「サイコドライバー」の版間の差分
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『[[スーパーロボット大戦α]]』においては、選択した主人公、そして[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]がサイコドライバーの素質を持つ。そして、その力の入手こそが黒幕である[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の目的のひとつであり、物語の根幹に関わってくる。 | 『[[スーパーロボット大戦α]]』においては、選択した主人公、そして[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]がサイコドライバーの素質を持つ。そして、その力の入手こそが黒幕である[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の目的のひとつであり、物語の根幹に関わってくる。 | ||
− | イベントではいずれも「片鱗である」とされているが、T- | + | イベントではいずれも「片鱗である」とされているが、T-LINKシステムの上位システムであるウラヌスシステムの発動、3万人の念で対象を無力化する兵器を一人の念で無力化させる(詳細は[[エンジェル・ハイロゥ]]参照)、そしてゲーム的な効果としては窮地のときに味方全員の[[気力]]を150に、[[HP]]、[[EN]]、[[精神ポイント]]が全回復という現象も起こした。この後の会話で「これからはもう主人公とリュウセイの二人に任せればいい」と[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が悪態をつくが、実際使用者の負担(倒れるほどの負荷を負う)以外に反論の余地が無く、片鱗の発現ですら一人で戦況を変えうる力を持っている。そのため『[[α外伝]]』では[[ガンダムシリーズ]]の[[ニュータイプ]]がそうであったように、その能力をおそれて素質を持つ主人公(『[[第2次α]]』に続く正史では[[クスハ・ミズハ]])が幽閉される(EDではリュウセイも)という事態も起こっている。 |
<!-- 一人で[[エンジェル・ハイロゥ]]内にいる、3万人のサイキッカー全員の念を押し返す、←の記述は、αの当該シナリオをしっかり読むと、フォンセ・カガチの誤解で実際はサイキッカーたちが自分で念を止めた…ということがわかります。誤解に基づく表現なので、コメントアウトが順当かと思いますが、いかがでしょうか。 --> | <!-- 一人で[[エンジェル・ハイロゥ]]内にいる、3万人のサイキッカー全員の念を押し返す、←の記述は、αの当該シナリオをしっかり読むと、フォンセ・カガチの誤解で実際はサイキッカーたちが自分で念を止めた…ということがわかります。誤解に基づく表現なので、コメントアウトが順当かと思いますが、いかがでしょうか。 --> | ||
+ | <!-- おそらく、「押し返した」というのを「サイキッカー達の念(対象を廃人にする)をそのまま跳ね返した」と解釈されて、それが誤解という見解の編集と思われますが、流れとしては「念の送信合戦で中和に留める作戦のはずが、逆にサイキッカー及びマリアにしの意思が伝わり、彼らの共感を得たため、彼らが念を止めた」わけで、「敵側へ念が逆流しています」という記述もあります(作中キャラの推論ではない)。結局のところ「複数人の念で対象を無力化する兵器を一人の念で無力化させた」という事実から「3万人の念に打ち勝った」「押し返した」というのは引き受けるルートでは誤解ではないと思います。(実行しないルートではマリアとシャクティピンポイントの念の送信かもしれません) --> | ||
なお『α』発売直後ネット掲示板で挙げられた多数派の批判点に「オリジナルキャラのあまりにも強大な設定」というものがあり、その一つがこのサイコドライバー能力である。上記の「その力は神にも喩えられる」という設定、ニュータイプをはじめとした既存の版権作品の能力より上位であるような描写、(完全になれば)協力して闘う必要が無いほど強力であるかのような描写など、クロスオーバー作品としては「比較描写や強力さの演出」が少々行き過ぎている面もあった。その為、後年発売されたDC版αではシナリオテキストを始め、控えめな演出に抑えて描写されている。 | なお『α』発売直後ネット掲示板で挙げられた多数派の批判点に「オリジナルキャラのあまりにも強大な設定」というものがあり、その一つがこのサイコドライバー能力である。上記の「その力は神にも喩えられる」という設定、ニュータイプをはじめとした既存の版権作品の能力より上位であるような描写、(完全になれば)協力して闘う必要が無いほど強力であるかのような描写など、クロスオーバー作品としては「比較描写や強力さの演出」が少々行き過ぎている面もあった。その為、後年発売されたDC版αではシナリオテキストを始め、控えめな演出に抑えて描写されている。 |
2016年9月12日 (月) 00:47時点における版
サイコドライバー(Psycho driver)
「汎超能力者」と呼ばれる念動力、精神感応能力、透視能力、予知能力など様々な超能力を持つ者を指し、その力は神にも喩えられる。なお、「汎超能力者」自体は元から存在するESP関連用語だが、その別称である「サイコドライバー」はSRW用語である。
ガンエデンによって見出され、太古よりガンエデン共々崇められる存在であったが、長い年月を経るにしたがい力は弱まり、いつしかその存在はごく限られたものとなった。
『スーパーロボット大戦α』においては、選択した主人公、そしてリュウセイがサイコドライバーの素質を持つ。そして、その力の入手こそが黒幕であるユーゼスの目的のひとつであり、物語の根幹に関わってくる。
イベントではいずれも「片鱗である」とされているが、T-LINKシステムの上位システムであるウラヌスシステムの発動、3万人の念で対象を無力化する兵器を一人の念で無力化させる(詳細はエンジェル・ハイロゥ参照)、そしてゲーム的な効果としては窮地のときに味方全員の気力を150に、HP、EN、精神ポイントが全回復という現象も起こした。この後の会話で「これからはもう主人公とリュウセイの二人に任せればいい」とアスカが悪態をつくが、実際使用者の負担(倒れるほどの負荷を負う)以外に反論の余地が無く、片鱗の発現ですら一人で戦況を変えうる力を持っている。そのため『α外伝』ではガンダムシリーズのニュータイプがそうであったように、その能力をおそれて素質を持つ主人公(『第2次α』に続く正史ではクスハ・ミズハ)が幽閉される(EDではリュウセイも)という事態も起こっている。
なお『α』発売直後ネット掲示板で挙げられた多数派の批判点に「オリジナルキャラのあまりにも強大な設定」というものがあり、その一つがこのサイコドライバー能力である。上記の「その力は神にも喩えられる」という設定、ニュータイプをはじめとした既存の版権作品の能力より上位であるような描写、(完全になれば)協力して闘う必要が無いほど強力であるかのような描写など、クロスオーバー作品としては「比較描写や強力さの演出」が少々行き過ぎている面もあった。その為、後年発売されたDC版αではシナリオテキストを始め、控えめな演出に抑えて描写されている。
OGシリーズにてその設定が生きているのかは不明瞭だが、断片的にそれらしき能力を出しているキャラクターも何人かおり、超機人操者に選ばれたクスハとブリットを始めとして、ヒュッケバインMk-III初回起動時のリョウトやデュミナスの欠点を誰よりも真っ先に見抜いたタスク等がいる。
『第3次スーパーロボット大戦α』においてはアカシックレコードに唯一触れられる存在であり、鍵とも呼ばれた。アカシックレコードから無限力を引き出す事が可能な人物を示す。
サイコドライバーの能力者
- ナシム・ガンエデン
- 太古にオリジナルのサイコドライバーとしてガンエデンに組み込まれた存在。アウグストゥス。
- ゲベル・ガンエデン(ケイサル・エフェス)
- 太古にオリジナルのサイコドライバーとしてガンエデンに組み込まれた存在。のちに負の無限力を身に付けて「ケイサル・エフェス」となる。
- イルイ・ガンエデン
- ナシム・ガンエデンよりその力を見出された。後にナシム・ガンエデンと意識を共有して、その力を行使できるようになった。
- ルアフ・ガンエデン
- ゲベル・ガンエデンよりその力を見出された。尤も、実質捨て駒としてであるが。
- クスハ・ミズハ
- 『スーパーロボット大戦α』での戦いを通じてその才能を見出された。かつてナシム・ガンエデンに仕えた「四神の力」に選ばれた存在。
- リュウセイ・ダテ
- イングラム・プリスケンによりその才能を見出された。そして数々の試練を乗り越え、ついにアカシックレコードに干渉する力を得た。
- マイ・コバヤシ/レビ・トーラー
- リュウセイと同様にその才能を見出されるが、エアロゲイターによって連れ去られてレビ・トーラーとして洗脳された。その後リュウセイらに助けられたあとは姉のアヤ・コバヤシと共にシンクロすることで才能を発揮した。
- ビッグ・ファイア
- SRWシリーズでもその名前のみが登場した人類最強の汎超能力者。『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』で語られた話では、ガンエデンやアウグウトゥスと同格のサイコドライバーであった事から、α世界では地球に残ったサイコドライバーの一人と思われる。
- ひびき洸
- 彼は厳密にはサイコドライバーではない。しかし「プロトカルチャーの直系の子孫」「古代からの遺産ライディーンの操者」「無限力にアクセスしムートロンという形でその力を引き出す」そして「強い念能力者」という設定から、版権サイドのサイコドライバー的役割を担った。イルイが早い段階で彼に接触を計っている事からもそれが窺える。
関連用語
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