「機動戦士ガンダムF90」の版間の差分

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(広義のF90について記した上で、内容を広義のF90に変更)
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[機動戦士ガンダムF91]]』の[[MSV]]の1つで、『F91』の公開に先駆けて前史として発表された。漫画版の舞台は『F91』の3年前・宇宙世紀0120年に起こった第1次オールズモビル戦役での出来事を描いている。
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『機動戦士ガンダムF90』は『[[機動戦士ガンダムF91]]』の外伝作品<ref>『F91』の外伝作品とは別に『F91』の[[MSV]]も存在する</ref>の1つであり、『F91』の前史に当たる作品である。狭義と広義の2種類の意味がある。
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狭義の『F90』は『機動戦士ガンダムF90』というタイトルの漫画作品のみを表す。『F91』の公開に先駆けて発表されたもので、舞台は『F91』の3年前・宇宙世紀0120年に起こった第1次オールズモビル戦役での出来事を描いている。
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広義の『F90』はそこから2年後の宇宙世紀0122年に起こった第2次オールズモビル戦役での出来事を描いたスーパーファミコンソフト『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』までを含めた、『F90』シリーズともいうべき作品群を表す<ref>『F90』シリーズが『F91』の前史に対して、『F91』の直前直後を描いた『シルエットフォーミュラ』シリーズが存在する</ref>。
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SRWでは広義の意味で使われている<ref>SRWの他にも『[[SDガンダム]] Gジェネレーション』シリーズやプラモデルなどでも広義の意味で使われている</ref>ので、本ページでも広義の意味で扱う。
  
 
『[[ガンダム・センチネル]]』『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』と同様、ゲームでのみ映像化されている。
 
『[[ガンダム・センチネル]]』『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』と同様、ゲームでのみ映像化されている。
  
2年後の第2次オールズモビル戦役についてはゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(SRW未参戦)にて描かれている。
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オールズモビルとは[[火星]]に逃げ延びた[[ジオン公国]]軍の残党が結成した組織であり、彼らが使用するMSがジオンのものを模していたことからこう呼ばれるようになった。彼ら自身は自分たちを「'''火星独立ジオン軍'''」と呼んでいる。メンバーのほとんどはかなりの高齢である。
 
 
オールズモビルとは[[火星]]に逃げ延びた[[ジオン公国]]軍の残党が結成した組織であり、「'''火星独立ジオン軍'''」とも呼ばれる。メンバーのほとんどはかなりの高齢である。
 
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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[[地球連邦軍]]第13実験戦団は、次期主力[[MS]]として開発された[[サナリィ]]製MSで、新たなる[[ガンダムタイプ|ガンダム]]「[[ガンダムF90]]」2機のテストを行っていた。そのテストの最中に、オールズモビル(火星独立ジオン軍)と呼ばれる組織の、旧ジオンそのままの形をしたMS集団が現れ、F90の2号機を強奪。第13実験戦団は本来の第13独立機動艦隊として、F90の2号機を強奪した組織の本拠とされる火星へと赴く。
 
[[地球連邦軍]]第13実験戦団は、次期主力[[MS]]として開発された[[サナリィ]]製MSで、新たなる[[ガンダムタイプ|ガンダム]]「[[ガンダムF90]]」2機のテストを行っていた。そのテストの最中に、オールズモビル(火星独立ジオン軍)と呼ばれる組織の、旧ジオンそのままの形をしたMS集団が現れ、F90の2号機を強奪。第13実験戦団は本来の第13独立機動艦隊として、F90の2号機を強奪した組織の本拠とされる火星へと赴く。
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最終的にオールズモビルは、自らが使用した秘密兵器の反動に自らの基地が耐えられなかった為に撤収という、自滅に近い形で幕を閉じ、第13独立機動艦隊は大損害を被るもF90は2機とも帰還する。
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それから2年後の宇宙世紀0122年。火星で壊滅したはずのオールズモビルが短期間で再編成され、地球圏を脅かし始めた。第13反地球連邦組織討伐部隊はオールズモビル討伐そしてそのスポンサーの調査を行う。謎のスポンサーの正体は[[クロスボーン・バンガード]]であった。
  
 
== 登場人物・登場メカ ==
 
== 登場人物・登場メカ ==
 
スパロボには本作からの人物は現在登場していない。
 
スパロボには本作からの人物は現在登場していない。
  
スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照。厳密にはメカも登場していない(後述)。
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スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照。狭義の意味ではメカも登場していないことになる(後述)。
 
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*[[メカ&キャラクターリスト/α for DC]]
 
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:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場したMS。この時代には旧式と化している。
 
:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場したMS。この時代には旧式と化している。
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:F90のデータを基に作られたMS。当時はまだサナリィでの調整が行われていない未完成機。
 
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:ヴェスバー形態の1号機([[ガンダムF90V]])が隠しユニットとして参戦するのみ。原作再現は全くされていない。
 
:ヴェスバー形態の1号機([[ガンダムF90V]])が隠しユニットとして参戦するのみ。原作再現は全くされていない。
:更にF90Vは『機動戦士ガンダムF90』ではなく『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する機体なので、ユニットとしても参戦していないことになる。
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:なおF90Vは狭義の『機動戦士ガンダムF90』ではなく『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する機体である。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
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::F90Vに[[合体攻撃]]が追加された。
 
::F90Vに[[合体攻撃]]が追加された。
 
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== 余談 ==
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== 脚注 ==
*上述の通り実際にSRWに参戦しているのは、本作品ではなく『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』であるが、『[[SDガンダム]] Gジェネレーション』シリーズやプラモデルなどでも、『フォーミュラー戦記0122』初登場の機体の出典が本作品になっている。
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<references />
**このことから広義の『F90』は本作品だけでなく『フォーミュラー戦記0122』などの、『F91』のMSV全般を指している模様。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2016年6月17日 (金) 14:04時点における版

  • 漫画作品。以下の雑誌にて掲載
    • 1990年9月 第23号~1991年4月 第30号まで『サイバーコミックス』で連載。全8話、コミックス全1巻
    • 1990年8月 第15号、第17号~第20号まで『SDクラブ』で連載。雑誌休刊により未完。未単行本化
  • 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦α(2000年・機体のみ)

概要

『機動戦士ガンダムF90』は『機動戦士ガンダムF91』の外伝作品[1]の1つであり、『F91』の前史に当たる作品である。狭義と広義の2種類の意味がある。

狭義の『F90』は『機動戦士ガンダムF90』というタイトルの漫画作品のみを表す。『F91』の公開に先駆けて発表されたもので、舞台は『F91』の3年前・宇宙世紀0120年に起こった第1次オールズモビル戦役での出来事を描いている。

広義の『F90』はそこから2年後の宇宙世紀0122年に起こった第2次オールズモビル戦役での出来事を描いたスーパーファミコンソフト『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』までを含めた、『F90』シリーズともいうべき作品群を表す[2]

SRWでは広義の意味で使われている[3]ので、本ページでも広義の意味で扱う。

ガンダム・センチネル』『機動戦士クロスボーン・ガンダム』と同様、ゲームでのみ映像化されている。

オールズモビルとは火星に逃げ延びたジオン公国軍の残党が結成した組織であり、彼らが使用するMSがジオンのものを模していたことからこう呼ばれるようになった。彼ら自身は自分たちを「火星独立ジオン軍」と呼んでいる。メンバーのほとんどはかなりの高齢である。

ストーリー

宇宙世紀0093年の第2次ネオ・ジオン抗争から27年後の宇宙世紀0120年。かつての戦争は過去の歴史となり、人々は平和を享受していた。

地球連邦軍第13実験戦団は、次期主力MSとして開発されたサナリィ製MSで、新たなるガンダムガンダムF90」2機のテストを行っていた。そのテストの最中に、オールズモビル(火星独立ジオン軍)と呼ばれる組織の、旧ジオンそのままの形をしたMS集団が現れ、F90の2号機を強奪。第13実験戦団は本来の第13独立機動艦隊として、F90の2号機を強奪した組織の本拠とされる火星へと赴く。

最終的にオールズモビルは、自らが使用した秘密兵器の反動に自らの基地が耐えられなかった為に撤収という、自滅に近い形で幕を閉じ、第13独立機動艦隊は大損害を被るもF90は2機とも帰還する。

それから2年後の宇宙世紀0122年。火星で壊滅したはずのオールズモビルが短期間で再編成され、地球圏を脅かし始めた。第13反地球連邦組織討伐部隊はオールズモビル討伐そしてそのスポンサーの調査を行う。謎のスポンサーの正体はクロスボーン・バンガードであった。

登場人物・登場メカ

スパロボには本作からの人物は現在登場していない。

スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照。狭義の意味ではメカも登場していないことになる(後述)。

ガンダムF90
「フォーミュラー計画」の最初のMS。1号機と2号機があったが、2号機はオールズモビルに強奪される。後に奪還する。
ジェガン
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したMS。この時代には旧式と化している。
ガンダムF91
F90のデータを基に作られたMS。当時はまだサナリィでの調整が行われていない未完成機。

登場作と扱われ方

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ヴェスバー形態の1号機(ガンダムF90V)が隠しユニットとして参戦するのみ。原作再現は全くされていない。
なおF90Vは狭義の『機動戦士ガンダムF90』ではなく『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する機体である。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
F90Vに合体攻撃が追加された。

脚注

  1. 『F91』の外伝作品とは別に『F91』のMSVも存在する
  2. 『F90』シリーズが『F91』の前史に対して、『F91』の直前直後を描いた『シルエットフォーミュラ』シリーズが存在する
  3. SRWの他にも『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズやプラモデルなどでも広義の意味で使われている

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