「サザビー」の版間の差分

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:今回もシャアの乗機であり、敵として対峙した後、終盤で正式に使用可能になる。乗り換えも可能。
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:Zシリーズ初登場。今回もシャアの乗機であり、敵として対峙したほか41話で一度だけスポット参戦、終盤57話でシャア共々正式に使用可能になる。乗り換えも可能。
 
:敵としては2回対決することになり(分岐によっては1回)、いずれも高い能力で自軍を苦しめてくる。特に56話ではフェイズ開始ごとに[[直感]]、[[直撃]]を使ってくる上にシャアが[[2回行動]]を持っており、手ごわい。自軍の総力を以て一気に勝負を決めておきたい。
 
:敵としては2回対決することになり(分岐によっては1回)、いずれも高い能力で自軍を苦しめてくる。特に56話ではフェイズ開始ごとに[[直感]]、[[直撃]]を使ってくる上にシャアが[[2回行動]]を持っており、手ごわい。自軍の総力を以て一気に勝負を決めておきたい。
 
:味方としては、燃費のよさが特徴的。[[νガンダム]]のような必殺武器は持っていないが、全体攻撃のファンネルがEN制(しかも消費EN15という超低燃費)である為、νガンダム以上に雑魚敵をALL兵器で殲滅するのに向いている。シャアをそのまま乗せても十分に強いが、カミーユを乗せて反撃に特化させるのも面白い。惜しむらくはやはり参戦の遅さか。
 
:味方としては、燃費のよさが特徴的。[[νガンダム]]のような必殺武器は持っていないが、全体攻撃のファンネルがEN制(しかも消費EN15という超低燃費)である為、νガンダム以上に雑魚敵をALL兵器で殲滅するのに向いている。シャアをそのまま乗せても十分に強いが、カミーユを乗せて反撃に特化させるのも面白い。惜しむらくはやはり参戦の遅さか。

2014年5月23日 (金) 23:00時点における版

MSN-04 サザビー(Sazabi)

新生ネオ・ジオンの総帥となったシャア・アズナブル専用機として開発された試作型モビルスーツ。高性能なニュータイプ専用機でもある。当初はギラ・ドーガをベースにしたレーテ・ドーガという機体が開発されていたが、要求通りのスペックを満たす事が出来なかった為、本機が開発される事になった。

サイコフレームの導入により追従性の向上とサイコミュ関連機器の縮小化を同時に達成できたおかげで、現在のサイズに抑えられている。機体色はシャアのパーソナルカラーでもある赤。シャア専用機としては珍しくシールドを持ち、機動性は元より、火力と防御能力を高めた機体になっている。また、コクピットは頭部に存在し、従来機と同様にイジェクションポッドが採用されている。小型スラスターも装備されているため、戦線離脱も容易である。

劇中冒頭から登場し、リ・ガズィに乗っていたアムロ・レイを圧倒していた。しかし、アムロとの互角な条件下での決着を望んだシャアはわざとサイコフレームの技術を流出させ、νガンダムに搭載させた。これによって互角となったνガンダムとのアクシズ表面上での一騎打ちで互いに全ての武装を失い、素手での格闘戦にまで縺れ込むが、最後はνガンダムに押し負けて破壊されてしまった。

バリエーションに陸戦用のMSN-04B サザビー、強化発展型にMSN-04II ナイチンゲールがある。

登場作品と操縦者

シャア(クワトロ・バジーナ)が味方か敵かで大きくポジションが変わる。味方の場合は、原作では敵サイドの機体だったこともあり、条件を満たすことで入手できる隠し機体として登場することが多く、νガンダムと双璧をなす最強クラスのMSユニットとなる。能力的にνガンダムに比べて装甲HPにおいて勝る。一方、シャアが敵(逆シャアシナリオ)の場合は、強力なボスユニットとして登場する。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦
第5話「ビハインドトラップ」で4機が登場。全体的に高水準な能力に加え、ファンネルも高性能な遠隔攻撃であるため使える機体。可能ならぜひ説得したい。HDリメイク版では「強襲!山岳地帯!!」のボスユニットとして登場するが、なんとエルメスキュベレイパラス・アテネα・アジールをはべらせた状態になっている。何故そうなる。さらに第二部ではνガンダムが自軍にいると代わりにボスとして登場するシナリオがあるが、とうとう版権の壁を越えて両手にアフロダイAダイアナンAがいる。どうしてこうなった。
第3次スーパーロボット大戦
敵としては登場しないがパッケージで暗黒大将軍シャーキンガルーダら悪役集団に混じって自軍を見下ろしているのが印象的。隠し要素としてナイーダデューク・フリード説得することで入手可能。耐久力は味方MSでもかなり高い部類に入り、武器の性能も全体的に良いので、集中を使って単機突入することが多いクワトロとの相性は良い。しかし何故ナイーダが持っていたのだろう?
スーパーロボット大戦EX
シュウの章「闇のささやき」にて敵として出現した際、倒すことができればクリア後に入手。ファンネル射程が長いので手に入れればヴォルクルス戦が楽になる。しかし何故機体だけがこんなところに?
第4次スーパーロボット大戦
やはり隠し要素ブレックス准将が生存し、「リューネ・カプリッチオ」でギリアム・イェーガーを生存させればシナリオ終了後に入手。アナベル・ガトー及びセシリー・フェアチャイルドと択一となる。核弾頭の入手可能性があるリアル系ではスルーされる一方、スーパー系プレイ時に入手されることが多い。機体だけが手に入るため、次のブライトチームのシナリオから即使用可能な点、ファンネルの射程、そして地形適応の良さが魅力。ノイエDCから捕獲した機体との事。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』と同じ扱いだが、ファンネルの攻撃力がアップしている。
スーパーロボット大戦F完結編
後半戦最後のルート変更でポセイダルルートを選択すれば、クェス・パラヤが持って来る。基本性能は非常に高いが、最終局面に差し掛かった辺りで入手するにも関わらず無改造なので注意。強制出撃でクワトロが搭乗するため、改造は必須。MAP兵器ファンネルνガンダムよりもかなり弱くなっているものの、サブウェポンながら低燃費・高威力のメガ粒子砲を装備しているので、継戦能力はνガンダムよりも高い。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シーン5の選択シナリオ「サイレント・ヴォイス」を最初に選択した場合に入手する(最初に選択しなければハンマ・ハンマ強化パーツ対ビームコーティングになる)。
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
シナリオ「サイレント・ヴォイス」を最後に選択し、クリア時の総ターン数が200以下で入手できる。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
隠しシナリオ「メビウスの宇宙を越えて」に敵として登場する。ある意味、真のラスボス。
スーパーロボット大戦IMPACT
基本的にCOMPACT2第3部と同じ。ただ、マップ兵器の拡散メガ粒子砲を所持しており、周りを囲んでいると漏れなく撃ち抜かれる。没機体としても参戦する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
条件付きで入手。条件の同じルートではシャア専用ザクも手に入る。また、νガンダムHWS装備型の入手やプルツーを仲間にする為にも同じ「リーンホースJr.隊」ルートを通る必要がある。一部の武装のグラフィックが敵仕様に見えるよう反転している。これは後の逆襲の伏線だったのかもしれない。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
隠し機体にもかかわらず新OPムービーに登場している。νガンダムとの合体攻撃、「ツインファンネル」が追加。ファンネルが弾数制からEN消費タイプになったのでEN改造は必須。
スーパーロボット大戦α外伝
第20話(どちらのルートでも)のマウンテンサイクルで座標東4、南22で、難易度易の場合のみ入手可能。今回からクワトロ(シャア)によるサザビー専用の台詞が追加された。本作ではνガンダム(Hi-ν含む)の地形適応が悪いため、ニュータイプ用の機体としてはサザビーの方が頼れる。但し、同じく隠し機体であるキュベレイ飛行可能でマップ兵器も持つ)に比べると少々見劣りする。武器のグラフィックが一部変更されており、αでは敵用の武装に見えたものが、味方側に見えるよう書き直された。しかし、続編では結局逆襲してしまう。
第2次スーパーロボット大戦α
敵としてのみ登場。割と序盤に登場する。IMPACTを彷彿とさせる耐久力。シナリオ「星の屑再び」ではアムロがリ・ガズィ(MS形態)で戦うことでHi-νガンダムを入手。更にHPを半減させ、次回の戦いで撃墜すれば最終戦でシャアがナイチンゲールへ乗り換える事となる。実はこの時点でHi-νガンダムよりなんと運動性が10も高いネオ・ジオンが独自に改良したのだろうか。
第3次スーパーロボット大戦α
シャアは第2次αで死亡しているが、第53話の時点でアムロカミーユの撃墜数が50機以上であれば入手(なお、シャア(クワトロ)不在で入手するのは初となった。)。
入手する時期が時期だからか、νガンダムとは比較できないほどの高性能っぷり(初期運動性130)である。
勿論、ファンネルは長射程だが、何気にメガ粒子砲がP武器で射程1~7という超高性能。また、コストも1と低く、小隊に組み込みやすい。唯一の難点は、終盤で手に入るにも拘らず無改造という点。既に改造済みの機体も多い為、高性能だが放置という事も。改造をあまり施さなくてもそれなりに使える機体でもあるが。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
Zシリーズ初登場。今回もシャアの乗機であり、敵として対峙したほか41話で一度だけスポット参戦、終盤57話でシャア共々正式に使用可能になる。乗り換えも可能。
敵としては2回対決することになり(分岐によっては1回)、いずれも高い能力で自軍を苦しめてくる。特に56話ではフェイズ開始ごとに直感直撃を使ってくる上にシャアが2回行動を持っており、手ごわい。自軍の総力を以て一気に勝負を決めておきたい。
味方としては、燃費のよさが特徴的。νガンダムのような必殺武器は持っていないが、全体攻撃のファンネルがEN制(しかも消費EN15という超低燃費)である為、νガンダム以上に雑魚敵をALL兵器で殲滅するのに向いている。シャアをそのまま乗せても十分に強いが、カミーユを乗せて反撃に特化させるのも面白い。惜しむらくはやはり参戦の遅さか。
ちなみに、UXのオウカオー呂布トールギスと同様に、敵及びスポット参戦時と正式参戦時では違うグラフィックが使用されている。
PV第2弾ではパーソナルマークが反転しており話題となったが、製品版では修正されている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
第31話終了時点でクワトロの撃墜数が30機以上の場合に入手。機体性能はνガンダムと同等ながら、EN消費式武装のメガ粒子砲のおかげで、νガンダムと異なり継戦能力がやたらと高い。その真価は木連ルート35話で敵全滅クリアを狙う際に発揮される。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
入手条件はAと同じ。グラフィックはαをアレンジしたものだが、νガンダムに比べるとアニメの手抜き感は強い(ファンネルやビームサーベルなど)。 何故かミサイルが無くなっている。元より大した威力ではないし、弾数もそこまで多くはないが。νガンダムとの違いは、宇宙だけでなく、地上でも地形適応Sということ。そのため惑星及び小惑星ステージでも高い命中率、回避率、攻撃力を誇る。特に終盤のNT軍団相手にはその命中率、回避率の高さが顕著に現れる。パイロットは、やはり高い命中率による援護攻撃を生かすためクワトロがオススメ。
スーパーロボット大戦R
序盤のネオ・ジオン抗争ルートでは敵として登場するが、後半から味方として使える。本来は過去には存在していないはずの機体だが、技術の前倒しによって本来の歴史より早く開発されることとなった。改造段階が低く、合体攻撃がないため火力が低い。
スーパーロボット大戦D
シャアの乗機として序盤から使用可能。シャアが離脱している間も機体は置いていってくれるので、好きなパイロットを乗せてもいい。ナイチンゲールを入手した後はサブキャラを乗せると良い。単体ではνガンダムより火力が高いが、武器が少ない点と合体攻撃がない点は劣っている。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初めてボスクラスの敵機体として登場。シリーズで初めてネオ・ジオン総帥バージョンのシャアが乗る。ファンネル使用時にはシャアのカットインが入る。
スーパーロボット大戦64
終盤の逆シャアシナリオにおいて敵ユニットとして登場。バルーンダミーを大量に持っているため要注意。しかしダミーさえ何とかすれば一撃で撃墜することも可能。
スーパーロボット大戦GCXO
サブシナリオ「ア・バオア・クー封鎖指令」を5ターン以内にクリアすると入手できる。ジオン軍アナハイム・エレクトロニクスから極秘に発注したパーツを基に開発していた機体で、月面基地にて調整が行われていた。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第5章追加ミッション「月面の罠」で追加される。他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、クワトロの強制出撃ステージでは強制的に百式の出番となる。
今回の戦闘BGMは「SALLY」で、ファンネルに「BEYOND THE TIME」を採用。
本作ではνガンダムにはサイコフレームが採用されているのだが、本機には採用されていない。一応本機にも搭載されているのだが……

装備・機能

武装・必殺武器

射撃兵装

ミサイル
シールドの裏側に装備された3発の小型ミサイル。
ビームショットライフル
銃身が14mもあり、出力も10.2MWと当時のMSにおいて破格の出力を誇る。収束ビーム・拡散ビーム弾の2口径を持ち合わせたライフル。劇中最初において拡散仕様で使っている。スパロボでは、2種類のビームの打ち分けは不可能。
メガ粒子砲 / 拡散メガ粒子砲 / メガ拡散粒子砲
腹部に内蔵された武装。ジェネレーターに直結されているので威力は高く、広範囲にビームを放てる。しかし、パワーダウンすると威力が減退するという欠点もある。
ゲームでの表記は様々。性能も様々で長射程高威力の時もあれば、威力は抑えられたがP属性の武器として実装されている事もある。IMPACTでは射程2の広範囲マップ兵器で、迂闊に接近できない。第3次αは射程が1~7とかなり長いのにP武器という隠れた高性能武器。
ファンネル
ヤクト・ドーガと同型で、背中のファンネルコンテナに6基格納している。従来のファンネルより威力が向上するなどの強化が図られている。シャアは専用のサイコミュコントローラーを付けてファンネルを使用していた。第2次αでの戦闘演出は原作にてクェス・パラヤが行っていたファンネルの運用訓練を元にしたものを参考に作られている。原作ファンは必見。ちなみにネオ・ジオンの全体攻撃用ファンネルの演出は殆どこの演出が採用されている。

格闘兵装

ビームサーベル
両腕の前腕部に格納されている武装で、素早く接近戦に対応できる。アイドリング・リミッター機能を搭載。対νガンダム戦では両手に持って振り回す使い方をしていた。第2次α第3次αで見ることが出来る。
ビームトマホーク / ビーム・トマホーク・サーベル
斧状・剣状に変化する武装。シールドの裏側にマウントする。こちらもアイドリング・リミッター機能を搭載。ヒートホークとしても使え、ブーメランのようにトマホークを投げ付け、νガンダムのビームライフルを破壊した事もあった。また、νガンダムとのサーベルのパワー合戦では力負けしていた。その時、サザビーはパワーダウンを起こしていたので、そのせいかもしれないが。

防御兵装

シールド
ネオ・ジオンの紋章が描かれたシールド。裏側にミサイルとビームトマホークをマウントしている。作中ではアムロのトラップによるバズーカ攻撃をシールドで防御、回避する戦法を見せた(シールドは結局破壊されたが)。

合体攻撃

ツインファンネル
スーパーロボット大戦α for Dreamcast』で追加されたνガンダムとの合体攻撃

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動させる。

移動タイプ

サイズ

M

フル改造ボーナス

射程1以外の全武器射程+1
A PORTABLEでのボーナス。

機体BGM

「SegmentIII SALLY(出撃)」
OEでは通常の戦闘BGM。
「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」
OEではファンネルのBGM。

対決・名場面など

νガンダム
ジェガン5機を瞬時に撃墜したサザビーと、ギュネイとクェスの2人掛りでも歯が立たなかったνガンダムガンダムシリーズでも1、2を争う最強同士の名勝負である。
激闘を繰り広げるサザビーとνガンダムの両機はサイコミュ兵器、ビームサーベルビームライフルとあらゆる武装を使い尽くし、遂には素手での格闘戦にまで縺れ込む。最後にサザビーはνガンダムによってアクシズの表面に叩きつけられてしまい、コクピットブロックが機体から飛び出た所をνガンダムに敢え無く捕えられてしまった。

関連機体

ナイチンゲール
強化発展型。
サザビー 陸戦用重装型
型式番号MSN-04B。漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』に登場。一般指揮官にも使用できるように製作された実験機であり、その為ファンネル等のニュータイプ用の武装は装備されていないが、ファンネルポッドを廃止したことによりウェイトバランスが良くなり地上での走行性が高まっている。
ギラ・ドーガ
ヤクト・ドーガ
シナンジュ
小説及びOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場。
ハイド・サザビー
ゲーム『バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法』に登場したバンプレストオリジナル機。メガファンネルを装備。
ハイパー・サザビー
ゲーム『バトルロボット烈伝』のラスボス。エレノア・バラージュの魂の力によって、サザビーがハイパー化した機体であり、シャア・アズナブルが搭乗する。
司馬懿サザビー
SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriorsに登場した、サザビーが演者のキャラ。
ミスサザビー
『ガンダムビルドファイターズ』にてアイラ・ユルキアイネンが使用するHGUCサザビーの改造ガンプラ。肩のファンネルが脚に移植され、ファンネルポットはスラスターになっている。

商品情報

余談

シャアがコックピットごと捕らえられたシーンでは、コックピットが設定より大きく作画されている。これは当初、コックピットの位置が腹部という設定で作画されたためである。

資料リンク