「イルイ・ガンエデン」の版間の差分
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;イルイ「アイビス…」<br />アイビス「だから、イルイ…。あたし達といっしょに行こう…」「いっしょに銀河を飛ぼう…」<br />イルイ「でも、私…もうすぐ念動力も消えて何も出来なくなっちゃう…」「そうしたら、アイビスに迷惑をかけちゃう…」<br />アイビス「そんなことないよ、イルイ。ハイペリオンには仕事は山ほどあるよ」<br />ツグミ「そうよ。今のチームTDのメンバーじゃ家事が出来るのは私だけなんだから」<br />イルイ「私…お料理とお掃除なら少しは出来るよ…」<br />アイビス「それで十分だよ、イルイ。だから、いっしょに行こう」<br />イルイ「うん…!」 | ;イルイ「アイビス…」<br />アイビス「だから、イルイ…。あたし達といっしょに行こう…」「いっしょに銀河を飛ぼう…」<br />イルイ「でも、私…もうすぐ念動力も消えて何も出来なくなっちゃう…」「そうしたら、アイビスに迷惑をかけちゃう…」<br />アイビス「そんなことないよ、イルイ。ハイペリオンには仕事は山ほどあるよ」<br />ツグミ「そうよ。今のチームTDのメンバーじゃ家事が出来るのは私だけなんだから」<br />イルイ「私…お料理とお掃除なら少しは出来るよ…」<br />アイビス「それで十分だよ、イルイ。だから、いっしょに行こう」<br />イルイ「うん…!」 | ||
:第3次αのセレーナEDより。マシアフ、そしてガンエデンの縛りから逃れ、唯一人の人間に戻ったイルイは、アイビス達と共に銀河を駆ける旅に赴く。なお、イルイの境遇についてはこの展開が正史として扱われている。参考までに記しておくと、αシリーズにおいて全体シナリオはクスハ、アルマナの境遇はトウマ、ケイサル・エフェスとOGへの繋がりはクォヴレーがそれぞれ正史となる。 | :第3次αのセレーナEDより。マシアフ、そしてガンエデンの縛りから逃れ、唯一人の人間に戻ったイルイは、アイビス達と共に銀河を駆ける旅に赴く。なお、イルイの境遇についてはこの展開が正史として扱われている。参考までに記しておくと、αシリーズにおいて全体シナリオはクスハ、アルマナの境遇はトウマ、ケイサル・エフェスとOGへの繋がりはクォヴレーがそれぞれ正史となる。 | ||
+ | ;「この時、この場所に強念者が集ったのは、偶然ではありません」<br/>「何故、この時代に強念者が数多く生まれたか……その理由を考えるのです」 | ||
+ | :第2次OGにおける念動力者に対する特殊セリフの一部。「DWRoA」でタスクが念動力者が部隊に複数存在している状況(第2次OG終了時点でその数なんと'''12人''')を「イカサマくさい」と評していたが、あながち間違っていなかったようである。念動力者同士のカップルについては「[[虚憶|恋愛という名の前世からの因縁]]」で説明できるかもしれないが、それだけではここまで念動力者が集結している理由にはならない。どんな必然があるというのだろうか。 | ||
;「ええ……あなた達と……同じように……」<br/>「あの青い美しい星を……」<br/>「もう一つの……始まりの地を……」 | ;「ええ……あなた達と……同じように……」<br/>「あの青い美しい星を……」<br/>「もう一つの……始まりの地を……」 | ||
:「封印戦争」より。ナシムの念を自らの力で抑え込み、バラルの園と共に光に消えて行った……。<br/>地球を「もう一つの」始まりの地と称している辺り、もう片方はやはり、ゲベルの座するバルマーのことだろう。「母なる星の護り神」でもナシムの念を抑え込むが、その時…? | :「封印戦争」より。ナシムの念を自らの力で抑え込み、バラルの園と共に光に消えて行った……。<br/>地球を「もう一つの」始まりの地と称している辺り、もう片方はやはり、ゲベルの座するバルマーのことだろう。「母なる星の護り神」でもナシムの念を抑え込むが、その時…? |
2013年10月27日 (日) 02:15時点における版
イルイ・ガンエデン(Irui Gand Eden)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:山内奈緒(現:真木ナオ)[イルイ]、MAYA[ナシム・ガンエデン]
- 種族:地球人(サイコドライバー)
- 性別:女
- 所属:バラル
- 年齢:不明(半不老不死)
- キャラクターデザイン:河野さち子
その昔、ナシム・ガンエデンよりサイコドライバーの資質を見込まれ、ガンエデンの巫女(マシアフ、或いはマシヤフ)となった女性。
姿を自在に変えられる能力を持ち、αナンバーズに接触した時は10歳前後の少女であったが、実際は20代前後の姿が本来のイルイである。
封印戦争時は地球を封印の地にする事で地球の守護を図っていたが、αナンバーズに敗れる。
その後、消息不明・生死不明の状態になっていたが、再びαナンバーズの前に姿を現す。ムゲ帝国に捕らわれるなど、紆余曲折を経ながらもαナンバーズに協力。最後は再びナシム・ガンエデンに搭乗しαナンバーズと共闘、ケイサル・エフェスと戦った。銀河大戦の時点では少女の姿で固定され、決戦でガンエデンを再召喚した際にのみ、本来の姿に戻っていた。
余談だが、本来の姿で登場する時は全裸というバンプレオリジナル史上最も露出度が激しかった人物でもある。公式イラストでは髪の毛でヤバイところは無理矢理隠していた。
キャラとしてのシチュエーションは『ヒーロー戦記』のアポロン総統ことギリアムと近く、事情は異なるが最後に敵として立ちはだかるところが共通している。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 封印戦争の戦中で記憶喪失の少女として主人公に接触。その目的はαナンバーズが地球を守る者として相応しい人々であるかを見定めることであった。一時は姿を消すが、αナンバーズに敵対する勢力を全てを打倒し、再び現れたイルイはガンエデンの力で地球を完全封印することをαナンバーズに告げる。αナンバーズはそれを良しとせず、イルイと敵対することなるが、イルイの発言はガンエデンの残留思念に取り込まれている事が判明。αナンバーズは彼女を救おうとしたが、イルイはそれを拒み、最後の力を持ってガンエデンの力を相殺した。この時点での彼女の安否は誰を主人公に選択したかにかかっている。
なお、本作でキャラ辞典に登録されるのは大人バージョンのみ。 - 第3次スーパーロボット大戦α
- 封印戦争後も彼女は生きていたが、力を欲する者たちに利用される立場となる。このときのイルイはナシム・ガンエデンと意識を共有した存在となり、サイコドライバーの力でαナンバーズを導く先導役となった。全てが終わったとき、ナシム・ガンエデンの意識は無くなり、サイコドライバーの能力も失われたが、それを良しとして一人の少女「イルイ」として生きていく事になった。ちなみに具体的にどうするかは主人公で変わり、トウマならゼンガー、クスハなら彼女、クォヴレーならアラド達に引き取られ、セレーナならチームTDと共にハイペリオンで銀河に旅立つ。
今作では条件次第で最終話に増援として登場する。前作のラスボス時のステータスと殆ど変わらないので、非常に頼もしい。
更に今回新規収録の際に少女声のイルイが収録されたほか、第60話(最終話)「今遥か遠い彼方…」においてゼンガー、クスハ、アラド、アイビスが援護攻撃でイルイを支援するとお互い専用のセリフを喋る。なおゼンガーの場合はトウマルートのみなので注意。
本作では少女バージョンもキャラ辞典に登録されるようになった。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 地上ルート32話にて初登場。本作の少女バージョンはアイビスに救出される。『第2次α』と違い、主人公陣の多くのバックグラウンドが異なるためか人間関係が多少整理されている。
- 蓬にさらわれる前、普段はアイビスの部屋で彼女の帰還を待っていたり、『第2次α』同様アイビスにペンダントを手渡すなど本作でもアイビスとの絆が描かれているが、クスハやゼンガーとの原作イベント(龍虎王の復活とコーヒーを淹れてあげるなど)も再現された。原作通り終盤で敵として登場、愛称はイルイではなくガンエデン、対『第2次α』主人公の特殊セリフも増えている。パイロットとユニットも凶悪な専用特殊能力を追加されが、登場時点はすでにABを発動しため、相変らずHP回復能力とイベントもない。『全メインキャラによる「説得」』は再現されなかった。
結末は『第2次α』と同じく表向けには生死不明だが、ルート次第では蓬に救出されたと判明するという、ゼンガールートに近いものとなっている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
ラスボスの例に漏れず、全能力が非常に高い。
だが、意外な事に防御が若干低く、一部の中ボスクラスの敵に劣っている。低いといってもあくまで敵の基準だが。ちなみにハードルートの場合、防御は200。
第2次OGにおいては敵パイロットとしては少し特殊で、イルイが表に出ている時は性格が「普通」なのだが、イベント後にガンエデン自体がパイロットになると性格が「超大物」に変わる。こうなるとペルフェクティオやユーゼスと同様、気力+(ダメージ)との相乗効果で気力がみるみる上がるようになる……のだが、既にHPが減った状態であるため、そのまま攻撃の手を休めずに畳み掛けるのが得策。
精神コマンド
地球の守護神だけあって思いやりのある精神コマンド。全てのコマンド(特に期待)がたった10の消費で使えるのは脅威。自軍に加入した場合は残念ながら愛、激励の消費SPが前作の4-5倍に増加してしまい、超低燃費の期待は応援に差し替えられ弱体化してしまったが、各種サポート精神が10で使用できるのは心強い。2週目以降へ引継ぎを考えているなら、彼女の祝福で資金を稼がせてもらおう。ガンエデンの強力な攻撃で削り役をやらせるのも良い。ただし、単機編成なので激励の存在価値が薄いのは内緒。もし期待がそのままあったら、SP回復の無限ループでゲームバランスが確実に崩壊。守護神は伊達ではない。
特殊技能(特殊スキル)
- 念動力L9、底力L9、戦意高揚、気力+ (ダメージ)、ガード、Eセーブ
- 第2次αでのもの。元々の能力が非常に高いので、念動力と底力による補正で最終的な命中率が非常に高くなり、スーパー系では回避が困難。リアル系でも回避が難しくなる。ダメージを削られるガードも辛い。また、ラスボスにしては燃費の悪いフォロー・ザ・サンの欠点をEセーブで僅かながら補っている。
- 念動力L9、底力L9、戦意高揚、気力+ (ダメージ)、ガード、援護攻撃L3
- 第3次αでのもの。燃費の悪いフォロー・ザ・サン(消費EN80)は前作と同じ仕様なのに、何故かEセーブに変わって援護攻撃を習得してしまったため、若干使い勝手が悪くなってしまったが、変わりに攻撃力が4000から6900まで上昇したため、彼女の愛と併用するととんでもないダメージを叩き出す。彼女単機で霊帝を倒す事も可能であり、第3次αの終焉を飾るに相応しい増援となった。
- 念動力L9、2回行動、底力L7、気力限界突破、気力+ (ダメージ)
- 第2次OGでのもの。戦意高揚が気力限界突破に変更され、2回行動が入った代わりにガードとEセーブがなくなり、全体としては柔らかい部類に入る。ただ、ガンエデンの特殊能力が強力なので結果的にとんとん。具体的には特殊能力「神の盾」「ガンエデンの加護」によるダメージ軽減能力のためバリア貫通武器以外ではダメージが通しにくい事、フォロー・ザ・サンにEN吸収能力がついた事など。
小隊長能力(隊長効果)
- 「MAP兵器無効」
- 第2次αでの小隊長能力。態々彼女一人にMAP兵器で攻撃する酔狂な人は殆どいないので、あまり意味はない。第3次αでは別の能力に差し替えられたが、これまたあまり意味のないものに。寧ろこのままの方が良かったのだが。
- 「小隊全機の地形適応「空陸海」をAにする」
- 第3次αでの小隊長能力。地形適応の悪さを補うのに最適の能力。しかし、パイロットのイルイ、搭乗機のガンエデンを含めて双方の地形適応は全てSなので全く意味がない。彼女のスポット参戦するエリアでは強力なMAP兵器を使用する敵が多数いるので、これならば前作の「MAP兵器無効」の方が効果を発揮できたのだが。
固有エースボーナス
- 気力140以上で、一度だけ精神コマンド「絆」を使用する
- 第2次OGでのエースボーナス。敵全体が一気に回復してしまうため非常にうっとうしい……のは「封印戦争」の話。「母なる星の守り神」では搭乗時点で気力が最大のため、マップにガンエデンが配置されると同時に発動。SRポイントの兼ね合いでこの時点ではカナフ・ケレン・ザナヴは落ちているはずなので、クストースを全滅させるタイミングを計れば無駄撃ちさせられる。
搭乗機体
- ナシム・ガンエデン
- 第2次αでの表記は「ガンエデン」。機体の地形適応は全てSなのだが、武器の地形適応が全てAのため総合的な攻撃力は若干弱い。ちなみにこの時の修理費用は24000。
- 第3次αでも破壊された筈の本機に搭乗。どうも無限力によって「ガンエデン」を再現したものらしく、前作のガンエデンとは別物の可能性が。地味に修理費用が0になっている。
パイロットBGM
- 「TWIN ICON」
- ガンエデン専用BGM。レオナルド・メディチ・ブンドル、レーツェル・ファインシュメッカー、ガンダム試作2号機には負けてしまうが。OG2ndではTrombe!よりも優先度が高くなった。
- 「SKILL」
- 第2次OGでHPを削っていくとこれが流れ始める。ちなみに歌ありの原曲。
人間関係
- ゼンガー・ゾンボルト
- 同胞を失い、苦難を強いられたゼンガーの心の拠り所。イルイが地球封印すると告げると、ゼンガーは「神を断つ剣」としてイルイとガンエデンの鎖を取り払おうとしたが、結局彼の手で救うことは出来ず、バラル崩壊後に宇都宮比瑪に発見される。
第3次αのトウマルートではEDで彼とソフィアの養子となる。
コーヒーイベントは第2次OGでも再現されている。 - クスハ・ミズハ
- 友達以上に共に接していき、ガンエデンから彼女を救い出した。クスハの天然さに興味津々であった。
- アラド・バランガ
- 明朗活発なアラドにとっては兄妹のような関係。ガンエデンと運命を共にしたときは単身イルイを救いだすことに成功。イルイをキンケドゥ・ナウ夫妻に預け、怪我の療養をした。また、アラドシナリオのみイルイを自力救出するという王道主人公とヒロインらしい展開となっている。…本来のヒロインの立場がないとか言ってはいけない。
- アイビス・ダグラス
- 銀河を飛ぶことを諦めたアイビスの心の拠り所。イルイがガンエデンと運命を共にする際は彼女のみ、時の間で少女のイルイと別離するイベントが用意されている(アイビスシナリオのみ、イルイが生存しているという描写は全く描かれない)。その後イルイが生きていると知ると、平手打ちをかまして寂しい思いを涙ながらに語り、イルイ共々に涙流しての感動の再会となった。なお、第2次α中盤以降、アイビスがつけているペンダントはイルイがプレゼントしたもの。第2次α・第3次α通して彼女との絡みが最も多い。アイビスは「妹みたいな存在」「大切な友達」と言っているが、第2次αでのスレイの反応などから、ファンからは恋人認定される事も。上述の事からか、第2次OGでも上記主人公陣の中で彼女との関係が最も濃く描かれている。
- ツグミ・タカクラ
- 第2次αでは彼女の眼鏡を装着した姿を披露(顔グラも変化)し、その可憐さを周囲から絶賛されるイベントが存在する。実際ほとんど違和感がないので、興味があれば見ておくといい。
- セレーナ・レシタール
- 彼女のチームであった「チーム・ジェルバ」からは保護対象とされていた。
- トウマ・カノウ
- 第2次OGではトウマがパイロットになる前までは非戦闘員の雑用係同士である為、トウマが面倒をみる場面も多かった。
- ククル
- 第2次αではナシム・ガンエデンに取り込まれていたとはいえ、下僕であったケレンを使って間接的に彼女を死に追いやってしまい、イルイ自身もそのことに心を痛めていた。第2次OGでは逆にナシムによって命を支えている状態であり、イルイ自身との絡みはあまりない。
- 孫光龍
- 彼女とは力による服従関係であったが、イルイがガンエデンとしての力を失うと彼女を見限り、孫光龍自身は別の方法で生き延びる選択をする。
- ハザル・ゴッツォ
- シヴァーの命令により、イルイの力を狙う。
- クォヴレー・ゴードン
- 当人と関わる場面は少ない。「アイン・バルシェム」であった頃の彼のターゲットだった。
- シヴァー・ゴッツォ
- ルアフを倒すためにイルイの力を狙っており、拉致した際にはイルイをゲベル・ガンエデンの制御コアとして利用した。
- アルマナ・ティクヴァー
- ルアフとは別の意味で同じ存在。
- ルアフ・ガンエデン
- ある意味で同類の存在。
- ケイサル・エフェス
- ナシムとしての同胞。しかし、怨念に支配された彼とは最終的に袂を分かつ。
- ギリアム・イェーガー
- 先述の通り、初登場作品での立ち位置が似ている人物。第2次OGでは、ナシムのほうは彼が他の世界からの転移者であることを見抜いていた模様(後述)。
- 夏喃潤らバラル勢
- 「巫女」としてイルイを追い、最終的にバラルへと連れ去った。
- 蓬瓜尊
- 泰北の弟子であるバラルの仙人。「古の忌億」をクリアすると、崩壊するバラルの園から彼によって救出されることになる。
版権作品との人間関係
スーパー系
- 真田ケン太、天海護
- イルイ個人としては仲の良い友達だが、ガンエデンの意識は「人類を星の海へ導く存在」として、2人を敵視していた。
- 獅子王凱、卯都木命
- 第2次αアイビスルート第31話では、彼らのペンダントに纏わるエピソードに影響を受け、自分のペンダントもお守りとして身につけて欲しいとアイビスへ渡す事に。
- 巴武蔵
- 第2次αでの壮絶な死に様をαナンバーズの面々が悼む中、ただ一人イルイのみが「彼の意思が何か大きな力と一つになった」事を感じ取る。
また、最終話に於ける竜馬との説得イベントではガンエデンの支配下にありながらも、武蔵の事を覚えていた描写が有る。 - ひびき洸
- 第3次αにてアポカリュプシスを伝えるため彼と接触する。
- タシロタツミ
- 第3次α終盤で彼が艦長を務めるヱルトリウムに乗船し、ゲートを起動させて『銀河中心殴り込み艦隊』を超長距離ワープさせる作戦に協力。その際、彼のアポカリュプシスに抗う決然とした意志を聞き、安堵の表情を浮かべる。
- 地獄大元帥
- 第3次αにてイルイの身柄を狙う。一度は拉致に成功するも、シャピロにイルイの身柄を奪われた挙句、死に追いやられてしまう。
- イキマ、アマソ
- 第3次αの中盤で邪魔大王国に拉致された際、彼らに拷問に近い扱いを受けてしまう。
- フローラ
- サブシナリオで彼女の手により、脳の働きを止める針を打ち込まれてしまう。しかしイルイ本人は彼女の境遇を薄々と理解しており、そのことを恨んでいなかった。
- シャピロ・キーツ、ムゲ・ゾルバドス
- 第3次αでシャピロは神となるべく、ムゲはアポカリュプシスを乗り越える為に、それぞれイルイの力を利用しようと画策する。
- ビッグ・ファイア
- 当初の構想では本来イルイの役目は彼が担うはずだったとされている。
非公式ではあるが、富士原昌幸氏による同人誌『鋼の救世主-前伝-』では彼との戦いや両者の関係が描かれた。イルイ曰く、「バビルお兄ちゃん」。
リアル系
名台詞
イルイ
- 「誰かが私を、呼んでいる?」
- 少女声のイルイが口にした言葉。第3次αでは一言台詞になった。
- 「悪いのは…ネオ・ジオンや他の星から来た人達…」
「あの人達さえいなければ……」 - 第2次αにて5thルナが落とされ、αナンバーズが敗退してしまった事に対して。黒化し始めたイルイの姿に思わず嫌な予感がしたプレイヤーも多いと思われる。この感情が引き金となり、ナシムとの同調がさらに強まることに……。
- 「ガンエデンは神なんかじゃない……! 私にはわかる……ただの機械なのよ……!!」
- 大破時。ナシムとの意識の分離が進み、本来の顔が出て来ている。
- 「お願いよ、アイビス…。最後に見るアイビスが泣き顔なんて嫌よ…。あなたは私の…大好きな人なんだから…」
- 第2次α、アイビスとの離別の際に。これだけ見るとまるで恋人のようである。
- 「ありがとう…。この星に生まれて…よかった…」
- 第2次α、アイビスとの離別の際に。
- (アイビス、おめでとう…あなたの夢が今、叶うのね…)
(私、アイビスと一緒に行く事は出来ないけれど…でも…)
(心から祝福させてもらうわ…おめでとう、アイビス…)
(そして…いってらっしゃい…私達の夢を乗せて………) - アイビスルートのエピローグより。場所も知れぬ何処かで独り、アイビス達の旅立ちを見守るイルイのモノローグを以って、第2次αは幕を閉じる。
- 「お願い……助けて……みんなを……助けて……!」
- 一言台詞に収録されている。第2次α・第3次αともこれが出て来る場面はなく、半分没データとなっている。クストース関連で収録する予定でもあったのかもしれない。
- 「私…あなたに似た人を…知っている…」
「その人は…邪魔大王国の…ヒミカに忠誠を…誓わされ…独りで…孤独に戦っていた…」
「そして、ガンエデンは…その人の…生命を…」 - 第3次αの46話「さらば父よ、戦士たちの旅立ち」より。トウマルート限定の台詞。邪魔大王国の地下牢に捕らわれたイルイが同じ牢に閉じ込められていたフローラと会話したときに。その人とは第2次αのゼンガールートのみに登場したククルのことであり、物語中盤でゼンガーと和解するも、その直後にガンエデンの下僕であるクストースのケレンの攻撃を受けて死亡してしまう。
- 「あなたは…嘘をついてる…」
「あなたに…思い出して欲しい…戦うことの…無意味さを…。そして…人間の心の…素晴らしさを……」 - こちらも第3次αの46話での台詞。「人間としての心など必要ない」と言い張るフローラを説得しようとした。
- 「ごめんなさい…ごめんなさい、アイビス…」
「でも…アイビス達をまた…戦いに巻き込んだら、私…」
「うう…うわわ…ああ…」 - アイビスとの再会に際して。
- イルイ「アイビス…」
アイビス「だから、イルイ…。あたし達といっしょに行こう…」「いっしょに銀河を飛ぼう…」
イルイ「でも、私…もうすぐ念動力も消えて何も出来なくなっちゃう…」「そうしたら、アイビスに迷惑をかけちゃう…」
アイビス「そんなことないよ、イルイ。ハイペリオンには仕事は山ほどあるよ」
ツグミ「そうよ。今のチームTDのメンバーじゃ家事が出来るのは私だけなんだから」
イルイ「私…お料理とお掃除なら少しは出来るよ…」
アイビス「それで十分だよ、イルイ。だから、いっしょに行こう」
イルイ「うん…!」 - 第3次αのセレーナEDより。マシアフ、そしてガンエデンの縛りから逃れ、唯一人の人間に戻ったイルイは、アイビス達と共に銀河を駆ける旅に赴く。なお、イルイの境遇についてはこの展開が正史として扱われている。参考までに記しておくと、αシリーズにおいて全体シナリオはクスハ、アルマナの境遇はトウマ、ケイサル・エフェスとOGへの繋がりはクォヴレーがそれぞれ正史となる。
- 「この時、この場所に強念者が集ったのは、偶然ではありません」
「何故、この時代に強念者が数多く生まれたか……その理由を考えるのです」 - 第2次OGにおける念動力者に対する特殊セリフの一部。「DWRoA」でタスクが念動力者が部隊に複数存在している状況(第2次OG終了時点でその数なんと12人)を「イカサマくさい」と評していたが、あながち間違っていなかったようである。念動力者同士のカップルについては「恋愛という名の前世からの因縁」で説明できるかもしれないが、それだけではここまで念動力者が集結している理由にはならない。どんな必然があるというのだろうか。
- 「ええ……あなた達と……同じように……」
「あの青い美しい星を……」
「もう一つの……始まりの地を……」 - 「封印戦争」より。ナシムの念を自らの力で抑え込み、バラルの園と共に光に消えて行った……。
地球を「もう一つの」始まりの地と称している辺り、もう片方はやはり、ゲベルの座するバルマーのことだろう。「母なる星の護り神」でもナシムの念を抑え込むが、その時…? - (神が……人に敗れた……)
(それじゃ……みんな、生きてる……)
(また……会える……) - 「古の忌億」クリア後、何処かの海岸で蓬瓜尊から去り際、「我が神は、人に敗れたのです」と告げられて。ガンエデンが敗北し、バラルの園が消えた。鋼龍戦隊との再会の時は、決して遠くはないであろう。
ナシム・ガンエデン
「ガンエデン」は機体扱いのため、便宜上こちらに表記。
- 「旅立ちなさい、終焉の銀河へ。死と新生の輪廻を断ち切るために……」
- 第3次αの店頭トレーラー第1弾を締めくくる台詞。「ガンエデン」と「イルイ」の両方の声で語られており、前作のプレイヤーの中にはこれを聞いて「え?」と思った人も多い。
- 「地球を守るのは私の役目です…」
「もっとも、銀河中の全ての人を守ろうとするのは私の中のもう一人の意志ですが」 - 銀河中心殴り込み艦隊を送り出している最中、タシロとの会話において。内容からするとどうもナシムの台詞のようだが、グラフィックは通常のイルイのものである。
- 「今こそ、私も剣となりましょう……」
- 「今遙か遠い彼方……」限定の汎用開始台詞。かつてイルイが見出したαナンバーズがそうであるように、ナシムもまた、自らを剣として戦場を往く。
- 「ゲベル、私達の役目は終わったのです……」
- 対ケイサル・エフェス。人類が銀河で生きることを選択し、運命の審判を乗り越えた今、ガンエデンはもはや必要ないのだと、最後の同胞を諭す。
- 「越界者よ……終焉の時はまだ……」
- ギリアムやロアからの被弾台詞。DWでクォヴレーが言及した「大いなる終焉」か、Zシリーズの「根源的な災厄」か、αシリーズの「アポカリュプシス」か……?
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