「無法松」の版間の差分

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;「行くぜ、アキラ―――――ッ!!」
 
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:『DD』にて[[ブリキ大王]]のSSRユニットパーツ「バベルノンキック」を使用する際、演出で登場する際の台詞。
 
:『DD』にて[[ブリキ大王]]のSSRユニットパーツ「バベルノンキック」を使用する際、演出で登場する際の台詞。
:収録された他の台詞は叫び声しかないが、ここだけ明確に松の意思が露出する。
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:収録された他の台詞は叫び声しかないが、ここだけ明確に松の意思が露出する。また、松がアキラのことをボイスつきで呼ぶのは『DD』が初。そのあたりの事情は[[田所晃 #余談|アキラの「余談」の項]]を参照。
  
 
==余談==
 
==余談==

2024年9月26日 (木) 21:06時点における版

無法松
読み むほうまつ
外国語表記 LowLess
Muhoumatsu[1]
登場作品 LIVE A LIVE
声優 石川英郎(HD-2D版)
デザイン 島本和彦(オリジナルデザイン)
生島直樹(HD-2D版)
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
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プロフィール
種族 地球人
性別
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無法松は、『LIVE A LIVE』近未来編の登場人物

概要

公園にてたい焼き屋サンを営むサングラスの男。近未来編主人公である田所晃の兄貴分であり、アキラは無法松を「松」と呼び慕っている。時期によっては、彼のたい焼きの屋台を手伝いに行くことも可能。ゲーム的な都合とはいえ、真っ当な商売とは呼べないツッコミどころもあるが…(迷台詞を参照)。

「昭和の男」と称する以外自身のことは何も語らず、根性で道理を抉じ開ける剛毅な男。読心能力を持つアキラですら、彼の過去に自分から気づくことはできなかった。

公園でたい焼き屋サンを営む最中、暴走集団クルセイダーズに襲われるアキラを助けたことを機に、彼もまた戦いの舞台に上がることとなる。クルセイダーズについては何らかの面識があった模様。

近未来編作中では、非常事態の発生時にアキラに助力する短期間のお助けキャラクター(SRWで言うところのスポット参戦)としても参戦する。物理特化のタフな前衛ファイターとして非常に頼りになる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。2024年9月のイベント「ブリキ大王 我とあり」期間限定参戦。愛称表記は「松」。
ブリキ大王のSSRユニットパーツ「バベルノンキック」の戦闘演出で登場。ボイスも収録されている。キャラクターとしてはイベントには登場しないが、同武装を使用するイベント戦闘内では演出としてのみ登場する。
2024年8月23日配信の「生スパロボチャンネル」によれば、松の参戦はカットインを描き下ろした島本和彦氏の要望によるものであり、ボイスもついで録りではなく松の台詞3パターンを録るためだけに石川英郎氏を呼んだとのことである。

人間関係

田所晃
目をかけている弟分。彼にたい焼きの屋台を手伝わせることもできる。
カオリ
単にアキラの妹というだけでなく、彼女もアキラ同様に目をかけている。
妙子
松が支援している孤児院ちびっこハウスの職員。惚れられているが頭が上がらない。松は知人から「松」や「松サン」と呼ばれることが多いが、彼女は松を「ケンイチさん」と呼ぶ。
ヤマザキ
陸軍の総帥。松とは浅からぬ因縁を持つ。
『超級!近未来編』では松のライバルに相応しい超人的な戦闘能力を披露した。

名台詞

「ガキが…」
「いつからだ?」
「クルセイダーズがチンピラ集団に成り下がったのは…?」
近未来編冒頭。アキラがクルセイダーズに取り囲まれている最中、バイクを駆って颯爽と現れて。
2行目以降はHD-2D版の追加台詞で、スーパーファミコン版では没データに存在していた。この台詞から、既にクルセイダーズのことは知っていた様子だが、アキラはそれが何故かを松から感じ取ることはできなかった。
「……」
「通りすがりの…」
「たい焼き屋サンよ!」
上記の後、正体を尋ねられた際の返答。この台詞と共に近未来編の初戦闘が始まり、このように松はアキラの緊急事態にスポット参戦の如く助っ人として操作が可能となる。
「フッ…」
「昭和の男に無理なんて言葉は通用しねえぜ…」
「男無法松…!」
「無理を通してみせるッ!!」
後半のイベントにて、ブリキ大王の起動を自分が試すと志願して。藤兵衛から「お前さんでも無理じゃ」と諭されるも、上記の啖呵を切って飛び出していく。
ここまで啖呵を切った結果はやはり無理だったため、松はバーで飲んだくれになる。しかし後に、松の精神を受け継いだアキラは最下段を決め台詞に借用しており、『DD』でもアキラが使用している。
「ド根性ぉぉっ!」
HD-2D版でド根性キックを使用した際の戦闘台詞。
『DD』ではブリキ大王のバベルノンキックの演出でアキラが叫んでおり、キックもド根性も松からアキラに受け継がれたような演出となっている。

迷台詞

「バカヤロウ! 客見て商売しろ!」
イベントでアキラがたい焼き屋台を手伝った時の台詞。客層ごとに適正価格(100円・300円・千円・1万円のうち2種類が正解)でたい焼きを売れば松から回復アイテムを貰えるのだが、間違った価格で売るとこの台詞で怒られてしまう。子供や若い女性といったお金の無さそうな客には安価で売るのが正解だが、金持ちそうな成人男性客にはたい焼き1個千円か1万円という暴利で売りつけるのが正解というとんでもないことになっている。また、老人相手では100円もしくは1万円が正解という両極端な設定になっている。「値段上がった?まあ、いいや」と、買っていく客も客だが…。ちなみにHD-2D版の移植版では10000円でたい焼きを売ると実績を解除できる。
小学館の攻略本『ライブ・ア・ライブ 公式冒険ガイドブック』では、無法松がたい焼き屋の売上でちびっこハウスを影から支えていることが言及されている。このことから考えると、高額を支払う客も敢えてそれを理解した上で寄付のつもりで支払っているのかもしれない。

スパロボシリーズの名台詞

「行くぜ、アキラ―――――ッ!!」
『DD』にてブリキ大王のSSRユニットパーツ「バベルノンキック」を使用する際、演出で登場する際の台詞。
収録された他の台詞は叫び声しかないが、ここだけ明確に松の意思が露出する。また、松がアキラのことをボイスつきで呼ぶのは『DD』が初。そのあたりの事情はアキラの「余談」の項を参照。

余談

  • 使用可能期間は短期間ながら、加入期間中は松もレベルアップが可能。ただし、SFC版では知力が全く上昇しない特性を持つ。同様の特性を持つ現代編主人公の高原日勝がデータ上やシナリオ内での脳筋っぷりから「知力25」と揶揄される中、松は知力19から全く成長しないためデータ的には高原未満になる。ただし松の場合はそれで困ることは特になく、シナリオ上での熱い活躍も相まって特に知力をネタにはされない。
    • HD-2D版では知力が「特攻」と「特防」に分化している。実質上さらに下がり、特攻19・特防16で固定だが、相変わらずそれで困ることはない。
  • 松愛用のジャケットは背中に「男」と大きく書かれたものとなっているが、ドット絵でこれを再現すると左右反転時に「男」の文字まで反転してしまい、SFC版でこれが確認できる。このためか、HD-2D版のドット絵では「男」の文字が再現されていない。公式イラストでは変わらず文字入りのジャケットとなっているため、反転対策の簡略化ではないかと推測できる。
  • 前述の通りたい焼き屋台を経営しているが、手伝いのご褒美として松がくれるものはたい焼き以外にも「ド根性焼き」「ミサワ焼き」「バナナクレープ」があり、たい焼き以外の焼き菓子も屋台で販売していることが示唆されている。これらはゲーム内の戦闘で回復アイテムとして使用できる他、ちびっこハウスの孤児たちに対応した焼き菓子をお土産として渡すと謝礼として一度だけアイテムをくれる。
    • 屋台を手伝っても金銭はもらえないが、そもそも『LAL』には全編共通の仕様としてRPGにもかかわらず資金の概念が存在しない。代わりにこうしたイベントやマップ内からアイテムを直接入手するか、敵からのドロップを狙う形となっている。
    • このうちの「ド根性焼き」だが、料理研究家リュウジ氏との公式コラボレーションにより実際に再現料理として制作されたことがある[2]。それによれば菓子ではなくお好み焼きの一種のようである。
    • ちなみにSFC版『LAL』はシナリオごとにメニュー画面などのカーソルアイコンが変化する仕様であり、近未来編のアイコンはたい焼きである。
  • SFC版では「無法松のロケット」なるアイテムが没データとして存在する。攻略本にてアイテム改造で作れるアクセサリーの一種として掲載され、「無法松の思い出のロケット」と解説されていたが、実際に入手することはできず、また装備しても何の効果も無い。HD-2D版でも登場せず。

脚注

  1. 共にHD-2D版スタッフロールより。
  2. ライブアライブ公式の2022年7月29日のポストより。