「クロスボーン・ガンダムX1改・改」の版間の差分

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2016年9月11日 (日) 20:23時点における版

概要

木星戦役後にキンケドゥ・ナウから譲り受けたクロスボーン・ガンダムX1改をさらに改修した機体。普段は上半身に外装を被せてブラックロー運送で使われる作業用MSとして偽装されている。

外観上の特徴としては胸部のクロスボーンの紋章が消され、クロスボーン・ガンダムX3同様のドクロのレリーフとなっている。 武装はスクリュー・ウェッブとシザー・アンカーが両立された以外、大きな変更は無い。

この胸のレリーフからか、X1を見た民間人が誰ともなしに「スカルハート」と呼び、そのまま通称となっている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
頭部に2門内蔵。
ヒートダガー
脚部内に収納され、脚部スラスターの余剰熱で瞬時に加熱する。脛から取り出し手に持つことも可能だが、足の裏から刃だけを出した状態で蹴りつけたり、ダガーそのものを足の裏から射出する使い方も多い。
ビームサーベル
両肩に装備された武器。装備状態のまま、ビームバルカンおよびビームガンとして使うこともできる。
ビームバルカン
両肩にマウントされた状態のビームサーベルから発射される。また、ビームガンとして撃ち分けが可能。バルカン砲と一斉射して使われる事が多い。SRW未実装。
ビームザンバー
左腰にマウントされる粒子加速式のビームサーベル。敵のビームシールドごと切り裂く威力を持つ。キンケドゥの腕を持ってすれば、ブランド・マーカー2個との併用でヴェスバーすら受け止めることが可能(ただし、そのせいで頭部のセンサーが故障してしまっている)。
名前の由来は「斬馬刀」から。
バスターガン
右腰にマウントされるビームピストル。威力はあまり高くない。
シザー・アンカー
前部スカートが変形することで使用可能になる装備。本体とチェーンで繋がっている。
スクリュー・ウェッブ
ドリル状の先端を高速回転させることで貫通能力を高めた鞭。クァバーゼの武器、スネークハンドに対抗するため、考案・作成された。
X1改・改ではスクリュー・ウェッブの搭載数を一つにする事でシザー・アンカーを一基使用可能にしている。
ブランド・マーカー
先端にビームを収束させた武器。ビームシールドとしても使用可能。ビーム発生基部の取り外しが可能で、外してもしばらくは内蔵バッテリーでビームを展開できる。この特性のため、キンケドゥはヴェスバーを受け止めるという荒業を披露することができた。
ビームシールド
ビームの防壁を発生させ、攻撃を無力化。本機のはビームを中心部に集束させて広範囲に広げる。
ABCマント
名称は「アンチ・ビーム・コーティング・マント」の略。蒸発することでエネルギーを散らして打ち消す、言わば対ビーム用のリアクティブアーマーである。ヴェスバーも1発だけなら何とか防げる。
ピーコック・スマッシャー
スカルハート以降のX1を象徴する武器。ボウガンのような外観が特徴。
通常のビームライフルに8基のビーム砲を組み合わせる事で広範囲の敵が攻撃できるという、いわば「ライフル版ムラマサ・ブラスター」である。
サナリィの純正品ではなく、あり合わせのパーツで作られた急造品であり弓ビーム砲の部分は何発か撃つとエネルギーが切れるためパーツごと交換する必要がある。
なお、ピーコックとは「孔雀」を意味する。

合体武器

ザンバスター
ビームザンバーとバスターガンを結合させたビームライフル。
グレネードランチャー
ザンバスターの銃口に装着して発射する実弾兵器。他にも小型核弾頭を含む各種弾頭の発射が可能となっている。

対決・名場面

海賊の宝
最終兵士
猿の衛星

余談

  • 初出は長谷川裕一氏が過去に発行した同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝1』。

関連機体

クロスボーン・ガンダムX1改
改修前の機体。
クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク
中破したX1改・改をクロスボーン・ガンダムX3のパーツを使って修復した機体。胴体と両腕を丸ごとX3の物にしているため、ブランド・マーカーの代わりにIフィールドとガトリング砲が使用可能。
クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
フリントのパーツと残されたクロスボーンガンダムの予備パーツ全てを使った最終仕様機。
クロスボーン・ガンダムX1フルアーマー
同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』に登場するX1改・改をフルアーマー仕様にした機体。サナリィの純正品以外のパーツで構成されたパーツを装備している。
劇中X1改・改が損傷して胸部のエネルギーチューブが断線しているため、胸部アーマー内の回路をバイパスとして使用しているため(胸部アーマーが破損すると機体が停止する)フルアーマーの本来の用途である「機体本体の消耗、損傷を追加パーツで防ぎつつ敵陣に突入する」事を離れ、「攻撃を全て回避し敵陣に突入する」という真逆の形で使われている。

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