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:プラントとの開戦時に核攻撃隊ガーディアンズを指揮し、血のバレンタインを引き起こした人物。アラスカ基地の戦いでは基地守備隊を囮にサイクロプスを作動させ、守備隊もろともザフトMS部隊の8割を失わせている。ビクトリア奪還作戦に参加し、その後アズラエルと共に宇宙に上がった。 | :プラントとの開戦時に核攻撃隊ガーディアンズを指揮し、血のバレンタインを引き起こした人物。アラスカ基地の戦いでは基地守備隊を囮にサイクロプスを作動させ、守備隊もろともザフトMS部隊の8割を失わせている。ビクトリア奪還作戦に参加し、その後アズラエルと共に宇宙に上がった。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *SEED中盤から悪役色が増し、続くDESTINYではほぼ単独で暴れまった敵対国家だが、実は戦争で被った被害は意外と少なく、何だかんだで勝ち組にいる世渡りのうまい国家。 | ||
+ | **理由は壊滅・制圧された基地の殆どが連合司令部と単独所有ではない(連合名義か分捕った基地)為、損害を他国に押し付けられる事と、何より本国が無傷なので他の国と違って余力がかなり残されている為である。 | ||
+ | **DESTINY中盤に起きた反ロゴス派による反乱・暴動・リコール騒動で、オーブを含む地球圏全ての国家が(仕掛けたプラント政府も含めて)疲弊したとされる中で立ち直れたのが、経済力があり混乱が起きる前に収束させたオーブ、高い技術を有するプラント、そして本国が無傷で余力のある大西洋連邦なのである。後述する映画版でこれら3ヶ国が治安維持組織を創設するのはある意味必然ともいえる(他の国には余力が無い)。 | ||
+ | ***これらの国は、ナチュラル用のOSのライセンスを有しナチュラルがMSを運用する限り金が舞い込むオーブ、優秀なコーディネイターによる高い技術・開発力を有するプラント、多くの連合製MSの兵器ライセンスを有し、更にNJCの製造に必要なレアメタル鉱脈を占有しNJが稼働している限り金の舞い込む大西洋連邦と、SEEDシリーズ世界における揺るぎない経済・産業基盤を持っている(悪い言い方だが、SEED世界の富はこの3ヶ国が独占している)。 | ||
+ | ***連合ではなく大西洋連邦単独で加盟しているあたり、他の国が立ち直れず、地球連合の組織や軍部が再建途上で弱体化が進んでいる事が見て取れる。<ref>福田監督もインタビューで「小国であるオーブの意向が通るほどに他国が弱体化している」と述べている。もっともこの弱体化は連合だけではなく、半壊した連合に優位を保てないプラント政府も含んでいると思われる。</ref>ただし、小説版ではユーラシア連邦がコンパス不参加な理由は国内に多数の独立運動や紛争を抱えている関係上、コンパスを承認すれば平和・治安維持の名目で他国の一方的な軍事介入を招く危険性があるため参加する訳にはいかないという事情がある。国内紛争を抱えている国家にとってコンパスの存在は必ずしも歓迎されていない状況が見て取れる。 | ||
+ | **後述する映画版でも(単に描写がないだけと思われるが)人員と設備を出さず、金(と恐らく施設)だけを出している状況で、一連の争いには1抜けをして高みの見物を決め込んでいる、作中での影は歴代でもかなり薄いが、逆を言えば被害を全く受けていない事を意味しており、最も上手く立ち回っているとも言える。 | ||
+ | **逆に貧乏くじを引かされているのがユーラシア連邦であり、作品が進むにつれガタガタになっていっている。 | ||
*先述の通り大西洋連邦はブルーコスモスの影響力が強く、そのブルーコスモスの支持母体はロゴスだが、コープランド大統領は「'''ロゴスの傀儡であるが、ブルーコスモスの傀儡ではない'''」。これはアニメ本編放送時から見られ、ロゴスとブルーコスモスは元来別組織であり、『SEED』の[[ムルタ・アズラエル]]、『DESTINY』の[[ロード・ジブリール]]の様に兼任しているほうが稀なのである。実際ロゴス壊滅後もブルーコスモスは健在であることが後年明らかになっている。ロゴスは営利団体(大企業)であり、優秀なコーディネイター技術者の恩恵を受けている為、本来はコーディネイター排斥には消極的であり、コープランドも前任アーヴィングの影響で親コーディネイター政策を引き継がなければ、その恩恵に与る財界やコーディネイター有権者の支持が受けられず当選が難しかった可能性が高く、両者ともジブリールの常軌を逸した反コーディネイター思想には嫌気がさしている。 | *先述の通り大西洋連邦はブルーコスモスの影響力が強く、そのブルーコスモスの支持母体はロゴスだが、コープランド大統領は「'''ロゴスの傀儡であるが、ブルーコスモスの傀儡ではない'''」。これはアニメ本編放送時から見られ、ロゴスとブルーコスモスは元来別組織であり、『SEED』の[[ムルタ・アズラエル]]、『DESTINY』の[[ロード・ジブリール]]の様に兼任しているほうが稀なのである。実際ロゴス壊滅後もブルーコスモスは健在であることが後年明らかになっている。ロゴスは営利団体(大企業)であり、優秀なコーディネイター技術者の恩恵を受けている為、本来はコーディネイター排斥には消極的であり、コープランドも前任アーヴィングの影響で親コーディネイター政策を引き継がなければ、その恩恵に与る財界やコーディネイター有権者の支持が受けられず当選が難しかった可能性が高く、両者ともジブリールの常軌を逸した反コーディネイター思想には嫌気がさしている。 | ||
+ | **この経緯が影響してなのか、大西洋連邦は[[映画]]『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)の頃には[[プラント]]や[[オーブ連合首長国]]と協調して国際組織「世界平和監視機構コンパス」の創設に携わっている。 | ||
+ | **コンパスのブルーコスモス残党の討伐に賛成している事から、少なくとも公にはブルーコスモスと縁は切っている様である(思想なので撲滅は厳しいだろうが)。 | ||
*[[外伝]]『SEED ECLIPSE』によると、マレーシア・インドネシア・シンガポールを始めとする赤道連合にも圧力をかけており、シンガポール海峡の航行権を独占し漁船からは法外な通行料を徴収しているために、シンガポールの港湾労働者たちがテロを起こしかけた事が語られた。 | *[[外伝]]『SEED ECLIPSE』によると、マレーシア・インドネシア・シンガポールを始めとする赤道連合にも圧力をかけており、シンガポール海峡の航行権を独占し漁船からは法外な通行料を徴収しているために、シンガポールの港湾労働者たちがテロを起こしかけた事が語られた。 | ||
2024年10月30日 (水) 20:03時点における最新版
大西洋連邦とは、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する国家。
概要[編集 | ソースを編集]
地球連合所属の連邦国家。
アメリカ、カナダ等の北米大陸全域及びイギリス、アイルランド、アイスランドを支配地域に持つ。アメリカ合衆国が母体なのか、大統領制の国家(ちなみに首都がワシントンD.C.で、官邸がホワイトハウス)である。
地球連合における中心国家であり、地球連合軍の統合最高司令部であるアラスカ基地(別名:JOSH-A)や、アラスカ基地崩壊後の地球連合軍最高司令部ヘブンズベース(アイスランド)は、大西洋連邦の領内にある。
ブルーコスモスの影響力が最も強く、大西洋連邦の要人はそのメンバーやシンパが多い。故に反コーディネイター思想が強く、第1次連合・プラント大戦時は地球軍所属のコーディネイター兵士を冷遇した。『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズでは連合内にてコーディネイター兵士であったジャン・キャリーのような人物はナチュラル用OSの実用化によって軍を追われている。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、ロゴスの後押しで大統領に当選したジョゼフ・コープランドが大統領を務めている。ユニウスセブン落下後はロゴス代表とブルーコスモス盟主を兼任していたロード・ジブリールの突き上げもあり「プラント政府への報復・懲罰」目的で宣戦し第2次連合・プラント大戦を開戦したが、ジブリールのいい加減な情報と短絡的な作戦で出鼻を挫かれ、戦局も思わしく無くなった当たりから、ジブリールと距離を置き始める。
戦中でプラントの指導者ギルバート・デュランダルによる反ロゴス声明を合図に、地球連合所属軍の一部が離反するが、大西洋連邦は「反プラントを国是」としている為かプラントが盟主を務める反ロゴス同盟には参加せず傍観を決め込んでいる[1][2]。
登場作品[編集 | ソースを編集]
作品によっては『SEED』準拠の地球連合軍が登場しないため、名前も語られない事が多い。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 序盤のセツコルートでのみ登場。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 「神聖ミスルギ皇国を始めとする始祖連合国の家来のような関係」と揶揄されている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
関連人物[編集 | ソースを編集]
- アーヴィング
- 『機動戦士ガンダムSEED』時の大統領。本編で登場する訳でもなく、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』にて南米独立戦争時でも現職。
- 『SEED DESTINY』本編開始前に任期満了で大統領職を退いた。
- ジョージ・アルスター
- フレイ・アルスターの父親で同国の事務次官。ブルーコスモスの幹部(性格が同国出身らしい人物その1)。
- 第8艦隊の先遣隊としてアークエンジェルに合流しようとするが、クルーゼ隊の襲撃を受け、脱出寸前のところで乗艦モントゴメリを撃墜され死亡。SRW未登場。
- デュエイン・ハルバートン
- 第8艦隊司令で准将。通称「智将」「提督」。早くからMSの危険性と有用性を指摘し連合のMS開発を主導した。
- 地球への降下を試みるアークエンジェルを守る為、衛星軌道でクルーゼ隊と戦うが、乗艦メネラオスが敵の攻撃と損傷で離脱不能高度に達し、アークエンジェルに事後を託し艦と命運を共にした。同胞と戦わざるを得ないキラの立場を理解し、気さくに話しかけるなど良識のある人物。
- 主流派に属していたが、ブルーコスモスシンパの蔓延る当時の軍上層部からは疎まれていた(性格が同国出身らしくない人物)。SRW未登場。
- ウィリアム・サザーランド
- アラスカ基地の地球連合軍統合最高司令部統合作戦室所属の大佐。ブルーコスモスのシンパの一人(同国出身らしい人物その2)。
- プラントとの開戦時に核攻撃隊ガーディアンズを指揮し、血のバレンタインを引き起こした人物。アラスカ基地の戦いでは基地守備隊を囮にサイクロプスを作動させ、守備隊もろともザフトMS部隊の8割を失わせている。ビクトリア奪還作戦に参加し、その後アズラエルと共に宇宙に上がった。
- 第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で核攻撃隊ピースメーカー隊を指揮したがデュエルガンダムにグレネードを乗艦に撃ち込まれ死亡。SRW未登場。
- ムルタ・アズラエル
- 国防産業連合理事で、デトロイトに本拠地を置く軍需産業の経営者。アズラエル財閥の御曹司。ブルーコスモスの盟主(同国出身らしい人物その3)。
- アークエンジェルによって乗艦ドミニオンにローエングリンを撃ち込まれ死亡。
- エドワード・ハレルソン
- 南アメリカ合衆国出身。南アメリカが大西洋連邦に併合された際は同国の軍人となり、活躍をする。通称「切り裂きエド」。
- ヤキン戦役後に勃発した「南アメリカ独立戦争」の際は大西洋連邦を出奔し、南アメリカへと帰還する。
- ジェーン・ヒューストン
- 通称「白鯨」。エドとは恋仲だった。南アメリカ独立戦争の際は敵同士になるが、和解後は南アメリカに亡命。SRW未登場。
- レナ・イメリア
- 通称「乱れ桜」。ナチュラルながらMSを乗りこなし教官を務めていた。教え子(初期Gの本来のパイロット)が死亡した事で戦場へと戻った。
- コーディネイターを嫌っており、同国出身らしい人物その4。SRW未登場。
- ジャン・キャリー
- コーディネイター。プラントから地球へ戻ると言う逆ルートを辿った珍しい経歴の持ち主。白く塗装されたジンを駆り「煌めく凶星の『J』」と呼ばれる活躍をする。連合のMS開発が軌道に乗り、ナチュラルでも乗れるMSが開発された事で疎まれ軍人を辞めジャンク屋組織、三隻同盟に身を寄せる。
- ジョゼフ・コープランド
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』時の大統領。アーヴィングの後任者。穏健派であるが、実質的にはロゴスの傀儡にされていた。
- ヴァレンティーナ・ビノン
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED ECLIPCE』に登場。ハーフコーディネイターの兵士であり、鹵獲されたジンを駆り第1次大戦を駆け抜けたが、待遇の過酷さに不満を募らせていき、プラントへの亡命を目的としてテロ組織「アンティファクティス」へ参加した。SRW未登場。
- フォスター
- 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』時の大統領。コープランドの後任者。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- 地球連合軍
- 『機動戦士ガンダムSEED』において地球連合加盟国で構成された軍隊。大西洋連邦もその一翼を担っている。余談だが、他作品にもこれと同名の組織が存在する。
- なお、『SEED』の主人公であるキラ・ヤマトが身を寄せたアークエンジェル隊は、厳密に言えば大西洋連邦所属になる。
- ブルーコスモス
- 大西洋連邦ひいては地球連合内部に大きな影響を及ぼしている反コーディネイター団体。
- 『SEED』時代におけるブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルは、地球連合および地球連合軍の行動にまで口出しできる程の力を持っている。
- ロゴス
- ブルーコスモスの支持母体である軍産複合体。ちなみに『SEED DESTINY』時代のブルーコスモスの盟主は、ロゴス代表を務めているロード・ジブリールである。
余談[編集 | ソースを編集]
- SEED中盤から悪役色が増し、続くDESTINYではほぼ単独で暴れまった敵対国家だが、実は戦争で被った被害は意外と少なく、何だかんだで勝ち組にいる世渡りのうまい国家。
- 理由は壊滅・制圧された基地の殆どが連合司令部と単独所有ではない(連合名義か分捕った基地)為、損害を他国に押し付けられる事と、何より本国が無傷なので他の国と違って余力がかなり残されている為である。
- DESTINY中盤に起きた反ロゴス派による反乱・暴動・リコール騒動で、オーブを含む地球圏全ての国家が(仕掛けたプラント政府も含めて)疲弊したとされる中で立ち直れたのが、経済力があり混乱が起きる前に収束させたオーブ、高い技術を有するプラント、そして本国が無傷で余力のある大西洋連邦なのである。後述する映画版でこれら3ヶ国が治安維持組織を創設するのはある意味必然ともいえる(他の国には余力が無い)。
- これらの国は、ナチュラル用のOSのライセンスを有しナチュラルがMSを運用する限り金が舞い込むオーブ、優秀なコーディネイターによる高い技術・開発力を有するプラント、多くの連合製MSの兵器ライセンスを有し、更にNJCの製造に必要なレアメタル鉱脈を占有しNJが稼働している限り金の舞い込む大西洋連邦と、SEEDシリーズ世界における揺るぎない経済・産業基盤を持っている(悪い言い方だが、SEED世界の富はこの3ヶ国が独占している)。
- 連合ではなく大西洋連邦単独で加盟しているあたり、他の国が立ち直れず、地球連合の組織や軍部が再建途上で弱体化が進んでいる事が見て取れる。[3]ただし、小説版ではユーラシア連邦がコンパス不参加な理由は国内に多数の独立運動や紛争を抱えている関係上、コンパスを承認すれば平和・治安維持の名目で他国の一方的な軍事介入を招く危険性があるため参加する訳にはいかないという事情がある。国内紛争を抱えている国家にとってコンパスの存在は必ずしも歓迎されていない状況が見て取れる。
- 後述する映画版でも(単に描写がないだけと思われるが)人員と設備を出さず、金(と恐らく施設)だけを出している状況で、一連の争いには1抜けをして高みの見物を決め込んでいる、作中での影は歴代でもかなり薄いが、逆を言えば被害を全く受けていない事を意味しており、最も上手く立ち回っているとも言える。
- 逆に貧乏くじを引かされているのがユーラシア連邦であり、作品が進むにつれガタガタになっていっている。
- 先述の通り大西洋連邦はブルーコスモスの影響力が強く、そのブルーコスモスの支持母体はロゴスだが、コープランド大統領は「ロゴスの傀儡であるが、ブルーコスモスの傀儡ではない」。これはアニメ本編放送時から見られ、ロゴスとブルーコスモスは元来別組織であり、『SEED』のムルタ・アズラエル、『DESTINY』のロード・ジブリールの様に兼任しているほうが稀なのである。実際ロゴス壊滅後もブルーコスモスは健在であることが後年明らかになっている。ロゴスは営利団体(大企業)であり、優秀なコーディネイター技術者の恩恵を受けている為、本来はコーディネイター排斥には消極的であり、コープランドも前任アーヴィングの影響で親コーディネイター政策を引き継がなければ、その恩恵に与る財界やコーディネイター有権者の支持が受けられず当選が難しかった可能性が高く、両者ともジブリールの常軌を逸した反コーディネイター思想には嫌気がさしている。
- 外伝『SEED ECLIPSE』によると、マレーシア・インドネシア・シンガポールを始めとする赤道連合にも圧力をかけており、シンガポール海峡の航行権を独占し漁船からは法外な通行料を徴収しているために、シンガポールの港湾労働者たちがテロを起こしかけた事が語られた。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ アニメ本編では、ヘブンズベースやダイダロスの部隊は、反ロゴス同盟軍から大西洋連邦軍ではなく「ロゴスの部隊」として扱われている為、大西洋連邦の正規軍と扱われていない可能性もあるが、小説版ではヘブンズベース戦の時点でロゴス側を地球連合軍、反ロゴス同盟軍側の連合部隊を「自らを正統な地球連合軍と名乗っている連合脱退組」と記述されており、あくまで地球連合の主流派はロゴス側としての記述がされている。プラントが大西洋連邦の反ロゴス派の取り込みの為、敢えて正規軍として扱っていない可能性も考えられるが、正規軍にしろ(反ロゴス派の)暫定政府にしろ前述の通り国是が国是の為、プラントが主催する同盟に合流する気は更々無いようである。
- ↑ 小説版では反ロゴス暴動が起きた際に、コープランドが雲隠れしていたが(アニメ本編では具体的な説明のないまま月面アルザッヘル基地にいた)、その際の大西洋連邦政府がどのような体制になっていたのかは不明。
- ↑ 福田監督もインタビューで「小国であるオーブの意向が通るほどに他国が弱体化している」と述べている。もっともこの弱体化は連合だけではなく、半壊した連合に優位を保てないプラント政府も含んでいると思われる。
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