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1980年に地質学者ウォルター・アルバレスらが、中生代の地層とその次の新生代の地層からは大量にケイ藻類が見つかるのに両者に挟まれる粘土層からはほとんど見つからないこと、主に宇宙から降り注ぐイリジウムがこの粘土層に大量に含まれていたことを根拠に、中生代と新生代の間にほとんど無生物の時代があり、その原因は巨大隕石の衝突であるという仮説を発表した。その後1991年にメキシコ・ユカタン半島に直径約200kmのチチュルブ・クレーターが発見されたことによりこの仮説は科学界で広く支持されるようになった。そして2010年に世界12カ国・41人の専門家による研究グループにより、大量絶滅はチチュルブ衝突による環境変動で統一的に説明でき、チチュルブ以外の巨大天体衝突はないと結論付けられた。 | 1980年に地質学者ウォルター・アルバレスらが、中生代の地層とその次の新生代の地層からは大量にケイ藻類が見つかるのに両者に挟まれる粘土層からはほとんど見つからないこと、主に宇宙から降り注ぐイリジウムがこの粘土層に大量に含まれていたことを根拠に、中生代と新生代の間にほとんど無生物の時代があり、その原因は巨大隕石の衝突であるという仮説を発表した。その後1991年にメキシコ・ユカタン半島に直径約200kmのチチュルブ・クレーターが発見されたことによりこの仮説は科学界で広く支持されるようになった。そして2010年に世界12カ国・41人の専門家による研究グループにより、大量絶滅はチチュルブ衝突による環境変動で統一的に説明でき、チチュルブ以外の巨大天体衝突はないと結論付けられた。 | ||
− | + | このように巨大天体衝突説の発表と確定は意外と新しく、付け加えるなら大量絶滅が起きた時期も2013年以前は6600万年前ではなく6500万年前とされていた。それ以前は多くの科学者が「氷河期の到来」「火山活動の活発化」「超新星爆発(による放射線)」「伝染病」「大気組成の変化」「重力変動」「生態系の激変に伴う淘汰」など様々な説を挙げていた。創作においてはSRW参戦作品に限っても「[[ゲッター線]]」「[[無敵鋼人ダイターン3|ジュラバードによる氷河期到来]]」「[[宇宙刑事ギャバン|鬼火隕石による大気組成変化]]」「[[バンドーラ]]一味が封印されてから1億年後の氷河期到来(バンドーラ一味は恐竜を滅ぼせなかった)」などによるものと巨大天体衝突説が定説になるまでは百家争鳴の体を為していた。 | |
一般的には同じ時代に生きた翼竜や首長竜なども恐竜と呼ばれることが多いが、そうした生物は厳密に言えば恐竜類には含まれない。肉食恐竜は進化を続けるうちに羽毛を生やし、その仲間が[[鳥]]になり、6600万年前の大量絶滅を生き延びた。そのため、「実質的にはまだ恐竜は滅んでいない」とも言える。 | 一般的には同じ時代に生きた翼竜や首長竜なども恐竜と呼ばれることが多いが、そうした生物は厳密に言えば恐竜類には含まれない。肉食恐竜は進化を続けるうちに羽毛を生やし、その仲間が[[鳥]]になり、6600万年前の大量絶滅を生き延びた。そのため、「実質的にはまだ恐竜は滅んでいない」とも言える。 | ||
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先述した通り姿そのものは化石から復元するしかないので、研究や新発見を重ねられることで時代によって復元図が変わっていく。鳥が恐竜そのものであると広く知られるようになってからは著名な肉食恐竜の全身に羽毛を生やした絵が描かれることもあるが、新たに鱗で覆われていた証拠が発表されるなど、かつての恐竜滅亡理由と同様に様々な説が挙げられている。 | 先述した通り姿そのものは化石から復元するしかないので、研究や新発見を重ねられることで時代によって復元図が変わっていく。鳥が恐竜そのものであると広く知られるようになってからは著名な肉食恐竜の全身に羽毛を生やした絵が描かれることもあるが、新たに鱗で覆われていた証拠が発表されるなど、かつての恐竜滅亡理由と同様に様々な説が挙げられている。 | ||
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2024年4月14日 (日) 15:51時点における最新版
恐竜(きょうりゅう、Dinosour)は、古生物のひとつで、恐竜類に属する化石爬虫類の一群。
概要[編集 | ソースを編集]
中生代(2億5千万年前~6600万年前)[1]に地上を支配していた爬虫類の事。勿論現存している物を見た者はいないのでその姿は化石から復元するしかなく、19世紀にイギリスで発見された化石を元にその存在が判明した。なおDinosourを直訳すると「恐ろしいトカゲ」になるが、日本や中国では竜の伝説に因んで「恐竜」と訳される。
トカゲあるいは現生爬虫類に近い生物だと考えられたのでDinosourと名付けられ、しばしば恐竜が出てくる作品で、人類側が恐竜を「このトカゲ野郎」などと罵る事が多い。しかし、現生爬虫類のトカゲやワニが膝を内側に折り曲げてガニ股体制でしか歩けないのとは異なり、恐竜は哺乳類同様に脚が胴体の真下に向けて生えているのが最大の特徴となっている。従って、恐竜はトカゲとは全く異なる生物であり、分類学的には後述する通り鳥の方が近縁となっている。
地上における生態ヒエラルキーの頂点に位置し、それ以前に繁栄を極めていた単弓類やその子孫である哺乳類は非捕食者の立場へ追いやられた[2]。6600万年前に滅亡し、以降は哺乳類の支配する「新生代」となる[3]。
「恐竜的進化」などと言われるように恐竜=巨大というイメージがあるが、三畳紀に誕生したばかりの恐竜は七面鳥ほどのサイズしかなく、以降もコンプソグナトゥスやミクロラプトル・グイのように人間の肩に乗るほどのサイズしかないと思われる小型の恐竜も数多くいたという。昔は爬虫類というだけで、「図体がでかいだけで動きが鈍く尻尾を引きずって歩く冷血動物」などと思われていたが、1960年代のロバート・バッカーによる「恐竜ルネサンス」以降は(少なくとも肉食恐竜に関しては)俊敏な恒温動物という説も出ている。骨の中の血管の本数や肺の構造などから判断するに、心肺機能が非常に高かったらしく、陸上生物最大の巨体を有していたのもその為。
上記の通り6600万年前に滅亡したとされているが、恐竜だけではなくアンモナイトなど地球の生物の3分の2が死滅したと考えられる大量絶滅である。
1980年に地質学者ウォルター・アルバレスらが、中生代の地層とその次の新生代の地層からは大量にケイ藻類が見つかるのに両者に挟まれる粘土層からはほとんど見つからないこと、主に宇宙から降り注ぐイリジウムがこの粘土層に大量に含まれていたことを根拠に、中生代と新生代の間にほとんど無生物の時代があり、その原因は巨大隕石の衝突であるという仮説を発表した。その後1991年にメキシコ・ユカタン半島に直径約200kmのチチュルブ・クレーターが発見されたことによりこの仮説は科学界で広く支持されるようになった。そして2010年に世界12カ国・41人の専門家による研究グループにより、大量絶滅はチチュルブ衝突による環境変動で統一的に説明でき、チチュルブ以外の巨大天体衝突はないと結論付けられた。
このように巨大天体衝突説の発表と確定は意外と新しく、付け加えるなら大量絶滅が起きた時期も2013年以前は6600万年前ではなく6500万年前とされていた。それ以前は多くの科学者が「氷河期の到来」「火山活動の活発化」「超新星爆発(による放射線)」「伝染病」「大気組成の変化」「重力変動」「生態系の激変に伴う淘汰」など様々な説を挙げていた。創作においてはSRW参戦作品に限っても「ゲッター線」「ジュラバードによる氷河期到来」「鬼火隕石による大気組成変化」「バンドーラ一味が封印されてから1億年後の氷河期到来(バンドーラ一味は恐竜を滅ぼせなかった)」などによるものと巨大天体衝突説が定説になるまでは百家争鳴の体を為していた。
一般的には同じ時代に生きた翼竜や首長竜なども恐竜と呼ばれることが多いが、そうした生物は厳密に言えば恐竜類には含まれない。肉食恐竜は進化を続けるうちに羽毛を生やし、その仲間が鳥になり、6600万年前の大量絶滅を生き延びた。そのため、「実質的にはまだ恐竜は滅んでいない」とも言える。
先述した通り姿そのものは化石から復元するしかないので、研究や新発見を重ねられることで時代によって復元図が変わっていく。鳥が恐竜そのものであると広く知られるようになってからは著名な肉食恐竜の全身に羽毛を生やした絵が描かれることもあるが、新たに鱗で覆われていた証拠が発表されるなど、かつての恐竜滅亡理由と同様に様々な説が挙げられている。
ゴジラのモデルが恐竜であることからも分かる通り、昭和のロボットアニメにおいては『ゲッターロボ』の恐竜帝国や『ゴッドマジンガー』(SRW未登場)のドラゴニア恐竜軍団など敵怪獣のモチーフと採用されていることが多い。平成期以降は、ライオンや鷲などの現存生物やドラゴンなどの幻獣と同様、ヒーローモチーフになることも増えた。
恐竜を主題とした作品[編集 | ソースを編集]
- ゲッターロボ
- 隕石衝突説発表前の作品。ゲッター線により滅びた恐竜たちの末裔が恐竜帝国であり、敵のメカザウルスなども恐竜や古代生物がモチーフのものが多い。
- 熱血最強ゴウザウラー
- ザウラーズのモチーフが恐竜。
- ゾイドシリーズ
- 恐竜をモチーフとしたゾイドが数多く登場する。
- アニメ第4作『ゾイドジェネシス』では敵のディガルド武国が保有するバイオゾイドが恐竜や翼竜のモチーフで統一されている。
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- 初めて恐竜をモチーフとしたスーパー戦隊。デザインラインが似通らないことを優先し、マンモスやサーベルタイガーをモチーフとしたヒーローがいる(初期案ではブラキオサウルスとステゴサウルスだった)。この結果メンバー6名のうち、恐竜は2人しかいない。
SRWと関係がある恐竜[編集 | ソースを編集]
- ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)
- 白亜紀後期、恐竜時代の最後を飾った獣脚類ティラノサウルス科の大型肉食恐竜。通称T-REX。名前は「暴君トカゲ(の王)」の意。単にティラノサウルスといえばレックスを指す(ティラノサウルス属の種として広く認められているのはレックスのみ)。
- 全長は10mを超え、ステーキナイフのような歯から繰り出される顎の力は一説によれば車をバラバラに出来るほどだったという。巨大な頭に反して、腕はとても小さく指が2本しかない。
- アメリカを代表する恐竜であり、最も人気が高い恐竜の一つ。昔はゴジラのように尻尾を引きずっていたと言われていたが、現代の学説では体を水平にしている。
- 『勇者エクスカイザー』ではダイノガイストの肉体がティラノサウルスの模型をベースとしている。
- 『熱血最強ゴウザウラー』ではマグナティラノのモデルとなっている。
- 『ゾイド -ZOIDS-』ではジーク、ジェノブレイカーのモデルとなっている。
- 『ゾイドジェネシス』ではバイオティラノのモデルとなっている。
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』ではティラノレンジャー及び守護獣ティラノサウルスのモチーフであり、以降の恐竜モチーフの作品でも必ずレッドはティラノサウルスである。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場する豪獣レックスは守護獣ティラノサウルスがモチーフになっている(そのため、ゴジラ型のスタイルをしている)。
- 『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場するゼンカイジュランは『ジュウレンジャー』の大獣神がモデルであり、ティラノサウルス型に変身でき、ゼンカイオーへの合体も同形態で行う。
- 『バンプレストオリジナル』のティラネードの名前の由来とされる。
- メガラプトル(Megaraptor)
- 白亜紀中期のアルゼンチンに生息していたとされる獣脚類。名前は「巨大な略奪者」の意。発見当初はドロマエオサウルス科という小型の恐竜(所謂「ラプトル」)の中でも最大種とされていたが、現在ではドロマエオサウルス科ではないとされている。
- ヴェロキラプトル(Velociraptor)
- 白亜紀前期のモンゴルに生息していたドロマエオサウルス科の小型肉食恐竜。名前は「俊敏な略奪者」の意。足に長い爪が生えており、群れで行動し得物を狩る獰猛な捕食者。現在では羽毛が生えていたとされており、恐竜が鈍重な変温動物ではなく(少なくとも末期の肉食恐竜に関しては)子孫である鳥と同様に俊敏な恒温生物とされる決定打を担った。
- 『ゾイド -ZOIDS-』やその続編『ZOIDS新世紀/ZERO』に登場するガンスナイパーシリーズのモデル。
- ミクロラプトル・グイ(Microraptor gui)
- 白亜紀後期の中国に生息していた超小型の羽毛恐竜。名前は「とても小さな略奪者」の意(グイはグさんへの献名の意)。腕だけではなく後脚にも羽毛があり、短時間の滑空が行えたとされる。
- ブラキオサウルス(Brachiosaurus)
- 「竜脚類」と呼ばれる首と尾が長い超大型草食恐竜の一種。ジュラ紀中期から白亜紀前期にかけてアメリカやタンザニアに生息していたとされ、全長は25mを超えた。名前は「腕トカゲ」の意で、前足が後脚よりも長かったことから首が比較的高い所まで届いたとされる。歯が鉛筆のように一直線だったため、針葉樹の葉っぱを削ぎ落すように食べていたとされる。
- 『勇者エクスカイザー』に登場するサンダーガイストのモデル。ちなみに「サンダー」は竜脚類の別名である「雷竜」に因む。
- 『熱血最強ゴウザウラー』に登場するサンダーブラキオの元ネタ。
- ウルトラサウロス(Ultrasauros)
- ブラキオサウルスをも超える超大型竜脚類の一種……とされていたが、現在は化石が混ざっていたことが発覚し、無効となった。発見された化石はスーパーサウルスという以前発見されていた別の竜脚類の物。
- 『ゾイド -ZOIDS-』ではウルトラザウルスのモデルとなっている。
- トリケラトプス(Triceratops)
- 白亜紀後期にアメリカに生息していた草食恐竜「角竜」の最大種。名前は「三本角の生えた顔」の意。白亜紀最末期のアメリカにおいて最大の繁栄を築いた恐竜。
- その名の通り現在のサイによく似た姿をしており、巨大な角を目の上と鼻先に生やし、大きな襟飾りを持っていた。ティラノサウルスとは同時代に生息しており、互いに角や牙による傷が残った化石が発見されていたことから、ライバルであったとされる。なお本項目もそうであるように「トリケラ」と略されることが非常に多いが、実際は「Tri/Cerat/ops」と区切る。
- 『大空魔竜ガイキング』の剣竜バゾラーはトリケラトプスがモデルとなっている。ちなみにトリケラトプスは角竜であり剣竜ではない。
- 『勇者エクスカイザー』に登場するホーンガイストのモデル。
- 『勇者特急マイトガイン』に登場するホーンボンバーはトリケラトプスに変形する。
- 『熱血最強ゴウザウラー』に登場するボウエイガー及びグラントプスの元ネタ。
- 『ゾイドジェネシス』に登場するバイオトリケラのモデル。
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場するトリケラレンジャー及び守護獣トリケラトプスのモデルであり、以降の恐竜モチーフのスーパー戦隊でも必ずトリケラモチーフのヒーローが登場する(『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウピンク以外全員青の男性戦士)。
- スティラコサウルス (Styracosaurus)
- トリケラトプスより少し前の時代にいた角竜。名前は「トゲのあるバリケードのトカゲ」の意。トリケラトプスよりやや小柄で角は一本しかないが、首周りのフリルに巨大なトゲが無数に生えているのが特徴。
- 『ゾイド -ZOIDS-』ではレッドホーン及びダークホーンのモデルとなっている。
- ステゴサウルス(Stegosaurus)
- ジュラ紀後期の北米に生息していた草食恐竜。剣竜ステゴサウルス科最大の恐竜で、名前は「屋根のあるトカゲ」の意。互い違いに並んだ巨大な背びれが特徴で、これにより体温調節を行っていたとも、異性にアピールしていたとも、敵を威嚇していたとも言われる。尻尾に生えていたスパイクは強力で、同時代に生息していた大型肉食恐竜アロサウルスとはライバル関係にあったとされる。
- 『勇者エクスカイザー』に登場するアーマーガイストのモデル。
- 『熱血最強ゴウザウラー』に登場するランドステゴの元ネタ。
- ケントロサウルス(Kentrosaurus)
- ステゴサウルスの近縁種だが、大きめの牛くらいのサイズしかなく、肩や腰回りにもスパイクがある。名前は「スパイクのトカゲ」の意。
- 角竜にもセントロサウルス(Centrosaurus:開いたトカゲの意)と呼ばれる種がおり、しばしば混同される。
厳密に言えば恐竜ではない爬虫類[編集 | ソースを編集]
- プテラノドン(Pteranodon)
- 「歯が無い翼」を意味する翼竜であり、最も有名な翼竜。メガラプトルと同じ時代に生きており、ティラノやトリケラがいた時代にはすでに絶滅していた。非常に大きな翼を持っていたが、体が大きすぎるため羽ばたけず、海岸の上昇気流を利用して滑空し魚を捕食していたとされる。
- ネッシー
- イギリスのネス湖に存在する…と言われる生物。発見(?)当時、「恐竜は体が重いから浮力で体が浮く水中が好きに違いない」という学説が一般的だった[4]ため恐竜とされていたが、後に「首長竜」という海生爬虫類の生き残りではないかと言われるようになった。
- なお、現在ではネス湖に巨大生物がいる確率は「ほぼ0%」とされている。
その他恐竜と関係のあるキャラクター[編集 | ソースを編集]
- ゴジラ
- 諸説あるが、一部作品ではジュラ紀に生息していた恐竜が放射能汚染で進化した生物とされる。
- デーモン
- 恐竜と敵対していた種族。
- ダイノボンバー
- 獣脚類に変形できる。(モデルとなった種は不明。指が3本なのでアロサウルス上科と思われる)
- 超竜神
- タイムスリップして恐竜時代に隕石と共に落下したことで実質的な恐竜絶滅の原因となった。
- カズマ
- 漫画版ではタイムスリップして恐竜時代で戦ったのがきっかけで実質的な恐竜絶滅の原因となったどころか、その際に生じたエネルギーで猿が進化して人類となった。
- ソロシップクルー
- ソロ星を立って最初に漂着した惑星が恐竜惑星「ザウルスター」であり、バッフ・クランとの戦いで恐竜に被害が出てしまった。
- アイリス、李紅蘭
- 『1』では帝国歌劇団の演目『大恐竜島』で主役の探検家コンビを演じた。因みに、演目内容はコント劇である。
- ケロン軍
- 恐竜の時代から地球征服を狙っていたが、当時地球を支配していた恐竜があまりに強かったため、それに対抗すべく竜に変身する技術を開発した。
- 『超劇場版』では人造ケロン人・キルルを派遣した所、キルルが恐竜側に寝返って恐竜達がケロン人以上に凶暴な種族に進化してしまい、結果的にアンゴル=モアの母・ティアの放った「黙示録撃」により恐竜が絶滅したということが判明した(超劇場版は原作漫画とはパラレル設定なので、ドラゴンウォリアーの投入とキルルの派遣はどちらが早かったのかは不明)。
- 次元獣ディノダモン
- 姿や名前が恐竜を思わせるのみならず、恐竜絶滅の最有力説とされる隕石を口から吐き出して攻撃してくる。
関連項目[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 大まかに分けると、パンゲアと呼ばれる巨大な大陸が構成された「三畳紀」(2億5千万年前~2億年前)、三畳紀末期の大絶滅を乗り越え2つの大陸で恐竜が最盛期を迎えた「ジュラ紀」(2億年前~1億5千万年前)、大陸が細分化され被子植物や鳥が生まれた「白亜紀」(1億5千万年前~6600万年前)の3つに分かれる。
- ↑ 実際には、白亜紀の時点で小型の恐竜を捕食するような大型哺乳類もいたとされる。
- ↑ 人類の誕生はそれから更に6000万年以上後であり、かつて漫画やアニメで見られた石器時代の人類と戦うような場面は年代的にありえないものである。
- ↑ 現在では恒常的に淡水中にいたのはスピノサウルスなど魚を食べる恐竜くらいとされている。