「トールギスIII」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[トールギスII]]と同時期に製作された[[モビルスーツ]]だが、メガキャノンやヒートロッドの最終調整に時間が掛かりすぎてしまった結果、その間に終戦を迎えてしまい日の目を見ないままとなった戦線に投入できなかった。
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[[トールギス]]の3号機に当たる[[モビルスーツ]]
  
約1年後の[[マリーメイア・クシュリナーダ]]の反乱時、[[トールギス]]の予備パーツを元に強化改造され完成。AC196年の12月24日「プリベンター・ウインド」こと[[ゼクス・マーキス]]の手に渡り、運用される事になった。
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[[マリーメイア軍]]反乱の際、「プリベンター・ウインド」を名乗る[[ゼクス・マーキス]]が搭乗してマリーメイア軍に挑む。
  
トールギスに比べ、出力、推力が向上しており、単独で大気圏を離脱でき資源衛星に辿り付く程であり、リミッターを解除した状態だとゼクス曰く「エピオンよりもじゃじゃ馬」。武装もドーバーガンの代わりにメガキャノンを、円形シールドの代わりにヒートロッド内臓盾を装備。またOSもエピオンシステムの試作品というべきOSが使用されており、そのためかゼクスの反応に付いてこれないというトールギスで発生した問題点は解消された模様。
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=== 機体概要 ===
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[[トレーズ・クシュリナーダ]]の指揮の下、本機は[[トールギスII]]と同時期に製作されており、トレーズはこの機体の完成後、ゼクスの手に渡らせるつもりでいた。が、新規開発されていた武装の最終調整が大きく遅れた上に、彼は[[ヒイロ・ユイ]]の手で[[ガンダムエピオン]]に搭乗する事になった結果、不要となった本機はそのままルクセンブルクの倉庫内で眠ったまま終戦を迎えてしまい、日の目を見ないままとなった。しかし、終戦後に[[レディ・アン]]が司令官を務める[[プリベンター]]によって回収され、いずれ来るであろう戦いに備えてトールギスの予備パーツを元に強化改造される形で完成。最終調整が行われる事になった。
  
フェイスガードは新規の物が使われ、角が追加されガンダムのようなスリットは無くなった。また頭部自体もバルカンが増設されている。肩アーマーには装甲も追加され、防御力も向上している。
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基本的な部分はこれまでのトールギスタイプと共通しているのだが、フェイスガードは新規の物が使われ、角が追加された事でガンダムのようなスリットは無くなっており、肩アーマーにも装甲が追加されて、防御力も向上している。最大の特徴であるバーニアの出力、推力も大幅に向上しており、1号機のトールギスがブースターユニットを装備しないと大気圏離脱が出来なかったのに対し、本機はブースターユニットを装備しなくても単独で大気圏離脱が可能なレベルにまで至っている。また、OSもエピオンシステムの試作品というべきOSが使用されており、そのためかゼクスの反応に付いてこれないというトールギスで発生した問題点は解消された模様。更に、戦闘時においてパイロットの任意で機体のリミッターを解除する事も可能で、エネルギー消耗が激しくなるという代償がありながらも、その性能はエピオンにも匹敵する物となり、ゼクス曰く「エピオンよりもじゃじゃ馬」。
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武装面は、新規開発された物を幾つか装備している。左肩部分にシールドが固定装備されていた部分にはエピオンの装備していた物とほぼ同型と言える鞭状の武器である「ヒートロッド」を内蔵した新造のシールドを装備しており、右肩部分にドーバーガンが固定装備されていた部分には円筒状の小型ジェネレーターを装備した大型ビーム兵器である「メガキャノン」を装備している。特にメガキャノンの火力は絶大的となっており、プレート状のバレルを展開させた「最大出力モード」での火力は、[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ]]のツインバスターライフルにも匹敵する。また、頭部自体にも牽制用の武器としてバルカンが増設されており、これらの結果、近距離から中距離、そして遠距離にも対応した戦闘が可能となった。
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AC195年のイヴ・ウォーから約1年後の[[マリーメイア・クシュリナーダ]]の反乱時、AC196年の12月24日「プリベンター・ウインド」を名乗るゼクスの手に渡り、運用される事になった。
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=== 劇中の様相 ===
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マリーメイアによる[[L3 X18999 コロニー|X18999コロニー]]での地球圏への宣戦布告後、資源衛星「MO-III」で指揮を執る[[デキム・バートン]]の主導によって新型量産機である[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]の大量降下作戦が実行される中、[[地球]]上からゼクスが搭乗する形で出撃して大気圏を離脱。地球への降下を進めようとしていたサーペントを輸送する輸送機を撃破していく事になるのだが、「[[コロニー落とし|X18999コロニーを地球に落とす]]」とデキムに脅迫された結果、ゼクスは身動きが取れなくなる。しかし、ヒイロ、[[デュオ・マックスウェル]]、[[トロワ・バートン]]の三人の手でX18999コロニーが制止された結果、メガキャノンの最大出力モードでMO-IIIを破壊するも、脱出したデキムには地球へと逃亡され、サーペントの降下も許す事になる。
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マリーメイア軍によるブリュッセルの地球圏統一国家大統領府制圧後、[[ルクレツィア・ノイン]]の駆る[[トーラス]]と共にマリーメイア軍のサーペント部隊と奮闘。パイロットを殺さずに戦うべくメガキャノンは取り外され、ビームサーベルやヒートロッドを駆使して戦闘を行い、途中で[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]の[[ガンダムサンドロックカスタム|ガンダムサンドロック改]]、デュオの[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル]]、トロワの[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ガンダムヘビーアームズ改]]も合流する事になるが、最終的には、圧倒的な頭数で攻めてきたサーペント部隊を前に消耗させられ、沈黙する事になった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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::[[装甲]]が上昇して更に耐久面に磨きがかかり、メガキャノンの射程も8に伸びた。しかし攻撃力はPS版と変わらず弾数が6発という欠点はそのままなので、やはり使いにくさは否めない。
 
::[[装甲]]が上昇して更に耐久面に磨きがかかり、メガキャノンの射程も8に伸びた。しかし攻撃力はPS版と変わらず弾数が6発という欠点はそのままなので、やはり使いにくさは否めない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:今回は味方。性能は良くも悪くも[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]と同等で、メガキャノンの燃費が非常に悪く使いにくい。有[[射程]]・P属性でそこそこ高威力のヒートロッドがあるため、継戦能力においてはウイングゼロに勝るが、[[ゼロシステム]]と[[MAP兵器]]が無い。本作の中盤以降はMAP兵器が大変役立つため、ウイングゼロと違って利用価値が少なく、[[トーラス]]の強さも相まって、本機は使われずにゼクスはトーラスに乗り換えさせられる事が多い。仮に使っていく場合、メガキャノンのために[[改造]]とパーツで入念にENを補強する事。ただし「単独での大気圏突破が可能」という設定が活かされ、終盤でゼクスを乗せて強制出撃させられる点には要注意。
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:今回は味方。性能は良くも悪くも[[ウイングガンダムゼロカスタム]]と同等で、メガキャノンの燃費が非常に悪く無改造では2発しか打てないため使いづらい。有[[射程]]・P属性でそこそこ高威力のヒートロッドがあるため、継戦能力においてはWゼロカスタムに勝るが、[[ゼロシステム]]と[[マップ兵器]]が無い。本作の中盤以降はMAP兵器が大変役立つため、Wゼロカスタムと違って利用価値が少なく、[[トーラス]]の強さも相まって、本機は使われずにゼクスはトーラスに乗り換えさせられる事が多い。仮に使っていく場合、メガキャノンのために[[改造]]とパーツで入念にENを補強する事。ただし「単独での大気圏突破が可能」という設定が活かされ、終盤でゼクスを乗せて強制出撃させられる点には要注意。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:初期は敵だが、終盤に差しかかる第38話「星の屑、再び」にて、ゼクスの乗機として参入。機体グラフィックが味方版と敵版の2種類用意されている。
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:中盤までは敵だが、第38話「星の屑、再び」にてゼクスと共に、W勢の中では最も遅い参入。機体グラフィックは味方版と敵版の2種類用意されている。
:W勢の中では最も加入が遅いが、機体性能は比較的高い。[[全体攻撃]]のメガ・キャノンは、ウイングゼロのツイン・バスター・ライフルとほぼ同等の攻撃力3700-5300で、燃費は大きく勝る。宇宙適応S、P属性ヒートロッドの射程5、改造費が並(46万)…といった点も長所。[[魂]]抜きでは最大火力は振るわない点、ゼロシステムやMAP兵器といった個性に欠ける点、コスト1.5機体としては移動力が6と鈍足な点…などが短所となる。同作のウイングゼロや[[ガンダムヘビーアームズカスタム]]にも同じことが言えるが、高耐久の相手には向かない。
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:[[全体攻撃]]のメガキャノンは、Wゼロカスタムのツインバスターライフルと威力、燃費、射程、気力制限のない点までほぼ同等。開幕から全体攻撃で敵小隊を掃討する役目もほぼ同じとなる。Wゼロカスタムとトータルの比較では、宇宙適応や移動後攻撃の射程、武器改造費の安さで勝り、移動力やマップ兵器・ゼロシステムの有無で劣る。一長一短というところで悪い機体ではないが、Wゼロカスタムが序盤から参入していたことを踏まえると、中盤以降参入の機体としては若干パンチ不足ではある。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:第24話「戦神の星で」でゼクスの乗機として参入。今回は終始味方で、[[ギルドローム将軍|特殊な事例]]を除き敵対することはない。いくつかの戦闘アニメが作り直されている。
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:第24話「戦神の星で」でゼクスの乗機として参入。今回は終始味方で、[[ギルドローム|特殊な事例]]を除き敵対することはない。いくつかの戦闘アニメが作り直されている。
:『第2次α』から[[小隊攻撃]](単体攻撃)版メガキャノンが追加。宇宙適応はAに下がり、ヒートロッドとビームサーベルは射程が縮まった。劣化した部分は参入の早期化を思えば妥当な調整とも言えるが、前作以上にパンチ不足な機体にはなった。全体攻撃版メガキャノンは最強武器として威力に欠け、[[特殊効果]]も[[バリア貫通]]しか持たない。しかし「最強武器」としては物足りなくとも、「気力110で使える武装」としては強力な部類(ウイングゼロの最強武器が要気力140なので尚更)。小隊長固定で1小隊を丸々任せるとなると物足りないが、スーパー系と小隊を組むなどして戦闘前半で隊長を担い、強敵相手には隊長を譲るような立ち位置が適任。
+
:機体の宇宙適応が前作からS→Aに後退し、移動後攻撃の射程が縮んだ。代わりに[[小隊攻撃]](単体攻撃)版メガキャノンが追加され、[[援護攻撃]]含む射撃戦はやりやすくなっている。また全体攻撃版メガキャノンは宇Sに上がり、宇宙での攻撃力は向上した。気力制限110が課されたが、その気力で使える武装では強力な部類。気力の上げやすい本作ではほぼ気にならない制限だろう。小隊長固定で1小隊を丸々任せるとなると物足りないが、スーパー系と小隊を組むなどしてマップ前半で隊長を担い、強敵相手には隊長を譲るような立ち位置が適任。つまり小隊攻撃が強化された以外は前作と使い勝手が同等である。
:パイロットはデフォルトのゼクスでも良いが、小隊員としての運用を重視するなら[[ルクレツィア・ノイン]]の抜擢も一手。初期能力は劣るが、成長に連れて格闘以外は同等かそれ以上に育つ。
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:パイロットはデフォルトのゼクスでも良いが、小隊員としての運用を重視するなら[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の抜擢も一手。初期能力は劣るが、成長につれて格闘以外は同等かそれ以上に育つ。またスペシャルモードの15段階改造だとガンダムW機の中で最も攻撃力が高くなり(実火力だとローリングバスターライフルが同等ほど)、全体攻撃の雑魚掃討役としては全機体中で上位に入る射程+火力を有する。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:ゼクス専用機。第1部でも第2部でも後半で参戦。ウイングゼロからゼロシステムとマップ兵器を取り外し、マシンキャノンの代わりにヒートロッドを付けたような性能。
 
:ゼクス専用機。第1部でも第2部でも後半で参戦。ウイングゼロからゼロシステムとマップ兵器を取り外し、マシンキャノンの代わりにヒートロッドを付けたような性能。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:『W』の頃とは打って変わって、序盤から自軍に参入する。またメインウェポンのメガキャノンが必要気力は110となった点には注意だが威力、射程良しで燃費もそこそこ良い。
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:『W』の頃とは打って変わって、序盤から自軍に参入する。またメインウェポンのメガキャノンが射程が3~8で威力が高く、ENも35と比較的軽いため強力。ただし、致命的な弱点があり、気力が110以下の場合、最大射程が'''2'''まで低下してしまう。気になるなら射程ボーナスで補いたいところだが、射程ボーナス持ち機体が少なく、競り合い相手が多いのも悩みどころ。
 
:また、発売前の情報でユニットボーナスに「'''自分のパートナーユニットに宇宙適性A'''」とあった事に加え、[[強化パーツ]]が無いと判明したため、宇宙適性の低いユニットが多い本作では序盤に手に入る本機はプレイヤーにとって「[[スラスターモジュール]]の代替品」との認識がとても強い。某所ではゼクス共々「'''火消しのスラスターモジュール'''」などと呼ばれていた。5段階改造の時点で宇宙Sがつき、移動力もプラスされる。フル改造すればさらに移動が+2となるのでとても美味しいボーナスである。
 
:また、発売前の情報でユニットボーナスに「'''自分のパートナーユニットに宇宙適性A'''」とあった事に加え、[[強化パーツ]]が無いと判明したため、宇宙適性の低いユニットが多い本作では序盤に手に入る本機はプレイヤーにとって「[[スラスターモジュール]]の代替品」との認識がとても強い。某所ではゼクス共々「'''火消しのスラスターモジュール'''」などと呼ばれていた。5段階改造の時点で宇宙Sがつき、移動力もプラスされる。フル改造すればさらに移動が+2となるのでとても美味しいボーナスである。
  
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::砲身を展開・延長した最大出力モード。[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]のツインバスターライフルと同等の破壊力があり、資源衛星MO-Ⅲを粉々にした。
 
::砲身を展開・延長した最大出力モード。[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]のツインバスターライフルと同等の破壊力があり、資源衛星MO-Ⅲを粉々にした。
 
::基本的にSRWではこちらのみの採用。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『第3次α』では[[全体攻撃]]。
 
::基本的にSRWではこちらのみの採用。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『第3次α』では[[全体攻撃]]。
::『DD』ではビーム属性のSSR必殺技に採用。
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::『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。メインアビリティは「専用インターフェイス(トールギスIII)」で攻撃力・照準値・運動性が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。メガキャノン(トールギスⅢ)命中時、敵ユニットの気力を減少させ、攻撃力・防御力が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。自分がフィールド上にいるとき、味方のウイングガンダムゼロに攻撃力・照準値が増加し、25%の確率で攻撃を完全に回避する効果を付与する。サブアビリティは「照準値・運動性アップIII」。
 
:;メガキャノン(MAP)
 
:;メガキャノン(MAP)
 
::最大出力モードの[[MAP兵器]]。弾数は3である事が多い。
 
::最大出力モードの[[MAP兵器]]。弾数は3である事が多い。
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::『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。演出は原作でデキム達が見ているモニター内での三段階アップが元ネタ。メインアビリティは「チタニウム合金装甲(トールギスIII)」で移動力が増加する。攻撃力・照準値・運動性が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性が増加する。ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。自分がフィールド上にいるとき、味方のウイングガンダムゼロに攻撃力・照準値が増加する効果を付与する。サブアビリティは「照準値・運動性アップIII」。
 
;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
 
:先行2機と同型のビームサーベル。シールドに2基搭載。
 
:先行2機と同型のビームサーベル。シールドに2基搭載。
 
:『第2次α』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では演出面でパワーアップしており、『W』ではコンボ属性が付いたので重宝する。
 
:『第2次α』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では演出面でパワーアップしており、『W』ではコンボ属性が付いたので重宝する。
:『DD』では斬撃属性のSR必殺技に採用。
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:『DD』では斬撃属性のSR必殺技に。メインアビリティは「アタッカーIII」、サブアビリティは「照準値・運動性アップII」。
 
;シールド
 
;シールド
 
:ヒートロッドを内蔵した盾。トールギスのシールドと比べて大型で角ばっている。左肩にマウントしているが、手に持つことも可能。
 
:ヒートロッドを内蔵した盾。トールギスのシールドと比べて大型で角ばっている。左肩にマウントしているが、手に持つことも可能。
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::大抵のシリーズで、有射程P属性の武器として重宝される。一部の作品ではENを消費する。余談だがWでは敵を雁字搦めにして投げ飛ばすというヒートロッドがものすごく痛みそうな使い方をしていたが、Lではそれを改めるどころか'''そのまま崖に叩き付けた後に引きずりまわした挙句、崖の上から地面に叩き付ける'''という整備班に怒鳴られそうな使い方をしている(もっとも、本編でもサーペントの脚部を捕えて引きずりまわすシーンが存在しており、原作再現という面では間違っていない)。
 
::大抵のシリーズで、有射程P属性の武器として重宝される。一部の作品ではENを消費する。余談だがWでは敵を雁字搦めにして投げ飛ばすというヒートロッドがものすごく痛みそうな使い方をしていたが、Lではそれを改めるどころか'''そのまま崖に叩き付けた後に引きずりまわした挙句、崖の上から地面に叩き付ける'''という整備班に怒鳴られそうな使い方をしている(もっとも、本編でもサーペントの脚部を捕えて引きずりまわすシーンが存在しており、原作再現という面では間違っていない)。
 
::『第3次Z』では全体攻撃。2機同時に薙ぎ払ってから接近してビームサーベルで切る。貴重なP属性ALL武器だが、射程3~5と癖が強く、反撃には使い辛い。
 
::『第3次Z』では全体攻撃。2機同時に薙ぎ払ってから接近してビームサーベルで切る。貴重なP属性ALL武器だが、射程3~5と癖が強く、反撃には使い辛い。
::『DD』では斬撃属性の通常攻撃に採用。 
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::『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「高機動スラスターユニット」で照準値・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップI」。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;ヒートロッド連撃
 
;ヒートロッド連撃
:『DD』で採用。斬撃属性のR必殺技。ヒートロッドを伸ばして敵を何度も切り刻む。
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:『DD』で斬撃属性のR必殺技として登場。ヒートロッドを伸ばして敵を何度も切り刻む。メインアビリティは「狙い撃ちI」、サブアビリティは「照準値アップI」。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===

2024年11月25日 (月) 17:44時点における最新版

トールギスIII
外国語表記 Tallgeese III[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦F完結編
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 OZ-00MS2B
頭頂高 17.4 m
本体重量 8.2 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,447 kw
スラスター総推力 87,003 kg
装甲材質 チタニュウム合金
所属 プリベンター
パイロット ゼクス・マーキス
テンプレートを表示

トールギスIIIは『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

トールギスの3号機に当たるモビルスーツ

マリーメイア軍反乱の際、「プリベンター・ウインド」を名乗るゼクス・マーキスが搭乗してマリーメイア軍に挑む。

機体概要 [編集 | ソースを編集]

トレーズ・クシュリナーダの指揮の下、本機はトールギスIIと同時期に製作されており、トレーズはこの機体の完成後、ゼクスの手に渡らせるつもりでいた。が、新規開発されていた武装の最終調整が大きく遅れた上に、彼はヒイロ・ユイの手でガンダムエピオンに搭乗する事になった結果、不要となった本機はそのままルクセンブルクの倉庫内で眠ったまま終戦を迎えてしまい、日の目を見ないままとなった。しかし、終戦後にレディ・アンが司令官を務めるプリベンターによって回収され、いずれ来るであろう戦いに備えてトールギスの予備パーツを元に強化改造される形で完成。最終調整が行われる事になった。

基本的な部分はこれまでのトールギスタイプと共通しているのだが、フェイスガードは新規の物が使われ、角が追加された事でガンダムのようなスリットは無くなっており、肩アーマーにも装甲が追加されて、防御力も向上している。最大の特徴であるバーニアの出力、推力も大幅に向上しており、1号機のトールギスがブースターユニットを装備しないと大気圏離脱が出来なかったのに対し、本機はブースターユニットを装備しなくても単独で大気圏離脱が可能なレベルにまで至っている。また、OSもエピオンシステムの試作品というべきOSが使用されており、そのためかゼクスの反応に付いてこれないというトールギスで発生した問題点は解消された模様。更に、戦闘時においてパイロットの任意で機体のリミッターを解除する事も可能で、エネルギー消耗が激しくなるという代償がありながらも、その性能はエピオンにも匹敵する物となり、ゼクス曰く「エピオンよりもじゃじゃ馬」。

武装面は、新規開発された物を幾つか装備している。左肩部分にシールドが固定装備されていた部分にはエピオンの装備していた物とほぼ同型と言える鞭状の武器である「ヒートロッド」を内蔵した新造のシールドを装備しており、右肩部分にドーバーガンが固定装備されていた部分には円筒状の小型ジェネレーターを装備した大型ビーム兵器である「メガキャノン」を装備している。特にメガキャノンの火力は絶大的となっており、プレート状のバレルを展開させた「最大出力モード」での火力は、ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルにも匹敵する。また、頭部自体にも牽制用の武器としてバルカンが増設されており、これらの結果、近距離から中距離、そして遠距離にも対応した戦闘が可能となった。

AC195年のイヴ・ウォーから約1年後のマリーメイア・クシュリナーダの反乱時、AC196年の12月24日「プリベンター・ウインド」を名乗るゼクスの手に渡り、運用される事になった。

劇中の様相 [編集 | ソースを編集]

マリーメイアによるX18999コロニーでの地球圏への宣戦布告後、資源衛星「MO-III」で指揮を執るデキム・バートンの主導によって新型量産機であるサーペントの大量降下作戦が実行される中、地球上からゼクスが搭乗する形で出撃して大気圏を離脱。地球への降下を進めようとしていたサーペントを輸送する輸送機を撃破していく事になるのだが、「X18999コロニーを地球に落とす」とデキムに脅迫された結果、ゼクスは身動きが取れなくなる。しかし、ヒイロ、デュオ・マックスウェルトロワ・バートンの三人の手でX18999コロニーが制止された結果、メガキャノンの最大出力モードでMO-IIIを破壊するも、脱出したデキムには地球へと逃亡され、サーペントの降下も許す事になる。

マリーメイア軍によるブリュッセルの地球圏統一国家大統領府制圧後、ルクレツィア・ノインの駆るトーラスと共にマリーメイア軍のサーペント部隊と奮闘。パイロットを殺さずに戦うべくメガキャノンは取り外され、ビームサーベルやヒートロッドを駆使して戦闘を行い、途中でカトル・ラバーバ・ウィナーガンダムサンドロック改、デュオのガンダムデスサイズヘル、トロワのガンダムヘビーアームズ改も合流する事になるが、最終的には、圧倒的な頭数で攻めてきたサーペント部隊を前に消耗させられ、沈黙する事になった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

初参戦の『F完結編』ではボスユニットとして登場したが、大抵のシリーズではEW版のゼクスは味方なので自軍ユニットとして登場する。

性能は飛行可能でウイングガンダムゼロ (EW版)と同等。ウイングゼロのバスターライフルのように本機はヒートロッドを持ち、接近格闘戦にも対応できる。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦F完結編
初登場作品。『新機動戦記ガンダムW』名義で登場。ポセイダルルートシナリオ「敗者への凱歌」にのみミリアルドが搭乗する。ガンダムエピオンに比べて強くはなっているが、それでも射程が案外短いので苦戦するほどではない。共闘相手のキュベレイにも言える事だが、直前にゲストとの決戦を乗り越えたプレイヤーから見るとボスユニットとしては控えめな強さなのも脅威にならない一因である。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
シナリオ「天使の輪の上で」終了後に『エンジェル・ハイロゥを追う』を選び、シナリオ「勝者と敗者に祝福を」でボスユニットとして登場。また、隠し要素の条件を満たすとシナリオ「ギア・オブ・デスティニー」で2ターン目にボスユニットの性能のまま味方増援として登場。なお、続編の『α外伝』では、味方に加わらなかったのが正史として採用されている。
有射程P武器のヒートロッドが扱いやすいが、メガキャノンの射程が7とやや短いうえに弾数が6発しかない。
ゼクス2回行動がとてつもなく遅いため、射撃が優れ、終盤に2回行動が可能で、搭乗機の弾数に問題のあるトロワを乗せた方が使いやすい。この場合はHP20000の自爆も可能になる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
装甲が上昇して更に耐久面に磨きがかかり、メガキャノンの射程も8に伸びた。しかし攻撃力はPS版と変わらず弾数が6発という欠点はそのままなので、やはり使いにくさは否めない。
スーパーロボット大戦α外伝
今回は味方。性能は良くも悪くもウイングガンダムゼロカスタムと同等で、メガキャノンの燃費が非常に悪く無改造では2発しか打てないため使いづらい。有射程・P属性でそこそこ高威力のヒートロッドがあるため、継戦能力においてはWゼロカスタムに勝るが、ゼロシステムマップ兵器が無い。本作の中盤以降はMAP兵器が大変役立つため、Wゼロカスタムと違って利用価値が少なく、トーラスの強さも相まって、本機は使われずにゼクスはトーラスに乗り換えさせられる事が多い。仮に使っていく場合、メガキャノンのために改造とパーツで入念にENを補強する事。ただし「単独での大気圏突破が可能」という設定が活かされ、終盤でゼクスを乗せて強制出撃させられる点には要注意。
第2次スーパーロボット大戦α
中盤までは敵だが、第38話「星の屑、再び」にてゼクスと共に、W勢の中では最も遅い参入。機体グラフィックは味方版と敵版の2種類用意されている。
全体攻撃のメガキャノンは、Wゼロカスタムのツインバスターライフルと威力、燃費、射程、気力制限のない点までほぼ同等。開幕から全体攻撃で敵小隊を掃討する役目もほぼ同じとなる。Wゼロカスタムとトータルの比較では、宇宙適応や移動後攻撃の射程、武器改造費の安さで勝り、移動力やマップ兵器・ゼロシステムの有無で劣る。一長一短というところで悪い機体ではないが、Wゼロカスタムが序盤から参入していたことを踏まえると、中盤以降参入の機体としては若干パンチ不足ではある。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
第24話「戦神の星で」でゼクスの乗機として参入。今回は終始味方で、特殊な事例を除き敵対することはない。いくつかの戦闘アニメが作り直されている。
機体の宇宙適応が前作からS→Aに後退し、移動後攻撃の射程が縮んだ。代わりに小隊攻撃(単体攻撃)版メガキャノンが追加され、援護攻撃含む射撃戦はやりやすくなっている。また全体攻撃版メガキャノンは宇Sに上がり、宇宙での攻撃力は向上した。気力制限110が課されたが、その気力で使える武装では強力な部類。気力の上げやすい本作ではほぼ気にならない制限だろう。小隊長固定で1小隊を丸々任せるとなると物足りないが、スーパー系と小隊を組むなどしてマップ前半で隊長を担い、強敵相手には隊長を譲るような立ち位置が適任。つまり小隊攻撃が強化された以外は前作と使い勝手が同等である。
パイロットはデフォルトのゼクスでも良いが、小隊員としての運用を重視するならノインの抜擢も一手。初期能力は劣るが、成長につれて格闘以外は同等かそれ以上に育つ。またスペシャルモードの15段階改造だとガンダムW機の中で最も攻撃力が高くなり(実火力だとローリングバスターライフルが同等ほど)、全体攻撃の雑魚掃討役としては全機体中で上位に入る射程+火力を有する。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今作ではゼクス共々、序盤から参戦。移動後使用可能なALL武器やMAP兵器等多彩な武装がそろっているが、癖が強く少々扱いづらい面も。アシスト武器が高威力・長射程な上にゼクスのエースボーナスが強力なので、サブに回ってもらうのも手か。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今作でも序盤から参戦する。性能は『時獄篇』とほぼ変わらず。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACTWSC
武器がとにかく使いにくい。ヒートロッドが射程1で命中率補正がマイナス(近距離武器なのに)、メガキャノンは射程2-5と微妙な性能。W系トップクラスのゼクスを生かすならウイングゼロカスタムヘビーアームズカスタムに乗り換えさせるのが良い。また、本作では飛行不可。
スーパーロボット大戦COMPACT3
『COMPACT』と武器性能が一緒で使いづらい。本作でも飛行不可。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
ゼクス専用機。資源衛星MO-IIIでマリーメイア軍追撃で第25話「永遠への回帰」「リターン・トゥ・フォーエヴァー」から使用可能で、仲間になるのはその1話あと。性能はウイングゼロとほぼ同等だが、メイン兵装の燃費の悪さまで同じ(メガキャノンの消費EN:50)。ヒートロッドがある分ゼロより通常戦闘は強いか。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
ゼクス専用機。今回はウイングゼロの強化版のような性能。メガキャノンの消費ENがGBA版の50から40となり使いやすくなった。近距離ではヒートロッド、遠距離ではメガキャノン、MAP兵器とどのレンジでも対応できる。ゼクスに援護攻撃を付加すると使いやすさが増す。ゼクスのエースボーナスは"反撃時のダメージ+20%"のため、メガキャノンは反撃で用いるとよい。
スーパーロボット大戦R
ゼクス専用機。第20話「黒騎士と母の秘密」終了後に「コロニー落としを阻止しに行く」を選び、第23話「エンドレスワルツ」で加入。性能には『A』より、燃費が改善されたため使い安くなった。ただし、地形適応が:Bとなっている点は注意。
スーパーロボット大戦W
ゼクス専用機。第1部でも第2部でも後半で参戦。ウイングゼロからゼロシステムとマップ兵器を取り外し、マシンキャノンの代わりにヒートロッドを付けたような性能。
スーパーロボット大戦L
『W』の頃とは打って変わって、序盤から自軍に参入する。またメインウェポンのメガキャノンが射程が3~8で威力が高く、ENも35と比較的軽いため強力。ただし、致命的な弱点があり、気力が110以下の場合、最大射程が2まで低下してしまう。気になるなら射程ボーナスで補いたいところだが、射程ボーナス持ち機体が少なく、競り合い相手が多いのも悩みどころ。
また、発売前の情報でユニットボーナスに「自分のパートナーユニットに宇宙適性A」とあった事に加え、強化パーツが無いと判明したため、宇宙適性の低いユニットが多い本作では序盤に手に入る本機はプレイヤーにとって「スラスターモジュールの代替品」との認識がとても強い。某所ではゼクス共々「火消しのスラスターモジュール」などと呼ばれていた。5段階改造の時点で宇宙Sがつき、移動力もプラスされる。フル改造すればさらに移動が+2となるのでとても美味しいボーナスである。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
分岐14話でトーラスと共に加わる。他のガンダム各機がZシリーズから戦闘演出を刷新される中、トーラス共々一切変化が無く、微妙に不遇。また、設定に反してメガキャノン最大出力がツインバスターライフル最大出力と比べて威力に1000近く差を付けられており、P武器にしてもヒートロッドとローリングバスターライフルでやはり1000以上の威力差があり、劣化ウイングゼロのような性能になってしまった。メインパイロットのゼクスにしても精神コマンドに集中と魂がなく、使いにくさに拍車をかける。
ゼクスの精神やエースボーナス、機体のカスタムボーナスにより移動力は抜きん出ているので、敵中に突入して反撃戦法で戦いたい。ヒット&アウェイも欲しい。
ゼクスが乗らない場合でも、カスタムボーナスのおかげで移動力自体は自軍トップレベルなので、ゲインメーターや1/1チャム人形との相性自体は極めて良好。カトルノインを乗せて、『動き回って稼ぎつつサポートする役』に向いている。フル改造すればレスキューユニットも付けられるので、サポート能力が盤石になる。ゲインメーターを積むのなら、エースボーナスで開始時の移動力が上がるゼクスよりも同じエースボーナスで常時移動力が追加されるヒイロを乗せると良い。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
最初からOZルートまたは完全平和ルート経由のOZルートを選ぶと、「ハマーンの影」終了後に「ガンダムエピオンをばらしてトールギスIIIにするか否か」という選択肢が現れるので、此方を選べば入手。機体性能は他のEW版の機体同様に非常に高いため、余程エピオンに愛着がないならばこちらを選択し戦力アップを図った方がいい。射程の長い射撃武器:メガキャノン、P属性で射程1-3のヒートロッドと武器も高性能。無改造で運動性が175もあり、他のEW版の機体よりも改造段階が高いのでずば抜けた運動性を発揮することができる。一方で最初から独立軍ルートの場合はネオジオンに加わったミリアルドの乗機として登場する。性能は味方時と同様だが改造段階が高く、バルーンダミーも所持している。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
ゼクスが搭乗。
スーパーロボット大戦X-Ω
2016年6月のイベント「足掻く生命」の報酬ユニット。R・SR・SSRシューター。「インファイト」と「ガンファイト」の両方を持つ珍しいユニットで、各能力がバランス良く強化される。必殺スキルは乱舞型の「ヒートロッド」とSSRのみ直線貫通型の「メガキャノン最大出力」を持つ。また、味方の移動速度を上げる「火消しの風」を持つため足の遅いユニットのフォロー役になれる。自身の移動速度は「亡国の王子」で底上げ可能(SSRのみ)だが、意外にも飛べないので海での戦闘は注意が必要。
2018年2月にニューカマーで大器型SSRブラスターが実装。
2019年12月のイベント「瑞雲たなびく星の裾」にて大器型SSRシューターが追加。
スーパーロボット大戦DD
3章Part2より参戦。命中&回避タイプ。MAP兵器のSSRメガキャノンと通常のSSRメガキャノンの効果で、気力デバフ持ちのビーム属性ブレイカーとなる。またヒイロと同時に出撃するとヒイロの攻撃力と照準が上がるなど、要所要所で出番が多くなる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門装備。
メガキャノン
トールギスのドーバーガンの改良タイプ。砲身の伸縮・展開により威力の調整が可能な大型ビーム砲。右肩にマウント。
EW小説版ではドーバー砲という表記でほぼ統一されており、メガキャノンという呼称は使われていない。
メガキャノン(通常射撃)
砲身を展開せずに発射する通常射撃。この状態でもトールギスのドーバーガンを凌ぐ威力を持つ。
第3次α』、『第3次Z』では小隊攻撃用やアシスト武器として採用。トールギスIIIの武器の中では2番目の威力であり、他ユニットの小隊攻撃用武器と比較しても威力・射程が大きい。
メガキャノン(最大出力)
砲身を展開・延長した最大出力モード。ウイングゼロのツインバスターライフルと同等の破壊力があり、資源衛星MO-Ⅲを粉々にした。
基本的にSRWではこちらのみの採用。『第2次α』、『第3次α』では全体攻撃
『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。メインアビリティは「専用インターフェイス(トールギスIII)」で攻撃力・照準値・運動性が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。メガキャノン(トールギスⅢ)命中時、敵ユニットの気力を減少させ、攻撃力・防御力が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。自分がフィールド上にいるとき、味方のウイングガンダムゼロに攻撃力・照準値が増加し、25%の確率で攻撃を完全に回避する効果を付与する。サブアビリティは「照準値・運動性アップIII」。
メガキャノン(MAP)
最大出力モードのMAP兵器。弾数は3である事が多い。
『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。演出は原作でデキム達が見ているモニター内での三段階アップが元ネタ。メインアビリティは「チタニウム合金装甲(トールギスIII)」で移動力が増加する。攻撃力・照準値・運動性が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性が増加する。ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。自分がフィールド上にいるとき、味方のウイングガンダムゼロに攻撃力・照準値が増加する効果を付与する。サブアビリティは「照準値・運動性アップIII」。
ビームサーベル
先行2機と同型のビームサーベル。シールドに2基搭載。
『第2次α』や『W』では演出面でパワーアップしており、『W』ではコンボ属性が付いたので重宝する。
『DD』では斬撃属性のSR必殺技に。メインアビリティは「アタッカーIII」、サブアビリティは「照準値・運動性アップII」。
シールド
ヒートロッドを内蔵した盾。トールギスのシールドと比べて大型で角ばっている。左肩にマウントしているが、手に持つことも可能。
ヒートロッド
ガンダムエピオンと同系のものをシールドに装備。エピオンの元とは違い伸縮機能を持ち、シールドに格納することができる(ただし、エピオンも後に伸縮機能の設定が追加された)。
大抵のシリーズで、有射程P属性の武器として重宝される。一部の作品ではENを消費する。余談だがWでは敵を雁字搦めにして投げ飛ばすというヒートロッドがものすごく痛みそうな使い方をしていたが、Lではそれを改めるどころかそのまま崖に叩き付けた後に引きずりまわした挙句、崖の上から地面に叩き付けるという整備班に怒鳴られそうな使い方をしている(もっとも、本編でもサーペントの脚部を捕えて引きずりまわすシーンが存在しており、原作再現という面では間違っていない)。
『第3次Z』では全体攻撃。2機同時に薙ぎ払ってから接近してビームサーベルで切る。貴重なP属性ALL武器だが、射程3~5と癖が強く、反撃には使い辛い。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「高機動スラスターユニット」で照準値・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップI」。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ヒートロッド連撃
『DD』で斬撃属性のR必殺技として登場。ヒートロッドを伸ばして敵を何度も切り刻む。メインアビリティは「狙い撃ちI」、サブアビリティは「照準値アップI」。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。COMPACTシリーズでは飛行不可。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

A PORTABLE
運動性+15
第3次スーパーロボット大戦Z
移動力+2
X
移動力+2。「メガ・キャノン最大出力」の攻撃力+200

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

L
  • 初期:運動性+5、宇宙A
  • ハーフ:運動性+15、宇宙S、移動力+1
  • フル:運動性+25、宇宙S、移動力+2

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「WHITE REFLECTION」
「LAST IMPRESSION」

関連機体[編集 | ソースを編集]

トールギストールギスII
直系の原型機。特徴的な背部のスラスターユニットもきっちり受け継いでいる。
ガンダムエピオン
この機体のヒートロッドをより発展させた形で受け継いだ。
呂布トールギス
SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriorsに登場した、トールギスが演者のキャラ。兜にトールギスIIIの意匠が入っている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、新機動戦記ガンダムW、2022年2月22日閲覧。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]