「機動戦士ガンダム00」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ガンダムシリーズのTVシリーズ第12作目および第13作目。2010年9月18日にシリーズ完結編『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』が公開。1stシーズンと2ndシーズンとの全25話、実質全50話と劇場版に渡って展開される。
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ガンダムシリーズのTVシリーズ第12作目および第13作目。2010年9月18日にシリーズ完結編『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』が公開。1stシーズンと2ndシーズンとの全25話、実質全50話と[[映画|劇場版]]に渡って展開される。
  
 
1stシーズンと2ndシーズンは半年間のインターバルを開けて放送され、その間には『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』が放送されていた。商業上・制作上は別番組として扱われており(放送時間帯が変わったことも一因)、参戦も1stシーズンと2ndシーズンでは別扱いとなっているが、当Wikiでは同一の記事内で扱う。
 
1stシーズンと2ndシーズンは半年間のインターバルを開けて放送され、その間には『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』が放送されていた。商業上・制作上は別番組として扱われており(放送時間帯が変わったことも一因)、参戦も1stシーズンと2ndシーズンでは別扱いとなっているが、当Wikiでは同一の記事内で扱う。
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::本曲を歌うUVERworldは後年、劇場版のエンディングテーマを担当している。
 
::本曲を歌うUVERworldは後年、劇場版のエンディングテーマを担当している。
 
::アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛 男性声優編』において、[[沙慈・クロスロード]]役の[[声優]]である入野自由氏が本曲の一部を歌っている。
 
::アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛 男性声優編』において、[[沙慈・クロスロード]]役の[[声優]]である入野自由氏が本曲の一部を歌っている。
::『第2次Z再世篇』『OE』で採用。
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::『第2次Z再世篇』『OE』『DD』で採用。『DD』ではイベント「遥か彼方の愛し」にてクエストBGMに採用。
 
:;「泪のムコウ」(第2クール)
 
:;「泪のムコウ」(第2クール)
 
::作詞・作曲:AIMI / 編曲:ステレオポニー&northa+ / 歌:ステレオポニー
 
::作詞・作曲:AIMI / 編曲:ステレオポニー&northa+ / 歌:ステレオポニー
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:;「TRANS-AM RAISER」
 
:;「TRANS-AM RAISER」
 
::[[ダブルオーライザー]]のトランザム発動時のBGM。聞く人が聞けば作曲者が一発で解る川井節全開の曲であり、作曲を手掛けた川井憲次氏にとってもお気に入りの曲である。
 
::[[ダブルオーライザー]]のトランザム発動時のBGM。聞く人が聞けば作曲者が一発で解る川井節全開の曲であり、作曲を手掛けた川井憲次氏にとってもお気に入りの曲である。
::『第2次Z再世篇』『X-Ω』で採用。『X-Ω』ではイベント「世界の行く末」にてクエストBGMに採用。
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::『第2次Z再世篇』『X-Ω』『DD』で採用。『X-Ω』ではイベント「世界の行く末」、『DD』ではイベント「対を成すもの、無限大」にてクエストBGMに採用。
 
:;「00 GUNDAM」
 
:;「00 GUNDAM」
 
::2nd第2話「ツインドライヴ」において[[ダブルオーガンダム]]の起動成功および初陣の場面で使用されたBGM。
 
::2nd第2話「ツインドライヴ」において[[ダブルオーガンダム]]の起動成功および初陣の場面で使用されたBGM。
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:おそらく本作のガンダム系で最も厚遇されており、現時点で劇場版出典を含む刹那搭乗のエクシア・リペア・ダブルオー・ライザー・クアンタ・ELSクアンタにそれぞれ数種ずつを始め、アレルヤやティエリア達にも3~4種の乗機が既に登場済など、使用可能ユニット数では全参戦作品中トップクラスとなっている。また、本作にて[[0ガンダム]]がSRW初登場となった。
 
:おそらく本作のガンダム系で最も厚遇されており、現時点で劇場版出典を含む刹那搭乗のエクシア・リペア・ダブルオー・ライザー・クアンタ・ELSクアンタにそれぞれ数種ずつを始め、アレルヤやティエリア達にも3~4種の乗機が既に登場済など、使用可能ユニット数では全参戦作品中トップクラスとなっている。また、本作にて[[0ガンダム]]がSRW初登場となった。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド3の構成作品。1stシーズンから再現されている。3章Part4から2ndシーズンの再現開始。
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:ワールド3の構成作品。序章から1章Part12にかけて1stシーズンから再現され、2章part11にて沙慈が2ndシーズンの姿で顔見せした後、3章Part4から本格的な原作イベントが開始となる。
  
 
== 組織 ==
 
== 組織 ==
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:GNドライヴのブラックボックス内部に秘匿されていた時間制限付きのオーバーブーストシステムの一種。
 
:GNドライヴのブラックボックス内部に秘匿されていた時間制限付きのオーバーブーストシステムの一種。
 
:当初はGNドライヴのみが有していた機能であったが、2ndシーズン中盤以降はGNドライヴ[Τ]でも再現されるようになってしまった。
 
:当初はGNドライヴのみが有していた機能であったが、2ndシーズン中盤以降はGNドライヴ[Τ]でも再現されるようになってしまった。
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;Eカーボン
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:カーボンナノチューブの20倍の引張強度を持つとされる炭素系素材で、『00』の世界では軌道エレベーターの構造材やモビルスーツの装甲など様々な分野で使用されており、ソレスタルビーイングのガンダムの装甲もこの素材が使われている。
 
;脳量子波
 
;脳量子波
 
:人類が発しているとされる特殊な脳波。人類革新連盟において秘かに研究されている。通常の人間の脳量子波は微弱であるが、超兵やイノベイドやイノベイターのものになると強力である。
 
:人類が発しているとされる特殊な脳波。人類革新連盟において秘かに研究されている。通常の人間の脳量子波は微弱であるが、超兵やイノベイドやイノベイターのものになると強力である。
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|第19話||イノベイターの影||||||
 
|第19話||イノベイターの影||||||
 
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|第20話||アニュー・リターン||[[ガッデス]]<br/>[[レグナント]]||||『第2次Z再世篇』
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|第20話||アニュー・リターン||[[ガッデス (00)|ガッデス]]<br/>[[レグナント]]||||『第2次Z再世篇』
 
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|第21話||革新の扉||[[スサノオ]]||||
 
|第21話||革新の扉||[[スサノオ]]||||

2024年9月7日 (土) 11:24時点における最新版

機動戦士ガンダム00
読み きどうせんし
ガンダムダブルオー
原作 矢立肇
富野由悠季
監督 水島精二
シリーズ構成 黒田洋介
キャラクターデザイン 高河ゆん(原案)
千葉道徳
メカニックデザイン 海老川兼武
柳瀬敬之
福地仁
寺岡賢司
鷲尾直広
大河原邦男
音楽 川井憲次
制作 サンライズ(第3スタジオ)
放送局 MBS発・TBS系列
放送期間 1stシーズン
2007年10月6日 -
2008年3月29日
2ndシーズン
2008年10月5日 -
2009年3月29日
話数 全25話(1st・2nd共)
シリーズ ガンダムシリーズ
次作 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇(1st)
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇(2nd)
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機動戦士ガンダム00』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズのTVシリーズ第12作目および第13作目。2010年9月18日にシリーズ完結編『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が公開。1stシーズンと2ndシーズンとの全25話、実質全50話と劇場版に渡って展開される。

1stシーズンと2ndシーズンは半年間のインターバルを開けて放送され、その間には『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が放送されていた。商業上・制作上は別番組として扱われており(放送時間帯が変わったことも一因)、参戦も1stシーズンと2ndシーズンでは別扱いとなっているが、当Wikiでは同一の記事内で扱う。

ちなみに本作のノベライズ版は単なるメディアミックスではなく水島精二監督らの監修が入った公式な物語と1stシーズン第一巻後書きで明言されている。そのため、ノベライズ版で明かされた設定は作者による独自の解釈ではなく公式設定となる(実際、1stシーズンでは当時放送されていなかった2ndシーズンへの伏線が多く張られている)。

なお、タイトルの「00」は数字のゼロであり、アルファベットのオー (OO) ではないので注意。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

西暦2307年。紛争の絶えない地球に、突如として4機の「ガンダム」が現れ、全世界に対して武力介入を始めた。そしてほどなくソレスタルビーイングを名乗る集団が世界に向けてメッセージを発する。彼らの目的は「武力による紛争根絶」。人類が紛争を続ける限り、ガンダムによる介入を続けるというのだ。既知の科学力をはるかに上回る技術力を持つ彼らに翻弄される三大国家群。しかし、世界が変革を続ける中、ソレスタルビーイングの計画は少しずつ歪みだす…。

登場人物[編集 | ソースを編集]

1stシーズンからの登場人物[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイング[編集 | ソースを編集]

ガンダムマイスター
刹那・F・セイエイ
主人公ガンダムエクシアおよびダブルオーガンダムのガンダムマイスター。中東出身。ガンダムシリーズの主人公としては、(あまり類を見ない)家族との間に最も凄惨な過去が存在する。
2ndシーズン終盤において、人類初のイノベイター覚醒する。
ロックオン・ストラトス
ガンダムデュナメスのガンダムマイスター。AEU出身。凄腕のスナイパー。少年時代に以外の家族を自爆テロで亡くしている。
アレルヤ・ハプティズム
ガンダムキュリオスおよびアリオスガンダムのガンダムマイスター。人類革新連盟出身。超兵機関技術研究所から脱走してきた被検体E-0057。もう一つの人格である「ハレルヤ」が存在している。
ティエリア・アーデ
ガンダムヴァーチェおよびセラヴィーガンダムのガンダムマイスター。出身地および年齢不明。中性的な容姿をしている。
プトレマイオスクルー
スメラギ・李・ノリエガ
プトレマイオス(2ndシーズンではプトレマイオス2)の艦長役も兼任している戦術予報士。酒豪。「大胆かつ繊細な戦術」を得意とする。
クリスティナ・シエラ
戦況オペレーター。愛称は「クリス」。元ハッカーでコンピューターの扱いに長けている。
フェルト・グレイス
戦況オペレーター。両親(『00外伝』に登場している)が組織のメンバーであったため、生まれた時からソレスタルビーイングの一員。
リヒテンダール・ツエーリ
操舵士を務める。愛称は「リヒティ」。陽気な性格で、クリスに好意を持つ。
ラッセ・アイオン
砲撃士で、予備のガンダムマイスター。元マフィアという経歴を持つ。
イアン・ヴァスティ
元AEU所属の総合整備士。実は、美人の若い妻10代の娘がいる。
ハロ
ロックオンのハロ。色はオレンジ。本作ではサポートメカで、「兄弟」が沢山いる。
JB・モレノ
プトレマイオスに搭乗する医者。昔は「国境なき医師団」のメンバーだった。
チームトリニティ
ヨハン・トリニティ
長男。ガンダムスローネアインのガンダムマイスターで、理知的な性格。
ミハエル・トリニティ
次男。ガンダムスローネツヴァイのガンダムマイスターで、直情的。
ネーナ・トリニティ
末妹。ガンダムスローネドライのガンダムマイスターで、幼さと残虐性を併せ持つ。
HARO
ネーナのハロ。色は紫で、目つきと言葉遣いが悪い。
エージェント
王留美(ワン・リューミン)
エージェント。世界の変革を強く求めている。
紅龍(ホンロン)
留美に仕えるエージェント。
関係者
イオリア・シュヘンベルグ
創設者。200年以上前の人物。
アレハンドロ・コーナー
監視者の一人。表の顔は国連大使。内心では大きな野望を抱いており、1stシーズン終盤においてその本性を現す。
ラグナ・ハーヴェイ
監視者の一人。表の顔はリニアトレイン公社の総裁。チームトリニティの主でもある。
リボンズ・アルマーク
アレハンドロに仕えている少年。その正体はイノベイドの一人。

ユニオン[編集 | ソースを編集]

グラハム・エーカー
ユニオンのトップガンであり、MSWAD(エムスワッド)に所属するフラッグファイター。
ガンダムの圧倒的性能に大きな衝撃を受け(グラハム本人曰く「心奪われた」)、対ガンダム調査隊(後のオーバーフラッグス)に転属し、ガンダムを追い続ける。
ビリー・カタギリ
ユニオンのMSWAD技術顧問。グラハムの親友。
レイフ・エイフマン
フラッグの設計者。ビリーやスメラギの師でもある。
ハワード・メイスン
グラハムの部下であるフラッグファイター。
ダリル・ダッジ
グラハムの部下であるフラッグファイター。
ジョシュア・エドワーズ
フラッグファイターの一人。グラハムに対抗意識を燃やしている。
ブライアン・ステッグマイヤー
ユニオン大統領。

人類革新連盟(人革連)[編集 | ソースを編集]

セルゲイ・スミルノフ
人類革新連盟の指揮官。過去の戦乱で左目付近に大きな傷跡が残っている。「ロシアの荒熊」という異名を持つ。
ソーマ・ピーリス
人類革新連盟のパイロット。デザインベビーであり、「超兵機関技術研究所」で養成された「超兵」である。幼い頃からアレルヤと深い因縁がある。

AEU[編集 | ソースを編集]

パトリック・コーラサワー
AEUのイナクトのパイロット。(良くも悪くも)楽観的な性格の持ち主であるが、その腕前はスクランブル2000回以上で、模擬戦全勝。
非常に悪運が強く何度も生還するため、「不死身のコーラサワー」という通称を持つ。
カティ・マネキン
AEUの大佐。的確な戦術の腕前から国連軍のソレスタルビーイング討伐隊の総指揮を任されている。
2ndシーズンでは、大学生時代の友人だったスメラギと何度も戦う事になる。

アザディスタン王国[編集 | ソースを編集]

マリナ・イスマイール
本作のヒロイン。元々は一般家庭で育っていたが、王族の血を引いていたため皇女として担ぎ出された。刹那と何度か出会い、彼に対して多大な影響を与える。
シーリン・バフティヤール
マリナの側近であり、親友。2ndシーズンではカタロンの構成員に。
マスード・ラフマディー
アザディスタン王国の宗教指導者にして国内における保守派のリーダー。
SRWでは『DD』にて名前のみ登場。

刹那の隣人達[編集 | ソースを編集]

沙慈・クロスロード
もう一人の主人公。1stシーズンでは刹那の隣人。2ndシーズンでは、事件に巻き込まれた事が切っ掛けでソレスタルビーイングと同行する事になる。
ルイス・ハレヴィ
スペインの留学生であり、沙慈のガールフレンド。ごく普通の少女であったが、戦争に巻き込まれてしまう。
2ndシーズンではアロウズの兵士となる。
絹江・クロスロード
沙慈の姉で、日本の報道機関JNNのジャーナリスト。ソレスタルビーイングに興味を持ち、その取材活動を行う。

その他[編集 | ソースを編集]

池田
日本の報道機関JNNの海外特派員。
2ndシーズンではカタロン構成員となる。
アリー・アル・サーシェス
己自身を「戦争屋」と嘯く傭兵。刹那の過去に重大な関わりがある。

2ndシーズンからの登場人物[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイング[編集 | ソースを編集]

ロックオン・ストラトス(2代目)
ケルディムガンダムのガンダムマイスター。初代ロックオンの双子の弟。
ミレイナ・ヴァスティ
イアンの娘。プトレマイオス2の戦況オペレーターを務める。
リンダ・ヴァスティ
イアンの妻でミレイナの母。後方支援のメカニック。
アニュー・リターナー
プトレマイオス2のブリッジクルーで、プトレマイオス2の操舵士を担当。しかし…。
赤ハロ
ロックオンの相棒のハロとは別のハロ。オーライザーの制御を担当する。沙慈の相棒的存在になる。

カタロン[編集 | ソースを編集]

クラウス・グラード
カタロン中東第三支部のリーダー。

アロウズ[編集 | ソースを編集]

ホーマー・カタギリ
地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊「アロウズ」の総司令官。ビリーの叔父。
アーサー・グッドマン
アロウズのNo.2である准将。
リー・ジェジャン
アロウズの中佐で、グッドマンの副官。
アーバ・リント
アロウズの少佐。殲滅戦を好む。
バラック・ジニン
アロウズの大尉。MS部隊を率いる。
ミスター・ブシドー
謎の仮面の男。独自行動のライセンスを持つ。どう見てもあの男だが…
アンドレイ・スミルノフ
セルゲイの実の息子。父親であるセルゲイとは、過去の事件を切っ掛けとした確執が存在する。
アロウズ (一般兵)
アロウズに所属する一般兵。地球連邦軍から選抜されているだけあって、技量は高め。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

パング・ハーキュリー
セルゲイの旧友。アロウズの所業を憂い、軌道エレベーター「アフリカタワー」を占拠してクーデターを起こす。
連邦兵
ユニオン、人類革新連盟、AEUからなる国連軍を改組・改称した地球連邦軍に所属する一般兵。

地球連邦政府[編集 | ソースを編集]

初代地球連邦大統領
2ndシーズンにおける地球連邦政府の大統領。地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊「アロウズ」を設立しているが、その実態はイノベイターの傀儡である。
第二代地球連邦大統領
2nd最終話「再生」エピローグにて、新たに就任した地球連邦大統領。

イノベイター[編集 | ソースを編集]

リジェネ・レジェッタ
イノベイターと称する者の一人。心中では、リボンズに対して反逆の意思を抱いている。
リヴァイヴ・リバイバル
イノベイターと称する者の一人。ガデッサに乗る。
ヒリング・ケア
イノベイターと称する者の一人。自身専用のガデッサ、後に専用のガラッゾに乗る。
ブリング・スタビティ
イノベイターと称する者の一人。ガラッゾに乗る。
デヴァイン・ノヴァ
イノベイターと称する者の一人。エンプラスに乗る。
量産イノベイド
イノベイターの兵士達で、ブリングとデヴァインタイプのイノベイド。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

1stシーズン登場メカ[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイング[編集 | ソースを編集]

0ガンダム
ソレスタルビーイングが開発した最初のガンダム。
プトレマイオスチーム
ガンダムエクシア
実体剣であるGNソード等、7本の剣(通称「セブンソード」)を所持する近接戦闘に特化したガンダム。1stシーズンの主役機。
ガンダムデュナメス
遠距離狙撃を最も得意とするガンダム。また、球体型のロボットであるハロが機体制御を担っている。
ガンダムキュリオス
飛行形態に変形可能なガンダム。左手に持つGNシールドには、クローおよびニードルが仕込まれている。
ガンダムヴァーチェ
恰幅のある外見が特徴的な遠距離砲撃戦を得意とするガンダム。装甲をパージすることによって、ガンダムナドレになる。
ガンダムナドレ
秘匿されているガンダムヴァーチェの本体。ヴェーダとリンクした機体を支配下に置く「トライアルシステム」を発動させる事が可能。
プトレマイオス
ソレスタルビーイングの多目的輸送艦。航行可能領域が宇宙空間にのみ限られている上に、1st第22話「トランザム」で強襲用コンテナが搭載されるまで、非武装であった。
チームトリニティ
ガンダムスローネアイン
ガンダムスローネシリーズの一つ。遠距離砲撃戦を得意とする。
ガンダムスローネツヴァイ
ガンダムスローネシリーズの一つ。近接戦闘が得意だが、遠距離誘導兵器「GNファング」によって中距離戦闘も得意とする。
ガンダムスローネドライ
ガンダムスローネシリーズの一つ。上記の2機と異なり、戦闘支援をメインとしている。敵軍をかく乱するGNステルスフィールドを搭載している。HAROによる操縦支援も可能。

ユニオン[編集 | ソースを編集]

ユニオンリアルド(SRW未登場)
ユニオンフラッグ以前の主力機。
ユニオンフラッグ
ユニオンリアルドの後継機であるユニオンの最新の量産型可変モビルスーツ
グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
極限にまで改造されたユニオンフラッグ。ユニオンのエースであるグラハム・エーカー専用機である。通称「カスタムフラッグ」。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
GNドライヴ[Τ]を移植させたグラハム専用ユニオンフラッグ。強力な格闘武器であるGNビームサーベルを所持する一方で、機体バランスが劣悪かつ変形も不可能になっている。通称「GNフラッグ」。
オーバーフラッグ
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムで得たデータを元に強化改修したユニオンフラッグ。
バージニア級輸送艦
箱型の宇宙輸送艦。国連軍のGN-X部隊の母艦として使われた。

人類革新連盟[編集 | ソースを編集]

ティエレン地上型
人類革新連盟の量産型モビルスーツ。動きは鈍重だが、装甲は堅牢。武骨な外見が特徴的な「西暦世界におけるザク」と言うべき機体。
ティエレン宇宙型
宇宙戦用のティエレン。機体全身には姿勢制御用スラスターを、両脚部には推進剤である水が入ったプロペラントタンク(シールドも兼ねる)を備えているのが特徴。
ティエレン宇宙指揮官型
ティエレン宇宙型の指揮官機仕様。通常の宇宙型と比較して、頭部センサーや両肩部の装甲が強化されている。
ティエレン高機動型(SRW未登場)
ティエレンの高機動型。
ティエレン高機動B型
高機動型の砂漠仕様。
ティエレン高機動B指揮官型
高機動B型の指揮官機仕様。ホバー移動する事が可能で、ティエレン地上型よりも機動性が向上している。
ティエレン長距離射撃型
300mm×50口径長滑腔砲を頭部に搭載して遠距離砲撃戦に特化したティエレン。
ティエレンタオツー
「超兵」用に開発されたティエレン。全身ピンク色の外見が特徴的。「超兵」第1号であるソーマ・ピーリスの専用機である。
ラオホゥ級宇宙輸送艦(SRW未登場)
宇宙用の小型輸送艦。ガンダム鹵獲作戦時などに運用された。

AEU[編集 | ソースを編集]

AEUヘリオン
AEUの量産型モビルスーツ。大量生産されたヘリオンが民間やテロリストにも出回っている。
AEUイナクト
AEUの最新型可変モビルスーツ…なのだが、ユニオンフラッグの機構を参考にしているため「フラッグの猿真似」呼ばわりされてしまう。
サーシェス専用AEUイナクトカスタム
PMCトラストが独自にカスタマイズしたAEUイナクト。凄腕の傭兵であるアリー・アル・サーシェスの専用機である。
アグリッサ
サーシェス専用AEUイナクトカスタムと合体させて用いるモビルアーマー。敵パイロットだけを直接攻撃するプラズマフィールドを搭載している。

国連軍[編集 | ソースを編集]

GN-X
国連軍の主力であるGNドライヴ[Τ]を動力とする量産型モビルスーツ。量産機ながら、その性能はソレスタルビーイングのガンダム各機とほぼ互角である。
アルヴァトーレ
アレハンドロ・コーナーが搭乗する金色のモビルアーマー。7基のGNドライヴ[Τ]を動力としており、攻防両面において優れている。
アルヴァアロン
アルヴァトーレの核となるGNドライヴ[Τ]を動力とする金色のモビルスーツ。

2ndシーズン登場メカ[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイング[編集 | ソースを編集]

ガンダムエクシアリペア
4年前の戦いで中破したガンダムエクシアを刹那が改修した機体。ただし、左腕を喪失した状態のままであり、頼みの武装であるGNソードの剣先が欠けている等、満身創痍の状態である。
ダブルオーガンダム
左右の肩部にそれぞれGNドライヴ、いわゆる「ツインドライヴシステム」を搭載したガンダムエクシアの後継機。ただし、ツインドライヴシステムの稼働は不安定であった。2ndシーズンの主役機。
ダブルオーライザー
ダブルオーガンダムの真の姿。オーライザーとのドッキングによってツインドライヴシステムが安定稼働しており、驚異的な性能を発揮する。
ケルディムガンダム
ガンダムデュナメスの後継機。GNビームサーベルが廃されており、狙撃・銃撃戦に特化している。また、遠隔操作が可能な「GNシールドビット」を搭載しており、ハロが制御を担う。
ケルディムガンダムGNHW/R
「GNヘビーウェポン」と呼ばれる追加武装を施した形態。
アリオスガンダム
ガンダムキュリオスの後継機。飛行形態時に両肩のGNビームシールドをクロー状に展開させて、敵機を切断する事が可能。
アリオスガンダムGNHW/M
「GNヘビーウェポン」と呼ばれる追加武装を施した形態。
セラヴィーガンダム
ガンダムヴァーチェの後継機。最大出力時にバックパックにあるガンダムフェイスが展開する。…実は、そのバックパックこそがセラヴィーガンダムの本体というべきセラフィムガンダムである。
セラフィムガンダム
ガンダムナドレの後継機。普段はセラヴィーのバックパックに偽装しており、GNドライヴも保有している。ナドレよりも強力な「トライアルフィールド」を発動させる事が可能。
セラヴィーガンダムGNHW/B
「GNヘビーウェポン」と呼ばれる追加武装を施した形態。
オーライザー
ダブルオーガンダムの支援機。ダブルオーガンダムの背部でドッキングし、ツインドライヴシステムの稼働を安定させる働きを持つ。成り行きで沙慈・クロスロードが搭乗する事になる。
GNアーチャー
ガンダムアリオスの火力面を補う可変モビルスーツ。飛行形態のアリオスと本機体が合体した形態を「アーチャーアリオス」と呼ぶ。
プトレマイオス2
ソレスタルビーイングの2代目となる母艦。先代艦と異なって武装が有り、宇宙空間に限らず大気圏内や水中も航行できるようになった。さらに、トランザムまで可能になっている。

地球連邦軍およびアロウズ[編集 | ソースを編集]

GN-X III
GN-Xの後に開発されたGN-X IIの後継機。連邦正規軍仕様とアロウズ仕様の二つのバージョンが存在している。
アヘッド
GN-X IIIの発展型のモビルスーツで、アロウズの指揮官が搭乗する。ソレスタルビーイングの第3世代ガンダムを超える高性能の機体である。
アヘッド・スマルトロン
アヘッドのカスタム機の一つ。脳量子波に対応しているため、「超兵」であるピーリスが搭乗する。後にルイスが搭乗した。
アヘッド・サキガケ
アヘッドのカスタム機の一つ。近接戦闘に特化している。謎の仮面の男であるブシドーの専用機。
マスラオ
ビリーが盟友であるブシドーの要請によって開発したモビルスーツ。二振りの強力なGNビームサーベルを所持する。(擬似ではあるが)ソレスタルビーイング以外に初めてトランザムシステムを再現した機体。
スサノオ
マスラオを強化・改修したモビルスーツ。GNビームサーベルに代わって二振りの実体剣を装備している。
ティエレン全領域対応型
ティエレンタオツーで得られたデータを元に開発された地上大気圏内宇宙空間でも運用可能な次世代型ティエレン。
トリロバイト(SRW未登場)
アロウズの水中用大型MA。
バイカル級航宙巡洋艦
地球連邦軍やアロウズが宇宙で運用する航宙巡洋艦。
ウラル級大型輸送艦(SRW未登場)
90機以上のMSや大型MAすら搭載可能な大型輸送艦。
ギアナ級地上戦艦
地球連邦軍やアロウズが大気圏内で運用する地上戦艦。
ベーリング級海上空母
アロウズが運用する双胴型の大型空母。

イノベイター[編集 | ソースを編集]

リボーンズガンダム(リボーンズキャノン)
リボンズ専用に開発されたガンダム。2基のGNドライヴ[Τ]により高い性能を持つ。砲撃形態である「リボーンズキャノン」にも変形が可能。
ガデッサ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。遠距離砲撃戦を得意としている。GNメガランチャーを所持。
ガラッゾ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。近接戦闘を得意としている。5本の指から発生させたビームサーベルを収束させてGNビームクローで敵機を切断する。
ヒリング・ケア専用ガラッゾ
ヒリング・ケア用にカラーリングされたガラッゾ。
ガッデス
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。あまり戦闘向けの機体ではないが、中距離戦闘を想定して「GNサーベルファング」を搭載している。
エンプラス
イノベイターが開発したモビルアーマー。大型GNキャノンや敵機を拘束するエグナーウィップを搭載している。後述のレグナントの試作機。
レグナント
イノベイターが開発した可変型のモビルアーマー。エンプラスの武装に加えて、指状になった10基のGNファングを搭載している。パイロットであるルイス・ハレヴィの憎悪を体現させたかのような外見が特徴的。
ガガ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つで、量産機。武装は「トランザムを利用した特攻」のみ。
アルケーガンダム
チームトリニティのガンダムスローネツヴァイのデータを元にして製造されたサーシェス専用のガンダム。ガンダムとかけ離れた禍々しい外見が特徴的。

その他[編集 | ソースを編集]

ピラー破片
メメントモリ2号機によって破壊された軌道エレベーター「アフリカタワー」の外壁部の破片。

楽曲[編集 | ソースを編集]

1stシーズン[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「DAYBREAK'S BELL」(第1クール)
作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc~en~Ciel / 歌:L'Arc~en~Ciel
日本語訳すると「夜明けの鐘」。1stシーズン最終話「刹那」および2ndシーズン最終話「再生」のエンディングテーマでもある。
さらには劇場版エピローグでも本曲を連想させる演出が存在しており、『機動戦士ガンダム00』という作品全体を象徴する曲となっている。
第2次Z』にて採用。『破界篇』第48話のサブタイトルも「夜明けの鐘」となっている。『再世篇』でもイベントで流れる。『V』ではTV版は参戦していないが、限定版で本曲の原曲を収録。
「Ash Like Snow」(第2クール)
作詞:川瀬智子 / 作曲:奥田俊作 / 編曲:the brilliant green / 歌:the brilliant green
エンディングテーマ
「罠」(第1クール)
作詞:菅波栄純 / 作曲・編曲:THE BACK HORN / 歌:THE BACK HORN
本曲を歌うTHE BACK HORNは後年、劇場版のオープニングテーマを担当している。
「フレンズ」(第2クール)
作詞:STEPHANIE&矢住夏菜 / 作曲:ジョー・リノイエ&MASAKI / 編曲:ジョー・リノイエ&峰正典 / 歌:ステファニー
劇中BGM
「FIGHT」
トランザム発動時のBGM。曲名を知らなくても「アーアアー」(速い方)で大抵通じる。
第2次Z』『OE』『DD』で採用。『DD』ではイベント「胸中の秘密、そして希望」などでクエストBGMに採用。
「POWER」
「アーアアー」(遅い方)。
『DD』のイベント「プリミティブ・インパルス」にてクエストBGMに初採用。

2ndシーズン[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「儚くも永久のカナシ」(第1クール)
作詞:TAKUYA∞ / 作曲:克哉&TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld / 歌:UVERworld
本曲を歌うUVERworldは後年、劇場版のエンディングテーマを担当している。
アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛 男性声優編』において、沙慈・クロスロード役の声優である入野自由氏が本曲の一部を歌っている。
『第2次Z再世篇』『OE』『DD』で採用。『DD』ではイベント「遥か彼方の愛し」にてクエストBGMに採用。
「泪のムコウ」(第2クール)
作詞・作曲:AIMI / 編曲:ステレオポニー&northa+ / 歌:ステレオポニー
ACEP』で採用されているが、SRWにおいては未採用。
エンディングテーマ
「Prototype」(第1クール)
作詞・作曲:石川智晶 / 編曲:西田マサラ / 歌:石川智晶
本曲を歌う石川智晶氏は後年、劇場版の挿入歌を担当している。
「trust you」(第2クール)
作詞・作曲:MARKIE / 編曲:JIN NAKAMURA / 歌:伊藤由奈
「TOMORROW」(2nd第14話「歌が聴こえる」)
作詞:黒田洋介&ああ / 作曲:浅見昴生&川井憲次 / 編曲:西田マサラ / 歌:マリナ・イスマイールと子ども達
マリナ・イスマイールカタロンに保護された子ども達が共に作った。2ndシーズン最終話「再生」では、挿入歌として使用。
なお、劇中で使用されているのはマリナ・イスマイールとカタロンに保護された子ども達が共に歌うバージョンであるが、マリナ・イスマイール(声:恒松あゆみ氏)によるソロバージョンも存在している。
劇中BGM
「TRANS-AM RAISER」
ダブルオーライザーのトランザム発動時のBGM。聞く人が聞けば作曲者が一発で解る川井節全開の曲であり、作曲を手掛けた川井憲次氏にとってもお気に入りの曲である。
『第2次Z再世篇』『X-Ω』『DD』で採用。『X-Ω』ではイベント「世界の行く末」、『DD』ではイベント「対を成すもの、無限大」にてクエストBGMに採用。
「00 GUNDAM」
2nd第2話「ツインドライヴ」においてダブルオーガンダムの起動成功および初陣の場面で使用されたBGM。
本作の放送当時、『機動戦士ガンダム00』2ndシーズンの配信を行うYahoo! JAPANの映像配信サービス「GYAO!」のCMでも使用されていた。
『OE』で採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

スパロボにおいては『第2次Z』以降、『00』が(シリーズを跨いで)連続参戦しているような印象を受けるが、実際に連続参戦しているのは劇場版の方である。TV版である本作が本格参戦しているのは、携帯電話向け作品を除くと『第2次Z』2作のみ(『OE』は刹那と一部の人物のみのいるだけ参戦)であり、『第2次Z』では実質(『破界篇』にて)1stシーズンと(『再世篇』にて)2ndシーズンで分割されている。

また、ソレスタルビーイングの立場上の問題もあってか『新機動戦記ガンダムW』同様、原作ストーリーの再現は少なめの傾向にもある。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初参戦作品。今回の多元世界地球側の主軸となる。原作ではAEU人革連と並んで三大勢力の一つだったユニオンは、『コードギアス』に登場する神聖ブリタニア帝国と合併し、オリジナル勢力「ブリタニア・ユニオン」として登場する。また、AEUや人革連も他作品の勢力を取り込んでいる。
今作では1stシーズンの物語のみ展開されるため『機動戦士ガンダム00 1st Season』名義で記されているが、原作とは違って人類全体の敵や巨大なテロ組織が数多存在する世界の為、それらの台頭を防ぐためにソレスタルビーイングが物語序盤で武力介入を自粛する方針となり、自軍と対立する事は無い。
この辺は、前作における『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のアークエンジェル隊が他作品のキャラ達から総スカンを喰らった件と意図的に対比させている。もっとも、実際には物語上の関係や『新機動戦記ガンダムW』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』など実質的なテロリストが主役となる作品が今回多いため、前作のように下手に弄れないのも要因の一つだろう。
原作における最終決戦まで再現されるが、ソレスタルビーイングの壊滅は『再世篇』まで持ち越しとなったため、原作と異なりクリスティナ・シエラリヒテンダール・ツエーリが生き残る。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
2ndシーズン込みで参戦。表記は一括され『機動戦士ガンダム00』名義。アロウズが原作通りの暴れっぷりを見せており、各参戦作品のキャラ達からも大いに憎まれている。
今作では『破界篇』から1年程しか経っていないにも関わらず各キャラ達は原作通り4年分成長しているが、その事について他のキャラたちからはあまり突っ込まれない(せいぜいが「大人っぽくなった」「成長期だから」などと言われる程度。ある意味、スパロボの恒例みたいなものだが)。全体的に『ガンダムW』『コードギアス 反逆のルルーシュR2』とのクロスオーバーが多く見られる。
続編第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では劇場版と入れ替わり不参戦となる。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
劇場版のみの参戦だが、プレミアムエディションでTV版主題歌が収録されている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
サービス開始時から参戦。シナリオ展開の都合上いつの間にか2ndシーズンの人物・機体が登場したり、人物の顔グラが2ndシーズンのものになっていることも。
本家では実現していない2人のロックオンの共演およびクリスリヒティの生存も実現。
スーパーロボット大戦Operation Extend
いるだけ参戦で、1stシーズンからはガンダムエクシア、2ndシーズンからは刹那・F・セイエイ沙慈・クロスロードミスター・ブシドーダブルオーライザースサノオが登場する。
ブシドー&スサノオの自軍入りに加え、2ndシーズン状態の刹那でエクシアに乗って最後まで(性能はともかく)戦える、という点では貴重な作品。
なお、刹那およびエクシアはコロニー自治勢力の所属、ミスター・ブシドーは当初は地球連邦軍所属という設定になっており、ソレスタルビーイングに関しては言及されない(トランザムシステム起動時の戦闘デモにソレスタルビーイングのエンブレムが表示される程度)。
スーパーロボット大戦X-Ω
サービス開始時から参戦。既に三大国家群による国連軍が結成されており、ソレスタルビーイングはそれに追われる身で黒の騎士団と共闘している。第1章では1stシーズンのみの再現だが、ガシャにガンダムエクシアリペアがいたりユニットクエストでアロウズが出てくるなど、所々に2ndシーズンの要素が混在している。
おそらく本作のガンダム系で最も厚遇されており、現時点で劇場版出典を含む刹那搭乗のエクシア・リペア・ダブルオー・ライザー・クアンタ・ELSクアンタにそれぞれ数種ずつを始め、アレルヤやティエリア達にも3~4種の乗機が既に登場済など、使用可能ユニット数では全参戦作品中トップクラスとなっている。また、本作にて0ガンダムがSRW初登場となった。
スーパーロボット大戦DD
ワールド3の構成作品。序章から1章Part12にかけて1stシーズンから再現され、2章part11にて沙慈が2ndシーズンの姿で顔見せした後、3章Part4から本格的な原作イベントが開始となる。

組織[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイング
イオリア・シュヘンベルグが「紛争根絶」を目的に創設した私設武装組織。本作の主人公である刹那・F・セイエイらが所属する。西暦2307年に全世界への武力介入を開始する。

1stシーズン[編集 | ソースを編集]

ユニオン
主に南北アメリカオセアニア各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。ちなみに、アメリカ合衆国がユニオンにおける盟主的な立場で、日本はユニオン領の「経済特区」という扱いである。
人類革新連盟(人革連)
主に中国・ロシア(モスクワ以外)・インドを中心にユーラシア大陸(アジアが主)の各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。裏では、「超兵」等の非人道的な研究を進めている。
AEU
主にヨーロッパ・(ロシアから独立した)モスクワの各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。アフリカに軌道エレベーター「ラ・トゥール」を建設している。
PMCトラスト
AEU所属の国家であるモラリア共和国に存在する民間軍事会社。多数のMSや傭兵を抱えており、もはや「一国の軍隊」という規模である。
国連軍
1st第20話「変革の刃」にて、ソレスタルビーイングの壊滅を目的として国連加盟国である上記の三大国家群の軍隊で結成された軍隊。擬似太陽炉搭載型MSであるGN-Xを主戦力とする。

2ndシーズン[編集 | ソースを編集]

地球連邦政府
国連加盟国である上記の三大国家群を統合して、西暦2311年に成立した地球圏を統治する政府。旧三大国家群が持っていた国力および戦力を引き継いでいる。
地球連邦軍
旧三大国家群の軍隊を解体させた後、新たに改組した地球連邦政府の軍隊。正式名称は「地球連邦平和維持軍」である。
略称は「連邦軍」だが、2ndシーズンではアロウズと区別する意味で「正規軍」と呼称される場合もある。
アロウズ
地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊。「恒久和平実現」を目的に成立しており、その為ならば反連邦勢力に対する弾圧や虐殺をも厭わない。正規軍よりも強大な権限および軍事力を有する。
カタロン
地球連邦政府(特に、アロウズ)の弾圧に対抗して成立した反連邦勢力。旧三大国家群出身のパイロットも参加している。ただし、MSの質や数量で地球連邦軍に水を空けられている。

用語[編集 | ソースを編集]

ガンダムマイスター
ソレスタルビーイングが保有する機動兵器「ガンダム」のパイロットの総称。
GNドライヴ
ソレスタルビーイングが保有する機動兵器「ガンダム」の動力機関出力が莫大かつ稼働時間に限界が無い為、ガンダムは圧倒的な性能を誇る。「太陽炉」とも呼称する。
GNドライヴ[Τ]
ヴェーダ内部にあるGNドライヴのデータを盗んで製造・流出された動力機関。稼働時間に限界は有るが、性能面ではGNドライヴとあまり大差が無い。「擬似太陽炉」とも呼称する。
GN粒子
GNドライヴから放出される光の粒子。通信障害を起こす効果が有り、圧縮する事によってビーム兵器バリア等にもなる。
トランザム
GNドライヴのブラックボックス内部に秘匿されていた時間制限付きのオーバーブーストシステムの一種。
当初はGNドライヴのみが有していた機能であったが、2ndシーズン中盤以降はGNドライヴ[Τ]でも再現されるようになってしまった。
Eカーボン
カーボンナノチューブの20倍の引張強度を持つとされる炭素系素材で、『00』の世界では軌道エレベーターの構造材やモビルスーツの装甲など様々な分野で使用されており、ソレスタルビーイングのガンダムの装甲もこの素材が使われている。
脳量子波
人類が発しているとされる特殊な脳波。人類革新連盟において秘かに研究されている。通常の人間の脳量子波は微弱であるが、超兵やイノベイドやイノベイターのものになると強力である。
ヴェーダ
ソレスタルビーイングの行動の根幹となる量子型演算処理システム。世界中のコンピュータとリンクしており、ソレスタルビーイングの「頭脳および耳目」の役割を果たす。
1stシーズン終盤においてリボンズ・アルマークによって掌握されてしまった。
軌道エレベーター
『00』の世界観の主軸となる(地球の)地表と静止軌道より上を結ぶエレベーター。『00』世界の三大国家群がそれぞれ1基ずつ領有しており、互いにオービタルリングで結ばれている。
メメントモリ
アロウズが低軌道オービタルリング上に建造した衛星兵器。大都市を消滅させる程の威力を持つ。2機存在するが、いずれもソレスタルビーイングの奇襲によって完全破壊された。
イノベイター
強い脳量子波を持ち、他者と意識を通わせる力を持つ人類。これこそが、イオリアが待ち望んだ「革新者」である。
リボンズ一派および彼らの自称と区別する意味で、「純粋種の~」「真の~」と表記する場合がある。
イノベイド
イオリアによって(将来的に誕生すると想定されたイノベイターを模倣して)造られたヴェーダの生体端末

各話リスト[編集 | ソースを編集]

1stシーズン[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 ソレスタルビーイング ガンダムエクシア
ガンダムデュナメス
ガンダムキュリオス
ガンダムヴァーチェ
プトレマイオス
ティエレン宇宙型
AEUイナクト
AEUヘリオン
第2次Z破界篇
第2話 ガンダムマイスター ティエレン地上型
ユニオンフラッグ
ティエレン長距離射撃型
第3話 変わる世界 ティエレン高機動B型
第4話 対外折衝 グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
第5話 限界離脱領域 ティエレンタオツー
第6話 セブンソード サーシェス専用AEUイナクトカスタム
第7話 報われぬ魂
第8話 無差別報復
第9話 大国の威信
第10話 ガンダム鹵獲作戦 ガンダムナドレ
第11話 アレルヤ
第12話 教義の果てに
第13話 聖者の帰還
第14話 決意の朝 オーバーフラッグ OP・EDを変更
第15話 折れた翼 ガンダムスローネドライ
アグリッサ
ティエレン高機動B指揮官型
『第2次Z破界篇』
第16話 トリニティ ガンダムスローネアイン
ガンダムスローネツヴァイ
Bパートが事実上の総集編 『第2次Z破界篇』
第17話 スローネ強襲
第18話 悪意の矛先
第19話 『第2次Z破界篇』
第20話 変革の刃 GN-X
第21話 滅びの道
第22話 トランザム 『第2次Z破界篇』
第23話 世界を止めて 『第2次Z破界篇』
第24話 終わりなき詩 アルヴァトーレ 『第2次Z破界篇』
第2次Z再世篇
第25話 刹那 グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
アルヴァアロン
ダブルオーガンダム
『第2次Z破界篇』
『第2次Z再世篇』

2ndシーズン[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 天使再臨 ガンダムエクシアリペア
セラヴィーガンダム
プトレマイオス2
GN-X III
アヘッド
バイカル級航宙巡洋艦
OPをEDにて使用 第2次Z再世篇
第2話 ツインドライヴ ダブルオーガンダム 『第2次Z再世篇』
第3話 アレルヤ奪還作戦 ケルディムガンダム
アリオスガンダム
ティエレン高機動B型
ギアナ級地上戦艦
『第2次Z再世篇』
第4話 戦う理由 アヘッド・サキガケ
アヘッド・スマルトロン
第5話 故国燃ゆ アルケーガンダム
第6話 傷痕
第7話 再会と離別と
第8話 無垢なる歪み ガデッサ
第9話 拭えぬ過去 オーライザー
第10話 天の光 ダブルオーライザー
GNアーチャー
ガラッゾ
第11話 ダブルオーの声 『第2次Z再世篇』
第12話 宇宙そらで待ってる
第13話 メメントモリ攻略戦 『第2次Z再世篇』
第14話 歌が聴こえる セラフィムガンダム
マスラオ
OPを変更
第15話 反抗の凱歌 エンプラス EDを変更
第16話 悲劇への序章 ティエレン全領域対応型
第17話 散りゆく光の中で ピラー破片 『第2次Z再世篇』
第18話 交錯する想い
第19話 イノベイターの影
第20話 アニュー・リターン ガッデス
レグナント
『第2次Z再世篇』
第21話 革新の扉 スサノオ
第22話 未来のために
第23話 命の華 ガガ 『第2次Z再世篇』
第24話 BEYOND リボーンズキャノン 『第2次Z再世篇』
第25話 再生 リボーンズガンダム 『第2次Z再世篇』

スペシャルエディション[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
スペシャルエディションI ソレスタルビーイング 1stシーズン全25話
スペシャルエディションII エンド・オブ・ワールド 2nd第1話~2nd第13話
スペシャルエディションIII リターン・ザ・ワールド 2nd第14話~2nd第25話[1]

主要スタッフ[編集 | ソースを編集]

制作
サンライズ(第3スタジオ)
原作
矢立肇・富野由悠季
監督
水島精二
シリーズ構成・脚本
黒田洋介
キャラクターデザイン
高河ゆん(原案)、千葉道徳
メカニックデザイン
海老川兼武、柳瀬敬之、福地仁、寺岡賢司、鷲尾直広、大河原邦男
音楽
川井憲次

余談[編集 | ソースを編集]

  • 2014年2月に放送されたアニメ『うーさーのその日暮らし 覚醒編』第7話のアバンタイトルに、本作からヴェーダがゲスト出演。声優ネタとして、神谷浩史氏が演ずる「ダスウサ」がヴェーダにアクセスしていた。
    • 更には、エンドカードをキャラクターデザイン原案を手掛けた高河ゆん氏が担当。これまた声優ネタで、宮野真守氏が演ずる「うーさー」がトランザムを発動する。
  • 煌びやかなユーロ系の主題歌が多かった前々作および前作とは対照的に、本作の主題歌はロック系が中心となっている。
    • これは監督を務めた水島氏の意向が反映されたもので、氏も主題歌集『GUNDAM 00 COMPLETE BEST』にて「『00』を世に送り出すためのパッションとしてロックが必要だった」と語っている。
    • 一方ED曲では一期の「フレンズ」で曲と共に流れる映像で、浜辺で刹那はロックオンに散髪してもらっており、その間にアレルヤとティエリアが料理を作っていて、その後刹那以外の三人が廃墟の中で愁いを帯びた表情で苦悩している様子になるのだが、これが「マイスター3人が料理を食べて食あたりを起こした(散髪中に寝てしまった刹那は夜まで放置された)」ように見えるとネットで話題となった。現在でも「ガンダム00 食あたり」などで検索するとヒットする他、監督の水島氏もtwitterにて「そんなバカなw」とコメントを残している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 実質的には2nd第17話~2nd第25話

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

1ndシーズン[編集 | ソースを編集]

2ndシーズン[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]