「フェイ・イェン」の版間の差分
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ティーンエイジの少女らしい奔放な性格で、束縛を嫌い、大雑把で移り気。他の参戦作品をメタ視点からネタにするような台詞も多く、自軍のムードメーカーにしてシリアスブレイカーである。マイペースな言動が目立つがこれは彼女が物事に動じない冷静さを持っていることの裏返しでもあり、他の仲間が悩んでいたりヤケになっていたりするときでも、的確な判断を下せる賢明さを持つ。 | ティーンエイジの少女らしい奔放な性格で、束縛を嫌い、大雑把で移り気。他の参戦作品をメタ視点からネタにするような台詞も多く、自軍のムードメーカーにしてシリアスブレイカーである。マイペースな言動が目立つがこれは彼女が物事に動じない冷静さを持っていることの裏返しでもあり、他の仲間が悩んでいたりヤケになっていたりするときでも、的確な判断を下せる賢明さを持つ。 | ||
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=== フェイ・イェン=ファイユーヴ疑惑 === | === フェイ・イェン=ファイユーヴ疑惑 === | ||
− | スパロボにユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]] | + | スパロボにユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が当初から一部のファンの間で存在していた。 |
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+ | 『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』時点での根拠は、フェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点<ref>この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する。初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。</ref>等である。後述するように、節々でファイユーヴを思わせる発言も存在する。また、同作で[[パレッス粒子]]の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間がフェイ・イェン・ザ・ナイトに乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。 | ||
続く『[[スーパーロボット大戦K]]』でもその正体に所説あったが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>した。 | 続く『[[スーパーロボット大戦K]]』でもその正体に所説あったが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>した。 | ||
− | また、『UX』に登場する[[フェイ・イェンHD]]は型式番号がVR-014/HDであり、オリジナルが電脳虚数空間で[[初音ミク]] | + | また、『UX』に登場する[[フェイ・イェンHD]]は型式番号がVR-014/HDであり、オリジナルが電脳虚数空間で[[初音ミク]]の魂と融合、変化した姿という設定があるため、オリジナル・フェイ・イェン=ファイユーヴであると見てほぼ間違いないだろう。このため、正体が未確定なのは『第3次α』のフェイのみとなっている。 |
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+ | 上記のようにファイユーヴはドラマCDや舞台設定としては存在するが、ゲーム本編には全く登場していない。あくまで推測となるが、半オリジナルキャラクターとしての登場は登場媒体の事情もあるものと思われる。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ||
:初登場作品。担当声優の樋口智恵子氏も本作でSRW初参加となる。[[いるだけ参戦]]の典型例で、会話シーン以外に出番は無いが、能力値、小隊長能力、精神コマンドの構成、機体性能……と、全てにおいて非常に優秀。 | :初登場作品。担当声優の樋口智恵子氏も本作でSRW初参加となる。[[いるだけ参戦]]の典型例で、会話シーン以外に出番は無いが、能力値、小隊長能力、精神コマンドの構成、機体性能……と、全てにおいて非常に優秀。 | ||
− | : | + | :正体については担当声優の他、ファイユーヴ本人であると仄めかす言動がちらほらあるが、本作での詳細は公式側で明言されていないため不明のままである。 |
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::同上。チーフ&ハッターとは別の場所から飛ばされてきたようだが、「彼女」がもしオリジナルであるとすれば「こんなカッコ」というセリフの意味するところは…。 | ::同上。チーフ&ハッターとは別の場所から飛ばされてきたようだが、「彼女」がもしオリジナルであるとすれば「こんなカッコ」というセリフの意味するところは…。 | ||
:;「リリン・プラジナー? あ、それって…」 | :;「リリン・プラジナー? あ、それって…」 | ||
− | :: | + | ::チーフの「リリン・プラジナー総帥のため」というセリフに反応。ここまで挙げた台詞全てがファイユーヴとの関連性を強く意識させるもので、『第3次α』では明言されない彼女の正体がうかがえる。 |
:;「え~!? 私、さっきの戦闘で疲れたしー、あっちの人達に興味もあるしー…」<br />「それに、どうしてこんな所へ来ちゃったかそのワケも知りたいしー」 | :;「え~!? 私、さっきの戦闘で疲れたしー、あっちの人達に興味もあるしー…」<br />「それに、どうしてこんな所へ来ちゃったかそのワケも知りたいしー」 | ||
::[[αナンバーズ]]と共に[[宇宙怪獣]]を退けるがMARZの管轄外として不用意な接触は避けて立ち去ろうとするチーフを引き留める。口調は極めて軽いが的を射た発言でチーフを納得させるという役割は、後に『[[K]]』のフェイ・イェンも担うところとなる。 | ::[[αナンバーズ]]と共に[[宇宙怪獣]]を退けるがMARZの管轄外として不用意な接触は避けて立ち去ろうとするチーフを引き留める。口調は極めて軽いが的を射た発言でチーフを納得させるという役割は、後に『[[K]]』のフェイ・イェンも担うところとなる。 | ||
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:;「指導、終了…なーんちゃって!」 | :;「指導、終了…なーんちゃって!」 | ||
::ビビッドハートのトドメ演出時の台詞。[[チーフ]]の真似である。 | ::ビビッドハートのトドメ演出時の台詞。[[チーフ]]の真似である。 | ||
+ | :;「極太レーザーに気をつけて~!」 | ||
+ | ::第21話でS.H.B.V.D.所属のライデンと戦う際に[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]にアドバイスを聞かれた際の返答。原作でフェイ・イェン系VRを使っていた人は共感したのではないだろうか?ちなみにハッターに「下品だぞフェイ!」と窘められている | ||
:;「安易なヒロイズムはバッドエンドに直結です!」 | :;「安易なヒロイズムはバッドエンドに直結です!」 | ||
::最終話にて。[[ル=コボル]]を倒すために自らの命と引き換えに[[クリスタル・ハート]]の出力を限界まで上げようとする[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインに対して。結果的にミストは命を落とすことは無かったが、その代わりに[[皆城総士|総士]]が犠牲になり、さらにフラグ次第ではエンディングで[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]勢が「バッドエンド」と言える結末を迎えることになると思うと、皮肉めいたものを感じる。 | ::最終話にて。[[ル=コボル]]を倒すために自らの命と引き換えに[[クリスタル・ハート]]の出力を限界まで上げようとする[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインに対して。結果的にミストは命を落とすことは無かったが、その代わりに[[皆城総士|総士]]が犠牲になり、さらにフラグ次第ではエンディングで[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]勢が「バッドエンド」と言える結末を迎えることになると思うと、皮肉めいたものを感じる。 | ||
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*ファイユーヴが登場するドラマCD2枚はその素っ頓狂な内容から[[黒歴史]]扱いするプレイヤーもいるが、近年発売、刊行されたテキスト類にも参照先として挙げられる'''立派な公式媒体'''である(熱心なファン曰く「もともとこういう世界観だからw」)。古いものだが、機会があれば探してみるのも一興だろう。 | *ファイユーヴが登場するドラマCD2枚はその素っ頓狂な内容から[[黒歴史]]扱いするプレイヤーもいるが、近年発売、刊行されたテキスト類にも参照先として挙げられる'''立派な公式媒体'''である(熱心なファン曰く「もともとこういう世界観だからw」)。古いものだが、機会があれば探してみるのも一興だろう。 | ||
*初代バーチャロンにおけるフェイ・イェンのデザインは、オーダーに応じたものではなく、担当デザイナーのカトキ氏が自主的にデザインを持ち込んだものである。 | *初代バーチャロンにおけるフェイ・イェンのデザインは、オーダーに応じたものではなく、担当デザイナーのカトキ氏が自主的にデザインを持ち込んだものである。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2023年8月29日 (火) 07:05時点における最新版
フェイ・イェン | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 樋口智恵子 |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | オリジナルバーチャロイド(『K』) |
性別 | 女 |
年齢 | 14歳(想定) |
フェイ・イェンは「電脳戦機バーチャロンシリーズ」の設定を基にしたSRWオリジナルキャラクター。
概要[編集 | ソースを編集]
チーフと同様、スパロボ参戦にあたって独自に設定された半オリジナルキャラクターとされる(詳細は後述)。
ティーンエイジの少女らしい奔放な性格で、束縛を嫌い、大雑把で移り気。他の参戦作品をメタ視点からネタにするような台詞も多く、自軍のムードメーカーにしてシリアスブレイカーである。マイペースな言動が目立つがこれは彼女が物事に動じない冷静さを持っていることの裏返しでもあり、他の仲間が悩んでいたりヤケになっていたりするときでも、的確な判断を下せる賢明さを持つ。
「フェイ・イェン」というキャラクター名は、彼女が「フェイ・イェン」と呼ばれる機体に乗っているから適当につけたコードネームのようなもので、「チーフ」と同じく本名ではない。本名を名乗らないのは原作のプレイヤーに配慮した為と思われる。
オリジナル・フェイ・イェン[編集 | ソースを編集]
バーチャロン原作の設定では、プレイヤーサイドが操る「フェイ・イェン」の名がつく機体は「ファイユーヴ」と呼ばれる存在の不完全なレプリカであるとされている。「フェイ・イェン」の名はそもそも「ファイユーヴ」の別名であるため、機動兵器としてのフェイ・イェンと区別して「オリジナル・フェイ・イェン」とも呼ばれる。
ファイユーヴとは0プラントのプラジナー博士が極秘裏に開発した自我(14歳の少女に相当する人格)を持つバーチャロイドで、電脳虚数空間と物質空間を自由に行き来でき、どちらの世界でも姿形を自由に変えることができるというトンデモな電脳知性体であり、成長、自己進化、果てには人間の姿へ変身することさえ可能。型式番号はVR-014。人間の姿に変身した際は「身長157cm、体重39kg、蛇使い座のAB型、3サイズは上から76、57、79」とのこと。この能力はその身に搭載され、通常のバーチャロイドをはるかに凌駕する高出力・高効率のVコンバータの賜物で、外見や接触はおろか外科、内科検診ですらまったく判別できないレベルの完璧な変身が可能とされている。また、その際の容姿は「(ドラマCDで彼女の声優を勤めた)樋口智恵子氏に瓜二つ」らしい。
特筆すべきは「エモーショナル・アタック」と呼ばれるハート形状のビームで、物理的破壊力自体は皆無な代わりにパイロットの精神に強烈な多幸感をもたらして行動不能に陥らせ、バーチャロイドの機能すらも停止寸前にまで追いやってしまう。経験者曰く「人間も、VRも…メロメロになっちまう!」。 [1]誕生後まもなく最高機密に等しい彼女の身柄を確保せんとするDN社に追われる身となったが、火器の類は一切実装されていないにも拘わらず、この特異な能力により度重なる捕獲作戦をことごとく逃れた。[2]その自由奔放に過ぎる性格と行動はアンヘルIVと最高幹部会の怒りを招き、0プラントは危険分子として完全閉鎖、携わったスタッフは勤務にまつわる全ての記憶を完全に抹消されるという大粛清に繋がった。
また、この「エモーショナル・アタック」はかねてより指摘され、しかしVRの実用化を急ぐがために黙殺されていた「シャドウ発生現象」への対策、および無力化を目的としてプラジナー博士が考案し、装備されたとされている。実際、ファイユーヴは普段は電脳虚数空間を彷徨いながらシャドウの発生を監視する役割が与えられているため、「対シャドウ用の切り札」として開発されたと見られている。
フェイ・イェン=ファイユーヴ疑惑[編集 | ソースを編集]
スパロボにユニットとして登場するフェイ・イェン・ザ・ナイトとフェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が当初から一部のファンの間で存在していた。
『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』時点での根拠は、フェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点[3]等である。後述するように、節々でファイユーヴを思わせる発言も存在する。また、同作でパレッス粒子の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間がフェイ・イェン・ザ・ナイトに乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。
続く『スーパーロボット大戦K』でもその正体に所説あったが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定[4]した。
また、『UX』に登場するフェイ・イェンHDは型式番号がVR-014/HDであり、オリジナルが電脳虚数空間で初音ミクの魂と融合、変化した姿という設定があるため、オリジナル・フェイ・イェン=ファイユーヴであると見てほぼ間違いないだろう。このため、正体が未確定なのは『第3次α』のフェイのみとなっている。
上記のようにファイユーヴはドラマCDや舞台設定としては存在するが、ゲーム本編には全く登場していない。あくまで推測となるが、半オリジナルキャラクターとしての登場は登場媒体の事情もあるものと思われる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。担当声優の樋口智恵子氏も本作でSRW初参加となる。いるだけ参戦の典型例で、会話シーン以外に出番は無いが、能力値、小隊長能力、精神コマンドの構成、機体性能……と、全てにおいて非常に優秀。
- 正体については担当声優の他、ファイユーヴ本人であると仄めかす言動がちらほらあるが、本作での詳細は公式側で明言されていないため不明のままである。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 中盤にてハッター達と共に参加する。ハッターと漫才みたいな会話をしてチーフも入れてトリオ漫才のような事もした。しかし今回ハッターのキャラが濃い為、いまいち印象が薄い。なお、軽薄な喋り方をするが、言動共に暑苦しいハッターに比べ、言っている事は意外と的を射ており、それでいてチーフのように解り辛い言い回しを使う事も無いので、喋り方をさて置けば、話の内容は割と常識的で分かりやすくはある。その為、チーフとハッターで意見が分かれた際に、ハッターの意見を噛み砕いてチーフに妥協させるというある意味重要な役を担う。更に(主にバーチャロンチームに対して)かなり的確なツッコミをする事も。
- 前述の通り、姿はオリジナルと違うが中身はファイユーヴ本人で確定している。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
射撃・回避重視で、典型的な遠距離リアル系といった感じの能力を持つ。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- 回避率+20%
- 『第3次α』。
人間関係[編集 | ソースを編集]
MARZ[編集 | ソースを編集]
それぞれの事情によりSRWでのみ絡むことになる。
- イッシー・ハッター
- 原作では接点のないキャラクター。SRWでは漫才相手?として定着している。
- チーフ
- SRWオリジナルキャラクター。彼があまりにも寡黙すぎるため、ハッターと彼の間に立って話を進めることが多い。
ファイユーヴ周辺の人間関係[編集 | ソースを編集]
基本的にはSRW未登場。
- リリン・プラジナー
- MARZ総帥にしてプラジナー博士の実の娘。ファイユーヴの「姉」にあたる存在(?)。『第3次α』のフェイは「それって…」と彼女の名前に反応していた。
- なお、ファイユーヴは小説「フラグメンタリー・パッサージュ」にて「あなた、ちょっとウザったい」と独白していたり、第三世代型フェイ・イェンの商品化の一件でひと悶着起こしたりと、一応同盟関係は結んでいるものの「姉妹仲」はあまり良くない模様。
- アイス・ドール
- オリジナル・エンジェラン。「姉」にあたる存在。しかし彼女自身はファイユーヴよりリリンのほうを気にかけており、(リリンは普通に成長するので)年齢こそ逆転してしまったが、リリンを「大切な妹」と評している。
- なお、特別製Vディスクをファイユーヴに託して打撃艦隊フォースに移送してもらったという逸話がある。
- プラジナー博士
- ファイユーヴ、アイス・ドール、およびアプリコット・ジャムら「オリジナルVR」の開発者であり、「父親」。現在消息不明。ファイユーヴからは「おとうさん」と呼ばれている。[5]
- VR開発黎明期、誰にも成しえなかった「VRの電脳虚数空間への往来能力」を人知れず実現し、「娘たち」に実装した天才科学者である。
- 同時に、かねてより危険視されていながら黙殺されてきた「シャドウ」の発生のカウンターとしてファイユーヴを、「アジム」「ゲラン」の実体化阻止のためアイス・ドールを、そしてアプリコット・ジャムにヤガランデの制御の役割をそれぞれ託した、とされている。
- しかし、ファイユーヴの「わたしもこんな体じゃなかった[6]」、アイス・ドールの「かつて ひとであったものより[7]」という独白等、彼の手がけた「オリジナルVR」は大本を辿れば人間であった可能性もあり、必ずしも善人とはいいがたいようである。
- タク、ノブ
- ドラマCD「CyberNet Rhapsody」および「COUNTER POINT 009A」にて登場した二人組みの高校生。
- 「CyberNET Rhapsody」ではゲームセンターで「バーチャロン」で遊んでいたところ、ファイユーヴの実体化シーケンスに巻き込まれて電脳暦世界に落っこちてしまい、ファイユーヴ捕獲作戦の只中に放り出されて散々な目に合う。
- 紆余曲折の末、なんとか現実世界に帰還できたものの、今度は逆にファイユーヴが巻き添えで現実世界に来てしまい、自分たちの元に居座られる羽目になってしまった。
- なお、ノブはドサクサにまぎれてファイユーヴにセクハラをかまし、スリーサイズをメモしてブン殴られていた。
- 「COUNTER POINT 009A」では他人の家で勝手にくつろぎ、すっかりだらけきったファイユーヴの姿に二人とも辟易していた…のだが、なんだかんだでファイユーヴが去っていった際は名残惜しさを見せていた。
- 「敵A(赤壁)」「敵B(毒島)」
- ドラマCD「CyberNET Rhapsody」および「COUNTER POINT 009A」にて登場した敵役の兵士。「第一次」および「第二次ファーユーヴ捕獲作戦」に従事した。・・・まぁ「第一次」のほうはVRで生身姿のファイユーヴを追い掛け回していただけなのだが。
- 「COUNTER POINT 009A」ではサルペンの部下として配属され、「第二次」に従事する。
- ディフューズ・アルフレート・ド・アンベルⅣ、シルビー・ファング
- ドラマCD「COUNTER POINT 009A」にて登場。「第二次ファイユーヴ捕獲作戦」の発動を決定、特戦隊(特殊重戦闘VR大隊、後のS.H.B.V.D.である)へ勅命を下した。
- ミミー・サルペン
- 同「009A」にて登場、「第二次ファイユーヴ捕獲作戦」に従事した特戦隊の隊員。
- ファイユーヴの「生身の姿」と「変身」を見て混乱したりもしている。
- ブラック・オニキス(黒輝 大地)
- 同「009A」に登場した戦闘用マシンチャイルド(人工生命体)。「マシンチャイルド」の名のとおりさながら機械のように任務に忠実で、いかなる状況でも与えられた作戦、即ち「ファイユーヴ捕獲作戦」を遂行しようとした。
- しかしファイユーヴ側は彼を「人間」として見ており、あまりにも虚無的で、自らの持つ可能性を閉ざし試そうともしない彼に対して最終的にとうとうマジギレし、(ライデンの)胸倉を掴み揚げて(VRごと)往復ビンタでしばき倒してしまった。
- 最終的には彼と和解、「再会したらまた歌を聞かせてあげる」と約束している。
- ドクター・ワタリ
- いわずもがな、シリーズプロデューサーの亙重郎氏。ドラマCD「COUNTER POINT 009A」で登場。ファイユーヴと会話もしており、彼女(およびブラック・オニキス)が現実世界に落下してきた際の余波で「バーチャロン」の開発機材が壊れた際、「やったー!これでもう締め切りに追われなくて済むぞー!!」等と喜んでいた。
- しかしただのサービス的端役かとおもいきや、ファイユーヴの成長や、それに伴うハイパーモード発動の条件を知っていたりと、ガッツリと作品世界に噛んでいたりする(バーチャロンの世界観的に、ゲームとしてのバーチャロンが存在する現実世界と、電脳歴の世界が平行世界的関係に位置付けられている様子)。このあたりはさすがプロデューサー、というべきか。また、「来るべき時に備え、今しばらく電脳虚数空間に留まり学習と自己進化を続けよ」との博士からの伝言をファイユーヴに託すなど、プラジナー博士の消息も知っていたととれる描写が存在する。
- なお後年、XBOX360版「オラトリオ・タングラム」公式サイト(現在サーバ障害で閲覧不可)のコラムにて若干普段と様子が異なる亙氏が登場。そしてコラムの〆の部分で名義こそ「???」ではあるがピンク色のフォントで「ドクター、お久しぶり~♪」と話しかける女の子の姿が…。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児、葵豹馬
- 『第3次α』ではハッターとの掛け合いを「いい漫才コンビ」と、SRWの元祖漫才コンビである彼らから太鼓判を押される。
- 光竜、闇竜
- 『第3次α』にて共演した勇者ロボ軍団の中では特に親しいが、彼女達がαナンバーズに編入された際には先輩風を吹かす一幕も。
- 熱気バサラ
- 『第3次α』にてパレッス粒子の影響を受けなかった彼に驚愕していた。
- リュウセイ・ダテ
- 例によって、可愛いと言われる。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
下記はすべてオリジナル・フェイイェンことファイユーヴのセリフ。
- 「あんたッ……どこ触ってんのよーッ!!」
- 「人が気にしてること……いちいち言わないでよッ!!」
- 「どさくさに紛れて何やってんのよーッ!!」
- 「だからッ……どこ触ってんじゃーッ!!」
- ドラマCD「CyberNet Rapsody」より、主人公たちのセクハラに激怒してぶん殴った時のセリフ。
- 特に2つ目はノブがファイユーヴの胸のサイズを面と向かって小さい呼ばわりしてしまった時のもので、キレた彼女から遠くへ吹っ飛ばされるほどの勢いでぶん殴られている。お胸のサイズが
貧乳ピアニッシモな彼女にとって、胸の話題は禁句なのだ……。 - それにしても彼女ほどのリバースコンバート能力の高さがあれば胸囲くらい簡単に変えられそうなものだが……いたく気にする様子を見せているあたり、胸囲だけはいじれないのだろうか。
- ちなみに一番最初に彼女にセクハラをかましたのはノブだが、セクハラ最多回数を記録したのはタクである。
- 「バーチャル・ウェイクアップ!」
- 「CyberNet Rapsody」及び「COUBTER POINT 009A」より。
- 変身時のかけ声。あの有名な美少女戦士アニメの変身呪文のパロなのは明らかだろう。
- 「バーチャロイドに変身できる人間」ではなくその逆なので、厳密には変身解除といった方が正確なのだが。
- 「アーユーレディ?!」
- 「ヘェーイ! レッツカモン、ミュージィ―ックッ!!」
- ドラマCD「CyberNet Rapsody」及び「COUBTER POINT 009A」より。
- ファイユーヴのリバースコンバート能力は極めて強力であり、上述のCISと物質空間の往来や変身の他、「何もない空間に音楽を鳴らす」という芸当も可能。
- この力を利用して所かまわず音楽を鳴らしては歌い踊る癖があり、ドラマCDではこのセリフと共に歌パートに突入するのがお約束。
- 「あなたの胸にエモーショナルハート!」
- 「バーチャロイド・フェイ=イェン、お目覚め完了!」
- 「CyberNet Rapsody」より、変身完了時の決め台詞。
- 敵から逃れるべく3次元空間に実体化した際のショックでバーチャロイド形態に戻るためのパスワードを忘れてしまったたため一方的に追い詰められてしまうが、タクとノブが敵からの投降命令そっちのけで繰り広げたオタク談義をきっかけに思い出し、満を持して変身、エモーショナル・アタックで敵を一掃して事なきを得た。そしてノブとタクをもその余波に巻き込み、無事(?)、2人を元の世界に送り届けたのだった。
- ちなみにこのフレーズはCDの帯の煽り文句にもなっている。
- 「私もほんとうはこんな身体じゃなかった……」
- 公式コミカライズ短編「SCRAMBLING CONCERTO EPISODE #8」より。
- ファイユーヴ捕獲作戦従事中のテムジン乗りの少年兵ダンを0プラントの跡地に導いたファイユーヴだが、わけもわからず戸惑うダンからキツイ口調で「こっちこそ何が何なのか教えてくれ!」と凄まれ、涙目で0プラントの役割と自身の生い立ちを語る。その中での意味深な一言。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 第3次α
-
- 「…ねえねえ、そこの二人!」
「そーこーの二人ってば!」
「ねー、ちょっとぉ! 私の声、聞こえてないのー!?」
「私は無視!? テッテー的に無視!? それってヒドくない!?」 - 初登場時、第26話「かりそめの旅人」にて。チーフとハッターにスルーされまくってご機嫌ナナメ。
- ちなみに最初の1行は伝説と名高いドラマCD「CyberNetRapsody」での初登場シーンにおける第一声と同じである。
- ハッター「貴様、何者だ!? 俺達の任務にフェイ・イェン系の機体が加わっているという話は聞いていない!」
フェイ「ん~、私もよくわかんない。気づいたらここにいたしぃ、こんなカッコだしぃ…」 - 同上。チーフ&ハッターとは別の場所から飛ばされてきたようだが、「彼女」がもしオリジナルであるとすれば「こんなカッコ」というセリフの意味するところは…。
- 「リリン・プラジナー? あ、それって…」
- チーフの「リリン・プラジナー総帥のため」というセリフに反応。ここまで挙げた台詞全てがファイユーヴとの関連性を強く意識させるもので、『第3次α』では明言されない彼女の正体がうかがえる。
- 「え~!? 私、さっきの戦闘で疲れたしー、あっちの人達に興味もあるしー…」
「それに、どうしてこんな所へ来ちゃったかそのワケも知りたいしー」 - αナンバーズと共に宇宙怪獣を退けるがMARZの管轄外として不用意な接触は避けて立ち去ろうとするチーフを引き留める。口調は極めて軽いが的を射た発言でチーフを納得させるという役割は、後に『K』のフェイ・イェンも担うところとなる。
- 「私はちょっと違うけどねー」
- ゲートを通ってこの世界へやってきたのかと問うボルフォッグに対し、「YES!!」と答えるハッターとは異なる返答。
- 「ん~、そこら辺を説明しだすと長くなっちゃうから省略ってことで。ね?」
- 「ロボットなのか?中に人が乗っているのか?」と問う甲児に対し「秘密だっ!」と答えるハッターに続けて。まあ、実際彼らは電脳知性体疑惑やサイボーグ疑惑があるわけだが…。
- 「私、フェイ・イェン! 申し訳ないぐらい可愛いんだけど、ひとまずよろしくね!」
- αナンバーズへ加わる際の自己紹介。
- 「そんじゃなに? 私達、あなたに用事がある時って、いちいち『MARZのテムジンさん』みたいに話しかけろっての?」
「それって、なんか変ーーっ!」 - 一方、名前を名乗ろうとしない「MARZのテムジンさん」に抗議。この時ばかりはハッターと意見が一致。
- 「はい、そこ!そーゆーこと言わない!そーゆーリキみ方、好きじゃない!ホントに死んだら、仲間を悲しませちゃうんだよ!」
- 第27話「勇気ある者達の誓い」にて。Zマスターを阻止する決死の闘いに「ここが戦士の死に場所か」と呟くJにクギを刺す。
- 「うふっ、ありがと! この私が超可愛いなんて、オクテのあなたもようやく覚醒ね!」
- 第29話「押された烙印」にて。初対面の、リュウセイから「可愛い」発言を受けて悦に入って返した台詞。尤も、リュウセイも言うように「超」までは付けていないのだが…。
- 「あー、聞き捨てなりませんねー。誰へのあてつけのつもりかなー?」
- 上記の場面から間を置かず救援に駆けつけた光竜&闇竜へ、「…どこかの誰かと比べて随分とこう、たおやかな…いや、つまり…女らしいな」と漏らすハッター軍曹に対して。
- 「何よ! この浮気者!! 私に捧げた愛の告白は嘘だったの―!?」
- ハッターに続きリュウセイ。毎度の如く「可愛い」発言をしたため、当然ながらのブーイング。
- 「わお! テンション、超上がりまくりぃ!」
- 第32話にて。ガムリンの懸命の呼びかけによって情熱を取り戻したバサラの歌を聴いて。
- 「ピカピカ光ってエモーショナル! ちょびっとデンジャラスな感じ!」
- 第33話にて。ムートロンを解放し復活を遂げたライディーンを、こう表現する。
- 「ハッターのニブチン! もっと足元に気を配らなきゃ!」
- サブシナリオ「バサラ放浪」にて。足元不注意で花束の少女を驚かせてしまったハッターにピシャリ。
- 「ステレオタイプなラスボスねっ! ウザッ!」
「あなたがいると、元の世界に帰れないの!」 - 最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスへの特殊戦闘台詞。まつろわぬ霊の王を「ステレオタイプ」と一刀両断。
- 「…ねえねえ、そこの二人!」
- K
-
- 「指導、終了…なーんちゃって!」
- ビビッドハートのトドメ演出時の台詞。チーフの真似である。
- 「極太レーザーに気をつけて~!」
- 第21話でS.H.B.V.D.所属のライデンと戦う際にゲイナーにアドバイスを聞かれた際の返答。原作でフェイ・イェン系VRを使っていた人は共感したのではないだろうか?ちなみにハッターに「下品だぞフェイ!」と窘められている
- 「安易なヒロイズムはバッドエンドに直結です!」
- 最終話にて。ル=コボルを倒すために自らの命と引き換えにクリスタル・ハートの出力を限界まで上げようとするミストとヒロインに対して。結果的にミストは命を落とすことは無かったが、その代わりに総士が犠牲になり、さらにフラグ次第ではエンディングでファフナー勢が「バッドエンド」と言える結末を迎えることになると思うと、皮肉めいたものを感じる。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- VR-014 ファイユーヴ
- オリジナル。
- SRV-14-A フェイ・イェン
- 第一世代型フェイ・イェン。「SRV」は「特殊偵察型VR」意で、一般に配備されているのはオリジナルの不完全なレプリカ。SRW未登場。
- プラモデル化に関しては2世代目以降がメインで行われたため、第一世代は非組み立て式の簡易フィギュアが過去にセガから公式にリリースされたことがあるのみで、プラモデル化は今に至るまで1度も行われていなかったりと不遇。
- Unofficial(アンオフィシャル)
- PS2 SEGA AGES版「OMG」で特定の条件を満たすと登場、および使用可能になる「初代フェイ・イェンにそっくりな何か」。左手のボウガンがなくなり、エモーショナル・アタックが追加される、撃墜されると爆発炎上ではなく縮んで小さくなるなどファイユーヴにかなり近しいが、名前のとおり「非公式」な存在。SRW未登場。
- RVR-14 フェイ・イェン・ザ・ナイト
- 第二世代型フェイ・イェン。RNAが第一世代型のVコンバータを解析した結果誕生した、「最初の第二世代型VR」。RNA製ながら、最初期型ゆえに後発の機体と異なりツインアイ仕様ではない。
- TF-14A フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」
- 第三世代型フェイ・イェンの基幹機種。レイピア「愚者の慈愛」を持つタイプ。指揮官機型の型式番号はTF-14A+。第二世代機の特徴を継ぐ。
- TF-14B フェイ・イェン with BH 「ブルーハート」
- 第三世代型フェイ・イェンのバリエーション機。大剣「強者の妄信」を持つタイプ。指揮官機型の型式番号はTF-14B+。近接戦闘特化型。SRW未登場。
- TF-14C フェイ・イェン with PH 「パニックハート」
- 第三世代フェイ・イェンのバリエーション機。ボウガン「亡者の懴悔」を持つタイプ。指揮官機型の型式番号はTF-14C+。第一世代型の特徴を継ぐ。SRW未登場。
- TF-14M フェイ・イェン with CH 「シンデレラハート」
- 第三世代フェイ・イェンのバリエーション機(レア機体)。トレイ状の武器「ペイシェント・トレー」を持つタイプ。他3機種と異なり、指揮官機は存在しない。SRW未登場。
- VR-014/HD フェイ・イェンHD
- オリジナルが変化したイレギュラー。電脳虚数空間において、ボーカロイド・初音ミクの魂との接触によって機体色やデザインが彼女をイメージさせるものに変化している他、人化時の外見も強く影響を受けている。
余談[編集 | ソースを編集]
- ファイユーヴが登場するドラマCD2枚はその素っ頓狂な内容から黒歴史扱いするプレイヤーもいるが、近年発売、刊行されたテキスト類にも参照先として挙げられる立派な公式媒体である(熱心なファン曰く「もともとこういう世界観だからw」)。古いものだが、機会があれば探してみるのも一興だろう。
- 初代バーチャロンにおけるフェイ・イェンのデザインは、オーダーに応じたものではなく、担当デザイナーのカトキ氏が自主的にデザインを持ち込んだものである。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ 公式コミカライズ短編「SCRAMBLING CONCERTO EPISODE #8」においても、捕獲作戦遂行中の少年兵の一団に対して使用しているが、こちらはパイロットを恍惚状態にさせた上で、争いの無意味さを悟らせることで戦闘意欲を減退させ自発的にバーチャロイドから投降させるという、別ベクトルですごい効果を発揮している。
- ↑ 第一次捕獲作戦の一幕を描いたCDドラマ「CyberNet Rhapsody」によると、変身中はバーチャロイド側の機能に制限がかかる仕組みになっているらしく、解除して元に戻るためのパスワードを実体化した際のショックで忘れてしまったため、一方的に追い詰められている。
- ↑ この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する。初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。
- ↑ 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE 2020年6月20日閲覧。
- ↑ ドラマCD「COUNTER POINT 009A」より
- ↑ 漫画版「スクランブリング・コンチェルト」より
- ↑ OT副読本「真実の壁」より