「カラバ」の版間の差分
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2023年9月9日 (土) 04:06時点における最新版
カラバとは、『機動戦士Ζガンダム』及び『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する組織。
概要[編集 | ソースを編集]
地上におけるエゥーゴの支援組織的な存在。グリプス戦役ではティターンズを、第1次ネオ・ジオン抗争ではネオ・ジオンを相手に抵抗運動を展開した。
その実態は地上における複数の反連邦組織が、勢力を拡大していくティターンズの脅威に対抗すべく築き上げた連合組織のような存在で、各地を担当する構成組織がネットワークで繋がり、互いに連携することで統制を執り合っている。このため、完全に組織化されたエゥーゴとは違って最高指導者や本拠地と言ったものは存在せず、小規模で散発的なゲリラ活動に終始することが主ではあるものの、その実態を掴ませない秘匿性でティターンズやネオ・ジオンを梃子摺らせた。
幹部としてハヤト・コバヤシが参加。途中でアムロ・レイも参加することになる。
なお、クワトロ・バジーナは「秘密結社の名前のよう」として「好きではない」と発言している。
第1次ネオ・ジオン抗争以後は一部所属メンバーがロンド・ベルに移籍しており、エゥーゴと同様に解散あるいは地球連邦軍に吸収されたと思われる。一部の急進派は離脱し、反連邦活動を継続しているのもエゥーゴと同様のようだ。
登場作品[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品だが、「エゥーゴの支援組織」ではなく「エゥーゴの母体となった組織」となっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 原作と同じ設定。リガ・ミリティアと連携し、『α外伝』ではプリベンターに合流。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 原作と同じ設定。トレゾア技研に協力していた。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 地球解放戦線機構を支援する。破嵐万丈とアラン・イゴールが立ち上げた組織であり、原作とは名前以外に共通点はない。スーパーロボットの開発も行っているなどポジションは『第4次』や『F』の破嵐財閥に近く、本作ではグレートマジンガーやゴッドガンダムまでカラバにより開発されたことになっている。
人物[編集 | ソースを編集]
- ハヤト・コバヤシ
- リーダーの一人。エゥーゴとの折衝で代表を務めたり、最重要戦力であるアウドムラを指揮するなど、カラバ全体の実質的な中心人物だった。
- アムロ・レイ
- メンバー。グリプス戦役中に所属し、ディジェやゼータプラスなどを駆って活躍した。
- ベルトーチカ・イルマ
- メンバー。普段はジャーナリストとして活躍している。養父がカラバの支援者だった縁から参加した。
保有兵器[編集 | ソースを編集]
- カラバ仕様のものはグリーンに塗装。
- RMS-099B シュツルム・ディアス
- 小説版ZZでのアムロ搭乗機。
- ジャブロー脱出時に連邦軍から鹵獲したガルダ級超大型輸送機。その性能は構成組織間の相互支援・連携の円滑化、主力部隊の常時運用を可能にせしめ、カラバの最重要戦力となった。
- アーガマ改
- 第1次ネオ・ジオン抗争にてエゥーゴから譲渡された戦力。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- エゥーゴ
- カラバが地上を担当する反連邦組織なら、こちらは宇宙を担当する反連邦組織と言える存在。
- ロンド・ベル
- 第1次ネオ・ジオン抗争後、生き残ったメンバーの一部が移籍している。
- アマルガム
- フルメタル・パニック!の敵組織。「本拠地や最高指導者が存在しない」という点で似ているが、ネットワーク組織としてはこちらの方が遥かに高度な体制を築き上げている。またカラバは既存の政治体制に対する反抗組織だが、アマルガムは実質的に世界を支配している組織であるため、その点は真逆といえる。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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