「アイム・ライアード」の版間の差分
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そのすべては当初より変わらずスフィアの入手であり、クロウの「揺れる天秤」はもとより、ランドとセツコの持つ「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」の奪取も狙っていた他、ユーサーの「尽きぬ水瓶」を覚醒させるためにも暗躍していた。ただ、本人の言によれば、[[スパイラルネメシス]]と共に訪れるはずだった[[御使い]]が目的だったらしい。 | そのすべては当初より変わらずスフィアの入手であり、クロウの「揺れる天秤」はもとより、ランドとセツコの持つ「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」の奪取も狙っていた他、ユーサーの「尽きぬ水瓶」を覚醒させるためにも暗躍していた。ただ、本人の言によれば、[[スパイラルネメシス]]と共に訪れるはずだった[[御使い]]が目的だったらしい。 | ||
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:物語の節目節目で現れてはクロウを始めとした自軍メンバーの心理を揺さぶるような言動を繰り返す。パイロットとしての能力以上にアリエティスの武装が恐ろしすぎる。 | :物語の節目節目で現れてはクロウを始めとした自軍メンバーの心理を揺さぶるような言動を繰り返す。パイロットとしての能力以上にアリエティスの武装が恐ろしすぎる。 | ||
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− | : | + | :本作ではアイム専用スキル(敵側でも他に所有者がいない)として採用された天才と、決戦時に習得する2回行動が脅威。高確率で発動するカウンターからのジ・エンド・オブ・マーシレス(行動不能の[[特殊効果]]付き)も凶悪の一言。ただし[[次元獣]]や[[シュバル・レプテール|シュバル]]と違って[[底力]]を持たないので、攻撃を当て続けられさえすれば意外と脆い。なお2回行動は[[レベル]]45で習得となっており、決戦時以外では???表記。 |
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− | : | + | :『破界篇』では持たなかった底力を取得し、更に[[スフィア・リアクター]]の証たるSP回復も所持。虚像の方は2回行動・底力・SP回復がオミットされており、『破界篇』における決戦時以外のものと同様のスキル構成となっている。なお本作での過去のビジョンの内容から、'''天才も「偽りの黒羊」によるものに過ぎなかった'''事がうかがえる。 |
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;HP20%以下で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『かく乱』を使用する | ;HP20%以下で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『かく乱』を使用する | ||
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:この台詞やクロウにハッタリと言われた点も加味すれば、本編での自信家な性格も偽っているだけで本質的な部分は変わっていないようだ。 | :この台詞やクロウにハッタリと言われた点も加味すれば、本編での自信家な性格も偽っているだけで本質的な部分は変わっていないようだ。 | ||
;「ニュータイプ! 私の心に踏み込むのは許しません!」 | ;「ニュータイプ! 私の心に踏み込むのは許しません!」 | ||
− | :ニュータイプ戦での被弾時の特殊戦闘台詞。かなり感情的に言っているので、過去を知られるのが余程嫌だった模様。 | + | :ニュータイプ戦での被弾時の特殊戦闘台詞。かなり感情的に言っているので、過去を知られるのが余程嫌だった模様。 |
;「この私が、こんな世界で果てるわけにはいかないのです!」<br/>「あなたごときに私の真意は理解できませんよ!」<br/>「アリエティス…私達も全力を尽くさねばなりません!」 | ;「この私が、こんな世界で果てるわけにはいかないのです!」<br/>「あなたごときに私の真意は理解できませんよ!」<br/>「アリエティス…私達も全力を尽くさねばなりません!」 | ||
:被弾時の台詞パターン。かなり必死であり、恐らくこれは本音。 | :被弾時の台詞パターン。かなり必死であり、恐らくこれは本音。 | ||
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:「虹」での刹那との戦闘前会話。無論、これを信じる刹那ではなかったが、『再世篇』でそれが現実となってしまう…。 | :「虹」での刹那との戦闘前会話。無論、これを信じる刹那ではなかったが、『再世篇』でそれが現実となってしまう…。 | ||
;「嘘とは極めて高度な人間の行為なのですよ。君のような子供には、その意味はわからないでしょうけどね」 | ;「嘘とは極めて高度な人間の行為なのですよ。君のような子供には、その意味はわからないでしょうけどね」 | ||
− | :[[竹尾ワッ太|ワッ太]] | + | :[[竹尾ワッ太|ワッ太]]との戦闘前会話。今まで自分たちを騙していたことに怒る彼に対する言い訳だが、「高度だろうと何だろうと、嘘つきは悪事の始まり」と一蹴される。そもそもアイム自身が本当の意味で「高度な人間」かどうかはまた別の話である。 |
;「明神タケル…いや、マーズ。ズール皇帝が死んだと本気で思っているのですか?」<br />「あれは宇宙の悪意が形を持ったようなもの…完全に滅ぼすことはできませんよ?」 | ;「明神タケル…いや、マーズ。ズール皇帝が死んだと本気で思っているのですか?」<br />「あれは宇宙の悪意が形を持ったようなもの…完全に滅ぼすことはできませんよ?」 | ||
:タケルとの戦闘前会話。これに関しては9割方真実であり、『再世篇』終盤では実際にズールが再登場することに。 | :タケルとの戦闘前会話。これに関しては9割方真実であり、『再世篇』終盤では実際にズールが再登場することに。 | ||
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;「ブツブツブツブツブツブツブツ…」 | ;「ブツブツブツブツブツブツブツ…」 | ||
:被弾時に出てくる台詞。実際の台詞は人間の耳では聞き取れないほどの超早口で無茶苦茶な単語の羅列を捲し立てる、というもの。内容は「'''犬の左耳の脳髄の一万五千年のグラスの裏側の右目の深遠の魔弾の花の遊戯の大地の巨人'''」。 | :被弾時に出てくる台詞。実際の台詞は人間の耳では聞き取れないほどの超早口で無茶苦茶な単語の羅列を捲し立てる、というもの。内容は「'''犬の左耳の脳髄の一万五千年のグラスの裏側の右目の深遠の魔弾の花の遊戯の大地の巨人'''」。 | ||
− | : | + | :平たく言うと、上記の「穴倉の底から~」から「麗しの三日月の~」までの台詞の中から単語を少しずつ抜き出して並び替え、適当な接続文字でギリギリ文章になるように整形したものである。上記も含め、安元氏による早口の怪演は必聴の出来。 |
=== 破界篇 === | === 破界篇 === |
2024年6月20日 (木) 15:51時点における最新版
アイム・ライアード | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 安元洋貴 |
デザイン | Chiyoko |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
本名 | ハーマル・アルゴー |
別名 | ケビン・マクラーレン(聖インサラウム王国の兵士時の名前) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | フリーランス → 新帝国インペリウム → フリーランス |
資格 | スフィア・リアクター(偽りの黒羊) |
アイム・ライアードは『第2次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
突如ZEXISに立ちはだかった謎の男。自らを「次元獣」と称して、次元獣を自在に召喚、そして使役する力を持つ。
「揺れる天秤」のスフィアを持つクロウ・ブルーストを狙い、執拗に襲撃をかけてくる。実は彼自身もスフィア・リアクターで、乗機アリエティスには動力として「偽りの黒羊」のスフィアが搭載されている。そのため、彼自身もまたクロウと共にアサキム・ドーウィンに狙われている。
名前を直訳すると「私は嘘つき」となる。まさにその通り、息をするように嘘をつく男であり、話術に長ける。しかし、彼の発言の中には嘘ではない事も何気に含まれている[1]。中にはとても的確に相手の痛いところを突いている発言も。
慇懃無礼な言葉遣いと態度で常に他者を見下したようなスタンスを取る傲慢な自信家。その人を喰ったような言動や卑劣なやり口で、ZEXISメンバーを惑わせていった。その一方で自分の筋書き通りに事が運ばなかったり、自身の存在を無視されたりした時などには激情を露にする傾向があり、自己顕示欲の強さが窺える描写も多い。
また、感情が高ぶると発する言葉が全く意味を成さない単語の羅列となる。これは「偽りの黒羊」のスフィアとの同調が進んでいる影響であり、五感を失ったセツコやマグナモード使用時に激痛を受けるランド、正常な判断が出来ないクロウと同列の現象。ただ、これは「嘘」とは違い、当人が何かを言おうとして出来なくなっているだけであり、言葉尻から内容を推測することはある程度可能。
来歴[編集 | ソースを編集]
元々は実績を詐称して、とあるオーパーツ(これが「偽りの黒羊」のスフィアと推測される)の解析プロジェクトに入ったものの成果を上げられず、嘘に嘘を重ねて進退窮まった所でスフィアに共鳴した過去を持つ。また、嘘をつく所を除けば性格も臆病で、自分の地位が失われる事を恐れる人物だった[2]。その後は半ば「偽りの黒羊」に乗っ取られた状態で器となるアリエティスを組み上げたようだ。
その後の彼がどのような経緯でガイオウと繋がり、インサラウムを滅ぼすに至ったかの詳細は明らかにされていない。
破界篇[編集 | ソースを編集]
リモネシアにおいてはシオニーを唆してプロジェクト・ウズメを実行させ、結果ガイオウをこの世界に呼び出すことに成功する。そして、その圧倒的な力を背景とする新帝国「インペリウム」を建国する。なお、この際起きた次元振動は「カラミティ・バース」と呼ばれており、ジ・エーデルとの決戦後に行方不明となったアサキムや、ZEUTHメンバーが転移して来る切っ掛けとなった。ZEXISとイマージュの最終決戦の場に乱入して来たが、アリエティスが行動不能に陥った瞬間に現れたアサキムによって撃墜されるも、「偽りの黒羊」のスフィアの力によって「己の死を嘘にする」事でZEXISとアサキムを欺く事に成功した(恐らくスフィア・アクトの片鱗。クロウの推察では偶然に近いらしいが)。
再世篇[編集 | ソースを編集]
『再世篇』で起きた事件の黒幕であり、ZEUTHの世界の機動兵器を各軍に提供し、次元力でアークセイバーの団員「ケビン・マクラーレン」に変装して内部の士気を挫き、同時にZEXISに偽の情報を流して混乱させ、アンブローンに接触して次元科学の技術や情報を渡して唆すなど混乱の種を撒き続けた。そして、各地のZONEから集めた次元力によって次元の穴「アビス」を開き、UCWとADWの世界をつなげることに成功。それによりアンチスパイラルの人類殲滅システム起動という最悪の結果をもたらす事になる(UCWの人類総数まで加算して勘定された結果、同システム起動条件の「100億人」を超えた為)。
そのすべては当初より変わらずスフィアの入手であり、クロウの「揺れる天秤」はもとより、ランドとセツコの持つ「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」の奪取も狙っていた他、ユーサーの「尽きぬ水瓶」を覚醒させるためにも暗躍していた。ただ、本人の言によれば、スパイラルネメシスと共に訪れるはずだった御使いが目的だったらしい。
最後には高まった因子によって分身まで成し遂げ、3人のスフィアを狙ってエリア11(IFルートでは中華連邦)に現れたが、同時に現れたアサキムの所有するスフィア「知りたがる山羊」によって嘘を暴かれて錯乱。絶望の中、突如現れたユーサーによって討たれ、戦死。(ユーサーにとっては不本意ながら)「偽りの黒羊」のスフィアを奪われた。
しかし、その魂はスフィアに宿ったまま眠っており、天獄戦争最終局面の超時空修復において、地球から届けられた命の力によって他のリアクター共々覚醒。時空修復に力を貸した後、新たな地平へと去っていった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。本作のライバルキャラクター。担当声優の安元洋貴氏はスパロボ初出演。
- 物語の節目節目で現れてはクロウを始めとした自軍メンバーの心理を揺さぶるような言動を繰り返す。パイロットとしての能力以上にアリエティスの武装が恐ろしすぎる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 大方の予想通り、第36話から再登場する。ちなみに今作ではバサラの歌でダメージを受ける。なお、顔グラフィックが一つ増えた。今作では嘘と呼べるものはあからさまなものが大半であり、一見虚言に思えることも実は遠まわしな真実となっている。
- 尚、今回彼と戦えるのは初めて再登場したMAPと最後の出番のMAPの2回だけであり、他の面で登場した際はほぼ必殺技解禁の相手役として毎回ぶっ飛ばされては撤退している(DYNAMITE EXPLOSION、アンブレイカブル・フルクラム、ビッグオー・ファイナルステージ)。クロウから「小物」呼ばわりされるのも道理である…。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 御使い等からその名が挙げられた他、エンディングではスフィアに残されていた魂がクロウ達に語りかけた。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
ライバルキャラクターなだけあって全ての能力が高い。回避もしっかり高い上に天才補正まである。更に並のパイロットでは中々命中させられないばかりか、カウンター発動+行動不能で攻撃すらままならなくなる。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- 第2次Z破界篇
- 2回行動、精神耐性、カウンターL7、天才、ガード、戦意高揚
- 本作ではアイム専用スキル(敵側でも他に所有者がいない)として採用された天才と、決戦時に習得する2回行動が脅威。高確率で発動するカウンターからのジ・エンド・オブ・マーシレス(行動不能の特殊効果付き)も凶悪の一言。ただし次元獣やシュバルと違って底力を持たないので、攻撃を当て続けられさえすれば意外と脆い。なお2回行動はレベル45で習得となっており、決戦時以外では???表記。
- 第2次Z再世篇
- 2回行動、精神耐性、カウンターL7、天才、ガード、戦意高揚、底力L5、SP回復
- 『破界篇』では持たなかった底力を取得し、更にスフィア・リアクターの証たるSP回復も所持。虚像の方は2回行動・底力・SP回復がオミットされており、『破界篇』における決戦時以外のものと同様のスキル構成となっている。なお本作での過去のビジョンの内容から、天才も「偽りの黒羊」によるものに過ぎなかった事がうかがえる。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- HP20%以下で、1度だけ精神コマンド『かく乱』を使用する
- 『第2次Z破界篇』で採用。Hardモードでの第49話でのみ習得。ズール皇帝のものと同一。彼と同様、こちらもフェイズ終了までに倒し損ねると間違いなく大変な事になるので、最後まで必中持ちは欠かせない。
- HP20%以下で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『かく乱』を使用する
- 『第2次Z再世篇』で採用。Hardモードでの決戦時でのみ習得。本作でもズールと同じボーナス。幸いというかアリエティスにはHP回復があるので、撃たれっぱなし、ということはない。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「UNTRUE CRYSTAL」
- 意訳すると「偽りの水晶」となる。冷徹な曲調の割にサビが勇ましい。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ガイオウ
- プロジェクト・ウズメで呼び出した相手。アイムが彼を呼び出した直後の会話から推測するに、呼び出される前から既に両者は既知の関係のようだ。
- シオニー・レジス
- 彼女にプロジェクト・ウズメを持ちかける。その影響かシオニーはアイムに依存するようになる。
- カルロス・アクシオン・Jr.
- 『破界篇』にて、自身を利用しようとしたカルロスを逆に利用する。『再世篇』ではZONEに特攻した彼の行動を嘲笑したが、その特攻により完全に覚醒した「揺れる天秤」の一撃で、撤退に追い込まれる事に。
- マルグリット・ピステール
- インペリウム時代の部下の一人であるが、卑怯な事を嫌う彼女からは事あるごとに反発されている。
- シュバル・レプテール
- 最終決戦で彼の真意を見抜き、致命傷を与える。
- クロウ・ブルースト
- スフィアを求めてつけ狙っていたが、結果的にアイムの目論見は失敗に終わっている。なお、アイムは作中でガイオウを差し置いてクロウを本気で激怒させた数少ない人物でもある[3]。『再世篇』でも再び対峙するが、彼に「小物」と切り捨てられる。
- アサキム・ドーウィン
- クロウ同様彼に狙われている。『破界篇』では彼に一度撃墜される。『再世篇』では彼に自身の過去と嘘を暴かれ、精神的に致命傷を与えられる。
- ユーサー・インサラウム
- スフィアを覚醒する為に暗躍したが、アサキムによって錯乱した所を「故郷を滅ぼした元凶」として彼に討たれ、「偽りの黒羊」を奪われる。
- セツコ・オハラ、ランド・トラビス、メール・ビーター
- ZRルートで対峙する(騎士団ルートではアイムが死亡した後にセツコとランド、メールがZONEを抜け出したため、そのルートでは対峙することはできない)。なおランドとメールには「タイヨウ」だの「おはよう」だのスフィアの名前を思いきり間違えられている。
- 主任
- 「ハーマル」だった頃の上司。顔グラフィックは『OGs』及び『ディバイン・ウォーズ』のクスハを担当した医者の流用。
- 御使い
- 何らかの方法で、彼らの存在を知ったらしい。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 刹那・F・セイエイ
- 南極における最終決戦での戦闘前会話で、彼に遠からずCBが壊滅する予言を伝える。無論、これを信じる刹那では無かったが、『再世篇』で半ば実現してしまう。
- ティエリア・アーデ
- アレハンドロ・コーナーによってヴェーダへ干渉できなくなった彼を嘲笑う。
- マリナ・イスマイール
- カルロスとシオニーを介し、彼女に対して間接的に「プロジェクト・ウズメ」を奨めようとしたが、こちらは拒否されてしまう。後々の出来事を考えると彼女の判断は英断だったといえる。
- シン・アスカ
- マユの死をネタにした悪辣極まりない嘘で彼を激怒させていた。
- リボンズ・アルマーク
- 彼にZEUTHの世界の機動兵器のデータを提供する。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- 桂木桂
- 彼を「特異点の中の特異点」、「全ての混沌の始原」と称することがあり、彼が時空振動弾を発動させたことを指していると思われる。彼からも「お前ほど真っ黒な奴は初めてだよ」といわれる。
- ホランド・ノヴァク
- 彼ら月光号クルーの素性と目的を調べ上げた上で接触を図り、ZEXISから離反させるが、ホランド自身は彼を全く信用しておらず、最終的に反旗を翻される。
- 熱気バサラ
- 嘘を武器・拠り所にするアイムにとって、「一切の嘘の無い行為」とも言える「歌」を生き甲斐にするバサラは天敵のような存在。もっとも、バサラの方は単純に歌を聞かせたいだけなのだが。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- ロジャー・スミス
- 彼に交渉術で負けた挙句、自身の目論見を容易く看破された事で珍しく怒りを露わにする。
- ジェイソン・ベック
- 当初はロジャーと同様に彼も利用しようとしたが、戦闘中にロジャーに便乗する形で結局裏切られたため、制裁として彼を撃墜してしまう。
- 桃井いぶき
- 彼女を動揺させるために、界震と似たような現象を起こしてインセクト-Rを出現させる。
- 明神タケル
- 南極における最終決戦での戦闘前会話で、彼にズール皇帝が死滅していない事を告げる。この発言に動じる事無く、アイムを糾弾するタケルであった。
- ロゼ
- 終盤の宇宙ルートにて、苦悩する彼女へ後述の残酷な一言で茶々を入れる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
特殊戦闘台詞では本当の事を言っている場合が通常時と比べて増えている。
- 「ミスター・トライアングラー…あなたも罪な方ですね」
- アルトとの特殊戦闘台詞。主題歌とアルトの人間関係を引っかけた台詞となっている。
- 「ロジャー・スミス…使命を忘れた哀れな人形…」
- ロジャーとの特殊戦闘台詞。原作からしてロジャーの素性には謎が多いが…。
- 「不快なのですよ、その騒々しい振る舞いは」
- ジロンとの特殊戦闘台詞。アイムにしては珍しい直球な台詞である。
- 「あなたは気づいていない。自分が世界を滅ぼす存在であることを」
- 竜馬、及びシモンとの特殊戦闘台詞。ゲッター線と螺旋力はまかり間違えれば宇宙をも滅ぼす力を秘めているため、そういう意味では間違っていない…がアイム自身悪質な人間で更に世界が滅びる危険がある行動を取っているため、言われた当人達からすれば心外もいいところである。
- 「あなたの嘘と私の嘘……どちらが罪なのでしょうね?」
- ゼロとの戦闘台詞。確かにルルーシュの嘘は許されるものではないが、アイムに比べれば何のことはない。
- 「あなたと私! それを分かつ無慈悲な刃!」
「さらばです!」 - 上はジ・エンド・オブ・マーシレスを使った時の台詞だが、トドメ演出に使う武器は口から発射するビーム(結晶の刃を使ってはいるが)。
- 「…私は痛みと恐怖さえも偽らねばならないのです!」
- 被弾時の台詞の一つ。スフィアを操るのに最適な精神状態を保てなくなったリアクターはスフィアを制御できなくなることが判明したため、偽らざる本心をさらけ出すと「偽りの黒羊」が制御できなくなると推測できる。
- 「くうっ! 静まれ、私の中のもう一人の私!」
- 被弾時。一見すれば所謂「邪気眼」のような台詞であるが、恐らく「偽りの黒羊」を手に入れる前の本来の自分の事だと思われる。
- この台詞やクロウにハッタリと言われた点も加味すれば、本編での自信家な性格も偽っているだけで本質的な部分は変わっていないようだ。
- 「ニュータイプ! 私の心に踏み込むのは許しません!」
- ニュータイプ戦での被弾時の特殊戦闘台詞。かなり感情的に言っているので、過去を知られるのが余程嫌だった模様。
- 「この私が、こんな世界で果てるわけにはいかないのです!」
「あなたごときに私の真意は理解できませんよ!」
「アリエティス…私達も全力を尽くさねばなりません!」 - 被弾時の台詞パターン。かなり必死であり、恐らくこれは本音。
- 「う、うああああああっ!!」
- イベント戦闘においてアサキムに撃墜された際の断末魔。この時点では死亡したと思われたが、「偽りの黒羊」のスフィアの力によって「己の死を嘘にする」事でZEXISとアサキムを欺く事に成功した。
- 『再世篇』では終盤の撃墜台詞となった。
破界篇[編集 | ソースを編集]
- 「あれが私のターゲットですか…。フフ…かなりの強敵のようですね。これは油断できません。雨に濡れた花束…。そして、太陽と月の息吹…。それはカオスの目眩と言うべきものですから」
- 序盤でクロウの戦いを見届けての台詞。この時点で既に「偽りの黒羊」の反作用が出て来ている。
- 「ターゲット」という辺り、誰かに「揺れる天秤」を狙うよう指示された節がある。
- 「正直に言いましょう。私は嘘つきなのです」
- 第23話「新世界の幕開け」より。「破界の王」の圧倒的な力に惨敗を喫したZEXISを嘲笑し、彼らへの餞別とばかりに次元獣の群れをけし掛ける。なおこの台詞はいわゆる「嘘吐きのパラドックス」であり、真実として判断しても虚偽として解釈しても矛盾が生じる。あえて確かなことを挙げれば「彼の言葉を簡単に信用してはいけない」という事と「彼は敵」という事ぐらいだろうか。
- 「リモネシアの件は、お気の毒でした。ですが、お忘れなく…リモネシアを滅ぼしたのはあなた自身である事を」
「どうです? 大切なものを自分自身の手で破壊した御感想は?」
「その喪失感が、あなたを高みに押し上げた。小国の外務大臣に過ぎなかったあなたがインぺリウムの筆頭政務官に相応しい器量を手に入れたのです」 - 同上。シナリオエンドデモより。全世界に新帝国インペリウム樹立を宣言したシオニーのスピーチを賞賛しつつ、彼女の中に残っていた罪悪感を無慈悲に抉る。
- 「呪われし放浪者、アサキム…あなたを待っているのも疲れましたのでね、迎えに来たのですよ」
- 中盤でアサキムと出会った時の台詞。
- 「いいでしょう、ロジャー・スミス。そして、ZEUTHの方々…あなた方は既に運命から逃れられない。彼らの烙印(スティグマ)がある限り」
「あなた方はあのアサキム・ドーウィンと同じく呪われし放浪者となったのです。その弄ばれる運命に待つのは果てのない旅路だけです。ここで引導を渡される事に感謝なさい」 - 第29話「反撃の狼煙」より。この一連の発言に関してはアサキム自身が似たようなことを発言していること、ロジャーの推測等からして真実である可能性が高い。
- 実際に『天獄篇』では、アイムの言う「烙印」を刻んだ張本人が登場する。
- 「聞こえますか、ティエリア・アーデ。あなたはヴェーダに見捨てられたのです」
「あなたはもう用済みなのですよ。そう…生きている意味はないのです」 - 中盤のCBルートで、ヴェーダからのバックアップが無効になった事で放心状態になったティエリアに対して。
- 「罪に罪を重ねるとは魔王の名に相応しいですね」
- 第36話エリア11ルート「血染めのユフィ」より。ユフィに対して犯してしまった罪に人知れず苦悩するゼロの心情を見透かし、嘲笑する。
- 「それでは意味がないのですよ。あなたの心がもっと揺さぶられないと」
「あなたの生きようとする心と死んだほうがましだと思う心のせめぎ合い…私はそれが見たいのです」
「天秤は揺れながらも支点はぶれず…嬉しくなりますよ」 - 第三分岐の各ルートにて、版権キャラに精神的な揺さぶりをかけた際にクロウから「俺を狙うなら、直接来い」と非難されて、アイムが返した答え。
- なお、「天秤は揺れながらも支点はぶれず」とは迷いの中でも決して折れない強靭な意志を意味しており、「揺れる天秤」の力を高めるために、所有者であるクロウに揺さぶりをかけたのだろう。この言葉を聞いたクロウの返答は「とんだサディストだな、お前は・・・!!」と当然ながら怒りを含めたものだった。
- 「自らの罪に気付かないふりをしているのですか?」
「彼女…マルグリット・ピステールの家族はあなたが所属していた部隊の引き起こした事件で死んだのですよ」
「特殊部隊『ファイヤバグ』…。あなたの拭えない過去です」 - 第38話より。「弟の仇」としてマルグリットにつけ狙われているクロウに対して。普段はアイムの嘘に動じないクロウも流石に「ファイヤバグ」の名を出された事に対しては動揺していた。
- なお、「クロウのせいでシェーヌが死んだ」という一点ならば確かに事実である。
- 「死ねばいいと思います」
- 第43話宇宙ルート「ロゼの決意」より。タケルの説得に心揺らされ、自分がどうすれば良いかを問うロゼに残酷な言葉で横槍を入れる。
- 「私に嘘をつくなどというのがおこがましいのですよ、シュバル・レプテール」
- シュバルの芝居を見抜いていたことをこの言葉で宣言する。嘘をスフィアの力にしているアイムに芝居は通じなかった。
- 「フフフ…自我も意思も無くなった破壊の使徒を弟だと思い込むのは、貴女の勝手ですけどね」
- 次元獣の正体が、ガイオウによって姿を変えられたインサラウムの人々である事を、沈痛な面持ちで明かしたマルグリットへの嘲笑だが、この発言でクロウの怒りは頂点へと達する事に。
- 「次元を超えて、私は未来を見ました。そこでソレスタルビーイングは壊滅し、あなたも仲間達と離れ離れになるのです」
- 「虹」での刹那との戦闘前会話。無論、これを信じる刹那ではなかったが、『再世篇』でそれが現実となってしまう…。
- 「嘘とは極めて高度な人間の行為なのですよ。君のような子供には、その意味はわからないでしょうけどね」
- ワッ太との戦闘前会話。今まで自分たちを騙していたことに怒る彼に対する言い訳だが、「高度だろうと何だろうと、嘘つきは悪事の始まり」と一蹴される。そもそもアイム自身が本当の意味で「高度な人間」かどうかはまた別の話である。
- 「明神タケル…いや、マーズ。ズール皇帝が死んだと本気で思っているのですか?」
「あれは宇宙の悪意が形を持ったようなもの…完全に滅ぼすことはできませんよ?」 - タケルとの戦闘前会話。これに関しては9割方真実であり、『再世篇』終盤では実際にズールが再登場することに。
- 「私はいつだって真実を述べていますよ。いい機会ですから、あなたのたどる数奇な運命についても教えてさしあげましょう。あなたは近い将来、きっと思わぬ方と再会する事になります。その人物は…」
- 竜馬との戦闘前会話。先の戦いで葬ったはずの早乙女博士の事を指しているが、それを言及する前に竜馬に遮られてしまう。
- 「ならば、クロウ・ブルーストを殺すのです。彼の正体は破界の王以上に危険な存在なのですから」
- ロランとの戦闘前会話。アイムはこの言葉を「嘘」といっていたが、『天獄篇』ではルート次第で自分が「破界の王」と呼ばれることになるのがなんとも。
- 「このような戦いは無駄です。一週間後に巨大な時空震動が起きて、全ては無に帰すのですから」
「その予兆として1時間後に南極の氷が割れ、その下からは…」 - ジロンとの戦闘前会話。ジロンは全く聞いておらず、またプレイヤーサイドでも虚言と一蹴されていた台詞だが、実際に南極には審判の巨獣が眠っていた。アイムはスフィアとの同調によって彼らの存在を知ったため、極点にある「エル・ミレニウム」についても知っていた可能性が高い。
- 「キリコ・キュービィー、あなたの存在は因果律の歪みが生み出した奇跡のようなものです」
「あなたが望むのならば、その力をより活かす術をお教えしましょう」
「ならば、プロトワンの行方を…」 - キリコとの戦闘前会話。キリコの全てを知っているかのように得意げに話すが、キリコからは「お前と口を利く気などない」と最初から相手にされなかった。キリコの正体を知っているか否かはともかく、彼から敵とみなされた時点で致命的なミスを冒していることをアイムは最期まで知らなかったようである…。
再世篇[編集 | ソースを編集]
- 「それだけ…? まだあなたはスフィアの力をわかってはいないのですか? それこそがエスター・エルハスを救う可能性だというのに!」
- ZEUTHの世界に存在する二つのスフィアを手に入れる為に世界を混乱させた事で怒りをあらわにするクロウに対して。単にクロウを揺さぶる為に言ったと思われるが、後に(相性が良かったとはいえ)「揺れる天秤」と「尽きぬ水瓶」のスフィアの力で次元獣化したエスターを元に戻した事を考えると、全くの嘘ではなかったようだ。実際、サード・ステージに移行したスフィアの力ならば、事象制御を可能とするためヴァイオレイションを解除することも出来るであろう。
- 「一つの世界の行く末など私には瑣末な事ですしね」
- シャルルがラグナロクの接続を発動する前の台詞。ホランドに協力していた『破界篇』同様に、このスタンスを基本として、自分勝手な都合で世界に混乱をもたらし続けたがその報いは惨めな形で自身に跳ね返ってしまう。
- 「混沌が世界を嘘で満たす! そして、スパイラルネメシスとともに彼らが私を迎えに来る!」
- 決戦での台詞。『天獄篇』で「彼ら」の正体は判明するが、なぜスパイラルネメシスを発生させてまで、御使いに接触しようとしたのかは不明。
- 「花の涙が美しき窓に鉄塊を詠う! この素晴らしき世界によって私のスフィアはさらなる段階に到達したのです!」
- 分身を呼び出す前後の台詞。此処に来てついにサード・ステージに移行したらしく、スフィア・アクトを発現した「偽りの黒羊」がその力を見せる。
- 「愉快な方々ですね。とても傷だらけの獅子の持ち主とは思えません」
- ゼロレクイエムルート第57話「ゼロ・レクイエム」にて、対峙したランドとメールのやり取りを聞いて。
- 「呪われし放浪者! あなたもここで無に帰して差し上げましょう! それとも、その魂を再び彼らに捧げるのがお望みですか!」
- ゼロレクイエムルート第57話「ゼロ・レクイエム」及び騎士団ルート「戦乱の王ピースクラフト」にて、アサキムに対して。後半の台詞はどうやらアサキムのトラウマだったらしく、この後「知りたがる山羊」によって過去を暴かれてしまう。
- (どうすればいいんだ…。 僕では…あれの分析は手に負えない…元はと言えば、経歴を詐称してこのプロジェクトに入ったことが間違いだったんだ…でも、嫌だ…。 今のポジションを…今の僕を捨てるのは嫌だ…。 僕は…僕は…!)
- アサキムの「知りたがる山羊」によって曝された、自身の惨め極まりない「ハーマル・アルゴー」としての過去。偽ってまで手に入れた地位を失う事に怯えて嘘に嘘を重ねたその時…。
- 「主任! 僕は…僕は出来るんです! 僕は完全な人間なんです!」
「あああっ!! うああああああああっ!!」
「い、嫌だっ!僕は…僕は本当はっ!!」 - 知りたがる山羊の力によって嘘だけでなく最も知られたくなかった自身の忌まわしい過去までも暴かれてしまい、アリエティスを無力化された上に、表情を酷く歪ませて錯乱する。
- 「ああああああああああああっ!!」
- 断末魔。自分のためだけに世界を混乱に陥れ、人を食い物にした男の最期は自業自得と呼ぶに相応しいものだった。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
先述した理由から、クロウとは別の意味で迷台詞にも事欠かない。
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「黒い未来の赤い青葉! 時計の針のその先に!」
「穴倉の底から覗く眼! 花散る夜空の太陽が!」
「死んだ犬の左耳! 虚ろな魔弾の裏側へ!」
「そびえたつ巨人の脳髄! 深く銀河の深淵に!」
「遠いのです! 浅いのです! 私の右目が!」
「見るのです! 見るのです! 血の遊戯を!」
「胎児の見た悪夢の大地に! 一万五千年の呪縛を!」
「麗しき三日月の涙よ! 最悪の夕べのグラスと!」
「硬い硬い硬い カタイカタイカタイカタイカタイ!!」
「ナナナナナナタナタナタナタナタナタナタナタナタタタタ!」
「1・3・5・8・13・19・24!」
「黄色黄色黄色黄色赤赤赤赤白白緑白黒黒青赤白!」
「アハハ! アハハハハハハ!」
「ああ! おおっ! おおおっ!」
「ケケ… アルハトリ・バウニルサムセス・サムセソ」 - 被弾時の台詞。この様に全く意味を成さない台詞や無茶苦茶な単語の羅列となっているため、何が言いたいのかは不明。理解する必要はないと言われればそれまでだが。
- 「ブツブツブツブツブツブツブツ…」
- 被弾時に出てくる台詞。実際の台詞は人間の耳では聞き取れないほどの超早口で無茶苦茶な単語の羅列を捲し立てる、というもの。内容は「犬の左耳の脳髄の一万五千年のグラスの裏側の右目の深遠の魔弾の花の遊戯の大地の巨人」。
- 平たく言うと、上記の「穴倉の底から~」から「麗しの三日月の~」までの台詞の中から単語を少しずつ抜き出して並び替え、適当な接続文字でギリギリ文章になるように整形したものである。上記も含め、安元氏による早口の怪演は必聴の出来。
破界篇[編集 | ソースを編集]
- 「美しいのです! 光の雨は清く崩壊し、花は散り、海は燃えているのです!」
「銀河が泣く夕べ! 箱の中身は青く数億の潤いだから! そう! それが人の見た悪夢の果てに!」 - 第30話「ストレート・フルクラム」より。マルグリットがクロウと戦闘したイベントより。クロウを倒す事に迷いを感じ、変わり果てた姿となった弟に悲しみとやるせなさを感じていた彼女に対する苛立ちが頂点に達したその瞬間、意味を無さない言葉を叫びながらマルグリットを戦場から排除した。
- 「いい反応です…! 今、あなたの心の天秤は揺れています!」
(BGMが変わる)
「朝日に輝く7番目の乙女! 光の衝撃が、今、天に沈む!」 - 第38話「果たされる約束」より。ヴォダラ宮に於ける戦闘で、クロウがファイヤバグであった事を暴露し、動揺した彼の隙を突き、興奮した表情で襲い掛かるが、アサキムの駆るシュロウガによって阻まれてしまう…。
- 「赤い緑、そして、砂…嗚呼、メス豚よ。やさしさと星のモニターに光首の夜の夜空ですよ」
「くらくらくらい白の落城の円盤にににににに時計の毛髪からからからから真意に電撃さえ!」
「あじゃえ問ぃおうふ魔御使いみひ反螺れ進のアーカーる天せじゅ極ヴぁ!」 - 最終決戦を前にして、高揚するあまり口走った支離滅裂な発言。
- 実は四行目の台詞において太極の使徒たる御使い、『天元突破グレンラガン』における最大の敵アンチスパイラル、『コードギアス』におけるシャルル達が完遂させようとした計画ラグナレクの接続の一端を口走っている。
- 「そうではないのです! 星の降る正午、記憶の底の見えない悲しみはだりあぜじつたゥイザアンウェウタニ…」
「そうです! 御使いはソルの心を集めて、すべての宇宙を! ハハハハ! ハハハハハハハハハハハ!」 - 南極の決戦にてZEXISとZEUTHに一度撃破されるも、スフィアの力で機体を再生し、支離滅裂な言葉を発しながら最後の悪あがきを試みる。だがここでアサキムが乱入し撃墜されてしまう…。のだが?
再世篇[編集 | ソースを編集]
- 「水の歪みと色彩の赤…! 螺旋アダムスキー脊髄受信体のマグマに光る瞳の御使いが笑う!」
- 最終決戦で、例の如く感情が高ぶったあまりに口走った支離滅裂な台詞。
- 余談ではあるが、「螺旋アダムスキー脊髄受信体」とは電撃文庫より発刊されている小説『イリヤの空、UFOの夏』に出てくる言葉であるが、意味は明かされていない(有名なコピペにもなっているので見たことのある人も多いだろう)。
- 「ハハハハハ! 脳髄に滴る黄金のナイフ! 扉を開けた後ろの正面は誰なのですか!」
- 決戦時に偽物を撃墜するとこの台詞が出る。なので、MAP兵器で薙ぎ払うと延々見ることに。
- 「痛い、硬い、かゆい、苦い、熱い!66678543019!!」
「かklい;sしpwさ:おwろdまじね! しjhすgdがくcxよ;qいくhhも!」 - ゼロレクイエムルート第57話で撃墜されて。最早、文章どころか単語にすらなっていない(ちなみに文字化けではなく原文ママ)。もしDVEだったら安元氏は非常に困ったであろう。
- (前略)
「ヤghりytな;レwがqsさxのzcあmjプpみとkkイんhうー!」 - 黒の騎士団ルートで撃墜された時の台詞。やはり単語として滅茶苦茶だが、これらの台詞は実はアナグラムになっており、英字を除いて並べ替えると、前者(ゼロレクイエムルート)は「じかいさくもよろしくおねがいします!!」、後者(黒の騎士団ルート)は「プレイヤーのみなさんありがとう!」となる。
- 何の意味を込められたかは不明だが、これまで「スーパーロボット大戦」を応援してくれた事に対してだろう。
天獄篇[編集 | ソースを編集]
- アイム「待っていますよ、あなた達を」
バルビエル「その時は再会を喜ぼうじゃないか」 - 超時空修復後、生と死の狭間でクロウ達と対面した際に。スフィアが消えたことで呪縛から解放されたはいいが、今までが今までだけに、ランドから「どうもお前らに言われると不安になる」と返されたのは無理もない。
虚言集[編集 | ソースを編集]
「私は嘘つき」を名で表すように、平然と嘘をついては惑わすことが多い。中には、悪質な嘘も存在すれば、嘘よりも残酷な真実もある。
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ダメージゼロ…。問題ありません」
「反撃ができないのではありません。しないだけなのです」 - 上は中破~瀕死時、下は反撃不可時の戦闘台詞。ここまでくると可愛らしく(?)すら思える。
- 「愛してますよ、あなたの魂の存在を」
- クロウとの特殊戦闘台詞。ほぼ確実に嘘なのだろうがそれでも嫌な愛の告白であることに違いは無い。…この人が聞いたらどんな反応を晒すのだろうか。
- 「貴方は本当にお強い」
- 『破界篇』初戦でクロウで撃墜した際の撃墜台詞。余裕たっぷりに言い放つので、覚醒していないクロウへの嘲り交じりの嘘であろう。
破界篇[編集 | ソースを編集]
- 「彼のお母様の主治医です…お母様の病状…今夜が峠でしょう」
「もしかしたら、彼は母親の死に目に会えないかも知れませんね…」 - 表部隊ルートでクロウへ初接触を図った際、青山の母の病状をネタに吐いた嘘。数あるアイムの虚言の中でも、最も悪質でシャレにならないものの一つ。
- 「先程わかった事ですが、WLFは彼女の身体に小型の爆発物を埋め込んだのです。作戦失敗を悟った彼等はもうすぐ彼女を爆破するでしょう」
- 裏部隊ルートでマリナを救出しに来たクロウ達に対して。この言葉に動揺したクロウを嘲笑した。
- 上述の虚言よりは幾分マシだが、それでも別世界に人間爆弾作戦を行使した勢力がいるため、やはりタチが悪い。
- 「その通りです。あなたは私にとって、前世で永遠を誓い合った恋人なのですから」
- 両ルート共通で発したもので、クロウから直接姿を晒した理由を問われ、こう切り返す。あまりの展開にクロウも絶句するのみであった。
- 「その通りです。これまでの非礼と乱暴な手段を使った事はお詫びいたします。クロウ・ブルースト…特にあなたには過剰とも言える挑発を行なった事を心からお詫びします」
- ライノダモンの群れを率いて、ズール皇帝の分身体からZEXISを救った際、「ネイン・インダストリー」、「改造次元獣による地球防衛構想」、「エルガンへの不信感」といったもっともらしい言葉を並べ立てた後、ZEXISへ謝罪の意思を示すも、クロウからはリアリティの欠如を指摘された。
- 「その必要はありませんよ。なぜなら貴方の妹さんはこの世界で生きているのですから」
- 「ストレート・フルクラム」でシンから元の世界に帰る方法を聞かれて答えた一言。マユのことはシンに対して最も言ってはならない嘘であり、当然ながらシンの逆鱗に触れた。
- 「私としても心苦しいのですよ。あなた達を騙してきた事は」
- 第49話「虹」より。南極の決戦でアイムへの不信感を声高に叫ぶ闘志也に対し、いけしゃあしゃあと言い放つ。
再世篇[編集 | ソースを編集]
- 「…あなた方は皇子の…ユーサー・インサラウム殿下の恐ろしさをわかってはいない…怒りに支配された皇子の残虐性はあの破界の王すら気圧されていた程だ」
「父王であるキング・インサラウム72世も皇子の手によって…」 - 「ケビン・マクラーレン」を名乗ってZEXISに捕縛された際に。プレイヤーの視点から見れば嘘か、若しくはケビンが思い違いをしているだけだと丸分かりなのだが、このおかげで部隊の面々は、中盤でアイムが現れるまでユーサーの人間性を思いきり誤解することに。
- 「あれは私の兄なのですよ。 そう、二人のロックオン・ストラトスと同じなわけです」
- 再び姿を露わした事に驚愕したレントンに対しての一言。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- アリエティス
- 乗機。「偽りの黒羊」のスフィアの影響下にあったアイムが作り上げた機体。
- グレート・アクシオン
- 『破界篇』では平時は同艦に常駐している。
余談[編集 | ソースを編集]
- 彼の本名である「ハーマル・アルゴー」のハーマルは牡羊座のα星の名称から、アルゴーはギリシア神話において金の羊毛を手に入れる為に建造された船の名からとられている。ちなみに「アルゴ船座」という星座も過去に存在したが、一つの星座としてはあまりに巨大だったためラカイユによってとも座、ほ座、りゅうこつ座の3つ(+らしんばん座を加えた4つとすることもある)に分割されており、現在では使われていない。
脚注[編集 | ソースを編集]
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