「デューイ・ノヴァク」の版間の差分

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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== TV版 ===
 
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;デューイ「遅かったじゃないか、今更のこのこと何しにやって来た? このノヴァク家の恥晒しが!」<br />ホランド「兄さん…!」
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:第35話「アストラル・アパッチ」より。ノルブ救助に現れたホランドに対して。作中ではここで初めて二人が兄弟である事が判明すると同時に、二人の確執の深さを感じさせる。
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;「[[Ray-out|例の下らない雑誌]]もそうだ。お前はあの雑誌で真実を伝えようとしたようだが、結果はどうだ? 下らん。モラトリアムをただ垂れ流し、時間を浪費しただけではないか。もうわかっているだろう? ''大衆には真実などどうでもよいのだ。大衆は真実では動かない。必要なのは、大きな声と強い刺激だ。さらに、その愚民どものちっぽけなプライドを刺激してやれば、彼らは真実よりもまがい物を選択する。''兄として忠告しておく。ゼネラルな物の見方をしろ。さもなくば、お前に勝ち目はない。」
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:同上。[[ゲッコーステイト]]の活動の一環である「ray=out」を用いた真実の伝播を否定する。最後は要するに「もっと広い視野を持て」という意味であり、確執とは別にホランドの動向には注目していたらしい。
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:「人々が求めるのは「大きな声と強い刺激=他者を惹きつけるインパクト」であり、たとえ「まがい物=正しいかどうかも分からない不確かな物」でも“それ”されあれば人々にとっての「真実」となる」という、指導者が演説で大義名分を振り翳したり、SNS上での情報拡散やメディア報道等の情報社会、それらに振り回される人々の感情など、あらゆる場面にあり得る現実を突いた痛烈な台詞といえる。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でも言及され、明日が見えない情勢の中で不安に晒された民衆が[[UN]]に縋っている様や、[[カイメラ]]の情報操作により[[ZEUTH]]までUNの偽情報を信じて同士討ちにまで発展した事を考えると、より一層説得力が増しているのがなんともいえない。カイメラの面々も終盤に歪んだ形で同じ理屈を言ったり、更にこの発言をより生々しく表現してみせた[[黒のカリスマ|人物]]も現れる。ある意味、情報戦も重要な役割を果たしている『Z』の根幹を成す台詞かもしれない。
 
;「完全に完璧に完成された生物など存在しない。人間という神のまがい物は常に愚かで常に欠けている」
 
;「完全に完璧に完成された生物など存在しない。人間という神のまがい物は常に愚かで常に欠けている」
 
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;「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」<br />「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」<br />「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! オレが新たな地球の始まりだ!」
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;「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」<br />「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」<br />「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! これが新たな地球の始まりだ!」
 
:自らの「業」を背負い、自らの命を絶ったデューイが叫んだ最後の言葉。それは歪んでしまった世界に対する絶望と憎悪に満ちた呪詛の叫びでもあった…。最後まですれ違ったまま、真意に気付けなかったホランドとタルホは、後悔の涙を流すしかなかった。
 
:自らの「業」を背負い、自らの命を絶ったデューイが叫んだ最後の言葉。それは歪んでしまった世界に対する絶望と憎悪に満ちた呪詛の叫びでもあった…。最後まですれ違ったまま、真意に気付けなかったホランドとタルホは、後悔の涙を流すしかなかった。
  
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「甘いな、ホランド。私にはシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムはない」
 
;「甘いな、ホランド。私にはシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムはない」
:『Z』のifルート57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、言っていることは極めて正論である。しかし、前線に出てしまっているため今一説得力がなく、結局デューイ自身も'''最終的には原作同様のセンチメンタリズムに任せたようにしか見えない最期'''を遂げてしまう。
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:『Z』のifルート57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、万丈やロジャーも認めているが言っていることは極めて正論である。しかし、前線に出てしまっているため今一説得力がなく、結局デューイ自身も「障害を乗り越えてきた褒美だ。最後は王である私が、直々に相手をしてやろう」と嘯いて'''最終的には原作同様のセンチメンタリズムに任せたようにしか見えない最期'''を遂げてしまう。
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:ちなみにZシリーズでは[[フル・フロンタル|敵が似たような手段を取って非難される場面]]が『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて存在する。『エウレカセブン』が参戦作品から外れていたため特に言及はされなかったが。
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== 搭乗機体 ==
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;[[銀河号]]
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:アゲハ隊の旗艦。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*2017年より公開されている新作映画『ハイエボリューション』でも登場が予定されていたが、第2作公開前の2018年10月17日に担当声優の辻谷氏が脳梗塞で急逝したため、TV版・旧映画版で弟・ホランド役を務めた[[声優:藤原啓治|藤原啓治]]氏が辻谷氏からデューイ役を引き継いだ。だがその藤原氏も第2作公開後の2020年4月12日に逝去し、最終作で2021年11月26日に公開される『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏が藤原氏からデューイ役を引き継ぐことが、発表されている。
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*2017年より公開されている新作映画『ハイエボリューション』でも登場が予定されていたが、第2作公開前の2018年10月17日に担当声優の辻谷氏が脳梗塞で急逝したため、TV版・旧映画版で弟・ホランド役を務めた[[声優:藤原啓治|藤原啓治]]氏が辻谷氏からデューイ役を引き継いだ。だがその藤原氏も第2作公開後の2020年4月12日に逝去し、ハイエボリューションシリーズ最終作で2021年11月26日に公開された『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏が藤原氏からデューイ役を引き継いだ。
 
**また、2019年12月にリリースされた『[[ギャンブル|パチスロ]]交響詩篇エウレカセブン3 HI‐EVOLUTION ZERO』では[[声優:大川透|大川透]]氏がデューイ役を担当している。
 
**また、2019年12月にリリースされた『[[ギャンブル|パチスロ]]交響詩篇エウレカセブン3 HI‐EVOLUTION ZERO』では[[声優:大川透|大川透]]氏がデューイ役を担当している。
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*愛読書は上記のように、実在するジェームズ・フレイザーの学術書『金枝篇』。この書物、フィクションでは[[クトゥルフ神話]]関連作品の影響で[[魔導書]]扱いされることがあり、SRWでも『[[機神咆吼デモンベイン]]』でそのように扱われているが、デューイの持つ愛読書はこれらとは関係なく、あくまで実在する方の書物である。
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== 脚注 ==
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2024年8月8日 (木) 07:19時点における最新版

デューイ・ノヴァク
外国語表記 Dewey Novak[1]
登場作品

エウレカセブンシリーズ

声優 辻谷耕史
デザイン 吉田健一
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
別名
【劇場版】
デューイ・ソレンスタム
種族 地球人
性別
生年 11969年
年齢 36歳
所属 塔州連邦軍
軍階級 中佐→大佐(TV版)
少将(劇場版)
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デューイ・ノヴァクは『エウレカセブンシリーズ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

代々の王族家系であるノヴァク家の跡取り。

7歳の時、母に自分の命と引き換えに弟ホランドを生ませた父を「母殺し」と評して憎み、逆に自ら「王殺し」を名乗って実父を剣で殺害する。その後ホランドと共に放浪の旅に出て、塔州連邦軍に入隊。情報部に配属され、着実に実績を伸ばしていった。その一方、アドロック・サーストンの「スカブコーラル知性体仮説」に賛同、彼の壮大な目的の根幹を形成することとなった。

デル・シエロの惨劇事件でホランドが軍を脱走すると、責任を問われて幽閉される。幽閉先では『金枝篇』などの読書に明け暮れていたが、しばらくしてニルヴァーシュによるセブンスウェル現象が発生、これが契機となって賢人会議から幽閉を解除された。そしてアドロックの提唱した「アゲハ構想」実現のためアゲハ隊を組織し、スカブコーラルから発生するコーラリアン殲滅のため力を蓄えていった。

賢人会議を構成する3人の内、クゼミブラヤを殺害して遂に塔州連邦軍を掌握。本格的にコーラリアン殲滅に乗り出した彼は「オペレーション・ネノカタス」を実行し、スカブコーラルの中心核である司令クラスターへの攻撃を強攻した。

最後には司令クラスターへの最終命令を実行するため、エウレカアネモネの2人に組みこんだ首輪の機能を発動させる。この首輪は彼女らを「代理司令クラスター」とするためのプログラムが仕込まれており、その鍵は自らの命であった。自らの体に埋め込んだコンパク・ドライヴと共に命を絶つことで、己が背負った「業」を全うした。

劇場版では姓は「ソレンスタム」となっている。役割もTV版とは異なっており、直接登場することはない。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。原作通り賢人会議に参加後、クーデターにより主要メンバーを粛清。パプテマス・シロッコエーデル・ベルナルと共に新地球連邦軍の掌握に成功する。その後はほぼ原作通りの行動を行い、最後は銀河号で自軍と対峙する。本人の能力値は高く、特殊技能ガードと銀河号の高火力・堅牢さも合わせて厄介。ただ、原作同様に単機で登場するため、位置取りさえ誤らなければ集中攻撃で割と楽に墜とせる。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
劇場板設定で名前のみ登場するが、既に死亡している。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
TV版設定。SSRサポートユニット。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

格闘防御が若干低い以外は全てトップクラスで、ガットラーティンプに次ぐ。彼ら以上に乗機が堅牢なため、まともに当たろうとすると時間がかかる。また地形適応宇宙ともSで、IF・原作どちらのルートでも全力を発揮して来る。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

Z
必中不屈分析気迫

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

Z
底力L9、気力+ (ダメージ)戦意高揚集束攻撃ガード指揮官L4
銀河号に乗るためのようなラインナップ。艦長効果と合わせて異様に堅い。

艦長効果[編集 | ソースを編集]

命中率+20% ダメージ-20%
Z』で採用。
当てて耐えるという戦艦乗りに相応しい効果。銀河号にはバリアがないためスピリットガットラーよりは脆いが、本人がガードを持っているためダメージは実質64%まで押さえこまれてしまう。サイズ差補正を考えれば事実上ダメージ半減と考えていい。

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

塔州連邦軍最高司令官
SSR。戦艦搭載中、味方全体の攻撃力大アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ホランド・ノヴァク
実弟であり、彼には期待感を抱いていた。しかし軍の脱走という形で裏切られ、自身も幽閉されたため、その後の彼の無軌道な行いを認めなかった。彼も同様にデューイを憎んでおり、デューイの最期に彼がデューイの真の目的を知ることとなるまで、実の兄弟で激しくぶつかり合った。
劇場版では兄弟関係ではないが、彼とは関係の深い人物の一人であることに変わりはない。
タルホ・ユーキ
恋人関係であったが、彼女は弟のホランドについて行った。そのためデューイはホランドへの侮蔑の意をこめ、彼女を「お古」と評する。
ドミニク・ソレル
幽閉時代からの忠実な部下。劇場版では自らの計画した実験の実行者。
アネモネ
ホランドにとってのエウレカの如く、デューイにとっての己の目的のための切り札。エウレカと共に司令クラスターの代理としての役目を負わされた「道具」であるが、彼女自身は二心なくデューイを慕っている。
アゲハ隊
民族浄化から救い出された少年隊。全員彼を慕っている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

パプテマス・シロッコエーデル・ベルナル
『Z』では彼らと協力してクーデターを起こし、新連邦を改革する。
フィクス・ブラッドマン
『Z』ではシロッコと共に彼を新連邦の大統領に立てる。
シャギア・フロストオルバ・フロスト
『Z』ではデューイに協力的な立場である。
アイムザット・カートラル
『Z』では彼は軍内部においてデューイ派に属している。
ギルバート・デュランダル
『Z』では敵対関係。フロスト兄弟によって攻撃されたメサイアに駄目押しでトドメを刺している。また、デューイは彼やシロッコの戦い方を暗に非難している。
トゥルース
X-Ω』では手を組む。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

デューイ「遅かったじゃないか、今更のこのこと何しにやって来た? このノヴァク家の恥晒しが!」
ホランド「兄さん…!」
第35話「アストラル・アパッチ」より。ノルブ救助に現れたホランドに対して。作中ではここで初めて二人が兄弟である事が判明すると同時に、二人の確執の深さを感じさせる。
例の下らない雑誌もそうだ。お前はあの雑誌で真実を伝えようとしたようだが、結果はどうだ? 下らん。モラトリアムをただ垂れ流し、時間を浪費しただけではないか。もうわかっているだろう? 大衆には真実などどうでもよいのだ。大衆は真実では動かない。必要なのは、大きな声と強い刺激だ。さらに、その愚民どものちっぽけなプライドを刺激してやれば、彼らは真実よりもまがい物を選択する。兄として忠告しておく。ゼネラルな物の見方をしろ。さもなくば、お前に勝ち目はない。」
同上。ゲッコーステイトの活動の一環である「ray=out」を用いた真実の伝播を否定する。最後は要するに「もっと広い視野を持て」という意味であり、確執とは別にホランドの動向には注目していたらしい。
「人々が求めるのは「大きな声と強い刺激=他者を惹きつけるインパクト」であり、たとえ「まがい物=正しいかどうかも分からない不確かな物」でも“それ”されあれば人々にとっての「真実」となる」という、指導者が演説で大義名分を振り翳したり、SNS上での情報拡散やメディア報道等の情報社会、それらに振り回される人々の感情など、あらゆる場面にあり得る現実を突いた痛烈な台詞といえる。
Z』でも言及され、明日が見えない情勢の中で不安に晒された民衆がUNに縋っている様や、カイメラの情報操作によりZEUTHまでUNの偽情報を信じて同士討ちにまで発展した事を考えると、より一層説得力が増しているのがなんともいえない。カイメラの面々も終盤に歪んだ形で同じ理屈を言ったり、更にこの発言をより生々しく表現してみせた人物も現れる。ある意味、情報戦も重要な役割を果たしている『Z』の根幹を成す台詞かもしれない。
「完全に完璧に完成された生物など存在しない。人間という神のまがい物は常に愚かで常に欠けている」
「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」
「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」
「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! これが新たな地球の始まりだ!」
自らの「業」を背負い、自らの命を絶ったデューイが叫んだ最後の言葉。それは歪んでしまった世界に対する絶望と憎悪に満ちた呪詛の叫びでもあった…。最後まですれ違ったまま、真意に気付けなかったホランドとタルホは、後悔の涙を流すしかなかった。

漫画版[編集 | ソースを編集]

「…一緒…に……あの…丘の向こうに……」
最期の台詞。あまりにも悲しい兄弟のすれ違いだった…。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「甘いな、ホランド。私にはシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムはない」
『Z』のifルート57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、万丈やロジャーも認めているが言っていることは極めて正論である。しかし、前線に出てしまっているため今一説得力がなく、結局デューイ自身も「障害を乗り越えてきた褒美だ。最後は王である私が、直々に相手をしてやろう」と嘯いて最終的には原作同様のセンチメンタリズムに任せたようにしか見えない最期を遂げてしまう。
ちなみにZシリーズでは敵が似たような手段を取って非難される場面が『第3次Z時獄篇』にて存在する。『エウレカセブン』が参戦作品から外れていたため特に言及はされなかったが。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

銀河号
アゲハ隊の旗艦。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 2017年より公開されている新作映画『ハイエボリューション』でも登場が予定されていたが、第2作公開前の2018年10月17日に担当声優の辻谷氏が脳梗塞で急逝したため、TV版・旧映画版で弟・ホランド役を務めた藤原啓治氏が辻谷氏からデューイ役を引き継いだ。だがその藤原氏も第2作公開後の2020年4月12日に逝去し、ハイエボリューションシリーズ最終作で2021年11月26日に公開された『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では山寺宏一氏が藤原氏からデューイ役を引き継いだ。
    • また、2019年12月にリリースされた『パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI‐EVOLUTION ZERO』では大川透氏がデューイ役を担当している。
  • 愛読書は上記のように、実在するジェームズ・フレイザーの学術書『金枝篇』。この書物、フィクションではクトゥルフ神話関連作品の影響で魔導書扱いされることがあり、SRWでも『機神咆吼デモンベイン』でそのように扱われているが、デューイの持つ愛読書はこれらとは関係なく、あくまで実在する方の書物である。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER、交響詩篇エウレカセブン、2022年2月15日閲覧。