「ガンダムサバーニャ」の版間の差分

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'''ガンダムサバーニャ'''は『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』の[[登場メカ]]。
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この項目では装備を追加した最終決戦仕様についても説明する。
  
 
== 概要 ==
 
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=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
 
;ガンダムサバーニャ(最終決戦仕様)
 
;ガンダムサバーニャ(最終決戦仕様)
:最終決戦での両肩にホルスタービットを計4基追加した状態。
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:最終決戦での両肩にホルスタービットを計4基追加装備した形態。巨大MAの[[ガデラーザ]]を除けば作中最多の総ビット搭載数を誇る。
:劇場版の機体の内二番目の総ビット搭載数を誇る。一番搭載しているのは[[ガデラーザ]]だが、あちらは巨大MAに属する機体なので、MSとしては破格の搭載数と言える。[[ELS]]戦後はソレスタルビーイングに唯一残された太陽炉搭載機となっている(ダブルオークアンタはELSの本星が存在する場所に移動し、ハルートは侵食によって放棄されたため)。
+
:劇中左腕を損失するも、ホルスタービットでカバーして戦闘を続行している。ダブルオークアンタが[[ELS]]本星に向い、ハルートは浸食により破棄された為、戦後ソレスタルビーイングに唯一残された太陽炉搭載機となった。
;[http://gundam.wiki.cre.jp/wiki/GN%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BCTYPE-D_(%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3)  GNアーマーTYPE-D (ガンダムサバーニャ)]
 
:サバーニャにGNアームズTYPE-Dの予備をドッキングさせた本来の歴史には存在しないイレギュラーな形態。ビットの調整が間に合わなかったため低下した火力を補いつつ機動力を向上させている。ちなみに、ジョイントの規格がデュナメスとは異なっている為新しい物に交換されている。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:中盤の第31話から参戦。今回は最終決戦仕様が出てこない。最大射程では他のスナイパーに若干劣るものの、2種類のALL武器とロックオンのエースボーナスにより雑魚殲滅に長けている。カスタムボーナスで[[射程]]を延ばし、狙撃を絡めればかなりの広範囲を攻撃可能。
 
:中盤の第31話から参戦。今回は最終決戦仕様が出てこない。最大射程では他のスナイパーに若干劣るものの、2種類のALL武器とロックオンのエースボーナスにより雑魚殲滅に長けている。カスタムボーナスで[[射程]]を延ばし、狙撃を絡めればかなりの広範囲を攻撃可能。
:バリアもあるが運動性が低く移動力も低いのが欠点。
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:軽減バリアもあるが運動性が低く移動力も低いのが欠点。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:序盤の蒼の地球ルート第4話で参戦。中盤で最終決戦仕様に変化する。アシスト武器の射程がかなり短くなるがカスタムボーナスのおかげでかなり長いP武器を獲得できる。
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:序盤の蒼の地球ルート第4話で参戦。第36話で最終決戦仕様に変化する。変化後はアシスト武器の射程が2短くなるが、カスタムボーナスのおかげでそれでも6ある。同時にP武器にもなるので移動後攻撃はしやすくなる。
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:ロックオンが[[援護攻撃]]L2を最初から持つが、高火力の単体攻撃がないのであまり援護には向かない。移動力の低さも変わらないので、サブ機か強化パーツでフォローしないと自慢の射程をもってしても戦闘に参加できない恐れがあるので気を付けよう。
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:終盤の敵は射程が長く命中率も高いので、アウトレンジに拘るよりは機体の防御と[[底力]]を高めてスーパー系のような運用をするのも一つの手ではある。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:初登場作品。設定通りに狙撃主体では無くなっており、最初は必殺武器が[[射程]]3のP属性で、また射程7~8での最大火力は[[ガンダムデュナメスリペア]]以下であるため、中距離射撃ユニットに近い性能を持つ。運動性と装甲は決して高くないが、[[飛行]]可能で[[移動力]]も高いため、マークスマン(選抜射手のこと。[[ファフナー]]ではない)的な運用をするといい。弾数武器とEN消費武器のバランスがよく、更に[[EN回復]]能力も持つので継戦能力は高い。パイロットはサブも含めて3人もおり、[[加速]]・[[突撃]]・[[狙撃]]など優秀な精神を多く覚えるのが強み。
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:初登場作品。『狙撃主体ではない』という設定に準拠した性能になっており、最初は必殺武器が[[射程]]3のP属性で、また射程7~8での最大火力は[[ガンダムデュナメスリペア]]以下であるため、中距離射撃ユニットに近い性能を持つ。運動性と装甲は決して高くないが、[[飛行]]可能で[[移動力]]も高いため、マークスマン(選抜射手のこと。[[ファフナー]]ではない)的な運用をするといい。弾数武器とEN消費武器のバランスがよく、更に[[EN回復]]能力も持つので継戦能力は高い。パイロットはサブも含めて3人もおり、[[加速]]・[[突撃]]・[[狙撃]]など優秀な精神を多く覚えるのが強み。
 
:終盤で最終決戦仕様になると遠距離必殺技とマップ兵器が追加され、狙撃機として活躍できるようになる。
 
:終盤で最終決戦仕様になると遠距離必殺技とマップ兵器が追加され、狙撃機として活躍できるようになる。
 
:射程強化のボーナスがあり、終盤までは中距離射撃ユニットであるため、[[ラファエルガンダム]]や[[VF-25F メサイア|VF-25F]]と組めば武装を大幅に強化できる。終盤では長射程の必殺技が追加されるため、同じく武装の豊富な狙撃機である[[VF-25G メサイア|VF-25G]]辺りがおすすめ。
 
:射程強化のボーナスがあり、終盤までは中距離射撃ユニットであるため、[[ラファエルガンダム]]や[[VF-25F メサイア|VF-25F]]と組めば武装を大幅に強化できる。終盤では長射程の必殺技が追加されるため、同じく武装の豊富な狙撃機である[[VF-25G メサイア|VF-25G]]辺りがおすすめ。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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:序盤終わり辺りのソレスタルビーイング正式参加時に初お目見え。
 
:序盤終わり辺りのソレスタルビーイング正式参加時に初お目見え。
 
:贅沢な精神コマンドや高性能な武器はそのままに、EN消費が少なくなっており純粋強化と言える形での続投。第43話で最終決戦仕様になり、UXと比較すると使える期間が僅かながら伸びているのも嬉しい。
 
:贅沢な精神コマンドや高性能な武器はそのままに、EN消費が少なくなっており純粋強化と言える形での続投。第43話で最終決戦仕様になり、UXと比較すると使える期間が僅かながら伸びているのも嬉しい。
 
:各作品の主役以外は何かしら穴がある今作において、機体性能・武装・機体ボーナス・精神の全てが高水準にまとまっている破格の機体だが、カスタムボーナスに射撃武器強化がある為結構相方は選ぶ方(本作は'''必殺武装が格闘武器のユニットに偏っている'''為)。同じ00系やAGE系、バルキリー組と組むのが理想か。
 
:各作品の主役以外は何かしら穴がある今作において、機体性能・武装・機体ボーナス・精神の全てが高水準にまとまっている破格の機体だが、カスタムボーナスに射撃武器強化がある為結構相方は選ぶ方(本作は'''必殺武装が格闘武器のユニットに偏っている'''為)。同じ00系やAGE系、バルキリー組と組むのが理想か。
 
:なお、戦闘アニメは部分的に変更されている。
 
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=== VXT三部作 ===
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:第12話で加入し、西暦世界ルート第32話で最終決戦仕様に強化される。
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:本作は小隊制では無く、Zシリーズ準拠の性能でMAP兵器を持たないため、本機の特性である「一対多」の面が完全に死んでしまっている。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:第12話で加入し、[[西暦世界]]ルート第32話で最終決戦仕様に強化される。
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:2017年12月のイベント「聖夜を待つ者たちへ…」で最終決戦仕様で実装。SRとSSRのブラスター。SSRはラファエルガンダムとならび初の大器型となる。
:本作は小隊制では無く、Zシリーズ準拠の性能でMAP兵器を持たないため、本機の特性である「一対多」の面が完全に死んでしまっている。
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:2019年10月のイベント「悩乱・お姉ちゃん忍法帖!」にて必殺スキルにGNライフルビットII(トランザム)を備えた大器型SSRブラスターが追加。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:;ビットコンビネーション([[マップ兵器]])
 
:;ビットコンビネーション([[マップ兵器]])
 
::自機の周囲にビットを展開し、マルチロックオンで狙いをつけた多数の敵を全ビットと全ミサイルで乱れ撃つ。敵味方識別可、射程1~3、自機中心型なので囲まれた時に便利。
 
::自機の周囲にビットを展開し、マルチロックオンで狙いをつけた多数の敵を全ビットと全ミサイルで乱れ撃つ。敵味方識別可、射程1~3、自機中心型なので囲まれた時に便利。
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;GNライフルビットII(トランザム)
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:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;お前らとだって!
 
;お前らとだって!
 
:激しい戦闘の中で、左腕と右脚を失ったサバーニャ。しかし、彼は刹那とクアンタによって人類とELSが分かり合えることを信じ続け、彼は撃ち続けた。かつて自分が[[アニュー・リターナー|愛した女性]]の名を叫びながら。
 
:激しい戦闘の中で、左腕と右脚を失ったサバーニャ。しかし、彼は刹那とクアンタによって人類とELSが分かり合えることを信じ続け、彼は撃ち続けた。かつて自分が[[アニュー・リターナー|愛した女性]]の名を叫びながら。
:そして永遠にも感じられた戦いは終わり、ボロボロになったサバーニャから出たロックオンの目に映ったのは、人類とELSが分かり合えたことを意味する宇宙に咲く大輪の花であった。
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:そして永遠にも感じられた戦いは終わり、ボロボロになったサバーニャから出たロックオンの目に映ったのは、人類とELSが分かり合えたことを意味する宇宙に咲く大輪の[[花]]であった。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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*特報用仮設定版デザインでは劇場版本編版のものとかなりデザインが異なり、GNホルスタービットが存在していない。また、特報用仮設定版と劇場版本編版デザインの差異がもっとも大きい。
 
*特報用仮設定版デザインでは劇場版本編版のものとかなりデザインが異なり、GNホルスタービットが存在していない。また、特報用仮設定版と劇場版本編版デザインの差異がもっとも大きい。
 
**しかし、作劇上シールドビットが必要となったため、GNライフルビットII(GNピストルビット)を収納するホルスター部をシールドビットとして使用することになったという経緯がある。
 
**しかし、作劇上シールドビットが必要となったため、GNライフルビットII(GNピストルビット)を収納するホルスター部をシールドビットとして使用することになったという経緯がある。
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== 脚注 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年6月2日 (日) 14:08時点における最新版

ガンダムサバーニャ
外国語表記 Gundam Zabanya[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 柳瀬敬之
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 第5世代ガンダム
モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GN-010
全高 18.0 m
重量 86.8 t
動力・推進機関 GNドライヴ
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
開発者 イアン・ヴァスティ
所属 ソレスタルビーイング
パイロット
【パイロット】
ロックオン・ストラトス (2代目)
【サポート】
ハロ(オレンジ)
ハロ(青)
テンプレートを表示

ガンダムサバーニャは『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の登場メカ

この項目では装備を追加した最終決戦仕様についても説明する。

概要[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイングの太陽炉搭載型モビルスーツ。ガンダムデュナメスケルディムガンダムの系譜を受け継ぎ両者の長所を集約させた機体として開発された。

これまでの狙撃主体とは異なり、早撃ちや弾をバラ撒いて撃つスタイルのライルに合わせて全身にミサイルを内蔵した他両腰に装着されたホルスタービットやライフルビットを使って多数の敵を迎え撃つコンセプトとなっており、「歩く武器庫」と言っていいほどの重装化がなされた。なお、これにはティエリアが抜けたことによる火力不足を解消するという意図も含んでいる(ガンダムハルートも同様)。また、これに合わせてコクピットからは狙撃用のコントローラーは外されており、代わりに銃の形をした操縦桿に変更したことで操縦系を切り替える事なく狙撃を行う事が出来、両肩や両足にもカメラが内蔵され複数の敵を同時に狙う事が可能となっている。

本機の本領とも言える機能として「マルチロックオン」がある。専用のディスプレイを用いて多数の敵をロックオンし、多数のビットで「乱れ撃つ」。その際のマルチロックは最大で三桁で全方位に対応している。

機体の基本フレームは実はケルディムと同じであり、いわば基本性能はケルディムと大差ないのだがその重武装により火力はケルディムを遥かに上回っている。しかし、その分火器管制は複雑化しておりハロは2台に増設されている。

強化装備形態[編集 | ソースを編集]

ガンダムサバーニャ(最終決戦仕様)
最終決戦での両肩にホルスタービットを計4基追加装備した形態。巨大MAのガデラーザを除けば作中最多の総ビット搭載数を誇る。
劇中左腕を損失するも、ホルスタービットでカバーして戦闘を続行している。ダブルオークアンタがELS本星に向い、ハルートは浸食により破棄された為、戦後ソレスタルビーイングに唯一残された太陽炉搭載機となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
中盤の第31話から参戦。今回は最終決戦仕様が出てこない。最大射程では他のスナイパーに若干劣るものの、2種類のALL武器とロックオンのエースボーナスにより雑魚殲滅に長けている。カスタムボーナスで射程を延ばし、狙撃を絡めればかなりの広範囲を攻撃可能。
軽減バリアもあるが運動性が低く移動力も低いのが欠点。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
序盤の蒼の地球ルート第4話で参戦。第36話で最終決戦仕様に変化する。変化後はアシスト武器の射程が2短くなるが、カスタムボーナスのおかげでそれでも6ある。同時にP武器にもなるので移動後攻撃はしやすくなる。
ロックオンが援護攻撃L2を最初から持つが、高火力の単体攻撃がないのであまり援護には向かない。移動力の低さも変わらないので、サブ機か強化パーツでフォローしないと自慢の射程をもってしても戦闘に参加できない恐れがあるので気を付けよう。
終盤の敵は射程が長く命中率も高いので、アウトレンジに拘るよりは機体の防御と底力を高めてスーパー系のような運用をするのも一つの手ではある。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。『狙撃主体ではない』という設定に準拠した性能になっており、最初は必殺武器が射程3のP属性で、また射程7~8での最大火力はガンダムデュナメスリペア以下であるため、中距離射撃ユニットに近い性能を持つ。運動性と装甲は決して高くないが、飛行可能で移動力も高いため、マークスマン(選抜射手のこと。ファフナーではない)的な運用をするといい。弾数武器とEN消費武器のバランスがよく、更にEN回復能力も持つので継戦能力は高い。パイロットはサブも含めて3人もおり、加速突撃狙撃など優秀な精神を多く覚えるのが強み。
終盤で最終決戦仕様になると遠距離必殺技とマップ兵器が追加され、狙撃機として活躍できるようになる。
射程強化のボーナスがあり、終盤までは中距離射撃ユニットであるため、ラファエルガンダムVF-25Fと組めば武装を大幅に強化できる。終盤では長射程の必殺技が追加されるため、同じく武装の豊富な狙撃機であるVF-25G辺りがおすすめ。
スーパーロボット大戦BX
序盤終わり辺りのソレスタルビーイング正式参加時に初お目見え。
贅沢な精神コマンドや高性能な武器はそのままに、EN消費が少なくなっており純粋強化と言える形での続投。第43話で最終決戦仕様になり、UXと比較すると使える期間が僅かながら伸びているのも嬉しい。
各作品の主役以外は何かしら穴がある今作において、機体性能・武装・機体ボーナス・精神の全てが高水準にまとまっている破格の機体だが、カスタムボーナスに射撃武器強化がある為結構相方は選ぶ方(本作は必殺武装が格闘武器のユニットに偏っている為)。同じ00系やAGE系、バルキリー組と組むのが理想か。
なお、戦闘アニメは部分的に変更されている。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
第12話で加入し、西暦世界ルート第32話で最終決戦仕様に強化される。
本作は小隊制では無く、Zシリーズ準拠の性能でMAP兵器を持たないため、本機の特性である「一対多」の面が完全に死んでしまっている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2017年12月のイベント「聖夜を待つ者たちへ…」で最終決戦仕様で実装。SRとSSRのブラスター。SSRはラファエルガンダムとならび初の大器型となる。
2019年10月のイベント「悩乱・お姉ちゃん忍法帖!」にて必殺スキルにGNライフルビットII(トランザム)を備えた大器型SSRブラスターが追加。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

GNマイクロミサイル
デュナメス、ケルディムの装備と同様。しかし、本機の場合は全身にミサイルポッドを設置しておりかなりの総弾数となった。フルオープンした姿はガンダムヘビーアームズを彷彿とさせる。また各ビットと組み合わせることでより全方位に向けた攻撃が可能となっている。また、撃ち尽くしたミサイルポッドは即時パージすることでデッドウェイト化を避けられるようになっている。
SRWではGNミサイル名義。UXではデュナメスリペアのGNミサイルより実に1000も攻撃力が上がっている。第3次Z時獄篇では装備していなかったが天獄篇で追加。
GNホルスタービット
本機の主兵装。GNシールドビットを発展させた武器でありシールドとしての機能はもちろん、内部にはGNライフルビットIIを収納しており、GN粒子を迅速に供給する武器コンテナとしての役割も兼ねている。2枚接合すればシールドになって破損部分をカバーできる他、ライフルビット等と組み合わせて大出力ビームを撃てるなどかなり多彩な武器である。
後述のライフルビット、ピストルビットと合わせてビットの操作はハロの担当となる。イノベイター用や超兵用に調整されている他の機体のビットと比べると操作性は簡易なものになっている。
左右の腰のアームに10基装備。ELSとの最終決戦時には更に両肩に4基を増設し計14基装備した。
SRWでは戦闘アニメ以外にもケルディムのシールドビットと同じ防御系スキルとして採用されている。
GNライフルビットII
ケルディムのライフルビットを発展させたもの。連射性は落ちるが狙撃に適した性能を持ち遠距離の敵に対して有利。またセンサーとバレルを展開すれば手持ちの銃として使用できるほか、バレルを外すと短銃身のピストルになる。
GNホルスタービットに収納されており、計10本装備。最終決戦時には14本となる。
UXでは性能的にはGNスナイパーライフルの代替武器となるのだが、攻撃力が1100も下がる
第3次Z天獄篇では最終決戦仕様になると射程が2下がる代わりに移動後攻撃が可能になる。
GNピストルビット
ライフルビットからバレルを外した状態。こちらはGNビームピストルとして連射性に優れる。また銃身部にはケルディムと同様近接武器を受け止めるブレードが設置されており、直に殴ることも可能。
第3次Z天獄篇では最終決戦仕様になるとGNミサイルと交換に無くなる。

特筆機能[編集 | ソースを編集]

トランザム
太陽炉に秘匿されていたオーバーブーストシステム。トランザムを発動した際の火力や命中精度は凄まじいものがある。

必殺武器[編集 | ソースを編集]

GNピストルビット/GNライフルビットII(乱れ撃ち)
全てのライフルビットとピストルビットを展開しての一斉射撃。天獄篇中盤からの最終決戦仕様ではトドメ演出として◇◇◇の字にホルスタービットを展開して照射する。
トランザム発動
トランザムを起動し、多数のビットと共に縦横無尽に飛び回っての乱れ撃ちをお見舞いする。第3次Zでは移動後攻撃可能なALL武器であり、最強武器。
ビットコンビネーション
UX終盤、最終決戦仕様に強化された際に追加される。通常兵器版はビットを展開しての乱れ撃ちを浴びせた後、ビットにフォーメーションを組ませ大火力砲撃を叩きこむ。
天獄篇ではトランザム発動に組み込まれている。
ビットコンビネーション(マップ兵器
自機の周囲にビットを展開し、マルチロックオンで狙いをつけた多数の敵を全ビットと全ミサイルで乱れ撃つ。敵味方識別可、射程1~3、自機中心型なので囲まれた時に便利。
GNライフルビットII(トランザム)
X-Ω』での必殺スキル。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

銃装備
撃ち落としを発動。
GNホルスタービット
2000以下の全ダメージを無効化する。EN消費10。
GNドライヴ
ENが自軍の行動開始前に全体ENの20%回復する。
EN回復(小)
Zシリーズではこちら。
トランザム
気力130以上で移動力+1。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

マップ兵器及び射程1以外の全ての武器の射程+2
第3次Zで採用。足の遅さをカバーするために重要。

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

UXBX
  • 初期段階:射撃武器+100 照準値+5
  • 第二段階:射撃武器+150 照準値+10 射程+1
  • 第三段階:射撃武器+200 照準値+20 射程+2
  • 最終段階:射撃武器+300 照準値+30 射程+2 装甲値+100
ガンダムデュナメスリペアと同じ狙撃系のボーナス。終盤までは中距離射撃ユニットだが、全ての武器が射撃武器で射程2以上なので相性は抜群。

名場面[編集 | ソースを編集]

乱れ撃つぜ!
刹那がELSとの対話を行うのを助けるため、サバーニャはハルートと共に道を切り開く役を買って出た。
2体のハロと協力して無数のELSへ狙いをつけるサバーニャ、そしてELS目がけて無数のビームの雨が乱れ撃たれた。
そしてビットにフォーメーションを組ませ、大火力砲撃をハルートと共に行う。放たれた桃色の光明とそれによる爆発は「希望」が進んでいく未来への道標となった。
お前らとだって!
激しい戦闘の中で、左腕と右脚を失ったサバーニャ。しかし、彼は刹那とクアンタによって人類とELSが分かり合えることを信じ続け、彼は撃ち続けた。かつて自分が愛した女性の名を叫びながら。
そして永遠にも感じられた戦いは終わり、ボロボロになったサバーニャから出たロックオンの目に映ったのは、人類とELSが分かり合えたことを意味する宇宙に咲く大輪のであった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムデュナメス
本機の系譜に連なる機体。
ケルディムガンダム
基本フレームはほぼ同一だが、比較にならない火力を持つ。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名の由来はイスラム教における天使にして地獄の管理者「ザバーニーヤ」から。
  • 特報用仮設定版デザインでは劇場版本編版のものとかなりデザインが異なり、GNホルスタービットが存在していない。また、特報用仮設定版と劇場版本編版デザインの差異がもっとも大きい。
    • しかし、作劇上シールドビットが必要となったため、GNライフルビットII(GNピストルビット)を収納するホルスター部をシールドビットとして使用することになったという経緯がある。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-、2022年1月30日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]