イラドーヤ・クジューア

イラドーヤ・クジューア
登場作品	バンプレストオリジナル（OGシリーズ） スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
声優	前田愛
初登場SRW	スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
SRWでの分類	パイロット

プロフィール
種族	異星人
性別	女
職業	傭兵
所属	ゴライクンル

イラドーヤ・クジューアは『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』の登場人物。

概要

ゴライクンルの傭兵。キナハ・ソコンコの同僚であり、ゴモウドッカ・ゴライクンルの部下。ガディソードの協力者として行動する。

グレース・ウリジンやメフィル・ザニア・ボーラングに近い喋り方が特徴のおっとりとした性格の女性だが、他者には「ちゃん」付けで馴れ馴れしく接するなど、上司に似てどこか人を食ったような態度が目立つ。パイロットとしての腕は高く、ライグ＝ゲイオスやバラン＝シュナイルを駆り、幾度となく鋼龍戦隊と刃を交える。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD

2024年10月のイベント「甦る凶鳥」に登場するボスエネミー。乗機はバラン＝シュナイル。

『OGMD』終了後の時系列で、普通に生存して登場。フルアームド・ヒュッケバインを奪取するために現れる。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ

前述の通り、ガディソードと共に暗躍。同僚のキナハや、協力者であるビルゴー・ベルチャーと結託し、ハガネにあるフェアリとジーベ・ドライブを狙う。

結末はヘルルーガを先に撃墜した場合にはそのまま撤退。撃墜した場合は、ヨンもしくはシュウに拘束されそうになるも搭乗機諸共自爆、という流れになる。しかしながら、最後まで余裕な態度をほとんど崩さず、ゴモウドッカと同様の流れで退場することから、本当に死んだのか疑われる。

担当声優の前田愛氏はアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』のカトライア・F・ブランシュタイン役を経て、当作品がゲームへの初参加となる。

パイロットステータス

能力値

射撃と回避値がずば抜けて高い。

精神コマンド

OGMD

集中、脱力、直感、狙撃、熱血、かく乱（ツイン）

脱力は性格ゆえだろう。

特殊技能

OGMD

底力L5、援護攻撃L2、気力＋（ダメージ）、見切り、連続攻撃L4、

底力レベルは高くなく、連続攻撃も敵側はしてこない。

人間関係

ゴモウドッカ・ゴライクンル

上司。立場上は傭兵だが、彼の側近の様な役割も務める。他人を「ちゃん」付けする軽いノリの彼女も、彼に対しては「様」付けで接する。

キナハ・ソコンコ

同僚。度々共同で任務にあたる。彼女の方が立場は上で、失態続きの彼をいびる場面も。

ビルゴー・ベルチャー

同盟相手の部下。度々共同戦線を張る。

名台詞

戦闘台詞

「バニシングしちゃう？」

エクスバイン及びエグゼクスバインへの特殊戦闘台詞。ストレート過ぎる。

「ヒュッケバインボクサーの廉価版ねぇ」

エクスバインボクサー限定の特殊戦闘台詞。

「何か訳ありみたいだけどぉ、魔装機神よね？」

サイバスターへの特殊戦闘台詞。

「噂のネオ・グランゾン。逞しいわねぇ」

ネオ・グランゾンへの特殊戦闘台詞。喋り方も相まって妙な空気を醸し出す。

「実は少数生産してたのよねぇ、これ」

バラン＝シュナイル搭乗時の戦闘台詞。少数生産という言葉ほど信用ならないものはないので、次回作では更に増えそうである。

「味方には当たらないでしょぉ、多分」

メガ・グラビトン・ウェーブ使用時。明らかに広範囲へ攻撃している演出へのメタ台詞であろう。

「この武器、出所は地球なのよねぇ。知ってた？」
「身動きが取れないあなたに、とっておきのプレゼント」
「せ～の、ドッカーン！」

ツイン・ドライバー・キャノン使用時。さらっと地球由来の技術を使っている事に言及している。後半の台詞はエクセレンとどっこいのノリの軽さである。

シナリオ

「だよねぇ。本来なら終身刑のキナハちゃんを救ってくれたのは、ゴモウドッカ様だもんねぇ」

『OGMD』第13話「鋼龍戦隊、西へ」シナリオデモにて、ゴモウドッカに頭が上がらないキナハを揶揄して。ゴライクンルの影響力の大きさが窺える。

ちなみに、彼女とゴモウドッカは宇宙ルート第8話「転移航路」にてキナハが仕出かした失態の尻ぬぐいに奔走させられており、その意趣返しである。

「あはっ、こういう偶然ってあるんだねぇ。もしかしてもしかすると、何かと不運なキナハちゃんがいないからかな？」

『OGMD』第20話「セレンディピティ」にて、ハガネ内に格納されてあるジーベ・ドライブの反応を確認して。このセリフから考えるに、ハガネにジーベ・ドライブがあるとは彼女は確信していなかったようだ。

後半については……お察しください。

（ビルゴーちゃん、嫉妬の炎がメ～ラメラって感じ……なのかしらねぇ？）

『OGMD』第27話「バイト・ザ・トラップ」シナリオデモにて。専用機や指揮権まで与えられているヴォートに対して不満げなビルゴーを評して。

実際には別の事を考えてムラムラしていたのだが…。彼女もビルゴーの特殊な性癖には気付かなかった様である。

「キナハちゃんは失態の方が多いから、ここらで結果を出しとかないとねぇ。ゴモウドッカ様は、ああ見えてシビアよ？」
「あはっ、冗談よぉ、冗談。今回は失敗されても大丈夫だしね」

『OGMD』宇宙ルート第33話「コンフューズ・ジ・エネミー」にて、陽動作戦中にキナハに釘を刺して。直後に冗談だと笑い飛ばしてはいるが、キナハ当人にとっては笑い事ではない。

実際彼の以前の上司への扱いからして、ゴモウドッカがシビアだというのは本当なのだろう。

「あららら…ヤキが回っちゃったわねぇ。ま、しょうがないかぁ」
「これでも引き際は心得ているのよ。死人に口なしっていう地球のことわざ、知らない？」
「じゃあね」

『OGMD』第42話「白光のゲートキーパー」にて撃墜した場合の台詞。ヨンに拘束されそうになるも、それを拒んで乗機の爆発の中へ消え去る。最後まで余裕を崩さないのは何らかのカラクリがあるのか、はたまた彼女の性格による物か…。

なお、シュウで撃墜した場合は若干台詞が異なるものの、同様の経緯で退場する。

搭乗機体・関連機体

ライグ＝ゲイオス

初期の搭乗機。量産機ながらも性能は高く、自身の操縦センスもありキナハのオーグバリューを上回るポテンシャルを見せつける。

バラン＝シュナイル

クロスゲートにおける戦闘で、ガディソードの援軍として現れた際に搭乗。奇しくも前の操縦者同様、自爆による退場となった。