「プロトデビルン」の版間の差分

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== プロトデビルン(Protodeviln) ==
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プロトデビルンとは、『[[マクロス7]]』に登場する種族。
『[[マクロス7]]』に登場する謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、[[プロトカルチャー]]の生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー“[[スピリチア]]”を収集すべく攻撃を仕掛けてきた。
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== 概要 ==
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謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、[[プロトカルチャー]]の生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー“[[スピリチア]]”を収集すべく攻撃を仕掛けてきた。
  
 
エキセドルの持つ記録によれば、ただ1体のプロトデビルンと遭遇したがためにゼントラーディの1個艦隊が壊滅に追い込まれたとされる。それ故にゼントラーディにはプロトデビルンに対する恐怖が遺伝子レベルで刷り込まれており、遭遇した者は情緒不安定となるとされていたが、実際の所はプロトデビルンの肉体であるエビルシリーズがゼントランシリーズの上位兵器として設定されていることからくる、指揮系統のある種の動作不良による混乱が原因とされている。
 
エキセドルの持つ記録によれば、ただ1体のプロトデビルンと遭遇したがためにゼントラーディの1個艦隊が壊滅に追い込まれたとされる。それ故にゼントラーディにはプロトデビルンに対する恐怖が遺伝子レベルで刷り込まれており、遭遇した者は情緒不安定となるとされていたが、実際の所はプロトデビルンの肉体であるエビルシリーズがゼントランシリーズの上位兵器として設定されていることからくる、指揮系統のある種の動作不良による混乱が原因とされている。
  
個体ごとに差はあるが概して圧倒的な戦闘力を誇り、通常兵器はほぼ通じず反応兵器のダメージもすぐに修復されてしまう。しかし「[[歌]]」による衝撃だけは容易に回復させることが出来ない。
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個体ごとに差はあるが概して圧倒的な戦闘力を誇り、通常兵器はほぼ通じず反応兵器のダメージもすぐに修復されてしまう。しかし「[[歌]]」によって生み出されるエネルギーはプロトデビルンの放つ力と相殺し、プロトデビルン自身も歌に晒されると消耗を余儀なくされ、容易に回復させることが出来ない。またスピリチア吸収装置による攻撃も効果を示す。
  
 
最大の欠点が自らスピリチアを生み出すことが出来ないことで、そのために人類から半永久的にスピリチアを奪うシステム「スピリチアファーム」を完成させることを目指していた。しかし、[[熱気バサラ]]の活躍の末に歌うことでスピリチアを生み出せることを悟り、人類への敵対を止め銀河外のどこかへと旅立って行った。
 
最大の欠点が自らスピリチアを生み出すことが出来ないことで、そのために人類から半永久的にスピリチアを奪うシステム「スピリチアファーム」を完成させることを目指していた。しかし、[[熱気バサラ]]の活躍の末に歌うことでスピリチアを生み出せることを悟り、人類への敵対を止め銀河外のどこかへと旅立って行った。
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
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:彼らが目覚めたのも[[アポカリュプシス]]の一部とされている。なお、器たるエビルはアポカリュプシスに抗する力として造られたらしい。
 
:彼らが目覚めたのも[[アポカリュプシス]]の一部とされている。なお、器たるエビルはアポカリュプシスに抗する力として造られたらしい。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
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:[[御使い]]が禁忌を犯したプロトカルチャーを滅ぼすためにサブ・ユニバースからスピリチアを求める異種を呼び込み、エビルをプロトデビルンへと変質させた。
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:序盤のマクロス・クォータールート以降に原作終了後の設定で登場。スピリチア自己再生が可能となったため、ゼントラーディの遺伝子を持つ[[クラン・クラン|クラン]]も恐怖心を感じることはなくなっていた。
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:シビルがバサラ達について来るほか、ゲペルニッチが宇宙怪獣との決戦に助力する。
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:Zシリーズの世界観では、[[御使い]]が禁忌を犯したプロトカルチャーを滅ぼすためにサブ・ユニバースからスピリチアを求める異種を呼び込み、エビルをプロトデビルンへと変質させたとされている。その存在は死者を送る役目を持つ[[鬼宿]]にも知られている。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
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;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:スパロボ初登場。[[ペルフェクティオ]]と同質、同格の存在としてその姿を見せる。
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:初登場作品。[[ペルフェクティオ]]と同質、同格の存在としてその姿を見せる。
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:『マクロス7』は参戦していないが[[オウストラル島|オウストラル旧島]]で[[クラゲ型メカ]]及び[[マッドゴーレム]]と対峙した[[早乙女アルト|アルト]]が[[バジュラ]]と共にその名を口にしており、『BX』の世界にもその存在があったことを窺わせている。また[[ショウ・ザマ|ショウ]]も避難民に対して([[チヨ・ザマ|母]]のために)「俺はプロトデビルンのような人間を依り代にする宇宙人だ」と言ったりするなど、地球においてもその存在が知られていることが分かる。
  
 
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『第3次α』では[[特殊能力]]として登場。効果は特殊技能と同じ。
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:生命エネルギーを吸収する捕食者で、凍結状態で封印されていた点などが、共通のメインスタッフである河森氏が監督を勤めた[[創聖のアクエリオン]][[堕天翅族]]とよく似ているとも言われる。
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*生命エネルギーを吸収する捕食者で、凍結状態で封印されていた点などが、共通のメインスタッフである河森氏が監督を勤めた『[[創聖のアクエリオン]]』の[[堕天翅族]]とよく似ているとも言われる。
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2024年3月16日 (土) 21:36時点における最新版

プロトデビルンとは、『マクロス7』に登場する種族。

概要[編集 | ソースを編集]

謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、プロトカルチャーの生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー“スピリチア”を収集すべく攻撃を仕掛けてきた。

エキセドルの持つ記録によれば、ただ1体のプロトデビルンと遭遇したがためにゼントラーディの1個艦隊が壊滅に追い込まれたとされる。それ故にゼントラーディにはプロトデビルンに対する恐怖が遺伝子レベルで刷り込まれており、遭遇した者は情緒不安定となるとされていたが、実際の所はプロトデビルンの肉体であるエビルシリーズがゼントランシリーズの上位兵器として設定されていることからくる、指揮系統のある種の動作不良による混乱が原因とされている。

個体ごとに差はあるが概して圧倒的な戦闘力を誇り、通常兵器はほぼ通じず反応兵器のダメージもすぐに修復されてしまう。しかし「」によって生み出されるエネルギーはプロトデビルンの放つ力と相殺し、プロトデビルン自身も歌に晒されると消耗を余儀なくされ、容易に回復させることが出来ない。またスピリチア吸収装置による攻撃も効果を示す。

最大の欠点が自らスピリチアを生み出すことが出来ないことで、そのために人類から半永久的にスピリチアを奪うシステム「スピリチアファーム」を完成させることを目指していた。しかし、熱気バサラの活躍の末に歌うことでスピリチアを生み出せることを悟り、人類への敵対を止め銀河外のどこかへと旅立って行った。

登場作品[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
彼らが目覚めたのもアポカリュプシスの一部とされている。なお、器たるエビルはアポカリュプシスに抗する力として造られたらしい。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
序盤のマクロス・クォータールート以降に原作終了後の設定で登場。スピリチア自己再生が可能となったため、ゼントラーディの遺伝子を持つクランも恐怖心を感じることはなくなっていた。
シビルがバサラ達について来るほか、ゲペルニッチが宇宙怪獣との決戦に助力する。
Zシリーズの世界観では、御使いが禁忌を犯したプロトカルチャーを滅ぼすためにサブ・ユニバースからスピリチアを求める異種を呼び込み、エビルをプロトデビルンへと変質させたとされている。その存在は死者を送る役目を持つ鬼宿にも知られている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
初登場作品。ペルフェクティオと同質、同格の存在としてその姿を見せる。
スーパーロボット大戦BX
『マクロス7』は参戦していないがオウストラル旧島クラゲ型メカ及びマッドゴーレムと対峙したアルトバジュラと共にその名を口にしており、『BX』の世界にもその存在があったことを窺わせている。またショウも避難民に対して(のために)「俺はプロトデビルンのような人間を依り代にする宇宙人だ」と言ったりするなど、地球においてもその存在が知られていることが分かる。

人物[編集 | ソースを編集]

イワーノ・ゲペルニッチゲペルニッチ
首領。
シビル
ギギル
ガビグラ
ガビル
グラビル
バルゴ
ゾムド
ゴラム

関連用語[編集 | ソースを編集]

バロータ軍
バロータ戦役
バロータ兵
スピリチア
アニマスピリチア
プロトカルチャー

特殊技能[編集 | ソースを編集]

D』では特殊技能。気力100以上で発動し「」以外の全属性によるダメージを50%軽減、直撃も無効化する。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

第3次α』では特殊能力として登場。効果は特殊技能と同じ。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 生命エネルギーを吸収する捕食者で、凍結状態で封印されていた点などが、共通のメインスタッフである河森氏が監督を勤めた『創聖のアクエリオン』の堕天翅族とよく似ているとも言われる。