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− | + | アレンビーが搭乗者に決まった後は、ノーベルのバーサーカーシステムもそのまま搭載され<ref>バーサーカーシステムもDG細胞によって強化されていると記載されている資料もある。</ref>、アレンビーの意思に関係なく凶暴に暴れ狂うのだが、それ故に四天王の中では最も外部からの制御が難しくなったという欠点も生じ、これは後に裏で操っていた[[ウォン・ユンファ]]の自滅に繋がる。成り行きで対戦相手を務める事になった[[レイン・ミカムラ]]の搭乗する[[ライジングガンダム]]を一方的に攻撃するが、レインの賭けでコクピットブロック近くに設置されたバーサーカーシステムをライジングアローで貫かれる。しかし、それでもバーサーカーモードは解けず、已む無くゼロ距離からのライジングアローを口部に直撃させ、機体は破壊された。 | |
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+ | :なおスタンディングモードは、アレンビーを説得せずに倒した場合にしか登場しない。[[ロボット大図鑑]]登録の際には注意。 | ||
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+ | :ファイターとしては完全に素人であったレインのライジングガンダムを相手に、ドモンへの情念を叫びながら襲うアレンビーは圧倒的優位にあったが、DG細胞とバーサーカーシステム双方から救いたいと願ったレインの放った「必殺必中!ライジングアロー」によってコックピット付近にあったバーサーカーシステムを破壊される。それでも暴走は止まらず、ライジングアローを装着した腕部に喰らいつくが、最後はレインの想いが勝利し、アレンビーは無事にウォルターガンダムの呪縛から解放される事になった。 | ||
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+ | *デザインのモチーフは、[[ガンダムF91]]の頭部のフェイスオープンから。 | ||
+ | *本来この機体のファイターには、ネオメキシコ代表のチコ・ロドリゲス(SRW未登場)が予定されており、「水中戦が得意」という設定もそれを踏まえた物と思われる。しかし、余命幾許も無い妹の為に、反逆者になるのを覚悟で脱走して戦っていたという元々の悲哀な設定からか、さすがに実現は却下された模様。 | ||
+ | **本放送時に月刊コミックボンボンで連載されていた漫画版第7話で四天王(風雲再起は未登場)がゴッドを襲撃した際、本誌掲載時はパイロットたちの顔がシルエットで浮かび上がっているコマがあり、チコらしき人物が描かれている。後の単行本版ではチコの四天王設定が没になったことから、四天王機の顔に変更。 | ||
+ | *他のデビルガンダム四天王と違い、登場時にマスター・アジアの口から紹介されたことも名前が呼ばれたこともなく、事前情報がなければ「謎のガンダム」なのだが、第46話での再登場時にドモンが「四天王ウォルターガンダム!」と唐突に名前を呼んでいた(アレンビーを見舞った際に聞いたのかもしれないが) | ||
+ | **なお、同じ四天王の[[ガンダムヘブンズソード]]が「デビルガンダム四天王その1」、[[グランドガンダム]]が「その2」と呼ばれていたが、ウォルターは順当に行くと「その3」だろう。 | ||
+ | *当初は「ノーベルガンダムがDG細胞に冒されて変形した」設定だったが、劇中と矛盾が生じた為に先述した通り「ランタオ島に出現したノーベルガンダムは、ウォルターガンダムが偽装した姿」と変更された。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[[GUNDAM:ウォルターガンダム]] | ||
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2024年10月13日 (日) 21:27時点における最新版
ウォルターガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Walter Gundam[1] |
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | 笑倣江湖ウォルターガンダム |
分類 | モビルファイター |
頭頂高 | 8.6 m |
全高 | 19.4 m |
全幅 | 10.2 m |
重量 | 9.2 t |
動力 |
熱核融合炉 DG細胞 |
装甲材質 |
ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 レアメタルハイブリッド多層材 DG細胞 |
原型機 | 不明(ノーベルガンダムは擬態) |
所属 | デビルガンダム |
ガンダムファイター | アレンビー・ビアズリー ⇒ ウォン・ユンファ |
ウォルターガンダムは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
デビルガンダム四天王の一機でDG細胞に侵されたアレンビー・ビアズリーのモビルファイター。他の四天王搭乗機とは異なり、アレンビーの愛機であるノーベルガンダムに擬態しており、原型機は不明。ネオホンコンに向かう途中のゴッドガンダムを襲撃した際には、アレンビーが四天王にされる前のことだった為、自動操縦で動かされていた。
水中戦に特化した機体となっており、陸戦用形態でもある人型のスタンディングモードではチューブで繋がれた両腕の3本のクローに3本足で直立とシンプルな構造。空戦用形態でもあるアタックモードでは両腕のチューブに繋がっている円形のアーマーを機体全体を覆って球体となり、頭部の口部がフェイスオープンして展開するウォルターファングで強襲する。また、大気圏を離脱して宇宙までの上昇も可能。
アレンビーが搭乗者に決まった後は、ノーベルのバーサーカーシステムもそのまま搭載され[2]、アレンビーの意思に関係なく凶暴に暴れ狂うのだが、それ故に四天王の中では最も外部からの制御が難しくなったという欠点も生じ、これは後に裏で操っていたウォン・ユンファの自滅に繋がる。成り行きで対戦相手を務める事になったレイン・ミカムラの搭乗するライジングガンダムを一方的に攻撃するが、レインの賭けでコクピットブロック近くに設置されたバーサーカーシステムをライジングアローで貫かれる。しかし、それでもバーサーカーモードは解けず、已む無くゼロ距離からのライジングアローを口部に直撃させ、機体は破壊された。
決勝戦終了後は、そのまま破棄された状態となっていたが、瀕死の重傷を負いながらも辛うじて生きていたウォン自らが生体ユニットとして搭乗する事で再生。レインを追いかけるドモン・カッシュとゴッドガンダムを追う形でに襲い掛かり、載っていたブッド・キャリアーを破壊した上で地上へ叩き落とす。その後は、再生したデビルガンダムの元へ向かうべく大気圏を離脱しようとしたが、最後は風雲再起に騎乗したゴッドガンダムのゴッドフィンガーの直撃を受け、更には頭部を風雲再起の後足で蹴り飛ばされ、爆散。搭乗していたウォンも死亡した。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F完結編
- アタックモードを基本形態とし、スタンディングモード、バーサーカーモードの3形態で登場。移動力は5しかなく、形態によっては最大射程1。攻撃力も弱く、やられ役扱いを前提としたかの様な酷い性能。変異前がよっぽど手強く思える程弱いので、アレンビー加入を狙う際は焦らずフラグを満たして行こう。この次のシナリオでウォンが搭乗し、原作のイベントの露払いとなる。
- なおスタンディングモードは、アレンビーを説得せずに倒した場合にしか登場しない。ロボット大図鑑登録の際には注意。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 未登場だが、ジョルジュがガンダム試作3号機をこれに例える。どちらかと言えばグランドガンダムのほうが似ている気がするのだが。
- スーパーロボット大戦J
- アレンビー参戦条件を満たしていない場合に41話で出現。満たしていた場合グランドマスターガンダムの一部としてのみしか登場しない。にもかかわらず東方不敗はデビルガンダム四天王と発言する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。地上編中盤にアタックモードで登場し、最終面ではスタンディングモードで登場する。「狂気の力」ではまずアタックモードで登場し、倒されるとスタンディングモードとなって復活する。いずれにしても水中での戦闘にはならない為本領を発揮できない。
- 初登場時は、既にデスアーミー達と共に襲いかかっているのに何故かAI操作だが、アレンビーを仲間にしないと最終面及び「狂気の力」にて彼女が乗り込む。こうなるとどうやっても彼女を助けられず、さすがに鬱な気分になるのでファンは仲間にして回避したい所だが、その場合精神コマンドに優れるレインが仲間にならなくなってしまう。アレンビーを仲間にした場合は、ゾンビ兵が代わりを務める事に。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。またおまけマップでは、マスターガンダムの周囲に増援として出現。
- スーパーロボット大戦MX
- ミケロがアレンビーに対して、トラウマを引き起こすべく登場させる。ゾンビ兵が乗る為、デビルガンダム四天王では一番弱い。なお本作の没データにはウォンのパイロットデータが存在しているので、開発段階では彼が乗る予定もあったのかも知れない。
- デュークからは戦闘前会話で「来たな、円盤獣!」と言われる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ウォルターテンタクル
- 両腕に装備されたクロー部分からビーム砲を発射する。
- ウォルターファング
- 口部がフェイスオープンして牙(ファング)で噛み付く。
- 体当たり
- 飛行形態のアーマーを閉じ、球体モードになっての体当たり。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- HP回復
- 状態変化耐性
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ライジングガンダム
- ランタオ島での決勝戦、ゴッドガンダムの前に現れたアレンビーの乗るノーベルガンダムであったが、彼女はバーサーカーシステムのコントロール下にあり、「擬態」を解除して本来の姿であるウォルターガンダムとなり、襲い掛かる。しかし、そこに現れたレイン・ミカムラの駆るライジングガンダムに乱入され、女同士の戦いへと突入する。
- ファイターとしては完全に素人であったレインのライジングガンダムを相手に、ドモンへの情念を叫びながら襲うアレンビーは圧倒的優位にあったが、DG細胞とバーサーカーシステム双方から救いたいと願ったレインの放った「必殺必中!ライジングアロー」によってコックピット付近にあったバーサーカーシステムを破壊される。それでも暴走は止まらず、ライジングアローを装着した腕部に喰らいつくが、最後はレインの想いが勝利し、アレンビーは無事にウォルターガンダムの呪縛から解放される事になった。
- 対ゴッドガンダム
- ネオ・ホンコンの統治を失ったウォン・ユンファが、ドモンに襲い掛かる。ゴッドガンダムのキャリアーを破壊され、空中落下するところを師匠・東方不敗の声と共に風雲再起がドモンに駆けつけ、「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に落ちろ!」という台詞と共にゴッドフィンガーが炸裂。それでも食い下がるウォンの呪詛に怒り心頭のドモンは風雲再起のバックキックでウォルターガンダムの頭部を撥ね飛ばし、ウォンは言葉通りの最期を迎える。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ノーベルガンダム
- 「擬態」していた。
- デビルガンダム
- 生みの親。
- マスターガンダム、ガンダムヘブンズソード、グランドガンダム
- 同じデビルガンダム四天王の機体。
- グランドマスターガンダム
- 尻尾にウォルターガンダムそのものを使っている。
余談[編集 | ソースを編集]
- デザインのモチーフは、ガンダムF91の頭部のフェイスオープンから。
- 本来この機体のファイターには、ネオメキシコ代表のチコ・ロドリゲス(SRW未登場)が予定されており、「水中戦が得意」という設定もそれを踏まえた物と思われる。しかし、余命幾許も無い妹の為に、反逆者になるのを覚悟で脱走して戦っていたという元々の悲哀な設定からか、さすがに実現は却下された模様。
- 本放送時に月刊コミックボンボンで連載されていた漫画版第7話で四天王(風雲再起は未登場)がゴッドを襲撃した際、本誌掲載時はパイロットたちの顔がシルエットで浮かび上がっているコマがあり、チコらしき人物が描かれている。後の単行本版ではチコの四天王設定が没になったことから、四天王機の顔に変更。
- 他のデビルガンダム四天王と違い、登場時にマスター・アジアの口から紹介されたことも名前が呼ばれたこともなく、事前情報がなければ「謎のガンダム」なのだが、第46話での再登場時にドモンが「四天王ウォルターガンダム!」と唐突に名前を呼んでいた(アレンビーを見舞った際に聞いたのかもしれないが)
- なお、同じ四天王のガンダムヘブンズソードが「デビルガンダム四天王その1」、グランドガンダムが「その2」と呼ばれていたが、ウォルターは順当に行くと「その3」だろう。
- 当初は「ノーベルガンダムがDG細胞に冒されて変形した」設定だったが、劇中と矛盾が生じた為に先述した通り「ランタオ島に出現したノーベルガンダムは、ウォルターガンダムが偽装した姿」と変更された。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。
- ↑ バーサーカーシステムもDG細胞によって強化されていると記載されている資料もある。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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