「戦え!! イクサー1」の版間の差分
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ドラマCDで、同じ平野監督作品の『[[破邪大星ダンガイオー]]』と共演している。 | ドラマCDで、同じ平野監督作品の『[[破邪大星ダンガイオー]]』と共演している。 | ||
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宇宙ではかねてより、ある戦いが行われていた。宇宙を放浪する侵略異星人[[クトゥルフ]]と、その侵略を阻止することを目的とした超戦士[[イクサー1]]との戦いである。 | 宇宙ではかねてより、ある戦いが行われていた。宇宙を放浪する侵略異星人[[クトゥルフ]]と、その侵略を阻止することを目的とした超戦士[[イクサー1]]との戦いである。 | ||
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二人が運命の邂逅を果たした直後、クトゥルフは本格的に地球侵略をはじめた。世界各地で暴れまわるクトゥルフの兵隊たち。果たして渚とイクサー1は地球を救えるのか? | 二人が運命の邂逅を果たした直後、クトゥルフは本格的に地球侵略をはじめた。世界各地で暴れまわるクトゥルフの兵隊たち。果たして渚とイクサー1は地球を救えるのか? | ||
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;F.J.-III:地球防衛軍の宇宙戦艦。宇宙ステーションに配備されているが、出航直後にビッグゴールドのエネルギー波を浴びて宇宙ステーションもろとも戦闘すら行わせてもらえずに消滅する。 | ;F.J.-III:地球防衛軍の宇宙戦艦。宇宙ステーションに配備されているが、出航直後にビッグゴールドのエネルギー波を浴びて宇宙ステーションもろとも戦闘すら行わせてもらえずに消滅する。 | ||
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:敵組織となる女性しか存在しない[[異星人]]軍団。新天地を求めて宇宙を放浪している。 | :敵組織となる女性しか存在しない[[異星人]]軍団。新天地を求めて宇宙を放浪している。 | ||
:名前は[[クトゥルフ神話]]からとられているが、設定としては全く関係ない。登場するエログロなクリーチャーのイメージソース元であったため、リスペクトとして名前だけ拝借した、という程度である。 | :名前は[[クトゥルフ神話]]からとられているが、設定としては全く関係ない。登場するエログロなクリーチャーのイメージソース元であったため、リスペクトとして名前だけ拝借した、という程度である。 | ||
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:初参戦作。ストーリーは続編『[[冒険! イクサー3]]』を内包する形で再現され(『[[W]]』における[[宇宙の騎士テッカマンブレード|テッカマンブレード]]の扱いとほぼ同じである)、ビデオ全3巻の原作よりも長いスパンのドラマになっている。なおイクサー1をイクサーロボに乗せたまま全滅すると、'''渚が乗ってこなくなる'''というバグがあるため、イクサー1を育てる際は注意すること。ちなみに等身大アクションがメインである故に原作再現が難しい事とCEROが関係しているせいなのか、エログロ面での原作再現は殆どない(ただし、民間人をクリーチャー化していた事については会話で触れられている)。なお、ネタ機体である富士壱號、富士弐號、F.J.-IIIもストーリーに登場する。いずれも会話中で撃墜されたことが報告されるのみであるが。 | :初参戦作。ストーリーは続編『[[冒険! イクサー3]]』を内包する形で再現され(『[[W]]』における[[宇宙の騎士テッカマンブレード|テッカマンブレード]]の扱いとほぼ同じである)、ビデオ全3巻の原作よりも長いスパンのドラマになっている。なおイクサー1をイクサーロボに乗せたまま全滅すると、'''渚が乗ってこなくなる'''というバグがあるため、イクサー1を育てる際は注意すること。ちなみに等身大アクションがメインである故に原作再現が難しい事とCEROが関係しているせいなのか、エログロ面での原作再現は殆どない(ただし、民間人をクリーチャー化していた事については会話で触れられている)。なお、ネタ機体である富士壱號、富士弐號、F.J.-IIIもストーリーに登場する。いずれも会話中で撃墜されたことが報告されるのみであるが。 | ||
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2014年9月7日 (日) 03:56時点における版
- 1985年~1987年に発売されたOVA作品。全3話、全3巻。
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦L(2010年)
概要
地球を狙って宇宙から襲来してきた異星の侵略者・クトゥルフと、同じく地球を守るために宇宙からやってきた人造人間・イクサー1(いくさーわん)との戦いを描いた作品。
特撮ヒーロー作品、特に『宇宙刑事シリーズ』のパロディとして作られている部分が強く、「バトルスーツを着込んだ美少女戦士と、グロテスクな怪人との戦闘」に重きを置いている。巨大ロボットによる戦闘シーンは存在するものの、かなり少ない。OVA故の尺の問題もあるが、特撮ヒーローものに出てくる巨大メカの扱いに近いと考えた方が自然かもしれない。
原作は成人漫画雑誌「レモンピープル」に掲載された、阿乱霊の同名短編コミック。OVA版はアダルトアニメとして作られているわけではないが、平野監督(表記では、原案者として阿乱氏と彼の名がクレジットされている)やスタッフの大張氏の個性や、敵組織名が幻想怪奇的な神々の登場する「クトゥルフ神話」からとられていることからも類推できるように、かなりエログロ要素が高い作風にはなっている。
続篇として、作風をより明朗なものとした『冒険! イクサー3』も製作された。
ドラマCDで、同じ平野監督作品の『破邪大星ダンガイオー』と共演している。
ストーリー
宇宙ではかねてより、ある戦いが行われていた。宇宙を放浪する侵略異星人クトゥルフと、その侵略を阻止することを目的とした超戦士イクサー1との戦いである。
イクサー1は、自分と「シンクロ」できるパートナーを見出すことができれば「イクサーロボ」を動かすことができ、さらには彼女自身もすさまじい強化を遂げるという。それを恐れたクトゥルフは、イクサー1のパートナーの素質を持つ少女を先に見つけ出し、始末しようとする。その少女こそ、ごく普通の地球人の女子高生「加納渚」。何も知らない渚に、クトゥルフの魔の手が迫る。渚の両親が触手の化け物に寄生され、怪物と変じて渚を襲ってきたのだ。しかしそのときに金髪の女戦士が颯爽と現れ、怪物をなぎ倒した。彼女こそ渚とパートナーの宿命で結ばれたイクサー1だった。
二人が運命の邂逅を果たした直後、クトゥルフは本格的に地球侵略をはじめた。世界各地で暴れまわるクトゥルフの兵隊たち。果たして渚とイクサー1は地球を救えるのか?
がんばれ、渚! 戦え!! イクサー1!!
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- イクサー1
- クトゥルフの惑星侵略を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツの女戦士。善の心を持つ人造人間(描写から見ると生体アンドロイド)。
- 加納渚
- イクサー1の能力を完全に覚醒させてくれるパートナーの資格を持っていた少女。過酷な運命に戦いを拒否するが、ある切っ掛けから、イクサー1と共にクトゥルフを倒すために戦う決意をする。
- イクサー2
- 地球でも妨害活動に現れたイクサー1に対し、クトゥルフ側が刺客として差し向けた赤い髪の人造人間。紺色のバトルスーツをまとい、口笛のテーマで登場、イクサー1の妹を自称した上に、彼女を上回るパワーで追い詰めるなど、『人造人間キカイダー』のハカイダーをモチーフにしているのは明らか。劇中ではハカイダーの数々の名台詞を口にするパロディも存在する。
- コバルト
- クトゥルフのコマンダー。
- セピア
- イクサー2のパートナー。コバルトの恋人。
- サー・バイオレット
- クトゥルフのリーダー。女性なのだが中性的な声でしゃべる。
- ビッグゴールド
- クトゥルフの母艦に眠る、黄金の謎の生命体。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- イクサーロボ
- 女性的とも言える曲面を生かしたデザインと、それとは対照的な鋭い爪状のマニピュレーターが特徴的なイクサー1の愛機。1人乗りでも戦えるが、パートナーが乗った状態で真の力を発揮する。2話以降はスタッフとして参加した大張正己氏の手でリファインされたデザインが用いられ、かなり印象が変わる(スパロボではこちら準拠)。なお、続編でイクサー3が使用しているのも同じロボット。
- ディロスθ(シータ)
- コバルトが駆るクトゥルフのロボット。
- イクサーΣ(シグマ)
- イクサー2の愛機。イクサーロボと同じく実力を発揮するには2人の操縦者を必要とする。
- 富士壱號
- 地球防衛軍の戦闘艇。先端部がドリルになっているデザインなど特撮へのオマージュが見られる。ディロスθに猛攻をかけるが、かすり傷ひとつ負わせることができずに撃墜される。
- 富士弐號
- 地球防衛軍の空中要塞。艦載機や地上部隊と連携してクトゥルフの基地を攻撃する。有効打を与えることができずに轟沈するが、彼らの奮戦により、異空間に閉じ込められていたイクサー1は脱出に成功した。
- F.J.-III
- 地球防衛軍の宇宙戦艦。宇宙ステーションに配備されているが、出航直後にビッグゴールドのエネルギー波を浴びて宇宙ステーションもろとも戦闘すら行わせてもらえずに消滅する。
用語
- クトゥルフ
- 敵組織となる女性しか存在しない異星人軍団。新天地を求めて宇宙を放浪している。
- 名前はクトゥルフ神話からとられているが、設定としては全く関係ない。登場するエログロなクリーチャーのイメージソース元であったため、リスペクトとして名前だけ拝借した、という程度である。
楽曲
- 主題歌
-
- 「戦え!!イクサー1」(第1話)
- 作詞:岡田冨美子、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:柿沢美貴
- 「NEVER RUN AWAY」(第2話)
- 作詞 :岡田冨美子、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:楠木勇有行
- 「永遠のイクサー1」(第3話)
- 作詞:岡田冨美子、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:柿沢美貴
- 『L』で採用。
- 劇中BGM
-
- 「イクサーロボ」
- 『L』で採用。
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦L
- 初参戦作。ストーリーは続編『冒険! イクサー3』を内包する形で再現され(『W』におけるテッカマンブレードの扱いとほぼ同じである)、ビデオ全3巻の原作よりも長いスパンのドラマになっている。なおイクサー1をイクサーロボに乗せたまま全滅すると、渚が乗ってこなくなるというバグがあるため、イクサー1を育てる際は注意すること。ちなみに等身大アクションがメインである故に原作再現が難しい事とCEROが関係しているせいなのか、エログロ面での原作再現は殆どない(ただし、民間人をクリーチャー化していた事については会話で触れられている)。なお、ネタ機体である富士壱號、富士弐號、F.J.-IIIもストーリーに登場する。いずれも会話中で撃墜されたことが報告されるのみであるが。
主要スタッフ
- 制作
- AIC
- 監督・キャラクターデザイン
- 平野俊弘
- メカニックデザイン
- 本猪木浩明(1話)
- 荒牧伸志、大張正己(2、3話)
- 音楽
- 渡辺宙明