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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『ロックマン2』から登場。[[Dr.ワイリー]]が「時間を制御する」という困難に挑んだ末に完成した傑作ロボット。
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『ロックマン2』から登場。[[アルバート・W・ワイリー|Dr.ワイリー]]が「時間を制御する」という困難に挑んだ末に完成した傑作ロボット。
  
 
周囲の時間を停止させるタイムストッパーを持ち、一方的に攻撃する卑怯な戦法を使う一方、部下には優しい面を持つ。頭部が禿げたようなデザインのためか、カツラのCMを嫌い、愚痴をこぼしやすいところがある。
 
周囲の時間を停止させるタイムストッパーを持ち、一方的に攻撃する卑怯な戦法を使う一方、部下には優しい面を持つ。頭部が禿げたようなデザインのためか、カツラのCMを嫌い、愚痴をこぼしやすいところがある。
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:SR。通常攻撃に確率でスロウ、スタンを付与。
 
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:なお、フラッシュストッパーは'''『ロックマン4』に登場するブライトマンの特殊武器名'''<ref>ゲーム中の性能は敵の動きを止める点はタイムストッパーと同じだが、フラッシュストッパーは'''超強力な光で相手の視覚を奪い'''、動きを止めさせる能力である。さらに漫画版『ロックマン4』では'''ブライトマンが「フラッシュマン」と誤植されており、'''単行本でも修正されず、あまつさえ同時収録されていたゲームの攻略記事でもそのままだった。</ref>である。他のワイリーナンバーズのサポートアビリティがそれぞれの特殊武器であるため、[[誤字|誤植]]の可能性がある。
  
 
== 人間関係 ==
 
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;「さあDr.ワイリーのチップをうめこんでやろう‥‥」
 
;「さあDr.ワイリーのチップをうめこんでやろう‥‥」
 
:漫画版『ロックマンワールド』より。ワイリー基地にてバブルマン、クイックマン、ヒートマンと共にロックマンに一斉攻撃を加えた後、ワイリーの手下とするため、この台詞と共にチップを埋め込もうとするが、拒絶したロックマンから反撃を受けてしまい破壊される。この後、奪取したタイムストッパーで逆転のチャンスを作られてしまう。
 
:漫画版『ロックマンワールド』より。ワイリー基地にてバブルマン、クイックマン、ヒートマンと共にロックマンに一斉攻撃を加えた後、ワイリーの手下とするため、この台詞と共にチップを埋め込もうとするが、拒絶したロックマンから反撃を受けてしまい破壊される。この後、奪取したタイムストッパーで逆転のチャンスを作られてしまう。
;「ふふふふ、さすがロックマンもオレのタイムストッパーには歯が立たんな」<br/>「悪いが、ここまでだロックマン!」
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:『スーパーアドベンチャー』に於ける遭遇時の台詞。奇襲攻撃を行い、この台詞の後に戦闘に入る。
 
:『スーパーアドベンチャー』に於ける遭遇時の台詞。奇襲攻撃を行い、この台詞の後に戦闘に入る。
 
;「わぁぁぁぁ! うわぁぁぁ!」<br/>「うぉぉぉぉあぁぁぁ! うわぁぁぁぁうぉぉわぁぁぁ!」
 
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:『スーパーアドベンチャー』より。コアまで破壊されたシャドーマン以外のボスと共にロックマンの前に立ちはだかるも、ワイリーを操っていたラ・ムーンやその配下のロボット、ラ・トールの電撃を受けた際の悲鳴。この時その場にいた全員で悲鳴をあげているのだが、小野健一氏の悲鳴が妙に際立っている。
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:『スーパーアドベンチャー』より。コアまで破壊されたシャドーマン以外のボスと共に再生され、ロックマンの前に立ちはだかるも、ワイリーを操っていたラ・ムーンやその配下のロボット、ラ・トールの電撃を受けた際の悲鳴。この時その場にいた全員で悲鳴をあげているのだが、小野健一氏の悲鳴が妙に際立っている。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:『ロックマン3』に登場したメカ。プログラムデータの入れ替えで、あらゆるロボットの性能をコピー出来るロボット。8体が登場し、フラッシュマンを含めた『2』のワイリーナンバーズの武器と行動パターンをそれぞれコピーしている。
 
:『ロックマン3』に登場したメカ。プログラムデータの入れ替えで、あらゆるロボットの性能をコピー出来るロボット。8体が登場し、フラッシュマンを含めた『2』のワイリーナンバーズの武器と行動パターンをそれぞれコピーしている。
 
:フラッシュマンバージョンのドクロボットは、オリジナルのフラッシュマンと違って時間を一瞬しか止められず、通常弾も1発ずつしか撃てない。
 
:フラッシュマンバージョンのドクロボットは、オリジナルのフラッシュマンと違って時間を一瞬しか止められず、通常弾も1発ずつしか撃てない。
;タイムマン
 
:『ロックマンロックマン』のボス敵の1体。フラッシュマンと同じく時間の制御を目的として作られたが、フラッシュマンとは異なり、時の流れを遅くする事しかできない。
 
;クロックメン
 
:『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』に登場するディメンションズのメカ。2体1組であるため名前が複数形である。同じく時間停止能力を持つが、フラッシュマンが「光の速度を操る」事に対しこちらは「時間そのものを止める」事で時間停止を行う。
 
;ダーク・ネクロバット
 
:『ロックマンX5』のボス敵の1体。やはり時間停止能力を持つ。同作には『ロックマン2』のタイムストッパーをオマージュしたかのような使い方が求められるステージが存在する。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*同じ名称を持つ特撮作品『[[スーパー戦隊シリーズ|超新星フラッシュマン]]』とは一切の関係はない。
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*『ロックマンX5』のボス敵の1体「ダーク・ネクロバット」も時間停止能力を持つが同作には『ロックマン2』のタイムストッパーをオマージュしたかのような使い方が求められるステージが存在する。
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*有賀ヒトシ氏の漫画版では全身に目眩まし用の投光器が内蔵され、脚部の爪先にもバスターの砲口が追加、フラッシュバスターも側部が展開して複数の銃口が露出するなど原作ゲーム内の挙動を反映したアレンジがされている。性格もタイムストッパーで動けないロックマンを下品な笑い声を上げながらいたぶる卑劣漢となっている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月25日 (月) 23:45時点における最新版

フラッシュマン
外国語表記 Flash Man[1]
登場作品 ロックマン
声優 小野健一(スーパーアドベンチャー)
デザイン やまぐちともお(原案)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
分類 時間制御戦闘ロボット
型式番号 DWN.014
開発者 アルバート・W・ワイリー
所属 ワイリーナンバーズ
テンプレートを表示

フラッシュマンは『ロックマン』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

『ロックマン2』から登場。Dr.ワイリーが「時間を制御する」という困難に挑んだ末に完成した傑作ロボット。

周囲の時間を停止させるタイムストッパーを持ち、一方的に攻撃する卑怯な戦法を使う一方、部下には優しい面を持つ。頭部が禿げたようなデザインのためか、カツラのCMを嫌い、愚痴をこぼしやすいところがある。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」の期間限定ユニットとして登場。大器型SRシューター。同イベントのレア強敵クエストでは、クイックマンに対する弱点特効を持つ。
必殺スキルは1コアで全エリアにスタン・スロウを与える効果を持つ、ワイリーナンバーズ中でも屈指の高性能ユニット。高難度クエストや征覇ステージ25Bでの活躍が期待できる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

タイムストッパー
周囲の光の速度を操る事で自分以外の主観時間を無限に引き延ばし時を止める。使用する際は体を発光させる。その特殊さゆえ、エネルギー消費も激しいのが欠点。
『ロックマン&フォルテ』のデータベースによれば、「たまに、おふろで、あくようしている」とも。
『X-Ω』では必殺スキルとして採用。エリア全体に小ダメージを与え、高確率スロウ付与、中確率スタン付与の効果を持つ。
参戦イベント「次元を超えた戦い!」においても使用したが、ジェレミア・ゴットバルトギアスキャンセラーに無効化されてしまった。
フラッシュバスター / 広角弾
右腕に装備しており、通常弾を連射できる。タイムストッパーで敵の動きを止めたあとで、この武器を使用する。『スーパーアドベンチャー』では時間を止めた後、バスターを使わずパンチによる攻撃でダメージを与えている。
名称はゲーム中で説明されていないためか媒体によって異なり、「フラッシュバスター」の初出は漫画版『ロックマンワールド』より。広角弾は『ロックマン Dr.ワイリーの陰謀』より。
『X-Ω』では「フラッシュバスター」名義で通常攻撃として採用。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

SS

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X-Ω
闘志根性熱血
『2』の8ボスは精神コマンドが全て共通。

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

フラッシュストッパー
SR。通常攻撃に確率でスロウ、スタンを付与。
ロックマンブルースフォルテのみ効果発揮。
なお、フラッシュストッパーは『ロックマン4』に登場するブライトマンの特殊武器名[2]である。他のワイリーナンバーズのサポートアビリティがそれぞれの特殊武器であるため、誤植の可能性がある。

人間関係[編集 | ソースを編集]

アルバート・W・ワイリー
開発者。
メタルマンエアーマンバブルマンクイックマンクラッシュマンヒートマンウッドマン
共に開発され、街を襲撃したワイリーナンバーズの仲間たち。
ロックマン
宿敵。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「とまっているうちに、ヤってやる!」
『ロックマン&フォルテ』のデータベースより。「ヤってやる」となぜかこの表記である。
「フラッシュマンゾーンに入りこむとはとんで火にいる夏の虫!!」
「ここにおまえの大きな墓をたててやろう!!」
漫画『ロックマン Dr.ワイリーの陰謀』chapt.5「時間がとまる!! 迷路脱出!」より。ボスの部屋に入ってきたロックマンに、高台からバスターを構えて名乗る。
「うぎゃァ!!」
「ぎゃァ!!」
同上。タイムストッパーと広角弾連射で勝利を確信するも、メタルブレードで背後から攻撃され、立て続けに右腕を切断された際の悲鳴。最期は悲鳴を上げる間もなく、「クロスメタルブレード」でトドメを刺された。
「さあDr.ワイリーのチップをうめこんでやろう‥‥」
漫画版『ロックマンワールド』より。ワイリー基地にてバブルマン、クイックマン、ヒートマンと共にロックマンに一斉攻撃を加えた後、ワイリーの手下とするため、この台詞と共にチップを埋め込もうとするが、拒絶したロックマンから反撃を受けてしまい破壊される。この後、奪取したタイムストッパーで逆転のチャンスを作られてしまう。
「ふふふふ、さすがのロックマンもオレのタイムストッパーには歯が立たんな」
「悪いが、ここまでだ、ロックマン!」
『スーパーアドベンチャー』に於ける遭遇時の台詞。奇襲攻撃を行い、この台詞の後に戦闘に入る。
「わぁぁぁぁ! うわぁぁぁ!」
「うぉぉぉぉあぁぁぁ! うわぁぁぁぁうぉぉわぁぁぁ!」
『スーパーアドベンチャー』より。コアまで破壊されたシャドーマン以外のボスと共に再生され、ロックマンの前に立ちはだかるも、ワイリーを操っていたラ・ムーンやその配下のロボット、ラ・トールの電撃を受けた際の悲鳴。この時その場にいた全員で悲鳴をあげているのだが、小野健一氏の悲鳴が妙に際立っている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「俺の能力は強力だぜ?」
X-Ω』に於ける「闘志」使用時の台詞。上述の通り、台詞に違わぬ強力な能力だったのだから恐れ入る。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ドクロボットK-176
『ロックマン3』に登場したメカ。プログラムデータの入れ替えで、あらゆるロボットの性能をコピー出来るロボット。8体が登場し、フラッシュマンを含めた『2』のワイリーナンバーズの武器と行動パターンをそれぞれコピーしている。
フラッシュマンバージョンのドクロボットは、オリジナルのフラッシュマンと違って時間を一瞬しか止められず、通常弾も1発ずつしか撃てない。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ロックマンX5』のボス敵の1体「ダーク・ネクロバット」も時間停止能力を持つが同作には『ロックマン2』のタイムストッパーをオマージュしたかのような使い方が求められるステージが存在する。
  • 有賀ヒトシ氏の漫画版では全身に目眩まし用の投光器が内蔵され、脚部の爪先にもバスターの砲口が追加、フラッシュバスターも側部が展開して複数の銃口が露出するなど原作ゲーム内の挙動を反映したアレンジがされている。性格もタイムストッパーで動けないロックマンを下品な笑い声を上げながらいたぶる卑劣漢となっている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『ロックマン2』より(ゲーム中は全て大文字表記)。
  2. ゲーム中の性能は敵の動きを止める点はタイムストッパーと同じだが、フラッシュストッパーは超強力な光で相手の視覚を奪い、動きを止めさせる能力である。さらに漫画版『ロックマン4』ではブライトマンが「フラッシュマン」と誤植されており、単行本でも修正されず、あまつさえ同時収録されていたゲームの攻略記事でもそのままだった。

商品情報[編集 | ソースを編集]