「青馬剣之介時貞」の版間の差分

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2023年10月30日 (月) 21:45時点における版

青馬剣之介時貞
読み おうま けんのすけ ときさだ
登場作品 クロムクロ
声優 阿座上洋平
デザイン 石井百合子
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
愛称 ケン、剣ちゃん
種族 地球人
性別
生年月日 天文14年4月3日
(西暦1545年5月9日)
年齢 17歳相当(数え歳で18)
所属 鷲羽家 → 国際連合黒部研究所
好きな食べ物 カレーライス
テンプレートを表示

青馬剣之介時貞は『クロムクロ』の主人公

概要 

戦国時代から現在に蘇った侍。鷲羽家に仕える青馬家の次男坊で、戦国時代当時は雪姫の近従を務めていた。故あってクロムクロを手に入れた雪姫と共に、地球に襲来した異星人の「エフィドルグ」の先遣隊との戦いに身を投じ、その後約450年の長い時間をザ・キューブの中で眠っていたが、2016年の現代における再度のエフィドルグ襲来に際して、偶然その場に居合わせた白羽由希奈によってキューブから解凍され、目を覚ました。

当初は戦闘の混乱の最中で目覚めた事もあって首にスタンチョーカーを付けられ、国連の監視下に置かれていたが、薬師和尚の勧めもあって白羽家で生活を送るようになり、更に立山国際高校の生徒として編入する事になった。

現代に目覚めてからは自分が数百年後の未来にいる事に困惑し、当初こそ現代文明の利器に驚愕する事もあったが、次第にそれに順応していき、スマートフォンを使いこなし、ネットショッピングすらもこなせるようになっていった。また、高校でも英語の科目は由希奈を上回る程の成績を叩き出している。

直情的で強気な性格で、侍として武士道を重んじるが、現代社会ではその言動や価値観が古風に映る事も多い。また、内心では雪姫を守れなかった事を悔いており、彼女の命を奪ったエフィドルグに対して激しい憎悪を向け、彼らを「」と呼ぶ。

登場作品と役柄 

単独作品 

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。3章Part7より追加参戦。

パイロットステータス

精神コマンド

DD
不屈気合必中熱血捨て身

特殊スキル

DD
[+]纏い手
受太刀(剣之介)
専心(剣之介)

人間関係 

白羽家

白羽由希奈
剣之介を現在に目覚めさせた少女。雪姫と容姿が似ていたため、勘違いしてクロムクロに乗せて以降共に戦うパートナーとなる。
白羽小春
由希奈の妹。時代劇好きで本物の侍である剣之介と打ち解け、彼女がエフィドルグに拉致された際には親身になって奪還を試みた。
薬師
由希奈の伯父。右も左も分からなかった剣之介を諭して白羽家に住まわせた。
コジョ
白羽家で飼われているペット。

立山国際高校

ソフィー・ノエル
学友でGAUS2のパイロット。当初は偶然彼女の胸を触ってしまったため、快い感情を抱かれていなかった。
荻布美夏
学友。彼女からは「剣ちゃん」と呼ばれるようになる。
赤城涼斗
学友。由希奈に好意を抱いており、剣之介を恋敵として一方的にライバル視した。
茅原純大、ホセ・カルロス・高須賀
学友達。
宇波茉莉奈
養護教諭。剣之介の悩みの相談相手となったこともある。
武隈直樹
剣之介のクラスの担任教師。

国際連合黒部研究所 

白羽洋海
黒部研究所の所長。由希奈の母親で当初は剣之介を不安視するが、後に彼を支えるようになる。
トム・ボーデン
GAUS1のパイロット。クロムクロのパイロットとなった剣之介と由希奈をしごく。
リュウ・シェンミイ
GAUS1のナビゲーター。共にエフィドルグと戦う仲間の一人。
セバスチャン
GAUS2のナビゲーター。教員免許を持ち、剣之介と由希奈を指導したことも。
アーサー・グラハム
黒部研究所の守備隊隊長。剣之介を「ケン」と呼び、彼を指揮下に迎え入れる。
ジュール・ハウゼン
黒部研究所の専属医師。剣之介の身体に興味を持ち、彼を解剖しようとするなど危ない性格の持ち主。
荒俣稔ポーラ・コヴァルチック
黒部研究所の研究員達。裏から剣之介や由希奈を支える。

国際連合

キャリー・ダノム
地球外生命体研究局に所属する女性。剣之介の存在を危険視している。

エフィドルグ

ムエッタ
エフィドルグの「ゲゾンレコ隊」の隊員。雪姫と容姿が似ている。

戦国時代(鷲羽家) 

雪姫
鷲羽家の姫で主君。共にクロムクロに乗って戦ったが、戦いの最中に死別した。
父親
鷲羽家の重臣。
設定では兄がいるが、上記の父親を含め、剣之介の家族は劇中には登場しない。

その他

ゼルイーガー・ミュンデフ・ヴィシュライ
謎の人物。雪姫を助けた彼の姿を見て勘違いし、長らく敵視する。

他作品との人間関係

ひびき洸
『DD』では白羽家の皆と親しく、3章part8にて食事を共にする。彼のライディーンが1万年以上前の機体で、自分やクロムクロすら比べ物にならない程の長い時間を経ていると知った時は驚きを隠せなかった。
剣部シバラク
『DD』の3章part8にてカクタスに攫われた小春を助ける際に共闘する。
ディド
『DD』の3章part8にて顔合わせする。剣之介曰く「白い奇妙なムクロ」のパイロット。

名台詞

「姫!!」
由希奈「え?」
「ご無事でしたか」
由希奈「…はい?」
「拙者の、思い違いでござった」
第1話。ザ・キューブから解凍されて目覚め、由希奈を見て雪姫が生きていたと勘違いしての台詞。
由希奈「これ…なんですか?」
「ムクロだ」
由希奈「ムクロ?」
「クロムクロ。俺の、ムクロだ!」
第2話。由希奈と馬(ザ・キューブ)に乗り込み、黒部研究所の地下で自らが乗っていたクロムクロと再会する。
「奴らは人の命など歯牙にも掛けぬ!」
「ここで鬼を斬らずば、早晩人の世は滅ぶ!」
同話より。相手が「鬼」だと聞いて、取り乱す由希奈への一喝。
「我こそは鷲羽家が家臣、青馬剣之介時貞である!」
「ご無礼は承知の上でお願い申す!どなたかお取り次ぎ願えぬか!」
第3話。富山城を前にしての口上。由希奈から城主などいないと言われ、一体どれ程の時が流れたのかと苦悶する。
「何故そのような破廉恥な格好をする」
由希奈「可愛いですよ?うちの制服、好きです」
「…っ、女子(おなご)なら、もっと淑やかな格好をしろと言っておる!」
同話より。由希奈の制服姿をまじまじと見ての台詞。…侍には刺激が強かったようだ。
「子供に手をあげるなど、武人の風上にもおけぬ」
「怖い思いをさせてしまったな。すまない」
同話より。出会った小春に手荒な真似をするなと国連兵を倒し、彼女から感激される。
「やはり…俺は長い間、眠っていたのだな」
同話より。戦国時代に超振動刀で切り割った巨大な岩を発見し、今が遥か未来なのだと強く実感するようになる。
「お前こそ、その歳でまだ嫁にも行っておらんのか」
由希奈「はぁ?」
「まあ、その跳ねっ返り様では、貰い手がおらんのか」
第4話。由希奈が自分と同年齢と知っての発言。一方、由希奈は「今はそんな早く結婚しない」と怒り心頭だった。
「平安の世か。あれ以来、鬼は現れていなかったのだな」
「ならば、姫の死は、無駄ではなかったということか」
同話より。由希奈に連れて来られたショッピングモールで、はしゃぐ子供達の姿を見ての呟き。
「鬼退治!推して参る!」
第6話。富山空港に降り立ったエフィドルグとの戦闘に入る前の掛け声。

迷台詞

生まれ育った時代が大きく違うためか、同様に文化面に対するギャップを感じさせる台詞が多い。

「なんだ!?あの、墓石の群れは…!」
由希奈「お墓じゃありません!ビルです!ビル!」
「ビル!?」
第2話。由希奈に市街地に近づいていると言われ、彼方に見えるビル群が巨大な墓石かと驚愕する。
「箱がしゃべった!?お前は誰だ!!」
洋海「母親です」
「どうやってそこに入った…」
洋海「は?」
由希奈「入ってないから」
「箱が母親なのか!?」
「まさか、箱から生まれたのか?」
由希奈「いいからいいから」
第3話。由希奈から渡されたスマホで洋海と会話し、相手が由希奈の母親だと聞いてのやり取り。
「ふざけるな…これが人の食するものだと抜かすか~!」
「どう見ても田畑のかたわらにある…」
小春「ストーップ!それ以上はダメ~!」
第4話。白羽家で初めてカレーを目にした時の反応。例によってアレだと勘違いして憤慨してしまう。カレーを知らない戦国時代の人間なので仕方がないといえば仕方がない。ちなみにカレーについてはこの直後、恐る恐る食べた際に相当気に入ったらしく、その後スパイスからルーを作るまでになる。
「褌はあるか!」
同話より。ショッピングモールで下着を買いに来た際に、由希奈のはぐらかすような表現を見かねて正々堂々と店員に尋ねる。ちなみに訪ねた店では褌もしっかり取り扱っていた模様。
「キャラ。キャラクターの略」
「キャラクター…?また知らない言葉が」
第5話。美夏から「剣之介はケン君てキャラじゃない」と言われ、電子辞書でキャラとは何かと調べてみるも…。

スパロボシリーズの名台詞

「あの白い奴…奇妙なムクロだ」
『DD』の第3章part7「鬼の降る空」より。ディーダリオン・ザアムを見ての台詞。声優ネタだろうか。

搭乗機体

クロムクロ
戦国時代からの乗機。自身が眠っている間に国連によってアーティファクトとして研究・管理されていた。

余談

  • 剣之介は担当声優の阿座上洋平氏が初めて演じた主人公であり、彼が強い思い入れを持っているキャラクターでもある。
    • 同じく阿座上氏が演じている『新サクラ大戦』の主人公・神山誠十郎の決め台詞も剣之介と同じく「推して参る!」である。『新サクラ』が参戦した際に配信された2019年12月の『生スパロボチャンネル』では、阿座上氏がそのことに触れている。
  • 第1話で覚醒した直後は一糸まとわぬ姿であり、そのまま刀を振り回してカクタスと戦う姿は見る者に強いインパクトを残した。
    • ちなみにカクタスとの戦闘後は何も身に着ける事なく、第1話は幕を閉じる事になった。