「スーパーボスボロット」の版間の差分
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2023年10月24日 (火) 18:00時点における版
スーパーボスボロット | |
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登場作品 | |
デザイン | ダイナミックプロ[1] |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
原型機 | ボスボロット |
開発者 |
ボス 三博士(もりもり、のっそり、せわし) |
主なパイロット |
ボス ヌケ ムチャ |
スーパーボスボロットは『マジンガーZ』の設定を基にしたSRWオリジナル機体。
概要
『新スーパーロボット大戦』において、兜甲児にボスボロットが宇宙で活動できない事を馬鹿にされたボスが、三博士を更に脅迫してボスボロットを宇宙戦用に改造した機体。
そのデザインは「コックピットである頭部に金魚鉢のようなガラスを被せて酸素ボンベらしきものに繋いだ」という、宇宙を舐めているのかと言いたくなるような、いい意味でも悪い意味でもコメディリリーフ担当らしいものである。特筆点としては、脇に抱えたミサイルがマップ兵器という事。これに驚いた甲児がボスに頼みこんで乗り込んだが、「何処に飛んでいくか分からない」というとんでもない欠点がある辺り、やはりボロットである。
それまでの作品で気密性が無いとの理由で、宇宙MAPでは出撃不可能だったボスボロットを出撃可能にするために考案されたスパロボオリジナルの改造機だが、デザインをダイナミックプロに発注した後で阪田雅彦氏に「ボスが宇宙服を着ていればそれで大丈夫じゃないか」と指摘され[1]、以後登場しなくなった。『新』開発中はその事実に気付かれなかったらしい[2]。
但し、機体に気密性が無ければ宇宙服に不具合が出た場合パイロットの死に直結するので、(例えそれが金魚鉢レベルだとしても)気密性があった方が良いのは厳然たる事実である。
登場作品と操縦者
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。マップ兵器は戦意が必要だが、部隊に激励を使えるパイロットが何人もいるためいきなり使用可能。「どこに飛ぶかわからない」という言葉とは裏腹に、ちゃんと指定したマスに飛ぶ。基本性能が低いため削りとして使うのが無難だろう。
- 甲児と機体を交換したりと強制出撃のステージもあるが、基本性能は低い。一応甲児を乗せて熱血・必中をかけてボロットパンチを放てばザコMSぐらいは葬れるので、アフロダイAに乗せるよりは戦力になる。燃費や命中率の問題はあるがスペシャルDXボロットパンチの高威力は従来通りであり、宇宙編にはスーパーロボットの全体数が少ないため、改造次第ではボス戦に参加できる余地も。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- また、おまけマップではボスが乗り味方機として出撃させられる。同マップにおける唯一のマップ兵器装備ユニットだが、『新』本編同様プレイステーション本体の型番によっては使用時にフリーズする。
装備・機能
武装・必殺武器
以下は通常のボスボロットのものと同じ。
- ボロットパンチ
- スペシャルボロットパンチ
- スペシャルDXボロットパンチ
- スーパーDXミサイル
- 本機を代表する秘密兵器。脇に抱えた大型ミサイルを発射する。『新』では直線一列のみのマップ兵器持ちが多い中、唯一の着弾点指定型マップ兵器であり、必中を使えるパイロットが乗ればボロットとは思えないほどの殲滅力を発揮できる。
- ちなみに、寺田プロデューサーの提案で実装されたとのこと[2]。
特殊能力
移動タイプ
機体BGM
- 「マジンガーZ」
余談
- まさかの宇宙戦仕様になってスーパーになったボスボロットだが、マジンガーシリーズのファンからは「この程度の改造でスーパーと名乗るのはおこがましい」と顰蹙を買ったとか、なかったとか。
- とは言え、ボロットが宇宙に出撃するというインパクトはデカかったらしく、『F』のアンソロジーコミックにはボロットが制御用ブースターの追加だけで宇宙に出れるようになった事に対して「スーパーボスボロットはどうしたんだ」とツッコミが入るというネタがある。
- 唯一の参戦がリアル等身の『新』のみという本機体だが、カードゲーム『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』参戦の際に使われたSD体型のイラストが存在している。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 徳間書店『ゲームの歩き方Bookシリーズ スーパーロボット大戦F』239頁。
- ↑ 2.0 2.1 『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』193回。
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