「クマゾー」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(9人の利用者による、間の17版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | = | + | {{登場人物概要 |
− | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kumazo]]<ref>[http://brainpowered.jp/character/ キャラクター]、ブレンパワード アニメ公式サイト、2022年3月3日閲覧。</ref> | |
− | + | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ブレンパワード (TV)|ブレンパワード}} | |
− | + | | 声優 = {{声優|渡辺久美子}} | |
− | + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|いのまたむつみ}} | |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}} | |
− | + | | SRWでの分類 = [[NPC]] | |
+ | }} | ||
+ | {{登場人物概要 | ||
+ | | タイトル = プロフィール | ||
+ | | 種族 = [[種族::地球人]](日本人) | ||
+ | | 性別 = [[性別::男]] | ||
+ | | 年齢 = 不詳([[ユキオ]]と[[アカリ]]より年少) | ||
+ | | 所属 = [[ノヴィス・ノア]] | ||
+ | }} | ||
+ | '''クマゾー'''は『[[ブレンパワード (TV)|ブレンパワード]]』の登場人物。 | ||
+ | |||
+ | == 概要 == | ||
[[宇都宮比瑪]]、[[ユキオ]]、[[アカリ]]と一緒に孤児院で暮らしていた子供。[[ノヴィス・ノア]]の搭乗員の中では一番の年下。語尾に『~だも』と付けて、舌足らずの口調で喋る。 | [[宇都宮比瑪]]、[[ユキオ]]、[[アカリ]]と一緒に孤児院で暮らしていた子供。[[ノヴィス・ノア]]の搭乗員の中では一番の年下。語尾に『~だも』と付けて、舌足らずの口調で喋る。 | ||
− | 比瑪になついている反面、[[ノヴィス・ノア]]に搭乗した当初の[[伊佐未勇|勇]] | + | 比瑪になついている反面、[[ノヴィス・ノア]]に搭乗した当初の[[伊佐未勇|勇]]には懐疑的で、彼を怪しんでアカリと共に『スパイ』(バレバレだが)したこともあった。また、[[ジョナサン・グレーン|ジョナサン]]の孤独を理解したり、兄弟を死なせてしまった[[シラー・グラス|シラー]]の絶望に対して『死にたくないも!』と反論したりと、子供ならではの純粋さで周囲の大人たちに影響を及ぼしたことも。 |
ネーミングは富野監督が番組当時に飼っていた犬から(更にアカリとユキオは監督の実娘から)。 | ネーミングは富野監督が番組当時に飼っていた犬から(更にアカリとユキオは監督の実娘から)。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | === [[αシリーズ]] === | |
− | :[[NPC]]。ジョナサンとのやりとりが再現されている為、[[ユキオ]]、[[アカリ]]よりはイベント的に目立つ。 | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}} |
− | ; | + | :初登場作品。[[NPC]]。ジョナサンとのやりとりが再現されている為、[[ユキオ]]、[[アカリ]]よりはイベント的に目立つ。 |
+ | |||
+ | === 携帯機シリーズ === | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}} | ||
: | : | ||
28行目: | 42行目: | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
− | |||
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[コウ・ウラキ]] | ;[[コウ・ウラキ]] | ||
53行目: | 66行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「お兄ちゃん、お母ちゃんのおっぱい欲しいんだも」<br />「ママのおっぱいが欲しいんで、ここ会いに来たんだも?」 | ;「お兄ちゃん、お母ちゃんのおっぱい欲しいんだも」<br />「ママのおっぱいが欲しいんで、ここ会いに来たんだも?」 | ||
− | : | + | :侵入してきたジョナサンの人質となった際、彼のコンプレックスを見抜いた一言。直後、この言葉に激昂したジョナサンに平手打ちにされてしまうが、後にジョナサンはクマゾーに対して敬意を表しており、彼の胸を打ったことには間違いはなかった。 |
+ | :余談だが、この時にアノーアらと共に人質になっていたミスターモハマド(SRW未登場)が、ジョナサンの平手打ちに対して言った'''「それはよくない」'''という台詞は妙にネタにされていたりする。子供に対する蛮行を非難する言葉としてはやや腰が引けている上、汎用性が高いためだろうか。 | ||
;「死にたくないも!」<br />「死ぬと冷たいも…死んだ母ちゃん氷だったも! 何も言わないも…」 | ;「死にたくないも!」<br />「死ぬと冷たいも…死んだ母ちゃん氷だったも! 何も言わないも…」 | ||
− | :第12話にて[[伊佐未勇|勇]]と共に[[オルファン]]から脱出する際、追いすがる[[シラー・グラス|シラー]] | + | :第12話にて[[伊佐未勇|勇]]と共に[[オルファン]]から脱出する際、追いすがる[[シラー・グラス|シラー]]の「みんな死んでしまえ!」という叫びに対して、幼少期に母親と死別した辛い経験を持つクマゾーは、こう反論する。この後、号泣したクマゾーにつられる様に、シラーも涙を流し、武器を捨てて[[オルファン]]に帰っていった。 |
− | : | + | :子供であるクマゾーの純粋さ、そして、クマゾー役の渡辺久美子氏の渾身の泣きの演技もあいまって、視聴者の胸を打つ名台詞。 |
+ | |||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「鳥さん、サメさん、ネコさん、助けてくれてありがとうだも!」 | ;「鳥さん、サメさん、ネコさん、助けてくれてありがとうだも!」 | ||
− | :[[第2次α]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』[[アラド・バランガ|アラド]]編第20話「ミッション・イミテイション」より。[[ド・ベルガン]]の罠から[[αナンバーズ]]を救った3体の[[クストース]]に向けた感謝の言葉。 |
− | + | ;「遠くってどこ? 母ちゃんみたいに会えないくらい遠くに行っちゃったも!?」 | |
+ | :『第2次α』第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。[[恐竜帝国]]との戦いで[[巴武蔵|武蔵]]はどこへ行ったのかと比瑪に訊ね「遠くへ行った」と聞かされて。幼いなりに武蔵の死に感づいた事が伺える。 | ||
;「夜明けのコーヒーって何?」 | ;「夜明けのコーヒーって何?」 | ||
− | :[[キリー・ギャグレー|キリー]]が発した所謂'''オトナの会話'''へ、子供ならではの素朴な視点で切り込む。 | + | :『第2次α』第44話「応えよ、オルファン」より。[[キリー・ギャグレー|キリー]]が発した所謂'''オトナの会話'''へ、子供ならではの素朴な視点で切り込む。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | == | + | == 脚注 == |
+ | <references /> | ||
[[category:登場人物か行]] | [[category:登場人物か行]] | ||
[[category:ブレンパワード]] | [[category:ブレンパワード]] | ||
{{DEFAULTSORT:くまそお}} | {{DEFAULTSORT:くまそお}} |
2023年9月30日 (土) 06:29時点における最新版
クマゾー | |
---|---|
外国語表記 | Kumazo[1] |
登場作品 | ブレンパワード |
声優 | 渡辺久美子 |
デザイン | いのまたむつみ |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 不詳(ユキオとアカリより年少) |
所属 | ノヴィス・ノア |
クマゾーは『ブレンパワード』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
宇都宮比瑪、ユキオ、アカリと一緒に孤児院で暮らしていた子供。ノヴィス・ノアの搭乗員の中では一番の年下。語尾に『~だも』と付けて、舌足らずの口調で喋る。
比瑪になついている反面、ノヴィス・ノアに搭乗した当初の勇には懐疑的で、彼を怪しんでアカリと共に『スパイ』(バレバレだが)したこともあった。また、ジョナサンの孤独を理解したり、兄弟を死なせてしまったシラーの絶望に対して『死にたくないも!』と反論したりと、子供ならではの純粋さで周囲の大人たちに影響を及ぼしたことも。
ネーミングは富野監督が番組当時に飼っていた犬から(更にアカリとユキオは監督の実娘から)。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。NPC。ジョナサンとのやりとりが再現されている為、ユキオ、アカリよりはイベント的に目立つ。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 宇都宮比瑪
- 孤児院でのお姉さん的存在。『比瑪ねえちゃん』と呼んで慕う。
- ユキオ、アカリ
- 孤児院で共に暮らしていた。ノヴィス・ノアでも共に行動することが多い。
- ジョナサン・グレーン
- 家庭を顧みてこなかった実の母・アノーア艦長への憤りを爆発させた彼の心を、後述のような言葉で見透かした。彼曰く「尊敬に値する坊や」。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 獅子王凱
- 第2次αで新宿副都心を襲うEI-02から彼によって救出される。
- 天海護
- 東京見物でイルイと一緒に迷子になった際、面倒を見てもらった。
- 浪花十三、北条真吾
- イルイ共々ジョナサンの人質にされた際、十三が拳銃を、真吾が爆弾の信管コードを狙撃で弾き飛ばし、2人を救出した。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- ゼオラ・シュバイツァー
- 彼女が「クマさんパンツ」を穿いている事を大声で指摘する。
- アイビス・ダグラス
- イルイの件で便宜を図ってくれたべラに対し、お礼を言うように彼女を説教する。
- イルイ・ガンエデン
- 幼児繋がりで仲が良いが、彼女共々トラブルに見舞われる事が多い。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「お兄ちゃん、お母ちゃんのおっぱい欲しいんだも」
「ママのおっぱいが欲しいんで、ここ会いに来たんだも?」 - 侵入してきたジョナサンの人質となった際、彼のコンプレックスを見抜いた一言。直後、この言葉に激昂したジョナサンに平手打ちにされてしまうが、後にジョナサンはクマゾーに対して敬意を表しており、彼の胸を打ったことには間違いはなかった。
- 余談だが、この時にアノーアらと共に人質になっていたミスターモハマド(SRW未登場)が、ジョナサンの平手打ちに対して言った「それはよくない」という台詞は妙にネタにされていたりする。子供に対する蛮行を非難する言葉としてはやや腰が引けている上、汎用性が高いためだろうか。
- 「死にたくないも!」
「死ぬと冷たいも…死んだ母ちゃん氷だったも! 何も言わないも…」 - 第12話にて勇と共にオルファンから脱出する際、追いすがるシラーの「みんな死んでしまえ!」という叫びに対して、幼少期に母親と死別した辛い経験を持つクマゾーは、こう反論する。この後、号泣したクマゾーにつられる様に、シラーも涙を流し、武器を捨ててオルファンに帰っていった。
- 子供であるクマゾーの純粋さ、そして、クマゾー役の渡辺久美子氏の渾身の泣きの演技もあいまって、視聴者の胸を打つ名台詞。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「鳥さん、サメさん、ネコさん、助けてくれてありがとうだも!」
- 『第2次α』アラド編第20話「ミッション・イミテイション」より。ド・ベルガンの罠からαナンバーズを救った3体のクストースに向けた感謝の言葉。
- 「遠くってどこ? 母ちゃんみたいに会えないくらい遠くに行っちゃったも!?」
- 『第2次α』第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。恐竜帝国との戦いで武蔵はどこへ行ったのかと比瑪に訊ね「遠くへ行った」と聞かされて。幼いなりに武蔵の死に感づいた事が伺える。
- 「夜明けのコーヒーって何?」
- 『第2次α』第44話「応えよ、オルファン」より。キリーが発した所謂オトナの会話へ、子供ならではの素朴な視点で切り込む。