「ビデオ戦士レザリオン」の版間の差分
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:正式名称は地球中央情報局日本技術研究所。地球連邦軍の基地内にあり、ブルーハイム博士が所長を務める。 | :正式名称は地球中央情報局日本技術研究所。地球連邦軍の基地内にあり、ブルーハイム博士が所長を務める。 | ||
:日本側の物質電送装置があり、レザリオン誕生後は味方側の基地として機能した。 | :日本側の物質電送装置があり、レザリオン誕生後は味方側の基地として機能した。 | ||
− | ; | + | ;シークレットフォース |
+ | :月反乱軍討伐のためにシルベスター将軍が組織した最前線部隊。チャールズやサハラ、敬もこの部隊に所属している。 | ||
+ | :物語中盤では激しさを増す戦いに備え、増員が行われた。 | ||
+ | ;月反乱軍 | ||
:ゴッドハイド博士が月面・火星に収監された犯罪者たちを扇動し、組織した軍勢。瞬く間に火星と月を掌握した。 | :ゴッドハイド博士が月面・火星に収監された犯罪者たちを扇動し、組織した軍勢。瞬く間に火星と月を掌握した。 | ||
:本拠地は月の地底基地。 | :本拠地は月の地底基地。 |
2023年4月20日 (木) 20:51時点における版
ビデオ戦士レザリオン | |
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原作 | 八手三郎 |
監督 | 森下孝三(シリーズディレクター) |
キャラクターデザイン |
居村真二(原案) 本橋秀之 |
メカニックデザイン |
村上克司 小原髪夫 大畑晃一 ひおあきら |
音楽 | 渡辺宙明 |
制作 | 東映動画(現:東映アニメーション) |
放送局 | TBS系 |
放送期間 |
1984年3月4日 - 1985年2月3日 |
話数 | 全45話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
『ビデオ戦士レザリオン』は東映動画制作のテレビアニメ作品。
概要
『超電磁ロボ コン・バトラーV』以来続いた東映本社プロデュースのロボットアニメ第9弾にして最終作。
1984年当時には先進的であった、コンピュータ・ネットワーク社会の要素を採り入れた作品。物語前半は月面反乱軍との戦いを描くリアルロボット作品の影響を受けたハード路線であったが、後半には新たに地球外からの侵略者「ジャーク帝国」が敵となり、レザリオンと同等の能力を持つ専用機に乗るライバルが登場するなど大幅なテコ入れが行われた。
長らく映像ソフト化に恵まれなかったが、2020年にDVDが発売された。
なお、タイトルの「ビデオ」は「ビデオゲーム」の意味を持つ。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
メインキャラクター
- 香取敬
- 主人公。コンピューターの扱いに長けた少年。
- オリビア・ローレンス
- ヒロイン。敬のガールフレンド。
地球連邦軍
- ブルーハイム
- 連邦軍の科学者であり、電送装置の発明者。実質的なレザリオンのもう一人の生みの親とも言える。
- シルベスター
- シークレットフォースの長官。
- モンロー
- シルベスターの秘書。
- チャールズ・ダナー
- 戦闘ロボG1のパイロット。陽気な黒人男性。
- 内縁の妻であるリネットと娘のポーラを溺愛しており、後に日本で結婚式を挙げた。
- サハラ
- 戦闘ロボG2のパイロット。姉御肌な女性。
- エレファン
- 異星人。地球偵察の際、連邦軍の捕虜となる。その時、あらかじめ本星が仕掛けていた処置によって全ての記憶を失う。
- 後半では記憶を取り戻し、ジャーク帝国との戦いにG5のパイロットとして加わった。
反乱軍
- ゴッドハイド
- 反乱軍の最高指導者である博士。かつてはブルーハイム博士の下で研究を行っていたが、他の教授に自分の研究結果を奪われたことで絶望。
- その教授とのいさかいで事故による負傷を負い、その後に様々な業績を残して失踪。反乱軍の最高指導者として再び姿を現した。
- インスパイア
- 反乱軍の指揮官で階級は大佐。自らの地位を守るためなら非道な手段も辞さない。
- ジャーク帝国の登場後はそちら側へ寝返る。
- エリック・シッド
- 元地球連邦軍大尉。かつて上官へ反抗し、地球連邦軍を追放された。
- 高慢な性格から反乱軍でもインスパイアと衝突し、一年前に火星基地に左遷されていたがゴッドハイドの命で月面基地へと呼び戻された。
- エースパイロットと評された腕前は確かで、性能で勝るレザリオンの攻撃を凌ぎ続ける事で敬を焦らせ、生じた一瞬の呼吸の乱れを特殊なセンサーで察知し撃退している。
- しかし、自分の地位を危惧したインスパイアの策略によってセンサーを狂わされ、最後はレザリオンのレーザーソード二刀流による攻撃を受け敗北した。
- ペレス・アンドラ
- エリック・シッドに代わってレザリオン打倒に選ばれたパイロット。
- 「ペガサスのペレス」と呼ばれる腕を持ったモトクロスの世界チャンピオンだったが、生きがいだった妹のマリアを交通事故で失う。
- 加害者への復讐の後も地球へ憎しみを募らせていた。白く塗装されたブラックベアーを駆ってレザリオンを追い詰めるが、ツインレーザークラッシュに敗れる。
- バロン
- 火星の衛星ダイモスから呼び寄せられた傭兵部隊の隊長。部下たちとの一糸乱れぬフォーメーション攻撃を得意とする。
- かつて砂漠の戦地でサハラと出会い、命を救って戦い方を教えた。互いに惹かれ合うも「君はもう一人で生きていける」と手紙を残し去っている。
- 反乱軍の南アフリカ侵攻船団の護衛として、ガードベルトの戦闘ロボット部隊を壊滅させている。
- フォーメーションでレザリオンを苦しめるもサハラの決死の行動で出来た隙を突かれ、部隊は壊滅。自身はサハラの手にかかって散った。
- ブラザーズジョウ
- 二人組のパイロット。それぞれ顔が左右で違う。
- カプセルの中に入った影のジョウがESPシールドを張ることでレーダーやソナーを欺瞞する能力を持っている。
- これによってガードベルトのセンサーをごまかして地球に降下したり、機体のセンサーを誤認させて相手に隙を作る戦術を得意とする。
- 触手のような武装を放つカスタマイズブラックベアーを用いて、北極でチャールズの妻と娘が乗っている潜水艦を襲ってレザリオンをおびき出し、追い詰める。
- しかし心理学者のリネットに動きのタイミングを読まれ、マニュアル操作で放たれた対空ミサイルで隙が出来たところをレーザーソードで倒された。
- ケティ・シッド
- エリック・シッドの妹で特殊訓練を受けたレッドベアー隊隊長。
- 月からの亡命難民を装い、地球へと潜入。中学生として山手総合学園へと編入し、敬やオリビアと出会う。
- 敬たちとの交流で普通の暮らしに憧れを抱くも、命令に従い連邦軍の監視を掻い潜って機体で破壊活動を行った。
- 兄の仇であるレザリオンとの戦いの最中、エリックの写真が入ったペンダントに気を取られて命を落とす。その正体は敬たちに知られることはなかった。
- ゼブラ
- 破壊工作隊のリーダー。部下にジャガー・グリズリー・ガゼルがいる。
- サファリパークの肉食獣を誘導電波で扇動して総合通信センターから海賊放送を流してパニックを起こさせようとした。
- しかし、ライオンたちを飼育係のトミーになだめられたのとオリビアによる通報で作戦は失敗する。
ジャーク帝国
- ジャーク大帝
- ジャーク帝国の支配者であり最高指揮官。
- プロミネンス総統
- ジャーク帝国の司令官。
- ギャリオ
- ジャーク帝国のエースパイロットであり、後半におけるライバルキャラクター。
- ゲプラー参謀
- ジャーク帝国の参謀。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
地球連邦軍
- レザリオン
- 物質電送実験の事故により旅客機と敬のゲーム用データが混信して誕生したスーパーロボット。
- フルアーマーレザリオン
- 強化装備・レーザーバトルギアを装着した形態。名称は当時の玩具名のもの。
- G1/G2/G5
- シークレットフォースが扱う戦闘ロボット。チャールズ、サハラ、エレファンが乗り込む機体の他にも多数が量産されている。
- G1、G2は固定武装と塗装で差異がある。G5は作中で新たにロールアウトした機体。
- この他にG1が使えなくなった際にチャールズが使用した旧型機も存在する。
反乱軍
- ブラックベアー
- ゴッドハイドにより開発された新型量産型ロボ。
- 地球連邦軍の既存の兵器では相手にならず、戦闘ロボであるG1、G2でも苦戦を強いられる。
- 中盤では搭乗するパイロットによって様々なカスタマイズが施された。
ジャーク帝国
- ギャリオ・サバン
- ギャリオの愛機である専用機。
用語
- 物質電送装置
- ブルーハイムが開発した装置。物質を電子分解し、装置間で電波による転送を行うことができる。
- ニューヨークから日本への大規模電送実験中、反乱軍からのミサイルが撃ち込まれた事で電波が混線し、レザリオンが生み出される事となる。
- ミラクルベース
- 正式名称は地球中央情報局日本技術研究所。地球連邦軍の基地内にあり、ブルーハイム博士が所長を務める。
- 日本側の物質電送装置があり、レザリオン誕生後は味方側の基地として機能した。
- シークレットフォース
- 月反乱軍討伐のためにシルベスター将軍が組織した最前線部隊。チャールズやサハラ、敬もこの部隊に所属している。
- 物語中盤では激しさを増す戦いに備え、増員が行われた。
- 月反乱軍
- ゴッドハイド博士が月面・火星に収監された犯罪者たちを扇動し、組織した軍勢。瞬く間に火星と月を掌握した。
- 本拠地は月の地底基地。
- その背景には連邦政府による地球外への廃棄物投棄やそれに伴う圧制があった。
- ガードベルト
- 地球の大気圏外に設置された防衛ライン。外敵から地球を守るために宇宙ステーション・パトロール艇・宇宙機雷が置かれており、レーダーでキャッチした侵入者に対して一斉攻撃を行う[1]。
- 前大統領の政策として作られており、ブルーハイム博士は「前大統領の最大の失敗作」「反乱の原因もこれに尽きる」と酷評していた。
- 反乱軍との戦争が起こってからはこれによって地球外との行き来が出来なくなり、長距離航行を行っていた民間船で多数の廃業が発生している。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「ビデオ戦士レザリオン」
- エンディングテーマ
-
- 「Heartful Hotline(ハートフルホットライン)」
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。第3期参戦作品第10弾として発表され、2018年2月に追加参戦。
- レザリオンのユニットシナリオにて、参戦時系列は反乱軍壊滅後であることが明かされている。
商品情報
DVD
動画配信
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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脚注
- ↑ これには月面からの脱出者の船も例外なく対象としている。