「ミーク」の版間の差分
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2013年7月9日 (火) 19:04時点における版
ミーク(Meek)
- 登場作品:デトネイター・オーガン
- 声優:笠原弘子
- 分類:イバリューダー(人間体)
- 所属:イバリューダー
イバリューダーの総統。
遥か未来を予知する能力でイバリューダーの次なる攻撃目標を定めていた。戦闘惑星ゾーマのコントロールルームに鎮座し、アーマー状のカプセルに身を包み、マントを羽織っている。
その正体は、進化の過程で全てを失うことを恐れたイバリューダーで唯一残った人間体であり、シグナライト計画の為に人類が作り出したコンプリペント計画のプロトタイプだった。
血気に逸るイバリューダーを統率するため、総司令ゾアにより全能なる指導者として祭り上げられていたミークだったが、自らの遠い子孫である久見とのコンタクトと、オーガン(トモル)や人類の戦いを見て慈愛の心を学んでいく。惑星ゾーマの反物質砲発射阻止の為にミークのいるコントロールルームに侵入した美剣陽子だったが、そこにいたミークの姿が映像だったことが判明する。真の本体はゾーマの核とも言える球体の内部に格納されていて、巨大な試験管の中で生まれたままの姿で漂っていた。
オーガンのグランドクルスによって全ての決着がついた後、その本体を現し、他のイバリューダーと共に宇宙へと旅立っていた。
小説版では出自周りの設定が補強されている。それによると彼女はシグナライト号の乗員のサイキック・ナビゲーター(予知系の超能力を用いて機械や人間の危機回避能力を補佐する)の母親(この母親が久見の直系の先祖である)が宇宙で出産した(地球に居る時点で懐胎していたとの事)特殊な変異体であり、惑星ゾーマの生成自体が彼女が乗組員の危機を回避する為に行った超能力によるものである事が記されている。Wではテッカマンブレードこと相羽タカヤがこの小説版のサイキックナビゲーター設定に基づいた発言をしているが、中途半端に抜粋しているため矛盾点としてミーク自体が最初からサイキックナビゲーターの任に付いていたかの様な誤解(前述の通りシグナライト号に元々乗り組んでいたのは彼女を懐胎していた母親である)が生じている。
登場作品と役割
- スーパーロボット大戦W
- インターミッションのみに登場。イバリューダーの総統として破壊を指示するが、最後は慈愛の心を学びイバリューダーを引き連れ宇宙へと旅立っていった。
人間関係
- オーガン
- 元はミークの親衛隊長だったが、脱走。オーガンはイバリューダーの心も救おうとしていた。
- ラング
- 部下。ミークの「オーガンが最大の脅威となる」という予言を受け、抹殺に赴く。
- リーブ
- 部下。
- ゾア
- 部下。彼の手によって総統の地位へ祭り上げられた。
- 久見・ジェファーソン
- 遠い血縁者。互いに時空間を操る超能力を持っており、またテレパス的な接触が可能である事が分かった為その力を利用して久見はミークにコンタクトを取った。
名台詞
- 「進みなさい、あの星に。得るもの全てを吸収し、そして全てを破壊するのです。武力による勝利こそが真理なのです」
- 総統としての指令。
- 「さらば、母なる星よ」
- この言葉と共にイバリューダーは地球圏から去っていった。