「ガンダム試作1号機Fb」の版間の差分
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− | : | + | :PS版では改造が引き継がれるようになり、機体の陸適応がBに低下。 |
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− | : | + | :マサキの章に登場。武装が貧弱なので戦力としては厳しい。 |
+ | :PS版でもほぼ同様。そのうえ機体の陸適応も低い。 | ||
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− | : | + | :[[コウ・ウラキ|コウ]]の搭乗機として開始時点から在籍。今作では陸適応がBとなっている<ref>本作は多くのMSが陸Bに設定されているため、本機が特別不遇というわけではない。</ref>うえに、宇宙へ出る前に[[ガンダム・ステイメン|GP-03Sステイメン]]と入れ替わりで破棄されてしまう。改造の引継ぎもないため、適当な段階で換金、それまではアイテム回収係という立ち回りが多い。 |
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:ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。劇中ではガトーが乗る[[ガンダム試作2号機]]とのビームサーベルでの対決が印象的。 | :ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。劇中ではガトーが乗る[[ガンダム試作2号機]]とのビームサーベルでの対決が印象的。 | ||
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− | :: | + | ::ビームサーベルがマウントされた状態で機能する小型のビーム砲。[[コアファイターIIFb]]では主武装となる。ジェネレーター出力の上昇に伴い、実戦でも通用するレベルの威力に向上している。ただし、劇中では未使用。 |
− | :: | + | ::「[[旧シリーズ]]」ではビームライフルと混同していたのか、'''同じライフルから発射される'''演出となっていた。 |
;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]] | ;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]] | ||
− | : | + | :ボウワ社が開発した携行兵装で、以前より出力が若干強化された。エネルギーパック方式が採用されている。また、敵のビームサーベルを防御するための小型ビームサーベル「ジュッテ」を内蔵している。 |
− | : | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[切り払い]]では「ジュッテ」を使用する。 |
:『X-Ω』では通常攻撃に使用。 | :『X-Ω』では通常攻撃に使用。 | ||
;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド | ;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド | ||
− | : | + | :独自の伸縮構造を持った本機の専用シールド。ルナ・チタニウム合金製。[[ビームコート|耐ビームコーティング]]処理が施されているため、数発のビーム攻撃を防げるようになっている。また、裏にはビームライフルの予備マガジンを装備することが可能となっている。 |
− | + | :劇中の[[ヴァル・ヴァロ]]戦では表面が沸騰する描写がある。 | |
==== オプション装備 ==== | ==== オプション装備 ==== |
2022年4月8日 (金) 22:18時点における版
ガンダム試作1号機Fb | |
---|---|
別表記 | GP-01Fb |
登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
コードネーム | ゼフィランサス・フルバーニアン |
分類 | 宇宙用モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | RX-78GP01-Fb |
全高 | 18.0 m |
本体重量 | 43.2 t |
全備重量 | 74.0 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,045 kw |
スラスター推力 |
45,000 kg×4
|
180度姿勢変換 | 0.8sec |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
原型機 | ガンダム試作1号機 |
内蔵機体 | コアファイターIIFb |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | コウ・ウラキ |
ガンダム試作1号機Fbは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカであり、同作品の前半の主役メカの強化形態。
概要
「ガンダム開発計画」によって製造されたガンダム試作1号機の宇宙戦高機動仕様。
機体概要
当初はコアファイターと脚部の換装などで仕様変更する予定であったが、試作1号機が戦闘で大破してしまったため、機体の修復と同時に大幅な設計変更が行われる事となった。変更に伴い換装機能を廃されている。
背部にはユニバーサル・ブースト・ポッドと呼ばれる装備が2基設置され、本機の運動性を飛躍的に向上させる事に成功している。このポッドは自由度が高く、UFOのような挙動を取る事も可能。また、宇宙空間では不要となる胸部のエアインテークが廃され、代わりに姿勢制御用のアポジモーターが装備された。他にも肩部など機体各部に多数のアポジモーターが装備されており、「フルバーニアン」の名称の由来ともなっている(ちなみに大破前の宇宙装備の話で「フルバーニアン」の名が出ている)。カタログスペックでは、スラスター総推力は後の時代のガンダムタイプであるΖガンダムやΖΖガンダム、νガンダムの倍以上の数値を誇る。本機の驚異的な加速性に翻弄されたシーマ・ガラハウは「バッタか!?」と驚愕している。
脚部にはプロペラントタンクが搭載され、稼働時間も延長されている。
劇中での活躍
本機はアナハイムのフォン・ブラウン工場にて2日で改修され、実戦に投入された。改修前から引き続きコウ・ウラキがパイロットとして搭乗し、ケリィ・レズナーのヴァル・ヴァロを撃破するなどの戦果を挙げている。
その後、コンペイ島付近の宙域での戦闘でアナベル・ガトーのガンダム試作2号機と交戦し、相打ちとなって大破している。
登場作品と操縦者
『0083』参戦時はほぼ必ず序盤から加入するものの、「完全宇宙戦仕様へ改修された」という設定を反映してか陸適応が落とされた状態での参戦が続いており、序盤は地上戦がメインであることが多いという状況も重なるため、「戦力が足りないころは適応が足を引っ張り、宇宙に出るころには性能不足」という移動力以外取り柄のない不遇な扱いが多かった。
「旧シリーズ」以降は少しずつ扱いも改善されており、戦力として十分通用する作品も増えている。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。宇宙進出時にGP-01から改修されるが、改造は引き継がれない。また、GP-01を入手していない場合でも何故か入手する。移動力は大幅に上昇しているが、他の性能はあまり変化していないため戦力としては微妙。なお、本作では地上適応は落ちていない。
- PS版では改造が引き継がれるようになり、機体の陸適応がBに低下。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキの章に登場。武装が貧弱なので戦力としては厳しい。
- PS版でもほぼ同様。そのうえ機体の陸適応も低い。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- コウの搭乗機として開始時点から在籍。今作では陸適応がBとなっている[1]うえに、宇宙へ出る前にGP-03Sステイメンと入れ替わりで破棄されてしまう。改造の引継ぎもないため、適当な段階で換金、それまではアイテム回収係という立ち回りが多い。
- スーパーロボット大戦F
- 開始時点からロンド・ベルに在籍。ビームガンがP1-3なのでそこそこ便利だが、地上戦中心でヘビーメタルやオーラバトラーとの戦闘が多い本作では、陸Bでビーム兵器中心の本機が活躍するのはかなり厳しい。リアル系開始時は序盤に宇宙戦もあるので、その期間に存分に使ってやろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 性能不足感が強く、中盤に下取り行きになるのが自然な流れだろうか。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「オールガンダム」に所属している。搭乗者は何故かモンシア。
- また、カラオケモードでは、背後でも戦闘が行われている宇宙空間でガーベラ・テトラを撃墜するという特殊な戦闘光景が見られる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 宇宙に出て早々に強化される[2]。宇宙適応は機体も武器も良くなるが、機体と2つのビーム兵器が空陸Bになってしまうのが痛い。中盤以降の運用は難しい性能だが、ある程度は改造しておかないと試作2号機やガトー絡みのフラグを満たすのが難しくなる。
- 分離、撃墜でコアファイターIIFbに変化。バグによりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターIIFbでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 全ての武器攻撃力が底上げされたが相変わらず厳しい性能。密かにビームサーベルに空適応が付いた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代では機体のみ、未来ではコウが搭乗した状態で復帰する。前作『α』からライフルの射程が1-5、空陸Aに強化され、CT補正も+20で相変わらず少し高めと他機のものより良い。地形適応バグも合わさり今作では地上戦でも十分戦えるのがウレシイ。火力はフル改造でも少し物足りないレベルだが、未来でも早々に復帰するため戦力が充実するまでは役に立つ。
- 前作『α』と同様、分離か撃墜でコアファイターIIFbに変化。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 全体攻撃「ビームライフル(連射)」が追加されたため意外と便利になり、移動力は7と高めで全体攻撃が欲しい部隊の小隊員として便利に使える。ただ射程が6なので少し物足りない場面が出てくる。また宇宙Sでしかも武器改造費が安い方(40万)、それでいて最大攻撃力は4900と費用対効果が高い。
- なぜか本機だけHPの改造段階が低く、またパーツスロット2というのが少し厳しい。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 全体的に性能が底上げされたが『第2次α』と使い勝手は変わらない。重要なビームライフル(連射)が更に強くなり改造すればνガンダムのフィンファンネル並になるが、逆に言えばそれくらいしかない。しかもパーツスロットは据え置きの2。強力な機体の多い本作では影が薄めか。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第4話の開始直後に増援で登場。このステージの敵はオーラバトラーが多いので、ジオン軍のMSを相手にするといい。
- なお、地上の適応はAになっている。ビームサーベルが最強武器なので、バーナード・ワイズマン好きには意外とお勧め。
- 相変わらず移動力は素晴らしいので、入手ステージクリア時のランダムボーナスのミノフスキークラフトを積むと、次ステージ以降の低ターン数クリアに役立ってくれる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- パーツ数3とこの頃の作品では珍しいP属性のビームライフルにより、序盤から終盤まで主力になる。おそらくクワトロ・バジーナあたりが乗るだろう。援護Lvが上昇するコウには射程の長い機体への乗り換えがよい。攻撃力不足はV-UPユニットで補強。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 敵の命中・回避が大幅に強化されるので、使うならフル改造推奨。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 今回から陸A、宇宙Sになった。改造段階も高く、強化パーツスロットも4と第2部の要になりえる。フル改造しV-UPユニット(W)を満載したビームライフルはサン・アタックをも超える大ダメージを叩き出せるようになるので早めに武器改造を施したい。一つ装備しただけでも第2部ではボスキラーも担えるほど攻撃力を発揮するようになる。
- コウは試作3号機向けの能力であり、防御技能レベルの伸びが最初から悪いのでシールド防御を活かせない。運動性も強化しない限りは優れているとは言い難いので、高い防御技能と援護を持ち、熱血と誘爆を早く覚え、統率も持つバニングを乗せると良いだろう。V-UPユニット(U)などを用い装甲を少し改造すればシールド防御でザコからの攻撃なら0ダメージに抑えることも可能。ただしコウが強制出撃で使用することもあるので乗り換えには注意。
- 移動力は高いものの主武装のビームライフルは射程4と短く、反撃が不得意なので高性能レーダーで強化したい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 初登場のロングバレルライフルが途中追加される。この時点のMSとしては悪くない火力を持つものの、本作ではパーツスロットが4のMSにV-UPを装備させて運用するのが定番なので、パーツスロットが3の本機はやや厳しい。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 本作では武装が一括改造式となり、またロングバレルライフルの威力の上昇が優秀なため、最後まで使って行ける性能になった。序盤ではディストーションフィールドを貫通できるMSとして重宝する。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」の期間限定ユニットとして登場。SRおよび大器型SSRシューター。
- 2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」ではSSRシューターが復刻。なんと今回はイベント報酬として入手が可能。
装備・機能
武装・必殺武器
基本装備
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- ビームサーベル
- ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。劇中ではガトーが乗るガンダム試作2号機とのビームサーベルでの対決が印象的。
- ビームガン
- ビームサーベルがマウントされた状態で機能する小型のビーム砲。コアファイターIIFbでは主武装となる。ジェネレーター出力の上昇に伴い、実戦でも通用するレベルの威力に向上している。ただし、劇中では未使用。
- 「旧シリーズ」ではビームライフルと混同していたのか、同じライフルから発射される演出となっていた。
- BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル
- ボウワ社が開発した携行兵装で、以前より出力が若干強化された。エネルギーパック方式が採用されている。また、敵のビームサーベルを防御するための小型ビームサーベル「ジュッテ」を内蔵している。
- 『第3次α』の切り払いでは「ジュッテ」を使用する。
- 『X-Ω』では通常攻撃に使用。
- RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
- 独自の伸縮構造を持った本機の専用シールド。ルナ・チタニウム合金製。耐ビームコーティング処理が施されているため、数発のビーム攻撃を防げるようになっている。また、裏にはビームライフルの予備マガジンを装備することが可能となっている。
- 劇中のヴァル・ヴァロ戦では表面が沸騰する描写がある。
オプション装備
- Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル
- 「ロングバレルライフル」とも表記される。元々は本機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』で使用した。
- 劇中で使用したのは1度だけだが、それにも拘らずSRWに登場するのは、火力の強化とファンサービスの為だと思われる。
- 『A』ではアルビオンが登場しないため、アーガマの主砲のスタビライザーを移した事になっている。『第2次α』『第3次α』ではガンダム・ステイメンの武器になっている。
必殺技
- ビームライフル(連射)
- 背部のユニバーサル・ブースト・ポッドによる高い加速性を活かした素早い動きを交えつつ、ビームライフルを連射する攻撃パターン。
- 「αシリーズ」にて全体攻撃として採用。
- 『X-Ω』では「ビームライフル(連射)(範囲)」という名称で必殺スキルに採用。攻撃モーションは「αシリーズ」でのものとほぼ同様。
特殊能力
- 剣装備、盾装備
- 切り払い、シールド防御を発動。
- 分離
- コアファイターIIFbに分離する。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- シールド防御時のダメージが80%減になる
- 『A PORTABLE』で採用。
機体BGM
対決・名場面
- 対ガンダム試作2号機
- 核攻撃を完遂し、退却する2号機を強襲する1号機。ここまでの戦いで戦士として成長したコウ、そして2号機の不調が合わさってもガトーは強敵であった。互いにバルカンとビームサーベルを駆使した激戦により傷ついていく2機のガンダム。ガトーは最大出力のサーベルで1号機の肩口を捕らえるが、コウも胸部バーニアの噴射炎で反撃、最後の一刺しを撃ち返す。ダメージが限界を超えた2機は寄り添ったまま爆煙に包まれていった。
- この対決はガンダムシリーズの中でも緊迫感ある白兵戦闘を描ききっただけに高い評価が得られている。
関連機体・人物
- ガンダム試作2号機、ガンダム試作3号機(ステイメン)
- 同じくガンダム開発計画により生まれた兄弟機。
- ガンダム試作4号機(SRW未登場)
- コンセプトに重複する面が多かったために開発中止となった兄弟機。SRW未登場。
- ガーベラ・テトラ
- ガンダム試作4号機がジオンに流れた末の姿。
- ゲルググ・ウェルテクス(SRW未登場)
- 『ジョニー・ライデンの帰還』に登場するキマイラ隊専用のゲルググ。バックパックの可動式ウィングバインダーの制御に技術が流用されたと言われている。
他作品の関連機
- バーサル騎士ガンダムGP01
- 本機をモチーフとしたSDガンダムシリーズのキャラクター。
余談
- ガンダムエース誌で連載のコミカライズ『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、一年戦争中に使用されたガンダム7号機(SRW未登場)のセカンド・アーマーを流用してフルバーニアン用に再調整した重装フルアーマー・バーニアンが登場している。
脚注
商品情報
- プラモデル
- フィギュア・書籍
資料リンク
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