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+ | ヤマト乗艦前は司令部に所属しており、同じく司令部員であった[[森雪]]に片思いしている。ヤマトへの乗艦もまた、半ば彼女との仲を進展したいという思いがあった模様。中盤、艦内で反乱が発生した際に彼女がいの一番に帰還した[[古代進|古代]]の胸に飛び込んだのを見て失恋したが、古代がガミラス本星に森を助けに行く際に彼女の事を頼み、成長した姿を見せた。地球への帰還航海中には出発時に母から渡された見合い写真を見ていた。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:両親。仲が悪いわけではないが、南部重工を継ぐ気はないと考えている。 | :両親。仲が悪いわけではないが、南部重工を継ぐ気はないと考えている。 | ||
;[[古代進]] | ;[[古代進]] | ||
− | : | + | :上官。戦闘において意見が対立することもある。また、恋敵でもある。 |
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:片思い相手。 | :片思い相手。 | ||
;森田製薬令嬢 | ;森田製薬令嬢 | ||
:見合い相手。劇中では母から渡された見合い写真のみの登場。 | :見合い相手。劇中では母から渡された見合い写真のみの登場。 | ||
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:第3話より。波動砲のあまりの威力に皆が呆然とする中、本来の任務を忘れ嬉々として喜ぶ。 | :第3話より。波動砲のあまりの威力に皆が呆然とする中、本来の任務を忘れ嬉々として喜ぶ。 | ||
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+ | :大ガミラス帝星での決戦において、雪を助けに行く古代への言葉。 | ||
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+ | :そして古代の代わりに戦術長席に座り、首都バレラスに落下する第二バレラスの633工区を迎撃するため波動砲を撃つ。星を犠牲にするのも厭わないと考えていた彼が、大勢の命を救うために波動砲を撃った名シーンである<ref>南部が波動砲を撃ったのは意外な事に旧作を含めても今回が初だった</ref>。……その後、あまりに緊張したのか、ぐったりしてしまっていたが。 | ||
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+ | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
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+ | ;南部「そうは言いますけどね…! 僕には心に決めた人が…!」<br />ロッティ「え! それ、初耳!」<br />ヴェルト「南部ニ尉…。どなたであるのか、後学のためにもお聞かせ願います」<br />南部「え…その…それは…やっぱり…」<br />ロッティ「あ…もしかして…相手が私だから照れているんですか?」<br />南部「そんな事あるわけないだろ!」<br />ロッティ「それだけ失礼な事を言ったんだから、ちゃんと教えてくださいよ」<br />南部「う…」<br />ヴェルト「いつものように景気よくぶっ放してくださいよ、砲雷長殿」<br />徳川「そうか、そうか…。南部は嫁さんを探していたのか」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第7話より。両親からの見合い話を一蹴しようとするが、パーティー会場で[[森雪|想い人]]の事を思わず口走った為に、ロッティやヴェルト、更には徳川に弄られる羽目に。 | ||
+ | ;南部「艦長! 波動砲ならば…!」<br />沖田「駄目だ! 地表で波動砲を使用すれば、どのような被害が出るかわからん! 波動砲を使うのは最後の手段だ!」 | ||
+ | :『V』宇宙世紀世界ルート第30話「変わりゆく世界」で[[第6の使徒]]のコアを撃ち抜く際の提案として。'''木星の浮遊大陸を消滅させた'''物を地球上で撃った後の事自体想定していないような発言で沖田に叱咤されている。 | ||
+ | ;「…対話が成功しなかった場合は波動砲を使って殲滅するのも…」 | ||
+ | :『V』ヤマトルート第44話「挟撃、ドメル幕僚団」にて、[[ELS]]への対策の協議中に。そんなことをすれば泥沼の殲滅戦になるだけであろうに…(事実、後の話で[[アベルト・デスラー|デスラー]]がELSの大群を[[デウスーラII世|デスラー砲]]で迎撃した際はそのようになりかけた)。ちなみに、[[ユリーシャ・イスカンダル|ユリーシャ]]からも「そんなに波動砲を撃ちたいの?」と突っ込まれている。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[ヤマト]] | ;[[ヤマト]] | ||
− | : | + | :砲雷長を務める。 |
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+ | == 余談 == | ||
+ | *『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』で南部康雄を演じた赤羽根健治氏は南部について'''「自分が好きだと思ったら、相手も自分を好きだと思ってしまうタイプ」「軽率な発言さえなければ、基本的には良い人」'''と、評している。 | ||
+ | *「砲雷長にして[[古代進]]の交代要員でもある」というポジション上仕方無いことだとは思うが、『鋼の超感謝祭2016』にて[[島大介]]役の鈴村健一氏に'''「(良い台詞を南部役の)赤羽根君が大体言うんですよ」'''と嫉妬交じりで言われていた<ref>おそらく「エネルギー充填120%」の事である。</ref>。ちなみに古代進役の小野大輔氏もオーディオコメンタリーで'''全く同じことを言っていた'''。 | ||
+ | *南部康雄は旧作でも第一作目から存在する最古参のキャラクターであるが、当時は非常に余りにも影が薄く<ref>旧作における南部は名前のあるキャラクターが大量に戦死した『ヤマト2』において'''爆発に巻き込まれて戦死したように見せて、[[続編]]では何の言及も無く復帰している'''ほど扱いが軽かった。</ref>、リメイクにあたって最も大きく設定が変更された一人である<ref>一応、当時から南部重工の御曹司という設定は存在していたものの、裏設定止まりで作中に出ることはなかった。</ref>。旧作版と比較して外見まで変わっているのは南部と[[ヴェルテ・タラン|兄]]と[[ガデル・タラン|弟]]に分裂したタランぐらいだろう。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2021年5月16日 (日) 06:29時点における最新版
南部康雄 | |
---|---|
読み | なんぶ やすお |
外国語表記 | Yasuo Nanbu |
登場作品 | 宇宙戦艦ヤマト2199 |
声優 | 赤羽根健治 |
デザイン | 結城信輝 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 21歳 |
出身 | 日本・東京都 |
所属 | 地球連邦 |
役職 | 宇宙戦艦ヤマト砲雷長 |
軍階級 | 二等宙尉 |
南部康雄は『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ヤマトの砲雷科所属で主砲副砲、ミサイルといった砲術、魚雷やソーナーなどの水雷、甲板作業、探照灯の取り扱い及びそれらの艦長・戦術長を補佐することを任とする砲雷長。階級は二等宙尉(中尉)。古代進の交代要員でもあり、古代が非番やコスモゼロで出撃した際には戦術長席に座る。
ヤマトの建造に関わった企業「南部重工大公社」の御曹司であり、両親の反対を押し切って乗艦した。
性格は基本的に冷静で職務に忠実だがやや軽薄な若者然としている。大鑑巨砲主義でヤマトの武力を過信し、波動砲の初使用時には本来の目的を忘れて「ガミラスと戦える」と喜んだり、メ2号作戦においては冥王星ごとガミラスの基地を波動砲で破壊することを意見具申し、「航空隊を不要」と言い切るなど浅慮で軽率なところがある[1]。
ヤマト乗艦前は司令部に所属しており、同じく司令部員であった森雪に片思いしている。ヤマトへの乗艦もまた、半ば彼女との仲を進展したいという思いがあった模様。中盤、艦内で反乱が発生した際に彼女がいの一番に帰還した古代の胸に飛び込んだのを見て失恋したが、古代がガミラス本星に森を助けに行く際に彼女の事を頼み、成長した姿を見せた。地球への帰還航海中には出発時に母から渡された見合い写真を見ていた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。ヤマトの掛け合い要員で、原作通り測距等を担当している。
- シナリオ上でも頻繁に波動砲を撃ちたがっては他のクルーに諫められている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 南部康造、登紀子
- 両親。仲が悪いわけではないが、南部重工を継ぐ気はないと考えている。
- 古代進
- 上官。戦闘において意見が対立することもある。また、恋敵でもある。
- 森雪
- 片思い相手。
- 森田製薬令嬢
- 見合い相手。劇中では母から渡された見合い写真のみの登場。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「すごい武器だよ! これさえあればガミラスと対等に……いや、それ以上に戦える!」
- 第3話より。波動砲のあまりの威力に皆が呆然とする中、本来の任務を忘れ嬉々として喜ぶ。
- これまでの国連宇宙軍が、ガミラスに対してあまりにも劣勢であることを考えれば、無理のない部分もあるが。
- 「いいじゃないか、星の一つや二つ!」
- 冥王星基地攻略における名言にして大迷言。波動砲による冥王星直接攻撃を提案、古代に冥王星そのものを破壊するリスクを指摘されて却下された際の反論である。まるで大グレン団の誰かさんである。
- 南部「いくら何でも、これは…」
徳川「無理じゃな」 - バラン星の宙域に集結したガミラスの大艦隊に、さすがに絶句する。誰もがバラン星を迂回すると思ったが・・・
- 「こっちは任せろ。その代わり……彼女を頼む」
- 大ガミラス帝星での決戦において、雪を助けに行く古代への言葉。
- 「てぇーっ!!」
- そして古代の代わりに戦術長席に座り、首都バレラスに落下する第二バレラスの633工区を迎撃するため波動砲を撃つ。星を犠牲にするのも厭わないと考えていた彼が、大勢の命を救うために波動砲を撃った名シーンである[2]。……その後、あまりに緊張したのか、ぐったりしてしまっていたが。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「想いを力にする兵器だなんて…」
- 対ラムダ・ドライバ戦闘台詞。少し羨ましそうである。
- 南部「そうは言いますけどね…! 僕には心に決めた人が…!」
ロッティ「え! それ、初耳!」
ヴェルト「南部ニ尉…。どなたであるのか、後学のためにもお聞かせ願います」
南部「え…その…それは…やっぱり…」
ロッティ「あ…もしかして…相手が私だから照れているんですか?」
南部「そんな事あるわけないだろ!」
ロッティ「それだけ失礼な事を言ったんだから、ちゃんと教えてくださいよ」
南部「う…」
ヴェルト「いつものように景気よくぶっ放してくださいよ、砲雷長殿」
徳川「そうか、そうか…。南部は嫁さんを探していたのか」 - 『V』第7話より。両親からの見合い話を一蹴しようとするが、パーティー会場で想い人の事を思わず口走った為に、ロッティやヴェルト、更には徳川に弄られる羽目に。
- 南部「艦長! 波動砲ならば…!」
沖田「駄目だ! 地表で波動砲を使用すれば、どのような被害が出るかわからん! 波動砲を使うのは最後の手段だ!」 - 『V』宇宙世紀世界ルート第30話「変わりゆく世界」で第6の使徒のコアを撃ち抜く際の提案として。木星の浮遊大陸を消滅させた物を地球上で撃った後の事自体想定していないような発言で沖田に叱咤されている。
- 「…対話が成功しなかった場合は波動砲を使って殲滅するのも…」
- 『V』ヤマトルート第44話「挟撃、ドメル幕僚団」にて、ELSへの対策の協議中に。そんなことをすれば泥沼の殲滅戦になるだけであろうに…(事実、後の話でデスラーがELSの大群をデスラー砲で迎撃した際はそのようになりかけた)。ちなみに、ユリーシャからも「そんなに波動砲を撃ちたいの?」と突っ込まれている。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ヤマト
- 砲雷長を務める。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』で南部康雄を演じた赤羽根健治氏は南部について「自分が好きだと思ったら、相手も自分を好きだと思ってしまうタイプ」「軽率な発言さえなければ、基本的には良い人」と、評している。
- 「砲雷長にして古代進の交代要員でもある」というポジション上仕方無いことだとは思うが、『鋼の超感謝祭2016』にて島大介役の鈴村健一氏に「(良い台詞を南部役の)赤羽根君が大体言うんですよ」と嫉妬交じりで言われていた[3]。ちなみに古代進役の小野大輔氏もオーディオコメンタリーで全く同じことを言っていた。
- 南部康雄は旧作でも第一作目から存在する最古参のキャラクターであるが、当時は非常に余りにも影が薄く[4]、リメイクにあたって最も大きく設定が変更された一人である[5]。旧作版と比較して外見まで変わっているのは南部と兄と弟に分裂したタランぐらいだろう。