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2021年5月3日 (月) 19:59時点における版
ユニウスセブン(Junius Seven)とは、『機動戦士ガンダムSEED』および続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』登場したプラントの農業用コロニー(の残骸)。
概要
SEED
宣戦布告から3日後となるコズミック・イラ70年2月14日、地球連合軍がユニウスセブンに仕掛けた核攻撃事件「血のバレンタイン」によって24万3721名の犠牲者[1]を出し、地球連合とザフトが全面戦争に突入していく切っ掛けとなった。
『SEED』第7話「宇宙の傷跡」においてプラント側は議長であるシーゲル・クラインの娘ラクス・クラインを追悼慰霊団の代表に任命して、ユニウスセブンへ派遣した。
また、同話においてアークエンジェル隊が水不足に陥った際にムウ・ラ・フラガの提案でユニウスセブンの残骸から水を補給している[2]。
SEED DESTINY
「先の大戦」を経たコズミック・イラ72年3月10日、地球連合とプラント間の停戦条約がユニウスセブンの地で結ばれた。いわゆる、「ユニウス条約」である。
ところが、コズミック・イラ73年10月3日、『SEED DESTINY』第6話「世界の終わる時」においてユニウスセブンは、サトーらザフトの過激派によって地球へ向けて落とす質量弾として使用されてしまう。
ミネルバ隊等の活躍によってユニウスセブンは破砕されたものの、大気圏突入で燃え尽きてしまうサイズにまで小さくできなかった為、地球上に甚大な被害をもたらした。世に言う、「ブレイク・ザ・ワールド」である。そして、この事件が切っ掛けとなって地球連合とプラント間の二度目の戦争に突入する。
コズミック・イラの歴史を振り返れば、「ユニウスセブンは地球連合(ナチュラル)とプラント(コーディネイター)間の二度にもわたる大戦の直接の切っ掛けとなった『悲劇の舞台』である」と評する事ができよう。
登場作品
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。ポイントU777に存在しているが、プラント自体が鎖国していたため「本来何もない場所」として扱われていた。しかし序盤、血のバレンタインにより『SEED』原作同様に核を撃ち込まれて崩壊する。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 旧ザラ派のテロリストの手によりユニウスセブン落としが行われたが、時空振動弾の発動により、ユニウスセブンは次元の狭間に閉じこめられ、大特異点と化した。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦W
- スーパーロボット大戦L
- 『DESTINY』準拠なので、既に核攻撃によって崩壊した状態で存在する。作中序盤で「ブレイク・ザ・ワールド」のシナリオがあり、破砕作戦のためにザフトの部隊とLOTUSがそれぞれ向かう。
- なお、どこからきたのかは不明だがユニウスセブンの残骸に擬態獣が住み着いており、ザラ派残党のテロリストと交戦している時に湧いて出てくる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 『DESTINY』設定での初登場。「ブレイク・ザ・ワールド」のシナリオがあり、破砕作業の為にゲッターチームとミネルバ隊が向かう。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ギガノス帝国と木連が、ユニウスセブンの残骸を地球に落とそうとする。
脚注
資料リンク
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