「アーマス・ゲイル」の版間の差分
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2019年6月23日 (日) 00:55時点における版
アーマス・ゲイル | |
---|---|
外国語表記 | Ahmos Gale |
登場作品 | 蒼き流星SPTレイズナー |
声優 | 堀秀行 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | グラドス人 |
性別 | 男 |
年齢 | 25歳 |
出身 | グラドス星 |
所属 | グラドス軍 |
軍階級 | 中尉 |
アーマス・ゲイルは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物。
概要
グラドス軍に所属するエイジの士官学校の先輩で、エイジの姉ジュリアの婚約者。
複数の部下を率いる部隊の指揮官で、指揮官及びSPTパイロットとしては一流の実力を持ち、グライムカイザルに搭乗した。
将来の義弟であるエイジとは兄弟同然の関係で互いに強い信頼関係を結んでいたが、グラドスの地球侵攻を地球側に伝える為に密航して火星に逃げ込んだエイジに対し、図らずも地球侵攻軍に参加していたゲイルが追撃の任に就いてしまう。
他のグラドス人と同様に地球人を身内で争いを繰り広げる愚かな存在と見下しつつも、グラドス人としては清廉潔白な人物で、エイジに対しても自らの手で討つのは躊躇い、結果はどうあれ投降して裁きを受ける事を望んでいるが、反面その事で一時謹慎を命じられたり、エイジとジュリアが地球人の血を引いている事でゴステロら同じグラドス人からもやっかみを受ける苦しい立場でもあった。
何度かのエイジとの戦いを経た末に15話にて遂にエイジを討つ覚悟を決め、同話で激闘を繰り広げた末、フォロンによるV-MAXの発動により乗機のグライムカイザルを撃墜され、その最期にエイジの行動を理解して死亡した。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 序盤は敵として立ち塞がる。ただしエイジで説得や戦闘で互いを生き残らせる条件によってストーリーが変更される。生存フラグを立てればレイズナーのV-MAXによって撃墜された後、オーブによって救出され施設で入院していたことが明かされ、終盤で仲間になる。
- 魂を修得するが、グライムカイザルの火力が貧弱なので活かしにくい。自身のパラメータ自体は悪くなく、指揮技能を持っているため、使おうと思えば十分使える。とはいえ、生存ルートに入る事はあのグレートゼオライマーを諦める事と同義で、しかもジュリアのパイロット化とも択一なので、悪くない扱いではあるはずだが実際に選ばれるかというと…。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。敵として宇宙編にのみ登場。V-MAXの発動によって暴走したレイズナーの体当たりで大破し、命を落とす。その後、隠しシナリオでDG細胞によって人格破綻した姿で復活。その時のゲイルの変貌振りはエイジが戦闘終了後も怯えた程。味方にする予定があったのか、攻略本では精神コマンドが設定されている。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- リアル系のみ序盤に敵として登場するが、撃墜されて戦死する。説得するとV-MAXで撃墜されるがその後生存していたことになり、味方に加入する。なお本作は第2部がベースなので、エイジは自分の意志でV-MAXを発動したことになる。
- 特筆すべき程の扱いで無いようにも見えるが、第一部要素を含みながらジュリア共々姿すら見えない『OE』のような例もあり、彼にとってはこれでも『XO』と並び相当厚遇された部類と言える。
- スーパーロボット大戦GC
- 原作どおり死んだと思われていたが、グラドス宙域でのグラドス艦隊との戦闘の際、ザール星間帝国と手を切るべきとの主張を持つ派閥の大艦隊を率いてエイジと再会を果たす。自軍には加入しない。
人間関係
- アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
- 後輩。将来の義理の弟にもなるはずだったが、敵として対峙する事に。彼に対してはジュリアの事を抜きにしても強い信頼関係を築いていたが、あくまでも同じグラドスの同胞としてエイジが降伏する事を望んでおり、14話で一時降伏したエイジ達が逃げた事によって本当に討つ決意を固めるまで説得を続けた。最期の際は地球を守ろうとしたエイジの心を理解した。
- アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
- 婚約者。彼女との関係故に他のグラドス人から白い目で見られる事もあった。
- カルラ・エジール
- 部下。ゲイルに好意を寄せているが、ゲイル自身はジュリアの存在故にあくまでも有能で信頼できる部下として接していた。
- ゴステロ
- ジュリアと婚約した事で嫉妬されており、ジュリアに手を出そうとしたゴステロを以前に殴打した事もあった。その為にゴステロから命を狙われるまでになる。
- グレスコ
- 上官。第3話でエイジを討たなかった事の責任を理由にゲイルに独房入りを命じた。
- CCCのメンバー
- 第1話で彼らの仲間を多数死亡させた切欠を作り、基本的に他のグラドス人程露骨ではないにせよ、地球人である彼らを見下していたが、14話で捕虜とした際はグラドス人と変わらない姿を見て彼らに理解を示す態度を見せた。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
エイジに比肩する高水準の能力を持つ。
精神コマンド
- 新
- 根性、信頼、必中、威圧、覚醒、魂
- リンクバトラー
- ひらめき、根性、必中、覚醒、信頼、魂
- 64
- 根性、信頼、必中、威圧、覚醒、魂
- J
- 集中、闘志、ひらめき、熱血、直撃、魂
- XO
- 集中、狙撃、ひらめき、熱血、直撃、魂
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「メロスのように ~LONELY WAY~」
- オープニングテーマ。
名台詞
- 「覚悟を決めろ!」
- ゲイル「聞けエイジ… お前の祖国はグラドスだ。お前はグラドス人として育ったはずだ」
「俺もお前をグラドス人としか見ていない… それを何を血迷って地球人の味方をする?」
「そこまでお前を育てたのはグラドスだぞ。グラドスの陽の光、大地、空気がお前を育て上げたのだ…!」
エイジ「それでも僕の血の半分は地球人の血です!父さんは地球人です!」
ゲイル「眼を開け、エイジ…開いてよく見るのだ。地球人の宇宙進出が今後どれだけ騒乱の元になるか…」
「現に彼らは騒乱の火種を抱えたままに、この火星に足場を構えている」 - 第2話より。エイジが地球人とのハーフである事を思い出してもなお、地球の危険性を説きエイジをグラドス人として説得しようとした。
- (エイジ、投降してくれ… 今ならまだ間に合うかもしれん…)
- 第13話、エイジ達を拘束したロシア軍の艦に攻撃をかけながら。
- ゲイル「…君は奴らを見てどう思う?」
カルラ「反逆者と地球人です」
ゲイル「それだけか? 私には彼らが我々と同じ人間に見える… そうは思わんか?」 - 第14話より。モニター越しにエイジ達と地球人を見て、カルラにふと問いかけた一幕。後に語られるグラドス創生の秘密への伏線を感じさせる。
- 「エイジ、私がこれまでお前の処分をためらってきたのは、別にお前の姉を愛していたからではない…。
お前が好きだったからだ。俺の手の内にあれば、救える道もあると信じてのことだ」 - 処刑されそうになったCCC一団を脱出させるためカルラを人質にとる行為にまで及んだエイジに対し、正直な気持ちを吐露して最後までエイジを説得しようとする。
- 「エイジ…後悔するぞ」
- 結局意志を曲げなかったエイジが脱出する直前に。これがエイジと面と向かって交わした最後の言葉となる。
- (エイジ…俺とお前との間にあった絆は、これで全て切れたと思え)
- 自分の艦から逃げ出したエイジの姿を見て。これまでエイジに度々投降を促し、投降した際にCCC一団の生命の保証まで約束したゲイルであったが、エイジの地球を救う意志を改めて突きつけられた上に、グレスコ提督の命が「処置」、すなわち抹殺することであるということが確定したことで、もはや相容れない関係となってしまった。
- 「弟の血に濡れた手で、君を抱くことは許されない… さようなら、ジュリア」
- 第15話より。ジュリアの写真が入ったロケットを見つめた際の台詞。彼女とも決別する決意を固め、エイジを討つ覚悟を決める。
- 「男の死に様は二つ。名誉ある死と、犬死だ。私は勇気のある真の男には、誇りある死を送りたい…」
- エイジのシャトルを捕捉してからの出撃の際、随伴しようとするカルラを制止して。グラドスの同胞であったエイジに対し、せめて対等な戦いで決着をつけようという意志を示した。
- 「甘いな! お前の背負った地球とやらの重みをかけて挑んで来い!」
- 自分との対決となりながらも攻撃を決めきれないエイジに対し。
- 「途中で投げ出すとは、らしくもないなエイジ…! 許せ!」
- 一騎打ちのさなか、突如動きを止めたレイズナーに向かって。それがエイジの意志ではなく、レイズナーに隠されたプログラムの発動であるとは知る由もなく…。
- 「なんという、清らかで美しい光なんだ… お前が、命を賭けて守ろうとする…あれが地球か…」
「あれが、お前の………地球、か…」 - 死に際。地球の光を目の当たりにし、その美しさに感動する。この時の音声がレイズナーにも残されていたためジュリアの耳にも届けられ、彼が地球を守るべき価値ある星だと知ったことが伝えられた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「エイジィ、まだ遅くはないィィ。ワダジドイッジョニィ、ゴィィ」
「ジュ・・・ジュリ・・・」 - 『新』隠しシナリオ「狂気の力」にて、エイジ及びジュリアとの戦闘前会話。生前の記憶が言わせているのかは不明だが、人格が破綻しており、エイジも怒りを露にした。