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2018年11月6日 (火) 14:35時点における版
パソコンとは、個人用のコンピュータ。パーソナル・コンピュータの略語。PCとも呼ばれる。本項目では『スーパーロボット大戦シリーズ』と登場作品のパソコン用ゲームについて取り扱う。
沿革
1980年代
様々なメーカーが独自形式のコンピュータを出していたため、同じゲームで複数のバージョンが発売されていた。当時はパソコン専用のゲームソフトが多く、家庭用への移植は一部にとどまっていた。
80年代後半には18歳以上を対象とした性的表現が含まれるゲーム(俗に言う「アダルトゲーム」)が普及し始めている。[1]
1990年代
家庭用への移植やマルチタイトルが増えてきた時期。パソコンのスペックを生かしたロールプレイングゲームやシミュレーションゲームが主流。一方で、海外では3Dポリゴンを活用したゲームが増えていき、プレイステーションなどに移植された。
1990年代後期にはネットワーク機能を有したゲーム機も発売されるが、パソコンとの連携は2000年代中期以降になる。
その一方、『エミュレータ』と呼ばれるゲームソフトのプログラムをパソコンに取り込んで遊んだり改ざんするなど個人ユーザーも増えてきた。当然ながら著作権に関わることで、他人にそれらを公開・提供することは違法行為であり、処罰の対象となる。
『ツクールシリーズ』といったコンストラクションソフトも発売され、アマチュア製の無料ゲーム「フリーゲーム」や同人ゲームの普及も広がっていく。
2000年代
インターネットが本格的に普及し、それに伴ってゲーム機もインターネット対応が標準化、オンラインで直接ソフトデータをダウンロードで購入したり、ゲームソフトに付属するシリアルコードやプロダクトコードを用いて、音楽や画像などの一般量販店では手に入らない特典を入手することが出来るようになった。一方でパソコンの機能やスペックも飛躍的に進化を遂げ、動作に高スペックを要求されるMMORPG(多人数オンラインRPG)やFPS(一人称シューティングゲーム)がメインストリームとなっていった。
後半にはアイテム販売などで利益を上げる基本無料型のソーシャルゲームが登場。パソコンでも2010年代以降、ブラウザゲームとして爆発的に広がっていく。
2010年代以降
パソコン、ゲーム機双方のスペックアップに伴い開発費が高騰するようになった結果、パソコンと家庭用で同じゲームを発売するマルチタイトルが増加。また、パソコンゲームのパッケージソフトは一部[2]を除いてほぼ消滅し、ダウンロード販売がメインとなる。[3]
スパロボシリーズにおけるパソコン用ソフト
シリーズの特性上、パソコンをプラットフォームとするスパロボ作品は無く、2001年に関連作品で『スーパーロボットバトルメーラー』がリリースされるのみであったが、2013年に『スーパーロボット大戦Card Chronicle』のmixi移植版がリリースされ、これが実質的な正式シリーズ作品における初のパソコン向けタイトルとなった。
また『スーパーロボット大戦X-Ω』は各プラットフォームOS(iOS / Android)に対応したタブレットPCでのプレイが可能となっている。
関連項目
- 機神咆吼デモンベイン
- 原作となるアダルトゲーム『斬魔大聖デモンベイン』が発売。
- マブラヴ オルタネイティヴ
- オリジナルとなるアダルト版と全年齢版が発売。