「ヘスター・ギャロップ」の版間の差分
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*声優:藤田淑子 | *声優:藤田淑子 |
2013年3月21日 (木) 20:50時点における版
ヘスター・ギャロップ(Hester Gallop)
新国連を率いる女傑。新国連事務総長にして、世界政府準備議会代表を務める。アルヴィスの戦果を自らのプロパガンダに利用するなど、老獪な性格。
竜宮島の戦力を取り込もうと様々な圧力をかけて来ることから作中では悪役のように描かれているが、人類を守ろうという信念は本物であり、アルヴィスの大人たちは彼女の立場をわりと理解している様子も見られる。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦K
- その高圧的な言動のせいで、霧子のみならず部隊のメンバー達に嫌われている。前作のWに登場した同じ事務総長の肩書きの版権キャラであるロゼ・アプロヴァールとは対照的な人物と言える。
ジブリールとつるんでおり、彼女自身もブルーコスモスっぽい発言がままある。言うなればJやWにおけるコルベットのような役回りではあるが、フェストゥムら人外の敵の脅威は理解しているようで、地球の危機そっちのけでコーディネイター排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れたり、ミツヒロとの会話で「資金を優先的に回してもらうには、今は尻尾を振り続けるしかない」といった意味の発言もするなど、ジブリールより遥かにまともな人物として描かれている。三輪長官やコルベットのようなこの手のポジションの人物では珍しく、最終的にはプラントやオーブとも和解して共に協力し合うようになる。
余談だが、Kでは顔グラの為か、初老の男性に勘違いしてしまった初見のプレイヤーも多かった模様。 - スーパーロボット大戦UX
- 今作ではハザードと手を組み様々な謀略を張り巡らせる。
人間関係
他作品の人間関係
ガンダムシリーズ
- ロード・ジブリール
- Kでは彼と共に連合の音頭を執っているが、内心では彼のやり方に辟易していた。
- ユウナ・ロマ・セイラン、ミーア・キャンベル
- Kでは最終話で過去の事での後ろめたさから素直に協力を要請できないヘスターの協力要請を快く引き受け、ヘスターも彼らに深く感謝する。
リアル系
スーパー系
- 司馬遷次郎
- Kでは協力関係にある。会話における互いの口ぶりから察するに、旧知の仲の可能性も見受けられる。
- 葵霧子
- Kでは協力関係にあるのだが、人類同士の戦争に関する考えの違いから、序盤から対立気味であったが、最終話で和解した。
バンプレストオリジナル
- アンジェリカ・シャルティール
- 中盤でのブルーコスモスっぽい発言に対して、自身が地球人ではない故に内心毒づいていた。
スパロボシリーズにおける名台詞
- 「地球連合の代表として改めて要請します…」
「光子力研究所、ダンナーベース、ビルドベース、大空魔竜の各部隊は…」
「地球連合軍と合流し、対ザフト軍の作戦行動に参加しなさい」 - 通信でダンナーベースの霧子に対し、地球連合に協力することを要求するも、真意を見透かしていた霧子にあっさりと突っ撥ねられてしまう。
- 「そうですか。ではこれより、あなた方を地球連合に敵対する組織と見なします」
- 地球連合に協力することを断った霧子に対して警告をするも、当の霧子からは「好きにしな」と一蹴されてしまう。
- 「失礼な! あんな宇宙の化け物と一緒にしないでいただきたいですわ!」
- 霧子が「ナチュラルもコーディネイターも同じ人間じゃないか」とコーディネイターを擁護したことに対し、彼女はブルーコスモスっぽい発言で反論してしまう。
- 「これは、フェストゥムとの人類の存亡をかけた戦いです!」
「私だけが後方で黙って見ているなど前線の兵に失礼でしょう!」 - Kより。連合の北極におけるフェストゥムとの総力戦に際して、参上したアークエンジェルに対して。実際、彼女は乗艦を攻撃されながらも自ら前線に出て陣頭指揮を執っており、単なる口先だけの意地悪婆さんではないところを見せつけた。基本的に嫌味なキャラではあるが、不利になるとすぐに逃げを打つどこぞのブルーコスモス盟主よか、よっぽど気骨の感じられるセリフではある。
ちなみに、原作ではKとは逆に後方で踏ん反り返って祝杯まで上げていた。