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'''[[真ゲッタードラゴン]]'''最終形態のドラゴン形態。
 
'''[[真ゲッタードラゴン]]'''最終形態のドラゴン形態。
  
その姿は原作漫画版『[[ゲッターロボG]]』に登場したアトランティスの龍型最終兵器「ウザーラ」に、アレンジしたゲッタードラゴンの上半身を乗せた形状となっている。
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その姿は原作漫画版『[[ゲッターロボG]]』に登場したアトランティスの龍型最終兵器「ウザーラ」の人型の部分を、アレンジしたゲッタードラゴンの上半身に挿げ替えた形状となっている。
  
 
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===

2017年10月13日 (金) 22:41時点における版

真ドラゴン
外国語表記 Shin Dragon
登場作品 真ゲッターロボ 世界最後の日
分類 対ゲッター線用兵器
機種 真ゲッタードラゴン
全長 6000 m(推定)
動力 ゲッター炉心
エネルギー ゲッター線
装甲材質 ゲッター合金
変形形態 真ライガー
真ポセイドン
乗員人数 3名(號のみでも操作可能)
パイロット
【メイン】
【サブ】
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概要

真ゲッタードラゴン最終形態のドラゴン形態。

その姿は原作漫画版『ゲッターロボG』に登場したアトランティスの龍型最終兵器「ウザーラ」の人型の部分を、アレンジしたゲッタードラゴンの上半身に挿げ替えた形状となっている。

劇中での様相

真ドラゴンを失った後宇宙に逃れたコーウェンスティンガーらは、木星に赴き、それをゲッター太陽化させて地球人類に反抗する。 その結果訪れたの危機に際し、生命機能を失っていたはずのが反応、卵の状態に還元されていた真ドラゴンを覚醒させ、最終形態へと進化を遂げた。

その圧倒的攻撃力で、地球に向けて飛来中であった木星の衛星ガニメデを一撃で破壊。その後渓との乗るBT-23を吸収する形で内部に収納。更にワームホールによる空間転移で真ゲッターロボと共に木星への奇襲を敢行し、木星に巣食うインベーダーに立ち向かった。既に木星そのものに寄生を果たしていたコーウェンとスティンガーの圧倒的な力に追い込まれるも、真ドラゴンと真ゲッターロボの力を合わせ放った「ファイナルゲッタートマホーク」により、木星の衛星ごとコーウェンらを殲滅することに成功した。

だが、惑星の数十倍にも及ぶ次元断層が出現した事で太陽系の危機を察し、真ゲッターロボは炉心を真ドラゴンとリンク、真ドラゴンの最終兵器「シャインスパーク」にて次元断層内部に突入、内部から断層を消滅させる。その次元が交錯する空間において、真ドラゴンすら遥かに超える巨大なゲッターとその敵対者との戦争を目撃した竜馬達は未来永劫の戦いの渦に飛び込み、號達に地球の未来を託した。真ドラゴンは號達と共に元の世界に帰還し、エネルギーを使い果たし活動を停止した。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
最終形態は「真ゲッタードラゴン」名義(渓が「真ドラゴンではなく真ゲッタードラゴン」と発言している)。真ライガー真ポセイドンは武器扱いで、シャインスパークは合体攻撃となった。今回のサイズは味方ユニットでは3機目の3L。
本作では戦艦扱いで搭載も可能。原作の描写を見れば当然なのだが、搭載した機体がゲッター線によって変な進化をしてしまわないか心配である(別作品ではあるが、ゲッター線を浴びた事で進化した機体もあるので)。実際、撃墜されるとゲッター線汚染間違い無しといったアニメーションが……。ちなみにフル改造ボーナスが「毎ターン隣接している味方機のENが50回復」と非常に有用なため、燃費の悪いスーパーロボットにとってはかなりありがたい。ソルグラヴィオンと合わせれば、隣接機体はかなりの燃費向上が見込める。また、なんとタワーから改造引継ぎが発生する。戦艦枠の引継ぎという意味では納得がいくが。地形適応は何と空・陸・海。と言っても號の地形適応のせいで空以外では戦闘しにくい(海で戦う機会は無いが、ゼロレクイエムルートでは1話だけ空で戦う機会がある)。また性能もサイズ3Lのおかげで火力は高いが、サイズのせいでまず回避は不可能。
ちなみにプロローグで登場する第一形態は何と移動してくる(移動力1だが)。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
再世戦争の後は封印されていたが、エタニティ・フラットの危機やジェミニスを始めとする数々の危機を前に再覚醒が進められ、第45話「暗黒の神ミケーネ」でようやく再起動して参戦。登場するなりマジンガーを覚醒させるべくゲッタービームをブチかましている。
武器の演出が色々と変わったが基本性能は変わらず、再世篇と同じ感覚で運用できる。ただし今回はシャインスパークはなし。サイズ差補正のおかげで火力が凄いことになっている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
中盤真ゲッターと共に参入する。機体性能に大きな変化はないが、パーツスロット数が2に増えている。終盤に差し掛かる辺りで真シャインスパークが使用可能になる。
ちなみに、今回は再世篇や時獄篇とは違い(残されの海ルートで)水中戦も有り得るため、海適応の高さを活かせなくもない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
初登場作品。中盤のインベーダーとの決戦ステージ「ジュピター・ミラージュ」では一時的に最終形態が使用可能となるが、この戦闘で故障して使用不可となる。終盤の「反乱惑星の対決!」あるいは「禁断惑星のシビル」から正式に使用可能に。
肝心の性能だが、防御面は真ゲッターと同程度の性能しかなく、驚くほど脆い。その上原作設定でオープンゲットが無いため、回避面では真ゲッターに劣る。が、一応宇宙Sという利点はある。攻撃力も数字上は文句なしだが、チェンジアタック以外は陸(と参戦時には意味のない海)の地形適応が悪く、相手によっては思ったほどの威力は出ない。ちなみに、他2形態は全武装が全地形Aである。パイロットについては、マップ兵器を使用する場合は覚醒幸運を自力で使える竜馬チームの方が相性がいい。ボス戦は真ドラゴン、雑魚は真ライガー、援護は真ポセイドンで戦うといいだろう。
なお、この(バトル7でも物理的には搭載できない)巨体だがゲームのシステム上戦艦への搭載は可能地上で戦っても問題無いのか(シャインスパークとかFGトマホークなどは特に)に関しては明確にはされていないが、修復の際にデチューンして解決したものと思われる。(ゲーム中ではスポット参戦時に「地球では使えない」と言われ、入手時には「敷島博士が真ドラゴンを使えるようにした」とだけ語られる)。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
味方ユニットとして登場。
スーパーロボット大戦V
真ゲッタードラゴン表記で登場。初登場は第40話。
本作では真・科学要塞研究所にて剣造によって改修されていたという設定で、初登場時にはエンブリヲに利用された(フリをしている)早乙女博士に奪取されてイスカンダルへの出航直前の地球艦隊・天駆の前に敵として立ちはだかるという驚愕の展開に(ゲーム作品でこの形態で敵として登場するのはAnother Century's Episode 3 THE FINAL以来となる)。敵対している間は未完成と言う事かブーメランとビームしかない。その代わりに剣造によって改修されているためか、一品物の超合金ニューZを持っているため低燃費と毎ターンENが10%回復が合わさってEN切れを狙うのは不可能。
その戦闘中に早乙女博士の手によって完成し、エンブリヲの目を盗んで乗り込んだ號・渓・凱をそのままパイロットにして参戦する。今回はチェンジ・真ライガーの弾数が8に、チェンジ・真ポセイドンがEN消費武装(消費EN20)に変更され継戦力が改善されている。一方でブーメランの射程は1~2のまま。
また、今作の鉄也の目的を考えると、マジンガーZが破壊の化身と化した際のカウンターとしての役割も持たされていたようであるが、劇中はマジンエンペラーGの起動にも大きく関わっている。
エンブリヲが狙ってきたのはアウラが開放されたため、新たなマナの供給元を求めた事が大きい。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ゲッタービーム(頭部)
額から放つゲッタービーム。通常のドラゴンのゲッタービームと同系列の武器だが、その体型もあってあまり使われず原作でもインベーダーに丸呑みにされた際に使っただけである。
ゲッタービーム(龍)
龍の口から放つ超高出力ゲッタービーム。原作ではストナーサンシャインですら破壊できなかった木星の衛星ガニメデを一撃で破壊した(ゲッターエンペラーが月をビーム一発で破壊した事のオマージュだろうか?)。
『第2次Z』、『第3次Z』では単体での最強武器。珍しく射程が長い。
ゲッタービーム(マップ兵器版)
広範囲直線型のマップ兵器版。
ダブルトマホーク
ドラゴンと同じく肩に収納されたトマホーク。ゲッタードラゴンのダブルトマホークを大型化したような形状。実は原作ではそのままで使用していない、と言うより真ドラゴンは形状の都合でインファイトはほぼ無理(下半身のウザーラ部分が大きすぎるため、上半身のドラゴン部分の腕が敵に届かない)。
『D』ではオリジナルの演出で使用。構えた後相手の上を取り、落下しながら切り裂くというかなり無理な機動を取っている。
ダブルトマホークブーメラン
その名の如く、トマホークをブーメランにする。初使用時はエネルギーを貯めたトマホークを投擲し、真ゲッター1のゲッタービームを直撃させる事でゲッターエネルギーを収束させて、ワームホールを発生させた。使用時には號がレバーを握って投擲する。なお、投げつける時の號の構えは漫画『巨人の星』の「大リーグボール」を彷彿とさせる。
木星での決戦時も使用。この時は2つのトマホークを連結させて投擲した。
『第3次Z』では何と射程1~2。ブーメランと言うにはあまりにも短すぎる射程になっている。

必殺技

シャインスパーク
真ドラゴンの最終兵器。ゲッタードラゴンのものと同じ技だが、ペダルを踏む必要はない(そもそもペダルが無い)。原作では直前の戦闘の影響で出力が上がらないという状態だったため、ファイナルゲッタートマホークの反動で両腕を失った真ゲッターをゲッター炉にして使った。そのため本来は真ドラゴン1機でも使えると思われる。発動すると次元断層を超えてなお、余波で星がつぶれる程の威力がある。
次元断層に進入した時にゲッターエンペラーと一瞬の邂逅を果たした。
なお、竜馬達は「真ドラゴンがゲッタードラゴンの集合体ならシャインスパークが使えるはず」「早乙女博士なら必ず使える仕様にしているだろう」くらいのノリで使用に踏み切っており、実は本当に使えるかどうかすらわからないぶっつけで使われている。竜馬に「わかってるな?」と言われて號が普通に理解していたようなので、真ドラゴンのキーとして作られた號が知っていた可能性はある。
ちなみに真・シャインスパークではない…のだが、再世篇では「真シャインスパーク」名義の合体攻撃となっており、表記揺れがある。
シャインスパーク(マップ兵器版)
広範囲直線型のマップ兵器版。『D』では覚醒のある竜馬を乗せた方が有効活用できる。
真ドラゴンチェンジアタック
現状『D』のみ採用の、各ゲッターの形態による連続攻撃。そのままの変形演出が厳しいためか、真ポセイドン以外は画面外で変形する。流れはゲッタートリプルサイクロン→ダブルトマホーク→ゲッタードリル。この作品ではチェンジアタックの〆が3→1→2の順で固定されている。
チェンジ・真ライガー
下記のポセイドン共々、『第2次Z再世篇』以降に追加された攻撃。ライガーに変形してゲッタードリルで突撃する。バリア貫通効果を持ち合わせ、陸の地形適応も当然S。さすがに『第2次Z』ではドリルミサイルは飛んで行かない。仮に飛んで行ったら、格納されている機体は大変なことになりかねない……はずが、『第3次Z』では本当にドリルミサイルになった
チェンジ・真ポセイドン
ポセイドンに変形してゲッタートリプルサイクロンを放つ。海の地形適応はS。が、真ドラゴン参戦後に海は無いので意味はない。
『第3次Z』では攻撃がゲッターエレキに変更。参戦時期が後半に差し掛かる辺りと割合早い上に地上戦が割りと多いため、海適応も生かせる。

合体攻撃

ファイナルゲッタービーム
真ドラゴンと真ゲッター1のゲッタービームを合わせた攻撃。作中では攻撃目的では使用されておらず、木星の核を安定させるために発射した。
『D』では同条件ならシャインスパークの方が威力が上(しかもEN消費が同じ)。その為基本的には魅せ技である。
ファイナルゲッタートマホーク
真ゲッター1に真ドラゴンのゲッターエネルギーを集中させ、真ゲッター1のゲッタートマホークを巨大化。木星の衛星と巨大化したコーウェン&スティンガーを一刀両断した(勘違いしがちだが、この時点で木星は両断されていない)。
『D』では当然のようにどこでも使える。やはりこちらも『D』ではEN消費・気力制限がシャインスパークより上にも関わらず威力が全く同じと、真ドラゴンから撃つと魅せ技にしかならない欠点がある…。『第2次Z再世篇』では攻撃力が上がり、十分な必殺攻撃として機能する。
残念ながら『第3次Z』では使用不可。
真シャインスパーク
上記シャインスパークの合体攻撃版。『第3次Z』では『天獄篇』の終盤に差し掛かる辺りで使用可能になる。
『天獄篇』では真ドラゴンのモーションが元祖ゲッタードラゴンと同じになっている。更にこれまで一瞬の登場ばかりだったゲッターエンペラー艦隊の登場シーンの尺が、割と長く取られている。

特殊能力

変形
『D』のみ。
EN回復(小)
『D』のみ。『第2次Z再世篇』では隣接する味方機のENを回復する効果が採用された。

移動タイプ

宇宙
『D』において。飛行可能。但し、3形態の中で唯一地上に降りられない。
宇宙
『第2次Z』・『第3次Z』において。変形がなくなったためなのか地上を這える。全長6kmの真ドラゴンが地上を駆ける図は極めてシュール(おあつらえ向きにちゃんと地上ステージがある)。

サイズ

2L(LL)
『D』ではこのサイズ。2Lでは収まらないサイズなのだが、当時のシステムでは止むを得なかったのだろう。
3L
『第2次』・『第3次Z』。自軍では唯一の3L。サイズ差による攻撃力の上昇が著しい。

カスタムボーナス

自軍フェイズ開始時に、隣接する味方ユニットのEN50回復
第2次Z再世篇
自軍フェイズ開始時に、隣接する味方ユニットのEN40回復
第3次Z

機体BGM

「HEATS」
OVAのOP第2テーマソング。

関連機体

ゲッタードラゴン
ウザーラ
原作漫画版『ゲッターロボG』に登場したアトランティス文明の機動兵器。真ゲッタードラゴンのモデルとなった機体である。竜の首は(というよりも下半身諸々が)ほぼまんまである。

余談

  • SRWシリーズの分家であるAnother Century's Episode 3 THE FINALでは號に搭乗を拒否された結果、本機は最終的にオリジナルキャラクターのベルクトに奪取されてラスボスとして立ちはだかる驚きの展開を見せた。かつてのSRWでも『』におけるゴステロデビルガンダムOG、『F完結編』におけるシロッコ、またはシャピロ搭乗のヴァルシオンといった別の作品同士のパイロットと機体の組み合わせのラスボスは存在したが、真ドラゴンは出典作でラスボスポジションに位置するデビルガンダムヴァルシオンとは異なり、本来味方(しかも最終的な主人公機)なので余計に印象深い。
    • ちなみにこの真ドラゴンはベルクト一人乗りの上、彼は號と違いゲッター線に選ばれている訳でもない。そのためドラゴン形態のみで必殺技もゲッタービームのみと、戦闘力は號達の操る原作に比べて大幅に落ちているが、それは設定上の話。ゲッタービームは射角が広くトマホークブーメランは超誘導、尻尾の先からは見覚えの無い弾幕を張りまくったりとラスボスらしい強さを見せる。オマケにその巨体に関らず移動速度が異常で、追いつける機体は一切存在しない。ラスボスであるが故、最後は撃破されて爆散する。