「相克界」の版間の差分
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2013年2月1日 (金) 09:03時点における版
相克界
超時空世紀オーガスに登場する地上から150mの高さに存在する次元の歪みの層、もしくは時空振動弾の発動によって誕生した混乱時空世紀の世界そのものを指す用語。
世界としての相克界
時空振動弾によって次元の壁が崩壊し、様々な平行世界が地球上に混在するようになった世界の事。構成する国家にはエマーン、チラム、ムウなどがある。暦は混乱時空世紀を用いており、桂が飛ばされたのは混乱時空世紀20年であった。
次元の歪みとしての相克界
上空150mに存在する次元の歪みの層。層内の時空は不安定なため、相克界より高く上昇することは不可能となっている。これによって兵器の運用にも制限がかけられている。(例としてはソニックブームを起こす超音速での飛行ができない)もし、相克界を突破して宇宙へ出ようとするには軌道エレベーターの内部を通過するしか方法がない。
また、相克界内は時空が不安定なためか電波もまともに通過しないらしく、電離層や衛星を利用した長距離通信も不可能となっている。そのため、長距離通信には光ファイバーネットワークを使うしかない。
地球全体が相克界というビニールに覆われたビニールハウスのような状態なので、温室効果により地球全体で気温が上昇している。それだけでなく、レンズのように働く事もあり、局地的に虫眼鏡で太陽の光を集めたかのような熱線を浴びる事もある。近い将来、この温暖化によって世界中の生物が暑さのために全滅するといわれており、ムウを除く各国はこの相克界を取り払うために時空修復に躍起になっている。
関連する用語
メモ
相剋界とも書かれるが、ここではゲーム中の表記の「相克界」に従う。
スーパーロボット大戦シリーズでの扱い
- スーパーロボット大戦Z
- トラパーによって相殺される設定となっており、それによって部分的に宇宙との行き来ができるようになっている。また、超重剣の初召喚時に月から飛んできた超重剣が相克界をブチ抜いて穴を開けた、その地点から宇宙との行き来が可能になるという描写がある(さすがに毎回穴を開けているわけではないと思われる)。アクエリオンの無限拳も相克界をブチ抜いて月面パンチしているらしい。なお、トラパーによって薄まったのか上空150mに存在するという設定は無視され、ずいぶん上空にあるようである。…まぁ、上空150mではダイターン3(全長120m)やバルディオス(全長100m)を動かすことすら困難になるので仕方がない。電波の不通に関しては言及されてないが、長距離通信が不可能な様子からこの設定も生きていると思われる。