「クリアーナ・リムスカヤ」の版間の差分

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*髪型:ロングヘアー
 
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*所属:[[リ・テクノロジスト]]⇒[[ブルー・スウェア]](スパロボD)
 
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**[[リ・テクノロジスト]]⇒鋼龍戦隊(OG)
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*好きなもの:甘いもの
 
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*キャラクターデザイン:鈴木幸江,糸井美帆(リデザイン)
 
*キャラクターデザイン:鈴木幸江,糸井美帆(リデザイン)
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彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立つ。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。
 
彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立つ。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。
<!-- 結局最後まで明らかにならなかった本来の「クリアーナ」だが、第2次OGで示唆された点から鑑みるに、本来の人格はクリスの方であり、リアナの方は後付けらしい。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。
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第2次OGでは兄の付き添いとして伊豆へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。反面、「私に、さよならを」では、二つの人格の件とクリス消失を明かしたタイミングが同時だったため、みな悲しむより驚きが先に立っており、悲しんだのはラーダだけでその後は誰にも触れられず、デザイアでの再登場でも他のキャラは無反応という有様で、前半と後半の落差が著しいキャラとなっている。
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本来の「クリアーナ」についても詳細が語られ、本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。
  
 
実は、この現象はペルフェクティオがメリオルエッセを創造したのと同じプロセスである。違うのは、メリオルエッセがフェリオの持つイメージをもとに肉体を構築され、そこに魂を宿らせた存在であるのに対し、リムは元々存在していた人間に新たな魂が加えられた、という点のみ。また、彼女に起きた現象は、フェリオが「破滅の王」に乗っ取られてペルフェクティオと化したのと全く同様。、このためリアナの方もクリスと記憶を共有し、そのためどちらが本来の人格なのかがわからなくなっていた。
 
実は、この現象はペルフェクティオがメリオルエッセを創造したのと同じプロセスである。違うのは、メリオルエッセがフェリオの持つイメージをもとに肉体を構築され、そこに魂を宿らせた存在であるのに対し、リムは元々存在していた人間に新たな魂が加えられた、という点のみ。また、彼女に起きた現象は、フェリオが「破滅の王」に乗っ取られてペルフェクティオと化したのと全く同様。、このためリアナの方もクリスと記憶を共有し、そのためどちらが本来の人格なのかがわからなくなっていた。
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もしも触れたのが本物の「鍵」であったならば、即座にメリオルエッセ化していたらしい。しかし、シュンパティアの搭載機であるブランシュネージュに乗り続けたことで徐々に存在の変質が進行し、問題のシナリオ「私に、さよならを」ではクリスの人格が消滅してしまう。つまりフェリオ同様、異界の存在=リアナに人格が乗っ取られた状態。さらにペルフェクティオによれば、存在をシュンパティアに依存するリアナもまた、遠からず消え去る運命だという。ただし、条件次第ではクリスの人格を残すことも可能。
 
もしも触れたのが本物の「鍵」であったならば、即座にメリオルエッセ化していたらしい。しかし、シュンパティアの搭載機であるブランシュネージュに乗り続けたことで徐々に存在の変質が進行し、問題のシナリオ「私に、さよならを」ではクリスの人格が消滅してしまう。つまりフェリオ同様、異界の存在=リアナに人格が乗っ取られた状態。さらにペルフェクティオによれば、存在をシュンパティアに依存するリアナもまた、遠からず消え去る運命だという。ただし、条件次第ではクリスの人格を残すことも可能。
  
ちなみに二人とも残存したDでも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは第2次OGとは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられる。-->
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フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。
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ちなみに二人とも残存したDでも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは第2次OGとは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられる。
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なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。
 
なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。
  
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:女主人公。主人公として珍しく二重人格者であるが、声入りでないためその実感はないかもしれない。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。
 
:女主人公。主人公として珍しく二重人格者であるが、声入りでないためその実感はないかもしれない。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べてDからの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。</br>CVが桑島法子女史であるため、「[[死亡フラグ]]が立った」とネタにされていた…が、今回とうとう本当に私にさよならしてしまう。Dでは語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、シナリオ上では優遇されている。
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:[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べてDからの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。</br>CVが桑島法子女史であるため、「[[死亡フラグ]]が立った」とネタにされていた…が、今回とうとう本当に私にさよならしてしまう。Dでは語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。
  
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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:リアル系だとこうなる。総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。
 
:リアル系だとこうなる。総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。
 
;[[加速]] [[不屈]] [[集中]] [[必中]] [[熱血]] [[絆]](ツイン)
 
;[[加速]] [[不屈]] [[集中]] [[必中]] [[熱血]] [[絆]](ツイン)
:『OG2nd』で取得する精神コマンドのラインナップ。
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:『OG2nd』で取得する精神コマンドのラインナップ。フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。
  
 
=== エースボーナス ===
 
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;「どうか元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……」<br />「大好きな……リアナ………………」
 
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:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再開できる日が来るのだろうか。
 
:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再開できる日が来るのだろうか。
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;(あれ、ちょっと可愛いかも……)<br />「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
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:[[妖機人]]の[[孟槐]]と[[抱キョウ]]に対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

2013年1月25日 (金) 00:30時点における版

クリアーナ・リムスカヤ(Kliana Rimskaya)

ジョシュア・ラドクリフの義妹で、本作の女性主人公。愛称は「リム」。

彼女と共鳴したウェントス曰く、「二つの魂を持つ娘」であり、それぞれクリスリアナという二つの人格を有していて、非戦闘時はおっとりした性格で天然ボケ気味のクリス、戦闘中は強気な性格であるリアナが表に出る(Dでは二つの人格の外見上の違いは目付き程度だったが、第2次OGでは目の色も変わっており、リアナの方は若干グルグル目になっている)。また、二つの人格は意思疎通が可能で、姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どっちが本来の性格であったかというのは分からないとの事。
このような事が起こったのは、養父であるフェリオ・ラドクリフの実験の被検体になった事が原因であり、この事が切欠でジョッシュは父親に反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身は養父を恨んではおらず、EDでも彼の優しさを思い出す描写が見られた。

甘いものが好きで、ココアを濃い目に入れる事がある。ここまではまだいいが、後半ではおにぎりにジャムを入れるなどの珍行動を見せた事も。感情を共有していることが原因か定かではないが、独特の味覚はウェントスにも伝播している。

その存在原理はメリオルエッセのそれに近く、彼ら6人が「不完全な体に不完全な魂を与えられた存在」であるのに対し、リムは「(既に魂の存在する)完全な体に完全な魂を与えられた存在」であるらしい。

彼女が主人公である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立つ。おまけに、グラキエースの人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。

第2次OGでは兄の付き添いとして伊豆へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。反面、「私に、さよならを」では、二つの人格の件とクリス消失を明かしたタイミングが同時だったため、みな悲しむより驚きが先に立っており、悲しんだのはラーダだけでその後は誰にも触れられず、デザイアでの再登場でも他のキャラは無反応という有様で、前半と後半の落差が著しいキャラとなっている。

本来の「クリアーナ」についても詳細が語られ、本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。

実は、この現象はペルフェクティオがメリオルエッセを創造したのと同じプロセスである。違うのは、メリオルエッセがフェリオの持つイメージをもとに肉体を構築され、そこに魂を宿らせた存在であるのに対し、リムは元々存在していた人間に新たな魂が加えられた、という点のみ。また、彼女に起きた現象は、フェリオが「破滅の王」に乗っ取られてペルフェクティオと化したのと全く同様。、このためリアナの方もクリスと記憶を共有し、そのためどちらが本来の人格なのかがわからなくなっていた。

もしも触れたのが本物の「鍵」であったならば、即座にメリオルエッセ化していたらしい。しかし、シュンパティアの搭載機であるブランシュネージュに乗り続けたことで徐々に存在の変質が進行し、問題のシナリオ「私に、さよならを」ではクリスの人格が消滅してしまう。つまりフェリオ同様、異界の存在=リアナに人格が乗っ取られた状態。さらにペルフェクティオによれば、存在をシュンパティアに依存するリアナもまた、遠からず消え去る運命だという。ただし、条件次第ではクリスの人格を残すことも可能。

フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。

ちなみに二人とも残存したDでも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは第2次OGとは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられる。

なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。

ちなみにクリスの方はリムの中で会話している扱いのため、戦闘台詞が( )で括られたキャラクターとなっており、歴代でもかなり珍しい扱いである。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦D
女主人公。主人公として珍しく二重人格者であるが、声入りでないためその実感はないかもしれない。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。
第2次スーパーロボット大戦OG
ブランシュネージュと共に参戦。ジョッシュに比べてDからの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。
CVが桑島法子女史であるため、「死亡フラグが立った」とネタにされていた…が、今回とうとう本当に私にさよならしてしまう。Dでは語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

スーパーロボット大戦D
ジョッシュとほぼ同等で、射撃に優れる。ただ、防御が全パイロット中58位とかなり低いので、ストレーガに乗せるのは厳しい。ちなみに、ジョッシュ編で仲間になるグラキエースと比べると、回避が10高い以外全く同じ(これはジョッシュとウェントスも同様)。
第2次スーパーロボット大戦OG
最大の特徴は、抜群の伸びをみせる精神ポイント。それに裏打ちされた補助系精神コマンドを駆使しての耐久戦を得意とする。集中力とSPアップを取得して精神コマンドに特化する手もある。

精神コマンド

不屈 鉄壁 熱血 必中 気合 
スーパー系の場合はこちら。「必中」を覚えるのがレベル20と遅く、それまではOZやザンスカールに苦戦を強いられる。ジョッシュとの違いは「加速」が「鉄壁」になっていること。
集中 加速 ひらめき 熱血  覚醒
リアル系だとこうなる。総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。
加速 不屈 集中 必中 熱血 (ツイン)
『OG2nd』で取得する精神コマンドのラインナップ。フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。

エースボーナス

最終命中率+15% SP+15(OG2nd)
エースボーナスでもSPが上昇する。

特殊技能

援護攻撃L3 援護防御L3 底力L8 コンボL3 ヒット&アウェイ シールド防御 切り払い 撃ち落とし
系統に関わらず技能はこのラインナップ。さすがに主役だけあってなかなか豪華な構成だが、大体においてリムの搭乗機となるであろうブランシュネージュデア・ブランシュネージュの場合、防御技能が「撃ち落とし」以外無意味化するのが問題。
援護攻撃L1 援護防御L2 底力L5
『OG2nd』で初期習得している技能。

パイロットBGM

「Duologue」
通常戦闘時のBGM。曲名は第2次OGでつけられたもの。意味は『対話』。
「Duet」
必殺技使用時のBGM。「Duologue」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。意味は『二重奏』。

人間関係

ジョシュア・ラドクリフ
義兄。クリス、リアナ共に慕っており、ジョッシュも「クリアーナ・リムスカヤ」の真相を知ってなお、「二人とも俺の妹」と断言する。
フェリオ・ラドクリフ
養父。ジョッシュとは対照的に慕っていた。
クリフォード・ガイギャクス
兄貴分的存在。ジョッシュとリムの機体を開発した。
ウェントス
条件次第でパートナーになる。基本的に互いに温厚な性格なので、気が合う模様。ウェントスに誕生日がないことを気遣うシーンや、エピローグで泣きそうになっているリムをウェントスが慰めるシーンなどを見ると、互いに気遣いあう、良き関係の模様。
グラキエース
ジョッシュのパートナー。ジョッシュ主人公で彼女が仲間になった際、リムは自機のシュンパティアをラキに託す事になる。関わりこそ少ないがリムはラキの事を信頼しており、ラキもリムの信頼に応えようとする等、割と良好な関係である。ちなみにリムの存在はメリオルエッセのそれときわめて近い(南極遺跡のテクノロジーで新たな魂を与えられている)が、5人が不完全なのに対しリムは完全である点が違う。
ウンブラ
リムが副主人公の場合、中盤でウンブラに重傷を負わされてしまう。

他作品との人間関係

クェス・パラヤ
彼女と親友同士に。ニュータイプお得意の洞察力で両方の人格を感じ取ってくれる。
ギュネイ・ガス
色々と親身に面倒を見てくれる。
シュワルツ
彼の事を慕っており、シュワルツもリムのことを親身に面倒を見てくれる。

名台詞

スーパーロボット大戦D

(…クリス。ほら)
「あの…わたしは、2人いるんです。2重人格っていってましたけど、違うんです。クリアーナ・リムスカヤは、2人なんです。お互い話もできるし…。ウェントスさんは、わたしたちのことを、2つの魂をもつっていいました。」
第25話より。ブルー・スウェアの面々の前で自身の中に2つの人格が存在していることを打ち明けた。
(うぅ~、きちゃったね、リアナ)
(うん…わかってるよね、クリス。後戻り、できないよ)
自身を呼んでいるウェントスがいるアイスランドに到着した時の台詞。

スーパーロボット大戦OG

「あたしが何者であっても、クリスが戻ってくるまで消えるわけには行かないのよ!」
自身の正体を飲み込み、破滅の王に立ち向かうリアナの台詞。
クリス「お兄ちゃん……リアナ……私、ウェントスと一緒に行くね……」
リアナ「ま、待って! あ、あたしは! あたしは、クリアーナ・リムスカヤじゃない!」
リアナ「シュンパティアによって植え付けられた、メリオルエッセのなり損ない!」
リアナ「行かなきゃならないのはクリスじゃない、あたしの方! 偽物のあたしなのよ!!」
クリス「ううん……どっちも本当の私……クリアーナ・リムスカヤだよ……」
自分を消えるべき存在だと決めつけるリアナと、それを否定するクリス。ずっと一緒にいたクリスにとって、リアナがどこから来たかなど関係なかった。
「私がいなくなっても、リアナがいれば……クリアーナ・リムスカヤは生き続けられる……」
「それは、私も生きてるってことなんだよ……」
『自分』をもう一人の自分に託すクリス。
「悲しまないで……リアナの傍にお兄ちゃんやグラキエースがいるように……」
「私の傍にはウェントスがいてくれるから……」
「さよならは言わないよ、リアナ、お兄ちゃん、みんな……きっと、また会えるから……」
永遠の別離ではないと励ます様に言うクリス。
「どうか元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……」
「大好きな……リアナ………………」
ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再開できる日が来るのだろうか。
(あれ、ちょっと可愛いかも……)
「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
妖機人孟槐抱キョウに対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。

搭乗機体

以下4機から選択するが、最終機体のみスーパー系はフォルテギガス一本となる。また、機体コンセプトも大きく異なるので、周回プレイにおける育成にはジョッシュとリムには射撃格闘のどちらかに特化させたい。

エール・シュヴァリアージェアン・シュヴァリアー
リアル系機体。両機体とも分身機能を持ち合わせる。共に最強武器は格闘で、気力110を要するが、射程が”1“。
ブランシュネージュデア・ブランシュネージュ
リアル系機体。共に最強武器が射撃で、気力110を要し、射程が”4~8“。マップ兵器も持つ。防御面が非常に脆く単体の戦力としては弱い。「援護攻撃」「ヒット&アウェイ」を活かすべし。第2次OGでは本機に搭乗する。
ガナドゥールフォルテギガス
スーパー系機体。両機体とも分身機能を持ち合わせる。フォルテギガスの最強武器は格闘で、気力120を要する。マップ兵器を持つ。
ストレーガフォルテギガス
スーパー系機体。命中半減のスタンパンチで対ボス戦が格段に楽になる。

余談

  • 公式ラジオにて、杉田智和は「Dでリム機の武器の名前を全て『杉田君好き』とかにした」と発言している(杉田智和はリム役の桑島法子のファン)。
  • また、リムの義兄のジョッシュ役は杉田智和の親友である中村悠一だが、中村がジョッシュ役に決まった際に杉田は「これでリムが桑島さんだったら許さない」と冗談で言い、 その後、杉田が演じるブルックリン・ラックフィールドの恋仲であるクスハ・ミズハ役の高橋美佳子氏のラジオ番組に出演した際、「血判状」を叩き出すまでに至り、実際にリム役が桑島だったため、それを聞いた杉田はかなりショックだったらしい(本人曰くショックのあまり無意識に紙を食べていたとか)。
  • 公式ラジオで桑島法子と中村悠一がゲスト出演した際は桑島は中村に「お兄ちゃん」と言っており、言われた中村は杉田に「羨ましいだろ?」と発言。杉田は「羨ましくなんかないよ!」と悔しそうに叫んでいた。
  • 公式ラジオでバレンタインがネタにされた際、杉田は「ジョッシュに兄妹がいたらチョコくれるんだろうな~、そのチョコレートの何分の一でもいいから欲しいな~、なぁ頼むよ中村」とぼやいていた。
  • 実は彼女もスフィアリアクターあるいはその亜種である可能性が出てきており、タロットカードや星座と符合する要素が確認できる。適合する星座は双子座で、この星座が示す性格は社交的とその裏側に隠れた神経質さ・もろさ。社交性はクリス、脆さはリアナが垣間見せており、「双子」というのも同じ体なので双子の様にそっくりと言える。そのモデルはカストールとポリデュークスという兄弟で、神の血を引く弟は不死だったがただの人間だった兄は不死ではなく死亡してしまう。双子座に関連付けられるアルカナは「恋人」であり、これはマルセイユ版では男性の左右に高貴な女性と天使(=人外)の加護を受けた女性が配置された構図になっており、ウェイト版は男女一人ずつになっている。
    上記の「神の血を引く」「高貴」というのは負の想念を統べる存在の眷属といえるリアナを示していると言え、ただの人間だったクリスが消滅してしまったこととも重なる。さらに、クリスがゲートの向こうでウェントス(=人外の存在)とともにあるようになった点とも符合し、ウェイト版とマルセイユ版を比較すると「一人減っている」という特徴も兼ねる。加えて、恋人の寓意には合一・選択(最終的に一人になった)・絆(ジョッシュやウェントスと)・趣味への没頭(何度言っても止めない糖分大量追加)または空虚(クリスの消滅)・集中力の欠如(心の中で会話するので上の空になる時がある)と言った意味がある。このようになかなか満たせないようなレベルで双子座と恋人に適合している。
    また、上記の様に恋人には男性が含まれる。二人の女性に挟まれながらもどちらも大事であることを示しているほか、恋人の寓意には試練の克服(メリオルエッセとの恋)または結婚生活の破たん(短い寿命の恋人)という意味が含まれる。似た境遇のアリエイルが助かる可能性があるにも拘らずグラキエースだけ寿命が短いままのは、まさかこのためなのだろうか。