「メキボス」の版間の差分
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:[[第4次]]にて、[[ゲスト]]の背景や[[インスペクター]]との関係についての情報を提供した時、[[流竜馬|竜馬]]に「何故ゲストとインスペクターは同じ種族なのに争っているのか」と聞かれたのに対する返答。竜馬はこう言われて「あっ・・・」と、返す言葉が完全に無くなっていた。<br />…同じ異星人でありながら、後年のスパロボに登場する[[ミスト・レックス|争い続ける地球人に絶望してしまう異星人主人公]]の思想を10年以上前に既に全否定してしまっているのは皮肉である(かの星も暴徒がいなかったわけではないが)。 | :[[第4次]]にて、[[ゲスト]]の背景や[[インスペクター]]との関係についての情報を提供した時、[[流竜馬|竜馬]]に「何故ゲストとインスペクターは同じ種族なのに争っているのか」と聞かれたのに対する返答。竜馬はこう言われて「あっ・・・」と、返す言葉が完全に無くなっていた。<br />…同じ異星人でありながら、後年のスパロボに登場する[[ミスト・レックス|争い続ける地球人に絶望してしまう異星人主人公]]の思想を10年以上前に既に全否定してしまっているのは皮肉である(かの星も暴徒がいなかったわけではないが)。 | ||
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;「……やれやれ、3人ともやられちまうとはな。どうもお遊びが過ぎたぜ」<br />「え?何?もっと気の利いたことを言えって?」<br />「しょうがねえな、その努力と根性に敬意を表して……」<br />「お前らは『やり込み派』だ。人に自慢していいぜ、マジで」<br />「何?まだ足りない?しょうがねえな、特別サービスだ。こいつも持ってけ!」 | ;「……やれやれ、3人ともやられちまうとはな。どうもお遊びが過ぎたぜ」<br />「え?何?もっと気の利いたことを言えって?」<br />「しょうがねえな、その努力と根性に敬意を表して……」<br />「お前らは『やり込み派』だ。人に自慢していいぜ、マジで」<br />「何?まだ足りない?しょうがねえな、特別サービスだ。こいつも持ってけ!」 | ||
:OG2にて初登場時に無理矢理四天王を撃破した際の台詞。 | :OG2にて初登場時に無理矢理四天王を撃破した際の台詞。 | ||
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:イルム達に手を貸し、フルドライブしたグレイターキンで、ウェンドロにトドメを刺しにかかる。だが……! | :イルム達に手を貸し、フルドライブしたグレイターキンで、ウェンドロにトドメを刺しにかかる。だが……! | ||
;「ウェ、ウェンドロ……!」 | ;「ウェ、ウェンドロ……!」 | ||
− | : | + | :OGシリーズ最後の台詞。この台詞とともに、メキボスはホワイトスターから姿を消す。……ちなみに、OGSのメガフラッシャーの演出では外に弾き出されているが、'''イベントはそのまま内部で進行する'''。まぁ、急に宇宙空間でメキボスだけが台詞呟いても困るので仕方ないが。 |
;「それは、俺たちが目指した世界じゃねぇ!」<br />「この俺が始末をつけてやる!」 | ;「それは、俺たちが目指した世界じゃねぇ!」<br />「この俺が始末をつけてやる!」 | ||
:[[ジ・インスペクター]]において、[[アインスト]]化したウェンドロから語られた際のメキボスの反抗。しかし……。 | :[[ジ・インスペクター]]において、[[アインスト]]化したウェンドロから語られた際のメキボスの反抗。しかし……。 |
2013年1月21日 (月) 21:34時点における版
メキボス・ボルクェーデ(Mekiboss Bolverde)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 種族:異星人
- 声優:石田彰
- 性別:男
- 年齢:18歳
- 所属:インスペクター⇒枢密院
- 階級:インスペクター時不明⇒枢密院特使
- 主な搭乗機:グレイターキン→グレイターキンII
敵組織・インスペクター軍四天王のリーダー。ウェンドロの実兄。
性格は冷静を装っているが、意外と熱くなりやすい。地球人たちと戦ううちに自分達と彼らのメンタル面の違いに気づく。人質行動の際には彼ら(破嵐万丈、或いはイルム)の、人質を見捨ててでも敵を倒すという一見常軌を逸しているともとれる行動に強い信頼関係を感じ、地球侵攻作戦に疑問を持ち、やがて離反。地球人と共闘するが、ウェンドロに隙を突かれて倒される。
旧シリーズでは後に辛うじて生還した事が判明するものの、身体は両足、右腕、左目がサイバネティクス(サイボーグ)となった。一命を取り止めたメキボスは地球侵攻の経験から共和連合における最高意思決定機関「枢密院」(ゾヴォーグ)の特使となり、地球人らと接触。ゲストのテイニクェット・ゼゼーナンに戦闘中止命令を発効するが、ゼゼーナンは権力に取り付かれて聞く耳を持たなかった。一連の事件解決後は共和連合と地球との仲介役となる。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- ウェンドロがラスボスのルートでは破嵐万丈とビューティフル・タチバナらの生死のやり取りのイベントがある。それに感銘したのか味方になるが、最後は、ウェンドロに倒される。ちなみにシロッコがラスボスのルートではウェンドロとともに地球を去る。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 枢密院特使として登場。ロンド・ベル隊に「ゲスト」について説明を行う。ライグ・ゲイオスに乗ってきて、ロンド・ベルと行動をともにするが、敵としても味方としても戦闘には参加しない。データ上には彼のパイロット時のステータスが存在する。なお、バッドエンドを迎えた際は友情を結びかけた地球人に失望してしまう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 今回より声が入った。グレイターキンIIを駆り、枢密院特使として登場。戦いにも介入する。NPCなので、敵を倒されると獲得資金が減ってしまう。DCルートでは、彼と戦うという選択肢もあるが、そちらを選んでしまうとゲームクリア後にバッドエンドになってしまう。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 役回りは第3次とほぼ同じで、第3次の万丈とほぼ同様のやりとりをイルムを相手に行う。終盤、ウェンドロを裏切るものの、グレイターキンに隠されていた緊急停止装置を作動させられ撃墜。生死不明となる。一応、味方NPCとして参戦してくれるものの、増援に来るのが1話のみで、なおかつウェンドロのHPを減らすとすぐに撃墜イベントが発生するため、グレイターキンの強さを堪能することはできない。旧シリーズを知るファンからは、この後メキボスが取り残された事になるホワイトスターがシュテルン・レジセイアに変異、そのまま消滅してしまうため安否を心配される事になる。また、インスペクター初登場時にメキボスを最後に撃墜して全滅させると、面白い台詞と共に強化パーツ・換装武器を貰える。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- ベースのOG2とほとんど変わらない。なお、初登場時のボーナス台詞はちょっとだけ変更されている。なお、メキボスがホワイトスターに取り残された件はディカステスのメガフラッシャーの戦闘演出でホワイトスターの外に弾き出されたので解決された。無事に存命しているはずの為、第4次やF完結編を踏襲したシナリオでの再登場が待たれる。余談だが、過剰演出になりやすいスパロボの戦闘デモにおいて演出が事実であったレアなケースである。ただしバルキリーの神様のように毎回毎回地形を変えているかは不明である(笑)。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 四天王では最も出番が多く、イルムとのライバル関係も強調されている。最後はアインストに乗っ取られたウェンドロに戦いを挑み、敗れる(グレイターキンは爆発しておらず、生存が暗示されている)。今回もネビーイームはレジセイアに取り込まれるものの、丸ごと取り込まれた訳ではなく、描写はないが自力で脱出しているものと思われる。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 大方の予想通りサイボーグ化して生存しており、その後は概ね第4次の通常ルート(またはFの三将軍共闘ルート)展開をなぞる。今回はNPCではなく無条件に加入する。ちなみに本作でウェンドロ共々フルネームが判明。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
技量がトップクラスに高く、その他の能力も突出していない分高水準にまとまっている。
精神コマンド
ツイン精神コマンド
- 戦慄
- OGSで所持。確かにサンダークラッシュは怖い。
特殊技能(特殊スキル)
- 底力L9 アタッカー 援護攻撃L3 ガンファイトL9 見切り 気力+ (ダメージ)
- グレイターキンの長所を引き出す技能が揃っている。エースボーナスも合わせれば恐ろしい威力のフォトンビーム砲が飛んで来る。
- 底力L7 援護攻撃L1 連続攻撃L1 見切り 気力+ (ダメージ)
- 第2次OGだとこちら。火力が全体的に下がっている。
人間関係
- ウェンドロ・ボルクェーデ
- 弟。指揮官だが、後に反旗を翻す。
- ヴィガジ
- インスペクター四天王の1人。自称・表のリーダー。
- シカログ
- インスペクター四天王の1人。自称・裏のリーダー。
- アギーハ
- インスペクター四天王の1人。自称・真のリーダー。
- ゼブリーズ・フルシュワ
- ゲスト三将軍の一人で、旧友で「メキちゃん」「ゼブちゃん」と呼び合う仲だったらしい。
- グロフィス・ラクレイン
- ゲスト三将軍の一人。彼に説得されることで、戦いから身を引く。
- テイニクェット・ゼゼーナン
- ゲストの地球における司令官。メキボスの枢密院の停戦命令を無視して、戦いをやめなかったため、結局は実力行使するしかなかった。
- イルムガルト・カザハラ
- OGシリーズにおいては彼とは第3次における万丈と似た関係になる。
他作品との人間関係
- 破嵐万丈
- 旧シリーズにおいて対峙し、やがて星を越えた友情を結んだ友。彼との出会いと対決は、メキボスの地球への考え方を改める大きな転機となった。
名台詞
戦闘台詞
- 「イルム、貸しにしとくぜ」
- イルムへの援護台詞。ちなみにイルムの方からもある。
旧シリーズ
- 「…本気で、それ、言ってるのか? だとしたらおめでたいとしか言い様がないぜ。あんたら地球人だって、連邦やら、DCやらに分かれて戦ってるじゃないか」
「生物が3体集まりゃ、派閥はできる。それが生きてるって事だからな。だが、ゼゼーナンのやり方は、ムチャなのさ」 - 第4次にて、ゲストの背景やインスペクターとの関係についての情報を提供した時、竜馬に「何故ゲストとインスペクターは同じ種族なのに争っているのか」と聞かれたのに対する返答。竜馬はこう言われて「あっ・・・」と、返す言葉が完全に無くなっていた。
…同じ異星人でありながら、後年のスパロボに登場する争い続ける地球人に絶望してしまう異星人主人公の思想を10年以上前に既に全否定してしまっているのは皮肉である(かの星も暴徒がいなかったわけではないが)。
OGシリーズ
- 「……やれやれ、3人ともやられちまうとはな。どうもお遊びが過ぎたぜ」
「え?何?もっと気の利いたことを言えって?」
「しょうがねえな、その努力と根性に敬意を表して……」
「お前らは『やり込み派』だ。人に自慢していいぜ、マジで」
「何?まだ足りない?しょうがねえな、特別サービスだ。こいつも持ってけ!」 - OG2にて初登場時に無理矢理四天王を撃破した際の台詞。
- 「……フッ、やっぱりチャレンジしたか、これに。…まぁ2回目だからな」
「え? 何?もっと気の利いた事を言えって?…前にも言ったんだがな」
「しょうがねぇな、その努力と根性に敬意を表して……」
「お前らは『超やり込み派』だ。今度も自慢していいぜ」
「ん?この後で何か出てくるのを知ってる?…しょうがねぇな、わかってるよ」 - 上記台詞のOGSVer。GBA版に増してフレンドリーかつメタ発言の連発である。
- 「俺の名前はメキボス。ゾ……じゃねえ、『インスペクター』だ」
- 月面にて。うっかり『ゾヴォーグ』と言いそうになっている。なお、旧シリーズにおける「ゾヴォーグ」は「ゲスト」の正式名称であったが、2OGよりゲストの正式名称は「ゾガル」に変更となった。
- 「……上手く避けるんだな」
- オペレーション・プランタジネットにて、サンダークラッシュを使おうとして「俺達まで巻き込む気か!?」とヴィガジに言われて、こう返しつつ必中を使って攻撃する。上手く避けられません……。
- 「今時流行らねえんだよな、ああいうのは」
- バン・バ・チュンの特攻に対し、冷やかな反応。命を無駄にしないインスペクター陣営の反応といえるが、この行動がその後のメキボスの心境を一変させる出来事となる。
- 「ちょうどいい、貴様の機体も動けなくしてやるぜ!!」
- 「ルナティック・ドリーム」より、グランゾンに対して指向性重力波をぶつけて。だが……。
- 「ば、馬鹿な!! 奴は俺達より優れた技術をもってやがるのか!?」
- あっさり重力波を相殺されたあげく、リンにも脱出されてしまう。インスペクターの地球人蔑視がよくわかる台詞であるが、そもそも重力制御の本家本元たるグランゾンに重力で挑むあたりが無謀としか言いようがない(戦闘台詞から見るに、知っているはずなのだが……)。
- α以降のグランゾンはネオ化していない状態でもシュウの手によりオカルト成分(カバラ・プログラム)が加えられている設定なので、彼の予想を上回ってもおかしくはない。
- 「俺達より、お前達の方が勝ってるかも知れねえってことだ。……メンタルな部分でな」
「それだけじゃねえのさ。彼らの力は……俺達が失いつつある感情から来ている」 - OGシリーズにおける、最終的なメキボスの地球人評。後者はウェンドロに対する台詞。自分たちインスペクターがイルム達に敗れつつある理由を知り、ついに反旗を翻す。
- 「ウェンドロ!! 俺がこの手で始末をつけてやる!!」
「それが兄としてお前にしてやれる最後のことだ!!」 - イルム達に手を貸し、フルドライブしたグレイターキンで、ウェンドロにトドメを刺しにかかる。だが……!
- 「ウェ、ウェンドロ……!」
- OGシリーズ最後の台詞。この台詞とともに、メキボスはホワイトスターから姿を消す。……ちなみに、OGSのメガフラッシャーの演出では外に弾き出されているが、イベントはそのまま内部で進行する。まぁ、急に宇宙空間でメキボスだけが台詞呟いても困るので仕方ないが。
- 「それは、俺たちが目指した世界じゃねぇ!」
「この俺が始末をつけてやる!」 - ジ・インスペクターにおいて、アインスト化したウェンドロから語られた際のメキボスの反抗。しかし……。
余談
先述のメキボスのサイバネティクス化には元ネタがあり、アメリカのテレビドラマ『600万ドルの男』の主人公スティーブ・オースティンが受けたサイバネティクス手術が元ネタ。ちなみに第4次でミオ・サスガがこれに乗っかったボケ『スティーブ、コショウを用意しとけよ!』は600万ドルの男とはまったく関係のない、日本でも有名だった『世界の料理ショー』の司会者の名文句である『スティーブいじり』が元ネタ。
搭乗機体
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