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チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移する事が可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず、圧死・消滅する。これを利用して、チューリップから物体を吸い込んで消滅させる事も可能。蔓を使った攻撃を仕掛ける事もできる。 | チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移する事が可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず、圧死・消滅する。これを利用して、チューリップから物体を吸い込んで消滅させる事も可能。蔓を使った攻撃を仕掛ける事もできる。 | ||
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2017年2月6日 (月) 17:03時点における版
チューリップ(Chulip)
『機動戦艦ナデシコ』の「木連(木星蜥蜴)」が使用する時間・空間転移装置(転移をボソンジャンプ、木連の人間は「跳躍」と呼ぶ)[1]。名称は「Cellular Hangover from Unkown Labyrinthine Intelligence of Prehistorical age」の略称で、「先史時代の謎めいた未知の知性が残した細胞質の遺跡」を意味する。
チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移する事が可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず、圧死・消滅する。これを利用して、チューリップから物体を吸い込んで消滅させる事も可能。蔓を使った攻撃を仕掛ける事もできる。
地球側は当初チューリップを「輸送ポッド」だと思っていた。また、第1次火星会戦で撃墜したチューリップが火星の地表に落下した事が、テンカワ・アキトの故郷ユートピアコロニー壊滅の原因である。
作中では第7話「いつかお前が『歌う詩』」にてナデシコが火星でチューリップの中に飛び込み、第8話「温めの『冷たい方程式』」に「8ヶ月後の地球」に転移した。また、第9話「奇跡の作戦『キスか?』」では、ムネタケ・サダアキによって「地球上には2637個ものチューリップが存在している」事が説明されている。
スパロボシリーズでの扱い
マップの一部やアイコンとして登場することはあるが、ユニットとして登場していない。原作同様にナデシコが火星のチューリップに飛び込むが、時差については描写されない作品もある。転移してきたナデシコがマップ上に増援として現れる場合はチューリップから木星蜥蜴と共に現れるという展開になるが、『A』ではチューリップがマップの一部やアイコンとして登場しないので、何も無い場所へ転移してくる。
関連する用語
- ボソンジャンプ
- ボース粒子によるジャンプ(転移)。
- A級ジャンパー
- ボソンジャンプによるジャンプ(転移)先へイメージフィードバックを正確にできる人間。
- ディストーションフィールド
- 高出力のフィールドならば、通常の人間でもイメージフィードバックによりジャンプ(転移)可能。
脚注
- ↑ チューリップに使われている構成物を解析し、同じ組成の物を人工的に作り出したのが「チューリップクリスタル」である。