「デルタプラス」の版間の差分
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+ | :なお内部的には'''空適応はこのボーナスによるもの'''であるらしく([[攻略本]]によると素の性能では空適応がない)、第26話にて[[NPC]]として登場の際にも(その他NPCはボーナスがないのだが)例外的にボーナスが適応された状態になっている。 | ||
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2016年8月12日 (金) 01:58時点における版
MSN-001A1 デルタプラス(DELTA PLUS)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 分類:試作型可変モビルスーツ
- 型式番号:MSN-001A1
- 全高:19.6m
- 本体重量:27.2t
- 全備重量:60.8t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:2,360kW
- センサー有効半径:16,200m
- スラスター推力:92,400kg
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:地球連邦軍
- 主なパイロット:リディ・マーセナス
- メカニックデザイン:カトキハジメ
地球連邦軍の試作型MS。百式の本来の構想であったデルタガンダムの量産試作機にあたる機体。
機体概要
元々百式は可変機であるデルタガンダムとして計画されていたが、フレーム強度に問題があったため非可変機として開発された。本機はそのデルタガンダムのリベンジ及び量産化を目指して開発された機体である。
開発にはΖ計画で開発されたMSの運用データを反映し、さらに技術力の向上もあって可変機能を持たせることに成功。Ζガンダムに匹敵する汎用性を手にした。
しかし、量産化を前提にした機体ではあるものの現時点ではまだ試作機に過ぎず、さらに通常の連邦MSの規格とは異なるパーツが多く使われているため編成に組み込みづらい機体となってしまっており、劇中でネェル・アーガマに配備されたのも同じく規格外のため単艦運用されることが多い艦なので半ば押し付けられたというのが実情に近い。とはいえポテンシャルそのものは非常に高い。
ウェイブライダー形態
百式系念願の変形形態。単独の大気圏突入や1G以下の重力下での飛行が可能。
劇中での活躍
クシャトリヤとの交戦で大きな被害を被ったネェル・アーガマに配備され、リディ・マーセナスが搭乗する。
しかしミネバを地球に送り届けるためとはいえ初陣で敵前逃亡、シャンブロ戦では善戦するものの単機ではまるで歯が立たず、バンシィには勘違いで大破させられ、漫画版ではバイアラン・カスタム2号機に出番を奪われるなど、「もう一人の主人公」の機体にしてはいま一つ活躍の場面に恵まれていない。
登場作品と操縦者
原作においてはどちらかというと不遇な扱いの機体ではあったが、スパロボにおいては癖が少なく扱いやすい機体となっている。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。気力制限が緩く射程3-5で移動後使用可能なEN制ALL武器である「連続攻撃」を持つ、使い勝手のいい機体。カスタムボーナスをつけることで移動後に変形可能なのでWRで接近→変形して戦闘という流れが基本。序盤からずっといるので、ガンダムMk-IIと共に宇宙世紀系パイロットの撃墜数稼ぎのために強化しても損はない。
- アムロとカミーユがいるにも関わらずリディが乗ることになったのは二人が搭乗を拒否したため(恐らくシャア関連でナーバスになっていたからだと思われる)。基礎能力はともかくNT技能がない、攻撃系の精神が闘志止まりという能力、精神コマンド的にも準エース程度のリディが意外と使える印象なのは間違いなく本機のお陰。しかしリディが強く見えるほど使い勝手が良いということは本物のエース級を乗せればもっと使えるということであり、Zやνの入手が遅いことや、本作のリ・ガズィが扱いづらいことから、Z入手迄はカミーユ、それ以後はアムロがといったようにリディを降ろしてこの2人を乗せるプレイヤーも多いと思われる。
- 実は機体性能においてバイオセンサー発動前のΖガンダムを僅かに上回っている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 蒼の地球ルートで参入するも、正規パイロットのリディはすぐに抜けてしまう。その為デフォルトのパイロットは無し。
- 時獄篇と違いデルタプラスが参入する頃にはνガンダムもZガンダムも既に自軍入りしている為、アムロやカミーユを乗せる事は無いと思われる。だが、原作と違い最後まで使えるだけでもありがたいので時獄篇同様、他の宇宙世紀パイロットの撃墜数稼ぎに使っていこう(ただし今作では気力制限なしで強力な全体攻撃を使え更には無条件参入するバイアラン・カスタムという対抗馬もいるが……)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 本作ではユニコーンガンダムより先に参入する。但し、スポット参戦のため中盤離脱してしまう。
- 変形が削除されて常時MS形態であり、ウェイブライダー形態は戦闘演出のみとなった。代わりに常時飛行可能になっている。
- また本作では特殊能力としてバイオセンサーが搭載されている上に、参入時から5段階改造されている。また機体ボーナスに獲得資金上昇もある為金稼ぎにも役に立つ。
- 隠し要素の条件を満たせばリディ復帰時に入手可能。離脱時の改造を引き継ぐので、最低5段階改造されており参戦しても即戦力になる。本作では、自軍に加入する宇宙世紀パイロット乗り換え可能なパイロットは、リディとマリーダの2人のみ為の選択肢自体は狭いが、本作ではノルンよりも、こちらの方が使い勝手が上為、リディをあえてこちらに乗せる選択肢もある。
装備・機能
武装・必殺武器
基本装備
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門装備。連邦軍MSの共通装備。
- ビームサーベル
- シールドに2基装備。刃の色は青色であり、Ζプラスを意識した演出となっている。
- ビームガン
- ビームサーベルはシールドに納刀時はビームガンとして使用できる。WRモードでは機首部の火器となる。
- 専用シールド
- 左腕に装備するシールド。Ζガンダム同様WRモードに変形するために重要な位置を占めている。
- グレネードランチャー
- シールドに装備されている実弾兵器。複数種の弾頭を装備できる。WRモードでの使用も可能。
- シールドビームガン
- 先端部に装備。
- ビームライフル
- 本来なら専用の物が用意されていたが、ロンド・ベルに配備された際にEパックの規格問題からリゼルの物と同じ銃を使用している。リゼル同様、ギロチン・バーストやビームサーベルモードの使用も可能。
オプション装備
- ロング・メガ・バスター
- フルアーマー百式改の専用の銃。元々は小説版で設定画が描き起こされた際に「クリンナップの際にとりあえず持たせた」物だが、設定上は使用可能であり改修機であるガンダムデルタカイはこちらを標準装備している。
- ビームマグナム
- アニメ版でシャンブロを討てないバナージのユニコーンガンダムから奪って使用。発射時の反動に耐え切れず保持していた右腕部が損傷している。
必殺技
- 連続攻撃
- パラオにおける戦闘で行った連続攻撃。ウェイブライダー形態に変形し、グレネードランチャーとビームライフルの一斉射撃に加え、MS形態に変形してビームサーベルで切り裂く。
- 『第3次Z』においては全体攻撃。リディや乗り換え可能な一部のキャラのカットインが入る。
- 『BX』では技使用時に機体カットイン(と言っても頭部だけだが)が入り、トドメにライフルで追撃する。
特殊能力
- 剣装備、銃装備、盾装備 / シールド
- 切り払い、撃ち落とし、シールド防御を発動する。
- 変形
- 百式には出来なかった変形を可能とし、さらにΖガンダム等のデータを反映しているためより滑らかなものとなっている。『BX』ではユニット能力としてはオミット。
- バイオセンサー
- 『BX』で搭載。同作のデルタプラスが強いと言われる要因。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 移動後に『変形』可能
- 『第3次Z時獄篇』で採用。WRは武装が貧弱なためこまめに変形して損はない。
機体ボーナス
- BX
- 順当に機動力が強化される。資金ボーナスがつくのはリディの家柄ゆえか。
- なお内部的には空適応はこのボーナスによるものであるらしく(攻略本によると素の性能では空適応がない)、第26話にてNPCとして登場の際にも(その他NPCはボーナスがないのだが)例外的にボーナスが適応された状態になっている。
関連機体
- 百式
- この機体の量産試作機、とみなしてもいい位置にある。なおタクヤは本機を見て「百式だ!」と喜んでいた。
- デルタガンダム
- 百式本来の姿であり、この機体の量産試作機にあたる。
- ガンダムデルタカイ
- MSVで登場。デルタガンダムのデータと、プラスの運用データを反映して開発された試験機。炸裂ボルトやハイメガキャノン、プロト・フィン・ファンネルといった特殊武装を多数装備している。さらにこれらの武装を扱うため「ナイトロシステム」という特殊システムを搭載しているが、このシステムはパイロットの脳を強制的に書き換え、強化人間に変質させてしまうというウイングガンダムゼロ並みに危険なガンダムである。
- Ζプラス
- Ζガンダムの量産化のため開発された、本機と同じ立場にある機体。ただし、こちらは使用可能な場所を限定するという形ではあるが量産化されており、多くのバリエーションを持つ。アニメ版『UC』にも登場した。
商品情報
- プラモデル
- フィギュア
資料リンク
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