「ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ」の版間の差分
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2012年10月30日 (火) 20:46時点における版
ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ(Guerenbolacsh Droca Zaki)
『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』にてキリコが所属していた「バーコフ分隊」の隊員。
まだ年若い新兵でありながら、ATの操縦には天性の才能を有し、ベテランぞろいのバーコフ分隊においても全く引けを取らない腕を見せる。情緒不安定な面があり、特にキリコに対しては初対面の時から何故か「彼を殺さなければ自分が殺される」という強迫概念を抱いており、ガレアデM7基地の病室及びマニド峡谷空挺作戦中において突如彼を殺そうと襲いかかっている。
ただし本質的には自分勝手な人間が多いバーコフ分隊では珍しく仲間意識の強い性格であり、キリコがPR液を浴びて火だるまになった際、彼を殺そうとしていたはずなのに真っ先に中和剤を撒いて消火したり、ゴダンとキリコが浄化委員会に襲われた際、途中で行方を晦ましたバーコフ、最初から助けようともしなかったコチャックとは違い、きちんと助けに現れている。また高級将校専用機や休暇の際のプールではしゃぐなど、年相応の少年らしい性格も併せ持っている。
惑星モナド攻略戦でキリコから「ここまで生き延びており、またバーコフ分隊に集められた以上お前も異能生存体だろう」とのお墨付きを得て、他の分隊員達同様危機的状況を打開するため奮戦するが、異能生存体であるはずの隊員達は次々と戦死。惑星爆発が近づく中バーコフの犠牲の元キリコと脱出艇に乗り込むことに成功するが、そこで長らく抑えていたキリコへの殺意が爆発しキリコに発砲。自分の意志で引き金を引くことを止められないと悟り、自らの腹部に銃口を押し当てて残りの弾を撃ちつくし、息絶える。
なお異様に長い名前であり、作中でも「どこの御曹司だ?」などと突っ込まれることも多かったが、ペールゼンに洗脳される以前の素性については明確には語られていない。ペールゼンが彼を洗脳した目的、及び部下の医者メンケンの「次はもっと有効な洗脳が可能」という台詞、そしてウォッカムが新兵でありながら「ペールゼン・ファイル」にその名が記されていたことについて「人工的な異能生存体」と予測したこと、天性のAT操縦技能…などから、ある存在が連想されるが…。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 第39話前半マップでスポット参戦。スタート時点で見切りが発動しており、集中を掛ければまず攻撃を外すことも被弾することもないはずである。隠し要素のため、最低でも1機は撃墜しておこう。
パイロットBGM
- 「鉄のララバイ」
- 『ペールゼン・ファイルズ』OPテーマ。
人間関係
- キリコ・キュービィー
- 同僚。何故か強い殺意を抱く。
- ノル・バーコフ
- 分隊長。
- ガリー・ゴダン
- 同僚。
- ダレ・コチャック
- 同僚。
- ヨラン・ペールゼン
- キリコへの殺意を植え付けた張本人。
名台詞
- 「キリコ!本物の異能生存体はこんな所で死なねえんだろ!生き抜け、そしてお前を殺したい奴、オレを操った奴の始末を頼んだぜ!」
- 脱出艇の中、自殺する直前に言い残した台詞。この遺言が後にキリコがグレゴルーのたてたペールゼンへの復讐にのる理由の一つとなった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「当たり前だろ、分隊長!いくら不死でも寝なきゃ駄目なんだよ、なぁキリコ?」
- 中断メッセージでの台詞。
搭乗機体・関連機体
- スコープドッグ
- ヘヴィマシンガンを装備。基本的にキリコ機と同じなので見分けがつきにくい。
- スコープドッグTC・ISS
- モナド攻防戦において諜報部特殊部隊ISS仕様の機体に搭乗。キリコ機とは違ってショルダーミサイルポッドは装備していないので区別がつく
余談
小説版ではボクっ娘疑惑が持たれている。一応OVA版ではプールのシーンでどこからどう見ても男だと描写されているが。