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*グラフィックの解像度はUXから向上しており、3DSの立体視機能も意識した演出となる。
 
*グラフィックの解像度はUXから向上しており、3DSの立体視機能も意識した演出となる。
 
*会話デモでのキャラクターフェイスアイコンがほとんどのキャラに2枚以上用意されており、これまでの携帯機シリーズよりも表情が多彩になった。
 
*会話デモでのキャラクターフェイスアイコンがほとんどのキャラに2枚以上用意されており、これまでの携帯機シリーズよりも表情が多彩になった。
*シナリオ面は、UXに引き続き大胆かつ積極的なクロスオーバーが好評であるが、自軍合流前のグラン・ガランの動向(聖戦士として召喚されたSKLの二人、凱抜きで戦って風龍雷龍を仲間にするGGG組)など非常に面白そうな部分がさらっと会話だけですまされるなど生殺しな部分も目立つ。
 
  
 
== 参戦作品 ==
 
== 参戦作品 ==

2015年9月9日 (水) 14:32時点における版

  • 発売日:2015年8月20日
  • 機種:ニンテンドー3DS
  • 発売:バンダイナムコエンターテインメント
  • 定価:6,640円(税込)
  • CERO区分:A(全年齢対象)

概要

ニンテンドー3DS専用タイトル第2弾。キャッチコピーは「世代を超える、鋼の意志」。

システム

パートナーバトルシステム戦術指揮、特殊行動コマンドなど基本的なシステムは『UX』のものを踏襲しているが、第3次Zで変更された要素や使用されたシステムを導入している。

新システム

部隊ポイント
本作で新たに導入された、所謂「やりこみ度」を示すポイント。シナリオクリアやゲームプレイにおける様々な特定行動を取る事で得られ、累積ポイントに応じて資金やスキルアイテムを得られる。ポイントを得るための行動内容はインターミッションの「バトルレコード」で確認できる。

主な既存システムと変更点

戦術指揮
新要素として「タクティカルサポートポイント(TSP)」が追加。TSPは敵ユニット撃墜やターン経過で上昇し、一定値を超えると指揮効果がアップする。
「対○○○への攻撃・防御力上昇」を特定の作品を除いた各陣営の指揮担当の一人が必ず所持する。他方、前作猛威を振るった『地形適応1段階上昇』は特殊行動コマンドに効果を譲る形で廃止されている。
パイロット能力の変更点
新パラメータとして「特性」が追加。パイロット毎に能力値名の付いた特性が設定されており、隣接するパートナーユニットのパイロット能力値に対して特性に準じた補正効果を与えられる。補正値はレベルに比例するため、レベルを上げるほど補正効果は強力なものとなる。
L以降廃止されていた信頼補正が実質復活する形となった。
スキルアイテム
UXまでは「スキルパーツ」と呼ばれていたパイロット養成システム。本作より名称が変更。
また、「撃墜数+5」「経験値+Lv1」が廃止され「全能力上昇」が「心の輝石」へ名称変更された。
UXでは隠しキャラを仲間にした際に一緒に獲得できるスキルアイテムが上述の部隊ポイントで獲得できる方式に変更された。
特殊スキルの追加
ハーフカットプレッシャーが新たに追加。
精神コマンドの変更点
UXでは専用リストから選ぶ方式だった、他者へ使用するタイプのコマンド(信頼祝福など)の仕様が従来の直接ユニットを指定するスタイルに戻された。
ラインナップはUXのものにほぼ準じているが、理想が廃止され強襲が新たに追加。また不屈の効果が第3次Zと同じ仕様になった。
インターミッションの変更点
メニューにシナリオチャートが追加。携帯機シリーズでは初の実装となる。
キャンペーンマップの変更点
UXでは無かったシナリオデモと途中セーブ機能が追加。また第3次Zと同様にメインシナリオを進める事で解放、2周目以降はプレイなしで報酬のみを得られる仕様となった。
ダウンロードコンテンツ
第3次Z天獄篇と同様にパック購入が可能になり、パック購入時に特典パーツを得られるようになった。
その他
  • New 3DSに対応しており、同ハードではフレームレートが向上(秒間60フレームに)され戦闘アニメーションがより滑らかとなる。
    • また、New3DSのCスティック及び拡張スライドパッドにも対応しており、クイックコマンドを設定することが出来る。
  • マップ画面でのカーソルの移動がスライドパッドと十字ボタンとをオプションにて選択可能になった。

演出面

  • UXに続き戦闘シーンはフルボイスとなる。
  • グラフィックの解像度はUXから向上しており、3DSの立体視機能も意識した演出となる。
  • 会話デモでのキャラクターフェイスアイコンがほとんどのキャラに2枚以上用意されており、これまでの携帯機シリーズよりも表情が多彩になった。

参戦作品

★は新規参戦。

『ダンバインOVA』は機体のみの参戦。UXの『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』に続きSDガンダムシリーズからの参戦が果たされている。

また、宇宙世紀作品がGC以来となる任天堂ハード製スパロボへの復帰(携帯機ではD以来)を果たしている一方、『逆襲のシャア』を含まない初のケースとなっている。『ガンダムUC』と入れ替わる形でJ以降の任天堂携帯機シリーズにおいて連続登板となっていたコズミック・イラ作品が不在となっている(版権スパロボ全体では『NEO』以来の不参加)。初参戦の『ガンダムAGE』は第3部のキオ編から展開される。『劇場版マクロスF』は非シリーズモノとしては初の原作終了後での参戦となり、『マクロス30』『マジンカイザーSKL』も原作終了後となっている。

オリジナルのメカ&キャラクター

オリジナルキャラクター

オリジナルキャラクターデザインは『L』『UX』に引き続きChiyoko氏が担当。

ヨウタ・ヒイラギ
本作の主人公。正義感の強い17歳の少年。デストルークの襲撃を受け、ファルセイバーの融合者となる。CVは松岡禎丞氏。
ユキ・ヒイラギ
本作のヒロイン。ヨウタと同姓だが血は繋がっていない。記憶喪失のところを保護され、ヒイラギ家に居候している。ヨウタには遠い親戚と説明されている。CVは中原麻衣氏。
マリ・ヒイラギ
女手一人で骨董店を切り盛りするヨウタの母。ファルセイバーのことを以前から知っている様子も見せる。ユキを連れてきたのも彼女。

デストルーク

バルギアス
デストルークの王とされる謎の機械生命体。
ディボーティー
デストルークの事実上のトップ。

オリジナルメカ

ファルセイバー
異世界より現れた意思を持つロボット。自身のみでは十全な戦いが出来ず、共に戦う「融合者」を必要とする。メカニックデザインはMがんぢー氏、CVはてらそままさき氏。
ブルーヴィクター
ファルセイバーを狙う謎のスーパーロボット。メカニックデザインはMがんぢー氏、CVは置鮎龍太郎氏。
クレセディア
ディボーティーの専用機。
ブルーディスター
ブルーヴィクターのコピー機。
セイクリフィス
デストルークの汎用機。

プロモーション

初回封入特典レベルアップキャンペーン
初回生産分に封入されるダウンロードコードに関わるキャンペーンで、公式サイトに設置された「気力ゲージ」をクリックすることで気力が溜まっていき、気力レベルによって初回封入特典が追加されていくという内容。ゲージのクリックは1日につき1回のみ可能。
気力レベルごとの特典は以下のとおり。キャンペーン開始から約1か月後の2015年6月24日にレベル5に達成し、すべての特典が解放された。
気力レベル 特典
レベル1(気力100~119) オリジナル3DSテーマ
レベル2(気力120~139) レベル1特典+「キャンペーンマップ」追加
レベル3(気力140~149) レベル1~2特典+「スキルアイテム」追加
レベル4(気力150~169) レベル1~3特典+「ツメスパ」追加
レベル5(気力170) レベル1~4特典+「3DS移植版第2次スーパーロボット大戦」追加
3DS移植版第2次はバーチャルコンソールとは仕様が異なり、中断したところからの再開やまるごと保存に対応していない。

話題

  • マクロス30のシナリオ担当で、マクロスF機動戦士ガンダムAGEのノベライズ版の作者でもある小太刀右京氏は本作が発表された際に「本気で驚いています」「30分くらい止まった」とその衝撃をTwitterで呟いている。
  • 本作では矢尾一樹氏が出演した作品は存在していないため同氏の版権スパロボ皆勤記録が途絶えるとみられたが、エンディングスタッフロールにて一般兵役としての参加が判明、これにより皆勤記録は維持される事となった。

資料リンク