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2012年8月27日 (月) 23:19時点における版
バアル(Baal)
『第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)』で登場した人類の敵の総称。現在の所インベーダー、アンチスパイラル等、銀河規模(或いは平行世界レベルでの)で活動する勢力がそれに該当する。
黒の英知が示す「Zシリーズの生命体の未来に待つ根源的な災厄」と密接に関係しており、彼らが動き出すことがその災厄の前触れだといわれる。しかし、バアルは災厄そのものではなく、むしろそれに対する一つの対抗策らしきものだと思われる(原因である生命体を滅ぼす、という意味だが)。むしろ、そこまで荒っぽい手段を取らなければならないほど、審判の時が近づいているのかもしれない。
バアルとの戦いの歴史は古く、いつとも知れぬ過去から多元世界全てを舞台に戦いが繰り広げられてきた。これは第2次Zのみならず、無印Zの世界でも(さらにスパロボ恒例の並行世界論を持ち出せば、それこそ旧シリーズやαシリーズ、携帯機作品やスクランブルコマンダーですら可能性がある)同様だったらしい。
この単語が初登場した第2次Z再世篇においては、ズールやムゲ、Dr.ヘルなど、黒の英知に触れた者達がそれぞれの方法で対応を取ろうとしていた。
バアルの種類
関連人物
- ガイオウ
アポロニアス
バジュラ
ゼウス
ロージェノム
ゲッターロボ(流竜馬) - 多元宇宙を股に掛けた戦いで、バアルに挑むも、敗北を喫している。ただしゲッターは未だにバアル、もしくは近い「何か」と戦っている様子。
メモ
- インベーダーやアンチスパイラルらは「無限」という意味合いで通っている。「銀河レベルの災厄」であり、地球人類だけでは対処できない人外な存在といえる。それに該当する勢力はαシリーズでは「宇宙怪獣」が当てはまる。ただし、バアルはむしろ根源的災厄を防ぐために知的生命体を滅ぼしており、アンチスパイラルももとはと言えば(設定通りなら)人間であるため、滅びの使者である宇宙怪獣と同列ではない可能性もある(αシリーズの宇宙怪獣は災厄そのものの一部だが、Zシリーズのバアルは災厄へのある種のカウンター)。
余談
- 「バアル」とはギリシャ神話では「ウガリット神話」のなかで語れる神。旧約聖書では「バアル・ゼブル」と呼ばれる悪魔神。
その他、エジプト、フェニキアなど様々な地域で神または悪魔として扱われている、多様性のある神格である。
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