「渚カヲル」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
37行目: | 37行目: | ||
原作での登場は実質第弐拾四話、ただ1話のみでありながら(最終話、旧劇場版にも僅かに登場している)そのキャラクター性の強さから、視聴者には強い印象を植え付けた特異なキャラクターでもあった。<ref>ただし、流石に1話のみの出演であったためキャラクターとしての掘り下げは不十分であり、[[声優]]の石田彰氏はTV版の時点では「キャラクターを掴み損ねていた」と発言している(これは制作スタッフも同様であったという)。</ref>一方、出番が充分に与えられた貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においては、初登場時に子猫を「どうせすぐ死ぬから」として無造作に扼殺したり、レイの最期を見て「ヒトがヒトを好きになる」感情に興味を抱いてシンジに迫るなど、ヒトならざる者としてのキャラクター描写がかなり丁寧になされている。 | 原作での登場は実質第弐拾四話、ただ1話のみでありながら(最終話、旧劇場版にも僅かに登場している)そのキャラクター性の強さから、視聴者には強い印象を植え付けた特異なキャラクターでもあった。<ref>ただし、流石に1話のみの出演であったためキャラクターとしての掘り下げは不十分であり、[[声優]]の石田彰氏はTV版の時点では「キャラクターを掴み損ねていた」と発言している(これは制作スタッフも同様であったという)。</ref>一方、出番が充分に与えられた貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においては、初登場時に子猫を「どうせすぐ死ぬから」として無造作に扼殺したり、レイの最期を見て「ヒトがヒトを好きになる」感情に興味を抱いてシンジに迫るなど、ヒトならざる者としてのキャラクター描写がかなり丁寧になされている。 | ||
− | ちなみに、''' | + | ちなみに、'''名前である「カヲル」は「オワリ」を50音順に一文字ずつずらしたもの'''である。また、'''姓の渚もバラけさすと「シ」「者」となり、[[使徒]]である事実を仄めかしている'''。実際、カヲルの登場回は「最後のシ者」というサブタイトル。 |
− | + | (使徒としての)名前の由来であるタブリスは「自由意志」を司る[[天使]]。なお「タブリス」という名称は本編では語られず、放送終了後に雑誌記事などで明かされた。本編で名前が明かされなかった使徒は、彼のみ。 | |
=== 新劇場版 === | === 新劇場版 === | ||
55行目: | 55行目: | ||
旧TV版では[[EVA弐号機]]にしか搭乗していないが、SRWでは[[EVA3号機]]、[[EVA零号機改]]に搭乗することもある(アダムベースの3号機はともかく、リリスのコピーである零号機を操ることができるというのは不思議な話だが)。 | 旧TV版では[[EVA弐号機]]にしか搭乗していないが、SRWでは[[EVA3号機]]、[[EVA零号機改]]に搭乗することもある(アダムベースの3号機はともかく、リリスのコピーである零号機を操ることができるというのは不思議な話だが)。 | ||
− | + | 「不滅」の設定を利用してか、スパロボの世界観そのものを飛び越えるような遠まわしなクロスオーバーをかけられている事もある。会話の内容からスパロボにいるカヲルは全て同一人物と見なす事もできる。 | |
=== TV版 === | === TV版 === | ||
65行目: | 65行目: | ||
==== [[αシリーズ]] ==== | ==== [[αシリーズ]] ==== | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | ||
− | :今回は[[EVA弐号機|弐号機]]を引き連れて敵ユニットとして登場。が、弐号機は空を飛べないため、[[EVA初号機]]に[[ミノフスキークラフト]]([[ミノフスキードライブ]] | + | :今回は[[EVA弐号機|弐号機]]を引き連れて敵ユニットとして登場。が、弐号機は空を飛べないため、[[EVA初号機]]に[[ミノフスキークラフト]]([[ミノフスキードライブ]])を付けると殆ど苦労せず倒す事も可能。エヴァパイロット扱いで、敵では唯一特殊パラメータの[[シンクロ率]]が設定されている。 |
− | :また、[[マクロス]] | + | :また、[[マクロス]]の「愛・おぼえていますか」の歌詞が入ったプレートを持ち、[[碇シンジ|シンジ]]に渡すというクロスオーバーがされた。登場時の彼の鼻歌も前述の「愛・おぼえていますか」。 |
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ||
:[[地球]]ルート第23話で突如として登場。以後、何度か[[熱気バサラ]]と接触する。『[[MX]]』世界の行方を仄めかす等、『MX』(あるいは『MX』に似た[[平行世界]])の渚カヲルと同一人物である可能性が高い。 | :[[地球]]ルート第23話で突如として登場。以後、何度か[[熱気バサラ]]と接触する。『[[MX]]』世界の行方を仄めかす等、『MX』(あるいは『MX』に似た[[平行世界]])の渚カヲルと同一人物である可能性が高い。 | ||
105行目: | 105行目: | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[使徒]]だけあってさすがに高い。特筆すべきは攻撃力の高さで、味方のエースクラスを余裕で上回り、[[ | + | [[使徒]]だけあってさすがに高い。特筆すべきは攻撃力の高さで、味方のエースクラスを余裕で上回り、[[格闘]]に至っては[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]より高いという怪物(死に能力だが……)。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
272行目: | 272行目: | ||
;(幾千幾万の時を乗り越えても、リリンは死の宿命から逃れられない……)<br />(だけど、それでいい。滅びの宿命は新生の喜びでもある)<br />(世界が滅びても、人が自分の中にある希望を見失わなければそれでいい)<br />(そうすればいつか人は、無限力に支配された輪廻から逸脱することが出来るはずだから……) | ;(幾千幾万の時を乗り越えても、リリンは死の宿命から逃れられない……)<br />(だけど、それでいい。滅びの宿命は新生の喜びでもある)<br />(世界が滅びても、人が自分の中にある希望を見失わなければそれでいい)<br />(そうすればいつか人は、無限力に支配された輪廻から逸脱することが出来るはずだから……) | ||
:同上。モノローグ。[[αシリーズ]]のキーワードである「[[無限力]]」を初めて引用している。「無限力に支配された輪廻」は、まさに第3次αでαナンバーズが直面した「[[アポカリュプシス]]」であり、関係性をうかがわせる。 | :同上。モノローグ。[[αシリーズ]]のキーワードである「[[無限力]]」を初めて引用している。「無限力に支配された輪廻」は、まさに第3次αでαナンバーズが直面した「[[アポカリュプシス]]」であり、関係性をうかがわせる。 | ||
− | |||
;「生と死は等価値なんだ……僕にとってはね。自らの死……それが唯一の絶対的自由なんだよ」<br />「遺言だよ。さぁ、僕を消してくれ。そうしなければ、君らが消えることになる」<br />「滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体は一つしか選ばれないんだ」<br />「そして、君は死すべき存在ではない……」<br />「君達には未来が必要だ」<br />「ありがとう。君に会えて嬉しかったよ」 | ;「生と死は等価値なんだ……僕にとってはね。自らの死……それが唯一の絶対的自由なんだよ」<br />「遺言だよ。さぁ、僕を消してくれ。そうしなければ、君らが消えることになる」<br />「滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体は一つしか選ばれないんだ」<br />「そして、君は死すべき存在ではない……」<br />「君達には未来が必要だ」<br />「ありがとう。君に会えて嬉しかったよ」 | ||
:同上。シンジで撃破するとこの台詞が出る。使徒と人の戦いは、生命の実と知恵の実、それぞれを食した人類同士の戦い。そして、使徒は選ばれなかったのだ……。 | :同上。シンジで撃破するとこの台詞が出る。使徒と人の戦いは、生命の実と知恵の実、それぞれを食した人類同士の戦い。そして、使徒は選ばれなかったのだ……。 | ||
321行目: | 320行目: | ||
=== 旧世紀版 === | === 旧世紀版 === | ||
;[[EVA弐号機]] | ;[[EVA弐号機]] | ||
− | : | + | :TV版で搭乗……というより外部から操った。漫画版ではしっかり搭乗。 |
;EVA4号機 | ;EVA4号機 | ||
:『新世紀エヴァンゲリオン2』やパチンコ版で搭乗。 | :『新世紀エヴァンゲリオン2』やパチンコ版で搭乗。 | ||
342行目: | 341行目: | ||
*キャラクターデザインの貞本義行氏は渚カヲルを子供っぽいキャラクターとしてデザインしたが、担当声優の石田彰氏の解釈で現在のミステリアスなキャラクターとなった。 | *キャラクターデザインの貞本義行氏は渚カヲルを子供っぽいキャラクターとしてデザインしたが、担当声優の石田彰氏の解釈で現在のミステリアスなキャラクターとなった。 | ||
*渚カヲルはその独特の雰囲気と碇シンジとの関係性故に、'''その手の趣味の女性ファンからの圧倒的支持を得ている'''。 | *渚カヲルはその独特の雰囲気と碇シンジとの関係性故に、'''その手の趣味の女性ファンからの圧倒的支持を得ている'''。 | ||
− | **実際、ラポートやムービックの(非公式含む)[[アンソロジーコミック]] | + | **実際、ラポートやムービックの(非公式含む)[[アンソロジーコミック]]を筆頭に'''「二次創作におけるカヲルとシンジとのカップリングは、鉄板レベル」'''と言っても良いほど非常に多い。[[漫画|漫画版]]『碇シンジ育成計画』においても、上記の点を意識したシーンがしばしば描かれている。 |
*[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の[[説得]]によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために[[使徒]]としての能力を自らの意思で封印'''してヒトと全く同じ様に振る舞い学校に通う姿もあるが、ヒトとしてあり続ける為に使徒と戦う必要があれば、'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦う事もできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。また原作では渚カヲルが[[食べ物・料理|食事]]をする描写は無かったが、一応食事は出来る模様([[綾波レイ|レイ]]のように菜食主義な面があるのか否かまでは、不明)。 | *[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の[[説得]]によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために[[使徒]]としての能力を自らの意思で封印'''してヒトと全く同じ様に振る舞い学校に通う姿もあるが、ヒトとしてあり続ける為に使徒と戦う必要があれば、'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦う事もできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。また原作では渚カヲルが[[食べ物・料理|食事]]をする描写は無かったが、一応食事は出来る模様([[綾波レイ|レイ]]のように菜食主義な面があるのか否かまでは、不明)。 | ||
**PSP版のカヲルのシナリオでは、第12使徒レリエル(SRW未登場)の虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われる程で、自分の意思で使徒の力を発動できる事を除けば、ほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」事で、ある結末が…。 | **PSP版のカヲルのシナリオでは、第12使徒レリエル(SRW未登場)の虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われる程で、自分の意思で使徒の力を発動できる事を除けば、ほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」事で、ある結末が…。 |