「シュウイチロウ・ユキムラ」を編集中

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{{登場人物概要
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== シュウイチロウ・ユキムラ(Shuichirou Yukimura) ==
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
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*登場作品:[[バンプレストオリジナル]]
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
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**[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
| 声優 = {{声優|西村朋紘|SRW=Y}}
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*声優:西村朋紘
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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*本名:'''シュウイチロウ・ソガ'''
}}
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*種族:地球人
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*性別:男
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*年齢:不詳(28歳前後?)
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<!-- *身長:---cm -->
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<!-- *体重:---kg -->
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*所属:[[地球連邦軍]]⇒[[ロゴス]]⇒独自行動
  
{{登場人物概要
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[[ネメシスシリーズ]]の製作者である科学者。元々は[[地球連邦軍]]の軍医だった。ちなみに本名は「'''シュウイチロウ・ソガ'''」であり、「ユキムラ」は死んだ母親方の姓である。
| タイトル = プロフィール
 
| 本名 = [[本名::シュウイチロウ・ソガ]]<ref>「ユキムラ」は死んだ母親方の姓。</ref>
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 所属 = [[地球連邦軍]]⇒[[ロゴス]]⇒独自行動
 
}}
 
'''シュウイチロウ・ユキムラ'''は『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
ネメシスシリーズの製作者である[[科学者・技術者|科学者]]。元々は[[地球連邦軍]]の軍医だった。
 
  
幼い頃に父の[[セイジュウロウ・ソガ|セイジュウロウ]]によってオリジン・ユニットに接続されたことで人格が豹変し、「より強いものを破壊する事」「敵対する者を滅ぼす事」を行動原理とするようになった。
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幼い頃に父の[[セイジュウロウ・ソガ|セイジュウロウ]]によって[[オリジン・ユニット]]に接続されたことで人格が豹変し、「より強いものを破壊する事」「敵対する者を滅ぼす事」を行動原理とするようになった。
  
[[ロゴス]]を利用して父と共にネメシスシリーズを開発し、地球圏の戦乱の影で諸勢力を利用しつつ暗躍。ネメシスシリーズ「[[アスカロン]]」を駆り、地球圏最強の部隊である[[Aフォース]]に何度も戦いを仕掛ける。
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[[ロゴス]]を利用して父と共にネメシスシリーズを開発し、地球圏の戦乱の影で諸勢力を利用しつつ暗躍。ネメシスシリーズ『[[アスカロン]]』を駆り、地球圏最強の部隊である[[Aフォース]]に何度も戦いを仕掛ける。
  
終盤には[[鳥の人]]の頭部に搭載されていたオリジン・ユニットを入手し、このオリジン・ユニットを組み込んだ最後のネメシス『[[アゾエーブ]]』を完成させ、そのままアゾエーブと共にソガの前から姿を消し、海底に身を潜めていた。その後、全ての敵勢力が[[Aフォース]]と[[真聖ラーゼフォン]]となった[[神名綾人|綾人]]によって消滅した事をうけ、最終話にて彼らの前に姿を現し、自身の破壊本能によってオリジン・ユニットが生成した負の[[無限力]]『破滅の波導』を放ち『ゼロポイント・ブレイク』を引き起こし、[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]の世界はおろか'''全ての[[平行世界]]を滅亡させる'''というスパロボ史上類を見ない大破局を引き起こした。
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終盤には[[鳥の人]]の頭部に搭載されていた[[オリジン・ユニット]]を入手し、この[オリジン・ユニットを組み込んだ最後のネメシス『[[アゾエーブ]]』を完成させ、そのままアゾエーブと共にソガの前から姿を消し、海底に身を潜めていた。その後、全ての敵勢力が[[Aフォース]]と[[真聖ラーゼフォン]]となった[[神名綾人|綾人]]によって消滅した事をうけ、最終話にて彼らの前に姿を現し、自身の破壊本能によってオリジン・ユニットが生成した負の[[無限力]]『破滅の波導』を放ち『[[ゼロポイント・ブレイク]]』を引き起こし、[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]の世界はおろか'''全ての[[平行世界]]を滅亡させる'''というスパロボ史上類を見ない大破局を引き起こした。
  
 
混沌空間での最終決戦でもAフォースと[[真聖ラーゼフォン]]を圧倒し、再び破滅の波導を放って全てを無に帰せんとするも、自らの死を省みずに[[特攻]]してきた[[ケイジ・タチバナ]]と相討ちになり乗機のアゾエーブ、そしてケイジと彼の乗機の[[天羽々斬]]共々完全に消滅し、最期を遂げた。
 
混沌空間での最終決戦でもAフォースと[[真聖ラーゼフォン]]を圧倒し、再び破滅の波導を放って全てを無に帰せんとするも、自らの死を省みずに[[特攻]]してきた[[ケイジ・タチバナ]]と相討ちになり乗機のアゾエーブ、そしてケイジと彼の乗機の[[天羽々斬]]共々完全に消滅し、最期を遂げた。
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所謂マッドサイエンティストであるが、他の[[バンプレストオリジナル]]のマッドサイエンティストキャラと比べると、明らかに毛色の違う人物である。
 
所謂マッドサイエンティストであるが、他の[[バンプレストオリジナル]]のマッドサイエンティストキャラと比べると、明らかに毛色の違う人物である。
  
バンプレストオリジナルキャラの悪役にはマッドサイエンティストが多いが、彼らの目的は割と単純なものが多く(例を挙げると、世界征服の野望に燃える[[アードラー・コッホ|アードラー]]や、自分を認めなかった[[神聖ラングラン王国]]への復讐に燃える[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]や、自己満足のために[[AI1]]を進化させようとした[[エルデ・ミッテ|エルデ]]等)、彼らにはどこか俗っぽさや人間臭さが感じられるが、ユキムラにはそれらが一切感じられない。
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バンプレストオリジナルキャラの悪役にはマッドサイエンティストが多いが、彼らの目的は割と単純なものが多く(例を挙げると、世界征服の野望に燃える[[アードラー・コッホ|アードラー]]、自分を認めなかった[[神聖ラングラン王国]]への復讐に燃える[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]、自身の創造した[[マシンナリー・チルドレン|新人類]]による地球支配を目論む[[イーグレット・フェフ|フェフ]]、[[AI1]]の成長を死の間際まで見届けた[[エルデ・ミッテ|エルデ]]、絶望の未来から逃避して自己の快楽や欲望を満たす為に全てを弄び嘲笑する[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]、因果律を支配し自らの滅びの運命を改竄し神になろうと画策する[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]、[[ル=コボル]]を打倒し自らの滅びの運命に抗わんとする[[イスペイル]])、彼らにはどこか俗っぽさや人間臭さが感じられるが、ユキムラにはそれらが一切感じられない。<br />
 
 
 
セレスチアル・リアクターと完全に同調した事で人間性が一切排除されたユキムラは'''人間でありながら人間味が一切無く、純粋な狂気と破壊本能のみで行動しており'''、それがまた彼の恐ろしさや不気味さを醸し出している(更に狂気に満ちた本性でありながら常に冷静、かつ理知的に思考し、行動しており、非常に奸知に長けているのだから余計に恐ろしく、始末が悪い)。その膨張した破壊本能は'''世界そのものの滅却を求めるまでに至っており'''、ユキムラは自身に関して「'''既に人間はやめている'''」と語っている。まさに'''人の皮を被った悪魔'''と呼ぶに相応しい人物と言える。
 
セレスチアル・リアクターと完全に同調した事で人間性が一切排除されたユキムラは'''人間でありながら人間味が一切無く、純粋な狂気と破壊本能のみで行動しており'''、それがまた彼の恐ろしさや不気味さを醸し出している(更に狂気に満ちた本性でありながら常に冷静、かつ理知的に思考し、行動しており、非常に奸知に長けているのだから余計に恐ろしく、始末が悪い)。その膨張した破壊本能は'''世界そのものの滅却を求めるまでに至っており'''、ユキムラは自身に関して「'''既に人間はやめている'''」と語っている。まさに'''人の皮を被った悪魔'''と呼ぶに相応しい人物と言える。
  
また何よりも特筆すべきは(最終的に修復されたとはいえ)、彼が「'''自らの意志と力で全ての[[平行世界]]を滅亡させた'''」点が挙げられる(ただし、彼の力すら超えた世界に対しては、その存在を完全には否定できない、しかし少なくとも真聖ラーゼフォンと同格の力は有しているため滅ぼされていない世界は絶無である可能性は極めて高い)。ここまでの事態はスパロボはおろか二次創作作品全体を見てもほとんど例がなく(暴挙と言えるような事態は大抵惑星上での世界征服、銀河消滅の危機、歴史改変、最悪でも全宇宙崩壊止まり)、あの[[イデ]]ですら'''一つの宇宙すべてを[[因果地平]]の彼方に飛ばしたレベル'''に留まったことを考慮すればいかに狂った力であるかがわかるだろうか。
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また何よりも特筆すべきは、最終的に修復されたとはいえ、彼が「'''全ての[[平行世界]]を滅亡させた'''」点が挙げられる(ただし、彼の力すら超えた世界に対しては、その存在を完全には否定できない)。
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ここまでの事態はSRWはおろか二次創作作品全体を見てもほとんど例がなく(暴挙と言えるような事態は大抵惑星上での世界征服、銀河消滅の危機、歴史改変、最悪でも全宇宙崩壊止まり)あのイデですら'''ひとつの宇宙すべて'''を因果地平の彼方に飛ばしたレベルに留まったことを考慮すればいかに狂った力であるかがわかるだろうか。
  
 
これまでのスパロボシリーズのラスボスでも、[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ペルフェクティオ]]は劇中の舞台となっている宇宙を滅ぼそうとしたが、未然に[[αナンバーズ]]や[[ブルー・スウェア]]([[鋼龍戦隊]])によって防がれている(ペルフェクティオに関しては物語が開始する以前から数え切れないほどの宇宙を滅ぼしていると思われるが、少なくとも[[平行世界]]全てを滅亡させてはいない)。しかし、ユキムラは劇中の舞台となったSC2世界の宇宙はおろか、全ての平行宇宙の滅亡を一旦ではあるが成し遂げてしまっている。その為、彼はユーザーからはケイサル・エフェスやペルフェクティオと同格の存在として扱われることも多い(ペルフェクティオとは「最終決戦の最後の最後まで優勢を保ち、自軍部隊を絶望の底へと追いやりながらも、土壇場で[[トレーズ・クシュリナーダ|一人の]][[ウェントス|人物]]による[[特攻]]を受けて撃破された」という点も共通している)。
 
これまでのスパロボシリーズのラスボスでも、[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ペルフェクティオ]]は劇中の舞台となっている宇宙を滅ぼそうとしたが、未然に[[αナンバーズ]]や[[ブルー・スウェア]]([[鋼龍戦隊]])によって防がれている(ペルフェクティオに関しては物語が開始する以前から数え切れないほどの宇宙を滅ぼしていると思われるが、少なくとも[[平行世界]]全てを滅亡させてはいない)。しかし、ユキムラは劇中の舞台となったSC2世界の宇宙はおろか、全ての平行宇宙の滅亡を一旦ではあるが成し遂げてしまっている。その為、彼はユーザーからはケイサル・エフェスやペルフェクティオと同格の存在として扱われることも多い(ペルフェクティオとは「最終決戦の最後の最後まで優勢を保ち、自軍部隊を絶望の底へと追いやりながらも、土壇場で[[トレーズ・クシュリナーダ|一人の]][[ウェントス|人物]]による[[特攻]]を受けて撃破された」という点も共通している)。
  
更に彼の滅びを求める行動はセレスチアル・リアクターの接続による人格への影響という事を含めても、「'''全てが只の人間であるユキムラ自身の意思'''」と言う点も今までにないものであろう([[Zシリーズ]]の戦いの黒幕と言える[[御使い]]達は全ての宇宙の破滅を招く根源的災厄であったが、本人たちにはその自覚すら無かった)。
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以上を踏まえても、'''生身の人間でありながら人智を超越した力を得た上で、その力を用いて劇中の舞台となっている世界を完全に滅ぼした[[バンプレストオリジナル]]キャラは、ユキムラ以外には例が無い'''。おまけに彼は[[テイニクェット・ゼゼーナン|異星人]]や[[カリ・ユガ|人智を越えた超然的な存在]]ではなく、取り立てて特殊な生まれでもない、一人の[[地球]]人である。そういった意味でも、彼は歴代[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスの中でも、特に異端の存在であるといえる。
  
以上を踏まえても、'''生身の人間でありながら人智を超越した力を得た上で、その力を用いて劇中の舞台となっている世界を完全に滅ぼした[[バンプレストオリジナル]]キャラは、ユキムラ以外には例が無い'''。おまけに彼は[[テイニクェット・ゼゼーナン|異星人]]や[[次元将|人智を]][[御使い|越えた存在]]ではなく、取り立てて特殊な生まれでもない、一人の[[地球]]人である。そういった意味でも、彼は歴代[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスの中でも、特に異端の存在であるといえる。
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しかし、ここまで圧倒的な存在となったユキムラでも、彼はあくまでも命ある者「人間」であるという事実には変わりなく、命ある者の宿命たる「''''''」から逃れることだけはできなかったのである。
  
 
=== 『オリジン・ユニット』と『バジュラクイーン』、ユキムラとグレイス ===
 
=== 『オリジン・ユニット』と『バジュラクイーン』、ユキムラとグレイス ===
非常に興味深いのが、ユキムラが全ての世界を破滅へと追い込むにあたって、『[[マクロスゼロ]]』に登場する「[[鳥の人]]」を用いたという点である(正確には[[鳥の人]]に搭載されていたオリジン・ユニット)。原作である[[マクロスシリーズ]]では、鳥の人に関する設定はSC2の製作時期・発売時点ではほとんど明かされておらず、2008年に放送された『[[マクロスF]]』にてようやく秘密が解明される事となった。
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非常に興味深いのが、ユキムラが全ての世界を破滅へと追い込むにあたって、『[[マクロスゼロ]]』に登場する「[[鳥の人]]」を用いたという点である(正確には[[鳥の人]]に搭載されていた[[オリジン・ユニット]])。原作である[[マクロスシリーズ]]では、鳥の人に関する設定はSC2の製作時期・発売時点ではほとんど明かされておらず、2008年に放送された『[[マクロスF]]』にてようやく秘密が解明される事となった。
  
 
『[[マクロスF]]』には鳥の人のオリジナルとも言うべき「[[バジュラクイーン]]」が登場するが、TV版の劇中にそれを手にし、一体化した同作の悪役であり黒幕であるキャラクターの[[グレイス・オコナー]]は、その力を全宇宙、そして全ての[[平行世界]]の支配に用いようとした。彼女は自身を[[サイボーグ]]化している為、肉体こそほぼ機械同然であるものの、その思想や性分は曲がりなりにも「人間」そのものであり、「破壊」などは望まず、あくまで「支配」に執着し続けており(グレイス自身は人間が持つ「感情」を蔑んでいたが、結局のところ彼女自身は人間が持つ「欲望」に突き動かされているのは皮肉な話である)、この事はTV版『マクロスF』の小説でも「彼女を動かすのが、俗な野望でしかないのは、やはり肉を持って生まれてしまったが故に越えられない業とでもいうべきものであるのかもしれない」と述べられている。
 
『[[マクロスF]]』には鳥の人のオリジナルとも言うべき「[[バジュラクイーン]]」が登場するが、TV版の劇中にそれを手にし、一体化した同作の悪役であり黒幕であるキャラクターの[[グレイス・オコナー]]は、その力を全宇宙、そして全ての[[平行世界]]の支配に用いようとした。彼女は自身を[[サイボーグ]]化している為、肉体こそほぼ機械同然であるものの、その思想や性分は曲がりなりにも「人間」そのものであり、「破壊」などは望まず、あくまで「支配」に執着し続けており(グレイス自身は人間が持つ「感情」を蔑んでいたが、結局のところ彼女自身は人間が持つ「欲望」に突き動かされているのは皮肉な話である)、この事はTV版『マクロスF』の小説でも「彼女を動かすのが、俗な野望でしかないのは、やはり肉を持って生まれてしまったが故に越えられない業とでもいうべきものであるのかもしれない」と述べられている。
  
これらをユキムラが目指したものと対比させた場合、彼はグレイスと同等の圧倒的な力を得た上で、特殊な肉体改造を自身に施さず(セレスチアル・リアクターへの接続は、人体改造のそれとは大きく異なっている)、生身の人間のままでありながら人間性を捨て去って完全な「破壊者」と化し、純粋な破壊本能に従って全てを滅亡させた。
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これらをユキムラが目指したものと対比させた場合、彼はグレイスと同等の圧倒的な力を得た上で、特殊な肉体改造を自身に施さず([[セレスチアル・リアクター]]への接続は、人体改造のそれとは大きく異なっている)、生身の人間のままでありながら人間性を捨て去って完全な「破壊者」と化し、純粋な破壊本能に従って全てを滅亡させた。
  
 
どのような身に成り果てても「人間」であり、最期まで俗な欲望に突き動かされて銀河の支配者になろうとしたグレイスと、人間でありながら「人間」を捨て去り、最期まで破壊本能のままに破壊者として全てを滅ぼそうとしたユキムラ。まさにユキムラはグレイスとは対極の存在であるといえる。
 
どのような身に成り果てても「人間」であり、最期まで俗な欲望に突き動かされて銀河の支配者になろうとしたグレイスと、人間でありながら「人間」を捨て去り、最期まで破壊本能のままに破壊者として全てを滅ぼそうとしたユキムラ。まさにユキムラはグレイスとは対極の存在であるといえる。
  
彼が述べた通り、万物には破壊へのエントロピーが存在するため、物理学的・量子力学的に「破壊・消滅」と「創造・構築」では必要となるエネルギー量は等級ではなく、後者の方が比較にならないほど膨大となる。
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彼が述べた通り、万物には破壊へのエントロピーが存在するため、物理学的・量子力学的に「破壊・消滅」と「創造・構築」では必要となるエネルギー量は等級ではなく、後者の方が比較にならないほど膨大となる。<br />
 
[[神名綾人]]は後者の管理者にあたり、グレイスの場合は、力の方向性としては前述とは更に異なる対象物への「維持」「管理」を重視した事になっている。ユキムラの場合は前者に全てを委ねた事で破壊に有利なエントロピーの在り方を利用し、仲間を守り世界を維持する事に力を割いていた[[真聖ラーゼフォン]]を追い詰める程の、莫大な破壊エネルギーを吐き出していたのである。
 
[[神名綾人]]は後者の管理者にあたり、グレイスの場合は、力の方向性としては前述とは更に異なる対象物への「維持」「管理」を重視した事になっている。ユキムラの場合は前者に全てを委ねた事で破壊に有利なエントロピーの在り方を利用し、仲間を守り世界を維持する事に力を割いていた[[真聖ラーゼフォン]]を追い詰める程の、莫大な破壊エネルギーを吐き出していたのである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
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:前述の通り、[[アスカロン]]を駆り、度々[[Aフォース]]に挑んでくる。ラスボスでもあり、最終決戦では[[アゾエーブ]]に搭乗。ちなみにHPは歴代最高の80万である。
:初登場作品。[[アスカロン]]を駆り、度々[[Aフォース]]に挑んでくる。[[ラストボス|ラスボス]]でもあり、最終決戦では[[アゾエーブ]]に搭乗。ちなみにHPは歴代最高の80万である。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
地球圏の戦乱の影で、多くの人類勢力を利用しては暗躍している。[[Aフォース]]の敵対勢力で彼に関わった勢力や人物の多くは彼に利用されるだけ利用され、最後は滅亡へと追いやられている。[[バンプレストオリジナル]]の敵対組織では[[シャドウミラー]]や[[デュミナス]]一味なども多くの版権作品の敵対勢力と手を結んでいたが、ユキムラは彼らとは違い、身一つで彼らと接触しては、思うが侭にいい様に利用した。
 
地球圏の戦乱の影で、多くの人類勢力を利用しては暗躍している。[[Aフォース]]の敵対勢力で彼に関わった勢力や人物の多くは彼に利用されるだけ利用され、最後は滅亡へと追いやられている。[[バンプレストオリジナル]]の敵対組織では[[シャドウミラー]]や[[デュミナス]]一味なども多くの版権作品の敵対勢力と手を結んでいたが、ユキムラは彼らとは違い、身一つで彼らと接触しては、思うが侭にいい様に利用した。
 
 
;[[ロード・ジブリール]]
 
;[[ロード・ジブリール]]
 
:スポンサーだが、ユキムラにとって彼は体の良い操り人形に過ぎず、利用するだけ利用し、裏切った。
 
:スポンサーだが、ユキムラにとって彼は体の良い操り人形に過ぎず、利用するだけ利用し、裏切った。
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:学生時代の頃からの旧知の仲。
 
:学生時代の頃からの旧知の仲。
 
;[[バーン・バニングス]]
 
;[[バーン・バニングス]]
:ドレイクやショットの戦死後に彼を拾い、彼をセレスチアル・リアクターに接続して強化し、手駒として利用した。なおバーンは原作でほぼ同じ状況で善人に救助されるも彼らに恩を仇で返す非道を働いており、ある意味原作での悪行が裁かれたといえる。
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:ドレイクやショットの戦死後に彼を拾い、彼をセレスチアル・リアクターに接続して強化し、手駒として利用した。
 
;[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
;[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
:小百合に憑依した彼に[[アスカロン]]を提供し、協力し合うも、実際はユキムラの方が彼を捨て駒扱いにしていた。
 
:小百合に憑依した彼に[[アスカロン]]を提供し、協力し合うも、実際はユキムラの方が彼を捨て駒扱いにしていた。
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:ユキムラによって放たれた破滅の波導の第一射を食い止める綾人を援護すべく、歌エネルギーによって完全解放されたムートロンエネルギーの力で綾人と共に破滅の覇導から[[Aフォース]]を救ったが、その代償はあまりにも大きいものだった…。
 
:ユキムラによって放たれた破滅の波導の第一射を食い止める綾人を援護すべく、歌エネルギーによって完全解放されたムートロンエネルギーの力で綾人と共に破滅の覇導から[[Aフォース]]を救ったが、その代償はあまりにも大きいものだった…。
 
;[[シーラ・ラパーナ]]、[[リン・ミンメイ]]、[[サラ・ノーム]]、[[ラクス・クライン]]
 
;[[シーラ・ラパーナ]]、[[リン・ミンメイ]]、[[サラ・ノーム]]、[[ラクス・クライン]]
:彼女達の力もあって破滅の波導の第一射から[[Aフォース]]は守られた。
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:彼女達の力もあって破滅の波導の第一射から[[Aフォース]]は守られた。しかし、その代償として彼女達と世界は…
 
;[[紫東遙]]
 
;[[紫東遙]]
 
:綾人を救う為にバレンティナと共に[[特攻]]してきた彼女をゴミのように爆殺した。
 
:綾人を救う為にバレンティナと共に[[特攻]]してきた彼女をゴミのように爆殺した。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「犠牲…? 犠牲という言葉の意味はあなたこそ最もご存知のはずですがね…」
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;「犠牲…?犠牲という言葉の意味はあなたこそ最もご存知のはずですがね…」
 
:第1話にて、[[羽々斬|試作機]]の性能を試したいがためだけに[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の私兵を犠牲にしたことを、[[セイジュウロウ・ソガ|セイジュウロウ]]に非難された際の反論。
 
:第1話にて、[[羽々斬|試作機]]の性能を試したいがためだけに[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の私兵を犠牲にしたことを、[[セイジュウロウ・ソガ|セイジュウロウ]]に非難された際の反論。
 
;「フフフ…さあ、本格的なゲームの開始といこうじゃないか、A3の諸君…。」
 
;「フフフ…さあ、本格的なゲームの開始といこうじゃないか、A3の諸君…。」
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;「…ふざけた事を言わないでいただきたいものですな、教授。いくら人知を超えたオーパーツであれ、それが人の人生を直接狂わせることなどありえません…。すべては人の…人が選んだ行動の結果なのですよ…!あなたは自分で自分の人生を決めたのです。この研究に一生を捧げるという人生をね…そして、当然あなたも覚えておいでのはず。この私という人物を生み出したのも…他ならぬ、あなたなのだという事を…!」
 
;「…ふざけた事を言わないでいただきたいものですな、教授。いくら人知を超えたオーパーツであれ、それが人の人生を直接狂わせることなどありえません…。すべては人の…人が選んだ行動の結果なのですよ…!あなたは自分で自分の人生を決めたのです。この研究に一生を捧げるという人生をね…そして、当然あなたも覚えておいでのはず。この私という人物を生み出したのも…他ならぬ、あなたなのだという事を…!」
 
:オリジン・ユニットを通してのセイジュウロウとの会話。この言葉の真相は後々判明していくこととなる。
 
:オリジン・ユニットを通してのセイジュウロウとの会話。この言葉の真相は後々判明していくこととなる。
;(ふ…覇道か…くだらんな。破滅へ向けて突き進むこの世を支配したところで、意味など無い事がわからんとはね…)
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;(ふ…覇道か…くだらんな)<br/>(破滅へ向けて突き進むこの世を支配したところで、意味など無い事がわからんとはね…)
 
:ドレイク軍との通信を打ち切った直後。
 
:ドレイク軍との通信を打ち切った直後。
 
;「ふふ…ええ、それが私の生きる道です。モノとヒトを壊し尽くすのがね…」
 
;「ふふ…ええ、それが私の生きる道です。モノとヒトを壊し尽くすのがね…」
 
:マクロス内にてグローバルに語った自身の生き様。最終話にてその道は結実することとなる…
 
:マクロス内にてグローバルに語った自身の生き様。最終話にてその道は結実することとなる…
 
;「07Aより02。最後の命令を与える。ハイスコアを狙え。ゲームオーバーまで戦闘を続行せよ。」
 
;「07Aより02。最後の命令を与える。ハイスコアを狙え。ゲームオーバーまで戦闘を続行せよ。」
:[[マクロス]]を巡る[[Aフォース]]との攻防戦の際、[[アスカロン]]2号機で戦うネメシス兵に下した命令。全ての命を何とも思わないユキムラに、[[ブルーノ・J・グローバル|グローバル]]達は戦慄する…。なお、この直前には[[バーン・バニングス|バーン]]がユキムラによって半ば捨て駒同然にされ、戦死している。
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:[[マクロス]]を巡る[[Aフォース]]との攻防戦の際、[[アスカロン]]2号機で戦う[[ネメシス兵]]に下した命令。全ての命を何とも思わないユキムラに、[[ブルーノ・J・グローバル|グローバル]]達は戦慄する…。なお、この直前には[[バーン・バニングス|バーン]]がユキムラによって半ば捨て駒同然にされ、戦死している。
 
;「私のようになるかね?人である事をやめて…!」
 
;「私のようになるかね?人である事をやめて…!」
 
:[[鳥の人]]を巡るAフォース・[[ネオ・ジオン|アクシズ軍]]・ユキムラの三つ巴の攻防戦の際にケイジに対して。「人」であることを捨て去った彼の戦い方は既に人間の「それ」ではなく、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]をも戦慄させ、[[ゼロシステム]]もまた、ユキムラに勝利する未来を示すことが出来なかった。
 
:[[鳥の人]]を巡るAフォース・[[ネオ・ジオン|アクシズ軍]]・ユキムラの三つ巴の攻防戦の際にケイジに対して。「人」であることを捨て去った彼の戦い方は既に人間の「それ」ではなく、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]をも戦慄させ、[[ゼロシステム]]もまた、ユキムラに勝利する未来を示すことが出来なかった。
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:破滅の波導を防げなかったのは世界という事実。それが意味するものは…
 
:破滅の波導を防げなかったのは世界という事実。それが意味するものは…
 
;「こいつと一体化した私にはもうすべてが理解できる…。時空間構造に穴を開け、新たな平行宇宙を生成する…偉大で愚かな祖先達が造り上げたこのオリジン・ユニットは最初はそういう代物だったのだよ。どうやっても敵わぬ恐怖が星界の果てより到来した時、新たな平行宇宙を作り出してそこへと移民し、逃げ込むためのね…」<br />「だが、ある日誰かが気付いたんだろう。それだけの力があるなら、そもそも逃げる必要などない。その力を使い…相手を滅ぼした方が早い。くっくっく…今も昔も、人の考える事は同じだ。人が火薬を手にした時、いったい何のためにそれを使った?人は原子力を手に入れていったい最初に何を作り出した?」
 
;「こいつと一体化した私にはもうすべてが理解できる…。時空間構造に穴を開け、新たな平行宇宙を生成する…偉大で愚かな祖先達が造り上げたこのオリジン・ユニットは最初はそういう代物だったのだよ。どうやっても敵わぬ恐怖が星界の果てより到来した時、新たな平行宇宙を作り出してそこへと移民し、逃げ込むためのね…」<br />「だが、ある日誰かが気付いたんだろう。それだけの力があるなら、そもそも逃げる必要などない。その力を使い…相手を滅ぼした方が早い。くっくっく…今も昔も、人の考える事は同じだ。人が火薬を手にした時、いったい何のためにそれを使った?人は原子力を手に入れていったい最初に何を作り出した?」
:ユキムラの語るオリジン・ユニットの真相。破壊の化身と化した彼にとって、それはあまりにも見合った力だった。ユキムラの語る通り、人類は火薬を手にした時、初めてそれを使ったのは戦争の為であり、人類が原子力を初めて手にした時、最初に作り出したのは、人類史上初めて戦争に使用された核兵器であり、広島と長崎を焼き尽くした大量殺戮兵器・原子爆弾だった。人類は、昔から強大な力を戦いの為に行使してきた。その様は、今も昔も何一つ変わらないものだった。その事実を、ユキムラは残酷に突きつける。そして、ユキムラがここで言及している、人が火薬を手にした時に、そして原子力を手にした時に犯した所業。それは、[[リーンの翼 (OVA)|「我々プレイヤー」の現実世界においても存在する、変え様が無い過去の事実である]]。<br />『[[マクロスF]]』では、[[鳥の人]]のオリジナルである「[[バジュラクイーン]]」を手にした[[グレイス・オコナー]]がその力で宇宙の支配を目論んだのに対し、彼はそのコピーとも言うべき存在である「[[鳥の人]]」の力を、破壊の為だけに用い、全てを滅ぼした。
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:ユキムラの語るオリジン・ユニットの真相。破壊の化身と化した彼にとって、それはあまりにも見合った力だった。ユキムラの語る通り、人類は火薬を手にした時、初めてそれを使ったのは戦争の為であり、人類が原子力を初めて手にした時、最初に作り出したのは、人類史上初めて戦争に使用された核兵器であり、広島と長崎を焼き尽くした大量殺戮兵器・原子爆弾だった。人類は、昔から強大な力を戦いの為に行使してきた。その様は、今も昔も何一つ変わらないものだった。その事実を、ユキムラは残酷に突きつける。<br />『[[マクロスF]]』では、[[鳥の人]]のオリジナルである「[[バジュラクイーン]]」を手にした[[グレイス・オコナー]]がその力で宇宙の支配を目論んだのに対し、彼はそのコピーとも言うべき存在である「[[鳥の人]]」の力を、破壊の為だけに用い、全てを滅ぼした。
 
;「時空間の基本構造は瓦解した。すべては始原の混沌へと還ったのだよ。…君達を除いてね」
 
;「時空間の基本構造は瓦解した。すべては始原の混沌へと還ったのだよ。…君達を除いてね」
 
:全ての[[平行世界]]は滅亡した。スパロボ史上かつて無い絶望が、[[Aフォース]]を包む。
 
:全ての[[平行世界]]は滅亡した。スパロボ史上かつて無い絶望が、[[Aフォース]]を包む。
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;「やる気かね…やれやれ。滅ぶべき運命が理解できんとは…。仕方ない…オリジン・ユニットの自己修復機能が働くまでしばらく相手をしてさしあげよう。時空間崩壊波は使えずとも、このオリジン・ユニットには…この最後のネメシス『アゾエーブ』には悪魔の力が備わっているのだから!」
 
;「やる気かね…やれやれ。滅ぶべき運命が理解できんとは…。仕方ない…オリジン・ユニットの自己修復機能が働くまでしばらく相手をしてさしあげよう。時空間崩壊波は使えずとも、このオリジン・ユニットには…この最後のネメシス『アゾエーブ』には悪魔の力が備わっているのだから!」
 
:この台詞と共に守るべきもの、帰るべき世界を失った[[Aフォース]]との最終決戦の幕が切って落とされた。
 
:この台詞と共に守るべきもの、帰るべき世界を失った[[Aフォース]]との最終決戦の幕が切って落とされた。
;「今なら私にもわかる…。マヤン島の伝承に残るという滅びの歌とは何だったのかを…。それはこの兵器の事ではない。この兵器を作り出した人類の憎しみや恐れ…恐怖そのものだ!それこそが滅びの歌なのだよ! 遥かな太古から、人類という種は滅びの歌を歌い続けてきたのだ。見たまえ!この私を! 見たまえ!このマシンを!! この私こそ…そしてこのマシン、アゾエーブこそが! 今なお残る、その歌の残響なのだ! 残るは貴様達…! 貴様達さえ片付けばこの宇宙の滅却は終わる!」
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;「今なら私にもわかる…。マヤン島の伝承に残るという滅びの歌とは何だったのかを…。それはこの兵器の事ではない。この兵器を作り出した人類の憎しみや恐れ…恐怖そのものだ! それこそが滅びの歌なのだよ! 遥かな太古から、人類という種は滅びの歌を歌い続けてきたのだ。見たまえ! この私を! 見たまえ! このマシンを!! この私こそ…そしてこのマシン、アゾエーブこそが! 今なお残る、その歌の残響なのだ! 残るは貴様達…! 貴様達さえ片付けばこの宇宙の滅却は終わる!」
 
:最終決戦にて。そこにいたのは確かに人間だった。そして、そこに在ったのは全ての破壊のみを存在理由とする本物の悪魔だった……。
 
:最終決戦にて。そこにいたのは確かに人間だった。そして、そこに在ったのは全ての破壊のみを存在理由とする本物の悪魔だった……。
;「一歩……一歩遅かった……ようだな! 繋がった……繋がったぞ……オリジン……ユニットが……! 消えろ……消えて……しまえ……!」
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;「貴様…こそ…!消えろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
:死闘の末にアゾエーブは限界を迎えるも、撃破には至らずオリジン・ユニットの再接続が完了。「破滅の波導」の第二射をチャージ、狂ったように笑いながら今度こそ全てを消し去ろうとするが……。
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:[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]と相討ちになる寸前の最期の台詞。最期の瞬間まで、その狂気の力で全てを圧倒したユキムラだったが、彼も「死」の運命にだけは逆らう事が出来なかった。
;「貴様…こそ…! 消えろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
 
:[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]と相討ちになる寸前の台詞。最期の瞬間まで、その狂気の力で全てを圧倒したユキムラだったが、彼も「死」の運命にだけは逆らう事が出来なかった。
 
:なお、顔グラフィックが凄いことになっている。必見。
 
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
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== 関連機体 ==
 
;[[アスカロン]]
 
;[[アスカロン]]
 
:ネメシスシリーズの量産機体。7番機はユキムラ自身が搭乗し、専用のカスタマイズが施されている。
 
:ネメシスシリーズの量産機体。7番機はユキムラ自身が搭乗し、専用のカスタマイズが施されている。
 
;[[アゾエーブ]]
 
;[[アゾエーブ]]
 
:ユキムラが最後に搭乗するネメシスシリーズの完成機。最後にして、最凶・最悪のドラゴンスレイヤー。[[オリジン・ユニット]]を搭載し、全てを破壊する可能性を秘めた悪魔の機体。
 
:ユキムラが最後に搭乗するネメシスシリーズの完成機。最後にして、最凶・最悪のドラゴンスレイヤー。[[オリジン・ユニット]]を搭載し、全てを破壊する可能性を秘めた悪魔の機体。
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ファンからはSC2の文字のフォントの影響からか「'''コキムラ'''」と呼ばれる事もある。
 
*ファンからはSC2の文字のフォントの影響からか「'''コキムラ'''」と呼ばれる事もある。
 
*何の因果か、[[クォヴレー・ゴードン|ケイジと同じ声の平行世界の番人]]にとっても明確な敵と言える存在となっている。
 
*何の因果か、[[クォヴレー・ゴードン|ケイジと同じ声の平行世界の番人]]にとっても明確な敵と言える存在となっている。
 
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<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
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<!-- == 話題まとめ == -->
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<!-- *[[namazu:シュウイチロウ・ユキムラ]] (全文検索結果) -->
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<!-- == 資料リンク == -->
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<!-- *[[一覧:シュウイチロウ・ユキムラ]] -->
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{{DEFAULTSORT:しゆういちろう ゆきむら}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
{{DEFAULTSORT:しゆういちろう ゆきむら}}
 
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物さ行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物さ行]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]

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