「カウボーイビバップ」を編集中
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『'''カウボーイビバップ'''』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。 | 『'''カウボーイビバップ'''』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 宇宙開発が進んだ2071年の太陽系内を「ゲート」を使って移動し、賞金首の犯罪者を狙う宇宙船「ビバップ号」の賞金稼ぎ達の物語。ハードボイルド路線を基本に据えつつ、スラップスティックコメディやメカアクション、ラブロマンス、ホラー等と、回によって著しく趣を変えるバラエティに富んだ作風が特徴。本作や劇中曲やOP曲の「Tank!」は非常に高い評価を受けており、ハリウッドで実写化企画が持ち上がったほどである。2001年には映画『カウボーイビバップ 天国の扉』が制作されている。 | |
− | + | アニメの放送は当初テレビ東京にて行われたが、放映枠が1クール分しかとれず、全26話の所を12話+総集編として放送されたため、エピソードの繋がりが極めて分かりづらい作品となってしまった。さらに放映当時のテレビ東京はもっとも自主規制が激しかった時期であり<ref>神戸児童連続殺傷事件をはじめとして未成年の凶悪犯罪の報道が増えていた頃。</ref>、台詞や映像演出には無残までの修正を施された<ref>何と予告まで修正が入り、『死』を想起させるような言葉は一切無くなってしまった。</ref>。最終話の「よせあつめブルース」は制作スタッフがこの惨状に抗議するような内容を盛り込んだ異例の総集編となった<ref>この回は現在に至るまで[[黒歴史|再放送・映像ソフト化もされていない]]。</ref>。その後、WOWOWのノンスクランブル放送で全26話が修正抜きで無事放送された。現在における作品の評価はそちらがベースである。 | |
− | + | 2018年11月28日、全10話の米国実写TVシリーズとなって、Netflixにより全世界(一部地域を除く)へ向けて配信される事が正式に決定し、本作を手掛けた渡辺信一郎監督もコンサルタントとして参加する旨が報道された。 | |
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
99行目: | 99行目: | ||
:パンチとジュディがMCを務める、賞金稼ぎ御用達の情報バラエティ番組。 | :パンチとジュディがMCを務める、賞金稼ぎ御用達の情報バラエティ番組。 | ||
;ウーロン | ;ウーロン | ||
− | :本作における通貨の単位。太陽系全域で使用可能。主に電子マネーが使われている<ref> | + | :本作における通貨の単位。太陽系全域で使用可能。主に電子マネーが使われている<ref>貨幣価値については現代の日本円にして約1円とされている。</ref>。 |
;I.S.S.P.(Inter-Solar Systems Police) | ;I.S.S.P.(Inter-Solar Systems Police) | ||
:太陽系刑事警察機構。惑星・国家間を超えた警察組織で、ジェットの元所属先。 | :太陽系刑事警察機構。惑星・国家間を超えた警察組織で、ジェットの元所属先。 | ||
115行目: | 115行目: | ||
::作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS) | ::作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS) | ||
::イントロのカウントダウンが印象的な本作を象徴するメインテーマ。 | ::イントロのカウントダウンが印象的な本作を象徴するメインテーマ。 | ||
− | :: | + | ::インストゥルメンタルゆえ使い勝手が良いのか、ひと頃のバラエティ番組では流用BGMとして用いられる事が非常に多かった。 |
− | :: | + | ::『T』にて採用された他、『T』限定版にて原曲が採用。 |
: | : | ||
;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
122行目: | 122行目: | ||
:;「THE REAL FOLK BLUES」 | :;「THE REAL FOLK BLUES」 | ||
::作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣 | ::作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣 | ||
− | :: | + | ::『T』限定版にて原曲が採用。 |
:;「SPACE LION」(第13話) | :;「SPACE LION」(第13話) | ||
::作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS) | ::作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS) | ||
131行目: | 131行目: | ||
:;「さすらいのカウボーイ」 | :;「さすらいのカウボーイ」 | ||
::作詞 - 渡辺信一郎 / 作曲 - 菅野よう子 / 歌 - TADA ED AOI(多田葵) | ::作詞 - 渡辺信一郎 / 作曲 - 菅野よう子 / 歌 - TADA ED AOI(多田葵) | ||
− | :: | + | ::サウンドトラックに収録された上記オープニングのボーカルアレンジ。本編では使用されていない。 |
− | :: | + | ::『T』限定版にて原曲が採用。 |
== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
145行目: | 145行目: | ||
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ | ! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ | ||
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− | | Session #1 || アステロイド・ブルース<br />Asteroid Blues || | + | | Session #1 || アステロイド・ブルース<br />Asteroid Blues |||||| |
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| Session #2 || 野良犬のストラット<br />Stray Dog Strut ||||地上波版第1話|| | | Session #2 || 野良犬のストラット<br />Stray Dog Strut ||||地上波版第1話|| | ||
151行目: | 151行目: | ||
| Session #3 || ホンキィ・トンク・ウィメン<br />Honky Tonk Women ||||地上波版第2話|| | | Session #3 || ホンキィ・トンク・ウィメン<br />Honky Tonk Women ||||地上波版第2話|| | ||
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− | | Session #4 || ゲイトウェイ・シャッフル<br />Gateway Shuffle |||||| | + | | Session #4 || ゲイトウェイ・シャッフル<br />Gateway Shuffle |||||| |
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| Session #5 || 堕天使たちのバラッド<br />Ballad Of Fallen Angels |||||| | | Session #5 || 堕天使たちのバラッド<br />Ballad Of Fallen Angels |||||| | ||
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| Session #14 || ボヘミアン・ラプソディ<br />Bohemian Rhapsody ||||地上波版第10話|| | | Session #14 || ボヘミアン・ラプソディ<br />Bohemian Rhapsody ||||地上波版第10話|| | ||
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− | | Session #15 || マイ・ファニー・ヴァレンタイン<br />My Funny Valentine ||||地上波版第11話|| | + | | Session #15 || マイ・ファニー・ヴァレンタイン<br />My Funny Valentine ||||地上波版第11話|| |
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| Session #16 || ブラック・ドッグ・セレナーデ<br />Black Dog Serenade |||||| | | Session #16 || ブラック・ドッグ・セレナーデ<br />Black Dog Serenade |||||| | ||
183行目: | 183行目: | ||
| Session #19 || ワイルド・ホーセス<br />Wild Horses |||||| | | Session #19 || ワイルド・ホーセス<br />Wild Horses |||||| | ||
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− | | Session #20 || 道化師の鎮魂歌<br />Pierrot Le Fou<ref>外国語表記の元ネタはジャン=リュック・ゴダール作品『気狂いピエロ』より。</ref> |||||| | + | | Session #20 || 道化師の鎮魂歌<br />Pierrot Le Fou<ref>外国語表記の元ネタはジャン=リュック・ゴダール作品『気狂いピエロ』より。</ref> |||||| |
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| Session #21 || ブギ・ウギ・フンシェイ<br />Boogie Woogie Feng Shui |||||| | | Session #21 || ブギ・ウギ・フンシェイ<br />Boogie Woogie Feng Shui |||||| | ||
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− | | Session #22 || カウボーイ・ファンク<br />Cowboy Funk |||||| | + | | Session #22 || カウボーイ・ファンク<br />Cowboy Funk |||||| |
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| Session #23 || ブレイン・スクラッチ<br />Brain Scratch |||||| | | Session #23 || ブレイン・スクラッチ<br />Brain Scratch |||||| | ||
195行目: | 195行目: | ||
| Session #25 || ザ・リアル・フォークブルース(前編)<br />The Real Folk Blues (PART 1) |||||| | | Session #25 || ザ・リアル・フォークブルース(前編)<br />The Real Folk Blues (PART 1) |||||| | ||
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− | | Session #26 || ザ・リアル・フォークブルース(後編)<br />The Real Folk Blues (PART 2) |||| | + | | Session #26 || ザ・リアル・フォークブルース(後編)<br />The Real Folk Blues (PART 2) ||||特殊ED2|| |
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| Session XX || よせあつめブルース ||||地上波版最終話<br/>未ソフト化|| | | Session XX || よせあつめブルース ||||地上波版最終話<br/>未ソフト化|| | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
=== [[Blu-ray]] === | === [[Blu-ray]] === | ||
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| [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア] || [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=11314 ○] || | | [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア] || [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=11314 ○] || | ||
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− | | [https://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO! ストア] || [https:// | + | | [https://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO! ストア] || [https://streaming.yahoo.co.jp/p/y/00066/v12057/ ○] || 配信期限あり( - 2019年3月29日) |
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| [https://www.happyon.jp/ hulu] || [https://www.happyon.jp/cowboy-bebop ○] || | | [https://www.happyon.jp/ hulu] || [https://www.happyon.jp/cowboy-bebop ○] || | ||
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| [https://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=130 ○] || | | [https://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=130 ○] || | ||
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262行目: | 259行目: | ||
*本作のタイトルは、企画当初は『'''流れ星ビバップ'''』という仮題であったが、後に『'''シューティングスタービバップ'''』へと変更を経て、最終的に現在の『カウボーイビバップ』に決定された。ただ、このタイトルはスタッフの音楽チームには相当評判が悪かったらしい。 | *本作のタイトルは、企画当初は『'''流れ星ビバップ'''』という仮題であったが、後に『'''シューティングスタービバップ'''』へと変更を経て、最終的に現在の『カウボーイビバップ』に決定された。ただ、このタイトルはスタッフの音楽チームには相当評判が悪かったらしい。 | ||
**この『シューティングスタービバップ』名義で連載された[[漫画]]も存在するが、一部設定が異なっている。 | **この『シューティングスタービバップ』名義で連載された[[漫画]]も存在するが、一部設定が異なっている。 | ||
− | *本作は日本国内は元より海外においても高い評価を得ており、初放映から現在に至るまで再放送が繰り返され、国によっては[[ガンダムシリーズ]] | + | *本作は日本国内は元より海外においても高い評価を得ており、初放映から現在に至るまで再放送が繰り返され、国によっては[[ガンダムシリーズ]]以上の知名度と人気を誇っている。これと双璧を成すのが[[THE ビッグオー]]で、日本と海外での認知度はほぼ180°異なっているのが凄いところ。 |
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[http://home-aki.la.coocan.jp/bebop-tx.htm 『カウボーイビバップ』がテレビ東京で放映されたことの不運] | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references /> |