「インパルスガンダム」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| タイトル = インパルス | | タイトル = インパルス | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Impulse]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | ||
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}} | | デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}} | ||
+ | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}} | ||
| SRWでの分類 = | | SRWでの分類 = | ||
}} | }} | ||
29行目: | 30行目: | ||
=== 性能 === | === 性能 === | ||
− | インパルス本体の機体構造は従来のものとは大きく異なる分離構造で、上半身「チェストフライヤー」、下半身「レッグフライヤー」、コクピット「コアスプレンダー」の3つのパーツから成り立っている。さらに、[[MS]] | + | インパルス本体の機体構造は従来のものとは大きく異なる分離構造で、上半身「チェストフライヤー」、下半身「レッグフライヤー」、コクピット「コアスプレンダー」の3つのパーツから成り立っている。さらに、[[MS]]となった本体に換装式バックパックを装着して戦闘形態となる。出撃時は他のMSと異なり、分離状態で発進して、その後で合体する。なお、チェストフライヤーとレッグフライヤーは予備が存在し、戦闘中に破損しても即座に換装する事ができる。 |
本機の換装式バックパックは「シルエットシステム」と呼ばれ、出撃の際にその時の任務や戦況に合わせて選択されたものを無人牽引機「シルエットフライヤー」の後部に接続して発進させる。その後、合体の際にシルエットフライヤーから切り離され、本体と合体する。 | 本機の換装式バックパックは「シルエットシステム」と呼ばれ、出撃の際にその時の任務や戦況に合わせて選択されたものを無人牽引機「シルエットフライヤー」の後部に接続して発進させる。その後、合体の際にシルエットフライヤーから切り離され、本体と合体する。 | ||
37行目: | 38行目: | ||
額には「X56S SEI」(SEI=イタリア語で数字の6)と刻印されている<ref>他機体では、地球連合軍開発の[[カラミティガンダム|カラミティ]]にも額に「SEI」が刻まれている。</ref>。 | 額には「X56S SEI」(SEI=イタリア語で数字の6)と刻印されている<ref>他機体では、地球連合軍開発の[[カラミティガンダム|カラミティ]]にも額に「SEI」が刻まれている。</ref>。 | ||
− | + | 本機の合体システムに関しては、ユニウス条約でMSの保有数に制限がかけられたことから、「モビルスーツではなく、合体すればモビルスーツとしても運用可能な戦闘機」として条約の抜け道を狙ったのではないかという説もある。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== シルエットシステム === | === シルエットシステム === | ||
65行目: | 62行目: | ||
[[シン・アスカ]]の愛機として様々な戦場を駆け巡った。初期の頃はそれほど戦果を挙げることは無かったが、シンの技量が上がるに連れてシルエットシステムによる状況に応じた戦い方で、その性能を発揮。[[フリーダムガンダム]]との戦いではシルエットシステムを最大限生かした戦いで、無敵を誇ったフリーダムを撃墜。 | [[シン・アスカ]]の愛機として様々な戦場を駆け巡った。初期の頃はそれほど戦果を挙げることは無かったが、シンの技量が上がるに連れてシルエットシステムによる状況に応じた戦い方で、その性能を発揮。[[フリーダムガンダム]]との戦いではシルエットシステムを最大限生かした戦いで、無敵を誇ったフリーダムを撃墜。 | ||
− | 後にシンが[[デスティニーガンダム]]に乗り換えた為、[[ルナマリア・ホーク]]が搭乗し、多大な戦果を挙げている。[[メサイア]]攻防戦では[[エターナル]]を狙うが、メイリンの説得と[[ドムトルーパー]] | + | 後にシンが[[デスティニーガンダム]]に乗り換えた為、[[ルナマリア・ホーク]]が搭乗し、多大な戦果を挙げている。[[メサイア]]攻防戦では[[エターナル]]を狙うが、メイリンの説得と[[ドムトルーパー]]のジェットストリームアタックに圧倒され、一時撤退。その後、アスランの∞ジャスティスと交戦するが、一蹴される。さらにその後、∞ジャスティスとデスティニーの戦闘を止めようと2機の間に割り込んで錯乱していたシンのデスティニーに撃墜されそうになるが、∞ジャスティスが間一髪でその攻撃を阻止。直後に撃墜されたデスティニーを追って自らも戦線離脱した。その後、デスティニーと違い、修復が充分に可能だったこの機体がどうなったかは不明である。 |
− | |||
− | |||
− | + | ガルナハンのローエングリン・ゲート攻略作戦でのみ、この姿で戦闘を行い、ローエングリン砲台を破壊するなどの戦果を挙げた。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | 母艦ミネルバと一体となった戦術換装システムまでを含めてインパルスガンダムというシステムだということなのか、ストライクと異なりシルエットを装備しない「インパルスガンダム」が単体のユニット化されたことは無い。 | |
複数形態がユニット化されているのは『SC2』『Z』『CC』。それ以外は[[フォースインパルスガンダム]]が基本形態、他形態が登場する場合は武装演出となる。詳細はフォースの記事を参照。 | 複数形態がユニット化されているのは『SC2』『Z』『CC』。それ以外は[[フォースインパルスガンダム]]が基本形態、他形態が登場する場合は武装演出となる。詳細はフォースの記事を参照。 | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}} |
:原作通りに前半は[[シン・アスカ|シン]]、後半は[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が搭乗する([[隠し要素/Z|仲間]]にすれば[[イザーク・ジュール|イザーク]]と[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]も[[乗り換え]]可能に)。 | :原作通りに前半は[[シン・アスカ|シン]]、後半は[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が搭乗する([[隠し要素/Z|仲間]]にすれば[[イザーク・ジュール|イザーク]]と[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]も[[乗り換え]]可能に)。 | ||
:本作のみシルエットシステムが「[[戦術換装]]」という[[特殊能力]]になっており、'''[[母艦]][[ミネルバ]]が出撃している場合にのみ、1マップ中にそれぞれの形態に1回だけ換装できる'''。その際、デュートリオンビーム送電システムも一緒に使用している設定なのか[[EN]]が全回復する為、意外に重宝する<ref>この影響なのか、デュートリオンビームはイベント限定であり、デュートリオンビームが特殊能力として実装されたことは以降もない。</ref>。当然、ミネルバがいないと戦術換装ができない為、使用する際には必ず一緒に出撃させよう。 | :本作のみシルエットシステムが「[[戦術換装]]」という[[特殊能力]]になっており、'''[[母艦]][[ミネルバ]]が出撃している場合にのみ、1マップ中にそれぞれの形態に1回だけ換装できる'''。その際、デュートリオンビーム送電システムも一緒に使用している設定なのか[[EN]]が全回復する為、意外に重宝する<ref>この影響なのか、デュートリオンビームはイベント限定であり、デュートリオンビームが特殊能力として実装されたことは以降もない。</ref>。当然、ミネルバがいないと戦術換装ができない為、使用する際には必ず一緒に出撃させよう。 | ||
− | |||
:本機を始めとしたセカンドステージシリーズの機体、及び[[フリーダムガンダム]]は撃破された際の爆発寸前にフェイズシフトダウンを起こす演出がある。 | :本機を始めとしたセカンドステージシリーズの機体、及び[[フリーダムガンダム]]は撃破された際の爆発寸前にフェイズシフトダウンを起こす演出がある。 | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | ||
87行目: | 81行目: | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦K]] / [[スーパーロボット大戦L]] / [[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦K]] / [[スーパーロボット大戦L]] / [[スーパーロボット大戦UX]] | ||
− | : | + | :共通項として、基本形態はフォース。ソードおよびブラストシルエットは戦闘デモ中に換装する形になった。 |
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] | ||
− | : | + | :初登場作品。序盤に1度シンが乗ってスポット参戦する。その後はメサイア攻略戦まで敵として登場するため敵のイメージが強い。メサイア攻略戦後はルナマリアが乗って使用可能となる。 |
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
;[[スーパーロボット大戦V]] | ;[[スーパーロボット大戦V]] | ||
− | : | + | :久々に単独ユニットとして参戦。今回もフォース固定で、合体攻撃でのみ換装する。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
102行目: | 96行目: | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
:フォースインパルスが登場。 | :フォースインパルスが登場。 | ||
− | |||
− | |||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
113行目: | 105行目: | ||
;M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ | ;M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ | ||
:両腰部に収納されている折りたたみ式ナイフ。ストライクのアーマーシュナイダーを参考にしており、実体剣と振動波を併用、エネルギーをほとんど消費しないうえ、ダガーLの胸部装甲を易々と貫くほどの威力がある。 | :両腰部に収納されている折りたたみ式ナイフ。ストライクのアーマーシュナイダーを参考にしており、実体剣と振動波を併用、エネルギーをほとんど消費しないうえ、ダガーLの胸部装甲を易々と貫くほどの威力がある。 | ||
− | :ガルナハンでの戦闘で、'''コックピットに直接レイザーを押し込まれる連合兵の無残過ぎる姿'''は・・・「閲覧注意」である。ちなみにこのシーンが描かれた話は解放後の民間人たちの手で連合兵たちが'''集団リンチを受ける'''、'''腕を縛られて動けなくされた上で頭に銃弾を撃ち込まれて殺される''' | + | :ガルナハンでの戦闘で、'''コックピットに直接レイザーを押し込まれる連合兵の無残過ぎる姿'''は・・・「閲覧注意」である。ちなみにこのシーンが描かれた話は解放後の民間人たちの手で連合兵たちが'''集団リンチを受ける'''、'''腕を縛られて動けなくされた上で頭に銃弾を撃ち込まれて殺される'''等、自業自得とはいえ、これでもかと言わんばかりに痛めつけられている。 |
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではソード、ブラスト装備時に[[切り払い]]に使用。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではソード、ブラスト装備時に[[切り払い]]に使用。 | ||
;MA-BAR72 高エネルギービームライフル | ;MA-BAR72 高エネルギービームライフル | ||
119行目: | 111行目: | ||
;MMI-RG59V 機動防盾 | ;MMI-RG59V 機動防盾 | ||
:対ビームコーティングが施された実体盾。上下左右にスライドして有効防御面の拡大と取り回しを両立させている。 | :対ビームコーティングが施された実体盾。上下左右にスライドして有効防御面の拡大と取り回しを両立させている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 主な関連機体 == | == 主な関連機体 == | ||
<!-- 本Wikiではスパロボ関連のものを取り上げる。未登場のものについてはガンダムwikiを参照されたし。 --> | <!-- 本Wikiではスパロボ関連のものを取り上げる。未登場のものについてはガンダムwikiを参照されたし。 --> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== セカンドシリーズ === | === セカンドシリーズ === | ||
;[[カオスガンダム|カオス]]、[[アビスガンダム|アビス]]、[[ガイアガンダム|ガイア]] | ;[[カオスガンダム|カオス]]、[[アビスガンダム|アビス]]、[[ガイアガンダム|ガイア]] | ||
145行目: | 128行目: | ||
:パーツ交換の技術がインパルスに活かされている。 | :パーツ交換の技術がインパルスに活かされている。 | ||
− | == | + | == スパロボシリーズの名場面 == |
− | + | ;希望~なかま | |
− | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第29話「燈火-ともしび-」より。フェストゥムと化した[[春日井甲洋|甲洋]]を説得に向かう[[真壁一騎|一騎]]達。しかし、そこへ1体の[[フェストゥム]]が接近し、彼らを同化しようとする。その時、それを阻んだのは[[デスティニーガンダム|デスティニー]]とインパルスのビームライフルであった。シンは前の戦いでの同化によるダメージの修理を終えたばかりのインパルスを下がらせようとするが、ルナマリアはそれを拒否。それを受けてシンはルナマリアと共にフェストゥムに向かって行き、デスティニーとインパルスのコンビネーション・アサルトでフェストゥムを撃破。――「大切な人を戦いで失うなんてあってはいけない…その想いは私も同じよ」その意思を同じくするシンとルナマリアは、フェストゥムとなっても友人であることは変わらないと、戻ってきてほしいという希望を捨てずに甲洋の説得をしようとする一騎らを守るため、戦う。 | |
+ | |||
+ | == 余談 == | ||
*チェストフライヤーの変形は「ライフルを持ったまま両肩を畳み、曲げた左腕で顔を隠した」'''だけ'''に見える<ref>正確には胸部アーマーの一部も変形しているのだが、機体上方から前方にかけて見ると頭部のほとんどは丸出しのままになっている。</ref>というどこかシュールさを感じさせる独特なデザインとなっている。 | *チェストフライヤーの変形は「ライフルを持ったまま両肩を畳み、曲げた左腕で顔を隠した」'''だけ'''に見える<ref>正確には胸部アーマーの一部も変形しているのだが、機体上方から前方にかけて見ると頭部のほとんどは丸出しのままになっている。</ref>というどこかシュールさを感じさせる独特なデザインとなっている。 | ||
*[[SDガンダム]]シリーズにおいては『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』(未参戦)では主人公側の'''騎士インパルスガンダム'''。『SDガンダム ワールドヒーローズ』では主人公である'''悟空インパルスガンダム'''。いずれも主人公側のキャラクターとして描かれているが後期主役機のデスティニーガンダムは逆に敵側として描かれている。更に前者の作品では最終的に「運命(デスティニー)騎士インパルスガンダム」と後期主役機の名前を冠した姿になる。 | *[[SDガンダム]]シリーズにおいては『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』(未参戦)では主人公側の'''騎士インパルスガンダム'''。『SDガンダム ワールドヒーローズ』では主人公である'''悟空インパルスガンダム'''。いずれも主人公側のキャラクターとして描かれているが後期主役機のデスティニーガンダムは逆に敵側として描かれている。更に前者の作品では最終的に「運命(デスティニー)騎士インパルスガンダム」と後期主役機の名前を冠した姿になる。 | ||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == |