「新サクラ大戦」を編集中
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『'''新サクラ大戦'''』はセガゲームス発売の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]。 | 『'''新サクラ大戦'''』はセガゲームス発売の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
『[[サクラ大戦]]』のナンバリングタイトル第6作となる[[プレイステーション4]]用[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]。 | 『[[サクラ大戦]]』のナンバリングタイトル第6作となる[[プレイステーション4]]用[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]。 | ||
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:[[光武二式]]をベースに開発された霊子甲冑。物語開始時点では天宮さくらが搭乗。 | :[[光武二式]]をベースに開発された霊子甲冑。物語開始時点では天宮さくらが搭乗。 | ||
;試製桜武 | ;試製桜武 | ||
− | : | + | :神崎重工初の霊子戦闘機。搭乗者に要求される霊力量が従来機とは桁違いに高く、かの[[真宮寺さくら]]でさえまともに乗りこなす事ができなかった。 |
:そのため正式採用には至らず、長い間大帝国劇場地下の格納庫に放棄されていた。 | :そのため正式採用には至らず、長い間大帝国劇場地下の格納庫に放棄されていた。 | ||
:物語中盤で、三式光武、無限と相次いで搭乗機を失った天宮さくらの乗機として登場する。 | :物語中盤で、三式光武、無限と相次いで搭乗機を失った天宮さくらの乗機として登場する。 | ||
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== 用語 == | == 用語 == | ||
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;[[霊子戦闘機]] | ;[[霊子戦闘機]] | ||
:[[霊子甲冑]]の発展型。 | :[[霊子甲冑]]の発展型。 | ||
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;二都作戦 | ;二都作戦 | ||
:降魔大戦において、降魔の首魁・降魔皇の復活を阻止する為に遂行された作戦。 | :降魔大戦において、降魔の首魁・降魔皇の復活を阻止する為に遂行された作戦。 | ||
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::これまでの『サクラ』の歌曲が「詞先」の手法で作られていたのに対し、今回は例外的に「曲先」の手法で作られている<ref>[https://japan.cnet.com/article/35135001/ PS4「新サクラ大戦」今冬発売、主要キャラなど詳報--セガフェス2019で新情報発表]、CNET JAPAN(2019年3月31日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。「夢は甦る帝国華撃団」という歌詞の一節には、広井氏と田中氏とセガゲームスからファンへの感謝の想いが込められている<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年4月22日閲覧。 </ref>。 | ::これまでの『サクラ』の歌曲が「詞先」の手法で作られていたのに対し、今回は例外的に「曲先」の手法で作られている<ref>[https://japan.cnet.com/article/35135001/ PS4「新サクラ大戦」今冬発売、主要キャラなど詳報--セガフェス2019で新情報発表]、CNET JAPAN(2019年3月31日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。「夢は甦る帝国華撃団」という歌詞の一節には、広井氏と田中氏とセガゲームスからファンへの感謝の想いが込められている<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年4月22日閲覧。 </ref>。 | ||
::『X-Ω』ではイベント「桜返り咲きて道は続けり」にて原曲がクエスト用BGMに採用。 | ::『X-Ω』ではイベント「桜返り咲きて道は続けり」にて原曲がクエスト用BGMに採用。 | ||
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== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
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**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、当初はこの舞台をもって『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了となる予定であった。その千秋楽の終演時に、劇場の閉館時間が迫ってもなお観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。スタッフからの依頼を受け、音楽監督の田中公平氏は思わず「みんなこのままでは帰れないよね、心配しないでください。私が何とかしますから、今日はこれで帰ってください」と観客達の前で発言し、その場を収めた。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まった<ref name=anotoki/>。 | **2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、当初はこの舞台をもって『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了となる予定であった。その千秋楽の終演時に、劇場の閉館時間が迫ってもなお観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。スタッフからの依頼を受け、音楽監督の田中公平氏は思わず「みんなこのままでは帰れないよね、心配しないでください。私が何とかしますから、今日はこれで帰ってください」と観客達の前で発言し、その場を収めた。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まった<ref name=anotoki/>。 | ||
**その後、舞台はライブなどを経て2013年にショウとして再開され<ref name=anotoki/>、女性向けコンテンツ『サクラ大戦奏組』という新たな試みも行われたが、毎年のように提出されていた新作の企画は不採用という結果が続いていた。しかし、セガフェス2016にておこなわれた総選挙において『サクラ大戦』が「作品部門」と「復活期待部門」で1位を獲得したことでセガゲームス社内の風向きが変わり、本作のプロジェクトが立ち上がった<ref name=famitsu201903/>。 | **その後、舞台はライブなどを経て2013年にショウとして再開され<ref name=anotoki/>、女性向けコンテンツ『サクラ大戦奏組』という新たな試みも行われたが、毎年のように提出されていた新作の企画は不採用という結果が続いていた。しかし、セガフェス2016にておこなわれた総選挙において『サクラ大戦』が「作品部門」と「復活期待部門」で1位を獲得したことでセガゲームス社内の風向きが変わり、本作のプロジェクトが立ち上がった<ref name=famitsu201903/>。 | ||
− | **作品の方向性について、セガゲームス取締役CPOの名越稔洋氏<ref>役職は当時のもので、2021年10月8日にセガ退職を公表。[https://ryu-ga-gotoku.com/studio/jp/ 「龍が如くスタジオ」からのお知らせ]、龍が如く.com(2021年10月8日)、2021年10月8日閲覧。</ref>は「既存のファンに向けただけの作品になると、セールスもある程度見えてしまい、ジャンルとしても制約があるので、ぶち壊す部分をどの程度許容出来るかを模索した。壊せないのなら制作には反対だった」というコメントをしており、実際にセガゲームスとしても壊す=リブートする方向に舵を切った<ref name=dengeki201911>KADOKAWA『電撃PlayStation』2019年12月号 Vol.681 P84より。</ref><ref>[https://dengekionline.com/articles/16919/ 『新サクラ大戦』に『龍が如く7』! 2020年に向けて飛躍するセガゲームスの取り組みを名越氏に訊く【電撃PS】]、電撃オンライン(2019年11月8日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。その結果、概要で述べた通りメインスタッフの大幅な入れ替えが敢行されており、これまで企画原案や世界設定を担当していたレッド・エンタテインメントも本作には不参加<ref>[https://twitter.com/kikaku_RED/status/984998385030545408 森田直樹(RED) | + | **作品の方向性について、セガゲームス取締役CPOの名越稔洋氏<ref>役職は当時のもので、2021年10月8日にセガ退職を公表。[https://ryu-ga-gotoku.com/studio/jp/ 「龍が如くスタジオ」からのお知らせ]、龍が如く.com(2021年10月8日)、2021年10月8日閲覧。</ref>は「既存のファンに向けただけの作品になると、セールスもある程度見えてしまい、ジャンルとしても制約があるので、ぶち壊す部分をどの程度許容出来るかを模索した。壊せないのなら制作には反対だった」というコメントをしており、実際にセガゲームスとしても壊す=リブートする方向に舵を切った<ref name=dengeki201911>KADOKAWA『電撃PlayStation』2019年12月号 Vol.681 P84より。</ref><ref>[https://dengekionline.com/articles/16919/ 『新サクラ大戦』に『龍が如く7』! 2020年に向けて飛躍するセガゲームスの取り組みを名越氏に訊く【電撃PS】]、電撃オンライン(2019年11月8日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。その結果、概要で述べた通りメインスタッフの大幅な入れ替えが敢行されており、これまで企画原案や世界設定を担当していたレッド・エンタテインメントも本作には不参加<ref>[https://twitter.com/kikaku_RED/status/984998385030545408 森田直樹(RED) Twitter]、2021年4月22日閲覧。</ref>、広井王子氏は「原作」としてクレジットされ一部の歌曲の作詞を手掛けてはいるものの、開発としては協力を仰がないという体制を取っている<ref name=dengeki201911/>。 |
**なお、『サクラ大戦』の[[著作者|版権表記]]も、以前はSEGAとREDの複数名義だったが、2017年にはSEGAの単独名義へと変わっている。<ref> | **なお、『サクラ大戦』の[[著作者|版権表記]]も、以前はSEGAとREDの複数名義だったが、2017年にはSEGAの単独名義へと変わっている。<ref> | ||
[https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2016年11月28日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2017年3月18日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref>。 | [https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2016年11月28日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2017年3月18日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref>。 | ||
*『新』登場後に『[[スーパーロボット大戦30|30]]』がシリーズ包括名義「『サクラ大戦』シリーズ」を使用しているが、参戦動画で寺田貴信プロデューサーが「初期のサクラ大戦シリーズ」と発言しているように、従来通りあくまで『1』から『V』までを扱った名義であり、SRWの同名義に『新』以降は含まれていない。 | *『新』登場後に『[[スーパーロボット大戦30|30]]』がシリーズ包括名義「『サクラ大戦』シリーズ」を使用しているが、参戦動画で寺田貴信プロデューサーが「初期のサクラ大戦シリーズ」と発言しているように、従来通りあくまで『1』から『V』までを扱った名義であり、SRWの同名義に『新』以降は含まれていない。 | ||
− | * | + | *『新』の派生作品として2020年12月から2021年7月までサービスされたスマートフォン用アプリゲーム『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』は『Fate/Grand Order』などを手掛けるディライトワークスが開発・運営を担当し、スタッフィングも『新』より大きく刷新されている(イシイジロウ氏は文芸構成での参加にとどまり<ref>[https://twitter.com/jiro_ishii/status/1302054787228168192 イシイジロウ Twitter]、2021年4月22日閲覧。</ref>、田中氏も歌曲作曲のみの参加でそれ以外のBGMは新規起用のコンポーザーが担当するという体制が採られている<ref>[https://twitter.com/kenokun/status/1395573845147348996 田中公平@今が『旬』 Twitter]、2021年5月21日閲覧。</ref>)。なお、レッドや広井氏については引き続き不関与となった。 |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[Category:登場作品]] | [[Category:登場作品]] | ||
[[Category:新サクラ大戦|*]] | [[Category:新サクラ大戦|*]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:セガゲームス]] |