「ハーロック」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Captain Herlock]] | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|わが青春のアルカディア 無限軌道SSX}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|わが青春のアルカディア 無限軌道SSX}} | ||
| 声優 = {{声優|井上真樹夫|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|井上真樹夫|SRW=Y}} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人 |
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
| 年齢 = 不明<ref>『宇宙海賊キャプテンハーロック』での年齢は28歳(推定)。</ref> | | 年齢 = 不明<ref>『宇宙海賊キャプテンハーロック』での年齢は28歳(推定)。</ref> | ||
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| 役職 = [[役職::艦長]] | | 役職 = [[役職::艦長]] | ||
}} | }} | ||
− | ''' | + | '''キャプテンハーロック'''は『[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]』の[[主人公]]。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 海賊戦艦[[アルカディア号]] | + | 海賊戦艦[[アルカディア号]]の艦長。眼帯と頬に傷がある姿が特徴。地球を侵略した異星人のイルミダスによって指名手配され、コードナンバー(S-00999)を付けられている。義に厚い性格で、時には敵であっても救いの手を差し伸べる。その一方、漫画版『キャプテンハーロック』にて、マゾーンが幻影のエメラルダスで彼を誘惑しようとしたときには、激怒し、誘惑された地である要塞小惑星を爆破するなど、思い出を汚そうとする者には激しい怒りを見せる一面もある。[[大山トチロー]]ら同志達と共に、宇宙にあるという理想郷「アルカディア」を目指す。腰には銃撃や刺突が可能な重力サーベルを携帯している。 |
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イルミダスの攻撃を幾度も退け、ライバルとなる[[フェーダー・ゾーン]]との戦いも、窮地に陥る場面もあったものの、策を用いて乗り切って行く。理想郷アルカディア到達後、[[黄金の女神]]から聖ワルキューレの火を受け取り、ゾーンとの決戦に勝利する。イルミダスの母星が女神の手で滅んだ後は、[[物野正]]に火を託し、再び宇宙へと旅立って行った。 | イルミダスの攻撃を幾度も退け、ライバルとなる[[フェーダー・ゾーン]]との戦いも、窮地に陥る場面もあったものの、策を用いて乗り切って行く。理想郷アルカディア到達後、[[黄金の女神]]から聖ワルキューレの火を受け取り、ゾーンとの決戦に勝利する。イルミダスの母星が女神の手で滅んだ後は、[[物野正]]に火を託し、再び宇宙へと旅立って行った。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
− | + | :初登場作品。担当声優の井上真樹夫氏は『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』から11年ぶりのシリーズ出演。この世界で最高額の賞金首で、アウトローを一挙に集め、己に律したルールに基づき皆を引っ張っていく。 | |
− | : | ||
:ネモに続き「決意」を習得する艦長。前作で強力すぎた為か習得Lvは48と遅いが、本作の激闘ルートは最終話前半戦以外は全てターン制限があるので、やはり彼の決意が勝利のカギを握る。SPアップはL9まで習得しておき、SP回復パーツも用意しておきたい。 | :ネモに続き「決意」を習得する艦長。前作で強力すぎた為か習得Lvは48と遅いが、本作の激闘ルートは最終話前半戦以外は全てターン制限があるので、やはり彼の決意が勝利のカギを握る。SPアップはL9まで習得しておき、SP回復パーツも用意しておきたい。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
− | === [[能力 | + | === [[能力]]値 === |
− | + | 伝説の宇宙海賊だけあり、技量を中心に高い数値が揃う。 | |
全体的に見て、近時の戦艦枠の艦長である[[沖田十三]]と[[ネモ (ナディア)|ネモ]]の中間というべき内容である。無論、それは最高水準で優秀であることを意味するわけだが。 | 全体的に見て、近時の戦艦枠の艦長である[[沖田十三]]と[[ネモ (ナディア)|ネモ]]の中間というべき内容である。無論、それは最高水準で優秀であることを意味するわけだが。 | ||
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:親友。アルカディア号の設計・開発者。 | :親友。アルカディア号の設計・開発者。 | ||
;[[エメラルダス]] | ;[[エメラルダス]] | ||
− | : | + | :宇宙海賊。トチローの恋人。 |
;[[ラ・ミーメ]] | ;[[ラ・ミーメ]] | ||
− | : | + | :オペレーターを務める[[異星人]]。母星のアロザウルス星はイルミダスに滅ぼされた。 |
;[[有紀螢]] | ;[[有紀螢]] | ||
− | : | + | :移動新聞星の編集長の娘。彼女もアルカディア号の乗員となる。 |
;[[物野正]] | ;[[物野正]] | ||
− | : | + | :アルカディア号の乗員になった少年。 |
;[[レビ]] | ;[[レビ]] | ||
− | : | + | :強盗団に襲われた船から救助され、アルカディア号の乗員になった少女。 |
;[[ドクター蛮]] | ;[[ドクター蛮]] | ||
− | : | + | :レビと共に救助された医者。 |
;ドスコイ機関長 | ;ドスコイ機関長 | ||
:アルカディア号の機関士。 | :アルカディア号の機関士。 | ||
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;[[フェーダー・ゾーン]] | ;[[フェーダー・ゾーン]] | ||
:宿敵。彼の開発した宇宙船を「性能は優秀だが、乗り込む人間の安全を考慮しない失敗作」と酷評した事で[[逆恨み]]される。 | :宿敵。彼の開発した宇宙船を「性能は優秀だが、乗り込む人間の安全を考慮しない失敗作」と酷評した事で[[逆恨み]]される。 | ||
+ | ;ベンツェル | ||
+ | :イルミダスに雇われたデスシャドウ号の艦長。 | ||
;[[黄金の女神]] | ;[[黄金の女神]] | ||
− | : | + | :理想郷アルカディアの女神。聖ワルキューレの火を託される。 |
=== 松本零士作品 === | === 松本零士作品 === | ||
;ファントム・F・ハーロック | ;ファントム・F・ハーロック | ||
:松本零士氏の短編集『ザ・コクピット』に集録された「スタンレーの魔女」に登場する先祖。 | :松本零士氏の短編集『ザ・コクピット』に集録された「スタンレーの魔女」に登場する先祖。 | ||
+ | :劇場版『わが青春のアルカディア』の冒頭で登場した時は、何と'''石原裕次郎氏'''が[[声優]]を務めるという非常にゴージャスなサプライズが行われた。 | ||
;ファントム・F・ハーロック二世 | ;ファントム・F・ハーロック二世 | ||
:『ザ・コクピット』に集録された「わが青春のアルカディア」に登場する先祖で、前述のファントムの息子。第二次大戦のドイツ空軍パイロットで、トチローの先祖と親友となった。 | :『ザ・コクピット』に集録された「わが青春のアルカディア」に登場する先祖で、前述のファントムの息子。第二次大戦のドイツ空軍パイロットで、トチローの先祖と親友となった。 | ||
;ゾル | ;ゾル | ||
− | : | + | :『わが青春のアルカディア』に登場。イルミダスに征服された惑星トカーガの戦士。ハーロックと[[友情]]が結ばれ、トカーガの危機をハーロックに伝える。処刑されそうになったエメラルダス達を救出する為に蜂起するが、乱戦の最中に射殺されてしまう。 |
− | : | + | :その後、ハーロックはトカーガの救援に向かうが、イルミダスの手でトカーガは破壊され、僅かに救出したトカーガ人達もアルカディア号を宇宙の難所から脱出させる為に自らの命を断っていった。トカーガの悲惨な最期はハーロック達にイルミダスへの怒りを新たにさせた。 |
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;マーヤ | ;マーヤ | ||
:『わが青春のアルカディア』に登場。ただ一人愛した女性。ハーロックの服装とドクロの旗は彼女が作ったものである。地球で「自由アルカディアの放送」という地下ラジオを放映していたが、蜂起を促す放送をした事でイルミダスに捕縛され、処刑されそうになる。ゾルが蜂起した事で救われるも、乱戦の中で銃撃されて重症となり、最期はハーロックの腕の中で息を引き取った。 | :『わが青春のアルカディア』に登場。ただ一人愛した女性。ハーロックの服装とドクロの旗は彼女が作ったものである。地球で「自由アルカディアの放送」という地下ラジオを放映していたが、蜂起を促す放送をした事でイルミダスに捕縛され、処刑されそうになる。ゾルが蜂起した事で救われるも、乱戦の中で銃撃されて重症となり、最期はハーロックの腕の中で息を引き取った。 | ||
:彼女の死後、エメラルダスは自身の旗をマーヤの血で染め上げ、遺体はゾルと共に宇宙葬にされた。 | :彼女の死後、エメラルダスは自身の旗をマーヤの血で染め上げ、遺体はゾルと共に宇宙葬にされた。 | ||
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;ゼーダ | ;ゼーダ | ||
:『わが青春のアルカディア』に登場。イルミダス軍の地球占領軍司令官。他のイルミダス人と異なり、地球人を見下す事なく公平に扱っている。己の思い通りに生きるハーロックには嫉妬にも似た思いを抱き、自身の乗艦「スターザット号」でアルカディア号に戦艦同士の決闘を挑む。 | :『わが青春のアルカディア』に登場。イルミダス軍の地球占領軍司令官。他のイルミダス人と異なり、地球人を見下す事なく公平に扱っている。己の思い通りに生きるハーロックには嫉妬にも似た思いを抱き、自身の乗艦「スターザット号」でアルカディア号に戦艦同士の決闘を挑む。 | ||
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:『T』では上記のアルゴも含めて、迷いの中にあった彼らをアルカディア号へ迎え入れる。 | :『T』では上記のアルゴも含めて、迷いの中にあった彼らをアルカディア号へ迎え入れる。 | ||
;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
− | : | + | :『T』における旧友。対等の立場で接し合う。 |
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=== [[リアル系]] === | === [[リアル系]] === | ||
;[[スパイク・スピーゲル]] | ;[[スパイク・スピーゲル]] | ||
− | : | + | :『T』では彼に命を狙われるが、逆に説得する(というより『取れるものならとってみろ。絶対に取られないがな』と暗に語っている)。 |
;[[テンカワ・アキト]] | ;[[テンカワ・アキト]] | ||
− | : | + | :『T』では行くあてのない彼をアルカディア号に誘う。奪われた者を取り戻さんと足掻く彼の心意を察し、手を貸す。同時に彼の敵に対し敵意を燃やし、「理不尽に奪った者は絶対に許さない」と断じる。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:第8話。金を受け取っておきながら壊れたロケットをあてがい、ハーロック達をイルミダスに売ったブローカーを粛正する。 | :第8話。金を受け取っておきながら壊れたロケットをあてがい、ハーロック達をイルミダスに売ったブローカーを粛正する。 | ||
;「偽物が偽物に引っかかるとはな」 | ;「偽物が偽物に引っかかるとはな」 | ||
− | : | + | :第9話。スパイ騒動を解決するため、策を用いてスパイの正体を暴いた。 |
;「いや、俺がやる。これは俺自身との戦いだ」 | ;「いや、俺がやる。これは俺自身との戦いだ」 | ||
:第10話。デスシャドウ号と二度目の戦闘。トチローから自分が指揮を執ろうかと告げられて。 | :第10話。デスシャドウ号と二度目の戦闘。トチローから自分が指揮を執ろうかと告げられて。 | ||
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:同話より。トチローに対し感謝の意を示す。 | :同話より。トチローに対し感謝の意を示す。 | ||
;「アンカーチューブで奴を救出する!」<br/>正「そんなキャプテン!」<br/>「敵だからこそ犬死にはさせられん!」 | ;「アンカーチューブで奴を救出する!」<br/>正「そんなキャプテン!」<br/>「敵だからこそ犬死にはさせられん!」 | ||
− | : | + | :第13話。正に反対されるも、崩壊するレスト星に取り残されそうになったゾーンを助けようとするが・・・。 |
;「トチロー、あの光のことだが、あれは一種の警報かもしれんぞ」<br/>トチロー「警報?光の女神のか?」<br/>「うむ。イルミダスにしろ、俺達にしろ、区別なく狙われた」<br/>「ということは、女神達の勢力圏に足を踏み入れたからだ。そうとしか思えん」<br/>トチロー「そうかあ。光の女神、つまり超高等生命体はやはり存在しているんだ」 | ;「トチロー、あの光のことだが、あれは一種の警報かもしれんぞ」<br/>トチロー「警報?光の女神のか?」<br/>「うむ。イルミダスにしろ、俺達にしろ、区別なく狙われた」<br/>「ということは、女神達の勢力圏に足を踏み入れたからだ。そうとしか思えん」<br/>トチロー「そうかあ。光の女神、つまり超高等生命体はやはり存在しているんだ」 | ||
:第14話。黄金の女神(光の女神)の実在を確信する。 | :第14話。黄金の女神(光の女神)の実在を確信する。 | ||
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;「Mr.ゾーンの艦が来るか…!」<br/>「フェーダー・ゾーン…。お前は愚かな男だ!」<br/>「悪魔に魂を売った男には情けは無用だ…!」 | ;「Mr.ゾーンの艦が来るか…!」<br/>「フェーダー・ゾーン…。お前は愚かな男だ!」<br/>「悪魔に魂を売った男には情けは無用だ…!」 | ||
:対[[フェーダー・ゾーン]]の特殊戦闘台詞。 | :対[[フェーダー・ゾーン]]の特殊戦闘台詞。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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**上記の役割を反映してか、ゲーム版では、ハーロックのような稲妻様の傷を顔に負った守が、トチローとともにイスカンダルに帰る、というファンサービスがあった。 | **上記の役割を反映してか、ゲーム版では、ハーロックのような稲妻様の傷を顔に負った守が、トチローとともにイスカンダルに帰る、というファンサービスがあった。 | ||
*『劇場版 銀河鉄道999』での'''「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある…」'''は、外部出演時の台詞ながらハーロックの生き様を象徴する名言である。 | *『劇場版 銀河鉄道999』での'''「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある…」'''は、外部出演時の台詞ながらハーロックの生き様を象徴する名言である。 | ||
− | ** | + | **ちなみに『SSX』の企画段階では、『さよなら銀河鉄道999』に登場した鉄郎の父ファウストとの友情が描かれる予定だった。 |
*松本零士氏自身が監修した別冊宝島『松本零士 大宇宙ファンタジー』によれば、ハーロックの名の由来は少年時代の松本氏が歩行時に発していた掛け声だという。 | *松本零士氏自身が監修した別冊宝島『松本零士 大宇宙ファンタジー』によれば、ハーロックの名の由来は少年時代の松本氏が歩行時に発していた掛け声だという。 | ||
**掛け声に特に意味は無かったのだが、ある時に新聞で見たニュースにハーロック氏という人物がいたのを見て人名として使える事を知り、自分のキャラクターの名前として採用した。 | **掛け声に特に意味は無かったのだが、ある時に新聞で見たニュースにハーロック氏という人物がいたのを見て人名として使える事を知り、自分のキャラクターの名前として採用した。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references /> | ||
− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:きやふてんはあろつく}} |
− | [[Category: | + | [[Category:登場人物か行]] |
[[Category:わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]] | [[Category:わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]] |