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スーパーロボット大戦Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-28T22:58:33Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.35.1
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勇気爆発バーンブレイバーン
2024-03-22T13:53:28Z
<p>Cobalt: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div><br />
{{登場作品概要<br />
| タイトル = 勇気爆発バーンブレイバーン<br />
| 外国語表記 = Bang Brave Bang Bravern<ref>タイトルと併記。</ref><br />
| 原作 = Cygames<br />
| 監督 = 大張正己<br />
| シリーズ構成 = 小柳啓伍<br />
| キャラクターデザイン = かも仮面 (原案)<br/>本村晃一<br />
| メカニックデザイン = 大張正己(ブレイバーンデザイン)<br />MORUGA<br />桜水樹<br />石垣純哉<br />山根理宏<br />鈴木勘太<br />
| 音楽 = 渡邊崇<br />
| 制作 = CygamesPictures<br />
| 放送局 = TBS系列<br />
| 放送期間 = 2024年1月11日<br />-<br />
<!--| 話数 = 全話--><br />
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦DD]]<br />
}}<br />
『'''勇気爆発バーンブレイバーン'''』はCygamesPictures制作のテレビアニメ作品。<br />
==概要==<br />
Cygames原作・大張正己監督によるオリジナルアニメ作品。<br />
<br />
発表当初はタイトルに反してミリタリー系[[リアルロボット]]作品のように宣伝が行われていたが、第1話のラスト5分に主役ロボの[[ブレイバーン]]を登場させ、リアルロボット系の世界観に[[スーパーロボット]]が現れる作風である事が明かされ、同時に公式サイトなども大幅に変更された。ブレイバーンの存在は本放送まで徹底的に秘匿されており、第1話の先行上映会においても箝口令が敷かれた程である。<br />
<br />
大張監督が得意とする[[勇者シリーズ]]風の作風であるが、一方で主人公[[イサミ・アオ]]に執着するブレイバーンのキャラクター性や、それに戸惑いながらも共に戦うことになる仲間たちなど、一風変わった作風が話題になった。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
人型機動兵器ティタノストライドが実戦配備された近未来。ハワイ・オアフ島での演習に参加していた自衛隊のパイロット[[イサミ・アオ]]は、アメリカ海兵隊の軍人[[ルイス・スミス]]と出会い、友情を交わす。<br />
<br />
しかし、突如として宇宙から巨大な塔のような物体と共に謎の機動兵器が現れ、迎撃に出動したティタノストライド部隊は全滅してしまう。撤退を命じられながらも動くことができなかったイサミだったが、その時宇宙から降りてきた謎のロボット[[ブレイバーン]]に助けられる。<br />
<br />
'''「待たせたな、イサミ!」'''<br />
<br />
なぜかイサミの事を知るブレイバーンに戸惑いつつ、イサミは謎の敵デスドライヴズとの戦いに巻き込まれていくのだった。<br />
<br />
==登場人物==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
<br />
===主要人物===<br />
;[[イサミ・アオ]]<br />
:[[主人公]]。ブレイバーンに迫られ乗ることになった陸上自衛隊の3等陸尉。<br />
;[[ルイス・スミス]]<br />
:もう一人の主人公。ヒーローに憧れるアメリカ海兵隊の少尉。<br />
;ルル<br />
:ヒロイン。スミスが助けた謎の少女。<br />
<br />
===自衛隊===<br />
;ヒビキ・リオウ<br />
:女性TSパイロット。イサミの同僚。<br />
;ミユ・カトウ<br />
:TSの女性整備士。<br />
;ホノカ・スズナギ<br />
:TSの女性管制官。<br />
;リュウジ・サタケ<br />
:TSパイロット。イサミの上官。<br />
;アキラ・ミシマ<br />
:女性TSパイロット。<br />
;イサオ・カワダ<br />
:アド・リムパックの副司令官。<br />
<br />
===アメリカ軍===<br />
;ハル・キング<br />
:アド・リムパックの司令官。<br />
;トーマス・J・プラムマン<br />
:皆から一目置かれる上級曹長。<br />
;カレン・オルドレン<br />
:TSの女性管制官。<br />
;ニーナ・コワルスキー<br />
:軍医の女性。<br />
;ヒロ・アウリィ<br />
:TSパイロット。スミスの同僚。<br />
;シェリー・ローレン<br />
:女性TSパイロット。<br />
<br />
===その他===<br />
;ハイデマリー・バロウ<br />
:ドイツ軍の指揮官。<br />
;ボブ・クレイブ<br />
:CIAに所属する男性。<br />
<br />
==登場メカ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
<br />
===ブレイバーン===<br />
;[[ブレイバーン]]<br />
:デスドライヴズの襲来と共にイサミの前に現れた謎のロボット。<br />
<br />
===ティタノストライド===<br />
;24式機動歩行戦闘車 烈華<br />
:自衛隊の主力量産型TS。<br />
;M2 イクシード・ライノス<br />
:アメリカ軍の主力量産型TS。<br />
<br />
===デスドライヴズ===<br />
;ゾルダートテラー<br />
:デスドライヴズの量産機。<br />
;[[スペルビア]]<br />
:ハワイに来襲した「高慢」の名を関するデスドライヴズ。<br />
<br />
==用語==<br />
;デスドライヴズ<br />
:宇宙から襲来した8体の機械生命体達の総称。それぞれが望む最上の「死」を求めており、そのために地球を侵略した。ブレイバーンからは侵略対象の天体にいる全生命体の抹殺を目的としていると語られている。<br />
;ビルドバーン<br />
:ブレイバーンが作り上げた超次元3Dプリンター。ブレイバーン曰く「作れないものはない」らしい。<br />
;ティタノストライド<br />
:本作に登場する人型装甲兵器。略称は「TS」。実戦配備が進んだ後、「軍の花形」として扱われており、TSパイロット志願者が増えた結果、航空機パイロットが不足しているという。<br />
;アド・リムパック<br />
:ハワイ諸島で行われた世界各国軍による合同軍事演習。<br />
<br />
==楽曲==<br />
;オープニングテーマ<br />
:<br />
:;「ババーンと推参! バーンブレイバーン」<br />
::作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:[[ブレイバーン]](鈴村健一)<br />
::第1話では'''ブレイバーン自身が作中で実際に流しており'''、その事をイサミに突っ込まれている。<br />
:<br />
;エンディングテーマ<br />
:<br />
:;「双炎の肖像」<br />
::作詞:古屋真 / 作曲:磯崎健史、TSUKASA / 編曲:磯崎健史 / 歌:イサミ・アオ(鈴木崚汰)、ルイス・スミス(阿座上洋平)<br />
::第2話より使用されるエンディングテーマ。イサミとスミスが半裸になって歌い出す演出が特徴。<br />
<br />
==登場作と扱われ方==<br />
===単独作品===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:初参戦作品。放送中における参戦発表となった。2024年4月中旬以降に期間限定イベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」が開催予定。<br />
<br />
== 各話リスト ==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ<br />
|-<br />
| 1 || 待たせたな、イサミ! || [[ブレイバーン]] || || <br />
|-<br />
| 2 || イサミーーッ!そろそろだよな、イサミィーー!! || [[スペルビア]] || || <br />
|-<br />
| 3 || ルル、それが彼女の名前だ…… || || || <br />
|-<br />
| 4 || イサミ、キミはまだ、人というものを分かっていないようだ || || <s>お前が言うな</s> || <br />
|-<br />
| 5 || それはきっと、私には出来ないことだろう || || || <br />
|-<br />
| 6 || 絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ! || || || <br />
|-<br />
| 7 || どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ! || || || <br />
|-<br />
| 8 || また会おう、スミス || || || <br />
|-<br />
| 9 || イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!! || || || <br />
|-<br />
| 10 || 日本(ジャパン)ではそれをOMIAIという || || || <br />
|-<br />
| 11 || オペレーション・ボーンファイア、開始だ! || || || <br />
|-<br />
| 12 || || || || <br />
|}<br />
<br />
<!-- ==余談== --><br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==リンク==<br />
[https://bangbravern.com/ 公式サイト]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ゆうきはくはつ はあんふれいはあん}}<br />
[[Category:登場作品]]<br />
[[Category:勇気爆発バーンブレイバーン]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B9&diff=468186
バンプレイオス
2023-11-23T11:43:34Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::BANPREIOS]]<ref>[https://hakabanogarou.jp/srwog/goods グッズ]、スーパーロボット大戦OG展 公式サイト、2022年5月21日閲覧。</ref><br>SRX ALTERED BANPReEOTH<ref>https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1727649518999744995</ref><br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = SRXアルタード<br />
| 旧名称 = SRアルタード<br />
| 分類 = 対無次元侵入路用超広域殲滅型[[パーソナルトルーパー]]<br />([[レイオス・プラン]])<br />
| 型式番号 = [[型式番号::SR-01]]<br />
| 全長 = [[全長::75.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::431.8 t]]<br />
| 動力 = [[トロニウム|トロニウム・エンジン]]<br />核融合エンジン<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゾル・オリハルコニウム]]<br />
| 補助MMI = [[T-LINKシステム]]<br />
| 開発者 = [[開発::カーク・ハミル]]<br />[[開発::ロバート・H・オオミヤ]]<br />
| 所属 = [[地球連邦軍]]<br />
*極東支部<br />
| パイロット = <br />
;【メインパイロット】<br />
:[[パイロット::リュウセイ・ダテ]]<br />
;【出力調整・武器管制】<br />
:[[パイロット::ライディース・F・ブランシュタイン]]<br />
;【念動力補助】<br />
:[[パイロット::アヤ・コバヤシ]]<br />
:[[パイロット::マイ・コバヤシ]]<br />
}}<br />
'''バンプレイオス'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
[[SRX]]の完成型、正式名称「'''SRXアルタード'''」。試作機ではないので当初の名称は「X」を省いた「SRアルタード」だったが、SRXの名を残したいという[[リュウセイ・ダテ]]の希望から改名された。なお、「バンプレイオス」とはリュウセイによって与えられた愛称であるが、基本的にはこちらの名で呼ばれている。<br />
<br />
リュウセイの[[念動力]]で、[[XNディメンション]](通称・次元斬)により異なる次元を繋げる事が可能になる。また、SRXとは異なり、[[合体]]した状態で運用する事が前提の機体で、「3機のPTが合体して完成する1機のPT」ではなく、「'''機体の各ブロックが3機のPTとして独立運用可能な1機のPT'''」である。 つまりこの状態が基本形態となる。<br />
<br />
機体を構成するRシリーズはそれぞれ「'''AR-1(アールワン)'''」「'''AR-2(アールツー)'''」「'''AR-3(アールスリー)'''」という名称が設定上存在し、背部ウイングはAR-1の、両肩と前腕はAR-2の、下半身はAR-3のプラスパーツで構成されている。<ref>ただし明確なデザインがあるのはAR-1のみで、AR-2とAR-3は非公開のラフ画のみとなっている。</ref>AはAdvancedの略。<br />
<br />
リュウセイ・ダテがメインパイロットを務め、[[ライディース・F・ブランシュタイン]]が出力調整と武器管制を行い、[[アヤ・コバヤシ]]と[[マイ・コバヤシ]]が念動力を補助し、尚且つ二人による「T-LINKツインコンタクト」によりリュウセイの[[念動力]]の負担を軽減して100%以上引き出す事が可能となる。レイオス・プランによって各システムの稼働が安定したため、SRXでは危険すぎて不可能だったトロニウム・エンジンのオーバードライブが可能となっており、それに伴い戦闘力も格段に上がっている。<br />
<br />
SRXの開発者の一人、[[イングラム・プリスケン]]が関わったことからこの機体も[[アストラナガン]]の後継機としての役目を補っていたと思われる。それらしい描写として『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』におけるSRXと[[ディス・アストラナガン]]との融合機体「'''[[DiSRX]]'''」との関連性が想起される(時空間転移を行う機動兵器という観点ならば、そのままアストラナガンが当てはまる)。また第3次αでアヤが加入した後にも関連性を仄めかす会話がある。<br />
<br />
『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の開発においては、機体強度を保つ事と時間的な問題を解決する為に分離機構がオミットされているが、本来は分離しての運用も視野に入れて開発された機体である。<br />
<br />
上半身を形成しているAR-2部分は、肩となっているパーツにSRXにはなかったキャタピラが存在しているのが確認でき、AR-1を収納する胸部も開閉式ではなくなっている。後述のとおりテレキネシス・ミサイルの格納部分やハイフィンガーランチャーのオミットなど、分離形態のRマシンやパワードパーツにも大きな変化が起きていることをうかがわせる。<br />
<br />
また全長がSRXの1.5倍弱になった影響で頭部と肩部のサイズ比も随分と大きくなっており、アニメで確認できるSRXと比べるとアンバランスといえるほど頭が小さい。<br />
<br />
=== [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] ===<br />
SRX開発時から設計・開発が進められていたが難航し、[[クロスゲート]]攻防戦で急遽SRXが投入された際に主動力として使われる予定だった[[トロニウム]]を[[ゼ・バルマリィ帝国]](バルマー)に奪われた上、XNディメンションの解明にも時間が掛かっていたために完成できずにいた。<br />
<br />
しかし、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]からXNディメンションの接続方法を教えられ、その問題は解決。機体自体は、機体強度と時間に余裕がないことから分離状態をオミットしたまま完成させ実戦に投入。マイの次元斬でES空間に閉じ込められたリュウセイら[[αナンバーズ]]を救出した。本来ツインコンタクトはリュウセイとアヤで行われる予定だったが、アヤがMIAとなった上にリュウセイが念を失ったため一時断念。その後は力を取り戻したリュウセイの操縦の下、SRX時のようにR-3を担当するマイ単独でのコンタクトとなっていた。<br />
<br />
その後は部隊の中核として戦い続けたが、いかんせんトロニウム・エンジンが満足に稼動しないことから想定の6割前後しか出力が出せず、本来の性能を発揮できないままだった(この時のトロニウム・エンジンは実質的に核融合エンジンと全く変わらない)。<br />
<br />
[[銀河大戦]]の終盤、マイの要望によって3号機が複座に改修。その後バルマー本星でアヤが救出され、同時にトロニウムを取り戻したことでバンプレイオスは100%の性能を発揮した。その後の戦いではαナンバーズ戦力の中核となり、銀河大戦を戦い抜いた。戦後はテスラ研で引き続き改修が行われ、封印された機能の解放やシステムの更新が行われている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初登場にして、現状唯一の登場作品。各主人公ルート第44話の後半ステージ開始時に参戦。当初のパイロットはリュウセイ、ライ、マイ。MAP兵器と全体攻撃の性能が良く燃費も良好だが、その反面単体火力は主人公機やダブルGには及ばず、主に小隊殲滅が仕事となる。装甲が高めのスーパーロボットだが、リュウセイの念動力補正のおかげで割りと避ける。ガウンジェノサイダーがP武器なのに射程が存外長く便利(第2次αのヒートロッド感)。<br />
:第54話「神に守られし星」でアヤが復帰、同時に「天上天下~」の武装が使用可能になる。対ボス戦にも対応し、4人分の精神コマンドも併せて絶大な力を発揮する。最強武器である合体技は全体攻撃なので援護は活用できず、1回しか使えないゴルディオンクラッシャーはもとより、3人用の超電磁烈風正拳突きより攻撃力が低く、竜巻斬艦刀と同値。またリュウセイもライも(並びに[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]も)αで習得していた[[魂]]を忘れているが、それでも非常に高い火力を叩き出せるのは確か。注意点として、合体技が使えるようになった直後は地上戦になるので、R-GUNと組ませるとそのままでは飛べない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:本編中では一切言及されないが、設定上では「SRXの別名」としてバンプレイオスの名前が存在しており、一部の攻略本や雑誌などで紹介されている。なお、この時点では「バンプレストのロゴマークをモチーフにしたロボットだからバンプレって名前をつけよう」というネタ以上のものではなかった。デザイナーのカトキハジメ氏はこの名前を「SRXの正式名称」としている。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]<br />
:名称は出ていないが、[[レイオス・プラン]]や[[ART-1]]の存在などで間接的に存在が示唆されている。リュウセイの「次にSRXを作ることがあったら翼をつけて欲しい」との希望にロブも「考えておく」と前向きな答えを返しており、実際背中にウィングが装着されている本機への伏線になっていると思われる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
試作機の武器の内「ブレード・キック」「ドミニオン・ボール」「天上天下無敵剣」に該当する攻撃はオミットされている。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;テレキネシス・ミサイルHP<br />
:機体後部からコンテナ内の[[ミサイル]]を発射、念動力で操作して敵機のみを攻撃する。着弾点指定型で、射程1~4、周囲3マス、味方識別可能の[[マップ兵器]]。弾数は1しかないが、使い勝手は抜群。ちなみにSRXはこのミサイルが脚部にあったため、合体機構も違う可能性がある。<br />
;ハイパームデトネイター<br />
:試作機でいう「ハイフィンガーランチャー」の強化版。手の掌からエネルギー弾を発射。palm=手の掌なので、区切って読むとハイ・パーム・デトネイターである。ハイパー・ムデトネイターと読むのは誤り(管制を担当しているライも区切って呼んでいる)。小隊攻撃だが、性能上小隊長を張っていることが多く、ガウンジェノサイダーの下位互換であるため割と使われない。<br />
;ガウンジェノサイダー<br />
:T-LINKシステムで敵機をロックし、ゴーグルからエネルギービームを発射。命中した時にバンプレストのロゴマークが見えるのは一目瞭然だが、注意深く聴くとSEが流れているのも確認できる。<br />
;T-LINKブレードナックル<br />
:念動力で腕に刃を形成し、殴りつけつつ突き刺す。リュウセイの念動力と、アヤとマイのサポートにより威力が増加する。「天上天下念動爆砕剣」「天上天下念動破砕剣」の流れを思わせる。[[ART-1]]にも同名の武装があるが、こちらはチェーンソー・トンファーによる物理攻撃。SRXの「ザイン・ナックル」の強化版に当たる。<br />
;S・Z・Oソード / スーパー・ゾル・オリハルコニウム・ソード<br />
:両脚部ブレードを分離・展開して形成する大型剣。[[サイバスター]]の「バニティリッパー」と同じく、二つで一つの大剣。若干ではあるがSRX用の武器となるはずであった[[ヒュッケバインボクサー]]のGソード・ダイバー(R-SWORD)の名残が見られる。<br />
:;天上天下念動無双剣<br />
::アヤとマイの念動力で刀身を固定し、リュウセイの念動力を爆発させる必殺技。突き刺した状態で刀身を展開して両断する。ロールアウト当初は出力不足で使用できず、トロニウム奪還とアヤの帰還により使用可能となった。<br />
::トドメ演出では刀身を戻しつつ振り上げ、リュウセイの「天上天下念動無双剣・流星斬り」の決め台詞とともに一刀両断する。<br />
<br />
==== 特殊機構 ====<br />
;[[XNディメンション]]<br />
:通称「次元斬」。操縦者の[[サイコドライバー]]能力を極限まで高め、クロスゲートにアクセスすることで異なる次元空間を切り裂く。或いは逆の次元を封印する機能も持ち合わせている。[[アストラナガン]]の時空間移動を更に発展、昇華させた機能。第3次αでは、この能力で自軍を何度も救っている。<br />
:本来はバンプレイオス単独で使用できる能力だが、戦闘能力重視でシステム回りが未完成なのと、リュウセイの念動力がサイコドライバーに届いていない(素質はあるがまだ未熟)ため、その域には達していない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;アルタード・フルバースト<br />
:ハイパームデトネイター、テレキネシス・ミサイル、ガウンジェノサイダーの連続コンボで、各パイロットが力を合わせた連携攻撃。フィニッシュにガウンジェノサイダーを用いている為、命中時にバンプレストのロゴマークとSEが入る。[[全体攻撃]]。なおSRXには該当する攻撃は存在しないが、OGクロニクルでこの攻撃を逆輸入した「SRXフルバースト」と呼称される一斉砲撃が披露されている。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;天上天下一撃必殺砲・改<br />
:正式名称は[[SRX]]同様『ハイパー・トロニウム・バスターキャノン』。但し、SRXとバンプレイオスでは機体の規格が異なり、そのままではメタルジェノサイダーモードの[[R-GUNパワード]]を接続する事が出来ないのでエクスガンナーと呼ばれるオプションパーツでその差を補完する必要がある。<br />
:エクスガンナーの射出及びトロニウム・エンジンの出力調整と解除命令をライ、念動力によるエネルギーの収束をアヤとマイ、メタルジェノサイダーモードへの変形や操作を始めとするR-GUNの機体制御をヴィレッタが担当し、発射態勢に入るとトリガーのロックが解除されリュウセイが照準を合わせて引鉄を引く。<br />
:無双剣と異なりサイズ差補正無視がない他、T-LINKシステムを使用した攻撃なのに'''使用条件に念動力がない'''<ref>ただしR-GUNパワードに乗り換えできる[[クォヴレー・ゴードン]]では使用できないため、パイロットが使用条件になっている。</ref>。<br />
:惜しむらくは全体攻撃であるため、OGシリーズのように援護攻撃に使用できないこと。バランスの関係か威力そのものもOGシリーズの一撃必殺砲ほどの怪物じみたものではない([[イデオン]]や[[ジェネシックガオガイガー]]がいるため相対的に弱く見える)が、味方機全体ではかなり高い。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[念動フィールド]]<br />
:念動力レベル×200のダメージを無効化。最大でも1800までしか無効化できないため、バンプレイオス登場後の敵にはほぼ意味を成さないが、回避力が思ったよりあるのでこれに頼る事態にはあまりならない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;鋼の戦神、降臨<br />
:閉鎖空間で激突するαナンバーズとゴラー・ゴレム。死闘の中で暴走したハザルがリュウセイの駆るアルブレード・カスタムを襲う。絶対絶命の危機の中、突如として空間が斬断され、一行は通常空間へと帰還する。戸惑う彼らの前に現れたのは、再び空間を裂いて現れた、白き鋼の戦神……生まれ変わったSRXであった。その場で乗り込んだリュウセイは未だ念を取り戻してはいなかったが、ハザルに対する怒りが引き金となってその力が再び覚醒。力を得た白きSRXは一撃のもとにヴァイクランを下がらせ、「バンプレイオス」の名を与えられるとともに逆転劇の幕が上がる。<br />
;SRXチーム、絆の一撃<br />
:バルマー本星宙域での決戦において、エツィーラの罠にかかったマイはショックのあまり精神の平衡を崩し、その念が暴走。破壊の化身と化したバンプレイオスに呼応するようにイデが活性化を始め、全てが破滅の危機に陥る。しかし、一つの叫びがそれを静める。姿を隠していたエツィーラを引きずり出したバランとルリアが彼らの下に伴って来たのは、チーム最後の一人、アヤであった。マイのいるR-3コクピットに乗り込んだ彼女は、脱出の際に取り戻したトロニウムを投入。そして、一気にジュモーラへと肉薄したバンプレイオスは、SRXチーム全員の思いを込めた一撃必殺の砲撃を放ち、その力を完膚なきまでに奪い去ったのであった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[SRX]]<br />
:本機の試作機。バルマー帝国との戦いで大破した後も、バンプレイオスにその魂は引き継がれている。<br />
;[[ART-1]]<br />
:本機のコアユニットである、AR-1の試作機。合体構造はオミットされており、合体は出来ない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:はんふれいおす}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:パーソナルトルーパー]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
[[Category:αシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=SPT&diff=464167
SPT
2023-09-26T01:39:42Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>SPTとは、『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』に登場する兵器。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
身長10メートル程の人型兵器。<br />
<br />
「'''Super Powered Tracer'''(超強化機能服)」の略称で、あらゆる戦況に対応出来る汎用性の高い人型兵器。[[グラドス軍|グラドス]]で開発された。<br />
<br />
本来は[[外宇宙]]の探査と開発を目的とする装備で宇宙服の発展形の人型ロボットであるが、敵対的な異星種族との接触を想定した軍事兵器としての性能も重視されている。<br />
<br />
[[地球]]製の兵器を凌駕する高い機動性と戦闘能力を誇り、全身のバーニアを用いた姿勢制御による独特の機動戦闘はさながら「人型の戦闘機」を言った趣を持つ。<br />
<br />
頭部はキャノピーに覆われた全天ドーム型のグラスコクピットとなっており、周囲の状況確認は基本的に肉眼での目視とセンサー類で行われる。<br />
ちなみに高機動飛行時などの重心点はコクピットである頭部を基準に動く様になっているとの事。<br />
バックパックの交換による戦域を選ばない汎用性を持ち、また音声入力・ナビゲーションによる統合型コンピュータを搭載しており、練度の低いパイロットでも高い操縦性を発揮できるのも特徴。非常時には内蔵されている給油用チューブを介して他の機体からエネルギーを[[補給]]する事も可能で、劇中では残量不足に陥っていた[[レイズナー]]が拘束した[[ブレイバー]]から強制的に抜き取っており、別機種同士でも問題なく行なえる模様である。<br />
<br />
標準兵装は内蔵武器である電磁破砕機構「ナックルショット」と携行火器である自由電子レーザー銃「レーザード・ライフル」。機体が甚大なダメージを被った際、シートごと射出する脱出システムもほぼ全機種に装備されているが、劇中で脱出シークエンスが確認出来る描写は非常に少ない。<br />
<br />
[[やられメカ]]扱いの量産機でも単独で地球の大気圏突入と離脱をこなす機動力を有するなど、作中の地球側と比べれば正に隔絶したグラドスの高い技術力を象徴する存在である。派生機として大気圏内など局地運用に特化した[[MF]]([[マルチフォーム]])や無人機である[[TS]]([[テラー・ストライカー]])が存在。<br />
<br />
大河原邦男が描いた初期登場SPTの設定画は身長10メートルの人型の頭部にコクピットを収めているため胴体に比べて意図的に頭部が巨大に描かれており海外SF映画『エイリアン』のエイリアンのようなアンバランスさを醸し出していたが、実際の作中では頭部の小さな通常体型(人間との比率からいくと十数メートル前後)で描かれることが多く、後半に登場するSPTでは設定画段階で通常体型になっている。<br />
<br />
== スーパーロボット大戦における特徴 ==<br />
S[[サイズ]]で[[飛行]]可能、[[運動性]]・[[移動力]]が高いなど、[[オーラバトラー]]と似たような性能だが、武装は[[射撃 (武器属性)|射撃]]主体で[[宇宙]]への[[地形適応]]が高い点が異なる。初登場の『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[装甲]]も高く[[分身]]が標準能力となっているなど、オーラバトラーの代替ユニット的側面がより強かった。またレーザード・ライフルなどの武装も『新』では非[[ビーム兵器]]にされていたが、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以後はビーム兵器へと変更と、[[モビルスーツ]]寄りの性能に調整されている。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』ではそのサイズにより[[部位]]攻撃の面でM[[サイズ]]ユニット([[モビルスーツ]]や[[ヘビーメタル]]等)に対して有利に立ち回れるが反面、L以上のユニット([[戦艦]]等)には不利となる(このため[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]が持つ[[狙い撃ち]]の重要度が高い)。また、入手できる機体で飛行できるものが少ないのも難点。<br />
<br />
== スパロボに登場したSPT ==<br />
;[[レイズナー]]<br />
:<br />
;[[強化型レイズナー]]<br />
:<br />
;[[ベイブル]]<br />
:<br />
;[[バルディ]]<br />
:<br />
;[[ドール]]<br />
:<br />
;[[ブレイバー]]<br />
:<br />
;[[ブルグレン]]<br />
:<br />
;[[ドトール]]<br />
:<br />
;[[ディマージュ]]<br />
:<br />
;[[グライムカイザル]]<br />
:<br />
;[[ブラッディカイザル]]<br />
:<br />
;[[ザカール]]<br />
:<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[MF]]([[マルチフォーム]])<br />
:<br />
;[[TS]]([[テラー・ストライカー]])<br />
:<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;[[V-MAX]]<br />
:一部のSPTに内蔵された緊急脱出用機体機能増幅システム。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇中のSPTが見せる非常に変則的かつ特徴的な挙動は、作画スタジオのアニメアール<ref>高橋監督作品の多くに参加している作画スタジオ。</ref>から「繋げないで下さい」「制動をかけないでください」という特別な指示が出されていたことによるものである。<br />
**具体的には、SPTの動きは中割り作画を抜きに突然異なるポーズを取りながら回避行動を行うなど、1枚1枚コマ送りで見ると動きの繋がっていない画を用いることでUFOのように物理法則を無視した挙動を成立させるといった高度な技法が使われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:SPT}}<br />
[[Category:戦略・戦術兵器]]<br />
[[Category:蒼き流星SPTレイズナー]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC&diff=464166
ア・バオア・クー
2023-09-26T01:39:30Z
<p>Cobalt: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>ア・バオア・クーとは、『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する[[ジオン公国軍]]の宇宙要塞。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
元来は資源採掘用の小惑星であったが、もう1つの小惑星と結合して軍事要塞に[[改造]]された。<br />
<br />
構造上、二つの小惑星の接合部が脆弱という弱点があるが、そこに向かおうとする敵艦隊に要塞ビーム砲の火線を集中させやすい仕組みになっており、弱点を敢えて晒して囮にするという防衛システムは、防衛要塞にしては「攻撃的」とも称される。<br />
<br />
[[一年戦争]]におけるジオン軍の一大拠点として機能した。また、内部には大規模な軍事工廠が備えられており、戦争後半には宇宙におけるジオン軍の主要な兵器生産拠点ともなった。[[地球連邦軍]]との戦争が劣勢となり、[[ソロモン]]が陥落すると、月面都市[[グラナダ]]と共にジオン公国の最終防衛ラインとして機能。星一号作戦では連邦とジオンの最後の決戦場ともなり、自ら指揮を執った[[ギレン・ザビ]]の指揮もあり当初は連邦軍を圧倒した。しかし、[[キシリア・ザビ]]がギレンを[[暗殺]]すると生じた隙を連邦軍が見逃さずに猛攻。ドロス艦隊壊滅によりジオン側の士気は崩壊。キシリアも要塞からの脱出を図るが、[[シャア・アズナブル]]の手によりザンジバル級のブリッジを破壊されて撃沈されてしまうと、ザビ家主要人物は全滅。要塞内ミサイル工場からも出火し、一部を除いて動力電源が停止するとトワニング准将の停戦命令によりジオン公国は抗戦を断念して降伏。地球連邦軍の勝利に終わり一年戦争は終結した。<br />
<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では地球連邦軍を経て、[[ティターンズ]]の管轄となり、'''ゼダンの門'''(TV版の一部ではガゼンの門という呼称も)と改称したが、[[アクシズ]]と激突して崩壊した。<br />
<br />
名前の由来はインド・ラジャスターン地方にいると伝えられている幻獣「ア・バオア・クゥー」。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ギレン・ザビ|ギレン]]達との決戦の舞台になる。シナリオ名は「ゼダンの門」。SRWでも屈指の難易度である。[[ドロス]]が3隻、[[α・アジール]]が4機、[[ラフレシア]]が2機のボスオンパレード。さらに最大ダメージが制限されているので、30ターン以上は要するストレスシナリオである。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートではギレン達との決戦の舞台になる。『第3次』を彷彿させる構成だが、[[キュベレイ]]以外は強敵でないので難易度は高くない。<br />
:決戦後には[[ガンダム・チーム]]が探索に行くイベントがある。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[マクロス]]落下事件の余波でア・バオア・クー攻略が行われなかった為、[[ロンド・ベル]]隊によって攻略が行われる。『α』の正史では[[ネオ・ジオン]]と一時和平を結んでいるが、『α』以後の処遇は不明。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:「'''ゼダンの門'''」として登場。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:名前のみの登場だが、用語辞典に登録される。[[シャア・アズナブル|シャア]]との決戦に臨むアムロを前にして[[兜甲児|甲児]]が「ア・バオア・クーを思い出す」と発言している。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:序盤が[[一年戦争]]をなぞった展開だが、ア・バオア・クー攻略の前に[[外宇宙]]に行く事になるので中盤まで先延ばしになる。[[ギガノス帝国]]がジオンと同盟を組んでいるため、そちらの[[ギガノス機動要塞]]の代わりでもある。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:一年戦争中だが[[地球連邦軍]]の拠点として登場。[[アクシズ]]をぶつけられて粉砕されるという『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の展開になる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:ザクバラン帝国の切り札的存在として建設された宇宙要塞という設定で登場。ガルシアス復活の前祝として地上を[[コロニーレーザー]]で焼き尽くす計画だったが、起動直前に占領され以降は反乱軍の拠点となる。<br />
:しかし、復活したガルシアス率いる帝国軍の奇襲を受け、要塞の機能が半分停止してしまう事態へと陥る事に。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『トミノメモ』によれば、ア・バオア・クーとは独立した宇宙要塞ではなく、ジオンの本国であるサイド3の内部にある要塞都市の名前だった。<br />
*『[[SDガンダム外伝]]』第2シリーズ『円卓の騎士編』に「ゼダンの要塞」という敵拠点が登場する。しかし原作と異なり、司令官は[[ドズル・ザビ]]をモチーフとした「城主ドズル」である。<br />
*『[[SD戦国伝]]』では333年に1度現れるという幻の城'''「暴終空城(あばおわくうじょう)」'''として登場した。<br />
*『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』における董卓ザクの居城・郿塢城はア・バオア・クーをモデルにしている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ア・バオア・クー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あ はおあ くう}}<br />
[[Category:地名]]<br />
[[Category:施設]]<br />
[[Category:地形]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%AB&diff=464165
バラル
2023-09-26T01:39:21Z
<p>Cobalt: /* 登場作品 */</p>
<hr />
<div>バラル(Baral)とは、『[[αシリーズ]]』及び『[[OGシリーズ]]』に登場する組織。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
人類が文明を築いた当初から存在した[[組織]]。[[ヘブライ語]]で「混乱」。その実体は[[ガンエデン]]こと[[ナシム・ガンエデン]]の巫女[[イルイ・ガンエデン]]を崇める宗教である。本拠地は共にアラビア半島のナフード砂漠。そこにガンエデンと『ガンエデンシステム「バラルの園」』がある。<br />
<br />
人類が文明を築いた当初より戦乱に介入し、彼らが言う『百邪(物の怪)』と呼ばれる人類の脅威へ立ち向かっていった。その中には制御できない[[超機人]]([[妖機人]])や[[アインスト]]、[[ルイーナ]]、更には宇宙生命体(エイリアン)も含まれている。<br />
<br />
しかし、戦いの中、ガンエデンシステムが起動。この時取った方法が「地球を結界で封印し、外界との行き来を封じることで楽園を作り出す」というものだったため、これを救済と見なさなかった四神の超機人が離反。俄かに勃発した「機人大戦」の中でガンエデンは機能を停止し、バラルもそれに伴って一時活動を止めることとなった。<br />
<br />
== バラルの園 ==<br />
[[ナシム・ガンエデン]]が眠る惑星防衛システムの中枢。クストースを始めとする神僕たちもここで眠っていた。<br />
ガンエデンが存在するのは中枢部にしてバラルの神殿である「バラルの塔」であり、OGではバラルの面々はここを拠点にしていた。<br />
<br />
起動すると塔を中心とした一定区画が浮遊し、ガンエデンの起動によって地球全体を覆う結界を張る。また、塔はそれ自体が念動攻撃兵器であり、ナシムの意志に従って敵対者を攻撃する。<br />
<br />
バルマー本星の霊帝宮も実はバラルの塔であり、同じ形状・構造をしている。バルマー側の「塔」の地下聖堂、その最深部には[[ケイサル・エフェス]]となったゲベルが眠っており、[[ルアフ・ガンエデン|影武者]]を使って暗躍していた。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
「[[αシリーズ]]」と「[[OGシリーズ]]」共に大本の目的は同じだが、αシリーズでは人類が[[外宇宙]]まで生活圏を伸ばしたことで起動し、ガンエデンが警戒するレベルに到達したと[[アムロ・レイ]]が推察。OGシリーズでは逆に、[[シャドウミラー]]を始めとする異世界の脅威や、ゲストのような異星人、そして「越界者」たるギリアムやロアの存在などがそのトリガーとなったと思われる。<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
:この時点においてはオーダーとの戦いで完全に壊滅しており、ナシムも銀河大戦末期にイルイの中で消滅したことにより、バラルは完全にその痕跡を消した。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[超機人 龍虎王伝奇]]<br />
:唯一活動していた[[孫光龍]]が手勢とともに暗躍していたが、率いていた面々や妖機人は悉く龍虎王・虎龍王に蹴散らされ、光龍自身も[[V・B]]と相打ちに近い形で消息を絶った。<br />
:さらに時代を降り、対抗組織「オーダー」との抗争を繰り広げていた。この時代での目的はオーダーと戦うことで生み出される魂力を利用し四霊の超機人[[霊亀皇]]を覚醒させ、その力でバラルの園の入り口バラルの門を破り強制的にイルイを目覚めさせることにあった(といっても実際は光龍の私欲によるところが多かったようだが)。霊亀皇の覚醒を成し遂げバラルの門も破りかけるがオーダーの攻撃とV・Bの妨害で失敗し、光龍をはじめとする仙人たちが眠りについたこともあり活動は停滞していった。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]<br />
:機人大戦当時の面々が多少生き残っており、ナシムによる「'''地球封印'''」と地球にいる全人類を仙人に変える儀式「'''尸解'''」を強制的に発動する「'''総人尸解計画実行'''」のため動いていたが、それをよしとしない鋼龍戦隊により、メンバーは蓬を除いて全滅し、起動したナシム・ガンエデンも撃破され、[[アダマトロン]]となった後消滅。内部に取り残されていたイルイは蓬によって救出されている。<br />
<br />
== 人物 ==<br />
;[[孫光龍]]<br />
:組織としてのバラルの元締め。機人大戦以前にナシムのしもべとなった男。<br />
;[[デヴォラ]]<br />
:<br />
;[[禁牙]]、[[十華]]、[[八腕]]<br />
:バラルの地機仙。<br />
;[[泰北三太遊]]<br />
:「四仙」のひとりで、北仙。<br />
;[[夏喃潤]]<br />
:「四仙」のひとりで、南仙。<br />
;[[蓬瓜尊]]<br />
:<br />
;[[ククル]]<br />
:OGシリーズで所属。<br />
<br />
== 運用兵器 ==<br />
ガンエデンシステムの防衛兵器。孫光龍らの使用する戦力は[[超機人]]、[[妖機人]]を参照。<br />
;[[ナシム・ガンエデン]]<br />
:<br />
;[[ザナヴ]]<br />
:<br />
;[[ザナヴ・アフ]]<br />
:<br />
;[[カナフ]]<br />
:<br />
;[[カナフ・アフ]]<br />
:<br />
;[[ケレン]]<br />
:<br />
;[[ケレン・アフ]]<br />
:<br />
;[[スナピル]]<br />
:<br />
;[[ズロア]]<br />
:<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[ゲベル・ガンエデン]]<br />
:[[ゼ・バルマリィ帝国]]にも同様の宗教が存在する。<br />
;[[アインスト]]<br />
:彼らのもう一つ「人類のルーツ」がガンエデンであり、バラルとは敵対関係にある。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:はらる}}<br />
[[Category:組織]]<br />
[[Category:αシリーズ]]<br />
[[Category:OGシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3/D&diff=464164
世界観/D
2023-09-26T01:39:10Z
<p>Cobalt: /* 各地域の設定 */</p>
<hr />
<div>『[[スーパーロボット大戦D]]』の世界観。<br />
<br />
== 基本設定 ==<br />
暦は「宇宙暦」を採用。『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』をベースとした、ポストアポカリプス的な様相を呈する殺伐とした世界観が特徴となっている。<br />
<br />
地上は[[前大戦|過去の大戦]]と「早乙女の反乱」による事故で[[ゲッター線]]汚染に晒されており、かつて地球圏を統べていた統合政府は崩壊、[[インベーダー]]が跋扈し、ほぼ完全に荒廃している。多くの人々がインベーダーの恐怖と貧困に喘いでおり、新たに台頭してきた各勢力の争いにより、戦火も絶えない。また、中盤以降は[[ザンスカール帝国]]の地球クリーン作戦や、謎の勢力「[[ルイーナ]]」によって、広域破壊や大量虐殺が平然と行われている。<br />
<br />
上述の「過去の大戦」における詳細な被害は語られないが、作中で語られているものだけで以下が判明している。<br />
*109年:[[超時空要塞マクロス|第一次星間大戦]]<br />
*129年:[[一年戦争]]<br />
*133年:早乙女の反乱<br />
*137-138年:[[グリプス戦役]]+[[第1次ネオ・ジオン抗争]]<br />
このように、原作準拠では数十億規模の人的被害となる争乱が40年程度の間に頻発しており、本編の舞台となる宇宙暦145年に地球圏総人口がどれほど回復していたかすら判然としない。<br />
<br />
以上の事から、作中はずっと暗く重々しい雰囲気が漂っており、他のスパロボとは一線を画すシリアスなストーリー展開が散見される。シナリオライターが『[[スーパーロボット大戦64]]』を手がけた鏡俊也氏であるため、こちらも本作とは別のベクトルでハードなシナリオとなっている。<br />
<br />
なお、『[[THE ビッグオー]]』の舞台でありキーワードでもある[[パラダイムシティ]]は一切登場しない。<br />
<br />
== 軍事体制・主要組織 ==<br />
;[[ブルー・スウェア]]<br />
:今回の[[プレイヤー部隊]]。[[ノヴァンブル条約]]の下に結成された。<br />
;統合軍<br />
:いつものスパロボでいうところの、[[地球連邦軍]]や[[地球連合軍]]のポジション。元ネタは[[マクロスシリーズ]]だが、崩壊・弱体化している点は『[[機動戦士Vガンダム]]』の地球連邦軍を踏襲している。<br />
:[[ロンド・ベル]]、[[コスモクラッシャー隊]]、旧[[ゲッターチーム]]、さらに[[超長距離移民船団]]で旅に出る以前の[[マクシミリアン・ジーナス]]と[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]は、統合軍の所属となっている。<br />
:統合戦争後は地球圏の第一勢力だったようだが数々の脅威に対抗しきれず、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]におけるネオ・ジオンと[[スペシャルズ]]の巧みな作戦に対応しきれず、実質組織としては瓦解してしまっている。後に、地球消滅という非常事態に際し、ネオ・ジオンに残存兵力は吸収された模様。<br />
;[[ネオ・ジオン]]<br />
:[[シャア・アズナブル]]を総帥とする勢力。宇宙ルートでは一時的に、主人公が所属することになる。<br />
:[[ミリアルド・ピースクラフト]]率いるスペシャルズと結託し、アクシズ落としを決行する。事前にアムロとブライトを拘禁しておいたこともあり、原作以上の働きを見せてアクシズ落としを障害なく成功させるが、アクシズが地球衝突を前にして、突如地球が消滅。その際にかなりの艦隊が巻き添えを食らい、大きく戦力を削がれる。<br />
:その後、地球消滅と異星人の侵攻という非常事態に際し、各勢力との停戦を試み、ノヴァンブル条約機構の中核を担う組織として引き続き活動する。<br />
;[[リガ・ミリティア]]<br />
:ザンスカール帝国の蛮行に対抗する為に結成されたレジスタンス。首領「ジン・ジャハナム」の中に[[神隼人_(OVA)|神隼人]]が密かに名を連ねていた。ザンスカール帝国やOZ、インベーダーに対して戦いを続けていた。<br />
;[[タワー]]<br />
:神隼人を司令に、[[真ドラゴン]]の解体とインベーダーの駆逐の為に活動する戦艦。多数のスーパーロボットを保有する、リガ・ミリティアの一員。<br />
;[[OZ]]<br />
:[[トレーズ・クシュリナーダ]]を総帥とする軍事秘密結社。潤沢な資金力を持つ[[ロームフェラ財団]]のバックアップを受け、瓦解した統合軍の戦力や重要施設の大部分を受け継いでおり、地上・宇宙両方で強大な影響力を持つ人類側の最大勢力となっている。<br />
:しかし、[[デルマイユ]]侯爵によるトレーズの幽閉により、組織としては麻痺していた。これに際しトレーズの意思を受けた[[レディ・アン]]の画策により、デルマイユ派の影響が強い宇宙軍からこれらを排除すべく、ネオ・ジオンと提携してデルマイユ派の部隊に大損害を与えて弱体化させる。これによって宇宙軍の実権をデルマイユ派から奪取した後は、ネオ・ジオンと同盟して彼らの退路を塞いだ。一方で地上ではトレーズがクーデターで地上軍を掌握してデルマイユを追い込み、孤立させて彼をOZから放逐することに成功する。<br />
:その後は[[ロジャー・スミス]]の交渉術により旧デルマイユ派とも和解し、本格的な内戦に至る前に組織をトレーズの名の下に統合・一本化し、ロームフェラ財団の影響力を排除することに成功した。その後はノヴァンブル条約にも参加し、地上では度々自軍を支援することになる。<br />
<br />
== 各地域の設定 ==<br />
;極東地区<br />
:世界的なゲッター線汚染の引き金となった「早乙女の反乱」の舞台である[[早乙女研究所]]跡地がある。因縁深き始まりの地。<br />
:爆心地だけあって、ゲッター線汚染濃度および[[インベーダー]]出現数は世界でもトップレベル。特に早乙女研究所跡地周辺地域は当時の統合軍が放った重陽子ミサイルにより完全に壊滅、さらに徘徊する[[真ドラゴン]]の影響もあって、事件から10年以上を経た現在でも調査・復興はほとんど進んでいない。真ドラゴンのゲッター炉心解体を目指す[[タワー]]の一団が主な活動領域としている。<br />
:このほか[[科学要塞研究所]]や、[[ダルタニアス]]擁するアダルス基地といったスーパーロボットの研究所や基地が所在するのは相変わらず。<br />
;極東地区以外の地上<br />
:ゲッター線汚染やインベーダーによる悪影響は極東地区同様。復興がほぼ完全に終わっている地域もあるが、その多くは極東地区ほどではないにしろ未だ荒廃したままであり、ニューヨークのようにゲッター線汚染の余りの酷さに放棄された地区も存在する。カーペンタリアが[[ザンスカール帝国]]の手に落ちてからは人類同士による戦火も拡大しており、悲惨な現状はまだまだ続く見通しとなっている。<br />
;[[コロニー]]<br />
:「早乙女の反乱」の影響はほとんど受けていない。統合政府とは過去幾度も戦火を交えてきた歴史があるが、それらが崩壊した後は各サイドが自立を目指して独立色を強めていった。しかし、戦後台頭してきた新勢力の跳梁と異星人の侵略により、地球とはまた異なる危機に晒されている。<br />
;[[月]]<br />
:かつて月で大増殖したインベーダーとの月面十年戦争が起きている。古いゲッター線研究施設が廃墟として残っており、そこには大量のゲッターロボが廃棄されている。かなり物騒な背景ではあるが、例年通り[[フォン・ブラウン]]市が所在し、[[カミーユ・ビダン]]が暮らしていた。<br />
;[[木星]]<br />
:[[インベーダー]]によりゲッター太陽になる。[[ジュドー・アーシタ]]と[[ルー・ルカ]]が参加した木星船団は、インベーダーによってほぼ全滅した事がジュドーの口から語られる。<br />
;[[外宇宙]]<br />
:ギシン星間帝国の侵略、そしてバロータ軍の脅威にさらされる。<br />
<br />
== 敵勢力 ==<br />
;[[OZ]]<br />
:ノヴァンブル条約が結ばれるまで一時的に敵対する。<br />
;[[ザンスカール帝国]]<br />
:統合政府崩壊後、独立色を強めていったコロニーの中でも、特に力を強めて一大勢力にのし上がった国家。<br />
:マリア主義を掲げて地上で戦線を拡大している。他コロニーに対しても圧力を掛けており、ネオ・ジオンとも敵対している。<br />
;[[インベーダー]]<br />
:13年前の重陽子爆弾による真ドラゴン暴発より、爆発的に地上で数を増やし、地上では重大な問題の一つとなっている。<br />
:早乙女博士と、コーウェン&スティンガーを中枢として、個体数を増やし続けている。<br />
;ギシン星間帝国<br />
:[[オリジナル設定]]の[[星間連合]]。ギシン星([[ギシン帝国]])の下部に、[[ベガ星連合軍]]と[[ザール星間帝国]]の所属人物を組み込んでいる。<br />
;[[バロータ軍]] / [[プロトデビルン]]<br />
:マクロス船団を襲った外宇宙の勢力。<br />
:イワーノ・ギュンターに寄生した[[ゲペルニッチ]]を頂点として、ゲペルニッチの「夢」を実現する為、スピリチア再生種である地球人類の収集を行っている。<br />
;[[MZ23]]の自衛組織<br />
:『[[メガゾーン23]]』の原作再現マップでのみ敵対するのみで、プレイヤー部隊と戦うことはない。MZ23がDの世界に転移してからは、そこに残って防衛任務に従事している。ただし、後にプレイヤー部隊の与り知らぬところでザンスカール帝国の[[ドゥカー・イク]]率いる部隊の襲撃を受けたらしく、戦力の一部を奪われている。<br />
;[[ルイーナ]]<br />
:地球消滅事件を契機に突如出現し始めた謎の勢力。<br />
:正体不明の存在「破滅の王」「ペルフェクティオ」の命令に従い、人間の「負の感情」を得るため、各地で破壊と殺戮を繰り返している。シャア、ズール、ゲペルニッチ、インベーダーは、いずれも結果的にはルイーナに対抗する為に活動していた事になる。<br />
:『[[THE ビッグオー]]』の[[シュバルツ・バルト]]はここの所属として登場する。<br />
<br />
このほか[[ジェイソン・ベック]]が一人の犯罪者にしては多すぎる量の戦力を保有している。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:せかいかん ていい}}<br />
[[Category:世界観|D]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦D]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=J9III%E5%8F%B7&diff=464163
J9III号
2023-09-26T01:38:50Z
<p>Cobalt: /* 関連機体 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|銀河疾風サスライガー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 機関車型スペースマシン<br />
| 動力 = ガソリンエンジン<br />
| パイロット = <br />
;【テイクコントロール】<br />
:[[ビート・マッケンジー]]<br />
;【ブラスターシフト】<br />
:[[ロック・アンロック]]<br />
;【指揮】<br />
:[[ブルース・カール・バーンステイン]]<br />
;【ナビゲーション】<br />
:[[バーディ・ショウ]]<br />
}}<br />
'''J9III号'''は『[[銀河疾風サスライガー]]』の登場メカ。<br />
== 概要 ==<br />
J9ランドの前オーナーが[[D・D・リッチマン]]に発注していた機関車型スペースマシン。<br />
<br />
[[サスライガー]]が[[変形]]した機関車部分と、3両編成の専用客車部分で構成される。専用客車部分は新太陽系全ての惑星を回りきるだけの充実した設備を誇り、機関車部分はサスライガーに変形して戦闘をこなすこともできる。燃料も'''ガソリン'''のため、都合をつけやすい。<br />
<br />
これ程のマシンを前オーナーが発注し、[[J9]]にあやかった名前までつけた理由はついに明らかになることはなかった。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;[[サスライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:初登場作品。列車なので立ち止まることはなく、戦闘アニメ内では常に爆走している。[[サスライガー]]がパワー不足であるため、バトレインカノンを備えたこちらの形態が主体となる。その他の武装に関しては中・近距離戦対応のP武器が中心。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::サスライガーに強力な必殺技が加わったため、[[マップ兵器]]の使用や長距離砲撃で形態を使い分けることになる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;体当たり<br />
:その名の通り、豪快に正面からぶつかって突撃する。劇中では敵基地への突入時などに突撃して外壁をぶち破ったりしていた。<br />
:『GC』ではサスライガーより大型サイズの再現か同機の格闘よりも攻撃力が高い。反面小回りが効かないのか射程は1となっている。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ドラムバズーカ<br />
:サスライガーの腕部が前面に組まれているため、前方になら発射できる。<br />
;ビーム砲<br />
:ロックの乗った砲座がキャブからせり上がってきて攻撃する。原作ではブルースも使っていた。<br />
:全ユニットの武器でも珍しい'''パイロットが3Dで登場する武器'''。ゲームでは海以外なら宇宙空間でも使用可能だが、'''この際にロックは宇宙服などを着ておらず生身のままである。'''(劇中で宇宙で使用した際には、ロックはちゃんと宇宙服を着ていた。)というか、地上や空中で繰り出す場合もいつ何が飛来してくるかわからないので、少なくともヘルメットくらいは着用すべきである。<br />
:『GC』ではP武器だが射程2で中威力と中途半端な性能になってしまっている。やや攻撃力は劣るが射程4のドラムバズーカ、射程1だが高威力の体当たりと比較すると使い勝手は今一つ。<br />
;バトレインカノン<br />
:J9IIIの文字がある前面が開いて発射するビーム砲。初使用は第26話でバーディ曰く「虎の子の一発」。<br />
:ゲームでは単体攻撃版と[[マップ兵器]]版が存在。長距離射程、高威力を誇る必殺武器。<br />
:単体攻撃版は射程3~8で近すぎると攻撃できないのでありながら、マップ兵器版は射程1~8の直線上攻撃で、射程3までの範囲が寧ろ広くなっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:サスライガーに変形。客車を切り離してサイズがLからMになり、メインパイロットがロックに替わる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:サスライガー・J9III号の両形態とも同様。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:客車と合体するためサスライガーよりサイズが大きくなる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「トライ!トライ!トライ!」<br />
:挿入歌。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;外惑星空間航行用ブースター<br />
:第26話で登場。J9III号の下部に合体し、上部には太陽風を受ける帆を展開、加速を助けるブースターとなる。[[外宇宙]]へ移動するサン・オブ・ジュピターに追いつくため使用された。以後は第30話まで使用されたが、無理が祟って同話で解体。ロック達の別行動用の簡易宇宙船に改造されて役目を終えた。SRW未実装。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*スパロボでは[[ウォーカーマシン|ガソリンエンジンのロボット]]が宇宙を飛べる事は珍しくないが、J9III号が飛べる事は劇中では特に突っ込まれる事は無かった。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00198OLIE</amazon><br />
<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:J9IIIこう}}</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F&diff=464162
トレイラーの真実
2023-09-26T01:38:39Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>『[[スーパーロボット大戦W]]』の全戦争終結から(攻略本によると)30年後、[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が刊行した書籍。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
エンディングではその内容のごく一部が確認できる(ちなみに、スパロボWの全戦争終結までをなんと'''「第一章」でまとめている'''。この事は「第二章」以後も[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|新たな]][[フルメタル・パニックシリーズ|戦いが]][[宇宙の騎士テッカマンブレードII|続いていく]]と受け取れなくもない)。書き出しは戦役中にずっとつけていた「[[ヴァルストーク航海日誌]]」と同じものとなっており、「戦争が終わったら出版でもするんじゃないの」という会話があったことからも、航海日誌を元として出版にこぎつけたものと思われる。また、本文中で「ザ・データベースの事は一般市民には秘密」とされているにも関わらず出版されていることから、30年後には情報の規制緩和がなされたようだ。<br />
<br />
尚、著者は『タカの誇り』名義。一時期自分をトンビとして卑下していたカズマも、30年経って父親・[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]と同じ[[年齢]]になる頃には、その誇りを受け継ぐものとしての心の整理ができたようである。<br />
<br />
……ちなみにゲーム中では「トレイラーの真実」としかタイトルが書かれていないが、[[攻略本]]によると正式名称は『トレイラーの真実 '''~トンビがクルリと輪を書いた~'''』<ref>ソフトバンククリエイティブ『スーパーロボット大戦W パーフェクトガイド』308頁。</ref>であるという。見事にオチを付けるあたり、カズマは30年経ってもやっぱりカズマだったということか。<br />
<br />
また、「30年後にカズマが出版した」ということは、カズマは少なくとも47歳までは存命しており、またこの時期には地球圏にいる(カズマはEDでいずれはスペースマンとして[[外宇宙]]へ向かう事を目標にしている)事が分かる。<br />
<br />
余談だが、他の参戦作品も本編終了から同様に年月を重ねた場合、'''「トレイラーの真実」が出版されたのと『[[新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop]]』のMC編が同時期になる'''。<br />
<br />
== 本文 ==<br />
<br />
=== 注意 ===<br />
以下は'''エンディングの内容'''が含まれているので、未プレイの方は注意してご覧下さい。<br />
<br />
=== 本文 ===<br />
<br />
連合宇宙暦101年2月15日、航海日誌<br />
<br />
[[冥王星]]での[[ザ・データベース]]との戦いに勝利した俺達は[[地球]]へと帰還した。<br />
<br />
[[大河幸太郎|大河長官]]の話では、無用な混乱を回避するためにザ・データベースの存在は市民には秘密にされるらしい。だから俺は、俺達[[ノイ・ヴェルター]]の戦いをこの航海日誌に残しておく。<br />
<br />
地球と人類は徐々にであるが変わっていくだろう。<br />
<br />
[[プラント]]はクライン派の[[アイリーン・カナーバ]]が臨時の最高評議会の議長となり、地球側の代表者である新・国連の[[ロゼ・アプロヴァール]]事務総長と和平会談を執り行う事が正式に決まった。[[コーディネイター]]と[[ナチュラル]]の確執はまだ続くだろうが、その解決は話し合いで行うべきであり、和平会談は大きな第一歩になるだろう。<br />
<br />
連合軍の攻撃で焼かれた[[オーブ]]の復興も始まるそうだ。<br />
<br />
[[リリーナ・ドーリアン]]外務次官が先頭に立ち、外国からの支援の物資も届き、避難していた人達も徐々に戻ってきていると聞く。<br />
<br />
[[ラダム]]に破壊されたオービタルリングの復旧が決まり、中断されていた[[軌道エレベーター|軌道エレベータ]]計画も再開されるそうだ。これでさらに宇宙と地球の往来は盛んになるだろう。<br />
<br />
[[宇宙]]と言えば、反ガルラ同盟である獅子座連合がガルラ本星の制圧に成功したとの報が、アルテア星のライブルさんから入った。さらにその獅子座連合に協力していたゲリラに、あの銀の弟がいたそうだ。黄金達も彼と会う事を楽しみにしている。<br />
<br />
また、その獅子座連合から[[イバリューダー]]の[[戦闘惑星ゾーマ]]を確認したとの情報も入った。しかし、イバリューダーは戦闘を仕掛けてくる事もなく宇宙の闇へと消えていったそうだ。まだまだ時間がかかるだろうが、心を学んだ彼らもいつかは他の星の人達と手を取り合う事ができると信じたい。<br />
<br />
未来に向けて全ては動き出している。それは世界だけでなく、俺達もだ。地球と人類の脅威を打ち破った今、ノイ・ヴェルターは解散するだろう。<br />
<br />
だが俺達一人一人の戦いは続いていく。それぞれの場所で、それぞれの目的のために。<br />
<br />
それは俺も同じだ。この戦いで俺には新たな目標ができた。そのために俺も俺なりのやり方で明日も戦っていくつもりだ。親父の遺してくれたトレイラー魂と誇りを胸に…。<br />
<br /><br /><br />
~『タカの誇り』著<br />
<br />
「トレイラーの真実」第一章最終ページより抜粋<br />
<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:とれいらあのしんしつ}}<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦W]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9&diff=464089
アイラ
2023-09-25T10:13:17Z
<p>Cobalt: /* 携帯機シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL}}<br />
| 声優 = {{声優|田中敦子}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|伊藤岳史}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[エルプスユンデ]]の末裔)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|八稜郭}}<br />
| 役職 = [[役職::指導者]]<br />
}}<br />
'''アイラ'''は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
女性のみで構成されている集団「[[八稜郭]]」を治める指導者。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
:初登場作品。[[NPC]]。当初は[[奇械島]]で[[アンノウン・エクストライカーズ]]を迎えたが、第31話での[[アイアンカイザー]]との戦いの後、[[アルティメット・クロス]]にサイコギア隊を託し、世界を識る旅に出た。その後は刹那の紹介で出会ったマリナと行動を共にし、EDではルーベンスと共に救援を待つ[[ELS]]の本星がいる[[外宇宙]]へと旅立つ[[ソレスタルビーイング]]と[[カティ・マネキン|カティ]]ら[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の面々を見送った。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:原作終了後設定で参戦。[[Dr.ヘル一派]]に囚われており、その[[予知]]能力を利用させられていたが、[[暗黒寺闇太郎|暗黒寺]]と[[ガミアQ|ガミアQ3]]により救出される。また、彼女の予知により[[Dr.ヘル]]は本来起きる事([[あしゅら男爵]]が[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]を復活させる事)を知り、それを阻止するために[[ピグマン子爵|ピグマン]]を囮に使ったが、一度死亡した事でこの世の理から外れた[[キバ]]の行動は読む事が出来ず、彼によるミケーネの復活を許してしまった。<br />
:ミケーネとの戦いの最中、[[ゼウス神]]の意志を宿らせ、[[兜甲児|甲児]]に[[ファルセイバー]]の力を取り戻させるべく助言を送った。<br />
:ミケーネに勝利した後は、予知だけに頼る生き方を改め、自分の目で世界の行く末を見つめる為に[[奇械島]]へと戻った。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[由木翼]]<br />
:[[キバ軍]]と[[ガラン軍]]の戦いに巻き込まれ、壊滅したグレンファルコン隊の生存者である彼女を迎えた。<br />
;[[ヒミコ]]<br />
:アイラの姉。ガラン軍の許に就いたが、彼女とは思念で繋がっている。<br />
;[[ハリケーン]]、[[ファンシー]]、[[フラッシュ (マジンガー)|フラッシュ]]、[[ミスティ]]<br />
:従者。彼女たち4人以外にも従者たちはいる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ノーヴル・ディラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では彼女によって生み出された。<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼によって予知能力を利用とするため、ファンシーと共に囚われてしまう。囚われた後は[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]の復活を阻止するために彼に[[あしゅら男爵]]の裏切りを伝えた。<br />
;[[暗黒寺闇太郎]]、[[ガミアQ|ガミアQ3]]<br />
:『BX』ではDr.ヘルに囚われていたのを、彼らによって救出された。<br />
;[[ゼウス神]]<br />
:『BX』では[[暗黒大将軍]]の登場と重力炉により劣勢になった[[ブライティクス]]に助言をすために彼に身体を貸した。<br />
== 名台詞 ==<br />
;「この魔神が…我らに救いを齎す…神の姿…」<br />
:OVA第1巻より。予知を介して[[マジンカイザーSKL|見えた物]]を指して。<br />
;「本当に、これが…我らに救いを齎す…神…」<br />
:OVA第1巻より。[[キバ]]を撃破した直後のカイザーを見ながら。この台詞と共に、第1巻は終わりを告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「瞳の中に映し出された希望のカケラ。時を超え…絆を描く、未来…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第45話にて、[[レクイエム]]で[[ヒトマキナ]]の本拠地である[[月|月面]]に向けて発射する際に。元ネタはアニメ版『[[鉄のラインバレル]]』の挿入歌「PROUD」の歌詞から採られている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*モチーフは永井豪氏原作のTVアニメ『ゴッドマジンガー』(SRW未参戦)のヒロイン、アイラ・ムー。スターシステム採用の漫画作品『バイオレンスジャック』にも登場している。<br />
<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あいら}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89&diff=464088
メガロード
2023-09-25T10:13:00Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|超時空要塞マクロス}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|宮武一貴}}(テレビ版)<br/>{{メカニックデザイン|河森正治}}(OVA版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[マクロス級]]2番艦→メガロード級1番艦<br />
| 型式番号 = SDF-2<br />
| 全長 = 1,770m<br />
| 重量 = 3030,000t<br />
| 所属 = 新統合軍<br />
| 主な搭乗員 = <br />
*【艦長】[[早瀬未沙]]<br />
*【スカル大隊隊長】[[一条輝]]<br />
}}<br />
'''メガロード'''は『[[超時空要塞マクロス]]』『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
[[マクロス]]から得られたデータを元に、新統合軍が建造したマクロス級2番艦。マクロスを継ぐ新統合軍の旗艦となる予定だったが、銀河播種計画によって恒星間移民船へと改装され、艦級も新たにメガロード級と改められた。長距離航行を目的としている為、マクロスよりも艦体が一回り大きく、艦内都市への損害が大きい強攻型への[[変形]]機能は有していない。<br />
<br />
[[早瀬未沙]]を艦長とし、[[一条輝]]や[[リン・ミンメイ]]等を乗せたメガロード-01は、[[西暦]]2012年9月に[[地球]]から[[外宇宙]]に向けて旅立つが、2016年7月に銀河中心部を航行中に消息不明となった。なお、この事実は新統合政府によって隠蔽されており、公には「メガロードは現在も[[宇宙]]を航海中である」と信じられている。その後も、後継艦である新マクロス級の就役まで合計23隻が就役して[[超長距離移民船団]]の中核を担い、[[惑星エデン]]や[[バロータ星系]]を発見した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
現状、いずれの作品でも非戦闘ユニットとしての扱い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:マクロス2番艦として、[[ヱルトリウム]](この時はエルトリウムと表記されている)と共に建造中となっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:EDで[[早瀬未沙|未沙]]が艦長に就任し、[[スカル小隊]]やミンメイ、[[イサム・ダイソン|イサム]]、[[ガルド・ゴア・ボーマン|ガルド]]、[[ミュン・ファン・ローン|ミュン]]も乗り込んで出航する事が明かされる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初登場作品。ユニットアイコンとしてのみ登場。[[イージス計画]]完遂後に宇宙へと旅立つ。なお、『α外伝』で乗り込む予定だった面々の内ミュンのみ乗り込んでいない。<br />
:[[宇宙怪獣]]の襲撃を避けるために[[バトル7]]と別行動を取っていたが、[[プロトデビルン]]の攻撃を受けて撃沈。[[早瀬未沙|未沙]]や[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]が連れ去られてしまう。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[マクロス級]]<br />
:メガロード級とは別にマクロス級として量産され、宇宙航路開拓の為の調査船団として旅立っていった。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*SDF-2 メガロード-01は[[超時空要塞マクロス|TV版本編]]にて登場する予定はあったものの尺の都合等もあってカットされ、映像化は後のミュージックビデオ作品『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』まで持ち越された。<br />
**当時のムックボンには宮武一貴氏による設定画が記載されている。前述の通りOVA『Flash Back 2012』にて初映像化されたが、その際のデザインは河森正治氏によってリデザインされた「ビデオバージョン」となっている。宮武氏の初稿と比べると、居住スペースが増えているなど「移民船団」としての色合いが強くなっている。<br />
**『[[マクロスF]]』ではメガロード-01の出発シーンが、ビデオ版デザインで描かれている。『F』の関連書籍では、宮武デザインは「完成予想図」、河森デザインは「完成した実物のメガロード-01」と、二つのデザインが両立する形で設定されていた。<br />
*『[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい]]』では、作品中で「宇宙移民船メガロード」が建造されている。<br />
**[[交響詩篇エウレカセブン|同作品(TV版)]]スタッフにはと宮武氏と河森氏の両氏が関っており、製作系列もまた『[[マクロスF]]』と同じくTBSである事などもあっての「特別出演」ということになるのかもしれない。<br />
{{DEFAULTSORT:めかろおと}}<br />
{{マクロスシリーズ}}<br />
[[Category:登場メカま行]]<br />
[[Category:イベント・演出でのみ登場するメカ]]<br />
[[Category:マクロスシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B4&diff=464087
バルゴ
2023-09-25T10:12:49Z
<p>Cobalt: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|マクロス7}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋広樹|SRW=Y}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::プロトデビルン]]<br />
| エネルギー = [[スピリチア]]<br />
| 所属 = [[プロトデビルン]]<br />
}}<br />
'''バルゴ'''は『[[マクロス7]]』の登場キャラクター。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]によって目覚めた5体目の[[プロトデビルン]](先に目覚めた[[ガビル]]と[[グラビル]]は元々一つの存在)。<br />
<br />
彼を目覚めさせたのはゲペルニッチが「見た夢」とされるが、基本的にガビルでは手に負えなくなったというのが理由らしい。ガビルとは仲が悪いが、何故悪いのかは不明。黒魔術のような[[超能力]]を持ち、自らの眷属により[[スピリチア]]を吸い尽くし、五芒星を形成して[[フォールド]]を封じるなど強力な力を持つ。<br />
<br />
最期は本体が目覚めた[[ギギル]]の暴走に巻き込まれて死亡した。<br />
<br />
SRW未参戦の映画版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』では、'''ナッターバルゴ'''というサイボーグのような形態にされて復活。バサラの歌エネルギーを無効にする措置が取られているが、バルゴ自身の自我は失われ、ガビグラの合体パーツのような扱いにされてしまっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:音声初収録。『D』とほぼ同じ扱い。しかし、[[HP]]は60000台と[[気力]]100以下とするか、[[歌]]攻撃でしかまともにダメージが与えられないので強敵。[[技量]]も180台と高い。[[外宇宙]]ルートでしか現れない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初登場作品。出番が少ないものの、特殊能力は厄介。劇中通り[[スピリチア]]([[気力]])を奪っていくので強敵。なお、ルート分岐により[[ギシン帝国]]ルートでは出てこない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;使い魔<br />
:自ら眷属を召喚して、眷属らから[[スピリチア]]を吸収する。個々の力はそれほど強くなく、スピリチア吸収装置の光線やバサラの歌エネルギーを浴びると砕け散る。<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では気力吸収の、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では能力低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;波動衝撃波<br />
:腕から衝撃波を発生させる。『第3次α』では[[SP]]吸収あり。<br />
;スピリチアストーム<br />
:腕から直接スピリチア([[気力]])を吸収する。<br />
:『第3次α』では気力低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[HP回復]](小)<br />
:<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:<br />
;[[プロトデビルン]]<br />
:[[気力]]100以上で全ての攻撃を半減。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;2L<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[不屈]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[SP回復]]、[[援護攻撃]]L3、[[連携攻撃]]、[[超能力]]L7'''<br />
:精神コマンドを使う機会がないため、SP回復が意味を成さない。<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[プロトデビルン]]、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L3'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;マインド系の特殊効果武器無効<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ゲペルニッチ]]/[[イワーノ・ゲペルニッチ]]<br />
:長。命令には忠実。<br />
;[[ガビル]]<br />
:彼とは折り合いが悪い。ギギルとシビルを抹殺すべく共同作戦を取るがいがみ合って取り逃す。<br />
;[[ギギル]]<br />
:元々どういう仲なのか不明だが、アニメ本編ではゲペルニッチに従わない抹殺対象。最期は彼の暴走に巻き込まれてしまう。<br />
;[[グラビル]]<br />
:プロトデビルンの一人。<br />
;[[ゾムド]]、[[ゴラム]]<br />
:双子のプロトデビルン。バロータ戦役では二体が目覚める前にバルゴが消滅した。<br />
;[[シビル]]<br />
:プロトデビルンの一人。<br />
<br />
{{マクロスシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:はるこ}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[category:登場メカは行]]<br />
[[Category:マクロスシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B31%E5%8F%B7&diff=464086
ダイガイアン1号
2023-09-25T10:12:35Z
<p>Cobalt: /* 機体BGM */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|moi7}}<ref>Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』499頁。</ref><br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br>[[ラストボス]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 絶対決戦兵器<br />
| 全長 = [[全長::300.0 m]]<br />
| 重量 = [[重量::7500.0 t]]<br />
| 動力 = [[動力::クォーク・ドライブ]]×20<br />
| 開発者 = [[開発::ダイマ・ゴードウィン]]<br />
| 所属 = <br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ダイマ・ゴードウィン]]<br />
}}<br />
<br />
'''ダイガイアン1号'''は『[[スーパーロボット大戦T]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[VTXユニオン]]の前社長[[ダイマ・ゴードウィン]]が、[[銀河統一計画]]のフラッグシップ機として密かに開発していた絶対決戦兵器。ダイマが現役時代に搭乗していたスーパーロボット「ガイアーン」の後継機に当たるマシンでもある。<br />
<br />
白と青、金のカラーリングが特徴で、全体的なフォルムはスタンダードなスーパーロボットのそれに近い。機体各所には「V」「T」「X」の意匠がちりばめられ、頭には日本の武将が身に着ける兜を思わせるディテールが目立つ。<br />
<br />
20基ものクォーク・ドライブを搭載したことで爆発的な出力を実現しており、これにダイマの操縦技術が合わさった結果、その戦闘力たるや単機で[[UND]]第零番艦隊に匹敵するレベルという怪物。さらに[[Gストーン]]や[[DG細胞]]をモデルとした出力増幅機構が搭載されており、継戦能力も非常に高い。<br />
<br />
機動要塞VTXの制御ユニットとしての役割も兼任しており、この機体のコックピットからVTXの全機能の制御が可能。<br />
<br />
完成時にオミットされた機能として[[マクロス|宇宙戦艦]][[ジェイアーク|への変形]]が計画されており、[[アイアン・ギアー|機体各部位にある砲身のようなパーツ]]はその名残である<ref>これらは武装としては非採用。</ref>。<br />
<br />
この機体の開発には、ダイマがスポンサー権限で手に入れた[[T3]]の戦闘データ、地球文明・太陽系先史文明・ラミィがもたらした異星文明を融合した科学技術に加え、VTXユニオンの資金が大量に流用されていた。つまり'''横領の産物'''である。<br />
<br />
ネーミングはガイアーンを意識したもので、「全ての人間に覚えてもらうためにはわかりやすい方が良い」という考えによる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:初登場作品にして、本作の[[ラストボス]]。どちらのルートでもダイマが搭乗して襲い掛かってくる。<br />
:近年のラストボスとしては珍しくHP回復がなく、特殊能力は[[オールキャンセラー]]とEN回復(小)のみと控えめ。耐久力もそこまで高くはないが、代わりに攻撃力が尋常でないレベル。ダイマの能力と相まり、直撃を喰らえば戦艦でも一撃で落とされかねない。<br />
:通常ルートの場合、それ以上に厄介なのはステージ構造の方。通常ルートでは[[ゾヌーダロボ]]との戦いで味方が離脱した状態かつダイマが'''気力300'''の状態であるため、序盤は苦戦する。幸い、30%ほど削ればイベントでダイマの気力が最低値に落ち込み、一気に弱体化する上に離脱した味方機も復帰する。なお、こちらのルートでは終始「ダイガイアン」名義となる。<br />
:激闘ルートの場合はHPを70%以下まで減らすと、途中増援として[[ダイガイアン2号]]が出現。2号のサポートにより一戦闘ごとにHPが全回復してしまうので、そちらを倒した後で1号を倒さねばならない。さらに[[ティランド]]が増援として毎ターン現れ、ティランドの数が合計30機を超えるとゲームオーバーという特殊ターン制限がある。ターンごとに増援の数は3機ずつ、最大で20機まで増えていく。こちらのルートでは2号が現れた際「ダイガイアン1号」名義となる<ref>正確に言えば「ダイガイアン」と「ダイガイアン1号」は内部的には別の機体として扱われており、イベントで入れ替わるため[[分析]]や[[かく乱]]が解除される。</ref>。なお最大HPは20万(ノーマル)~296000(スーパーエキスパート)と高いが、ユニットの強化次第では一戦闘で削りきることが可能であり、2号を倒さない限り復活し続けてその都度[[資金]]とTacPを得られるので、事前準備は必要なものの[[道場]]として活用することもできる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
武器は胸部の大口径ビームに大型剣と、オーソドックスな組み合わせ。<br />
<br />
「断〇剣」「断〇砲」と、[[ダンクーガ|他の地球製スーパーロボット]]を連想させるネーミングである。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;必殺星雲断光砲<br />
:胸部クリスタルから放つ大出力ビーム砲。方向指定型のMAP兵器。<br />
;必殺銀河断獄剣<br />
:ウイングを分離・接続した錨型の大剣「VTXソード」を構え、空いた背部からビームマントをなびかせて突撃。敵機を横一線に切り裂いた後、至近距離からの星雲断光砲でトドメ。<br />
:'''攻撃の〆には「VTX社訓その六『やる気のないものは去れ!』 」という一喝と筆文字が入る。'''<br />
:近接武器にも関わらず射程が1~8と隙がない。だが、『T』ではこれ以上のロングレンジ攻撃もその気になれば普通に可能なので、立ち回り次第ではサンドバッグにできる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:<br />
;[[オールキャンセラー]]<br />
:<br />
;[[指揮系統中枢]]<br />
:ハードモードのみ所持<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが、敵ユニットとしては珍しく登場ステージでは常時陸地に降りている。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;2L<br />
:スーパーロボットとしては大型の部類故にこの内容。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;HP50%以下で、全ての武器の攻撃力+200、照準値・運動性+50<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。エキスパートモードで取得。ダイマの底力&極&エースボーナスと相まって命中率が冗談のようなレベルに跳ね上がる。ここまで数値が伸びると、「集中」程度では焼け石に水である。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「暴虐の守護神」<br />
:イベント前はこちら。ヒロイックな曲調だが、[[窮奇王|四凶の]][[饕餮王|超機人]]と同じく曲名に「暴虐」がついている。<br />
:'''侵略という野心に飢えて[[外宇宙]]を戦火で食らおうとする存在'''には御誂え向きの曲名といったところか。<br />
;「Tread on the Tiger‘s Tail」<br />
:本作のオープニングテーマであり、イメージソング。イベント後はこちらになる。<br />
:皮肉なことに、この歌詞自体はダイガイアンの雄姿に酷く似合っているのがプレイヤーの苦笑いを誘う。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;ガイアーン<br />
:原型機。ダイマが軍人時代に乗っていたスーパーロボットだが、詳細は不明。<br />
;[[ダイガイアン2号]]<br />
:[[エイム・プレズバンド]]専用に調整された2号機。1号の支援機としての側面を持つ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本機は全長300mの超巨大ロボでありながら重量は'''7500t'''とかなり軽い。歴代スーパーロボットが巨体ながらその重量が見合わないことのオマージュかと思われる。<br />
**本機には宇宙戦艦への変形機構の実装が予定されていたため、ペイロードを確保するための分は軽くなっている可能性があるが、それでもやはり軽すぎる数値であろう。<br />
*設定的にも「一部に外宇宙の技術を取り入れた地球製のヒロイックなスーパーロボット」という、異質なラスボスと言える。<br />
**本機の開発元や、本作の主人公機の性質からして、本作のスーパー系主人公機(およびその成れの果て)と理解することも可能かもしれない。<br />
*本機の名前及びベースとなったガイアーンの由来は地球を一種の生命体とみなした仮説「ガイア理論」からと思われる。<br />
**本機が登場した『T』も由来が地球を意味する「Terra」からであり、作品に沿った名称と言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:たいかいあんいちこう}}<br />
[[Category:登場メカた行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカた行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦T]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7&diff=464085
パンチョ・ポンチョ
2023-09-25T10:12:16Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|銀河旋風ブライガー}}<br />
| 声優 = {{声優|八奈見乗児|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 男<br />
| 職業 = 武器商人<br />
}}<br />
<br />
'''パンチョ・ポンチョ'''は『[[銀河旋風ブライガー]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
闇の武器商人。[[アイザック・ゴドノフ]]に何か弱みを握られているのか頭が上がらず、[[コズモレンジャーJ9]]への依頼の取次ぎをさせられている。たびたび依頼料を着服しようとしては、アイザックに見抜かれている。<br />
<br />
戦闘においては輸送機「ブライキャリア」の操縦を行い、[[必殺武器]]である「ブライ・カノン」を運搬する。<br />
<br />
意外にモテるらしく、原作第18話冒頭にて女性をベッドに連れ込んでいた所をJ9の面々に見られている<ref>ただし大事なところは見えないような角度で映っており、具体的な行為の描写もなかったため、その意味では「アニメ初のベッドシーンの担い手」はやはり[[マチコ・ヴァレンシア|お町]]に譲る。</ref>。そして最終話では彼を慕う女性たちが止めるのも聞かずに、[[外宇宙]]へ旅立つJ9を追いかけるという場面で物語は幕を閉じる。<br />
<br />
なお[[コズモレンジャーJ9]]と共に彼の名も後世に残っており、続編作品『[[銀河烈風バクシンガー]]』においては、彼の隠し財産がどこかに隠されているとまことしやかに囁かれている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:初登場作品。[[ブライガー]]のブライカノンを使用時には、彼がブライカノンを運搬する場面が描かれるため、ボイスがある。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})<br />
:今回もブライカノン使用時に台詞があるが、ブライカノンを運搬する場面は描かれていない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}<br />
:今回もブライカノン使用時に台詞があるのに加え、前作では省かれたブライカノンの運搬シーンがある。<br />
:担当声優の八奈見乗児氏は発売後の2021年12月に逝去した為、今作が生前最後の出演となった。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]、[[マチコ・ヴァレンシア]]、[[アイザック・ゴドノフ]]<br />
:仕事仲間である[[コズモレンジャーJ9]]の面々。アイザックには頭が上がらない。<br />
;[[カーメン・カーメン]]<br />
:彼擁する[[ヌビア・コネクション]]にも人脈があり、そこからJ9に情報を提供したりコネクション間の抗争を手引きしたことも。<br />
;[[ジャン・ジャック・ジャーニー|スリーJ]]<br />
:[[銀河烈風バクシンガー|後の時代]]においてポンチョの偉業に憧れ、闇商人の道を邁進したフォロワー。<br />
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]<br />
:ポンチョの隠し財産の噂を利用しスリーJを釣った。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:『α外伝』での初対面時には彼の事を知っており、デュオを驚かせている。ポンチョ曰く闇の世界では有名らしいが。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:『α外伝』での雇い主である為、既に顔見知りの間柄。<br />
;[[ギャリソン時田]]<br />
:『α外伝』ではJ9の面々に黙って別に成功ボーナスを得ようとする計画を彼に事前に察知されてピンチになる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「殺されても吐かないでゲスよ…」<br />
:30話より。アジアを支配する「赤竜(レッドドラゴン)コネクション」に捕まって凄惨な拷問を受けてしまったポンチョ。だが彼は依頼人の情報を吐かず、幹部達が去った後にこう呟くのだった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「あたしゃもうグロッキーよ…」<br />
:同じく第30話での拷問でボロボロに滅多打ちにされた際の開口一番の台詞。[[声優ネタ|八奈見氏が過去に演じていた『タイムボカン』の三悪の一人]]と掛けたのかは不明。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;ブライキャリア<br />
:「ブライ・カノン」を運ぶ輸送機。<br />
;[[ブライガー]]<br />
:直接乗り込みはしないが、必殺武器「ブライ・カノン」の運搬を行う。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:はんちよほんちよ}}</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E8%92%BC%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%83&diff=464084
蒼の地球
2023-09-25T10:12:02Z
<p>Cobalt: /* 各地域の設定 */</p>
<hr />
<div>蒼の地球とは、『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』([[時獄篇]]・[[天獄篇]])の舞台となった[[多元世界]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
名称は『天獄篇』にて判明し、予告編段階では「アオの星」と呼称されていた。<br />
<br />
[[ZEUTH]]が[[UCW]]に帰還した直後、[[新世時空震動]]により[[ADW]]を中心に複数の世界が融合した世界である。<br />
<br />
なお、UCW・ADWが含まれているが、その全てが融合したわけではないらしく、[[ロジャー・スミス]]や[[桂木桂]]など新世時空震動に居合わせながらすぐには転移せず、帰るべき場所に一度戻った面々も少なからずいる。<br />
<br />
== 新世時空震動より前の世界 ==<br />
=== UCW ===<br />
*所属作品<br />
**[[機動戦士Ζガンダム]]<br />
**[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
**[[機動戦士ガンダムUC]]<br />
**[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]<br />
**[[超時空世紀オーガス]]<br />
**[[THE ビッグオー]]<br />
『[[スーパーロボット大戦Z]]』の舞台で、時空振動の元凶・[[時空振動弾]]のある世界。[[ジオン]]軍は[[ネオ・ジオン]]へと名を変え、連邦軍と紛争を起こしている。<br />
<br />
=== ADW ===<br />
*所属作品<br />
**[[無敵ロボ トライダーG7]]<br />
**[[太陽の使者 鉄人28号]]<br />
**[[六神合体ゴッドマーズ]]<br />
**[[装甲騎兵ボトムズ]]<br />
**[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]]<br />
**[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]<br />
**[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]<br />
**[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]<br />
**[[マクロス7]]<br />
**[[マクロスダイナマイト7]]<br />
**[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]]<br />
**[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]<br />
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]<br />
**[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
**[[地球防衛企業ダイ・ガード]]<br />
**[[フルメタル・パニック!]]<br />
**[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]<br />
**[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]<br />
**[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]<br />
**[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]<br />
**[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇]]<br />
**[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]<br />
『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の舞台。[[ZEXIS]]の活躍で[[破界事変]]・[[再世戦争]]という2つの戦乱が治められた世界。[[日本]]列島が2つあることが特徴で、そのうち太平洋寄りの方は[[エリア11]]と呼ばれる植民地であったが、現在は独立し「新日本」となっている。<br />
<br />
『第2次Z』では未参戦だったので描写されなかったが、『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』はADWの所属とされており、ZEXISとは別に(プレイヤーの見えないところで)戦っていたらしい。<br />
<br />
=== 新たな世界 ===<br />
;『[[トップをねらえ!]]』の12000年後の世界<br />
:12000年前に「火の文明」が栄えていた世界。かつて人類が[[宇宙怪獣]]の侵攻に抗い、敵の根城をブラックホールで葬るに至るほどの激戦を繰り広げた。凄まじい科学技術を有していたが、それらは[[ガンバスター]]を残して遥か遠い過去のものとなっている。<br />
:なお、宇宙怪獣はこの世界から来たのか、それともUCWやADWに元々いたのかは特に触れられていない。またUCWやADWの前の周期の可能性もあるが真相は定かではない。<br />
;『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の世界<br />
:15年前に起きた[[セカンドインパクト]]で生命体の多くが死滅し、海が赤くなっている。融合形成が低く、多元世界形成を以ても通常の海と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界の赤い海は隔絶した状態になっている。<br />
:[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]との戦闘で[[EVA初号機]]が発動させた「ニア・サードインパクト」による時空震動によって、蒼の地球から切り離され元の世界に戻った。<br />
;『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』のヴェーガ<br />
:聖天使学園を中心とした部分のみが時空震動で統合され、アクエリア市と名称を改められた。ちなみにUCWにおける『[[創聖のアクエリオン]]』の世界の未来'''ではないらしい'''が、新世時空振動は『EVOL』の世界では12000年前の出来事であり、その後現在の世界へ転移してきたという設定のため、前作と共演をしているUCW、ADWの作品群との年代的なズレは一応の整合性がとられている。<br />
:また、転移の時点で星自体がヴェーガと化しているらしく、月軌道上に岩塊が浮遊して土星のような輪を象っている様子が『天獄篇』予告で確認可能。<br />
<br />
== 各地域の設定 ==<br />
;[[第2新東京市]](研究学園都市)<br />
:[[陣代高校]]が存在する東京23区外の都市。『エヴァ』原作とは全くの別物。<br />
;[[第3新東京市]]<br />
:赤い海の世界から転移してきた都市。天獄戦争序盤には消滅し、クレーターとなっている。<br />
;新日本<br />
:解放された[[エリア11]]。<br />
;[[マクロス・フロンティア船団]]<br />
:[[外宇宙]]への航海を延期し、地球圏に留まっている。<br />
;アクエリア市<br />
:聖天使学園を中心とした都市。<br />
;[[スペースコロニー]]、[[プラント]]<br />
:ネオ・ジオンに協力する姿勢を見せている。<br />
;[[アクシズ]]<br />
:<br />
;[[パラダイムシティ]]<br />
:<br />
<br />
== 軍事体制・敵勢力 ==<br />
;[[地球連邦軍]]<br />
:UCWのものとADWのものが統合されて成立した連邦軍。<br />
;[[Z-BLUE]]<br />
:本作の[[プレイヤー部隊]]。<br />
<br />
=== 地球人類の敵勢力 ===<br />
;[[ネオ・ジオン]]<br />
:スペースノイドのまとめ役であったが、アースノイドとの確執が徐々に表面化し、[[シャア・アズナブル]]の帰還に伴い宣戦布告。シャアの離反後は[[フル・フロンタル]]を総帥とする。<br />
:;[[袖付き]]<br />
::<br />
:<br />
;[[マリーメイア軍]]<br />
:ネオ・ジオンの後押しを受けて地球へ侵攻するも、早期に鎮圧される。<br />
;[[A21]]<br />
:[[黒の騎士団]]零番隊メンバーの成れの果て。<br />
;[[アマルガム]]<br />
:世界の裏で暗躍する謎の組織。<br />
;ロボットマフィア<br />
:[[ブランチ]]が再世戦争で死んだため残党として活動。<br />
;[[ファイヤバグ]]<br />
:隊長マリリンを失い、その日暮らしの傭兵と化している。<br />
<br />
=== 地球人類でない敵勢力 ===<br />
;マーティアル教団<br />
:[[アストラギウス銀河]]の宗教結社。背後には再世戦争で消滅したと思われれていた[[ワイズマン]]がいる。<br />
;[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]<br />
:滅亡した文明だが、あしゅらの血の儀式によって復活。<br />
;[[アルテア軍]]<br />
:ヴェーガがアオの星に融合した際に引っ張られる形で星ごと転移してきた。<br />
;[[バジュラ]]<br />
:破界事変および再世戦争で出現した群れとは別の群れが襲来。かつて[[マクロス・ギャラクシー船団]]に利用されたように[[アルテア軍]]や[[宇宙魔王軍]]等の勢力に使役され人類と敵対する。<br />
;[[宇宙魔王軍]]<br />
:『第2次Z』の[[ギシン帝国]]及び[[暗黒の信者]]と入れ替わるように行動をはじめる。今回はギシン帝国の[[超能力者]]を従えている。<br />
;[[バアル]]<br />
:外宇宙より来たる人類の天敵。[[インベーダー]]・[[宇宙怪獣]]・[[アンチスパイラル]]が該当。<br />
;[[クロノ]]<br />
:多元世界をまたいで存在する謎の組織。神の存在とも称される「[[ラプラスの箱]]」を守ることを教義としており、それに従いスペースノイドの弾圧を進めていた。ただし、それとは別の教義が存在するらしく、そちらに従った[[アドヴェント]]を筆頭に[[エルガン・ローディック]]、[[イオリア・シュヘンベルグ]]と言った面々が離脱して「改革派」を名乗っている。これに対し元々のメンバーは「保守派」と呼ばれており、その中には番外メンバーとして「クィーン」のコードを持つ[[ツィーネ・エスピオ]]も存在。<br />
;[[サイデリアル]]<br />
:[[スフィア・リアクター]]を中心とした星間連合。時獄戦役の終わりに地球へ侵攻し[[新地球皇国]]を建国する。<br />
:;[[ジェミニス]]<br />
::サイデリアルの力によって滅亡した惑星ジェミナイの残存勢力。以後サイデリアルに隷属しているが、[[ガドライト・メオンサム]]ら一部の者はジェミナイと違って地球がエタニティ・フラットによって「護られる」事を由とせず、独自の行動をとる。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[翠の地球]]<br />
:隣り合って存在するもう一つの地球。<br />
;[[時空振動弾]]<br />
:<br />
;[[次元力]]<br />
:<br />
;[[スフィア]]<br />
:<br />
;[[黒の英知]]<br />
:<br />
;[[バアル]]<br />
:<br />
;[[黒歴史]]<br />
:[[エグゼクター]]事件直後に起きた[[マウンテンサイクル]]での一件から、12000年のループに蒼の地球が含まれていることが判明している。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:あおのちきゆう}}<br />
[[Category:世界観]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&diff=464083
ケイ・マローン
2023-09-25T10:11:42Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}}<br />
| 声優 = {{声優|島田敏|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 出身 = [[ロングー星]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|新惑星連合}}<br />
}}<br />
'''ケイ・マローン'''は『[[銀河烈風バクシンガー]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
バクーフ打倒のために地下に潜って活動していた、ロングー星出身の過激派の革命家。<br />
<br />
初登場は第3話とかなり早期で、[[銀河烈風隊]]に討伐された武装集団・不知火党の残党を率いていたジル・クロードの支援者として現れる。その後第9話において[[ジャン・ジャック・ジャーニー|スリーJ]]の情報収集により、烈風隊にもその存在が知られることになる。<br />
<br />
基本、力によってバクーフを倒そうと考え、策略などは好まないが、[[外宇宙]]の兵器を使えるように技師を拉致して脅迫するなど、あまり褒められたものではない行為に出る事もしばしばある。<br />
<br />
銀河烈風隊によって兄であるロイ・マローンが討たれたことを知ると、彼らに復讐の炎を燃やす。<br />
<br />
バクーフ軍を滅ぼした後、[[バクシンガー]]の[[合体]]を阻止し優位にたった上でサンダビーダ要塞での決戦に挑み、勝利は目前というところで[[シュテッケン・ラドクリフ]]に倒される(脚本の山本優によると生存)ものの、兄の復讐は果たした。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})<br />
:初登場作品。まだ山本優氏の口から生存していたとの発言がなく、最後の出番も後頭部直撃からの転倒と死亡とも取れるので原作と違い死亡してしまう([[キャラクター事典]]でも死亡したと解説されている)。討つべき相手がトクガー王家になり、[[デスバン]]と手を結んで反乱を起こすが、結局はデスバンに利用される形で討ち死にする事に。それを察して最期はイーゴに全てを託している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[底力]]L6、[[援護]]L3、[[指揮官|指揮]]L3'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;ロイ・マローン(SRW未登場)<br />
:兄。同じくロングーの革命家として活動していたが銀河烈風隊に討たれ、復讐を誓う。<br />
;ジル・クロード(SRW未登場)<br />
:新惑星連合から裏で支援を受けている、不知火党のボスの弟。自ら銀河烈風の待ち伏せを知らせに赴いたりとメッセンジャーを務めるも、度重なる敗北で全てを失った彼を結局は見捨てた。<br />
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]<br />
:決戦時に彼と相打ちになって倒された。<br />
;[[ライラ・峰里]]<br />
:スリーJの情報越しに彼女に「りりしい男」と評されている。<br />
;[[オズマ・ドラーゴ]]<br />
:彼によって[[新惑星連合]]に引き入れられる。<br />
;[[イーゴ・モッコス]]<br />
:同じ新惑星系ながら性急な活動を妨害されるなどしており、新惑星連合参加後も彼とは意見の食い違いが多く、対立することが多かった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』においては彼に後を託すことに。<br />
;シンザーク・ハイム(SRW未登場)<br />
:同じロングーの同志。女連れでキョウラーク星をほっつき歩くような彼とも反りが合わないようで、兄の死を無駄死にだったように言われて激昂したこともあったが、失敗し投獄された際には彼とオズマ達に救出され、彼亡き後のロングーを率いる使命を引き継ぐ。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[楯剣人]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』にて、[[エドワード・ミト|ミト王子]]の[[偽者|影武者]]と思い込む。<br />
;[[デスバン]]<br />
:『GC(XO)』で結託していたが、トクガー王を人質に降伏を迫るやり方に激怒。しかしそれを正す事もままならず、悔いの残る戦死を遂げる。<br />
:[[デースバンダー|彼の乗機]]の事も考えると、[[声優ネタ|ある種の中の人ネタ]]も絡んでいるのかもしれない。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私との約束を破棄すれば君は一生、無法者のリーダーで終わる。それでもいいか?」<br />
:第3話。銀河烈風隊を攻撃しようとツーデンの谷へ向かおうとするジル・クロードに向けて。<br />
;「ノエル・ノーチェ様! 今更何を迷う事がありますか! 外宇宙の脅威から人類の未来を守るためには優柔不断なバクーフを討ってゴーショ家を中心とする確固たる力を作らねばならない!」<br />「ノエル・ノーチェ様! 遅すぎては人類と太陽系は見知らぬ宇宙人の餌食になるではありませんか!」<br />
:第10話。ノエル・ノーチェと手を組みプリンスゴーショを連れ出す計画を立てる中、計画を渋るノーチェに対して叱咤する。彼の武力による統治思想が露わとなっている。<br />
;「プリンス・ゴーショを連れ出すのはいい。しかし兄さん、そのためにゴーショシティを焼き払い、罪もない市民達をパニックに陥れることはないでしょう!?」<br />
:第12話にて、キョウラーク星ゴーショシティにて対面した兄ロイに対し、市内を焼き討ちにしてその隙にプリンス・ゴーショを連れ出すという計画を聞かされての返答。この後もロイを説得するも度重なる失敗の為の非常手段だと説かれ、新惑星系でのリーダーシップをロングー星に掴ませるべくこの計画に臨む彼の覚悟の程を見せられたことで焼き討ちの為のマシンを運び込むことを引き受けるが、彼もまったく良心なき人物というわけではないことは窺える。<br />
;「兄さん、銀河烈風の奴らにはくれぐれも気をつけてください。奴らは半端じゃない…血に飢えた狼だ!」<br />
:その後焼き討ちマシンの運び込みを引き受ける前に、ロイに言付けた台詞。身をもって実感した烈風隊の強さをこの言葉で伝えたものの、兄は敢え無く彼らに討ち取られてしまう。<br />
;「兄貴の事をそんな風に言わんでくれ…! 兄貴は、純粋に反バクーフ運動に殉じて死んでいったんだ! …その間、あんたは何をしていた!? 一度も反バクーフの闘争をしないで、民兵隊とか言う民間の素人の連中相手に戦争ごっこの練習しかしてこなかったじゃないか! …あんたに、兄貴や俺達の事を批判する資格はないんだ!」<br />
:第20話にて、キョウラーク星入りしたシンザーク・ハイムからゴワハンドから外宇宙の兵器を強奪した事を追及された挙句、「そのように軽率では皆、お前の兄のように惨めに死ぬだけだ」と言われ。兄ロイを侮辱されたと激昂し、表立った行動を起こさず遠くで無関係を決め込んでいたシンザークを責める。<br />
:なお、この時に名を挙げられた「民兵隊」は翌21話にて密貿易で得た外宇宙の兵器を運用してテングーム(SRW未登場)を容易く撃墜するなどバクーフ軍を大いに苦戦させ、シュテッケンからも「これがこれからの時代の戦い方かもしれない」と言わしめている。<br />
;「なんだ!? 同じ新惑星系の同胞なのに…」<br />「何故だ…? 何故だ、何故だ!? バクーフを倒す最大のチャンスではないか! どいつもこいつも腰抜けがぁっ!」<br />
:同上話より。外宇宙の兵器によるテロを強行し、ゴワハンド艦隊が味方に参じてくれたと喜んだのも束の間、艦隊からの一斉攻撃を受けて。イーゴとその思惑はすれ違っているのであった。<br />
;「俺達の時代が来るぞ…!」<br />
:第22話、アーウィン14世の突然の死を聞いての一言。オズマやイーゴが静かに頷いた事に対し、ケイの野心家な性格が前面的に出ている。<br />
;「嘘だ…そんな馬鹿な! あいつらは戦争を知らんのか!?」<br />
:第28話。トーバ・ミフーシ隕石海でのバクーフ軍との決戦の中、銀河烈風隊の策によりバクーフ軍を苦しめた新惑星側の戦力・コントロール衛星が次々と破壊される。さらにディーゴ達は本拠地であるトーバ本星に向けて驀進していることを知り、驚きを隠せなかった。「戦争を知らん」とは、予想外に戦況をひっくり返した彼らの規格外の働きを指したものだろうか。<br />
;「うおっ!? …くそぉ、俺は死なんぞ! たとえ全軍が潰れようと! …このままでは、想い半ばで倒れた兄と、死んでいったロングー星の同志に顔向けができん!」<br />
:第29話より。銀河烈風の本星突入により自ら指揮を取るトーバ隕石要塞への補給路を断たれ、バクーフ軍に圧倒されながらも負けじと気を張った台詞。<br />
:絶望的な状況に見えたが、直後ケイの意地に応えるかの如く、バクーフ軍に裏切りが発生した事が部下から告げられる。<br />
;「追え!逃すな! 銀河烈風はわれわれロングー艦隊が仕留める!」<br />イーゴ「…ケイ・マローン、よせ!? 既に決戦の大勢は決した!これ以上将兵の犠牲を出すのはよせ!」<br />「イーゴ、あんたには分かるまい…私は政治屋ではない。目の前の銀河烈風をおめおめと逃がせるか!」<br />イーゴ「ケイ!」<br />「彼らに倒された兄弟を、友を…私も、私のロングー星の仲間達も忘れてはいない!止め立ては無用だ!」<br />
:第30話、イーゴの密約によりバクーフ軍が分裂、背後から攻撃され戦力を奪われた総将軍ユーリと銀河烈風が撤退を試みる中、自身は艦隊を追撃させて。戦況は新惑星側に傾いたことはイーゴからも聞かされながら、ケイは因縁深まり切った連中を見過ごすことはできず、彼の制止を突っぱねるのであった。<br />
;「違う!今何よりもユーリ軍と銀河烈風を倒さないことには、われわれの新しい時代は来ないんだぞ!」<br />オーグ「フン…焦る必要はありません」<br />「まだわからんのか!? 今が勝負の…潮時なんだ!!」<br />
:第31話より。撤退したユーリ軍と銀河烈風を追撃すべくトルサ星軍の戦力を貸すよう要請するも、別方面で戦っているゴワハンド軍と合流し戦力の散逸を避けるべきだと主張する司令官オーグ・シュミットルに対する反論の台詞。直接相対し何度も苦渋を味わわされているからこそ、彼らに危機感を感じていることがよく分かる。<br />
;「君は銀河烈風の恐ろしさが分かっていない…!奴らは狼なんだ!バクーフに見放されてもビクともせん!なぜなら、奴らは金で動いている集団じゃないからだ…甘く見ると、手ひどい目に遭うぞ!」<br />
:それでも彼らを侮り相手にしないオーグに対し、さらにこう言って銀河烈風の恐ろしさを説くも、「見解の相違」と一蹴される。<br />
;「何が疲労だ…!我々がトーバ・ミフーシ戦で死に物狂いで戦っていた間、君達は高みの見物をしていただけじゃないか!」<br />
:その直後今度は同席したもう一人の指揮官・タイラーに頼み込むも、軍は先日到着したばかりで疲労していると返答した彼に対し激怒する。シンザークの件もそうだが、当事者性を持たない者をケイは嫌うようだ。<br />
;「銀河烈風は貴様らの相手ではない!」<br />ジル「ふっ、それはどうかな」<br />「失せろドブネズミ!」<br />
:第35話。銀河烈風隊の幹部を暗殺しようと提案するジル・クロードに対し正々堂々と決着を着けるべきだと嫌悪感を示す。<br />
;「怯むなーっ!」<br />シュテッケン「ケイ!!」<br />「うおっ!? うっ、うおおお!!」<br />
:最終話。戦場でシュテッケンと出くわした事に驚愕。直後にハリケーンの前輪に頭を撥ねられ地面へと落ちる。<br />
:劇中ではこれが最後の出番であり、一見死んだように見えるが上述の通り何とか生き延びたらしい。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「バカめ。もとより私は生き残るつもりなどない!私の望みは新政府の誕生のみ!それさえ叶えば、あとは仲間がうまくやってくれる!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第26話「揺れる惑星海」における、[[藤原忍|忍]]との戦闘前会話。そんな半ば捨て鉢な考えは革命家としてはどうなのか。<br />
;「あのデスバンは、俺達がこれまで戦って築き上げたものを全て奪おうとしている!ここで誰かが、反トクガー運動を意地を示さねば、全てが瓦解する!イーゴ…俺の意志はあんたが継いでくれ! 私はここで散る!!」<br />「うおおおおお!!イ…イーゴよ…後の者に伝えてくれ…我らは、義をもって戦ったと!」<br />
:『GO(XO)』第45話「みんなが王子を待っている!」での撃墜時の台詞。原作とは違い志半ばで散ることとなった。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
原作では機動ロボを操縦して戦った事もあるが、該当の機体もすべてSRWでは未登場のためか再現されていない。<br />
;ニオーム<br />
:第10話等で搭乗。<br />
;クリスタルゴ<br />
:第20話にて搭乗。ゴワハンドの商船から強奪したもので、この機体を含む外宇宙の兵器のオペレーションの為にキョウラーク星の技師を拉致までしていたが、ニューバクソードを得た[[バクシンガー]]に敗れる。<br />
;[[新惑星連合戦艦]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*モデルは桂小五郎(後の木戸孝允)とされるが、性格は高杉晋作に近い。<br />
**ただし、高杉晋作がモデルのキャラは同じロングー星の人物シンザーク・ハイムがそれにあたる。<br />
**なお、姓の「マローン」は兄ロイのモデルとなっている吉田稔麿に因むとされる。<br />
*『[[銀河疾風サスライガー]]』では彼の名を冠したと思わしき惑星、マローン星が登場している。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:けい まろおん}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%82%AA%E9%AD%94%E5%A4%A7%E7%8E%8B%E5%9B%BD&diff=464082
邪魔大王国
2023-09-25T10:11:16Z
<p>Cobalt: /* 『鋼鉄神ジーグ』の邪魔大王国 */</p>
<hr />
<div>邪魔大王国とは、『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』並びに『[[鋼鉄神ジーグ]]』の敵勢力。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
古代[[日本]]を支配していた国家。当初は[[ヒミカ]]が統べていたが、中盤以降は彼女により復活した[[竜魔帝王]]が支配者の座に収まった。<br />
<br />
古代日本の「邪馬台国」や「卑弥呼」をモチーフとしている。[[ハニワ幻人]]や[[ロボット獣]]を操って現代日本の支配を目論む。<br />
<br />
最終的に竜魔帝王の死により壊滅したものの、残党勢力は依然人間社会に潜り込み、対邪魔大王国戦を想定した特殊部隊「JSOC」との抗争に明け暮れている様子が漫画『鋼鉄ジーグ 秘龍伝』(SRW未参戦)で描かれている。<br />
<br />
=== 『鋼鉄神ジーグ』の邪魔大王国 ===<br />
1975年に九州で[[妃魅禍]]率いる邪魔大王国と初代鋼鉄ジーグとの戦いが繰り広げられた。その熾烈な戦いは九州全域に広がり、初代ジーグが銅鐸の力で発生させたゾーンの中で邪魔大王国はジーグや九州全域ごと封印される。 それから50年が過ぎた2025年まで封印されていたが、50年の歳月をかけて復活する。<br />
<br />
物語終盤で、邪魔大王国は[[外宇宙]]からやってきた[[異星人]]であると明かされた。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』設定。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:初登場作品。前半のストーリーが再現され、後半は三幹部が[[ミケーネ帝国]]の配下となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦 終焉の銀河へ]]<br />
:後半のストーリーが再現され、[[竜魔帝王]]・[[フローラ|フローラ将軍]]が登場する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
『[[鋼鉄神ジーグ]]』設定。<br />
;[[スーパーロボット大戦K]]<br />
:終盤まで戦うこととなり、最終決戦直前に部隊のメンバーがいないときは[[オーブ軍]]と戦っていた。<br />
;[[スーパーロボット大戦L]]<br />
:中盤に決着がつく。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:『鋼鉄ジーグ』版はサービス開始からワールド1(第1世界)に登場。古代種族同士デーモン族とは関わりがあった様子。<br />
:2021年6月23日には『鋼鉄神ジーグ』版が参戦。ワールド6(第10世界)に存在しており、『鋼鉄ジーグ』とは[[平行世界]]の存在となっている。<br />
<br />
== 人物 ==<br />
=== 支配者 ===<br />
;[[ヒミカ|女王ヒミカ]]([[妃魅禍]])<br />
:邪魔大王国の女王。<br />
;[[竜魔帝王]]<br />
:[[ヒミカ]]の手によって復活するが、彼女を亡き者にして邪魔大王国を乗っ取る。<br />
;[[荒之皇]]<br />
:『鋼鉄神ジーグ』において銅鐸より復活。<br />
<br />
=== 幹部 ===<br />
;[[イキマ]]([[壱鬼馬]])<br />
:三幹部の一人。<br />
;[[ミマシ]]([[壬魔使]])<br />
:三幹部の一人。<br />
;[[アマソ]]([[阿磨疎]])<br />
:三幹部の一人。<br />
<br />
=== 戦士 ===<br />
;[[タケル]]<br />
:<br />
;[[フローラ|フローラ将軍]]<br />
:<br />
<br />
=== 一般兵 ===<br />
;[[ハニワ兵士]]<br />
:邪魔大王国の兵士。<br />
;[[ロボット兵]]<br />
:[[竜魔帝王]]配下の兵士。<br />
;[[黄泉軍兵]]<br />
:『鋼鉄神ジーグ』に登場する兵士。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[ハニワ幻人]]<br />
:『鋼鉄ジーグ』に登場。主にヒミカが使役する巨大戦力。<br />
;[[ロボット獣]]<br />
:『鋼鉄ジーグ』に登場。竜魔帝王が率いる。<br />
:;[[竜魔船]]<br />
::『鋼鉄ジーグ』に登場。竜魔帝王の搭乗する[[戦艦]]であり、艦首にロボット獣[[ドラゴ]]を備える。<br />
;[[幻魔要塞ヤマタノオロチ]]<br />
:『鋼鉄ジーグ』に登場。邪魔大王国の所有する飛行要塞。<br />
;[[ハニワ幻神]]<br />
:『鋼鉄神ジーグ』に登場。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*「邪魔大帝国」や「ハニワ帝国」と誤記される事も。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しやまたいおうこく}}<br />
[[Category:組織]]<br />
[[Category:鋼鉄ジーグ]]<br />
[[Category:鋼鉄神ジーグ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B4&diff=464081
オズマ・ドラーゴ
2023-09-25T10:11:03Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}}<br />
| 声優 = {{声優|大林隆介}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 出身 = トルサ星<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = 無所属→[[新惑星連合]]<br />
}}<br />
'''オズマ・ドラーゴ'''は『[[銀河烈風バクシンガー]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
惑星海の「ヴァイオレット惑星海」に位置するトルサ星出身の革命家。トルサ出身者は、[[銀河烈風隊]]の中核メンバーの出身地であるアステロイドベルトの標準語に比べかなり訛りが強いらしく、彼も口調は独特。ただし、標準語も話そうと思えば話せる模様。<br />
<br />
人前で鼻毛を抜く癖があるなど飄々とした人柄だが、劇中の混迷した太陽系各星の状況を憂い、組織的に限界の見えるバクーフに代わる新しい社会を作り、太陽系と[[外宇宙]]との対等な関係を築くことを目的に、盟友の[[ナーカ・シンタル]]と共に行動している。<br />
<br />
枠に囚われない広い視野を持っており、バクーフ側の銀河烈風隊については「狂犬」とその忠誠心と強さを表現しつつ、敵視するどころか彼らの本拠地を訪問して「'''烈風隊も自分と手を組んで、新しい時代を作っていかないか'''」と持論を述べるなど、コンドール以下の幹部たちからもその存在は一目を置かれている。<br />
<br />
自らの理想を実現するため、トルサ星の宇宙艦隊創設に尽力する他、[[ケイ・マローン]]率いるロングー星や[[イーゴ・モッコス]]率いるゴワハンド星と'''新惑星連合'''を結成する。しかし反バクーフ運動の強化をもくろむゴーショの女帝、エリカ・テーナ(SRW未登場)などの強硬派には、銀河烈風隊に好意的な彼はむしろ障害と認識されていたらしく、エリカ・テーナの依頼を受けたジル・クロード(SRW未登場)が雇った殺し屋・エルダー兄弟により、ナーカと共に[[暗殺]]されてしまう。オズマの死は銀河烈風に大きな痛手を残し、最終的に亡骸は彼らの手によって宇宙葬となった。<br />
<br />
その生涯、トルサと言う星の名前、劇中でその訛りが土佐弁(ちなみに声優の大林氏は高知県出身ではなく福岡県出身である)で表現されていることからも明瞭だが、モデルは坂本龍馬である。名前も龍⇒ドラゴ(ン)と言うもじり。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})<br />
:初登場作品。エドン国と新惑星連合の和解を目指し、原作同様自分達だけで交渉に来るが、それを[[オシリス計画]]の最大の障害とみなした[[カーメン・カーメン]]が送り込んだキングコブラによってナーカと共に暗殺される。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ディーゴ・近藤]]<br />
:立場的には敵と言うことになるのだが、危険を顧みずに持論を披露しに来た上、視野の広さを見せたオズマの人柄には感じるものがあり、彼の要請を断る際も筋を通した。皮肉なことにオズマの死はトルサ星艦隊の首脳部を刺激し、彼の死の遠因にもなる。<br />
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]<br />
:コンドール同様、オズマの人物に一目置いていた。その生き方は交わらなかったものの、オズマの死はいろいろな意味で大きな痛手だったようだ。<br />
;[[ケイ・マローン]]、[[イーゴ・モッコス]]<br />
:共に新惑星連合を結成する。オズマはケイらを説得して烈風隊もこの連合に組み入れようと考えていた。<br />
;[[ナーカ・シンタル]]<br />
:オズマの突飛な行動に振り回されながらも捨て置けず同道する盟友。最終的に彼と共にその生涯を閉じる。<br />
<br />
=== SRW未登場の人物 ===<br />
;シンザーク・ハイム<br />
:ケイと同じロングー星の活動家である彼とも密にやり取りしていて、オフス星でも彼が治療に赴いていたところで顔を合わせていた模様。<br />
;ガルバロ<br />
:外宇宙人の商人(出身は不明だがエンゲーレスやランス星人が商売敵らしい)。新惑星連合を支援し、勝利した際の新政府相手に儲けようとオズマと面会していた。<br />
;エリカ・テーナ<br />
:ゴーショの女帝。先述した理由以外にも外宇宙との交流重視を掲げるオズマが邪魔だったようで、部下のバトル・ワトキンズ(SRW未登場)を通じて、殺し屋を雇ってオズマを暗殺するようジル・クロードに命じた。<br />
:結果的にオズマ暗殺に成功した事で[[ケイ・マローン]]達の感情に刺激を与え、反バクーフ運動の強化及び[[銀河烈風隊]]に対する憎しみを増大化させることに成功する。<br />
;ジル・クロード<br />
:エリカ・テーナの命を受けた彼の部下と雇った殺し屋によって襲撃される。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[カーメン・カーメン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』にて、エドン国と新惑星連合の対立が沈静化することを[[オシリス計画]]の最大の障害とみなした彼が送り込んだキングコブラによって暗殺される。<br />
;[[エドワード・ミト]]<br />
:『GC(XO)』にて、エドン国の王子と新惑星連合の幹部という立場を越えて意気投合する。<br />
;トクガー王<br />
:『GC(XO)』にて、彼からは「ミト王子と共に新しいエドン国を創り上げてくれたに違いない」と目されていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「わしゃあ外宇宙の船を見に行くんじゃ。[[太陽系]]の遥か彼方から艦隊を組んでやってきた、奴らの船や操縦法は太陽系の船とは比較にならんほど、すごいと聞いちょるきに」<br />[[真幌羽士郎|ビリー]]「ふぅん…船が、好きなんですね?」<br />「ああ、大好きじゃけん。わしの夢は艦隊を連ねて、太陽系の遥か先の銀河を渡り歩く事じゃ」<br />
:初登場した第15話にて、シュテッケン、ビリーと互いに素性を知らぬ上でオフス星への特別便で同席した際に。外宇宙の技術をものにして自由に羽ばたく夢を語り胸を躍らせるが、眠くて気の立っているシュテッケンには苛立たれてしまうのだった。<br />
;「頑固もんじゃのう」<br />
:第16話、外宇宙のエンゲーレス艦隊に襲撃されるゴワハンドのイーゴに私設部隊で加勢したいと願い出たところ、これはゴワハンドの問題と断られたのを受けて。オズマのお国言葉的には「'''いごっそう'''」と言うべきか?<br />
;「おまんらから買い受けたクリスタル砲ぜよ。イーゴのゴワハンドを潰させるわけにはいかんきに!」<br />
:その後イーゴ率いるゴワハンドの守備隊がエンゲーレス艦隊に押し切られそうになったところで突如エンゲーレスの艦載機が[[母艦]]を攻撃しだしたと思いきや、それを買い付けておいて加勢したオズマ達であった。断られはしたものの、商人らしく恩を売りに行ったのかもしれない。<br />
;「あれは敵ぜよ」<br />イーゴ「敵?」<br />「いずれ会うときは敵と味方に別れてるだろう。やつらはバクーフの狂犬、銀河烈風だ」<br />
:同上。外宇宙艦隊との交戦を終えた後、イーゴと手を交わし戦場に現れた[[バクシンガー]]の事を尋ねられて。敵になると知りながらも、それを飄々と言ってのけた。<br />
;「おぬしの薬、っちゅうても酒と女じゃきに?加減せないかんぜよ」<br />
:第21話、オフス星以来の再会で身体のことを聞くや、「薬がよく効いている」と答えたシンザーク・ハイムをジョークめかして窘めた一言。相当に親しくしていたことが窺える。<br />
;「馬鹿者! 反バクーフのクーデター計画で一刻を争うというのに、そのような暇があると思うのか、貴様!」<br />
:同上、投獄されたケイを救出するためナーカ、シンザークと共に軍司令部の人間に成りすまし、ケイに会わせるのに許可の書類を求めてきた収容所の所長に強引に迫った一幕。この場面ではいつものお国言葉は封印しており、視聴者もよく見ていなければオズマだと気づかないかもしれない。<br />
;「ケイ・マローン。今度はおぬしがシンザークに代わってしっかりせないかん時が来たぜよ」<br />
:同上。銀河烈風隊に追われるシンザークを救出するために駆けつけるが、一歩遅くシンザークは目の前で討たれてしまった。オズマは傍にいたケイに向けてシンザークの意志を継げと説くのだった。<br />
;「まあまあ、二人ともそう滅入った顔はするな。今日はめでたい結婚式なんじゃ」<br />ケイ「結婚式!?…オズマさん、冗談も程ほどにしてくれ!私は帰らせてもらう」<br />「おーおー、おんしも若いのう、ケイ・マローン。もうちょっと冗談も腰を据えて楽しむ余裕がなけりゃ、死んだシンザークに顔向けができんぜよ?」<br />
:第23話にて。[[新惑星連合]]結成の会合に遅れてやってきたところ、先立ってケイがイーゴのゴワハンド艦隊に攻撃されたこともあり互いに渋い表情の中、連合の結成を結婚式に喩えておどけてみせる。その冗談にケイはいきり立ってしまうが、オズマは返す言葉で亡きシンザークに報いるためにもと、その余裕のない態度を窘めた。<br />
;「いーや、なんも来よらせん。地震警報局も発表はせん。噂じゃ。デマをばらまくんじゃ、人の心は科学に勝るきに!」<br />
:同上。新惑星連合にゴーショ家を味方につけるべく「地震で民衆が避難するから、その隙にゴーショシティに攻め込んで占拠する」と提案した作戦に、その言葉を疑ったケイに対して。実際、確たる証拠もなく人がデマを信じてしまうというのは[[スーパーロボット大戦Z|SRWの]][[UN|シナリオ中]][[スーパーロボット大戦BX|でも]][[GAIL|ある]]わけであり、的を射た一言といえよう。この後そのデマにリアリティを持たせるべく人工的な余震を起こす細工をケイに頼み入れもしており、切れ者であるところを見せる。<br />
;「じゃあわしらのやっとることは代理戦争じゃ。おぬし達同士では喧嘩せんのかや?」<br />ガルバロ「ギャラクシー法という法律がある。商取引以外の無闇な戦闘はまずしない」<br />
:第26話にて、オフス星で面会したガルバロに新政府相手に儲けようと期待して支援をくれると言われて。外宇宙勢力が大っぴらな戦争行為に太陽系を巻き込んでこない理由の一端が見られる。<br />
;ガルバロ「教えてくれオズマ。お前達の太陽系はゴーショ派かバクーフか、どちらが勝つのだ?」<br />「それがわかっとれば苦労はせん。…戦いを早めに終わらすにゃあ、バクーフを倒すには銀河烈風を抜くことじゃ」<br />ガルバロ「銀河烈風?」<br />「そうじゃ!わしと銀河烈風が手を握ればいいんじゃ。太陽系の流れは決まる!わしと奴らと、三千八百の銀河へ乗り出す時ぜよ!」<br />
:その直後期待感を込めて太陽系の趨勢を尋ねるガルバロに対し、オズマは敢えて銀河烈風と手を組む事を打ち明けた。この時の興奮気味の様子から、彼がどれだけ本気かがよく判る。<br />
;「実はわしは、銀河烈風がバクーフから離れ、銀河烈風独自の道を進むことを説得しにきたんじゃ」<br />ディーゴ「…銀河烈風独自の道ですと?」<br />「そうじゃ!新しい未来を切り開いていく独自の道じゃ。銀河烈風ならそれができるぜよ!もはやバクーフに、この太陽系を背負っていくだけの力がないことは、誰の目にもはっきりしちょる。新惑星系の、反バクーフ活動が悪いんじゃあない、バクーフの古い組織体制が、新しい時代の流れについていけなくなったっちゅうこっちゃ。今こそ、新しい確固たる政治体制が必要なんじゃ!太陽系の命運が懸かっとるこの時期に、銀河烈風っちゅうひとつの優秀なる集団が、バクーフと共に時代の藻屑となり滅び去るのを、黙って見過ごすわけにはいかんのじゃ!それが…、断じていかんぜよ! …わしゃあ、銀河烈風が好きなんじゃ。大胆で、男らしゅうて強うて、その上頭も冴えちょる。そんな集団が支えんなきゃ、太陽系は生き残っちゃいけんぜよ。新惑星連合がバクーフに取って代わっても、それは一段階に過ぎん!太陽系が真に力をつけるには、外宇宙と自由に交易するしか方法はないんじゃ。今のままだと太陽系は早晩、外宇宙の連中に叩き潰されてしまうぜよ! …ドン・コンドール!そうだとは思わんか?銀河烈風は今こそ、バクーフと手を切り、新しい時代の生き方をせないかんぜよ!わしと手を組んでほしいのじゃ…」<br />
:第27話より。バクシンバード内部に案内され、銀河烈風の主要陣を前にしての熱弁。オズマもまた銀河烈風に惚れ込んだからこそ、彼らを生かす道を考え味方に引き込もうと力一杯説得する。ディーゴもシュテッケンも答えは否であったものの諦めず、後日出直すこととするが…<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』ではバクーフをトクガー王家、太陽系をエドン国、外宇宙の連中を星間連合に差し替えて再現されている。<br />
;ナーカ「…銀河烈風はなぜあれほどまで、滅び行くバクーフに味方するんじゃろう?」<br />「うむ…わしは今日は初めて分かったんじゃが、銀河烈風はバクーフが滅びるとか、盛り返すとか、そんな生臭い現象はてんで問題にしちょらんぜよ。連中は“男”じゃ!欲得が関係ないだけに政治には向かん。惜しい、勿体ない連中じゃ…。あんな生き方もあるんぜよ…わしゃ辛いぜよ」<br />
:一旦引き上げた後、廃ビルで街並みを見下ろしながら、頑ななまでに話を断った銀河烈風に疑問を持つナーカに問われ。それは一度こうと決めたら何があろうと曲げることのない実直さゆえと思い返し、『烈』の精神のありように感嘆する。<br />
;「よーしよーし、外でおじちゃん達と遊ぼう。さあ行った行った」<br />ナーカ「…まったく、用心というものをせん男じゃきに」<br />
:その後スラムの子供達に遊んでと声をかけられ、気さくに応じる。少々不用心なきらいもあろうにと、仕方なさげにナーカもついて行くが…<br />
;「ドン・コンドール…。 あかんぜよ…」<br />
:ジル・クロードの一派と彼が雇った殺し屋に襲われ、オズマは咄嗟に子供たちをかばい致命傷を負う。駆けつけた[[銀河烈風隊]]に対し、モデルの龍馬と同じような言葉を遺して逝った。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「おのれ…カーメン!」<br />「ぬぐう…ドン・コンドール…あ…あかんぜよ…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第44話「エドン国動乱」より。ナーカと共にケイとイーゴに働きかけた後、トクガー王国の説得に向かう途中、[[カーメン・カーメン]]の送り込んだキングコブラに成す術なく、その毒牙にかかってしまい、原作と同じ言葉を遺す。<br />
:なお、銀河烈風隊がオズマの死を知るのは、次の話でスリーJに聞かされてのことであり、その亡骸がどうなったのかは語られていない。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:おすま とらあこ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%B9&diff=464080
イーゴ・モッコス
2023-09-25T10:10:50Z
<p>Cobalt: /* 名台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}}<br />
| 声優 = {{声優|郷里大輔|長堀芳夫(現・郷里大輔)|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 出身 = [[ゴワハンド星]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|新惑星連合}}<br />
}}<br />
'''イーゴ・モッコス'''は『[[銀河烈風バクシンガー]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
新惑星系・ゴワハンド星出身の軍人。第16話「ゴワハンドの攻防」で初登場。当初は中立の立場でバクーフ側に接触を持ったり反バクーフ派と戦うこともあったが、新しい時代に適した体制を模索していたことから、同じような新時代を目指す[[オズマ・ドラーゴ]]の説得により、反バクーフ側についた。<br />
<br />
その恰幅のいい体格、更に目的のためには謀略も厭わないなどの抜け目のない性格から「タヌキ」呼ばわりされていたが、基本的になるべく戦いを避けるため、強硬手段よりも[[説得]]や交渉を重んじる人物である。更に[[銀河烈風隊]]とは敵対するようになっても残党狩りを行わず、劇中世界で彼らの勇姿を後世に伝えるのに貢献している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})<br />
:初登場作品。新惑星連合の司令官で、中盤の終わりごろの[[デスバン]]による[[エドン国]]のクーデターの際に[[新惑星連合戦艦]]に搭乗し、敵として出てくる。敵パイロットとしては[[ケイ・マローン]]より少し強い程度。<br />
:決着後はデスバンの暴挙を目の当たりにし、戦うべき相手が誰なのか理解してくれたようで、自軍に協力的になってくれる。その後ゴワハンドに帰るが、[[ポセイダル軍]]の襲撃を受け[[ホワイトベース隊]]が駆けつけるまでこれを凌ぐことになる、と原作での初登場エピソードを原作終了後に回したような形になった(シナリオタイトルも「ゴワハンド星SOS」と原作第16話に準えている)。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[底力]]L7、[[援護]]L3、[[指揮官|指揮]]L3'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ケイ・マローン]]、[[オズマ・ドラーゴ]]<br />
:共に新惑星連合を結成する。<br />
<br />
=== SRW未登場の人物 ===<br />
;カシム・タローン<br />
:[[銀河烈風隊]]の乗っ取りを画策していた彼と密かに通じていた。その後乗っ取りが失敗し討伐された事を知るも、烈風隊にはエンゲーレス艦隊の襲撃で助けられた恩もあり、そこに付け入ることはせず見逃している。<br />
;モーリ・アーウィン<br />
:当初の銀河烈風隊の上官でもある、キョウラーク星ゴーショシティの守備を取り仕切るバクーフの重鎮。彼とも接触を持ち、新惑星系への宥和政策を推進させるなどしていたが、新惑星連合の結成を機に袂を分かつことに。<br />
;プリンス・ゴーショ<br />
:惑星海誕生後の太陽系をアーウィン家と共に纏めてきたゴーショ家のプリンス。ゴーショ家を味方につけるべく、ゴーショシティ占領作戦で身柄を保護するが、ユーリの翻意を知り狂乱の末頓死してしまった。<br />
<!-- == 他作品との人間関係 == --><br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「こちらが尻尾を振って折れるのを待つ気か…第一作戦開始! ゴワハンド星の意地を見せたれや!」<br />
:初登場の第16話。宇宙堤防・シグマラインにて守備隊を指揮し[[外宇宙]]はエンゲーレスの艦隊を迎え撃つ。その言葉に違わず[[クラウワンカ]]の半数程度を撃墜されつつもエンゲーレス艦隊に痛手を負わせ意地を見せるも、オズマ達や銀河烈風の加勢がなくば太陽系を上回るエンゲーレスの機動ロボに壊滅させられるところであった。<br />
;「銀河烈風には借りがある」<br />
:第17話。カシムの敗退を知り、部下から援軍を出すかと尋ねられるが、前回助けられた事もあり動くことはないと進言する。<br />
;シンザーク「あなたにこんな趣味があるとは意外だ」<br />「ここは、安心できるからね。周りは私の部下ばかりだから、話が漏れる心配はないし」<br />
:第20話より。ロングー星のシンザーク・ハイムが接触してくるが、面会場所となったのはミラーボールの光乱れ飛ぶディスコの中。割と遊びも嗜んでいるらしいことが窺える。<br />
;「…ともかく、反バクーフの過激派の連中を押さえつけすぎますと、地下に潜って次々に事件を起こします。捜査も、地下に潜られてはしづらい…この際思い切って、ロングー大使館を再開し、反バクーフ活動家がキョウラーク星に自由に出入りできるようにすることです。そうすることによって、なんとでも手は打てますし、解決も早い」<br />モーリ「ふむ…その件は地球に行った折、バクーフの高官に説明しておいた。結論が出次第連絡があるはずだ…。しかしゴワハンド星は、新惑星系の連中から恨まれるんじゃないのかな? 言ってみれば裏切り行為に近い…」<br />「フフハハハハ…! 少々恨まれましても、過激派の暴発事件などない方が、世の為です」<br />
:同上。モーリ・アーウィンにゴワハンドから外宇宙の兵器を強奪したのがロングー星のケイの一派であったと報告した後、かねてから働きかけていたらしいロングー大使館の再開によって敢えて締め付けを緩めることを提言。協力を取り付けるも、自分と親密にする事で憎まれるのではとアーウィン公に言われるが、それも一笑に付しあくまで彼らの動きを抑えることが肝要と言い張る。<br />
;「まだ、早いのだ…。時の流れが味方するまで、待たねばならん…」<br />
:同上。イーゴの思惑を知る由もないケイはさらに外宇宙の兵器を使うべく技師を拉致する強攻策に出たため、やむなく自ら艦隊を率いて追撃。応戦するケイ一派を前にして一人ごちる。今はまだ雌伏の時なのだと。<br />
;「反バクーフ過激派の行動は、新しい時代の夜明けに百害あって一利なしだ。しかし、同じ新惑星系のシモーヌ星へ攻撃にまで、手を貸す訳にはいかん…。いずれ、新惑星系の同志は手を結んで新しい時代に立ち向かっていく日が来るはずだ…」<br />
:第21話より。前回の暴動でケイが逮捕された事を切欠に過激派による反バクーフ運動が高まる中、モーリらバクーフは彼らを一掃すべくイーゴの提案通り融和政策に乗り出し、一挙に集まったところで戒厳令を敷き過激派を一網打尽にする。その後、シンザーク・ハイムを討つため彼が外宇宙との密貿易をしているシモーヌ星攻撃の命を下すが、それに対しイーゴは新惑星系の結束の為「緊急事態のため帰省する」とモーリに打電し、ゴワハンド艦隊を反転・撤退させた。彼のタヌキ振りがよく見て取れる一幕である。<br />
;「奴なら、プリンス・ゴーショの許可を得ずともバクーフ軍を動かす」<br />オズマ「そうじゃ。ロングー討伐の後はトルサ星、ゴワハンド星と、一気に畳みかけてこようが?」<br />「進退窮まったか…!」<br />
:第23話より。[[新惑星連合]]結成の為開かれた会合で、第15代総将軍に就任したユーリ・カズン・アーウィンがゴーショ家の意向から離れ、ロングー星攻略の為の軍備を進めていることをオズマから聞き。ゴーショ家の狙いも裏目になり、いよいよ自身の星までも攻め込まれかねないとなっては、もはや新惑星側とバクーフ側とでどっちつかずの態度をとり続ける理由も失われたのだった。<br />
;「モーリ・アーウィン、今日から敵ぞ…!」<br />
:同上。ケイ、オズマらと共に軍を率い、ゴーショ・シティへ侵攻。各陣営がモーリ・アーウィン率いる守備隊との激戦を続けるその間隙を縫い、無事プリンス・ゴーショを連れ出すことに成功。歯噛みするモーリの方を見つめつつ決別を口にする。<br />
;「この際、成功、不成功は問題ではない…!モーリ公がユーリと決別する事実を、でっち上げればいいのだ…!」<br />
:第24話にて、モーリ・アーウィンと新将軍ユーリとを分裂させるべくそれぞれに互いの手勢に見せかけた偽暗殺隊を送る作戦を提案し、ケイにうまく行くかと問われて。かつて手を携えた相手であろうとも容赦なく奸計の贄とするその姿勢は、オズマにも「'''ゴワハンド狸とはよく言ったもんぜよ'''」と言わしめた。<br />
;「オズマとナーカは、キョウラーク星へ行っとるそうだ…どんな用事があって行ったのかは知らんが」<br />ケイ「何故です? オズマという男は、理解しがたい人物だ…何をするか分からん!」<br />「うむ…。オズマ達の外宇宙重視策もわからんではないが、あまり時代の先ばかり考えても、現実から浮き上がっては何にもならん…」<br />
:第27話にて、イーゴ達には目的を隠して烈風隊の元へと向かっているオズマ達のことをケイと共に気にして。当人には面と向かってシュテッケンが指摘したことを、彼も同じく感じていた。<br />
;「ゴーショ家より、新太陽系連合の参謀を拝命しました、イーゴ・モッコスと申します」<br />
:第30話より。自ら仕掛けたバクーフ軍の裏切りの密約が功を奏し、優勢だった旗色が悪くなったユーリに通信を入れての第一声。「新太陽系連合」と改めた連合の名を告げ、ユーリと銀河烈風を驚愕させたこの台詞は、どちらが官軍たるかを宣言するに等しいものであった。<br />
;「ゴーショ家はバクーフ、アーウィン家に対して太陽系の総将軍職を返還なさるよう要請しました。従いまして、事実上ユーリ閣下はバクーフ軍総将軍職を解任という事になります」<br />
:その後ユーリに降伏を勧め、彼に総将軍職を降ろされた事を告げる。当然ユーリはこれを受け入れるはずもなく、彼と銀河烈風が追われる者に転ずるターニングポイントとなる。<br />
<!--<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
--><br />
<br />
== 余談 ==<br />
*モデルは西郷隆盛。ただし名前の由来は熊本地方の方言「肥後もっこす」からとズレている(言うまでもないが西郷隆盛は薩摩=現在の鹿児島出身である)。<br />
*次回作である『[[銀河疾風サスライガー]]』第34話では銅像という形でカメオ出演している。<br />
{{DEFAULTSORT:いいこ もつこす}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BCGRaMXs&diff=464079
マニューバーGRaMXs
2023-09-25T10:10:38Z
<p>Cobalt: /* 関連人物 */</p>
<hr />
<div>'''マニューバーGRaMXs'''(マニューバーグランエクス)は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」に登場する戦術。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
GRaMXsとも。[[アイビス・ダグラス]]の駆る[[アルテリオン]]([[ハイペリオン]])の切り札のこと。「Gravicon(Gravity-control) Rapid acceleration Mobility break Cross(X) shoot」の略。日本語にすると、「重力加速制御応用の急加速突撃、ならびに攻撃対象との交差射撃による空間戦術」となる。[[テスラ・ドライブ]]と呼ばれる、重力制御ドライブを用いた急加速がなければ、そもそも実現が不可能なマニューバーである。このマニューバーを成立させるためにはテスラ・ドライブを使いこなすことが要求される。結果、テスラ・ドライブを用いたマニューバーの研究、開発を行うプロジェクトTDのパイロットにとってSランクマニューバーは必須テクニックとされる。しかし、難度の高さゆえにアイビスはGRaMXsの訓練中に大事故を起こしてしまい、それをきっかけにして宇宙を飛ぶ夢を見失ってしまった経緯がある(この一件は[[OGシリーズ]]では起きていない)。<br />
<br />
マニューバーGRaMの基本形として、GRaMDs(Gravicon〈Gravity-control〉 Rapid acceleration Mobility break Direct-shootの略。グランディスと読む)がある。意味は、「重力加速制御応用の急加速突撃、ならびに攻撃対象への直接射撃による空間戦術」になる。このマニューバーにはいくつかパターンがあるが、偏差射撃や様々なマニューバーを併用して初めて可能となるマニューバーであると思われる。<br />
<br />
内容は、遠距離から実体弾による射撃、その後最短距離で攻撃対象に接近、対象と超至近距離で手持ちの武装を全て使用、もしくはソニックセイバーという格闘武装で攻撃、という内容(アルテリオン及び『[[第3次α]]』のハイペリオンの場合。『[[第2次α]]』、『[[第2次OG]]』のハイペリオンはソニックセイバーの代わりに零距離のGドライバー・クロスコンビネーションで締め)である。<br />
<br />
最初にこのマニューバーを実践できたのはアイビスで、それまでは理論でしか存在しないものだった。『[[第3次α]]』以降のハイペリオンのGRaMXsは途中で分離し、アルテリオンと[[ベガリオン]]の連携攻撃が行われるのでスレイもテクニック自体は会得したのかもしれない(ベガリオンの武装にGRaMXsは存在しないが)。<br />
<br />
== 関連人物 ==<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:上記の通り過去において失敗し、葛藤を乗り越えて後に完成させる。それに伴って性格が弱気から超強気にシフトするが、こんな曲芸戦闘は確かに弱気ではできないだろう。なお、これをやっている時のアイビスの顔は強烈なGで歪んでしまい、男性には見せられないとか……。<br />
;[[スレイ・プレスティ]]<br />
:『[[第2次α]]』中は習得していないが、『[[第3次α]]』では[[ハイペリオン]]のGRaMXsで[[アルテリオン]]と[[ベガリオン]]に分離後、アイビスに併せてベガリオンで攻撃を仕掛けているため、『第3次α』中は習得しているらしい。ベガリオンでは使えないので実質関係ないのだが。<br />
;[[フィリオ・プレスティ]]<br />
:アイビスやスレイらにこの技術の必要性を訴えているのだが、本来敵性への攻撃手段であり、プロジェクトTDとは反することなのだが、[[外宇宙]]への危険性を意識してのことと思われる。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[プロジェクトTD]]<br />
:<br />
;[[テスラ・ドライブ]]<br />
:<br />
<br />
== メモ ==<br />
*本wikiでも多発されるが「マニューバGRaMXs」と表記されることが多いが、正しくは「'''マニューバー'''GRaMXs」である。伸ばし棒が一つ足りないことが多い。<br />
<!-- == 話題まとめ == --><br />
<!-- == 資料リンク == --><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:まにゆうはあGRaMXs}}<br />
[[Category:略語]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
[[Category:αシリーズ]]<br />
[[Category:OGシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%B3&diff=464078
カミューラ・ランバン
2023-09-25T10:10:24Z
<p>Cobalt: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|伝説巨神イデオン}}<br />
| 声優 = 近藤多佳子(現・近藤高子)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 女<br />
}}<br />
'''カミューラ・ランバン'''は『[[伝説巨神イデオン]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
TV放送版14話に登場した[[ブラジラー基地]]の司令官で、[[バッフ・クラン]]軍に追われて来た[[ソロシップ]]一行を保護する。[[ジョーダン・ベス]]の幼年学校時代の恩師だった。<br />
<br />
プロの軍人であるという意識は強く持っていたが、それゆえにベスから後述する基地の難点を指摘されても素直に耳を貸そうとしなかった。<br />
<br />
ブラジラーは移民を守るための前線基地であるはずだがその軍配備や対応はマニュアル化が進んでおり、[[地球]]側の移民に対する態度が見え隠れしている。実際の戦闘ではバッフ・クランに手もなく壊滅させられた。<br />
<br />
公人としては堅物であったものの女性としては鋭い感性を持っていたと見え、先の戦いで戦闘恐怖症に陥った[[ユウキ・コスモ]]に生き別れの我が子を重ねて見ており、彼を慰め、励まそうとつきっきりで世話をした。しかし敵襲でソロシップにコスモを連れて行く途中で攻撃に巻き込まれ、輸送車の下敷きとなって死亡してしまう(皮肉にも彼女を助けようとコスモが引っ張ったことで逆に命を絶たせることに)。<br />
彼女の死はコスモの怒りを呼び、それに応えるかのように[[イデオン]]は劇中初の全方位ミサイル攻撃を行った。<br />
<br />
ちなみに彼女のみ([[ソロ星]]移民の故郷の)地球人の中では「名・姓」の順番で名前が表記されているらしい。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初登場作品。原作同様にブラジラーの基地司令官で、『[[マクロス7]]』の[[バロータ軍]]にも襲撃されてしまう。<br />
:[[マクシミリアン・ジーナス|マックス]]や[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]とも会うが、[[外宇宙]]に対する危機意識のなさを見抜かれ、言葉には出さなかったが原作以上に批判を受けている。<br />
:流石にコスモがカミューラを引っ張るシーンは再現されず、彼の目の前で事切れる形になっている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ユウキ・コスモ]]<br />
:戦闘恐怖症に陥った彼の母親代わりであろうとした。<br />
;[[ジョーダン・ベス]]<br />
:かつての教え子だったが、「もう幼年学校時代のベスではない」と言いつつブラジラー基地の態勢を批判される。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「同時に2種類の異星人と出会ったというのは、この広い宇宙では考えにくいことです」<br/>部下「確率的にどうも、ね…」<br />
:ソロ星で第六文明人の遺物を調査していたらバッフ・クランと遭遇した、というソロシップの境遇に対して。楽観的に過ぎる。<br />
:さすがに、何度も異星人と遭遇しているαシリーズの世界ではこんな発言はしなかった。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かみゆうら らんはん}}<br />
[[category:登場人物か行]]<br />
[[category:伝説巨神イデオン]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A4%A7%E3%82%A2%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A8%88%E7%94%BB&diff=464077
大アトゥーム計画
2023-09-25T10:10:10Z
<p>Cobalt: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>'''大アトゥーム計画'''とは、『[[銀河旋風ブライガー]]』に登場する[[計画]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[カーメン・カーメン]]が提唱し最終目標とする計画。<br />
<br />
実在の宇宙物理学者'''[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3 フリーマン・ダイソン]'''(※外部リンク)が提唱した「ダイソン球仮説」における宇宙文明の定義に基づいて立案された「'''ダイソン環天体構想'''」をベースとしている。<br />
<br />
その内容とは、[[木星]]を核融合爆発させて生じた破片とガスを用いて数十個の[[地球]]型惑星を創りだし、ヌビア教徒の新天地を築くと共にそれ以外の人類の抹殺を図るというものである。ただし、新天体の創造は副次的なもので、ヌビア教徒以外の人類抹殺の方が真の目的である。<br />
<br />
=== 劇中における計画発動、及びその結末 ===<br />
[[水星]]の兵器ギルドから奪った超威力の爆弾「兵器X」をもって計画は実行に移され、発動の数日前になってカーメン自身の口から全人類に向けて宣告された。これにより人類は未曾有の大混乱に陥った。<br />
<br />
既に計画阻止は不可能と判断していた[[コズモレンジャーJ9]]とドク・エドモン博士は、カーメン・カーメンの始末と、水星や木星・海王星の衛星を破壊して、その残骸で木星軌道を覆って木星破壊による衝撃と放射能から地球を守る「保護スクリーン計画」に全てを賭けることになる。カーメン・カーメンの始末には失敗するが、ヌビア傘下のコネクションの妨害を撥ね退けた人々の決死の奮闘で保護スクリーン計画は間一髪で成功し、多大な犠牲を払いながらも人類は生き残る。<br />
<br />
人類はこの[[太陽系]]の混乱期を乗り越え、[[銀河烈風バクシンガー|28世紀の新たな動乱の時代]]までドメスチック・バクーフの統治による新太陽系の時代を迎えることになる。<br />
<br />
カーメン・カーメンはJ9に対しては勝利を収めたが、計画の完遂は成らず人類に対しては敗北を喫したと言える。なお、後世には計画の真意は伝わっておらず、あろうことか[[JJ9|J9の後継者]]を[[ブルース・カール・バーンステイン|自称する人物]]からも、新太陽系を創った偉人として尊敬されている。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[イージス計画]]が失敗した場合の保険として密かに[[アースクレイドル]]を支配下に置いていたが、[[メイガス|メイガスシステム]]の暴走によってこれを放棄。[[外宇宙]]に旅立ったヌビア教徒を迎える新天地を創る為、大アトゥームの秘法を使って未来の[[プリベンター]]の前に現れ、彼等の機体の超エネルギーをもって計画を実行に移そうとする。<br />
:なお、『ブライガー』のαシリーズの参戦は今作のみとなってしまったが、現代世界ではこの後の[[第3次α]]にて'''木星を[[ブラックホール爆弾]]にされる'''という形で人知れず計画が破綻してしまった。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:異次元同盟の力を借り、[[木星]]ではなくザール星系の[[太陽]]を爆発させる「[[オシリス計画]]」で、ヌビアの新次元を創造しようとする。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:たいあとううむけいかく}}<br />
[[Category:計画]]<br />
[[Category:出来事]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%83%91%E6%98%9F%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B9&diff=464076
惑星ラクス
2023-09-25T10:09:43Z
<p>Cobalt: /* 登場作品 */</p>
<hr />
<div>惑星ラクスとは、『[[マクロス7]]』に登場する天体。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球]]と同じ大気成分がある惑星。<br />
<br />
先に名付け親であるマクロス5船団が入植していたが、[[バロータ軍]]の襲撃に対抗できずに壊滅。そして立ち寄った[[マクロス7船団]]もまたバロータ軍の襲撃で足止めされる。バロータ軍側では「惑星GGT(ゲー・ゲー・テー)」と呼称されており、スピリチアファームを作る上での実験場とみなされていた([[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]曰く「約束されし惑星」)。<br />
<br />
この惑星の海中には[[プロトカルチャー]]の遺跡が隠されていた。遺跡の扉は封印されていたが、人間と[[ゼントラーディ]]の平和の証、すなわち双方の混血である[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]の血に反応して封印が解かれ、[[プロトデビルン]]の資料を入手することに成功した。<br />
<br />
その後、バロータ軍によって包囲されたマクロス7船団は惑星上での[[フォールド]]を敢行し脱出するのだが、これはプロトデビルンの[[ギギル]]の暴走に乗じた上のことで、直後に惑星ラクスは消滅した。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]<br />
:原作とほぼ同じ扱い。中盤の[[外宇宙]]ルート第32・33話の舞台となる。プロトデビルンだけでなく[[バッフ・クラン]]や[[ゼ・バルマリィ帝国|帝国監察軍]]までもが集まり、第33話は[[グラビル]]、[[バルゴ]]、[[ダラム・ズバ|ダラム]]、[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]、[[エツィーラ・トーラー|エツィーラ]]と強敵が揃う。ただし、[[増援|無限増援]]があり、[[ライディーン]]が「ゴッドボイス」と「ムートロンエネルギー解放」を習得するイベントがあるため、上手くやれば稼ぎ場になる。<br />
:なお、[[ラクス・クライン]]と同じ名前であり、サブシナリオ「バサラ放浪」において[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]が一言漏らしている。<br />
<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:原作終了後なので直接の登場はしないが、中盤の[[マクロス・クォーター|クォーター]]選択ルートで此処と同じく、人間とゼントラーディとの混血によって扉の封印が解かれるプロトカルチャーの遺跡が存在する惑星ネオ・ラクスが登場する。ゼントラーディの血を引く[[ランカ・リー|ランカ]]によって遺跡深部の扉を開かれ、その奥に存在したプロトカルチャーの意志から1万と2000年の環に関する情報を聞くが、ギャラクシー船団によってコントロールされた[[バジュラ]]の攻撃を受け、その意志は消滅してしまった。αシリーズ同様、[[ラクス・クライン]]と同じ名前であるために[[キラ・ヤマト|キラ]]や[[シン・アスカ|シン]]が反応する場面がある。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:バロータルートでは最初の面。地上面であり、敵が遺跡に侵入すると敗北になるので、[[飛行]]ユニットの投入が求められる。<br />
<br />
{{マクロスシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:わくせいらくす}}<br />
[[Category:地名]]<br />
[[Category:マクロスシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B3%E3%82%BA%E3%83%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BCJ9&diff=464075
コズモレンジャーJ9
2023-09-25T10:09:30Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>'''コズモレンジャーJ9'''(コズモレンジャージェイナイン)とは、『[[銀河旋風ブライガー]]』の[[主人公]]チーム。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アイザック・ゴドノフ]]が中心となり、各分野からプロフェッショナルを集めて結成された。目的は腐敗した[[警察官|警察]]や権力者に代わり悪を討つ事で、正義感は持ちつつも多額の報酬との引き換えによってのみ行動する仕事人集団である。「J9」の名の由来は彼らの本拠地が[[アステロイド・ベルト]]のウェストJ区9番地にあったため。<br />
<br />
基本的には[[パンチョ・ポンチョ|ポンチョ]]の紹介を介してJ9の依頼を受ける。ただし、仕事人とはいえどんな依頼でも受けるわけではなく、彼等なりのポリシーも存在している。例えば、「姿を見せず詳しい依頼内容を話さない」「単純な[[暗殺]]依頼」等といった場合は、どんなに高額の金を積まれても依頼を断る。もし、依頼主が力づくで依頼を強制するようなら抵抗も辞さない構えである。<br />
また、犯罪組織であるコネクションによって政府の役人の隊員が事件に巻き込まれたり、警察局長がJ9に依頼を出すこともあるが、元々アウトローである事もあり、(特に、[[マチコ・ヴァレンシア|お町]]は出身の都合もありその傾向が顕著)依頼を受けることに良く思わない事を発言する事も多く、事実J9への探りや自らの目的のために利用する事もあった(とは言っても第三者の介入により情が出て何だかんだで依頼を受ける事もあり、必ずしも非情というわけではない)。<br />
<br />
[[ヌビア・コネクション]]を始めとする数々の巨悪と戦うその姿から「必要悪」「影のポリス」とも噂された。後の時代ではJ9をモデルにした[[劇中劇|ドラマ]]が放映される等、社会的にはアウトローでありながら好意的に認知され、[[銀河烈風隊]](一時期「J9-II」を名乗っていた)及び[[JJ9]]の名前は、伝説的存在となっていたコズモレンジャーJ9にあやかって付けられている。<br />
<br />
上記の通りアウトローの存在のため、任務で襲い掛かってくるとはいえ主人公組では珍しく割と大量に人を殺害したり、自分たちを利用した者の始末、メイとシン姉弟に両親の仇相手に引き金を引かせ復讐するなどブラックな行為も多い。一方、あくまで仕事人のため依頼人に危害を加えるのを防げず、依頼は完了しても依頼人が死んでしまったり、[[ソレスタルビーイング]]や[[黒の騎士団]]のように[[テロリスト|国家権力へ抵抗する組織]]ではないので政府の隠蔽工作によって活躍が無駄に終わることもある等、必ずしもハッピーエンドでは終わらないパターンが多く良くも悪くもOPの歌詞通り「'''情け無用'''」を表している。<br />
<br />
最終話では[[カーメン・カーメン]]との激闘を終えた後、新天地である[[外宇宙]]へと旅立って行った。<br />
<br />
余談だが、「J9」のもう一つの由来は放映当時に販売されていたソニー製βビデオデッキの最高峰モデル「SL-J9」から。高級多機能で当時から現在まで映像好きにはたまらない逸品だが、当時の定価が30万だった(ちなみに放映当時である1981年頃の大卒の初任給はおよそ12万5千円程度)というのだから、まさしく『情無用のJ9』である(しかも、その後のビデオデッキ業界は小型・軽量化・低価格化を果たしたVHSに席巻されてしまい、唯一の売りだった映像もDVDの登場でお役御免となってしまった)。<br />
<br />
=== メンバー ===<br />
;[[木戸丈太郎]] (ブラスター・キッド)<br />
:<br />
;[[マチコ・ヴァレンシア]] (エンジェル・お町)<br />
:<br />
;[[スティーブン・ボウィー]] (飛ばし屋・ボウィー)<br />
:<br />
;[[アイザック・ゴドノフ]] (かみそり・アイザック)<br />
:<br />
;[[メイ・リン・ホー]]<br />
:<br />
;[[シン・リン・ホー]]<br />
:<br />
<br />
=== 協力者 ===<br />
;[[パンチョ・ポンチョ]]<br />
:<br />
;[[ドク・エドモン]]<br />
:<br />
<br />
=== 戦力 ===<br />
;[[ブライガー]]<br />
:[[ブライサンダー]]、[[ブライスター]]に[[変形]]する。<br />
;[[ブライ・キャリア]]<br />
:スパロボではブライカノン使用時にポンチョが届ける形で登場。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:初登場作品。[[破嵐万丈|万丈]]に雇われて序盤の分岐ルートでは双方とも第6話で[[ティターンズ]]の捕虜となっていた[[ブライト・ノア|ブライト艦長]]らの解放に貢献するのが最初の活躍。以後も要所で活躍する。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]<br />
:直接登場はしないが、EDにて万丈が「ウルフのマークの凄腕の仕置き屋集団」と彼らの事を口にしている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[地球連邦軍]]の要請で[[ホワイトベース隊]]に加わっている。参謀役としてアイザックの出番が多い。外宇宙からも活躍が届いているらしく、銀河烈風やJJ9がJ9を名乗るキッカケとなっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦NEO]]<br />
:原作終了後参戦。初登場は[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]からの依頼で[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]をスカウト(拉致)。また、リーダーであるアイザックは指揮もできる数少ない大人のためか部隊の[[まとめ役]]の一人となっている。<br />
:なお[[アースティア (NEO)|アースティア]]に飛ばされた際も、見知らぬ異世界でJ9として精力的に活動を行っていた。<br />
<br />
[[Category:組織]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:こすもれんしやあJ9}}</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3/OE&diff=463897
世界観/OE
2023-09-23T01:19:12Z
<p>Cobalt: /* 基本設定 */</p>
<hr />
<div>== 基本設定 ==<br />
地球圏最大の交易会社[[コネクト]]はワープゲートを通じ[[外宇宙]]との接触を持っているが、情報が伏せられ一般的には[[異星人]]と交流があることは知られておらず、噂として囁かれている程度。(よって、外宇宙が主舞台になるような参戦作品は全てパラレルワールドと思われる。)<br />
<br />
ワープゲートは宇宙の各所に複数存在しており、行き先は別の銀河系であったり、異世界であったりする。「別の宇宙」という言い方をされている場合もあるため、[[パラレルワールド]]へ移動しているケースもあるとみられる。<br />
事実、舞台にはならないが、グッドサンダーチームやグレンラガン勢はパラレルワールドから転移してきた事が語られており、[[マサキ・アンドー|マサキ]]も[[第2次OG]]の「特異点崩壊」における会話から[[OGシリーズ|OGの世界]]より転移してきた可能性が高い。<br />
<br />
一方宇宙の各地では[[グラドス軍]]と[[ポセイダル軍]]と[[バララント同盟]]による[[ISTO]](星間条約機構)が勢力拡大を図っており、ワープゲートを通じてさまざまな宙域へ軍勢を送り込もうとしている。<br />
<br />
地球圏はおろか、宇宙の各所、果ては異世界にまで[[ミューカス]]と呼ばれる謎の生命体が浸食を始めており、コネクトは独自の武装組織[[コネクト・フォース]]結成を急いでいる。ミューカスの脅威に対抗するには地球圏の一致団結が必要であるとして、あくまで中立の立場から地球連邦政府とジオン公国の停戦を求めている。また、他の星系の勢力からもミューカスの調査や対ミューカス戦闘に賛同を得、[[コネクト・フォース]]へ人員を出向させる約束を取り付けている。<br />
<br />
== 地球圏 ==<br />
地球圏で基本となるのは、『[[機動戦士ガンダム]]』における[[宇宙世紀]]0079年の情勢。これ以前に[[インベーダー]]や[[ムゲ・ゾルバドス]]の襲来、[[Dr.ヘル]]事件、[[デビルガンダム]]事件、[[邪神ドラゴ]]復活、[[ジャーク帝国]]や[[大魔界]]や[[機械化帝国]]からの侵略があり、[[地球連邦政府]]が疲弊して影響力が弱まっている。このために地球の各地域や[[スペースコロニー]]で自治の気風が高まり、そんな情勢で[[ジオン公国]]が独立戦争を起こしている。<br />
<br />
=== [[地球]] ===<br />
各地域で連邦とジオンの戦闘が行われている。<br />
==== [[日本]] ====<br />
中立地帯となっており平和を保っている。公的な軍事力は[[自衛隊]]の[[レイバー]]程度しかなく、中立地帯を維持するための条件として、その機能や装備も制限されている。<br />
<br />
=== [[スペースコロニー]] ===<br />
連邦やジオンほどの軍事力を確保できない一部のコロニー勢力は、技術の粋を集めた戦局を変え得る高性能ワンオフ機として、独自の[[ガンダムタイプ]][[モビルスーツ]]を開発している。<br />
<br />
=== [[火星]] ===<br />
[[コネクト]]の[[太陽系]]本部があり、[[コネクト]]が管理するワープゲートが存在する。<br />
<br />
== フロンティア星系 ==<br />
=== [[バジュラ本星|バジュラ母星]] ===<br />
『[[マクロスF]]』は大まかには原作終了後の状況で、登場人物たちが入植している。地球からの移民船団かは特に語られておらず、作品世界では大層な事態になっている地球とその人類にも、特に目立ったリアクションは無い。ISTOの侵攻が行われようとしている。<br />
<br />
== ドキドキスペース ==<br />
『[[NG騎士ラムネ&40]]』後半の舞台となる一種の宇宙。さまざまな世界が点在している。アースティアに侵攻した[[邪竜族]]の残党が海賊化している。<br />
<br />
=== ハラハラワールド ===<br />
『[[NG騎士ラムネ&40]]』前半の舞台となる異世界。<br />
<br />
=== [[アースティア]] ===<br />
『[[覇王大系リューナイト]]』の舞台となる異世界。本作でも[[NEO]]同様ドキドキスペースに内包される。邪竜族の残党がゲリラ的に暴れている。<br />
<br />
== ゾイドゾーン ==<br />
=== [[惑星Zi]] ===<br />
『[[ゾイド -ZOIDS-]]』及び『[[ゾイドジェネシス]]』の舞台となる惑星。[[ゾイド -ZOIDS-]]時代の情勢であり、[[ヘリック共和国]]と[[ガイロス帝国]]による戦争が行われている。[[コネクト]]がヘリック共和国と協力関係にある一方、[[ISTO]]は勢力拡大の足掛かりとして惑星Ziを獲得しようとしており、ガイロス帝国宰相[[ギュンター・プロイツェン]]に接触を図っている。<br />
<br />
== ペンタゴナワールド ==<br />
『[[重戦機エルガイム]]』の舞台となる星系。<br />
<br />
== アストラギウス銀河 ==<br />
『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の舞台となる銀河系。[[ギルガメス連合]]と[[バララント同盟]]が[[百年戦争]]を繰り広げている。戦いの主体は惑星破壊規模の戦闘から[[AT]]による局地戦へ移行している。<br />
=== サンサ ===<br />
バララントの重要拠点となる惑星。ギルガメスによる第三次サンサ攻略戦が行われており激戦地となっている。<br />
<br />
== バイストン・ウェル ==<br />
『[[聖戦士ダンバイン]]』シリーズの舞台となる異世界。舞台にはならないが、[[バーン・バニングス|黒騎士]]と戦う[[ショウ・ザマ]]に時空を越えて[[シーラ・ラパーナ]]、[[エレ・ハンム]]、[[ジャコバ・アオン]]達が力を貸す場面があるため、彼女達は地上に出る事なくいる様子。<br />
<br />
== 敵勢力 ==<br />
;[[インベーダー]]<br />
:<br />
;[[ガイロス帝国]]<br />
:<br />
;[[機械化帝国]]<br />
:<br />
;[[グラドス軍]]<br />
:ISTOを構成。<br />
;[[ジオン公国]]<br />
:<br />
;[[邪竜族]]<br />
:<br />
;[[ドラゴ帝国]]<br />
:<br />
;[[バララント同盟]]<br />
:ISTOを構成。<br />
;[[ポセイダル軍]]<br />
:ISTOを構成。<br />
;[[ミューカス]]<br />
:本作のオリジナル敵。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:せかいかんOE}}<br />
[[Category:世界観|OE]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦Operation Extend]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC_(OVA)&diff=463896
ガイヤー (OVA)
2023-09-23T01:18:57Z
<p>Cobalt: /* 携帯機シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{Otheruseslist|『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』に登場したガイヤー|『[[六神合体ゴッドマーズ]]』版|ガイヤー}}<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = ガイヤー<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|六神合体ゴッドマーズ|六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|村上克司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::六神ロボ]]<br />
| 全高 = 15 m<br />
| 重量 = [[重量::250 t]]<br />
| エネルギー = 反陽子エネルギー<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ポジトロニューム合金]]<br />
| 合体形態 = [[ゴッドマーズ (OVA)]]<br />
| 開発者 = [[開発::イデア]]<br />
| パイロット = [[パイロット::明神タケル]]<br />
}}<br />
'''ガイヤー'''は『[[六神合体ゴッドマーズ|六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
[[OVA]]『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』に登場する[[ガイヤー]]。基本設定はTV版と同じであるが、外見<ref>[[六神合体ゴッドマーズ|TV版]]に登場する[[六神ロボ]]4号機「タイタン」に似ている。</ref>だけが異なる点が特徴。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初登場作品。[[ガイヤー|TV版ガイヤー]]と共演。[[隠し要素/D #ゴッドマーズ (OVA)&マーグ|条件]]を満たせば、マーグ専用機として「反乱惑星の対決!」から使用可能。性能的にはTV版と何も変わらないが、こちらは六神合体の条件が「[[気力]]120以上」となっており、タケル機と異なり常にガイヤーでの出撃となる。<br />
:ちなみに、[[外宇宙]]ルートを通ると敵状態の[[マーグ]]が乗って来るが、すぐに[[ゴッドマーズ (OVA)|ゴッドマーズ]]になるためガイヤーと戦う機会は無い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;格闘<br />
:殴りかかる。<br />
;衝撃波ビーム<br />
:衝撃波を遠距離へ飛ばす。<br />
;エネルギー衝撃波<br />
:搭乗者の[[超能力]]を増幅して衝撃波を放つ。やはり、殴りかかる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;六神合体<br />
:気力120以上で[[ゴッドマーズ (OVA)|ゴッドマーズ]]に[[合体]]する。<br />
;[[反陽子爆弾]]<br />
:原作では[[ガイヤー|タケル機]]であるため搭載されているが、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では[[オリジナル設定|マーグ用の別機体という設定]]であるため所持していない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「宇宙の王者ゴッドマーズ」<br />
:戦闘[[BGM]]。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かいやあ OVA}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:六神合体ゴッドマーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&diff=463895
ミュン・ファン・ローン
2023-09-23T01:18:44Z
<p>Cobalt: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|マクロスプラス}}<br />
*{{登場作品 (人物)|マクロス30 銀河を繋ぐ歌声}}<br />
| 声優 = {{声優|深見梨加}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|摩砂雪}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 女<br />
| 年齢 = 23歳<br />
}}<br />
'''ミュン・ファン・ローン'''は『[[マクロスプラス]]』の[[ヒロイン]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[イサム・ダイソン|イサム]]と[[ガルド・ゴア・ボーマン|ガルド]]の幼馴染み。幼少より[[歌]]を愛し、歌手になることを志していたが、一度は歌を捨てる。<br />
<br />
7年後にシャロン・アップル・プロジェクトのプロデューサーとしてエデンに戻り、イサムとガルドとの恋の板挟みで苦悩する。持ち歌「VOICES」はハイスクール時代に作ったもの。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:初登場作品。[[NPC]]であり、[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]のプロデュースを担当する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:前作同様ミンメイのプロデューサー。原作再現は目立つが、出番は少ない。EDでは彼女も[[メガロード]]に乗り込む事が語られるが……。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}<br />
:『α外伝』の後に結局メガロードに乗り込まなかったらしく、原作通りシャロンのプロデューサーとなっていた。EDでは[[外宇宙]]へと再び旅立つイサム達に今度こそ同行することになった。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[イサム・ダイソン]]、[[ガルド・ゴア・ボーマン]]<br />
:幼馴染。<br />
;[[マージ・グルドア]]<br />
:<br />
;[[シャロン・アップル]]<br />
:<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[リン・ミンメイ]]<br />
:[[αシリーズ]]にて、彼女のプロデューサーとなる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「もう昔には戻りたくないの…戻れないの」<br />
:第2話。元同級生のケイトに向けて。<br />
;「私はね…あんたの歌なんて大嫌い…自分の歌も大嫌い…もう誰にも会いたくない…どこかへ消えちゃいたい…」<br />
:同話、自室へ戻りシャロンに向けて。<br />
;「イサムには解らないわ! 夢の中で生きてきたイサムには解らないわよ…」<br />「もう傷つきたくないの。浅はかな夢に裏切られて傷つくのはもうたくさんなのよ…」<br />
:第3話。<br />
;「あたし、嫌な女よね…」<br />
:<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:みゆん ふあん ろおん}}<br />
[[Category:登場人物ま行]]<br />
[[Category:マクロスシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E8%BB%BD%E4%BA%95%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%B6&diff=463894
軽井まなぶ
2023-09-23T01:18:27Z
<p>Cobalt: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = かるい まなぶ<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|未来ロボ ダルタニアス}}<br />
| 声優 = {{声優|井上瑤}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|聖悠紀}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|金山明博}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::12]]歳<br />
}}<br />
'''軽井まなぶ'''は『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[楯剣人]]達孤児グループの一員で、グループきっての秀才。<br />
<br />
当初は剣人たちのグループで闇市でかっぱらいをしていたが、アール博士と出会ってからは彼の助手を務め、彼の下で宇宙学や電子工学などを学んでいる。ダルタニアスの新兵器、キャノンキュービックやチェーンスライサーを開発したり、次朗と田之助の頼みでスクラップとアダルス基地の部品からガメロット(SRW未登場)を製作する、荒廃した街のために風車発電の可能な発電所を開発し街に灯りを灯すなど、幼いながら才能を遺憾なく発揮している。<br />
<br />
ちなみに機能停止していたアダルス基地を復活させたのも彼であり(ゴキブリに驚いて計器を弄ってしまったからだが)、幼さ故の知的好奇心と無邪気さを併せ持つ。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初登場作品。[[リガ・ミリティア]]ルートの第5話「戦禍の中で立ち上がれ!」より登場。原作通りアダルス基地が地球外の物である事を見抜き、虫に驚いて計器を押しアダルス基地を復活させてしまう。<br />
:その後は自軍に同行し、小学生の年齢ながら[[エキセドル・フォルモ|エキセドル参謀]]などの頭脳陣と並び立ち、解説やレーダー手などでの出番もあり、戦闘に参加するキャラを除けば、ダルタニアスのキャラでは特に目立つ存在に。今作では「学」表記。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:第9話「日本侵攻作戦」より登場。既にアール博士とは邂逅済みで、アダルス基地に居る。その後は『D』では同行しなかった孤児グループと共に自軍に同行するも、『D』のように解説役には回れず出番は少ない。キャノンキュービックの開発イベントがあるだけマシか。今作から「まなぶ」表記に。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::リメイクされた結果、[[小島勉|勉]]と仲良くなったり、教師変わりとなった[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]から勉強を教わるシーンが追加された。『GC』同様EDでは、剣人達と共に[[外宇宙]]の復興の為に地球を出発する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド6から登場。シナリオNPC。再び「学」表記に戻っている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[楯剣人]]<br />
:グループのリーダー各。戦闘では頭脳を活かして彼のサポートに回る事も。<br />
;[[柊弾児]]、[[おちゃめ]]、[[白鳥早苗]]<br />
:同じグループに属する。<br />
;[[小丸次郎]]、[[畑田之助]]<br />
:同じグループに属する仲間で年齢が近い。彼等二人の頼みを聞いてガメロットを作成した。<br />
;[[アール博士]]<br />
:剣人以外のメンバーにあまり良い感情を抱いていなかった彼も、秀才ぶりを見せるまなぶには一目置いており、早くから助手として扱っていた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:『D』にて共演。共に年少組のため、比較的絡みが多い。とあるシナリオでは早苗達と別れて久しい学は、ハロで彼が撮った彼女たちの映像を見せて欲しいと頼むが…。<br />
;[[ハロ]]<br />
:ハロに映っていたのは早苗を含む女性陣の入浴シーンや着替えシーンであった。<br />
;[[ガジェット・M・千葉]]<br />
:『D』にて共演。同じく自軍の解説組であり、彼の仮説に眉を顰めつつも研究の後押しをする事に。<br />
;[[小島勉]]<br />
:同じく小学生の天才キャラ。『GC』では絡みがほぼ無かったが、『XO』にて気の合うシーンが追加される。<br />
;[[デューク・スケード]]<br />
:ホワイトベースの艦内で行われている授業の特別講師として招かれた。彼の話す外宇宙の話に興味を見せる。<br />
;[[クリスチーナ・マッケンジー]]、[[エマ・シーン]]<br />
:彼女たちによる授業シーンが『XO』で追加されており、まなぶも二人の授業を受けたり、宿題をこなしていた。<br />
<!-- == 名台詞 == --><br />
<!-- ;セリフ --><br />
<!-- :説明 --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --><br />
<!-- == 話題まとめ == --><br />
<!-- == 資料リンク == --><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かるい まなぶ}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:未来ロボ ダルタニアス]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%92%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6&diff=463893
ヒリュウ
2023-09-23T01:17:58Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruseslist|『[[OGシリーズ]]』の登場メカ|『[[完全勝利ダイテイオー]]』の登場人物|月城ヒリュウ}}<br />
{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hiryu]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::ヒリュウ級汎用戦闘母艦]]<br />
| 開発 = [[イカロス基地]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}<br />
| 主な搭乗員 = <br />
;【艦長】<br />
:[[ダイテツ・ミナセ]]<br />
;【副長】<br />
:[[ショーン・ウェブリー]]<br />
}}<br />
'''ヒリュウ'''は「[[OGシリーズ]]」の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
人類初の[[外宇宙]]航行船。[[新西暦]]179年、[[冥王星]]外宙域での[[エアロゲイター]]との遭遇戦で大ダメージを負い、辛うじて[[イカロス基地]]へ生還し、そこで改修されて[[ヒリュウ改]]へと生まれ変わった。識別コードは恐らく「ドラゴン1」だと思われる。<br />
<br />
OGsのユーゼスの台詞によれば、どうやらOGシリーズの[[太陽系]]には外宇宙からの干渉を防ぐ結界が張られていたが、内から外へと踏み出す際には妨げることなく結界が崩壊するようになっていたようで、ヒリュウの太陽系外進出が同年のメテオ3派遣から始まるエアロゲイターの侵略を可能にしたことになる。<br/><br />
漫画『Record of ATX』ではそれを裏付けるかのようにこの場面でヒリュウとジガンスクードがエアロゲイターと戦闘していると思われるコマがある。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]<br />
:プロローグにて、[[ジガンスクード]]と共にマップ上でダメージを受ける。戦闘画面には登場しない。<br />
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]<br />
:上記と同じ。ユニットアイコンではヒリュウ改の主翼が描かれてないヒリュウの姿がある。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
設定上は対空機銃や連装衝撃砲を装備している。<br />
<br />
;[[テスラ・ドライブ]]<br />
:EOTがもたらされる前の小型化されていない第1世代型テスラ・ドライブ。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ヒリュウ改]]<br />
:改修後の姿。<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひりゆう}}<br />
[[Category:イベント・演出でのみ登場するメカ]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルのイベント・演出でのみ登場するメカ]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場メカ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%89&diff=463831
マーチウィンド
2023-09-22T00:05:04Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>マーチウィンドとは、『[[スーパーロボット大戦64]]』に登場する[[プレイヤー部隊]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[スペシャルズ]]が「オペレーション・デイブレイク」にて[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]に反旗を翻したことで、[[異星人]]からの[[地球]]解放を目的にしていたレジスタンスは地球解放戦線機構と[[カラバ]]は目的がなくなり、近く解散することになるだろうと推測された。<br />
<br />
スペシャルズ改め[[OZ]]は各地のレジスタンスに協力を要請する。OZに協力していく場合はその部隊名として、協力しない場合は、既存の組織はなくなってしまったので、世の中に自分たちの存在をアピール必要があることで新たな部隊名を付けることとなった。様々な名が提案されたが、最終的に[[アムロ・レイ]]が読んだ詩集に「3月の風は花を咲かせるための風」というのがあり、現在の世界状況がまさに冬の状態であることから、それらを解放するために「[[花]]」になぞり、詩集名から「マーチウィンド」と名付けた。<br />
("3月の風と4月の雨が5月に花を咲かせる"という[[フランス語]]・[[英語]]のことわざがあり、これらがモチーフになっていると思われる)<br />
<br />
この後、マーチウィンドはどの勢力にも属さない「独立軍」として動くか、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と協力していくか、或いは「完全平和主義」という理想を追い求めるのか、様々な時勢に対応していく。まず、[[ドレイク・ルフト]]を討ち、その軍勢を[[バイストン・ウェル]]に帰す。そして宇宙に上がり[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ・ゾルバドス軍]]を地球圏から撤退させる(完全平和ルートの場合は[[サンクキングダム]]に留まるので、これはOZの[[モビルドール]]部隊が行う)。その後、OZの分離と[[アクシズ]]の帰還で地球人同士の争いが始まる。そこに[[外宇宙]]から[[銀河帝国]]の侵攻があり、地球圏の勢力と仮初の協調体制をとり、外宇宙の勢力を地球圏へ干渉させない「[[グラドスの刻印]]」を発動させて銀河帝国の増援を絶つ。しかし所詮は仮初の協調体制、銀河帝国を倒した直後に地球人同士の争いは再燃し、最終的に[[ネオ・ジオン|アクシズ軍]]を制圧する。これで地球圏の争いがなくなったと思っていた所に、ムゲ・ゾルバドス軍が地球圏に再侵攻してきたので、一部のメンバーをムゲ宇宙に送ることでこれを倒す。そこに、[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン]]が宣戦布告を行う。マーチウィンドは[[スペースノイド]]達に全く信用されていなかったのだ。最後は[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と[[ズール皇帝|ズール]]に干渉した[[アル=イー=クイス]]を打ち倒すことで地球圏にようやく平和な世界となった。<br />
<br />
『64』はエピローグが無いため、戦後のマーチウィンドについては不明であるが、ネオ・ジオンを倒した後に、独立軍ルートでは「軍隊でないので解散する」、OZルートでは「軍隊に合わない者は抜ける」という話が上がっている。<br />
<br />
=== 話し合いの進行 ===<br />
紆余曲折の抜粋<br />
;[[ルー・ルカ]]<br />
:司会進行役。また独立軍ルートと完全平和ルートでの部隊名作製の提案者<br />
;[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]<br />
:OZルートで書類のために部隊名作製を依頼。<br />「なるべくならエレガントなものにしてもらえると、うれしい」<br />
;[[兜甲児]]<br />
:「“兜甲児と仲間たち”ってのイカスだろ」<br />
;[[藤原忍]]<br />
:「そうだな……[[獣戦機隊]]はどうだ」<br />
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]<br />
:「……[[アッセンブルEX-10|アッセンブルEX-11]]」(完全平和ルートのみ)<br />
;[[北条真吾]]<br />
:「[[グッドサンダーチーム]]ってのも……やっぱりダメだよな?」<br />
;[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]<br />
:「ならソーラー・ファングはどうだ? こいつならバッチリだぜ」<br />「こいつはな、ある革命運動の有名なゲリラ部隊の名前を借りてきたもので、[[太陽の牙ダグラム|太陽のき……]]」(ここで[[式部雅人|雅人]]によるストップが入る)<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:「そうだな……”マーチウィンド”というのはどうかな」<br />
<br />
== 関連人物 ==<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:<br />
;[[葉月考太郎]]<br />
:<br />
<br />
== 関連する用語 ==<br />
;[[ブルー・スウェア]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』における自軍名。アムロがマーチウィンドと付けるところを、ノインに止められる。<br />
<!-- == 話題まとめ == --><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*{{検索|マーチウィンド}}<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:まあちういんと}}<br />
[[Category:組織]]<br />
[[Category:プレイヤー部隊]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦64]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E9%9A%8A&diff=463830
コスモクラッシャー隊
2023-09-22T00:04:34Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>コスモクラッシャー隊とは、『[[六神合体ゴッドマーズ]]』に登場する、地球圏を防衛するため結成された部隊。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[コスモクラッシャー]]による防衛、救難などを担当する。原作では地球圏防衛はもとより、[[外宇宙]]の危機にも立ち向かった。<br />
<br />
== 主要メンバー ==<br />
;[[飛鳥ケンジ]]<br />
:クラッシャー隊の隊長。<br />
;[[伊集院ナオト]]<br />
:<br />
;[[木曽アキラ]]<br />
:<br />
;[[日向ミカ]]<br />
:<br />
;[[明神タケル]]<br />
:<br />
<br />
== 関連人物 ==<br />
;[[大塚茂]]<br />
:クラッシャー隊の上官。<br />
;[[ロゼ]]<br />
:<br />
;[[明神静子]]<br />
:<br />
;[[明石ナミダ]]<br />
:クラッシャー隊公認の隊員。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ケンジやタケルら実働部隊の隊員が機体と共に[[ZEXIS]]に参加。終盤、改心した[[ロゼ]]も加入する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:調査のために宇宙へ行ってる本家クラッシャー隊に代わり、大塚長官の依頼を受けた[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の面々らが[[ブランチ]]ら[[ロボット・マフィア]]に対抗すべくクラッシャー隊の代理を務める。その後、本家クラッシャー隊や[[S.M.S]]との合流により[[マクロス・クォーター]]を[[母艦|旗艦]]とした「新生クラッシャー隊」となり、その後も旧[[ZEXIS]]メンバーとの合流を繰り返し、やがて旧ZEXISメンバーの半分近くが所属する一大精鋭部隊となる。そのため、序盤の終わり頃にZEXISが再結成されるまで、ルート次第ではしばらくこの新生クラッシャー隊を中心にストーリーが展開されることになる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:<br />
<!-- == 関連用語 == --><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:こすもくらつしやあたい}}<br />
[[category:組織]]<br />
[[category:六神合体ゴッドマーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B9%E8%A8%88%E7%94%BB&diff=463829
オシリス計画
2023-09-22T00:04:22Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>『[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』のオリジナル設定・用語の一つ。『[[銀河旋風ブライガー]]』の[[大アトゥーム計画]]に他作品の要素を混ぜてアレンジしたもの。<br />
<br />
==概要 ==<br />
[[外宇宙]]に進出した[[カーメン・カーメン]]が新たに立案した計画。<br />
異次元同盟を通じて入手したC.U.B.E.(X.E.N.O.N.)を使って、ザール星系の太陽を破壊、そのエネルギーを使う事によって星域全体が別次元へ飛ばし、ヌビアの新次元を創造しようと画策。<br />
<br />
計画最終段階。複数の影武者を用意し、[[プレイヤー部隊]]の攻撃を振り切り計画を完遂させようとする。<br />
しかし直前に[[カーメン・カーメン旗艦]]へ潜入した[[フェアリ・ファイアフライ|フェアリ]]の手で太陽エネルギーを利用しないようプログラムを書き換えられ、さらに空間転移規模を戦闘宙域程度に縮小されてしまう。<br />
これらの要因が重なり、ヌビア艦隊を別次元へ旅立たせることには成功したが、ヌビア以外の人類抹殺には失敗した。カーメンは計画完遂を確信して聖アトゥーム神と一体になるために乗艦もろとも太陽に飛び込み、己の信仰に殉じた。<br />
<br />
==関連項目 ==<br />
;[[世界観/GC・XO]]<br />
:<br />
;[[カーメン・カーメン]]<br />
:<br />
;[[星間連合]]<br />
:<br />
;[[多元世界補完計画]]<br />
:本項と同じく、版権作品の用語をアレンジしたうえで名称も変更した半オリジナル設定。<br />
<br />
[[Category:計画]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:おしりすけいかく}}</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8C%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&diff=463828
ヌビア・コネクション
2023-09-22T00:03:50Z
<p>Cobalt: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>ヌビア・コネクションとは、『[[銀河旋風ブライガー]]』に登場する犯罪組織。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
元々は[[地球]]の[[アフリカ]]大陸を基盤に活動していたコネクションの一つだったが、[[カーメン・カーメン]]が代表になってから事態は一変。カーメンの手腕とカリスマ性の下、次第に[[宗教]]色を強めていき、他のコネクションを次々併合。一国家を軽く上回るまでになっていた。終盤では、大アトゥーム神とカーメンを崇拝する一種のカルト宗教団体のような存在となる。<br />
<br />
『[[銀河烈風バクシンガー]]』並びに『[[銀河疾風サスライガー]]』の時代では犯罪組織としてでなく、'''ヌビア'''という宗教団体として存続している。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:現代世界では[[マリーメイア軍]]、[[アースクレイドル]]を密かに支援していたという設定。[[バンブルビXO]]のほか、未来世界では[[マグマ獣]]や[[化石獣]]、[[獣士]]も操る。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:地球圏でも暗躍しているが、本拠は[[外宇宙]]に存在しこちらでの活動がメインとなっている。『銀河烈風バクシンガー』におけるヌビア教の要素も統合されている。<br />
<br />
== 人物 ==<br />
;[[カーメン・カーメン]]<br />
:<br />
;[[ヌビア教団員]]<br />
:<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[大アトゥーム計画]]<br />
:<br />
{{DEFAULTSORT:ぬひあこねくしよん}}<br />
[[Category:組織]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88TD&diff=463827
プロジェクトTD
2023-09-22T00:03:33Z
<p>Cobalt: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>プロジェクトTDとは、[[αシリーズ]]および[[OGシリーズ]]に登場する機体の開発計画である。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ディバイン・クルセイダーズ]](以下、[[DC]])で行われていた恒星間航行機開発計画。TDは「テレストリアル・ドリーム(浮世の夢)」の略であるが、[[テスラ・ドライブ]]の略語の意味もある。恒星間飛行のパイロット育成のほか、グラビティーコントロールシステム(=テスラ・ドライブ)を応用したマニューバの研究も兼ねていた。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
初登場となる『第2次α』開始以前に[[アルテリオン]]並びに[[ベガリオン]]は完成済み。[[封印戦争]]中に[[ハイペリオン]]への合体を果たし、『第3次α』では実際に[[外宇宙]]船団と合流している。<br />
第2次αのスレイの台詞から、DCが存続していたころに[[アイドネウス島]]を拠点としていたらしい。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
DC壊滅後[[ミツコ・イスルギ]]の仲介により、[[イスルギ重工]]が実質的なスポンサーとなって連邦軍の管轄下で研究を続けることとなる。本来は平和利用を目的としていたが、外宇宙に敵が多いことと、何より[[リオンシリーズ]]開発の役に立てたいというイスルギ重工の意向により、各機に武装が施されている。こちらでのアルテリオン、ベガリオンは修羅の乱終了後から封印戦争開始前までに完成し、こちらでも封印戦争中にハイペリオンへの合体を果たした。一方で[[インスペクター]]や[[ゲスト]]は、プロジェクトの最終機であるΩが完成すれば外宇宙へ攻め込むことが可能になるとして警戒していた。<br />
<br />
構成は、責任者の[[フィリオ・プレスティ]]、システムチーフの[[ツグミ・タカクラ]]他複数の研究員と、テストパイロット4名(『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]』でのテスト飛行時)。OG2時点でテストパイロットは[[スレイ・プレスティ]]、[[アイビス・ダグラス]]の2名のみ。<br />
<br />
拠点は[[アイドネウス島]]、ヒューストン基地、[[テスラ・ライヒ研究所]]の順に移転している。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;αプロト<br />
:[[アステリオン]]。後に[[アステリオンAX]]へと改修される。<br />
;βプロト<br />
:[[カリオン]]<br />
;ゴールド<br />
:[[フェアリオン]]・G<br />
;シルバー<br />
:[[フェアリオン]]・S<br />
;シリーズ77<br />
:α、β、Ωと、そのプロトタイプ。77は七夕の7月7日からで、[[アルテリオン]](彦星:アルタイル)と[[ベガリオン]](織姫:ベガ)が[[ハイペリオン]]になることを表している。合体コードはHYPER77。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[テスラ・ドライブ]]<br />
:慣性重力を制御することで空中浮揚を得る技術。ドライブのみでも加速は可能。<br />
;[[マニューバーGRaMXs]]<br />
:テスラ・ドライブを用いた攻撃フォーメーション。<br />
;ナンバー<br />
:プロジェクトTDにおけるテストパイロットの席次。ナンバー01がスレイ、ナンバー04がアイビス。02、03は不明。<br />
;流星<br />
:アイビスのあだ名。元々は、被弾率が高く撃墜される様を皮肉ったもの。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふろしえくとTD}}<br />
[[Category:計画]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
[[Category:αシリーズ]]<br />
[[Category:OGシリーズ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3/GC%E3%83%BBXO&diff=463826
世界観/GC・XO
2023-09-22T00:03:17Z
<p>Cobalt: /* 基本設定 */</p>
<hr />
<div>『[[スーパーロボット大戦GC]]』及び『[[スーパーロボット大戦XO]]』の[[世界観]]。<br />
== 基本設定 ==<br />
暦は[[宇宙世紀]]を採用。宇宙世紀0079年が舞台。『[[機動戦士ガンダム]]』の世界観をベースに『[[機甲戦記ドラグナー]]』の要素も加わっている。<br />
<br />
中盤以降には『[[J9シリーズ]]』や『[[重戦機エルガイム]]』の設定を中心に構成された[[外宇宙]]へ進出する。<br />
<br />
== 政治・軍事体制 ==<br />
[[地球連邦政府]]が統治し、[[地球連邦軍]]が侵略者に対抗すべく世界各地に「防衛隊」を設置し、民間の協力者と共闘している。<br />
<br />
[[量産機|主力量産機]]に[[ジム]]、[[ドラグーン]]、[[ドール]]を採用。<br />
<br />
=== 第13独立部隊「[[ホワイトベース隊]]」 ===<br />
今回の[[プレイヤー部隊]]。原作のメンバーに加え、例年通り民間人が多く参加している。<br />
<br />
== 各地域の設定 ==<br />
=== 地球 ===<br />
;極東地区<br />
:多くのスーパーロボットが存在。[[早乙女研究所]]、[[光子力研究所]]、[[竹尾ゼネラルカンパニー]]、[[地球防衛組]]、[[最上重工]]など様々な民間協力組織がある<br />
;アメリカ<br />
:中盤で一時[[グラドス軍]]に制圧されてしまう。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[スペースコロニー]]<br />
:サイド3こと[[ジオン公国]]が登場。独立戦争を開始。<br />
;[[月]]<br />
:[[ギガノス帝国]]の勢力下にある。<br />
;[[火星]]<br />
:『GC』では本編開始前に[[グラドス軍]]の襲撃により火星基地が壊滅している。『XO』では火星・地球間の航路でアウトロー達による襲撃事件が相次ぎ、更には異星人による襲撃も噂されている。<br />
;外宇宙<br />
:[[ペンタゴナワールド]]、[[エドン国|エドン星系]]、[[ザール星間帝国]]など様々な生活圏が共存している。<br />
<br />
== 敵勢力 ==<br />
=== 地球圏勢力 ===<br />
;[[ジオン軍]]<br />
:ギガノスとは協力関係。中盤以後はグラドスと手を組むほか『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』の[[ネオ・ジオン]]勢も参戦する。<br />
;[[ギガノス帝国]]<br />
:<br />
<br />
=== 地下勢力 ===<br />
;[[Dr.ヘル一派|機械獣軍団]]<br />
:<br />
;[[恐竜帝国]]<br />
:<br />
<br />
=== [[星間連合]](外宇宙勢力) ===<br />
;[[ポセイダル軍]]<br />
:<br />
;[[グラドス軍]]<br />
:<br />
;[[ザール星間帝国]]<br />
:<br />
:;[[ロボット帝国]]<br />
::ザールの客分として登場。<br />
;[[新惑星連合]]<br />
:エドン国の体制に不満を持つ者達だが、ヌビアやブラディ・シンジケートに影から操られている。<br />
;ブラディ・シンジケート<br />
:[[ブラディ・ゴッド]]を首領とするマフィア。<br />
;[[ヌビア・コネクション]]<br />
:連合の一員ではなく独自目的で動いているが各組織にも協力する。<br />
<br />
=== 異次元同盟 ===<br />
星間連合とは対立関係にある。<br />
;[[ジャーク帝国]]<br />
:<br />
;[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]<br />
:<br />
;[[ガディソード]]<br />
:<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
;[[宇宙世紀]]<br />
:<br />
;[[一年戦争]]<br />
:<br />
<br />
{{シリーズ一覧}}<br />
{{DEFAULTSORT:せかいかんGC・XO}}<br />
[[Category:世界観|GC・XO]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%88%BB%E5%8D%B0&diff=463825
グラドスの刻印
2023-09-22T00:03:01Z
<p>Cobalt: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>'''グラドスの刻印'''とは、『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』に登場する用語。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グラドス軍|グラドス]]太古のオーバーテクノロジー。巨大な緑の円柱状の装置であり、南米クスコの遺跡に封印されていた。発動すると空間を歪曲させ[[地球]]とグラドスの間の航行を遮断させることができる。<br />
<br />
太古の昔に地球を訪れた古代グラドス人(グラドスの先住種族。滅びつつあった古代グラドス人は地球人の生命核を採取して、後継種族として現行のグラドス人を生み出した。)が、遠い未来に2つの星が不幸な出会いをしたときのための対策として遺したもの。原作最終回で[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]が発動させ、地球をグラドスの支配から解放した。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦J]]<br />
:[[火星極冠遺跡]]が刻印であるというクロスオーバーがされている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:グラドスとの決着を着けた後で、新たに地球に侵攻した銀河帝国の増援と帰還を遮断させる為に使用。異次元に存在する[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]には影響がなかったほか、[[アル=イー=クイス]]も容易に突破した。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:同作オリジナル要素のC.U.B.E(X.E.N.O.N)と同質の存在となっており、刻印発動の後空間遮断を潜り抜けて[[外宇宙]]へ出るために[[スーパーソウルセイバー|主人]][[ソウルランサー|公機]]が大きな役割を果たす事になる。そしてそれは、同じくC.U.B.E(X.E.N.O.N)を持つ[[ガディソード]]も刻印を潜り抜けられるということである。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:4章に「刻印の星」というミッションがあるものの、グラドスの刻印そのものの扱いは目立たない。プレイヤー部隊すら外宇宙・[[異世界]]・[[平行世界]]間レベルの移動を日常的に行っている世界観では仕方ないのかもしれないが…。<br />
:[[マクロスF]]も参戦しているので、あまり重視すると、[[超長距離移民船団]]の移動手段と干渉しかねないギミックではあるのだろう。<br />
<br />
[[category:小辞典]]<br />
[[category:蒼き流星SPTレイズナー]]<br />
{{DEFAULTSORT:くらとすのこくいん}}</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%88%A6%E5%BD%B9&diff=463824
バルマー戦役
2023-09-22T00:02:42Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>バルマー戦役(Balmar War)とは、『[[スーパーロボット大戦α]]』における一連の戦いのこと。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
謎の彗星飛来による[[一年戦争]]の休戦と、彗星の正体が[[外宇宙]]文明の未知の技術によって造られた[[マクロス|戦艦]]であり、[[ビアン・ゾルダーク]]によって[[異星人]]の[[地球]]侵略が警告された事に端を発する。<br />
<br />
具体的には、<br />
<br />
*[[地球連邦軍]]の軍備増強による[[ティターンズ]]や[[OZ]]の台頭、それを危惧する[[コロニー]]側の[[エゥーゴ]]結成と[[オペレーション・メテオ]]発動。<br />
*[[星の屑作戦]]をもって[[ジオン公国]]が再度の宣戦布告。また、[[木星]]圏から[[ジュピトリアン]]と[[ザンスカール帝国]]が[[地球]]侵攻を開始する。<br />
*[[Dr.ヘル]]率いる[[機械獣]]軍団、地下勢力の[[ミケーネ帝国]]、[[妖魔帝国]]が地球制圧行動を取る。<br />
*[[異世界]]から[[オーラバトラー]]や[[魔装機神]]が来訪する。<br />
*正体不明の敵、「[[使徒]]」が出現する。その一方で[[ゼーレ]]や[[BF団]]といった謎の組織が暗躍する。<br />
*外宇宙からの侵略者である[[ゼントラーディ]]と[[メルトランディ]]、そして[[キャンベル星人]]、[[ボアザン星人]]を配下に置く[[エアロゲイター]]が襲来。外宇宙の知的生命体の存在が周知のものとなる。<br />
*人類の天敵「[[宇宙怪獣]]」が知的生命体殲滅を開始する。<br />
以上の出来事が起こり、[[ヱクセリヲン]]そのものを[[ブラックホール爆弾]]とする事による[[宇宙怪獣]]の殲滅と、[[エアロゲイター]]こと[[ゼ・バルマリィ帝国]]監察軍第7艦隊の壊滅により、地球圏での戦争は一応の終結を見る。しかし依然として多くの勢力が健在のままであり、特に[[宇宙怪獣]]と[[ゼ・バルマリィ帝国]]は勢力のほんの一部分でしかなかった。また、[[雷王星]]での[[ブラックホール爆弾]]使用の余波で地球圏に重力崩壊衝撃波の脅威が迫る等、『'''人類に逃げ場なし'''』の状況はさらに続いていく事になる。<br />
<br />
最終的に[[イージス計画]]による[[バリア]]で衝撃波を防いだことにより、バルマー戦役は真の終結を迎えた。<br />
<br />
後に、外宇宙からの侵略と地球にもたらされた[[EOT]]に深く関わっていた[[ゼ・バルマリィ帝国]]から名をとって『'''バルマー戦役'''』と呼ばれるようになった。<br />
<br />
だが、すべては後の『[[封印戦争]]』や『[[銀河大戦]]』に続く戦乱の発端でしかなかったのであった。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[L5戦役]] (OGシリーズ)<br />
:<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:はるまあ戦役}}<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:出来事]]<br />
[[Category:αシリーズ]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦α]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナル]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A1%8C&diff=459274
イオニアの一行
2023-07-26T03:45:59Z
<p>Cobalt: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>'''イオニアの一行'''とは、『[[スーパーロボット大戦NEO]]』に登場する[[プレイヤー部隊]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
『[[スーパーロボット大戦NEO]]』には後述するが、所属メンバーに軍人が誰もいない=軍属の部隊ではないため、'''識別コードでもある部隊名が存在しない'''(なので「部隊」というより単なるチームと言える)。<br />
<br />
[[母艦]]である[[イオニア]]の存在から、「イオニアの連中」「イオニアのみんな」などとも呼ばれることが多い。本Wikiでは便宜上このように呼称する。<br />
<br />
構成人員は小学生などのローティーンが大半を占めており、非常にアットホームな雰囲気を持っている歴代でも異色のチームと言える。<br />
<br />
== 構成母体 ==<br />
軍組織が存在せず、大半が民間出身の子供。また、「敵のメンバーだが実は味方側の関係者だった」というパターンで仲間入りした面子も多い。<br />
;[[民間人]]<br />
:[[釧路]]で[[シグザール]]とイオニアを覚醒させた[[稲葉駆]]と[[稲葉天音]]の兄弟が中心。<br />
:また[[アースティア]]に飛ばされていた[[勇者ラムネス|馬場ラムネ]]も参加。<br />
;エルドランチーム<br />
:[[地球防衛組]]、[[ガンバーチーム]]、[[ザウラーズ]]が参戦。後に[[ダンケッツ]]も加わり、単独行動をとっていた[[月城ヒリュウ]]も途中から参加。<br />
;[[ゲッターチーム]]<br />
:新開発された[[ゲッター線]]による戦闘メカ・[[ゲッターロボ (新)|ゲッターロボ]]を操るため集められた三人組がそのまま参加。<br />
;[[グッドサンダーチーム]]<br />
:<br />
;[[コズモレンジャーJ9]]<br />
:<br />
;[[光子力研究所]]<br />
:[[兜甲児]]、[[剣鉄也]]らマジンガーチームが参加。<br />
;[[シャッフル同盟]]<br />
:[[デビルガンダム]]の痕跡を追う[[ドモン・カッシュ]]が単独で参加。<br />
;[[エルンスト機関]]<br />
:離反した[[シャーリィ・ルノイエ]]が参加。また、中盤で[[リバリス・ムイラブ]]も加わる。<br />
;夜明けのたてがみ<br />
:[[アースティア]]に存在するハーフビーストの盗賊団。頭目の[[ザンパ]]が紆余曲折を経て参戦。<br />
;アララ王国<br />
:[[アララ・ミルク|ミルク]]、[[アララ・ココア|ココア]]が参加。後に[[ドン・ハルマゲ]]の洗脳を逃れた[[レスカ]]ことアララ・カフェオレ、離反した[[ダ・サイダー]]も合流。<br />
;パフリシア王家<br />
:[[パッフィー・パフリシア]]を始め主要メンバーと、バイフロスト出身の[[アデュー・ウォルサム]]が参加。<br />
;善神アーガマの系譜<br />
:[[大牙剣]]、[[神代まい]]、[[神代ゆい]]、[[団五郎]]が参加。終盤になって素性の判明した[[リュウ・ドルク]]も加わっている。<br />
;[[アイアンリーガー]]チーム<br />
:アースティアのスポーツ選手達。[[マッハウインディ]]、[[マグナムエース]]が参加。後にゴールド三兄弟も加わる。<br />
<br />
== 敵対勢力 ==<br />
;[[エルンスト機関]]<br />
:<br />
;[[ドラゴ帝国]]<br />
:<br />
;[[鬼]]<br />
:<br />
;[[デビルガンダム]]<br />
:<br />
;[[ジャーク帝国]]<br />
:[[ベルゼブ]]、[[ファルゼブ]]、[[タイダー]]、[[オセッカイザー]]は後に離反。<br />
;[[大魔界]]<br />
:<br />
;[[機械化帝国]]<br />
:<br />
;[[邪竜族]]<br />
:<br />
;[[ドン・ハルマゲ]]一派([[妖神ゴブーリキ]])<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<!-- <references /> --><br />
{{DEFAULTSORT:いおにあのいつこう}} <br />
[[Category:スーパーロボット大戦NEO]]<br />
[[Category:プレイヤー部隊]]</div>
Cobalt
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フェイ・ヴァレンタイン
2023-07-20T12:05:50Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Faye Valentine]]<ref>[http://www.cowboy-bebop.net/character/index.html#chara3 Character]、カウボーイビバップ、2022年1月18日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|カウボーイビバップ}}<br />
| 声優 = {{声優|林原めぐみ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|川元利浩}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
| SRWでの分類 = [[NPC]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 誕生日 = 8月14日<br />
| 年齢 = [[年齢::23]]歳(実年齢77歳)<br />
| 出身 = [[地球]]<br />
| 身長 = [[身長::168 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::46 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::B]]型<br />
| 所属 = ビバップ号<br />
}}<br />
'''フェイ・ヴァレンタイン'''は『[[カウボーイビバップ]]』の[[ヒロイン]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
Session#3「ホンキィ・トンク・ウィメン」よりレギュラー入りする賞金額600万ウーロンの女性。[[スパイク・スピーゲル]]に「はねっかえり」と評されるじゃじゃ馬娘。<br />
<br />
とある事情から長らくコールドスリープをしていたが、目覚めた時には全ての記憶を失い、莫大な[[借金]]を背負わされた過去を持つ。その経緯から金への執着心が非常に強いが、一方で博打好きで稼いだ金はすぐにギャンブルに消える。また、イカサマの腕も一流。グロック30(.45ACP)を愛用する。<br />
<br />
とあるカジノのオーナーに捕らえられ、警察に引き渡さない代わりに彼の店に来る取引相手との裏取引のためのディーラー役をやらされた際、偶然遊びに来ていたスパイクを取引相手と間違えた事で彼らに関わる事になった。後に別件で彼らに協力した際に強引にビバップ号に乗り込み、カウボーイ稼業を始める。スパイク達とは付かず離れずの距離を保ち、一人で賞金首を追う事もあれば仲間として協力する事もある。そして賞金の全てを隙あらばかっさらおうとして失敗する生活を繰り返している。<br />
<br />
コールドスリープに入る前は裕福な家庭で生まれた、いわゆるお嬢様で活発でそれでいて友人の多い少女だった。しかし衛星軌道上での遊覧船事故により当時では治療不可能な重傷を負ってしまったため、未来へ希望を見出すべく冷凍睡眠処置に入ることとなった。しかしその間に起きた月の位相差空間事故による地球圏の混乱により個人情報消失、そして家族すらも完全に失ってしまう。<br />
<br />
第24話において記憶を完全に取り戻し船を下りて故郷のシンガポールに降りるが、残っているのはフェイ・ヴァレンタインとして過ごしてきたことで得た居場所だけだったこともあり各地を放浪。その際ジュリアを偶然助け、スパイクからも戻ってこいといわれたのもあってビバップ号に戻った。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:初登場作品。スパイクの掛け合い要員であり、戦闘アニメでは[[ソードフィッシュII]]の攻撃演出に登場。<br />
:また[[中断メッセージ/T|中断メッセージ]]にも登場。原作ではジェットが担当していた[[次回予告]]を担当するものもある。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== ビバップ号 ===<br />
;[[スパイク・スピーゲル]]<br />
:彼との出会いがビバップ号に乗る切っ掛けとなる。<br />
;[[ジェット・ブラック]]<br />
:ビバップ号の船長。彼にタカっては有り金全部奪い取っている。<br />
;[[エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世]]<br />
:ビバップ号で共に暮らす事になった。彼女からはたまにフェイフェイと呼ばれる。<br />
;[[アイン]]<br />
:ビバップ号で飼われている。<br />
<br />
=== レッドドラゴン ===<br />
;[[ビシャス]]<br />
:とある出来事から因縁ができる。<br />
;ジュリア<br />
:スパイクやビシャスと関係を持つ女性。フェイいわく「普通の女。綺麗で危なくてほっとけない、普通の女」。ちなみにフェイ役の林原氏がもっともムカついている女でもある。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ドクター・バッカス<br />
:コールドスリープ中のフェイを解凍した医者。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では、[[T3]]を抜けようとした所に、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して啖呵を切った彼の「侠」としての心意気と姿に(スパイクやジェットほどではないが)心を動かされ、T3の一員になることを決意した。<br />
;[[カルメン99]]<br />
:『T』では、(本当は違うが外見上の)年齢が同い年で、金に強い執着心を持つ者同士なのか、馬が合い絡む事が多い。<br />
:ただ、彼女の方が(誰であろうと)人の秘密やプライバシーを容易に詮索する事を良しとしない信条の持主なので、野次馬根性を出して[[シャア・アズナブル|シャア]]とハマーンの関係を面白半分にカミーユから聞き出そうとした時は、彼女から「'''みっともないからやめなさい'''」と諫められている。<br />
;[[ファサリナ]]<br />
:『T』ボーナスシナリオにて、自分の語った過去話を聞いて、一種のシンパシーを感じた彼女から、[[カギ爪の男の集団]]にスカウトされる。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
;「ま、そんなこんなで賞金はパーでくたびれ儲け、ってわけね。まぁ、そんなシケた顔しないで、また次に稼ぎましょ。じゃ、あたしはシャワー浴びてくるから。」<br />
:第4話のラストにて。こうして彼女はビバップ号に居候することとなった。<br />
;「なーんだ、それっぽっち。」<br />
:スパイクとジェットに、マフィアが自分に掛けた賞金額を聞かされて落胆。結構な額だったのだが、彼女の抱える借金に比べればはした金すぎたようだ。この予想外なリアクションにスパイクたちは「お前いったい幾ら借金抱えてるんだよ!?」と驚愕する。<br />
;「働かざる者食うべからず。自分のエサは自分で確保しなさーい。」<br />
;「あたしはいいの。女は生きているだけで偉いんだから。」<br />
:第6話にて。冷蔵庫に人間のご飯が何もなく、残ってるのはアインのためのドッグフードだけだったが、アインがそれを待っているのをしり目に上述して自分が食べた。ひどい。<br />
;「約束なンてのは破るためにあンのよ」<br />
:第8話にて、「ビバップ号に乗せてやる」という約束を反故にしてエドを置き去りにしようとするが…<br />
;「人の中でひとりぼっちだって感じるより、一人っきりで孤独を感じるほうがマシ。」<br />
:第12話にて。ビバップ号を飛び出した先でたまたま出会った男に、自身の秘めた胸の内を明かす。仲間を求めながら素直になれないフェイの心中が表れている。<br />
;(銃を構える)「どこ行くの?」<br />
;「なんで行くの?」<br />
;「いつか、あんた言ったわよね? 過去なんてどうでもいいって」<br />
;「あんたの方が過去に縛られてる!」<br />
;スパイク「この目を見ろ」<br />
;「っ!」<br />
;スパイク「事故で失くして、かたっぽは作りモンだ。そん時から俺は、片方の目で過去を見て、もう一方で今を視てた。目に見えてるモンが現実じゃない。そう思ってた」<br />
;「そんな話しないで。身の上話なんてしたことないくせに、今そんな話しないでよ」<br />
;スパイク「覚めない夢でも視てるつもりだったんだ」<br />
;「……ッ」<br />
;スパイク「いつの間にか、覚めちまってた」<br />
;「あたし、記憶戻ったの。でも……いい事なんてなんにも無かった。帰る場所なんてどこにも無かった。ここしか帰る場所が無かった。それなのに……どこ行くの? なんで行くの!? わざわざ命を捨てに行くってわけ!?」<br />
:最終話。独り、決戦の場へと赴くスパイクを引き止めるフェイ。記憶が戻って、折角得られた場所へと戻ってきた彼女の目にはスパイクは無駄に命を散らしに行くようにしか見えなかった。そんな彼女は問いかける。過去にそれほどの未練があるのか、今を捨てる価値があるのかと。結局、フェイは生きていることを確かめに征ったスパイクを止めることは出来なかった。慟哭を、銃声に変えることしか……。<br />
<br />
=== 次回予告 ===<br />
;「愛、それは全てを信じること」<br/>スパイク「おいおいマジかぁ?」<br/>「愛、それは全てを与える心」<br/>ジェット「おいそんな話だっけぇ?」<br/>「愛、それは全てを受け入れる心」<br/>スパイク「どうも怪しいなぁ」<br/>「ウィットニー、そんなに私を愛して」<br/>ジェット「ビバップの予告は当てにならねぇからなぁ」<br/>「恋人たちに贈るロマンティックストーリー。次回、マイ・ファニー・ヴァレンタイン」<br/>スパイク「きっと嘘だな」<br/>ジェット「あぁ、嘘だ。嘘」<br />
:第15話の予告。『カウボーイビバップ』の予告は毎回こんなんである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;スパイク「そんなこんなで、ついに俺達もスパロボに参戦だ!」<br/>「ロボットも持ってないのに、なんかの間違いじゃないの? ドッキリとか、夢オチとか…」<br />
:『[[T]]』中断メッセージ「良い夢、悪い夢」にて。<br />
<br />
;「そういう奴なのよ。人を人とも思わない偉そうさに加えて、ヒスまで起こしちゃって」<br />
:『T』49話における[[デボネア]]との戦闘前台詞。デボネアからぶつけられた一言に驚きと動揺を隠せないジェットへ対し諭すように呟いた。彼女自身もデボネアの態度には心底呆れていたらしく、発言中は辟易した表情を浮かべていた。<br />
;「文句言ってないでやるわよ」<br />
:同上。スパイクがデボネアへ対して呟いた一言「'''やだねぇ…。ああいう年増の相手はご勘弁だ'''」にムッとしたかのような反応を見せた。フェイ自身、外見こそ20代であるが実年齢はスパイクやジェットよりも遥かに年上である為、自分の耳元で'''年増'''と呟かれるのは流石に気に障ったのだろう。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;レッドテイル<br />
:搭乗機。リボルバー式の2本のガンアームが特徴。<br />
== 余談 ==<br />
*フェイ役は林原氏にとっても思い入れの強い役柄で、2011年にはラジオ内で最終話の一幕を演じてみせた。アフレコのたびに自分勝手なスパイク、特に最後に現れてフェイが積み上げてきた人間関係を破壊したジュリアにムカついていたという。<br />
**一方で林原氏やエド役を務めた多田葵氏の見解によると、両者ともフェイがスパイクを憎からず想っていた事を指摘している。<br />
**ロボットものとはいえない作品のため、林原氏は『[[T]]』の収録に際して、当初は『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』の[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]役でのオファーだと思ったことを自身のブログ<ref>[https://ameblo.jp/megumi--hayashibara/entry-12804426720.html 林原めぐみ 公式ブログ - スーパーロボット大戦T - Powered by LINE]</ref>にて語っている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00005EDGQ</amazon><amazon>B07F7HGF99</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ふえい うあれんたいん}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:カウボーイビバップ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%AA%E5%8F%82%E6%88%A6%E4%BD%9C%E5%93%81/%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=458231
未参戦作品/一覧
2023-07-07T16:36:06Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>いまなお数多い[[未参戦作品]]の中でも特に話題になりやすいものをまとめる。同時に、かつてファンの間で参戦が難しいとされた作品、再参戦が難しいとされる作品も本項に記載する。<br />
<br />
== はじめに ==<br />
下記では掲載の便宜上、「スーパーロボット大戦以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品」以外は[[未参戦作品#未参戦の主な原因]]のいずれかの原因に拠るものとして分類しているが、実際はその多くが'''複数の理由に跨っている'''ものと思われる。基本、版権問題を抱えている作品が大半を占める。<br />
<br />
また前述の通り、現在参戦済みである作品の中には、かつて参戦が難しいであろうと言われていた作品もあり、以下で挙げる作品が今後'''参戦する可能性が全く無いとは言いきれない'''。逆に一度参戦しても、'''版権事情が変わって再参戦が難しくなる'''(と思われる)場合もある。<br />
<br />
=== 作品追記に際しての注意点 ===<br />
*記事の際限なき肥大化を防ぐため、作品追記の際は単に参戦していないからと挙げていくのではなく、SRW関係者や作品の関係者が明言しているなどの「'''参戦が実現しない理由'''」を出来る限り納得の行く内容で併記願います。<br />
<br />
== 主な未参戦作品 ==<br />
=== 近年発表されたアニメ作品 ===<br />
<!-- この項目は流動的なため、適宜更新してください。 --><br />
現在のところ下記の作品以降に完結(放送終了・最終巻発売等)となった作品は未参戦となっている。<br />
<br />
;[[ゲッターロボ アーク]]<br />
:2021年7月 - 9月まで放送されたテレビアニメ作品。<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD]]』の期間限定イベントにて参戦。<br />
<br />
=== スパロボ以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品 ===<br />
商販戦略などの都合上、作品の商品販売元(または関係する会社)のクロスオーバー作品に参戦済みの作品が多い<ref>『サンライズ英雄譚』に参戦している作品など。そちらについては[[機甲世紀Gブレイカー]]を参照。</ref>が、下記では便宜上、スパロボと同じくバンプレスト(バンダイナムコ)が制作したクロスオーバー作品に参戦済みの作品のみを記載する。<br />
<br />
ただし、「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」のような同一シリーズ作品間のクロスオーバー作品は除外。<br />
<br />
;プラモ狂四郎<br />
:『コミックボンボン』で連載された漫画作品。『Another Century's Episode 3 THE FINAL』にパーフェクトガンダムと京田四郎が登場済み。<br />
:本作における戦闘は「ガンプラの'''シミュレート'''対戦」であり、スポーツ系作品に近いニュアンスなのがスパロボ的に不都合な点として挙げられる。ゆえにスパロボに限らず、他の「[[ガンダムシリーズ]]」と合わせるのも難しい。ただし、パーフェクトガンダムは後に『[[MSV]]』から登場の[[フルアーマーガンダム]]のデザインの元(宇宙世紀正史への逆輸入)である為、結果として「[[SDガンダムシリーズ]]」同様、ガンダムシリーズ限定のクロスオーバー作品への出演機会は多い。またスパロボでは、似たような設定を持つ公式作品『[[ガンダムビルドファイターズ]]』が『X-Ω』に参戦を果たしている。<br />
:ちなみに『ACE3』においては『[[機動戦士ガンダム]]』からの参戦という扱いとなっている。<br />
;アーマード・コアシリーズ<br />
:フロム・ソフトウェアの代表作であるロボットアクションゲームシリーズ。略して『AC』とも。<br />
:{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 機体名 !! 出典 !! 参戦先<br />
|-<br />
| ナインボール=セラフ || アーマード・コア マスターオブアリーナ(本編ストーリーのラスボス)<br />アーマード・コア2 アナザーエイジ(隠しボス) || rowspan="2"|[[Another Century's Episode: R]]<br />
|-<br />
| アナザーセラフ || アーマード・コア ブレイブ ニュー ワールド<br />
|-<br />
| UCR-10 || アーマード・コアV || バトルロボット魂<br />
|}<br />
:「ACEシリーズ」への参戦は、『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のシリーズだからこそ実現した参戦ともとれる。<br />
:他に不都合な点としては、「主人公=プレイヤーという扱い」「原則的にパイロットの容姿の設定がない」等が挙げられるが、このあたりは同じくゲーム作品で参戦済みの「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」も同様である。しかし、これは原作スタッフの協力により、[[オリジナル設定|スパロボにとって無理のない設定]]が用意できたからこそ実現したもので、今後同じ措置が『AC』にも適用されるかは不明。<br />
;叢-MURAKUMO-<br />
:『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のXBOX用ゲーム。『[[Another Century's Episode]]』にてクラウドブレイカー量産型が参戦。<br />
<br />
=== 関連作品がスパロボ参戦済みの作品 ===<br />
;[[ガンダム・センチネル]]<br />
:「[[ガンダムシリーズ]]」の1作で、編集・アートボックス/発行・大日本絵画の模型雑誌『モデルグラフィックス』で連載が行われた小説作品。<br />
:詳細は当該項目参照。なお、『[[第4次]]』にて[[Sガンダム]]と[[ALICE]]が登場したことがあるが、作品としての本格参戦は未だ果たされていない。<br />
;SDガンダムフォース<br />
:2004年に放送された「[[SDガンダムシリーズ]]」の一作。<br />
:日米共同プロジェクトとしてアメリカのカートゥーン・ネットワーク社が製作に参画しており、このことが版権の複雑化を生み参戦の壁となっているという説がある。スパロボに参戦した『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』や『[[SDガンダム外伝]]』が「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」などのゲームに登場する一方で、本作は放送当時に単独でゲーム化するのみに留まっている。<br />
<br />
=== バンダイがスポンサーを務めたアニメ作品 ===<br />
;惑星ロボ ダンガードA<br />
:1977年に放送された東映動画(現:東映アニメーション)制作の作品。ポピー(現:バンダイ)から超合金などの玩具が発売された。<br />
:版権表記は「東映アニメーション」となっているが、原作者として松本零士氏がクレジットされている。松本氏はロボットアニメ全般に否定的なスタンスを取っており、執筆した漫画版において主役ロボのダンガードAを最終回のラストシーンワンカットに登場させるのみであったことから、本作に良い感情を抱いておらず、ストーリー再現を行うスパロボ参戦も拒否しているという説がある。ただし、原作といっても実際はほぼ出来上がっていた作品原案に、キャラクター原案と一部ストーリーで関わったのみであるため、松本氏の意向が実際に影響しているかは不明。<br />
:ちなみに『[[F]]』発売直前の1998年には、バンプレストからクレーンゲーム用のプライズ商品「東映動画コンプリートコレクション」として、参戦済みのロボットに混じってダンガードAが(SRW未登場の中では唯一)ラインナップされた事があり、このことから一時期は参戦を期待させる空気が漂ったが、結局は現在に至るまで未参戦となっている。<br />
;機甲艦隊ダイラガーXV<br />
:1982年に放送された東映本社制作の作品。ポピーから超合金などの玩具が発売された。<br />
:『[[EX]]』以降サブパイロットの[[精神コマンド]]が使用可能になると、15体合体でパイロットも15人が搭乗している主役ロボダイラガーの扱いについて、スパロボ参戦不可能論議でネタにされるようになる。当時から解決策として精神コマンドはチーフ3人(+それぞれの[[ヒロイン]])に限ればいいという案が挙がっており、実際に似たようなケースの『[[熱血最強ゴウザウラー]]』は『NEO』で参戦した際、そちらに近い仕様で参戦を果たしている。<br />
:2010年代からは『[[百獣王ゴライオン]]』と同様に、海外でのリメイク作品『ボルトロン』に纏わる権利的な部分が参戦の壁になっているとされる。<br />
;銀河漂流バイファム<br />
:1983年に放送されたサンライズ制作によるアニメ作品。バンダイからプラモデルや玩具が発売された。<br />
:戦争で星を追われた13人の子供達が両親救出の為に敵の本星へ向かうというストーリー。子供達は自衛力を持った難民といった立場で、戦闘を強いられることはない。むしろ地球軍や敵の星のレジスタンスからは保護対象と見なされており、戦いから遠ざけられる事の方が多かった。最終回では両親とともに軍隊に保護され、戦争はプロの軍人に任せる形で締めくくられる。そんな作風ゆえに、持ち味を生かしたまま参戦させると、原作の最終回同様に軍隊(プレイヤー部隊)に合流した時点で子供達が戦う目的が無くなってしまう。<br />
:逆に彼らに他作品のキャラを同行させるにしても、10歳前後の子供達が難しいマニュアルとにらめっこしながら戦艦やロボットの運用法を学ぶ、最年長という理由で15歳の少年が艦長にされる、慣れない炊事や洗濯、年少組の子守に苦闘するなど、「大人のいない空間」が重要なファクターとなっており、他作品のキャラクターが入る隙間が無い。<br />
:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている。<br />
;無限戦記ポトリス<br />
:2003年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイから『ポトリス2』の日本版のサービスが開始され、玩具も発売された。<br />
:韓国のオンラインゲーム「ポトリスシリーズ」を題材にしたアニメだが、登場キャラクターや世界観はポトリスシリーズと繋がりはない半オリジナル作品となっており、ロボットアニメとしての要素もアニメ化する際に付け加えられたものである。日韓共同制作だが原作がオンラインゲームかつ海外の作品であり、2004年にポトリスの運営がバンダイからガンホー・オンライン・エンターテイメントに移行するなど版権問題が非常に複雑であることが問題と思われている。<br />
:ちなみに'''2000年代のアニメでありながら、日本国内では映像ソフト化はおろか再放送もされていない'''がこちらは版権問題が影響しているかは不明。<br />
<br />
=== バンダイナムコグループ以外がスポンサーを務めたアニメ作品 ===<br />
特に以前からタカラトミー、コナミグループなどバンダイナムコグループのライバル会社の版権に関わる作品の参戦は難しいと言われていたが、近年ではスパロボの参戦他、バンダイナムコ製の関連商品が増えているため、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。<br />
;『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』以外のマグネロボシリーズ<br />
:1970年代後半に展開された、タカラから「マグネモ」というシリーズで玩具が発売された作品群。そのうち参戦済みの第1作『ジーグ』を除いた『ゴワッパー5 ゴーダム』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』の3作品。<br />
<!--情報源不明<br />
:シリーズ中で唯一ダイナミック企画が制作に関わった『ジーグ』は2003年発売の[[第2次α]]より参戦しており、寺田Pはインタビューで「ようやく許可してもらった」と語っていることから、それまでは参戦に障害があったことが明らかになっている。--><br />
:なお、2007年にはアニメ版ではなく漫画版の続編として『[[鋼鉄神ジーグ]]』が制作されたが、そちらは企画段階からバンダイがスポンサーとして参画しており、スパロボにも参戦済みである。<br />
;トランスフォーマーシリーズ<br />
:アメリカのハズブロ社がタカラ(現:タカラトミー)と提携し1984年からアメリカを中心に展開されているロボット玩具シリーズ。映像作品・コミック等多方面にメディア展開している。<br />
:ハズブロ社がタカラが1980年代前半に販売していた『ダイアクロン カーロボット』『ミクロマン』のロボット玩具を仕様変更しアメリカで販売、アニメ化したのが始まりであり、日本でもタカラからの販売でアニメと共に1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として逆輸入、現在に至るまで新作が制作されている。中には『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』など日本独自の作品も存在しており、それらの作品は「勇者シリーズ」誕生のきっかけにもなっている。<br />
:新規キャラクターが投入されるようになった初代の後半以降は、主にハズブロ社のオファーを受けタカラトミーが開発、海外ではハズブロ社、日本国内ではタカラトミーが販売している。初代の成り立ちから過去の商品が色変えなどの仕様変更で別人として再版される事が頻繁にあり、日本独自タイトルにも過去の海外主導作で日本未発売だったキャラクターが仕様変更され別人として販売されている(ハズブロ社の権利が関与している)など、権利関係は極めて複雑である。<br />
:再販枠は後の「勇者シリーズ」にも継承され、トランスフォーマーから流用されたロボットの存在が同シリーズの版権問題における議論の的になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』への『[[勇者特急マイトガイン]]』の参戦に伴って[[飛龍]]と[[轟龍]]が登場したが、さほど影響がないのかは未だ不明。<br />
;Z.O.Eシリーズ<br />
:2000年代前半に展開された、コナミコンピュータエンタテインメントジャパンが制作したアクションゲーム作品『ZONE OF THE ENDERS』を始めとするシリーズ。<br />
:OVA作品『Z.O.E 2167 IDOLO』やTVアニメ作品『Z.O.E Dolores, i』といった、サンライズ制作によるアニメ作品も存在しており、両作品の版権表記にはコナミグループの企業の名前が記されている。<br />
:ちなみにGBAで発売されたゲーム作品『Z.O.E 2173 TESTAMENT』は、シリーズ中唯一のSRPGでウィンキーソフトが開発を担当した作品。ゲームシステムが初期のスパロボシリーズに近く、シナリオは『[[F完結編]]』の後半部分を担当した堀川和良氏が担当している。<br />
;『ヤッターマン(2008年版)』以降のタイムボカンシリーズ<br />
:タツノコプロが製作した同社初のギャグアニメで、1975年に放送された『タイムボカン』ならびに『ヤッターマン』(1977年)から『イタダキマン』(1983年)まで全7作が「タイムボカンシリーズ」として放送された。この時のスポンサーはタカトクトイス(『イタダキマン』終了後の翌1984年に倒産)であった。<br />
:1990年代以降も『タイムボカン王道復古』(1993年)、『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』(2000年)等のシリーズ作品が製作、同時期にシリーズ共通の悪役「三悪」を題材にした4本のゲーム作品もバンプレストから発売されている。<br />
:しかし、2008年にリメイクとして放送された『ヤッターマン』以降はタカラトミーがタツノコプロの株主となっており、玩具等のグッズ販売を一貫して手掛けているため同作以降に制作された『夜ノヤッターマン』(2015年)、『タイムボカン24』(2016年)の参戦は困難なものと考えられている。<br />
:もっとも、旧作「タイムボカンシリーズ」も依然未参戦であり、「シリーズの一部作品以外はロボットの戦闘もギャグの一環となっているため、戦闘らしい戦闘が少ない」ことも議論の的とされている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ファイブスター物語<br />
:『[[重戦機エルガイム]]』の設定考案に関わった[[スタッフ:永野護|永野護]]の漫画作品。現在も連載中の作品で劇場アニメ化もされている。<br />
:未参戦の理由として「完結していない作品である」「世界設定の問題で絡みにくい」「『[[第4次]]』において[[ブラッドテンプル]]を勝手に出したため'''権利関係のいざこざがある'''」「'''永野氏がスパロボに否定的な感情を有している'''(「自分がデザインしたロボットを、他のロボットに傷つけられるのを見たくない」と語った事がある)」といった複数の説がある。<br />
;フロントミッションシリーズ<br />
:スクウェア・エニックス(当時:スクウェア)が1995年から展開したロボットSLGシリーズ。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の作者である太田垣康男氏が原作を担当した漫画版もいくつか刊行されている。<br />
:参戦を期待する声が多いものの、版権上の問題で参戦は難しいのではないかという声も多く、実際過去に『[[うますぎWAVE]]』において「フロントミッションを出して欲しい」というお便りに対し、杉田智和氏が「'''スクエニだから無理です'''」と即答した事がある。<br />
;ゼノギアス<br />
:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が制作したゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前述したようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)ため」といった推測が挙がっている。<br />
;ジンキシリーズ<br />
:綱島志朗氏の漫画作品。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年以降は成人向け含めたゲームが複数回発売されている。2023年時点では『ヤングチャンピオン烈』にて『人狼機ウィンヴルガ 叛逆編』を連載中。<br />
:本作については過去に綱島氏自身がtwitterで、ファンからの質問に対して「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」と答えたが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した(現在は5回も移籍)'''上に、2回目の移籍である『JINKI -真説-』を除き、他では別のエピソードを始めていた事も指していると思われる。これには元々シリーズ化が予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情もある。<br />
:他にも作品を重ねていくたびに、暴力描写と性的描写がどんどん過激になっているためCERO的な意味での心配をする声も多いが、あくまで後続作品を指してのことなので、初期のものやアニメ版には無関係と思われる。<br />
:なお、綱島氏は『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』にてED原画の一員として参加していた事がある。<br />
;超速変形ジャイロゼッター<br />
:2012年にスクウェア・エニックスよりリリースされたアーケード用カードゲーム。アニメ・コンシューマゲーム・玩具など多方面においてメディア展開が行われ、そのうち玩具はバンダイから発売されている。<br />
:参戦の障害で挙げられる要素としては『[[魔法騎士レイアース]]』のように日本の自動車メーカーの実在車種を元にしたロボットを登場させているという点がある。しかも同作とは違い、この作品は多くのメーカーと提携して契約している。その為、'''この作品を参戦させるにはその全てのメーカーから許可を取る必要がある'''のが課題と見なされている。それについては、「オリジナル車種だけ登場させれば解決する」との声もある。<br />
<br />
== 参戦済作品 ==<br />
=== 現タカラトミーに関する作品 ===<br />
サンライズ制作作品の一部は、バンダイ発売のトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』(『[[OG CRUSADE]]』と同シリーズ)にも参戦している。<br />
;[[聖戦士ダンバイン]]<br />
:当初『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』で初参戦の予定をしていたが、諸事情により不参戦となった<ref>アスペクト『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』P105より。</ref>。<br />
:不参戦となった理由は明かされていない。放送当時のメインスポンサーはクローバー、同社倒産後はトミーであったが、プラモデルは放送当時からバンダイから発売されており、版権料の都合といった諸説が挙がっている。<br />
;[[エルドランシリーズ]]<br />
:トミー(現:タカラトミー)が玩具販売権を有しているシリーズ。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』で『[[絶対無敵ライジンオー]]』のみが参戦していたが、『[[NEO]]』にてPVしか作られていない『[[完全勝利ダイテイオー]]』を含む全ての作品が参戦を果たし、『[[OE]]』でも引き続き4作品が揃い踏みした(『NEO』並びに『OE』は、『GC』のリメイク作品『XO』を手かげた有限会社さざなみが引き続き担当している)。<br />
:ちなみに、現在は参戦済みなことがすっかり浸透した『[[伝説巨神イデオン]]』『[[聖戦士ダンバイン]]』も元はトミーが玩具販売権を有していた作品である。『ダイテイオー』の企画倒れ以降、シリーズには何の動きも無いため、『イデオン』や『ダンバイン』と同様の事情が生じた可能性もある。<br />
<!--情報源不明<br />
寺田P曰く特例中の特例措置(この時期に『サンライズ英雄譚』のスタッフがスパロボ開発スタッフに加わっていたためとされる)であった為、今後の再参戦はほぼ無いであろうとされていた。--><br />
;[[ゾイドシリーズ]]<br />
:トミーが開発した同名の玩具を原作としたアニメ作品。その際も同社がスポンサーを務め、玩具はもちろんゲーム方面にも進出した。<br />
:このため参戦が難しいとされていたシリーズで、寺田Pも2008年7月24日放送の「生ワンホビTV」で「参戦は難しい」と発言していた。しかし『[[K]]』にて4作目『[[ゾイドジェネシス]]』、『[[OE]]』で1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』および(限定的ではあるが)2作目『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』が参戦を果たした。<br />
:『ジェネシス』は版権に抜け穴があったとの説もあり、下記の「勇者シリーズ」のようなケースもあることから実際には不透明な状況であるが、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。ちなみに『ジェネシス』の版権表記はタカラトミーではなく「1983 2009 TOMY」と「Sho Pro(小学館集英社プロダクション)」である。<br />
:2017年以降は新作ゲーム『ZOIDS FIELD OF REBELLION』のリリースや新プロジェクト『ゾイドワイルド』の発表などタカラトミーからのシリーズコンテンツ展開が活発となっており、スパロボへの参戦は再び困難となるのではという見方がある。<br />
;[[ボトムズシリーズ]]<br />
:当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。<br />
:ゲーム作品も同社より多数発売されていたが、2007年からリリースされたOVA『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]』より製作にバンダイビジュアルが参画、加えて同年にはバンダイより[[プレイステーション2|PS2]]用ゲームが発売された。このころからスパロボ参戦も可能との説が持ち上がっていた。<br />
:『[[第2次Z]]』にて初参戦。<br />
;[[機甲界ガリアン]]<br />
:当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて初参戦。<br />
;[[巨神ゴーグ]]<br />
:当初からタカラがスポンサーを務めていたが、2011年8月1日よりバンダイチャンネルにおいて参戦済みの『[[装甲騎兵ボトムズ]]』と共に配信が始まっており、権利関係がクリアされたのではとの憶測が取られていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で初参戦。<br />
;[[勇者シリーズ]]<br />
:1990年代に展開されたサンライズ制作の作品群。『[[勇者エクスカイザー]]』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』『[[勇者特急マイトガイン]]』『[[勇者警察ジェイデッカー]]』『黄金勇者ゴルドラン』『勇者指令ダグオン』『[[勇者王ガオガイガー]]』『勇者聖戦バーンガーン』の9作品<ref>『ガオガイガー』の関連作については割愛。『バーンガーン』はゲーム作品のみに登場するが、勇者シリーズの公式サイトではシリーズの一つとして数えられている。</ref>。<br />
:いずれもタカラがスポンサーを務め、ゲーム作品や玩具を発売しているため、スパロボシリーズ開始当初から参戦が難しいとされていた。また、'''戦争という題材に不向き'''な作風の作品も多い。<br />
:2003年発売の『[[第2次α]]』にて『ガオガイガー』が参戦したことで、他の作品も可能になったのではという期待が高まったが、2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で『マイトガイン』が参戦するまで'''14年間『ガオガイガー』のみ'''となっていた(この空白期間の原因は不明)。『[[勇者王ガオガイガー]]』の逸話はそちらを参照。<br />
:その後は『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて『エクスカイザー』が、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて『ジェイデッカー』がそれぞれ参戦。また『ガオガイガー』が『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で『マイトガイン』と、『X-Ω』で『エクスカイザー』と共演を果たしたりと、勇者シリーズの展開が多数行われるようになっている。<br />
:ちなみに、『マイトガイン』は『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』のインタビューで、寺田Pが『ライジンオー』とともに参戦候補として名前を挙げたことがあり<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。</ref>、スタッフとして参加していた大張正己氏は2008年8月の「生ワンホビTV」で、「(参戦が果たされれば)カットイン原画を描く」と発言している。<br />
:なお、勇者シリーズ公式サイトの表記バンダイナムコグループの公式文書などから、現在はサンライズが単独で版権を全て管理していると思われる。<br />
;[[太陽の牙ダグラム]]<br />
:タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で初参戦。<br />
;[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]] / [[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]<br />
:2018年から2019年に放送されたTVアニメ作品と、2019年に放映された映画版。タカラトミーが展開する、新幹線より変形するロボット玩具シリーズのアニメ化作品。前者は『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて期間限定で初参戦、後者は『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でDLCとして参戦。<br />
:2010年代では貴重な放送期間1年越えのロボットアニメで、寺田Pによればスパロボの音声収録時にも声優に本作がスパロボに参戦するか聞かれるとのことだが、「日本の新幹線ありきの作品のため、未来世界の宇宙で戦わせてよいのか」という理由でスパロボで扱うのは難しいとしていた他、「ロボが多数登場するため戦闘アニメを作るのが大変<ref>この発言が出た時点で味方機体だけでも10体以上おり、合体形態や敵の戦闘形態を含めるとさらに増える。</ref>」とも述べられていた<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/interview/190417a 『シンカリオン』×『スパロボ』鼎談!改めて考えるロボットアニメの面白さと『シンカリオン』の重要性] 2019年4月21日閲覧。</ref>。<br />
;[[電脳冒険記ウェブダイバー]]<br />
:タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で期間限定にて初参戦。また、[[仮想世界]]を主な舞台としている世界観の問題も当初は囁かれていたが、そちらは世界を転移した際に実体化したという形で解決している。<br />
<br />
=== 関係者が参戦を拒んでいるとの噂があった作品 ===<br />
;[[覇王大系リューナイト]]<br />
:他作品と絡ませにくい世界観の問題と共に、原作者の伊東岳彦氏がスパロボに否定的という噂があったが、『[[NEO]]』で参戦を果たしている。予約特典冊子では伊東氏がネット上の噂を公式に否定し、「次回登場のときはぜひ[[マジンカイザー]]みたいに新[[リュー]]とか描かせてほしいです」とコメントしている。<br />
;[[魔法騎士レイアース]]<br />
:漫画雑誌『なかよし』連載の少女漫画を原作とするアニメ作品。SEGAがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売していた。<br />
:原作者のCLAMPが世界観に合わないという理由で参戦を拒否しているとの説があった。しかし、CLAMPがキャラクター原案を担当した『コードギアス』が『[[Another Century's Episode: R]]』<ref>このときクレジット表記は「Character Design (C)2006-2008 CLAMP」</ref>へ、さらに『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』へ参戦を果たした事から、この説は否定されつつあった。後の2015年にはCLAMPのメンバーであるもこな氏がTwitterにて[https://twitter.com/clamp_news/status/564232335512444930 本作のスパロボ参戦希望をつぶやいている]ことから、この説は完全に否定されることとなり、その後『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて参戦が実現した。<br />
:他の説として、登場する機体名や世界名の元ネタとなった'''車種名全ての使用許可を取らなくてはならない'''といった説や、ロボットでの戦いがメインではない事が原因とするものがある。<br />
;[[地球防衛企業ダイ・ガード]]<br />
:未参戦の理由としては、「災害救助ものというダイ・ガードのテーマがスパロボの設定と折り合いが付かない」という理由でスパロボ制作サイドが見送っている、同作の監督である水島精二氏が同じ理由でやんわりと拒否している、といった諸説があった。ただし後者の説については、水島氏本人が2010年にtwitterで[https://twitter.com/oichanmusi/status/10194361437 参戦を希望する発言]をしており、実際に『[[第2次Z]]』に参戦した。<br />
:結局、「ダイ・ガードに戦争をして欲しくない」という'''一部ファンの願望が、ネット上で語られるうちに上記のような噂になった'''のだろうと思われる。<br />
;[[『サクラ大戦』シリーズ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。<br />
:シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされていたが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。ただし、その理由についてまでは言及していないが、寺田Pは『サクラ大戦』の寺田'''貴治'''氏との雑誌対談が行われた2002年当時のスパロボでは『サクラ』の参戦は難しかった事を後に明かしている<ref>[https://app.famitsu.com/20170308_989310/ 『スパロボ』×『サクラ大戦』実現までの軌跡【『スパクロ』インタビュー】]、ファミ通App(2017年3月8日)、2021年5月24日閲覧。</ref>。<br />
:なお、同作は『[[PROJECT X ZONE]]』にて「[[OGシリーズ]]」共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものはスパロボに先行して実現していた。<br />
:ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。実際に初参戦を果たした『X-Ω』は開発にセガゲームスが関わっている。<br />
;[[魔神英雄伝ワタル]]<br />
:先述の「『サクラ大戦』シリーズ」同様に広井王子氏が原作を務める。クロスオーバーについてはサンライズの直接の子会社であるサンライズインタラクティブ発売の『サンライズ英雄譚』や『ハロボッツ』シリーズには参戦を果たしているが、スパロボ参戦については2009年8月の「キャラホビ2009」における『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』のイベントにて、『ワタル』が『NEO』に出ないことについて「そのことを分かっていないわけではない」という寺田Pの発言があり、何らかの問題があることが示唆されていた。<br />
:「『サクラ大戦』シリーズ」でも述べたように、広井氏は同氏原作の『サクラ』について参戦に否定的な見解を示したと言う噂があり、『ワタル』も同様なのではないかとの意見があるが、明確なソースは存在していない。極端な誤認として「広井氏がスパロボそのものを嫌っており、『ワタル』についてもスパロボ参戦させないように努力している」などという説も無責任に広がっているが、少なくとも『ワタル』についてはファンサイドの邪推以上のものではない。<br />
:玩具はタカラがスポンサーを務めプラモデルなどを発売していたが、現在はバンダイが完成品フィギュアの「ROBOT魂」シリーズで『ワタル』の商品も発売している一方で、タカラトミーも復刻版プラモデルを発売していた。おそらく既存商品の販売権は現在もタカラトミーが保有するものと思われる。<br />
:ちなみに1997年放送の「ワタルシリーズ」第3作『超魔神英雄伝ワタル』は、バンダイがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売したが、こちらも現在のところ未参戦となっている。また、勇者シリーズ同様にトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』として参戦している。<br />
:2018年の『[[スーパーロボット大戦X]]』にて初参戦を果たしており、『NEO』から『X』までの間になんらかの情勢の変化があったものと思われる。<br />
<br />
=== 展開メディアの問題を疑われていた作品 ===<br />
;[[機神咆吼デモンベイン]]<br />
:成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』を移植した一般向けPS2用ソフト、ならびにそれを原作とするテレビアニメ。<br />
:原作は成人向け作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現、その後『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にてPS2版も参戦した。漫画版が成人向けではあるがOVA化に伴い別物レベルの大幅な改変が入った『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』とは違い、成人向け要素は削られたが本筋に大幅な改変は入っていないため、「'''スパロボ初の成人向けタイトル参戦'''」と誤解されることも少なくない。<br />
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]<br />
:小説作品。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で機体のみ参戦。<br />
:『第4次』では[[Ξガンダム]]が[[没データ]]に存在しており、上記の[[Sガンダム]]と同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。<br />
:『閃光のハサウェイ』は、『[[逆襲のシャア]]』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、2人を同時参戦させるのは難しい。また『[[機動戦士ガンダムUC]]』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。<br />
:『[[ガンダム・センチネル]]』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''ハサウェイを出すと[[Ξガンダム]]参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でさえも登場頻度が少ないとする説もある。<br />
:2021年より劇場作品3部作が公開予定であり、今後はこちら名義での参戦の可能性がある<ref>[https://www.cinematoday.jp/news/N0105037 機動戦士ガンダム「閃光のハサウェイ」劇場版三部作が制作決定!]、シネマトゥデイ(2018年11月21日)、2021年5月24日閲覧。</ref>。<br />
:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ以外のアニメも参戦している『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』に出演経験を持っている。<br />
;[[劇中劇]]作品<br />
:『X-Ω』にて『[[クレヨンしんちゃん]]』の参戦に伴って[[カンタム・ロボ]]が、後に『[[無尽合体キサラギ]]』が劇中劇単独で参戦。その後『[[アイカツ!]]』も劇中劇「アイドル宇宙戦記[[オオゾラッコーン]]」を伴い参戦している。<br />
:『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品扱いとして参戦したことはない。『[[機動戦艦ナデシコ]]』初参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、現在に至っても未参戦のままなので、劇中劇の参戦には何か障害があるのではないかと疑われることもあった。<br />
;特撮作品全般<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、怪獣映画「ゴジラシリーズ」とアニメ作品『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のコラボレーション企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』『[[宇宙刑事ギャバン]]』『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』『[[ガンヘッド]]』『[[牙狼〈GARO〉]]』が参戦。ちなみに「ゴジラシリーズ」単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。<br />
:『X-Ω』同様のアプリタイトル『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』でもこの路線は続き、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』が参戦している。<br />
:スパロボにおいては、特撮とロボットアニメの組み合わせについて寺田Pが「思い入れという部分で相容れないものだと思う」として、暗に特撮作品の参戦は無いことを述べていた<ref>ケイブンシャ『東京ロボット新聞』VOL.00-03、71頁。</ref>。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』『ギャバン』『ゴーカイジャー』『牙狼〈GARO〉』『ゼンカイジャー』では変身後のみを登場させている。<br />
:『[[うますぎWAVE]]』第713回で寺田Pが語ったところによれば、肖像権がどうの以前に、実写のキャラクターとアニメのキャラクターが並んだ時の違和感により参戦が実現していないという。1度この点についてチャレンジしようとした結果が、『X-Ω』における[[スタッフ:大張正己|大張正己]]氏の実写出演だった。寺田Pは違和感は持たなかったが、撮影などが大変だったという。<br />
:ビジュアル面については前例が全くないわけではなく、過去にアニメ作品と特撮作品が登場する『[[スーパーヒーロー作戦]]』では似顔絵風の(写実すぎない)サムネイルにするという手法が、特撮作品のみが登場する『スーパー特撮大戦2001』では、基本実写を元にした2Dドットが採用されている。<br />
:なお、スパロボの出発点ともいうべき「[[コンパチヒーローシリーズ]]」は、アニメと特撮のクロスオーバーの成功例として挙げられやすい。だが、あくまで変身後のヒーローや[[モビルスーツ]]を登場人物として扱い、変身前やパイロットを除外しているのがほとんどなので、シリーズ全体を引き合いに出すのは不適切である。『[[ヒーロー戦記]]』に関しては、変身前の南光太郎やモロボシ・ダンなどの実写人物もデフォルメされたキャラクターイラストや2頭身のドット絵にすることで登場させている。<br />
:『X-Ω』をプロデュースしたオオチヒロアキPによれば、前述の議論で推測されていた通り、特撮作品の参戦には演じた役者の肖像権の問題が発生するという<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月21日閲覧。</ref>。複数人の肖像権をクリアするのは本当に難しいといい、『ガンヘッド』の[[ブルックリン]]が目元を隠した状態とはいえ参戦できたのはキャラクターが単独なためとのこと<ref name="30記念1" />。<br />
;メカ少女などの擬人化系作品<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて、『[[ロボットガールズZ]]』や『[[サン娘 Girl's Battle Bootlog]]』が参戦。<br />
:過去作にも[[アンドロイド]]が登場した事はあるが、既存の作品におけるロボットを擬人・少女化させた作品の参戦は今までに例が無い。<br />
<br />
=== 作品のジャンルで賛否ある作品 ===<br />
ここでは便宜上、'''ファンの間で参戦候補に挙げられる様子が想像しづらいもの'''も列挙されているので、必ずしも全ての作品に参戦希望があったとは限らないことに留意されたい。<br />
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]] / [[疾風!アイアンリーガー]]<br />
:原作の時点でかたや変身ヒーローもの、かたやスポ根ものであり人間が巨大ロボットに乗り込むいわゆる「巨大ロボットもの」では無い為、参戦が発表されるまでそもそも参戦が難しいという議論の対象になる事すらほとんど無かった。<br />
:『テッカマンブレード』については制作会社のタツノコプロが後にタカラトミーの傘下に入った事から再参戦が難しいという説があるが、バンダイのフィギュアブランド「アーマープラス」で商品化されている事などからあまり問題がない可能性もある。<br />
<!-- :後にタツノコプロは2014年より日本テレビの子会社となっており、これに伴って他のタツノコプロ作品共々今後の動向が注目されている(ただしタカラトミーも引き続きタツノコの株式を所有しており、提携関係そのものは維持されている)。 --><br />
<!-- 日本テレビの子会社になったことがなぜ「今後の動向が注目されている」ことにつながるのか分かりません。 --><br />
: いわゆる「等身大もの」ともいうべきカテゴライズであり、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では『[[Cutie Honey Universe]]』『[[舞-HiME]]』『 [[バトルスピリッツ ブレイヴ]]』『[[スクライド]]』といった類似カテゴライズ作品群が参戦。『[[スーパーロボット大戦DD]]』参戦の『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』、『[[スーパーロボット大戦30]]』参戦の『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』も同様と言える。<br />
;[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]] / [[クレヨンしんちゃん]] / [[ヘボット!]] / [[ギャラクシーエンジェル]] / [[少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん]] / [[ポプテピピック]] / [[ゾンビランドサガ]]<br />
:いずれもギャグアニメであるうえ、『テッカマンブレード』『アイアンリーガー』と同じく「(一般的な)巨大ロボットもの」という体裁はほとんどない作品で、本格的な議論の対象になる事はやはり皆無であった。また、『ケロロ軍曹』に関してはほぼ形骸化しているとはいえ'''主人公が地球を侵略する側の存在であり'''「他の侵略者と戦う作品との兼ね合いが難しい」という指摘が(半ばネタの域ではあるが)された事もある。<br />
;[[初音ミク]]<br />
:音声合成ソフト「VOCALOID2・初音ミク」のイメージキャラクター。「ロボットもの」でないどころか背景設定すら存在しない'''1人のキャラクター'''であり、一般的に考えられる「スーパーロボット大戦シリーズに参戦可能な作品(キャラクター)」からかけ離れていたため、人気は非常に高いもののまさか登場するとは全く思われてなかった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では半ばオリジナルの設定を与えられて登場。…とは言うものの、登場人物の一人としての登場ではないため、正確には参戦ではなく「ゲスト出演」が近い。<br />
;[[SDガンダムシリーズ]]<br />
:「ガンダムシリーズ」のスピンオフコンテンツで、シリーズのキャラクターやメカを[[スーパーデフォルメ]]頭身で描いた作品群。<br />
:ガンダムシリーズ自体は最低1作は必ずSRW参戦しているものの、SDガンダムシリーズとしての参戦は『[[スーパーロボット大戦UX]]』の『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』が初のケースとなった。<br />
:スパロボではユニットグラフィックにおいてSDガンダムシリーズの版権を利用しているのではないかと噂になっており、版権上は出そうと思えば出せるため、もっと違う事情があるのではないかと噂されていた。「テレビアニメとして展開が少ない」「SD等身である」「ロボットないし金属生命体か否かが曖昧」「題材はほぼ全てファンタジー風である為他の参戦作品の世界観を合わせるのが難しい」といった諸説があった。ただし、公式にその理由が語られたことはない。<br />
:また、SDガンダムシリーズのアニメや漫画と、普通のガンダムシリーズが同時に参戦すると、同じモチーフのモビルスーツが被る可能性があるため、それが障害となっていたのではないかという説もある。『UX』においては互いにモチーフが被らないような形での参戦になっている。<br />
:なお、『三国伝』がスパロボ参戦した他、近年にはSDガンダム以外のガンダムゲームなどの商品に登場しており、更に一部ゲーム作品で'''SDガンダムのリアル頭身化'''などの特殊措置が取られるなど、今後の他のSDシリーズの参戦に期待が高まっており、続く『[[スーパーロボット大戦BX]]』においても『[[SDガンダム外伝]]』の参戦が果たされる事となった。<br />
;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]<br />
:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。<br />
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『[[機動戦士ガンダム]]』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。<br />
:『V』における本作の参戦を契機に、以降のスパロボ作品においても『[[ふしぎの海のナディア]]』『[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]』といった艦船メカ主体の作品が参戦していくこととなる。<br />
;[[ハッカドール]] / [[セガ・ハード・ガールズ]]<br />
:前者はサブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ、後者はセガの歴代ゲーム機を擬人化したメディアミックス作品。<br />
:ロボットが登場しない作品であるにもかかわらず、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』参戦にあたって、'''キャラクターたちの搭乗するロボットが新たに作られる'''という極めて異例な処置が取られている。<br />
;[[健全ロボ ダイミダラー]]<br />
:なかま亜咲氏の漫画作品を原作としたテレビアニメ。漫画版は続編『OGS』が漫画誌「ハルタ」にて連載された。<br />
:巨大ロボは出るものの基本的にギャグ作品でありまたお色気要素も非常に強く、'''参戦したらCEROがD以上になる'''事は確実であろうと言われる程。<br />
:スタッフも意識しているのか、[[エクセレン・ブロウニング|会話のネタ]]として登場した事もあり、[[中断メッセージ]]にて[[カティア・グリニャール|明らかにダイミダラーの]][[声優ネタ]]も出ている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて期間限定ながら遂に参戦が実現したが、'''参戦にあたって2年もかけてオオチPを説得したとの事。'''<br />
:なお、なかま氏は大のスパロボファンとしても有名で多くの[[アンソロジーコミック]]において短編漫画やイラストを寄稿しており、更に『[[スーパーロボット大戦DD]]』ではデザインスタッフとして参加している<ref>オリジナルキャラクターのひとり・[[ベネット・コリーヴレッカン]]のデザインを担当。</ref>。<br />
:余談として、なかま氏が本作の前身に当たる漫画作品『火星ロボ大決戦!』について「スパロボ参戦はできますか?」と問うた所、対する寺田氏は'''「聞かれても困ります(笑)」「ペンギンの前しっぽが………」'''とネタ混じりで答えており、このやり取りの一部が『X-Ω』の『ダイミダラー』期間限定参戦PVにて採用されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[合身戦隊メカンダーロボ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本]]』のインタビューで、寺田Pは「(スパロボに)出して誰が買うんだろう」と知名度の低さで参戦が難しい旨を語っていた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』P104より。</ref>が、『[[COMPACT3]]』で初参戦を果たした。<br />
;[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]<br />
:SEGAが展開しているアーケードの人気対戦ゲームシリーズ。[[Xbox360]]に移植もされている。他社版権、ゲーム作品、パイロットの設定という点で参戦は難しいとされていたが、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で初参戦を果たした。パイロットの設定面は、[[フェイ・イェン]]関係およびコラボタイトルである『[[とある魔術の電脳戦機]]』を除き、基本的に『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』での描写に準じ実質上機体とパイロットが一体化しているように扱われる。<br />
:;[[フェイ・イェンHD]]<br />
::[[フェイ・イェン]]をベースとした初音ミクとのコラボレーション機体。設定上は『バーチャロン』に関連しているが、コラボ故の版権問題、そして『バーチャロン』との設定の兼ね合いの難しさから参戦される可能性は低いと考えられていた。ところが、前者は母会社の二次創作やコラボレーションの寛容さによって、後者はなんと作品単位ではなくこの機体のみを参戦させるという方法によって解決し、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて初音ミクと共に参戦を果たした。<br />
;[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]<br />
:2007年に放送されたGAINAX制作のTVアニメ作品。版権表記は「GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・ 電通」で、コナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が制作にも関わり、ゲーム作品も発売している。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」で、「'''出したいけれど、自分だけではなんともならない'''」と発言していた。参戦までの経緯は同作記事を参照。<br />
:2008年以降公開の劇場版については、『紅蓮篇』、『螺巌篇』共に「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」の版権表記となり、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。また、玩具面では放送終了後にバンダイがアクションフィギュア等の関連商品を複数発売している。<br />
;[[機動警察パトレイバー]]<br />
:原作はヘッドギアで、バンダイビジュアルも制作に関わったメディアミックス作品。1988年からアニメ・漫画など複数のメディアで展開している。<br />
:シリーズのプロデューサーであった鵜之澤伸(現バンダイナムコ副社長)氏はイベント「スーパーロボット大戦2008」での挨拶で、「寺田Pに参戦を要望したがスーパーロボットではないからと拒絶された」と発言しているが、その場で寺田Pは「そんなことは言っていない」と即座に否定している。「'''出したいけど色々な事情がある'''」とのことで、イベントでも「好きに出していいといわれたらどの作品を出しますか?」との質問に対して本作品を上げている。なお、未参戦の理由としては味方サイドのキャラクターが何ら特権を持たない普通の警察官であるため、「戦争を題材にしたスパロボに組み込み辛いからではないか」という説が挙がっていた。<!--特に本作のアニメ版はいわゆる憲法9条問題なども含めて「日本の警察だと出来ないこと」が常に重要な要素として描かれているため、非戦場ものの作品の中でも最も扱いが難しい。--><br />
;[[機動戦士ガンダムAGE]]<br />
:[[ガンダムシリーズ]]の一作。[[コンパチヒーローシリーズ]]の一作『スーパーヒーロージェネレーション』に参戦(正確に言えば再編集版である『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』である)。<br />
:スパロボ参戦への不都合な点としては「'''3世代50年以上に渡る物語をどのようにして他の参戦作品と絡ませるか'''」「'''企画にレベルファイブが関わっているため、版権関係が複雑になっているのでは'''」という部分が話題に上がる事が多かった。初参戦となる『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、最後の世代である第3部以降が扱われる。<br />
;[[ゼーガペイン]]<br />
:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。<br />
:[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコゲームスに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。<br />
:このため、バンダイナムコゲームスが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。ただしマイクロソフトは携帯ゲーム機を発売していないため、他社の携帯ゲーム機を競合相手と位置付けておらず、『ブルードラゴン』の派生作品(バンダイナムコゲームス発売)を[[ニンテンドーDS]]で発売したこともある。2013年発売のPSP用ゲーム『バトルロボット魂』にはバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュアという扱いながらも参戦した。<br />
:また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに原作者の伊東岳彦氏は前述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『星方武侠アウトロースター』と共に参戦の依頼を待っている旨のコメントを発していた。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦。<br />
<!--<br />
;[[光速電神アルベガス]]<br />
:『[[シャッフルファイト]]』に参戦済み。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』で参戦。<br />
スパロボシリーズでは『α』の開発初期に参戦が決定するものの諸事情で没、『Z』では東映ロボ枠の候補として『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』と共に挙げられたが不採用になったことが寺田Pの証言などで明らかになっている。<br />
情報源不明<br />
--><br />
;[[無限のリヴァイアス]]<br />
:1999年から2000年にかけて放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイグループの一社であるバンダイビジュアルが製作に参画している。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。なおクロスオーバー作品としてはサンライズインタラクティブが発売したゲーム『ハロボッツ』にも参戦している。<br />
:前述の『バイファム』と同じく孤立状況下に置かれた少年少女の群像劇。『バイファム』以上に閉鎖的なストーリー展開に加え、『バイファム』と同様に主人公部隊との合流自体が原作再現の終了に繋がりやすいため、スパロボのシナリオに非常に絡ませにくいという点が考えられる。<br />
:また、本作の特徴的な舞台設定である「ゲドゥルト・フェノメーン」の他作品とのすり合わせの難しさも参戦の壁とされていた。<br />
;[[ぼくらの]]<br />
:2007年に放送されたGONZO制作のアニメ作品。同名コミックのアニメ化で、原作の「ロボットの操縦=死」と言う設定によりスパロボ参戦が不可能と言われる作品の代表格であった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦となったがその際の『X-Ω』公式ツイッターにおいても「[https://twitter.com/srw_xomg/status/1315230663637905408?s=21 不可能と思われていた作品が遂に・・・]」と煽り文が添えられている。<br />
;[[ゲッターロボ號]]<br />
:「[[ゲッターロボシリーズ]]」の1作であるアニメ作品。版権表記は「ダイナミック企画・東映アニメーション」となっている。スパロボでは漫画版に登場する[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]が『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』という表記で参戦したことがあるが、『ゲッターロボ號』としては未参戦。もともと『マジンガーZ』のリメイク企画だったが、諸般の事情により権利関係の容易な「ゲッターロボ」の新作に切り替わったという経緯をもつ。<br />
:放映終了後に版権を巡ってトラブルが発生したとの噂があり、ダイナミック企画と広告代理店のビックウエストが版権料の配分を巡ってもめているなど諸説ある。近年まで関連商品の展開に制限がかかっていると見られる事例が散見されている。<br />
:例えば、『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』の「[[ネオゲッターロボ]]」はアニメ版『ゲッターロボ號』の主人公ロボットと'''似たデザイン'''となっており、『號』のメカが出せなかったための苦肉の策であったのではないかということが強く伺える。<br />
:[[プレイステーション|PS]]用ソフト『[[ゲッターロボ大決戦!]]』には原作版のデザインでアニメ版の武器を使うゲッターロボ各機が登場し、登場人物も原作漫画版のデザインや性格を採用している。また、アクションフィギュアシリーズの「リボルテックシリーズ」で発売されたゲッター號も原作漫画版が出典となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦したが、アニメ版のデザインの機体に、漫画版の登場人物が乗り込む仕様となっている。<br />
:一方で、『[[ロボットガールズZ]]』ではアニメ版のデザイン・設定をベースにしており、アクションフィギュアシリーズの「超合金魂」で発売されるゲッター號もアニメ版が出典となっていることから、現在では解決しているという見方もある。<br />
;ホビーロボットアニメ全般<br />
:プラモデルやフィギュア、ホビーロボット等を「競技」の範疇で戦わせる作品群で、先述の『プラモ狂四郎』と、同時期に連載されアニメにもなった漫画『プラレス三四郎』がルーツとされる。<br />
:基本的に低年齢層向けの作品が多いが高年齢層にも一定の支持はあり、『[[メダロット]]』『ダンボール戦機』といったヒット作が輩出されている。現在参戦の障害とされているのは「競技用であり兵器ではない」「サイズが小さすぎる」の2点である。前者は『[[疾風!アイアンリーガー]]』の参戦という前例がある。後者は[[生身ユニット]]よりも小さいことが懸念材料として挙げられており、参考までに『メダロット』から参戦した[[メタビー]]は約75cmとSRW史上最小数値を記録している。<br />
:『武装神姫』や『フレームアームズ・ガール』の場合、「設定的にはロボットだからアリ」or「見た目がメカ少女だからナシ」という外見の問題も絡んでくる。<br />
:ホビーアニメとしては前述の『メダロット』やガンプラを題材にした『[[ガンダムビルドファイターズ]]』が『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦。<br />
;[[マブラヴ オルタネイティヴ]]<br />
:アージュ制作の成人向けPCゲーム。後に全年齢版や家庭用ゲーム機用の移植版も発売されている。JAM Projectが主題歌を担当していることでも有名。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。<br />
:派生作品である『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』『シュヴァルツェスマーケン』がいずれもアニメ化される一方、『マブラヴ オルタネイティヴ』単体のアニメ化については長らく行われていなかったが、2021年にTVアニメ版が制作されている。<br />
<br />
=== 再参戦が難しいとの噂がある作品 ===<br />
;[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]<br />
:様々な横山光輝作品からのスターシステムを取り入れている関係上、現在は版権取得が難しくなっているとされており、一説では、この作品を参戦させるためには'''キャラクターの出典元になった横山作品全てに版権料を払わなくては成らない'''ともされる。PS版『[[スーパーロボット大戦α|α]]』(2000年発売)と同時期に開発がスタートした『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]』(2001年発売)を最後に参戦していない。<br />
:『α』で参戦できた理由は原作者の横山光輝氏の許可を直接とったからで、その後に原作者の横山光輝氏が亡くなったことで版権が更に複雑化した、との説もあるが、死去以前に発売された『[[第2次α]]』(2003年発売)の時点で、当時実施されていた版権の改正などの影響で既に参戦は難しくなっていた様子。オリジナルキャラクターである[[イルイ・ガンエデン]]のポジションは、当初[[ビッグ・ファイア]]が担当するものであったとされている。<br />
:なお、『α』のゲームアーカイブスでの再配信はきちんと行われているため、『64』がバーチャルコンソールで再配信されない理由に当作品は絡んでいないものと思われる。<br />
;[[百獣王ゴライオン]]<br />
:前述の通り、『ボルトロン』に関連する版権面の整理から東映が『ダイラガー』ともどもWorld Event Productions社へ権利を譲渡。これによって再参戦が困難な状況にあるとされる。ただし、超合金魂は同社及びリメイク版の『ヴォルトロン』を制作したDream Works社クレジットの元発売されている他、『ダイラガー』の超合金魂発売の際にはそれに加えて同作のアニメ全話がyoutubeのバンダイスピリッツ公式チャンネルで配信(2020年8月現在も視聴可能)されており、これらのことから版権使用はそこまで難があるわけでもないのではないかという声もある。<br />
<br />
== OGシリーズ ==<br />
未だ「[[OGシリーズ]]」に参戦していないオリジナルキャラ・オリジナルメカは多数存在するが、その中でも意見の多いものを取り上げる。<br />
<br />
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]<br />
:原作者の阪田雅彦氏がウィンキーソフト所属の人物であったため、ウィンキーソフトとの提携解消後は参戦が難しいとされており、キャラクター及びメカはバンプレ側、世界観はウィンキーに版権が分かれているという俗説があった。[[αシリーズ]]には第2作『[[α外伝]]』を最後に登場しなくなったため、版権上のトラブルが発生したとの説もあるが、寺田PはOGシリーズには「'''権利関係ではなくその他の問題で出せない'''」と発言しており実情は不明だった。しかし、2010年の『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の発表に伴い、寺田Pはその実情について語った。<br />
:ちなみに、SFC版魔装機神は版権表記にウィンキーソフトの名前があるため、リメイクやVC配信は版権スパロボと同様にウィンキーソフトの許可が必要であるとされている。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:任天堂とハドソンの共同出資会社である、「招布(まねぎ MONEGI,INC.)」が制作を担当した作品。招希自体は[[NINTENDO64]]のライブラリ製作などを目的とされた会社であったため、既に解体され、任天堂の持っていた権利もハドソンに譲渡されている。コピーライトにも「1999 MONEGI」と記されており、ハドソンは現在はKONAMI系列の会社である(2012年3月にはKONAMIに吸収合併され消滅することとなった)ため参戦が難しいとされる。寺田Pは『64』の参戦について「どこかで出るかも知れないし、出ないかも知れない」「何かもめているとか、そういうわけではありません」とコメントしている<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=4891 宴の後で] 2019年2月9日閲覧。</ref>。<br />
:ちなみに、作品の参戦ではないが、『OG2』でのシャドウミラーがいた平行世界では旧シリーズ並びにこの『64』での出来事が起きていた事を(モチーフにした形で)匂わせる話題がある。<br />
;[[魔装機神サイバスター]]<br />
:1999年放送の『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』からスピンオフの形で製作されたアニメ作品。『LOE』はかつて旧シリーズやαシリーズ、現在もOGシリーズに参戦しているが、設定上繋がりの無い本作は未参戦。また、版権作品である『DD』では期間限定参戦作品の候補にまでは挙がったものの、同時期に候補に挙がった先述の『ウェブダイバー』が優先された結果参戦の機会を逃している。<br />
:また、版権をバンダイナムコが所持しておらず、参戦させるには版権使用料を他の作品と同等に支払わなければならない事に反対意見が出るであろう事も懸念事項のようである。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]] 第858回</ref><br />
;[[シリーズ一覧#A.C.E.シリーズ|Another Century's Episodeシリーズ]](A.C.E.オリジナル)<br />
:フロム・ソフトウェアとバンプレストが共同制作したアクションゲームシリーズ。「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」と共に語られることの多い本シリーズだが、ガンアーク並びにタック・ケプフォードをはじめとするオリジナル要素は「A.C.E.オリジナル」であり「[[バンプレストオリジナル]]」とは区別されている。これを理由に「OGシリーズ」への参戦を危ぶむ声もあるが、実態を推測するには情報が足りないのが現状である。<br />
<!-- 逆に[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]に参戦した[[機甲武装Gブレイカー|機甲世紀Gブレイカー]]のように、通常のスパロボシリーズに出る可能性も有り得る。--><br />
:なお、『[[第2次OG]]』に登場する[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]のタイプCとタイプGは、実質的には『[[Another Century's Episode Portable]]』からの出典で、『Portable』に登場した際も所属作品が「A.C.E.オリジナル」名義となっていた。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:みさんせんさくひん いちらん}}<br />
[[Category:話題まとめ]]<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:登場作品|*]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%87%8E%E5%8E%9F%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%91&diff=458229
野原しんのすけ
2023-07-07T16:28:27Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = のはら しんのすけ<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::野原 信之介]]<ref>映画『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』作中。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クレヨンしんちゃん}}<br />
| 声優 = {{声優|矢島晶子}}(初代)<br/>{{声優|小林由美子}}(二代目)<br/>{{声優|神奈延年}}(未来のしんのすけ)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|臼井儀人}}(原作)<br/>{{キャラクターデザイン|小川博司}}(アニメ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::5]]歳<br />
| 身長 = [[身長::105.9 cm]]<ref>作中では幼年層のキャラが[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]されて非常に小柄に描かれている。そのため大人はしんのすけの数倍の大きさで描写されている。</ref><br />
| 体重 = [[体重::22.8 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::B]]型<br />
| 所属 = ふたば幼稚園<br/>かすかべ防衛隊<br />
| 好きな物 = 美人の女性<br />
| 嫌いな物 = 母のお仕置きとお説教<br/>ネネのリアルおままごと<br/>注射<br/>歯医者<br />
| 好きな食べ物 = チョコビ<ref>原作漫画初期においては「'''コアラのマーチ'''」だったが、商標上の問題からかアニメ化以降は架空のお菓子「チョコビ」に置き換えられた。なお、「チョコビ」も後に実際のお菓子として商品化されている(ただしメーカーはロッテではなく東鳩)。</ref><br/>ホットケーキ<ref>映画『雲黒斎の野望』作中での自己申告。</ref><br />
| 嫌いな食べ物 = 野菜類(特にピーマン)<br />
}}<br />
'''野原しんのすけ'''は『[[クレヨンしんちゃん]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
坊主頭としもぶくれ顔、シャツと半ズボン<ref>原作では黄色いシャツと紫の半ズボンだが、アニメでは赤いシャツと黄色い半ズボンとなっている。</ref>が特徴で美人の女性(主に未婚の20代)<ref>ただし、誰でもOKというわけではなく、好みに合致していても性格が悪い相手…所謂「悪いおねえさん」は大いに嫌う。</ref>が大好きな幼稚園児。アニメ版における「'''嵐を呼ぶ園児'''」のキャッチコピーのとおり、マイペースな性格で周囲の人間を翻弄する。基本的にはトラブルメーカーではあるが、時として困っている人間の悩み事を意図知れず解決する事も多い。また、ドジな一面もあり、最後は母のみさえ(時にはひろしやかすかべ防衛隊のメンバーまでなども加わって)にこっ酷く怒られたり<ref>家の中や洗濯物がめちゃくちゃになる・みさえの高級品を台無しにする・シロの散歩やひまわりの面倒をさぼる・帰る時間が遅くなるなど。</ref>、やっている事を失敗するなど酷い目に遭わされる事がしばしば。<br />
<br />
また、下半身を露出しアレの周りに象の絵を描き歌に合わせて腰を振る「ぞうさん」や、身体を折り曲げ臀部を露出し「ぶりぶり~」と叫びながら左右に動く「ケツだけ星人」、うつぶせに倒れたまま微動だにせず無言で過ごす「死体ごっこ」<ref>ただし、こちらは不謹慎ネタの宝庫である『クレしん』でもさすがに不味かったのか、近年では見られなくなっている。</ref>といった下品な一発芸・遊びも得意としている。<br />
<br />
なお、カンタムロボが絡まない場合でも'''番外編や劇場作品では幾度と無く世界を救っている'''。それらやギャグ描写を抜きにしても身体能力は高く、剣道に対して突出した才能を発揮したこともあった<ref>原作・アニメでは『武蔵野剣太シリーズ』に該当する連作。目標が出来た途端に努力を重ねていたが、目標を達した途端に満足して剣道を辞めてしまった。劇場版では『雲黒斎の野望』にて、大人に変身した状態で日本刀を使い、黒幕のヒエール・ジョコマンに一度勝利している。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。[[カンタム・ロボ]]のパイロット扱い。愛称はシナリオ中では「しんのすけ」、スキル使用時では「しんちゃん」で登録されている。<br />
:イベントでの存在感はかなりのモノであり、他の作品の人物を存分に振り回してくれる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
<!-- === [[能力]]値 === --><br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[夢]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[幸運]]、[[絆]]+、[[奇跡]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[野原みさえ]]<br />
:母。普段は反発する事やトラブルを起こして怒られているが、深い親子愛で結ばれている。<br />
;[[野原ひろし]]<br />
:父。太眉と女好きは彼譲り。<br />
;[[野原ひまわり]]<br />
:妹。性格は似たもの同士で仲も良い。<br />
;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]]<br />
:ペットの犬。散歩を初めとした世話をよくサボるが、基本的には仲良し。<br />
<br />
=== 父方の親族 ===<br />
;野原銀の介<br />
:秋田県在住の父方の祖父。しんのすけの顔の輪郭は銀の介そっくりであり、特徴的なしもぶくれ顔は父方の血のようだ。ふざけた性格もしんのすけと同じ。<br />
;野原つる<br />
:父方の祖母。しんのすけと同じく悪戯好きである為とても仲がいい。<br />
;野原せまし<br />
:伯父。出会った当初はせましの冗談で実の父と間違えた。その後の関係はせましのドケチな部分以外は好感触であり良好。<br />
;野原育菜<br />
:せましの妻。しんのすけにとってら伯母に当たる。<br />
;野原菜摘<br />
:従姉妹。しんのすけとはウマが合うらしく仲がいい。<br />
;野原樹<br />
:従兄弟。しんのすけにとっては目上のお兄ちゃん。当初は彼のつんけんした態度から亀裂が生まれると思ったがすぐに打ち解ける。<br />
<br />
=== 母方の親族 ===<br />
;小山よし治<br />
:母方の祖父。しんのすけのふざけた態度を叱ることもあるがしんのすけはよく懐いている。<br />
;小山ひさえ<br />
:母方の祖母。<br />
;小山まさえ<br />
:叔母その1。共に悪戯好きなのですぐに意気投合した。「まさえおばちゃん」と呼ぶ。<br />
;小山むさえ<br />
:叔母その2。当初は彼女を不審者と間違えたがその後はしばらく同居することになる。彼女の意味不明な言い訳に何度も困惑するも関係は良好。「むさえちゃん」と呼ぶ。<br />
<br />
=== 幼稚園・友人関係 ===<br />
;風間トオル<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。自分とは正反対の真面目な性格である彼に煙たがられることも多いが、親友の間柄でもある。曰く「'''僕の友達は心がエリートです'''」との事。<br />
:なお、どういうわけか彼にだけセクハラじみた行いをする事もしばしば。<br />
;桜田ネネ<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。最初はマサオと同じ泣き虫だったが、ひまわり登場後はリアルおままごとをやり始めるなど精神的に強くなっていき、他の男子共々彼女の事を恐れるようになる。<br />
;佐藤マサオ<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。髪型からおにぎり扱いすることも多い。また、彼の家に遊びに行くと、向かいの家と何度も間違える。<br />
;ボーちゃん<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。何やら通じ合うところがあるらしく同じ趣味に興じる事もしばしば。<br />
;酢乙女あい<br />
:幼稚園の友人。1999年度から登場。「子供には興味ありません」とあしらった事が切欠で、一方的に好かれるようになる。<br />
;吉永みどり<br />
:ふたば幼稚園のひまわり組の担任教諭。恋人である石坂純一との仲を冷やかしているが、後に結婚した際には盛大に祝ってあげた。<br />
;まつざか梅<br />
:ふたば幼稚園のばら組の教諭。三姉妹の末っ子で三女。しんのすけからは「梅さん」と呼ばれる事もあり、その度に「梅って呼ばないで!」または「梅って呼ぶな!」と返されている(その理由は、子供の頃に「梅干し」呼ばわりされたトラウマから)。しんのすけに振り回されることが多いが、恋人である行田徳郎の一件などでしんのすけに助けられた事も少なくない。<br />
;高倉文太<br />
:ふたば幼稚園の園長。顔の怖さからしんのすけに組長とあだ名を付けられ、そう言われるたびに「園長です!」と返す。<br />
;大原ななこ<br />
:片思い相手の女子大生。彼女に対しては丁寧な言葉で対応するなど、よく見栄を張っている。<br />
;桜田もえ子<br />
:ネネの母親。時として友人のママをも振り回すことがあるしんのすけだが、もえ子は特にその被害を被ることが多い。そのため、しんのすけ、ひいては野原一家を警戒しており、大人げない対応を見せてしまったこともある。<br />
;埼玉紅さそり隊<br />
:ふかづめ竜子、魚の目お銀、ふきでものマリーの3人の女子高生からなる不良グループ。しんのすけからは、お笑い芸人と勘違いされている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;アクション仮面<br />
:劇中劇「アクション仮面」に登場する主人公にして憧れのヒーロー。原作とアニメで展開は異なるが、俳優とは知り合い。<br />
;桜ミミ子<br />
:アクション仮面の助手。絵本からアニメ等様々な形でしんのすけと関わる。アニメ版には彼女そっくりの一般人が登場しておりこちらも声はミミ子同様小桜エツ子。<br />
;[[カンタム・ロボ]]<br />
:劇中劇「超電導カンタム・ロボ」に登場する主役ロボ。<br />
;ぶりぶりざえもん<br />
:しんのすけが創作した「救いのヒーロー」。しかし、大仰で尊大な性格の割りに戦闘能力は非常に低く、おまけに都合が悪くなると卑怯な裏切りも辞さない…のだがおバカで詰めが甘く、どこか憎めない。番外編や劇場版では味方として呼び出すが、大半が敵に寝返った結果、しんのすけたちに叩きのめされる。「う〇ちおパンツローリングサンダー」など、仮にもヒーローのくせに使用する技もお下品。<br />
;よしいうすと<br />
:[[劇中劇]]「少年忍者吹雪丸」の作者。しんのすけに関わるせいでロクな目に遭わないことが多い。ちなみにモデルは作者の臼井義人氏。<br />
<br />
=== コラボレーション ===<br />
;[[ゴジラ]]<br />
:映画『シン・ゴジラ』のコラボ企画の一環で、シン・ゴジラ版の彼?と共演。巨大化してゴジラと戦った。<br />
;[[旋風寺舞人]]<br />
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の『歌のアルバム』内のミニドラマでは、銭湯の脱衣所で彼に出会っている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[あしゅら男爵]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では彼ら[[綺羅星十字団]]に対し企みを阻止すると冗談で意気込むも、動揺して本当に企みがあったことを自白した彼に呆れる。なお、家族との合流後に出会った際には彼の名前を'''「ゴリラ男爵」'''と間違えていた。<br />
;[[シナダ・ベニオ]]<br />
:『X-Ω』では綺羅星十字団の本拠地に迷い込んだうえ、ツッコまれて照れたしんのすけに「誰も褒めてない」とお約束のツッコミを入れる。<br />
;[[ホンダ・ジョージ]]<br />
:『X-Ω』では綺羅星十字団を'''「キラキラ星注意団」'''と言い間違えたしんのすけにツッコミを入れた。<br />
;[[ツナシ・タクト]]<br />
:『X-Ω』ではゼロ時間での綺羅星十字団との戦いで共闘。一方で彼のイケメンオーラにあてられたり、しんのすけのボケ台詞にツッコミを返したりする場面も。<br />
;[[アゲマキ・ワコ]]<br />
:『X-Ω』では彼女を「おねいさん」認定した。<br />
;[[ナイアーラ]]<br />
:『X-Ω』では夢の世界で出会い、彼(彼女)に物語を聞かせる。参戦イベントの話は、しんのすけがナイアーラに話を聞かせる形の物語となっている。なお、自身を「女性でも男性でもない」と言ったナイアーラを「間の方」だと思った。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 原作及びアニメ ===<br />
;「ほっほーい」<br>「だゾ」<br />
:口癖、しんのすけといえばこれを想像することが多いだろうが物語後半ではしんのすけが精神的に成長している為これを言うシーンはほぼ皆無。<br />
;「オラ22歳以下に興味無いんだよね。ただし、松たか子は別」<br />
:15巻以降でよく使用された言葉。松たか子は実在する人物であり、松さんが現実世界で22歳を超えてからは全く使用されなくなった。<br />
:これ以外にも連載時期に応じて、グラビアアイドル等の実在人物の名前を発言することがある。<br />
;「オラ、野原しんのすけ。5歳! 初めまして」<br />
:自己紹介の台詞。<br />
;「ねぇねぇ、お姉さ~ん。ピーマン好き? ニンジン食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れる方? え、本当? オラたち気が合うかも~」<br />
:アニメ3代目OP「オラはにんきもの」の最後に流れる台詞。また、大好きな美人のお姉さんをナンパする際の決まり口上でもあり、大抵は相手の返答を聞かず勝手に照れながら続ける。途中でみさえなどに阻止されることもある。<br />
;「アクション仮面は特撮!カンタムロボはアニメ!比べられるわけないじゃない。おバカだなぁ…」<br />
:みさえから「アンタアクション仮面とカンタムロボどっちが好きなのよ」というツッコミを受けた際の回答。子供ながらに特撮とアニメは別物と頭の中で割り切った台詞であり、世のアニメファン・特撮ファンを大いに納得させた名言である。しかしみさえには理解されず「あっそう、悪うござんしたねぇ~」と冷めた対応をされてしまった。<br />
;「石坂さん!ちんちん付いてんの!?」<br />
:吉永先生の結婚式にて、幼稚園で行われていたものの突然の大雨で会場がパニックになってしまい、気落ちする先生を見て、結婚相手である石坂純一に向けて。これを受けた石坂は奮起し場を収めた。<br />
;「小さいから悩んでんの?」<br>「人の器の話だよ」<br />
:大工の親方に悩みを相談された際の台詞。とても5歳児から出る言葉とは思えない。ちなみにちょっとしたことで怒ることが多いもののしんのすけの人としての器はとてもでかい。<br />
; 「このおバカ!!スピード出しすぎだぞ、犬にあやまれ」<br />
: シロと仲良くなった雌犬が、しんのすけとシロの眼前で轢き逃げに遭い、轢き逃げ犯たちに激怒した際の台詞。だが、轢き逃げ犯たちには聞こえず、悲しみだけが残り、その夜、しんのすけはシロを気遣い、一緒に寝ることにした。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
;「違う…」<br>みさえ「え?」<br>「うそんこのアクション仮面だ!」<br />
:映画1作目「アクション仮面対ハイグレ魔王」にてテレビで見たアクション仮面に対するコメント。この放送回はアクション仮面の演者である郷剛太郎は撮影のアクシデントで大怪我をし、戦闘シーンの代役のスーツアクターを起用し撮影したものなのだが、'''しんのすけはそれを一目見ただけで本編のアクション仮面が代役であることを看破した。'''彼が筋金入りのアクション仮面ファンであることがよくわかるシーンである。<br />
; 「美人だけど悪いお姉さんは嫌いだぞ!」<br />
:映画『ヘンダーランドの大冒険』にて、敵の美女チョキリーヌ・ベスタに言い放った台詞。一度は彼女に誘惑されたしんのすけではあったが、その本性を知ったことで決定的な拒絶の意思を示した。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
原作がギャグ作品のため、圧倒的に迷台詞の方が多い。<br />
;「ケツだけ星人ー! ぶりぶりー! ぶりぶりー!」<br />
:しんのすけと言ったらコレ。十八番の一発芸「ケツだけ星人」をやっている時の台詞。<br />
:気の知れた相手以外にも行ってはいるが、惚れたおねいさんに通りがかりに見られてしまいショックを受けたり、'''肛門科の女医達に行ったところ肛門までまじまじと観察・賞賛され精神的に大敗を喫する'''など、しんのすけの方がダメージを受ける展開もある。<br />
:親世代からの度重なる苦情の影響によりしんのすけの過激なギャグがアニメで次々と封印させられてしまう中、アニメスタッフはこの一発芸だけは死守しようとしている<ref>バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』2021年4月19日放送分より。</ref>。<br />
;「いや~それほどでも~…」<br />
:説教を受けた際やツッコミを受けた際の照れ反応。「褒めてない」と返すのがお約束。なお、劇場用作品『嵐を呼ぶジャングル』では悪役を撃退した活躍の為か、両親に「今回は褒めてやるよ」と言われた。<br />
:ちなみにこの照れた際の「後ろを向いたにやけた笑み」は野原一家全員に見られている<ref>一方で、他の家族と違いしんのすけが後ろ向き以外で笑う描写はほぼない。</ref>。<br />
;「そうとも言う~」<br />
:言い間違いを指摘された時の台詞。「そうとしか言わない」と返される事も多い。<br />
;「おかえりー」<br />
:'''帰宅時'''の挨拶。「ただいまでしょ」と返されるのがお約束。<br />
;「出発おしんこー!ナスのぬかづけー!」<br />
:乗り物が発車する時のお決まりの台詞。後半はいくつかバリエーションがある。<br />
;「おお~父ちゃんふともも~!」<br />
:ひろしが家族サービスをする際の返し。「それを言うなら太っ腹だろ」とよく突っ込まれる。<br />
;「男同士のお約束!」<br />
:ひろしと共にガニ股となり互いの腕を股の間に位置してクイッと上げる約束のポーズ。当然というべきか、みさえからは「やめんか父子バカ」と怒られている。初期に使われていた過激なギャグの1つ。<br />
;「いーもんもんじゃんじょん」<br />
:不良きどりの子供から、自分より小さな子供からお菓子を脅し取る時の台詞「いーもん持ってんじゃん」を教えられた時の言い間違い。<br />
;「ブ・ラジャー!」<br />
:お願いを聞く際によく行う了解の返事。普段は受け答えに関してみさえに注意されることが多いが、何故かこれは注意されない。これに限らず女性用下着に関連した話が多い。<br />
:『X-Ω』では'''「ブ、ラジャー!」'''表記。<br />
;「前が見えねェ」<br />
:給食当番の時に、熱いから気をつけるよう言った給食のおばさんの足を使って熱さをはかり、顔がめりこむ程の反撃を受けた時の一言。漫画版初期の有名なギャグシーン。流石に過激だったのかアニメ版では変更された。<br />
;「風間、おめえヘンな奴ヤツだったけど…もっと優しくしてやればよかった」<br />
:コミックス2巻、クラスメイトの風間くんが風邪で3日ほど幼稚園を休んでいた際に、死亡したと誤解した時の台詞。机には[[花]]が活けられていたりと、かなりブラックなシーンである。<br />
;「でめたし、でめたし」<br />
:「めでたし、めでたし」の言い間違い。しんのすけのせいで両親やふたば幼稚園の関係者などの人々がとんでもない目に遭ったなどで使う事があり、その場合は周囲から「めでたくない!」と返される。また、TVスペシャル18のCパート「パフィーも出るゾ!! ひまわりのかぐや姫だゾ」ではナレーションが「じゃなくて、めでたし」と突っ込まれている。<br />
;「おまたって言えばいいんだよ」<br />
:みさえがひまわりを身ごもっていた頃、みさえに対して「赤ちゃんはどこから出てくるの?」という質問をした際に答えに困ったみさえに対する爆弾発言。当然みさえはキレた。<br />
;「はい、僕のお母さんです」<br />
:大原なな子と会った時の自己紹介の際の台詞。いつもと全く違う口調であり、これを聞いたみさえは思わずじんましんが出た。<br />
;「シュッシュポッポッ!シュッシュポッポッ!」<br />
:綺麗なおねえさんへの興奮が頂点に達した際にやってしまう汽車のモノマネ。こうなるとまともに話も出来なくなり、落ち着くまで縦横無尽に辺りを走り回る。かなりすばしっこいので、捕まえて止めることも容易ではない。<br />
;「じゃあママおっぱい」<br>トオル「ダメー!ママのおっぱいはボクの!」<br>「でも夜になったら風間君のパパのだぞ」<br />
:連載終盤、風間くんの母に他の春日部防衛隊と一緒にプールに連れて行ってもらった際、風間ママが「私をママだと思ってなんでも言ってね」という旨の発言をした際のやりとり。この時点で男女の性交渉に関して完全に理解を示したド下ネタであり、風間ママもこれには強引に話を逸らさざるをえなかった。<br />
;「父よ!母よ!妹よ!」<br />
:コラボレーション企画『仮面ライダーしん王』<ref>『仮面ライダー電王』とのコラボ作品。作中しんのすけは同名の仮面ライダーに変身しており、商品化もされた。</ref>での台詞。元ネタは『仮面ライダーV3』のオープニングテーマであるが、しん王であるしんのすけも両親と妹持ちである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「ほうほう。間の方でしたか」<br />
:『X-Ω』イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭部分より。当初は「おねいさん」だと思うも、「僕は女性でもなければ男性でもない」と返した[[ナイアーラ]]に対して。原作では様々な「間の方(要するにオネエ)」が登場しているので、こういう結論に至ったのが容易に想像できる。<br />
;ナイアーラ「フフ…。君は面白い少年だね。そうだ、この出会いを祝して、君にひとつお話を聞かせてあげよう」<br>しんのすけ「オラがする! オラがお話しするぞ!」<br>ナイアーラ「君が聞かせてくれるのかい?」<br>ナイアーラ「…なるほど。たまにはそれも悪くないかもね。それじゃあ、宜しくお願いするよ」<br />
:同イベントより。それまで期間限定イベントではプレイヤーに対する語り部のような存在だったナイアーラが、逆にしんのすけの話の聞き手になる珍しい展開。<br />
;「綺羅星ぃ~!」<br />
:同イベントにて、[[綺羅星十字団]]の面々に混じって。直後のあしゅら男爵の反応はまさにユーザーの代弁である。ちなみにこの時のしんのすけのイラストは'''ケツだけ星人'''であった。<br />
;「お前たちの企みは全てお見通しだ! オラとカンタムが、お前たちをやっつけてやる!」<br>「え…」<br>「冗談だったんだけど…」<br>「も~子供の冗談を本気にしないでよ~」<br />
:で、[[あしゅら男爵]]に向けての前口上…ではなく'''冗談'''。これを真に受けたあしゅら男爵にしんのすけと[[シナダ・ベニオ|スカーレットキス]]は思わず呆れてしまった。<br />
;タクト「やりたいこととやるべきことが一致した時、世界の声が聴こえる」<br>タクト「しんちゃん、カンタム。君たちにも聴こえているかい?」<br>しんのすけ「聴こえてるぞ! 父ちゃんと母ちゃんとひまの声が!」<br>カンタム「僕にも聴こえている。ヤツを倒せという世界の声が!」<br />
:同イベントより。理屈を超えて家族愛の力で野原一家がゼロ時間内に現れた際、タクトの信念に基づいた呼びかけに応えて。まさしく世界の声が聴こえる展開であり、この後のタクトの台詞通りアゲていく展開…なのだが、この後最後の最後の返答で'''「ブ、ラジャー!」とやらかして台無しになる。'''そのブレなさこそしんのすけなのだろうが…。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[カンタム・ロボ]]<br />
:好きなロボットアニメの主役メカ。映画『雲黒斎の野望』やスパロボでは乗り込んで戦う。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B093SHSSTD</amazon><amazon>B08732DBS7</amazon><br />
<br />
== 余談 ==<br />
*初代しんのすけ役・矢島晶子が自身の甥などを参考にして作り上げたその独特の低いトーンの声による演技は、「[[リリーナ・ドーリアン|あのキャラが]][[パッフィー・パフリシア|しんのすけと]][[R・ドロシー・ウェインライト|同じ声と知って]][[吉永サリー|驚いた]]」という意見も多く見かけられているほどのインパクトを与え、彼女の代表作となった。矢島自身もTVのバラエティー番組に出演したりする機会などで「しんちゃんのせいで、私が本来『美少女やお姫様役が多い』ということを皆忘れてしまった」と半ば冗談で言及していた。尚、アニメ放送開始当初は声が後に比べて非常に甲高く、美少女役を演じている時の矢島の声に近かった。<br />
**代表キャラゆえに各作品で[[声優ネタ|矢島が出演した際、パロディに使われる]]ことも多く、同局作品では『[[勇者特急マイトガイン]]』でパロディが行われた。<br />
***SRWの[[アンソロジーコミック]]でも『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の時点で早速リリーナでのパロディが行われており、本編でも『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でこれに絡んだ[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]の[[ホランド・ノヴァク|発言]]がある。<br />
*2018年6月に矢島からテレビ朝日に「他のキャラクターと同時にしんのすけを演じてきたが、彼の声を保ち続けることが難しくなった」と申し出があり、2018年6月29日の放送を最後に野原しんのすけ役を降板することが発表された。2018年7月6日放送回からは、二代目として小林由美子が担当している。<br />
*キャラクターの原案は作者の臼井義人氏のデビュー作である漫画『だらくやストア物語』の登場人物である「二階堂信之助」とされている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:のはら しんのすけ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:クレヨンしんちゃん]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA&diff=458228
コンティオ
2023-07-07T16:23:12Z
<p>Cobalt: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Contio]]<ref>[http://www.v-gundam.net/mechanic/31.html MECHANIC|機動戦士Vガンダム] 2022年1月10日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|石垣純哉}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[宇宙]]戦用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::ZM-S14S]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::16.1 m]]<br />
| 本体重量 = 10.9 t<br />
| 全備重量 = 21.8 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 5,960 kW<br />
| スラスター推力 = 21,410 kg×2<br />16,960 kg×2<br />8,500 kg×2<br />
;総推力<br />
:93,740 kg<br />
| アポジモーター数 = 38<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ハイチタン合金ネオセラミック複合材]]<br />
| 開発 = [[ベスパ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ザンスカール帝国}}<br />
| パイロット = [[パイロット::クロノクル・アシャー]]<br />
}}<br />
'''コンティオ'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が[[ゾロアット]]の後継機として開発した[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に[[オールレンジ攻撃#有線式メガ粒子砲|有線式のショットクロー]]を装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本のビームを束ねて威力を増す事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背面寄り、頭部下部(コクピットブロックにヘルメットを被せる形)に存在する。<br />
<br />
[[カイラスギリー]]攻防戦にて[[クロノクル・アシャー]]大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、[[リガ・ミリティア]]のモビルスーツ部隊と交戦した。<br />
<br />
帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機からなるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの[[技量|熟練]]が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず([[ペギー・リー]]の[[ガンイージ]]については、大破・鹵獲後にドックで暴れたためビームサーベルで刺殺)、最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取した[[カイラスギリー]]のビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。<br />
<br />
特徴的な肩部から、[[ウッソ・エヴィン]]から「カニもどき」と呼ばれた。<br />
<br />
[[小説|小説版]]ではクロノクルの最終搭乗機になっている。また『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では「ビヒモス」という名前で登場した(メカデザイナーの石垣純哉氏によれば、デザイン時の名称とのこと<ref>[https://twitter.com/gakky1967/status/1242837200108019712 2020年3月26日のツイート] 2023年1月12日閲覧。</ref>)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。獲得[[資金]]が8000と高めなので[[幸運]]を使うのもよい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ジュピトリアン]]の戦力として登場する。クロノクルの他[[アルベオ・ピピニーデン|ピピニーデン]]、[[ゴッドワルド・ハイン|ゴッドワルド]]、[[ゴズ・バール|ゴズ]]、[[カテジナ・ルース|カテジナ]]と名のあるパイロットがよく乗っていて印象に残る。序盤から登場するため大した性能ではないのだが、終盤にも出てくる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::HPが高く意外なしぶとさを見せるが、攻撃力は平凡で苦戦はしない。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:前作で壊滅したジュピトリアンから[[ティターンズ]]や[[マリーメイア軍]]が徴収して利用している。性能は並。未来世界でも[[ムーンレィス]]が使用する他、上位機種の[[リグ・コンティオ]]が登場。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:クロノクルや[[ザンスカール兵]]が乗ってくる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:宇宙編で登場。ネームドパイロットでは[[ゴズ・バール|ゴズ]]が乗る。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:宇宙ルート第2話「リガ・ミリティア」、もしくは第3話「宇宙の呼ぶ声」から登場。当初はクロノクルとピピニーデンが搭乗しており、以後は量産される。<br />
:[[隠し要素/30|クロノクルが加入した際]]の乗機でもあるが、武装がライフルとショットクローの二つしかないため使いにくい。他の機体に[[乗り換え|乗せ換え]]た方がいいだろう。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;胸部ビーム砲<br />
:胸部に3門内蔵しており、集束させる事も可能。<br />
;ビーム内蔵式ショットクロー<br />
:両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事で[[オールレンジ攻撃]]も可能。<br />
:有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では'''ビーム属性かつ切り払い可能'''という全武装の中で唯一の特性を持つ。<br />
;[[ビームシールド]]<br />
:ゾロアットの物を流用しており、左腕の側面から発生させる。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:本機専用の特別品で、ワイヤーで飛ばす事もできる。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:携帯火器。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「ビーム内蔵式ショットクロー」の攻撃力+300。装甲値+200。照準値+20<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[リグ・コンティオ]]<br />
:コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事にある。<br />
;コンティオ(試作機)(SRW未登場)<br />
:その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*「コンティオ(contio)」とは[[ラテン語]]で「民衆・集合」という意味。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00067YY6S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:コンティオ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:こんていお}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[Category:機動戦士Vガンダム]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]</div>
Cobalt
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アンジュ
2023-07-07T16:14:19Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の登場人物|『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の登場人物|クロキ・アンジュ}}<br />
{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ange]]<ref>[http://crossange.com/character/ CHARACTER]、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞、2022年2月13日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}}<br />
| 声優 = {{声優|水樹奈々|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小野早香}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 本名 = '''アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ'''<br />
| 種族 = 地球人(ノーマ)<br />
| 性別 = 女<br />
| 年齢 = 16歳<br />
| 髪色 = 金<br />
| 髪型 = ロングヘア→ショートヘア(第3話以降)→セミロング(第20話以降)<br />
| 瞳の色 = ピンク<br />
| 身長 = <br />
| 体重 = <br />
| スリーサイズ = <br />
| 出身 = ミスルギ皇国<br />
| 所属 = ミスルギ皇国→アルゼナル<br />
| 役職 = 第一皇女→パラメイル第一中隊 隊員→アルゼナル総司令→喫茶アンジュ店長<br />
}}<br />
'''アンジュ'''は『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[神聖ミスルギ皇国]]の第一皇女。気品を身に着けた皇女として国民からの人気と信頼も高かったが、([[世界観|作品世界]]における社会通念の影響で)ノーマ根絶を理想とした歪んだ思想に染まっていた。洗礼の儀の際に兄ジュリオによって[[ノーマ]]である事実を暴かれ、[[アルゼナル]]へと追放。その際に皇女の身分と名前を剥奪され、一兵士「アンジュ」へと身を堕とされる。<br />
<br />
当初は自身がノーマである事を受け入れられず、他のノーマを人として見なさず見下し、ミスルギ皇国へと帰すよう嘆願書も書くなど身勝手な振る舞いが目立っていた。だが、初出撃の際に[[ドラゴン]]を目の当たりにした事で自身の現状と一見平和なこの世界の歪な現状を認識する。<br />
<br />
初陣後、自身の好戦的な面を受け入れ、徐々にたくましさを身に着けていくが、ノーマを見下す姿勢は長らく払拭されず、傲岸不遜で排他的な性格へと変わっていった。しかし、後に[[パラメイル]]第一中隊の面々を始めとする様々な人物との出会いと交流を深めていくうちに、その態度は徐々に軟化。差別と偽りで彩られた掃きだめのような世界を破壊するべく動き出す。<br />
<br />
なお、侍女のモモカ曰く「アンジュリーゼ(アンジュ)様の[[性格]]は男勝り」と評しており、強気な性格の土台は皇女時代から既に出来上がっていたようである。<br />
<br />
皇女時代はエアバイクに搭乗して行う球技エアリアの選手として活躍しており、その時の経験から[[パラメイル]]の操縦にもすぐに適応している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:初登場作品。担当声優の水樹奈々氏は[[ネージュ・ハウゼン]]役を経て初の版権スパロボへの出演となる。衝撃のデビューを飾るが、原作からすれば平常運転である。正式加入は第14話「血塗られた白き翼」からだが、元皇女で非戦闘員だった事を反映してか、加入時の撃墜数は0となっており、初期レベルも他のメンバーより低い。<br />
:皇女時代の長い髪や原作終盤のセミロングを始め立ち絵が多く、中には原作再現とはいえ[[イルイ・ガンエデン|裸]]('''謎の光付き''')のものも。初陣時の恐慌状態や風邪を引いた状態での戦闘台詞も有る等、ボイスも豊富。<br />
:ノーマへの偏見の無い他の版権キャラクターとの交流のおかげで、原作よりもトゲトゲしい雰囲気が薄れるのは早い。このあたりは恒例の[[スパロボ補正]]というところ。<br />
:[[メイルライダー]]技能と「幸運」持ち、さらにシナリオが進むと[[マップ兵器]]まで使えるようになるので部隊の稼ぎ頭としてガンガン活躍できる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:第6話から加入。今回は最初からヴィルキスに搭乗済みで、既に[[タスク]]と遭遇した後という設定。本作では『V』以上に積極的に他作品キャラに歩み寄り交流する場面が多く、より仲間に対して性格が丸くなってる印象が強まっている。<br />
:EDでは原作と異なり、アウラ側の世界に行かずアル・ワースに残留。シルヴィアとも和解し、[[傭兵]]として雇われる契約を結びその報酬として海沿いの土地を貰う。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2017年7月のイベント『理想の世界』で初参戦。同時にボイス付きパイロットパーツも登場。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
実戦経験がほぼゼロながらエアリアの経験のためか全体的に高めの水準で纏まっており、特に[[回避]]に優て、エースボーナスを獲得すれば更に回避率に磨きがかかる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[魂]]、[[愛]]'''<br />
:意外にも番宣ムービー等で触れられていた「[[不屈]]」は覚えない。そして最後はやっぱり「愛」。ただし、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第38話及び『[[スーパーロボット大戦X|X]]』の第44話でグラフィックが変わるまではいくらレベルを上げても習得はできない。また、あまり関係はないものの「幸運」「気合」「魂」は『V』第14話前半の時点では習得できないようになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[愛]]、[[気合]]'''<br />
:; パイロットパーツ装備時<br />
:: '''[[気合]]、[[幸運]]、[[神速]]'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[メイルライダー]]、[[底力]]L8、[[闘争心]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2'''<br />
:初登場の『V』第14話「血塗られた白き翼」では、メイルライダーは「???」扱いになっている。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;出撃時SP+最大値の25%、最終命中率+15%、最終回避率+15%<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。ヴィルキスの長所を伸ばすボーナス。グレートエースも取得すると初手からSP最大で出撃できるので、思う存分愛(魂+幸運)+MAP兵器版ディスコード・フェイザーで資金稼ぎ&雑魚殲滅が可能。<br />
:最終命中・回避の修正も重要であり、見切りLv3を修得させれば[[極]]と互角の修正幅になるという優れもの。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;王家の血筋<br />
:SSR。回避率大アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== アルゼナル ===<br />
;[[サリア]]<br />
:アルゼナルへと来たばかりのアンジュの世話役となった他、問題行動の多いアンジュをよく叱咤する。<br />
:しかし、ヴィルキスに執着しているためその意味でも因縁があり、その結果アンジュに憎悪を抱いてエンブリヲ側に[[裏切りイベント|寝返り]]、敵対する事になる。<br />
;[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]]<br />
:当初のアンジュの言動から「'''痛姫(いたひめ)'''」と呼び、徐々に頭角を表していった事から敵視。互いに犬猿の仲に。<br />
:エルシャ曰く「アンジュは、昔のヒルダに似ている」とのこと。後にお互いの肉親に会いに行くために脱走を試みたことで和解し、自身の目的の賛同者・親友・悪友同士に。<br />
:第一中隊のメンバーの中で特にいがみ合っていた彼女と、一番親密な関係になるという、いい意味で皮肉な結果を迎えている。<br />
;[[ヴィヴィアン]]<br />
:アンジュの才能に純粋な憧れを抱いており、彼女の明るい性格もあってか、隊内で一番最初に打ち解け友人関係となり、唯一最初から最後まで好意的な対応を取り、味方であり続けた。<br />
;[[エルシャ]]<br />
:ヴィヴィアン同様アンジュの事を気に掛けていた。が、アルゼナルで生まれ育ったためアンジュが脱走した際にはその心理を理解できず、帰還後は溝ができてしまう。<br />
;[[ロザリー]]、[[クリス]]<br />
:ゾーラを間接的に殺したためにアンジュを憎んでいたが、後の戦闘でアンジュに助けられた事で和解する。<br />
:ちなみに'''彼女らに盛られた下剤を無理矢理ロザリーに口移ししたのが[[キスシーン|セカンドキスである]]'''。<br />
;[[ジル]]<br />
:アンジュに厳しく接し、一方で気遣う場面も多々あったが、リベルタスを強引なやり方で遂行しようとするジルの姿勢に対して、アンジュは嫌悪感を抱き敵対する。<br />
;[[エマ・ブロンソン]]<br />
:規律を重視する彼女からは度々小言を言われるので、鬱陶しく感じている。<br />
;[[ゾーラ]]<br />
:第一中隊隊長。アンジュが初出撃の際に狼狽し機体を組み付かれた所為で戦死。<br />
:出撃前にアンジュに「ノーマは[[闘争心]]が強い」と問い掛けており、アンジュがノーマとして生きる決意をする遠因となった。<br />
:ちなみに'''彼女に押し倒されて[[キスシーン|ファーストキスを奪われている]]'''。<br />
;[[ココ]]、[[ミランダ]]<br />
:アンジュと同期の新兵達。何かとアンジュの世話を焼き、特にココは自分がノーマであることを認めず、孤立していたアンジュの唯一の味方だった。<br />
:しかし、アンジュの敵前逃亡についてきた所為で、両名とも[[ドラゴン]]に殺されてしまった。<br />
;ナオミ<br />
:[[プレイステーション・ヴィータ|PS Vita]]用ソフト『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』(SRW未参戦)のオリジナルキャラクターにして、プレイヤーが操作する主人公。<br />
:ココとミランダは、アルゼナルで幼い頃から共に育ってきた幼馴染。アンジュとの関係は、[[コンピュータゲーム|ゲーム]]の進め方次第で親友や[[ライバル]]等に変化していく。<br />
:なお、第2話でアンジュに渡される死亡したメイルライダーのお下がりの[[パイロットスーツ|ライダースーツ]]には"NAOMI"と書かれており、原作アニメの世界では既にナオミは死亡している事が示唆されている。<br />
<br />
=== ミスルギ皇国 ===<br />
;ジュライ・飛鳥・ミスルギ<br />
:父親。妻のソフィアと共にアンジュがノーマである事実を秘匿していた。<br />
;ソフィア・斑鳩・ミスルギ<br />
:母親。洗礼の儀において、アンジュを庇って死亡する。死の間際に'''「何があっても生き抜きなさい」'''と遺言を残しており、それはアンジュの心の大きな支えとなった。<br />
;[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ]]<br />
:兄。洗礼の儀において、アンジュがノーマである事を民の面前で暴露し妹を社会的地位の破滅に追いやった。ある意味、「[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|物語]]の始まりを作った人物」とも言える一方、彼女が歪んだ差別思想から脱却するきっかけにもなった。<br />
:アンジュは醜悪な本性を現したジュリオと決別しているが、その一方で彼の死後に「最後まで、解り合えなかった」と複雑な想いを抱いていた。<br />
;[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ]]<br />
:妹。過去の事故で[[医療・病障害|歩行能力を失っており]]、その事もあってか気に掛けている。しかし、シルヴィアからは(筋違いな)怨恨を向けられている。<br />
:それでもなお、アンジュはシルヴィアの事を気にかけており、最終的には彼女を立ち直らせている。<br />
;[[モモカ・荻野目]]<br />
:筆頭侍女のメイド。アンジュがマナの使用を必要とする場面では、全てモモカが代行していた。<br />
:アンジュを公私共に強く慕っており、忠節を尽くすべく単身アルゼナルまで追いかける程の行動力を持つ。ミスルギにおけるアンジュの数少ない味方にして、最大の心の支えである。<br />
;[[リィザ・ランドッグ]]<br />
:近衛長官。皇女時代に彼女とどの程度の関わりがあったかは不明だが、後に[[アウラの民]]の[[スパイ]]であった事を知った際には怒っている。<br />
:物語終盤において合流した際には、協力要請という形で彼女を許した。<br />
;[[アキホ]]<br />
:皇女時代の友人でエアリアの選手仲間でもあったが、洗礼の儀でのノーマ発覚で掌を返される。後に再会した時も「ノーマだからというだけでアンジュを憎む」等、もはやかつての友人としての姿は無かった。<br />
:『X』ではエンブリヲがミスルギから去っても、(悪い意味で)変わらない彼女に威嚇射撃を浴びせている。<br />
;セーラ<br />
:赤ん坊。アンジュが初めて出会ったノーマ。彼女が母親から引き離されていく場面に偶然通りがかる。<br />
;セーラの母親<br />
:セーラが憲兵に連れていかれるのを阻止しようと偶然居合わせたアンジュに懇願するが、拒絶された上、「ノーマではない正しい子を産みなさい」と告げられた事で、アンジュに憎悪を抱く。<br />
:なお、後にアンジュがノーマであることが発覚し、ソフィアが射殺され、アンジュが連行される中継映像を「ざまあみろ」と憎悪をこめた笑みを浮かべて視聴していた。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ミスティ・ローゼンブルム<br />
:SRW未登場。ローゼンブルム王国の王女でアンジュの旧友で、エアリアのライバル選手でもある。ノーマへの差別意識が低いローゼンブルム王国出身の為か、アンジュがノーマと判明してもアンジュへの態度は(かつてのアンジュ同様現実を受け入れていなかったが)変わらなかった。一方で当のアンジュはシルヴィアを助けるためとはいえ、脱走する際の人質として利用するなど、昔の関係に戻る気はなかった。<br />
:第24話にて皇族専用機に乗り、載せろと押し寄せる民衆に困惑しているシーンを最後に出番が無くなったため、その後の去就は不明。<br />
;[[タスク]]<br />
:最初の出会いが原因で険悪感を抱くが直ぐに打ち解け、何度も窮地を救われていくうちに相思相愛の仲となる。<br />
;[[サラマンディーネ]]<br />
:当初こそ敵意を抱いていたものの、やがて親友同士となる。お互いに知らないが、どんな時代にあっても存在している限りどうあっても出会う運命を持っている。<br />
;[[エンブリヲ]]<br />
:ある事が原因で一方的に好意を抱かれる。当のアンジュは「根絶すべき敵」として見ている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
気が強い上元皇女だったこともあってか、年が離れているキャラでも呼び捨てや普通の言葉遣いで接することが多い。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:『V』ではヴィルキスのモードチェンジを使いこなすためのコーチの一人となるが、アンジュにとっては教え方が観念的で理解できなかった様子。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、互いに甲児と鉄也を因果の果てから脱出させるための大きな力となる。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では死のうとしていた自身の行動に対して、「自分の生命を捨てるような真似をするな」と諭した。後には彼を中心とするシャングリラ・チルドレンのガンダムチームとドラゴン狩り勝負を演じ、お互いを認め合う関係となる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』においても、同じ[[リィナ・アーシタ|妹]]持ち故か、シルヴィア救出に手助けしていた。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「未練を振り切って」では[[エゥーゴ]]ガンダムチーム、[[ネオ・ジオン]]、[[アルゼナル]]、[[アウラの民]]の連合チームをまとめるリーダー役に彼を指名する。<br />
;[[シャア・アズナブル]]、[[ハマーン・カーン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」にて共闘。お互い素直になれないやり取りを交わす彼らに対し「痴話喧嘩」とツッコミを入れている。<br />
;オードリー・バーン([[ミネバ・ラオ・ザビ]])<br />
:『V』では彼女から後述のダグザとのやりとりに関して感服される。またアンジュも満更ではなかったようで、上機嫌になっていた。<br />
;[[セシリー・フェアチャイルド]]<br />
:『X』では、「アル・ワース食堂開店」にて、ピザを焼くためにパン屋の娘でもあった彼女にパン生地を作ってもらい、その美味しさを絶賛した。<br />
:なお、どちらも高貴な家の生まれの令嬢という共通点があり、アンジュは(ノーマである事は知らなかったが)アルゼナルに送られるまでは生粋の皇族だったのに対し、セシリーは一般人と変わらない庶民育ちという違いがある。<br />
<br />
==== その他ガンダムシリーズ ====<br />
;[[キラ・ヤマト]]<br />
:[[ヴィルキス]]に[[ストライクフリーダムガンダム|よく似た機体]]に乗っており、なおかつタスクとよく似た外見を持つ人物。<br />
:それ故に『V』にて参戦が発表された時から「どう絡むのか」が話題となっていた。その期待通り劇中において互いに多く絡む。<br />
;[[ラクス・クライン]]<br />
:『V』では[[サラマンディーネ]]と並び彼女もまた「永遠語り」を継承する人物の一人であり、困難ルートでは共に「歌」によって[[エンブリヲ]]や[[ネバンリンナ]]を倒すための力となる。<br />
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[マリナ・イスマイール]]<br />
:『V』ではエンブリヲによって神聖ミスルギ皇国に捕らえられた際に以前より捕らえられていた彼女達と出会い、彼女達の口からエンブリヲの企てるハーレム計画について知らされることに。<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「錯綜する意志」にて敵対。エンブリヲと手を結んだ彼から自身の身柄の確保を狙われるが、アンジュ自身も彼からエンブリヲに[[声優ネタ|似たもの]]を感じ強い敵意を向ける。<br />
;[[ロウ・ギュール]]<br />
:『X-Ω』のイベント「理想の世界」では彼が[[アルゼナル]]に出入りしているため顔なじみの仲となっている。<br />
:別の世界線が舞台のイベント「錯綜する意志」では[[平行世界]]から迷い込んできたところを助けられて[[ヴィルキス]]を修理してもらった事から縁が生まれ、生まれも立場も関係なく誰とでも平等に接し、異邦人である自分も仲間と認めて助けようとする彼との関わりの中で、友情が芽生えていく。<br />
;[[叢雲劾]]<br />
:『X-Ω』のイベント「理想の世界」ではサハク姉弟に囚われていたところを彼とロムに救出される。<br />
;[[ロンド・ギナ・サハク]]、[[ロンド・ミナ・サハク]]<br />
:『X-Ω』のイベント「理想の世界」ではヴィルキスとアンジュの持つ力の一端について把握しており、アンジュを捕らえ[[エンブリヲ|世界を裏から操る神]]の打倒のために同志に勧誘するが、アンジュ自身は自分達を特別視する彼らの傲慢さにミスルギ皇国のマナ人類と同質の嫌悪感を覚え、拒絶する。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『V』では対面時に「[[声優ネタ|いい声をしている]]」と好意を抱いた。その後もアンジュのヴィルキスのモードチェンジを使いこなすための特訓のコーチの一人になる等、絡みが多い。<br />
:『X-Ω』のイベント「錯綜する意志」では気絶していた状態から目が覚めた直後、彼の声を聴いて一瞬タスクと勘違いをしている。<br />
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]<br />
:『V』では第16話アンジュ捜索ルート「絆、再び」にて、モモカの身柄を買い取る為にスメラギから[[借金]]をしている。<br />
;[[ネーナ・トリニティ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「翻弄される少女」ではエンブリヲに造反し負傷した彼女をアルゼナルに連れ帰り捕虜とした後、仲間として受け入れる。<br />
;[[マスク]]<br />
:『X』[[DLC]]「アル・ワース食堂開店」では、クンタラとして差別される彼を「世界が気に入らないのなら世界を壊せばいい」「それが出来ずに強い者に従うだけの男に負けるつもりはない」と手厳しく批判した。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[相良宗介]]<br />
:『V』では着ぐるみ仲間(?)。[[レナード・テスタロッサ|宿]][[エンブリヲ|敵]]が結託した事もあってか、よく絡む。<br />
:シークレットシナリオではボン太くんの正体に気づいたようで'''「ふも野郎」'''と呼ぶシーンも。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:『V』では彼をエンブリヲの同類とみなし、強い敵意を向ける。<br />
;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]<br />
:『V』では二度にわたって彼に狙われ如何わしい真似をされそうになり、当然彼の変態ぶりに嫌悪感を露にしていた。<br />
:『X-Ω』のイベント「聖夜の前のハプニング」ではペロリーナ好きであった彼に、拭いきれぬトラウマを植え付ける事に…<br />
;[[ソフィア]]<br />
:『V』では、エンブリヲに囚われた時にサリアと共に彼女に逃がされる。さりげないが母親と名前が同じ。<br />
;[[フレア・ブラン]]、[[エレナ・ピープルズ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「理想の世界」では共闘関係。<br />
;[[ショウ・ザマ]]、[[マーベル・フローズン]]<br />
:『X』では彼等の逢引をヴィヴィアン共々のぞき見し、タスクのことを思い出していた。<br />
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]<br />
:『X』にて共演。「祖国を追われた元皇族」「[[ナナリー・ランペルージ|足が不自由な妹]]<ref>銃で撃たれた事で本当に歩けなかったナナリーと違い、シルヴィアはもう治っているにも関わらず自分で歩こうとしなかったが。</ref>がいる」「世界を壊すために戦う」<ref>ただしルルーシュが妹の為なのに対し、アンジュは自分の為という違いがある。</ref>「目的の為なら手段を択ばない」等と何かと共通点の多い人物。<br />
:気質も近い物があり仲間からも似ていると言われ、アルゼナルのメンバーの一部からは'''「男アンジュ」'''(逆にアンジュは'''「女ルルーシュ」''')と呼ばれる事も。<br />
:原作終了後である為、彼がゼロ時代に母艦としていた[[斑鳩|本名のミドルネームと同じ名前の戦艦]]は登場しなかったのが少々残念。<br />
;[[隼鷹・ディオ・ウェインバーグ]]<br />
:『X』にて、同じく足が不自由な妹を持つ故にシルヴィア救出に協力する。<br />
;[[アネモネ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」では、彼女の性格をサリアに暗に「アンジュに似ている」と評され、タスクにもほぼ同意されている。<br />
;[[アナ・メダイユ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」にて親しくなり、別れ際にも再会を約束している。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:『X-Ω』で数度共演。特にこれといった深い絡みはないが、[[エンブリヲ|物語の]][[ワイズマン|黒幕]]に目をつけられた点・支配される事や束縛を拒む点が共通している。一方でアンジュは気性が激しいが、キリコは物静かという正反対な部分もある。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]<br />
:『V』では血気盛んな者同士お互い波長が合い、彼を'''「鬼の流竜馬」'''と呼ぶなど少なからず敬意を表している。<br />
:また、彼もアムロや刹那と共にヴィルキスのモードチェンジを使いこなすためのコーチの一人となっているが、「勢い任せの根性論」呼ばわりされてしまう。<br />
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]<br />
:『X』では[[マジンガーZERO]]との戦いによって因果の果てに飛ばされた彼と鉄也を救うためにアムロと力を合わせ、彼らの救出に大きな役割を果たす。<br />
;[[剣鉄也 (真マジンガー)|剣鉄也]]<br />
:『V』では一時敵対した際に他の仲間達とは異なり、純粋に闘志を燃やしていた。<br />
;[[旋風寺舞人]]<br />
:『V』では、同い年な上にどちらも本作でストーリーの中核を成す作品の主人公同士なので、絡みが多い。<br />
:なお、どちらも「生家が裕福で良い所のエリート一家出身」、「両親を[[エグゼブ|何]][[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|者]]かの謀略によって[[暗殺]]される」、「殺された両親の遺志を継いで戦う道を選ぶ」、「世界の支配者である黒幕を倒し、想い人と結ばれる」など、(信じるものこそ違うが)生まれた環境や辿った運命などに共通点が多い。<br />
;[[ホイ・コウ・ロウ]]<br />
:『V』では後述にもあるように[[ノーマ]]蔑視の発言をした彼に強い怒りをぶつけている。<br />
;[[エグゼブ]]<br />
:『V』ではエンブリヲやレナードと結託した彼をその2名とは違ったタイプの人間と評しながらも、悪党である事に変わりはないと断じた。<br />
;[[ブラックノワール]]<br />
:『V』で敵対。「西暦世界」の真の支配者であり、エンブリヲをも利用していた巨敵。<br />
:数々の争乱を「ゲーム」に過ぎないとした上に「飽きたから終わらせる」と言う彼(彼女)に対し、「勝手に終わらせるな!」と激怒する。<br />
;[[ロム・ストール]]、[[レイナ・ストール]]<br />
:『X-Ω』にて共闘。ロムとはイベント「理想の世界」にてアルゼナルに協力する彼と共闘しており、共に数多くのドラゴンを討ち取っている。<br />
;[[タカヤノリコ]]、[[アマノカズミ]]、[[ヨーコ・リットナー]]<br />
:『X-Ω』のイベント「聖夜の前のハプニング」では彼女達からクリスマスパーティーに誘われており、当初は興味を示さず断っていたものの、ニアの誘拐事件が一件落着した後にはパーティーに参加する事に。<br />
;[[ニア・テッペリン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「聖夜の前のハプニング」では彼女から自分たちは似た者同士と親近感を抱かれており、当初は反発するも、やがて彼女とは違いも多々あれど似た者同士な点がある事も事実と自覚し、心を通わせるようになる。<br />
;[[ギミー・アダイ]]<br />
:『X-Ω』のユニットシナリオ「堕とされし姫たち」にて、直接絡む場面こそ無いものの、彼から「ニアとは正反対の人間」と評されている(同シナリオではヨーコにも同じように評される)。<br />
;[[シモン]]<br />
:『X』では以前より開放戦争の英雄である彼の名を耳にしており、初対面時にはその真っ直ぐな人間性に対し、すぐに好感を示した。また、[[ビッグホーンドラゴン]]との戦闘で重力制御で動けなくなってしまった時に、彼の地中からの攻撃で窮地から脱する。ミスルギ皇国でのサリアとの一騎打ちの際にも応援されるなど、色々と絡みがある。<br />
;[[ヴィラル]]<br />
:『X』では彼を自分と同じく殺してでも生きるタイプと評し闘志を燃やす。対するヴィラルも戦士の血の滾りを感じ、笑みを浮かべている。<br />
;[[アンチスパイラル]]<br />
:『X』では[[スパイラルネメシス|宇宙の崩壊]]を防ぐためだけに、生命を奪う彼に対し強い怒りを露わにする。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「錯綜する意志」では自分に自信を持てないでいる彼に自分に自信を持つよう後押しし、勇気づけている。<br />
;[[神凪いつき]]、[[夢塔ハナ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「女神たちの休日」では、彼女達と共に[[メリッサ・マオ|マオ]]が企てた「訓練」という名目のある計画に参加する。<br />
;[[戦部ワタル]]<br />
:『[[X]]』で共闘する救世主で弟分。彼の純粋さの前には、アンジュも素直な態度で接している。<br />
;[[忍部ヒミコ]]<br />
:『X』では、妹分的存在。「アル・ワース食堂開店」では、田舎育ちであるため、ピザを食べた事も見た事もない彼女に、ピザについて教えてあげる事に。ちなみに、母親と[[声優ネタ|中の人が同じ]]。<br />
;[[大神一郎]]<br />
:『X-Ω』のイベント「永遠の歌に花束を」にて共闘。アンジュも'''彼への信頼度が上がった'''人間の一人となる。<br />
;[[エリカ・フォンティーヌ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「永遠の歌に花束を」では、彼女のマイペースぶりに振り回され、世話を焼きながらも親交を深めていくことになり、最終的には協力してエンブリヲの野望を打ち砕いた。<br />
:アンジュとは色々と対照的な人間性の持ち主だが、彼女も「赤ん坊の時に親に捨てられた」「生まれつき持った霊力のために周囲から恐れられていた」等、アンジュにも通じるところがある辛い過去を背負っている。<br />
<br />
=== その他の版権作品 ===<br />
;[[ナディア]]<br />
:『X』にて、[[ジャン・ロック・ラルティーグ|ジャン]]曰く似ているとの事。確かに互いに気の強い性格で周囲と馴染めない態度を持つなど共通点が多い。<br />
:アンジュ自身も彼女に厳しい態度を取りながらも、常に気にかけている。<br />
;[[ジャン・ロック・ラルティーグ]]<br />
:『X』では我儘なナディアのフォローに終止する彼を初めは理解できずにいたが、次第にその度量を深さを認め2人の恋路を真剣に応援するようになる。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[如月千歳]]<br />
:当初は彼女との折り合いも悪く、衝突する場面もあったが、やがて彼女と[[ナイン]]の関係を気遣うようになるなど、徐々に良好な関係に。<br />
;[[ヴェルターブ・テックスト]]<br />
:彼の薀蓄話が苦手。また、[[シャルロッテ・ヘイスティング|ロッティ]]の想いに気付かない彼の鈍感さには呆れている。<br />
;[[イオリ・アイオライト]]、[[アマリ・アクアマリン]]<br />
:同じ[[アル・ワース]]の人間として、[[魔従教団]]の術士である彼(彼女)に、当初は敬称付きで接していたが、当人たちから止めるように言われて、対等な立場で仲を深める。<br />
;[[魔従教団]]<br />
:世間でのノーマの扱いを身を以て知った影響か、他の仲間達とは異なり物語当初から信用していなかった。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
===アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ===<br />
;「絶対に逆転します!」<br />「我に続けぇぇーっ!!」<br />
:第1話より。皇女・アンジュリーゼとしての第一声。エアリア部の仲間達を鼓舞し、グラウンドの中央へ向けて飛翔する。 <br />
:この時点での凛とした雰囲気からは、この後の凄惨な運命など到底想像もつかない。<br />
;「あの日、約束しましたよね。勝ち負けよりも大切なものを目指しましょう、って」<br />「私たちはどのチームよりも強い[[絆]]を輝かせることができました。それが…それこそが、私たちにとっての勝利です」 <br />
:同上。転落しそうになったチームメイトのアキホを助けに向かった事で逆転は成らず、敗北を察してしまうも、涙ながらに詫びるアキホやチームメイトに対して穏やかに声をかける。しかし…。<br />
;「悔しいわ…。仲間も助けて優勝もする…皇女たる者、そうでなくては…」<br />
:同上。皇宮へ戻る中、車中にて妹[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|シルヴィア]]や兄[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]に向けて優勝できなかった事に対する悔しさを吐露する。マナ人類としては珍しく闘争心が垣間見える一幕。<br />
;「それこそがノーマの証…断じて見過ごすわけには参りません。人類が進化の果てに手にしたマナの光。それを否定するノーマは、本能のままに生きる、暴力的で、反社会的な化物…今すぐこの世界から隔離しなければなりません」<br />セーラの母親「…! お願いします、アンジュリーゼ様!私がきちんと育てますから…!」<br />「不可能です。ノーマは人間ではないのですから。早く忘れる事です。そして、次の子を産むのです。今度はノーマではない『正しい子供』を…」<br />
:同上。「ノーマ」である事が発覚し、セーラを連れ去られる母親に対して。皇女時代のアンジュがどのような思想だったか、そして[[世界観|作中世界]]の「常識」が歪んだものである事を表した台詞。<br />
:もっとも、この言葉が直後に自分自身へと跳ね返ってくるとは思いもしなかったであろう。 <br />
:アンジュとの面識は無いが、[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]]の母親は上記の言葉どおりの行動をしている。<br />
;「進むべき道…お母様、私、この世界が好きです。マナの光に照らされ、戦争、格差、貧困、全ての闇が消え去った平和で、美しく完璧な世界。でも…ずっと探していました。私が挑むべき道が何処かにあるはずだと」<br/>ソフィア「では、見つかったのですね?」<br/>「今日、初めてノーマを見ました。マナを破壊する突然変異…どうしてあんなものがこの世にいるのでしょう?」<br/>ソフィア「何も分かっていません。どの様に発生するのか、どうして女性だけなのか。そう…何も分かっていない」<br/>「ですから私が解き明かそうと思います」<br/> ソフィア「え…」<br/>「ノーマがこの世界から根絶されれば、世界はもっと美しくなるはずです」<br />
:同上。洗礼の儀の前夜、皇宮のバルコニーで「永遠語り」を口ずさむアンジュリーゼ。そこへ、母親のソフィアが同じ歌を歌いながら現れる。昼間に初めて目にしたノーマの存在に疑問を抱いたアンジュリーゼは、謎の解明とノーマの根絶を目標にする事をソフィアに明かす。それを受けたソフィアは憂いを帯びた笑みを返し、斑鳩王家に伝わる指輪をアンジュリーゼに託した。<br />
;「お、お母様…!?」<br/>ソフィア「…護りたかった…あなたを、真実から…生きるのです…アンジュリーゼ、何があっても…あなた…は…」<br/>「お母様ぁぁぁっ!!」<br />
:同上。兄・ジュリオに自身がノーマであることを大々的に暴露され、暁ノ御柱からソフィアに手を引かれ逃亡するアンジュリーゼだが、入口で警護兵に囲まれてしまい、その最中ソフィアが警護兵の放った銃弾に倒れてしまう。<br />
:愛する娘を真実から護りたかった、と吐露したソフィアは、「何があっても生きるのです」とアンジュリーゼに最後の言葉を残し、事切れた…。<br />
;「やめなさい…やめろ…! 我はミスルギ皇国第一皇女、アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギなるぞ!!」<br/>「いやああああああ!!」<br />
:第1話ラスト。[[アルゼナル]]へと連行され、[[ジル]]の'''手荒い「身体検査」を受けさせられる'''。<br />
:監察官の[[エマ・ブロンソン|エマ]]がドン引きした程のエグい光景であり、その過激な描写には、[[トラウマイベント|多くの視聴者が衝撃を受けた]]。何と『[[スーパーロボット大戦V|V]]』においても[[DVE]]付きで再現される事に。<br />
;「いやああぁぁーーーーーっ!!」<br />「…死にたくない…死にたくない…! 死にたくないぃーーっ!!」<br />「お…お…お前がっ…お前が、死ねえぇぇぇぇッ!!」<br />
:第3話より。自棄のまま[[ヴィルキス]]へと乗り[[ドラゴン]]に殺されようとするが、恐怖により死ぬ事を咄嗟に拒否。<br />
:直後指輪が輝いた事でヴィルキスが[[覚醒]]。超絶的な機動でもってブリッグ級ドラゴンを翻弄。最終的に凍結バレットを叩き込み撃墜する事に成功する。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[DVE]]となる。<br />
;「はぁ…はぁ…は…はは…あはは…こんな、感情…知らない…」<br />「…っ違う!こんなの私じゃない!殺しても、生きたいなんて…そんな、汚くて、浅ましくて…身勝手な…!」<br />「うっ…うぅ…うわぁぁぁぁ…っ!」<br />
:同上。戦いが終わった後、アンジュは自身の狂暴な一面を受け入れられず涙を流した。<br />
;「さようなら…お父様…お母様…お兄様…シルヴィア…」<br />(私にはもう何もない…何もいらない。過去も…名前も…何もかも…貴方たちのように簡単には死なない…生きるためなら地面を這いずり、泥水を啜り、血反吐を吐くわ…。私は生きる…殺して…生きる…!)<br />
:第3話ラスト。自身が過去―アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ―へと戻れない事を悟って長かった髪を断ち切り、ノーマの一兵士―アンジュ―として生きる事を決意する。<br />
;「大丈夫なわけない!」<br />「バカっ!人形やドレスは、また作ればいい…でも、あなたはたった一人のあなたなのよ」<br />「これで大丈夫…割れものは、裏の木の下に埋めるといいわ。ナイショよ?」<br />
:第6話。モモカの回想内での、幼少時のアンジュの一幕。自身のドレスを包帯代わりに破き、壊れた人形でケガをしたモモカを止血治療する。この一件は、モモカのアンジュへの忠誠心の根幹を成すモノになっていた。<br />
<br />
=== アンジュ ===<br />
;「…行くよ、ヴィルキス」<br />(私は…アンジュ。私は生きる。殺して…生きる…)<br />
:第1話プロローグ。「永遠語り」を口ずさみながら過酷な戦場に身を投じる。ヴィルキスから身を晒し、銃を構えてドラゴンを撃ち抜いた。<br />
;「監察官殿は、虫に裸を見られて恥ずかしいと思われますか?」<br />
:第4話より。[[ロザリー]]にボロボロにされた制服を着用して基地を歩き回っているのをエマに見咎められ、「そんなハレンチな格好で恥ずかしいと思わないの?」と問われた際の返答。<br />
:周りの者達を徹底的に見下している言動である。この返答を聞いたエマは呆気に取られ、周囲の者達からはさらに反感を抱かれる。<br />
;「誰か…誰も来るわけ…無い…」<br />「たす…けて…」<br />
:第5話より。孤島へ遭難した後、雨に降られる上に毒蛇にも噛まれてしまい消耗。涙目になるなど、キツい言動の多かった4話とは対照的な弱気な面を見せた。直後に自分が簀巻きにした[[タスク]]に救われる。<br />
;「…いいこと? 私とあなたは何も無かった。何も見られてないし、何もされてないし、どこも吸われてない。全て忘れなさい、いいわね?」<br />「アンジュ。アンジュよ、タスク」<br />
:同上、自分を探しに救助が訪れていた事を知りアルゼナルへと帰る事にしタスクへ別れを告げる。顔を赤らめながら言っているのが印象深い。<br />
;「ありがと…」<br />「ヴィヴィアン。あの[[ペロリーナ|変なマスコット]]…まだある?」<br />「私のコクピット、何もないから…」<br />
:第5話ラスト。捜索隊に救助された後、拒絶していた[[ヴィヴィアン]]に自分から歩み寄ろうとする。タスクと過ごした日々は心境を変化させるのに十分だった。<br />
:直後、ヴィヴィアンはニッコリ笑い「カレー臭いけどいい?」と返すのだった。これに対してアンジュは即'''「ヤダ」'''と返している。…ただ結局キーホルダーは貰ったようで、6話冒頭のヴィルキスのコクピットにぶら下がっている様子が確認できる。<br />
;「出ていけ…」<br />「出ていくのよ」<br />「違う!今すぐよ! マナを使えば、海を渡ったり潜ったりぐらいできるんでしょう!? 逃げなさい、モモカ!」<br />
:第6話より。モモカから古傷の思い出を聞かされて。モモカの想いを知ったアンジュはアルゼナルから逃げる事を促すが…。<br />
;「待ちなさい!!」<br />「その子、私が買います!」<br />
:同上。出撃の際に単独でドラゴンを全部狩り、それで得た膨大なキャッシュによってモモカの身柄を買った。他の面々からは顰蹙を買う等、隊列の乱れが進行する事となったが多くの視聴者は安堵した場面である。<br />
:余談だが、『V』では原作と異なる手段で膨大なキャッシュを入手してモモカの身柄を買っている(後述)。<br />
;「会えたかな…ヒルダ。お母さんに…」<br />
:第9話より。妹[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|シルヴィア]]が処刑されようとしている情報をつかみ、アルゼナルを脱走してまでミスルギへと駆けつける中、途中まで同行していたヒルダを想い呟く。<br />
;「ありがとう…モモカ。あなたは…あなたね」<br />
:同上。移動用にエアリア用の器具を調達しに学園へと向かい[[アキホ]]と再会するが、ノーマというだけで脅え、演技をしつつ[[警察官|警察]]に通報した彼女に失望し拘束。学園を後にした後、今まで同様に接するモモカに対して改めて感謝を述べた。<br />
;「ちょっと蹴飛ばして簀巻きにしただけでしょ! 大袈裟なのよ!」<br />
:第10話より。前回、偶然再会した[[アキホ]]を拘束した事の恨みで生卵をぶつけられた際の台詞。確かにミスルギ国民の反応は異常なものだが、そんな事をすれば誰でも普通は怒る。<br />
;「モモカ。あなたと…あそこの人達だけね。差別や偏見…ノーマだとか人間だとか関係なく、私を受け入れてくれたのは」<br />(それに比べて……これが、平和と正義を愛する、ミスルギ皇国の民? 豚よ…こいつら皆、言葉の通じない、醜くて無能な豚共よ…! こんな連中を生かすために、私達ノーマは…ッ!)<br />
:第10話より。遂にシルヴィアの元へと辿り着いたが、それは兄[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]の罠であり、さらにシルヴィアも罠に協力していた事が発覚。捕獲され処刑寸前にまで追い込まれてしまう。<br />
:かつて自分を讃えてきたミスルギ国民達も掌を返してショーを楽しむかのように「吊るせ」のコールを響かせる…その姿を目の当たりにしたアンジュは目の前の「人間」達に絶望。そして自分をノーマだからと差別しなかったモモカやアルゼナルの仲間達の暖かさを改めて噛み締め、倦怠の海に自覚なきまま沈み込み、流されるまま生を謳歌しているミスルギの民を『話の通じない豚(人間以下のノーマの、更に下)』と断じた。<br />
;(道を示す光…お母様が私に遺してくれたもの…。私は死なない、諦めない…!)<br />(殺せるものなら、殺してみろ…!)<br />
:同上。母の言葉を思い出し、心中で覚悟を決めたアンジュは『永遠語り』を口ずさみながら絞首台に向かう。<br />
;「感謝していますわ、お兄様。私の正体を暴いてくれて! ありがとう、シルヴィア。薄汚い人間の本性を見せてくれて!」<br />「さようなら! 腐った国の家畜ども!!」<br />
:同上。絞首刑が執行された瞬間、強烈な閃光が辺りを覆いつくす。そして処刑場にタスクが駆るエアバイクが乱入し、アンジュの首にかかっていたロープを切断し救出する。それをきっかけに近衛兵を相手にした大立ち回りの幕が上がった。<br />
:モモカと連携して突破口を開いていくアンジュ。もはや自分の居場所はアルゼナルにしかない事を悟り、行きがけの駄賃とばかりに投げ放った手裏剣を置き土産に、故郷と兄妹へ決別を告げ飛び去って行った。<br />
;「希望ですって? そんなもの、本気であると思ってるの? あるのは迫害される現実と、ドラゴンと殺し合う日常。…全く、バカバカしくって笑えてくるわ。偏見と差別に凝り固まった愚民ども。ノーマってだけで馬鹿みたいに否定しか出来ない。マナが使えないのが、そんなにいけないこと? 違ってちゃ、いけないの…?」<br />「ぜーんぶ嘘っぱちなのよ、友情とか、家族とか、絆なんて…あ゛ぁ゛~っ!」<br />「友情って素晴らしいとか、絆こそが美しいとか、平気で口走ってた自分を殴りたくなったわ!」<br />
:同上。アルゼナルに帰ってきたアンジュを待っていたのは「脱走の罪による反省房で一週間の謹慎。並びに財産・資産を全て没収」という重いペナルティだった。<br />
:反省房の中で同じく連れ戻された満身創痍のヒルダと言葉を交わしながら、歪な世界やそれを享受していた無知な自分に対して嫌悪感をぶちまける。<br />
;「私を虐げ、辱め、貶める事しか出来ない世界なんて私から拒否してやる…! こんな…腹立たしくて、苛立たしくて、頭にくる世界…!」<br />ヒルダ「ムカつく…そういうの全部まとめて『ムカつく』って言うんだよ」<br />「だったら、ブッ壊してやるわ! こんなムカつく世界…ぜーんぶ!!」<br />
:同上。脱走の罪でヒルダと共に反省房へと入れられた後、世界の不都合全てをノーマ達に押し付け人間達は見せかけの繁栄の中で呑気に過ごしている事を悟り、かつて自分のその見せかけの中にいた事にも嫌悪。欺瞞に満ちた世界を壊す事を誓う。「'''世界を壊して、私は生きる'''」と。<br />
;「分かったよ私は、ヴィヴィアンだって…。お帰り、ヴィヴィアン」<br />
:第12話より。[[スクーナー級|ドラゴン化]]したヴィヴィアンが歌った「永遠語り」に気付き輪唱、元の姿に戻ったヴィヴィアンに向き合い、微笑みながら。<br />
;「私…人間を…殺していた? この手で…この、手で…」<br />「…くたばれクソ女ッ! もうヴィルキスには乗らない! ドラゴンも殺さない! リベルタスなんてクソ食らえよ!」<br />
:同上。ヴィヴィアンがドラゴン化した事からある疑念が頭に浮かび、ジャスミンがドラゴンの死体処理をしている場所へ赴くアンジュ。だが、そこで見たのは「ドラゴンの死骸が人の形に戻りながら燃え尽きていく」という[[トラウマイベント|光景]]だった。<br />
:'''「パラメイル第一中隊がその日の糧を得る為に狩っていたドラゴンは、自分達と同じ『人間』だった」'''という事実。それを知ったヒルダらは絶句し、特に多くのドラゴンを「狩って」きたアンジュは嘔吐してしまい、呆然と立ちすくんだ…。<br />
:そこにジルが現れ、「気に入ってたんだろう? ドラゴンを殺して金を稼ぐ暮らしが」とアンジュに告げる。揶揄するように告げられたその言葉にアンジュは敵意を剥き出しにして噛み付いた。<br />
:その一言にサリアの顔は強張るが、ジルは涼しげな顔で「神様に飼い殺されたままで良いなら、そうすればいい」とだけ言い残し、何の痛痒も感じていないかのように立ち去るのだった。<br />
;「その為には、仲間の命も見捨てるって事?」<br />「…[[ジル|あの女]]ソックリ。訳の分かんない絵空事や無意味な使命感に酔いしれてるだけの偏執狂。巻き込まれて死ぬ方はたまったもんじゃないわね」<br />サリア「あんた、何もわかってないのね!自分がどれほど重要で恵まれていて、特別な存在なのか!」<br />「…分かりたくもないわ」<br />
:第13話より。ドラゴン襲撃後、さらに現れた兄ジュリオ率いるミスルギの軍勢によってアルゼナルは壊滅という状況で、自分とヴィルキスを逃がすために仲間を見捨てることを「仕方無い」と言い放つ[[サリア]]に対して。<br />
;「好きだった。私ここが好きだった。最低で…最悪で…劣悪で…何食べてもクソまずかったけど…好きだった。ここでの暮らし。それを壊された。あいつに。だから…行くの」<br />「邪魔したら…殺すわ!」<br />
:同上。命令に背きヴィルキスへ搭乗。出撃するも制止に来たサリアに対して。<br />
:兵士として過ごしていくうちにアルゼナルでの日常が代えられない大切な物となっていき、それを破壊したジュリオは既に憎むべき敵となっていた。直後、ヴィルキスのミカエル・モードが発動する。<br />
;「生きる価値のないクズめ…! くたばれぇぇぇぇッ!!」<br />
:同上。みっともなく命乞いするジュリオに対して。怒りのままにヴィルキスのエネルギーブレードを振り下ろす。<br />
;「あの…ごめんなさい」<br />
:第14話より。アリエル・モードを発動させたヴィルキスにより[[アウラの民]]の地球へと転移した後、数少ない情報から自分たちが遥か未来へと飛ばされたと推測。それを受け入れられず、疲労が溜まる中、リベルタスを「ゴミのような作戦」と言い放ち、タスクを怒らせてしまう。<br />
:その後、見つけたアクセサリを持ち帰りタスクへと手渡して謝罪した。これに対してタスクは'''「君って…謝れたんだ」'''と驚いた。<br />
;「最後まで、解り合えなかった人もいたけど…」<br />タスク「お兄さんか…」<br />
:同上。廃墟のホテルへと辿りついた後、タスクにこれまでの事を振り返りながら。兄ジュリオに対して複雑な思いを抱いていた事が伺える。<br />
;「暴力的で、気まぐれで、好き嫌いが激しいけど、それでも…?」<br />タスク「ああ、それでも…」<br />
:同上。互いの身の上や境遇、これまでの出来事を振り返り、タスクと[[キスシーン|遂に結ばれる]]。何気に自身の性格が悪い事を自覚している。<br />
:ちなみに直後、[[ドラゴン]]を連れた[[ナーガ]]と[[カナメ]]が現れた事で'''またも股間ダイブされてしまった'''。<br />
;「夢なのか現実なのか…わからないわ。でも良かった。ヴィヴィアンが…人間で」<br />
:第15話より。[[アウラの民]]の集落へと連れられ「捕虜扱いする気は無い」と言われ、戻ってきた仲間の為にと祭事を上げたサラマンディーネらアウラの民達に困惑するも、ヴィヴィアンの姿を見て呟く。<br />
;「知ってどうするの? …私達は、あなた達の仲間を殺した。あなた達も、私達の仲間を殺した…それが全てでしょう…?」<br />
:同上。この後、[[カナメ]]から「人間はそれを受け入れ許す事が出来る」と諭される。最も続く第16話でもアンジュの疑念は未だに消えないままだった。…だが。<br />
;「貴方、お姫様なんでしょうサラマンマン! 危機を止めて民を救う! それが人の上に立つ者の使命よ!」<br />
:第16話より。[[エンブリヲ]]により時空の歪みに巻き込まれるアウラの民たち。アンジュは[[焔龍號]]の収斂時空砲をヴィルキスのディスコード・フェイザーで相殺させることで威力を調整、歪みへとぶつける事を提案する。リスクが大きいと躊躇する[[サラマンディーネ]]に対して叱咤する。<br />
:第1話で見せていた「仲間も助けて優勝もする」というアンジュの心構えから出た台詞であり、元皇女のアンジュだからこそ出せる答えである。<br />
;「貴方、世界を滅ぼした兵器なんでしょ!? 気合入れなさい、ヴィルキス!!」<br />
:同上。アンジュの声に応えるかのようにヴィルキスの破損個所が修復し、ディスコード・フェイザーが発動する。<br />
;「長いのよね。サラマンデンデンって。サラ子って呼んでいいなら」<br />サラマンディーネ「では、私もあなたのことはアンコと…」<br />「それはダメ…」<br />
:第16話ラスト。アンジュの機転もあり、歪みを打ち消し多くの人間達を救う事に成功。サラマンディーネへと[[異名|あだ名]]を付けた。<br />
;「私はサラ子…サラマンディーネを少し手伝っただけです。…それに、助けられなかった人も、沢山居ます…」<br />
:第17話。晩餐の席にて[[ラミア (クロスアンジュ)|ラミア]]から民を救った事を感謝されて返した言葉。<br />
:同時に「全てを救う事は出来なかった」と憂いの表情を見せる。<br />
:なおこの台詞できちんと「サラマンディーネ」と呼んでいることから、他のシーンで「サラ子」を始めとするあだ名で呼んでいたのは、名前を覚えきれなかったわけでも発音しにくかったわけでもなく、'''単に正しい名前を発声するのが面倒なだけ'''で、TPOを弁えればきちんと言えるという事である。その証拠にこれ以後のシーンでは最後まで彼女の事をあだ名で呼び続けている。<br />
;「そっか…アルゼナルみたい、なんだ…。私、帰るわ。モモカが待ってるもの」<br />
:同上。祭りを楽しむアウラの民たちを見て、マナに頼らず懸命に生きるアルゼナルのノーマたちと姿を重ね、自分の世界へ帰還することを決める。<br />
;「私はもう、あなた達とは戦わないわ」<br />ナーガ「ほら、やっぱり私達と…えっ!?」<br />「あなた達とはもう、戦わない…」<br />
:同上。そこへサラ達3人がやってくる。「また戦う事になるのかもしれないのですね」と憂うサラや「拘束すべき」と警戒するナーガに対して、ドラゴン達とは戦わない事を誓う。<br />
:この言葉を受けたサラは微笑み、シンギュラーからの帰還を促すのだった。<br />
;「次はカラオケ対決でね!」<br />
:直後、サラマンディーネから「まだ勝負の決着が付いていませんから」と言われ、再会と「闘技場」での決着を約束する。この約束は最終話エンディングで果たされる事になる。<br />
;「ごめんなさいねドクター。これは実験用の珍獣じゃなくて、私の騎士なの」<br />
:同上。帰還の折、名残惜しげにタスクにすり寄る[[ドクター・ゲッコー]]からタスクを引き離しつつ。<br />
;「っ、飛びなさい、ヴィルキス!前にも飛べたんだから飛べるでしょ!」<br />「今飛ばなきゃいつ飛ぶのよ!飛ばないとぶっ飛ばすわよ!」<br />「飛べぇぇぇぇぇっ!!」<br />
:同上。シンギュラーを開き、元の世界に戻ってきたアンジュ達だったが、そこに待ち受けていたのは5機のラグナメイルだった。サラマンディーネ達を逃がし、タスクやヴィヴィアンと連携してでサリア達を相手取るヴィルキスだったが、三方向からの同時攻撃で四肢を封じられてしまう。<br />
:絶体絶命の窮地にアンジュはコンソールを叩きながらヴィルキスを叱咤する。それが通じたのがアリエル・モードを発動させることに成功したヴィルキスは、タスクの小型艇と共にアルゼナルの近海に飛ぶことに成功する。<br />
;「誰かに自分を託すなんて、空っぽなのね、あなた!」<br />「何が正しいかなんて、誰にも解らない…でも、あなたのやり方は大ッ嫌いよ! アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ!!」<br />「あなたのやり方じゃ…『喫茶アンジュ』は作れないからよ!」<br />
:第18話より。リベルタス成就の為、モモカを人質に取ってまで自身を従わせようとするジル。格納庫にて戦う二人だったが、「お前がエンブリヲを殺し、リベルタスを成功させるんだ!」となおも戦いを強要するジルに対して皮肉を叩き付け、直後に二段目の台詞で真っ向から否定する。<br />
:ジルは激昂しアンジュに殴りかかるも、躱された挙句隙を突かれて背後から後頭部にサバット(ソバット)の蹴りを喰らいダウン。ジャスミンから負けを宣告された。下段の台詞は倒れたジルを見下ろしてのもの。<br />
;「弱っ。[[サラマンディーネ|サラ子]]に比べたら弱過ぎよ。ネーミングセンスも壊滅的だし、だいたい何その格好?プリティ・サリアンの方がよっぽど似合ってたわよ?」<br />
:第19話より。ミスルギ皇宮にてサリア達ダイヤモンドローズ騎士団と顔を合わせるも、完全にエンブリヲに依存しているサリアの姿を見て呆れと侮蔑のこもった感想を叩きつける。共に居たターニャやイルマから銃を向けられるも、あっという間に2人を叩きのめし、残るサリアもベッドの上に投げ飛ばし、上の台詞で否定する。当然サリアは赤面した。<br />
:「プリティ・サリアンの~」のくだりは敵対時のサリアに対しての[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。<br />
;「何でも与えてあげる? あいにく、与えられたもので満足できるほど、空っぽじゃないの私! 神様だか、調律者だか何だか知らないけど…死ぬまで殺して、世界を壊すわ!」<br />
:同上。エンブリヲに催眠術をかけられ唇を重ねられた瞬間、タスクとのキスが脳裏によぎり正気に戻る。すかさずエンブリヲの舌を噛み抱擁から脱出、銃を向ける。これに対してエンブリヲは'''「ドラマティック!」'''と予想外の反応を返す。<br />
;「この世界に未練は無いわ。でも、あなたの妻になるなんて死んでもゴメンなの!」<br />「調律者さん…だから、あなたが死になさい!」<br />
:第20話より。エンブリヲは世界を創り直すことを明かし、その上でアンジュに求婚を申し出てきた。それに対し彼女が取った返答はナイフでの刺突。当然の如く答えはノーだった。<br />
:エンブリヲの手の甲をナイフで突き刺し、さらに踏みつけてテーブルに縫い付ける。続けて頭を掴み、首元にもう一本のナイフを突き立て引導を渡した…かに見えたが。<br />
;「はい…エンブリヲさ…くたばれ、クズ野郎!」<br />「嫌ぁああああ!! 熱い…熱い!!」<br />「助けっ…!助けて、タスクっ! たす…けて…タス…ク…」<br />
:同上。致命傷を与えた筈のエンブリヲは死んではいなかった。さっきまで遺体があったであろう場所には血痕すら残っておらず、刺したはずのナイフが落ちる音が響くだけだった。<br />
:結果的に[[暗殺]]に失敗し、報復として'''「痛覚50倍&痛覚を快楽に変換される&それらに加えて他の感覚をも操作される」'''という責め苦を受ける。必死に抗おうとするアンジュだったが、遂に心が折れそうになる。<br />
:'''『V』『X』においてまさかのDVE付きで再現'''。『V』ではちなみに前後の流れが合成されており、ミケーネを見物するため宇宙世紀世界に出向いたエンブリヲが席を外し、その隙にかなめ(ソフィア)に頼まれたサリアに逃がされる、というものになっている。<br />
;「違う…! モモカはあたしの筆頭侍女よ! 目を覚ましなさい、モモカァッ!!」<br />
:第21話より。エンブリヲに操られたモモカに向けて叫ぶ。それに応えるかのようにモモカは正気を取り戻す。<br />
;「嫌…噓でしょ、ねぇ…噓よね…モモカ…タスク…」<br />「私を…一人にしないで…うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」<br />
:同話ラスト。ミスルギ皇宮から脱出するも、エンブリヲに追い詰められてしまう。精神支配から逃れたモモカがエンブリヲを道連れに崖下に消え、タスクが身を挺して彼女を小型艇に乗せて逃がすも、直後タスクはエンブリヲと共に自爆。一人になってしまったアンジュは絶望の叫びを上げるのだった…。<br />
;「無様ね…一人じゃ死ぬ事も出来ないなんて…」<br />「あなたがいなくなったら、何の意味もないじゃない…」<br />「好きよ、あなたが…こんな事なら、最後までさせてあげればよかったっ…」<br />
:第22話より。タスクと出会った孤島へと着き、住処でタスクの日記を見つける。タスクがどのような想いで戦っていたのかを知り、自殺しようとするが思い留まる。浜辺でタスクの言葉を思い出し、一人涙を流すが、背後に現れたのは……<br />
;「タスクは、死んだわ! これはエンブリヲが見せている幻!」<br />タスク「ち、違う!」<br />「爆発の傷も、撃たれた血も無いもの!」<br />タスク「俺は生きてるよ!」<br />「信じない! …タスクは死んだの!!」<br />タスク「えぇぇぇぇぇぇ!?」<br />「信じない! …信じないわ…」<br />タスク「…ごめっ…うぇっ!? ア、アンジュ!? 何を…」<br />「確かめるわ…ちゃんと!」<br />
:同上。'''傷心のアンジュの目の前に現れたのは、自爆した筈のタスクであった'''。<br />
:ひとしきり動揺し、ビンタまでかまして幻だと疑う(実際、タスクの生存は視聴者から見てもかなり唐突だったことや、'''エンブリヲなら幻を見せるくらいのことはやりかねない'''ので疑うのも無理はないが)。本物かどうか確かめるためにタスクに[[キスシーン|キス]]をして、押し倒し…。<br />
:なお、『V』では状況的に'''[[イスカンダル]]でやっていた事が示唆されている。'''おいおい。<br />
;「不思議ね。何もかもが新しく輝いて見える」<br />「私ね、あの[[エンブリヲ|変態ストーカー男]]に言われたの。『世界を壊して新しく作り直そう』って」<br />「でも私、この世界が好き」<br />「どれだけ不完全で愚かでも、この世界が」<br />
:同上。タスクと結ばれた翌朝、二人で夜明けを見ながら。今まで忌み嫌っていた自分の生まれた世界について、いかに矛盾や欠陥があろうと守ろうと決心する。<br />
;「腑抜けた事言ってんじゃないわよ!あなたの復讐に巻き込まれて、どれだけの人が人生狂わされたと思ってんの!?」<br />ジル「私に何ができる?革命にも復讐にも失敗した、この私に…」<br />「…私を逃がしてくれたのは、サリアよ」<br />ジル「何…?」<br />「哀れだったわ。あなたを忘れるためにエンブリヲに入れ込んじゃって…責任、無いとは言わせないわよ、アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ」<br />
:第23話より。[[アウローラ]]に無事帰艦したアンジュ達だが、現司令官がヒルダという事を聞かされジルの部屋に赴く。エンブリヲの殺し方を聞き出したのち「あなたはどうするの」と問いかけるが、ジルは「司令官はヒルダに譲った」と視線を逸らす。<br />
:その態度に苛立ったアンジュはジルの襟首を掴み「責任を果たせ」と叱咤する。<br />
;「変だなんて誰が言ったの? そういうくだらない世界をぶっ壊すんでしょう、二人で。新しい世界にはあなたもいてくれないと困るわ、ヒルダ」<br />
:同上。ヒルダの想いに応えて、唇を重ねた後にこう励ます。<br />
;「みんな、聞こえる? 総司令官のアンジュよ。私達はこれからミスルギに侵攻、時空融合を停止させるため、暁ノ御柱への強行突入作戦を敢行するわ」<br />「反社会的な化け物と呼ばれたノーマと、互いに戦い合ってたアウラの民…私達と一緒に来てくれる人たちと、古の民」<br />「迫害されてきた私達が、世界を守るために一緒に戦うなんて痛快じゃない?戦いましょう、私達が、私達の意志で生きるために。戦わずに滅ぼされる私達じゃないでしょ?」<br />「作戦名、''ラスト・リベルタス''。神様だろうがなんだろうが、殺して、勝って、生きるわよ。…みんなで!」<br />
:同上。ヒルダから総司令官の座を譲り受けたアンジュは、ラスト・リベルタスの発動をアウローラ全域に向けて宣言する。自分の足で立ち上がり、未来を紡ぐために。<br />
;「全機、我に続けぇぇッ!!」<br />
:同上。ヴィルキスのミカエル・モードを発動させ、パラメイル隊に号令をかける。第1話における皇女アンジュリーゼだった頃の名台詞を思い起こさせるシーンである。<br />
;「構わないわ。全然」<br />「都合の良い豚共…。だから、エンブリヲなんかに管理されるのよ」<br />
:同上。ミスルギ皇宮に取り残されたシルヴィアは市民達に詰め寄られていた。そこにサリアとの戦いで体勢を崩されたヴィルキスが突っ込んでくる。<br />
:市民達は自分たちの行動を棚に上げ図々しくもアンジュに助けを懇願するも、当のアンジュにそのような気は無く、素っ気無い態度に怒った市民の一人がアンジュへと銃を向けるが、アンジュはその市民を'''即座のヘッドショットで射殺'''。<br />
:「自分の頭で考える事もせず、常に誰かにすがり、都合が悪くなればその誰かに責任を押し付ける」。その心底腐りきった「エンブリヲの家畜」達を全ての真実を知った今のアンジュが救うはずが無かった。冷淡な口調からも嫌悪感が滲み出ている事が伺える。<br />
:この場面は視聴者からの賛否が特に大きく分かれている事でも知られており、制作スタッフの中でも「芦野芳晴監督と福田己津央プロデューサーとの間で意見が分かれ、最終的に福田Pの意見が通った」という逸話も有る。<br />
:一応フォローしておくと、アンジュがこの時射殺したのは自身に銃を向けた市民一人のみ(つまり'''正当防衛''')であり、その場にいた他の市民達を無差別に殺す事はしていない<ref>とはいえ、この時のアンジュの態度から察するに、市民を皆殺しにしなかったのは情けや良心に起因するものではなく、「単に面倒臭い、あるいは時間や弾丸が勿体無いと判断しただけ」とも否定できないのだが…。</ref>。<br />
:上述の通り物議を醸した場面であるためか、原作の際どい場面を多数再現した『V』でさえも流石にこの場面はそのまま再現される事は無かった(後述)。<br />
;「甘ったれてるんじゃないわよ! 何でもかんでも人のせいにして! 宮廷医師が言ってたわ、あなたの怪我、完全に治ってるって。あなたは自分で立とうとしないから立てないだけ」<br />「死ななきゃ治らないのかしら、その腐った性根は…!」<br />
:同上。市民を退けたアンジュはシルヴィアに逃げるよう促すも、当のシルヴィアは恨み言をアンジュにぶつけるばかり。業を煮やしたアンジュはシルヴィアに威嚇射撃をしながら叱咤する。<br />
:市民相手には一切のコミュニケーションを否定していたが、シルヴィアにはちゃんと彼女にとっての「真実」を伝えているあたり、やはり肉親の情は多少なりとも残っているというところだろうか。<br />
:それでもシルヴィアは「私はあなたの妹なのですよ!」と助けを乞うばかりで立ち上がろうとしない。自分の姉を化け物だの殺人鬼だのと罵り、鞭打ち、処刑しようとした事を棚に上げ、アンジュの情けにすがろうとする。それを見たアンジュは眉を釣り上げ、さらに銃弾を柱に撃ち込む…。<br />
;「戦いなさい! 一人で生きていくために! もう会うことはないわ。さようなら。たった一人の、私の妹…」<br />
:同上。シルヴィアは恐怖のあまり腕で這い、立ち上がり駆け出した。そして自分が歩けることに気付き茫然と立ち尽くす。その様子を見届けたアンジュはシルヴィアの背中へかつて自分が母に言われた言葉をかけた後、笑みを浮かべ飛び去って行った…。<br />
:なお、最終話で世界が完全に分かたれてしまったため、これが二人の今世の別れとなった。<br />
:『V』でもこのやり取りは存在するが、よりにもよって'''エンブリヲに脱がされた状態'''だったため、シュールな場面になってしまった。『クロスアンジュ』らしいといえばらしいが。<br />
;「人間だからよッ!」<br />「支配をぶっ壊す、好戦的で反抗的なイレギュラー! それが人間なの!」<br />「今ならわかるわ! なぜノーマが生まれたのか!? 人間はあなたなんかに操作されないという遺伝子の意思! なぜノーマが女だけだったのか!? 愛する人と子を成し、あなたの作った世界を否定するためッ!」<br />「だから、お母様は[[歌]]と指輪を託してくれたのね…最悪な創造主が作った、この腐りきった世界を壊すために!」<br />
:最終話より。エンブリヲに「私に支配されることの何が不満だというのだ!」と詰め寄られての返答。<br />
:ここに来てノーマが生まれた理由が語られるが、要点を言えば'''エンブリヲは女性に遺伝子レベルで拒絶されていた'''という事となる。<br />
;「何が[[愛]]よ! キモい髪型でニヤニヤしてて、服のセンスもなくていつも斜に構えてる、恥知らずのナルシスト!」<br />「女の扱いも知らない、千年引きこもりの変態親父の遺伝子なんて生理的に絶対無理!」<br />「塵に還れぇぇぇぇぇッ!!」<br />「私を抱こうなんて、一千万年早いわぁぁぁ――――ッ!!」<br />
:同上。エンブリヲとの最終決戦にて、彼にとどめの一撃と共に切った啖呵。今までの仕打ちに対する鬱憤を晴らすべく、ありったけの罵倒と拒絶の言葉を叩きつけ、因縁に決着を付けた<ref>台本では、もっと際どく生々しい台詞も多数候補として挙がっていた模様。</ref>。<br />
:「[[ドモン・カッシュ|ロボットアニメ]][[ゲイナー・サンガ|史上に残る]][[レントン・サーストン|告白シーン]]」ならぬ'''「ロボットアニメ史上に残る振り文句シーン」'''と言っても過言ではないだろう。<br />
:'''『V』においては、他の女性陣が徹底的に罵詈雑言を浴びせた後の〆で言い放ち、当然のように[[DVE]]となった。しかも、水樹氏の熱演で原作よりもドスが効いたものになっている'''。必聴。『X』でも引き続きDVEだが、こちらでは更にエンブリヲの断末魔もDVEとして追加されている。<br />
;「国を作るわ、ここに。私たちだけの国を。ノーマも、人間も、ドラゴンも関係ない…皆が自分の意志で生きる、厳しくて当たり前の国を」<br />
:同上。エンブリヲを討った後、アウラ側への地球へと転移。サラマンディーネから改めて歓迎され「これからどうするのですか?」と問われて返した答え。<br />
;「知ったこっちゃないわ。エンブリヲは死んだ。これからはもう、誰も導いてくれない。自分達の力で生きていかなければ野垂れ死ぬだけよ」<br />「さ、私たちもいきましょう。自分の道を、自分の足で」<br />
:最終話エピローグ。上の建国宣言の後、「向こう側の地球はどうなったのか?」とモモカに聞かれるが、アンジュは「そんなもの関係無い」と言わんばかりの態度を取った<ref>しかしながら、口ではこう言いつつも、おそらく今生の別れとなったであろう妹のシルヴィアを想ってか、アンジュはわずかに寂しげな、憂いの有る表情を見せている。</ref>。そして、自分たちもエンブリヲの支配が無くなった世界で生きていく事を誓い、歩き出していく。<br />
:それに応えるように仲間達の声が響く。'''「イエス・マム!」'''<br />
:…このシーンを以て『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|クロスアンジュ]]』の物語は幕を閉じる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
その[[性格]]故か、[[次回予告]]のみならず本編中でも迷台詞が妙に多い。<br />
===次回予告===<br />
;「第1話いかがでした? って最悪よ! あんな事やこんな事、セレブでハイソな皇女様に、何なのこの扱い!? 理不尽とリムジン、一文字違いで大違いよ! そもそもこれって、美少女ロボットアニメでしょ!? 美少女はともかくロボットは!?」<br />
:第2話[[次回予告]]より。'''衝撃的な展開が続いた第1話の放送直後にコレである'''。<br />
:以降もアンジュを始めとした多くの人物が色々な事をぶっちゃけるのが予告のお約束となるのであった。<br />
;「は~い、今週のお話も最低でしたね! ご飯は不味いし、部屋は汚いし、[[ゾーラ|ファーストキス奪われるし]]! もう、何で私ばっかりこんな目に!? これ、美少女ロボットアニメでしょ!? せっかくの美少女なんだから私を大事にして!」<br />
:第3話次回予告より。'''気持ちは判るが、不満にも程がある'''。この予告まではまだ皇女時代を引きずっている(一人称が「わたし」では無く「わたくし」)。<br />
;「「え~っ!?」だって。私、ずっと怒鳴ったり叫んだりしてない? ワンパターンなスタッフね!「うふふ♪」とか「てへっ♪」とか「ニャンニャン♪」みたいな可愛い台詞無いわけ? えっ、来週ある? ほ、ホントに~!?」<br />
:第5話次回予告より。最後がなんとも必死である。そんなこんなでスタッフに頼んだらしい結果が…。<br />
;「ほぅら騙された! 綺麗な海と神秘のジャングル、素敵な出会い…と思ったら、いつもの通りの血みどろバトル! バカンスもロマンスも無いサバイバルだったわ。もう騙されない。どうせこの予告も嘘っぱち。モモカなんてどうせ来るわけ無いのよ」<br />
:第6話次回予告より。'''このザマであった'''。今までに色々な意味で散々な目に遭ってきたとはいえやさぐれ過ぎである。なお、次回のサブタイトルが「モモカが来た!」にもかかわらず'''「モモカなんて来ない」'''とか言っているが、実際にはモモカはちゃんと来るのでご安心を。<br />
;モモカ「やっと会えましたね、アンジュリーゼ様♪」<br />アンジュ「モモカ絶対死んじゃうと思った」<br/>モモカ「いっきなり酷い!」<br/>アンジュ「だってあの監督、最後は[[シャワーシーン|お風呂]]と裸出しとけばいいと思ってるし。あ、来週あたり時間差で死ぬとか?」<br/>モモカ「一番酷いのは姫様なのでは…」<br />
:第7話次回予告より。来たら来たでごらんのありさまである。<br />
;「皆さんお待ちかねの水着回だペロ~ン♪ と思ったらペロペロなシーンはほんのちょっとペロ! 走るブタと臭い着ぐるみの大脱走だったペロ! ホント、水着回の意味を分かってるのかしらペロッ、ってペロペロ言わせたいだけでしょペロペロ~ン!」<br />
:第9話次回予告より。[[ペロリーナ]]の口調になっているのが特徴。ちなみに'''この次回予告が放送された第8話が『クロスアンジュ』で一番際どくない水着回になる'''という謎の事態になっていたりもする。<br />
;ヒルダ「やっとあんたとダチになったって感じだね」<br />アンジュ「予想通りの展開で気に食わないわ。しばらく誰も死んでいないし。[[死亡フラグ|仲良くなったら死んじゃうの法則]]で、来週辺りあなた…」<br />ヒルダ「あ、あんたとダチになんてなってねーよ! バーカバーカバーカ!」<br />
:第11話次回予告より。ヒルダからのデレをメタ発言でぶった切る。ちなみにヒルダの「バーカ」の流れは戦闘台詞として採用されている。<br />
;アンジュ「ヴィヴィアンがドラゴンでも私はちっとも構わないわ」<br />ヴィヴィアン「アンジュは変わらにゃいにゃあ♪」<br />アンジュ「でもあの歌、私の物なのよね。勝手に歌ったからにはお金払ってね、7億ほど」<br />ヴィヴィアン「アンジュは変わらにゃいにゃ~…」<br />
:第13話次回予告より。そう、楽曲の二次使用には著作権使用料を払わなければならないのである。それはスパロボでも他の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]でも同じこと。<br />
:とはいえ、本編でヴィヴィアンが「永遠語り」を歌ったのは状況から見て緊急事態であったのだが、それでも使用料を要求するとは…しかも7億はどう考えてもボッタクリ。<br />
:ロザリーの「銭ゲバ」呼ばわりもむべなるかな。更に視聴者からはJASRACに引っ掛けて「'''アンジュラック'''」と呼ばれた。<br />
;タスク「アンジュ、来週は対決だ!」<br />アンジュ「もう限界よ」<br />タスク「えっ!?」<br />アンジュ「貴方との予告はマンネリ。ボチボチネタ切れでうんざり。そもそも予告が予告してない」<br />タスク「そんな今更…」<br />アンジュ「私帰る」<br />タスク「えぇっ!? 待ってアンジュ、カムバーーーック!!」<br />
:第16話次回予告より。タスクの言うとおり本当に今更である。挙句の果てに'''予告を切り上げて帰ってしまった。'''まさかの予告放棄である。<br />
:ちなみに第16話「共鳴戦線」は一行目のタスクの台詞で説明が付く内容なので、全然次回予告が仕事をしていないわけではない。<br />
;アンジュ「最終回よ、みんな準備はいい?」<Br />ヒルダ「これあと1話でちゃんと終わんのか?」<br />アンジュ「劇場版や映像特典、手は色々あるわ」<br />サリア「結局『クロスアンジュ』の『クロス』ってどういう意味だったの?」<br />アンジュ「『''アンジュが苦労する''』って事でしょ?」<Br />ヒルダ&サリア「「ダジャレェ!?」」<br />
:最終話次回予告より。最後まで予告はこんなノリであった。「クロス(Cross)」には「''受難、苦難''」という意味も含まれているため'''「アンジュが苦労する」'''というのもあながち間違いではなかった…。<br />
:なお、実際はきちんと綺麗に終わったのでご安心を。<br />
<br />
===本編===<br />
;「まっずぅ~~~!!」<br />
:第3話ラスト。第2話にてゴミ箱へ捨てたプリンを手に取り、一口食べる。…渡してくれたココはもうこの世におらず、それを思い出して涙を流し、悲しみに暮れた…<br />
:…と思いきやこの台詞。どうやら口に合わなかった様子。もっとも、一日ほど放置されていたため、既に傷んでいた可能性も否定できないが…。<br />
;「うぅぅ~…! わんっ!」<br />タスク「い~たたたたっ!」<br />「嚙まないとは言ってないッ!!」<br />
:第5話より。雨の中毒蛇に噛まれ、衰弱した所をタスクに助けられ、ベッドの上で目を覚ますアンジュ。海蛇のスープをふるまいながら「変な事しないから、撃ったり簀巻きにしたりしないでくれると嬉しいな」と弁解するタスクに、「毒を股間付近の傷口から吸い出した」事に気付いてタスクに食って掛かる。<br />
:…どうやら鼻を噛んだ模様。まぁ最初の邂逅時の銃撃+簀巻きよりかはいくらか穏便ではある。<br />
;「変な趣味、バラすわよ…?」<br />
:第7話より。風邪ひきで出撃したのに、報酬が少ない事に不満を持ってサリアを脅迫する。なお、この時のアンジュは'''マスクにマフラー、更にドテラ姿'''だった。<br />
:『V』でもドテラ姿こそ無いが、風邪を引いた状態がしっかり再現されている。<br />
;「面倒だから、消えるわ。…ほら、離れて。あなたが居たらすぐバレるでしょ」<br />「わたしはペロリーナだペロ~」<br />
:第8話より。ミスティの訪問を聞いて。面倒事に関わりたくないとエルシャが着ていた[[ペロリーナ]]の着ぐるみを着て姿をくらます。…しかし着ぐるみ内は快適とは言えなかったようで…<br />
;「暑い…蒸れる…酸っぱい…」<br />
:同上。炎天下の中、着ぐるみで歩けばそうもなろう。…決して前に着ていたエルシャが臭かったとか、そういう事ではない。<br />
;「んじゃ、ここにするペロ…どっこいしょっと」<br />「一人にしなさい…」<br />
:同上。基地の離着陸デッキへと現れ、逢引中のアルゼナル隊員二人へ向けて。「このペロリーナ普通じゃない!」とまで言われるほどの威圧感を放っていた。<br />
;「ブラジャーの恨み、忘れてないわ。あのせいで、大変な目にあったんだから…」<br />「それだけじゃない。後ろから狙い撃つ。手下を使って嫌がらせをする。ペロリーナの着ぐるみが臭い」<br />
;ヒルダ「最後の何!?」<br />
:同上。離陸する輸送機を追いかけるヒルダに対して。これまでの恨み骨髄とばかりに置いていこうとする…が、'''最後の件は一切ヒルダと関係ない完全な逆恨みというか八つ当たりである'''。<br />
:ちなみに「ブラジャーの恨み」というのは、第4話でヒルダたちがヴィルキスの機関部に大量の下着類を詰めて不調を発生させた一件の事。<br />
;「どうして股間に顔を埋める必要があるわけ!? 癖なの!? 意地なの!? 病気なのッ!?」<br />
:同上。ミスルギ皇国から脱出する船の中で、タスクのこめかみを握り拳でグリグリと締め付けながら。…救出時にタスクは'''またもやらかしたのである'''。さすがにこうも続いたのでアンジュも腹に据えかねたのだろう。<br />
;モモカ「その前にお風呂に!」<br />「あっ…そうね」<br />
:第11話より。[[焔龍號]]の襲撃で[[アルゼナル]]が半壊。混乱の中、出撃するために反省房から出るが一週間も閉じ込められていたためか結構臭っていた様子。<br />
:緊急事態だったためヒルダから即座に「ンな事言ってる場合か!」と突っ込まれた。ちなみに、[[シャワーシーン|風呂]]は次回で入った。<br />
;「ヒルダ!」<br />ヒルダ「今度は何?」<br />「落とすから拾って!」<br />
:同上。ヴィルキスを独断で操縦していたサリアに追いつき、操縦席から放り投げてしまう。さすがにヒルダも驚いた。自身の初陣の際にミランダが機体から投げ出され、落下途中でドラゴンに喰い殺されるのを目撃して恐慌状態に陥ったこともあるというのに無茶苦茶である。上から降ってくるサリアにヒルダも相当肝を冷やしたようで「別料金だぞバカ姫!」と毒づいていた。<br />
;「屋根もある! ベッドもある! お風呂もある! きっと名のある[[貴族]]のお城だったに違いないわ!」<br />
:第14話より。見知らぬ土地を探索中に「[[ムウ・ラ・フラガ|夢有羅布楽雅]]」と書かれた看板を付けたホテルを見つけて。確かにお城と言えばお城だが。<br />
:『V』でもタスクとの会話で触れられており、[[アスラン・ザラ|アスラン]]への土産話にした様子。聞かされた時、一体どう思ったのだろうか…?<br />
;「なによ?」<br />タスク「あ、いや、いつものアンジュだなって」<br />「はぁ?エッチ出来なくて欲求不満なの?」<br />タスク「えっ?」<br />「いいところで邪魔をされたもんねえ」<br />タスク「ええ~!?」<br />「今はそんな場合じゃないっていうのに…本ッとに男って…」<br />
:第15話の冒頭。アウラの民の都に護送されている際、コンテナ内での会話。前話ラスト、ホテルで初夜を迎えようとしていた間際にナーガとカナメがやって来たために出来なかったことを引き合いに出される。最後の台詞はドラゴン形態のヴィヴィアンも相づちを打っている。これだけ見るとタスクにばかり非があるように見えるが、実際は'''アンジュの方からタスクを誘惑していたため'''、自身の欲求不満をタスクにぶつけているだけにしか見えない。<br />
;「うるっさい!訊くなら一つずつにして!こっちだってわからないことだらけなの!大体ここはどこ!?今はいつ!?あなた達、何者!?」<br />
:第15話。[[大巫女]]達に矢継ぎ早に質問され、癇癪を起す。ナーガとカナメが後ろから武器を向けているにも関わらず、自分は次々に質問する。<br />
;「へぇ…人が大変な目にあっている間に…そう…」<br />「このケダモノがぁぁーっ!!」<br />
:同上。ドクター・ゲッコーによって'''性教育の教材'''にされ全裸で拘束されたタスクを目の前にして顔をヒクつかせながら羽箒とピンセットを手に取る。<br />
:直後、タスクの悲痛な叫び(多少笑い交じりの悲鳴であった)があたりに響き渡った…'''一体ナニをしたというのか'''。ともあれ、タスクに合掌。<br />
;「私、汚れちゃった…欲求不満だったらトカゲでも何でも良いのね!あのバカタスク!」<br />
:同上。性教育の材料になったタスクの股間にいつもとは逆に顔をうずめてしまった挙句、何かを口にしてしまったためにうがいをした後の台詞。'''「今更何を…」'''と思った視聴者も少なくないはず。<br />
;「この永久発情期がァー!!」<br />タスク「アッー!!」<br />
:第17話より。案の定股間ダイブされた際のやり取り。思いっきりふっ飛ばされたタスクは川にもダイブしてしまい、全身包帯だらけでバーベキューに顔を出す羽目になった。さすがにやり過ぎたと感じてか、この後謝っている。<br />
;「楽しそうね」<br />
:同上話。アウラの民にチヤホヤされるタスクの前に現れて不機嫌な顔をして串焼き…の'''縦に刺さったキノコを食い千切る'''。この時の串焼きは'''とても卑猥な形をしていた'''事も相まって、ただならぬ剣幕にタスクも股間を押さえて怯え、取り巻きたちも慌てて去っていった。<br />
;「な、なによ、あれ…!」<br />タスク「お化け!? 幽霊!? 海坊主…!?」<br />「い…いやあぁぁ!」<br />
:同上話。紆余曲折の末にアルゼナル跡地へと帰還した後、突如現れた三人組を見て脅える。実際はただ単に潜水服を着たモモカ、ヒルダ、ロザリーだったのだが、涙目になりタスクにしがみつくなど本気で怖がっていた。<br />
;「さぁ、タスク! 撃って! サラ子の所に行かなくちゃ!」<br />「ピンチにならないとヴィルキスは跳ばないんだから! さぁ、早く!」<br />
:第18話より。ジルと決別し、自分独自にリベルタスを成し遂げる事を決めた後、サラマンディーネらアウラの民たちと合流するためにヴィルキスの能力を解放してアウラ側の地球へと転移しようとするが、そのための方法が'''コレ'''。当然タスクは困惑したが、ヴィヴィアンはノリノリで撃とうとしていた。<br />
:具体的な条件が解らなかったからとはいえ、もう少し機体と自分の心配をしろと言わざるを得ない。[[森次玲二|どこぞの室長]]といい勝負である。<br />
;「ご心配無く。間違っても[[ダイヤモンドローズ騎士団|ダイコン騎士団]]になんて入らないから」<br />
:第20話より。アンジュをダイヤモンドローズ騎士団に招き入れようとするエンブリヲの元に向かう中、それを不服に思うサリアが立ち塞がり「エンブリヲ様に何を言われても断って」とナイフを抜いて脅迫してくる。アンジュは涼しげな顔でこう返し通り過ぎて行った。<br />
:サラマンディーネの時と同じく、つくづく長い名前を覚える気が無いようだ。<br />
:『V』『X』では初登場時にサリアが名乗ったおかげで浸透したのか、アンジュのみならずヒルダやロザリーからも[[特殊戦闘台詞]]としてダイコン騎士団の名前が挙がる。<br />
;「ねぇ、満足……した?」<br />タスク「もう思い残すことはないよ」<br />「だめよ、これからなのに……」<br />
:第22話より。五体満足で生存したタスクと[[愛]]を確かめ合った直後の会話より。死亡したと思われていたタスクが「思い残すことはない」と、[[死亡フラグ|死んでも悔いはないと解釈できる台詞]]を言ったことに対し、生きていればこれから先何度も同じように愛を交わす機会を得らるのだから、もっと長生きしてお互い幸せになろうとたしなめる台詞。<br />なのだが……アンジュの性格からすると「まだ全然満足できていない」とも解釈できてしまうのが何とも。ちなみにこの時二人は'''夕方から夜明けに至るまでの12時間ぶっ通しで事を致していた'''が、アンジュなら本当にそう考えてそうではある。<br />
;「これくらいしか無いけど…」<br />タスク「? あったかい…?」<br />「! 見ない、出さない、調べない! いい!? 帰ってきて必ず返して! でないと、風邪引くから!」<br />
:第23話より。最終決戦を前に、何かして欲しい事が無いかタスクに聞き「お守り的な物が貰えたら」と言った彼に対して'''脱ぎたてのパンツを渡した'''。「私、何も持ってないし」とは言うものの色々な意味で他に無かったのかと問いたくなる場面である…。<br />
;「サリアのくせに…」<br />
:同上。サリアとの戦闘にて、ミスルギ皇宮に突っ込んだ直後に。どこぞのガキ大将を彷彿とさせる。<br />
<br />
===その他===<br />
;「そんなの簡単よ。ビューンてかっ飛ばして、ガシャガシャって[[変形]]してズバーッて斬って、バババーッて撃てばいいだけよ。楽勝でしょ?」<br />
:[[プレイステーション・ヴィータ|PS Vita]]用ソフト『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』のCMより。ナオミから[[パラメイル]]の操縦のレクチャーを頼まれるも、アンジュが返した答えがコレ。<br />
:さながら[[クルツ・ウェーバー|どこぞの狙撃手]]のような天才肌っぷりを感じさせる発言である。当然ナオミは'''「ゴメン、全然わからないよ」'''と困惑気味だった。<br />
;サリア「えぇっと…それが『最高の舞台』なの…」<br />アンジュ「はぁ…この素晴らしさが分からないなんて…」<br />「『無軌道戦士バンダム』。戦場に散る命と、残された者たちの愛…残酷さ、儚さ、そしてメカ…全てにおいて最高なのよ?」<br />
:[[ドラマCD]]『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。アンジュが皇女時代に見たという「最高の舞台」を紹介するのだが、蓋を開けてみればまるっきり'''『[[機動戦士ガンダム]]』のパロディであった'''。サリアがドン引きするのも無理はない。<br />
;(ゴルァ、タスク!! あなた、私の体で何やってくれてるのよ! 入れ替わったのをいい事に、豊満で形のいい胸の感触を存分に確かめたり、無防備な肉体を隅々まで味わったり、女体の神秘を存分に観察してたりしてたんでしょ! しかもサラ子の股間にまでダイブして!!)<br />『他の女の子の股間に飛び込むなんて許さないわよ! タスク、あなたが突っ込んでいい股間は私の股間だけよ!!』<br />
:[[ドラマCD]]『アンジュとタスク、ときどき犬』より。アンジュの身体と入れ替わってしまったタスクに吠え掛かって。<br />
:このエピソードでは'''アンジュは犬のバルカンと入れ替わって'''しまっており、直前のシーンではタスクがサラマンディーネ(中身はヒルダ)に股間ダイブしてしまった後であった。<br />
:また、台詞の後半部分はサラマンディーネの秘密道具「ダダ漏れターバン」を付けられてのもの。'''まんざらではなかったらしい。'''それでいいのかアンジュ。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
=== 中断メッセージ ===<br />
;「…サリア…。精神コマンドは、あんたの大好きな魔法じゃないから」 <br />
:中断メッセージでサリアに対して。昔のスパロボではそれこそ「魔法のようなもの」と例えられたこともあったが、昨今の作品で本物の[[パッフィー・パフリシア|魔]][[イズミ|術]][[ガルデン|師]]・[[大十字九郎|魔]][[マスターテリオン|法]][[法術士ニュー|使]][[アツコ・カガリ|い]]・[[獅堂光|魔法]][[龍咲海|騎]][[鳳凰寺風|士]]が出てきた挙句、これである。<br />
;「プレイヤーのみんな、そういうわけで、私達もちょっと席を外すね」<br />ヒルダ「ゲームを再開した時はあたしとアンジュのどっちかがいないかも知れねえぞ」<br />
:中断メッセージ「ヒルダとアンジュ(1)」より。ヒルダから喧嘩を売られて。この時のアンジュは声こそ穏やかだが、表情が'''邪悪な笑顔'''になっている(これの場合、所謂『[[オリジナル7|オリジナル]][[ガン×ソード|笑顔]]』ではなく'''『[[ルルーシュ・ランペルージ|ゲス顔]]』'''である)。ちなみにもう一パターン「ヒルダとアンジュ(2)」が存在し、内容はヒルダの部屋で決着をつける(意味深)というものでアンジュも思わず苦笑いしている。<br />
;「別れの挨拶は済んだみたいね。それじゃ、いってみようか!」<br />
:中断メッセージ「さらば、アンジュの騎士」より、不死身と豪語するタスクに対して焚き火と水槽のどっちを挑戦するかと問い詰めての〆。「別れの挨拶」がプレイヤーに向けてのものか、'''この世に向けてのものか'''はアンジュのみぞ知る。<br />
;ペロリーナ「良い子のみんな~。ペロリーナだぺろ~♪」<br />ペロリーナ「今日はボン太くんと夢の競演だぺろ~♪ ボン太くん、よろしくぺろ~♪」<br />「あーっ! もうやってらんない! 暑いし、臭いし、おまけに相方は何言ってるかわかんないし!」<br />「え…あ…? やっぱり、顔出しはマズい?」<br />ペロリーナ「それじゃ、良い子のみんな~! またペロリーナとボン太くんと遊んでぺろ~♪」<br />
:『V』中断メッセージ「ペロリーナVSボン太くん」より。まさに夢の?競演である。何言ってるかわからないと言いつつ、ボン太くんに怒られて再びペロリーナに扮するあたりアンジュの謎のプロ根性が垣間見える。<br />
:もっとも「[[ヒイロ・ユイ|中の人が]][[キリコ・キュービィー|出てくる]]」という最大のタブーを犯しているため、ヴィヴィアン等には見せてはいけない光景だろう…。<br />
;「あんた達、何やってるのよ…」<br />
:中断メッセージ「タスクVSエンブリヲ」より。原作第24話の二人のやり取りを改変したものだが、余りにも大人げない内容にドン引きしてしまう。<br />
<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「野蛮で暴力的で反社会的な連中が!」<br />
:[[火星の後継者]]等[[テロリスト]]への[[特殊戦闘台詞]]。原作序盤での皇女時代におけるノーマに対しての評価が元となっている。ある意味、アンジュ自身へのブーメラン発言になっている気が…。<br />
;「始まりの光…終わりの光…!」<br />
:ディスコード・フェイザー使用時の台詞。「永遠語り」の歌詞が元ネタ。<br />
;「私と戦おうなんて、100万年早いわ」<br>「相手がバカで助かったわ」<br>「私に当てたいなら、もっと腕を磨きなさい!」<br />
:攻撃を回避した時の汎用台詞の数々。上段の台詞は前述のエンブリヲを完全否定する時に、叫んだ台詞が元ネタ。<br />
:中段下段も同じく回避した時の台詞だが、相手を罵倒したり、自信満々に言い放っている。事実ヴィルキスは屈指の回避能力を持つので、説得力はかなりある。<br />
;「意思を持たない機械なんかに!」<br>「こんな悪意のかたまりみたいな機械なんかに…!」<br>「機械なんかにやられるものか!」<br>「操り人形に後れを取るつもりはないわ!」<br />
:[[人工知能]]相手の特殊戦闘台詞。一・二段目は攻撃時で、三・四段目は回避時に発する。戦闘台詞の中でも特に対抗意識が強い印象。我の強さもしくは支配される事を拒む性質故なのかもしれない。<br />
;「バナージ!殴ってでも止めるから!」<br>「甲児!あんたを止めるわ!」<br />
:それぞれ[[ユニコーンガンダム]]、[[マジンガーZERO]]への[[特殊戦闘台詞]]。<br />
;「自己紹介もできないの?無礼な奴……!」<br />
:「???」名義での[[サラマンディーネ]]との[[特殊戦闘台詞]]の一つ。気持ちはわかるが…。<br />
;「プリティ・サリアンの方が、よっぽど似合ってたわよ!」<br>「やってくれるわね、プリティ・サリアンのくせに!」<br />
:[[サリア]]への[[特殊戦闘台詞]]。ここぞとばかりにいじり倒している。<br />
;「エルシャ、あなたがそちら側につくなんて…!」<br>「エルシャ…!敵になったのなら、容赦はしないわ!」<br />
:[[エルシャ]]相手の[[特殊戦闘台詞]]。他の面々とは異なり、いつもは攻撃的なトーンが控え目になっている。最初から気にかけてもらったことが影響を受けていただけに、彼女が敵に回った時の衝撃は少なくなかったようである。<br />
;「何がダイコン騎士団よ!だっさい名前ね!」<br>「これがダイコン騎士団のラグナメイルか…!」<br />
:[[ダイヤモンドローズ騎士団]]相手の[[特殊戦闘台詞]]。よっぽど名前を覚えるつもりが無いのか。<br />
;「変態ストーカー男! ここで息の根を止めてやる!」<br>「あのデタラメな世界とあなたを、ここで終わらせる!」<br>「最低で最悪の変態男!ここで、永遠に、サヨナラよ!」<br>「千年生きててこれ?冗談でしょう?」<br>「女の扱いも分かっていない引きこもりなんかに…!」<br />
:[[エンブリヲ]]への[[特殊戦闘台詞]]。三段目は『V』50話、『X』44話のイベント後限定。<br />
;「鬱陶しい仮面の男に従うつもりはないから…!」<br />
:[[フル・フロンタル|フロンタル]]、[[ネオ・アトランティス]]への[[特殊戦闘台詞]]。対象のキャラ達は実際付き合いきれない思想や思考等を持っているため、アンジュでなくとも「鬱陶しい」と言いたくなる。<br />
;「機械も人間も関係ない!あなたは私の敵よ!」<br>「終わりよ、ネバンリンナ!あなたは私が討つ!」<br>「機械ごときに、私達の星を好きにさせると思って?」<br />
:[[ネバンリンナ]]への[[特殊戦闘台詞]]。すっかりお馴染みになった「版権→オリジナル」の掛け合いである。<br />
<br />
=== 『V』シナリオデモ ===<br />
;[[アスラン・ザラ|アスラン]]「邪魔した事を怒ってるのか?」<br>「そうじゃない…でも今は、[[インフィニットジャスティスガンダム|その機体]]の色を見るとムカムカするのよ」<br />
:『V』第15話アンジュ捜索ルート「孤島の出会い」より。どうやら、ヒルダの事を思い出した模様。<br />
;「キャッシュなら、スメラギさんに前借りした分を含めて、これだけあるわ! 十分でしょ!?」<br />
:『V』第16話アンジュ捜索ルート「絆、再び」より。『V』では、「モモカの身柄を取り戻す為にスメラギから[[借金]]をする」という無理な手段を取ってまでして膨大なキャッシュを工面している。<br />
:[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]や[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]達は、(「プライドの塊」だと思っていた)アンジュのなりふり構わぬ行動<ref>なお、スメラギによると「アンジュは自ら頭を下げて借金を申し込んできた」との事。</ref>に戸惑いつつも、外の世界の人間達との交流を通して変化・成長していく彼女の姿を微笑ましく見守るのであった。<br />
; 「…勧善懲悪ものに興味はないけど…あなたは個人的に許せない! 二度と悪事が出来ないように徹底的に叩いてあげるわ!」<br />
:『V』第18話「迫るデンジャラスゴールド」に於ける[[ホイ・コウ・ロウ]]との[[戦闘前会話]]より。ノーマに対する差別発言をしたホイに激怒する。<br />
;「どうして、こう赤い機体に乗ってる奴ってのはクセが強いのよ…!」<br />
:『V』第24話ロンド・ベルルート「若さという力」で[[フル・フロンタル]]の[[シナンジュ]]を見ての感想。やはりヒルダを意識しているようだ。<br />
;「…自分の顔を鏡で見てみたら?」<br />ダグザ「何…?」<br />「あなた…自分が今、どういう顔をしているかわかってる?」<br />「軍人は市民を守るために戦う…。あなた、こんなやり方をしている事を守るべき人達に胸を張って言えるの?」<br />ダグザ「戦争を終わらせるためには止むを得ないのだ」<br />「目的のためなら手段を選ばない…。その気持ち、わからなくはないわ…」<br />「だけどね…!人として、やってはいけない事をしたら、もう人間に戻れないわよ!」<br />ダグザ「…お前に何がわかる…」<br />「わかるわよ」<br />「私はもう…戻れないから」<br />
:『V』第24話独自ルート「岐路」に於ける[[ダグザ・マックール|ダグザ]]とのやりとり。この時のアンジュの言葉は、[[オードリー・バーン|オードリー]]に強い影響を与えた。<br />
;「[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の話ってわかりにくいのよね。もっと上手に説明できないの?」<br />「あなたって本当に口下手よね。もうちょっと相手の身になって言葉を選びなさいよ」<br />
:『V』シークレットシナリオ「想いの形」より、訓練続きで疲れが溜まる中で刹那へと向けたボヤき。実際刹那は不器用な人物なので、アンジュの指摘は的を射ている。<br />
;(今はこれを使う…! 常識や体面に囚われている場合じゃないんだ!)<br />(私は生きる…! 世界を壊してでも…!)<br />
:同上。とうとう音を上げ訓練から逃げ出す中、ある物を見つける。それは…'''[[ペロリーナ]]の着ぐるみだった'''。<br />
;「…ち…て…。今…脱ぐ…」<br />
:同上。ペロリーナの着ぐるみを着て[[千鳥かなめ|かなめ]]の前に現れたところ、彼女に悲鳴を上げられたので、誤解を解くために着ぐるみを脱ごうとするアンジュだったが、[[相良宗介|宗介]]が中に入った[[ボン太くん]]に同じパワードスーツだと思われ迎撃されてしまうハメに…。<br />
;「さっきのお返しよ!」<br />
:で、[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]らの襲撃により跳躍してきた[[ヴィルキス]]に乗った後に'''仕返しでボン太くんを射撃。'''幸い、当たらず周りからも誤射と思われたが…[[カミーユ・ビダン|どこぞのニュータイプ]]を彷彿とさせる一幕である。<br />
;「[[ホシノ・ルリ|ルリ艦長]]…。ナデシコの離脱は、そのままでいいわ。だけど、ドラゴンは全部倒していく!」<br />「こんな腐った国でも、ここは私の故郷だから…」<br />(お母様やお父様との思い出は守る…。それが最後のけじめよ)<br />
:『V』第30話西暦ルート「裏切りの故郷」より。処刑されかけ、更にナデシコ部隊が攻撃を受けている状況だが思い出を守ろうとするアンジュの複雑な心境が垣間見える。<br />
;「ほんと、バカよ! どいつもこいつもバカばっかり! 世界は腐っているわ!」<br>「...壊しちゃおっか、全部...?」<br>ヒルダ「はあ?」<br>「出来そうじゃない? [[ナデシコ]]と[[ソレスタルビーイング]]の全ての戦力を使えば」<br>「それでも足りなきゃ、宇宙世紀世界に行って、あっちの連中も引っ張り込めばいい!」<br>ヒルダ「お前...本気か?」<br>「少なくとも、歴史があるってだけでふんぞり返ってる始祖連合国は潰す!」<br>「私を虐げ、辱しめ、貶める事しか出来ない世界なんて私から拒否してやる!」<br />
:同上。ソレスタルビーイングやナデシコという信頼できる仲間がいる為か、原作以上に強い決意を持っている。<br />
;サラマンディーネ「全てはあなたの乗る機体…ビルキスのせいです」<br />(ヴィルキスの事よね…。なまっているのかしら…)<br />
:『V』第32話西暦ルート「黒き神の歌」より。<br />
:何気に発音上、ボイス付きのアニメでは表現し辛い、テキスト媒体のスパロボならではの台詞とも言える。<br />
;「借り物の銃のおかげで照準がずれた…。でも、次は外さない」<br />「私の邪魔をするのなら容赦はしない。その空っぽの頭でも理解できたのなら、さっさと消えなさい!」<br />
:『V』第38話西暦世界ルート「歪む世界」より。原作第23話にて市民を射殺する場面の再現だが、『V』では銃が[[相良宗介|借り物]]だったためか殺すまでには至らなかった。もっとも、最初の台詞からしてやはり殺す気でいた事が伺える。<br />
;「この力は…!」<br>「そう、ヴィルキス…あなたもあいつを許せないのね」<br />
: 『V』第50話通常ルート「終わりなき戦い」にて。エンブリヲ復活のカラクリを暴いた後、ヴィルキスが全ての能力を解放したのを見て笑顔で応える。この後エンブリヲは余裕を無くして取り乱し、その様を[[雷張ジョー|ジョー]]や[[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]]らに嘲笑される羽目に。<br />
;「私はもう…アンジュリーゼじゃない。だからシルヴィア…あなたは、あなたの足で歩きなさい」<br />「出来ない…なんて言わせないわよ」<br />
:『V』通常ルートエピローグでシルヴィアから「今後どうすれば良いのか?」と相談されるも、こう諭した。二行目は'''ゲス顔'''で言っている辺り、スパルタ方針に転換したと言えなくもない。<br />
<br />
=== 『X』シナリオデモ ===<br />
;「気に入ったわ」<br />
:第10話「めぐり合う螺旋」より。[[エクスクロス]]にいる以上は、対等な仲間だと言う[[シモン]]の言葉を聞いて好感を抱いた時の言葉。<br />
:権力を笠に着る兄と妹を持つアンジュからすれば、シモンの人間性に少なからず魅力を感じたことは想像に難くない。<br />
;「せっかくの提案だけど、私…赤い機体は大嫌いだから」<br />
:第11話「宿命の二人」に於ける[[クルージング・トム]]との戦闘前会話より。今回は第6話で焔龍號と戦ったためか、『V』以上に嫌な色として記憶に残ってしまった模様。<br />
;「そう? 目的のためなら手段を選ばない奴って嫌いじゃないけど」<br />
:第18話「目覚める決意」より。[[ロザリー]]と[[クリス]]がルルーシュに対し畏怖する中、一人好意的な意見を述べた。<br />
:ちなみにこの時の表情はルルーシュに負けず劣らずのゲス顔であった。<br />
;タスク「彼等は自由への願いを込めて、奪ったビルキスの名をヴィルキスに変え…正しきドラグニウムの使い手である神部七龍神の使者…戦部の救世主の白き鎧にならってその色を白に塗り直したんだ」<br>ワタル「じゃあ…!」<br>「ヴィルキスが白いのは、ワタルの鎧や龍神丸が白いからなのね…」<br />
:第24話「偉大な勇者」より。前作とはまた別で、ヴィルキスの経緯や他作品の機体との関係が明らかになる場面。<br />
;「相手が神様だからって、私は止まらないから!」<br />
:同話にて、初攻撃時の戦闘前会話の一部。台詞がほぼ[[キリコ・キュービィー|彼]][[シュウ・シラカワ|ら]]と同じである。<br />
;「ああいう張り付いたような笑顔の男は好きじゃないから」<br>「何より、慈悲を与える…っていう上から目線が気に入らないのよ」<br />
:第26話より。タスクから魔従教団といずれ戦う事を予想していた事を問われた時の返事。自分の力で生きていくことを信条としていることもあって(エンブリヲを放置していることもあるが)魔従教団はアンジュにとって受け入れられない存在だった。また図らずもルルーシュに似た理由でセルリックを警戒していたようである。<br />
;「無限の可能性…か…」<br />
:第28話「闇と光」より。甲児や鉄也から諦めない限り無限の可能性があることを告げられて。彼らを救った際に大きな役割を果たしたこともあってか、嬉しそうに呟く。<br />
;「ヴィルキス! さっさと目覚めないと捨てるわよ!」<br />
:第36話「決戦、ミスルギ帝国」より。ディスコード・フェイザーを解放しようとした時にネモから指輪を通してヴィルキスに願いを込めるよう助言されて。原作でもヴィルキスを罵倒する場面はあったが、今回は'''ネモから前以てヴィルキスに向かって願いを込めるようアドバイスを受けたにもかかわらずこの言葉を発している。'''<br />
:この光景にサリアやタスクは唖然としており、[[C.C.]]からは'''「タスクと似た趣味嗜好」とまで言われてしまった…。'''<br />
; 「目の前で起きた事も受け止められず、数を頼みにぎゃーぎゃーと…」<br />
; 「少し痛い目を見ないと現実がわからないみたいね、あなた達は」<br />
:第37話 「誰も知らない明日へ」 より。開始時、[[サリア]]、[[エルシャ]]、クリス復帰後、[[アウラ]]を開放して混乱している[[アキホ]]達ミスルギ市民に対する怒りの言葉。又射撃を行った際、原作とは異なり[[V]]同様、アキホを含め市民側に対してはわざと狙いを外している。<br />
;「ミスルギの連中なんて滅んでもいいと思ったけど、私以外の奴がやるのは我慢ならない…」<br>「だから、あなた達の相手は私がする! ここは通さないわよ!」<br />
:第41話「天を貫く螺旋」での初戦闘時の台詞。ミスルギの民衆への嫌悪感もあるが、それ以上に自分達を滅ぼそうとする存在による侵略は更に我慢ならなかった。<br />
;「消えなさい、エンブリヲ! その腐った野望と共に!」<br />
: 対ドアクダールート第44話「真実の黙示録」で二十人いたエンブリヲがとうとう一人だけになった時、その最後の一人に引導を渡す際の台詞。<br />
:容赦ない言い回しは実にアンジュらしいが、何気に[[シャア・アズナブル|彼]]を思い出しそうな台詞でもある。<br />
;「へえ…もう復活ができなくなったからどこかに隠れているかと思ったら、意外に潔いじゃない」<br />
:第46話「新たなる皇帝」にて。ガーゴイルの配下として現れたエンブリヲを見て、嘲笑うかのように悪い笑みを浮かべて呟く。エンブリヲの人間性や手段等を考えると、否定できないのが何とも…。<br />
;「かわいそうなエンブリヲ…」<br />「あなたがその力を正しい事に使ったら、きっと私達の関係も違うものになったのに…」<br />「何て言うと思ったら、大間違いよ!」<br />「あれだけの可能性を引っ張りだしても、まともなあなたが現れなかったって事はあなたに更生の余地なしって事よ!」<br />
:同話でエンブリヲ撃破の際にて。この直後に原作同様に拒絶の叫びと共に引導を渡すのだった。<br />
:なお、そうは言うもののゲーム作品『tr.』ではそのエンブリヲを更生させてしまう凄い展開もある。<br />
;「どいつもこいつも勝手な理屈で…!」<br/>アンチスパイラル「この者…我々を恐れていないのか…!?」<br/>「恐れる? 悪いけど、今の私は怒りに突き動かされてるのよ!」<br/>アンチスパイラル「その無謀なまでの意思…! それこそがスパイラルネメシスを…」<br/>「そういう御託はたくさん! あなたは口を閉じなさい!」<br/>「それが出来ないっていうなら、黙ってもらうわよ! 強制的にね!!」<br />
:第51話より、[[アンチスパイラル]]との戦闘前会話でのやりとり。彼の言葉に一切耳を傾ける事なく一蹴し、怒りに燃えながら牙を剥く。<br />
:生きることに並大抵ではない執着を持つアンジュが[[スパイラルネメシス|宇宙の崩壊]]を防ぐためという名目の為だけに、他の生命を奪うアンチスパイラルに従う筈もなかった。<br />
; 「[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|シルヴィア]]! あなたも戦っているのね!」<br />
:最終話での[[魔獣エンデ]]との対峙の際、[[聖龍妃]]の出現において、エンブリヲから解放された[[ミスルギ皇国]]で戦い続ける、シルヴィアからの[[応援]]を受け、再び、闘志を燃やす。<br />
<br />
=== 『X-Ω』シナリオデモ ===<br />
;「あなたはアレをやらなくていいの?」<br />
:「理想の世界」より。[[ロンド・ギナ・サハク|ギナ]]を相手にお約束の口上を叩きつける[[ロム・ストール|ロム]]の姿を目の当たりにして、[[叢雲劾|劾]]に対して尋ねて。劾に[[声優ネタ|ロムに近い何か]]を感じて、彼の口上にも期待していたのだろうか。なお、劾曰く、「アレは俺にはできん」との事。<br />
;「そう、なら真実を教えてあげる」<br />「ペロリーナは私よ」<br />
:「聖夜の前のハプニング」より。[[ペロリーナ]]のきぐるみを着たまま[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]を打ち破り、「ペロリーナに負けたから悔しくない」と負け惜しみを言う彼に対し、一行目の台詞を言い放った直後にきぐるみを脱ぎ去り、ペロリーナの中の人が自分であると正体を明かして。ある意味『[[スーパーロボット大戦W|W]]』での[[クルツ・ウェーバー|彼]]の発言にある「必殺技」に近い行動である(アンジュは彼の言う「[[ベルファンガン・クルーゾー|イカついの]]」ではなく美少女だが…)。結果、ゲイツは凄まじいショックを受け彼の悲痛な絶叫と共に機体が爆散するのであった…。<br />
;「…!」<br />「いや、なんか頭に変な音が…」<br />
:「永遠の歌に花束を」より。アンジュ達[[H.I.A.W.D]]に喜んで力を貸すと意気込む[[大神一郎|大神]]の言葉を聞いた際に。大神に対する信頼度が上がった女性がまた新たに一人増えた瞬間である。<br />
;「あー! もう、またあの子は! 目を離すとすぐ…!」<br />「エリカ! 私から離れるなって言ったでしょ!」<br />
:同上イベントより。帝都の街に繰り出した際、自分が目を離した隙にまたトラブルを起こしてしまった[[エリカ・フォンティーヌ|エリカ]]に呆れつつも駆け寄って。直後にエリカに「私から離れるな」の言葉の意味をプロポーズと勘違いされて狼狽してしまう。エリカに対して完全に「妹を放っておけない姉」、または「子供を放っておけない保護者」と化している。そんな様子を[[グリシーヌ・ブルーメール|グリシーヌ]]から「良いコンビ」と評される。<br />
;「そう、あんたが言う通り、ドラゴンだから殺していい、人だからダメ。そんな事を言うつもりはないわ」<br />「弾に当たれば誰でも死ぬ。銃弾に重いも軽いもないんだからね」<br />「私も偉い事を言える立場じゃない。あんたよりも沢山のドラゴンを殺してきたし」<br />「もしかしたら、その中には…争いが本当に嫌いなのに、大事な人を守るために生命を散らした人もいたかも知れない…」<br />「…あなたに求めるのはふたつ…人手と力だけ」<br />「その見返りはここで生きる権利だけど、先にあるのは餓死より苦しい運命かもしれない…それでも私たちは責任を持たない」<br />「だから、よく考えて決めなさい。ここで生きるか、ここで死ぬか…」<br />
:「翻弄される少女」より。アルゼナルの捕虜となった[[ネーナ・トリニティ|ネーナ]]と面会し、今まで討ち取ってきたドラゴンの正体が人間だと知り動揺を見せつつも強気の態度を崩さないネーナに対し、自身のこれまでの経験も踏まえた上で自分なりの戦いでの命のやり取りに対するスタンスを語り、改めて彼女に自分達の仲間になるか、それとも餓死するかの選択肢を与える。このアンジュの言葉はネーナの心にも強く残る事になる。<br />
;「ネーナ、あんたがやれないなら私がやってあげる」<br />「私と違って、あんたがお兄さんから大事にされていて、あんたも大事にしていたのも知ってる…」<br />「だから私が…。あなたから恨まれても…」<br />
:同上イベントより。エンブリヲによって差し向けられた[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]の姿を模したホムンクルスが搭乗する[[ガンダムスローネツヴァイ]]と対峙し、相手が兄を模した偽物とわかっていても引き金を引く事ができず防戦一方のネーナに対し、自らが彼女に代わってスローネツヴァイを討つ意思を告げる。たとえ偽物であってもネーナに兄殺しをさせたくないという想いや悲壮な決意と共に、自身とは違い彼女が最後まで兄妹仲が良かった事への複雑な想いも垣間見え、非常にもの悲しい。しかし、ネーナはかつて肝に銘じたアンジュに諭された上記の言葉を口にすると、自ら悲壮な決意を固め、眼前の「兄」に向けて引き金を引き…<br />
;「御託はもう沢山よ!」<br />「あんたみたいに心の冷め切った男にはこいつがお似合いよ!」<br />
:同上イベントより。ネーナの兄への想いを散々弄び嘲笑ったエンブリヲに対し、自身の怒りもネーナの怒りも共にぶつけるが如く、凍結バレットを叩き込む。<br />
;「ちょっと…! 痴話喧嘩は家でやれって会議の時からずっと言ってるでしょう!」<br />
:「未練を振り切って」より。会議の後もお互い素直になれないやり取りを交わす[[シャア・アズナブル|シャア]]と[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して。ヤキモキさせる光景をずっと見せられればこう言いたくなるだろうが、この二人を前に正面から遠慮なく言えるのは流石。<br />
;「…誰のことよ」<br />
:同上イベントより。[[ドミニク・ソレル|ドミニク]]から[[アネモネ]]の性格について、まず「気が強い」「気分屋」「気難しい」「すぐに手も足も出す乱暴者」と聞かされた際に、「まるでどこかの誰かさんみたいね」と呟いたサリアに対して、誰とは明言していないのに反応する。やはり自覚があるのか。<br />
;「悪いけれど、エンブリヲ…。アンタに道連れにされる気はないわ」<br />「アンタはたったひとりで、寂しく死んでいきなさい」<br />
:同上イベントより。アンジュ達に撃破されるも、クダンの限界を避ける事はできないと叫び、宇宙の崩壊を渇望しながら今度こそ最期を遂げたエンブリヲに対して吐き捨てた台詞。原作で彼に引導を渡した時の台詞に比べると一見冷めた台詞に見えるが、あちらの台詞にも劣らない程のエンブリヲへの強い怒りや嫌悪と同時に、絶対にエンブリヲの思い通りにはさせないという強い意志が込められている。<br />
;「アナ…いつかまた、遊びに来てもいい?」<br />
:同上イベントより。クダンの限界が阻止され、宇宙が救われた後に、[[アナ・メダイユ|アナ]]に対して。直前のアナの台詞等からも察するに、アンジュも彼女に耳掃除をしてもらったらしく、笑顔も浮かべているあたり、アナの優しさに魅了された様子。<br />
<br />
=== ファクトリー ===<br />
;「…色々と言いたい事がある」<br />宗介「俺もだ」<br />「だけど、みんなの夢を壊したくないから、今回だけは黙ってる」<br />宗介「そうしてくれると助かる」<br />「じゃあね、ふも野郎」<br />
:『V』シークレットシナリオ「想いの形」クリア後のファクトリーイベントにて。お互いに中の人に気付いてしまった様子。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[グレイブ]]<br />
:初出撃時の搭乗機。<br />
;[[ヴィルキス]]<br />
:愛機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*アンジュを演じた[[声優]]の水樹奈々氏は、『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』が放送終了された2015年の'''ハロウィンにおいてアンジュの仮装を行っている'''(TOKYO FMラジオ番組『水樹奈々のMの世界』2016年10月17日放送分より)。<br />
**なお、水樹氏曰く'''「アンジュの衣装はヘソや太ももが多く露出しているので、身体が冷えて大変でした」'''との事。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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<!-- == 資料リンク == --><br />
<!-- == リンク == --><br />
{{DEFAULTSORT:あんしゆ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%87%8E%E5%8E%9F%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%91&diff=458226
野原しんのすけ
2023-07-07T16:12:56Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = のはら しんのすけ<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::野原 信之介]]<ref>映画『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』作中。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クレヨンしんちゃん}}<br />
| 声優 = {{声優|矢島晶子}}(初代)<br/>{{声優|小林由美子}}(二代目)<br/>{{声優|神奈延年}}(未来のしんのすけ)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|臼井儀人}}(原作)<br/>{{キャラクターデザイン|小川博司}}(アニメ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::5]]歳<br />
| 身長 = [[身長::105.9 cm]]<ref>作中では幼年層のキャラが[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]されて非常に小柄に描かれている。そのため大人はしんのすけの数倍の大きさで描写されている。</ref><br />
| 体重 = [[体重::22.8 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::B]]型<br />
| 所属 = ふたば幼稚園<br/>かすかべ防衛隊<br />
| 好きな物 = 美人の女性<br />
| 嫌いな物 = 母のお仕置きとお説教<br/>ネネのリアルおままごと<br/>注射<br/>歯医者<br />
| 好きな食べ物 = チョコビ<ref>原作漫画初期においては「'''コアラのマーチ'''」だったが、商標上の問題からかアニメ化以降は架空のお菓子「チョコビ」に置き換えられた。なお、「チョコビ」も後に実際のお菓子として商品化されている(ただしメーカーはロッテではなく東鳩)。</ref><br/>ホットケーキ<ref>映画『雲黒斎の野望』作中での自己申告。</ref><br />
| 嫌いな食べ物 = 野菜類(特にピーマン)<br />
}}<br />
'''野原しんのすけ'''は『[[クレヨンしんちゃん]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
坊主頭としもぶくれ顔、シャツと半ズボン<ref>原作では黄色いシャツと紫の半ズボンだが、アニメでは赤いシャツと黄色い半ズボンとなっている。</ref>が特徴で美人の女性(主に未婚の20代)<ref>ただし、誰でもOKというわけではなく、好みに合致していても性格が悪い相手…所謂「悪いおねえさん」は大いに嫌う。</ref>が大好きな幼稚園児。アニメ版における「'''嵐を呼ぶ園児'''」のキャッチコピーのとおり、マイペースな性格で周囲の人間を翻弄する。基本的にはトラブルメーカーではあるが、時として困っている人間の悩み事を意図知れず解決する事も多い。また、ドジな一面もあり、最後は母のみさえ(時にはひろしやかすかべ防衛隊のメンバーまでなども加わって)にこっ酷く怒られたり<ref>家の中や洗濯物がめちゃくちゃになる・みさえの高級品を台無しにする・シロの散歩やひまわりの面倒をさぼる・帰る時間が遅くなるなど。</ref>、やっている事を失敗するなど酷い目に遭わされる事がしばしば。<br />
<br />
また、下半身を露出しアレの周りに象の絵を描き歌に合わせて腰を振る「ぞうさん」や、身体を折り曲げ臀部を露出し「ぶりぶり~」と叫びながら左右に動く「ケツだけ星人」、うつぶせに倒れたまま微動だにせず無言で過ごす「死体ごっこ」<ref>ただし、こちらは不謹慎ネタの宝庫である『クレしん』でもさすがに不味かったのか、近年では見られなくなっている。</ref>といった下品な一発芸・遊びも得意としている。<br />
<br />
なお、カンタムロボが絡まない場合でも'''番外編や劇場作品では幾度と無く世界を救っている'''。それらやギャグ描写を抜きにしても身体能力は高く、剣道に対して突出した才能を発揮したこともあった<ref>原作・アニメでは『武蔵野剣太シリーズ』に該当する連作。目標が出来た途端に努力を重ねていたが、目標を達した途端に満足して剣道を辞めてしまった。劇場版では『雲黒斎の野望』にて、大人に変身した状態で日本刀を使い、黒幕のヒエール・ジョコマンに一度勝利している。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。[[カンタム・ロボ]]のパイロット扱い。愛称はシナリオ中では「しんのすけ」、スキル使用時では「しんちゃん」で登録されている。<br />
:イベントでの存在感はかなりのモノであり、他の作品の人物を存分に振り回してくれる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
<!-- === [[能力]]値 === --><br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[夢]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[幸運]]、[[絆]]+、[[奇跡]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[野原みさえ]]<br />
:母。普段は反発する事やトラブルを起こして怒られているが、深い親子愛で結ばれている。<br />
;[[野原ひろし]]<br />
:父。太眉と女好きは彼譲り。<br />
;[[野原ひまわり]]<br />
:妹。性格は似たもの同士で仲も良い。<br />
;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]]<br />
:ペットの犬。散歩を初めとした世話をよくサボるが、基本的には仲良し。<br />
<br />
=== 父方の親族 ===<br />
;野原銀の介<br />
:秋田県在住の父方の祖父。しんのすけの顔の輪郭は銀の介そっくりであり、特徴的なしもぶくれ顔は父方の血のようだ。ふざけた性格もしんのすけと同じ。<br />
;野原つる<br />
:父方の祖母。しんのすけと同じく悪戯好きである為とても仲がいい。<br />
;野原せまし<br />
:伯父。出会った当初はせましの冗談で実の父と間違えた。その後の関係はせましのドケチな部分以外は好感触であり良好。<br />
;野原育菜<br />
:せましの妻。しんのすけにとってら伯母に当たる。<br />
;野原菜摘<br />
:従姉妹。しんのすけとはウマが合うらしく仲がいい。<br />
;野原樹<br />
:従兄弟。しんのすけにとっては目上のお兄ちゃん。当初は彼のつんけんした態度から亀裂が生まれると思ったがすぐに打ち解ける。<br />
<br />
=== 母方の親族 ===<br />
;小山よし治<br />
:母方の祖父。しんのすけのふざけた態度を叱ることもあるがしんのすけはよく懐いている。<br />
;小山ひさえ<br />
:母方の祖母。<br />
;小山まさえ<br />
:叔母その1。共に悪戯好きなのですぐに意気投合した。「まさえおばちゃん」と呼ぶ。<br />
;小山むさえ<br />
:叔母その2。当初は彼女を不審者と間違えたがその後はしばらく同居することになる。彼女の意味不明な言い訳に何度も困惑するも関係は良好。「むさえちゃん」と呼ぶ。<br />
<br />
=== 幼稚園・友人関係 ===<br />
;風間トオル<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。自分とは正反対の真面目な性格である彼に煙たがられることも多いが、親友の間柄でもある。曰く「'''僕の友達は心がエリートです'''」との事。<br />
:なお、どういうわけか彼にだけ[[グエン・サード・ラインフォード|セクハラじみた行い]]をする事もしばしば。<br />
;桜田ネネ<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。最初はマサオと同じ泣き虫だったが、ひまわり登場後はリアルおままごとをやり始めるなど精神的に強くなっていき、他の男子共々彼女の事を恐れるようになる。<br />
;佐藤マサオ<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。髪型からおにぎり扱いすることも多い。また、彼の家に遊びに行くと、向かいの家と何度も間違える。<br />
;ボーちゃん<br />
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。何やら通じ合うところがあるらしく同じ趣味に興じる事もしばしば。<br />
;酢乙女あい<br />
:幼稚園の友人。1999年度から登場。「子供には興味ありません」とあしらった事が切欠で、一方的に好かれるようになる。<br />
;吉永みどり<br />
:ふたば幼稚園のひまわり組の担任教諭。恋人である石坂純一との仲を冷やかしているが、後に結婚した際には盛大に祝ってあげた。<br />
;まつざか梅<br />
:ふたば幼稚園のばら組の教諭。三姉妹の末っ子で三女。しんのすけからは「梅さん」と呼ばれる事もあり、その度に「梅って呼ばないで!」または「梅って呼ぶな!」と返されている(その理由は、子供の頃に「梅干し」呼ばわりされたトラウマから)。しんのすけに振り回されることが多いが、恋人である行田徳郎の一件などでしんのすけに助けられた事も少なくない。<br />
;高倉文太<br />
:ふたば幼稚園の園長。顔の怖さからしんのすけに組長とあだ名を付けられ、そう言われるたびに「園長です!」と返す。<br />
;大原ななこ<br />
:片思い相手の女子大生。彼女に対しては丁寧な言葉で対応するなど、よく見栄を張っている。<br />
;桜田もえ子<br />
:ネネの母親。時として友人のママをも振り回すことがあるしんのすけだが、もえ子は特にその被害を被ることが多い。そのため、しんのすけ、ひいては野原一家を警戒しており、大人げない対応を見せてしまったこともある。<br />
;埼玉紅さそり隊<br />
:ふかづめ竜子、魚の目お銀、ふきでものマリーの3人の女子高生からなる不良グループ。しんのすけからは、お笑い芸人と勘違いされている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;アクション仮面<br />
:劇中劇「アクション仮面」に登場する主人公にして憧れのヒーロー。原作とアニメで展開は異なるが、俳優とは知り合い。<br />
;桜ミミ子<br />
:アクション仮面の助手。絵本からアニメ等様々な形でしんのすけと関わる。アニメ版には彼女そっくりの一般人が登場しておりこちらも声はミミ子同様小桜エツ子。<br />
;[[カンタム・ロボ]]<br />
:劇中劇「超電導カンタム・ロボ」に登場する主役ロボ。<br />
;ぶりぶりざえもん<br />
:しんのすけが創作した「救いのヒーロー」。しかし、大仰で尊大な性格の割りに戦闘能力は非常に低く、おまけに都合が悪くなると卑怯な裏切りも辞さない…のだがおバカで詰めが甘く、どこか憎めない。番外編や劇場版では味方として呼び出すが、大半が敵に寝返った結果、しんのすけたちに叩きのめされる。「う〇ちおパンツローリングサンダー」など、仮にもヒーローのくせに使用する技もお下品。<br />
;よしいうすと<br />
:[[劇中劇]]「少年忍者吹雪丸」の作者。しんのすけに関わるせいでロクな目に遭わないことが多い。ちなみにモデルは作者の臼井義人氏。<br />
<br />
=== コラボレーション ===<br />
;[[ゴジラ]]<br />
:映画『シン・ゴジラ』のコラボ企画の一環で、シン・ゴジラ版の彼?と共演。巨大化してゴジラと戦った。<br />
;[[旋風寺舞人]]<br />
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の『歌のアルバム』内のミニドラマでは、銭湯の脱衣所で彼に出会っている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[あしゅら男爵]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では彼ら[[綺羅星十字団]]に対し企みを阻止すると冗談で意気込むも、動揺して本当に企みがあったことを自白した彼に呆れる。なお、家族との合流後に出会った際には彼の名前を'''「ゴリラ男爵」'''と間違えていた。<br />
;[[シナダ・ベニオ]]<br />
:『X-Ω』では綺羅星十字団の本拠地に迷い込んだうえ、ツッコまれて照れたしんのすけに「誰も褒めてない」とお約束のツッコミを入れる。<br />
;[[ホンダ・ジョージ]]<br />
:『X-Ω』では綺羅星十字団を'''「キラキラ星注意団」'''と言い間違えたしんのすけにツッコミを入れた。<br />
;[[ツナシ・タクト]]<br />
:『X-Ω』ではゼロ時間での綺羅星十字団との戦いで共闘。一方で彼のイケメンオーラにあてられたり、しんのすけのボケ台詞にツッコミを返したりする場面も。<br />
;[[アゲマキ・ワコ]]<br />
:『X-Ω』では彼女を「おねいさん」認定した。<br />
;[[ナイアーラ]]<br />
:『X-Ω』では夢の世界で出会い、彼(彼女)に物語を聞かせる。参戦イベントの話は、しんのすけがナイアーラに話を聞かせる形の物語となっている。なお、自身を「女性でも男性でもない」と言ったナイアーラを「間の方」だと思った。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 原作及びアニメ ===<br />
;「ほっほーい」<br>「だゾ」<br />
:口癖、しんのすけといえばこれを想像することが多いだろうが物語後半ではしんのすけが精神的に成長している為これを言うシーンはほぼ皆無。<br />
;「オラ22歳以下に興味無いんだよね。ただし、松たか子は別」<br />
:15巻以降でよく使用された言葉。松たか子は実在する人物であり、松さんが現実世界で22歳を超えてからは全く使用されなくなった。<br />
:これ以外にも連載時期に応じて、グラビアアイドル等の実在人物の名前を発言することがある。<br />
;「オラ、野原しんのすけ。5歳! 初めまして」<br />
:自己紹介の台詞。<br />
;「ねぇねぇ、お姉さ~ん。ピーマン好き? ニンジン食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れる方? え、本当? オラたち気が合うかも~」<br />
:アニメ3代目OP「オラはにんきもの」の最後に流れる台詞。また、大好きな美人のお姉さんをナンパする際の決まり口上でもあり、大抵は相手の返答を聞かず勝手に照れながら続ける。途中でみさえなどに阻止されることもある。<br />
;「アクション仮面は特撮!カンタムロボはアニメ!比べられるわけないじゃない。おバカだなぁ…」<br />
:みさえから「アンタアクション仮面とカンタムロボどっちが好きなのよ」というツッコミを受けた際の回答。子供ながらに特撮とアニメは別物と頭の中で割り切った台詞であり、世のアニメファン・特撮ファンを大いに納得させた名言である。しかしみさえには理解されず「あっそう、悪うござんしたねぇ~」と冷めた対応をされてしまった。<br />
;「石坂さん!ちんちん付いてんの!?」<br />
:吉永先生の結婚式にて、幼稚園で行われていたものの突然の大雨で会場がパニックになってしまい、気落ちする先生を見て、結婚相手である石坂純一に向けて。これを受けた石坂は奮起し場を収めた。<br />
;「小さいから悩んでんの?」<br>「人の器の話だよ」<br />
:大工の親方に悩みを相談された際の台詞。とても5歳児から出る言葉とは思えない。ちなみにちょっとしたことで怒ることが多いもののしんのすけの人としての器はとてもでかい。<br />
; 「このおバカ!!スピード出しすぎだぞ、犬にあやまれ」<br />
: シロと仲良くなった雌犬が、しんのすけとシロの眼前で轢き逃げに遭い、轢き逃げ犯たちに激怒した際の台詞。だが、轢き逃げ犯たちには聞こえず、悲しみだけが残り、その夜、しんのすけはシロを気遣い、一緒に寝ることにした。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
;「違う…」<br>みさえ「え?」<br>「うそんこのアクション仮面だ!」<br />
:映画1作目「アクション仮面対ハイグレ魔王」にてテレビで見たアクション仮面に対するコメント。この放送回はアクション仮面の演者である郷剛太郎は撮影のアクシデントで大怪我をし、戦闘シーンの代役のスーツアクターを起用し撮影したものなのだが、'''しんのすけはそれを一目見ただけで本編のアクション仮面が代役であることを看破した。'''彼が筋金入りのアクション仮面ファンであることがよくわかるシーンである。<br />
; 「美人だけど悪いお姉さんは嫌いだぞ!」<br />
:映画『ヘンダーランドの大冒険』にて、敵の美女チョキリーヌ・ベスタに言い放った台詞。一度は彼女に誘惑されたしんのすけではあったが、その本性を知ったことで決定的な拒絶の意思を示した。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
原作がギャグ作品のため、圧倒的に迷台詞の方が多い。<br />
;「ケツだけ星人ー! ぶりぶりー! ぶりぶりー!」<br />
:しんのすけと言ったらコレ。十八番の一発芸「ケツだけ星人」をやっている時の台詞。<br />
:気の知れた相手以外にも行ってはいるが、惚れたおねいさんに通りがかりに見られてしまいショックを受けたり、'''肛門科の女医達に行ったところ肛門までまじまじと観察・賞賛され精神的に大敗を喫する'''など、しんのすけの方がダメージを受ける展開もある。<br />
:親世代からの度重なる苦情の影響によりしんのすけの過激なギャグがアニメで次々と封印させられてしまう中、アニメスタッフはこの一発芸だけは死守しようとしている<ref>バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』2021年4月19日放送分より。</ref>。<br />
;「いや~それほどでも~…」<br />
:説教を受けた際やツッコミを受けた際の照れ反応。「褒めてない」と返すのがお約束。なお、劇場用作品『嵐を呼ぶジャングル』では悪役を撃退した活躍の為か、両親に「今回は褒めてやるよ」と言われた。<br />
:ちなみにこの照れた際の「後ろを向いたにやけた笑み」は野原一家全員に見られている<ref>一方で、他の家族と違いしんのすけが後ろ向き以外で笑う描写はほぼない。</ref>。<br />
;「そうとも言う~」<br />
:言い間違いを指摘された時の台詞。「そうとしか言わない」と返される事も多い。<br />
;「おかえりー」<br />
:'''帰宅時'''の挨拶。「ただいまでしょ」と返されるのがお約束。<br />
;「出発おしんこー!ナスのぬかづけー!」<br />
:乗り物が発車する時のお決まりの台詞。後半はいくつかバリエーションがある。<br />
;「おお~父ちゃんふともも~!」<br />
:ひろしが家族サービスをする際の返し。「それを言うなら太っ腹だろ」とよく突っ込まれる。<br />
;「男同士のお約束!」<br />
:ひろしと共にガニ股となり互いの腕を股の間に位置してクイッと上げる約束のポーズ。当然というべきか、みさえからは「やめんか父子バカ」と怒られている。初期に使われていた過激なギャグの1つ。<br />
;「いーもんもんじゃんじょん」<br />
:不良きどりの子供から、自分より小さな子供からお菓子を脅し取る時の台詞「いーもん持ってんじゃん」を教えられた時の言い間違い。<br />
;「ブ・ラジャー!」<br />
:お願いを聞く際によく行う了解の返事。普段は受け答えに関してみさえに注意されることが多いが、何故かこれは注意されない。これに限らず女性用下着に関連した話が多い。<br />
:『X-Ω』では'''「ブ、ラジャー!」'''表記。<br />
;「前が見えねェ」<br />
:給食当番の時に、熱いから気をつけるよう言った給食のおばさんの足を使って熱さをはかり、顔がめりこむ程の反撃を受けた時の一言。漫画版初期の有名なギャグシーン。流石に過激だったのかアニメ版では変更された。<br />
;「風間、おめえヘンな奴ヤツだったけど…もっと優しくしてやればよかった」<br />
:コミックス2巻、クラスメイトの風間くんが風邪で3日ほど幼稚園を休んでいた際に、死亡したと誤解した時の台詞。机には[[花]]が活けられていたりと、かなりブラックなシーンである。<br />
;「でめたし、でめたし」<br />
:「めでたし、めでたし」の言い間違い。しんのすけのせいで両親やふたば幼稚園の関係者などの人々がとんでもない目に遭ったなどで使う事があり、その場合は周囲から「めでたくない!」と返される。また、TVスペシャル18のCパート「パフィーも出るゾ!! ひまわりのかぐや姫だゾ」ではナレーションが「じゃなくて、めでたし」と突っ込まれている。<br />
;「おまたって言えばいいんだよ」<br />
:みさえがひまわりを身ごもっていた頃、みさえに対して「赤ちゃんはどこから出てくるの?」という質問をした際に答えに困ったみさえに対する爆弾発言。当然みさえはキレた。<br />
;「はい、僕のお母さんです」<br />
:大原なな子と会った時の自己紹介の際の台詞。いつもと全く違う口調であり、これを聞いたみさえは思わずじんましんが出た。<br />
;「シュッシュポッポッ!シュッシュポッポッ!」<br />
:綺麗なおねえさんへの興奮が頂点に達した際にやってしまう汽車のモノマネ。こうなるとまともに話も出来なくなり、落ち着くまで縦横無尽に辺りを走り回る。かなりすばしっこいので、捕まえて止めることも容易ではない。<br />
;「じゃあママおっぱい」<br>トオル「ダメー!ママのおっぱいはボクの!」<br>「でも夜になったら風間君のパパのだぞ」<br />
:連載終盤、風間くんの母に他の春日部防衛隊と一緒にプールに連れて行ってもらった際、風間ママが「私をママだと思ってなんでも言ってね」という旨の発言をした際のやりとり。この時点で男女の性交渉に関して完全に理解を示したド下ネタであり、風間ママもこれには強引に話を逸らさざるをえなかった。<br />
;「父よ!母よ!妹よ!」<br />
:コラボレーション企画『仮面ライダーしん王』<ref>『仮面ライダー電王』とのコラボ作品。作中しんのすけは同名の仮面ライダーに変身しており、商品化もされた。</ref>での台詞。元ネタは『仮面ライダーV3』のオープニングテーマであるが、しん王であるしんのすけも両親と妹持ちである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「ほうほう。間の方でしたか」<br />
:『X-Ω』イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭部分より。当初は「おねいさん」だと思うも、「僕は女性でもなければ男性でもない」と返した[[ナイアーラ]]に対して。原作では様々な「間の方(要するにオネエ)」が登場しているので、こういう結論に至ったのが容易に想像できる。<br />
;ナイアーラ「フフ…。君は面白い少年だね。そうだ、この出会いを祝して、君にひとつお話を聞かせてあげよう」<br>しんのすけ「オラがする! オラがお話しするぞ!」<br>ナイアーラ「君が聞かせてくれるのかい?」<br>ナイアーラ「…なるほど。たまにはそれも悪くないかもね。それじゃあ、宜しくお願いするよ」<br />
:同イベントより。それまで期間限定イベントではプレイヤーに対する語り部のような存在だったナイアーラが、逆にしんのすけの話の聞き手になる珍しい展開。<br />
;「綺羅星ぃ~!」<br />
:同イベントにて、[[綺羅星十字団]]の面々に混じって。直後のあしゅら男爵の反応はまさにユーザーの代弁である。ちなみにこの時のしんのすけのイラストは'''ケツだけ星人'''であった。<br />
;「お前たちの企みは全てお見通しだ! オラとカンタムが、お前たちをやっつけてやる!」<br>「え…」<br>「冗談だったんだけど…」<br>「も~子供の冗談を本気にしないでよ~」<br />
:で、[[あしゅら男爵]]に向けての前口上…ではなく'''冗談'''。これを真に受けたあしゅら男爵にしんのすけと[[シナダ・ベニオ|スカーレットキス]]は思わず呆れてしまった。<br />
;タクト「やりたいこととやるべきことが一致した時、世界の声が聴こえる」<br>タクト「しんちゃん、カンタム。君たちにも聴こえているかい?」<br>しんのすけ「聴こえてるぞ! 父ちゃんと母ちゃんとひまの声が!」<br>カンタム「僕にも聴こえている。ヤツを倒せという世界の声が!」<br />
:同イベントより。理屈を超えて家族愛の力で野原一家がゼロ時間内に現れた際、タクトの信念に基づいた呼びかけに応えて。まさしく世界の声が聴こえる展開であり、この後のタクトの台詞通りアゲていく展開…なのだが、この後最後の最後の返答で'''「ブ、ラジャー!」とやらかして台無しになる。'''そのブレなさこそしんのすけなのだろうが…。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[カンタム・ロボ]]<br />
:好きなロボットアニメの主役メカ。映画『雲黒斎の野望』やスパロボでは乗り込んで戦う。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B093SHSSTD</amazon><amazon>B08732DBS7</amazon><br />
<br />
== 余談 ==<br />
*初代しんのすけ役・矢島晶子が自身の甥などを参考にして作り上げたその独特の低いトーンの声による演技は、「[[リリーナ・ドーリアン|あのキャラが]][[パッフィー・パフリシア|しんのすけと]][[R・ドロシー・ウェインライト|同じ声と知って]][[吉永サリー|驚いた]]」という意見も多く見かけられているほどのインパクトを与え、彼女の代表作となった。矢島自身もTVのバラエティー番組に出演したりする機会などで「しんちゃんのせいで、私が本来『美少女やお姫様役が多い』ということを皆忘れてしまった」と半ば冗談で言及していた。尚、アニメ放送開始当初は声が後に比べて非常に甲高く、美少女役を演じている時の矢島の声に近かった。<br />
**代表キャラゆえに各作品で[[声優ネタ|矢島が出演した際、パロディに使われる]]ことも多く、同局作品では『[[勇者特急マイトガイン]]』でパロディが行われた。<br />
***SRWの[[アンソロジーコミック]]でも『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の時点で早速リリーナでのパロディが行われており、本編でも『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でこれに絡んだ[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]の[[ホランド・ノヴァク|発言]]がある。<br />
*2018年6月に矢島からテレビ朝日に「他のキャラクターと同時にしんのすけを演じてきたが、彼の声を保ち続けることが難しくなった」と申し出があり、2018年6月29日の放送を最後に野原しんのすけ役を降板することが発表された。2018年7月6日放送回からは、二代目として小林由美子が担当している。<br />
*キャラクターの原案は作者の臼井義人氏のデビュー作である漫画『だらくやストア物語』の登場人物である「二階堂信之助」とされている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:のはら しんのすけ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:クレヨンしんちゃん]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%AD%94%E8%A3%85%E6%A9%9F%E7%A5%9E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC&diff=458212
魔装機神サイバスター
2023-07-07T10:29:49Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>#初期の[[サイバスター]]に便宜的に付けられていた登場作品名義。後の「[[魔装機神シリーズ]]」。<br />
#1999年に放送された、葦プロダクション制作のテレビアニメ作品。<br />
<br />
本項では主に2を解説する。<br />
<br />
{{登場作品概要<br />
| 読み = まそうきしんサイバスター<br />
| 外国語表記 = PSYBUSTER<ref>魔装機神サイバスター オリジナル・サウンドトラック VOL.1 </ref><br />
| 原作 = 松伝馬<ref>バンプレストの共同ペンネーム。[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]] 第858回より。</ref><br />
| 原案 = <br />
| 著者 = <br />
| 作画 = <br />
| 挿絵 = <br />
| 総監督 = <br />
| 監督 = うえだひでひと<br />
| シリーズ構成 = 酒井あきよし<br />
| 脚本 = 酒井あきよし<br>星川泰子<br>神戸一彦<br />
| キャラクターデザイン = 伊東岳史<br />
| メカニックデザイン = 伊藤浩二<br />[[スタッフ:森木靖泰|森木靖泰]]<br />
| 音楽 = 信田かずお<br />須藤賢一<br />
| 制作 = 葦プロダクション<br />
| 放送局 = テレビ東京<br />
| 配給元 = <br />
| 発売元 = <br />
| 掲載誌 = <br />
| 出版社 = <br />
| レーベル = <br />
| 配信元 = <br />
| 放送期間 = 1999年5月3日 - 10月25日<br />
| 公開日 = <br />
| 発売日 = <br />
| 発表期間 = <br />
| 刊行期間 = <br />
| 配信開始日 = <br />
| 話数 = 全26話<br />
| 巻数 = <br />
| シリーズ = <br />
| 前作 = <br />
| 次作 = <br />
| 劇場版 = <br />
| アニメ版 = <br />
| 漫画版 = <br />
| 小説版 = <br />
| 初登場SRW = <br />
| 初クレジットSRW = <br />
| 備考 = <br />
| その他 = <br />
}}<br />
<br />
== 概要 ==<br />
初出は[[旧シリーズ]]にて、SRWオリジナルメカ「[[サイバスター]]」の原作として設定されたもの。この時点では『[[超機大戦SRX]]』と同じく「架空の作品」扱いであった。『[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』として単独ゲーム化されて以降は、そちらの作品名が用いられるようになる。<br />
<br />
その後、これを原案としたTVアニメが、1999年5月3日から1999年10月25日までテレビ東京系列で放映された。全26話(オンエア版は全25話+ダイジェスト1回。ソフト化の際、新規制作の番外編に差し替えられた)。現在、「魔装機神サイバスター」と言えばこちらの方を指すことがほとんど。<br />
<br />
通称はアニメ版のサイバスターということで「'''アニバスター'''」。サイバスターが主役機であることや、固有名詞に同じものがある以外は全くの別物である。<br />
<br />
現在のところ、本作が参戦したスパロボは外伝・スピンオフ含め一切存在しない。『[[スーパーロボット大戦α]]』発売当時、パッケージには版権表記として「(C)1999 プロジェクトサイバスター・テレビ東京」が書かれていたが、アニメ版のキャラ・メカおよび設定は使われず、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーも参戦を否定しており、後年になってその版権表記も消されている。<br />
<br />
キャッチコピーは「'''西暦2040年、そこは荒廃した世界…時空を超えて、謎のロボット飛翔!!'''」、「'''大人気ゲーム「スーパーロボット大戦」から誕生したオリジナルロボット・熱血アクションアニメが早くもキミの手に!'''」<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
=== 魔装機神操者 ===<br />
;安藤ケン<br />
:声優:有馬克明(現:織田優成)<br />
:[[主人公]]。D.C.に補欠合格で所属した新人。後にマサキが乗っていた風の魔装機神サイバスターに選ばれる。<br />
:姓は[[マサキ・アンドー]]に由来。<br />
;上条ミズキ<br />
:声優:[[声優:増田ゆき|増田ゆき]]<br />
:[[ヒロイン]]。ケンの幼なじみ。実はマサキの妹。マサキの死後、マサキが乗っていた炎の魔装機神ジェイファーに選ばれる。マサキが死なない[[漫画|漫画版]]ではザムジードに搭乗。<br />
;マサキ<br />
:声優:吉岡文夫、三浦七緒子(幼少期)<br />
:ラ・ギアス人。サイバスターに選ばれていたが、ケンがサイバスターに選ばれたため、新たに炎の魔装機神ジェイファーに乗る。漫画版では最後までジェイファーに搭乗。<br />
:実は幼い頃、時空転移でラ・ギアスに飛ばされた地球人で、本名は'''上条ケンイチ'''。最後はマイクロブラックホール砲からミズキを庇って死亡する。<br />
:名前はマサキ・アンドーに由来するが、見た目も性格も完全に別人。<br />
;安藤サユリ<br />
:声優:[[声優:永田亮子|永田亮子]]<br />
:喘息持ちのケンの妹。後に水の魔装機神ガッテスに選ばれる。<br />
;リューネ・フランク<br />
:声優:武藤寿美<br />
:D.C.創設者のフランク博士の娘で、D.C.の武装化を推し進めるシュウに反発している。バルシオン、バルシオーネを経て、大地の魔装機神ザムジードに乗ることになる。<br />
:名前と立ち位置は[[リューネ・ゾルダーク]]に由来。<br />
<br />
=== D.C. ===<br />
;尾崎ナナセ<br />
:声優:永田亮子→[[声優:小林由美子|小林由美子]]<br />
:ケン、ミズキと同じD.C.の新入隊員。ケンとミズキの喧嘩を仲裁することが多い。<br />
;イザキ<br />
:声優:[[声優:乃村健次|乃村健次]]<br />
:ケンたちの教官。根は善人だが権力に弱い。<br />
;アーノルド・フランク<br />
:リューネの父親でD.C.の創設者。故人。<br />
;上条一徹<br />
:声優:小高三良<br />
:ミズキの父親。D.C.のチーフメカニック。<br />
;安藤竜蔵<br />
:声優:森田順平<br />
:ケンの父親でフリージャーナリスト。D.C.に疑問を抱き、独自に真相を追う。<br />
<br />
=== ラ・ギアス ===<br />
;ゼオラ<br />
:声優:山田禮子<br />
:精霊を祀る神官頭。次元の歪みによる二つの世界の衝突を防ぐには、四体の魔装機神が揃うことで使える「サイフラッシュ」で歪みを修正する必要があると教える。<br />
:[[イブン・ゼオラ・クラスール]]に由来。<br />
;ビラド<br />
:声優:千葉進歩、[[声優:井上瑤|井上瑤]](幼少期)<br />
:マサキが幼い頃に知り合ったラ・ギアス人で、兄貴分だった。シュウの思想に共感して反乱を起こし、サイバスターに選ばれたマサキが手にかけた。<br />
<br />
=== シュウ一味 ===<br />
;シュウ・ゾルダーク<br />
:声優:根岸朗<br />
:現D.C.所長。その正体はラ・ギアスから追放され時空の檻に監禁されていたラ・ギアス人。復讐のため、マイクロブラックホールで次元の歪みを作ってラ・ギアスに行こうとしている。<br />
:最終回でサイフラッシュで撃ち抜かれサフィーネと共に死亡するのだが、何故かやたらグロテスクに描写されている。<br />
:漫画版では闇の魔装機神グランドルに搭乗。<br />
:名前は[[シュウ・シラカワ]]、姓は[[ビアン・ゾルダーク]]にそれぞれ由来するが、金髪オールバックにサングラス着用といういで立ちで、どちらの要素も全く持っていない。<br />
;サフィーネ・グレイス<br />
:声優:三浦七緒子<br />
:D.C.の教官兼RT隊々長。シュウ同様にラ・ギアス人。髪は紫色。<br />
:[[サフィーネ・グレイス]]に由来する。<br />
;ダラス<br />
:声優:[[声優:佐藤政道|佐藤政道]]<br />
:[[傭兵]]。シュウ同様にラ・ギアス人で、望郷の念からシュウの計画に賛同している。プレシオンに搭乗。<br />
:経験に裏打ちされた高い実力の持ち主であり、サイバスターとの戦闘のデータを見て策を講じたりと強敵として印象に残る。<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
=== 魔装機神 ===<br />
;[[サイバスター]]<br />
:風の魔装機神。全体的にガッチリとしたデザイン。<br />
:原形機の背にある六枚の主翼は二枚にまとめられており、この主翼が展開して天使のような有機的な翼が出現する。また「サイバードにならない」「サイフラッシュ使用時に胸部装甲が弾け飛ぶ」など、原作設定とかなり差異がある。<br />
:大外刈や払い腰といった肉弾戦をメインとし、いくつかの風の塊を射出したり、敵の足元から竜巻を二つ同時に巻きこしたり、両手から竜巻を放出したりと、ある意味本家より風属性らしい技を使う。<br />
:空も飛べるのだが、全く飛ばなかった。<br />
;ジェイファー<br />
:炎の魔装機神。[[ジェイファー|同名の魔装機]]もいるが、見た目は[[グランヴェール]]に由来。名前が変わっているのは[[グランゾン]]と名前が似ているので被るのを避けたから、とされている。<br />
:グランヴェールで言うカロリックスマッシュ発射装置がアレンジの際にまるまる省かれており、非常にシンプルなデザインとなっているが、代わりに両腕で大きく円の字を宙に描くことで強力な炎を召喚する。<br />
:魔装機神の中では攻撃力がズバ抜けて高く描写されており、当たると誰であろうと焼き尽くされてしまうため、後半では発射体勢に入った瞬間にグランゾンに体当たりで阻止されたりとパイロット変更も重なり不発が多くなる。<br />
;ガッテス<br />
:水の魔装機神。[[ガッデス (魔装機神)|ガッ'''デ'''ス]]に由来。両腕から強力な放水を行うことができる。また、敵の足元から間欠泉のように水の柱を吹き上げる攻撃も使い、はみ出た部分以外えぐれたように消し去るほどの威力を持つ。<br />
;[[ザムジード]]<br />
:大地の魔装機神。カラーリングが黄色ではなく赤。デザインがアレンジされている魔装機神の中では一番原型を留めておらず、初見でザムジードと特定するのは困難。<br />
:本家同様拳による格闘戦に優れているほか、腕から衝撃波を飛ばし地割れを引き起こすなどしている。<br />
<br />
=== D.C. ===<br />
;RT<br />
:3本指の作業用ロボット。大きさは10mほど。両肩から腋の下へと展開して胸の前で大きな物を挟み込む「パワーアームシステム」を搭載。<br />
:;陸上用RT<br />
::通常のRT。戦闘用に駆り出された際には、腕を作業用アームではなくガトリング砲や火炎放射器に換装されていた。<br />
:;水中用RT<br />
::水中用カスタムタイプ。<br />
;バルシオン<br />
:機動力も作業性も高い万能ロボット。全長15m。名前は[[ヴァルシオン]]に由来するが、原作の面影を残している魔装機神と違い名前だけ使っている別機体である。クロスマッシャーもディバイン・アームも搭載されていない。<br />
:武装も胸部バルカンなど最低限しかないが、廃墟になった市街で逃げ回るサイバスターを追撃する際にビルが一瞬で蜂の巣になるなどリアルな描写で強さを見せ付けた。<br />
:;バルシオーネ<br />
::バルシオンの試作機を、リューネがバルシオンのパーツを使って補修したもの。[[ヴァルシオーネ]]に由来するが、こちらも元になった機体との共通点は皆無。<br />
::一言で言えば「'''[[エステバリス]]([[テンカワ・アキト]]機)の色で塗られたバルシオン'''」で、戦場ではかなり目立つ。<br />
;プレシオン<br />
:量産型バルシオン。戦闘用に設計し直して、ひと回り大きい20m級になっている。リニアレールガン搭載。<br />
:劇中最も登場し、魔装機神と戦った相手である。<br />
;グランゾン<br />
:[[グランゾン]]に由来するが、マイクロブラックホール砲を搭載していることしか共通点はなく、三人乗りの人型戦車という扱い(人型形態にも変形可能)。他の機体同様、グランワームソードのような原作にあった手持ち武器などは一切持たない。しかも量産され、三機登場した。<br />
:バルシオン系列機と違い人型形態に変形しても人の手のようなマニピュレーターがなく、大型のクローのままで格闘戦でも強い。変形機能を活かし受身を取るなどなかなか魅せてくれる。<br />
:漫画版では戦車形態について「足がないようだが?」と言われる[[ジオング]]のパロディと思わしき描写がある。<br />
<br />
=== 漫画版オリジナルメカ ===<br />
;グランドル<br />
:闇の魔装機神。[[デビルガンダム (最終形態)|サイバスターに酷似した上半身に、サイバスターの顔を大きくして蛇のような尻尾を付けた下半身を持つ]]。<br />
:すぐにサイフラッシュで消滅させられてしまうため、出番はごくわずか。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;ラ・ギアス<br />
:[[異世界]]。地球とは隣り合わせの関係にある。[[ラ・ギアス]]に由来。<br />
;魔装機神<br />
:ラ・ギアスで太古より崇められていた伝説の守護神。「魔装機神を手に入れた者は、宇宙さえも支配することができる」と伝えられる。<br />
:大まかなデザインは原作に準じているが、共通する要素として'''携行武器を持っておらず'''、攻撃手段はそれぞれの持つ属性の力を放つ技と徒手空拳による格闘、全機による[[合体攻撃]]・サイフラッシュのみ。また、全機共通して咆哮のような駆動音を叫び、一枚絵のまま残像を残しながらのスライド移動を多用する。よく言えば神秘的、メタ的に言えばデザインが細かい魔装機神を動かすのはかなりの手間であり、歩く作画を省くため(当時はセル画による手描きが主流だったため)の措置である。<br />
:操縦方法はゲーム版とは大きく違い、[[ダイモス]]のように椅子に座りながら上半身のみ動きをトレースする方式を採用している。<br />
:;サイフラッシュ<br />
::サイバスターに搭載されている凄まじい威力を持つエネルギー砲。ラ・ギアスの伝承には「四体の魔装機神と精霊が集う時、サイフラッシュは訪れる」と伝えられていた。<br />
::発動条件を満たし「サイフラッシュ」と叫ぶことで、四体の魔装機神の頭部や胸部が激しく発光。ジェイファー、ガッテス、ザムジードがサイバスターを中心に回転しエネルギーのリングとなり、その中心でサイバスターの胸部装甲が弾け飛び強力なエネルギーが発射される。その威力はブラックホールをも消滅させ貫通し、さらにグランゾンまでも撃ち抜くという圧倒的な破壊力を見せた。<br />
::原作のサイフラッシュと描写が大きく異なり、どちらかというとコスモノヴァに近い。<br />
::小説版では[[自爆]]技という設定。漫画版では、'''[[シャッフル同盟|シャッフル同盟拳]]のコピー'''。<br />
;D.C.(デバイン・クルセイダース)<br />
:度重なる環境汚染と災害で荒廃した日本、特に東京を復興するために組織された機関。正式名称は「地球環境調査研究所」。[[ディバイン・クルセイダーズ]]に由来。<br />
;マイクロブラックホール爆弾<br />
:小型のブラックホールを発生させる爆弾で、サフィーネが至るところに仕掛けていた。その目的は、地球とラ・ギアスを物理的に近付けさせ両方の世界を互いにぶつけて消滅させることだった。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;オープニングテーマ<br />
:;「戦士よ、起ち上がれ!」<br />
::作詞:工藤哲雄 / 作曲:坂下正俊<ref>現在は「manzo」名義で活動。</ref> / 編曲:須藤賢一 / 歌:遠藤正明<br />
::正統派ヒーローソングと呼ぶべき詞とメロディーに遠藤氏のボーカルがマッチした非常に熱い曲となっており、本作の数少ない功績と評する意見も少なくない。<br />
;エンディングテーマ<br />
:;「nothing」<br />
::作詞・作曲:SEE SEE / 編曲:鎌田雅人、WATER / 歌:SEE SEE<br />
::作詞・作曲・ボーカルを務める「SEE SEE」はミュージシャン・矢井田瞳氏のインディーズ時代の変名。当時矢井田氏は大学在学中で、オーディション番組で入賞したことが起用のきっかけだった。<br />
<!-- == 登場作と扱われ方 == --><br />
<br />
== 各話リスト ==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考<br />
|-<br />
| 第1話 || 風の使者 || ||<br />
|-<br />
| 第2話 || バルシオン || ||<br />
|-<br />
| 第3話 || 東京崩壊 || ||<br />
|-<br />
| 第4話 || ラ・ギアス || ||<br />
|-<br />
| 第5話 || 武装訓練 || ||<br />
|-<br />
| 第6話 || 黒い罠 || ||<br />
|-<br />
| 総集編 || 真実とは? || || DVD未収録<br />
|-<br />
| 第7話 || 光る土|| ||<br />
|-<br />
| 第8話 || 樹海の攻防 || ||<br />
|-<br />
| 第9話 || DC脱走 || ||<br />
|-<br />
| 第10話 || バルシオーネ || ||<br />
|-<br />
| 第11話 || 神の十字軍 || ||<br />
|-<br />
| 第12話 || 風と炎の精 || ||<br />
|-<br />
| 第13話 || プレシオン軍団 || ||<br />
|-<br />
| 第14話 || 戦火の翼 || ||<br />
|-<br />
| 第15話 || 裏切りの谷 || ||<br />
|-<br />
| 第16話 || MBH砲 || ||<br />
|-<br />
| 第17話 || グランゾン || ||<br />
|-<br />
| 第18話 || 水の魔装機神 || ||<br />
|-<br />
| 第19話 || 湖底の罠 || ||<br />
|-<br />
| 第20話 || 和睦 || ||<br />
|-<br />
| 第21話 || 望郷 || ||<br />
|-<br />
| 第22話 || ザムジード || ||<br />
|-<br />
| 第23話 || マサキ || ||<br />
|-<br />
| 第24話 || 異空間突破 || ||<br />
|-<br />
| 第25話 || 激突 || || TV放送版最終話<br />
|-<br />
| 第26話 || ラ・ギアスの攻防 || || DVD最終巻のみ収録<br />
|}<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*北米で発売された単巻DVDでは「CYBUSTER」表記となっている<ref>後に発売された全話収録のDVDでは「PSYBUSTER」に修正されている。</ref>。<br />
**「CYBUSTER」は北米版『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]』に登場する[[サイバスター]]に使用された表記。なお、公式が使用しているサイバスター(機体)の英語表記は「CYBASTER」である。<br />
*[[プレイステーション|PS]]で発売された『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』は企画段階ではTVアニメ版サイバスターのゲーム化を予定した作品であったため、ゲーム起動時には本作のCMが流れる。なお、実際のゲーム内容はアニメ版とはまったく無関係なものとなっている。<br />
*アニメの評価はお世辞にも良いとは言えないものだったため、上記の『真・魔装機神』と共に[[黒歴史]]扱いしているファンは少なくない。<br />
*一方で、『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』のパーソナリティーである[[声優:杉田智和|杉田智和]]氏はこの作品が声優デビュー作であり、『うますぎWAVE』初回放送においてデビュー作の主題歌を遠藤正明氏が歌っていたという話題になった際に、「'''デビュー作を馬鹿にされるのが一番嫌いです'''」と発言している。<br />
**また、杉田氏は「アニメ版サイバスターがスパロボ参戦してほしい」と同ラジオ第360回で発言している。<br />
**2023年1月8日の『生スパロボチャンネル』にて、『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の期間限定参戦の候補に『[[電脳冒険記ウェブダイバー]]』と共に本作の名前を挙げていたことが語られている。<br />
*[[シュロウガ]]の戦闘デモに映る機体はTVアニメ版サイバスターとする説が『真・魔装機神』版説と並んで有力視されていたが、デモに現れた機体は'''ディスカッターを持っている'''ため、現在ではこの説は疑問視されている。<br />
*『[[スーパーロボット大戦30|30]]』の[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]のシナリオ「その名はOGチーム」では、杉田智和氏演じる[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]が「姿が違うマサキとサイバスターがいる世界もあるはず」と、今作を意識したような台詞を発する場面がある。<br />
*書籍『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|スーパーロボット大戦α外伝を一生楽しむ本]]』の「原作を見よう!」のコーナーで、なぜか本作のDVDが紹介されている<ref>ケイブンシャ 『スーパーロボット大戦α外伝を一生楽しむ本』 P91</ref>。<br />
*SRW準拠のサイバスターおよびマサキは、本作から7年後に放送されたアニメ『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]』に登場している。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00005EDO6</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{魔装機神シリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:まそうきしんさいはすたあ}}<br />
[[Category:シリーズ一覧]]<br />
[[Category:魔装機神シリーズ|*まそうきしんさいはすたあ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%AA%E5%8F%82%E6%88%A6%E4%BD%9C%E5%93%81/%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=458211
未参戦作品/一覧
2023-07-07T10:26:55Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>いまなお数多い[[未参戦作品]]の中でも特に話題になりやすいものをまとめる。同時に、かつてファンの間で参戦が難しいとされた作品、再参戦が難しいとされる作品も本項に記載する。<br />
<br />
== はじめに ==<br />
下記では掲載の便宜上、「スーパーロボット大戦以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品」以外は[[未参戦作品#未参戦の主な原因]]のいずれかの原因に拠るものとして分類しているが、実際はその多くが'''複数の理由に跨っている'''ものと思われる。基本、版権問題を抱えている作品が大半を占める。<br />
<br />
また前述の通り、現在参戦済みである作品の中には、かつて参戦が難しいであろうと言われていた作品もあり、以下で挙げる作品が今後'''参戦する可能性が全く無いとは言いきれない'''。逆に一度参戦しても、'''版権事情が変わって再参戦が難しくなる'''(と思われる)場合もある。<br />
<br />
=== 作品追記に際しての注意点 ===<br />
*記事の際限なき肥大化を防ぐため、作品追記の際は単に参戦していないからと挙げていくのではなく、SRW関係者や作品の関係者が明言しているなどの「'''参戦が実現しない理由'''」を出来る限り納得の行く内容で併記願います。<br />
<br />
== 主な未参戦作品 ==<br />
=== 近年発表されたアニメ作品 ===<br />
<!-- この項目は流動的なため、適宜更新してください。 --><br />
現在のところ下記の作品以降に完結(放送終了・最終巻発売等)となった作品は未参戦となっている。<br />
<br />
;[[ゲッターロボ アーク]]<br />
:2021年7月 - 9月まで放送されたテレビアニメ作品。<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD]]』の期間限定イベントにて参戦。<br />
<br />
=== スパロボ以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品 ===<br />
商販戦略などの都合上、作品の商品販売元(または関係する会社)のクロスオーバー作品に参戦済みの作品が多い<ref>『サンライズ英雄譚』に参戦している作品など。そちらについては[[機甲世紀Gブレイカー]]を参照。</ref>が、下記では便宜上、スパロボと同じくバンプレスト(バンダイナムコ)が制作したクロスオーバー作品に参戦済みの作品のみを記載する。<br />
<br />
ただし、「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」のような同一シリーズ作品間のクロスオーバー作品は除外。<br />
<br />
;プラモ狂四郎<br />
:『コミックボンボン』で連載された漫画作品。『Another Century's Episode 3 THE FINAL』にパーフェクトガンダムと京田四郎が登場済み。<br />
:本作における戦闘は「ガンプラの'''シミュレート'''対戦」であり、スポーツ系作品に近いニュアンスなのがスパロボ的に不都合な点として挙げられる。ゆえにスパロボに限らず、他の「[[ガンダムシリーズ]]」と合わせるのも難しい。ただし、パーフェクトガンダムは後に『[[MSV]]』から登場の[[フルアーマーガンダム]]のデザインの元(宇宙世紀正史への逆輸入)である為、結果として「[[SDガンダムシリーズ]]」同様、ガンダムシリーズ限定のクロスオーバー作品への出演機会は多い。またスパロボでは、似たような設定を持つ公式作品『[[ガンダムビルドファイターズ]]』が『X-Ω』に参戦を果たしている。<br />
:ちなみに『ACE3』においては『[[機動戦士ガンダム]]』からの参戦という扱いとなっている。<br />
;アーマード・コアシリーズ<br />
:フロム・ソフトウェアの代表作であるロボットアクションゲームシリーズ。略して『AC』とも。<br />
:{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 機体名 !! 出典 !! 参戦先<br />
|-<br />
| ナインボール=セラフ || アーマード・コア マスターオブアリーナ(本編ストーリーのラスボス)<br />アーマード・コア2 アナザーエイジ(隠しボス) || rowspan="2"|[[Another Century's Episode: R]]<br />
|-<br />
| アナザーセラフ || アーマード・コア ブレイブ ニュー ワールド<br />
|-<br />
| UCR-10 || アーマード・コアV || バトルロボット魂<br />
|}<br />
:「ACEシリーズ」への参戦は、『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のシリーズだからこそ実現した参戦ともとれる。<br />
:他に不都合な点としては、「主人公=プレイヤーという扱い」「原則的にパイロットの容姿の設定がない」等が挙げられるが、このあたりは同じくゲーム作品で参戦済みの「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」も同様である。しかし、これは原作スタッフの協力により、[[オリジナル設定|スパロボにとって無理のない設定]]が用意できたからこそ実現したもので、今後同じ措置が『AC』にも適用されるかは不明。<br />
;叢-MURAKUMO-<br />
:『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のXBOX用ゲーム。『[[Another Century's Episode]]』にてクラウドブレイカー量産型が参戦。<br />
<br />
=== 関連作品がスパロボ参戦済みの作品 ===<br />
;[[ガンダム・センチネル]]<br />
:「[[ガンダムシリーズ]]」の1作で、編集・アートボックス/発行・大日本絵画の模型雑誌『モデルグラフィックス』で連載が行われた小説作品。<br />
:詳細は当該項目参照。なお、『[[第4次]]』にて[[Sガンダム]]と[[ALICE]]が登場したことがあるが、作品としての本格参戦は未だ果たされていない。<br />
;SDガンダムフォース<br />
:2004年に放送された「[[SDガンダムシリーズ]]」の一作。<br />
:日米共同プロジェクトとしてアメリカのカートゥーン・ネットワーク社が製作に参画しており、このことが版権の複雑化を生み参戦の壁となっているという説がある。スパロボに参戦した『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』や『[[SDガンダム外伝]]』が「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」などのゲームに登場する一方で、本作は放送当時に単独でゲーム化するのみに留まっている。<br />
<br />
=== バンダイがスポンサーを務めたアニメ作品 ===<br />
;惑星ロボ ダンガードA<br />
:1977年に放送された東映動画(現:東映アニメーション)制作の作品。ポピー(現:バンダイ)から超合金などの玩具が発売された。<br />
:版権表記は「東映アニメーション」となっているが、原作者として松本零士氏がクレジットされている。松本氏はロボットアニメ全般に否定的なスタンスを取っており、執筆した漫画版において主役ロボのダンガードAを最終回のラストシーンワンカットに登場させるのみであったことから、本作に良い感情を抱いておらず、ストーリー再現を行うスパロボ参戦も拒否しているという説がある。ただし、原作といっても実際はほぼ出来上がっていた作品原案に、キャラクター原案と一部ストーリーで関わったのみであるため、松本氏の意向が実際に影響しているかは不明。<br />
:ちなみに『[[F]]』発売直前の1998年には、バンプレストからクレーンゲーム用のプライズ商品「東映動画コンプリートコレクション」として、参戦済みのロボットに混じってダンガードAが(SRW未登場の中では唯一)ラインナップされた事があり、このことから一時期は参戦を期待させる空気が漂ったが、結局は現在に至るまで未参戦となっている。<br />
;機甲艦隊ダイラガーXV<br />
:1982年に放送された東映本社制作の作品。ポピーから超合金などの玩具が発売された。<br />
:『[[EX]]』以降サブパイロットの[[精神コマンド]]が使用可能になると、15体合体でパイロットも15人が搭乗している主役ロボダイラガーの扱いについて、スパロボ参戦不可能論議でネタにされるようになる。当時から解決策として精神コマンドはチーフ3人(+それぞれの[[ヒロイン]])に限ればいいという案が挙がっており、実際に似たようなケースの『[[熱血最強ゴウザウラー]]』は『NEO』で参戦した際、そちらに近い仕様で参戦を果たしている。<br />
:2010年代からは『[[百獣王ゴライオン]]』と同様に、海外でのリメイク作品『ボルトロン』に纏わる権利的な部分が参戦の壁になっているとされる。<br />
;銀河漂流バイファム<br />
:1983年に放送されたサンライズ制作によるアニメ作品。バンダイからプラモデルや玩具が発売された。<br />
:戦争で星を追われた13人の子供達が両親救出の為に敵の本星へ向かうというストーリー。子供達は自衛力を持った難民といった立場で、戦闘を強いられることはない。むしろ地球軍や敵の星のレジスタンスからは保護対象と見なされており、戦いから遠ざけられる事の方が多かった。最終回では両親とともに軍隊に保護され、戦争はプロの軍人に任せる形で締めくくられる。そんな作風ゆえに、持ち味を生かしたまま参戦させると、原作の最終回同様に軍隊(プレイヤー部隊)に合流した時点で子供達が戦う目的が無くなってしまう。<br />
:逆に彼らに他作品のキャラを同行させるにしても、10歳前後の子供達が難しいマニュアルとにらめっこしながら戦艦やロボットの運用法を学ぶ、最年長という理由で15歳の少年が艦長にされる、慣れない炊事や洗濯、年少組の子守に苦闘するなど、「大人のいない空間」が重要なファクターとなっており、他作品のキャラクターが入る隙間が無い。<br />
:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている。<br />
;無限戦記ポトリス<br />
:2003年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイから『ポトリス2』の日本版のサービスが開始され、玩具も発売された。<br />
:韓国のオンラインゲーム「ポトリスシリーズ」を題材にしたアニメだが、登場キャラクターや世界観はポトリスシリーズと繋がりはない半オリジナル作品となっており、ロボットアニメとしての要素もアニメ化する際に付け加えられたものである。日韓共同制作だが原作がオンラインゲームかつ海外の作品であり、2004年にポトリスの運営がバンダイからガンホー・オンライン・エンターテイメントに移行するなど版権問題が非常に複雑であることが問題と思われている。<br />
:ちなみに'''2000年代のアニメでありながら、日本国内では映像ソフト化はおろか再放送もされていない'''がこちらは版権問題が影響しているかは不明。<br />
<br />
=== バンダイナムコグループ以外がスポンサーを務めたアニメ作品 ===<br />
特に以前からタカラトミー、コナミグループなどバンダイナムコグループのライバル会社の版権に関わる作品の参戦は難しいと言われていたが、近年ではスパロボの参戦他、バンダイナムコ製の関連商品が増えているため、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。<br />
;『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』以外のマグネロボシリーズ<br />
:1970年代後半に展開された、タカラから「マグネモ」というシリーズで玩具が発売された作品群。そのうち参戦済みの第1作『ジーグ』を除いた『ゴワッパー5 ゴーダム』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』の3作品。<br />
<!--情報源不明<br />
:シリーズ中で唯一ダイナミック企画が制作に関わった『ジーグ』は2003年発売の[[第2次α]]より参戦しており、寺田Pはインタビューで「ようやく許可してもらった」と語っていることから、それまでは参戦に障害があったことが明らかになっている。--><br />
:なお、2007年にはアニメ版ではなく漫画版の続編として『[[鋼鉄神ジーグ]]』が制作されたが、そちらは企画段階からバンダイがスポンサーとして参画しており、スパロボにも参戦済みである。<br />
;トランスフォーマーシリーズ<br />
:アメリカのハズブロ社がタカラ(現:タカラトミー)と提携し1984年からアメリカを中心に展開されているロボット玩具シリーズ。映像作品・コミック等多方面にメディア展開している。<br />
:ハズブロ社がタカラが1980年代前半に販売していた『ダイアクロン カーロボット』『ミクロマン』のロボット玩具を仕様変更しアメリカで販売、アニメ化したのが始まりであり、日本でもタカラからの販売でアニメと共に1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として逆輸入、現在に至るまで新作が制作されている。中には『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』など日本独自の作品も存在しており、それらの作品は「勇者シリーズ」誕生のきっかけにもなっている。<br />
:新規キャラクターが投入されるようになった初代の後半以降は、主にハズブロ社のオファーを受けタカラトミーが開発、海外ではハズブロ社、日本国内ではタカラトミーが販売している。初代の成り立ちから過去の商品が色変えなどの仕様変更で別人として再版される事が頻繁にあり、日本独自タイトルにも過去の海外主導作で日本未発売だったキャラクターが仕様変更され別人として販売されている(ハズブロ社の権利が関与している)など、権利関係は極めて複雑である。<br />
:再販枠は後の「勇者シリーズ」にも継承され、トランスフォーマーから流用されたロボットの存在が同シリーズの版権問題における議論の的になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』への『[[勇者特急マイトガイン]]』の参戦に伴って[[飛龍]]と[[轟龍]]が登場したが、さほど影響がないのかは未だ不明。<br />
;Z.O.Eシリーズ<br />
:2000年代前半に展開された、コナミコンピュータエンタテインメントジャパンが制作したアクションゲーム作品『ZONE OF THE ENDERS』を始めとするシリーズ。<br />
:OVA作品『Z.O.E 2167 IDOLO』やTVアニメ作品『Z.O.E Dolores, i』といった、サンライズ制作によるアニメ作品も存在しており、両作品の版権表記にはコナミグループの企業の名前が記されている。<br />
:ちなみにGBAで発売されたゲーム作品『Z.O.E 2173 TESTAMENT』は、シリーズ中唯一のSRPGでウィンキーソフトが開発を担当した作品。ゲームシステムが初期のスパロボシリーズに近く、シナリオは『[[F完結編]]』の後半部分を担当した堀川和良氏が担当している。<br />
;『ヤッターマン(2008年版)』以降のタイムボカンシリーズ<br />
:タツノコプロが製作した同社初のギャグアニメで、1975年に放送された『タイムボカン』ならびに『ヤッターマン』(1977年)から『イタダキマン』(1983年)まで全7作が「タイムボカンシリーズ」として放送された。この時のスポンサーはタカトクトイス(『イタダキマン』終了後の翌1984年に倒産)であった。<br />
:1990年代以降も『タイムボカン王道復古』(1993年)、『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』(2000年)等のシリーズ作品が製作、同時期にシリーズ共通の悪役「三悪」を題材にした4本のゲーム作品もバンプレストから発売されている。<br />
:しかし、2008年にリメイクとして放送された『ヤッターマン』以降はタカラトミーがタツノコプロの株主となっており、玩具等のグッズ販売を一貫して手掛けているため同作以降に制作された『夜ノヤッターマン』(2015年)、『タイムボカン24』(2016年)の参戦は困難なものと考えられている。<br />
:もっとも、旧作「タイムボカンシリーズ」も依然未参戦であり、「シリーズの一部作品以外はロボットの戦闘もギャグの一環となっているため、戦闘らしい戦闘が少ない」ことも議論の的とされている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ファイブスター物語<br />
:『[[重戦機エルガイム]]』の設定考案に関わった[[スタッフ:永野護|永野護]]の漫画作品。現在も連載中の作品で劇場アニメ化もされている。<br />
:未参戦の理由として「完結していない作品である」「世界設定の問題で絡みにくい」「『[[第4次]]』において[[ブラッドテンプル]]を勝手に出したため'''権利関係のいざこざがある'''」「'''永野氏がスパロボに否定的な感情を有している'''(「自分がデザインしたロボットを、他のロボットに傷つけられるのを見たくない」と語った事がある)」といった複数の説がある。<br />
;フロントミッションシリーズ<br />
:スクウェア・エニックス(当時:スクウェア)が1995年から展開したロボットSLGシリーズ。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の作者である太田垣康男氏が原作を担当した漫画版もいくつか刊行されている。<br />
:参戦を期待する声が多いものの、版権上の問題で参戦は難しいのではないかという声も多く、実際過去に『[[うますぎWAVE]]』において「フロントミッションを出して欲しい」というお便りに対し、司会の杉田智和氏が「'''スクエニだから無理です'''」と即答した事がある。<br />
;ゼノギアス<br />
:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が制作したゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前述したようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)ため」といった推測が挙がっている。<br />
;ジンキシリーズ<br />
:綱島志朗氏の漫画作品。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年以降は成人向け含めたゲームが複数回発売されている。2023年時点では『ヤングチャンピオン烈』にて『人狼機ウィンヴルガ 叛逆編』を連載中。<br />
:本作については過去に綱島氏自身がtwitterで、ファンからの質問に対して「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」と答えたが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した(現在は5回も移籍)'''上に、2回目の移籍である『JINKI -真説-』を除き、他では別のエピソードを始めていた事も指していると思われる。これには元々シリーズ化が予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情もある。<br />
:他にも作品を重ねていくたびに、暴力描写と性的描写がどんどん過激になっているためCERO的な意味での心配をする声も多いが、あくまで後続作品を指してのことなので、初期のものやアニメ版には無関係と思われる。<br />
:なお、綱島氏は『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』にてED原画の一員として参加していた事がある。<br />
;超速変形ジャイロゼッター<br />
:2012年にスクウェア・エニックスよりリリースされたアーケード用カードゲーム。アニメ・コンシューマゲーム・玩具など多方面においてメディア展開が行われ、そのうち玩具はバンダイから発売されている。<br />
:参戦の障害で挙げられる要素としては『[[魔法騎士レイアース]]』のように日本の自動車メーカーの実在車種を元にしたロボットを登場させているという点がある。しかも同作とは違い、この作品は多くのメーカーと提携して契約している。その為、'''この作品を参戦させるにはその全てのメーカーから許可を取る必要がある'''のが課題と見なされている。それについては、「オリジナル車種だけ登場させれば解決する」との声もある。<br />
<br />
== 参戦済作品 ==<br />
=== 現タカラトミーに関する作品 ===<br />
サンライズ制作作品の一部は、バンダイ発売のトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』(『[[OG CRUSADE]]』と同シリーズ)にも参戦している。<br />
;[[聖戦士ダンバイン]]<br />
:当初『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』で初参戦の予定をしていたが、諸事情により不参戦となった<ref>アスペクト『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』P105より。</ref>。<br />
:不参戦となった理由は明かされていない。放送当時のメインスポンサーはクローバー、同社倒産後はトミーであったが、プラモデルは放送当時からバンダイから発売されており、版権料の都合といった諸説が挙がっている。<br />
;[[エルドランシリーズ]]<br />
:トミー(現:タカラトミー)が玩具販売権を有しているシリーズ。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』で『[[絶対無敵ライジンオー]]』のみが参戦していたが、『[[NEO]]』にてPVしか作られていない『[[完全勝利ダイテイオー]]』を含む全ての作品が参戦を果たし、『[[OE]]』でも引き続き4作品が揃い踏みした(『NEO』並びに『OE』は、『GC』のリメイク作品『XO』を手かげた有限会社さざなみが引き続き担当している)。<br />
:ちなみに、現在は参戦済みなことがすっかり浸透した『[[伝説巨神イデオン]]』『[[聖戦士ダンバイン]]』も元はトミーが玩具販売権を有していた作品である。『ダイテイオー』の企画倒れ以降、シリーズには何の動きも無いため、『イデオン』や『ダンバイン』と同様の事情が生じた可能性もある。<br />
<!--情報源不明<br />
寺田P曰く特例中の特例措置(この時期に『サンライズ英雄譚』のスタッフがスパロボ開発スタッフに加わっていたためとされる)であった為、今後の再参戦はほぼ無いであろうとされていた。--><br />
;[[ゾイドシリーズ]]<br />
:トミーが開発した同名の玩具を原作としたアニメ作品。その際も同社がスポンサーを務め、玩具はもちろんゲーム方面にも進出した。<br />
:このため参戦が難しいとされていたシリーズで、寺田Pも2008年7月24日放送の「生ワンホビTV」で「参戦は難しい」と発言していた。しかし『[[K]]』にて4作目『[[ゾイドジェネシス]]』、『[[OE]]』で1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』および(限定的ではあるが)2作目『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』が参戦を果たした。<br />
:『ジェネシス』は版権に抜け穴があったとの説もあり、下記の「勇者シリーズ」のようなケースもあることから実際には不透明な状況であるが、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。ちなみに『ジェネシス』の版権表記はタカラトミーではなく「1983 2009 TOMY」と「Sho Pro(小学館集英社プロダクション)」である。<br />
:2017年以降は新作ゲーム『ZOIDS FIELD OF REBELLION』のリリースや新プロジェクト『ゾイドワイルド』の発表などタカラトミーからのシリーズコンテンツ展開が活発となっており、スパロボへの参戦は再び困難となるのではという見方がある。<br />
;[[ボトムズシリーズ]]<br />
:当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。<br />
:ゲーム作品も同社より多数発売されていたが、2007年からリリースされたOVA『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]』より製作にバンダイビジュアルが参画、加えて同年にはバンダイより[[プレイステーション2|PS2]]用ゲームが発売された。このころからスパロボ参戦も可能との説が持ち上がっていた。<br />
:『[[第2次Z]]』にて初参戦。<br />
;[[機甲界ガリアン]]<br />
:当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて初参戦。<br />
;[[巨神ゴーグ]]<br />
:当初からタカラがスポンサーを務めていたが、2011年8月1日よりバンダイチャンネルにおいて参戦済みの『[[装甲騎兵ボトムズ]]』と共に配信が始まっており、権利関係がクリアされたのではとの憶測が取られていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で初参戦。<br />
;[[勇者シリーズ]]<br />
:1990年代に展開されたサンライズ制作の作品群。『[[勇者エクスカイザー]]』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』『[[勇者特急マイトガイン]]』『[[勇者警察ジェイデッカー]]』『黄金勇者ゴルドラン』『勇者指令ダグオン』『[[勇者王ガオガイガー]]』『勇者聖戦バーンガーン』の9作品<ref>『ガオガイガー』の関連作については割愛。『バーンガーン』はゲーム作品のみに登場するが、勇者シリーズの公式サイトではシリーズの一つとして数えられている。</ref>。<br />
:いずれもタカラがスポンサーを務め、ゲーム作品や玩具を発売しているため、スパロボシリーズ開始当初から参戦が難しいとされていた。また、'''戦争という題材に不向き'''な作風の作品も多い。<br />
:2003年発売の『[[第2次α]]』にて『ガオガイガー』が参戦したことで、他の作品も可能になったのではという期待が高まったが、2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で『マイトガイン』が参戦するまで'''14年間『ガオガイガー』のみ'''となっていた(この空白期間の原因は不明)。『[[勇者王ガオガイガー]]』の逸話はそちらを参照。<br />
:その後は『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて『エクスカイザー』が、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて『ジェイデッカー』がそれぞれ参戦。また『ガオガイガー』が『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で『マイトガイン』と、『X-Ω』で『エクスカイザー』と共演を果たしたりと、勇者シリーズの展開が多数行われるようになっている。<br />
:ちなみに、『マイトガイン』は『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』のインタビューで、寺田Pが『ライジンオー』とともに参戦候補として名前を挙げたことがあり<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。</ref>、スタッフとして参加していた大張正己氏は2008年8月の「生ワンホビTV」で、「(参戦が果たされれば)カットイン原画を描く」と発言している。<br />
:なお、勇者シリーズ公式サイトの表記バンダイナムコグループの公式文書などから、現在はサンライズが単独で版権を全て管理していると思われる。<br />
;[[太陽の牙ダグラム]]<br />
:タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で初参戦。<br />
;[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]] / [[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]<br />
:2018年から2019年に放送されたTVアニメ作品と、2019年に放映された映画版。タカラトミーが展開する、新幹線より変形するロボット玩具シリーズのアニメ化作品。前者は『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて期間限定で初参戦、後者は『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でDLCとして参戦。<br />
:2010年代では貴重な放送期間1年越えのロボットアニメで、寺田Pによればスパロボの音声収録時にも声優に本作がスパロボに参戦するか聞かれるとのことだが、「日本の新幹線ありきの作品のため、未来世界の宇宙で戦わせてよいのか」という理由でスパロボで扱うのは難しいとしていた他、「ロボが多数登場するため戦闘アニメを作るのが大変<ref>この発言が出た時点で味方機体だけでも10体以上おり、合体形態や敵の戦闘形態を含めるとさらに増える。</ref>」とも述べられていた<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/interview/190417a 『シンカリオン』×『スパロボ』鼎談!改めて考えるロボットアニメの面白さと『シンカリオン』の重要性] 2019年4月21日閲覧。</ref>。<br />
;[[電脳冒険記ウェブダイバー]]<br />
:タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で期間限定にて初参戦。また、[[仮想世界]]を主な舞台としている世界観の問題も当初は囁かれていたが、そちらは世界を転移した際に実体化したという形で解決している。<br />
<br />
=== 関係者が参戦を拒んでいるとの噂があった作品 ===<br />
;[[覇王大系リューナイト]]<br />
:他作品と絡ませにくい世界観の問題と共に、原作者の伊東岳彦氏がスパロボに否定的という噂があったが、『[[NEO]]』で参戦を果たしている。予約特典冊子では伊東氏がネット上の噂を公式に否定し、「次回登場のときはぜひ[[マジンカイザー]]みたいに新[[リュー]]とか描かせてほしいです」とコメントしている。<br />
;[[魔法騎士レイアース]]<br />
:漫画雑誌『なかよし』連載の少女漫画を原作とするアニメ作品。SEGAがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売していた。<br />
:原作者のCLAMPが世界観に合わないという理由で参戦を拒否しているとの説があった。しかし、CLAMPがキャラクター原案を担当した『コードギアス』が『[[Another Century's Episode: R]]』<ref>このときクレジット表記は「Character Design (C)2006-2008 CLAMP」</ref>へ、さらに『[[第2次Z]]』へ参戦を果たした事から、この説は否定されつつあった。後の2015年にはCLAMPのメンバーであるもこな氏がTwitterにて[https://twitter.com/clamp_news/status/564232335512444930 本作のスパロボ参戦希望をつぶやいている]ことから、この説は完全に否定されることとなり、その後『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて参戦が実現した。<br />
:他の説として、登場する機体名や世界名の元ネタとなった'''車種名全ての使用許可を取らなくてはならない'''といった説や、ロボットでの戦いがメインではない事が原因とするものがある。<br />
;[[地球防衛企業ダイ・ガード]]<br />
:未参戦の理由としては、「災害救助ものというダイ・ガードのテーマがスパロボの設定と折り合いが付かない」という理由でスパロボ制作サイドが見送っている、同作の監督である水島精二氏が同じ理由でやんわりと拒否している、といった諸説があった。ただし後者の説については、水島氏本人が2010年にtwitterで[https://twitter.com/oichanmusi/status/10194361437 参戦を希望する発言]をしており、実際に『[[第2次Z]]』に参戦した。<br />
:結局、「ダイ・ガードに戦争をして欲しくない」という'''一部ファンの願望が、ネット上で語られるうちに上記のような噂になった'''のだろうと思われる。<br />
;[[『サクラ大戦』シリーズ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。<br />
:シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされていたが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。ただし、その理由についてまでは言及していないが、寺田Pは『サクラ大戦』の寺田'''貴治'''氏との雑誌対談が行われた2002年当時のスパロボでは『サクラ』の参戦は難しかった事を後に明かしている<ref>[https://app.famitsu.com/20170308_989310/ 『スパロボ』×『サクラ大戦』実現までの軌跡【『スパクロ』インタビュー】]、ファミ通App(2017年3月8日)、2021年5月24日閲覧。</ref>。<br />
:なお、同作は『[[PROJECT X ZONE]]』にて「[[OGシリーズ]]」共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものはスパロボに先行して実現していた。<br />
:ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。実際に初参戦を果たした『X-Ω』は開発にセガゲームスが関わっている。<br />
;[[魔神英雄伝ワタル]]<br />
:先述の「『サクラ大戦』シリーズ」同様に広井王子氏が原作を務める。クロスオーバーについてはサンライズの直接の子会社であるサンライズインタラクティブ発売の『サンライズ英雄譚』や『ハロボッツ』シリーズには参戦を果たしているが、スパロボ参戦については2009年8月の「キャラホビ2009」における『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』のイベントにて、『ワタル』が『NEO』に出ないことについて「そのことを分かっていないわけではない」という寺田Pの発言があり、何らかの問題があることが示唆されていた。<br />
:「『サクラ大戦』シリーズ」でも述べたように、広井氏は同氏原作の『サクラ』について参戦に否定的な見解を示したと言う噂があり、『ワタル』も同様なのではないかとの意見があるが、明確なソースは存在していない。極端な誤認として「広井氏がスパロボそのものを嫌っており、『ワタル』についてもスパロボ参戦させないように努力している」などという説も無責任に広がっているが、少なくとも『ワタル』についてはファンサイドの邪推以上のものではない。<br />
:玩具はタカラがスポンサーを務めプラモデルなどを発売していたが、現在はバンダイが完成品フィギュアの「ROBOT魂」シリーズで『ワタル』の商品も発売している一方で、タカラトミーも復刻版プラモデルを発売していた。おそらく既存商品の販売権は現在もタカラトミーが保有するものと思われる。<br />
:ちなみに1997年放送の「ワタルシリーズ」第3作『超魔神英雄伝ワタル』は、バンダイがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売したが、こちらも現在のところ未参戦となっている。また、勇者シリーズ同様にトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』として参戦している。<br />
:2018年の『[[スーパーロボット大戦X]]』にて初参戦を果たしており、『NEO』から『X』までの間になんらかの情勢の変化があったものと思われる。<br />
<br />
=== 展開メディアの問題を疑われていた作品 ===<br />
;[[機神咆吼デモンベイン]]<br />
:成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』を移植した一般向けPS2用ソフト、ならびにそれを原作とするテレビアニメ。<br />
:原作は成人向け作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現、その後『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にてPS2版も参戦した。漫画版が成人向けではあるがOVA化に伴い別物レベルの大幅な改変が入った『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』とは違い、成人向け要素は削られたが本筋に大幅な改変は入っていないため、「'''スパロボ初の成人向けタイトル参戦'''」と誤解されることも少なくない。<br />
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]<br />
:小説作品。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で機体のみ参戦。<br />
:『第4次』では[[Ξガンダム]]が[[没データ]]に存在しており、上記の[[Sガンダム]]と同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。<br />
:『閃光のハサウェイ』は、『[[逆襲のシャア]]』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、2人を同時参戦させるのは難しい。また『[[機動戦士ガンダムUC]]』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。<br />
:『[[ガンダム・センチネル]]』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''ハサウェイを出すと[[Ξガンダム]]参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でさえも登場頻度が少ないとする説もある。<br />
:2021年より劇場作品3部作が公開予定であり、今後はこちら名義での参戦の可能性がある<ref>[https://www.cinematoday.jp/news/N0105037 機動戦士ガンダム「閃光のハサウェイ」劇場版三部作が制作決定!]、シネマトゥデイ(2018年11月21日)、2021年5月24日閲覧。</ref>。<br />
:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ以外のアニメも参戦している『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』に出演経験を持っている。<br />
;[[劇中劇]]作品<br />
:『X-Ω』にて『[[クレヨンしんちゃん]]』の参戦に伴って[[カンタム・ロボ]]が、後に『[[無尽合体キサラギ]]』が劇中劇単独で参戦。その後『[[アイカツ!]]』も劇中劇「アイドル宇宙戦記[[オオゾラッコーン]]」を伴い参戦している。<br />
:『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品扱いとして参戦したことはない。『[[機動戦艦ナデシコ]]』初参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、現在に至っても未参戦のままなので、劇中劇の参戦には何か障害があるのではないかと疑われることもあった。<br />
;特撮作品全般<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、怪獣映画「ゴジラシリーズ」とアニメ作品『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のコラボレーション企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』『[[宇宙刑事ギャバン]]』『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』『[[ガンヘッド]]』『[[牙狼〈GARO〉]]』が参戦。ちなみに「ゴジラシリーズ」単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。<br />
:『X-Ω』同様のアプリタイトル『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』でもこの路線は続き、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』が参戦している。<br />
:スパロボにおいては、特撮とロボットアニメの組み合わせについて寺田Pが「思い入れという部分で相容れないものだと思う」として、暗に特撮作品の参戦は無いことを述べていた<ref>ケイブンシャ『東京ロボット新聞』VOL.00-03、71頁。</ref>。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』『ギャバン』『ゴーカイジャー』『牙狼〈GARO〉』『ゼンカイジャー』では変身後のみを登場させている。<br />
:『[[うますぎWAVE]]』第713回で寺田Pが語ったところによれば、肖像権がどうの以前に、実写のキャラクターとアニメのキャラクターが並んだ時の違和感により参戦が実現していないという。1度この点についてチャレンジしようとした結果が、『X-Ω』における[[スタッフ:大張正己|大張正己]]氏の実写出演だった。寺田Pは違和感は持たなかったが、撮影などが大変だったという。<br />
:ビジュアル面については前例が全くないわけではなく、過去にアニメ作品と特撮作品が登場する『[[スーパーヒーロー作戦]]』では似顔絵風の(写実すぎない)サムネイルにするという手法が、特撮作品のみが登場する『スーパー特撮大戦2001』では、基本実写を元にした2Dドットが採用されている。<br />
:なお、スパロボの出発点ともいうべき「[[コンパチヒーローシリーズ]]」は、アニメと特撮のクロスオーバーの成功例として挙げられやすい。だが、あくまで変身後のヒーローや[[モビルスーツ]]を登場人物として扱い、変身前やパイロットを除外しているのがほとんどなので、シリーズ全体を引き合いに出すのは不適切である。『[[ヒーロー戦記]]』に関しては、変身前の南光太郎やモロボシ・ダンなどの実写人物もデフォルメされたキャラクターイラストや2頭身のドット絵にすることで登場させている。<br />
:『X-Ω』をプロデュースしたオオチヒロアキPによれば、前述の議論で推測されていた通り、特撮作品の参戦には演じた役者の肖像権の問題が発生するという<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月21日閲覧。</ref>。複数人の肖像権をクリアするのは本当に難しいといい、『ガンヘッド』の[[ブルックリン]]が目元を隠した状態とはいえ参戦できたのはキャラクターが単独なためとのこと<ref name="30記念1" />。<br />
;メカ少女などの擬人化系作品<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて、『[[ロボットガールズZ]]』や『[[サン娘 Girl's Battle Bootlog]]』が参戦。<br />
:過去作にも[[アンドロイド]]が登場した事はあるが、既存の作品におけるロボットを擬人・少女化させた作品の参戦は今までに例が無い。<br />
<br />
=== 作品のジャンルで賛否ある作品 ===<br />
ここでは便宜上、'''ファンの間で参戦候補に挙げられる様子が想像しづらいもの'''も列挙されているので、必ずしも全ての作品に参戦希望があったとは限らないことに留意されたい。<br />
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]] / [[疾風!アイアンリーガー]]<br />
:原作の時点でかたや変身ヒーローもの、かたやスポ根ものであり人間が巨大ロボットに乗り込むいわゆる「巨大ロボットもの」では無い為、参戦が発表されるまでそもそも参戦が難しいという議論の対象になる事すらほとんど無かった。<br />
:『テッカマンブレード』については制作会社のタツノコプロが後にタカラトミーの傘下に入った事から再参戦が難しいという説があるが、バンダイのフィギュアブランド「アーマープラス」で商品化されている事などからあまり問題がない可能性もある。<br />
<!-- :後にタツノコプロは2014年より日本テレビの子会社となっており、これに伴って他のタツノコプロ作品共々今後の動向が注目されている(ただしタカラトミーも引き続きタツノコの株式を所有しており、提携関係そのものは維持されている)。 --><br />
<!-- 日本テレビの子会社になったことがなぜ「今後の動向が注目されている」ことにつながるのか分かりません。 --><br />
: いわゆる「等身大もの」ともいうべきカテゴライズであり、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では『[[Cutie Honey Universe]]』『[[舞-HiME]]』『 [[バトルスピリッツ ブレイヴ]]』『[[スクライド]]』といった類似カテゴライズ作品群が参戦。『[[スーパーロボット大戦DD]]』参戦の『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』、『[[スーパーロボット大戦30]]』参戦の『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』も同様と言える。<br />
;[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]] / [[クレヨンしんちゃん]] / [[ヘボット!]] / [[ギャラクシーエンジェル]] / [[少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん]] / [[ポプテピピック]] / [[ゾンビランドサガ]]<br />
:いずれもギャグアニメであるうえ、『テッカマンブレード』『アイアンリーガー』と同じく「(一般的な)巨大ロボットもの」という体裁はほとんどない作品で、本格的な議論の対象になる事はやはり皆無であった。また、『ケロロ軍曹』に関してはほぼ形骸化しているとはいえ'''主人公が地球を侵略する側の存在であり'''「他の侵略者と戦う作品との兼ね合いが難しい」という指摘が(半ばネタの域ではあるが)された事もある。<br />
;[[初音ミク]]<br />
:音声合成ソフト「VOCALOID2・初音ミク」のイメージキャラクター。「ロボットもの」でないどころか背景設定すら存在しない'''1人のキャラクター'''であり、一般的に考えられる「スーパーロボット大戦シリーズに参戦可能な作品(キャラクター)」からかけ離れていたため、人気は非常に高いもののまさか登場するとは全く思われてなかった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では半ばオリジナルの設定を与えられて登場。・・・とは言うものの、登場人物の一人としての登場ではないため、正確には参戦ではなく「ゲスト出演」が近い。<br />
;[[SDガンダムシリーズ]]<br />
:「ガンダムシリーズ」のスピンオフコンテンツで、シリーズのキャラクターやメカを[[スーパーデフォルメ]]頭身で描いた作品群。<br />
:ガンダムシリーズ自体は最低1作は必ずSRW参戦しているものの、SDガンダムシリーズとしての参戦は『[[スーパーロボット大戦UX]]』の『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』が初のケースとなった。<br />
:スパロボではユニットグラフィックにおいてSDガンダムシリーズの版権を利用しているのではないかと噂になっており、版権上は出そうと思えば出せるため、もっと違う事情があるのではないかと噂されていた。「テレビアニメとして展開が少ない」「SD等身である」「ロボットないし金属生命体か否かが曖昧」「題材はほぼ全てファンタジー風である為他の参戦作品の世界観を合わせるのが難しい」といった諸説があった。ただし、公式にその理由が語られたことはない。<br />
:また、SDガンダムシリーズのアニメや漫画と、普通のガンダムシリーズが同時に参戦すると、同じモチーフのモビルスーツが被る可能性があるため、それが障害となっていたのではないかという説もある。『UX』においては互いにモチーフが被らないような形での参戦になっている。<br />
:なお、『三国伝』がスパロボ参戦した他、近年にはSDガンダム以外のガンダムゲームなどの商品に登場しており、更に一部ゲーム作品で'''SDガンダムのリアル頭身化'''などの特殊措置が取られるなど、今後の他のSDシリーズの参戦に期待が高まっており、続く『[[スーパーロボット大戦BX]]』においても『[[SDガンダム外伝]]』の参戦が果たされる事となった。<br />
;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]<br />
:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。<br />
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『[[機動戦士ガンダム]]』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。<br />
:『V』における本作の参戦を契機に、以降のスパロボ作品においても『[[ふしぎの海のナディア]]』『[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]』といった艦船メカ主体の作品が参戦していくこととなる。<br />
;[[ハッカドール]] / [[セガ・ハード・ガールズ]]<br />
:前者はサブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ、後者はセガの歴代ゲーム機を擬人化したメディアミックス作品。<br />
:ロボットが登場しない作品であるにもかかわらず、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』参戦にあたって、'''キャラクターたちの搭乗するロボットが新たに作られる'''という極めて異例な処置が取られている。<br />
;[[健全ロボ ダイミダラー]]<br />
:なかま亜咲氏の漫画作品を原作としたテレビアニメ。漫画版は続編『OGS』が漫画誌「ハルタ」にて連載された。<br />
:巨大ロボは出るものの基本的にギャグ作品でありまたお色気要素も非常に強く、'''参戦したらCEROがD以上になる'''事は確実であろうと言われる程。<br />
:スタッフも意識しているのか、[[エクセレン・ブロウニング|会話のネタ]]として登場した事もあり、[[中断メッセージ]]にて[[カティア・グリニャール|明らかにダイミダラーの]][[声優ネタ]]も出ている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて期間限定ながら遂に参戦が実現したが、'''参戦にあたって2年もかけてオオチPを説得したとの事。'''<br />
:なお、なかま氏は大のスパロボファンとしても有名で多くの[[アンソロジーコミック]]において短編漫画やイラストを寄稿しており、更に『[[スーパーロボット大戦DD]]』ではデザインスタッフとして参加している<ref>オリジナルキャラクターのひとり・[[ベネット・コリーヴレッカン]]のデザインを担当。</ref>。<br />
:余談として、なかま氏が本作の前身に当たる漫画作品『火星ロボ大決戦!』について「スパロボ参戦はできますか?」と問うた所、対する寺田氏は'''「聞かれても困ります(笑)」「ペンギンの前しっぽが………」'''とネタ混じりで答えており、このやり取りの一部が『X-Ω』の『ダイミダラー』期間限定参戦PVにて採用されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[合身戦隊メカンダーロボ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本]]』のインタビューで、寺田Pは「(スパロボに)出して誰が買うんだろう」と知名度の低さで参戦が難しい旨を語っていた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』P104より。</ref>が、『[[COMPACT3]]』で初参戦を果たした。<br />
;[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]<br />
:SEGAが展開しているアーケードの人気対戦ゲームシリーズ。[[Xbox360]]に移植もされている。他社版権、ゲーム作品、パイロットの設定という点で参戦は難しいとされていたが、『[[第3次α]]』で初参戦を果たした。<br />
:;[[フェイ・イェンHD]]<br />
::[[フェイ・イェン]]をベースとした初音ミクとのコラボレーション機体。設定上は『バーチャロン』に関連しているが、コラボ故の版権問題、そして『バーチャロン』との設定の兼ね合いの難しさから参戦される可能性は低いと考えられていた。ところが、前者は母会社の二次創作やコラボレーションの寛容さによって、後者はなんと作品単位ではなくこの機体のみを参戦させるという方法によって解決し、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて初音ミクと共に参戦を果たした。<br />
;[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]<br />
:2007年に放送されたGAINAX制作のTVアニメ作品。版権表記は「GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・ 電通」で、コナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が制作にも関わり、ゲーム作品も発売している。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」で、「'''出したいけれど、自分だけではなんともならない'''」と発言していた。参戦までの経緯は同作記事を参照。<br />
:2008年以降公開の劇場版については、『紅蓮篇』、『螺巌篇』共に「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」の版権表記となり、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。また、玩具面では放送終了後にバンダイがアクションフィギュア等の関連商品を複数発売している。<br />
;[[機動警察パトレイバー]]<br />
:原作はヘッドギアで、バンダイビジュアルも制作に関わったメディアミックス作品。1988年からアニメ・漫画など複数のメディアで展開している。<br />
:シリーズのプロデューサーであった鵜之澤伸(現バンダイナムコ副社長)氏はイベント「スーパーロボット大戦2008」での挨拶で、「寺田Pに参戦を要望したがスーパーロボットではないからと拒絶された」と発言しているが、その場で寺田Pは「そんなことは言っていない」と即座に否定している。「'''出したいけど色々な事情がある'''」とのことで、イベントでも「好きに出していいといわれたらどの作品を出しますか?」との質問に対して本作品を上げている。なお、未参戦の理由としては味方サイドのキャラクターが何ら特権を持たない普通の警察官であるため、「戦争を題材にしたスパロボに組み込み辛いからではないか」という説が挙がっていた。<!--特に本作のアニメ版はいわゆる憲法9条問題なども含めて「日本の警察だと出来ないこと」が常に重要な要素として描かれているため、非戦場ものの作品の中でも最も扱いが難しい。--><br />
;[[機動戦士ガンダムAGE]]<br />
:[[ガンダムシリーズ]]の一作。[[コンパチヒーローシリーズ]]の一作『スーパーヒーロージェネレーション』に参戦(正確に言えば再編集版である『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』である)。<br />
:スパロボ参戦への不都合な点としては「'''3世代50年以上に渡る物語をどのようにして他の参戦作品と絡ませるか'''」「'''企画にレベルファイブが関わっているため、版権関係が複雑になっているのでは'''」という部分が話題に上がる事が多かった。初参戦となる『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、最後の世代である第3部以降が扱われる。<br />
;[[ゼーガペイン]]<br />
:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。<br />
:[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコゲームスに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。<br />
:このため、バンダイナムコゲームスが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。ただしマイクロソフトは携帯ゲーム機を発売していないため、他社の携帯ゲーム機を競合相手と位置付けておらず、『ブルードラゴン』の派生作品(バンダイナムコゲームス発売)を[[ニンテンドーDS]]で発売したこともある。2013年発売のPSP用ゲーム『バトルロボット魂』にはバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュアという扱いながらも参戦した。<br />
:また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに原作者の伊東岳彦氏は前述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『星方武侠アウトロースター』と共に参戦の依頼を待っている旨のコメントを発していた。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦。<br />
<!--<br />
;[[光速電神アルベガス]]<br />
:『[[シャッフルファイト]]』に参戦済み。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』で参戦。<br />
スパロボシリーズでは『α』の開発初期に参戦が決定するものの諸事情で没、『Z』では東映ロボ枠の候補として『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』と共に挙げられたが不採用になったことが寺田Pの証言などで明らかになっている。<br />
情報源不明<br />
--><br />
;[[無限のリヴァイアス]]<br />
:1999年から2000年にかけて放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイグループの一社であるバンダイビジュアルが製作に参画している。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。なおクロスオーバー作品としてはサンライズインタラクティブが発売したゲーム『ハロボッツ』にも参戦している。<br />
:前述の『バイファム』と同じく孤立状況下に置かれた少年少女の群像劇。『バイファム』以上に閉鎖的なストーリー展開に加え、『バイファム』と同様に主人公部隊との合流自体が原作再現の終了に繋がりやすいため、スパロボのシナリオに非常に絡ませにくいという点が考えられる。<br />
:また、本作の特徴的な舞台設定である「ゲドゥルト・フェノメーン」の他作品とのすり合わせの難しさも参戦の壁とされていた。<br />
;[[ぼくらの]]<br />
:2007年に放送されたGONZO制作のアニメ作品。同名コミックのアニメ化で、原作の「ロボットの操縦=死」と言う設定によりスパロボ参戦が不可能と言われる作品の代表格であった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦となったがその際の『X-Ω』公式ツイッターにおいても「[https://twitter.com/srw_xomg/status/1315230663637905408?s=21 不可能と思われていた作品が遂に・・・]」と煽り文が添えられている。<br />
;[[ゲッターロボ號]]<br />
:「[[ゲッターロボシリーズ]]」の1作であるアニメ作品。版権表記は「ダイナミック企画・東映アニメーション」となっている。スパロボでは漫画版に登場する[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]が『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』という表記で参戦したことがあるが、『ゲッターロボ號』としては未参戦。もともと『マジンガーZ』のリメイク企画だったが、諸般の事情により権利関係の容易な「ゲッターロボ」の新作に切り替わったという経緯をもつ。<br />
:放映終了後に版権を巡ってトラブルが発生したとの噂があり、ダイナミック企画と広告代理店のビックウエストが版権料の配分を巡ってもめているなど諸説ある。近年まで関連商品の展開に制限がかかっていると見られる事例が散見されている。<br />
:例えば、『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』の「[[ネオゲッターロボ]]」はアニメ版『ゲッターロボ號』の主人公ロボットと'''似たデザイン'''となっており、『號』のメカが出せなかったための苦肉の策であったのではないかということが強く伺える。<br />
:[[プレイステーション|PS]]用ソフト『[[ゲッターロボ大決戦!]]』には原作版のデザインでアニメ版の武器を使うゲッターロボ各機が登場し、登場人物も原作漫画版のデザインや性格を採用している。また、アクションフィギュアシリーズの「リボルテックシリーズ」で発売されたゲッター號も原作漫画版が出典となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦したが、アニメ版のデザインの機体に、漫画版の登場人物が乗り込む仕様となっている。<br />
:一方で、『[[ロボットガールズZ]]』ではアニメ版のデザイン・設定をベースにしており、アクションフィギュアシリーズの「超合金魂」で発売されるゲッター號もアニメ版が出典となっていることから、現在では解決しているという見方もある。<br />
;ホビーロボットアニメ全般<br />
:プラモデルやフィギュア、ホビーロボット等を「競技」の範疇で戦わせる作品群で、先述の『プラモ狂四郎』と、同時期に連載されアニメにもなった漫画『プラレス三四郎』がルーツとされる。<br />
:基本的に低年齢層向けの作品が多いが高年齢層にも一定の支持はあり、『[[メダロット]]』『ダンボール戦機』といったヒット作が輩出されている。現在参戦の障害とされているのは「競技用であり兵器ではない」「サイズが小さすぎる」の2点である。前者は『[[疾風!アイアンリーガー]]』の参戦という前例があるが、後者は[[生身ユニット]]よりも小さいことが懸念材料として挙げられる。<br />
:『武装神姫』や『フレームアームズ・ガール』の場合、「設定的にはロボットだからアリ」or「見た目がメカ少女だからナシ」という外見の問題も絡んでくる。<br />
:ホビーアニメとしては前述の『メダロット』やガンプラを題材にした『[[ガンダムビルドファイターズ]]』が『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて初参戦。<br />
;[[マブラヴ オルタネイティヴ]]<br />
:アージュ制作の成人向けPCゲーム。後に全年齢版や家庭用ゲーム機用の移植版も発売されている。JAM Projectが主題歌を担当していることでも有名。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて初参戦。<br />
:派生作品である『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』『シュヴァルツェスマーケン』がいずれもアニメ化される一方、『マブラヴ オルタネイティヴ』単体のアニメ化については長らく行われていなかったが、2021年にTVアニメ版が制作されている。<br />
<br />
=== 再参戦が難しいとの噂がある作品 ===<br />
;[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]<br />
:様々な横山光輝作品からのスターシステムを取り入れている関係上、現在は版権取得が難しくなっているとされており、一説では、この作品を参戦させるためには'''キャラクターの出典元になった横山作品全てに版権料を払わなくては成らない'''ともされる。PS版『[[スーパーロボット大戦α|α]]』(2000年発売)と同時期に開発がスタートした『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]』(2001年発売)を最後に参戦していない。<br />
:『α』で参戦できた理由は原作者の横山光輝氏の許可を直接とったからで、その後に原作者の横山光輝氏が亡くなったことで版権が更に複雑化した、との説もあるが、死去以前に発売された『[[第2次α]]』(2003年発売)の時点で、当時実施されていた版権の改正などの影響で既に参戦は難しくなっていた様子。オリジナルキャラクターである[[イルイ・ガンエデン]]のポジションは、当初[[ビッグ・ファイア]]が担当するものであったとされている。<br />
:なお、『α』のゲームアーカイブスでの再配信はきちんと行われているため、『64』がバーチャルコンソールで再配信されない理由に当作品は絡んでいないものと思われる。<br />
;[[百獣王ゴライオン]]<br />
:前述の通り、『ボルトロン』に関連する版権面の整理から東映が『ダイラガー』ともどもWorld Event Productions社へ権利を譲渡。これによって再参戦が困難な状況にあるとされる。ただし、超合金魂は同社及びリメイク版の『ヴォルトロン』を制作したDream Works社クレジットの元発売されている他、『ダイラガー』の超合金魂発売の際にはそれに加えて同作のアニメ全話がyoutubeのバンダイスピリッツ公式チャンネルで配信(2020年8月現在も視聴可能)されており、これらのことから版権使用はそこまで難があるわけでもないのではないかという声もある。<br />
<br />
== OGシリーズ ==<br />
未だ「[[OGシリーズ]]」に参戦していないオリジナルキャラ・オリジナルメカは多数存在するが、その中でも意見の多いものを取り上げる。<br />
<br />
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]<br />
:原作者の阪田雅彦氏がウィンキーソフト所属の人物であったため、ウィンキーソフトとの提携解消後は参戦が難しいとされており、キャラクター及びメカはバンプレ側、世界観はウィンキーに版権が分かれているという俗説があった。[[αシリーズ]]には第2作『[[α外伝]]』を最後に登場しなくなったため、版権上のトラブルが発生したとの説もあるが、寺田PはOGシリーズには「'''権利関係ではなくその他の問題で出せない'''」と発言しており実情は不明だった。しかし、2010年の『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の発表に伴い、寺田Pはその実情について語った。<br />
:ちなみに、SFC版魔装機神は版権表記にウィンキーソフトの名前があるため、リメイクやVC配信は版権スパロボと同様にウィンキーソフトの許可が必要であるとされている。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:任天堂とハドソンの共同出資会社である、「招布(まねぎ MONEGI,INC.)」が制作を担当した作品。招希自体は[[NINTENDO64]]のライブラリ製作などを目的とされた会社であったため、既に解体され、任天堂の持っていた権利もハドソンに譲渡されている。コピーライトにも「1999 MONEGI」と記されており、ハドソンは現在はKONAMI系列の会社である(2012年3月にはKONAMIに吸収合併され消滅することとなった)ため参戦が難しいとされる。寺田Pは『64』の参戦について「どこかで出るかも知れないし、出ないかも知れない」「何かもめているとか、そういうわけではありません」とコメントしている<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=4891 宴の後で] 2019年2月9日閲覧。</ref>。<br />
:ちなみに、作品の参戦ではないが、『OG2』でのシャドウミラーがいた平行世界では旧シリーズ並びにこの『64』での出来事が起きていた事を(モチーフにした形で)匂わせる話題がある。<br />
;[[魔装機神サイバスター]]<br />
:1999年放送の『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』からスピンオフの形で製作されたアニメ作品。『LOE』はかつて旧シリーズやαシリーズ、現在もOGシリーズに参戦しているが、設定上繋がりの無い本作は未参戦。また、版権作品である『DD』では期間限定参戦作品の候補にまでは挙がったものの、同時期に候補に挙がった先述の『ウェブダイバー』が優先された結果参戦の機会を逃している。<br />
:また、版権をバンダイナムコが所持しておらず、参戦させるには版権使用料を他の作品と同等に支払わなければならない事に反対意見が出るであろう事も懸念事項のようである。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]] 第858回</ref><br />
;[[シリーズ一覧#A.C.E.シリーズ|Another Century's Episodeシリーズ]](A.C.E.オリジナル)<br />
:フロム・ソフトウェアとバンプレストが共同制作したアクションゲームシリーズ。「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」と共に語られることの多い本シリーズだが、ガンアーク並びにタック・ケプフォードをはじめとするオリジナル要素は「A.C.E.オリジナル」であり「[[バンプレストオリジナル]]」とは区別されている。これを理由に「OGシリーズ」への参戦を危ぶむ声もあるが、実態を推測するには情報が足りないのが現状である。<br />
<!-- 逆に[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]に参戦した[[機甲武装Gブレイカー|機甲世紀Gブレイカー]]のように、通常のスパロボシリーズに出る可能性も有り得る。--><br />
:なお、『[[第2次OG]]』に登場する[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]のタイプCとタイプGは、実質的には『[[Another Century's Episode Portable]]』からの出典で、『Portable』に登場した際も所属作品が「A.C.E.オリジナル」名義となっていた。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:みさんせんさくひん いちらん}}<br />
[[Category:話題まとめ]]<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:登場作品|*]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%BC&diff=458202
シーブック・アノー
2023-07-07T03:48:22Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Seabook Arno]]<ref name="公式サイト">[http://www.gundam-f91.net/character/01.html シーブック・アノー|キャラクター|『機動戦士ガンダムF91』公式サイト] 2020年3月21日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムF91}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|辻谷耕史|機動戦士ガンダムF91,機動戦士クロスボーン・ガンダム|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダムF91}}(F91)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|長谷川裕一| 機動戦士クロスボーン・ガンダム}}(クロスボーン)<br />
| 初登場SRW = <br />
; シーブック<br />
: {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
; キンケドゥ<br />
: {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 偽名 = '''キンケドゥ・ナウ'''(クロスボーン)<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳(F91)<ref name="公式サイト" /><br/>[[年齢::28]]歳(クロスボーン)<br />
| 所属 = [[民間人]] → [[地球連邦軍]] → [[宇宙海賊]]「[[クロスボーン・バンガード]]」 → 民間人(パン職人)<br />
| 出身 = [[フロンティアIV]]<br />
}}<br />
'''シーブック・アノー''' / '''キンケドゥ・ナウ'''は『[[機動戦士ガンダムF91]]』および『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダムF91]] ===<br />
[[スペースコロニー]]・[[フロンティアIV]]の総合高校の工業科に通う17歳の少年で、同作の主人公。父レズリー、妹リィズとの3人暮らし。<br />
<br />
[[地球連邦軍]]と[[クロスボーン・バンガード]]の戦争に巻き込まれ、友人たちと共にコロニーを脱出しようとしたが、目の前で幼馴染の[[セシリー・フェアチャイルド]]を[[ドレル・ロナ]]に連れ去られ、自らは連邦軍の練習艦「スペース・アーク」に収容される。<br />
<br />
その後、艦の人員不足を補うため、新型[[モビルスーツ|MS]]・[[ガンダムF91]]の[[パイロット]]となる。初戦で敵機を2機撃墜するなど、戦いの中で[[ニュータイプ]]の素質を開化させていった。別居状態の母・モニカがF91の開発に関わっており、母の開発した[[バイオ・コンピュータ]]に高い適合性を見せる。<br />
<br />
=== [[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ===<br />
『F91』の続編『クロスボーン・ガンダム』では、'''キンケドゥ・ナウ'''という[[偽名]]を使い登場。新生[[クロスボーン・バンガード]]の[[エース]]パイロットで、[[クロスボーン・ガンダムX1]]を駆る。<br />
<br />
潜入工作・白兵戦もこなすなど、生身で戦う術も一級品である上、MSの操縦技術にもさらに磨きがかかり、不利な状況においても奇策を用いた戦法で敵を撃破していく。これはクロスボーン・ガンダムの特性を活かしたものが多く、「キンケドゥがいたからクロスボーン・ガンダムはその真価を発揮した」と言っても過言ではない。シミュレーションの対戦成績では[[ザビーネ・シャル]]に負けていたそうだが、技量・精神力いずれにおいても同時代ではズバ抜けたパイロットであったと思われる。<br />
<br />
あえて「ベラ・ロナ」の名を名乗り、クロスボーン・バンガードの再結成を決めたセシリーの心を汲んで、シーブックは「キンケドゥ・ナウ」と名乗るようになった。彼女はその真意を察しきることはできなかったようだが、作中の台詞からするに[[トビア・アロナクス]]の立てた予想通りといったところか。<br />
<br />
「シーブック=キンケドゥ」であることは、その容姿やベラ(セシリー)との関係はもちろん、「歴史の教科書にも載っていたレジスタンスのパイロット」という言及、量産型F91部隊を見て「懐かしい」と発言(その他回想で何度かF91が登場している)など、当初から細かく暗示されてきた。それにも関わらず、彼自身は周りから徹底的に「キンケドゥ・ナウ」として扱われ、物語後半でベラが名前を叫ぶまで一度も「シーブック・アノー」とは明言されず、その名前を呼んだのも結局ベラだけであった。<br />
<br />
かつての優等生も10年の時を経て「大人の男」の風格を身に付けたようで、全編を通して[[主人公]]・トビアを教え導く良き兄貴分として描かれた。実質、『クロスボーン・ガンダム』のもう一人の主人公とも言える。<br />
<br />
物語後半、[[木星帝国]]に寝返ったザビーネとの激闘でコクピットをビームサーベルに貫かれてしまい、その状態で[[地球]]に蹴り落とされるのだが、劇中で「コクピットを貫いたビームサーベルがわずかに機体中央から横にずれている」という描写がされており、右腕を失うほどの重傷を負いながらも一命をとりとめることができた(とはいえ、横にずれているのもよく見ると「若干」程度のものであり、'''コクピットに風穴が開く'''ほどの直撃を喰らったことに変わりはない)。<br />
<br />
この際、[[ビームシールド]]を用いて大気圏突入に成功。その後、海上を漂流していたところを[[サナリィ]]の地上支社に救助され、傷の治療と[[サイボーグ|義手装着手術]]を受け、意識不明の状態から目覚めて四日半で戦線に復帰するという[[奇跡]]を成し遂げる。これは流石に無茶だったらしく、再会したトビアが驚きのあまり肩を掴んだ際に痛がったり、かなり疲労した様子だったが、腕や視界のハンデも感じさせずに最終決戦ではザビーネとの対決を制し、地球に降下した[[ディビニダド]]とトビアを追って、[[クラックス・ドゥガチ|真のクラックス・ドゥガチ]]に引導を渡す。<br />
<br />
そして全てが終わった後、「シーブック・アノー」に戻り、「セシリー・フェアチャイルド」に戻ったベラと共に、地球の緑の中へ消えていった。<br />
<br />
「キンケドゥ・ナウ」としての彼の行動理念の根幹を成しているのは「セシリーのため」という強い意思であり、そのためならばどんな汚名を着ることも厭わず、腕を失ったことすら受け入れてみせるなど、最後までその信念は揺らぐことがなかった。相当彼女にぞっこん、そして一途なのが見て取れる(しかしそのセシリーとは、彼女がベラ・ロナを名乗って艦長を始めてからは本当に何もなかった辺り、相変わらず真面目である)。愛する人のために自分の全てを懸けるその生き方は、弟分であるトビアに多大な影響を与え、後の彼の人生の指針となった。<br />
<br />
余談ではあるが、作中でのベラの[[シャワーシーン]]にて、ベラはシャワーに潜り込んだ人物を勝手にキンケドゥと決めつけている(実際に潜り込んだのは[[ベルナデット・ブリエット]])。艦長たるベラのシャワー室に闖入するという畏れ多い行為ができるのは、恋人のキンケドゥくらいなのだということだろう。<br />
<br />
=== その後 ===<br />
木星帝国との戦いが終わって以降、セシリーと結婚して共にパン屋を開業。『鋼鉄の7人』では二児の父となった他、パン職人としての評判も上々であると語られている。<br />
<br />
『ゴースト』においては『クロスボーン』本編から20年、『鋼鉄』からも17年が経過しており、50代を目前にした壮年の姿で再登場する……が、長谷川氏の絵柄もあってか、作画上はそこまで容姿の老化は感じられない(これはセシリーも同様だが)。子供2人は共に「[[リガ・ミリティア]]に入る」と言って出ていったため、現在はセシリーと2人暮らしの模様。「親の言うことなんか聞きやしない」と嘆いていた。<br />
<br />
成り行きから[[ベスパ]]に襲われ、一度だけだが再びクロスボーン・ガンダムに搭乗。この時代では型落ちしたクロスボーンでブランクを感じないほどの活躍をし、その腕前を改めて見せつけた。また、それまで明かされてこなかったカーティスの正体を明言する大役も担った。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
ガンダム系[[主人公]]としてはアムロ、カミーユ、ジュドーと並び最古参で、彼らと同様に一流の能力を持つ実力者である。<br />
<br />
[[旧シリーズ]]では、その実用性は愛機である[[ガンダムF91|F91]]の性能に依るものだったり、逆に彼自身の[[能力]]でF91そのものの使い勝手が左右される(特に『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』の差)というやや不安定な立場。<br />
<br />
イベント的にも原作の短さ故に影が薄く、作品自体も参戦が減っている傾向にあるが、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』が参戦した『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』や『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では絶大な存在感を見せつけた。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ホワイトベース隊]]のメンバー。[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]の[[説得]]イベントがある。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::ホワイトベース隊のメンバー。今回セシリーはいない。精神コマンドが回復系に偏っており、命中・回避に関わるものを覚えないためかなり残念。[[気合]]はあるので[[分身]]はすぐ使えるが、[[ビアン・ゾルダーク|ビアン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]といった強敵にぶつけるのはリスクが大きい。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[ロンド・ベル]]の一員。セシリーの説得イベントがある。ひらめきがあるので、終盤のボス戦では強みとなるが、[[スーパーファミコン|SFC]]版ではF91のヴェスバーがビーム兵器扱いなので、[[ファンネル]]主体の機体に乗せたい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:コーラルキャニオンで[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にとられ、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に敵として登場。リィナ救出後、仲間になる。<br />
:すぐ[[2回行動]]ができるようになり、F91も強力なので十分主力となれる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:当初ジュドーと共に[[エゥーゴ]]に参加していた。[[ロンド・ベル]]とエゥーゴの合同での[[ノイエDC]]との戦いの最中にジュドーと一緒に参戦し、ロンド・ベルに加わる。<br />
:『EX』での関係からか、ジュドーとセットで扱われているような節がある。<br />
:ヴェスバーや分身の使用には気力が必要なのだが、[[気合]]ではなく[[激励]]を持っているためにF91と相性は良くなく、[[気合]]を使える[[クェス・パラヤ|クェス]]辺りにF91を奪われ、代わりに[[ヤクト・ドーガ]]などに乗せられることも。<br />
:他のシリーズではセシリーと深く関わるのだが、今作ではセシリーの登場がかなり遅く、最初から味方のため[[説得]]もなし。進み方によっては登場すらしないと、セシリーとはあまり絡まない。<br />
:後半のチーム分割で[[破嵐万丈]]のチームに参加する数少ない[[MS]]パイロットだが、そのせいで[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]や[[ザビーネ・シャル|ザビーネ]]など『F91』系の敵キャラが登場するマップには出られない。以上の通り、今作では立ち位置が微妙である。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::本作から声が入った。[[精神コマンド]]が[[激励]]から[[気合]]に変更され、F91の性能を引き出せるようになった。ただしこの変更のため、終盤のチーム分割ではただでさえ激励持ちが貴重だったBチームに、選択次第では激励要員がいなくなってしまう恐れもある(分割時点のBチームの他の激励持ちは[[和泉ナナ]]と[[リムル・ルフト]])。<br />
::カロッゾとの決着シナリオが追加されたものの、[[魔装機神]]勢だけで片付けられてしまうため、ストーリーでの微妙な立ち位置はそのままである。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:最初のシナリオで、セシリーと共に参戦する。F91は強力だが無[[改造]]のため、[[地形]]効果を使って堅実に戦うのが無難。<br />
:今回は[[ラフレシア]]や[[ベルガ・ギロス]]は登場するものの、カロッゾやザビーネら『F91』系の敵キャラが全く出てこないので、相変わらずストーリーでの立ち位置は微妙。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]』からのネタで、イモの皮剥きをするシーンがある他、キンケドゥの名がシーブックの[[キャラクター事典]]に'''伏字で'''記されている。<br />
:能力は[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と並ぶほどに高いが、[[集中]]や[[加速]]がない。技量も低くはないがアムロほど高くもなく、ネームドに[[てかげん]]を使う場合は彼我の技量値に注意する必要がある。エース級には変わりないが、先述の2名に比べれば総合力はやや劣る。<br />
:セシリーと隣接して配置すると[[信頼補正|恋人補正]]がかかる。補正がかかるカップルの中では最強と言える。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:『第2次』『第3次』では、能力値はアムロやジュドー等に若干劣るが、ひらめきを持つのが最大の長所。このおかげで『第2次』では射程の短いF91でも安心して戦える。『第3次』は敵が多数のファンネル搭載機を投入してくる関係で、短射程のF91が戦力外となってしまうが、やはりひらめきのおかげで四天王やネオ・グランゾンとの戦いに参加できる。<br />
:『EX』はやや弱体化。NT技能の補正を考慮しても回避値が低めな上、そのNT技能もジュドーと比較して成長が若干遅い。ジュドーは空適応Bだが気合を覚え、逆にシーブックは空適応Aで[[加速]]を覚えるため、互いの機体を交換した方が扱いやすくなる。今回はひらめきの代わりに[[幸運]]を覚えるが、習得が最終盤のため活用はかなり難しい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}})<br />
:高い能力、粒揃いの[[精神コマンド]]と死角のない強さを持つが、アムロ、カミーユ、クワトロ、ウッソよりも参戦が遅く撃墜数を稼ぎにくいのがネック(ジュドーは参戦は同時期だが、[[幸運]]があるため、[[マップ兵器]]で資金と撃墜数を稼ぐのに使うのに向いている)。<br />
:また、相変わらずイベントが他の[[ニュータイプ]]ほど多くないため、影が薄いのも欠点か。<br />
:今回もセシリーの説得イベントがあるが、説得せずとも必ず自軍入りする上、彼女を説得してしまうと[[ガンダムF90V]]の入手機会をみすみす放棄することになるので、説得しない方がよい。<br />
:なお、『第2次α』でF91を持参してきたことから、F91は個人で所有していた様子。<br />
:[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]と写真を撮ることになった時には名乗りを上げて、セシリーに「ミーハーなんだから」と呆れられたりもしている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:キンケドゥとして初登場。『α』にてシーブックとして登場していたため、顔見知りには正体がバレバレ。また、シーブックを知るかつての仲間からも、最初のうちは「シーブック」と呼ばれる。しかも、原作では徹底して「キンケドゥ=シーブック」であることは明言しなかったというのに、キャラクター事典では'''初っ端から正体を書かれている'''始末。<br />
:作中の経過時間と設定[[年齢]]に凄まじい差が生じているが、'''「色々あって老けた」'''の一言で解決している。<br />
:[[アイビス・ダグラス|アイビス]]を主人公に選ぶと、第1話で登場以降、アイビスとの絡みが多い。また、原作を再現して、3種類も顔グラフィックとカットインが用意されている。ただし、負傷した顔を包帯で隠しているバージョンだけはキャラ事典に登録されない。なお、「ノーマルスーツを着た」最終話バージョンのキンケドゥは本作が初出である<ref>原作では、最終話のラストシーンで「元の名前」に戻るまでは終始包帯で覆っている。</ref>。「[[αナンバーズ]]」の名付け親も担当した。<br />
:[[地球]]へ落下して奇跡の生還をした際、アムロから「よく無事だったな」との問いに「何も自分が初めてではない」と言っている。これは『[[機動戦士ガンダム]]』にてアムロも大気圏突入を体験している(もちろん、彼の場合は半壊した機体ではないが)からで、アムロも「そうだったな」と返している。ただ、元々大気圏突入の機能が備わっていた[[ガンダム]]に対して、緊急避難的に[[ビームシールド]]を代用して突入した辺りは流石。<br />
:F91に搭乗している場合、戦闘時に特殊セリフが多く聴ける。ただし、能力的にはいまいち機体と噛み合わないのが残念。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]<br />
:『F91』と『クロスボーン』が参戦していないため名前こそ出てこないが、前作終了後に原作通りセシリーと結婚してパン屋になっていることが、居候をしていた[[アラド・バランガ|アラド]]によって言及されている。<br />
:部隊名の名付け親である彼がいないため、[[バルマー戦役]]や[[封印戦争]]時の味方は時々彼のことを気にしている。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:セシリーと共に参戦。強力だが、参戦が遅い上、F91は無改造。最初は2人だけで戦うことになるので、無理は禁物。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:シーン6シナリオ「悠久なる風」より、セシリーと一緒に参戦。[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]を必修し、[[奇跡]]または[[魂]]のどちらかを必ず覚える優等生。[[能力]]も[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と同等の高さ。<br />
:参戦が遅いのと[[熱血]]を覚えないのがネック。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:第2部に比べて[[射撃]]、[[回避]]が上昇したのだが、精神コマンドが悪化。[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]を必修するのは変わらないが[[魂]]もしくは[[奇跡]]の習得率がガクッと下がった。<br />
:[[熱血]]を覚えない仕様は変わっていないので、5パターン中3パターンも攻撃力アップ系の精神コマンドを覚えないという劣悪な扱い。エース級の[[能力]]に、[[ニュータイプ]]、[[防御]]共に最高のLv9まで伸びるだけに残念。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第2部シーン6からセシリーと共に参戦。相変わらず参戦は遅いが、能力や[[精神コマンド]]のバランスがよく、F91自体の使い勝手も歴代最強とも言われるほど抜群なため、揃って最後まで使っていける。<br />
:欠点らしい欠点と言えば、[[援護防御]]しか援護技能がないことくらいか。イベントも少ないが、終盤では彼とF91が[[ロンド・ベル]]を救う重要な役割の一端を担うことに。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:キンケドゥとして登場。外見は原作最終話の右目に傷があるものになっており、時系列的にも[[木星戦役]]後となるが、原作と異なり、[[大ガミラス帝星]]の侵攻などもあって再びキンケドゥを名乗り、自発的に行動を開始してトビアたちと合流する。また、音声の新規収録がされている他、カットインが『F91』を思わせる絵柄となっている。<br />
:『F91』の主人公だったためか、主人公格として扱われており、主要なボス敵との[[戦闘前会話]]はほぼ用意されている。<br />
:最初は[[量産型ガンダムF91|量産型F91]]に乗るが、中盤から[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]]に乗ることになる。能力面では初期機体との相性からか射撃の方が高く、更に[[ヒット&アウェイ]]を持っている。とはいえ、数値の差は僅か1しかないため、格闘型機体でも長射程機体でも問題なく活躍可能。ただ、後述のエースボーナスを生かすならやはり格闘型の機体に乗せたいところ。エースボーナスで格闘武器の射程が延びることを考えると[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|フルクロス]]が、ヒット&アウェイで動き回ることを考えると[[バンシィ・ノルン]]が最適か。<br />
:参戦時期の早さや能力から[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|後輩]][[Ξガンダム|たちの]][[バンシィ・ノルン|機体]]に乗せ換えるプレイヤーが多く、「過去のシーブックとしての参戦時にF91を取られ続けた反動」とか「海賊らしく(後輩のガンダムを)いただいていく」などと言われたりも。<br />
:木星戦役後の本職がパン屋であることから、シナリオデモでは仲間たちに自分が焼いたパンを振る舞うシーンもある。また待機中の服装は『F91』の時に着ていたシャツの上にクロスボーン・バンガードの紋章が入ったジャケットを着ているが、原作では木星戦役後は一回も着ていない(着たのも[[マザー・バンガード]]が健在だった頃のみ)ので、[[オリジナル設定]]である。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:『F91』設定。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』以来となるシーブック役としての音声が新規収録された。<br />
:シナリオでは第9話にて鉄仮面との決戦直後からの参戦となる。鉄仮面がシャアと手を組んでアクシズ落としを遂行しようとしたという設定になっているため、アムロと同時代を戦ったことになっている。序盤に加入することもありインターミッションで露出が多い。「味方のガンダム主人公中、シャアを最もフラットな目で見ている」と評され、シナリオ上のシャアの説得ではアムロ、カミーユ以上に重要な役どころを担う。<br />
:精神コマンドで「[[愛]]」と「[[魂]]」を両方習得し、他の精神コマンドもバランスがいいため器用な立ち回りが可能。パラメータ的にもエース級の実力者だが、中盤までF91の武装が使い辛いため実力を発揮し難い。[[先制攻撃]]などスキルでテコ入れするか、いっそのこと武装が追加されるまでいずれかのファンネル搭載機に乗せ変えるのもあり。<br />
:なお、スパロボシリーズで初めて「ヴェスバー!!」と叫ぶ戦闘台詞が収録、実装された。<br />
:エースボーナスと噛み合わないのであまり意味はないが、『F91』時代の彼をX1に乗せるという遊びも可能である。<br />
:過去作では一人称が「俺」であることが多かったが、今作では原作でよく使われていた「僕」のシーンが多い。<br />
:ダウンロードコンテンツのボーナスシナリオでは前述のトトカルチョネタが拾われている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:キンケドゥとして登場。第6話からX1改・改に搭乗して自軍入りする。辻谷氏没後の作品だが、生前収録された新規音声が一部使用されている。<br />
:今作では木星戦役後も宇宙海賊として活動を続けていた。また、コスモ・バビロニア建国戦争が本編の2年前に勃発しているため、年齢が低く設定されている。<br />
:本作では格闘型のMSがX1と[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|フルクロス]]、Ζガンダムしかなく、Ζガンダムはウェイブライダー突撃がカミーユ専用であるためスペックを発揮しきれない<ref>ビーム・サーベル(ハイパー)追加からウェイブライダー突撃追加までの間ならその辺りを考えずに性能を発揮できるが、'''その期間はカミーユとキンケドゥが別ルートにいるシナリオの方が多い'''ため、そもそも乗る機会が少ない。</ref>ことや中盤にX1の攻撃力が大きく強化され、フルクロスとほぼ遜色ない攻撃力を得るのでX1のままでも問題はない。また[[マシュマー・セロ]]の[[ザクIII改]]のサイコパワーがキンケドゥのエースボーナスと相性が良いため、こちらも選択肢に入る。X1と比べると攻撃力では大きく劣るため、敵の編成やキンケドゥに持たせたい役割に応じて選ぶと良いだろう。<br />
:ちなみに本作でも『V』と同様に格闘よりも射撃の方が僅かに高い。<br />
:EDではトビアにクロスボーン・バンガードを託し、シーブック・アノーに戻った…が、エキスパンション・シナリオでは「パン屋のシーブックとは別人」ということで任務中はキンケドゥを名乗っている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]』とリンクさせることで参戦する(なので[[いるだけ参戦]])。<br />
:本作でもエース級の実力を持ち、愛機F91も非常に強力。リンク次第ではセシリーと共に最初から仲間にでき、彼女との[[信頼補正|パートナー補正]]も健在、かつ効果が30%と大幅アップしているため、共に出撃させれば心強い味方となる。戦力の少ない序盤は勿論、終盤まで第一線で使っていけるだろう。<br />
:余談だが、参戦時のシナリオ会話ではシーブックとセシリーはレジスタンスに加わるように指示されていたようだが、その命令を出した人物や組織は謎のままである。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:イベント「君を見つめて」にて登場。「宿命のクロス・ファイト!」において、ザビーネと『クロスボーン』を意識したようなやり取りをする。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:第2期参戦作品として登場。<br />
:2019年3月のイベント「鋼の魂」に合わせてΩスキル搭載型のF91が登場。演出にてボイスが収録された。辻谷氏死去後の作品のため、シーブックとしては初のライブラリ出演となる。<br />
:キンケドゥとしてはトビアのユニットクエストに登場するNPCだったが、2017年10月に行われたスパクロ2周年記念イベント「第2回スパクロフェスティバル」に合わせてプレイアブルユニットとして登場。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:コスモバビロニアのアーク市に住んでいる学生。ネオ・アクシズの襲撃からF91を守るため、サナリィの工場に隠れていた。その際に、父レズリーを亡くしている。<br />
:F91との相性の良さを[[アムロ・レイ|アムロ]]に認められ、ZEUSのメンバーとなった。<br />
:[[マサキ・アンドー|マサキ]]または[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の参入フラグを満たしている場合はごく僅かな期間で別れることになるが、この条件はノーヒントのため、攻略本などを見ない限りはアムロ、光太郎、ダン、シーブックの4人でアポロン総統との決戦に挑むことになる。他2人と違い標準的なレベルで仲間になるが、レベル99時点で比較した場合のステータスは実は装備の能力の高さや付加効果によって3人中最も高い。<br />
:……もっとも、レベル40代で十分クリアできるこのゲームにおいて、レベル99まで育てるのは趣味の範疇になってしまうが。<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
「シーブック・アノー」としてはUCガンダム系[[主人公]]らしく、[[射撃]]・[[回避]]・[[命中]]・[[反応]]が非常に高く、リアル系エースの能力値を持つ。<br />
<br />
「キンケドゥ・ナウ」時は『F91』時代とは違い、「不必要な死者を出したくない」というセシリーの理念による[[クロスボーン・ガンダムX1]]のコンセプトに沿った自軍トップクラスの高い[[格闘]]能力となる(第2次αではソート:格闘で検索するとトップに出ることもある、張り合えるのは[[破嵐万丈|万丈]]、[[獅子王凱|凱]]くらい)。ベテランエースという風格が出たせいか[[技量]]も高い。射撃、[[回避]]は初期値では高いのだが、[[成長タイプ]]が格闘系・万能ということで伸び悩んでしまうのが難点。『V』では上記のようにほんの僅かながら射撃の方が高くなっているが、あくまでも誤差の範囲。技量は[[沖田十三|沖田]]、[[アムロ・レイ|アムロ]]、隠しキャラの[[フル・フロンタル|フロンタル]]に次いで自軍中4番目に高く、エースボーナスを取得するとアムロに次いで2番目に高くなる。成長タイプが「万能型・回避」になったことで『第2次α』と違い回避も高水準のまま成長していく。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
[[気合]]、[[覚醒]]を覚える傾向にある。[[ガンダムF91|F91]]のヴェスバーに[[気力]]制限がある場合、[[気合]]が重宝する。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:'''[[根性]]、[[直感]]、[[疾風]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[目眩まし]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[加速]]、[[ひらめき]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[気合]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[信頼]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[友情]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[幸運]]、[[てかげん]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[激励]]、[[魂]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
:戦闘に便利な精神コマンドを取り揃える。[[成長タイプ]]により[[回避]]が伸び悩むので、そこは[[集中]]でフォローしたいところ。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[集中]]、[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[直感]]、[[分析]]、[[狙撃]]、[[魂]]'''<br />
:同作のトビアと違い、オーソドックスなラインナップ。狙撃は射程の短いクロスボーン・ガンダム向き。[[加速]]が外れたので、強化パーツでフォローしたいところ。『第2次α』と違い回避も高水準に成長するので、[[集中]]を使えば大抵の雑魚の攻撃は回避する。<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[魂]]、[[愛]]'''<br />
:前述の通り、[[魂]]と[[愛]]の両方を覚える。ちなみに習得レベルはどちらも同じ。<br />
:上記の通り、本作のシーブックは[[気合]](または[[気迫]])を覚えないため、[[愛]]の気力上昇分を有効活用したい(習得Lvの関係から終盤限定だが)。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[信頼]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
:シーブックとキンケドゥで共通<br />
:;シーブック(パイロットパーツ装備時)<br />
::'''[[魂]]、[[直撃]]、[[狙撃]]'''<br />
:;キンケドゥ(パイロットパーツ装備時)<br />
::'''[[魂]]+、[[直撃]]、[[奇跡]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
[[NT]]レベルが高レベルまで育つため、命中・回避が非常に高い。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]・[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L8、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L9、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L5、[[強運]]'''<br />
:さすがに主人公格であるため[[ニュータイプ]]Lvの伸びは良い。コックピットを刺された上に半壊したクロスボーン・ガンダムで大気圏突入してもなお生存したからか、[[強運]]を覚える。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L9、[[援護防御]]L1'''<br />
:原作でビルギットやセシリーを庇いながら戦っていたことを考慮してか、[[援護防御]]を覚える。<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L7、[[ヒット&アウェイ]]<br />
:『V』ではニュータイプがL9まで上がる。高レベルの底力と合わせて非常に生存率が高い。ヒット&アウェイも便利。<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[気力限界突破]]L2、[[底力]]L5、[[ヒット&アウェイ]]'''<br />
:後の宇宙海賊時代を連想させる内容になっており、優等生の「見本」と言うべき彼の人物像とは少し離れたラインナップである。<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L7、[[ダッシュ]]L1<br />
:ヒット&アウェイがダッシュに変更。これにより、切り込み型の機体であるX1との相性がより向上した。<br />
:本作ではリアル系エースクラスでも終始被弾率が高いため、『V』の時以上に高レベルの底力が有効に機能する。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;クリティカル率+10%、命中率+10%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;格闘武器の射程+1、技量+20<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて採用。大幅な技量向上を活かすために[[再攻撃]]を習得させたい。<br />
:『V』では初期搭乗機の量産型F91では前者を活かしづらいので、格闘向きの機体が参戦するまではトビアからX1を借りるのも手。<br />
;射撃武器の射程+1。攻撃を回避すると本来の気力増減に加えて+3<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。射程が長く[[カウンター]]属性のヴェスバーを持ち、気力130でリミッター解除するF91に噛み合ったボーナス。<br />
:F91は射撃主体の機体なので、本作では前作とは異なり乗り換えは特に考えなくてもよいが、長射程の射撃武器が充実している[[Hi-νガンダム]]ともかなり相性がよい。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:旧シリーズで主に採用。<br />
;「F91ガンダム出撃」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で採用。<br />
:原作でのこの曲は、緊迫感にあふれる前半パートと、明るく勇ましい初陣を彩る後半パートがあるが、戦闘曲として採用されているのは後半パート。<br />
;「君を見つめて -The time I'm seeing you」<br />
:『COMPACTシリーズ』及び『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』で採用。<br />
;「クロスボーン・ガンダム」<br />
:『第2次α』では『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズ版をベースにアレンジされたものが使われている。<br />
:『V』『T』では『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズ版が使用されている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;レズリー・アノー<br />
:父親で47歳。コロニー公社で働いている港湾建設作業員。<br />
:SRW未登場。『ヒーロー戦記』では故人として名前のみ登場。<br />
;モニカ・アノー<br />
:母親で44歳。[[サナリィ]]所属のコンピューター技師。<br />
:シーブックとリィズは仕事に没頭する母親に不満を持っており、再会当初は反感を持っていたが後に和解。最終局面では宇宙に投げ出されたセシリーを捜すシーブックに助言を与えた。<br />
:SRW未登場だが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では終盤の決戦で[[αナンバーズ]]を見守る人々の中にリィズと共にいることがキンケドゥの口から語られている。<br />
;[[リィズ・アノー]]<br />
:妹。繊細な心を持つ少女。F91のバイオ・コンピュータの配線の秘密を解く。<br />
<br />
=== 友人 ===<br />
;[[セシリー・フェアチャイルド]](ベラ・ロナ)<br />
:同じ高校の普通科の生徒で学園のマドンナ。<br />
:実はロナ家の娘「ベラ・ロナ」であり、そのために一度は敵同士となってしまうが、再び仲間となってからは彼女の苦悩を理解し、次第に心を通わせてゆく。<br />
:『クロスボーン』では新生[[クロスボーン・バンガード]]のリーダーで、キンケドゥの恋人<ref>……と、周囲からも見られていたのは間違いないが、トビアに「(キンケドゥと)恋人だったんですよね?」と聞かれたベラは'''「昔、一時期はね」'''と発言しており、形としては別れたことになっていた模様。</ref>。[[母艦]]となる[[マザー・バンガード]]の艦長でもある。<br />
;アーサー・ユング / ジョージ・アズマ / ドロシー・ムーア / ドワイト・カムリ / サム・エルグ<br />
:シーブックの友達。序盤にクロスボーン・バンガードの攻撃で死亡したアーサー以外は最後までシーブックと行動を共にする。<br />
<br />
=== 地球連邦軍・レジスタンス ===<br />
;[[レアリー・エドベリ]]<br />
:スペース・アークの艦長。シーブックらの理解者でもあった。<br />
;コズモ・エーゲス<br />
:連邦軍の元大佐。常に感情的な上やたらと威張り散らしており、シーブックらも内心嫌っていた。SRW未登場。<br />
;[[ビルギット・ピリヨ]]<br />
:先輩として組む。<br />
;[[ハリソン・マディン]]<br />
:『クロスボーン』時代における第2の[[ライバル]]。<br />
:木星帝国の謀略により、お互い顔を知らないまま対決。結果としてキンケドゥに敗北したものの、互いの腕前を認め合う。最終決戦ではキンケドゥを援護する。<br />
<br />
=== クロスボーン・バンガード ===<br />
;[[カロッゾ・ロナ]]<br />
:セシリーの実父であり宿敵。<br />
;[[ザビーネ・シャル]]<br />
:本編では明確に対決する場面はなく、ザビーネの存在も認識していない。一応、建国戦争時は何度か戦ったライバルとされている。<br />
:『クロスボーン』時代では最初は手を組んでいたが、後に決別。死闘を繰り広げる。彼との戦いで右腕を失い、顔にも傷を負った。<br />
;[[アンナマリー・ブルージュ]]<br />
:本編では仲間となるが、共闘期間は短い。<br />
;[[ドレル・ロナ]]<br />
:『第2次α』では[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]の二の舞になろうとしている彼を説得した。<br />
<br />
=== 新生クロスボーン ===<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:弟分。キンケドゥの誘いに応じ、新生[[クロスボーン・バンガード]]のメンバーに名を連ねた。後にキンケドゥから「全て」を受け継ぐこととなる。<br />
:『X』にて、シーブックとして『鋼鉄の7人』でのトビアと共演。トビアに「歳もあまり変わらないから、呼び捨てでいい」と言ったが、彼から謹んで遠慮されている。<br />
;[[ウモン・サモン]]<br />
:仲間。ハッタリも多いが、そのキャリアに裏打ちされた実力を持つベテランパイロット。<br />
<br />
=== [[木星帝国]] ===<br />
;[[クラックス・ドゥガチ]]<br />
:キンケドゥたちが倒すべき最終目標。<br />
;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]<br />
:一時はキンケドゥを追い詰めたこともあったが、技量と経験に勝る彼に敗北を重ねる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以来の再会を喜んでいた。また大気圏突破から重傷を負いながらも生還した際には上述のやり取りをする。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』においては、キンケドゥにとって100年前の人物となる。トビアたちが[[アマクサ|アムロの亡霊とも言える存在]]に苦戦していた際、ヤマトと共に救援に現れて共にこれを撃破した。後に(別世界の存在ではあるが)本物のアムロと出会う。<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』『第2次α』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で敵対する。<br />
:『第2次α』では他のガンダム系主人公らと同様に彼を否定し、戦闘中の特殊な台詞も用意されている。[[偽名]]を名乗って新たな活動を行い、後継者たる[[ニュータイプ]]を見出し、一時的に行方不明になるという点で共通している両者であるが、復帰後に辿った道は全くの正反対であり、シャア自身もそれを暗示した言葉を言っている。<br />
:『X』では[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]やアムロと違い、シャアに対して深い関わりを持たないが故の視点でシャアを糾弾する。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:兄としての立場にあるがゆえか、割と行動を共にすることが多い。『第2次α』にて、『α』以来の再会を果たした際には「老けた?」などと言われてしまう。<br />
:同じ妹持ちで[[リィナ・アーシタ]]がいる。<br />
;[[コウ・ウラキ]]、[[デュオ・マックスウェル]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『第2次α』では彼らと一緒にイモやニンジンの皮剥きを行った。<br />
;[[チェーン・アギ]]<br />
:『IMPACT』では完成したばかりの[[νガンダム]]を見学していた際、そのスペックについて彼女から説明を受ける。<br />
;[[フル・フロンタル]]<br />
:『V』では彼と初めて交戦した際、[[カロッゾ・ロナ|かつて戦った仮面の男]]を想起している。<br />
;[[ベルリ・ゼナム]]<br />
:『X』では遥か未来のガンダムパイロットとして、よき後輩分となる。<br />
;[[アルゴ・ガルスキー]]<br />
:『T』では[[キャプテンハーロック]]と同じく宇宙海賊としての同志。模擬ガンダムファイトでの対戦相手も彼で、「'''剛と柔の海賊殺法対決'''」を行った。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ロム・ストール]]<br />
:『IMPACT』ではアインスト空間からの脱出ポイントを捜索していた際、彼から「人々の心に応えてくれる剣」として剣狼を貸し与えられた。<br />
;[[ガデス]]<br />
:『IMPACT』では彼が絶命間際に吐露した「永遠の命」への執着心に、カロッゾと同質の妄執を感じ不快感を露わにする。<br />
;[[兜甲児]]、[[剣鉄也]]、[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[司馬亮]]<br />
:『α(DC)』では全ての[[使徒]]を殲滅した[[NERV]]の今後の動向について、彼らと濃密なディスカッションを行なう。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:『V』ではエンケラドゥスにて出会って以来、付き合いの長い戦友となる。西暦世界で木連に囚われた際、他の仲間を救うために彼や古代進と共に脱出した。竜馬が[[神隼人 (OVA)|隼人]]や[[車弁慶 (OVA)|弁慶]]と合流できた際は、張り詰めることの多かった彼が笑顔になれたことを喜んだ。<br />
:『T』では時系列上先輩となるため、彼を「さん」付けで呼んでいる。<br />
;[[剣鉄也 (真マジンガー)]]<br />
:『V』では竜馬と同じく序盤からの戦友。しかし彼が離反した際は、その意思の強さから激突は免れないだろうと予感していた。<br />
;[[神勝平]]<br />
:『V』ボーナスシナリオ「月光の照らす未来」では、自分の生命を捨てるかのような無謀な戦い方が目立つ彼の危険性を指摘。[[ホイ・コウ・ロウ]]との戦いの罠により人質とされた連邦兵を救うため、あえて冷酷な振る舞いをし、勝平に生命を捨てるのではなく、命を懸けて戦うことを思い出させた。<br />
;[[ホイ・コウ・ロウ]]<br />
:彼の卑劣な戦い方をドゥガチと同じだと断じ、激しい怒りを向ける。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヤマト]]クルーの面々([[古代進]]、[[森雪]]ほか)<br />
:『V』では地球を救うため、彼らと共にイスカンダルを目指す。同じ新正暦世界出身ということもあり、基本的に一緒にいることが多い。本編の描写から、戦闘時以外はヤマトに乗艦しているようだ。<br />
:ボーナスシナリオ「男達の戦場」では、連携の取れない即席の機動部隊に不安を持っていたが、戦術長として覚悟を持って竜馬を守った古代の姿を見て、部隊が団結していけることを確信した。また、なかなか進展しなかった古代と森がやっと恋人関係になった際には、お互いの呼び名について周囲と共に冷やかした。<br />
;[[大ガミラス帝星]]<br />
:『V』では、遊星爆弾によって地球を死の星へ変えた彼らに対して怒りを燃やす。[[特殊戦闘台詞]]も存在する。<br />
;[[ハーロック]]<br />
:『T』では[[アルゴ・ガルスキー|アルゴ]]と同じく宇宙海賊の同志。<br />
;[[大山トチロー]]<br />
:『T』では彼にX1をチューンしてもらう。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[マサキ・アンドー]]<br />
:「[[旧シリーズ]]」では共演する機会が多く、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』ではマサキのチームで戦う(リューネの章では選択次第でリューネチームに合流することも)。マサキのことは信頼しているものの、後述のリィナ人質事件の際は、彼や甲児よりも[[弓さやか]]を話がわかる人間として推した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも久々に共闘。『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではスパロボでは初めてキンケドゥ名義で同時出演(初共演自体は『[[Another Century's Episode:R|ACE:R]]』)。エキスパンション・シナリオにてマサキは封印されていた全ての記憶を取り戻し、[[平行世界]]のシーブックと共に戦っていたことを思い出したため、キンケドゥの正体に気が付いた。<br />
;[[リシェル・グレノール]]<br />
:『EX』では彼にリィナを人質に取られ、マサキたちと戦わされる羽目になる。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第2次α』では、序盤から常に親身になって彼女をサポートし続けた。<br />
;[[アラド・バランガ]]<br />
:『第2次α』のED後から『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の間まで、シーブックの家に居候していた。<br />
;[[イーグレット・イング]]<br />
:[[漫画]]『ロストチルドレン』での居候。<br />
;[[叢雲総司]]<br />
:『V』では同じ新西暦世界の出身であり、ヤマトクルーの面々と同じく一緒にいるシーンが多い。ソウジも木星戦役の英雄でもあるキンケドゥに対しては、軽口を叩きつつも信頼と敬意を寄せている。<br />
;[[如月千歳]]<br />
:総司と基本的な立ち位置は同じ。彼女もまた信頼の厚い戦友となる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダムF91]] ===<br />
;「F91ガンダムは、シーブック・アノーでいきます!」<br />
:初出撃時の台詞。どこか死に急いでいるようなサムを押しのけ、自分が出撃することを強調している。あたかもガンダムF91が主体で、パイロットである自身が付属品か何かのような言い回しであることから耳に残りやすくなっている。<br />
;「だってよ……アーサーなんだぜ……?」<br />
:クロスボーン・バンガードの襲撃に応戦していた友人アーサーが爆発で吹き飛ばされて死亡。彼の死を受け入れられず、必死に亡骸をゆするシーブックがもう一人の友人であるアズマに「やめなよ、もう楽にしてやんなきゃ…」と言われた際の台詞。かけがえのない友人として大事にされていたことが分かる。<br />
:不思議と一部で有名になってしまっているこの台詞だが、([[多義語|同名のキャラが多数出た]]ことはあれど)スパロボにこのアーサーが登場したことは現在まで一度もない。<br />
;「大人の都合だけで殺されてたまるか!」<br />
:コロニーから脱出する際に叫んだ一言。<br />
;「子供を盾にするだと……本当か!?」<br />
:[[ガンタンク|ガンタンクR44]]で仲間と脱出しようとするのを邪魔した上、「子供を盾にすれば敵は攻撃しない」とのたまう連邦軍人への怒りが込められている。F91の時代における[[地球連邦軍]]の弱体化と腐敗が感じられるシーン。<br />
:だが、後の『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代では、'''休戦したら、一部を除いて後は民間ゲリラ組織とそのゲリラ組織に協力した部隊や艦隊に丸投げ'''と軍人としての責務を全く果たさない連邦軍人が大部分を占めるなど腐敗がさらに深刻化している。そのため、'''コロニー(と自分の命)を守ろうと抵抗しているだけ彼らの方がまだマシ'''という凄まじい事態に陥ってしまう。<br />
;「逃げまわりゃ、死にはしない!」<br />
:初出撃時につぶやいた台詞。ゲームでは回避時の台詞に採用されている。<br />
;「パイロット適性の高い人のことだよ」<br />
:リィズに「[[ニュータイプ]]とは何者なのか」と問われての返答。この時代ではニュータイプの概念が変わってきているようである。<br />
;「誰かがやるしかないでしょう?サナリィにいたF91の開発チームは、みんな逃げちゃったんですし」<br />
:F91の整備を手伝っていることを皮肉られての返答。<br />
;(セシリー……軍事力を持って出てきた者は武力制圧しか考えないということを何故分からないんだ!?)<br />
:制圧されたフロンティアIVにて行われた[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]の演説を聞いて、心の中で呟いた台詞。実際、カロッゾはこのシーブックの言葉以上の武力による愚挙を引き起こしてしまう。<br />
;「この……ジジイが!!」<br />
:レジスタンスのリーダーであるコズモ・エーゲス元大佐の傲慢すぎる態度に毒づいた台詞。<br />
;「こいつは……強力すぎる!」<br />
:ヴェスバーで初めて敵機を撃墜し、戦慄する。ヴェスバーの威力を端的に表した名言。<br />
;「いいんだよ……セシリーはここにいてもいいんだ……」<br />
:[[クロスボーン・バンガード]]を裏切りスペースアークにやってきたセシリーを迎えた時の台詞。<br />
;「あの光、僕には宇宙を汚す物の怪に感じられるな」<br />
:物語終盤、ラフレシアの気配を感じ取っての一言。<br />
;「なんとぉ!」(原作) / 「なんとぉーっ!」(ゲーム)<br />
:[[ラフレシア]]の攻撃を回避しきれず、 [[ガンダムF91|F91]]の左腕を破壊されてしまった際に言ったセリフ。スパロボでは被弾時ではなく回避の際に発する。『X』ではビームサーベルで斬りつける際に発する。<br />
:上記の通り、原作ではそこまで大きな声を張り上げて発したセリフではないのだが、ゲーム作品ではやたら気合の入ったセリフとして音声収録されている場合が多く、「シーブックと言えばこれ」という感じで印象に残る人も多い。<br />
:しかも、ガンダム無双2・3・真では[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]とコンビネーション掛け合いでお互い叫ぶ。なんだか楽しそうでなによりです。<br />
:ちなみに『[[重戦機エルガイム]]』の[[ダバ・マイロード]]や『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の[[破嵐万丈]]も同様のセリフを発しており、[[スタッフ:富野由悠季|富野作品]]ならではの言い回しともいえる。<br />
<br />
=== [[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ===<br />
;「おまえのとるべき道は2つある ひとつは何も聞かずに地球へ帰り全てを忘れ貝のように口をつぐむこと…」<br />
;「そしてもうひとつは われらと共に……真実に立ち向うことだ!」<br />
:第1話より、[[木星帝国]]の真実を知り、殺されそうになった[[トビア・アロナクス|トビア]]を救った直後、トビアに投げかけた言葉。この言葉をきっかけに、トビアは[[クロスボーン・バンガード]]に参加した。<br />
:続編である『ゴースト』『DUST』(いずれもSRW未参戦)でも類似した台詞が登場しており、『クロスボーン』シリーズのお約束とも言える流れになっている。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[DVE]]で再現。<br />
;「おれ達が“木星帝国”の存在に気付いた時──彼女はみてみぬふりもできた 問題の解決は連邦にまかせればよいと 自分達には関係のないことだと」<br />
;「そうすれば帝国に命をねらわれることもなく──たとえ連邦と木星で戦争がおきても 遠くはなれた所で一人の平凡な女として生きることもできたはずだ」<br />
;「彼女は──それを選ばなかった………帝国の存在を知っていてそれと戦える者が……立ち向かえる力を集められる者が 今 自分しかいないから! そのためにあえて クロスボーンの名を再びなのろうとも!」<br />
;「おれはそんなベラの力になると決めた それが独善でも偽善でもおれには関係ない!」<br />
;「たとえ自分のしていることで地獄に落ちようとも──おれは彼女を守り続ける! それだけだ!」<br />
:第5話より。帝国基地への潜入中、木星圏、そして戦争の現実を目の当たりにしてしまい、それまで積み重ねてきた「敵を殺さないのはただの独善なのではないか」という疑問を爆発させてクロスボーン・バンガードのやり方を非難したトビアに対し、キンケドゥがベラの過去と、彼女が不殺を貫き闘い続けようとする理由を説明した上で返した言葉。<br />
:ベラを庇うように自らの想いを切々と語る様は、トビアの心を動かし、認識を改めさせた。<br />
;「きさまら! きさまらあっ」「ばかやろおおっ!!」<br />
;「自分の命すら大事だと思えないから 人の命を奪うっ! なぜ部下の命をすらたやすく切り捨てる男が 人類すべてのことを考えられると思う!」<br />
;「死を強いる指導者のどこに真実があるっ! ねごとを言うな!」<br />
:第9話より。帝国の基地に侵攻した際、基地自爆寸前になお、自爆阻止を阻もうとする帝国兵士たちに向かって。<br />
;「マシンがよくてもパイロットが性能をひき出せなければ!」<br />
:第16話より、連邦軍の[[量産型ガンダムF91|量産型F91]]部隊を相手取った際に。[[エース]]としての貫録を感じさせる、そして[[ガンダムF91|試作機]]の性能を限界まで引き出したキンケドゥだからこそ言える台詞である。ゲームに登場した際もよく口にしている。<br />
;「あんたが初めてだぜ! おれにクロスボーンのシールドを使わせたのはっ!」<br />
:第17話より、対[[ハリソン・マディン|ハリソン]]戦にて。キンケドゥ、そしてその相手をしたハリソン双方の腕の良さを如実に表した言葉。<br />
:[[コンピュータゲーム|アーケードゲーム]]『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズにおいてはシールド時に何度でも発言することで有名になった。<br />
;「いいんだよ ベラ いいんだ どうっていうことはない」<br />
:第23話より。地球でベラと再会した際、キンケドゥが片腕を失ったことに気付き、自分を責めるベラの涙を義手でそっと拭い、慰める。<br />
;「おれたちの切りフダは クロスボーン・ガンダムなんだっ!」<br />
;「奇跡を見せてやろうじゃないか!」<br />
:第23話より、最終決戦前、「この状況をひっくり返せる奇跡的な切り札があるとは思えない」と嘆く[[バーンズ・ガーンズバック|バーンズ]]に対して。『第2次α』では「奇跡を~」の部分のみDVE。<br />
;「おれは──まだキンケドゥ・ナウだからな…行かなくちゃ……」<br />
;「セシリー・フェアチャイルドを取り返さなくちゃいけない……おれに──とってははじめからそのための戦いだった 木星帝国なんかどうでもよかったのかもしれない──だけど 戦争は終わらせなくちゃいけない──彼女が戻って来れないから…」<br />
:第24話。最終決戦前、「シーブック」に行かないでほしいと告げるベラに対して。そしてキンケドゥはベラと口づけを交わし、宇宙へ向かった。<br />
;「おまえが──最も支配者にふさわしいと言った女性はな──支配など正しいとは思っていない!」<br />
;「支配をよしとしない者が最も支配者にふさわしいのなら それを望む者は支配にふさわしくはないことになる 貴族主義ははじめからまちがっていたんだよ…ザビーネ」<br />
:第26話より、[[ライバル]]、[[ザビーネ・シャル]]の今際の際にて。<br />
;「…何がぼくが守りますだ! まったく! これじゃあべこべじゃないか! 大バカやろう!」<br />
:最終話、最終決戦。ザビーネとの決着をつけたあと、地球に降下する真のドゥガチとトビアを追い、自身も再度X1改のビームシールドを展開して大気圏に突入しつつ呟く。<br />
;「クラックス・ドゥガチ…たとえ幻でも、貴方にそれをみせるわけには…いかない!」<br />
:X3の特攻で大破したディビニダドだったが、まだドゥガチは生きていた。そして今わの際に地球が燃える幻覚を見るドゥガチにスクリュー・ウェップを叩き込み、彼の妄執に終止符を打った。<br />
;「そうだな…おれは 山道を歩いて 雨露をすすって 好きな女を抱いて…もう一度じっくり考えてみるさ…もともと人間が何だったのかを そのための時間はいくらでもあるから」<br />
:エピローグにて、トビアにこれからどうするのかと訊ねられて。<br />
;「おかえりセシリー」<br />
:そして、「おかえりなさい…シーブック!」と呼ぶベラに対してこう返す。本当の意味で『F91』の物語が終わったことを象徴する台詞。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「仕方ねぇ!少し借りるぜ!」<br />
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)において、クロスボーン・ガンダムX0に搭乗した際の台詞。この後、20年のブランクをものともせず[[ベスパ]]のMS部隊を蹴散らしていく。<br />
:……のだが、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』において、[[Ξガンダム|他人]][[バンシィ・ノルン|の]][[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|機体]]に[[乗り換え]]るプレイヤーが頻出したため、ネタ的な意味で扱われる場合も。<br />
==== 『F91』漫画版 ====<br />
;「ち‥超スーパーすげぇどすばい‥‥」<br />
:『F91』漫画版でのヴェスバー初使用時。思わず九州弁になってしまった。<br />
:ちなみに『ゴースト』にて、オウムのハロがこの台詞を口にする場面がある。<br />
;「セシリーにそれ以上手をふれてみやがれ 地獄の底にたたきおとしてやる──ッ!!!」<br />
;「どけどけどけ──ッ!!! そったらてめ──念仏となえろ──ッ!!!」<br />
:漫画版、カロッゾとの最終決戦時。セシリーへの純粋な想いが、F91の真の力を発動させる。<br />
:この時、F91もシーブックの激情に呼応してか「グオルルル──ッ!!!」と獣のような咆哮をあげている。<br />
:余談になるが、この時のF91の叫びは後年漫画作品『ガンダムビルドファイターズA』でオマージュされた(ただしあちらでは叫びではなく唸り声になっている)。<br />
;「これでゲームオーバーだ ド外道──ッ!!!」<br />
:漫画版にて、カロッゾに引導を渡した際の台詞。おちゃらけた描写が多いボンボン版シーブックだが、さすがにラスボス戦では決めるべきところをちゃんと決めている。<br />
:なお、初代『[[スーパーロボット大戦]]』HDリメイク版では'''F91がこの台詞を[[ピクドロン]]に言い放つ'''。<br />
;「セシリー この宇宙は 人間という生物の野望さえなければ‥‥」<br />
;「きっと 天国だったのかも しれないよね‥‥」<br />
:漫画版ラストのモノローグ。どこか切ない余韻を残す言葉である。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「鉄仮面の亡霊め!!」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて、[[カロッゾ・ロナ]]の亡霊としての[[ラフレシア]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「人間だけを殺す機械など!」<br />
:同じく『第2次α』にて、[[バグ (メカ)|バグ]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]大尉!地球を潰すことに何の意味があるっ!?」<br />
:『第2次α』におけるシャアとの特殊戦闘台詞。<br />
;「セシリーのため…俺は何度でもキンケドゥになる!」<br />
:『V』の汎用台詞。<br />
;「F91は、キンケドゥ・ナウで行く!」<br />
:『V』『T』での[[量産型ガンダムF91|量産型F91]]搭乗時の台詞。<br />
;「[[木星戦役|あの戦い]]が終わっても、[[木星帝国|帝国]]は何も変わっちゃいない!」<br />
:『V』の対木星帝国特殊戦闘台詞。<br />
;「ガミラス…!決して許さない!」 / 「地球にしたことのツケは必ず払わせる!」 / 「地球人はまだ健在だ!それを教えてやる!」<br />
:『V』の対ガミラス軍特殊戦闘台詞。<br />
;「悪くない武器だな、トビア!」<br />
:『V』にて、[[クロスボーン・ガンダムX1改・改|X1改・改]]及び[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|X1フルクロス]]のピーコック・スマッシャー、ムラマサ・ブラスター使用時の台詞。原作ではこれらの武器を扱ったことがないため違和感はないのだが、後者は元々キンケドゥ用に開発されたと思わしき節が存在する……。<br />
:『T』では、キンケドゥから[[大山トチロー]]に頼んで制作してもらったため使われない。<br />
;「ヴェスバー!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて、ヴェスバー使用時の台詞。『第4次S』で音声収録が行われた際には発音のし辛さにより戦闘台詞を没にされた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』P129より。</ref>が、『X』にてついに収録されることになった。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「まずは戦うふりをして、みんなに説明しよう。そうだな…さやかさんが一番、話が通じそうだ。オレが話してみる」<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』第7or8話「コーラルキャニオン」で、[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にとられ、やむを得ず戦う事情を話そうとする。<br />
:確かに、[[弓さやか|さやか]]なら気が荒い[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[兜甲児|甲児]]よりは話しやすいだろう。<br />
;ハサウェイ「そんな人が、イモの皮むき、ですか?」<br />シーブック「人手が足りないっていうのは、君もわかってるだろ?」<br />ハサウェイ「けど、イメージってものが‥‥」<br />シーブック「それを言うならアムロさんだって、洗濯機や電子レンジの修理、やってるぜ。それに、俺はけっこうこういうの好きなんだ。心がなごむぞ」<br />
:F完結編。シナリオ「パイパージュリル」にて。ネタ元自体は『クロスボーンガンダム』時代だが、『F91』時代でもじゃがいもの皮むきをしていた。世代的にはハサウェイのほうが20歳年上。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「どこまで出来るか分かりませんが…俺で良ければ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第25話(宇宙へ向かうルート)「クロスボーン・バンガード」で初戦闘を終えた後、「F91のテストパイロットとして[[リガ・ミリティア]]に協力して欲しい」という[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]からの提案を受け入れ、セシリー奪還のために戦う意思を固める。<br />
;(クロスボーン・バンガードに連れ去られたセシリーを取り戻すには…俺がF91を使いこなせるようになるしかない)<br />
:『α』第26話「紅いエヴァンゲリオン」の[[ランバ・ラル]]隊戦で、宇宙へ向かうルート以外を経由した場合に発生するモノローグ。[[コウ・ウラキ|コウ]]からの気遣いを受けた後、初の重力下戦闘へと果敢に臨む。<br />
;「…地球圏の混乱を目論む木星帝国と言った方が相応しいな」<br />
:『α』第38話「帝国の女王」or第37話「木星からの逃亡者」にて[[ジュピトリアン]]が女王がトップにいることを知った時の言葉であるが、まさか『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でその[[木星帝国]]と戦うことになろうとは彼も思わなかったであろう。<br />
:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーは「木星関連の話は'''『クロスボーンガンダム』の前フリではありません'''」と発言している<ref>デジキューブ『スーパーロボット大戦α攻略本 魂』198頁。</ref>ので、この時点ではただのお遊び的な台詞であり、参戦させる予定はなかったのだろう。<br />
;「ぜい弱だと!?それは仮面を捨てられない貴様のことだろうが!そんな人間に地球圏を粛清する権利はない!!」<br />
:『α』の終盤で[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]と戦闘した時の台詞。「ぜい弱な者はこれからの時代を生き抜けん」と述べた彼を上の台詞で断じた。<br />
;「流石に、[[マジンガーZ]]や[[コン・バトラーV]]にドクロマークを付けるわけにはいかないだろう?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』[[アラド・バランガ|アラド]]編第20話「ミッション・イミテイション」or[[アイビス・ダグラス|アイビス]]編第19話「勇の戦い」より。[[兜甲児|甲児]]や[[葵豹馬|豹馬]]に「海賊をやるなら誘ってほしかった」と言われた時に返した台詞。まんざらでもなさそうな甲児に[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]は「それで[[ガラダK7|鎌を付けたら機械獣]]だぜ」とツッコミを入れていたが、後年本当に[[マジンカイザーSKL|ドクロの付いたマジンガー]]が参戦することになる。<br />
;「見損なったよ、クワトロ大尉。あんたがシャアに戻ったのはこんな事をするためだったのか!」<br />シャア「ならば、どうするというのだ?シーブック・アノー」<br />「決まっているさ。クラックス・ドゥガチと手を組むような男を俺は認めるわけにはいかない!」<br />シャア「失望したのはこちらだ。少しは大人の見方が出来るようになったと思っていたが…。結局はお前も大局で物を見ることは出来ないようだ!」<br />「それこそ理屈だ!俺は目の前の人の死を見過ごせるほど達観はしていない!」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』リアル系38話「星の屑再び」におけるシャアとの戦闘前会話。<br />
;「シャア!俺はお前を倒す事をためらいはしないぞ!」<br />シャア「どうやら、その言葉は強がりではないようだな…」<br />シャア「キンケドゥ…その名は偽りの仮面にはならずお前を強くしたようだ…」<br />「あんたはどうなんだ!?赤い彗星に戻ったのは、全てにケリをつけるためではなかったのか!?」<br />シャア「その通りだ。だから、私に退く事は許されんのだよ!」<br />
:こちらは『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』[[ハマーン・カーン|ハマーン]]休戦ルート54話「逆襲のシャア」もしくは拒絶ルート「BEYOND THE TIME」におけるシャアとの決戦時における戦闘前会話。共通点の多い彼らだが、進む道は明確に違った。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「まるで昔の怪獣映画だ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第2話「生命の種子が呼んだもの」より。植物惑星に出現した[[ギルギルガン (第3形態)]]を目の当たりにして、ストレートな感想を述べる。<br />
;「みんながみんな、地球の重力に引かれている訳じゃあるまいし」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第20話「復讐鬼たち」より。あらゆる敵勢力が地球に集う状況に疑問を感じて発した台詞。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「木星圏のガミラスを倒しても、それで事が済んだわけじゃない」<br />「人類の生まれた星…地球が滅んでいくのをこの木星から眺めるだけなんてのは我慢ならないからな」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第4話「木星戦線、異常あり」エンドデモにて、トビアと共にヤマトに乗艦し、イスカンダルへ向かう決意をした際の台詞。<br />
;「こんな状況だからな。少しでも動けるものは誰かのために自分にできる事を見つけるべきだ」<br />「俺達も、そう生きる…。それが終わるまで、彼女はベラ・ロナで俺はキンケドゥ・ナウだ」<br />
:上記と同じく第4話の台詞。浮遊大陸のガミラス前線基地を壊滅させたものの、未だ地球は瀕死の状態であり、またガミラスの影響が強かった木星圏の人々も非常に不安定な状況下に置かれたままである。自分の為すべきことを果たすため、彼と彼の愛する女性は再び「宇宙海賊」として戦うことを決意する。<br />
;「91年ぶりに新造されたガンダムに乗ってたんだ。少しは詳しくもなるさ」<br />
:[[叢雲総司|ソウジ]]編第8話「大宇宙の墓場」」or[[如月千歳|チトセ]]編第8話「ガミラスの使者」より。刹那とトビアとの対話の中、ガンダムについて語った時、主人公に「ガンダムマニア」or「ガンダム好き」と聞かれての返答。<br />
;「[[ラプラスの箱|あの箱]]は、絶望であり、希望でもあった…。地球と宇宙がわかり合う事が出来た時にそれは初めて戦争を終わらせる力になるんだ」<br />
:宇宙ルート第38話「託された未来」にて、ラプラスの箱を評して。[[世界観/V#新正暦世界|新正暦世界]]では箱の使い方を誤ってしまったが故に、空白の10年を生み出してしまった。しかし、[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]では[[バナージ・リンクス|バナージ]]と[[フル・フロンタル|フロンタル]]が和解し、共に箱に臨んだ。そして、箱を開けないという選択肢を取った。恐らく、宇宙世紀世界はこれから全く違う道を歩んでいくのだろう。<br />
;「俺達の獲物にピッタリだな」<br />
:シークレットシナリオ「長き旅路を支えるもの」より。補給物資が不足気味の中、精鋭・ガミラス総統親衛隊と戦闘に入る。普通なら激戦を覚悟するものだが、前職の「宇宙海賊」の血が湧き立つのだった。<br />
:ちなみにこの台詞と同時に'''『クロスボーン・ガンダム』が流れる'''。<br />
;「食べる…という生きていく上で当たり前の行為に触れていたかったんだ」<br />
:ヤマトルート第45話「人の生きる意味」にて、パン屋になった理由を問われての回答。「自分が焼いたパンを若いパイロットに振る舞い、“命”について語る」というのは『ゴースト』(SRW未参戦)を意識したシーンとも見える。<br />
;(ザビーネ…。お前達が地球をすてるのであれば、それはそれでいい…)<br />(だが、人間である事は捨てるな…。俺達はまだ…その域にまで達していないんだ…)<br />
:上記台詞の後。貴族主義という妄執に囚われ自己を見失い、あろうことか地球を死の星に追いやったデスラーに忠誠を誓い、暴走を続けるかつての宿敵への想い。<br />
;「ザビーネ…。結局、貴族主義という妄執に囚われ…、そして、死んでいったか…」<br />(世界を統べる正しい方法…。歴史の中でも、その答えは出ていない…)<br />(だが、ザビーネ…。かつておまえが最も支配者にふさわしいと言った女性は支配など正しいとは思っていなかった…)<br />(貴族主義に未来はない…。地球にも…そして、宇宙にもだ…)<br />
:ザビーネとの最終決戦後の台詞。原作の台詞をアレンジしている。最終的に和解することができた宇宙世紀世界のネオ・ジオンと違い、最後まで敵対して死んでいった宿敵に向けて。<br />
;「この状況で、そんな事にこだわるとは相変わらずの執念深さだな!」<br />「そんな男に俺とセシリーの未来を潰させてなるものか!!」<br />
:ガミラスとの最終決戦時、復活したドゥガチとの戦闘前会話。時空融合によって地球が消滅の危機に晒されているにも関わらず、あくまでも個人の私怨のみに囚われて戦いを続けるドゥガチに対し、キンケドゥは愛する女性との未来のため、最後の戦いを挑む。<br />
;「そんな事をして何の意味がある!答えろ、[[シャア・アズナブル]]!」<br/>「何が赤い彗星だ!自分の弱さを誰かの犠牲で乗り越える人間に人類の未来を口にする資格があるものか!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』対ミスルギルート第33話「シャアの迷い」にて、自分の迷いを振り切るために[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を手に掛けようとするシャアに対して、シャアとの接点を持たないが故に直接的に批判する。<br />
;「奴も[[カロッゾ・ロナ|鉄仮面]]と同じだ!仮面に己の弱さを隠して、その恨みを世界にぶつけている!」<br/>「そんな人間の好きにさせては、世界が終わってしまうんだよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』第47話「星を継ぐ者」にて、[[ガーゴイル]]との交戦時に放つ台詞。素顔を無機質な仮面で隠しながら、醜いエゴで世界を支配しようとする姿勢が、唾棄すべき仇敵と重なったが故の発言。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;シーブック「何も海賊全てがそうとは言えないのさ」<br/>ザビーネ「海賊に興味でも持ったか?」<br/>シーブック「冗談だろ」<br/>ザビーネ「もしそうなったら、私がお前を撃ってやるよ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でのイベント「宿命のクロス・ファイト!」にて。シャレになっていません。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;「では、別れの挨拶は海賊らしく、俺がいただいていく!じゃあな、みんな!」<br />
:『V』[[中断メッセージ]]にて、[[トビア・アロナクス|他人]]の名言を「いただき」つつ。<br />
;「お、おい、おい…プレイヤー!何してるんだよ!こんな所で…おい!冗談やってる時じゃないだろ!?ゲームを続けてくれ!」<br />
;「だってよ…スパロボなんだぜ?」<br />
:『X』[[中断メッセージ]]での一言。原作のアーサーが死亡した際のやり取りのパロディをやってくれるが、見ての通り意味不明であり、セシリーじゃなくても何をやっているのかとツッコみたくなるだろう。<br />
;「頼んだよ、セシリー!君のクィーンに小遣い全部賭けたんだから!」<br />
:『X』ボーナスシナリオ『強く正しく美しく』にて、セシリーへの応援の際に。原作映画冒頭のミスコンに触れた一幕なのだが、思いっきりトトカルチョをやっている。これには[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]]も「随分と俗っぽい」と呆れ顔。<br />
;「じゃあ、ハマーンは姉さんか?」<br />
:『T』ボーナスシナリオ「美しき罪人たち」にて。ハマーンとプルツーの戦いを観戦しながら、プルツーを妹みたいなものと言ったジュドーに対して。ジュドーからは即座に「あんなおっかない姉さんがいたら、たまったもんじゃない!」と切り返された。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
=== 劇中での搭乗機体 ===<br />
;[[GUNDAM:ガンタンクR-44|ガンタンクR-44]](SRW未登場)<br />
:フロンティアIVを脱出する際に仲間たちと共に搭乗。<br />
;[[ガンダムF91]]<br />
:コスモ・バビロニア建国戦争での搭乗機体。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX1]]<br />
:木星戦役での搭乗機体。<br />
:;[[クロスボーン・ガンダムX1改]]<br />
::X1の強化型。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[量産型ガンダムF91]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]]<br />
:『V』、『[[T]]』。<br />
:両作では搭乗する経緯が異なり、前者では機体を譲っていたトビアから再び譲り返されているが後者では最初から譲っていない扱いになっている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*よく、シーブックを評す際に「アクがなく、優等生的」と言われることがある。それ故にキンケドゥ登場前までは「影が薄い」と言われていた。確かに、それ以前の[[ガンダムシリーズ]]の[[主人公]]は内向的な[[アムロ・レイ|アムロ]]、ヒステリックな[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、妹のためなら悪事にも手を染める[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と、一癖も二癖もある連中ばかり。後に[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[ロラン・セアック|ロラン]]のようなまともなタイプの主人公も登場するが、こういった人間性の主人公の先駆けは、間違いなくシーブックである。アムロやカミーユ、[[ショウ・ザマ|ショウ]]といった富野作品の主人公に多く共通している「子供を顧みない親を持つ」という部分がなく(その役目はセシリーが担当することに)、両親共に人格者だったからこそ形成された[[性格]]なのかもしれない。<br />
**ただし、単発の劇場映画という都合上そう見えるだけ、という側面もある。小説版において「計算や翻訳など興味のある分野には突出した才能を発揮するものの、通常の授業の成績はよい方ではない」と明言されているほか、友達と共に本編冒頭で行われていたミスコン(劇中ではミス・カントリーサイドと呼ばれていた)にトトカルチョを導入した上、説明もせずに勝手にセシリーをノミネートしたり、「男子の嗜み」として'''財布の中にしっかり「アレ」を入れていたり'''等々、歳相応に弾けた部分も持っており、後にワイルドな宇宙海賊になることを考えても一概に優等生キャラとは言い切れない。原作でも[[連邦兵]]を始め「身勝手な大人」に対して毒づく場面が何度かあり、ニュータイプであることを除けば「ごく普通の一般的な高校生」といったところか。<br />
**また、小説版には趣味に没頭するやや内向的な少年であったシーブックが、セシリーとの出逢いや前述のトトカルチョを主催することで人との付き合いや世界の広がりを意識し、外に目を向け、変わっていく過程も描かれている。本編開始前からすでに人間的な成長の兆しがあり、なおかつ劇場版においては戦争という危機的状況下で生来の生真面目さが前面に出ていたことも「優等生」と解釈される一因になっていると思われる。<br />
**総じて「少年としてのシーブック・アノー」は実質映画1作分のみでしか描かれておらず、そこまで深く掘り下げられていないという点では不遇と言える(これは『ガンダムF91』に登場するキャラ全般、ひいては作品そのものにも通じることであるが)。<br />
*公開当時にコミックボンボンに載った井上大助氏の[[漫画]]版では優等生の要素が全くなく、原作とかけ離れたノリの軽い熱血漢(有体に言えば[[兜甲児]]や[[ケーン・ワカバ|ケーン]]のようなノリ)となっており、[[ラフレシア]]を「'''チ○ポコユリ'''」呼ばわりするなど、相当にフリーダムなキャラクターがよくネタにされる。一方で原作よりもセシリーとの関係性が強調され、物語当初から良好な仲に描かれている。<br />
**また、同作では'''箸でご飯を何杯もかっ喰らいつつ沢庵の漬かり加減にシビレたり、出撃前におかかおにぎりを頬張っていたり'''と、米食派のように描かれている。(当時その設定はまだ無かったとはいえ)後にパン屋の店主になると思うと興味深い。<br />
*辻谷氏は『GジェネレーションF』で初めてキンケドゥの収録を行った際、「キンケドゥ=シーブック」であることを収録中に初めて教えてもらったとのことで、「知っていれば、もっと違う読み込み方ができたんじゃないか」と漏らしている<ref>[http://web.archive.org/web/20160923153440/http://seigura.com/senior/road/20140218_5886/2.html 辻谷耕史の声優道] 2021年2月7日閲覧。</ref>。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:シーブック・アノー]]<br />
*[[GUNDAM:キンケドゥ・ナウ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しいふつく あのお}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムF91]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93&diff=458201
農家のお父さん
2023-07-07T03:27:35Z
<p>Cobalt: /* VXT三部作 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|ガンダム Gのレコンギスタ}}<br />
| 声優 = 井荻翼<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|吉田健一}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 職業 = 農家<br />
}}<br />
'''農家のお父さん'''は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
最終話に登場する農家の男性。[[日本]]に住んでいる老人で、大きな麦わら帽子にサングラスが特徴。シャンクを操縦していた。<br />
<br />
その外見は、多くの「[[ガンダムシリーズ]]」に携わった富野由悠季監督本人をモデルとしている。担当声優の井荻翼も富野監督自身である。<br />
<br />
== 登場作品 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:初登場作品。「老人」名義でまさかの登場を果たすが、気付かないとスルーしてしまう[[隠し要素/X|隠しキャラ]]。[[キャラクター事典]]には登録されない。第43話レコンギスタルートにて[[マスク]]の初期配置直近の丁字路に富野監督のガンダム作品の主人公を待機させることで出会える。その際、[[強化パーツ]]であるトミー・ビジョンとエクストラアームズをくれる。<br />
:あくまで「原作原案ではなく直接制作指揮を採った」ガンダム作品の主役を待機させる事が出会う条件なので、残念ながら本作の宇宙世紀作品では[[トビア・アロナクス|トビア]]だけは対象外である。ちなみにガンダム作品ではない直接制作指揮を採った[[破嵐万丈|万丈]]と[[ショウ・ザマ|ショウ]]は分岐中で別ルートにいるので関わることがない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ベルリ・ゼナム]]<br />
:最終話にて道案内をする。<br />
;シャンクに乗った女性<br />
:老人のシャンクに同乗していた女性。彼女もベルリを道案内する。夫婦なのかどうかは不明。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
<!-- ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== --><br />
;[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]]、[[シーブック・アノー]]<br />
:『X』では彼ら及びベルリのうち、待機させたキャラと会話がある(老人の台詞は共通)。アムロとシャアのみ独白が他キャラより1テキスト多く、アムロは「まるで父さんみたいだ」と、シャアは「あの老人から見れば私もまだまだ若造ということか」と独白していた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;ベルリ「シャンクで登れるんですか?」<br/>女性「山道はあるよ」<br />老人「15分だな」<br />
:富士山に登りたいというベルリに対し発言した唯一の台詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「戦いを見ている…。ずっと長い間…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での最初の台詞。お遊びなのだろうが、この人物が富野監督だと考えると深い台詞。<br />
;「そうだね…。では、出会った記念に君にはこれをあげよう」<br />「頑張るのだぞ、若者」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での台詞。危ないから避難したほうが良いと言われてもマイペースに返すあたり富野監督らしいと言える台詞である。<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:のうかのおとうさん}}<br />
[[category:登場人物な行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:ガンダム Gのレコンギスタ]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9&diff=458177
カラス
2023-07-06T11:14:44Z
<p>Cobalt: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::KARRAS]]<ref>機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE 第一巻</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム}}<br />
| 声優 = {{声優|茶風林|SRW=Y}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|長谷川裕一}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 出身 = [[木星]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|木星帝国}}<br />
| 役職 = [[役職::特殊工作員]]<br />
}}<br />
'''カラス'''は『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[トビア・アロナクス]]の留学生時代の恩師だったが、その正体は[[木星帝国]]の特殊工作員。<br />
<br />
常に慇懃な教師体の物腰と裏腹に「'''強者こそが[[正義]]'''」という信念を持っており、それによって木星帝国に従う。その思考が適任であったのか、それともその任に着いた故の思考だったのかは判らないが、高能力者収集官としての地位も持っており、[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]、カリスト兄弟はその教え子。<br />
<br />
トビアの能力にもいち早く目を付けており、彼を自身の門下に招こうと幾度となく勧誘してきている。敵味方を問わず、最も早く、高く、トビアの能力を評価した人物かも知れない。<br />
<br />
最終決戦では、MA[[ノーティラス]]に搭乗して、自ら出撃。[[ニュータイプ]]部隊を[[指揮]]する中、再会したトビアの[[クロスボーン・ガンダムX3]]と交戦するも、自らの機体のワイヤー攻撃を掻い潜った彼の一撃を受けて敗北するが、カラス本人はむしろ、それこそが望む結果であった。自らを完全に倒したトビアを、「勝者」であると認めたカラスは、「敗者」の身でありながら悪あがきで彼を攻撃しようとした部下の[[クァバーゼ|量産型クァバーゼ]]を撃破。最後まで自らの理想を貫く形で、戦死した。<br />
<br />
狂気を含んだ人間ではあるが、死の間際まで「強者こそが正義」という信念を貫いたり、敵になってなおトビアの才能に高い関心を持ち続け、ある意味信頼にも似た感情を見せるなど、中々インパクトのある悪役である。<br />
<br />
原作本編以前から[[キンケドゥ・ナウ]]とは丁々発止の間柄であった模様で、作中でも工作員らしい離れ業を披露しており、例えば生身で[[宇宙]]空間に投げ出されたにも関わらず、名台詞と共に生還している([[クェス・パラヤ|クェス]]は生身で宇宙空間に飛び出た際に耳を押さえて目も閉じていたが、彼は回想場面にて宇宙空間で非常ハッチを開けて、コロニーに戻っている)。<br />
<br />
『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』(SRW未参戦)にて、フルネームが「'''ディミアン・カラス'''」と判明した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:初登場作品。原作通りに登場。後半では敵としても登場。かなりの強敵。序盤では[[エレバド]]に搭乗し、[[トビア・アロナクス|トビア]]を[[ジュピトリス9]]へと連れ去る。<br />
:第38話では[[ザムス・ギリ]]に座乗し、最終決戦時は本人の高い[[ニュータイプ]]能力や乗機[[ノーティラス]]の性能もあり手強い(ザムス・ギリに座乗している時も戦艦にあるまじき回避率を叩き出す)。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[偵察]]、[[かく乱]]、[[集中]]、[[鉄壁]]、[[期待]]、[[直撃]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[戦意高揚]]、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[連携攻撃]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;クリティカル率+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[クラックス・ドゥガチ]]<br />
:主君。思想がどうのではなく「強者だから」従っている。<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:物語冒頭、トビアは彼の生徒だった。後に正体が発覚して敵対するが、それでもなおトビアの秘めた強さをいち早く見抜いており、何度か自分のもとに下るよう勧誘している。<br />
;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]<br />
:教え子の一人。<br />
;カリスト兄弟(光のカリスト、影のカリスト)<br />
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』における木星帝国総統(SRW未登場)。二人共教え子で、ギリ(No.2)を抑えた首席。<br />
;クォ・グレー<br />
:『ゴースト』(SRW未参戦)に登場する「サーカス」の団長。教え子の一人。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ギャリソン時田]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にてトビアを殺そうとしたところを彼に阻止された。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「もっともあと2、3秒おくれれば 目玉が飛び出してしまうところでしたけどねぇ!」<br />
:第5話より。上述の、ほぼ普段着姿で宇宙空間に放り出されながら見事生還しており、[[トビア・アロナクス|トビア]]達と再会した時の台詞。ワイヤー1本で危地を脱していたらしい。<br />
;「やれやれ…… MSなどというものはね しょせん機械です ねらいどころで どうにでもなるのですよ!」<br />
:第12話より、[[ペズ・バタラ]]の手に(気絶させてさらった[[ベルナデット・ブリエット|ベルナデット]]と一緒に)握られながら余裕綽々、手を'''爆砕して脱出'''し、続け様に'''手榴弾1つでMS本体までも行動不能にする'''離れ業を見せる。これも真空の宇宙空間での事なのだが、'''ベルナデットやパイロットスーツ共々無傷'''の様子が一層凄まじい。さらに、コックピットを開けて脱出したトビアを銃撃して、トビアも連れ去った。<br />
:この件はトビアにも影響を与えたようで、後に生身で[[クロスボーン・ガンダムX2|X2]]と戦う羽目になった際にX2の手をマシンガンで乱射して[[バルーンダミー]]を誤作動させてカメラアイを塞ぎ、操縦していた[[ローズマリー・ラズベリー|ローズマリー]]がコックピットを開けたところで彼女をコックピットから蹴り落としている。<br />
;「勝ちたまえよトビア君 生きのびたまえ! 君をもう一度私の生徒にしてあげましょう! この世はね! トビア君! 強き者だけが生きのこりすべてを手にする権利があるのです! 弱き者は淘汰されてしかるべきなのです 私が木星帝国に力を貸すのは木星こそが地球圏を支配するにふさわしい力を持っていると考えるからです…」<br />
:第13話より、自分の考えを語った後に、トビアを激励した上で勧誘する。純然たる敵であるにも関わらず、こうも馴れ馴れしいキャラクターも珍しい。トビアも呆気にとられたのか、敵意すら忘れて困惑していた。<br />
:結果的に上記の方法でトビアは見事に生き残る事となり、X2を奪い逃亡するトビアを眺めながら「ますます私の生徒にしたくなった」と更に評価を上げる事になった。<br />
;「違うな! われわれは木星人なのだよ! 地球人がそう呼ぶようにっ!」<br />「違う惑星の生き物なのだよ! すでに! SF映画に出てくる異星人のようにね!」<br />
:第26話より、最終決戦時にトビアから「あんた達だって人間じゃないか!」と言われた際に返した言葉。<br />
:後述するように、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では若干アレンジを加えた台詞になっている。<br />
;「み 見事ですよ! トビア君! ははは それでよい! それでよいのだ!」<br />
:上記のやり取りの後、激昂したトビアに自身の部隊を壊滅させられ、ノーティラスのワイヤー攻撃も紙一重で完璧に回避された上、機体に致命傷を与えられてしまった際の台詞。<br />
:この一撃を持って自身の敗北を受け入れた様で、彼がトビアに送る称賛の言葉はまるで教え子の成長を喜ぶ教師の趣すら感じさせる。トビアもこの言葉には困惑を覚えており、思わず「先生」と反応してしまっている。<br />
;「ばかものーっ!!」<br />「敗者のぶんざいで 勝者のゆくてをはばむでないわーっ」<br />
:最期の瞬間、上記の直後に背後からトビアを狙おうとしていた部下を自らの手で始末して。「強いものこそが正しい」という彼の信念に殉じた死に様だった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「ガンダムなど、狙い所でどうにでもなるのですよ」<br />
:対ガンダム用の[[特殊戦闘台詞]]。上述の生身でMSを破壊したシーンが元だと思われる。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で[[ガンダムF91|F91]]をトビアに譲っていると、この台詞とともに当該シーンを再現することになる。<br />
;「私を疑っていただと? …ただの老いぼれではないな?」<br />
:『第2次α』[[クスハ・ミズハ|クスハ]]編第14話「その闇の名は木星」or[[アラド・バランガ|アラド]]編第7話「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」より。以前から自分のことを疑っていたことを[[ギャリソン時田|ギャリソン]]から聞かされた際の台詞。ギャリソンも「それはお互い様ですな」と返している。<br />
;「違うな! 我々は木星人なのだ! 地球人がそう呼ぶように!」<br />「違う惑星の生き物なのだよ! すでに! 異星人と同じようにね!」<br />
:『第2次α』での[[DVE]]。[[αシリーズ]]では数多くの[[異星人]]が存在しているので、原作と異なり「SF映画に出てくる」のくだりがカットされている。<br />
;「君達は勝者なのだ…! 勝者は勝者らしく敗れた私を乗り越えていくがいい…!」<br />
:『第2次α』における最期の台詞。トビア達[[αナンバーズ]]を強者と認めたカラスは宇宙の闇へと消えたのだった。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[サイボーグ]]という案もあったが、サイボーグを大量投入するとモビルスーツで戦う「ガンダム」の世界を維持できなくなるとの懸念から、曖昧なままにされた<ref>『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』132頁。</ref>。<br />
*『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』のキゾ中将の家庭教師を務めていたことを含め、『クロスボーン』シリーズの主人公・ライバル・続編ラスボスのことごとくが彼の指導を受けていたことになり、その影響力は非常に大きい。<br />
*そして、最新作の『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』では若かりし頃のカラスを描いたエピソードが収録された事で、'''悪役から主役への大抜擢'''が果たされる。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ノーティラス]]<br />
:[[木星帝国]]が開発した[[モビルアーマー]]で、カラスの乗機。既に旧式と化してはいるが、カラスの高い[[技量]]によって[[トビア・アロナクス|トビア]]を苦戦させている。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ザムス・ギリ]]<br />
:『[[第2次α]]』で搭乗。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:カラス]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:からす}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム]]</div>
Cobalt
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生身ユニット
2023-07-01T03:14:08Z
<p>Cobalt: 「意見が分かれる」って旧Wikiからありましたが、そこまで分けて書くほどの事でもないかと。</p>
<hr />
<div>'''生身ユニット'''とは、ロボットに搭乗せずに自身の体で戦闘する人間大のサイズのユニットの俗称。「等身大ユニット」、「人間ユニット」とも呼ばれる。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[旧シリーズ]]から『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の頃までは基本的にイベント戦限定の登場であり、演出面でもクローズアップされることが多く、プレイヤーに強烈なインパクトを与える存在であった(現実世界では勿論、原作中においてさえも常識を逸脱した存在であることもその印象に拍車をかけていた)。<br />
<br />
近年は自軍で通常兵器同様に運用が可能な生身ユニットも登場し、戦力としての重要度は高まっていると言える。ただ、生身に限らず[[サイズ]]の小さいユニット(所謂SSサイズユニット)は全体的に増加傾向にあり、インパクト面では若干存在感が薄まっているようだ<ref>特に『X-Ω』では生身ユニットすら下回る大型玩具サイズの[[メダロット (ロボット)|メダロット]]が参戦し、最小サイズを[[メタビー]]が更新している。</ref>。<br />
<br />
== 定義 ==<br />
厳密な定義はないが、概ね以下の条件を満たすユニット(人物)にこの称号が冠される。<br />
<br />
#'''サイズは人間大'''(SSサイズ)<br />
#生身の体、もしくはそれに準ずるもの(肉体変質を伴う強化[[変身]]、[[サイボーグ]]化、パワードスーツ装着程度)。<br />
#正式参戦・[[スポット参戦]]・イベント戦闘のみ参戦を問わず、ユニットとして戦闘デモを見る機会がある。<br />
<br />
生身ユニットを名乗る(?)には「'''圧倒的なサイズ差'''」があるにも関わらず巨大メカと対等に戦闘するという要素が(主にインパクトの面で)不可欠であり、1の条件は基本的に必須。このため、[[暗黒大将軍]](そもそも[[戦闘獣]]は全てサイボーグである)や[[ムゲ・ゾルバドス]]等の巨大ロボサイズの人物や、[[インベーダー]]や[[バジュラ]]といった怪物・巨大生物の類には基本的にこの語は用いない。<br />
<br />
尚、[[白兵戦]]に代表されるシナリオパート等でのテキスト描写内でどれほど際立った活躍をしていても、ユニットとして登場していない場合には生身ユニットとは呼ばない(3の条件)。<br />
<br />
システム上SSサイズは不採用となった作品にて生身ユニットはSサイズと扱いされているが、機体のHP・装甲は通常のSサイズ機体より低く、運動性はより高く設定されており、マップアイコンや戦闘デモのCGIも小ささを強調するように描かれている。<br />
<br />
== 代表的な生身ユニット ==<br />
<br />
=== [[ガンダムファイター]] ===<br />
原作『[[機動武闘伝Gガンダム]]』において生身で[[デスアーミー]]を破壊した[[東方不敗マスター・アジア|師匠]]を筆頭に、高い身体能力を誇る集団。<br />
<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:元祖生身ユニット。初出の『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[DC]]の[[MS]]軍団(空中・水中以外)を、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[機械獣]]をそれぞれ素手で破壊した(『F』では何故か海適応Aである)。『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]』では敵専用ユニットとして登場し、とんでもない回避力を盾にプレイヤーの前に立ちはだかる。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では遂に味方側で恒常的に使える生身ユニットとして実装された。<br />
;[[ドモン・カッシュ]]<br />
:師匠とほぼ同等の力を持つキング・オブ・ハート。『F』では師匠と共に[[機械獣]]と素手で戦闘し、[[ロンド・ベル]]の面々を唖然とさせた。同作のSSサイズユニットは絶対に攻撃が当たらない仕様となっていたため、一部攻略本では「生身の方が強いのでは?」と揶揄された事も。<br />
:なお実は生身ユニットとしては『第2次G』の時点で登場しており、師匠と同着1位なのだが、こちらは師匠と違ってイベント上のみの出演であり、戦闘は行わなかった。<br />
;[[アレンビー・ビアズリー]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』において、原作さながらのドモンとの戦いが見られる。同作の[[ガンダムファイター]]は全員HPが5000以上あり、一部の[[モビルファイター]]よりHPが高いという逆転現象も見られる(ただしSSサイズユニットの特権である回避補正はなりを潜めており、結構攻撃を食らう。また、ユニットの限界が低いため、自分自身の限界を突破して能力を発揮できないという事態になっている)。<br />
;[[シュバルツ・ブルーダー]]<br />
:同じく『新』において登場。隠し最終話で[[ガンダムシュピーゲル]]を仲間にした場合、シュピーゲルの特殊能力「[[隠形]]」により、'''シュピーゲルが破壊されると生身ユニットのシュバルツが使用可能'''になる。短い期間ではあるが、[[ワルキューレ]]登場以前においては、イベント戦以外で使用可能であった唯一の生身ユニットである。<br />
:ちなみにシュバルツの正体は[[DG細胞]]が作り出した生体[[アンドロイド]]であり正しくは[[#外見上生身ユニットに見えるユニット]]に記載すべきだが、便宜上ここに記載する。<br />
<br />
=== [[十傑集]] ===<br />
『[[機動武闘伝Gガンダム]]』と同じく今川監督の作品『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』に登場した組織、[[BF団]]の中でも最高峰の能力を誇る集団。同作の登場人物で実際にユニットとして登場した人物は少ないが、[[グルンガスト参式]]を破壊した[[素晴らしきヒィッツカラルド|ヒィッツカラルド]]など、リング外での暴れ方は凄まじい。同作のエキスパートは全員生身ユニット予備軍たるべき実力を備えているといってよいであろう。<br />
;[[衝撃のアルベルト]]<br />
:原作では単身で[[国際警察機構]]の一支部を壊滅させ、また[[ジャイアント・ロボ]]でも歯が立たなかった大怪球フォーグラーに、命と引き換えに致命傷を与えた実力者。SRWでもその暴れっぷりは凄まじく、『64』での[[東方不敗]]との対決、そしてネルフの面々の度肝を抜いた『α』での'''[[第3使徒サキエル]]に生身で挑む姿'''(さらにDC版『α』では[[EVA量産機]]を撃破することも可能)は、プレイヤーに強烈なインパクトを与えた。<br />
<br />
=== [[サイボーグ]] ===<br />
;[[獅子王凱|サイボーグ・ガイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で登場した人間サイズでの凱の戦闘形態。原作第1話よろしく、[[EI-02]]と生身で戦闘を繰り広げる。また、クスハルートでは[[虎王機]]とも生身で戦う。尚、原作には更に強力なハイパーモードがあるのだが、今のところは会話イベント内でのみ使用<ref>『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』の第39話シナリオデモ内で、[[白鳥九十九|白鳥]]が撃たれて重傷を負ったことに激怒し、ハイパーモードを発動させている。この時の顔グラは、ゴルディオンハンマー使用時と同じ金色のものになっている。また『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも凱がエネルギーアキュメーターを両手で引っ張りハイパーモードを発動するグラフィックが一枚絵で描かれている。</ref>。<br />
;[[サイボーグ宙]]<br />
:同じく『第2次α』で登場した、[[司馬宙|宙]]が[[鋼鉄ジーグ]]になる前のサイボーグ形態。同じくサイボーグである凱とのイベント戦闘があり、必見。<br />
;[[ジャック・スミス]]<br />
:彼自身が[[アルマ]]『タケミナカタ』であり、サイボーグの一種と言える。原作でも生身で[[ヴァーダント]]と闘っている。自軍に入ってからは[[改造]]可能。<br />
;[[ピグマン子爵]]([[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]])<br />
:『第2次Z再世篇』で登場。本作では敵方唯一のSSサイズであり、[[ニュータイプ]]組でもまともに当たらない。<br />
;[[あしゅら男爵]](真マジンガー)<br />
:今川監督作品という事もあってか、劇中で生身で[[マジンガーZ]]に立ち向かう描写があり、『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z破界篇]]』において生身ユニットとして登場。原作再現のイベント戦闘でありユニットとして戦うことはできない。ちなみに『再世篇』でも同様のイベントが2回ある(しかも両方とも甲児との援護攻撃)。なお、戦闘デモが微妙に変わっているのに注目。<br />
;[[ウィリアム・デイヴィス]]、[[ニコラス・デ・カルロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で参戦。[[スクラッグ]]に改造された改造人間。<br />
;[[メタトロン]]<br />
:『X-Ω』にて参戦。[[魔法|魔術的]]サイボーグである[[ライカ・クルセイド]]が変身した姿。<br />
;[[コロス]]<br />
:『X-Ω』にて登場。それ以前は[[メガボーグ・コロス|メガボーグ化した姿]]で登場する事が多かった。<br />
<br />
=== 肉体変質、変身ユニット ===<br />
;[[テッカマン]]([[テッカマンオメガ]]除く)<br />
:『J』、『W』で参戦。[[ラダム]]が強靭な肉体を持つ知的生命体を「テックシステム」に取り込んだ姿。普段は通常の人間の姿だが、テッカマンにテックセット(変身)する。<br />
;[[デビルマン]]<br />
:『DD』で参戦。デーモンと合体・変身した[[不動明]]。<br />
<br />
=== [[異星人]]、異種族 ===<br />
;[[シビル]]<br />
:『[[マクロス7]]』に登場する[[プロトデビルン]]の中で、唯一のSSサイズユニット。彼女は仲間にすることも可能であるが[[改造]]は不能で、[[レベル]]によって機体能力が上昇する。<br />
;[[イクサー1]] / [[イクサー2]] / [[イクサー3]] / [[アトロス]]<br />
:それぞれ『[[戦え!! イクサー1]]』、『[[冒険! イクサー3]]』の主人公と[[ライバル]]。イクサーは初の'''特定作品のメインキャラクターが軒並み生身ユニット'''である参戦作品となった。元々ロボ戦闘が少なめの作品であるため、生身ユニットとしての登場は必然的ではある。改造可能。<br />
;[[ダブルマン]]<br />
:『[[宇宙刑事ギャバン]]』に登場するマクーの構成員。<br />
;[[ゴーミン]]<br />
:『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』に登場する宇宙帝国ザンギャックの戦闘員。<br />
;[[アンゴル=モア]]<br />
:『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』に登場するアンゴル族の少女。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて登場。それ以前に『[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]』にて、[[ゴッドケロン]]のマップ兵器「ハルマゲドン100万分の1」として攻撃時の演出でも生身で登場。<br />
;[[デーモン]]<br />
:『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』に出てくる種族。<br />
<br />
=== パワードスーツ装着 ===<br />
;[[ファイター・ロア]]<br />
:『OG外伝』の第6話(『OG2.5』では第1話)が初出の、[[コウタ・アズマ]]のイベント戦闘形態。ファイヤー・ドラゴンは威力・射程共になかなかで、更にEN消費10のため戦闘力は良好。ただ、意外と攻撃を食らうので油断は禁物。彼については流石に[[コンパチブルカイザー|コンパチカイザー]]より強い、ということはない。第2次OGでは一定期間使用可能。<br />
;[[ソルテッカマン1号機]] / [[ソルテッカマン1号機改]]、[[ソルテッカマン2号機]]、[[量産型ソルテッカマン]]<br />
:『J』、『W』で登場。ラダム対抗用に作られたパワードスーツを装着した姿。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:『J』、『W』、『第3次Z』、『V』で登場した、[[相良宗介]]の装着する着ぐるみ(パワードスーツ)。『J』と『W』は[[テッカマン]]や[[オーガン]]といったSSサイズユニットが猛威を揮う作品のためあまり目立たない(そのファンシーな見た目で目立ってはいる)が、十分生身ユニットの範疇に入る。強化パーツ次第で陸海空宇どこでも出動可能で、所構わず愛らしさを振りまき敵味方を和ませる。<br />
;[[量産型ボン太くん]]<br />
:『W』に登場。中のパイロットは不明。『J』、『W』にて上記のボン太くんの[[召喚攻撃]]でも登場(『第3次Z天獄篇』でも登場するが、そちらでは無人)。<br />
;[[バードマン]]([[ハリケーンMkIII]]、[[スピットファイヤMkII]])<br />
:『W』に登場。大気圏内用の飛行型エクテアーマー。<br />
;[[EDFソリッドアーマー]]<br />
:『W』に登場。[[ソリッドアーマー]]を模倣して完成させたエクテアーマーの発展型。<br />
;[[七星まあち]]、[[天霧静流]]<br />
:『X-Ω』にて参戦した『[[サン娘 Girl's Battle Bootlog]]』の登場人物。サンライズロボットモチーフのパワードスーツを装着している。<br />
;[[ギャバン]]<br />
:『X-Ω』に登場。コンバットスーツを装着する。<br />
;[[獅子堂ナミ]]<br />
:『X-Ω』に登場。Qテクターを装着する。<br />
;[[冴島鋼牙|冴島鋼牙 / 黄金騎士ガロ]]、[[涼邑零|涼邑零 / 銀牙騎士ゼロ]]<br />
:『X-Ω』にて参戦。魔戒騎士の鎧を装着する。<br />
;[[日向夏美]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて「パワード夏美」として登場。パワードスーツはケロン軍が制作している。それ以前に『[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]』にて、[[ケロロロボMk-II]]および[[ゴッドケロン]]の武器「パワード夏美」にて攻撃時の演出でも登場。武器として追加される前も夏美個人のイベントとして二度[[モンスカー]]と戦闘している。<br />
;[[ULTRAMAN]]、[[SEVEN]]、[[ACE (ULTRAMAN)|ACE]]<br />
:『30』に登場。「ウルトラマンスーツ」と呼ばれるパワードスーツを装着した姿であり、[[早田進次郎]]がULTRAMAN SUITを、[[諸星弾]]がSEVEN SUITを、[[北斗星司]]がACE SUITを装着する。なお、早田はウルトラマンの因子を受け継いでおり、諸星は異星人、北斗は事故で欠損した四肢を異星人の技術で義肢として復活して活用しており、異星人の要因にて生身ユニットとして活躍している点もある。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ワルキューレ (電童)|ワルキューレ]]<br />
:『R』及び『MX』で登場した、'''恒常的に自軍で運用可能な生身ユニットの先駆け'''(ワルキューレはバイクの名前だが、実際に戦闘しているのはほとんど搭乗者の[[ベガ]]である)。同じくSSサイズである[[ガーランド]]や[[テッカマン]]に先駆けての登場であり、「生身ユニット(SSサイズユニット)が自軍で使える」ということのインパクトは強烈なものであった。『MX』では[[強化パーツ]]次第で[[宇宙]]を疾走することも可能で、ラスボス一歩手前の[[EVA量産機]]軍団やラスボスに挑むことも十分可能である。<br />
;[[翼竜ジーラ]]<br />
:ラバーンが使役する生物。背中に騎乗した兵士が弓矢を射て攻撃する。<br />
;[[ヨーコ・リットナー]]<br />
:『破界篇』のイベント戦闘にて生身で戦闘を行い、『再世篇』では「ヨマコ」名義でスポット参戦する。多くの生身ユニットと違い身体能力は通常の人間と変わりはなく、攻撃は愛用のライフルに依る。また[[ヨーコMタンク]]や『OE』の[[グレンラガン]]の召喚攻撃扱いとしてもコクピットを開けて生身の狙撃を披露するが、'''宇宙でも問題なく使える'''。<br />
;[[SDガンダムシリーズ]](『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』『[[SDガンダム外伝]]』『SD戦国伝』『SDコマンド戦記』)の登場人物<br />
:『UX』『BX』『X-Ω』にて参戦。見た目で疑問は生じるが、設定上はれっきとした「生身の人間」(あるいは人間と同列に扱われる種族)である。<br />
:[[コマンドガンダム]]の出典元である『SDコマンド戦記』だけは少々特殊……というか曖昧で、「意思を持つMS」なのか「MSっぽい姿の生身」なのかハッキリしていないが、『X-Ω』参戦時の実質的な原作にあたる映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』では後者であるようだ。<br />
;[[アドヴェント]]<br />
:『第3次Z天獄篇』のイベント戦闘にて生身で戦闘を行う。[[御使い]]としての技である「救済の光」で[[ジェニオン・ガイ]]を大破させた。<br />
;[[軍用バイク]]<br />
:『X-Ω』にて参戦した『[[機甲猟兵メロウリンク]]』の[[メロウリンク・アリティー]]が乗るバイク。実質ワルキューレと同様の扱いながら、ヨーコと同様身体能力的には通常の人間である。<br />
:驚くべきは対AT用ライフルを頼みにATと戦う「機甲猟兵」である彼が(脇役であるならともかく)[[主人公]]の『メロウリンク』の参戦そのものと言うべきだろうか。<br />
;[[Zちゃん]]、[[グレちゃん]]、[[グレンダさん]]、[[ゲッちゃんドラゴン]]、[[トリプルガイちゃん]]<br />
:『X-Ω』にて参戦。『[[ロボットガールズZ]]』の登場人物。<br />
;[[美袋命]]<br />
:『X-Ω』で参戦。『[[舞-HiME]]』のキャラクターはチャイルドと呼ばれる強力なモンスターを召喚できるのだが、命は愛剣・ミロクのみでチャイルドなみの戦闘力を発揮する。<br />
;[[カズマ]]、[[ストレイト・クーガー]]、[[劉鳳]]<br />
:『X-Ω』にて参戦。『[[スクライド]]』の登場キャラクターはアルター能力と呼ばれる特殊能力で武装を身にまとう、または遠隔操作する。劉鳳は[[絶影]]が第3形態に移行する事で装着型となり生身となる。<br />
;『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]』、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]』の登場キャラクター<br />
:この2作品はOGサーガに含まれる作品だが、戦闘は一部巨大ロボットも行ってはいるが、基本的には人間サイズのキャラクターにおける白兵戦がメインとなっている。<br />
<br />
== 準・生身ユニット ==<br />
サイズがSSサイズではない等で生身ユニットの定義からは外れるが、十分インパクトが存在するユニット。<br />
;[[ムゲ・ゾルバドス]]<br />
:[[超獣機神ダンクーガ]]のラスボス。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』以降では本人自らユニットとなるが、サイズはS以上。作品によってはサイズに見合わない高い耐久力を見せることも。<br />
;[[ゲイナーB]]<br />
:オーバーデビルによって巨大化した[[ゲイナー・サンガ]]。サイズはS。<br />
;[[クラン・クラン|クラン・クラン(スーパーパック装備)]]<br />
:バルキリー用の武装を装備した[[クラン・クラン|クラン]]。巨人族である[[ゼントラーディ]]なので、サイズはS。『再世篇』では「アーマード・クラン」名義でスポット参戦。<br />
;[[ゴゴール]]、[[スクラッグ兵士]]、[[キメラ]]<br />
:『UX』で参戦。ゴゴールは第一、第二形態では生身で闘う。サイズはS。<br />
<br />
== 攻撃時の演出として登場するキャラ ==<br />
本人がユニットとして登場する訳ではないが、戦闘アニメ中にて生身で攻撃を加える演出のあるキャラ。召喚攻撃か、パイロットが機体を降りて直接攻撃するパターンとなる。<br />
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』等では、[[光竜]]・[[闇竜]]の武装「ルネ援護攻撃」にて戦闘参加、パイロットでもないのに[[カットイン]]まで入る。彼女も基本的には凱と同等程度の実力は有しており、予備軍的存在とは言えると思われる。<br />
;[[竜魔帝王]]<br />
:[[竜魔船]]の武装「竜魔剣」で竜魔帝王が直接攻撃を行う。<br />
;トラッシュ<br />
:[[ガーランド]]並びに[[プロトガーランド]]の武装「トラッシュ」にて登場。『[[メガゾーン23]]』原作に登場した暴走族「トラッシュ」が一斉攻撃を仕掛ける。例によって、[[強化パーツ]]次第では空中で彼らを呼び出すことも可能。残念ながら、スラスターモジュールを付けても宇宙戦での[[ガーランド]]は[[マニューバスレイヴ|MS]]形態で固定されてしまうので宇宙では呼び出せない。<br />
;[[ロック・アンロック]]<br />
:[[J9III号]]の武装「ビーム砲」で登場。宇宙でも使用可能。<br />
;[[治安警察]]<br />
:[[治安警察装甲車ガーシム]]の武装「ロケットランチャー」で登場。<br />
;くろがね五人衆([[クロス]] / [[ジャンゴ]] / [[イタチの安]] / [[菊ノ助]] / [[先生]])、[[錦織つばさ]]、[[暗黒寺闇太郎]]<br />
:『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』名義の[[ボスボロット]]の召喚攻撃として登場。<br />
:[[Zシリーズ]]および『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では「必殺くろがね五人衆」としてくろがね五人衆の5人が、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「くろがね屋軍団一斉攻撃」としてくろがね五人衆+錦織つばさ+暗黒寺闇太郎(+ガミアQ)の7人(+1機)が召喚される。<br />
;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]]<br />
:『[[UX]]』にて、[[ヒーローマン]]の[[召喚攻撃|召喚(連携)攻撃]]や[[バリア]]の演出で登場する。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:[[バーグラリードッグ]]の武装「アサルト・コンバット」の[[トドメ演出]]に登場。AT全武装を使用し攻撃を加えた後、最後にATのコックピットハッチを開け、キリコがアーマーマグナムで直接射撃を行う。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『V』における[[ヴィルキス]]の攻撃演出に登場。キリコ同様、最後にアンジュが拳銃にて直接射撃を行う。また戦闘演出でヴィルキスがフライトモードに変形する時に一時的にコックピットがむき出しになりアンジュが生身を晒している。『X』では前者の演出は割愛されている。<br />
;[[エンブリヲ]]<br />
:原作ではジャイアント・ロボの草間大作よろしく[[ヒステリカ]]の肩に直接乗っている。戦闘アニメではエンブリヲの描写は省略されているが、ディスコード・フェイザーの戦闘演出で肩に乗っている姿が描写されている。<br />
;[[戦部ワタル]]<br />
:[[龍王丸]]の武装「龍王の剣」の攻撃演出に登場。石になってしまった龍王丸から出現した金龍の頭部に乗って敵と対峙し、[[神部七龍神]]の力を借りたワタルが龍王の剣で直接敵を斬り付け止めを刺す。<br />
:神部七龍神の力を借りているとは言え龍王丸にも搭乗せず完全にワタル個人の剣技であり、最早スーパーロボット大戦というよりは剣と魔法のファンタジーRPGのラスボス打倒のシーンの様である。<br />
;[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]<br />
:[[ケイサル・エフェス]]の武装「終焉の銀河」で登場。本性の異形の姿として現れる。<br />
;[[ペルフェクティオ]]<br />
:『[[第2次OG]]』での[[ファートゥム]]の武装「エデッセサペレ」で登場。<br />
;[[木下藤八郎]]<br />
:『T』にて、[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]の[[合体攻撃]]「社員一斉攻撃」の攻撃演出に登場。上記のくろがね屋のイタチの安の如く、爆弾をばら撒き攻撃する。<br />
;[[ハーロック]]<br />
:[[アルカディア号]]の武装「突撃」の攻撃演出に登場。<br />
;[[パックマン]]<br />
:[[パックマンロボ]]のユニットパーツ「765式WAKAWAKAアタック」の攻撃演出に登場。自ら生身を晒し変身、巨大化して敵を捕食する。<br />
<br />
== パイロットが生身を晒しているユニット ==<br />
パイロットが生身での直接戦闘は行わないが、ゲーム中のグラフィックでパイロットが生身を外部に晒しているユニット。<br />
;[[ジャイアント・ロボ]]<br />
:ジャイアント・ロボはコックピットが存在せず外部から操縦するが、[[鉄人28号]]の様に遠隔地からの操作ではなくパイロットの[[草間大作]]がジャイアント・ロボの顔にある梯子に掴まって乗っている。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではその様子が描かれ、宇宙や水中での戦闘だとちゃんと宇宙服を着ている。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では大作の描写は省略されている。<br />
;[[EVA弐号機]]<br />
:『α』ではセントラルドグマへ降下するEVA弐号機のそばで[[渚カヲル]]が一緒に浮遊している。<br />
;[[パワーライザー]]<br />
:パイロットの戦闘を補佐するパワードスーツ。[[レイナ・ストール|レイナ]]が搭乗する。ファイター・ロアやボン太くんと同じくパワードスーツの括りではあるが、こちらはサイズはSであるために生身ユニットには含まれない。生身を晒している分こちらの方が操縦は危険である。<br />
;[[エスカフローネ]]<br />
:飛竜形態では[[バァン・ファーネル]]が背に乗る。<br />
;[[ガーランド]] / [[プロトガーランド]] / [[GR-2ガーランド]]<br />
:MC形態ではバイクとなり[[矢作省吾]]等の操縦者が丸見えとなる。ただし戦闘アニメでは即座にロボットであるMS形態に[[変形]]して攻撃を行う。<br />
;[[ガビグラ]]<br />
:[[ガビル]]と[[グラビル]]が[[合体]]した真の姿。怪獣のようなグラビルの頭部から亜人系の外見のガビルの上半身が生えている。<br />
;[[ガチコ]]<br />
:コックピットが外部からむき出しになっている。撃墜されるとパイロットの[[ゲイン・ビジョウ|ゲイン]]がコックピットから脱出する様子が見れる。<br />
;[[ケロロロボMk-II]] / [[ゴッドケロン]] / [[ケロロロボUC]]<br />
:コックピットが頭部にあり、パイロットの[[ケロロ軍曹]]が丸見えになっている。<br />
;[[暗黒龍]]<br />
:頭部に[[ドアクダー]]が直接乗っている。生身をさらしてはいるがドアクダー自身は一般的な魔神と同程度の大きさである。竜魔帝王同様『魔王の剣』を振るって攻撃も行う。<br />
<br />
== 外見上生身ユニットに見えるユニット ==<br />
設定上ロボットであり生身ユニットではないが、見た目が人間にしか見えず戦闘アニメではあたかも生身で戦っているかの様に見えるユニット。<br />
;[[ヴァルシオーネ]]、[[ヴァルシオーネR]]<br />
:全長は20mを超える巨大ロボットだが、往年のMS少女よろしく見た目が完全に生身の美少女が甲冑を装備している姿その物であり、SDで描かれサイズ差が気にならない戦闘アニメにおいては完全に生身ユニットのようである。<br />
;[[巨大ランカ]]<br />
:[[バトル・ギャラクシー]]が投影した[[ランカ・リー]]の光学映像。戦闘アニメではランカ・リー本人と戦闘しているかの如くになっており、演出によってランカが真っ二つになったり穴が開けられたりと衝撃的な扱いとなっている。<br />
;[[ノノ|バスターマシン7号]]<br />
:『第3次Z天獄篇』で参戦。人間と見間違う外見や性格をしており物語開始当初は通常の人間かと思われていたが、第1話終盤にて人間そっくりのナノマシン製[[アンドロイド]]である事が発覚する。<br />
;[[ガミアQ]]<br />
:『BX』においてボスボロットの召喚攻撃「くろがね屋軍団一斉攻撃」にて登場。くろがね屋の面々と一緒に召喚攻撃を行うが、彼女一人だけ人間ではなくアンドロイドである。<br />
;[[アシェン・ブレイデル]]<br />
:女性型白兵戦用アンドロイド。『OGMD』において、[[ゲシュペンスト・ハーケン]]の必殺技「フェニックス・ショウダウン」の戦闘演出としてコードDTDを発動、[[召喚攻撃|疑似合体攻撃]]を行う。見た目のインパクトが凄いため、メインパイロット抜きでも戦える気がしないでもない。<br />
;[[ロックマン]]<br />
:人間型戦闘用ロボット。身長は132cm、かつ人間と同様の頭部から、戦闘服を着た少年と言われても違和感のない姿。<br />
:[[ブルース]]もほぼ同様だが、サングラスがバイザーに見えることもあってロックマン程生身には見えない。<br />
;[[キューティーハニー (Universe)|キューティーハニー]]<br />
:人型アンドロイド。大きさは普通の人間サイズ。<br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[登場メカ]]<br />
*[[登場メカ・人物]]<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
;[[NAMCO x CAPCOM]]<br />
:等身大のキャラクター(人間から人外まで様々)が登場するSRPG。スパロボシリーズともかかわりは深い。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:なまみゆにつと}}<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:登場メカ|なまみゆにつと]]<br />
[[Category:登場人物|なまみゆにつと]]<br />
[[Category:生身ユニット|*なまみゆにつと]]</div>
Cobalt
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88&diff=456609
クロウ・ブルースト
2023-06-09T13:14:55Z
<p>Cobalt: 推測の削除</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| 声優 = {{声優|うえだゆうじ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::100万Gの男]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::22]]歳<br />
| 所属 = [[ブリタニア・ユニオン]](特殊部隊[[ファイヤバグ]]・隊員ナンバー69)→フリーランス→スコート・ラボ(テストパイロット)→[[次元獣]]バスター([[ZEXIS]])→[[Z-BLUE]]<br />
| 資格 = [[スフィア・リアクター]](揺れる天秤)<br />
}}<br />
'''クロウ・ブルースト'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
高校卒業後、父親との対立から実家を飛び出し、[[ブリタニア・ユニオン]]軍に入隊するが、所属した特殊部隊「[[ファイヤバグ]]」のあまりに非人道的な任務に嫌気が差し退役。無職の時、事業失敗後に病死した父親の莫大な借金を相続する事となり、その返済に窮した挙げ句、スコート・ラボに雇われブラスタのテストパイロットになった。<br />
<br />
『破界篇』の物語後半で『揺れる天秤』の[[スフィア]]を所持する[[スフィア・リアクター]]の1人である事が明らかになり、十二のスフィア争奪戦の運命にも巻き込まれていく事になるが、シリーズ全体を通して'''[[借金|借金返済]]'''という非常に個人的な理由で世界の平和を脅かす敵と戦っていくことになる(世界の平和も一応理由の一つではあり、「借金と引き換えには出来ない」と述べてもいる)。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
クールを気取っているが義理人情を重んじる[[性格]]で、熱い激情を心に秘めている。一方で外見や言動は本人の本質とはかけ離れており、ストーリー上では「軽くていい加減な男」と度々誤解を受けている。<br />
<br />
上記の経緯から、事情が事情だけに[[ZEXIS]]に参加した後も事あるごとに金がらみの発言をしており、倹約のために食事を水だけで済ます、「おごり」と聞くと途端に極上の笑顔になるなど、「ケチ」「守銭奴」そのものな行動も目立つ<ref>そもそも彼の負う借金は、過失や確認怠慢によるとはいえギャンブルなどの身から出た錆ではない(相続した借金はともかく、強化費用や戦闘行為による損害などは組織で賄ってもいいレベルである)。</ref>。ただ、金銭の要求も仕事の対価としてのみであったり、請求された費用を律儀に払うなど、金銭の授受に関しては愚直なまでに誠実である。<br />
<br />
なお、前述の通り大変な守銭奴であるが、同時に「犯罪はしない主義」とも公言しており、誘拐や強盗など汚い手段を用いた金儲けは決してしない<ref>頭の中でそうした事を思案したことはあるが、「そのくらい」であり、ソレを実行に移そうとしない。</ref>など、金にはうるさいが強欲な金の亡者では決してなく、ファイヤバグで表舞台に出ない裏の仕事をこなしてきたためか、名誉や名声にもさして興味は無い。<br />
<br />
要所要所で内面の熱さを垣間見せる。許せない悪事には心の底から怒り叫び、にじみ出る殺気を隠そうともしない<ref>調子に乗りぺらぺらと喋る[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせる場面もあった。</ref>。また、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。そのため、金への執着をさて置けば、基本的には良識的で親しみやすい人物である。<br />
<br />
彼は事あるごとに「女嫌い」を主張しているが<ref>これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた。</ref>、前作に登場した[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしないし、勿論「同性愛者」というわけでもない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、彼が言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じであり、作中では「饅頭怖い」のようなものだと評された。しかし、『第2次Z』全編を通じて[[マルグリット・ピステール|3人]][[エスター・エルハス|の]][[トライア・スコート|女性]]に想いを寄せられ、『再世篇』での黒の騎士団ルートEDで「女嫌いを卒業する」という選択を選ぶと、3人のうちのいずれかを選択させられる羽目になる。しかも『第3次Z連獄篇』で更に[[クラヴィア・アーゴ|一人]]増えており、「女嫌い」を自称する割になぜか周囲に女性が多い。『連獄篇』での対応からすると、ゲーム的に言えば「無自覚のフラグメイカー」と言える。良くも悪くも、その一本筋の通ったブレない生き方が好感を呼ぶらしい。<br />
<br />
自分から背負った借金を返済する生活を送っているのはカルロスから「意志や主体性がなく、状況に流される事をどこかで望んでいる」ないし「'''何かに縛られなければ自分の存在を確かめる事が出来ない'''」事が『再世篇』で明かされた。これは『再世篇』で[[桃井いぶき]]に語った父への感謝の気持ちや、「揺れる天秤」のスフィア・リアクターとしての資質も関係しているかと思われる。<br />
<br />
戦闘時にはよく「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメリカンスポーツ用語を発する他、慣用句も使う。ただ、慣用句の方は間違えることが多い。<br />
<br />
作中でビール片手に模擬戦を観戦していることから、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。『再世篇』においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。<br />
<br />
また、何だかんだで借金の返済能力自体は高く、どれだけ借りても(あるいは押し付けられても)その都度必ず全額返済している。[[破界事変]]以降は借金の返済に余裕を持っている節が有り、時偶無駄遣いを行っている場面が存在する。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。本作の主人公。出番も多く、版権キャラとの絡みも多い。カットインではループタイのようなものが揺れる。能力値は全体的に高めで特殊技能も便利なものばかりなので文句なしに一軍として使っていける。乗機の主力攻撃「ACPファイズ」のデモが冗長なのが玉に疵か。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:本作でも主人公。また、[[PV|PV1]]のナレーションを務めている。なお、初登場は第15話と少し遅い。その時は借金を返し終えて気楽だったが、戦闘終了後、ブラスタの飛行による被害弁済のため、またしても「100万Gの男」に……。今回は自分のスフィアの核心に迫っていくが、自身の性格と、実にしょうもない方法で(本人にとっては死活問題だが)スフィアを克服することに。<br />
:EDではCDSの使い過ぎがトライアによって判明したため(トライア曰く「100万回使っていた」)、結局また100万Gの借金を抱えてしまい、やはり彼の借金生活は当分(原因を考えれば、下手すると'''一生''')終わりそうもない…。本当に最後まで報われない男である。ちなみに「ACPファイズ」のモーションは、『破界篇』に比べると大分高速化が図られている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:名前のみ登場。この時点では他の行方不明のメンバー達共々[[翠の地球]]に転移している。貧乏クジ同盟のエースと呼ばれ、再会を期する声がちらほら。ちなみに[[マリリン・キャット]]亡き後も[[ファイヤバグ]]は未だに活動しており、彼らに引導を渡す者(そして、「一文にもならない」と愚痴を言うであろう予想も含めて)として復活を期待されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
:序盤はブラスタの「AX-55EAGLE」を装備したアクシオ・スコートSPに乗っている。ちなみにアクシオに搭乗する理由は'''CDSのせいで借金が増えるから'''という何ともクロウらしい理由。結局大破したアクシオに呼応して転送されたリ・ブラスタTの転送費のせいでまたもや大量の借金をこしらえる事になってしまったが。<br />
:今回も女嫌いは如何なく発揮されている。<br />
:なお、ランド、セツコと同じくデフォルトの顔グラは新規。これは、設定資料集の立ち絵を使用したものである。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:参戦は宗介救出ルート第19話で、スフィア・リアクターの中では一番遅い。過去の借金を[[翠の地球]]での戦いで返済しきって、綺麗な体で参戦。更に頑張ったご褒美にCDSも使い放題になった(トロワが本気で驚いた)…まではよかったのだが、トライアによってまた100万Gの男に。自分で上がって他人に落とされるという、どこまでもプレイヤーの期待を裏切らない男である。<br />
:能力的には完全なオールラウンダーで、ヒビキを一回り強くしたレベル。デフォルトで援護攻撃を持ち、機体の方も移動後全体攻撃・長射程高火力武器・着弾点指定型MAP兵器と一通り揃っているためどこに配置しても活躍できる。エースボーナスを取得すればガロードに並ぶ稼ぎ頭となり得るのも強み。機体の方はかつてのR、Bの特性を受け継いだ反面この影響で『再世篇』よりも最大火力が下がっているのに注意。<br />
:ちなみに宗介救出ルート第20話で「崩壊方程式」、第22話で「王の愛は民のために」、終盤のクロウルート第43話で「無窮の闘神」とクロウが同行するルートでしか登録されないBGMが3曲もある。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
万能型な能力値で、リアル系並の命中・回避を持ち、攻撃面においても格闘・射撃共に高い。元特殊部隊ということからか技量も高めで地形適応もオールA。その技量を生かす為の精神コマンドである[[てかげん]]を覚えないのは、少し残念である。エースボーナスと合わせ、敵陣に突っ込んでクリティカル反撃で落としまくるのが鉄板か。天獄篇ではリ・ブラスタTの武器がP属性の格闘武器・非P属性の射撃武器に綺麗に分かれているため、スタイルに応じてどちらかを鍛えるといいだろう。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
:性格を反映してか、主人公キャラでは珍しく「脱力」を修得。また、「魂」のSP消費量も少なく、全体的にかなり有用で、ザコ戦とボス戦の両方で活躍できる。<br />
:ちなみに、水瓶座のO型が唯一「熱血」と「魂」を両立できるので、[[SP]]を小刻みに使えるうえ、早いうちからダメージアップが出来る。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[脱力]]、[[魂]]'''<br />
:「集中+」と「加速」があるため、実はジェニオンの相方に最適。特にスズネが離脱している間はジェニオン側の「加速」が使えないため、重要度は上がる。それ以外だと「集中」を持たず、エースボーナスと[[マップ兵器]]が強力なガロードと組ませる手もある。こちらの場合、ガロードをマップ兵器に専念させる為に、それ以外の戦闘を請け負うのも良いだろう。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]<br />
:'''[[強運]]、[[連携攻撃]]、[[援護攻撃]]'''<br />
:序盤から強力な援護攻撃が撃てるのはかなり心強い。シナリオ上は常に借金に悩まされている彼が、'''戦闘では強運でガンガン資金を稼いでいく'''のは何の因果か。<br />
:なお、彼もスフィア・リアクターだが、その証として定着しつつある「デフォルトでのSP回復」はこの時点では持っていない。『破界篇』では「揺れる天秤」が未覚醒、『再世篇』では初登場時にはまだ反作用を受けていない(=リアクターとして機能していない)という事情もあるが、それでも'''「???」ですら技能欄に存在していない(しかも代わりに存在する養成不可技能は強運)'''辺り、「借金>スフィアの呪縛」なクロウの運命を体現した設定と言えなくもない。ただし『再世篇』ではSP回復が後天技能になったことも少なからず影響しているので、あえて養成でSP回復をつけておくのも一興か。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[SP回復]]、[[強運]]、[[援護攻撃]]'''<br />
:相変わらずの強運とともに、スフィア・リアクターの証である「デフォルトでのSP回復」を持つようになった。<br />
:また、『連獄篇』ではデフォルトで援護攻撃を持つ数少ない人物のため何かと重宝する。ヒット&アウェイと、ALL武器の燃費の重さを補うためEセーブは欲しい。あとは見切りやサポートアタックを。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;獲得資金+25% / 気力130以上で与ダメージ1.1倍<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。強運でただでさえ多かった獲得資金がさらに増加し、1.8倍にまで達するため、ザコ相手でもバンバン稼いでいける。さらに『再世篇』ではゴールドエンブレムをつければ何と'''3.6倍'''と幸運を超える補正が常時かかり、自軍きっての稼ぎ頭となる。ダメージ増も気力の条件さえ満たせば常時発動するので、非常に優秀なエースボーナスである。<br />
;所属チームの獲得資金、獲得Zチップ1.2倍<br />
:『天獄篇』、『連獄篇』ではこちら。稼ぎには非常に役立つが、エースの仕様変更もあって獲得資金が'''減っている'''(1.584倍)。Zチップの獲得量が増えるのは素直にありがたいが連獄篇では効果が無い。<br />
:火力がダウンしたのが難点だが、チーム全体に適用されるのでサブ時でも活用できるのが利点。<br />
:Zチップの獲得量が上がるのは彼が守銭奴だから…と思われがちだが、「揺れる天秤」の特性とZチップの生成方法を考慮すると'''感情の起伏が関わっている'''事が大きい。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「REMORSE」<br />
:イベント用BGM。クロウのテーマ「CLOSE GAME LIFE」のバラードアレンジバージョン。深い後悔、自責の念と訳す。ファイヤバグ時代の自分の行為に対するものだろうか。<br />
;「崩壊方程式」<br />
:厳密には味方が大ピンチに陥った際の曲なのだが、クロウが出て来る作品では総じて'''借金激増の場面で使われる'''(しかも天獄篇では「戦鬼一口」「ALEEEEEET!!」がかかるので'''他の場面では使われない''')ので、その場面で覚えているユーザーも少なくない。崩壊、というフレーズからいろいろ察することのできる曲である。クロウからすれば溜まったものではないだろうが……<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[借金]]<br />
:クロウ・ブルーストという男を語る上で欠かせない用語でありクロウの戦いの理由。常に借金返済に追われている第2次Zの裏テーマであり、『再世篇』では前作以上に物語に絡み、更にはリ・ブラスタを全力で運用する上で重大な役割を果たすことになる。クロウにとっては破界の王や至高神すら凌ぐ最大の敵と目されており、あろうことか'''見事返済してもさらに力を増して戻ってくる'''というどうあっても勝てない最悪の敵である。<br />
:『天獄篇』では'''借金返済が生きがいと語り、借金を負うのは体質であると言われた際に当たり前のように納得する'''など、冷静に考えると突っ込みどころ満載の境地に至っていた。<br />
;[[トライア・スコート]]<br />
:クロウ曰く「色々とがっかりなベッピンさん」。第1話においてブラスタの戦闘データを収集させる事を条件に、クロウの借金を肩代わりする。彼女に振り回されて悪態をついていることも多いが、嫌悪しているわけではない。<br />
;[[カルロス・アクシオン・Jr.]]<br />
:クロウ曰く「金持ちのボンボン」。トライアとは違ってやや嫌悪している(それでも[[ルキアーノ・ブラッドリー|蛇蝎の]][[ファイヤバグ|如く]][[アイム・ライアード|嫌って]][[マリリン・キャット|いる]]わけではない)。<br />
:『再世篇』ではスフィアの真なる覚醒の切っ掛けを作った。<br />
;[[エスター・エルハス]]<br />
:彼女の両親、友人の仇であるMDと呼ばれる次元獣討伐をクロウは10Gで請け負う。最初はクロウに対して辛辣に当たっていたが、クロウが[[ブラスタ]]のパイロットと知ってから次第に打ち解け、借金の査定をドラ等で盛り上げようとするコミカルな一面を見せてくれるようになるなどで、トライア共々腐れ縁のような関係となる。あからさまなので好意に対してはさすがに気付いているが、面倒事として基本的にアプローチはかわしている。<br />
;[[マリリン・キャット]]<br />
:ファイアバグ時代の隊長。あらゆる意味で徹底的にウマが合わず、彼女の事を「'''クソ女'''」と嫌悪している。しかし、彼女の死に際の言葉を聞いた時は驚愕してしまう事に。<br />
;[[次元獣ライノダモンMD]]<br />
:エスターの故郷の敵であり、自身も一度撃墜された宿敵として、特に因縁のある次元獣となる。<br />
;[[マルグリット・ピステール]]<br />
:ライノダモンMDを倒したことにより、彼女の恨みを買い執拗に狙われることに。展開次第ではクロウに諭され、共に元凶であるガイオウに立ち向かう事になる。『再世篇』ではクロウに対する感情が周囲にあからさまになり、当人は特に気にした様子は無かったがまんざらではないらしい。<br />
;[[シュバル・レプテール]]<br />
:サンクキングダムでの戦いでは彼に撃墜されて因縁が出来る。彼のアイムやガイオウへの態度を「犬」と呼んで軽蔑していたが、その態度が全て演技によるものであった事を知ってからはシュバルの生き様に敬意を評している。<br />
;[[ウェイン・リブテール]]<br />
:ターゲットとして狙われている。<br />
;[[ジェラウド・ガルス・バンテール]]<br />
:『再世篇』中盤あたりまでの宿敵的存在。幾度と無く交戦し、最終的には引導を渡す。彼の存在がクロウのスフィア覚醒を促し、また彼の死がユーサーを変えることとなった。<br />
;[[アイム・ライアード]]<br />
:スフィアを持つ者として、あらゆる手段で幾度となくつけ狙われる事となる。クロウは息を吐くように嘘を言う、目的のために非道な行為を働く彼をマリリンと同じように嫌悪している。<br />
;[[アサキム・ドーウィン]]<br />
:アイム同様、スフィアを持つ者として彼の標的となるが、最初の遭遇時はクロウがスフィアに覚醒する前であった為、ターゲットからは外される。『再世篇』では、スフィア・リアクターとして覚醒したクロウをターゲットと定め、更なる覚醒を促すために挑発する場面もある。<br />
;[[ガイオウ]]<br />
:『破界篇』・『再世篇』共に最終話では彼の言葉にクロウがどう返答するかにより、彼の強さが変わる。<br />
:『天獄篇』では選択肢次第でヴァイシュラバとして[[御使い]]に敗れ、インサラウムに流れ着いた頃の彼と出会う。また、クロウは「カルロスには悪いが、ヴァイシュラバの名の方が似合う」と思っていた。<br />
;[[ゼニトリー・マッセ]]<br />
:クロウの借金の取り立て人。クロウが陥った境遇には同情を示しつつも、金の事には容赦はしない。『再世篇』では飲み友達という関係に収まっており、「ゼニさん」「クロウちゃん」とお互いを呼んでいる。また、わざわざ戦場まで差し入れを持ってきたり、逆査定の手伝いをしたりと、借金返済自体には協力的である。さすがにクロウの極度な金運の悪さには、気の毒過ぎて良心が動いてしまうのかもしれない…。<br />
;[[シエロ・ビーター]]<br />
:『破界篇』では条件を満たすと登場し、クロウに強化パーツを託してくれる。<br />
:『連獄篇』では破界篇で出会っていたのが正史となっており、ランドとの会話の最中に思い返していた。<br />
;[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]]<br />
:『再世篇』で両者と初対面する。セツコとはエスターと仲が良いのに対して、ランドとクロウは元々性格が近い為に出会った後は酒を飲みあったりと仲が良い(しかしおっさん仲間扱いされると嫌がる)。おまけにスフィアの話を聞くためとはいえ'''酒をおごっている'''。ただし、初対面でいきなり撃墜されるという大災難が。<br />
:なお、セツコはあまりの借金額に彼に対してあからさまに幻滅していたが、多額の借金を背負っても落ち込む様子がない姿には感銘を受けていた。また、クロウが女嫌いを返上した際に「ZEXISにはいい女が多かった」と発言した際には'''思いっきり照れている'''。<br />
:ランドもセツコと共に借金を背負いまくるクロウには呆れているが、彼が何かに縛られていないと力を失うと言う事を理解している。しかし、「女嫌い」と言う自称に反して、'''次から次へと女性に想いを寄せられる'''事に関しては心底呆れかえっている。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:彼にとってクロウは心技体の「体」の師である。<br />
:白兵戦の試合をしたところ戦績はクロウの3勝1敗。<br />
;[[レーベン・ゲネラール]]<br />
:前作で死亡している彼と面識は無いが、同じく「女嫌い」を公言していたため[[ZEUTH]]メンバーからは何度か彼を引き合いに出される。しかし、彼と違ってクロウは人間嫌いではないためすぐに信頼される。<br />
;[[ユーサー・インサラウム]]<br />
:『再世篇』におけるライバル。次元獣化したエスターを元に戻すために協力し合うなど、戦い以外における絡みもそれなりにある。彼がインサラウム再生の手段に戦いを選んだことだけは最後まで否定したが、「責任を本気で取ろうとした」と評するなど決して嫌ってはおらず、彼を愚弄したガイオウに対しては怒りを露わにした他、「出会い方が違えばもっといい関係になれた」と本気で悔いている。<br />
:彼の死後もその「愛」を体現したかのような生き様には大きな尊敬を抱いており、「生涯忘れない」と誓っている。出来れば違った出会いをしたかった、という思いを持っていたが、それを表したかのように天獄篇では条件次第でちょっとした出来事が起こる。<br />
;[[尸空]]<br />
:生き様の相性が最悪(スフィアの相性が存在するかは不明)で、『第3次Z』における事実上のライバル。自身の在り様を乱し、感情を呼び起こすクロウの命を狙う。<br />
:実は互いに「'''折れない意志の力で生きている'''」同類。尸空がクロウを嫌うのは同族嫌悪に近いが、尸空の場合は理由はまだしもブレないクロウと違って「そうであらねばならない」立場のため、どちらかといえば渇望ありあまって嫌悪になってしまった印象がある。<br />
;[[クラヴィア・アーゴ]]<br />
:『連獄篇』にてのまさかのフラグ成立者4人目。ずっと後ろ向きに物事を考えていたがクロウの発言を受けて自身を取り戻し、好意を持つようになる。しかし当のクロウはその自覚は(案の定)全く無く、朴念仁な発言を受け幻滅されることに……。<br />
;[[アドヴェント]]<br />
:『連獄篇』では共闘するも違和感を覚えており、『天獄篇』にて「揺れる天秤」のサード・ステージ移行を経てその違和感は確信へと変わり、それが決別のきっかけとなる。<br />
;[[エルーナルーナ・バーンストラウス]]<br />
:優男のクロウは好みに合わず、力と力の真っ向勝負を好む彼女からするとスピードタイプのリ・ブラスタもそれほどそそる相手ではないらしい。クロウ自身も戦闘台詞では慎みの無い女はノーサンキューと語り、お互い相性が良くない。<br />
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]<br />
:『連獄篇』にてクラヴィアを利用した彼には全力の敵愾心を向けている。<br />
;[[サルディアス・アクス]]<br />
:『連獄篇』では一時的に仲間であったが、バルビエル同様クラヴィアを利用した事から激しい怒りを抱いている。<br />
;[[次元将ヴィルダーク]]<br />
:『天獄篇』で対峙。ガイオウ同様に戦いに呑まれた彼のやり方を否定したが、自分と同じ血塗られた人生を送った次元将にある種のシンパシーも感じていた。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[青山圭一郎]]<br />
:[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ仲間]]として、彼とロックオンとは何かと絡む場面が多い。<br />
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]<br />
:熱海戦の後、共にブタ箱へ入れられた間柄。十蔵博士を失い、意気消沈する彼を励ました。<br />
;[[兜十蔵]]<br />
:[[くろがね屋]]の温泉で裸の付き合いをした間柄。クロウ曰く「粋な男」。<br />
;[[暗黒寺闇太郎]]<br />
:彼にテロリスト疑惑を掛けられ、甲児ともども拘束される。取調べの「様式美」として、大盛りのカツ丼を奢られる一幕も。クロウ曰く「やさぐれ刑事 不純派」。<br />
;[[ゲッターチーム]]([[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|神隼人]]、[[巴武蔵 (OVA)|巴武蔵]])<br />
:年齢が近いからか彼等3人と仲がよい。竜馬からは借金の踏み倒し方を、隼人からは非合法な金の儲け方を伝授されそうになる。もちろん「犯罪はしない主義」をモットーとするクロウは両方断ったが。<br />
:隼人からは『再世篇』にてスフィアの反作用を「'''金の音を聞く事で防ぐ'''」と言うあまりにもくだらない対処法に本気で呆れてしまう。<br />
;[[桃井いぶき]]<br />
:父親に抱いていた幻想を自覚し、壁を乗り越えた事を祝福する意味で、とある秘密を彼女だけに打ち明ける。クロウ曰く、いぶきは「女じゃない。俺の戦友だ」との事だが、この言葉はいぶき本人には不愉快だったようだ。<br />
;[[ヨーコ・リットナー]]<br />
:[[ニア・テッペリン|ニア]]を敵視する彼女に不安を抱く。後に彼女がニアを見捨てる旨の発言を口にした際は厳しい態度でこれを制し、彼女自身の手で遺恨を拭い去るよう促した。<br />
;[[竹尾ワッ太]]<br />
:竹尾家で夕食をご馳走になる見返りとして、彼の宿題を手伝う契約を交わす。後にこれを反故にしようとするも、[[砂原郁絵|郁絵]]の機転で結局手伝う羽目に。<br />
;[[明神タケル]]<br />
:彼の下す判断に対し度々「甘い」と指摘するが、ネガティブな意味ではなくタケルの長所として逆説的に称賛するための表現である。<br />
;[[ロゼ]]<br />
:敵だった頃の彼女の頑なさを、[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]のそれに重ね合わせて見ていた。<br />
;[[破嵐万丈]]、[[ロジャー・スミス]]<br />
:彼らと桂木桂から[[スフィア]]とアサキムの秘密について説明を受ける。なお、ロジャーには彼の職業が[[ネゴシエイター]]であることから、トライアから受けた新たな借金に関して助けを求める一幕もあった。<br />
;[[R・ドロシー・ウェインライト]]<br />
:「最低」の烙印を押されてしまう。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:彼も原作では貧乏クジを引くことが多いためか、青山やロックオン同様絡む場面は少なからずある。[[アッシュフォード学園]]の学園祭に連れ立って遊びに行った時は、年下の彼にたかり呆れられる一幕も。<br />
:天獄篇では彼の未来を予言するような発言をする場面も…。<br />
;[[ロックオン・ストラトス]]<br />
:[[ガンダムマイスター]]の中では、年長者同士と言う事もあってか、特に彼とはウマが合うようである。気兼ね無く軽口を叩き合える仲だが、彼のテロリズムに対する凄まじい憎悪の念に言葉を失う事もしばしば。『再世篇』以降は彼の名言を受け継ぐ一人に。<br />
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]]<br />
:名前を継いだ覚悟を汲み、[[貧乏クジ同盟]]に引きずり込む。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:彼のポーカーフェイスぶりに「普段から愛想良くしろ」と弄る事が多い。テロリストに拉致された[[マリナ・イスマイール|マリナ]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を救う為、ヒイロも交えた3人で敵アジトを急襲する任務にも就いている。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]<br />
:自身のボケに対してよく彼からも突っ込まれるが、ロックオンとは異なり辛辣なツッコミが多い。ちなみに(Zシリーズの設定では)ほぼ同世代。<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:ハッタリで[[ソレスタルビーイング|CB]]加入の意志を口にした際、意外にも彼からの認証を受ける。尤も、ティエリアにしてみればブラスタのデータに興味を抱いたが故の判断だったらしいが。<br />
;[[チームトリニティ]]<br />
:彼らの存在には嫌悪感を抱いており、後半のCBルートでは自らが収集した彼らの居所のデータを「トリニティ打倒はZEXISメンバーの総意」としてスメラギ達に託した。<br />
;[[アリー・アル・サーシェス]]<br />
:彼の戦いを好む性格を次元獣以上に危険と見ている。再世篇では戦友であるロックオンの命を奪った仇敵として彼に怒りを爆発させた。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:エリア11ルート序盤で彼から狙撃されるも即座に反撃し、相討ちとなる。軽口で誤魔化してはいたが、相当の深手を負っていた模様。<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:ヴォダラ宮における戦闘でアサキムに追い詰められたところを、彼の介入により難を逃れる。後に彼を「ガンダム先輩」と独自の敬称で呼ぶ。<br />
;[[コンロイ・ハーゲンセン]]<br />
:天獄篇では彼からスカウトを受けていた事が判明するが、割高の報酬を要求して匙を投げられてしまったことが明らかになる。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]、[[バニラ・バートラー]]、[[ココナ]]<br />
:エリア11ルート序盤、ヒイロとの銃撃戦で負傷したところを彼らに救われる。バニラとココナからはバトリングの選手としてスカウトされるも、クロウの守銭奴ぶりに両名とも匙を投げた。終盤では彼等の金貨ばら撒き作戦に飛び入り参加し、ストレスを発散させた。<br />
;[[シェリル・ノーム]]<br />
:潜入任務の際に彼女のサインを欲しがったが、特にファンというわけではなく、単に金目当てである。<br />
;[[レントン・サーストン]]<br />
:[[ランカ・リー|ランカ]]の送迎役を任された彼の護衛に就く。終盤では彼の決意を確かめる為に、敢えて諦観したような言葉を口にし、猛然と噛み付いてくる彼のリアクションから、その覚悟が揺るぎのないものである事を確信した。<br />
;[[桂木桂]]<br />
:[[破嵐万丈|万丈]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]とともに彼からも[[スフィア]]や[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]の秘密についての説明を受ける。その後、彼から激励される。<br />
;[[ルキアーノ・ブラッドリー]]<br />
:経緯は不明ながら彼を激しく嫌悪している(後述)。<br />
;[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:一目見た時から、同類認定していた。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:彼の「世界をやり直す事」を目の当たりにし、[[聖インサラウム王国|インサラウム]]の救済をクロウが願ったことで、[[ガイオウ]]が出現する前のインサラウムへの扉を開くこととなる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「それがどうした」<br />
:どんな正論や詭弁もこれにはかなわない。クロウの芯の強さを表している。後にエスターも影響されてこの台詞を言っている。<br />
:元ネタは田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』のダスティ・アッテンボローの発言であろうか。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では[[御使い]]のしもべの脅威に[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]達が戦意を喪失する中、一人この言葉で闘志を維持していた。<br />
;「悪いな」<br />
:口癖の一つ。戦闘中に発することが多い。<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「[[分の悪い賭け]]は主義じゃない」<br />
:戦闘時に喋る台詞。実際、個人的にはあまり危ない橋を渡ったことはない。<br />
:ちなみにこの手の台詞を言うオリジナルキャラはクロウで[[キョウスケ・ナンブ|4]][[ジョシュア・ラドクリフ|人]][[カズマ・アーディガン|目]]となる(『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』を加えると[[楠舞神夜|5人目]])。<br />
;「イチバチの[[ギャンブル]]は好きじゃない」<br />
:『再世篇』での「分の悪い賭けは主義じゃない」のアレンジ。<br />
;「仲間のためならロハでやるぜ!」<BR/>「仲間のためならエンヤコラだ!」<br />
:援護攻撃時。超のつく守銭奴であるが、同時に仲間のためなら苦労を惜しまない性格であることがわかる。<br />
;「グリーンライト! ここで決める!」<br />
:汎用台詞の一つ。「グリーンライト」とは「青信号」のことであり、クロウとしては「行くぜ!」と言っている。元々の意味は「実行の許可」で、それが転じて現代では「出撃せよ」という意味合いになっている。<br />
:また、野球用語では「ベンチからの指示に限らず、盗塁出来そうであれば盗塁しても良い」という意味。一部の俊足ランナーが監督やコーチから認められている権利で、こっちの意味を取る場合「撃墜出来そうなのでここで(撃墜を)決める」になる。ぶっちゃけプレイヤー側からは削りなのに撃墜してるんじゃないと嫌な気分になれるが。<br />
;「相変わらずの最低ぶりだな、お前らは…!」<BR/>「お前らの相手なら、これだ!」<BR/>「ここで返すぜ…!あの地獄の2年間で身につけたものを…!」<BR/>「消えろ、ファイヤバグ!」<BR>「先に地獄で待ってな…」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』第15話でFB隊員にACPファイズを使用した際のイベント戦闘台詞。<br />
;「お前らのやり方は、嫌って程知ってんだよ」<br />
:アクシオ・バーグラーの攻撃を回避した際の台詞。心底イラついたような低い声音であり、上記の台詞と合わせてとことんファイヤバグを嫌悪しているのが伺える。<br />
;「最低な奴らにやられたら、俺まで最低になっちまう!」<br />
:こちらは回避台詞。とことん嫌いらしい。<br />
;「器じゃねえんだよ、お前はよ…!」<br />
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘台詞。人類を支配する神を気取った者に怒りを露わにしたような低い声音をしている。<br />
;「狙い撃つぜ、俺も…!」<br />
:リ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVX使用時。[[ロックオン・ストラトス|亡き友]]の言葉を受け継ぎ、標的を狙い撃つ。リ・ブラスタTではジ・アンブレイカブル・フルクラムに受け継がれている。<br />
;「リスク・オブ・マイ・ライフ…! くらいなっ!!」<br />
:リ・ブラスタBのアンブレイカブル・フルクラム使用時の台詞の一つ。背負うものあってこそ我が人生、ということなのか。実際問題、クロウが何か(主に借金)を背負わない場面はほとんどないが、逆に言えば「クロウ・ブルースト」という男を体現した言葉と言える。<del>間違ってもリスク・オブ・マイ・ライフを「借金人生」と意訳してはいけない</del><br />
:余談ではあるが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の[[楽曲/バンプレストオリジナル|マップBGM]]に「'''RISK OF MY LIFE'''」がある。<br />
;「ジャスト・ワン・チャンス! シュート!!」<br />
:こちらはリ・ブラスタRの場合。一撃にかける、というらしいといえばらしい攻撃だが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の楽曲にやはり「'''JUST ONE CHANCE'''」がある。さらに言えば、同曲が流れるのは「[[ヴァルザカード|エクサノヴァ'''シュート'''・オーバー]]」使用時、つまり必殺技使用時という共通点がある。<br />
;「天秤の支点は折れねえんだよ」/「折れねえんだよ、天秤の支点はな」<br />
:リ・ブラスタの必殺技の〆。何だかんだと言いつつ、着実にリアクターと化してきている。<br />
;「今度こそ引導を渡してやるぜ、アイム!」<BR/>「見せてやるぜ、カルロス!VXの全てを!」<BR/>「カルロス!お前への手向けだ!」<br />
:『再世篇』第45話「次元力」のイベント戦闘台詞。道を切り開いて逝ったカルロスに手向ける一撃――アンブレイカブル・フルクラム。揺らぎも迷いもない真っ直ぐな意志は「揺れる天秤」の力を限界まで引き出し、その力は「偽りの黒羊」を一撃の下に撃退した。<br />
:ちなみにこれらの台詞はこのイベント専用だが、実は後半の2つは'''他の台詞とランダム選択なのでどちらかが出ないことがある'''。<br />
;「俺の[[狙撃]]の腕も上がってるんだ…!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]』より、アクシオ・スコートSPのクラッチ・スナイパー使用時。<br />
:また、連獄篇、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]ともに、初登場シーンが狙撃であり、[[ロックオン・ストラトス|亡き戦友]]の意志が受け継がれていることが伺える。<br />
;「こいつでもやってみせるさ!」<br />
:『連獄篇』アクシオ・スコートSPのACPファイズ使用時の台詞の一つ。よく見るとブースターを細かく噴かして低空飛行を行っており、クロウの操縦技術の高さが窺える。<br />
;「呆れるほどに有効……かつ最高の戦術だぜ」<br />
:『天獄篇』でのSPIGOT-VXMのトドメ時。再世篇でマリリンとの因縁に決着がついた為か、ADWで見せていた、苦虫を噛み潰すような舌打ちはしなくなっている。<br />
;「俺の意志を力にする……!」<BR/>「撃ち抜け、リ・ブラスタ!」<br />
:『天獄篇』でのジ・アンブレイカブル・フルクラム使用時。前者がカットイン、後者が射撃時に入るのだが、実はヴィルダークに使うと一番最初に「見せてやるぜ、ヴィルダーク!」と特殊台詞が入り後がズレ込むため、後者の台詞がトドメ演出のカットインに入るというバグがある。<br />
<br />
=== 破界篇 ===<br />
;「フ…考えても仕方ねえな…。全財産で明日を占うか…コインを投げて、表が出たら、軍に戻る…。裏が出たら。それ以外の道を探す…。いくぞ…!」<br />
:第1話「100万Gの男」より。何もかを失い今後を'''全財産の1Gで占う際に'''。尤もその1Gも借金の形に[[ゼニトリー・マッセ|ゼニトリー]]に取られることになる。<br />
:ある意味全ての始まりであり、[[ファイヤバグ|最低野郎の集まり]]に戻らなかったことにもつながったため'''ゼニトリーの最大の功績とも取れるが…'''。<br />
;「言っとく。犯罪は俺の主義に反する」<br />
:同上。ゼニトリーに「軍で働くよりも、稼げる仕事を世話してやる」と言われての返答。[[主人公]]らしい一言だが、「借金の踏み倒しは犯罪じゃないのか?」とツッコミを入れられてしまう。<br />
:また、これ以外でもクロウは「○○は俺の主義じゃない/主義だ」という表現を割と使う。<br />
;「金は働けば返せるが、命は帰ってこないからな」<br />
:基本スタンスの一つ。守銭奴ではあるが、人の命は大事らしい。<br />
;「…しかし、いかにもアクシオンの機体だな。クセの無いマイルドな仕上がりだ」<br />
:第1話「100万Gの男」より。[[ブラスタ]]の第一印象。この時点ではリミッターをかけていた状態であり、直後に解除した時には「この機動性なら、俺流で戦える」と評した。<br />
;「好きでもなけりゃ、嫌いでもないさ。世界には必要なもんだと思ってる」<br />
:第2話「変わる世界」冒頭でトライアに「もしかして軍って存在が嫌いなのかい?」と問いかけられた際の返し。[[ファイヤバグ|一部]]を除いた軍は必要だと考えているようである。<br />
;「しかし、いいなあ、風呂ってのは…。こう気持ちがあったかくなる。世界中の人間が一緒に風呂に入れば、戦争なんてなくなるかもな」<br />
:第3話日本ルート「始動!マジンガー!」より。[[くろがね屋]]の[[シャワーシーン|温泉を満喫しながら]]何気に呟いた、奥の深い一言。<br />
;「…可愛い声を使っても無駄だぜ。俺は女は信用しない主義なんだ。特に美人はな」<br />
:第3話CB追跡ルート「戦火を呼ぶ流星」にて、トライアから猫なで声でからかわれるも、すましてこう切り返す。基本スタンスの一つだが、主に[[マリリン・キャット|昔の上官]]が原因。<br />
;([[ゲッターチーム]]と[[インベーダー]]ね…。どっちも危険な連中だぜ…)<br />
:第7話CB追跡ルート「出撃!!ゲッターロボ!」より。…とはいえ本作のゲッターチームは柄は悪いが、[[流竜馬 (OVA)|三]][[神隼人 (OVA)|人]][[巴武蔵 (OVA)|とも]]人情味があふれており、常識を踏みにじるような描写は少ない。<br />
;「強面の兄さんとデートとはな…[[マリリン・キャット|女]]嫌いのオレだが、マッチョが好みってわけじゃねえんだぜ…」<br />
:第9話「次元震」(ソレスタルビーイングルート経由時)より。故あってソレスタルビーイングに協力をしている時、単独での別行動を[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に頼んで、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]を監視役に付ける条件で許可をもらった際に。<br />
:女嫌いを公言して憚らないクロウだが、だからと言って[[グエン・サード・ラインフォード|男が好き]]というわけでもないようだ。どちらかというと「女に接するのは苦手」というべきか。<br />
;「駄目だ。あいつの考えにはついていけねぇ…」<br>「本当に合体したってのか?」<br />
:[[カミナ]]が行った[[グレン]]と[[ラガン]]の無理矢理やった[[合体]]の考えに追いついていらず、あきれていたが、本当に合体した[[グレンラガン]]の姿を見て驚きを表した。<br />
;「俺としては軍を辞めた後は退屈を親友に暮らすつもりだったんだがな」<br />
:第15話終了後の分岐にてのぼやき。何気ない台詞だが、このスタンスが自身と「揺れる天秤」のスフィアについての関係に影響を及ぼすとは(『破界篇』時点では)思わなかっただろう。<br />
;クロウ「これで一安心だ。青山がいなくなったら表部隊で貧乏くじを引く役は俺だけになっちまうからな」<br />青山「いつの間にか、お仲間認定とはな」<br/>クロウ「赤木の相棒をやってるんだ。否定はさせねえぜ」<br />
:『第2次Z破界篇』表部隊ルート第17話「夜の新宿大決戦」にて、青山を[[貧乏クジ同盟|同類認定]]した瞬間。<br />
;ティエリア「僕とヴェーダの分析を軽んじるのか?」<br/>クロウ「そんなものをぶっちぎるほどのナチュラルな悪党ってのがいるのさ。ありがたくない事にな…」<br />
:第21話「明かされる真実」において、ヴェーダの分析をも越える[[アイム・ライアード|アイム]]の悪意を評して。本人は[[ファイヤバグ|かつて所属していた部隊]]を指しているのだが、[[ソレスタルビーイング|相手が所属している組織]]にも'''[[イノベイド|ナチュラルな]][[アレハンドロ・コーナー|悪党]]がいる'''とはこの時点では知らなかった。<br />
;(アイム…。お前が何を考えているか知らねえが、俺にはやらなきゃならない事があるんだよ。親の借金返済の邪魔をするんなら、お前が何者だろうと容赦はしねえぜ…)<br />
:同上。この時点ではアイムを単なる障害としてしか考えていなかった。<br />
;「…ロクでもないが、嫌いじゃねえ」<br/>「過去の罪滅ぼしってわけじゃねえが、せっかくのZEXISだ…。少しはマシになるように出来る事はするさ」<br />
:第22話「リモネシア強襲」にて、ロックオンから「この世界は好きか?」と言われての返し。<br />
;「どこの世界でもお湯を沸かすのはヤカンを使う。ガンダムもそういうものかも知れねえぜ」<br />
:第25話宇宙ルート「新たな来訪者」より。[[ZEUTH]]の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]と遭遇したときの台詞。[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]からは「納得できるような、納得できないような説明だね…」と評された。要するに、「'''どこの世界でも強いモビルスーツというのはガンダムに行き着くのだろう'''」ということである。『第3次Z天獄篇』で明かされた[[真化]]に至る「火の文明」の象徴が[[ガンダムタイプ|『ガン』]][[ガンバスター|の名を持つ]][[アン・アーレス|マシン]]である事実を思えば、あながち的外れでもない。<br />
:余談だが、日清食品・カップヌードルのCMの中には、「[[ガンダム|RX-78 ガンダム]]がヤカンを持って立ち上がる」という内容のものが放送されたことがある。<br />
;「ああ。普段は第5のビールで我慢してるがな」<br />
:第26話国連協力ルート「集う力」より。[[ゲイン・ビジョウ|ゲイン]]から「ビールは好きか?」と聞かれて。現実世界の日本では「第5のビール」なるものは公的には存在していないため、おそらく現行の「第3のビール」のような、安価なビール風味の架空の[[食べ物・料理|飲料]]なのかもしれない。<br />
:また、1970年代の高度成長期に流行った日本語の中に「<ruby><rb>鉄管</rb><rt>てっかん</rt></ruby>ビール」という言葉がある。「鉄の管から出る液体」要は「水道水」の事なのだが、クロウの普段の食生活や老成した[[性格]]を考えると水の事をあえてこういう表現で言った可能性もある。<br />
;「ちょいと聞いたんだが、[[ZEXIS]]の中に[[ZEUTH]]の世界の同一人物がいるんだって?」<br />
:第28話「放浪のZEUTH」のシナリオデモより。クロウは前からこの話が気になっていたようだが、ZEUTHのメンバーから、[[セツコ・オハラ|セツコ]]の前例に倣った「[[異世界]]の同一存在の比較をしない」というルールを聞かされることに。<br />
;「レアデータ、ゲットだぜ!」<br />
:第25話宇宙ルート「新たな来訪者」より。[[バジュラ]]のデータを取ろうとして。クロウの担当声優であるうえだゆうじ氏が国民的人気アニメ『ポケットモンスター』にてタケシを演じている事に由来する[[声優ネタ]]。<br />
;「お前等のどアップはお釣りが来る程、荒いがとても治療にはならねえ」<br />
:第30話「ストレート・フルクラム」(国連協力ルート経由時)より。お見舞いに来たゲッターチーム(竜馬)が「お前の場合は荒治療がお似合いだ」と言われた時に返した言葉。どれだけ荒いのやら…。<br />
;「ああ…。色々とがっかりなベッピンさんだよ」<br />
:同上。[[青山圭一郎|青山]](ルートによっては[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]か[[玉城真一郎|玉城]])から[[トライア・スコート|トライア]]の事で「美人か?」と質問されて。<br />
;「自分の生命と他人の生命…。俺の答えは決まっている。そんな下らねえ選択をさせる奴をぶちのめす事だ!」<br />
:同上。[[アイム・ライアード|アイム]]に自分の生命とブラスタに搭乗している[[エスター・エルハス|エスター]]の生命に秤にかけられた際の台詞。クロウの強い意志から出た答えは、[[ブラスタ]]に搭載してある「揺れる天秤」を覚醒させる事となった。<br />
;「システマだよ。フ…昔取った杵柄ってやつさ」<br />
:第31話「対決!マーズとマーグ」より。ギシン星人相手に[[武術・格闘技|格闘術]]を披露し、竜馬に「合気道か?」と聞かれ。<br />
:ちなみに、「システマ」は20世紀の旧ソ連の特殊部隊で生み出されたロシアの格闘術の事で、源流は異なるが合気道に似た要素も持つ。元特殊部隊所属というクロウの設定を裏付けると共に、日本人でもあまり使わない難しい諺を正しく使っているのも驚き。<br />
:ついでに、『第2次Z再世篇』ではエスターが'''「故郷にロシュツキョウと呼ばれるおじさんがいた」'''と発言している事からもどうも[[ADW|この世界]]あるいは[[ブリタニア・ユニオン]]は、公用語が日本語であるらしい。<br />
;「俺だって育ててくれた親父に感謝してるさ。たとえ、クソ親父でもな。ま…勝手に死なれちまったんで礼も言えなかったがな」<br />
:第34話日本ルート「思い出の中の父」より。[[アイム・ライアード|アイム]]の仕掛けた罠を乗り越えた[[桃井いぶき|いぶき]]へ、父親の借金を相続放棄もせずに背負っている真意を語る。<br />
;「一人で何でも背負いこむんじゃねえ! お前だけがガンダムじゃねえんだ!」<br />
:第36話CBルート「託される意志」より。[[ガンダムスローネツヴァイ]]に乗り換えた[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]との戦闘中に[[ヴェーダ]]からのバックアップが無効になり、絶体絶命に追い込まれた[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を叱咤した。<br />
;「アイム、俺を狙うなら、直接来い」<br>「仲間を狙うような汚い真似をするんじゃねえよ…!」<br />
:第三分岐の各ルートにて、仲間に対して精神的な揺さぶりをかけたアイムに激怒した場面。<br />
;「マッドなのはうちのチーフだけで十分なんだよ!」 <br />
:第40話「降臨!!真なる者!」に於ける[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]との戦闘前会話。[[スフィア]]の存在に尋常ならざる反応を見せた早乙女博士の狂態ぶりに、トライアを引き合いに出して断固、拒絶する。<br />
;「これだから女って奴は油断ならない」<br />
:第42話[[宇宙]]ルート「想い重ねて、宇宙へ」より。よりにもよって[[オズマ・リー|オズマ]]の目の前で「[[早乙女アルト|アルト]]と[[ランカ・リー|ランカ]]が付き合っている」と暴露した[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]にの邪気の無さに対してのコメント。<br />
;「アニキは早死にする……なんて[[死亡フラグ|ジンクス]]はごめんだからな」<br>「ZEXISのアニキみたいなもんだろ? あいつは」<br />
:終盤のインターミッションでの一言。この時彼が指しているのは[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]のことで、ここまでに[[カミナ]]、[[マーグ]]と「アニキ」が二人も死んでいる。<br />
:だが、まさか、この発言が本当になるとはこの時、誰一人として予想していなかった。<br />
;クロウ「金ピカの機体とは反吐が出そうな成金趣味だぜ」<br>アレハンドロ「ZEXISにもそのような機体があるはずだが?」<br>クロウ「実力に裏打ちされたうちの[[ハリー・オード|グラサン]][[クワトロ・バジーナ|大尉達]]とてめえを同じだと思うんじゃねえよ」<br />
:[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]との[[戦闘前会話]]。しかし、態度や思想はともかく、実はアレハンドロの[[技量]]はここまで言われるほど低くはない(少なくとも[[ガンダムマイスター]]クラス)。もっとも、少なくとも[[百式]]が金ピカなのは製作者の個人的な趣味であり、大尉は関係ないのだが。<br />
;「覚悟しろよ、[[裏切りイベント|裏切りの横取り野郎]]! 世の中、そんな簡単な儲け話なんざねえってことを骨身に教えてやるぜ!!」<br />
:同じくアレハンドロの戦闘前会話。世の真理であるとともに、クロウが言うと重みがある台詞…なのだが、直後に「その機体の外装をかっぱいでやる」と、見事に台無しにしてしまう。<br />
;「最期まで貧乏クジかよ…! 馬鹿野郎が!!」<br />
:ロックオンの戦死を知った際の一言。仲間にして親友であるロックオンの死に、彼はただ怒りと悲しみの感情をぶちまけるしかなかった…。<br />
;「その日が、いつか来るのはわかっていた……だけどよ……せめて、後少し……もう少しだけ後でもよかったじゃねえか……あと少しで世界は変わるっていうのによ……」<br />
:第48話「夜明けの鐘」のエンドデモにて、ロックオンの死に呆然とする一行の中で。世界の変革を見ないまま宇宙の闇に消えた「成層圏の狙撃手」を、クロウは心の底から嘆く。<br />
;「前座は黙ってろ」<br>「そこまでにしろよ、クズ野郎。お前の言葉なんざ、欠片も聞く気はねえんだよ」<br />
:第49話「虹」より。[[南極]]での最終戦で、毎度の如く力みすぎな前口上を述べる[[シュバル・レプテール|シュバル]]と、ベラベラ挑発してくるアイムを纏めて一蹴。クロウの静かな怒気にシュバルは気圧され、アイムは余裕の表情を醜く歪ませた。<br />
;「そんな判で押したような台詞で自分の心を誤魔化してんじゃねえよ!」<br>「わかっているのは本当はお前が嫌々戦っている事だけだ!」<br>「お前が本気で弟の仇を討ちたいって言うなら相手になる…! だが、こんな風に八つ当たりや欲求不満のはけ口の相手をするのは真っ平御免だ!」<br>「言葉に詰まるぐらいなら戦うのをやめろ!」<br>「このわからず屋がっ! これだから、女は嫌いなんだよ!!」<br />
:同上。マルグリットとの戦闘前会話。彼女が迷いを振り切れないまま無理矢理戦おうとしているのを、完全に見透かしていた。更に最後の一言から、この状況に対して、[[マリリン・キャット|自身の女嫌いの原因]]を想起する程ウンザリしているのが見て取れる。<br />
;「馬鹿を言ってんじゃねえ」<br>「主も友も弟もいない世界でも、まだお前がいる! 何かを失おうとお前は今、生きている! それだけで意味があるだろうが…!」<br>「俺の仲間は生命を懸けて、何かをやろうとした! その前で生命を無意味だなんて言うな!」<br />
:同上。マルグリットをシュバルより先に撃墜した時の台詞。「主も友も弟もいない世界など何の意味もない」と生きる事を諦めていた彼女を叱咤した。<br />
;「…お前の答えなんざ聞く気はねえ。どんな言い訳をしようとお前は俺の手で潰すと決めてる…! [[カミナ|自由を愛した男]]と[[ロックオン・ストラトス|平和を願った男]]…! そいつらの想いもお前にぶつける! 覚悟しやがれよ、アイム! 俺は初めて怒りのままに戦う!!」<br />
:同上。アイムとの戦闘前会話。度重なる虚偽と謀略によって、クロウの堪忍袋の尾は完全に切れ、生命を散らした二人の朋友の分までその力を最大限にまで発揮した。<br />
;(あばよ、アイム…。決着をつけられなかったのは心残りだがよ。地獄の鬼の前でお前の嘘がどこまで通用するか、試してみるんだな)<br />
:同上。[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に撃墜された後のモノローグ。だが、『第2次Z再世篇』では…。<br />
;「[[新帝国インペリウム|インペリウム]]が造る腐れた世界の支配者にそんなになりたいのかよ…! 馬鹿らしくて笑えもしねえ。[[次元獣]]の[[女王]]になりたいなんて馬鹿はとっとと消えな…!」<br />
:[[陰月]]での最終決戦で[[シオニー・レジス|シオニー]]の[[グレート・アクシオン]]と対峙した際に。<br />
:アイムに利用されただけのシオニーを「哀れなもんだ」と評しつつも、無意味な破壊と殺戮に加担し、世迷い事を言い続ける彼女を「馬鹿」と切って捨てる。<br />
;「ZEXISは平和ってゴールに着いた。ここからは一人一人のスタートだな」<br>「あばよ、俺の借金生活。明日からは自由と平和の始まりだ」<br />
:最終決戦で[[ガイオウ]]に勝利した後の台詞。しかし、それが束の間だった事を知ることは無かった。<br />
<br />
=== 再世篇 ===<br />
;「俺には金はないが、頼りになる仲間がいる。ZEXISは平和のために、俺は借金返済のために次々に現れる敵と戦い続けた」<br />
:[[PV]]におけるクロウのモノローグ。発言者がクロウでなければ「?」となっていただろう名(迷)台詞。<br />
;「ゲットレディ! 行くぜ!」<br />
:『再世篇』での第一声。この台詞と共に、エスターの危機に颯爽と駆けつけた。交戦時の汎用台詞でもあるが、ここでは[[DVE]]。また、システム設定の音量調節のサンプルボイスにも使用されている。<br />
;「ファイヤバグ…最低のクズ野郎共…。お前達は、まだその中で遊んでやがるのか! 他人の事を言えた義理じゃねえ…。だが、俺の前に現れた以上、この手でお前達を潰す…!」<br />
:第15話「マン・アズ・ビフォー」に於ける戦闘前会話。かつての因縁を前に、次元獣バスターは迷いなくブラスタを駆る。<br />
;「そりゃ一卵性双生児なんだから、似た役割を期待しちまうわな…だが、誤解すんなよ。俺はあいつの名前を継いだお前の覚悟の方に賭けてるんだ」<br>「その名を名乗れば、どうしたって兄さんと比べられるのはお前だってわかってたはずだろ? それでもロックオンを継いだお前とはいい付き合いが出来そうだって事だ」<br>「俺とお前は同じって事だよ。ニール・ディランディって男の事が好きだっていう点でな」<br />
:第16話「次元の心央」より。「ライルとの初対面の際に、兄と同じスナイパーとしての役割を求めた事に不快感を示したライルに対して。スナイパーとしての役を求めつつも、クロウは決してライルをニールと同一視しようとはせず、「ロックオン」の名を継いだライルの覚悟を見届けようとする。<br />
;(自分の恋は不器用なのにな)<br />
:ルカとナナセに合わせるチャンスを作り、「自分だってキューピット役はできる」と言ったクランを茶化した。…が、この発言がエスターによって自身に跳ね返ってしまうことに。<br />
;「戦争なんだ…殺った、殺られたで恨み言を言う気はねえ…だがな…遊び気分で戦争をやってる奴に[[ロックオン・ストラトス|俺の大事な仲間]]を殺られたとなっちゃ腹の虫が収まらねえんだよ」<br>「覚悟しやがれよ、戦争屋! ZEXISを代表して俺があんたを潰してやる!!」<br />
:19話より。生存していた[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]が再度、遊び感覚で世界を混乱に陥れようとする様に激昂。怨敵へと照準を絞り込む。<br />
;「男の顔になったな」<br />
:「あなたは何もわかっていない」において、カミナシティをインベーターから守った後、時間のずれによって自分なみの青年に成長したシモンの再会に言ったセリフ。これだけだとなんでもないが、直後に「一度こういう台詞を言ってみたかった」とオチを付ける。元ネタは『北斗の拳』でケンシロウが成長したバットにかけた言葉であろう。<br />
;「もうたくさんだ! 人の自由を奪って平気な顔をしてる奴がでかい面してるのはよ!」<br />
:第25話において、「揺れる天秤」に取り込まれた際の台詞。彼の本音が見えてきている事が伺える。<br />
;「いや…そっちはいい。愚痴とアルコールで流しちゃいけねえ事ってのもある」<br />
:第25話クリア後、愚痴の相手を申し出たランドへの返し。<br />
;「ちっ…他人の事を言えた義理じゃねえが、さすがの俺もドン引きの放火魔だぜ…!」<br />
:中盤にて、ほぼ原作通りにアザディスタンを焼け野原に変えたサーシェスの行為に対して。「ファイアバグ」が「放火魔」という意味であることに引っかけた台詞。<br />
;「わかってんのかよ、アロウズは…軌道エレベーターをぶっ壊して、どんだけの被害が出るのかを…タワーの修復、破片落下の被害からの復興…何より、死んだ人間はいくら金を積んでも戻ってこねぇってのによ!! いい加減にしろよ、腐れが!! 何が治安維持だ!! 何が恒久和平だってんだ!!」<br />
:「ブラック・アヴェンジャー」「散り行く光の中で」より。人道も倫理も無視し、己を守るばかりのアロウズに、ついにクロウの怒りが爆発する。<br />
;「決めた。やっぱり、食は全ての生活の基本だ。依頼を受けることにする」<br />
:「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で依頼を受けた場合。「腹が減っては戦はできぬ」とはよく言ったものである。<br />
;「決めた。ちゃんとした昼飯は惜しいが、依頼は断ることにする。いざとなったら、[[ジロン・アモス|ジロン]]や[[アポロ]]と一緒に狩りでもして食いつなぐさ」<br />
:こちらは依頼を断った場合。どちらにせよ食べ物に関してはやはり人の子らしく執念を見せる。なお、クロウは冗談めかして言ってはいるが、狩りをして食べ物を調達したほうが砂糖水よりかは栄養のある食事が出来るような気もしないでもない。<br />
;「通称、ブリタニアの吸血鬼。[[エリア11]]もロクでもない奴を輸入したもんだぜ」<br />
:エリア11にて、[[ナイトオブラウンズ]]の一人である[[ルキアーノ・ブラッドリー|ルキアーノ]]と対峙して。「輸入」とルキアーノを物のように扱うあたりに、彼への嫌悪が見て取れる。<br />
;「驚いたぜ。吸血鬼殿が[[ナイトオブラウンズ]]になっていたとはな」<br />
:上記のセリフの後、ルキアーノとの戦闘前会話にて。このセリフから、ルキアーノがラウンズになる以前も相当の凶事を働いていることが推測される。<br />
;「…俺に、その言葉を否定する権利はねぇさ。俺はご察しの通りの人間だからな。だがな、好き嫌いで言わせてもらえば、あんたは圧倒的に後者だぜ!」 <br>「やれるもんならやってみな!こうして敵味方に分かれた以上、心置きなくあんたを潰せるってもんだぜ!」<br />
:同様にルキアーノとの戦闘前会話から。クロウを元ファイヤバグと見抜き、「クズ」と罵倒した彼に対し、その言葉を甘んじて受けつつも激しい敵意を向ける。「心置きなくあんたを潰せる」と言い放つあたり、彼に対する相当な嫌悪が見て取れるが、過去に何があったのだろうか?<br />
;「何だよ、この悪役オールスターは!?」<br />
:「遺根!くろがね屋の一番長い日!」において、ゼウスの片腕を求めて、くろがね屋に集まるピグマン子爵、ニア、コーウェンとスティンガー、ゲシュタルトのメタールといったスーパー系の悪役の集合を見て驚きの一言。<br />
;「こんな事ぐらいで、あいつがやってきた事が帳消しになりにはしないってのによ…なのに、こっちのの覚悟も何もお構いなしで最後まで好き勝手やりやがって…」<br/>「こんな俺の生命を救うためによ…! 馬鹿野郎が! 自己満足で俺に返せない借りを背負わせやがって!!」<br />
:「次元力」より。ZONEの機能停止を引き替えに落命したカルロスに対して怒りと哀しみの咆哮をあげた…。だがこれが「揺れる天秤」を完全に覚醒させる切っ掛けとなった。<br />
;「…あいつはあいつなりにケジメをつけた。許す必要もない。褒め称える必要もない。だけど、時々思い出してやろうぜ。カルロス・アクシオン・Jrって金持ちがいた事をよ」<br/>「あいつが何を目的で生きていたかはわからなかったが、あいつなりに何かを変えたかったのは間違いない。俺達もやろうぜ。このロクでもないが、嫌いにもなれない世界のためによ」<br />
:第47話「死線!総攻撃Dr.ヘル」にて、エスターとの会話中にカルロスの死を再確認して。<br />
;「変わってねえな…いや、むしろ強くなってる」<br>「全ては変わっていく…人も、世界も、時代も…」<br />
:同話より、病み上がりの身体に鞭打ち、ウェインとの最終決戦に挑むエスターの成長を認めつつ感傷的に呟く。<br />
;「手を出すな」<br>「・・・そういう道をカレンもスザクも・・・俺達も選んだんだ」<br />
:第49話「ゼロとルルーシュ」より。スザクを追い詰めるカレンを止めようとしたアルトに対しての静止。その後シンからカレンはスザクを止めをさすかもしれないに対して、自分達ZEXISも、カレンやスザクも戦う道を選んだ現実を突き出す。<br />
;「待てよ、おい・・・。ゼロの言い分ってやつも一応は・・・」<br />
:第49話「ゼロとルルーシュ」にて、黒の騎士団ルートが成立しなかった場合。徹底的にゼロを排除しようとする扇たちを落ち着かせようとしたが、玉城から「これは俺たちの問題」だと聞く耳持たずになってしまう。<br />
;「あいつを信じられないっていうお前の言う事も理解できるけどよ・・・あいつを信じたいって気持ちがあるのなら、まずは話を聞いてみようぜ」<br>「俺は、もっととんでもない嘘つき・・・それも悪意の塊みたいな奴を知ってるんでな」<br />
:同上。黒の騎士団ルートが成立した場合。ロジャーやヒイロ、キリコがゼロを信じていることに動揺する扇に対して。2行目はエスターから「お前はゼロを信じるのか!?」と驚き現した際に。実際ゼロのギアスによって、次元獣にされたエスターが元に戻る手がかりを掴めたことから、クロウもゼロを信じている模様。<br />
;「咎を受けるのは全てを終わらせてからだ…そういうスタンスでいこうぜ」<br />
:黒の騎士団ルート第50話「超合集国決議第壱号」のIMにて、ルルーシュに対して。志半ばにして散った[[ロックオン・ストラトス|親友]]の言葉を引用し、彼なりのやり方で激を入れる。<br />
;エスター「変わり身の早い奴!」<br>クロウ「気持ちの切り替えの上手い奴…って言ってやれよ」<br />
:上記の後、最後までゼロの続投に難色を示し、その後あっさり意見を翻した玉城に対するやり取り。<br />
;「まさか。金は欲しいが、名声には興味ない」<br />
:黒の騎士団ルート第51話「戦乱のピースクラフト」において、[[OZ]]の[[ゼクス・マーキス|ライトニングバロン]]から[[ホワイトファング]]の首領となり、ついには地球連邦の代表に就任した[[ミリアルド・ピースクラフト]]の姿を「順調な出世」と評し、ロックオンから「羨ましいのか?」と問われた際の返し。なかなかにカッコいい、なおかつ彼らしい言い方ではあるが、直後にアレルヤに「決め台詞のつもりだろうけど、格好良くないよ」と一刀両断されてしまい、結局台無しに…。<br />
;「お前さ…。俺と話す時、[[ハレルヤ|もう一つの人格]]出てない?」<br />
:…で、上記のアレルヤのツッコミの後の台詞がコレである。さすがにここまでバッサリと一刀両断されてしまってはボヤきたくなるのも無理は無い。なお、これらのやり取りからクロウは金にはうるさいが、立身出世や名声には無頓着な人間であることがわかる。<br />
;「黒の英知を手にした暗黒の支配者…。どうやら、俺もあんた等も似たような境遇らしいな。だが、俺はお前達のような下衆に堕ちる気はねえ…! せっかく力を手にしたんだから、もうちょっとマシな事に使わせてもらう! 借金返済や悪党退治とかな!」<br />
:第54話「絶望の世界」より。[[ズール皇帝|ズール]]or[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と戦闘した時の会話。確かにそっちの方がよっぽどマシだろう。<br />
;「仇は討ったぜ、ロックオン。…お前は喜ばねえかも知れねえがな」<br />
:終盤のネオ・プラネッツでの戦いにて、サーシェスの戦死を見届け、亡き戦友を偲ぶ。<br />
;「負けを理由にするんじゃねえよ。誰かの自由や平和を奪う以外の方法で、お前達には何かが出来たはずだぜ」<br/>「お前は尽きぬ水瓶に相応しい男だ。だが、俺はお前のやり方を認めない」<br/>「借りた金は、きちんと働いて返すしかねえんだよ。盗んだ金で返そうなんてのはナシなのさ」<br />
:最終話でユーサーに対して。戦う以外の方法に目が向かなかったユーサーを糾弾し、信念は認めつつも自分なりの言い回しでそのやり方を否定する。<br />
;(あばよ、ユーサー……あばよ、次元将ガイオウ……お前らは強かったが、それをも上回る強敵が地球で俺を待っている)<br />(待ってろよ、借金……地球に帰ったら、今度こそ決着をつけてやるぜ)<br />
:ガイオウ撃破後のモノローグ。ファイヤバグ、ブリタニア・ユニオン、インベーダー、Dr.ヘル、イノベイド、バジュラ、バアル、インサラウム、次元将……ZEXISとして色々な敵と戦って来たクロウだが、やはり彼にとって最強の敵は借金らしい(しかも、'''勝率は0''')。<br />
;「ZEXISは、いい女が多かったからな…[[マリリン・キャット|ふらりと入ったラーメン屋の一杯がまずかった]]からって、世界中のラーメンを否定する事はないか…」<br />
:黒の騎士団ルートEDにて、女嫌いを返上した時の台詞。そもそもクロウの女嫌いの原因は度を超えて破綻したマリリンの「人格」であって「異性」そのものを特に嫌悪しているわけではない(積極的に関わりたくはない、というレベル)ので、当然の帰結と言えなくもない(そういう意味では自身の過去のトラウマが原因で「異性」そのものを嫌悪する[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]とは大いに異なる)。<br />
:ところでクロウにラーメンを引き合いに出させた辺り、ライターはやはり[[テンカワ・アキト|同じ声でラーメンが得意な料理人]]を意識しているのだろうか。確かにあの男もとある事件以降'''味覚がダメ'''(女嫌い)になっているが……。<br />
;(尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム……お前の愛は実を結んだようだぜ……)<br />
:<br />
;「さて…いくら浮いたかな。その額によっては、街外れで小さな喫茶店を始めるなんてのも悪くない…裏通りに小さな事務所を構えて、小粋な私立探偵なんてのもいいな…」<br />
:ラストの査定時。この時は資金が戻ってくるとばかり思っていたクロウだったが、彼に待っていたのは'''やはり借金だった'''。<br />
:また、「私立探偵」「貧乏」「クロウ」ということで[[大十字九郎|とあるロボットゲームの主人公]]のパロディなのではないかという声もあったが、'''[[スーパーロボット大戦UX|次の版権スパロボ]]で[[機神咆吼デモンベイン|その作品]]が初参戦となった'''。果たして偶然なのか一種の前振りだったのか……。<br />
:なお、[[HEROMAN|同時参戦した作品]]の[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|主人公]]はコーヒーショップでアルバイトをしている。<br />
:また、『天獄篇』のEDにおいても暫くは戦いの兆しも無くなった世界で、私立探偵をやろうかと考えている。<br />
;「悪いな、エスター。俺は借金を返すまで、他の事にうつつを抜かす余裕はねえのさ」<br />
:クロウ当人は借金返済をつかの間の出来事として捉えているが、他人から見れば、割に合わない上に予想外の理由(押し付けに近い)で借金が増え続ける以上、それは一生に等しい。借金とクロウは切っても切れない、一生縛られる宿命にあるのだろう…。<br />
<br />
=== 連獄篇 ===<br />
;「…俺はパスする。こういう研究熱心な女に付き合うとろくな事にならないのは経験済みだ」<br />
:第6話「脱走者」にて、クラヴィアを連れていくことに難色を示す。実際、その判断は[[アン・アーレス|間違っているとは言い難かった。]]<br />
;セツコ(…口には出さないけど、ランドさんとクロウさんも感じているはず…)<br/>ランド(絶望の未来…。この先に待っている戦いは今までとは比べものにならないもんだ…)<br/>クロウ(俺達とスフィアの戦い…それの決着の時も、そう遠くねえだろうな…)<br />
:エピローグにて。リアクター三人は最後の戦いへの決意を固めて時獄と天獄を繋ぐ戦いは幕を終える。<br />
<br />
=== 天獄篇 ===<br />
;「面白い…生意気な若造の鼻っ柱をへし折ってやるか」<br />
:宗介救出ルート第21話。ヒビキがジークンドーの使い手と知り、仕合を提案する。そこで例によってヒビキが煽るが、クロウは大人の余裕で受け流す。実際この後の手合わせでは4勝1敗で勝ち越しており、有言実行したことになる。<br />
;「それがどうした! 俺はまだ戦えるぜ!」<br />
:宗介救出ルート第21話にて、黒いアンゲロイと[[エル・ミレニウム]]の増援に心折れる一行の中で叫ぶ。状況がどうだろうと場所がどこだろうと折れない意志は、「揺れる天秤」に戦意を点し続ける。<br />
;「…丁度いい。Dトレーダーで何か花束みたいなものはあるか?」<BR/>「それを頼む。墓参りに手ぶらってのも格好がつかないしな」<BR/>「…死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」<br />
:その話のトレーダーにて。一行が飛ばされた先は火星。そこは再世戦争の決着の地であり、クロウにとって因縁深い者達が眠る場所。[[マリリン・キャット|かつての上官]]が、[[ガイオウ|未来をかけて戦った男]]が。そして、[[ユーサー・インサラウム|祖国と民に殉じた幸福の王子]]が眠っている……。<br />
;「…悔しさが男をつくる。惨めさが男をつくる。悲しさが男をつくる…そして、強大な敵こそが、真におまえを偉大な男にしてくれる…。…昔の戦争の撃墜王の言葉だ」<br />
:「リアクターの先輩として何か与える」ということでヒビキに送った言葉。実在する第二次世界大戦のドイツのエース、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの格言を送ったものの、ヒビキは既に父親からその言葉を聞いており、被ってしまった。<br />
;(見てるかよ、ユーサー…。お前の愛したみんなは、今でもお前のことを愛してるぞ)<BR/>(お前の水瓶は尽きることなくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ)<br />
:宗介救出ルート第22話「再会の火の星」のシナリオデモにて、[[アークセイバー団員]]と会話をして。<br />
;「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気付いていた。口ではどうこう言いながら、面倒見のいい性格にムッツリ系の相棒…おまけに声が実にいい」<br />
:クルツについて。案の定の同類認定である。こうして、満場一致で[[貧乏クジ同盟]]に一人が加わることとなった。<br />
;「傷だらけの獅子のスフィアは、痛みに耐えることで力を発動させる……なのに、そのリアクターのあんたが忍耐を忘れて、すぐに怒りを爆発させてたらダメだろうが」<br />
:ガンレオンの力を引き出しきれず悩むランドへの指摘。<br />
;「ランドの若返りのためにも、諸先輩方の力を借りようと思ったまでですよ」<br />
:中央大陸ルート第29話「猛攻のストラウス」にて、「傷だらけの獅子」の力を引き出せず行き詰るランドへの手助けとして「ミッション・スプリング」を発動した際に。集められたメンバーは[[オットー・ミタス|オットー]]、[[コンロイ・ハーゲンセン|コンロイ]]、[[柿小路梅麻呂|柿小路]]、[[厚井鉄男|厚井]]、[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]、[[田中司令]]、[[イアン・ヴァスティ|イアン]]、大杉、[[カシオ・タカシロウ|カシオ]]、[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[車弁慶 (OVA)|弁慶]]と見事に「オッサン」で固められていたが、'''シャア(33)とアムロ(29)も呼ばれており'''少なからずショックを受けていた。<br />
;「来るんじゃねえ」<BR/>「悪いな、アドヴェント…。俺は誰かにお守りをされるのはやっぱり好きじゃねえのさ」<BR/>「俺は自分の力で前に進んでみせる!」<br />
:共通ルート第30話「闇の中の真実」にて。ヒビキのピンチに現れ割って入ろうとしたアドヴェントを制止、この啖呵と共に自らの「折れない意思」を見せつける。<br />
;「ブレてるぜ、尸空!!」<br />
:同じく第30話。上記のやりとりで感情を乱した尸空に対して。<br />
;「…なあ…恋は盲目って言葉を知ってるか?」<br/>「俺達は直感や感情に頼りすぎて、冷静さを欠いているのかもしれねえ…」<br />
:同じく第30話エンドデモ。アドヴェントの言葉を信じきっているZ-BLUEメンバーに対して。<br />
:クロウのこの言葉により他の自軍メンバーもアドヴェントに対し懐疑心を抱き始め、決別へと繋がる事となる。<br />
;「どんな任務も完遂する凄腕特殊部隊から、極悪非道の傭兵部隊になり今じゃアマルガムの下請けとはな!堕ちたもんだな、ファイヤバグ!あの世でマリリンが泣いてるぜ!」<br />
:第36話「世界への挑戦」より、FB隊員と対峙した時のセリフ。ファイアバグも最初から歪んでいたわけではなかったのだろうか?<br />
;(惚れた女をおいて逝っちまうとはよ…。つくづく貧乏くじ体質だぜ、クルツよぉ…)<br />
:メリダ島ルート第40話。MIAとなった(実際は生きてたが)クルツに[[ロックオン・ストラトス|かつて共に戦い、戦火に散った親友]]を重ね、心の中で哀悼の意を捧げる。<br />
;「ここまで次々と得体の知れない敵が出てくると、いくら借金返済のネタでもうんざりだぜ」<BR/>(そうなると借金のない世界ってのを夢見ちまうな……と言いたいところだが、そんな張り合いのない世界は御免だ。俺がやり直しを望むとしたら……)<br />
:共通ルート第42話「炎」での初戦闘時。借金のない世界を「張り合いがない」という理由で却下する辺り、完全に「'''リスク・オブ・マイ・ライフ'''」と化している。<br />
:世界をやり直す力を手にしたとして、自分は何をやり直すか? クロウの思考に浮かんだのは、[[聖インサラウム王国|再世の聖王国]]であった。そして……。<br />
;「結局、どうやっても俺の知るマルグリットやユーサーのインサラウムは救えねえってことだ……」<br />
:クロウルート第43話「永遠の聖王国」にて。Z-BLUEがカオス・コスモスと化した宙域から飛ばされたのは、何とガイオウが襲来する直前のインサラウム王国。Z-BLUEという存在が現れた時点で可能性が分岐したため、この世界は再世戦争には繋がらない別の世界になったという話を聞き、ただ失われた聖王国を偲ぶ。<br />
;(次元将ヴァイシュラバ……あいつもあいつなりのやり方で根源的災厄と戦っていくんだろうな……あばよ、次元将ガイオウ……カルロスには悪いが、お前にはヴァイシュラバの名のほうが合ってるぜ……そしてさよならだ……聖王国よ、永遠なれってな……)<br />
:姿を現したものの、インサラウムに牙を剥かず去っていった[[ガイオウ|次元将ヴァイシュラバ]]を見送り、自分達も元の世界へ転移する中、かつての強敵と永遠の聖王国に思いを馳せる。<br />
:ちなみに、この世界でアークセイバーに遭遇した際、クロウだけリ・ブラスタに乗って外にいたためにアークセイバーに目撃されており、Z-BLUEが去った後ではその気迫から'''「破界の王」と呼ばれることになってしまった'''。<br />
;「尸空は虚無を力とする……だがそれは、本来なら人間の中にあって決して外に出てこない部分だ」<BR/>「そいつはある意味、死と同じだからな」<BR/>「どうやら、尸空や尸刻は死んだ人間の魂を導く力を持った種族だったらしい」<BR/>「だからこそ、普通の人間では到達できない虚無のスフィアを発動できたんだろう」<br />
:「閃光! 次元の果て!」における「虚無」についての語り。今ひとつわかりづらい「沈黙の巨蟹」の発動キーたる「虚無」とは、人の中にある死の本能とでもいうべき感情のようだ。なお、死の本能とはフロイトが提唱した精神分析学における概念の一つ(英語ではデストルドーと呼ばれる)で、これの発露が自傷行為や自殺とされる。<br />
;「頼むぜ、相棒。お前がいなけりゃ、俺は借金を返す当てがねえ」<br />
:第56話にて、真化融合時の台詞。こう決めるクロウであったが直後の戦いでは…(後述)<br />
;クロウ「ペットは飼い主に似る…。その言葉通りだったな」<BR/>セツコ「他人を見下す事しか出来ないあなたは御使いと同じです…」<BR/>ランド「あばよ。そっちがその気なら、俺達は戦う事をためらうつもりはねえからな」<br />
:同じく56話。同話で初登場した[[真徒]]が撃破された時の会話。<br />
;「自己満足でやるべきことを見失った男ってのは哀れなもんだな」 ※希望ルート<br/>「見ちゃいられねぇな。自己満足でやるべきことを見失った男ってのは」 ※絶望ルート<br />
:第57話において間違っていると分かっていても、御使いを打倒するためにあくまでリヴァイヴ・セルによる疑似的な真化融合で臨もうとするヴィルダークに向かって突きつけた言葉。<br />
:確かにその通りであるし、シーン的にもばっちり決まっている。…クロウ自身が'''借金を返すことに終始してその先の人生設計が目下何もない人'''という事実に目を瞑れば、だが。<br />
;「俺もガイオウもあいつも、手の平は血まみれだ。そんな俺に奴等をどうこういう資格はねえ…」<br/>「俺があいつと違う所と言ったら、周りに恵まれていたぐらいだろうな…」<br />
:第57話終了後のDトレーダーのZチップボーナス会話にて。最後の次元将との戦いを終えたクロウの追憶の台詞。<br />
:この後、そんな彼を[[トライア・スコート|支]][[エスター・エルハス|え]]、彼に[[マルグリット・ピステール|救われ]]、彼に[[貧乏クジ同盟|共感する]]仲間達が挙って迎えに来る。<br />
;「じゃあ、俺がリアクターを代表して答えてやるぜ。いくら金を積まれても、お断りだ!」<br />
:第59話「邪神降臨」より。[[ズール皇帝|邪]][[宇宙魔王|神]][[ハーデス神|連合]]からスフィア・リアクターだけは仲間にしてやろうと言われたのに対して。彼にとってこれ以上無い程の拒絶の言葉。<br />
;「借金なんてものがなくてもスフィアの力を引き出せるんなら、お前の方がリアクターに向いてたかも知れねえな……」<br />
:ネオ・ズリエル撃破時。例え神話の果てへ到達しても借金と縁が切れない、それがクロウ・ブルーストという男である。<br />
;「頑張っちゃいたが、お前の嘘なんざあのアイムに比べれば、可愛いもんだぜ」<br />
:ネオ・マルダキエル撃破時。全くもってその通りと言える。<br />
;「お前の口先だけの愛じゃ、何も救えねえんだよ」<BR/>(尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム……俺は、お前とお前の愛を一生忘れない……)<br />
:ネオ・ガムビエル撃破時。祖国と民のために己の全てを投げ出した、最後の聖王……その生き様と、死してなお国を潤す「尽きぬ水瓶」の如き愛は、ライバルであった「揺れる天秤」の心にも確かに刻まれていた。<br />
;「虚無ってのは空っぽとは違う。その中には確かに自分ってものが存在する。人形じゃ、尸空の代わりは勤まらないってことだ」<br />
:ネオ・ムリエル撃破時。何も持たない人形の空虚と、死を背負いながら生きる尸空の虚無とは似て非なるものであった。<br />
;「人形が何に反逆するって言うんだよ……悪いが、ヴィルダークはお前の10倍は手ごわかったぜ」<br />
:ネオ・アドナキエル撃破時。アドヴェントの操り人形の「反抗心」など、全てを捨て去ってでも御使いを倒そうとしたヴィルダークの意地の前ではただの言葉に過ぎない。<br />
;「世界は変わったってのに、俺は変わらない……か」<BR/>(だが、悪くない気分だ)<BR/>(希望溢れる未来と平和……無限の可能性があるのなら、100万Gの借金だって返せるだろうさ……いつになるかはわからないがな……)<br />
:エンディングにて。どこまで行っても、100万Gの男の「リスク・オブ・マイ・ライフ」は健在である。これを返したとして、今度はいくら背負うのだろうか…。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
守銭奴かつ、色々とキマらない二枚目半な性格ゆえか、迷台詞には事欠かない。<br />
<br />
;「マジで!?」<br />
:主に借金絡みの話題で何度も口にする。<br />
<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「くそったれ!止まれ、修理費カウンター!」<br />
:中破時の台詞。ヒットポイントもクロウに言わせると、こんな身も蓋もない名称になってしまうのかもしれない。<br />
;「くそぉぉっ! これじゃマジで破産だ!」<br />
:撃墜時の台詞。乗機の撃墜=破産と考えているあたり、さすがは守銭奴と言うべきか…。<br />
;「まずい! チーフの鬼の形相が目に浮かぶ!」<br>「くっ! 三途の川にキツネのお面の鬼がいる!」<br />
:被弾時の台詞。やはりトライアに尻に敷かれているようだ…。<br />
;「金があれば、心に余裕もできるのさ」<br>「今の俺はサラリーマンだ! お仕事、お仕事っと!」<br>「ま、当たっても経費で修理するがな」<br>「いいさ。このくらいのダメージなら経費で落ちる」<br>「借金がないから、心に余裕があるのさ」<br>「修理費2000ってところか? 俺の金じゃねえけど」<br>「いいもんだよな、自由ってのは!」<br>「いかん、いかん。心に余裕を持ち過ぎた」<br>「う~ん…さすがに撃墜はシャレにならねえ」<br />
:再世篇15話「マン・アズ・ビフォー」限定の戦闘台詞の数々。非常に余裕であるが、この後の展開や破界篇の立ち回りを考えると笑ってしまう。また、後に彼に似た[[サイゾウ・トキトウ|サラリーマン]]が出演している。<br />
;「フ…コインが、いい音で鳴いてるぜ」<br />
:SPIGOT-VXMでのトドメ時。カッコよく決めているようだが台詞の中身が…。<br />
;「わかってんのかよ!? 修理費を払うのは俺なんだぜ!!」<br />
:被弾時。文面だけだと普通だが、ほとんど悲鳴である。<br />
<br />
=== 破界篇 ===<br />
;「…金が無い…」<br />
:第1話「100万Gの男」より。『破界篇』におけるクロウの第一声がいきなりこれである。しかも[[ゼニトリー・マッセ|借金取り]]に追いかけられているという非常にみっともないシーンでもある。<br />
;「お前の取り立ての100万Gは返済された。俺から持ってった1Gを返せ」<br />
:同上。戦闘終了後ゼニトリーが去ろうとした際にこれである。この後「1Gを笑う奴は1Gに泣くんだよ」と続くが、まさかこの後に'''長く続く借金返済生活に陥るとは考えもしなかった…'''。<br />
;「先走んな、刹那…! また俺がお守りを押し付けられる! お守り手当てが認められなかった以上、勝手されると困るんだよ!」<br />
:第6話ソレスタルビーイングルート「遠い平和へ」より。暴走する刹那のお守りをロックオンから押し付けられていたクロウは、ついにスメラギに手当てを要求したようである。<br />
;「俺…やっぱり、地獄に落ちたか…」<br>「魔女と小鬼がいやがる…。やっぱり、借金を返さなかったのが原因か…」<br />
:第9話「次元震」より。ライノダモンMDとの初戦闘で敗北した後に医務室で目が覚めた時の台詞。「魔女」はトライア、「小鬼」はエスターの事を指している。なお、エスターからは生きていたことを喜ばれたため、トライアからは身体を張ったジョークも不発といわれた。<br />
;クロウ(くそっ…! こんな立場じゃなかったら、サインをもらえるのによ!)<br>[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]](お前…ああいうの好きなのか?)<br>クロウ(いや、売り払って借金の足しにするためだ)<br />
:第11話フロンティア船団ルート「オン・ユア・マークス」より。突如[[地球]]圏に出現した[[超長距離移民船団]]の実態を探るために[[アイランド1]]に潜入した際、超有名アイドルである[[シェリル・ノーム]]に偶然遭遇して。即座に[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]から「だと思ったぜ」と突っ込まれた。しかも、ここにいなかったメンバーからも後で「どうせ金目当てにサイン欲しがったんだろ」と見透かされた。<br />
;「せっかくのイベントだからな。盛り上がり所に投資を惜しまないのは俺の主義だ」<br />「ゲストのグレン団リーダー、[[カミナ]]さん、この勝負、どう見ます?」<br />
:第17話表部隊ルート「夜の新宿大決戦」より。[[ダイ・ガード]]・[[マジンガーZ]]・[[トライダーG7]]と[[飯塚]]の駆る[[コクボウガー]]との模擬戦の際、ビールにホットドッグというまるでスポーツ観戦でもするかのようなノリで現れた際に。当然、[[クラン・クラン|クラン]]や[[弓さやか|さやか]]から呆れられた。その後、まるでスポーツの実況のようなノリでカミナに解説を振るなど、やりたい放題である。<br />
;「な、何だ? 俺はメガネの女とコンタクトレンズの女と裸眼の女は苦手なんだよ」<br />
:同上。[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]技術部主任の百目鬼初登場の時、彼女に声を掛けられたクロウの返し。つまりは女性全般である。サングラスをかけた女性や盲目の女性が来た場合はどう反論するのか疑問ではあるが。<br />
;「そっちの世界じゃどうか知らないが、俺はまだ22歳…いわゆるヤングだぜ」<br />
:[[神勝平|勝平]]から言動を「おっさん臭い」と言われて。クロウは22歳にしてはたしかにやや老成している部分があるし、なにより「ヤング」という言い回し自体が最早死語である。<br />
;「ひゃくきゅうじゅうきゅうまんんんんっ!」<br>「あ…あいあういあ、うあああええ」<br />
:[[トライア・スコート|トライア]]から、せっかく返した借金が初期の頃から倍増した199万Gになったと聞いた際の驚愕。その際、BGMが'''次元震動発生時に流れる「崩壊方程式」'''に急変し、クロウは開いた口が塞がらなくなるという状況に…。<br />
;「ひ!」<br />
:エスターとの会話時、一方的に喋る[[エスター・エルハス|エスター]]から「黙って聞け!」と一喝されて。ちなみに[[シオニー・レジス|某国の外務大臣]]も似たような悲鳴をあげている。<br />
;「…俺は金を貸したつもりが、いつの間にかとんでもない額を借りていた。頭がどうにかなりそうだった…。詐欺とか、マルチ商法だとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。もっと恐ろしいものの片鱗を…」<br />
:第31話「対決!マーズとマーグ!」より。借金を返し終わったと思ったら、ブラスタの改修費用として借金が倍になったことに対して。ネットでもよく改変して使われている『ジョジョの奇妙な冒険』の台詞のパロディである。<br />
;「あんた、ネゴシエイターなんだろ。何とかしてくれないか?」<br>「プロの口からも死亡宣告かよ…」<br />
:同上。トライアに嵌められて借金が当初の倍になった際にロジャーに対して。しかし、「契約が成立している以上、どうにも出来ない」と返答されてしまった。<br />
;「ありがとう。最低の褒め言葉だ」<br />
:第35話ソレスタルビーイングルート「悪意の矛先」より。クロウの経歴を知っているロックオンに「ファイヤバグの自分を撃つのか」と言い、その彼から「バカは的にはしない」と言われた際の台詞。刹那が直前に言った台詞のパクリである。<br />
;「金だ! 金だーっ! ひゃっはああああああああああっ!!」<br />
:第35話エリア11ルート「炎」より。[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を救うため、彼から貰い受けた30万Gをばら撒こうとする[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]らに「自分にもやらせろ」と言い、'''非常にいい笑顔'''で思いっきりその金をばら撒きながら。多額の借金で縛られていた反動で完全にぶっ壊れる。なお、その後全部ばら撒いたと見せかけて、ゴウトらと同様ちゃっかり着服していたことが発覚する。が、大した額ではなかったのか、それとも指摘されて律儀に返したのか、借金の額に変動はない。<br />
;「借金を考えると胃が痛くなる」<br />
:第38話「果たされる約束」シナリオエンドデモより。[[スフィア・リアクター]]の代償を知っている[[ZEUTH]]メンバーから体の不調がないかと訊ねられての回答。周囲からは当然のようにあっさりと「異常無し」と納得された。<br />
;「ついでだ! その機体の外装をかっぱいで借金の足しにしてやるぜ!」<br />
:名台詞項のアレハンドロとの戦闘前会話の〆がこれ。最後の最後で台無しにしてしまう事に…。<br />
;「…世界は変わるっていうのに、俺は変わらない…くっそぉぉっ! また借金生活なのかよぉぉぉっ!!」<br />
:エンディングで、トライアから新たな借金を告げられた後の台詞。この言葉と動揺で、破界篇の幕は閉じられた(再世篇初登場時の状況から、この借金はすぐに返せたか、トライアの冗談だったかのどちらかと思われる)。さらに再世篇でもこの台詞がシメ。だが借金がなくなったら、今度は命綱であるCDSが使えなくなる可能性があり、事実上リ・ブラスタに乗れない。どこまで行っても、苦労人…。プレイヤーにとってはハッピーエンドだったが、クロウにとってはこれ以上ないバッドエンドである。<br />
<br />
=== 再世篇 ===<br />
;「ひゃくまんんんっ!!」<br>「もしもし、ゼニさん?」<br>「金…貸してくんないか?」<br />
:第15話「マン・アズ・ビフォー」より。自身のミスにより、またもや借金を背負うハメになりゼニトリーに救援要請。破界篇と同じ立ち位置に収まってしまい、余裕のなくなる生活を送る羽目に。余裕のあった台詞の数々がまとめて吹っ飛び、金を第一に考える生活が再び始まった。<br />
;「どうなってんだよ、チーフ!? あいつ、そこまで給料もらってんのか!? ヒイキだ! エコヒイキだ! 労働基準監督署に訴えてやる!」<br />
:第16話「次元の心央」より。「金持ち」の座に返り咲いたカルロスとの身分の格差に愕然。「自分よりバカ高い給料が支払われている」と早合点し、駄々っ子の如く大いに喚き散らす。…のだが、実際にはそんな事は無く、ラボから出ている給料は大差無いらしい(カルロスが再び「金持ち」になったのは自身の金策の功績)。そもそも借金を返済しながらのクロウと[[アクシオン財団]]を解体したが借金を背負っていないカルロスでは返済の分だけクロウの方が少ないのは確実だが…。<br />
;「いいねぇ、若いってのは」<br />
:第18話「アッシュフォード・ラプソディ」にて、[[アッシュフォード学園]]のキューピッドの日に盛り上がる生徒達やZEXISメンバーを眺めて。そういうクロウはこの時点で23歳のハズなので、世間では若造呼ばわりされる世代なのだが、[[ファイヤバグ]]時代の経験で精神年齢だけおっさんレベルになっているらしい。<br />
;クロウ「悪いな、エスター。俺はオデコに触られると借金が増える病気にかかってるんだ」<br>青山「ちなみに、その症状は全身に転移してる」<br>ロックオン「おまけに不治の病らしいぜ」<br>クロウ「うるさいよ、お前等…!」<br />
:同上。エスターにオデコを狙われて。ちなみに二人の声は三木眞一郎氏。ステレオで冷やかされていたのだろう。ちなみにこの時のクロウの顔グラは専用のもの。<br />
;「儲け話…」<br />
:「白と黒と」でベックが退却する時に発したであろう、この単語に反応して。エスターから「反応するな、クロウ!」と怒られ、ドロシーに「最低」呼ばわりされてしまう。<br />
;(まずい…! 藪をつついてアナコンダ!)<br />
:第21話宇宙ルート「伝説の歌声」より。クランを茶化した発言がエスターによって自身に跳ね返った時のリアクションがこれ。デュオから「そんなんだから借金を背負うんだ」と言われてしまう。<br />
;「ありがとうよ。心が和む音色だぜ…」<br />
:コインの落ちる音色をBGMに査定タイムを迎えて。コインを落としているエスターからは「いい笑顔」と喜ばれる。<br />
;「やったぜ! 大スクープだ! この撮影データは高く売れるぞ!!」<br />
:宇宙ルート23話にて、バサラの歌に惹かれて現れた[[銀河クジラ]]「バーラエナ」をしっかり撮影してのリアクション。「銀河の奇跡も、あんたにかかればメシの種かよ」と呆れ半分にからかわれることに。<br />
;「…言ってる事は当たってる。だが、言葉だけでも貧乏と言われるとやはりへこむのさ…」<br />
:第31話「ジ・アンブレイカブル」より。「『器用'''貧乏'''』な戦い方じゃこの先やっていけない」とトライアに言われた際、怒ったかのような表情を見せたと思ったらこの反応。直後に自分を「'''器用'''な俺」と言っているところからも金銭関係に関しては非常にナーバスなことが改めてわかる。<br />
;「金!」<br />
:同上。コインの落ちる音を無意識的に察知する彼は、揺れる天秤のスフィアの一つの物事に強く執着するという副作用に対し、無意識的に察知できる金の音で自分の心を繋ぎとめるという大変バカバカしい方法でスフィアを克服することに成功する。<br />
:だが裏を返せば、このような方法でしかスフィアに対応できないということであり、さらに共鳴者が守銭奴のクロウであったからこそ実現した方法である。「揺れる天秤」の危険さを暗に示したエピソードでもあるが、クロウの金に対する執着心が原因で全くと言っていいほど気にされていない。<br />
;「にひゃくまんんんんんっ!!」<br />
:同上。足長お兄さんが債権を放棄してくれたのも束の間、またしても恐るべき借金を背負うハメになってしまった。同じ場所で同じ相手に告げられ、恐らくプレイヤーも絶句したであろう。音楽はまたも'''「崩壊方程式」'''。前作より悲惨な光景になっている。<br />
:なお、トライア曰く「半分はラボで負担した」との事で、つまり元の改造費は400万だったという事になる。さすがにそんな額を背負わせては戦意まで喪失しかねないと判断したのだろうか。…尤も、[[次元獣ダモン (エスター)|エスター]]の件があるので、仮に借金400万背負う事になっても降りなかっただろうが。<br />
;「あ、あの…私の大切な人…発言は?」<br />
:同上。リ・ブラスタ改造費200万Gの支払請求を突き付けるトライアへ、一縷の望みを懸けて縋り付くが現実は非情であった。<br />
;「また信じられない事が起こった…。足長お兄さんのおかげで奇跡が起きたと思ったら、また借金が増えてた…」<br />
:同上。トライアに言い負かされて再契約が成立した後の台詞。破界篇と同じ場所でほぼ同じ借金額を背負っての台詞だが続きを[[貧乏クジ同盟]]仲間の[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と[[青山圭一郎|青山]]に潰されることになる。<br />
;「フ……そうおだてるなって」<br />
:結局、「また返すだけだ」と開き直った後、桂から「よ、守銭奴!」と言われて。褒め言葉ではないのだが…。<br />
:何となくだが、[[ヴァルストークファミリー|「セコイ」と「逃げ足」が褒め言葉の一家]]に通じるものが。<br />
;「別に馴れ初めを聞いてるわけじゃねえよ…!」<br />
:「メメントモリ攻略戦」のIMにて、ロックオンとアニューの話で盛り上がる一同の中、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の天然発言に対して。普段とは逆に、クロウがツッコミを入れる。<br />
;クロウ「大人は責任を果たすものさ」<br>ワッ太「その前に借金しないことの方が立派な大人としちゃ大事だと思うけどな」<br />クロウ「…ぐうの音も出ねえ」<br />
:「明日へのあがき」のエンドデモにて。しかし、再世篇でクロウが借りようと思って借りたのは15話の100万Gで、後は知らない間に増えていたもの。それでも背負い込むあたり、根は律儀なのか?<br />
;「…昼食が出るようになる」<br />
:「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]から[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の監視役として[[エリア11]]に同行する依頼があったことを話し、彼女から依頼を受けた場合の報酬を聞かれて。直後、トライアも「値切られたもんだね」と苦笑していたが、当のクロウは借金の足しにするべく'''昼食を砂糖水にしている'''という赤貧生活真っ只中のため、「(依頼を受けた場合)戦闘中に目を回す事もなくなる」と真剣であった。<br />
;「頼むぜ、母さん。すぐに食えるものを待ってる」<br />
:上記の一連のやり取りの後、「気が向いたら補給物資を送ってやる」と言うトライアに向けて言った即興のボケ。まるで親に食料を無心する苦学生である。<br />
;「いいなぁ…やっぱり俺…スコート・ラボじゃなく、あっちに就職すべきだったかも…」<br />
:「父ちゃんから受け継いだもの」にて。見事なチームワークで目標金額をゲットした[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の功績を目の当たりにして、羨望のあまり呟いた一言。<br />
;「で、で、でもよ…! か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」<br />
:直後のエンドデモで、[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]から賄賂として振り込まれた200万Gを、竹尾GCの面々がシャトルの改造資金に充てた事を聞いてのリアクション。自分が使った訳でもないのに大いに狼狽。本編でも滅多に見られない取り乱しっぷりである。<br />
;「お前が見たがっていたもの……こいつが借金すら帳消しにした俺の生き様だ」<br />
:「次元力」にて、アンブレイカブル・フルクラムでアイムを一蹴し、亡きカルロスに向けた一言。主人公機の最強武器解禁というシリアスかつ燃えるイベントなのだが、どこまでもブレない。<br />
;(借金返済……)<br />
:「BEYOND」(ゼロ・レクイエムルート)、「革新」(黒の騎士団ルート)より。[[リボーンズガンダム]]を前に、戦う理由を思う面々の中で、先陣を切ったクロウの理由がこれ。尤も、原作の時点で[[刹那・F・セイエイ|ツッコミどころ満載の]][[ティエリア・アーデ|台詞が飛び出すシーン]]なのでさほど違和感はないが。<br />
;「邪魔なのはあんたの方だぜ、グレイス・オコナー。この俺でさえ、彼女たちのプライベート映像で小銭を稼ごうとするのを自重したってのによ。みんなの歌姫を野望の道具にしたあんたは許されないんだよ!」<br />
:グレイスとの戦闘前会話。ランカとシェリルを利用したことに怒っているのは確かなのだが、'''それは普通に考えてもマズい。'''結局のところ、「犯罪は主義に反する」からか考えただけで終わった模様。<br />
;「デュオ、ロックオン! いつも心に貧乏クジを忘れるなよ!」<br />
:エンディングの別れ際にデュオとライルに対して。いいのかそんなんで。<br />
:なお、時獄篇では仲間達の記憶が封印され、クロウも忘れられていたが、貧乏クジ同盟は[[クルツ・ウェーバー|同類]]を見ると記憶に引っ掛かりを覚えるくらいには印象に残っていた。<br />
;「!!!」<br>「そんな…」<br>(クライマックス前に最大のピンチかよ…)<br />
:黒の騎士団ルートのEDにて、女嫌いを返上をした後、エスターとマルグリット、トライアのどれかを選べと言われた時のリアクション。尤も、'''それ以上のピンチ'''が彼自身に降りかかってくるのだが。<br />
:ちなみに、エスターかトライアを選ぶと歯切れの悪さからその場しのぎか無難を選択したとバレるが、マルグリットのみ真面目な態度で選んでおり、やはりまんざらではないらしい(尤も、この場にマルグリットがいないためだが)。ちなみに返上しなかった場合はこの会話は発生せず、パーティーでの選択肢の後の台詞が変わる。<br />
<br />
=== 連獄篇 ===<br />
;「金の心配はいいぜ。さっきのは俺の腕を見せるためのデモンストレーション…つまり、ロハだ。だから、なにとぞ契約の方を…」<br />
:第4話「天秤の皿の上」にてデイモーンを狙撃した後。「'''金の心配はしなくて良い'''」という、クロウらしくないセリフだが、後半のセリフで台無し。<br />
;「さっきの30%オフってのは、何としてもしらばっくれてやるぜ!」<br />
:同上。散々、自分から割引で請け負うと言っておきながらこれである。<br />
;「お前はチーフを過小評価してる。あの人は、想像以上にしたたかだぜ。どれだけ警戒しても、あの手この手で俺に借金を背負わせやがるからな!」<br />
:第14話のガドライトとの戦闘前台詞。実際に少し前に'''リ・ブラスタTの転送に料金が付くこと'''を知らされたため説得力が大きい。<br />
<br />
=== 天獄篇 ===<br />
;「ど、ど、ど、どうなってんだよ!? データを送った時に借金は全額返済だって言ったじゃねぇかよ!」<br />
:ドヤ顔決め込んで、全額返済を自慢したのも束の間。鬼の哭く街で告げられた新たなる「100万Gの借金」。そしてプレイヤーの耳に当たり前のように鳴り響く'''「崩壊方程式」'''。必要経費じゃないのかと反論するが、録画であるにも関わらず丸め込まれたクロウは決意を新たに接戦の生活に挑むのだった。<br />
;「ただの借金持ちじゃない……高額債務者だ」<br />
:宗介に「ただの借金持ちではないということか」と言われたのを受けて。そこで開き直ってどうする。なお、中盤で世界をやり直す話になった時、借金のない世界を考えて「そんな張り合いのない世界はゴメンだ」と考えている辺り、もはや人生の一部と化している模様。<br />
;「フ……じゃあ、将来はお前も莫大な借金を背負うことになるだろうな」<br />
:クルツを無事に貧乏クジ同盟認定したその続きで、今度はデュオに対して。'''[[新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop|後の事]]を考えると全く笑えない上に、カレンがヒルデに「真っ先に泣きつきに来るだろうから気を付けろ」と警告している。'''<br />
;「行くぜ、尸空! お前の虚無でも、俺の借金返済の意志は呑み込めねえってことを教えてやる!」<br />
:第48話での尸空との戦闘前会話より。地球の未来をかけた大一番でもとことんブレない。<br />
;「俺にだって恥の意識があるんだよ!」<br />
:第48話で[[次元将ヴィルダーク|ヴィルダーク]]に戦う前に戦う理由を問われるが、クロウは言葉を濁した挙げ句、半ばヤケクソのようにこの台詞を叫ぶ。連獄篇でもそうだが、さすがのクロウも戦う理由が酷く個人的なもの…「借金返済」とは言いにくいようである。もし言ったらヴィルダークはどんな反応を晒すことになっただろうか。<br />
;クロウ「…耳が痛いお話で…」<br/>トライア「台無しだよ、あんたの存在は」<br />
:宇宙怪獣との決戦前のブリーフィングで、絶望的な戦いにも臆せず立ち向かうZ-BLUEの強さをスズネが「'''何の見返りもなくても'''ずっと戦ってきた精神のたまもの」と評した隣での夫婦漫才。<br />
;「ちょっと待てよ、相棒! そう景気よくCDSを発動させると後が怖いって!わかってる!俺達の力を一つにすれば、怖いものは何もねぇ! 借金を除いてな!」<br />
:[[リ・ブラスタT]]と真化融合を果たした直後の戦闘開始前のセリフ。<br />
:リ・ブラスタが「景気よく」と言うほど'''自らの意志で'''CDSを稼働させているようだが中でどんなことになっているのだろうか。そして、締めは相変わらずの平常運転。そもそも、もう反作用を気にしなくていいと思われるのに、'''未だCDSが稼働中'''なのはなぜか。まあ、単純にそれに気づいていないか外していないだけなのだろうが。<br />
;「礼は砂糖水でいいか?」<br />
:第60話「永遠へ」にて、アサキムとの決戦を前にリアクター達のフォローを買って出ようとする面々に対して。クロウなりに恩義を感じているのだろうが、砂糖水はないだろう。<br />
;「行っとくぜ、アドヴェント。俺は1Gを返すことで1G分の自由を取り戻している……借金返済は俺にとって未来に進む行為だ! それがチャラになるってことは俺の未来が潰されることと同じなんだよ!」<br />
:[[至高神Z]]との戦闘前会話。アドヴェントはこの理屈に対して'''本気で困惑していた'''。<br />
;「行こうぜ、リ・ブラスタ! 因果をも歪める敵の撃墜データで残額一挙返済だ!」<br />
:その〆。神話の果てに到達しようが、サード・ステージに至ろうが、神を前にしようが、最後の最後までブレない男である…。<br />
;「女難に貧乏くじ…いい方向に成長しているな」<br />
:ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉Ⅱ」より、女性陣から針の筵となるヒビキに対し。とりあえずお前は何を言っている。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ブラスタ]]<br />
:対[[次元獣]]用の人型機動兵器。破界篇にて搭乗。たびたび「相棒」と呼ぶなど、機体に対しての愛着も強いようだ。<br />
;[[リ・ブラスタR]] / [[リ・ブラスタB]]<br />
:ブラスタの後継機。Rは格闘戦用、Bは射撃戦用となっている。<br />
;[[アクシオ]]・スコートSP・VRマキシマ<br />
:破界篇にてブラスタの修理中で出撃できない際に一時的に搭乗。名前に『[[ボトムズシリーズ|青の騎士ベルゼルガ物語]]』に登場するAT「ゼルベリオス・VRマキシマ」を連想させるものがあるが、これはファンサービスの類と思われる。ちなみに、このアクシオはブラスタの改造をそっくり継承しているので、改造の程度によってはスコートSPの名に恥じないスペックを持つ。<br />
;アクシオ・スコートSP・VRマキシマII<br />
:再世篇にて一時的に搭乗。こちらは[[エスター・エルハス|エスター]]が[[ブラスタEs|愛機]]に乗る前に練習機として使用していたアクシオ・ナイトバードをベースにした機体という事もあり、スペックがさらに上がっている…が、[[ファイヤバグ]]が使う[[アクシオ・バーグラー]]と武装やカラーリングまで同じだったためか[[ファイヤバグ]]と浅からぬ因縁のあるクロウには不評だった模様。<br />
;[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:連獄篇にて搭乗。バーグラー同様の黒いカラーリングだが、最大の特徴はブラスタの武器であるAX-55EAGLEを装備していること。<br />
;[[リ・ブラスタT]]<br />
:連獄篇及び天獄篇にて搭乗。RとBを統合したブラスタの最終完成型。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*「一見クールだが、熱い激情と正義感と厚い人情に溢れ、誠実で筋の通った真っ直ぐな人柄と、事あるごとに借金を背負う'''借金キャラ'''という、二枚目になりきれないコミカルでユーモラスな人物」という魅力的なキャラクター性から、ユーザーの中でもすこぶる人気の高いキャラクターである。<br />
*100万Gの借金を背負っているクロウだが、愛機ブラスタのフル改造に必要な費用は93万5千である。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある(本作に限らず、スパロボの資金単位は旧シリーズの「クレジット」以外は基本的に設定されていない)。<br />
**ちなみに1Gは硬貨になっており、『破界篇』冒頭でクロウが今後を決めるためにコイントスを行う場面がある。<br />
**100万Gは『破界篇』のゼニトリーの「宝くじの1等を2、3回当てなきゃ、届かない額」と言う発言がある。現実における日本の宝くじであれば概ね5億円前後であるが、この時は[[ブリタニア・ユニオン]]のシカゴ郊外に居るため、アメリカ基準の宝くじ(1等が5億ドル以上がザラで、だいたい日本の100倍以上高額。ただし税金も高い)基準で考えると100倍程度高額の可能性もある。ただ、いくらなんでも個人が何百億円も借金したり、それをゼニトリーが簡単に建て替えたりする事は非現実的であるため、やはり現代の日本円基準と考えるのが妥当だろう。<br />
*借金苦の悲哀が頻繁に描かれることから、ネット上では憐憫の情と親しみを込めて「'''苦労さん(クロウさん)'''」の愛称で呼ばれている。<br />
**また、借金キャラとしてあまりに有名になったせいか同じバンダイナムコゲームズの『テイルズオブエクシリア2』の主人公、ルドガー・ウィル・クルスニクが'''2000万ガルドの借金'''(こちらは序盤は移動を制限されるがゆえに返さないとストーリーが進まないわ、取り立てられるわでプレイヤーに実害があるが、完済できずともクリアは可能だし、やりこめば完済できる)を負うと公表されたやいなや、ファンからはクロウと対比される羽目になった。しかし、ルドガーは割と序盤からある意味クロウより不幸な目に遭う。ルドガーの声優が[[トビー・ワトソン|ちゃっかり死を暗示されていた男]]と同じなのは何の因果か。<br />
**さらに、名前と貧乏つながりで[[大十字九郎]]と対比されることも。<br />
*スパロボシリーズとして『第2次Z破界篇』の次に発売された『[[魔装機神II]]』では[[マサキ・アンドー|マサキ]]が'''自分でも知らない内に貯金が7億になっていた'''という知らない間に借金が増えていたクロウと真逆の展開を迎える。しかも、マサキはこの貯金を'''知らない間に手にした金だからと全て[[アンティラス隊]]の運用に寄付してしまった'''。クロウからすれば信じ難い話であろう。<br />
**過去作に目を向けると『W』のヴァルストーク・ファミリーは度々倒産の危機に陥いる点ではクロウと似ているが、何故か借金だけはしていないという点では真逆。これもクロウの反応を見てみたいものである。<br />
**『[[スーパーロボット大戦T|T]]』の主人公は[[サイゾウ・トキトウ|男]][[サギリ・サクライ|女]]ともに、ブレない、儲け話に飛びつく、女性に好意を持たれまくるとクロウによく似ているが、所属の特務三課は危機に陥る事は多々あれど借金はしていない。<br />
*脱線ネタだが、日本の法律では'''借金を相続する必要がない'''。相続自体をなかったことにするか、相続分で返済できる額のみ借金と資産を相続するかを選択可能。<br />
**借金の相続理由については「クソ野郎でも親父は親父」「借金の肩代わりは養育料の返済」とのこと。やはり、なんだかんだで根は律義なようだ。<br />
**アメリカの法律に従うならば残っていた財産が借金返済に充てられて、借金が100万G余ったと解釈できる。実際、第1話で「家財道具売り払って~」という旨の台詞があったことからこの線が濃厚だろう。にしても、因果な男である…。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:くろう ふるうすと}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
Cobalt