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スーパーロボット大戦Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-29T09:30:53Z
利用者の投稿記録
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リ・ガズィ
2020-04-22T18:32:43Z
<p>210.158.190.245: /* 対決・名場面 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗。アムロの技量も相まって[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。<br />
<br />
アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は最大2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]、[[サザビー]]<br />
:5thルナ戦域にてギュネイ機を圧倒。援軍のシャアのサザビー相手にも、肉迫してビームショットライフルを破壊し、更にシャアを相手にしつつヤクト・ドーガの右足を撃ち抜くという活躍ぶりを見せたが、戦局の悪化から撤退する。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供しており、「情けないMS」とはサイコフレームが搭載されていない状態のνガンダム、あるいは単にリ・ガズィを含むサザビーに釣り合う性能を持たないMS全般の事を指すと思われる。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A0&diff=355987
ジム
2020-04-10T14:24:08Z
<p>210.158.190.245: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::GM]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-79]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18 m]]<br />
| 本体重量 = 41.2 t<br />
| 全備重量 = 58.8 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,250 kw<br />
| スラスター推力 = 24,000 kg×2<br />3,750 kg×2 <br />
;総推力<br />
:55,500 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 主なパイロット = [[連邦兵]]<br />
}}<br />
'''ジム'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ]]。同シリーズの「ジム」の名を持つMSの祖。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連邦軍]]が開発した、初の[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
「[[V作戦]]」にて開発された[[ガンダム]]を量産型として再設計している。その為、各部の形状はガンダムと酷似している。<br />
<br />
短期間での大量生産を行うために徹底的なコストの低減が図られており、装甲材がルナ・チタニウム合金からチタン合金へ変更され、[[コアブロックシステム]]や大気圏突入用の装備等もオミットされている。ジェネレーターについてもガンダムのものより出力をダウンしたものが搭載される事になった(それでもザクより上)。その一方で、コアブロックシステムの排除等によって軽量化されており、推力重量比ではガンダムを上回っている。頭部センサーは一見すると[[ガンキャノン]]と同じゴーグル型だが、内部にはガンダムと同じデュアルセンサーが存在しており、センサー有効半径が若干向上している。また、[[ジオン公国軍]]側のMSに先駆ける形でビーム兵器の標準装備に成功しており、元となったガンダム程ではないが、火力面は既にザクやドム等を上回っていたと言える。<br />
<br />
『機動戦士ガンダム』の劇中では大した活躍はしておらず、[[ジャブロー]]で[[シャア専用ズゴック]]に貫かれたり、[[ソロモン]]で[[ビグ・ザム]]のメガ粒子砲によってドロドロに溶かされるなど、[[ボール]]共々[[やられメカ]]の印象が強い。ただしこれらは、物語の演出上における都合や連邦側の方がMSの操縦技術の錬度に劣っているといった理由があるので、ジムの性能が低い事にはならない。<br />
<br />
作中の印象からか、殆どのゲーム作品で[[ザク]]とほぼ同性能、下手をするとそれ以下の性能を持って登場するが、各設定資料集においてGMの性能については、ザク程度、もしくは[[ドム]]以上[[ゲルググ]]以下、ガンダムと同程度、最終型はガンダム以上などとかなりのバラつきがある。作中での初出はジャブロー地下のハンガーで、その後も作中ではほぼ一種類しか出ていないのだが、諸般の事情から膨大なバリエーションが存在した事になっている。<br />
<br />
これは、後付け設定の弊害でもあるのだが、現在では両方の設定を擦り合わせる形で、スペックノートでは高い性能を秘めたMSだが、初期は数を揃える為、突貫工事で作った機体も多く、それらはザク級の性能しかない。しかし、きちんと品質管理をされて作られた後期機体はゲルググとも張り合える…という設定になり、とりあえず、矛盾は緩和されている。なお後期機体というのは『0080』や『0083』に登場した機体のこと。<br />
<br />
本機の真価は単独よりも集団戦によって発揮され、物量戦では[[ジオン軍]]を圧倒するなど、連邦軍の勝利に大きく貢献した。また、劇場版では[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつビーム・サーベルで両断するというシーンが追加されている。<br />
<br />
名称は「ジム」もしくは「GM」と表記される。また、「'''G'''undam type '''M'''ass-production model」を略して「GM」であると言われているが、これはあくまでも非公式設定である。<br />
<br />
名前こそ途中で消滅するが、その設計思想は『[[機動戦士Vガンダム]]』の量産[[モビルスーツ]]まで生き続けている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[ガンダム]]や[[ザク]]と比べると全体的に参戦回数は少なめ。<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。本編の専用機が登場しない[[セイラ・マス|セイラ]]、[[リュウ・ホセイ|リュウ]]、[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]が搭乗する機体。ゲーム序盤でも被弾が撃墜に直結する薄い装甲やHP900という脆弱さゆえに、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]が入手出来れば直ちに乗り換えさせる事になるだろう。[[ユニット捨てる|廃棄]]可能だが、下取り価格は[[ザク]]より更に安い。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:名前のみ登場。[[アシュセイヴァー|リアル系]][[ラーズアングリフ|主人公機]]の各ブロック分割システムの説明時に、[[アムロ・レイ|アムロ]]が分割システムがない誘爆率の高い機体の一例に挙げる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:『[[第08MS小隊]]』の[[テリー・サンダースJr.|サンダース]]が初登場時に搭乗している。[[ドール]]、[[ドラグーン]]と共に地球連邦軍の主力ロボットになるが、この2機より実戦配備時期は早い。総合性能は[[ザク]]とどっこいで、しかも今作ではザクをはじめとする敵のザコ機体も[[捕獲]]して自軍で使用可能になるので味方機としては影が薄い。過去シリーズとは異なり、ステータス自体は絶望的に低いわけではないので強化パーツを付けるなりして補強すれば前線でも戦える。<br />
:中盤以降は味方[[NPC]]の[[連邦兵]]が乗ってきてはイベントで撃墜されたり、普通に返り討ちにあったりと完全にやられ役である。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:GM自体は未登場だが、アムロ用の防具として「ジムシールド」が登場する。<br />
;[[コンパチヒーローシリーズ|バトルドッジボール 闘球大激突!、バトルドッジボールIII]]<br />
:「SDガンダムヒーローズ」の外野選手。内野としても使用可能。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:基本的には敵機。ラズロルートのみ、[[カイ・シデン|カイ]]の乗機として入手できるが、性能は低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
基本的には[[ガンダム]]の武装とほぼ同じ物を使用する。<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵。<br />
;[[ビーム・サーベル]]<br />
:背部左側に1本マウントしている。ガンダムの物と同型。指揮官機など2本装備している機体も存在する。<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では右側に装備、取り出す際に柄が飛び出す演出が入る。<br />
;[[ビーム・ライフル|ビーム・スプレーガン]]<br />
:本機の主兵装。集束率が低いため拡散しやすく、射程も短いが、近距離における威力自体はビーム・ライフルと同等。<br />
:通常の単射、面制圧用射撃、拡散射撃の3つのモードを選択可能であり、また塗装用のスプレーガンに似た外見である事がその名称の由来となっている。連射性能の高さを活かし、ジムが近~中距離を、ボールが遠距離を担当するという運用もされたという。<br />
:右腰に(時間はかかるが)再チャージ用のマウントラッチを装備した機体もある。<br />
;シールド<br />
:ガンダムと同型の装備。ルナ・チタニウム合金製で、防御力が高い。コストダウンのために表面の十字マークが簡略化されたものも存在しており、そちらはチタン合金セラミック複合材に変更されている。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
いずれもSRWでは未使用。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:[[ガンダム]]の物と同型。生産性の問題から供給量は少ない。小説版では標準装備となっている。<br />
;100mmマシンガン<br />
:[[陸戦型ジム]]と同型の武装。他のOVA作品やゲームにて携行していた。<br />
;90mmマシンガン<br />
:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器。こちらも他のOVA作品やゲームにて携行していた。<br />
;ハイパー・バズーカ<br />
:[[ガンダム]]と同型の装備。主に要塞や敵艦への攻撃に使用された。実弾兵器なので、出力に関係なく使用できる。右肩にマウント用のラッチを装備した機体も存在する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』にて。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ジャブローに散る<br />
:ジャブロー地下にて、[[シャア専用ズゴック]]により腹に風穴を開けられる。因みにこのジム、その直前までは[[ガンダム]]と同型のビームライフルを持って連射していたのに、腹を抉られるカットではスプレーガンを持っているという作画ミスがある。<br />
:なお、「ガンダムエース」本誌や増刊号にてそのパイロットの生い立ちを描いた作品が掲載された。<br />
;対リック・ドム<br />
:劇場版3作目「めぐりあい宇宙」より。マゼランの砲台を破壊する[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつすれ違いざまに両断する機体や、ビームスプレーガンを弾き飛ばされながらも、追い討ちをかけてきたリック・ドムをビームサーベルで返り討ちにする機体など、活躍シーンが追加。終始やられ役だったTV版と比べて、パイロット次第で十分に活躍できる事を証明した。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
<!-- 本Wikiでは主にスパロボ関連のものを取り上げる。それ以外の機体についてはガンダムwikiを参照されたし。 --><br />
ジムをベースとして様々な機体が制作されている。詳細は「[[ジムシリーズ]]」を参照。<br />
<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[GUNDAM:ジムII|ジムII]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場。近代改修型。<br />
:;[[ジムIII]]<br />
::ジムIIの改修型。一部の機体はジムから改修を重ねて10年以上運用された。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ガンダム]]<br />
:原型機。作中では本機が[[やられメカ]]故性能が大きく劣化したように描写されるが、カタログスペック上ではジェネレータ出力と本体装甲で劣る以外は、実はほぼ同等(むしろ全体重量は少しこちらのほうが軽い)。<br />
;[[G-3ガンダム]]<br />
:小説版ではテスト用の予備機にガンダムの予備パーツとジムのパーツを付けることで造られた。<br />
;[[ボール]]<br />
:ジムの支援が主目的な宇宙用ポッド。同じく[[地球連邦軍|連邦軍]]の[[やられメカ]]的存在。<br />
<br />
=== 他作品の関連機 ===<br />
;[[キングガンダムII世]]<br />
:媒体によっては彼の仮の姿として登場。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*放送当時、雑誌『冒険王』で連載されたコミカライズでは、ジャブロー基地で2コマ登場するのみ。戦闘シーンはおろか、動いているシーン自体無かった。<br />
*[[イデオン]]とは顔がよく似ており、作中ではスタッフのお遊びで一瞬だけジムの顔がイデオンになるシーンがある。<br />
**その性能から、時としてイデオンは「ジムの神様」の異称で呼ばれることがある。<br />
*『THE ORIGIN』ではデザインがよりガンダムに近づくようにアレンジされており、[[ホワイトベース隊]]にも数機配備されている。<br />
**バリエーション機も登場しており、特に終盤の[[ア・バオア・クー]]戦で[[セイラ・マス|セイラ]]が乗り込んだタイプは、[[ガンダム]]と同等の性能となっていた。<br />
**ジャブローにて整備中で出撃できないガンダムに代わって[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[シャア・アズナブル]]の駆るシャア専用ズゴックと交戦。アムロは反応の遅さに不満を漏らしていたが、辛くもこれを撃退している。このほか、同作中ではジャブロー内でGMに遭遇したジオン側の一般[[パイロット]]たちがこれをガンダムと誤認し、パニック状態に陥り戦線が混乱するシーンも追加されている。<br />
*小説版ではガンダムと並行して開発されていたようで<ref>正史においても初期型ジムの存在から、ガンダムとジムは並行開発であり、ガンダムの稼働データが流用されてジムが完成したという説もある。</ref>、[[サイド7]]を脱出した「ペガサス隊」(TV版における[[ホワイトベース隊]])が[[ルナツー]]へ到着した時点で既に実戦配備がされていた。小説版のジムはガンダムより高性能とよく言われているが、[[ビームライフル]]が標準装備なことから攻撃力がガンダムと同程度な以外は基本性能はガンダムや[[ガンキャノン]]にも劣るとされ、特に推進力ではガンダムに完全に負けている。作中では[[ブライト・ノア|ブライト]]からも'''「ひどい出来」'''と評されているが、パイロット次第で多大な戦果をあげられるだけの性能は持っている。<br />
**何故ガンダムよりも高性能と言われるようになったのかという理由は諸説あるが、一番有力なのは、小説版[[G-3ガンダム]]がジムのパーツを用いて改修されており、そのG-3ガンダムがガンダムを上回る性能と戦果を挙げたことで、改修に使われたジムのパーツが高性能だった=ジムの方がガンダムより性能が上、というものである。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== ホビー ===<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B0016EHZ8O</amazon><amazon>B00030EU4E</amazon><amazon>B001KTPEHY</amazon><amazon>B0016ESLW8</amazon><amazon>B00030EVA2</amazon><amazon>B001P4DFM0</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0002U3HCG</amazon><amazon>B003O24NFO</amazon><amazon>B0009UCB7G</amazon><amazon>B00347D32I</amazon><amazon>B01J7JN5LA</amazon><br />
<br />
=== 書籍 ===<br />
<amazon>4575464511</amazon><amazon>4797359048</amazon><amazon>4575464465</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しむ}}<br />
[[category:登場メカさ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%B0J&diff=355962
ゲルググJ
2020-04-09T17:26:27Z
<p>210.158.190.245: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = ゲルググ イェーガー<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gelgoog Jager]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MS-14JG]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.2 m]]<br />
| 本体重量 = 40.5 t<br />
| 全備重量 = 80.3 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,490 kW<br />
| スラスター推力 = 21,000 kg×5(後腰部)<br />24,500 kg×3(背部)<br />
;総推力<br />
:178,500 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン・セラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 6,300 m<br />
| 開発 = ジオニック社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ジオン公国軍}}<br />
}}<br />
'''ゲルググJ'''は『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ジオニック社が開発した[[ジオン公国軍]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
「統合整備計画」において[[ゲルググ]]を再設計した機体。「イェーガー」は[[ドイツ語]]で「狩人」の意である。別名・ゲルググ狙撃型。<br />
<br />
[[一年戦争]]時に開発されたモビルスーツの中ではかなり高性能に仕上がっており、背部に大型スラスターと[[プロペラントタンク]]を装備し、各部に[[アポジモーター]]を内蔵している。特にスラスターの性能は非常に優れており、高機動型ゲルググと同等以上の機動性を本機に持たせる事に成功している。<br />
<br />
原作での登場はほんの短いシーンのみであり、ジム・コマンド宇宙戦仕様を圧倒していた。<br />
<br />
また、関連書籍等では[[ア・バオア・クー]]にてシン・マツナガ大尉が白く塗装された本機で戦っていたと記載された物もある。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。強化型ゲルググといった扱いで、弾数は少ないが威力のあるシュツルム・ファウストに注意。フォン・ブラウンにて[[デニム]]、[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]機が登場。その他[[カリウス・オットー]]が一度だけ乗ってくる。なお、SFC版はドット絵がシーマのゲルググMの色違いとなっており全然デザインが違う。これは他のゲルググやゲルググMも同じ。さすがに酷い手抜きだったのか、『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』およびPS版ではきちんとそれぞれ新規に書き起こされている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:シナリオ「出撃! ガンバスター」から登場。大型ビームマシンガンしか装備していないが最大射程7と厄介。また『F完結編』から新登場するMSらしく基本性能が吊り上げられており、その分獲得資金もそこそこ美味しい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[ジオン兵]]が使用。HPが低く倒す事をためらってしまうほど弱い。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::狙撃型のくせに最大射程が普通のゲルググと変わらない。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:『α』のドット絵流用の都合で登場しているだけで性能は散々。ジオン兵が使用。<br />
:主力のはずの大型ビームマシンガンの[[地形適応]]が宇宙以外Bなので地上では脅威にならない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:ザコ敵。ゲルググの上位種。ゲルググのただの色違いなので、実際は名義だけ。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に内蔵されているとされるが、当初は詳細な設定は存在しなかった。<br />
:近年は装備されているとされるが、SRWでは未実装。<br />
;ビーム・スポットガン<br />
:両腕部に内蔵している武装。設定上ではまだ開発途上の装備であり、威嚇や牽制程度の威力しか持たない。<br />
:一部のゲームではゲルググMと同じ110mm速射砲として扱われている事がある。SRWでは完成・未完成問わず未実装。<br />
;[[ビームライフル|大型ビーム・マシンガン]]<br />
:本機専用に用意された武装で、通常のビームライフルよりも高威力である上、連射と単射の切り替えが可能。<br />
:後者の場合は長距離射撃でもビームの運動エネルギーが減衰しにくく、照準器も高い精度を誇るため、精密射撃任務にも対応できる。また、そのためのバイポッドも装備している。<br />
:劇中ではスペースデブリに隠れての狙撃を行っている他、銃口をジムコマンドの腹に突き刺し、そのまま接射するという攻撃を見せた。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:いくつかの資料に存在が確認されているが、具体的な性能・装備位置等は今なお不明。SRWを含む大半のゲームでは装備されている。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ビーム・ライフル<br />
:高性能照準器を装備した通常のゲルググのライフル。設定には、映像作品で使用しているシーンはない。<br />
:SRWではSFC版『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』のみ使用。<br />
;ビームナギナタ<br />
:近接武器についての詳細設定がないため、こちらを装備していることもある。<br />
;シュツルム・ファウスト<br />
:手持ち式のロケットランチャー。設定には存在するが、映像作品で使用しているシーンはない。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<!-- == 機体BGM == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
以下の機体は「統合整備計画」に則って開発。本機を含めてコクピットブロックは全て共通規格であり武装も共有する。<br />
*[[ザク改]]<br />
*[[リック・ドムII]]<br />
*[[ケンプファー]]<br />
*[[ズゴックE]]<br />
*[[ハイゴッグ]]<br />
<br />
;[[ゲルググ]]<br />
:原型機。<br />
;[[ゲルググM]]<br />
:機体に共通点が多い。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00030EUVM</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ゲルググJ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けるくくJ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&diff=355961
ガンタンク
2020-04-09T17:05:21Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gun-Tank]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 長距離支援用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-75(RX-75-4)<br />
| 全高 = 15.0 m<br />
| 本体重量 = 56.0 t<br />
| 全備重量 = 80.0 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 878 kw<br />
| スラスター総推力 = 88000 kg<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]](ルナ・チタニウム合金)<br />
| 内蔵機体 = [[コアファイター]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[地球連邦軍]]<br />
| 乗員人数 = 2名 → 1名<br />
| 主なパイロット = [[ハヤト・コバヤシ]]<br>[[リュウ・ホセイ]]<br />
}}<br />
'''ガンタンク'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
対MS戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された'''連邦軍初のモビルスーツ'''でもある。<br />
<br />
主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用している他、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初の[[パイロット]]は2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような二足歩行ではないものの、あらゆる[[地形]]に適応可能という利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいならば可能。各部にはスラスター等も装備され、[[宇宙]]空間でも運用可能となっている。ただし、[[運動性]]はほとんど皆無と言わざるを得ない。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。<br />
<br />
一方、劇場版においてガンタンクは第2部「哀・戦士」までしか登場せず、第3部「めぐりあい宇宙」にてガンタンクと入れ替わりにハヤト用のガンキャノン「C-109」が配備される事となる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:旧シリーズ4作目にしてようやくの初登場。[[パイロット]]が乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。本作では[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]は[[NPC|非戦闘員]]である為、乗せる事はできない。誰かしらパイロットを乗せない限り出撃すら出来ないので、インターミッション画面で所有していることに気付かず格納庫に放置され続け、後述の廃棄イベントでようやく存在に気付くプレイヤーも少なくない。<br />
:[[射程]]は長いが、それ以外の性能が物足りなさ過ぎる。[[運動性]]もさっぱりだが(何と'''[[機械獣]]以下'''。[[ミデア|輸送機]]と同値である)それ以上に[[限界反応]]が低く誰を乗せても(それこそ[[カツ・コバヤシ|カツ]]だろうと[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]だろうと)すぐにステータスは真っ赤になる。後のシリーズと違ってパーツスロットや改造段階で優遇されている事も無いので、愛が無い限りは使い続ける事は難しいだろう。<br />
:…なお、'''原作(TV版)で曲がりなりにも宇宙でも戦い抜いていたにも関わらず、宇宙適応はC'''。まぁ、むべなるかなという評価ではあるが……。<br />
:リアル系の場合、[[Sガンダム]]入手の際に選択で廃棄する事になる。廃棄しなければSガンダムは入手できない。<br />
:ここで本機を残せば[[ロザミア・バダム|ロザミア]]の出撃イベントに利用できるが、その場合Sガンダムが存在しない為[[Ex-Sガンダム]]も入手できない。<br />
:ちなみにSガンダム登場以前に廃棄して金の足しにしてしまってもSガンダムの入手イベントには支障が無いので、使い続けるつもりが無いならさっさと廃棄した方がお得である。<br />
:なお、Sガンダムを入手する際、本機はSガンダムの'''コクピット周りのシステムのパーツ'''として使われるらしいのだが…。世代も火器の質も量もまるで異なるMSのコクピットにどうやったらなるのかは疑問である。ただでさえガンタンクは後のMSに比べると珍しい、頭部コクピットタイプのMSなのに…。一応、どちらもコアブロックシステムがあるのでガンタンクの[[コアファイター]]を流用したと考えるのが妥当であろう…。'''「だったら、ガンダムでもガンキャノンでも良いだろう」'''というツッコミは、置いておいて。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった為、本機を[[ロザミア・バダム|ロザミア]]のイベントに回しやすくなった。……のはいいのだが、必ず登場するイベントが削除された(上記のロザミアのイベントでも他の機体が選ばれる可能性がある)ことでSFC版以上に存在感が薄くなり、登場していることにすら気付かずにクリアしたプレイヤーまで出る始末。<br />
::密かに宇宙の地形適応がCからBに上がっているのだが、宇宙に行ってまで本機を使用するのは厳しい。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:シナリオ「シャングリラ・チルドレン」で[[スペースコロニー|コロニー]]に侵入した[[ポセイダル軍]]を迎撃する為に、[[モンド・アガケ|モンド]]が搭乗する。<br />
:ステータス・火力共に最弱クラスに低いが、射程5~8という頭一つ抜けた範囲をカバーするキャノン砲は装弾数が多い上に切り払われることも無く、敵射程外からの削り役としてならそこそこ戦える。数合わせには丁度いいが、中盤戦力が揃う頃には倉庫番確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』に続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。[[ボール]]が手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。<br />
:そもそも、多くの場合[[ウォン・ユンファ|ウォン]]のユニット買い取りイベントで生け贄にされる第一筆頭ユニットであろう。1機しかいないので、残すという選択肢もあるが。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:[[アークライト・ブルー|アーク]]編第1話で[[パイロット]]のゲリラのキャラクターのおかげで異常な格好良さをみせる。<br />
:自軍ユニットとしては、リアル系[[主人公]]時のみ、条件によって入手可能。改造段階が破格な為、[[愛]]と[[資金]]があれば強くなるが…。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通り[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や[[リュウ・ホセイ|リュウ]]を乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。<br />
:[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。[[宇宙]]では[[地形適応]]が低いのでスラスターモジュールの用意を。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:本作におけるガンタンクは『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』系列システムの恩恵を受けているユニットの一つである。<br />
:「対空」効果を持つボップミサイルと「対地」効果を持つ120mmキャノンの使い勝手が抜群に良く、特殊能力「[[頑強]]」による堅牢さもあり歴代最強のガンタンクであろう。故に、ユーザーからは'''「[[俗語・俗称|機動戦士ガンタンク]]」'''とも評価されている。<br />
:[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]自身も「サポート」と「ガード」を有し、特に援護行動で数値以上に強さを発揮する。地形の適性評価が「可」か「不可」のみであるのも本機にとっては追風となっており、ボップミサイルが「対空」の恩恵を受けられないことをのぞけば宇宙でも全く問題なく運用できる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:最初期から味方として使えるが、性能で勝る機体が他にもあるため、わざわざ使うほどではない。一度撃墜されてもコアファイターに変化するだけで、修理代は取られない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;40mm4連装ボップミサイルランチャー<br />
:両腕部に各1基4門ずつ内蔵されている武装。装弾数は120発。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではヒットアンドアウェイ、対空属性付き。<br />
:;40mmガンランチャー<br />
::本来、ミサイルランチャーが正しい装備なのだが、何故かこの装備を装備しているとされるガンタンクが多い。<br />
:<br />
;120mm低反動キャノン砲<br />
:胴体上肩側に1門ずつ装備されている武装。余談だが、'''[[射程]]が260kmと非常に長い(ほぼ[[東京]]都心~[[名古屋]]間の直線距離と同じ)'''。<br />
:『OE』では対地、曲射属性付き。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;[[V作戦]]<br />
:[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]との合体攻撃。<br />
;V作戦2<br />
:[[G-3ガンダム]]、[[ガンキャノン]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[頑強]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』での能力。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:『OE』で[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Mまたは3<br />
:『OE』<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
斜線で区切られたものは、劇場版サウンドトラックでの曲名。<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「ホワイトベース / 重力圏へ M43」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』での選曲。<br />
;「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」<br />
:『OE』で[[連携攻撃]]はこちら。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[GUNDAM:陸戦強襲型ガンタンク|陸戦強襲型ガンタンク]](SRW未登場)<br />
:『機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線』(SRW未参戦)に登場。MSではないが、この機体がガンタンクに繋がっていく事になる。<br />
;[[GUNDAM:量産型ガンタンク|量産型ガンタンク]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場。[[コアブロックシステム]]のオミット等でコストダウンが図られている。また、上半身を回転可能になった。<br />
;[[GUNDAM:ガンタンクII|ガンタンクII]](SRW未登場)<br />
:『[[MSV]]』および『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場。[[MS]]であるガンタンクを'''戦闘車両'''として再設計している。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]<br />
:本機と同じく「[[V作戦]]」によって開発された機体。<br />
;[[ホワイトベース]]<br />
:「V作戦」の要となる[[母艦]]。<br />
;[[ロト]]<br />
:後述するガンタンクR-44の前身とも言える機体で、兵員輸送車および指揮通信車としての機能も持つ。<br />
;[[GUNDAM:ガンタンクR-44|ガンタンクR-44]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダムF91]]』に登場。人型から戦車型に変形する[[可変モビルスーツ]]。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*安彦良和氏の'''[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では「ガンタンクは『V作戦』よりもずっと前から開発され、配備されている」という設定'''である。<br />
**しかも、'''[[モビルスーツ|MS]]ではなく「主力戦車(Main Battle Tank)」という扱い'''である(その為、[[地球連邦軍|連邦軍]]初のMSの座はガンキャノンに譲られることになった)。<br />
***一方その代わり…なのかどうかは不明であるが、'''RTX-65 ガンタンク初期型が「[[シャア・アズナブル|後に赤い彗星と呼ばれる事になる男]]が初めて操縦した機動兵器」'''という新たな役回りを得る事になった。<br />
**ホワイトベースにも数台配備され、テキサスコロニーでは[[スレッガー・ロウ]]の操縦でコロニー内を走り回った。<br />
*『機動戦士ガンダム』放送当時にセイカから発売された「ガンダムかるた」では、何故かガンタンクを主題にした札が3枚も存在した。一方の[[ガンキャノン]]は1枚だけなのに…。<br />
*『[[SDガンダム外伝]]』では「僧侶ガンタンク」として出演。おそらく「支援砲撃型→サポート役→僧侶」という解釈なのであろう。<br />
**しかし、曲がりなりにもガンタンクというだけあってか、『SD外伝』のゲーム作品では僧侶という割には攻撃魔法にも長けるキャラとして設定されている場合がほとんど。特に[[スーパーファミコン|SFC]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『ナイトガンダム物語 大いなる遺産』において僧侶ガンタンクが真っ先に覚える[[魔法]]が'''爆発魔法'''である。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
<amazon>B001CBN2OC</amazon><amazon>B00030EVD4</amazon><amazon>B002K74NUY</amazon><amazon>B000TNJ1AS</amazon><br />
<br />
=== フィギュア他 ===<br />
<amazon>B0014EX1NY</amazon><amazon>B003CEAV6O</amazon><amazon>B000667M86</amazon><amazon>B0002UAHFG</amazon><amazon>B0002UAHFQ</amazon><amazon>B0002UAHG0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガンタンク]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かんたんく}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&diff=355960
ガンタンク
2020-04-09T17:04:28Z
<p>210.158.190.245: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gun-Tank]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 長距離支援用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-75(RX-75-4)<br />
| 全高 = 15.0 m<br />
| 本体重量 = 56.0 t<br />
| 全備重量 = 80.0 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 878 kw<br />
| スラスター総推力 = 88000 kg<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]](ルナ・チタニウム合金)<br />
| 内蔵機体 = [[コアファイター]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[地球連邦軍]]<br />
| 乗員人数 = 2名 → 1名<br />
| 主なパイロット = [[ハヤト・コバヤシ]]<br>[[リュウ・ホセイ]]<br />
}}<br />
'''ガンタンク'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
対MS戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された'''連邦軍初のモビルスーツ'''でもある。<br />
<br />
主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用している他、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初の[[パイロット]]は2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような二足歩行ではないものの、あらゆる[[地形]]に適応可能という利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいならば可能。各部にはスラスター等も装備され、[[宇宙]]空間でも運用可能となっている。ただし、[[運動性]]はほとんど皆無と言わざるを得ない。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。<br />
<br />
一方、劇場版においてガンタンクは第2部「哀・戦士」までしか登場せず、第3部「めぐりあい宇宙」にてガンタンクと入れ替わりにハヤト用のガンキャノン「C-109」が配備される事となる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[パイロット]]が乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。本作では[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]は[[NPC|非戦闘員]]である為、乗せる事はできない。誰かしらパイロットを乗せない限り出撃すら出来ないので、インターミッション画面で所有していることに気付かず格納庫に放置され続け、後述の廃棄イベントでようやく存在に気付くプレイヤーも少なくない。<br />
:[[射程]]は長いが、それ以外の性能が物足りなさ過ぎる。[[運動性]]もさっぱりだが(何と'''[[機械獣]]以下'''。[[ミデア|輸送機]]と同値である)それ以上に[[限界反応]]が低く誰を乗せても(それこそ[[カツ・コバヤシ|カツ]]だろうと[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]だろうと)すぐにステータスは真っ赤になる。後のシリーズと違ってパーツスロットや改造段階で優遇されている事も無いので、愛が無い限りは使い続ける事は難しいだろう。<br />
:…なお、'''原作(TV版)で曲がりなりにも宇宙でも戦い抜いていたにも関わらず、宇宙適応はC'''。まぁ、むべなるかなという評価ではあるが……。<br />
:リアル系の場合、[[Sガンダム]]入手の際に選択で廃棄する事になる。廃棄しなければSガンダムは入手できない。<br />
:ここで本機を残せば[[ロザミア・バダム|ロザミア]]の出撃イベントに利用できるが、その場合Sガンダムが存在しない為[[Ex-Sガンダム]]も入手できない。<br />
:ちなみにSガンダム登場以前に廃棄して金の足しにしてしまってもSガンダムの入手イベントには支障が無いので、使い続けるつもりが無いならさっさと廃棄した方がお得である。<br />
:なお、Sガンダムを入手する際、本機はSガンダムの'''コクピット周りのシステムのパーツ'''として使われるらしいのだが…。世代も火器の質も量もまるで異なるMSのコクピットにどうやったらなるのかは疑問である。ただでさえガンタンクは後のMSに比べると珍しい、頭部コクピットタイプのMSなのに…。一応、どちらもコアブロックシステムがあるのでガンタンクの[[コアファイター]]を流用したと考えるのが妥当であろう…。'''「だったら、ガンダムでもガンキャノンでも良いだろう」'''というツッコミは、置いておいて。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった為、本機を[[ロザミア・バダム|ロザミア]]のイベントに回しやすくなった。……のはいいのだが、必ず登場するイベントが削除された(上記のロザミアのイベントでも他の機体が選ばれる可能性がある)ことでSFC版以上に存在感が薄くなり、登場していることにすら気付かずにクリアしたプレイヤーまで出る始末。<br />
::密かに宇宙の地形適応がCからBに上がっているのだが、宇宙に行ってまで本機を使用するのは厳しい。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:シナリオ「シャングリラ・チルドレン」で[[スペースコロニー|コロニー]]に侵入した[[ポセイダル軍]]を迎撃する為に、[[モンド・アガケ|モンド]]が搭乗する。<br />
:ステータス・火力共に最弱クラスに低いが、射程5~8という頭一つ抜けた範囲をカバーするキャノン砲は装弾数が多い上に切り払われることも無く、敵射程外からの削り役としてならそこそこ戦える。数合わせには丁度いいが、中盤戦力が揃う頃には倉庫番確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』に続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。[[ボール]]が手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。<br />
:そもそも、多くの場合[[ウォン・ユンファ|ウォン]]のユニット買い取りイベントで生け贄にされる第一筆頭ユニットであろう。1機しかいないので、残すという選択肢もあるが。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:[[アークライト・ブルー|アーク]]編第1話で[[パイロット]]のゲリラのキャラクターのおかげで異常な格好良さをみせる。<br />
:自軍ユニットとしては、リアル系[[主人公]]時のみ、条件によって入手可能。改造段階が破格な為、[[愛]]と[[資金]]があれば強くなるが…。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通り[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や[[リュウ・ホセイ|リュウ]]を乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。<br />
:[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。[[宇宙]]では[[地形適応]]が低いのでスラスターモジュールの用意を。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:本作におけるガンタンクは『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』系列システムの恩恵を受けているユニットの一つである。<br />
:「対空」効果を持つボップミサイルと「対地」効果を持つ120mmキャノンの使い勝手が抜群に良く、特殊能力「[[頑強]]」による堅牢さもあり歴代最強のガンタンクであろう。故に、ユーザーからは'''「[[俗語・俗称|機動戦士ガンタンク]]」'''とも評価されている。<br />
:[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]自身も「サポート」と「ガード」を有し、特に援護行動で数値以上に強さを発揮する。地形の適性評価が「可」か「不可」のみであるのも本機にとっては追風となっており、ボップミサイルが「対空」の恩恵を受けられないことをのぞけば宇宙でも全く問題なく運用できる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:最初期から味方として使えるが、性能で勝る機体が他にもあるため、わざわざ使うほどではない。一度撃墜されてもコアファイターに変化するだけで、修理代は取られない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;40mm4連装ボップミサイルランチャー<br />
:両腕部に各1基4門ずつ内蔵されている武装。装弾数は120発。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではヒットアンドアウェイ、対空属性付き。<br />
:;40mmガンランチャー<br />
::本来、ミサイルランチャーが正しい装備なのだが、何故かこの装備を装備しているとされるガンタンクが多い。<br />
:<br />
;120mm低反動キャノン砲<br />
:胴体上肩側に1門ずつ装備されている武装。余談だが、'''[[射程]]が260kmと非常に長い(ほぼ[[東京]]都心~[[名古屋]]間の直線距離と同じ)'''。<br />
:『OE』では対地、曲射属性付き。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;[[V作戦]]<br />
:[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]との合体攻撃。<br />
;V作戦2<br />
:[[G-3ガンダム]]、[[ガンキャノン]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[頑強]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』での能力。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:『OE』で[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Mまたは3<br />
:『OE』<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
斜線で区切られたものは、劇場版サウンドトラックでの曲名。<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「ホワイトベース / 重力圏へ M43」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』での選曲。<br />
;「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」<br />
:『OE』で[[連携攻撃]]はこちら。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[GUNDAM:陸戦強襲型ガンタンク|陸戦強襲型ガンタンク]](SRW未登場)<br />
:『機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線』(SRW未参戦)に登場。MSではないが、この機体がガンタンクに繋がっていく事になる。<br />
;[[GUNDAM:量産型ガンタンク|量産型ガンタンク]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場。[[コアブロックシステム]]のオミット等でコストダウンが図られている。また、上半身を回転可能になった。<br />
;[[GUNDAM:ガンタンクII|ガンタンクII]](SRW未登場)<br />
:『[[MSV]]』および『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場。[[MS]]であるガンタンクを'''戦闘車両'''として再設計している。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ガンダム]]、[[ガンキャノン]]<br />
:本機と同じく「[[V作戦]]」によって開発された機体。<br />
;[[ホワイトベース]]<br />
:「V作戦」の要となる[[母艦]]。<br />
;[[ロト]]<br />
:後述するガンタンクR-44の前身とも言える機体で、兵員輸送車および指揮通信車としての機能も持つ。<br />
;[[GUNDAM:ガンタンクR-44|ガンタンクR-44]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダムF91]]』に登場。人型から戦車型に変形する[[可変モビルスーツ]]。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*安彦良和氏の'''[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では「ガンタンクは『V作戦』よりもずっと前から開発され、配備されている」という設定'''である。<br />
**しかも、'''[[モビルスーツ|MS]]ではなく「主力戦車(Main Battle Tank)」という扱い'''である(その為、[[地球連邦軍|連邦軍]]初のMSの座はガンキャノンに譲られることになった)。<br />
***一方その代わり…なのかどうかは不明であるが、'''RTX-65 ガンタンク初期型が「[[シャア・アズナブル|後に赤い彗星と呼ばれる事になる男]]が初めて操縦した機動兵器」'''という新たな役回りを得る事になった。<br />
**ホワイトベースにも数台配備され、テキサスコロニーでは[[スレッガー・ロウ]]の操縦でコロニー内を走り回った。<br />
*『機動戦士ガンダム』放送当時にセイカから発売された「ガンダムかるた」では、何故かガンタンクを主題にした札が3枚も存在した。一方の[[ガンキャノン]]は1枚だけなのに…。<br />
*『[[SDガンダム外伝]]』では「僧侶ガンタンク」として出演。おそらく「支援砲撃型→サポート役→僧侶」という解釈なのであろう。<br />
**しかし、曲がりなりにもガンタンクというだけあってか、『SD外伝』のゲーム作品では僧侶という割には攻撃魔法にも長けるキャラとして設定されている場合がほとんど。特に[[スーパーファミコン|SFC]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『ナイトガンダム物語 大いなる遺産』において僧侶ガンタンクが真っ先に覚える[[魔法]]が'''爆発魔法'''である。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
<amazon>B001CBN2OC</amazon><amazon>B00030EVD4</amazon><amazon>B002K74NUY</amazon><amazon>B000TNJ1AS</amazon><br />
<br />
=== フィギュア他 ===<br />
<amazon>B0014EX1NY</amazon><amazon>B003CEAV6O</amazon><amazon>B000667M86</amazon><amazon>B0002UAHFG</amazon><amazon>B0002UAHFQ</amazon><amazon>B0002UAHG0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガンタンク]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かんたんく}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=355886
リ・ガズィ
2020-04-08T16:36:16Z
<p>210.158.190.245: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。ただしシャアはファンネルをあまり使わないなど手加減をしている様子だった。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は最大2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]、[[サザビー]]<br />
:5thルナ戦域にてギュネイ機を圧倒し、シャアのサザビーにも善戦するが、戦局の悪化から撤退する。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供しており、「情けないMS」とはサイコフレームが搭載されていない状態のνガンダム、あるいは単にサザビーに釣り合う性能を持たないMS全般の事を指すと思われる。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%87%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=355485
デギン・ソド・ザビ
2020-04-03T17:33:56Z
<p>210.158.190.245: /* TV版・劇場版 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Degwin Sodo Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 声優 = {{声優|永井一郎}}(TV版)<br />{{声優|藤本譲}}(劇場版I)<br />{{声優|柴田秀勝}}(劇場版III・特別版I / III)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::62]]歳<br />
| 出身 = サイド3<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
| 役職 = [[役職::公王]]<br />
}}<br />
'''デギン・ソド・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジオン公国]]公王。盟友ジオン・ズム・ダイクンと共にジオン共和国設立に尽力した功労者。<br />
<br />
デギンはダイクンの政治活動を「民間レベルの生温さである」と感じており、ダイクンの死後に権力を掌握。自らジオン公国の君主となって公王制を敷き、[[ザビ家]]を中心とした体制を固めた。<br />
<br />
現役時代は剛腕で知られるタカ派政治家であったデギンも、時間が経つにつれ虚無感に襲われるようになり、[[一年戦争]]勃発時には全権力を子供達に譲って政治的には隠居した状態になっていた。そして、この隙を突かれる形でジオン公国は長男[[ギレン・ザビ]]を総帥とする独裁体制になってしまった。<br />
<br />
四男[[ガルマ・ザビ]]の死後、その死を政治的に利用しようとする長男ギレンと対立するようになり、三男[[ドズル・ザビ]]を失った事が切っ掛けで[[地球連邦政府]]との講和を強行。[[グワジン]]級のジオン公国軍旗艦「[[グレート・デギン]]」に乗り込み[[レビル将軍|レビル]]艦隊と接触するが、デギンを「不要」と見なしたギレンによって[[ソーラ・レイ]]作戦の犠牲となる。享年62。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。グレート・デギンの代わりに[[ザンスカール帝国]]の戦艦[[アドラステア]]に乗り込んで宇宙を移動中であったが、[[シャア・アズナブル|シャア]]の策略により[[ホワイトベース隊]]に発見され、戦う事となる(ただし、[[パイロット]]扱いではない)。そして、アドラステアが破壊されると脱出もままならずそのまま死亡する。<br />
:これは『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』以降にデギンが登場しない説明付けとなっている。また、[[シャア・アズナブル|シャア]]にとっては、[[機動戦士ガンダム|原作]]では叶わなかった父ジオン・ズム・ダイクンの[[暗殺|仇討ち]]を(間接的にではあるが)果たした形となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:原作通りジオン公国公王。序盤の終わりに外宇宙からの侵略もあって連邦との講和に踏み切るが(出発したのは[[ソロモン]]が落とされる前)、やはり原作通りソーラ・レイでレビル共々焼き払われる。今回はグレート・デギンに乗ってくる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:[[ソーラ・レイ]]発射が阻止されたため[[ギレン・ザビ|我が子]]に謀殺される事は免れた。<br />
:その後ギレンの野心を止められない事を悟ると、[[アクシズ]]での戦闘においてグレート・デギンに乗って最前線に出撃。艦と運命を共にした事が語られる(プレイヤーが戦闘する機会は無い)。戦死の間際、グレート・デキンを通じてジオン全軍にメッセージを発信。兵士達はこれに奮起し、この戦いにおいてはジオンの勝利に終わっている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[GUNDAM:ジオン・ズム・ダイクン|ジオン・ズム・ダイクン]](SRW未登場)<br />
:[[地球連邦政府]]からの[[スペースコロニー]]独立運動の盟友。しかし、その中で対立を深めていく。<br />
:余談だが、ダイクンの急死をデギンによる[[暗殺]]と見る説が半ば公然と語られる程であるが、真相は不明(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。<br />
;[[ギレン・ザビ]]<br />
:長男。その思想や巧みな弁舌で国民を煽り立てる手法を好ましくは思っていなかったようだ。デギン曰く「ヒトラーのしっぽ」。<br />
;サスロ・ザビ<br />
:次男。SRW未登場。『[[機動戦士ガンダム]]』のストーリー開始前にダイクン派の襲撃([[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、キシリアの関与が疑われる)で死亡している。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:長女。ギレンと共に[[ジオン公国]]を戦争へ導いた元凶として、あまり快く思っていない。<br />
:なお、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、'''キシリアが長兄ギレンを利用する形で父デギンを暗殺している'''。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:三男。あまり愛していなかったらしく、彼の戦死の報にも感情を動かす様子は見られなかった。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:四男。その資質と明るい性格から、次代を担うものとして溺愛していた。<br />
;ナルス・ザビ<br />
:亡き妻。ガルマ出産後に衰弱死した。彼女を喪った辺りから、活力の衰えが目に見え始めたらしい。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]([[オードリー・バーン]])<br />
:ドズルの娘。映像作品中で直接対面する事は無かったが、血縁的には孫に当たる。<br />
:[[MSV]]の公式続編の一環である漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』においては、ミネバの生誕祝いと慰問のため[[ソロモン]]を訪れている。<br />
;ダルシア・ハバロフ<br />
:ジオン公国の首相だが、ギレンの傀儡。デギン同様、ギレンの急進的なやり方を好んでいなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:「ザビ家の真の継承者」を名乗っている。なお、[[小説|デギンの隠し子との説もある]]が、真偽は不明。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TV版・劇場版 ===<br />
;「ドズルにして、もっともなことであるよ」<br />
:TVアニメ版第37話「テキサスの攻防」における[[ドズル・ザビ|ドズル]]戦死の報に対する返答。実の息子の死を前に、ただ無味乾燥に言い放ったという。<br />
:これには冷酷非情な長男[[ギレン・ザビ|ギレン]]も憤りの様子を見せていた。[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]戦死の時とはまるで正反対の対応であり、この頃には既に憔悴しきっていたことが伺える。<br />
;「わ、私ごときを次期首相にと?」<br />
:TVアニメ版第38話「再会、シャアとセイラ」より。死の床の盟友ジオン・ズム・ダイクンに指差されて曰く。ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンがジンバ・ラル([[ランバ・ラル]]の父)から聞かされた話を回想する場面におけるデギンの台詞。<br />
:この時にデギンが指を差されたのは「(自分を死に追いやった)犯人は彼だ」と言うダイクンの意思表示であったという説<ref>実際、ジオン・ズム・ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンは、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]の際[[スウィートウォーター]]での演説で「父ジオンは[[ザビ家]]に[[暗殺]]された」と発言している。</ref>があるが、デギンはこの行為を利用して最高権力者の地位を手に入れた。<br />
:その一方で、TV版機動戦士ガンダムの初期プロット案である「トミノメモ」においてはダイクンへの不変の賛意を娘であるアルテイシア(セイラ)に語るシーンが存在する。<br />
:また'''[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「ダイクンの死因はあくまでも『過労』に過ぎず、それが独り歩きして暗殺説に繋がった」とされている'''。<br />
:同作において描写されたダイクンと、彼を取り巻くダイクン派の人物像も考慮すると、真相はまた違ったものであるのかもしれない。<br />
;「しかしなギレン。百万の一般国民を疎開させるということは、これは、軍人の無能を示すことだ」 / 「ならば、数百万の一般国民を疎開させてまでソーラ・レイを使うというのは、これは軍人の無能を示すことだ」<br />
:前者はTVアニメ版第40話「エルメスのララア」より、後者は劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。「[[ソーラ・レイ]]で連邦を一掃する」と自信満々に語るギレンに対して。<br />
:IQ240の頭脳を誇り、自他共に認める才能の塊の如きギレンに対し、デギンは'''「無能」と言い切った'''。軍人であるギレンと、ジオン公国首相であるデギンの考え方の違い、そして両者の決定的かつ埋めようのない確執が伺える。<br />
;デギン「貴公、知っておるか? アドルフ・ヒトラーを」<br />ギレン「ヒトラー? 中世期の人物ですな。」<br />デギン「うむ、独裁者でな。世界を読みきれなかった男だ。貴公はその『ヒトラーの尻尾』だな」<br />
:TVアニメ版第40話「エルメスのララア」より。独裁政治を行うギレンに向かって発言。この後のデギンの発言が、[[ザビ家]]の未来を案じているとは思わなかったであろう。<br />
:なお、ヒトラーが存在した[[リーンの翼 (OVA)|第二次世界大戦]](1939~1945)の頃が、『[[機動戦士ガンダム]]』の舞台となる宇宙世紀0079年の時点から見ると「中世期」に相当する事実を鑑みるに、どうやら[[西暦]]と[[宇宙世紀]]との間には何百年もの間隔が存在している模様。<br />
:本編及び劇場版ではギレンは超然と聞き流したが、反対に漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は顔が強張り、書類を持つ手が震えるなど激しい怒りに襲われており、敗北した独裁者と重ねられた事は相当な屈辱だったと思われる。<br />
;「ヒトラーは身内に殺されたのだぞ…」 / 「ヒトラーは敗れたのだぞ」<br />
:前者が劇場版III「めぐりあい宇宙編」における、後者がTV版第40話「エルメスのララア」における台詞である。「ヒトラーの尻尾」と評されるも、意に介さずに立ち去るギレンに対して呟いた。<br />
:なお、劇場版III「めぐりあい宇宙編」における台詞だが、'''ヒトラーの最期は自殺が通説で、身内に殺害されたわけではない'''。そのため「宇宙世紀ではヒトラー暗殺説が支持されている」「なまじカリスマを備えていた故に、盲目的に信奉するばかりで間違いを正さない人物ばかりが身内に集まって自滅したヒトラーをギレンと重ねた」等、様々な解釈がなされている。<br />
:解釈はさておき、最終的にギレンはデギンの言葉通り[[キシリア・ザビ|身内]]に[[暗殺|殺される]]事となる(当のデギン自身にも当てはまるのだが)。<br />
;「出来るものかよ。なぁ、ガルマ…」<br />
:TVアニメ版第41話「光る宇宙」より。「連邦を葬る」と言ったギレンに対し、ガルマの遺影に語りかけながら返した台詞。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ===<br />
;「(連邦との戦争に)たとえ勝てるとしてもいかんっ! 営々と築いてきた過去を無に帰するようなことをして何の真実か!? 未来か!? わかっているなっギレン!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。連邦とジオンの確執が深刻になってきた時にギレンに説いた台詞。<br />
:デギンが武力による独立を望んでいない事が分かる台詞だが、ギレンは[[スペースノイド]]による新たな支配体制を望み、その野望を果たすために戦争が起こる事を望んでいるため、父の言葉は息子に届く事はなかった。<br />
;「そういう事を言って誤ったのだ。ナポレオンも、ヒトラーも、トージョーも」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。遂に開戦に至り、ルウム戦役で勝利した後も停戦するつもりがなく、「更に勝ち続ける」と発言したギレンに対しての台詞。<br />
:ギレンは「旧世代の愚行は参考にならない」と相手にもしなかったが、皮肉にもデギンの懸念は一年も経たず現実のものとなる。そう、'''歴史は繰り返す'''のだ…。<br />
;「判る。判っている。よく判っているとも将軍」<br />
;――虜囚の身ではなにもできない……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ルウム戦役で捕虜となったレビルと収容所で面会し、自らの胸の内を明かして凄惨な状態となった戦争を収める事をレビルに依頼。<br />
:レビルは「虜囚の自分に何を出来るというのか?」と問うが、それに対するデキンの返答。<br />
:直後にレビルは地球連邦軍中将エルランの手引きで奇跡の帰還を果たしており、この件を手引きしたのはデキンであることは後述の反応からもほぼ確定的である。<br />
;――レビルめぇ……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。脱出したレビルの「ジオンに兵無し演説」を聞きながらの独白。<br />
:デギンが望んだ終戦が絶望的になってしまい、杖でリモコンを叩き壊す程の怒りに襲われており、直後の地球侵攻軍の第四次派遣軍司令官としてデキンに謁見したガルマに対して、「アースノイドが二度と戦争をしたいと思わない程までに叩き潰せ」とまで発言している。<br />
:しかし、自らの考えをレビルに明かして終戦協力を申し出ていたが、レビルはデキンの考えに「'''理解'''」こそ示していたが、「'''協力'''」するとは一言も明言しておらず、どちらかと言えばデキンが勝手に独走してしまった感が強い<ref>この時のデギンは既に国内の主導権をほぼギレンやキシリアといった強硬派の子供達に握られている状態であった為、実際にどこまで影響力を行使できたのかは疑問が残る。事実、ジオン側全権大使の[[マ・クベ]]中将は主戦派であり、地球連邦側もエルラン中将やゴップ大将は既に戦争継続を前提とした動きを見せていた為、結局は空回りに終わった可能性が高い。</ref>。<br />
;「作戦なぞもうよい!!」<br />
;「増援のひとつも満足に出せず、ドズルを見殺しにした者がよくも…」<br />
;「よくもおめおめとわしに『作戦』などと、進講できたものよ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ソロモン陥落後の作戦会議で、事実上ドズルを見殺しにしたギレンを激しく詰っている。<br />
:「武侠心を起こし大局を狂わした」とドズルに責を負わせるギレンに「そういう性格の男だ、あれは…」と零しており、本編ではドズル戦死に何の感慨すら示さずにギレンを憤慨させていたが、こちらでは正反対の描写となっている。<br />
;「停戦だキシリア。それも即時に。もはやそれ以外に道はないッ!!」<br />
;「見ただろう。あれはついにコロニーをさえ兵器に変えようとしている。我々が営々として築いてきた母なる大地であるコロニーをだ! 恐ろしいことだ!!」<br />
;「悪魔のような戦術をとれば戦争には勝つだろう。かつてのコロニー落としのように……」<br />
;「しかし。そのような勝利は所詮一時的なものでしかなく、しかも我々が本来望んでいたものではないっ!」<br />
;「キシリア! すべての望みをお前に託して、頼むっ!!」<br />
;「ギレンを、除いてくれ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ギレンのソーラ・レイ計画の認可した後に、デギンの執務室にトワニングの秘書官の振りをして面会に来たキシリアに対して。<br />
:自分を慕ってくれた息子達の戦死、戦局の悪化。デギンが望んだ平和的な独立は果たされず、そして全てがデギンが望んでいる方向とは正反対に進み、憔悴しきっていた。遂にはスペースノイドの母なる大地「コロニー」の兵器化を進めるギレンに恐怖を感じ、自らを慕うと信じるキシリアに全てを託して、'''ギレンの排除'''を懇願する。<br />
:その後、ギレン排除してルウムで借りを作ったレビルへ自身が停戦に赴けば、連邦は和平を受け入れると目算していた。しかし、キシリアからはレビルに接触するタイミングは今しかないと諭され、グレート・デギンで連邦艦隊に接触した際に本編同様の結末を迎える。<br />
:'''キシリアはデギンの動きを極秘裏にギレンにリークしており'''、事実上残された家族全員に見捨てられた悲しい最期となった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「ゆうえんちをこわして、てきのロボットをおびきだせ!」<br />
:放送当時、朝日ソノラマから発売されていた子供向け絵本での大迷言。この台詞で[[シャア・アズナブル|シャア]]に命令しているが、そもそも[[ガンダム]]は[[ホワイトベース]]にある上にジオン軍に地方の遊園地を襲うメリットなど何一つ無く、台詞だけ聞けばデギンがトチ狂ったとしか思えない。<br />
:なお、上記の'''絵本の脚本を担当したのはTVシリーズのメインライターである星山博之氏なので、「狙ってやった」展開である'''模様。<br />
:ちなみに絵に関してもシャアのヘルメットの留め具が赤かったり、ガンダムのアンテナが黄色かったり、何故か遊園地の上空に宇宙戦艦の筈の[[ムサイ]]がいる等、ツッコミどころが山ほど存在している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
何故か公式パロディ作品ではことごとく'''人外'''である。<br />
*漫画作品『トニーたけざきのガンダム漫画』では、グレート・デギンと融合して[[ニュータイプ]]を超える存在「'''デギン・ザ・グレート'''」へと変貌し、[[地球連邦軍]]や[[ガンダム]]に立ちはだかる強敵として大暴れした。<br />
**もちろん'''本編とはなんら関係無い'''どころか、全て'''ギレンの夢オチ'''。ちなみにこのデギン・ザ・グレート、[[全長一覧|身長]]180m、体重10万tである。とにかく強く、「水爆頭突き」や「ハゲ粒子砲」といった武装(?)を持つ。<br />
*[[SDガンダム外伝]]第二部『円卓の騎士編』では「帝王グレートデギン」として登場。名前の通りグレート・デギンを模した赤い[[仮面キャラ|仮面]]を被り、顔の下半分は'''青紫色の素肌が露出している'''。つまり、カラーリングもグレート・デギンと同様のものになっているのだが、そのせいでとても人間族には見えない容姿になってしまっている。<br />
**ちなみに最終決戦では「邪獣エレメンタル[[ラフレシア]]」と融合して「邪獣王ギガサラマンダー」へと変貌。こちらは夢オチなどではない、正真正銘の[[ラストボス|ラスボス]]である。<br />
*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は上記の通り、一貫した非戦派の(強かな)政治家として描写されており、むしろジオン・ズム・ダイクンの方が狂信的なカリスマと地球に対する徹底抗戦を唱えた人物として描写されている。<br />
**もっとも、四男[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]がシャアに唆されて引き起こした「暁の蜂起」事件では、[[レビル将軍]]に連邦駐留軍の全面撤退を要求する等、連邦のサイド3支配の切り崩しに尽力しているあたり、けっして「親連邦」という訳ではない。同時にアースノイドに対して明確な敵意を持っている訳でもなく、あくまでも「'''サイド3を連邦から独立させた上で、対等な関係を築く'''」事を主眼としている。<br />
**同漫画の宇宙世紀0050年代の頃は「ムンゾ大学の学長」という立場で、学内にジオン・ズム・ダイクンを匿う(地球連邦政府から内乱予備罪で逮捕状が出ていた)等、[[サイド3]]独立のための活動家だった事が描写されている。また、周囲の人間に気付かれないように連邦捜査官を上手く誤魔化して射殺する等、荒事にも慣れていたと思われる。<br />
**完全に余談だが、同漫画でのデギンは「本編以上に鼻を大きく書かれている」というデザイン上の変更が行われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000ICLO7S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:デギン・ソド・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:てきん そと さひ}}<br />
[[category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%87%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=355484
デギン・ソド・ザビ
2020-04-03T17:33:17Z
<p>210.158.190.245: /* TV版・劇場版 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Degwin Sodo Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 声優 = {{声優|永井一郎}}(TV版)<br />{{声優|藤本譲}}(劇場版I)<br />{{声優|柴田秀勝}}(劇場版III・特別版I / III)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::62]]歳<br />
| 出身 = サイド3<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
| 役職 = [[役職::公王]]<br />
}}<br />
'''デギン・ソド・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジオン公国]]公王。盟友ジオン・ズム・ダイクンと共にジオン共和国設立に尽力した功労者。<br />
<br />
デギンはダイクンの政治活動を「民間レベルの生温さである」と感じており、ダイクンの死後に権力を掌握。自らジオン公国の君主となって公王制を敷き、[[ザビ家]]を中心とした体制を固めた。<br />
<br />
現役時代は剛腕で知られるタカ派政治家であったデギンも、時間が経つにつれ虚無感に襲われるようになり、[[一年戦争]]勃発時には全権力を子供達に譲って政治的には隠居した状態になっていた。そして、この隙を突かれる形でジオン公国は長男[[ギレン・ザビ]]を総帥とする独裁体制になってしまった。<br />
<br />
四男[[ガルマ・ザビ]]の死後、その死を政治的に利用しようとする長男ギレンと対立するようになり、三男[[ドズル・ザビ]]を失った事が切っ掛けで[[地球連邦政府]]との講和を強行。[[グワジン]]級のジオン公国軍旗艦「[[グレート・デギン]]」に乗り込み[[レビル将軍|レビル]]艦隊と接触するが、デギンを「不要」と見なしたギレンによって[[ソーラ・レイ]]作戦の犠牲となる。享年62。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。グレート・デギンの代わりに[[ザンスカール帝国]]の戦艦[[アドラステア]]に乗り込んで宇宙を移動中であったが、[[シャア・アズナブル|シャア]]の策略により[[ホワイトベース隊]]に発見され、戦う事となる(ただし、[[パイロット]]扱いではない)。そして、アドラステアが破壊されると脱出もままならずそのまま死亡する。<br />
:これは『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』以降にデギンが登場しない説明付けとなっている。また、[[シャア・アズナブル|シャア]]にとっては、[[機動戦士ガンダム|原作]]では叶わなかった父ジオン・ズム・ダイクンの[[暗殺|仇討ち]]を(間接的にではあるが)果たした形となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:原作通りジオン公国公王。序盤の終わりに外宇宙からの侵略もあって連邦との講和に踏み切るが(出発したのは[[ソロモン]]が落とされる前)、やはり原作通りソーラ・レイでレビル共々焼き払われる。今回はグレート・デギンに乗ってくる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:[[ソーラ・レイ]]発射が阻止されたため[[ギレン・ザビ|我が子]]に謀殺される事は免れた。<br />
:その後ギレンの野心を止められない事を悟ると、[[アクシズ]]での戦闘においてグレート・デギンに乗って最前線に出撃。艦と運命を共にした事が語られる(プレイヤーが戦闘する機会は無い)。戦死の間際、グレート・デキンを通じてジオン全軍にメッセージを発信。兵士達はこれに奮起し、この戦いにおいてはジオンの勝利に終わっている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[GUNDAM:ジオン・ズム・ダイクン|ジオン・ズム・ダイクン]](SRW未登場)<br />
:[[地球連邦政府]]からの[[スペースコロニー]]独立運動の盟友。しかし、その中で対立を深めていく。<br />
:余談だが、ダイクンの急死をデギンによる[[暗殺]]と見る説が半ば公然と語られる程であるが、真相は不明(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。<br />
;[[ギレン・ザビ]]<br />
:長男。その思想や巧みな弁舌で国民を煽り立てる手法を好ましくは思っていなかったようだ。デギン曰く「ヒトラーのしっぽ」。<br />
;サスロ・ザビ<br />
:次男。SRW未登場。『[[機動戦士ガンダム]]』のストーリー開始前にダイクン派の襲撃([[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、キシリアの関与が疑われる)で死亡している。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:長女。ギレンと共に[[ジオン公国]]を戦争へ導いた元凶として、あまり快く思っていない。<br />
:なお、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、'''キシリアが長兄ギレンを利用する形で父デギンを暗殺している'''。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:三男。あまり愛していなかったらしく、彼の戦死の報にも感情を動かす様子は見られなかった。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:四男。その資質と明るい性格から、次代を担うものとして溺愛していた。<br />
;ナルス・ザビ<br />
:亡き妻。ガルマ出産後に衰弱死した。彼女を喪った辺りから、活力の衰えが目に見え始めたらしい。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]([[オードリー・バーン]])<br />
:ドズルの娘。映像作品中で直接対面する事は無かったが、血縁的には孫に当たる。<br />
:[[MSV]]の公式続編の一環である漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』においては、ミネバの生誕祝いと慰問のため[[ソロモン]]を訪れている。<br />
;ダルシア・ハバロフ<br />
:ジオン公国の首相だが、ギレンの傀儡。デギン同様、ギレンの急進的なやり方を好んでいなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:「ザビ家の真の継承者」を名乗っている。なお、[[小説|デギンの隠し子との説もある]]が、真偽は不明。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TV版・劇場版 ===<br />
;「ドズルにして、もっともなことであるよ」<br />
:TVアニメ版第37話「テキサスの攻防」における[[ドズル・ザビ|ドズル]]戦死の報に対する返答。実の息子の死を前に、ただ無味乾燥に言い放ったという。<br />
:これには冷酷非情な長男[[ギレン・ザビ|ギレン]]も憤りの様子を見せていた。[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]戦死の時とはまるで正反対の対応であり、この頃には既に焦燥しきっていたことが伺える。<br />
;「わ、私ごときを次期首相にと?」<br />
:TVアニメ版第38話「再会、シャアとセイラ」より。死の床の盟友ジオン・ズム・ダイクンに指差されて曰く。ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンがジンバ・ラル([[ランバ・ラル]]の父)から聞かされた話を回想する場面におけるデギンの台詞。<br />
:この時にデギンが指を差されたのは「(自分を死に追いやった)犯人は彼だ」と言うダイクンの意思表示であったという説<ref>実際、ジオン・ズム・ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンは、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]の際[[スウィートウォーター]]での演説で「父ジオンは[[ザビ家]]に[[暗殺]]された」と発言している。</ref>があるが、デギンはこの行為を利用して最高権力者の地位を手に入れた。<br />
:その一方で、TV版機動戦士ガンダムの初期プロット案である「トミノメモ」においてはダイクンへの不変の賛意を娘であるアルテイシア(セイラ)に語るシーンが存在する。<br />
:また'''[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「ダイクンの死因はあくまでも『過労』に過ぎず、それが独り歩きして暗殺説に繋がった」とされている'''。<br />
:同作において描写されたダイクンと、彼を取り巻くダイクン派の人物像も考慮すると、真相はまた違ったものであるのかもしれない。<br />
;「しかしなギレン。百万の一般国民を疎開させるということは、これは、軍人の無能を示すことだ」 / 「ならば、数百万の一般国民を疎開させてまでソーラ・レイを使うというのは、これは軍人の無能を示すことだ」<br />
:前者はTVアニメ版第40話「エルメスのララア」より、後者は劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。「[[ソーラ・レイ]]で連邦を一掃する」と自信満々に語るギレンに対して。<br />
:IQ240の頭脳を誇り、自他共に認める才能の塊の如きギレンに対し、デギンは'''「無能」と言い切った'''。軍人であるギレンと、ジオン公国首相であるデギンの考え方の違い、そして両者の決定的かつ埋めようのない確執が伺える。<br />
;デギン「貴公、知っておるか? アドルフ・ヒトラーを」<br />ギレン「ヒトラー? 中世期の人物ですな。」<br />デギン「うむ、独裁者でな。世界を読みきれなかった男だ。貴公はその『ヒトラーの尻尾』だな」<br />
:TVアニメ版第40話「エルメスのララア」より。独裁政治を行うギレンに向かって発言。この後のデギンの発言が、[[ザビ家]]の未来を案じているとは思わなかったであろう。<br />
:なお、ヒトラーが存在した[[リーンの翼 (OVA)|第二次世界大戦]](1939~1945)の頃が、『[[機動戦士ガンダム]]』の舞台となる宇宙世紀0079年の時点から見ると「中世期」に相当する事実を鑑みるに、どうやら[[西暦]]と[[宇宙世紀]]との間には何百年もの間隔が存在している模様。<br />
:本編及び劇場版ではギレンは超然と聞き流したが、反対に漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は顔が強張り、書類を持つ手が震えるなど激しい怒りに襲われており、敗北した独裁者と重ねられた事は相当な屈辱だったと思われる。<br />
;「ヒトラーは身内に殺されたのだぞ…」 / 「ヒトラーは敗れたのだぞ」<br />
:前者が劇場版III「めぐりあい宇宙編」における、後者がTV版第40話「エルメスのララア」における台詞である。「ヒトラーの尻尾」と評されるも、意に介さずに立ち去るギレンに対して呟いた。<br />
:なお、劇場版III「めぐりあい宇宙編」における台詞だが、'''ヒトラーの最期は自殺が通説で、身内に殺害されたわけではない'''。そのため「宇宙世紀ではヒトラー暗殺説が支持されている」「なまじカリスマを備えていた故に、盲目的に信奉するばかりで間違いを正さない人物ばかりが身内に集まって自滅したヒトラーをギレンと重ねた」等、様々な解釈がなされている。<br />
:解釈はさておき、最終的にギレンはデギンの言葉通り[[キシリア・ザビ|身内]]に[[暗殺|殺される]]事となる(当のデギン自身にも当てはまるのだが)。<br />
;「出来るものかよ。なぁ、ガルマ…」<br />
:TVアニメ版第41話「光る宇宙」より。「連邦を葬る」と言ったギレンに対し、ガルマの遺影に語りかけながら返した台詞。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ===<br />
;「(連邦との戦争に)たとえ勝てるとしてもいかんっ! 営々と築いてきた過去を無に帰するようなことをして何の真実か!? 未来か!? わかっているなっギレン!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。連邦とジオンの確執が深刻になってきた時にギレンに説いた台詞。<br />
:デギンが武力による独立を望んでいない事が分かる台詞だが、ギレンは[[スペースノイド]]による新たな支配体制を望み、その野望を果たすために戦争が起こる事を望んでいるため、父の言葉は息子に届く事はなかった。<br />
;「そういう事を言って誤ったのだ。ナポレオンも、ヒトラーも、トージョーも」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。遂に開戦に至り、ルウム戦役で勝利した後も停戦するつもりがなく、「更に勝ち続ける」と発言したギレンに対しての台詞。<br />
:ギレンは「旧世代の愚行は参考にならない」と相手にもしなかったが、皮肉にもデギンの懸念は一年も経たず現実のものとなる。そう、'''歴史は繰り返す'''のだ…。<br />
;「判る。判っている。よく判っているとも将軍」<br />
;――虜囚の身ではなにもできない……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ルウム戦役で捕虜となったレビルと収容所で面会し、自らの胸の内を明かして凄惨な状態となった戦争を収める事をレビルに依頼。<br />
:レビルは「虜囚の自分に何を出来るというのか?」と問うが、それに対するデキンの返答。<br />
:直後にレビルは地球連邦軍中将エルランの手引きで奇跡の帰還を果たしており、この件を手引きしたのはデキンであることは後述の反応からもほぼ確定的である。<br />
;――レビルめぇ……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。脱出したレビルの「ジオンに兵無し演説」を聞きながらの独白。<br />
:デギンが望んだ終戦が絶望的になってしまい、杖でリモコンを叩き壊す程の怒りに襲われており、直後の地球侵攻軍の第四次派遣軍司令官としてデキンに謁見したガルマに対して、「アースノイドが二度と戦争をしたいと思わない程までに叩き潰せ」とまで発言している。<br />
:しかし、自らの考えをレビルに明かして終戦協力を申し出ていたが、レビルはデキンの考えに「'''理解'''」こそ示していたが、「'''協力'''」するとは一言も明言しておらず、どちらかと言えばデキンが勝手に独走してしまった感が強い<ref>この時のデギンは既に国内の主導権をほぼギレンやキシリアといった強硬派の子供達に握られている状態であった為、実際にどこまで影響力を行使できたのかは疑問が残る。事実、ジオン側全権大使の[[マ・クベ]]中将は主戦派であり、地球連邦側もエルラン中将やゴップ大将は既に戦争継続を前提とした動きを見せていた為、結局は空回りに終わった可能性が高い。</ref>。<br />
;「作戦なぞもうよい!!」<br />
;「増援のひとつも満足に出せず、ドズルを見殺しにした者がよくも…」<br />
;「よくもおめおめとわしに『作戦』などと、進講できたものよ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ソロモン陥落後の作戦会議で、事実上ドズルを見殺しにしたギレンを激しく詰っている。<br />
:「武侠心を起こし大局を狂わした」とドズルに責を負わせるギレンに「そういう性格の男だ、あれは…」と零しており、本編ではドズル戦死に何の感慨すら示さずにギレンを憤慨させていたが、こちらでは正反対の描写となっている。<br />
;「停戦だキシリア。それも即時に。もはやそれ以外に道はないッ!!」<br />
;「見ただろう。あれはついにコロニーをさえ兵器に変えようとしている。我々が営々として築いてきた母なる大地であるコロニーをだ! 恐ろしいことだ!!」<br />
;「悪魔のような戦術をとれば戦争には勝つだろう。かつてのコロニー落としのように……」<br />
;「しかし。そのような勝利は所詮一時的なものでしかなく、しかも我々が本来望んでいたものではないっ!」<br />
;「キシリア! すべての望みをお前に託して、頼むっ!!」<br />
;「ギレンを、除いてくれ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ギレンのソーラ・レイ計画の認可した後に、デギンの執務室にトワニングの秘書官の振りをして面会に来たキシリアに対して。<br />
:自分を慕ってくれた息子達の戦死、戦局の悪化。デギンが望んだ平和的な独立は果たされず、そして全てがデギンが望んでいる方向とは正反対に進み、憔悴しきっていた。遂にはスペースノイドの母なる大地「コロニー」の兵器化を進めるギレンに恐怖を感じ、自らを慕うと信じるキシリアに全てを託して、'''ギレンの排除'''を懇願する。<br />
:その後、ギレン排除してルウムで借りを作ったレビルへ自身が停戦に赴けば、連邦は和平を受け入れると目算していた。しかし、キシリアからはレビルに接触するタイミングは今しかないと諭され、グレート・デギンで連邦艦隊に接触した際に本編同様の結末を迎える。<br />
:'''キシリアはデギンの動きを極秘裏にギレンにリークしており'''、事実上残された家族全員に見捨てられた悲しい最期となった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「ゆうえんちをこわして、てきのロボットをおびきだせ!」<br />
:放送当時、朝日ソノラマから発売されていた子供向け絵本での大迷言。この台詞で[[シャア・アズナブル|シャア]]に命令しているが、そもそも[[ガンダム]]は[[ホワイトベース]]にある上にジオン軍に地方の遊園地を襲うメリットなど何一つ無く、台詞だけ聞けばデギンがトチ狂ったとしか思えない。<br />
:なお、上記の'''絵本の脚本を担当したのはTVシリーズのメインライターである星山博之氏なので、「狙ってやった」展開である'''模様。<br />
:ちなみに絵に関してもシャアのヘルメットの留め具が赤かったり、ガンダムのアンテナが黄色かったり、何故か遊園地の上空に宇宙戦艦の筈の[[ムサイ]]がいる等、ツッコミどころが山ほど存在している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
何故か公式パロディ作品ではことごとく'''人外'''である。<br />
*漫画作品『トニーたけざきのガンダム漫画』では、グレート・デギンと融合して[[ニュータイプ]]を超える存在「'''デギン・ザ・グレート'''」へと変貌し、[[地球連邦軍]]や[[ガンダム]]に立ちはだかる強敵として大暴れした。<br />
**もちろん'''本編とはなんら関係無い'''どころか、全て'''ギレンの夢オチ'''。ちなみにこのデギン・ザ・グレート、[[全長一覧|身長]]180m、体重10万tである。とにかく強く、「水爆頭突き」や「ハゲ粒子砲」といった武装(?)を持つ。<br />
*[[SDガンダム外伝]]第二部『円卓の騎士編』では「帝王グレートデギン」として登場。名前の通りグレート・デギンを模した赤い[[仮面キャラ|仮面]]を被り、顔の下半分は'''青紫色の素肌が露出している'''。つまり、カラーリングもグレート・デギンと同様のものになっているのだが、そのせいでとても人間族には見えない容姿になってしまっている。<br />
**ちなみに最終決戦では「邪獣エレメンタル[[ラフレシア]]」と融合して「邪獣王ギガサラマンダー」へと変貌。こちらは夢オチなどではない、正真正銘の[[ラストボス|ラスボス]]である。<br />
*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は上記の通り、一貫した非戦派の(強かな)政治家として描写されており、むしろジオン・ズム・ダイクンの方が狂信的なカリスマと地球に対する徹底抗戦を唱えた人物として描写されている。<br />
**もっとも、四男[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]がシャアに唆されて引き起こした「暁の蜂起」事件では、[[レビル将軍]]に連邦駐留軍の全面撤退を要求する等、連邦のサイド3支配の切り崩しに尽力しているあたり、けっして「親連邦」という訳ではない。同時にアースノイドに対して明確な敵意を持っている訳でもなく、あくまでも「'''サイド3を連邦から独立させた上で、対等な関係を築く'''」事を主眼としている。<br />
**同漫画の宇宙世紀0050年代の頃は「ムンゾ大学の学長」という立場で、学内にジオン・ズム・ダイクンを匿う(地球連邦政府から内乱予備罪で逮捕状が出ていた)等、[[サイド3]]独立のための活動家だった事が描写されている。また、周囲の人間に気付かれないように連邦捜査官を上手く誤魔化して射殺する等、荒事にも慣れていたと思われる。<br />
**完全に余談だが、同漫画でのデギンは「本編以上に鼻を大きく書かれている」というデザイン上の変更が行われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000ICLO7S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:デギン・ソド・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:てきん そと さひ}}<br />
[[category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%87%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=355483
デギン・ソド・ザビ
2020-04-03T17:29:34Z
<p>210.158.190.245: /* TV版・劇場版 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Degwin Sodo Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
| 声優 = {{声優|永井一郎}}(TV版)<br />{{声優|藤本譲}}(劇場版I)<br />{{声優|柴田秀勝}}(劇場版III・特別版I / III)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::62]]歳<br />
| 出身 = サイド3<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
| 役職 = [[役職::公王]]<br />
}}<br />
'''デギン・ソド・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジオン公国]]公王。盟友ジオン・ズム・ダイクンと共にジオン共和国設立に尽力した功労者。<br />
<br />
デギンはダイクンの政治活動を「民間レベルの生温さである」と感じており、ダイクンの死後に権力を掌握。自らジオン公国の君主となって公王制を敷き、[[ザビ家]]を中心とした体制を固めた。<br />
<br />
現役時代は剛腕で知られるタカ派政治家であったデギンも、時間が経つにつれ虚無感に襲われるようになり、[[一年戦争]]勃発時には全権力を子供達に譲って政治的には隠居した状態になっていた。そして、この隙を突かれる形でジオン公国は長男[[ギレン・ザビ]]を総帥とする独裁体制になってしまった。<br />
<br />
四男[[ガルマ・ザビ]]の死後、その死を政治的に利用しようとする長男ギレンと対立するようになり、三男[[ドズル・ザビ]]を失った事が切っ掛けで[[地球連邦政府]]との講和を強行。[[グワジン]]級のジオン公国軍旗艦「[[グレート・デギン]]」に乗り込み[[レビル将軍|レビル]]艦隊と接触するが、デギンを「不要」と見なしたギレンによって[[ソーラ・レイ]]作戦の犠牲となる。享年62。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。グレート・デギンの代わりに[[ザンスカール帝国]]の戦艦[[アドラステア]]に乗り込んで宇宙を移動中であったが、[[シャア・アズナブル|シャア]]の策略により[[ホワイトベース隊]]に発見され、戦う事となる(ただし、[[パイロット]]扱いではない)。そして、アドラステアが破壊されると脱出もままならずそのまま死亡する。<br />
:これは『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』以降にデギンが登場しない説明付けとなっている。また、[[シャア・アズナブル|シャア]]にとっては、[[機動戦士ガンダム|原作]]では叶わなかった父ジオン・ズム・ダイクンの[[暗殺|仇討ち]]を(間接的にではあるが)果たした形となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:原作通りジオン公国公王。序盤の終わりに外宇宙からの侵略もあって連邦との講和に踏み切るが(出発したのは[[ソロモン]]が落とされる前)、やはり原作通りソーラ・レイでレビル共々焼き払われる。今回はグレート・デギンに乗ってくる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:[[ソーラ・レイ]]発射が阻止されたため[[ギレン・ザビ|我が子]]に謀殺される事は免れた。<br />
:その後ギレンの野心を止められない事を悟ると、[[アクシズ]]での戦闘においてグレート・デギンに乗って最前線に出撃。艦と運命を共にした事が語られる(プレイヤーが戦闘する機会は無い)。戦死の間際、グレート・デキンを通じてジオン全軍にメッセージを発信。兵士達はこれに奮起し、この戦いにおいてはジオンの勝利に終わっている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[GUNDAM:ジオン・ズム・ダイクン|ジオン・ズム・ダイクン]](SRW未登場)<br />
:[[地球連邦政府]]からの[[スペースコロニー]]独立運動の盟友。しかし、その中で対立を深めていく。<br />
:余談だが、ダイクンの急死をデギンによる[[暗殺]]と見る説が半ば公然と語られる程であるが、真相は不明(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。<br />
;[[ギレン・ザビ]]<br />
:長男。その思想や巧みな弁舌で国民を煽り立てる手法を好ましくは思っていなかったようだ。デギン曰く「ヒトラーのしっぽ」。<br />
;サスロ・ザビ<br />
:次男。SRW未登場。『[[機動戦士ガンダム]]』のストーリー開始前にダイクン派の襲撃([[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、キシリアの関与が疑われる)で死亡している。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:長女。ギレンと共に[[ジオン公国]]を戦争へ導いた元凶として、あまり快く思っていない。<br />
:なお、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、'''キシリアが長兄ギレンを利用する形で父デギンを暗殺している'''。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:三男。あまり愛していなかったらしく、彼の戦死の報にも感情を動かす様子は見られなかった。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:四男。その資質と明るい性格から、次代を担うものとして溺愛していた。<br />
;ナルス・ザビ<br />
:亡き妻。ガルマ出産後に衰弱死した。彼女を喪った辺りから、活力の衰えが目に見え始めたらしい。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]([[オードリー・バーン]])<br />
:ドズルの娘。映像作品中で直接対面する事は無かったが、血縁的には孫に当たる。<br />
:[[MSV]]の公式続編の一環である漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』においては、ミネバの生誕祝いと慰問のため[[ソロモン]]を訪れている。<br />
;ダルシア・ハバロフ<br />
:ジオン公国の首相だが、ギレンの傀儡。デギン同様、ギレンの急進的なやり方を好んでいなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:「ザビ家の真の継承者」を名乗っている。なお、[[小説|デギンの隠し子との説もある]]が、真偽は不明。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TV版・劇場版 ===<br />
;「ドズルにして、もっともなことであるよ」<br />
:TVアニメ版第37話「テキサスの攻防」における[[ドズル・ザビ|ドズル]]戦死の報に対する返答。実の息子の死を前に、ただ無味乾燥に言い放ったという。<br />
:これには冷酷非情な長男[[ギレン・ザビ|ギレン]]も憤りの様子を見せていた。[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]戦死の時とはまるで正反対の対応であり、デギンがドズルをあまり愛していなかったことが窺える。<br />
;「わ、私ごときを次期首相にと?」<br />
:TVアニメ版第38話「再会、シャアとセイラ」より。死の床の盟友ジオン・ズム・ダイクンに指差されて曰く。ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンがジンバ・ラル([[ランバ・ラル]]の父)から聞かされた話を回想する場面におけるデギンの台詞。<br />
:この時にデギンが指を差されたのは「(自分を死に追いやった)犯人は彼だ」と言うダイクンの意思表示であったという説<ref>実際、ジオン・ズム・ダイクンの遺児である[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクンは、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]の際[[スウィートウォーター]]での演説で「父ジオンは[[ザビ家]]に[[暗殺]]された」と発言している。</ref>があるが、デギンはこの行為を利用して最高権力者の地位を手に入れた。<br />
:その一方で、TV版機動戦士ガンダムの初期プロット案である「トミノメモ」においてはダイクンへの不変の賛意を娘であるアルテイシア(セイラ)に語るシーンが存在する。<br />
:また'''[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「ダイクンの死因はあくまでも『過労』に過ぎず、それが独り歩きして暗殺説に繋がった」とされている'''。<br />
:同作において描写されたダイクンと、彼を取り巻くダイクン派の人物像も考慮すると、真相はまた違ったものであるのかもしれない。<br />
;「しかしなギレン。百万の一般国民を疎開させるということは、これは、軍人の無能を示すことだ」 / 「ならば、数百万の一般国民を疎開させてまでソーラ・レイを使うというのは、これは軍人の無能を示すことだ」<br />
:前者はTVアニメ版第40話「エルメスのララア」より、後者は劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。「[[ソーラ・レイ]]で連邦を一掃する」と自信満々に語るギレンに対して。<br />
:IQ240の頭脳を誇り、自他共に認める才能の塊の如きギレンに対し、デギンは'''「無能」と言い切った'''。軍人であるギレンと、ジオン公国首相であるデギンの考え方の違い、そして両者の決定的かつ埋めようのない確執が伺える。<br />
;デギン「貴公、知っておるか? アドルフ・ヒトラーを」<br />ギレン「ヒトラー? 中世期の人物ですな。」<br />デギン「うむ、独裁者でな。世界を読みきれなかった男だ。貴公はその『ヒトラーの尻尾』だな」<br />
:TVアニメ版第40話「エルメスのララア」より。独裁政治を行うギレンに向かって発言。この後のデギンの発言が、[[ザビ家]]の未来を案じているとは思わなかったであろう。<br />
:なお、ヒトラーが存在した[[リーンの翼 (OVA)|第二次世界大戦]](1939~1945)の頃が、『[[機動戦士ガンダム]]』の舞台となる宇宙世紀0079年の時点から見ると「中世期」に相当する事実を鑑みるに、どうやら[[西暦]]と[[宇宙世紀]]との間には何百年もの間隔が存在している模様。<br />
:本編及び劇場版ではギレンは超然と聞き流したが、反対に漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は顔が強張り、書類を持つ手が震えるなど激しい怒りに襲われており、敗北した独裁者と重ねられた事は相当な屈辱だったと思われる。<br />
;「ヒトラーは身内に殺されたのだぞ…」 / 「ヒトラーは敗れたのだぞ」<br />
:前者が劇場版III「めぐりあい宇宙編」における、後者がTV版第40話「エルメスのララア」における台詞である。「ヒトラーの尻尾」と評されるも、意に介さずに立ち去るギレンに対して呟いた。<br />
:なお、劇場版III「めぐりあい宇宙編」における台詞だが、'''ヒトラーの最期は自殺が通説で、身内に殺害されたわけではない'''。そのため「宇宙世紀ではヒトラー暗殺説が支持されている」「なまじカリスマを備えていた故に、盲目的に信奉するばかりで間違いを正さない人物ばかりが身内に集まって自滅したヒトラーをギレンと重ねた」等、様々な解釈がなされている。<br />
:解釈はさておき、最終的にギレンはデギンの言葉通り[[キシリア・ザビ|身内]]に[[暗殺|殺される]]事となる(当のデギン自身にも当てはまるのだが)。<br />
;「出来るものかよ。なぁ、ガルマ…」<br />
:TVアニメ版第41話「光る宇宙」より。「連邦を葬る」と言ったギレンに対し、ガルマの遺影に語りかけながら返した台詞。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ===<br />
;「(連邦との戦争に)たとえ勝てるとしてもいかんっ! 営々と築いてきた過去を無に帰するようなことをして何の真実か!? 未来か!? わかっているなっギレン!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。連邦とジオンの確執が深刻になってきた時にギレンに説いた台詞。<br />
:デギンが武力による独立を望んでいない事が分かる台詞だが、ギレンは[[スペースノイド]]による新たな支配体制を望み、その野望を果たすために戦争が起こる事を望んでいるため、父の言葉は息子に届く事はなかった。<br />
;「そういう事を言って誤ったのだ。ナポレオンも、ヒトラーも、トージョーも」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。遂に開戦に至り、ルウム戦役で勝利した後も停戦するつもりがなく、「更に勝ち続ける」と発言したギレンに対しての台詞。<br />
:ギレンは「旧世代の愚行は参考にならない」と相手にもしなかったが、皮肉にもデギンの懸念は一年も経たず現実のものとなる。そう、'''歴史は繰り返す'''のだ…。<br />
;「判る。判っている。よく判っているとも将軍」<br />
;――虜囚の身ではなにもできない……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ルウム戦役で捕虜となったレビルと収容所で面会し、自らの胸の内を明かして凄惨な状態となった戦争を収める事をレビルに依頼。<br />
:レビルは「虜囚の自分に何を出来るというのか?」と問うが、それに対するデキンの返答。<br />
:直後にレビルは地球連邦軍中将エルランの手引きで奇跡の帰還を果たしており、この件を手引きしたのはデキンであることは後述の反応からもほぼ確定的である。<br />
;――レビルめぇ……<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。脱出したレビルの「ジオンに兵無し演説」を聞きながらの独白。<br />
:デギンが望んだ終戦が絶望的になってしまい、杖でリモコンを叩き壊す程の怒りに襲われており、直後の地球侵攻軍の第四次派遣軍司令官としてデキンに謁見したガルマに対して、「アースノイドが二度と戦争をしたいと思わない程までに叩き潰せ」とまで発言している。<br />
:しかし、自らの考えをレビルに明かして終戦協力を申し出ていたが、レビルはデキンの考えに「'''理解'''」こそ示していたが、「'''協力'''」するとは一言も明言しておらず、どちらかと言えばデキンが勝手に独走してしまった感が強い<ref>この時のデギンは既に国内の主導権をほぼギレンやキシリアといった強硬派の子供達に握られている状態であった為、実際にどこまで影響力を行使できたのかは疑問が残る。事実、ジオン側全権大使の[[マ・クベ]]中将は主戦派であり、地球連邦側もエルラン中将やゴップ大将は既に戦争継続を前提とした動きを見せていた為、結局は空回りに終わった可能性が高い。</ref>。<br />
;「作戦なぞもうよい!!」<br />
;「増援のひとつも満足に出せず、ドズルを見殺しにした者がよくも…」<br />
;「よくもおめおめとわしに『作戦』などと、進講できたものよ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ソロモン陥落後の作戦会議で、事実上ドズルを見殺しにしたギレンを激しく詰っている。<br />
:「武侠心を起こし大局を狂わした」とドズルに責を負わせるギレンに「そういう性格の男だ、あれは…」と零しており、本編ではドズル戦死に何の感慨すら示さずにギレンを憤慨させていたが、こちらでは正反対の描写となっている。<br />
;「停戦だキシリア。それも即時に。もはやそれ以外に道はないッ!!」<br />
;「見ただろう。あれはついにコロニーをさえ兵器に変えようとしている。我々が営々として築いてきた母なる大地であるコロニーをだ! 恐ろしいことだ!!」<br />
;「悪魔のような戦術をとれば戦争には勝つだろう。かつてのコロニー落としのように……」<br />
;「しかし。そのような勝利は所詮一時的なものでしかなく、しかも我々が本来望んでいたものではないっ!」<br />
;「キシリア! すべての望みをお前に託して、頼むっ!!」<br />
;「ギレンを、除いてくれ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ギレンのソーラ・レイ計画の認可した後に、デギンの執務室にトワニングの秘書官の振りをして面会に来たキシリアに対して。<br />
:自分を慕ってくれた息子達の戦死、戦局の悪化。デギンが望んだ平和的な独立は果たされず、そして全てがデギンが望んでいる方向とは正反対に進み、憔悴しきっていた。遂にはスペースノイドの母なる大地「コロニー」の兵器化を進めるギレンに恐怖を感じ、自らを慕うと信じるキシリアに全てを託して、'''ギレンの排除'''を懇願する。<br />
:その後、ギレン排除してルウムで借りを作ったレビルへ自身が停戦に赴けば、連邦は和平を受け入れると目算していた。しかし、キシリアからはレビルに接触するタイミングは今しかないと諭され、グレート・デギンで連邦艦隊に接触した際に本編同様の結末を迎える。<br />
:'''キシリアはデギンの動きを極秘裏にギレンにリークしており'''、事実上残された家族全員に見捨てられた悲しい最期となった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「ゆうえんちをこわして、てきのロボットをおびきだせ!」<br />
:放送当時、朝日ソノラマから発売されていた子供向け絵本での大迷言。この台詞で[[シャア・アズナブル|シャア]]に命令しているが、そもそも[[ガンダム]]は[[ホワイトベース]]にある上にジオン軍に地方の遊園地を襲うメリットなど何一つ無く、台詞だけ聞けばデギンがトチ狂ったとしか思えない。<br />
:なお、上記の'''絵本の脚本を担当したのはTVシリーズのメインライターである星山博之氏なので、「狙ってやった」展開である'''模様。<br />
:ちなみに絵に関してもシャアのヘルメットの留め具が赤かったり、ガンダムのアンテナが黄色かったり、何故か遊園地の上空に宇宙戦艦の筈の[[ムサイ]]がいる等、ツッコミどころが山ほど存在している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
何故か公式パロディ作品ではことごとく'''人外'''である。<br />
*漫画作品『トニーたけざきのガンダム漫画』では、グレート・デギンと融合して[[ニュータイプ]]を超える存在「'''デギン・ザ・グレート'''」へと変貌し、[[地球連邦軍]]や[[ガンダム]]に立ちはだかる強敵として大暴れした。<br />
**もちろん'''本編とはなんら関係無い'''どころか、全て'''ギレンの夢オチ'''。ちなみにこのデギン・ザ・グレート、[[全長一覧|身長]]180m、体重10万tである。とにかく強く、「水爆頭突き」や「ハゲ粒子砲」といった武装(?)を持つ。<br />
*[[SDガンダム外伝]]第二部『円卓の騎士編』では「帝王グレートデギン」として登場。名前の通りグレート・デギンを模した赤い[[仮面キャラ|仮面]]を被り、顔の下半分は'''青紫色の素肌が露出している'''。つまり、カラーリングもグレート・デギンと同様のものになっているのだが、そのせいでとても人間族には見えない容姿になってしまっている。<br />
**ちなみに最終決戦では「邪獣エレメンタル[[ラフレシア]]」と融合して「邪獣王ギガサラマンダー」へと変貌。こちらは夢オチなどではない、正真正銘の[[ラストボス|ラスボス]]である。<br />
*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は上記の通り、一貫した非戦派の(強かな)政治家として描写されており、むしろジオン・ズム・ダイクンの方が狂信的なカリスマと地球に対する徹底抗戦を唱えた人物として描写されている。<br />
**もっとも、四男[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]がシャアに唆されて引き起こした「暁の蜂起」事件では、[[レビル将軍]]に連邦駐留軍の全面撤退を要求する等、連邦のサイド3支配の切り崩しに尽力しているあたり、けっして「親連邦」という訳ではない。同時にアースノイドに対して明確な敵意を持っている訳でもなく、あくまでも「'''サイド3を連邦から独立させた上で、対等な関係を築く'''」事を主眼としている。<br />
**同漫画の宇宙世紀0050年代の頃は「ムンゾ大学の学長」という立場で、学内にジオン・ズム・ダイクンを匿う(地球連邦政府から内乱予備罪で逮捕状が出ていた)等、[[サイド3]]独立のための活動家だった事が描写されている。また、周囲の人間に気付かれないように連邦捜査官を上手く誤魔化して射殺する等、荒事にも慣れていたと思われる。<br />
**完全に余談だが、同漫画でのデギンは「本編以上に鼻を大きく書かれている」というデザイン上の変更が行われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000ICLO7S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:デギン・ソド・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:てきん そと さひ}}<br />
[[category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AE%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=355482
ギレン・ザビ
2020-04-03T17:23:34Z
<p>210.158.190.245: /* アニメ本編 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gihren Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}}<br />
| 声優 = {{声優|銀河万丈|田中崇(現:銀河万丈)|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::ヒトラーの尻尾]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::35]]歳<br />
| 身長 = [[身長::190cm]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
*{{所属 (人物)|ジオン公国軍}}<br />
| 役職 = [[役職::総帥]]<br />
| 階級 = [[階級::大将]]<br />
}}<br />
'''ギレン・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジオン公国]]総帥(国家の最高指導者)。『[[機動戦士ガンダム]]』を始めとする[[宇宙世紀]]における戦乱の根源的元凶と言える存在。<br />
<br />
[[一年戦争]]において指導者として絶大なカリスマ性を発揮し、やがてジオン公国そのものの象徴とも言える人物になっていく。そして、一年戦争末期における死後も、彼の唱えた政治思想や世界観だけでなく、[[ミネバ・ザビ|ザビ家そのものの血脈自体]]が、宇宙世紀において地球や宇宙を問わず巨大な影響力を発揮していく事になり、事実戦争終結から僅か3年で[[デラーズ・フリート|ギレンの意思を継ぐ集団による凶悪なテロ・紛争事件]]が巻き起こり、その後も[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]の間に、長きにおける戦争の溝を深める事になる。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
'''IQ240'''という、とてつもない[[天才]]で、更にはジオン・ズム・ダイクンにも引けをとらない大衆を魅了するカリスマの持ち主。巧みな弁舌も持ち合わせ、モビルスーツと言う当時では革新的な機動兵器を導入しても数では圧倒的不利となっていた[[地球連邦軍]]との戦争で[[ジオン公国軍]]が有利に進められたのも、ギレンの天才的な指導者としての確かな資質があったからと言っても過言ではなく、親衛隊隊長の[[エギーユ・デラーズ]]や[[アナベル・ガトー]]の様に、熱狂的な支持者が数多く存在している。<br />
<br />
しかし、指導者や政治家として優れている反面、人間的には冷酷どころか感情が無いのではないかと思わせる程の徹底的なデジタル思考の人物で、同時にそれがダイクンとの決定的な違いとなっている。自身の利に繋がるのなら、身内を利用したり切り捨てる事も厭わず、末弟の[[ガルマ・ザビ]]の死や葬儀をジオン軍の戦意高揚に使い、同じく弟の[[ドズル・ザビ]]も時間稼ぎの捨て駒として扱い、挙句の果てには邪魔になるという理由で実父の[[デギン・ソド・ザビ]]すら謀殺に追い込んでいる程。<br />
<br />
スペースノイドを至上とした選民意識が強く、ダイクンの人類の革新を促す為の[[ニュータイプ]]思想を「'''スペースノイドは選ばれた民であり、更にその中の優良種がジオン国民である'''」という選民主義的な思想へと故意に捻じ曲げた上でジオン国民を始めとするスペースノイドの中に浸透させ、形を変えつつ後世にも残り続けることになっている。ただし、ギレン本人はニュータイプ自体についてはさほど理解を示した様子は無く、実際デキンに対しても「ニュータイプ思想はジオン軍が勝つための『方便』である」と言い切っている。<br />
<br />
選挙工作の上手さ、国威発揚・[[士気]]向上を目的とした演説の上手さなどからして、第二次世界大戦時において最も有名な独裁者であるアドルフ・ヒトラーを彷彿させ、実際にデギンからも「ヒトラーの尻尾」と揶揄されている。しかしその一方で、己の才能に絶対の自信を持つ故か、一年戦争末期には不利な状況を軽視する傾向も見られた。また、ジオン国民からも全面的な支持を受けていた訳ではなく、既に地球での戦況が不利となって地球連邦との和平交渉に転じる事も考慮しなければならない状況ありながら、あくまでもジオンの優勢を断じて国民を扇動する方策に難色を示す者も少なからずいた。<br />
<br />
人間の感情について共感が乏しい故に、ガルマの死を利用した事に憤りを見せていたデキンや、そのデキンを自身の陰謀で殺された妹の[[キシリア・ザビ]]の明確な怒りと殺意にも無関心な様子を見せ、結果的にその事がジオン公国の滅亡およびキシリアによる自身の死に繋がってしまったのは皮肉としか言いようがない。死の寸前、自身を射殺するキシリアとのやり取りである「'''フッ…冗談はよせ…'''」「'''意外と兄上も甘い様で…'''」という台詞からも、いかにギレンが人間の感情に対し無頓着であったのか推察出来る。<br />
<br />
=== 生涯 ===<br />
ザビ家のデキン・ソド・ザビの長男として生を受け、幼少期より天才的な頭脳を発揮し優秀な成績を収めていたギレンは、少年時代より政治活動に積極的に参加し、青年時代にはデギンと共にジオン・ズム・ダイクンの指導する独立運動にも参加。ダイクンの死後に権力を手にしたデギンの引退とともに権力を受け継ぎ、ジオン公国の事実上の最高指導者になる。その後、[[サイド3]]国民が選ばれた民である著書『優性人類生存説』を発表し、多くの国民の支持を得ることに成功し独裁体制を敷く。<br />
<br />
[[一年戦争]]においては、[[スペースコロニー]]への毒ガス作戦や[[コロニー落とし]]など、人間の所業とは思えない様な残虐非道な行為を指揮する。人類の半数を抹殺した空前の大虐殺は、人口を強制的に減少させることにより[[地球]]環境の保全を図ろうとした為と見られる。しかし、末弟ガルマの戦死を全世界に同時中継するという派手な国葬という方法で利用し、密葬を望んだ父デギンと対立を深める。<br />
<br />
[[ガンダム]]や[[ホワイトベース]]といった、ガルマを討ち破る等といった形で抜きん出た活躍を見せる勢力の活躍には、さほど気に留めている様子も無く、終盤においても「ガンダム一機に手こずるものだな」という程度の認識しか持っておらず、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]達との接点は全くと言っていいほど無い。[[ソロモン]]を拠点に必死に連邦軍と交戦していたドズルからの援軍要請に対しても、現場の人間を理解しない様子を見せ、結果的に彼が落命する要因の一つを招いている。<br />
<br />
そしてデギンが講和のために単独で連邦艦隊に赴いた際は、連邦軍もろとも[[ソーラ・レイ]]で焼き払う形で謀殺し、これによって連邦軍の[[レビル将軍]]もまた命を落としている。しかし、その事を妹[[キシリア・ザビ]]に知られた結果、父殺しの男として作戦指揮中に[[暗殺]](と言うよりも、部下達の前で堂々と射殺)され、35歳で没した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
なお、ギレン・ザビは[[コンピュータゲーム|ゲーム業界]]においては他に『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズがあるなど重要な存在であるのだが、反面SRWにおいてはファーストガンダムにおける所謂悪の親玉的存在ではあるにも関わらず、原作では[[主人公]]達と関わる事なくあっさり身内の手により倒れたり、また[[モビルスーツ]]や[[戦艦]]等の一切メカに乗らないままであった為(要塞内部で指揮を取っていた)、いささか印象が薄い存在である。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では[[ドロス]]に乗っていたが、原作での他の[[ザビ家]]の人間の事情を考えれば、[[グワデン|ギレン専用のグワジン級]]の艦があるものと推測される。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:名前のみ登場。[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]を[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]への増援として向かわせた。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]幹部として登場。[[ビアン・ゾルダーク]]博士亡き後のDCの実質的指導者であった。<br />
:[[異星人]][[インスペクター]]の攻撃が各地で行われた後、好機とばかりにDCの正当性を主張し、DC再興を呼び掛ける一大演説を全世界に向け放送した。その結果DCの戦力の増強に成功するが、[[ロンド・ベル]]隊の奮戦、妹[[キシリア・ザビ|キシリア]]の[[裏切りイベント|裏切り]]によって[[組織]]は崩壊した。<br />
:本作では[[ドロス]]に乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:完結編の予告で顔見せ。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』で死亡したはずだが、謎の復活を遂げる。実は[[ゲスト]]により[[クローン]]として蘇らされていた。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に代わりDCの総指揮をとる。<br />
:ギレンの選民主義はそれまでハマーンが行っていた[[スペースノイド]]を味方に付けるという方針とは異なり、結果的にコロニー連合とDCは対立。[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]率いるコロニー連合軍に始末される(ポセイダルルート)。キシリアによる暗殺イベントもある(DCルート)。<br />
:3兄弟のクローンはゲストのことになると記憶が書き換わったり思考が止まったりするように調整されているようだが、それでもギレンの場合は制御に難がある程に自我が確立していた。そのためか[[ドズル・ザビ|ドズル]]ほど明言はしないが、終盤はギレンであってそうでない何者かとして生きることに不安を感じており、プレイヤーの手で倒すと自分の命が尽きることに安心すらしているかのような台詞を遺す。第3次同様[[ドロス]]に搭乗する。<br />
:なお、この作品が発売された1998年4月には、同じく[[セガサターン]]で戦略シミュレーションゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』も発売され、ギレンの存在がクローズアップされている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:[[ジオン軍]]の総司令官として登場。原作と違い一年戦争後も生き残った事になっている<ref>そもそもα世界での一年戦争は[[マクロス]]落下の影響で[[ア・バオア・クー]]戦前に中断(休戦)された事になっている。</ref>。<br />
:なお、パイロットとして登場するのは1話だけで、しかも5ターン以内に撃破しないとキシリアによる暗殺イベントが発生する為、[[資金]]が欲しい場合は積極的に攻め込む必要がある。<br />
:ちなみに、暗殺イベントはキシリアとギレンがそれぞれ[[グワジン]]と[[ドロス]]に乗った状態で起こるため'''会話の最中に突然ドロスが爆発する'''というややシュールな光景になる。ギレンが断末魔の悲鳴すら上げられないのも原作通りではあるが、あの巨大なドロスをどうやって一瞬で沈めたのかは謎である。あらかじめ爆弾でも仕掛けられていたのだろうか。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:名前のみ登場。本編前にてジオン軍を統括していたが、本編前半にて妹キシリア共々、[[シャア・アズナブル|何者か]]に[[暗殺]]される。<br />
:ちなみに、本作の[[一年戦争]]前半は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[グリプス戦役]]に相当するので、[[機動戦士ガンダム|正史]]より数年長生きしたことになる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:今回もジオン軍の総司令官。序盤が一年戦争に沿った展開ながら、キシリアが自分を撃つ前にシャアに討たれてしまう為、中盤まで生き残りハマーン一派と合流するも、最終的にはハマーンに暗殺されてしまう。戦闘では[[グワジン]]に乗る。なお、弟や妹と違い、台詞の新規収録は行われず。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:ジオン軍の総司令官として登場。外宇宙勢力の脅威の前になんとか連邦との和平に持ち込もうと画策するキシリアやデギンをよそに、徹底して抗戦姿勢を崩さない。<br />
:デギンにより停戦が成立してもなお、[[アステロイド・ベルト]]の勢力を「[[ネオ・ジオン]]」として再編。建前上は別組織にあたることを利用し、再び連邦に宣戦。連邦および[[コネクト・フォース]]との戦いを続けるが、一方で自分が倒れることも予期した上で、キシリアとガルマにジオンの未来を託そうとする意思も内心抱いていた。最終的にはアクシズでのコネクト・フォースとの決戦と[[アンゴル=モア|その結末]]を受けて、キシリアの仲裁を受け入れて遂に連邦と和平する。キシリアやガルマ同様、最後まで生存した数少ない作品。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
: '''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
: '''[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[必中]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[気合]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[必中]]'''<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
: '''[[底力]]''' <br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[底力]]、[[天才]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
: '''[[底力]]L7、[[援護|援護(攻撃のみ)]]L3、[[指揮官|指揮]]L4'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[デギン・ソド・ザビ]]<br />
:実父。「老いぼれ」と見做し、軽視。地球連邦軍艦隊と共に[[ソーラ・レイ]]の犠牲にする。<br />
;サスロ・ザビ<br />
:次弟。性格面では割と似た者兄弟だった。彼が暗殺された時は間近にいたこともあってか、流石のギレンもショックを受けている。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:妹。自身への絶対の自信ゆえに裏で暗躍するキシリアを軽視していた。それが仇となり、最後は彼女によって[[暗殺]]される。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:三弟。仲が良かったかどうかは不明だが、デギンがドズルの死を軽視していた事にはギレンですら憤りを感じていたため、わずかながら情を感じていた可能性がある。<br />
:[[小説|小説版]]ではルウム戦役の時に、ドズルがザクに乗って前線に飛び出したという話を聞いてたしなめながらも、珍しく苦笑を浮かべたという。<br />
:[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に至っては怪我が治っていないのに無理に戻ってきたドズルに具合を聞いたり、再出血で悶絶する彼の姿に不安と呆れが混ざったような表情になったりと、ドズルの事を気に掛けているかのような描写が少し増えた<ref>ただし、ドズルの戦死後はソロモンに援軍を回さなかった事を咎めるデギンに対し、冷酷極まる態度を取っており、デギンからは非難されている。</ref>。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:末弟。ガルマは何かとギレンに良くしてもらったらしく「ギレン総帥は皆が思っているような恐ろしい人ではない」と言っていたが、その死を政治的に利用した。その際の追悼演説はあまりにも有名。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]([[オードリー・バーン]])<br />
:面識は無かったが、血縁上の姪にあたる。<br />
<br />
=== [[ジオン公国軍]] ===<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:シャアからはザビ家の一員という事で憎まれているが、原作では直接は関わらない。<br />
:ギレン自身、シャアの正体に気付いていた様子はなく、彼に[[ジオング]]を与えようとするキシリアに「またシャアか? 拘り過ぎるな」と呆れて見せている。<br />
:SRWにおいては[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]時代のシャアと対決する事になる他、『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』ではキシリア共々彼に暗殺されてしまう。<br />
;[[シャリア・ブル]]<br />
:彼をキシリアへの牽制の為に彼女の[[ニュータイプ]]部隊へと送り込む。<br />
;セシリア・アイリーン<br />
:女秘書で、ほぼ愛人。初出は小説版。劇場版ではそれらしい人物が僅かながら登場しているが、明確に彼女のものと分かる台詞は無い。<br />
:『ギレンの野望』シリーズでは大幅に出番が増えて、ある意味メインヒロインと化している側面も。なお、SRWでの出演は今のところ無い。<br />
;[[ランバ・ラル]]<br />
:TV版ではほとんど絡みが無いが、小説版ではなんと腹心の親衛隊長。その上[[クラウレ・ハモン]]はかつてギレンの愛人だったという事で、[[三角関係|三者間で愛憎入り乱れた深い人間関係]]が描かれた。<br />
:ただし、ギレンはラルに「早くハモンと結婚しろ」と勧めるなど一歩引いており、人間性についても好ましく思っていた。<br />
<br />
=== [[地球連邦軍]] ===<br />
;[[レビル将軍]]<br />
:地球連邦軍の最高司令官を務める人物。[[ソーラ・レイ]]によって父・デギン諸共、引導を渡す事に成功している。<br />
:なお、ギレン・ザビがジオン公国軍側の主人公キャラクターを務める[[コンピュータゲーム|戦略SLG]]『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、対するレビル将軍が地球連邦軍側の主人公キャラクターを務めている。<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:原作では両者共に絡みは無く、ギレンにとっては「報告書を読んで知った[[ガンダム]]の[[パイロット]]」という認識しか無かったが、『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』は直接対決をする事に。<br />
:なお、富野監督の「トミノメモ」によれば「本土である[[サイド3]]での最終決戦で、専用MSに乗ってアムロと一騎討ちをする」という筋書きがあったと言う。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:ガルマ追悼演説を視聴した彼に「独裁者」と強く批判された。なお、原作ではモニター中継された演説を見て言っているが、『XO』では直接言われる。<br />
;[[ミケル・ニノリッチ]]<br />
:同じくガルマ追悼演説を視聴していた者の一人。この演説を聞いていた他の[[連邦兵]]達と共に「ジオンなんか、俺達が[[地球]]から追い出してやる!」と気炎を上げられている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[エギーユ・デラーズ]]<br />
:ギレンの親衛隊長を務めた腹心。ギレンを崇拝している。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:デラーズと同じく自身に忠誠を誓う人物であるが、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では状況によって反旗を翻す。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:競演する作品では部下であるが、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では不信感を抱かれ、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では途中で対立関係となり、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』(『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)では彼女に暗殺されてしまう。<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:自身の落胤もしくは[[クローン]]という説があり、『α』では腹心の部下となっている。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ブルーノ・J・グローバル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]](『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]]』)』では彼に[[マスドライバー]]による[[南アタリア島]]攻撃をチラつかせながら、3時間以内の武装解除と[[ネオ・ジオン]]への[[マクロス|ASS-1]]の明け渡しを要求する。<br />
;[[ドルチェノフ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』(『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)にて共闘。お互い目の上のたんこぶを始末しているのもあってか、ギレンの方は内心信用していない。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にて共闘。リアル系とスーパー系の[[ラストボス|悪の大ボス]]の競演が実現。<br />
;[[諸葛亮孔明]]<br />
:『α』にて、ギレンの落命を予期していた。もっとも、彼はキシリアを利用する事で彼女にギレンを討たせたのだが。<br />
;[[アンゴル=モア]]<br />
:『OE』では、連邦との戦争で追い詰められてなお、奥の手であるアクシズ落としを敢行して戦いを継続しようとするも、彼女の「ハルマゲドン1分の1」であっさりとアクシズが破壊されたのを受け戦意を喪失、連邦との和平を結んだ。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ビアン・ゾルダーク]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では彼の死を祭り上げた演説を行い、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]総帥として地歩を固める事になる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== アニメ本編 ===<br />
;「''我々は、一人の英雄を失った! しかし、これは敗北を意味するのか!? 否! 始まりなのだ!''」<br />「地球連邦に比べ、我がジオンの国力は三十分の一以下である。にもかかわらず、今日まで闘い抜いてこられたのは何故か!?」<br />「諸君!! 我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ!」<br />「これは諸君らが一番知っている。我々は地球を追われ、宇宙移民者にさせられた!」<br />「そして一握りのエリートが、宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して五十余年! 宇宙に住む我々が、自由を要求して、何度、連邦に踏みにじられたか!」<br />「ジオン公国の掲げる、人類一人ひとりの自由の為の戦いを、神が見捨てるわけはない!」<br />「''私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!! 何故だ!?''」<br />「新しい時代の覇権を我ら選ばれた国民が得るのは、歴史の必然である。ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ」<br />「我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながら、共に苦悩し錬磨して今日の文化を築き上げてきた」<br />「かつてジオン・ダイクンは、人類の革新は宇宙の民たる我々から始まると言った」<br />「しかしながら地球連邦のモグラどもは、自分たちが人類の支配権を有すると増長し、我々に抗戦をする」<br />「諸君の父も、子も、その連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!」<br />「この悲しみも、怒りも、忘れてはならない!」<br />「それを………ガルマは、死をもって我々に示してくれた!」<br />「我々は、この怒りを結集し、連邦軍に叩き付けて、初めて真の勝利を得る事が出来る!」<br />「この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる!」<br />「''国民よ! 悲しみを怒りに変えて! 立てよ、国民よ!!''」<br />「我らジオン公国国民こそ、選ばれた民である事を忘れないで欲しいのだ! 優良種たる我らこそ、人類を救い得るのである!!」<br />「ジーク・ジオン!!」<br />
:[[ガルマ・ザビ]]国葬における追悼演説。この模様は地球圏全域に放送された。<br />
:「我こそは[[正義]]である」という趣旨のプロパガンダ演説は[[ガンダムシリーズ]]の定番となっているが、ギレンのこの演説に勝るものは無いと言っても過言ではないだろう。<br />
:なお、後述するようにTV版第12話でのガルマ追悼演説はぶっつけ本番に近い代物だった為、劇場版で手直しされている。<br />
:また、この演説の冒頭部分は『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』第1話のラストにおいても聴くことができる。<br />
;「私とて、ジオン・ダイクンの革命に参加したものです。人類がただ数を増やすだけでは、人の軟弱を産み、軟弱は人を滅ぼします。」<br />「地球連邦の絶対民主制が何をもたらしましたか? 官僚の増大と情実の世を作り、あとはひたすら資源を浪費する大衆を育てただけです。今次大戦のような共食いを生んだのも、連邦の軟弱故です。もう……人類は限界を超えましたよ……」<br />「私はア・バオア・クーで指揮を執ります」<br />「まっ……勝ってみせますよ。その上で、真の[[ニュータイプ]]の開花を待ちましょう。ヒトラーの尻尾の戦いぶりをご覧ください」<br />
:ギレンに対し「貴公はヒトラーの尻尾だな」と評した父[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]に対する台詞。ギレン・ザビという人物の[[性格]]を実によく現した台詞だろう。<br />
:デギンは「ヒトラーは失敗したのだぞ(劇場版では「身内に殺されたのだぞ」)」と独白するように言ったが、これは後に親子双方に降りかかった最期でもあった。<br />
:一方、[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「ヒトラーの尻尾」と評された時にはギレンは顔を引きつらせ、書類を持つ手が震えるほど激しい怒りを見せており、上述の超然とした態度を見せる事はなかった。<br />
;「我が忠勇なるジオン軍兵士たちよ、今や地球連邦軍艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた」<br/ >「この輝きこそ、我らジオンの正義の証である!」<br />「決定的打撃を受けた地球連邦軍に、いかほどの戦力が残っていようとも、それはすでに形骸である」<br />「''あえて言おう、カスであると!''」<br />「それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと、私は断言する!」<br />「人類は、我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理運営されて、初めて永久に生き延びることが出来る!」<br />「これ以上戦い続けては、人類そのものの存亡に関わるのだ!」<br />「地球連邦の無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来の為に、我がジオン国国民は立たねばならんのである!」<br />
:第42話より。[[ア・バオア・クー]]攻防戦において、[[ソーラ・レイ]]によって大損害を被った[[地球連邦軍]]を「烏合の衆」と非難した演説の中で。<br />
:これによってジオン軍の士気は最高潮に達し、ギレンの高いカリスマ性が読み取れる。<br />
:ちなみに、「あえて言おう、カスであると!」の部分は「あえて言おう、○○であると!」という形でネタにされやすく、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]に登場する[[グラハム・エーカー|某エースパイロット]]もそれを元にした台詞を吐いている。<br />
;「フフフフフッ。圧倒的じゃないか、我が軍は!」<br />
:ア・バオア・クー戦において有利に戦闘を進める[[ジオン公国軍|自軍]]の様子を見ての独白。自身の采配による自信が伺える。<br />
:近年は多数の外伝作品やイグルーを筆頭とするOVAによって、「連邦の物量」が年々誇張される傾向にあり、この発言は「戦局が全く見えていない無能」等と解釈されやすい。しかし(少なくとも当時の設定では)これは誤りで、的確な防衛管制でパブリク隊を撃退し、ドロス級を前面に出してSフィールドを防備。Nフィールドへの連邦軍第二・第三大隊の攻撃も退ける等、優秀かつ完璧な指揮・采配を行っている。また、ジオンは本国等にも戦力を温存している状態なのに対し、連邦は全戦力を結集した総力戦、しかもソーラレイによってその大半を焼き尽くされ、レビル将軍の死亡によって指揮系統の中枢を破壊される等、むしろ連邦が大きく不利であった。先述の通り現在は、様々な後付けによってジオン側が不利でそれを指揮するギレンも無能であるかのように思われやすく、それを正すためか漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、明確に「連邦側が不利」と改めて設定されている。<br />
;「フッ、冗談はよせ」<br />
:ア・バオア・クー戦において[[キシリア・ザビ|キシリア]]に銃を向けられた際の台詞。<ref>もっとも、この台詞には「まさか、[[地球連邦軍|敵軍]]との戦闘中に[[ジオン公国軍]]の総司令官である自分を[[暗殺|殺害]]してみすみす混乱を招いたりはしないだろう」という意図も込められているとも解釈できるが…。</ref>キシリアを軽視していた事が災いしてか、ギレンはキシリアに半ば呆気無く[[暗殺]]される事となった。<br />
:現場に居合わせた士官らには動揺が走ったが、キシリアの「父殺しの罪は総帥であっても免除されない。異議は軍法会議において聴く」の言葉と、トワニング准将の機転を利かせた一言により、その場の動揺を鎮め、キシリアが指揮を引き継ぐ事になった。 <br />
:しかし、ギレン殺害から指揮権引き継ぎまでの間に十数分のタイムラグがあり、この隙に連邦側は猛攻を開始。指揮系統の混乱の発生や、一部の兵士にギレン戦死の情報を傍受され士気が低下する等の影響もあり、ア・バオア・クー陥落の決定的な要因となってしまった。<br />
:その一方で、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ギレンの暗殺を知った将兵達がその場に居合わせた[[セイラ・マス|セイラ]]を旗頭にしてキシリアに反乱を起こしており、(TV版および劇場版と違って)ギレンのカリスマ性がキシリアの予想以上に高かった事を示している。<br />
<br />
=== その他の媒体===<br />
;「今ここに、諸君等有望なる新入生を迎えて、大いなる期待を禁じえない」<br />「時代は現在、新たな局面へと向かいつつある。いかなる局面へか!? 人類史の偉大な発展への局面である!!」<br />「宇宙に進出する事によって我々は、無限の可能性を手にした」<br />「誰の可能性か!? 人類全体のか!? 否!! 我等スペースノイドにのみ許された可能性であるっ!!」<br />「スペースノイドの新しい能力こそが停滞した人類史を打破するのである!」<br />「移民一世以来の困難な時代を経て、かつて棄民とさえ呼ばれていたスペースノイドの住民達は選ばれた民となった! 期せずして人類史の最前線に立ったのだ!!」<br />「諸君は更にその前衛である!! エリートを自負する事に躊躇するな諸君! 諸君はエリートだ!」<br />「選ばれた民から更に厳しく選抜されてここにいる諸君等こそ、コロニー社会の守護者であると共に新人類のリーダーである」<br />「奮起せよ! 未来の将星をめざして邁進せよ! 我と我が戦線に加われ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』にて、シャアやガルマが入学した士官学校入学式での演説。来賓として[[レビル将軍]]や多数の連邦軍将校の前で堂々とスペースノイドの選民意識全開の内容となっており、ある意味ギレンらしい演説である。<br />
:「棄民」と呼ばれた[[スペースノイド]]にとっては希望に溢れた内容だが、間接的に「[[アースノイド]]には未来は無い」と扱き下ろしている。<br />
:アニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では[[ザビ家]]に対して否定的なリノ・フェルナンデスからは'''「相変わらず大仰な物言い」'''と呆れられている。確かに、ギレンの賛同者でなければ、ただの扇動にしか聞こえないであろう。<br />
;「サイド2は天の業火で灼かれたのだ!!」<br />「スペースノイドの大義に反逆した者への正当な償いだ!!彼らは自ら求めた罰を受けたのだ!!」<br />「罪なきハッテの市民の死に涙するものはいるか!?」「当然だ!!」「憐れみ深い我がジオン国民は彼らのために泣き彼らのために祈るだろう!」<br />「同時に我が国民は満腔の怒りを邪悪な地球連邦に向けなければならない!!」<br />「スペースノイドを離反させ!愚かなハッテ指導部をそそのかして我々に敵対させた連邦こそを真の敵なのであるっ!!」<br />「我が同胞よ!一億五千万の栄えあるジオン国民よ!!」「戦いはこれからだ!!!」「一糸乱れぬ隊伍を組んで前へ進もうではないか!!」「共に勝利の日まで!!」<br />
:普段[[ザビ家]]の冷酷に慣れていると「涙するものはいるか!?」の後に「否!!」が来ると予想するが、まさかの「当然だ!!」で驚きを誘う。<br />
:しかし、冷静に見れば「反逆者は死んで当然」から「連邦に踊らされた罪なきの市民」と突然扱いが変わる事から、論理の一貫性よりもその場の勢いと感情に聞き手を引き込む、ギレンらしい扇動である。<br />
:それにしても「一糸乱れぬ隊伍を組んで」とはガチョウ足行進<ref>膝を曲げずにまっすぐ伸ばした脚を高く上げる行進。ナチスの宣伝で度々行進のシーンが取り上げられるのでナチス式行進とも呼ばれる(フランスもロシアもやっているのだが)。</ref>を連想させられる。<br />
;「キシリアは以前から御執心だったようだが、わたしには眼中になかったのだ。『ニュータイプ部隊』なぞ」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』よりア・バオア・クー戦闘前のシャアとの会話にて。本編より明確に「ニュータイプ」は政治煽動のための道具であると言い切っている。<br />
;「キシリアに何事か言い含められて来たか!? それとも戦の旗色を呼んでまたなにか良からぬことを企んだか!!?」<br />「おまえが誰かということは知っているぞ。キシリア機関だけがジオンの[[スパイ|諜報組織]]だけではない」<br />「ダイクン家の再興を図るのはいい、だが、その為にザビ家に仇なすのは許さん! 時代はもう移ってきた、時計の針は戻せんのだ! ジオン公国の歴史はいまや第三期に突入しようとしている」<br />「ザビ家の時代からこの私の時代へ! 勝利した戦後の『人の革新』の時代へ!!」<br />「その流れに逆らうことはもう誰にも出来ない。逆らうものは誰であれ、『新時代の[[神]]』に裁かれる! 判るか?」<br />
:上記に続いて、連邦の宇宙戦力は既に決定的な打撃を受けており、ア・バオア・クーの堅陣ならば連邦軍を殲滅し、戦争に勝利すると確信しているが、同時にギレンの敵は連邦からキシリアに移りつつある事が覗える。<br />
:また、シャアの素性を完全に見抜いた上で、キシリア派として警戒しているが、ギレンに鞍替えの意志を示して、[[ジオング]]を授かる。<br />
:上記のニュータイプを信じていない事から、自身が全人類を統治する事を「'''人の革新'''」と定義しているようであり、もはや自身を「'''神'''」と同列扱いまで考えるまでに増長してしまっている。<br />
;「しつこいぞ! キシリア!! 父は突出し過ぎたのだ。いやっ、でしゃばりすぎたのだ!!」<br />「あの時あの時点で和平なぞ!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』での最後の台詞。本編通りのやり取りの後にキシリアから「デギン公王は'''[[ソーラ・レイ|あの時]]'''グレートデギンに乗っておられた、そうですね?」との問いに対しての返答。<br />
:この時のギレンは防戦の指揮で忙殺されており<ref>戦局はジオンが優勢だったが、連邦艦隊の残存勢力は死に物狂いに勇戦しており、まだ油断できる余裕がある状態ではなかった。</ref>、キシリアの問いの意味を深く考える事も無く、イラつきながら父殺しを大声で'''自白'''したに等しい発言をしてしまった。この言質を確認した瞬間、キシリアはギレンを暗殺した。<br />
;「諸君! ジオンの子らよ! 国民よ!」<br />「このサイド3にあって安穏を貪ってはならない!」<br />「諸君らの父も! 子も! 兄弟も! 未だ分別無き連邦の抵抗の前で独立の民としての矜持を、命をかけて示しているではないか!」<br />「果たして公国に居する我々は私も含め、かの英霊達に顔向けが出来ようか!」<br />「それは否だ! 断じて否だ! 我々一人一人の決意と! 決断と! プライドが!」<br />「そう! 宇宙市民(スペースノイド)としてのプライドが! 今ほど試されている時は無い!」<br />「聞け! 宇宙市民(スペースノイド)の独立を! 運命付けられた子らよ!」<br />
:漫画『ギレン・ザビ暗殺計画』にて、宇宙要塞[[ソロモン]]陥落がジオン国民に知らされた際に[[サイド3]]全域に流されたギレンの演説。<br />
:大仰な言い方で国民を鼓舞する内容となっている。もっとも、ギレンの演説を聴いた周囲の市民は賛同するかのように手を振り上げている為、[[士気]]を高める事には成功している。<br />
:ちなみに本作『ギレン・ザビ暗殺計画』とは、「ジオン本国がどの様に終戦を迎えたのか?」を[[一年戦争]]終結後に発見されたジオン公国国家公安部捜査官「レオポルド・フィーゼラー」の残した捜査記録・記録映像を基に再構成された物を『'''[[劇中劇|一年戦争終戦20周年記念特別番組]]'''』として放送された物語である為、実際にギレンがこの演説を行ったのか否かは不明。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 旧シリーズ ===<br />
;「…私の命運もここまでということか…だが、何だ? この感覚は…安堵? だが何故? ふふふ、そうか、そういうこと…ふははははは!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』でプレイヤーによって倒された際の最期の台詞。死に際にあって全てを納得したようである。<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「シャア=アズナブル…いや、キャスバル=ダイクンか。血には抗えぬものだな。ジオン=ダイクンの思想では人類を異星人の脅威から救う事は出来ん」<br />「…もはや人の革新を待つ時間は残されていない。人をあるべき姿へ導くには力が必要なのだ。それは、お前も理解している事であろう?」<br />「…かつて、父のデギンは私を中世期の独裁者の尻尾と呼んだ。さしずめ、お前はジオン=ダイクンの尻尾だな」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』第56話「ジオンの幻像」で、[[クワトロ・バジーナ]]として抗戦の構えを見せるシャアへ吐き棄てた皮肉。<br />
<br />
==主な搭乗機体・関連機体==<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[ドロス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦]]』、『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』、『[[スーパーロボット大戦α]]』にて。<br />
;[[グワジン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC]](『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)』にて。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*富野由悠季監督による[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』では、宇宙の無限な広大さや銀河の流れを見て、不気味さと美しさを同時に感じる哲学者の如き一面が描かれた。<br />
**小説版では、ギレンがかつて若き革新家であったジオン・ダイクンのテーゼに感激し、さらにそのダイクンを支援して理想を実現させようとした父デギンを心の底から尊敬した事が明かされている。もっとも、やがて「ダイクンの本質が単なるアジテーターに過ぎなかった」と知り、父デギンともども幻滅してしまうのだが。<br />
**他にも小説版ではセシリア・アイリーンや[[ランバ・ラル]]等との会話を通じて、より彼の内面や人間性、嗜好等が明らかになっている。<br />
*ギレン・ザビ役の[[声優]]である銀河万丈氏は後年ラジオ番組『サンライズラヂオG!』で、'''「(悪役が出来るのが売りという)自分のイメージを定着させたいという意味では、ギレンは落とせない役だと思った」'''と述べている。<br />
*その[[性格]]から、ファンの間からも独裁者アドルフ・ヒトラーになぞらえられる事が多い。実際、富野監督はアフレコの際に銀河万丈氏に「ヒトラーのように喋ってくれ」と注文をつけたとの事。<br />
**銀河万丈氏はギレンのトレードマークのようになったガルマ追悼演説について「(本放送時の演説は)自分では気に入らなくて、いろいろ直そうとしたが、結局録り直しにはならなかった」と明かしている(後に、劇場版にて演説部分が新録された)。<br />
**富野監督は自分が監督した作品の中で一番自分に近いキャラクターに、ギレンを挙げている。<br />
*いわゆる「トミノメモ」によれば、ギレンは「[[グラナダ]]陥落後は最前線で[[指揮]]を執り、[[シャア・アズナブル]]の正体を知りながらも戦力として使える内は使うという鷹揚さを見せ、更に[[ニュータイプ]]部隊を積極的に前線に投入する」等、現在とはだいぶ異なった人物像であった。<br />
*雑誌『ぴあ』のムック『愛と戦いのロボット 完全保存版』に掲載された読者アンケート「一番極悪な悪役・敵役は?」の項目では、断トツの第1位に輝いている。<br />
**ちなみに第2位は[[Dr.ヘル]]、第3位は[[キラー・ザ・ブッチャー]]、第4位は[[ムルタ・アズラエル]]とスパロボシリーズでお馴染みの悪役達が揃っているが、ギレンのカリスマには及ばなかったようで、三名の票を足してようやくギレンの票を僅かに超えた程である。<br />
*安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、45歳に年齢が底上げされている。もっとも、現実世界に存在する政治家(特に、指導者層)と比較すると充分「若い」部類に入るのだが。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000ICLO7S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ギレン・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:きれん さひ}}<br />
[[category:登場人物か行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AE%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=355480
ギレン・ザビ
2020-04-03T17:22:12Z
<p>210.158.190.245: /* アニメ本編 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gihren Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}}<br />
| 声優 = {{声優|銀河万丈|田中崇(現:銀河万丈)|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::ヒトラーの尻尾]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::35]]歳<br />
| 身長 = [[身長::190cm]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
*{{所属 (人物)|ジオン公国軍}}<br />
| 役職 = [[役職::総帥]]<br />
| 階級 = [[階級::大将]]<br />
}}<br />
'''ギレン・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジオン公国]]総帥(国家の最高指導者)。『[[機動戦士ガンダム]]』を始めとする[[宇宙世紀]]における戦乱の根源的元凶と言える存在。<br />
<br />
[[一年戦争]]において指導者として絶大なカリスマ性を発揮し、やがてジオン公国そのものの象徴とも言える人物になっていく。そして、一年戦争末期における死後も、彼の唱えた政治思想や世界観だけでなく、[[ミネバ・ザビ|ザビ家そのものの血脈自体]]が、宇宙世紀において地球や宇宙を問わず巨大な影響力を発揮していく事になり、事実戦争終結から僅か3年で[[デラーズ・フリート|ギレンの意思を継ぐ集団による凶悪なテロ・紛争事件]]が巻き起こり、その後も[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]の間に、長きにおける戦争の溝を深める事になる。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
'''IQ240'''という、とてつもない[[天才]]で、更にはジオン・ズム・ダイクンにも引けをとらない大衆を魅了するカリスマの持ち主。巧みな弁舌も持ち合わせ、モビルスーツと言う当時では革新的な機動兵器を導入しても数では圧倒的不利となっていた[[地球連邦軍]]との戦争で[[ジオン公国軍]]が有利に進められたのも、ギレンの天才的な指導者としての確かな資質があったからと言っても過言ではなく、親衛隊隊長の[[エギーユ・デラーズ]]や[[アナベル・ガトー]]の様に、熱狂的な支持者が数多く存在している。<br />
<br />
しかし、指導者や政治家として優れている反面、人間的には冷酷どころか感情が無いのではないかと思わせる程の徹底的なデジタル思考の人物で、同時にそれがダイクンとの決定的な違いとなっている。自身の利に繋がるのなら、身内を利用したり切り捨てる事も厭わず、末弟の[[ガルマ・ザビ]]の死や葬儀をジオン軍の戦意高揚に使い、同じく弟の[[ドズル・ザビ]]も時間稼ぎの捨て駒として扱い、挙句の果てには邪魔になるという理由で実父の[[デギン・ソド・ザビ]]すら謀殺に追い込んでいる程。<br />
<br />
スペースノイドを至上とした選民意識が強く、ダイクンの人類の革新を促す為の[[ニュータイプ]]思想を「'''スペースノイドは選ばれた民であり、更にその中の優良種がジオン国民である'''」という選民主義的な思想へと故意に捻じ曲げた上でジオン国民を始めとするスペースノイドの中に浸透させ、形を変えつつ後世にも残り続けることになっている。ただし、ギレン本人はニュータイプ自体についてはさほど理解を示した様子は無く、実際デキンに対しても「ニュータイプ思想はジオン軍が勝つための『方便』である」と言い切っている。<br />
<br />
選挙工作の上手さ、国威発揚・[[士気]]向上を目的とした演説の上手さなどからして、第二次世界大戦時において最も有名な独裁者であるアドルフ・ヒトラーを彷彿させ、実際にデギンからも「ヒトラーの尻尾」と揶揄されている。しかしその一方で、己の才能に絶対の自信を持つ故か、一年戦争末期には不利な状況を軽視する傾向も見られた。また、ジオン国民からも全面的な支持を受けていた訳ではなく、既に地球での戦況が不利となって地球連邦との和平交渉に転じる事も考慮しなければならない状況ありながら、あくまでもジオンの優勢を断じて国民を扇動する方策に難色を示す者も少なからずいた。<br />
<br />
人間の感情について共感が乏しい故に、ガルマの死を利用した事に憤りを見せていたデキンや、そのデキンを自身の陰謀で殺された妹の[[キシリア・ザビ]]の明確な怒りと殺意にも無関心な様子を見せ、結果的にその事がジオン公国の滅亡およびキシリアによる自身の死に繋がってしまったのは皮肉としか言いようがない。死の寸前、自身を射殺するキシリアとのやり取りである「'''フッ…冗談はよせ…'''」「'''意外と兄上も甘い様で…'''」という台詞からも、いかにギレンが人間の感情に対し無頓着であったのか推察出来る。<br />
<br />
=== 生涯 ===<br />
ザビ家のデキン・ソド・ザビの長男として生を受け、幼少期より天才的な頭脳を発揮し優秀な成績を収めていたギレンは、少年時代より政治活動に積極的に参加し、青年時代にはデギンと共にジオン・ズム・ダイクンの指導する独立運動にも参加。ダイクンの死後に権力を手にしたデギンの引退とともに権力を受け継ぎ、ジオン公国の事実上の最高指導者になる。その後、[[サイド3]]国民が選ばれた民である著書『優性人類生存説』を発表し、多くの国民の支持を得ることに成功し独裁体制を敷く。<br />
<br />
[[一年戦争]]においては、[[スペースコロニー]]への毒ガス作戦や[[コロニー落とし]]など、人間の所業とは思えない様な残虐非道な行為を指揮する。人類の半数を抹殺した空前の大虐殺は、人口を強制的に減少させることにより[[地球]]環境の保全を図ろうとした為と見られる。しかし、末弟ガルマの戦死を全世界に同時中継するという派手な国葬という方法で利用し、密葬を望んだ父デギンと対立を深める。<br />
<br />
[[ガンダム]]や[[ホワイトベース]]といった、ガルマを討ち破る等といった形で抜きん出た活躍を見せる勢力の活躍には、さほど気に留めている様子も無く、終盤においても「ガンダム一機に手こずるものだな」という程度の認識しか持っておらず、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]達との接点は全くと言っていいほど無い。[[ソロモン]]を拠点に必死に連邦軍と交戦していたドズルからの援軍要請に対しても、現場の人間を理解しない様子を見せ、結果的に彼が落命する要因の一つを招いている。<br />
<br />
そしてデギンが講和のために単独で連邦艦隊に赴いた際は、連邦軍もろとも[[ソーラ・レイ]]で焼き払う形で謀殺し、これによって連邦軍の[[レビル将軍]]もまた命を落としている。しかし、その事を妹[[キシリア・ザビ]]に知られた結果、父殺しの男として作戦指揮中に[[暗殺]](と言うよりも、部下達の前で堂々と射殺)され、35歳で没した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
なお、ギレン・ザビは[[コンピュータゲーム|ゲーム業界]]においては他に『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズがあるなど重要な存在であるのだが、反面SRWにおいてはファーストガンダムにおける所謂悪の親玉的存在ではあるにも関わらず、原作では[[主人公]]達と関わる事なくあっさり身内の手により倒れたり、また[[モビルスーツ]]や[[戦艦]]等の一切メカに乗らないままであった為(要塞内部で指揮を取っていた)、いささか印象が薄い存在である。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では[[ドロス]]に乗っていたが、原作での他の[[ザビ家]]の人間の事情を考えれば、[[グワデン|ギレン専用のグワジン級]]の艦があるものと推測される。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:名前のみ登場。[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]を[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]への増援として向かわせた。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]幹部として登場。[[ビアン・ゾルダーク]]博士亡き後のDCの実質的指導者であった。<br />
:[[異星人]][[インスペクター]]の攻撃が各地で行われた後、好機とばかりにDCの正当性を主張し、DC再興を呼び掛ける一大演説を全世界に向け放送した。その結果DCの戦力の増強に成功するが、[[ロンド・ベル]]隊の奮戦、妹[[キシリア・ザビ|キシリア]]の[[裏切りイベント|裏切り]]によって[[組織]]は崩壊した。<br />
:本作では[[ドロス]]に乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:完結編の予告で顔見せ。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』で死亡したはずだが、謎の復活を遂げる。実は[[ゲスト]]により[[クローン]]として蘇らされていた。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に代わりDCの総指揮をとる。<br />
:ギレンの選民主義はそれまでハマーンが行っていた[[スペースノイド]]を味方に付けるという方針とは異なり、結果的にコロニー連合とDCは対立。[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]率いるコロニー連合軍に始末される(ポセイダルルート)。キシリアによる暗殺イベントもある(DCルート)。<br />
:3兄弟のクローンはゲストのことになると記憶が書き換わったり思考が止まったりするように調整されているようだが、それでもギレンの場合は制御に難がある程に自我が確立していた。そのためか[[ドズル・ザビ|ドズル]]ほど明言はしないが、終盤はギレンであってそうでない何者かとして生きることに不安を感じており、プレイヤーの手で倒すと自分の命が尽きることに安心すらしているかのような台詞を遺す。第3次同様[[ドロス]]に搭乗する。<br />
:なお、この作品が発売された1998年4月には、同じく[[セガサターン]]で戦略シミュレーションゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』も発売され、ギレンの存在がクローズアップされている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:[[ジオン軍]]の総司令官として登場。原作と違い一年戦争後も生き残った事になっている<ref>そもそもα世界での一年戦争は[[マクロス]]落下の影響で[[ア・バオア・クー]]戦前に中断(休戦)された事になっている。</ref>。<br />
:なお、パイロットとして登場するのは1話だけで、しかも5ターン以内に撃破しないとキシリアによる暗殺イベントが発生する為、[[資金]]が欲しい場合は積極的に攻め込む必要がある。<br />
:ちなみに、暗殺イベントはキシリアとギレンがそれぞれ[[グワジン]]と[[ドロス]]に乗った状態で起こるため'''会話の最中に突然ドロスが爆発する'''というややシュールな光景になる。ギレンが断末魔の悲鳴すら上げられないのも原作通りではあるが、あの巨大なドロスをどうやって一瞬で沈めたのかは謎である。あらかじめ爆弾でも仕掛けられていたのだろうか。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:名前のみ登場。本編前にてジオン軍を統括していたが、本編前半にて妹キシリア共々、[[シャア・アズナブル|何者か]]に[[暗殺]]される。<br />
:ちなみに、本作の[[一年戦争]]前半は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[グリプス戦役]]に相当するので、[[機動戦士ガンダム|正史]]より数年長生きしたことになる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:今回もジオン軍の総司令官。序盤が一年戦争に沿った展開ながら、キシリアが自分を撃つ前にシャアに討たれてしまう為、中盤まで生き残りハマーン一派と合流するも、最終的にはハマーンに暗殺されてしまう。戦闘では[[グワジン]]に乗る。なお、弟や妹と違い、台詞の新規収録は行われず。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:ジオン軍の総司令官として登場。外宇宙勢力の脅威の前になんとか連邦との和平に持ち込もうと画策するキシリアやデギンをよそに、徹底して抗戦姿勢を崩さない。<br />
:デギンにより停戦が成立してもなお、[[アステロイド・ベルト]]の勢力を「[[ネオ・ジオン]]」として再編。建前上は別組織にあたることを利用し、再び連邦に宣戦。連邦および[[コネクト・フォース]]との戦いを続けるが、一方で自分が倒れることも予期した上で、キシリアとガルマにジオンの未来を託そうとする意思も内心抱いていた。最終的にはアクシズでのコネクト・フォースとの決戦と[[アンゴル=モア|その結末]]を受けて、キシリアの仲裁を受け入れて遂に連邦と和平する。キシリアやガルマ同様、最後まで生存した数少ない作品。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
: '''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
: '''[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[必中]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[気合]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[必中]]'''<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
: '''[[底力]]''' <br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[底力]]、[[天才]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
: '''[[底力]]L7、[[援護|援護(攻撃のみ)]]L3、[[指揮官|指揮]]L4'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[デギン・ソド・ザビ]]<br />
:実父。「老いぼれ」と見做し、軽視。地球連邦軍艦隊と共に[[ソーラ・レイ]]の犠牲にする。<br />
;サスロ・ザビ<br />
:次弟。性格面では割と似た者兄弟だった。彼が暗殺された時は間近にいたこともあってか、流石のギレンもショックを受けている。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:妹。自身への絶対の自信ゆえに裏で暗躍するキシリアを軽視していた。それが仇となり、最後は彼女によって[[暗殺]]される。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:三弟。仲が良かったかどうかは不明だが、デギンがドズルの死を軽視していた事にはギレンですら憤りを感じていたため、わずかながら情を感じていた可能性がある。<br />
:[[小説|小説版]]ではルウム戦役の時に、ドズルがザクに乗って前線に飛び出したという話を聞いてたしなめながらも、珍しく苦笑を浮かべたという。<br />
:[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に至っては怪我が治っていないのに無理に戻ってきたドズルに具合を聞いたり、再出血で悶絶する彼の姿に不安と呆れが混ざったような表情になったりと、ドズルの事を気に掛けているかのような描写が少し増えた<ref>ただし、ドズルの戦死後はソロモンに援軍を回さなかった事を咎めるデギンに対し、冷酷極まる態度を取っており、デギンからは非難されている。</ref>。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:末弟。ガルマは何かとギレンに良くしてもらったらしく「ギレン総帥は皆が思っているような恐ろしい人ではない」と言っていたが、その死を政治的に利用した。その際の追悼演説はあまりにも有名。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]([[オードリー・バーン]])<br />
:面識は無かったが、血縁上の姪にあたる。<br />
<br />
=== [[ジオン公国軍]] ===<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:シャアからはザビ家の一員という事で憎まれているが、原作では直接は関わらない。<br />
:ギレン自身、シャアの正体に気付いていた様子はなく、彼に[[ジオング]]を与えようとするキシリアに「またシャアか? 拘り過ぎるな」と呆れて見せている。<br />
:SRWにおいては[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]時代のシャアと対決する事になる他、『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』ではキシリア共々彼に暗殺されてしまう。<br />
;[[シャリア・ブル]]<br />
:彼をキシリアへの牽制の為に彼女の[[ニュータイプ]]部隊へと送り込む。<br />
;セシリア・アイリーン<br />
:女秘書で、ほぼ愛人。初出は小説版。劇場版ではそれらしい人物が僅かながら登場しているが、明確に彼女のものと分かる台詞は無い。<br />
:『ギレンの野望』シリーズでは大幅に出番が増えて、ある意味メインヒロインと化している側面も。なお、SRWでの出演は今のところ無い。<br />
;[[ランバ・ラル]]<br />
:TV版ではほとんど絡みが無いが、小説版ではなんと腹心の親衛隊長。その上[[クラウレ・ハモン]]はかつてギレンの愛人だったという事で、[[三角関係|三者間で愛憎入り乱れた深い人間関係]]が描かれた。<br />
:ただし、ギレンはラルに「早くハモンと結婚しろ」と勧めるなど一歩引いており、人間性についても好ましく思っていた。<br />
<br />
=== [[地球連邦軍]] ===<br />
;[[レビル将軍]]<br />
:地球連邦軍の最高司令官を務める人物。[[ソーラ・レイ]]によって父・デギン諸共、引導を渡す事に成功している。<br />
:なお、ギレン・ザビがジオン公国軍側の主人公キャラクターを務める[[コンピュータゲーム|戦略SLG]]『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、対するレビル将軍が地球連邦軍側の主人公キャラクターを務めている。<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:原作では両者共に絡みは無く、ギレンにとっては「報告書を読んで知った[[ガンダム]]の[[パイロット]]」という認識しか無かったが、『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』は直接対決をする事に。<br />
:なお、富野監督の「トミノメモ」によれば「本土である[[サイド3]]での最終決戦で、専用MSに乗ってアムロと一騎討ちをする」という筋書きがあったと言う。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:ガルマ追悼演説を視聴した彼に「独裁者」と強く批判された。なお、原作ではモニター中継された演説を見て言っているが、『XO』では直接言われる。<br />
;[[ミケル・ニノリッチ]]<br />
:同じくガルマ追悼演説を視聴していた者の一人。この演説を聞いていた他の[[連邦兵]]達と共に「ジオンなんか、俺達が[[地球]]から追い出してやる!」と気炎を上げられている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[エギーユ・デラーズ]]<br />
:ギレンの親衛隊長を務めた腹心。ギレンを崇拝している。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:デラーズと同じく自身に忠誠を誓う人物であるが、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では状況によって反旗を翻す。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:競演する作品では部下であるが、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では不信感を抱かれ、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では途中で対立関係となり、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』(『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)では彼女に暗殺されてしまう。<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:自身の落胤もしくは[[クローン]]という説があり、『α』では腹心の部下となっている。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ブルーノ・J・グローバル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]](『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]]』)』では彼に[[マスドライバー]]による[[南アタリア島]]攻撃をチラつかせながら、3時間以内の武装解除と[[ネオ・ジオン]]への[[マクロス|ASS-1]]の明け渡しを要求する。<br />
;[[ドルチェノフ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』(『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)にて共闘。お互い目の上のたんこぶを始末しているのもあってか、ギレンの方は内心信用していない。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にて共闘。リアル系とスーパー系の[[ラストボス|悪の大ボス]]の競演が実現。<br />
;[[諸葛亮孔明]]<br />
:『α』にて、ギレンの落命を予期していた。もっとも、彼はキシリアを利用する事で彼女にギレンを討たせたのだが。<br />
;[[アンゴル=モア]]<br />
:『OE』では、連邦との戦争で追い詰められてなお、奥の手であるアクシズ落としを敢行して戦いを継続しようとするも、彼女の「ハルマゲドン1分の1」であっさりとアクシズが破壊されたのを受け戦意を喪失、連邦との和平を結んだ。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ビアン・ゾルダーク]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では彼の死を祭り上げた演説を行い、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]総帥として地歩を固める事になる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== アニメ本編 ===<br />
;「''我々は、一人の英雄を失った! しかし、これは敗北を意味するのか!? 否! 始まりなのだ!''」<br />「地球連邦に比べ、我がジオンの国力は三十分の一以下である。にもかかわらず、今日まで闘い抜いてこられたのは何故か!?」<br />「諸君!! 我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ!」<br />「これは諸君らが一番知っている。我々は地球を追われ、宇宙移民者にさせられた!」<br />「そして一握りのエリートが、宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して五十余年! 宇宙に住む我々が、自由を要求して、何度、連邦に踏みにじられたか!」<br />「ジオン公国の掲げる、人類一人ひとりの自由の為の戦いを、神が見捨てるわけはない!」<br />「''私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!! 何故だ!?''」<br />「新しい時代の覇権を我ら選ばれた国民が得るのは、歴史の必然である。ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ」<br />「我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながら、共に苦悩し錬磨して今日の文化を築き上げてきた」<br />「かつてジオン・ダイクンは、人類の革新は宇宙の民たる我々から始まると言った」<br />「しかしながら地球連邦のモグラどもは、自分たちが人類の支配権を有すると増長し、我々に抗戦をする」<br />「諸君の父も、子も、その連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!」<br />「この悲しみも、怒りも、忘れてはならない!」<br />「それを………ガルマは、死をもって我々に示してくれた!」<br />「我々は、この怒りを結集し、連邦軍に叩き付けて、初めて真の勝利を得る事が出来る!」<br />「この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる!」<br />「''国民よ! 悲しみを怒りに変えて! 立てよ、国民よ!!''」<br />「我らジオン公国国民こそ、選ばれた民である事を忘れないで欲しいのだ! 優良種たる我らこそ、人類を救い得るのである!!」<br />「ジーク・ジオン!!」<br />
:[[ガルマ・ザビ]]国葬における追悼演説。この模様は地球圏全域に放送された。<br />
:「我こそは[[正義]]である」という趣旨のプロパガンダ演説は[[ガンダムシリーズ]]の定番となっているが、ギレンのこの演説に勝るものは無いと言っても過言ではないだろう。<br />
:なお、後述するようにTV版第12話でのガルマ追悼演説はぶっつけ本番に近い代物だった為、劇場版で手直しされている。<br />
:また、この演説の冒頭部分は『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』第1話のラストにおいても聴くことができる。<br />
;「私とて、ジオン・ダイクンの革命に参加したものです。人類がただ数を増やすだけでは、人の軟弱を産み、軟弱は人を滅ぼします。」<br />「地球連邦の絶対民主制が何をもたらしましたか? 官僚の増大と情実の世を作り、あとはひたすら資源を浪費する大衆を育てただけです。今次大戦のような共食いを生んだのも、連邦の軟弱故です。もう……人類は限界を超えましたよ……」<br />「私はア・バオア・クーで指揮を執ります」<br />「まっ……勝ってみせますよ。その上で、真の[[ニュータイプ]]の開花を待ちましょう。ヒトラーの尻尾の戦いぶりをご覧ください」<br />
:ギレンに対し「貴公はヒトラーの尻尾だな」と評した父[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]に対する台詞。ギレン・ザビという人物の[[性格]]を実によく現した台詞だろう。<br />
:デギンは「ヒトラーは失敗したのだぞ(劇場版では「身内に殺されたのだぞ」)」と独白するように言ったが、これは後に親子双方に降りかかった最期でもあった。<br />
:一方、[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「ヒトラーの尻尾」と評された時にはギレンは顔を引きつらせ、書類を持つ手が震えるほど激しい怒りを見せており、上述の超然とした態度を見せる事はなかった。<br />
;「我が忠勇なるジオン軍兵士たちよ、今や地球連邦軍艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた」<br/ >「この輝きこそ、我らジオンの正義の証である!」<br />「決定的打撃を受けた地球連邦軍に、いかほどの戦力が残っていようとも、それはすでに形骸である」<br />「''あえて言おう、カスであると!''」<br />「それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと、私は断言する!」<br />「人類は、我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理運営されて、初めて永久に生き延びることが出来る!」<br />「これ以上戦い続けては、人類そのものの存亡に関わるのだ!」<br />「地球連邦の無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来の為に、我がジオン国国民は立たねばならんのである!」<br />
:第42話より。[[ア・バオア・クー]]攻防戦において、[[ソーラ・レイ]]によって大損害を被った[[地球連邦軍]]を「烏合の衆」と非難した演説の中で。<br />
:ただし、この演説シーンをガルマ追悼演説の時と比較すれば、規模や演出において見る影もなくみすぼらしい物になっているのがよく分かる。演説の対象の違いを差引いても、この貧相さからジオン衰退の様子が読み取れる。<br />
:ちなみに、「あえて言おう、カスであると!」の部分は「あえて言おう、○○であると!」という形でネタにされる場合が多く、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]に登場する[[グラハム・エーカー|某エースパイロット]]もそれを元にした台詞を吐いている。<br />
;「フフフフフッ。圧倒的じゃないか、我が軍は!」<br />
:ア・バオア・クー戦において有利に戦闘を進める[[ジオン公国軍|自軍]]の様子を見ての独白。自身の采配による自信が伺える。<br />
:近年は多数の外伝作品やイグルーを筆頭とするOVAによって、「連邦の物量」が年々誇張される傾向にあり、この発言は「戦局が全く見えていない無能」等と解釈されやすい。しかし(少なくとも当時の設定では)これは誤りで、的確な防衛管制でパブリク隊を撃退し、ドロス級を前面に出してSフィールドを防備。Nフィールドへの連邦軍第二・第三大隊の攻撃も退ける等、優秀かつ完璧な指揮・采配を行っている。また、ジオンは本国等にも戦力を温存している状態なのに対し、連邦は全戦力を結集した総力戦、しかもソーラレイによってその大半を焼き尽くされ、レビル将軍の死亡によって指揮系統の中枢を破壊される等、むしろ連邦が大きく不利であった。先述の通り現在は、様々な後付けによってジオン側が不利でそれを指揮するギレンも無能であるかのように思われやすく、それを正すためか漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、明確に「連邦側が不利」と改めて設定されている。<br />
;「フッ、冗談はよせ」<br />
:ア・バオア・クー戦において[[キシリア・ザビ|キシリア]]に銃を向けられた際の台詞。<ref>もっとも、この台詞には「まさか、[[地球連邦軍|敵軍]]との戦闘中に[[ジオン公国軍]]の総司令官である自分を[[暗殺|殺害]]してみすみす混乱を招いたりはしないだろう」という意図も込められているとも解釈できるが…。</ref>キシリアを軽視していた事が災いしてか、ギレンはキシリアに半ば呆気無く[[暗殺]]される事となった。<br />
:現場に居合わせた士官らには動揺が走ったが、キシリアの「父殺しの罪は総帥であっても免除されない。異議は軍法会議において聴く」の言葉と、トワニング准将の機転を利かせた一言により、その場の動揺を鎮め、キシリアが指揮を引き継ぐ事になった。 <br />
:しかし、ギレン殺害から指揮権引き継ぎまでの間に十数分のタイムラグがあり、この隙に連邦側は猛攻を開始。指揮系統の混乱の発生や、一部の兵士にギレン戦死の情報を傍受され士気が低下する等の影響もあり、ア・バオア・クー陥落の決定的な要因となってしまった。<br />
:その一方で、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ギレンの暗殺を知った将兵達がその場に居合わせた[[セイラ・マス|セイラ]]を旗頭にしてキシリアに反乱を起こしており、(TV版および劇場版と違って)ギレンのカリスマ性がキシリアの予想以上に高かった事を示している。<br />
<br />
=== その他の媒体===<br />
;「今ここに、諸君等有望なる新入生を迎えて、大いなる期待を禁じえない」<br />「時代は現在、新たな局面へと向かいつつある。いかなる局面へか!? 人類史の偉大な発展への局面である!!」<br />「宇宙に進出する事によって我々は、無限の可能性を手にした」<br />「誰の可能性か!? 人類全体のか!? 否!! 我等スペースノイドにのみ許された可能性であるっ!!」<br />「スペースノイドの新しい能力こそが停滞した人類史を打破するのである!」<br />「移民一世以来の困難な時代を経て、かつて棄民とさえ呼ばれていたスペースノイドの住民達は選ばれた民となった! 期せずして人類史の最前線に立ったのだ!!」<br />「諸君は更にその前衛である!! エリートを自負する事に躊躇するな諸君! 諸君はエリートだ!」<br />「選ばれた民から更に厳しく選抜されてここにいる諸君等こそ、コロニー社会の守護者であると共に新人類のリーダーである」<br />「奮起せよ! 未来の将星をめざして邁進せよ! 我と我が戦線に加われ!!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』にて、シャアやガルマが入学した士官学校入学式での演説。来賓として[[レビル将軍]]や多数の連邦軍将校の前で堂々とスペースノイドの選民意識全開の内容となっており、ある意味ギレンらしい演説である。<br />
:「棄民」と呼ばれた[[スペースノイド]]にとっては希望に溢れた内容だが、間接的に「[[アースノイド]]には未来は無い」と扱き下ろしている。<br />
:アニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では[[ザビ家]]に対して否定的なリノ・フェルナンデスからは'''「相変わらず大仰な物言い」'''と呆れられている。確かに、ギレンの賛同者でなければ、ただの扇動にしか聞こえないであろう。<br />
;「サイド2は天の業火で灼かれたのだ!!」<br />「スペースノイドの大義に反逆した者への正当な償いだ!!彼らは自ら求めた罰を受けたのだ!!」<br />「罪なきハッテの市民の死に涙するものはいるか!?」「当然だ!!」「憐れみ深い我がジオン国民は彼らのために泣き彼らのために祈るだろう!」<br />「同時に我が国民は満腔の怒りを邪悪な地球連邦に向けなければならない!!」<br />「スペースノイドを離反させ!愚かなハッテ指導部をそそのかして我々に敵対させた連邦こそを真の敵なのであるっ!!」<br />「我が同胞よ!一億五千万の栄えあるジオン国民よ!!」「戦いはこれからだ!!!」「一糸乱れぬ隊伍を組んで前へ進もうではないか!!」「共に勝利の日まで!!」<br />
:普段[[ザビ家]]の冷酷に慣れていると「涙するものはいるか!?」の後に「否!!」が来ると予想するが、まさかの「当然だ!!」で驚きを誘う。<br />
:しかし、冷静に見れば「反逆者は死んで当然」から「連邦に踊らされた罪なきの市民」と突然扱いが変わる事から、論理の一貫性よりもその場の勢いと感情に聞き手を引き込む、ギレンらしい扇動である。<br />
:それにしても「一糸乱れぬ隊伍を組んで」とはガチョウ足行進<ref>膝を曲げずにまっすぐ伸ばした脚を高く上げる行進。ナチスの宣伝で度々行進のシーンが取り上げられるのでナチス式行進とも呼ばれる(フランスもロシアもやっているのだが)。</ref>を連想させられる。<br />
;「キシリアは以前から御執心だったようだが、わたしには眼中になかったのだ。『ニュータイプ部隊』なぞ」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』よりア・バオア・クー戦闘前のシャアとの会話にて。本編より明確に「ニュータイプ」は政治煽動のための道具であると言い切っている。<br />
;「キシリアに何事か言い含められて来たか!? それとも戦の旗色を呼んでまたなにか良からぬことを企んだか!!?」<br />「おまえが誰かということは知っているぞ。キシリア機関だけがジオンの[[スパイ|諜報組織]]だけではない」<br />「ダイクン家の再興を図るのはいい、だが、その為にザビ家に仇なすのは許さん! 時代はもう移ってきた、時計の針は戻せんのだ! ジオン公国の歴史はいまや第三期に突入しようとしている」<br />「ザビ家の時代からこの私の時代へ! 勝利した戦後の『人の革新』の時代へ!!」<br />「その流れに逆らうことはもう誰にも出来ない。逆らうものは誰であれ、『新時代の[[神]]』に裁かれる! 判るか?」<br />
:上記に続いて、連邦の宇宙戦力は既に決定的な打撃を受けており、ア・バオア・クーの堅陣ならば連邦軍を殲滅し、戦争に勝利すると確信しているが、同時にギレンの敵は連邦からキシリアに移りつつある事が覗える。<br />
:また、シャアの素性を完全に見抜いた上で、キシリア派として警戒しているが、ギレンに鞍替えの意志を示して、[[ジオング]]を授かる。<br />
:上記のニュータイプを信じていない事から、自身が全人類を統治する事を「'''人の革新'''」と定義しているようであり、もはや自身を「'''神'''」と同列扱いまで考えるまでに増長してしまっている。<br />
;「しつこいぞ! キシリア!! 父は突出し過ぎたのだ。いやっ、でしゃばりすぎたのだ!!」<br />「あの時あの時点で和平なぞ!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』での最後の台詞。本編通りのやり取りの後にキシリアから「デギン公王は'''[[ソーラ・レイ|あの時]]'''グレートデギンに乗っておられた、そうですね?」との問いに対しての返答。<br />
:この時のギレンは防戦の指揮で忙殺されており<ref>戦局はジオンが優勢だったが、連邦艦隊の残存勢力は死に物狂いに勇戦しており、まだ油断できる余裕がある状態ではなかった。</ref>、キシリアの問いの意味を深く考える事も無く、イラつきながら父殺しを大声で'''自白'''したに等しい発言をしてしまった。この言質を確認した瞬間、キシリアはギレンを暗殺した。<br />
;「諸君! ジオンの子らよ! 国民よ!」<br />「このサイド3にあって安穏を貪ってはならない!」<br />「諸君らの父も! 子も! 兄弟も! 未だ分別無き連邦の抵抗の前で独立の民としての矜持を、命をかけて示しているではないか!」<br />「果たして公国に居する我々は私も含め、かの英霊達に顔向けが出来ようか!」<br />「それは否だ! 断じて否だ! 我々一人一人の決意と! 決断と! プライドが!」<br />「そう! 宇宙市民(スペースノイド)としてのプライドが! 今ほど試されている時は無い!」<br />「聞け! 宇宙市民(スペースノイド)の独立を! 運命付けられた子らよ!」<br />
:漫画『ギレン・ザビ暗殺計画』にて、宇宙要塞[[ソロモン]]陥落がジオン国民に知らされた際に[[サイド3]]全域に流されたギレンの演説。<br />
:大仰な言い方で国民を鼓舞する内容となっている。もっとも、ギレンの演説を聴いた周囲の市民は賛同するかのように手を振り上げている為、[[士気]]を高める事には成功している。<br />
:ちなみに本作『ギレン・ザビ暗殺計画』とは、「ジオン本国がどの様に終戦を迎えたのか?」を[[一年戦争]]終結後に発見されたジオン公国国家公安部捜査官「レオポルド・フィーゼラー」の残した捜査記録・記録映像を基に再構成された物を『'''[[劇中劇|一年戦争終戦20周年記念特別番組]]'''』として放送された物語である為、実際にギレンがこの演説を行ったのか否かは不明。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 旧シリーズ ===<br />
;「…私の命運もここまでということか…だが、何だ? この感覚は…安堵? だが何故? ふふふ、そうか、そういうこと…ふははははは!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』でプレイヤーによって倒された際の最期の台詞。死に際にあって全てを納得したようである。<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「シャア=アズナブル…いや、キャスバル=ダイクンか。血には抗えぬものだな。ジオン=ダイクンの思想では人類を異星人の脅威から救う事は出来ん」<br />「…もはや人の革新を待つ時間は残されていない。人をあるべき姿へ導くには力が必要なのだ。それは、お前も理解している事であろう?」<br />「…かつて、父のデギンは私を中世期の独裁者の尻尾と呼んだ。さしずめ、お前はジオン=ダイクンの尻尾だな」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』第56話「ジオンの幻像」で、[[クワトロ・バジーナ]]として抗戦の構えを見せるシャアへ吐き棄てた皮肉。<br />
<br />
==主な搭乗機体・関連機体==<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[ドロス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦]]』、『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』、『[[スーパーロボット大戦α]]』にて。<br />
;[[グワジン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC]](『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』)』にて。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*富野由悠季監督による[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』では、宇宙の無限な広大さや銀河の流れを見て、不気味さと美しさを同時に感じる哲学者の如き一面が描かれた。<br />
**小説版では、ギレンがかつて若き革新家であったジオン・ダイクンのテーゼに感激し、さらにそのダイクンを支援して理想を実現させようとした父デギンを心の底から尊敬した事が明かされている。もっとも、やがて「ダイクンの本質が単なるアジテーターに過ぎなかった」と知り、父デギンともども幻滅してしまうのだが。<br />
**他にも小説版ではセシリア・アイリーンや[[ランバ・ラル]]等との会話を通じて、より彼の内面や人間性、嗜好等が明らかになっている。<br />
*ギレン・ザビ役の[[声優]]である銀河万丈氏は後年ラジオ番組『サンライズラヂオG!』で、'''「(悪役が出来るのが売りという)自分のイメージを定着させたいという意味では、ギレンは落とせない役だと思った」'''と述べている。<br />
*その[[性格]]から、ファンの間からも独裁者アドルフ・ヒトラーになぞらえられる事が多い。実際、富野監督はアフレコの際に銀河万丈氏に「ヒトラーのように喋ってくれ」と注文をつけたとの事。<br />
**銀河万丈氏はギレンのトレードマークのようになったガルマ追悼演説について「(本放送時の演説は)自分では気に入らなくて、いろいろ直そうとしたが、結局録り直しにはならなかった」と明かしている(後に、劇場版にて演説部分が新録された)。<br />
**富野監督は自分が監督した作品の中で一番自分に近いキャラクターに、ギレンを挙げている。<br />
*いわゆる「トミノメモ」によれば、ギレンは「[[グラナダ]]陥落後は最前線で[[指揮]]を執り、[[シャア・アズナブル]]の正体を知りながらも戦力として使える内は使うという鷹揚さを見せ、更に[[ニュータイプ]]部隊を積極的に前線に投入する」等、現在とはだいぶ異なった人物像であった。<br />
*雑誌『ぴあ』のムック『愛と戦いのロボット 完全保存版』に掲載された読者アンケート「一番極悪な悪役・敵役は?」の項目では、断トツの第1位に輝いている。<br />
**ちなみに第2位は[[Dr.ヘル]]、第3位は[[キラー・ザ・ブッチャー]]、第4位は[[ムルタ・アズラエル]]とスパロボシリーズでお馴染みの悪役達が揃っているが、ギレンのカリスマには及ばなかったようで、三名の票を足してようやくギレンの票を僅かに超えた程である。<br />
*安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、45歳に年齢が底上げされている。もっとも、現実世界に存在する政治家(特に、指導者層)と比較すると充分「若い」部類に入るのだが。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000ICLO7S</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ギレン・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:きれん さひ}}<br />
[[category:登場人物か行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AB&diff=355285
ノイエ・ジール
2020-03-30T15:43:34Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Neue Ziel]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[宇宙]]用攻撃型[[モビルアーマー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = AMA-002(AMA-X2、AMX-002)<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::76.6 m]]<br />
| 全幅 = 73.6 m<br />
| 本体重量 = 198.2 t<br />
| 全備重量 = 403.5 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 75,800 kw<br />
| スラスター推力 = 359,000 kg×1<br />204,000 kg×1<br />125,000 kg×11<br />
;【総推力】<br />
:1,938,000kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| 開発 = [[アクシズ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシズ}} ⇒ {{所属 (メカ)|デラーズ・フリート}}<br />
| パイロット = [[パイロット::アナベル・ガトー]]<br />
}}<br />
'''ノイエ・ジール'''とは『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシズ]]にて開発された試作型[[モビルアーマー]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
設計自体は[[一年戦争]]時から既に行われていたが、物資や技術の問題もあり、製造は困難とされていた。しかし、豊富な資源を持つアクシズと技術の進歩のおかげでようやく完成に至っている。<br />
<br />
かなりの大型機体であるが、各部に大型スラスターを備えているために運動性は意外と高い。また、火力も優れており、[[Iフィールド]]ジェネレーターも搭載している事からビームへの耐性も高い。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
本機はアクシズ艦隊から同胞である[[デラーズ・フリート]]へと譲渡され、[[アナベル・ガトー]]が搭乗。<br />
<br />
[[星の屑作戦]]の最終段階であるコロニー「アイランド・イーズ」防衛に投入される。[[ソロモン|コンペイ島]]からの追撃艦隊を奇襲した後、[[コウ・ウラキ]]の[[ガンダム試作3号機]]と交戦。当初は武装の多くが[[ビーム兵器]]の本機は苦戦を強いられたものの、有線クローアームにより試作3号機の外付けされたIフィールドジェネレーターを破壊してからは本機が優勢となり、星の屑作戦の最終目的である[[スペースコロニー|コロニー]]落下を成功させた。<br />
<br />
その後、損傷した状態で残存した兵達をアクシズ艦隊に辿り着かせるために奮戦。最後は[[サラミス改級 (0083)|サラミス級]]に[[特攻]]し、爆散した。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:終盤の一部のルートでのみ、ガトーが搭乗して味方に駆けつける。[[ガンダム試作3号機|GP-03]]と比較して[[HP]]がかなり高い反面、移動力と[[装甲]]で劣る。削りとして恐ろしく優秀な[[MAP兵器]]と、ビーム兵器には無敵な[[Iフィールド]]を持っている点は同じ。あちらよりも遠距離攻撃武器が豊富で継戦能力が高いが、その代わりバルカンやビームサーベルを持たず、移動後には何もできない。長所を覆すほどではないが、本作の仕様上、高命中のバルカンやビームサーベルを持たないのは結構な短所となる。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:ガトーが乗って中ボスとして1度だけ登場する。仲間になる予定でもあったのか、デフォルトのHPが[[ヴァル・ヴァロ]]や[[ビグロ]]以下の5000しかなく、気力を高めた上で熱血を使えば呆気なく撃墜できる。しかしこの時のノイエ・ジールはフル[[改造]]されており、ガトーの能力値も相まって攻撃力が凄まじいため、攻撃を受けると[[鉄壁]]を掛けた[[グレンダイザー]]ですら即撃墜もあり得る。<br />
:実は無改造状態の攻撃力でも([[ネオ・グランゾン]]などの規格外を除けば)本作の敵ユニットの中でトップクラスである。それがフル改造されているのだから、その破壊力は推して知るべし。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[宇宙]]編及び[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートのシナリオでガトーが乗って来る。敵としては後述の理由で大した事は無く、[[ガンダム試作2号機]]の方がまだ脅威だったと言える。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達の[[ア・バオア・クー]]探索というDCルートのみの[[隠し要素/F・F完結編|隠しイベント]]により、味方機としての入手も可能。敵データをHP半分にしただけの性能なので、[[運動性]]'''155'''/装甲2000と目を見張るカタログスペックを誇るが、[[限界反応]]が'''340'''しかない上にパーツスロットも1個のみ。機体サイズ補正も相まって敵への命中はともかく回避が難しい。今作のメガカノン砲は攻撃力こそ高いが弾数制かつ4発しか撃てず、次点のメガ粒子砲は燃費は良好だが攻撃力が心もとなく改造資金がかさむ。かなり欠点の多い機体だが、これでも[[サザビー]]や[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]を入手できないDCルートにおいては、主力[[NT]]の乗機として有力候補となり得る火力と[[射程]]ではある。装甲やHPは保険と割り切って、反撃役は他に任せ突出し過ぎない様に使うのが適切だろう。欠点を少しでも補うために、限界反応を大きく伸ばせる[[マグネットコーティング]]を装備させたい。資金があるならフル改造し、ボーナスを装甲に振って鉄壁を持つハマーン様を乗せるのも手か。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーが搭乗する。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件を満たせば、最終話手前のシナリオでガトーの搭乗機としてスポット参戦する。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:36話の[[マウンテンサイクル]]で難易度「普」の場合獲得出来る隠し機体。<br />
:熟練度を調整すれば当機を入手した後、難易度「難」でクリアも可能。<br />
:運用や仕様は同作の[[ヴァル・ヴァロ]]とほぼ同様で、初期値にしてHP15000、運動性105という高い耐久、運動性を誇り、地形適応さえ改善すれば攻撃力と良好な燃費を発揮できる、ガンダム系最強クラスのユニット。<br />
:ヴァル・ヴァロと比べるとこちらは火力とHPが高く、Iフィールドを持つ代わりに、移動力とクリティカル補正が低い。またマップ兵器が無く、武器改造費用も一回り高い。どちらも強力なので、同時運用も当然有効。特にこちらの火力は[[VF-1 スーパーバルキリー|弾数バグを起こせる反応弾]]に迫るほどで、弾数バグには敵わないとはいえ燃費も非常に良く(無改造で13発、EN改造で26発)、気力不要でパイロットの幅も広いため、十分に張り合える。<br />
:誰をのせても強いがとことんボス気分を味わいたいなら[[ガッツ]]([[底力]])を持つ[[サウス・バニング|バニング]]や[[ギャバン・グーニー|ギャバン]]、[[コレン・ナンダー|コレン]]をのせるといいだろう。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーが搭乗する。UCガンダム系屈指の強敵で、HPが高いので苦戦させられる。ルート次第では空を飛んで登場する。この時、ガトーが「大気圏内でも砲台代わりにはなる」と言っている事からも、無理を承知で使っている事が窺える<ref>実際、同じシナリオで[[クェス・パラヤ|クェス]]と[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]はそれまで使っていた[[α・アジール]]ではなく[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・]][[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ドーガ]]に乗り込んでいる事からも伺える。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーは[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて死亡したが、本機のみ[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]の条件を満たすと入手可能。ガトーの搭乗機だっただけあり、[[コウ・ウラキ|コウ]]の撃墜数が関わっている。<br />
:基本性能の高さに加え、長射程・高威力の全体攻撃武器を持つのが特徴。また、地形適応も高く、小隊長機として優秀。第2次αの敵バージョンと比較するとメガ・カノン砲の燃費は悪化しているが、ミサイルランチャーの弾数が大きく増えているため全体攻撃には困らない。武装の全てに[[ニュータイプ]]技能を必要としない為、[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[サウス・バニング|バニング]]等、優秀な[[オールドタイプ]]を乗せると良い。バニングは小隊長能力の相性も抜群。弱点としては、移動後に使える武器が格闘武器の有線クローアームしかない事。パイロット養成で射撃値しか鍛えていない場合は要注意。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:ガトーが乗って登場。以前にガトーが登場したステージでフラグを立てた状態でコウと[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]で説得すると入手できる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::援護システムの採用により、有用性がアップ。オールドタイプ用としては、最強機の一角。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:フラグを立てると入手できるが、隠しルートに行くとガトーが乗って敵になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]に準拠。敵時は凄まじいHPを持っていたが加入すると人並にガクッと下がる。武器性能もよいとは言えず、よほどのガトーファンでない限り1軍で使っていくのは厳しいだろう。しかも味方にすると隠しステージで再び敵になる(味方にしなければ出てこない)。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:終盤、ガトーが乗ってくる。ちなみに[[星の屑作戦]]時のガトーは[[ガンダム試作2号機]]に乗ったまま。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:独立軍ルートでは、シャアの[[ネオ・ジオン]]戦の直前に入手出来る機体。[[ネオ・ジオン]]の[[モビルスーツ|MS]]とは相性が悪いが全ての性能が非常に高いため、[[激励]]要員を乗せて後方に控え主力が撃ちもらした敵を掃討するなどの使いかたができる。<br />
:[[OZ]]ルートでは逆にガトーが乗ったままシャアの[[ネオ・ジオン]]に参加。多数の[[バルーンダミー]]によって表面数値以上の強敵と化している。<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:ガトーの死後、[[カリウス・オットー]]が搭乗して[[カイルス]]に挑む。後にイベント「放たれたタマシイ」で復活したガトーが搭乗。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
MAだが、格闘武器も装備する。全ての武器が内蔵武器で構成されている。[[ビーム兵器]]主体なのが弱点で、[[Iフィールド]]持ち相手の射撃戦は不利。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;有線クローアーム<br />
:射出機能の付いた腕部。有線でコントロールでき、内蔵したメガ粒子砲で[[オールレンジ攻撃]]を行う事ができる。[[サイコミュ]]ではなく特殊な演算装置によって制御されているため、[[ニュータイプ]]でなくとも使用可能だが、コントロールが複雑な上にパイロットに掛かる負担も大きく、腕のいいパイロットでないと真価を発揮させる事ができない。<br />
:;メガ粒子砲<br />
::内蔵式の射撃武器。<br />
::;[[ビームサーベル]]<br />
:::砲口からビームサーベルを発生させる事も可能。<br />
:<br />
;サブアーム<br />
:肩部に左右2基ずつ、計4基を格納しており、これらもそれぞれメガ粒子砲とサーベルを展開可能な砲口を備える。劇中では[[ガンダム試作3号機]]を羽交い絞めにしていた。<br />
:<br />
;大型ミサイルランチャー<br />
:背部に4門内蔵された実弾兵装。<br />
;小型ミサイルランチャー<br />
:「[[マイクロミサイル]]」と表記される事も。24門装備している。<br />
:SRWでは着弾指定型の[[マップ兵器]]、通常兵器、[[全体攻撃]]と扱いは様々。<br />
;偏向メガ粒子砲<br />
:9門装備。エネルギーCAPの応用で連射が可能となっており、戦艦をも数射で撃沈させてしまうほどの威力を持つ。本機の主兵装。<br />
:メガカノン砲の使用可能回数が少ない作品ではサブ武器として多用することになる。<br />
;メガカノン砲<br />
:腹部に1門内蔵されたビーム砲。ジェネレーターと直結されているために威力は強力だが、正面にしか撃てないのが欠点。<br />
:SRWでも本機の最強武器な事がほとんど。弾数制かEN制かは作品によって異なるが、弾数制の場合は4発な事が多い。<br />
;Iフィールドジェネレーター<br />
:小型化され、両肩の大型ユニットに計4基搭載している。試作3号機のメガビーム砲すら完全に遮断する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[Iフィールド]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[宇宙|宇]]<br />
:本来は大気圏内の[[飛行]]は不可能だが、一部作品では飛行可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「MEN OF DESTINY」<br />
:<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ノイエ・ジール受領<br />
:[[アクシズ]]から渡されたノイエ・ジールを見たガトーは「素晴らしい! まるでジオンの精神が形になったようだ」と絶賛した。これは本機が[[ジオン公国]]の国旗がデザインのルーツである事に由来する。<br />
;対[[ガンダム試作3号機]]<br />
:当初[[ビーム兵器]]主体のノイエ・ジールは苦戦を強いられるが、[[コウ・ウラキ|コウ]]の焦りによる油断から3号機の[[Iフィールド]]ジェネレーターを有線クローで破壊、以後の戦闘では一転して優勢となった。最後はクローアームで3号機を羽交い絞めにし、正にとどめを差す瞬間にソーラシステムIIの直撃を受け、満身創痍の3号機を見逃したガトーは[[星の屑作戦]]の最後を見届ける。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[α・アジール]]<br />
:α・アジールを参考にしてデザインされたことがスタッフによって明言されており、時系列的に見ればノイエ・ジールは原型とも言えなくもない。<br />
;[[GUNDAM:ノイエ・ジールII|ノイエ・ジールII]](SRW未登場)<br />
:アクシズによって計画された後継機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*名前の由来である『ノイエ』と『ジール』は、それぞれドイツ語で『'''新しい'''』『'''目標'''』という意味であるが、本来の正しいドイツ語では、『'''ノイ・ツィール'''』と発音する。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00030EU8U</amazon><amazon>B000JCE7TO</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ノイエ・ジール]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:のいえ しいる}}<br />
[[category:登場メカな行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC2&diff=355284
真ゲッター2
2020-03-30T15:39:17Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 2]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター3]]<br />[[真ゲッター1]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬]]【サブ】<br />
*[[渓]]【メイン】<br />[[凱]]【サブ】<br />[[號]]【サブ】<br />
*[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【サブ】<br />
*[[橘翔]]【メイン】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />[[一文字號]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター2'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、同シリーズの主役メカの一つの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の地上・地中用の形態。<br />
<br />
なお漫画版「ゲッターロボ號」では上半身しか登場しなかったため(より正確に書くと、胸部より上の部分並びに右腕のドリル部だけになる)、下半身部分は石川賢により書き下ろしでデザインされた。原作漫画版では「ドラゴン争奪 act II」のみ左腕が人型のマニュピレーターになっており(「新たなる戦い」、「ファーストコンタクト」ではアームだった)、OVA版では[[ゲッター2]]由来のアームとなっている(この部分が上述にあるように登場しなかったため。また武装になったことはない)。<br />
<br />
外見上はゲッター2が基になっているが、ドリルとアームが反転しており背部に大型のブースターを搭載している点が大きな違いになっている。<br />
<br />
継続的に出せる最高速は[[真ゲッター1]]の方が上だが、瞬間的なスピードでは真ゲッター2が勝り、本来は真ゲッター1が得意とする重力下における空中戦でも、直線機動による高速移動・強襲では本形態の方に軍配が上がる。また、真ゲッター2は陸戦形態なのだが、原作漫画やOVAでは[[空|空中]]や[[宇宙]]での活躍が多い。<br />
<!-- 注:素の2もライガーも東映アニメでは普通に飛んでいる。 --><br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ (原作漫画版)]] ===<br />
[[早乙女博士]]が[[百鬼帝国]]壊滅後に開発したゲッターロボ。「ゲッターロボ號」においては'''真ゲッター1の胸から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃の登場を果たした(上記の通り、下半身が登場しなかったのはこのため)。<br />
<br />
メインパイロットは[[神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
[[真ドラゴン]]防衛のために開発されたゲッターロボ。序盤の終わり頃、ミサイル阻止のため大気圏外から最高速度で降下してくる。失敗したが。<br />
<br />
メインパイロットは[[渓]]で、後に[[神隼人 (OVA)|神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]に突撃したが他2形態に比べると活躍の度合いは少ない。前作と異なり、カラーリングが初代ゲッター2に近い。<br />
<br />
メインパイロットは[[橘翔]]。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
真・ゲッター2名義で登場。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:初登場作品。原作では上半身のみの登場だったため、下半身を新たに石川氏が書き起こしている。<br />
:[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッターロボ]]が規定量以上のゲッター線を浴びた結果、変化した姿。運動性は[[モビルスーツ]]を凌駕するが、サイズによるマイナス補正に加えて隼人の[[回避]]能力が心もとない。とはいえ[[かく乱]]を用いた戦いならばほぼ当たらない。空の敵相手には使用不可だが、最強武器のミラージュドリルも攻撃力が他のスーパーロボット並の威力(3700)があり、更に必要気力(120)と消費EN(25)の面で優秀なので、宇宙ステージや陸の敵相手なら充分通常戦闘も行える。<br />
:地中潜行能力が活かせるのは最終2マップ程度だが、活用すればSFC版では[[ラストボス]]を2ターンで倒すこともできた。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[F91]]すら凌駕する125もの運動性を誇る一方で、限界反応が[[ガンダムMk-II]]と同じ'''たったの300'''しかない。[[強化パーツ]]スロットも1個に減らされた上、限界反応はフル改造ボーナスでもフォローできないため、どう足掻いても隼人の[[命中]]・[[回避]]が頭打ちになる事は避けられない。更に防御・回避選択時には分身が発動しない仕様が追い打ちをかける。<br />
:トドメと言わんばかりに、『第4次/S』『新スパ』ではミラージュドリルが最強武器だったが、本作では[[宇宙]]使用不可能のドリルテンペストにわざわざ変更されており、宇宙が舞台の終盤では完全に戦力外。流石に改悪が過ぎたためか、以降の作品では再びミラージュドリルが最強武器に設定された。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:悪くない性能…どころかかなり強力な部類なのだが、代役となる機体や他に強い機体が多いため、正直使う機会があまりない。<br />
:武器は大きく改善しており、ミラージュドリルは再び最強武器となり、ドリルテンペストは長射程武器に変化し宇宙で使用可能となった。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::PS版とほぼ同様。燃費のいい武器で通常戦闘を担う。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:αと比べると燃費の悪化が痛いが、移動と遠距離武装の豊富さ、そして[[援護]]が強み。地形適応を強化して[[底力]]も発動させればなかなかの反撃役となれる。いずれもストナーサンシャイン用のENまで使わないように注意。そのENのために援護の際は、[[分離]]であえて距離1から離れて[[合体]]する手もある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:デザインがOVA「対ネオゲッターロボ」基準となり、左腕がアーム式となった。武装演出もOVAを基準にしている。前作まであったミラージュドリルがなくなり、ドリルアームが最強武器となっている。<br />
:ALL兵器のドリルテンペストが射撃武器なので、ライガー搭乗時から養成の際は格闘と射撃どちらを鍛えるか思案の為所となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:引き続き第2次αと同じ扱い。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:なんと運動性がトップクラスのガンダム勢よりも高い125。やはりドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::ほぼCOMPACTと同様だが、[[援護]]が可能な分使い安さがアップ。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:[[ライン・ヴァイスリッター]]との2択。ドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人を[[パイロット養成]]で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:ライン・ヴァイスリッターとの選択で入手できる。第4次と同様にゲッターロボが変化した姿。ミサイルの弾数が増え遠距離戦に強くなったが、オープンゲットが消えたため回避性能は低下している。ゲッターチェンジアタックも無くなってしまったが、攻撃力はそのまま射程の伸びたミラージュドリルが追加された。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:味方機で最高の運動性(140)、最長射程のP武器ミラージュドリル(3-7)とトップクラスの性能。シリーズを通して、当機にオープンゲット回避能力が追加された初めての作品でもあり、特に真ゲッター2は真・マッハスペシャルも同時発生して気力130以上ならば敵の命中率は実質1/4になる。<br />
:……と、ここまで聞くだけなら強ユニットに思えるかもしれないが、実際の使い勝手は大味すぎて微妙。原因は[[ゲッターライガー]]同様の「移動後の対空手段」「射程の穴」「改造引き継ぎなし」に加えて、「燃費の悪さ」までもが上乗せされたため。本機のゲッタードリルは「対空不可・射程1固定」の残念仕様なためミラージュドリル(射程3~7、EN-20)orドリルテンペスト(射程1~2、EN-50)を頼ることになるのだが、ザコ戦用であるこの形態でENを浪費するとボス戦用の真ゲッター1運用に支障が出かねないのが難点。また戦闘アニメがスキップできない仕様の本作において、必殺武器扱いであるこれらの長めな演出をザコ相手に何度も繰り返す事はプレイ中のストレスになりかねないのも困りどころ。せめて左腕のシザーアーム(ゲーム中では全く使用されていない)が使えれば……。<br />
:この事から、本機の運用には注意が必要(移動用と割り切るのも手段のひとつ)。余談だが二周目以降、[[V-UPユニット]]を付けまくると、チート無しで表示がバグり始めシリーズ最強の真ゲッターと化す。<br />
:<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::反則的なミラージュドリルの性能はそのまま。[[V-UPユニット]]がなくなり、[[強化パーツ]]スロットは真・ゲッターロボ共有で2つとなりGBA版の様な強化はできなくなった。しかしながら、武装が一括改造になりゲッターロボからG、そして真ゲッターへと改造が引き継がれるようになった上、[[技量]]次第で[[オープンゲット]]と真マッハスペシャルの確率も上げられるのでこの機体本来の強さが浮き彫りになっている。フル改造ボーナスで行動後変形が可能になり、自分ターンにストナーサンシャインで攻撃して真・ゲッター2で敵ターンの攻撃をかわすといった設定どおりのゲッターの運用が可能になった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦W]]<br />
:パイロット側がTV版なので原作漫画版名義だが、なぜかデザインは「世界最後の日」仕様。<br />
:[[分身]]の仕様が変更された為特殊能力から真・ゲッタービジョンが消滅した代わりに武装として採用された。<br />
:ダブル分身ができないうえに技量依存ということもあって、素だとあまり避けられないので注意。 武器射程には穴こそないがドリルテンペストが射撃武器なので、特化型育成が基本であるパイロット養成システムとの相性は微妙となっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:基本性能は第4次と同じだがゲッターミサイルが存在せず、ドリルテンペストが遠距離武器となっているが地上でしか使えないため、宇宙では接近戦専用機。<br />
:地中潜行能力は宇宙編・隠しマップでは使用できず、地上編でも終盤加入するので実質2マップしか活用できないのが残念。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップにも出撃できるが、舞台は宇宙なので地中には潜れない。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:バグで限界反応が機能しない仕様のため、非常に回避能力が高く、[[ニュータイプ]]ではないものの、雑魚敵なら普通に回避可能。ただ、ほかのシリーズに比べて隼人の回避が低めなのが泣き所。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ドリル武装にバリア貫通効果がある上、地上Sのため[[次元獣]]相手に非常に有利。接近戦型の真ゲッター1と比べると、どちらかと言えば遠距離リアル系のような運用がふさわしい。当然分身持ちで、隼人のエースボーナスで、表示命中率100%=実質30%程度という凄まじい回避を見せつける。雑魚敵相手ならこの形態でもいいが、武器の威力が悪すぎるため、やや厳しい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:中盤に参戦。当初は渓、中盤からは隼人が搭乗する。機体性能等は前作とほぼ同じではあるものの、渓は宇宙適応が悪く、中盤終わりごろの宇宙ステージでは役に立たなくなる。隼人の方もエースボーナスが変更されたため、弱体化した感が否めない。火力も相変わらずの上、低体力が優先的に狙われるシステム上、雑魚散らしにはやや不向き。しかもエースボーナス取得済みの真・ゲッター3が異常に硬いので敵陣に放り込むならこっちの方が安全。ただし、隼人は指揮官技能があるので、自分の行動前はこの形態にして周囲の命中回避を上げるという使い方もできる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:何とここに来て'''真ゲッターチェンジアタックを没収され'''、ただでさえ厳しい火力が更に不安な状態になった。隼人のエースボーナスが変更され、さらに高い回避能力を得られるようになったが、そもそもZのシステムと回避型は相性が悪く、センター集中攻撃による命中強化+連続ターゲット+サイズのせいで旨みが薄い。<br />
:隼人の指揮官技能消滅、[[連続行動]]スキルの廃止により逆風を受ける結果になった。<br />
:アシスト攻撃が今作のゲッター系統で唯一高射程でENの消費も抑えられているので(といっても'''5'''低いだけだが)、サブにする際は本機にした方が上記のエースボーナスもあり役立つ。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:真ゲッターチェンジアタックが再び使えるようになった。だが、その真ゲッターチェンジアタックの弾数が1で他には全体攻撃が無い。アシスト攻撃の消費ENも他の形態の消費ENが低くなったため並んでしまっている。<br />
:また、隼人の指揮官技能も復活せず、今ひとつ使いにくくなってしまった。移動力は高いため、カスタムボーナスを活かした移動要員としては使えるのが救いか。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:原作通り[[ICBM]]に突っ込み、迎撃に失敗して地球は荒廃する。引き続き真・マッハスペシャルとオープンゲットによって高い回避性能を持ち、素の運動性も高め[[渓]]と[[神隼人 (OVA)|隼人]]の[[回避]]がスーパー系にしては高数値。敵からの被ダメージがやたらと高い本作では、ゲッターの中で最も使いやすい形態かもしれない。武装はP属性・射程1-3のプラズマドリルハリケーンが主要武器となる。ただ、[[コンボ]]武器がないのが残念。<br />
:何気にブースターの噴射演出は独自のものが用意されている数少ないユニットの一つ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第27話。<br />
:今回はオープンゲットが無く、真・ゲッタービジョンの確率も控えめなため、エースボーナスや精神を駆使しないと回避能力はイマイチ信用できない。<br />
:メリットはZシリーズから引き続き全てのドリルに付加されているバリア貫通能力。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機など、面倒な軽減バリア持ちの雑魚も居るため、活躍の機会は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。中盤で竜馬・隼人・弁慶の旧ゲッターチームが帰還した後は彼らでも出撃できる。[[グレンラガン]]と並ぶ貴重な[[地中]]移動ユニット。<br />
:本作では他形態との差別化のためか、真・ゲッタービジョンはあるがオープンゲットはなく、その代わり真・ゲッタービジョンの発動率はオープンゲットよりも高く設定されている(処理の簡易化のためとも思われる)。<br />
:新チーム(渓)と旧チーム(隼人)とでスキル等の構成が違うため大幅に傾向が変わり、渓は[[戦意高揚]]と[[精密攻撃]]により高ダメージを狙え、隼人は[[集中]]・[[見切り]]・[[無頼 (特殊技能)|無頼]]でより高い回避力を保持できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2018年6月のイベント「太陽の昇る時」より実装。SSRシューター。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:EN回復能力とP属性で射程1-4のミラージュドリルが強力。本作でもオープンゲットと真マッハスペシャルで避けまくる。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:『R』よりも使い勝手が下げられてしまった。ドリルアームとミラージュドリルの射程が逆転し、有射程P属性の対空戦が不可能に。ゲッター2系の宿命なのか火力が低く、遠距離攻撃も弾数制のミサイルしかないため雑魚戦にはあまり向かない。オープンゲットも没収され、サイズが大きい上に翔の性格が被弾で気力の下がる「冷静」であるため、気力が上がりにくく苦労する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::基本的にGCと変わりないが、[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]が可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッタードリル / ドリルアーム<br />
:右腕の大型ドリルで、如何なる物も貫く。<br />
:;ゲッター[[ミサイル]] / ドリルミサイル<br />
::右腕のドリルを射出する。「世界最後の日」劇中ではまともにヒットした事がない。<br />
:<br />
;シザーアーム<br />
:左腕の鋭利な鉤爪。SRWでは単独武装としては未実装。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ドリルハリケーン<br />
:「世界最後の日」の技で、突貫しながら敵を殲滅する。<br />
:近年の作品では、3話の大気圏突入の演出を盛り込んだかなり凝ったものに仕上がっている。<br />
;ミラージュドリル<br />
:半スパロボオリジナル武器。七色の光が敵を貫く。長年本機の主力武器であったが「世界最後の日」版では装備していない。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではドリルによる高速突撃と、全く違う技になっている(どっちかと言うとマッハスペシャルに近い)。<br />
;ドリルテンペスト / プラズマドリル・ハリケーン<br />
:ドリルからプラズマを帯びたハリケーンを放つ。過去作品ではドリルテンペストは本機の最強武器に位置していたが宇宙で使用不可という重大な欠点を持っていた。プラズマドリルハリケーンは世界最後の日にて宇宙で使用された。<br />
:近年では宇宙でも使用可能で、射程の長い武器であったり、ALL兵器となっていたりする。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではハリケーンではなく、魔法陣で拘束してゲッタードリルで貫く攻撃だった。この構成は『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも(流石に魔法陣はハリケーンになっているが)再現されている。<br />
;真・ゲッタービジョン<br />
:高速移動しながら敵を攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のみ。命中をダウンさせる[[特殊効果]]がある。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』・『W』は真ゲッター1と演出が共通。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;East meets West<br />
:[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]でハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。ゲッター2系とゲッター3系は合体技に縁が無いがこれは数少ないゲッター2の合体技。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:[[真ゲッター1]]や、[[真ゲッター3]]に変形するため再合体する。原作漫画の初登場時では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。<br />
;[[分身|真・マッハスペシャル / 真・ゲッタービジョン]]<br />
:半スパロボオリジナル機能。いわゆる[[分身]]。名称はまちまちで、(初代ゲッターから進化したことと関わりなく)数で言うと真マッハスペシャルの方が多い。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では上記の通り武装に変更され特殊能力ではなくなっている。<br />
'''一部作品で採用'''<br />
;[[HP回復]]<br />
:原作版で参戦した時のみ。<br />
;[[EN回復]]<br />
:原作版及びOVA原典で参戦した時のみ。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では未搭載。<br />
;[[分離]]<br />
:<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して攻撃を回避し即座に再合体する。基本的にOVA版設定でのみ実装。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』・『[[スーパーロボット大戦R|R]]』・『[[スーパーロボット大戦D|D]]』などで使用可能で真マッハスペシャルと相成って凄まじい回避力を見せた。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではこちらしか持っていない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[地中]]<br />
:地中に潜れる。前述したとおり実は真ゲッター2は'''空を飛べる'''(OVA版ではかなり空中戦をこなしている)のだが、真ゲッター1との兼ね合いもあって(他の2系統と同様に)ゲーム中では飛行不可になっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では足場のある宇宙マップであれば陸上から宇宙へと飛べるので、原作OVAと同じく飛行する真ゲッター2を見ることができる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;移動後に『変形』可能<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でプラズマドリルハリケーンのBGMに採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター2]]<br />
:<br />
;[[ゲッターライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000M793HM</amazon><amazon>B00163E4RK</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ2}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC2&diff=355283
真ゲッター2
2020-03-30T15:36:36Z
<p>210.158.190.245: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 2]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター3]]<br />[[真ゲッター1]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬]]【サブ】<br />
*[[渓]]【メイン】<br />[[凱]]【サブ】<br />[[號]]【サブ】<br />
*[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【サブ】<br />
*[[橘翔]]【メイン】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />[[一文字號]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター2'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、同シリーズの主役メカの一つの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の地上・地中用の形態。<br />
<br />
なお漫画版「ゲッターロボ號」では上半身しか登場しなかったため(より正確に書くと、胸部より上の部分並びに右腕のドリル部だけになる)、下半身部分は石川賢により書き下ろしでデザインされた。原作漫画版では「ドラゴン争奪 act II」のみ左腕が人型のマニュピレーターになっており(「新たなる戦い」、「ファーストコンタクト」ではアームだった)、OVA版では[[ゲッター2]]由来のアームとなっている(この部分が上述にあるように登場しなかったため。また武装になったことはない)。<br />
<br />
外見上はゲッター2が基になっているが、ドリルとアームが反転しており背部に大型のブースターを搭載している点が大きな違いになっている。<br />
<br />
継続的に出せる最高速は[[真ゲッター1]]の方が上だが、瞬間的なスピードでは真ゲッター2が勝り、本来は真ゲッター1が得意とする重力下における空中戦でも、直線機動による高速移動・強襲では本形態の方に軍配が上がる。また、真ゲッター2は陸戦形態なのだが、原作漫画やOVAでは[[空|空中]]や[[宇宙]]での活躍が多い。<br />
<!-- 注:素の2もライガーも東映アニメでは普通に飛んでいる。 --><br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ (原作漫画版)]] ===<br />
[[早乙女博士]]が[[百鬼帝国]]壊滅後に開発したゲッターロボ。「ゲッターロボ號」においては'''真ゲッター1の胸から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃の登場を果たした(上記の通り、下半身が登場しなかったのはこのため)。<br />
<br />
メインパイロットは[[神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
[[真ドラゴン]]防衛のために開発されたゲッターロボ。序盤の終わり頃、ミサイル阻止のため大気圏外から最高速度で降下してくる。失敗したが。<br />
<br />
メインパイロットは[[渓]]で、後に[[神隼人 (OVA)|神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]に突撃したが他2形態に比べると活躍の度合いは少ない。前作と異なり、カラーリングが初代ゲッター2に近い。<br />
<br />
メインパイロットは[[橘翔]]。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
真・ゲッター2名義で登場。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:初登場作品。原作では上半身のみの登場だったため、下半身を新たに石川氏が書き起こしている。<br />
:[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッターロボ]]が規定量以上のゲッター線を浴びた結果、変化した姿。運動性は[[モビルスーツ]]を凌駕するが、サイズによるマイナス補正に加えて隼人の[[回避]]能力が心もとない。とはいえ[[かく乱]]を用いた戦いならばほぼ当たらない。空の敵相手には使用不可だが、最強武器のミラージュドリルも攻撃力が他のスーパーロボット並の威力(3700)があり、更に必要気力(120)と消費EN(25)の面で優秀なので、宇宙ステージや陸の敵相手なら充分通常戦闘も行える。<br />
:地中潜行能力が活かせるのは最終2マップ程度だが、活用すればSFC版では[[ラストボス]]を2ターンで倒すこともできた。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[F91]]すら凌駕する125もの運動性を誇る一方で、限界反応が[[ガンダムmkII]]と同じ'''たったの300'''しかない。[[強化パーツ]]スロットも1個に減らされた上、限界反応はフル改造ボーナスでもフォローできないため、どう足掻いても隼人の[[命中]]・[[回避]]が頭打ちになる事は避けられない。更に防御・回避選択時には分身が発動しない仕様が追い打ちをかける。<br />
:トドメと言わんばかりに、『第4次/S』『新スパ』ではミラージュドリルが最強武器だったが、本作では[[宇宙]]使用不可能のドリルテンペストにわざわざ変更されており、宇宙が舞台の終盤では完全に戦力外。流石に改悪が過ぎたためか、以降の作品では再びミラージュドリルが最強武器に設定された。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:悪くない性能…どころかかなり強力な部類なのだが、代役となる機体や他に強い機体が多いため、正直使う機会があまりない。<br />
:武器は大きく改善しており、ミラージュドリルは再び最強武器となり、ドリルテンペストは長射程武器に変化し宇宙で使用可能となった。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::PS版とほぼ同様。燃費のいい武器で通常戦闘を担う。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:αと比べると燃費の悪化が痛いが、移動と遠距離武装の豊富さ、そして[[援護]]が強み。地形適応を強化して[[底力]]も発動させればなかなかの反撃役となれる。いずれもストナーサンシャイン用のENまで使わないように注意。そのENのために援護の際は、[[分離]]であえて距離1から離れて[[合体]]する手もある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:デザインがOVA「対ネオゲッターロボ」基準となり、左腕がアーム式となった。武装演出もOVAを基準にしている。前作まであったミラージュドリルがなくなり、ドリルアームが最強武器となっている。<br />
:ALL兵器のドリルテンペストが射撃武器なので、ライガー搭乗時から養成の際は格闘と射撃どちらを鍛えるか思案の為所となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:引き続き第2次αと同じ扱い。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:なんと運動性がトップクラスのガンダム勢よりも高い125。やはりドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::ほぼCOMPACTと同様だが、[[援護]]が可能な分使い安さがアップ。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:[[ライン・ヴァイスリッター]]との2択。ドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人を[[パイロット養成]]で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:ライン・ヴァイスリッターとの選択で入手できる。第4次と同様にゲッターロボが変化した姿。ミサイルの弾数が増え遠距離戦に強くなったが、オープンゲットが消えたため回避性能は低下している。ゲッターチェンジアタックも無くなってしまったが、攻撃力はそのまま射程の伸びたミラージュドリルが追加された。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:味方機で最高の運動性(140)、最長射程のP武器ミラージュドリル(3-7)とトップクラスの性能。シリーズを通して、当機にオープンゲット回避能力が追加された初めての作品でもあり、特に真ゲッター2は真・マッハスペシャルも同時発生して気力130以上ならば敵の命中率は実質1/4になる。<br />
:……と、ここまで聞くだけなら強ユニットに思えるかもしれないが、実際の使い勝手は大味すぎて微妙。原因は[[ゲッターライガー]]同様の「移動後の対空手段」「射程の穴」「改造引き継ぎなし」に加えて、「燃費の悪さ」までもが上乗せされたため。本機のゲッタードリルは「対空不可・射程1固定」の残念仕様なためミラージュドリル(射程3~7、EN-20)orドリルテンペスト(射程1~2、EN-50)を頼ることになるのだが、ザコ戦用であるこの形態でENを浪費するとボス戦用の真ゲッター1運用に支障が出かねないのが難点。また戦闘アニメがスキップできない仕様の本作において、必殺武器扱いであるこれらの長めな演出をザコ相手に何度も繰り返す事はプレイ中のストレスになりかねないのも困りどころ。せめて左腕のシザーアーム(ゲーム中では全く使用されていない)が使えれば……。<br />
:この事から、本機の運用には注意が必要(移動用と割り切るのも手段のひとつ)。余談だが二周目以降、[[V-UPユニット]]を付けまくると、チート無しで表示がバグり始めシリーズ最強の真ゲッターと化す。<br />
:<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::反則的なミラージュドリルの性能はそのまま。[[V-UPユニット]]がなくなり、[[強化パーツ]]スロットは真・ゲッターロボ共有で2つとなりGBA版の様な強化はできなくなった。しかしながら、武装が一括改造になりゲッターロボからG、そして真ゲッターへと改造が引き継がれるようになった上、[[技量]]次第で[[オープンゲット]]と真マッハスペシャルの確率も上げられるのでこの機体本来の強さが浮き彫りになっている。フル改造ボーナスで行動後変形が可能になり、自分ターンにストナーサンシャインで攻撃して真・ゲッター2で敵ターンの攻撃をかわすといった設定どおりのゲッターの運用が可能になった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦W]]<br />
:パイロット側がTV版なので原作漫画版名義だが、なぜかデザインは「世界最後の日」仕様。<br />
:[[分身]]の仕様が変更された為特殊能力から真・ゲッタービジョンが消滅した代わりに武装として採用された。<br />
:ダブル分身ができないうえに技量依存ということもあって、素だとあまり避けられないので注意。 武器射程には穴こそないがドリルテンペストが射撃武器なので、特化型育成が基本であるパイロット養成システムとの相性は微妙となっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:基本性能は第4次と同じだがゲッターミサイルが存在せず、ドリルテンペストが遠距離武器となっているが地上でしか使えないため、宇宙では接近戦専用機。<br />
:地中潜行能力は宇宙編・隠しマップでは使用できず、地上編でも終盤加入するので実質2マップしか活用できないのが残念。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップにも出撃できるが、舞台は宇宙なので地中には潜れない。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:バグで限界反応が機能しない仕様のため、非常に回避能力が高く、[[ニュータイプ]]ではないものの、雑魚敵なら普通に回避可能。ただ、ほかのシリーズに比べて隼人の回避が低めなのが泣き所。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ドリル武装にバリア貫通効果がある上、地上Sのため[[次元獣]]相手に非常に有利。接近戦型の真ゲッター1と比べると、どちらかと言えば遠距離リアル系のような運用がふさわしい。当然分身持ちで、隼人のエースボーナスで、表示命中率100%=実質30%程度という凄まじい回避を見せつける。雑魚敵相手ならこの形態でもいいが、武器の威力が悪すぎるため、やや厳しい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:中盤に参戦。当初は渓、中盤からは隼人が搭乗する。機体性能等は前作とほぼ同じではあるものの、渓は宇宙適応が悪く、中盤終わりごろの宇宙ステージでは役に立たなくなる。隼人の方もエースボーナスが変更されたため、弱体化した感が否めない。火力も相変わらずの上、低体力が優先的に狙われるシステム上、雑魚散らしにはやや不向き。しかもエースボーナス取得済みの真・ゲッター3が異常に硬いので敵陣に放り込むならこっちの方が安全。ただし、隼人は指揮官技能があるので、自分の行動前はこの形態にして周囲の命中回避を上げるという使い方もできる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:何とここに来て'''真ゲッターチェンジアタックを没収され'''、ただでさえ厳しい火力が更に不安な状態になった。隼人のエースボーナスが変更され、さらに高い回避能力を得られるようになったが、そもそもZのシステムと回避型は相性が悪く、センター集中攻撃による命中強化+連続ターゲット+サイズのせいで旨みが薄い。<br />
:隼人の指揮官技能消滅、[[連続行動]]スキルの廃止により逆風を受ける結果になった。<br />
:アシスト攻撃が今作のゲッター系統で唯一高射程でENの消費も抑えられているので(といっても'''5'''低いだけだが)、サブにする際は本機にした方が上記のエースボーナスもあり役立つ。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:真ゲッターチェンジアタックが再び使えるようになった。だが、その真ゲッターチェンジアタックの弾数が1で他には全体攻撃が無い。アシスト攻撃の消費ENも他の形態の消費ENが低くなったため並んでしまっている。<br />
:また、隼人の指揮官技能も復活せず、今ひとつ使いにくくなってしまった。移動力は高いため、カスタムボーナスを活かした移動要員としては使えるのが救いか。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:原作通り[[ICBM]]に突っ込み、迎撃に失敗して地球は荒廃する。引き続き真・マッハスペシャルとオープンゲットによって高い回避性能を持ち、素の運動性も高め[[渓]]と[[神隼人 (OVA)|隼人]]の[[回避]]がスーパー系にしては高数値。敵からの被ダメージがやたらと高い本作では、ゲッターの中で最も使いやすい形態かもしれない。武装はP属性・射程1-3のプラズマドリルハリケーンが主要武器となる。ただ、[[コンボ]]武器がないのが残念。<br />
:何気にブースターの噴射演出は独自のものが用意されている数少ないユニットの一つ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第27話。<br />
:今回はオープンゲットが無く、真・ゲッタービジョンの確率も控えめなため、エースボーナスや精神を駆使しないと回避能力はイマイチ信用できない。<br />
:メリットはZシリーズから引き続き全てのドリルに付加されているバリア貫通能力。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機など、面倒な軽減バリア持ちの雑魚も居るため、活躍の機会は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。中盤で竜馬・隼人・弁慶の旧ゲッターチームが帰還した後は彼らでも出撃できる。[[グレンラガン]]と並ぶ貴重な[[地中]]移動ユニット。<br />
:本作では他形態との差別化のためか、真・ゲッタービジョンはあるがオープンゲットはなく、その代わり真・ゲッタービジョンの発動率はオープンゲットよりも高く設定されている(処理の簡易化のためとも思われる)。<br />
:新チーム(渓)と旧チーム(隼人)とでスキル等の構成が違うため大幅に傾向が変わり、渓は[[戦意高揚]]と[[精密攻撃]]により高ダメージを狙え、隼人は[[集中]]・[[見切り]]・[[無頼 (特殊技能)|無頼]]でより高い回避力を保持できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2018年6月のイベント「太陽の昇る時」より実装。SSRシューター。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:EN回復能力とP属性で射程1-4のミラージュドリルが強力。本作でもオープンゲットと真マッハスペシャルで避けまくる。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:『R』よりも使い勝手が下げられてしまった。ドリルアームとミラージュドリルの射程が逆転し、有射程P属性の対空戦が不可能に。ゲッター2系の宿命なのか火力が低く、遠距離攻撃も弾数制のミサイルしかないため雑魚戦にはあまり向かない。オープンゲットも没収され、サイズが大きい上に翔の性格が被弾で気力の下がる「冷静」であるため、気力が上がりにくく苦労する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::基本的にGCと変わりないが、[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]が可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッタードリル / ドリルアーム<br />
:右腕の大型ドリルで、如何なる物も貫く。<br />
:;ゲッター[[ミサイル]] / ドリルミサイル<br />
::右腕のドリルを射出する。「世界最後の日」劇中ではまともにヒットした事がない。<br />
:<br />
;シザーアーム<br />
:左腕の鋭利な鉤爪。SRWでは単独武装としては未実装。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ドリルハリケーン<br />
:「世界最後の日」の技で、突貫しながら敵を殲滅する。<br />
:近年の作品では、3話の大気圏突入の演出を盛り込んだかなり凝ったものに仕上がっている。<br />
;ミラージュドリル<br />
:半スパロボオリジナル武器。七色の光が敵を貫く。長年本機の主力武器であったが「世界最後の日」版では装備していない。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではドリルによる高速突撃と、全く違う技になっている(どっちかと言うとマッハスペシャルに近い)。<br />
;ドリルテンペスト / プラズマドリル・ハリケーン<br />
:ドリルからプラズマを帯びたハリケーンを放つ。過去作品ではドリルテンペストは本機の最強武器に位置していたが宇宙で使用不可という重大な欠点を持っていた。プラズマドリルハリケーンは世界最後の日にて宇宙で使用された。<br />
:近年では宇宙でも使用可能で、射程の長い武器であったり、ALL兵器となっていたりする。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではハリケーンではなく、魔法陣で拘束してゲッタードリルで貫く攻撃だった。この構成は『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも(流石に魔法陣はハリケーンになっているが)再現されている。<br />
;真・ゲッタービジョン<br />
:高速移動しながら敵を攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のみ。命中をダウンさせる[[特殊効果]]がある。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』・『W』は真ゲッター1と演出が共通。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;East meets West<br />
:[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]でハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。ゲッター2系とゲッター3系は合体技に縁が無いがこれは数少ないゲッター2の合体技。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:[[真ゲッター1]]や、[[真ゲッター3]]に変形するため再合体する。原作漫画の初登場時では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。<br />
;[[分身|真・マッハスペシャル / 真・ゲッタービジョン]]<br />
:半スパロボオリジナル機能。いわゆる[[分身]]。名称はまちまちで、(初代ゲッターから進化したことと関わりなく)数で言うと真マッハスペシャルの方が多い。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では上記の通り武装に変更され特殊能力ではなくなっている。<br />
'''一部作品で採用'''<br />
;[[HP回復]]<br />
:原作版で参戦した時のみ。<br />
;[[EN回復]]<br />
:原作版及びOVA原典で参戦した時のみ。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では未搭載。<br />
;[[分離]]<br />
:<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して攻撃を回避し即座に再合体する。基本的にOVA版設定でのみ実装。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』・『[[スーパーロボット大戦R|R]]』・『[[スーパーロボット大戦D|D]]』などで使用可能で真マッハスペシャルと相成って凄まじい回避力を見せた。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではこちらしか持っていない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[地中]]<br />
:地中に潜れる。前述したとおり実は真ゲッター2は'''空を飛べる'''(OVA版ではかなり空中戦をこなしている)のだが、真ゲッター1との兼ね合いもあって(他の2系統と同様に)ゲーム中では飛行不可になっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では足場のある宇宙マップであれば陸上から宇宙へと飛べるので、原作OVAと同じく飛行する真ゲッター2を見ることができる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;移動後に『変形』可能<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でプラズマドリルハリケーンのBGMに採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター2]]<br />
:<br />
;[[ゲッターライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000M793HM</amazon><amazon>B00163E4RK</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ2}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC2&diff=355282
真ゲッター2
2020-03-30T15:34:39Z
<p>210.158.190.245: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 2]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター3]]<br />[[真ゲッター1]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬]]【サブ】<br />
*[[渓]]【メイン】<br />[[凱]]【サブ】<br />[[號]]【サブ】<br />
*[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【サブ】<br />
*[[橘翔]]【メイン】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />[[一文字號]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター2'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、同シリーズの主役メカの一つの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の地上・地中用の形態。<br />
<br />
なお漫画版「ゲッターロボ號」では上半身しか登場しなかったため(より正確に書くと、胸部より上の部分並びに右腕のドリル部だけになる)、下半身部分は石川賢により書き下ろしでデザインされた。原作漫画版では「ドラゴン争奪 act II」のみ左腕が人型のマニュピレーターになっており(「新たなる戦い」、「ファーストコンタクト」ではアームだった)、OVA版では[[ゲッター2]]由来のアームとなっている(この部分が上述にあるように登場しなかったため。また武装になったことはない)。<br />
<br />
外見上はゲッター2が基になっているが、ドリルとアームが反転しており背部に大型のブースターを搭載している点が大きな違いになっている。<br />
<br />
継続的に出せる最高速は[[真ゲッター1]]の方が上だが、瞬間的なスピードでは真ゲッター2が勝り、本来は真ゲッター1が得意とする重力下における空中戦でも、直線機動による高速移動・強襲では本形態の方に軍配が上がる。また、真ゲッター2は陸戦形態なのだが、原作漫画やOVAでは[[空|空中]]や[[宇宙]]での活躍が多い。<br />
<!-- 注:素の2もライガーも東映アニメでは普通に飛んでいる。 --><br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ (原作漫画版)]] ===<br />
[[早乙女博士]]が[[百鬼帝国]]壊滅後に開発したゲッターロボ。「ゲッターロボ號」においては'''真ゲッター1の胸から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃の登場を果たした(上記の通り、下半身が登場しなかったのはこのため)。<br />
<br />
メインパイロットは[[神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
[[真ドラゴン]]防衛のために開発されたゲッターロボ。序盤の終わり頃、ミサイル阻止のため大気圏外から最高速度で降下してくる。失敗したが。<br />
<br />
メインパイロットは[[渓]]で、後に[[神隼人 (OVA)|神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]に突撃したが他2形態に比べると活躍の度合いは少ない。前作と異なり、カラーリングが初代ゲッター2に近い。<br />
<br />
メインパイロットは[[橘翔]]。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
真・ゲッター2名義で登場。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:初登場作品。原作では上半身のみの登場だったため、下半身を新たに石川氏が書き起こしている。<br />
:[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッターロボ]]が規定量以上のゲッター線を浴びた結果、変化した姿。運動性は[[モビルスーツ]]を凌駕するが、サイズによるマイナス補正に加えて隼人の[[回避]]能力が心もとない。とはいえ[[かく乱]]を用いた戦いならばほぼ当たらない。空の敵相手には使用不可だが、最強武器のミラージュドリルも攻撃力が他のスーパーロボット並の威力(3700)があり、更に必要気力(120)と消費EN(25)の面で優秀なので、宇宙ステージや陸の敵相手なら充分通常戦闘も行える。<br />
:地中潜行能力が活かせるのは最終2マップ程度だが、活用すればSFC版では[[ラストボス]]を2ターンで倒すこともできた。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[F91]]すら凌駕する125もの運動性を誇る一方で、限界反応が[[ガンダムmkII]]と同じ'''たったの300'''しかない。[[強化パーツ]]スロットも1個に減らされた上、限界反応はフル改造ボーナスでもフォローできないため、どう足掻いても隼人の[[命中]]・[[回避]]が頭打ちになる事は避けられない。更に防御・回避選択時には分身が発動しない仕様が追い打ちをかける。<br />
:トドメと言わんばかりに、『第4次/S』『新スパ』ではミラージュドリルが最強武器だったが、本作では[[宇宙]]使用不可能のドリルテンペストにわざわざ変更されており、宇宙が舞台の終盤では完全に戦力外。流石に改悪が過ぎたためか、以降の作品では再びミラージュドリルが最強武器に設定された。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:総合性能自体は悪くない…というかかなり強力な部類なのだが、代役となる機体もしくは他に強い機体が多いため、正直使う機会に恵まれない。<br />
:武器性能は大きく改善しており、ミラージュドリルは再び最強武器に設定され、ドリルテンペストは長射程武器に変化し宇宙で使用可能となった。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::PS版とほぼ同様。燃費のいい武器で通常戦闘を担う。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:αと比べると燃費の悪化が痛いが、移動と遠距離武装の豊富さ、そして[[援護]]が強み。地形適応を強化して[[底力]]も発動させればなかなかの反撃役となれる。いずれもストナーサンシャイン用のENまで使わないように注意。そのENのために援護の際は、[[分離]]であえて距離1から離れて[[合体]]する手もある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:デザインがOVA「対ネオゲッターロボ」基準となり、左腕がアーム式となった。武装演出もOVAを基準にしている。前作まであったミラージュドリルがなくなり、ドリルアームが最強武器となっている。<br />
:ALL兵器のドリルテンペストが射撃武器なので、ライガー搭乗時から養成の際は格闘と射撃どちらを鍛えるか思案の為所となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:引き続き第2次αと同じ扱い。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:なんと運動性がトップクラスのガンダム勢よりも高い125。やはりドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::ほぼCOMPACTと同様だが、[[援護]]が可能な分使い安さがアップ。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:[[ライン・ヴァイスリッター]]との2択。ドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人を[[パイロット養成]]で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:ライン・ヴァイスリッターとの選択で入手できる。第4次と同様にゲッターロボが変化した姿。ミサイルの弾数が増え遠距離戦に強くなったが、オープンゲットが消えたため回避性能は低下している。ゲッターチェンジアタックも無くなってしまったが、攻撃力はそのまま射程の伸びたミラージュドリルが追加された。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:味方機で最高の運動性(140)、最長射程のP武器ミラージュドリル(3-7)とトップクラスの性能。シリーズを通して、当機にオープンゲット回避能力が追加された初めての作品でもあり、特に真ゲッター2は真・マッハスペシャルも同時発生して気力130以上ならば敵の命中率は実質1/4になる。<br />
:……と、ここまで聞くだけなら強ユニットに思えるかもしれないが、実際の使い勝手は大味すぎて微妙。原因は[[ゲッターライガー]]同様の「移動後の対空手段」「射程の穴」「改造引き継ぎなし」に加えて、「燃費の悪さ」までもが上乗せされたため。本機のゲッタードリルは「対空不可・射程1固定」の残念仕様なためミラージュドリル(射程3~7、EN-20)orドリルテンペスト(射程1~2、EN-50)を頼ることになるのだが、ザコ戦用であるこの形態でENを浪費するとボス戦用の真ゲッター1運用に支障が出かねないのが難点。また戦闘アニメがスキップできない仕様の本作において、必殺武器扱いであるこれらの長めな演出をザコ相手に何度も繰り返す事はプレイ中のストレスになりかねないのも困りどころ。せめて左腕のシザーアーム(ゲーム中では全く使用されていない)が使えれば……。<br />
:この事から、本機の運用には注意が必要(移動用と割り切るのも手段のひとつ)。余談だが二周目以降、[[V-UPユニット]]を付けまくると、チート無しで表示がバグり始めシリーズ最強の真ゲッターと化す。<br />
:<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::反則的なミラージュドリルの性能はそのまま。[[V-UPユニット]]がなくなり、[[強化パーツ]]スロットは真・ゲッターロボ共有で2つとなりGBA版の様な強化はできなくなった。しかしながら、武装が一括改造になりゲッターロボからG、そして真ゲッターへと改造が引き継がれるようになった上、[[技量]]次第で[[オープンゲット]]と真マッハスペシャルの確率も上げられるのでこの機体本来の強さが浮き彫りになっている。フル改造ボーナスで行動後変形が可能になり、自分ターンにストナーサンシャインで攻撃して真・ゲッター2で敵ターンの攻撃をかわすといった設定どおりのゲッターの運用が可能になった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦W]]<br />
:パイロット側がTV版なので原作漫画版名義だが、なぜかデザインは「世界最後の日」仕様。<br />
:[[分身]]の仕様が変更された為特殊能力から真・ゲッタービジョンが消滅した代わりに武装として採用された。<br />
:ダブル分身ができないうえに技量依存ということもあって、素だとあまり避けられないので注意。 武器射程には穴こそないがドリルテンペストが射撃武器なので、特化型育成が基本であるパイロット養成システムとの相性は微妙となっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:基本性能は第4次と同じだがゲッターミサイルが存在せず、ドリルテンペストが遠距離武器となっているが地上でしか使えないため、宇宙では接近戦専用機。<br />
:地中潜行能力は宇宙編・隠しマップでは使用できず、地上編でも終盤加入するので実質2マップしか活用できないのが残念。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップにも出撃できるが、舞台は宇宙なので地中には潜れない。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:バグで限界反応が機能しない仕様のため、非常に回避能力が高く、[[ニュータイプ]]ではないものの、雑魚敵なら普通に回避可能。ただ、ほかのシリーズに比べて隼人の回避が低めなのが泣き所。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ドリル武装にバリア貫通効果がある上、地上Sのため[[次元獣]]相手に非常に有利。接近戦型の真ゲッター1と比べると、どちらかと言えば遠距離リアル系のような運用がふさわしい。当然分身持ちで、隼人のエースボーナスで、表示命中率100%=実質30%程度という凄まじい回避を見せつける。雑魚敵相手ならこの形態でもいいが、武器の威力が悪すぎるため、やや厳しい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:中盤に参戦。当初は渓、中盤からは隼人が搭乗する。機体性能等は前作とほぼ同じではあるものの、渓は宇宙適応が悪く、中盤終わりごろの宇宙ステージでは役に立たなくなる。隼人の方もエースボーナスが変更されたため、弱体化した感が否めない。火力も相変わらずの上、低体力が優先的に狙われるシステム上、雑魚散らしにはやや不向き。しかもエースボーナス取得済みの真・ゲッター3が異常に硬いので敵陣に放り込むならこっちの方が安全。ただし、隼人は指揮官技能があるので、自分の行動前はこの形態にして周囲の命中回避を上げるという使い方もできる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:何とここに来て'''真ゲッターチェンジアタックを没収され'''、ただでさえ厳しい火力が更に不安な状態になった。隼人のエースボーナスが変更され、さらに高い回避能力を得られるようになったが、そもそもZのシステムと回避型は相性が悪く、センター集中攻撃による命中強化+連続ターゲット+サイズのせいで旨みが薄い。<br />
:隼人の指揮官技能消滅、[[連続行動]]スキルの廃止により逆風を受ける結果になった。<br />
:アシスト攻撃が今作のゲッター系統で唯一高射程でENの消費も抑えられているので(といっても'''5'''低いだけだが)、サブにする際は本機にした方が上記のエースボーナスもあり役立つ。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:真ゲッターチェンジアタックが再び使えるようになった。だが、その真ゲッターチェンジアタックの弾数が1で他には全体攻撃が無い。アシスト攻撃の消費ENも他の形態の消費ENが低くなったため並んでしまっている。<br />
:また、隼人の指揮官技能も復活せず、今ひとつ使いにくくなってしまった。移動力は高いため、カスタムボーナスを活かした移動要員としては使えるのが救いか。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:原作通り[[ICBM]]に突っ込み、迎撃に失敗して地球は荒廃する。引き続き真・マッハスペシャルとオープンゲットによって高い回避性能を持ち、素の運動性も高め[[渓]]と[[神隼人 (OVA)|隼人]]の[[回避]]がスーパー系にしては高数値。敵からの被ダメージがやたらと高い本作では、ゲッターの中で最も使いやすい形態かもしれない。武装はP属性・射程1-3のプラズマドリルハリケーンが主要武器となる。ただ、[[コンボ]]武器がないのが残念。<br />
:何気にブースターの噴射演出は独自のものが用意されている数少ないユニットの一つ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第27話。<br />
:今回はオープンゲットが無く、真・ゲッタービジョンの確率も控えめなため、エースボーナスや精神を駆使しないと回避能力はイマイチ信用できない。<br />
:メリットはZシリーズから引き続き全てのドリルに付加されているバリア貫通能力。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機など、面倒な軽減バリア持ちの雑魚も居るため、活躍の機会は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。中盤で竜馬・隼人・弁慶の旧ゲッターチームが帰還した後は彼らでも出撃できる。[[グレンラガン]]と並ぶ貴重な[[地中]]移動ユニット。<br />
:本作では他形態との差別化のためか、真・ゲッタービジョンはあるがオープンゲットはなく、その代わり真・ゲッタービジョンの発動率はオープンゲットよりも高く設定されている(処理の簡易化のためとも思われる)。<br />
:新チーム(渓)と旧チーム(隼人)とでスキル等の構成が違うため大幅に傾向が変わり、渓は[[戦意高揚]]と[[精密攻撃]]により高ダメージを狙え、隼人は[[集中]]・[[見切り]]・[[無頼 (特殊技能)|無頼]]でより高い回避力を保持できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2018年6月のイベント「太陽の昇る時」より実装。SSRシューター。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:EN回復能力とP属性で射程1-4のミラージュドリルが強力。本作でもオープンゲットと真マッハスペシャルで避けまくる。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:『R』よりも使い勝手が下げられてしまった。ドリルアームとミラージュドリルの射程が逆転し、有射程P属性の対空戦が不可能に。ゲッター2系の宿命なのか火力が低く、遠距離攻撃も弾数制のミサイルしかないため雑魚戦にはあまり向かない。オープンゲットも没収され、サイズが大きい上に翔の性格が被弾で気力の下がる「冷静」であるため、気力が上がりにくく苦労する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::基本的にGCと変わりないが、[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]が可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッタードリル / ドリルアーム<br />
:右腕の大型ドリルで、如何なる物も貫く。<br />
:;ゲッター[[ミサイル]] / ドリルミサイル<br />
::右腕のドリルを射出する。「世界最後の日」劇中ではまともにヒットした事がない。<br />
:<br />
;シザーアーム<br />
:左腕の鋭利な鉤爪。SRWでは単独武装としては未実装。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ドリルハリケーン<br />
:「世界最後の日」の技で、突貫しながら敵を殲滅する。<br />
:近年の作品では、3話の大気圏突入の演出を盛り込んだかなり凝ったものに仕上がっている。<br />
;ミラージュドリル<br />
:半スパロボオリジナル武器。七色の光が敵を貫く。長年本機の主力武器であったが「世界最後の日」版では装備していない。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではドリルによる高速突撃と、全く違う技になっている(どっちかと言うとマッハスペシャルに近い)。<br />
;ドリルテンペスト / プラズマドリル・ハリケーン<br />
:ドリルからプラズマを帯びたハリケーンを放つ。過去作品ではドリルテンペストは本機の最強武器に位置していたが宇宙で使用不可という重大な欠点を持っていた。プラズマドリルハリケーンは世界最後の日にて宇宙で使用された。<br />
:近年では宇宙でも使用可能で、射程の長い武器であったり、ALL兵器となっていたりする。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではハリケーンではなく、魔法陣で拘束してゲッタードリルで貫く攻撃だった。この構成は『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも(流石に魔法陣はハリケーンになっているが)再現されている。<br />
;真・ゲッタービジョン<br />
:高速移動しながら敵を攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のみ。命中をダウンさせる[[特殊効果]]がある。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』・『W』は真ゲッター1と演出が共通。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;East meets West<br />
:[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]でハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。ゲッター2系とゲッター3系は合体技に縁が無いがこれは数少ないゲッター2の合体技。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:[[真ゲッター1]]や、[[真ゲッター3]]に変形するため再合体する。原作漫画の初登場時では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。<br />
;[[分身|真・マッハスペシャル / 真・ゲッタービジョン]]<br />
:半スパロボオリジナル機能。いわゆる[[分身]]。名称はまちまちで、(初代ゲッターから進化したことと関わりなく)数で言うと真マッハスペシャルの方が多い。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では上記の通り武装に変更され特殊能力ではなくなっている。<br />
'''一部作品で採用'''<br />
;[[HP回復]]<br />
:原作版で参戦した時のみ。<br />
;[[EN回復]]<br />
:原作版及びOVA原典で参戦した時のみ。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では未搭載。<br />
;[[分離]]<br />
:<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して攻撃を回避し即座に再合体する。基本的にOVA版設定でのみ実装。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』・『[[スーパーロボット大戦R|R]]』・『[[スーパーロボット大戦D|D]]』などで使用可能で真マッハスペシャルと相成って凄まじい回避力を見せた。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではこちらしか持っていない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[地中]]<br />
:地中に潜れる。前述したとおり実は真ゲッター2は'''空を飛べる'''(OVA版ではかなり空中戦をこなしている)のだが、真ゲッター1との兼ね合いもあって(他の2系統と同様に)ゲーム中では飛行不可になっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では足場のある宇宙マップであれば陸上から宇宙へと飛べるので、原作OVAと同じく飛行する真ゲッター2を見ることができる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;移動後に『変形』可能<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でプラズマドリルハリケーンのBGMに採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター2]]<br />
:<br />
;[[ゲッターライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000M793HM</amazon><amazon>B00163E4RK</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ2}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC2&diff=355281
真ゲッター2
2020-03-30T15:29:41Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 2]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター3]]<br />[[真ゲッター1]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬]]【サブ】<br />
*[[渓]]【メイン】<br />[[凱]]【サブ】<br />[[號]]【サブ】<br />
*[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【サブ】<br />
*[[橘翔]]【メイン】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />[[一文字號]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター2'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、同シリーズの主役メカの一つの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の地上・地中用の形態。<br />
<br />
なお漫画版「ゲッターロボ號」では上半身しか登場しなかったため(より正確に書くと、胸部より上の部分並びに右腕のドリル部だけになる)、下半身部分は石川賢により書き下ろしでデザインされた。原作漫画版では「ドラゴン争奪 act II」のみ左腕が人型のマニュピレーターになっており(「新たなる戦い」、「ファーストコンタクト」ではアームだった)、OVA版では[[ゲッター2]]由来のアームとなっている(この部分が上述にあるように登場しなかったため。また武装になったことはない)。<br />
<br />
外見上はゲッター2が基になっているが、ドリルとアームが反転しており背部に大型のブースターを搭載している点が大きな違いになっている。<br />
<br />
継続的に出せる最高速は[[真ゲッター1]]の方が上だが、瞬間的なスピードでは真ゲッター2が勝り、本来は真ゲッター1が得意とする重力下における空中戦でも、直線機動による高速移動・強襲では本形態の方に軍配が上がる。また、真ゲッター2は陸戦形態なのだが、原作漫画やOVAでは[[空|空中]]や[[宇宙]]での活躍が多い。<br />
<!-- 注:素の2もライガーも東映アニメでは普通に飛んでいる。 --><br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ (原作漫画版)]] ===<br />
[[早乙女博士]]が[[百鬼帝国]]壊滅後に開発したゲッターロボ。「ゲッターロボ號」においては'''真ゲッター1の胸から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃の登場を果たした(上記の通り、下半身が登場しなかったのはこのため)。<br />
<br />
メインパイロットは[[神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
[[真ドラゴン]]防衛のために開発されたゲッターロボ。序盤の終わり頃、ミサイル阻止のため大気圏外から最高速度で降下してくる。失敗したが。<br />
<br />
メインパイロットは[[渓]]で、後に[[神隼人 (OVA)|神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]に突撃したが他2形態に比べると活躍の度合いは少ない。前作と異なり、カラーリングが初代ゲッター2に近い。<br />
<br />
メインパイロットは[[橘翔]]。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
真・ゲッター2名義で登場。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:初登場作品。原作では上半身のみの登場だったため、下半身を新たに石川氏が書き起こしている。<br />
:[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッターロボ]]が規定量以上のゲッター線を浴びた結果、変化した姿。運動性は[[モビルスーツ]]を凌駕するが、サイズによるマイナス補正に加えて隼人の[[回避]]能力が心もとない。とはいえ[[かく乱]]を用いた戦いならばほぼ当たらない。空の敵相手には使用不可だが、最強武器のミラージュドリルも攻撃力が他のスーパーロボット並の威力(3700)があり、更に必要気力(120)と消費EN(25)の面で優秀なので、宇宙ステージや陸の敵相手なら充分通常戦闘も行える。<br />
:地中潜行能力が活かせるのは最終2マップ程度だが、活用すればSFC版では[[ラストボス]]を2ターンで倒すこともできた。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[F91]]すら凌駕する125もの運動性を誇る一方で、限界反応が[[ガンダムmkII]]と同じ'''たったの300'''しかない。[[強化パーツ]]スロットも1個に減らされた上、限界反応はフル改造ボーナスでもフォローできないため、どう足掻いても隼人の[[命中]]・[[回避]]が頭打ちになる事は避けられない。更に防御・回避選択時には分身が発動しない仕様が追い打ちをかける。<br />
:トドメと言わんばかりに、『第4次/S』『新スパ』ではミラージュドリルが最強武器だったが、本作では[[宇宙]]使用不可能のドリルテンペストにわざわざ変更されており、宇宙が舞台の終盤では完全に戦力外。流石に改悪が過ぎたためか、以降の作品では再びミラージュドリルが最強武器に設定された。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:正直使う機会に恵まれない。というのも、代役となる機体が多いのが理由である。武器性能が大きく変化。最強武器であったドリルテンペストの威力が下がり長距離武器に変化し、宇宙で使用可能となった。代わりにミラージュドリルが最強武器になったが、[[射程]]が1となり使いにくくなった。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::PS版とほぼ同様。燃費のいい武器で通常戦闘を担う。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:αと比べると燃費の悪化が痛いが、移動と遠距離武装の豊富さ、そして[[援護]]が強み。地形適応を強化して[[底力]]も発動させればなかなかの反撃役となれる。いずれもストナーサンシャイン用のENまで使わないように注意。そのENのために援護の際は、[[分離]]であえて距離1からはなれて[[合体]]する手もある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:デザインがOVA「対ネオゲッターロボ」基準となり、左腕がアーム式となった。武装演出もOVAを基準にしている。前作まであったミラージュドリルがなくなり、ドリルアームが最強武器となっている。<br />
:ALL兵器のドリルテンペストが射撃武器なので、ライガー搭乗時から養成の際は格闘と射撃どちらを鍛えるか思案の為所となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:引き続き第2次αと同じ扱い。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:なんと運動性がトップクラスのガンダム勢よりも高い125。やはりドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::ほぼCOMPACTと同様だが、[[援護]]が可能な分使い安さがアップ。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:[[ライン・ヴァイスリッター]]との2択。ドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人を[[パイロット養成]]で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:ライン・ヴァイスリッターとの選択で入手できる。第4次と同様にゲッターロボが変化した姿。ミサイルの弾数が増え遠距離戦に強くなったが、オープンゲットが消えたため回避性能は低下している。ゲッターチェンジアタックも無くなってしまったが、攻撃力はそのまま射程の伸びたミラージュドリルが追加された。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:味方機で最高の運動性(140)、最長射程のP武器ミラージュドリル(3-7)とトップクラスの性能。シリーズを通して、当機にオープンゲット回避能力が追加された初めての作品でもあり、特に真ゲッター2は真・マッハスペシャルも同時発生して気力130以上ならば敵の命中率は実質1/4になる。<br />
:……と、ここまで聞くだけなら強ユニットに思えるかもしれないが、実際の使い勝手は大味すぎて微妙。原因は[[ゲッターライガー]]同様の「移動後の対空手段」「射程の穴」「改造引き継ぎなし」に加えて、「燃費の悪さ」までもが上乗せされたため。本機のゲッタードリルは「対空不可・射程1固定」の残念仕様なためミラージュドリル(射程3~7、EN-20)orドリルテンペスト(射程1~2、EN-50)を頼ることになるのだが、ザコ戦用であるこの形態でENを浪費するとボス戦用の真ゲッター1運用に支障が出かねないのが難点。また戦闘アニメがスキップできない仕様の本作において、必殺武器扱いであるこれらの長めな演出をザコ相手に何度も繰り返す事はプレイ中のストレスになりかねないのも困りどころ。せめて左腕のシザーアーム(ゲーム中では全く使用されていない)が使えれば……。<br />
:この事から、本機の運用には注意が必要(移動用と割り切るのも手段のひとつ)。余談だが二周目以降、[[V-UPユニット]]を付けまくると、チート無しで表示がバグり始めシリーズ最強の真ゲッターと化す。<br />
:<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::反則的なミラージュドリルの性能はそのまま。[[V-UPユニット]]がなくなり、[[強化パーツ]]スロットは真・ゲッターロボ共有で2つとなりGBA版の様な強化はできなくなった。しかしながら、武装が一括改造になりゲッターロボからG、そして真ゲッターへと改造が引き継がれるようになった上、[[技量]]次第で[[オープンゲット]]と真マッハスペシャルの確率も上げられるのでこの機体本来の強さが浮き彫りになっている。フル改造ボーナスで行動後変形が可能になり、自分ターンにストナーサンシャインで攻撃して真・ゲッター2で敵ターンの攻撃をかわすといった設定どおりのゲッターの運用が可能になった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦W]]<br />
:パイロット側がTV版なので原作漫画版名義だが、なぜかデザインは「世界最後の日」仕様。<br />
:[[分身]]の仕様が変更された為特殊能力から真・ゲッタービジョンが消滅した代わりに武装として採用された。<br />
:ダブル分身ができないうえに技量依存ということもあって、素だとあまり避けられないので注意。 武器射程には穴こそないがドリルテンペストが射撃武器なので、特化型育成が基本であるパイロット養成システムとの相性は微妙となっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:基本性能は第4次と同じだがゲッターミサイルが存在せず、ドリルテンペストが遠距離武器となっているが地上でしか使えないため、宇宙では接近戦専用機。<br />
:地中潜行能力は宇宙編・隠しマップでは使用できず、地上編でも終盤加入するので実質2マップしか活用できないのが残念。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップにも出撃できるが、舞台は宇宙なので地中には潜れない。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:バグで限界反応が機能しない仕様のため、非常に回避能力が高く、[[ニュータイプ]]ではないものの、雑魚敵なら普通に回避可能。ただ、ほかのシリーズに比べて隼人の回避が低めなのが泣き所。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ドリル武装にバリア貫通効果がある上、地上Sのため[[次元獣]]相手に非常に有利。接近戦型の真ゲッター1と比べると、どちらかと言えば遠距離リアル系のような運用がふさわしい。当然分身持ちで、隼人のエースボーナスで、表示命中率100%=実質30%程度という凄まじい回避を見せつける。雑魚敵相手ならこの形態でもいいが、武器の威力が悪すぎるため、やや厳しい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:中盤に参戦。当初は渓、中盤からは隼人が搭乗する。機体性能等は前作とほぼ同じではあるものの、渓は宇宙適応が悪く、中盤終わりごろの宇宙ステージでは役に立たなくなる。隼人の方もエースボーナスが変更されたため、弱体化した感が否めない。火力も相変わらずの上、低体力が優先的に狙われるシステム上、雑魚散らしにはやや不向き。しかもエースボーナス取得済みの真・ゲッター3が異常に硬いので敵陣に放り込むならこっちの方が安全。ただし、隼人は指揮官技能があるので、自分の行動前はこの形態にして周囲の命中回避を上げるという使い方もできる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:何とここに来て'''真ゲッターチェンジアタックを没収され'''、ただでさえ厳しい火力が更に不安な状態になった。隼人のエースボーナスが変更され、さらに高い回避能力を得られるようになったが、そもそもZのシステムと回避型は相性が悪く、センター集中攻撃による命中強化+連続ターゲット+サイズのせいで旨みが薄い。<br />
:隼人の指揮官技能消滅、[[連続行動]]スキルの廃止により逆風を受ける結果になった。<br />
:アシスト攻撃が今作のゲッター系統で唯一高射程でENの消費も抑えられているので(といっても'''5'''低いだけだが)、サブにする際は本機にした方が上記のエースボーナスもあり役立つ。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:真ゲッターチェンジアタックが再び使えるようになった。だが、その真ゲッターチェンジアタックの弾数が1で他には全体攻撃が無い。アシスト攻撃の消費ENも他の形態の消費ENが低くなったため並んでしまっている。<br />
:また、隼人の指揮官技能も復活せず、今ひとつ使いにくくなってしまった。移動力は高いため、カスタムボーナスを活かした移動要員としては使えるのが救いか。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:原作通り[[ICBM]]に突っ込み、迎撃に失敗して地球は荒廃する。引き続き真・マッハスペシャルとオープンゲットによって高い回避性能を持ち、素の運動性も高め[[渓]]と[[神隼人 (OVA)|隼人]]の[[回避]]がスーパー系にしては高数値。敵からの被ダメージがやたらと高い本作では、ゲッターの中で最も使いやすい形態かもしれない。武装はP属性・射程1-3のプラズマドリルハリケーンが主要武器となる。ただ、[[コンボ]]武器がないのが残念。<br />
:何気にブースターの噴射演出は独自のものが用意されている数少ないユニットの一つ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第27話。<br />
:今回はオープンゲットが無く、真・ゲッタービジョンの確率も控えめなため、エースボーナスや精神を駆使しないと回避能力はイマイチ信用できない。<br />
:メリットはZシリーズから引き続き全てのドリルに付加されているバリア貫通能力。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機など、面倒な軽減バリア持ちの雑魚も居るため、活躍の機会は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。中盤で竜馬・隼人・弁慶の旧ゲッターチームが帰還した後は彼らでも出撃できる。[[グレンラガン]]と並ぶ貴重な[[地中]]移動ユニット。<br />
:本作では他形態との差別化のためか、真・ゲッタービジョンはあるがオープンゲットはなく、その代わり真・ゲッタービジョンの発動率はオープンゲットよりも高く設定されている(処理の簡易化のためとも思われる)。<br />
:新チーム(渓)と旧チーム(隼人)とでスキル等の構成が違うため大幅に傾向が変わり、渓は[[戦意高揚]]と[[精密攻撃]]により高ダメージを狙え、隼人は[[集中]]・[[見切り]]・[[無頼 (特殊技能)|無頼]]でより高い回避力を保持できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2018年6月のイベント「太陽の昇る時」より実装。SSRシューター。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:EN回復能力とP属性で射程1-4のミラージュドリルが強力。本作でもオープンゲットと真マッハスペシャルで避けまくる。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:『R』よりも使い勝手が下げられてしまった。ドリルアームとミラージュドリルの射程が逆転し、有射程P属性の対空戦が不可能に。ゲッター2系の宿命なのか火力が低く、遠距離攻撃も弾数制のミサイルしかないため雑魚戦にはあまり向かない。オープンゲットも没収され、サイズが大きい上に翔の性格が被弾で気力の下がる「冷静」であるため、気力が上がりにくく苦労する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::基本的にGCと変わりないが、[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]が可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッタードリル / ドリルアーム<br />
:右腕の大型ドリルで、如何なる物も貫く。<br />
:;ゲッター[[ミサイル]] / ドリルミサイル<br />
::右腕のドリルを射出する。「世界最後の日」劇中ではまともにヒットした事がない。<br />
:<br />
;シザーアーム<br />
:左腕の鋭利な鉤爪。SRWでは単独武装としては未実装。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ドリルハリケーン<br />
:「世界最後の日」の技で、突貫しながら敵を殲滅する。<br />
:近年の作品では、3話の大気圏突入の演出を盛り込んだかなり凝ったものに仕上がっている。<br />
;ミラージュドリル<br />
:半スパロボオリジナル武器。七色の光が敵を貫く。長年本機の主力武器であったが「世界最後の日」版では装備していない。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではドリルによる高速突撃と、全く違う技になっている(どっちかと言うとマッハスペシャルに近い)。<br />
;ドリルテンペスト / プラズマドリル・ハリケーン<br />
:ドリルからプラズマを帯びたハリケーンを放つ。過去作品ではドリルテンペストは本機の最強武器に位置していたが宇宙で使用不可という重大な欠点を持っていた。プラズマドリルハリケーンは世界最後の日にて宇宙で使用された。<br />
:近年では宇宙でも使用可能で、射程の長い武器であったり、ALL兵器となっていたりする。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではハリケーンではなく、魔法陣で拘束してゲッタードリルで貫く攻撃だった。この構成は『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも(流石に魔法陣はハリケーンになっているが)再現されている。<br />
;真・ゲッタービジョン<br />
:高速移動しながら敵を攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のみ。命中をダウンさせる[[特殊効果]]がある。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』・『W』は真ゲッター1と演出が共通。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;East meets West<br />
:[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]でハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。ゲッター2系とゲッター3系は合体技に縁が無いがこれは数少ないゲッター2の合体技。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:[[真ゲッター1]]や、[[真ゲッター3]]に変形するため再合体する。原作漫画の初登場時では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。<br />
;[[分身|真・マッハスペシャル / 真・ゲッタービジョン]]<br />
:半スパロボオリジナル機能。いわゆる[[分身]]。名称はまちまちで、(初代ゲッターから進化したことと関わりなく)数で言うと真マッハスペシャルの方が多い。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では上記の通り武装に変更され特殊能力ではなくなっている。<br />
'''一部作品で採用'''<br />
;[[HP回復]]<br />
:原作版で参戦した時のみ。<br />
;[[EN回復]]<br />
:原作版及びOVA原典で参戦した時のみ。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では未搭載。<br />
;[[分離]]<br />
:<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して攻撃を回避し即座に再合体する。基本的にOVA版設定でのみ実装。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』・『[[スーパーロボット大戦R|R]]』・『[[スーパーロボット大戦D|D]]』などで使用可能で真マッハスペシャルと相成って凄まじい回避力を見せた。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではこちらしか持っていない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[地中]]<br />
:地中に潜れる。前述したとおり実は真ゲッター2は'''空を飛べる'''(OVA版ではかなり空中戦をこなしている)のだが、真ゲッター1との兼ね合いもあって(他の2系統と同様に)ゲーム中では飛行不可になっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では足場のある宇宙マップであれば陸上から宇宙へと飛べるので、原作OVAと同じく飛行する真ゲッター2を見ることができる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;移動後に『変形』可能<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でプラズマドリルハリケーンのBGMに採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター2]]<br />
:<br />
;[[ゲッターライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000M793HM</amazon><amazon>B00163E4RK</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ2}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC2&diff=355280
真ゲッター2
2020-03-30T15:28:25Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 2]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター3]]<br />[[真ゲッター1]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬]]【サブ】<br />
*[[渓]]【メイン】<br />[[凱]]【サブ】<br />[[號]]【サブ】<br />
*[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【メイン】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【サブ】<br />
*[[橘翔]]【メイン】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />[[一文字號]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター2'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、同シリーズの主役メカの一つの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の地上・地中用の形態。<br />
<br />
なお漫画版「ゲッターロボ號」では上半身しか登場しなかったため(より正確に書くと、胸部より上の部分並びに右腕のドリル部だけになる)、下半身部分は石川賢により書き下ろしでデザインされた。原作漫画版では「ドラゴン争奪 act II」のみ左腕が人型のマニュピレーターになっており(「新たなる戦い」、「ファーストコンタクト」ではアームだった)、OVA版では[[ゲッター2]]由来のアームとなっている(この部分が上述にあるように登場しなかったため。また武装になったことはない)。<br />
<br />
外見上はゲッター2が基になっているが、ドリルとアームが反転しており背部に大型のブースターを搭載している点が大きな違いになっている。<br />
<br />
継続的に出せる最高速は[[真ゲッター1]]の方が上だが、瞬間的なスピードでは真ゲッター2が勝り、本来は真ゲッター1が得意とする重力下における空中戦でも、直線機動による高速移動・強襲では本形態の方に軍配が上がる。また、真ゲッター2は陸戦形態なのだが、原作漫画やOVAでは[[空|空中]]や[[宇宙]]での活躍が多い。<br />
<!-- 注:素の2もライガーも東映アニメでは普通に飛んでいる。 --><br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ (原作漫画版)]] ===<br />
[[早乙女博士]]が[[百鬼帝国]]壊滅後に開発したゲッターロボ。「ゲッターロボ號」においては'''真ゲッター1の胸から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃の登場を果たした(上記の通り、下半身が登場しなかったのはこのため)。<br />
<br />
メインパイロットは[[神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
[[真ドラゴン]]防衛のために開発されたゲッターロボ。序盤の終わり頃、ミサイル阻止のため大気圏外から最高速度で降下してくる。失敗したが。<br />
<br />
メインパイロットは[[渓]]で、後に[[神隼人 (OVA)|神隼人]]。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]に突撃したが他2形態に比べると活躍の度合いは少ない。前作と異なり、カラーリングが初代ゲッター2に近い。<br />
<br />
メインパイロットは[[橘翔]]。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
真・ゲッター2名義で登場。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:初登場作品。原作では上半身のみの登場だったため、下半身を新たに石川氏が書き起こしている。<br />
:[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッターロボ]]が規定量以上のゲッター線を浴びた結果、変化した姿。運動性は[[モビルスーツ]]を凌駕するが、サイズによるマイナス補正に加えて隼人の[[回避]]能力が心もとない。とはいえ[[かく乱]]を用いた戦いならばほぼ当たらない。空の敵相手には使用不可だが、最強武器のミラージュドリルも攻撃力が他のスーパーロボット並の威力(3700)があり、更に必要気力(120)と消費EN(25)の面で優秀なので、宇宙ステージや陸の敵相手なら充分通常戦闘も行える。<br />
:地中潜行能力が活かせるのは最終2マップ程度だが、活用すればSFC版では[[ラストボス]]を2ターンで倒すこともできた。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[F91]]すら凌駕する125もの運動性を誇る一方で、限界反応が[[ガンダムmkII]]と同じ'''たったの300'''しかない。[[強化パーツ]]スロットも1個に減らされた上、限界反応はフル改造ボーナスでもフォローできないため、どう足掻いても隼人の[[命中]]・[[回避]]が頭打ちになる事は避けられない。更に防御・回避選択時には分身が発動しない仕様が追い討ちをかける。<br />
:追い打ちとばかりに、『第4次/S』『新スパ』ではミラージュドリルが最強武器だったが、本作では[[宇宙]]使用不可能のドリルテンペストにわざわざ変更されており、宇宙が舞台の終盤では完全に戦力外。流石に改悪が過ぎたためか、以降の作品では再びミラージュドリルが最強武器に設定された。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:正直使う機会に恵まれない。というのも、代役となる機体が多いのが理由である。武器性能が大きく変化。最強武器であったドリルテンペストの威力が下がり長距離武器に変化し、宇宙で使用可能となった。代わりにミラージュドリルが最強武器になったが、[[射程]]が1となり使いにくくなった。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::PS版とほぼ同様。燃費のいい武器で通常戦闘を担う。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:αと比べると燃費の悪化が痛いが、移動と遠距離武装の豊富さ、そして[[援護]]が強み。地形適応を強化して[[底力]]も発動させればなかなかの反撃役となれる。いずれもストナーサンシャイン用のENまで使わないように注意。そのENのために援護の際は、[[分離]]であえて距離1からはなれて[[合体]]する手もある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:デザインがOVA「対ネオゲッターロボ」基準となり、左腕がアーム式となった。武装演出もOVAを基準にしている。前作まであったミラージュドリルがなくなり、ドリルアームが最強武器となっている。<br />
:ALL兵器のドリルテンペストが射撃武器なので、ライガー搭乗時から養成の際は格闘と射撃どちらを鍛えるか思案の為所となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:引き続き第2次αと同じ扱い。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:なんと運動性がトップクラスのガンダム勢よりも高い125。やはりドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::ほぼCOMPACTと同様だが、[[援護]]が可能な分使い安さがアップ。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:[[ライン・ヴァイスリッター]]との2択。ドリルテンペストが宇宙で使用不可。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人を[[パイロット養成]]で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:ライン・ヴァイスリッターとの選択で入手できる。第4次と同様にゲッターロボが変化した姿。ミサイルの弾数が増え遠距離戦に強くなったが、オープンゲットが消えたため回避性能は低下している。ゲッターチェンジアタックも無くなってしまったが、攻撃力はそのまま射程の伸びたミラージュドリルが追加された。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:味方機で最高の運動性(140)、最長射程のP武器ミラージュドリル(3-7)とトップクラスの性能。シリーズを通して、当機にオープンゲット回避能力が追加された初めての作品でもあり、特に真ゲッター2は真・マッハスペシャルも同時発生して気力130以上ならば敵の命中率は実質1/4になる。<br />
:……と、ここまで聞くだけなら強ユニットに思えるかもしれないが、実際の使い勝手は大味すぎて微妙。原因は[[ゲッターライガー]]同様の「移動後の対空手段」「射程の穴」「改造引き継ぎなし」に加えて、「燃費の悪さ」までもが上乗せされたため。本機のゲッタードリルは「対空不可・射程1固定」の残念仕様なためミラージュドリル(射程3~7、EN-20)orドリルテンペスト(射程1~2、EN-50)を頼ることになるのだが、ザコ戦用であるこの形態でENを浪費するとボス戦用の真ゲッター1運用に支障が出かねないのが難点。また戦闘アニメがスキップできない仕様の本作において、必殺武器扱いであるこれらの長めな演出をザコ相手に何度も繰り返す事はプレイ中のストレスになりかねないのも困りどころ。せめて左腕のシザーアーム(ゲーム中では全く使用されていない)が使えれば……。<br />
:この事から、本機の運用には注意が必要(移動用と割り切るのも手段のひとつ)。余談だが二周目以降、[[V-UPユニット]]を付けまくると、チート無しで表示がバグり始めシリーズ最強の真ゲッターと化す。<br />
:<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::反則的なミラージュドリルの性能はそのまま。[[V-UPユニット]]がなくなり、[[強化パーツ]]スロットは真・ゲッターロボ共有で2つとなりGBA版の様な強化はできなくなった。しかしながら、武装が一括改造になりゲッターロボからG、そして真ゲッターへと改造が引き継がれるようになった上、[[技量]]次第で[[オープンゲット]]と真マッハスペシャルの確率も上げられるのでこの機体本来の強さが浮き彫りになっている。フル改造ボーナスで行動後変形が可能になり、自分ターンにストナーサンシャインで攻撃して真・ゲッター2で敵ターンの攻撃をかわすといった設定どおりのゲッターの運用が可能になった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦W]]<br />
:パイロット側がTV版なので原作漫画版名義だが、なぜかデザインは「世界最後の日」仕様。<br />
:[[分身]]の仕様が変更された為特殊能力から真・ゲッタービジョンが消滅した代わりに武装として採用された。<br />
:ダブル分身ができないうえに技量依存ということもあって、素だとあまり避けられないので注意。 武器射程には穴こそないがドリルテンペストが射撃武器なので、特化型育成が基本であるパイロット養成システムとの相性は微妙となっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:基本性能は第4次と同じだがゲッターミサイルが存在せず、ドリルテンペストが遠距離武器となっているが地上でしか使えないため、宇宙では接近戦専用機。<br />
:地中潜行能力は宇宙編・隠しマップでは使用できず、地上編でも終盤加入するので実質2マップしか活用できないのが残念。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップにも出撃できるが、舞台は宇宙なので地中には潜れない。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:バグで限界反応が機能しない仕様のため、非常に回避能力が高く、[[ニュータイプ]]ではないものの、雑魚敵なら普通に回避可能。ただ、ほかのシリーズに比べて隼人の回避が低めなのが泣き所。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:ドリル武装にバリア貫通効果がある上、地上Sのため[[次元獣]]相手に非常に有利。接近戦型の真ゲッター1と比べると、どちらかと言えば遠距離リアル系のような運用がふさわしい。当然分身持ちで、隼人のエースボーナスで、表示命中率100%=実質30%程度という凄まじい回避を見せつける。雑魚敵相手ならこの形態でもいいが、武器の威力が悪すぎるため、やや厳しい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:中盤に参戦。当初は渓、中盤からは隼人が搭乗する。機体性能等は前作とほぼ同じではあるものの、渓は宇宙適応が悪く、中盤終わりごろの宇宙ステージでは役に立たなくなる。隼人の方もエースボーナスが変更されたため、弱体化した感が否めない。火力も相変わらずの上、低体力が優先的に狙われるシステム上、雑魚散らしにはやや不向き。しかもエースボーナス取得済みの真・ゲッター3が異常に硬いので敵陣に放り込むならこっちの方が安全。ただし、隼人は指揮官技能があるので、自分の行動前はこの形態にして周囲の命中回避を上げるという使い方もできる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:何とここに来て'''真ゲッターチェンジアタックを没収され'''、ただでさえ厳しい火力が更に不安な状態になった。隼人のエースボーナスが変更され、さらに高い回避能力を得られるようになったが、そもそもZのシステムと回避型は相性が悪く、センター集中攻撃による命中強化+連続ターゲット+サイズのせいで旨みが薄い。<br />
:隼人の指揮官技能消滅、[[連続行動]]スキルの廃止により逆風を受ける結果になった。<br />
:アシスト攻撃が今作のゲッター系統で唯一高射程でENの消費も抑えられているので(といっても'''5'''低いだけだが)、サブにする際は本機にした方が上記のエースボーナスもあり役立つ。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:真ゲッターチェンジアタックが再び使えるようになった。だが、その真ゲッターチェンジアタックの弾数が1で他には全体攻撃が無い。アシスト攻撃の消費ENも他の形態の消費ENが低くなったため並んでしまっている。<br />
:また、隼人の指揮官技能も復活せず、今ひとつ使いにくくなってしまった。移動力は高いため、カスタムボーナスを活かした移動要員としては使えるのが救いか。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:原作通り[[ICBM]]に突っ込み、迎撃に失敗して地球は荒廃する。引き続き真・マッハスペシャルとオープンゲットによって高い回避性能を持ち、素の運動性も高め[[渓]]と[[神隼人 (OVA)|隼人]]の[[回避]]がスーパー系にしては高数値。敵からの被ダメージがやたらと高い本作では、ゲッターの中で最も使いやすい形態かもしれない。武装はP属性・射程1-3のプラズマドリルハリケーンが主要武器となる。ただ、[[コンボ]]武器がないのが残念。<br />
:何気にブースターの噴射演出は独自のものが用意されている数少ないユニットの一つ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第27話。<br />
:今回はオープンゲットが無く、真・ゲッタービジョンの確率も控えめなため、エースボーナスや精神を駆使しないと回避能力はイマイチ信用できない。<br />
:メリットはZシリーズから引き続き全てのドリルに付加されているバリア貫通能力。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機など、面倒な軽減バリア持ちの雑魚も居るため、活躍の機会は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。中盤で竜馬・隼人・弁慶の旧ゲッターチームが帰還した後は彼らでも出撃できる。[[グレンラガン]]と並ぶ貴重な[[地中]]移動ユニット。<br />
:本作では他形態との差別化のためか、真・ゲッタービジョンはあるがオープンゲットはなく、その代わり真・ゲッタービジョンの発動率はオープンゲットよりも高く設定されている(処理の簡易化のためとも思われる)。<br />
:新チーム(渓)と旧チーム(隼人)とでスキル等の構成が違うため大幅に傾向が変わり、渓は[[戦意高揚]]と[[精密攻撃]]により高ダメージを狙え、隼人は[[集中]]・[[見切り]]・[[無頼 (特殊技能)|無頼]]でより高い回避力を保持できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2018年6月のイベント「太陽の昇る時」より実装。SSRシューター。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:EN回復能力とP属性で射程1-4のミラージュドリルが強力。本作でもオープンゲットと真マッハスペシャルで避けまくる。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:『R』よりも使い勝手が下げられてしまった。ドリルアームとミラージュドリルの射程が逆転し、有射程P属性の対空戦が不可能に。ゲッター2系の宿命なのか火力が低く、遠距離攻撃も弾数制のミサイルしかないため雑魚戦にはあまり向かない。オープンゲットも没収され、サイズが大きい上に翔の性格が被弾で気力の下がる「冷静」であるため、気力が上がりにくく苦労する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::基本的にGCと変わりないが、[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]が可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッタードリル / ドリルアーム<br />
:右腕の大型ドリルで、如何なる物も貫く。<br />
:;ゲッター[[ミサイル]] / ドリルミサイル<br />
::右腕のドリルを射出する。「世界最後の日」劇中ではまともにヒットした事がない。<br />
:<br />
;シザーアーム<br />
:左腕の鋭利な鉤爪。SRWでは単独武装としては未実装。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ドリルハリケーン<br />
:「世界最後の日」の技で、突貫しながら敵を殲滅する。<br />
:近年の作品では、3話の大気圏突入の演出を盛り込んだかなり凝ったものに仕上がっている。<br />
;ミラージュドリル<br />
:半スパロボオリジナル武器。七色の光が敵を貫く。長年本機の主力武器であったが「世界最後の日」版では装備していない。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではドリルによる高速突撃と、全く違う技になっている(どっちかと言うとマッハスペシャルに近い)。<br />
;ドリルテンペスト / プラズマドリル・ハリケーン<br />
:ドリルからプラズマを帯びたハリケーンを放つ。過去作品ではドリルテンペストは本機の最強武器に位置していたが宇宙で使用不可という重大な欠点を持っていた。プラズマドリルハリケーンは世界最後の日にて宇宙で使用された。<br />
:近年では宇宙でも使用可能で、射程の長い武器であったり、ALL兵器となっていたりする。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではハリケーンではなく、魔法陣で拘束してゲッタードリルで貫く攻撃だった。この構成は『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも(流石に魔法陣はハリケーンになっているが)再現されている。<br />
;真・ゲッタービジョン<br />
:高速移動しながら敵を攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のみ。命中をダウンさせる[[特殊効果]]がある。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』・『W』は真ゲッター1と演出が共通。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;East meets West<br />
:[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との[[合体攻撃]]でハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。ゲッター2系とゲッター3系は合体技に縁が無いがこれは数少ないゲッター2の合体技。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:[[真ゲッター1]]や、[[真ゲッター3]]に変形するため再合体する。原作漫画の初登場時では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。<br />
;[[分身|真・マッハスペシャル / 真・ゲッタービジョン]]<br />
:半スパロボオリジナル機能。いわゆる[[分身]]。名称はまちまちで、(初代ゲッターから進化したことと関わりなく)数で言うと真マッハスペシャルの方が多い。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では上記の通り武装に変更され特殊能力ではなくなっている。<br />
'''一部作品で採用'''<br />
;[[HP回復]]<br />
:原作版で参戦した時のみ。<br />
;[[EN回復]]<br />
:原作版及びOVA原典で参戦した時のみ。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では未搭載。<br />
;[[分離]]<br />
:<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して攻撃を回避し即座に再合体する。基本的にOVA版設定でのみ実装。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』・『[[スーパーロボット大戦R|R]]』・『[[スーパーロボット大戦D|D]]』などで使用可能で真マッハスペシャルと相成って凄まじい回避力を見せた。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではこちらしか持っていない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[地中]]<br />
:地中に潜れる。前述したとおり実は真ゲッター2は'''空を飛べる'''(OVA版ではかなり空中戦をこなしている)のだが、真ゲッター1との兼ね合いもあって(他の2系統と同様に)ゲーム中では飛行不可になっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では足場のある宇宙マップであれば陸上から宇宙へと飛べるので、原作OVAと同じく飛行する真ゲッター2を見ることができる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;移動後に『変形』可能<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でプラズマドリルハリケーンのBGMに採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター2]]<br />
:<br />
;[[ゲッターライガー]]<br />
:<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000M793HM</amazon><amazon>B00163E4RK</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ2}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%AB%98%E6%A9%9F%E5%8B%95%E5%9E%8B%E3%82%B6%E3%82%AF&diff=354517
高機動型ザク
2020-03-17T16:44:31Z
<p>210.158.190.245: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Zaku High Mobility Type]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}([[MSV]])<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = 高機動型ザクII 後期型<br />
| 分類 = [[宇宙]]用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MS-06R-2]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::17.5 m]]<br />
| 本体重量 = 49.5 t<br />
| 全備重量 = 75.0 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| 出力 = [[出力::1,340 kW]]<br />
| 推力 = 55,000 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超硬スチール合金]]<br />
| センサー有効半径 = 5,600 m<br />
| 開発 = ジオニック社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ジオン公国軍}}<br />
}}<br />
'''高機動型ザク'''は『[[機動戦士ガンダム]] [[MSV]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ジオニック社が開発した[[ジオン公国軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
[[ザク|ザクII]]を宇宙用に再設計しており、見た目は脚部と背部が変更されただけのようにも見えるが、実際には内部構造が全面的に異なっているため、全くの別機体である。改良された脚部と背部にはバーニアが装備され、機動性が向上している。その分、推進剤の消費量も増加しているため、[[プロペラントタンク]]も追加された。<br />
<br />
R-2型と呼ばれる機種はさらなる改良を加えており、性能も非常に高く、それ以前に開発されていたR-1型やR-1A型などとはもはや一線を画す機体となっていると言っても過言ではなかった。その事から、R-2型は「ザクの皮を被った[[ゲルググ]]」と言われている。本来はビーム兵器の搭載を前提にしていたが、ジェネレーターの出力に問題があったために実弾兵器を装備した同機が開発される事となった。<br />
<br />
また、R-2型はコンペティションにて[[リック・ドム]]と次期主力機の座を争ったが、生産性の低さから不採用となった。のちに4機が製造され、その内の3機はジョニー・ライデン(SRW未登場)を初めとする[[エース|エースパイロット]]に配備、残りの1機は[[ゲルググ]]の開発のために使用される事となった。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
現在はR-2型のみで、ジョニー・ライデンなど本機のパイロットや他のバリエーションは未登場。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:第1部にて[[バーナード・ワイズマン]]で[[ベンメルコレクション]]の[[シャア専用ザク]]を撃墜していると入手。回収されたシャア専用ザクを[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が改造したという設定。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:第2部のデータを引き継いでいると引き続き使用可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;シールド<br />
:右肩に固定装備されている実体盾。<br />
;ヒートホーク<br />
:接近戦用の斧。刃の部分から高温を発し、敵機の装甲を焼き切る。横腰部にマウント可能。<br />
;120mmマシンガン<br />
:通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。<br />
;ジャイアント・バズ<br />
:[[ドム]]のものと同型の、口径360mmの実弾兵器。R-2型を象徴する武器である。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%9F%E5%8B%95%E5%9E%8B%E3%82%B6%E3%82%AFII#.E6.A9.9F.E7.A8.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7 ガンダムWiki]を参照。<br />
;[[ザク|ザクII]]<br />
:F型をベースに開発されたが、F型である程度あった陸戦能力は完全にオミットされた。<br />
;[[宇宙用高機動試験型ザク]]<br />
:リック・ドムの脚部の試験機。上半身は高機動型ザクが使われているらしい。<br />
;[[リック・ドム]]<br />
:コンペの競争相手だったが、生産性の低さから高機動型ザクが敗北。<br />
;[[ゲルググ]]<br />
:高機動型ザクのデータが開発に使われた。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
※R-2型ジョニー・ライデン機のみ記載。<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001GTSANS</amazon><amazon>B00FKL691S</amazon><amazon>B00030EV5M</amazon><amazon>B001DIMOY8</amazon><amazon>B001V5MB5A</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000ICLO5U</amazon><amazon>B000SFJV8E</amazon><amazon>B0002YM57U</amazon><amazon>B0002U3EQ0</amazon><amazon>B00B09IA0W</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:高機動型ザクII]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:こうきとうかたさくII 後期型}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム]]<br />
[[category:MSV]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%B0&diff=354514
ゲルググ
2020-03-17T16:34:37Z
<p>210.158.190.245: /* 基本装備 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gelgoog]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MS-14A]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.2 m]] <br />
| 本体重量 = 42.1 t<br />
| 全備重量 = 73.3 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,440 kw<br />
| スラスター推力 = 24,500 kg×2<br />2,500 kg×5<br />
;総推力<br />
:61,500 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超高張力鋼]]<br />
| センサー有効半径 = 6,300 m<br />
| 開発 = ジオニック社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ジオン公国軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アナベル・ガトー]]<br />
}}<br />
'''ゲルググ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ザクII]]に代わる次期主力機として開発さた、[[ジオン公国軍]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
ゲルググ最大の特長は、ジオン軍の量産型MSとしては初めて携行式[[ビーム兵器]]を採用した点であり、サイド6経由で入手した連邦軍のエネルギーCAP技術の導入によってドライブが可能となった。基礎設計はザクと同じくジオニック社が担当しており、[[高機動型ザク]]のR-1~R-3型で培われたデータを基にしている。脚部・腹部スラスター等の推進部には[[ドム]]を手掛けたツィマッド社の技術が用いられており、ビーム兵器の開発はMIP社と、ジオニック社の独自開発ではなく各分野における有力企業が分散して請け負っている。即ちゲルググは、ジオン軍技術陣の集大成とも言える機体であり、その性能は[[地球連邦軍]]の[[ガンダム]]と同等ともそれ以上とも言われる。<br />
<br />
完成したゲルググは、同時期に開発されたツィマッド社の[[ギャン]]とコンペティションを行い、これに圧倒的大差を付けて勝利、次期主力MSとして正式採用される事となった。まずは先行量産型であるYMS-14が25機製造され、[[シャア・アズナブル]]、[[アナベル・ガトー]]、ロバート・ギリアムの3名に渡された後、残りは全てエースパイロット部隊のキマイラ隊に配備された。この内シャア専用機については「'''[[シャア専用ゲルググ]]'''」の項を参照。<br />
<br />
その後は一般部隊にも配備が開始されたが、ビームライフルの生産の大幅な遅延により、本格的な配備は[[一年戦争]]末期にまでずれ込む事となった。しかしこの頃には戦争の長期化で多くの熟練兵が失われており、また統合整備計画の実施までは各MS間で操縦系統が統一されておらず、残った熟練兵も「真新しい高性能MS」よりも「乗り慣れたザクやドム等の既存MS」を好んだ。以上の点から若年層の新兵や学徒動員兵らに配備されたが、まだパイロットとしての実戦経験が未熟な故に、大抵は傑作機とも言える優秀な性能を発揮できないまま撃墜されている。[[ア・バオア・クー]]戦では[[キシリア・ザビ]]に「ゲルググ、ドムの動きが目立たないのはどういう訳だ?」と問われ、トワニングが「学徒動員のパイロットが多いようですから」と答えるシーンがあるが、キシリアからは「脆過ぎる」と酷評された。<br />
<br />
背部のランドセルがないというかなり珍しいデザインであるが、これは複数のランドセルを用意し、任務や状況に応じてた換装を前提としているためである。増速用のブースターパック、水陸両用MSのメガ粒子砲の技術を転用したビームキャノンパック、ザク・デザートタイプと同型のランドセル等があり、それぞれ高機動型ゲルググ・ゲルググキャノン・ゲルググGと呼ばれる。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
放棄された[[グワジン]]の内部に放置されていた機体を回収し、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]のフレームにゲルググの皮を被せたものが登場。[[レコア・ロンド]]が乗り込み、[[ジュピトリス]]の潜入や[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギーパック代わりとして運用された。また、修復前の本機を[[カツ・コバヤシ]]が使用し、[[カミーユ・ビダン]]の危機を救っている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
「青の部隊」が運用しているレストア機や、タグという名のパイロットが使用したとされるものが登場する。青の部隊仕様は性能が向上している。ディドー・カルトハやエロ・メロエが搭乗したが、[[ジュドー・アーシタ]]らと交戦して撃破されている。後者は戦死したタグの形見で、見た目は角の無い[[シャア専用ゲルググ]]。恋人であったマサイ・ンガバが搭乗し、[[ガンダム・チーム]]と交戦したが撃破された。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]] ラスト・リゾート』の冒頭にて、一機のゲルググが[[ムサイ級|コムサイ]]を援護しそのまま大気圏に突入し炎をあげている。<br />
*『[[機動戦士ガンダムUC]]』では、既に旧式となった本機が改修され、ジオン残党組織「[[袖付き]]」の一戦力として使われている。<br />
*『[[機動戦士ガンダムF91]]』のロイ戦争博物館にてゲルググが展示されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCの戦力として登場。DC時代の[[アポリー・ベイ|アポリー]]や[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]が乗っていることも。なお、SFC版はドット絵が[[ゲルググM (シーマ専用)|シーマ専用ゲルググM]]の色違いとなっており全然デザインが違う。これは他の[[ゲルググJ]]や[[ゲルググM]]も同じ。さすがに酷い手抜きだったのか、[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|PSリメイク版]]ではきちんとそれぞれ新規に書き起こされている。<br />
:ちなみに[[レコア・ロンド|レコア]]は中盤で本機ではなく[[ゲルググM]]に乗ってくる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:[[ジオン軍]]の戦力として登場。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:ジオン残党及び[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[ネオ・ジオン]]軍が使用。性能は高くはないがビームナギナタが連続ヒットするので接近戦では注意。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[ジオン軍]]の戦力として登場。高い性能を持ち、運用した場合は[[射程]]3かつ高命中率のビーム・ナギナタが[[ヘビーメタル]]やモビルスーツ相手に猛威を振るう。[[捕獲]]すると[[バイオセンサー]]に変換でき、中盤に向けてのユニット強化に役立つ。バラしてよし運用してよしの機体だが、攻撃力が貧弱なのが玉にキズ。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:ジオン軍の戦力として登場。[[HP]]は[[ドム]]に譲るが、それ以外は概ね高い性能を持つ。ジオン軍以外にも[[宇宙海賊]]が使用してくるが、どういうわけか'''最初に登場するのは宇宙海賊の所有のもの'''である。そんな鳴物入りの新型機をどこで手に入れたのだろうか……? 一応シャア専用機はそれ以前から登場している。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:ザコ敵。上位種としてゲルググJも登場する。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:一般機と青の部隊機が出演。名称表記はそれぞれ「ゲルググ 緑」「ゲルググ 青」。後者の方が若干性能が高い。<br />
:基本的には敵だが、前者は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートで1機のみ入手可能。<br />
:後者は[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートでNPCの味方として登場し得る。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・ナギナタ]]<br />
:本機の接近戦用武装で、一本の柄の両端からビーム刃を発生させる事が可能。背部やシールド裏、後腰部にマウント可能。しかし、両端から発生させた状態では扱いが難しく、大抵は片側から発生させていた。劇中では[[ガンダム]]のビーム・サーベルを柄で受け止めているカットが存在する事から、柄には耐ビームコーティング処理が施されていると思われる。なお、発生するビームの色は水色だったり黄色だったりと様々。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:本機の主兵装で、高性能センサーにより高い照準精度を誇る。前述の通りにジオン軍では初の実用化。しかし生産の遅延から十分な数が行き渡らず、後述の各種オプション装備を使用した個体も多かった。<br />
;シールド<br />
:本機の防御兵装で、不使用時は背面にマウントされている。耐ビームコーティングが施されており、[[ビーム兵器]]をある程度防ぐ事ができる。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ジャイアント・バズ<br />
:口径360mmの実弾兵器。[[ドム]]の物と同型。主に配備の間に合っていないビーム・ライフルの代わりに使用していた。<br />
:青の部隊機が装備していたものには[[ドワッジ]]同様のサーマルスリーブが追加されている。<br />
;120mmマシンガン<br />
:通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。ジャイアント・バズ同様、ビーム・ライフルの代わりに使用していた。<br />
;試作型ビーム・ライフル<br />
:ゲルググ本体の全高の2倍に及ぶ巨大な武装。威力は高いが弾数も少ない。ガトーがソロモン攻略戦の殿時に使用。十分な戦果を挙げた。<br />
;ビームマシンガン<br />
:[[ギラ・ドーガ]]のビームマシンガン。[[袖付き]]所属機が使用。後の年代に開発された、この武装を使えることから、袖付き所属機は何かしらの改修が施されていたと考えられる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%B0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[ゲルググJ]]<br />
:統合整備計画によって再設計した機体。機動力と狙撃能力が強化された。<br />
;[[ゲルググM]]<br />
:海兵隊仕様。<br />
:;[[ゲルググM (シーマ専用)]]<br />
::ゲルググMの指揮官用。<br />
:<br />
;[[リゲルグ]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]で近代改修されたゲルググ。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[高機動型ザク]]<br />
:この機体のデータをベースに開発された。<br />
;[[ギャン]]<br />
:トライアルで次期主力候補の座を争った競合機。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
<amazon>B000VI72LQ</amazon><amazon>B000N6U03I</amazon><amazon>B00030EV6Q</amazon><amazon>B0015C7MZI</amazon><amazon>B002IT67XK</amazon><br />
<br />
=== フィギュア他 ===<br />
<amazon>B0002U3I0W</amazon><amazon>B000FTBLDG</amazon><amazon>B001AFTNPM</amazon><amazon>4894251620</amazon><amazon>4575464716</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ゲルググ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けるくく}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%B0&diff=354513
ゲルググ
2020-03-17T16:32:10Z
<p>210.158.190.245: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gelgoog]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MS-14A]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.2 m]] <br />
| 本体重量 = 42.1 t<br />
| 全備重量 = 73.3 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,440 kw<br />
| スラスター推力 = 24,500 kg×2<br />2,500 kg×5<br />
;総推力<br />
:61,500 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超高張力鋼]]<br />
| センサー有効半径 = 6,300 m<br />
| 開発 = ジオニック社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ジオン公国軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アナベル・ガトー]]<br />
}}<br />
'''ゲルググ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ザクII]]に代わる次期主力機として開発さた、[[ジオン公国軍]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
ゲルググ最大の特長は、ジオン軍の量産型MSとしては初めて携行式[[ビーム兵器]]を採用した点であり、サイド6経由で入手した連邦軍のエネルギーCAP技術の導入によってドライブが可能となった。基礎設計はザクと同じくジオニック社が担当しており、[[高機動型ザク]]のR-1~R-3型で培われたデータを基にしている。脚部・腹部スラスター等の推進部には[[ドム]]を手掛けたツィマッド社の技術が用いられており、ビーム兵器の開発はMIP社と、ジオニック社の独自開発ではなく各分野における有力企業が分散して請け負っている。即ちゲルググは、ジオン軍技術陣の集大成とも言える機体であり、その性能は[[地球連邦軍]]の[[ガンダム]]と同等ともそれ以上とも言われる。<br />
<br />
完成したゲルググは、同時期に開発されたツィマッド社の[[ギャン]]とコンペティションを行い、これに圧倒的大差を付けて勝利、次期主力MSとして正式採用される事となった。まずは先行量産型であるYMS-14が25機製造され、[[シャア・アズナブル]]、[[アナベル・ガトー]]、ロバート・ギリアムの3名に渡された後、残りは全てエースパイロット部隊のキマイラ隊に配備された。この内シャア専用機については「'''[[シャア専用ゲルググ]]'''」の項を参照。<br />
<br />
その後は一般部隊にも配備が開始されたが、ビームライフルの生産の大幅な遅延により、本格的な配備は[[一年戦争]]末期にまでずれ込む事となった。しかしこの頃には戦争の長期化で多くの熟練兵が失われており、また統合整備計画の実施までは各MS間で操縦系統が統一されておらず、残った熟練兵も「真新しい高性能MS」よりも「乗り慣れたザクやドム等の既存MS」を好んだ。以上の点から若年層の新兵や学徒動員兵らに配備されたが、まだパイロットとしての実戦経験が未熟な故に、大抵は傑作機とも言える優秀な性能を発揮できないまま撃墜されている。[[ア・バオア・クー]]戦では[[キシリア・ザビ]]に「ゲルググ、ドムの動きが目立たないのはどういう訳だ?」と問われ、トワニングが「学徒動員のパイロットが多いようですから」と答えるシーンがあるが、キシリアからは「脆過ぎる」と酷評された。<br />
<br />
背部のランドセルがないというかなり珍しいデザインであるが、これは複数のランドセルを用意し、任務や状況に応じてた換装を前提としているためである。増速用のブースターパック、水陸両用MSのメガ粒子砲の技術を転用したビームキャノンパック、ザク・デザートタイプと同型のランドセル等があり、それぞれ高機動型ゲルググ・ゲルググキャノン・ゲルググGと呼ばれる。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
放棄された[[グワジン]]の内部に放置されていた機体を回収し、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]のフレームにゲルググの皮を被せたものが登場。[[レコア・ロンド]]が乗り込み、[[ジュピトリス]]の潜入や[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギーパック代わりとして運用された。また、修復前の本機を[[カツ・コバヤシ]]が使用し、[[カミーユ・ビダン]]の危機を救っている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
「青の部隊」が運用しているレストア機や、タグという名のパイロットが使用したとされるものが登場する。青の部隊仕様は性能が向上している。ディドー・カルトハやエロ・メロエが搭乗したが、[[ジュドー・アーシタ]]らと交戦して撃破されている。後者は戦死したタグの形見で、見た目は角の無い[[シャア専用ゲルググ]]。恋人であったマサイ・ンガバが搭乗し、[[ガンダム・チーム]]と交戦したが撃破された。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]] ラスト・リゾート』の冒頭にて、一機のゲルググが[[ムサイ級|コムサイ]]を援護しそのまま大気圏に突入し炎をあげている。<br />
*『[[機動戦士ガンダムUC]]』では、既に旧式となった本機が改修され、ジオン残党組織「[[袖付き]]」の一戦力として使われている。<br />
*『[[機動戦士ガンダムF91]]』のロイ戦争博物館にてゲルググが展示されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCの戦力として登場。DC時代の[[アポリー・ベイ|アポリー]]や[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]が乗っていることも。なお、SFC版はドット絵が[[ゲルググM (シーマ専用)|シーマ専用ゲルググM]]の色違いとなっており全然デザインが違う。これは他の[[ゲルググJ]]や[[ゲルググM]]も同じ。さすがに酷い手抜きだったのか、[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|PSリメイク版]]ではきちんとそれぞれ新規に書き起こされている。<br />
:ちなみに[[レコア・ロンド|レコア]]は中盤で本機ではなく[[ゲルググM]]に乗ってくる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:[[ジオン軍]]の戦力として登場。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:ジオン残党及び[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[ネオ・ジオン]]軍が使用。性能は高くはないがビームナギナタが連続ヒットするので接近戦では注意。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[ジオン軍]]の戦力として登場。高い性能を持ち、運用した場合は[[射程]]3かつ高命中率のビーム・ナギナタが[[ヘビーメタル]]やモビルスーツ相手に猛威を振るう。[[捕獲]]すると[[バイオセンサー]]に変換でき、中盤に向けてのユニット強化に役立つ。バラしてよし運用してよしの機体だが、攻撃力が貧弱なのが玉にキズ。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:ジオン軍の戦力として登場。[[HP]]は[[ドム]]に譲るが、それ以外は概ね高い性能を持つ。ジオン軍以外にも[[宇宙海賊]]が使用してくるが、どういうわけか'''最初に登場するのは宇宙海賊の所有のもの'''である。そんな鳴物入りの新型機をどこで手に入れたのだろうか……? 一応シャア専用機はそれ以前から登場している。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:ザコ敵。上位種としてゲルググJも登場する。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:一般機と青の部隊機が出演。名称表記はそれぞれ「ゲルググ 緑」「ゲルググ 青」。後者の方が若干性能が高い。<br />
:基本的には敵だが、前者は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートで1機のみ入手可能。<br />
:後者は[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートでNPCの味方として登場し得る。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・ナギナタ]]<br />
:本機の接近戦用武装で、一本の柄の両端からビーム刃を発生させる事が可能。背部やシールド裏、後腰部にマウント可能。しかし、両端から発生させた状態では扱いが難しく、大抵は片側から発生させていた。'''実の所、映像作品等で両端からビーム刃を発生させた状態で自在に扱っていたのは[[シャア・アズナブル|シャア]]だけ'''だったりする。劇中では[[ガンダム]]のビーム・サーベルを柄で受け止めているカットが存在する事から、柄には耐ビームコーティング処理が施されていると思われる。なお、発生するビームの色は水色だったり黄色だったりと様々。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:本機の主兵装で、高性能センサーにより高い照準精度を誇る。前述のようにジオン軍では初の実用化。しかし、生産が遅れて使用できないという事も多かった。<br />
;シールド<br />
:本機の防御兵装で、不使用時は背面にマウントされている。耐ビームコーティングが施されており、[[ビーム兵器]]をある程度防ぐ事ができる。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ジャイアント・バズ<br />
:口径360mmの実弾兵器。[[ドム]]の物と同型。主に配備の間に合っていないビーム・ライフルの代わりに使用していた。<br />
:青の部隊機が装備していたものには[[ドワッジ]]同様のサーマルスリーブが追加されている。<br />
;120mmマシンガン<br />
:通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。ジャイアント・バズ同様、ビーム・ライフルの代わりに使用していた。<br />
;試作型ビーム・ライフル<br />
:ゲルググ本体の全高の2倍に及ぶ巨大な武装。威力は高いが弾数も少ない。ガトーがソロモン攻略戦の殿時に使用。十分な戦果を挙げた。<br />
;ビームマシンガン<br />
:[[ギラ・ドーガ]]のビームマシンガン。[[袖付き]]所属機が使用。後の年代に開発された、この武装を使えることから、袖付き所属機は何かしらの改修が施されていたと考えられる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%B0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[ゲルググJ]]<br />
:統合整備計画によって再設計した機体。機動力と狙撃能力が強化された。<br />
;[[ゲルググM]]<br />
:海兵隊仕様。<br />
:;[[ゲルググM (シーマ専用)]]<br />
::ゲルググMの指揮官用。<br />
:<br />
;[[リゲルグ]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]で近代改修されたゲルググ。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[高機動型ザク]]<br />
:この機体のデータをベースに開発された。<br />
;[[ギャン]]<br />
:トライアルで次期主力候補の座を争った競合機。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
<amazon>B000VI72LQ</amazon><amazon>B000N6U03I</amazon><amazon>B00030EV6Q</amazon><amazon>B0015C7MZI</amazon><amazon>B002IT67XK</amazon><br />
<br />
=== フィギュア他 ===<br />
<amazon>B0002U3I0W</amazon><amazon>B000FTBLDG</amazon><amazon>B001AFTNPM</amazon><amazon>4894251620</amazon><amazon>4575464716</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ゲルググ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けるくく}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=354382
リ・ガズィ
2020-03-16T11:01:28Z
<p>210.158.190.245: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は最大2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]、[[サザビー]]<br />
:5thルナ戦域にてギュネイ機を圧倒し、シャアのサザビーにも善戦するが、戦局の悪化から撤退する。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィではない'''。劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供しており、正確に言えば「情けないMS」とは'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダム'''の事を指す。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=354377
リ・ガズィ
2020-03-16T08:07:19Z
<p>210.158.190.245: /* 対決・名場面 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は最大2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]、[[サザビー]]<br />
:5thルナ戦域にてギュネイ機を圧倒し、シャアのサザビーにも善戦するが、戦局の悪化から撤退する。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''。劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。もっともそのνガンダムでさえリ・ガズィよりマシな性能であるため、「情けないMSより情けないMS」であると言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353559
リ・ガズィ
2020-03-07T17:03:52Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353558
リ・ガズィ
2020-03-07T17:02:47Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。<br />
:中盤以降は他MSの充実から息切れするが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使える。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:MA形態はメガビームキャノンが弾数制からEN制にされており、5段階まで改造しないと『第4次』と同じように6発撃てない。MS形態はMS形態で、ハンドグレネイドの射程が短くなった上に何故か格闘属性にされてしまったため、使いやすいP属性武器ではなくなった。また『第4次』の本機は、運動性・限界反応が可変機としては珍しくMA形態・MS形態で変わらなかったが、本作では他可変機と同様にMA形態の方が低くされている。総括すると「依然として戦力にはなるが『第4次』と比較してやや弱体化」という形になった。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
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*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4&diff=353440
ガブスレイ
2020-03-06T18:29:19Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記:[[外国語表記::Gabthley]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
| デザイン = 藤田一巳<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-110<br />
| 全高 = 18.5 m<br />
| 全長 = <br />
;【MA】<br />
:26.5 m<br />
;【MA・機体長】<br />
:19.2 m<br />
| 本体重量 = 32.6 t<br />
| 全備重量 = 56.2 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 1,800 kw<br />
| スラスター総推力 = 125,200 kg<br />
;【MA】<br />
:277,200 kg<br />
| アポジモーター数 = 16<br />
| センサー有効半径 = 10,900 m<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| 設計者 = [[パプテマス・シロッコ]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[ティターンズ]]<br />
| 主なパイロット = [[ジェリド・メサ]]<br>[[マウアー・ファラオ]]<br />
}}<br />
'''ガブスレイ'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[パプテマス・シロッコ]]大尉の設計案を基にして開発された、[[地球連邦軍]]の試作型[[可変モビルスーツ]]。[[ルナツー]]基地で10番目に開発された事から、形式番号はRX-110である。<br />
<br />
[[モビルスーツ]]形態、中間形態、[[モビルアーマー]]形態の3形態に[[変形]]可能で、いずれの形態でも高い戦闘能力を発揮する。<br />
<br />
しかし、変形機構は複雑であり、試作機が少数製造されるに止まった。<br />
<br />
==== MA形態 ====<br />
装甲が前面に、スラスターが後方に集中する理想的な変形システムを実現している。<br />
<br />
MS形態時の脚部が変形した腕部にはクローアームが装備されており、ある程度の格闘戦も行うことができる。<br />
<br />
なお、放送から20年以上経っても詳しい変形方法が分からなかったが、ガンプラのHGUCシリーズで立体化された事によって、ようやくそれなりに判明した(それでも完全に判明したわけではないが)。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
シロッコ配下のMS隊専用として[[ドゴス・ギア]]に3機が配備され、その内の2機に[[ジェリド・メサ]]と[[マウアー・ファラオ]]が搭乗。[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]を圧倒したが、直後に現れた[[アポリー・ベイ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]によって撃退され、ジェリド機は放棄されている。<br />
<br />
後に残りの2機は[[アレキサンドリア]]に配置転換される事になったが、最終的には存在が確認された3機全てが失われた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として中盤から登場。ジェリド、マウアーの他、[[シュタイナー・ハーディ]]、[[トクワン]]が乗る。同時期に出現するMSに比べると耐久力は低いが、射程の長いフェダーインライフルは脅威の一言。放置しておくと被害甚大なので、速攻で撃破したいところ。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCや[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]の戦力として登場。序盤では友軍[[NPC]]の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]も乗ってくる。<br />
:相変わらずの長射程だが『第3次』ほどではなく、HPも低いので大して苦戦しない。今回はMS形態よりMA形態の方が装甲値が少し高い。<br />
:自軍ユニットとしては、[[隠し要素/第4次|隠し要素]]でリアル系限定シナリオ「老兵の挽歌」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を説得して仲間にした際に入手できる。能力・武器は2段階まで改造されている。[[MA]]形態で飛行できるため移動は楽だが、空適正はBなので注意。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::『第4次』と同じく、MA形態でも接近戦ができる事と、フェダーインライフルの射程の長さが強み。尤も、どちらも1000に届かない攻撃力である上、本作の仕様で武器改造が加入時に初期化されるため、アイテム回収以外の活用方法を見出しにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:敵バージョンと自軍ユニットバージョンが登場する。いずれの場合もフェダーインライフルの射程が普通になってしまい、特徴が薄れてしまっている。敵としてはティターンズおよび地球連邦軍の戦力として登場。自軍ユニットとしては、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]がティターンズに連れ去られていない場合、シナリオ「無限力イデ伝説」でフォウが乗って参戦する。撃墜されると死亡してしまうので、戦わせない方が良い。敵バージョンと比べると、武装は全く一緒だが耐久力や運動性等がかなり低くなっている。それゆえに最初から5段階改造されているものの、ゲーム終盤にさしかかっているあたりなので活躍させにくい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ルートによっては影も形も出てこない。なおMA形態・MS形態も1度しか出てこない。ジェリドとマウアーが乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:現代編で主にティターンズ一般兵が乗ってくる。マラサイなどの最底辺よりはマシだが、雑魚は雑魚。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:可変機能がオミットされ、MA形態での登場。ジェリドとマウアーの他、カクリコンも乗る。シナリオ後半に[[バザー]]で1機購入可能。海以外の地形適応Aとトライチャージの高火力が魅力的。ただ、地上に降ろすと移動力が下がる事があるので、気になる人は防塵装置をつけよう。また、リアル系ユニットとしては異様に[[装甲]]が高く、初期値での比較ならΖガンダムの1.5倍近い。[[シールド防御|盾]]こそ持たないが、[[援護防御]]役を乗せても活躍できるだろう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]に吸収された[[ティターンズ]]の残党が使用。両形態共に登場は第2部で1度のみ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:変形可能で、射程の長いフェダーインライフルは敵としては厄介。台詞はマウアーに対応しており、[[バウンド・ドック]]と対戦させると複雑な台詞を喋る。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2016年5月のイベント「ジェリド・メサという男」の報酬ユニット。SRシューター。専用アビリティは「撃墜時に残りの味方の攻撃力を上げる」というものであり、自軍デバフアビリティの存在もあって「'''わざと倒され自軍にバフを掛ける'''」運用が本ユニットの全てと言っても過言ではない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ジェリドとマウアーの専用機。[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートのみ、2人が乗り捨てて行った2機を入手できる。性能は高い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;クローアーム<br />
:[[MA]]形態の両腕。MS形態時でも脚部を変形して使用も可能。<br />
;バルカン<br />
:頭部に1門内蔵。<br />
;肩部メガ粒子砲<br />
:両肩部アーマーに装備された武装。射角が広い。MS・MA両形態で使用可能。信号弾も使用可能。<br />
;拡散メガ粒子砲<br />
:腰部の赤いモールドから発射可能だが、[[ドム]]のものと同じく目くらまし程度の威力しかない。劇中未使用。<br />
:スパロボ含む各種ゲームでも装備されていない場合が殆どである。<br />
;ビームサーベル<br />
:両腕部に2本ずつ、計4本のサーベルを格納している。格納したまま展開も可能。<br />
;フェダーインライフル<br />
:本機の主兵装であるロングバレル・フレキシブル・アイテム。戦艦の主砲並みの威力を持ち、MS・MA両形態で使用可能。後部にはエミッターがあり、そこからビームサーベルを出力させる事もできる。[[ハンブラビ]]や[[マラサイ]]も使用している。<br />
:なお「フェダーイン」はアラビア語で「戦士」を意味する「فدائيي صدام(アルファベット表記ならばFedain)」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MS]]形態から、[[MA]]形態へと変形する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「モビルスーツ戦~交戦~」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ジェリド特攻<br />
:原作30話の同タイトルより。死んだマウアーに導かれ復活したジェリドは大破したガブスレイと共にアーガマに特攻をかける。<br />
:肩部メガ粒子砲しか武装が残っていない変形すらできない状態だったが、鬼神のような強さでZガンダムを含めたアーガマ隊を圧倒していくのだが…。<br />
:余談だが、マウアーを殺されジェリドが激昂する際に本機のモノアイが血のような赤色になっている。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[バイアラン・カスタム]]<br />
:ガブスレイのクローアームを腕部に使っている。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:両腕から接続した状態でビームサーベルを展開する事からガブスレイの機能を参考にしていると思われる。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:ほぼ同時期に開発された機体。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000BOBGVW</amazon><amazon>B000V20Y26</amazon><amazon>B000AQMGL0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガブスレイ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かふすれい}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4&diff=353439
ガブスレイ
2020-03-06T18:28:47Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記:[[外国語表記::Gabthley]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
| デザイン = 藤田一巳<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-110<br />
| 全高 = 18.5 m<br />
| 全長 = <br />
;【MA】<br />
:26.5 m<br />
;【MA・機体長】<br />
:19.2 m<br />
| 本体重量 = 32.6 t<br />
| 全備重量 = 56.2 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 1,800 kw<br />
| スラスター総推力 = 125,200 kg<br />
;【MA】<br />
:277,200 kg<br />
| アポジモーター数 = 16<br />
| センサー有効半径 = 10,900 m<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| 設計者 = [[パプテマス・シロッコ]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[ティターンズ]]<br />
| 主なパイロット = [[ジェリド・メサ]]<br>[[マウアー・ファラオ]]<br />
}}<br />
'''ガブスレイ'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[パプテマス・シロッコ]]大尉の設計案を基にして開発された、[[地球連邦軍]]の試作型[[可変モビルスーツ]]。[[ルナツー]]基地で10番目に開発された事から、形式番号はRX-110である。<br />
<br />
[[モビルスーツ]]形態、中間形態、[[モビルアーマー]]形態の3形態に[[変形]]可能で、いずれの形態でも高い戦闘能力を発揮する。<br />
<br />
しかし、変形機構は複雑であり、試作機が少数製造されるに止まった。<br />
<br />
==== MA形態 ====<br />
装甲が前面に、スラスターが後方に集中する理想的な変形システムを実現している。<br />
<br />
MS形態時の脚部が変形した腕部にはクローアームが装備されており、ある程度の格闘戦も行うことができる。<br />
<br />
なお、放送から20年以上経っても詳しい変形方法が分からなかったが、ガンプラのHGUCシリーズで立体化された事によって、ようやくそれなりに判明した(それでも完全に判明したわけではないが)。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
シロッコ配下のMS隊専用として[[ドゴス・ギア]]に3機が配備され、その内の2機に[[ジェリド・メサ]]と[[マウアー・ファラオ]]が搭乗。[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]を圧倒したが、直後に現れた[[アポリー・ベイ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]によって撃退され、ジェリド機は放棄されている。<br />
<br />
後に残りの2機は[[アレキサンドリア]]に配置転換される事になったが、最終的には存在が確認された3機全てが失われた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として中盤から登場。ジェリド、マウアーの他、[[シュタイナー・ハーディ]]、[[トクワン]]が乗る。同時期に出現するMSに比べると耐久力は低いが、射程の長いフェダーインライフルは脅威の一言。放置しておくと被害甚大なので、速攻で撃破したいところ。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCや[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]の戦力として登場。序盤では友軍[[NPC]]の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]も乗ってくる。<br />
:相変わらずの長射程だが、今回は『第3次』ほどではなく、HPも低いので大して苦戦しない。今作ではMS形態よりMA形態の方が装甲値が少し高い。<br />
:自軍ユニットとしては、[[隠し要素/第4次|隠し要素]]でリアル系限定シナリオ「老兵の挽歌」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を説得して仲間にした際に入手できる。能力・武器は2段階まで改造されている。[[MA]]形態で飛行できるため移動は楽だが、空適正はBなので注意。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::『第4次』と同じく、MA形態でも接近戦ができる事と、フェダーインライフルの射程の長さが強み。尤も、どちらも1000に届かない攻撃力である上、本作の仕様で武器改造が加入時に初期化されるため、アイテム回収以外の活用方法を見出しにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:敵バージョンと自軍ユニットバージョンが登場する。いずれの場合もフェダーインライフルの射程が普通になってしまい、特徴が薄れてしまっている。敵としてはティターンズおよび地球連邦軍の戦力として登場。自軍ユニットとしては、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]がティターンズに連れ去られていない場合、シナリオ「無限力イデ伝説」でフォウが乗って参戦する。撃墜されると死亡してしまうので、戦わせない方が良い。敵バージョンと比べると、武装は全く一緒だが耐久力や運動性等がかなり低くなっている。それゆえに最初から5段階改造されているものの、ゲーム終盤にさしかかっているあたりなので活躍させにくい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ルートによっては影も形も出てこない。なおMA形態・MS形態も1度しか出てこない。ジェリドとマウアーが乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:現代編で主にティターンズ一般兵が乗ってくる。マラサイなどの最底辺よりはマシだが、雑魚は雑魚。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:可変機能がオミットされ、MA形態での登場。ジェリドとマウアーの他、カクリコンも乗る。シナリオ後半に[[バザー]]で1機購入可能。海以外の地形適応Aとトライチャージの高火力が魅力的。ただ、地上に降ろすと移動力が下がる事があるので、気になる人は防塵装置をつけよう。また、リアル系ユニットとしては異様に[[装甲]]が高く、初期値での比較ならΖガンダムの1.5倍近い。[[シールド防御|盾]]こそ持たないが、[[援護防御]]役を乗せても活躍できるだろう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]に吸収された[[ティターンズ]]の残党が使用。両形態共に登場は第2部で1度のみ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:変形可能で、射程の長いフェダーインライフルは敵としては厄介。台詞はマウアーに対応しており、[[バウンド・ドック]]と対戦させると複雑な台詞を喋る。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2016年5月のイベント「ジェリド・メサという男」の報酬ユニット。SRシューター。専用アビリティは「撃墜時に残りの味方の攻撃力を上げる」というものであり、自軍デバフアビリティの存在もあって「'''わざと倒され自軍にバフを掛ける'''」運用が本ユニットの全てと言っても過言ではない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ジェリドとマウアーの専用機。[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートのみ、2人が乗り捨てて行った2機を入手できる。性能は高い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;クローアーム<br />
:[[MA]]形態の両腕。MS形態時でも脚部を変形して使用も可能。<br />
;バルカン<br />
:頭部に1門内蔵。<br />
;肩部メガ粒子砲<br />
:両肩部アーマーに装備された武装。射角が広い。MS・MA両形態で使用可能。信号弾も使用可能。<br />
;拡散メガ粒子砲<br />
:腰部の赤いモールドから発射可能だが、[[ドム]]のものと同じく目くらまし程度の威力しかない。劇中未使用。<br />
:スパロボ含む各種ゲームでも装備されていない場合が殆どである。<br />
;ビームサーベル<br />
:両腕部に2本ずつ、計4本のサーベルを格納している。格納したまま展開も可能。<br />
;フェダーインライフル<br />
:本機の主兵装であるロングバレル・フレキシブル・アイテム。戦艦の主砲並みの威力を持ち、MS・MA両形態で使用可能。後部にはエミッターがあり、そこからビームサーベルを出力させる事もできる。[[ハンブラビ]]や[[マラサイ]]も使用している。<br />
:なお「フェダーイン」はアラビア語で「戦士」を意味する「فدائيي صدام(アルファベット表記ならばFedain)」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MS]]形態から、[[MA]]形態へと変形する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「モビルスーツ戦~交戦~」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ジェリド特攻<br />
:原作30話の同タイトルより。死んだマウアーに導かれ復活したジェリドは大破したガブスレイと共にアーガマに特攻をかける。<br />
:肩部メガ粒子砲しか武装が残っていない変形すらできない状態だったが、鬼神のような強さでZガンダムを含めたアーガマ隊を圧倒していくのだが…。<br />
:余談だが、マウアーを殺されジェリドが激昂する際に本機のモノアイが血のような赤色になっている。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[バイアラン・カスタム]]<br />
:ガブスレイのクローアームを腕部に使っている。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:両腕から接続した状態でビームサーベルを展開する事からガブスレイの機能を参考にしていると思われる。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:ほぼ同時期に開発された機体。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000BOBGVW</amazon><amazon>B000V20Y26</amazon><amazon>B000AQMGL0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガブスレイ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かふすれい}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4&diff=353438
ガブスレイ
2020-03-06T18:27:43Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記:[[外国語表記::Gabthley]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
| デザイン = 藤田一巳<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-110<br />
| 全高 = 18.5 m<br />
| 全長 = <br />
;【MA】<br />
:26.5 m<br />
;【MA・機体長】<br />
:19.2 m<br />
| 本体重量 = 32.6 t<br />
| 全備重量 = 56.2 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 1,800 kw<br />
| スラスター総推力 = 125,200 kg<br />
;【MA】<br />
:277,200 kg<br />
| アポジモーター数 = 16<br />
| センサー有効半径 = 10,900 m<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| 設計者 = [[パプテマス・シロッコ]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[ティターンズ]]<br />
| 主なパイロット = [[ジェリド・メサ]]<br>[[マウアー・ファラオ]]<br />
}}<br />
'''ガブスレイ'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[パプテマス・シロッコ]]大尉の設計案を基にして開発された、[[地球連邦軍]]の試作型[[可変モビルスーツ]]。[[ルナツー]]基地で10番目に開発された事から、形式番号はRX-110である。<br />
<br />
[[モビルスーツ]]形態、中間形態、[[モビルアーマー]]形態の3形態に[[変形]]可能で、いずれの形態でも高い戦闘能力を発揮する。<br />
<br />
しかし、変形機構は複雑であり、試作機が少数製造されるに止まった。<br />
<br />
==== MA形態 ====<br />
装甲が前面に、スラスターが後方に集中する理想的な変形システムを実現している。<br />
<br />
MS形態時の脚部が変形した腕部にはクローアームが装備されており、ある程度の格闘戦も行うことができる。<br />
<br />
なお、放送から20年以上経っても詳しい変形方法が分からなかったが、ガンプラのHGUCシリーズで立体化された事によって、ようやくそれなりに判明した(それでも完全に判明したわけではないが)。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
シロッコ配下のMS隊専用として[[ドゴス・ギア]]に3機が配備され、その内の2機に[[ジェリド・メサ]]と[[マウアー・ファラオ]]が搭乗。[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]を圧倒したが、直後に現れた[[アポリー・ベイ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]によって撃退され、ジェリド機は放棄されている。<br />
<br />
後に残りの2機は[[アレキサンドリア]]に配置転換される事になったが、最終的には存在が確認された3機全てが失われた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として中盤から登場。ジェリド、マウアーの他、[[シュタイナー・ハーディ]]、[[トクワン]]が乗る。同時期に出現するMSに比べると耐久力は低いが、射程の長いフェダーインライフルは脅威の一言。放置しておくと被害甚大なので、速攻で撃破したいところ。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCや[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]の戦力として登場。序盤では友軍[[NPC]]の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]も乗ってくる。<br />
:相変わらずの長射程だが、今回は『第3次』ほど長くはなく、HPも低いので大して苦戦しない。今作ではMA形態のほうがMS形態の時より装甲値が少し高い。<br />
:自軍ユニットとしては、[[隠し要素/第4次|隠し要素]]でリアル系限定シナリオ「老兵の挽歌」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を説得して仲間にした際に入手できる。能力・武器は2段階まで改造されている。[[MA]]形態で飛行できるため移動は楽だが、空適正はBなので注意。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::『第4次』と同じく、MA形態でも接近戦ができる事と、フェダーインライフルの射程の長さが強み。尤も、どちらも1000に届かない攻撃力である上、本作の仕様で武器改造が加入時に初期化されるため、アイテム回収以外の活用方法を見出しにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:敵バージョンと自軍ユニットバージョンが登場する。いずれの場合もフェダーインライフルの射程が普通になってしまい、特徴が薄れてしまっている。敵としてはティターンズおよび地球連邦軍の戦力として登場。自軍ユニットとしては、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]がティターンズに連れ去られていない場合、シナリオ「無限力イデ伝説」でフォウが乗って参戦する。撃墜されると死亡してしまうので、戦わせない方が良い。敵バージョンと比べると、武装は全く一緒だが耐久力や運動性等がかなり低くなっている。それゆえに最初から5段階改造されているものの、ゲーム終盤にさしかかっているあたりなので活躍させにくい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ルートによっては影も形も出てこない。なおMA形態・MS形態も1度しか出てこない。ジェリドとマウアーが乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:現代編で主にティターンズ一般兵が乗ってくる。マラサイなどの最底辺よりはマシだが、雑魚は雑魚。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:可変機能がオミットされ、MA形態での登場。ジェリドとマウアーの他、カクリコンも乗る。シナリオ後半に[[バザー]]で1機購入可能。海以外の地形適応Aとトライチャージの高火力が魅力的。ただ、地上に降ろすと移動力が下がる事があるので、気になる人は防塵装置をつけよう。また、リアル系ユニットとしては異様に[[装甲]]が高く、初期値での比較ならΖガンダムの1.5倍近い。[[シールド防御|盾]]こそ持たないが、[[援護防御]]役を乗せても活躍できるだろう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]に吸収された[[ティターンズ]]の残党が使用。両形態共に登場は第2部で1度のみ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:変形可能で、射程の長いフェダーインライフルは敵としては厄介。台詞はマウアーに対応しており、[[バウンド・ドック]]と対戦させると複雑な台詞を喋る。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2016年5月のイベント「ジェリド・メサという男」の報酬ユニット。SRシューター。専用アビリティは「撃墜時に残りの味方の攻撃力を上げる」というものであり、自軍デバフアビリティの存在もあって「'''わざと倒され自軍にバフを掛ける'''」運用が本ユニットの全てと言っても過言ではない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ジェリドとマウアーの専用機。[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートのみ、2人が乗り捨てて行った2機を入手できる。性能は高い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;クローアーム<br />
:[[MA]]形態の両腕。MS形態時でも脚部を変形して使用も可能。<br />
;バルカン<br />
:頭部に1門内蔵。<br />
;肩部メガ粒子砲<br />
:両肩部アーマーに装備された武装。射角が広い。MS・MA両形態で使用可能。信号弾も使用可能。<br />
;拡散メガ粒子砲<br />
:腰部の赤いモールドから発射可能だが、[[ドム]]のものと同じく目くらまし程度の威力しかない。劇中未使用。<br />
:スパロボ含む各種ゲームでも装備されていない場合が殆どである。<br />
;ビームサーベル<br />
:両腕部に2本ずつ、計4本のサーベルを格納している。格納したまま展開も可能。<br />
;フェダーインライフル<br />
:本機の主兵装であるロングバレル・フレキシブル・アイテム。戦艦の主砲並みの威力を持ち、MS・MA両形態で使用可能。後部にはエミッターがあり、そこからビームサーベルを出力させる事もできる。[[ハンブラビ]]や[[マラサイ]]も使用している。<br />
:なお「フェダーイン」はアラビア語で「戦士」を意味する「فدائيي صدام(アルファベット表記ならばFedain)」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MS]]形態から、[[MA]]形態へと変形する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「モビルスーツ戦~交戦~」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ジェリド特攻<br />
:原作30話の同タイトルより。死んだマウアーに導かれ復活したジェリドは大破したガブスレイと共にアーガマに特攻をかける。<br />
:肩部メガ粒子砲しか武装が残っていない変形すらできない状態だったが、鬼神のような強さでZガンダムを含めたアーガマ隊を圧倒していくのだが…。<br />
:余談だが、マウアーを殺されジェリドが激昂する際に本機のモノアイが血のような赤色になっている。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[バイアラン・カスタム]]<br />
:ガブスレイのクローアームを腕部に使っている。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:両腕から接続した状態でビームサーベルを展開する事からガブスレイの機能を参考にしていると思われる。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:ほぼ同時期に開発された機体。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000BOBGVW</amazon><amazon>B000V20Y26</amazon><amazon>B000AQMGL0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガブスレイ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かふすれい}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%A4&diff=353437
ガブスレイ
2020-03-06T18:21:34Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記:[[外国語表記::Gabthley]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
| デザイン = 藤田一巳<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-110<br />
| 全高 = 18.5 m<br />
| 全長 = <br />
;【MA】<br />
:26.5 m<br />
;【MA・機体長】<br />
:19.2 m<br />
| 本体重量 = 32.6 t<br />
| 全備重量 = 56.2 t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 1,800 kw<br />
| スラスター総推力 = 125,200 kg<br />
;【MA】<br />
:277,200 kg<br />
| アポジモーター数 = 16<br />
| センサー有効半径 = 10,900 m<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| 設計者 = [[パプテマス・シロッコ]]<br />
| 開発 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属 = [[ティターンズ]]<br />
| 主なパイロット = [[ジェリド・メサ]]<br>[[マウアー・ファラオ]]<br />
}}<br />
'''ガブスレイ'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[パプテマス・シロッコ]]大尉の設計案を基にして開発された、[[地球連邦軍]]の試作型[[可変モビルスーツ]]。[[ルナツー]]基地で10番目に開発された事から、形式番号はRX-110である。<br />
<br />
[[モビルスーツ]]形態、中間形態、[[モビルアーマー]]形態の3形態に[[変形]]可能で、いずれの形態でも高い戦闘能力を発揮する。<br />
<br />
しかし、変形機構は複雑であり、試作機が少数製造されるに止まった。<br />
<br />
==== MA形態 ====<br />
装甲が前面に、スラスターが後方に集中する理想的な変形システムを実現している。<br />
<br />
MS形態時の脚部が変形した腕部にはクローアームが装備されており、ある程度の格闘戦も行うことができる。<br />
<br />
なお、放送から20年以上経っても詳しい変形方法が分からなかったが、ガンプラのHGUCシリーズで立体化された事によって、ようやくそれなりに判明した(それでも完全に判明したわけではないが)。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
シロッコ配下のMS隊専用として[[ドゴス・ギア]]に3機が配備され、その内の2機に[[ジェリド・メサ]]と[[マウアー・ファラオ]]が搭乗。[[カミーユ・ビダン]]の[[ガンダムMk-II]]を圧倒したが、直後に現れた[[アポリー・ベイ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]によって撃退され、ジェリド機は放棄されている。<br />
<br />
後に残りの2機は[[アレキサンドリア]]に配置転換される事になったが、最終的には存在が確認された3機全てが失われた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として中盤から登場。ジェリド、マウアーの他、[[シュタイナー・ハーディ]]、[[トクワン]]が乗る。同時期に出現するMSに比べると耐久力は低いが、射程の長いフェダーインライフルは脅威の一言。放置しておくと被害甚大なので、速攻で撃破したいところ。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:DCや[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]の戦力として登場。序盤では友軍[[NPC]]の[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]も乗ってくる。<br />
:『第3次』ほどではないがフェダーインライフルの長い射程は健在。ただ、HPが高い訳ではないので第3次程苦戦はしない。今作ではMA形態のほうがMS形態の時より装甲値が少し高い。<br />
:自軍ユニットとしては、[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で主人公がリアル系の場合通るシナリオ「老兵の挽歌」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を説得して仲間にした時に手に入る。能力・武器は2段階まで改造されている。[[MA]]形態で飛行できるため移動は楽だが、空適正はBなので注意。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::『第4次』と同じく、MA形態でも接近戦ができる事と、フェダーインライフルの射程の長さが強み。尤も、どちらも1000に届かない攻撃力である上、本作の仕様で武器改造が加入時に初期化されるため、アイテム回収以外の活用方法を見出しにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:敵バージョンと自軍ユニットバージョンが登場する。いずれの場合もフェダーインライフルの射程が普通になってしまい、特徴が薄れてしまっている。敵としてはティターンズおよび地球連邦軍の戦力として登場。自軍ユニットとしては、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]がティターンズに連れ去られていない場合、シナリオ「無限力イデ伝説」でフォウが乗って参戦する。撃墜されると死亡してしまうので、戦わせない方が良い。敵バージョンと比べると、武装は全く一緒だが耐久力や運動性等がかなり低くなっている。それゆえに最初から5段階改造されているものの、ゲーム終盤にさしかかっているあたりなので活躍させにくい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ルートによっては影も形も出てこない。なおMA形態・MS形態も1度しか出てこない。ジェリドとマウアーが乗る。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:現代編で主にティターンズ一般兵が乗ってくる。マラサイなどの最底辺よりはマシだが、雑魚は雑魚。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:可変機能がオミットされ、MA形態での登場。ジェリドとマウアーの他、カクリコンも乗る。シナリオ後半に[[バザー]]で1機購入可能。海以外の地形適応Aとトライチャージの高火力が魅力的。ただ、地上に降ろすと移動力が下がる事があるので、気になる人は防塵装置をつけよう。また、リアル系ユニットとしては異様に[[装甲]]が高く、初期値での比較ならΖガンダムの1.5倍近い。[[シールド防御|盾]]こそ持たないが、[[援護防御]]役を乗せても活躍できるだろう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]に吸収された[[ティターンズ]]の残党が使用。両形態共に登場は第2部で1度のみ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:変形可能で、射程の長いフェダーインライフルは敵としては厄介。台詞はマウアーに対応しており、[[バウンド・ドック]]と対戦させると複雑な台詞を喋る。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2016年5月のイベント「ジェリド・メサという男」の報酬ユニット。SRシューター。専用アビリティは「撃墜時に残りの味方の攻撃力を上げる」というものであり、自軍デバフアビリティの存在もあって「'''わざと倒され自軍にバフを掛ける'''」運用が本ユニットの全てと言っても過言ではない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ジェリドとマウアーの専用機。[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートのみ、2人が乗り捨てて行った2機を入手できる。性能は高い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;クローアーム<br />
:[[MA]]形態の両腕。MS形態時でも脚部を変形して使用も可能。<br />
;バルカン<br />
:頭部に1門内蔵。<br />
;肩部メガ粒子砲<br />
:両肩部アーマーに装備された武装。射角が広い。MS・MA両形態で使用可能。信号弾も使用可能。<br />
;拡散メガ粒子砲<br />
:腰部の赤いモールドから発射可能だが、[[ドム]]のものと同じく目くらまし程度の威力しかない。劇中未使用。<br />
:スパロボ含む各種ゲームでも装備されていない場合が殆どである。<br />
;ビームサーベル<br />
:両腕部に2本ずつ、計4本のサーベルを格納している。格納したまま展開も可能。<br />
;フェダーインライフル<br />
:本機の主兵装であるロングバレル・フレキシブル・アイテム。戦艦の主砲並みの威力を持ち、MS・MA両形態で使用可能。後部にはエミッターがあり、そこからビームサーベルを出力させる事もできる。[[ハンブラビ]]や[[マラサイ]]も使用している。<br />
:なお「フェダーイン」はアラビア語で「戦士」を意味する「فدائيي صدام(アルファベット表記ならばFedain)」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MS]]形態から、[[MA]]形態へと変形する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「モビルスーツ戦~交戦~」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ジェリド特攻<br />
:原作30話の同タイトルより。死んだマウアーに導かれ復活したジェリドは大破したガブスレイと共にアーガマに特攻をかける。<br />
:肩部メガ粒子砲しか武装が残っていない変形すらできない状態だったが、鬼神のような強さでZガンダムを含めたアーガマ隊を圧倒していくのだが…。<br />
:余談だが、マウアーを殺されジェリドが激昂する際に本機のモノアイが血のような赤色になっている。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[バイアラン・カスタム]]<br />
:ガブスレイのクローアームを腕部に使っている。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:両腕から接続した状態でビームサーベルを展開する事からガブスレイの機能を参考にしていると思われる。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:ほぼ同時期に開発された機体。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000BOBGVW</amazon><amazon>B000V20Y26</amazon><amazon>B000AQMGL0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガブスレイ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かふすれい}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353436
リ・ガズィ
2020-03-06T18:10:19Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃可能になったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れしてくるが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使っていける。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353435
リ・ガズィ
2020-03-06T18:09:18Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作には運動性の概念がまだないのでMSの被弾率が高く、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、Iフィールドや分身に次ぐ強力な特殊能力として作用する。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。「空専用ユニットは基地マップで出撃できない」という本作の仕様もネック。とは言え二軍落ちさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手やトドメ役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少や[[ΖΖガンダム]]の弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍落ちする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃できるようになったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤の[[ミデア]]護衛シナリオで、隊列から最も遅れている一番撃墜されやすいミデアを守り抜くと入手できる。<br />
:機体性能は勿論、MA形態の火力が序盤のMS群では段違いに高く、本機の有無で今後の難易度が変わるので是が非でも入手したい。MS形態の武装も良好で、ビームライフルの射程が長い他、ハンドグレネイドの攻撃力が比較的高い。特に後者はP属性、かつ本作のP属性武器の中では珍しく弾数3であり、3~4段階ほど改造しておくとグっと使いやすくなる。中盤以降は他MSの充実から息切れしてくるが、大半のプレイヤーはそれまでに相応の改造を施しているはずなので、脇を固めるユニットとしてなら十分使っていける。<br />
:なお、インターミッション画面で変形させ、機体性能をチェックすれば図鑑に登録される。これは『F/F完結編』も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::機体の地形適応がMA形態は空Bが、MS形態は陸BがそれぞれAに改善。与ダメージが向上し、より使いやすくなった。<br />
::このため地形適応が空B陸Aの[[アムロ・レイ|アムロ]]より、空陸Aの[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の方がパイロットに向いている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回は2機入手できる。『第4次』同様[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているため、大抵はアムロと[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗っているはず。<br />
:今作ではやり込み要素の一環として[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]の[[キュベレイ]]や[[ゲスト]]製ボスの撃破があり、その場合は[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せての[[自爆]]戦法が多用される。改造と強化パーツ次第では11000ものダメージを与える事も可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、流石に第一線での活躍は厳しい。早ければΖΖガンダムや[[ガンダム試作3号機]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の自爆戦法は今作でも有効だが、『F』と比べてかなり戦力が充実しているので、縛りプレイでもない限り役立つ場面はあまりない。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
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*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
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ルー・ルカ
2020-03-05T10:44:11Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Roux Louka]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|松井菜桜子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]] <br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0070年9月17日<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 血液型 = [[血液型::O]]型<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]]<br />
| 特技 = メカ操縦全般<br />
| 趣味 = ジョギング<br />
| 好きな食べ物 = クッキー<br />
}}<br />
'''ルー・ルカ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]終結後、物資・人員不足の[[アーガマ]]に、[[ラビアンローズ]]より[[ΖΖガンダム]]のパーツの[[コアファイター]]を輸送してきた[[エゥーゴ]]の志願兵。<br />
<br />
流星のパーソナルマークがトレードマーク。勝気な[[性格]]がトラブルを引き起こしたりするが、気遣いはできる。[[ガンダム・チーム]]の事実上のNo.2といえる存在であり、[[ジュドー・アーシタ]]がΖΖガンダムに乗ってからは主に[[Ζガンダム]]のパイロットを務める。ガンダム・チームの中では唯一、正規の操縦訓練を受けており、ジュドーから大気圏突入時にΖΖガンダムを任されたことも考慮するとパイロットとしての技量は相当なものと思われる。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]に想いを寄せられ、それを自覚して利用することもあったが、最終的には自身の手でグレミーを撃ち、涙を流した。最終回で、ジュドーと共に[[木星]]へと旅立つ。<br />
<br />
木星へと旅立った後については、幾つかの外伝作品にて語られることがある(ただし、いずれも公式設定ではない)。<br />
<br />
*[[漫画]]作品『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』に1シーンのみ登場し、ジュドーと共に仕事をしている描写がある。<br />
*映像作品『GUNDAM EVOLVE../10』においてはジュドーとの円満な関係が続いている姿を見られる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
[[ガンダム・チーム]]の他の面々と比べると比較的参戦作品は多い。能力的には2番手だが、サポート系の[[精神コマンド]]が無い為、一軍で使うには愛が必要。原作での搭乗機体であるΖやΖΖに乗せると専用台詞がある場合もあるが、能力的に噛み合っていない場合もある為、少々使いにくい。その上、愛機であるΖガンダムを最終的に(もしくは彼女の合流時点で既に)[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に取られてしまうのが悲しいところ。ただし、[[小隊]]制の作品の場合は準エース級のパイロットとして、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に次ぐ活躍が可能。<br />
<br />
ストーリー的には『ΖΖ』の原作が再現される事が少ない為、出番は他作品との掛け合いが主。原作での生意気で口が悪いという性格の設定上、悪戯心から他作品のキャラクターもからかう事もしばしば。ただし、ルー本人も冗談でも言って良い事悪い事の分別だけは心掛けているため、自身の軽口が原因で人間関係の軋轢や仲違いといった深刻なトラブルに発展することはない。<br />
<br />
原作で主に搭乗していた[[Ζガンダム]]のほか、SRWでは[[ガンダムMk-II]](または[[スーパーガンダム]])や[[リ・ガズィ]]などのスパロボ的に中堅どころの機体に乗ることが多いが、やはり愛着があるのかΖガンダム搭乗時は専用の台詞が用意されている作品も多い。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[グレミー・トト|グレミー]]との掛け合いも再現されている。[[Ζガンダム]]は[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が乗っているので[[リ・ガズィ]]に乗せられている。<br />
:命中がやや低い上に[[集中]]・[[必中]]を覚えないが、ジュドー・ガトーに次ぐMS系パイロット第3位の攻撃力を誇る上、[[熱血]]と[[幸運]]、更には[[激怒]]まで覚える優秀なパイロット。地形適応も空7陸6宙7と優れている。激怒を早期に使用可能にするためにも、頃合いを見てハイメガキャノン+幸運で一気にレベルを上げたい。攻撃力が高く命中が低めという特性から、[[ガンダム試作3号機]]のマイクロミサイルとの相性が非常に良い。<br />
:PS版では激怒が削除された代わりに[[激励]]を習得し、更にレベルを上げると1回使用できるようになるため、終盤では重要な気力要員になる。一方で多くのパイロット同様に幸運が[[努力]]に変更され、資金稼ぎはしにくくなった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で仲間になる。今作では[[カツ・コバヤシ|カツ]]と二択になる上、カツを仲間にすると[[Gディフェンサー]]と[[ジェガン]]を1機ずつ入手でき、更にリアル系なら[[サラ・ザビアロフ|サラ]]加入の可能性も出てくるのでリアル系だと選ばれない可能性が高く、不遇かもしれない。幸運・熱血持ちなのは『第3次』と同じだが、攻撃力が大幅に弱体化した他、地形適応が空陸B・海宙Aと妙にアンバランス。ダメージソースとしては期待できないので、適当に育てた後に一旦放置し、頃合いを見てハイメガキャノンで一気にレベルを上げて[[補給]]を習得するといい。<br />
:EDでは、軍を抜けジュドー達と共に[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]で運送業をやっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回から声が入った。スーパー系では[[ジェガン]]に乗って早々に登場、リアル系ではジャブロー攻略後の補充要員。相変わらず幸運・熱血持ちなので『F』の間は頼もしい戦力になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:二回行動解禁レベルが『F』の37から43に引き上げられた上、集中もないので後半は辛くなる。ジュドーへの[[信頼補正]]や[[偵察]]・[[かく乱]]に用が無ければ、[[エルピー・プル|プル]]か[[プルツー]]に出番を奪われる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:顔グラフィックがノーマルスーツ姿になった。命中は低くない程度で他の能力は低空飛行。命中回避に関わる[[精神コマンド]]は[[ひらめき]]しかないため、戦闘には不安が残る。[[幸運]]・[[魂]]と良い精神コマンドは持っているので、メインとしてもサブとしても[[スーパーガンダム]]との相性がいい。スローペースではあるが一応ニュータイプレベルは7まで上がる。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[ガンダムMk-II]]に乗って登場。αシリーズではここから[[フォウ・ムラサメ]]とのコンビを組んでいる。射撃と格闘が多少マシになったものの、全体的に相変わらず微妙な能力値。[[集中]]と[[必中]]が使えるようになりスタンダードなリアル系と言えるような精神コマンドになったが、魂を失ったため爆発力は低下。またニュータイプレベルの最大値は下がっているが、上昇速度は上がった。<br />
:[[プリベンター]]所属という設定故かはたまた[[ドロシー・カタロニア|声優]][[声優ネタ|ネタ]]か、[[マリーメイア兵]]に対する専用の戦闘時台詞が登場する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:初登場の時は、フォウと一緒に[[小隊]]を組んでいた。初期搭乗機はカミーユが先に登場する場合は[[リ・ガズィ]]、カミーユの方が遅い場合は[[Ζガンダム]]。それなりに高い能力を持ち、戦闘向きの精神コマンドを持つ為小隊長には向いているが、魂が無いので決定打には欠ける。小隊長能力と[[鉄壁]]によりガンダム系で最も硬いので、[[ガンダム試作3号機]]などが向いている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回はジュドーと共に登場。搭乗機は前作同様[[リ・ガズィ]]。前作と同じ使い勝手を持ち、小隊長に向いている。[[アムロ・レイ|アムロ]]やジュドーなどの主役が[[覚醒]]を持つので、彼らを小隊員に回して小隊長を張るのも悪くない。隠し機体の[[クィン・マンサ]]を手に入れたら、グレミーの形見として乗らせることもできる。全ての戦いが終わった後は、ジュドーと共に銀河探査船のクルーに志願し、宇宙へ旅立つ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤にジュドーと共に参戦。[[スーパーガンダム]]に乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シナリオ「Ζの鼓動、再び」から[[Ζガンダム]]に乗って登場。なお、本作ではオリジナルではなく量産型ゼータとも言える[[リ・ガズィ]]を開発するために、一度パーツにばらしたものを組みなおしたレプリカとも言えるものであり、オリジナルはやはり原作通りアクシズに放棄されたようである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シナリオ「Ζの鼓動、再び」からΖガンダムに乗って登場。登場早々Ζガンダムに対する熱い想いを語ってくれる(しかも[[DVE]])。精神・ステータス・NTレベル全てで悪くない水準を持ち、援護攻撃もできるのでかなりの実用度。設定も『COMPACT2第2部』と同じレプリカである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:最初からいるが、デフォルトの乗機がなく、戦闘にもサポートにも使いにくいと不遇である。[[カットイン]]は良い。サイドテールが見れるのは本作だけ。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:ルートによってはラスト4話しか使用できない。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に[[ザクレロ]]に乗って登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤のシナリオ「ハマーンの黒い影」からジュドーと共に[[Ζガンダム]]に乗って登場する。[[回避]]が低く、サポートにも使いにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤のシナリオ「ジュピター・ミラージュ」から登場。同シナリオでは[[ガンダムMk-III]]に乗っている。[[カイラスギリー]]攻略ルートに進むとデフォルトの乗機がない。撃墜数が[[フルアーマーΖΖガンダム]]のフラグに関わる。能力的には可も不可もなく、リアル系が弱いバランスなのでかなり辛い。珍しくサポート系精神を覚えるが、かなり終盤。<br />
:ストーリー上での台詞は結構あるものの、[[ニュータイプ]]絡みではなく普通の女の子キャラとしてのものばかり。そのくせ[[エンジェル・ハイロゥ]]のイベントでは出撃不能になってしまう。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:最初は[[Ζガンダム]]に乗るが、第36話以降はシナリオでは[[リ・ガズィ]]に乗ると言及されているが、実際は現時点で乗っている機体に乗ったままなので、Ζガンダムのままだと乗っていない状態になっているので注意。分岐シナリオからの合流時にはちゃんとリ・ガズィに乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:序盤はΖにジュドーが乗る珍しい展開なので、初期機体はリ・ガズィ。ジュドーがΖΖに復帰すると、再びΖに乗ることになる。中盤のカミーユの復帰時にΖを降り、その後はまたリ・ガズィに戻る。歴代の中でも搭乗機体の入れ替わりが激しい部類。<br />
:やはり能力的には中堅程度だが、グレミーのフラグに関係するため、ある程度の強化は必要。<br />
:エースボーナスを本気で活用するには本人の援護攻撃を最大まで養成し、戦艦を含んだ密集陣形を組んで任意の機体を複数回行動できる態勢が望ましい。共通ルート第36話で[[クリス]]を延々攻撃する時がほぼ唯一にして最大の機会となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話で参戦。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:他の[[ガンダム・チーム]]に先駆け、地球解放戦線機構の一員として序盤から[[メタス]]または[[ジェガン]]に乗って登場する。部隊名の提案、ラスボスに対して口上を述べるなどシナリオ面での優遇がみられる。戦闘能力についても、今回はジュドーとの間に[[信頼補正|補正]]効果が導入されている為、歴代でも最も高いポテンシャルを誇る。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作同様に[[Ζガンダム]]に搭乗して自軍に加入する。メインとしては使いにくいが、自軍の戦力を分割して戦うマップでは中々役に立つだろう。ただし本人が戦闘台詞で「接近戦は苦手」と語る通り格闘能力は低いので、最強・準最強武器共に格闘のΖよりも、射撃メインの[[キュベレイMk-II]]や[[リ・ガズィ]]あたりの方が相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[アラン・イゴール|アラン]]の北米レジスタンスとの合流の際に加入。今回は珍しく、乗り換えをしないでいると最終的にΖガンダムが乗機になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:Ζガンダムに搭乗。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
主役級のキャラに次ぐ能力と、高い[[ニュータイプ]]レベルの伸びを誇る。どちらかと言えば、対抗馬の多さや[[精神コマンド]]の構成で割を食っている印象が強い。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
精神コマンドのバランスは良く、ジュドーと同じく[[幸運]]を覚える作品は多いのでその意味ではΖΖに向いてはいるが、主人公クラスのキャラと違い、[[覚醒]]・[[魂]]を覚える作品が少ないので爆発力には欠ける。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(SFC版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[努力]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激励]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[偵察]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[必中]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[加速]]、[[見切り]]、[[かく乱]]、[[修行]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[絆]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L4、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護]]L3、[[シールド防御]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[コンボ]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[援護攻撃]]L1、[[ガード]]L1'''<br />
:ニュータイプLvの伸びが悪く、Zの[[バイオセンサー]]を発動させられない期間が長い。乗り換えも考えたい。後述のエースボーナスを考えると、援護攻撃の育成は必要では有るが…。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;命中率+10%、ダメージ-10%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
:[[精神コマンド]]にあまり頼らずとも命中率を確保できる事とダメージ軽減という特性から、「強力な[[全体攻撃]]を持つ堅牢な機体」との相性が良い。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自分が援護攻撃に入ったパイロットに戦闘後、精神コマンド「[[応援]]」をかける。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。<br />
:援護攻撃'''後'''に効果が発揮されるため、マルチアクションか覚醒を使うこと前提のエースボーナスになっている。はっきり言えば「'''援護攻撃に入った戦闘'''」に効果が発揮されるとまだ使い勝手が良かったのだが…。<br />
:『X』では[[決意]]orExcバンク+Exオーダーで活用し易くなってはいるが、やはり問題があるのは確か。更に、同じガンダム系パイロットの[[マニィ・アンバサダ]]が上位互換と言うべきエースボーナスを得ることを考えると、尚更使い辛さは否めない。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』などの[[旧シリーズ]]ではこちらがメイン。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== シャングリラ組([[ガンダム・チーム]]) ===<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:数々の女の子達に好意を持たれていた彼のパートナー役を見事射止めた。年下の彼氏。お互い好感度が上がるようなその手の青春イベントには乏しいが、作中初期からジュドーに好意を持っていたことが、[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]によって語られている。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:お互い好意を抱いているジュドーのことではライバルで、チームの年頃の女の子同士ということもあって犬猿の仲。とはいえ、実際の戦闘になるとコンビになるケースが多い。中盤あたりからは言い争うことはなくなるが、終戦後の最終回では再燃する。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。自分勝手な行動が目立つ二人には当初から反感を持っており、ビーチャらの側も口うるさく仕切り屋の風があるルーを嫌うなど、かなり険悪だった。しかし、後にビーチャらが態度を改め、ルーも態度が軟化したことで和解している。基本的に彼らとのチームワークは取れているが、リィナを失ったジュドーにルーが厳しい言葉を言った際には反発して喧嘩し、結果的にルーが[[アーガマ]]を出る羽目になった事もある。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:仲間。第12話でリィナがジュドーの危機に駆けつける際にコア・トップに同乗するが、グレミーにルーと間違われる形で拉致されてしまう。<br />
<br />
=== [[エゥーゴ]] ===<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:原作では、精神崩壊した状態でしか接触していないが、スパロボでは仲間。ほぼ毎回彼に[[Ζガンダム|原作での搭乗機]]を奪われる(元々は彼の機体だったので仕方ない所ではあるが)。一部作品では「自分はカミーユから機体を借りているだけ」と語り、カミーユが加入した際にΖガンダムを返す旨を伝えるイベントがある。<br />
:ちなみに'''ルーはカミーユやファとは同い年'''であるため、ガンダム・チームのほとんどが彼をさん付けで呼んでいるのに対して、ルーだけは呼び捨てで呼んでいる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:共にいた期間は短いが、カミーユとの仲をからかうなどする。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[エゥーゴ]]に入る際に彼女と一緒にパイロット訓練を受けた仲である。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:上官。ブライトはルーの気の強い一面や志を買っているものの、後にトラブルを起こして脱走した際には部隊を引き締める為とはいえ、ルーを見捨てようとする。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、[[エマ・シーン|エマ]]がヤザンと交戦して窮地に追い込まれていたところを、エゥーゴ時代の彼女とともに援軍として駆け付け助ける。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]] ===<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:敵だが、言い寄られる。ルーは彼のマザコンでお坊ちゃん的な面に呆れて完全に相手にしてはいなかったが、最後は涙ながらに彼を討つ。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:第21話でブライトを誘惑しようとする彼女の行動に呆れ返り、エルと同じく年増呼ばわりする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ジュネ・コク<br />
:SRW未登場。アフリカのガルダーヤの街の芸術家で、美しいものを作品の題材にすることを好む。ガルダーヤでは名士として名が知れているが、女癖の悪さでも有名だった。ルーが脱走の末流れ着いたガルダーヤに入り込む際、彼の知り合いを装って検問を通り抜けている。ルーを「美しい」と評して言い寄りその気にさせかけるが、グレミーの横槍でお流れに。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])<br />
:SRWでは上司。原作では会っていないが、第22話で百式が搬入されてきた際、クワトロ・バジーナ大尉が使っていたMSと言っていた事から尊敬の念があった節がある。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カツ・コバヤシ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』序盤のスーパー系ルートでは、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:[[αシリーズ]]では共に[[プリベンター]]所属となり、コンビを組む事が多い。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、カトルと行動を共にしていた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、ガロードと共に[[フロスト兄弟]]に追われていた彼女が発したSOSの意思を、カミーユやフォウと共に感じ取る。<br />
;[[ウィッツ・スー]]<br />
:『α外伝』では、百物語をした際に[[木戸丈太郎|ダブル]][[キッド・サルサミル|キッド]]の悪戯についビビって[[ロアビィ・ロイ|ロアビィ]]に抱き付いた彼をからかう。<br />
<br />
==== SEEDシリーズ ====<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では身勝手なことばかり言う彼女に不快感を隠せなかった。<br />
;[[ミリアリア・ハウ]]<br />
:『第3次α』では色々と彼女を気遣う。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では彼とミリアリアの仲を応援する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[白鳥九十九]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[木連]]側の和平派の代表として[[ラウンドナイツ]]に身を寄せた生真面目で純情な彼を、いたずら心からからかう。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では甲児のボケにキツいツッコミを入れたり、二人で[[ドモン・カッシュ]]と[[東方不敗マスター・アジア]]の会話を出歯亀したりと仲が良い。<br />
;[[ゴーマン大尉]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、彼と戦った際乗機の[[Ζガンダム]]の性能を気に入られ、[[ベガ星連合軍]]の戦力に献上されそうになる。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではジュドーと一緒に[[インベーダー]]に包囲されて大ピンチになっていたところを彼らに助けられる。<br />
<br />
==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ====<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]、[[ロペット]]<br />
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[竜崎一矢]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではフォウと共に、彼の許へ[[ダイモス]]の操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[ギル・バーグ]]<br />
:『IMPACT』では執拗に[[ミア・アリス|ミア]]を付け狙う彼へ、声を荒げて「ストーカー」と直球で批難する。<br />
;[[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]の娯楽室にて彼らがローレライの海を題材にした百物語を始めたので、ノリノリで参加する。<br />
;[[獅堂光]]<br />
:『T』では、彼女のガッツが「自分たちにもやる気を与えてくれる」ことを評価している。また、[[DLC|ボーナスシナリオ]]『美しき罪人たち』では、ある事から非常に悔しがる表情を見せた光を諭す一面が窺える。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ブラッド・スカイウィンド]]<br />
:『64』では気軽に話し合える友人同士。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第2次α』序盤では、孤立しがちだった彼女へ積極的にコミュニケーションを図り親しくなる。後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、彼女との再会を真っ先に喜ぶ。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:『第3次α』では捉えどころの無い彼女の性格に翻弄されつつも、良好な関係を築く。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:『D』では食事をするのが苦手でぽろぽろと零してしまう彼女に注意した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「カッコイイ女の子がドジやるから可愛いってさ」<br />
:第9話で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の件からヒステリック気味になっていた[[ファ・ユイリィ|ファ]]に軽口を叩き、自分は可愛いと思っているんだと怒るファに対して。<br />
;「その方がファにはいいんじゃない?」<br />
:第10話ラスト。アーガマから離れていくファのメタスを見て、カミーユの所へ帰すべきだとジュドーへ諭す。<br />
;「すっごぉい! こんなあたしを愛しちゃう!」<br />
:第19話、[[Ζガンダム]]で一対多数の場面を切り抜けたときに。なんとも、『ΖΖ』らしい台詞である。スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「ΖΖのパワーの違い見せてあげるわ」<br />
:第23話で[[ΖΖガンダム]]に搭乗した際の台詞。その後ミサイルランチャーで3機、ダブルビームライフルの1撃で同時に4機MSを撃墜し、たった1機でアーガマを守り抜くという獅子奮迅の活躍を見せる。<br />
;「穴掘って埋めちゃおう、こう首だけ出してさ」<br />
:第26話で勝手に残りの水を使ってしまった[[エルピー・プル|プル]]に対して[[エル・ビアンノ|エル]]と共に激怒した台詞。砂漠の暑さのせいでエルを含めて語気もかなり荒くなっており、かなりキている状態。<br />
;「感傷に溺れていると、今度はあなたが死んじゃうのよ! それじゃリィナの死は無駄になるでしょ!」<br />
:第27話より。撃墜されたMSの爆発に巻き込まれて[[リィナ・アーシタ|リィナ]]が死亡したとされる場面で、他の仲間が衝撃を受け、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]がリィナの死を受け入れられない中で敢えて冷徹に振る舞い、リィナの靴をジュドーから取り上げて火中に投じた際の台詞。<br />
:ちなみに小説版ではルーではなく[[アムロ・レイ|アムロ]]がこのやり取りを行っている。<br />
;「いい!? 昔の人は、もっともっと理不尽なことで死んでいったのよ」<br />「悔しかったら、もう一度戦う気力を取り戻して!」<br />
:第29話より。リィナを失ったショックからΖΖガンダムの[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]に閉じ籠もるジュドーに敢えて取った厳しい言葉。<br />
:目の前で肉親を喪った相手にかけるには余りに厳しいこの言動故に他の仲間から反発を喰らい、一時期アーガマを抜けざるを得ない状況になるルーであった。しかし、そんなことはお構いなしに仕掛けて来る敵が存在する戦場にて迷っている暇などないのも事実であり、それを踏まえた上でルーなりにジュドーを心配しての言葉でもあった。ジュドーには大きな影響を与え、再起・成長の切欠となる。<br />
:後のジュドーの回想では、「取り戻したらどうなの!」と語尾が異なる。<br />
;「とんだ二枚目ね」<br />
:同上。ルーを盾にした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の作戦にあっさりとはまり、[[バウ]]を破壊されて自分に擦り寄ってきた[[グレミー・トト|グレミー]]の醜態に対し、冷たくコア・ファイターで側を離れた際の台詞。<br />
;「ふふ…そ、そうかもね…」<br />
:第30話より。ガルダーヤの芸術家ジュネ・コクの賞賛の言葉に対し、赤面しながら少々恥ずかしそうに答えた台詞。謙遜しない辺りはさすがにルーらしいが、頬にさりげなく手を添えられても満更でもなさそうにしているなど、普段の勝気で気丈な彼女ならまず人には見せないような乙女な反応である。最終的には実質的に両想いになったジュドーだが、彼は果たしてルーのこんな姿を引き出せるのだろうか?<br />
;「ジュネさん! 言っていい冗談と言っちゃならない事があります!」<br />
:第31話より。ルーと親しく話しをしていたジュネに嫉妬してグレミーが乱入してきた際、ジュネがグレミーの事をルーの友人かと聞いた際の台詞。<br />
;「フン、自信持つのはいいけど、女ってそんなに簡単じゃないわよ」<br />
:上記の後、ジュネをKOし、自分はネオ・ジオン位支配できる男だとルーに対して口説くグレミーに対して。<br />
;「私のような、ちゃんとした女がついているんだからジュドーの邪魔はさせないよ!」<br />
:第32話でジュドーを援護した際の台詞。この時点で既に良き女房役(?)になりつつあるようである。<br />
;「モビルスーツ!もう一歩でも動いたら、撃つからね!」<br>(ごめんね、撃たないから。安心して)<br />
:第44話で[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を人質にした際の台詞。集まってきたMSに向かって高らかに叫ぶのだが、その直後ミネバの耳元で優しい声で最初から撃つつもりなどないと告げる。<br />
:戦争とは言えこんな小さな子を撃ちたくないという本心からくる優しさなのだが、この言葉が操り人形のように扱われ優しさに飢えていたミネバの影武者の心に深く刺さり、自分をここから助けてほしいと泣きつかれ人質作戦は失敗してしまう。<br />
;ジュドー「すまない、死ぬなよ、ルー!」<br>「あったり前でしょ!まだいろいろしなくちゃいけない事、あるからね!」<br />
:同話より。ネェル・アーガマにジュドーを向かわせる為にマシュマーとイリアの相手を1人で引き受ける。凄まじい[[死亡フラグ]]のような台詞だが、なんとか無事切り抜けている。遠回しな告白のようにもとれる台詞である。<br />
;「私のこと好きだっていうの、忘れないよ!」<br />
:第46話より。グレミーを撃ったときの台詞。この直後、ルーは涙を流すのであった…。敵とはいえ、自分に好意を持ってくれた男がいたこと自体は嬉しかったことが伺える。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けるが、ルーの場合、原作台詞がこの1種類しかない。<br />
;「ルー・ルカ、よろしくお願いします!」<br />
:最終回エピローグより。ジュピトリスIIに到着して、ジュドーに続いての挨拶。遠目に描かれているジュドーに対し、ルーはアップである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「あんたたちなんかに、地球圏を支配させたりしないわよ!」<br />「無闇に戦いを長引かせるような真似は止めてよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、[[マリーメイア兵]]との戦闘台詞。ちなみに、ルーを演じる松井菜桜子氏は『[[新機動戦記ガンダムW]]』、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]](特別版)』の [[ドロシー・カタロニア]]を演じている。<br />
;「光の翼っていうの? 使ってみる!」<br />
:『α外伝』において、ルーを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使った時の台詞。松井菜桜子氏による音声で収録されている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「誰が逃げるもんですか! ただ…いきなりだから、心の準備が出来ていないだけよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」で、[[シュラク隊]]の追加メンバーと共に[[リーンホースJr.]]の援軍として駆け付けたものの、搭乗機体が[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]である為に思わず不安を漏らした際、[[ユカ・マイラス|ユカ]]から「自信が無いなら逃げろ」と往なされ、負けん気に火が点く。それでも「心の準備」云々と告げる辺り、不安は払拭されていない様子だが。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「…く、ここまで? でも、ゼータは死んでも渡せない…! このモビルスーツは…そんなに安くないの! 心を懸けてしまった…カミーユ=ビダンに申し訳が立たないから…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」より。[[ベガ星連合軍]]の[[ゴーマン大尉]]の部隊に追い詰められた時に呟いた台詞。<br />
:多数の円盤を相手にしても引けをとらない[[Ζガンダム]]を気に入ったゴーマンは捕らえて[[ベガ大王]]に戦力として献上しようと言い出した。カミーユの愛機であるΖに乗るルーの使命感と責任がいかに重いものかを感じさせる。しかも、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「回りくどい言い方出来るほど器用じゃないしね」<br />
:『IMPACT』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。[[ナデシコ]]隊相手に述べた[[ブライト・ノア|ブライト]]の人物像に対する評価。この後の[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]からの発言込みで、ブライトはバツが悪そうに咳払いをする。<br />
;「…でも…あたし達コロニー生まれの人間は…わからなくもない…」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。重力に魂を縛られた人間が地球を汚染しているとの[[シャア・アズナブル|シャア]]の主張に、一定の理解を示す。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「もう…無理よ…あんなの相手に、勝てるわけ…ない…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話「デザイア」にて、[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]を前に、勝ち目を見出せず'''恐怖で震え出した'''台詞。いつもの勝気な姿は何処にもなく、流石に今回ばかりは彼女も敵との絶望的なまでの力の差に戦慄するしかなかった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:<br />
:;「誇りに思うわ。こうして、ゼータを届ける事ができて」<br />
::第29話「薔薇のバーサーカー」より。ルーはΖガンダムに置き去りにされたカミーユの魂を感じ取り、カミーユにΖガンダムを返す。<br />
:;(アマリはそう思っていても、向こうは違うんじゃないの?)<br/>カレン(そんな気がする…)<br />
::[[アマリ・アクアマリン|アマリ]]編第39話「帰るべき世界」より。[[イオリ・アイオライト|イオリ]]の素性を聞いた時のカレンとの会話。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:<br />
:;「くーっ、かっこいい! やっぱり決めといてよかったわ!」<br />
::OZルートにて。ブライトが[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]に[[プレイヤー部隊|部隊名]]を名乗った場面を見ての感想。提案者ゆえに喜びは大きかった様子。<br />
:;「艦長も、やもめ暮らしが長いから」<br />
::まだ登場していない[[エル・ビアンノ|エル]]に代わって発した原作の台詞。直後に甲児に「すごいこというな」と突っ込まれるが、ルー曰く「大人の常識でしょ」とのこと。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「のぞいたら、ビンタ百連発じゃすまないわよ?」<br />
::第8話「CONFLICT」で、[[兜甲児|甲児]]&[[ケーン・ワカバ|ケーン]]と入れ替わりに[[シャワーシーン|入浴]]しようとした際、彼らへ向けて発した警告。行為にこそ及ばなかったものの、2人の企て自体は看破していた様子。<br />
:;「ふふふふ…私が説明してあげましょう」<br />
::[[月]]ルート第16話「キミノオモイデ」にて「ヒサゴプランが何なのかよくわからない」という銀河に対して。[[声優ネタ|声が同じ]][[イネス・フレサンジュ]]の台詞の引用だが、知識不足で[[レイン・ミカムラ|レイン]](または[[アムロ・レイ|アムロ]])にお株を奪われてしまう。<br />
:;「色々な人達の想いを乗せて戦っていた機体だもの…」<br />
::第24話「冥府への扉」で復帰した[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から自分が不在の間、[[Ζガンダム|ゼータ]]を大事に扱っていた事を感謝されての返答。<br />
:;「な、なんて勝手な理屈なの…! 私利私欲やエゴって言うよりも単なるワガママじゃない!?」<br />
::最終話「約束の地」より。[[AI1]]の完成という理由だけで世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]にドン引きしていた。おそらくエルデに対して一番的を得ている発言だろう。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:メイン搭乗機。カミーユ向けのピーキーな調整が見直されていたとはいえ、それでも操縦にクセのある本機を至って無難に使いこなしていた。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:複数のエピソードで搭乗。ジュドー以外のメンバーでは唯一まともに乗りこなしており、高い操縦技量が窺い知れる。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
SRWでは基本的に原作と違いカミーユが元気である為、ルーがΖガンダムに乗る機会は少ない。代用で様々な機体に乗る。<br />
;[[ザクレロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で搭乗。木星開拓船団の自衛戦力としてジュピトリスIIに搭載されていたらしい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]([[スーパーガンダム]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』などで搭乗。<br />
;[[メタス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で搭乗。<br />
;[[ガンダムMk-III]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系や『64』ではこの機体に乗って参入。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:「量産型Ζガンダム」とでも言うべき機体。SRWでは複数入手する事も多く、この機体に乗る事が多い。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では「逃げた」との事で(これがアムロの依頼から逃げ出したのか、ジュドーと別れてしまったのかは詳しく語られていないが、恐らく後者)、本編には登場しない。<br />
*漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、彼女も[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って[[ティターンズ]]と戦い[[グリプス戦役]]を生き抜いていた事が明らかになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ルー・ルカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:るう るか}}<br />
[[category:登場人物ら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AB&diff=353221
ルー・ルカ
2020-03-05T10:42:30Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Roux Louka]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|松井菜桜子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]] <br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0070年9月17日<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 血液型 = [[血液型::O]]型<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]]<br />
| 特技 = メカ操縦全般<br />
| 趣味 = ジョギング<br />
| 好きな食べ物 = クッキー<br />
}}<br />
'''ルー・ルカ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]終結後、物資・人員不足の[[アーガマ]]に、[[ラビアンローズ]]より[[ΖΖガンダム]]のパーツの[[コアファイター]]を輸送してきた[[エゥーゴ]]の志願兵。<br />
<br />
流星のパーソナルマークがトレードマーク。勝気な[[性格]]がトラブルを引き起こしたりするが、気遣いはできる。[[ガンダム・チーム]]の事実上のNo.2といえる存在であり、[[ジュドー・アーシタ]]がΖΖガンダムに乗ってからは主に[[Ζガンダム]]のパイロットを務める。ガンダム・チームの中では唯一、正規の操縦訓練を受けており、ジュドーから大気圏突入時にΖΖガンダムを任されたことも考慮するとパイロットとしての技量は相当なものと思われる。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]に想いを寄せられ、それを自覚して利用することもあったが、最終的には自身の手でグレミーを撃ち、涙を流した。最終回で、ジュドーと共に[[木星]]へと旅立つ。<br />
<br />
木星へと旅立った後については、幾つかの外伝作品にて語られることがある(ただし、いずれも公式設定ではない)。<br />
<br />
*[[漫画]]作品『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』に1シーンのみ登場し、ジュドーと共に仕事をしている描写がある。<br />
*映像作品『GUNDAM EVOLVE../10』においてはジュドーとの円満な関係が続いている姿を見られる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
[[ガンダム・チーム]]の他の面々と比べると比較的参戦作品は多い。能力的には2番手だが、サポート系の[[精神コマンド]]が無い為、一軍で使うには愛が必要。原作での搭乗機体であるΖやΖΖに乗せると専用台詞がある場合もあるが、能力的に噛み合っていない場合もある為、少々使いにくい。その上、愛機であるΖガンダムを最終的に(もしくは彼女の合流時点で既に)[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に取られてしまうのが悲しいところ。ただし、[[小隊]]制の作品の場合は準エース級のパイロットとして、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に次ぐ活躍が可能。<br />
<br />
ストーリー的には『ΖΖ』の原作が再現される事が少ない為、出番は他作品との掛け合いが主。原作での生意気で口が悪いという性格の設定上、悪戯心から他作品のキャラクターもからかう事もしばしば。ただし、ルー本人も冗談でも言って良い事悪い事の分別だけは心掛けているため、自身の軽口が原因で人間関係の軋轢や仲違いといった深刻なトラブルに発展することはない。<br />
<br />
原作で主に搭乗していた[[Ζガンダム]]のほか、SRWでは[[ガンダムMk-II]](または[[スーパーガンダム]])や[[リ・ガズィ]]などのスパロボ的に中堅どころの機体に乗ることが多いが、やはり愛着があるのかΖガンダム搭乗時は専用の台詞が用意されている作品も多い。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[グレミー・トト|グレミー]]との掛け合いも再現されている。[[Ζガンダム]]は[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が乗っているので[[リ・ガズィ]]に乗せられている。<br />
:命中がやや低い上に[[集中]]・[[必中]]を覚えないが、ジュドー・ガトーに次ぐMS系パイロット第3位の攻撃力を誇る上、[[熱血]]と[[幸運]]、更には[[激怒]]まで覚える優秀なパイロット。地形適応も空7陸6宙7と優れている。激怒を早期に使用可能にするためにも、頃合いを見てハイメガキャノン+幸運で一気にレベルを上げたい。攻撃力が高く命中が低めという特性から、[[ガンダム試作3号機]]のマイクロミサイルとの相性が非常に良い。<br />
:PS版では激怒が削除された代わりに[[激励]]を習得し、更にレベルを上げると1回使用できるようになるため、終盤では重要な気力要員になる。一方で多くのパイロット同様に幸運が[[努力]]に変更され、資金稼ぎはしにくくなった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で仲間になる。今作では[[カツ・コバヤシ|カツ]]と二択になる上、カツを仲間にすると[[Gディフェンサー]]と[[ジェガン]]を1機ずつ入手でき、更にリアル系なら[[サラ・ザビアロフ|サラ]]加入の可能性も出てくるのでリアル系だと選ばれない可能性が高く、不遇かもしれない。幸運・熱血持ちなのは『第3次』と同じだが、攻撃力が大幅に弱体化した他、地形適応が空陸B・海宙Aと妙にアンバランスであり、ダメージソースとしては期待できない。適当に育てた後に一旦放置し、頃合いを見てハイメガキャノンで一気にレベルを上げ、[[補給]]を習得するといい。<br />
:EDでは、軍を抜けジュドー達と共に[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]で運送業をやっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回から声が入った。スーパー系では[[ジェガン]]に乗って早々に登場、リアル系ではジャブロー攻略後の補充要員。相変わらず幸運・熱血持ちなので『F』の間は頼もしい戦力になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:二回行動解禁レベルが『F』の37から43に引き上げられた上、集中もないので後半は辛くなる。ジュドーへの[[信頼補正]]や[[偵察]]・[[かく乱]]に用が無ければ、[[エルピー・プル|プル]]か[[プルツー]]に出番を奪われる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:顔グラフィックがノーマルスーツ姿になった。命中は低くない程度で他の能力は低空飛行。命中回避に関わる[[精神コマンド]]は[[ひらめき]]しかないため、戦闘には不安が残る。[[幸運]]・[[魂]]と良い精神コマンドは持っているので、メインとしてもサブとしても[[スーパーガンダム]]との相性がいい。スローペースではあるが一応ニュータイプレベルは7まで上がる。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[ガンダムMk-II]]に乗って登場。αシリーズではここから[[フォウ・ムラサメ]]とのコンビを組んでいる。射撃と格闘が多少マシになったものの、全体的に相変わらず微妙な能力値。[[集中]]と[[必中]]が使えるようになりスタンダードなリアル系と言えるような精神コマンドになったが、魂を失ったため爆発力は低下。またニュータイプレベルの最大値は下がっているが、上昇速度は上がった。<br />
:[[プリベンター]]所属という設定故かはたまた[[ドロシー・カタロニア|声優]][[声優ネタ|ネタ]]か、[[マリーメイア兵]]に対する専用の戦闘時台詞が登場する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:初登場の時は、フォウと一緒に[[小隊]]を組んでいた。初期搭乗機はカミーユが先に登場する場合は[[リ・ガズィ]]、カミーユの方が遅い場合は[[Ζガンダム]]。それなりに高い能力を持ち、戦闘向きの精神コマンドを持つ為小隊長には向いているが、魂が無いので決定打には欠ける。小隊長能力と[[鉄壁]]によりガンダム系で最も硬いので、[[ガンダム試作3号機]]などが向いている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回はジュドーと共に登場。搭乗機は前作同様[[リ・ガズィ]]。前作と同じ使い勝手を持ち、小隊長に向いている。[[アムロ・レイ|アムロ]]やジュドーなどの主役が[[覚醒]]を持つので、彼らを小隊員に回して小隊長を張るのも悪くない。隠し機体の[[クィン・マンサ]]を手に入れたら、グレミーの形見として乗らせることもできる。全ての戦いが終わった後は、ジュドーと共に銀河探査船のクルーに志願し、宇宙へ旅立つ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤にジュドーと共に参戦。[[スーパーガンダム]]に乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シナリオ「Ζの鼓動、再び」から[[Ζガンダム]]に乗って登場。なお、本作ではオリジナルではなく量産型ゼータとも言える[[リ・ガズィ]]を開発するために、一度パーツにばらしたものを組みなおしたレプリカとも言えるものであり、オリジナルはやはり原作通りアクシズに放棄されたようである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シナリオ「Ζの鼓動、再び」からΖガンダムに乗って登場。登場早々Ζガンダムに対する熱い想いを語ってくれる(しかも[[DVE]])。精神・ステータス・NTレベル全てで悪くない水準を持ち、援護攻撃もできるのでかなりの実用度。設定も『COMPACT2第2部』と同じレプリカである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:最初からいるが、デフォルトの乗機がなく、戦闘にもサポートにも使いにくいと不遇である。[[カットイン]]は良い。サイドテールが見れるのは本作だけ。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:ルートによってはラスト4話しか使用できない。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に[[ザクレロ]]に乗って登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤のシナリオ「ハマーンの黒い影」からジュドーと共に[[Ζガンダム]]に乗って登場する。[[回避]]が低く、サポートにも使いにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤のシナリオ「ジュピター・ミラージュ」から登場。同シナリオでは[[ガンダムMk-III]]に乗っている。[[カイラスギリー]]攻略ルートに進むとデフォルトの乗機がない。撃墜数が[[フルアーマーΖΖガンダム]]のフラグに関わる。能力的には可も不可もなく、リアル系が弱いバランスなのでかなり辛い。珍しくサポート系精神を覚えるが、かなり終盤。<br />
:ストーリー上での台詞は結構あるものの、[[ニュータイプ]]絡みではなく普通の女の子キャラとしてのものばかり。そのくせ[[エンジェル・ハイロゥ]]のイベントでは出撃不能になってしまう。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:最初は[[Ζガンダム]]に乗るが、第36話以降はシナリオでは[[リ・ガズィ]]に乗ると言及されているが、実際は現時点で乗っている機体に乗ったままなので、Ζガンダムのままだと乗っていない状態になっているので注意。分岐シナリオからの合流時にはちゃんとリ・ガズィに乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:序盤はΖにジュドーが乗る珍しい展開なので、初期機体はリ・ガズィ。ジュドーがΖΖに復帰すると、再びΖに乗ることになる。中盤のカミーユの復帰時にΖを降り、その後はまたリ・ガズィに戻る。歴代の中でも搭乗機体の入れ替わりが激しい部類。<br />
:やはり能力的には中堅程度だが、グレミーのフラグに関係するため、ある程度の強化は必要。<br />
:エースボーナスを本気で活用するには本人の援護攻撃を最大まで養成し、戦艦を含んだ密集陣形を組んで任意の機体を複数回行動できる態勢が望ましい。共通ルート第36話で[[クリス]]を延々攻撃する時がほぼ唯一にして最大の機会となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話で参戦。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:他の[[ガンダム・チーム]]に先駆け、地球解放戦線機構の一員として序盤から[[メタス]]または[[ジェガン]]に乗って登場する。部隊名の提案、ラスボスに対して口上を述べるなどシナリオ面での優遇がみられる。戦闘能力についても、今回はジュドーとの間に[[信頼補正|補正]]効果が導入されている為、歴代でも最も高いポテンシャルを誇る。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作同様に[[Ζガンダム]]に搭乗して自軍に加入する。メインとしては使いにくいが、自軍の戦力を分割して戦うマップでは中々役に立つだろう。ただし本人が戦闘台詞で「接近戦は苦手」と語る通り格闘能力は低いので、最強・準最強武器共に格闘のΖよりも、射撃メインの[[キュベレイMk-II]]や[[リ・ガズィ]]あたりの方が相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[アラン・イゴール|アラン]]の北米レジスタンスとの合流の際に加入。今回は珍しく、乗り換えをしないでいると最終的にΖガンダムが乗機になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:Ζガンダムに搭乗。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
主役級のキャラに次ぐ能力と、高い[[ニュータイプ]]レベルの伸びを誇る。どちらかと言えば、対抗馬の多さや[[精神コマンド]]の構成で割を食っている印象が強い。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
精神コマンドのバランスは良く、ジュドーと同じく[[幸運]]を覚える作品は多いのでその意味ではΖΖに向いてはいるが、主人公クラスのキャラと違い、[[覚醒]]・[[魂]]を覚える作品が少ないので爆発力には欠ける。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(SFC版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[努力]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激励]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[偵察]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[必中]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[加速]]、[[見切り]]、[[かく乱]]、[[修行]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[絆]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L4、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護]]L3、[[シールド防御]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[コンボ]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[援護攻撃]]L1、[[ガード]]L1'''<br />
:ニュータイプLvの伸びが悪く、Zの[[バイオセンサー]]を発動させられない期間が長い。乗り換えも考えたい。後述のエースボーナスを考えると、援護攻撃の育成は必要では有るが…。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;命中率+10%、ダメージ-10%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
:[[精神コマンド]]にあまり頼らずとも命中率を確保できる事とダメージ軽減という特性から、「強力な[[全体攻撃]]を持つ堅牢な機体」との相性が良い。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自分が援護攻撃に入ったパイロットに戦闘後、精神コマンド「[[応援]]」をかける。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。<br />
:援護攻撃'''後'''に効果が発揮されるため、マルチアクションか覚醒を使うこと前提のエースボーナスになっている。はっきり言えば「'''援護攻撃に入った戦闘'''」に効果が発揮されるとまだ使い勝手が良かったのだが…。<br />
:『X』では[[決意]]orExcバンク+Exオーダーで活用し易くなってはいるが、やはり問題があるのは確か。更に、同じガンダム系パイロットの[[マニィ・アンバサダ]]が上位互換と言うべきエースボーナスを得ることを考えると、尚更使い辛さは否めない。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』などの[[旧シリーズ]]ではこちらがメイン。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== シャングリラ組([[ガンダム・チーム]]) ===<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:数々の女の子達に好意を持たれていた彼のパートナー役を見事射止めた。年下の彼氏。お互い好感度が上がるようなその手の青春イベントには乏しいが、作中初期からジュドーに好意を持っていたことが、[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]によって語られている。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:お互い好意を抱いているジュドーのことではライバルで、チームの年頃の女の子同士ということもあって犬猿の仲。とはいえ、実際の戦闘になるとコンビになるケースが多い。中盤あたりからは言い争うことはなくなるが、終戦後の最終回では再燃する。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。自分勝手な行動が目立つ二人には当初から反感を持っており、ビーチャらの側も口うるさく仕切り屋の風があるルーを嫌うなど、かなり険悪だった。しかし、後にビーチャらが態度を改め、ルーも態度が軟化したことで和解している。基本的に彼らとのチームワークは取れているが、リィナを失ったジュドーにルーが厳しい言葉を言った際には反発して喧嘩し、結果的にルーが[[アーガマ]]を出る羽目になった事もある。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:仲間。第12話でリィナがジュドーの危機に駆けつける際にコア・トップに同乗するが、グレミーにルーと間違われる形で拉致されてしまう。<br />
<br />
=== [[エゥーゴ]] ===<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:原作では、精神崩壊した状態でしか接触していないが、スパロボでは仲間。ほぼ毎回彼に[[Ζガンダム|原作での搭乗機]]を奪われる(元々は彼の機体だったので仕方ない所ではあるが)。一部作品では「自分はカミーユから機体を借りているだけ」と語り、カミーユが加入した際にΖガンダムを返す旨を伝えるイベントがある。<br />
:ちなみに'''ルーはカミーユやファとは同い年'''であるため、ガンダム・チームのほとんどが彼をさん付けで呼んでいるのに対して、ルーだけは呼び捨てで呼んでいる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:共にいた期間は短いが、カミーユとの仲をからかうなどする。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[エゥーゴ]]に入る際に彼女と一緒にパイロット訓練を受けた仲である。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:上官。ブライトはルーの気の強い一面や志を買っているものの、後にトラブルを起こして脱走した際には部隊を引き締める為とはいえ、ルーを見捨てようとする。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、[[エマ・シーン|エマ]]がヤザンと交戦して窮地に追い込まれていたところを、エゥーゴ時代の彼女とともに援軍として駆け付け助ける。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]] ===<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:敵だが、言い寄られる。ルーは彼のマザコンでお坊ちゃん的な面に呆れて完全に相手にしてはいなかったが、最後は涙ながらに彼を討つ。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:第21話でブライトを誘惑しようとする彼女の行動に呆れ返り、エルと同じく年増呼ばわりする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ジュネ・コク<br />
:SRW未登場。アフリカのガルダーヤの街の芸術家で、美しいものを作品の題材にすることを好む。ガルダーヤでは名士として名が知れているが、女癖の悪さでも有名だった。ルーが脱走の末流れ着いたガルダーヤに入り込む際、彼の知り合いを装って検問を通り抜けている。ルーを「美しい」と評して言い寄りその気にさせかけるが、グレミーの横槍でお流れに。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])<br />
:SRWでは上司。原作では会っていないが、第22話で百式が搬入されてきた際、クワトロ・バジーナ大尉が使っていたMSと言っていた事から尊敬の念があった節がある。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カツ・コバヤシ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』序盤のスーパー系ルートでは、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:[[αシリーズ]]では共に[[プリベンター]]所属となり、コンビを組む事が多い。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、カトルと行動を共にしていた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、ガロードと共に[[フロスト兄弟]]に追われていた彼女が発したSOSの意思を、カミーユやフォウと共に感じ取る。<br />
;[[ウィッツ・スー]]<br />
:『α外伝』では、百物語をした際に[[木戸丈太郎|ダブル]][[キッド・サルサミル|キッド]]の悪戯についビビって[[ロアビィ・ロイ|ロアビィ]]に抱き付いた彼をからかう。<br />
<br />
==== SEEDシリーズ ====<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では身勝手なことばかり言う彼女に不快感を隠せなかった。<br />
;[[ミリアリア・ハウ]]<br />
:『第3次α』では色々と彼女を気遣う。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では彼とミリアリアの仲を応援する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[白鳥九十九]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[木連]]側の和平派の代表として[[ラウンドナイツ]]に身を寄せた生真面目で純情な彼を、いたずら心からからかう。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では甲児のボケにキツいツッコミを入れたり、二人で[[ドモン・カッシュ]]と[[東方不敗マスター・アジア]]の会話を出歯亀したりと仲が良い。<br />
;[[ゴーマン大尉]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、彼と戦った際乗機の[[Ζガンダム]]の性能を気に入られ、[[ベガ星連合軍]]の戦力に献上されそうになる。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではジュドーと一緒に[[インベーダー]]に包囲されて大ピンチになっていたところを彼らに助けられる。<br />
<br />
==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ====<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]、[[ロペット]]<br />
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[竜崎一矢]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではフォウと共に、彼の許へ[[ダイモス]]の操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[ギル・バーグ]]<br />
:『IMPACT』では執拗に[[ミア・アリス|ミア]]を付け狙う彼へ、声を荒げて「ストーカー」と直球で批難する。<br />
;[[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]の娯楽室にて彼らがローレライの海を題材にした百物語を始めたので、ノリノリで参加する。<br />
;[[獅堂光]]<br />
:『T』では、彼女のガッツが「自分たちにもやる気を与えてくれる」ことを評価している。また、[[DLC|ボーナスシナリオ]]『美しき罪人たち』では、ある事から非常に悔しがる表情を見せた光を諭す一面が窺える。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ブラッド・スカイウィンド]]<br />
:『64』では気軽に話し合える友人同士。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第2次α』序盤では、孤立しがちだった彼女へ積極的にコミュニケーションを図り親しくなる。後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、彼女との再会を真っ先に喜ぶ。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:『第3次α』では捉えどころの無い彼女の性格に翻弄されつつも、良好な関係を築く。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:『D』では食事をするのが苦手でぽろぽろと零してしまう彼女に注意した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「カッコイイ女の子がドジやるから可愛いってさ」<br />
:第9話で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の件からヒステリック気味になっていた[[ファ・ユイリィ|ファ]]に軽口を叩き、自分は可愛いと思っているんだと怒るファに対して。<br />
;「その方がファにはいいんじゃない?」<br />
:第10話ラスト。アーガマから離れていくファのメタスを見て、カミーユの所へ帰すべきだとジュドーへ諭す。<br />
;「すっごぉい! こんなあたしを愛しちゃう!」<br />
:第19話、[[Ζガンダム]]で一対多数の場面を切り抜けたときに。なんとも、『ΖΖ』らしい台詞である。スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「ΖΖのパワーの違い見せてあげるわ」<br />
:第23話で[[ΖΖガンダム]]に搭乗した際の台詞。その後ミサイルランチャーで3機、ダブルビームライフルの1撃で同時に4機MSを撃墜し、たった1機でアーガマを守り抜くという獅子奮迅の活躍を見せる。<br />
;「穴掘って埋めちゃおう、こう首だけ出してさ」<br />
:第26話で勝手に残りの水を使ってしまった[[エルピー・プル|プル]]に対して[[エル・ビアンノ|エル]]と共に激怒した台詞。砂漠の暑さのせいでエルを含めて語気もかなり荒くなっており、かなりキている状態。<br />
;「感傷に溺れていると、今度はあなたが死んじゃうのよ! それじゃリィナの死は無駄になるでしょ!」<br />
:第27話より。撃墜されたMSの爆発に巻き込まれて[[リィナ・アーシタ|リィナ]]が死亡したとされる場面で、他の仲間が衝撃を受け、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]がリィナの死を受け入れられない中で敢えて冷徹に振る舞い、リィナの靴をジュドーから取り上げて火中に投じた際の台詞。<br />
:ちなみに小説版ではルーではなく[[アムロ・レイ|アムロ]]がこのやり取りを行っている。<br />
;「いい!? 昔の人は、もっともっと理不尽なことで死んでいったのよ」<br />「悔しかったら、もう一度戦う気力を取り戻して!」<br />
:第29話より。リィナを失ったショックからΖΖガンダムの[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]に閉じ籠もるジュドーに敢えて取った厳しい言葉。<br />
:目の前で肉親を喪った相手にかけるには余りに厳しいこの言動故に他の仲間から反発を喰らい、一時期アーガマを抜けざるを得ない状況になるルーであった。しかし、そんなことはお構いなしに仕掛けて来る敵が存在する戦場にて迷っている暇などないのも事実であり、それを踏まえた上でルーなりにジュドーを心配しての言葉でもあった。ジュドーには大きな影響を与え、再起・成長の切欠となる。<br />
:後のジュドーの回想では、「取り戻したらどうなの!」と語尾が異なる。<br />
;「とんだ二枚目ね」<br />
:同上。ルーを盾にした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の作戦にあっさりとはまり、[[バウ]]を破壊されて自分に擦り寄ってきた[[グレミー・トト|グレミー]]の醜態に対し、冷たくコア・ファイターで側を離れた際の台詞。<br />
;「ふふ…そ、そうかもね…」<br />
:第30話より。ガルダーヤの芸術家ジュネ・コクの賞賛の言葉に対し、赤面しながら少々恥ずかしそうに答えた台詞。謙遜しない辺りはさすがにルーらしいが、頬にさりげなく手を添えられても満更でもなさそうにしているなど、普段の勝気で気丈な彼女ならまず人には見せないような乙女な反応である。最終的には実質的に両想いになったジュドーだが、彼は果たしてルーのこんな姿を引き出せるのだろうか?<br />
;「ジュネさん! 言っていい冗談と言っちゃならない事があります!」<br />
:第31話より。ルーと親しく話しをしていたジュネに嫉妬してグレミーが乱入してきた際、ジュネがグレミーの事をルーの友人かと聞いた際の台詞。<br />
;「フン、自信持つのはいいけど、女ってそんなに簡単じゃないわよ」<br />
:上記の後、ジュネをKOし、自分はネオ・ジオン位支配できる男だとルーに対して口説くグレミーに対して。<br />
;「私のような、ちゃんとした女がついているんだからジュドーの邪魔はさせないよ!」<br />
:第32話でジュドーを援護した際の台詞。この時点で既に良き女房役(?)になりつつあるようである。<br />
;「モビルスーツ!もう一歩でも動いたら、撃つからね!」<br>(ごめんね、撃たないから。安心して)<br />
:第44話で[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を人質にした際の台詞。集まってきたMSに向かって高らかに叫ぶのだが、その直後ミネバの耳元で優しい声で最初から撃つつもりなどないと告げる。<br />
:戦争とは言えこんな小さな子を撃ちたくないという本心からくる優しさなのだが、この言葉が操り人形のように扱われ優しさに飢えていたミネバの影武者の心に深く刺さり、自分をここから助けてほしいと泣きつかれ人質作戦は失敗してしまう。<br />
;ジュドー「すまない、死ぬなよ、ルー!」<br>「あったり前でしょ!まだいろいろしなくちゃいけない事、あるからね!」<br />
:同話より。ネェル・アーガマにジュドーを向かわせる為にマシュマーとイリアの相手を1人で引き受ける。凄まじい[[死亡フラグ]]のような台詞だが、なんとか無事切り抜けている。遠回しな告白のようにもとれる台詞である。<br />
;「私のこと好きだっていうの、忘れないよ!」<br />
:第46話より。グレミーを撃ったときの台詞。この直後、ルーは涙を流すのであった…。敵とはいえ、自分に好意を持ってくれた男がいたこと自体は嬉しかったことが伺える。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けるが、ルーの場合、原作台詞がこの1種類しかない。<br />
;「ルー・ルカ、よろしくお願いします!」<br />
:最終回エピローグより。ジュピトリスIIに到着して、ジュドーに続いての挨拶。遠目に描かれているジュドーに対し、ルーはアップである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「あんたたちなんかに、地球圏を支配させたりしないわよ!」<br />「無闇に戦いを長引かせるような真似は止めてよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、[[マリーメイア兵]]との戦闘台詞。ちなみに、ルーを演じる松井菜桜子氏は『[[新機動戦記ガンダムW]]』、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]](特別版)』の [[ドロシー・カタロニア]]を演じている。<br />
;「光の翼っていうの? 使ってみる!」<br />
:『α外伝』において、ルーを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使った時の台詞。松井菜桜子氏による音声で収録されている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「誰が逃げるもんですか! ただ…いきなりだから、心の準備が出来ていないだけよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」で、[[シュラク隊]]の追加メンバーと共に[[リーンホースJr.]]の援軍として駆け付けたものの、搭乗機体が[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]である為に思わず不安を漏らした際、[[ユカ・マイラス|ユカ]]から「自信が無いなら逃げろ」と往なされ、負けん気に火が点く。それでも「心の準備」云々と告げる辺り、不安は払拭されていない様子だが。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「…く、ここまで? でも、ゼータは死んでも渡せない…! このモビルスーツは…そんなに安くないの! 心を懸けてしまった…カミーユ=ビダンに申し訳が立たないから…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」より。[[ベガ星連合軍]]の[[ゴーマン大尉]]の部隊に追い詰められた時に呟いた台詞。<br />
:多数の円盤を相手にしても引けをとらない[[Ζガンダム]]を気に入ったゴーマンは捕らえて[[ベガ大王]]に戦力として献上しようと言い出した。カミーユの愛機であるΖに乗るルーの使命感と責任がいかに重いものかを感じさせる。しかも、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「回りくどい言い方出来るほど器用じゃないしね」<br />
:『IMPACT』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。[[ナデシコ]]隊相手に述べた[[ブライト・ノア|ブライト]]の人物像に対する評価。この後の[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]からの発言込みで、ブライトはバツが悪そうに咳払いをする。<br />
;「…でも…あたし達コロニー生まれの人間は…わからなくもない…」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。重力に魂を縛られた人間が地球を汚染しているとの[[シャア・アズナブル|シャア]]の主張に、一定の理解を示す。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「もう…無理よ…あんなの相手に、勝てるわけ…ない…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話「デザイア」にて、[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]を前に、勝ち目を見出せず'''恐怖で震え出した'''台詞。いつもの勝気な姿は何処にもなく、流石に今回ばかりは彼女も敵との絶望的なまでの力の差に戦慄するしかなかった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:<br />
:;「誇りに思うわ。こうして、ゼータを届ける事ができて」<br />
::第29話「薔薇のバーサーカー」より。ルーはΖガンダムに置き去りにされたカミーユの魂を感じ取り、カミーユにΖガンダムを返す。<br />
:;(アマリはそう思っていても、向こうは違うんじゃないの?)<br/>カレン(そんな気がする…)<br />
::[[アマリ・アクアマリン|アマリ]]編第39話「帰るべき世界」より。[[イオリ・アイオライト|イオリ]]の素性を聞いた時のカレンとの会話。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:<br />
:;「くーっ、かっこいい! やっぱり決めといてよかったわ!」<br />
::OZルートにて。ブライトが[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]に[[プレイヤー部隊|部隊名]]を名乗った場面を見ての感想。提案者ゆえに喜びは大きかった様子。<br />
:;「艦長も、やもめ暮らしが長いから」<br />
::まだ登場していない[[エル・ビアンノ|エル]]に代わって発した原作の台詞。直後に甲児に「すごいこというな」と突っ込まれるが、ルー曰く「大人の常識でしょ」とのこと。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「のぞいたら、ビンタ百連発じゃすまないわよ?」<br />
::第8話「CONFLICT」で、[[兜甲児|甲児]]&[[ケーン・ワカバ|ケーン]]と入れ替わりに[[シャワーシーン|入浴]]しようとした際、彼らへ向けて発した警告。行為にこそ及ばなかったものの、2人の企て自体は看破していた様子。<br />
:;「ふふふふ…私が説明してあげましょう」<br />
::[[月]]ルート第16話「キミノオモイデ」にて「ヒサゴプランが何なのかよくわからない」という銀河に対して。[[声優ネタ|声が同じ]][[イネス・フレサンジュ]]の台詞の引用だが、知識不足で[[レイン・ミカムラ|レイン]](または[[アムロ・レイ|アムロ]])にお株を奪われてしまう。<br />
:;「色々な人達の想いを乗せて戦っていた機体だもの…」<br />
::第24話「冥府への扉」で復帰した[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から自分が不在の間、[[Ζガンダム|ゼータ]]を大事に扱っていた事を感謝されての返答。<br />
:;「な、なんて勝手な理屈なの…! 私利私欲やエゴって言うよりも単なるワガママじゃない!?」<br />
::最終話「約束の地」より。[[AI1]]の完成という理由だけで世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]にドン引きしていた。おそらくエルデに対して一番的を得ている発言だろう。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:メイン搭乗機。カミーユ向けのピーキーな調整が見直されていたとはいえ、それでも操縦にクセのある本機を至って無難に使いこなしていた。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:複数のエピソードで搭乗。ジュドー以外のメンバーでは唯一まともに乗りこなしており、高い操縦技量が窺い知れる。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
SRWでは基本的に原作と違いカミーユが元気である為、ルーがΖガンダムに乗る機会は少ない。代用で様々な機体に乗る。<br />
;[[ザクレロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で搭乗。木星開拓船団の自衛戦力としてジュピトリスIIに搭載されていたらしい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]([[スーパーガンダム]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』などで搭乗。<br />
;[[メタス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で搭乗。<br />
;[[ガンダムMk-III]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系や『64』ではこの機体に乗って参入。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:「量産型Ζガンダム」とでも言うべき機体。SRWでは複数入手する事も多く、この機体に乗る事が多い。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では「逃げた」との事で(これがアムロの依頼から逃げ出したのか、ジュドーと別れてしまったのかは詳しく語られていないが、恐らく後者)、本編には登場しない。<br />
*漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、彼女も[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って[[ティターンズ]]と戦い[[グリプス戦役]]を生き抜いていた事が明らかになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ルー・ルカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:るう るか}}<br />
[[category:登場人物ら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AB&diff=353220
ルー・ルカ
2020-03-05T10:41:47Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Roux Louka]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|松井菜桜子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]] <br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0070年9月17日<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 血液型 = [[血液型::O]]型<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]]<br />
| 特技 = メカ操縦全般<br />
| 趣味 = ジョギング<br />
| 好きな食べ物 = クッキー<br />
}}<br />
'''ルー・ルカ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]終結後、物資・人員不足の[[アーガマ]]に、[[ラビアンローズ]]より[[ΖΖガンダム]]のパーツの[[コアファイター]]を輸送してきた[[エゥーゴ]]の志願兵。<br />
<br />
流星のパーソナルマークがトレードマーク。勝気な[[性格]]がトラブルを引き起こしたりするが、気遣いはできる。[[ガンダム・チーム]]の事実上のNo.2といえる存在であり、[[ジュドー・アーシタ]]がΖΖガンダムに乗ってからは主に[[Ζガンダム]]のパイロットを務める。ガンダム・チームの中では唯一、正規の操縦訓練を受けており、ジュドーから大気圏突入時にΖΖガンダムを任されたことも考慮するとパイロットとしての技量は相当なものと思われる。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]に想いを寄せられ、それを自覚して利用することもあったが、最終的には自身の手でグレミーを撃ち、涙を流した。最終回で、ジュドーと共に[[木星]]へと旅立つ。<br />
<br />
木星へと旅立った後については、幾つかの外伝作品にて語られることがある(ただし、いずれも公式設定ではない)。<br />
<br />
*[[漫画]]作品『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』に1シーンのみ登場し、ジュドーと共に仕事をしている描写がある。<br />
*映像作品『GUNDAM EVOLVE../10』においてはジュドーとの円満な関係が続いている姿を見られる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
[[ガンダム・チーム]]の他の面々と比べると比較的参戦作品は多い。能力的には2番手だが、サポート系の[[精神コマンド]]が無い為、一軍で使うには愛が必要。原作での搭乗機体であるΖやΖΖに乗せると専用台詞がある場合もあるが、能力的に噛み合っていない場合もある為、少々使いにくい。その上、愛機であるΖガンダムを最終的に(もしくは彼女の合流時点で既に)[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に取られてしまうのが悲しいところ。ただし、[[小隊]]制の作品の場合は準エース級のパイロットとして、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に次ぐ活躍が可能。<br />
<br />
ストーリー的には『ΖΖ』の原作が再現される事が少ない為、出番は他作品との掛け合いが主。原作での生意気で口が悪いという性格の設定上、悪戯心から他作品のキャラクターもからかう事もしばしば。ただし、ルー本人も冗談でも言って良い事悪い事の分別だけは心掛けているため、自身の軽口が原因で人間関係の軋轢や仲違いといった深刻なトラブルに発展することはない。<br />
<br />
原作で主に搭乗していた[[Ζガンダム]]のほか、SRWでは[[ガンダムMk-II]](または[[スーパーガンダム]])や[[リ・ガズィ]]などのスパロボ的に中堅どころの機体に乗ることが多いが、やはり愛着があるのかΖガンダム搭乗時は専用の台詞が用意されている作品も多い。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[グレミー・トト|グレミー]]との掛け合いも再現されている。[[Ζガンダム]]は[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が乗っているので[[リ・ガズィ]]に乗せられている。<br />
:命中がやや低い上に[[集中]]・[[必中]]を覚えないが、ジュドー・ガトーに次ぐMS系パイロット第3位の攻撃力を誇る上、[[熱血]]と[[幸運]]、更には[[激怒]]まで覚える優秀なパイロット。地形適応も空7陸6宙7と優れている。激怒を早期に使用可能にするためにも、頃合いを見てハイメガキャノン+幸運で一気にレベルを上げたい。攻撃力が高く命中が低めという特性から、[[ガンダム試作3号機]]のマイクロミサイルとの相性が非常に良い。<br />
:PS版では激怒が削除された代わりに[[激励]]を習得し、更にレベルを上げると1回使用できるようになるため、終盤では重要な気力要員になる。一方で多くのパイロット同様に幸運が[[努力]]に変更され、資金稼ぎはしにくくなった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で仲間になる。今回はガンダムチームがいないため[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と2人きり状態。今作では[[カツ・コバヤシ|カツ]]と二択になる上、カツを仲間にすると[[Gディフェンサー]]と[[ジェガン]]を1機ずつ入手でき、更にリアル系なら[[サラ・ザビアロフ|サラ]]加入の可能性も出てくるのでリアル系だと選ばれない可能性が高く、不遇かもしれない。幸運・熱血持ちなのは『第3次』と同じだが、攻撃力が大幅に弱体化した他、地形適応が空陸B・海宙Aと妙にアンバランスであり、ダメージソースとしては期待できない。適当に育てた後に一旦放置し、頃合いを見てハイメガキャノンで一気にレベルを上げ、[[補給]]を習得するといい。<br />
:EDでは、軍を抜けジュドー達と共に[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]で運送業をやっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回から声が入った。スーパー系では[[ジェガン]]に乗って早々に登場、リアル系ではジャブロー攻略後の補充要員。相変わらず幸運・熱血持ちなので『F』の間は頼もしい戦力になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:二回行動解禁レベルが『F』の37から43に引き上げられた上、集中もないので後半は辛くなる。ジュドーへの[[信頼補正]]や[[偵察]]・[[かく乱]]に用が無ければ、[[エルピー・プル|プル]]か[[プルツー]]に出番を奪われる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:顔グラフィックがノーマルスーツ姿になった。命中は低くない程度で他の能力は低空飛行。命中回避に関わる[[精神コマンド]]は[[ひらめき]]しかないため、戦闘には不安が残る。[[幸運]]・[[魂]]と良い精神コマンドは持っているので、メインとしてもサブとしても[[スーパーガンダム]]との相性がいい。スローペースではあるが一応ニュータイプレベルは7まで上がる。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[ガンダムMk-II]]に乗って登場。αシリーズではここから[[フォウ・ムラサメ]]とのコンビを組んでいる。射撃と格闘が多少マシになったものの、全体的に相変わらず微妙な能力値。[[集中]]と[[必中]]が使えるようになりスタンダードなリアル系と言えるような精神コマンドになったが、魂を失ったため爆発力は低下。またニュータイプレベルの最大値は下がっているが、上昇速度は上がった。<br />
:[[プリベンター]]所属という設定故かはたまた[[ドロシー・カタロニア|声優]][[声優ネタ|ネタ]]か、[[マリーメイア兵]]に対する専用の戦闘時台詞が登場する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:初登場の時は、フォウと一緒に[[小隊]]を組んでいた。初期搭乗機はカミーユが先に登場する場合は[[リ・ガズィ]]、カミーユの方が遅い場合は[[Ζガンダム]]。それなりに高い能力を持ち、戦闘向きの精神コマンドを持つ為小隊長には向いているが、魂が無いので決定打には欠ける。小隊長能力と[[鉄壁]]によりガンダム系で最も硬いので、[[ガンダム試作3号機]]などが向いている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回はジュドーと共に登場。搭乗機は前作同様[[リ・ガズィ]]。前作と同じ使い勝手を持ち、小隊長に向いている。[[アムロ・レイ|アムロ]]やジュドーなどの主役が[[覚醒]]を持つので、彼らを小隊員に回して小隊長を張るのも悪くない。隠し機体の[[クィン・マンサ]]を手に入れたら、グレミーの形見として乗らせることもできる。全ての戦いが終わった後は、ジュドーと共に銀河探査船のクルーに志願し、宇宙へ旅立つ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤にジュドーと共に参戦。[[スーパーガンダム]]に乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シナリオ「Ζの鼓動、再び」から[[Ζガンダム]]に乗って登場。なお、本作ではオリジナルではなく量産型ゼータとも言える[[リ・ガズィ]]を開発するために、一度パーツにばらしたものを組みなおしたレプリカとも言えるものであり、オリジナルはやはり原作通りアクシズに放棄されたようである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シナリオ「Ζの鼓動、再び」からΖガンダムに乗って登場。登場早々Ζガンダムに対する熱い想いを語ってくれる(しかも[[DVE]])。精神・ステータス・NTレベル全てで悪くない水準を持ち、援護攻撃もできるのでかなりの実用度。設定も『COMPACT2第2部』と同じレプリカである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:最初からいるが、デフォルトの乗機がなく、戦闘にもサポートにも使いにくいと不遇である。[[カットイン]]は良い。サイドテールが見れるのは本作だけ。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:ルートによってはラスト4話しか使用できない。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に[[ザクレロ]]に乗って登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤のシナリオ「ハマーンの黒い影」からジュドーと共に[[Ζガンダム]]に乗って登場する。[[回避]]が低く、サポートにも使いにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤のシナリオ「ジュピター・ミラージュ」から登場。同シナリオでは[[ガンダムMk-III]]に乗っている。[[カイラスギリー]]攻略ルートに進むとデフォルトの乗機がない。撃墜数が[[フルアーマーΖΖガンダム]]のフラグに関わる。能力的には可も不可もなく、リアル系が弱いバランスなのでかなり辛い。珍しくサポート系精神を覚えるが、かなり終盤。<br />
:ストーリー上での台詞は結構あるものの、[[ニュータイプ]]絡みではなく普通の女の子キャラとしてのものばかり。そのくせ[[エンジェル・ハイロゥ]]のイベントでは出撃不能になってしまう。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:最初は[[Ζガンダム]]に乗るが、第36話以降はシナリオでは[[リ・ガズィ]]に乗ると言及されているが、実際は現時点で乗っている機体に乗ったままなので、Ζガンダムのままだと乗っていない状態になっているので注意。分岐シナリオからの合流時にはちゃんとリ・ガズィに乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:序盤はΖにジュドーが乗る珍しい展開なので、初期機体はリ・ガズィ。ジュドーがΖΖに復帰すると、再びΖに乗ることになる。中盤のカミーユの復帰時にΖを降り、その後はまたリ・ガズィに戻る。歴代の中でも搭乗機体の入れ替わりが激しい部類。<br />
:やはり能力的には中堅程度だが、グレミーのフラグに関係するため、ある程度の強化は必要。<br />
:エースボーナスを本気で活用するには本人の援護攻撃を最大まで養成し、戦艦を含んだ密集陣形を組んで任意の機体を複数回行動できる態勢が望ましい。共通ルート第36話で[[クリス]]を延々攻撃する時がほぼ唯一にして最大の機会となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話で参戦。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:他の[[ガンダム・チーム]]に先駆け、地球解放戦線機構の一員として序盤から[[メタス]]または[[ジェガン]]に乗って登場する。部隊名の提案、ラスボスに対して口上を述べるなどシナリオ面での優遇がみられる。戦闘能力についても、今回はジュドーとの間に[[信頼補正|補正]]効果が導入されている為、歴代でも最も高いポテンシャルを誇る。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作同様に[[Ζガンダム]]に搭乗して自軍に加入する。メインとしては使いにくいが、自軍の戦力を分割して戦うマップでは中々役に立つだろう。ただし本人が戦闘台詞で「接近戦は苦手」と語る通り格闘能力は低いので、最強・準最強武器共に格闘のΖよりも、射撃メインの[[キュベレイMk-II]]や[[リ・ガズィ]]あたりの方が相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[アラン・イゴール|アラン]]の北米レジスタンスとの合流の際に加入。今回は珍しく、乗り換えをしないでいると最終的にΖガンダムが乗機になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:Ζガンダムに搭乗。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
主役級のキャラに次ぐ能力と、高い[[ニュータイプ]]レベルの伸びを誇る。どちらかと言えば、対抗馬の多さや[[精神コマンド]]の構成で割を食っている印象が強い。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
精神コマンドのバランスは良く、ジュドーと同じく[[幸運]]を覚える作品は多いのでその意味ではΖΖに向いてはいるが、主人公クラスのキャラと違い、[[覚醒]]・[[魂]]を覚える作品が少ないので爆発力には欠ける。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(SFC版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[努力]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激励]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[偵察]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[必中]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[加速]]、[[見切り]]、[[かく乱]]、[[修行]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[絆]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L4、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護]]L3、[[シールド防御]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[コンボ]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[援護攻撃]]L1、[[ガード]]L1'''<br />
:ニュータイプLvの伸びが悪く、Zの[[バイオセンサー]]を発動させられない期間が長い。乗り換えも考えたい。後述のエースボーナスを考えると、援護攻撃の育成は必要では有るが…。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;命中率+10%、ダメージ-10%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
:[[精神コマンド]]にあまり頼らずとも命中率を確保できる事とダメージ軽減という特性から、「強力な[[全体攻撃]]を持つ堅牢な機体」との相性が良い。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自分が援護攻撃に入ったパイロットに戦闘後、精神コマンド「[[応援]]」をかける。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。<br />
:援護攻撃'''後'''に効果が発揮されるため、マルチアクションか覚醒を使うこと前提のエースボーナスになっている。はっきり言えば「'''援護攻撃に入った戦闘'''」に効果が発揮されるとまだ使い勝手が良かったのだが…。<br />
:『X』では[[決意]]orExcバンク+Exオーダーで活用し易くなってはいるが、やはり問題があるのは確か。更に、同じガンダム系パイロットの[[マニィ・アンバサダ]]が上位互換と言うべきエースボーナスを得ることを考えると、尚更使い辛さは否めない。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』などの[[旧シリーズ]]ではこちらがメイン。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== シャングリラ組([[ガンダム・チーム]]) ===<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:数々の女の子達に好意を持たれていた彼のパートナー役を見事射止めた。年下の彼氏。お互い好感度が上がるようなその手の青春イベントには乏しいが、作中初期からジュドーに好意を持っていたことが、[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]によって語られている。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:お互い好意を抱いているジュドーのことではライバルで、チームの年頃の女の子同士ということもあって犬猿の仲。とはいえ、実際の戦闘になるとコンビになるケースが多い。中盤あたりからは言い争うことはなくなるが、終戦後の最終回では再燃する。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。自分勝手な行動が目立つ二人には当初から反感を持っており、ビーチャらの側も口うるさく仕切り屋の風があるルーを嫌うなど、かなり険悪だった。しかし、後にビーチャらが態度を改め、ルーも態度が軟化したことで和解している。基本的に彼らとのチームワークは取れているが、リィナを失ったジュドーにルーが厳しい言葉を言った際には反発して喧嘩し、結果的にルーが[[アーガマ]]を出る羽目になった事もある。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:仲間。第12話でリィナがジュドーの危機に駆けつける際にコア・トップに同乗するが、グレミーにルーと間違われる形で拉致されてしまう。<br />
<br />
=== [[エゥーゴ]] ===<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:原作では、精神崩壊した状態でしか接触していないが、スパロボでは仲間。ほぼ毎回彼に[[Ζガンダム|原作での搭乗機]]を奪われる(元々は彼の機体だったので仕方ない所ではあるが)。一部作品では「自分はカミーユから機体を借りているだけ」と語り、カミーユが加入した際にΖガンダムを返す旨を伝えるイベントがある。<br />
:ちなみに'''ルーはカミーユやファとは同い年'''であるため、ガンダム・チームのほとんどが彼をさん付けで呼んでいるのに対して、ルーだけは呼び捨てで呼んでいる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:共にいた期間は短いが、カミーユとの仲をからかうなどする。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[エゥーゴ]]に入る際に彼女と一緒にパイロット訓練を受けた仲である。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:上官。ブライトはルーの気の強い一面や志を買っているものの、後にトラブルを起こして脱走した際には部隊を引き締める為とはいえ、ルーを見捨てようとする。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、[[エマ・シーン|エマ]]がヤザンと交戦して窮地に追い込まれていたところを、エゥーゴ時代の彼女とともに援軍として駆け付け助ける。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]] ===<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:敵だが、言い寄られる。ルーは彼のマザコンでお坊ちゃん的な面に呆れて完全に相手にしてはいなかったが、最後は涙ながらに彼を討つ。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:第21話でブライトを誘惑しようとする彼女の行動に呆れ返り、エルと同じく年増呼ばわりする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ジュネ・コク<br />
:SRW未登場。アフリカのガルダーヤの街の芸術家で、美しいものを作品の題材にすることを好む。ガルダーヤでは名士として名が知れているが、女癖の悪さでも有名だった。ルーが脱走の末流れ着いたガルダーヤに入り込む際、彼の知り合いを装って検問を通り抜けている。ルーを「美しい」と評して言い寄りその気にさせかけるが、グレミーの横槍でお流れに。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])<br />
:SRWでは上司。原作では会っていないが、第22話で百式が搬入されてきた際、クワトロ・バジーナ大尉が使っていたMSと言っていた事から尊敬の念があった節がある。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カツ・コバヤシ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』序盤のスーパー系ルートでは、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:[[αシリーズ]]では共に[[プリベンター]]所属となり、コンビを組む事が多い。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、カトルと行動を共にしていた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、ガロードと共に[[フロスト兄弟]]に追われていた彼女が発したSOSの意思を、カミーユやフォウと共に感じ取る。<br />
;[[ウィッツ・スー]]<br />
:『α外伝』では、百物語をした際に[[木戸丈太郎|ダブル]][[キッド・サルサミル|キッド]]の悪戯についビビって[[ロアビィ・ロイ|ロアビィ]]に抱き付いた彼をからかう。<br />
<br />
==== SEEDシリーズ ====<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では身勝手なことばかり言う彼女に不快感を隠せなかった。<br />
;[[ミリアリア・ハウ]]<br />
:『第3次α』では色々と彼女を気遣う。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では彼とミリアリアの仲を応援する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[白鳥九十九]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[木連]]側の和平派の代表として[[ラウンドナイツ]]に身を寄せた生真面目で純情な彼を、いたずら心からからかう。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では甲児のボケにキツいツッコミを入れたり、二人で[[ドモン・カッシュ]]と[[東方不敗マスター・アジア]]の会話を出歯亀したりと仲が良い。<br />
;[[ゴーマン大尉]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、彼と戦った際乗機の[[Ζガンダム]]の性能を気に入られ、[[ベガ星連合軍]]の戦力に献上されそうになる。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではジュドーと一緒に[[インベーダー]]に包囲されて大ピンチになっていたところを彼らに助けられる。<br />
<br />
==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ====<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]、[[ロペット]]<br />
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[竜崎一矢]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではフォウと共に、彼の許へ[[ダイモス]]の操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[ギル・バーグ]]<br />
:『IMPACT』では執拗に[[ミア・アリス|ミア]]を付け狙う彼へ、声を荒げて「ストーカー」と直球で批難する。<br />
;[[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]の娯楽室にて彼らがローレライの海を題材にした百物語を始めたので、ノリノリで参加する。<br />
;[[獅堂光]]<br />
:『T』では、彼女のガッツが「自分たちにもやる気を与えてくれる」ことを評価している。また、[[DLC|ボーナスシナリオ]]『美しき罪人たち』では、ある事から非常に悔しがる表情を見せた光を諭す一面が窺える。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ブラッド・スカイウィンド]]<br />
:『64』では気軽に話し合える友人同士。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第2次α』序盤では、孤立しがちだった彼女へ積極的にコミュニケーションを図り親しくなる。後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、彼女との再会を真っ先に喜ぶ。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:『第3次α』では捉えどころの無い彼女の性格に翻弄されつつも、良好な関係を築く。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:『D』では食事をするのが苦手でぽろぽろと零してしまう彼女に注意した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「カッコイイ女の子がドジやるから可愛いってさ」<br />
:第9話で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の件からヒステリック気味になっていた[[ファ・ユイリィ|ファ]]に軽口を叩き、自分は可愛いと思っているんだと怒るファに対して。<br />
;「その方がファにはいいんじゃない?」<br />
:第10話ラスト。アーガマから離れていくファのメタスを見て、カミーユの所へ帰すべきだとジュドーへ諭す。<br />
;「すっごぉい! こんなあたしを愛しちゃう!」<br />
:第19話、[[Ζガンダム]]で一対多数の場面を切り抜けたときに。なんとも、『ΖΖ』らしい台詞である。スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「ΖΖのパワーの違い見せてあげるわ」<br />
:第23話で[[ΖΖガンダム]]に搭乗した際の台詞。その後ミサイルランチャーで3機、ダブルビームライフルの1撃で同時に4機MSを撃墜し、たった1機でアーガマを守り抜くという獅子奮迅の活躍を見せる。<br />
;「穴掘って埋めちゃおう、こう首だけ出してさ」<br />
:第26話で勝手に残りの水を使ってしまった[[エルピー・プル|プル]]に対して[[エル・ビアンノ|エル]]と共に激怒した台詞。砂漠の暑さのせいでエルを含めて語気もかなり荒くなっており、かなりキている状態。<br />
;「感傷に溺れていると、今度はあなたが死んじゃうのよ! それじゃリィナの死は無駄になるでしょ!」<br />
:第27話より。撃墜されたMSの爆発に巻き込まれて[[リィナ・アーシタ|リィナ]]が死亡したとされる場面で、他の仲間が衝撃を受け、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]がリィナの死を受け入れられない中で敢えて冷徹に振る舞い、リィナの靴をジュドーから取り上げて火中に投じた際の台詞。<br />
:ちなみに小説版ではルーではなく[[アムロ・レイ|アムロ]]がこのやり取りを行っている。<br />
;「いい!? 昔の人は、もっともっと理不尽なことで死んでいったのよ」<br />「悔しかったら、もう一度戦う気力を取り戻して!」<br />
:第29話より。リィナを失ったショックからΖΖガンダムの[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]に閉じ籠もるジュドーに敢えて取った厳しい言葉。<br />
:目の前で肉親を喪った相手にかけるには余りに厳しいこの言動故に他の仲間から反発を喰らい、一時期アーガマを抜けざるを得ない状況になるルーであった。しかし、そんなことはお構いなしに仕掛けて来る敵が存在する戦場にて迷っている暇などないのも事実であり、それを踏まえた上でルーなりにジュドーを心配しての言葉でもあった。ジュドーには大きな影響を与え、再起・成長の切欠となる。<br />
:後のジュドーの回想では、「取り戻したらどうなの!」と語尾が異なる。<br />
;「とんだ二枚目ね」<br />
:同上。ルーを盾にした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の作戦にあっさりとはまり、[[バウ]]を破壊されて自分に擦り寄ってきた[[グレミー・トト|グレミー]]の醜態に対し、冷たくコア・ファイターで側を離れた際の台詞。<br />
;「ふふ…そ、そうかもね…」<br />
:第30話より。ガルダーヤの芸術家ジュネ・コクの賞賛の言葉に対し、赤面しながら少々恥ずかしそうに答えた台詞。謙遜しない辺りはさすがにルーらしいが、頬にさりげなく手を添えられても満更でもなさそうにしているなど、普段の勝気で気丈な彼女ならまず人には見せないような乙女な反応である。最終的には実質的に両想いになったジュドーだが、彼は果たしてルーのこんな姿を引き出せるのだろうか?<br />
;「ジュネさん! 言っていい冗談と言っちゃならない事があります!」<br />
:第31話より。ルーと親しく話しをしていたジュネに嫉妬してグレミーが乱入してきた際、ジュネがグレミーの事をルーの友人かと聞いた際の台詞。<br />
;「フン、自信持つのはいいけど、女ってそんなに簡単じゃないわよ」<br />
:上記の後、ジュネをKOし、自分はネオ・ジオン位支配できる男だとルーに対して口説くグレミーに対して。<br />
;「私のような、ちゃんとした女がついているんだからジュドーの邪魔はさせないよ!」<br />
:第32話でジュドーを援護した際の台詞。この時点で既に良き女房役(?)になりつつあるようである。<br />
;「モビルスーツ!もう一歩でも動いたら、撃つからね!」<br>(ごめんね、撃たないから。安心して)<br />
:第44話で[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を人質にした際の台詞。集まってきたMSに向かって高らかに叫ぶのだが、その直後ミネバの耳元で優しい声で最初から撃つつもりなどないと告げる。<br />
:戦争とは言えこんな小さな子を撃ちたくないという本心からくる優しさなのだが、この言葉が操り人形のように扱われ優しさに飢えていたミネバの影武者の心に深く刺さり、自分をここから助けてほしいと泣きつかれ人質作戦は失敗してしまう。<br />
;ジュドー「すまない、死ぬなよ、ルー!」<br>「あったり前でしょ!まだいろいろしなくちゃいけない事、あるからね!」<br />
:同話より。ネェル・アーガマにジュドーを向かわせる為にマシュマーとイリアの相手を1人で引き受ける。凄まじい[[死亡フラグ]]のような台詞だが、なんとか無事切り抜けている。遠回しな告白のようにもとれる台詞である。<br />
;「私のこと好きだっていうの、忘れないよ!」<br />
:第46話より。グレミーを撃ったときの台詞。この直後、ルーは涙を流すのであった…。敵とはいえ、自分に好意を持ってくれた男がいたこと自体は嬉しかったことが伺える。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けるが、ルーの場合、原作台詞がこの1種類しかない。<br />
;「ルー・ルカ、よろしくお願いします!」<br />
:最終回エピローグより。ジュピトリスIIに到着して、ジュドーに続いての挨拶。遠目に描かれているジュドーに対し、ルーはアップである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「あんたたちなんかに、地球圏を支配させたりしないわよ!」<br />「無闇に戦いを長引かせるような真似は止めてよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、[[マリーメイア兵]]との戦闘台詞。ちなみに、ルーを演じる松井菜桜子氏は『[[新機動戦記ガンダムW]]』、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]](特別版)』の [[ドロシー・カタロニア]]を演じている。<br />
;「光の翼っていうの? 使ってみる!」<br />
:『α外伝』において、ルーを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使った時の台詞。松井菜桜子氏による音声で収録されている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「誰が逃げるもんですか! ただ…いきなりだから、心の準備が出来ていないだけよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」で、[[シュラク隊]]の追加メンバーと共に[[リーンホースJr.]]の援軍として駆け付けたものの、搭乗機体が[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]である為に思わず不安を漏らした際、[[ユカ・マイラス|ユカ]]から「自信が無いなら逃げろ」と往なされ、負けん気に火が点く。それでも「心の準備」云々と告げる辺り、不安は払拭されていない様子だが。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「…く、ここまで? でも、ゼータは死んでも渡せない…! このモビルスーツは…そんなに安くないの! 心を懸けてしまった…カミーユ=ビダンに申し訳が立たないから…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」より。[[ベガ星連合軍]]の[[ゴーマン大尉]]の部隊に追い詰められた時に呟いた台詞。<br />
:多数の円盤を相手にしても引けをとらない[[Ζガンダム]]を気に入ったゴーマンは捕らえて[[ベガ大王]]に戦力として献上しようと言い出した。カミーユの愛機であるΖに乗るルーの使命感と責任がいかに重いものかを感じさせる。しかも、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「回りくどい言い方出来るほど器用じゃないしね」<br />
:『IMPACT』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。[[ナデシコ]]隊相手に述べた[[ブライト・ノア|ブライト]]の人物像に対する評価。この後の[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]からの発言込みで、ブライトはバツが悪そうに咳払いをする。<br />
;「…でも…あたし達コロニー生まれの人間は…わからなくもない…」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。重力に魂を縛られた人間が地球を汚染しているとの[[シャア・アズナブル|シャア]]の主張に、一定の理解を示す。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「もう…無理よ…あんなの相手に、勝てるわけ…ない…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話「デザイア」にて、[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]を前に、勝ち目を見出せず'''恐怖で震え出した'''台詞。いつもの勝気な姿は何処にもなく、流石に今回ばかりは彼女も敵との絶望的なまでの力の差に戦慄するしかなかった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:<br />
:;「誇りに思うわ。こうして、ゼータを届ける事ができて」<br />
::第29話「薔薇のバーサーカー」より。ルーはΖガンダムに置き去りにされたカミーユの魂を感じ取り、カミーユにΖガンダムを返す。<br />
:;(アマリはそう思っていても、向こうは違うんじゃないの?)<br/>カレン(そんな気がする…)<br />
::[[アマリ・アクアマリン|アマリ]]編第39話「帰るべき世界」より。[[イオリ・アイオライト|イオリ]]の素性を聞いた時のカレンとの会話。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:<br />
:;「くーっ、かっこいい! やっぱり決めといてよかったわ!」<br />
::OZルートにて。ブライトが[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]に[[プレイヤー部隊|部隊名]]を名乗った場面を見ての感想。提案者ゆえに喜びは大きかった様子。<br />
:;「艦長も、やもめ暮らしが長いから」<br />
::まだ登場していない[[エル・ビアンノ|エル]]に代わって発した原作の台詞。直後に甲児に「すごいこというな」と突っ込まれるが、ルー曰く「大人の常識でしょ」とのこと。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「のぞいたら、ビンタ百連発じゃすまないわよ?」<br />
::第8話「CONFLICT」で、[[兜甲児|甲児]]&[[ケーン・ワカバ|ケーン]]と入れ替わりに[[シャワーシーン|入浴]]しようとした際、彼らへ向けて発した警告。行為にこそ及ばなかったものの、2人の企て自体は看破していた様子。<br />
:;「ふふふふ…私が説明してあげましょう」<br />
::[[月]]ルート第16話「キミノオモイデ」にて「ヒサゴプランが何なのかよくわからない」という銀河に対して。[[声優ネタ|声が同じ]][[イネス・フレサンジュ]]の台詞の引用だが、知識不足で[[レイン・ミカムラ|レイン]](または[[アムロ・レイ|アムロ]])にお株を奪われてしまう。<br />
:;「色々な人達の想いを乗せて戦っていた機体だもの…」<br />
::第24話「冥府への扉」で復帰した[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から自分が不在の間、[[Ζガンダム|ゼータ]]を大事に扱っていた事を感謝されての返答。<br />
:;「な、なんて勝手な理屈なの…! 私利私欲やエゴって言うよりも単なるワガママじゃない!?」<br />
::最終話「約束の地」より。[[AI1]]の完成という理由だけで世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]にドン引きしていた。おそらくエルデに対して一番的を得ている発言だろう。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:メイン搭乗機。カミーユ向けのピーキーな調整が見直されていたとはいえ、それでも操縦にクセのある本機を至って無難に使いこなしていた。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:複数のエピソードで搭乗。ジュドー以外のメンバーでは唯一まともに乗りこなしており、高い操縦技量が窺い知れる。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
SRWでは基本的に原作と違いカミーユが元気である為、ルーがΖガンダムに乗る機会は少ない。代用で様々な機体に乗る。<br />
;[[ザクレロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で搭乗。木星開拓船団の自衛戦力としてジュピトリスIIに搭載されていたらしい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]([[スーパーガンダム]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』などで搭乗。<br />
;[[メタス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で搭乗。<br />
;[[ガンダムMk-III]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系や『64』ではこの機体に乗って参入。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:「量産型Ζガンダム」とでも言うべき機体。SRWでは複数入手する事も多く、この機体に乗る事が多い。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では「逃げた」との事で(これがアムロの依頼から逃げ出したのか、ジュドーと別れてしまったのかは詳しく語られていないが、恐らく後者)、本編には登場しない。<br />
*漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、彼女も[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って[[ティターンズ]]と戦い[[グリプス戦役]]を生き抜いていた事が明らかになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ルー・ルカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:るう るか}}<br />
[[category:登場人物ら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AB&diff=353219
ルー・ルカ
2020-03-05T10:40:43Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Roux Louka]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|松井菜桜子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]] <br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0070年9月17日<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 血液型 = [[血液型::O]]型<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]]<br />
| 特技 = メカ操縦全般<br />
| 趣味 = ジョギング<br />
| 好きな食べ物 = クッキー<br />
}}<br />
'''ルー・ルカ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]終結後、物資・人員不足の[[アーガマ]]に、[[ラビアンローズ]]より[[ΖΖガンダム]]のパーツの[[コアファイター]]を輸送してきた[[エゥーゴ]]の志願兵。<br />
<br />
流星のパーソナルマークがトレードマーク。勝気な[[性格]]がトラブルを引き起こしたりするが、気遣いはできる。[[ガンダム・チーム]]の事実上のNo.2といえる存在であり、[[ジュドー・アーシタ]]がΖΖガンダムに乗ってからは主に[[Ζガンダム]]のパイロットを務める。ガンダム・チームの中では唯一、正規の操縦訓練を受けており、ジュドーから大気圏突入時にΖΖガンダムを任されたことも考慮するとパイロットとしての技量は相当なものと思われる。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]に想いを寄せられ、それを自覚して利用することもあったが、最終的には自身の手でグレミーを撃ち、涙を流した。最終回で、ジュドーと共に[[木星]]へと旅立つ。<br />
<br />
木星へと旅立った後については、幾つかの外伝作品にて語られることがある(ただし、いずれも公式設定ではない)。<br />
<br />
*[[漫画]]作品『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』に1シーンのみ登場し、ジュドーと共に仕事をしている描写がある。<br />
*映像作品『GUNDAM EVOLVE../10』においてはジュドーとの円満な関係が続いている姿を見られる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
[[ガンダム・チーム]]の他の面々と比べると比較的参戦作品は多い。能力的には2番手だが、サポート系の[[精神コマンド]]が無い為、一軍で使うには愛が必要。原作での搭乗機体であるΖやΖΖに乗せると専用台詞がある場合もあるが、能力的に噛み合っていない場合もある為、少々使いにくい。その上、愛機であるΖガンダムを最終的に(もしくは彼女の合流時点で既に)[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に取られてしまうのが悲しいところ。ただし、[[小隊]]制の作品の場合は準エース級のパイロットとして、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に次ぐ活躍が可能。<br />
<br />
ストーリー的には『ΖΖ』の原作が再現される事が少ない為、出番は他作品との掛け合いが主。原作での生意気で口が悪いという性格の設定上、悪戯心から他作品のキャラクターもからかう事もしばしば。ただし、ルー本人も冗談でも言って良い事悪い事の分別だけは心掛けているため、自身の軽口が原因で人間関係の軋轢や仲違いといった深刻なトラブルに発展することはない。<br />
<br />
原作で主に搭乗していた[[Ζガンダム]]のほか、SRWでは[[ガンダムMk-II]](または[[スーパーガンダム]])や[[リ・ガズィ]]などのスパロボ的に中堅どころの機体に乗ることが多いが、やはり愛着があるのかΖガンダム搭乗時は専用の台詞が用意されている作品も多い。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[グレミー・トト|グレミー]]との掛け合いも再現されている。[[Ζガンダム]]は[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が乗っているので[[リ・ガズィ]]に乗せられている。<br />
:命中がやや低い上に[[集中]]・[[必中]]を覚えないが、ジュドー・ガトーに次ぐMS系パイロット第3位の攻撃力を誇る上、[[熱血]]と[[幸運]]、更には[[激怒]]まで覚える優秀なパイロット。地形適応も空7陸6宙7と優れている。激怒を早期に使用可能にするためにも、頃合いを見てハイメガキャノン+幸運で一気にレベルを上げたい。攻撃力が高く命中が低めという特性から、[[ガンダム試作3号機]]のマイクロミサイルとの相性が非常に良い。<br />
:PS版では激怒が削除された代わりに[[激励]]を習得し、更にレベルを上げると1回使用できるようになるため、終盤では重要な気力要員になる。一方で多くのパイロット同様に幸運が[[努力]]に変更され、資金稼ぎはしにくくなった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で仲間になる。今回はガンダムチームがいないため[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と2人きり状態。で[[マップ兵器]]ユニットに乗る場面も多い。今作では[[カツ・コバヤシ|カツ]]と二択になる上、カツを仲間にすると[[Gディフェンサー]]と[[ジェガン]]を1機ずつ入手でき、更にリアル系なら[[サラ・ザビアロフ|サラ]]加入の可能性も出てくるのでリアル系だと選ばれない可能性が高く、不遇かもしれない。幸運・熱血持ちなのは『第3次』と同じだが、攻撃力が大幅に弱体化した他、地形適応が空陸B・海宙Aと妙にアンバランスであり、ダメージソースとしては期待できない。適当に育てた後に一旦放置し、頃合いを見てハイメガキャノンで一気にレベルを上げ、[[補給]]を習得するといい。<br />
:EDでは、軍を抜けジュドー達と共に[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]で運送業をやっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:今回から声が入った。スーパー系では[[ジェガン]]に乗って早々に登場、リアル系ではジャブロー攻略後の補充要員。相変わらず幸運・熱血持ちなので『F』の間は頼もしい戦力になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:二回行動解禁レベルが『F』の37から43に引き上げられた上、集中もないので後半は辛くなる。ジュドーへの[[信頼補正]]や[[偵察]]・[[かく乱]]に用が無ければ、[[エルピー・プル|プル]]か[[プルツー]]に出番を奪われる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:顔グラフィックがノーマルスーツ姿になった。命中は低くない程度で他の能力は低空飛行。命中回避に関わる[[精神コマンド]]は[[ひらめき]]しかないため、戦闘には不安が残る。[[幸運]]・[[魂]]と良い精神コマンドは持っているので、メインとしてもサブとしても[[スーパーガンダム]]との相性がいい。スローペースではあるが一応ニュータイプレベルは7まで上がる。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[ガンダムMk-II]]に乗って登場。αシリーズではここから[[フォウ・ムラサメ]]とのコンビを組んでいる。射撃と格闘が多少マシになったものの、全体的に相変わらず微妙な能力値。[[集中]]と[[必中]]が使えるようになりスタンダードなリアル系と言えるような精神コマンドになったが、魂を失ったため爆発力は低下。またニュータイプレベルの最大値は下がっているが、上昇速度は上がった。<br />
:[[プリベンター]]所属という設定故かはたまた[[ドロシー・カタロニア|声優]][[声優ネタ|ネタ]]か、[[マリーメイア兵]]に対する専用の戦闘時台詞が登場する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:初登場の時は、フォウと一緒に[[小隊]]を組んでいた。初期搭乗機はカミーユが先に登場する場合は[[リ・ガズィ]]、カミーユの方が遅い場合は[[Ζガンダム]]。それなりに高い能力を持ち、戦闘向きの精神コマンドを持つ為小隊長には向いているが、魂が無いので決定打には欠ける。小隊長能力と[[鉄壁]]によりガンダム系で最も硬いので、[[ガンダム試作3号機]]などが向いている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回はジュドーと共に登場。搭乗機は前作同様[[リ・ガズィ]]。前作と同じ使い勝手を持ち、小隊長に向いている。[[アムロ・レイ|アムロ]]やジュドーなどの主役が[[覚醒]]を持つので、彼らを小隊員に回して小隊長を張るのも悪くない。隠し機体の[[クィン・マンサ]]を手に入れたら、グレミーの形見として乗らせることもできる。全ての戦いが終わった後は、ジュドーと共に銀河探査船のクルーに志願し、宇宙へ旅立つ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤にジュドーと共に参戦。[[スーパーガンダム]]に乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シナリオ「Ζの鼓動、再び」から[[Ζガンダム]]に乗って登場。なお、本作ではオリジナルではなく量産型ゼータとも言える[[リ・ガズィ]]を開発するために、一度パーツにばらしたものを組みなおしたレプリカとも言えるものであり、オリジナルはやはり原作通りアクシズに放棄されたようである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シナリオ「Ζの鼓動、再び」からΖガンダムに乗って登場。登場早々Ζガンダムに対する熱い想いを語ってくれる(しかも[[DVE]])。精神・ステータス・NTレベル全てで悪くない水準を持ち、援護攻撃もできるのでかなりの実用度。設定も『COMPACT2第2部』と同じレプリカである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:最初からいるが、デフォルトの乗機がなく、戦闘にもサポートにも使いにくいと不遇である。[[カットイン]]は良い。サイドテールが見れるのは本作だけ。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:ルートによってはラスト4話しか使用できない。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に[[ザクレロ]]に乗って登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤のシナリオ「ハマーンの黒い影」からジュドーと共に[[Ζガンダム]]に乗って登場する。[[回避]]が低く、サポートにも使いにくい。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤のシナリオ「ジュピター・ミラージュ」から登場。同シナリオでは[[ガンダムMk-III]]に乗っている。[[カイラスギリー]]攻略ルートに進むとデフォルトの乗機がない。撃墜数が[[フルアーマーΖΖガンダム]]のフラグに関わる。能力的には可も不可もなく、リアル系が弱いバランスなのでかなり辛い。珍しくサポート系精神を覚えるが、かなり終盤。<br />
:ストーリー上での台詞は結構あるものの、[[ニュータイプ]]絡みではなく普通の女の子キャラとしてのものばかり。そのくせ[[エンジェル・ハイロゥ]]のイベントでは出撃不能になってしまう。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:最初は[[Ζガンダム]]に乗るが、第36話以降はシナリオでは[[リ・ガズィ]]に乗ると言及されているが、実際は現時点で乗っている機体に乗ったままなので、Ζガンダムのままだと乗っていない状態になっているので注意。分岐シナリオからの合流時にはちゃんとリ・ガズィに乗っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:序盤はΖにジュドーが乗る珍しい展開なので、初期機体はリ・ガズィ。ジュドーがΖΖに復帰すると、再びΖに乗ることになる。中盤のカミーユの復帰時にΖを降り、その後はまたリ・ガズィに戻る。歴代の中でも搭乗機体の入れ替わりが激しい部類。<br />
:やはり能力的には中堅程度だが、グレミーのフラグに関係するため、ある程度の強化は必要。<br />
:エースボーナスを本気で活用するには本人の援護攻撃を最大まで養成し、戦艦を含んだ密集陣形を組んで任意の機体を複数回行動できる態勢が望ましい。共通ルート第36話で[[クリス]]を延々攻撃する時がほぼ唯一にして最大の機会となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話で参戦。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:他の[[ガンダム・チーム]]に先駆け、地球解放戦線機構の一員として序盤から[[メタス]]または[[ジェガン]]に乗って登場する。部隊名の提案、ラスボスに対して口上を述べるなどシナリオ面での優遇がみられる。戦闘能力についても、今回はジュドーとの間に[[信頼補正|補正]]効果が導入されている為、歴代でも最も高いポテンシャルを誇る。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作同様に[[Ζガンダム]]に搭乗して自軍に加入する。メインとしては使いにくいが、自軍の戦力を分割して戦うマップでは中々役に立つだろう。ただし本人が戦闘台詞で「接近戦は苦手」と語る通り格闘能力は低いので、最強・準最強武器共に格闘のΖよりも、射撃メインの[[キュベレイMk-II]]や[[リ・ガズィ]]あたりの方が相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:[[アラン・イゴール|アラン]]の北米レジスタンスとの合流の際に加入。今回は珍しく、乗り換えをしないでいると最終的にΖガンダムが乗機になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:Ζガンダムに搭乗。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
主役級のキャラに次ぐ能力と、高い[[ニュータイプ]]レベルの伸びを誇る。どちらかと言えば、対抗馬の多さや[[精神コマンド]]の構成で割を食っている印象が強い。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
精神コマンドのバランスは良く、ジュドーと同じく[[幸運]]を覚える作品は多いのでその意味ではΖΖに向いてはいるが、主人公クラスのキャラと違い、[[覚醒]]・[[魂]]を覚える作品が少ないので爆発力には欠ける。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(SFC版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[努力]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[激励]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[偵察]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[必中]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[加速]]、[[見切り]]、[[かく乱]]、[[修行]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[絆]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L4、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護]]L3、[[シールド防御]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[コンボ]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[援護攻撃]]L1、[[ガード]]L1'''<br />
:ニュータイプLvの伸びが悪く、Zの[[バイオセンサー]]を発動させられない期間が長い。乗り換えも考えたい。後述のエースボーナスを考えると、援護攻撃の育成は必要では有るが…。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;命中率+10%、ダメージ-10%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
:[[精神コマンド]]にあまり頼らずとも命中率を確保できる事とダメージ軽減という特性から、「強力な[[全体攻撃]]を持つ堅牢な機体」との相性が良い。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自分が援護攻撃に入ったパイロットに戦闘後、精神コマンド「[[応援]]」をかける。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。<br />
:援護攻撃'''後'''に効果が発揮されるため、マルチアクションか覚醒を使うこと前提のエースボーナスになっている。はっきり言えば「'''援護攻撃に入った戦闘'''」に効果が発揮されるとまだ使い勝手が良かったのだが…。<br />
:『X』では[[決意]]orExcバンク+Exオーダーで活用し易くなってはいるが、やはり問題があるのは確か。更に、同じガンダム系パイロットの[[マニィ・アンバサダ]]が上位互換と言うべきエースボーナスを得ることを考えると、尚更使い辛さは否めない。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』などの[[旧シリーズ]]ではこちらがメイン。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== シャングリラ組([[ガンダム・チーム]]) ===<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:数々の女の子達に好意を持たれていた彼のパートナー役を見事射止めた。年下の彼氏。お互い好感度が上がるようなその手の青春イベントには乏しいが、作中初期からジュドーに好意を持っていたことが、[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]によって語られている。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:お互い好意を抱いているジュドーのことではライバルで、チームの年頃の女の子同士ということもあって犬猿の仲。とはいえ、実際の戦闘になるとコンビになるケースが多い。中盤あたりからは言い争うことはなくなるが、終戦後の最終回では再燃する。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。自分勝手な行動が目立つ二人には当初から反感を持っており、ビーチャらの側も口うるさく仕切り屋の風があるルーを嫌うなど、かなり険悪だった。しかし、後にビーチャらが態度を改め、ルーも態度が軟化したことで和解している。基本的に彼らとのチームワークは取れているが、リィナを失ったジュドーにルーが厳しい言葉を言った際には反発して喧嘩し、結果的にルーが[[アーガマ]]を出る羽目になった事もある。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:仲間。第12話でリィナがジュドーの危機に駆けつける際にコア・トップに同乗するが、グレミーにルーと間違われる形で拉致されてしまう。<br />
<br />
=== [[エゥーゴ]] ===<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:原作では、精神崩壊した状態でしか接触していないが、スパロボでは仲間。ほぼ毎回彼に[[Ζガンダム|原作での搭乗機]]を奪われる(元々は彼の機体だったので仕方ない所ではあるが)。一部作品では「自分はカミーユから機体を借りているだけ」と語り、カミーユが加入した際にΖガンダムを返す旨を伝えるイベントがある。<br />
:ちなみに'''ルーはカミーユやファとは同い年'''であるため、ガンダム・チームのほとんどが彼をさん付けで呼んでいるのに対して、ルーだけは呼び捨てで呼んでいる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:共にいた期間は短いが、カミーユとの仲をからかうなどする。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[エゥーゴ]]に入る際に彼女と一緒にパイロット訓練を受けた仲である。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:上官。ブライトはルーの気の強い一面や志を買っているものの、後にトラブルを起こして脱走した際には部隊を引き締める為とはいえ、ルーを見捨てようとする。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、[[エマ・シーン|エマ]]がヤザンと交戦して窮地に追い込まれていたところを、エゥーゴ時代の彼女とともに援軍として駆け付け助ける。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]] ===<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:敵だが、言い寄られる。ルーは彼のマザコンでお坊ちゃん的な面に呆れて完全に相手にしてはいなかったが、最後は涙ながらに彼を討つ。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:第21話でブライトを誘惑しようとする彼女の行動に呆れ返り、エルと同じく年増呼ばわりする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;ジュネ・コク<br />
:SRW未登場。アフリカのガルダーヤの街の芸術家で、美しいものを作品の題材にすることを好む。ガルダーヤでは名士として名が知れているが、女癖の悪さでも有名だった。ルーが脱走の末流れ着いたガルダーヤに入り込む際、彼の知り合いを装って検問を通り抜けている。ルーを「美しい」と評して言い寄りその気にさせかけるが、グレミーの横槍でお流れに。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])<br />
:SRWでは上司。原作では会っていないが、第22話で百式が搬入されてきた際、クワトロ・バジーナ大尉が使っていたMSと言っていた事から尊敬の念があった節がある。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カツ・コバヤシ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』序盤のスーパー系ルートでは、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:[[αシリーズ]]では共に[[プリベンター]]所属となり、コンビを組む事が多い。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、カトルと行動を共にしていた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、ガロードと共に[[フロスト兄弟]]に追われていた彼女が発したSOSの意思を、カミーユやフォウと共に感じ取る。<br />
;[[ウィッツ・スー]]<br />
:『α外伝』では、百物語をした際に[[木戸丈太郎|ダブル]][[キッド・サルサミル|キッド]]の悪戯についビビって[[ロアビィ・ロイ|ロアビィ]]に抱き付いた彼をからかう。<br />
<br />
==== SEEDシリーズ ====<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では身勝手なことばかり言う彼女に不快感を隠せなかった。<br />
;[[ミリアリア・ハウ]]<br />
:『第3次α』では色々と彼女を気遣う。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では彼とミリアリアの仲を応援する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[白鳥九十九]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[木連]]側の和平派の代表として[[ラウンドナイツ]]に身を寄せた生真面目で純情な彼を、いたずら心からからかう。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では甲児のボケにキツいツッコミを入れたり、二人で[[ドモン・カッシュ]]と[[東方不敗マスター・アジア]]の会話を出歯亀したりと仲が良い。<br />
;[[ゴーマン大尉]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、彼と戦った際乗機の[[Ζガンダム]]の性能を気に入られ、[[ベガ星連合軍]]の戦力に献上されそうになる。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではジュドーと一緒に[[インベーダー]]に包囲されて大ピンチになっていたところを彼らに助けられる。<br />
<br />
==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ====<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]、[[ロペット]]<br />
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。<br />
;[[竜崎一矢]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではフォウと共に、彼の許へ[[ダイモス]]の操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[ギル・バーグ]]<br />
:『IMPACT』では執拗に[[ミア・アリス|ミア]]を付け狙う彼へ、声を荒げて「ストーカー」と直球で批難する。<br />
;[[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]の娯楽室にて彼らがローレライの海を題材にした百物語を始めたので、ノリノリで参加する。<br />
;[[獅堂光]]<br />
:『T』では、彼女のガッツが「自分たちにもやる気を与えてくれる」ことを評価している。また、[[DLC|ボーナスシナリオ]]『美しき罪人たち』では、ある事から非常に悔しがる表情を見せた光を諭す一面が窺える。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ブラッド・スカイウィンド]]<br />
:『64』では気軽に話し合える友人同士。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第2次α』序盤では、孤立しがちだった彼女へ積極的にコミュニケーションを図り親しくなる。後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、彼女との再会を真っ先に喜ぶ。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:『第3次α』では捉えどころの無い彼女の性格に翻弄されつつも、良好な関係を築く。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:『D』では食事をするのが苦手でぽろぽろと零してしまう彼女に注意した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「カッコイイ女の子がドジやるから可愛いってさ」<br />
:第9話で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の件からヒステリック気味になっていた[[ファ・ユイリィ|ファ]]に軽口を叩き、自分は可愛いと思っているんだと怒るファに対して。<br />
;「その方がファにはいいんじゃない?」<br />
:第10話ラスト。アーガマから離れていくファのメタスを見て、カミーユの所へ帰すべきだとジュドーへ諭す。<br />
;「すっごぉい! こんなあたしを愛しちゃう!」<br />
:第19話、[[Ζガンダム]]で一対多数の場面を切り抜けたときに。なんとも、『ΖΖ』らしい台詞である。スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「ΖΖのパワーの違い見せてあげるわ」<br />
:第23話で[[ΖΖガンダム]]に搭乗した際の台詞。その後ミサイルランチャーで3機、ダブルビームライフルの1撃で同時に4機MSを撃墜し、たった1機でアーガマを守り抜くという獅子奮迅の活躍を見せる。<br />
;「穴掘って埋めちゃおう、こう首だけ出してさ」<br />
:第26話で勝手に残りの水を使ってしまった[[エルピー・プル|プル]]に対して[[エル・ビアンノ|エル]]と共に激怒した台詞。砂漠の暑さのせいでエルを含めて語気もかなり荒くなっており、かなりキている状態。<br />
;「感傷に溺れていると、今度はあなたが死んじゃうのよ! それじゃリィナの死は無駄になるでしょ!」<br />
:第27話より。撃墜されたMSの爆発に巻き込まれて[[リィナ・アーシタ|リィナ]]が死亡したとされる場面で、他の仲間が衝撃を受け、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]がリィナの死を受け入れられない中で敢えて冷徹に振る舞い、リィナの靴をジュドーから取り上げて火中に投じた際の台詞。<br />
:ちなみに小説版ではルーではなく[[アムロ・レイ|アムロ]]がこのやり取りを行っている。<br />
;「いい!? 昔の人は、もっともっと理不尽なことで死んでいったのよ」<br />「悔しかったら、もう一度戦う気力を取り戻して!」<br />
:第29話より。リィナを失ったショックからΖΖガンダムの[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]に閉じ籠もるジュドーに敢えて取った厳しい言葉。<br />
:目の前で肉親を喪った相手にかけるには余りに厳しいこの言動故に他の仲間から反発を喰らい、一時期アーガマを抜けざるを得ない状況になるルーであった。しかし、そんなことはお構いなしに仕掛けて来る敵が存在する戦場にて迷っている暇などないのも事実であり、それを踏まえた上でルーなりにジュドーを心配しての言葉でもあった。ジュドーには大きな影響を与え、再起・成長の切欠となる。<br />
:後のジュドーの回想では、「取り戻したらどうなの!」と語尾が異なる。<br />
;「とんだ二枚目ね」<br />
:同上。ルーを盾にした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の作戦にあっさりとはまり、[[バウ]]を破壊されて自分に擦り寄ってきた[[グレミー・トト|グレミー]]の醜態に対し、冷たくコア・ファイターで側を離れた際の台詞。<br />
;「ふふ…そ、そうかもね…」<br />
:第30話より。ガルダーヤの芸術家ジュネ・コクの賞賛の言葉に対し、赤面しながら少々恥ずかしそうに答えた台詞。謙遜しない辺りはさすがにルーらしいが、頬にさりげなく手を添えられても満更でもなさそうにしているなど、普段の勝気で気丈な彼女ならまず人には見せないような乙女な反応である。最終的には実質的に両想いになったジュドーだが、彼は果たしてルーのこんな姿を引き出せるのだろうか?<br />
;「ジュネさん! 言っていい冗談と言っちゃならない事があります!」<br />
:第31話より。ルーと親しく話しをしていたジュネに嫉妬してグレミーが乱入してきた際、ジュネがグレミーの事をルーの友人かと聞いた際の台詞。<br />
;「フン、自信持つのはいいけど、女ってそんなに簡単じゃないわよ」<br />
:上記の後、ジュネをKOし、自分はネオ・ジオン位支配できる男だとルーに対して口説くグレミーに対して。<br />
;「私のような、ちゃんとした女がついているんだからジュドーの邪魔はさせないよ!」<br />
:第32話でジュドーを援護した際の台詞。この時点で既に良き女房役(?)になりつつあるようである。<br />
;「モビルスーツ!もう一歩でも動いたら、撃つからね!」<br>(ごめんね、撃たないから。安心して)<br />
:第44話で[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を人質にした際の台詞。集まってきたMSに向かって高らかに叫ぶのだが、その直後ミネバの耳元で優しい声で最初から撃つつもりなどないと告げる。<br />
:戦争とは言えこんな小さな子を撃ちたくないという本心からくる優しさなのだが、この言葉が操り人形のように扱われ優しさに飢えていたミネバの影武者の心に深く刺さり、自分をここから助けてほしいと泣きつかれ人質作戦は失敗してしまう。<br />
;ジュドー「すまない、死ぬなよ、ルー!」<br>「あったり前でしょ!まだいろいろしなくちゃいけない事、あるからね!」<br />
:同話より。ネェル・アーガマにジュドーを向かわせる為にマシュマーとイリアの相手を1人で引き受ける。凄まじい[[死亡フラグ]]のような台詞だが、なんとか無事切り抜けている。遠回しな告白のようにもとれる台詞である。<br />
;「私のこと好きだっていうの、忘れないよ!」<br />
:第46話より。グレミーを撃ったときの台詞。この直後、ルーは涙を流すのであった…。敵とはいえ、自分に好意を持ってくれた男がいたこと自体は嬉しかったことが伺える。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けるが、ルーの場合、原作台詞がこの1種類しかない。<br />
;「ルー・ルカ、よろしくお願いします!」<br />
:最終回エピローグより。ジュピトリスIIに到着して、ジュドーに続いての挨拶。遠目に描かれているジュドーに対し、ルーはアップである。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「あんたたちなんかに、地球圏を支配させたりしないわよ!」<br />「無闇に戦いを長引かせるような真似は止めてよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、[[マリーメイア兵]]との戦闘台詞。ちなみに、ルーを演じる松井菜桜子氏は『[[新機動戦記ガンダムW]]』、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]](特別版)』の [[ドロシー・カタロニア]]を演じている。<br />
;「光の翼っていうの? 使ってみる!」<br />
:『α外伝』において、ルーを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使った時の台詞。松井菜桜子氏による音声で収録されている。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「誰が逃げるもんですか! ただ…いきなりだから、心の準備が出来ていないだけよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」で、[[シュラク隊]]の追加メンバーと共に[[リーンホースJr.]]の援軍として駆け付けたものの、搭乗機体が[[コアファイター (ΖΖ)|コア・ファイター]]である為に思わず不安を漏らした際、[[ユカ・マイラス|ユカ]]から「自信が無いなら逃げろ」と往なされ、負けん気に火が点く。それでも「心の準備」云々と告げる辺り、不安は払拭されていない様子だが。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「…く、ここまで? でも、ゼータは死んでも渡せない…! このモビルスーツは…そんなに安くないの! 心を懸けてしまった…カミーユ=ビダンに申し訳が立たないから…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」より。[[ベガ星連合軍]]の[[ゴーマン大尉]]の部隊に追い詰められた時に呟いた台詞。<br />
:多数の円盤を相手にしても引けをとらない[[Ζガンダム]]を気に入ったゴーマンは捕らえて[[ベガ大王]]に戦力として献上しようと言い出した。カミーユの愛機であるΖに乗るルーの使命感と責任がいかに重いものかを感じさせる。しかも、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「回りくどい言い方出来るほど器用じゃないしね」<br />
:『IMPACT』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。[[ナデシコ]]隊相手に述べた[[ブライト・ノア|ブライト]]の人物像に対する評価。この後の[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]からの発言込みで、ブライトはバツが悪そうに咳払いをする。<br />
;「…でも…あたし達コロニー生まれの人間は…わからなくもない…」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。重力に魂を縛られた人間が地球を汚染しているとの[[シャア・アズナブル|シャア]]の主張に、一定の理解を示す。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「もう…無理よ…あんなの相手に、勝てるわけ…ない…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話「デザイア」にて、[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]を前に、勝ち目を見出せず'''恐怖で震え出した'''台詞。いつもの勝気な姿は何処にもなく、流石に今回ばかりは彼女も敵との絶望的なまでの力の差に戦慄するしかなかった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:<br />
:;「誇りに思うわ。こうして、ゼータを届ける事ができて」<br />
::第29話「薔薇のバーサーカー」より。ルーはΖガンダムに置き去りにされたカミーユの魂を感じ取り、カミーユにΖガンダムを返す。<br />
:;(アマリはそう思っていても、向こうは違うんじゃないの?)<br/>カレン(そんな気がする…)<br />
::[[アマリ・アクアマリン|アマリ]]編第39話「帰るべき世界」より。[[イオリ・アイオライト|イオリ]]の素性を聞いた時のカレンとの会話。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:<br />
:;「くーっ、かっこいい! やっぱり決めといてよかったわ!」<br />
::OZルートにて。ブライトが[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]に[[プレイヤー部隊|部隊名]]を名乗った場面を見ての感想。提案者ゆえに喜びは大きかった様子。<br />
:;「艦長も、やもめ暮らしが長いから」<br />
::まだ登場していない[[エル・ビアンノ|エル]]に代わって発した原作の台詞。直後に甲児に「すごいこというな」と突っ込まれるが、ルー曰く「大人の常識でしょ」とのこと。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「のぞいたら、ビンタ百連発じゃすまないわよ?」<br />
::第8話「CONFLICT」で、[[兜甲児|甲児]]&[[ケーン・ワカバ|ケーン]]と入れ替わりに[[シャワーシーン|入浴]]しようとした際、彼らへ向けて発した警告。行為にこそ及ばなかったものの、2人の企て自体は看破していた様子。<br />
:;「ふふふふ…私が説明してあげましょう」<br />
::[[月]]ルート第16話「キミノオモイデ」にて「ヒサゴプランが何なのかよくわからない」という銀河に対して。[[声優ネタ|声が同じ]][[イネス・フレサンジュ]]の台詞の引用だが、知識不足で[[レイン・ミカムラ|レイン]](または[[アムロ・レイ|アムロ]])にお株を奪われてしまう。<br />
:;「色々な人達の想いを乗せて戦っていた機体だもの…」<br />
::第24話「冥府への扉」で復帰した[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から自分が不在の間、[[Ζガンダム|ゼータ]]を大事に扱っていた事を感謝されての返答。<br />
:;「な、なんて勝手な理屈なの…! 私利私欲やエゴって言うよりも単なるワガママじゃない!?」<br />
::最終話「約束の地」より。[[AI1]]の完成という理由だけで世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]にドン引きしていた。おそらくエルデに対して一番的を得ている発言だろう。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:メイン搭乗機。カミーユ向けのピーキーな調整が見直されていたとはいえ、それでも操縦にクセのある本機を至って無難に使いこなしていた。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:複数のエピソードで搭乗。ジュドー以外のメンバーでは唯一まともに乗りこなしており、高い操縦技量が窺い知れる。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
SRWでは基本的に原作と違いカミーユが元気である為、ルーがΖガンダムに乗る機会は少ない。代用で様々な機体に乗る。<br />
;[[ザクレロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で搭乗。木星開拓船団の自衛戦力としてジュピトリスIIに搭載されていたらしい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]([[スーパーガンダム]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』などで搭乗。<br />
;[[メタス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で搭乗。<br />
;[[ガンダムMk-III]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系や『64』ではこの機体に乗って参入。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:「量産型Ζガンダム」とでも言うべき機体。SRWでは複数入手する事も多く、この機体に乗る事が多い。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では「逃げた」との事で(これがアムロの依頼から逃げ出したのか、ジュドーと別れてしまったのかは詳しく語られていないが、恐らく後者)、本編には登場しない。<br />
*漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、彼女も[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って[[ティターンズ]]と戦い[[グリプス戦役]]を生き抜いていた事が明らかになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ルー・ルカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:るう るか}}<br />
[[category:登場人物ら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353203
リ・ガズィ
2020-03-05T05:01:47Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:射程7・移動力11・空/宇宙適応7と優れた性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分に強い。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作にはまだ運動性の概念がないためMSでも結構被弾する他、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、[[νガンダム]]のIフィールド、[[F91]]の分身に次ぐ強力な特殊能力なのである。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も少なくない。MA形態に命中補正100以上の武器が無いので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1~2短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。また本作では空専用ユニットは基地マップで出撃できないので、その点も問題となる。とは言え二軍行きさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手や止め役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少やZZガンダムの弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍行きする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃できるようになったという改善点もあるのだが。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤で手に入るが、[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]救出マップで一番遅れている(つまり一番敵に落とされやすい)[[ミデア]]の中に入っており、これを落とされると貰えなくなってしまう。性能もそうだが、その時点のMSの中では段違いの火力を誇るので手に入るか入らないかで今後の難易度(しかも直後のステージは[[バッシュ]]などの強敵が出現する難所)が変わる。よって、何が何でも手に入れたい。終盤は火力が多少不足するが、それでも最後まで充分使える機体。<br />
:なおMS形態はマップ上で1度変形させないと[[ロボット大図鑑]]には登録されない……と思われがちだが、実はインターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックすれば載る。これはF及び同完結編も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::飛行形態は空の地形適応がBからAに、MS形態は陸の適応がやはりBからAにそれぞれアップした。<br />
::大抵のプレイヤーは[[ガンダム]]に代わる機体として原作通りアムロを乗せると思われるが、実は本作のアムロの地形適応は空B・陸Aのためそんなに相性が良くない。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]](空陸共にA)が仲間になったら[[Ζガンダム|乗機]]を交換するといいだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:2機手に入る。[[MS]]の中では[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているので順調に行けばアムロや[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗る事になると思われる。[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せて[[自爆]]を2度かけた場合、結構なダメージを与えられる(HPを改造すれば1万以上)ので、最終面の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]相手などには有効な手段である。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、さすがに一線で戦わせるのは厳しい。早ければ[[ラビアンローズ]]で[[ΖΖガンダム]]と[[ガンダム試作3号機|GP-03]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の[[自爆]]戦法は今作でも使えるので、それ次第。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353188
リ・ガズィ
2020-03-04T17:53:25Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:最大射程7・移動力11・地形適応が空宙7と高性能。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分な戦力に。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作にはまだ運動性の概念がないためMSでも結構被弾する他、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、[[νガンダム]]のIフィールド、[[F91]]の分身に次ぐ強力な特殊能力なのである。HPと装甲を入念に改造しておけば、よほど運が悪くない限り撃墜とは無縁。<br />
:尤も欠点も無くはない。ビームキャノン・メガビームキャノン・ビームライフルいずれも命中補正100なので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。また本作では空専用ユニットは基地マップで出撃できないので、その点も問題となる。とは言え二軍行きさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手や止め役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少やZZガンダムの弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍行きする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃できるようになったという改善点もあるのだが。。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤で手に入るが、[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]救出マップで一番遅れている(つまり一番敵に落とされやすい)[[ミデア]]の中に入っており、これを落とされると貰えなくなってしまう。性能もそうだが、その時点のMSの中では段違いの火力を誇るので手に入るか入らないかで今後の難易度(しかも直後のステージは[[バッシュ]]などの強敵が出現する難所)が変わる。よって、何が何でも手に入れたい。終盤は火力が多少不足するが、それでも最後まで充分使える機体。<br />
:なおMS形態はマップ上で1度変形させないと[[ロボット大図鑑]]には登録されない……と思われがちだが、実はインターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックすれば載る。これはF及び同完結編も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::飛行形態は空の地形適応がBからAに、MS形態は陸の適応がやはりBからAにそれぞれアップした。<br />
::大抵のプレイヤーは[[ガンダム]]に代わる機体として原作通りアムロを乗せると思われるが、実は本作のアムロの地形適応は空B・陸Aのためそんなに相性が良くない。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]](空陸共にA)が仲間になったら[[Ζガンダム|乗機]]を交換するといいだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:2機手に入る。[[MS]]の中では[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているので順調に行けばアムロや[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗る事になると思われる。[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せて[[自爆]]を2度かけた場合、結構なダメージを与えられる(HPを改造すれば1万以上)ので、最終面の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]相手などには有効な手段である。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、さすがに一線で戦わせるのは厳しい。早ければ[[ラビアンローズ]]で[[ΖΖガンダム]]と[[ガンダム試作3号機|GP-03]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の[[自爆]]戦法は今作でも使えるので、それ次第。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353187
リ・ガズィ
2020-03-04T17:52:38Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:最大射程7・移動力11・地形適応が空宙7と高性能。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつライフルが高威力で十分な戦力に。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作にはまだ運動性の概念がないためMSでも結構被弾する他、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、[[νガンダム]]のIフィールド、[[F91]]の分身に次ぐ強力な特殊能力なのである。HPと装甲をしっかりと改造しておけば、よほど運が悪くない限りまず落とされない。<br />
:尤も欠点も無くはない。ビームキャノン・メガビームキャノン・ビームライフルいずれも命中補正100なので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。また本作では空専用ユニットは基地マップで出撃できないので、その点も問題となる。とは言え二軍行きさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手や止め役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少やZZガンダムの弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍行きする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃できるようになったという改善点もあるのだが。。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤で手に入るが、[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]救出マップで一番遅れている(つまり一番敵に落とされやすい)[[ミデア]]の中に入っており、これを落とされると貰えなくなってしまう。性能もそうだが、その時点のMSの中では段違いの火力を誇るので手に入るか入らないかで今後の難易度(しかも直後のステージは[[バッシュ]]などの強敵が出現する難所)が変わる。よって、何が何でも手に入れたい。終盤は火力が多少不足するが、それでも最後まで充分使える機体。<br />
:なおMS形態はマップ上で1度変形させないと[[ロボット大図鑑]]には登録されない……と思われがちだが、実はインターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックすれば載る。これはF及び同完結編も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::飛行形態は空の地形適応がBからAに、MS形態は陸の適応がやはりBからAにそれぞれアップした。<br />
::大抵のプレイヤーは[[ガンダム]]に代わる機体として原作通りアムロを乗せると思われるが、実は本作のアムロの地形適応は空B・陸Aのためそんなに相性が良くない。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]](空陸共にA)が仲間になったら[[Ζガンダム|乗機]]を交換するといいだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:2機手に入る。[[MS]]の中では[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているので順調に行けばアムロや[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗る事になると思われる。[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せて[[自爆]]を2度かけた場合、結構なダメージを与えられる(HPを改造すれば1万以上)ので、最終面の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]相手などには有効な手段である。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、さすがに一線で戦わせるのは厳しい。早ければ[[ラビアンローズ]]で[[ΖΖガンダム]]と[[ガンダム試作3号機|GP-03]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の[[自爆]]戦法は今作でも使えるので、それ次第。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3&diff=353186
リ・ガズィ
2020-03-04T17:52:01Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Re-GZ]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(原案)<br />{{メカニックデザイン|佐山義則}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = リファイン・ガンダム・ゼータ<br />
| 異名 = [[異名::ガンダムもどき]]<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGZ-91]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.5 m]]<br />
| 本体重量 = 24.7 t<br />
| 全備重量 = 55.2 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,550 kw<br />
| スラスター推力 = 14,200 kg×2(バックパック)<br />11,000 kg×4(腰部)<br />8,600 kg×2(脚部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 18,900 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ロンド・ベル}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::アムロ・レイ]] → [[パイロット::ケーラ・スゥ]] → [[パイロット::チェーン・アギ]]<br />
}}<br />
'''リ・ガズィ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[Ζガンダム]]」の量産化を目指して[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した、[[地球連邦軍]]の対戦艦用試作[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
リ・ガズィは「'''リファイン・ガンダム・ゼータ'''」の略。つまり、[[ガンダムタイプ]]の機体である。<br />
<br />
生産コスト削減の為に複雑な[[変形]]機構を廃し、BWS(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる物を装備することで[[モビルアーマー]]形態の機能を得る。リ・ガズィ本体も下半身に簡易的な変形機構を持っている。<br />
<br />
カタログスペックでは[[Ζガンダム]]に匹敵する(ジェネレーター出力とセンサー有効半径はZガンダムより上である)が、Ζガンダムのピーキーな操縦性も引き継ぎ、操縦の難しい機体となった。<br />
<br />
操縦系統には[[バイオセンサー]]も搭載されているとする資料もある。<br />
<br />
[[ロンド・ベル隊]]に試作機が1機配備された。<br />
なお、[[νガンダム]]の設計には[[アムロ・レイ]]が本機に搭乗していた頃の経験も活かされている。<br />
<br />
=== バック・ウェポン・システム ===<br />
リ・ガズィが宇宙戦闘機形態になるために追加されるオプション装備。<br />
<br />
武器と飛行ユニットを合わせたもので、特に火力の強化に主眼を置いている。戦場での[[分離]]は可能だが再装着は不可能。<br />
<br />
しかし、BWSを使い捨て前提で運用するためコストが嵩み、また大きな紛争がない為リ・ガズィより安価の[[ジェガン]]が採用される事になった。<br />
<br />
「ベルトーチカ・チルドレン」ではユニットをバックパックとして本体に装着することで、モビルスーツ形態のままでも運用する描写が見られた。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
当初は[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜寸前まで追い詰めたが、援護に来た[[シャア・アズナブル]]の[[サザビー]]には対抗できず、撤退している。アムロが[[νガンダム]]に乗り換えてからは[[ケーラ・スゥ]]がパイロットとなり、[[アクシズ]]落下を阻止するために出撃したが、ギュネイのヤクト・ドーガに発見され交戦。この時ケーラはあくまでアクシズに向かうことを優先してヤクト・ドーガを振り切ろうとしたが叶わず被弾しBWSを破壊される。その状態で武装を連射するもことごとく躱されアムロをおびき出す餌として拘束されてしまった。直後ギラ・ドーガにまるで嬲るように各部を破壊され中破。<br />
<br />
その後回収され、スラスターを応急修理しただけの状態の本機に[[チェーン・アギ]]が乗り込み出撃。[[クェス・パラヤ]]の[[α・アジール]]<ref>徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)ではクェス用のヤクト・ドーガ</ref>を撃墜するが、味方であるはずの[[ハサウェイ・ノア]]が逆上し、彼の[[ジェガン]]によって撃墜。同時にチェーンも戦死してしまったが、アムロや[[ブライト・ノア]]を始めとする連邦軍達はそれに気が付いていない。<br />
<br />
上述の通り「ガンダム」なのだが、ギュネイから「'''ガンダムモドキ'''」と呼ばれる屈辱を受けている。ちなみに、リ・ガズィといえば視聴者からよく引き合いに出される'''「情けないMS」'''というシャアの台詞があるが、'''その発言の対象はリ・ガズィの事ではない'''<ref>劇中において[[シャア・アズナブル|シャア]]は「情けないMSと戦って、勝つ意味があるのか!?」という理由で[[サイコフレーム]]を提供したので、正確に言うと'''サイコフレームが搭載されていない状態のνガンダムが「情けないMS」'''という事になる。</ref>。<br />
<br />
また、ファンから過小評価されがちな本機ではあるが、BWSから[[分離]]して'''MS形態でサザビーとヤクト・ドーガを同時に相手にして無傷'''<ref>一方、対戦相手の[[サザビー]]は[[ビームライフル|ビームショットライフル]]を破壊され、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]もまたシールドを持つ手を撃ち抜かれている。</ref>とアムロの優れた[[技量]]もあって凄まじい動きを見せており、BWSが壊れたが、「それがどうした」と言わんばかりの活躍をしている。<br />
<br />
徳間書店の[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハイ・ストリーマー)では製作の経緯が違い、リ・ガズィは「Ζガンダムを入手出来なかったアムロがΖのフレームをコピーして作った自作MS」という設定で、チェーンに「'''ホビーに過ぎない'''」と言われる。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版ep4では白色にカラーリングされた本機が[[ラー・カイラム]]のデッキに搭載されているのが確認できる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[MS]]形態はそこそこの性能を持つものの、武装が貧弱で決して強くない。しかしバック・ウェポン・システム(BWS)に[[換装]]すれば[[飛行]]可能で、強力な「メガ・ビーム・キャノン」も使用可能。また、この状態は撃墜されても[[モビルスーツ]]としてのリ・ガズィが現れるだけで、修理費が不要。作品によってはこれを利用した[[自爆]]戦法もとれる。その為、BWS形態で運用するプレイヤーが多い。<br />
<br />
[[換装]]の無い作品では任意で[[分離]]([[変形]])が可能だが、BWS形態に戻すことは出来ないという特徴を持つ。稀にイベントや[[ロボット大図鑑]]登録のため分離が必要な作品もあるが、基本的には前述の通り分離しない方が有用なため、モビルスーツ形態は単なる脱出装置と考えて自分から分離はしないプレイヤーが大多数だろう。<br />
<br />
[[アムロ]]の搭乗機として序盤~中盤に登場する事が多く、原作での二人目のパイロット[[ケーラ・スゥ]]が搭乗する事は稀。また原作パイロット以外にも、[[サウス・バニング]]、[[エマ・シーン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[ルー・ルカ]]が搭乗する場面が目立つ。<br />
バニングなど専用機のない強いパイロットを乗せて運用される事が多い。また小隊制が採用されている作品では、小隊員向けに重宝される([[飛行]]可能なため)。<br />
<br />
設定上ガンダムに類する機体であるが、名称に直接含まれないためかアムロのエースボーナス『ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合~』の対象外になっている。<br />
<br />
原作では量産される事はなかったが、スパロボシリーズでは[[量産機]]としての設定が生かされ複数機入手できる場合もある。登場回数もかなり多く、原作の扱いに比べると中途半端ながらも使い勝手の良いユニットである。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:最大射程7・移動力11・地形適応が空宙7と優秀な性能を誇る。MS形態も射程こそ下がるが移動力9、かつビームライフルが高威力で十分な戦力になる。<br />
:勿論それだけだと他にも優れた機体が存在するが、本機にはBWSというアドバンテージがある。本作にはまだ運動性の概念がないためMSでも結構被弾する他、以降の作品ほど攻撃力がインフレしていない。従って「一度撃墜されても戦闘を継続できる」という特徴は、[[νガンダム]]のIフィールド、[[F91]]の分身に次ぐ強力な特殊能力なのである。HPと装甲をしっかりと改造しておけば、よほど運が悪くない限りまず落とされない。<br />
:尤も欠点も無くはない。ビームキャノン・メガビームキャノン・ビームライフルいずれも命中補正100なので当てにくく、できるだけ命中が高く必中・集中を使えるパイロットを乗せたい。終盤はファンネルが飛び交う戦場になるので、ファンネル系より射程が1短く、ビームバリアに弾かれるメガビームキャノンでは苦しくなる。また本作では空専用ユニットは基地マップで出撃できないので、その点も問題となる。とは言え二軍行きさせるのも勿体ないため、準エース級パイロットを乗せて搦め手や止め役に使っていこう。<br />
:PS版でもBWSの優れた耐久性は健在だが、本機は元々攻撃力が控えめな上、システム変更によりパイロット攻撃力よりも武器攻撃力が重要になったため、相対的に弱体化する結果となった。幸運持ちの大幅な減少やZZガンダムの弱体化によって資金を稼ぎにくくなったため、改造費をまわす余裕が無くプレイヤーによっては二軍行きする事も。一応、基地マップではMS形態で出撃できるようになったという改善点もあるのだが。。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:序盤で手に入るが、[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]救出マップで一番遅れている(つまり一番敵に落とされやすい)[[ミデア]]の中に入っており、これを落とされると貰えなくなってしまう。性能もそうだが、その時点のMSの中では段違いの火力を誇るので手に入るか入らないかで今後の難易度(しかも直後のステージは[[バッシュ]]などの強敵が出現する難所)が変わる。よって、何が何でも手に入れたい。終盤は火力が多少不足するが、それでも最後まで充分使える機体。<br />
:なおMS形態はマップ上で1度変形させないと[[ロボット大図鑑]]には登録されない……と思われがちだが、実はインターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックすれば載る。これはF及び同完結編も同様。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::飛行形態は空の地形適応がBからAに、MS形態は陸の適応がやはりBからAにそれぞれアップした。<br />
::大抵のプレイヤーは[[ガンダム]]に代わる機体として原作通りアムロを乗せると思われるが、実は本作のアムロの地形適応は空B・陸Aのためそんなに相性が良くない。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]](空陸共にA)が仲間になったら[[Ζガンダム|乗機]]を交換するといいだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:2機手に入る。[[MS]]の中では[[Ζガンダム]]に次ぐ火力を持っているので順調に行けばアムロや[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が乗る事になると思われる。[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]を乗せて[[自爆]]を2度かけた場合、結構なダメージを与えられる(HPを改造すれば1万以上)ので、最終面の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]相手などには有効な手段である。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:強力な[[MS]]が続々と加入するため、さすがに一線で戦わせるのは厳しい。早ければ[[ラビアンローズ]]で[[ΖΖガンダム]]と[[ガンダム試作3号機|GP-03]]が加入した辺りでお蔵入りになると思われる。前述の[[自爆]]戦法は今作でも使えるので、それ次第。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[Ζガンダム]]と同時に入手。いつの間にやらアムロが[[ガンダム]]と乗り換えている。しかし、実弾系武器がミサイルくらいなので[[G-3ガンダム]]を入手した場合アムロはそっちに戻っているかもしれない。なお[[隠し要素/α|隠し要素]]で熟練度が低ければもう1機入手できるが、ルート分岐が絡む上に狙って[[熟練度]]を取らないように進めて行かなければいけないので、2機入手する人は少ないと思われる。さらには往年のプレイヤーからは『α』の難易度と「どうせ[[νガンダム]]が来るんだろ?」とあまり改造もされないと思われるが、強制出撃があるため無改造では困る場面も。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:第6話で熟練度などの条件によって味方増援の際にアムロかバニングが乗ってくる。以降自軍で使えるようになり、未来編ではエマがデフォルトのパイロットを務めている。<br />
:いかんせん地味だが、今回MSが悩まされがちな移動と武器の[[地形適応]]も、BWS装備時は飛行可能で空A陸B、MS形態では問題なしで防塵装置一つで解消できるなど、パーツスロット3で気力不要な一回り弱い[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]程度の実力はある。武器改造費がΖより安いのもうれしい。νガンダムよりも使い勝手がいいため、アムロをこちらに乗せてもいい。なお、進め方によっては一度もマップ上で姿を見ずに終わることもある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:低コストで空も飛べるという素敵な小隊員機。その一方で[[全体攻撃]]がなく他の性能も平凡なため、メインとしての使用は厳しい。ルートによっては[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機と[[ルー・ルカ|ルー]]機の2機手に入る。実はBWSを外した方が[[小隊攻撃]]の攻撃力は高くなるので、場合によってはMS状態メインで運用するのも手か。<br />
:当然BWSでの運用がメインだが、[[Hi-νガンダム]]入手フラグのためにはBWS無しでシャアと戦うことが必要。ちなみに[[PV]]でリ・ガズィVS[[サザビー]]の戦闘が描かれており、何気にこのフラグのヒントとなっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:空を飛べて移動力もあるので前作同様に小隊員に最適。今回もフォウ機とルー機の2機がある。ルートによっては更にもう1機入手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:MS状態は省かれ、新たに「BWS攻撃」が追加された。ギャプラン等と違って防御に剣・盾が使えないので、少々打たれ弱い。さらにこれまでの強みであった「MA形態で撃墜されてもMS形態で戦闘続行可能で修理費不要」もなくなった。しかしメガビームキャノンが小隊攻撃なので、小隊員として最大級の火力を誇る。[[カツ・コバヤシ|カツ]]を育てるならこれで。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:MS形態が復帰。が、BWS装備状態が'''空・陸B'''になり地上戦がまともに出来なくなってしまった<ref>一応宇宙戦闘機なので仕方ない部分はある。武器の適応自体は空・陸ともにA。</ref>。地上戦の際はいっその事BWS無しでの戦闘も考慮に入れる必要があるが、移動力が低下するのがネック。もちろん、[[強化パーツ]]で補うのが理想的。本作ではBWS装備でも空陸ユニットなので、[[A-アダプター]]を装備させると色々と都合が良い。あるいは、A-アダプターと比べて余りがちなランドモジュールを装備させて、BWS装備のまま地上ユニットとして運用する手もある。また、P属性こそ無いものの使いやすいALLがあるので、主に序盤から中盤にかけての撃墜数稼ぎに便利。[[νガンダム]]が来るまでのアムロの搭乗機として設定されている。なお、BWSが撃破された際に、建物上空など地上が進行不能な箇所だと'''MS形態にならず、そのまま撃破される'''ので要注意。<br />
:また、[[バイアラン・カスタム]]を入手しなかった場合は[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が2機目に乗ってくる。…'''ただし、強制的に空Bで戦わされる'''為イベント後はわざとBWSを外してタッグを組む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]共々地上に降ろした方がいい。<br />
:ちなみにこの作品では[[フル・フロンタル]]からはっきりと「情けないMS」呼ばわりされてしまっている<ref>これは原作と異なりνガンダムには既にサイコフレームが搭載されているため。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:今回は第1話から参入する。[[バイアラン・カスタム]]が無条件加入になったので、入手できるのはアムロ搭乗の1機のみ。<br />
:空適正がAに上がった為、地上戦でも特に問題なく運用できるようになった。但し、陸適応は相変わらずBのままなので、空陸ユニットだが空専用と割り切った方が良い。なお、アムロは序盤で早々にνガンダムに乗り換えてしまう為、機体が[[ジェガン]]のせいでいまいちパッとしない[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りにでも回してしまおう。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:[[サウス・バニング|バニング]]が乗ってくるが、この時点でのMSとしては最強クラスにあたるため、エースであるアムロやカミーユに搭乗させることが多くなるだろう。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::今回もバニングが搭乗してくる。今回は[[援護]]システムを採用している作品なので[[援護]]面で活用させる場合はバニングを乗せ続けると良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]<br />
:アムロが乗る。地下に隠していたらしいが、2発で堕ちる脆さが問題。[[バイストン・ウェル]]ルートでは乗り換え出来ないため、武器を強化しないと[[オーラバリア]]によって'''アムロが戦力外'''と化す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:今回もアムロが乗ってAB相手に強制出撃する。熱血をかけないと[[ドラムロ]]にすら攻撃を弾かれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[νガンダム]]の入手時期が極めて遅いゆえ長期間に亘ってアムロの搭乗機体となるが、リメイク前とは一味違う。P武器でありながら射程が6、おまけにEN消費30で済むメガ・ビームキャノンがとにかく強力。本体の空適応がSなのも強さに拍車をかけ、おまけに強化パーツスロットは3つ。V-UPユニットによる恩恵も大きい。流石に[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS]]や[[G-3ガンダム]]より見劣りする所があるが、敵の運動性や[[切り払い]]で避けられまくる事情も考えると切り込み役として屈指のポテンシャルを持つ。火力は抑えめなので、そこを補強したいところ。<br />
:[[科学要塞島]]など地上ユニット侵入不可の部分で撃墜されるとMS形態にならずにそのままMSも撃墜扱いになるので注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:チェーンが乗ってくる。[[オメガミサイル]]に突っ込ませて安全に[[自爆]]させるのに使える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:序盤の分岐終了後、すぐに[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]の乗機として登場する。登場直後に多くの敵が襲ってくるが、3PPまで持ちこたえれば良く、相手は[[闘将ダイモス|ダイモス]]系の雑魚が大半であり、[[ドラグーン]]4機が囮になってくれる上に基地上で迎撃が可能なので、単騎特攻でもしない限り負ける方が難しい状況である(しかも、ドラグーン破壊のペナルティは一切なし)。修理費が要らないので盾持ちユニットの[[底力]]発動のためにBWSを自爆させられたりさせられなかったり…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::やはりというか何というか、中途半端感が拭えない。なお、カスタムボーナスは「撃墜されるダメージを受けても一度だけ生き残る」というもの。ケーラの[[エースボーナス]]を意識してのものと思われる。ちなみに、事実上ガンダムタイプであるにも関らず、アムロのエースボーナスの対象外(ユニット名にガンダムを含めないため)。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:現代編で序盤アムロが搭乗。[[νガンダム]]に乗り換えた後について、[[量産型νガンダム]]フラグが立っていない場合はケーラ、立っている場合はチェーンが搭乗。その後、過去の時代へ舞台を移したあとは再びアムロの搭乗機となる。過去ではνガンダムが終盤まで手に入らないため実質的にこの機体で戦っていくことになる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:攻撃力と射程に優れ、飛行可能でパーツスロットも3つあるなど、MSの中では非常に扱いやすい。序盤から中盤にかけて回避しづらい地上戦が続く本作ではνガンダムや[[サザビー]]より安定しやすい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:イベントで何度か[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の乗機として登場。35話でカミーユと共に加入するが、直後のシナリオデモで[[ルー・ルカ|ルー]]がZガンダムを譲るため以降はルーの乗機になる。ただし、36話開始時点でカミーユが乗っていた場合、Zガンダムにルーが乗っていても誰も乗る人がいない状態になってしまう。以降の分岐シナリオ合流時にはちゃんとルーが乗っている。機体改造を施せば単分離機能で一度落ちても大丈夫、武器の攻撃力、射程、移動力もまずまず良好という点を考えると、ファのようなサポート要員に強化パーツの「レスキューユニット」装着で、一定の戦闘力はある修理補給ユニットとして運用する手もあれば、乗る機体に恵まれてないキャラの育成ユニットとして使う手も考えられる。イーノやモンドなどデフォルト機が無いキャラや、デフォルト機を改造するのは正直勿体無いけども、パイロットの育成だけはしてあげたい、というニーズに応えられる程度には性能はある。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:[[ルー・ルカ|ルー]]の初期乗機として登場。『V』同様、Zをカミーユに譲ってからはルーのデフォルト乗機に再設定される。<br />
:カスタムボーナス込みなら機動力・射程ともにそこそこだが、基礎攻撃力が不足気味。レスキューユニットを装備して足の速い支援機として使うのが無難。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でもそうだが、レスキューユニットを装備して支援機として運用する場合、ファのデフォルト機である[[メタス]]と比べると、攻撃力や[[射程]]や[[移動力]]や[[運動性]]といった戦闘面で優れるが、『レスキューユニットにパーツスロットを消費する』『そもそもパーツスロットが1つ少ない』といった点で劣る為、一長一短。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回もルーの初期乗機として登場。[[ロンド・ベル]]結成に伴い[[ジェガン]]と共に[[ラー・カイラム]]に納入されたという、珍しい設定も存在する。<br />
:カスタムボーナスが変更され、射程が変わらなくなったため使い続けるなら[[高性能レーダー]]等によるテコ入れが必要になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編で[[ロンド・ベル]]合流時にアムロ機とケーラ機の2機が手に入る。両機は基本パラメータが異なっており、アムロ機の方がHPと装甲が若干高い。<br />
:MSの種類そのものが少ないせいか、かなり高性能。またグレネードだけ[[改造]]上昇値が他の武器より高く、フル改造するとなかなかの攻撃力になる為分離してからも強い。<br />
:アムロが乗り換えた後も[[シュラク隊]]の搭乗機として活躍できる。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』とほぼ同等なのだが、終盤に近づくにつれ攻撃力不足の問題が浮上。その頃には足の速さを活かした戦法をさせることになるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:今回はなんと『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|ナデシコ]]』の[[ゴート・ホーリー]]が操縦して持ってくる。イベント限定だが、作品の壁を超えて機体を操縦した例として印象深い。また、[[ディジェSE-R]]の入手条件が未達成の場合は、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が2機目を持ち込むという珍しいシチュエーションがある。無改造のままでは平凡な性能だが、飛行可能で[[移動力]]8に加え、強化パーツが3つ付けられるので、改造を施すことで強さが引き立つ。特に、飛行可能な点とEN制(しかも消費ENはたったの5)+P属性+[[ダブルアタック]]可能なビーム・キャノン、そしてEN消費20の低燃費+射程1~8で宇宙Sのメガ・ビーム・キャノンが光る。BWS装備のままでは地上の味方に[[援護攻撃]]できず、武器の陸適応自体もBなので、[[防塵装置]]を付けると良い。最大火力は控えめだが、飛行可能+移動力8+ビーム・キャノンによるダブルアタックで素早く敵陣に切り込み、メガ・ビーム・キャノンによる低燃費・長射程の援護攻撃を行える。ボスキラーには不向きだが、それ以外の用途で広く使える、使い勝手の良い機体。ただし、BWSを外すと凡庸な機体になってしまうので要注意。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤の[[サブシナリオ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗ってくる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』の移植版のため扱いはほぼ『GC』と同様だが、フォウ搭乗時に[[MS]]形態でカミーユの[[ガンダムMk-II]]との[[合体攻撃]]が可能に。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:イベント「アクシズの攻防」の特効ユニットとして登場。今作はアムロ機とケーラ機が入手可能。どちらもレアリティSRのシューターユニット。ユニットとしての参戦はMS形態のみだが、クエストのテキストでBWS形態も登場している。アムロ機は回避に重きを置いたタイプ、ケーラ機は防御に重きを置いたタイプ。また、ケーラ機はアムロ機に比べてコストが1低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門装備。頭部スペースに余裕があり、装弾数も増加。<br />
;腕部グレネード・ランチャー<br />
:両腕に2門ずつ計4門装備。<br />
;腰部グレネード・ランチャー<br />
:2連装式で両腰に計4門装備。腕部のものより大型のグレネードが搭載されている。クェスの[[α・アジール]]を沈めた事で有名。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:バックパックに2本装備。鍔部分にもビーム刃が発生する。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:手持ちの中口径ライフル。<br />
;シールド<br />
:防御用の実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。BWS装備時には下部に装備されている。<br />
:;ミサイル・ランチャー<br />
::シールド内に3基装備。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて実装。[[ガンダムMk-II]]との合体攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[換装]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;撃破されるダメージを受けても一度だけ耐える<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以降の作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 装備・機能(BWS形態) ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ミサイル・ランチャー<br />
:シールド内に3基装備。<br />
;ビーム・キャノン<br />
:2門装備。<br />
:近年はP兵器である為、通常戦闘で使われる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルアタック可能+低燃費で、非常に役に立つ。<br />
;メガ・ビーム・キャノン<br />
:機首の先端に内蔵。<br />
:SRWにおけるメインウェポンで、『Z』以外では最強武器。大抵の場合、(作中での設定に反して)[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより威力も燃費も劣る。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;BWS攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で追加された武装。BWS形態でビームキャノンとメガビームキャノンを連射し全武装を乱射、最後はビームサーベルで切り付けるという派手な演出。P属性の全体攻撃だが、弾数の少なさと射程の関係で接近されると使えないのがネック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分離]]<br />
:BWS形態から分離して[[MS]]形態になる。<br />
;[[換装]]<br />
:MS形態に換装する。HP・ENは全回復する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。<br />
;移動力+1、全ての武器の攻撃力+300。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。射程が攻撃力に変えられた。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』に登場していない(というか開発もされていない)のに、何故かデフォルトBGMとなっている。パイロット準拠か。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。『V』ではデフォルトBGMがパイロット準拠のため、「SALLY」ではなく、こちらが選曲されている。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。『X』では[[ルー・ルカ|ルー]]が初期パイロットであるため。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:5thルナ戦域にて、ギュネイ機を追い詰めるがサザビーに阻止される。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:アムロ搭乗時、シャアのサザビーに挑むが歯が立たず、シャアに「情けないMS」とまで呼ばれてしまう。<br />
;対[[α・アジール]]<br />
:中破状態の本機でチェーンはアムロにより近づけるために搭乗。その途中に[[ジェガン]]に乗るハサウェイに接触しているクェスのα・アジールと交戦し、残ったグレネードランチャーでα・アジールを撃墜する。しかし、チェーンはクェスの死に逆上したハサウェイに殺害されてしまうが、アムロやブライトを始めとする連邦軍はそれに気付く事はなかった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リ・ガズィ・カスタム|リ・ガズィ・カスタム]](SRW未登場)<br />
:[[MSV|CCA-MSV]]に登場するリ・ガズィの改良機。変形機能が備わっており、よりガンダム顔になっている。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:原型機<br />
;[[リゼル]]<br />
:RGZ系列機体で、[[ΖII]]の量産機。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]に登場した、リ・ガズィが演者のキャラ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOQ</amazon><amazon>B0010LAJ2W</amazon><amazon>B00030EU5I</amazon><amazon>B002N59CP4</amazon><amazon>B000U6WZQQ</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000G03NPS</amazon><amazon>B0002U3DMK</amazon><amazon>B000GTLP5O</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リ・ガズィ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:り かすい}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%CE%BD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=353185
νガンダム
2020-03-04T16:35:32Z
<p>210.158.190.245: /* 機体概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = ニューガンダム<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::ν Gundam]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-93<br />
| 頭頂高 = 22.0m<br />
| 全高 = 24.2m<br />
| 本体重量 = 27.9t<br />
| 全備重量 = 63.0t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 2,980 kW<br />
| 推力 = 18,300 kg×4(バックパック)<br />12,300 kg×2(脚部)<br />
;総推力<br />
:97,800 kg<br />
| アポジモーター数 = 26<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 21,300 m<br />
| 開発者 = [[オクトバー・サラン]]<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]<br />
| 設計 = アムロ・レイ<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属部隊 = [[ロンド・ベル]]<br />
| 乗員人数 = 1人<br />
| パイロット = [[アムロ・レイ]]<br />
}}<br />
'''νガンダム'''は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
[[ネオ・ジオン]]軍との戦争に備え、[[アムロ・レイ]]大尉が自身の専用機として自ら基礎設計を担当しており、これまでに開発された全ての[[ガンダムタイプ]]の[[モビルスーツ]]を参考にしている。<br />
<br />
発注から3か月という短期間で急造された機体ではあるものの、スペックを追求するほど機体が大型化する事を逆手に取り、敢えてワンオフ用にカスタマイズされた部品ではなく、既存部品や規格品を多用している。これは「シャアの反乱への対応」という緊急性を求められるロンド・ベルには実に都合の良いものであると同時に、先述の開発期間の大幅な短縮にも貢献した。また、これによって「専用機の高い性能」と「量産機の優れた整備性・信頼性」を併せ持った、非常に完成度の高い機体となった。<br />
<br />
製作過程でネオ・ジオン<ref>と言うより、[[シャア・アズナブル]]個人。</ref>から意図的に技術漏洩された[[サイコフレーム]]にコックピット周辺のフレームの材質を変更した為、反応速度が飛躍的に増大した。ちなみにこれにより当初想定していた機体重量が3キロ減ったが、強度はアップしている。<br />
<br />
武装は頭部に内蔵されているバルカン砲を除けば全て外装式であり、[[ファンネル|フィン・ファンネル]]以外は[[ビームライフル|ライフル]]、[[ビームサーベル|サーベル]]、バズーカにシールドと非常に標準的。<br />
これには内部に余裕を持たせ、整備性と拡張性、そして耐久性を高める狙いがあり、また設計したアムロが「モビルスーツは歩兵としての機動兵器である」という認識を持っていたため。その意味では、初代ガンダムの正統後継機とも言える。<br />
<br />
νガンダムが完成してからはアムロの能力を100%引き出すことが可能になった為、[[ユニコーンガンダム]]が出るまでは長らく[[宇宙世紀]]0090年代最強のモビルスーツと認識されていた。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
劇中冒頭から登場しているが、その時は納期を10日繰り上げられての納品だったのでまだ組み立て途中であり、[[フィフス・ルナ]]攻防戦の後にアムロ・レイが受け取りに訪れた時も未だに調整中であった。<br />
しかし、帰還命令を受けたアムロはチェーンと共にアナハイムのスタッフの反対を押し切ってライフルとシールドのみを装備した調整途中の本機で出撃し、[[ロンド・ベル]]の窮地を救った。<br />
<br />
後に他の装備も届けられ、完全な状態での出撃が可能となった。<br />
<br />
[[アクシズ]]落下阻止作戦時には多数の[[ギラ・ドーガ]]を撃墜し、[[クェス・パラヤ]]と[[ギュネイ・ガス]]を同時に相手にしても互角以上に渡り合っている。<br />
<br />
その後、アクシズにてシャア・アズナブルの[[サザビー]]と交戦。激闘の末、これを撃破した<ref>この際、サザビーは左腕を切断、頸部エネルギーパイプを引き千切られた挙句にアクシズに叩き付けられると大破に近い形であるのに対し、本機は左腕の予備ビームサーベルラック破壊と股間部をビームサーベルで斬られた程度の小破であり、機体設計も相まって優勢だったことが窺われた。</ref>。<br />
<br />
最後は[[地球]]に落下しようとするアクシズの後部をサイコフレームの力で押し返し<ref>'''アクシズ・ショック'''と呼称される。</ref>、アムロやシャアと共に何処かへと姿を消してしまっている。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;[[νガンダムHWS装備型]]<br />
:フルアーマー状態。防御力よりも機動性と火力の向上に重点が置かれており、重武装ながら機動性は高い。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
先述通り、アムロ用の[[モビルスーツ]]として登場する。ロボット単体としての出演数は[[マジンガーZ]]に次ぐ数を誇る。『逆シャア』の参戦扱い自体がνガンダムを登場させる口実に近い場合も多く、「所属・年齢問わずアムロが出れば、νガンダムも存在する」のはスパロボのお約束と化している。<br />
<br />
基礎能力はシリーズ全般で高水準を誇る。使い方は基礎能力の高さによる前衛、またはフィン・ファンネルの威力を活かした[[射程]]距離外からの攻撃。アムロを乗せれば回避率の高さを生かした囮戦法や前衛突破に能力を発揮する。<br />
<br />
[[シールド防御|シールド]]・[[Iフィールド]]の実装率も非常に高く、[[MS]]の中では防御面でもトップクラスである。アムロの回避力に加え、スパロボでは[[ビーム兵器]]に頼る敵勢力ばかりではないので[[Iフィールド]]は目立たない能力になりがちだが、汎用能力としてのIフィールドより数値的に少し強化されている作品もある。<br />
<br />
弱点としては、飛べない事に加えてフィン・ファンネル系の地形適応も空(作品によっては陸も)Bなので地上マップでは使いにくく、フライトシステムや[[A-アダプター]]等の補強は必須。<br />
<br />
また、[[旧シリーズ]]から[[射撃]]一辺倒の時代が長かったが、近年では原作ラストの格闘戦を意識してか、[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器やアムロの[[格闘 (能力)|格闘]]値が底上げされており、最強格攻撃の一角に近接戦闘が加わるケースすらある。<br />
作品によっては終盤にフィン・ファンネルが[[切り払い]]で無効化されやすくなり相手との相性に注意を払う必要があるが、それも上述の近接攻撃力の強化により補われつつある。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦α]]』で強すぎた為か、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』では冷遇。その後は最強MSの座を[[Hi-νガンダム]]に譲る事が増えたが、『[[スーパーロボット大戦Z]]』にて久々に鬼のような強さを取り戻した。<br />
<br />
ポジション的にはHi-νガンダムとは[[平行世界|パラレルワールド]]的なアムロ最後の乗機同士という間柄なのだが、スパロボではνガンダムの強化後継機としてHi-νガンダムがνガンダムに遅れて現れ併用できる事がままある。その場合、スペックが僅かに劣るこちらはアムロから別の[[ニュータイプ]]系パイロットの[[乗り換え]]用に回されがちになるため、アムロ専用機のイメージは随分薄まっているとも言える。しかし近年はνガンダムの最強武器がアムロでなければ使用できない設定になっていることが多く、『X』や『T』ではHi-νガンダムの最強武器はニュータイプであれば誰でも使用できることからあちらが他のパイロットに回される傾向があり、再びアムロ専用機たる立ち位置を取り戻しつつある。<br />
<br />
入手経路については、製作されていない場合は原作通りシャア(または[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]])が故意に流出させたサイコフレームを元にアナハイムが製作するパターン、[[チェーン・アギ]]が登場している場合、彼女がνガンダムを運んできて、そこに[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]が居る場合一悶着…というパターンが多い。<br />
製作が済んでいる場合は、大抵オーバーホール中で序盤は使えないというパターンが多い。特にシリーズ物に顕著で『[[第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇|第3次Z 時獄篇]]』に至ってはオーバーホールに出したら[[ユニコーンガンダム]]のNT-Dの特性を知っているビスト家に同システムの攻撃対象にならないようにと勝手に隠匿されてしまった。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:フィン・ファンネルが無制限に使用でき、[[再攻撃]]が出来れば、射程外から連続攻撃を叩き込む事が可能。作中に登場するユニットの中でも最高クラスの強さを誇り、全てのステータスが高水準な上、特に素早さの高さが異常で、モビルスーツが相手でも再攻撃を発動させられるほどである。レベルが高ければ、名前付きにもバンバン再攻撃することが可能。天敵は間接攻撃無効の能力を持つ[[グランゾン]]…かと思いきや、レベル次第ではグランゾンにも再攻撃をかけられるので特別不得手というわけでもない。尚、PS版では微妙に弱体化しフィン・ファンネルが弾数制になった。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::対ビームは無敵だが、[[ファンネル]]の弾数が少ないのが悩み。フル改造でも[[ラストボス|ラスボス]]の攻撃には耐えられないのでアムロをしっかり鍛えるか、[[ひらめき]]を持つ[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]辺りを乗せよう。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:フィン・ファンネルは射程9を誇り、ほとんどの敵の射程外から攻撃できる。<br />特に[[インスペクター]]四天王の射程外から攻撃できるのは大きい。10発あるのであまり弾切れを気にせずにバンバン撃てる。ビーム兵器無効の敵が大量に出現する為必然的に出番が多い。Iフィールドを持つ為、[[ジ・O]]が相手なら無敵。武器の性質上、アムロよりは攻撃力の高いパイロットを乗せる方が相性が良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:リューネ編の主力。フィン・ファンネルの弾数は8発に減ったが、相変わらず強い。本作品でも射程距離外攻撃、ビーム兵器無効の敵には出番が回ってくる。また、プレイヤーが[[熱血]]が不要かと錯覚するほど[[クリティカル]]を連発する。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:中盤に入手できるが、フィン・ファンネルの弾数が6発に減ったため、連発するとすぐに弾切れになる、得意の長距離攻撃も[[ゲスト]]機には通用し辛い……等の理由で大幅にパワーダウンした印象がある。陸適応もBと低いこともあって攻撃力もかなり下がった。またIフィールドは無効化ダメージに上限が出来たため、入手時点では殆ど使い物にならない。それでも[[地形適応]]に加えて燃費の悪さも致命的な[[ガンダムF91|F91]]よりはマシでMSの中では充分に後半戦の主力。[[幸運]]持ちのアムロが[[ΖΖガンダム]]の専任になる可能性を考えれば交換する形で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]あたりを乗せるのがベターか。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::地形適応が陸はBからAに、海はCからBに上がり、フィン・ファンネル自体の攻撃力も上がった為、[[熱血]]や[[魂]]を使えば2万から3万のダメージを叩き出す。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:中盤戦前に入手し、F91と並んで味方モビルスーツ中最高級の運動性能を誇り、最後までお世話になる。フィン・ファンネルを10段階まで鍛えると[[マップ兵器]]版を追加可能になる(要[[資金]])。敵の[[切り払い]]に悩まされるため反撃役とするには場所を選ぶが、せめてPPでは射程外から攻撃するように努めて[[切り払い]]を封じて行こう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:中盤で加入。機体能力が高く武器も強力で、改造によって[[マップ兵器]]まで追加されるなど強力な機体。回避時に専用グラフィックもアリ。[[強化パーツ]]スロットが1つしかなく、フィン・ファンネルの必要[[気力]]が110であり、(ダメージにも大きな補正がある)今回の距離補正が係らないのが微妙に弱点。また機会はあまり無いが、武器の地形適応が悪いため地上戦も弱い。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]を満たせば[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]に強化される。<br />
:なお、リアル系だと序盤でクワトロとキグナンがサイコフレームを流出させた旨の会話をした際にサイコフレームを搭載するMSの名前として登場する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::フィン・ファンネルがEN消費制になりEN無改造では気軽に撃てなくなった。一見するとPS版から弱体化したように思えるが、攻撃力の高いサザビーとの[[合体攻撃]]「ツインファンネル」が追加。ファン感涙ものだが[[切り払い]]Lvの高い相手にはやはり無力。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:ルート問わず6話で加入、未来でも中盤手前で復帰する。サイコフレームが光る、位置の微調整を行うなど細かな部分で戦闘アニメが強化された。前作『α』から性能面での変更としては、パーツスロットが2になり、フィン・ファンネルのMAP兵器版は消失し、通常版がEN消費制(無改造時は3発まで)になった。一方で弱点だった武器適応の悪さはそのまま引き継ぎ、地上戦メインで森等の地形が多い今作では非常に使いにくい。バリアが全体的に弱体化した関係でIフィールドの性能も落ちている。長射程武器を2つ持ち決して悪い機体ではないのだが、弾数、燃費共に厳しく、初期攻撃力はそこそこだが武器改造費用は高めで上昇率は良くないため、飛行できて長射程武器2つの[[スーパーガンダム]]を筆頭に、[[Ζガンダム]]などが先に加入し使い勝手も上。よほど思い入れが無いと一軍採用は難しい。<br />
:利点はバズーカの初期攻撃力とクリティカル補正の高さ。特にフィン・ファンネルが空Bなので飛行ユニット相手だとバズーカの方が火力は上。そのため、序盤の[[ネオ・グランゾン]]戦ではひたすらバズーカを撃ち続けたプレイヤーも多いはず。またビームキャノンが消費EN5で(火力はともかく)使い続けられる。使い続けるならば[[A-アダプター]]などの地形適応改善の強化パーツは必須といえる。<br />
:[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]を満たせば[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]に強化できるが、今作では[[換装]]パーツ扱いであり、熟練度によって[[Hi-νガンダム]]との2択である。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:設定を反映し、フィン・ファンネルが弾数制に戻った。空を飛べない、[[全体攻撃]]が無いなどの欠点が目立つ。[[νガンダムHWS装備型|HWS]]になると全体攻撃が追加されてようやく一人前。<br />
:単体攻撃しかないのはネックだがスペックは充分前線を張れる優秀な機体。[[Ζガンダム]]のハイパービームサーベルにフィン・ファンネルで援護、などといった[[Hi-νガンダム]]ではできない戦術も可能。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:『第2次α』に比べ大幅なパワーアップを果たし、フィン・ファンネルが[[全体攻撃]]になった。気力制限が105と緩い上に弾数も多く、序盤戦から猛威を奮う。Hi-νの入手が終盤なので、長い付き合いとなる。グラフィックは『第2次α』の使い回しだが、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』を意識したのかフィン・ファンネルのグラフィックだけは新規描き下ろし。また、「ガイダンスシナリオ」にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。本作まで『[[OGシリーズ]]』を除いて版権スパロボの皆勤賞だった。ちなみに、PVではなぜか「'''主砲を撃つラー・カイラムをフィン・ファンネルで援護する'''」という場面があった(両方とも全体攻撃であり、当然ながら援護は不可能)。<br />
:宇宙世紀主役ガンダムでは唯一最強武器に[[バリア貫通]]も無効もついていないので、[[地球連合]]のブーステッドマントリオや[[バルマー帝国]]のバリア持ち機体とは相性が悪い。小隊員の[[直撃]]でフォローしよう。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:今回のフィン・ファンネルは[[全体攻撃]]でEN消費型。フル改造で威力が6000を越え、[[サイズ差補正無視]]&[[バリア貫通]]能力まで付いた鬼性能。ALL武器であるために単発でしか使えないのが弱点だが、今回は[[特殊能力]]扱いのサイコフレームにフィン・ファンネルの攻撃力・[[命中]]率・射程・[[クリティカル]]率UP効果があり、単機の性能は非常に高く、ALL武器のフィン・ファンネルにより殲滅力は歴代でもトップクラス。ただ、地形適応があまりよくないので、[[S-アダプター]]等で補強した方が良い。<br />
:ストーリー上でも、終盤でのあるイベントで重要な役割を与えられるなど活躍している。ちなみにサイコフレームの情報を流したのは原作通りシャア(クワトロ)だが、彼の最後の機体であるサザビーは造られなかった。<br />
:本作のMS全般に言えることだが妙に四肢が細く、この所為でグラフィックの評判は良くない(アニメーション自体は非常によく動く)。<br />
:;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]<br />
::サイコフレーム発動時にビーム・サーベルの攻撃力が下がるバグが修正された。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:前作で不評だったからかグラフィックが新規書き起こし。フィン・ファンネルは弾数式に戻ったが、“6発”しか使えないのでアムロには[[Bセーブ]]が必須。フル改造ボーナスは「[[特殊能力]]サイコフレーム追加」。参戦こそ遅いが、フィン・ファンネルの長距離射撃は大抵の敵エースに対し射程外攻撃を加えられるので、[[旧シリーズ]]の運用方法に近くなった。宇宙Sだが仕様上月面では空を飛ばさないと恩恵を受けられない。しかし、そもそもフィン・ファンネルが空Bであるため、フライトモジュールを装備する事は多いはずである。<br />
:フィン・ファンネルのトドメ演出が一年戦争のラストシューティングのオマージュとしてνラストシューティングとして追加された。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:新たに「連続攻撃」という武器が追加され、アムロの[[カットイン]]も新規デザイン(ただ、フィンファンネルのトドメ演出は旧カットインの方が良かったという声もある)。使えるのは共通ルートで35話と遅い部類に入るが、数値以上の実力を感じさせるため、あまり気にならない。フィン・ファンネルと連続攻撃が弾数武器なので引き続き[[Bセーブ]]との相性は良い。<br />
:サイコフレームはデフォルトで[[特殊能力]]となり、フル改造ボーナスは「『フィン・ファンネル』の攻撃力+400、射程+1、弾数+4」とサイコフレームとの組み合わせによるフィン・ファンネルの攻撃力は10段階改造ならば威力「7200」で、[[気力]]に縛られない強力な攻撃が加えられる。また、アムロの[[エースボーナス]]も[[技量]]+20と、より[[再攻撃]]向けになったので、鍛え上げれば最強格の機体になるだろう。ただ、フィン・ファンネルの空中適応は低いままなのでそれは補おう。改造と育成をこなせば[[リボンズ・アルマーク]]相手でも物怖じせず立ち向かっていける。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:分岐ルート第37話「フィフス・ルナ攻防戦」の戦闘中にリ・ガズィから乗り換え。この時点では3段階改造。戦闘シーンはまたも刷新された。<br />
:特にフィン・ファンネルのアニメーションは、無印Zでは単体ユニットに撃っても全体攻撃のアニメーションが適用されるため「何もない空間に攻撃する」アニメーションだったが、本作では全体攻撃ではあるものの、ツインユニットを1体ずつ読み込むアニメーションになったため、シングルユニットに攻撃しても違和感のないアニメーションになった。<br />
:ビームサーベルの演出も地上の敵に対する状況では'''初代ガンダムの抜刀を再現する'''程の力の入れよう。<br />
:今回最強武器はオールレンジ・アタックに変更されている。但し、サイコフレームが発動する事が前提かつカスタムボーナスの変更の為、前作まで以上に高い[[NT]]レベルをパイロットに要求されることになる。<br />
:シャアの乗るサザビーと共に運用することも出来なくはないが、最強武装の射程が咬み合わない。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:[[クロノ]]保守派の息のかかった連邦軍の手引きによってアムロの元から遠ざけられていたが、序盤で奪還する。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』並の参戦の早さに加え、性能も特に弱体化されていないので序盤から飛ばしていける。本領発揮に高いNTレベルを求められるのは相変わらず。<br />
:ビームサーベルとニュー・ハイパー・バズーカのモーションに宇宙戦用が追加された<ref>実は原作ではバズーカをマトモに手で持って発射した事はなく、手放してフェイント、有線コントロールでの発射、そして今回再現された背中に装備したままの背面撃ちといういずれもトリッキーな戦法に用いられている。このため従来作の手に持ってのバズーカ発射はある意味SRWオリジナルとも言える。</ref>。バズーカは宙返り撃ちを行い、ビームサーベルは乱舞系の様なコンボモーションとなった。<br />
:中盤終わり頃にフル・オールレンジ・アタックが追加される。<br />
:欠点としては追加武装含め武装の半分以上が空Bである事。地上戦ではなるべく強化パーツでフォローしたいところ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:本作は強力なMSを多数入手できるため部隊がMS軍団になりやすいが、その中でもサザビーと並び文句なく強い。他のMSの多くがステージ選択順によるボーナスであったり[[説得]]等が必要な機体であるのに比べ、無条件で入手できる点も魅力。[[HP]]は5700もあり、スーパー系並の高さである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:入手は遅いが、そこからの使用に見合う程度の能力はある。今回も[[HP]]がスーパー系並に高く、[[装甲]]もMSにしては高い。今までの作品では、大半の攻撃は避けてしまい、攻撃を当ててくるような相手に対しては無力に近かったIフィールドだが、今作以降では[[援護防御]]のおかけで生かせる場面が増え、攻撃無効化時に見られるバリア展開演出を見られる機会も増えた。また、フィンファンネルの攻撃力はもちろんだが、他の武器の攻撃力も一律して高くかなり優遇されている。隠し最終話ではアムロがνで強制出撃なので、基本的には使っておくと良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第3部の中盤戦で入手。ただし実際に「アムロ専用機」としての運用が可能になるのは、分割していた部隊が再合流を果たす第90話以降。今までの入手期間を考えると長く感じるが、IMPACT自体3部構成である事を考えると妥当なところか。[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]と二択。図鑑を埋めたいなら熟練度を調節して1つ前のシーンが終わる時に熟練度を調節し、やり直すしかない。<br />
:隠しルートではアムロ共々強制出撃なので本人の高い能力を活かすためにも改造はしておきたいが、そのルートの敵パイロット達は必中無しだとファンネルをかなりの確率で切り払ってくるので、活躍させられるかは微妙。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:中盤で入手。[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器が強い本作においても十分活躍できる性能だが、[[ヤルダバオト]]の前には霞んでしまう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:性能は良いが終盤の入手となる上、本作では[[ガンダム]]+[[Gファイター]]が激しく強い為、アムロは[[ガンダム]]に乗ったままの可能性も。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::グラフィックは『MX』の使い回しだが「格闘」は外された。登場時期などの立ち位置は『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と同様である。格闘はビーム・サーベルにうまく編集されて盛り込まれているが、『MX』をプレイした人間には継ぎ接ぎだとすぐ解る。<br />本作は命中率に悩まされる上に、終盤はNTでIフィールド持ちの敵が多いため、宇宙適応SとNT能力とフィン・ファンネルのあるνガンダムは対NT軍団用として威力を発揮する。フィン・ファンネルの弾数が6発しかないので大型マガジンを装備したい。また、パイロットには援護攻撃のできるクワトロ(サザビー未入手の場合)をおすすめしたい。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:終盤戦前に入手。[[量産型νガンダム]]との[[合体攻撃]]も可能だが、参戦時期が遅いため無理に使う必要はないだろう。改造しておけば2周目以降[[ラー・カイラム]]に保護されるルートの序盤が楽になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤戦に差し掛かった辺りで入手。条件をクリアすれば後々[[νガンダムHWS装備型|HWS]]に換装可能になる。今回はHi-νガンダムが条件なしに入手可能な為、繋ぎ機体に甘んじる事も。<br />
:先に手に入るサザビーと同程度の性能だが、[[Iフィールド]]による対ビーム兵器防御力と運動性以外では劣る。<br />
:[[Hi-νガンダム]]、[[サザビー]]との合体攻撃があり、後者とはゲーム前半から使える点でも珍しい作品だが、魅せ技に近い本作の合体攻撃に頼もしさはあまり無い。νガンダムHWS装備型に換装した場合はともかく、素のままではやや魅力に乏しく、宇宙マップの出撃をMS部隊で固めるなら使ってみるか…といった感じになりがち。<br />
:ただし本作のバリアの仕様上、同時期に入手可能な[[対ビームコーティング|ビームコーティング]]を装備した場合の対ビーム防御力は凄まじく、[[Iフィールド]]と合算されて実に1800(ビームコーティングを2つ装備した場合は2600)ものダメージ軽減効果を発揮する。<br />
:[[改造]]可能段階が7と低いので1周目は攻撃力がすぐ頭打ちになるが、逆にフル改造ボーナスを得やすいというメリットも有る。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:必殺技のフィン・ファンネルは効果範囲が非常に広く、さらに敵味方識別タイプのため、非常に強力。特に最終話1話手前の[[EVA量産機]]、最終話の[[ソーディアンズガード]]との戦闘には欠かせない。素の性能も高め。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:Ζガンダムと同時に[[エマ・シーン|エマ]]が持ってくる。初期状態では[[EN]]消費が激しいために使いづらいが、強化すればフィン・ファンネルが鬼のような強さを発揮。アムロの高い能力と相まって[[無双]]も可能。だが射出している間は(この機体に限ったことではないが)攻撃不能という弱点が存在する。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第20話からで、フル・オールレンジ・アタックは36話での追加となる。<br />
:性能的には『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』とほぼ変わらないが、フィン・ファンネルにカウンター属性が付き、フル・オールレンジ・アタックがアムロ専用武器となった。<br />
:パイロットはもちろんアムロが最適だが、フル・オールレンジ・アタックが使えなくとも充分に強い。ただし、さすがにサイコフレームを発動できないパイロットでは弱体化が著しいため、乗せるなら主役級か準主役級のニュータイプを。<br />
:今作ではサイコフレームの共振機能を用いて演算システムの安定化を図るというナデシコとのクロスオーバーがある。<br />
:フィン・ファンネル系の武装の他、ライフルやバズーカといった主要射撃武装が全て弾数制であるため、[[ファクトリー]]の「ハイパーリローダー」との相性が抜群。純然たる兵器であるガンダムの筈なのに永久機関と化した戦いが可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:宇宙ルート22話で増援で登場し自軍加入する。性能は『V』と変わらず、フル・オールレンジ・アタックも相変わらずアムロ専用だが最初から実装済みで、戦闘アニメーションはさらなるパワーアップを遂げている。<br />
:今作では『第3次α』以来となる[[Hi-νガンダム]]と共演。改造はνガンダムのものが引き継がれる。<br />
:装甲と運動性は同等でそれ以外の性能はあちらより若干劣る。しかしあちらの最強武器にはパイロット制限がないため、特に拘りがなければHi-νは他のパイロット(主に[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[ナイチンゲール]]を取り逃した場合の[[シャア・アズナブル|シャア]])に譲り、アムロはこちらに乗せ続けるのもあり。<br />
:ちなみに今作では味方で使用できるファンネル搭載機のうち、'''素の状態ではファンネルの攻撃力が最も低い'''。よって早急に気力を上げてサイコ・フレームを発動させないと攻撃力が低くなりがち。マップ兵器も所持しておらず、終盤アタッカーとして活躍する場合は計弾数4の二種オールレンジ・アタックを回すための準備をしっかりしたい。上述通り最強武器がアムロ専用なので、終盤まで運用するにはアムロの搭乗が必要不可欠。<br />
:シナリオ上では第35話において急造品であることが説明されており、また[[エルヴィラ・ヒル|エルヴィラ]]による[[カップリングシステム]]の実験にも使われたせいで調整が不十分になってしまったとも言われているが、ゲーム上では運用上の問題はない。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回の参戦は正規部隊ルート第30話とかなり遅い。性能は『V』や『X』と同様で、フル・オールレンジ・アタックもアムロ専用武器。やはりサイコ・フレームが未発動では攻撃力が低いため、早急な気力上げが必要になる。<br />
:本作では[[Hi-νガンダム]]の入手が終盤に入ってからで、あちらも『X』と同様最強武器にパイロット制限が無く性能も殆ど差が無いため、Hi-ν入手後もアムロはこちらに乗り続けて他のパイロットにHi-νを譲ったほうが戦力に無駄がない。<br />
:本作でもHi-νに改造段階を引き継ぐ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:ガンダムチームを選べばリーダーとして選べる。[[F91]]より能力はやや劣るが、リーダーとしては申し分ない。初代の仕様ではファンネル系は海Aである事も追風となっている(これはHDリメイク版でも同様)。[[てかげん]]が使えるので敵を説得する際は活躍する。<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編の中盤で入手。本作の味方機では唯一ファンネルを持つ。[[幸運]]を覚えるアムロをマップ兵器持ちの[[V2ガンダム]]に乗せるなら、こちらは[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]向きか。<br />
:装甲も鍛えればザンスカール系の[[ザンネック]]、[[ゴトラタン]]、[[リグ・コンティオ]]といったエース機も怖くない。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:最高の機動力を誇る反面、装甲値がやや低く、装備武器も[[ビームライフル]]を除いては、気力が大きく減少するなどリスクが大きい。最大のコストを加味すると、総合性能はいまいち。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は安定しており、アムロの能力と合わせて強力。フィン・ファンネル改造ボーナスによる[[MAP兵器]]追加も健在。が、改造限界が低いという欠点が存在する。とはいえ多少運動性が気になるくらいで、それ以外は十分な性能を持っている(これを余裕で上回るのは同等の初期値を持ちながら改造限界が高い[[ゲーマルク]]くらいである)。[[乗り換え]]可能だが、ラスト5話中最終話を除く3又は4話はアムロ固定で強制出撃or出撃不可なので、アムロ専用と思っておいた方が良い。初期のマジンガーZと同等と妙に装甲が高く、Iフィールドと[[シールド防御]]もあるので、終盤にうっかりボスクラスの攻撃が当たっても耐え切ることもある(ちなみにシャアの[[性格]]が普通なこともあり、レベルカンストのサザビーのメガ粒子砲でも落ちない)。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:格闘が加わり、近接攻撃も隙がない。[[合体攻撃]]が無いので火力はそれなりだが、囮・削り役としては優秀。初登場ステージはギガノスが襲撃してきた時に防衛戦力がこれしかなかったので、1機で[[マイヨ・プラート|蒼き鷹]]達を数ターン相手することになる。ちなみに今回はシャアが裏切らないため、オリジナル設定でサイコフレームは[[ネルガル重工]]からの提供となっている。フィン・ファンネルのアニメーションは歴代屈指のかっこよさである。<br />
:OPの戦闘デモでは[[スーパーガンダム]]、[[Ζガンダム]]、[[ΖΖガンダム]]、[[リ・ガズィ]]MS形態の[[支援攻撃]]によるUC[[ガンダムタイプ]]5機の一斉攻撃を行っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:今回は一年戦争時代のアムロが本機に搭乗するという珍しいパターン([[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]以来)。しかも特定の[[サブシナリオ]]に行かないと手に入らない。性能は上の下ぐらい。<br />
:合体攻撃が無く[[ガンダム+Gファイター]]が非常に強いので、アムロ以外のパイロットが代わりに乗っていることも多いかもしれない。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::概ね『GC』と同じだが、サザビーとの[[合体攻撃]]が追加されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第5章追加ミッション「月面の罠」で追加される。本作の発表当初は参戦作品に『逆襲のシャア』が記載されておらず、スパロボ初の「アムロがいるのにνガンダムが出てこない版権スパロボ」になるかもしれないと注目されていた。結局[[ダウンロードコンテンツ]]の追加ミッションでの登場となったため、「アムロ参戦=νガンダム登場」の鉄則は崩れなかった。ただし購入が必須ではない[[DLC]]であるため、「月面の罠」未購入者にとっては「アムロがいるのにνガンダムが出てこない版権スパロボ」であることに変わりない。<br />
:単体での戦闘力は、当然ながら[[ガンダム]]よりも遥かに高い。しかし[[ホワイトベース隊]]各機とのグループ出撃ができなくなるので、[[精神コマンド]]の数が大きく減ってしまう。また他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、アムロの強制出撃ステージでは強制的に[[ガンダム]]の出番となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:アタッカー・シューター・ブラスターの各タイプがSSR、ディフェンダーは「アクシズの攻防」復刻イベントの報酬ユニットとしてR・SR・SSRが登場。<br />
:ストーリーモードでは[[Zマスター]]戦直前に完成する。Gストーンとサイコフレームの共鳴反応による奇跡でZマスターを弱体化させるクロスオーバーが用意されている。<br />
:シュータータイプは強敵イベント「アクシズの攻防」限定で登場(後にイベントガシャで恒常追加)。ダメージを底上げするアビリティを2つ持ち、アムロも魂を覚えるので数値以上の火力を誇る。さらに戦闘エリアほぼ全てをカバーする全ユニット屈指の攻撃範囲、高い攻撃力、一定確率で暗闇を付与するうえにアビリティでさらに強化される必殺スキル「フィン・ファンネル」によって圧倒的な制圧力を持つ。さらにアップデートにより通常射程シューターで唯一攻撃間隔が「普通」に上方修正されているので、覚醒と組み合わせればアタッカー並の攻撃速度を叩き出す。加えて2016年6月のアップデートにより成長タイプが「大器」に変更されたため、あらゆる意味で最強ユニットの一角となる。更に7月のアップデートで攻撃速度が唯一「高速」に上方修正された。難点はバリア貫通能力がないことくらい。<br />
:アタッカータイプはシューターには及ばないものの性能面は申し分なく、レアリティ覚醒による確実入手が可能。<br />
:ブラスタータイプも大器型。また、アリーナ専用のVアビリティ「'''一斉攻撃'''」が追加されている。それは'''νガンダムが攻撃したユニットに対して、隣接したユニットが一定確率で支援攻撃を行う'''というもの。自身も隣接した機体に追従して支援攻撃を行うため、ダメージ効率が非常に高い。反面、攻撃したユニットからの反撃が発動すると支援が発動しない欠点があり、攻める側にとってはそこがつけいる隙となる。純粋な基本性能もシューター以上で、フィンファンネル範囲攻撃に加え追従型ファンネル、単体乱舞攻撃のオールレンジアタックを持つ。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:序章ワールド2で登場。本作では[[ユニコーンガンダム]]と同時期に開発されており、月面で最終調整を行っていた所をシャアが表舞台に再び現れた情報を知ったアムロが途中で切り上げて、地球に降下している。<br />
:機動タイプは命中特化であり、機体・パイロットの特殊技能も相まって自軍ユニットの中では最高の命中率を叩き出す。さらに通常攻撃も必殺技も最高射程が4と長く(追加されたフィン・ファンネルなら更に長い射程5)、安全圏から確実に攻撃を当てHPとブレイクゲージを削っていくのが得意。<br />
:ただしそれ以外の事は苦手で、機体そのものの運動性はZガンダムに劣るどころか自軍の下から数えたほうが早い上、アムロの運動性のステータスの低さと回避に関する特殊技能の貧弱さもあり、'''避けられないνガンダム'''というSRW全体を見ても珍しい調整がされている。装甲もそこまで厚くはない。<br />
:以上の理由で直接戦闘に向いていないユニットであると言える。遠距離必中のスナイパーとして前衛のサポートに徹しよう。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:恐らくは「レッドコメット」所属と思われる反乱軍メンバーの一員だが、第4章の発着基地戦に間に合わず後追いの形で第5章クリア後に駆け付けて来る。参戦が遅い分、各種ステータスが軒並み高レベルで、特に攻撃力・素早さに関してはトップクラス。自軍最強候補の1人に挙げられる優秀なユニットである。<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:アムロが中盤に乗り換えるが、その直前でなんと[[黒い三連星]]から盗難に遭った。全体攻撃が豊富だが消費SPが高め。最強必殺技はハイメガキャノン(ビームライフルから撃っているので、[[νガンダムHWS装備型]]のハイパー・メガ・ライフルが元ネタと思われる)。上述の理由でボス戦ではアイテム係に回りやすい。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:使用可能ロボットの一体として登場。後半でアムロが[[G-3ガンダム]]からの乗り換える。<br />
:参戦は遅いが気力消費攻撃のフィン・ファンネルが非常に強力。ライフルの連射も早いので同時に使うことで畳み掛けるような猛攻を仕掛けることもできる。<br />
:必殺技はライフルが当った相手に全フィン・ファンネルで集中攻撃をかけるものとなっている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:サザビーとの決戦では互いに武器を使い尽くした後に壮絶な格闘戦を展開。サザビーの右手でνガンダムの左手が機械オイルが出るくらいへこまされるも、何故かその後、サザビーの頭部を複数回殴打するシーンでは左手のマニピュレーターの破損が直っていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にのみ実装された攻撃手段。必要気力は105必要で消費EN10。ダミーを射出後、敵に接近してビームサーベルで斬った後に拳で殴り、トドメのニュー・ハイパー・バズーカ。要は原作でサザビーをタコ殴りにしたシーンの再現である。原作ではすでに破壊されているバズーカを撃っているが、弾薬消費は無い。MXの発売前情報ではフィン・ファンネルを前面に押し出して、格闘については完全に非公開だった為、実際にプレイしたファンを驚愕させた<ref>MXの発売延期に伴って急遽追加された武装だったという。</ref>。ちなみに攻撃属性は格射。格射は攻撃力は格闘値が反映されるが、機体の[[地形適応]]は自分の[[地形]]を参照する。<br />
:単独の武装としてはMXのみだが、上記のようにMXのグラフィックを流用した[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]ではビーム・サーベルの演出に取り込まれた他、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]以降の連続攻撃・オールレンジアタック系の攻撃には原作のサザビーとの格闘戦要素も盛り込んでいる。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;90mmバルカン砲<br />
:頭部に2門装備されたバルカン砲。薬莢は頭部側面のスリットから排出されるようになっている。歴代ガンダムの頭部バルカン砲の中でも破格の大口径砲であり、迫りくる多数のグレネードを全て撃ち落とした後、[[ギラ・ドーガ]]の頭を吹き飛ばし、更にはサザビーの腹部メガ粒子砲を押し留めるなど、要所で活躍した。<br />
:スパロボでは敵HPの微調整に使う程度だったが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では照準値ダウンの[[特殊効果]]が付加され「バルカンで反撃の命中率を下げて[[再攻撃]]」という戦法が取れるようになっている。<br />
:映画公開前の特報映像で凄まじい連射をしているカットが印象的だが、これはまだ内容が固まっていなかった頃にハッタリで描いたものであり、デザインが微妙に異なっており本編にも使われていない。<br />
;マニピュレーター部ランチャー<br />
:指の付け根に装備した多目的発射機。リ・ガズィに近い造形のバルーンダミーやトリモチランチャーを装備している。<br />
;シールド<br />
:アムロ・レイのパーソナルマークである「一角獣」がペイントされたシールド。ビーム・キャノン1門とミサイル4発を装備している。<br />
:この時代のMS全般に言える事だが、シールドとしての性能はさほど高くなく、サブウェポン・ラックとしての側面が強い。劇中では、これとバズーカを用いたトリックプレイで[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜した後、そのまま投棄された。<br />
:ゲーム内でも機体・パイロットの回避性能の高さから、シールドとして世話になる事はあまりない。<br />
:;ビーム・キャノン<br />
::専用ジェネレーターと共にシールド裏面に内蔵されており、一年戦争時のビームライフル並みの威力とされている。<br />
::ゲーム内では攻撃力はそれほど高くないが、ビーム・ライフルが移動後攻撃不可・長射程の場合は、本武装が低射程・P属性である事が多く使い勝手が良い。近年ではビーム・ライフルのP属性化や、全機体に共通する武装の減少傾向により、採用されないケースも多い。<br />
:;[[ミサイル|ミサイル・ランチャー]]<br />
::こちらもシールド裏面に4発内蔵されている。<br />
::2000年代中期以降の作品では、他の武器の演出に含まれ、単体の武装としては使えない事が多い。切り払い・[[撃ち落とし]]対象。<br />
:<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]](カスタムタイプ)<br />
:背部右側にマウントされた高出力のカスタムタイプ。増幅装置やエミッターに独自の設計が施されており、ビームの形状や形成にバイアスやアレンジを掛ける事ができる特別仕様。そのためデバイスは独特の形状をしており、柄尻からもビームを出せる。ビーム刃にはバイアスが掛けられ、実物のサーベルのような形状に調整されている。当時としては一般的な、斬りかかる時のみビームが伸びるアイドリングリミッター機能つき。<br />
:ゲームでも使われるのはカスタムタイプであるが、射撃メインのνガンダムではあまり使われない。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では[[コンボ]]武器。『Z』では近接武器として申し分ない性能だが、消費ENは高め。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー版での通常攻撃に使用。『DD』では斬撃属性のR必殺技。<br />
;ビーム・サーベル(予備)<br />
:左腕にマウントされた予備のビーム・サーベル。こちらは同世代の他のMSも装備している規格品のビーム・サーベルであり、カスタマイズはされていない。劇中ではメインのサーベルを失った際に一度だけ使用した。<br />
:カスタム・ビーム・サーベルの存在もあり、本機の武装としては現在まで一度も再現された事がない。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:νガンダム用に専用開発された、エネルギーCAP式のビーム・ライフル。バーストセレクターにより単射と連射を切り替えられる他、最大出力では戦艦の主砲クラスの威力を発揮し、劇中ではそれを見たレズンが戦艦の攻撃と誤認するシーンがある。<br />
:『F』前後の作品では長射程・移動後攻撃不可であり、攻撃力と資金不足も相まってフィン・ファンネルしか改造されない事が多かった。その後は武器一括改造システムの採用、ビーム・ライフル全般のP属性付与により、使いやすい武器へと改善されていった。<br />
:『X-Ω』ではシューター版での通常攻撃に使用。『DD』では通常攻撃に採用。<br />
:;グレネード・ランチャー<br />
::ビーム・ライフルの銃口上部に1門装備している。<br />
::本シリーズでは一度も採用された事がなく、それどころか他社を含めたゲーム全般でも、片手で数えるほどしか採用例がない。<br />
:<br />
;ニュー・ハイパー・バズーカ<br />
:背中にマウントされた口径280mmのバズーカ。連邦軍の標準的なMSには一般的な武装だが、本機のものは射程や弾頭の破壊力等に改良が施されている。<br />
:ランドセルにマウントした状態や、νガンダム本体からパージした状態でも、有線操作で使用できる。<br />
:『[[逆襲のシャア]]』劇中ではマニピュレーターで保持して撃つ描写はなく、[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]に対してはマウントしたままの背面撃ちで奇襲。シャアに対しては有線操作で不意打ちに使用していたので、手に構えて撃つアニメーションはゲーム作品だけの演出である。『ロストヒーローズ』など別のゲームでは背面撃ち演出が採用されている場合もある。<br />
:本シリーズでは攻撃力・射程共に比較的優れており、反撃で手数を出したい場合に重宝する。切り払い、[[撃ち落とし]]対象。<br />
:『Z』では空対地で使用すると背面撃ちが初めてアニメーションで再現された。『X-Ω』ではブラスター版での通常攻撃使用。『DD』では実弾属性のSR必殺技。<br />
;[[オールレンジ攻撃#その他無線系|フィン・ファンネル]]<br />
:背部左側に6基マウントされた[[サイコミュ]]兵器。ガンダムタイプ初のオールレンジ兵装であり、MSが単体で携行できる武装としても屈指の威力を持つ。開放型のメガ粒子加速帯と小型ジェネレーターを内蔵しており、稼働時間が通常のファンネルよりも長めでビームの威力も高い。通常は放熱板のように見えるが、攻撃時はコの字型に変形する。他のファンネルのように内蔵小型スラスターによる推進だけでなく、開放型バレルの板がAMBAC作動肢として機能するため、これによる姿勢制御を利用することで他のファンネル以上に柔軟な機動が可能。また、稼働時間の延長にも一役買っている。対ビーム・バリアを張る事も可能。<br />
:その反面、従来のビットやファンネルよりも反応が高く、劇中調整を行っている際に勝手に変形したり、[[ギュネイ・ガス]]の思惑で[[ギラ・ドーガ]]二機にワイヤーで電撃を流された際に反応してワイヤーを切断している<ref>[[ケーラ・スゥ]]はこの反応にギュネイが怒って握りつぶされて死亡している。また、アムロ自身もこの高すぎる反応に恐怖を伴った発言を漏らしている。</ref>。<br />
:なお、スパロボから本機を知った人にはあまり知られていない話だが、一度射出すると機体に戻すことができない'''使い捨て'''の武装である。その分使用時間は長く、ギュネイは「ファンネルがなんであんなに保つんだ」と驚いていた。<br />
:SRWでは作品によって性能や演出が異なり、フィン・ファンネルのみでの攻撃もあれば、ビーム・ライフル等とのコンビネーション攻撃だったりもする。[[EN]]式か弾数式かもころころ変わるが、これは急造品のため戦場での再装着・充電不可という設定が各メディアで必ずしも統一されていないことも影響している。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。射程がゲーム中最高の5。<br />
:ちなみにアムロが武器名を呼称するのはこの武装のみだが、劇中では一度武器名を叫んだことはないのでこれもスパロボだけの演出である。更に言うと、この演出は'''アムロを演じた古谷氏自身の発案である'''。<br />
:スパロボでは一度もないミスだが、他のゲーム作品では折りたたむ方向が逆に描かれたりすることもある。<br />
:;対ビーム・バリア<br />
::フィン・ファンネルを用いたビームの[[バリア]]。フィン・ファンネル同士を繋げるようにビーム幕を張る。<br />
::劇中では4基のフィン・ファンネルを配置することで機体を正四面体状にしたビームの幕で防御しており、理論上ビーム兵器には死角が存在しなくなり、ギュネイと[[クェス・パラヤ|クェス]]の攻撃を無力化していた。また、このフィールドに敵パイロットのサイコミュ兵器が干渉するとリンクしているパイロットは生理的な不快感を感じてサイコミュ兵器の制御に著しい支障をきたす。劇中ではα・アジールのファンネルが干渉してクェスが苦しんでいたが、メガ粒子砲でアッサリと崩壊している。ただしこれはアムロのトリックプレイの布石であり、追撃を仕掛けようと接近したギュネイは意表を突かれ、直後にビームライフルの直撃を受けて撃墜されてしまう。<br />
::スパロボでは通常のIフィールドと表記を統一される事が多いものの、本機のみ演出が正四面体になる。<br />
::『X-Ω』では「フィン・ファンネル・フィールド」名義で、シューター版の必殺スキルとして採用。一定時間のダメージ軽減効果を持つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;連続攻撃<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で追加された攻撃マニューバ。必要気力105の弾数3、[[バリア貫通]]武器。攻撃パターンはバズーカ連射から、シールドからミサイル、バズーカとシールドを捨てて左拳で殴り続けて、サーベルで二度切りつけ、左回し蹴り、止め演出としてリアルサイズカットインでのバルカン。バルカンの演出は劇場版公開のPVの再現である。射撃武器扱いなので、育成にも困らない。案の定というか、[[クワトロ・バジーナ|迷いまくっているかつての宿敵]]をぶん殴る事が出来る。<br />
;オールレンジ・アタック<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて連続攻撃に替わって追加された攻撃マニューバで、サイコフレーム発動時のみ使用可能だが弾数は2。演出としてはフィン・ファンネルを織り交ぜた連続攻撃と言ったもので、トドメ演出でサイコフレームが飛んでいく。当然威力はフィン・ファンネルを超え、νの最強武器となった。しかし空Bが痛い。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも引き続き登場。最初からサイコ・フレームが発動できるため、暫くの間(若しくはアムロ以外を乗せている場合)の最強武器になっている。<br />
;フル・オールレンジ・アタック<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』中盤で追加される攻撃マニューバ。<br />
:トドメ演出は「逆襲のシャア」EDのアクシズを取り巻くサイコ・フレームの光の再現。ラストシューティングはトドメの可否に関係なく入る。<br />
:やはり空Bが痛い。なお。必須NTレベルが7と高めだが同作でNTレベルが7以上にならないのは[[カツ・コバヤシ|カツ]]と[[ファ・ユイリィ|ファ]]位である。<br />
:『V』以降では、必須NTレベルが廃止された代わりにパイロット制限が設けられ、アムロ以外では使用不可能となっている。<br />
:『X』ではフィン・ファンネルの攻撃後にバルカンを撃ちながら接近→ダミーバルーンを射出しつつ更に接近→ビームサーベルによる連続攻撃という演出が追加された。ダミーバルーンからのビームサーベルの演出は、原作でサザビーのビームショットライフルを破壊した場面の再現である。これは天獄篇のビームサーベルのアニメーションの流用だが、うまく編集され、近接攻撃のなかったこの技に華を添えている。<br />
;近接コンビネーション<br />
:『[[X-Ω]]』におけるアタッカー版での必殺スキル。<br />
;フィン・ファンネル(特大範囲)<br />
:『[[X-Ω]]』におけるシューター版とブラスター版での必殺スキル。エリア全体を覆う。<br />
;フィン・ファンネル(追従)<br />
:『[[X-Ω]]』におけるブラスター版での必殺スキル。一定時間自動で攻撃をする。<br />
;クロスレンジ・アタック<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』でのSSR必殺技。実弾属性。ニュー・ハイパー・バズーカを撃ちながら接近し、ビームサーベルで攻撃。背面撃ちでバズーカを放って離脱する。<br />
<br />
==== その他装備 ====<br />
;ビーム・マシンガン<br />
:νガンダムの正式武装ではなく、ビーム・ライフルを喪失した際に、通りすがりの[[ギラ・ドーガ]]のビーム・マシンガンを奪ったもの。これはギラ・ドーガもアナハイム製の機体で装備品の運用規格が共通であるため。<br />
:劇中では核を満載したムサカ4番艦を轟沈してみせたが、サザビーに対しては腹部装甲を弾き飛ばすだけに終わった。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ダブルファンネル<br />
:[[ライバル]]機サザビーのファンネルと、νガンダムのフィン・ファンネルを連続で放つ。<br />
;ツイン・フィン・ファンネル<br />
:[[Hi-νガンダム]]、あるいは[[量産型νガンダム]](フィン・ファンネル装備型)と連携してフィン・ファンネルを放つ。『R』や『D』でのみ使える。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動可能。<br />
;[[Iフィールド]] / IフィールドΔ<br />
:フィン・ファンネルを用いた対ビーム[[バリア]]。スパロボでは通常のIフィールドより効力が若干強いことが多い。なお、シリーズによって能力の表記名は若干変わる。<br />
;[[サイコフレーム|サイコ・フレーム]]<br />
:<br />
:*[[Zシリーズ]]([[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]まで):パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる。<br />
:*[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]:パイロットの気力が条件を満たすことで発動。発動中は回避、CT率、戦闘時のSP上昇で機体レベルによって必要気力低下並びに効果上昇する。<br />
:*[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]:パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる他、武器が追加される。<br />
:*[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]:パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる他、パイロットによっては武器が追加される。<br />
;[[換装]]<br />
:一部作品で可能。[[νガンダムHWS装備型]]に換装する。大抵の場合は隠し要素で、熟練度や撃墜数、改造段階、ルート選択などが関係する。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:『DD』における必殺ユニットパーツ装備時のメインアビリティ。<br />
:{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! !! アビリティ !! 効果 !!パーツ<br />
|-<br />
! R || [[カウンター]] I<br />
| 反撃時、30%の確率で先制攻撃を行う。 || [[ビーム・サーベル]]<br />
|-<br />
! SR || 必殺技威力・照準値アップ II<br />
| 気力120以上の時、必殺技威力が12%、照準値が5%増加する。 || ニュー・ハイパー・バズーカ<br />
|-<br />
! rowspan="2" | SSR || [[サイコミュ]](ν)<br />
| 照準値が7.5%増加する。さらに気力120以上の時、攻撃力が10%増加する。 || クロスレンジ・アタック<br />
|-<br />
! [[サイコフレーム]](ν)<br />
| ビーム・特殊属性のブレイクゲージ減少量75%増加。ブレイク状態の敵との戦闘時、必殺技威力が24%増加。 || フィン・ファンネル<br />
|}<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:宇宙用機械であるMSの代表選手だけあり、シリーズを通じて宇宙適応は一貫して高い。<br />
:反面、碌な完熟運転もなかったためか陸や空適応など重力下環境では性能が下がることが多い。<br />
:ミノフスキークラフト等の飛行用[[強化パーツ]]の恩恵を受けられる機体の代表選手とも言えるだろう。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[サイコフレーム]](HP+800)<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]でのボーナス。<br />
;射程1以外の全武器射程+1<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;[[特殊能力]]『サイコフレーム』追加。<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]でのボーナス。<br />
;『フィン・ファンネル』の攻撃力+400、射程+1、弾数+4<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]でのボーナス。<br />
;『ニュータイプ』専用武器の攻撃力がスキルレベルに応じて上昇<br />
:第3次Z以降のボーナス。<br />
;「ニュータイプ」専用の各武器の攻撃力が特殊スキル「ニュータイプ」のレベルに応じて上昇。<br />
:[[スーパーロボット大戦V|V]]以降のボーナス。<br />
:'''''スキル「強化人間」では上がらない'''''点に注意。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「翔べ!ガンダム」<br />
:[[スーパーロボット大戦|第1作]]、『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』にて。<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『逆襲のシャア』のBGMではないが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』で採用。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentVI GUNDAM(ニュー・ガンダム)」<br />
:PS版『[[スーパーロボット大戦F|F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])』『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』等、一部の作品でのみ使用。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と、使用されてる作品は少ないが、「MAIN TITLE」と共にファンの認識が高いBGM。<br />
;「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」<br />
:本作品のメインテーマソング。νガンダム単体では使用されず、イベント用に扱われる事も多い。<br />
:『OE』ではフィン・ファンネル選択時のBGMとしても採用。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)]]、[[α・アジール]]<br />
:[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]&[[クェス・パラヤ|クェス]]との2対1での対決。しかし、自分専用の完璧な高性能の愛機を得て機体性能の枷から解放されたアムロにとって最早両者とも敵ではなく、2機相手でも互角以上の戦闘をこなし、フィン・ファンネル・バリアを展開して戦いを有利に進めた。さらにアムロのトリックプレイにより[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]を落とした。<br />
:戦闘練度の甘い二人と経験豊富なアムロの技量差が最も描写された名シーンである。むき出しの感情で戦うクェスに対し地球の命運をかけて戦うアムロが「子供に付き合っていられるか!」と一蹴するセリフが印象的。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:ファンネル同士の戦いから、ビーム・サーベル主体の格闘戦へと進めて、最後は殴り合いを制した。<br />
:[[モビルトレースシステム]]ではなく操縦桿での殴り合いであり、アムロとシャアの高い操縦技術が窺えるガンダム作品全体でも屈指の名シーンである。<br />
;サイコフレームの光<br />
:アムロが「νガンダムは伊達じゃない!!」と気合を込め、[[地球]]に落下する[[アクシズ]]を、敵味方問わず戦場にいた人々の意思を集中したサイコフレームの力で押し戻した。同作品のクライマックス。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%CE%BD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
;[[NT-1アレックス]]<br />
:一年戦争末期に開発された機体。外見やニュータイプの搭乗を想定した設計、アムロ専用機となるはずだった等の点からも、実質本機の試作型になっている。アムロに届く事が実現していれば、本機の青の部分が黒く塗装される予定で、よりνガンダムに近い外見になる。<br />
;[[ナラティブガンダム]]<br />
:νガンダム以前に建造され、サイコフレームの調整を行った試験機。<br />
;[[量産型νガンダム]]<br />
:高級[[量産機]]。少数生産された。<br />
;[[Hi-νガンダム]]<br />
:原作の小説版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』のνガンダム。『[[MSV|CCA-MSV]]』ではνガンダムの発展機とされる。<br />
;[[ジェスタ]]<br />
:[[ジェガン]]をベースにしつつνガンダムの構造を参考とした上位機種。カタログスペックではνガンダムの9割の性能を持つ。<br />
;[[シナンジュ・スタイン]]<br />
:細部にνガンダムと似た部分が多く、同じ開発系列に属する可能性が高い。<br />
;[[Ξガンダム]]<br />
:「アムロ・レイの遺志を継ぐ」という意味合いで、彼の最後の機体名に「ν」の次のギリシャ文字「Ξ」を冠した反地球連邦政府組織「マフティー」の象徴と言うべきガンダム。<br />
:設計面に関しては本機体との関連が特に無いが、発展機であるHi-νガンダムのベースとなっている。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[法術士ニュー]]<br />
:[[SDガンダム外伝]]に登場した、νガンダムがモチーフのキャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*主人公・アムロの機体ということで、デザインは多くのデザイナーによるコンペで行われ、冨野監督からは「マントをつけたガンダム」というイメージ案が提示されていた。最終的には出渕裕氏が「自分の理想を追求」し、鈴木雅久氏らの出したファンネルなどの案を取り入れたもので決定している。<br />
**SDガンダムのアニメに登場する「νガンダムの'''おじさん'''」は、フィン・ファンネルをマントのように纏って現れ、高笑いと共にフィン・ファンネルを翻すことで通常のフィン・ファンネルと同じ位置に配置される。この事からνガンダムのシルエットは、さしずめ「マントを翻した」状態と言える。<br />
**フィン・ファンネルの存在は映画公開前には伏せられており、あくまで新ガンダム登場やアムロとシャアの決着を前面に押し出していた。公開当時のνガンダムのプラモデルにフィン・ファンネルが付属していないバージョンがあるのはそのため。<br />
*出渕氏や鈴木氏らは「原点回帰の目的でνガンダムをデザインしたのではなく、誰が見てもガンダムとわかるデザインにしたかった。」との証言を残している。庵野秀明氏も同様の思いでデザイン案を提出したようだが、よりによって[[ガンダム|RX-78-2 ガンダム]]そのものデザインだったため、富野監督から罵倒されるという一幕もあったという。<br />
*νガンダムは「MSは歩兵型の機動兵器」として運用性と機動力を重視した設計思想であり、[[ライバル]]機であるサザビーの設計思想とは全く正反対。サザビーは大型スラスターと、強力な[[ビーム兵器]]で身を固めた[[モビルスーツ]]であるのに対して、νガンダムは必要最小限の小型スラスターと実弾兵器で身を固めている。この設計思想の差が両者の長時間の戦闘で明らかとなり、サザビーがパワーダウンして、νガンダムはその隙をついてサザビーの左腕を切り落としている。これが勝敗を別った一因であろう。<br />
*シャアとの決戦でフィン・ファンネルでも[[ビームサーベル]]でも[[ビームライフル]]でもなく、パンチでシャアの乗るサザビーのカメラアイを破壊したのは有名だが、これは富野監督なりの「ファンネル同士の戦いの終止符」だそうで、監督はファンネル系の武装は演出が単調になり、つまらない映像になってしまいがちだと感じていたらしい。<br />
*寺田プロデューサー曰く「あまりにスパロボに出過ぎたため戦闘アニメでの原作再現があらかた済んでしまっており、近年の作品では戦闘アニメ制作にスタッフが非常に苦労している」との事。同じく最古参のマジンガー・ゲッターと異なり、そもそもの出番自体が劇場版アニメ1作品のみと少ない事も一因と思われる。<br />
**それでも、徒手空拳での攻撃やバルーンダミー射出、宙を舞うサイコフレーム、果ては本来νガンダムの技ではない(と言うか技ですらない)ラスト・シューティング…と毎回多彩なアイデアを盛り込むスタッフには頭が下がる思いである。<br />
*後年書かれた「機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD」ではフィン・ファンネルはコンバーターブロックを介した抑制のある感情でコントロールする構造が本来の形で、劇中の機体の背部片方にファンネル自体を連結させる形は感情をダイレクトに伝える、機体の重心がブレるという危険性を持つ代案になっている。<br />
**こちらのコンバーターブロックは接続部のセンサー機構の開発に手間取っているため機体の完成を急いだアムロに代案で完成させるよう言われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOG</amazon><amazon>B000IB0BQE</amazon><amazon>B0013H61R0</amazon><amazon>B000IB0BQY</amazon><amazon>B00030EVIO</amazon><amazon>B0091O17LM</amazon><amazon>B000NHTKLA</amazon><amazon>B000U6S5CO</amazon><br />
*フィギュア<br />
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<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:νガンダム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:νかんたむ}}<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%CE%BD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=353184
νガンダム
2020-03-04T16:25:42Z
<p>210.158.190.245: /* 機体概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = ニューガンダム<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::ν Gundam]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = RX-93<br />
| 頭頂高 = 22.0m<br />
| 全高 = 24.2m<br />
| 本体重量 = 27.9t<br />
| 全備重量 = 63.0t<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| ジェネレーター出力 = 2,980 kW<br />
| 推力 = 18,300 kg×4(バックパック)<br />12,300 kg×2(脚部)<br />
;総推力<br />
:97,800 kg<br />
| アポジモーター数 = 26<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 21,300 m<br />
| 開発者 = [[オクトバー・サラン]]<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]<br />
| 設計 = アムロ・レイ<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍]]<br />
| 所属部隊 = [[ロンド・ベル]]<br />
| 乗員人数 = 1人<br />
| パイロット = [[アムロ・レイ]]<br />
}}<br />
'''νガンダム'''は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
[[ネオ・ジオン]]軍との戦争に備え、[[アムロ・レイ]]大尉が自身の専用機として自ら基礎設計を担当しており、これまでに開発された全ての[[ガンダムタイプ]]の[[モビルスーツ]]を参考にしている。<br />
<br />
発注から3か月という短期間で急造されているものの、急造故に信頼性のある既存部品からの流用や、汎用性と運用面を重視したアムロの設計により、「専用機の高い性能」と「[[量産型]]の信頼性」を併せ持った、非常に完成度の高い機体となっている。<br />
<br />
製作過程でネオ・ジオン<ref>と言うより、[[シャア・アズナブル]]個人。</ref>から意図的に技術漏洩された[[サイコフレーム]]にコックピット周辺のフレームの材質を変更した為、反応速度が飛躍的に増大した。ちなみにこれにより当初想定していた機体重量が3キロ減ったが、強度はアップしている。<br />
<br />
武装は頭部に内蔵されているバルカン砲を除けば全て外装式であり、[[ファンネル|フィン・ファンネル]]以外は[[ビームライフル|ライフル]]、[[ビームサーベル|サーベル]]、バズーカにシールドと非常に標準的。<br />
これには内部に余裕を持たせ、整備性と拡張性、そして耐久性を高める狙いがあり、また設計したアムロが「モビルスーツは歩兵としての機動兵器である」という認識を持っていたため。その意味では、初代ガンダムの正統後継機とも言える。<br />
<br />
νガンダムが完成してからはアムロの能力を100%引き出すことが可能になった為、[[ユニコーンガンダム]]が出るまでは長らく[[宇宙世紀]]0090年代最強のモビルスーツと認識されていた。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
劇中冒頭から登場しているが、その時は納期を10日繰り上げられての納品だったのでまだ組み立て途中であり、[[フィフス・ルナ]]攻防戦の後にアムロ・レイが受け取りに訪れた時も未だに調整中であった。<br />
しかし、帰還命令を受けたアムロはチェーンと共にアナハイムのスタッフの反対を押し切ってライフルとシールドのみを装備した調整途中の本機で出撃し、[[ロンド・ベル]]の窮地を救った。<br />
<br />
後に他の装備も届けられ、完全な状態での出撃が可能となった。<br />
<br />
[[アクシズ]]落下阻止作戦時には多数の[[ギラ・ドーガ]]を撃墜し、[[クェス・パラヤ]]と[[ギュネイ・ガス]]を同時に相手にしても互角以上に渡り合っている。<br />
<br />
その後、アクシズにてシャア・アズナブルの[[サザビー]]と交戦。激闘の末、これを撃破した<ref>この際、サザビーは左腕を切断、頸部エネルギーパイプを引き千切られた挙句にアクシズに叩き付けられると大破に近い形であるのに対し、本機は左腕の予備ビームサーベルラック破壊と股間部をビームサーベルで斬られた程度の小破であり、機体設計も相まって優勢だったことが窺われた。</ref>。<br />
<br />
最後は[[地球]]に落下しようとするアクシズの後部をサイコフレームの力で押し返し<ref>'''アクシズ・ショック'''と呼称される。</ref>、アムロやシャアと共に何処かへと姿を消してしまっている。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;[[νガンダムHWS装備型]]<br />
:フルアーマー状態。防御力よりも機動性と火力の向上に重点が置かれており、重武装ながら機動性は高い。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
先述通り、アムロ用の[[モビルスーツ]]として登場する。ロボット単体としての出演数は[[マジンガーZ]]に次ぐ数を誇る。『逆シャア』の参戦扱い自体がνガンダムを登場させる口実に近い場合も多く、「所属・年齢問わずアムロが出れば、νガンダムも存在する」のはスパロボのお約束と化している。<br />
<br />
基礎能力はシリーズ全般で高水準を誇る。使い方は基礎能力の高さによる前衛、またはフィン・ファンネルの威力を活かした[[射程]]距離外からの攻撃。アムロを乗せれば回避率の高さを生かした囮戦法や前衛突破に能力を発揮する。<br />
<br />
[[シールド防御|シールド]]・[[Iフィールド]]の実装率も非常に高く、[[MS]]の中では防御面でもトップクラスである。アムロの回避力に加え、スパロボでは[[ビーム兵器]]に頼る敵勢力ばかりではないので[[Iフィールド]]は目立たない能力になりがちだが、汎用能力としてのIフィールドより数値的に少し強化されている作品もある。<br />
<br />
弱点としては、飛べない事に加えてフィン・ファンネル系の地形適応も空(作品によっては陸も)Bなので地上マップでは使いにくく、フライトシステムや[[A-アダプター]]等の補強は必須。<br />
<br />
また、[[旧シリーズ]]から[[射撃]]一辺倒の時代が長かったが、近年では原作ラストの格闘戦を意識してか、[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器やアムロの[[格闘 (能力)|格闘]]値が底上げされており、最強格攻撃の一角に近接戦闘が加わるケースすらある。<br />
作品によっては終盤にフィン・ファンネルが[[切り払い]]で無効化されやすくなり相手との相性に注意を払う必要があるが、それも上述の近接攻撃力の強化により補われつつある。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦α]]』で強すぎた為か、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』では冷遇。その後は最強MSの座を[[Hi-νガンダム]]に譲る事が増えたが、『[[スーパーロボット大戦Z]]』にて久々に鬼のような強さを取り戻した。<br />
<br />
ポジション的にはHi-νガンダムとは[[平行世界|パラレルワールド]]的なアムロ最後の乗機同士という間柄なのだが、スパロボではνガンダムの強化後継機としてHi-νガンダムがνガンダムに遅れて現れ併用できる事がままある。その場合、スペックが僅かに劣るこちらはアムロから別の[[ニュータイプ]]系パイロットの[[乗り換え]]用に回されがちになるため、アムロ専用機のイメージは随分薄まっているとも言える。しかし近年はνガンダムの最強武器がアムロでなければ使用できない設定になっていることが多く、『X』や『T』ではHi-νガンダムの最強武器はニュータイプであれば誰でも使用できることからあちらが他のパイロットに回される傾向があり、再びアムロ専用機たる立ち位置を取り戻しつつある。<br />
<br />
入手経路については、製作されていない場合は原作通りシャア(または[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]])が故意に流出させたサイコフレームを元にアナハイムが製作するパターン、[[チェーン・アギ]]が登場している場合、彼女がνガンダムを運んできて、そこに[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]が居る場合一悶着…というパターンが多い。<br />
製作が済んでいる場合は、大抵オーバーホール中で序盤は使えないというパターンが多い。特にシリーズ物に顕著で『[[第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇|第3次Z 時獄篇]]』に至ってはオーバーホールに出したら[[ユニコーンガンダム]]のNT-Dの特性を知っているビスト家に同システムの攻撃対象にならないようにと勝手に隠匿されてしまった。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:フィン・ファンネルが無制限に使用でき、[[再攻撃]]が出来れば、射程外から連続攻撃を叩き込む事が可能。作中に登場するユニットの中でも最高クラスの強さを誇り、全てのステータスが高水準な上、特に素早さの高さが異常で、モビルスーツが相手でも再攻撃を発動させられるほどである。レベルが高ければ、名前付きにもバンバン再攻撃することが可能。天敵は間接攻撃無効の能力を持つ[[グランゾン]]…かと思いきや、レベル次第ではグランゾンにも再攻撃をかけられるので特別不得手というわけでもない。尚、PS版では微妙に弱体化しフィン・ファンネルが弾数制になった。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::対ビームは無敵だが、[[ファンネル]]の弾数が少ないのが悩み。フル改造でも[[ラストボス|ラスボス]]の攻撃には耐えられないのでアムロをしっかり鍛えるか、[[ひらめき]]を持つ[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]辺りを乗せよう。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:フィン・ファンネルは射程9を誇り、ほとんどの敵の射程外から攻撃できる。<br />特に[[インスペクター]]四天王の射程外から攻撃できるのは大きい。10発あるのであまり弾切れを気にせずにバンバン撃てる。ビーム兵器無効の敵が大量に出現する為必然的に出番が多い。Iフィールドを持つ為、[[ジ・O]]が相手なら無敵。武器の性質上、アムロよりは攻撃力の高いパイロットを乗せる方が相性が良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:リューネ編の主力。フィン・ファンネルの弾数は8発に減ったが、相変わらず強い。本作品でも射程距離外攻撃、ビーム兵器無効の敵には出番が回ってくる。また、プレイヤーが[[熱血]]が不要かと錯覚するほど[[クリティカル]]を連発する。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:中盤に入手できるが、フィン・ファンネルの弾数が6発に減ったため、連発するとすぐに弾切れになる、得意の長距離攻撃も[[ゲスト]]機には通用し辛い……等の理由で大幅にパワーダウンした印象がある。陸適応もBと低いこともあって攻撃力もかなり下がった。またIフィールドは無効化ダメージに上限が出来たため、入手時点では殆ど使い物にならない。それでも[[地形適応]]に加えて燃費の悪さも致命的な[[ガンダムF91|F91]]よりはマシでMSの中では充分に後半戦の主力。[[幸運]]持ちのアムロが[[ΖΖガンダム]]の専任になる可能性を考えれば交換する形で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]あたりを乗せるのがベターか。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::地形適応が陸はBからAに、海はCからBに上がり、フィン・ファンネル自体の攻撃力も上がった為、[[熱血]]や[[魂]]を使えば2万から3万のダメージを叩き出す。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:中盤戦前に入手し、F91と並んで味方モビルスーツ中最高級の運動性能を誇り、最後までお世話になる。フィン・ファンネルを10段階まで鍛えると[[マップ兵器]]版を追加可能になる(要[[資金]])。敵の[[切り払い]]に悩まされるため反撃役とするには場所を選ぶが、せめてPPでは射程外から攻撃するように努めて[[切り払い]]を封じて行こう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:中盤で加入。機体能力が高く武器も強力で、改造によって[[マップ兵器]]まで追加されるなど強力な機体。回避時に専用グラフィックもアリ。[[強化パーツ]]スロットが1つしかなく、フィン・ファンネルの必要[[気力]]が110であり、(ダメージにも大きな補正がある)今回の距離補正が係らないのが微妙に弱点。また機会はあまり無いが、武器の地形適応が悪いため地上戦も弱い。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]を満たせば[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]に強化される。<br />
:なお、リアル系だと序盤でクワトロとキグナンがサイコフレームを流出させた旨の会話をした際にサイコフレームを搭載するMSの名前として登場する。<br />
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]<br />
::フィン・ファンネルがEN消費制になりEN無改造では気軽に撃てなくなった。一見するとPS版から弱体化したように思えるが、攻撃力の高いサザビーとの[[合体攻撃]]「ツインファンネル」が追加。ファン感涙ものだが[[切り払い]]Lvの高い相手にはやはり無力。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:ルート問わず6話で加入、未来でも中盤手前で復帰する。サイコフレームが光る、位置の微調整を行うなど細かな部分で戦闘アニメが強化された。前作『α』から性能面での変更としては、パーツスロットが2になり、フィン・ファンネルのMAP兵器版は消失し、通常版がEN消費制(無改造時は3発まで)になった。一方で弱点だった武器適応の悪さはそのまま引き継ぎ、地上戦メインで森等の地形が多い今作では非常に使いにくい。バリアが全体的に弱体化した関係でIフィールドの性能も落ちている。長射程武器を2つ持ち決して悪い機体ではないのだが、弾数、燃費共に厳しく、初期攻撃力はそこそこだが武器改造費用は高めで上昇率は良くないため、飛行できて長射程武器2つの[[スーパーガンダム]]を筆頭に、[[Ζガンダム]]などが先に加入し使い勝手も上。よほど思い入れが無いと一軍採用は難しい。<br />
:利点はバズーカの初期攻撃力とクリティカル補正の高さ。特にフィン・ファンネルが空Bなので飛行ユニット相手だとバズーカの方が火力は上。そのため、序盤の[[ネオ・グランゾン]]戦ではひたすらバズーカを撃ち続けたプレイヤーも多いはず。またビームキャノンが消費EN5で(火力はともかく)使い続けられる。使い続けるならば[[A-アダプター]]などの地形適応改善の強化パーツは必須といえる。<br />
:[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]を満たせば[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]に強化できるが、今作では[[換装]]パーツ扱いであり、熟練度によって[[Hi-νガンダム]]との2択である。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:設定を反映し、フィン・ファンネルが弾数制に戻った。空を飛べない、[[全体攻撃]]が無いなどの欠点が目立つ。[[νガンダムHWS装備型|HWS]]になると全体攻撃が追加されてようやく一人前。<br />
:単体攻撃しかないのはネックだがスペックは充分前線を張れる優秀な機体。[[Ζガンダム]]のハイパービームサーベルにフィン・ファンネルで援護、などといった[[Hi-νガンダム]]ではできない戦術も可能。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:『第2次α』に比べ大幅なパワーアップを果たし、フィン・ファンネルが[[全体攻撃]]になった。気力制限が105と緩い上に弾数も多く、序盤戦から猛威を奮う。Hi-νの入手が終盤なので、長い付き合いとなる。グラフィックは『第2次α』の使い回しだが、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』を意識したのかフィン・ファンネルのグラフィックだけは新規描き下ろし。また、「ガイダンスシナリオ」にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。本作まで『[[OGシリーズ]]』を除いて版権スパロボの皆勤賞だった。ちなみに、PVではなぜか「'''主砲を撃つラー・カイラムをフィン・ファンネルで援護する'''」という場面があった(両方とも全体攻撃であり、当然ながら援護は不可能)。<br />
:宇宙世紀主役ガンダムでは唯一最強武器に[[バリア貫通]]も無効もついていないので、[[地球連合]]のブーステッドマントリオや[[バルマー帝国]]のバリア持ち機体とは相性が悪い。小隊員の[[直撃]]でフォローしよう。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:今回のフィン・ファンネルは[[全体攻撃]]でEN消費型。フル改造で威力が6000を越え、[[サイズ差補正無視]]&[[バリア貫通]]能力まで付いた鬼性能。ALL武器であるために単発でしか使えないのが弱点だが、今回は[[特殊能力]]扱いのサイコフレームにフィン・ファンネルの攻撃力・[[命中]]率・射程・[[クリティカル]]率UP効果があり、単機の性能は非常に高く、ALL武器のフィン・ファンネルにより殲滅力は歴代でもトップクラス。ただ、地形適応があまりよくないので、[[S-アダプター]]等で補強した方が良い。<br />
:ストーリー上でも、終盤でのあるイベントで重要な役割を与えられるなど活躍している。ちなみにサイコフレームの情報を流したのは原作通りシャア(クワトロ)だが、彼の最後の機体であるサザビーは造られなかった。<br />
:本作のMS全般に言えることだが妙に四肢が細く、この所為でグラフィックの評判は良くない(アニメーション自体は非常によく動く)。<br />
:;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]<br />
::サイコフレーム発動時にビーム・サーベルの攻撃力が下がるバグが修正された。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:前作で不評だったからかグラフィックが新規書き起こし。フィン・ファンネルは弾数式に戻ったが、“6発”しか使えないのでアムロには[[Bセーブ]]が必須。フル改造ボーナスは「[[特殊能力]]サイコフレーム追加」。参戦こそ遅いが、フィン・ファンネルの長距離射撃は大抵の敵エースに対し射程外攻撃を加えられるので、[[旧シリーズ]]の運用方法に近くなった。宇宙Sだが仕様上月面では空を飛ばさないと恩恵を受けられない。しかし、そもそもフィン・ファンネルが空Bであるため、フライトモジュールを装備する事は多いはずである。<br />
:フィン・ファンネルのトドメ演出が一年戦争のラストシューティングのオマージュとしてνラストシューティングとして追加された。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:新たに「連続攻撃」という武器が追加され、アムロの[[カットイン]]も新規デザイン(ただ、フィンファンネルのトドメ演出は旧カットインの方が良かったという声もある)。使えるのは共通ルートで35話と遅い部類に入るが、数値以上の実力を感じさせるため、あまり気にならない。フィン・ファンネルと連続攻撃が弾数武器なので引き続き[[Bセーブ]]との相性は良い。<br />
:サイコフレームはデフォルトで[[特殊能力]]となり、フル改造ボーナスは「『フィン・ファンネル』の攻撃力+400、射程+1、弾数+4」とサイコフレームとの組み合わせによるフィン・ファンネルの攻撃力は10段階改造ならば威力「7200」で、[[気力]]に縛られない強力な攻撃が加えられる。また、アムロの[[エースボーナス]]も[[技量]]+20と、より[[再攻撃]]向けになったので、鍛え上げれば最強格の機体になるだろう。ただ、フィン・ファンネルの空中適応は低いままなのでそれは補おう。改造と育成をこなせば[[リボンズ・アルマーク]]相手でも物怖じせず立ち向かっていける。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:分岐ルート第37話「フィフス・ルナ攻防戦」の戦闘中にリ・ガズィから乗り換え。この時点では3段階改造。戦闘シーンはまたも刷新された。<br />
:特にフィン・ファンネルのアニメーションは、無印Zでは単体ユニットに撃っても全体攻撃のアニメーションが適用されるため「何もない空間に攻撃する」アニメーションだったが、本作では全体攻撃ではあるものの、ツインユニットを1体ずつ読み込むアニメーションになったため、シングルユニットに攻撃しても違和感のないアニメーションになった。<br />
:ビームサーベルの演出も地上の敵に対する状況では'''初代ガンダムの抜刀を再現する'''程の力の入れよう。<br />
:今回最強武器はオールレンジ・アタックに変更されている。但し、サイコフレームが発動する事が前提かつカスタムボーナスの変更の為、前作まで以上に高い[[NT]]レベルをパイロットに要求されることになる。<br />
:シャアの乗るサザビーと共に運用することも出来なくはないが、最強武装の射程が咬み合わない。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:[[クロノ]]保守派の息のかかった連邦軍の手引きによってアムロの元から遠ざけられていたが、序盤で奪還する。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』並の参戦の早さに加え、性能も特に弱体化されていないので序盤から飛ばしていける。本領発揮に高いNTレベルを求められるのは相変わらず。<br />
:ビームサーベルとニュー・ハイパー・バズーカのモーションに宇宙戦用が追加された<ref>実は原作ではバズーカをマトモに手で持って発射した事はなく、手放してフェイント、有線コントロールでの発射、そして今回再現された背中に装備したままの背面撃ちといういずれもトリッキーな戦法に用いられている。このため従来作の手に持ってのバズーカ発射はある意味SRWオリジナルとも言える。</ref>。バズーカは宙返り撃ちを行い、ビームサーベルは乱舞系の様なコンボモーションとなった。<br />
:中盤終わり頃にフル・オールレンジ・アタックが追加される。<br />
:欠点としては追加武装含め武装の半分以上が空Bである事。地上戦ではなるべく強化パーツでフォローしたいところ。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:本作は強力なMSを多数入手できるため部隊がMS軍団になりやすいが、その中でもサザビーと並び文句なく強い。他のMSの多くがステージ選択順によるボーナスであったり[[説得]]等が必要な機体であるのに比べ、無条件で入手できる点も魅力。[[HP]]は5700もあり、スーパー系並の高さである。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:入手は遅いが、そこからの使用に見合う程度の能力はある。今回も[[HP]]がスーパー系並に高く、[[装甲]]もMSにしては高い。今までの作品では、大半の攻撃は避けてしまい、攻撃を当ててくるような相手に対しては無力に近かったIフィールドだが、今作以降では[[援護防御]]のおかけで生かせる場面が増え、攻撃無効化時に見られるバリア展開演出を見られる機会も増えた。また、フィンファンネルの攻撃力はもちろんだが、他の武器の攻撃力も一律して高くかなり優遇されている。隠し最終話ではアムロがνで強制出撃なので、基本的には使っておくと良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第3部の中盤戦で入手。ただし実際に「アムロ専用機」としての運用が可能になるのは、分割していた部隊が再合流を果たす第90話以降。今までの入手期間を考えると長く感じるが、IMPACT自体3部構成である事を考えると妥当なところか。[[νガンダムHWS装備型|HWS装備型]]と二択。図鑑を埋めたいなら熟練度を調節して1つ前のシーンが終わる時に熟練度を調節し、やり直すしかない。<br />
:隠しルートではアムロ共々強制出撃なので本人の高い能力を活かすためにも改造はしておきたいが、そのルートの敵パイロット達は必中無しだとファンネルをかなりの確率で切り払ってくるので、活躍させられるかは微妙。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:中盤で入手。[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器が強い本作においても十分活躍できる性能だが、[[ヤルダバオト]]の前には霞んでしまう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:性能は良いが終盤の入手となる上、本作では[[ガンダム]]+[[Gファイター]]が激しく強い為、アムロは[[ガンダム]]に乗ったままの可能性も。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::グラフィックは『MX』の使い回しだが「格闘」は外された。登場時期などの立ち位置は『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と同様である。格闘はビーム・サーベルにうまく編集されて盛り込まれているが、『MX』をプレイした人間には継ぎ接ぎだとすぐ解る。<br />本作は命中率に悩まされる上に、終盤はNTでIフィールド持ちの敵が多いため、宇宙適応SとNT能力とフィン・ファンネルのあるνガンダムは対NT軍団用として威力を発揮する。フィン・ファンネルの弾数が6発しかないので大型マガジンを装備したい。また、パイロットには援護攻撃のできるクワトロ(サザビー未入手の場合)をおすすめしたい。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:終盤戦前に入手。[[量産型νガンダム]]との[[合体攻撃]]も可能だが、参戦時期が遅いため無理に使う必要はないだろう。改造しておけば2周目以降[[ラー・カイラム]]に保護されるルートの序盤が楽になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:中盤戦に差し掛かった辺りで入手。条件をクリアすれば後々[[νガンダムHWS装備型|HWS]]に換装可能になる。今回はHi-νガンダムが条件なしに入手可能な為、繋ぎ機体に甘んじる事も。<br />
:先に手に入るサザビーと同程度の性能だが、[[Iフィールド]]による対ビーム兵器防御力と運動性以外では劣る。<br />
:[[Hi-νガンダム]]、[[サザビー]]との合体攻撃があり、後者とはゲーム前半から使える点でも珍しい作品だが、魅せ技に近い本作の合体攻撃に頼もしさはあまり無い。νガンダムHWS装備型に換装した場合はともかく、素のままではやや魅力に乏しく、宇宙マップの出撃をMS部隊で固めるなら使ってみるか…といった感じになりがち。<br />
:ただし本作のバリアの仕様上、同時期に入手可能な[[対ビームコーティング|ビームコーティング]]を装備した場合の対ビーム防御力は凄まじく、[[Iフィールド]]と合算されて実に1800(ビームコーティングを2つ装備した場合は2600)ものダメージ軽減効果を発揮する。<br />
:[[改造]]可能段階が7と低いので1周目は攻撃力がすぐ頭打ちになるが、逆にフル改造ボーナスを得やすいというメリットも有る。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:必殺技のフィン・ファンネルは効果範囲が非常に広く、さらに敵味方識別タイプのため、非常に強力。特に最終話1話手前の[[EVA量産機]]、最終話の[[ソーディアンズガード]]との戦闘には欠かせない。素の性能も高め。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:Ζガンダムと同時に[[エマ・シーン|エマ]]が持ってくる。初期状態では[[EN]]消費が激しいために使いづらいが、強化すればフィン・ファンネルが鬼のような強さを発揮。アムロの高い能力と相まって[[無双]]も可能。だが射出している間は(この機体に限ったことではないが)攻撃不能という弱点が存在する。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:参戦は第20話からで、フル・オールレンジ・アタックは36話での追加となる。<br />
:性能的には『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』とほぼ変わらないが、フィン・ファンネルにカウンター属性が付き、フル・オールレンジ・アタックがアムロ専用武器となった。<br />
:パイロットはもちろんアムロが最適だが、フル・オールレンジ・アタックが使えなくとも充分に強い。ただし、さすがにサイコフレームを発動できないパイロットでは弱体化が著しいため、乗せるなら主役級か準主役級のニュータイプを。<br />
:今作ではサイコフレームの共振機能を用いて演算システムの安定化を図るというナデシコとのクロスオーバーがある。<br />
:フィン・ファンネル系の武装の他、ライフルやバズーカといった主要射撃武装が全て弾数制であるため、[[ファクトリー]]の「ハイパーリローダー」との相性が抜群。純然たる兵器であるガンダムの筈なのに永久機関と化した戦いが可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:宇宙ルート22話で増援で登場し自軍加入する。性能は『V』と変わらず、フル・オールレンジ・アタックも相変わらずアムロ専用だが最初から実装済みで、戦闘アニメーションはさらなるパワーアップを遂げている。<br />
:今作では『第3次α』以来となる[[Hi-νガンダム]]と共演。改造はνガンダムのものが引き継がれる。<br />
:装甲と運動性は同等でそれ以外の性能はあちらより若干劣る。しかしあちらの最強武器にはパイロット制限がないため、特に拘りがなければHi-νは他のパイロット(主に[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[ナイチンゲール]]を取り逃した場合の[[シャア・アズナブル|シャア]])に譲り、アムロはこちらに乗せ続けるのもあり。<br />
:ちなみに今作では味方で使用できるファンネル搭載機のうち、'''素の状態ではファンネルの攻撃力が最も低い'''。よって早急に気力を上げてサイコ・フレームを発動させないと攻撃力が低くなりがち。マップ兵器も所持しておらず、終盤アタッカーとして活躍する場合は計弾数4の二種オールレンジ・アタックを回すための準備をしっかりしたい。上述通り最強武器がアムロ専用なので、終盤まで運用するにはアムロの搭乗が必要不可欠。<br />
:シナリオ上では第35話において急造品であることが説明されており、また[[エルヴィラ・ヒル|エルヴィラ]]による[[カップリングシステム]]の実験にも使われたせいで調整が不十分になってしまったとも言われているが、ゲーム上では運用上の問題はない。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:今回の参戦は正規部隊ルート第30話とかなり遅い。性能は『V』や『X』と同様で、フル・オールレンジ・アタックもアムロ専用武器。やはりサイコ・フレームが未発動では攻撃力が低いため、早急な気力上げが必要になる。<br />
:本作では[[Hi-νガンダム]]の入手が終盤に入ってからで、あちらも『X』と同様最強武器にパイロット制限が無く性能も殆ど差が無いため、Hi-ν入手後もアムロはこちらに乗り続けて他のパイロットにHi-νを譲ったほうが戦力に無駄がない。<br />
:本作でもHi-νに改造段階を引き継ぐ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:ガンダムチームを選べばリーダーとして選べる。[[F91]]より能力はやや劣るが、リーダーとしては申し分ない。初代の仕様ではファンネル系は海Aである事も追風となっている(これはHDリメイク版でも同様)。[[てかげん]]が使えるので敵を説得する際は活躍する。<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:宇宙編の中盤で入手。本作の味方機では唯一ファンネルを持つ。[[幸運]]を覚えるアムロをマップ兵器持ちの[[V2ガンダム]]に乗せるなら、こちらは[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]向きか。<br />
:装甲も鍛えればザンスカール系の[[ザンネック]]、[[ゴトラタン]]、[[リグ・コンティオ]]といったエース機も怖くない。<br />
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:最高の機動力を誇る反面、装甲値がやや低く、装備武器も[[ビームライフル]]を除いては、気力が大きく減少するなどリスクが大きい。最大のコストを加味すると、総合性能はいまいち。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:基本性能は安定しており、アムロの能力と合わせて強力。フィン・ファンネル改造ボーナスによる[[MAP兵器]]追加も健在。が、改造限界が低いという欠点が存在する。とはいえ多少運動性が気になるくらいで、それ以外は十分な性能を持っている(これを余裕で上回るのは同等の初期値を持ちながら改造限界が高い[[ゲーマルク]]くらいである)。[[乗り換え]]可能だが、ラスト5話中最終話を除く3又は4話はアムロ固定で強制出撃or出撃不可なので、アムロ専用と思っておいた方が良い。初期のマジンガーZと同等と妙に装甲が高く、Iフィールドと[[シールド防御]]もあるので、終盤にうっかりボスクラスの攻撃が当たっても耐え切ることもある(ちなみにシャアの[[性格]]が普通なこともあり、レベルカンストのサザビーのメガ粒子砲でも落ちない)。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:格闘が加わり、近接攻撃も隙がない。[[合体攻撃]]が無いので火力はそれなりだが、囮・削り役としては優秀。初登場ステージはギガノスが襲撃してきた時に防衛戦力がこれしかなかったので、1機で[[マイヨ・プラート|蒼き鷹]]達を数ターン相手することになる。ちなみに今回はシャアが裏切らないため、オリジナル設定でサイコフレームは[[ネルガル重工]]からの提供となっている。フィン・ファンネルのアニメーションは歴代屈指のかっこよさである。<br />
:OPの戦闘デモでは[[スーパーガンダム]]、[[Ζガンダム]]、[[ΖΖガンダム]]、[[リ・ガズィ]]MS形態の[[支援攻撃]]によるUC[[ガンダムタイプ]]5機の一斉攻撃を行っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:今回は一年戦争時代のアムロが本機に搭乗するという珍しいパターン([[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]以来)。しかも特定の[[サブシナリオ]]に行かないと手に入らない。性能は上の下ぐらい。<br />
:合体攻撃が無く[[ガンダム+Gファイター]]が非常に強いので、アムロ以外のパイロットが代わりに乗っていることも多いかもしれない。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::概ね『GC』と同じだが、サザビーとの[[合体攻撃]]が追加されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第5章追加ミッション「月面の罠」で追加される。本作の発表当初は参戦作品に『逆襲のシャア』が記載されておらず、スパロボ初の「アムロがいるのにνガンダムが出てこない版権スパロボ」になるかもしれないと注目されていた。結局[[ダウンロードコンテンツ]]の追加ミッションでの登場となったため、「アムロ参戦=νガンダム登場」の鉄則は崩れなかった。ただし購入が必須ではない[[DLC]]であるため、「月面の罠」未購入者にとっては「アムロがいるのにνガンダムが出てこない版権スパロボ」であることに変わりない。<br />
:単体での戦闘力は、当然ながら[[ガンダム]]よりも遥かに高い。しかし[[ホワイトベース隊]]各機とのグループ出撃ができなくなるので、[[精神コマンド]]の数が大きく減ってしまう。また他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、アムロの強制出撃ステージでは強制的に[[ガンダム]]の出番となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:アタッカー・シューター・ブラスターの各タイプがSSR、ディフェンダーは「アクシズの攻防」復刻イベントの報酬ユニットとしてR・SR・SSRが登場。<br />
:ストーリーモードでは[[Zマスター]]戦直前に完成する。Gストーンとサイコフレームの共鳴反応による奇跡でZマスターを弱体化させるクロスオーバーが用意されている。<br />
:シュータータイプは強敵イベント「アクシズの攻防」限定で登場(後にイベントガシャで恒常追加)。ダメージを底上げするアビリティを2つ持ち、アムロも魂を覚えるので数値以上の火力を誇る。さらに戦闘エリアほぼ全てをカバーする全ユニット屈指の攻撃範囲、高い攻撃力、一定確率で暗闇を付与するうえにアビリティでさらに強化される必殺スキル「フィン・ファンネル」によって圧倒的な制圧力を持つ。さらにアップデートにより通常射程シューターで唯一攻撃間隔が「普通」に上方修正されているので、覚醒と組み合わせればアタッカー並の攻撃速度を叩き出す。加えて2016年6月のアップデートにより成長タイプが「大器」に変更されたため、あらゆる意味で最強ユニットの一角となる。更に7月のアップデートで攻撃速度が唯一「高速」に上方修正された。難点はバリア貫通能力がないことくらい。<br />
:アタッカータイプはシューターには及ばないものの性能面は申し分なく、レアリティ覚醒による確実入手が可能。<br />
:ブラスタータイプも大器型。また、アリーナ専用のVアビリティ「'''一斉攻撃'''」が追加されている。それは'''νガンダムが攻撃したユニットに対して、隣接したユニットが一定確率で支援攻撃を行う'''というもの。自身も隣接した機体に追従して支援攻撃を行うため、ダメージ効率が非常に高い。反面、攻撃したユニットからの反撃が発動すると支援が発動しない欠点があり、攻める側にとってはそこがつけいる隙となる。純粋な基本性能もシューター以上で、フィンファンネル範囲攻撃に加え追従型ファンネル、単体乱舞攻撃のオールレンジアタックを持つ。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:序章ワールド2で登場。本作では[[ユニコーンガンダム]]と同時期に開発されており、月面で最終調整を行っていた所をシャアが表舞台に再び現れた情報を知ったアムロが途中で切り上げて、地球に降下している。<br />
:機動タイプは命中特化であり、機体・パイロットの特殊技能も相まって自軍ユニットの中では最高の命中率を叩き出す。さらに通常攻撃も必殺技も最高射程が4と長く(追加されたフィン・ファンネルなら更に長い射程5)、安全圏から確実に攻撃を当てHPとブレイクゲージを削っていくのが得意。<br />
:ただしそれ以外の事は苦手で、機体そのものの運動性はZガンダムに劣るどころか自軍の下から数えたほうが早い上、アムロの運動性のステータスの低さと回避に関する特殊技能の貧弱さもあり、'''避けられないνガンダム'''というSRW全体を見ても珍しい調整がされている。装甲もそこまで厚くはない。<br />
:以上の理由で直接戦闘に向いていないユニットであると言える。遠距離必中のスナイパーとして前衛のサポートに徹しよう。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:恐らくは「レッドコメット」所属と思われる反乱軍メンバーの一員だが、第4章の発着基地戦に間に合わず後追いの形で第5章クリア後に駆け付けて来る。参戦が遅い分、各種ステータスが軒並み高レベルで、特に攻撃力・素早さに関してはトップクラス。自軍最強候補の1人に挙げられる優秀なユニットである。<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:アムロが中盤に乗り換えるが、その直前でなんと[[黒い三連星]]から盗難に遭った。全体攻撃が豊富だが消費SPが高め。最強必殺技はハイメガキャノン(ビームライフルから撃っているので、[[νガンダムHWS装備型]]のハイパー・メガ・ライフルが元ネタと思われる)。上述の理由でボス戦ではアイテム係に回りやすい。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:使用可能ロボットの一体として登場。後半でアムロが[[G-3ガンダム]]からの乗り換える。<br />
:参戦は遅いが気力消費攻撃のフィン・ファンネルが非常に強力。ライフルの連射も早いので同時に使うことで畳み掛けるような猛攻を仕掛けることもできる。<br />
:必殺技はライフルが当った相手に全フィン・ファンネルで集中攻撃をかけるものとなっている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:サザビーとの決戦では互いに武器を使い尽くした後に壮絶な格闘戦を展開。サザビーの右手でνガンダムの左手が機械オイルが出るくらいへこまされるも、何故かその後、サザビーの頭部を複数回殴打するシーンでは左手のマニピュレーターの破損が直っていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にのみ実装された攻撃手段。必要気力は105必要で消費EN10。ダミーを射出後、敵に接近してビームサーベルで斬った後に拳で殴り、トドメのニュー・ハイパー・バズーカ。要は原作でサザビーをタコ殴りにしたシーンの再現である。原作ではすでに破壊されているバズーカを撃っているが、弾薬消費は無い。MXの発売前情報ではフィン・ファンネルを前面に押し出して、格闘については完全に非公開だった為、実際にプレイしたファンを驚愕させた<ref>MXの発売延期に伴って急遽追加された武装だったという。</ref>。ちなみに攻撃属性は格射。格射は攻撃力は格闘値が反映されるが、機体の[[地形適応]]は自分の[[地形]]を参照する。<br />
:単独の武装としてはMXのみだが、上記のようにMXのグラフィックを流用した[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]ではビーム・サーベルの演出に取り込まれた他、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]以降の連続攻撃・オールレンジアタック系の攻撃には原作のサザビーとの格闘戦要素も盛り込んでいる。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;90mmバルカン砲<br />
:頭部に2門装備されたバルカン砲。薬莢は頭部側面のスリットから排出されるようになっている。歴代ガンダムの頭部バルカン砲の中でも破格の大口径砲であり、迫りくる多数のグレネードを全て撃ち落とした後、[[ギラ・ドーガ]]の頭を吹き飛ばし、更にはサザビーの腹部メガ粒子砲を押し留めるなど、要所で活躍した。<br />
:スパロボでは敵HPの微調整に使う程度だったが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では照準値ダウンの[[特殊効果]]が付加され「バルカンで反撃の命中率を下げて[[再攻撃]]」という戦法が取れるようになっている。<br />
:映画公開前の特報映像で凄まじい連射をしているカットが印象的だが、これはまだ内容が固まっていなかった頃にハッタリで描いたものであり、デザインが微妙に異なっており本編にも使われていない。<br />
;マニピュレーター部ランチャー<br />
:指の付け根に装備した多目的発射機。リ・ガズィに近い造形のバルーンダミーやトリモチランチャーを装備している。<br />
;シールド<br />
:アムロ・レイのパーソナルマークである「一角獣」がペイントされたシールド。ビーム・キャノン1門とミサイル4発を装備している。<br />
:この時代のMS全般に言える事だが、シールドとしての性能はさほど高くなく、サブウェポン・ラックとしての側面が強い。劇中では、これとバズーカを用いたトリックプレイで[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を撃墜した後、そのまま投棄された。<br />
:ゲーム内でも機体・パイロットの回避性能の高さから、シールドとして世話になる事はあまりない。<br />
:;ビーム・キャノン<br />
::専用ジェネレーターと共にシールド裏面に内蔵されており、一年戦争時のビームライフル並みの威力とされている。<br />
::ゲーム内では攻撃力はそれほど高くないが、ビーム・ライフルが移動後攻撃不可・長射程の場合は、本武装が低射程・P属性である事が多く使い勝手が良い。近年ではビーム・ライフルのP属性化や、全機体に共通する武装の減少傾向により、採用されないケースも多い。<br />
:;[[ミサイル|ミサイル・ランチャー]]<br />
::こちらもシールド裏面に4発内蔵されている。<br />
::2000年代中期以降の作品では、他の武器の演出に含まれ、単体の武装としては使えない事が多い。切り払い・[[撃ち落とし]]対象。<br />
:<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]](カスタムタイプ)<br />
:背部右側にマウントされた高出力のカスタムタイプ。増幅装置やエミッターに独自の設計が施されており、ビームの形状や形成にバイアスやアレンジを掛ける事ができる特別仕様。そのためデバイスは独特の形状をしており、柄尻からもビームを出せる。ビーム刃にはバイアスが掛けられ、実物のサーベルのような形状に調整されている。当時としては一般的な、斬りかかる時のみビームが伸びるアイドリングリミッター機能つき。<br />
:ゲームでも使われるのはカスタムタイプであるが、射撃メインのνガンダムではあまり使われない。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では[[コンボ]]武器。『Z』では近接武器として申し分ない性能だが、消費ENは高め。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー版での通常攻撃に使用。『DD』では斬撃属性のR必殺技。<br />
;ビーム・サーベル(予備)<br />
:左腕にマウントされた予備のビーム・サーベル。こちらは同世代の他のMSも装備している規格品のビーム・サーベルであり、カスタマイズはされていない。劇中ではメインのサーベルを失った際に一度だけ使用した。<br />
:カスタム・ビーム・サーベルの存在もあり、本機の武装としては現在まで一度も再現された事がない。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:νガンダム用に専用開発された、エネルギーCAP式のビーム・ライフル。バーストセレクターにより単射と連射を切り替えられる他、最大出力では戦艦の主砲クラスの威力を発揮し、劇中ではそれを見たレズンが戦艦の攻撃と誤認するシーンがある。<br />
:『F』前後の作品では長射程・移動後攻撃不可であり、攻撃力と資金不足も相まってフィン・ファンネルしか改造されない事が多かった。その後は武器一括改造システムの採用、ビーム・ライフル全般のP属性付与により、使いやすい武器へと改善されていった。<br />
:『X-Ω』ではシューター版での通常攻撃に使用。『DD』では通常攻撃に採用。<br />
:;グレネード・ランチャー<br />
::ビーム・ライフルの銃口上部に1門装備している。<br />
::本シリーズでは一度も採用された事がなく、それどころか他社を含めたゲーム全般でも、片手で数えるほどしか採用例がない。<br />
:<br />
;ニュー・ハイパー・バズーカ<br />
:背中にマウントされた口径280mmのバズーカ。連邦軍の標準的なMSには一般的な武装だが、本機のものは射程や弾頭の破壊力等に改良が施されている。<br />
:ランドセルにマウントした状態や、νガンダム本体からパージした状態でも、有線操作で使用できる。<br />
:『[[逆襲のシャア]]』劇中ではマニピュレーターで保持して撃つ描写はなく、[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]に対してはマウントしたままの背面撃ちで奇襲。シャアに対しては有線操作で不意打ちに使用していたので、手に構えて撃つアニメーションはゲーム作品だけの演出である。『ロストヒーローズ』など別のゲームでは背面撃ち演出が採用されている場合もある。<br />
:本シリーズでは攻撃力・射程共に比較的優れており、反撃で手数を出したい場合に重宝する。切り払い、[[撃ち落とし]]対象。<br />
:『Z』では空対地で使用すると背面撃ちが初めてアニメーションで再現された。『X-Ω』ではブラスター版での通常攻撃使用。『DD』では実弾属性のSR必殺技。<br />
;[[オールレンジ攻撃#その他無線系|フィン・ファンネル]]<br />
:背部左側に6基マウントされた[[サイコミュ]]兵器。ガンダムタイプ初のオールレンジ兵装であり、MSが単体で携行できる武装としても屈指の威力を持つ。開放型のメガ粒子加速帯と小型ジェネレーターを内蔵しており、稼働時間が通常のファンネルよりも長めでビームの威力も高い。通常は放熱板のように見えるが、攻撃時はコの字型に変形する。他のファンネルのように内蔵小型スラスターによる推進だけでなく、開放型バレルの板がAMBAC作動肢として機能するため、これによる姿勢制御を利用することで他のファンネル以上に柔軟な機動が可能。また、稼働時間の延長にも一役買っている。対ビーム・バリアを張る事も可能。<br />
:その反面、従来のビットやファンネルよりも反応が高く、劇中調整を行っている際に勝手に変形したり、[[ギュネイ・ガス]]の思惑で[[ギラ・ドーガ]]二機にワイヤーで電撃を流された際に反応してワイヤーを切断している<ref>[[ケーラ・スゥ]]はこの反応にギュネイが怒って握りつぶされて死亡している。また、アムロ自身もこの高すぎる反応に恐怖を伴った発言を漏らしている。</ref>。<br />
:なお、スパロボから本機を知った人にはあまり知られていない話だが、一度射出すると機体に戻すことができない'''使い捨て'''の武装である。その分使用時間は長く、ギュネイは「ファンネルがなんであんなに保つんだ」と驚いていた。<br />
:SRWでは作品によって性能や演出が異なり、フィン・ファンネルのみでの攻撃もあれば、ビーム・ライフル等とのコンビネーション攻撃だったりもする。[[EN]]式か弾数式かもころころ変わるが、これは急造品のため戦場での再装着・充電不可という設定が各メディアで必ずしも統一されていないことも影響している。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。射程がゲーム中最高の5。<br />
:ちなみにアムロが武器名を呼称するのはこの武装のみだが、劇中では一度武器名を叫んだことはないのでこれもスパロボだけの演出である。更に言うと、この演出は'''アムロを演じた古谷氏自身の発案である'''。<br />
:スパロボでは一度もないミスだが、他のゲーム作品では折りたたむ方向が逆に描かれたりすることもある。<br />
:;対ビーム・バリア<br />
::フィン・ファンネルを用いたビームの[[バリア]]。フィン・ファンネル同士を繋げるようにビーム幕を張る。<br />
::劇中では4基のフィン・ファンネルを配置することで機体を正四面体状にしたビームの幕で防御しており、理論上ビーム兵器には死角が存在しなくなり、ギュネイと[[クェス・パラヤ|クェス]]の攻撃を無力化していた。また、このフィールドに敵パイロットのサイコミュ兵器が干渉するとリンクしているパイロットは生理的な不快感を感じてサイコミュ兵器の制御に著しい支障をきたす。劇中ではα・アジールのファンネルが干渉してクェスが苦しんでいたが、メガ粒子砲でアッサリと崩壊している。ただしこれはアムロのトリックプレイの布石であり、追撃を仕掛けようと接近したギュネイは意表を突かれ、直後にビームライフルの直撃を受けて撃墜されてしまう。<br />
::スパロボでは通常のIフィールドと表記を統一される事が多いものの、本機のみ演出が正四面体になる。<br />
::『X-Ω』では「フィン・ファンネル・フィールド」名義で、シューター版の必殺スキルとして採用。一定時間のダメージ軽減効果を持つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;連続攻撃<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で追加された攻撃マニューバ。必要気力105の弾数3、[[バリア貫通]]武器。攻撃パターンはバズーカ連射から、シールドからミサイル、バズーカとシールドを捨てて左拳で殴り続けて、サーベルで二度切りつけ、左回し蹴り、止め演出としてリアルサイズカットインでのバルカン。バルカンの演出は劇場版公開のPVの再現である。射撃武器扱いなので、育成にも困らない。案の定というか、[[クワトロ・バジーナ|迷いまくっているかつての宿敵]]をぶん殴る事が出来る。<br />
;オールレンジ・アタック<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて連続攻撃に替わって追加された攻撃マニューバで、サイコフレーム発動時のみ使用可能だが弾数は2。演出としてはフィン・ファンネルを織り交ぜた連続攻撃と言ったもので、トドメ演出でサイコフレームが飛んでいく。当然威力はフィン・ファンネルを超え、νの最強武器となった。しかし空Bが痛い。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも引き続き登場。最初からサイコ・フレームが発動できるため、暫くの間(若しくはアムロ以外を乗せている場合)の最強武器になっている。<br />
;フル・オールレンジ・アタック<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』中盤で追加される攻撃マニューバ。<br />
:トドメ演出は「逆襲のシャア」EDのアクシズを取り巻くサイコ・フレームの光の再現。ラストシューティングはトドメの可否に関係なく入る。<br />
:やはり空Bが痛い。なお。必須NTレベルが7と高めだが同作でNTレベルが7以上にならないのは[[カツ・コバヤシ|カツ]]と[[ファ・ユイリィ|ファ]]位である。<br />
:『V』以降では、必須NTレベルが廃止された代わりにパイロット制限が設けられ、アムロ以外では使用不可能となっている。<br />
:『X』ではフィン・ファンネルの攻撃後にバルカンを撃ちながら接近→ダミーバルーンを射出しつつ更に接近→ビームサーベルによる連続攻撃という演出が追加された。ダミーバルーンからのビームサーベルの演出は、原作でサザビーのビームショットライフルを破壊した場面の再現である。これは天獄篇のビームサーベルのアニメーションの流用だが、うまく編集され、近接攻撃のなかったこの技に華を添えている。<br />
;近接コンビネーション<br />
:『[[X-Ω]]』におけるアタッカー版での必殺スキル。<br />
;フィン・ファンネル(特大範囲)<br />
:『[[X-Ω]]』におけるシューター版とブラスター版での必殺スキル。エリア全体を覆う。<br />
;フィン・ファンネル(追従)<br />
:『[[X-Ω]]』におけるブラスター版での必殺スキル。一定時間自動で攻撃をする。<br />
;クロスレンジ・アタック<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』でのSSR必殺技。実弾属性。ニュー・ハイパー・バズーカを撃ちながら接近し、ビームサーベルで攻撃。背面撃ちでバズーカを放って離脱する。<br />
<br />
==== その他装備 ====<br />
;ビーム・マシンガン<br />
:νガンダムの正式武装ではなく、ビーム・ライフルを喪失した際に、通りすがりの[[ギラ・ドーガ]]のビーム・マシンガンを奪ったもの。これはギラ・ドーガもアナハイム製の機体で装備品の運用規格が共通であるため。<br />
:劇中では核を満載したムサカ4番艦を轟沈してみせたが、サザビーに対しては腹部装甲を弾き飛ばすだけに終わった。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ダブルファンネル<br />
:[[ライバル]]機サザビーのファンネルと、νガンダムのフィン・ファンネルを連続で放つ。<br />
;ツイン・フィン・ファンネル<br />
:[[Hi-νガンダム]]、あるいは[[量産型νガンダム]](フィン・ファンネル装備型)と連携してフィン・ファンネルを放つ。『R』や『D』でのみ使える。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動可能。<br />
;[[Iフィールド]] / IフィールドΔ<br />
:フィン・ファンネルを用いた対ビーム[[バリア]]。スパロボでは通常のIフィールドより効力が若干強いことが多い。なお、シリーズによって能力の表記名は若干変わる。<br />
;[[サイコフレーム|サイコ・フレーム]]<br />
:<br />
:*[[Zシリーズ]]([[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]まで):パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる。<br />
:*[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]:パイロットの気力が条件を満たすことで発動。発動中は回避、CT率、戦闘時のSP上昇で機体レベルによって必要気力低下並びに効果上昇する。<br />
:*[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]:パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる他、武器が追加される。<br />
:*[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]:パイロットが[[気力]]130以上で、[[ニュータイプ]]L5以上を持っている場合に発動。機体性能が向上し、フィン・ファンネルの威力も上がる他、パイロットによっては武器が追加される。<br />
;[[換装]]<br />
:一部作品で可能。[[νガンダムHWS装備型]]に換装する。大抵の場合は隠し要素で、熟練度や撃墜数、改造段階、ルート選択などが関係する。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:『DD』における必殺ユニットパーツ装備時のメインアビリティ。<br />
:{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! !! アビリティ !! 効果 !!パーツ<br />
|-<br />
! R || [[カウンター]] I<br />
| 反撃時、30%の確率で先制攻撃を行う。 || [[ビーム・サーベル]]<br />
|-<br />
! SR || 必殺技威力・照準値アップ II<br />
| 気力120以上の時、必殺技威力が12%、照準値が5%増加する。 || ニュー・ハイパー・バズーカ<br />
|-<br />
! rowspan="2" | SSR || [[サイコミュ]](ν)<br />
| 照準値が7.5%増加する。さらに気力120以上の時、攻撃力が10%増加する。 || クロスレンジ・アタック<br />
|-<br />
! [[サイコフレーム]](ν)<br />
| ビーム・特殊属性のブレイクゲージ減少量75%増加。ブレイク状態の敵との戦闘時、必殺技威力が24%増加。 || フィン・ファンネル<br />
|}<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:宇宙用機械であるMSの代表選手だけあり、シリーズを通じて宇宙適応は一貫して高い。<br />
:反面、碌な完熟運転もなかったためか陸や空適応など重力下環境では性能が下がることが多い。<br />
:ミノフスキークラフト等の飛行用[[強化パーツ]]の恩恵を受けられる機体の代表選手とも言えるだろう。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[サイコフレーム]](HP+800)<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]でのボーナス。<br />
;射程1以外の全武器射程+1<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。<br />
;[[特殊能力]]『サイコフレーム』追加。<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]でのボーナス。<br />
;『フィン・ファンネル』の攻撃力+400、射程+1、弾数+4<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]でのボーナス。<br />
;『ニュータイプ』専用武器の攻撃力がスキルレベルに応じて上昇<br />
:第3次Z以降のボーナス。<br />
;「ニュータイプ」専用の各武器の攻撃力が特殊スキル「ニュータイプ」のレベルに応じて上昇。<br />
:[[スーパーロボット大戦V|V]]以降のボーナス。<br />
:'''''スキル「強化人間」では上がらない'''''点に注意。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「翔べ!ガンダム」<br />
:[[スーパーロボット大戦|第1作]]、『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』にて。<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『逆襲のシャア』のBGMではないが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』で採用。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentVI GUNDAM(ニュー・ガンダム)」<br />
:PS版『[[スーパーロボット大戦F|F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])』『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』等、一部の作品でのみ使用。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と、使用されてる作品は少ないが、「MAIN TITLE」と共にファンの認識が高いBGM。<br />
;「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」<br />
:本作品のメインテーマソング。νガンダム単体では使用されず、イベント用に扱われる事も多い。<br />
:『OE』ではフィン・ファンネル選択時のBGMとしても採用。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)]]、[[α・アジール]]<br />
:[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]&[[クェス・パラヤ|クェス]]との2対1での対決。しかし、自分専用の完璧な高性能の愛機を得て機体性能の枷から解放されたアムロにとって最早両者とも敵ではなく、2機相手でも互角以上の戦闘をこなし、フィン・ファンネル・バリアを展開して戦いを有利に進めた。さらにアムロのトリックプレイにより[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]を落とした。<br />
:戦闘練度の甘い二人と経験豊富なアムロの技量差が最も描写された名シーンである。むき出しの感情で戦うクェスに対し地球の命運をかけて戦うアムロが「子供に付き合っていられるか!」と一蹴するセリフが印象的。<br />
;対[[サザビー]]<br />
:ファンネル同士の戦いから、ビーム・サーベル主体の格闘戦へと進めて、最後は殴り合いを制した。<br />
:[[モビルトレースシステム]]ではなく操縦桿での殴り合いであり、アムロとシャアの高い操縦技術が窺えるガンダム作品全体でも屈指の名シーンである。<br />
;サイコフレームの光<br />
:アムロが「νガンダムは伊達じゃない!!」と気合を込め、[[地球]]に落下する[[アクシズ]]を、敵味方問わず戦場にいた人々の意思を集中したサイコフレームの力で押し戻した。同作品のクライマックス。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%CE%BD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
;[[NT-1アレックス]]<br />
:一年戦争末期に開発された機体。外見やニュータイプの搭乗を想定した設計、アムロ専用機となるはずだった等の点からも、実質本機の試作型になっている。アムロに届く事が実現していれば、本機の青の部分が黒く塗装される予定で、よりνガンダムに近い外見になる。<br />
;[[ナラティブガンダム]]<br />
:νガンダム以前に建造され、サイコフレームの調整を行った試験機。<br />
;[[量産型νガンダム]]<br />
:高級[[量産機]]。少数生産された。<br />
;[[Hi-νガンダム]]<br />
:原作の小説版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』のνガンダム。『[[MSV|CCA-MSV]]』ではνガンダムの発展機とされる。<br />
;[[ジェスタ]]<br />
:[[ジェガン]]をベースにしつつνガンダムの構造を参考とした上位機種。カタログスペックではνガンダムの9割の性能を持つ。<br />
;[[シナンジュ・スタイン]]<br />
:細部にνガンダムと似た部分が多く、同じ開発系列に属する可能性が高い。<br />
;[[Ξガンダム]]<br />
:「アムロ・レイの遺志を継ぐ」という意味合いで、彼の最後の機体名に「ν」の次のギリシャ文字「Ξ」を冠した反地球連邦政府組織「マフティー」の象徴と言うべきガンダム。<br />
:設計面に関しては本機体との関連が特に無いが、発展機であるHi-νガンダムのベースとなっている。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[法術士ニュー]]<br />
:[[SDガンダム外伝]]に登場した、νガンダムがモチーフのキャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*主人公・アムロの機体ということで、デザインは多くのデザイナーによるコンペで行われ、冨野監督からは「マントをつけたガンダム」というイメージ案が提示されていた。最終的には出渕裕氏が「自分の理想を追求」し、鈴木雅久氏らの出したファンネルなどの案を取り入れたもので決定している。<br />
**SDガンダムのアニメに登場する「νガンダムの'''おじさん'''」は、フィン・ファンネルをマントのように纏って現れ、高笑いと共にフィン・ファンネルを翻すことで通常のフィン・ファンネルと同じ位置に配置される。この事からνガンダムのシルエットは、さしずめ「マントを翻した」状態と言える。<br />
**フィン・ファンネルの存在は映画公開前には伏せられており、あくまで新ガンダム登場やアムロとシャアの決着を前面に押し出していた。公開当時のνガンダムのプラモデルにフィン・ファンネルが付属していないバージョンがあるのはそのため。<br />
*出渕氏や鈴木氏らは「原点回帰の目的でνガンダムをデザインしたのではなく、誰が見てもガンダムとわかるデザインにしたかった。」との証言を残している。庵野秀明氏も同様の思いでデザイン案を提出したようだが、よりによって[[ガンダム|RX-78-2 ガンダム]]そのものデザインだったため、富野監督から罵倒されるという一幕もあったという。<br />
*νガンダムは「MSは歩兵型の機動兵器」として運用性と機動力を重視した設計思想であり、[[ライバル]]機であるサザビーの設計思想とは全く正反対。サザビーは大型スラスターと、強力な[[ビーム兵器]]で身を固めた[[モビルスーツ]]であるのに対して、νガンダムは必要最小限の小型スラスターと実弾兵器で身を固めている。この設計思想の差が両者の長時間の戦闘で明らかとなり、サザビーがパワーダウンして、νガンダムはその隙をついてサザビーの左腕を切り落としている。これが勝敗を別った一因であろう。<br />
*シャアとの決戦でフィン・ファンネルでも[[ビームサーベル]]でも[[ビームライフル]]でもなく、パンチでシャアの乗るサザビーのカメラアイを破壊したのは有名だが、これは富野監督なりの「ファンネル同士の戦いの終止符」だそうで、監督はファンネル系の武装は演出が単調になり、つまらない映像になってしまいがちだと感じていたらしい。<br />
*寺田プロデューサー曰く「あまりにスパロボに出過ぎたため戦闘アニメでの原作再現があらかた済んでしまっており、近年の作品では戦闘アニメ制作にスタッフが非常に苦労している」との事。同じく最古参のマジンガー・ゲッターと異なり、そもそもの出番自体が劇場版アニメ1作品のみと少ない事も一因と思われる。<br />
**それでも、徒手空拳での攻撃やバルーンダミー射出、宙を舞うサイコフレーム、果ては本来νガンダムの技ではない(と言うか技ですらない)ラスト・シューティング…と毎回多彩なアイデアを盛り込むスタッフには頭が下がる思いである。<br />
*後年書かれた「機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD」ではフィン・ファンネルはコンバーターブロックを介した抑制のある感情でコントロールする構造が本来の形で、劇中の機体の背部片方にファンネル自体を連結させる形は感情をダイレクトに伝える、機体の重心がブレるという危険性を持つ代案になっている。<br />
**こちらのコンバーターブロックは接続部のセンサー機構の開発に手間取っているため機体の完成を急いだアムロに代案で完成させるよう言われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BOG</amazon><amazon>B000IB0BQE</amazon><amazon>B0013H61R0</amazon><amazon>B000IB0BQY</amazon><amazon>B00030EVIO</amazon><amazon>B0091O17LM</amazon><amazon>B000NHTKLA</amazon><amazon>B000U6S5CO</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0002U3DLG</amazon><amazon>B005OTVM5O</amazon><amazon>B000GTLOVO</amazon><amazon>B000I6BI8E</amazon><amazon>B002V8GXDW</amazon><amazon>B006Q67JO2</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:νガンダム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:νかんたむ}}<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%BF&diff=353115
ジュドー・アーシタ
2020-03-04T00:46:11Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Judau Ashta]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|矢尾一樹|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0073年10月10日<br />
| 年齢 = [[年齢::14]]歳<br />
| 身長 = [[身長::165 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::56 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::B]]型<br />
| 出身 = サイド1・[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 特技 = プチMSの操縦<br />
| 趣味 = バイク<br />
| 好きな食べ物 = ハンバーグカレー<br />
}}<br />
'''ジュドー・アーシタ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
14歳の若さながら、サイド1のコロニー・シャングリラで学校に行かず仲間と共にジャンク屋を営みつつ、出稼ぎに行って行方不明の両親に代って妹の[[リィナ・アーシタ]]を養う、陽気で楽天的な[[性格]]の少年。<br />
<br />
リィナの学費を稼ぐ為、偶然助けた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]にそそのかされ、入港した[[アーガマ]]に忍び込み[[Ζガンダム]]を盗もうとする。しかし、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との出会いや、ヤザンの非情な行為に反発し乗り込んだΖガンダムでヤザンを退けた事がきっかけで、[[ブライト・ノア|ブライト]]にスカウトされ、アーガマ所属のパイロットになる。<br />
<br />
アーガマに乗り込んだ当初は、あくまでリィナの為に、何の思慮も持たずに戦っていたが、仲間やリィナが戦いに巻き込まれていく中で多くの人々との出会いと別れを経て、特にリィナを失った(と思い込んだ)ことをきっかけに、戦いの意味を自分なりに理解し、戦争を終わらせる為に戦う明確な意思を持つに至る。<br />
<br />
[[ニュータイプ]]としても高い資質を持ち、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[エルピー・プル|プル]]達と心を通わせた。またニュータイプによる感覚に押しつぶされず、強靭なメンタル面でそれを乗り越えていた。事実、富野監督は[[アムロ・レイ|アムロ]]、カミーユ、ジュドーを比較した場合、「精神面が一番強いのはジュドー」と評している。これは他の2人と違って、信頼出来る仲間がずっと側にいた事と、リィナという守るべき存在がいた事により、心の支えがあったことと、心の強さが育まれる環境があったことが大きい。準[[サイコミュ]]ともいえる[[バイオセンサー]]を搭載した[[ΖΖガンダム]]との相性も良く、驚異的な戦闘力を発揮した。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]には[[シャア・アズナブル|シャア]]の面影を投影されており、実際に生い立ちや性格に共通点があるため、身分に縛られずに育ったシャアのIfという評が存在する。<br />
<br />
ハマーンとの決戦に勝利した後はリィナと再会し、更なる成長の為に[[ルー・ルカ|ルー]]と共に[[木星]]船団に参加した。<br />
<br />
実は歴代ガンダム主人公で初めて女装したキャラクターでもあるのだが、周囲の人間を見事騙しきって美女を演じた後発の[[ロラン・セアック]]とは異なり、見た目的には悪くないものの、品の無さ・声の低さも災いして「あんまり可愛くない」「この酷いの」呼ばわりされる有様だった。ちなみに、一緒に女装したイーノのそれは好評だった。<br />
<br />
=== 『機動戦士ガンダムΖΖ』以後 ===<br />
公式ではその後が描かれていないが、幾つかの外部作品で、彼のその後が描かれている。<br />
<br />
映像作品『GUNDAM EVOLVE』では木星に向かう途中の彼が登場し、[[ネオ・ジオン]]残党からの亡命希望者を助けるためにその追っ手と戦う姿が描かれており、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』にも木星船団の一員として少しだけ登場している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
基本的にアムロやカミーユと比べると人当たりが良いため他作品のキャラとも絡みやすく、カミーユとの関係もカミーユが精神崩壊していない為、やや原作と関係が違う。とはいえ、『ΖΖ』自体がそれほど原作再現が多い訳ではなく、存在が霞みがちでもある。<br />
<br />
[[ΖΖガンダム]]がハイメガキャノンなど強力な武装を持つため、大抵は中盤からの参加か、序盤ΖΖがなく後から入手する。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。第9話「復讐の風」の3ターン目に味方増援として登場し、そのまま仲間になる。しかし[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]のハイメガキャノンは故障しているため、しばらくは使えない。[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]の参入条件に関わってくる。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::ルート次第で[[シーブック・アノー|シーブック]]とどちらが早く加わるかが変わる。ジュドーを早期に加えるルートでは[[ユカ・マイラス|ユカ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]を仲間にすることが出来る。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:本作の時点ではまだ[[幸運]]を覚えず、ΖΖに拘る必要はないため、様々なパイロットに乗ってもらって資金稼ぎやレベル上げをしよう。<br />
:ジュドー自身の能力は極めて優秀で、攻撃力はガンダム系最高値・直感もトップタイの200・精神ポイントはガンダム系トップ3で空適正も7と、総合性能では最強と思われる。能力の高さから乗機を選ばず、よほど弱い機体でなければ何に乗っても活躍できる。<br />
:PS版はシステムの変更によって、パイロット攻撃力より機体攻撃力が重要になり、高い攻撃力の優位性が薄れたため相対的に弱体化。ΖΖも理不尽な弱体化調整を受けたため、優秀ではあるもののSFC版ほどの強さはなくなった。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:マサキの章のシナリオ「コーラルキャニオン」で、リィナを人質にされている為、最初は敵として登場する。『EX』では[[オーラバトラー]]を始めとしてビームを無効化する敵が多いため、ビーム主体のΖΖは相手を選ばないといけない。本作ではシーブックと違い「[[気合]]」を覚えるため、機体を交換してやると[[ガンダムF91]]の使い勝手がかなり向上する。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:中盤でシーブックと共に参戦。本作でもまだ「幸運」が使えないため、ΖΖをアムロあたりに取られる可能性大。能力自体は高いので終盤の分岐ではアムロと交換する形で[[νガンダム]]あたりに乗せると活躍できるが、リアル系の場合は条件次第でΖΖで強制出撃となるので注意。<br />
:EDでは、サイド1のシャングリラに戻り、ビーチャ達と共に運送業を開業。また、当初の目的であったリィナを山の手の学校に入れる事が出来たようである。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::今作から声が入った。またさりげなく空の地形適応がBからAに上がっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:リアル系第3話「シャングリラチルドレン」、スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」から仲間になる。シリーズで初めて序盤から参入するが、シャングリラで静かに暮らしていた所を[[ポセイダル軍|襲われた]]為、ΖΖがあるはずも無くビーチャ達が集めてきた間に合わせの旧式[[モビルスーツ|MS]]で戦う事に。さすがのジュドーも[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]ではキツイ。アムロやカミーユに比べて明らかに劣るがそれでも一線級の能力値。機体不足に悩まされる本作だが、リアル系における幸運持ちとしてはダントツの強さなので何とか活躍させたい。分岐次第では[[ゴラオン]]との合流に向けての先行偵察で、愚痴を零しつつも機動力優先の為[[メタス]]に乗せられてしまう。なお幸運を覚えるのは本作が初めてであり、以後ジュドーがこの精神を持つのはほぼお約束となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:今作3話目でようやくΖΖが手に入る。しかし[[運動性]]が微妙で、その[[命中]]率を補う精神コマンドが無いのが気がかり。特に自軍の[[改造]]が未だ5段階までにも関わらず敵機の運動性が急激に高まる中盤では、いくらジュドーと[[NT]]補正であっても補いきれない場合もあり得る為、[[集中]]も併せ持つプルかプルツーに譲った方が良いかも知れない。[[ルー・ルカ]]の乗るユニットを自機から4マス以内に配置すると「[[信頼補正|恋人支援効果]]」を発揮し、敵に与えるダメージが1.1倍になる。[[ガンダム・チーム]]関連のイベントが多い。やむなく[[旧ザク]]で戦わされている所を、リィナがジュドーを乗せる為の機体で出撃して助けてくれるシナリオまである。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:初登場の場所は[[ラビアンローズ]]であるものの、原作に則りΖを強奪しようとするが[[カミーユ・ビダン]]の返り討ちに遭い失敗した為、[[コアファイター]]に乗り込んでΖΖに合体するという流れに。この時、ジュドーの資質を見出したカミーユがジュドーを庇う形で[[サウス・バニング|バニング]]に[[修正]]された為、責任を感じてパイロットとして参加するという流れ。<br />
:ルートによっては、プルの手引きによって[[ドーベン・ウルフ]](熟練度次第では[[シャア専用ザク]])を強奪するイベントがある。本作から格闘がかなり高く設定されている為、MSの格闘武器を有効に使える点も注目。ちなみにあるステージで[[マクロス]]の[[早瀬未沙]]を[[一条輝|輝]]と同様に「おばさん」([[ルー・ルカ|ルー]]ともそんなに変わらないのだが…)と言ってしまうステージがあり、あるメーカーの[[攻略本]]スタッフの怒りを買ったとかなんとか。<br />
:ニュータイプ技能レベルが全取得者中最速でL9に到達する。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:前作でのED通り、[[エルピー・プル|プル]]とともに万丈の仕事を手伝っているという設定なので、第2話から参戦。[[援護]]なしNT主人公の一角で、少しレベルを上げれば「[[幸運]]」を覚えるが、「[[祝福]]」の登場で若干価値は落ちてしまった。<br />
:前作と同じく、[[プルツー]]の説得フラグがある他、格闘が高く、後半は「[[覚醒]]」と「[[魂]]」も覚えるため[[マップ兵器]]要員にもなりうるが、「[[ひらめき]]」を持たないのがネック。ΖΖのままでもいいが[[V2ガンダム]]や[[∀ガンダム]]に乗せて格闘の高さを生かす運用も有効。プルとプルツーに[[信頼補正]]がかかるので単純な火力はUC勢トップクラスとなる。今作のプルコンビはパイロットとしてかなり優秀なのも嬉しい。<br />
:未来も比較的合流が早めで、以降のイベントとしては[[ガロード・ラン|ガロード]]と共にガンダムを売ろうとするものや、『[[戦闘メカ ザブングル]]』のメンバーと共に[[コンテナ]]を拾いに行くイベントがある。ラストでは万丈にお礼として[[金塊]]を貰っており、原作のように木星へ行く事は無くなる。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回は序盤からトビアとともに行動することが多く中盤ではトビアと共に[[ニュータイプ]]の素養を見出され、[[シェリンドン・ロナ]]に連行されかかるイベントがある。また、ハマーン(ルートによってはシャア)に怒りを爆発させ、ΖΖの武装に「ハイメガキャノン・フルパワー」が追加される。小隊長能力が「獲得資金+20%」のため、直接の戦闘力ではアムロやカミーユに一歩譲るが、ジュドーを活躍させればさせるほど、部隊全体の戦力が強化できる。気力上昇系の精神を持たないため、ΖΖで戦わせるなら[[PP]]や[[強化パーツ]]などによるフォローが重要となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:シャングリラ・チルドレンの撃墜数次第では、通常より早くΖΖの換装パーツ「フルアーマー・パーツ」を入手する事が出来る。また、序盤から中盤にかけて人類同士の終わらない戦いに深く苦悩するあまりナーバスになり、遂には自分達[[αナンバーズ]]の正義にまで懐疑的になってしまった[[バルマー戦役]]の頃から尊敬していた先輩[[ニュータイプ]]であるカミーユの姿に、[[アムロ・レイ|アムロ]]と共に心を痛める時もあった。<br />
:全ての戦いが終わった後は、一旦はサイド1の[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に戻るものの、身の回りの整理が出来たらルーと共に銀河探査船のクルーとなって、銀河の星々を旅してまわる抱負を語った。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤に参戦するが、そのステージのΖΖはENが5しかないという状態。急いで救援に向かう必要がある。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::『COMPACT』とほぼ同様。ただし[[2回行動]]がなくなった為、前の様に2回行動を生かした[[MAP兵器]]役は不可能になった。必修精神コマンドは「[[ド根性]]」「[[熱血]]」「[[幸運]]」。また「[[覚醒]]」もランダムではあるが習得する確率が高い。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シーン3から参戦。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]程ではないが、高い[[NT]]Lvと能力で自軍のエースとして活躍する。「[[ド根性]]」「[[熱血]]」「[[覚醒]]」を必ず覚え、「[[幸運]]」効果のある精神コマンドも必ず覚える為[[MAP兵器]]を持つ機体と相性が良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:ΖΖではいい加減回避がきつくなってくる。シーン2~4の間使用できないのが欠点。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シーン3から参戦。本作より乗機台詞や援護台詞が新録。[[フルアーマーΖΖガンダム]]を入手すれば重要度はさらに増す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:序盤から[[アーガマ]]所属のパイロット。エース級で初期から[[援護攻撃]]を持つのは彼ぐらいで、MSが弱めの本作では重宝する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:本編終了後の設定で、当初は[[木星]]に行っている。ただし、ハマーンが生きてアステロイドに留まっているというオリジナル展開。終盤に入るあたりで[[ベガ星連合軍]]に捕まるものの、ルーと共に自力脱出し[[ルビーナ]]も連れて自軍と合流。分岐によってはルー共々にラスト4話しか使えない。小バームルートの間(合流までの間)に敵を5機撃墜すれば、合流後に[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]をフルアーマー化できる。もっとも、その先は短いが…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::頑張って[[エース]]ボーナスを獲得すれば移動後に[[マップ兵器]]が撃てる。しかし登場が遅いのでそこまで育つかどうか。周回プレイが前提になるだろう。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤からΖΖで参戦。[[格闘]]が高く、レベル45で[[ニュータイプ]]レベル9になるため、[[Ζガンダム]]やファンネル搭載機体に[[乗り換え]]ても強い。原作では会っていないためか、[[アムロ・レイ]]や[[クワトロ・バジーナ]]と[[合体攻撃]]不可能なのが唯一の難点。本作では久々に幸運を覚えなくなった。エンディングではルーと共にアルクトスの復興に協力している。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:本編終了後の設定で、当初は[[木星]]に行っている。中盤からΖΖで参戦。[[矢作省吾|省吾]]と二人でシャアやトレーズの「大人のやり方」に文句を言っている場面が多く、シャア達「大人」に対しては勿論、終盤のギシンルートでの[[ルイ]]に対する態度など、他のSRWシリーズと比べて刺々しい言動が目立ち、本作は歴代SRWの中でも特にジュドーの「大人達」への不信感や反感が多く描写されている。また、本作はSRWにおいては初の「クワトロ時代のシャアと会っていないジュドー」であるのも特徴。初めてシャアと出会ったのが彼が総帥になってからというのもあり、シャアの逆襲に際してシャアの心情を汲みつつもその行為を否定する他の作品とは異なり、シャアに対して明らかに他人行儀、かつ一方的に否定して見ている感が強い。能力は『R』と同様。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:ストーリー的には『ΖΖ』序盤で、かつアムロ・カミーユと知り合い。固定乗機ΖΖガンダムの性能は微妙。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『第3次α』から12年ぶりの据え置き機での登場。『第3次α』以来の音声新規収録が行われており、矢尾氏の声質が変化しているのが聴き取れる。参戦も第14話からと比較的早めで、ΖΖガンダムの性能が強力なので主力になりえる。シナリオ面では『ΖΖ』の物語は既に終了しており、ハマーンとの決着も既に着いた状態だが、『ガンダムUC』の物語に深く関わり、見せ場は多い。<br />
:戦闘面ではΖΖのハイ・メガ・キャノン・フルパワーにジュドー搭乗時のみの制限が付いたこともあり、そのままΖΖに乗せ続けるのが安定する。エースボーナスによるTacP増加は強化パーツと重複するので、[[プラーナコンバーター]]もしくはシルバーエンブレムを装備させれば2.4倍のポイントを得られ、TacP稼ぎに活躍してくれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:第16話マナの国ルートにて登場。今回は珍しく[[Ζガンダム]]が初期乗機となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:リィナとプルを失った原作後半の状態で参戦。このためネオ・ジオンに怒りを燃やすなど、珍しくナーバスな状態が見られる。また、初期乗機は[[ガンダムMk-II]]となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:中盤から登場。初登場時は原作再現でMSを盗み出す…が、ルートによってはΖが入ってきてないので[[ガンダムMk-II]]に乗る。場所もルート次第だが、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]でなく地上である。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作終了後の為、珍しく最初から使用可能。サーベラスを選択した場合は第2話で仲間になる。[[オープニング戦闘デモ]]は[[エルピー・プル|プル]]の援護攻撃の役で登場。能力の高さは勿論、「[[覚醒]]」の消費SPが55と驚異的に低い為、参戦の早さも手伝ってUCガンダム系のパイロットの中では最も使いやすいといえる。今作では武器の台詞が新録されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:中盤に加入。シャングリラではなく地上の北アメリカにいて、反[[グラドス軍|グラドス]]レジスタンスに潜り込む。今回はグラドスのせいで今の生活を強いられているらしく、そちらに恨みを持っている。[[サリー・エーミル]]救出作戦ではプルと共に先陣を切ったり等出番は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:『第3次α』から8年ぶりの参戦。今回同じ声の[[藤原忍]]や[[ダ・サイダー]]と共演。ダ・サイダーとは[[戦闘前会話]]が存在し、[[声優ネタ]]もある。<br />
:第4章からの登場で、シャングリラでジャンク拾いをしている最中に[[ΖΖガンダム]]強奪を狙う[[ネオ・ジオン]]の攻撃に巻き込まれ、ΖΖガンダムに乗り込むこととなる。その後、初めてながらも見事にΖΖガンダムを乗りこなした腕前を買われ、[[コネクト・フォース]]にスカウトされΖΖガンダムのパイロットとなる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2017年3月開催のイベント「生命を守る剣」の報酬としてボイス付きパイロットパーツが追加。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記]]<br />
:アクシズ戦争で活躍した[[ΖΖガンダム]]のパイロット。現在はシャングリラ市でジャンク屋を営み、自宅の側にザクの頭がおちている。アムロ達の宝探しに参加する。愛機ΖΖガンダムは転送装置が故障しているため登場しない。最終盤ではショップも営んでおり、各ヒーローたちの最強クラス装備も販売しているが、非常に高額で全て買い揃えるのはかなりの根気が要る上、そもそも'''後々拾う事ができるため'''態々購入する必要がない。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
アムロ、カミーユとタメを張るトップ[[エース]]の実力者。しかし過去作品では、[[回避]]が低く他のNT主力級より回避力が劣ることもあった。MS乗りの割りに[[格闘]]値が高く、その傾向は『[[スーパーロボット大戦α|α]]』から顕著に現れている。また、NT系主人公クラスは大抵[[防御]]が低いのだが、ジュドーは防御にも優れる。<br />
<br />
格闘値の高さを特に有効に使えるのはPS版の『α』で、[[射撃]]値は高いが格闘値が低い[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と愛機を交換すれば、ΖΖのハイメガキャノン(=射撃武器)と、V2の光の翼(=格闘武器)をそれぞれ有効に使える。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
「[[幸運]]」「[[覚醒]]」を覚える傾向にあるため、[[2回行動]]が廃止されてからも[[マップ兵器]]の扱いが得意で[[ΖΖガンダム]]との相性は良い。今は「[[集中]]」や「[[必中]]」を覚えたりと、戦闘用のコマンドが充実しているが、過去の作品では[[命中]]UP系のものがなく、終盤になるにつれ使いづらくなることもあった。また、幸運を覚えない時はΖΖに他のパイロットを乗せるプレイヤーも多いと思われる。<br />
<br />
VXT三部作では、精神コマンドがスーパー系のパイロットのような構成になっているのが特徴。「集中」を覚えないので回避面は弱体化したが、[[底力]]を伸ばしたり愛機であるΖΖを改造して、『回避しつつ耐える運用』をすると、原作におけるジュドーの逞しさを再現したかのような、抜群のタフネスぶりを見せてくれる。また、「[[熱血]]」と「[[魂]]」の両方を覚える珍しいパイロットなので、上手く使い分けることでSPを節約できるのも魅力。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[ひらめき]]、[[底力]]、[[熱血]]、[[目眩まし]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[友情]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]<br />
:'''[[根性]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[友情]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[ひらめき]]、[[友情]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[幸運]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[集中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[ド根性]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[熱血]]、[[根性]]、[[気合]]、[[集中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[ド根性]]、[[魂]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[直感]]、[[幸運]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
高いニュータイプが反映されており、ニュータイプLvは最大値まで伸びる傾向にある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]・[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L8、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L7'''<br />
;[[第2次α]]、[[第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L7、[[援護攻撃]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L9、[[援護防御]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[強運]]、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L7、[[支援攻撃]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[底力]]、[[ニュータイプ]]、[[闘争心]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;獲得資金+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;移動後にマップ兵器が使用可能<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。終盤の強敵の大群相手にガンガンハイメガキャノンが撃てる。<br />
;撃墜エース/節約(武器消費EN-20%)<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』<br />
;獲得資金1.2倍、獲得TacP1.2倍<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。『[[第3次Z]]』における[[クロウ・ブルースト]]とそっくりなエースボーナス。<br />
:TacPは[[ナイン]]([[ホープス]]、特務三課)が戦闘中に蓄積したデータだが、クロウと異なり設定的な増加理由は存在しない。<br />
:非常に貴重な、パイロット側で獲得TacPを増加させる手段。ユニット側で増加させる強化パーツとは乗算されるため、シルバーエンブレム(獲得TacP2倍)等と併用すれば2.4倍のTacPを獲得できる。<br />
:獲得資金は、「幸運/祝福」を使用するとパイロット側の倍率上限値2倍に達するためさほど貴重では無い。とはいえ、自前の[[強運]](1.2倍)及び共通のエース補正(1.1倍)と併せると獲得資金1.584倍となり、「幸運/祝福」を使わず倒した場合でもかなりの資金増加となる。<br />
:『V』では[[トゥアハー・デ・ダナン]]の[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]のエースボーナスも併用できる場合なら1.9008倍となり、ほぼ「幸運/祝福」使用時と変わりない獲得倍率となる。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;シャングリラの少年<br />
:SSR。ボスWAVE時に攻撃力、命中率大アップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではイベントを起こす事で、[[BGM]]が「アニメじゃない」から本曲へと変化する。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』から採用。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』でも『ΖΖ』勢の固定BGMに用いられた。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:妹。両親は出稼ぎに出ており不在で、彼女と2人暮らしだった。彼女を山の手の学校に行かせる為に学校にもいかずジャンク屋稼業に手を出し、ネオ・ジオン側にいる形となった彼女をあの手この手で救出を図ろうとするなど、妹想いの面が強いが、故に彼女が死亡した(と思われた)際には強い衝撃を受けた。<br />
<br />
=== シャングリラ組 ===<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]<br />
:仲間。ジュドーに対抗意識を持っている為、当初はジュドーが見つけたジャンクの分け前を貰おうとしたり、モンドとともにネオ・ジオン側につこうとしたりしてジュドーの怒りを買う事もあったが、仲間としての信頼は厚い。<br />
;[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。ビーチャとともにネオ・ジオン側についた時はジュドーも激怒したものの、ビーチャと同様に信頼は厚い。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。基本的に彼と行動を共にする事が多い。一緒に女装姿を披露した事もある。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:仲間。共に行動する事が多いが、エル自身はジュドーに惹かれていた。<br />
<br />
=== エゥーゴ、カラバの構成員たち ===<br />
;[[ルー・ルカ]]<br />
:仲間。年上ながらも対等な戦友といった間柄であるが、最終的に作中数々の女の子に好かれていたジュドーの女房役を射止めた。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:精神崩壊した彼と出会うことになり、ニュータイプとしての素質が開花しジュドーに大きな影響を与えていく。後に人事不省となった彼の後を継ぐ形で、彼の愛機であった[[Ζガンダム]]に乗り[[エゥーゴ]]の主力パイロットとなってゆく。<br />
:スパロボでは精神崩壊しない為、彼の良き弟分的存在となっていることが多いが、『GC(XO)』では何かにつけて怒鳴りつけたりとキツイ先輩である…まあ精神崩壊しないで会っていたら案外こんな感じだったのかもしれない。また、この作品以外でもたまに癇癪を起こした彼に辛く当たられる。<br />
:ちなみに原作では呼び捨てにしていたが、スパロボでは「カミーユさん」とさん付けにする事が多い。 <br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:序盤で共闘。生来能天気でパイロットとしての自覚に欠けているジュドーは彼女に何かと叱られる事が多いが、信頼関係を築いていった。その後はダブリンで再会する事になり、彼女とカミーユを避難させようとした。<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:原作では小説版のみの競演。初めは彼を「つまらない大人の一人」と感じていたが、宇宙へ戻る際にアムロと自らの意識を共鳴させている。『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[イデオン|巨神]]との戦闘で共闘する。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:初対面はΖガンダムを奪う為とはいえ、彼を蹴るという暴挙であった。以後は共に戦っていく事になり、作中において大人の汚さに怒りを覚える事が多い中でジュドーが信頼した大人の一人で、ブライトもジュドーのニュータイプとしての素養とバイタリティを認めている。一方で仲間達と共にエマリーとの不倫疑惑をからかう事も……。<br />
;[[ハヤト・コバヤシ]]<br />
:ブライトとともにジュドーが認めていた数少ない大人であったが、眼前で死なれる事になる。<br />
;[[ウォン・リー]]<br />
:第20話でグラナダに来た際に会う事になり、あくまでも敵を倒す為の戦力としか考えず、リィナの為に戦うジュドーを否定する等で激しく対立し、ジュドーが嫌った大人の一人となる。かつてのカミーユ同様に殴りかかられたが、カミーユとは違って反撃に成功した。<br />
;[[アストナージ・メドッソ]]<br />
:当初はエゥーゴに非協力的な態度を取るジュドーに反感を持つ事もあったが、次第に信頼関係を築いていってΖΖの改造を行ったり、助言したりした。<br />
;[[トーレス]]<br />
:最後まで共に戦い抜いたアーガマクルーの一人。ただ、第21話で彼の幼馴染であるセシリアが死亡した事は伝えていないと思われる。<br />
;[[サエグサ]]<br />
:彼がヤザンによって重傷を負った事がヤザンとの対立に繋がった。後に最終回でジュドーを見送った。<br />
<br />
=== アクシズ ===<br />
;[[エルピー・プル]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]。しかし、ジュドーと出会った事で最初から彼に好感を持ち、全く躊躇なくエゥーゴに寝返る。<br />
;[[プルツー]]<br />
:[[プルクローン|プルのクローン]]でグレミーの部下だがプルの残した意思やジュドーとの接触により迷いが生じ、最終回近くでジュドーの元へ奔る。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:作中最大の強敵。ジュドーの持つニュータイプの素養とバイタリティを認め、幾度も自分の元に来るように誘う。ジュドーは彼女の誘いを強く拒否しながらも、互いにニュータイプとして認め合いつつあったが、最後はジュドーの手により倒される。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]<br />
:仲間と協力して誘拐するが、替え玉であったため本人とは面識がない。『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[イデオン|伝説巨神]]の内部に取り込まれた彼女と心を通わせ救出を果たす。<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:ハマーン同様に強敵。互いに新兵時代から交戦し、直接言葉を交わした機会ならハマーン以上に因縁がある。終盤では彼の説いた大儀と志を、ちっぽけな自己満足と否定した。<br />
;[[マシュマー・セロ]]<br />
:序盤のライバル?的な存在。後半に再登場するが、再戦は無かった。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:マシュマーとともにライバルとも強敵ともいえる存在だが、一方で彼女からは気に入られている。その後に彼女が強化された際にはその変貌に衝撃を受けつつも説得を繰り返し、敵同士でありながら共闘関係にあったが、戦死した際はややショックを受ける。<br />
;[[ゴットン・ゴー]]<br />
:序盤の敵の一人。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:数度交戦した強敵。<br />
;[[イリア・パゾム]]<br />
:終盤に対決。ニュータイプ同士交感しあう場面もある。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:物語当初、彼の[[Ζガンダム]]強奪に加担するが、[[サエグサ]]に重傷を負わせた残虐ぶりに激怒して敵対する。スパロボでは[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]での因縁はあまり描写されてはいない。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。スパロボでは生存している事が多いので、[[ニュータイプ]]としての良き姉のような存在。<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。<br />
<br />
=== SRWシリーズ未登場 ===<br />
;ゲモン・バジャック<br />
:シャングリラのジャンク屋組合のリーダー格。尊大で強欲な卑劣漢で、ジュドーたちからも毛嫌いされている。<br />
;メッチャー・ムチャ<br />
:アナハイム出身のエゥーゴ幹部。ジュドー自身や他の仲間達とっては迷惑な存在で、幾度と無く対立している。最終回で抗争を戦い抜いたジュドー達を愕然とさせていたが、ジュドーに怒りをぶつけてしまう。<br />
;タマン<br />
:第24話に登場するギニアの海岸に住む少年。妹アヌのために金を稼ごうとしてネオ・ジオンに協力し、民間人を装ってアーガマを誘い出して、[[カプール]]を駆り出会ったジュドーを襲う。だが、ジュドーに説得され敵前逃亡しようとした漁師仲間がモビルスーツごと味方に撃破・殺害されたのを見て翻意し、カプールを乗り捨てて基地へと特攻。そして、アヌと共に普通の生活に戻っていった。<br />
;ルナン<br />
:第40話と第41話に登場するタイガーバウムに住む子供達のリーダー。当初はかつてのジュドー達の様にΖΖガンダムなどのMSを盗み出そうとしていたが、スタンパ・ハロイにさらわれたルー達を救出する為、ジュドー達を手伝った。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
元々人当たりの良い性格のせいか、カミーユあたりと比べても割と幅広く他作品のキャラクターと絡む。原作では大人に反発する描写がよく見られたが、スパロボでは基本的にまともな(と言うか寛容な)大人が多い為、そのあたりの描写は少ない傾向。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル|シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ]]<br />
:原作では一度も競演したことは無いが(ただし、『ΖΖ』の前期OPで競演)、スパロボでは何度か競演。基本的にクワトロ・バジーナ状態のシャアは尊敬しているが、[[ネオ・ジオン]]総帥としてのシャアは否定していることが多い。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では「自分の弱さを素直に見せられないから誤解される」という点がハマーンと似ていると指摘する。<br />
;[[マ・クベ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]を見せしめに敵の陣中に放り出すという卑劣ぶりに怒りを顕にしていた。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:ブライトの息子。共演した作品では後輩分となっている。<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:同じニュータイプ。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』の隠しシナリオで、プルの様に感じていた。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではガンダムパイロットの先輩として彼を導く。ちなみに『V』においては年齢が同じである。<br />
;[[オットー・ミタス]]<br />
:『V』ではロンド・ベルでの上官で、ジュドー達シャングリラ・チルドレンの奔放さには手を焼いている。<br />
;[[マリーダ・クルス]]<br />
:プルとプルツーの妹と言うべき人物。『V』では戦場にて共鳴し合い、当初は「ハマーンを討った男」として彼女から敵意を向けられるが、後に彼女がプルとプルツーの妹であることを知り、彼女の救出に尽力する。<br />
;[[シーブック・アノー|シーブック・アノー / キンケドゥ・ナウ]]<br />
:旧シリーズでは割とコンビを組むことが多い。[[リィズ・アノー|しっかり者の妹]]がいるという共通点があるからだろうか。近年の作品ではキンケドゥとしての彼ともよく共演。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、彼が[[ソロモン]]へ[[ガンダム試作2号機]]で核弾頭を打ち込んだ行為をきっかけに、戦っていく事を決意する。<br />
;[[ニナ・パープルトン]]<br />
:『IMPACT』では彼女と共に[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]の調整作業を行なっていた。作業期間中、彼女から[[ガンダムタイプ]]に関する様々な薀蓄を聞かされ、少々辟易していた様子。ジュドー曰く「変わり者だけど美人」もしくは「結構無茶な姉ちゃん」。<br />
;[[モーラ・バシット]]<br />
:『α』では、[[ロンド・ベル]]に入って間もなく何度も出撃しなければいけない状況にぼやく中、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共に彼女から叱咤激励される。<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート|スカルハート]]』では共演している(可能性がある)が、SRWではそちらとは違い同年代の友人として絡む場面が多い。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、[[シェリンドン・ロナ|シェリンドン]]にトビアと共に連れていかれる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では共にハマーンと邂逅し、トビアもハマーンから一目置かれることになる。<br />
;[[シェリンドン・ロナ]]<br />
:『第2次α』においてトビアとともに[[ニュータイプ]]の素質を認められて連れて行かれるが、彼女の[[ニュータイプ]]を盲信しているともとれる考え方を強く否定する。<br />
:ちなみに、『第2次α』でのΖΖ用フルアーマーパーツは終盤、彼女から[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]経由でもたらされる事となる。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:彼も後述の通り、トビア同様『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』で競演している可能性がある。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[Vガンダム]]も売ろうとしており、流石にジュドーからは売るふりだと説明されても本当に売りやしないかと心配していた。<br />
;[[オデロ・ヘンリーク]]<br />
:『α』では、[[リガ・ミリティア]]の新型MSを売りとばそうとする企みを止めて欲しいという[[リィナ・アーシタ|リィナ]]の頼みを聞いた彼から思い止まるように説得されるが、耳も貸さずに強行する。<br />
;[[マーベット・フィンガーハット]]<br />
:『α外伝』において、未来世界に飛ばされた際、彼女と行動を共にしていた。<br />
;[[フォンセ・カガチ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて[[エンジェル・ハイロゥ]]内部にて対峙した際、彼と同じく[[木星]]圏にいた人間として彼のやり方を非難した。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[レイン・ミカムラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、EDで以前から彼女に[[ΖΖガンダム]]と[[Ζガンダム]]の調整を頼んでおり、ルー、プル、プルツーと一緒に木星へ旅立つ際に調整が終わった2機を彼女から受け取った。<br />
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では模擬ガンダムファイトにおいて彼と戦い、ハマーンとの対決に向けてファンネルへの対策を訓練する。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:『D』では、囚われの身の[[シャクティ・カリン|シャクティ]]を救出するべく、彼やデュオ、そして[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と共に[[エンジェル・ハイロゥ]]の内部へと潜入した。<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、「GAT-Xシリーズ」が極秘裏に開発されていた事を彼が調査していたのを、盗む気なんじゃないかと疑っていた。<br />
;[[ドクターJ]]<br />
:『F完結編』において、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]でジャンク屋をやっていた頃のお得意さんである事が判明。<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『α外伝』で競演。共にガンダムを売ろうとした。<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[ティファ・アディール]]に「ガロードと似てる」と言われている。<br />
;[[ロアビィ・ロイ]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]にある予備倉庫を娯楽室にしようとするときに、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。<br />
;[[エニル・エル]]<br />
:『α外伝』では、オークションでの鮮やかな手並みを見て、ジャンク屋に向いていると絶賛した。ジュドー曰く「'''口の上手さはビーチャ以上'''」との事。<br />
;[[カリス・ノーティラス]]<br />
:『α外伝』では、[[人工ニュータイプ]]となり自分の力を過信して己を誇る彼に危険を感じて、ニュータイプの力は自分が想像しているような凄いものじゃないと釘を刺す。<br />
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])<br />
:自身が優れた[[ニュータイプ]]であるが故に、彼らからも憎悪されている。<br />
<br />
==== その他ガンダムシリーズ ====<br />
;[[キース・レジェ]]<br />
:『α外伝』では、未来世界において行動を共にしていた際に彼の焼くパン目当てに早起きして食堂に並んでいた。<br />
;[[コレン・ナンダー]]<br />
:『α外伝』では、打倒[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に執念を燃やす彼に、[[ΖΖガンダム]]に乗っていた事から初対面早々に因縁をつけられる。<br />
;[[キラ・ヤマト]]<br />
:『第3次α』では彼に自らの戦う理由を明確に語り、後のキラの行動原理に少なからず影響を与える。<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『第3次α』では身勝手なことばかり言う彼女に対して不快感を示していた。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では投降して捕虜になってもなお、飄々としている彼の態度に不快感を隠さなかった。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ユウキ・コスモ]]<br />
:『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』においては、ジュドーは彼の生まれ変わりとされる。<br />
;[[エルチ・カーゴ]]<br />
:『α外伝』では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。<br />
;[[チル]]、[[ブルメ]]、[[ダイク]]<br />
:『α外伝』では、3人と一緒にコンテナがたくさん落ちているという噂を聞いてラグの捜索を兼ねて出陣する。<br />
;[[キッド・ホーラ]]<br />
:『α外伝』では、[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を手に入れて男を上げようとする彼に「'''ホントに1億出すんだったら、[[ΖΖガンダム|ダブルゼータ]]を売ってもいい'''」とからかった。<br />
;[[ギャブレット・ギャブレー]]、[[チャイ・チャー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のリアル系ルート序盤では、住んでいた[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]を[[ポセイダル軍]]である彼らに襲撃され、ジャンク屋仲間に無理を言って借りてきた旧式[[モビルスーツ|MS]]・[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って立ち向かう。<br />
;[[伊佐未勇]]<br />
:『第2次α』において、彼を「以前のカミーユに似ている」と評している。<br />
;[[ベン・ルーニー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では短気ですぐ怒るカミーユと、お気楽で能天気な自分と合わせて彼からいいコンビと称されていた。<br />
;[[プラクティーズ]]([[ダン・クリューガー]]、[[ウェルナー・フリッツ]]、[[カール・ゲイナー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、対峙した彼らを後述の台詞で「'''青い三連星'''」と呼んでしまい、[[ライト・ニューマン|ライト]]にツッコまれた。<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:『GC(XO)』では、原作と違って[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]ではなく[[地球]]の北アメリカに住んでいたという設定で、住んでいた地区を彼に制圧され圧政を強いられた事から、かなりの怨恨を抱いていた。<br />
;[[矢作省吾]]<br />
:『D』では性格や声が似ていることもあってか、仲が良い。共によくシャアやトレーズたち「大人」をボロクソに非難している。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『V』では[[ヴィルキス]]で初出撃した際に死のうとしていた彼女を叱咤し覚醒を促した。その後はDLシナリオ「一流のハングリー」にて彼女達と[[ドラゴン]]狩り勝負を演じ、お互いを認め合う間柄に。<br />
;[[サラマンディーネ]]<br />
:『V』では[[ドラゴン]]の正体が発覚し彼女達が非常に善良な心を持った人でもあると知ったことで、すぐに仲間として受け入れ「友達になりたい」と表明している。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[兜甲児]]<br />
:共演する機会が多く、共に熱血漢な長男ということもあり、絡みは多い。彼の事を「甲児さん」と呼び慕っている。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『D』では助けに来た彼ら[[ゲッターチーム]]を[[インベーダー]]と疑うが、竜馬や號の言葉や彼らの心から[[インベーダー]]への激しい怒りを感じ取り、信じる事に。<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]<br />
:『第3次α』では彼らなら「いいジャンク屋になれる」と太鼓判を押すも即、十三にツッコまれる。また、中々進展しなかった豹馬とちずるの恋愛関係についても、以前から気に掛けていた様子。<br />
:『R』では、[[フェブラル]]を拾ってきた際に豹馬からはたくましい自身のジャンク屋根性に、呆れにも似たような関心をさせられる。<br />
;[[楯剣人]]<br />
:『GC(XO)』では、生活費を得るために[[ホワイトベース]]のMSを盗もうとして失敗し、ホワイトベースに呼び戻された際に、自分と似たような境遇の過去を持つ彼からシンパシーを寄せられていた。<br />
;[[ヤッター・ラ・ケルナグール]]<br />
:『第2次α』にて彼が既婚者であることにとても驚いていた。<br />
;[[藤原忍]]<br />
:矢尾氏の演じたもう1人の代表的キャラクター。[[声優ネタ]]なのか、通常会話で絡むことが多く見受けられる。<br />
:なお、矢尾氏は当時を振り返って「両者の演じ分けが上手くいかなかったのが苦い思い出」という趣旨の発言をしている。<br />
;[[レイナ・ストール]]<br />
:『IMPACT』では地球へ残してきたリィナを気に掛け焦燥感に囚われた際、同じ「妹キャラ」という事で2人の絆の深さを察した彼女から、励ましの言葉を送られる。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『第3次α』にてゲンドウとの決着が着いた後、改めて平和の為に戦い続ける事を決意した彼を祝福した。<br />
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]<br />
:『F完結編』では、彼女のツッコミ役にまわることも。<br />
;[[葛城ミサト]]<br />
:彼女に「アムロに彼女はいるのか」と聞かれるが、逆にジュドーは「加持は(ミサトの)彼氏じゃないのか」と言ってしまう。DC版『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α]]』では終盤、苦悩に沈む彼女の相談に乗ろうとする場面も。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:αシリーズでは万丈の[[イージス計画]]の手伝いをした縁で比較的絡む場面が多く、金塊を貰ったことも。『第2次α』では[[αナンバーズ]]を去ろうとした万丈を他の仲間以上に強く心配しており、万丈への強い信頼が窺える。<br />
;[[コマンダー・ベンメル]]<br />
:『第2次α』では[[クィン・マンサ]]のレプリカを繰り出した彼に対して、激しい怒りを露にした。<br />
;[[ピート・リチャードソン]]<br />
:『第2次α』では[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]に強い偏見を持つ彼を、自身の体験も交えて嗜めるが一蹴され、険悪な雰囲気に。<br />
;[[ターサン博士]]<br />
:『IMPACT』ではターサンの言動に一同が胡散臭さを感じる中、ジャンク屋時代に培った観察眼で彼が根っからの悪人では無い事を見抜いていた。終盤では[[パイ・サンダー|パイ]]や[[ランバ・ノム|ランバ]]から、半ばパシリ扱いされている彼に同情を寄せる一幕も。<br />
;[[ルイ]]<br />
:『D』の終盤のギシンルートにて彼女が[[ズール皇帝]]を倒す為に[[ブルー・スウェア]]への協力を申し出た際、彼女の共闘の申し出は受け入れるも「宇宙の平和のために戦うブルー・スウェアに共感した」と語る彼女の言葉をブルー・スウェアとの共闘関係を築きたいがための「建前」のように捉えて切り捨てる等皮肉めいた態度で接した。<br />
;[[草薙北斗]]<br />
:『MX』序盤で戦う事に迷いを覚える彼の心境を察しつつも、戦える力が有るのなら行使すべき旨の言葉を送る。迷いを払拭させるまでには至らなかったが、北斗が遠からず答えを見つけ出す事も見越していた。<br />
;[[ダ・サイダー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では彼に(特に声に)嫌悪感をあらわにしていた。<br />
;[[エルドラメンバー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼等の活躍に影響され、本来の気質を取り戻す。また彼等の「生涯現役」を自身も行おうと考える。<br />
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]<br />
:『T』では3人が自分と同い年という事から、親しみの強い相手として描かれる面が目立つ。また、[[T3]]での大切な仲間として戦うだけでなく大きな目標を持った者同士として互いに切磋琢磨して行く。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[リシェル・グレノール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では彼にリィナを人質にとられてしまいマサキ達と戦わされる羽目になる。<br />
;[[エクセレン・ブロウニング]]<br />
:『IMPACT』では雑談中、突如[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の意識と感応して[[ラー・カイラム]]から出撃しようとする彼女を止める事に失敗した。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第3次α』では更に向上した彼女の操縦技術を称賛し、赤面させる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「サイド1の[[コロニー]]に[[アーガマ]]が入ったのが運の尽きだ。俺、ジュドー・アーシタ! 俺達は、生活費を稼ぐんで、[[Ζガンダム]]を盗もうとした。そんなら[[オールドタイプ]]は引っ込んで、みんな俺達に任せりゃいいんだ。俺達ゃジャンク屋、若い仲間! 新番組『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』遂に出番だ!!」<br />
:前番組である『[[機動戦士Ζガンダム]]』の最終回「宇宙を駆ける」のEDの終了後に放送されたジュドーによる新番組予告。<br />
:前作が暗く悲惨な作風で寂寥感溢れるシーンで終わったのに、僅か30秒のこの明るいポップなノリで、アニメ番組なのに「アニメじゃない」という主題歌を[[BGM]]に使った[[次回予告]]に度肝を抜かれた視聴者は多くいたのではないのだろうか…。<br />
;「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」<br />
:次回予告での有名な台詞。序盤の数回しか言っていないが、語感や『ΖΖ』の序盤の作風などから印象を残った人も多いだろう。<br />
;「あー! ありゃ、アーガマだ。本物のアーガマだ!」<br />
:第2話で、記念するべき最初の台詞。ジャンク屋稼業を営みながら、コロニーの外壁で流れてきたMSのポッドを回収する最中、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に入港するアーガマを見て。やはり、アーガマの名前は民間人にも有名なのだろう。<br />
;「大儲けしたら、お前も山の手の学校に行かしてやるから!」<br />
:同上。[[リィナ・アーシタ|リィナ]]に対して。ちなみに、ジュドーや他の仲間は学校に籍を置いているが、全く行っておらず教師からも鼻つまみ者扱いであった。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けることがある。<br />
;「稼がなきゃならないのさ。戦争のおかげで親は二人とも出稼ぎなんだぜ」<br />
:同上。ジュドーと[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]が[[ファ・ユイリィ|ファ]]を人質に取った際、学校にも行かずに何をやっているのかと非難するファに対して。<br />
:この直後に水や空気ですら税を取られるコロニーでの生活の苦しい現状をジュドーが語り、ファも同調する。<br />
;「何となく…わかっちゃうな…へへ…えははははははっ!」<br />
:同上。Zガンダムに乗り込み、起動させた際の台詞。<br />
:[[キャラクター事典]]で聞けることもあるが、「何となく」が伸ばし気味の言い方で、笑い方も異なる。<br />
;「だから大人って…何の見境もないんだからー!!」<br />
:同上。プチモビで[[サエグサ]]に重傷を負わせた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]に激怒して。<br />
;「あれ? ハッチ閉まってモニターが…凄い! 360度モニター!」<br />
:第4話、マシュマーとの戦闘にて、Ζのモニターが稼働した事に対して。全天周囲モニターは珍しい事が伺える。<br />
;「お、男の顔を引っ叩いたな!」<br />
:第6話より。アーガマで働くのを拒んだ上にアーガマから支給されたリィナの弁当を叩き落したジュドーをファが平手打ちした際の台詞。<br />
:この直後に支給された弁当が苦しい状況のアーガマクルーが普段食べられない贅沢な物と知るが、それでもジュドーは協力を拒み、シンタにも食い逃げ呼ばわりされてしまう。ギャグ以外ではジュドーの数少ない冴えないシーン。<br />
;「必殺! 身代わりの術ってんだ!」<br />
:第8話、[[ウェイブライダー]]状態に変形してヤザン搭乗のゲゼに体当たりした際の台詞。<br />
;「俺はな! ニュータイプなんだってよ!」<br />
:同話、アーガマと合流する際にΖの操縦に四苦八苦して。[[キャラ・スーン|若干]][[死亡フラグ]]臭い。<br />
;「ひゃ~、感動の嵐! [[ΖΖガンダム|ΖΖ]]ってなんてパワーなんでしょ!」<br />
:第11話、ΖΖに乗りマシュマー隊を退けた後にパワーを賞賛する。作中ではこういったノリの台詞が多い。<br />
;「逃がすか!…あっ…なんだ?ノーマルスーツの…兵隊?」<br />
:第16話。逃げようとする[[ゴットン・ゴー|ゴットン]]が駆る[[バウ]]に狙いをつけるも、照準内に入ってきた生身のエンドラ隊を見て攻撃することができない。今まで数多のMSと戦い撃墜してきたのだが、直接生身の人間を殺したことなどあるはずなく、躊躇い追撃することはできなかった。<br />
;「プル! いい加減にしなさい!」<br />
:第18話。潜入したアクシズから一旦脱出するが直後に現れた[[キュベレイMk-II]]に乗った[[エルピー・プル|プル]]と交戦。戦いを止めろと叱咤する。<br />
;「だからって…だからってアクシズの市民まで、巻き添えにしていいのかよ! それで正義が通るってのか!」<br />
:同話。アーガマのハイパーメガ粒子砲で[[アクシズ]]を撃とうとした[[ブライト・ノア|ブライト]]への反発の台詞。ブライトもこのジュドーの必死の言葉に突き動かされて敢えて居住区を外す判断をした。<br />
;「大人はいきなり人を殴っていいのか!」<br />
:第20話より。ジュドーの態度に激怒した[[ウォン・リー|ウォン]]に[[修正]]されそうになりながらも、かつての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と違いあっさりとかわして逆に腹蹴りを喰らわしての一言。<br />
;「妹を助けるのがどうしていけないんだよ!? この変な戦争をやる方が、妹の命を助けるのより立派だってのか!?」<br />
:同話でリィナを助ける為に戦っているジュドーの目的を否定するウォンへの怒り。<br />
;「なんて…なんてことを…自分勝手な判断だけで…」<br />
:第21話、ネオ・ジオンの輸送船を道連れに自爆したセシリアを見て、ひとり涙する。<br />
;「Zガンダムが一番身軽だな」<br />
:第23話。地球へ降下する[[サダラーン]]、ミンドラ、サンドラに取り付いてリィナを救出しようとすべく、格納庫に並んでいるZZガンダム、Zガンダム、百式を見てZガンダムを選ぶ。<br />原作では用途や状況に応じてガンダムチームでの乗り換えが頻繁に行われる。<br />
;「プル、チョコパフェを食べたくないのか!?」<br />
:第23話で、プルの洗脳をこの一言で解こうとする。で、それは通用した。<br />
;「こんな事で妹のアヌが喜ぶと思っているのか!? 生活が苦しいからって、こんな馬鹿な方法で命を危険にさらしていいのか!? そんなことをしてタマンが命を落として泣くのは誰だ!? 悲しむのは誰だ!? それを考えた事はあるのか、タマン!?」<br />「誰が好きでこんな事をやってるもんか! 戦いは辛いだけって、見ててわかんないのか!!」<br/>「他人に頼るから、こうなるんじゃないか…自分の出来ることを最大限にやりゃあ、他人に利用なんかされるもんか!!」<br />
:第24話、初めて地上に降りた際に現地で会った漁師の青年タマンがネオジオンに徴用されていた事を知り叱咤する。同じ妹を持つ身として、自分の姿とダブらせたのかもしれない。<br />
;「ニュータイプなんて知らないね!俺はリィナを助けるだけだ!」<br />
:第27話で、ハマーンと対峙した際に「ニュータイプの直感だけに頼っていればいずれ破滅するぞ」と言われたことに対して。ジュドーの生き方を象徴している台詞と言える。<br />
:後に『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で共演する[[ガロード・ラン]]にも通ずるのが興味深いところ。<br />
;「アンタは頭で考えてる理屈を言ってる…! 人は理屈で動くもんじゃない!!」<br />
:第27話で撃墜されたMSに巻き込まれてリィナが死亡したとされる状況になった際、その現実を受け入れられないジュドーを見てリィナの靴を火中に投げ入れた[[ルー・ルカ|ルー]]への反発の台詞。しかし、この時点でのジュドーは現実を受け入れざるを得なかった。<br />
;「誰でも彼でも巻き添えにして、ジオンだかアクシズだか知らないが! 許せないんだよお前らは!!」<br />
:第28話より。前回でリィナを失い、沈んだ気持ちになっている中で[[アフリカ]]のエレゴレラの街を無差別攻撃する[[ネオ・ジオン]]を見ての憤りの台詞。<br />
;「お前ら! [[地球]]でノホホンとしてて何がわかるの!?」<br />「俺達がどんな苦しい思いをして戦って…リィナも死んで…それなのに俺達が戦争をしたがってるだと!?」<br />「お前達が何もしないから、世の中メチャクチャになるんじゃないか!」<br />
:第33話でダブリンにて、ブライトと連邦の高官の会話に乱入した時の場面。ブライトの苦言に耳を貸さず、不用意にネオ・ジオンとの融和策を取る高官達の腐敗ぶりに怒りが爆発して、高官の一人を殴りつけた。その後、ブライト共々地下牢に閉じ込められてしまう。<br />
;「目の前で死にかけてる人がいたら、救うのが当然だ!」<br />
:第35話。ジュドー達を救う為、特攻する意志を固めた[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]への台詞だが、結局はハヤトはジュドーを庇う形で死亡してしまう。<br />
;「正気で戦争が出来るかっ!!」<br />
:同話。コロニー落としが近づく中、ハヤトを討った[[ラカン・ダカラン|ラカン]]を討とうとするジュドーを「正気か?」とラカンが驚いた際の返答。しかし、この直後コロニーは遂に地表へと激突してしまう……。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けることがある。<br />
;「どうせサイド3へは行くつもりだったんだし、給料はくれるんだろ? エマリーさん」<br />エマリー「も、もちろん、そりゃあ…」<br />モンド「お前、そんなに金が欲しいのか?」<br />「そりゃあ戦争が終わったら何かと物入りだろ? リィナをいい学校にやらなきゃならないしね!」<br />
:第38話。エゥーゴからのネオ・ジオン打倒の文が書かれた脅迫まがいの親書を受け取った後、憤慨する一同の中、一人乗り気な反応を見せるが、まるでカミーユのように精神崩壊したような印象を受ける。<br />
;「外は旧式なのにコクピットは新しい、ただの趣味じゃないな…」<br />
:第40話より。スタンパ・ハロイのコレクションMSの一つ[[ズゴック]]を強奪し、搭乗した時の台詞。<br />
;「なんてMSだ。アナクロニズムが!」<br />
:上の台詞の後、スタンパの部下が乗る[[アッグガイ]]の触手にズゴックを掴まれての台詞。ちなみにアッグガイは一年戦争時の機体であるが、元々没メカだったため『[[機動戦士ガンダム]]』劇中では未登場。<br />
;「[[ザビ家]]の血なんて、その中の何千億分の一だろう! そんなものが原因で争うなら、アクシズの中だけでやってくれ!」<br/>「地球は汚染されてるし、俺達のコロニーは古くて腐ってる! 今は人類全体がやり直さなくちゃいけないんだ!」<br/>「あんたみたいな小さな事にこだわる人間は倒さなくちゃ地球圏に明日は見えないんだよ! 血に縛られたような連中は邪魔なんだよ!」<br/>「人間の可能性を……ちっぽけな自己満足の為に潰されてたまるか!」<br />
:第46話より。大義のために戦うと宣言した[[グレミー・トト|グレミー]]に対し、ジュドーはカミーユ、ファ、リィナ、プルの想いも受けて、グレミーを完全否定する。<br />
;「ハマーンに愛されたみたい…」<br />
:第46話ラストの次回予告内の台詞。ようやくジュドーはハマーンの想いに気が付いた(?)が、ついぞ作中でそれが実ることはなかった…。<br />
;「世話になったね」<br />
:最終話。ハマーンとの決着をつけるべくZZで出撃する際に、アストナージに冗談交じりでこう呟く。流石にそういう事を言うんじゃないと怒られたが、直後「今度で決めてくれよ」と言われ、ジュドーは力強く答える。<br />
;エル「ジュドー!」<br>ビーチャ「ジュドー!」<br>ルー「ジュドー!」<br>モンド&イーノ「ジュドー!」<br>「ジュドー・アーシタ、ガンダムZZ…いきまーす!」<br />
:出撃直前、モニターに今まで苦楽を共にした仲間達の顔が次々と表示されジュドーの名を叫ぶ。勝っても負けても最後の出撃になる。だからこそ激励に駆け付けたのだろう。ジュドーはそんなかけがえのない仲間たちに笑顔とサムズアップを向け、ハマーンとの一騎打ちに向かうのだった。<br />
:親しい人達は次々に死んでしまい、苦しく身を削るような思いで戦い続けた前作の最終決戦とは違い、理解者がいて支えてくれている人たちがいてくれるというのはジュドーにとって大きな力となった。<br />
:余談だがZZガンダムではなくタイトルと同じガンダムZZと呼称している。<br />
;「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」<br />
:同上。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦での台詞。カミーユといい、全体的に手厳しい。<br />
;「わかるぞ…!ダブルゼータがみんなの力を!」<br>「みんなの力がガンダムにっ!」<br />
:同上。分離での奇襲や生身での激しい戦いの末お互い機体に戻るジュドーとハマーン。しかしコアファイターはダメージで操縦を受け付けず、キュベレイに狙いを付けられしまう。絶体絶命のその時プル、ララァ、フォウ、カツ、サラ、カミーユの魂がジュドーを守る様に立ち塞がり、直後機体が[[サイコフィールド]]に包まれZZガンダムへと合体を開始する。<br />
:SRWでは「ハイ・メガ・キャノン・フルパワー」で一連の流れが台詞と共に再現されている。<br />
;「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって…わかれ!」<br />「憎しみを産むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」<br />ハマーン「吐き出すものなどない!」<br/>「自分の頭だけで考えるな!」<br />「今持っている肉体にだけ…囚われるから!」<br />
:同上。この台詞の後、最大出力以上のパワーのハイメガキャノン(ハイメガキャノン・フルパワー)で[[キュベレイ]]を攻撃し、圧倒する。<br />
;「エゥーゴの艦隊、地球連邦の艦隊……今頃来るなんて、今ごろ……大人たちは!」<br/>「あんた達! 何もしないで地球に住めるの思ってんの!」<br />
:ハマーンとの決着が着いた後にエゥーゴの艦隊が来た時の台詞。これまでネオ・ジオンの行動を他人事のように放置しておきながら、今頃になって援軍に来た彼らに対し、やり場のないジュドーは怒りをぶつける。<br />
;「それじゃ、死んでいった連中はどうなる! ええ、ブライトさん!? いっぱい死んだんだよ、いっぱい…!」<br/>「う…うわぁぁぁぁぁっ!!」<br />
:その後、ブライトに「俺を殴って気を済ませろ」と言われ、実際にブライトを殴って。<br />
;「リィナ…生きて、やっぱり!」<br />「こいつ、大きくなってさぁ!」<br />「ははははっ!」<br />
:最終回エピローグより。木星に旅立つ直前、リィナの姿を目撃。彼女の方に走り出す。リィナもセイラの後押しもあってジュドーの方に駆け寄り、抱きしめ合う。3行目の台詞はそのまま回転しながらの笑い。アクシズ内ですれ違いを繰り返し、死に別れたかと思いながらも彼女の気配を感じ取っていたが、ようやく再会する事ができたのだった。<br />
;「ジュドー・アーシタ、到着!」<br />「すいません!」<br />
:リィナとの再会直後、ジュピトリスIIに到着した際の台詞。到着が遅れたため、上官に「遅い!」と言われ謝罪。劇中最後の台詞である。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「しばらくラビアンローズで休養を取ってもらうさ。お歳だしね」<br />
:ブライトをラビアンローズに残したままネェル・アーガマを出航させた際の台詞。ジュドーなりの気遣いだが、ブライトはまだ二十代……。<br />
;「ハマーンさん…キレイ…」<br />
:第21話ラストの次回予告内の台詞。実際の劇中ではそんな事を考える余裕が全く無い上に、後の回では明確に拒絶もしている。<br />
:なお次回のタイトルコールも「'''ジュドー、発進'''」と間違えている(正しくは「ジュドー、出撃」)ことから、ジュドーは酸素欠乏症に陥っていた可能性がある。<br />
;「あれは確かラクダってやつだ!」<br />
;「よしよし!ラクダってのは背中のコブに水が入ってるんだよな!」<br />
:第26話。砂漠で仲間たちのために水を探しているときにラクダを見つけた際の台詞。実際にはコブの中に脂肪が入っていて水が入っているわけではない。スペースノイドらしい勘違い…と言いたいが、現実でも勘違いしている人やそういった迷信がまだまだ存在している。<br />
;「カミーユが生きてた!? 当たり前か!」<br />
:第33話ラストの次回予告内の台詞。精神崩壊になったとはいえ前作主人公を死んだことにしてはいけない。<br />
;「こちらはハヤトさんが死んじゃうし」<br />
:第34話ラストの次回予告内の台詞。凄まじいネタバレである。<br />
;「ガンダムを盗もうなんて!」<br />
:第40話にて。コロニー「タイガーバウム」で苦しい生活を強いられ、ガンダムを盗み売り飛ばそうとする子供達のグループに襲撃された際の台詞。お前が言うなである。<br />
;スタンパ・ハロイ「この娘と、その娘は残せ… この酷いのは摘み出せぇーっ!!」<br />
;ジュドー「そ、そんなぁん…」<br />
;スタンパ・ハロイ「その声も嫌いだーっ!」<br />
;ジュドー「あん…」<br />
:同じく第40話にて。コロニー「タイガーバウム」の好色な管理責任者スタンパ・ハロイに攫われたルーたちを救出すべく、女装して対面した際に。同行した地元の少女やイーノの女装とは異なり、終始「酷いの」呼ばわりされた挙句、配下の兵士に文字通り摘み出されてしまう。担当声優の矢尾一樹氏のオカマ演技が光る。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「クワトロ大尉! 何で俺達の敵になってるんだ!?」<br />「今は、人類全体がやり直さなくちゃならないんだよ、クワトロ大尉!!」<br />「クワトロ大尉! あんたに、地球を潰す権利なんてないんだ!!」<br />「本気かよ!? クワトロ大尉!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』及び『[[第2次α]]』で、[[ネオ・ジオン]]の総帥となり「'''逆襲'''」してきた[[シャア・アズナブル|シャア]]との[[特殊戦闘台詞]]。長年の決着をつけようと意気込む[[アムロ・レイ|アムロ]]や、シャアとなった事を受け入れようとするもまだどこか現状を認めきれない[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と異なり、最後まで彼が敵に廻った事を認められず「シャア」とは呼ばずに頼もしい仲間だった頃の「クワトロ大尉」と呼び続けた。<br />
;「全力でやってやる!」<br />「やってやらなきゃ、誰がやるっての!」<br />「戦艦相手でも、やってやるさ!」(戦艦系との特殊戦闘台詞)<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて収録された戦闘台詞。[[声優ネタ]][[藤原忍|と思わざるを得ない]]。<br />
;「シャングリラの時のこと、まだ根に持ってるのかよ!」<br />
:同じく『V』で追加されたヤザンへの[[特殊戦闘台詞]]。<br />
;「もう宇宙に赤い彗星の伝説はいらないんだよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で追加されたシャアへの[[特殊戦闘台詞]]。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「なんかガンダムに似てるなあ……」<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』第20話「フェイルの闇」にて[[デュラクシール]]が[[ガンダム]]に似ていると言った台詞だがセニアは「あはっ、ちょっと影響受けちゃった。でも中身は全然違うわよ」と言っていた。<br />
;「メタス? なんか、よわっちそう」<br />「いえいえ! メタスはいい機体です、はい。ジュドー=アーシタ、メタスでお供しまーす」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』第16話「ゴラオンの危機」より。[[オーラロード]]を通って[[バイストン・ウェル]]から地上の[[ジャブロー]]に出てきた[[ショウ・ザマ|ショウ]]の仲間であり、[[ラウの国]]の女王である[[エレ・ハンム|エレ]]の指揮する[[ゴラオン]]を救出するべく、ショウの[[ビルバイン]]、[[ゲッターチーム]]の[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]、[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[リ・ガズィ]]、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム]]と共に先行隊として出撃する際、アムロから足があるからとの理由で[[メタス]]で出撃するように言われた時の台詞。当然、ジュドーは上記の台詞を愚痴るが、メタスのパイロットである[[ファ・ユイリィ|ファ]]に「なによ、私のメタスに文句があるって言うの?」と凄まれ下記の台詞を喋って誤魔化しながら、そそくさと逃げ出すように出撃した。<br />
;「おまえらネェル・アーガマの通信装置で交渉したろ? 戦闘中で近づけないってブローカーのほうから連絡があったんだよ。モビルスーツを売りさばこうなんて、何かんがえてんだ!?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』宇宙編「灯火は炎となりて」にてモビルスーツを無断で売却しようととしたビーチャ達の行動を叱責して。原作では[[アーガマ]]から[[Ζガンダム]]を盗んで売り飛ばそうとしたジュドーだが、ビーチャ達のモビルスーツ売却未遂事件に一切関与していないところがまた面白い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:<br />
:;「カミーユさんの言う通りだとだと思うな。大尉がそんな調子だから、ハマーンだって苛立っているんだ」<br />
::ラー・カイラム隊ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモにて、[[ティターンズ]]を告発するべく[[ダカール]]にある議事堂での連邦議会を占拠する作戦前において、カミーユや[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]のように表舞台に立てば、戦いを終わらせられる力があるのにも関わらず、いつまでもシャアである事を明かそうとも隠そうともせず、パイロットの立場に甘んじている彼を汚い大人と感じたが故なのだろう。クワトロの煮え切らない態度と行動で苛立っているのは、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]だけではなく彼自身もである。<br />
:;「俺は反対だね」<br />「確かに、あれが手に入ればこれからの戦いが有利になるかも知れない。だけど、あれを巡って、また戦いが起きるに決まってる。一緒に潰しちまった方がいいぜ」<br />
::第56話「ジオンの幻像」で[[ア・バオア・クー]]、[[エンジェル・ハイロゥ]]と続く大規模な連戦を凌ぎ切る為の「保険」として立案された、[[コロニーレーザー]]の奪取を目的とする「[[星二号作戦]]」に激しい拒絶反応を示すが、[[流竜馬|竜馬]]から「どんな兵器も使う者の心掛け次第」である事を説かれ渋々ながら作戦の参加に同意するも、完全に納得するまでには至らなかった模様。<br />
:<br />
;[[α外伝]]<br />
:<br />
:;「わかってる!カミーユさんだって、フォウさんを助けられたんだ。俺も何とかしてプルツーを助けなきゃ!!」<br />
::第9話「愚者の祭典」において、ダカールでの[[ティターンズ]]との最終決戦の際、ティターンズに捕まって強化された[[プルツー]]の乗る[[サイコガンダムMk-II]]を見たときの台詞。カミーユや[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、プルの激励を受け彼女を助け出そうと発奮する。[[バルマー戦役]]の同じこの地で[[サイコガンダム]]に操られていたフォウを救出した、先輩ニュータイプであるカミーユの勇気と優しさは彼にも影響を与え受け継がれていた。<br />
:;「さあ、こいつが大昔の戦争で大活躍したガンダム、ダブルゼータだ!! コア・ブロック・システムを中心とした合体変形機構、大型のダブル・ビームライフルにハイパービームサーベル! そして、極めつけは額のハイメガキャノン! 攻撃力はそこらへんのモビルスーツやウォーカーマシンとはケタが違うぜ! 燃費が悪いのが玉にキズだけど、それを補って余りある程の火力は持ってるよ!」<br />
::第16話「ガンダム、売るよ」のシナリオデモにて、未来世界に飛ばされ情報収集を行うべく[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と一緒に愛機の[[ΖΖガンダム]]と[[Vダッシュガンダム]]をオークションにかけた時の謳い文句。まるで本物のテキ屋顔負けの闊達とした啖呵売である。<br />
::一緒にいたウッソからは、本当に売るんじゃないのかと心配されていた。<br />
::なお、ジュドー役の矢尾一樹氏は、日本を代表する人情喜劇映画『男はつらいよ』の主人公である故・渥美清氏が演じる車寅次郎の大ファンとしても知られており、その辺りの[[声優ネタ]]も入っているのかもしれない。<br />
:;「そんなこと言うなよ。あいつの気持ち、俺はわかるな…」<br />「俺もさ…ダブルゼータに始めて乗った時、カミーユさんに迷惑かけちゃったことがあって…その時、俺…何だかすぐに謝ることが出来なかった」<br />「何て言うか…そういう時って素直に謝りにくいんだよね。自分が悪いってわかってるだけにさ」<br />
::第18話「僕がニュータイプだ」のシナリオデモにて、[[フリーデン]]に補給物資を搬入している最中に、[[ガンダムエックス|GX]]の操作を誤ってしまったガロードのミスによって腕に包帯を巻く程の怪我をしてしまった際に(とは言え、診断した[[テクス・ファーゼンバーグ|テクス]]によればかすり傷程度で、包帯は[[エルピー・プル|プル]]が大袈裟に巻いただけ)、皆が許してくれたにも関わらずジュドーに謝らない(実際謝ろうという意思はあるのだが、一人での生活が長かったためどうやって謝ったらいいのか分からない)で去っていったガロードを他の仲間たちが誹謗した際に彼をフォローした台詞。<br />
::[[バルマー戦役]]の頃、[[ラビアンローズ]]でMSを盗んで下手をすれば銃殺刑になっていたかもしれない最悪の事態を回避するべく、身体を張って自分たちを庇ってくれた彼に対する恩をまだ忘れていなかったのである。過去にも犯罪行為でもしなくては食べていけない程、過酷だった生活に身を置いていた彼だからガロードの心情が理解できたのである。カミーユは良い後輩を持ったものである。<br />
:;「あんたの言うとおり、人間が間違いを繰り返して来たのは事実だろうさ!! だからって、何でそれが人類の抹殺につながるんだ!? それ以外にも地球を救う方法だってあるはずだ!!」<br />「俺達だって馬鹿じゃない! 時間をかけて一歩ずつ過ちを正していくことだって出来るはずだ!!」<br />「今までがダメだからって、これからもそうだとは限らないんだよ!!」<br />
::終盤で[[メイガス]]と[[戦闘前会話]]。戦いを繰り返す人類を滅ぼすことで地球を守ろうとするメイガスの短絡的な考え方を真っ向から否定していたが、皮肉にも人類は続編である『第2次α』以降でも、メイガスが失望していた「同じ過ち」を繰り返す事になる…。<br />
:<br />
;[[第2次α]]<br />
:<br />
:;「あんた…! よくもそんな物をプルとプルツーの前に…!」<br />「そいつはプルやプルツー達の心を縛った機体だ! よりにもよって、そんな物をレストアするなんざ、許せねえ!!」<br />
::第29話「怒りの日輪」または「地球ぶった切り作戦」にて、『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の[[コマンダー・ベンメル]]が、[[ベンメルコレクション]]としてレプリカの[[クィン・マンサ]]が出現した事で怒りをぶつけた台詞。しかしこの直後、メガノイドを前にして闘志を露わにする万丈から「僕とメガノイドの戦いに割り込むな!」と制され、気勢を削がれることに。<br />
:;「人間の可能性を、未来をあんた個人の考えで縛らないでくれよ、シェリンドンさん…! 今は人類全体がやり直さなくちゃならない時なんだ! 一握りのニュータイプだけが生き残ればいいなんて考えは間違ってる! 俺はそんな未来なんて選びはしない! 人間の可能性って奴を信じる!」<br />
::第33話「少年の向かう未来」で、シェリンドンを否定した際の台詞。[[ニュータイプ]]を神格化しているシェリンドンをシャアと同じであると断じ、同行を拒否する。<br />
:;「クワトロ大尉! これが俺達と一緒に戦ったあんたの答えかよ!」<br />シャア「ジュドー…私の考えが理解出来ないか…」<br />「当たり前だろ! こんな事をして、地球がどれだけの被害を受けると思っているんだ! あのハマーンだってこんなやり方はしなかったぜ!」<br />シャア「…私はハマーンのように地球人類の支配など考えていない。私は未来を救うために立ったのだ!」<br />「だからといって人の生命を平気で奪うようなあんたはもう俺達の仲間じゃない! あんたは、もう俺達の敵だよ!」<br />
::第38話「星の屑、再び」にて、自分達の下を去り[[ネオ・ジオン]]の総帥となって敵として立ちはだかった[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘前会話。<br />
::[[バルマー戦役]]、[[イージス計画]]における未来での戦いなど数々の試練を共に潜り抜け、数少ない信頼出来る大人として尊敬していた人が地球潰しのために、[[フィフス・ルナ]]を地球に落とすべく悪夢というべき[[星の屑作戦]]を再現させようとしている現実を前に、大いに戸惑いながらも敵対する事を決意する。ハマーンでさえ一時は[[地球連邦政府]]を制圧・掌握したが、シャアは人類の革新のために地球そのものを潰そうとするそれ以上の暴挙に出たのである。とてもじゃないが多くの罪なき人々まで奪ってまで[[ニュータイプ]]への革新を急ぐやり方をジュドーは許容できるはずがなかった。しかし、やはり心の中では未だ現状を受け入れられずにいた。<br />
:;「クワトロ大尉! 地球を潰さなくったって、世界を変えることは出来るはずだ!」<br />シャア「人がその魂を重力に引かれている以上、同じ愚行が繰り返される…! お前もそれを知っているはずだ!」<br />「だから、俺達で可能性って奴を見せようとしたんだろう!?」<br />(ジュドー、気力上昇)<br />シャア「む? あの光は…!!」<br />「クワトロ大尉! あんたも結局はハマーンやグレミーと同じだ!! 自分一人の考えで、みんなの可能性を潰そうとする!! 人間一人の力なんて、大したもんじゃない! そんなので世の中を変えられるものか!!」<br />(ジュドー、精神コマンド「魂」使用)<br />「あんたは急ぎ過ぎてるんだよ! 結果を早急に出そうとするから、極端な方法を取る!! 結局、それは人に革新じゃなく憎しみを与えるだけなんだ!!」<br />シャア「だが、その憎しみこそが地球を食い尽くす! もう我々に時間はないのだ!」<br />「時間はある! あんただってそれを知ってるはずだ!! だから、今という時代に間違いを犯すわけにはいかないんだよ!!」<br />
::上記の台詞の後、両者が戦闘しなおかつ第36話(アクシズへ向かうルート)「魂、重力に引かれて -後編-」にてハイメガキャノン入手フラグが未成立の場合、ジュドーの怒りによって[[ニュータイプ]]としての真の力が覚醒し、「ハイ・メガ・キャノン・フルパワー」が追加された時のやり取り。<br />
::確かに前作において、人質を取られ不本意ながらも[[ティターンズ]]の傘下に下った時に、地球連邦軍や地球の重力に魂を引かれた一部の人間たちの腐敗ぶりに彼が失望したのは理解できるが、だからといって他の人間と話し合おうとすらせず勝手に自分だけの考えで人類の行く末を悲観し、(シャアなりに地球と人類の事を考えた行動とはいえ)地球潰しという暴力を背景にした急進すぎる革新は混乱と余計な憎悪しか生み出さず、さらなる悲劇を連鎖的に生み出す事を意味していた。そんな事態が起こってからでは、それこそ取り返しのつかない結果を生みかねないとシャアの行いを否定する。<br />
::世の中には様々な正義という名のもとに争いが行われているが、ニュータイプへの革新と地球の自然に返す事を名目にした今回の戦いは、戦闘行為が終わった後の平和なビジョンがまるでない。それは正義とは言えず、身勝手な人間の独善と言うべきジュドーが最も忌み嫌うものだった。だからこそ、後世の地球圏・世界・人類を不幸にする誤った方向へ歴史を持っていかないためにも、シャアの考えに賛同するわけにはいかなかったのだ。<br />
:;「カミさんだって!? …あんた、結婚していたんだ」<br />
::第48話「決戦への秒読み」にて、[[ヤッター・ラ・ケルナグール|ケルナグール]]が既婚者であることを知った時の反応。ケルナグールのあまりにもいかつい風貌からしてジュドーならずともそう思うであろうが。<br />
:;「待ってろよイルイ!今、時代遅れの石頭を破壊して、お前を助け出してやるからな!」<br />
::第57話「神を断つ剣なり」or「FOREVER&EVER」or「争いのない日々を、荒野に花束を」or「母なる星に抱かれて」の最終決戦に於ける[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]との戦闘前会話。事前にプル&プルツーを救出した時と同じ要領で、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]も救えると聞かされたせいか、心持ち張り切っているようにも思える。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:<br />
:;「だけど、おかしいぜ…! やっぱり、そういうのはよ!」<br />「コーディネイターだって俺達と同じ人間なのに…」<br />「どうして、それなのに勝手に敵だと決め付ける奴がいるんだ…!」<br />
::クスハ編第2話「新たなる侵略者!立ち上がれV!」より。[[コーディネイター]]の存在とそれを排除しようとするナチュラルと呼ばれる地球人の現状を知った後の台詞。ユニウスセブンがテロリスト(その正体はブルーコスモス派の連邦軍)の核攻撃により、多くのコーディネイターが命を落とした後の場面でもある。しかし、この後ナーバスになっていたカミーユに「そんなことはお前に言われるまでもなくわかっている!」と怒鳴られることに…。<br />
:;「キラの言う通りだぜ!いくら戦争だって、やっちゃいけないことがあるはずだろ!」<br />
::クォヴレー編第10話「消えていく光」より。ラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルに対して、キラと同様にナタル達を非難していた。<br />
:;「おい、あんた!いきなり何てこと言うんだよ!?」<br />
::上の場面の後の台詞。目の前で父親がザフトに殺されたからとはいえ、フレイが原作通りに錯乱してコーディネイターであるキラに理不尽な怒りをぶつけたことに対して、嫌悪感を隠せなかった。<br />
:;「へんな同情はするなよ。俺は自分の意志で戦っているんだ」<br />「このまま戦いが続けば、また罪も無い人が戦いに巻き込まれる事になる…」<br />「そうなったら、俺の大事な人達も危険にさらされちまうからな…」<br />
::序盤、争い事を嫌うキラの心情を汲み取りつつ、自らの戦う動機を明確に語る。<br />
:;「くそおっ!!この戦いを仕組んだ奴らだけは、絶対に許せないぜ!!」<br />
::第41話「銀河が消滅する日」におけるケミカルボルトの支配下に置かれた[[ガオファイガー]]との戦闘前会話。悪辣極まりない[[パルス・アベル|アベル]]と[[パルパレーパ]]が仕掛けた残酷なゲームは、ジュドーの逆鱗に触れた。<br />
:;「ふざけるな! 光差し込まないアステロイドベルトの闇にいたハマーンだって…最後は希望の光を見たんだ! お前は現実を直視できないただの弱虫だ!弱虫が夢だの理想だの軽々しく口にするな!」<br />
::第51話「終わらない明日へ」での[[ラウ・ル・クルーゼ]]との戦闘前会話での台詞。闇しか見ようとしないクルーゼを、ジュドーは「弱虫」とバッサリと切り捨てた。<br />
:;「あんた!とりあえず理屈はいいから、今までシンジにしてきた事を謝れ!」<br />「反論も出来ないんなら素直になれよ!あんた達は親子じゃないかよ!」<br />
::第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」での[[EVA初号機|EVA初号機悪魔Ver]]との戦闘前会話。ジュドーのストレートな怒りに[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]は唯ひと言、「まったくだ…」と呟く。その言葉に込められた真意は…?<br />
:;「無限の力、無限の力って!そんな物に囚われてどうすんだ!」<br />「そんな不確かなものより、生きている人間の生命の方が大事だろうが!!」<br />
::第54話「神に守られし星」における[[エツィーラ・トーラー|エツィーラ]]との戦闘前会話。「[[無限力]]」に憑かれた彼女の異常な妄執へ、嫌悪感を露わにする。<br />
:;「覇道とかそんな事を言ってる時点で、あんたは統治者失格なんだよ!」<br />「独りよがりで考えていないで、もっと周りを見ろ!」<br />
::第55話「まつろわぬ神」における[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]との戦闘前会話。力による理想の実現を目論む彼の狭量さを断罪する。<br />
:;「ケイサル・エフェス!あんたの怨念に付き合う気なんて無い!」<br />「あんた一人のエゴで、これ以上人を死なせてたまるかよ!」<br />「その怨念を吐き出せ!ケイサル・エフェス!!」<br />
::最終話の逆襲時に於ける[[ケイサル・エフェス]]との[[特殊戦闘台詞]]。悪霊の怨念をも弾くジュドーの生命の鼓動に、[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]も動揺を隠せない。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「好き嫌いは出る機体だろうけど、俺は気に入ってるぜ。こいつにしか無い味って奴がさ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部宇宙激震篇シーン3自由選択ステージ終了後のインターミッションより。[[ニナ・パープルトン|ニナ]]相手に語る愛機・[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]に対する思い。<br />
;「ニュータイプがどうのなんて関係あるかよ!異星人や正体の分かんねえ敵に、地球は滅茶苦茶にされちまってる…!」<br />「フリード星やクロノス星の人達が、それを守る為に戦ってくれてる…」<br />「なんで俺達の故郷を、俺達地球人が荒らさなきゃならないんだっ!」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。今わの際まで「血筋」に固執するグレミーの矮小さを、徹底的に斬り捨てる。<br />
;(ハマーン…俺は…あんたの言う強い子のまま…戦うよ)<br />
:同上。ハマーンへの誓いを胸にジュドーは[[フィフス・ルナ]]から撤収する。<br />
;「[[エルピー・プル|プル]]…の様なプレッシャーを感じる…」<br />
:『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。[[クェス・パラヤ]]出現時、ジュドーは彼女をプルの様に感じていた。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「仕方ないだろ。乗員を人質に取られたんだぞ!」<br />「おまけにΖΖはエネルギー切れ、残った戦力は[[ザクレロ]]だけだし!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第32話(小バームルート)「戦士、再び」「バイブレーション」にて、[[木星]]開拓のためにルーと共に乗り込んでいた[[ジュピトリス]]IIが[[バーム星人|バーム軍]]の攻撃を受け、応戦したものの負けてしまい、[[兜甲児|甲児]]に「なんでぇ、だらしねえ」と言われての反論。<br />
:…しかし、木星開拓船団はΖΖはともかく、何故にザクレロなぞを搭載していたのだろうか?<br />
;「そんなことはない!ハマーンはここで、マリアやシャクティの祈りをずっと聞いていたんだ。この顔を見ろよ! 憎しみを生むものを吐き出して、こんな穏やかな顔をしてるじゃないか!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて[[エンジェル・ハイロゥ]]に潜入した際、サイキッカーの中にハマーンを発見し、眠ったままの彼女をシャアが射殺しようとした際、彼を制止しての台詞。<br />
:しかしハマーンの「こんな穏やか」な顔…非常に気になる表情である。4コマでも見事にネタにされている。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「何言ってんだよ、あんたは!?」<br />「死にたい、死にたいって言ってるけど、あんたは本当は生きたいんだ! だから、身体が動くんだよ!」<br />「そんなの当たり前の事だろうが! 生命ある者が、そんな風に自分の生命を捨てるような真似をするな!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第14話「血塗られた白き翼」より。死のうとしていたものの本能で生きようとした[[アンジュ]]に対して叱咤する。直後、ΖΖの[[バイオセンサー]]が発動し、[[ヴィルキス]]の覚醒を促していく。<br />
;「あんた達は地上で暮らしているんだろ! 地球に大切は人はいないのかよ!」<br/>「そうやって地球の人全てを憎しみで滅ぼすのか!」<br/>「あんた達が地球で会った人達の全てが生命を奪ってもいいような人達だったのかよ! 答えろ!」<br/>「いい加減にわかれよ! 憎しみを繰り返すだけじゃ人類は一歩も前には進めないんだ!」<br/>「そして、失われた生命は絶対に戻ってこないんだぞ!!」<br />
:『V』[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]ルート第30話「変わりゆく世界」にて、[[EVA初号機]]の狙撃を妨害しようとした[[ジオン兵]]達に対して。<br />
;「そうだな。あんなブチギレ野郎とアマリさんに似ているところなんて全然ないし」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』アマリ編第39話「帰るべき世界」より。[[魔従教団]]によって[[アル・ワース]]に召喚された理由について話している最中、自分と[[イオリ・アイオライト|イオリ]]にどこまでの共通点があるかはわからないと言われて。実際イオリは他の[[術士]]と同様に精神制御されているのだが、これまでの彼の動向を見れば、そう思われても仕方ないだろう。<br />
;「木連の人達って、そういう話が好きだよな。アニメじゃないってのに」<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』治安維持ルート第17話「バランバランの秘宝」にて、異世界に来たと推測するサブロウタに対して。<br />
:もはや元ネタは言うまでもないだろう。<br />
;「任せとけって!魔法騎士が使命を果たす事が俺達にとっても元の世界へ戻る手段なんだからさ」<br />
:『T』同ルート第19話「目覚める伝説」ミッションクリア後のシナリオデモにて、[[魔法騎士]]となった風から「未熟である分、これからも助力をお願いしたい」旨の一言を含めた挨拶をされた際に発した。<br/>このコメントには異世界に召喚されて混乱しがちであった部隊を治めるかのような意気が覗えた事から、彼が周囲へどれだけ大きな影響を与える人物であるかを改めて思い返したプレイヤーは結構多いだろう。<br />
;「決めた…」<br/>「俺も、あの爺さん達を見習って、生涯現役でいくぞ!」<br />
:『T』シークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」にて、エルドラメンバーの姿に感銘を受けて。直後にトビアから「きっとあの人達に負けない元気な老人になるよ」と言われている辺り、木星じいさんを意識した発言と思われる。<br />
;「メリルさん達が、夢を忘れた古い地球人なんだよ」<br />
:『T』シークレットシナリオ「Vジャンクション」のシナリオデモにて、異世界について話している最中の一言。<br />
:OP「アニメじゃない」の歌詞ネタ。だがこの直後、当の[[メリル・スパンナ|メリル]]達から酷く睨まれてしまっている(メリル曰く「年上の女性に古いって言葉は禁句」とのこと)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「行くぜ、青い三連星!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』リアル系主人公ルート第1話「追撃者」にて。相手は[[マイヨ・プラート|マイヨ]]の取り巻き[[プラクティーズ]]である。この後、[[ライト・ニューマン|ライト]]に突っ込まれる。<br />
;「だったら、どうして俺達はここまで来られた? 何であんたは俺達と戦ってる?」<br />「あんたは人間って奴をどこかで恐れてるのさ。人の意志を…心を力に変える俺達のマシンが怖いのさ…!」<br />
:『MX』第52話「W-Infinity」での[[機械帝国ガルファ|ガルファ]]宮殿に於ける[[ゼロ (電童)|ゼロ]]との対話。己の不死の身体を誇って悦に入る彼の言葉の矛盾を鋭く突く。<br />
;「やってやるぜ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』第29話「駆け抜けた宇宙」に於ける追加場面より。今まで言いそうで言わなかった[[声優ネタ]]。その後[[藤原忍|忍]]に「こ、こいつ、俺のセリフを…」と言われる。<br />
;「観念するんだ、ダ・サイダー! これ以上の悪事を続けるなら取り返しのつかないことになるぞ!」<br />[[ダ・サイダー]]「なにぃ!? ひょっとしてもう後半だからギャグ路線が許されないのか!?」<br />「そうだなぁ。たしかに前半明るくても後半はシリアス路線になりがちだけど…ってそういうことじゃなぁい!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』第五章「閃光のダ・サイダー」に於けるダ・サイダーとの戦闘前会話。'''中の人ネタで自身の作品をメタる'''という、何ともいえない会話。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:前半のメイン搭乗機。ΖΖに乗り換えた後も機動力を必要とする場面やΖΖが使用できない時に搭乗する。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:中盤以降のメイン搭乗機。<br />
:コクピット部は[[コアファイター (ΖΖ)|コアファイター]]となる。<br />
:;[[フルアーマーΖΖガンダム]]<br />
::上記機体の重装型。最終決戦にて使用された。<br />
;[[百式]]<br />
:第32話で搭乗。ΖΖを満足に動かせないビーチャとは対照的に、オウギュスト搭乗のドライセンを撃破する活躍をした。<br />
;[[ズゴック]]<br />
:第40話で搭乗。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[旧ザク]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』で搭乗。<br />
;[[シャア専用ザク]]、[[ドーベン・ウルフ]]<br />
:『α』中盤の分岐でリーンホースJrルートでアクシズ脱出時に騎乗。高熟練度でシャア専用ザク、低いとドーベンウルフになりそのまま入手出来る。<br />
;[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の序盤で搭乗。同時により高性能な[[ジムIII]]がいるのに、である。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『F』の前半で搭乗。[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]が補給物資として届けられたMSで、ネモの次の乗機となる。<br />
:また『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも、[[エル・ビアンノ|エル]]用に支給された機体を一度搭乗している。<br />
;[[メタス]]<br />
:『F』の中盤で一時的に搭乗。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:『F』ではΖΖのような強力な機体が無いため、この機体に乗ることになりやすい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:『T』の序盤で搭乗。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*矢尾は[[ガンダムシリーズ]]への出演が多く、前番組『[[機動戦士Ζガンダム]]』で[[ゲーツ・キャパ]]、アジス・アジバ(SRW未登場)、『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[アーバ・リント]]を演じている。アジスはティターンズ全体が悪役的存在ではないことを示したキャラクターの1人でジュドー同様に「分かり合える可能性」を描いた。逆にリントはジュドーとは大違いで才能はあるものの卑劣な悪漢であり、ジュドーが最も嫌った'''汚い大人そのもの'''である点も興味深い。<br />
*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、長谷川裕一による漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では長谷川の解釈として「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。<br />
*その『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定している。<br />
*さらに長谷川は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』、更に富野由悠季とともに手掛けた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の主人公[[トビア・アロナクス]]のその後を描いた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。<br />
**[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>正確にはターザンの本名は「グレイストーク卿 ジョン・クレイトン」で、爵位ということになる。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似している<ref>『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』では、ジュドーが搭乗していたΖΖガンダムは最終決戦で上半身とコア・ブロック以外が失われているため、ZZそのものではなく、同時期に存在していた試作タイプから持ち主が個人的なこだわりで再構成したものだろうという推測による解説がなされている。なお前述の『逆襲のギガンティス』でジュドーが搭乗していたのは、ΖΖの系列機である「メガゼータ」という機体である。</ref><ref>公式作品では、OVA『GUNDAM EVOLVE../10』で、新たなコア・ベース(下半身部分)を装備してZZガンダムが復活するエピソードがある。</ref>など、ストークはジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。<br />
***ガンプとストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物・後者では「別ユニット」と扱いが異なる。ただしどちらの作品でもストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾である。<br />
***もっとも、『ΖΖ』のラストシーンは、ジュドーが木星船団ジュピトリスIIへの参加から一年後にフォン・ブラウンにて仲間たちとの再会を約束しているというもの。つまり木星圏にはとどまらず、地球圏に帰還するという描写である。「映像化=正史」というサンライズの見解から考えても「グレイ・ストーク」=「ジュドー・アーシタ」が正史と見なす事は些か早計であると言えるだろう<ref>長谷川も読者に対して「(自分の描いたストーリーは)正史ではない」という釘を刺している。</ref>。<br />
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジュドー・アーシタ]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しゆとお ああした}}<br />
[[category:登場人物さ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%BF&diff=353114
ジュドー・アーシタ
2020-03-04T00:45:54Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Judau Ashta]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|矢尾一樹|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0073年10月10日<br />
| 年齢 = [[年齢::14]]歳<br />
| 身長 = [[身長::165 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::56 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::B]]型<br />
| 出身 = サイド1・[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ガンダム・チーム}}<br />
| 特技 = プチMSの操縦<br />
| 趣味 = バイク<br />
| 好きな食べ物 = ハンバーグカレー<br />
}}<br />
'''ジュドー・アーシタ'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
14歳の若さながら、サイド1のコロニー・シャングリラで学校に行かず仲間と共にジャンク屋を営みつつ、出稼ぎに行って行方不明の両親に代って妹の[[リィナ・アーシタ]]を養う、陽気で楽天的な[[性格]]の少年。<br />
<br />
リィナの学費を稼ぐ為、偶然助けた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]にそそのかされ、入港した[[アーガマ]]に忍び込み[[Ζガンダム]]を盗もうとする。しかし、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との出会いや、ヤザンの非情な行為に反発し乗り込んだΖガンダムでヤザンを退けた事がきっかけで、[[ブライト・ノア|ブライト]]にスカウトされ、アーガマ所属のパイロットになる。<br />
<br />
アーガマに乗り込んだ当初は、あくまでリィナの為に、何の思慮も持たずに戦っていたが、仲間やリィナが戦いに巻き込まれていく中で多くの人々との出会いと別れを経て、特にリィナを失った(と思い込んだ)ことをきっかけに、戦いの意味を自分なりに理解し、戦争を終わらせる為に戦う明確な意思を持つに至る。<br />
<br />
[[ニュータイプ]]としても高い資質を持ち、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[エルピー・プル|プル]]達と心を通わせた。またニュータイプによる感覚に押しつぶされず、強靭なメンタル面でそれを乗り越えていた。事実、富野監督は[[アムロ・レイ|アムロ]]、カミーユ、ジュドーを比較した場合、「精神面が一番強いのはジュドー」と評している。これは他の2人と違って、信頼出来る仲間がずっと側にいた事と、リィナという守るべき存在がいた事により、心の支えがあったことと、心の強さが育まれる環境があったことが大きい。準[[サイコミュ]]ともいえる[[バイオセンサー]]を搭載した[[ΖΖガンダム]]との相性も良く、驚異的な戦闘力を発揮した。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]には[[シャア・アズナブル|シャア]]の面影を投影されており、実際に生い立ちや性格に共通点があるため、身分に縛られずに育ったシャアのIfという評が存在する。<br />
<br />
ハマーンとの決戦に勝利した後はリィナと再会し、更なる成長の為に[[ルー・ルカ|ルー]]と共に[[木星]]船団に参加した。<br />
<br />
実は歴代ガンダム主人公で初めて女装したキャラクターでもあるのだが、周囲の人間を見事騙しきって美女を演じた後発の[[ロラン・セアック]]とは異なり、見た目的には悪くないものの、品の無さ・声の低さも災いして「あんまり可愛くない」「この酷いの」呼ばわりされる有様だった。ちなみに、一緒に女装したイーノのそれは好評だった。<br />
<br />
=== 『機動戦士ガンダムΖΖ』以後 ===<br />
公式ではその後が描かれていないが、幾つかの外部作品で、彼のその後が描かれている。<br />
<br />
映像作品『GUNDAM EVOLVE』では木星に向かう途中の彼が登場し、[[ネオ・ジオン]]残党からの亡命希望者を助けるためにその追っ手と戦う姿が描かれており、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』にも木星船団の一員として少しだけ登場している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
基本的にアムロやカミーユと比べると人当たりが良いため他作品のキャラとも絡みやすく、カミーユとの関係もカミーユが精神崩壊していない為、やや原作と関係が違う。とはいえ、『ΖΖ』自体がそれほど原作再現が多い訳ではなく、存在が霞みがちでもある。<br />
<br />
[[ΖΖガンダム]]がハイメガキャノンなど強力な武装を持つため、大抵は中盤からの参加か、序盤ΖΖがなく後から入手する。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。第9話「復讐の風」の3ターン目に味方増援として登場し、そのまま仲間になる。しかし[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]のハイメガキャノンは故障しているため、しばらくは使えない。[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]の参入条件に関わってくる。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::ルート次第で[[シーブック・アノー|シーブック]]とどちらが早く加わるかが変わる。ジュドーを早期に加えるルートでは[[ユカ・マイラス|ユカ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]を仲間にすることが出来る。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:本作の時点ではまだ[[幸運]]を覚えず、ΖΖに拘る必要はないため、様々なパイロットに乗ってもらって資金稼ぎやレベル上げをしよう。<br />
:ジュドー自身の能力は極めて優秀で、攻撃力はガンダム系最高値・直感もトップタイの200・精神ポイントはガンダム系トップ3で空適正も7と、総合性能では最強と思われる。能力の高さから乗機を選ばず、よほど弱い機体でなければ何に乗っても活躍できる。<br />
PS版はシステムの変更によって、パイロット攻撃力より機体攻撃力が重要になり、高い攻撃力の優位性が薄れたため相対的に弱体化。ΖΖも理不尽な弱体化調整を受けたため、優秀ではあるもののSFC版ほどの強さはなくなった。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:マサキの章のシナリオ「コーラルキャニオン」で、リィナを人質にされている為、最初は敵として登場する。『EX』では[[オーラバトラー]]を始めとしてビームを無効化する敵が多いため、ビーム主体のΖΖは相手を選ばないといけない。本作ではシーブックと違い「[[気合]]」を覚えるため、機体を交換してやると[[ガンダムF91]]の使い勝手がかなり向上する。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:中盤でシーブックと共に参戦。本作でもまだ「幸運」が使えないため、ΖΖをアムロあたりに取られる可能性大。能力自体は高いので終盤の分岐ではアムロと交換する形で[[νガンダム]]あたりに乗せると活躍できるが、リアル系の場合は条件次第でΖΖで強制出撃となるので注意。<br />
:EDでは、サイド1のシャングリラに戻り、ビーチャ達と共に運送業を開業。また、当初の目的であったリィナを山の手の学校に入れる事が出来たようである。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::今作から声が入った。またさりげなく空の地形適応がBからAに上がっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:リアル系第3話「シャングリラチルドレン」、スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」から仲間になる。シリーズで初めて序盤から参入するが、シャングリラで静かに暮らしていた所を[[ポセイダル軍|襲われた]]為、ΖΖがあるはずも無くビーチャ達が集めてきた間に合わせの旧式[[モビルスーツ|MS]]で戦う事に。さすがのジュドーも[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]ではキツイ。アムロやカミーユに比べて明らかに劣るがそれでも一線級の能力値。機体不足に悩まされる本作だが、リアル系における幸運持ちとしてはダントツの強さなので何とか活躍させたい。分岐次第では[[ゴラオン]]との合流に向けての先行偵察で、愚痴を零しつつも機動力優先の為[[メタス]]に乗せられてしまう。なお幸運を覚えるのは本作が初めてであり、以後ジュドーがこの精神を持つのはほぼお約束となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:今作3話目でようやくΖΖが手に入る。しかし[[運動性]]が微妙で、その[[命中]]率を補う精神コマンドが無いのが気がかり。特に自軍の[[改造]]が未だ5段階までにも関わらず敵機の運動性が急激に高まる中盤では、いくらジュドーと[[NT]]補正であっても補いきれない場合もあり得る為、[[集中]]も併せ持つプルかプルツーに譲った方が良いかも知れない。[[ルー・ルカ]]の乗るユニットを自機から4マス以内に配置すると「[[信頼補正|恋人支援効果]]」を発揮し、敵に与えるダメージが1.1倍になる。[[ガンダム・チーム]]関連のイベントが多い。やむなく[[旧ザク]]で戦わされている所を、リィナがジュドーを乗せる為の機体で出撃して助けてくれるシナリオまである。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:初登場の場所は[[ラビアンローズ]]であるものの、原作に則りΖを強奪しようとするが[[カミーユ・ビダン]]の返り討ちに遭い失敗した為、[[コアファイター]]に乗り込んでΖΖに合体するという流れに。この時、ジュドーの資質を見出したカミーユがジュドーを庇う形で[[サウス・バニング|バニング]]に[[修正]]された為、責任を感じてパイロットとして参加するという流れ。<br />
:ルートによっては、プルの手引きによって[[ドーベン・ウルフ]](熟練度次第では[[シャア専用ザク]])を強奪するイベントがある。本作から格闘がかなり高く設定されている為、MSの格闘武器を有効に使える点も注目。ちなみにあるステージで[[マクロス]]の[[早瀬未沙]]を[[一条輝|輝]]と同様に「おばさん」([[ルー・ルカ|ルー]]ともそんなに変わらないのだが…)と言ってしまうステージがあり、あるメーカーの[[攻略本]]スタッフの怒りを買ったとかなんとか。<br />
:ニュータイプ技能レベルが全取得者中最速でL9に到達する。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:前作でのED通り、[[エルピー・プル|プル]]とともに万丈の仕事を手伝っているという設定なので、第2話から参戦。[[援護]]なしNT主人公の一角で、少しレベルを上げれば「[[幸運]]」を覚えるが、「[[祝福]]」の登場で若干価値は落ちてしまった。<br />
:前作と同じく、[[プルツー]]の説得フラグがある他、格闘が高く、後半は「[[覚醒]]」と「[[魂]]」も覚えるため[[マップ兵器]]要員にもなりうるが、「[[ひらめき]]」を持たないのがネック。ΖΖのままでもいいが[[V2ガンダム]]や[[∀ガンダム]]に乗せて格闘の高さを生かす運用も有効。プルとプルツーに[[信頼補正]]がかかるので単純な火力はUC勢トップクラスとなる。今作のプルコンビはパイロットとしてかなり優秀なのも嬉しい。<br />
:未来も比較的合流が早めで、以降のイベントとしては[[ガロード・ラン|ガロード]]と共にガンダムを売ろうとするものや、『[[戦闘メカ ザブングル]]』のメンバーと共に[[コンテナ]]を拾いに行くイベントがある。ラストでは万丈にお礼として[[金塊]]を貰っており、原作のように木星へ行く事は無くなる。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:今回は序盤からトビアとともに行動することが多く中盤ではトビアと共に[[ニュータイプ]]の素養を見出され、[[シェリンドン・ロナ]]に連行されかかるイベントがある。また、ハマーン(ルートによってはシャア)に怒りを爆発させ、ΖΖの武装に「ハイメガキャノン・フルパワー」が追加される。小隊長能力が「獲得資金+20%」のため、直接の戦闘力ではアムロやカミーユに一歩譲るが、ジュドーを活躍させればさせるほど、部隊全体の戦力が強化できる。気力上昇系の精神を持たないため、ΖΖで戦わせるなら[[PP]]や[[強化パーツ]]などによるフォローが重要となる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:シャングリラ・チルドレンの撃墜数次第では、通常より早くΖΖの換装パーツ「フルアーマー・パーツ」を入手する事が出来る。また、序盤から中盤にかけて人類同士の終わらない戦いに深く苦悩するあまりナーバスになり、遂には自分達[[αナンバーズ]]の正義にまで懐疑的になってしまった[[バルマー戦役]]の頃から尊敬していた先輩[[ニュータイプ]]であるカミーユの姿に、[[アムロ・レイ|アムロ]]と共に心を痛める時もあった。<br />
:全ての戦いが終わった後は、一旦はサイド1の[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に戻るものの、身の回りの整理が出来たらルーと共に銀河探査船のクルーとなって、銀河の星々を旅してまわる抱負を語った。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤に参戦するが、そのステージのΖΖはENが5しかないという状態。急いで救援に向かう必要がある。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::『COMPACT』とほぼ同様。ただし[[2回行動]]がなくなった為、前の様に2回行動を生かした[[MAP兵器]]役は不可能になった。必修精神コマンドは「[[ド根性]]」「[[熱血]]」「[[幸運]]」。また「[[覚醒]]」もランダムではあるが習得する確率が高い。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:シーン3から参戦。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]程ではないが、高い[[NT]]Lvと能力で自軍のエースとして活躍する。「[[ド根性]]」「[[熱血]]」「[[覚醒]]」を必ず覚え、「[[幸運]]」効果のある精神コマンドも必ず覚える為[[MAP兵器]]を持つ機体と相性が良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:ΖΖではいい加減回避がきつくなってくる。シーン2~4の間使用できないのが欠点。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部シーン3から参戦。本作より乗機台詞や援護台詞が新録。[[フルアーマーΖΖガンダム]]を入手すれば重要度はさらに増す。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:序盤から[[アーガマ]]所属のパイロット。エース級で初期から[[援護攻撃]]を持つのは彼ぐらいで、MSが弱めの本作では重宝する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:本編終了後の設定で、当初は[[木星]]に行っている。ただし、ハマーンが生きてアステロイドに留まっているというオリジナル展開。終盤に入るあたりで[[ベガ星連合軍]]に捕まるものの、ルーと共に自力脱出し[[ルビーナ]]も連れて自軍と合流。分岐によってはルー共々にラスト4話しか使えない。小バームルートの間(合流までの間)に敵を5機撃墜すれば、合流後に[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]をフルアーマー化できる。もっとも、その先は短いが…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::頑張って[[エース]]ボーナスを獲得すれば移動後に[[マップ兵器]]が撃てる。しかし登場が遅いのでそこまで育つかどうか。周回プレイが前提になるだろう。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:中盤からΖΖで参戦。[[格闘]]が高く、レベル45で[[ニュータイプ]]レベル9になるため、[[Ζガンダム]]やファンネル搭載機体に[[乗り換え]]ても強い。原作では会っていないためか、[[アムロ・レイ]]や[[クワトロ・バジーナ]]と[[合体攻撃]]不可能なのが唯一の難点。本作では久々に幸運を覚えなくなった。エンディングではルーと共にアルクトスの復興に協力している。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:本編終了後の設定で、当初は[[木星]]に行っている。中盤からΖΖで参戦。[[矢作省吾|省吾]]と二人でシャアやトレーズの「大人のやり方」に文句を言っている場面が多く、シャア達「大人」に対しては勿論、終盤のギシンルートでの[[ルイ]]に対する態度など、他のSRWシリーズと比べて刺々しい言動が目立ち、本作は歴代SRWの中でも特にジュドーの「大人達」への不信感や反感が多く描写されている。また、本作はSRWにおいては初の「クワトロ時代のシャアと会っていないジュドー」であるのも特徴。初めてシャアと出会ったのが彼が総帥になってからというのもあり、シャアの逆襲に際してシャアの心情を汲みつつもその行為を否定する他の作品とは異なり、シャアに対して明らかに他人行儀、かつ一方的に否定して見ている感が強い。能力は『R』と同様。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:ストーリー的には『ΖΖ』序盤で、かつアムロ・カミーユと知り合い。固定乗機ΖΖガンダムの性能は微妙。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『第3次α』から12年ぶりの据え置き機での登場。『第3次α』以来の音声新規収録が行われており、矢尾氏の声質が変化しているのが聴き取れる。参戦も第14話からと比較的早めで、ΖΖガンダムの性能が強力なので主力になりえる。シナリオ面では『ΖΖ』の物語は既に終了しており、ハマーンとの決着も既に着いた状態だが、『ガンダムUC』の物語に深く関わり、見せ場は多い。<br />
:戦闘面ではΖΖのハイ・メガ・キャノン・フルパワーにジュドー搭乗時のみの制限が付いたこともあり、そのままΖΖに乗せ続けるのが安定する。エースボーナスによるTacP増加は強化パーツと重複するので、[[プラーナコンバーター]]もしくはシルバーエンブレムを装備させれば2.4倍のポイントを得られ、TacP稼ぎに活躍してくれる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:第16話マナの国ルートにて登場。今回は珍しく[[Ζガンダム]]が初期乗機となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:リィナとプルを失った原作後半の状態で参戦。このためネオ・ジオンに怒りを燃やすなど、珍しくナーバスな状態が見られる。また、初期乗機は[[ガンダムMk-II]]となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:中盤から登場。初登場時は原作再現でMSを盗み出す…が、ルートによってはΖが入ってきてないので[[ガンダムMk-II]]に乗る。場所もルート次第だが、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]でなく地上である。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:原作終了後の為、珍しく最初から使用可能。サーベラスを選択した場合は第2話で仲間になる。[[オープニング戦闘デモ]]は[[エルピー・プル|プル]]の援護攻撃の役で登場。能力の高さは勿論、「[[覚醒]]」の消費SPが55と驚異的に低い為、参戦の早さも手伝ってUCガンダム系のパイロットの中では最も使いやすいといえる。今作では武器の台詞が新録されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:中盤に加入。シャングリラではなく地上の北アメリカにいて、反[[グラドス軍|グラドス]]レジスタンスに潜り込む。今回はグラドスのせいで今の生活を強いられているらしく、そちらに恨みを持っている。[[サリー・エーミル]]救出作戦ではプルと共に先陣を切ったり等出番は多い。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:『第3次α』から8年ぶりの参戦。今回同じ声の[[藤原忍]]や[[ダ・サイダー]]と共演。ダ・サイダーとは[[戦闘前会話]]が存在し、[[声優ネタ]]もある。<br />
:第4章からの登場で、シャングリラでジャンク拾いをしている最中に[[ΖΖガンダム]]強奪を狙う[[ネオ・ジオン]]の攻撃に巻き込まれ、ΖΖガンダムに乗り込むこととなる。その後、初めてながらも見事にΖΖガンダムを乗りこなした腕前を買われ、[[コネクト・フォース]]にスカウトされΖΖガンダムのパイロットとなる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2017年3月開催のイベント「生命を守る剣」の報酬としてボイス付きパイロットパーツが追加。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記]]<br />
:アクシズ戦争で活躍した[[ΖΖガンダム]]のパイロット。現在はシャングリラ市でジャンク屋を営み、自宅の側にザクの頭がおちている。アムロ達の宝探しに参加する。愛機ΖΖガンダムは転送装置が故障しているため登場しない。最終盤ではショップも営んでおり、各ヒーローたちの最強クラス装備も販売しているが、非常に高額で全て買い揃えるのはかなりの根気が要る上、そもそも'''後々拾う事ができるため'''態々購入する必要がない。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
アムロ、カミーユとタメを張るトップ[[エース]]の実力者。しかし過去作品では、[[回避]]が低く他のNT主力級より回避力が劣ることもあった。MS乗りの割りに[[格闘]]値が高く、その傾向は『[[スーパーロボット大戦α|α]]』から顕著に現れている。また、NT系主人公クラスは大抵[[防御]]が低いのだが、ジュドーは防御にも優れる。<br />
<br />
格闘値の高さを特に有効に使えるのはPS版の『α』で、[[射撃]]値は高いが格闘値が低い[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と愛機を交換すれば、ΖΖのハイメガキャノン(=射撃武器)と、V2の光の翼(=格闘武器)をそれぞれ有効に使える。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
「[[幸運]]」「[[覚醒]]」を覚える傾向にあるため、[[2回行動]]が廃止されてからも[[マップ兵器]]の扱いが得意で[[ΖΖガンダム]]との相性は良い。今は「[[集中]]」や「[[必中]]」を覚えたりと、戦闘用のコマンドが充実しているが、過去の作品では[[命中]]UP系のものがなく、終盤になるにつれ使いづらくなることもあった。また、幸運を覚えない時はΖΖに他のパイロットを乗せるプレイヤーも多いと思われる。<br />
<br />
VXT三部作では、精神コマンドがスーパー系のパイロットのような構成になっているのが特徴。「集中」を覚えないので回避面は弱体化したが、[[底力]]を伸ばしたり愛機であるΖΖを改造して、『回避しつつ耐える運用』をすると、原作におけるジュドーの逞しさを再現したかのような、抜群のタフネスぶりを見せてくれる。また、「[[熱血]]」と「[[魂]]」の両方を覚える珍しいパイロットなので、上手く使い分けることでSPを節約できるのも魅力。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[ひらめき]]、[[底力]]、[[熱血]]、[[目眩まし]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[友情]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]<br />
:'''[[根性]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[友情]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[ひらめき]]、[[友情]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[幸運]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[集中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[ド根性]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[熱血]]、[[根性]]、[[気合]]、[[集中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[ド根性]]、[[魂]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[直感]]、[[幸運]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
高いニュータイプが反映されており、ニュータイプLvは最大値まで伸びる傾向にある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]・[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L8、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L6、[[切り払い]]L7'''<br />
;[[第2次α]]、[[第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L7、[[援護攻撃]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L9、[[援護防御]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[強運]]、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L7、[[支援攻撃]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[底力]]、[[ニュータイプ]]、[[闘争心]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;獲得資金+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;移動後にマップ兵器が使用可能<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。終盤の強敵の大群相手にガンガンハイメガキャノンが撃てる。<br />
;撃墜エース/節約(武器消費EN-20%)<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』<br />
;獲得資金1.2倍、獲得TacP1.2倍<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。『[[第3次Z]]』における[[クロウ・ブルースト]]とそっくりなエースボーナス。<br />
:TacPは[[ナイン]]([[ホープス]]、特務三課)が戦闘中に蓄積したデータだが、クロウと異なり設定的な増加理由は存在しない。<br />
:非常に貴重な、パイロット側で獲得TacPを増加させる手段。ユニット側で増加させる強化パーツとは乗算されるため、シルバーエンブレム(獲得TacP2倍)等と併用すれば2.4倍のTacPを獲得できる。<br />
:獲得資金は、「幸運/祝福」を使用するとパイロット側の倍率上限値2倍に達するためさほど貴重では無い。とはいえ、自前の[[強運]](1.2倍)及び共通のエース補正(1.1倍)と併せると獲得資金1.584倍となり、「幸運/祝福」を使わず倒した場合でもかなりの資金増加となる。<br />
:『V』では[[トゥアハー・デ・ダナン]]の[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]のエースボーナスも併用できる場合なら1.9008倍となり、ほぼ「幸運/祝福」使用時と変わりない獲得倍率となる。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;シャングリラの少年<br />
:SSR。ボスWAVE時に攻撃力、命中率大アップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「アニメじゃない」<br />
:前期OP主題歌。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:後期OP主題歌。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではイベントを起こす事で、[[BGM]]が「アニメじゃない」から本曲へと変化する。<br />
;「宇宙のジュドー」<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』から採用。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』でも『ΖΖ』勢の固定BGMに用いられた。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:妹。両親は出稼ぎに出ており不在で、彼女と2人暮らしだった。彼女を山の手の学校に行かせる為に学校にもいかずジャンク屋稼業に手を出し、ネオ・ジオン側にいる形となった彼女をあの手この手で救出を図ろうとするなど、妹想いの面が強いが、故に彼女が死亡した(と思われた)際には強い衝撃を受けた。<br />
<br />
=== シャングリラ組 ===<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]<br />
:仲間。ジュドーに対抗意識を持っている為、当初はジュドーが見つけたジャンクの分け前を貰おうとしたり、モンドとともにネオ・ジオン側につこうとしたりしてジュドーの怒りを買う事もあったが、仲間としての信頼は厚い。<br />
;[[モンド・アガケ]]<br />
:仲間。ビーチャとともにネオ・ジオン側についた時はジュドーも激怒したものの、ビーチャと同様に信頼は厚い。<br />
;[[イーノ・アッバーブ]]<br />
:仲間。基本的に彼と行動を共にする事が多い。一緒に女装姿を披露した事もある。<br />
;[[エル・ビアンノ]]<br />
:仲間。共に行動する事が多いが、エル自身はジュドーに惹かれていた。<br />
<br />
=== エゥーゴ、カラバの構成員たち ===<br />
;[[ルー・ルカ]]<br />
:仲間。年上ながらも対等な戦友といった間柄であるが、最終的に作中数々の女の子に好かれていたジュドーの女房役を射止めた。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:精神崩壊した彼と出会うことになり、ニュータイプとしての素質が開花しジュドーに大きな影響を与えていく。後に人事不省となった彼の後を継ぐ形で、彼の愛機であった[[Ζガンダム]]に乗り[[エゥーゴ]]の主力パイロットとなってゆく。<br />
:スパロボでは精神崩壊しない為、彼の良き弟分的存在となっていることが多いが、『GC(XO)』では何かにつけて怒鳴りつけたりとキツイ先輩である…まあ精神崩壊しないで会っていたら案外こんな感じだったのかもしれない。また、この作品以外でもたまに癇癪を起こした彼に辛く当たられる。<br />
:ちなみに原作では呼び捨てにしていたが、スパロボでは「カミーユさん」とさん付けにする事が多い。 <br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:序盤で共闘。生来能天気でパイロットとしての自覚に欠けているジュドーは彼女に何かと叱られる事が多いが、信頼関係を築いていった。その後はダブリンで再会する事になり、彼女とカミーユを避難させようとした。<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:原作では小説版のみの競演。初めは彼を「つまらない大人の一人」と感じていたが、宇宙へ戻る際にアムロと自らの意識を共鳴させている。『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[イデオン|巨神]]との戦闘で共闘する。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:初対面はΖガンダムを奪う為とはいえ、彼を蹴るという暴挙であった。以後は共に戦っていく事になり、作中において大人の汚さに怒りを覚える事が多い中でジュドーが信頼した大人の一人で、ブライトもジュドーのニュータイプとしての素養とバイタリティを認めている。一方で仲間達と共にエマリーとの不倫疑惑をからかう事も……。<br />
;[[ハヤト・コバヤシ]]<br />
:ブライトとともにジュドーが認めていた数少ない大人であったが、眼前で死なれる事になる。<br />
;[[ウォン・リー]]<br />
:第20話でグラナダに来た際に会う事になり、あくまでも敵を倒す為の戦力としか考えず、リィナの為に戦うジュドーを否定する等で激しく対立し、ジュドーが嫌った大人の一人となる。かつてのカミーユ同様に殴りかかられたが、カミーユとは違って反撃に成功した。<br />
;[[アストナージ・メドッソ]]<br />
:当初はエゥーゴに非協力的な態度を取るジュドーに反感を持つ事もあったが、次第に信頼関係を築いていってΖΖの改造を行ったり、助言したりした。<br />
;[[トーレス]]<br />
:最後まで共に戦い抜いたアーガマクルーの一人。ただ、第21話で彼の幼馴染であるセシリアが死亡した事は伝えていないと思われる。<br />
;[[サエグサ]]<br />
:彼がヤザンによって重傷を負った事がヤザンとの対立に繋がった。後に最終回でジュドーを見送った。<br />
<br />
=== アクシズ ===<br />
;[[エルピー・プル]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]。しかし、ジュドーと出会った事で最初から彼に好感を持ち、全く躊躇なくエゥーゴに寝返る。<br />
;[[プルツー]]<br />
:[[プルクローン|プルのクローン]]でグレミーの部下だがプルの残した意思やジュドーとの接触により迷いが生じ、最終回近くでジュドーの元へ奔る。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:作中最大の強敵。ジュドーの持つニュータイプの素養とバイタリティを認め、幾度も自分の元に来るように誘う。ジュドーは彼女の誘いを強く拒否しながらも、互いにニュータイプとして認め合いつつあったが、最後はジュドーの手により倒される。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]<br />
:仲間と協力して誘拐するが、替え玉であったため本人とは面識がない。『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[イデオン|伝説巨神]]の内部に取り込まれた彼女と心を通わせ救出を果たす。<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:ハマーン同様に強敵。互いに新兵時代から交戦し、直接言葉を交わした機会ならハマーン以上に因縁がある。終盤では彼の説いた大儀と志を、ちっぽけな自己満足と否定した。<br />
;[[マシュマー・セロ]]<br />
:序盤のライバル?的な存在。後半に再登場するが、再戦は無かった。<br />
;[[キャラ・スーン]]<br />
:マシュマーとともにライバルとも強敵ともいえる存在だが、一方で彼女からは気に入られている。その後に彼女が強化された際にはその変貌に衝撃を受けつつも説得を繰り返し、敵同士でありながら共闘関係にあったが、戦死した際はややショックを受ける。<br />
;[[ゴットン・ゴー]]<br />
:序盤の敵の一人。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:数度交戦した強敵。<br />
;[[イリア・パゾム]]<br />
:終盤に対決。ニュータイプ同士交感しあう場面もある。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:物語当初、彼の[[Ζガンダム]]強奪に加担するが、[[サエグサ]]に重傷を負わせた残虐ぶりに激怒して敵対する。スパロボでは[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]での因縁はあまり描写されてはいない。<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。スパロボでは生存している事が多いので、[[ニュータイプ]]としての良き姉のような存在。<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。<br />
<br />
=== SRWシリーズ未登場 ===<br />
;ゲモン・バジャック<br />
:シャングリラのジャンク屋組合のリーダー格。尊大で強欲な卑劣漢で、ジュドーたちからも毛嫌いされている。<br />
;メッチャー・ムチャ<br />
:アナハイム出身のエゥーゴ幹部。ジュドー自身や他の仲間達とっては迷惑な存在で、幾度と無く対立している。最終回で抗争を戦い抜いたジュドー達を愕然とさせていたが、ジュドーに怒りをぶつけてしまう。<br />
;タマン<br />
:第24話に登場するギニアの海岸に住む少年。妹アヌのために金を稼ごうとしてネオ・ジオンに協力し、民間人を装ってアーガマを誘い出して、[[カプール]]を駆り出会ったジュドーを襲う。だが、ジュドーに説得され敵前逃亡しようとした漁師仲間がモビルスーツごと味方に撃破・殺害されたのを見て翻意し、カプールを乗り捨てて基地へと特攻。そして、アヌと共に普通の生活に戻っていった。<br />
;ルナン<br />
:第40話と第41話に登場するタイガーバウムに住む子供達のリーダー。当初はかつてのジュドー達の様にΖΖガンダムなどのMSを盗み出そうとしていたが、スタンパ・ハロイにさらわれたルー達を救出する為、ジュドー達を手伝った。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
元々人当たりの良い性格のせいか、カミーユあたりと比べても割と幅広く他作品のキャラクターと絡む。原作では大人に反発する描写がよく見られたが、スパロボでは基本的にまともな(と言うか寛容な)大人が多い為、そのあたりの描写は少ない傾向。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[シャア・アズナブル|シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ]]<br />
:原作では一度も競演したことは無いが(ただし、『ΖΖ』の前期OPで競演)、スパロボでは何度か競演。基本的にクワトロ・バジーナ状態のシャアは尊敬しているが、[[ネオ・ジオン]]総帥としてのシャアは否定していることが多い。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では「自分の弱さを素直に見せられないから誤解される」という点がハマーンと似ていると指摘する。<br />
;[[マ・クベ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]を見せしめに敵の陣中に放り出すという卑劣ぶりに怒りを顕にしていた。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:ブライトの息子。共演した作品では後輩分となっている。<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:同じニュータイプ。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』の隠しシナリオで、プルの様に感じていた。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではガンダムパイロットの先輩として彼を導く。ちなみに『V』においては年齢が同じである。<br />
;[[オットー・ミタス]]<br />
:『V』ではロンド・ベルでの上官で、ジュドー達シャングリラ・チルドレンの奔放さには手を焼いている。<br />
;[[マリーダ・クルス]]<br />
:プルとプルツーの妹と言うべき人物。『V』では戦場にて共鳴し合い、当初は「ハマーンを討った男」として彼女から敵意を向けられるが、後に彼女がプルとプルツーの妹であることを知り、彼女の救出に尽力する。<br />
;[[シーブック・アノー|シーブック・アノー / キンケドゥ・ナウ]]<br />
:旧シリーズでは割とコンビを組むことが多い。[[リィズ・アノー|しっかり者の妹]]がいるという共通点があるからだろうか。近年の作品ではキンケドゥとしての彼ともよく共演。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、彼が[[ソロモン]]へ[[ガンダム試作2号機]]で核弾頭を打ち込んだ行為をきっかけに、戦っていく事を決意する。<br />
;[[ニナ・パープルトン]]<br />
:『IMPACT』では彼女と共に[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]の調整作業を行なっていた。作業期間中、彼女から[[ガンダムタイプ]]に関する様々な薀蓄を聞かされ、少々辟易していた様子。ジュドー曰く「変わり者だけど美人」もしくは「結構無茶な姉ちゃん」。<br />
;[[モーラ・バシット]]<br />
:『α』では、[[ロンド・ベル]]に入って間もなく何度も出撃しなければいけない状況にぼやく中、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共に彼女から叱咤激励される。<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート|スカルハート]]』では共演している(可能性がある)が、SRWではそちらとは違い同年代の友人として絡む場面が多い。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、[[シェリンドン・ロナ|シェリンドン]]にトビアと共に連れていかれる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では共にハマーンと邂逅し、トビアもハマーンから一目置かれることになる。<br />
;[[シェリンドン・ロナ]]<br />
:『第2次α』においてトビアとともに[[ニュータイプ]]の素質を認められて連れて行かれるが、彼女の[[ニュータイプ]]を盲信しているともとれる考え方を強く否定する。<br />
:ちなみに、『第2次α』でのΖΖ用フルアーマーパーツは終盤、彼女から[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]経由でもたらされる事となる。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:彼も後述の通り、トビア同様『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』で競演している可能性がある。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[Vガンダム]]も売ろうとしており、流石にジュドーからは売るふりだと説明されても本当に売りやしないかと心配していた。<br />
;[[オデロ・ヘンリーク]]<br />
:『α』では、[[リガ・ミリティア]]の新型MSを売りとばそうとする企みを止めて欲しいという[[リィナ・アーシタ|リィナ]]の頼みを聞いた彼から思い止まるように説得されるが、耳も貸さずに強行する。<br />
;[[マーベット・フィンガーハット]]<br />
:『α外伝』において、未来世界に飛ばされた際、彼女と行動を共にしていた。<br />
;[[フォンセ・カガチ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて[[エンジェル・ハイロゥ]]内部にて対峙した際、彼と同じく[[木星]]圏にいた人間として彼のやり方を非難した。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[レイン・ミカムラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、EDで以前から彼女に[[ΖΖガンダム]]と[[Ζガンダム]]の調整を頼んでおり、ルー、プル、プルツーと一緒に木星へ旅立つ際に調整が終わった2機を彼女から受け取った。<br />
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では模擬ガンダムファイトにおいて彼と戦い、ハマーンとの対決に向けてファンネルへの対策を訓練する。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:『D』では、囚われの身の[[シャクティ・カリン|シャクティ]]を救出するべく、彼やデュオ、そして[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と共に[[エンジェル・ハイロゥ]]の内部へと潜入した。<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、「GAT-Xシリーズ」が極秘裏に開発されていた事を彼が調査していたのを、盗む気なんじゃないかと疑っていた。<br />
;[[ドクターJ]]<br />
:『F完結編』において、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]でジャンク屋をやっていた頃のお得意さんである事が判明。<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『α外伝』で競演。共にガンダムを売ろうとした。<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[ティファ・アディール]]に「ガロードと似てる」と言われている。<br />
;[[ロアビィ・ロイ]]<br />
:『α外伝』では、[[フリーデン]]にある予備倉庫を娯楽室にしようとするときに、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。<br />
;[[エニル・エル]]<br />
:『α外伝』では、オークションでの鮮やかな手並みを見て、ジャンク屋に向いていると絶賛した。ジュドー曰く「'''口の上手さはビーチャ以上'''」との事。<br />
;[[カリス・ノーティラス]]<br />
:『α外伝』では、[[人工ニュータイプ]]となり自分の力を過信して己を誇る彼に危険を感じて、ニュータイプの力は自分が想像しているような凄いものじゃないと釘を刺す。<br />
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])<br />
:自身が優れた[[ニュータイプ]]であるが故に、彼らからも憎悪されている。<br />
<br />
==== その他ガンダムシリーズ ====<br />
;[[キース・レジェ]]<br />
:『α外伝』では、未来世界において行動を共にしていた際に彼の焼くパン目当てに早起きして食堂に並んでいた。<br />
;[[コレン・ナンダー]]<br />
:『α外伝』では、打倒[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に執念を燃やす彼に、[[ΖΖガンダム]]に乗っていた事から初対面早々に因縁をつけられる。<br />
;[[キラ・ヤマト]]<br />
:『第3次α』では彼に自らの戦う理由を明確に語り、後のキラの行動原理に少なからず影響を与える。<br />
;[[フレイ・アルスター]]<br />
:『第3次α』では身勝手なことばかり言う彼女に対して不快感を示していた。<br />
;[[ディアッカ・エルスマン]]<br />
:『第3次α』では投降して捕虜になってもなお、飄々としている彼の態度に不快感を隠さなかった。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ユウキ・コスモ]]<br />
:『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』においては、ジュドーは彼の生まれ変わりとされる。<br />
;[[エルチ・カーゴ]]<br />
:『α外伝』では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。<br />
;[[チル]]、[[ブルメ]]、[[ダイク]]<br />
:『α外伝』では、3人と一緒にコンテナがたくさん落ちているという噂を聞いてラグの捜索を兼ねて出陣する。<br />
;[[キッド・ホーラ]]<br />
:『α外伝』では、[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を手に入れて男を上げようとする彼に「'''ホントに1億出すんだったら、[[ΖΖガンダム|ダブルゼータ]]を売ってもいい'''」とからかった。<br />
;[[ギャブレット・ギャブレー]]、[[チャイ・チャー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のリアル系ルート序盤では、住んでいた[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]を[[ポセイダル軍]]である彼らに襲撃され、ジャンク屋仲間に無理を言って借りてきた旧式[[モビルスーツ|MS]]・[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗って立ち向かう。<br />
;[[伊佐未勇]]<br />
:『第2次α』において、彼を「以前のカミーユに似ている」と評している。<br />
;[[ベン・ルーニー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では短気ですぐ怒るカミーユと、お気楽で能天気な自分と合わせて彼からいいコンビと称されていた。<br />
;[[プラクティーズ]]([[ダン・クリューガー]]、[[ウェルナー・フリッツ]]、[[カール・ゲイナー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、対峙した彼らを後述の台詞で「'''青い三連星'''」と呼んでしまい、[[ライト・ニューマン|ライト]]にツッコまれた。<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:『GC(XO)』では、原作と違って[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]ではなく[[地球]]の北アメリカに住んでいたという設定で、住んでいた地区を彼に制圧され圧政を強いられた事から、かなりの怨恨を抱いていた。<br />
;[[矢作省吾]]<br />
:『D』では性格や声が似ていることもあってか、仲が良い。共によくシャアやトレーズたち「大人」をボロクソに非難している。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『V』では[[ヴィルキス]]で初出撃した際に死のうとしていた彼女を叱咤し覚醒を促した。その後はDLシナリオ「一流のハングリー」にて彼女達と[[ドラゴン]]狩り勝負を演じ、お互いを認め合う間柄に。<br />
;[[サラマンディーネ]]<br />
:『V』では[[ドラゴン]]の正体が発覚し彼女達が非常に善良な心を持った人でもあると知ったことで、すぐに仲間として受け入れ「友達になりたい」と表明している。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[兜甲児]]<br />
:共演する機会が多く、共に熱血漢な長男ということもあり、絡みは多い。彼の事を「甲児さん」と呼び慕っている。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[號]]<br />
:『D』では助けに来た彼ら[[ゲッターチーム]]を[[インベーダー]]と疑うが、竜馬や號の言葉や彼らの心から[[インベーダー]]への激しい怒りを感じ取り、信じる事に。<br />
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]<br />
:『第3次α』では彼らなら「いいジャンク屋になれる」と太鼓判を押すも即、十三にツッコまれる。また、中々進展しなかった豹馬とちずるの恋愛関係についても、以前から気に掛けていた様子。<br />
:『R』では、[[フェブラル]]を拾ってきた際に豹馬からはたくましい自身のジャンク屋根性に、呆れにも似たような関心をさせられる。<br />
;[[楯剣人]]<br />
:『GC(XO)』では、生活費を得るために[[ホワイトベース]]のMSを盗もうとして失敗し、ホワイトベースに呼び戻された際に、自分と似たような境遇の過去を持つ彼からシンパシーを寄せられていた。<br />
;[[ヤッター・ラ・ケルナグール]]<br />
:『第2次α』にて彼が既婚者であることにとても驚いていた。<br />
;[[藤原忍]]<br />
:矢尾氏の演じたもう1人の代表的キャラクター。[[声優ネタ]]なのか、通常会話で絡むことが多く見受けられる。<br />
:なお、矢尾氏は当時を振り返って「両者の演じ分けが上手くいかなかったのが苦い思い出」という趣旨の発言をしている。<br />
;[[レイナ・ストール]]<br />
:『IMPACT』では地球へ残してきたリィナを気に掛け焦燥感に囚われた際、同じ「妹キャラ」という事で2人の絆の深さを察した彼女から、励ましの言葉を送られる。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『第3次α』にてゲンドウとの決着が着いた後、改めて平和の為に戦い続ける事を決意した彼を祝福した。<br />
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]<br />
:『F完結編』では、彼女のツッコミ役にまわることも。<br />
;[[葛城ミサト]]<br />
:彼女に「アムロに彼女はいるのか」と聞かれるが、逆にジュドーは「加持は(ミサトの)彼氏じゃないのか」と言ってしまう。DC版『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α]]』では終盤、苦悩に沈む彼女の相談に乗ろうとする場面も。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:αシリーズでは万丈の[[イージス計画]]の手伝いをした縁で比較的絡む場面が多く、金塊を貰ったことも。『第2次α』では[[αナンバーズ]]を去ろうとした万丈を他の仲間以上に強く心配しており、万丈への強い信頼が窺える。<br />
;[[コマンダー・ベンメル]]<br />
:『第2次α』では[[クィン・マンサ]]のレプリカを繰り出した彼に対して、激しい怒りを露にした。<br />
;[[ピート・リチャードソン]]<br />
:『第2次α』では[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]に強い偏見を持つ彼を、自身の体験も交えて嗜めるが一蹴され、険悪な雰囲気に。<br />
;[[ターサン博士]]<br />
:『IMPACT』ではターサンの言動に一同が胡散臭さを感じる中、ジャンク屋時代に培った観察眼で彼が根っからの悪人では無い事を見抜いていた。終盤では[[パイ・サンダー|パイ]]や[[ランバ・ノム|ランバ]]から、半ばパシリ扱いされている彼に同情を寄せる一幕も。<br />
;[[ルイ]]<br />
:『D』の終盤のギシンルートにて彼女が[[ズール皇帝]]を倒す為に[[ブルー・スウェア]]への協力を申し出た際、彼女の共闘の申し出は受け入れるも「宇宙の平和のために戦うブルー・スウェアに共感した」と語る彼女の言葉をブルー・スウェアとの共闘関係を築きたいがための「建前」のように捉えて切り捨てる等皮肉めいた態度で接した。<br />
;[[草薙北斗]]<br />
:『MX』序盤で戦う事に迷いを覚える彼の心境を察しつつも、戦える力が有るのなら行使すべき旨の言葉を送る。迷いを払拭させるまでには至らなかったが、北斗が遠からず答えを見つけ出す事も見越していた。<br />
;[[ダ・サイダー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では彼に(特に声に)嫌悪感をあらわにしていた。<br />
;[[エルドラメンバー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼等の活躍に影響され、本来の気質を取り戻す。また彼等の「生涯現役」を自身も行おうと考える。<br />
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]<br />
:『T』では3人が自分と同い年という事から、親しみの強い相手として描かれる面が目立つ。また、[[T3]]での大切な仲間として戦うだけでなく大きな目標を持った者同士として互いに切磋琢磨して行く。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[リシェル・グレノール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では彼にリィナを人質にとられてしまいマサキ達と戦わされる羽目になる。<br />
;[[エクセレン・ブロウニング]]<br />
:『IMPACT』では雑談中、突如[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の意識と感応して[[ラー・カイラム]]から出撃しようとする彼女を止める事に失敗した。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『第3次α』では更に向上した彼女の操縦技術を称賛し、赤面させる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「サイド1の[[コロニー]]に[[アーガマ]]が入ったのが運の尽きだ。俺、ジュドー・アーシタ! 俺達は、生活費を稼ぐんで、[[Ζガンダム]]を盗もうとした。そんなら[[オールドタイプ]]は引っ込んで、みんな俺達に任せりゃいいんだ。俺達ゃジャンク屋、若い仲間! 新番組『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』遂に出番だ!!」<br />
:前番組である『[[機動戦士Ζガンダム]]』の最終回「宇宙を駆ける」のEDの終了後に放送されたジュドーによる新番組予告。<br />
:前作が暗く悲惨な作風で寂寥感溢れるシーンで終わったのに、僅か30秒のこの明るいポップなノリで、アニメ番組なのに「アニメじゃない」という主題歌を[[BGM]]に使った[[次回予告]]に度肝を抜かれた視聴者は多くいたのではないのだろうか…。<br />
;「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」<br />
:次回予告での有名な台詞。序盤の数回しか言っていないが、語感や『ΖΖ』の序盤の作風などから印象を残った人も多いだろう。<br />
;「あー! ありゃ、アーガマだ。本物のアーガマだ!」<br />
:第2話で、記念するべき最初の台詞。ジャンク屋稼業を営みながら、コロニーの外壁で流れてきたMSのポッドを回収する最中、[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に入港するアーガマを見て。やはり、アーガマの名前は民間人にも有名なのだろう。<br />
;「大儲けしたら、お前も山の手の学校に行かしてやるから!」<br />
:同上。[[リィナ・アーシタ|リィナ]]に対して。ちなみに、ジュドーや他の仲間は学校に籍を置いているが、全く行っておらず教師からも鼻つまみ者扱いであった。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けることがある。<br />
;「稼がなきゃならないのさ。戦争のおかげで親は二人とも出稼ぎなんだぜ」<br />
:同上。ジュドーと[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]が[[ファ・ユイリィ|ファ]]を人質に取った際、学校にも行かずに何をやっているのかと非難するファに対して。<br />
:この直後に水や空気ですら税を取られるコロニーでの生活の苦しい現状をジュドーが語り、ファも同調する。<br />
;「何となく…わかっちゃうな…へへ…えははははははっ!」<br />
:同上。Zガンダムに乗り込み、起動させた際の台詞。<br />
:[[キャラクター事典]]で聞けることもあるが、「何となく」が伸ばし気味の言い方で、笑い方も異なる。<br />
;「だから大人って…何の見境もないんだからー!!」<br />
:同上。プチモビで[[サエグサ]]に重傷を負わせた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]に激怒して。<br />
;「あれ? ハッチ閉まってモニターが…凄い! 360度モニター!」<br />
:第4話、マシュマーとの戦闘にて、Ζのモニターが稼働した事に対して。全天周囲モニターは珍しい事が伺える。<br />
;「お、男の顔を引っ叩いたな!」<br />
:第6話より。アーガマで働くのを拒んだ上にアーガマから支給されたリィナの弁当を叩き落したジュドーをファが平手打ちした際の台詞。<br />
:この直後に支給された弁当が苦しい状況のアーガマクルーが普段食べられない贅沢な物と知るが、それでもジュドーは協力を拒み、シンタにも食い逃げ呼ばわりされてしまう。ギャグ以外ではジュドーの数少ない冴えないシーン。<br />
;「必殺! 身代わりの術ってんだ!」<br />
:第8話、[[ウェイブライダー]]状態に変形してヤザン搭乗のゲゼに体当たりした際の台詞。<br />
;「俺はな! ニュータイプなんだってよ!」<br />
:同話、アーガマと合流する際にΖの操縦に四苦八苦して。[[キャラ・スーン|若干]][[死亡フラグ]]臭い。<br />
;「ひゃ~、感動の嵐! [[ΖΖガンダム|ΖΖ]]ってなんてパワーなんでしょ!」<br />
:第11話、ΖΖに乗りマシュマー隊を退けた後にパワーを賞賛する。作中ではこういったノリの台詞が多い。<br />
;「逃がすか!…あっ…なんだ?ノーマルスーツの…兵隊?」<br />
:第16話。逃げようとする[[ゴットン・ゴー|ゴットン]]が駆る[[バウ]]に狙いをつけるも、照準内に入ってきた生身のエンドラ隊を見て攻撃することができない。今まで数多のMSと戦い撃墜してきたのだが、直接生身の人間を殺したことなどあるはずなく、躊躇い追撃することはできなかった。<br />
;「プル! いい加減にしなさい!」<br />
:第18話。潜入したアクシズから一旦脱出するが直後に現れた[[キュベレイMk-II]]に乗った[[エルピー・プル|プル]]と交戦。戦いを止めろと叱咤する。<br />
;「だからって…だからってアクシズの市民まで、巻き添えにしていいのかよ! それで正義が通るってのか!」<br />
:同話。アーガマのハイパーメガ粒子砲で[[アクシズ]]を撃とうとした[[ブライト・ノア|ブライト]]への反発の台詞。ブライトもこのジュドーの必死の言葉に突き動かされて敢えて居住区を外す判断をした。<br />
;「大人はいきなり人を殴っていいのか!」<br />
:第20話より。ジュドーの態度に激怒した[[ウォン・リー|ウォン]]に[[修正]]されそうになりながらも、かつての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と違いあっさりとかわして逆に腹蹴りを喰らわしての一言。<br />
;「妹を助けるのがどうしていけないんだよ!? この変な戦争をやる方が、妹の命を助けるのより立派だってのか!?」<br />
:同話でリィナを助ける為に戦っているジュドーの目的を否定するウォンへの怒り。<br />
;「なんて…なんてことを…自分勝手な判断だけで…」<br />
:第21話、ネオ・ジオンの輸送船を道連れに自爆したセシリアを見て、ひとり涙する。<br />
;「Zガンダムが一番身軽だな」<br />
:第23話。地球へ降下する[[サダラーン]]、ミンドラ、サンドラに取り付いてリィナを救出しようとすべく、格納庫に並んでいるZZガンダム、Zガンダム、百式を見てZガンダムを選ぶ。<br />原作では用途や状況に応じてガンダムチームでの乗り換えが頻繁に行われる。<br />
;「プル、チョコパフェを食べたくないのか!?」<br />
:第23話で、プルの洗脳をこの一言で解こうとする。で、それは通用した。<br />
;「こんな事で妹のアヌが喜ぶと思っているのか!? 生活が苦しいからって、こんな馬鹿な方法で命を危険にさらしていいのか!? そんなことをしてタマンが命を落として泣くのは誰だ!? 悲しむのは誰だ!? それを考えた事はあるのか、タマン!?」<br />「誰が好きでこんな事をやってるもんか! 戦いは辛いだけって、見ててわかんないのか!!」<br/>「他人に頼るから、こうなるんじゃないか…自分の出来ることを最大限にやりゃあ、他人に利用なんかされるもんか!!」<br />
:第24話、初めて地上に降りた際に現地で会った漁師の青年タマンがネオジオンに徴用されていた事を知り叱咤する。同じ妹を持つ身として、自分の姿とダブらせたのかもしれない。<br />
;「ニュータイプなんて知らないね!俺はリィナを助けるだけだ!」<br />
:第27話で、ハマーンと対峙した際に「ニュータイプの直感だけに頼っていればいずれ破滅するぞ」と言われたことに対して。ジュドーの生き方を象徴している台詞と言える。<br />
:後に『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で共演する[[ガロード・ラン]]にも通ずるのが興味深いところ。<br />
;「アンタは頭で考えてる理屈を言ってる…! 人は理屈で動くもんじゃない!!」<br />
:第27話で撃墜されたMSに巻き込まれてリィナが死亡したとされる状況になった際、その現実を受け入れられないジュドーを見てリィナの靴を火中に投げ入れた[[ルー・ルカ|ルー]]への反発の台詞。しかし、この時点でのジュドーは現実を受け入れざるを得なかった。<br />
;「誰でも彼でも巻き添えにして、ジオンだかアクシズだか知らないが! 許せないんだよお前らは!!」<br />
:第28話より。前回でリィナを失い、沈んだ気持ちになっている中で[[アフリカ]]のエレゴレラの街を無差別攻撃する[[ネオ・ジオン]]を見ての憤りの台詞。<br />
;「お前ら! [[地球]]でノホホンとしてて何がわかるの!?」<br />「俺達がどんな苦しい思いをして戦って…リィナも死んで…それなのに俺達が戦争をしたがってるだと!?」<br />「お前達が何もしないから、世の中メチャクチャになるんじゃないか!」<br />
:第33話でダブリンにて、ブライトと連邦の高官の会話に乱入した時の場面。ブライトの苦言に耳を貸さず、不用意にネオ・ジオンとの融和策を取る高官達の腐敗ぶりに怒りが爆発して、高官の一人を殴りつけた。その後、ブライト共々地下牢に閉じ込められてしまう。<br />
;「目の前で死にかけてる人がいたら、救うのが当然だ!」<br />
:第35話。ジュドー達を救う為、特攻する意志を固めた[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]への台詞だが、結局はハヤトはジュドーを庇う形で死亡してしまう。<br />
;「正気で戦争が出来るかっ!!」<br />
:同話。コロニー落としが近づく中、ハヤトを討った[[ラカン・ダカラン|ラカン]]を討とうとするジュドーを「正気か?」とラカンが驚いた際の返答。しかし、この直後コロニーは遂に地表へと激突してしまう……。<br />
:スパロボでは[[キャラクター事典]]で聞けることがある。<br />
;「どうせサイド3へは行くつもりだったんだし、給料はくれるんだろ? エマリーさん」<br />エマリー「も、もちろん、そりゃあ…」<br />モンド「お前、そんなに金が欲しいのか?」<br />「そりゃあ戦争が終わったら何かと物入りだろ? リィナをいい学校にやらなきゃならないしね!」<br />
:第38話。エゥーゴからのネオ・ジオン打倒の文が書かれた脅迫まがいの親書を受け取った後、憤慨する一同の中、一人乗り気な反応を見せるが、まるでカミーユのように精神崩壊したような印象を受ける。<br />
;「外は旧式なのにコクピットは新しい、ただの趣味じゃないな…」<br />
:第40話より。スタンパ・ハロイのコレクションMSの一つ[[ズゴック]]を強奪し、搭乗した時の台詞。<br />
;「なんてMSだ。アナクロニズムが!」<br />
:上の台詞の後、スタンパの部下が乗る[[アッグガイ]]の触手にズゴックを掴まれての台詞。ちなみにアッグガイは一年戦争時の機体であるが、元々没メカだったため『[[機動戦士ガンダム]]』劇中では未登場。<br />
;「[[ザビ家]]の血なんて、その中の何千億分の一だろう! そんなものが原因で争うなら、アクシズの中だけでやってくれ!」<br/>「地球は汚染されてるし、俺達のコロニーは古くて腐ってる! 今は人類全体がやり直さなくちゃいけないんだ!」<br/>「あんたみたいな小さな事にこだわる人間は倒さなくちゃ地球圏に明日は見えないんだよ! 血に縛られたような連中は邪魔なんだよ!」<br/>「人間の可能性を……ちっぽけな自己満足の為に潰されてたまるか!」<br />
:第46話より。大義のために戦うと宣言した[[グレミー・トト|グレミー]]に対し、ジュドーはカミーユ、ファ、リィナ、プルの想いも受けて、グレミーを完全否定する。<br />
;「ハマーンに愛されたみたい…」<br />
:第46話ラストの次回予告内の台詞。ようやくジュドーはハマーンの想いに気が付いた(?)が、ついぞ作中でそれが実ることはなかった…。<br />
;「世話になったね」<br />
:最終話。ハマーンとの決着をつけるべくZZで出撃する際に、アストナージに冗談交じりでこう呟く。流石にそういう事を言うんじゃないと怒られたが、直後「今度で決めてくれよ」と言われ、ジュドーは力強く答える。<br />
;エル「ジュドー!」<br>ビーチャ「ジュドー!」<br>ルー「ジュドー!」<br>モンド&イーノ「ジュドー!」<br>「ジュドー・アーシタ、ガンダムZZ…いきまーす!」<br />
:出撃直前、モニターに今まで苦楽を共にした仲間達の顔が次々と表示されジュドーの名を叫ぶ。勝っても負けても最後の出撃になる。だからこそ激励に駆け付けたのだろう。ジュドーはそんなかけがえのない仲間たちに笑顔とサムズアップを向け、ハマーンとの一騎打ちに向かうのだった。<br />
:親しい人達は次々に死んでしまい、苦しく身を削るような思いで戦い続けた前作の最終決戦とは違い、理解者がいて支えてくれている人たちがいてくれるというのはジュドーにとって大きな力となった。<br />
:余談だがZZガンダムではなくタイトルと同じガンダムZZと呼称している。<br />
;「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」<br />
:同上。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦での台詞。カミーユといい、全体的に手厳しい。<br />
;「わかるぞ…!ダブルゼータがみんなの力を!」<br>「みんなの力がガンダムにっ!」<br />
:同上。分離での奇襲や生身での激しい戦いの末お互い機体に戻るジュドーとハマーン。しかしコアファイターはダメージで操縦を受け付けず、キュベレイに狙いを付けられしまう。絶体絶命のその時プル、ララァ、フォウ、カツ、サラ、カミーユの魂がジュドーを守る様に立ち塞がり、直後機体が[[サイコフィールド]]に包まれZZガンダムへと合体を開始する。<br />
:SRWでは「ハイ・メガ・キャノン・フルパワー」で一連の流れが台詞と共に再現されている。<br />
;「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって…わかれ!」<br />「憎しみを産むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」<br />ハマーン「吐き出すものなどない!」<br/>「自分の頭だけで考えるな!」<br />「今持っている肉体にだけ…囚われるから!」<br />
:同上。この台詞の後、最大出力以上のパワーのハイメガキャノン(ハイメガキャノン・フルパワー)で[[キュベレイ]]を攻撃し、圧倒する。<br />
;「エゥーゴの艦隊、地球連邦の艦隊……今頃来るなんて、今ごろ……大人たちは!」<br/>「あんた達! 何もしないで地球に住めるの思ってんの!」<br />
:ハマーンとの決着が着いた後にエゥーゴの艦隊が来た時の台詞。これまでネオ・ジオンの行動を他人事のように放置しておきながら、今頃になって援軍に来た彼らに対し、やり場のないジュドーは怒りをぶつける。<br />
;「それじゃ、死んでいった連中はどうなる! ええ、ブライトさん!? いっぱい死んだんだよ、いっぱい…!」<br/>「う…うわぁぁぁぁぁっ!!」<br />
:その後、ブライトに「俺を殴って気を済ませろ」と言われ、実際にブライトを殴って。<br />
;「リィナ…生きて、やっぱり!」<br />「こいつ、大きくなってさぁ!」<br />「ははははっ!」<br />
:最終回エピローグより。木星に旅立つ直前、リィナの姿を目撃。彼女の方に走り出す。リィナもセイラの後押しもあってジュドーの方に駆け寄り、抱きしめ合う。3行目の台詞はそのまま回転しながらの笑い。アクシズ内ですれ違いを繰り返し、死に別れたかと思いながらも彼女の気配を感じ取っていたが、ようやく再会する事ができたのだった。<br />
;「ジュドー・アーシタ、到着!」<br />「すいません!」<br />
:リィナとの再会直後、ジュピトリスIIに到着した際の台詞。到着が遅れたため、上官に「遅い!」と言われ謝罪。劇中最後の台詞である。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「しばらくラビアンローズで休養を取ってもらうさ。お歳だしね」<br />
:ブライトをラビアンローズに残したままネェル・アーガマを出航させた際の台詞。ジュドーなりの気遣いだが、ブライトはまだ二十代……。<br />
;「ハマーンさん…キレイ…」<br />
:第21話ラストの次回予告内の台詞。実際の劇中ではそんな事を考える余裕が全く無い上に、後の回では明確に拒絶もしている。<br />
:なお次回のタイトルコールも「'''ジュドー、発進'''」と間違えている(正しくは「ジュドー、出撃」)ことから、ジュドーは酸素欠乏症に陥っていた可能性がある。<br />
;「あれは確かラクダってやつだ!」<br />
;「よしよし!ラクダってのは背中のコブに水が入ってるんだよな!」<br />
:第26話。砂漠で仲間たちのために水を探しているときにラクダを見つけた際の台詞。実際にはコブの中に脂肪が入っていて水が入っているわけではない。スペースノイドらしい勘違い…と言いたいが、現実でも勘違いしている人やそういった迷信がまだまだ存在している。<br />
;「カミーユが生きてた!? 当たり前か!」<br />
:第33話ラストの次回予告内の台詞。精神崩壊になったとはいえ前作主人公を死んだことにしてはいけない。<br />
;「こちらはハヤトさんが死んじゃうし」<br />
:第34話ラストの次回予告内の台詞。凄まじいネタバレである。<br />
;「ガンダムを盗もうなんて!」<br />
:第40話にて。コロニー「タイガーバウム」で苦しい生活を強いられ、ガンダムを盗み売り飛ばそうとする子供達のグループに襲撃された際の台詞。お前が言うなである。<br />
;スタンパ・ハロイ「この娘と、その娘は残せ… この酷いのは摘み出せぇーっ!!」<br />
;ジュドー「そ、そんなぁん…」<br />
;スタンパ・ハロイ「その声も嫌いだーっ!」<br />
;ジュドー「あん…」<br />
:同じく第40話にて。コロニー「タイガーバウム」の好色な管理責任者スタンパ・ハロイに攫われたルーたちを救出すべく、女装して対面した際に。同行した地元の少女やイーノの女装とは異なり、終始「酷いの」呼ばわりされた挙句、配下の兵士に文字通り摘み出されてしまう。担当声優の矢尾一樹氏のオカマ演技が光る。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「クワトロ大尉! 何で俺達の敵になってるんだ!?」<br />「今は、人類全体がやり直さなくちゃならないんだよ、クワトロ大尉!!」<br />「クワトロ大尉! あんたに、地球を潰す権利なんてないんだ!!」<br />「本気かよ!? クワトロ大尉!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』及び『[[第2次α]]』で、[[ネオ・ジオン]]の総帥となり「'''逆襲'''」してきた[[シャア・アズナブル|シャア]]との[[特殊戦闘台詞]]。長年の決着をつけようと意気込む[[アムロ・レイ|アムロ]]や、シャアとなった事を受け入れようとするもまだどこか現状を認めきれない[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と異なり、最後まで彼が敵に廻った事を認められず「シャア」とは呼ばずに頼もしい仲間だった頃の「クワトロ大尉」と呼び続けた。<br />
;「全力でやってやる!」<br />「やってやらなきゃ、誰がやるっての!」<br />「戦艦相手でも、やってやるさ!」(戦艦系との特殊戦闘台詞)<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて収録された戦闘台詞。[[声優ネタ]][[藤原忍|と思わざるを得ない]]。<br />
;「シャングリラの時のこと、まだ根に持ってるのかよ!」<br />
:同じく『V』で追加されたヤザンへの[[特殊戦闘台詞]]。<br />
;「もう宇宙に赤い彗星の伝説はいらないんだよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で追加されたシャアへの[[特殊戦闘台詞]]。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「なんかガンダムに似てるなあ……」<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』第20話「フェイルの闇」にて[[デュラクシール]]が[[ガンダム]]に似ていると言った台詞だがセニアは「あはっ、ちょっと影響受けちゃった。でも中身は全然違うわよ」と言っていた。<br />
;「メタス? なんか、よわっちそう」<br />「いえいえ! メタスはいい機体です、はい。ジュドー=アーシタ、メタスでお供しまーす」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』第16話「ゴラオンの危機」より。[[オーラロード]]を通って[[バイストン・ウェル]]から地上の[[ジャブロー]]に出てきた[[ショウ・ザマ|ショウ]]の仲間であり、[[ラウの国]]の女王である[[エレ・ハンム|エレ]]の指揮する[[ゴラオン]]を救出するべく、ショウの[[ビルバイン]]、[[ゲッターチーム]]の[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]、[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[リ・ガズィ]]、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム]]と共に先行隊として出撃する際、アムロから足があるからとの理由で[[メタス]]で出撃するように言われた時の台詞。当然、ジュドーは上記の台詞を愚痴るが、メタスのパイロットである[[ファ・ユイリィ|ファ]]に「なによ、私のメタスに文句があるって言うの?」と凄まれ下記の台詞を喋って誤魔化しながら、そそくさと逃げ出すように出撃した。<br />
;「おまえらネェル・アーガマの通信装置で交渉したろ? 戦闘中で近づけないってブローカーのほうから連絡があったんだよ。モビルスーツを売りさばこうなんて、何かんがえてんだ!?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』宇宙編「灯火は炎となりて」にてモビルスーツを無断で売却しようととしたビーチャ達の行動を叱責して。原作では[[アーガマ]]から[[Ζガンダム]]を盗んで売り飛ばそうとしたジュドーだが、ビーチャ達のモビルスーツ売却未遂事件に一切関与していないところがまた面白い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:<br />
:;「カミーユさんの言う通りだとだと思うな。大尉がそんな調子だから、ハマーンだって苛立っているんだ」<br />
::ラー・カイラム隊ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモにて、[[ティターンズ]]を告発するべく[[ダカール]]にある議事堂での連邦議会を占拠する作戦前において、カミーユや[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]のように表舞台に立てば、戦いを終わらせられる力があるのにも関わらず、いつまでもシャアである事を明かそうとも隠そうともせず、パイロットの立場に甘んじている彼を汚い大人と感じたが故なのだろう。クワトロの煮え切らない態度と行動で苛立っているのは、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]だけではなく彼自身もである。<br />
:;「俺は反対だね」<br />「確かに、あれが手に入ればこれからの戦いが有利になるかも知れない。だけど、あれを巡って、また戦いが起きるに決まってる。一緒に潰しちまった方がいいぜ」<br />
::第56話「ジオンの幻像」で[[ア・バオア・クー]]、[[エンジェル・ハイロゥ]]と続く大規模な連戦を凌ぎ切る為の「保険」として立案された、[[コロニーレーザー]]の奪取を目的とする「[[星二号作戦]]」に激しい拒絶反応を示すが、[[流竜馬|竜馬]]から「どんな兵器も使う者の心掛け次第」である事を説かれ渋々ながら作戦の参加に同意するも、完全に納得するまでには至らなかった模様。<br />
:<br />
;[[α外伝]]<br />
:<br />
:;「わかってる!カミーユさんだって、フォウさんを助けられたんだ。俺も何とかしてプルツーを助けなきゃ!!」<br />
::第9話「愚者の祭典」において、ダカールでの[[ティターンズ]]との最終決戦の際、ティターンズに捕まって強化された[[プルツー]]の乗る[[サイコガンダムMk-II]]を見たときの台詞。カミーユや[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、プルの激励を受け彼女を助け出そうと発奮する。[[バルマー戦役]]の同じこの地で[[サイコガンダム]]に操られていたフォウを救出した、先輩ニュータイプであるカミーユの勇気と優しさは彼にも影響を与え受け継がれていた。<br />
:;「さあ、こいつが大昔の戦争で大活躍したガンダム、ダブルゼータだ!! コア・ブロック・システムを中心とした合体変形機構、大型のダブル・ビームライフルにハイパービームサーベル! そして、極めつけは額のハイメガキャノン! 攻撃力はそこらへんのモビルスーツやウォーカーマシンとはケタが違うぜ! 燃費が悪いのが玉にキズだけど、それを補って余りある程の火力は持ってるよ!」<br />
::第16話「ガンダム、売るよ」のシナリオデモにて、未来世界に飛ばされ情報収集を行うべく[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と一緒に愛機の[[ΖΖガンダム]]と[[Vダッシュガンダム]]をオークションにかけた時の謳い文句。まるで本物のテキ屋顔負けの闊達とした啖呵売である。<br />
::一緒にいたウッソからは、本当に売るんじゃないのかと心配されていた。<br />
::なお、ジュドー役の矢尾一樹氏は、日本を代表する人情喜劇映画『男はつらいよ』の主人公である故・渥美清氏が演じる車寅次郎の大ファンとしても知られており、その辺りの[[声優ネタ]]も入っているのかもしれない。<br />
:;「そんなこと言うなよ。あいつの気持ち、俺はわかるな…」<br />「俺もさ…ダブルゼータに始めて乗った時、カミーユさんに迷惑かけちゃったことがあって…その時、俺…何だかすぐに謝ることが出来なかった」<br />「何て言うか…そういう時って素直に謝りにくいんだよね。自分が悪いってわかってるだけにさ」<br />
::第18話「僕がニュータイプだ」のシナリオデモにて、[[フリーデン]]に補給物資を搬入している最中に、[[ガンダムエックス|GX]]の操作を誤ってしまったガロードのミスによって腕に包帯を巻く程の怪我をしてしまった際に(とは言え、診断した[[テクス・ファーゼンバーグ|テクス]]によればかすり傷程度で、包帯は[[エルピー・プル|プル]]が大袈裟に巻いただけ)、皆が許してくれたにも関わらずジュドーに謝らない(実際謝ろうという意思はあるのだが、一人での生活が長かったためどうやって謝ったらいいのか分からない)で去っていったガロードを他の仲間たちが誹謗した際に彼をフォローした台詞。<br />
::[[バルマー戦役]]の頃、[[ラビアンローズ]]でMSを盗んで下手をすれば銃殺刑になっていたかもしれない最悪の事態を回避するべく、身体を張って自分たちを庇ってくれた彼に対する恩をまだ忘れていなかったのである。過去にも犯罪行為でもしなくては食べていけない程、過酷だった生活に身を置いていた彼だからガロードの心情が理解できたのである。カミーユは良い後輩を持ったものである。<br />
:;「あんたの言うとおり、人間が間違いを繰り返して来たのは事実だろうさ!! だからって、何でそれが人類の抹殺につながるんだ!? それ以外にも地球を救う方法だってあるはずだ!!」<br />「俺達だって馬鹿じゃない! 時間をかけて一歩ずつ過ちを正していくことだって出来るはずだ!!」<br />「今までがダメだからって、これからもそうだとは限らないんだよ!!」<br />
::終盤で[[メイガス]]と[[戦闘前会話]]。戦いを繰り返す人類を滅ぼすことで地球を守ろうとするメイガスの短絡的な考え方を真っ向から否定していたが、皮肉にも人類は続編である『第2次α』以降でも、メイガスが失望していた「同じ過ち」を繰り返す事になる…。<br />
:<br />
;[[第2次α]]<br />
:<br />
:;「あんた…! よくもそんな物をプルとプルツーの前に…!」<br />「そいつはプルやプルツー達の心を縛った機体だ! よりにもよって、そんな物をレストアするなんざ、許せねえ!!」<br />
::第29話「怒りの日輪」または「地球ぶった切り作戦」にて、『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の[[コマンダー・ベンメル]]が、[[ベンメルコレクション]]としてレプリカの[[クィン・マンサ]]が出現した事で怒りをぶつけた台詞。しかしこの直後、メガノイドを前にして闘志を露わにする万丈から「僕とメガノイドの戦いに割り込むな!」と制され、気勢を削がれることに。<br />
:;「人間の可能性を、未来をあんた個人の考えで縛らないでくれよ、シェリンドンさん…! 今は人類全体がやり直さなくちゃならない時なんだ! 一握りのニュータイプだけが生き残ればいいなんて考えは間違ってる! 俺はそんな未来なんて選びはしない! 人間の可能性って奴を信じる!」<br />
::第33話「少年の向かう未来」で、シェリンドンを否定した際の台詞。[[ニュータイプ]]を神格化しているシェリンドンをシャアと同じであると断じ、同行を拒否する。<br />
:;「クワトロ大尉! これが俺達と一緒に戦ったあんたの答えかよ!」<br />シャア「ジュドー…私の考えが理解出来ないか…」<br />「当たり前だろ! こんな事をして、地球がどれだけの被害を受けると思っているんだ! あのハマーンだってこんなやり方はしなかったぜ!」<br />シャア「…私はハマーンのように地球人類の支配など考えていない。私は未来を救うために立ったのだ!」<br />「だからといって人の生命を平気で奪うようなあんたはもう俺達の仲間じゃない! あんたは、もう俺達の敵だよ!」<br />
::第38話「星の屑、再び」にて、自分達の下を去り[[ネオ・ジオン]]の総帥となって敵として立ちはだかった[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘前会話。<br />
::[[バルマー戦役]]、[[イージス計画]]における未来での戦いなど数々の試練を共に潜り抜け、数少ない信頼出来る大人として尊敬していた人が地球潰しのために、[[フィフス・ルナ]]を地球に落とすべく悪夢というべき[[星の屑作戦]]を再現させようとしている現実を前に、大いに戸惑いながらも敵対する事を決意する。ハマーンでさえ一時は[[地球連邦政府]]を制圧・掌握したが、シャアは人類の革新のために地球そのものを潰そうとするそれ以上の暴挙に出たのである。とてもじゃないが多くの罪なき人々まで奪ってまで[[ニュータイプ]]への革新を急ぐやり方をジュドーは許容できるはずがなかった。しかし、やはり心の中では未だ現状を受け入れられずにいた。<br />
:;「クワトロ大尉! 地球を潰さなくったって、世界を変えることは出来るはずだ!」<br />シャア「人がその魂を重力に引かれている以上、同じ愚行が繰り返される…! お前もそれを知っているはずだ!」<br />「だから、俺達で可能性って奴を見せようとしたんだろう!?」<br />(ジュドー、気力上昇)<br />シャア「む? あの光は…!!」<br />「クワトロ大尉! あんたも結局はハマーンやグレミーと同じだ!! 自分一人の考えで、みんなの可能性を潰そうとする!! 人間一人の力なんて、大したもんじゃない! そんなので世の中を変えられるものか!!」<br />(ジュドー、精神コマンド「魂」使用)<br />「あんたは急ぎ過ぎてるんだよ! 結果を早急に出そうとするから、極端な方法を取る!! 結局、それは人に革新じゃなく憎しみを与えるだけなんだ!!」<br />シャア「だが、その憎しみこそが地球を食い尽くす! もう我々に時間はないのだ!」<br />「時間はある! あんただってそれを知ってるはずだ!! だから、今という時代に間違いを犯すわけにはいかないんだよ!!」<br />
::上記の台詞の後、両者が戦闘しなおかつ第36話(アクシズへ向かうルート)「魂、重力に引かれて -後編-」にてハイメガキャノン入手フラグが未成立の場合、ジュドーの怒りによって[[ニュータイプ]]としての真の力が覚醒し、「ハイ・メガ・キャノン・フルパワー」が追加された時のやり取り。<br />
::確かに前作において、人質を取られ不本意ながらも[[ティターンズ]]の傘下に下った時に、地球連邦軍や地球の重力に魂を引かれた一部の人間たちの腐敗ぶりに彼が失望したのは理解できるが、だからといって他の人間と話し合おうとすらせず勝手に自分だけの考えで人類の行く末を悲観し、(シャアなりに地球と人類の事を考えた行動とはいえ)地球潰しという暴力を背景にした急進すぎる革新は混乱と余計な憎悪しか生み出さず、さらなる悲劇を連鎖的に生み出す事を意味していた。そんな事態が起こってからでは、それこそ取り返しのつかない結果を生みかねないとシャアの行いを否定する。<br />
::世の中には様々な正義という名のもとに争いが行われているが、ニュータイプへの革新と地球の自然に返す事を名目にした今回の戦いは、戦闘行為が終わった後の平和なビジョンがまるでない。それは正義とは言えず、身勝手な人間の独善と言うべきジュドーが最も忌み嫌うものだった。だからこそ、後世の地球圏・世界・人類を不幸にする誤った方向へ歴史を持っていかないためにも、シャアの考えに賛同するわけにはいかなかったのだ。<br />
:;「カミさんだって!? …あんた、結婚していたんだ」<br />
::第48話「決戦への秒読み」にて、[[ヤッター・ラ・ケルナグール|ケルナグール]]が既婚者であることを知った時の反応。ケルナグールのあまりにもいかつい風貌からしてジュドーならずともそう思うであろうが。<br />
:;「待ってろよイルイ!今、時代遅れの石頭を破壊して、お前を助け出してやるからな!」<br />
::第57話「神を断つ剣なり」or「FOREVER&EVER」or「争いのない日々を、荒野に花束を」or「母なる星に抱かれて」の最終決戦に於ける[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]との戦闘前会話。事前にプル&プルツーを救出した時と同じ要領で、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]も救えると聞かされたせいか、心持ち張り切っているようにも思える。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:<br />
:;「だけど、おかしいぜ…! やっぱり、そういうのはよ!」<br />「コーディネイターだって俺達と同じ人間なのに…」<br />「どうして、それなのに勝手に敵だと決め付ける奴がいるんだ…!」<br />
::クスハ編第2話「新たなる侵略者!立ち上がれV!」より。[[コーディネイター]]の存在とそれを排除しようとするナチュラルと呼ばれる地球人の現状を知った後の台詞。ユニウスセブンがテロリスト(その正体はブルーコスモス派の連邦軍)の核攻撃により、多くのコーディネイターが命を落とした後の場面でもある。しかし、この後ナーバスになっていたカミーユに「そんなことはお前に言われるまでもなくわかっている!」と怒鳴られることに…。<br />
:;「キラの言う通りだぜ!いくら戦争だって、やっちゃいけないことがあるはずだろ!」<br />
::クォヴレー編第10話「消えていく光」より。ラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルに対して、キラと同様にナタル達を非難していた。<br />
:;「おい、あんた!いきなり何てこと言うんだよ!?」<br />
::上の場面の後の台詞。目の前で父親がザフトに殺されたからとはいえ、フレイが原作通りに錯乱してコーディネイターであるキラに理不尽な怒りをぶつけたことに対して、嫌悪感を隠せなかった。<br />
:;「へんな同情はするなよ。俺は自分の意志で戦っているんだ」<br />「このまま戦いが続けば、また罪も無い人が戦いに巻き込まれる事になる…」<br />「そうなったら、俺の大事な人達も危険にさらされちまうからな…」<br />
::序盤、争い事を嫌うキラの心情を汲み取りつつ、自らの戦う動機を明確に語る。<br />
:;「くそおっ!!この戦いを仕組んだ奴らだけは、絶対に許せないぜ!!」<br />
::第41話「銀河が消滅する日」におけるケミカルボルトの支配下に置かれた[[ガオファイガー]]との戦闘前会話。悪辣極まりない[[パルス・アベル|アベル]]と[[パルパレーパ]]が仕掛けた残酷なゲームは、ジュドーの逆鱗に触れた。<br />
:;「ふざけるな! 光差し込まないアステロイドベルトの闇にいたハマーンだって…最後は希望の光を見たんだ! お前は現実を直視できないただの弱虫だ!弱虫が夢だの理想だの軽々しく口にするな!」<br />
::第51話「終わらない明日へ」での[[ラウ・ル・クルーゼ]]との戦闘前会話での台詞。闇しか見ようとしないクルーゼを、ジュドーは「弱虫」とバッサリと切り捨てた。<br />
:;「あんた!とりあえず理屈はいいから、今までシンジにしてきた事を謝れ!」<br />「反論も出来ないんなら素直になれよ!あんた達は親子じゃないかよ!」<br />
::第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」での[[EVA初号機|EVA初号機悪魔Ver]]との戦闘前会話。ジュドーのストレートな怒りに[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]は唯ひと言、「まったくだ…」と呟く。その言葉に込められた真意は…?<br />
:;「無限の力、無限の力って!そんな物に囚われてどうすんだ!」<br />「そんな不確かなものより、生きている人間の生命の方が大事だろうが!!」<br />
::第54話「神に守られし星」における[[エツィーラ・トーラー|エツィーラ]]との戦闘前会話。「[[無限力]]」に憑かれた彼女の異常な妄執へ、嫌悪感を露わにする。<br />
:;「覇道とかそんな事を言ってる時点で、あんたは統治者失格なんだよ!」<br />「独りよがりで考えていないで、もっと周りを見ろ!」<br />
::第55話「まつろわぬ神」における[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]との戦闘前会話。力による理想の実現を目論む彼の狭量さを断罪する。<br />
:;「ケイサル・エフェス!あんたの怨念に付き合う気なんて無い!」<br />「あんた一人のエゴで、これ以上人を死なせてたまるかよ!」<br />「その怨念を吐き出せ!ケイサル・エフェス!!」<br />
::最終話の逆襲時に於ける[[ケイサル・エフェス]]との[[特殊戦闘台詞]]。悪霊の怨念をも弾くジュドーの生命の鼓動に、[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]も動揺を隠せない。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「好き嫌いは出る機体だろうけど、俺は気に入ってるぜ。こいつにしか無い味って奴がさ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部宇宙激震篇シーン3自由選択ステージ終了後のインターミッションより。[[ニナ・パープルトン|ニナ]]相手に語る愛機・[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]に対する思い。<br />
;「ニュータイプがどうのなんて関係あるかよ!異星人や正体の分かんねえ敵に、地球は滅茶苦茶にされちまってる…!」<br />「フリード星やクロノス星の人達が、それを守る為に戦ってくれてる…」<br />「なんで俺達の故郷を、俺達地球人が荒らさなきゃならないんだっ!」<br />
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。今わの際まで「血筋」に固執するグレミーの矮小さを、徹底的に斬り捨てる。<br />
;(ハマーン…俺は…あんたの言う強い子のまま…戦うよ)<br />
:同上。ハマーンへの誓いを胸にジュドーは[[フィフス・ルナ]]から撤収する。<br />
;「[[エルピー・プル|プル]]…の様なプレッシャーを感じる…」<br />
:『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。[[クェス・パラヤ]]出現時、ジュドーは彼女をプルの様に感じていた。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「仕方ないだろ。乗員を人質に取られたんだぞ!」<br />「おまけにΖΖはエネルギー切れ、残った戦力は[[ザクレロ]]だけだし!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第32話(小バームルート)「戦士、再び」「バイブレーション」にて、[[木星]]開拓のためにルーと共に乗り込んでいた[[ジュピトリス]]IIが[[バーム星人|バーム軍]]の攻撃を受け、応戦したものの負けてしまい、[[兜甲児|甲児]]に「なんでぇ、だらしねえ」と言われての反論。<br />
:…しかし、木星開拓船団はΖΖはともかく、何故にザクレロなぞを搭載していたのだろうか?<br />
;「そんなことはない!ハマーンはここで、マリアやシャクティの祈りをずっと聞いていたんだ。この顔を見ろよ! 憎しみを生むものを吐き出して、こんな穏やかな顔をしてるじゃないか!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて[[エンジェル・ハイロゥ]]に潜入した際、サイキッカーの中にハマーンを発見し、眠ったままの彼女をシャアが射殺しようとした際、彼を制止しての台詞。<br />
:しかしハマーンの「こんな穏やか」な顔…非常に気になる表情である。4コマでも見事にネタにされている。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「何言ってんだよ、あんたは!?」<br />「死にたい、死にたいって言ってるけど、あんたは本当は生きたいんだ! だから、身体が動くんだよ!」<br />「そんなの当たり前の事だろうが! 生命ある者が、そんな風に自分の生命を捨てるような真似をするな!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第14話「血塗られた白き翼」より。死のうとしていたものの本能で生きようとした[[アンジュ]]に対して叱咤する。直後、ΖΖの[[バイオセンサー]]が発動し、[[ヴィルキス]]の覚醒を促していく。<br />
;「あんた達は地上で暮らしているんだろ! 地球に大切は人はいないのかよ!」<br/>「そうやって地球の人全てを憎しみで滅ぼすのか!」<br/>「あんた達が地球で会った人達の全てが生命を奪ってもいいような人達だったのかよ! 答えろ!」<br/>「いい加減にわかれよ! 憎しみを繰り返すだけじゃ人類は一歩も前には進めないんだ!」<br/>「そして、失われた生命は絶対に戻ってこないんだぞ!!」<br />
:『V』[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]ルート第30話「変わりゆく世界」にて、[[EVA初号機]]の狙撃を妨害しようとした[[ジオン兵]]達に対して。<br />
;「そうだな。あんなブチギレ野郎とアマリさんに似ているところなんて全然ないし」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』アマリ編第39話「帰るべき世界」より。[[魔従教団]]によって[[アル・ワース]]に召喚された理由について話している最中、自分と[[イオリ・アイオライト|イオリ]]にどこまでの共通点があるかはわからないと言われて。実際イオリは他の[[術士]]と同様に精神制御されているのだが、これまでの彼の動向を見れば、そう思われても仕方ないだろう。<br />
;「木連の人達って、そういう話が好きだよな。アニメじゃないってのに」<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』治安維持ルート第17話「バランバランの秘宝」にて、異世界に来たと推測するサブロウタに対して。<br />
:もはや元ネタは言うまでもないだろう。<br />
;「任せとけって!魔法騎士が使命を果たす事が俺達にとっても元の世界へ戻る手段なんだからさ」<br />
:『T』同ルート第19話「目覚める伝説」ミッションクリア後のシナリオデモにて、[[魔法騎士]]となった風から「未熟である分、これからも助力をお願いしたい」旨の一言を含めた挨拶をされた際に発した。<br/>このコメントには異世界に召喚されて混乱しがちであった部隊を治めるかのような意気が覗えた事から、彼が周囲へどれだけ大きな影響を与える人物であるかを改めて思い返したプレイヤーは結構多いだろう。<br />
;「決めた…」<br/>「俺も、あの爺さん達を見習って、生涯現役でいくぞ!」<br />
:『T』シークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」にて、エルドラメンバーの姿に感銘を受けて。直後にトビアから「きっとあの人達に負けない元気な老人になるよ」と言われている辺り、木星じいさんを意識した発言と思われる。<br />
;「メリルさん達が、夢を忘れた古い地球人なんだよ」<br />
:『T』シークレットシナリオ「Vジャンクション」のシナリオデモにて、異世界について話している最中の一言。<br />
:OP「アニメじゃない」の歌詞ネタ。だがこの直後、当の[[メリル・スパンナ|メリル]]達から酷く睨まれてしまっている(メリル曰く「年上の女性に古いって言葉は禁句」とのこと)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「行くぜ、青い三連星!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』リアル系主人公ルート第1話「追撃者」にて。相手は[[マイヨ・プラート|マイヨ]]の取り巻き[[プラクティーズ]]である。この後、[[ライト・ニューマン|ライト]]に突っ込まれる。<br />
;「だったら、どうして俺達はここまで来られた? 何であんたは俺達と戦ってる?」<br />「あんたは人間って奴をどこかで恐れてるのさ。人の意志を…心を力に変える俺達のマシンが怖いのさ…!」<br />
:『MX』第52話「W-Infinity」での[[機械帝国ガルファ|ガルファ]]宮殿に於ける[[ゼロ (電童)|ゼロ]]との対話。己の不死の身体を誇って悦に入る彼の言葉の矛盾を鋭く突く。<br />
;「やってやるぜ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』第29話「駆け抜けた宇宙」に於ける追加場面より。今まで言いそうで言わなかった[[声優ネタ]]。その後[[藤原忍|忍]]に「こ、こいつ、俺のセリフを…」と言われる。<br />
;「観念するんだ、ダ・サイダー! これ以上の悪事を続けるなら取り返しのつかないことになるぞ!」<br />[[ダ・サイダー]]「なにぃ!? ひょっとしてもう後半だからギャグ路線が許されないのか!?」<br />「そうだなぁ。たしかに前半明るくても後半はシリアス路線になりがちだけど…ってそういうことじゃなぁい!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』第五章「閃光のダ・サイダー」に於けるダ・サイダーとの戦闘前会話。'''中の人ネタで自身の作品をメタる'''という、何ともいえない会話。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:前半のメイン搭乗機。ΖΖに乗り換えた後も機動力を必要とする場面やΖΖが使用できない時に搭乗する。<br />
;[[ΖΖガンダム]]<br />
:中盤以降のメイン搭乗機。<br />
:コクピット部は[[コアファイター (ΖΖ)|コアファイター]]となる。<br />
:;[[フルアーマーΖΖガンダム]]<br />
::上記機体の重装型。最終決戦にて使用された。<br />
;[[百式]]<br />
:第32話で搭乗。ΖΖを満足に動かせないビーチャとは対照的に、オウギュスト搭乗のドライセンを撃破する活躍をした。<br />
;[[ズゴック]]<br />
:第40話で搭乗。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[旧ザク]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』で搭乗。<br />
;[[シャア専用ザク]]、[[ドーベン・ウルフ]]<br />
:『α』中盤の分岐でリーンホースJrルートでアクシズ脱出時に騎乗。高熟練度でシャア専用ザク、低いとドーベンウルフになりそのまま入手出来る。<br />
;[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の序盤で搭乗。同時により高性能な[[ジムIII]]がいるのに、である。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『F』の前半で搭乗。[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]が補給物資として届けられたMSで、ネモの次の乗機となる。<br />
:また『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも、[[エル・ビアンノ|エル]]用に支給された機体を一度搭乗している。<br />
;[[メタス]]<br />
:『F』の中盤で一時的に搭乗。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:『F』ではΖΖのような強力な機体が無いため、この機体に乗ることになりやすい。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:『T』の序盤で搭乗。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*矢尾は[[ガンダムシリーズ]]への出演が多く、前番組『[[機動戦士Ζガンダム]]』で[[ゲーツ・キャパ]]、アジス・アジバ(SRW未登場)、『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[アーバ・リント]]を演じている。アジスはティターンズ全体が悪役的存在ではないことを示したキャラクターの1人でジュドー同様に「分かり合える可能性」を描いた。逆にリントはジュドーとは大違いで才能はあるものの卑劣な悪漢であり、ジュドーが最も嫌った'''汚い大人そのもの'''である点も興味深い。<br />
*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、長谷川裕一による漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では長谷川の解釈として「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。<br />
*その『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定している。<br />
*さらに長谷川は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』、更に富野由悠季とともに手掛けた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の主人公[[トビア・アロナクス]]のその後を描いた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。<br />
**[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>正確にはターザンの本名は「グレイストーク卿 ジョン・クレイトン」で、爵位ということになる。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似している<ref>『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』では、ジュドーが搭乗していたΖΖガンダムは最終決戦で上半身とコア・ブロック以外が失われているため、ZZそのものではなく、同時期に存在していた試作タイプから持ち主が個人的なこだわりで再構成したものだろうという推測による解説がなされている。なお前述の『逆襲のギガンティス』でジュドーが搭乗していたのは、ΖΖの系列機である「メガゼータ」という機体である。</ref><ref>公式作品では、OVA『GUNDAM EVOLVE../10』で、新たなコア・ベース(下半身部分)を装備してZZガンダムが復活するエピソードがある。</ref>など、ストークはジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。<br />
***ガンプとストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物・後者では「別ユニット」と扱いが異なる。ただしどちらの作品でもストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾である。<br />
***もっとも、『ΖΖ』のラストシーンは、ジュドーが木星船団ジュピトリスIIへの参加から一年後にフォン・ブラウンにて仲間たちとの再会を約束しているというもの。つまり木星圏にはとどまらず、地球圏に帰還するという描写である。「映像化=正史」というサンライズの見解から考えても「グレイ・ストーク」=「ジュドー・アーシタ」が正史と見なす事は些か早計であると言えるだろう<ref>長谷川も読者に対して「(自分の描いたストーリーは)正史ではない」という釘を刺している。</ref>。<br />
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジュドー・アーシタ]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しゆとお ああした}}<br />
[[category:登場人物さ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B9&diff=353113
セイラ・マス
2020-03-04T00:18:23Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Sayla Mass]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|井上瑤|ガンダムシリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ}}(ΖΖ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| 旧名 = アルテイシア・ソム・ダイクン<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0062年9月12日<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳(1st)<br/>[[年齢::25]]歳(Ζ)<br/>[[年齢::26]]歳(ΖΖ)<br />
| 出身 = [[サイド3]]<br />
| 身長 = [[身長::165cm]]<br />
| 髪色 = 金髪<br />
| スリーサイズ = B84/W60/H88<br />
| 所属組織 = [[民間人]] ⇒ [[地球連邦軍]] ⇒ 民間人<br />
| 所属部隊 = [[ホワイトベース隊]]<br />
| 役職 = [[ホワイトベース]]通信士 → パイロット<br />
| 階級 = [[階級::軍曹]](TV版)<br />[[階級::准尉]](劇場版)<br />
| 趣味 = 医学の勉強<br />
}}<br />
'''セイラ・マス'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
旧名は「'''アルテイシア・ソム・ダイクン'''」。ジオン・ズム・ダイクンの遺児で、[[シャア・アズナブル]](キャスバル・レム・ダイクン)の実妹。マス家の養子になった際に「セイラ・マス」に改名した。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
[[サイド7]]に移民してきた[[医療・病障害|医者]]の卵<ref>『THE ORIGIN』では地球滞在時から医療ボランティアに励む姿が描かれている。</ref>。サイド7の避難民として[[ホワイトベース]]に乗り込み、人手不足のホワイトベースで通信士となる。<br />
<br />
その後は[[Gファイター]](劇場版では[[コアブースター]])のパイロットとして戦闘にも参加するようになり、最初は戸惑っていたものの次第に成果をあげるようになった。[[ホワイトベース隊]]の[[エース]]、[[アムロ・レイ]]が謹慎処分を食らっている間はほんの一時期ではあるが、[[ガンダム]]の正規パイロットを務めたこともある。<br />
<br />
実の兄であるキャスバルの消息を聞き出そうとして単身ガンダムで出撃したこともあり、作中では何度かシャアと遭遇したが、[[ザビ家]]への復讐を考える兄を否定し、最終回にて別れて以降は二度と出会うことは無くなる。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
ちょい役。[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]の[[ダカール演説]]をどこかの別荘でTV視聴しているシーンがある(なお、声が無いのは井上氏がこの時海外旅行に出かけていた為)。1997年に発売されたプレイステーション用ソフト『機動戦士Ζガンダム』で、ようやく台詞が収録された。<br />
<br />
[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]では最終作『星の鼓動は愛』のエンディングで[[カイ・シデン]]と会っているシーンがある。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
[[ジュドー・アーシタ]]の妹[[リィナ・アーシタ]]を保護。[[ブライト・ノア]]を介して最終話にてアーシタ兄妹を再会させている。[[企業|事業家]]として成功している模様。一方の漫画版では、この役割は兄であるシャアが代わりに担当している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
登場しない作品も多く、登場した場合でも途中離脱、あるいは何らかのフラグを立てないと最後まで使えないケースが半ばデフォルト化しているので、人気に反比例した不遇な扱いを受ける事が多い。ただし、シャアの口から(アルテイシアとして)名前だけ出る場合も少なくない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。[[ロンド・ベル]]のメンバーとして、初めは[[ジム]]に乗っている。シャアや[[ランバ・ラル]]との戦闘で会話イベントあり。<br />
:[[シャア・アズナブル|シャア]]を[[説得]]して[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]が仲間になった場合は離脱してしまうが、説得しなかった場合は残留する。[[反応]]が高いので[[2回行動]]到達[[レベル]]がアムロ並みに早く、やや遅いが[[幸運]]も覚える。<br />
:PS版では幸運持ちの[[MS]]パイロットの殆どが改悪された中、彼女の幸運は幸運にも健在。ただし普通に進めていると丁度覚える頃にクワトロとの交代イベントが起きてしまう。他に幸運を持つ[[モンド・アガケ|モンド]]は能力が低く、[[エルピー・プル|プル]]は加入がやや遅いので、残留した場合は稼ぎ頭として活躍が期待できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]で『[[スーパーロボット大戦F]]』からのターン数によって、あるシナリオの特定のポイントに[[アムロ・レイ]]を行かせると仲間になる。クワトロと再会するイベントがあるが、その後の出番はほとんど無い。<br />
:ちなみに、'''『F』から計画的にプレイしないと規定ターンをオーバーしやすい'''ので、[[キャラクター事典]]を100%にしたい人は注意が必要。幸運持ちと言えど、残念ながらその加入難度に見合う強さとは到底言えず、愛着が無ければ[[二軍]]行きは必至。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[ダカール演説]]のイベントで少しだけ登場。キャラクター事典には[[声優]]が表記されているが、パイロット登録もされなければ[[DVE]]も存在しない。エンディングでも何やら[[カイ・シデン|カイ]]と思わせぶりな会話をしているが結局、[[続編]]には登場しなかった。<br />
:内部データには、[[没データ|没パイロットデータ]]が用意されているので何らかの形で自軍に加入する予定があったのかもしれない。[[ニュータイプ]]、[[シールド防御]]、[[切り払い]]がかなりの成長をし、精神コマンドも攻守を万能に備える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:ΖΖ版での参戦。序盤のみの参入で[[星の屑作戦]]後永久離脱する。星の屑作戦は宇宙ルートの話なので、地上ルートを選んだ場合はその時点でお別れ。[[精神コマンド]]は低いレベルで全て習得できる。<br />
:育成は無駄に見えるが、様々な[[隠し要素]]に関わっているので欲しいならば出さないわけにいかない。中でも[[Gファイター]]は重要で、Gファイターを入手するか、[[ガンダム]]が[[フルアーマーガンダム|フルアーマー化]]するかのフラグは彼女とアムロの撃墜数に関わってくる(セイラの撃墜数がアムロ以上だと、Gファイターが手に入る)が、Gファイターが欲しい人も、大抵セイラを使うのではなくアムロを封印する。[[ララァ・スン|ララァ]]を仲間にするのに重要な役割を担っているが、大半の人は[[V-UPユニット]]欲しさに無視するかも知れない。<br />
:なお、第7話でシャアと交戦させると、シナリオ終了後にシャアから[[金塊]]=[[資金]]10000がもらえる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::リメイク前とほぼ同じ。ΖΖでの声付きでは初であるが、声優の井上氏がすでに他界しているのでライブラリ出演である。なお、キャラクター事典説明文はGCの流用で、肝心のΖΖ時代のことは書かれていない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:原作通りサイド7で[[ホワイトベース]]に乗り込み、序盤の中頃で勝手に[[ガンダム]]で出撃した後、Gファイターのパイロットになる。<br />
:なお、クワトロを意図的に避けているのか、彼との会話が一切無い。<br />
:まあ原作では[[ララァ・スン|兄とアムロとの因縁の少女]]を具体的に意識する事は無かったはずなので、いざ揃ってしまうと、その[[年齢]]をはじめ胸中はさぞ複雑だろう…。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::クワトロ加入時に彼の元へ真意を問質しに行くイベントが追加された。しかし、その後は意図的に避けているのか、兄とギクシャクした関係に。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第一章より登場。GファイターがガンダムGRの要なので、シナリオ面以上に戦力面で輝くポジションに。<br />
:どうも、[[サイド7]]でシャアと遭遇しなかったようで、シャアとの[[戦闘前会話]]でも彼を兄のキャスバルではなく「[[赤い彗星]]」として見ている。連邦軍のクワトロとして現れた兄との触れ合いは相変わらず少ないが、5章の[[ガンダムファイト]]後には改めて落ち着いた対話をしている。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:『Ζ』設定。SSRサポートユニット。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:第1面から味方パイロットとして登場。どのルートでも永久離脱はしない。努力を覚える。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
「幸運」を持っていることが多いが、それは『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』の時代で[[企業|事業家]]として成功したことに由来するのだろうか。<br />
<br />
また、「愛」とはおそらく、[[シャア・アズナブル|キャスバル兄さん]]に対するものなのだろう。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[愛]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[幸運]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[愛]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[信頼]]、[[激励]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[激励]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[加速]]、[[感応]]'''<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[信頼]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[激励]]、[[努力]]、[[補給]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ|ニュータイプL4]]、[[シールド防御|シールド防御L4]]、[[切り払い|切り払いL4]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ|ニュータイプL8]]、[[援護|援護L3]]、[[シールド防御]]'''<br />
<br />
=== 固有[[エースボーナス]] ===<br />
;敵撃墜時の入手資金+25%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;回避(回避+20%)<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;赤い彗星の妹<br />
:SSR。セットしたシューターの攻撃力アップ、クリティカル率アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
==== 家族等 ====<br />
;ジオン・ズム・ダイクン(SRW未登場)<br />
:父親。ムンゾ自治共和国の議長。<br />
;アストライア・トア・ダイクン<br />
:母親。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。なお、父には母とは別に正妻がおり、二人は正式な夫婦関係ではなく愛人であるため、兄キャスバルとセイラは妾腹の私生児に当たる。<br />
;キャスバル・レム・ダイクン([[シャア・アズナブル]] / クワトロ・バジーナ)<br />
:実の兄。[[ザビ家]]への復讐を誓って家出した兄を長い間気にしていたが、最終的に決裂。その結果、'''「兄は鬼子です」'''と言い切るまでに至った。<br />
:一方のシャアは[[小説]]『ベルトーチカ・チルドレン』で、死の直前まで[[地球]]に残した妹アルテイシア(セイラ)の事を気にかけていた。<br />
;ルシファ<br />
:幼少時の飼い猫。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。母アストライアの訃報の直後に加齢によって衰弱死する。<br />
;テアボロ・マス<br />
:義父。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではキャスバル・アルテイシアの幼少期が本格的に描写されており、それに伴い登場したORIGINオリジナルキャラクター。アナハイム・エレクトロニクスを商売敵とする程の実業家で、旧友であったジンバ・ラルの頼みを受けてダイクン兄弟を養子にした。<br />
:スペースコロニーの政争に巻き込まれる可能性もあったため、彼個人は乗り気ではなかったが、妻に先立たれていた彼は子供らと接して家庭人としての幸せを噛みしめるようになり、二人を実子当然に愛するようになる。<br />
:その後にザビ家(というよりは[[キシリア・ザビ|キシリア]])が放った刺客の襲撃を受けるなどの災難に巻き込まれながらも複雑な立場の子供たちの為に尽くすが、ルウム戦役の最中でジオン派の住民が多い地区に住んでいたため、連邦派のルウム市民に襲撃され、混乱の中で病状が悪化し、息を引き取る。セイラはテアボロを父として強く慕っており、遺体に泣きすがりながらの独白では謝罪と感謝の言葉が述べられている。<br />
;ローゼルシア・ダイクン(SRW未登場)<br />
:父ジオン・ズム・ダイクンの正妻。若き日のダイクンを支えた女性だったが、子を成す事が出来ず、ダイクンの子供を産むことが出来たアストライアを激しく憎悪していた。そのため、幼少期のセイラは母につらく当たるローゼルシアを非常に毛嫌いしていた。<br />
<br />
==== [[ジオン公国]] ====<br />
;[[ランバ・ラル]]<br />
:セイラはランバ・ラルの父親ジンバ・ラルによって[[地球]]に逃れた為、互いに素性を知っている。戦場での再会が、皮肉にもラルの致命傷をもたらした。<br />
<br />
==== [[ホワイトベース隊]] ====<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:TV版および劇場版では仲間の域を出ないが、アムロに一番近い位置にいると言える。<br />
:一方、[[小説|小説版]]『[[機動戦士ガンダム]]』では彼と'''肉体関係を持つ'''。この展開は、TV版の視聴者達にとっては衝撃的であった。<br />
:ちなみに、小説版におけるアムロはセイラの事を「'''金髪さん'''」と秘かに呼んでいる。<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、戦後は『お互いを必要とする関係』であったが、アムロが連邦軍に拘束され幽閉生活を強いられてからは、助けたくても何もできない日々を余儀なくされる。後に、兄・キャスバルの手引きにより[[シャイアン基地]]を脱走した後は、パリ郊外で再会を果たし抱擁を交わした。<br />
;[[ミライ・ヤシマ]]<br />
:[[ホワイトベース]]では数少ない近い年頃の同性であるのもあって、仲が良かった。<br />
;[[カイ・シデン]]<br />
:初対面早々にカイを「軟弱者」呼ばわりし、以後もあまり快く思っていないところがあった。<br />
:しかし、カイ自身はセイラの態度に憤りつつもどことなく好意を寄せていた面があり、彼女自身も完全に嫌悪しているわけで無かったと思われる。<br />
:また、『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』のラストでは、カイがセイラの許を訪れる場面がある。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:指揮のために高圧的に振る舞うブライトをして自然に「さん」付けさせる。<br />
:互いに信頼しており、初代では最初に彼女の素性を知ることになり、[[ΖΖ]]では彼にシャアの不穏な動きを伝える事になる。<br />
<br />
==== [[地球連邦軍]] ====<br />
;[[マチルダ・アジャン]]<br />
:TV版第24話では、自身の未熟さがマチルダの死に繋がったと感じて嗚咽する。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:彼女を保護し、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と再会させた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[バーナード・ワイズマン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では、[[沖縄]]で海水浴をしていた時にナンパしてきた彼を「軟弱者」と称している。<br />
;[[アイナ・サハリン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、シローが[[アプサラスII]]のパイロットと知り合いである事の話に立ち合い、彼女の名前を聞くやサハリン家についても僅かだがジオン公国の[[貴族]]で兵器開発に関わっていた事を知っていた様子であった。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[リンダ・プラート]]<br />
:兄が敵方の[[エース|エースパイロット]]である設定が共通しており、Aでは自身が艦を降りる際、リンダに「兄を信じて欲しい」と言う。<br />
;[[マイヨ・プラート]]、[[プラクティーズ]]([[ダン・クリューガー]]、[[ウェルナー・フリッツ]]、[[カール・ゲイナー]])<br />
:『A』では、序盤で民間船アイダホにのっていたところを強襲して来た彼らによって拿捕されてしまう。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
==== TV版 ====<br />
;「それでも男ですか、軟弱者!」<br />
:第2話で、負傷者を無視しようとする[[カイ・シデン|カイ]]を引っ叩いた直後に。セイラを代表する名台詞である。<br />
;「そんな…不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」<br />
:頬を張られた事で、反抗的な態度を取るカイを更に咎める。この一連のやり取りで、セイラは凛とした気高いキャラクター性を確立させた。<br />
;「兄さん…!?」<br />
:ヘルメットと[[仮面キャラ|マスク]]を取った[[シャア・アズナブル|シャア]]の素顔を見た際のセイラの感想。これが、生き別れとなっていた兄妹の再会であった。<br />
;「あなたなら出来るわ」<br />
:第5話より。「大気圏に突入しない範囲で戦え」と[[アムロ・レイ|アムロ]]に言う。<br />
:なお、他の場面においてもこの台詞を言う機会があるが、アムロからは「無茶を言わないでください」等と苦言を呈されることが多く、カイから「気休めがお上手」と言われた事も。<br />
;「シミュレーションで完全に覚えているつもりなのに……Gがこんなにすごいなんて……!」<br />
:第16話より。単身[[ガンダム]]で出撃したときの台詞。<br />
:逆に言うと、「身体に[[トールギス|多大な]][[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|Gのかかる]]ガンダムを乗りこなすアムロがどれだけすごいか」ということがよくわかる台詞でもある。<br />
;「でも[[リュウ・ホセイ|リュウ]]、このままアムロのわがままを通させる訳にはいかないわ」<br />
:第18話でガンダムに乗って[[脱走イベント|脱走]]したアムロを批難した台詞。ただし、当のセイラも第16話で無断出撃しているので、人の事は言えないが…。<br />
;「アルテイシアと知って何故銃を向けるか!」<br />
:第20話で[[白兵戦]]の最中にラルに出会って返した台詞。<br />
;(…な、何も…出来なかったなんて…)<br />
:第24話で[[Gファイター]]を駆っての初戦闘に挑むも、[[黒い三連星]]に翻弄された挙句[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]搭乗の[[ミデア]]を撃墜されてしまった事で、己の無力さを痛感し呆然と呟く。<br />
;「私が…不慣れなばかりに…すみません、マチルダさん…!」<br />
:壊滅したマチルダ隊へクルー一同が哀悼の意を捧げる中、彼女の魂へ自身の至らなさを謝罪し落涙する。<br />
;「やめなさい、アムロ! やめなさい、兄さん!」<br />「二人が戦う事なんて無いのよ! 戦争だからって二人が戦う事は…!」<br />
:最終話、[[白兵戦|生身で鍔迫り合う]]シャアとアムロを目の当たりにして、両者を制止するべく必死に叫ぶ。<br />
:だが、セイラは二人の戦いを何一つ理解出来ていなかったとも言える。…シャアとアムロには、'''既に[[ララァ・スン|戦争など関係なく戦わなければならない理由]]が存在していた'''のだから。<br />
;「人が、そんなに便利になれるわけ……ない」<br />
:[[ア・バオア・クー]]を脱出した後、「[[ニュータイプ]]の力でアムロを探してくれ」と[[ブライト・ノア|ブライト]]達から頼まれたときの台詞。<br />
:ニュータイプでありながらも互いに歩み寄ることができなかったシャアとアムロのやり取りを見ていれば、そんな気持ちにもなるのだろう。<br />
<br />
==== 劇場版 ====<br />
;「慣れていくのね……自分でもわかる……」<br />
:劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。戦いに慣れてきたときの台詞。<br />
;「半舷休息のはずなのに……」<br />
:劇場版IIIの[[シャワーシーン|入浴シーン]]で追加された台詞。映像ソフト化が乏しかった当時、'''映画館でカメラのフラッシュが多数焚かれた'''という伝説がある。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
;「兄さん…」<br />(兄さんは、父の遺志を継いで政治家になるより、まだ戦いの中に身を置きたがっているの…)<br />(もし兄さんが、ダイクンの血を引く者として自分を人身御供だと思い、[[エゥーゴ]]を率いていこうというのであれば、やはり私の手で兄さんを殺さねばならないのかも…)<br />(…でも、今の私は普通の女よ……ニュータイプのなり損ないの………)<br />(戦争は当分続く……か……)<br />
:地中海沿岸の街で、マイクロテレビで兄・[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ダカール演説]]を見ながら呟いた独白。<br />
:TV版第37話では声が無かったが、1997年に発売されたプレイステーション用ソフト『機動戦士Ζガンダム』にて、ようやく井上瑤氏による台詞が新録された。<br />
:元ネタは小説版『機動戦士Ζガンダム』からの引用で、もしもセイラが[[アウドムラ]]にいてダイクンの家が人身御供の家系である事への苛立ちを聞けば、兄を危険なものと判断して自らの手で殺していたかもしれないとあり、この時は兄に対して殺意に限りなく近い感情を抱いていたとしている。<br />
:なお、[[一年戦争]]締結後の兄の消息については、[[アステロイド・ベルト]]に逃げ込んだ[[ザビ家]]一党の中に潜伏しているらしいという噂は聞いており、数年前に[[月]]の[[グラナダ]]から手紙を貰ったきり音沙汰がなかったとある。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
;「そんな兄は見たくありません、いっそ死んでくれれば…」<br />
:第46話より。ブライトと再会してシャアの話題になった際、シャアが[[ネオ・ジオン|何らかの行動を]][[フィフス・ルナ|起こす]][[アクシズ|準備]]を密かにしていると推測するブライトに対して。<br />
;「野心と妄想…。兄は、なにか[[宇宙]]の意志のようなものに従わねばならないと思っているんです」<br />
:上の台詞を言った理由をブライトが問うた際の返答。確かにシャアにそう言った面があるのは事実だが、その裏に'''アムロとの決着をつけたい'''というもう一つの目的がある事には思い至っていない模様。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「ケダモノたち…連邦もジオンも変わらない! あるのは、狂気だけ!」<br />
:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、暴徒と化した民衆から家族を守り発砲して。この時は暴徒の脳天を的確に射抜くなど完全に覚悟が決まってしまっている。しかし彼女の奮闘も虚しく、この混乱で義父テアボロは命を落としてしまった。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ホワイトベース]]<br />
:初期は通信士を担当していた。<br />
;[[Gファイター]]<br />
:TV版でのメイン搭乗機。<br />
;[[コアブースター]]<br />
:劇場版でのメイン搭乗機。<br />
;[[ガンダム]]<br />
:第16話および第20話で搭乗。初回は無断で搭乗して出撃するが、実戦経験の不足の為に不利な状況に陥っている。<br />
:二回目はアムロが謹慎中だったため、代わりに搭乗。相変わらずだがやや実戦には慣れたようで、[[ザク]]を一機撃破する戦果を挙げている。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
;[[ジム]]<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]にて搭乗。<br />
:ちなみに[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』においては、ジム増加装甲タイプ(SRW未登場)に搭乗するなど、結果的に展開を先取りする事態となった。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機動戦士ガンダム]]』の企画当初の段階では、セイラ・マスの名前は「'''アリシア・マス'''」であった。<br />
**なお、この段階における彼女のデザインは「髪型が(金髪の)ロングストレートで、(決定稿と比較して)柔和な印象を受ける表情である」ものや、「髪が橙系統の色(ただし、髪型は決定稿と同じ)で、制服が灰色」という、決定稿と異なっているものがある。<br />
**また、この段階における彼女には「[[シャア・アズナブル]](本名:キャスバル・レム・ダイクン)の実妹である」という設定が存在していなかった。<br />
*[[ガンダムシリーズ]]の生みの親である富野由悠季監督は、セイラ・マスの名前の由来については'''「テレビコードに引っかかるので説明できない」'''としている。<br />
*放映当時まだ規制がしっかりと確立していなかった時期もあり、セイラはTV版や劇場版で他のメイン級女性キャラクターと共に処理無しの全裸[[シャワーシーン|入浴シーン]]を晒している。<br />
**なお、男性ファンの人気が非常に高いキャラであった事もあり、劇場版ではセイラの入浴シーンをこっそりと撮影する者も多かったという。<br />
*アニメ雑誌『月刊OUT』1980年3月号にて'''「悩ましのアルテイシア」'''というタイトルのセイラの全裸ヌードポスターが掲載されたことがある。<br />
**ちなみに「悩ましのアルテイシア」が掲載された号の売れ行きは、かなり良かったという。なお、同様のエピソードが[[フォウ・ムラサメ]]にも存在している。<br />
**「悩ましのアルテイシア」については、富野監督が「ねえ! どうせ出すなら、もっときれいに描いてくれないの!」と感想を述べている。<br />
*'''「[[一年戦争]]後に、シャアから受け取った[[金塊]]を元に株取引で成功した」'''という設定があり、ファンの間では冗談交じりで「セイラは[[ニュータイプ]]能力を最も有効活用した人物」と言われる事がある。<br />
*[[漫画]]『機動戦士Ζガンダム Define』では、軍を退役した後にカウンセラーの仕事をしており([[小説|小説版]]のような株の投資はしていない)、[[一年戦争]]で被害にあった子供達の心の治療に当たっている。<br />
**作中において、セイラはアムロの行方を追っていた[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]ことシャアと7年ぶりの再会を果たしている。また、「エゥーゴとティターンズの戦いが終わったら亡父ダイクンの遺志を継ぐ」というシャアの真意を聞き、アムロの所在を教え(完全ではないながらも)シャアとようやく和解できた。なお、アムロが軟禁状態であった事も知っていたようである。<br />
*セイラ・マス役の[[声優]]である井上遥氏は2003年に亡くなられているが、2015年までの約12年もの間[[代役]]は起用されていなかった。<br />
**『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』においても、ライブラリ出演(ちょっと声を出しただけ)である。それだけに、SRW以外の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]でも、セイラの扱いに苦慮している面が見受けられる。<br />
**2015年2月28日に公開された『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)第1部「青い瞳のキャスバル」において、[[声優:潘めぐみ|潘めぐみ]]氏が幼少時代のアルテイシア(セイラ)役を担当している。さらに、以降の[[続編]]においても潘氏がセイラ役を担当している。<br />
***『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』においてセイラを演じた潘めぐみは、『[[機動戦士ガンダム]]』で[[ララァ・スン]]を演じた[[声優:潘恵子|潘恵子]]の実の娘である。<br />
*実写[[プレイステーション|PS]]用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』にはセイラ・マスが登場しない…が、彼女に似た顔と髪型をした金髪の女性士官であるサラ・ホリンズ(Sarah Hollins)が登場している。<br />
*『[[新機動戦記ガンダムW]]』第41話で[[OZ]][[ロームフェラ財団]]の軍事拠点「宇宙要塞バルジ」のオペレーターにセイラに非常によく似た顔と髪型をした女性オペレーターが登場しており、同話内での出番も結構多い。<br />
**彼女は索敵やバルジ砲の発射シークエンス等を担当したが、最後は[[ゼクス・マーキス]]の[[ガンダムエピオン]]にビームサーベルでバルジを真っ二つにされて戦死。遠目ながら司令室で吹き飛ばれてる瞬間が確認できる。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B001C3JHW6</amazon><amazon>B000B7E7S8</amazon><amazon>B000BNCCAC</amazon><amazon>B003F9RKHY</amazon><amazon>B008A03FEA</amazon><amazon>B00U910J5G</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:セイラ・マス]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:せいら ます}}<br />
[[category:登場人物さ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A4%E3%82%B7&diff=353112
カツ・コバヤシ
2020-03-04T00:13:28Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Katu Kobayashi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|白石冬美|機動戦士ガンダム}}(1st)<br/>{{声優 (登場作品別)|難波圭一|機動戦士Ζガンダム|SRW=Y}}(TV版[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]])<br/>{{声優 (登場作品別)|浪川大輔|劇場版 機動戦士Ζガンダム|SRW=Y}}(劇場版Ζ)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ}}(ΖΖ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 旧姓 = ハウィン<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 男<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0071年<br />
| 年齢 = 7歳(1st)<br />15歳(Ζ)<br />
| 没年月日 = 宇宙世紀0088年2月22日<br />
| 所属 = [[エゥーゴ]]<br />
| 役職 = パイロット候補生<br />
}}<br />
'''カツ・コバヤシ'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
[[ジオン軍]]の[[サイド7]]攻撃によって親とはぐれ、[[ホワイトベース]]で避難した戦災孤児三人組の一人。当時の姓は「ハウィン」(カツ・ハウィン)。<br />
<br />
同じ境遇のレツやキッカよりも年上だが、気弱な[[性格]]の子供であった。[[ア・バオア・クー]]を脱出する[[アムロ・レイ]]を感じ取る等、[[ニュータイプ]]の素養を見せていた。<br />
<br />
[[一年戦争]]終戦後、レツやキッカと共に[[ハヤト・コバヤシ]]と[[フラウ・ボゥ]]に引き取られ、養子となる。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
劇中における主な搭乗機は[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、[[Gディフェンサー]]。<br />
<br />
[[グリプス戦役]]時、フラウやレツ、キッカと共にアムロの元を訪れ、アムロの惨状を見て彼を叱咤して再起の切っ掛けを作り、共に[[カラバ]]に合流する。その後[[クワトロ・バジーナ]]と共に[[宇宙]]に上がり、パイロット候補生として[[エゥーゴ]]に参加。Gディフェンサーの[[パイロット]]を務める。<br />
<br />
一年戦争時とは異なり、感情的な言動が目立つ少年に育っている。作中では時折カミーユらのピンチを救ったりする活躍も有るが、無断で出撃したり、捕虜になった[[サラ・ザビアロフ]]の言葉を信じてあっさり逃げられてしまったりと、問題行動が目立つ。また、一年戦争の実体験故か、[[アクシズ]]との共闘については頑なに拒んでいた。<br />
<br />
[[ティターンズ]]との最終決戦において、[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘中に[[ガンダムMk-II]]にGディフェンサーを合体させた後、撤退せずにコクピットブロックだけの状態で戦闘に参加するが、ヤザンの攻撃を避けた際によそ見をしてしまい、'''隕石に衝突'''したところをヤザンの乗る[[ハンブラビ]]により撃墜され、死亡する。<br />
<br />
劇場版では、身勝手な振る舞いは抑えられていたが、アクシズとの共闘には否定的である事は変わらなかった。また、戦死の経緯については「隕石に衝突した時点で死亡」に変更されている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
[[地球]]に[[アーガマ]]が降りた際、父ハヤトがダブリン上空で[[ブライト・ノア]]と再会した際、二人がカツの使っていた部屋を訪れるシーンがある。なお、[[ジュドー・アーシタ]]達が[[アーガマ]]に加わった後もカツの使っていた部屋はそのままにしてあった。<br />
<br />
また、最終回では[[ハマーン・カーン]]との最終決戦で[[エルピー・プル]]、[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、サラ、そしてカミーユと共にジュドーに力を貸した。<br />
<br />
=== キャラクターの総評 ===<br />
カツ・コバヤシは同世代である[[カミーユ・ビダン]]や[[ファ・ユイリィ]]の様に人間的に大きな成長を遂げたりせず、問題行動を挽回するような活躍を見せることが少なかった故に、視聴者から非難される事が多々有る。しかしながら、'''カツは(人間的に成長していく)カミーユとの対比となる存在であり、彼と共に作品内の「若さ」(未熟さや危うさという意味で)を担当したキャラクター'''であった、とも言えよう。<br />
<br />
なお、富野由悠季監督はムック本『機動戦士Ζガンダム大事典』のインタビュー記事においてカツの事を'''「(子供から大人へと成長していく時期において)自制心が足りなかったのでしょう。…(中略)…しかし、これは現代の子供たちにも多い状況ではないでしょうか」'''と評している。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
原作最期の戦闘で乗機Gディフェンサーを[[エマ・シーン|エマ]]に提供した再現か、ほとんどの作品で「[[補給]]」を習得するのが特徴の一つ。しかし、基本スペックに恵まれておらず、[[ニュータイプ]]技能こそ所持するものの、[[能力]]は極めて低く、リアル系パイロットの最底辺を示す語として'''「カツ以下」'''等という言葉が使われるほど。射撃などは平均的な数値があることも多いが、回避はかなり低めで、[[ニュータイプ]]補正を抜けば「避けずに耐える」スーパー系パイロット並に抑えられている場合がほとんどである。そのため、出撃させたい場合は[[モビルアーマー]]など堅固な機体を充てがう必要がある。<br />
<br />
上記の様にカツの能力が低いこともあって[[二軍]]となる事が多く、それ故にSRWにおける彼に対する(負の)評価へとつながったのだが、近年では[[Zシリーズ]]の様にカツの能力の見直しが進められてきている。実際に劇中では、パイロットとしてはファと違い、足を引っ張るどころか活躍する場面もそれなりにある。有名な隕石衝突の場面でも、衝突するまではヤザンを翻弄していた。<br />
<br />
スパロボにおけるカツは原作と同じく直情的な言動も見られるが、その一方でアムロの同行や、[[カガリ・ユラ・アスハ|より極端な]][[熱気バサラ|暴走が目立つ]][[相良宗介|少し上の世代]]の存在もあり、プレイヤーの代弁に近い毒舌を放つような場面もある。結果的に'''原作よりも周囲にいる大人や上下の世代層が厚いこともあって、無断出撃等の問題行動は少ない'''。より格上の問題行動に食われていると言えなくもないが、自身が痛手を被る場面の回避という意味では、カツもまたカミーユと同じく[[スパロボ補正]]の恩恵を被っているキャラクターだと言える。<br />
<br />
また、SRWのストーリー上におけるカツは、基本的にはどのシリーズにもとりあえずいるだけのような扱いだが、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』と『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではリアル系ならサラを[[説得]]する事で仲間に引き込める重要キャラクターである。ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でもサラを説得出来るが、『第4次(S)』とは異なり[[パプテマス・シロッコ]]が健在であるためか、仲間に引き込めない。<br />
<br />
更に(義理の)家族関係はもっと薄味で、シナリオレベルでは『Ζ』のアムロ復活エピソード再現の下りでフラウ達が同伴しているか否かという程度で、ハヤトとの会話が少量あれば良い扱い。父子共にパイロット化したのも旧シリーズの[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]と[[リアルロボット戦線]]のみで、どちらも対面すらしておらず、父子共闘は意図して避けられているかのような節すらある。<br />
<br />
なお、『1stガンダム』における「'''カツ・ハウィン'''」(いわゆる、カツ・レツ・キッカの一人)としての登場は一切無く、序盤が一年戦争に沿ったストーリーの『[[スーパーロボット大戦GC]]』および移植版の『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』でも『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の戦災孤児グループが彼らの代わりを務めている。<br />
<br />
愛機の[[Gディフェンサー]]は参戦していながらも、カツ自身はパイロットとしては登録されないケースもしばしば起こっている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作。[[隠し要素/第3次|隠し要素]]で[[シャア・アズナブル|シャア]]を説得しなかった場合のルートにて、[[Gディフェンサー]]で参戦。[[セイラ・マス|セイラ]]を自軍に引き留めたい人・シャア未加入ルートを攻略したい人以外ではお目にかかれない。<br />
:他作品では即2軍落ちしやすいカツだが、本作ではレベル41で2回行動を、レベル42で[[補給]]を習得する上、レベル50を超えると補給を2回使えるようになる。[[幸運]]を覚えるので育成もしやすく、育てれば優秀なメタスパイロットになる。<br />
:PS版はパイロットの格差が広がった他、幸運も[[努力]]に変更されてしまったので、クワトロ非加入ルートを選ぶ旨味が減ってしまった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:今回も[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で[[Gディフェンサー]]に乗って登場。[[ルー・ルカ]]とは択一になる。<br />
:今作の彼にはサラの[[説得]]要員という大役が存在している(リアル系主人公ルート限定)。ただし、エンディングではカツはパイロットを続けているのに対して、サラは[[月]]で静かに暮らしている。上手くいかなかったのだろうか。<br />
:命中・回避は全[[モビルスーツ|MS]]パイロット中最低だが、ニュータイプ技能を持ち、[[必中]]と[[隠れ身]]を身に付ける。しかし消費の重い隠れ身以外に回避系の精神コマンドはなくやはり扱いづらさは否めない。地形適応は[[ファ・ユイリィ|ファ]]同様空A陸Bという組み合わせ。<br />
:補給も覚えるが、習得レベルは57。全味方キャラの精神コマンドで最も高い習得レベルであり、幸運を持たない彼をそこまで育てるのは至難である。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:本作より難波氏の声が入った。サラの登場が没になった為イベントは何もなし。顔グラフィックは斜めから見た顔から、正面を向いた不貞腐れた顔に。<br />
:スーパー系ルートでは[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]](後に離脱)、[[ルー・ルカ|ルー]]と一緒にガンダム系パイロットの中で最も早く仲間になるが、リアル系では補充要員として仲間になった際にアムロらに叱られる(ちなみにスーパー系でも味方増援で現れた際に、『アムロ達じゃない』とがっかりされてしまい、拗ねていた)。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:旧シリーズで唯一、ハヤトとの会話がある。パイロットとしてはやはり二軍レベル。[[ひらめき]]こそ覚えるが必中は覚えられず、攻撃力があまりに低く[[NT]]でありながら[[2回行動]]習得レベルが60を超えていては戦闘での活躍は厳しい。同作も貴重な補給持ちではあるがそれ目当てなら、2回行動習得が速くて[[激励]]も使える[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]に任せた方が良い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:原作のアムロに対する台詞が再現され、後半[[ロンド・ベル]]隊に参入する。初登場時の原作との違いは、フラウと二人きりで北米[[シャイアン基地]]を訪れており、レツとキッカは[[ミライ・ノア|ミライ]]と一緒に[[香港]]にいるため不在という設定である。<br />
:デフォルトユニットは[[Gディフェンサー]]。サラを[[説得]]できながら結局は『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と違って仲間に出来ない。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:アムロ達と共に[[ティターンズ]]に捕縛されていたが、解放作戦の際には裏方に回っていたため出撃できず、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]に「いたのか」などと言われ、未来でも出番が少ない。デフォルト乗機は[[ジェガン]]に変更された。<br />
:パイロット能力は総じて低めだが、[[援護]]はLv3まで成長する。精神ラインナップが優秀で、更に[[SP]]も高くなる[[成長タイプ]]なので、[[Gディフェンサー]]に向いている。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:アムロとともに行動し、[[αナンバーズ]]に組み込まれるが影は薄い。ちなみにデフォルト乗機は[[ヘビーガン]]にランクアップしている。クワトロ(シャア)との戦闘台詞が入っている。<br />
:精神コマンドはこれまでの補給に加えて、加速・ひらめきがあるので、小隊要員としては有用な方である。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[コーディネイター]]批判をして[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に怒鳴られる。憎まれ役を押し付けられるあたりカツらしいのだが、「異種族と接してきた部隊の古参メンバー」であることを考えると、意味深なエピソードとも受け取れる。<br />
:エンディングでは[[ファ・ユイリィ|ファ]]や[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と共に、[[フォン・ブラウン]]市のスクールへ復学し、エンジニアを目指して工学系を専攻する事が語られる。ゆくゆくは[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]のスタッフとなって、工学者として活躍しているカミーユのプロジェクトに参加するつもりらしい。また、[[アムロ・レイ|アムロ]]によれば、父[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や母[[フラウ・コバヤシ|フラウ]]も応援しているとの事である。<br />
:能力的には前作と同じく[[補給]]を覚えるので後半の小隊要員として有用だが、戦闘力に過度な期待は禁物。デフォルト乗機は[[機動戦士ガンダムF91|ガンダムF91]]が抜けたので[[ジェガン]]に格下げ。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:劇場版準拠のため、声が浪川大輔氏に替わった。浪川氏は本作がスパロボ初出演となる。[[レコア・ロンド|レコア]]&[[サラ・ザビアロフ|サラ]]仲間フラグが有り、特定のマップで彼とサラが戦闘する事でフラグの一部が立つ。今回はサラがかなり使えるので重要。また、[[ディジェ]]の入手条件はアムロと彼の撃墜数の平均が25以上が条件の一つ。ちなみに、初期撃墜数は0である。<br />
:[[Gディフェンサー]]が無いので大抵の場合は最後まで[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に乗っている。しかし、精神コマンドに恵まれており、小隊員としては一級。能力も[[ファ・ユイリィ|ファ]]よりは高いので、[[リ・ガズィ]]にでも乗せれば活躍できる可能性を秘めている。歴代でもかなり優遇されていると言えるだろう。[[ニュータイプ]]スキルも通常のプレイで[[バイオセンサー]]を発動可能なレベルまで上げる事が可能。<br />
:今作のカツにはデータ上のデフォルト機体が設定されていないため、'''自動で小隊編成すると外されてしまう'''点に注意を要する。<br />
:今作で初めて最終ボスとの戦闘台詞が入った。また、[[Ζガンダム]]のパイロットの中で一人だけ[[カットイン]]挿入の演出が異なる。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来の参戦。浪川氏が[[リディ・マーセナス|他の]][[シュレード・エラン|役柄]]でも出演している関係で、カツのボイスも新録されている。<br />
:[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]の面倒を見る等それなりに成長したところを見せたり、精神コマンドが優秀だったりと若干優遇されている。[[パイロット養成]]は[[SPアップ]]や[[援護攻撃]]でサブ型が良いだろう。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:第1話「新地球皇国」から参戦し、デフォルト機がジェガンからリゼルに変更された。<br />
:エンディングでは[[アムロ・レイ|他の]][[カミーユ・ビダン|面々]][[フォウ・ムラサメ|が『第3次]][[ファ・ユイリィ|α』同様の]]進路に進むのに対して、軍人として連邦軍に残る事を語っている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:原作終了後のため故人。名前だけ出てくる。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:NPC。(Gディフェンサーは[[スーパーガンダム]]のアビリティの1つ扱いで、サブパイロットの記述無し。)<br />
:義父のハヤトは[[アウドムラ]]の艦長として一応パイロット化されており、そのハヤトを始め、フラウ、レツ、キッカの家族達もサポートユニット化済みだが、彼のみそうした措置すら無い。当初はメインパイロット化の予定があったのだろうか…。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートとラズロルートのみに登場。本作でも『Ζ』版の設定で味方パイロットだが、[[アポリー・ベイ|アポリー]]・ロベルト・ファと4人セットで「低ランクのブランチ」扱いされている。<br />
:最初から[[必中]]や[[補給]]を使えるが、能力はそれほど高くない。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
<!-- === [[能力|能力値]] === --><br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[幸運]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[補給]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[努力]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[補給]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[偵察]]、[[愛]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[努力]]、[[ひらめき]]、[[偵察]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]<br />
:'''[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[奇襲]]、[[愛]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[努力]]、[[集中]]、[[奇襲]]、[[狙撃]]、[[隠れ身]]、[[補給]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[根性]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[補給]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[幸運]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[絆]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[幸運]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[補給]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L3、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L3'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L4、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L5'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L7'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L3、[[援護]]L3、[[シールド防御]]L5'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[支援攻撃]]、[[気力+ (回避)]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L6、[[戦意高揚]]、[[気力+ (命中)]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で採用。<br />
;獲得経験値+20%<br />
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;精神コマンド「かく乱」の消費SPが40になる<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「モビルスーツ戦~敵機襲来~」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』で採用。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
;「閃光の中のMS」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:尊敬する相手。<br />
:『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』では、当初は長い半幽閉生活の影響で腑抜けた彼の姿に大いに失望した事もあったが、後に[[パイロット]]としての復活を遂げた事で大いに喜ぶ。<br />
:また、[[宇宙]]に上がる際に、彼が[[一年戦争|7年前]]に[[シャア・アズナブル|シャア]]と撃ち合った時に使った銃を餞別として渡される。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『Ζ』では上官。<br />
;[[ハヤト・コバヤシ]]<br />
:養父。時には彼に厳しい[[修正]]を受ける事もあったが、実の親子同然の信頼関係があった。彼がカツの死を知るのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』になってからである。<br />
;[[フラウ・ボゥ]]([[フラウ・コバヤシ]])<br />
:養母。[[一年戦争]]時から面倒を見て貰っていた。<br />
;レツ・コ・ファン([[レツ・コバヤシ]])<br />
:[[ホワイトベース]]の孤児3人組の一人。義弟。<br />
;キッカ・キタモト([[キッカ・コバヤシ]])<br />
:ホワイトベースの孤児3人組の一人。義妹。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
==== [[エゥーゴ]] ====<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:仲間。自分より年上であるが、彼に対抗心を持って度々反発していた。<br />
:物語序盤、カツと同様に問題行動が目立ったカミーユも人の事は言えないのだが、彼の方からすれば、カツの無鉄砲さ等を自身の反面教師にして成長したようなところがある。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:共にヘンケンの[[ラーディッシュ]]に属していることが多い為、彼女の[[指揮]]を受ける事が多い。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]<br />
:上官。<br />
;[[クワトロ・バジーナ]]<br />
:上官。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:仲間。彼女と共に無断出撃する事も。<br />
<br />
==== [[ティターンズ]] ====<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:憎むべき恋敵。物語の後半では彼を討たんとするが、サラがシロッコを庇って死亡する悲劇に終わる。<br />
:サラの戦死以降はシロッコを仇として憎み、彼女の仇討ちに逸るあまりに独断行動が目立った。そのため、カミーユからはたしなめられることに。<br />
;[[サラ・ザビアロフ]]<br />
:シロッコの部下。彼女に惹かれるが…。アムロにとっての[[ララァ・スン|ララァ]]のような存在。<br />
;[[ジェリド・メサ]]<br />
:第24話では彼に銃を突き付けてカミーユの窮地を救っており、同話では互いに何かと突っ掛り合う。<br />
:また、第44話ではカミーユが絶体絶命の時迷いを振り切りメタスで援護に入り、バイアランを大破させカミーユの危機を救った。<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:上記の通り、最期はヤザンに撃墜され戦死する。<br />
<br />
==== [[アクシズ]] ====<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:共同戦線を張るが何かと気に入らない存在で、サラの死後は彼女の死の一因を作った仇敵として憎む。<br />
:彼の実の両親はジオンの攻撃で死亡していることもあり、TV版と劇場版の両方とも基本的にジオンを信用していない。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
;[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[エルピー・プル]]<br />
:原作では彼女達と直接会ってはいないが、『ΖΖ』の最終回でサラ、カミーユと共にハマーンと戦っていたジュドーへ力を貸す。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:『ΖΖ』の最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼に力を貸した。<br />
:SRWでは生存して共闘する作品が幾つか有り、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』でアムロ達と共にティターンズから開放された時にジュドーがカツの存在を忘れていた発言をした事で反発する場面が有るが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でジュドーと[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]を心配する場面が有るので、仲は良いと思われる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
他作品キャラとの交流は、何故か[[ガンダムシリーズ]]の登場人物に限定されるパターンが多い。それも、挨拶程度に2、3言葉を交わすだけで、密接に関わる事は皆無に等しい。基本的にイベントでの出番が少ないのが一因であるが。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[ルー・ルカ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系では、ヘンケンの指揮の下彼女と一緒に味方部隊に合流する。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』および『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではアムロの部下として、序盤から行動を共にする。<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:『第2次α』に於ける数少ない交流相手。…と言っても、[[ベラ・ロナ|べラ]]が焼いた所謂「[[セシリーのパン]]」を彼に推奨する程度のものだが。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では後輩分。カミーユやシンほど彼と密接に関わることはないが、カツも彼に対して先輩分として接する。<br />
;[[リディ・マーセナス]]<br />
:『第3次Z』では同じ[[ロンド・ベル]]に配属されているが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』終盤に彼がZ-BLUEに復帰した際には彼の敵対時の所業もあり彼に対して嫌悪感を露にする一幕もあった。<br />
:ちなみに、劇場版カツとは[[声優ネタ|声優が同じ]]であるためか、戦闘前会話や特殊戦闘台詞も用意されている。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:『第3次Z』での弟分。<br />
:なお、富野由悠季監督によれば、'''『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』でのハサウェイの立ち位置は、『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』のカツを意識したもの'''と語られている。確かに、「父親が先の戦争の功労者である」「[[ニュータイプ]]として素養は有るものの好きな女の子の事となると、血気に逸り後先考えずに行動するなど周囲が見えなくなる」「その場にあった機体で勝手に出撃」といった、「若さゆえの未熟さ」等に共通点がある。<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:ハサウェイが淡い想いを寄せる少女。<br />
:原作での面識は無いが、「ニュータイプとしての素養が有った一方で、人間的な未熟さ故に度々問題行動を起こしていた」等、カツとの共通点も存在している。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]<br />
:『F』のリアル系では、二人と共に[[アデレード]]基地で戦っていたロンド・ベル隊と合流することに。<br />
<br />
==== 正暦作品 ====<br />
;[[ロラン・セアック]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』で[[サンドマン杯]]にてソシエに引っ張られたままで普段素直に従っている彼に感心した。<br />
;[[ソシエ・ハイム]]<br />
:『ZSPD』でサンドマン杯にて共闘。<br />
<br />
==== ガンダムSEEDシリーズ ====<br />
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』において散々滅茶苦茶な行動をとって[[オーブ連合首長国|オーブ]]を放置しておきながら、突然[[アークエンジェル|AA]]クルーを伴って帰国し、復権するや否や反[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の意思を表明した彼女に対し、今までの行動が行動なだけに「説得力が無い」と痛烈に批判した。<br />
; [[シン・アスカ]]<br />
: 『Z』では同じザフト組のメンバーとして行動を共にする。<br />
:「民間人の時に戦争に巻き込まれて実の家族を失った」「ちょっとした事ですぐに激昂し食って掛かり反発する」「周囲の迷惑を顧みず命令無視する」「勝手に捕虜を解放してしまう」「自分の行いを顧みず別の人間に逆恨みする」等、実は経暦や性格、行動原理等に関しては、カミーユ以上にカツと似通っていたりする。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[メリッサ・マオ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて'''非常にいい顔'''で海兵隊式の訓練を受けられる羽目に。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[和泉ナナ]]<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』にて[[ロンド・ベル]]との合流地点に向かう途中、ある出来事でショックを受けてロンド・ベルから([[ガルバーFXII|乗機]]ごと)飛び出してきた彼女と出会う……ものの、直後に[[スーグニ・カットナル|カットナル]]と[[ヤッター・ラ・ケルナグール|ケルナグール]]率いる[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]部隊に囲まれ、[[Gディフェンサー]]&[[ガルバーFXII]]の2機のみで味方の到着まで耐えきる事態になってしまう。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
;キッカ「お姉ちゃん私もやっつけにいく!」<br/>カツ「戦争なんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!」<br/>レツ「怖いんだぞ!」<br/>キッカ「怖くないもん!!」<br />
:第5話「大気圏突入」において。この時点ではカツはまだ冷静である。<br />
;「アムロよくやったぞ」<br />
:『冒険王』で連載された岡崎優氏による[[漫画|漫画版]]の台詞。妙に[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して上から目線な台詞な辺り、『Ζ』期のカツの性格を先見している気がしないでもない。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
;「僕らにとって、いえ、[[フラウ・コバヤシ|母]]にとっては[[アムロ・レイ|アムロさん]]はヒーローだったんです。そんなことを言わずに、『地下にモビルスーツが隠してある』とくらい言ってください」<br />
:第13話「シャトル発進」より。アムロを[[エゥーゴ]]に参加するように[[説得]]しにきた時の台詞。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではアムロはそんな期待に応えて(?)本当に[[ガンダム]](フラグ次第では[[G-3ガンダム]])を地下に隠していた(今作ではガンダムは破壊されていない為、パワーアップもされている)。また、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では[[リ・ガズィ]]を隠していた。<br />
:ちなみに、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|後年の作品]]において、[[フリーダムガンダム|実際に『地下にモビルスーツが隠してあった』]]例がある。<br />
;「これが全天視界モニターか。すごいなぁ」<br />
:第15話「カツの出撃」より。整備中の[[ガンダムMk-II]]のコクピットへ乗り込んだ時の台詞。<br />
:最新鋭機、かつあのガンダムの後継機を目の前に心を踊らせるが、浮かれついでに電源が入ったままの操縦レバーに素手で触ろうとして感電しそうになり、傍らのカミーユの叱責を受ける事に。<br />
;「ごめんなさい、父さん!で、でもね…僕、見えない敵が見えたんだ…!ホントだ!」<br />
:同じく第15話より。無断出撃の罰としてハヤトからの「[[修正]]」を受けた際、殴られながらの弁明。<br />
:カツ自身もニュータイプへ覚醒しつつあることを示唆している台詞。<br />
;「人間って、そんなに信じられないのか…」<br />
:第25話「コロニーが落ちる日」より。捕虜の[[サラ・ザビアロフ|サラ]]に騙されて逃げられてしまい、罰として独房に入れられた時の台詞。<br />
;「できない…出撃できない! ジオンのためなんかに出撃できない!」<br />
:第44話「ゼダンの門」より。[[アクシズ]]との共同作戦の最中、苦悶の末に出撃を拒否した際の台詞。成り行きとは言え共闘の相手はかつての家族の仇、早々割り切る事など出来ないという事か。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』ではジオン残党兵との[[特殊戦闘台詞]]においても'''「恨みはこっちにだってあるんだ!」'''という台詞が有り、その根の深さが現れている。<br />
;「シロッコを殺せば、サラは考え直してくれるはずだ。」<br />
:第46話「シロッコ立つ」にて。[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を振り向かせたいあまり、あろうことかハマーンとシロッコとジャミトフとの会談に無断出撃でアーガマ代表として向かい、<br />
:話し合いの席でシロッコを射殺しようと[[グワダン]]に向かう。潜入に成功するものの、ジオン兵に不審がられそのままもみ合いになり、偶然その場にいたクワトロに助けてもらうことに。<br />
;「死ね!シロッコ!」<br />
:同話にて大混乱の中シロッコの乗ったジ・Oを見つけ、Gディフェンサーのロングライフルで射撃を行う際のセリフ。<br />
:サラを振り向かせる為に放った攻撃は、シロッコを庇ったボリノーク・サマーンのコクピットに直撃してしまう…。<br />
;「ハマーンを殺しに行くんだ。」<br />
:第48話「宇宙の渦」より。[[サラ・ザビアロフ|サラ]]が死んだ原因はハマーンにあると考え、また無断出撃してしまう。追いついたカミーユに私怨で戦う事を咎められるが、「憎いから戦えるんだろ!」と聞く耳を持たない。<br />
:余談だが、後半[[ガンダムMk-II]]が[[スーパーガンダム]]になれないのは、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]絡みでカツがGディフェンサーで無断出撃してしまうためである。<br />
;「キュベレイ?ハマーンだな!」<br />「サラ、これで仇が討てるぞ!」<br />
:キュベレイと遭遇して交戦する際に。肝心のハマーンは隕石に隠れているカミーユから放たれるプレッシャーを探っており、「違うな、さっきのプレッシャーはこいつではない。」と軽く流し全く相手にされていない。<br />
;「ハマーンはどうするんだよ!?」<br />カミーユ「まだわからないのか、お前は死んでいたんだぞ。」<br />
:カミーユとハマーンの戦闘に割り込み被弾し撃墜寸前のところをカミーユに救ってもらい、アーガマの救援に行こうとするカミーユに対して。サラへの感情が爆発してしまっている。<br />
;「そんな弾に当たるもんか!」<br />
:第49話「生命散って」において[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の攻撃を回避して調子に乗っている時の台詞。しかし、この台詞の後隕石に激突してしまい、ヤザンに止めを刺されてしまうことに。<br />
;「…サラ…また、君にあえるんだね…」<br />
:死ぬ直前の台詞。意識が朦朧とする中、サラの幻影がはっきり見えたカツにはもう生きようという意志は失われ、死ねばサラに会えるという意識が、彼から生きようという意志を奪ってしまったのかもしれない。<br />
;『なんでそう、頭だけで考えるんだ! そんなんじゃ……疲れるばかりじゃないか。』<br />『カミーユが見ているものを見てごらんよ。あの中にいる人だって、すぐこうして溶け合えるんだ』<br />
:第50話「宇宙を駆ける」より。思念体となったサラを[[説得]]しようとした台詞。死して真理がわかったカツだが、あまり人の事は言えない。また、死者同士で協力してまだ生きている人を死の世界に引きずり込もうとしていると考えると、結構ホラーなシーンである。<br />
;『あそこにいる人は一人だ。今のサラだって受け入れようとしない』<br />
:こちらは劇場版。「あそこにいる人」というのはシロッコの事。彼の傲慢な人となりを鋭く言い当てている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== TV版 ===<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;カツ「やめなよサラ!! そんな事したって、死んだ人間は生き返りはしないんだ!」<br /> サラ「! それは・・・」 <br /> カツ「死んだ人間にしばられてちゃ、生きていけないよ、サラ! サラだって、わかってるはずだろ!」 <br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』リアル系ルート第20話(『S』では第21話)「老兵の挽歌」におけるサラを説得する際の台詞。原作では考えられないほど人間的に成熟した一言であり、サラもその主張を素直に聞き入れて仲間入りする。おそらく'''スパロボ史上初、カツがまっとうな意見を述べた上で人を動かした名シーンだろう。'''<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;「クワトロ大尉! あなたはどうしてこんなことを!」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』より。クワトロ(シャア)との[[特殊戦闘台詞]]。[[バルマー戦役]]で一緒に戦った上司が、地球を本気で潰そうとした行動にカツも驚きを隠しきれなかった。<br />
;「その気持ち少しだけわかるような気がします」<br />「'''人として基から違うんでしょ。'''そんな気にもなりますよ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第20話地球ルート「強襲、砂漠の虎」より。[[コーディネイター]]の特異性を危険視する理由を述べるマードックに対し同調した際の台詞。当然ながらカミーユの怒りを買ってしまう。<br />
:カツが「[[異世界]]人、[[異星人]]等と接してきた部隊」の古参メンバーであることを考えると、違和感が有る台詞だが、そのような部隊にいて「地球人が異世界の人間や地球圏外の人間と仲良くする」展開にこぎつけた過程やケースをいくつも見てきたカツだからこそ、元を正せば同じ「地球人」である[[ナチュラル]]を敵視する[[プラント]]のコーディネイターが「自分達とは基が違う」と捉えた上で批判的な発言をするに至ったのかもしれない。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;「あの人、異常だよ…。出撃してないときはずっとシミュレーターで訓練してるんだから…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第25話「闇の在処」より。カミーユとアムロが[[セツコ・オハラ|セツコ]]のシミュレーター訓練を手伝っていると知ったときの台詞。<br />
:『第3次α』のコーディネイター批判に続きやや不用意な台詞ともとれなくもない言い回しだが、正確にはカツもカツなりにセツコを心配している事が伺えると共に、セツコが思いつめ過ぎている事を示唆する発言である。<br />
;「でも、あの人…今までアークエンジェルと一緒に訳の分からない行動をしてきたのに…いきなり、こんな所に出てきても何の説得力もないと思います」<br />
:『Z』第46話「混迷の中の正義」より。<br />
;「僕は君の使用人じゃないんだ…! そんな頭ごなしの命令なんて聞けないよ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける[[ゼラバイア]]との[[戦闘前会話]]より。高圧的な[[ソシエ・ハイム|ソシエ]]の物言いに立腹するが、直後に彼女から'''スマイル込みの煽てを受けた事で見事に丸め込まれる'''。<br />
;「うおおおおっ、突撃だぁぁっ! ガンホー! ガンホー! ガンホー!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』より。[[メリッサ・マオ|マオ]]から海兵隊式の訓練を受けられる事になった結果、そのステージの戦闘マップにて。本当にやりすぎてしまったのか、マオにカツの訓練を依頼した[[エマ・シーン|エマ]]もドン引きしていた。<br />
:なお、戦闘時の「ガンホー!」連呼は[[セツコ・オハラ|彼女]]を想起させるものである。<br />
;「だけど、考えている以上に状況は困難だぞ。…女の子は自分をわかってくれるって思い込んだ相手…特に年上の男には一途になるからな…」<br>「わかるんだよ…。そんな子を追えば、待っているのは取り返しのつかない悲しみだけだって…」<br>「だから、絶対に…クェスをシャアから取り戻そうな」<br />
:『第3次Z時獄篇』より。無断出撃を行った[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]を庇った後に語った言葉。かつて[[サラ・ザビアロフ|自ら経験した事]]だけに、弟分には経験させてはならないと考えていることがうかがえる。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』におけるカツとハサウェイの関係は、ちょうど「[[Zシリーズ]]における[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と[[シン・アスカ|シン]]の関係に似ている」と言える。<br />
;「静かにしろ、ハサウェイ!」<br/>「もし僕の名前が出ても聞こえないじゃないか…!」<br />
:『第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にて。誰が出してくれると思ったんだろう……。<br />
;「僕の力が足りないから、サラをシロッコから引き剥がすことが出来なかったんだ! 僕は強くなるんだ! あの時のような後悔を二度としないためにも!」<br />
:同話での[[戦闘前会話]]での意気込み。『Z』での正史はサラフラグ未成立らしい。「過去の苦い経験を糧にして成長しよう」というカツの強い意思が感じられる台詞である。<br />
;「あの人…[[バナージ・リンクス|バナージ]]と[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ・ザビ]]に嫉妬してそれで敵に回ったのかな」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第38話「ハマーンのためらい」より。前話で[[クロノ]]の尖兵と化し、敵対することとなった[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。<br />
:[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]から「さすがにそれはないと思いますけど…」と言われており、実際『第3次Z天獄篇』におけるリディの敵対はクロノの教義に感化されたが故のものである。<br />
:しかし、それでも根っこの部分はカツの言う通りであり、直後に[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]からも'''「個人的な感情ってのは大きな動機になる」'''と同意に近い意見を言われている。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Gディフェンサー]]<br />
:[[ガンダムMk-II]]の支援機。そのため、[[エマ・シーン|エマ]]との連携は必須である。だが…。<br />
;[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:[[エゥーゴ]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:TV版第15話「カツの出撃」で、無断出撃した時に搭乗。<br />
;[[ゲルググ]]<br />
:ハヤトの戦争博物館で操縦方法や構造を知っていた為、漂流していた戦艦内に放棄されていた本機の基盤と配線を弄って強制的に機動させた。<br />
;[[メタス]]<br />
:TV版44話「ゼダンの門」でジェリドのバイアランを大破させカミーユを救う。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』DLCシナリオ「力持ちアンダーグラウンド」において、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から借りて搭乗。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』『第3次Z時獄篇』でのデフォルト機。<br />
;[[リゼル]]<br />
:『第3次Z時獄篇』DLCシナリオ「新生代とニュータイプ」において搭乗。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではデフォルト機になっている。<br />
;[[ヘビーガン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でのデフォルト機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*当時、安彦良和氏は『[[機動戦士Ζガンダム]]』におけるカツを「レツやキッカ同様のゲストキャラ」だと思っていたらしく、後年のインタビューにおいて「あんなに活躍するキャラだったら、もっときちんとデザインすれば良かった」と後悔している。<br />
*カツは幼少期のヒーローであるアムロへの憧れから背伸びをした結果失敗して身を滅ぼしてしまう哀れな少年であり、「'''主人公補正がない人間が主人公になろうとしたらこうなる'''」という視聴者へのメッセージがカツに込められているという分析がされている。<br />
*[[小説|小説版]]ではサラより先に戦死しており、その死を彼女が気付く場面が存在する。<br />
<!--== 脚注 ==<br />
<references />--><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:カツ・コバヤシ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かつ こはやし}}<br />
[[category:登場人物か行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%99%BE%E5%BC%8F&diff=353111
百式
2020-03-04T00:07:21Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hyakushiki]]<br />[[外国語表記::Type-100]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(ベースデザイン)<br />{{メカニックデザイン|藤田一己}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSN-00100]]<br />[[型式番号::MSN-100]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18.5 m]]<br />
| 全高 = 21.4 m<br />
| 本体重量 = 31.5 t<br />
| 全備重量 = 54.5 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1850 kW<br />
| スラスター推力 = 18600 kg×4<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウムγ]]<br />
| センサー有効半径 = 11200 m<br />
| 開発者 = [[開発::M・ナガノ博士]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]](Ζ)<br />[[パイロット::ビーチャ・オーレグ]](ΖΖ)<br />
}}<br />
'''百式'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社のAEアンマン工場が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。<br />
<br />
可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い[[運動性]]を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。<br />
<br />
装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。クワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせた極めてピーキーなチューンが施されており、実質彼以外に操縦することは不可能とされる。<br />
<br />
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。<br />
<br />
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。<br />
<br />
本機の戦闘シーンは[[ビームライフル]]で相手を狙い撃つことが多い。これはクワトロ(シャア)の基本戦闘スタイルでもあり、集団戦において迂闊に白兵・格闘戦に持ち込むと相手に隙を作ってしまうからである。反面、[[ジュドー・アーシタ]]が一度だけ乗り込んだときは近接戦闘に持ち込んで素早く離脱するというもので、射撃・格闘戦共に[[ヒット&アウェイ]]戦法が多い。<br />
<br />
なお名前にはガンダムとは付いていないものの劇中では[[ガンダムタイプ]]と認識されていたことや、関連書籍などでも同様の扱いをされていることもあり、複雑な立ち位置にいる機体である。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[リック・ディアス]]を失ったクワトロ・バジーナの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤にはキュベレイとの戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]](『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』)では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。なお見た目には分かりにくいがビームライフルが新型のものに変更されており、ビームバヨネットが使用可能になっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
『Ζガンダム』『ガンダムΖΖ』を通じて活躍したMSだけあり、参戦回数はΖガンダムにも匹敵する。クワトロ(シャア)は自軍入りしないが百式は加入する、というケースも見られる。<br />
<br />
[[旧シリーズ]]では[[乗り換え]]可能な[[マップ兵器]]持ちは[[ΖΖガンダム]]と並び貴重で、経験値稼ぎに乗り回される事もあった。しかし時代を追うごと強化されていくΖガンダムには引き離され、更には個性のMAP兵器すら持たない作品も増えていくなど、次第に冷遇感が強まっていったのは否めない。MSV由来の後継機に存在ごと脅かされたり、[[ガンダムMk-II]]共々中盤には[[二軍]]落ちという目も少なくはない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:クワトロの加入と同時に入手と思われがちだが、実は彼を仲間にしなくても百式は必ず参入する。<br />
:メガバズーカランチャーは弾数式で1発しか撃てないが、以降の作品と違って幅3マス・射程1~9となって非常に使いやすい。百式の[[移動力]]は6しかないので、自分で当てにいくよりは敵側を上手く誘導して巻き込もう。今作の仕様上マップ兵器は全て非ビーム属性なので、ボスに対しても有効打を与えられる。ただし命中補正が自軍MSワースト2の85しかなく、主力NTでも全機命中は望めない。パイロットは[[集中]]を覚えるクワトロ…ではなく、[[熱血]]・[[必中]]・[[幸運]]が早期に揃うレコアの方が皮肉にも向いていたりする。<br />
:『CB』ではEN制になったため改造次第では2発撃てるようになったが、それを差し引いても幅1マス・ビーム属性と大きく弱体化。クワトロでメガバズーカランチャーを使用した時の専用[[カットイン]]が用意されており、演出面では強化されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]として、シュウの章でクワトロを説得する事で使用可能。同章の最難関「ジハード」を始め、少数で多数の敵を相手にする事の多いシュウの章ではメガバズーカランチャーの活用が鍵になる。今回のメガバズは幅が1マスになったが、攻撃力4800・射程1~12となかなかに高性能で、消費ENも僅か50なので最大5発使用できる。最終話はビーム吸収を持つ[[ヴォルクルス]]が相手で活躍できないため、それ以前の戦闘で相手が雑魚だろうと1機だろうと構わずガンガン撃つといい。<br />
:PS版のメガバズはビームライフルよりはマシ程度の火力にENフル改造でも2発が限度と弱体化してしまった。クレイバズーカが追加された分、ビームしかない[[バウンド・ドック]]よりは相手を選ばないが…。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:「乗り換え可能なマップ兵器搭載機」としては最初に登場するが、HPが[[ガンダム]]と僅差の1900しかなく、不用意に交戦すれば一撃で落とされる。マップ兵器専用と素直に割り切ろう。パイロットの[[2回行動]]が可能になってからが本番。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::陸の地形適応がBからAに上がった。また空にもBの適応が付いたが、SFC版同様飛行はできない。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:本作よりメガバズーカランチャーに[[気力]]制限が設定された。最終面で加入するが、無改造なので前線に送るのは流石に怖い。ハマーン様を説得したら大人しく後ろに下がろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『F』では顔見せ程度だったため、本格的な運用は本作から。[[フルアーマー百式改]]を入手せずDCルートに行くと強制出撃の可能性がある。<br />
:ENが『第4次』から50も引き下げられたため、10段階改造解禁前は何らかの手段で補給しない限り、どうやっても1発しかメガバズを撃てない。幸いにもビームライフルとクレイバズーカの攻撃力がそれなりにあるので、改造しておけば通常戦闘にもそこそこ参加できる。ただし運動性・限界反応はZガンダムとどっこいで、HPも2軍MS並みに低いので、しっかり改造するなり[[集中]]を使えるNTを乗せるなりしてフォローしよう。<br />
:パイロットはクワトロよりも、[[幸運]]を使えるジュドーかプル姉妹の方が向いている。他パイロットのレベル上げ用に、アムロを乗せて[[てかげん]]で削る戦法も比較的有効。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for Dreamcast]])<br />
:序盤から登場するが、途中で[[百式改]]になり、更に[[フルアーマー百式改]]にパワーアップする。百式改も同様だが、今回はメガバズーカランチャーが一直線に加え、2、3マス目の左右2マスずつにも届く。微妙な差ではあるが、初期配置の味方にマップ兵器を当てて、[[底力]]、[[ガッツ]]を発動させる戦法が行いやすくなっている。<br />
:ちなみに、百式改に強化される時期が[[バイストン・ウェル]]ルートへの分岐とほぼ同時期の為、[[オーラバリア]]の影響を受けない実弾兵器がほとんど無い百式改よりも、強化前の百式の方がまともな戦力になったはず……という結果に。プレイヤーがクレイ・バズーカのありがたみを知る事になるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:最初は敵機としてクワトロが乗って登場する。命中回避が高めだが、HPが低いためそこまで脅威ではない。味方になった後は現代編の数話のみで、未来編ではクワトロ加入後すぐに[[百式改]]になる。メガバズーカランチャーが今回は1発のみの弾数制で、[[2回行動]]からのマップ兵器こそ使えないが、前作で拡大された範囲が、今回は指揮補正や援護のために固まって動かない敵にも有効になっている。<br />
:この形態では機体性能は低い代わりに武装が優秀で、改造での攻撃上昇率に対して武器改造費用が非常に安い。フル改造することで気力105で撃てるメガバズーカランチャーの攻撃力はマップ兵器版[[∀ガンダム|月光蝶]]を上回り、空/地適正のよいクレイバズーカが地上戦ばかりの今回は非常に優秀。百式改、[[フルアーマー百式改]]と強化されるたびに武器の改造費用が大幅に上がるため、運用するなら現代編で前もって武器改造しておく事が推奨される。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ビーチャが初期パイロット。新たに採用された[[小隊]]システムに合わせ、メガバズーカランチャーは全体攻撃となった。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:概ね『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』と同じ扱い。パーツスロットが4つあるので、それを活かせば終盤の自軍参入機にも劣らない高性能機になる。スペシャルモードの場合は武装の改造効率の良さから、UCガンダム系の中でも最強クラスの機体となるポテンシャルを持つ。パイロットを選ばない機体だが、メガバズーカランチャーの燃費の悪さや、オールドタイプでも全ての武器を使えることを考えると、小隊長能力でEN消費を抑えられる[[サウス・バニング|バニング]]あたりが適任。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:後継機にあたる機体が登場しないので、クワトロの乗機として最後まで活躍することになる。<br />
:途中追加されるメガ・バズーカ・ランチャーの燃費が悪めだが、威力が高いため性能は良好。クワトロの[[小隊長能力|隊長効果]]と噛み合わないのが唯一にして最大の欠点。地形適応が宇宙Sであるため、パイロット側の適応も養成しておきたい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:39話より本格参戦。前作同様宇宙S。新たにモビルスーツ隊連携攻撃が追加。フル改造ボーナスでメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版が追加されるが、逆に言えばフル改造しなければ出撃枠争いが厳しい。<br />
:[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]には見た目は[[ガンダム]]だと言われているが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]には「[[ガンダム]]ではない」と言われ、ガンダムとは認められなかった。果たしてそれは機体か、[[シャア・アズナブル|それとも…]]。ちなみに、'''[[アムロ・レイ|アムロ]]、刹那のエースボーナスの対象外である'''。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:序盤は敵として何度か登場し、中盤から味方として参戦。最初からメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版を持っているためフル改造ボーナスがメガ・バズーカ・ランチャーの威力上昇に変更されている。決して弱い機体というわけではないのだが、強力な機体が揃う本作においてはさすがにそろそろ性能的に息切れしてきている。<br />
:Zシリーズではこれが最後の出番となっており、本作以後の所在は不明である。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:シーン2クリア後に入手。グラフィックの頭がやたら大きく完璧な2頭身体型でGB版[[スーパーロボット大戦]]の頃に近いものとなっている。恐らく64のグラフィックの使いまわしと思われる。<br />
:旧シリーズ同様にマップ兵器の存在に依存した、通常戦闘における火力の低さが欠点。UC系パイロットは2回行動が早いためMAP兵器要員として活用しよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:第1話から使用可能。グラフィックが新規に描き起こされた。通常戦闘の最強武器がクレイ・バズーカであるため火力面の息切れ感が強く、2回行動が廃止されたため直線状の射程のメガ・バズーカ・ランチャーも使いづらい。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:第1話から使用可能。メガバズーカランチャーは強力だが、やはり使いづらい。他に強力なMSも入って来る上に出撃制限も厳しいため、倉庫番の可能性が高い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部宇宙激震編から使用可能。序盤から登場する機体なので長期的な活躍は難しいが、2部は頭数が少ないため使用せざるを得ない。[[フルアーマー百式改|後継機]]が強力なのと改造段階で上回る[[ガンダム試作1号機Fb]]がいるため目立たないが、必要気力100で最初からマップ兵器を撃っていけるのが利点。極端な燃費の悪さは「[[起死回生]]」技能発動に利用するという手も。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:第1話から使用可能。通常武器版のメガ・バズーカ・ランチャーが追加され、欠点だった通常戦闘での火力が改善されたが、射程が5しかなく、燃費も良くない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:中盤、クワトロがこれに乗って自軍に参加する。強化イベントが無く、強制出撃も自軍参入時のみであるため、そのまま[[二軍]]落ちしやすい。一応コウを乗せればΖΖガンダム参入までは味方で唯一「覚醒」を使ってビーム属性のマップ兵器が撃てるユニットになり、[[木連]]兵器と戦う時には活躍出来る。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::新たに追加されたカスタムボーナスが「ビームコート装備」なのは、金色塗装が微弱な[[対ビームコーティング]]である設定を反映したもの。だが、カスタムボーナスとしては非常に使えない部類に入る為、今回も倉庫入りはほぼ確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:第19話に味方増援で登場。性能面はメガ・バズーカ・ランチャーが弾数制になった点以外は『A』からほぼ据え置き。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:シナリオ後半で参加。バランスの良い性能で、専属パイロットのクワトロが強い事もあり、優秀。尤もシステム上、ほぼ全てのユニットをローテーションで使用せざるを得ないのだが。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:[[νガンダム]]共々最強武器がなぜかビーム・サーベルという、シリーズでも異例の火力配分。メガ・バズーカ・ランチャーが使いやすいためスタメンとなる機会も多い。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『ガンダムΖΖ』出典のビーチャ機が他ガンダムチームMSと共に加入する。機体グラフィックと戦闘アニメが刷新された。<br />
:出典の関係から珍しくメガ・バズーカ・ランチャーを所持していないが、代わりにビーム・ライフル連射とビーム・コートを所持している。その代わり'''通常のビームライフルはなくなり'''、連射も必要気力があるので下記のカスタムボーナスなしではやや使い手を選ぶ。武装追加などのパワーアップなども行われないため、やはり最後まで使い続けるには愛がいるだろう。<br />
:幸い、他の宇宙世紀MSの主役機と同様に機体の宇宙適応はSと高い。パイロットの側でこの長所を活かしたいところ。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:マナの国ルート第16話で加入。基本的には『V』と同一だが、[[隠し要素/X|条件]]を満たすと5話程で上位性能のヤクト・ドーガ([[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ専用]]・[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス専用]])が入手できるためガンダムMk-II共々お役御免に…。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話にて加入。<br />
:『X』までと比較してカスタムボーナスの変更により攻撃力自体は上昇し、さらにビームライフル連射の弾数も増えたものの、本作はレベルデザイン的にMS系に厳しいバランス取りとなっているためやはり息切れは早い。<br />
:出典が『Ζ』に変更されているが、相変わらずメガ・バズーカ・ランチャーを所持していない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。ガンダムチームに所属。敵としては第4話に登場する。素早さが高くよく攻撃を回避してくるが、射程1の武器しかないので相手をするのは楽。なお、メガバズーカランチャーはマップ上に置かれている。<br />
:HDリメイク版では「[[てかげん|手加減]]」持ちでメガバズーカランチャーが射程5であるため、説得の下拵え役として非常に使いやすい。また、終盤で「[[かく乱]]」を覚えるのも良ポイント。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:序盤は[[ゴラオン]]、[[ゴーショーグン]](要リンク+改造)を仲間にしない限り、数少ないマップ兵器持ち。中盤で[[フルアーマー百式改]]に強化されるが、終盤は[[Iフィールド]]を持った敵がかなり出てくるため主力武装の大半がビーム兵器である当機体に資金を注ぎ込むのは得策とは言い難い。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:[[オープニング戦闘デモ]]では[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が乗っていたが、本編では[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]が序盤から搭乗する(クワトロは[[フルアーマー百式改]]に乗ってくる)。『ガンダムΖΖ』原作終了後でビーチャが乗っているが、従来通り出典は『Ζガンダム』となっている。<br />
:[[ガンダム・チーム]]の中で唯一空を飛べないため、海上マップなどで全員出撃させると一機だけ陸地に取り残されたりする。ビーチャが[[幸運]]を少ない消費SPで使えるためMAP兵器持ちの本機と相性は良いが、フルアーマー百式改より優れた点がほとんどないため、活躍の場は序盤及びルート分岐時くらいか。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤で加入。メガバズーカランチャーに単体版もあり、攻撃力はフル改造時MSではトップクラス。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『GC』と違い加入時はメガバズーカランチャーがなく、後からの追加になる。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[ガザC]]の大部隊をメガバズーカランチャーで殲滅させる作戦イベントの際、[[ララァ・スン|ララァ]]の[[エルメス]]からエネルギーを送られる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第3章でパイロットのクワトロ共々正式加入。やはりこの時点ではメガ・バズーカ・ランチャーは未実装で、5章後半での追加になる。今回は乗り換えシステムが存在しないため、DLCミッションでサザビーを入手しなければクワトロの乗機はこれで固定になる。ビーム・ライフルがロックオン特性つきでクワトロの[[精密攻撃]]+[[ニュータイプ]]スキルと相性がよく、またクレイ・バズーカには対艦、メガ・バズーカ・ランチャーには対宙特性があり状況が咬み合えばそこそこ火力も出せなくはない。<br />
:余談だが、5章「仮面の下の決意」では、まず正統ジオン軍のシャアとして[[ジオング]]に乗りアムロ達と[[ガンダムファイト|闘った]]後に戦場を離脱し、その数ターン後には百式に乗ってクワトロとして帰ってくる。ジオン軍の艦に百式を預けていたのだろうか?<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:ストーリー第2章追加のタイミングでUCアタッカー・SSRシューターが実装。SSRは後にアタッカー版とブラスター版が追加(後者はレアリティ覚醒で入手可)。<br />
:2020年2月に大器型SSRシューターが追加。現時点では進撃イベントガシャでのみ入手可能。<br />
:大器型を除きいずれのタイプもアビリティは共通で、典型的な回避重視のリアル系と言ったところ。アタッカー対応の[[指揮]]を持つため、アタッカーと組ませたい。<br />
:アリーナでは回避重視のリアル系。こちらでもアタッカー限定のバフアビリティを持つ。現在は実装時期的にどのタイプも型落ちしてしまっているが、ブラスター版は後にアップデートで強力なEXアビリティを得たため、クワトロのPアビリティ「回避アップ」「見切り」「スピードスター」と合わせれば低コストなアタッカー支援役として使える。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降も使い続けるのは少々厳しい。初期のメンツの中では冷静な参謀格としてのキャラ付けが施されているが、戦闘台詞の幾つかは敵ユニットである[[サザビー]]と被っているものが有る。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートか[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートでのみ登場。味方専用機。<br />
:メガバズーカランチャーはSRW同様マップ兵器だが、ENを改造しないと撃つこと自体ができない。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:隠しキャラとして登場。機体性能は[[Ζガンダム]]、武器は[[ガンダムMk-II]]といった構成になっているが、本機唯一にして最大の特徴としてビームサーベル、ビームライフル、クレイバズーカに'''硬直が発生しない。'''<br />
:攻撃で動きが阻害されない為快適に思えるが、後ろの敵を振り向いたりしてくれないので自分で射線をあわせよう。独自の立ち回りを要求されるテクニカルなキャラクターになっている。<br />
:必殺技はMk-IIと同じものでやや火力不足。メガバズーカランチャーを持ってきてくれたらよかったのだが。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;キック<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵されたバルカン砲。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[照準値]]低下の、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[運動性]]低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;多目的ランチャー<br />
:マニピュレーター部に装備。トリモチ等を発射する。39話などで使用。<br />
:ビームライフルが通じない大型MSやコロニー表面に張り付いているMSを無力化する際に多用していた。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:腰後部に2本マウント。リック・ディアスと同系のもの。<br />
;BR-M-87 ビーム・ライフル<br />
:本機専用のビームライフル。弾数は9発で、エネルギーパックなどはエゥーゴの標準規格の物。バックパックにマウント可能。<br />
:劇中ではハイザックやマラサイなどは1撃で破壊できるのだが、後発の高性能可変機相手には通用しない事も多々あった。<br />
:Zシリーズでは連射の後、さらに敵のそばを飛び交いながら連射する。『Z』では[[全体攻撃]]で、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』では追加の飛び交い連射が[[トドメ演出]]に変更された。攻撃前にカメラアイが光る演出は劇場版の予告編でも使われた[[アッシマー]]戦を意識したもの。<br />
;クレイ・バズーカ<br />
:エゥーゴ規格のバズーカ。こちらもバックパックにマウント可能。劇中であまり使用していない。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;BR-M-87BB ビーム・ライフル<br />
:[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時に補充された百式が装備していたビームライフル。変更点は少なく、マイナーチェンジに留まっている。<br />
:;ビームバヨネット<br />
::マイナーチェンジの際に追加された新機能。型式番号に追加されたBBは『'''B'''eam '''B'''ayonet』の頭文字になる。[[Ζガンダム]]のライフルと同様にビームサーベルとしての使用も可能。SRWでは未採用。<br />
;メガ・バズーカ・ランチャー<br />
:モビルスーツ専用の移動砲台式大型ビーム砲。MS単体では携帯不可能なサイズなためこれ自体にもスラスターが付いており、使用の際は母艦より射出され、移動用の補助ブースターとしても使用可能。膨大なエネルギーを必要とする為、発射のエネルギーチャージには時間がかかり、更に随伴機によるチャージが有っても連射は難しい(TV版ではレストアされた[[ゲルググ]]、劇場版では[[メタス]]を随伴としているが、劇場版では数発連射している)。原作では最終決戦においてはアクシズ軍の[[ガザC]]部隊は一撃でまとめて壊滅させたが、[[ドゴス・ギア]]には[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のプレッシャーによるものかカタパルトに少々損傷を与えた程度と、威力の描写にムラがある。他にも原作劇中では[[宇宙]]空間でしか使用していないが、SRWでは特に使用制限がかかったことはない。<br />
:かつてはMAP兵器専用の武器で、本機の存在意義そのものともいえるモノだったが、『COMPACT3』や『GC』等では通常武器版も登場するようになった。[[小隊]]制のシリーズでは[[全体攻撃]]になるのが通例。燃費の悪さもしっかり再現されており、充分ENを改造しないと連発は困難。作品によっては総弾数の少ない弾数制の事も。<br />
:作中でやけに外れる描写が多かったせいか命中補正にそれなりのマイナスがかかっていることが多い。<br />
;シールド<br />
:[[ハイザック]]が装備しているシールド。劇場版第3作で鹵獲品を装備した。SRW未採用。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・ライフル連射<br />
:『V』にて採用。Zシリーズのビームライフルが必殺武器に昇格したような攻撃で、戦闘演出も動作はほぼそのままブラッシュアップした形になっており、フィニッシュも狙い済ました一射に変更されている。そこそこの射程と威力のあるP兵器のため使いではあるが、弾数が他の機体のビームライフルの半分程度で必要気力(110)がある。<br />
;連続攻撃<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;モビルスーツ隊連携攻撃<br />
:[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の[[リック・ディアス]]小隊随伴による連携攻撃。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で追加。弾数式で2発。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]特性がある。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。<br />
;[[対ビームコーティング|ビーム・コート]]<br />
:本機の一番の特徴であるのが、一部作品でしか装備されてない。<br />
:余談だが『Ζガンダム』本編では敵MSの高性能化が著しいのもあってか、ビームが当っても防ぎきれずに破損することが多くなっていった。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[ビームコート]]装備<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー』の攻撃力+400<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
;全ての武器の攻撃力が+100され、移動後に使用可能になる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』。後者の実質的な対象はクレイバズーカ(しかもビームライフル連射と射程が1しか違わない)のみでその恩恵は薄いように思えるが、ビームライフル連射の弾数の少なさや(さほど高くないものの)必要気力もあるため、使い勝手には案外影響がある。<br />
;全ての武器の攻撃力+300、射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。ビームライフル連射の弾数が増えたこともあり、必要気力さえ賄えればほぼ上記二作の上位互換といえる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて。限定版では原曲バージョンが設定される。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:デルタガンダム|デルタガンダム]](SRW未登場)<br />
:フレーム強度の問題で廃案となった百式本来の姿。<br />
;[[デルタプラス]]<br />
:デルタガンダムの問題を解決し再設計した可変MS。<br />
;[[百式改]]<br />
:百式の改良機。<br />
:;[[フルアーマー百式改]]<br />
::百式改にフルアーマー装備を施したもの。<br />
<br />
=== 他作品の関連機 ===<br />
;[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]<br />
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する機体で、百式をオマージュした機体。<br />
;[[周瑜ヒャクシキ]]<br />
:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場する、百式が演者のキャラ。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[SDガンダム外伝]] ジークジオン編』に登場する、百式がモチーフのキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の登場メカ「ザンダクロス(正式名称は'''ジュド''')」は外観が百式に似ており、劇場版ではさらに元ネタに近い容姿になっている。<br />
*デザインを担当したたかや健二は、藤子不二雄ファンクラブの会報誌「Neo Utopia」似て百式をモチーフにしたことを認めている。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001JSZ5ZM</amazon><amazon>B00030EVCK</amazon><amazon>B0002YNR54</amazon><amazon>B001KTTLQY</amazon><amazon>B00030EU44</amazon><amazon>B000ARCKKQ</amazon><amazon>B00U7A8I52</amazon><amazon>B001JSXADG</amazon><amazon>B001GYYL22</amazon><amazon>B000VD5GNW</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0037OPYZ2</amazon><amazon>B0002UAHZ6</amazon><amazon>B000FI9JTA</amazon><amazon>B0003095S0</amazon><amazon>B0002YM3TK</amazon><amazon>B0007WG3PW</amazon><amazon>B00IL1E6IM</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B00DTO7C82</amazon><amazon>B00EY8RSFY</amazon><amazon>B0000WWQI2</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:百式]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひやくしき}}<br />
[[category:登場メカは行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%99%BE%E5%BC%8F&diff=353110
百式
2020-03-04T00:06:07Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hyakushiki]]<br />[[外国語表記::Type-100]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(ベースデザイン)<br />{{メカニックデザイン|藤田一己}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSN-00100]]<br />[[型式番号::MSN-100]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18.5 m]]<br />
| 全高 = 21.4 m<br />
| 本体重量 = 31.5 t<br />
| 全備重量 = 54.5 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1850 kW<br />
| スラスター推力 = 18600 kg×4<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウムγ]]<br />
| センサー有効半径 = 11200 m<br />
| 開発者 = [[開発::M・ナガノ博士]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]](Ζ)<br />[[パイロット::ビーチャ・オーレグ]](ΖΖ)<br />
}}<br />
'''百式'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社のAEアンマン工場が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。<br />
<br />
可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い[[運動性]]を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。<br />
<br />
装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。クワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせた極めてピーキーなチューンが施されており、実質彼以外に操縦することは不可能とされる。<br />
<br />
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。<br />
<br />
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。<br />
<br />
本機の戦闘シーンは[[ビームライフル]]で相手を狙い撃つことが多い。これはクワトロ(シャア)の基本戦闘スタイルでもあり、集団戦において迂闊に白兵・格闘戦に持ち込むと相手に隙を作ってしまうからである。反面、[[ジュドー・アーシタ]]が一度だけ乗り込んだときは近接戦闘に持ち込んで素早く離脱するというもので、射撃・格闘戦共に[[ヒット&アウェイ]]戦法が多い。<br />
<br />
なお名前にはガンダムとは付いていないものの劇中では[[ガンダムタイプ]]と認識されていたことや、関連書籍などでも同様の扱いをされていることもあり、複雑な立ち位置にいる機体である。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[リック・ディアス]]を失ったクワトロ・バジーナの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤にはキュベレイとの戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]](『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』)では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。なお見た目には分かりにくいがビームライフルが新型のものに変更されており、ビームバヨネットが使用可能になっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
『Ζガンダム』『ガンダムΖΖ』を通じて活躍したMSだけあり、参戦回数はΖガンダムにも匹敵する。クワトロ(シャア)は自軍入りしないが百式は加入する、というケースも見られる。<br />
<br />
[[旧シリーズ]]では[[乗り換え]]可能な[[マップ兵器]]持ちは[[ΖΖガンダム]]と並び貴重で、経験値稼ぎに乗り回される事もあった。しかし時代を追うごと強化されていくΖガンダムには引き離され、更には個性のMAP兵器すら持たない作品も増えていくなど、次第に冷遇感が強まっていったのは否めない。MSV由来の後継機に存在ごと脅かされたり、[[ガンダムMk-II]]共々中盤には[[二軍]]落ちという目も少なくはない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:クワトロの加入と同時に入手と思われがちだが、実は彼を仲間にしなくても百式は必ず参入する。<br />
:メガバズーカランチャーは弾数式で1発しか撃てないが、以降の作品と違って幅3マス・射程1~9となって非常に使いやすい。百式の[[移動力]]は6しかないので、自分で当てにいくよりは敵側を上手く誘導して巻き込もう。今作の仕様上ビーム属性ではないため、ボスに対しても有効打を与えられる。ただし命中補正が自軍MSワースト2の85しかなく、主力NTでも全機命中は望めない。パイロットは[[集中]]を覚えるクワトロ…ではなく、[[熱血]]・[[必中]]・[[幸運]]が早期に揃うレコアの方が皮肉にも向いていたりする。<br />
:『CB』ではEN制になったため改造次第では2発撃てるようになったが、それを差し引いても幅1マス・ビーム属性と大きく弱体化。クワトロでメガバズーカランチャーを使用した時の専用[[カットイン]]が用意されており、演出面では強化されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]として、シュウの章でクワトロを説得する事で使用可能。同章の最難関「ジハード」を始め、少数で多数の敵を相手にする事の多いシュウの章ではメガバズーカランチャーの活用が鍵になる。今回のメガバズは幅が1マスになったが、攻撃力4800・射程1~12となかなかに高性能で、消費ENも僅か50なので最大5発使用できる。最終話はビーム吸収を持つ[[ヴォルクルス]]が相手で活躍できないため、それ以前の戦闘で相手が雑魚だろうと1機だろうと構わずガンガン撃つといい。<br />
:PS版のメガバズはビームライフルよりはマシ程度の火力にENフル改造でも2発が限度と弱体化してしまった。クレイバズーカが追加された分、ビームしかない[[バウンド・ドック]]よりは相手を選ばないが…。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:「乗り換え可能なマップ兵器搭載機」としては最初に登場するが、HPが[[ガンダム]]と僅差の1900しかなく、不用意に交戦すれば一撃で落とされる。マップ兵器専用と素直に割り切ろう。パイロットの[[2回行動]]が可能になってからが本番。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::陸の地形適応がBからAに上がった。また空にもBの適応が付いたが、SFC版同様飛行はできない。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:本作よりメガバズーカランチャーに[[気力]]制限が設定された。最終面で加入するが、無改造なので前線に送るのは流石に怖い。ハマーン様を説得したら大人しく後ろに下がろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『F』では顔見せ程度だったため、本格的な運用は本作から。[[フルアーマー百式改]]を入手せずDCルートに行くと強制出撃の可能性がある。<br />
:ENが『第4次』から50も引き下げられたため、10段階改造解禁前は何らかの手段で補給しない限り、どうやっても1発しかメガバズを撃てない。幸いにもビームライフルとクレイバズーカの攻撃力がそれなりにあるので、改造しておけば通常戦闘にもそこそこ参加できる。ただし運動性・限界反応はZガンダムとどっこいで、HPも2軍MS並みに低いので、しっかり改造するなり[[集中]]を使えるNTを乗せるなりしてフォローしよう。<br />
:パイロットはクワトロよりも、[[幸運]]を使えるジュドーかプル姉妹の方が向いている。他パイロットのレベル上げ用に、アムロを乗せて[[てかげん]]で削る戦法も比較的有効。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for Dreamcast]])<br />
:序盤から登場するが、途中で[[百式改]]になり、更に[[フルアーマー百式改]]にパワーアップする。百式改も同様だが、今回はメガバズーカランチャーが一直線に加え、2、3マス目の左右2マスずつにも届く。微妙な差ではあるが、初期配置の味方にマップ兵器を当てて、[[底力]]、[[ガッツ]]を発動させる戦法が行いやすくなっている。<br />
:ちなみに、百式改に強化される時期が[[バイストン・ウェル]]ルートへの分岐とほぼ同時期の為、[[オーラバリア]]の影響を受けない実弾兵器がほとんど無い百式改よりも、強化前の百式の方がまともな戦力になったはず……という結果に。プレイヤーがクレイ・バズーカのありがたみを知る事になるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:最初は敵機としてクワトロが乗って登場する。命中回避が高めだが、HPが低いためそこまで脅威ではない。味方になった後は現代編の数話のみで、未来編ではクワトロ加入後すぐに[[百式改]]になる。メガバズーカランチャーが今回は1発のみの弾数制で、[[2回行動]]からのマップ兵器こそ使えないが、前作で拡大された範囲が、今回は指揮補正や援護のために固まって動かない敵にも有効になっている。<br />
:この形態では機体性能は低い代わりに武装が優秀で、改造での攻撃上昇率に対して武器改造費用が非常に安い。フル改造することで気力105で撃てるメガバズーカランチャーの攻撃力はマップ兵器版[[∀ガンダム|月光蝶]]を上回り、空/地適正のよいクレイバズーカが地上戦ばかりの今回は非常に優秀。百式改、[[フルアーマー百式改]]と強化されるたびに武器の改造費用が大幅に上がるため、運用するなら現代編で前もって武器改造しておく事が推奨される。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ビーチャが初期パイロット。新たに採用された[[小隊]]システムに合わせ、メガバズーカランチャーは全体攻撃となった。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:概ね『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』と同じ扱い。パーツスロットが4つあるので、それを活かせば終盤の自軍参入機にも劣らない高性能機になる。スペシャルモードの場合は武装の改造効率の良さから、UCガンダム系の中でも最強クラスの機体となるポテンシャルを持つ。パイロットを選ばない機体だが、メガバズーカランチャーの燃費の悪さや、オールドタイプでも全ての武器を使えることを考えると、小隊長能力でEN消費を抑えられる[[サウス・バニング|バニング]]あたりが適任。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:後継機にあたる機体が登場しないので、クワトロの乗機として最後まで活躍することになる。<br />
:途中追加されるメガ・バズーカ・ランチャーの燃費が悪めだが、威力が高いため性能は良好。クワトロの[[小隊長能力|隊長効果]]と噛み合わないのが唯一にして最大の欠点。地形適応が宇宙Sであるため、パイロット側の適応も養成しておきたい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:39話より本格参戦。前作同様宇宙S。新たにモビルスーツ隊連携攻撃が追加。フル改造ボーナスでメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版が追加されるが、逆に言えばフル改造しなければ出撃枠争いが厳しい。<br />
:[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]には見た目は[[ガンダム]]だと言われているが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]には「[[ガンダム]]ではない」と言われ、ガンダムとは認められなかった。果たしてそれは機体か、[[シャア・アズナブル|それとも…]]。ちなみに、'''[[アムロ・レイ|アムロ]]、刹那のエースボーナスの対象外である'''。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:序盤は敵として何度か登場し、中盤から味方として参戦。最初からメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版を持っているためフル改造ボーナスがメガ・バズーカ・ランチャーの威力上昇に変更されている。決して弱い機体というわけではないのだが、強力な機体が揃う本作においてはさすがにそろそろ性能的に息切れしてきている。<br />
:Zシリーズではこれが最後の出番となっており、本作以後の所在は不明である。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:シーン2クリア後に入手。グラフィックの頭がやたら大きく完璧な2頭身体型でGB版[[スーパーロボット大戦]]の頃に近いものとなっている。恐らく64のグラフィックの使いまわしと思われる。<br />
:旧シリーズ同様にマップ兵器の存在に依存した、通常戦闘における火力の低さが欠点。UC系パイロットは2回行動が早いためMAP兵器要員として活用しよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:第1話から使用可能。グラフィックが新規に描き起こされた。通常戦闘の最強武器がクレイ・バズーカであるため火力面の息切れ感が強く、2回行動が廃止されたため直線状の射程のメガ・バズーカ・ランチャーも使いづらい。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:第1話から使用可能。メガバズーカランチャーは強力だが、やはり使いづらい。他に強力なMSも入って来る上に出撃制限も厳しいため、倉庫番の可能性が高い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部宇宙激震編から使用可能。序盤から登場する機体なので長期的な活躍は難しいが、2部は頭数が少ないため使用せざるを得ない。[[フルアーマー百式改|後継機]]が強力なのと改造段階で上回る[[ガンダム試作1号機Fb]]がいるため目立たないが、必要気力100で最初からマップ兵器を撃っていけるのが利点。極端な燃費の悪さは「[[起死回生]]」技能発動に利用するという手も。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:第1話から使用可能。通常武器版のメガ・バズーカ・ランチャーが追加され、欠点だった通常戦闘での火力が改善されたが、射程が5しかなく、燃費も良くない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:中盤、クワトロがこれに乗って自軍に参加する。強化イベントが無く、強制出撃も自軍参入時のみであるため、そのまま[[二軍]]落ちしやすい。一応コウを乗せればΖΖガンダム参入までは味方で唯一「覚醒」を使ってビーム属性のマップ兵器が撃てるユニットになり、[[木連]]兵器と戦う時には活躍出来る。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::新たに追加されたカスタムボーナスが「ビームコート装備」なのは、金色塗装が微弱な[[対ビームコーティング]]である設定を反映したもの。だが、カスタムボーナスとしては非常に使えない部類に入る為、今回も倉庫入りはほぼ確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:第19話に味方増援で登場。性能面はメガ・バズーカ・ランチャーが弾数制になった点以外は『A』からほぼ据え置き。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:シナリオ後半で参加。バランスの良い性能で、専属パイロットのクワトロが強い事もあり、優秀。尤もシステム上、ほぼ全てのユニットをローテーションで使用せざるを得ないのだが。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:[[νガンダム]]共々最強武器がなぜかビーム・サーベルという、シリーズでも異例の火力配分。メガ・バズーカ・ランチャーが使いやすいためスタメンとなる機会も多い。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『ガンダムΖΖ』出典のビーチャ機が他ガンダムチームMSと共に加入する。機体グラフィックと戦闘アニメが刷新された。<br />
:出典の関係から珍しくメガ・バズーカ・ランチャーを所持していないが、代わりにビーム・ライフル連射とビーム・コートを所持している。その代わり'''通常のビームライフルはなくなり'''、連射も必要気力があるので下記のカスタムボーナスなしではやや使い手を選ぶ。武装追加などのパワーアップなども行われないため、やはり最後まで使い続けるには愛がいるだろう。<br />
:幸い、他の宇宙世紀MSの主役機と同様に機体の宇宙適応はSと高い。パイロットの側でこの長所を活かしたいところ。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:マナの国ルート第16話で加入。基本的には『V』と同一だが、[[隠し要素/X|条件]]を満たすと5話程で上位性能のヤクト・ドーガ([[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ専用]]・[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス専用]])が入手できるためガンダムMk-II共々お役御免に…。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話にて加入。<br />
:『X』までと比較してカスタムボーナスの変更により攻撃力自体は上昇し、さらにビームライフル連射の弾数も増えたものの、本作はレベルデザイン的にMS系に厳しいバランス取りとなっているためやはり息切れは早い。<br />
:出典が『Ζ』に変更されているが、相変わらずメガ・バズーカ・ランチャーを所持していない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。ガンダムチームに所属。敵としては第4話に登場する。素早さが高くよく攻撃を回避してくるが、射程1の武器しかないので相手をするのは楽。なお、メガバズーカランチャーはマップ上に置かれている。<br />
:HDリメイク版では「[[てかげん|手加減]]」持ちでメガバズーカランチャーが射程5であるため、説得の下拵え役として非常に使いやすい。また、終盤で「[[かく乱]]」を覚えるのも良ポイント。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:序盤は[[ゴラオン]]、[[ゴーショーグン]](要リンク+改造)を仲間にしない限り、数少ないマップ兵器持ち。中盤で[[フルアーマー百式改]]に強化されるが、終盤は[[Iフィールド]]を持った敵がかなり出てくるため主力武装の大半がビーム兵器である当機体に資金を注ぎ込むのは得策とは言い難い。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:[[オープニング戦闘デモ]]では[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が乗っていたが、本編では[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]が序盤から搭乗する(クワトロは[[フルアーマー百式改]]に乗ってくる)。『ガンダムΖΖ』原作終了後でビーチャが乗っているが、従来通り出典は『Ζガンダム』となっている。<br />
:[[ガンダム・チーム]]の中で唯一空を飛べないため、海上マップなどで全員出撃させると一機だけ陸地に取り残されたりする。ビーチャが[[幸運]]を少ない消費SPで使えるためMAP兵器持ちの本機と相性は良いが、フルアーマー百式改より優れた点がほとんどないため、活躍の場は序盤及びルート分岐時くらいか。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤で加入。メガバズーカランチャーに単体版もあり、攻撃力はフル改造時MSではトップクラス。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『GC』と違い加入時はメガバズーカランチャーがなく、後からの追加になる。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[ガザC]]の大部隊をメガバズーカランチャーで殲滅させる作戦イベントの際、[[ララァ・スン|ララァ]]の[[エルメス]]からエネルギーを送られる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第3章でパイロットのクワトロ共々正式加入。やはりこの時点ではメガ・バズーカ・ランチャーは未実装で、5章後半での追加になる。今回は乗り換えシステムが存在しないため、DLCミッションでサザビーを入手しなければクワトロの乗機はこれで固定になる。ビーム・ライフルがロックオン特性つきでクワトロの[[精密攻撃]]+[[ニュータイプ]]スキルと相性がよく、またクレイ・バズーカには対艦、メガ・バズーカ・ランチャーには対宙特性があり状況が咬み合えばそこそこ火力も出せなくはない。<br />
:余談だが、5章「仮面の下の決意」では、まず正統ジオン軍のシャアとして[[ジオング]]に乗りアムロ達と[[ガンダムファイト|闘った]]後に戦場を離脱し、その数ターン後には百式に乗ってクワトロとして帰ってくる。ジオン軍の艦に百式を預けていたのだろうか?<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:ストーリー第2章追加のタイミングでUCアタッカー・SSRシューターが実装。SSRは後にアタッカー版とブラスター版が追加(後者はレアリティ覚醒で入手可)。<br />
:2020年2月に大器型SSRシューターが追加。現時点では進撃イベントガシャでのみ入手可能。<br />
:大器型を除きいずれのタイプもアビリティは共通で、典型的な回避重視のリアル系と言ったところ。アタッカー対応の[[指揮]]を持つため、アタッカーと組ませたい。<br />
:アリーナでは回避重視のリアル系。こちらでもアタッカー限定のバフアビリティを持つ。現在は実装時期的にどのタイプも型落ちしてしまっているが、ブラスター版は後にアップデートで強力なEXアビリティを得たため、クワトロのPアビリティ「回避アップ」「見切り」「スピードスター」と合わせれば低コストなアタッカー支援役として使える。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降も使い続けるのは少々厳しい。初期のメンツの中では冷静な参謀格としてのキャラ付けが施されているが、戦闘台詞の幾つかは敵ユニットである[[サザビー]]と被っているものが有る。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートか[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートでのみ登場。味方専用機。<br />
:メガバズーカランチャーはSRW同様マップ兵器だが、ENを改造しないと撃つこと自体ができない。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:隠しキャラとして登場。機体性能は[[Ζガンダム]]、武器は[[ガンダムMk-II]]といった構成になっているが、本機唯一にして最大の特徴としてビームサーベル、ビームライフル、クレイバズーカに'''硬直が発生しない。'''<br />
:攻撃で動きが阻害されない為快適に思えるが、後ろの敵を振り向いたりしてくれないので自分で射線をあわせよう。独自の立ち回りを要求されるテクニカルなキャラクターになっている。<br />
:必殺技はMk-IIと同じものでやや火力不足。メガバズーカランチャーを持ってきてくれたらよかったのだが。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;キック<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵されたバルカン砲。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[照準値]]低下の、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[運動性]]低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;多目的ランチャー<br />
:マニピュレーター部に装備。トリモチ等を発射する。39話などで使用。<br />
:ビームライフルが通じない大型MSやコロニー表面に張り付いているMSを無力化する際に多用していた。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:腰後部に2本マウント。リック・ディアスと同系のもの。<br />
;BR-M-87 ビーム・ライフル<br />
:本機専用のビームライフル。弾数は9発で、エネルギーパックなどはエゥーゴの標準規格の物。バックパックにマウント可能。<br />
:劇中ではハイザックやマラサイなどは1撃で破壊できるのだが、後発の高性能可変機相手には通用しない事も多々あった。<br />
:Zシリーズでは連射の後、さらに敵のそばを飛び交いながら連射する。『Z』では[[全体攻撃]]で、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』では追加の飛び交い連射が[[トドメ演出]]に変更された。攻撃前にカメラアイが光る演出は劇場版の予告編でも使われた[[アッシマー]]戦を意識したもの。<br />
;クレイ・バズーカ<br />
:エゥーゴ規格のバズーカ。こちらもバックパックにマウント可能。劇中であまり使用していない。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;BR-M-87BB ビーム・ライフル<br />
:[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時に補充された百式が装備していたビームライフル。変更点は少なく、マイナーチェンジに留まっている。<br />
:;ビームバヨネット<br />
::マイナーチェンジの際に追加された新機能。型式番号に追加されたBBは『'''B'''eam '''B'''ayonet』の頭文字になる。[[Ζガンダム]]のライフルと同様にビームサーベルとしての使用も可能。SRWでは未採用。<br />
;メガ・バズーカ・ランチャー<br />
:モビルスーツ専用の移動砲台式大型ビーム砲。MS単体では携帯不可能なサイズなためこれ自体にもスラスターが付いており、使用の際は母艦より射出され、移動用の補助ブースターとしても使用可能。膨大なエネルギーを必要とする為、発射のエネルギーチャージには時間がかかり、更に随伴機によるチャージが有っても連射は難しい(TV版ではレストアされた[[ゲルググ]]、劇場版では[[メタス]]を随伴としているが、劇場版では数発連射している)。原作では最終決戦においてはアクシズ軍の[[ガザC]]部隊は一撃でまとめて壊滅させたが、[[ドゴス・ギア]]には[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のプレッシャーによるものかカタパルトに少々損傷を与えた程度と、威力の描写にムラがある。他にも原作劇中では[[宇宙]]空間でしか使用していないが、SRWでは特に使用制限がかかったことはない。<br />
:かつてはMAP兵器専用の武器で、本機の存在意義そのものともいえるモノだったが、『COMPACT3』や『GC』等では通常武器版も登場するようになった。[[小隊]]制のシリーズでは[[全体攻撃]]になるのが通例。燃費の悪さもしっかり再現されており、充分ENを改造しないと連発は困難。作品によっては総弾数の少ない弾数制の事も。<br />
:作中でやけに外れる描写が多かったせいか命中補正にそれなりのマイナスがかかっていることが多い。<br />
;シールド<br />
:[[ハイザック]]が装備しているシールド。劇場版第3作で鹵獲品を装備した。SRW未採用。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・ライフル連射<br />
:『V』にて採用。Zシリーズのビームライフルが必殺武器に昇格したような攻撃で、戦闘演出も動作はほぼそのままブラッシュアップした形になっており、フィニッシュも狙い済ました一射に変更されている。そこそこの射程と威力のあるP兵器のため使いではあるが、弾数が他の機体のビームライフルの半分程度で必要気力(110)がある。<br />
;連続攻撃<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;モビルスーツ隊連携攻撃<br />
:[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の[[リック・ディアス]]小隊随伴による連携攻撃。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で追加。弾数式で2発。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]特性がある。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。<br />
;[[対ビームコーティング|ビーム・コート]]<br />
:本機の一番の特徴であるのが、一部作品でしか装備されてない。<br />
:余談だが『Ζガンダム』本編では敵MSの高性能化が著しいのもあってか、ビームが当っても防ぎきれずに破損することが多くなっていった。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[ビームコート]]装備<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー』の攻撃力+400<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
;全ての武器の攻撃力が+100され、移動後に使用可能になる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』。後者の実質的な対象はクレイバズーカ(しかもビームライフル連射と射程が1しか違わない)のみでその恩恵は薄いように思えるが、ビームライフル連射の弾数の少なさや(さほど高くないものの)必要気力もあるため、使い勝手には案外影響がある。<br />
;全ての武器の攻撃力+300、射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。ビームライフル連射の弾数が増えたこともあり、必要気力さえ賄えればほぼ上記二作の上位互換といえる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて。限定版では原曲バージョンが設定される。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:デルタガンダム|デルタガンダム]](SRW未登場)<br />
:フレーム強度の問題で廃案となった百式本来の姿。<br />
;[[デルタプラス]]<br />
:デルタガンダムの問題を解決し再設計した可変MS。<br />
;[[百式改]]<br />
:百式の改良機。<br />
:;[[フルアーマー百式改]]<br />
::百式改にフルアーマー装備を施したもの。<br />
<br />
=== 他作品の関連機 ===<br />
;[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]<br />
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する機体で、百式をオマージュした機体。<br />
;[[周瑜ヒャクシキ]]<br />
:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場する、百式が演者のキャラ。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[SDガンダム外伝]] ジークジオン編』に登場する、百式がモチーフのキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の登場メカ「ザンダクロス(正式名称は'''ジュド''')」は外観が百式に似ており、劇場版ではさらに元ネタに近い容姿になっている。<br />
*デザインを担当したたかや健二は、藤子不二雄ファンクラブの会報誌「Neo Utopia」似て百式をモチーフにしたことを認めている。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001JSZ5ZM</amazon><amazon>B00030EVCK</amazon><amazon>B0002YNR54</amazon><amazon>B001KTTLQY</amazon><amazon>B00030EU44</amazon><amazon>B000ARCKKQ</amazon><amazon>B00U7A8I52</amazon><amazon>B001JSXADG</amazon><amazon>B001GYYL22</amazon><amazon>B000VD5GNW</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0037OPYZ2</amazon><amazon>B0002UAHZ6</amazon><amazon>B000FI9JTA</amazon><amazon>B0003095S0</amazon><amazon>B0002YM3TK</amazon><amazon>B0007WG3PW</amazon><amazon>B00IL1E6IM</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B00DTO7C82</amazon><amazon>B00EY8RSFY</amazon><amazon>B0000WWQI2</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:百式]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひやくしき}}<br />
[[category:登場メカは行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%99%BE%E5%BC%8F&diff=353101
百式
2020-03-03T18:53:39Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hyakushiki]]<br />[[外国語表記::Type-100]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(ベースデザイン)<br />{{メカニックデザイン|藤田一己}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSN-00100]]<br />[[型式番号::MSN-100]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18.5 m]]<br />
| 全高 = 21.4 m<br />
| 本体重量 = 31.5 t<br />
| 全備重量 = 54.5 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1850 kW<br />
| スラスター推力 = 18600 kg×4<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウムγ]]<br />
| センサー有効半径 = 11200 m<br />
| 開発者 = [[開発::M・ナガノ博士]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]](Ζ)<br />[[パイロット::ビーチャ・オーレグ]](ΖΖ)<br />
}}<br />
'''百式'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社のAEアンマン工場が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。<br />
<br />
可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い[[運動性]]を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。<br />
<br />
装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。クワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせた極めてピーキーなチューンが施されており、実質彼以外に操縦することは不可能とされる。<br />
<br />
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。<br />
<br />
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。<br />
<br />
本機の戦闘シーンは[[ビームライフル]]で相手を狙い撃つことが多い。これはクワトロ(シャア)の基本戦闘スタイルでもあり、集団戦において迂闊に白兵・格闘戦に持ち込むと相手に隙を作ってしまうからである。反面、[[ジュドー・アーシタ]]が一度だけ乗り込んだときは近接戦闘に持ち込んで素早く離脱するというもので、射撃・格闘戦共に[[ヒット&アウェイ]]戦法が多い。<br />
<br />
なお名前にはガンダムとは付いていないものの劇中では[[ガンダムタイプ]]と認識されていたことや、関連書籍などでも同様の扱いをされていることもあり、複雑な立ち位置にいる機体である。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[リック・ディアス]]を失ったクワトロ・バジーナの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤にはキュベレイとの戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]](『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』)では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。なお見た目には分かりにくいがビームライフルが新型のものに変更されており、ビームバヨネットが使用可能になっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
『Ζガンダム』『ガンダムΖΖ』を通じて活躍したMSだけあり、参戦回数はΖガンダムにも匹敵する。クワトロ(シャア)は自軍入りしないが百式は加入する、というケースも見られる。<br />
<br />
[[旧シリーズ]]では[[乗り換え]]可能な[[マップ兵器]]持ちは[[ΖΖガンダム]]と並び貴重で、経験値稼ぎに乗り回される事もあった。しかし時代を追うごと強化されていくΖガンダムには引き離され、更には個性のMAP兵器すら持たない作品も増えていくなど、次第に冷遇感が強まっていったのは否めない。MSV由来の後継機に存在ごと脅かされたり、[[ガンダムMk-II]]共々中盤には[[二軍]]落ちという目も少なくはない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:クワトロの加入と同時に入手……するが、実は彼を仲間にしなくても百式は必ず参入する。<br />
:メガバズーカランチャーは弾数式で1発しか撃てないが、以降のシリーズとは異なり攻撃範囲が幅3マスの射程9となっており、かなり強力。同武装の扱い方次第で戦局を一変すると言ってもいいだろう。百式の[[移動力]]は6しかないので、自分で当てにいくよりは、敵を誘導するようにするとより多くの敵を巻き込むことが出来る。[[ビーム兵器]]ではないため、ボス敵に対しても大活躍する。『CB』ではEN制になったため改造次第では2発撃てるようになったが、幅1マス・ビーム属性と大きく弱体化。クワトロでメガバズーカランチャーを使用した時の専用[[カットイン]]が用意されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]として、シュウの章でクワトロを説得する事で使用可能。同章の最難関「ジハード」を始め、少数で多数の敵を相手にする事の多いシュウの章ではメガバズーカランチャーの活用が鍵になる。今回のメガバズは幅が1マスになったが、攻撃力4800・射程1~12となかなかに高性能で、消費ENも僅か50なので最大5発使用できる。最終話はビーム吸収を持つ[[ヴォルクルス]]が相手で活躍できないため、それ以前の戦闘で相手が雑魚だろうと1機だろうと構わずガンガン撃つといい。PS版のメガバズはビームライフルよりはマシ程度の火力にENフル改造でも2発が限度と弱体化してしまった。クレイバズーカが追加された分、ビームしかない[[バウンド・ドック]]よりは相手を選ばないが…。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:「乗り換え可能なマップ兵器搭載機」としては最初に登場するが、HPが著しく低い([[ガンダム]]との差が僅か100で、数少ないHPが2000を超えていないMSである)ため、不用意に交戦すれば一撃で落とされる。マップ兵器専用運用と割り切ろう。パイロットの[[2回行動]]が可能になってからが本番。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::陸の地形適応がBからAに上がった。また空にもBの適応が付いたが、SFC版同様飛行はできない。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:本作よりメガバズーカランチャーに[[気力]]制限が設定された。最終面で加入するが、無改造なので前線に送るのは流石に怖い。メガバズを撃ったら大人しく後ろに下げよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『F』では顔見せ程度だったため、本作より本格的に使用できるようになった。[[フルアーマー百式改]]を入手せずDCルートに行くと強制出撃の可能性がある。<br />
:ENが『第4次』から50も引き下げられたため、10段階改造解禁前は何らかの手段で補給しない限り、どうやっても1発しかメガバズを撃てない。幸いにもビームライフルとクレイバズーカの攻撃力がそれなりにあるので、改造しておけば通常戦闘にもそこそこ参加できる。ただし運動性・限界反応はZガンダムとどっこいで、HPも2軍MS並みに低いので、しっかり改造するなり[[集中]]を使えるNTを乗せるなりしてフォローしよう。<br />
:パイロットはクワトロよりも、[[幸運]]を使えるジュドーかプル姉妹の方が向いている。他パイロットのレベル上げ用に、アムロを乗せて[[てかげん]]で削る戦法も比較的有効。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for Dreamcast]])<br />
:序盤から登場するが、途中で[[百式改]]になり、更に[[フルアーマー百式改]]にパワーアップする。百式改も同様だが、今回はメガバズーカランチャーが一直線に加え、2、3マス目の左右2マスずつにも届く。微妙な差ではあるが、初期配置の味方にマップ兵器を当てて、[[底力]]、[[ガッツ]]を発動させる戦法が行いやすくなっている。<br />
:ちなみに、百式改に強化される時期が[[バイストン・ウェル]]ルートへの分岐とほぼ同時期の為、[[オーラバリア]]の影響を受けない実弾兵器がほとんど無い百式改よりも、強化前の百式の方がまともな戦力になったはず……という結果に。プレイヤーがクレイ・バズーカのありがたみを知る事になるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:最初は敵機としてクワトロが乗って登場する。命中回避が高めだが、HPが低いためそこまで脅威ではない。味方になった後は現代編の数話のみで、未来編ではクワトロ加入後すぐに[[百式改]]になる。メガバズーカランチャーが今回は1発のみの弾数制で、[[2回行動]]からのマップ兵器こそ使えないが、前作で拡大された範囲が、今回は指揮補正や援護のために固まって動かない敵にも有効になっている。<br />
:この形態では機体性能は低い代わりに武装が優秀で、改造での攻撃上昇率に対して武器改造費用が非常に安い。フル改造することで気力105で撃てるメガバズーカランチャーの攻撃力はマップ兵器版[[∀ガンダム|月光蝶]]を上回り、空/地適正のよいクレイバズーカが地上戦ばかりの今回は非常に優秀。百式改、[[フルアーマー百式改]]と強化されるたびに武器の改造費用が大幅に上がるため、運用するなら現代編で前もって武器改造しておく事が推奨される。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ビーチャが初期パイロット。新たに採用された[[小隊]]システムに合わせ、メガバズーカランチャーは全体攻撃となった。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:概ね『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』と同じ扱い。パーツスロットが4つあるので、それを活かせば終盤の自軍参入機にも劣らない高性能機になる。スペシャルモードの場合は武装の改造効率の良さから、UCガンダム系の中でも最強クラスの機体となるポテンシャルを持つ。パイロットを選ばない機体だが、メガバズーカランチャーの燃費の悪さや、オールドタイプでも全ての武器を使えることを考えると、小隊長能力でEN消費を抑えられる[[サウス・バニング|バニング]]あたりが適任。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:後継機にあたる機体が登場しないので、クワトロの乗機として最後まで活躍することになる。<br />
:途中追加されるメガ・バズーカ・ランチャーの燃費が悪めだが、威力が高いため性能は良好。クワトロの[[小隊長能力|隊長効果]]と噛み合わないのが唯一にして最大の欠点。地形適応が宇宙Sであるため、パイロット側の適応も養成しておきたい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:39話より本格参戦。前作同様宇宙S。新たにモビルスーツ隊連携攻撃が追加。フル改造ボーナスでメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版が追加されるが、逆に言えばフル改造しなければ出撃枠争いが厳しい。<br />
:[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]には見た目は[[ガンダム]]だと言われているが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]には「[[ガンダム]]ではない」と言われ、ガンダムとは認められなかった。果たしてそれは機体か、[[シャア・アズナブル|それとも…]]。ちなみに、'''[[アムロ・レイ|アムロ]]、刹那のエースボーナスの対象外である'''。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:序盤は敵として何度か登場し、中盤から味方として参戦。最初からメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版を持っているためフル改造ボーナスがメガ・バズーカ・ランチャーの威力上昇に変更されている。決して弱い機体というわけではないのだが、強力な機体が揃う本作においてはさすがにそろそろ性能的に息切れしてきている。<br />
:Zシリーズではこれが最後の出番となっており、本作以後の所在は不明である。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:シーン2クリア後に入手。グラフィックの頭がやたら大きく完璧な2頭身体型でGB版[[スーパーロボット大戦]]の頃に近いものとなっている。恐らく64のグラフィックの使いまわしと思われる。<br />
:旧シリーズ同様にマップ兵器の存在に依存した、通常戦闘における火力の低さが欠点。UC系パイロットは2回行動が早いためMAP兵器要員として活用しよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:第1話から使用可能。グラフィックが新規に描き起こされた。通常戦闘の最強武器がクレイ・バズーカであるため火力面の息切れ感が強く、2回行動が廃止されたため直線状の射程のメガ・バズーカ・ランチャーも使いづらい。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:第1話から使用可能。メガバズーカランチャーは強力だが、やはり使いづらい。他に強力なMSも入って来る上に出撃制限も厳しいため、倉庫番の可能性が高い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部宇宙激震編から使用可能。序盤から登場する機体なので長期的な活躍は難しいが、2部は頭数が少ないため使用せざるを得ない。[[フルアーマー百式改|後継機]]が強力なのと改造段階で上回る[[ガンダム試作1号機Fb]]がいるため目立たないが、必要気力100で最初からマップ兵器を撃っていけるのが利点。極端な燃費の悪さは「[[起死回生]]」技能発動に利用するという手も。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:第1話から使用可能。通常武器版のメガ・バズーカ・ランチャーが追加され、欠点だった通常戦闘での火力が改善されたが、射程が5しかなく、燃費も良くない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:中盤、クワトロがこれに乗って自軍に参加する。強化イベントが無く、強制出撃も自軍参入時のみであるため、そのまま[[二軍]]落ちしやすい。一応コウを乗せればΖΖガンダム参入までは味方で唯一「覚醒」を使ってビーム属性のマップ兵器が撃てるユニットになり、[[木連]]兵器と戦う時には活躍出来る。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::新たに追加されたカスタムボーナスが「ビームコート装備」なのは、金色塗装が微弱な[[対ビームコーティング]]である設定を反映したもの。だが、カスタムボーナスとしては非常に使えない部類に入る為、今回も倉庫入りはほぼ確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:第19話に味方増援で登場。性能面はメガ・バズーカ・ランチャーが弾数制になった点以外は『A』からほぼ据え置き。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:シナリオ後半で参加。バランスの良い性能で、専属パイロットのクワトロが強い事もあり、優秀。尤もシステム上、ほぼ全てのユニットをローテーションで使用せざるを得ないのだが。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:[[νガンダム]]共々最強武器がなぜかビーム・サーベルという、シリーズでも異例の火力配分。メガ・バズーカ・ランチャーが使いやすいためスタメンとなる機会も多い。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『ガンダムΖΖ』出典のビーチャ機が他ガンダムチームMSと共に加入する。機体グラフィックと戦闘アニメが刷新された。<br />
:出典の関係から珍しくメガ・バズーカ・ランチャーを所持していないが、代わりにビーム・ライフル連射とビーム・コートを所持している。その代わり'''通常のビームライフルはなくなり'''、連射も必要気力があるので下記のカスタムボーナスなしではやや使い手を選ぶ。武装追加などのパワーアップなども行われないため、やはり最後まで使い続けるには愛がいるだろう。<br />
:幸い、他の宇宙世紀MSの主役機と同様に機体の宇宙適応はSと高い。パイロットの側でこの長所を活かしたいところ。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:マナの国ルート第16話で加入。基本的には『V』と同一だが、[[隠し要素/X|条件]]を満たすと5話程で上位性能のヤクト・ドーガ([[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ専用]]・[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス専用]])が入手できるためガンダムMk-II共々お役御免に…。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話にて加入。<br />
:『X』までと比較してカスタムボーナスの変更により攻撃力自体は上昇し、さらにビームライフル連射の弾数も増えたものの、本作はレベルデザイン的にMS系に厳しいバランス取りとなっているためやはり息切れは早い。<br />
:出典が『Ζ』に変更されているが、相変わらずメガ・バズーカ・ランチャーを所持していない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。ガンダムチームに所属。敵としては第4話に登場する。素早さが高くよく攻撃を回避してくるが、射程1の武器しかないので相手をするのは楽。なお、メガバズーカランチャーはマップ上に置かれている。<br />
:HDリメイク版では「[[てかげん|手加減]]」持ちでメガバズーカランチャーが射程5であるため、説得の下拵え役として非常に使いやすい。また、終盤で「[[かく乱]]」を覚えるのも良ポイント。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:序盤は[[ゴラオン]]、[[ゴーショーグン]](要リンク+改造)を仲間にしない限り、数少ないマップ兵器持ち。中盤で[[フルアーマー百式改]]に強化されるが、終盤は[[Iフィールド]]を持った敵がかなり出てくるため主力武装の大半がビーム兵器である当機体に資金を注ぎ込むのは得策とは言い難い。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:[[オープニング戦闘デモ]]では[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が乗っていたが、本編では[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]が序盤から搭乗する(クワトロは[[フルアーマー百式改]]に乗ってくる)。『ガンダムΖΖ』原作終了後でビーチャが乗っているが、従来通り出典は『Ζガンダム』となっている。<br />
:[[ガンダム・チーム]]の中で唯一空を飛べないため、海上マップなどで全員出撃させると一機だけ陸地に取り残されたりする。ビーチャが[[幸運]]を少ない消費SPで使えるためMAP兵器持ちの本機と相性は良いが、フルアーマー百式改より優れた点がほとんどないため、活躍の場は序盤及びルート分岐時くらいか。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤で加入。メガバズーカランチャーに単体版もあり、攻撃力はフル改造時MSではトップクラス。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『GC』と違い加入時はメガバズーカランチャーがなく、後からの追加になる。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[ガザC]]の大部隊をメガバズーカランチャーで殲滅させる作戦イベントの際、[[ララァ・スン|ララァ]]の[[エルメス]]からエネルギーを送られる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第3章でパイロットのクワトロ共々正式加入。やはりこの時点ではメガ・バズーカ・ランチャーは未実装で、5章後半での追加になる。今回は乗り換えシステムが存在しないため、DLCミッションでサザビーを入手しなければクワトロの乗機はこれで固定になる。ビーム・ライフルがロックオン特性つきでクワトロの[[精密攻撃]]+[[ニュータイプ]]スキルと相性がよく、またクレイ・バズーカには対艦、メガ・バズーカ・ランチャーには対宙特性があり状況が咬み合えばそこそこ火力も出せなくはない。<br />
:余談だが、5章「仮面の下の決意」では、まず正統ジオン軍のシャアとして[[ジオング]]に乗りアムロ達と[[ガンダムファイト|闘った]]後に戦場を離脱し、その数ターン後には百式に乗ってクワトロとして帰ってくる。ジオン軍の艦に百式を預けていたのだろうか?<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:ストーリー第2章追加のタイミングでUCアタッカー・SSRシューターが実装。SSRは後にアタッカー版とブラスター版が追加(後者はレアリティ覚醒で入手可)。<br />
:2020年2月に大器型SSRシューターが追加。現時点では進撃イベントガシャでのみ入手可能。<br />
:大器型を除きいずれのタイプもアビリティは共通で、典型的な回避重視のリアル系と言ったところ。アタッカー対応の[[指揮]]を持つため、アタッカーと組ませたい。<br />
:アリーナでは回避重視のリアル系。こちらでもアタッカー限定のバフアビリティを持つ。現在は実装時期的にどのタイプも型落ちしてしまっているが、ブラスター版は後にアップデートで強力なEXアビリティを得たため、クワトロのPアビリティ「回避アップ」「見切り」「スピードスター」と合わせれば低コストなアタッカー支援役として使える。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降も使い続けるのは少々厳しい。初期のメンツの中では冷静な参謀格としてのキャラ付けが施されているが、戦闘台詞の幾つかは敵ユニットである[[サザビー]]と被っているものが有る。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートか[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートでのみ登場。味方専用機。<br />
:メガバズーカランチャーはSRW同様マップ兵器だが、ENを改造しないと撃つこと自体ができない。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:隠しキャラとして登場。機体性能は[[Ζガンダム]]、武器は[[ガンダムMk-II]]といった構成になっているが、本機唯一にして最大の特徴としてビームサーベル、ビームライフル、クレイバズーカに'''硬直が発生しない。'''<br />
:攻撃で動きが阻害されない為快適に思えるが、後ろの敵を振り向いたりしてくれないので自分で射線をあわせよう。独自の立ち回りを要求されるテクニカルなキャラクターになっている。<br />
:必殺技はMk-IIと同じものでやや火力不足。メガバズーカランチャーを持ってきてくれたらよかったのだが。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;キック<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵されたバルカン砲。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[照準値]]低下の、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[運動性]]低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;多目的ランチャー<br />
:マニピュレーター部に装備。トリモチ等を発射する。39話などで使用。<br />
:ビームライフルが通じない大型MSやコロニー表面に張り付いているMSを無力化する際に多用していた。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:腰後部に2本マウント。リック・ディアスと同系のもの。<br />
;BR-M-87 ビーム・ライフル<br />
:本機専用のビームライフル。弾数は9発で、エネルギーパックなどはエゥーゴの標準規格の物。バックパックにマウント可能。<br />
:劇中ではハイザックやマラサイなどは1撃で破壊できるのだが、後発の高性能可変機相手には通用しない事も多々あった。<br />
:Zシリーズでは連射の後、さらに敵のそばを飛び交いながら連射する。『Z』では[[全体攻撃]]で、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』では追加の飛び交い連射が[[トドメ演出]]に変更された。攻撃前にカメラアイが光る演出は劇場版の予告編でも使われた[[アッシマー]]戦を意識したもの。<br />
;クレイ・バズーカ<br />
:エゥーゴ規格のバズーカ。こちらもバックパックにマウント可能。劇中であまり使用していない。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;BR-M-87BB ビーム・ライフル<br />
:[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時に補充された百式が装備していたビームライフル。変更点は少なく、マイナーチェンジに留まっている。<br />
:;ビームバヨネット<br />
::マイナーチェンジの際に追加された新機能。型式番号に追加されたBBは『'''B'''eam '''B'''ayonet』の頭文字になる。[[Ζガンダム]]のライフルと同様にビームサーベルとしての使用も可能。SRWでは未採用。<br />
;メガ・バズーカ・ランチャー<br />
:モビルスーツ専用の移動砲台式大型ビーム砲。MS単体では携帯不可能なサイズなためこれ自体にもスラスターが付いており、使用の際は母艦より射出され、移動用の補助ブースターとしても使用可能。膨大なエネルギーを必要とする為、発射のエネルギーチャージには時間がかかり、更に随伴機によるチャージが有っても連射は難しい(TV版ではレストアされた[[ゲルググ]]、劇場版では[[メタス]]を随伴としているが、劇場版では数発連射している)。原作では最終決戦においてはアクシズ軍の[[ガザC]]部隊は一撃でまとめて壊滅させたが、[[ドゴス・ギア]]には[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のプレッシャーによるものかカタパルトに少々損傷を与えた程度と、威力の描写にムラがある。他にも原作劇中では[[宇宙]]空間でしか使用していないが、SRWでは特に使用制限がかかったことはない。<br />
:かつてはMAP兵器専用の武器で、本機の存在意義そのものともいえるモノだったが、『COMPACT3』や『GC』等では通常武器版も登場するようになった。[[小隊]]制のシリーズでは[[全体攻撃]]になるのが通例。燃費の悪さもしっかり再現されており、充分ENを改造しないと連発は困難。作品によっては総弾数の少ない弾数制の事も。<br />
:作中でやけに外れる描写が多かったせいか命中補正にそれなりのマイナスがかかっていることが多い。<br />
;シールド<br />
:[[ハイザック]]が装備しているシールド。劇場版第3作で鹵獲品を装備した。SRW未採用。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・ライフル連射<br />
:『V』にて採用。Zシリーズのビームライフルが必殺武器に昇格したような攻撃で、戦闘演出も動作はほぼそのままブラッシュアップした形になっており、フィニッシュも狙い済ました一射に変更されている。そこそこの射程と威力のあるP兵器のため使いではあるが、弾数が他の機体のビームライフルの半分程度で必要気力(110)がある。<br />
;連続攻撃<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;モビルスーツ隊連携攻撃<br />
:[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の[[リック・ディアス]]小隊随伴による連携攻撃。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で追加。弾数式で2発。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]特性がある。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。<br />
;[[対ビームコーティング|ビーム・コート]]<br />
:本機の一番の特徴であるのが、一部作品でしか装備されてない。<br />
:余談だが『Ζガンダム』本編では敵MSの高性能化が著しいのもあってか、ビームが当っても防ぎきれずに破損することが多くなっていった。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[ビームコート]]装備<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー』の攻撃力+400<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
;全ての武器の攻撃力が+100され、移動後に使用可能になる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』。後者の実質的な対象はクレイバズーカ(しかもビームライフル連射と射程が1しか違わない)のみでその恩恵は薄いように思えるが、ビームライフル連射の弾数の少なさや(さほど高くないものの)必要気力もあるため、使い勝手には案外影響がある。<br />
;全ての武器の攻撃力+300、射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。ビームライフル連射の弾数が増えたこともあり、必要気力さえ賄えればほぼ上記二作の上位互換といえる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて。限定版では原曲バージョンが設定される。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:デルタガンダム|デルタガンダム]](SRW未登場)<br />
:フレーム強度の問題で廃案となった百式本来の姿。<br />
;[[デルタプラス]]<br />
:デルタガンダムの問題を解決し再設計した可変MS。<br />
;[[百式改]]<br />
:百式の改良機。<br />
:;[[フルアーマー百式改]]<br />
::百式改にフルアーマー装備を施したもの。<br />
<br />
=== 他作品の関連機 ===<br />
;[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]<br />
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する機体で、百式をオマージュした機体。<br />
;[[周瑜ヒャクシキ]]<br />
:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場する、百式が演者のキャラ。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[SDガンダム外伝]] ジークジオン編』に登場する、百式がモチーフのキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の登場メカ「ザンダクロス(正式名称は'''ジュド''')」は外観が百式に似ており、劇場版ではさらに元ネタに近い容姿になっている。<br />
*デザインを担当したたかや健二は、藤子不二雄ファンクラブの会報誌「Neo Utopia」似て百式をモチーフにしたことを認めている。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001JSZ5ZM</amazon><amazon>B00030EVCK</amazon><amazon>B0002YNR54</amazon><amazon>B001KTTLQY</amazon><amazon>B00030EU44</amazon><amazon>B000ARCKKQ</amazon><amazon>B00U7A8I52</amazon><amazon>B001JSXADG</amazon><amazon>B001GYYL22</amazon><amazon>B000VD5GNW</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0037OPYZ2</amazon><amazon>B0002UAHZ6</amazon><amazon>B000FI9JTA</amazon><amazon>B0003095S0</amazon><amazon>B0002YM3TK</amazon><amazon>B0007WG3PW</amazon><amazon>B00IL1E6IM</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B00DTO7C82</amazon><amazon>B00EY8RSFY</amazon><amazon>B0000WWQI2</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:百式]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひやくしき}}<br />
[[category:登場メカは行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%99%BE%E5%BC%8F&diff=353100
百式
2020-03-03T18:49:19Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hyakushiki]]<br />[[外国語表記::Type-100]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}(ベースデザイン)<br />{{メカニックデザイン|藤田一己}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 攻撃用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSN-00100]]<br />[[型式番号::MSN-100]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18.5 m]]<br />
| 全高 = 21.4 m<br />
| 本体重量 = 31.5 t<br />
| 全備重量 = 54.5 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1850 kW<br />
| スラスター推力 = 18600 kg×4<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウムγ]]<br />
| センサー有効半径 = 11200 m<br />
| 開発者 = [[開発::M・ナガノ博士]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]](Ζ)<br />[[パイロット::ビーチャ・オーレグ]](ΖΖ)<br />
}}<br />
'''百式'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社のAEアンマン工場が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。<br />
<br />
可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い[[運動性]]を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。<br />
<br />
装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。クワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせた極めてピーキーなチューンが施されており、実質彼以外に操縦することは不可能とされる。<br />
<br />
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。<br />
<br />
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。<br />
<br />
本機の戦闘シーンは[[ビームライフル]]で相手を狙い撃つことが多い。これはクワトロ(シャア)の基本戦闘スタイルでもあり、集団戦において迂闊に白兵・格闘戦に持ち込むと相手に隙を作ってしまうからである。反面、[[ジュドー・アーシタ]]が一度だけ乗り込んだときは近接戦闘に持ち込んで素早く離脱するというもので、射撃・格闘戦共に[[ヒット&アウェイ]]戦法が多い。<br />
<br />
なお名前にはガンダムとは付いていないものの劇中では[[ガンダムタイプ]]と認識されていたことや、関連書籍などでも同様の扱いをされていることもあり、複雑な立ち位置にいる機体である。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[リック・ディアス]]を失ったクワトロ・バジーナの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤にはキュベレイとの戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]](『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』)では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。なお見た目には分かりにくいがビームライフルが新型のものに変更されており、ビームバヨネットが使用可能になっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
『Ζガンダム』『ガンダムΖΖ』を通じて活躍したMSだけあり、参戦回数はΖガンダムにも匹敵する。クワトロ(シャア)は自軍入りしないが百式は加入する、というケースも見られる。<br />
<br />
[[旧シリーズ]]では[[乗り換え]]可能な[[マップ兵器]]持ちは[[ΖΖガンダム]]と並び貴重で、経験値稼ぎに乗り回される事もあった。しかし時代を追うごと強化されていくΖガンダムには引き離され、更には個性のMAP兵器すら持たない作品も増えていくなど、次第に冷遇感が強まっていったのは否めない。MSV由来の後継機に存在ごと脅かされたり、[[ガンダムMk-II]]共々中盤には[[二軍]]落ちという目も少なくはない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:クワトロの加入と同時に入手……するが、実は彼を仲間にしなくても百式は必ず参入する。<br />
:メガバズーカランチャーは弾数式で1発しか撃てないが、以降のシリーズとは異なり攻撃範囲が幅3マスの射程9となっており、かなり強力。同武装の扱い方次第で戦局を一変すると言ってもいいだろう。百式の[[移動力]]は6しかないので、自分で当てにいくよりは、敵を誘導するようにするとより多くの敵を巻き込むことが出来る。[[ビーム兵器]]ではないため、ボス敵に対しても大活躍する。『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』ではEN制・幅1マス・ビーム属性と従来通りの性能になった。また、クワトロでメガバズーカランチャーを使用した時の専用[[カットイン]]が用意されている。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]として、シュウの章でクワトロを説得する事で使用可能。同章の最難関「ジハード」を始め、少数で多数の敵を相手にする事の多いシュウの章ではメガバズーカランチャーの活用が鍵になる。今回のメガバズは幅が1マスになったが、攻撃力4800・射程1~12となかなかに高性能で、消費ENも僅か50なので最大5発使用できる。最終話ではビーム吸収を持つ[[ヴォルクルス]]が相手なので活躍できないため、雑魚戦でも相手が1機でも構わずガンガン撃つといい。PS版のメガバズはビームライフルよりはマシ程度の火力にENフル改造でも2発が限度と弱体化してしまった。クレイバズーカが追加された分、ビームしかない[[バウンド・ドック]]よりは相手を選ばないが…。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:「乗り換え可能なマップ兵器搭載機」としては最初に登場するが、HPが著しく低い([[ガンダム]]との差が僅か100で、数少ないHPが2000を超えていないMSである)ため、不用意に交戦すれば一撃で落とされる。マップ兵器専用運用と割り切ろう。パイロットの[[2回行動]]が可能になってからが本番。<br />
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]<br />
::陸の地形適応がBからAに上がった。また空にもBの適応が付いたが、SFC版同様飛行はできない。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:本作よりメガバズーカランチャーに[[気力]]制限が設定された。最終面で加入するが、無改造なので前線に送るのは流石に怖い。メガバズを撃ったら大人しく後ろに下げよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:『F』では顔見せ程度だったため、本作より本格的に使用できるようになった。[[フルアーマー百式改]]を入手せずDCルートに行くと強制出撃の可能性がある。<br />
:ENが『第4次』から50も引き下げられたため、10段階改造解禁前は何らかの手段で補給しない限り、どうやっても1発しかメガバズを撃てない。幸いにもビームライフルとクレイバズーカの攻撃力がそれなりにあるので、改造しておけば通常戦闘にもそこそこ参加できる。ただし運動性・限界反応はZガンダムとどっこいで、HPも2軍MS並みに低いので、しっかり改造するなり[[集中]]を使えるNTを乗せるなりしてフォローしよう。<br />
:パイロットはクワトロよりも、[[幸運]]を使えるジュドーかプル姉妹の方が向いている。他パイロットのレベル上げ用に、アムロを乗せて[[てかげん]]で削る戦法も比較的有効。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for Dreamcast]])<br />
:序盤から登場するが、途中で[[百式改]]になり、更に[[フルアーマー百式改]]にパワーアップする。百式改も同様だが、今回はメガバズーカランチャーが一直線に加え、2、3マス目の左右2マスずつにも届く。微妙な差ではあるが、初期配置の味方にマップ兵器を当てて、[[底力]]、[[ガッツ]]を発動させる戦法が行いやすくなっている。<br />
:ちなみに、百式改に強化される時期が[[バイストン・ウェル]]ルートへの分岐とほぼ同時期の為、[[オーラバリア]]の影響を受けない実弾兵器がほとんど無い百式改よりも、強化前の百式の方がまともな戦力になったはず……という結果に。プレイヤーがクレイ・バズーカのありがたみを知る事になるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:最初は敵機としてクワトロが乗って登場する。命中回避が高めだが、HPが低いためそこまで脅威ではない。味方になった後は現代編の数話のみで、未来編ではクワトロ加入後すぐに[[百式改]]になる。メガバズーカランチャーが今回は1発のみの弾数制で、[[2回行動]]からのマップ兵器こそ使えないが、前作で拡大された範囲が、今回は指揮補正や援護のために固まって動かない敵にも有効になっている。<br />
:この形態では機体性能は低い代わりに武装が優秀で、改造での攻撃上昇率に対して武器改造費用が非常に安い。フル改造することで気力105で撃てるメガバズーカランチャーの攻撃力はマップ兵器版[[∀ガンダム|月光蝶]]を上回り、空/地適正のよいクレイバズーカが地上戦ばかりの今回は非常に優秀。百式改、[[フルアーマー百式改]]と強化されるたびに武器の改造費用が大幅に上がるため、運用するなら現代編で前もって武器改造しておく事が推奨される。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ビーチャが初期パイロット。新たに採用された[[小隊]]システムに合わせ、メガバズーカランチャーは全体攻撃となった。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:概ね『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』と同じ扱い。パーツスロットが4つあるので、それを活かせば終盤の自軍参入機にも劣らない高性能機になる。スペシャルモードの場合は武装の改造効率の良さから、UCガンダム系の中でも最強クラスの機体となるポテンシャルを持つ。パイロットを選ばない機体だが、メガバズーカランチャーの燃費の悪さや、オールドタイプでも全ての武器を使えることを考えると、小隊長能力でEN消費を抑えられる[[サウス・バニング|バニング]]あたりが適任。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:後継機にあたる機体が登場しないので、クワトロの乗機として最後まで活躍することになる。<br />
:途中追加されるメガ・バズーカ・ランチャーの燃費が悪めだが、威力が高いため性能は良好。クワトロの[[小隊長能力|隊長効果]]と噛み合わないのが唯一にして最大の欠点。地形適応が宇宙Sであるため、パイロット側の適応も養成しておきたい。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:39話より本格参戦。前作同様宇宙S。新たにモビルスーツ隊連携攻撃が追加。フル改造ボーナスでメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版が追加されるが、逆に言えばフル改造しなければ出撃枠争いが厳しい。<br />
:[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]には見た目は[[ガンダム]]だと言われているが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]には「[[ガンダム]]ではない」と言われ、ガンダムとは認められなかった。果たしてそれは機体か、[[シャア・アズナブル|それとも…]]。ちなみに、'''[[アムロ・レイ|アムロ]]、刹那のエースボーナスの対象外である'''。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:序盤は敵として何度か登場し、中盤から味方として参戦。最初からメガ・バズーカ・ランチャーのマップ兵器版を持っているためフル改造ボーナスがメガ・バズーカ・ランチャーの威力上昇に変更されている。決して弱い機体というわけではないのだが、強力な機体が揃う本作においてはさすがにそろそろ性能的に息切れしてきている。<br />
:Zシリーズではこれが最後の出番となっており、本作以後の所在は不明である。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:シーン2クリア後に入手。グラフィックの頭がやたら大きく完璧な2頭身体型でGB版[[スーパーロボット大戦]]の頃に近いものとなっている。恐らく64のグラフィックの使いまわしと思われる。<br />
:旧シリーズ同様にマップ兵器の存在に依存した、通常戦闘における火力の低さが欠点。UC系パイロットは2回行動が早いためMAP兵器要員として活用しよう。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]<br />
:第1話から使用可能。グラフィックが新規に描き起こされた。通常戦闘の最強武器がクレイ・バズーカであるため火力面の息切れ感が強く、2回行動が廃止されたため直線状の射程のメガ・バズーカ・ランチャーも使いづらい。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:第1話から使用可能。メガバズーカランチャーは強力だが、やはり使いづらい。他に強力なMSも入って来る上に出撃制限も厳しいため、倉庫番の可能性が高い。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:第2部宇宙激震編から使用可能。序盤から登場する機体なので長期的な活躍は難しいが、2部は頭数が少ないため使用せざるを得ない。[[フルアーマー百式改|後継機]]が強力なのと改造段階で上回る[[ガンダム試作1号機Fb]]がいるため目立たないが、必要気力100で最初からマップ兵器を撃っていけるのが利点。極端な燃費の悪さは「[[起死回生]]」技能発動に利用するという手も。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:第1話から使用可能。通常武器版のメガ・バズーカ・ランチャーが追加され、欠点だった通常戦闘での火力が改善されたが、射程が5しかなく、燃費も良くない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:中盤、クワトロがこれに乗って自軍に参加する。強化イベントが無く、強制出撃も自軍参入時のみであるため、そのまま[[二軍]]落ちしやすい。一応コウを乗せればΖΖガンダム参入までは味方で唯一「覚醒」を使ってビーム属性のマップ兵器が撃てるユニットになり、[[木連]]兵器と戦う時には活躍出来る。<br />
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]<br />
::新たに追加されたカスタムボーナスが「ビームコート装備」なのは、金色塗装が微弱な[[対ビームコーティング]]である設定を反映したもの。だが、カスタムボーナスとしては非常に使えない部類に入る為、今回も倉庫入りはほぼ確定。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:第19話に味方増援で登場。性能面はメガ・バズーカ・ランチャーが弾数制になった点以外は『A』からほぼ据え置き。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:シナリオ後半で参加。バランスの良い性能で、専属パイロットのクワトロが強い事もあり、優秀。尤もシステム上、ほぼ全てのユニットをローテーションで使用せざるを得ないのだが。<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:[[νガンダム]]共々最強武器がなぜかビーム・サーベルという、シリーズでも異例の火力配分。メガ・バズーカ・ランチャーが使いやすいためスタメンとなる機会も多い。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『ガンダムΖΖ』出典のビーチャ機が他ガンダムチームMSと共に加入する。機体グラフィックと戦闘アニメが刷新された。<br />
:出典の関係から珍しくメガ・バズーカ・ランチャーを所持していないが、代わりにビーム・ライフル連射とビーム・コートを所持している。その代わり'''通常のビームライフルはなくなり'''、連射も必要気力があるので下記のカスタムボーナスなしではやや使い手を選ぶ。武装追加などのパワーアップなども行われないため、やはり最後まで使い続けるには愛がいるだろう。<br />
:幸い、他の宇宙世紀MSの主役機と同様に機体の宇宙適応はSと高い。パイロットの側でこの長所を活かしたいところ。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:マナの国ルート第16話で加入。基本的には『V』と同一だが、[[隠し要素/X|条件]]を満たすと5話程で上位性能のヤクト・ドーガ([[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ専用]]・[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス専用]])が入手できるためガンダムMk-II共々お役御免に…。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:宇宙ルート第12話にて加入。<br />
:『X』までと比較してカスタムボーナスの変更により攻撃力自体は上昇し、さらにビームライフル連射の弾数も増えたものの、本作はレベルデザイン的にMS系に厳しいバランス取りとなっているためやはり息切れは早い。<br />
:出典が『Ζ』に変更されているが、相変わらずメガ・バズーカ・ランチャーを所持していない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:初登場作品。ガンダムチームに所属。敵としては第4話に登場する。素早さが高くよく攻撃を回避してくるが、射程1の武器しかないので相手をするのは楽。なお、メガバズーカランチャーはマップ上に置かれている。<br />
:HDリメイク版では「[[てかげん|手加減]]」持ちでメガバズーカランチャーが射程5であるため、説得の下拵え役として非常に使いやすい。また、終盤で「[[かく乱]]」を覚えるのも良ポイント。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:序盤は[[ゴラオン]]、[[ゴーショーグン]](要リンク+改造)を仲間にしない限り、数少ないマップ兵器持ち。中盤で[[フルアーマー百式改]]に強化されるが、終盤は[[Iフィールド]]を持った敵がかなり出てくるため主力武装の大半がビーム兵器である当機体に資金を注ぎ込むのは得策とは言い難い。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:[[オープニング戦闘デモ]]では[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が乗っていたが、本編では[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]が序盤から搭乗する(クワトロは[[フルアーマー百式改]]に乗ってくる)。『ガンダムΖΖ』原作終了後でビーチャが乗っているが、従来通り出典は『Ζガンダム』となっている。<br />
:[[ガンダム・チーム]]の中で唯一空を飛べないため、海上マップなどで全員出撃させると一機だけ陸地に取り残されたりする。ビーチャが[[幸運]]を少ない消費SPで使えるためMAP兵器持ちの本機と相性は良いが、フルアーマー百式改より優れた点がほとんどないため、活躍の場は序盤及びルート分岐時くらいか。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]<br />
:中盤で加入。メガバズーカランチャーに単体版もあり、攻撃力はフル改造時MSではトップクラス。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『GC』と違い加入時はメガバズーカランチャーがなく、後からの追加になる。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[ガザC]]の大部隊をメガバズーカランチャーで殲滅させる作戦イベントの際、[[ララァ・スン|ララァ]]の[[エルメス]]からエネルギーを送られる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:第3章でパイロットのクワトロ共々正式加入。やはりこの時点ではメガ・バズーカ・ランチャーは未実装で、5章後半での追加になる。今回は乗り換えシステムが存在しないため、DLCミッションでサザビーを入手しなければクワトロの乗機はこれで固定になる。ビーム・ライフルがロックオン特性つきでクワトロの[[精密攻撃]]+[[ニュータイプ]]スキルと相性がよく、またクレイ・バズーカには対艦、メガ・バズーカ・ランチャーには対宙特性があり状況が咬み合えばそこそこ火力も出せなくはない。<br />
:余談だが、5章「仮面の下の決意」では、まず正統ジオン軍のシャアとして[[ジオング]]に乗りアムロ達と[[ガンダムファイト|闘った]]後に戦場を離脱し、その数ターン後には百式に乗ってクワトロとして帰ってくる。ジオン軍の艦に百式を預けていたのだろうか?<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:ストーリー第2章追加のタイミングでUCアタッカー・SSRシューターが実装。SSRは後にアタッカー版とブラスター版が追加(後者はレアリティ覚醒で入手可)。<br />
:2020年2月に大器型SSRシューターが追加。現時点では進撃イベントガシャでのみ入手可能。<br />
:大器型を除きいずれのタイプもアビリティは共通で、典型的な回避重視のリアル系と言ったところ。アタッカー対応の[[指揮]]を持つため、アタッカーと組ませたい。<br />
:アリーナでは回避重視のリアル系。こちらでもアタッカー限定のバフアビリティを持つ。現在は実装時期的にどのタイプも型落ちしてしまっているが、ブラスター版は後にアップデートで強力なEXアビリティを得たため、クワトロのPアビリティ「回避アップ」「見切り」「スピードスター」と合わせれば低コストなアタッカー支援役として使える。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降も使い続けるのは少々厳しい。初期のメンツの中では冷静な参謀格としてのキャラ付けが施されているが、戦闘台詞の幾つかは敵ユニットである[[サザビー]]と被っているものが有る。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートか[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートでのみ登場。味方専用機。<br />
:メガバズーカランチャーはSRW同様マップ兵器だが、ENを改造しないと撃つこと自体ができない。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:隠しキャラとして登場。機体性能は[[Ζガンダム]]、武器は[[ガンダムMk-II]]といった構成になっているが、本機唯一にして最大の特徴としてビームサーベル、ビームライフル、クレイバズーカに'''硬直が発生しない。'''<br />
:攻撃で動きが阻害されない為快適に思えるが、後ろの敵を振り向いたりしてくれないので自分で射線をあわせよう。独自の立ち回りを要求されるテクニカルなキャラクターになっている。<br />
:必殺技はMk-IIと同じものでやや火力不足。メガバズーカランチャーを持ってきてくれたらよかったのだが。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;キック<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵されたバルカン砲。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[照準値]]低下の、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[運動性]]低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;多目的ランチャー<br />
:マニピュレーター部に装備。トリモチ等を発射する。39話などで使用。<br />
:ビームライフルが通じない大型MSやコロニー表面に張り付いているMSを無力化する際に多用していた。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:腰後部に2本マウント。リック・ディアスと同系のもの。<br />
;BR-M-87 ビーム・ライフル<br />
:本機専用のビームライフル。弾数は9発で、エネルギーパックなどはエゥーゴの標準規格の物。バックパックにマウント可能。<br />
:劇中ではハイザックやマラサイなどは1撃で破壊できるのだが、後発の高性能可変機相手には通用しない事も多々あった。<br />
:Zシリーズでは連射の後、さらに敵のそばを飛び交いながら連射する。『Z』では[[全体攻撃]]で、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』では追加の飛び交い連射が[[トドメ演出]]に変更された。攻撃前にカメラアイが光る演出は劇場版の予告編でも使われた[[アッシマー]]戦を意識したもの。<br />
;クレイ・バズーカ<br />
:エゥーゴ規格のバズーカ。こちらもバックパックにマウント可能。劇中であまり使用していない。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;BR-M-87BB ビーム・ライフル<br />
:[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時に補充された百式が装備していたビームライフル。変更点は少なく、マイナーチェンジに留まっている。<br />
:;ビームバヨネット<br />
::マイナーチェンジの際に追加された新機能。型式番号に追加されたBBは『'''B'''eam '''B'''ayonet』の頭文字になる。[[Ζガンダム]]のライフルと同様にビームサーベルとしての使用も可能。SRWでは未採用。<br />
;メガ・バズーカ・ランチャー<br />
:モビルスーツ専用の移動砲台式大型ビーム砲。MS単体では携帯不可能なサイズなためこれ自体にもスラスターが付いており、使用の際は母艦より射出され、移動用の補助ブースターとしても使用可能。膨大なエネルギーを必要とする為、発射のエネルギーチャージには時間がかかり、更に随伴機によるチャージが有っても連射は難しい(TV版ではレストアされた[[ゲルググ]]、劇場版では[[メタス]]を随伴としているが、劇場版では数発連射している)。原作では最終決戦においてはアクシズ軍の[[ガザC]]部隊は一撃でまとめて壊滅させたが、[[ドゴス・ギア]]には[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のプレッシャーによるものかカタパルトに少々損傷を与えた程度と、威力の描写にムラがある。他にも原作劇中では[[宇宙]]空間でしか使用していないが、SRWでは特に使用制限がかかったことはない。<br />
:かつてはMAP兵器専用の武器で、本機の存在意義そのものともいえるモノだったが、『COMPACT3』や『GC』等では通常武器版も登場するようになった。[[小隊]]制のシリーズでは[[全体攻撃]]になるのが通例。燃費の悪さもしっかり再現されており、充分ENを改造しないと連発は困難。作品によっては総弾数の少ない弾数制の事も。<br />
:作中でやけに外れる描写が多かったせいか命中補正にそれなりのマイナスがかかっていることが多い。<br />
;シールド<br />
:[[ハイザック]]が装備しているシールド。劇場版第3作で鹵獲品を装備した。SRW未採用。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・ライフル連射<br />
:『V』にて採用。Zシリーズのビームライフルが必殺武器に昇格したような攻撃で、戦闘演出も動作はほぼそのままブラッシュアップした形になっており、フィニッシュも狙い済ました一射に変更されている。そこそこの射程と威力のあるP兵器のため使いではあるが、弾数が他の機体のビームライフルの半分程度で必要気力(110)がある。<br />
;連続攻撃<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;モビルスーツ隊連携攻撃<br />
:[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の[[リック・ディアス]]小隊随伴による連携攻撃。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で追加。弾数式で2発。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]特性がある。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動する。<br />
;[[対ビームコーティング|ビーム・コート]]<br />
:本機の一番の特徴であるのが、一部作品でしか装備されてない。<br />
:余談だが『Ζガンダム』本編では敵MSの高性能化が著しいのもあってか、ビームが当っても防ぎきれずに破損することが多くなっていった。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[ビームコート]]装備<br />
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
;『メガ・バズーカ・ランチャー』の攻撃力+400<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
;全ての武器の攻撃力が+100され、移動後に使用可能になる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』。後者の実質的な対象はクレイバズーカ(しかもビームライフル連射と射程が1しか違わない)のみでその恩恵は薄いように思えるが、ビームライフル連射の弾数の少なさや(さほど高くないものの)必要気力もあるため、使い勝手には案外影響がある。<br />
;全ての武器の攻撃力+300、射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。ビームライフル連射の弾数が増えたこともあり、必要気力さえ賄えればほぼ上記二作の上位互換といえる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて。限定版では原曲バージョンが設定される。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:デルタガンダム|デルタガンダム]](SRW未登場)<br />
:フレーム強度の問題で廃案となった百式本来の姿。<br />
;[[デルタプラス]]<br />
:デルタガンダムの問題を解決し再設計した可変MS。<br />
;[[百式改]]<br />
:百式の改良機。<br />
:;[[フルアーマー百式改]]<br />
::百式改にフルアーマー装備を施したもの。<br />
<br />
=== 他作品の関連機 ===<br />
;[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]<br />
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する機体で、百式をオマージュした機体。<br />
;[[周瑜ヒャクシキ]]<br />
:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場する、百式が演者のキャラ。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[SDガンダム外伝]] ジークジオン編』に登場する、百式がモチーフのキャラ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の登場メカ「ザンダクロス(正式名称は'''ジュド''')」は外観が百式に似ており、劇場版ではさらに元ネタに近い容姿になっている。<br />
*デザインを担当したたかや健二は、藤子不二雄ファンクラブの会報誌「Neo Utopia」似て百式をモチーフにしたことを認めている。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001JSZ5ZM</amazon><amazon>B00030EVCK</amazon><amazon>B0002YNR54</amazon><amazon>B001KTTLQY</amazon><amazon>B00030EU44</amazon><amazon>B000ARCKKQ</amazon><amazon>B00U7A8I52</amazon><amazon>B001JSXADG</amazon><amazon>B001GYYL22</amazon><amazon>B000VD5GNW</amazon><br />
*フィギュア<br />
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*その他<br />
<amazon>B00DTO7C82</amazon><amazon>B00EY8RSFY</amazon><amazon>B0000WWQI2</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:百式]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひやくしき}}<br />
[[category:登場メカは行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A2%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC&diff=353070
モビルアーマー
2020-03-03T16:50:04Z
<p>210.158.190.245: /* 宇宙世紀におけるモビルアーマー */</p>
<hr />
<div>[[ガンダムシリーズ]]における、搭乗型戦闘用ロボットの分類の一つ。基本的には以下の2種類に分類される。<br />
*敢えて人型から離れた形状をする事により、汎用性を犠牲にした上で高い戦闘力を持たせた機動兵器。その多くは通常の[[モビルスーツ]]と比較した場合に非常に大型である([[ビグ・ザム]]、[[エルメス]]等)。<br />
**また、人型形態と非人型形態に変形可能な機動兵器の内、非人型形態を基本とするものを[[可変モビルアーマー]]と呼び、通常のモビルスーツと同程度の大きさの機体([[アッシマー]]等)や大型の機体([[サイコガンダム]]等)がある。<br />
*[[コズミック・イラ]]の世界では、宇宙戦闘機の延長である「'''汎用重戦闘機'''」である。<br />
*ポスト・ディザスターの世界では、「'''完全自律制御による無人兵器'''」を指す。<br />
<br />
== 宇宙世紀におけるモビルアーマー ==<br />
[[宇宙世紀]]の世界においては、人型の汎用性を犠牲にして、機動力や火力等に優れた機体として開発されている。その構造は様々であり、手足のいずれかがある既存の生物や想像上の怪物を模した様な物であることもあれば戦闘機の様な形状を採る事もある。その大きさゆえにモビルスーツと比較して大型のジェネレーターを搭載出来る為、強大な出力をもち、攻撃力や機動力に優れた機体が数多く開発された。反面、「大き過ぎるために接近された場合の迎撃手段に乏しい」「高出力で燃費が悪いために[[補給]]の手間が掛かる」「開発・生産の[[資金|コスト]]が高く量産に向かない」「[[地上]]・[[水中]]・[[宇宙]]等の限定された単一環境でしか運用出来ない事が多い」等の欠点を抱えている。<br />
<br />
自重が増すため、陸上よりも宇宙や水中で使用されるものが多い。また、そのコストから、[[量産型|量産]]を前提としないワンオフ機ないしは試作機である事がほとんどである。量産されたモビルアーマーには十数機が生産された[[ビグロ (ガンダム)|ビグロ]]がある。また、[[ジオン公国軍]]が切り札として持ち出した[[ビグ・ザム]]には、陸上用量産化プランがあったようだ。[[木星帝国]]が開発した[[カングリジョ]]の運用理念は連邦軍の[[ボール]]とほぼ等しく、量産前提に設計されたモビルアーマーの代表と言える。それ以外には、[[ザンスカール帝国]]の[[ドッゴーラ]]がある程度の数で生産されたような模様もある。<br />
<br />
モビルアーマーという分類はジオン公国軍が提唱したものであり、[[地球連邦軍]]には少なくとも『[[機動戦士Ζガンダム]]』の時代までモビルアーマーに分類される兵器は存在していない。従ってモビルスーツに巨大な武装コンテナユニットを付けた[[ガンダム試作3号機|デンドロビウム]]は[[モビルスーツ]]に分類される。なお、[[ボール]]シリーズについては資料や時代によって「モビルスーツ」「モビルアーマー」「モビルポッド」「戦闘ポッド」等とまちまちであり、未だ安定していない。<br />
<br />
また、『機動戦士Ζガンダム』以降に登場する可変機の一部では、モビルアーマー形態を基本とする機体を「[[可変モビルアーマー]]」、非人型形態を「モビルアーマー形態」と呼ぶ<ref>厳密には可変機体の非人型形態を十把一絡げで「MA形態」とするのはSRWなどゲーム側の分類都合による「設定改変」でありZガンダム系列機等の「ファイター形態」は準航空・航宙戦闘機形態である事に注意</ref>。<br />
<br />
== 未来世紀におけるモビルアーマー ==<br />
『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の世界においては、詳細な設定はなく、登場数も少ないが、モビルアーマーも登場している。可変機体ではなく、モビルアーマー単体としては、ネオジャパンのファントマ。可変機体としては、[[デビルガンダム (最終形態)]]が脚部を収容した状態がモビルアーマー形態と呼ばれている。なお、[[ガンダムヘブンズソード]]や[[ウォルターガンダム]]など可変型のモビルファイターも登場しているが、それらの総称は特に定まっていない。<br />
<br />
== アフターコロニーにおけるモビルアーマー ==<br />
『[[新機動戦記ガンダムW]]』の世界においては、兵器カテゴリーとしてのモビルアーマーという概念は存在せず、また、人型を外した形態の機動兵器自体が、ほぼ皆無である([[キャンサー]]のような脚部のない機体でもモビルスーツとして扱われる)。[[ウイングガンダム]]のバード形態のように、従来であればモビルアーマー形態と呼ばれうるものであっても個別の名称が用いられている。<br />
<br />
唯一の例外は[[ガンダムエピオン]]であり、本機の飛行形態のみがモビルアーマーと呼称される<ref>ただし、[[漫画]]作品『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(SRW未参戦)に登場した可変MS、スコーピオの変形状態もモビルアーマーと呼称されている。</ref>。つまり、「AC世界のモビルアーマー」とは、「ガンダムエピオンの飛行形態を指す固有名詞」であり、従って、この言葉の生みの親は[[トレーズ・クシュリナーダ]]という事になる。ただし、(『Frozen Teardrop』(SRW未参戦)における後付設定であるとはいえ)エレガントさを感じさせる名称ではない事からか、[[ドクターJ]]からは「ネーミングセンスが無粋」と評されている。<br />
<br />
== アフターウォーにおけるモビルアーマー ==<br />
『[[機動新世紀ガンダムX]]』の世界においては、詳細な設定はなく、登場数も少ないが、モビルアーマーが登場している。旧宇宙革命軍製の[[グランディーネ]]や[[パトゥーリア]]は大型で非人型、高い火力など基本的な特徴は宇宙世紀作品と同一、その一方で新地球連邦軍には航空機相当の量産型MAとして[[ガディール]]が存在する。また非正規の個人ハンドメイドMAとして[[エスペランサ]]が存在する。<br />
<br />
== コズミック・イラにおけるモビルアーマー ==<br />
[[コズミック・イラ]]の世界では定義が異なり、宇宙戦闘機の延長である「'''汎用重戦闘機'''」のことを指す。すなわち、宇宙世紀では戦闘機に分類されるものがモビルアーマーとして分類されており、劇中では[[メビウス]]、[[メビウス・ゼロ]]などが登場している(但しそれとは別に「戦闘機」という分類も存在する)。そのため、大型の人型機動兵器である[[デストロイガンダム]]、四足型の[[バクゥ]]等は[[モビルスーツ]]に分類されている。<br />
<br />
一方で『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』では非人型かつ戦闘機とは別物のモビルアーマーとして[[ザムザザー]]や[[ゲルズゲー]]等が登場しており、定義が曖昧になっている。<br />
<br />
モビルアーマーの概念は[[地球連合軍]]のみに存在し、[[ザフト]]ではこれに当たる機体は開発されていない。また、宇宙世紀と同様に可変機が登場するが、[[可変モビルアーマー]]と呼ばれる機体は存在しないようである。<br />
<br />
コズミック・イラにおけるモビルアーマーのもう一つの特徴として、全てが量産を前提として開発されている事が挙げられる。実際に全ての機体が複数生産・配備されている。<br />
<br />
== 西暦におけるモビルアーマー ==<br />
『[[機動戦士ガンダム00]]』の世界である[[西暦]]では、[[モビルスーツ]]以前の世代の兵器や、宇宙世紀と同様に非人型大型兵器のことを指す。この時代の特徴として、前者は戦車や戦闘機といった通常兵器類もモビルアーマー分類されており、後者は通常サイズのモビルスーツをコアとし、それに合体するタイプのモビルアーマーが多い。スパロボでは[[アグリッサ]]、[[アルヴァトーレ]]などが登場している。<br />
<br />
この世界ではモビルスーツが兵器の中心となっており、モビルアーマーの種類は少なく、あまり量産もされていない。<br />
特に旧世代型モビルアーマーは[[人類革新連盟]]製が殆どで戦車や戦闘機、宇宙用作業ポット、水中用沿岸警備用と幅広い兵器が全て一括でモビルアーマーと呼ばれている。<br />
<br />
== ポスト・ディザスターにおけるモビルアーマー ==<br />
『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の世界であるポスト・ディザスター(P.D.)では'''完全自律制御による無人兵器'''を指し、'''300年前の「厄祭戦」において人類の1/4を死に至らしめ、文明を崩壊させた存在'''として扱われている。<br />
<br />
[[バグ (ガンダムシリーズ)|人間の無差別殺戮が主眼]]だが、従来のモビルスーツでは全く太刀打ちない程の強力かつ完成された兵器であり、これに対抗するべくガンダム・フレームが開発された。<br />
<br />
== スーパーロボット大戦における特徴 ==<br />
多くはL[[サイズ]]で[[HP]]・[[装甲]]共に高く、[[スーパーロボット]]に近い性能。[[モビルスーツ]]と[[乗り換え]]系統を共有しており、こちらに乗せた方が使いやすい[[パイロット]]もいる。ただし[[捕獲]]システムのある『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』などを除くと入手できる機会は少ない。<br />
<br />
またモビルアーマーの原作設定に多く見られる「宇宙用」「水中用」というような[[地形適応|局所戦闘での優位]]についても、ゲームバランス上の按配が重視されて、スーパーロボットや主人公機を始めとした元々対応力の高いユニットで十分な戦力が賄えたり、乗り換えるより[[強化パーツ]]等で補強する方がローコストでツブシが利く場合が多い。むしろ設定を忠実に反映されると、「特定ステージ以外では使いにくい」という敬遠要素に繋がってしまいやすいのが実情と言える。<br />
<br />
基本的には敵として登場し、その高い[[HP]]や[[装甲]]に火力に加えほとんどのモビルアーマーが持つ[[バリア]]系統の特殊能力と[[MAP兵器]]によって、中ボス的ポジションとして自軍を苦しめる。サイズ差が重要な『GC』では、捕獲すれば対[[戦艦]]など大型ユニット戦で実力を発揮する。<br />
<br />
追加装備モジュールを持つMSは同作品の主役機である場合が多い為入手できる機会が多いが、参戦作品の都合上、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以降作品では戦艦との[[合体攻撃]]として登場する場合が多い。<br />
<br />
『SEED』の汎用重戦闘機は、性能は他のスパロボの戦闘機とは大差がない。なお、『DESTINY』の設定を含む場合ほぼ味方として登場しない。<br />
<br />
== 関連用語 ==<br />
;[[モビルスーツ]]<br />
:<br />
;[[可変モビルスーツ]]<br />
:<br />
;[[可変モビルアーマー]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*略すと「[[MA]]」だが、『[[機甲戦記ドラグナー]]』が参戦する場合、同作汎用人型機動兵器「[[メタルアーマー]]」の略称もMAとなるため、ふりがな表記やそもそも略さない等の措置が取られる。<br />
*『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の舞台であるアドバンスド・ジェネレーションではモビルアーマーの概念が存在せず、[[シド]]や[[グルドリン]]のような(宇宙世紀など他作品の基準で見れば)明らかにモビルアーマーな外観を持った兵器も[[モビルスーツ]]として扱われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:モビルアーマー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:もひるああまあ}}<br />
[[Category:戦略・戦術兵器]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズ]]</div>
210.158.190.245
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AB&diff=353066
ノイエ・ジール
2020-03-03T16:43:13Z
<p>210.158.190.245: /* 旧シリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Neue Ziel]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[宇宙]]用攻撃型[[モビルアーマー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = AMA-002(AMA-X2、AMX-002)<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::76.6 m]]<br />
| 全幅 = 73.6 m<br />
| 本体重量 = 198.2 t<br />
| 全備重量 = 403.5 t<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 75,800 kw<br />
| スラスター推力 = 359,000 kg×1<br />204,000 kg×1<br />125,000 kg×11<br />
;【総推力】<br />
:1,938,000kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| 開発 = [[アクシズ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシズ}} ⇒ {{所属 (メカ)|デラーズ・フリート}}<br />
| パイロット = [[パイロット::アナベル・ガトー]]<br />
}}<br />
'''ノイエ・ジール'''とは『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシズ]]にて開発された試作型[[モビルアーマー]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
設計自体は[[一年戦争]]時から既に行われていたが、物資や技術の問題もあり、製造は困難とされていた。しかし、豊富な資源を持つアクシズと技術の進歩のおかげでようやく完成に至っている。<br />
<br />
かなりの大型機体であるが、各部に大型スラスターを備えているために運動性は意外と高い。また、火力も優れており、[[Iフィールド]]ジェネレーターも搭載している事からビームへの耐性も高い。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
本機はアクシズ艦隊から同胞である[[デラーズ・フリート]]へと譲渡され、[[アナベル・ガトー]]が搭乗。<br />
<br />
[[星の屑作戦]]の最終段階であるコロニー「アイランド・イーズ」防衛に投入される。[[ソロモン|コンペイ島]]からの追撃艦隊を奇襲した後、[[コウ・ウラキ]]の[[ガンダム試作3号機]]と交戦。当初は武装の多くが[[ビーム兵器]]の本機は苦戦を強いられたものの、有線クローアームにより試作3号機の外付けされたIフィールドジェネレーターを破壊してからは本機が優勢となり、星の屑作戦の最終目的である[[スペースコロニー|コロニー]]落下を成功させた。<br />
<br />
その後、損傷した状態で残存した兵達をアクシズ艦隊に辿り着かせるために奮戦。最後は[[サラミス改級 (0083)|サラミス級]]に[[特攻]]し、爆散した。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:終盤の一部のルートでのみ、ガトーが搭乗して味方に駆けつける。[[ガンダム試作3号機|GP-03]]と比較して[[HP]]がかなり高い反面、移動力と[[装甲]]で劣る。削りとして恐ろしく優秀な[[MAP兵器]]と、ビーム兵器には無敵な[[Iフィールド]]を持っている点は同じ。あちらよりも遠距離攻撃武器が豊富で継戦能力が高いが、その代わりバルカンやビームサーベルを持たず、移動後には何もできない。長所を覆すほどではないが、本作の仕様上、高命中のバルカンやビームサーベルを持たないのは結構な短所となる。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:ガトーが乗って中ボスとして1度だけ登場する。仲間になる予定でもあったのか、デフォルトのHPが[[ヴァル・ヴァロ]]や[[ビグロ]]以下の5000しかなく、気力を高めた上で熱血を使えば呆気なく撃墜できる。しかしこの時のノイエ・ジールはフル[[改造]]されており、ガトーの能力値も相まって攻撃力が凄まじいため、攻撃を受けると[[鉄壁]]を掛けた[[グレンダイザー]]ですら即撃墜もあり得る。<br />
:実は無改造状態の攻撃力でも([[ネオ・グランゾン]]などの規格外を除けば)本作の敵ユニットの中でトップクラスである。それがフル改造されているのだから、その破壊力は推して知るべし。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:[[宇宙]]編及び[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートのシナリオでガトーが乗って来る。敵としては後述の理由で大した事は無く、[[ガンダム試作2号機]]の方がまだ脅威だったと言える。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達の[[ア・バオア・クー]]探索というDCルートのみの[[隠し要素/F・F完結編|隠しイベント]]により、味方機としての入手も可能。敵データをHP半分にしただけの性能なので、[[運動性]]'''155'''/装甲2000と目を見張るカタログスペックを誇るが、[[限界反応]]が'''340'''しかない上にパーツスロットも1個のみ。機体サイズ補正も相まって敵への命中はともかく回避が難しい。今作のメガカノン砲は攻撃力こそ高いが弾数制かつ4発しか撃てず、次点のメガ粒子砲は燃費は良好だが攻撃力が心もとなく改造資金がかさむ。かなり欠点の多い機体だが、これでも[[サザビー]]や[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]を入手できないDCルートにおいては、主力[[NT]]の乗機として有力候補となり得る火力と[[射程]]ではある。装甲やHPは保険と割り切って、反撃役は他に任せ突出し過ぎない様に使うのが適切だろう。欠点を少しでも補うために、限界反応を大きく伸ばせる[[マグネットコーティング]]を装備させ、資金があるならフル改造ボーナスで限界反応を高めたい。いっそフル改造ボーナスを装甲に振り、鉄壁を持つハマーン様を乗せるのも手か。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーが搭乗する。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件を満たせば、最終話手前のシナリオでガトーの搭乗機としてスポット参戦する。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:36話の[[マウンテンサイクル]]で難易度「普」の場合獲得出来る隠し機体。<br />
:熟練度を調整すれば当機を入手した後、難易度「難」でクリアも可能。<br />
:運用や仕様は同作の[[ヴァル・ヴァロ]]とほぼ同様で、初期値にしてHP15000、運動性105という高い耐久、運動性を誇り、地形適応さえ改善すれば攻撃力と良好な燃費を発揮できる、ガンダム系最強クラスのユニット。<br />
:ヴァル・ヴァロと比べるとこちらは火力とHPが高く、Iフィールドを持つ代わりに、移動力とクリティカル補正が低い。またマップ兵器が無く、武器改造費用も一回り高い。どちらも強力なので、同時運用も当然有効。特にこちらの火力は[[VF-1 スーパーバルキリー|弾数バグを起こせる反応弾]]に迫るほどで、弾数バグには敵わないとはいえ燃費も非常に良く(無改造で13発、EN改造で26発)、気力不要でパイロットの幅も広いため、十分に張り合える。<br />
:誰をのせても強いがとことんボス気分を味わいたいなら[[ガッツ]]([[底力]])を持つ[[サウス・バニング|バニング]]や[[ギャバン・グーニー|ギャバン]]、[[コレン・ナンダー|コレン]]をのせるといいだろう。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーが搭乗する。UCガンダム系屈指の強敵で、HPが高いので苦戦させられる。ルート次第では空を飛んで登場する。この時、ガトーが「大気圏内でも砲台代わりにはなる」と言っている事からも、無理を承知で使っている事が窺える<ref>実際、同じシナリオで[[クェス・パラヤ|クェス]]と[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]はそれまで使っていた[[α・アジール]]ではなく[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・]][[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ドーガ]]に乗り込んでいる事からも伺える。</ref>。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]<br />
:ガトーは[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて死亡したが、本機のみ[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]の条件を満たすと入手可能。ガトーの搭乗機だっただけあり、[[コウ・ウラキ|コウ]]の撃墜数が関わっている。<br />
:基本性能の高さに加え、長射程・高威力の全体攻撃武器を持つのが特徴。また、地形適応も高く、小隊長機として優秀。第2次αの敵バージョンと比較するとメガ・カノン砲の燃費は悪化しているが、ミサイルランチャーの弾数が大きく増えているため全体攻撃には困らない。武装の全てに[[ニュータイプ]]技能を必要としない為、[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[サウス・バニング|バニング]]等、優秀な[[オールドタイプ]]を乗せると良い。バニングは小隊長能力の相性も抜群。弱点としては、移動後に使える武器が格闘武器の有線クローアームしかない事。パイロット養成で射撃値しか鍛えていない場合は要注意。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:ガトーが乗って登場。以前にガトーが登場したステージでフラグを立てた状態でコウと[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]で説得すると入手できる。<br />
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]<br />
::援護システムの採用により、有用性がアップ。オールドタイプ用としては、最強機の一角。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]<br />
:フラグを立てると入手できるが、隠しルートに行くとガトーが乗って敵になる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]に準拠。敵時は凄まじいHPを持っていたが加入すると人並にガクッと下がる。武器性能もよいとは言えず、よほどのガトーファンでない限り1軍で使っていくのは厳しいだろう。しかも味方にすると隠しステージで再び敵になる(味方にしなければ出てこない)。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:終盤、ガトーが乗ってくる。ちなみに[[星の屑作戦]]時のガトーは[[ガンダム試作2号機]]に乗ったまま。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:独立軍ルートでは、シャアの[[ネオ・ジオン]]戦の直前に入手出来る機体。[[ネオ・ジオン]]の[[モビルスーツ|MS]]とは相性が悪いが全ての性能が非常に高いため、[[激励]]要員を乗せて後方に控え主力が撃ちもらした敵を掃討するなどの使いかたができる。<br />
:[[OZ]]ルートでは逆にガトーが乗ったままシャアの[[ネオ・ジオン]]に参加。多数の[[バルーンダミー]]によって表面数値以上の強敵と化している。<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:ガトーの死後、[[カリウス・オットー]]が搭乗して[[カイルス]]に挑む。後にイベント「放たれたタマシイ」で復活したガトーが搭乗。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
MAだが、格闘武器も装備する。全ての武器が内蔵武器で構成されている。[[ビーム兵器]]主体なのが弱点で、[[Iフィールド]]持ち相手の射撃戦は不利。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;有線クローアーム<br />
:射出機能の付いた腕部。有線でコントロールでき、内蔵したメガ粒子砲で[[オールレンジ攻撃]]を行う事ができる。[[サイコミュ]]ではなく特殊な演算装置によって制御されているため、[[ニュータイプ]]でなくとも使用可能だが、コントロールが複雑な上にパイロットに掛かる負担も大きく、腕のいいパイロットでないと真価を発揮させる事ができない。<br />
:;メガ粒子砲<br />
::内蔵式の射撃武器。<br />
::;[[ビームサーベル]]<br />
:::砲口からビームサーベルを発生させる事も可能。<br />
:<br />
;サブアーム<br />
:肩部に左右2基ずつ、計4基を格納しており、これらもそれぞれメガ粒子砲とサーベルを展開可能な砲口を備える。劇中では[[ガンダム試作3号機]]を羽交い絞めにしていた。<br />
:<br />
;大型ミサイルランチャー<br />
:背部に4門内蔵された実弾兵装。<br />
;小型ミサイルランチャー<br />
:「[[マイクロミサイル]]」と表記される事も。24門装備している。<br />
:SRWでは着弾指定型の[[マップ兵器]]、通常兵器、[[全体攻撃]]と扱いは様々。<br />
;偏向メガ粒子砲<br />
:9門装備。エネルギーCAPの応用で連射が可能となっており、戦艦をも数射で撃沈させてしまうほどの威力を持つ。本機の主兵装。<br />
:メガカノン砲の使用可能回数が少ない作品ではサブ武器として多用することになる。<br />
;メガカノン砲<br />
:腹部に1門内蔵されたビーム砲。ジェネレーターと直結されているために威力は強力だが、正面にしか撃てないのが欠点。<br />
:SRWでも本機の最強武器な事がほとんど。弾数制かEN制かは作品によって異なるが、弾数制の場合は4発な事が多い。<br />
;Iフィールドジェネレーター<br />
:小型化され、両肩の大型ユニットに計4基搭載している。試作3号機のメガビーム砲すら完全に遮断する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[Iフィールド]]<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[宇宙|宇]]<br />
:本来は大気圏内の[[飛行]]は不可能だが、一部作品では飛行可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「MEN OF DESTINY」<br />
:<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ノイエ・ジール受領<br />
:[[アクシズ]]から渡されたノイエ・ジールを見たガトーは「素晴らしい! まるでジオンの精神が形になったようだ」と絶賛した。これは本機が[[ジオン公国]]の国旗がデザインのルーツである事に由来する。<br />
;対[[ガンダム試作3号機]]<br />
:当初[[ビーム兵器]]主体のノイエ・ジールは苦戦を強いられるが、[[コウ・ウラキ|コウ]]の焦りによる油断から3号機の[[Iフィールド]]ジェネレーターを有線クローで破壊、以後の戦闘では一転して優勢となった。最後はクローアームで3号機を羽交い絞めにし、正にとどめを差す瞬間にソーラシステムIIの直撃を受け、満身創痍の3号機を見逃したガトーは[[星の屑作戦]]の最後を見届ける。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[α・アジール]]<br />
:α・アジールを参考にしてデザインされたことがスタッフによって明言されており、時系列的に見ればノイエ・ジールは原型とも言えなくもない。<br />
;[[GUNDAM:ノイエ・ジールII|ノイエ・ジールII]](SRW未登場)<br />
:アクシズによって計画された後継機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*名前の由来である『ノイエ』と『ジール』は、それぞれドイツ語で『'''新しい'''』『'''目標'''』という意味であるが、本来の正しいドイツ語では、『'''ノイ・ツィール'''』と発音する。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00030EU8U</amazon><amazon>B000JCE7TO</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ノイエ・ジール]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:のいえ しいる}}<br />
[[category:登場メカな行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]</div>
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