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スーパーロボット大戦Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-28T23:57:42Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.35.1
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クリアーナ・リムスカヤ
2024-03-28T13:26:50Z
<p>天世: /* 余談&nbsp; */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Cliana Rimskaya]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|鈴木幸江}}<br/>{{キャラクターデザイン|糸井美帆}}(リデザイン)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 愛称 = [[愛称::リム]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 身長 = [[身長::160 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::43 kg]]<br />
| 髪色 = 赤味がかったオレンジ<br />
| 髪型 = ロングヘアー<br />
| 所属 = <br />
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|ブルー・スウェア}}(D)<br />
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}(OG)<br />
| 好きな物 = 甘いもの<br />
}}<br />
'''クリアーナ・リムスカヤ'''は『[[スーパーロボット大戦D]]』の女[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジョシュア・ラドクリフ]]の義妹。<br />
<br />
甘いものが好きで、ココアを濃い目に入れる事がある。ここまではまだいいが、後半ではおにぎりにジャムを入れるなどの珍行動を見せた事も。感情を共有していることが原因か定かではないが、独特の味覚はウェントスにも伝播している。<br />
<br />
=== 概要(D) ===<br />
彼女と共鳴した[[ウェントス]]曰く、「二つの魂を持つ娘」であり、それぞれ'''クリス'''と'''リアナ'''という二つの人格を有していて、非戦闘時はおっとりした性格で天然ボケ気味のクリス、戦闘中は強気な性格であるリアナが表に出る(『D』では二つの人格の外見上の違いは目付き程度だったが、『第2次OG』では目の色も変わっており、リアナの方は若干[[ゲッターロボシリーズ|グルグル目]]になっている)。また、二つの人格は意思疎通が可能で、姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どっちが本来の性格であったかというのは分からないとの事。このような事が起こったのは、養父である[[フェリオ・ラドクリフ]]の実験の被検体になった事が原因であり、この事が切っ掛けで[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]は父親に反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身は養父を恨んではおらず、EDでも彼の優しさを思い出す描写が見られた。<br />
<br />
その存在原理はメリオルエッセのそれに近く、彼ら6人が「不完全な体に不完全な魂を与えられた存在」であるのに対し、リムは「(既に魂の存在する)完全な体に完全な魂を与えられた存在」であるらしい。<br />
<br />
彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立っており、後年リムのシナリオは未完成のままDを発売せざるを得なかった事を寺田プロデューサーが認めている。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。寺田氏自身この一件は後に[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で自虐ネタとして語っており、実際の所シナリオの未完成を知っていながらインタビューではそう言わざるを得なかったと語っている。<br />
<br />
=== 概要(第2次OG以降) ===<br />
兄の付き添いとして[[伊豆基地]]へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。「私に、さよならを」では、グラキエース&ウェントスの参入と引き換えにクリスの人格が消えてしまい、以降リアナ単独で戦うことになる。ペルフェクティオとの最終決戦ではクロスゲートを封印しようとするウェントスの出迎えに現れ、リアナが残っていれば「クリアーナ・リムスカヤ」は生き続ける、と後を託して別世界に消えていった。<br />
<br />
本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。<br />
<br />
実は、この現象はペルフェクティオがメリオルエッセを創造したのと同じプロセスである。違うのは、メリオルエッセがフェリオの持つイメージをもとに肉体を構築され、そこに魂を宿らせた存在であるのに対し、リムは元々存在していた人間に新たな魂が加えられた、という点のみ。また、彼女に起きた現象は、フェリオが「破滅の王」に乗っ取られてペルフェクティオと化したのと全く同様。このためリアナの方もクリスと記憶を共有し、そのためどちらが本来の人格なのかがわからなくなっていた。<br />
<br />
もしも触れたのが本物の「鍵」であったならば、即座にメリオルエッセ化していたらしい。しかし、シュンパティアの搭載機であるブランシュネージュに乗り続けたことで徐々に存在の変質が進行し、問題のシナリオ「私に、さよならを」ではクリスの魂が肉体から弾かれ、「向こう側」へと追いやられてしまう。つまりフェリオ同様、異界の存在=リアナに人格が乗っ取られた状態。さらにペルフェクティオによれば、存在をシュンパティアに依存するリアナもまた、いずれはメリオルエッセ達同様消え去る運命だという。<br />
<br />
フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。<br />
<br />
=== その他余談 ===<br />
ちなみに二人ともが残存した『D』でも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは『第2次OG』とは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられ、リアナが表に出られるのはシュンパティアにリンクして人格が活性化した時のみとなる。<br />
<br />
なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。<br />
<br />
ちなみにクリスの方は'''リムの中で会話している'''扱いのため、'''戦闘台詞が( )で括られたキャラクター'''となっており、歴代でもかなり珍しい扱いである。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初登場作品。本作の女主人公。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。能力的にはブランシュネージュの方が向いている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2020年9月のイベント「蒼き誓い」より参戦。乗機はブランシュネージュ。<br />
:割と珍しい、ステータス画面とカットインのグラフィックが異なるキャラ<ref>ステータス画面では設定画(クリス)だが戦闘時のカットインはゲーム仕様(リアナ)になっている。他には[[メロウリンク・アリティ|メロウリンク]]や[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]が該当。</ref>。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:音声初収録。[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べて『D』からの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。また、『D』ではクリスとリアナは目つき程度しか違わなかったが、本作では目つきに加え瞳の色などにもはっきりと差異を持たされている<ref>クリスは設定画と同じ濃いめの緑、リアナは瞳の色がやや薄く3段階の同心円状。</ref>。『D』では語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。<br />
:アニメーションカットインはかなり気合いが入った美麗なもので、胸を強調した衣装のイメージどおり揺れまくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:12話から参戦。今回は[[グラキエース|ラキ]]を[[フォルテギガス#OGシリーズ|フォルテギガス]]のサブにして彼女がデア・ブランシュネージュで出撃する事も可能。本作のデア・ブランシュネージュは命中率が悪く、足並みの悪い([[デア・ブランシュネージュ#OGシリーズ|概要は此方]])。場合によってはフォルテギガスのサブパイロットを終始務めることも視野に入れたい。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:ジョッシュとほぼ同等。比較すると[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。<br />
:技能はカウンターの代わりにヒット&アウェイを覚えるため、長射程武器との相性が良い。また、スーパー系機体を選んだ場合に「鉄壁」を覚えるのが最大の違い。<br />
:[[性格]]が「超強気」(攻撃命中・被弾でそれぞれ気力+2)なため、単独で前線に放り込んで反撃させると、ものすごい勢いで気力が上がって行く。<br />
:ただし、防御が全パイロット中58位とかなり低いので、ユニットを強化した上で「鉄壁」を使わないと厳しい。<br />
:ちなみに、ジョッシュ編で仲間になるグラキエースと比べると、回避が10高い以外全く同じ(これはジョッシュとウェントスも同様)。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:最大の特徴は、抜群の伸びをみせる精神ポイント。それに裏打ちされた補助系精神コマンドを駆使しての耐久戦を得意とする。集中力とSPアップを取得して精神コマンドに特化する手もある。ちなみにジョッシュと違って「加速」を持っているため、実は搭乗機の性能に見合わず進撃戦が得意。ヒット&アウェイでMAP兵器を狙うのも悪くないが、範囲がDと変わらないのには注意。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:<br />
:;スーパー系<br />
::'''[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気合]]、[[愛]]'''<br />
::ジョッシュと同様に「必中」を覚えるのがレベル20と遅く、それまでは回避の高いリアル系に苦戦を強いられる。ジョッシュとの違いは「加速」が「鉄壁」になっていること。防御値の低さはこれである程度補えるが、ステージにターン制限がある時は少々辛い。<br />
:;リアル系<br />
::'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[覚醒]]'''<br />
::総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。<br />
:<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[集中]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[必中]]、[[熱血]]、[[絆]]+'''<br />
:<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]<br />
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。単独で戦闘する場合は絶対回避能力がないのがネックになるので、機体にハイパージャマーをつけるか、装甲をメチャ上げて保険をかけるか、となる。OGMDではエースボーナスにより「必中」が「[[直感]]」に代わる。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[底力]]L8、[[コンボ]]L3、[[ヒット&アウェイ]]、[[シールド防御]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]'''<br />
:系統に関わらず技能はこのラインナップ。さすがに主役だけあってなかなか豪華な構成。ジョッシュにはないヒット&アウェイをデフォルトで持っているため、長射程武器と相性がいい。<br />
:援護攻撃・援護防御・コンボの修得時期も非常に早く、底力も高レベルまで伸びる。<br />
:防御技能も全て覚えるが、これらは搭乗機によっては使えない物も多い。例えば[[ブランシュネージュ]]と[[デア・ブランシュネージュ]]の場合、「撃ち落とし」以外無意味化する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]<br />
:'''[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L2、[[底力]]L5'''<br />
:射撃偏重のブランシュネージュに乗っている関係上、早急にヒット&アウェイが欲しい。意外と頼りない回避率を補う意味でも「見切り」か「集中力」があるといい。なお、エクセレンと同じ理由で援護防御をさせてはいけない。デアに乗り換えた後なら別だが。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;最終命中率+15% SP+15<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』で採用。エースボーナスでSPが上昇する。回避率が上がらないので終盤のボス相手に単独戦闘は少々厳しい。<br />
;精神コマンド「必中」を「直感」に変更<br />
:『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』で採用。元々「不屈」を覚えているため意味が薄いように思えるが、ひらめきの効果で攻撃を回避できるようになるため、敵のステータス異常を受けずに済むようになる。デア・ブランシュネージュのメインとしてもフォルテギガスのサブとしても有用なボーナス。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「Duologue」<br />
:通常戦闘時の[[BGM]]。曲名は第2次OGでつけられたもの。読みは『デュオローグ』、意味は『対話』。<br />
;「Duet」<br />
:必殺技使用時のBGM。「Duologue」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。読みは『デュエット』、意味は『二重奏』。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:義兄。クリス、リアナ共に慕っており、ジョッシュも「クリアーナ・リムスカヤ」の真相を知ってなお、「二人とも俺の妹」と断言する。<br />
;[[フェリオ・ラドクリフ]]<br />
:養父。ジョッシュとは対照的に慕っていた。<br />
;[[クリフォード・ガイギャクス]]<br />
:兄貴分的存在。ジョッシュとリムの機体を開発した。 <br />
;[[ウェントス]]<br />
:条件次第でパートナーになる。基本的に互いに温厚な性格なので、気が合う模様。ウェントスに誕生日がないことを気遣うシーンや、エピローグで泣きそうになっているリムをウェントスが慰めるシーンなどを見ると、互いに気遣いあう、良き関係の模様。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:ジョッシュのパートナー。ジョッシュ主人公で彼女が仲間になった際、リムは自機のシュンパティアをラキに託す事になる。関わりこそ少ないがリムはラキの事を信頼しており、ラキもリムの信頼に応えようとする等、割と良好な関係である。ちなみにリム(リアナ)の存在はメリオルエッセのそれときわめて近い(南極遺跡のテクノロジーで新たな魂を与えられている)が、5人が不完全なのに対しリムは完全である点が違う。<br />
;[[ウンブラ]]<br />
:リムが副主人公の場合、中盤でウンブラに重傷を負わされてしまう。<br />
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]<br />
:『第2次OG』にて、先述の通り彼に激甘のコーヒーをお見舞いした。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:彼女と親友同士に。ニュータイプお得意の洞察力で両方の人格を感じ取ってくれる。<br />
;[[ギュネイ・ガス]]<br />
:色々と親身に面倒を見てくれる。<br />
;[[シュワルツ]]<br />
:彼の事を慕っており、シュワルツもリムのことを親身に面倒を見てくれる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== スーパーロボット大戦D ===<br />
;(…クリス。ほら)<br />「あの…わたしは、2人いるんです。2重人格っていってましたけど、違うんです。クリアーナ・リムスカヤは、2人なんです。お互い話もできるし…。ウェントスさんは、わたしたちのことを、2つの魂をもつっていいました。」<br />
:第25話より。ブルー・スウェアの面々の前で自身の中に2つの人格が存在していることを打ち明けた。<br />
;(うぅ~、きちゃったね、リアナ)<br />(うん…わかってるよね、クリス。後戻り、できないよ)<br />
:自身を呼んでいるウェントスがいるアイスランドに到着した時の台詞。<br />
<br />
=== OGシリーズ ===<br />
;「あたしが何者であっても、クリスが戻ってくるまで消えるわけには行かないのよ!」<br />
:自身の正体を飲み込み、破滅の王に立ち向かうリアナの台詞。戦闘台詞にも採用。<br />
;クリス「お兄ちゃん……リアナ……私、ウェントスと一緒に行くね……」<br />リアナ「ま、待って! あ、あたしは! あたしは、クリアーナ・リムスカヤじゃない! シュンパティアによって植え付けられた、メリオルエッセのなり損ない! 行かなきゃならないのはクリスじゃない、あたしの方! 偽物のあたしなのよ!!」<br />クリス「ううん……どっちも本当の私……クリアーナ・リムスカヤだよ……」<br />
:自分を消えるべき存在だと決めつけるリアナと、それを否定するクリス。ずっと一緒にいたクリスにとって、リアナがどこから来たかなど関係なかった。<br />
;「私がいなくなっても、リアナがいれば……クリアーナ・リムスカヤは生き続けられる……それは、私も生きてるってことなんだよ……」<br/>「悲しまないで……リアナの傍にお兄ちゃんやグラキエースがいるように……私の傍にはウェントスがいてくれるから……」<br />
:『自分』をもう一人の自分に託すクリス。<br />
:余談だが、似たような事をOG1で[[イングラム・プリスケン|イングラム]]も言っている。<br />
;「さよならは言わないよ、リアナ、お兄ちゃん、みんな……きっと、また会えるから……」<br />
:永遠の別離ではないと励ます様に言うクリス。<br />
;「どうか、元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……大好きな……リアナ………………」<br />
:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再会できる日が来るのだろうか。<br/>なお、このやり取りはどうやらジョッシュ達にしか聞こえなかったらしく、次のステージ冒頭ではアヅキが通信ログから誰と話をしていたのかを察している。<br />
;(あれ、ちょっと可愛いかも……)<br />「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」<br />
:[[妖機人]]の[[孟槐]]と[[抱鴞]]に対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。<br />
;「シュンパティア、RCファンクション!」<br/>「アクティブ・ビット! 行けっ!」<br />
:[[デア・ブランシュネージュ]]の「アクティブ・ビット」使用時の台詞。実はこの時、リアナの目がウェントスと同調した際の色彩の消えたものになっている。ちなみにジョッシュが「ブレード・ビット」を使用した際はこうはならない。リアナがジョッシュに比べてメリオルエッセに近い存在であることが伺える。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
以下4機から選択するが、最終機体のみスーパー系はフォルテギガス一本となる。また、機体コンセプトも大きく異なるので、周回プレイにおける育成にはジョッシュとリムには[[射撃 (能力)|射撃]]か[[格闘 (能力)|格闘]]のどちらかに特化させたい。Dでは前述通りリムの防御値はかなり低いためあまりスーパー系向きではない。<br />
;[[エール・シュヴァリアー]]→[[ジェアン・シュヴァリアー]]<br />
:リアル系機体。ジェアン・シュヴァリアーには長射程低燃費の射撃武器があるため、ヒット&アウェイも無駄にはならない。<br />
;[[ブランシュネージュ]]→[[デア・ブランシュネージュ]]<br />
:リアル系機体。防御面が非常に脆く「援護攻撃」「ヒット&アウェイ」を活かすべし。Dのデモや第2次OGでは本機に搭乗する。<br />
;[[ガナドゥール]]→[[フォルテギガス]]<br />
:スーパー系機体。初期機体4機の中では最も遠距離戦が苦手なので相性はやや悪い。<br />
;[[ストレーガ]]→[[フォルテギガス]]<br />
:スーパー系機体。長射程武器があるためガナドゥールよりは向いているが、折角の重装甲も本人の防御の弱さで活用しきれない恐れがある。第2次OGではフォルテギガスはシステム上分離不可なものの、ストレーガにはリムが搭乗している。<br />
== 余談 ==<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:くりああな りむすかや}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦D]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場人物]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A4&diff=476663
クリアーナ・リムスカヤ
2024-03-28T13:26:28Z
<p>天世: 2001:268:922E:EF1E:0:9:A5CF:5F01 (トーク) による版 476661 を取り消し</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Cliana Rimskaya]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|鈴木幸江}}<br/>{{キャラクターデザイン|糸井美帆}}(リデザイン)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 愛称 = [[愛称::リム]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳<br />
| 身長 = [[身長::160 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::43 kg]]<br />
| 髪色 = 赤味がかったオレンジ<br />
| 髪型 = ロングヘアー<br />
| 所属 = <br />
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|ブルー・スウェア}}(D)<br />
*{{所属 (人物)|リ・テクノロジスト}} → {{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}(OG)<br />
| 好きな物 = 甘いもの<br />
}}<br />
'''クリアーナ・リムスカヤ'''は『[[スーパーロボット大戦D]]』の女[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジョシュア・ラドクリフ]]の義妹。<br />
<br />
甘いものが好きで、ココアを濃い目に入れる事がある。ここまではまだいいが、後半ではおにぎりにジャムを入れるなどの珍行動を見せた事も。感情を共有していることが原因か定かではないが、独特の味覚はウェントスにも伝播している。<br />
<br />
=== 概要(D) ===<br />
彼女と共鳴した[[ウェントス]]曰く、「二つの魂を持つ娘」であり、それぞれ'''クリス'''と'''リアナ'''という二つの人格を有していて、非戦闘時はおっとりした性格で天然ボケ気味のクリス、戦闘中は強気な性格であるリアナが表に出る(『D』では二つの人格の外見上の違いは目付き程度だったが、『第2次OG』では目の色も変わっており、リアナの方は若干[[ゲッターロボシリーズ|グルグル目]]になっている)。また、二つの人格は意思疎通が可能で、姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どっちが本来の性格であったかというのは分からないとの事。このような事が起こったのは、養父である[[フェリオ・ラドクリフ]]の実験の被検体になった事が原因であり、この事が切っ掛けで[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]は父親に反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身は養父を恨んではおらず、EDでも彼の優しさを思い出す描写が見られた。<br />
<br />
その存在原理はメリオルエッセのそれに近く、彼ら6人が「不完全な体に不完全な魂を与えられた存在」であるのに対し、リムは「(既に魂の存在する)完全な体に完全な魂を与えられた存在」であるらしい。<br />
<br />
彼女が[[主人公]]である場合でも、ジョッシュが味方で残存する場合、後半のシナリオはほぼジョッシュのリム残存ルートの使い回しとなっており、またキーとなるシナリオ「私に、さよならを」では散々プレイヤーを煽っていた割に、クリス、リアナ両人格共に残存する、ジョッシュにはあった戦闘中の特殊台詞が彼女には一つもない、といささかシナリオ的な不遇とも取れる部分が目立っており、後年リムのシナリオは未完成のままDを発売せざるを得なかった事を寺田プロデューサーが認めている。おまけに、[[グラキエース]]の人気が高いため、ラキが死ぬ事が確定なリム編を選ばないというプレイヤーもいる。そんな彼女だが、発売前に寺田プロデューサーは彼女のシナリオを推していたりもする。寺田氏自身この一件は後に[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で自虐ネタとして語っており、実際の所シナリオの未完成を知っていながらインタビューではそう言わざるを得なかったと語っている。<br />
<br />
=== 概要(第2次OG以降) ===<br />
兄の付き添いとして[[伊豆基地]]へ赴任。ルイーナの発生を機に戦闘に参加し、鋼龍戦隊と行動を共にするようになる。ずっと南極暮らしだったため外の景色を見るのが好きだったり、ゼンガーに激甘コーヒーをお見舞いし、結果的にゼンガーとイルイが仲良くなるきっかけを作るなど露出が増えた。「私に、さよならを」では、グラキエース&ウェントスの参入と引き換えにクリスの人格が消えてしまい、以降リアナ単独で戦うことになる。ペルフェクティオとの最終決戦ではクロスゲートを封印しようとするウェントスの出迎えに現れ、リアナが残っていれば「クリアーナ・リムスカヤ」は生き続ける、と後を託して別世界に消えていった。<br />
<br />
本来の人格は「クリス」であり、「リアナ」は後発であることが判明した。なお、これはフェリオの実験でシュンパティアに触れたことが原因。シュンパティアは「門」を開く「鍵」のまがい物であり、向こうから「呼び寄せる」ことしか出来ない。そのため、クリスがこれに触れた際、 異界から別の魂が引き寄せられ、結果として同居することになってしまった。<br />
<br />
実は、この現象はペルフェクティオがメリオルエッセを創造したのと同じプロセスである。違うのは、メリオルエッセがフェリオの持つイメージをもとに肉体を構築され、そこに魂を宿らせた存在であるのに対し、リムは元々存在していた人間に新たな魂が加えられた、という点のみ。また、彼女に起きた現象は、フェリオが「破滅の王」に乗っ取られてペルフェクティオと化したのと全く同様。このためリアナの方もクリスと記憶を共有し、そのためどちらが本来の人格なのかがわからなくなっていた。<br />
<br />
もしも触れたのが本物の「鍵」であったならば、即座にメリオルエッセ化していたらしい。しかし、シュンパティアの搭載機であるブランシュネージュに乗り続けたことで徐々に存在の変質が進行し、問題のシナリオ「私に、さよならを」ではクリスの魂が肉体から弾かれ、「向こう側」へと追いやられてしまう。つまりフェリオ同様、異界の存在=リアナに人格が乗っ取られた状態。さらにペルフェクティオによれば、存在をシュンパティアに依存するリアナもまた、いずれはメリオルエッセ達同様消え去る運命だという。<br />
<br />
フェリオの回想では人格が二つあることに関して、当初は解離性同一性障害と診断されていたが、「メンタル的な部分を越えて真の意味で多重人格になりつつある」とされ、心因性の症状ではなく人知を超えた現象としての「二つの魂」であることがはっきりと触れられている。<br />
<br />
=== その他余談 ===<br />
ちなみに二人ともが残存した『D』でも、全くのノーリスクではなく、戦闘中はリアナ、それ以外はクリスでほぼ固定され、人格の交代が困難になっていた。これは『第2次OG』とは逆に、リアナの方がクリスに抑えられている状態とみられ、リアナが表に出られるのはシュンパティアにリンクして人格が活性化した時のみとなる。<br />
<br />
なお、南極でノースリーブ服を着ているツワモノとして4コマでネタにされているが、設定画にあるように実際はショール等を着用していると思われる。<br />
<br />
ちなみにクリスの方は'''リムの中で会話している'''扱いのため、'''戦闘台詞が( )で括られたキャラクター'''となっており、歴代でもかなり珍しい扱いである。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初登場作品。本作の女主人公。適切な育成方針が機体によって大きく変貌するため、気を使いたい。カラーイメージからブランシュネージュかストレーガを選択したユーザーが多い。能力的にはブランシュネージュの方が向いている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2020年9月のイベント「蒼き誓い」より参戦。乗機はブランシュネージュ。<br />
:割と珍しい、ステータス画面とカットインのグラフィックが異なるキャラ<ref>ステータス画面では設定画(クリス)だが戦闘時のカットインはゲーム仕様(リアナ)になっている。他には[[メロウリンク・アリティ|メロウリンク]]や[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]が該当。</ref>。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:音声初収録。[[ブランシュネージュ]]と共に参戦。ジョッシュに比べて『D』からの服装のアレンジが大きく、袖口などにレースをあしらったフリルが追加されてドレスのようになり、華やかなイメージが増した。これは恐らく乗機のブランシュネージュ(白雪姫)を意識したデザインとみられる。また、『D』ではクリスとリアナは目つき程度しか違わなかったが、本作では目つきに加え瞳の色などにもはっきりと差異を持たされている<ref>クリスは設定画と同じ濃いめの緑、リアナは瞳の色がやや薄く3段階の同心円状。</ref>。『D』では語られなかった謎(クリスとリアナのどちらが「本当のクリアーナ・リムスカヤ」なのか、なぜ2つの人格が同居することになったのか、等)が明かされるなど、設定面が補完されている。<br />
:アニメーションカットインはかなり気合いが入った美麗なもので、胸を強調した衣装のイメージどおり揺れまくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:12話から参戦。今回は[[グラキエース|ラキ]]を[[フォルテギガス#OGシリーズ|フォルテギガス]]のサブにして彼女がデア・ブランシュネージュで出撃する事も可能。本作のデア・ブランシュネージュは命中率が悪く、足並みの悪い([[デア・ブランシュネージュ#OGシリーズ|概要は此方]])。場合によってはフォルテギガスのサブパイロットを終始務めることも視野に入れたい。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:ジョッシュとほぼ同等。比較すると[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。<br />
:技能はカウンターの代わりにヒット&アウェイを覚えるため、長射程武器との相性が良い。また、スーパー系機体を選んだ場合に「鉄壁」を覚えるのが最大の違い。<br />
:[[性格]]が「超強気」(攻撃命中・被弾でそれぞれ気力+2)なため、単独で前線に放り込んで反撃させると、ものすごい勢いで気力が上がって行く。<br />
:ただし、防御が全パイロット中58位とかなり低いので、ユニットを強化した上で「鉄壁」を使わないと厳しい。<br />
:ちなみに、ジョッシュ編で仲間になるグラキエースと比べると、回避が10高い以外全く同じ(これはジョッシュとウェントスも同様)。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:最大の特徴は、抜群の伸びをみせる精神ポイント。それに裏打ちされた補助系精神コマンドを駆使しての耐久戦を得意とする。集中力とSPアップを取得して精神コマンドに特化する手もある。ちなみにジョッシュと違って「加速」を持っているため、実は搭乗機の性能に見合わず進撃戦が得意。ヒット&アウェイでMAP兵器を狙うのも悪くないが、範囲がDと変わらないのには注意。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:<br />
:;スーパー系<br />
::'''[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気合]]、[[愛]]'''<br />
::ジョッシュと同様に「必中」を覚えるのがレベル20と遅く、それまでは回避の高いリアル系に苦戦を強いられる。ジョッシュとの違いは「加速」が「鉄壁」になっていること。防御値の低さはこれである程度補えるが、ステージにターン制限がある時は少々辛い。<br />
:;リアル系<br />
::'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[覚醒]]'''<br />
::総じて、スーパー系よりも扱いやすい印象を受ける。ただしこちらの場合、分身持ちの敵に対応する手段が「愛」しかないのが問題。<br />
:<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[集中]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[必中]]、[[熱血]]、[[絆]]+'''<br />
:<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]<br />
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:フォルテギガスを入手すると加速と不屈役として兄を強力にサポートしてくれる。単独で戦闘する場合は絶対回避能力がないのがネックになるので、機体にハイパージャマーをつけるか、装甲をメチャ上げて保険をかけるか、となる。OGMDではエースボーナスにより「必中」が「[[直感]]」に代わる。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[底力]]L8、[[コンボ]]L3、[[ヒット&アウェイ]]、[[シールド防御]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]'''<br />
:系統に関わらず技能はこのラインナップ。さすがに主役だけあってなかなか豪華な構成。ジョッシュにはないヒット&アウェイをデフォルトで持っているため、長射程武器と相性がいい。<br />
:援護攻撃・援護防御・コンボの修得時期も非常に早く、底力も高レベルまで伸びる。<br />
:防御技能も全て覚えるが、これらは搭乗機によっては使えない物も多い。例えば[[ブランシュネージュ]]と[[デア・ブランシュネージュ]]の場合、「撃ち落とし」以外無意味化する。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]<br />
:'''[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L2、[[底力]]L5'''<br />
:射撃偏重のブランシュネージュに乗っている関係上、早急にヒット&アウェイが欲しい。意外と頼りない回避率を補う意味でも「見切り」か「集中力」があるといい。なお、エクセレンと同じ理由で援護防御をさせてはいけない。デアに乗り換えた後なら別だが。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;最終命中率+15% SP+15<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』で採用。エースボーナスでSPが上昇する。回避率が上がらないので終盤のボス相手に単独戦闘は少々厳しい。<br />
;精神コマンド「必中」を「直感」に変更<br />
:『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』で採用。元々「不屈」を覚えているため意味が薄いように思えるが、ひらめきの効果で攻撃を回避できるようになるため、敵のステータス異常を受けずに済むようになる。デア・ブランシュネージュのメインとしてもフォルテギガスのサブとしても有用なボーナス。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「Duologue」<br />
:通常戦闘時の[[BGM]]。曲名は第2次OGでつけられたもの。読みは『デュオローグ』、意味は『対話』。<br />
;「Duet」<br />
:必殺技使用時のBGM。「Duologue」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。読みは『デュエット』、意味は『二重奏』。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:義兄。クリス、リアナ共に慕っており、ジョッシュも「クリアーナ・リムスカヤ」の真相を知ってなお、「二人とも俺の妹」と断言する。<br />
;[[フェリオ・ラドクリフ]]<br />
:養父。ジョッシュとは対照的に慕っていた。<br />
;[[クリフォード・ガイギャクス]]<br />
:兄貴分的存在。ジョッシュとリムの機体を開発した。 <br />
;[[ウェントス]]<br />
:条件次第でパートナーになる。基本的に互いに温厚な性格なので、気が合う模様。ウェントスに誕生日がないことを気遣うシーンや、エピローグで泣きそうになっているリムをウェントスが慰めるシーンなどを見ると、互いに気遣いあう、良き関係の模様。<br />
;[[グラキエース]]<br />
:ジョッシュのパートナー。ジョッシュ主人公で彼女が仲間になった際、リムは自機のシュンパティアをラキに託す事になる。関わりこそ少ないがリムはラキの事を信頼しており、ラキもリムの信頼に応えようとする等、割と良好な関係である。ちなみにリム(リアナ)の存在はメリオルエッセのそれときわめて近い(南極遺跡のテクノロジーで新たな魂を与えられている)が、5人が不完全なのに対しリムは完全である点が違う。<br />
;[[ウンブラ]]<br />
:リムが副主人公の場合、中盤でウンブラに重傷を負わされてしまう。<br />
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]<br />
:『第2次OG』にて、先述の通り彼に激甘のコーヒーをお見舞いした。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:彼女と親友同士に。ニュータイプお得意の洞察力で両方の人格を感じ取ってくれる。<br />
;[[ギュネイ・ガス]]<br />
:色々と親身に面倒を見てくれる。<br />
;[[シュワルツ]]<br />
:彼の事を慕っており、シュワルツもリムのことを親身に面倒を見てくれる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== スーパーロボット大戦D ===<br />
;(…クリス。ほら)<br />「あの…わたしは、2人いるんです。2重人格っていってましたけど、違うんです。クリアーナ・リムスカヤは、2人なんです。お互い話もできるし…。ウェントスさんは、わたしたちのことを、2つの魂をもつっていいました。」<br />
:第25話より。ブルー・スウェアの面々の前で自身の中に2つの人格が存在していることを打ち明けた。<br />
;(うぅ~、きちゃったね、リアナ)<br />(うん…わかってるよね、クリス。後戻り、できないよ)<br />
:自身を呼んでいるウェントスがいるアイスランドに到着した時の台詞。<br />
<br />
=== OGシリーズ ===<br />
;「あたしが何者であっても、クリスが戻ってくるまで消えるわけには行かないのよ!」<br />
:自身の正体を飲み込み、破滅の王に立ち向かうリアナの台詞。戦闘台詞にも採用。<br />
;クリス「お兄ちゃん……リアナ……私、ウェントスと一緒に行くね……」<br />リアナ「ま、待って! あ、あたしは! あたしは、クリアーナ・リムスカヤじゃない! シュンパティアによって植え付けられた、メリオルエッセのなり損ない! 行かなきゃならないのはクリスじゃない、あたしの方! 偽物のあたしなのよ!!」<br />クリス「ううん……どっちも本当の私……クリアーナ・リムスカヤだよ……」<br />
:自分を消えるべき存在だと決めつけるリアナと、それを否定するクリス。ずっと一緒にいたクリスにとって、リアナがどこから来たかなど関係なかった。<br />
;「私がいなくなっても、リアナがいれば……クリアーナ・リムスカヤは生き続けられる……それは、私も生きてるってことなんだよ……」<br/>「悲しまないで……リアナの傍にお兄ちゃんやグラキエースがいるように……私の傍にはウェントスがいてくれるから……」<br />
:『自分』をもう一人の自分に託すクリス。<br />
:余談だが、似たような事をOG1で[[イングラム・プリスケン|イングラム]]も言っている。<br />
;「さよならは言わないよ、リアナ、お兄ちゃん、みんな……きっと、また会えるから……」<br />
:永遠の別離ではないと励ます様に言うクリス。<br />
;「どうか、元気で……もう一人の私……もう一人のクリアーナ・リムスカヤ……大好きな……リアナ………………」<br />
:ウェントスと共に笑顔でゲートの向こうへ消えていくクリス。いつか本当に再会できる日が来るのだろうか。<br/>なお、このやり取りはどうやらジョッシュ達にしか聞こえなかったらしく、次のステージ冒頭ではアヅキが通信ログから誰と話をしていたのかを察している。<br />
;(あれ、ちょっと可愛いかも……)<br />「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」<br />
:[[妖機人]]の[[孟槐]]と[[抱鴞]]に対する特殊台詞。二人の温度差が面白い。しかし前者はまだしも後者は可愛いかは微妙な所である。<br />
;「シュンパティア、RCファンクション!」<br/>「アクティブ・ビット! 行けっ!」<br />
:[[デア・ブランシュネージュ]]の「アクティブ・ビット」使用時の台詞。実はこの時、リアナの目がウェントスと同調した際の色彩の消えたものになっている。ちなみにジョッシュが「ブレード・ビット」を使用した際はこうはならない。リアナがジョッシュに比べてメリオルエッセに近い存在であることが伺える。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
以下4機から選択するが、最終機体のみスーパー系はフォルテギガス一本となる。また、機体コンセプトも大きく異なるので、周回プレイにおける育成にはジョッシュとリムには[[射撃 (能力)|射撃]]か[[格闘 (能力)|格闘]]のどちらかに特化させたい。Dでは前述通りリムの防御値はかなり低いためあまりスーパー系向きではない。<br />
;[[エール・シュヴァリアー]]→[[ジェアン・シュヴァリアー]]<br />
:リアル系機体。ジェアン・シュヴァリアーには長射程低燃費の射撃武器があるため、ヒット&アウェイも無駄にはならない。<br />
;[[ブランシュネージュ]]→[[デア・ブランシュネージュ]]<br />
:リアル系機体。防御面が非常に脆く「援護攻撃」「ヒット&アウェイ」を活かすべし。Dのデモや第2次OGでは本機に搭乗する。<br />
;[[ガナドゥール]]→[[フォルテギガス]]<br />
:スーパー系機体。初期機体4機の中では最も遠距離戦が苦手なので相性はやや悪い。<br />
;[[ストレーガ]]→[[フォルテギガス]]<br />
:スーパー系機体。長射程武器があるためガナドゥールよりは向いているが、折角の重装甲も本人の防御の弱さで活用しきれない恐れがある。第2次OGではフォルテギガスはシステム上分離不可なものの、ストレーガにはリムが搭乗している。<br />
== 余談&nbsp;==<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:くりああな りむすかや}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦D]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場人物]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC&diff=476662
アニュー・リターナー
2024-03-28T13:22:09Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Anew Returner]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/15.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}<br />
| 声優 = {{声優|白石涼子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|千葉道徳}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::イノベイド]](情報収集型)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<ref>情報収集型である為、作中に登場したイノベイドの中では唯一の有性である。</ref><br />
| 年齢 = 不明(外見では20代前半)<br />
| 身長 = [[身長::170 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::49 kg]]<br />
| 髪色 = 藤色<br />
| 髪型 = セミロング<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ソレスタルビーイング}} → {{所属 (人物)|イノベイド|イノベイター}}<br />
}}<br />
'''アニュー・リターナー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
『00』2ndシーズンより登場したキャラクター。<br />
<br />
[[王留美]]の紹介でソレスタルビーイング(以下、「CB」と表記)に加入した。[[イアン・ヴァスティ]]曰く「宇宙物理学、MS工学、再生治療の権威で操船技術や[[食べ物・料理|料理]]も上手い」というまさに才色兼備な女性。<br />
<br />
当初はイアン達と共に[[オーライザー]]等の支援機開発を行っており、その後操舵士として[[プトレマイオス2]]に乗艦。その中で互いに新参者であり、壁を感じていた者同士である[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス]]ことライル・ディランディと恋仲になっていく。<br />
<br />
しかし、アニューの正体は[[リボンズ・アルマーク]]が王留美を通じて送り込んだ[[スパイ]]だった。[[記憶喪失|記憶を封じられた]]上で送り込まれた為、アニュー自身にスパイの自覚は無く知ないうちに敵に位置を送って(というか読み取られて)おり、彼女自身は何故、[[イノベイド|イノベイター]]達がプトレマイオス2の位置を把握できるのか疑問に思っていた。なお、共にいる時間が多かったライルだけは、アニューがたまに瞳を金色に輝かせて呆ける事があり、その症状が起きた数時間後に必ず敵襲がある事からその事実に薄々気付いていたが、「[[アロウズ]]を先に叩いてアニューを守れば良い」と敢えて黙っていた。<br />
<br />
また、アニューは[[記憶喪失|記憶が封じられていた]]が故に、ソレスタルビーイング内では紛争根絶に従事するだけの「過去」が無く、どうしても他人との間に溝を感じてしまうという心の闇を抱えていた。<br />
<br />
CBが[[リヴァイヴ・リバイバル]]を捕虜にした際にアニューが[[覚醒]](リヴァイヴもこれを見越してわざと捕まった)し、[[ダブルオーライザー]]の奪取を試みるが、失敗。直後[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗って再度襲撃するが、アニューはライルやCBとの思い出から戦う事を躊躇っていた。そして、ライルの奮闘により戻ろうとするもリボンズに操られてしまい<ref>ちなみに、アニューが[[ソレスタルビーイング]]から[[スパイ|盗んだ情報]]によって[[イノベイド|イノベイター]]側に、[[ツインドライヴシステム]]と正式な[[トランザム]]の技術がもたらされる結果になった。</ref>、ライルを殺害しかけた所を[[刹那・F・セイエイ]]の手で討たれて、その生涯を終えた(この際、ダブルオーライザーの力でライルに別れの言葉を送った)。<br />
<br />
リボンズ率いるイノベイターとの戦いが終わった後、ライルは家族の墓の隣にアニューの墓を建てている。<br />
<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。ほぼ原作通りだが、[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たせば生存させることが出来る。離脱とフラグ立てがアニューが[[裏切りイベント|裏切る]]第34話[[宇宙]]ルート「白き牙」だけで行われるので条件は緩いが、その前の分岐で地上に残ってしまうと生存できないので注意。したがって、[[ローレライ]]との両立は不可だが、序盤の[[日本]]ルートで条件さえ満たしていれば、アニューが復帰しつつローレライが生存する状態には持って行ける。ついでに、ローレライは4つある最初の分岐の一つでしかフラグが満たせないため、それ以外のルートなら[[宇宙]]ルートを選ぶのが得策である。<br />
:生存の経緯は刹那の狙撃の隙に[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]がガッデスのコックピットを引き抜くというものであり、宇宙での戦闘だった原作と違って南米ガレオン基地が舞台となっていることと合わせてスパロボならではのif展開となっている。<br />
:生存した場合、想いが通じあった結果か終始ライルとは恋仲になっている他、再び[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]たちに利用されぬよう、[[プトレマイオス2|トレミー]]内に脳量子波を遮断するシールドを張ったり、[[ソーマ・ピーリス]]の提唱でアニューに脳量子波を遮断するヘルメット(ピーリスが使用していたものと同様)を被ってもらうなど「対策」が講じられるシーンが追加される。また、原作再現最終盤の[[白兵戦]]においてもトレミーを守っている描写が追加される。<br />
:なお、フラグ立てによってアニューの生死が左右されるためか、残念ながらGNビームキャノンの[[カットイン]]には登場しない。<br />
:敵対時はアイコンが[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]着用になるが、そのノーマルスーツはトレミーのものである(原作では、[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗った時はトレミーのノーマルスーツから[[アロウズ]]のものに着替えている)。本作ではトレミー脱走後、その場でガッデスに乗り換えだったので着替える暇がなかったのかもしれない。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]] / [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])<br />
:『時獄篇』では'''ライルのエーストークで生存していることが語られており'''、『天獄篇』では[[木星]]のソレスタルビーイング基地に立ち寄った際にライルが会いに行っている。<br />
:ただし、『00』が[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]のみの参戦である為、直接名前が出る事は無い。一応、劇場版でも名前(と顔写真)は出てきてるのだが…。もっとも、そのせいで[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]の仕事が増えていると考えると少し可哀想な気がしないでもない。[[スーパーロボット大戦W|以前]]似たような展開にも関わらず[[ダイゴウジ・ガイ|特別に登場した人物]]が居るのに…。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX]]<br />
:劇場版のみの参戦であるため、すでに死亡しており登場しない。しかし、ライルの戦闘台詞でアニューについて言及・示唆しているものがある。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『BX』同様、劇場版のみの参戦であるため故人(エーストークにおいてライルが「あいつを思い出にするには早過ぎる」と言っている)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:SRサポートユニット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part11から登場するNPC。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
初期の能力は[[ヒリング・ケア|ヒリング]]や[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]と同じで高水準だが、アニューの成長タイプが何故か[[イノベイド]]の中で唯一標準型に設定されているのでどうにも伸び悩む。特に[[回避#回避(能力)|回避]]の成長率が30も低いので、どうにも辛い。情報収集型ではこれが限界か。他のイノベイド達は全員高い成長値を誇る万能系・回避である。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:<br />
:;味方時<br />
::'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[愛]]'''<br />
::[[Zシリーズ]]での[[プトレマイオス]]クルーの精神コマンドの穴を綺麗に埋めてくれるラインナップ。ダメージアップの「愛」があるため、[[プトレマイオス2]]を前線で使っていくつもりならばアニューの生存は必須だろう。<br />
:;敵対時<br />
::'''[[偵察]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[かく乱]]'''<br />
::「[[スパイ]]として活動し、役目が済めば退散」というものを思わせるのが何とも興味深い。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:'''[[天才]]、[[援護攻撃]]L3、[[戦意高揚]]、[[Bセーブ]]、[[Eセーブ]]、[[サイズ差補正無視]]、[[ガード]]'''<br />
:意外にも技能は攻撃的。[[イノベイド]]の証たる天才もしっかり所持。うっかり[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]や[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と隣接させないように。<br />
:なお、他のイノベイドと異なり、[[見切り]]ではなく代わりにBセーブを所持している。乗機[[ガッデス (00)|ガッデス]]の特性に合わせた為か。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1 <br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。味方版でも習得可能…が、[[ヴィラル]]の場合と同様メインパイロット向けの能力なので、効果は発動しない。ちなみに、敵対時でも一度も習得しない。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;惹かれる想い<br />
:SR。味方戦艦のHP満タンで命中率アップ、攻撃力大アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル・ディランディ]]<br />
:当初は同じクルーのメンバー。心を通わせて恋人になる。だが、アニューの[[裏切りイベント|裏切り]]と死によって悲恋に終わった。<br />
:なお、[[小説|小説版]]によるとライルはアニューが知らずにリボンズ達に情報を渡している(虹彩が金色に輝いている)姿を何度か目撃しており、その直後に必ずアロウズの襲撃がある事から彼女の素性に薄々感づいていた。<br />
;[[リヴァイヴ・リバイバル]]<br />
:同じ塩基配列パターンの[[イノベイド]]。彼はアニューを探知することで、[[プトレマイオス2|トレミー]]の位置を割り出していた。また、[[ダブルオーライザー]]奪取に失敗した際は「女なんかに作るから」と愚痴をこぼした。<br />
:ちなみに、アニューの運命を弄んだリヴァイヴは、後にライルによって討たれている。<br />
;[[ラッセ・アイオン]]<br />
:イノベイドに[[覚醒]]した際に、まず彼を銃撃したが、急所は外していた。<br />
:ちなみに、「アニューはラッセがライルとの仲を'''『まさに狙い撃ち』'''と茶化すような発言をしたのを根に持っていたのでは?」と冗談交じりに言うファンも…。<br />
;[[ミレイナ・ヴァスティ]]<br />
:ラッセを銃撃した後、彼女を人質にする。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、とある話で共に「[[声優ネタ|超能力]]」と発する場面がある。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:彼の手によって、やむなく引導を渡される。このままではライルの命が危なかったとはいえ、同じ仲間である彼女を討った時の刹那の表情には苦しみがあった。<br />
:『第2次Z再世篇』では、条件を満たしていると逆に彼に助けられる。<br />
;[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:脳量子波が使えるため、原作では真っ先にアニューの裏切りを感知して[[プトレマイオス2|トレミー]]内部で対峙した。<br />
:『第2次Z再世篇』では原作とは逆に、脳量子波に翻弄されるアニューのためにかつて自らが使っていた[[人類革新連盟|人革連]]の脳量子波を遮断する技術を提供している。<br />
;[[リボンズ・アルマーク]]<br />
:アニューをトレミーに潜入させた張本人。ライルの元に戻ろうとするも、彼によって操られてしまう。<br />
:ちなみに、リボンズ自身はアニューをただの手駒程度(これは他のイノベイド達にも言えることでもあるが)にしか考えていなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[早乙女アルト]]<br />
:『第2次Z再世篇』では生存していた場合、[[バジュラ]]の元に向かってしまい、敵になってしまったかもしれない[[ランカ・リー|ランカ]]をどうするかどうか悩む彼を後押しする。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「それが、お別れしないんです」<br />「イアンさんの推薦を受け、プトレマイオスに乗船することになりましたから」<br />
:2nd第11話より。「あんたとは、もう少し話がしたかった」とアニューとの別れを残念がる[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に対して。<br />
:初対面にして会話する時間が短かった両者であるが、なかなか良い雰囲気である。<br />
;「まさか。疑問に思ってるだけです。あ、それと呼び方はアニューで良いですから。」<br />
:2nd第14話より。実は自分のせいだと全く気付かず、[[プトレマイオス2|トレミー]]の位置が割り出されることに対して、ロックオンに語りかけた際に発した台詞。<br />
:その直後、アニューに対して親近感を抱いていたロックオンは「俺もライルでいい」と自らの本名を明かしている。<br />
;「何をする? 決まってるわ! だって私は、イノベイターだもの!」<br />
:2nd第19話より。[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]との接触により、[[イノベイド|イノベイター]]に[[覚醒]]した際の台詞。この直後、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]を銃撃した。<br />
;「…私と一緒に来る? 世界の変革が見られるわよ」<br />
:2nd第20話より。ライルに一度[[説得]]された際に返した台詞。直後、刹那とライルの連携で人質の[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]を奪還されてしまう。<br />
;「本当は…愛しているのよ…ライル…」<br />
:リヴァイヴと共に離脱艇で離脱する際、トレミーの方を振り向いて。辛そうな心情がうかがえるのは、アニューに人間としての心が残っているためであろうか?<br />
:ちなみに、アニューを演じた白石涼子氏もまた、(操られてたとはいえ)ライルや[[ソレスタルビーイング]]の仲間を[[裏切りイベント|裏切る場面]]を演じた時は、辛く感じたという。<br />
;「興奮しないでライル! いい男が台無しよ!」<br />
:[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗ってライルに仕掛けた際の台詞。この後、問答の末にライルは[[トランザム]]を発動。ガッデスの武装を破壊し、自分の元に戻さんとするが…。<br />
;アニュー「あなたがいないと生きてる張りがないわ」<br />ライル「アニュー…」<br />アニュー「ねえ、私達…わかりあえてたよね…?」<br />ライル「……ああ。もちろんだとも……」<br />アニュー「良かった……」<br />
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の策略でアニューは自らの意思と関係無くライルを殺しかけるが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の手でやむ無く討たれてしまう。<br />
:アニューの死の瞬間、量子空間の中で二人は最後の会話を交わす。「アニューが生きていてくれるのなら、自分達は出会わなくても良かった」と語るライルに対し、アニューは「ライルが自分の生きる理由だった」と諭す。やがて、[[宇宙]]に閃光が…<ref>なおガッデス爆発の寸前、アニューは[[ガッデス (00)|ガッデス]]で[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を強く押して遠ざけている。これはライルを機体の爆発に巻き込ませないようにする為である。</ref><ref>余談だが、『[[機動戦士ガンダム00]]』2nd第20話では、アニューとライルが永久の別れの場面においてエンディングテーマ「trust you」の歌詞の一節が流れるというドラマチックな演出がなされている。</ref>。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第34話宇宙ルート「白き牙」でも上記の台詞は発生するが、そのステージにおいてアニューを再度仲間にする[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たすと[[BGM]]が変わる。<br />
;「ロックオンって呼ばれるの、本当はあまり好きじゃないんでしょう?」<br />
:[[小説|小説版]]での台詞。ライル本人ですら意識していなかった事実を言い当てる。この発言がきっかけでライルもアニューに注目するようになり、アニューが自身と同様に心に闇を抱えた人間だと気付くことになる。そしてそれは、アニューもまたライルの事をずっと見ていたからこそライルの心の闇を見抜いていた事を意味していた。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「外部からの脳量子波は感じないわ。ちょっと窮屈な感じだけど」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて、条件を満たしてアニューを生存させた場合の次のステージである第35話宇宙ルート「明日へのあがき」の冒頭で。<br />
:「窮屈」というのは、おそらく脳量子波遮断ヘルメットを被っているためと思われる。<br />
;「…皆さんが私を許してくれるなら」<br />
:上記の台詞の後、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]から「やれるわね」と問われて。<br />
:(操られてしまったとはいえ)仲間を裏切ってしまったことに対する責任を感じていることが伺えるが、直後に[[フェルト・グレイス|フェルト]]ら他のクルー達から変わらぬ[[信頼]]の言葉を受け、杞憂であったことを悟る。<br />
;「力み過ぎよ、あなた。そんなんじゃ自分が本当に何をしたいか、わからなくなってしまうわ」<br />
:『第2次Z再世篇』終盤、[[ランカ・リー|ランカ]]が敵となったことに動揺を隠しきれず、思い悩む[[早乙女アルト|アルト]]に対し、ライルや[[クロウ・ブルースト|クロウ]]と共に彼を後押しした際の台詞。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[プトレマイオス2]]<br />
:2nd第11話から[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]に代わって、操舵士を担当する。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たせば最後まで操舵士を務める事ができる。<br />
;[[ガッデス (00)|ガッデス]]<br />
:[[スパイ]]用の機体とされているが、実質アニューの専用機。なお、[[魔装機神シリーズ]]の[[ガッデス (魔装機神)|同名の機体]]とは無関係。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機動戦士ガンダム00]]』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏のラフ稿におけるアニュー・リターナーは、髪型がショートヘアで中性的な顔立ちをしていた。いわば、彼女と同じ塩基配列パターンを持つ[[リヴァイヴ・リバイバル]]と相似した外見である。<br />
**なお、決定稿では髪型がセミロングになり、なおかつ表情が柔和なものになって、女性らしさが前面に出たデザインに変更されている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:アニュー・リターナー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あにゆう りたあなあ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム00]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC&diff=476648
アニュー・リターナー
2024-03-28T10:49:33Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Anew Returner]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/15.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}<br />
| 声優 = {{声優|白石涼子|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|千葉道徳}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::イノベイド]](情報収集型)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<ref>情報収集型である為、作中に登場したイノベイドの中では唯一の有性である。</ref><br />
| 年齢 = 不明(外見では20代前半)<br />
| 身長 = [[身長::170 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::49 kg]]<br />
| 髪色 = 藤色<br />
| 髪型 = セミロング<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ソレスタルビーイング}} → {{所属 (人物)|イノベイド|イノベイター}}<br />
}}<br />
'''アニュー・リターナー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
『00』2ndシーズンより登場したキャラクター。<br />
<br />
[[王留美]]の紹介でソレスタルビーイング(以下、「CB」と表記)に加入した。[[イアン・ヴァスティ]]曰く「宇宙物理学、MS工学、再生治療の権威で操船技術や[[食べ物・料理|料理]]も上手い」というまさに才色兼備な女性。<br />
<br />
当初はイアン達と共に[[オーライザー]]等の支援機開発を行っており、その後操舵士として[[プトレマイオス2]]に乗艦。その中で互いに新参者であり、壁を感じていた者同士である[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス]]ことライル・ディランディと恋仲になっていく。<br />
<br />
しかし、アニューの正体は[[リボンズ・アルマーク]]が王留美を通じて送り込んだ[[スパイ]]だった。[[記憶喪失|記憶を封じられた]]上で送り込まれた為、アニュー自身にスパイの自覚は無く知ないうちに敵に位置を送って(というか読み取られて)おり、彼女自身は何故、[[イノベイド|イノベイター]]達がプトレマイオス2の位置を把握できるのか疑問に思っていた。なお、共にいる時間が多かったライルだけは、アニューがたまに瞳を金色に輝かせて呆ける事があり、その症状が起きた数時間後に必ず敵襲がある事からその事実に薄々気付いていたが、「[[アロウズ]]を先に叩いてアニューを守れば良い」と敢えて黙っていた。<br />
<br />
また、アニューは[[記憶喪失|記憶が封じられていた]]が故に、ソレスタルビーイング内では紛争根絶に従事するだけの「過去」が無く、どうしても他人との間に溝を感じてしまうという心の闇を抱えていた。<br />
<br />
CBが[[リヴァイヴ・リバイバル]]を捕虜にした際にアニューが[[覚醒]](リヴァイヴもこれを見越してわざと捕まった)し、[[ダブルオーライザー]]の奪取を試みるが、失敗。直後[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗って再度襲撃するが、アニューはライルやCBとの思い出から戦う事を躊躇っていた。そして、ライルの奮闘により戻ろうとするもリボンズに操られてしまい<ref>ちなみに、アニューが[[ソレスタルビーイング]]から[[スパイ|盗んだ情報]]によって[[イノベイド|イノベイター]]側に、[[ツインドライヴシステム]]と正式な[[トランザム]]の技術がもたらされる結果になった。</ref>、ライルを殺害しかけた所を[[刹那・F・セイエイ]]の手で討たれて、その生涯を終えた(この際、ダブルオーライザーの力でライルに別れの言葉を送った)。<br />
<br />
リボンズ率いるイノベイターとの戦いが終わった後、ライルは家族の墓の隣にアニューの墓を建てている。<br />
<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。ほぼ原作通りだが、[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たせば生存させることが出来る。離脱とフラグ立てがアニューが[[裏切りイベント|裏切る]]第34話[[宇宙]]ルート「白き牙」だけで行われるので条件は緩いが、その前の分岐で地上に残ってしまうと生存できないので注意。したがって、[[ローレライ]]との両立は不可だが、序盤の[[日本]]ルートで条件さえ満たしていれば、アニューが復帰しつつローレライが生存する状態には持って行ける。ついでに、ローレライは4つある最初の分岐の一つでしかフラグが満たせないため、それ以外のルートなら[[宇宙]]ルートを選ぶのが得策である。<br />
:生存の経緯は刹那の狙撃の隙に[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]がガッデスのコックピットを引き抜くというものであり、宇宙での戦闘だった原作と違って南米ガレオン基地が舞台となっていることと合わせてスパロボならではのif展開となっている。<br />
:生存した場合、想いが通じあった結果か終始ライルとは恋仲になっている他、再び[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]たちに利用されぬよう、[[プトレマイオス2|トレミー]]内に脳量子波を遮断するシールドを張ったり、[[ソーマ・ピーリス]]の提唱でアニューに脳量子波を遮断するヘルメット(ピーリスが使用していたものと同様)を被ってもらうなど「対策」が講じられるシーンが追加される。また、原作再現最終盤の[[白兵戦]]においてもトレミーを守っている描写が追加される。<br />
:なお、フラグ立てによってアニューの生死が左右されるためか、残念ながらGNビームキャノンの[[カットイン]]には登場しない。<br />
:敵対時はアイコンが[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]着用になるが、そのノーマルスーツはトレミーのものである(原作では、[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗った時はトレミーのノーマルスーツから[[アロウズ]]のものに着替えている)。本作ではトレミー脱走後、その場でガッデスに乗り換えだったので着替える暇がなかったのかもしれない。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]] / [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])<br />
:『時獄篇』では'''ライルのエーストークで生存していることが語られており'''、『天獄篇』では[[木星]]のソレスタルビーイング基地に立ち寄った際にライルが会いに行っている。<br />
:ただし、『00』が[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]のみの参戦である為、直接名前が出る事は無い。一応、劇場版でも名前(と顔写真)は出てきてるのだが…。もっとも、そのせいで[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]の仕事が増えていると考えると少し可哀想な気がしないでもない。[[スーパーロボット大戦W|以前]]似たような展開にも関わらず[[ダイゴウジ・ガイ|特別に登場した人物]]が居るのに…。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX]]<br />
:劇場版のみの参戦であるため、すでに死亡しており登場しない。しかし、ライルの戦闘台詞でアニューについて言及・示唆しているものがある。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:『BX』同様、劇場版のみの参戦であるため故人(エーストークにおいてライルが「あいつを思い出にするには早過ぎる」と言っている)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:SRサポートユニット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part11から登場するNPC。本作では[[王留美]]のスカウトで参加したとイアンが語っている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
初期の能力は[[ヒリング・ケア|ヒリング]]や[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]と同じで高水準だが、アニューの成長タイプが何故か[[イノベイド]]の中で唯一標準型に設定されているのでどうにも伸び悩む。特に[[回避#回避(能力)|回避]]の成長率が30も低いので、どうにも辛い。情報収集型ではこれが限界か。他のイノベイド達は全員高い成長値を誇る万能系・回避である。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:<br />
:;味方時<br />
::'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[愛]]'''<br />
::[[Zシリーズ]]での[[プトレマイオス]]クルーの精神コマンドの穴を綺麗に埋めてくれるラインナップ。ダメージアップの「愛」があるため、[[プトレマイオス2]]を前線で使っていくつもりならばアニューの生存は必須だろう。<br />
:;敵対時<br />
::'''[[偵察]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[かく乱]]'''<br />
::「[[スパイ]]として活動し、役目が済めば退散」というものを思わせるのが何とも興味深い。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:'''[[天才]]、[[援護攻撃]]L3、[[戦意高揚]]、[[Bセーブ]]、[[Eセーブ]]、[[サイズ差補正無視]]、[[ガード]]'''<br />
:意外にも技能は攻撃的。[[イノベイド]]の証たる天才もしっかり所持。うっかり[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]や[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と隣接させないように。<br />
:なお、他のイノベイドと異なり、[[見切り]]ではなく代わりにBセーブを所持している。乗機[[ガッデス (00)|ガッデス]]の特性に合わせた為か。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1 <br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。味方版でも習得可能…が、[[ヴィラル]]の場合と同様メインパイロット向けの能力なので、効果は発動しない。ちなみに、敵対時でも一度も習得しない。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;惹かれる想い<br />
:SR。味方戦艦のHP満タンで命中率アップ、攻撃力大アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル・ディランディ]]<br />
:当初は同じクルーのメンバー。心を通わせて恋人になる。だが、アニューの[[裏切りイベント|裏切り]]と死によって悲恋に終わった。<br />
:なお、[[小説|小説版]]によるとライルはアニューが知らずにリボンズ達に情報を渡している(虹彩が金色に輝いている)姿を何度か目撃しており、その直後に必ずアロウズの襲撃がある事から彼女の素性に薄々感づいていた。<br />
;[[リヴァイヴ・リバイバル]]<br />
:同じ塩基配列パターンの[[イノベイド]]。彼はアニューを探知することで、[[プトレマイオス2|トレミー]]の位置を割り出していた。また、[[ダブルオーライザー]]奪取に失敗した際は「女なんかに作るから」と愚痴をこぼした。<br />
:ちなみに、アニューの運命を弄んだリヴァイヴは、後にライルによって討たれている。<br />
;[[ラッセ・アイオン]]<br />
:イノベイドに[[覚醒]]した際に、まず彼を銃撃したが、急所は外していた。<br />
:ちなみに、「アニューはラッセがライルとの仲を'''『まさに狙い撃ち』'''と茶化すような発言をしたのを根に持っていたのでは?」と冗談交じりに言うファンも…。<br />
;[[ミレイナ・ヴァスティ]]<br />
:ラッセを銃撃した後、彼女を人質にする。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、とある話で共に「[[声優ネタ|超能力]]」と発する場面がある。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:彼の手によって、やむなく引導を渡される。このままではライルの命が危なかったとはいえ、同じ仲間である彼女を討った時の刹那の表情には苦しみがあった。<br />
:『第2次Z再世篇』では、条件を満たしていると逆に彼に助けられる。<br />
;[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:脳量子波が使えるため、原作では真っ先にアニューの裏切りを感知して[[プトレマイオス2|トレミー]]内部で対峙した。<br />
:『第2次Z再世篇』では原作とは逆に、脳量子波に翻弄されるアニューのためにかつて自らが使っていた[[人類革新連盟|人革連]]の脳量子波を遮断する技術を提供している。<br />
;[[リボンズ・アルマーク]]<br />
:アニューをトレミーに潜入させた張本人。ライルの元に戻ろうとするも、彼によって操られてしまう。<br />
:ちなみに、リボンズ自身はアニューをただの手駒程度(これは他のイノベイド達にも言えることでもあるが)にしか考えていなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[早乙女アルト]]<br />
:『第2次Z再世篇』では生存していた場合、[[バジュラ]]の元に向かってしまい、敵になってしまったかもしれない[[ランカ・リー|ランカ]]をどうするかどうか悩む彼を後押しする。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「それが、お別れしないんです」<br />「イアンさんの推薦を受け、プトレマイオスに乗船することになりましたから」<br />
:2nd第11話より。「あんたとは、もう少し話がしたかった」とアニューとの別れを残念がる[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に対して。<br />
:初対面にして会話する時間が短かった両者であるが、なかなか良い雰囲気である。<br />
;「まさか。疑問に思ってるだけです。あ、それと呼び方はアニューで良いですから。」<br />
:2nd第14話より。実は自分のせいだと全く気付かず、[[プトレマイオス2|トレミー]]の位置が割り出されることに対して、ロックオンに語りかけた際に発した台詞。<br />
:その直後、アニューに対して親近感を抱いていたロックオンは「俺もライルでいい」と自らの本名を明かしている。<br />
;「何をする? 決まってるわ! だって私は、イノベイターだもの!」<br />
:2nd第19話より。[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]との接触により、[[イノベイド|イノベイター]]に[[覚醒]]した際の台詞。この直後、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]を銃撃した。<br />
;「…私と一緒に来る? 世界の変革が見られるわよ」<br />
:2nd第20話より。ライルに一度[[説得]]された際に返した台詞。直後、刹那とライルの連携で人質の[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]を奪還されてしまう。<br />
;「本当は…愛しているのよ…ライル…」<br />
:リヴァイヴと共に離脱艇で離脱する際、トレミーの方を振り向いて。辛そうな心情がうかがえるのは、アニューに人間としての心が残っているためであろうか?<br />
:ちなみに、アニューを演じた白石涼子氏もまた、(操られてたとはいえ)ライルや[[ソレスタルビーイング]]の仲間を[[裏切りイベント|裏切る場面]]を演じた時は、辛く感じたという。<br />
;「興奮しないでライル! いい男が台無しよ!」<br />
:[[ガッデス (00)|ガッデス]]に乗ってライルに仕掛けた際の台詞。この後、問答の末にライルは[[トランザム]]を発動。ガッデスの武装を破壊し、自分の元に戻さんとするが…。<br />
;アニュー「あなたがいないと生きてる張りがないわ」<br />ライル「アニュー…」<br />アニュー「ねえ、私達…わかりあえてたよね…?」<br />ライル「……ああ。もちろんだとも……」<br />アニュー「良かった……」<br />
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の策略でアニューは自らの意思と関係無くライルを殺しかけるが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の手でやむ無く討たれてしまう。<br />
:アニューの死の瞬間、量子空間の中で二人は最後の会話を交わす。「アニューが生きていてくれるのなら、自分達は出会わなくても良かった」と語るライルに対し、アニューは「ライルが自分の生きる理由だった」と諭す。やがて、[[宇宙]]に閃光が…<ref>なおガッデス爆発の寸前、アニューは[[ガッデス (00)|ガッデス]]で[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を強く押して遠ざけている。これはライルを機体の爆発に巻き込ませないようにする為である。</ref><ref>余談だが、『[[機動戦士ガンダム00]]』2nd第20話では、アニューとライルが永久の別れの場面においてエンディングテーマ「trust you」の歌詞の一節が流れるというドラマチックな演出がなされている。</ref>。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第34話宇宙ルート「白き牙」でも上記の台詞は発生するが、そのステージにおいてアニューを再度仲間にする[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たすと[[BGM]]が変わる。<br />
;「ロックオンって呼ばれるの、本当はあまり好きじゃないんでしょう?」<br />
:[[小説|小説版]]での台詞。ライル本人ですら意識していなかった事実を言い当てる。この発言がきっかけでライルもアニューに注目するようになり、アニューが自身と同様に心に闇を抱えた人間だと気付くことになる。そしてそれは、アニューもまたライルの事をずっと見ていたからこそライルの心の闇を見抜いていた事を意味していた。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「外部からの脳量子波は感じないわ。ちょっと窮屈な感じだけど」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて、条件を満たしてアニューを生存させた場合の次のステージである第35話宇宙ルート「明日へのあがき」の冒頭で。<br />
:「窮屈」というのは、おそらく脳量子波遮断ヘルメットを被っているためと思われる。<br />
;「…皆さんが私を許してくれるなら」<br />
:上記の台詞の後、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]から「やれるわね」と問われて。<br />
:(操られてしまったとはいえ)仲間を裏切ってしまったことに対する責任を感じていることが伺えるが、直後に[[フェルト・グレイス|フェルト]]ら他のクルー達から変わらぬ[[信頼]]の言葉を受け、杞憂であったことを悟る。<br />
;「力み過ぎよ、あなた。そんなんじゃ自分が本当に何をしたいか、わからなくなってしまうわ」<br />
:『第2次Z再世篇』終盤、[[ランカ・リー|ランカ]]が敵となったことに動揺を隠しきれず、思い悩む[[早乙女アルト|アルト]]に対し、ライルや[[クロウ・ブルースト|クロウ]]と共に彼を後押しした際の台詞。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[プトレマイオス2]]<br />
:2nd第11話から[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]に代わって、操舵士を担当する。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たせば最後まで操舵士を務める事ができる。<br />
;[[ガッデス (00)|ガッデス]]<br />
:[[スパイ]]用の機体とされているが、実質アニューの専用機。なお、[[魔装機神シリーズ]]の[[ガッデス (魔装機神)|同名の機体]]とは無関係。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機動戦士ガンダム00]]』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏のラフ稿におけるアニュー・リターナーは、髪型がショートヘアで中性的な顔立ちをしていた。いわば、彼女と同じ塩基配列パターンを持つ[[リヴァイヴ・リバイバル]]と相似した外見である。<br />
**なお、決定稿では髪型がセミロングになり、なおかつ表情が柔和なものになって、女性らしさが前面に出たデザインに変更されている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:アニュー・リターナー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あにゆう りたあなあ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム00]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3&diff=476462
シャーキン
2024-03-25T09:41:32Z
<p>天世: /* その他 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|勇者ライディーン}}<br />
| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 悪魔人(元ムー人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = [[妖魔帝国]]<br />
| 称号 = プリンス<br />
| 変身形態 = [[巨大シャーキン]]<br />
}}<br />
'''シャーキン'''は『[[勇者ライディーン]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[妖魔帝国]]のプリンス。気高く、かつ潔い[[性格]]を持つが、妖魔帝国の目的の為には手段を選ばない冷酷な男。<br />
<br />
[[ひびき洸]]の[[ライバル]]的ポジションを担うが、劇中では作戦立案者として[[バラオ神殿]]に常駐している事が多く、戦場で[[指揮]]を執ったのは数回のみと意外に少ない。<br />
<br />
「'''砂場金吾(すなば・きんご)'''」という人間に変装し、洸の前に転校生として姿を現した事もある。<br />
<br />
第27話で数々の作戦失敗を重ねた事により[[バラオ]]の逆鱗に触れ、一命を賭して[[ライディーン]]に最後の勝負を挑む。決戦では自身が[[巨大シャーキン|巨大化]]し、[[ガンテ]]や[[化石獣]]アリージゴ(SRW未登場)との連戦でエネルギーを消耗したライディーンを追い詰めて勝機を掴みかけるも、刃先の折れたゴッドブレイカーに貫かれ敗北。最期は潔く己の負けを認め、妖魔帝国を称えつつ割腹自殺を遂げて息絶えた。<br />
<br />
実はラ・ムーの血を引いており、洸とも血縁関係にあたるのだが、本人は最後までその事を知らなかった。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
後述のとおり美形悪役の元祖的存在で、スパロボでも妖魔帝国のキャラクターとしてはトップクラスの存在感を見せるが、そもそも『ライディーン』の原作再現度、及び妖魔帝国の扱いが全体的に悪いため、前半~中盤の単なる中ボスという扱いが多い。<br />
<br />
また、[[長浜ロマンロボシリーズ]]で市川治氏が演じたキャラクターに合わせてか、原作では「私」もしくは「俺」だった一人称が「余」となっているのも特徴。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。しかし初登場シナリオで一度戦ってそれっきりで退場となってしまう。何故か顔グラフィックの肌は青くなく、一般人のような黄色である。同様に青い肌の[[ガルーダ]]はちゃんと青いので、別に何かの規制に引っかかったという事ではなさそうなのだが……。<br />
:リメイク版である『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』ではちゃんと青い肌になっている(しかも仮面越しながらかなりの美形になっている)ので、おそらく制作当時の資料不足等によるミスではないかと推測される。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:『第3次』で死亡したが、スーパー系のみのシナリオ「勇者ライディーン」にて[[ベロスタン]]の手で復活。即座に[[DC]]と協力体制を取る事に。同シナリオでは[[ガンテ]]に搭乗し、続くシナリオ「Drヘルの野望」では、[[Dr.ヘル]]の援軍として[[巨大シャーキン]]で登場。お約束のいがみ合い等は無く、Dr.ヘルも素直にシャーキンの助太刀を受け入れている。その際、Dr.ヘルの口から、シャーキンはオーストラリアの担当と明かされる。しかし、倒されても戦死する台詞はなく、それきり登場しなくなる。<br />
:また、敵増援として現れる前に他の敵を全滅させると、登場すらしないまま終わる。今回もやっぱり肌は青ではなく黄色である。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ガンテ]]に乗って[[ムトロポリス]]や[[ヤシマ作戦]]中の[[第2新東京市]]を襲撃する。最終決戦ではガンテを撃墜すると[[巨大シャーキン]]として再登場。自軍フェイズでは防御に徹するため耐久力はかなり高い。倒すと死亡。一応1勢力の大ボスなのだが退場はかなり早く不遇。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:ストーリー中盤に[[熟練度]]の低い分岐ルートに行くと、同じく復活した[[あしゅら男爵]]と共に戦うことが出来る。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2と4で戦う。[[Dr.ヘル一派]]や[[ミケーネ帝国]]と手を組んでいるのか、軍勢の中に[[機械獣]]などが混じっている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::シナリオ「悪魔の戦い」における武装の追加条件が[[ライディーン]]とシャーキンの戦闘に変更された。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:シーン2から登場。シルエットで隠されているが、同時期に巨烈兄弟も復活している。そのためか巨烈獣も繰り出してくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部ではライディーンとの対決ムービーがある。シーン4で死亡。<br />
:余談だが顔アイコンの帽子が縦に長く、戦闘画面ではメッセージウインドウからアニメ部分にかなり割り込んでしまっている。これは[[ブルー・ジェット]]も同様。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:[[ガンダムエピオン]]に乗った'''[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]を洗脳し手駒とする'''が、洗脳を解かれたゼクスにより[[ガンテ]]を大破させられる。敗北後、[[ソーディアン]]要塞の危険性を言い残し割腹自殺。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:音声初収録。[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の傘下になる。妖魔帝国はバルマー帝国傘下では弱小に部類されるはずだが、[[ヨーロッパ]]方面軍の司令官に登用され、妖魔帝国より大規模な帝国の皇族であるハイネルと同列に扱われ、さらに妖魔帝国より大規模な惑星国家で地球勢力よりも早く降ったはずの[[デスモント将軍]]と[[キラー将軍]]を配下としていびっていた。この後一度死亡し、[[DG細胞]]で蘇生。[[ゾンビ兵]]として[[ゴステロ]]の手先にされる。<br />
:なお顔グラフィックは「旧シリーズ」と違って新規に描き起こされているが、相変わらず肌は青ではない。そして「肌が黄色のシャーキン」が登場する最後のSRWでもある。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part7から登場。現在はシナリオNPC。アギャールと共に、大魔竜[[ガンテ]]で[[ムトロポリス]]を襲撃する。第3章Part8では[[エフィドルグ|空の彼方より到来した者共]]の手掛かりを得るため、アギャールに国際連合黒部研究所への調査を指示しており、彼らの戦力の利用を目論んでいる。<br />
:3章Part10では、これまで[[キャラクター事典]]でしか触れられていなかった「砂場金吾」の姿が初登場。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[てかげん]]、[[加速]]、[[根性]]、[[必中]]、[[ド根性]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[てかげん]]、[[足かせ]]、[[ド根性]]、[[根性]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]、[[捨て身]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
: '''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[切り払い]]L2'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L1、[[切り払い]]L1'''<br />
; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
: '''[[反骨心]]、[[援護攻撃]]L4、[[防御]]L5'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[シールド防御]]L4、[[底力]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[バラオ|妖魔大帝バラオ]]<br />
:主君。第27話で初めて彼の逆鱗に触れ制裁を受けた事で、最終決戦への覚悟を決める。<br />
;[[ベロスタン]]<br />
:祭祀長。従順な部下だが、稀に意見される事もあった。<br />
;[[アギャール]]<br />
:初代戦闘指揮官。その無能ぶりに常々憤っており、彼が戦死した際にも冷徹な言葉で斬り捨てている。<br />
;ダルダン提督<br />
:2代目戦闘指揮官。彼が就任した際には期待を寄せており、アギャールと違って作戦失敗の責を問う事も少なかった。SRW未登場。<br />
;[[ひびき洸]]<br />
:[[ライバル]]。最後は味方だったならと惜しまれた。血縁者という設定があり、『ゴッドバード』では異母兄弟の甥とされる。<br />
;[[ひびき一郎]]<br />
:第27話では彼を石化から解除し、洸を火山島に誘き寄せる為の餌として利用する。<br />
;[[ひびき玲子]]<br />
:『ゴッドバード』においては異母兄弟という設定。<br />
;[[巨烈兄弟]]<br />
:原作では共演しなかったが、『COMPACT2』および『IMPACT』では、その出自を嘲笑される。<br />
;アズナル<br />
:『ゴッドバード』における弟。優しく才能に溢れた彼に愛情を注ぎ、彼を王位に就けたくてバラオと手を組んだ。SRW未登場。<br />
;囀晶<br />
:『ゴッドバード』の主人公。アズナルに酷似した彼女に疑惑を持ち、アズナルの遺児と知って味方する。「シャーキンおじさん」と慕われており、彼女には甘い。SRW未登場。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== 長浜作品 ===<br />
;[[プリンス・ハイネル]]<br />
:声優が同じで、ある意味後輩で後継でもあるキャラクター。<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では同僚だが、関係は険悪。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でも共演はしているが絡む場面は無い。<br />
:『ゴッドバード』ではバラオによって共に化石人として蘇生させられシャーキンの部下となるが、バラオとの決戦より同志・盟友となり、その後も行動を共にする。<br />
;[[ガルーダ]]、[[リヒテル]]<br />
:ハイネル同様に声優が同じで、ある意味後輩で後継でもあるキャラクター達。<br />
:SRWシリーズにおいてはガルーダとは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『α』、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]、([[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]])』にて、リヒテルとは『第4次』、『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』にて共演しているが、いずれの作品においても彼らと絡む場面が無い。<br />
:『ゴッドバード』ではハイネル同様バラオによって共に化石人として蘇生させられシャーキンの部下となるが、バラオとの決戦より同志・盟友となり、その後も行動を共にする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])では、共にDC所属の同僚。また彼は未登場だが、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]では彼の軍と共闘している。<br />
;[[ゴーゴン大公]]<br />
:『α』では支援を受けるが、実は利用されていた。<br />
;[[女帝ザーラ]]<br />
:『DD』で共演。同盟国のトップ。シャーキンの正体に気付いている様子。<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:『新』では上官。<br />
;[[暗黒ホラー軍団]]<br />
:『新』では部下。だが彼らには快く思われていない様で、特に直属である[[アシモフ将軍]]は不満タラタラ。<br />
;[[ゴステロ]]<br />
:『新』では彼にゾンビとして蘇生されて操られてしまう。<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』では彼を洗脳して操るが、後に手痛いしっぺ返しを受けることに。ちなみに[[仮面キャラ]]で「王子」であるという点も繋がっているキャラクターである。<br />
;[[ディド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では洸に代わってゴールキーパーを行った彼に悪魔の力を込めたボールを止められて、彼が人間でない事を察した上で警戒している。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「バオラよ、悪魔の時代の完成を邪魔する者は必ず討ち倒します!」<br />
:第2話冒頭で[[ライディーン]]の打倒を[[バラオ]]へと誓い、出陣する。<br />
;「奴に奥の手を全て出させるのだ! 敵を知り尽くせば、容易く倒す事が出来る」<br />
:[[バストドン]]VSライディーンの戦いを視察中、勝利を確信したアギャールを窘めライディーンが余力を残している事を看破する。<br />
;「この地球上で、日本の侵略だけが遅れておるのだ。急がせい、ベロスタン!」<br />
:第6話で[[化石獣]]トータス(SRW未登場)によるライディーン打倒作戦が滞っている状況にイラついて発したもの。<br />
:[[日本]]以外の国は既に侵略済みであるような印象を抱かせる台詞だが、この後のエピソードでも特に描かれる事は無かった。<br />
;「僕はてっきり球転がしをやってると思ったんでねぇ…」<br />
:第9話で「砂場金吾」として[[ひびき洸|洸]]達サッカー部の練習風景を嘲笑った台詞。この[[挑発]]を受け、洸は砂場とのサッカー勝負を行なうが…。<br />
;「フフフ…ひびき洸! 頭も悪い、運動神経も私の敵ではない。そのお前が操るライディーンが、私の念力で動く氷獣マンモーに勝てるものか!」<br />
:バラオの魔力を込めたシャーキンのオーバーヘッドキックで負傷し、視神経が麻痺した状態で出撃する洸を見据え嘲笑する。<br />
;「ひびき、君は全ての点で私の敵ではない! 私の前に跪き、許しを乞うたら助けてやる」<br />
:洸の眼前で初めてシャーキンとしての姿を曝し、自身の絶対の勝利を宣言する。<br />
;「化石獣はライディーンの敵ではない! ムートロンの魔力を持ったライディーンに、勝てるはずがない…!」<br />
:第10話で現状の化石獣ではライディーンに敵わぬと判断し、新戦力である「化石人」の製造に着手する。<br />
:洸には容赦無い罵詈雑言を浴びせるシャーキンだが、ライディーン自体の強さには一目置いており、第2話でも同様の評価を口にしている。<br />
;「そうだ、人間は我々より悪魔に近いわ!」<br />
:第11話でライディーンに対する人間の不信感を逆手に取った作戦を発案した際の、極めて奥深い台詞。<br />
:35年後の未来では人間でありながら[[バラオ|悪魔]]と化した[[三輪防人|男]]が現れ、このシャーキンの言葉はあまりにも恐ろしい形で現実となっている。<br />
;「何が名誉だ!? ライディーンを倒してこそ名誉なのだ!」<br />
:第18話で[[アギャール]]戦死の報告を受けるも、彼の死を悼む[[ベロスタン]]とは真逆の辛辣な言葉を吐き棄てる。<br />
;「見事だ、ライディーン…だが、俺は死んでも…我が妖魔帝国は滅びんぞ…!」<br />「バラオよ…我が偉大なる妖魔帝国に…栄光あれぇぇぇぇ…ッ!!」<br />
:第27話の決戦でライディーンに敗北後、妖魔帝国を称えつつ自害する。直後、シャーキンの死を悼むかのように雨が降り始めた…。<br />
:何の偶然か、[[未来ロボ ダルタニアス|長浜監督の後年の作品]]に登場する[[クロッペン|シャーキンと声優が同じキャラクター]]の最期の台詞もまた「~に栄光あれー!」である。<br />
:また、[[機動戦士ガンダム|富野監督の後年の作品]]でも[[ガルマ・ザビ|彼]]が自身の死に際に、上記の台詞と似た趣旨の発言をしている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「ククク…余は、その敵に似た存在を知っておる」<br />「そやつは生半可な攻撃では倒せん筈だ。だからこそ、余は貴様らに確実なトドメを刺す為に、ここへ来た」<br />「我が妖魔帝国の記憶装置に、その敵に似た異形のモノ達の事が残っていた」<br />「そして、強大な力を持つそやつらは…いずれこの世に現れるとも予言されてあったのだ」<br />
:『α』第20話「決戦、第2新東京市」より。「[[ヤシマ作戦]]」の間隙を縫って[[第2新東京市]]に出現し、作戦の絶対死守を誓う[[ロンド・ベル]]隊を嘲笑する。一方、シャーキンが語る「異形のモノ達」について、洸&[[赤木リツコ|リツコ]]は虚空からの破壊神=[[STMC]]を指すのではと推察する。<br />
;「その言葉、説得力が有る。貴様らも日本占領の一歩手前まで行っておきながら敗れたようだからな」<br />
:『α』第25話極東地区へ向かうルート「シャーキン悪魔の戦い」より。[[バラオ神殿]]に現れた[[ゴーゴン大公]]から「化石獣だけでライディーン達を倒すのは不可能」と告げられ、上述の皮肉を交えつつ彼から提供された「[[戦闘獣|助っ人]]」を受け入れ出陣する。<br />
;「ひびき洸!貴様とは長い戦いであった…今こそ決着をつけようぞ!!」<br />
:同上。[[巨大シャーキン]]時に発生するライディーンとの[[戦闘前会話]]で、洸との戦いの日々を感慨深げに呟きつつ最終決戦に臨む。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*所謂「"'''美形悪役'''"の元祖」と言われており、彼が死んだ回の後、長浜忠夫監督宛にカミソリ入りの手紙がたくさん届いたと言う。<br />
**また、「'''仮面キャラの素顔は美形'''」のお約束の元祖も彼と言われている。こちらについては後に[[シャア・アズナブル|シャア]]によって図式が確立することになる。<br />
***ちなみに「砂場金吾」に変装した際の素顔は美形とは言い難い顔つきだったが、続編[[漫画]]『ゴッドバード』では妖術で顔も変えたとされている。<br />
*『[[勇者ライディーン]]』の関連作品『超者ライディーン』(SRW未参戦)では[[巨大シャーキン]]をモチーフにしたライディーンS(スペリオール)が主人公の最終形態として登場し、同作終盤でライディーンをモチーフにしたゴッドライディーンがラスボスとして立ちはだかり、対決している。<br />
*『勇者ライディーン』の35年後の未来を描く[[漫画]]『ゴッドバード』ではバラオによって化石人となって復活し、同じく化石人として復活させられた[[ガルーダ]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]らと共に洸や超電磁ロボチーム達と激突する。<br />
**『ゴッドバード』ではアニメ本編では未消化に終わってしまったシャーキンの血縁についての設定が掘り下げられており、元々の出自はラ・ムーの妾の子供の一人であり、洸の母親である[[レムリア]]とは異母兄弟の間柄だったが、溺愛する自分の弟・アズナルに皇位を継がせるべく妖魔帝国に自身の[[魂]]を売ったと解釈されている。<br />
**『ゴッドバード』の設定追加によって、市川治氏が演じた長浜作品の美形悪役はマザコンの[[ガルーダ]]、ブラコンの[[ハイネル]]、シスコンの[[リヒテル]]、ブラコン・姪コンのシャーキンで綺麗にまとまってしまった。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しやあきん}}<br />
[[category:登場人物さ行]]<br />
[[category:勇者ライディーン]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3&diff=476461
シャーキン
2024-03-25T09:41:16Z
<p>天世: /* その他 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|勇者ライディーン}}<br />
| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 悪魔人(元ムー人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = [[妖魔帝国]]<br />
| 称号 = プリンス<br />
| 変身形態 = [[巨大シャーキン]]<br />
}}<br />
'''シャーキン'''は『[[勇者ライディーン]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[妖魔帝国]]のプリンス。気高く、かつ潔い[[性格]]を持つが、妖魔帝国の目的の為には手段を選ばない冷酷な男。<br />
<br />
[[ひびき洸]]の[[ライバル]]的ポジションを担うが、劇中では作戦立案者として[[バラオ神殿]]に常駐している事が多く、戦場で[[指揮]]を執ったのは数回のみと意外に少ない。<br />
<br />
「'''砂場金吾(すなば・きんご)'''」という人間に変装し、洸の前に転校生として姿を現した事もある。<br />
<br />
第27話で数々の作戦失敗を重ねた事により[[バラオ]]の逆鱗に触れ、一命を賭して[[ライディーン]]に最後の勝負を挑む。決戦では自身が[[巨大シャーキン|巨大化]]し、[[ガンテ]]や[[化石獣]]アリージゴ(SRW未登場)との連戦でエネルギーを消耗したライディーンを追い詰めて勝機を掴みかけるも、刃先の折れたゴッドブレイカーに貫かれ敗北。最期は潔く己の負けを認め、妖魔帝国を称えつつ割腹自殺を遂げて息絶えた。<br />
<br />
実はラ・ムーの血を引いており、洸とも血縁関係にあたるのだが、本人は最後までその事を知らなかった。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
後述のとおり美形悪役の元祖的存在で、スパロボでも妖魔帝国のキャラクターとしてはトップクラスの存在感を見せるが、そもそも『ライディーン』の原作再現度、及び妖魔帝国の扱いが全体的に悪いため、前半~中盤の単なる中ボスという扱いが多い。<br />
<br />
また、[[長浜ロマンロボシリーズ]]で市川治氏が演じたキャラクターに合わせてか、原作では「私」もしくは「俺」だった一人称が「余」となっているのも特徴。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。しかし初登場シナリオで一度戦ってそれっきりで退場となってしまう。何故か顔グラフィックの肌は青くなく、一般人のような黄色である。同様に青い肌の[[ガルーダ]]はちゃんと青いので、別に何かの規制に引っかかったという事ではなさそうなのだが……。<br />
:リメイク版である『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』ではちゃんと青い肌になっている(しかも仮面越しながらかなりの美形になっている)ので、おそらく制作当時の資料不足等によるミスではないかと推測される。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:『第3次』で死亡したが、スーパー系のみのシナリオ「勇者ライディーン」にて[[ベロスタン]]の手で復活。即座に[[DC]]と協力体制を取る事に。同シナリオでは[[ガンテ]]に搭乗し、続くシナリオ「Drヘルの野望」では、[[Dr.ヘル]]の援軍として[[巨大シャーキン]]で登場。お約束のいがみ合い等は無く、Dr.ヘルも素直にシャーキンの助太刀を受け入れている。その際、Dr.ヘルの口から、シャーキンはオーストラリアの担当と明かされる。しかし、倒されても戦死する台詞はなく、それきり登場しなくなる。<br />
:また、敵増援として現れる前に他の敵を全滅させると、登場すらしないまま終わる。今回もやっぱり肌は青ではなく黄色である。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ガンテ]]に乗って[[ムトロポリス]]や[[ヤシマ作戦]]中の[[第2新東京市]]を襲撃する。最終決戦ではガンテを撃墜すると[[巨大シャーキン]]として再登場。自軍フェイズでは防御に徹するため耐久力はかなり高い。倒すと死亡。一応1勢力の大ボスなのだが退場はかなり早く不遇。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:ストーリー中盤に[[熟練度]]の低い分岐ルートに行くと、同じく復活した[[あしゅら男爵]]と共に戦うことが出来る。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2と4で戦う。[[Dr.ヘル一派]]や[[ミケーネ帝国]]と手を組んでいるのか、軍勢の中に[[機械獣]]などが混じっている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::シナリオ「悪魔の戦い」における武装の追加条件が[[ライディーン]]とシャーキンの戦闘に変更された。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:シーン2から登場。シルエットで隠されているが、同時期に巨烈兄弟も復活している。そのためか巨烈獣も繰り出してくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部ではライディーンとの対決ムービーがある。シーン4で死亡。<br />
:余談だが顔アイコンの帽子が縦に長く、戦闘画面ではメッセージウインドウからアニメ部分にかなり割り込んでしまっている。これは[[ブルー・ジェット]]も同様。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:[[ガンダムエピオン]]に乗った'''[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]を洗脳し手駒とする'''が、洗脳を解かれたゼクスにより[[ガンテ]]を大破させられる。敗北後、[[ソーディアン]]要塞の危険性を言い残し割腹自殺。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:音声初収録。[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の傘下になる。妖魔帝国はバルマー帝国傘下では弱小に部類されるはずだが、[[ヨーロッパ]]方面軍の司令官に登用され、妖魔帝国より大規模な帝国の皇族であるハイネルと同列に扱われ、さらに妖魔帝国より大規模な惑星国家で地球勢力よりも早く降ったはずの[[デスモント将軍]]と[[キラー将軍]]を配下としていびっていた。この後一度死亡し、[[DG細胞]]で蘇生。[[ゾンビ兵]]として[[ゴステロ]]の手先にされる。<br />
:なお顔グラフィックは「旧シリーズ」と違って新規に描き起こされているが、相変わらず肌は青ではない。そして「肌が黄色のシャーキン」が登場する最後のSRWでもある。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part7から登場。現在はシナリオNPC。アギャールと共に、大魔竜[[ガンテ]]で[[ムトロポリス]]を襲撃する。第3章Part8では[[エフィドルグ|空の彼方より到来した者共]]の手掛かりを得るため、アギャールに国際連合黒部研究所への調査を指示しており、彼らの戦力の利用を目論んでいる。<br />
:3章Part10では、これまで[[キャラクター事典]]でしか触れられていなかった「砂場金吾」の姿が初登場。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[てかげん]]、[[加速]]、[[根性]]、[[必中]]、[[ド根性]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[てかげん]]、[[足かせ]]、[[ド根性]]、[[根性]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]、[[捨て身]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
: '''[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[切り払い]]L2'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''<br />
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L1、[[切り払い]]L1'''<br />
; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
: '''[[反骨心]]、[[援護攻撃]]L4、[[防御]]L5'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[シールド防御]]L4、[[底力]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[バラオ|妖魔大帝バラオ]]<br />
:主君。第27話で初めて彼の逆鱗に触れ制裁を受けた事で、最終決戦への覚悟を決める。<br />
;[[ベロスタン]]<br />
:祭祀長。従順な部下だが、稀に意見される事もあった。<br />
;[[アギャール]]<br />
:初代戦闘指揮官。その無能ぶりに常々憤っており、彼が戦死した際にも冷徹な言葉で斬り捨てている。<br />
;ダルダン提督<br />
:2代目戦闘指揮官。彼が就任した際には期待を寄せており、アギャールと違って作戦失敗の責を問う事も少なかった。SRW未登場。<br />
;[[ひびき洸]]<br />
:[[ライバル]]。最後は味方だったならと惜しまれた。血縁者という設定があり、『ゴッドバード』では異母兄弟の甥とされる。<br />
;[[ひびき一郎]]<br />
:第27話では彼を石化から解除し、洸を火山島に誘き寄せる為の餌として利用する。<br />
;[[ひびき玲子]]<br />
:『ゴッドバード』においては異母兄弟という設定。<br />
;[[巨烈兄弟]]<br />
:原作では共演しなかったが、『COMPACT2』および『IMPACT』では、その出自を嘲笑される。<br />
;アズナル<br />
:『ゴッドバード』における弟。優しく才能に溢れた彼に愛情を注ぎ、彼を王位に就けたくてバラオと手を組んだ。SRW未登場。<br />
;囀晶<br />
:『ゴッドバード』の主人公。アズナルに酷似した彼女に疑惑を持ち、アズナルの遺児と知って味方する。「シャーキンおじさん」と慕われており、彼女には甘い。SRW未登場。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== 長浜作品 ===<br />
;[[プリンス・ハイネル]]<br />
:声優が同じで、ある意味後輩で後継でもあるキャラクター。<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では同僚だが、関係は険悪。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でも共演はしているが絡む場面は無い。<br />
:『ゴッドバード』ではバラオによって共に化石人として蘇生させられシャーキンの部下となるが、バラオとの決戦より同志・盟友となり、その後も行動を共にする。<br />
;[[ガルーダ]]、[[リヒテル]]<br />
:ハイネル同様に声優が同じで、ある意味後輩で後継でもあるキャラクター達。<br />
:SRWシリーズにおいてはガルーダとは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『α』、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]、([[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]])』にて、リヒテルとは『第4次』、『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』にて共演しているが、いずれの作品においても彼らと絡む場面が無い。<br />
:『ゴッドバード』ではハイネル同様バラオによって共に化石人として蘇生させられシャーキンの部下となるが、バラオとの決戦より同志・盟友となり、その後も行動を共にする。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])では、共にDC所属の同僚。また彼は未登場だが、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]では彼の軍と共闘している。<br />
;[[ゴーゴン大公]]<br />
:『α』では支援を受けるが、実は利用されていた。<br />
;[[女帝ザーラ]]<br />
:『DD』で共演。同盟国のトップ。シャーキンの正体に気付いている様子。<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:『新』では上官。<br />
;[[暗黒ホラー軍団]]<br />
:『新』では部下。だが彼らには快く思われていない様で、特に直属である[[アシモフ将軍]]は不満タラタラ。<br />
;[[ゴステロ]]<br />
:『新』では彼にゾンビとして蘇生されて操られてしまう。<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』では彼を洗脳して操るが、後に手痛いしっぺ返しを受けることに。ちなみに[[仮面キャラ]]で「王子」であるという点も繋がっているキャラクターである。<br />
<br />
;[[ディド]]<br />
<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では洸に代わってゴールキーパーを行った彼に悪魔の力を込めたボールを止められて、彼が人間でない事を察した上で警戒している。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「バオラよ、悪魔の時代の完成を邪魔する者は必ず討ち倒します!」<br />
:第2話冒頭で[[ライディーン]]の打倒を[[バラオ]]へと誓い、出陣する。<br />
;「奴に奥の手を全て出させるのだ! 敵を知り尽くせば、容易く倒す事が出来る」<br />
:[[バストドン]]VSライディーンの戦いを視察中、勝利を確信したアギャールを窘めライディーンが余力を残している事を看破する。<br />
;「この地球上で、日本の侵略だけが遅れておるのだ。急がせい、ベロスタン!」<br />
:第6話で[[化石獣]]トータス(SRW未登場)によるライディーン打倒作戦が滞っている状況にイラついて発したもの。<br />
:[[日本]]以外の国は既に侵略済みであるような印象を抱かせる台詞だが、この後のエピソードでも特に描かれる事は無かった。<br />
;「僕はてっきり球転がしをやってると思ったんでねぇ…」<br />
:第9話で「砂場金吾」として[[ひびき洸|洸]]達サッカー部の練習風景を嘲笑った台詞。この[[挑発]]を受け、洸は砂場とのサッカー勝負を行なうが…。<br />
;「フフフ…ひびき洸! 頭も悪い、運動神経も私の敵ではない。そのお前が操るライディーンが、私の念力で動く氷獣マンモーに勝てるものか!」<br />
:バラオの魔力を込めたシャーキンのオーバーヘッドキックで負傷し、視神経が麻痺した状態で出撃する洸を見据え嘲笑する。<br />
;「ひびき、君は全ての点で私の敵ではない! 私の前に跪き、許しを乞うたら助けてやる」<br />
:洸の眼前で初めてシャーキンとしての姿を曝し、自身の絶対の勝利を宣言する。<br />
;「化石獣はライディーンの敵ではない! ムートロンの魔力を持ったライディーンに、勝てるはずがない…!」<br />
:第10話で現状の化石獣ではライディーンに敵わぬと判断し、新戦力である「化石人」の製造に着手する。<br />
:洸には容赦無い罵詈雑言を浴びせるシャーキンだが、ライディーン自体の強さには一目置いており、第2話でも同様の評価を口にしている。<br />
;「そうだ、人間は我々より悪魔に近いわ!」<br />
:第11話でライディーンに対する人間の不信感を逆手に取った作戦を発案した際の、極めて奥深い台詞。<br />
:35年後の未来では人間でありながら[[バラオ|悪魔]]と化した[[三輪防人|男]]が現れ、このシャーキンの言葉はあまりにも恐ろしい形で現実となっている。<br />
;「何が名誉だ!? ライディーンを倒してこそ名誉なのだ!」<br />
:第18話で[[アギャール]]戦死の報告を受けるも、彼の死を悼む[[ベロスタン]]とは真逆の辛辣な言葉を吐き棄てる。<br />
;「見事だ、ライディーン…だが、俺は死んでも…我が妖魔帝国は滅びんぞ…!」<br />「バラオよ…我が偉大なる妖魔帝国に…栄光あれぇぇぇぇ…ッ!!」<br />
:第27話の決戦でライディーンに敗北後、妖魔帝国を称えつつ自害する。直後、シャーキンの死を悼むかのように雨が降り始めた…。<br />
:何の偶然か、[[未来ロボ ダルタニアス|長浜監督の後年の作品]]に登場する[[クロッペン|シャーキンと声優が同じキャラクター]]の最期の台詞もまた「~に栄光あれー!」である。<br />
:また、[[機動戦士ガンダム|富野監督の後年の作品]]でも[[ガルマ・ザビ|彼]]が自身の死に際に、上記の台詞と似た趣旨の発言をしている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「ククク…余は、その敵に似た存在を知っておる」<br />「そやつは生半可な攻撃では倒せん筈だ。だからこそ、余は貴様らに確実なトドメを刺す為に、ここへ来た」<br />「我が妖魔帝国の記憶装置に、その敵に似た異形のモノ達の事が残っていた」<br />「そして、強大な力を持つそやつらは…いずれこの世に現れるとも予言されてあったのだ」<br />
:『α』第20話「決戦、第2新東京市」より。「[[ヤシマ作戦]]」の間隙を縫って[[第2新東京市]]に出現し、作戦の絶対死守を誓う[[ロンド・ベル]]隊を嘲笑する。一方、シャーキンが語る「異形のモノ達」について、洸&[[赤木リツコ|リツコ]]は虚空からの破壊神=[[STMC]]を指すのではと推察する。<br />
;「その言葉、説得力が有る。貴様らも日本占領の一歩手前まで行っておきながら敗れたようだからな」<br />
:『α』第25話極東地区へ向かうルート「シャーキン悪魔の戦い」より。[[バラオ神殿]]に現れた[[ゴーゴン大公]]から「化石獣だけでライディーン達を倒すのは不可能」と告げられ、上述の皮肉を交えつつ彼から提供された「[[戦闘獣|助っ人]]」を受け入れ出陣する。<br />
;「ひびき洸!貴様とは長い戦いであった…今こそ決着をつけようぞ!!」<br />
:同上。[[巨大シャーキン]]時に発生するライディーンとの[[戦闘前会話]]で、洸との戦いの日々を感慨深げに呟きつつ最終決戦に臨む。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*所謂「"'''美形悪役'''"の元祖」と言われており、彼が死んだ回の後、長浜忠夫監督宛にカミソリ入りの手紙がたくさん届いたと言う。<br />
**また、「'''仮面キャラの素顔は美形'''」のお約束の元祖も彼と言われている。こちらについては後に[[シャア・アズナブル|シャア]]によって図式が確立することになる。<br />
***ちなみに「砂場金吾」に変装した際の素顔は美形とは言い難い顔つきだったが、続編[[漫画]]『ゴッドバード』では妖術で顔も変えたとされている。<br />
*『[[勇者ライディーン]]』の関連作品『超者ライディーン』(SRW未参戦)では[[巨大シャーキン]]をモチーフにしたライディーンS(スペリオール)が主人公の最終形態として登場し、同作終盤でライディーンをモチーフにしたゴッドライディーンがラスボスとして立ちはだかり、対決している。<br />
*『勇者ライディーン』の35年後の未来を描く[[漫画]]『ゴッドバード』ではバラオによって化石人となって復活し、同じく化石人として復活させられた[[ガルーダ]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]らと共に洸や超電磁ロボチーム達と激突する。<br />
**『ゴッドバード』ではアニメ本編では未消化に終わってしまったシャーキンの血縁についての設定が掘り下げられており、元々の出自はラ・ムーの妾の子供の一人であり、洸の母親である[[レムリア]]とは異母兄弟の間柄だったが、溺愛する自分の弟・アズナルに皇位を継がせるべく妖魔帝国に自身の[[魂]]を売ったと解釈されている。<br />
**『ゴッドバード』の設定追加によって、市川治氏が演じた長浜作品の美形悪役はマザコンの[[ガルーダ]]、ブラコンの[[ハイネル]]、シスコンの[[リヒテル]]、ブラコン・姪コンのシャーキンで綺麗にまとまってしまった。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しやあきん}}<br />
[[category:登場人物さ行]]<br />
[[category:勇者ライディーン]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%98%BF%E5%98%89%E6%9D%BE%E6%BB%8B&diff=476382
阿嘉松滋
2024-03-24T08:59:38Z
<p>天世: /* 人間関係 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = あかまつ しげる<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shigeru Akamatsu]]<ref>[http://www.betterman.jp/chara/07.php character]、ベターマン、2022年3月4日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (人物)|ベターマン}}<br />
*{{登場作品 (人物)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}<br />
| 声優 = {{声優|茶風林|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
| SRWでの分類 = [[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::45]]歳<br />
| 身長 = [[身長::168 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::72 kg]]<br />
| 所属 = 有限会社[[アカマツ工業]]<br />[[GGG]]ブルー(覇界王)<br />
| 役職 = [[役職::社長]](ベターマン)<br />長官(覇界王)<br />
}}<br />
'''阿嘉松滋'''は『[[ベターマン]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[阿嘉松紗孔羅|紗孔羅]]の父で、[[アカマツ工業]]の[[社長]]。自らの[[夢]]と自由を守る為に会社を株式会社化せず、有限会社に拘っている。しかし科学者の妻は自身が大怪我したことを切っ掛けに研究に没頭するために夫の阿嘉松や娘の紗孔羅とは別居する事になり、それもあってか娘の紗孔羅を溺愛している。<br />
<br />
普段からしょうもない発明品ばかり作っているが、その中には記録的なヒットを叩きだしたものも含まれている(『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場したラジロボはその代表作)。そのためか『日本の名物社長』という番組で取り上げられたこともあり、[[蒼斧蛍汰|蛍汰]]も知っていた。考案される品々の着眼点は概ね、「こんなものあったら面白いだろうけど、まず普通作らない&作れないもの」である(例:ジェットエンジン搭載のスケボー、四十八手が組み込まれた対戦ラジコンフィギュア、実弾を発射する戦車のラジコン、煙もタールもでないタバコなど)。<br />
<br />
実は父親はプレイボーイで知られている[[獅子王雷牙]]であり、彼の28人の子供のうちの一人。発明品の発想や性格が似ている事もあって交流はそこそこある様だが、『ガオガイガーFINAL』の小説版ではこだわりから母方の姓を名乗っていると[[ルネ・カーディフ・獅子王|異母妹]]に語っている。<br />
<br />
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』では、[[GGG]]マリンレフュージ基地の所長を経て、決断力を買われ新生GGG(後のGGGブルー)の長官に就任。掛け声はかつての長官にも負けてはいないと書かれている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:初登場作品。中盤までは会話シーンのみでの登場だが、グリアノイド装備イベント後サブパイロットとして[[ニューロノイド]]に搭乗できる様になる。能力値は全てなしで扱いは[[妖精]]とほぼ同じ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年12月のイベント「ベターマン対ガサラキ」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:第2章Part4から登場。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『覇界王』設定。NPCだが、[[ファイナル・ガオガイガー]]の戦闘演出や中断メッセージに登場するためボイスが収録されている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[加速]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[根性]]、[[威圧]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[阿嘉松紗孔羅]]<br />
:最愛の娘。<br />
;[[蒼斧蛍汰]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。発明品関連で趣味が合うため関係は良好だが、自暴自棄になった彼から自身の生き様をキツくこき下ろされたこともある。<br />
;[[彩火乃紀]]、[[府中律子]]、[[山じい]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。<br />
;アンジェリカ・アネモネ・阿嘉松<br />
:別居中の妻。SRW未登場。『覇界王』にてドクトル・アーとして初登場。GGGドイツ技研の科学者でありロボットアームやサイボーグ用の義肢の権威。義肢の研究に集中するために滋や紗孔羅とは別居している。<br />
<br />
=== [[勇者王ガオガイガー]] ===<br />
;[[獅子王雷牙]]<br />
:似た者同士の父親。しかし、彼の女好きと節操の無さに関してのみは余りいい感情を持っていないらしい。<br />
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]<br />
:腹違いの妹。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:従兄弟。幼少期の彼と幾度か対面したことがある。<br />
;[[獅子王麗雄]]<br />
:叔父であり、師匠。彼との交流を切っ掛けに妻・アンジェリカと出会う事になる。<br />
;[[獅子王絆]]<br />
:叔父・麗雄の妻であり、従兄弟・凱の母。阿嘉松やアンジェリカとは麗雄の教え子同士として交流があり、アンジェリカとは親友である。<br />
;[[ヤン・ロンリー]]<br />
:『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王]]』にて、彼の推薦を受けてGGG長官に就任する。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[冴島十三]]<br />
:ブレイブポリス計画の協力者として参加している。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== ベターマン ===<br />
;「バカ野郎!……[[修正|とか言って殴るのがお決まりのパターン]]なんだが、そこまで説教臭いジジイにはなりたくないしな」<br />
:[[メデューサ|バイオ管虫]]の襲撃で火乃紀や紗孔羅、りっちゃん、[[チャンディー]]の安否が絶望的になり、自分の事を散々にこき下ろしたうえ「[[ラミア (ベターマン)|ベターマン]]に任せて何もしなければよかった」と吐き捨てた蛍汰に対して。<br />
:実際殴りかけたのだが、直前で思い止まり拳は壁に叩きつけている。<br />
;「俺は言い訳する気はねぇが。これでも俺なりに懸命に生きてきたつもりだ。若造に好き放題こき下ろされようが、オヤジなりのポリシーってもんがあるんでな」<br />
:上記発言の後「アンタ自分の事しか考えてないんじゃないスか」という蛍汰の発言に対する返答。<br />
:滋自身も蛍汰の非難を半ば認めてはいるものの、実際は蛍汰や火乃紀の安全を最優先に行動しており、身勝手な言動を取っていたわけではない。<br />
;「社長ちゃん プンプン怒るのだぁー!」<br />
:一連の精神攻撃の元凶が㈱超人同盟だと知って激怒するセリフ。元は自社製作のパフュームマシン「愛しのカオルちゃん17才」の変更セリフ。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
=== 覇界王 ===<br />
;滋「こいつは驚いたぜ…奴らもファイナルフュージョンしやがるとはな」<br />紗孔羅『それは』<br />滋「まさに」<br />滋「ベターメン!!」 / 紗孔羅『ベターマン・カタフラクト!!』<br />
:漫画版第20回より。合体したベターマンを、安直に複数形にした「ベターメン」と名付けようとしたが、紗孔羅を通して出る声に思い切り遮られる。遅れて噴きだした約一名を除き、そのセンスに周囲は真顔で凍り付いた。<br />
:小説版では「差し詰め<ベターメン>ってところか」と軽く評していたが、漫画版にあたりギャグシーンの印象が強くなってしまった。この流れの為、原作ではその後も引っ張るベターメン呼称が、漫画版では早々に[[ベターマン・カタフラクト]]の採用に切り替わっている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「もし、その1%が当たっちまったら、俺達もカクタスみてえにアルジャーノンを発症して死んじまうかもしれねぇ…」<br />
;「あいつが死んじまったせいで、調査に使っている覚醒人には紗孔羅を乗せることになった…」<br />
:『DD』にて。原作ではボトム・ザ・ワールドの調査中に覚醒人に乗っていたカクタスはすでに患っていたアルジャーノンが末期となり様子がおかしくなり覚醒人から逃亡、その後死亡が確認されていた。本作では調査前、あるいは描写から一度調査していたようなので蛍汰と関わる前の最初の調査中にカクタスは死亡していた様子。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[覚醒人1号]]<br />
:アカマツ工業の総力を結集して造り上げた[[ニューロノイド]]。<br />
;グリアノイド<br />
:劇中終盤に搭乗した[[ニューロノイド]]の強化ユニット。父からの[[クリスマス|クリスマスプレゼント]]でもある。<br />
;[[ガオガイゴー]]<br />
:核となるニューロメカノイド・覚醒人凱号を開発。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:あかまつ しける}}<br />
[[category:登場人物あ行]]<br />
[[category:ベターマン]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%98%BF%E5%98%89%E6%9D%BE%E6%BB%8B&diff=476381
阿嘉松滋
2024-03-24T08:58:26Z
<p>天世: /* 人間関係 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = あかまつ しげる<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shigeru Akamatsu]]<ref>[http://www.betterman.jp/chara/07.php character]、ベターマン、2022年3月4日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (人物)|ベターマン}}<br />
*{{登場作品 (人物)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}<br />
| 声優 = {{声優|茶風林|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
| SRWでの分類 = [[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::45]]歳<br />
| 身長 = [[身長::168 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::72 kg]]<br />
| 所属 = 有限会社[[アカマツ工業]]<br />[[GGG]]ブルー(覇界王)<br />
| 役職 = [[役職::社長]](ベターマン)<br />長官(覇界王)<br />
}}<br />
'''阿嘉松滋'''は『[[ベターマン]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[阿嘉松紗孔羅|紗孔羅]]の父で、[[アカマツ工業]]の[[社長]]。自らの[[夢]]と自由を守る為に会社を株式会社化せず、有限会社に拘っている。しかし科学者の妻は自身が大怪我したことを切っ掛けに研究に没頭するために夫の阿嘉松や娘の紗孔羅とは別居する事になり、それもあってか娘の紗孔羅を溺愛している。<br />
<br />
普段からしょうもない発明品ばかり作っているが、その中には記録的なヒットを叩きだしたものも含まれている(『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場したラジロボはその代表作)。そのためか『日本の名物社長』という番組で取り上げられたこともあり、[[蒼斧蛍汰|蛍汰]]も知っていた。考案される品々の着眼点は概ね、「こんなものあったら面白いだろうけど、まず普通作らない&作れないもの」である(例:ジェットエンジン搭載のスケボー、四十八手が組み込まれた対戦ラジコンフィギュア、実弾を発射する戦車のラジコン、煙もタールもでないタバコなど)。<br />
<br />
実は父親はプレイボーイで知られている[[獅子王雷牙]]であり、彼の28人の子供のうちの一人。発明品の発想や性格が似ている事もあって交流はそこそこある様だが、『ガオガイガーFINAL』の小説版ではこだわりから母方の姓を名乗っていると[[ルネ・カーディフ・獅子王|異母妹]]に語っている。<br />
<br />
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』では、[[GGG]]マリンレフュージ基地の所長を経て、決断力を買われ新生GGG(後のGGGブルー)の長官に就任。掛け声はかつての長官にも負けてはいないと書かれている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:初登場作品。中盤までは会話シーンのみでの登場だが、グリアノイド装備イベント後サブパイロットとして[[ニューロノイド]]に搭乗できる様になる。能力値は全てなしで扱いは[[妖精]]とほぼ同じ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年12月のイベント「ベターマン対ガサラキ」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:第2章Part4から登場。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『覇界王』設定。NPCだが、[[ファイナル・ガオガイガー]]の戦闘演出や中断メッセージに登場するためボイスが収録されている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[加速]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[根性]]、[[威圧]]'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[阿嘉松紗孔羅]]<br />
:最愛の娘。<br />
;[[蒼斧蛍汰]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。発明品関連で趣味が合うため関係は良好だが、自暴自棄になった彼から自身の生き様をキツくこき下ろされたこともある。<br />
;[[彩火乃紀]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。<br />
;[[府中律子]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。<br />
;[[山じい]]<br />
:アカマツ工業及びGGGでの部下。<br />
;アンジェリカ・アネモネ・阿嘉松<br />
:別居中の妻。SRW未登場。『覇界王』にてドクトル・アーとして初登場。GGGドイツ技研の科学者でありロボットアームやサイボーグ用の義肢の権威。義肢の研究に集中するために滋や紗孔羅とは別居している。<br />
<br />
=== [[勇者王ガオガイガー]] ===<br />
;[[獅子王雷牙]]<br />
:似た者同士の父親。しかし、彼の女好きと節操の無さに関してのみは余りいい感情を持っていないらしい。<br />
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]<br />
:腹違いの妹。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:従兄弟。幼少期の彼と幾度か対面したことがある。<br />
;[[獅子王麗雄]]<br />
:叔父であり、師匠。彼との交流を切っ掛けに妻・アンジェリカと出会う事になる。<br />
;[[獅子王絆]]<br />
:叔父・麗雄の妻であり、従兄弟・凱の母。阿嘉松やアンジェリカとは麗雄の教え子同士として交流があり、アンジェリカとは親友である。<br />
;[[ヤン・ロンリー]]<br />
:『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王]]』にて、彼の推薦を受けてGGG長官に就任する。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[冴島十三]]<br />
:ブレイブポリス計画の協力者として参加している。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== ベターマン ===<br />
;「バカ野郎!……[[修正|とか言って殴るのがお決まりのパターン]]なんだが、そこまで説教臭いジジイにはなりたくないしな」<br />
:[[メデューサ|バイオ管虫]]の襲撃で火乃紀や紗孔羅、りっちゃん、[[チャンディー]]の安否が絶望的になり、自分の事を散々にこき下ろしたうえ「[[ラミア (ベターマン)|ベターマン]]に任せて何もしなければよかった」と吐き捨てた蛍汰に対して。<br />
:実際殴りかけたのだが、直前で思い止まり拳は壁に叩きつけている。<br />
;「俺は言い訳する気はねぇが。これでも俺なりに懸命に生きてきたつもりだ。若造に好き放題こき下ろされようが、オヤジなりのポリシーってもんがあるんでな」<br />
:上記発言の後「アンタ自分の事しか考えてないんじゃないスか」という蛍汰の発言に対する返答。<br />
:滋自身も蛍汰の非難を半ば認めてはいるものの、実際は蛍汰や火乃紀の安全を最優先に行動しており、身勝手な言動を取っていたわけではない。<br />
;「社長ちゃん プンプン怒るのだぁー!」<br />
:一連の精神攻撃の元凶が㈱超人同盟だと知って激怒するセリフ。元は自社製作のパフュームマシン「愛しのカオルちゃん17才」の変更セリフ。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
=== 覇界王 ===<br />
;滋「こいつは驚いたぜ…奴らもファイナルフュージョンしやがるとはな」<br />紗孔羅『それは』<br />滋「まさに」<br />滋「ベターメン!!」 / 紗孔羅『ベターマン・カタフラクト!!』<br />
:漫画版第20回より。合体したベターマンを、安直に複数形にした「ベターメン」と名付けようとしたが、紗孔羅を通して出る声に思い切り遮られる。遅れて噴きだした約一名を除き、そのセンスに周囲は真顔で凍り付いた。<br />
:小説版では「差し詰め<ベターメン>ってところか」と軽く評していたが、漫画版にあたりギャグシーンの印象が強くなってしまった。この流れの為、原作ではその後も引っ張るベターメン呼称が、漫画版では早々に[[ベターマン・カタフラクト]]の採用に切り替わっている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「もし、その1%が当たっちまったら、俺達もカクタスみてえにアルジャーノンを発症して死んじまうかもしれねぇ…」<br />
;「あいつが死んじまったせいで、調査に使っている覚醒人には紗孔羅を乗せることになった…」<br />
:『DD』にて。原作ではボトム・ザ・ワールドの調査中に覚醒人に乗っていたカクタスはすでに患っていたアルジャーノンが末期となり様子がおかしくなり覚醒人から逃亡、その後死亡が確認されていた。本作では調査前、あるいは描写から一度調査していたようなので蛍汰と関わる前の最初の調査中にカクタスは死亡していた様子。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[覚醒人1号]]<br />
:アカマツ工業の総力を結集して造り上げた[[ニューロノイド]]。<br />
;グリアノイド<br />
:劇中終盤に搭乗した[[ニューロノイド]]の強化ユニット。父からの[[クリスマス|クリスマスプレゼント]]でもある。<br />
;[[ガオガイゴー]]<br />
:核となるニューロメカノイド・覚醒人凱号を開発。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:あかまつ しける}}<br />
[[category:登場人物あ行]]<br />
[[category:ベターマン]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=476236
ダブルオーライザー
2024-03-23T08:29:29Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::00 Raiser]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/02a.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 第4世代ガンダム([[モビルスーツ]])<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::75.1 t]](オーライザー含む)<br />
| 動力・推進機関 = [[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]])<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = <br />
;【メインパイロット】<br />
:[[パイロット::刹那・F・セイエイ]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::沙慈・クロスロード]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(オーライザー)<br />
| 分類 = [[分類::支援機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::GNR-010]]<br />
| 全長 = [[全長::17.6 m]]<br />
| 全高 = 2.5 m<br />
| 全幅 = 11.2 m<br />
| 重量 = [[重量::20.2 t]]<br />
| 動力・推進機関 = [[動力::GNコンデンサー]]<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = [[パイロット::沙慈・クロスロード]]、[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
'''ダブルオーライザー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]であり、同作第2期の主役メカの強化形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ダブルオーガンダム]]がオーライザーと[[合体]]した形態。オーライザーに搭載されている「ライザーシステム」での制御により不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。<br />
<br />
さらに[[トランザム]]もオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大な[[ビームサーベル]]であるライザーソードや自分を[[分身|量子化]]して[[テレポート]]する等もはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がないが、ライザーシステムは使用できない。<br />
<br />
トランザム発動時は「'''トランザムライザー'''」と呼称される。トランザムを発動すると、自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、[[ニュータイプ|人工的に人々が交信しあう空間を作り出す]]のだが、その空間内で交信しあった人物は'''全員全裸になる''')、その大量の純正[[GN粒子]]で搭乗者を「真の[[イノベイター]]」に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)等、本機の真の目的は戦闘ではなかった。すなわち、ダブルオーライザーは[[ELS|「来るべき対話」]]に備えて準備をするための機体だったのである。<br />
<br />
ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に大破してしまうが、後に改修されることとなる。詳しくは、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の頁を参照のこと。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;[[ダブルオーガンダム]]<br />
:本体を構成。<br />
;オーライザー<br />
:[[ダブルオーガンダム]]の[[ツインドライヴシステム]]を安定稼動させるために作られた支援機。背部に合体する。<br />
:当初は[[ラッセ・アイオン]]が搭乗予定だったが、偶発的に[[沙慈・クロスロード]]が搭乗することとなった。<br />
:支援機であるため一応単独でも戦闘は可能だが、機体制御諸々は赤ハロが一手に担っており、戦闘経験が無い沙慈は合体状態でのツインドライヴシステムの制御を担当している。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;[[GUNDAM:ダブルオーザンライザー|ダブルオーザンライザー]](SRW未登場)<br />
:[[MSV]]たる公式外伝作品『機動戦士ガンダム00V』に登場。ザンユニットを搭載したオーライザーとの合体形態。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。今回はなんと[[ウイングガンダムゼロ]]と兄弟機の関係にあるという設定。第29話「戦士達の叫び」で加入。武装追加・[[MAP兵器]]追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。<br />
:機体性能・最大火力も味方ユニット中トップクラス。ただし、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]および[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の両名とも[[加速]]を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、[[強化パーツ]]か[[特殊技能]]でフォローしたいところ。<br />
:余談だが、[[黒の騎士団]]ルートを通った場合、第57話「ネクスト・フロンティア」で一時的にノーマルの[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]に戻る。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:[[劇中劇]]『[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|ソレスタルビーイング]]』の再現として、ユニットアイコンのみ登場。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:第36話「未来への鎮魂歌」でオーライザーが救援に駆けつけ、ダブルオーガンダムと合体してダブルオーライザーになる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:第5章にて沙慈が運んでくる。[[分身|量子化]]がLv制になって効果が高まっており、初期状態は4段階[[改造]]で加入するためLv4(気力144以上の時発動率52%)、最大のLv9まで改造すると[[気力]]130以上のとき発動率72%にも達する。こうなると元々の回避の高さも相まって、被弾すること自体が稀になる。<br />
:本作はフル改造ボーナスに「CT補正・ダメージ+50%」があるので、火力を求めるならこのボーナスをつけることになるだろう。[[EN回復]]があるとはいえ無消費武器がまったくないので、敵陣に単騎突入して[[無双]]するとガス欠を起こしがち。「武器消費EN-50%」をつけるのも手である。ただ、今回のフル改造ボーナスはインターミッションでなら何度でも変更可能なので、面倒でなければ状況に応じて使い分けることも可能。<br />
:余談だが、本作は武装としてのライザーソードが無い。そのため、火力の面では他作品の主役機に劣る。もっとも、この強さで更なる火力まであってはゲームバランス的に問題があるためか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年6月のイベント「あるべき世界」にてGNソードII装備版が実装。SR・SSRシューターでSSRは大器型。どちらも短距離型で、射程が短く攻撃速度が速い。アビリティのGNフィールドとツインドライヴで攻守両面が強化されるほか、通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇というコンボにより数値よりも火力は高い。反面範囲型の必殺スキルを持たず殲滅力はあまりない。どちらかというとボス戦向き。<br />
:また、2016年12月のニューカマーガシャではGNソードIII装備版が登場。レアリティSSRのアタッカー。こちらも大器で、作品史上初となる同一機体で2種類の大器が存在する機体となった。通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇の部分は変わらないが、こちらは敵を撃破する毎に攻撃力が増していくほか、量子化による分身を持つ。必殺スキルは直線貫通型のトランザムライザーソードを持ち、シューターに比べ殲滅力は高い。その代わりバリアのGNフィールドがなくなっているため打たれ弱くなっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part11から追加参戦が予告されている。ダブルオーガンダムのSSR以上の必殺技ユニットパーツを装備することも可能。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;GNソードII<br />
:長剣状の多機能武器。左右腰にマウント。2nd第22話における[[スサノオ]]との決戦で失っている。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のみ装備。<br />
:;GNソードII(ソードモード)<br />
::基本の剣形態。[[GN粒子]]が付着されており、[[GNフィールド]]の貫通も可能。ビームライフル口からビーム刃を発生させたり、持ち手同士を接続して「GNツインランス」とすることもできる。<br />
:;GNソードII(ライフルモード)<br />
::刀身を横にした銃形態。通常の射撃の他にもビームバルカンモードや、高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。<br />
::『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。『OE』ではオミット。<br />
:<br />
;GNビームサーベル<br />
:両腰に装備されている。劇中では一度しか使用していない(詳しくは、[[#余談|余談]]を参照)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では[[ヒット&アウェイ]]特性。<br />
:;GNビームダガー<br />
::出力調整して刀身を短くした形態。主に投擲用。<br />
:<br />
;GNソードIII<br />
:ライザーソードの出力に対応するため、新たに設計された武装。2nd第22話から喪失したGNソードIIに代わって装備している。<br />
:[[ガンダムエクシア]]のGNソードに近い形状の大型武器であり、ライフルモードおよびソードモードの切り替えは健在であり、さらにビームの威力や斬れ味も向上している。<br />
:『第2次Z再世篇』ではライザーソードでのみ使用。『OE』では最初からこちらになっている。『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
:;GNソードIII(ソードモード)<br />
::ブレード部分を前面に展開させた剣形態。<br />
::『OE』では[[押出]]、[[バリア貫通]]特性。<br />
:;GNソードIII(ライフルモード)<br />
::ブレード部分を後方に設置させた銃形態。3門の銃口からビームが発射され、収束や拡散、連射のモード変更が可能。<br />
::SRWでは『OE』で使用可能で[[ビーム兵器]]特性。<br />
:<br />
;GNビームマシンガン<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[対空]]、[[ビーム兵器]]特性。<br />
;GNマイクロミサイル<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[曲射]]特性。『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:[[GN粒子]]を用いたバリア。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;トランザムバースト<br />
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波と[[ツインドライヴシステム]]を連動させることで高純度の[[GN粒子]]を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに[[医療・病障害 #西暦作品|細胞障害]]を負っていた[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]、瀕死状態だった[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また、高純度の粒子を拡散させるため、[[デカルト・シャーマン|その光を見た者]]を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に[[覚醒]]させることもある。<br />
:ちなみに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''「ト裸ンザム」'''という[[俗語・俗称|造語]]が生まれた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも終盤で発動し、[[バジュラ #V型感染症|V型感染症]]に掛かった[[シェリル・ノーム|シェリル]]、細胞老化に蝕まれた[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を治癒させる活躍を見せた。'''厳密にいうとこのシステムで回復するのは「擬似GN粒子による細胞障害」なのだが、『第2次Z再世篇』では効能が広くなっている'''。ただし、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|次作]]で判明するのだが[[フィアナ]]の寿命は治癒できておらず、(メタ的な都合もあったのだろうが)何でも治癒できるものではなかったようである。<br />
;量子化<br />
:'''「粒子化」ではない'''。トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。<br />
:[[テレポート]]の一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折(と言うか半ば偶発的に)使っていた。<br />
:SRWでは[[分身]]として(『OE』ではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;GNシールド<br />
:GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。<br />
:本形態になってからは使わなくなったためか、『第2次Z再世篇』や『OE』では装備されていない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;[[トランザム]]発動<br />
:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常版と[[突破攻撃]]版の二種類があるが、通常版は〆にライザーソードを使用するためか突破攻撃版より必要気力が高い。また、通常版はエスケープ、ガードアーム。突破攻撃版は連続突破特性。<br />
;ライザーソード<br />
:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のため、[[オーライザー]]にもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが、消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。<br />
:当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードIIIが作られることになった。実際、GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している(それでも消耗は多いため、気軽には使えないが)。ちなみに、元ネタは「[[イデオン|イデオンソード]]」であるらしい。<br />
:なお、どう見ても[[戦略・戦術兵器]]に値するためか原作ではMS、MAとの一対一の対決では使用されていない。エンブラスを撃墜したのはあくまで'''メメントモリ2号機破壊のついで'''である。<br />
:『第2次Z再世篇』では最初からGNソードIIIを使う。使用時のライザーシステム発動のモニターのカットインの直後に、両横腰スカートからソードIIが消える演出がある。<br />
:『OE』では、上述のようにトランザム発動に組み込まれているため、単独武装としてはオミット。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。<br />
;GNソードII・ライフルモード(連射)<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。SSRシュータータイプが装備。<br />
;GNソードIII(突撃)<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。アタッカータイプが装備。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
;[[EN回復]](小)、EN回復<br />
:GNドライヴの恩恵でエネルギーが回復する。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではLv制で、防御選択時にENを5消費して一定ダメージを軽減。<br />
;量子化<br />
:『OE』で実装。気力が一定値以上で敵の攻撃を一定の確率で完全回避。レベルによって必要気力低下並びに発動確率が上昇し、最大レベルでは'''72%の確率で完全回避する'''。<br />
:;[[分身]]<br />
::気力130以上で発動、敵の攻撃を50%の確率で完全回避。量子化による攻撃回避を再現したもの。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;全ての格闘武器の攻撃力+400<br />
:破格のボーナス。トランザムが強化される点が一番大きい。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「儚くも永久のカナシ」<br />
:2nd前期OPテーマ。<br />
;「FIGHT」<br />
:トランザム使用時の曲。<br />
;「TRANS-AM RAISER」<br />
:ライザーソード使用時の曲。<br />
:ダブルオーライザーを象徴するといっても過言ではない名曲。<br />
;「00 GUNDAM」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でトランザム発動のBGMに採用。<br />
<br />
== 対決・名場面==<br />
;起動試験<br />
:2nd第10話より。ラボでの稼働試験にて凄まじいまでの粒子量を発生させ、[[ソーマ・ピーリス|マリー]]が[[宇宙]]に所在する[[ソレスタルビーイング]]の基地から何万kmも離れている[[地球]]での異変に気付き、さらに消滅したはずの[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]が一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果の一つである「癒す力」の一端を見せていた。ちなみに、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。<br />
;ダブルオーライザー初登場<br />
:2nd第11話および2nd第12話より。[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から沙慈がオーライザーを託され、そして[[合体]]。直後その圧倒的な機動性で[[バラック・ジニン|ジニン]]が乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。<br />
;対[[アルケーガンダム]]<br />
:2nd第14話より。戦闘前に[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に銃撃されて、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。<br />
:余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかった[[カタロン]]の航空機を人質にとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だった[[マリナ・イスマイール|が…]]。<br />
;対[[マスラオ]]<br />
:2nd第16話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]周辺で待ち構えていた[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と対峙。相手の[[トランザム]]に驚愕するも、負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。<br />
;メメントモリ破壊<br />
:2nd第17話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]を破壊せんとする衛星兵器[[メメントモリ]]2号機を止めるため出撃。[[エンプラス]]の電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大な[[ビームサーベル]]に多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗した。<br />
;対[[スサノオ]]<br />
:2nd第21話および2nd第22話より。[[コロニー]]「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。<br />
;BEYOND<br />
:2nd第24話の最終決戦より。ガデッサと[[ヒリング・ケア専用ガラッゾ|ガラッゾ]]との2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。<br />
:命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーライザーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見た[[マリナ・イスマイール|マリナ]]は'''「刹那の命の輝き」'''と評した。直後ガデッサとガラッゾを吹き飛ばし、[[イノベイド]]達の脳量子波が乱した。そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる[[奇跡]]が起こる。刹那は純粋種、いわゆる「真の[[イノベイター]]」へと革新を遂げるのであった。マガジンZ版(田口央斗氏の[[漫画|漫画版]])では'''[[地球]]の人達からも[[GN粒子]]の光が見えていた'''シーンがある。<br />
;対[[リボーンズガンダム]]<br />
:最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。<br />
:最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、ダブルオーライザーの左肩部分に搭載している[[GNドライヴ]]を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に奪われてしまう。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは…]]。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;革新の扉<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でのダブルオーライザー初登場シナリオである第29話「戦士たちの叫び」より。<br />
:アザディスタン王国を襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。二人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。そんなアザティスタン王国が焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば二人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />
:その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。<br />
:そして、自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。<br />
;狙撃、その照準は<br />
:『第2次Z再世篇』第34話[[宇宙]]ルート「白い牙」より。ブレイク・ピラー事件の後、地上に降りた[[ZEXIS]]宇宙部隊は決起した[[ホワイトファング]]、そして離反した[[アニュー・リターナー|アニュー]]と戦っていた。<br />
:奪還を諦めない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]は離脱を図る[[ガッデス (00)|ガッデス]]に追いすがり、必死にアニューを[[説得]]する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]が脳量子波によるハッキングでアニューを操り、[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を撃墜にかかる。<br />
:それを防いだのは、後方からダブルオーライザーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコックピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言こう答える。'''「[[狙撃]]のコツは、あの男に教えてもらった」'''と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういない[[ロックオン・ストラトス|もう一人のロックオン]]だった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]<br />
:劇場版でのダブルオーライザーの姿。[[GNドライヴ]]が粒子貯蔵タンクに置き換えられている。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ダブルオークアンタ]]<br />
:[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるダブルオーライザーの後継機。<br />
;[[リボーンズガンダム]]<br />
:もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]であるものの完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。<br />
<br />
=== スパロボでの関連機 ===<br />
;[[YF-29 デュランダル]]<br />
:本機と同じく「対話を行うための機体」。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ダブルオーガンダムと同様、[[ビームサーベル]]を一度だけしか使用していない。<br />
**唯一ビームサーベルを使用した例は、2nd第22話における[[スサノオ]]との戦闘で二振りのGNビームサーベルをスサノオの両腕に突き刺した場面である。<br />
**ただし、ライザーソードは巨大なビームサーベルなので、結果として「ビームサーベルが[[必殺武器]]になった」と言えなくもない。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001P4DFIY</amazon><amazon>B002NE792I</amazon><amazon>B001UL7SUI</amazon><amazon>B00T41F4IO</amazon><amazon>B001GXSMUA</amazon><amazon>B0024MN61M</amazon><amazon>B004PEIB2G</amazon><amazon>B002NE7964</amazon><amazon>B001R2IQSI</amazon><br />
*フィギュア等<br />
<amazon>B001GXSMRS</amazon><amazon>B001GXSMVY</amazon><amazon>B00E9AR09G</amazon><amazon>B00U5JZDY4</amazon><amazon>4798602752</amazon><amazon>B01N5M8ZMI</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ダブルオーライザー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:たふるおおらいさあ}}<br />
[[Category:登場メカた行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム00]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E5%A4%A7%E6%88%A6DD&diff=476196
スーパーロボット大戦DD
2024-03-23T02:12:59Z
<p>天世: /* システム */</p>
<hr />
<div>{{ゲーム<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| シリーズ = <br />
| 開発元 = ドリコム(開発協力)<ref>[https://gamebiz.jp/?p=252178 ドリコム、『スーパーロボット大戦DD』に開発協力…第2四半期の上方修正の要因に] 2019年11月1日閲覧。</ref><br />{{開発 (作品)|B.B.スタジオ}}(2021年以降)<ref>[https://www.bbst.co.jp/works/ 株式会社B.B.スタジオ - 事業内容] 2023年6月13日閲覧。</ref><br />
| 運営元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 発売元 = <br />
| 配信元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 対応機種 = [[機種::スマートフォン]]<br />
| プロデューサー = レッド<ref>2021年3月まで。</ref><br />{{プロデューサー|オオチヒロアキ}}<ref>2021年4月以降。</ref><br />{{プロデューサー|寺田貴信}}<ref>『週刊ファミ通 2019年9月5日号』51頁。</ref><br />
| ディレクター = <br />
| シナリオ = {{脚本|寺田貴信}}<br />{{脚本|中川直人}}<br />{{脚本|竹田裕一郎}}<ref>第2章Part14等を担当([https://twitter.com/yuichiro_takeda/status/1605184500635684865 竹田裕一郎の2022年12月20日のツイート、Twitter])。他、第2章Part5からプロット協力で参加([https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1505520103072595975 寺田貴信の2022年2月30日のツイート、Twitter])。</ref> 他<br />
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:ヤスダスズヒト|ヤスダスズヒト]]<br />[[スタッフ:鈴木勘太|鈴木勘太]]<br />[[スタッフ:渡邉亘|渡邉亘]]<br />[[スタッフ:河野さち子|河野さち子]]<br />[[スタッフ:超肉|超肉]]<br />[[スタッフ:なかま亜咲|なかま亜咲]]<br />
| メカニックデザイン = [[スタッフ:大張正己|大張正己]]<br />[[スタッフ:明貴美加|明貴美加]]<br />[[スタッフ:寺岡賢司|寺岡賢司]]<br />[[スタッフ:山根理宏|山根理宏]]<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]]<br />
| 音楽 = <br />
| 主題歌 =「D.D」<br />「ワンチャンス!」<br />
| 配信開始日 = [[発売日::2019年8月21日]]<br />
| 配信終了日 =<br />
| 最新バージョン = 4.3.1<br />
| 価格 = 基本プレイ無料(アイテム課金制)<br />
| CERO区分 = <br />
| コンテンツアイコン = <br />
| 初登場SRW = <br />
| 初クレジットSRW = <br />
}}<br />
『'''スーパーロボット大戦DD'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
2018年11月19日配信の「生スパロボチャンネル」にて正式発表された、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に続くスマートデバイス向けスパロボ作品。令和最初のスパロボとなる。<br />
<br />
2Dグラフィックスによる戦闘シーン演出やターン制のSLGシステムの採用、ユニットではなく装備パーツを対象としたガシャシステム等で『X-Ω』との差別化が図られている。<br />
<br />
タイトルの「DD」は初代テーマソングの曲名にも採用されている「'''Dimension Driver'''」の略称。<br />
<br />
== あらすじ ==<br />
南極氷床下の大空洞内にて発掘された異星人の戦艦「エルツァード」とその内部より発見された謎の巨人「ディーダリオン」。多国籍南極氷床下調査隊「MART」の監視の下ディーダリオンの運用実験が行われるがその最中、同族と思われる二体の巨人「アンギルオン」「マービュオン」が襲来。アンギルオンの攻撃により深手を負ったディーダリオンは光を放ち、「大門恵留」らMARTのメンバー共々異なる世界へと転移する。その後ディーダリオンは人間態「ディド」に姿を変え、彼とMARTメンバーは転移した世界での争いに巻き込まれつつも協力者を得て元の世界へ戻る方法を模索していく。<br />
<br />
== システム ==<br />
;ステージ攻略の流れ<br />
:本作のステージはシナリオパートにあたる「シナリオチャプター」の間に戦闘を行う「バトルチャプター」が挟まる構成となっている。<br />
:バトルチャプターが複数存在する場合はクリア時のHP残量や必殺技・精神コマンドの使用残数が引き継がれる。ゲストユニット(強制出撃ユニット)だけは例外で全てリセットされる。<br />
:ストーリー(メインワールド)や期間限定イベントについてはAP等のスタミナは存在しないため制限なしに攻略可能。<br />
;バトルチャプター<br />
:シリーズおなじみのトップビュー型マップで展開されるSLGパート。AUTO操作も可能。<br />
:この名称は公式攻略Wikiでのもので、ゲーム内ヘルプでは単に「バトル」としか表記されていない。<br />
:ターン行動についてはフェイズの概念がなく、自軍・敵軍がスピード順に行動するアクティブターン制を採用している。<br />
:ユニットの攻撃手段はデフォルトで使用できる通常攻撃と、後述するユニットパーツの装備により使用可能となる必殺技の2種類が存在する。必殺技には気力制限はないが使用には一定数のターン経過を必要とするほか、回数制限も設定されている。<br />
:;自動周回チケット<br />
::Ver1.4より実装。バトルミッションを全て達成したステージをフルオート操作で済ませられる。操作はチケット消費枚数分連続で実行される。<br />
::他の同システムを採用しているゲームと異なり、結果だけで終わるのではなく'''全ての動作を行う'''ため端末に相応の負荷が掛かる。<br />
::チケットは毎日50枚ずつ、土・日曜日は追加で更に50枚の計100枚ずつログインボーナスとして入手できるが、入手後1週間の使用期限が設けられている。<br />
::またバトルチャプターが複数存在するステージではチケット1枚で複数回の戦闘が行えるので、「『○○』で○○回クリア」ミッションを消化する場合は枚数的に得になる。<br />
::Ver2.8アップデートをもって後述のスキップチケットに置き換わる形で廃止された。<br />
:;スキップチケット<br />
::Ver2.8より登場した、『X-Ω』のスキップパスポート同様にプレイを省略してクリア報酬のみを得られるチケットで、前述の自動周回チケットに替わって実装。一度のスキップ回数は最大で20枚分までとなっている。<br />
::チケットは0:00~8:59、6:00~15:59、14:00~19:59、18:00~23:59の間にログインすると、それぞれにつき25枚ずつ入手できる。また土・日曜日はログインボーナスとして50枚更に入手できる。更にイベントの報酬として、一日のポイント最大限度になる30000毎<ref>ただしイベント最終日は次イベントと被らないように設定されていない。</ref>に50枚ずつ入手できる。<br />
;機体改造ステージ<br />
:機体改造に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。曜日ごとに獲得可能な素材が異なる<ref>月曜日は運動性とHP、火曜日は攻撃力と照準、水曜日は防御力と運動性、木曜日はHPと攻撃、金曜日は照準値と防御、土・日曜日は資金。</ref>。1日3回のプレイ制限があり、それ以上は機体改造ステージチケットの消費が必要となる。またランダムで[[ディポーター]]が出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
:;ワールド開放キー<br />
::Ver1.4より実装。機体改造ワールドの全ての曜日を30分間3回分だけ開放する。開放する前に曜日の指定を行うため、途中で別の曜日に変更することは不可能。入手後150日の使用期限が設けられている。<br />
;パイロット養成ステージ<br />
:パイロット養成に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。1日3回のプレイ制限があり、それ以上はパイロット養成ステージチケットの消費が必要となる。またランダムでディポーターが出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
;ブレイクゲージ<br />
:主にボスユニットを中心とした一部敵ユニットに設定された特殊ゲージ。ゲージがある間は全属性の被ダメージが軽減される。<br />
:ゲージは攻撃を加えることで減少し、ユニットごとに設定された弱点属性の武器で攻撃すれば大幅に減少させられる。同じ属性ならレアリティの高い必殺技の方が減少量が多い(レアリティと弱点属性の乗算)。ゲージを0にすると敵は「ブレイク」状態となり、一転して全属性の被ダメージが増加する。ただしゲージはそのユニットがブレイク後に一定回数行動すると初期値まで回復する。<br />
:メインストーリーでは敵ユニットと対応する主人公機の武器属性が弱点属性であることが多く、実弾が弱点のバストール、斬撃が弱点のプロヴィデンスガンダムなど原作の設定とは必ずしも一致しない敵ユニットが登場することもある<ref>主人公機が強制出撃するための処置と思われる。</ref>。<br />
:Ver.2.8以降はパイロット養成ステージに登場するディーティ1、ディーティ1/Cのブレイクゲージが無くなる調整が行われている。<br />
;機体タイプ<br />
:ユニットの基本スペックを表すタイプ表示。<br />
:「攻撃」「防御」「命中」「回避」の4種のスペックで示され、「攻撃&防御」など2種が伸びるタイプ、1種が大幅に伸びる「特化」タイプ、4種の伸び方の凹凸が小さい「バランス」タイプの3通りに大別される。<br />
;[[パイロット養成]]<br />
:基本スキル(基本能力値と精神コマンド)は各パラメータに対応した本系アイテムを、特殊スキルは特殊スキルオーブとメモリーオーブを消費してパイロット能力を上昇させる。本作では戦闘によるレベルアップ(=パイロット経験値)の概念がなく、パイロットの強化はすべて素材消費によって行われる。<br />
:また強化グレードも設定されており、強化段階が高くなるほど高グレードのアイテムを必要とする。<br />
:特殊スキルオーブは大きく分けて、主にSSR必殺技ユニットパーツをガチャで入手すると一緒に得られる背景が黄色のアイコンになっているものと、アチーブメントやイベントミッションを達成すると得られる背景が青色のアイコンになっているものに分けられる。<br />
:新たなSSR必殺技ユニットパーツが実装されると、SSRに対応したパイロットに新たな特殊スキルが追加される。アチーブメントやミッションも稀に追加される。またミッションによっては専用の特殊スキルオーブの欠片を得られる事もあり、そちらは100個と特殊スキルオーブを交換する。<br />
:Ver1.10より一括開放機能が追加され、消費アイテムの所持上限内でレベルを一括で上げられるようになった。<br />
:;[+]オーブ<br />
::通常のオーブよりも育成時のスキルの成長が早いオーブ。2022年7月実施のイベントより[[グランゾン]]と[[Ζガンダム]]に追加された。プレイ方針に困った時などに育てることでイベントなどを楽に進めることができる。「好きなユニットを強くしたい」という運営方針とは異なるものだが、「初心者が困った時にとりあえず強化するもの」として実装されている。実装後に追加されたSSR必殺技ユニットパーツと紐付けされたオーブは全て[+]オーブになっている。<br />
:;[X]オーブ<br />
::複数のパイロットで共用で使用できるオーブ。成長速度は[+]オーブ相当。2022年12月実装の[[弾丸X]]から追加された。それ以前の合体攻撃のオーブは片方のパイロットのみに対応していたため、例えば「コンビネーション・アサルト」であればキラ・ヤマトに使えるオーブが付属し、アスラン・ザラは強化できなかった。[X]オーブであれば育成できるパイロットをプレイヤーが自由に選べるようになったというメリットが存在する。ただし、一度パイロットを選択したら変更ができないため、複数のパイロットを育成したいといった場合はその分だけオーブが必要ということになり、その場合はオーブの必要な最大数は倍増というデメリットも存在する。<br />
:;[Z]オーブ、[ZX]オーブ<br />
::通常のオーブと比べて、LV10以降の必要オーブ数を低く抑えて成長しやすくしたオーブ。[Z]は単独パイロット用、[ZX]は複数パイロット共有で区別されている。また従来のオーブと異なり背景が赤色になっている。<br />
:;LV10以上特殊スキル[背景黄色]強化用オーブ<br />
::LV10以上の背景が黄色の特殊スキルの強化に使えるオーブ。[Z]、[ZX]は対象外となる。<br />
;[[精神コマンド]]<br />
:効果は従来作にほぼ準ずるが、SP消費ではなく回数制を採用。<br />
:前述したようにパイロット経験値の概念がないため、コマンドの習得は専用素材を消費して行う。習得数は多くのスパロボ作品同様1パイロット6種で、セットできるのはそのうち最大3種まで。精神コマンドのセットスロット数も習得と同様に専用素材によって開放される。<br />
;[[気力]]<br />
:本作の気力システムはユニットのアビリティ発動条件となる他、上昇値に応じてユニットの各能力にプラス補正がかかる(気力+10につき攻撃力・防御力・照準値・運動性+3%。気力150で15%まで上昇)。上昇条件は従来作品と概ね同様だが、一部の必殺技ユニットパーツのアビリティにも同条件でプラス補正がかかる物が存在する。また一部の必殺技ユニットパーツや特殊スキルには[[気力限界突破|気力上限を上げる]]物が存在する(複数の効果を併せる事は出来ず、効果が最も高い物が使われる)。<br />
;[[地形]]<br />
:本作の地形効果は攻撃力・防御力・照準値・運動性へ直接補正がかかる。また[[飛行]]のシステムが存在しないので[[空]]の地形は空しかないステージでのみ登場。<br />
;通常攻撃<br />
:全ユニットに設定されている、必要ターンや回数制限が無く無消費で使用可能な武装。格闘やロケットパンチ、ビームライフルによる射撃など、各ロボットのメイン武器による攻撃が主に採用されている。多くのユニットは射程2に設定されているが、一部のユニットは3~4以上の射程を持つこともある。<br />
;ユニットパーツ<br />
:本作におけるガシャ対象アイテム。必殺技タイプと支援タイプの2種類、更にガシャ非対象の通常タイプが存在する。レアリティはN・R・SR・SSR・SSR+の5段階。SSR+はVer.3.0にて追加され、後述のユニットパーツ昇格でのみ入手可能。<br />
:パーツにはメインアビリティとサブアビリティ(Ver1.7以降は必殺技アビリティも追加)、各能力値(HP・攻撃力・防御力・照準値・運動性)と地形適応が設定されている。メインスロットに装備するとメインアビリティが発動し、各能力値と地形適応がそのまま加算される。サブスロットに装備するとサブアビリティが発動し、各能力値の15%が加算される。スロットは最大5枠(メイン1枠、サブ4枠)。後に後述の必殺技スロットが2枠追加された。<br />
:;必殺技タイプ<br />
::特定のユニットのメインスロット(Ver1.7以降は必殺技スロットも追加)に装備させることで必殺技が使用可能となる、各ロボットの武装・[[必殺武器]]が描かれたパーツ。パーツには対応するユニット(パーツ「NT-D連続攻撃」であれば機体「[[ユニコーンガンダム]]」)が存在し、対応していないユニットのメインスロットや対応していてもサブスロットに装備させた場合は必殺技は使用できない。ただし、対応していないパーツでも装備すれば能力上昇やアビリティの効果は発揮される。またレアリティが低い場合でも後述の必殺技スロットへの装備や有用なアビリティを持つ物が有る、必殺技が使えるようになるまでの必要ターン数が少ない、回数が多いなど利点があり、限界突破次第では能力値も上がるため一概に使えない訳ではない。<br />
::ユニット実装のタイミングでR・SRが各1種類実装される。SSRについてはサービス開始当初は各作品の主役格ユニットのみの実装であったが、その後それ以外のユニットにも順次実装されている。<br />
::Ver.3.1.0アップデートにより、全ユニットを対象に通常攻撃の戦闘演出を流用したR必殺技ユニットパーツが追加された。<br />
:;支援タイプ<br />
::能力上昇やアビリティに加え、個々のパーツに一つ登録されている精神コマンドを設定すれば使用できるようになる<ref>一部の精神コマンドは通常の物より使用可能回数が多くなっている物が存在する。</ref>、各作品の主にヒロインを中心としたキャラクターたちが描かれたパーツ<ref>なお、ストーリー上まだ登場していないキャラクターが描かれている場合もある。</ref>。装備時は描かれているキャラクターからの支援演出が戦闘前に挿入される<ref>支援演出は装備変更で通常攻撃版、必殺技版それぞれで挿入オン・オフを設定することができる。</ref>。支援演出はボイス付きで、非戦闘キャラクターやサブキャラクターなども声が収録されている。レアリティは全種SSRとなっている。<br />
::パーツごとに対応するユニットのタイプが設定されており、設定されているタイプのユニットに装備させた場合は能力上昇値が追加される。特定のユニットに装備させた場合は支援演出が専用のものに切り替わる(機体「[[Ζガンダム]]」であればパーツ「[[ファ・ユイリィ]]」)が、発揮されるアビリティの効果に変化は無い。なお、専用演出は機体とパイロットが一致している場合のみ再生されるため、乗り換えが可能な機体の場合、乗り換えを行うと専用演出の対象から外れて通常演出となる。<br />
::また、[[大門恵留]]や[[弓さやか]]などのパイロットと支援ユニットが両方登場しているキャラの場合、装備させると自分自身へのボイスに切り替わる場合がある<ref>演出は汎用のもの。[[綾波レイ]]など、ボイスが切り替わらないキャラも一部存在する。</ref>。<br />
:;通常タイプ<br />
::いわゆる汎用パーツで、能力上昇とアビリティのみが追加される。必殺技や支援演出、精神コマンドは追加されない。低レアリティはステージ中でのドロップ、高レアリティはイベント報酬などで入手が可能。<br />
::Nは全種がこのタイプであり、入手もストーリークエスト(序章並びに1章Part1まで)でのドロップのみ。<br />
;必殺技スロット<br />
:Ver1.7より追加。必殺技の複数種使用と必殺技アビリティの発動が可能となるスロットで、利用にはメインスロットにそのユニットに対応する必殺技タイプのユニットパーツを装備させる必要がある。また同じ必殺技タイプのユニットパーツをメインスロットと必殺技スロットに重複して装備することは出来ない。<br />
:メイン・サブスロットと異なりステータスへの補正は無く、必殺技アビリティの効果もメインアビリティと比べて低くなっているが、限界突破を行うごとに必殺技ボーナスが追加される。パーツごとにボーナスは異なるため、メインスロットに装備させるより威力や回数が増える場合もある。<br />
;属性<br />
:通常攻撃および必殺技タイプのユニットパーツに設定されている、武装毎の属性。「打撃」「斬撃」「実弾」「ビーム」「特殊」の5種類に大別される。ブレイクゲージを持っていたり、特殊能力により弱点以外の属性ダメージを軽減する敵ユニットを攻略する際に重要となる。なお、戦闘アニメーションや戦闘セリフから連想される属性とは異なる属性が設定されている場合もある。<br />
:;打撃<br />
::格闘やロケットパンチ、メイスによる攻撃など、質量を直接的にぶつける攻撃。ドリルなどで相手を貫くような武装もカテゴライズされる。<br />
:;斬撃<br />
::ナイフや剣などで斬りつける攻撃。ナイフを突き立てる、剣で貫くような厳密に「斬撃」に当たらない武装もカテゴライズされる。ビームサーベルで斬りつける攻撃も、下記のビーム属性とは分けられ斬撃属性となっている。<br />
:;実弾<br />
::マシンガンやバズーカなどの実体弾での射撃攻撃や、ミサイルによる攻撃に設定されている。例外としてアルトアイゼンのリボルビング・ステークが近接攻撃ながら本属性にカテゴライズされる。<br />
:;ビーム<br />
::ビームによる射撃攻撃に設定されている。ビームライフルやハイパー・メガ・ランチャーなどによる射撃以外に、光子力ビームやジーグビームのように、「ビーム」の名を関しているスーパー系の武装もカテゴライズされているものがある。<br />
:;特殊<br />
::ブレストファイヤーやハドロン砲など、ビームでは無いが何らかのエネルギーを放射する攻撃に主に設定されている。それ以外にフィン・ファンネルやアカシックバスター、魔動の力を使った技のように「特殊な」武装での攻撃の他、ワンダーレストやガズラ・スーファーのような複数の属性の武器・技を使用した複合技もカテゴライズされる。<br />
;強化<br />
:強化用素材や他ユニットパーツを素材にしてパーツレベルを上昇させる。同種ユニットパーツを素材にした場合は特性段階(アビリティ効果)が上昇する(最大+5)。『X-Ω』とは異なり強化大成功等のランダム効果は存在しない。<br />
:強化用素材や特性素材、後述の限界突破素材や限界突破素材の器、超強化キットはユニットパーツ枠で管理されていたが、V2.7.0以降は別の枠で管理されるようになった。<br />
;限界突破<br />
:ユニットパーツのレベル上限を上げる。『X-Ω』の同システムと異なり限界突破対象のパーツレベルを予め最大まで強化しておく必要がある。また経験値制となっており、限界突破用素材のレアリティが高いほど獲得経験値も増加するが、限界突破段階が上がる毎に必要な経験値も増加する。限界突破用素材には専用素材の他、レベルを上限まで上げたユニットパーツも限界突破に用いることが可能。同種ユニットパーツを素材にした場合は強化と同じく特性段階が上昇する。<br />
:限界突破段階MAXでのレベル上限はNが70、Rが80、SRが90、SSRが100、SSR+が110となる(1段階ごとに上限+5、5段階がMAXで上限+25)。<br />
;昇格<br />
:Ver.3.0.0より実装。限界突破段階・LV・特性段階をMAXにした上で、昇格素材を使用することでユニットパーツのレアリティを1段階上昇させる機能。昇格対象パーツは実装当初は必殺技タイプのみであったが、Ver.3.1.0アップデートにより支援タイプも昇格可能となった。<br />
:昇格前のレアリティによって必要なアイテムや個数が異なり、R→SRは昇格素材30個、SR→SSRは昇格素材70個、SSR→SSR+は昇格素材+100個必要になる。<br />
:昇格後は特性段階のみ引き継がれ、限界突破段階とLVはリセットされる。<br />
:必殺技タイプはレアリティが上がるとメインアビリティ・必殺技アビリティ・必殺技性能・必殺技ボーナス・ステータスなどが上昇し、R→SR、SR→SSRの昇格では必殺技のブレイクゲージ減少量が上昇するほか、SR→SSRでは地形適応が上昇しSSR→SSR+ではメインアビリティ(必殺技アビリティ)に追加能力が付加される<ref>R・SR([[真ゲッター2]]、[[真ゲッター3]]除く)からSSR+まで上げた場合は攻撃力・防御力・照準値・運動性が10.5(6.5)%、防御型、一部の回避型のアビリティは4つの能力値の内3つが14.5(9)%上昇する能力が追加される。SSRからSSR+に上げた場合は、パーツごとに決められた能力が追加される。また射程1の必殺技はSSR+にすると射程1-2に変更される。</ref>。サブアビリティは昇格しても変更されない。<br />
:支援タイプはレアリティが上がるとステータスが上昇し、登録されている精神コマンドが「○○+」になり効果が上がる。またサブアビリティも効果が上がる。<br />
;機体改造<br />
:『X-Ω』同様に資金と専用の素材を消費して改造段階を上昇させるが、本作では改造項目ごとの専用素材が存在する。また素材グレードも設定されており、改造段階が高くなるほど高グレードの改造素材を必要とする。<br />
:全ステータスを5段階改造するごとに改造ボーナスを獲得でき、ステータスの更なる強化やパーツスロットの解放が行える。なお、ボーナスで強化されるステータスは一部を除き概ね機体タイプに沿ったものとなる。<br />
:;超改造<br />
::Ver3.4より実装。21段階以上の改造が可能となり、機体ごとに特殊能力が追加される。<br />
;アビリティチップ<br />
:Ver.2.0より実装。装備したユニットに様々なアビリティ効果を付与できるアイテムで、必殺技or支援タイプのSSRユニットパーツを変換して入手する。またブランクチップ(変換専用のSSRユニットパーツ)を変換する事でも入手できる。アビリティ効果は入手時にランダムで選出される。装備後はユニットに固定され、外す際にはDクリスタルを消費する。<br />
:2021年6月30日より、アビリティチップ解除が無料で行えるキャンペーンが定期的に行われるようになり、2022年9月21日のアップデートより恒常無料化された。<br />
;ガシャ<br />
:ユニットパーツを入手するシステム。「イベントガシャ」「レアガシャ」「チケットガシャ」の3種が設置されている。すべてのガシャにおいてR以上が排出される。<br />
:;イベントガシャ<br />
::期間ごとにラインナップが更新されるガシャ。Dクリスタルを消費。<br />
:;レアガシャ<br />
::恒常ラインナップのガシャ。Dクリスタルを消費。「1回挑戦」は毎日12時更新で1回分のみ無料で利用可能。<br />
::期間限定ユニットパーツを除けば、新規実装されたユニットパーツはイベントガシャだけでなくこちらにも同時にラインナップされる。<br />
:;チケットガシャ<br />
::各種ガシャチケットを消費するガシャ。ラインナップはレアガシャと同一。各種ガチャチケットは入手後150日の時間制限が設けられている。<br />
;Dクリスタル<br />
:本作における課金アイテム。ガシャ・コンティニューに使用する他、制圧戦のBPを回復する手段の一つとなっている。<br />
;[[サブパイロット]]<br />
:バトルにおいては精神コマンドの使用などの役割はなく、戦闘アニメでの掛け合いのみ。支援タイプのユニットパーツに登場していることもある。<br />
;[[乗り換え]]<br />
:従来の物と異なり、機体とパイロットの組み合わせは決まっている。ミッション『「○○」で○○回クリア』が乗り換え後機体で別に追加される。機体改造値は乗り換え前機体と共有される。<br />
;[[クロッシング・パイロット]]<br />
:作品を越えた機体の乗り換えが行えるシステムで、特定のイベントをクリアする事で開放される。機体改造値は元から所有する機体は共有、新規に追加される機体は初期段階で登録される。<br />
:カスタマイズ面においては必殺技・限界突破共にノーマル時のユニットパーツ・素材は非対応であり、いずれもクロッシング専用のユニットパーツを必要とする。<br />
:第2弾以降は特殊スキルオーブも登場しているが、復刻イベントでは再入手するためのミッションが存在しない<ref>一部のオーブは特定の「ステップアップガシャ」のショップ交換で交換できた。</ref>。また同時に行われている他イベントとも紐付けられ「イベントガシャの新規ユニットパーツ<ref>新規ラインナップ2つ追加される</ref>を装備してイベントで戦闘を行う」というミッションも存在するため、最大レベルに到達させるには該当パーツを揃えている必要があるなどガシャ依存がより強くなっている。<br />
;遠征<br />
:Ver4.2.0より実装された特殊スキル強化システム。遠征するパイロットの特殊スキルの経験値、資金、その他アイテムを獲得できる。特殊スキルの最大強化レベルは10までで、それ以上は従来同様にスキルオーブによる養成になる。また成長可能な特殊スキルは「特殊スキルオーブ合成所」にある「特殊スキルオーブのかけら×100」で交換でき、既に習得済みの物が対象になるが一度の成長する特殊スキルは習得している物から抽選で1つだけとなる。更に遠征中に習得した特殊スキルは成長対象外になる。<br />
:一度に遠征できる人数は1箇所で最大4人、既に何らかの形で出撃している場合は選択出来ない。また遠征回数も1人月2回までで制限は毎月1日0時に回復する。実装当初は遠征時間は24時間だったが、その後のアップデートで23時間に変更されている。<br />
<br />
== イベント ==<br />
[[イベント/DD]]も参照。<br />
;制圧戦<br />
:サービス開始時より実装されているサブゲームモードのひとつ。限られた編成・戦力で攻略していく高難易度モード。BPと呼ばれるスタミナを消費し、拠点制圧とエリアミッションによってランク分けされたポイントを獲得できる。<br />
:当初はBPの回復手段が時間経過とDクリスタル消費のみであったが、後のアップデートで専用回復アイテムである「BPリカバリー」が追加された。<br />
:また第1回制圧戦では1戦につき1BPの消費だったが、第2回制圧戦以降は1戦につき2BPと倍になっている。<br />
:第3回制圧戦ではエリアミッションが実質3種類(自軍撃墜ユニット○機以下、総行動回数○○回以下、最大ダメージ○○以上)になり、戦略の幅が増えている。また同制圧戦から難易度10をクリアしたプレイヤー前提で、更なる高難易度のEXが追加されている。<br />
:ポイントを貯めることで各種育成素材と交換できるほか、「[[OGシリーズ]]」からのゲスト機体を入手することができる。ゲスト機体は制圧戦ごとに新機体が追加されていくが、制圧戦が切り替わっても過去の機体・ユニットパーツは入手可能(当初は交換必要ポイントはその時の制圧戦よりも高くなっていたが、第6回制圧戦以降は全て元の数値に戻された)。<br />
:第14回制圧戦からは難易度設定が難易度1~5と最終エリアの計6種類の難易度とEXに変更され、OGシリーズ出典のボスが最初に登場する難易度が5から3に移された(能力値は据え置き)。また第14回制圧戦からは毎週土・日曜日のログイン時に制圧戦スキップチケットを1枚ずつ獲得できるようになった(使用期限は1週間)。<br />
;迎撃戦<br />
:2020年12月21日より実装されたランク戦イベント。最大5ステージのエリアを最大20体の異なるユニット編成でクリアしていき獲得スコアにより他プレイヤーと競うという内容。EP(イベントポイント)と呼ばれるスタミナを消費する。集計期間は1週間でエリアは日を追うごとに解放される。<br />
:1つのエリアはWaveと呼ばれるフェイズで区切られ配置された敵ユニットを全滅させる毎に次のWaveへ進み、終了ターンまでのWave数や自軍状況(残存ユニットなど)に応じた「エリアスコア」が獲得できる。最終的にエリア1~5までに獲得したハイスコアの合計値によりランクが決定する。<br />
:出撃したユニットや装備させたユニットパーツは、他のエリアでは使用できないルールが設けられているため、どれだけ育成させたかが鍵になる。また出撃させたユニットに装備させたユニットパーツは、出撃させている間強化並びに限界突破は不可能となる。<br />
;対決戦<br />
:Ver3.4.1より実装されたPvP(対プレイヤー戦)イベント。最大8機編成のオートバトルにより他プレイヤーと順位を競う。<br />
:対決戦の特殊仕様として、同種の精神を同時に装備させることはできない。同じ精神の+の有無は同種として扱い、例外として「[[覚醒]]」と「[[再動]]」も同様にいずれか1つしか装備できない。<br />
;共闘戦<br />
:2022年8月21日より実装された、HPの高いボスユニットを複数プレイヤーで攻略していくレイドボス系イベント。<br />
:特殊スキルオーブをはじめとしたいくつかの報酬は、新規追加される機体のユニットパーツを入手・装備して参加しないと獲得できないので、ガシャ依存がより強くなっている。<br />
<br />
== ストーリー ==<br />
;メインシナリオ<br />
:数々の並行世界と謎の巨人・ディーダリオンを巡るストーリーが描かれる。<br />
:序章のみ6つのワールドからの選択式<ref>ワールド1~5は第1章の序章にあたり、ワールド6のみ第2章の序章となっている。</ref>で、ワールド間を跨いでのシナリオ攻略も可能。第1章Part1以降は最後にクリアしたワールドを基準に進行する。とはいえPart2以降は共通のシナリオになっていることが少なくない。<br />
;イベントシナリオ<br />
:イベントごとにシナリオが付属していた『X-Ω』と異なり、本作では[[クロッシング・パイロット]]など一部のイベントにのみシナリオが付属する。これは『X-Ω』と異なり、通常のスパロボのようなマップスクリプトが存在することにより、イベントの実装にかなり手間がかかるため<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月21日閲覧。</ref>。また、ユニットを登場させる販売都合とシナリオ進行の都合の両方を加味してプロットを準備する必要があり、さらにこの影響でずれる全体プロットの修正もあり、毎週イベントシナリオを執筆することは簡単ではない状況となっている<ref name="30記念1" />。<br />
<br />
== 演出面 ==<br />
*前述の通り、戦闘シーンの演出は従来のスパロボ作品と同様の2Dアニメーション方式を採用するが、ユニットは3Dモデルを元にしたプリレンダグラフィックという新たな試みを行っている。戦闘シーンはフルボイスで、一部の非戦闘キャラクターについてもユニットパーツ演出という形でボイスが収録されている。<br />
*配信当初はバリアが敵専用能力、かつ演出として再現されていなかった。原作でバリアを持っているロボットはなんらかの方法でダメージを0にした時のみパイロットがバリアが発動したことを連想させる台詞を言うに留まる。<br />
**Ver3.4よりバリアが特殊能力として実装され演出も追加された。「PROTECTION SKIL」の文字が表示された後にステータス画面のロボットイラストの前にバリアのエフェクトが1枚絵として表示される若干シュールな演出となっている。特殊能力以外の方法では引き続き演出なし。<br />
*今作では飛行のシステムが存在しないので、航空機なども戦闘シーンでは地に浮いている(あるいは水底に沈んでいる)。攻撃演出で背景の上部(空、あるいは水面直下)を高速移動することで空を飛んでいるように見せるに留まる。<br />
*シナリオデモのキャラクターはバストアップ表示方式。<br />
*BGMは『X-Ω』と同様に原則全曲オリジナルで、版権BGMは期間限定イベントでのみ使用される。<br />
<br />
== 参戦作品 ==<br />
序列は公式のワールド順に準拠する。★は新規参戦。作品名の後にカッコが付いているものは、その章からの追加参戦作品。<br />
<br />
=== 恒常参戦作品 ===<br />
;ワールド01<br />
:[[旧シリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*★[[デビルマン (原作漫画版)]]<br />
:*[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]<br />
:*[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]<br />
:*[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine]](1章Part8〜)<br />
:<br />
;ワールド02<br />
:[[αシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[超電磁マシーン ボルテスV]]<br />
:*[[機動戦士Ζガンダム]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]](1章Part13〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムUC]]<br />
:*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
:*[[勇者王ガオガイガー]]<br />
:*[[ベターマン]](2章Part4〜)<br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]] <br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破]] <br />
:<br />
;ワールド03<br />
:[[Zシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[フルメタル・パニック!]]<br />
:*[[フルメタル・パニック! The Second Raid]](2章Part8〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]](3章Part7〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダム00]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]](2章Part11〜)<br />
:*[[コードギアス 亡国のアキト]](2章Part1〜)<br />
:*[[コードギアス 双貌のオズ]](2章Part1〜)<br />
:<br />
;ワールド04<br />
:『DD』独自の世界。<br />
:*[[装甲騎兵ボトムズ]]<br />
:*[[蒼き流星SPTレイズナー]]<br />
:*[[ゼーガペイン]]<br />
:*★[[ゼーガペインADP]]<br />
:*★[[革命機ヴァルヴレイヴ]]<br />
:*★[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]<br />
:<br />
;ワールド05<br />
:<br />
:*[[UFOロボ グレンダイザー]]<br />
:*[[無敵鋼人ダイターン3]]<br />
:*[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]<br />
:*[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]<br />
:*★[[アルドノア・ゼロ]]<br />
:<br />
;ワールド06<br />
:<br />
:*[[未来ロボ ダルタニアス]]<br />
:*[[魔神英雄伝ワタル]]<br />
:*[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]<br />
:*★[[魔動王グランゾート]]<br />
:*[[鋼鉄神ジーグ]](2章Part2〜)<br />
:*[[勇者ライディーン]](3章Part7〜)<br />
:*★[[クロムクロ (TV)|クロムクロ]](3章Part7〜)<br />
:<br />
;ショートシナリオイベント<br />
:現時点ではショートシナリオ内で世界観が完結している作品群。後述のダイナミック企画オリジナルやOGシリーズも広義でこちらに該当する。<br />
:*★[[アクティヴレイド -機動強襲室第八係-]](2023年7月追加)<br />
:*★[[ゲッターロボ アーク]](当初は期間限定、2021年10月・2022年9月期間限定参戦、2023年8月恒常化)<br />
:*★[[ブレイクブレイド]](当初は期間限定、2022年11月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*[[SSSS.GRIDMAN]](当初は期間限定、2023年3月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*★[[電脳冒険記ウェブダイバー]](当初は期間限定、2023年1月限定参戦、2024年2月恒常化)<br />
<br />
=== 期間限定参戦作品 ===<br />
*★[[機界戦隊ゼンカイジャー]](2021年9月限定)<br />
*★[[パックマン (ゲーム)|パックマン]](2021年12月限定、2022年11月限定復刻)<br />
*★[[勇気爆発バーンブレイバーン]](2024年4月限定)<br />
<br />
=== 欄外参戦作品 ===<br />
参戦表記はないがユニットの出典として記載されている作品。<br />
* [[スーパーロボット大戦OG]](2019年8月以降)<br />
* [[ダイナミック企画オリジナル]](2020年9月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦X-Ω]](2021年5月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦30]](2021年12月以降)<br />
* [[機動戦艦ナデシコ]](2023年5月以降)<br />
<br />
=== 解説 ===<br />
ワールド1・2・3は過去のスパロボ作品をイメージした世界が舞台となる<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=ICWlJbnFCYE&t=124s 【公式】『スーパーロボット大戦DD』 第二弾PV] (2019年1月26日)</ref>。ゲームリリース当初はワールド1から4までの作品が登場。ワールド5は2019年12月26日に、ワールド6は2021年3月24日に追加実装された。2023年7月以降は、メインシナリオに参戦せずショートシナリオイベント限定で参戦する参戦作品が登場している。<br />
<br />
『フルメタル・パニック!』は、ゲーム内では個別に作品が表記されているが、公式サイトでは "[[フルメタル・パニック! シリーズ|「フルメタル・パニック!」シリーズ]] " としてシリーズを包括した表記となっている。<br />
<br />
「制圧戦」や期間限定イベントの報酬として『[[スーパーロボット大戦OG]]』『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』『[[スーパーロボット大戦30]]』から機体・パイロットがゲスト参戦している。<br />
<br />
『[[ダイナミック企画オリジナル]]』から本作オリジナルのゲッターロボである[[ゲッターノワール・G]]が参戦しており、ノワール・Gを中心とした連作イベントが行われている(『[[ゲッターロボ アーク]]』は同イベントの第4弾で参戦している)。また、[[メカギルギルガン]]および[[マジンエンペラーG]]も本名義である。<br />
<br />
劇場版『[[SSSS.GRIDMAN|グリッドマン ユニバース]]』は参戦作品としては記載されていないが、[[グリッドマン]]の攻撃演出などに劇場版の要素が含まれており、クレジット表記は劇場版のものになっている。<br />
<br />
== 世界観 ==<br />
[[世界観/DD]]を参照。<br />
<br />
== バンプレストオリジナル ==<br />
<br />
=== 登場人物 ===<br />
;[[ディド]]<br />
:[[主人公]]で、ディーダリオンの人間態。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
;[[大門恵留]]<br />
:メインヒロイン。愛称は「メグ」。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は長久友紀氏。<br />
;[[ユンナ・ドーソン]]<br />
:サブヒロイン。アメリカ空軍所属であったが適正を買われDTパイロットとして抜擢された。デザインは鈴木勘太氏、担当声優は上田麗奈氏。<br />
;[[上牧早希実]]<br />
:サブヒロイン。民間企業出身のDTパイロット。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は潘めぐみ氏。<br />
;[[リナリア・クオ]]<br />
:サブヒロイン。エンジニア上がりのDTパイロットでDTの開発にも携わっている。デザインは渡邉亘氏、担当声優は池澤春菜氏。<br />
;[[神足麻依子]]<br />
:サブヒロイン。元アイドルという経歴を持つDTパイロット。デザインは河野さち子氏、担当声優は國府田マリ子氏。<br />
;[[ユニス・エアリー]]<br />
:サブヒロイン。ソフトエンジニアでDTパイロット。デザインは超肉氏、担当声優は和多田美咲氏。<br />
;[[ベネット・コリーヴレッカン]]<br />
:サブヒロイン。元看護師のDTパイロット。デザインはなかま亜咲氏、担当声優は嶋村侑氏。<br />
;[[ハーザ]]<br />
:ファブールス人に生み出された高次元思念量子情報集積体。デザインは渡邉亘氏、担当声優は三上枝織氏。<br />
<br />
=== 登場メカ ===<br />
;[[ディーダリオン]]<br />
:本作の主人公機となる記憶喪失の謎の巨人。デザインは大張正己氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
:;[[ディーダリオン・ザアム]]<br />
::ディーダリオンの強化形態。<br />
;[[メラフディン]]<br />
:メグの搭乗機。デザインは明貴美加氏。<br />
;[[グラフディン]]<br />
:MARTが開発したドミナントトルーパー(DT)。デザインは寺岡賢司氏。<br />
;[[アンギルオン]]<br />
:ディーダリオンと敵対する謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は杉田智和氏。<br />
;[[マービュオン]]<br />
:アンギルオンと同種とされる謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は遠藤綾氏。<br />
;[[ディーティ1]]<br />
:MARTイギリスチームが開発したDT。デザインはMがんぢー氏。<br />
;[[ディーティ2/FM]]<br />
:ディーティ1の強化機。<br />
;[[ディポーター]]<br />
:輸送機。<br />
;[[メナケブ]]<br />
:次元歪曲から出現した謎の[[怪獣]]。<br />
;[[カイル・メナケブ]]<br />
:メナケブの上位種と思われる怪獣。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;MART(マート)<br />
:「多国籍南極氷床下調査隊(マルチナショナル・アンタークティック・アンダー・アイスシート・リサーチ・チーム)」の略称。<br />
:南極日本領氷床下の大空洞内に存在していた異星人の戦艦「エルツァード」を発掘・調査する為に結成された多国籍組織。<br />
:アメリカ、イギリス、日本の調査チームとそれぞれの軍隊からの派遣者で構成されている。責任者は大門開久。<br />
:なお複数の国で南極が分割領有されている世界のため、MARTが調査できる範囲は構成国の領土内に限られるものと思われる。<br />
;ドミナントトルーパー(DT)<br />
:エルツァードに搭載されていた人型機動兵器やエルツァードそのものを解析して造られた機動兵器。<br />
:メラフディンの残骸と動力源を基にMARTアメリカ開発チームが量産を後回しにして人型兵器の可能性を追求すべく開発した「グラフディン」や、地球製の動力源を用いてMARTイギリス開発チームが安定性と後々の生産性や整備性を重視して作った「ディーティ」という機種が存在する。なお、日本はシステム開発がメイン。<br />
;サードマン現象(TMP)<br />
:脳に特殊な働きを行う現象。極限状態で幽霊や守護霊などの声が聞こえるといった現象を指す一般用語だが、『DD』では自分自身の声だと解明され、自分の置かれた状況を第三者視点で俯瞰して冷静に見極める能力としている。<br />
;フェノメナー<br />
:TMPの持ち主の総称。メラフディン、グラフディンに搭載されているインターフェース「TMPI」を起動できる。なおそのほとんどが若い女性だがその理由は不明とされる。<br />
;ゲート<br />
:異世界同士を繋ぐ次元の門。時空跳躍ゲートとも。見た目は空に浮かぶ光球。その存在は不安定で、どこに繋がるのか分からず突然消失することもある。一方で安定したゲートも存在し、こちらはストーンヘンジや[[バードス島]]などのパワースポットに現れることが多い。ディーダリオン達の共振と呼ばれる現象で発生することもあり、こちらはトリニティ・ゲート、三位一体のゲートと呼ばれる。<br />
;クレバス<br />
:境界空間で発見された別世界と繋がる切れ目。クレバスの向こう側では[[創界山]]とラビルーナが一部融合して[[多元世界]]のような状態になっている。<br />
;ファブールス<br />
:遥か昔に栄えていた高度文明。ある時、ネピリアンによって並行世界のファブールスと繋げられ戦乱を誘発されて滅ぼされた。<br />
;[[ネピリアン]]<br />
:頭に輪を持つ巨人たち。ゲートで並行世界同士を繋げ、戦乱を誘発させた末に滅ぼすという謎多き存在。頭部の輪は攻撃や知的生命体を教化するための器官と推測されている。<br />
;エガリ文明<br />
:エルツァードを建造した異星文明。<br />
;[[ディバイン・ドゥアーズ]]<br />
:本作の[[プレイヤー部隊]]の名称。ストーリー1章Part13にて命名。<br />
;ライジングラフディンズ<br />
:メグ達DTパイロットチームの名称。第8回共闘戦後編シナリオにて命名。<br />
;DDコミュニケーター<br />
:[[神の城]]で見つかったディドとハーザのみが並行世界を超えて通話が可能となる勾玉を、物質瞬間創世艦フツヌシを使用して[[獅子王麗雄|麗雄博士]]が複製。さらに全てのGストーンが小さなかけらでもリンクできることを利用し、Gストーンを組み込んで機能向上させることで、誰でも次元間を超えて情報のやり取りを可能としたディメンション・データリンク・コミュニケーター。ただし万能というわけでは無く、並行世界間での会話にはハーザ(境界空間)をハブとして使用する必要があると推測されている。また元は勾玉のはずだが、通信機として改良する際に改造されたのか、共闘戦シナリオによると現在は電源が入れられるように、3章part8によると故障することもあるがATとSPTの部品を使って修理できる様子。<br />
:DDは「ディメンション・データリンク」の略以外に、「ディバイン・ドゥアーズ(DD)で使う通信機」という意味も持たせられている。2章part8で複製され、以後各世界のディバイン・ドゥアーズの協力者である艦長や博士、組織などにこれが配られたことで有事の際の対応力が向上することになった。<br />
;[[ディスコード・ディフューザー]]<br />
:3章Part4から登場する、ディバイン・ドゥアーズの対となる敵組織。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;主題歌<br />
:;「D.D ~Dimension Driver~」<br />
::歌:JAM Project<br />
::初代テーマソング。タイトル画面にてショートVer.が流れるほか、イベント「天より来たりて宇内を穿つ」後半戦にて1コーラスVer.がクエストBGMとして採用。またイベント「周年の宴」、「天魔の闘諍」ではフルコーラスVer.がクエストBGMとして採用。<br />
:;「ワンチャンス!」<br />
::歌:JAM Project<br />
::2代目テーマソング。<br />
<br />
== 関連記事 ==<br />
=== ゲーム中データ ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 分類 !! 記事<br />
|-<br />
! [[世界観]]<br />
| [[世界観/DD]]<br />
|-<br />
! [[全話一覧]]<br />
| [[全話一覧/DD]]<br />
|-<br />
! [[精神コマンド]]<br />
| [[精神コマンド/DD]]<br />
|-<br />
! [[強化パーツ]]<br />
| [[強化パーツ/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊能力]]<br />
| [[特殊能力/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊技能]]<br />
| [[特殊技能/DD]]<br />
|-<br />
! [[メカ&キャラクターリスト]]<br />
| [[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
|-<br />
! イベント<br />
| [[イベント/DD]]<br />
|}<br />
{| class="wikitable"<br />
|+ ゲストクリエイター<br />
|-<br />
! 参加クリエイター !! 担当<br />
|-<br />
! {{脚本|森住惣一郎}}<br />
| 「[[クロッシング・パイロット]]第1弾」シナリオ<br />「DARK KNIGHT」シナリオ監修<br />
|-<br />
! {{脚本|谷口廣次朗}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」シナリオ<br />
|-<br />
! [[スタッフ:カトキハジメ|カトキハジメ]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」<br/>「[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]」カラー設定<br />
|-<br />
! {{脚本|阪田雅彦}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第3弾」<br />
|-<br />
! {{脚本|中川直人}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|賀東招二}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ監修<br />
|-<br />
! [[スタッフ:竹田裕一郎|竹田裕一郎]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第5弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|名倉正博}}<br />
| 「荒野のザ・ヒート」シナリオ<br />
|-<br />
! [[声優:杉田智和|杉田智和]]<br />
| 「静かなる刻を共に感じて」シナリオプロデュース<br />
|}<br />
<br />
== 話題 ==<br />
*[[シリーズ一覧#はじめに|王道シリーズ]]のオープニングムービーと同様の3DムービーがPVとして制作されている(ゲーム内には未収録)<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=zQVZ2aPtm5A 【公式】『スーパーロボット大戦DD』第一弾PV] (2018年11月20日)</ref>。また、アプリ用スパロボとしては初となるJAM Projectによる主題歌『D.D(Dimension Driver)』も制作された。<br />
*リリースに先駆けて2018年12月14日から16日まで事前応募者を対象としたテストプレイが実施された<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/855/1855695/ 『スパロボDD』先行テストプレイレビュー] 電撃オンライン (2018年12月27日)</ref>。<br />
*日本語版のほかに、香港・マカオ・台湾地域を対象とした中国語繁体字版アプリ『超級機器人大戰DD』もリリースされている。音声とアップデートのタイミングは日本語版と同じで、表示言語のみ異なっている<ref>[https://srw-dd-hk.suparobo.jp 超級機器人大戰DD] [https://www.facebook.com/srwddHK/ facebook] [https://apps.apple.com/tw/app/id1444265908 App Store] [https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bandainamcoent.srwdd_ww Google Play]</ref>。<br />
*サービス開始後バージョンのTVCMではタイトルの「DD」と引っ掛けた「'''どこ(D)、でも(D)!''' スパロボだ!」というフレーズが用いられていた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=jw5pQr3DvmI 『スーパーロボット大戦DD』TVCM ー配信中編ー 30秒Ver.] (2019年8月25日)</ref>。<br />
*ディーダリオンのデザインを担当した大張氏は本作のタイトルロゴデザインも手がけている。<br />
*初代プロデューサーは『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』の広報担当として「スパロボチャンネル」の飛び入りコーナーなどを企画していた「レッド」こと赤井雅俊氏が務め、本作は同氏にとっての初プロデュース作品にもなった。<br />
**赤井氏はバンダイナムコエンターテインメントの人事異動に伴い2021年3月をもってプロデューサーを退任。同年4月より『X-Ω』を手掛けたオオチヒロアキ氏が2代目プロデューサーに就任した。<br />
*寺田Pがシナリオ担当のひとりとして参加しており、久々に版権スパロボのシナリオを手がけることとなった。<br />
**定期的にシナリオが更新される連載形式のため、複数のシナリオライター陣が参加し、持ち回りで執筆を行っている。<br />
*2019年12月の大型アップデートにより新カテゴリイベントとして「[[クロッシング・パイロット]]」が実装された。これは[[マジンガーZ]]に搭乗する[[アムロ・レイ]]といったような、作品を跨いだユニットが登場するクロスオーバーイベントであり、公式ではSRWシリーズ史上初の試みとして扱われている。<br />
**[[デビルガンダム (OG)]]のような事例は今までもあったが、基本的には敵ユニットに限られていた。味方ユニットはシナリオ上で他作品の機体に乗ることはあったが、戦闘で使用できるユニットとして実装されることはほぼなかった。[[バンプレストオリジナル]]など、乗り換えに関する例外がある事例については「[[オリジナル設定#乗り換えに関するクロスオーバー]]」を参照。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[https://srw-dd.suparobo.jp/ スーパーロボット大戦DD 公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/srw_dd_pr スーパーロボット大戦DD 公式Xアカウント]<br />
*[https://wiki.dengekionline.com/srwdd/ スーパーロボット大戦DD攻略まとめwiki] - 電撃オンライン(運営会社提供)<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{シリーズ一覧}}<br />
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんDD}}<br />
[[Category:シリーズ一覧|DD]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦DD|*すうはあろほつとたいせんDD]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E5%A4%A7%E6%88%A6DD&diff=476195
スーパーロボット大戦DD
2024-03-23T02:12:38Z
<p>天世: /* システム */</p>
<hr />
<div>{{ゲーム<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| シリーズ = <br />
| 開発元 = ドリコム(開発協力)<ref>[https://gamebiz.jp/?p=252178 ドリコム、『スーパーロボット大戦DD』に開発協力…第2四半期の上方修正の要因に] 2019年11月1日閲覧。</ref><br />{{開発 (作品)|B.B.スタジオ}}(2021年以降)<ref>[https://www.bbst.co.jp/works/ 株式会社B.B.スタジオ - 事業内容] 2023年6月13日閲覧。</ref><br />
| 運営元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 発売元 = <br />
| 配信元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 対応機種 = [[機種::スマートフォン]]<br />
| プロデューサー = レッド<ref>2021年3月まで。</ref><br />{{プロデューサー|オオチヒロアキ}}<ref>2021年4月以降。</ref><br />{{プロデューサー|寺田貴信}}<ref>『週刊ファミ通 2019年9月5日号』51頁。</ref><br />
| ディレクター = <br />
| シナリオ = {{脚本|寺田貴信}}<br />{{脚本|中川直人}}<br />{{脚本|竹田裕一郎}}<ref>第2章Part14等を担当([https://twitter.com/yuichiro_takeda/status/1605184500635684865 竹田裕一郎の2022年12月20日のツイート、Twitter])。他、第2章Part5からプロット協力で参加([https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1505520103072595975 寺田貴信の2022年2月30日のツイート、Twitter])。</ref> 他<br />
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:ヤスダスズヒト|ヤスダスズヒト]]<br />[[スタッフ:鈴木勘太|鈴木勘太]]<br />[[スタッフ:渡邉亘|渡邉亘]]<br />[[スタッフ:河野さち子|河野さち子]]<br />[[スタッフ:超肉|超肉]]<br />[[スタッフ:なかま亜咲|なかま亜咲]]<br />
| メカニックデザイン = [[スタッフ:大張正己|大張正己]]<br />[[スタッフ:明貴美加|明貴美加]]<br />[[スタッフ:寺岡賢司|寺岡賢司]]<br />[[スタッフ:山根理宏|山根理宏]]<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]]<br />
| 音楽 = <br />
| 主題歌 =「D.D」<br />「ワンチャンス!」<br />
| 配信開始日 = [[発売日::2019年8月21日]]<br />
| 配信終了日 =<br />
| 最新バージョン = 4.3.1<br />
| 価格 = 基本プレイ無料(アイテム課金制)<br />
| CERO区分 = <br />
| コンテンツアイコン = <br />
| 初登場SRW = <br />
| 初クレジットSRW = <br />
}}<br />
『'''スーパーロボット大戦DD'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
2018年11月19日配信の「生スパロボチャンネル」にて正式発表された、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に続くスマートデバイス向けスパロボ作品。令和最初のスパロボとなる。<br />
<br />
2Dグラフィックスによる戦闘シーン演出やターン制のSLGシステムの採用、ユニットではなく装備パーツを対象としたガシャシステム等で『X-Ω』との差別化が図られている。<br />
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タイトルの「DD」は初代テーマソングの曲名にも採用されている「'''Dimension Driver'''」の略称。<br />
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== あらすじ ==<br />
南極氷床下の大空洞内にて発掘された異星人の戦艦「エルツァード」とその内部より発見された謎の巨人「ディーダリオン」。多国籍南極氷床下調査隊「MART」の監視の下ディーダリオンの運用実験が行われるがその最中、同族と思われる二体の巨人「アンギルオン」「マービュオン」が襲来。アンギルオンの攻撃により深手を負ったディーダリオンは光を放ち、「大門恵留」らMARTのメンバー共々異なる世界へと転移する。その後ディーダリオンは人間態「ディド」に姿を変え、彼とMARTメンバーは転移した世界での争いに巻き込まれつつも協力者を得て元の世界へ戻る方法を模索していく。<br />
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== システム ==<br />
;ステージ攻略の流れ<br />
:本作のステージはシナリオパートにあたる「シナリオチャプター」の間に戦闘を行う「バトルチャプター」が挟まる構成となっている。<br />
:バトルチャプターが複数存在する場合はクリア時のHP残量や必殺技・精神コマンドの使用残数が引き継がれる。ゲストユニット(強制出撃ユニット)だけは例外で全てリセットされる。<br />
:ストーリー(メインワールド)や期間限定イベントについてはAP等のスタミナは存在しないため制限なしに攻略可能。<br />
;バトルチャプター<br />
:シリーズおなじみのトップビュー型マップで展開されるSLGパート。AUTO操作も可能。<br />
:この名称は公式攻略Wikiでのもので、ゲーム内ヘルプでは単に「バトル」としか表記されていない。<br />
:ターン行動についてはフェイズの概念がなく、自軍・敵軍がスピード順に行動するアクティブターン制を採用している。<br />
:ユニットの攻撃手段はデフォルトで使用できる通常攻撃と、後述するユニットパーツの装備により使用可能となる必殺技の2種類が存在する。必殺技には気力制限はないが使用には一定数のターン経過を必要とするほか、回数制限も設定されている。<br />
:;自動周回チケット<br />
::Ver1.4より実装。バトルミッションを全て達成したステージをフルオート操作で済ませられる。操作はチケット消費枚数分連続で実行される。<br />
::他の同システムを採用しているゲームと異なり、結果だけで終わるのではなく'''全ての動作を行う'''ため端末に相応の負荷が掛かる。<br />
::チケットは毎日50枚ずつ、土・日曜日は追加で更に50枚の計100枚ずつログインボーナスとして入手できるが、入手後1週間の使用期限が設けられている。<br />
::またバトルチャプターが複数存在するステージではチケット1枚で複数回の戦闘が行えるので、「『○○』で○○回クリア」ミッションを消化する場合は枚数的に得になる。<br />
::Ver2.8アップデートをもって後述のスキップチケットに置き換わる形で廃止された。<br />
:;スキップチケット<br />
::Ver2.8より登場した、『X-Ω』のスキップパスポート同様にプレイを省略してクリア報酬のみを得られるチケットで、前述の自動周回チケットに替わって実装。一度のスキップ回数は最大で20枚分までとなっている。<br />
::チケットは0:00~8:59、6:00~15:59、14:00~19:59、18:00~23:59の間にログインすると、それぞれにつき25枚ずつ入手できる。また土・日曜日はログインボーナスとして50枚更に入手できる。更にイベントの報酬として、一日のポイント最大限度になる30000毎<ref>ただしイベント最終日は次イベントと被らないように設定されていない。</ref>に50枚ずつ入手できる。<br />
;機体改造ステージ<br />
:機体改造に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。曜日ごとに獲得可能な素材が異なる<ref>月曜日は運動性とHP、火曜日は攻撃力と照準、水曜日は防御力と運動性、木曜日はHPと攻撃、金曜日は照準値と防御、土・日曜日は資金。</ref>。1日3回のプレイ制限があり、それ以上は機体改造ステージチケットの消費が必要となる。またランダムで[[ディポーター]]が出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
:;ワールド開放キー<br />
::Ver1.4より実装。機体改造ワールドの全ての曜日を30分間3回分だけ開放する。開放する前に曜日の指定を行うため、途中で別の曜日に変更することは不可能。入手後150日の使用期限が設けられている。<br />
;パイロット養成ステージ<br />
:パイロット養成に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。1日3回のプレイ制限があり、それ以上はパイロット養成ステージチケットの消費が必要となる。またランダムでディポーターが出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
;ブレイクゲージ<br />
:主にボスユニットを中心とした一部敵ユニットに設定された特殊ゲージ。ゲージがある間は全属性の被ダメージが軽減される。<br />
:ゲージは攻撃を加えることで減少し、ユニットごとに設定された弱点属性の武器で攻撃すれば大幅に減少させられる。同じ属性ならレアリティの高い必殺技の方が減少量が多い(レアリティと弱点属性の乗算)。ゲージを0にすると敵は「ブレイク」状態となり、一転して全属性の被ダメージが増加する。ただしゲージはそのユニットがブレイク後に一定回数行動すると初期値まで回復する。<br />
:メインストーリーでは敵ユニットと対応する主人公機の武器属性が弱点属性であることが多く、実弾が弱点のバストール、斬撃が弱点のプロヴィデンスガンダムなど原作の設定とは必ずしも一致しない敵ユニットが登場することもある<ref>主人公機が強制出撃するための処置と思われる。</ref>。<br />
:Ver.2.8以降はパイロット養成ステージに登場するディーティ1、ディーティ1/Cのブレイクゲージが無くなる調整が行われている。<br />
;機体タイプ<br />
:ユニットの基本スペックを表すタイプ表示。<br />
:「攻撃」「防御」「命中」「回避」の4種のスペックで示され、「攻撃&防御」など2種が伸びるタイプ、1種が大幅に伸びる「特化」タイプ、4種の伸び方の凹凸が小さい「バランス」タイプの3通りに大別される。<br />
;[[パイロット養成]]<br />
:基本スキル(基本能力値と精神コマンド)は各パラメータに対応した本系アイテムを、特殊スキルは特殊スキルオーブとメモリーオーブを消費してパイロット能力を上昇させる。本作では戦闘によるレベルアップ(=パイロット経験値)の概念がなく、パイロットの強化はすべて素材消費によって行われる。<br />
:また強化グレードも設定されており、強化段階が高くなるほど高グレードのアイテムを必要とする。<br />
:特殊スキルオーブは大きく分けて、主にSSR必殺技ユニットパーツをガチャで入手すると一緒に得られる背景が黄色のアイコンになっているものと、アチーブメントやイベントミッションを達成すると得られる背景が青色のアイコンになっているものに分けられる。<br />
:新たなSSR必殺技ユニットパーツが実装されると、SSRに対応したパイロットに新たな特殊スキルが追加される。アチーブメントやミッションも稀に追加される。またミッションによっては専用の特殊スキルオーブの欠片を得られる事もあり、そちらは100個と特殊スキルオーブを交換する。<br />
:Ver1.10より一括開放機能が追加され、消費アイテムの所持上限内でレベルを一括で上げられるようになった。<br />
:;[+]オーブ<br />
::通常のオーブよりも育成時のスキルの成長が早いオーブ。2022年7月実施のイベントより[[グランゾン]]と[[Ζガンダム]]に追加された。プレイ方針に困った時などに育てることでイベントなどを楽に進めることができる。「好きなユニットを強くしたい」という運営方針とは異なるものだが、「初心者が困った時にとりあえず強化するもの」として実装されている。実装後に追加されたSSR必殺技ユニットパーツと紐付けされたオーブは全て[+]オーブになっている。<br />
:;[X]オーブ<br />
::複数のパイロットで共用で使用できるオーブ。成長速度は[+]オーブ相当。2022年12月実装の[[弾丸X]]から追加された。それ以前の合体攻撃のオーブは片方のパイロットのみに対応していたため、例えば「コンビネーション・アサルト」であればキラ・ヤマトに使えるオーブが付属し、アスラン・ザラは強化できなかった。[X]オーブであれば育成できるパイロットをプレイヤーが自由に選べるようになったというメリットが存在する。ただし、一度パイロットを選択したら変更ができないため、複数のパイロットを育成したいといった場合はその分だけオーブが必要ということになり、その場合はオーブの必要な最大数は倍増というデメリットも存在する。<br />
:;[Z]オーブ、[ZX]オーブ<br />
::通常のオーブと比べて、LV10以降の必要オーブ数を低く抑えて成長しやすくしたオーブ。[Z]は単独パイロット用、[ZX]は複数パイロット共有で区別されている。また従来のオーブと異なり背景が赤色になっている。<br />
::LV10以上特殊スキル[背景黄色]強化用オーブ<br />
::LV10以上の背景が黄色の特殊スキルの強化に使えるオーブ。[Z]、[ZX]は対象外となる。<br />
;[[精神コマンド]]<br />
:効果は従来作にほぼ準ずるが、SP消費ではなく回数制を採用。<br />
:前述したようにパイロット経験値の概念がないため、コマンドの習得は専用素材を消費して行う。習得数は多くのスパロボ作品同様1パイロット6種で、セットできるのはそのうち最大3種まで。精神コマンドのセットスロット数も習得と同様に専用素材によって開放される。<br />
;[[気力]]<br />
:本作の気力システムはユニットのアビリティ発動条件となる他、上昇値に応じてユニットの各能力にプラス補正がかかる(気力+10につき攻撃力・防御力・照準値・運動性+3%。気力150で15%まで上昇)。上昇条件は従来作品と概ね同様だが、一部の必殺技ユニットパーツのアビリティにも同条件でプラス補正がかかる物が存在する。また一部の必殺技ユニットパーツや特殊スキルには[[気力限界突破|気力上限を上げる]]物が存在する(複数の効果を併せる事は出来ず、効果が最も高い物が使われる)。<br />
;[[地形]]<br />
:本作の地形効果は攻撃力・防御力・照準値・運動性へ直接補正がかかる。また[[飛行]]のシステムが存在しないので[[空]]の地形は空しかないステージでのみ登場。<br />
;通常攻撃<br />
:全ユニットに設定されている、必要ターンや回数制限が無く無消費で使用可能な武装。格闘やロケットパンチ、ビームライフルによる射撃など、各ロボットのメイン武器による攻撃が主に採用されている。多くのユニットは射程2に設定されているが、一部のユニットは3~4以上の射程を持つこともある。<br />
;ユニットパーツ<br />
:本作におけるガシャ対象アイテム。必殺技タイプと支援タイプの2種類、更にガシャ非対象の通常タイプが存在する。レアリティはN・R・SR・SSR・SSR+の5段階。SSR+はVer.3.0にて追加され、後述のユニットパーツ昇格でのみ入手可能。<br />
:パーツにはメインアビリティとサブアビリティ(Ver1.7以降は必殺技アビリティも追加)、各能力値(HP・攻撃力・防御力・照準値・運動性)と地形適応が設定されている。メインスロットに装備するとメインアビリティが発動し、各能力値と地形適応がそのまま加算される。サブスロットに装備するとサブアビリティが発動し、各能力値の15%が加算される。スロットは最大5枠(メイン1枠、サブ4枠)。後に後述の必殺技スロットが2枠追加された。<br />
:;必殺技タイプ<br />
::特定のユニットのメインスロット(Ver1.7以降は必殺技スロットも追加)に装備させることで必殺技が使用可能となる、各ロボットの武装・[[必殺武器]]が描かれたパーツ。パーツには対応するユニット(パーツ「NT-D連続攻撃」であれば機体「[[ユニコーンガンダム]]」)が存在し、対応していないユニットのメインスロットや対応していてもサブスロットに装備させた場合は必殺技は使用できない。ただし、対応していないパーツでも装備すれば能力上昇やアビリティの効果は発揮される。またレアリティが低い場合でも後述の必殺技スロットへの装備や有用なアビリティを持つ物が有る、必殺技が使えるようになるまでの必要ターン数が少ない、回数が多いなど利点があり、限界突破次第では能力値も上がるため一概に使えない訳ではない。<br />
::ユニット実装のタイミングでR・SRが各1種類実装される。SSRについてはサービス開始当初は各作品の主役格ユニットのみの実装であったが、その後それ以外のユニットにも順次実装されている。<br />
::Ver.3.1.0アップデートにより、全ユニットを対象に通常攻撃の戦闘演出を流用したR必殺技ユニットパーツが追加された。<br />
:;支援タイプ<br />
::能力上昇やアビリティに加え、個々のパーツに一つ登録されている精神コマンドを設定すれば使用できるようになる<ref>一部の精神コマンドは通常の物より使用可能回数が多くなっている物が存在する。</ref>、各作品の主にヒロインを中心としたキャラクターたちが描かれたパーツ<ref>なお、ストーリー上まだ登場していないキャラクターが描かれている場合もある。</ref>。装備時は描かれているキャラクターからの支援演出が戦闘前に挿入される<ref>支援演出は装備変更で通常攻撃版、必殺技版それぞれで挿入オン・オフを設定することができる。</ref>。支援演出はボイス付きで、非戦闘キャラクターやサブキャラクターなども声が収録されている。レアリティは全種SSRとなっている。<br />
::パーツごとに対応するユニットのタイプが設定されており、設定されているタイプのユニットに装備させた場合は能力上昇値が追加される。特定のユニットに装備させた場合は支援演出が専用のものに切り替わる(機体「[[Ζガンダム]]」であればパーツ「[[ファ・ユイリィ]]」)が、発揮されるアビリティの効果に変化は無い。なお、専用演出は機体とパイロットが一致している場合のみ再生されるため、乗り換えが可能な機体の場合、乗り換えを行うと専用演出の対象から外れて通常演出となる。<br />
::また、[[大門恵留]]や[[弓さやか]]などのパイロットと支援ユニットが両方登場しているキャラの場合、装備させると自分自身へのボイスに切り替わる場合がある<ref>演出は汎用のもの。[[綾波レイ]]など、ボイスが切り替わらないキャラも一部存在する。</ref>。<br />
:;通常タイプ<br />
::いわゆる汎用パーツで、能力上昇とアビリティのみが追加される。必殺技や支援演出、精神コマンドは追加されない。低レアリティはステージ中でのドロップ、高レアリティはイベント報酬などで入手が可能。<br />
::Nは全種がこのタイプであり、入手もストーリークエスト(序章並びに1章Part1まで)でのドロップのみ。<br />
;必殺技スロット<br />
:Ver1.7より追加。必殺技の複数種使用と必殺技アビリティの発動が可能となるスロットで、利用にはメインスロットにそのユニットに対応する必殺技タイプのユニットパーツを装備させる必要がある。また同じ必殺技タイプのユニットパーツをメインスロットと必殺技スロットに重複して装備することは出来ない。<br />
:メイン・サブスロットと異なりステータスへの補正は無く、必殺技アビリティの効果もメインアビリティと比べて低くなっているが、限界突破を行うごとに必殺技ボーナスが追加される。パーツごとにボーナスは異なるため、メインスロットに装備させるより威力や回数が増える場合もある。<br />
;属性<br />
:通常攻撃および必殺技タイプのユニットパーツに設定されている、武装毎の属性。「打撃」「斬撃」「実弾」「ビーム」「特殊」の5種類に大別される。ブレイクゲージを持っていたり、特殊能力により弱点以外の属性ダメージを軽減する敵ユニットを攻略する際に重要となる。なお、戦闘アニメーションや戦闘セリフから連想される属性とは異なる属性が設定されている場合もある。<br />
:;打撃<br />
::格闘やロケットパンチ、メイスによる攻撃など、質量を直接的にぶつける攻撃。ドリルなどで相手を貫くような武装もカテゴライズされる。<br />
:;斬撃<br />
::ナイフや剣などで斬りつける攻撃。ナイフを突き立てる、剣で貫くような厳密に「斬撃」に当たらない武装もカテゴライズされる。ビームサーベルで斬りつける攻撃も、下記のビーム属性とは分けられ斬撃属性となっている。<br />
:;実弾<br />
::マシンガンやバズーカなどの実体弾での射撃攻撃や、ミサイルによる攻撃に設定されている。例外としてアルトアイゼンのリボルビング・ステークが近接攻撃ながら本属性にカテゴライズされる。<br />
:;ビーム<br />
::ビームによる射撃攻撃に設定されている。ビームライフルやハイパー・メガ・ランチャーなどによる射撃以外に、光子力ビームやジーグビームのように、「ビーム」の名を関しているスーパー系の武装もカテゴライズされているものがある。<br />
:;特殊<br />
::ブレストファイヤーやハドロン砲など、ビームでは無いが何らかのエネルギーを放射する攻撃に主に設定されている。それ以外にフィン・ファンネルやアカシックバスター、魔動の力を使った技のように「特殊な」武装での攻撃の他、ワンダーレストやガズラ・スーファーのような複数の属性の武器・技を使用した複合技もカテゴライズされる。<br />
;強化<br />
:強化用素材や他ユニットパーツを素材にしてパーツレベルを上昇させる。同種ユニットパーツを素材にした場合は特性段階(アビリティ効果)が上昇する(最大+5)。『X-Ω』とは異なり強化大成功等のランダム効果は存在しない。<br />
:強化用素材や特性素材、後述の限界突破素材や限界突破素材の器、超強化キットはユニットパーツ枠で管理されていたが、V2.7.0以降は別の枠で管理されるようになった。<br />
;限界突破<br />
:ユニットパーツのレベル上限を上げる。『X-Ω』の同システムと異なり限界突破対象のパーツレベルを予め最大まで強化しておく必要がある。また経験値制となっており、限界突破用素材のレアリティが高いほど獲得経験値も増加するが、限界突破段階が上がる毎に必要な経験値も増加する。限界突破用素材には専用素材の他、レベルを上限まで上げたユニットパーツも限界突破に用いることが可能。同種ユニットパーツを素材にした場合は強化と同じく特性段階が上昇する。<br />
:限界突破段階MAXでのレベル上限はNが70、Rが80、SRが90、SSRが100、SSR+が110となる(1段階ごとに上限+5、5段階がMAXで上限+25)。<br />
;昇格<br />
:Ver.3.0.0より実装。限界突破段階・LV・特性段階をMAXにした上で、昇格素材を使用することでユニットパーツのレアリティを1段階上昇させる機能。昇格対象パーツは実装当初は必殺技タイプのみであったが、Ver.3.1.0アップデートにより支援タイプも昇格可能となった。<br />
:昇格前のレアリティによって必要なアイテムや個数が異なり、R→SRは昇格素材30個、SR→SSRは昇格素材70個、SSR→SSR+は昇格素材+100個必要になる。<br />
:昇格後は特性段階のみ引き継がれ、限界突破段階とLVはリセットされる。<br />
:必殺技タイプはレアリティが上がるとメインアビリティ・必殺技アビリティ・必殺技性能・必殺技ボーナス・ステータスなどが上昇し、R→SR、SR→SSRの昇格では必殺技のブレイクゲージ減少量が上昇するほか、SR→SSRでは地形適応が上昇しSSR→SSR+ではメインアビリティ(必殺技アビリティ)に追加能力が付加される<ref>R・SR([[真ゲッター2]]、[[真ゲッター3]]除く)からSSR+まで上げた場合は攻撃力・防御力・照準値・運動性が10.5(6.5)%、防御型、一部の回避型のアビリティは4つの能力値の内3つが14.5(9)%上昇する能力が追加される。SSRからSSR+に上げた場合は、パーツごとに決められた能力が追加される。また射程1の必殺技はSSR+にすると射程1-2に変更される。</ref>。サブアビリティは昇格しても変更されない。<br />
:支援タイプはレアリティが上がるとステータスが上昇し、登録されている精神コマンドが「○○+」になり効果が上がる。またサブアビリティも効果が上がる。<br />
;機体改造<br />
:『X-Ω』同様に資金と専用の素材を消費して改造段階を上昇させるが、本作では改造項目ごとの専用素材が存在する。また素材グレードも設定されており、改造段階が高くなるほど高グレードの改造素材を必要とする。<br />
:全ステータスを5段階改造するごとに改造ボーナスを獲得でき、ステータスの更なる強化やパーツスロットの解放が行える。なお、ボーナスで強化されるステータスは一部を除き概ね機体タイプに沿ったものとなる。<br />
:;超改造<br />
::Ver3.4より実装。21段階以上の改造が可能となり、機体ごとに特殊能力が追加される。<br />
;アビリティチップ<br />
:Ver.2.0より実装。装備したユニットに様々なアビリティ効果を付与できるアイテムで、必殺技or支援タイプのSSRユニットパーツを変換して入手する。またブランクチップ(変換専用のSSRユニットパーツ)を変換する事でも入手できる。アビリティ効果は入手時にランダムで選出される。装備後はユニットに固定され、外す際にはDクリスタルを消費する。<br />
:2021年6月30日より、アビリティチップ解除が無料で行えるキャンペーンが定期的に行われるようになり、2022年9月21日のアップデートより恒常無料化された。<br />
;ガシャ<br />
:ユニットパーツを入手するシステム。「イベントガシャ」「レアガシャ」「チケットガシャ」の3種が設置されている。すべてのガシャにおいてR以上が排出される。<br />
:;イベントガシャ<br />
::期間ごとにラインナップが更新されるガシャ。Dクリスタルを消費。<br />
:;レアガシャ<br />
::恒常ラインナップのガシャ。Dクリスタルを消費。「1回挑戦」は毎日12時更新で1回分のみ無料で利用可能。<br />
::期間限定ユニットパーツを除けば、新規実装されたユニットパーツはイベントガシャだけでなくこちらにも同時にラインナップされる。<br />
:;チケットガシャ<br />
::各種ガシャチケットを消費するガシャ。ラインナップはレアガシャと同一。各種ガチャチケットは入手後150日の時間制限が設けられている。<br />
;Dクリスタル<br />
:本作における課金アイテム。ガシャ・コンティニューに使用する他、制圧戦のBPを回復する手段の一つとなっている。<br />
;[[サブパイロット]]<br />
:バトルにおいては精神コマンドの使用などの役割はなく、戦闘アニメでの掛け合いのみ。支援タイプのユニットパーツに登場していることもある。<br />
;[[乗り換え]]<br />
:従来の物と異なり、機体とパイロットの組み合わせは決まっている。ミッション『「○○」で○○回クリア』が乗り換え後機体で別に追加される。機体改造値は乗り換え前機体と共有される。<br />
;[[クロッシング・パイロット]]<br />
:作品を越えた機体の乗り換えが行えるシステムで、特定のイベントをクリアする事で開放される。機体改造値は元から所有する機体は共有、新規に追加される機体は初期段階で登録される。<br />
:カスタマイズ面においては必殺技・限界突破共にノーマル時のユニットパーツ・素材は非対応であり、いずれもクロッシング専用のユニットパーツを必要とする。<br />
:第2弾以降は特殊スキルオーブも登場しているが、復刻イベントでは再入手するためのミッションが存在しない<ref>一部のオーブは特定の「ステップアップガシャ」のショップ交換で交換できた。</ref>。また同時に行われている他イベントとも紐付けられ「イベントガシャの新規ユニットパーツ<ref>新規ラインナップ2つ追加される</ref>を装備してイベントで戦闘を行う」というミッションも存在するため、最大レベルに到達させるには該当パーツを揃えている必要があるなどガシャ依存がより強くなっている。<br />
;遠征<br />
:Ver4.2.0より実装された特殊スキル強化システム。遠征するパイロットの特殊スキルの経験値、資金、その他アイテムを獲得できる。特殊スキルの最大強化レベルは10までで、それ以上は従来同様にスキルオーブによる養成になる。また成長可能な特殊スキルは「特殊スキルオーブ合成所」にある「特殊スキルオーブのかけら×100」で交換でき、既に習得済みの物が対象になるが一度の成長する特殊スキルは習得している物から抽選で1つだけとなる。更に遠征中に習得した特殊スキルは成長対象外になる。<br />
:一度に遠征できる人数は1箇所で最大4人、既に何らかの形で出撃している場合は選択出来ない。また遠征回数も1人月2回までで制限は毎月1日0時に回復する。実装当初は遠征時間は24時間だったが、その後のアップデートで23時間に変更されている。<br />
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== イベント ==<br />
[[イベント/DD]]も参照。<br />
;制圧戦<br />
:サービス開始時より実装されているサブゲームモードのひとつ。限られた編成・戦力で攻略していく高難易度モード。BPと呼ばれるスタミナを消費し、拠点制圧とエリアミッションによってランク分けされたポイントを獲得できる。<br />
:当初はBPの回復手段が時間経過とDクリスタル消費のみであったが、後のアップデートで専用回復アイテムである「BPリカバリー」が追加された。<br />
:また第1回制圧戦では1戦につき1BPの消費だったが、第2回制圧戦以降は1戦につき2BPと倍になっている。<br />
:第3回制圧戦ではエリアミッションが実質3種類(自軍撃墜ユニット○機以下、総行動回数○○回以下、最大ダメージ○○以上)になり、戦略の幅が増えている。また同制圧戦から難易度10をクリアしたプレイヤー前提で、更なる高難易度のEXが追加されている。<br />
:ポイントを貯めることで各種育成素材と交換できるほか、「[[OGシリーズ]]」からのゲスト機体を入手することができる。ゲスト機体は制圧戦ごとに新機体が追加されていくが、制圧戦が切り替わっても過去の機体・ユニットパーツは入手可能(当初は交換必要ポイントはその時の制圧戦よりも高くなっていたが、第6回制圧戦以降は全て元の数値に戻された)。<br />
:第14回制圧戦からは難易度設定が難易度1~5と最終エリアの計6種類の難易度とEXに変更され、OGシリーズ出典のボスが最初に登場する難易度が5から3に移された(能力値は据え置き)。また第14回制圧戦からは毎週土・日曜日のログイン時に制圧戦スキップチケットを1枚ずつ獲得できるようになった(使用期限は1週間)。<br />
;迎撃戦<br />
:2020年12月21日より実装されたランク戦イベント。最大5ステージのエリアを最大20体の異なるユニット編成でクリアしていき獲得スコアにより他プレイヤーと競うという内容。EP(イベントポイント)と呼ばれるスタミナを消費する。集計期間は1週間でエリアは日を追うごとに解放される。<br />
:1つのエリアはWaveと呼ばれるフェイズで区切られ配置された敵ユニットを全滅させる毎に次のWaveへ進み、終了ターンまでのWave数や自軍状況(残存ユニットなど)に応じた「エリアスコア」が獲得できる。最終的にエリア1~5までに獲得したハイスコアの合計値によりランクが決定する。<br />
:出撃したユニットや装備させたユニットパーツは、他のエリアでは使用できないルールが設けられているため、どれだけ育成させたかが鍵になる。また出撃させたユニットに装備させたユニットパーツは、出撃させている間強化並びに限界突破は不可能となる。<br />
;対決戦<br />
:Ver3.4.1より実装されたPvP(対プレイヤー戦)イベント。最大8機編成のオートバトルにより他プレイヤーと順位を競う。<br />
:対決戦の特殊仕様として、同種の精神を同時に装備させることはできない。同じ精神の+の有無は同種として扱い、例外として「[[覚醒]]」と「[[再動]]」も同様にいずれか1つしか装備できない。<br />
;共闘戦<br />
:2022年8月21日より実装された、HPの高いボスユニットを複数プレイヤーで攻略していくレイドボス系イベント。<br />
:特殊スキルオーブをはじめとしたいくつかの報酬は、新規追加される機体のユニットパーツを入手・装備して参加しないと獲得できないので、ガシャ依存がより強くなっている。<br />
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== ストーリー ==<br />
;メインシナリオ<br />
:数々の並行世界と謎の巨人・ディーダリオンを巡るストーリーが描かれる。<br />
:序章のみ6つのワールドからの選択式<ref>ワールド1~5は第1章の序章にあたり、ワールド6のみ第2章の序章となっている。</ref>で、ワールド間を跨いでのシナリオ攻略も可能。第1章Part1以降は最後にクリアしたワールドを基準に進行する。とはいえPart2以降は共通のシナリオになっていることが少なくない。<br />
;イベントシナリオ<br />
:イベントごとにシナリオが付属していた『X-Ω』と異なり、本作では[[クロッシング・パイロット]]など一部のイベントにのみシナリオが付属する。これは『X-Ω』と異なり、通常のスパロボのようなマップスクリプトが存在することにより、イベントの実装にかなり手間がかかるため<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月21日閲覧。</ref>。また、ユニットを登場させる販売都合とシナリオ進行の都合の両方を加味してプロットを準備する必要があり、さらにこの影響でずれる全体プロットの修正もあり、毎週イベントシナリオを執筆することは簡単ではない状況となっている<ref name="30記念1" />。<br />
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== 演出面 ==<br />
*前述の通り、戦闘シーンの演出は従来のスパロボ作品と同様の2Dアニメーション方式を採用するが、ユニットは3Dモデルを元にしたプリレンダグラフィックという新たな試みを行っている。戦闘シーンはフルボイスで、一部の非戦闘キャラクターについてもユニットパーツ演出という形でボイスが収録されている。<br />
*配信当初はバリアが敵専用能力、かつ演出として再現されていなかった。原作でバリアを持っているロボットはなんらかの方法でダメージを0にした時のみパイロットがバリアが発動したことを連想させる台詞を言うに留まる。<br />
**Ver3.4よりバリアが特殊能力として実装され演出も追加された。「PROTECTION SKIL」の文字が表示された後にステータス画面のロボットイラストの前にバリアのエフェクトが1枚絵として表示される若干シュールな演出となっている。特殊能力以外の方法では引き続き演出なし。<br />
*今作では飛行のシステムが存在しないので、航空機なども戦闘シーンでは地に浮いている(あるいは水底に沈んでいる)。攻撃演出で背景の上部(空、あるいは水面直下)を高速移動することで空を飛んでいるように見せるに留まる。<br />
*シナリオデモのキャラクターはバストアップ表示方式。<br />
*BGMは『X-Ω』と同様に原則全曲オリジナルで、版権BGMは期間限定イベントでのみ使用される。<br />
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== 参戦作品 ==<br />
序列は公式のワールド順に準拠する。★は新規参戦。作品名の後にカッコが付いているものは、その章からの追加参戦作品。<br />
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=== 恒常参戦作品 ===<br />
;ワールド01<br />
:[[旧シリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*★[[デビルマン (原作漫画版)]]<br />
:*[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]<br />
:*[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]<br />
:*[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine]](1章Part8〜)<br />
:<br />
;ワールド02<br />
:[[αシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[超電磁マシーン ボルテスV]]<br />
:*[[機動戦士Ζガンダム]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]](1章Part13〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムUC]]<br />
:*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
:*[[勇者王ガオガイガー]]<br />
:*[[ベターマン]](2章Part4〜)<br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]] <br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破]] <br />
:<br />
;ワールド03<br />
:[[Zシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[フルメタル・パニック!]]<br />
:*[[フルメタル・パニック! The Second Raid]](2章Part8〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]](3章Part7〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダム00]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]](2章Part11〜)<br />
:*[[コードギアス 亡国のアキト]](2章Part1〜)<br />
:*[[コードギアス 双貌のオズ]](2章Part1〜)<br />
:<br />
;ワールド04<br />
:『DD』独自の世界。<br />
:*[[装甲騎兵ボトムズ]]<br />
:*[[蒼き流星SPTレイズナー]]<br />
:*[[ゼーガペイン]]<br />
:*★[[ゼーガペインADP]]<br />
:*★[[革命機ヴァルヴレイヴ]]<br />
:*★[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]<br />
:<br />
;ワールド05<br />
:<br />
:*[[UFOロボ グレンダイザー]]<br />
:*[[無敵鋼人ダイターン3]]<br />
:*[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]<br />
:*[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]<br />
:*★[[アルドノア・ゼロ]]<br />
:<br />
;ワールド06<br />
:<br />
:*[[未来ロボ ダルタニアス]]<br />
:*[[魔神英雄伝ワタル]]<br />
:*[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]<br />
:*★[[魔動王グランゾート]]<br />
:*[[鋼鉄神ジーグ]](2章Part2〜)<br />
:*[[勇者ライディーン]](3章Part7〜)<br />
:*★[[クロムクロ (TV)|クロムクロ]](3章Part7〜)<br />
:<br />
;ショートシナリオイベント<br />
:現時点ではショートシナリオ内で世界観が完結している作品群。後述のダイナミック企画オリジナルやOGシリーズも広義でこちらに該当する。<br />
:*★[[アクティヴレイド -機動強襲室第八係-]](2023年7月追加)<br />
:*★[[ゲッターロボ アーク]](当初は期間限定、2021年10月・2022年9月期間限定参戦、2023年8月恒常化)<br />
:*★[[ブレイクブレイド]](当初は期間限定、2022年11月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*[[SSSS.GRIDMAN]](当初は期間限定、2023年3月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*★[[電脳冒険記ウェブダイバー]](当初は期間限定、2023年1月限定参戦、2024年2月恒常化)<br />
<br />
=== 期間限定参戦作品 ===<br />
*★[[機界戦隊ゼンカイジャー]](2021年9月限定)<br />
*★[[パックマン (ゲーム)|パックマン]](2021年12月限定、2022年11月限定復刻)<br />
*★[[勇気爆発バーンブレイバーン]](2024年4月限定)<br />
<br />
=== 欄外参戦作品 ===<br />
参戦表記はないがユニットの出典として記載されている作品。<br />
* [[スーパーロボット大戦OG]](2019年8月以降)<br />
* [[ダイナミック企画オリジナル]](2020年9月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦X-Ω]](2021年5月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦30]](2021年12月以降)<br />
* [[機動戦艦ナデシコ]](2023年5月以降)<br />
<br />
=== 解説 ===<br />
ワールド1・2・3は過去のスパロボ作品をイメージした世界が舞台となる<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=ICWlJbnFCYE&t=124s 【公式】『スーパーロボット大戦DD』 第二弾PV] (2019年1月26日)</ref>。ゲームリリース当初はワールド1から4までの作品が登場。ワールド5は2019年12月26日に、ワールド6は2021年3月24日に追加実装された。2023年7月以降は、メインシナリオに参戦せずショートシナリオイベント限定で参戦する参戦作品が登場している。<br />
<br />
『フルメタル・パニック!』は、ゲーム内では個別に作品が表記されているが、公式サイトでは "[[フルメタル・パニック! シリーズ|「フルメタル・パニック!」シリーズ]] " としてシリーズを包括した表記となっている。<br />
<br />
「制圧戦」や期間限定イベントの報酬として『[[スーパーロボット大戦OG]]』『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』『[[スーパーロボット大戦30]]』から機体・パイロットがゲスト参戦している。<br />
<br />
『[[ダイナミック企画オリジナル]]』から本作オリジナルのゲッターロボである[[ゲッターノワール・G]]が参戦しており、ノワール・Gを中心とした連作イベントが行われている(『[[ゲッターロボ アーク]]』は同イベントの第4弾で参戦している)。また、[[メカギルギルガン]]および[[マジンエンペラーG]]も本名義である。<br />
<br />
劇場版『[[SSSS.GRIDMAN|グリッドマン ユニバース]]』は参戦作品としては記載されていないが、[[グリッドマン]]の攻撃演出などに劇場版の要素が含まれており、クレジット表記は劇場版のものになっている。<br />
<br />
== 世界観 ==<br />
[[世界観/DD]]を参照。<br />
<br />
== バンプレストオリジナル ==<br />
<br />
=== 登場人物 ===<br />
;[[ディド]]<br />
:[[主人公]]で、ディーダリオンの人間態。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
;[[大門恵留]]<br />
:メインヒロイン。愛称は「メグ」。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は長久友紀氏。<br />
;[[ユンナ・ドーソン]]<br />
:サブヒロイン。アメリカ空軍所属であったが適正を買われDTパイロットとして抜擢された。デザインは鈴木勘太氏、担当声優は上田麗奈氏。<br />
;[[上牧早希実]]<br />
:サブヒロイン。民間企業出身のDTパイロット。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は潘めぐみ氏。<br />
;[[リナリア・クオ]]<br />
:サブヒロイン。エンジニア上がりのDTパイロットでDTの開発にも携わっている。デザインは渡邉亘氏、担当声優は池澤春菜氏。<br />
;[[神足麻依子]]<br />
:サブヒロイン。元アイドルという経歴を持つDTパイロット。デザインは河野さち子氏、担当声優は國府田マリ子氏。<br />
;[[ユニス・エアリー]]<br />
:サブヒロイン。ソフトエンジニアでDTパイロット。デザインは超肉氏、担当声優は和多田美咲氏。<br />
;[[ベネット・コリーヴレッカン]]<br />
:サブヒロイン。元看護師のDTパイロット。デザインはなかま亜咲氏、担当声優は嶋村侑氏。<br />
;[[ハーザ]]<br />
:ファブールス人に生み出された高次元思念量子情報集積体。デザインは渡邉亘氏、担当声優は三上枝織氏。<br />
<br />
=== 登場メカ ===<br />
;[[ディーダリオン]]<br />
:本作の主人公機となる記憶喪失の謎の巨人。デザインは大張正己氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
:;[[ディーダリオン・ザアム]]<br />
::ディーダリオンの強化形態。<br />
;[[メラフディン]]<br />
:メグの搭乗機。デザインは明貴美加氏。<br />
;[[グラフディン]]<br />
:MARTが開発したドミナントトルーパー(DT)。デザインは寺岡賢司氏。<br />
;[[アンギルオン]]<br />
:ディーダリオンと敵対する謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は杉田智和氏。<br />
;[[マービュオン]]<br />
:アンギルオンと同種とされる謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は遠藤綾氏。<br />
;[[ディーティ1]]<br />
:MARTイギリスチームが開発したDT。デザインはMがんぢー氏。<br />
;[[ディーティ2/FM]]<br />
:ディーティ1の強化機。<br />
;[[ディポーター]]<br />
:輸送機。<br />
;[[メナケブ]]<br />
:次元歪曲から出現した謎の[[怪獣]]。<br />
;[[カイル・メナケブ]]<br />
:メナケブの上位種と思われる怪獣。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;MART(マート)<br />
:「多国籍南極氷床下調査隊(マルチナショナル・アンタークティック・アンダー・アイスシート・リサーチ・チーム)」の略称。<br />
:南極日本領氷床下の大空洞内に存在していた異星人の戦艦「エルツァード」を発掘・調査する為に結成された多国籍組織。<br />
:アメリカ、イギリス、日本の調査チームとそれぞれの軍隊からの派遣者で構成されている。責任者は大門開久。<br />
:なお複数の国で南極が分割領有されている世界のため、MARTが調査できる範囲は構成国の領土内に限られるものと思われる。<br />
;ドミナントトルーパー(DT)<br />
:エルツァードに搭載されていた人型機動兵器やエルツァードそのものを解析して造られた機動兵器。<br />
:メラフディンの残骸と動力源を基にMARTアメリカ開発チームが量産を後回しにして人型兵器の可能性を追求すべく開発した「グラフディン」や、地球製の動力源を用いてMARTイギリス開発チームが安定性と後々の生産性や整備性を重視して作った「ディーティ」という機種が存在する。なお、日本はシステム開発がメイン。<br />
;サードマン現象(TMP)<br />
:脳に特殊な働きを行う現象。極限状態で幽霊や守護霊などの声が聞こえるといった現象を指す一般用語だが、『DD』では自分自身の声だと解明され、自分の置かれた状況を第三者視点で俯瞰して冷静に見極める能力としている。<br />
;フェノメナー<br />
:TMPの持ち主の総称。メラフディン、グラフディンに搭載されているインターフェース「TMPI」を起動できる。なおそのほとんどが若い女性だがその理由は不明とされる。<br />
;ゲート<br />
:異世界同士を繋ぐ次元の門。時空跳躍ゲートとも。見た目は空に浮かぶ光球。その存在は不安定で、どこに繋がるのか分からず突然消失することもある。一方で安定したゲートも存在し、こちらはストーンヘンジや[[バードス島]]などのパワースポットに現れることが多い。ディーダリオン達の共振と呼ばれる現象で発生することもあり、こちらはトリニティ・ゲート、三位一体のゲートと呼ばれる。<br />
;クレバス<br />
:境界空間で発見された別世界と繋がる切れ目。クレバスの向こう側では[[創界山]]とラビルーナが一部融合して[[多元世界]]のような状態になっている。<br />
;ファブールス<br />
:遥か昔に栄えていた高度文明。ある時、ネピリアンによって並行世界のファブールスと繋げられ戦乱を誘発されて滅ぼされた。<br />
;[[ネピリアン]]<br />
:頭に輪を持つ巨人たち。ゲートで並行世界同士を繋げ、戦乱を誘発させた末に滅ぼすという謎多き存在。頭部の輪は攻撃や知的生命体を教化するための器官と推測されている。<br />
;エガリ文明<br />
:エルツァードを建造した異星文明。<br />
;[[ディバイン・ドゥアーズ]]<br />
:本作の[[プレイヤー部隊]]の名称。ストーリー1章Part13にて命名。<br />
;ライジングラフディンズ<br />
:メグ達DTパイロットチームの名称。第8回共闘戦後編シナリオにて命名。<br />
;DDコミュニケーター<br />
:[[神の城]]で見つかったディドとハーザのみが並行世界を超えて通話が可能となる勾玉を、物質瞬間創世艦フツヌシを使用して[[獅子王麗雄|麗雄博士]]が複製。さらに全てのGストーンが小さなかけらでもリンクできることを利用し、Gストーンを組み込んで機能向上させることで、誰でも次元間を超えて情報のやり取りを可能としたディメンション・データリンク・コミュニケーター。ただし万能というわけでは無く、並行世界間での会話にはハーザ(境界空間)をハブとして使用する必要があると推測されている。また元は勾玉のはずだが、通信機として改良する際に改造されたのか、共闘戦シナリオによると現在は電源が入れられるように、3章part8によると故障することもあるがATとSPTの部品を使って修理できる様子。<br />
:DDは「ディメンション・データリンク」の略以外に、「ディバイン・ドゥアーズ(DD)で使う通信機」という意味も持たせられている。2章part8で複製され、以後各世界のディバイン・ドゥアーズの協力者である艦長や博士、組織などにこれが配られたことで有事の際の対応力が向上することになった。<br />
;[[ディスコード・ディフューザー]]<br />
:3章Part4から登場する、ディバイン・ドゥアーズの対となる敵組織。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;主題歌<br />
:;「D.D ~Dimension Driver~」<br />
::歌:JAM Project<br />
::初代テーマソング。タイトル画面にてショートVer.が流れるほか、イベント「天より来たりて宇内を穿つ」後半戦にて1コーラスVer.がクエストBGMとして採用。またイベント「周年の宴」、「天魔の闘諍」ではフルコーラスVer.がクエストBGMとして採用。<br />
:;「ワンチャンス!」<br />
::歌:JAM Project<br />
::2代目テーマソング。<br />
<br />
== 関連記事 ==<br />
=== ゲーム中データ ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 分類 !! 記事<br />
|-<br />
! [[世界観]]<br />
| [[世界観/DD]]<br />
|-<br />
! [[全話一覧]]<br />
| [[全話一覧/DD]]<br />
|-<br />
! [[精神コマンド]]<br />
| [[精神コマンド/DD]]<br />
|-<br />
! [[強化パーツ]]<br />
| [[強化パーツ/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊能力]]<br />
| [[特殊能力/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊技能]]<br />
| [[特殊技能/DD]]<br />
|-<br />
! [[メカ&キャラクターリスト]]<br />
| [[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
|-<br />
! イベント<br />
| [[イベント/DD]]<br />
|}<br />
{| class="wikitable"<br />
|+ ゲストクリエイター<br />
|-<br />
! 参加クリエイター !! 担当<br />
|-<br />
! {{脚本|森住惣一郎}}<br />
| 「[[クロッシング・パイロット]]第1弾」シナリオ<br />「DARK KNIGHT」シナリオ監修<br />
|-<br />
! {{脚本|谷口廣次朗}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」シナリオ<br />
|-<br />
! [[スタッフ:カトキハジメ|カトキハジメ]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」<br/>「[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]」カラー設定<br />
|-<br />
! {{脚本|阪田雅彦}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第3弾」<br />
|-<br />
! {{脚本|中川直人}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|賀東招二}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ監修<br />
|-<br />
! [[スタッフ:竹田裕一郎|竹田裕一郎]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第5弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|名倉正博}}<br />
| 「荒野のザ・ヒート」シナリオ<br />
|-<br />
! [[声優:杉田智和|杉田智和]]<br />
| 「静かなる刻を共に感じて」シナリオプロデュース<br />
|}<br />
<br />
== 話題 ==<br />
*[[シリーズ一覧#はじめに|王道シリーズ]]のオープニングムービーと同様の3DムービーがPVとして制作されている(ゲーム内には未収録)<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=zQVZ2aPtm5A 【公式】『スーパーロボット大戦DD』第一弾PV] (2018年11月20日)</ref>。また、アプリ用スパロボとしては初となるJAM Projectによる主題歌『D.D(Dimension Driver)』も制作された。<br />
*リリースに先駆けて2018年12月14日から16日まで事前応募者を対象としたテストプレイが実施された<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/855/1855695/ 『スパロボDD』先行テストプレイレビュー] 電撃オンライン (2018年12月27日)</ref>。<br />
*日本語版のほかに、香港・マカオ・台湾地域を対象とした中国語繁体字版アプリ『超級機器人大戰DD』もリリースされている。音声とアップデートのタイミングは日本語版と同じで、表示言語のみ異なっている<ref>[https://srw-dd-hk.suparobo.jp 超級機器人大戰DD] [https://www.facebook.com/srwddHK/ facebook] [https://apps.apple.com/tw/app/id1444265908 App Store] [https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bandainamcoent.srwdd_ww Google Play]</ref>。<br />
*サービス開始後バージョンのTVCMではタイトルの「DD」と引っ掛けた「'''どこ(D)、でも(D)!''' スパロボだ!」というフレーズが用いられていた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=jw5pQr3DvmI 『スーパーロボット大戦DD』TVCM ー配信中編ー 30秒Ver.] (2019年8月25日)</ref>。<br />
*ディーダリオンのデザインを担当した大張氏は本作のタイトルロゴデザインも手がけている。<br />
*初代プロデューサーは『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』の広報担当として「スパロボチャンネル」の飛び入りコーナーなどを企画していた「レッド」こと赤井雅俊氏が務め、本作は同氏にとっての初プロデュース作品にもなった。<br />
**赤井氏はバンダイナムコエンターテインメントの人事異動に伴い2021年3月をもってプロデューサーを退任。同年4月より『X-Ω』を手掛けたオオチヒロアキ氏が2代目プロデューサーに就任した。<br />
*寺田Pがシナリオ担当のひとりとして参加しており、久々に版権スパロボのシナリオを手がけることとなった。<br />
**定期的にシナリオが更新される連載形式のため、複数のシナリオライター陣が参加し、持ち回りで執筆を行っている。<br />
*2019年12月の大型アップデートにより新カテゴリイベントとして「[[クロッシング・パイロット]]」が実装された。これは[[マジンガーZ]]に搭乗する[[アムロ・レイ]]といったような、作品を跨いだユニットが登場するクロスオーバーイベントであり、公式ではSRWシリーズ史上初の試みとして扱われている。<br />
**[[デビルガンダム (OG)]]のような事例は今までもあったが、基本的には敵ユニットに限られていた。味方ユニットはシナリオ上で他作品の機体に乗ることはあったが、戦闘で使用できるユニットとして実装されることはほぼなかった。[[バンプレストオリジナル]]など、乗り換えに関する例外がある事例については「[[オリジナル設定#乗り換えに関するクロスオーバー]]」を参照。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[https://srw-dd.suparobo.jp/ スーパーロボット大戦DD 公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/srw_dd_pr スーパーロボット大戦DD 公式Xアカウント]<br />
*[https://wiki.dengekionline.com/srwdd/ スーパーロボット大戦DD攻略まとめwiki] - 電撃オンライン(運営会社提供)<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{シリーズ一覧}}<br />
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんDD}}<br />
[[Category:シリーズ一覧|DD]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦DD|*すうはあろほつとたいせんDD]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E5%A4%A7%E6%88%A6DD&diff=476194
スーパーロボット大戦DD
2024-03-23T02:12:21Z
<p>天世: /* システム */</p>
<hr />
<div>{{ゲーム<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| シリーズ = <br />
| 開発元 = ドリコム(開発協力)<ref>[https://gamebiz.jp/?p=252178 ドリコム、『スーパーロボット大戦DD』に開発協力…第2四半期の上方修正の要因に] 2019年11月1日閲覧。</ref><br />{{開発 (作品)|B.B.スタジオ}}(2021年以降)<ref>[https://www.bbst.co.jp/works/ 株式会社B.B.スタジオ - 事業内容] 2023年6月13日閲覧。</ref><br />
| 運営元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 発売元 = <br />
| 配信元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 対応機種 = [[機種::スマートフォン]]<br />
| プロデューサー = レッド<ref>2021年3月まで。</ref><br />{{プロデューサー|オオチヒロアキ}}<ref>2021年4月以降。</ref><br />{{プロデューサー|寺田貴信}}<ref>『週刊ファミ通 2019年9月5日号』51頁。</ref><br />
| ディレクター = <br />
| シナリオ = {{脚本|寺田貴信}}<br />{{脚本|中川直人}}<br />{{脚本|竹田裕一郎}}<ref>第2章Part14等を担当([https://twitter.com/yuichiro_takeda/status/1605184500635684865 竹田裕一郎の2022年12月20日のツイート、Twitter])。他、第2章Part5からプロット協力で参加([https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1505520103072595975 寺田貴信の2022年2月30日のツイート、Twitter])。</ref> 他<br />
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:ヤスダスズヒト|ヤスダスズヒト]]<br />[[スタッフ:鈴木勘太|鈴木勘太]]<br />[[スタッフ:渡邉亘|渡邉亘]]<br />[[スタッフ:河野さち子|河野さち子]]<br />[[スタッフ:超肉|超肉]]<br />[[スタッフ:なかま亜咲|なかま亜咲]]<br />
| メカニックデザイン = [[スタッフ:大張正己|大張正己]]<br />[[スタッフ:明貴美加|明貴美加]]<br />[[スタッフ:寺岡賢司|寺岡賢司]]<br />[[スタッフ:山根理宏|山根理宏]]<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]]<br />
| 音楽 = <br />
| 主題歌 =「D.D」<br />「ワンチャンス!」<br />
| 配信開始日 = [[発売日::2019年8月21日]]<br />
| 配信終了日 =<br />
| 最新バージョン = 4.3.1<br />
| 価格 = 基本プレイ無料(アイテム課金制)<br />
| CERO区分 = <br />
| コンテンツアイコン = <br />
| 初登場SRW = <br />
| 初クレジットSRW = <br />
}}<br />
『'''スーパーロボット大戦DD'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
2018年11月19日配信の「生スパロボチャンネル」にて正式発表された、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に続くスマートデバイス向けスパロボ作品。令和最初のスパロボとなる。<br />
<br />
2Dグラフィックスによる戦闘シーン演出やターン制のSLGシステムの採用、ユニットではなく装備パーツを対象としたガシャシステム等で『X-Ω』との差別化が図られている。<br />
<br />
タイトルの「DD」は初代テーマソングの曲名にも採用されている「'''Dimension Driver'''」の略称。<br />
<br />
== あらすじ ==<br />
南極氷床下の大空洞内にて発掘された異星人の戦艦「エルツァード」とその内部より発見された謎の巨人「ディーダリオン」。多国籍南極氷床下調査隊「MART」の監視の下ディーダリオンの運用実験が行われるがその最中、同族と思われる二体の巨人「アンギルオン」「マービュオン」が襲来。アンギルオンの攻撃により深手を負ったディーダリオンは光を放ち、「大門恵留」らMARTのメンバー共々異なる世界へと転移する。その後ディーダリオンは人間態「ディド」に姿を変え、彼とMARTメンバーは転移した世界での争いに巻き込まれつつも協力者を得て元の世界へ戻る方法を模索していく。<br />
<br />
== システム ==<br />
;ステージ攻略の流れ<br />
:本作のステージはシナリオパートにあたる「シナリオチャプター」の間に戦闘を行う「バトルチャプター」が挟まる構成となっている。<br />
:バトルチャプターが複数存在する場合はクリア時のHP残量や必殺技・精神コマンドの使用残数が引き継がれる。ゲストユニット(強制出撃ユニット)だけは例外で全てリセットされる。<br />
:ストーリー(メインワールド)や期間限定イベントについてはAP等のスタミナは存在しないため制限なしに攻略可能。<br />
;バトルチャプター<br />
:シリーズおなじみのトップビュー型マップで展開されるSLGパート。AUTO操作も可能。<br />
:この名称は公式攻略Wikiでのもので、ゲーム内ヘルプでは単に「バトル」としか表記されていない。<br />
:ターン行動についてはフェイズの概念がなく、自軍・敵軍がスピード順に行動するアクティブターン制を採用している。<br />
:ユニットの攻撃手段はデフォルトで使用できる通常攻撃と、後述するユニットパーツの装備により使用可能となる必殺技の2種類が存在する。必殺技には気力制限はないが使用には一定数のターン経過を必要とするほか、回数制限も設定されている。<br />
:;自動周回チケット<br />
::Ver1.4より実装。バトルミッションを全て達成したステージをフルオート操作で済ませられる。操作はチケット消費枚数分連続で実行される。<br />
::他の同システムを採用しているゲームと異なり、結果だけで終わるのではなく'''全ての動作を行う'''ため端末に相応の負荷が掛かる。<br />
::チケットは毎日50枚ずつ、土・日曜日は追加で更に50枚の計100枚ずつログインボーナスとして入手できるが、入手後1週間の使用期限が設けられている。<br />
::またバトルチャプターが複数存在するステージではチケット1枚で複数回の戦闘が行えるので、「『○○』で○○回クリア」ミッションを消化する場合は枚数的に得になる。<br />
::Ver2.8アップデートをもって後述のスキップチケットに置き換わる形で廃止された。<br />
:;スキップチケット<br />
::Ver2.8より登場した、『X-Ω』のスキップパスポート同様にプレイを省略してクリア報酬のみを得られるチケットで、前述の自動周回チケットに替わって実装。一度のスキップ回数は最大で20枚分までとなっている。<br />
::チケットは0:00~8:59、6:00~15:59、14:00~19:59、18:00~23:59の間にログインすると、それぞれにつき25枚ずつ入手できる。また土・日曜日はログインボーナスとして50枚更に入手できる。更にイベントの報酬として、一日のポイント最大限度になる30000毎<ref>ただしイベント最終日は次イベントと被らないように設定されていない。</ref>に50枚ずつ入手できる。<br />
;機体改造ステージ<br />
:機体改造に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。曜日ごとに獲得可能な素材が異なる<ref>月曜日は運動性とHP、火曜日は攻撃力と照準、水曜日は防御力と運動性、木曜日はHPと攻撃、金曜日は照準値と防御、土・日曜日は資金。</ref>。1日3回のプレイ制限があり、それ以上は機体改造ステージチケットの消費が必要となる。またランダムで[[ディポーター]]が出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
:;ワールド開放キー<br />
::Ver1.4より実装。機体改造ワールドの全ての曜日を30分間3回分だけ開放する。開放する前に曜日の指定を行うため、途中で別の曜日に変更することは不可能。入手後150日の使用期限が設けられている。<br />
;パイロット養成ステージ<br />
:パイロット養成に必要な素材を獲得できるバトルチャプター。1日3回のプレイ制限があり、それ以上はパイロット養成ステージチケットの消費が必要となる。またランダムでディポーターが出現し、倒すことでレアな素材を獲得できる。<br />
;ブレイクゲージ<br />
:主にボスユニットを中心とした一部敵ユニットに設定された特殊ゲージ。ゲージがある間は全属性の被ダメージが軽減される。<br />
:ゲージは攻撃を加えることで減少し、ユニットごとに設定された弱点属性の武器で攻撃すれば大幅に減少させられる。同じ属性ならレアリティの高い必殺技の方が減少量が多い(レアリティと弱点属性の乗算)。ゲージを0にすると敵は「ブレイク」状態となり、一転して全属性の被ダメージが増加する。ただしゲージはそのユニットがブレイク後に一定回数行動すると初期値まで回復する。<br />
:メインストーリーでは敵ユニットと対応する主人公機の武器属性が弱点属性であることが多く、実弾が弱点のバストール、斬撃が弱点のプロヴィデンスガンダムなど原作の設定とは必ずしも一致しない敵ユニットが登場することもある<ref>主人公機が強制出撃するための処置と思われる。</ref>。<br />
:Ver.2.8以降はパイロット養成ステージに登場するディーティ1、ディーティ1/Cのブレイクゲージが無くなる調整が行われている。<br />
;機体タイプ<br />
:ユニットの基本スペックを表すタイプ表示。<br />
:「攻撃」「防御」「命中」「回避」の4種のスペックで示され、「攻撃&防御」など2種が伸びるタイプ、1種が大幅に伸びる「特化」タイプ、4種の伸び方の凹凸が小さい「バランス」タイプの3通りに大別される。<br />
;[[パイロット養成]]<br />
:基本スキル(基本能力値と精神コマンド)は各パラメータに対応した本系アイテムを、特殊スキルは特殊スキルオーブとメモリーオーブを消費してパイロット能力を上昇させる。本作では戦闘によるレベルアップ(=パイロット経験値)の概念がなく、パイロットの強化はすべて素材消費によって行われる。<br />
:また強化グレードも設定されており、強化段階が高くなるほど高グレードのアイテムを必要とする。<br />
:特殊スキルオーブは大きく分けて、主にSSR必殺技ユニットパーツをガチャで入手すると一緒に得られる背景が黄色のアイコンになっているものと、アチーブメントやイベントミッションを達成すると得られる背景が青色のアイコンになっているものに分けられる。<br />
:新たなSSR必殺技ユニットパーツが実装されると、SSRに対応したパイロットに新たな特殊スキルが追加される。アチーブメントやミッションも稀に追加される。またミッションによっては専用の特殊スキルオーブの欠片を得られる事もあり、そちらは100個と特殊スキルオーブを交換する。<br />
:Ver1.10より一括開放機能が追加され、消費アイテムの所持上限内でレベルを一括で上げられるようになった。<br />
:;[+]オーブ<br />
::通常のオーブよりも育成時のスキルの成長が早いオーブ。2022年7月実施のイベントより[[グランゾン]]と[[Ζガンダム]]に追加された。プレイ方針に困った時などに育てることでイベントなどを楽に進めることができる。「好きなユニットを強くしたい」という運営方針とは異なるものだが、「初心者が困った時にとりあえず強化するもの」として実装されている。実装後に追加されたSSR必殺技ユニットパーツと紐付けされたオーブは全て[+]オーブになっている。<br />
:;[X]オーブ<br />
::複数のパイロットで共用で使用できるオーブ。成長速度は[+]オーブ相当。2022年12月実装の[[弾丸X]]から追加された。それ以前の合体攻撃のオーブは片方のパイロットのみに対応していたため、例えば「コンビネーション・アサルト」であればキラ・ヤマトに使えるオーブが付属し、アスラン・ザラは強化できなかった。[X]オーブであれば育成できるパイロットをプレイヤーが自由に選べるようになったというメリットが存在する。ただし、一度パイロットを選択したら変更ができないため、複数のパイロットを育成したいといった場合はその分だけオーブが必要ということになり、その場合はオーブの必要な最大数は倍増というデメリットも存在する。<br />
<br />
:;[Z]オーブ、[ZX]オーブ<br />
<br />
::通常のオーブと比べて、LV10以降の必要オーブ数を低く抑えて成長しやすくしたオーブ。[Z]は単独パイロット用、[ZX]は複数パイロット共有で区別されている。また従来のオーブと異なり背景が赤色になっている。<br />
<br />
::LV10以上特殊スキル[背景黄色]強化用オーブ<br />
<br />
::LV10以上の背景が黄色の特殊スキルの強化に使えるオーブ。[Z]、[ZX]は対象外となる。<br />
;[[精神コマンド]]<br />
:効果は従来作にほぼ準ずるが、SP消費ではなく回数制を採用。<br />
:前述したようにパイロット経験値の概念がないため、コマンドの習得は専用素材を消費して行う。習得数は多くのスパロボ作品同様1パイロット6種で、セットできるのはそのうち最大3種まで。精神コマンドのセットスロット数も習得と同様に専用素材によって開放される。<br />
;[[気力]]<br />
:本作の気力システムはユニットのアビリティ発動条件となる他、上昇値に応じてユニットの各能力にプラス補正がかかる(気力+10につき攻撃力・防御力・照準値・運動性+3%。気力150で15%まで上昇)。上昇条件は従来作品と概ね同様だが、一部の必殺技ユニットパーツのアビリティにも同条件でプラス補正がかかる物が存在する。また一部の必殺技ユニットパーツや特殊スキルには[[気力限界突破|気力上限を上げる]]物が存在する(複数の効果を併せる事は出来ず、効果が最も高い物が使われる)。<br />
;[[地形]]<br />
:本作の地形効果は攻撃力・防御力・照準値・運動性へ直接補正がかかる。また[[飛行]]のシステムが存在しないので[[空]]の地形は空しかないステージでのみ登場。<br />
;通常攻撃<br />
:全ユニットに設定されている、必要ターンや回数制限が無く無消費で使用可能な武装。格闘やロケットパンチ、ビームライフルによる射撃など、各ロボットのメイン武器による攻撃が主に採用されている。多くのユニットは射程2に設定されているが、一部のユニットは3~4以上の射程を持つこともある。<br />
;ユニットパーツ<br />
:本作におけるガシャ対象アイテム。必殺技タイプと支援タイプの2種類、更にガシャ非対象の通常タイプが存在する。レアリティはN・R・SR・SSR・SSR+の5段階。SSR+はVer.3.0にて追加され、後述のユニットパーツ昇格でのみ入手可能。<br />
:パーツにはメインアビリティとサブアビリティ(Ver1.7以降は必殺技アビリティも追加)、各能力値(HP・攻撃力・防御力・照準値・運動性)と地形適応が設定されている。メインスロットに装備するとメインアビリティが発動し、各能力値と地形適応がそのまま加算される。サブスロットに装備するとサブアビリティが発動し、各能力値の15%が加算される。スロットは最大5枠(メイン1枠、サブ4枠)。後に後述の必殺技スロットが2枠追加された。<br />
:;必殺技タイプ<br />
::特定のユニットのメインスロット(Ver1.7以降は必殺技スロットも追加)に装備させることで必殺技が使用可能となる、各ロボットの武装・[[必殺武器]]が描かれたパーツ。パーツには対応するユニット(パーツ「NT-D連続攻撃」であれば機体「[[ユニコーンガンダム]]」)が存在し、対応していないユニットのメインスロットや対応していてもサブスロットに装備させた場合は必殺技は使用できない。ただし、対応していないパーツでも装備すれば能力上昇やアビリティの効果は発揮される。またレアリティが低い場合でも後述の必殺技スロットへの装備や有用なアビリティを持つ物が有る、必殺技が使えるようになるまでの必要ターン数が少ない、回数が多いなど利点があり、限界突破次第では能力値も上がるため一概に使えない訳ではない。<br />
::ユニット実装のタイミングでR・SRが各1種類実装される。SSRについてはサービス開始当初は各作品の主役格ユニットのみの実装であったが、その後それ以外のユニットにも順次実装されている。<br />
::Ver.3.1.0アップデートにより、全ユニットを対象に通常攻撃の戦闘演出を流用したR必殺技ユニットパーツが追加された。<br />
:;支援タイプ<br />
::能力上昇やアビリティに加え、個々のパーツに一つ登録されている精神コマンドを設定すれば使用できるようになる<ref>一部の精神コマンドは通常の物より使用可能回数が多くなっている物が存在する。</ref>、各作品の主にヒロインを中心としたキャラクターたちが描かれたパーツ<ref>なお、ストーリー上まだ登場していないキャラクターが描かれている場合もある。</ref>。装備時は描かれているキャラクターからの支援演出が戦闘前に挿入される<ref>支援演出は装備変更で通常攻撃版、必殺技版それぞれで挿入オン・オフを設定することができる。</ref>。支援演出はボイス付きで、非戦闘キャラクターやサブキャラクターなども声が収録されている。レアリティは全種SSRとなっている。<br />
::パーツごとに対応するユニットのタイプが設定されており、設定されているタイプのユニットに装備させた場合は能力上昇値が追加される。特定のユニットに装備させた場合は支援演出が専用のものに切り替わる(機体「[[Ζガンダム]]」であればパーツ「[[ファ・ユイリィ]]」)が、発揮されるアビリティの効果に変化は無い。なお、専用演出は機体とパイロットが一致している場合のみ再生されるため、乗り換えが可能な機体の場合、乗り換えを行うと専用演出の対象から外れて通常演出となる。<br />
::また、[[大門恵留]]や[[弓さやか]]などのパイロットと支援ユニットが両方登場しているキャラの場合、装備させると自分自身へのボイスに切り替わる場合がある<ref>演出は汎用のもの。[[綾波レイ]]など、ボイスが切り替わらないキャラも一部存在する。</ref>。<br />
:;通常タイプ<br />
::いわゆる汎用パーツで、能力上昇とアビリティのみが追加される。必殺技や支援演出、精神コマンドは追加されない。低レアリティはステージ中でのドロップ、高レアリティはイベント報酬などで入手が可能。<br />
::Nは全種がこのタイプであり、入手もストーリークエスト(序章並びに1章Part1まで)でのドロップのみ。<br />
;必殺技スロット<br />
:Ver1.7より追加。必殺技の複数種使用と必殺技アビリティの発動が可能となるスロットで、利用にはメインスロットにそのユニットに対応する必殺技タイプのユニットパーツを装備させる必要がある。また同じ必殺技タイプのユニットパーツをメインスロットと必殺技スロットに重複して装備することは出来ない。<br />
:メイン・サブスロットと異なりステータスへの補正は無く、必殺技アビリティの効果もメインアビリティと比べて低くなっているが、限界突破を行うごとに必殺技ボーナスが追加される。パーツごとにボーナスは異なるため、メインスロットに装備させるより威力や回数が増える場合もある。<br />
;属性<br />
:通常攻撃および必殺技タイプのユニットパーツに設定されている、武装毎の属性。「打撃」「斬撃」「実弾」「ビーム」「特殊」の5種類に大別される。ブレイクゲージを持っていたり、特殊能力により弱点以外の属性ダメージを軽減する敵ユニットを攻略する際に重要となる。なお、戦闘アニメーションや戦闘セリフから連想される属性とは異なる属性が設定されている場合もある。<br />
:;打撃<br />
::格闘やロケットパンチ、メイスによる攻撃など、質量を直接的にぶつける攻撃。ドリルなどで相手を貫くような武装もカテゴライズされる。<br />
:;斬撃<br />
::ナイフや剣などで斬りつける攻撃。ナイフを突き立てる、剣で貫くような厳密に「斬撃」に当たらない武装もカテゴライズされる。ビームサーベルで斬りつける攻撃も、下記のビーム属性とは分けられ斬撃属性となっている。<br />
:;実弾<br />
::マシンガンやバズーカなどの実体弾での射撃攻撃や、ミサイルによる攻撃に設定されている。例外としてアルトアイゼンのリボルビング・ステークが近接攻撃ながら本属性にカテゴライズされる。<br />
:;ビーム<br />
::ビームによる射撃攻撃に設定されている。ビームライフルやハイパー・メガ・ランチャーなどによる射撃以外に、光子力ビームやジーグビームのように、「ビーム」の名を関しているスーパー系の武装もカテゴライズされているものがある。<br />
:;特殊<br />
::ブレストファイヤーやハドロン砲など、ビームでは無いが何らかのエネルギーを放射する攻撃に主に設定されている。それ以外にフィン・ファンネルやアカシックバスター、魔動の力を使った技のように「特殊な」武装での攻撃の他、ワンダーレストやガズラ・スーファーのような複数の属性の武器・技を使用した複合技もカテゴライズされる。<br />
;強化<br />
:強化用素材や他ユニットパーツを素材にしてパーツレベルを上昇させる。同種ユニットパーツを素材にした場合は特性段階(アビリティ効果)が上昇する(最大+5)。『X-Ω』とは異なり強化大成功等のランダム効果は存在しない。<br />
:強化用素材や特性素材、後述の限界突破素材や限界突破素材の器、超強化キットはユニットパーツ枠で管理されていたが、V2.7.0以降は別の枠で管理されるようになった。<br />
;限界突破<br />
:ユニットパーツのレベル上限を上げる。『X-Ω』の同システムと異なり限界突破対象のパーツレベルを予め最大まで強化しておく必要がある。また経験値制となっており、限界突破用素材のレアリティが高いほど獲得経験値も増加するが、限界突破段階が上がる毎に必要な経験値も増加する。限界突破用素材には専用素材の他、レベルを上限まで上げたユニットパーツも限界突破に用いることが可能。同種ユニットパーツを素材にした場合は強化と同じく特性段階が上昇する。<br />
:限界突破段階MAXでのレベル上限はNが70、Rが80、SRが90、SSRが100、SSR+が110となる(1段階ごとに上限+5、5段階がMAXで上限+25)。<br />
;昇格<br />
:Ver.3.0.0より実装。限界突破段階・LV・特性段階をMAXにした上で、昇格素材を使用することでユニットパーツのレアリティを1段階上昇させる機能。昇格対象パーツは実装当初は必殺技タイプのみであったが、Ver.3.1.0アップデートにより支援タイプも昇格可能となった。<br />
:昇格前のレアリティによって必要なアイテムや個数が異なり、R→SRは昇格素材30個、SR→SSRは昇格素材70個、SSR→SSR+は昇格素材+100個必要になる。<br />
:昇格後は特性段階のみ引き継がれ、限界突破段階とLVはリセットされる。<br />
:必殺技タイプはレアリティが上がるとメインアビリティ・必殺技アビリティ・必殺技性能・必殺技ボーナス・ステータスなどが上昇し、R→SR、SR→SSRの昇格では必殺技のブレイクゲージ減少量が上昇するほか、SR→SSRでは地形適応が上昇しSSR→SSR+ではメインアビリティ(必殺技アビリティ)に追加能力が付加される<ref>R・SR([[真ゲッター2]]、[[真ゲッター3]]除く)からSSR+まで上げた場合は攻撃力・防御力・照準値・運動性が10.5(6.5)%、防御型、一部の回避型のアビリティは4つの能力値の内3つが14.5(9)%上昇する能力が追加される。SSRからSSR+に上げた場合は、パーツごとに決められた能力が追加される。また射程1の必殺技はSSR+にすると射程1-2に変更される。</ref>。サブアビリティは昇格しても変更されない。<br />
:支援タイプはレアリティが上がるとステータスが上昇し、登録されている精神コマンドが「○○+」になり効果が上がる。またサブアビリティも効果が上がる。<br />
;機体改造<br />
:『X-Ω』同様に資金と専用の素材を消費して改造段階を上昇させるが、本作では改造項目ごとの専用素材が存在する。また素材グレードも設定されており、改造段階が高くなるほど高グレードの改造素材を必要とする。<br />
:全ステータスを5段階改造するごとに改造ボーナスを獲得でき、ステータスの更なる強化やパーツスロットの解放が行える。なお、ボーナスで強化されるステータスは一部を除き概ね機体タイプに沿ったものとなる。<br />
:;超改造<br />
::Ver3.4より実装。21段階以上の改造が可能となり、機体ごとに特殊能力が追加される。<br />
;アビリティチップ<br />
:Ver.2.0より実装。装備したユニットに様々なアビリティ効果を付与できるアイテムで、必殺技or支援タイプのSSRユニットパーツを変換して入手する。またブランクチップ(変換専用のSSRユニットパーツ)を変換する事でも入手できる。アビリティ効果は入手時にランダムで選出される。装備後はユニットに固定され、外す際にはDクリスタルを消費する。<br />
:2021年6月30日より、アビリティチップ解除が無料で行えるキャンペーンが定期的に行われるようになり、2022年9月21日のアップデートより恒常無料化された。<br />
;ガシャ<br />
:ユニットパーツを入手するシステム。「イベントガシャ」「レアガシャ」「チケットガシャ」の3種が設置されている。すべてのガシャにおいてR以上が排出される。<br />
:;イベントガシャ<br />
::期間ごとにラインナップが更新されるガシャ。Dクリスタルを消費。<br />
:;レアガシャ<br />
::恒常ラインナップのガシャ。Dクリスタルを消費。「1回挑戦」は毎日12時更新で1回分のみ無料で利用可能。<br />
::期間限定ユニットパーツを除けば、新規実装されたユニットパーツはイベントガシャだけでなくこちらにも同時にラインナップされる。<br />
:;チケットガシャ<br />
::各種ガシャチケットを消費するガシャ。ラインナップはレアガシャと同一。各種ガチャチケットは入手後150日の時間制限が設けられている。<br />
;Dクリスタル<br />
:本作における課金アイテム。ガシャ・コンティニューに使用する他、制圧戦のBPを回復する手段の一つとなっている。<br />
;[[サブパイロット]]<br />
:バトルにおいては精神コマンドの使用などの役割はなく、戦闘アニメでの掛け合いのみ。支援タイプのユニットパーツに登場していることもある。<br />
;[[乗り換え]]<br />
:従来の物と異なり、機体とパイロットの組み合わせは決まっている。ミッション『「○○」で○○回クリア』が乗り換え後機体で別に追加される。機体改造値は乗り換え前機体と共有される。<br />
;[[クロッシング・パイロット]]<br />
:作品を越えた機体の乗り換えが行えるシステムで、特定のイベントをクリアする事で開放される。機体改造値は元から所有する機体は共有、新規に追加される機体は初期段階で登録される。<br />
:カスタマイズ面においては必殺技・限界突破共にノーマル時のユニットパーツ・素材は非対応であり、いずれもクロッシング専用のユニットパーツを必要とする。<br />
:第2弾以降は特殊スキルオーブも登場しているが、復刻イベントでは再入手するためのミッションが存在しない<ref>一部のオーブは特定の「ステップアップガシャ」のショップ交換で交換できた。</ref>。また同時に行われている他イベントとも紐付けられ「イベントガシャの新規ユニットパーツ<ref>新規ラインナップ2つ追加される</ref>を装備してイベントで戦闘を行う」というミッションも存在するため、最大レベルに到達させるには該当パーツを揃えている必要があるなどガシャ依存がより強くなっている。<br />
;遠征<br />
:Ver4.2.0より実装された特殊スキル強化システム。遠征するパイロットの特殊スキルの経験値、資金、その他アイテムを獲得できる。特殊スキルの最大強化レベルは10までで、それ以上は従来同様にスキルオーブによる養成になる。また成長可能な特殊スキルは「特殊スキルオーブ合成所」にある「特殊スキルオーブのかけら×100」で交換でき、既に習得済みの物が対象になるが一度の成長する特殊スキルは習得している物から抽選で1つだけとなる。更に遠征中に習得した特殊スキルは成長対象外になる。<br />
:一度に遠征できる人数は1箇所で最大4人、既に何らかの形で出撃している場合は選択出来ない。また遠征回数も1人月2回までで制限は毎月1日0時に回復する。実装当初は遠征時間は24時間だったが、その後のアップデートで23時間に変更されている。<br />
<br />
== イベント ==<br />
[[イベント/DD]]も参照。<br />
;制圧戦<br />
:サービス開始時より実装されているサブゲームモードのひとつ。限られた編成・戦力で攻略していく高難易度モード。BPと呼ばれるスタミナを消費し、拠点制圧とエリアミッションによってランク分けされたポイントを獲得できる。<br />
:当初はBPの回復手段が時間経過とDクリスタル消費のみであったが、後のアップデートで専用回復アイテムである「BPリカバリー」が追加された。<br />
:また第1回制圧戦では1戦につき1BPの消費だったが、第2回制圧戦以降は1戦につき2BPと倍になっている。<br />
:第3回制圧戦ではエリアミッションが実質3種類(自軍撃墜ユニット○機以下、総行動回数○○回以下、最大ダメージ○○以上)になり、戦略の幅が増えている。また同制圧戦から難易度10をクリアしたプレイヤー前提で、更なる高難易度のEXが追加されている。<br />
:ポイントを貯めることで各種育成素材と交換できるほか、「[[OGシリーズ]]」からのゲスト機体を入手することができる。ゲスト機体は制圧戦ごとに新機体が追加されていくが、制圧戦が切り替わっても過去の機体・ユニットパーツは入手可能(当初は交換必要ポイントはその時の制圧戦よりも高くなっていたが、第6回制圧戦以降は全て元の数値に戻された)。<br />
:第14回制圧戦からは難易度設定が難易度1~5と最終エリアの計6種類の難易度とEXに変更され、OGシリーズ出典のボスが最初に登場する難易度が5から3に移された(能力値は据え置き)。また第14回制圧戦からは毎週土・日曜日のログイン時に制圧戦スキップチケットを1枚ずつ獲得できるようになった(使用期限は1週間)。<br />
;迎撃戦<br />
:2020年12月21日より実装されたランク戦イベント。最大5ステージのエリアを最大20体の異なるユニット編成でクリアしていき獲得スコアにより他プレイヤーと競うという内容。EP(イベントポイント)と呼ばれるスタミナを消費する。集計期間は1週間でエリアは日を追うごとに解放される。<br />
:1つのエリアはWaveと呼ばれるフェイズで区切られ配置された敵ユニットを全滅させる毎に次のWaveへ進み、終了ターンまでのWave数や自軍状況(残存ユニットなど)に応じた「エリアスコア」が獲得できる。最終的にエリア1~5までに獲得したハイスコアの合計値によりランクが決定する。<br />
:出撃したユニットや装備させたユニットパーツは、他のエリアでは使用できないルールが設けられているため、どれだけ育成させたかが鍵になる。また出撃させたユニットに装備させたユニットパーツは、出撃させている間強化並びに限界突破は不可能となる。<br />
;対決戦<br />
:Ver3.4.1より実装されたPvP(対プレイヤー戦)イベント。最大8機編成のオートバトルにより他プレイヤーと順位を競う。<br />
:対決戦の特殊仕様として、同種の精神を同時に装備させることはできない。同じ精神の+の有無は同種として扱い、例外として「[[覚醒]]」と「[[再動]]」も同様にいずれか1つしか装備できない。<br />
;共闘戦<br />
:2022年8月21日より実装された、HPの高いボスユニットを複数プレイヤーで攻略していくレイドボス系イベント。<br />
:特殊スキルオーブをはじめとしたいくつかの報酬は、新規追加される機体のユニットパーツを入手・装備して参加しないと獲得できないので、ガシャ依存がより強くなっている。<br />
<br />
== ストーリー ==<br />
;メインシナリオ<br />
:数々の並行世界と謎の巨人・ディーダリオンを巡るストーリーが描かれる。<br />
:序章のみ6つのワールドからの選択式<ref>ワールド1~5は第1章の序章にあたり、ワールド6のみ第2章の序章となっている。</ref>で、ワールド間を跨いでのシナリオ攻略も可能。第1章Part1以降は最後にクリアしたワールドを基準に進行する。とはいえPart2以降は共通のシナリオになっていることが少なくない。<br />
;イベントシナリオ<br />
:イベントごとにシナリオが付属していた『X-Ω』と異なり、本作では[[クロッシング・パイロット]]など一部のイベントにのみシナリオが付属する。これは『X-Ω』と異なり、通常のスパロボのようなマップスクリプトが存在することにより、イベントの実装にかなり手間がかかるため<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月21日閲覧。</ref>。また、ユニットを登場させる販売都合とシナリオ進行の都合の両方を加味してプロットを準備する必要があり、さらにこの影響でずれる全体プロットの修正もあり、毎週イベントシナリオを執筆することは簡単ではない状況となっている<ref name="30記念1" />。<br />
<br />
== 演出面 ==<br />
*前述の通り、戦闘シーンの演出は従来のスパロボ作品と同様の2Dアニメーション方式を採用するが、ユニットは3Dモデルを元にしたプリレンダグラフィックという新たな試みを行っている。戦闘シーンはフルボイスで、一部の非戦闘キャラクターについてもユニットパーツ演出という形でボイスが収録されている。<br />
*配信当初はバリアが敵専用能力、かつ演出として再現されていなかった。原作でバリアを持っているロボットはなんらかの方法でダメージを0にした時のみパイロットがバリアが発動したことを連想させる台詞を言うに留まる。<br />
**Ver3.4よりバリアが特殊能力として実装され演出も追加された。「PROTECTION SKIL」の文字が表示された後にステータス画面のロボットイラストの前にバリアのエフェクトが1枚絵として表示される若干シュールな演出となっている。特殊能力以外の方法では引き続き演出なし。<br />
*今作では飛行のシステムが存在しないので、航空機なども戦闘シーンでは地に浮いている(あるいは水底に沈んでいる)。攻撃演出で背景の上部(空、あるいは水面直下)を高速移動することで空を飛んでいるように見せるに留まる。<br />
*シナリオデモのキャラクターはバストアップ表示方式。<br />
*BGMは『X-Ω』と同様に原則全曲オリジナルで、版権BGMは期間限定イベントでのみ使用される。<br />
<br />
== 参戦作品 ==<br />
序列は公式のワールド順に準拠する。★は新規参戦。作品名の後にカッコが付いているものは、その章からの追加参戦作品。<br />
<br />
=== 恒常参戦作品 ===<br />
;ワールド01<br />
:[[旧シリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*★[[デビルマン (原作漫画版)]]<br />
:*[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]<br />
:*[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]<br />
:*[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン]]<br />
:*[[聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine]](1章Part8〜)<br />
:<br />
;ワールド02<br />
:[[αシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[超電磁マシーン ボルテスV]]<br />
:*[[機動戦士Ζガンダム]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
:*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]](1章Part13〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムUC]]<br />
:*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
:*[[勇者王ガオガイガー]]<br />
:*[[ベターマン]](2章Part4〜)<br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]] <br />
:*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破]] <br />
:<br />
;ワールド03<br />
:[[Zシリーズ]]をイメージした世界。<br />
:*[[フルメタル・パニック!]]<br />
:*[[フルメタル・パニック! The Second Raid]](2章Part8〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]<br />
:*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]](3章Part7〜)<br />
:*[[機動戦士ガンダム00]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]<br />
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]](2章Part11〜)<br />
:*[[コードギアス 亡国のアキト]](2章Part1〜)<br />
:*[[コードギアス 双貌のオズ]](2章Part1〜)<br />
:<br />
;ワールド04<br />
:『DD』独自の世界。<br />
:*[[装甲騎兵ボトムズ]]<br />
:*[[蒼き流星SPTレイズナー]]<br />
:*[[ゼーガペイン]]<br />
:*★[[ゼーガペインADP]]<br />
:*★[[革命機ヴァルヴレイヴ]]<br />
:*★[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]<br />
:<br />
;ワールド05<br />
:<br />
:*[[UFOロボ グレンダイザー]]<br />
:*[[無敵鋼人ダイターン3]]<br />
:*[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]<br />
:*[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]<br />
:*★[[アルドノア・ゼロ]]<br />
:<br />
;ワールド06<br />
:<br />
:*[[未来ロボ ダルタニアス]]<br />
:*[[魔神英雄伝ワタル]]<br />
:*[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]<br />
:*★[[魔動王グランゾート]]<br />
:*[[鋼鉄神ジーグ]](2章Part2〜)<br />
:*[[勇者ライディーン]](3章Part7〜)<br />
:*★[[クロムクロ (TV)|クロムクロ]](3章Part7〜)<br />
:<br />
;ショートシナリオイベント<br />
:現時点ではショートシナリオ内で世界観が完結している作品群。後述のダイナミック企画オリジナルやOGシリーズも広義でこちらに該当する。<br />
:*★[[アクティヴレイド -機動強襲室第八係-]](2023年7月追加)<br />
:*★[[ゲッターロボ アーク]](当初は期間限定、2021年10月・2022年9月期間限定参戦、2023年8月恒常化)<br />
:*★[[ブレイクブレイド]](当初は期間限定、2022年11月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*[[SSSS.GRIDMAN]](当初は期間限定、2023年3月期間限定参戦、2023年11月恒常化)<br />
:*★[[電脳冒険記ウェブダイバー]](当初は期間限定、2023年1月限定参戦、2024年2月恒常化)<br />
<br />
=== 期間限定参戦作品 ===<br />
*★[[機界戦隊ゼンカイジャー]](2021年9月限定)<br />
*★[[パックマン (ゲーム)|パックマン]](2021年12月限定、2022年11月限定復刻)<br />
*★[[勇気爆発バーンブレイバーン]](2024年4月限定)<br />
<br />
=== 欄外参戦作品 ===<br />
参戦表記はないがユニットの出典として記載されている作品。<br />
* [[スーパーロボット大戦OG]](2019年8月以降)<br />
* [[ダイナミック企画オリジナル]](2020年9月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦X-Ω]](2021年5月以降)<br />
* [[スーパーロボット大戦30]](2021年12月以降)<br />
* [[機動戦艦ナデシコ]](2023年5月以降)<br />
<br />
=== 解説 ===<br />
ワールド1・2・3は過去のスパロボ作品をイメージした世界が舞台となる<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=ICWlJbnFCYE&t=124s 【公式】『スーパーロボット大戦DD』 第二弾PV] (2019年1月26日)</ref>。ゲームリリース当初はワールド1から4までの作品が登場。ワールド5は2019年12月26日に、ワールド6は2021年3月24日に追加実装された。2023年7月以降は、メインシナリオに参戦せずショートシナリオイベント限定で参戦する参戦作品が登場している。<br />
<br />
『フルメタル・パニック!』は、ゲーム内では個別に作品が表記されているが、公式サイトでは "[[フルメタル・パニック! シリーズ|「フルメタル・パニック!」シリーズ]] " としてシリーズを包括した表記となっている。<br />
<br />
「制圧戦」や期間限定イベントの報酬として『[[スーパーロボット大戦OG]]』『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』『[[スーパーロボット大戦30]]』から機体・パイロットがゲスト参戦している。<br />
<br />
『[[ダイナミック企画オリジナル]]』から本作オリジナルのゲッターロボである[[ゲッターノワール・G]]が参戦しており、ノワール・Gを中心とした連作イベントが行われている(『[[ゲッターロボ アーク]]』は同イベントの第4弾で参戦している)。また、[[メカギルギルガン]]および[[マジンエンペラーG]]も本名義である。<br />
<br />
劇場版『[[SSSS.GRIDMAN|グリッドマン ユニバース]]』は参戦作品としては記載されていないが、[[グリッドマン]]の攻撃演出などに劇場版の要素が含まれており、クレジット表記は劇場版のものになっている。<br />
<br />
== 世界観 ==<br />
[[世界観/DD]]を参照。<br />
<br />
== バンプレストオリジナル ==<br />
<br />
=== 登場人物 ===<br />
;[[ディド]]<br />
:[[主人公]]で、ディーダリオンの人間態。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
;[[大門恵留]]<br />
:メインヒロイン。愛称は「メグ」。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は長久友紀氏。<br />
;[[ユンナ・ドーソン]]<br />
:サブヒロイン。アメリカ空軍所属であったが適正を買われDTパイロットとして抜擢された。デザインは鈴木勘太氏、担当声優は上田麗奈氏。<br />
;[[上牧早希実]]<br />
:サブヒロイン。民間企業出身のDTパイロット。デザインはヤスダスズヒト氏、担当声優は潘めぐみ氏。<br />
;[[リナリア・クオ]]<br />
:サブヒロイン。エンジニア上がりのDTパイロットでDTの開発にも携わっている。デザインは渡邉亘氏、担当声優は池澤春菜氏。<br />
;[[神足麻依子]]<br />
:サブヒロイン。元アイドルという経歴を持つDTパイロット。デザインは河野さち子氏、担当声優は國府田マリ子氏。<br />
;[[ユニス・エアリー]]<br />
:サブヒロイン。ソフトエンジニアでDTパイロット。デザインは超肉氏、担当声優は和多田美咲氏。<br />
;[[ベネット・コリーヴレッカン]]<br />
:サブヒロイン。元看護師のDTパイロット。デザインはなかま亜咲氏、担当声優は嶋村侑氏。<br />
;[[ハーザ]]<br />
:ファブールス人に生み出された高次元思念量子情報集積体。デザインは渡邉亘氏、担当声優は三上枝織氏。<br />
<br />
=== 登場メカ ===<br />
;[[ディーダリオン]]<br />
:本作の主人公機となる記憶喪失の謎の巨人。デザインは大張正己氏、担当声優は阿座上洋平氏。<br />
:;[[ディーダリオン・ザアム]]<br />
::ディーダリオンの強化形態。<br />
;[[メラフディン]]<br />
:メグの搭乗機。デザインは明貴美加氏。<br />
;[[グラフディン]]<br />
:MARTが開発したドミナントトルーパー(DT)。デザインは寺岡賢司氏。<br />
;[[アンギルオン]]<br />
:ディーダリオンと敵対する謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は杉田智和氏。<br />
;[[マービュオン]]<br />
:アンギルオンと同種とされる謎の巨人。デザインは山根理宏氏、担当声優は遠藤綾氏。<br />
;[[ディーティ1]]<br />
:MARTイギリスチームが開発したDT。デザインはMがんぢー氏。<br />
;[[ディーティ2/FM]]<br />
:ディーティ1の強化機。<br />
;[[ディポーター]]<br />
:輸送機。<br />
;[[メナケブ]]<br />
:次元歪曲から出現した謎の[[怪獣]]。<br />
;[[カイル・メナケブ]]<br />
:メナケブの上位種と思われる怪獣。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;MART(マート)<br />
:「多国籍南極氷床下調査隊(マルチナショナル・アンタークティック・アンダー・アイスシート・リサーチ・チーム)」の略称。<br />
:南極日本領氷床下の大空洞内に存在していた異星人の戦艦「エルツァード」を発掘・調査する為に結成された多国籍組織。<br />
:アメリカ、イギリス、日本の調査チームとそれぞれの軍隊からの派遣者で構成されている。責任者は大門開久。<br />
:なお複数の国で南極が分割領有されている世界のため、MARTが調査できる範囲は構成国の領土内に限られるものと思われる。<br />
;ドミナントトルーパー(DT)<br />
:エルツァードに搭載されていた人型機動兵器やエルツァードそのものを解析して造られた機動兵器。<br />
:メラフディンの残骸と動力源を基にMARTアメリカ開発チームが量産を後回しにして人型兵器の可能性を追求すべく開発した「グラフディン」や、地球製の動力源を用いてMARTイギリス開発チームが安定性と後々の生産性や整備性を重視して作った「ディーティ」という機種が存在する。なお、日本はシステム開発がメイン。<br />
;サードマン現象(TMP)<br />
:脳に特殊な働きを行う現象。極限状態で幽霊や守護霊などの声が聞こえるといった現象を指す一般用語だが、『DD』では自分自身の声だと解明され、自分の置かれた状況を第三者視点で俯瞰して冷静に見極める能力としている。<br />
;フェノメナー<br />
:TMPの持ち主の総称。メラフディン、グラフディンに搭載されているインターフェース「TMPI」を起動できる。なおそのほとんどが若い女性だがその理由は不明とされる。<br />
;ゲート<br />
:異世界同士を繋ぐ次元の門。時空跳躍ゲートとも。見た目は空に浮かぶ光球。その存在は不安定で、どこに繋がるのか分からず突然消失することもある。一方で安定したゲートも存在し、こちらはストーンヘンジや[[バードス島]]などのパワースポットに現れることが多い。ディーダリオン達の共振と呼ばれる現象で発生することもあり、こちらはトリニティ・ゲート、三位一体のゲートと呼ばれる。<br />
;クレバス<br />
:境界空間で発見された別世界と繋がる切れ目。クレバスの向こう側では[[創界山]]とラビルーナが一部融合して[[多元世界]]のような状態になっている。<br />
;ファブールス<br />
:遥か昔に栄えていた高度文明。ある時、ネピリアンによって並行世界のファブールスと繋げられ戦乱を誘発されて滅ぼされた。<br />
;[[ネピリアン]]<br />
:頭に輪を持つ巨人たち。ゲートで並行世界同士を繋げ、戦乱を誘発させた末に滅ぼすという謎多き存在。頭部の輪は攻撃や知的生命体を教化するための器官と推測されている。<br />
;エガリ文明<br />
:エルツァードを建造した異星文明。<br />
;[[ディバイン・ドゥアーズ]]<br />
:本作の[[プレイヤー部隊]]の名称。ストーリー1章Part13にて命名。<br />
;ライジングラフディンズ<br />
:メグ達DTパイロットチームの名称。第8回共闘戦後編シナリオにて命名。<br />
;DDコミュニケーター<br />
:[[神の城]]で見つかったディドとハーザのみが並行世界を超えて通話が可能となる勾玉を、物質瞬間創世艦フツヌシを使用して[[獅子王麗雄|麗雄博士]]が複製。さらに全てのGストーンが小さなかけらでもリンクできることを利用し、Gストーンを組み込んで機能向上させることで、誰でも次元間を超えて情報のやり取りを可能としたディメンション・データリンク・コミュニケーター。ただし万能というわけでは無く、並行世界間での会話にはハーザ(境界空間)をハブとして使用する必要があると推測されている。また元は勾玉のはずだが、通信機として改良する際に改造されたのか、共闘戦シナリオによると現在は電源が入れられるように、3章part8によると故障することもあるがATとSPTの部品を使って修理できる様子。<br />
:DDは「ディメンション・データリンク」の略以外に、「ディバイン・ドゥアーズ(DD)で使う通信機」という意味も持たせられている。2章part8で複製され、以後各世界のディバイン・ドゥアーズの協力者である艦長や博士、組織などにこれが配られたことで有事の際の対応力が向上することになった。<br />
;[[ディスコード・ディフューザー]]<br />
:3章Part4から登場する、ディバイン・ドゥアーズの対となる敵組織。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;主題歌<br />
:;「D.D ~Dimension Driver~」<br />
::歌:JAM Project<br />
::初代テーマソング。タイトル画面にてショートVer.が流れるほか、イベント「天より来たりて宇内を穿つ」後半戦にて1コーラスVer.がクエストBGMとして採用。またイベント「周年の宴」、「天魔の闘諍」ではフルコーラスVer.がクエストBGMとして採用。<br />
:;「ワンチャンス!」<br />
::歌:JAM Project<br />
::2代目テーマソング。<br />
<br />
== 関連記事 ==<br />
=== ゲーム中データ ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 分類 !! 記事<br />
|-<br />
! [[世界観]]<br />
| [[世界観/DD]]<br />
|-<br />
! [[全話一覧]]<br />
| [[全話一覧/DD]]<br />
|-<br />
! [[精神コマンド]]<br />
| [[精神コマンド/DD]]<br />
|-<br />
! [[強化パーツ]]<br />
| [[強化パーツ/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊能力]]<br />
| [[特殊能力/DD]]<br />
|-<br />
! [[特殊技能]]<br />
| [[特殊技能/DD]]<br />
|-<br />
! [[メカ&キャラクターリスト]]<br />
| [[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
|-<br />
! イベント<br />
| [[イベント/DD]]<br />
|}<br />
{| class="wikitable"<br />
|+ ゲストクリエイター<br />
|-<br />
! 参加クリエイター !! 担当<br />
|-<br />
! {{脚本|森住惣一郎}}<br />
| 「[[クロッシング・パイロット]]第1弾」シナリオ<br />「DARK KNIGHT」シナリオ監修<br />
|-<br />
! {{脚本|谷口廣次朗}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」シナリオ<br />
|-<br />
! [[スタッフ:カトキハジメ|カトキハジメ]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第2弾」<br/>「[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]」カラー設定<br />
|-<br />
! {{脚本|阪田雅彦}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第3弾」<br />
|-<br />
! {{脚本|中川直人}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|賀東招二}}<br />
| 「クロッシング・パイロット第4弾」シナリオ監修<br />
|-<br />
! [[スタッフ:竹田裕一郎|竹田裕一郎]]<br />
| 「クロッシング・パイロット第5弾」シナリオ<br />
|-<br />
! {{脚本|名倉正博}}<br />
| 「荒野のザ・ヒート」シナリオ<br />
|-<br />
! [[声優:杉田智和|杉田智和]]<br />
| 「静かなる刻を共に感じて」シナリオプロデュース<br />
|}<br />
<br />
== 話題 ==<br />
*[[シリーズ一覧#はじめに|王道シリーズ]]のオープニングムービーと同様の3DムービーがPVとして制作されている(ゲーム内には未収録)<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=zQVZ2aPtm5A 【公式】『スーパーロボット大戦DD』第一弾PV] (2018年11月20日)</ref>。また、アプリ用スパロボとしては初となるJAM Projectによる主題歌『D.D(Dimension Driver)』も制作された。<br />
*リリースに先駆けて2018年12月14日から16日まで事前応募者を対象としたテストプレイが実施された<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/855/1855695/ 『スパロボDD』先行テストプレイレビュー] 電撃オンライン (2018年12月27日)</ref>。<br />
*日本語版のほかに、香港・マカオ・台湾地域を対象とした中国語繁体字版アプリ『超級機器人大戰DD』もリリースされている。音声とアップデートのタイミングは日本語版と同じで、表示言語のみ異なっている<ref>[https://srw-dd-hk.suparobo.jp 超級機器人大戰DD] [https://www.facebook.com/srwddHK/ facebook] [https://apps.apple.com/tw/app/id1444265908 App Store] [https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bandainamcoent.srwdd_ww Google Play]</ref>。<br />
*サービス開始後バージョンのTVCMではタイトルの「DD」と引っ掛けた「'''どこ(D)、でも(D)!''' スパロボだ!」というフレーズが用いられていた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=jw5pQr3DvmI 『スーパーロボット大戦DD』TVCM ー配信中編ー 30秒Ver.] (2019年8月25日)</ref>。<br />
*ディーダリオンのデザインを担当した大張氏は本作のタイトルロゴデザインも手がけている。<br />
*初代プロデューサーは『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』の広報担当として「スパロボチャンネル」の飛び入りコーナーなどを企画していた「レッド」こと赤井雅俊氏が務め、本作は同氏にとっての初プロデュース作品にもなった。<br />
**赤井氏はバンダイナムコエンターテインメントの人事異動に伴い2021年3月をもってプロデューサーを退任。同年4月より『X-Ω』を手掛けたオオチヒロアキ氏が2代目プロデューサーに就任した。<br />
*寺田Pがシナリオ担当のひとりとして参加しており、久々に版権スパロボのシナリオを手がけることとなった。<br />
**定期的にシナリオが更新される連載形式のため、複数のシナリオライター陣が参加し、持ち回りで執筆を行っている。<br />
*2019年12月の大型アップデートにより新カテゴリイベントとして「[[クロッシング・パイロット]]」が実装された。これは[[マジンガーZ]]に搭乗する[[アムロ・レイ]]といったような、作品を跨いだユニットが登場するクロスオーバーイベントであり、公式ではSRWシリーズ史上初の試みとして扱われている。<br />
**[[デビルガンダム (OG)]]のような事例は今までもあったが、基本的には敵ユニットに限られていた。味方ユニットはシナリオ上で他作品の機体に乗ることはあったが、戦闘で使用できるユニットとして実装されることはほぼなかった。[[バンプレストオリジナル]]など、乗り換えに関する例外がある事例については「[[オリジナル設定#乗り換えに関するクロスオーバー]]」を参照。<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[https://srw-dd.suparobo.jp/ スーパーロボット大戦DD 公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/srw_dd_pr スーパーロボット大戦DD 公式Xアカウント]<br />
*[https://wiki.dengekionline.com/srwdd/ スーパーロボット大戦DD攻略まとめwiki] - 電撃オンライン(運営会社提供)<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{シリーズ一覧}}<br />
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんDD}}<br />
[[Category:シリーズ一覧|DD]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦DD|*すうはあろほつとたいせんDD]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%83%B3&diff=476192
ネオ・グランゾン
2024-03-23T01:59:12Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)| スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|寺島慎也}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br>[[ラストボス]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 変異型[[アーマードモジュール]]<br />
| 全高 = 35.8 m<br />
| 本体重量 = 65.2 t<br />
| 全備重量 = 98.8 t<br />
| 動力 = [[ブラックホールエンジン]]<br>対消滅エンジン<br />
| 補助機関 = バリオン創出ヘイロウ<br>ヴォルクルスの羈絏<br>縮退炉<br />
| エネルギー = アストラル界のエネルギー<br>重粒子バリオン<br>エーテル<br />
| 装甲材質 = 超抗力チタニウム<br />
| 推進機能 = ネオ・ドライブ<br />
| MMI = [[カバラ・プログラム]]<br />
| 所属 = 個人所有機<br />
| 設計 = [[シュウ・シラカワ]]<br />
| パイロット = [[シュウ・シラカワ]]<br />
}}<br />
'''ネオ・グランゾン'''は『[[バンプレストオリジナル]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力で変貌を遂げた[[グランゾン]]の真の姿。<br />
<br />
本体となるグランゾンを[[ラ・ギアス]]側の錬金術と呪術理論によって強化し、背に輝く光輪「バリオン創出ヘイロウ」を召喚・接続することでこの形態となる。「ブラックホールクラスター」の火力をさらに凌駕する「縮退砲」をもち、単機で複数の[[スーパーロボット]]軍団を相手に出来るほどの耐久力も備える。その力は計り知れない。<br />
<br />
武装面のみならず全ての性能が飛躍的に上昇しており、一騎当千の形容を地で行く戦闘力を備える。ただし、両肩に搭載されているジェネレーター「ヴォルクルスの羈絏」の影響で、搭乗者となるシュウは邪神の呪縛を受けるというデメリットが存在。<br />
<br />
このため、実質的に破壊神のヨリシロというべき存在であったが、ラ・ギアスにおいてシュウが蘇生した後、羈絏に関係するシステムがアストラルエネルギーを引き出すコンバーターに変えられたことで、呪縛を受けずその力のみを利用できるようになり、変異のタイミングもシュウの手に委ねられることになった。ただし、これが災いして春秋戦争直後の一時期、復活したヴォルクルスにまたも取り込まれかけたことがある。<br />
<br />
巨人族の打倒に伴うアストラル界と精霊の大幅な弱体化と三邪神の消滅により、アストラルエネルギーが事実上利用不能となったが、この機体は問題なく使用可能となっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
特定の条件を満たしたときのみ戦える「[[ラストボス|隠しボス]]」としてプレイヤーの前に立ちふさがることが多い。縮退砲に代表される超絶的な火力が特徴。シリーズを重ねるごとにバランス調整のあおりを受け、旧シリーズの圧倒的な存在感は失われていった。それでも登場した作品においては上位に位置する力を持ち、スパロボを代表する機体の1つであることは間違いない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。出現条件は総ターン数419以下でシナリオ「ラストバトル」でシュウの乗る[[グランゾン]]が出撃して生き残ることが条件。そしてシナリオ「ラグナロク」で出現。出現時に[[ヴァルシオン]]2機を護衛に付けている。<br />
:耐久力もさながら特筆すべき点はその[[装甲]]。それまでの大ボスの装甲が1000程度だったのに対し、ネオ・グランゾンの装甲は1600を誇る。そのため、味方が撃破される等してシュウの[[気力]]を上げられてしまったり暗礁空域に入られてしまったりすると、[[モビルスーツ]]程度の[[武器]]ではダメージを与えられなくなる。しかも、敵の数が少ないため味方の気力を上げづらいという厳しい状況下。主力の[[精神ポイント]]はほとんど[[気合]]に消えることとなる。<br />
:[[HP]]が60%を切るとイベントで敵ターンに[[マップ兵器]]ビッグバンウェーブを使用してくるので要注意。更にHPが減るともう1回使用してくる。<br />
:ちなみにネオ・グランゾンだけにダメージを与えてから遠くまで離れると、こちらに接近してくるので[[ヴァルシオン]]を無視することができる。([[激怒]]を使うとヴァルシオンも突っ込んでくるが、短期決戦を狙うならば悪くはない。その場合、必ず1ターンで決着をつけるべき)。自軍の火力が心もとない場合は、サイフラッシュを撃ってから遠ざかる等して安全策をとるといい。ネオ・グランゾンの移動先に[[マップ兵器]]を使えるユニットを集めておき、安全にダメージを与えてから総攻撃を加えよう。また、[[気力]]が110になって縮退砲が使用可能になるまでは火力も射程もかなり低いので上手く利用しよう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]で使用可能。マサキ・リューネの章を「[[ISS]]を使って」両方クリアしたデータが有る状態(1つのセーブデータに、それぞれの章をクリアしたことを示すマーク「M」「R」が両方ついている状態)で、電源ON時のバンプレストのロゴマーク出現時に「下、上、左、右、L、R」を入力すると背景が赤みがかった色に変わる。その状態で、新規にシュウの章を「ISSを使用しないで」開始するとグランゾンがネオ・グランゾンに差し替えられた状態で始まる。その能力は難易度「むずかしい」の最終話すらも無改造状態で単騎クリア出来るほど強力。<br />
:さらに、ネオ・グランゾンを使用したシュウの章をリューネの部隊と交戦するところまで進め、そのデータに対してISSを使用してリューネの章を開始すると、シナリオ「シュウ=シラカワ」でのシュウの乗機がネオ・グランゾンに変化し、実際に対決することが可能。対決を避けることも可能だが、対決する場合の対処策は[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[レベル]]を29以上上げて、[[精神コマンド]][[威圧]]を使ってネオ・グランゾンを封じ込めば、あとは[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークなどの最強技を使用して撃破することが可能。SFCではダメージの上限はシステム上9999ダメージで、[[防御]]すると必ずダメージ半減できる特性も利用できる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:最終シナリオ「火星の決戦」に到達した時点で総ターン数が320以上である場合、シナリオ冒頭でシュウとの問答が始まる。ここで「シュウと戦う」と言う選択肢を2回選ぶとネオとの戦闘がはじまる(勝利してもバッドエンド)。<br />
:まず味方の[[気力]]が50、シュウ・サフィーネ・モニカの気力が150、シュウと取りまきの[[ヴァルシオン]]が[[レベル]]99から始まる。<br />
:[[激怒]]は効かないため、これで誘き出すことはできない。対処策は[[激励]]フォーメーションで気力を上げ、囮ユニット突出すればネオ・グランゾンは単機で此方に向ってくるため、そこを[[脱力]]で気力を下げてから袋叩きにするか。それ以外なら[[真ゲッター2]]の地中機能と、[[隠れ身]]を使用して近づいて袋叩きにするかの2つに分かれる。[[HP]]が30%を切ると1度[[ド根性]]を使ってくるため、HPをうまく調節して一気に倒すと良い。条件付きで手に入る[[ガンダム試作2号機]]のアトミックバズーカがあれば苦戦することはないので、上手く使おう。ちなみに本来の[[ラストボス]]である[[バラン=シュナイル]]を差し置いて、唯一従来のラストボス[[BGM]]である「ARMAGEDDON」が流れる機体でもある。<br />
:「ヴォルクルスの呪縛から解き放たれる事で真価を発揮する」と宣言するが、なにをして真価というのかはいまもって不明のまま。異なる世界観ではあるが、後の作品でこの事項に対する[[ヴォルクルスの羈絏|一つの答え]]が提示されている。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::総ターン数が350以上になっていることを除けば出現条件は『第4次』と一緒。但し、ネオ・グランゾンは'''分身して3機で登場'''する。ただ、シュウの[[レベル]]は60で、囮戦法も通用しない。なお味方の[[気力]]は80。[[ヴァルシオン]]5機を倒してからとなる。ただ、上記の[[真ゲッター2]]の地中機能と[[隠れ身]]の戦法を利用し、[[補給]]も上手く利用すれば倒せるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]<br />
:『第3次』と『EX』に登場。『第3次』はSFC版と同様「ラグナロク」に登場するが条件に必要な総ターン数が350ターン以下になっている。また護衛が[[ヴァルシオン改]]に変更されている。気力が最初から110になっており、いきなりブラックホールクラスターが撃てる上に反撃で殺しにかかってくるので、最初からひらめきが必須となっている。HP回復(大)を持っているため生半可な攻撃は無意味であり1ターンキルをねらいたいが暗礁空域にいるためダメージを与えにくい。攻撃しても移動はしてこないが、8ターン経過するとヴァルシオン改とともに移動してくるので待つのも一つの手である。攻めるにしろ待つにしろヴァルシオン改が邪魔なので[[挑発]]で引きはがすのが有効。MAP兵器を普通に使ってくるようになったため、HPが60%を切ると発生するイベントは武装にビッグバンウェーブが追加されるものに変更。更にHPが30%を切ると[[気合]]を使って気力を120以上にして、縮退砲を確実に使えるようにした上で「味方ターンだろうが自分の行動がもう終わっていようがお構いなしにビッグバンウェーブを使ってくる」という理不尽なものになっている。<br />
:『EX』はタイトル画面で「下、上、左、右、L1、R1」と入力すると雷が鳴り「ISSを使用しないで」新規にシュウの章を開始するとグランゾンがネオ・グランゾンになり、圧倒的な強さで無双できる。SFC版と同様の方法で対決できるが、ハンデなのかグランゾンの時は気力120でスタートしたのにネオ・グランゾンの時は100でスタートするため、使用できる武器は威力が低いグランワームソードとビッグバンウェーブのみ。ネオ・グランゾンをほっといて他の仲間を倒すことに集中しても脅威ではない。移動力も高く突出しやすいので上手く誘導して他の仲間から切り離すことも容易となっている。シュウの性格が強気なので仲間を全員倒すとワームスマッシャーを使ってくるが、それでも大して怖くはない。HP回復もないので上手く誘導して町の上に待機した[[ゲッタードラゴン]]が最強技を撃ち続けていけば縮退砲を撃てるようになる前に倒すことができるだろう。戦艦に[[グラン・ガラン]]を選んだ場合は[[脱力]]を持つ[[エル・フィノ]]が仲間になるのでワームスマッシャーすら使わせることもなく倒せる。<br />
:バーチャルスタジアムでは『EX』版、『第3次』版両方が使用可能。基本性能はほぼ同等だが、ブラックホールクラスターや縮退砲の攻撃力は『EX』版が上。ただし『第3次』版はHP回復(大)を持ち、MAP兵器の総弾数や各武装の命中補正も大幅に上、更にシュウのレベルも20近く高い事に加え[[集中]]も使えると総合性能は後者の方が高い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
:DC版で追加されたルートを選択することができれば、最終シナリオ「神々の黄昏」後編にて[[ラストボス]]として立ちふさがる。[[2回行動]]な上、一撃必殺の威力の縮退砲を持つ。[[ひらめき]]持ちのユニットでも、一発目は避けるが二発目の攻撃で落とされてしまう。四方を味方ユニットで囲って、ネオ・グランゾンの射程外から[[張五飛|五飛]]が[[挑発]]をかければ移動不能にでき、恐ろしい2回行動&縮退砲の敵ターンをしのぐことができる。[[HP]]が半分以下になると[[奇跡]]を4回使用してくるが、掛かっている[[魂]]と[[ひらめき]]は味方のひらめきが掛かったユニットで対処しよう。なおこのシナリオでは[[アストラナガン]]との禁断の対決が見られる。<br />
:ラスボスではあるのだが、実は前編で戦う[[ズフィルード]]と比べると性能はやや劣っており、特に[[限界反応]]がボスユニットとしては'''420'''と異常に低い([[グランゾン]]は470)。このため、このシナリオではシュウの命中と回避が'''真っ赤'''である。しかしバグで限界反応が機能していないため何の意味もない。また、地味に全武器に気力制限が無い。<br />
:なお、ネオ・グランゾンの存在自体はPS版の頃から示唆されており、[[エンジェル・ハイロゥ]]戦でシュウがチカに「いざとなったらあれを使いますよ」と発言している(ただし、形状変化しない程度の能力の解放とのこと)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:現代編最終シナリオである第9話「愚者の祭典」後半でムービー付きで登場。敵機としての登場話数は文句なしの歴代最速であり、ゲーム序盤なのにいきなり現れてビビったプレイヤーも多いと思われる。ここでネオ・グランゾンを撃墜した余波で[[プリベンター]]全員と一部キャラクターが未来へ飛ばされてしまうのが、『α外伝』の大きな物語の始まりである。<br />
:前作『α』の[[グランゾン]]と違いワームスマッシャーがEN消費型に変更。中盤ボスレベルの[[HP]]35,000を始めとした機体性能、回復は[[HP回復]](小)のみ、最強武器がワームスマッシャー止まりと宣言通り「調整中」の性能となっている。それでもボスではほぼ唯一[[MAP兵器]]を持ち、甘い攻撃は[[グラビティ・テリトリー]]で弾かれ、難易度次第で激増する[[ティターンズ]]本隊とも並行して戦う必要があるため、ダメージバランスの変更も考慮すると9話で出てくる敵としては異例の強さと言える。一人孤立した場所に出現する上にしばらくは反撃以外の行動はしないため、初っ端にオトリを派遣しておけば行動開始後も孤立状態を維持でき、多少時間をかければガス欠で遠距離武器を封じられるなど隙もあり、武器の海適応もBと少し低い。<br />
:難易度『難』で進めば最終話「ラグナロク」にて、グランゾン撃破後に遂に真のネオ・グランゾンと対峙する。[[アウルゲルミル]]を上回る性能とHP・[[EN回復]](大)にシュウの[[念動力]]Lv9が加わるため真の[[ラストボス]]に相応しい強さを持ち、4回の[[精神コマンド]]で毎回[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]辺りを使用し、後半にはさらに[[鉄壁]]やEN全回復まで加わるなどかなりキツい。その上防衛マップでもあるため、全速力で突っ込んでくる[[ゴーストX-9]]と長距離砲台兼[[援護]]付きの護衛でもある[[メカギルギルガン]]を捌きつつ'''更にグランゾンを倒した後に戦わなければならない'''という状況も厳しい。シュウに[[底力]]、[[ガッツ]]が無く、[[限界反応]]により回避が頭打ちで、護衛が復活しないのがせめてもの救いか。<br />
:ブラックホールクラスター、縮退砲も解放され火力、射程共に隙は無いが、燃費は悪いためガス欠で遠距離攻撃を封じるのは容易になった。ただし特殊能力とイベントの両方で回復するのであくまで一時的。なお[[マサキ・アンドー|マサキ]]には初回戦闘時にイベントと、止めを刺すと本来テキストだけのセリフが[[DVE]]になる演出がある。<br />
:縮退砲は威力5500と従来に比べ控え目で、射程なども含めアウルゲルミルのドグマブラスターとほぼ同じ性能に落ち着いている。過去作や最新作に至るまで全武装の戦闘演出が未だにグランゾンの戦闘アニメにちょっと手を加えただけか殆ど同じ物に対して、本作では珍しくノーマル状態のグランゾンとほぼ差別化されている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年3月のイベント「復讐が覆う宇宙」にて実装。SR・SSRファイターで共に大器型。<br />
:当然と言うべきか元々強力だった[[グランゾン]]から一回り以上強化されており、[[地獄王ゴードン]]に続く総合力4万越え。普段使いでは全域必殺の縮退砲に加えバリア貫通特効、分身無効、残りHPに応じて攻撃力上昇と総じてグランゾンより攻撃的になっている。オオチPが「過去最強レベル」、「ネオ・グランゾンを倒すにはネオ・グランゾンを!」と公言するのもやむなしの性能か<ref>http://dengekionline.com/elem/000/001/686/1686571/</ref>。<br />
:アリーナ性能がとにかく強く、前代未聞の'''EXアビリティフル装備'''(ただし、解放には4段階限界突破が必要)のほか常時ダメージ半減にダメージ100%カットバリアとやりたい放題。文字通り単機で戦況をひっくり返せるほどのポテンシャルを持つ。弱点は相手を最低1機は撃破しないと鈍足なことと、万一撃破されてしまうと味方が大幅弱体化してしまい詰み確定になること<ref>Ver.4.0アップデート後は該当アビリティの削除により解消済み。</ref>、回復封印などのステータス異常は防げないなど防御面に穴があることなど。なお前述のオオチPの発言と異なり、実際は直前に実装された[[トールギスIII]](ブラスター)が天敵となる。<ref>ネオ・グランゾン同士の殴り合いになると回転率の差で負けることもある。</ref>。<br />
:2019年10月のイベント「黒い魔装機神」の報酬ユニットでSSRディフェンダーが登場。<br />
:2020年11月の11月特別ガシャにて極型SSRファイターが追加。射撃属性ダメージを650%軽減するVアビリティ「ヴォルクルスの羈絏」により射撃系ユニットに対して非常に強く、特に前月に実装された[[イデオン]]にとっては、合計軽減がイデオンの軽減無効限界を超えるため軽減を貫通しきることができず、天敵ユニットとなっている。他方、タフネスを持たないため強力な軽減無効攻撃を持つ格闘系ユニット相手にはあっさり落とされる場合も。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2024年3月開催の第18回制圧戦「ダークプリズン」報酬機体として参戦予定。<br />
<br />
=== [[魔装機神シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
:ナカグロ無しの「'''ネオグランゾン'''」表記。シナリオ「トライアングル・ラブ」をプレイできるルートを通っていれば、さらにその後にプレイできるシナリオ「再会、シュウ」でシュウがネオグランゾンを乗機として登場する。しかし次の最終シナリオ「邪神降臨」で[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]に操られて敵に回ってしまう。彼を[[説得]]しないとゲームクリアはできないので、[[マサキ・アンドー|マサキ]]が[[2回行動]]で2回説得しよう。後はネオグランゾンのブラックホールクラスターを[[真ナグツァート]]に当てれば、いよいよ本領発揮である。1機で容易にクリアできてしまう。なお、今作では機体性能をフル[[改造]]するとボーナスとして飛躍的に性能が向上する(顕著なのは[[HP]])が、ネオグランゾンは[[MG]](他作品で言う[[EN]])が'''一歩手前でカンストしてしまう'''ため、フル改造ボーナスは得られない(そんな必要もないほどの高いスペックではあるが)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
:基本的にリメイク前と同じだが、今回はフル改造ボーナスを得ることが可能。確かにそこまでする必要性はないのだが、[[移動力]]が3増えるのは美味しい(シュウの足並みが他の敵より早くなるという意味で)。なお、他のボーナスは[[HP]]アップ、[[装甲]]アップ、[[MG回復]]追加と、普通に優秀すぎるのだが、ネオグランゾンが優秀すぎて意味がない('''そもそもネオグランゾンは[[MG]]消費武器がないのでMG回復自体が無意味''')。<br />
:なお、続編の『魔装機神II』ではグランゾンが登場するが、ネオ・グランゾンは登場しない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE}}<br />
:創造神グラギオスによって、完全に削除しきれていなかったヴォルクルスの痕跡を復元・追跡され、力を奪われてしまった。仲間になるのはバゴニアルートのみで、[[HP]]こそ全味方機体中トップだが、実は[[装甲]]が非常に薄く([[グランヴェール]]や[[レオゲイラ]]程しかない)、参入直後のシナリオでは下手をすると[[ギンシャス]]の大群に蜂の巣にされて撃墜される可能性がある。「縮退砲」も[[武器]]の攻撃力だけで10,000に達するなどスペックは高いのだが、PN消費も3桁と極悪である(しかもこの「武器攻撃力」も実はコスモノヴァに負けている)。それでいて実のところはポゼッション魔装機神の必殺技と同程度か劣るくらいのダメージしかない。<br />
:敵としてはラングランルートで登場。HPはラスボスの3機体以外では唯一の6桁であり、必殺武器の気力制限もない。しかしPN消費は味方仕様と同じなのですぐに撃てなくなる。その上装甲がさらに薄くなり無改造状態の為、「[[魂]]」+フルチューンの「夢想千鳥舞」で一撃必殺が可能。隠しセリフ(とトロフィー「一撃入魂!」)を狙うならこれが最も確実と言える(キャンペーンマップ「最強とは」でも敵として登場するが、こちらはいわゆる[[ツメスパロボ]]タイプなのでその手を使えない)。本編では基本的に関わる機会は少ないが、キャンペーンマップ「逆襲のネオ・グランゾン」では思う存分堪能できる。クリアには多少の計画性が必要なので難易度は高め。なおこの話は本編において全く姿を見せないシュテドニアスルートとリンクしている。<br />
:本作で「異空間からバリオン創出ヘイロウを召喚して接続→各パーツが変容しネオ・グランゾンになる」という変形の詳細が判明した。詠唱も真言ではなく重力関連の原理解説となっているが、現時点では本作限定の描写。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}<br />
:ラングラン王都に出現した[[レヱゼンカヰム]]に戦いを挑むも、鉄砲玉として放たれたガリルナガンの保護(強奪)に切り替えた事で隙をつくり大破。修復を終えるまで封印される。<br />
:第37話で真言「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」を唱えて応現。以降、気力+30の加算で現れる「マハーカーラ」のコマンドを選択することで自在に応現可能。応現時の攻撃力は1.2倍ほど上昇し、剣の射程がさらにひとつ伸びる。その変形もマップクリアまで持続するが、何よりも大きいのは応現で大幅に上昇をみせる自軍最高のHPと装甲値だろう。隠し強化パーツ「マハーニルヴァーナ」を装備すれば変形に要する気力制限も消失する。欠点らしい欠点は「ディストリオンブレイク」が使用不可になることのみ。<br />
:ちなみに、「縮退砲」使用時のアニメーションは『DP』準拠になるよう変更されているが、その他の武装は全て三作目の流用である。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:『第3次』の流れを踏襲する形でOGシリーズに初登場。今回は「隠し」のボスではなく、最終シナリオのボスとして登場。[[ヴァルシオン改]]を倒すか、ネオ・グランゾンの[[HP]]を半分以下に減らすと縮退砲を解禁し、[[精神コマンド]]に[[必中]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]が掛かる。なお味方ユニットが囲むと[[マップ兵器]]グラビトロンカノンを4回使用するが、これは[[ひらめき]]でかわそう。<br />
:[[バリア貫通]]が当たり前になってしまったせいで'''[[歪曲フィールド]]が無用の長物と化している'''こともあり、ネオ・グランゾンの割には弱いという声もちらほら聞かれるが、仮にもラスボスだけあって火力は折り紙つき。縮退砲なぞ喰らった日には半端なユニットは消し飛ばされてしまうので、エースを選りすぐって畳み掛けるべし。<br />
:本作のネオ・グランゾンは運動性が'''125'''と高く、地形適応がSなこととサイズがMなこと、そしてシュウの天才技能も相まって回避性能も意外と高い。<br />
:またEXハードではシュウがエースボーナスを習得する関係で、歪曲フィールド無しでも異常なほど固くなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:序盤にマサキルートを通ると上記の「ラグナロク」の回想シーンでユニットアイコンでのみ登場する。本編での登場はないが、対ゼゼーナン戦でのシュウの戦闘前会話から、いつでも本機に変貌できる事が示唆されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ダークプリズン}}<br />
:グラフィックが書き直され、OG外伝に比べて頭身が少し高く、スマートになった。基本的には20話「ダークプリズン」と最終話「知られざる決戦」でのスポット参戦だが、EXと同様裏技で使えるようになる。普通にプレイするとグランゾンの改造を引き継いでの[[スポット参戦]]のみだが、フル改造ボーナスはビーム吸収以外引き継がない。また、この都合か20話後のグランゾンはそれ以前にフル改造ボーナスを取得していても未選択の状態になっている。<br />
:シュウがネオ・グランゾンの力を我が物にする経緯が描かれた為、メインシナリオ中において破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]、[[ゴライクンル]]の手先との決戦では強制的に本機になる(それ以外はグランゾンに戻る)。<br />
:機体性能は[[装甲]]がグランゾンのフル改造状態に匹敵するほど上昇するが、何故か[[運動性]]が低下。それ以外はグランゾンから一割増し程度の上昇で性能は意外と控えめだが、[[HP]]の改造タイプが大ボスクラスと同じものに設定されているために伸びが大きく、最終的には初期値の倍以上になる(無[[改造]]で7,500、10段階改造では15,500)。[[歪曲フィールド]]とシュウの対間接攻撃[[エースボーナス]]も相まって非常に強固。その上、火力とグラビトロンカノンの弾数が強化され、ディストリオンブレイクと入れ替わる形で追加された縮退砲はOG史上屈指の攻撃力を誇る(後述)。極め付けに[[BGM]]優先度もボスより高いと、まるでポゼッション機のような性能になった。<br />
:ただし、必殺技の燃費が悪いため、単機で強敵を撃破(または牽制して[[EN]]・弾切れを狙う)する場合は[[修理]]・[[補給]]によって歪曲フィールドを維持する必要がある。特に改造できない(フル改造ボーナスの[[ビーム吸収]]を追加できない)EXハードでのラスボス戦ではこれが重要になる。<br />
:ちなみに、[[サーヴァ・ヴォルクルス|宿敵]]及び[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]は、ネオ・グランゾンに丸投げして他は修理・補給に徹していればまず負けないという[[無双]]っぷりを発揮する(敵のスペックにも問題があるのだが)。[[底力]]を養成していれば修理の必要すらなくなる。寧ろ味方の性能もあまり高くないことと1機でも撃墜されたらゲームオーバーになる仕様上、特にラスボスはネオ・グランゾンに丸投げしないと'''逆に難易度が上がる'''。<br />
:裏技は2周目以降限定だが、使用すればEXハードでも常時に本機になり(この場合は最初から全武装が使用可能。使用できない機能があるということだが、おそらくゲートを展開させる機能のみ)、クリア後もスベシャルモードを解禁できる。無改造の火力でも反則的だが、射程距離の都合上反撃を受けざるを得ないクェパロク、エースボーナス効果で毎ターン「[[強襲]]」([[直撃]]で歪曲フィールドを無効化)を発動するキナハには要注意。また、改造ができないことから雑魚敵に対する防御面も意外と心許なく、下手に雑魚の群れに突っ込ませると魔装機神IIIよろしく蜂の巣にされる可能性が高いので注意。<br />
:ちなみに通常はグラビトロンカノンしか使用できなくなる第5話でも全武装が使用できるため、普通に戦闘が可能になる。<br />
:唯一グランゾンに劣るのが通常戦闘の速攻能力。ブラックホールクラスターは始動射程が1から3に減少、更にディストリオンブレイクも使用不可能になるため、裏技で使用すると思ったより雑魚戦に時間がかかる。その場合は弐式&プファイルIIIに露払いを任せるといいだろう。ただしこれは反撃戦法を主体にしている場合であり、グランゾンからグラビトロンカノンの弾数増加(4発)と攻撃力強化もあって、MAP兵器を使いながら進軍していくスタイルの場合は寧ろ対雑魚戦能力は強化されているとみることもできる。<br />
:今回はシナリオ上でもちゃんとネオ扱いなので、[[鋼龍戦隊]]や[[ラ・ギアス]]人の反応も一新され(当然のことながら、チカには初っ端からチート扱いされる)、通常はネオ・グランゾンがスポット参戦するステージの演出やセリフにも若干変更がある。鋼龍戦隊に合流する際もグランゾンに戻っていないため、'''第2次OGのストーリーにもネオ・グランゾンで参戦したことになる'''。<br />
:また、OG外伝では重力球生成時にせり出す胸部の球体は中心の1つのみだったが、本作から左右の二つもせり出し、合計3つになった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:今回は気力130以上で「[[マハーカーラ]]」コマンドが使用可能となり、条件解除次第ネオ・グランゾンへと変貌(応現)することが可能となった。<br />
:アニメーションはダークプリズンと同じだが、基本性能は[[EN]]と[[照準値]]が若干低下し更に改造による[[HP]]の異常な伸びが無くなった(10段階改造で10,500)。これによりフル改造時の耐久力は前作よりも低下した。<br />
:さすがに常時使用可能な機体に火力を与えるのはマズいと判断されたか縮退砲の攻撃力は基準値6500に落ち着き、他の武装の攻撃力も1割程低下。それでも単体攻撃力は自軍最強(次点は[[グランティード・ドラコデウス]]の「インフィニィ・キャリバー」[[フェステニア・ミューズ|テニア]]込み)ではあるが。また、地味に縮退砲の最小射程が2に改善されており、若干使いやすくなった(DP時は3)。<br />
:欠点はグランゾンからの据え置きの移動力5と、DPと同様にグランゾン時より下がる運動性、そしてEN消費武器の燃費の悪さか。幸いシュウは加速持ちなので移動力に関しては補強できるものの、素の状態では防御系の技能を持たず更に歪曲フィールドの消費ENも馬鹿にならないため、バリアが使えなくなるとそのまま撃墜される可能性もある。<br />
:ブラックホールクラスターの燃費の悪化やグラビトロンカノンの弾数が減少した関係でダークプリズン時以上に対雑魚戦には不向きとなっており、基本的に対ボス戦に特化した形態と言える。ネオ・グランゾンへ応現するとHP・EN・弾数が全快するため、雑魚戦はグランゾンに任せてしまおう。<br />
:本作では[[イラドーヤ・クジューア|パイロットこそ違うものの]]第4次以来となる[[バラン=シュナイル]]との直接対決も実現できるが、システムの違いもあって流石に瞬殺はできず、更に相当梃入れをしなければ一対一では少々分が悪い戦いとなる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]]<br />
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。搭乗者はグランゾンと同じくトキコ(財前時子)。<br />
:5話(=グランゾン登場後)から解禁される難易度MASTER限定の敵ユニットであり、ストーリー本編のボスながらVERY HARDでしか出ない[[ペルゼイン・リヒカイト]]、そして'''[[ケイサル・エフェス]]より格上扱い'''である。<br />
:なお『α外伝』や『OG外伝』のシュウと同様、トキコは何らかの枷を受けて敵対していたようだが、5・6・7話でのネオ・グランゾンを撃破するとそれぞれ1つ封印が解け、完全解放されたことで最終話でのケイサル・エフェスとの戦闘に加勢する。……のだが、その後にやはり難易度MASTERの敵ユニットとして立ち塞がる。これを改めて[[ダイゼンガー]]と[[アウセンザイター]]が退けることで、ようやく本作における全ての戦いに終止符が打たれることになる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器|必殺技]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;グランワームソード<br />
:専用の大剣。<br />
:*'''α外伝''':振るう剣の厚みが増している。<br />
:*'''OG''':演出の構成はグランゾンとほぼ同一。『DP』で入った変更は、「歪曲空間(ワームホール)展開時にある腕部の振動の減少」及び「拳を固めて剣の登場を待つ」というもの。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。斬撃の回数は全て控えめ。<br />
:<br />
;ワームスマッシャー<br />
:胸部装甲内部に内蔵された機関から光線を発射して攻撃する。最大65535の目標を同時に攻撃可能と言われており、掌から撒き散らした歪曲空間を利用しての[[オールレンジ攻撃]]および複数の目標に狙いを定めた同時攻撃を得意とする。<br />
:*'''α外伝''':鋭利な錐状の光線を連射する。手数の増加に加えSEの音質を変更。発射時の背景演出も変化(闇で包みこむ)しており、この演出はOGシリーズでも『DP』に混ぜられている。<br />
:*'''OG''':演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。三作目でやや独自の演出に構成(14個の歪曲空間とその渦に放つ14条の光線。光線の幅も厚みを増している)。<br />
:<br />
;グラビトロンカノン<br />
:[[マップ兵器]]。自機の周囲に高重力を発生させ圧殺する。演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一だが、最大3200Gの重力加速度を任意方向にかけることを可能とし、発生やその変更に3マイクロ秒しか要さないという。<br />
:稀に敵味方識別機能がつくこともあるが、基本は無差別である。<br />
;ネオグランビーム<br />
:「グランビーム」の強化版。元は『ヒーロー戦記』でグランゾンが使用した射撃武装で、『OGDP』に逆輸入された。発射口は額の角を飾る宝石。<br />
:ビーム属性であるため、「[[ビーム吸収]]」を持つ敵を相手にすると全く役に立たない。[[魔装機神シリーズ]]では未採用。<br />
;ビッグバンウェーブ<br />
:[[旧シリーズ]]のみに存在したマップ兵器。[[ディカステス]]や[[ヴァルシオン改]]の使用するものと同じ。グラビトロンカノンよりも広範囲攻撃できるが威力は下。<br />
:グラビトロンカノンがあるために不要と判断されたのか、それとも「[[インスペクター]]由来の技術」という設定の矛盾故か、[[第4次]]以降消滅。<br />
<br />
==== 必殺武器 ====<br />
;ブラックホールクラスター<br />
:胸部を解放してマイクロブラックホールを相手に放つ。演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一。<br />
:*'''α外伝''':短時間で巨大なブラックホールの弾丸を形成する。グランゾンでは出来ないことの強調。ちなみに弾数とEN両方を消費する珍しい武装の1つ。<br />
:*'''OG''':αシリーズの演出を発展。『DP』で戦闘前会話の発生しない敵の撃墜に成功すると、BGMが1ループする間隔におさまる。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。<br />
:<br />
;縮退砲<br />
:ネオ・グランゾンの最強武器。バリオン創出ヘイロウから生み出された質量を縮退炉で核縮退させて生成した大型ブラックホールを発射する武装。高次元でブラックホールを生成する時に伴う超新星爆発のエネルギーを限定範囲に解放してダメージを与え、さらにブラックホールの重力で潮汐分裂させるという二段構えの攻撃原理となっている。<br />
:このときの縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼び、縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超すときに重力崩壊を始め、核融合の暴走を起こし膨大なエネルギーを発生させる(炭素爆燃型超新星)。「縮退砲」発射時に白色の光が目立つのはこのため。<br />
:*'''第3次''':記念すべき初披露作。当時のハード(SFC)としてみた場合、フェルミ縮退現象を上手く表現している。威力2500でプレイヤーの度肝を抜いた(この当時の武器攻撃力は計算式の都合上3桁が基本で、必殺武器が1500前後。ちなみにゲッタードラゴンの「シャインスパーク」が縮退砲と同じ2500)。<br />
:*'''EX''':'''攻撃力が18000になった。'''まごう事なき、SRW史上空前絶後の武器攻撃力が降臨したわけだが、システム上ダメージが9999でカンストするというしょうもないオチが付いたりもする。<br />
:*'''第4次''':'''ダメージカンストがなくなった'''。現状のスパロボのシステムほどのダメージは叩きださないとはいえ、EXから据え置きの攻撃力にフル改造を重ねた'''攻撃力19400'''を喰らえばどうなるかはお察し。<br />
:*'''α''':グランゾンの「試作型縮退砲」の完成型。<br />
:*'''OG''':外伝で御目見え。演出はαシリーズの発展系。『DP』で[[全体攻撃]]から単体攻撃に戻して演出を刷新。斜め十字に組んだ両腕を振り下ろして全機関(重力制御装置・羈絏・歪曲フィールド発生装置・縮退炉・エンジン・ヘイロウ)を稼働。ゲート(次元トンネル)を開閉して敵機を豪雨の降り注ぐ異空間に引きずり込んだ後、嵐と乱雲を呼ぶ低気圧すら切り裂くブラックホールの弾丸を投下する。発射時に挿入される神々しいシュウ('''雲の切れ間から降り注ぐ陽光と共に左手を差し伸べる''')のカットインが特徴的。また、ネオ・グランゾンが直立不動で上空に浮かび上がる姿やブラックホールを束ねるカットインなど[[天のゼオライマー|某冥王]]を意識したと思われる演出がある。攻撃力は初期状態で'''9000'''、フル改造で'''10600'''にもなり、OGシリーズで唯一単機で攻撃力5桁を達成している。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。三作目でややその演出を変更。両手の掌から投じた六つの重力球に胸部の砲撃(みっつの炉心から放射する白い縮退力の光線)を重ねて生み出したフェルミ縮退現象の弾丸を、そのまま光線で押し出して敵機に着弾させる。尾をひく白色彗星のような描写が特徴的で、「試作型縮退砲」を彷彿とさせる。<br />
:*'''POJ''':'''ここに来て弾数消費からプラーナ消費になった。'''<ref>MGは一切使わない。</ref>尤も、'''20発も撃てた事の方がおかしい'''ので仕方がないところだろう。これ以降の作品では基本的に味方という事もあってプラーナやMG/EN消費が基本となっている。<br />
:*'''COE''':完結作。三作目の演出を一部流用しつつ『DP』の演出を織り交ぜた(全機関最大出力→豪雨の降り注ぐ異空間→胸部の機関と両腕でブラックホール弾合成→DPの操者カットイン挿入→「縮退砲」発射)。そのため着弾前に切り貼りが目立つという意見もある。今回はプラーナの他にMGも消費する。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;バリオン創出ヘイロウ<br />
:背面にある巨大な金色の光輪を思わせる補助機構。「[[エーテル]]」の揺らぎから重粒子バリオンを創出、生成し莫大な出力と質量を得る。ブラックホールや「縮退砲」といった極大質量を扱う本機にとってはこの機構は欠かせない存在となっている。これによって、通常のグランゾンと比べて出力も桁違いなまでに向上している。<br />
;[[ヴォルクルスの羈絏|ヴォルクルスの<RUBY><RB>羈絏</RB><RT>きせつ</RT></ruby>]]<br />
:左右の肩部に搭載されたシステムで、[[マハーカーラ]]の中核。力の源であり、かつては自由を奪う拘束具だった。<br />
:OGDP以降はシステムを解析したシュウによって邪神からの干渉を受け付けずに力だけを引き出す事が可能になった。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[HP回復]](大~小)<br />
:媒体によって扱いが異なる。『OG外伝』では(小)を所持しているが『OGDP』では未所持のため、殴り合いになるといつか落とされる。回復は怠らないように。<br />
;[[EN回復]](大~小)/[[MG回復]](大~中)<br />
:媒体によって扱いが異なる。<br />
;[[歪曲フィールド]]<br />
:ダメージを半減させる[[バリア]]。発生源は肩アーマーの黄色いクリアパーツ。<br />
;[[グラビティ・ウォール]]<br />
:α(DC)並びに『α外伝』ハードルート最終話版で所持。グランゾンは後述の上位バリア[[グラビティ・テリトリー]]を装備しているのだが……。<br />
;[[グラビティ・テリトリー]]<br />
:重力波[[バリア]]。『α外伝』の初戦のみ所持。<br />
;[[フルブロック]]<br />
:全ての状態異常を無力化する。『OG外伝』のみ。<br />
;[[パイロットブロック]]<br />
:『OGDP』ではグランゾンと同じこちらに弱体化したが、そもそもR系[[特殊武器]]を多用する敵があまりいないので特に問題はない。<br />
;[[ビーム吸収]]<br />
:[[旧シリーズ]]の特殊能力。[[OGシリーズ]]ではカスタムボーナス送り。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:[[飛行]]可能。なお『OGDP』では'''機体の[[地形適応]]もオールS'''である。武装の方も縮退砲が適応オールSとなっており、[[S-アダプター]]無しで両方オールSを達成しているのは本当に反則極まりない(ちなみに他の武装はグランゾンから引き続き陸と宇宙のみS)。『OGMD』では機体・縮退砲共々空A海Aに弱体化した。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:『OGシリーズ』ではなぜか「M」のまま。クルセイド最新弾のデータは変わらず「L」であるため、単なるミスだろう。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;HP+3000、移動力+3、装甲+300、MG回復+30<br />
:[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]でのボーナス。ただし、SFC版ではMGがカンストしているためフル改造が出来ない。<br />
;[[ビーム吸収]]<br />
:[[OGシリーズ]]でのボーナス。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
; 「ARMAGEDDON」/「ネオ・グランゾン」<br />
: [[旧シリーズ]]における『第3次』以降のラストボスの[[BGM]]テーマ。『EX』『第4次(S)』のみ「ネオ・グランゾン」という曲名で収録されている。<br />
: 初出である『第3次』では「ARMAGEDDON」の曲名だが、続く『EX』では世界観に合わせ殆どのオリジナルBGMの曲名が変更され、本BGMも「ネオ・グランゾン」となった。<br />
: その後『F』で「ARMAGEDDON」に戻ったが、経緯が複雑なためか、「元々はネオ・グランゾンという曲名だが後にARMAGEDDONに変更された」と誤解している声も見受けられる。<br />
: 『X-Ω』でもイベント「復讐が覆う宇宙」限定で流れる。<br />
; 「ダークプリズン」<br />
: 『[[LOE]]』より[[シュウ・シラカワ]]の専用BGMが生まれた。<br />
; 「Rocks(Ver.OG)」<br />
: 『OG外伝』ではHP50%以下になると、このBGMになる。『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』テーマソング「Rocks」のアレンジ。<br />
; 「ダークプリズン(Ver.OGDP)」<br />
: 『OGDP』における専用BGMで、同作では優先度が最も高い曲に設定されている。「ダークプリズン」のアレンジ。『COE』でもネオ・グランゾンになるとこの曲に切り替わる。<br />
: 『OGMD』では優先度が普通になったため、'''デフォルト設定かつパイロット優先になっていると普通のダークプリズンのままになる'''。気になる方は機体優先に設定する、またはいっそシュウのBGMをこっちに変更してしまうとよい。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;真の蒼き魔神<br />
:第3次・α外伝・OG外伝最終話より。数々の激闘を制した主人公たちの前に、最後の敵が立ちはだかる。重力を操る蒼き魔神――――その操者たるシュウによって変貌を遂げたその姿は、黄金の光背を背負う威容。蒼き魔神の真の姿にして、異界の邪神の顕現たるネオ・グランゾンが、全てを神々の黄昏「ラグナロク」へ導くためにその牙を剥く。<br />
;甦る蒼き魔神<br />
:OGDP第20話より。サーヴァ・ヴォルクルスを打倒すべく、ルオゾールを生贄に復活の儀式を実行したシュウ達だが、操られたサフィーネの解放に時間を取られている間に邪神の本体が回復。甦った力を以ってヴォルクルスが支配を向けたのは、かつての下僕であったシュウとグランゾン。だが、邪神の力を受けて変貌したその姿――――ネオ・グランゾンは、その力の源たる邪神の意に従わなかった。契約の記憶を失っていたシュウは既に邪神の支配を離れており、それは彼の半身たるグランゾンも同様であったのだ。<br />
:どのような世界においても、シュウを支配できる者も、縛れる者も存在しない。いるとすればそれはただ一人、シュウ自身に他ならない。邪神によって落とされた闇の牢獄を脱し真の自由を取り戻すべく、蒼き魔神が破壊神に襲い掛かる。やられたら後悔するまでやり返す。自由を何よりも愛するシュウの心は、神の思惑すらも超えるのだった。自分を思い通りにできるのは自分だけ。邪神が消え行く前にこの言葉を呪詛のように紡ぎ、ここに復讐は完了したのだった。<br />
;知られざる決戦<br />
:OGDP最終話より。[[鋼龍戦隊]]に合流して、共に様々な強敵との連戦の末、ようやく[[封印戦争]]の元凶との決着をつけたシュウ、モニカ、サフィーネ。事を終えた一行が速やかに向かった先は、セレーナ、アルバーダ、そしてテリウスが戦っている知られざる戦場であった。そこにいたのはゾヴォークの戦争商人ゴライクンルの一人、[[クェパロク・ナーモ]]が座乗する[[ウユダーロ級制圧砲艦|メッケンノーザ]]。本来ならば、鋼龍戦隊に連絡して救援を要請することもできただろう。しかしマサキが「正直言って疲れた」と語っていた通り、[[ペルフェクティオ|破滅の王]]、[[AI1]]、[[孫光龍|四龍の長]]、[[ナシム・ガンエデン|人造神]]、[[ユーゼス・ゴッツォ|全能なる調停者]]……かつてない強敵との連戦に次ぐ連戦により疲弊していた鋼龍戦隊には戦える力は残っておらず、これ以上負担をかけられないことはシュウもわかっていた。ゲストの指揮官3人が共闘しているとはいえ、それでも戦力差は圧倒的。ならば、それを一瞬で覆す「切り札」を切るのみ。彼らの目の前で、グランゾンは再び変貌を遂げる。その「切り札」こそ、ラ・ギアスの恐怖の化身「ネオ・グランゾン」だった。再び顕現した蒼き魔神……異星人から地球を護るために造られた真なる武装機甲士を駆るシュウは'''「あなた達にもう勝ち目はなくなりました」'''と断言し、ネオ・グランゾンによる蹂躙を始める。ブラックホールクラスターをはるかに超える威力を持つ武装「縮退砲」――宇宙崩壊に等しい威力を持つ究極武装の前では、物量は最早無意味であった。メッケンノーザが悲鳴と共に爆散した後、知られざる決戦は静かに幕を閉じるのだった……。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[グランゾン]]<br />
:本機体の仮の姿。<br />
;[[サーヴァ・ヴォルクルス]]<br />
:本機を呪縛していた存在。この縛めから逃れるためにシュウは肩の「ヴォルクルスの<RUBY><RB>羈絏</RB><RT>きせつ</RT></ruby>」を解析したという。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*EXのネオ・グランゾン出現コマンドは、後に『[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]』でサウンドモード出現コマンドとして、『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』では最初からネオ・グランゾンが使用可能になるコマンドとして採用されている(ただしOG2では2周目以降のデータ、OGDPでは本編を1度クリアしたデータがある事が条件)。OG2ではマップ上のシステム設定画面で「↓↑←→LR」、OGDPではタイトル画面で「↓↑←→L1R1」と入力する必要がある。<br />
*アニメ『デュアル! ぱられルンルン物語』の主人公の後継機「ZINV」は、『デュアル!』制作スタッフが「ネオ・グランゾン超えるロボ作ろうぜ!」と言った結果、やばいほど強くなった(それでも[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]と同等)とのこと。<br />
*変身時にシュウが唱える「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」は大自在天の真言。大自在天はヒンドゥー教のシヴァ神を仏教に取り入れたもの。つまり破壊神シヴァ=破壊神ヴォルクルスへの呪文。シュウを演じる子安武人が、出世作「天空戦記シュラト」にて演じた夜叉王ガイの真言でもある。<br />
*仏教におけるマハーカーラは、七福神の1人で食物・財福を司る「'''大黒天'''」とされている。確かにプレイヤーがネオ・グランゾンを使う分には多大な成果をもたらしてくれるので間違ってはいない。また、大黒天は日本神話の「大国主」と習合されており、破壊神らしからぬ加護は大国主由来のものである(ちなみに大国主は'''一度殺されて蘇った'''という伝説を持つ)。<br />
*『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』の「[[ロボット大図鑑]]」では、シュウはマハーカーラを「ブラックホールを操る機体(グランゾン)に相応しい名前だと思いませんか」と語って周囲を煙に巻いていた事が記載されている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B009GCQNLS</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[http://www.1999.co.jp/10201052 ネオ・グランゾン(プラモデル)]<br />
<br />
{{魔装機神シリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ねお くらんそん}}<br />
[[Category:登場メカな行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカな行]]<br />
[[Category:魔装機神シリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:魔装機神シリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%83%B3&diff=476191
ネオ・グランゾン
2024-03-23T01:59:03Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)| スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|寺島慎也}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br>[[ラストボス]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 変異型[[アーマードモジュール]]<br />
| 全高 = 35.8 m<br />
| 本体重量 = 65.2 t<br />
| 全備重量 = 98.8 t<br />
| 動力 = [[ブラックホールエンジン]]<br>対消滅エンジン<br />
| 補助機関 = バリオン創出ヘイロウ<br>ヴォルクルスの羈絏<br>縮退炉<br />
| エネルギー = アストラル界のエネルギー<br>重粒子バリオン<br>エーテル<br />
| 装甲材質 = 超抗力チタニウム<br />
| 推進機能 = ネオ・ドライブ<br />
| MMI = [[カバラ・プログラム]]<br />
| 所属 = 個人所有機<br />
| 設計 = [[シュウ・シラカワ]]<br />
| パイロット = [[シュウ・シラカワ]]<br />
}}<br />
'''ネオ・グランゾン'''は『[[バンプレストオリジナル]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力で変貌を遂げた[[グランゾン]]の真の姿。<br />
<br />
本体となるグランゾンを[[ラ・ギアス]]側の錬金術と呪術理論によって強化し、背に輝く光輪「バリオン創出ヘイロウ」を召喚・接続することでこの形態となる。「ブラックホールクラスター」の火力をさらに凌駕する「縮退砲」をもち、単機で複数の[[スーパーロボット]]軍団を相手に出来るほどの耐久力も備える。その力は計り知れない。<br />
<br />
武装面のみならず全ての性能が飛躍的に上昇しており、一騎当千の形容を地で行く戦闘力を備える。ただし、両肩に搭載されているジェネレーター「ヴォルクルスの羈絏」の影響で、搭乗者となるシュウは邪神の呪縛を受けるというデメリットが存在。<br />
<br />
このため、実質的に破壊神のヨリシロというべき存在であったが、ラ・ギアスにおいてシュウが蘇生した後、羈絏に関係するシステムがアストラルエネルギーを引き出すコンバーターに変えられたことで、呪縛を受けずその力のみを利用できるようになり、変異のタイミングもシュウの手に委ねられることになった。ただし、これが災いして春秋戦争直後の一時期、復活したヴォルクルスにまたも取り込まれかけたことがある。<br />
<br />
巨人族の打倒に伴うアストラル界と精霊の大幅な弱体化と三邪神の消滅により、アストラルエネルギーが事実上利用不能となったが、この機体は問題なく使用可能となっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
特定の条件を満たしたときのみ戦える「[[ラストボス|隠しボス]]」としてプレイヤーの前に立ちふさがることが多い。縮退砲に代表される超絶的な火力が特徴。シリーズを重ねるごとにバランス調整のあおりを受け、旧シリーズの圧倒的な存在感は失われていった。それでも登場した作品においては上位に位置する力を持ち、スパロボを代表する機体の1つであることは間違いない。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。出現条件は総ターン数419以下でシナリオ「ラストバトル」でシュウの乗る[[グランゾン]]が出撃して生き残ることが条件。そしてシナリオ「ラグナロク」で出現。出現時に[[ヴァルシオン]]2機を護衛に付けている。<br />
:耐久力もさながら特筆すべき点はその[[装甲]]。それまでの大ボスの装甲が1000程度だったのに対し、ネオ・グランゾンの装甲は1600を誇る。そのため、味方が撃破される等してシュウの[[気力]]を上げられてしまったり暗礁空域に入られてしまったりすると、[[モビルスーツ]]程度の[[武器]]ではダメージを与えられなくなる。しかも、敵の数が少ないため味方の気力を上げづらいという厳しい状況下。主力の[[精神ポイント]]はほとんど[[気合]]に消えることとなる。<br />
:[[HP]]が60%を切るとイベントで敵ターンに[[マップ兵器]]ビッグバンウェーブを使用してくるので要注意。更にHPが減るともう1回使用してくる。<br />
:ちなみにネオ・グランゾンだけにダメージを与えてから遠くまで離れると、こちらに接近してくるので[[ヴァルシオン]]を無視することができる。([[激怒]]を使うとヴァルシオンも突っ込んでくるが、短期決戦を狙うならば悪くはない。その場合、必ず1ターンで決着をつけるべき)。自軍の火力が心もとない場合は、サイフラッシュを撃ってから遠ざかる等して安全策をとるといい。ネオ・グランゾンの移動先に[[マップ兵器]]を使えるユニットを集めておき、安全にダメージを与えてから総攻撃を加えよう。また、[[気力]]が110になって縮退砲が使用可能になるまでは火力も射程もかなり低いので上手く利用しよう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[隠し要素/EX|隠し要素]]で使用可能。マサキ・リューネの章を「[[ISS]]を使って」両方クリアしたデータが有る状態(1つのセーブデータに、それぞれの章をクリアしたことを示すマーク「M」「R」が両方ついている状態)で、電源ON時のバンプレストのロゴマーク出現時に「下、上、左、右、L、R」を入力すると背景が赤みがかった色に変わる。その状態で、新規にシュウの章を「ISSを使用しないで」開始するとグランゾンがネオ・グランゾンに差し替えられた状態で始まる。その能力は難易度「むずかしい」の最終話すらも無改造状態で単騎クリア出来るほど強力。<br />
:さらに、ネオ・グランゾンを使用したシュウの章をリューネの部隊と交戦するところまで進め、そのデータに対してISSを使用してリューネの章を開始すると、シナリオ「シュウ=シラカワ」でのシュウの乗機がネオ・グランゾンに変化し、実際に対決することが可能。対決を避けることも可能だが、対決する場合の対処策は[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[レベル]]を29以上上げて、[[精神コマンド]][[威圧]]を使ってネオ・グランゾンを封じ込めば、あとは[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークなどの最強技を使用して撃破することが可能。SFCではダメージの上限はシステム上9999ダメージで、[[防御]]すると必ずダメージ半減できる特性も利用できる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:最終シナリオ「火星の決戦」に到達した時点で総ターン数が320以上である場合、シナリオ冒頭でシュウとの問答が始まる。ここで「シュウと戦う」と言う選択肢を2回選ぶとネオとの戦闘がはじまる(勝利してもバッドエンド)。<br />
:まず味方の[[気力]]が50、シュウ・サフィーネ・モニカの気力が150、シュウと取りまきの[[ヴァルシオン]]が[[レベル]]99から始まる。<br />
:[[激怒]]は効かないため、これで誘き出すことはできない。対処策は[[激励]]フォーメーションで気力を上げ、囮ユニット突出すればネオ・グランゾンは単機で此方に向ってくるため、そこを[[脱力]]で気力を下げてから袋叩きにするか。それ以外なら[[真ゲッター2]]の地中機能と、[[隠れ身]]を使用して近づいて袋叩きにするかの2つに分かれる。[[HP]]が30%を切ると1度[[ド根性]]を使ってくるため、HPをうまく調節して一気に倒すと良い。条件付きで手に入る[[ガンダム試作2号機]]のアトミックバズーカがあれば苦戦することはないので、上手く使おう。ちなみに本来の[[ラストボス]]である[[バラン=シュナイル]]を差し置いて、唯一従来のラストボス[[BGM]]である「ARMAGEDDON」が流れる機体でもある。<br />
:「ヴォルクルスの呪縛から解き放たれる事で真価を発揮する」と宣言するが、なにをして真価というのかはいまもって不明のまま。異なる世界観ではあるが、後の作品でこの事項に対する[[ヴォルクルスの羈絏|一つの答え]]が提示されている。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::総ターン数が350以上になっていることを除けば出現条件は『第4次』と一緒。但し、ネオ・グランゾンは'''分身して3機で登場'''する。ただ、シュウの[[レベル]]は60で、囮戦法も通用しない。なお味方の[[気力]]は80。[[ヴァルシオン]]5機を倒してからとなる。ただ、上記の[[真ゲッター2]]の地中機能と[[隠れ身]]の戦法を利用し、[[補給]]も上手く利用すれば倒せるだろう。<br />
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]<br />
:『第3次』と『EX』に登場。『第3次』はSFC版と同様「ラグナロク」に登場するが条件に必要な総ターン数が350ターン以下になっている。また護衛が[[ヴァルシオン改]]に変更されている。気力が最初から110になっており、いきなりブラックホールクラスターが撃てる上に反撃で殺しにかかってくるので、最初からひらめきが必須となっている。HP回復(大)を持っているため生半可な攻撃は無意味であり1ターンキルをねらいたいが暗礁空域にいるためダメージを与えにくい。攻撃しても移動はしてこないが、8ターン経過するとヴァルシオン改とともに移動してくるので待つのも一つの手である。攻めるにしろ待つにしろヴァルシオン改が邪魔なので[[挑発]]で引きはがすのが有効。MAP兵器を普通に使ってくるようになったため、HPが60%を切ると発生するイベントは武装にビッグバンウェーブが追加されるものに変更。更にHPが30%を切ると[[気合]]を使って気力を120以上にして、縮退砲を確実に使えるようにした上で「味方ターンだろうが自分の行動がもう終わっていようがお構いなしにビッグバンウェーブを使ってくる」という理不尽なものになっている。<br />
:『EX』はタイトル画面で「下、上、左、右、L1、R1」と入力すると雷が鳴り「ISSを使用しないで」新規にシュウの章を開始するとグランゾンがネオ・グランゾンになり、圧倒的な強さで無双できる。SFC版と同様の方法で対決できるが、ハンデなのかグランゾンの時は気力120でスタートしたのにネオ・グランゾンの時は100でスタートするため、使用できる武器は威力が低いグランワームソードとビッグバンウェーブのみ。ネオ・グランゾンをほっといて他の仲間を倒すことに集中しても脅威ではない。移動力も高く突出しやすいので上手く誘導して他の仲間から切り離すことも容易となっている。シュウの性格が強気なので仲間を全員倒すとワームスマッシャーを使ってくるが、それでも大して怖くはない。HP回復もないので上手く誘導して町の上に待機した[[ゲッタードラゴン]]が最強技を撃ち続けていけば縮退砲を撃てるようになる前に倒すことができるだろう。戦艦に[[グラン・ガラン]]を選んだ場合は[[脱力]]を持つ[[エル・フィノ]]が仲間になるのでワームスマッシャーすら使わせることもなく倒せる。<br />
:バーチャルスタジアムでは『EX』版、『第3次』版両方が使用可能。基本性能はほぼ同等だが、ブラックホールクラスターや縮退砲の攻撃力は『EX』版が上。ただし『第3次』版はHP回復(大)を持ち、MAP兵器の総弾数や各武装の命中補正も大幅に上、更にシュウのレベルも20近く高い事に加え[[集中]]も使えると総合性能は後者の方が高い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
:DC版で追加されたルートを選択することができれば、最終シナリオ「神々の黄昏」後編にて[[ラストボス]]として立ちふさがる。[[2回行動]]な上、一撃必殺の威力の縮退砲を持つ。[[ひらめき]]持ちのユニットでも、一発目は避けるが二発目の攻撃で落とされてしまう。四方を味方ユニットで囲って、ネオ・グランゾンの射程外から[[張五飛|五飛]]が[[挑発]]をかければ移動不能にでき、恐ろしい2回行動&縮退砲の敵ターンをしのぐことができる。[[HP]]が半分以下になると[[奇跡]]を4回使用してくるが、掛かっている[[魂]]と[[ひらめき]]は味方のひらめきが掛かったユニットで対処しよう。なおこのシナリオでは[[アストラナガン]]との禁断の対決が見られる。<br />
:ラスボスではあるのだが、実は前編で戦う[[ズフィルード]]と比べると性能はやや劣っており、特に[[限界反応]]がボスユニットとしては'''420'''と異常に低い([[グランゾン]]は470)。このため、このシナリオではシュウの命中と回避が'''真っ赤'''である。しかしバグで限界反応が機能していないため何の意味もない。また、地味に全武器に気力制限が無い。<br />
:なお、ネオ・グランゾンの存在自体はPS版の頃から示唆されており、[[エンジェル・ハイロゥ]]戦でシュウがチカに「いざとなったらあれを使いますよ」と発言している(ただし、形状変化しない程度の能力の解放とのこと)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:現代編最終シナリオである第9話「愚者の祭典」後半でムービー付きで登場。敵機としての登場話数は文句なしの歴代最速であり、ゲーム序盤なのにいきなり現れてビビったプレイヤーも多いと思われる。ここでネオ・グランゾンを撃墜した余波で[[プリベンター]]全員と一部キャラクターが未来へ飛ばされてしまうのが、『α外伝』の大きな物語の始まりである。<br />
:前作『α』の[[グランゾン]]と違いワームスマッシャーがEN消費型に変更。中盤ボスレベルの[[HP]]35,000を始めとした機体性能、回復は[[HP回復]](小)のみ、最強武器がワームスマッシャー止まりと宣言通り「調整中」の性能となっている。それでもボスではほぼ唯一[[MAP兵器]]を持ち、甘い攻撃は[[グラビティ・テリトリー]]で弾かれ、難易度次第で激増する[[ティターンズ]]本隊とも並行して戦う必要があるため、ダメージバランスの変更も考慮すると9話で出てくる敵としては異例の強さと言える。一人孤立した場所に出現する上にしばらくは反撃以外の行動はしないため、初っ端にオトリを派遣しておけば行動開始後も孤立状態を維持でき、多少時間をかければガス欠で遠距離武器を封じられるなど隙もあり、武器の海適応もBと少し低い。<br />
:難易度『難』で進めば最終話「ラグナロク」にて、グランゾン撃破後に遂に真のネオ・グランゾンと対峙する。[[アウルゲルミル]]を上回る性能とHP・[[EN回復]](大)にシュウの[[念動力]]Lv9が加わるため真の[[ラストボス]]に相応しい強さを持ち、4回の[[精神コマンド]]で毎回[[ド根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]辺りを使用し、後半にはさらに[[鉄壁]]やEN全回復まで加わるなどかなりキツい。その上防衛マップでもあるため、全速力で突っ込んでくる[[ゴーストX-9]]と長距離砲台兼[[援護]]付きの護衛でもある[[メカギルギルガン]]を捌きつつ'''更にグランゾンを倒した後に戦わなければならない'''という状況も厳しい。シュウに[[底力]]、[[ガッツ]]が無く、[[限界反応]]により回避が頭打ちで、護衛が復活しないのがせめてもの救いか。<br />
:ブラックホールクラスター、縮退砲も解放され火力、射程共に隙は無いが、燃費は悪いためガス欠で遠距離攻撃を封じるのは容易になった。ただし特殊能力とイベントの両方で回復するのであくまで一時的。なお[[マサキ・アンドー|マサキ]]には初回戦闘時にイベントと、止めを刺すと本来テキストだけのセリフが[[DVE]]になる演出がある。<br />
:縮退砲は威力5500と従来に比べ控え目で、射程なども含めアウルゲルミルのドグマブラスターとほぼ同じ性能に落ち着いている。過去作や最新作に至るまで全武装の戦闘演出が未だにグランゾンの戦闘アニメにちょっと手を加えただけか殆ど同じ物に対して、本作では珍しくノーマル状態のグランゾンとほぼ差別化されている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年3月のイベント「復讐が覆う宇宙」にて実装。SR・SSRファイターで共に大器型。<br />
:当然と言うべきか元々強力だった[[グランゾン]]から一回り以上強化されており、[[地獄王ゴードン]]に続く総合力4万越え。普段使いでは全域必殺の縮退砲に加えバリア貫通特効、分身無効、残りHPに応じて攻撃力上昇と総じてグランゾンより攻撃的になっている。オオチPが「過去最強レベル」、「ネオ・グランゾンを倒すにはネオ・グランゾンを!」と公言するのもやむなしの性能か<ref>http://dengekionline.com/elem/000/001/686/1686571/</ref>。<br />
:アリーナ性能がとにかく強く、前代未聞の'''EXアビリティフル装備'''(ただし、解放には4段階限界突破が必要)のほか常時ダメージ半減にダメージ100%カットバリアとやりたい放題。文字通り単機で戦況をひっくり返せるほどのポテンシャルを持つ。弱点は相手を最低1機は撃破しないと鈍足なことと、万一撃破されてしまうと味方が大幅弱体化してしまい詰み確定になること<ref>Ver.4.0アップデート後は該当アビリティの削除により解消済み。</ref>、回復封印などのステータス異常は防げないなど防御面に穴があることなど。なお前述のオオチPの発言と異なり、実際は直前に実装された[[トールギスIII]](ブラスター)が天敵となる。<ref>ネオ・グランゾン同士の殴り合いになると回転率の差で負けることもある。</ref>。<br />
:2019年10月のイベント「黒い魔装機神」の報酬ユニットでSSRディフェンダーが登場。<br />
:2020年11月の11月特別ガシャにて極型SSRファイターが追加。射撃属性ダメージを650%軽減するVアビリティ「ヴォルクルスの羈絏」により射撃系ユニットに対して非常に強く、特に前月に実装された[[イデオン]]にとっては、合計軽減がイデオンの軽減無効限界を超えるため軽減を貫通しきることができず、天敵ユニットとなっている。他方、タフネスを持たないため強力な軽減無効攻撃を持つ格闘系ユニット相手にはあっさり落とされる場合も。<br />
<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2024年3月開催の第18回制圧戦「ダークプリズン」報酬機体として参戦予定。<br />
<br />
=== [[魔装機神シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
:ナカグロ無しの「'''ネオグランゾン'''」表記。シナリオ「トライアングル・ラブ」をプレイできるルートを通っていれば、さらにその後にプレイできるシナリオ「再会、シュウ」でシュウがネオグランゾンを乗機として登場する。しかし次の最終シナリオ「邪神降臨」で[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]に操られて敵に回ってしまう。彼を[[説得]]しないとゲームクリアはできないので、[[マサキ・アンドー|マサキ]]が[[2回行動]]で2回説得しよう。後はネオグランゾンのブラックホールクラスターを[[真ナグツァート]]に当てれば、いよいよ本領発揮である。1機で容易にクリアできてしまう。なお、今作では機体性能をフル[[改造]]するとボーナスとして飛躍的に性能が向上する(顕著なのは[[HP]])が、ネオグランゾンは[[MG]](他作品で言う[[EN]])が'''一歩手前でカンストしてしまう'''ため、フル改造ボーナスは得られない(そんな必要もないほどの高いスペックではあるが)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}<br />
:基本的にリメイク前と同じだが、今回はフル改造ボーナスを得ることが可能。確かにそこまでする必要性はないのだが、[[移動力]]が3増えるのは美味しい(シュウの足並みが他の敵より早くなるという意味で)。なお、他のボーナスは[[HP]]アップ、[[装甲]]アップ、[[MG回復]]追加と、普通に優秀すぎるのだが、ネオグランゾンが優秀すぎて意味がない('''そもそもネオグランゾンは[[MG]]消費武器がないのでMG回復自体が無意味''')。<br />
:なお、続編の『魔装機神II』ではグランゾンが登場するが、ネオ・グランゾンは登場しない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE}}<br />
:創造神グラギオスによって、完全に削除しきれていなかったヴォルクルスの痕跡を復元・追跡され、力を奪われてしまった。仲間になるのはバゴニアルートのみで、[[HP]]こそ全味方機体中トップだが、実は[[装甲]]が非常に薄く([[グランヴェール]]や[[レオゲイラ]]程しかない)、参入直後のシナリオでは下手をすると[[ギンシャス]]の大群に蜂の巣にされて撃墜される可能性がある。「縮退砲」も[[武器]]の攻撃力だけで10,000に達するなどスペックは高いのだが、PN消費も3桁と極悪である(しかもこの「武器攻撃力」も実はコスモノヴァに負けている)。それでいて実のところはポゼッション魔装機神の必殺技と同程度か劣るくらいのダメージしかない。<br />
:敵としてはラングランルートで登場。HPはラスボスの3機体以外では唯一の6桁であり、必殺武器の気力制限もない。しかしPN消費は味方仕様と同じなのですぐに撃てなくなる。その上装甲がさらに薄くなり無改造状態の為、「[[魂]]」+フルチューンの「夢想千鳥舞」で一撃必殺が可能。隠しセリフ(とトロフィー「一撃入魂!」)を狙うならこれが最も確実と言える(キャンペーンマップ「最強とは」でも敵として登場するが、こちらはいわゆる[[ツメスパロボ]]タイプなのでその手を使えない)。本編では基本的に関わる機会は少ないが、キャンペーンマップ「逆襲のネオ・グランゾン」では思う存分堪能できる。クリアには多少の計画性が必要なので難易度は高め。なおこの話は本編において全く姿を見せないシュテドニアスルートとリンクしている。<br />
:本作で「異空間からバリオン創出ヘイロウを召喚して接続→各パーツが変容しネオ・グランゾンになる」という変形の詳細が判明した。詠唱も真言ではなく重力関連の原理解説となっているが、現時点では本作限定の描写。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}<br />
:ラングラン王都に出現した[[レヱゼンカヰム]]に戦いを挑むも、鉄砲玉として放たれたガリルナガンの保護(強奪)に切り替えた事で隙をつくり大破。修復を終えるまで封印される。<br />
:第37話で真言「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」を唱えて応現。以降、気力+30の加算で現れる「マハーカーラ」のコマンドを選択することで自在に応現可能。応現時の攻撃力は1.2倍ほど上昇し、剣の射程がさらにひとつ伸びる。その変形もマップクリアまで持続するが、何よりも大きいのは応現で大幅に上昇をみせる自軍最高のHPと装甲値だろう。隠し強化パーツ「マハーニルヴァーナ」を装備すれば変形に要する気力制限も消失する。欠点らしい欠点は「ディストリオンブレイク」が使用不可になることのみ。<br />
:ちなみに、「縮退砲」使用時のアニメーションは『DP』準拠になるよう変更されているが、その他の武装は全て三作目の流用である。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:『第3次』の流れを踏襲する形でOGシリーズに初登場。今回は「隠し」のボスではなく、最終シナリオのボスとして登場。[[ヴァルシオン改]]を倒すか、ネオ・グランゾンの[[HP]]を半分以下に減らすと縮退砲を解禁し、[[精神コマンド]]に[[必中]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]が掛かる。なお味方ユニットが囲むと[[マップ兵器]]グラビトロンカノンを4回使用するが、これは[[ひらめき]]でかわそう。<br />
:[[バリア貫通]]が当たり前になってしまったせいで'''[[歪曲フィールド]]が無用の長物と化している'''こともあり、ネオ・グランゾンの割には弱いという声もちらほら聞かれるが、仮にもラスボスだけあって火力は折り紙つき。縮退砲なぞ喰らった日には半端なユニットは消し飛ばされてしまうので、エースを選りすぐって畳み掛けるべし。<br />
:本作のネオ・グランゾンは運動性が'''125'''と高く、地形適応がSなこととサイズがMなこと、そしてシュウの天才技能も相まって回避性能も意外と高い。<br />
:またEXハードではシュウがエースボーナスを習得する関係で、歪曲フィールド無しでも異常なほど固くなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:序盤にマサキルートを通ると上記の「ラグナロク」の回想シーンでユニットアイコンでのみ登場する。本編での登場はないが、対ゼゼーナン戦でのシュウの戦闘前会話から、いつでも本機に変貌できる事が示唆されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ダークプリズン}}<br />
:グラフィックが書き直され、OG外伝に比べて頭身が少し高く、スマートになった。基本的には20話「ダークプリズン」と最終話「知られざる決戦」でのスポット参戦だが、EXと同様裏技で使えるようになる。普通にプレイするとグランゾンの改造を引き継いでの[[スポット参戦]]のみだが、フル改造ボーナスはビーム吸収以外引き継がない。また、この都合か20話後のグランゾンはそれ以前にフル改造ボーナスを取得していても未選択の状態になっている。<br />
:シュウがネオ・グランゾンの力を我が物にする経緯が描かれた為、メインシナリオ中において破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]、[[ゴライクンル]]の手先との決戦では強制的に本機になる(それ以外はグランゾンに戻る)。<br />
:機体性能は[[装甲]]がグランゾンのフル改造状態に匹敵するほど上昇するが、何故か[[運動性]]が低下。それ以外はグランゾンから一割増し程度の上昇で性能は意外と控えめだが、[[HP]]の改造タイプが大ボスクラスと同じものに設定されているために伸びが大きく、最終的には初期値の倍以上になる(無[[改造]]で7,500、10段階改造では15,500)。[[歪曲フィールド]]とシュウの対間接攻撃[[エースボーナス]]も相まって非常に強固。その上、火力とグラビトロンカノンの弾数が強化され、ディストリオンブレイクと入れ替わる形で追加された縮退砲はOG史上屈指の攻撃力を誇る(後述)。極め付けに[[BGM]]優先度もボスより高いと、まるでポゼッション機のような性能になった。<br />
:ただし、必殺技の燃費が悪いため、単機で強敵を撃破(または牽制して[[EN]]・弾切れを狙う)する場合は[[修理]]・[[補給]]によって歪曲フィールドを維持する必要がある。特に改造できない(フル改造ボーナスの[[ビーム吸収]]を追加できない)EXハードでのラスボス戦ではこれが重要になる。<br />
:ちなみに、[[サーヴァ・ヴォルクルス|宿敵]]及び[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]は、ネオ・グランゾンに丸投げして他は修理・補給に徹していればまず負けないという[[無双]]っぷりを発揮する(敵のスペックにも問題があるのだが)。[[底力]]を養成していれば修理の必要すらなくなる。寧ろ味方の性能もあまり高くないことと1機でも撃墜されたらゲームオーバーになる仕様上、特にラスボスはネオ・グランゾンに丸投げしないと'''逆に難易度が上がる'''。<br />
:裏技は2周目以降限定だが、使用すればEXハードでも常時に本機になり(この場合は最初から全武装が使用可能。使用できない機能があるということだが、おそらくゲートを展開させる機能のみ)、クリア後もスベシャルモードを解禁できる。無改造の火力でも反則的だが、射程距離の都合上反撃を受けざるを得ないクェパロク、エースボーナス効果で毎ターン「[[強襲]]」([[直撃]]で歪曲フィールドを無効化)を発動するキナハには要注意。また、改造ができないことから雑魚敵に対する防御面も意外と心許なく、下手に雑魚の群れに突っ込ませると魔装機神IIIよろしく蜂の巣にされる可能性が高いので注意。<br />
:ちなみに通常はグラビトロンカノンしか使用できなくなる第5話でも全武装が使用できるため、普通に戦闘が可能になる。<br />
:唯一グランゾンに劣るのが通常戦闘の速攻能力。ブラックホールクラスターは始動射程が1から3に減少、更にディストリオンブレイクも使用不可能になるため、裏技で使用すると思ったより雑魚戦に時間がかかる。その場合は弐式&プファイルIIIに露払いを任せるといいだろう。ただしこれは反撃戦法を主体にしている場合であり、グランゾンからグラビトロンカノンの弾数増加(4発)と攻撃力強化もあって、MAP兵器を使いながら進軍していくスタイルの場合は寧ろ対雑魚戦能力は強化されているとみることもできる。<br />
:今回はシナリオ上でもちゃんとネオ扱いなので、[[鋼龍戦隊]]や[[ラ・ギアス]]人の反応も一新され(当然のことながら、チカには初っ端からチート扱いされる)、通常はネオ・グランゾンがスポット参戦するステージの演出やセリフにも若干変更がある。鋼龍戦隊に合流する際もグランゾンに戻っていないため、'''第2次OGのストーリーにもネオ・グランゾンで参戦したことになる'''。<br />
:また、OG外伝では重力球生成時にせり出す胸部の球体は中心の1つのみだったが、本作から左右の二つもせり出し、合計3つになった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:今回は気力130以上で「[[マハーカーラ]]」コマンドが使用可能となり、条件解除次第ネオ・グランゾンへと変貌(応現)することが可能となった。<br />
:アニメーションはダークプリズンと同じだが、基本性能は[[EN]]と[[照準値]]が若干低下し更に改造による[[HP]]の異常な伸びが無くなった(10段階改造で10,500)。これによりフル改造時の耐久力は前作よりも低下した。<br />
:さすがに常時使用可能な機体に火力を与えるのはマズいと判断されたか縮退砲の攻撃力は基準値6500に落ち着き、他の武装の攻撃力も1割程低下。それでも単体攻撃力は自軍最強(次点は[[グランティード・ドラコデウス]]の「インフィニィ・キャリバー」[[フェステニア・ミューズ|テニア]]込み)ではあるが。また、地味に縮退砲の最小射程が2に改善されており、若干使いやすくなった(DP時は3)。<br />
:欠点はグランゾンからの据え置きの移動力5と、DPと同様にグランゾン時より下がる運動性、そしてEN消費武器の燃費の悪さか。幸いシュウは加速持ちなので移動力に関しては補強できるものの、素の状態では防御系の技能を持たず更に歪曲フィールドの消費ENも馬鹿にならないため、バリアが使えなくなるとそのまま撃墜される可能性もある。<br />
:ブラックホールクラスターの燃費の悪化やグラビトロンカノンの弾数が減少した関係でダークプリズン時以上に対雑魚戦には不向きとなっており、基本的に対ボス戦に特化した形態と言える。ネオ・グランゾンへ応現するとHP・EN・弾数が全快するため、雑魚戦はグランゾンに任せてしまおう。<br />
:本作では[[イラドーヤ・クジューア|パイロットこそ違うものの]]第4次以来となる[[バラン=シュナイル]]との直接対決も実現できるが、システムの違いもあって流石に瞬殺はできず、更に相当梃入れをしなければ一対一では少々分が悪い戦いとなる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]]<br />
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。搭乗者はグランゾンと同じくトキコ(財前時子)。<br />
:5話(=グランゾン登場後)から解禁される難易度MASTER限定の敵ユニットであり、ストーリー本編のボスながらVERY HARDでしか出ない[[ペルゼイン・リヒカイト]]、そして'''[[ケイサル・エフェス]]より格上扱い'''である。<br />
:なお『α外伝』や『OG外伝』のシュウと同様、トキコは何らかの枷を受けて敵対していたようだが、5・6・7話でのネオ・グランゾンを撃破するとそれぞれ1つ封印が解け、完全解放されたことで最終話でのケイサル・エフェスとの戦闘に加勢する。……のだが、その後にやはり難易度MASTERの敵ユニットとして立ち塞がる。これを改めて[[ダイゼンガー]]と[[アウセンザイター]]が退けることで、ようやく本作における全ての戦いに終止符が打たれることになる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器|必殺技]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;グランワームソード<br />
:専用の大剣。<br />
:*'''α外伝''':振るう剣の厚みが増している。<br />
:*'''OG''':演出の構成はグランゾンとほぼ同一。『DP』で入った変更は、「歪曲空間(ワームホール)展開時にある腕部の振動の減少」及び「拳を固めて剣の登場を待つ」というもの。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。斬撃の回数は全て控えめ。<br />
:<br />
;ワームスマッシャー<br />
:胸部装甲内部に内蔵された機関から光線を発射して攻撃する。最大65535の目標を同時に攻撃可能と言われており、掌から撒き散らした歪曲空間を利用しての[[オールレンジ攻撃]]および複数の目標に狙いを定めた同時攻撃を得意とする。<br />
:*'''α外伝''':鋭利な錐状の光線を連射する。手数の増加に加えSEの音質を変更。発射時の背景演出も変化(闇で包みこむ)しており、この演出はOGシリーズでも『DP』に混ぜられている。<br />
:*'''OG''':演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。三作目でやや独自の演出に構成(14個の歪曲空間とその渦に放つ14条の光線。光線の幅も厚みを増している)。<br />
:<br />
;グラビトロンカノン<br />
:[[マップ兵器]]。自機の周囲に高重力を発生させ圧殺する。演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一だが、最大3200Gの重力加速度を任意方向にかけることを可能とし、発生やその変更に3マイクロ秒しか要さないという。<br />
:稀に敵味方識別機能がつくこともあるが、基本は無差別である。<br />
;ネオグランビーム<br />
:「グランビーム」の強化版。元は『ヒーロー戦記』でグランゾンが使用した射撃武装で、『OGDP』に逆輸入された。発射口は額の角を飾る宝石。<br />
:ビーム属性であるため、「[[ビーム吸収]]」を持つ敵を相手にすると全く役に立たない。[[魔装機神シリーズ]]では未採用。<br />
;ビッグバンウェーブ<br />
:[[旧シリーズ]]のみに存在したマップ兵器。[[ディカステス]]や[[ヴァルシオン改]]の使用するものと同じ。グラビトロンカノンよりも広範囲攻撃できるが威力は下。<br />
:グラビトロンカノンがあるために不要と判断されたのか、それとも「[[インスペクター]]由来の技術」という設定の矛盾故か、[[第4次]]以降消滅。<br />
<br />
==== 必殺武器 ====<br />
;ブラックホールクラスター<br />
:胸部を解放してマイクロブラックホールを相手に放つ。演出の構成は[[グランゾン]]とほぼ同一。<br />
:*'''α外伝''':短時間で巨大なブラックホールの弾丸を形成する。グランゾンでは出来ないことの強調。ちなみに弾数とEN両方を消費する珍しい武装の1つ。<br />
:*'''OG''':αシリーズの演出を発展。『DP』で戦闘前会話の発生しない敵の撃墜に成功すると、BGMが1ループする間隔におさまる。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。<br />
:<br />
;縮退砲<br />
:ネオ・グランゾンの最強武器。バリオン創出ヘイロウから生み出された質量を縮退炉で核縮退させて生成した大型ブラックホールを発射する武装。高次元でブラックホールを生成する時に伴う超新星爆発のエネルギーを限定範囲に解放してダメージを与え、さらにブラックホールの重力で潮汐分裂させるという二段構えの攻撃原理となっている。<br />
:このときの縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼び、縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超すときに重力崩壊を始め、核融合の暴走を起こし膨大なエネルギーを発生させる(炭素爆燃型超新星)。「縮退砲」発射時に白色の光が目立つのはこのため。<br />
:*'''第3次''':記念すべき初披露作。当時のハード(SFC)としてみた場合、フェルミ縮退現象を上手く表現している。威力2500でプレイヤーの度肝を抜いた(この当時の武器攻撃力は計算式の都合上3桁が基本で、必殺武器が1500前後。ちなみにゲッタードラゴンの「シャインスパーク」が縮退砲と同じ2500)。<br />
:*'''EX''':'''攻撃力が18000になった。'''まごう事なき、SRW史上空前絶後の武器攻撃力が降臨したわけだが、システム上ダメージが9999でカンストするというしょうもないオチが付いたりもする。<br />
:*'''第4次''':'''ダメージカンストがなくなった'''。現状のスパロボのシステムほどのダメージは叩きださないとはいえ、EXから据え置きの攻撃力にフル改造を重ねた'''攻撃力19400'''を喰らえばどうなるかはお察し。<br />
:*'''α''':グランゾンの「試作型縮退砲」の完成型。<br />
:*'''OG''':外伝で御目見え。演出はαシリーズの発展系。『DP』で[[全体攻撃]]から単体攻撃に戻して演出を刷新。斜め十字に組んだ両腕を振り下ろして全機関(重力制御装置・羈絏・歪曲フィールド発生装置・縮退炉・エンジン・ヘイロウ)を稼働。ゲート(次元トンネル)を開閉して敵機を豪雨の降り注ぐ異空間に引きずり込んだ後、嵐と乱雲を呼ぶ低気圧すら切り裂くブラックホールの弾丸を投下する。発射時に挿入される神々しいシュウ('''雲の切れ間から降り注ぐ陽光と共に左手を差し伸べる''')のカットインが特徴的。また、ネオ・グランゾンが直立不動で上空に浮かび上がる姿やブラックホールを束ねるカットインなど[[天のゼオライマー|某冥王]]を意識したと思われる演出がある。攻撃力は初期状態で'''9000'''、フル改造で'''10600'''にもなり、OGシリーズで唯一単機で攻撃力5桁を達成している。<br />
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。三作目でややその演出を変更。両手の掌から投じた六つの重力球に胸部の砲撃(みっつの炉心から放射する白い縮退力の光線)を重ねて生み出したフェルミ縮退現象の弾丸を、そのまま光線で押し出して敵機に着弾させる。尾をひく白色彗星のような描写が特徴的で、「試作型縮退砲」を彷彿とさせる。<br />
:*'''POJ''':'''ここに来て弾数消費からプラーナ消費になった。'''<ref>MGは一切使わない。</ref>尤も、'''20発も撃てた事の方がおかしい'''ので仕方がないところだろう。これ以降の作品では基本的に味方という事もあってプラーナやMG/EN消費が基本となっている。<br />
:*'''COE''':完結作。三作目の演出を一部流用しつつ『DP』の演出を織り交ぜた(全機関最大出力→豪雨の降り注ぐ異空間→胸部の機関と両腕でブラックホール弾合成→DPの操者カットイン挿入→「縮退砲」発射)。そのため着弾前に切り貼りが目立つという意見もある。今回はプラーナの他にMGも消費する。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;バリオン創出ヘイロウ<br />
:背面にある巨大な金色の光輪を思わせる補助機構。「[[エーテル]]」の揺らぎから重粒子バリオンを創出、生成し莫大な出力と質量を得る。ブラックホールや「縮退砲」といった極大質量を扱う本機にとってはこの機構は欠かせない存在となっている。これによって、通常のグランゾンと比べて出力も桁違いなまでに向上している。<br />
;[[ヴォルクルスの羈絏|ヴォルクルスの<RUBY><RB>羈絏</RB><RT>きせつ</RT></ruby>]]<br />
:左右の肩部に搭載されたシステムで、[[マハーカーラ]]の中核。力の源であり、かつては自由を奪う拘束具だった。<br />
:OGDP以降はシステムを解析したシュウによって邪神からの干渉を受け付けずに力だけを引き出す事が可能になった。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[HP回復]](大~小)<br />
:媒体によって扱いが異なる。『OG外伝』では(小)を所持しているが『OGDP』では未所持のため、殴り合いになるといつか落とされる。回復は怠らないように。<br />
;[[EN回復]](大~小)/[[MG回復]](大~中)<br />
:媒体によって扱いが異なる。<br />
;[[歪曲フィールド]]<br />
:ダメージを半減させる[[バリア]]。発生源は肩アーマーの黄色いクリアパーツ。<br />
;[[グラビティ・ウォール]]<br />
:α(DC)並びに『α外伝』ハードルート最終話版で所持。グランゾンは後述の上位バリア[[グラビティ・テリトリー]]を装備しているのだが……。<br />
;[[グラビティ・テリトリー]]<br />
:重力波[[バリア]]。『α外伝』の初戦のみ所持。<br />
;[[フルブロック]]<br />
:全ての状態異常を無力化する。『OG外伝』のみ。<br />
;[[パイロットブロック]]<br />
:『OGDP』ではグランゾンと同じこちらに弱体化したが、そもそもR系[[特殊武器]]を多用する敵があまりいないので特に問題はない。<br />
;[[ビーム吸収]]<br />
:[[旧シリーズ]]の特殊能力。[[OGシリーズ]]ではカスタムボーナス送り。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:[[飛行]]可能。なお『OGDP』では'''機体の[[地形適応]]もオールS'''である。武装の方も縮退砲が適応オールSとなっており、[[S-アダプター]]無しで両方オールSを達成しているのは本当に反則極まりない(ちなみに他の武装はグランゾンから引き続き陸と宇宙のみS)。『OGMD』では機体・縮退砲共々空A海Aに弱体化した。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:『OGシリーズ』ではなぜか「M」のまま。クルセイド最新弾のデータは変わらず「L」であるため、単なるミスだろう。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;HP+3000、移動力+3、装甲+300、MG回復+30<br />
:[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]でのボーナス。ただし、SFC版ではMGがカンストしているためフル改造が出来ない。<br />
;[[ビーム吸収]]<br />
:[[OGシリーズ]]でのボーナス。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
; 「ARMAGEDDON」/「ネオ・グランゾン」<br />
: [[旧シリーズ]]における『第3次』以降のラストボスの[[BGM]]テーマ。『EX』『第4次(S)』のみ「ネオ・グランゾン」という曲名で収録されている。<br />
: 初出である『第3次』では「ARMAGEDDON」の曲名だが、続く『EX』では世界観に合わせ殆どのオリジナルBGMの曲名が変更され、本BGMも「ネオ・グランゾン」となった。<br />
: その後『F』で「ARMAGEDDON」に戻ったが、経緯が複雑なためか、「元々はネオ・グランゾンという曲名だが後にARMAGEDDONに変更された」と誤解している声も見受けられる。<br />
: 『X-Ω』でもイベント「復讐が覆う宇宙」限定で流れる。<br />
; 「ダークプリズン」<br />
: 『[[LOE]]』より[[シュウ・シラカワ]]の専用BGMが生まれた。<br />
; 「Rocks(Ver.OG)」<br />
: 『OG外伝』ではHP50%以下になると、このBGMになる。『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』テーマソング「Rocks」のアレンジ。<br />
; 「ダークプリズン(Ver.OGDP)」<br />
: 『OGDP』における専用BGMで、同作では優先度が最も高い曲に設定されている。「ダークプリズン」のアレンジ。『COE』でもネオ・グランゾンになるとこの曲に切り替わる。<br />
: 『OGMD』では優先度が普通になったため、'''デフォルト設定かつパイロット優先になっていると普通のダークプリズンのままになる'''。気になる方は機体優先に設定する、またはいっそシュウのBGMをこっちに変更してしまうとよい。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;真の蒼き魔神<br />
:第3次・α外伝・OG外伝最終話より。数々の激闘を制した主人公たちの前に、最後の敵が立ちはだかる。重力を操る蒼き魔神――――その操者たるシュウによって変貌を遂げたその姿は、黄金の光背を背負う威容。蒼き魔神の真の姿にして、異界の邪神の顕現たるネオ・グランゾンが、全てを神々の黄昏「ラグナロク」へ導くためにその牙を剥く。<br />
;甦る蒼き魔神<br />
:OGDP第20話より。サーヴァ・ヴォルクルスを打倒すべく、ルオゾールを生贄に復活の儀式を実行したシュウ達だが、操られたサフィーネの解放に時間を取られている間に邪神の本体が回復。甦った力を以ってヴォルクルスが支配を向けたのは、かつての下僕であったシュウとグランゾン。だが、邪神の力を受けて変貌したその姿――――ネオ・グランゾンは、その力の源たる邪神の意に従わなかった。契約の記憶を失っていたシュウは既に邪神の支配を離れており、それは彼の半身たるグランゾンも同様であったのだ。<br />
:どのような世界においても、シュウを支配できる者も、縛れる者も存在しない。いるとすればそれはただ一人、シュウ自身に他ならない。邪神によって落とされた闇の牢獄を脱し真の自由を取り戻すべく、蒼き魔神が破壊神に襲い掛かる。やられたら後悔するまでやり返す。自由を何よりも愛するシュウの心は、神の思惑すらも超えるのだった。自分を思い通りにできるのは自分だけ。邪神が消え行く前にこの言葉を呪詛のように紡ぎ、ここに復讐は完了したのだった。<br />
;知られざる決戦<br />
:OGDP最終話より。[[鋼龍戦隊]]に合流して、共に様々な強敵との連戦の末、ようやく[[封印戦争]]の元凶との決着をつけたシュウ、モニカ、サフィーネ。事を終えた一行が速やかに向かった先は、セレーナ、アルバーダ、そしてテリウスが戦っている知られざる戦場であった。そこにいたのはゾヴォークの戦争商人ゴライクンルの一人、[[クェパロク・ナーモ]]が座乗する[[ウユダーロ級制圧砲艦|メッケンノーザ]]。本来ならば、鋼龍戦隊に連絡して救援を要請することもできただろう。しかしマサキが「正直言って疲れた」と語っていた通り、[[ペルフェクティオ|破滅の王]]、[[AI1]]、[[孫光龍|四龍の長]]、[[ナシム・ガンエデン|人造神]]、[[ユーゼス・ゴッツォ|全能なる調停者]]……かつてない強敵との連戦に次ぐ連戦により疲弊していた鋼龍戦隊には戦える力は残っておらず、これ以上負担をかけられないことはシュウもわかっていた。ゲストの指揮官3人が共闘しているとはいえ、それでも戦力差は圧倒的。ならば、それを一瞬で覆す「切り札」を切るのみ。彼らの目の前で、グランゾンは再び変貌を遂げる。その「切り札」こそ、ラ・ギアスの恐怖の化身「ネオ・グランゾン」だった。再び顕現した蒼き魔神……異星人から地球を護るために造られた真なる武装機甲士を駆るシュウは'''「あなた達にもう勝ち目はなくなりました」'''と断言し、ネオ・グランゾンによる蹂躙を始める。ブラックホールクラスターをはるかに超える威力を持つ武装「縮退砲」――宇宙崩壊に等しい威力を持つ究極武装の前では、物量は最早無意味であった。メッケンノーザが悲鳴と共に爆散した後、知られざる決戦は静かに幕を閉じるのだった……。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[グランゾン]]<br />
:本機体の仮の姿。<br />
;[[サーヴァ・ヴォルクルス]]<br />
:本機を呪縛していた存在。この縛めから逃れるためにシュウは肩の「ヴォルクルスの<RUBY><RB>羈絏</RB><RT>きせつ</RT></ruby>」を解析したという。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*EXのネオ・グランゾン出現コマンドは、後に『[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]』でサウンドモード出現コマンドとして、『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』では最初からネオ・グランゾンが使用可能になるコマンドとして採用されている(ただしOG2では2周目以降のデータ、OGDPでは本編を1度クリアしたデータがある事が条件)。OG2ではマップ上のシステム設定画面で「↓↑←→LR」、OGDPではタイトル画面で「↓↑←→L1R1」と入力する必要がある。<br />
*アニメ『デュアル! ぱられルンルン物語』の主人公の後継機「ZINV」は、『デュアル!』制作スタッフが「ネオ・グランゾン超えるロボ作ろうぜ!」と言った結果、やばいほど強くなった(それでも[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]と同等)とのこと。<br />
*変身時にシュウが唱える「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」は大自在天の真言。大自在天はヒンドゥー教のシヴァ神を仏教に取り入れたもの。つまり破壊神シヴァ=破壊神ヴォルクルスへの呪文。シュウを演じる子安武人が、出世作「天空戦記シュラト」にて演じた夜叉王ガイの真言でもある。<br />
*仏教におけるマハーカーラは、七福神の1人で食物・財福を司る「'''大黒天'''」とされている。確かにプレイヤーがネオ・グランゾンを使う分には多大な成果をもたらしてくれるので間違ってはいない。また、大黒天は日本神話の「大国主」と習合されており、破壊神らしからぬ加護は大国主由来のものである(ちなみに大国主は'''一度殺されて蘇った'''という伝説を持つ)。<br />
*『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』の「[[ロボット大図鑑]]」では、シュウはマハーカーラを「ブラックホールを操る機体(グランゾン)に相応しい名前だと思いませんか」と語って周囲を煙に巻いていた事が記載されている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B009GCQNLS</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[http://www.1999.co.jp/10201052 ネオ・グランゾン(プラモデル)]<br />
<br />
{{魔装機神シリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ねお くらんそん}}<br />
[[Category:登場メカな行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカな行]]<br />
[[Category:魔装機神シリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:魔装機神シリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=476184
ダブルオーライザー
2024-03-22T23:56:29Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::00 Raiser]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/02a.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 第4世代ガンダム([[モビルスーツ]])<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::75.1 t]](オーライザー含む)<br />
| 動力・推進機関 = [[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]])<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = <br />
;【メインパイロット】<br />
:[[パイロット::刹那・F・セイエイ]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::沙慈・クロスロード]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(オーライザー)<br />
| 分類 = [[分類::支援機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::GNR-010]]<br />
| 全長 = [[全長::17.6 m]]<br />
| 全高 = 2.5 m<br />
| 全幅 = 11.2 m<br />
| 重量 = [[重量::20.2 t]]<br />
| 動力・推進機関 = [[動力::GNコンデンサー]]<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = [[パイロット::沙慈・クロスロード]]、[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
'''ダブルオーライザー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]であり、同作第2期の主役メカの強化形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ダブルオーガンダム]]がオーライザーと[[合体]]した形態。オーライザーに搭載されている「ライザーシステム」での制御により不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。<br />
<br />
さらに[[トランザム]]もオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大な[[ビームサーベル]]であるライザーソードや自分を[[分身|量子化]]して[[テレポート]]する等もはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がないが、ライザーシステムは使用できない。<br />
<br />
トランザム発動時は「'''トランザムライザー'''」と呼称される。トランザムを発動すると、自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、[[ニュータイプ|人工的に人々が交信しあう空間を作り出す]]のだが、その空間内で交信しあった人物は'''全員全裸になる''')、その大量の純正[[GN粒子]]で搭乗者を「真の[[イノベイター]]」に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)等、本機の真の目的は戦闘ではなかった。すなわち、ダブルオーライザーは[[ELS|「来るべき対話」]]に備えて準備をするための機体だったのである。<br />
<br />
ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に大破してしまうが、後に改修されることとなる。詳しくは、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の頁を参照のこと。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;[[ダブルオーガンダム]]<br />
:本体を構成。<br />
;オーライザー<br />
:[[ダブルオーガンダム]]の[[ツインドライヴシステム]]を安定稼動させるために作られた支援機。背部に合体する。<br />
:当初は[[ラッセ・アイオン]]が搭乗予定だったが、偶発的に[[沙慈・クロスロード]]が搭乗することとなった。<br />
:支援機であるため一応単独でも戦闘は可能だが、機体制御諸々は赤ハロが一手に担っており、戦闘経験が無い沙慈は合体状態でのツインドライヴシステムの制御を担当している。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;[[GUNDAM:ダブルオーザンライザー|ダブルオーザンライザー]](SRW未登場)<br />
:[[MSV]]たる公式外伝作品『機動戦士ガンダム00V』に登場。ザンユニットを搭載したオーライザーとの合体形態。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。今回はなんと[[ウイングガンダムゼロ]]と兄弟機の関係にあるという設定。第29話「戦士達の叫び」で加入。武装追加・[[MAP兵器]]追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。<br />
:機体性能・最大火力も味方ユニット中トップクラス。ただし、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]および[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の両名とも[[加速]]を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、[[強化パーツ]]か[[特殊技能]]でフォローしたいところ。<br />
:余談だが、[[黒の騎士団]]ルートを通った場合、第57話「ネクスト・フロンティア」で一時的にノーマルの[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]に戻る。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:[[劇中劇]]『[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|ソレスタルビーイング]]』の再現として、ユニットアイコンのみ登場。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:第36話「未来への鎮魂歌」でオーライザーが救援に駆けつけ、ダブルオーガンダムと合体してダブルオーライザーになる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:第5章にて沙慈が運んでくる。[[分身|量子化]]がLv制になって効果が高まっており、初期状態は4段階[[改造]]で加入するためLv4(気力144以上の時発動率52%)、最大のLv9まで改造すると[[気力]]130以上のとき発動率72%にも達する。こうなると元々の回避の高さも相まって、被弾すること自体が稀になる。<br />
:本作はフル改造ボーナスに「CT補正・ダメージ+50%」があるので、火力を求めるならこのボーナスをつけることになるだろう。[[EN回復]]があるとはいえ無消費武器がまったくないので、敵陣に単騎突入して[[無双]]するとガス欠を起こしがち。「武器消費EN-50%」をつけるのも手である。ただ、今回のフル改造ボーナスはインターミッションでなら何度でも変更可能なので、面倒でなければ状況に応じて使い分けることも可能。<br />
:余談だが、本作は武装としてのライザーソードが無い。そのため、火力の面では他作品の主役機に劣る。もっとも、この強さで更なる火力まであってはゲームバランス的に問題があるためか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年6月のイベント「あるべき世界」にてGNソードII装備版が実装。SR・SSRシューターでSSRは大器型。どちらも短距離型で、射程が短く攻撃速度が速い。アビリティのGNフィールドとツインドライヴで攻守両面が強化されるほか、通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇というコンボにより数値よりも火力は高い。反面範囲型の必殺スキルを持たず殲滅力はあまりない。どちらかというとボス戦向き。<br />
:また、2016年12月のニューカマーガシャではGNソードIII装備版が登場。レアリティSSRのアタッカー。こちらも大器で、作品史上初となる同一機体で2種類の大器が存在する機体となった。通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇の部分は変わらないが、こちらは敵を撃破する毎に攻撃力が増していくほか、量子化による分身を持つ。必殺スキルは直線貫通型のトランザムライザーソードを持ち、シューターに比べ殲滅力は高い。その代わりバリアのGNフィールドがなくなっているため打たれ弱くなっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part11から追加参戦が予告されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;GNソードII<br />
:長剣状の多機能武器。左右腰にマウント。2nd第22話における[[スサノオ]]との決戦で失っている。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のみ装備。<br />
:;GNソードII(ソードモード)<br />
::基本の剣形態。[[GN粒子]]が付着されており、[[GNフィールド]]の貫通も可能。ビームライフル口からビーム刃を発生させたり、持ち手同士を接続して「GNツインランス」とすることもできる。<br />
:;GNソードII(ライフルモード)<br />
::刀身を横にした銃形態。通常の射撃の他にもビームバルカンモードや、高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。<br />
::『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。『OE』ではオミット。<br />
:<br />
;GNビームサーベル<br />
:両腰に装備されている。劇中では一度しか使用していない(詳しくは、[[#余談|余談]]を参照)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では[[ヒット&アウェイ]]特性。<br />
:;GNビームダガー<br />
::出力調整して刀身を短くした形態。主に投擲用。<br />
:<br />
;GNソードIII<br />
:ライザーソードの出力に対応するため、新たに設計された武装。2nd第22話から喪失したGNソードIIに代わって装備している。<br />
:[[ガンダムエクシア]]のGNソードに近い形状の大型武器であり、ライフルモードおよびソードモードの切り替えは健在であり、さらにビームの威力や斬れ味も向上している。<br />
:『第2次Z再世篇』ではライザーソードでのみ使用。『OE』では最初からこちらになっている。『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
:;GNソードIII(ソードモード)<br />
::ブレード部分を前面に展開させた剣形態。<br />
::『OE』では[[押出]]、[[バリア貫通]]特性。<br />
:;GNソードIII(ライフルモード)<br />
::ブレード部分を後方に設置させた銃形態。3門の銃口からビームが発射され、収束や拡散、連射のモード変更が可能。<br />
::SRWでは『OE』で使用可能で[[ビーム兵器]]特性。<br />
:<br />
;GNビームマシンガン<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[対空]]、[[ビーム兵器]]特性。<br />
;GNマイクロミサイル<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[曲射]]特性。『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:[[GN粒子]]を用いたバリア。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;トランザムバースト<br />
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波と[[ツインドライヴシステム]]を連動させることで高純度の[[GN粒子]]を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに[[医療・病障害 #西暦作品|細胞障害]]を負っていた[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]、瀕死状態だった[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また、高純度の粒子を拡散させるため、[[デカルト・シャーマン|その光を見た者]]を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に[[覚醒]]させることもある。<br />
:ちなみに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''「ト裸ンザム」'''という[[俗語・俗称|造語]]が生まれた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも終盤で発動し、[[バジュラ #V型感染症|V型感染症]]に掛かった[[シェリル・ノーム|シェリル]]、細胞老化に蝕まれた[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を治癒させる活躍を見せた。'''厳密にいうとこのシステムで回復するのは「擬似GN粒子による細胞障害」なのだが、『第2次Z再世篇』では効能が広くなっている'''。ただし、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|次作]]で判明するのだが[[フィアナ]]の寿命は治癒できておらず、(メタ的な都合もあったのだろうが)何でも治癒できるものではなかったようである。<br />
;量子化<br />
:'''「粒子化」ではない'''。トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。<br />
:[[テレポート]]の一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折(と言うか半ば偶発的に)使っていた。<br />
:SRWでは[[分身]]として(『OE』ではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;GNシールド<br />
:GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。<br />
:本形態になってからは使わなくなったためか、『第2次Z再世篇』や『OE』では装備されていない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;[[トランザム]]発動<br />
:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常版と[[突破攻撃]]版の二種類があるが、通常版は〆にライザーソードを使用するためか突破攻撃版より必要気力が高い。また、通常版はエスケープ、ガードアーム。突破攻撃版は連続突破特性。<br />
;ライザーソード<br />
:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のため、[[オーライザー]]にもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが、消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。<br />
:当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードIIIが作られることになった。実際、GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している(それでも消耗は多いため、気軽には使えないが)。ちなみに、元ネタは「[[イデオン|イデオンソード]]」であるらしい。<br />
:なお、どう見ても[[戦略・戦術兵器]]に値するためか原作ではMS、MAとの一対一の対決では使用されていない。エンブラスを撃墜したのはあくまで'''メメントモリ2号機破壊のついで'''である。<br />
:『第2次Z再世篇』では最初からGNソードIIIを使う。使用時のライザーシステム発動のモニターのカットインの直後に、両横腰スカートからソードIIが消える演出がある。<br />
:『OE』では、上述のようにトランザム発動に組み込まれているため、単独武装としてはオミット。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。<br />
;GNソードII・ライフルモード(連射)<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。SSRシュータータイプが装備。<br />
;GNソードIII(突撃)<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。アタッカータイプが装備。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
;[[EN回復]](小)、EN回復<br />
:GNドライヴの恩恵でエネルギーが回復する。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではLv制で、防御選択時にENを5消費して一定ダメージを軽減。<br />
;量子化<br />
:『OE』で実装。気力が一定値以上で敵の攻撃を一定の確率で完全回避。レベルによって必要気力低下並びに発動確率が上昇し、最大レベルでは'''72%の確率で完全回避する'''。<br />
:;[[分身]]<br />
::気力130以上で発動、敵の攻撃を50%の確率で完全回避。量子化による攻撃回避を再現したもの。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;全ての格闘武器の攻撃力+400<br />
:破格のボーナス。トランザムが強化される点が一番大きい。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「儚くも永久のカナシ」<br />
:2nd前期OPテーマ。<br />
;「FIGHT」<br />
:トランザム使用時の曲。<br />
;「TRANS-AM RAISER」<br />
:ライザーソード使用時の曲。<br />
:ダブルオーライザーを象徴するといっても過言ではない名曲。<br />
;「00 GUNDAM」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でトランザム発動のBGMに採用。<br />
<br />
== 対決・名場面==<br />
;起動試験<br />
:2nd第10話より。ラボでの稼働試験にて凄まじいまでの粒子量を発生させ、[[ソーマ・ピーリス|マリー]]が[[宇宙]]に所在する[[ソレスタルビーイング]]の基地から何万kmも離れている[[地球]]での異変に気付き、さらに消滅したはずの[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]が一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果の一つである「癒す力」の一端を見せていた。ちなみに、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。<br />
;ダブルオーライザー初登場<br />
:2nd第11話および2nd第12話より。[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から沙慈がオーライザーを託され、そして[[合体]]。直後その圧倒的な機動性で[[バラック・ジニン|ジニン]]が乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。<br />
;対[[アルケーガンダム]]<br />
:2nd第14話より。戦闘前に[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に銃撃されて、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。<br />
:余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかった[[カタロン]]の航空機を人質にとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だった[[マリナ・イスマイール|が…]]。<br />
;対[[マスラオ]]<br />
:2nd第16話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]周辺で待ち構えていた[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と対峙。相手の[[トランザム]]に驚愕するも、負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。<br />
;メメントモリ破壊<br />
:2nd第17話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]を破壊せんとする衛星兵器[[メメントモリ]]2号機を止めるため出撃。[[エンプラス]]の電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大な[[ビームサーベル]]に多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗した。<br />
;対[[スサノオ]]<br />
:2nd第21話および2nd第22話より。[[コロニー]]「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。<br />
;BEYOND<br />
:2nd第24話の最終決戦より。ガデッサと[[ヒリング・ケア専用ガラッゾ|ガラッゾ]]との2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。<br />
:命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーライザーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見た[[マリナ・イスマイール|マリナ]]は'''「刹那の命の輝き」'''と評した。直後ガデッサとガラッゾを吹き飛ばし、[[イノベイド]]達の脳量子波が乱した。そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる[[奇跡]]が起こる。刹那は純粋種、いわゆる「真の[[イノベイター]]」へと革新を遂げるのであった。マガジンZ版(田口央斗氏の[[漫画|漫画版]])では'''[[地球]]の人達からも[[GN粒子]]の光が見えていた'''シーンがある。<br />
;対[[リボーンズガンダム]]<br />
:最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。<br />
:最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、ダブルオーライザーの左肩部分に搭載している[[GNドライヴ]]を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に奪われてしまう。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは…]]。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;革新の扉<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でのダブルオーライザー初登場シナリオである第29話「戦士たちの叫び」より。<br />
:アザディスタン王国を襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。二人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。そんなアザティスタン王国が焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば二人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />
:その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。<br />
:そして、自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。<br />
;狙撃、その照準は<br />
:『第2次Z再世篇』第34話[[宇宙]]ルート「白い牙」より。ブレイク・ピラー事件の後、地上に降りた[[ZEXIS]]宇宙部隊は決起した[[ホワイトファング]]、そして離反した[[アニュー・リターナー|アニュー]]と戦っていた。<br />
:奪還を諦めない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]は離脱を図る[[ガッデス (00)|ガッデス]]に追いすがり、必死にアニューを[[説得]]する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]が脳量子波によるハッキングでアニューを操り、[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を撃墜にかかる。<br />
:それを防いだのは、後方からダブルオーライザーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコックピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言こう答える。'''「[[狙撃]]のコツは、あの男に教えてもらった」'''と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういない[[ロックオン・ストラトス|もう一人のロックオン]]だった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]<br />
:劇場版でのダブルオーライザーの姿。[[GNドライヴ]]が粒子貯蔵タンクに置き換えられている。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ダブルオークアンタ]]<br />
:[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるダブルオーライザーの後継機。<br />
;[[リボーンズガンダム]]<br />
:もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]であるものの完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。<br />
<br />
=== スパロボでの関連機 ===<br />
;[[YF-29 デュランダル]]<br />
:本機と同じく「対話を行うための機体」。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ダブルオーガンダムと同様、[[ビームサーベル]]を一度だけしか使用していない。<br />
**唯一ビームサーベルを使用した例は、2nd第22話における[[スサノオ]]との戦闘で二振りのGNビームサーベルをスサノオの両腕に突き刺した場面である。<br />
**ただし、ライザーソードは巨大なビームサーベルなので、結果として「ビームサーベルが[[必殺武器]]になった」と言えなくもない。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001P4DFIY</amazon><amazon>B002NE792I</amazon><amazon>B001UL7SUI</amazon><amazon>B00T41F4IO</amazon><amazon>B001GXSMUA</amazon><amazon>B0024MN61M</amazon><amazon>B004PEIB2G</amazon><amazon>B002NE7964</amazon><amazon>B001R2IQSI</amazon><br />
*フィギュア等<br />
<amazon>B001GXSMRS</amazon><amazon>B001GXSMVY</amazon><amazon>B00E9AR09G</amazon><amazon>B00U5JZDY4</amazon><amazon>4798602752</amazon><amazon>B01N5M8ZMI</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ダブルオーライザー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:たふるおおらいさあ}}<br />
[[Category:登場メカた行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム00]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=476183
ダブルオーライザー
2024-03-22T23:56:17Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::00 Raiser]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/02a.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 第4世代ガンダム([[モビルスーツ]])<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::75.1 t]](オーライザー含む)<br />
| 動力・推進機関 = [[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]])<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = <br />
;【メインパイロット】<br />
:[[パイロット::刹那・F・セイエイ]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::沙慈・クロスロード]]<br />
;【ドライヴ制御】<br />
:[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(オーライザー)<br />
| 分類 = [[分類::支援機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::GNR-010]]<br />
| 全長 = [[全長::17.6 m]]<br />
| 全高 = 2.5 m<br />
| 全幅 = 11.2 m<br />
| 重量 = [[重量::20.2 t]]<br />
| 動力・推進機関 = [[動力::GNコンデンサー]]<br />
| エネルギー = [[GN粒子]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]<br />
| 開発者 = [[開発::イアン・ヴァスティ]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}<br />
| パイロット = [[パイロット::沙慈・クロスロード]]、[[パイロット::ハロ|赤ハロ]](サポート)<br />
}}<br />
'''ダブルオーライザー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]であり、同作第2期の主役メカの強化形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ダブルオーガンダム]]がオーライザーと[[合体]]した形態。オーライザーに搭載されている「ライザーシステム」での制御により不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。<br />
<br />
さらに[[トランザム]]もオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大な[[ビームサーベル]]であるライザーソードや自分を[[分身|量子化]]して[[テレポート]]する等もはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がないが、ライザーシステムは使用できない。<br />
<br />
トランザム発動時は「'''トランザムライザー'''」と呼称される。トランザムを発動すると、自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、[[ニュータイプ|人工的に人々が交信しあう空間を作り出す]]のだが、その空間内で交信しあった人物は'''全員全裸になる''')、その大量の純正[[GN粒子]]で搭乗者を「真の[[イノベイター]]」に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)等、本機の真の目的は戦闘ではなかった。すなわち、ダブルオーライザーは[[ELS|「来るべき対話」]]に備えて準備をするための機体だったのである。<br />
<br />
ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に大破してしまうが、後に改修されることとなる。詳しくは、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の頁を参照のこと。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;[[ダブルオーガンダム]]<br />
:本体を構成。<br />
;オーライザー<br />
:[[ダブルオーガンダム]]の[[ツインドライヴシステム]]を安定稼動させるために作られた支援機。背部に合体する。<br />
:当初は[[ラッセ・アイオン]]が搭乗予定だったが、偶発的に[[沙慈・クロスロード]]が搭乗することとなった。<br />
:支援機であるため一応単独でも戦闘は可能だが、機体制御諸々は赤ハロが一手に担っており、戦闘経験が無い沙慈は合体状態でのツインドライヴシステムの制御を担当している。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;[[GUNDAM:ダブルオーザンライザー|ダブルオーザンライザー]](SRW未登場)<br />
:[[MSV]]たる公式外伝作品『機動戦士ガンダム00V』に登場。ザンユニットを搭載したオーライザーとの合体形態。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。今回はなんと[[ウイングガンダムゼロ]]と兄弟機の関係にあるという設定。第29話「戦士達の叫び」で加入。武装追加・[[MAP兵器]]追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。<br />
:機体性能・最大火力も味方ユニット中トップクラス。ただし、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]および[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の両名とも[[加速]]を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、[[強化パーツ]]か[[特殊技能]]でフォローしたいところ。<br />
:余談だが、[[黒の騎士団]]ルートを通った場合、第57話「ネクスト・フロンティア」で一時的にノーマルの[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]に戻る。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:[[劇中劇]]『[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|ソレスタルビーイング]]』の再現として、ユニットアイコンのみ登場。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:第36話「未来への鎮魂歌」でオーライザーが救援に駆けつけ、ダブルオーガンダムと合体してダブルオーライザーになる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:第5章にて沙慈が運んでくる。[[分身|量子化]]がLv制になって効果が高まっており、初期状態は4段階[[改造]]で加入するためLv4(気力144以上の時発動率52%)、最大のLv9まで改造すると[[気力]]130以上のとき発動率72%にも達する。こうなると元々の回避の高さも相まって、被弾すること自体が稀になる。<br />
:本作はフル改造ボーナスに「CT補正・ダメージ+50%」があるので、火力を求めるならこのボーナスをつけることになるだろう。[[EN回復]]があるとはいえ無消費武器がまったくないので、敵陣に単騎突入して[[無双]]するとガス欠を起こしがち。「武器消費EN-50%」をつけるのも手である。ただ、今回のフル改造ボーナスはインターミッションでなら何度でも変更可能なので、面倒でなければ状況に応じて使い分けることも可能。<br />
:余談だが、本作は武装としてのライザーソードが無い。そのため、火力の面では他作品の主役機に劣る。もっとも、この強さで更なる火力まであってはゲームバランス的に問題があるためか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年6月のイベント「あるべき世界」にてGNソードII装備版が実装。SR・SSRシューターでSSRは大器型。どちらも短距離型で、射程が短く攻撃速度が速い。アビリティのGNフィールドとツインドライヴで攻守両面が強化されるほか、通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇というコンボにより数値よりも火力は高い。反面範囲型の必殺スキルを持たず殲滅力はあまりない。どちらかというとボス戦向き。<br />
:また、2016年12月のニューカマーガシャではGNソードIII装備版が登場。レアリティSSRのアタッカー。こちらも大器で、作品史上初となる同一機体で2種類の大器が存在する機体となった。通常攻撃にスタン付与、状態異常の敵にダメージ上昇の部分は変わらないが、こちらは敵を撃破する毎に攻撃力が増していくほか、量子化による分身を持つ。必殺スキルは直線貫通型のトランザムライザーソードを持ち、シューターに比べ殲滅力は高い。その代わりバリアのGNフィールドがなくなっているため打たれ弱くなっている。<br />
<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part11から追加参戦が予告されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;GNソードII<br />
:長剣状の多機能武器。左右腰にマウント。2nd第22話における[[スサノオ]]との決戦で失っている。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のみ装備。<br />
:;GNソードII(ソードモード)<br />
::基本の剣形態。[[GN粒子]]が付着されており、[[GNフィールド]]の貫通も可能。ビームライフル口からビーム刃を発生させたり、持ち手同士を接続して「GNツインランス」とすることもできる。<br />
:;GNソードII(ライフルモード)<br />
::刀身を横にした銃形態。通常の射撃の他にもビームバルカンモードや、高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。<br />
::『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。『OE』ではオミット。<br />
:<br />
;GNビームサーベル<br />
:両腰に装備されている。劇中では一度しか使用していない(詳しくは、[[#余談|余談]]を参照)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では[[ヒット&アウェイ]]特性。<br />
:;GNビームダガー<br />
::出力調整して刀身を短くした形態。主に投擲用。<br />
:<br />
;GNソードIII<br />
:ライザーソードの出力に対応するため、新たに設計された武装。2nd第22話から喪失したGNソードIIに代わって装備している。<br />
:[[ガンダムエクシア]]のGNソードに近い形状の大型武器であり、ライフルモードおよびソードモードの切り替えは健在であり、さらにビームの威力や斬れ味も向上している。<br />
:『第2次Z再世篇』ではライザーソードでのみ使用。『OE』では最初からこちらになっている。『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
:;GNソードIII(ソードモード)<br />
::ブレード部分を前面に展開させた剣形態。<br />
::『OE』では[[押出]]、[[バリア貫通]]特性。<br />
:;GNソードIII(ライフルモード)<br />
::ブレード部分を後方に設置させた銃形態。3門の銃口からビームが発射され、収束や拡散、連射のモード変更が可能。<br />
::SRWでは『OE』で使用可能で[[ビーム兵器]]特性。<br />
:<br />
;GNビームマシンガン<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[対空]]、[[ビーム兵器]]特性。<br />
;GNマイクロミサイル<br />
:オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。<br />
:『OE』では[[曲射]]特性。『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:[[GN粒子]]を用いたバリア。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;トランザムバースト<br />
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波と[[ツインドライヴシステム]]を連動させることで高純度の[[GN粒子]]を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに[[医療・病障害 #西暦作品|細胞障害]]を負っていた[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]、瀕死状態だった[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また、高純度の粒子を拡散させるため、[[デカルト・シャーマン|その光を見た者]]を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に[[覚醒]]させることもある。<br />
:ちなみに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''「ト裸ンザム」'''という[[俗語・俗称|造語]]が生まれた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも終盤で発動し、[[バジュラ #V型感染症|V型感染症]]に掛かった[[シェリル・ノーム|シェリル]]、細胞老化に蝕まれた[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を治癒させる活躍を見せた。'''厳密にいうとこのシステムで回復するのは「擬似GN粒子による細胞障害」なのだが、『第2次Z再世篇』では効能が広くなっている'''。ただし、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|次作]]で判明するのだが[[フィアナ]]の寿命は治癒できておらず、(メタ的な都合もあったのだろうが)何でも治癒できるものではなかったようである。<br />
;量子化<br />
:'''「粒子化」ではない'''。トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。<br />
:[[テレポート]]の一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折(と言うか半ば偶発的に)使っていた。<br />
:SRWでは[[分身]]として(『OE』ではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;GNシールド<br />
:GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。<br />
:本形態になってからは使わなくなったためか、『第2次Z再世篇』や『OE』では装備されていない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;[[トランザム]]発動<br />
:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常版と[[突破攻撃]]版の二種類があるが、通常版は〆にライザーソードを使用するためか突破攻撃版より必要気力が高い。また、通常版はエスケープ、ガードアーム。突破攻撃版は連続突破特性。<br />
;ライザーソード<br />
:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のため、[[オーライザー]]にもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが、消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。<br />
:当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードIIIが作られることになった。実際、GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している(それでも消耗は多いため、気軽には使えないが)。ちなみに、元ネタは「[[イデオン|イデオンソード]]」であるらしい。<br />
:なお、どう見ても[[戦略・戦術兵器]]に値するためか原作ではMS、MAとの一対一の対決では使用されていない。エンブラスを撃墜したのはあくまで'''メメントモリ2号機破壊のついで'''である。<br />
:『第2次Z再世篇』では最初からGNソードIIIを使う。使用時のライザーシステム発動のモニターのカットインの直後に、両横腰スカートからソードIIが消える演出がある。<br />
:『OE』では、上述のようにトランザム発動に組み込まれているため、単独武装としてはオミット。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。<br />
;GNソードII・ライフルモード(連射)<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。SSRシュータータイプが装備。<br />
;GNソードIII(突撃)<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。アタッカータイプが装備。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
;[[EN回復]](小)、EN回復<br />
:GNドライヴの恩恵でエネルギーが回復する。<br />
;[[GNフィールド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではLv制で、防御選択時にENを5消費して一定ダメージを軽減。<br />
;量子化<br />
:『OE』で実装。気力が一定値以上で敵の攻撃を一定の確率で完全回避。レベルによって必要気力低下並びに発動確率が上昇し、最大レベルでは'''72%の確率で完全回避する'''。<br />
:;[[分身]]<br />
::気力130以上で発動、敵の攻撃を50%の確率で完全回避。量子化による攻撃回避を再現したもの。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;全ての格闘武器の攻撃力+400<br />
:破格のボーナス。トランザムが強化される点が一番大きい。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「儚くも永久のカナシ」<br />
:2nd前期OPテーマ。<br />
;「FIGHT」<br />
:トランザム使用時の曲。<br />
;「TRANS-AM RAISER」<br />
:ライザーソード使用時の曲。<br />
:ダブルオーライザーを象徴するといっても過言ではない名曲。<br />
;「00 GUNDAM」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でトランザム発動のBGMに採用。<br />
<br />
== 対決・名場面==<br />
;起動試験<br />
:2nd第10話より。ラボでの稼働試験にて凄まじいまでの粒子量を発生させ、[[ソーマ・ピーリス|マリー]]が[[宇宙]]に所在する[[ソレスタルビーイング]]の基地から何万kmも離れている[[地球]]での異変に気付き、さらに消滅したはずの[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]が一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果の一つである「癒す力」の一端を見せていた。ちなみに、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。<br />
;ダブルオーライザー初登場<br />
:2nd第11話および2nd第12話より。[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から沙慈がオーライザーを託され、そして[[合体]]。直後その圧倒的な機動性で[[バラック・ジニン|ジニン]]が乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。<br />
;対[[アルケーガンダム]]<br />
:2nd第14話より。戦闘前に[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に銃撃されて、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。<br />
:余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかった[[カタロン]]の航空機を人質にとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だった[[マリナ・イスマイール|が…]]。<br />
;対[[マスラオ]]<br />
:2nd第16話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]周辺で待ち構えていた[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と対峙。相手の[[トランザム]]に驚愕するも、負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。<br />
;メメントモリ破壊<br />
:2nd第17話より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]を破壊せんとする衛星兵器[[メメントモリ]]2号機を止めるため出撃。[[エンプラス]]の電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大な[[ビームサーベル]]に多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗した。<br />
;対[[スサノオ]]<br />
:2nd第21話および2nd第22話より。[[コロニー]]「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。<br />
;BEYOND<br />
:2nd第24話の最終決戦より。ガデッサと[[ヒリング・ケア専用ガラッゾ|ガラッゾ]]との2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。<br />
:命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーライザーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見た[[マリナ・イスマイール|マリナ]]は'''「刹那の命の輝き」'''と評した。直後ガデッサとガラッゾを吹き飛ばし、[[イノベイド]]達の脳量子波が乱した。そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる[[奇跡]]が起こる。刹那は純粋種、いわゆる「真の[[イノベイター]]」へと革新を遂げるのであった。マガジンZ版(田口央斗氏の[[漫画|漫画版]])では'''[[地球]]の人達からも[[GN粒子]]の光が見えていた'''シーンがある。<br />
;対[[リボーンズガンダム]]<br />
:最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。<br />
:最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、ダブルオーライザーの左肩部分に搭載している[[GNドライヴ]]を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に奪われてしまう。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは…]]。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;革新の扉<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でのダブルオーライザー初登場シナリオである第29話「戦士たちの叫び」より。<br />
:アザディスタン王国を襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。二人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。そんなアザティスタン王国が焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば二人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />
:その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。<br />
:そして、自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。<br />
;狙撃、その照準は<br />
:『第2次Z再世篇』第34話[[宇宙]]ルート「白い牙」より。ブレイク・ピラー事件の後、地上に降りた[[ZEXIS]]宇宙部隊は決起した[[ホワイトファング]]、そして離反した[[アニュー・リターナー|アニュー]]と戦っていた。<br />
:奪還を諦めない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]は離脱を図る[[ガッデス (00)|ガッデス]]に追いすがり、必死にアニューを[[説得]]する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]が脳量子波によるハッキングでアニューを操り、[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を撃墜にかかる。<br />
:それを防いだのは、後方からダブルオーライザーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコックピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言こう答える。'''「[[狙撃]]のコツは、あの男に教えてもらった」'''と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういない[[ロックオン・ストラトス|もう一人のロックオン]]だった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== 強化型・バリエーション機 ===<br />
;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]<br />
:劇場版でのダブルオーライザーの姿。[[GNドライヴ]]が粒子貯蔵タンクに置き換えられている。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ダブルオークアンタ]]<br />
:[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるダブルオーライザーの後継機。<br />
;[[リボーンズガンダム]]<br />
:もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]であるものの完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。<br />
<br />
=== スパロボでの関連機 ===<br />
;[[YF-29 デュランダル]]<br />
:本機と同じく「対話を行うための機体」。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ダブルオーガンダムと同様、[[ビームサーベル]]を一度だけしか使用していない。<br />
**唯一ビームサーベルを使用した例は、2nd第22話における[[スサノオ]]との戦闘で二振りのGNビームサーベルをスサノオの両腕に突き刺した場面である。<br />
**ただし、ライザーソードは巨大なビームサーベルなので、結果として「ビームサーベルが[[必殺武器]]になった」と言えなくもない。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001P4DFIY</amazon><amazon>B002NE792I</amazon><amazon>B001UL7SUI</amazon><amazon>B00T41F4IO</amazon><amazon>B001GXSMUA</amazon><amazon>B0024MN61M</amazon><amazon>B004PEIB2G</amazon><amazon>B002NE7964</amazon><amazon>B001R2IQSI</amazon><br />
*フィギュア等<br />
<amazon>B001GXSMRS</amazon><amazon>B001GXSMVY</amazon><amazon>B00E9AR09G</amazon><amazon>B00U5JZDY4</amazon><amazon>4798602752</amazon><amazon>B01N5M8ZMI</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ダブルオーライザー]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:たふるおおらいさあ}}<br />
[[Category:登場メカた行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム00]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A4%E3%82%B7&diff=476097
マイ・コバヤシ
2024-03-22T01:42:37Z
<p>天世: /* 小隊長能力(隊長効果) */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::古林 舞]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mai Kobayashi]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|超機大戦SRX}}<br />
| 声優 = {{声優|折笠愛|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = <br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[新西暦]]159年6月17日<br />
| 年齢 = (肉体的には)16歳(経過時間上は28歳)<br />
| 身長 = [[身長::146 cm]]<br />
| 髪色 = ピンク<br />
| 髪型 = ショートヘアー<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]極東支部([[伊豆基地]])<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|SRXチーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]](第3次α)<br />
|コールサイン=スピリア4}}<br />
'''マイ・コバヤシ'''は『[[超機大戦SRX]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[レビ・トーラー]]」が記憶を失い、[[アヤ・コバヤシ]]の妹として[[SRXチーム]]の一員となった姿。<br />
<br />
性格は大人しく、優しい女性。彼女も優れた[[念動力]]と共に[[サイコドライバー]]の資質を持っている。[[リュウセイ・ダテ]]のノリに応えるなど意外とお茶目な面も見られる。<br />
<br />
長らくレビとして生きていたので地球の常識などに疎く、偏見がない為にリュウセイのオタクな発言を真に受けてしまうこともある。また、レビの頃の口調が残っている為か敬語を使わないが、特に誰も気にしていない様子。<br />
<br />
過去の経歴については秘密とされており、父[[ケンゾウ・コバヤシ]]と[[イングラム・プリスケン]]、[[ギリアム・イェーガー]]、[[ラーダ・バイラバン]]、[[アギラ・セトメ]]の5名しか知らない。その秘密とは、かつて「[[特脳研]]」で在籍していたマイは実験中に精神崩壊を起こし、全ての記憶と人格を無くした(その後冷凍保存がされていたらしい)。その後、イングラムがマイを引き取り、[[ゼ・バルマリィ帝国]]の[[ユーゼス・ゴッツォ]]によって新たにレビとしての記憶と人格が植えつけられた。そして、ゼ・バルマリィ帝国の尖兵「[[エアロゲイター]]」の指導者となった。<br />
<br />
本来の家族関係についても、マイが妹、アヤが姉ということだが、実際は赤の他人でありさらに特脳研の極秘データ上にあった生年月日によれば、本当の年齢はアヤより6歳も上、つまり時間経過だけで考えれば本来は28歳とみられる。また、データ上の実年齢と今のマイの容姿がかけはなれているのは、冷凍保存の影響とみられる。そのような複雑な過去は既に皆無に等しく、現在ではアヤが姉として振る舞い、マイが妹としてアヤを慕っている。<br />
<br />
特脳研のマイの念動力のデータは、T-LINK13、αリンク14。ジェニファーやユキコの数値が5や6だった事を考えると、ずばぬけた素質を持っていたことが窺える。<br />
<br />
[[インスペクター事件]]序盤、回収されたジュデッカのコアから発見される。[[セプタギン]]はこのコアをレビごと再生してジュデッカを複製しようとしていたのだが、鋼龍戦隊の総攻撃によりその前に撃破されたため、コアは破損したまま海中に沈んでいた。その後、コアは回収されるまでに[[ズフィルード・クリスタル]]による自己再生を行っていたのだが、ダメージが激しかったため再生機能が途中で死に、生体コアとなっていたレビは洗脳調整を施される前の、人格・記憶を失った状態で生存していた。<br />
<br />
現在SRXチームに参加している「マイ・コバヤシ」はこの状態のレビにケンゾウ達が教育を施した存在である。<br />
<br />
蘇生後はコバヤシ親子の下でPTパイロットとしての訓練や念動力の測定などの検査を行っていたが、その中でレビの人格が念動力に紛れる形で残存していたことが発覚。ケンゾウは記憶操作による封印ではなく、マイ自身が折り合いをつけることを望んであえてこの事実を教えなかったが、ミッション・ハルパー直後のタイミングでリュウセイ達の会話からその事実を知って一時暴走。飛び出した先でアギラの率いていた[[アースクレイドル]]の部隊と遭遇し、後を追ってきたSRXチームとともにアギラから本来の過去について知らされる。<br />
<br />
一時はそれに衝撃を受けたが、いち早く立ち直ったアヤの発破を受けて自身も再起、本格的にSRXチームの一人として戦い始めることになった。<br />
なお、レビの人格についてはこの一件以降表に出ていないが消滅してもいない。<br />
<br />
インスペクター事件後はチームごと[[ハガネ]]で各地を転戦していたが、その中でリュウセイのロボット趣味にハマり込み、封印戦争終結後の現在ではすっかり感化されて彼の感性に染まっている。<br />
<br />
=== αシリーズ ===<br />
過去についての経緯は大体同じだが、レビとしての人格を植え付けたのはエツィーラになっている。また、こちらでは二つの人格が独立していたOGとは異なり、洗脳から解放された状態のレビがケンゾウに引き取られ、この名を名乗っている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[レビ・トーラー]]名義で登場。詳細はそちらに譲る。正体がマイであることが示唆されているが、一応謎のまま。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』では本作がマイの初出扱いになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:本作でもレビ名義。ハードルート最終話のみ仲間になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:マイ・コバヤシ名義での初登場作品。<br />
:第4話で、半壊した[[SRX]]の乗員として顔見せした後、第44話で[[バンプレイオス]]に乗って正式参戦。[[分離]]機能がオミットされているため本編では精神コマンド要員。ラインナップは魅力的だが、SPの低さに対して消費SPがやや高く、何を使うかが迷いどころ。サブシナリオでのみ、『α』主人公の乗機でもあった[[ヒュッケバインMk-III]]のメインパイロットとして使用可能。<br />
:『α外伝』の後、コバヤシ一家に「マイ」として引き取られていたためか、性格は[[OGシリーズ]]のように丸くなっており、それでいてOGシリーズと比べるとクールな性格で、シリーズ通して遊んでいるプレイヤーには随分とキャラが変わった印象を与えた。折笠氏の演技もレビ時代とはかなり異なっている(マイ名義で折笠氏が初めて演じたのはOVAだが、ほとんど喋っていない)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」で登場。シナリオNPC。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」で登場。シナリオNPC。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]<br />
:レビとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。この時点で正体がマイであることが示唆されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}<br />
:中盤でマイとして仲間に。今まで知られていた味方版レビとも異なる性格となり、ファンを驚かせた。また、表情パターンが大幅に増えており、ファンの増加に繋がった。レビの残留思念や記憶が無い事に苦しむが、仲間の支えもあり克服する。R-GUNパワードに乗せた場合、SRXとの合体攻撃『天上天下一撃必殺砲』は攻撃力が高い反面、燃費が悪くなる(ヴィレッタを乗せるとその逆)。能力面では回避型にも関わらず性格が「強気」なことと、特殊技能枠が2つしかないのがネック。また、バグか仕様かは不明だが、中盤で自軍に加わるにも関わらず撃墜数が0からスタートするため、エースボーナスを得るのにも苦労する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}<br />
:OG1シナリオでは隠し面が普通に進めるようになった為、ラスボス一歩手前で登場する。OG2の中盤で仲間になる。撃墜数の問題は解消された。ゲシュペンストキックのボイスが凄まじい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:今回から、[[ART-1]]に乗せるとリュウセイと合体攻撃を放てるようになった。その為、ART-1が事実上の専用機になっている。また、彼女をエースにすることで隠し換装武器であるブーストハンマーが入手できる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:第5話から登場するが当初は[[シュテドニアス]]軍の人質になってしまっている(『EX』におけるリィナのポジション)。なお、序盤はリュウセイがART-1ごと行方不明になっているため初期搭乗機が[[R-1]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:宇宙ルートの第3話から参戦。今作から「スピリア4」のコールサインを用いるようになった。<br />
:エースボーナスが変更されてSP回復の効果が上がるようになったため、[[集中力]]を付ければ[[感応]]役として申し分ない。<br />
:また、本作からリュウセイとのリレーション補正が'''恋愛Lv1'''に変わったため、回避率は低下したが火力が向上。一撃必殺砲の威力はヴィレッタを大きく凌ぐように。[[MB発動]]が養成で後付けできるようになったこともあり、この火力をマキシマムブレイクに組み込むこともできる。<br />
:[[フェステニア・ミューズ|テニア]]との会話の中で、納豆が嫌いという意外な一面を語っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA]]<br />
:隠し芸大会でライがマサキのモノマネをするのに付き合って、アヤと共に黒と白のネコミミビキニのコスプレをして、マイは同じ声優繋がりでシロのモノマネを披露。ただしラミアの夢オチ。ちなみに3巻のパッケージにこの姿が描かれている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
能力的にはリュウセイと同等だが、[[格闘 (能力)|格闘]]が低い(チーム中で一番下)。OG本編やαシリーズならともかく、[[ART-1]]が搭乗機となるOG外伝ではかなり痛い。本気で使おうと思ったらテコ入れが必要。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[祝福]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[期待]]'''<br />
:なかなか便利なコマンドが揃っている。終盤は[[期待]]によるSP回復が主な仕事となるだろう。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[必中]]、[[集中]]、[[感応]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:戦闘向きのラインナップだが[[感応]]でサポートも可能。OG2ではリュウセイとともに[[覚醒]]を使っての4連続HTBキャノンが超強力。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]以降<br />
:'''[[感応]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:必中がラインナップから外された。感応でフォローできるとは言え、必中の3倍のコストはSP回復があるとはいえ馬鹿にならない。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[念動力|念動力L8]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[連携攻撃]]'''<br />
:[[バンプレイオス]]のサブパイロットなので完全に死に技能。優秀なだけに惜しい。彼女の活躍はサブシナリオで。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[念動力|念動力L9]]、[[SP回復]]、[[強運]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]'''<br />
:念動力の成長速度が速く、念動力持ちでは最速でL9に達する。他にも地味に強い技能が揃っており、中でもSP回復をデフォルトで持っているのが大きい。強運は奇跡の生還の表れか。GBA版では技能枠が2つしか空かず、[[SRX]]の真価を引き出そうと思ったら[[ガンファイト]]+[[アタッカー]]しか選択肢がないのが痛い。[[R-GUN]]が無類の強さを発揮するようになるため無駄ではないが。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]](サブシナリオ)<br />
:'''[[クリティカル]]発生率+10%、獲得[[経験値]]+10%'''<br />
:クリティカルはともかく、経験値アップは正直関係ない。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;最終[[命中]]率+10%、SP+20<br />
:『第2次OG』まで。レビ時代と同じボーナス。精神コマンドがより多く使えるようになるのがありがたい。<br />
;気力150以上で、特殊スキル「SP回復」の回復SP+5<br />
:『OGMD』ではこちら。SPの回復量が15になるため集中をノーコストで使用できるようになり、[[集中力]]も合わさればお釣りがくる。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「MARIONETTE MESSIAH」<br />
:レビ時代から引き続いての[[BGM]]。直訳すれば「操り人形の救世主」、意訳すれば「操られた救世主」。英語としての読みは「マリオネット・メサイア」。歌詞もあるが、内容は「スーパーロボットスピリッツ」のイメージ。ボーカルバージョンの担当は岩永雅子氏。<br />
;「ACE ATACKER」<br />
:第3次αでは専用BGMがないため、機体曲であるこちらが流れる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[アヤ・コバヤシ]]<br />
:姉だが血はつながっていない。複雑な過去はお互い気に留めず、良き姉妹関係で通じ合っている。<br />
;[[ケンゾウ・コバヤシ]]<br />
:父だが血はつながっていない。事故でマイの精神崩壊を引き起こし、その行為に悔いる。だが、SRXチームの為に心を鬼としてマイを再び戦場に駆り出す事になる。αシリーズでは正式に彼の養女として引き取られている。<br />
;[[リュウセイ・ダテ]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一人。リュウセイのアニメ趣味に溶け込んでしまい、そんなマイを見てアヤはリュウセイを叱っている。<br />
;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一員。マイを含め、チーム全体の心のケアを任されており、強い信頼関係を結んでいる。マイの過去を隠す際には、リュウセイ共々に強い不満を漏らした。<br />
;[[イングラム・プリスケン]]<br />
:OGシリーズでは事故直後のマイをネビーイームに連れ去っている。αシリーズでも同じ経緯だが、第3次αでは1人だけ彼との会話がない。<br />
;[[ヴィレッタ・バディム]]<br />
:チームの隊長。ヴィレッタはかつてのイングラムの行いを悔い、マイを戦場へと駆り出すことには反対していた。しかし、マイの過去が明らかとなり、仲間からも認められた後は、成り行きでもマイの心をケアした。<br />
;[[ラトゥーニ・スゥボータ]]<br />
:親友。マイがリュウセイと気持ちを通じ合っている事に対して、ラトゥーニは同じくリュウセイに想いを寄せるが故に困惑するが、仲間たちのケアにより自身も強くなり、マイをサポートしていった。<br />
;[[アギラ・セトメ]]<br />
:マイの過去を暴露させ、SRXチームを追い詰めるが、逆に強い信頼関係を築いてしまう。<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:αでマイを[[レビ・トーラー]]とした張本人。[[サイコドライバー]]を求めて、彼女の優れた[[念動力]]を利用した。<br />
;[[エツィーラ・トーラー]]<br />
:[[レビ・トーラー]]とした張本人だが、マイとエツィーラの過去については現段階では触れられてない。第3次αでのマイの台詞からすると、OGシリーズに近い扱いをしていたらしい。<br />
;[[レビ・トーラー]]<br />
:もう一人の自分というべき存在としてマイの意識の中に生きており、OG2でマイの夢の中や自分の正体を知って恐慌状態に陥った際に現れてマイと一体化しようとしていたが、マイ自身は姉や仲間達の敵になる事を断固として拒否した。しかし、未だその思念は健在であり、表にこそ出て来ていないが、内部からマイを乗っ取ろうとしていることがさまざまな人物から示唆されている。<br />
;[[キサブロー・アズマ]]<br />
:[[ハガネ]]に搭乗してきた彼を後述の理由からロボットを作ってる博士だと推測をつけた。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「ネタが古いぞ、リュウ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第44話より。部隊への合流後、バンプレイオスの機能を「全身に内蔵された26の秘密」と例えたリュウセイに対してのツッコミ。あまりにも早く、さらりとした対応から精神年齢がうかがい知れる。26の秘密の元ネタは『仮面ライダーV3』。<br />
;「私なんか…こんな世界なんか…みんな…みんな…消えてしまえ…!」<br />「バルマーも私も…消えてしまえばいいんだああっ!!」<br />
:『第3次α』第54話「神に守られし星」より。エツィーラの罠に嵌りヒトの姿を失ったアヤ(の幻影)から責め苛まれた事で、自責の念から恐慌状態を起こした際の絶叫。その制御しきれない感情はバンプレイオスを暴走させ、[[イデ]]にも発動の兆しを起こさせる程の影響を及ぼした。<br />
;「あ、あの2人……まるでSRXに乗ってるみたいだ……」<br />
:サブシナリオ「勝利への誓い」より。不完全なまま起動したアルブレード・カスタムを見事な連携で動かすリュウセイとライを見て、バルマー戦役を制した[[SRX|鋼の巨神]]を想起する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「うん、私も''積みプラ''を消化する」<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」より。SRXチームが機体の大規模修理により休暇となった際、ゆっくりプラモを作れそうだというリュウセイの言葉に同調して。積みプラ=箱を積むほど溜まっている未製作のプラモデルを有しているということであり…。<br />
;アヤ「なるほど…って言うか、マイ、そんなにたくさんプラモデルを買ったの?」<br />「そう、30個ほど。クローゼットの中にしまってある」<br />
:上記の後、リュウセイから積みプラのことを教えてもらったアヤの疑問に対して。完全に手遅れである。<br />
<br />
=== OGシリーズ ===<br />
==== 戦闘台詞 ==== <br />
;「リュウみたいに頑張ってみる…」<br />「究極ゥ…!ゲシュペンスト!キィィィィィック!」<br />
:究極!ゲシュペンストキック使用時。完全に声が裏返っており、リュウセイでもやらないような叫びである。OGSにおけるゲシュペンストキックボイスの中では飛び抜けていたため、「'''キックの女王'''」とプレイヤーに呼ばれるようになってしまった。<br />
;「人間を操り人形にするマシンなんて…!」<br />
:対[[バルトール]]。「操り人形」というフレーズは自身のテーマ曲に因んだものか。<br />
;「天上天下! 念動破砕剣!」<br />
:第2次OGにおけるR-1搭乗時。リュウセイネーミングにもばっちり馴染んでいる。<br />
;「T-LINK!ブレードナッコォォ!!」<br/>「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃー!!」<br/>「破あぁぁっ!!」(T-LINKブレードナックル)<br/>「ブーステッド・ライフォー!!」<br/>「くらえ!くらえっ!」<br/>「T-LINK!ズバッシャアァァッ!!」<br/>「突撃ぃぃぃぃっ!!」(T-LINKクラッシュソード)<br />
:[[ART-1]]の各武装のリュウセイのモノマネ台詞。かなり低い声で喋っており、[[霧隠虎太郎|別の人]]のような声になっている。<br />
<br />
==== インターミッション ====<br />
;「私……あの子の気持ちがわかる……。私もアヤを失ったら……」<br/ >「ラトゥーニを捜そう。放っておけない……」<br />
:『OG2』アースクレイドルルート第36話「眠れ、地の底に」より。目の前で[[オウカ・ナギサ|オウカ]]を失って悲しみに暮れていたラトゥーニを心配していた。<br />
:なお、後述の第3次αにおけるシナリオでは皮肉にも'''目の前でアヤを失う絶望'''(当のアヤは無事であったが)に直面して自暴自棄になっていた。<br />
;「きっと、ロボットを作ってる博士だ……」<br />「リュウに観せてもらったアニメで、ああいう感じの人が出てたから」<br />
:『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』第21話「黒き雷翼」より。キサブローを見て。間違いなく「バーンブレイド」辺りの影響を受けており、傍で聞いていた[[リオ・メイロン|リオ]]はリュウセイをたしなめる。ちなみにこの推測は特に間違いでもなく、キサブローの本職はロボット工学者である。カイザーが代表だが、実は[[Gバンカラン|それ以前に作ったロボットがもう1機あった。]]<br />
;「[[SRX]]にもあんな翼がつけばいいな……」<br />「バーンブレイドもパワーアップすると翼がつくから……」<br />
:『[[スーパーロボット大戦 OG外伝|スーパーロボット大戦 OG外伝]]』第29話「閃く光、燃ゆる炎」より。「[[Gコンパチブルカイザー]]」を見て[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]と意気投合して親近感を持っていた。リュウセイと見ていた劇中劇『[[超機合神バーンブレイド3]]』が元なのだが、すっかりリュウセイの感性に染まってしまったようである。ちなみにロバートもこの意見には前向き。<br />
:なお、SRXの後継機体である[[バンプレイオス]]にはウイングがある。伏線だろうか?<br />
;「超獣戦士ギガシードに出て来た、ドグラギオーに似てる……」 <br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』第36話「不可視の扉」より。[[コンターギオ]]を見た感想。アヤの願いも虚しくどんどんリュウセイの感性に染まっている。<br />
;(演し物……? ここはそういう場だったのか……!?)<br />
:『OGMD』中断メッセージより。本来はそういう場ではないのだが、OGシリーズは版権シリーズに対して茶番劇が多すぎるので……。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[量産型ヒュッケバインMk-II]]<br />
:[[α外伝]]では難ルート最終盤で加入する際の乗機だが、性能的に使用する余地はまったくない。<br />
:[[OG2]]では後述のビルトビルガー・タイプLを入手していない場合はこちらが乗機となるが、長所が全く活かせないので早めの乗り換え推奨。<br />
;[[R-GUNパワード]]<br />
:マイとしての乗機。<br />
;[[ビルトビルガー]]<br />
:OG2では、[[隠し要素]]を満たしていると赤いカラーリングのタイプLが乗機となる。ただし、ゲーム的には他のパイロットの方が活かせる。<br />
;[[ゲシュペンストMk-II]]<br />
:ヴィレッタが使用していたタイプRを譲られた。<br />
;[[ART-1]]<br />
:[[R-1]]の発展後継機で、マイが搭乗することで[[合体攻撃]]「天上天下念動連撃拳」を繰り出せる。<br />
;[[R-1]]<br />
:『第2次OG』の序盤にてリュウセイの代わりに搭乗。マイ用に調整されたためSRXへの合体は不可能となっている。<br />
;[[バンプレイオス]]<br />
:[[SRX]]の後継機で、AR-3のパイロット。アヤと共に搭乗する。<br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:まい こはやし}}<br />
[[Category:登場人物ま行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物ま行]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:αシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A4%E3%82%B7&diff=476096
マイ・コバヤシ
2024-03-22T01:42:12Z
<p>天世: /* 特殊技能(特殊スキル) */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::古林 舞]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mai Kobayashi]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|超機大戦SRX}}<br />
| 声優 = {{声優|折笠愛|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = <br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[新西暦]]159年6月17日<br />
| 年齢 = (肉体的には)16歳(経過時間上は28歳)<br />
| 身長 = [[身長::146 cm]]<br />
| 髪色 = ピンク<br />
| 髪型 = ショートヘアー<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]極東支部([[伊豆基地]])<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|SRXチーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]](第3次α)<br />
|コールサイン=スピリア4}}<br />
'''マイ・コバヤシ'''は『[[超機大戦SRX]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[レビ・トーラー]]」が記憶を失い、[[アヤ・コバヤシ]]の妹として[[SRXチーム]]の一員となった姿。<br />
<br />
性格は大人しく、優しい女性。彼女も優れた[[念動力]]と共に[[サイコドライバー]]の資質を持っている。[[リュウセイ・ダテ]]のノリに応えるなど意外とお茶目な面も見られる。<br />
<br />
長らくレビとして生きていたので地球の常識などに疎く、偏見がない為にリュウセイのオタクな発言を真に受けてしまうこともある。また、レビの頃の口調が残っている為か敬語を使わないが、特に誰も気にしていない様子。<br />
<br />
過去の経歴については秘密とされており、父[[ケンゾウ・コバヤシ]]と[[イングラム・プリスケン]]、[[ギリアム・イェーガー]]、[[ラーダ・バイラバン]]、[[アギラ・セトメ]]の5名しか知らない。その秘密とは、かつて「[[特脳研]]」で在籍していたマイは実験中に精神崩壊を起こし、全ての記憶と人格を無くした(その後冷凍保存がされていたらしい)。その後、イングラムがマイを引き取り、[[ゼ・バルマリィ帝国]]の[[ユーゼス・ゴッツォ]]によって新たにレビとしての記憶と人格が植えつけられた。そして、ゼ・バルマリィ帝国の尖兵「[[エアロゲイター]]」の指導者となった。<br />
<br />
本来の家族関係についても、マイが妹、アヤが姉ということだが、実際は赤の他人でありさらに特脳研の極秘データ上にあった生年月日によれば、本当の年齢はアヤより6歳も上、つまり時間経過だけで考えれば本来は28歳とみられる。また、データ上の実年齢と今のマイの容姿がかけはなれているのは、冷凍保存の影響とみられる。そのような複雑な過去は既に皆無に等しく、現在ではアヤが姉として振る舞い、マイが妹としてアヤを慕っている。<br />
<br />
特脳研のマイの念動力のデータは、T-LINK13、αリンク14。ジェニファーやユキコの数値が5や6だった事を考えると、ずばぬけた素質を持っていたことが窺える。<br />
<br />
[[インスペクター事件]]序盤、回収されたジュデッカのコアから発見される。[[セプタギン]]はこのコアをレビごと再生してジュデッカを複製しようとしていたのだが、鋼龍戦隊の総攻撃によりその前に撃破されたため、コアは破損したまま海中に沈んでいた。その後、コアは回収されるまでに[[ズフィルード・クリスタル]]による自己再生を行っていたのだが、ダメージが激しかったため再生機能が途中で死に、生体コアとなっていたレビは洗脳調整を施される前の、人格・記憶を失った状態で生存していた。<br />
<br />
現在SRXチームに参加している「マイ・コバヤシ」はこの状態のレビにケンゾウ達が教育を施した存在である。<br />
<br />
蘇生後はコバヤシ親子の下でPTパイロットとしての訓練や念動力の測定などの検査を行っていたが、その中でレビの人格が念動力に紛れる形で残存していたことが発覚。ケンゾウは記憶操作による封印ではなく、マイ自身が折り合いをつけることを望んであえてこの事実を教えなかったが、ミッション・ハルパー直後のタイミングでリュウセイ達の会話からその事実を知って一時暴走。飛び出した先でアギラの率いていた[[アースクレイドル]]の部隊と遭遇し、後を追ってきたSRXチームとともにアギラから本来の過去について知らされる。<br />
<br />
一時はそれに衝撃を受けたが、いち早く立ち直ったアヤの発破を受けて自身も再起、本格的にSRXチームの一人として戦い始めることになった。<br />
なお、レビの人格についてはこの一件以降表に出ていないが消滅してもいない。<br />
<br />
インスペクター事件後はチームごと[[ハガネ]]で各地を転戦していたが、その中でリュウセイのロボット趣味にハマり込み、封印戦争終結後の現在ではすっかり感化されて彼の感性に染まっている。<br />
<br />
=== αシリーズ ===<br />
過去についての経緯は大体同じだが、レビとしての人格を植え付けたのはエツィーラになっている。また、こちらでは二つの人格が独立していたOGとは異なり、洗脳から解放された状態のレビがケンゾウに引き取られ、この名を名乗っている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[レビ・トーラー]]名義で登場。詳細はそちらに譲る。正体がマイであることが示唆されているが、一応謎のまま。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』では本作がマイの初出扱いになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:本作でもレビ名義。ハードルート最終話のみ仲間になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:マイ・コバヤシ名義での初登場作品。<br />
:第4話で、半壊した[[SRX]]の乗員として顔見せした後、第44話で[[バンプレイオス]]に乗って正式参戦。[[分離]]機能がオミットされているため本編では精神コマンド要員。ラインナップは魅力的だが、SPの低さに対して消費SPがやや高く、何を使うかが迷いどころ。サブシナリオでのみ、『α』主人公の乗機でもあった[[ヒュッケバインMk-III]]のメインパイロットとして使用可能。<br />
:『α外伝』の後、コバヤシ一家に「マイ」として引き取られていたためか、性格は[[OGシリーズ]]のように丸くなっており、それでいてOGシリーズと比べるとクールな性格で、シリーズ通して遊んでいるプレイヤーには随分とキャラが変わった印象を与えた。折笠氏の演技もレビ時代とはかなり異なっている(マイ名義で折笠氏が初めて演じたのはOVAだが、ほとんど喋っていない)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」で登場。シナリオNPC。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」で登場。シナリオNPC。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]<br />
:レビとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。この時点で正体がマイであることが示唆されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}<br />
:中盤でマイとして仲間に。今まで知られていた味方版レビとも異なる性格となり、ファンを驚かせた。また、表情パターンが大幅に増えており、ファンの増加に繋がった。レビの残留思念や記憶が無い事に苦しむが、仲間の支えもあり克服する。R-GUNパワードに乗せた場合、SRXとの合体攻撃『天上天下一撃必殺砲』は攻撃力が高い反面、燃費が悪くなる(ヴィレッタを乗せるとその逆)。能力面では回避型にも関わらず性格が「強気」なことと、特殊技能枠が2つしかないのがネック。また、バグか仕様かは不明だが、中盤で自軍に加わるにも関わらず撃墜数が0からスタートするため、エースボーナスを得るのにも苦労する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}<br />
:OG1シナリオでは隠し面が普通に進めるようになった為、ラスボス一歩手前で登場する。OG2の中盤で仲間になる。撃墜数の問題は解消された。ゲシュペンストキックのボイスが凄まじい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:今回から、[[ART-1]]に乗せるとリュウセイと合体攻撃を放てるようになった。その為、ART-1が事実上の専用機になっている。また、彼女をエースにすることで隠し換装武器であるブーストハンマーが入手できる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:第5話から登場するが当初は[[シュテドニアス]]軍の人質になってしまっている(『EX』におけるリィナのポジション)。なお、序盤はリュウセイがART-1ごと行方不明になっているため初期搭乗機が[[R-1]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:宇宙ルートの第3話から参戦。今作から「スピリア4」のコールサインを用いるようになった。<br />
:エースボーナスが変更されてSP回復の効果が上がるようになったため、[[集中力]]を付ければ[[感応]]役として申し分ない。<br />
:また、本作からリュウセイとのリレーション補正が'''恋愛Lv1'''に変わったため、回避率は低下したが火力が向上。一撃必殺砲の威力はヴィレッタを大きく凌ぐように。[[MB発動]]が養成で後付けできるようになったこともあり、この火力をマキシマムブレイクに組み込むこともできる。<br />
:[[フェステニア・ミューズ|テニア]]との会話の中で、納豆が嫌いという意外な一面を語っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA]]<br />
:隠し芸大会でライがマサキのモノマネをするのに付き合って、アヤと共に黒と白のネコミミビキニのコスプレをして、マイは同じ声優繋がりでシロのモノマネを披露。ただしラミアの夢オチ。ちなみに3巻のパッケージにこの姿が描かれている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
能力的にはリュウセイと同等だが、[[格闘 (能力)|格闘]]が低い(チーム中で一番下)。OG本編やαシリーズならともかく、[[ART-1]]が搭乗機となるOG外伝ではかなり痛い。本気で使おうと思ったらテコ入れが必要。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[祝福]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[期待]]'''<br />
:なかなか便利なコマンドが揃っている。終盤は[[期待]]によるSP回復が主な仕事となるだろう。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[必中]]、[[集中]]、[[感応]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:戦闘向きのラインナップだが[[感応]]でサポートも可能。OG2ではリュウセイとともに[[覚醒]]を使っての4連続HTBキャノンが超強力。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]以降<br />
:'''[[感応]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:必中がラインナップから外された。感応でフォローできるとは言え、必中の3倍のコストはSP回復があるとはいえ馬鹿にならない。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[念動力|念動力L8]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[連携攻撃]]'''<br />
:[[バンプレイオス]]のサブパイロットなので完全に死に技能。優秀なだけに惜しい。彼女の活躍はサブシナリオで。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[念動力|念動力L9]]、[[SP回復]]、[[強運]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]'''<br />
:念動力の成長速度が速く、念動力持ちでは最速でL9に達する。他にも地味に強い技能が揃っており、中でもSP回復をデフォルトで持っているのが大きい。強運は奇跡の生還の表れか。GBA版では技能枠が2つしか空かず、[[SRX]]の真価を引き出そうと思ったら[[ガンファイト]]+[[アタッカー]]しか選択肢がないのが痛い。[[R-GUN]]が無類の強さを発揮するようになるため無駄ではないが。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]](サブシナリオ)<br />
:'''[[クリティカル]]発生率+10%、獲得[[経験値]]+10%'''<br />
:クリティカルはともかく、経験値アップは正直関係ない。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;最終[[命中]]率+10%、SP+20<br />
:『第2次OG』まで。レビ時代と同じボーナス。精神コマンドがより多く使えるようになるのがありがたい。<br />
;気力150以上で、特殊スキル「SP回復」の回復SP+5<br />
:『OGMD』ではこちら。SPの回復量が15になるため集中をノーコストで使用できるようになり、[[集中力]]も合わさればお釣りがくる。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「MARIONETTE MESSIAH」<br />
:レビ時代から引き続いての[[BGM]]。直訳すれば「操り人形の救世主」、意訳すれば「操られた救世主」。英語としての読みは「マリオネット・メサイア」。歌詞もあるが、内容は「スーパーロボットスピリッツ」のイメージ。ボーカルバージョンの担当は岩永雅子氏。<br />
;「ACE ATACKER」<br />
:第3次αでは専用BGMがないため、機体曲であるこちらが流れる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[アヤ・コバヤシ]]<br />
:姉だが血はつながっていない。複雑な過去はお互い気に留めず、良き姉妹関係で通じ合っている。<br />
;[[ケンゾウ・コバヤシ]]<br />
:父だが血はつながっていない。事故でマイの精神崩壊を引き起こし、その行為に悔いる。だが、SRXチームの為に心を鬼としてマイを再び戦場に駆り出す事になる。αシリーズでは正式に彼の養女として引き取られている。<br />
;[[リュウセイ・ダテ]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一人。リュウセイのアニメ趣味に溶け込んでしまい、そんなマイを見てアヤはリュウセイを叱っている。<br />
;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一員。マイを含め、チーム全体の心のケアを任されており、強い信頼関係を結んでいる。マイの過去を隠す際には、リュウセイ共々に強い不満を漏らした。<br />
;[[イングラム・プリスケン]]<br />
:OGシリーズでは事故直後のマイをネビーイームに連れ去っている。αシリーズでも同じ経緯だが、第3次αでは1人だけ彼との会話がない。<br />
;[[ヴィレッタ・バディム]]<br />
:チームの隊長。ヴィレッタはかつてのイングラムの行いを悔い、マイを戦場へと駆り出すことには反対していた。しかし、マイの過去が明らかとなり、仲間からも認められた後は、成り行きでもマイの心をケアした。<br />
;[[ラトゥーニ・スゥボータ]]<br />
:親友。マイがリュウセイと気持ちを通じ合っている事に対して、ラトゥーニは同じくリュウセイに想いを寄せるが故に困惑するが、仲間たちのケアにより自身も強くなり、マイをサポートしていった。<br />
;[[アギラ・セトメ]]<br />
:マイの過去を暴露させ、SRXチームを追い詰めるが、逆に強い信頼関係を築いてしまう。<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:αでマイを[[レビ・トーラー]]とした張本人。[[サイコドライバー]]を求めて、彼女の優れた[[念動力]]を利用した。<br />
;[[エツィーラ・トーラー]]<br />
:[[レビ・トーラー]]とした張本人だが、マイとエツィーラの過去については現段階では触れられてない。第3次αでのマイの台詞からすると、OGシリーズに近い扱いをしていたらしい。<br />
;[[レビ・トーラー]]<br />
:もう一人の自分というべき存在としてマイの意識の中に生きており、OG2でマイの夢の中や自分の正体を知って恐慌状態に陥った際に現れてマイと一体化しようとしていたが、マイ自身は姉や仲間達の敵になる事を断固として拒否した。しかし、未だその思念は健在であり、表にこそ出て来ていないが、内部からマイを乗っ取ろうとしていることがさまざまな人物から示唆されている。<br />
;[[キサブロー・アズマ]]<br />
:[[ハガネ]]に搭乗してきた彼を後述の理由からロボットを作ってる博士だと推測をつけた。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「ネタが古いぞ、リュウ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第44話より。部隊への合流後、バンプレイオスの機能を「全身に内蔵された26の秘密」と例えたリュウセイに対してのツッコミ。あまりにも早く、さらりとした対応から精神年齢がうかがい知れる。26の秘密の元ネタは『仮面ライダーV3』。<br />
;「私なんか…こんな世界なんか…みんな…みんな…消えてしまえ…!」<br />「バルマーも私も…消えてしまえばいいんだああっ!!」<br />
:『第3次α』第54話「神に守られし星」より。エツィーラの罠に嵌りヒトの姿を失ったアヤ(の幻影)から責め苛まれた事で、自責の念から恐慌状態を起こした際の絶叫。その制御しきれない感情はバンプレイオスを暴走させ、[[イデ]]にも発動の兆しを起こさせる程の影響を及ぼした。<br />
;「あ、あの2人……まるでSRXに乗ってるみたいだ……」<br />
:サブシナリオ「勝利への誓い」より。不完全なまま起動したアルブレード・カスタムを見事な連携で動かすリュウセイとライを見て、バルマー戦役を制した[[SRX|鋼の巨神]]を想起する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「うん、私も''積みプラ''を消化する」<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」より。SRXチームが機体の大規模修理により休暇となった際、ゆっくりプラモを作れそうだというリュウセイの言葉に同調して。積みプラ=箱を積むほど溜まっている未製作のプラモデルを有しているということであり…。<br />
;アヤ「なるほど…って言うか、マイ、そんなにたくさんプラモデルを買ったの?」<br />「そう、30個ほど。クローゼットの中にしまってある」<br />
:上記の後、リュウセイから積みプラのことを教えてもらったアヤの疑問に対して。完全に手遅れである。<br />
<br />
=== OGシリーズ ===<br />
==== 戦闘台詞 ==== <br />
;「リュウみたいに頑張ってみる…」<br />「究極ゥ…!ゲシュペンスト!キィィィィィック!」<br />
:究極!ゲシュペンストキック使用時。完全に声が裏返っており、リュウセイでもやらないような叫びである。OGSにおけるゲシュペンストキックボイスの中では飛び抜けていたため、「'''キックの女王'''」とプレイヤーに呼ばれるようになってしまった。<br />
;「人間を操り人形にするマシンなんて…!」<br />
:対[[バルトール]]。「操り人形」というフレーズは自身のテーマ曲に因んだものか。<br />
;「天上天下! 念動破砕剣!」<br />
:第2次OGにおけるR-1搭乗時。リュウセイネーミングにもばっちり馴染んでいる。<br />
;「T-LINK!ブレードナッコォォ!!」<br/>「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃー!!」<br/>「破あぁぁっ!!」(T-LINKブレードナックル)<br/>「ブーステッド・ライフォー!!」<br/>「くらえ!くらえっ!」<br/>「T-LINK!ズバッシャアァァッ!!」<br/>「突撃ぃぃぃぃっ!!」(T-LINKクラッシュソード)<br />
:[[ART-1]]の各武装のリュウセイのモノマネ台詞。かなり低い声で喋っており、[[霧隠虎太郎|別の人]]のような声になっている。<br />
<br />
==== インターミッション ====<br />
;「私……あの子の気持ちがわかる……。私もアヤを失ったら……」<br/ >「ラトゥーニを捜そう。放っておけない……」<br />
:『OG2』アースクレイドルルート第36話「眠れ、地の底に」より。目の前で[[オウカ・ナギサ|オウカ]]を失って悲しみに暮れていたラトゥーニを心配していた。<br />
:なお、後述の第3次αにおけるシナリオでは皮肉にも'''目の前でアヤを失う絶望'''(当のアヤは無事であったが)に直面して自暴自棄になっていた。<br />
;「きっと、ロボットを作ってる博士だ……」<br />「リュウに観せてもらったアニメで、ああいう感じの人が出てたから」<br />
:『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』第21話「黒き雷翼」より。キサブローを見て。間違いなく「バーンブレイド」辺りの影響を受けており、傍で聞いていた[[リオ・メイロン|リオ]]はリュウセイをたしなめる。ちなみにこの推測は特に間違いでもなく、キサブローの本職はロボット工学者である。カイザーが代表だが、実は[[Gバンカラン|それ以前に作ったロボットがもう1機あった。]]<br />
;「[[SRX]]にもあんな翼がつけばいいな……」<br />「バーンブレイドもパワーアップすると翼がつくから……」<br />
:『[[スーパーロボット大戦 OG外伝|スーパーロボット大戦 OG外伝]]』第29話「閃く光、燃ゆる炎」より。「[[Gコンパチブルカイザー]]」を見て[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]と意気投合して親近感を持っていた。リュウセイと見ていた劇中劇『[[超機合神バーンブレイド3]]』が元なのだが、すっかりリュウセイの感性に染まってしまったようである。ちなみにロバートもこの意見には前向き。<br />
:なお、SRXの後継機体である[[バンプレイオス]]にはウイングがある。伏線だろうか?<br />
;「超獣戦士ギガシードに出て来た、ドグラギオーに似てる……」 <br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』第36話「不可視の扉」より。[[コンターギオ]]を見た感想。アヤの願いも虚しくどんどんリュウセイの感性に染まっている。<br />
;(演し物……? ここはそういう場だったのか……!?)<br />
:『OGMD』中断メッセージより。本来はそういう場ではないのだが、OGシリーズは版権シリーズに対して茶番劇が多すぎるので……。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[量産型ヒュッケバインMk-II]]<br />
:[[α外伝]]では難ルート最終盤で加入する際の乗機だが、性能的に使用する余地はまったくない。<br />
:[[OG2]]では後述のビルトビルガー・タイプLを入手していない場合はこちらが乗機となるが、長所が全く活かせないので早めの乗り換え推奨。<br />
;[[R-GUNパワード]]<br />
:マイとしての乗機。<br />
;[[ビルトビルガー]]<br />
:OG2では、[[隠し要素]]を満たしていると赤いカラーリングのタイプLが乗機となる。ただし、ゲーム的には他のパイロットの方が活かせる。<br />
;[[ゲシュペンストMk-II]]<br />
:ヴィレッタが使用していたタイプRを譲られた。<br />
;[[ART-1]]<br />
:[[R-1]]の発展後継機で、マイが搭乗することで[[合体攻撃]]「天上天下念動連撃拳」を繰り出せる。<br />
;[[R-1]]<br />
:『第2次OG』の序盤にてリュウセイの代わりに搭乗。マイ用に調整されたためSRXへの合体は不可能となっている。<br />
;[[バンプレイオス]]<br />
:[[SRX]]の後継機で、AR-3のパイロット。アヤと共に搭乗する。<br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:まい こはやし}}<br />
[[Category:登場人物ま行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物ま行]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:αシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A4%E3%82%B7&diff=476095
マイ・コバヤシ
2024-03-22T01:41:52Z
<p>天世: /* 精神コマンド */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::古林 舞]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mai Kobayashi]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|超機大戦SRX}}<br />
| 声優 = {{声優|折笠愛|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = <br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[新西暦]]159年6月17日<br />
| 年齢 = (肉体的には)16歳(経過時間上は28歳)<br />
| 身長 = [[身長::146 cm]]<br />
| 髪色 = ピンク<br />
| 髪型 = ショートヘアー<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]極東支部([[伊豆基地]])<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|SRXチーム}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]](第3次α)<br />
|コールサイン=スピリア4}}<br />
'''マイ・コバヤシ'''は『[[超機大戦SRX]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[レビ・トーラー]]」が記憶を失い、[[アヤ・コバヤシ]]の妹として[[SRXチーム]]の一員となった姿。<br />
<br />
性格は大人しく、優しい女性。彼女も優れた[[念動力]]と共に[[サイコドライバー]]の資質を持っている。[[リュウセイ・ダテ]]のノリに応えるなど意外とお茶目な面も見られる。<br />
<br />
長らくレビとして生きていたので地球の常識などに疎く、偏見がない為にリュウセイのオタクな発言を真に受けてしまうこともある。また、レビの頃の口調が残っている為か敬語を使わないが、特に誰も気にしていない様子。<br />
<br />
過去の経歴については秘密とされており、父[[ケンゾウ・コバヤシ]]と[[イングラム・プリスケン]]、[[ギリアム・イェーガー]]、[[ラーダ・バイラバン]]、[[アギラ・セトメ]]の5名しか知らない。その秘密とは、かつて「[[特脳研]]」で在籍していたマイは実験中に精神崩壊を起こし、全ての記憶と人格を無くした(その後冷凍保存がされていたらしい)。その後、イングラムがマイを引き取り、[[ゼ・バルマリィ帝国]]の[[ユーゼス・ゴッツォ]]によって新たにレビとしての記憶と人格が植えつけられた。そして、ゼ・バルマリィ帝国の尖兵「[[エアロゲイター]]」の指導者となった。<br />
<br />
本来の家族関係についても、マイが妹、アヤが姉ということだが、実際は赤の他人でありさらに特脳研の極秘データ上にあった生年月日によれば、本当の年齢はアヤより6歳も上、つまり時間経過だけで考えれば本来は28歳とみられる。また、データ上の実年齢と今のマイの容姿がかけはなれているのは、冷凍保存の影響とみられる。そのような複雑な過去は既に皆無に等しく、現在ではアヤが姉として振る舞い、マイが妹としてアヤを慕っている。<br />
<br />
特脳研のマイの念動力のデータは、T-LINK13、αリンク14。ジェニファーやユキコの数値が5や6だった事を考えると、ずばぬけた素質を持っていたことが窺える。<br />
<br />
[[インスペクター事件]]序盤、回収されたジュデッカのコアから発見される。[[セプタギン]]はこのコアをレビごと再生してジュデッカを複製しようとしていたのだが、鋼龍戦隊の総攻撃によりその前に撃破されたため、コアは破損したまま海中に沈んでいた。その後、コアは回収されるまでに[[ズフィルード・クリスタル]]による自己再生を行っていたのだが、ダメージが激しかったため再生機能が途中で死に、生体コアとなっていたレビは洗脳調整を施される前の、人格・記憶を失った状態で生存していた。<br />
<br />
現在SRXチームに参加している「マイ・コバヤシ」はこの状態のレビにケンゾウ達が教育を施した存在である。<br />
<br />
蘇生後はコバヤシ親子の下でPTパイロットとしての訓練や念動力の測定などの検査を行っていたが、その中でレビの人格が念動力に紛れる形で残存していたことが発覚。ケンゾウは記憶操作による封印ではなく、マイ自身が折り合いをつけることを望んであえてこの事実を教えなかったが、ミッション・ハルパー直後のタイミングでリュウセイ達の会話からその事実を知って一時暴走。飛び出した先でアギラの率いていた[[アースクレイドル]]の部隊と遭遇し、後を追ってきたSRXチームとともにアギラから本来の過去について知らされる。<br />
<br />
一時はそれに衝撃を受けたが、いち早く立ち直ったアヤの発破を受けて自身も再起、本格的にSRXチームの一人として戦い始めることになった。<br />
なお、レビの人格についてはこの一件以降表に出ていないが消滅してもいない。<br />
<br />
インスペクター事件後はチームごと[[ハガネ]]で各地を転戦していたが、その中でリュウセイのロボット趣味にハマり込み、封印戦争終結後の現在ではすっかり感化されて彼の感性に染まっている。<br />
<br />
=== αシリーズ ===<br />
過去についての経緯は大体同じだが、レビとしての人格を植え付けたのはエツィーラになっている。また、こちらでは二つの人格が独立していたOGとは異なり、洗脳から解放された状態のレビがケンゾウに引き取られ、この名を名乗っている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:[[レビ・トーラー]]名義で登場。詳細はそちらに譲る。正体がマイであることが示唆されているが、一応謎のまま。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』では本作がマイの初出扱いになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:本作でもレビ名義。ハードルート最終話のみ仲間になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:マイ・コバヤシ名義での初登場作品。<br />
:第4話で、半壊した[[SRX]]の乗員として顔見せした後、第44話で[[バンプレイオス]]に乗って正式参戦。[[分離]]機能がオミットされているため本編では精神コマンド要員。ラインナップは魅力的だが、SPの低さに対して消費SPがやや高く、何を使うかが迷いどころ。サブシナリオでのみ、『α』主人公の乗機でもあった[[ヒュッケバインMk-III]]のメインパイロットとして使用可能。<br />
:『α外伝』の後、コバヤシ一家に「マイ」として引き取られていたためか、性格は[[OGシリーズ]]のように丸くなっており、それでいてOGシリーズと比べるとクールな性格で、シリーズ通して遊んでいるプレイヤーには随分とキャラが変わった印象を与えた。折笠氏の演技もレビ時代とはかなり異なっている(マイ名義で折笠氏が初めて演じたのはOVAだが、ほとんど喋っていない)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」で登場。シナリオNPC。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」で登場。シナリオNPC。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]<br />
:レビとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。この時点で正体がマイであることが示唆されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}<br />
:中盤でマイとして仲間に。今まで知られていた味方版レビとも異なる性格となり、ファンを驚かせた。また、表情パターンが大幅に増えており、ファンの増加に繋がった。レビの残留思念や記憶が無い事に苦しむが、仲間の支えもあり克服する。R-GUNパワードに乗せた場合、SRXとの合体攻撃『天上天下一撃必殺砲』は攻撃力が高い反面、燃費が悪くなる(ヴィレッタを乗せるとその逆)。能力面では回避型にも関わらず性格が「強気」なことと、特殊技能枠が2つしかないのがネック。また、バグか仕様かは不明だが、中盤で自軍に加わるにも関わらず撃墜数が0からスタートするため、エースボーナスを得るのにも苦労する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}<br />
:OG1シナリオでは隠し面が普通に進めるようになった為、ラスボス一歩手前で登場する。OG2の中盤で仲間になる。撃墜数の問題は解消された。ゲシュペンストキックのボイスが凄まじい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:今回から、[[ART-1]]に乗せるとリュウセイと合体攻撃を放てるようになった。その為、ART-1が事実上の専用機になっている。また、彼女をエースにすることで隠し換装武器であるブーストハンマーが入手できる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:第5話から登場するが当初は[[シュテドニアス]]軍の人質になってしまっている(『EX』におけるリィナのポジション)。なお、序盤はリュウセイがART-1ごと行方不明になっているため初期搭乗機が[[R-1]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:宇宙ルートの第3話から参戦。今作から「スピリア4」のコールサインを用いるようになった。<br />
:エースボーナスが変更されてSP回復の効果が上がるようになったため、[[集中力]]を付ければ[[感応]]役として申し分ない。<br />
:また、本作からリュウセイとのリレーション補正が'''恋愛Lv1'''に変わったため、回避率は低下したが火力が向上。一撃必殺砲の威力はヴィレッタを大きく凌ぐように。[[MB発動]]が養成で後付けできるようになったこともあり、この火力をマキシマムブレイクに組み込むこともできる。<br />
:[[フェステニア・ミューズ|テニア]]との会話の中で、納豆が嫌いという意外な一面を語っている。<br />
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA]]<br />
:隠し芸大会でライがマサキのモノマネをするのに付き合って、アヤと共に黒と白のネコミミビキニのコスプレをして、マイは同じ声優繋がりでシロのモノマネを披露。ただしラミアの夢オチ。ちなみに3巻のパッケージにこの姿が描かれている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
能力的にはリュウセイと同等だが、[[格闘 (能力)|格闘]]が低い(チーム中で一番下)。OG本編やαシリーズならともかく、[[ART-1]]が搭乗機となるOG外伝ではかなり痛い。本気で使おうと思ったらテコ入れが必要。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[祝福]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[期待]]'''<br />
:なかなか便利なコマンドが揃っている。終盤は[[期待]]によるSP回復が主な仕事となるだろう。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[必中]]、[[集中]]、[[感応]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:戦闘向きのラインナップだが[[感応]]でサポートも可能。OG2ではリュウセイとともに[[覚醒]]を使っての4連続HTBキャノンが超強力。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]以降<br />
:'''[[感応]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[絆]](ツイン)'''<br />
:必中がラインナップから外された。感応でフォローできるとは言え、必中の3倍のコストはSP回復があるとはいえ馬鹿にならない。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[αシリーズ]]<br />
:'''[[念動力|念動力L8]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[連携攻撃]]'''<br />
:[[バンプレイオス]]のサブパイロットなので完全に死に技能。優秀なだけに惜しい。彼女の活躍はサブシナリオで。<br />
;[[OGシリーズ]]<br />
:'''[[念動力|念動力L9]]、[[SP回復]]、[[強運]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]'''<br />
:念動力の成長速度が速く、念動力持ちでは最速でL9に達する。他にも地味に強い技能が揃っており、中でもSP回復をデフォルトで持っているのが大きい。強運は奇跡の生還の表れか。GBA版では技能枠が2つしか空かず、[[SRX]]の真価を引き出そうと思ったら[[ガンファイト]]+[[アタッカー]]しか選択肢がないのが痛い。[[R-GUN]]が無類の強さを発揮するようになるため無駄ではないが。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]](サブシナリオ)<br />
:'''[[クリティカル]]発生率+10%、獲得[[経験値]]+10%'''<br />
:クリティカルはともかく、経験値アップは正直関係ない。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;最終[[命中]]率+10%、SP+20<br />
:『第2次OG』まで。レビ時代と同じボーナス。精神コマンドがより多く使えるようになるのがありがたい。<br />
;気力150以上で、特殊スキル「SP回復」の回復SP+5<br />
:『OGMD』ではこちら。SPの回復量が15になるため集中をノーコストで使用できるようになり、[[集中力]]も合わさればお釣りがくる。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「MARIONETTE MESSIAH」<br />
:レビ時代から引き続いての[[BGM]]。直訳すれば「操り人形の救世主」、意訳すれば「操られた救世主」。英語としての読みは「マリオネット・メサイア」。歌詞もあるが、内容は「スーパーロボットスピリッツ」のイメージ。ボーカルバージョンの担当は岩永雅子氏。<br />
;「ACE ATACKER」<br />
:第3次αでは専用BGMがないため、機体曲であるこちらが流れる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[アヤ・コバヤシ]]<br />
:姉だが血はつながっていない。複雑な過去はお互い気に留めず、良き姉妹関係で通じ合っている。<br />
;[[ケンゾウ・コバヤシ]]<br />
:父だが血はつながっていない。事故でマイの精神崩壊を引き起こし、その行為に悔いる。だが、SRXチームの為に心を鬼としてマイを再び戦場に駆り出す事になる。αシリーズでは正式に彼の養女として引き取られている。<br />
;[[リュウセイ・ダテ]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一人。リュウセイのアニメ趣味に溶け込んでしまい、そんなマイを見てアヤはリュウセイを叱っている。<br />
;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]<br />
:チームの一員で、良きパートナーの一員。マイを含め、チーム全体の心のケアを任されており、強い信頼関係を結んでいる。マイの過去を隠す際には、リュウセイ共々に強い不満を漏らした。<br />
;[[イングラム・プリスケン]]<br />
:OGシリーズでは事故直後のマイをネビーイームに連れ去っている。αシリーズでも同じ経緯だが、第3次αでは1人だけ彼との会話がない。<br />
;[[ヴィレッタ・バディム]]<br />
:チームの隊長。ヴィレッタはかつてのイングラムの行いを悔い、マイを戦場へと駆り出すことには反対していた。しかし、マイの過去が明らかとなり、仲間からも認められた後は、成り行きでもマイの心をケアした。<br />
;[[ラトゥーニ・スゥボータ]]<br />
:親友。マイがリュウセイと気持ちを通じ合っている事に対して、ラトゥーニは同じくリュウセイに想いを寄せるが故に困惑するが、仲間たちのケアにより自身も強くなり、マイをサポートしていった。<br />
;[[アギラ・セトメ]]<br />
:マイの過去を暴露させ、SRXチームを追い詰めるが、逆に強い信頼関係を築いてしまう。<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:αでマイを[[レビ・トーラー]]とした張本人。[[サイコドライバー]]を求めて、彼女の優れた[[念動力]]を利用した。<br />
;[[エツィーラ・トーラー]]<br />
:[[レビ・トーラー]]とした張本人だが、マイとエツィーラの過去については現段階では触れられてない。第3次αでのマイの台詞からすると、OGシリーズに近い扱いをしていたらしい。<br />
;[[レビ・トーラー]]<br />
:もう一人の自分というべき存在としてマイの意識の中に生きており、OG2でマイの夢の中や自分の正体を知って恐慌状態に陥った際に現れてマイと一体化しようとしていたが、マイ自身は姉や仲間達の敵になる事を断固として拒否した。しかし、未だその思念は健在であり、表にこそ出て来ていないが、内部からマイを乗っ取ろうとしていることがさまざまな人物から示唆されている。<br />
;[[キサブロー・アズマ]]<br />
:[[ハガネ]]に搭乗してきた彼を後述の理由からロボットを作ってる博士だと推測をつけた。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== αシリーズ ===<br />
;「ネタが古いぞ、リュウ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第44話より。部隊への合流後、バンプレイオスの機能を「全身に内蔵された26の秘密」と例えたリュウセイに対してのツッコミ。あまりにも早く、さらりとした対応から精神年齢がうかがい知れる。26の秘密の元ネタは『仮面ライダーV3』。<br />
;「私なんか…こんな世界なんか…みんな…みんな…消えてしまえ…!」<br />「バルマーも私も…消えてしまえばいいんだああっ!!」<br />
:『第3次α』第54話「神に守られし星」より。エツィーラの罠に嵌りヒトの姿を失ったアヤ(の幻影)から責め苛まれた事で、自責の念から恐慌状態を起こした際の絶叫。その制御しきれない感情はバンプレイオスを暴走させ、[[イデ]]にも発動の兆しを起こさせる程の影響を及ぼした。<br />
;「あ、あの2人……まるでSRXに乗ってるみたいだ……」<br />
:サブシナリオ「勝利への誓い」より。不完全なまま起動したアルブレード・カスタムを見事な連携で動かすリュウセイとライを見て、バルマー戦役を制した[[SRX|鋼の巨神]]を想起する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「うん、私も''積みプラ''を消化する」<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」より。SRXチームが機体の大規模修理により休暇となった際、ゆっくりプラモを作れそうだというリュウセイの言葉に同調して。積みプラ=箱を積むほど溜まっている未製作のプラモデルを有しているということであり…。<br />
;アヤ「なるほど…って言うか、マイ、そんなにたくさんプラモデルを買ったの?」<br />「そう、30個ほど。クローゼットの中にしまってある」<br />
:上記の後、リュウセイから積みプラのことを教えてもらったアヤの疑問に対して。完全に手遅れである。<br />
<br />
=== OGシリーズ ===<br />
==== 戦闘台詞 ==== <br />
;「リュウみたいに頑張ってみる…」<br />「究極ゥ…!ゲシュペンスト!キィィィィィック!」<br />
:究極!ゲシュペンストキック使用時。完全に声が裏返っており、リュウセイでもやらないような叫びである。OGSにおけるゲシュペンストキックボイスの中では飛び抜けていたため、「'''キックの女王'''」とプレイヤーに呼ばれるようになってしまった。<br />
;「人間を操り人形にするマシンなんて…!」<br />
:対[[バルトール]]。「操り人形」というフレーズは自身のテーマ曲に因んだものか。<br />
;「天上天下! 念動破砕剣!」<br />
:第2次OGにおけるR-1搭乗時。リュウセイネーミングにもばっちり馴染んでいる。<br />
;「T-LINK!ブレードナッコォォ!!」<br/>「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃー!!」<br/>「破あぁぁっ!!」(T-LINKブレードナックル)<br/>「ブーステッド・ライフォー!!」<br/>「くらえ!くらえっ!」<br/>「T-LINK!ズバッシャアァァッ!!」<br/>「突撃ぃぃぃぃっ!!」(T-LINKクラッシュソード)<br />
:[[ART-1]]の各武装のリュウセイのモノマネ台詞。かなり低い声で喋っており、[[霧隠虎太郎|別の人]]のような声になっている。<br />
<br />
==== インターミッション ====<br />
;「私……あの子の気持ちがわかる……。私もアヤを失ったら……」<br/ >「ラトゥーニを捜そう。放っておけない……」<br />
:『OG2』アースクレイドルルート第36話「眠れ、地の底に」より。目の前で[[オウカ・ナギサ|オウカ]]を失って悲しみに暮れていたラトゥーニを心配していた。<br />
:なお、後述の第3次αにおけるシナリオでは皮肉にも'''目の前でアヤを失う絶望'''(当のアヤは無事であったが)に直面して自暴自棄になっていた。<br />
;「きっと、ロボットを作ってる博士だ……」<br />「リュウに観せてもらったアニメで、ああいう感じの人が出てたから」<br />
:『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』第21話「黒き雷翼」より。キサブローを見て。間違いなく「バーンブレイド」辺りの影響を受けており、傍で聞いていた[[リオ・メイロン|リオ]]はリュウセイをたしなめる。ちなみにこの推測は特に間違いでもなく、キサブローの本職はロボット工学者である。カイザーが代表だが、実は[[Gバンカラン|それ以前に作ったロボットがもう1機あった。]]<br />
;「[[SRX]]にもあんな翼がつけばいいな……」<br />「バーンブレイドもパワーアップすると翼がつくから……」<br />
:『[[スーパーロボット大戦 OG外伝|スーパーロボット大戦 OG外伝]]』第29話「閃く光、燃ゆる炎」より。「[[Gコンパチブルカイザー]]」を見て[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]と意気投合して親近感を持っていた。リュウセイと見ていた劇中劇『[[超機合神バーンブレイド3]]』が元なのだが、すっかりリュウセイの感性に染まってしまったようである。ちなみにロバートもこの意見には前向き。<br />
:なお、SRXの後継機体である[[バンプレイオス]]にはウイングがある。伏線だろうか?<br />
;「超獣戦士ギガシードに出て来た、ドグラギオーに似てる……」 <br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』第36話「不可視の扉」より。[[コンターギオ]]を見た感想。アヤの願いも虚しくどんどんリュウセイの感性に染まっている。<br />
;(演し物……? ここはそういう場だったのか……!?)<br />
:『OGMD』中断メッセージより。本来はそういう場ではないのだが、OGシリーズは版権シリーズに対して茶番劇が多すぎるので……。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[量産型ヒュッケバインMk-II]]<br />
:[[α外伝]]では難ルート最終盤で加入する際の乗機だが、性能的に使用する余地はまったくない。<br />
:[[OG2]]では後述のビルトビルガー・タイプLを入手していない場合はこちらが乗機となるが、長所が全く活かせないので早めの乗り換え推奨。<br />
;[[R-GUNパワード]]<br />
:マイとしての乗機。<br />
;[[ビルトビルガー]]<br />
:OG2では、[[隠し要素]]を満たしていると赤いカラーリングのタイプLが乗機となる。ただし、ゲーム的には他のパイロットの方が活かせる。<br />
;[[ゲシュペンストMk-II]]<br />
:ヴィレッタが使用していたタイプRを譲られた。<br />
;[[ART-1]]<br />
:[[R-1]]の発展後継機で、マイが搭乗することで[[合体攻撃]]「天上天下念動連撃拳」を繰り出せる。<br />
;[[R-1]]<br />
:『第2次OG』の序盤にてリュウセイの代わりに搭乗。マイ用に調整されたためSRXへの合体は不可能となっている。<br />
;[[バンプレイオス]]<br />
:[[SRX]]の後継機で、AR-3のパイロット。アヤと共に搭乗する。<br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:まい こはやし}}<br />
[[Category:登場人物ま行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物ま行]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:αシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BE%E3%83%BC&diff=475845
ベルファンガン・クルーゾー
2024-03-17T02:29:16Z
<p>天世: /* 特殊スキル */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Belfangan Clouseau]]<ref>[http://fullmetal-panic.jp/character/ 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト]、2022年3月25日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優|小山力也|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|四季童子}}(原作小説版)<br />{{キャラクターデザイン|堀内修}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](アフリカ系カナダ人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属組織 = [[ミスリル]]<br />
| 所属部隊 = 地中海戦隊 → 西太平洋戦隊陸戦コマンドSRT<br />
| 階級 = [[階級::中尉]]→[[階級::大尉]]<br />
| 役職 = 陸戦コマンドSRT指揮官<br />
| 趣味 = アニメ鑑賞<br />
| コールサイン = ウルズ1<br />
}}<br />
'''ベルファンガン・クルーゾー'''は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
死亡した[[ゲイル・マッカラン]]の後任として着任した陸戦コマンドSRT(特別対応班)のウルズ1。<br />
<br />
特徴的な名前はアフリカにいた先祖の部族に伝わる勇者に由来しており、ルーツにこだわる祖父につけられた。由来となった勇者は悪魔と刺し違えた後、[[M9D ファルケ|黒い鷹]]に乗って天に上ったと伝わっているらしい。また、イスラム教徒であり、聖地メッカに行ったこともある。<br />
<br />
[[アーム・スレイブ|AS]]は鍛えられた兵士の肉体の延長だという信念をもっており、ASの操縦に長けている。[[相良宗介]]と[[クルツ・ウェーバー]]を挑発して行った[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]との模擬戦では、(宗介が自機を信頼していなかったこともあるが)終始圧倒。ファルケで寸勁を放ち、宗介が乗ったアーバレストを吹き飛ばし、高度な衝撃吸収システムですら追いつかないほどの衝撃を与え、レーバテインの航空機事故並みと称される戦闘起動にも耐えられるほどの身体能力を持つ宗介を昏倒させた。<br />
<br />
厳格な性格で、あまり言葉には出さないが仲間想い。宗介とクルツを発奮させるためにあえて挑発させたこともあった。<br />
<br />
アニメ鑑賞が趣味で夢はアニメの実製作という意外な一面があるが、「バレたら士気に悪影響を及ぼす」という理由で周囲に秘密にしている。特別編『わりとヒマな戦隊長の一日』ではそのことを知った[[テレサ・テスタロッサ]]や備蓄管理員(遺失物係兼任)に固く口止めをしたり、テッサに「いっそのこと見なければいい」と言われると「無関係な民間人を虐殺しろ」と命令された様に全身を震わせながら脂汗を流し、楽しみにしていた映像ソフトを弄ったクルツをマジで殺しにかかろうとする場面がある(イタズラの内容は原作ではゲイ用AVやツェッペリン号の爆発シーンを巧みに挟み、OVA版ではまだマイルドなのに変更された代わりに、クルーゾーがイスラム教徒であることを利用した[[宗教]]的にエゲツない物になっている)。その趣味からファンからは「アニオタ」の愛称で親しまれている。<br />
<br />
アニメのジャンルはジ○リ等の名作系であるが、新作アニメをチェックするために海外のオタク向け雑誌『ニュータイプ』を購読するだけでなく、「その手」の評論サイトの常連でもあったり、長編終盤では「傭兵やめて[[秋葉原]]に移住する」といった旨の台詞を言うなど「筋金入り」であることが伺える。ちなみに、彼の乗機である[[ファルケ]]のAIはドラゴンフライという名前だが、これは『魔●の宅急便』のトンボから取られたものらしい。ドラゴンフライの声優もトンボ役の[[声優:山口勝平|山口勝平]]氏である。<br />
<br />
TRPGリプレイ『メタリックガーディアンVSフルメタル・パニック!リプレイ 黒鋼のワンダリング・ジャーニー』では原作終了後という設定で登場。本編終盤では「日本語を勉強して翻訳家を目指す」という目標を立てていたが、日本に移住した後は「アニメを制作したい」という夢を叶えるために演出家を目指してアニメの制作進行の職に就いており、忙しくも楽しい毎日を送っていたが、突如として異世界に転移してしまい、同じように転移してきたファルケとともに戦いに巻き込まれることになる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:音声初収録。原作通りマッカランの後任として参入。能力は流石に高いが、機体の問題でやはり宗介に攻撃面で譲る。<br />
:エーストークではAGからお祝いとして絶版状態のアニメのDVDボックスをもらって狂喜する場面も。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は序盤から参戦する。中盤のルート分岐では原作のコートニー中佐に代わり、宗介(達)をシゴく。<br />
:エーストークでは「標準語」の翻訳ではなく「旧日本語」のDVDボックスをもらって喜んでいる。これで[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|前々作]]の「[[エスター・エルハス|ロシュツキョウ]]」発言の謎が解けたかもしれない。<br />
:中盤で追加される『妖精の目』と必殺技で機体性能が大幅にパワーアップし、強化パーツ次第では真ゲッターを超えるほどの最大ダメージを出せるようになる。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:初登場作品。原作通りマッカランの後任として登場。本人・乗機ともに性能が高く、ファルケがアーバレストの改造を引き継ぐ上にクルツや[[メリッサ・マオ|マオ]]との合体攻撃もあるので、[[フルメタル・パニック! シリーズ|フルメタ]]勢を主力として使用しているなら参戦と同時に活躍が可能。<br />
:[[ボン太くん]]入手時はその造形を気に入ったのか評価試験を申し出、マオとクルツに「ボン太くんからクルーゾーが出てきたら見た人が腰を抜かす」とドン引きされてしまった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:第13話「禁断の海」から登場。今作もエーストークでアニメのディスクセットを貰って喜ぶシーンがある。<br />
:困難ルートEDでは念願の'''日本での長期任務'''で喜んでいる姿が見れる。<br />
:天獄篇同様に『妖精の目』と必殺技のおかげでサブキャラクターでありながら性能的にはトップクラス。<br />
:鉄壁を持つことと[[エースボーナス]]から防御面が優秀で、[[M9D ファルケ|ファルケ]]の射程を伸ばすと優秀な反撃役として機能する。加えて、[[指揮官]]技能を持つため、先陣を切って敵陣に切り込ませる役割に向いている。爆発的な火力を持っているわけではないが、扱いやすさは抜群。ルート分岐のときにお世話になるプレイヤーも多いだろう。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:レアリティSRのサポートユニット。2019年6月よりファルケの実装に合わせてパイロットとしても登場。<br />
:2019年6月開催のイベント「世界を超える情熱」では'''[[サリア|別世界のアニオタ隊長]]と異文化交流を繰り広げた'''。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2章Part8より参戦。軍人という事もあってか、合流後は突入作戦などの指揮を取る事が多い。[[ゼロ]]の指示を[[剣鉄也]]と共に訝しむなど、優れた洞察力も見せる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
突出した派手な精神コマンドや特殊技能はないが、いずれも高い次元でバランスのとれた能力を誇る。<br />
<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
殆どの能力がSRTの中でトップ(射撃と命中をクルツに譲るくらい)。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気迫]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[直感]]、[[てかげん]]、[[分析]]、[[闘志]]、[[気迫]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[直感]]、[[てかげん]]、[[分析]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[熱血]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[闘志]]、[[閃き]]、[[鉄壁]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[直感]]、[[気迫]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[分析]]、[[神速]]'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[指揮官|指揮]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]、[[コンボ]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L2、[[見切り]]、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L1、[[見切り]]L2、[[プロテクション]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''ウルズ1'''<br />
:攻撃力・運動性が増加する。<br />
:'''[[見切り]](クルーゾー)'''<br />
:運動性が増加する。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。<br />
:'''[[アタッカー]](クルーゾー)'''<br />
:攻撃力・照準値が増加する。気力が120、140以上のとき、ステージ中一度「[[奇襲]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる(LV20で追加される)。<br />
:'''専心(クルーゾー)'''<br />
:攻撃力・運動性が増加する。攻撃命中時の気力上昇量が増加する。気力が130以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[神速]]」も追加される)がかかる(熱血はLV5で、神速はLV10で追加される)。<br />
:'''気力限界突破(クルーゾー)'''<br />
:攻撃力・照準値が増加する。気力上限が増加する。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;精神コマンド「闘志」の消費SPが20になる。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。闘志を使いやすくなるのは良いが正直微妙なボーナス。<br />
;精神コマンド「直感」使用時、精神コマンド「不屈」がかかる。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。鉄壁も持つため防御面がASとは思えないほどに優秀になる。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;ウルズ1<br />
:SR。攻撃力、命中率、クリティカル率アップ。<br />
:原作小説版出典。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[メリッサ・マオ]]<br />
:旧知の同僚で、彼女からは「ベン」の愛称で呼ばれる。マッカランの戦友だったことを宗介たちに内緒にするよう頼んだ。<br />
;[[相良宗介]]<br />
:同僚。初めて会った時は彼を昔の自分と重ねて見ていた。同じイスラム教徒であり、また内面のオタク気質には共通項がある。<br />
;[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:同僚。初対面で叩きのめして以来、目の敵にされる。そして、ロクでもない仕返しをされた。能力そのものは高く評価しており、昇進させることも検討していた(その後実際に昇進させた)。<br />
;[[ゲイル・マッカラン]]<br />
:戦死した前任者。戦友であり尊敬する先輩だが、初登場の回では宗介とクルツを発奮させるためにわざと彼を貶めるようなことを言った。<br />
;[[リー・ファウラー]]<br />
:敵ながら、互いを認め合う関係。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[カズマ・アーディガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて、クルツと共にクルーゾーにロクでもない仕返しをした。<br />
:カズマが仕返しに参加するのは第37話(第二部中盤)の分岐でパリルートを選択した場合のみで、クルーゾーが合流するオーブルートだと実は仕返ししない。<br />
:ただ、イタズラ自体はやったらしく、第44話月ルートで「俺はシーンを選んだだけで実行犯はクルツ」と言い訳している場面がある。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、中盤のミスリルルートにおいて彼をシゴいた。その際、彼の父の上官がコートニー中佐であると気付いた。<br />
;[[AG]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』のエーストークで、彼からご褒美に絶版となっているアニメのDVDボックスをもらい、狂喜していた。<br />
:その後も珍しいアニメのディスクをたびたび彼(?)に注文しているらしく、AGにとっても上客として扱われている。<br />
;[[サリア]]<br />
:『V』で初共演したが特に絡みは無かった。しかし『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』でのイベント「世界を超える情熱」にて'''アニオタの隊長繋がり'''で本格的なクロスオーバーを繰り広げる。自らの趣味を部隊の士気の為に隠しているのはお互いに同じだが…<br />
;[[ジル]]<br />
:『V』では彼女が仲間入りした後、クルツから冗談交じりに彼女のパートナー候補として自らを薦められてしまい当然ながら動揺してしまう。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「なら、席を移る必要はない。[[ゲイル・マッカラン|その男]]は腰抜けの無能な男だった」<br />「[[クルツ・ウェーバー|その軍曹]]といい、死んだ大尉といい、ここのSRTは間抜け揃いのようだ。まったく、失望したよ」<br />
:宗介とクルツを挑発した時のセリフ。後から考えると尊敬する先輩をあえて貶めた胸中やいかに。ちなみに席とは基地内バーでのマッカランの指定席のこと。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では[[ヘルマジスタン]]の砂漠での野営中に登場して重傷を負ったマッカランの件で挑発する形になっているため、指定席の下りはカットされている。<br />
;「君の戦い方は、技(スキル)ではあっても、術(アート)ではない。この違いがわかるか?」<br />
:アーバレストとの模擬戦後、宗介の操縦を評して。なお、TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』では…(後述)。<br />
;「……あのサガラという奴」<br />「昔のおれにそっくりだ。肩肘ばかり張っていて、周りが見えず、無理して自分を枠にはめようとしている。狭い椅子に、無理して座ろうとしているみたいだ。その気になれば、枠を広げることだってできるのにな」<br />
:ラムダ・ドライバを使いこなせず、AS操縦技術の成長にも翳りが見えてきて苛立っていた宗助を評して。<br />
;「悪意はゆっくりと醸成される。まず自分をいつわり、次に周囲を恨み、最後は世界のすべてを冷笑するようになる。ゆっくりとな。時計の短針のような、遅々とした変化だ。だからこそ恐ろしい」<br />
:で、そこからつながっていく彼の負け犬観。そして彼は言う。そうなった人間の末路はテロリストであると。<br />
;「自分を信じろとは言ったがな…これはやりすぎだぞ、軍曹…」<br />
:ラムダ・ストライクでゲイツを葬った宗介に対して。クルーゾーにしてみれば自分を挟んでコダールを後片もなく吹っ飛ばした超常パワーを発揮させられたのだからさぞ肝が冷えた事であろう。<br />
;「俺はミスをしない。お前達もミスをしない。それで全てうまくいく。いいな?」<br />
:作戦開始時のマオ達への訓辞。言葉は少なめながら、部下達の作戦遂行能力に対する信頼が見える。<br />
;(なにが強さだ。なにが戦士の道だ。そんなもん犬にでも食わせてやれ。バカバカしい。)<br />
:ファウラーとの死闘で相討ちになった直後機体から這い出して後述の傭兵稼業をやめると決めた直後に。なおその本人は既に事切れていたが…。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「はい…見事な心理作戦です!私の情緒は木っ端微塵に打ち砕かれました!!」<br />「ですが犯人はわかっています!奴には名作を汚した罪を償わせます!!」<br />
:「わりとヒマな戦隊長の一日」より取り寄せた映像ソフトに細工をされたことをテッサに説明して。デッキブラシを持って鬼のような形相でクルツを追いかけていた。ちなみに原作で見ていたのは『魔●の宅急便』だが、アニメでは『未来少年探偵コニャン』という架空の作品(それでもやっぱりジ●リのパロディ)だった<ref>なお、それぞれ飛行船からトンボを助けようとするシーンの直後に'''ヒンデンブルグ号の墜落事故'''、空気を口移ししようとするシーンで'''豚のキス'''が差し込まれていた模様</ref>。<br />
;「クルツ・ウェーバー軍曹…!貴様の罪は海より深い…!人間にはやっていい事と悪い事がある!!」<br />クルツ「知らねえな、仮に俺だったとしてどうするんだい!?」<br />「殺す!!」<br />クルツ「上等!!」<br />
:そしてクルツを発見、クルツの撃ったゴムスタン弾を'''デッキブラシで受け止めた'''後、彼の減らず口に対して宣戦を布告。この後テッサ曰く「ビデオに撮って全隊員に白兵戦闘の見本にしたいほど」の壮絶な激戦を繰り広げる。OVA版でこの時にかかるBGMはあろうことかSRWでも戦闘BGMになっている'''「疾走」'''である…また、2発目のゴムスタン弾は'''回避している。'''悪いのは全面的にクルツなのだが、クルーゾーの方も相当なものである。これでいいのかミスリル。<br />
;「まあ、この件が片付いたらゆっくりと休むつもりだ。国に帰ってゴロゴロする。それから観光旅行でもするかな。日本がいい。アキハバラとか」<br />「メッカはもう行った。なら次はアキハバラだ」<br />
:長編『ずっと、スタンド・バイ・ミー』より、宗介に全員戦いの連続で疲れているという話をした後の台詞。クルーゾーとしてはイスラム教の聖地メッカとアニメの聖地秋葉原を引っ掛けた冗談のつもりだったのだが、宗介には通じなかった。<br />
;(耳が治らなかったら困る。5.1チャンネルのサウンド環境が楽しめなくなる。)<br />
:[[リー・ファウラー]]との死闘の末に重症を負いながらもなんとか機体から脱出した際に右耳が聞こえなくなったことに対して。<br />
;(もういやだ。こんな稼業、金輪際やめる。傷が癒えたら、アキハバラに移住して中断していた日本語の勉強を再開する。そして翻訳家を目指すのだ。きっと素晴らしい毎日になる。絶対そうしよう。)<br/>「俺は……げほっ……やめるぞ!」<br />
:その直後にこれである。もっとも、後述のように夢を追うために別の仕事に就くことになるが…。<br />
;「ああ、そんなことを言っていた時期もあったなあ……。」<br />「今言われると、少し恥ずかしいものがあるな……。あの頃はちょっと調子に乗っていたのかもしれない」<br />
:TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』より、同作中の登場人物に「あの動き…スキルではない、アートだ!」と驚かれて。本編の自分の名台詞を[[黒歴史|若気の至り]]扱いしてしまった。<br />
;「そうか……ではちょっと俺の話をしよう」<br />(中略)「というわけで俺はアニメの制作進行になったんだ」<br />「ああ、'''あんな話'''はどうでもいいんだ。思い出したくもない」<br />
:TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』より、同作内の登場人物に自分の昔話をする一コマより。なお「あんな話」とは紛れもなく'''フルメタ本編のこと'''である…メタな話、原作者でありクルーゾーのプレイヤーでもある賀東氏は一体この台詞を言う時どんな心境だったのだろうか…。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「この機体は鷹だ…。甘く見てると痛い目にあうぞ…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第37話「平和の国の雷」において、[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]から自身の機体を「[[ロジャー・スミス|カラス]]」扱いされた事に対しての返答。<br />
;「気分は、トクサツのヒーローだ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』での対[[インベーダー]]や[[宇宙怪獣]]、『V』でも[[ドラゴン]]相手に発言する。やっぱりそういう特撮作品も見ていたのだろうか。<br />
;「ウェーバーーーーー!!」<br />
:『第3次Z』での中断メッセージにて、クルツがプレイヤー映画鑑賞を誘おうと見せかけて自身の趣味をばらそうとした際に。見て分かるとおり形相が凄いことになっている。<br />
;「各機、やるぞ!俺達を舐めた奴等に報いを与えてやれ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にて、ガドライトが撤退したのを受けて。当初は状況をよく飲み込めていなかったようだが、流石にガドライトの態度には頭に来たようだ。<br />
;「海洋冒険モノは、やはりいい!ダイジェスト版ではなく、ディスク全巻セットを購入するぞ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』翠の地球ルート第7話「無頼の女帝」にて、事前に観た「海洋冒険モノの懐かしアニメ」([[ふしぎの海のナディア|これ]]辺りを思わせる)の影響を受けて[[ラケージ]]との死闘を演じた結果、Zチップが生成されたことを戦闘終了後にAGにからかわれて。そのことで怒り出すかと思いきや、素直に認めて追加注文まで頼んでいる。<br />
;AG「ですが、かなり前の作品であり、標準語吹き替えはされてませんが……」<br />クルーゾー「構わん。俺はその手の裂作品を鑑賞するために、旧日本語を完全にマスターしている」<br />
:『第3次Z天獄篇』のエーストークにて。どうやら多元世界の言語は日本語をベースとした「標準語」であるらしい。ちなみに、原作でのクルーゾーは上記にもある通り日本語を勉強中である。<br />
;(ウェーバー…。お前を失ったのは上官である俺の責任だ…。やるぞ…。悪いが、お前をがっかりさせるために俺達は必ず勝つ!)<br />
:『第3次Z天獄篇』対アマルガムルート第40話の戦闘前会話。MIAになったクルツに、心の内で作戦成功を誓う。<br />
;「その夢はお前を越えた後に叶える! あのシリーズが最終回を迎える前にこの宇宙が滅びるなど、断じてあってはならない事だ!!」<br />
:『第3次Z天獄篇』最終話より、[[至高神Z]]との戦闘前会話。宇宙を救う理由がそんなものでいいのだろうか…。まあ、[[クロウ・ブルースト|借金返済の為に戦う男]]とかがいる中では彼だけがおかしいわけではないが…。<br />
;「天国にドラゴンなぞいない。我々がいるのはファンタジックな異世界の可能性がある」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』13話より。実際、スパロボではその[[バイストン・ウェル|ファン]][[惑星ガイア|タジック]][[アースティア|な異]][[ラ・ギアス|世界]][[エンドレス・フロンティア|への]][[アル・ワース|転移]]に事欠かない。オタク趣味を持つクルーゾーならではの推測か(上述のTRPGへの客演を意識した台詞ともとれる)。間違ってはいないが順応しすぎであるのは、憧れがあるからなのだろうか?しかも、その直後に[[サリア|同じ趣味を持った少女]]と運命的(?)な出会いを果たす事になる。<br />
;「前から日本に滞在したいと思っていたんだ。楽しい任務になりそうだ。」<br />
:『V』EDより。一応テッサの護衛の面目があるのだが、彼の趣味を考えると明らかに滞在理由は別であろう。<br />
;「まさに世紀末な連中だな」<br />
:『DD』第3章Part8「鉄の狼」より、[[死鬼隊]]を見ての一言。この台詞が「社会の没落期」を指しての揶揄なのか、それとも彼の趣味に拠って、某少年漫画のパロディを揶揄した台詞<ref>というより、アニメ化作品『北斗の拳2』のオープニングテーマ「TOUGH BOY」のフレーズそのもの引用である。</ref>なのかは判断が難しいところ。後者だとすれば彼のオタクとしての守備範囲も原作より広がっていそうである。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[M9D ファルケ]]<br />
:<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
{{DEFAULTSORT:へるふあんかん くるうそお}}<br />
[[category:登場人物は行]]<br />
[[category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=R-GUN%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89&diff=475841
R-GUNパワード
2024-03-16T23:55:51Z
<p>天世: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = アールガンパワード<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|超機大戦SRX}}<br />
| 初登場作品 = [[スーパーヒーロー作戦]]<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 正式名称 = Real Personal Trooper Type-Gun Powered<br />
| 分類 = [[パーソナルトルーパー]]<br />([[SRX計画]])<br />([[Rシリーズ|RWシリーズ]])<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RW-1P]]<br />
| 全長 = [[全長::29.8 m]]<br />
| 重量 = [[重量::66.2 t]]<br />
| 動力 = [[動力::トロニウム|トロニウム・エンジン]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゾル・オリハルコニウム]]<br />
| 基本OS = [[TC-OS]]<br />
| 補助MMI = [[T-LINKシステム]]<br />
| 素体 = '''[[R-GUN]]'''<br />
| 開発者 = [[開発::カーク・ハミル]]<br />
| 所属組織 = [[地球連邦軍]]<br />
*極東支部<br />
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|SRXチーム}}<br />
| パイロット = [[パイロット::イングラム・プリスケン]]<br />[[パイロット::ヴィレッタ・バディム]]<br />[[パイロット::マイ・コバヤシ]]<br />
}}<br />
'''R-GUNパワード'''は『[[バンプレストオリジナル]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[SRX計画]]による「RW計画」において[[SRX]]専用の武装システムとして開発された第一号機。「[[R-GUN]]」にプラスパーツを装着して「R-GUNパワード」と呼ぶ。<br />
<br />
[[R-3]]より高水準のセンサー、[[R-2]]より高出力かつ高火力を持つ。メタルジェノサイダーモードにより「ハイパートロニウムキャノン(HTBキャノン)」へと変形して、[[SRX]]及び、[[バンプレイオス]]の最強兵器「天上天下一撃必殺砲(改)」として使用する。<br />
<br />
システム上はパワードになった後は換装不可能だが、整備の際に一時的にR-GUNに戻されることはある。<br />
<br />
=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===<br />
[[イングラム・プリスケン]]または[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]]によって'''アールガン'''(''ARGAN'')が新西暦155年の地球防衛軍極東基地に持ち込まれ、極東基地を急襲した双頭怪獣パンドンに対抗するために[[アヤ・コバヤシ|アヤ・コバヤシ大尉]]の判断によって急遽放置されていたR-GUN用のプラスパーツを装着した機体。<br />
<br />
TP技として絶大な威力を誇るHTBキャノンが開放されるほか、SRXとの合体攻撃で天上天下一撃必殺砲が使用可能になる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
上記の共通設定と同じで、[[SRX計画]]により開発された機体。既にプラスパーツを装着した「R-GUNパワード」で登場。[[トロニウム|トロニウム・エンジン]]が安定稼動せず、[[イングラム・プリスケン]]で運用試験が行われた。<br />
<br />
しかし、イングラムが裏切って[[ゼ・バルマリィ帝国]]へと帰還途中で、[[リュウセイ・ダテ]]の[[R-1]]により大破。大破した機体は[[月]]の[[マオ・インダストリー]]社で修復され、[[レビ・トーラー]](「[[スーパーロボット大戦α]]」のルートによっては[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]が搭乗)がパイロットとなる。<br />
<br />
[[バルマー戦役]]後は月の[[マイクロウェーブ送信施設]]に保管されていたが、行方不明となったイングラムの代役として[[ヴィレッタ・バディム]]が搭乗。[[ダカール]]のマクロスシティにおける[[ネオ・グランゾン]]の爆発と、時系列において既に[[ケイサル・エフェス (人物)|まつろわぬ霊]]との戦いで破壊されてしまった[[アストラナガン]]とR-GUNとのT-LINKシステムシステムが同調、時空間ゲートによりアストラナガンが漂着した[[並行世界]]の未来『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』へ飛ばされてしまった。<br />
<br />
未来から帰還後はマオ・インダストリー社で改修作業を受け、[[異星人]]の[[EOT]]技術の信頼性を向上させる「[[レイオス・プラン]]」によりトロニウムエンジンが安定稼動を行えるようになり、パイロットもSRXチームの隊長になった[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]の乗機となった。その際、ビームカタールソード、HTBキャノンはオミットされ、安定性は高まったものの代償として戦闘能力は落ちた。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
[[SRX]]計画により[[マオ・インダストリー]]社の手で完成され、[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]が輸送目的で搭乗していたが、後に[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が乗り込むことになる。<br />
<br />
しかし、イングラムの裏切りにより機体は破棄されて、[[R-GUNリヴァーレ]]に乗り換えられてしまう。残されたR-GUNは回収され、再度マオ・インダストリー社で修復して再び投入。パイロットは新たにSRXチームの一員となった、[[マイ・コバヤシ]]の手で運用される事となった。<br />
<br />
ただし、[[バルトール]]事件の際、マイは[[量産型ヒュッケバインMk-II]]を経て[[ART-1]]へと乗り換えており、再びヴィレッタの元に還っている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:初登場作品。最初はイングラムの搭乗機。今作では最初からプラスパーツを装着したR-GUNパワードで、R-GUNにはなれない。序盤に加入する味方機にしては中々高性能だが、燃費は悪く、中盤に離脱する。[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件次第でヴィレッタ、またはレビが搭乗し復帰、その際はSRXの合体ユニットの1体となる。[[奇跡]]を覚えるレビが加入すれば、合体後も含め強力となる。ただ性能はこの時期にしてはそこそこ程度。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::HTBキャノンが1発限りの弾数制になったので若干弱くなった。後は大体『α』と同じ運用で良い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:廃棄処分と偽って[[ムーンクレイドル]]に秘蔵されていた。イングラムが行方不明になったため、代わりにSRXチームの隊長に就任したヴィレッタが搭乗する。序盤月ルート5話で初登場し、8話から正式参入。解散後、未来での合流は終盤となる。攻撃力とパーツ装備数が増えたため強くなってはいるのだが、ハイ・ツインランチャーの燃費は相変わらず悪く、HTBキャノンは1発限りの弾数制に変更されたため使いどころが難しい。またライフルは弾数が減り、移動後攻撃可能武器になったかわりに射程も短くなったため使い勝手が悪くなった。地味にT-LINKブーメランのクリティカル補正が40%へと激増している。<br />
:エンディングで廃棄を宣告される。アニメは『α』の流用のみで済まされている。『[[第2次α]]』では解体されてしまった為、登場しない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:他のRシリーズ同様、再び組み立てられセレーナ編では第1話から登場する(セレーナの誤解により敵としての登場だが)。再び基本的な配色は同様だが、青紫が弱く赤が強くなったため、これまでと違う印象がある。パイロットは引き続きヴィレッタ(一応[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]も乗り換え可能だが念動力を持たない事と天上天下一撃必殺砲も使えない事と[[ベルグバウ|専用]][[ディス・アストラナガン|機]]が強力なためほぼ趣味の範囲)。加入時期が遅いためか2段階改造状態で加入する。<br />
:基本は小隊員機として運用するのが良いが、バンプレイオス参戦まで間があるため、全体攻撃による露払い役として運用するのも手。ただハイツインランチャーは[[フェイ・イェン・ザ・ナイト|フェイ・イェン]]のエモーショナルアタックと同等で燃費がすこぶる良いが、地形適応は極普通で必要気力が低い以外の明確な長所が無い。PLA武器が強く、援護攻撃に適さないため、やはり小隊員として活躍してもらうことになるだろう。なお念動フィールドおよび主兵装のHTBキャノンが使用不可能になっている。<br />
:[[没データ]]には青紫の部分がピンクに変更されている機体が存在する。武装は設定されていない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年3月のイベント「鋼の魂」の報酬ユニット。SSRシューター。パイロットはイングラムだが、この組み合わせ自体『α』から19年、『αDC』からでも18年振りになる。<br />
:2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて、ヴィレッタがパイロットの大器型SSRブラスターが実装。XΩスキル対応であり(パートナーは[[SRX]][Ω])、XΩユニットも同時に実装されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2023年6月の第15回制圧戦「デッド・エンド・シュート」にて参戦。攻撃&命中タイプ。パイロットはヴィレッタ。参戦直後の同月(参戦から僅か3日)にSRXとの合体攻撃であるSSRユニットパーツ「天上天下一撃必殺砲」が追加。同パーツの演出では発射後にアヤが消耗した結果'''ガシャンと地面に落とされており'''、制作側のスーパーバイザー寺田貴信氏にも中のヴィレッタを心配されている<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1674345463213101060 寺田貴信氏の2023年6月29日のツイート]より</ref>。<br />
:正式参戦以前にも、2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」にてリュウセイが名前を口にしている。<br />
:R-GUNと別機体扱いになり同時出撃が可能なため、イングラムとヴィレッタを同時に出撃させることができる。<br />
<br />
=== [[OGシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}<br />
:マイの搭乗機として中盤に登場。パワードとなったはずだが、前作のR-GUNと比べかなり性能が落ちている。引き続き乗り換えも可能で、マイ、ヴィレッタが搭乗すれば[[SRX]]との合体攻撃により、自軍でもトップクラスの攻撃力を有する。ただ飛行できないため、SRXと足並みをそろえるのが難しく、単機での攻撃力はいまひとつなので、[[強化パーツ]]や[[換装武器]]で強化すると良い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}<br />
:リメイクによる[[ツインバトルシステム]]により、戦い方に幅が出来た。全体攻撃を換装武器で補えば、単機でも使いやすくなる。[[ART-1]]が入手できるOG2.5では事実上のヴィレッタ専用機だが、T-LINKブーメランが使えないので、換装武器でP属性の武器を補う必要がある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}<br />
:基本的な性能は『OGS』と同様だが、T-LINKブーメランがスラッシュ・ブーメランに変更され、念動力者ではないヴィレッタでも使用可能になり、ますますヴィレッタ専用機としての色合いが濃くなった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}<br />
:一撃必殺砲の威力自体はマイ搭乗時の方が高いのは相変わらずだが、ヴィレッタが「統率」を持っているため、マキシマムブレイクの第一撃として使うことが出来る。ただし固定武装に支援武器(F属性)を持っていないので、換装武器でのフォローが必要。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}<br />
:『OG2nd』と運用上の注意点も含めてほぼ変わらず。統率改めMB発動が養成で習得できるため、マイでもマキシマムブレイクの発動が可能になった。<br />
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]<br />
:[[AMガンナー]]と合体して「R-GUNガンナー」という本来のAMガンナーの使用用途で使用されている。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[スーパーヒーロー作戦]]<br />
:初出作品。主人公機として中盤から登場。最後はイベントデモによる「天上天下一撃必殺砲」の使用で、ゼストを倒す。会話での表記は「R-GUNパワード」、ステータスでは「アールガンPOWERED」である。<br />
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]]<br />
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
[[OGシリーズ]]では一部[[換装武器]]。<br />
<br />
==== 固定武器 ====<br />
;頭部バルカン砲<br />
:頭部内蔵の2門のバルカン砲。火力が低くあまり使われる事は無いが無いよりはマシ。OGシリーズでは「バルカン砲」に名称変更。<br />
;ビームカタールソード<br />
:バックパックに装備されたビームソード。R-GUNとは装備位置が異なり、ハイ・ツイン・ランチャーに並列するように取り付けられる。通常のビームソードとは異なり、カタール(湾刀)の形状である。パイロットの念動力により自在に遠隔操作が可能な他、機体から離れてもビーム刃を維持できる。αではこの機能を用いて、敵機をXの字に斬り裂く。第3次αでは未装備。<br />
:『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちI」で、サブアビリティは「照準値アップI」。<br />
:;スラッシュ・ブーメラン<br />
::ビームカタールソードを連結してブーメランとして使用。『OG外伝』からはT-LINKブーメランに替わってこちらが採用された。実は初登場のSH作戦ではこちらを装備していた為、『OG外伝』で原点回帰した事になる。SH作戦では使用時のムービーがR-GUNのものしかないため、この機体で使うとランチャーが消える。<br />
::『X-Ω』ではヴィレッタ機の必殺スキルに採用。<br />
::『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「全力攻撃II」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。<br />
:;T-LINKブーメラン<br />
::T-LINKシステムでブーメランを操作して飛ばす。最後はビームカタールソードで斬り付けるというパターンアタックを採用している。<br />
;ハイ・ツイン・ランチャー<br />
:バックパックのプラスパーツに装着された重金属粒子砲。バックパックの両側に2門装備。メタルジェノサイダーモードでは銃身前部になる。単独版HTBキャノンが使えない作品では本機の主兵装。αやα外伝ではR-GUNパワードのリアルカットインが表示される。『第3次α』では[[全体攻撃]]。<br />
:『X-Ω』ではイングラム機の必殺スキルに採用。<br />
:『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。ツイン・マグナライフルからの連続攻撃になっている。メインアビリティは「トロニウム・エンジン(R-GUNパワード)」で、MAP兵器以外の最大射程が増加し、攻撃力・防御力・照準値が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加する。自分の攻撃が命中する毎に攻撃力・照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。<br />
;HTBキャノン「ハイパートロニウムバスターキャノン」<br />
:R-GUN及びR-GUNパワードがメタルジェノサイダーモードに変形して巨大な重金属粒子砲となる。燃費が著しく悪いのが欠点だが、その分威力が高く有用な武装。武装名としてのHTBキャノン名義はαシリーズのみ。なお本来はSRX及びバンプレオスが使用する武器であるが、単独でも使用可能である。『第3次α』およびOGシリーズでは未装備の為、最大火力が落ちた。<br />
:余談ながら『α』に於けるHTBキャノンの全長は、[[ゲッタードラゴン]]の腕で保持するのに丁度良いサイズであるとの事(SRXとゲッタードラゴンは1m強前者が大きい)。また、ドラゴンの動力炉と直結してエネルギーを供給する事で、ゲッタービームをHTBキャノンから照射する超長距離射撃も可能だったが、作戦遂行前に[[ゼントラーディ|ゼントラーディ軍]]の襲撃を受けたため中止の憂き目に遭っている。<br />
;マシンガン<br />
:SH作戦の通常攻撃時に使用している。<br />
<br />
==== [[換装武器]] ====<br />
;ツイン・マグナライフル<br />
:ビーム・実弾の両方を同時発射する手持ち銃。ビーム属性を持たない。OGシリーズでは[[換装武器]]。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。<br />
:『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。通常攻撃を流用したR必殺技の中でもかなりの高威力になっている。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;天上天下一撃必殺砲(改)<br />
:[[SRX]]及び、[[バンプレイオス]]が使用する際の名称。 バンプレオスが使用する時は『エクスガンナー』と呼ばれる、規格を統一する為のパーツを取り付ける。また、出力の向上に伴い「改」と付ける。<br />
:OGシリーズでのSRXとの合体攻撃の場合、ヴィレッタが本機に乗ると燃費や使い勝手に優れ、マイが乗ると燃費が悪く射程に穴があるが、攻撃力に優れるという差別化が測られている。ヴィレッタは兵器の扱いに長け、マイは強力な念動力を持っている事が、こういった形で差別化が図られている理由だろう。いわゆる「特殊合体攻撃」が第3次α、OGシリーズ共に採用されていないため、R-GUN側から発動することもできる。よって第2次OGではヴィレッタを搭乗させることで「マキシマムブレイク」の初撃に組み込むことができる。これらの作品において単独発射版が装備されていないのはそこにも理由があるのだろう。<br />
:SH作戦では最終戦のイベントで使用。この際はSRXチーム+イングラムという組み合わせだが、今に至るまでスパロボではこの組み合わせは再現されていない。<br />
:『X-Ω』ではXΩスキルに採用。<br />
:『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。過去に明かされていた「発射時にR-GUNの両脚部が上下に少し開く」というモーションが実装されている<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1674344506735607808 寺田貴信氏の2023年6月29日のツイート]より</ref>。またシリーズでは初めてプラスパーツの変形を描かれている<ref>他の作品では本体毎一瞬で変形するか、本体と分離して本体が変形すると既に変形したプラスパーツが合体するのどちらかだった。</ref>。<br />
:メインアビリティは「オンリー・ワン・クラッシュ」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。ステージ中、必殺技スロット1に装備している必殺技の必要アクション数が1減少する。出撃後最初の1度だけ、天上天下一撃必殺砲の必要アクション数が1になる。周囲4マス内の味方ユニットの攻撃力・照準値が増加し、天上天下一撃必殺砲命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を回復する。自分がフィールド上にいるとき、味方のSRX(リュウセイ・ダテ)に攻撃力・防御力・照準値が増加する効果を付与する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動する。<br />
;[[念動フィールド]]<br />
:作品により効果が異なる。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:OGシリーズのみ。裏切ったイングラムが搭乗するR-GUN限定。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:αのみ[[飛行]]可能。本機はT-LINKフライトシステムで飛行する設定なので仕方の無い仕様ではある。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+50、武器「ハイ・ツインランチャー」の必要気力-10<br />
:OGMDでのカスタムボーナス。ハイ・ツインランチャーの使用機会を早く、そして多く撃てるので「天上天下一撃必殺砲」へのつなぎには充分活用しやすい。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「TIME DIVER」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』における[[イングラム・プリスケン|イングラム]]搭乗時のBGM。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]搭乗時でもこのBGMとなる。<br />
;「MARIONETTE MESSIAH」<br />
:『α』における[[レビ・トーラー|レビ]]搭乗時のBGM。なおヴィレッタ搭乗時もこのBGMとなる。<br />
;「WOMAN THE COOL SPY」<br />
:『[[OG]]』から採用されたヴィレッタのテーマBGMで、『[[第3次α]]』ではこのBGM。OGシリーズでも『[[OG外伝]]』からこのBGMがデフォルト設定されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;一撃必殺の絆<br />
:SH作戦の最終決戦にて。ガイアセイバーズの猛攻を受けてなお余力を残すゼストを倒すため、躊躇うリュウセイ達を説き伏せたイングラムはSRXのエネルギーを使用してのHTBキャノン使用を決断。放たれるエネルギーに耐えきれずアールガンPOWEREDは自壊寸前まで陥るも、ギリギリでゼストの撃破に成功する。<br />
;逆転の一撃<br />
:「招かれざる異邦人(後編)」にて。伊豆基地を防衛するハガネとヒリュウ改の前に、指揮官クラスとおぼしき巨大アインストが出現。それに対応すべく合体したSRXだが、一瞬の不意を突かれて捕縛されてしまう。事態を打開するためケンゾウはR-GUNパワードを出撃させるが、乗っていたのはヴィレッタではなく、リハビリ中だったはずのマイであった。戸惑う3人だったが、脱出のためHTBキャノンを使用し、巨大アインストの撃退に成功する。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[R-1]]<br />
:兄弟機その1。<br />
;[[R-2パワード]]<br />
:兄弟機その2。コンセプトが一部共通。<br />
;[[R-3パワード]]<br />
:兄弟機その3。<br />
;[[SRX]]<br />
:本来この機体の支援が目的。<br />
;[[バンプレイオス]]<br />
:SRXの後継機でも使用可能。<br />
;[[AMガンナー]]<br />
:ある意味での兄弟機。ドッキングが可能で、トロニウム・エンジンを搭載していることにより「フルインパクト・キャノン」も使用することができる。<br />
;[[ヒュッケバインMk-III]]<br />
:兄弟機である「R-SWORD」を換装パーツ「AMボクサー」として使用している。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:R-GUNはわあと}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカ英数字・記号]]<br />
[[Category:OGシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:αシリーズ]]<br />
[[Category:スーパーヒーロー作戦]]<br />
[[Category:パーソナルトルーパー]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E5%A4%A7%E6%88%A630&diff=475840
スーパーロボット大戦30
2024-03-16T23:33:36Z
<p>天世: /* 参戦作品 */</p>
<hr />
<div>{{ゲーム<br />
| タイトル = スーパーロボット大戦30<br />
| 読み = スーパーロボットたいせんサーティ<br />
| 外国語表記 = <br />
| シリーズ = <br />
| 原作 = <br />
| 移植版 = <br />
| リメイク版 = <br />
| 前作 = <br />
| 次作 = <br />
| 発売日前作 = <br />
| 発売日次作 = <br />
| シリーズ前作 = <br />
| シリーズ次作 = <br />
| スペシャルディスク = <br />
| 開発元 = {{開発 (作品)|B.B.スタジオ}}<br />
| 運営元 = <br />
| 発売元 = バンダイナムコエンターテインメント<br />
| 配信元 = <br />
| 対応機種 = [[機種::Nintendo Switch]]<br />[[機種::プレイステーション4]]<br />[[機種::パソコン]](Steam)<br />
| プロデューサー = {{プロデューサー|寺田貴信}}<br />じっぱひとからげ<br />最上頌平<br />
| ディレクター = 福西真一郎<br />
| シナリオ = {{脚本|名倉正博}}<br />{{脚本|寺田貴信}}(「その名はOGチーム」)<ref>[https://dengekionline.com/articles/155970/ 『スーパーロボット大戦30(スパロボ30)』のあのシナリオ、実は…。寺田貴信氏&最上頌平Pの独占コメントで意外な事実が発覚!] 2022年10月29日閲覧。</ref><br />
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:河野さち子|河野さち子]]<br />[[スタッフ:糸井美帆|糸井美帆]]<br />[[スタッフ:曽我部修司|曽我部修司]]<br />[[スタッフ:ののかなこ|ののかなこ]]<br />[[スタッフ:大籠之仁|大籠之仁]]<br />[[スタッフ:岡本光晴|岡本光晴]]<br />[[スタッフ:馬場一希|馬場一希]]<br />[[スタッフ:金丸仁|金丸仁]]<br />[[スタッフ:中島和恵|中島和恵]]<br />[[スタッフ:広瀬雄一|広瀬雄一]]<br />
| メカニックデザイン = [[スタッフ:カトキハジメ|カトキハジメ]]<br />[[スタッフ:大張正己|大張正己]]<br />[[スタッフ:斉藤和衛|斉藤和衛]]<br />[[スタッフ:moi7|moi7]]<br />[[スタッフ:宮武一貴|宮武一貴]]<br />
| 音楽 = 有馬孝哲<br />加藤賢二<br />古川亮<br />豊田竜行<br />
| 主題歌 = 「Drei Kreuz ~鋼のサバイバー~」<br />
| 発売日 = [[発売日::2021年10月28日]]<br />
| 最新バージョン = 1.34 (Switch / PS4)<br />1.3.0.3 (Steam)<br />
| 配信開始日 = <br />
| 配信終了日 = <br />
| 価格 = <br />
*Switch / PS4<br />
通常版<br />
:8600円+税<ref name="パッケージ">パッケージ・ダウンロード</ref><br />
デジタルデラックスエディション<br />
:13500円+税<ref name="ダウンロード">ダウンロード</ref><br />
デジタルアルティメットエディション<br />
:16500円+税<ref name="ダウンロード" /><br />
超限定版<br />
:28600円+税<ref name="超限定版">パッケージ、ECサイト(Amazon.co.jp、プレミアムバンダイ、アソビストア)専売、2021年7月12日予約受付開始<br />
、2021年10月10日予約受付終了</ref><br />
<hr><br />
*Steam<br />
通常版<br />
:9460円<ref name="ダウンロード" /><ref name="steam">公式サイトではオープン価格表記。Steamストアでは税込表示のみ確認可能。</ref><br />
デジタルデラックスエディション<br />
:14850円<ref name="ダウンロード" /><ref name="steam" /><br />
デジタルアルティメットエディション<br />
:18150円<ref name="ダウンロード" /><ref name="steam" /><br />
<br />
| CERO区分 = C<br />
| コンテンツアイコン = <br />
| 初登場SRW = <br />
| 初クレジットSRW = <br />
}}<br />
『'''スーパーロボット大戦30'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。<br />
<br />
==概要==<br />
スーパーロボット大戦シリーズ30周年記念タイトル。タイトルの由来はそのまま「30周年の30」からで、30の部分は「サーティ」と読む<ref name="スパログ">[https://blog.spalog.jp/?p=6305 熱血!必中!スパログ!『家庭用最新作「スーパーロボット大戦30」!!』] 2021年6月18日閲覧。</ref>。<br />
<br />
2021年6月16日配信の「Nintendo Direct | E3 2021」にて一部参戦作品を抜粋したティザーPVが公開された<ref>翌朝公開のPVで[[プレイステーション4]]、[[パソコン|Steam]]とのマルチプラットフォームであることが明かされた。</ref>。その後、2021年7月11日配信のシリーズ生誕30周年オンラインイベント「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2021」にて全参戦作品と発売日が公表された。2021年10月15日にはSwitch版とPS4版の体験版の配信が開始され、2021年10月28日に発売された。<br />
<br />
対応プラットフォームは Switch /PS4/ PC(Steam)で、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』の後日移植を除けば、シリーズ初のコンシューマとPCとのマルチプラットフォームとなる。<br />
<br />
『V』『X』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではアジア圏にのみ留まっていた海外展開も、欧米圏でのSteam版の配信が実現した。<br />
<br />
『V』以降恒例となっている参戦作品の原曲収録版については期間限定生産の「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」ではなく、「プレミアムサウンド&データパック」として任意ダウンロード購入による形式となった。限定版がリリースされていなかったPC版でも販売される。<br />
<br />
プレミアムバンダイなど一部の通販サイト限定販売として、[[ヒュッケバイン30]]の可動フィギュアとオリジナルBGMサウンドトラックのダウンロードコード<ref>[https://sddl-srw30-thirty.suparobo.jp/jp オリジナルBGMデジタルサウンドトラック](全135曲)※[[スーパーロボット大戦X|X]]・[[スーパーロボット大戦T|T]]から一部楽曲入り</ref>を同梱した「超限定版」が販売され、予約開始後1時間も経たないうちに予約完売となった。ただし、こちらにはシーズンパスやプレミアムサウンド&データパックは同梱されていない。また、プレミアムバンダイとアソビストアのみ数量限定の購入特典として、表面には本作のタイトルロゴ、裏面にカトキハジメ氏デザインのエンブレムが刻印された特製メタルプレートが同梱した。<br />
<br />
{|class="wikitable" style="text-align:center;font-size:smaller;"<br />
|+<br />
!商品名<br />
!ゲーム<br />本体<br />
!サウンド<br />&データ<br />
!ボーナス<br />ミッション<br />
!DLC①<br />
!DLC②<br />
!エキスパンション<br />
|-<br />
|'''通常版''' / '''超限定版'''<br />
|〇<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|'''デラックスエディション'''<br />
|〇<br />
|-<br />
|〇<br />
|〇<br />
|〇<br />
|-<br />
|-<br />
|'''アルティメットエディション'''<br />
|〇<br />
|〇<br />
|〇<br />
|〇<br />
|〇<br />
|-<br />
|-<br />
|'''プレミアムサウンド&データパック'''<br />
|-<br />
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|-<br />
|-<br />
|'''ボーナスミッションパック'''<br />
|-<br />
|-<br />
|〇<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|'''シーズンパス'''<br />
|-<br />
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|'''DLC①'''<br />
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|-<br />
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|'''DLC②'''<br />
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|-<br />
|-<br />
|〇<br />
|-<br />
|-<br />
|'''エキスパンションパック'''<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|-<br />
|〇<br />
|}<br />
<br />
:「[[ダウンロードコンテンツ/30|ダウンロードコンテンツ]]」も参照<br />
<br />
===DLC===<br />
有償DLCとしては、前述の「プレミアムサウンド&データパック」のほか、独立した15本のサイドミッションがプレイ可能となる「ボーナスミッションパック」が発売と同時に配信された。<br />
<br />
2021年11月19日に9体の機体と、13のエリアミッションおよび17の艦内ミッションがプレイ可能となる「DLC①」が配信された。2021年12月24日には9体の機体と、13のエリアミッションおよび18の艦内ミッションがプレイ可能となる「DLC②」が配信された。尚、DLC①とDLC②はDLC「シーズンパス」に含まれており、シーズンパス購入者用の特典ミッションも配布された。<br />
<br />
2022年4月13日には10体の機体と、3体の機体への追加武装、3話の連続ミッション、20のエリアミッションおよび25の艦内ミッション、追加難易度スーパーエキスパート+がプレイ可能となる「エキスパンションパック」が配信された。<br />
<br />
===無料アップデート===<br />
無料アップデートとしては、2021年11月17日に機体[[ゲシュペンスト]]と3つのエリアミッションが配信された。2021年12月22日には機体[[ディーダリオン]]と3つのエリアミッション、難易度スーパーエキスパートが追加。さらにパイロット育成や機体・武器改造の上限が解放された。2022年4月20日に機体[[グルンガスト]]と[[ヴァンアイン]]、2つのエリアミッション、本編クリア後のエクストラチャプターとして6話の連続ミッションが配信された。また、早期購入者特典であった[[SRX]]と[[サイバスター]]の加入ミッションと、購入店舗別の特典ミッション<ref>強化パーツ入手。『魔刃のスピリット』(Amazon.co.jp限定)、『魔弾のスピリット』(ゲオ限定)、『超力のスピリット』(アソビストア / プレミアムバンダイ限定)</ref>3つが解放された。2022年11月15日にレポートカード機能の追加とライブラリーへのイラスト追加<ref>「プレミアムサウンド&データパック」所有者のみ閲覧可能</ref>が実施された。<br />
<br />
==システム==<br />
戦闘や養成の基本的なシステムはVXT三部作を踏襲しているが、新規システム「タクティカル・エリア・セレクト」の関係で従来のスパロボとはかなりプレイ感覚が異なる。また名称が変更されているものもいくつかある。<br />
<br />
===新システム===<br />
;タクティカル・エリア・セレクト<br />
:任意のポイントを選択することでストーリー展開や入手機体が変化するシステム。COMPACTシリーズの[[フリーオーダーシナリオシステム]]に似ているが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』『[[スーパーロボット大戦DD]]』などのアプリ系タイトルの周回育成要素やユニットクエストを取り入れたものとなる。<br />
:二者択一でどちらかしか選べない物や特定ミッションを先に選択すると消滅する物もあるが、隠し機体以外はどの順番でプレイしても最終的に全て加入する。<br />
:そのシステムの都合、従来作のような話数表示がシリーズで初めて撤廃されたほか、ミッションを攻略する順番(DLC追加キャラを含む)によってはシナリオ中で会話に参加するキャラが変化・増加する。<br />
:従来作のインターミッションに相当する「'''戦略フェイズ'''」、地図上からミッションを選択する「'''エリアミッション'''」、ドライストレーガー艦内で発生する「'''艦内ミッション'''」の3つのパートを切り替えながら任意でミッションを攻略してゲームを進行する。<br />
;エリアミッション<br />
:攻略のメインとなるミッション。ライブラリーのミッションチャート表示対象やミッションクリア数のカウント対象はエリアミッションのみ。<br />
:;キーミッション<br />
::「☆」アイコンが添えられた、シナリオ進行に必須となるミッション。キーミッションのみをプレイすることで最短でのゲームクリアが可能となる。一部のキーミッションは条件付きで早期解放されるほか、一定数のミッションクリアが解放条件になっているキーミッションも存在する。[[ダウンロードコンテンツ/30|一部のDLC]]はキーミッションと同じポイントに追加される事があるが、その場合はキーミッションが優先される。<br />
::一部のキーミッションは他のミッションをクリアし続けている場合、戦略フェイズの背景が赤くなり他のエリアミッションが選択不可となる「緊急ミッション」へと変化する。また最初から必ず緊急ミッションとして出現する場合や、緊急ミッションが連続発生する場合もある。<br />
:;サイドミッション<!-- 艦内ミッション「サイドミッション10クリア」より --><ref>[https://bnfaq.channel.or.jp/faq/detail/2807/7049 バンダイナムコFAQ]ではサブミッションと表記されているが、ゲーム内でこの表記は確認できない。</ref><br />
::任意で選択可能なミッション。プレイせずとも、ゲームをクリアすることは可能。放置したまま特定のキーミッションが出現した場合に消滅しプレイが不可能となるが、該当のミッションで加入するユニットは代わりにそのキーミッションで加入する。ただし、一部のサポーター加入や能力強化は機会が失われる他、隠し要素の条件を満たせなくなる場合もある。<br />
::下記の「戦線ミッション」と「遺産ミッション」もサイドミッションに含まれるが、この二種はキーミッションの進行によりプレイ不可となることはない。<br />
::;戦線ミッション<br />
:::共通して「◯◯戦線」と付けられている。一度クリアしても他のミッションをクリアすると再選択可能になる稼ぎ用ミッション。<br />
:::同じ場所でもキーミッションの進行に応じて自部隊の開始位置や敵の配置が変わる他、一部のNPCは戦線系ミッションで先行出現する。また特定の敵勢力が壊滅していない状態での初回プレイ時にボス系ユニットも出撃しており、特殊パーツを確定でドロップする。<br />
:::難易度「スーパーエキスパート+」では出現しない。<br />
::;遺産ミッション<ref>トロフィー及び[https://bnfaq.channel.or.jp/faq/detail/2807/7049 バンダイナムコFAQ]ではトレジャーミッションと表記されている。ただしSwitch版にはトロフィーがなく、表記は確認できない。</ref><br />
:::共通して「○○の遺産」と付けられたミッション。敵のレベルが進行中のキーミッションよりも高くなる傾向に加え、ターン数制限や一撃撃破といった特殊な勝利条件を要するものも多い高難度ミッション。クリアすると強力な強化パーツや、「黄金の遺産」系のみ多額のCREDITを獲得可能。出撃枠は3体か1体。また、ドライストレーガーは出撃しないため、サポーターの効果は一切得られない。<br />
:::「[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の個人的な頼み事」という扱いでミッションリストには表示されず、地図上から直接選択する必要がある。<br />
:::またミッション名は○○の部分が共通になっているものが2箇所あり、両方のクリアと一定のキーミッション進行により「○○の遺産 終章」や「真・○○の遺産」「真・○○の遺産 終章」といったより上位のミッションが出現するようになる。他のエリアミッションと発生位置が重なった場合、そちらが優先される。<br />
:::基本的には本筋に絡まない寄り道ミッションであるが、「黄金の遺産」では主人公の過去に絡むストーリーが展開される。<br />
:;追加ミッション<br />
::大別して4種類が存在する。いずれも本筋には絡まない寄り道ミッションで、クリア後まで放置しても消えることはない。<br />
::各々本編さながらのシナリオに加えて追加機体や強力な強化パーツ・高額な各種報酬が備わっている。<br />
::;DLCミッション(ボーナスミッション)<br />
:::「ボーナスミッションパック」を購入するとプレイ可能になる。全15話。<br />
:::それぞれのミッションではプレイ可能時期がシナリオの進行と同期している。そのため基本的には現在進行形の物語となり、シナリオの進行具合によってはVXT三部作のDLCと同様冒頭に追加会話が入って回顧録になる。そのパターンの場合は内容に合わせるため、一時的に機体が性能強化前の状態に戻ることもある。<br />
::;DLCミッション(シーズンパス)<br />
:::「シーズンパス」または「DLC①」「DLC②」を購入するとプレイ可能になる。<br />
:::各DLCに対応した追加機体の加入とその強化、あるいはDLC追加機体の強制出撃が要求されるミッションなどで構成される。出現位置が他のキーミッションと被った場合はキーミッションが優先されるため一部時期では選択できない事がある。ゲームクリア後に初めて出現するシナリオもあり、こちらは本編最終話から更に先の物語となる。<br />
::;DLCミッション(エキスパンション)<br />
:::「エキスパンションパック」を購入するとプレイ可能になる。新たな参戦作品や、主人公機やSRXなどの武装が追加されるミッションなどが含まれる。<br />
::;Extraミッション<br />
:::アップデートによって無料追加されたミッション。本編クリア後の連続エリアミッションや、「DLC①」「DLC②」「エキスパンションパック」の第1話もこれに含まれる。<br />
:::本作発売時に早期購入特典で追加された[[SRX]]と[[サイバスター]]が加入するDLCミッションも、アップデートによりExtraミッション扱いとなった。<br />
;マップイベント<br />
:エリアミッションと同様に地図上から選択するが、ミッションリストに場所が表示されないため地図上から自力で探す必要がある。選択時やクリア画面ではミッションと表示されるが、戦闘はなくミッションクリア数などの対象にならない。<br />
:;DBDイベント<br />
::次元境界線歪曲現象(DBD)に関連したマップイベント。妖精のアイコンで表示。発生すると戦略フェイズと地図上にその旨が知らされる。<br />
::選択すると[[イーリス (オリジナル)|イーリス]]からCREDIT(資金)・PP・MxPのいずれか1項目を獲得できる。マップイベント以外のエリアミッションを選択すると消滅する。そのため緊急ミッションと重なった場合は消滅させるしかなくなる。獲得量は進行状況に比例して増えていく。<br />
:;オーダーイベント<br />
::哨戒任務が発生するマップイベント。「!」マークのアイコンで表示。従来作の「サブオーダー」に相当し、ランダム選出されたパイロット2名が経験値500(1レベルアップ)、撃墜数+2、PP+20を獲得する。<br />
::エリアミッションをクリアする毎に1~2箇所配置される。発生場所がエリアミッションと重なった場合、こちらが優先される。<br />
::パイロットはイベント選択時に抽選されるため、エース獲得やレベルの調整を行いたい場合は事前にセーブしてのリセットプレイも有効。<br />
::難易度「スーパーエキスパート+」では発生しない。<br />
;艦内ミッション<br />
:ドライストレーガー艦内で行われるミッション。このうち訓練・機体強化は通常ミッション同様戦闘が発生するが、エーストーク・雑談・レコード報酬は短い会話のみですぐ報酬獲得に移る。<br />
:一部を除いて発生後はクリア後まで放置しても消滅せず、いつでも挑戦可能。<br />
:;訓練系ミッション<br />
::◯◯Unit Battle(出撃可能数が1~5機程度)、強敵を倒せ!(シリーズ混成でボスが複数配置)、◯ウェーブバトル(敵を全滅させると増援が複数に渡って発生。マップが広く、ターン制限あり)といった、課題に沿ったミッションが提示される。出撃機体そのものに制限はかかっておらず、その時点で出撃できる好きな機体で挑戦が可能。<br />
::なお、シミュレーターでの戦闘であり、実際に敵を倒したりはしていないため、シナリオクリア数にはカウントされない。ただし、本作のクレジットはドライストレーガーが戦闘を評価して提供しているという体裁のため、シミュレーターでも獲得できる。<br />
::一部の機体はここでしか登場しない。<br />
:;機体強化ミッション<br />
::特定パイロットの撃墜数が一定に到達するとプレイ可能になるミッション。戦闘の最中、該当する機体に強化が発生するのが特徴。<br />
::ここで得られる強化は多くの物が獲得タイミングの前倒しで、スルーしていても特定のキーミッションで同様の強化が得られるが、その場合こちらは消滅する。<br />
:;エーストーク<br />
::[[エース]]になったパイロットと主人公が会話をするミニイベント。会話先に対応した「◯◯アップ」系のスキルパーツを得られるのも従来と同様。<br />
:;雑談<br />
::特定のミッションをクリアする、パイロットが自軍に参加する、特定のパイロット二人が同ミッションをクリアするといった条件を満たすと発生するミニイベント。若干のMxPが報酬として得られる。<br />
:;レコード報酬<br />
::敵撃墜数、総獲得CREDITといった、レコードで確認できる数字が一定以上になると発生する。進行度は条件を見ることで確認可能。<br />
::スキルパーツや強化パーツが報酬に設定されている。一部のスキルパーツはこれかDLCの報酬で最初の1個目を手に入れないとスキルパーツの生産ができない。<br />
;[[AOSアップデート]]<br />
:ドライストレーガーの施設をアップデートするためのシステム。[[Zシリーズ]]の[[Zクリスタル]]やVXT三部作の[[ファクトリー]]に相当する。強化段階には上限が存在しており、ラボの項目の強化で解禁されていく。<br />
:;[[AOSアップデート#MxP|MxP]](ミッションエクスペリエンスポイント)<br />
::AOSアップデートで使用する専用ポイント。VXT三部作ではTacPとしてパイロット養成と育成リソースを共用する仕様であったが、本作にて専用リソース化された。<br />
<br />
===既存システムと変更点===<br />
;[[戦力値]]<br />
:機体やパイロットの強さを[[能力]]から算出して数値化したパラメーター。『[[スーパーロボット大戦DD]]』で採用され、家庭用では本作にて初導入。<br />
;[[地形適応]]の変更点<br />
:パイロット側の地形適応は設定されていない。据置機用タイトルでは『[[スーパーロボット大戦MX]]』以来の仕様となる。<br />
;[[底力]]の変更点<br />
:装甲値の補正が撤廃され、代わりに最終被ダメージの軽減へと変更された。<br />
;[[パイロット養成]]<br />
:養成に使用するリソースはVXT三部作のTacP同様に部隊全員で共有されるが、名称としては[[Zシリーズ]]まで使用されていた[[パイロットポイント|PP(パイロットポイント)]]へ戻されている。また敵が落とすスキルパーツが能力値上昇系のパーツになり、特殊スキル系のパーツはミッションの報酬に変更されている。汎用系スキルについても一部スキルがゲーム開始時点では未開放となっており、艦内ミッション達成により解放される。<br />
;フル改造ボーナスの変更点<br />
:従来の名称から「フルカスタムボーナス」に変更され、武器以外の機体ステータス10段階改造で取得出来る。これに加え武器以外を15段階改造することで2度目のボーナスを取得可能、さらにアップデートで20段階改造が解放されたため、最大で3回のボーナス取得が可能となった。<br />
:他方、ボーナスの保留は不可能となっており、条件達成時点で選択する必要がある。<br />
:ボーナスラインナップも「移動力+1」「射程+1」以外は変更となり、またAOSアップデートへ効果を譲る形で「強化パーツスロット+1」が廃止されている。<br />
;[[エクストラアクション]]<br />
:VXT三部作と構成は同じだが、消費ExCが1ずつ増加している。AOSアップデートの「戦術訓練」を上げる事で消費ExCが減少する。また「ダイレクトアタック」「ブーストダッシュ」は「戦術訓練」を上げると効果も強化される。<br />
:戦艦ユニットはエクストラオーダーのみとなり、エクストラアクションは使用不可となっている。エクストラアクションの効果を得られる強化パーツなどは有効。<br />
;サポーター<br />
:『T』同様にサポーターコマンドによる支援の他に、パッシブ効果が追加された。また、戦闘に参加させるにはレギュラーに登録する必要があり、初期は最大6名、AOSアップデートで最大8名まで登録可能になる(ミッション中にサポーターが増えた場合はクリアするまでは専用の枠が設けられる)。サポーターコマンドはドライストレーガーが出撃している時のみ使用可能であるが、パッシブ効果については、サポーターコマンドが出ていない状態でも機能している。『T』では1つのサポーターコマンドは1マップ中に1回しか使用できなかったが、今回は1ターン中に1回に変更されたので1ミッション中に複数回使用することが可能となっている。またS-SPを回復させる強化パーツが導入され、より活用がしやすくなった。<br />
:隠し要素で登録されるサポーターが追加されており、また特定のミッション限定のサポーターは存在しない。<br />
:サポーターコマンドのコストとなるS-SPは、ミッションをクリアする度に最大値が+1する。AOSアップデートでも最大値は増加可能、S-SP最大値は最大200まで上げられる。<br />
;[[合体攻撃]]の変更点<br />
:全ユニットから発動可能な合体攻撃も含め、ユニット同士が周囲8マス以内に存在しない場合も使用可能になった。<br />
:但し合体攻撃に必要な味方を出撃させなかった場合同様威力は低下する。1機でも撃墜させられると使用不可になる点は変化なし。<br />
:なお、合体攻撃の威力は、参加機体全ての武器改造段階の平均値ではなく、使用者の武器改造段階のみを参照するようになった。更に、使用者以外の参加機体に装備した強化パーツの「武器の威力上昇」の効果はこの合体攻撃に反映する。<br />
;[[強化パーツ]]の変更点<br />
:強化パーツの取引についてはファクトリー系システムがAOSアップデートへ変更(AOSアップデートによる特殊強化パーツの入手のみ)されたことに伴いリペアキット等の汎用系パーツの購入は廃止されている。パーツの売却は編成メニューで行う。また、「○○系ユニットが装着する」「似た系統のパーツを同時に装着する」など条件を満たすと追加効果を発揮するパーツが存在している。<br />
:これに伴い、ミッション内で強化パーツを装備している敵が少なくなっている、<br />
;難易度の変更点<br />
:ゲーム開始時に「ビギナーズ」「ノーマル」「ハード」「エキスパート」の4種から選択。後述のアップデートでさらに高難度の「スーパーエキスパート」、DLC「エキスパンションパック」適用時は「スーパーエキスパート+」が追加。「スーパーエキスパート+」以外は後からオプションで変更することも可能。<br />
:[[熟練度|SRポイント]]が据置機用タイトルとしては『MX』以来の非採用となった。<br />
;レベルと撃墜数の変動<br />
:タクティカル・エリア・セレクトとの兼ね合いでプレイヤーごとに加入タイミングが変わってくるためか、かつての携帯スパロボのように、味方ユニットの加入Lvと撃墜数はプレイ状況によって変動するようになっている。このため加入タイミングが遅くなったキャラは、初期状態で撃墜数60を超えて固有エースボーナスを獲得していることがある。敵のLvも同様の変動制を採用していて、遺産系ミッション以外ではプレイヤー部隊に合わせて補正される(撃墜数はストーリー進行に応じて増加する)。<br />
;AUTOバトル<br />
:自動操作モード。『DD』で採用され、家庭用では本作にて初導入。今作では各ユニットごとに自動行動の方針を設定可能になっており、あらかじめ設定しておくことで思考をある程度制御できる。行動順番は'''参戦作品順'''になっている。全てのエリアミッションで使用可能と公式サイトのQ&Aでアナウンスされている。<br />
;ユーザーインターフェイス面の変更点<br />
:全体・個別コマンドがリング状のリール方式へ変更されている。<br />
:システム設定で戦闘アニメ中の台詞枠以外のUI表示を消すことが可能になった。<br />
:武器能力画面での移動後攻撃可能武器、ビーム属性、特殊効果武器、カウンター属性を表すアイコンが、アルファベット(P・B・S・C)から色付きのピクトグラムに変更された。移動後攻撃可能武器は緑色、ビーム属性は黄色、特殊効果武器は青色、カウンター属性は赤色の背景の図形で表されている。<br />
;[[周回プレイ]]の変更点<br />
:獲得MxPに応じて引継ぎポイントが算出され、その範囲で資金・撃墜数・PP・MxP・強化パーツの引継ぎや獲得資金・経験値の増加などの特典を選択するようになった。また、パイロットに修得させたスキルを引き継ぐことは出来なくなり周回時には未使用のプログラムも含めて必ずPPに還元されるようになった。このため前周で作った能力値アップ系プログラムをスーパーエキスパート+モードに持ち越すことはできなくなっている。強化パーツは種類に応じて消費ポイントが4段階で決まっており、ポイント残量の範囲内に収まる分だけ選択して引き継げる。<br />
:DLCミッションについては、シナリオシステムの都合上2周目以降のプレイスキップは不可であり、『第3次Z時獄篇』までと同様に周回ごとにシナリオのプレイが必要な仕様となった。<br />
;ライブラリーの項目<br />
:タクティカル・エリア・セレクトとの兼ね合いにより、ミッションチャート(従来のシナリオチャート)はインターミッション内のライブラリーからのみ閲覧可能で、タイトル画面のライブラリーでは表示されない。なおDLC「プレミアムサウンド&データパック」に含まれる設定資料集は、適用後にライブラリーから閲覧する形式となる。<br />
:なお、後述する体験版ではタイトル画面のライブラリーはロックされているが、インターミッション内の方は制限されていない。<br />
;エディットBGM<br />
:VXT三部作と同様、PS4版・PC版での対応となり、Switch版は非対応。<br />
:<br />
;アップデートによる拡張(Ver.1.2)<br />
:Ver.1.2<ref>公式サイトではアップデートデータ ver.1.22(STEAMはver.1.2.0.2)と書かれているが、アップデート履歴ではVer.1.20(1.2.0.0)で拡張されている。</ref>アップデートにより、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』同様に各種要素の拡張が行われている。<br />
:*エキスパートモードを超える難易度「スーパーエキスパートモード」の追加。<br />
::スーパーエキスパートモードでは、敵方の機体改造とLvに上昇補正が加えられる。<br />
:*[[改造]]上限を15段階に引き上げ。AOSアップデートを含めると最大20段階になる。これに伴い3度目のフルカスタムボーナスの獲得が可能となった他、2度目の取得にAOSアップデートが必要無くなった。<br />
:*[[レベル]]上限を99から200に引き上げ。<br />
:*能力値の上限を400から999に引き上げ。<br />
:*撃墜数300以上で「スーパーエース」の効果を獲得。出撃時の[[気力]]と獲得[[資金]]にさらなるボーナスが付く(初期気力ボーナスが+5から+10に上昇、獲得資金ボーナスが1.1倍から1.3倍に上昇)。<br />
:*以下の[[特殊スキル]]のレベル上限を1段階引き上げ。該当スキルは上限値になると「○○EX」の名称に変化する。<br />
:::[[Eセーブ]]/[[Bセーブ]]/[[見切り]]/[[ガード]]/[[闘争心]]/[[気力限界突破]]/[[ラッキースター]]/[[アタッカー]]/[[ダッシュ]]/[[SP回復]]/ExCボーナス<br />
<br />
;エキスパンションDLCによる拡張<br />
:有償DLC「エキスパンションパック」専用の難易度「スーパーエキスパート+」が追加された。「スーパーエキスパート+」の特徴は以下の通り。<br />
:'''スーパーエキスパート+'''<br />
:*周回開始時にのみ選択可能で、ゲーム中に難易度の変更不可。<br />
:*敵の改造度とLv.は部隊名決定までのミッションでは「ハード」と同様。以降は「スーパーエキスパート」と同様。<br />
:*「戦線ミッション」と「オーダーイベント」は出現しない。<br />
:*Lv.アップ経験値が500から4,000に増加。<br />
:*修理・補給時の経験値獲得なし。<br />
:*敵フェイズ反撃時の精神コマンド使用は、自ユニットのみ。<br />
:*すべてのミッションで、味方ユニットが一体でも撃墜されるとゲームオーバーとなる。<br />
:*そのミッションで稼いだ資金や経験値はゲームオーバー時にリセットされるため、全滅プレイが不可能。<br />
:*機体・武器改造に必要な資金が大幅に上昇(機体20段階改造:679,000→5,110,000、武器20段階改造:955,500→6,650,000、機体・武器20段階改造:1,634,500→11,760,000、※AOS効果適用時)。<br />
:*AOSアップデートに必要なMxPが大幅に上昇(1設備最大アップデート:45,500→275,000、全18設備最大アップデート:819,000→4,950,000、強化パーツ生産:20,000→80,000)。<br />
:*格闘アップ、射撃アップなど、ステータス上昇系のスキルプログラムの生産不可。ただし、ミッション報酬などで獲得したものは使用可能。<br />
:*進行に応じて、「スーパーエキスパート+」のみ入手可能な新規の強化パーツを獲得。<br />
;アップデートによる拡張(Ver.1.33)<br />
:Ver.1.33アップデートにより、下記の機能が追加された。<br />
:*レポートカード<br />
::全ミッションクリア後に、様々なデータを記録した「レポート」が表示される。<br />
:*イラスト追加<br />
::Libraryの「設定資料集」に新規イラストを追加。ただし、閲覧にはプレミアムサウンド&データパックを所有している必要がある。<br />
<!--;その他の変更点<br />
:<br />
* --><br />
<br />
==難易度==<br />
*本作は新システム「タクティカル・エリア・セレクト」の採用により、シナリオ攻略順や最終的にプレイする話数がプレイヤーによって全く異なってくるため、一概に難易度の高低を評価することはできない。戦線系ミッションのような繰り返しプレイ可能な稼ぎ専用ステージやオート戦闘の採用もあり「好きなように進めて、必要に応じて寄り道で鍛える・稼ぐ」といった、攻略面の自由度がプレイヤー側に大きく委ねられた設計となっている。<br />
*基本的にはSRポイント非採用に伴ってターン数制限も基本的には存在しないため、有利な状態で待ち構える戦法を取ると難易度は低くなりやすい。全ミッションをこなす場合は資金・撃墜数・パイロット養成・AOSアップデートに加えて高性能な強化パーツが手に入りやすいため、更に楽になる。<br />
*先述のようなレベルデザインを採用した関係もあってか、底力の仕様変更により一部ボス系ユニットが数値以上にタフとなっており、また自軍側は体感的な与ダメージ低め・被ダメージ高めになっているなど、戦力差がある状況ではかなり不利を強いられる。そのため「無改造・無養成・パーツ無装備・キーミッションのみプレイ・引き継ぎ無しでハード以上の難易度選択」等の制限プレイは縛らない場合と比べて難易度がかなり高くなる。<br />
*最高難易度のスーパーエキスパート+は全滅プレイ・戦線系ミッション禁止に伴ってただでさえ稼ぎ辛くなっているリソースの必要消費量が著しく増大している為、育成のハードルが非常に高い。加えて、周回プレイ時に生産済みのスキルプログラムがパイロットに使用した分も含めてPPに強制還元される仕様によって前の周回で能力アップ系スキルプログラムを生産して持ち越すことも出来ないので、敵とのレベル差を補うためにパイロットをある程度絞り込んで計画的な育成を行う事が求められてくる。「[[OGDP]]」同様味方ユニットが1機でも撃墜されたら即ゲームオーバーになるうえ全体的に被弾しやすくなっている事から、「T」以上にスーパー系への依存度が高いバランスとなっている。なお、'''他の難易度への変更が不可能という制限もある為か公式側から周回による引継が前提として扱われている'''ので、1周目で本難易度を選んだ場合、クリアには入念な戦術が必要になる。遺産系ミッションや艦内ミッションは残されている他、能力系以外のスキルプログラムは消費PPそのままで利用できるためうまく利用したい所。<br />
<br />
==演出面==<br />
*戦闘アニメの導入部における従来作では統一されていた「機体が画面外から登場→戦闘前セリフ再生→戦闘アニメ開始」という流れが本作では機体・武装毎に異なる場合がある。従来同様に画面右から登場するものもあれば、[[OGシリーズ]]のように戦闘アニメ開始時にはすでに画面内に機体がいるパターンや、最初にパイロットカットインから始まって次に機体立ち絵が映るパターン、機体立ち絵ではなく戦闘アニメの演出から始まるパターン等複数存在し、その関係から攻撃と反撃の間に暗転が挿入される。<br />
*UIでのHP・ENのゲージが、従来の棒状から円弧状に変更された。HPゲージには1/4ごとに区切り線が表示されており、色も100%~70%では緑色、70%~30%はオレンジ色、30%以下になると赤色になり<ref>さらに「DANGER!!」と併記されて点滅するようになっている</ref>、大まかな残りHPの確認がしやすくなった。一部ステータス画面では従来の棒状ゲージで表示される。<br />
*音楽には直近のVXT三部作のもののほか、旧シリーズやαシリーズ、COMPACTシリーズや携帯機シリーズ、さらには「[[新スーパーロボット大戦|新]]」のものまでがアレンジ&ミックスされた上で採用されており、まさしく30周年の集大成と呼べるものとなっている。<br />
<br />
==参戦作品==<br />
★は新規参戦、●は機体のみ参戦、■は機体&パイロットのみ参戦、▼はキャラクターのみ参戦。<br />
<br />
*[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]<br />
*●[[機動戦士ガンダム]]<br />
*[[機動戦士Ζガンダム]]<br />
*●[[Ζ-MSV]]<br />
*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
*●[[M-MSV]]<br />
*[[機動戦士Vガンダム]]<br />
*[[機動戦士ガンダムNT]]<br />
*[[重戦機エルガイム]]<br />
*★[[勇者警察ジェイデッカー]]<br />
*●[[勇者王ガオガイガーFINAL]]<br />
*★[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]<br />
*★●[[コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道]]<br />
*[[コードギアス 復活のルルーシュ]]<br />
*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
*[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]<br />
*★●[[マジンカイザーINFINITISM]]<br />
*[[魔法騎士レイアース]]<br />
*[[ガン×ソード]]<br />
*[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]<br />
*★[[ナイツ&マジック]]<br />
*★[[SSSS.GRIDMAN]]<br />
<br />
===DLC追加参戦作品===<br />
;第1弾<br />
:*■[[超電磁マシーン ボルテスV]]<br />
:*●[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]<br />
:*■[[『サクラ大戦』シリーズ]]<ref name="サクラV">『[[新サクラ大戦]]』以前のシリーズを包括する名義。</ref><br />
:*■[[スーパーロボット大戦OG]]([[龍虎王]]、[[虎龍王]])<br />
:<br />
;第2弾<br />
:*■[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]<br />
:*★▼[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]<br />
:*■スーパーロボット大戦OG([[アルトアイゼン・リーゼ]]、[[ライン・ヴァイスリッター]])<br />
:<br />
;エキスパンションパック<br />
:*■[[装甲騎兵ボトムズ]]<br />
:*■[[超獣機神ダンクーガ]]<br />
:*★■[[劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-]]<br />
:*★■[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-]]<br />
:*★■[[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]<br />
:*■スーパーロボット大戦OG([[ダイゼンガー (刃馬一体)|ダイゼンガー]])<br />
<br />
===解説===<br />
通常の新規参戦は『[[勇者警察ジェイデッカー]]』『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』『[[ナイツ&マジック]]』『[[SSSS.GRIDMAN]]』の4作品。<br />
<br />
『ガンダムNT』『復活のルルーシュ』『マジェスティックプリンス』は、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』による期間限定参戦を経て初の正式参戦<ref>『復活のルルーシュ』は『X-Ω』参戦時も機体のみ参戦だったため、初めてシナリオが用意される。</ref>。<br />
<br />
[[バンプレストオリジナル]]系列を除く既存の参戦作品は上述したスマホ向けタイトルを経ての家庭用タイトル初参戦作品、『[[T]]』からの継続参戦作品、据置機向けタイトルに10年以上の参戦ブランクを得て復帰した作品の3つに大分される(後述するDLC限定参戦作品も同様)。これ以外にも『[[ゲッターロボ大決戦!]]』から[[真ゲッタードラゴン (大決戦)|真ゲッタードラゴン]]がゲスト出演する。<br />
<br />
『Ζ-MSV』『M-MSV』は参戦作品一覧に記載されるのは初だが、新規参戦の表記は無い。機体のみで初参戦表記になるのは『[[コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道]]』『[[マジンカイザーINFINITISM]]』の2作品。<br />
<br />
過去作品のオリジナルキャラクターから、[[SRX]]&[[リュウセイ・ダテ]]、[[サイバスター]]&[[マサキ・アンドー]]が初回生産同梱・DL版予約特典としてスペシャル参戦。VXT三部作におけるスペシャル参戦は早期加入(特典適用無しの場合加入が遅くなる)であったが、発売当初はこれらの特典を導入しない限り登場しない仕様となっていた。その時点で特典が後日配信される可能性はあると公式サイトのQ&Aで言及されていたが、4月20日の無料アップデートにて解禁されることとなった。<br />
<br />
また、本作では[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]として参戦作品および機体の追加が成された。DLC機体は総計28機で、当初の発表分はシーズンパス方式で2弾に分け9機ずつ追加され、計18機。そのうち4機は[[OGシリーズ]]より選出され、第1弾では[[龍虎王]]と[[虎龍王]]、第2弾では[[アルトアイゼン・リーゼ]]と[[ライン・ヴァイスリッター]]が参戦する。スペシャル参戦の2機は枠外だが、DLC機体は『スーパーロボット大戦OG』として参戦枠に入っている。その後、2022年4月13日に追加で「エキスパンションパック」の配信が決定し、追加の参戦作品と[[ダイゼンガー]]の参戦が公開された<ref>常時[[アウセンザイター]]に騎乗しており、アウセンザイターの方は参戦枠外。</ref>。また、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』は[[スコープドッグ]]のオリジナル装備、『[[超獣機神ダンクーガ]]』はSRW完全オリジナル形態の[[アルティメットダンクーガ]]と、いずれも本作が初出となる[[オリジナル設定]]による機体が登場する。<br />
<br />
DLC参戦作品のうち「『サクラ大戦』シリーズ<ref name="サクラV" />」は『X-Ω』の期間限定参戦を経て初の家庭用作品参戦となり、名義内で『サクラ大戦V』がSRW初参戦。『鉄血のオルフェンズ』は、『[[スーパーロボット大戦DD]]』を経ての家庭用作品初参戦であり、『DD』に先駆け第2期の機体が参戦する。『ULTRAMAN』『劇場版マジェスティックプリンス』『劇場版シンカリオン』『ゲッターロボDEVOLUTION』は完全新規参戦となる。<br />
<br />
『T』以前は所謂[[いるだけ参戦]]の作品の一部に「機体のみ参戦」と表記されていたが、今作から「機体&パイロットのみ参戦」「キャラクターのみ参戦」の表記が追加された。<br />
<br />
なお、DLC適応によってこれらのキャラが加わるとイベントの随所でセリフが追加されるなど、テキスト面の範囲ではあるがストーリーに若干の変化が生じる。<br />
<br />
2021年11月17日配信の無料アップデートにて[[ゲシュペンスト]]&[[ギリアム・イェーガー]]、2021年12月22日に『[[スーパーロボット大戦DD]]』のオリジナル主人公機[[ディーダリオン]]、2022年4月20日に[[グルンガスト]]&[[イルムガルト・カザハラ]]、『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』から[[ヴァンアイン]]、[[イヌイ・アサヒ]]&[[シャッテ・ジュードヴェステン]]がそれぞれスペシャル参戦。<br />
<!-- == 世界観 ==--><br />
<br />
==バンプレストオリジナル==<br />
===登場人物===<br />
====主人公====<br />
;[[エッジ・セインクラウス]]<br />
:本作の男性主人公。キャラクターデザインは河野さち子氏、担当声優は杉田智和氏。<br />
;[[アズ・セインクラウス]]<br />
:本作の女性主人公。キャラクターデザインは糸井美穂氏、担当声優は相沢舞氏。<br />
<br />
====ドライストレーガー====<br />
ドライストレーガークルーのうち、ミツバ・レイノルド・リアンのキャラクターデザインは曽我部修司氏&ののかなこ氏が担当。<br />
<br />
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]<br />
:ドライストレーガー艦長。担当声優は早見沙織氏。<br />
;[[レイノルド・ハーディン]]<br />
:ドライストレーガー副長。担当声優は赤羽根健治氏。<br />
;[[リアン・アンバード]]<br />
:ドライストレーガーのチーフオペレーター。担当声優は高橋花林氏。<br />
;[[ミユウ・インカムス]]<br />
:ドライストレーガーのオペレーター。<br />
;[[イレーヌ・ベクレール]]<br />
:ドライストレーガーのオペレーター。<br />
;[[ジークン・リュー]]<br />
:ドライストレーガーのチーフメカニック。<br />
;[[ロックン・ニートテイト]]<br />
:ドライストレーガーのメカニック。<br />
;[[カンナ・クランチェット]]<br />
:ドライストレーガーのメカニック。<br />
;[[メイヴィー・ホーキンス]]<br />
:ドライストレーガーの技術部主任兼研究室責任者。<br />
;[[アーシス・T・ホンジョウ]]<br />
:ドライストレーガーの技術部研究員。<br />
<br />
====地球連邦軍====<br />
;[[ファイクス・ブラックウッド]]<br />
:地球連邦軍の准将。ドライストレーガー開発計画の総責任者。<br />
<br />
====神文明エーオス ====<br />
;[[オルキダケア]]<br />
:AOS内に宿る神文明エーオスの生き残り。<br />
;[[サイクラミノス]]<br />
:エーオスの指導者。<br />
<br />
====クエスターズ====<br />
;[[カールレウム・ヴァウル]]<br />
:実行部隊隊長。キャラクターデザインは曽我部修司氏、担当声優は中村悠一氏。<br />
;[[クエスター|「先生」]]<br />
:クエスターズの指導者。<br />
;[[師父]]<br />
:クエスターズの幹部。<br />
;[[クェーサー]]<br />
:実行部隊隊員。<br />
<br />
====その他====<br />
;[[イーリス (オリジナル)|イーリス]]<br />
:DBDイベントに登場。自らを「幸運の妖精」と名乗る謎の存在。<br />
;[[アドヴェント]]<br />
:[[世界観/Zシリーズ|異世界]]から現れたという、謎の存在。<br />
;[[アテンダント]]<br />
:スターメンビトルの制御を司る存在。<br />
<br />
===登場メカ===<br />
====XXXプロジェクトのメカ====<br />
;[[ヒュッケバイン30]]<br />
:主人公の乗機。デザインはカトキハジメ氏。<br />
;[[ヒュッケバイン30th]]<br />
:後継機。<br />
<br />
====ドライストレーガーのメカ====<br />
;[[ドライストレーガー]]<br />
:本作のオリジナル[[母艦]]となる、ドライストレーガー級万能戦闘母艦1番艦。デザインは宮武一貴氏。<br />
<br />
====[[クエスターズ]]のメカ====<br />
;[[グラヴァリン]]<br />
:カールレウムの乗機。デザインは大張正己氏。<br />
;[[オルクスーラ]]<br />
:主人公達の前に現れる謎の無人機。<br />
;[[オルクスーラ・ダン]]<br />
:オルクスーラの格闘戦仕様。<br />
;[[オルクスーラ・イン]]<br />
:オルクスーラの砲撃戦仕様。<br />
;[[オルクスーラ・ダイン]]<br />
:ダンとインの武装を同時装備した統合戦術機。<br />
;[[オルクスーラ・ザング]]<br />
:ダインのカスタム機。<br />
;[[オルクスーラ・バング]]<br />
:ザングをオルキダケア用にカスタムした機体。<br />
;[[アルティム・フィーニ]]<br />
:クエスターズの決戦兵器。<br />
;[[エル・ミレニウム]]<br />
:異世界から回収されたという機体の一つ。<br />
;[[ゼル・ビレニウム]]<br />
:異世界から回収されたという機体の一つ。<br />
<br />
====エトランゼのメカ====<br />
;[[デイモーン]]<br />
:エトランゼが使用している機体の一つ。<br />
;[[ティアマート]]<br />
:エトランゼが使用している機体の一つ。<br />
;[[アンゲロイ]] / アンゲロイCAN / アンゲロイANT / アンゲロイHIA / アンゲロイSAG / アンゲロイ・アルカ<br />
:エトランゼが使用している機体の一つ。<br />
<br />
====[[神文明エーオス]]のメカ====<br />
;[[スターメンビトルver.2.8]]<br />
:異世界へ通じる門「DBD」を開く能力を持つ、謎の機体。死者の怨念を拾い上げ、甦らせる力も持つ。<br />
;[[フロスデウス]]<br />
:エーオスの最終兵器。<br />
<br />
====その他の勢力のメカ====<br />
;[[至高神Z]]<br />
:アドヴェントが所有している機体。以前より小型化しており、性能も低下しているという。<br />
;[[量産型アスクレプス]]<br />
:アドヴェントの軍勢に使役されている機体。<br />
<br />
==用語==<br />
;[[第30士官学校]]<br />
:ファイクス准将が設立した士官学校。所在地はゲーム開始時の選択肢で変化する。<br />
;[[ドライクロイツ]]<br />
:今作の[[プレイヤー部隊]]。<br />
;[[神文明エーオス]]<br />
:各地に遺跡を残す神の文明。<br />
;[[クエスターズ]]<br />
:エーオスを滅ぼした、「真理の探究者」を名乗る集団。<br />
;サブ・スペース<br />
:かつてエーオスのあった異次元空間。現在はクエスターズの本拠地となっている。<br />
:;真なる地球<br />
::サブ・スペースの最深部にある全ての次元の始まりとなる地球。<br />
;光の柱<br />
:クエスターズとの戦いで地球の各所に出現し、世界の理を乱す力を持つ。その正体は神文明エーオスの力の一つ。サブ・スペースへの鍵となる5つの柱とサブ・スペースへ繋がる柱の計6つある。それぞれ「〇〇の門」と呼ばれているが、現時点で判明しているのは4つ(愛情、勇気、希望、自由)まで。<br />
;ブルーホール<br />
:オーストラリア近海にて発生した大規模の次元の穴。そこにはセフィーロやフレメヴィーラ王国、ジャロウデク王国などが存在する[[異世界]]に繋がっているが、特殊な資格がないと通過できず自壊してしまう。<br />
;DBD<br />
:次元境界線歪曲現象の略で、次元が不安定になり、時には[[平行世界]]の存在を転移させてしまうほどの強力な反応も起こす。<br />
;ブラックオーシャン<br />
:DLCの発端となっている太平洋に存在する諸島群、ならびにその海域。DBDが常に不安定になっていることから、連邦軍は立ち入りを一切禁じている。<br />
;[[MAGINE]]<br />
:[[Dr.ヘル]]達が度々口にする謎の単語。マジンと読む。<br />
;スーパーロボット大戦<br />
:本作の30年前、地球の未曽有の危機に立ち向かった者達の[[前大戦#単独作品|闘いの記録]]。その時代のロボットは[[モビルスーツ]]のような[[量産型|量産機]]を確立する前の時代で、ワンオフの[[スーパーロボット]]のみで構成されていたという。<br />
;[[エトランゼ]]<br />
:クエスターズ打倒後に出現した謎の勢力。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』の[[御使い]]と[[サイデリアル]]の機動兵器で構成される。<br />
;黒髪怨夜(くろかみえんや)<br />
:ドライストレーガー内に存在している本作の[[江戸時代]]に起こったとされている怪談。<br />
<br />
==主題歌==<br />
歌:JAM Project<br />
<br />
;オープニングテーマ<br />
:;「Drei Kreuz〜鋼のサバイバー〜」<br />
:<br />
;エンディングテーマ<br />
:;「with love」<br />
:<br />
<br />
==関連記事==<br />
===ゲーム中データ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!分類!!記事<br />
|-<br />
![[世界観]]<br />
|[[世界観/30]]<br />
|-<br />
![[全話一覧]]<br />
|[[全話一覧/30]]<br />
|-<br />
![[隠し要素]]<br />
|[[隠し要素/30]]<br />
|-<br />
![[精神コマンド]]<br />
|[[精神コマンド/30]]<br />
|-<br />
![[強化パーツ]]<br />
|[[強化パーツ/30]]<br />
|-<br />
![[特殊能力]]<br />
|[[特殊能力/30]]<br />
|-<br />
![[特殊技能]]<br />
|[[特殊技能/30]]<br />
|-<br />
![[エースボーナス]]<br />
|[[エースボーナス/30]]<br />
|-<br />
![[メカ&キャラクターリスト]]<br />
|[[メカ&キャラクターリスト/30]]<br />
|-<br />
!ライブラリ<br />([[オプション]])<br />
|[[オプション/30]]<br />
|-<br />
![[中断メッセージ]]<br />
|[[中断メッセージ/30]]<br />
|-<br />
![[ダウンロードコンテンツ]]<br />
|[[ダウンロードコンテンツ/30]]<br />
|-<br />
![[ネタバレ]]<br />
|[[ネタバレ/30]]<br />
|}<br />
<br />
*[[誕生日]]<br />
*[[エース]]<br />
*[[パイロット養成]]<br />
*[[周回プレイ]]<br />
*[[改造|フル改造ボーナス]]<br />
*[[母艦]]<br />
*[[修理装置]]<br />
*[[補給装置]]<br />
*[[オリジナル設定]]<br />
<br />
==話題==<br />
*タイトルロゴの「30」部分の題字は[[スタッフ:永井豪|永井豪]]氏によるものであり、「0」が氏の[[炎天家冷奴|自画イラスト]]をあしらったものとなっている。これは日本のスーパーロボットの代表的存在である[[マジンガーZ]]の生みの親であるため依頼されたとの事<ref name="スパログ" />。<br />
**当初は別のタイトル案で企画が進められていたが、諸事情によりそれを使用できなくなったため分かりやすさを重視して30周年の「30」をタイトルとして採用することになった<ref name="4gamer">[https://www.4gamer.net/games/579/G057907/20210803079/ 「スーパーロボット大戦30」インタビュー。30周年を迎えたスパロボのこれまでとこれからを聞いた] 2021年10月26日閲覧。</ref>。<br />
*公式サイトのQ&Aでゲーム本編のデータ容量がNintendo Switch版が約11GB、PlayStation4版並びにSTEAM版は約14GBとアナウンスされている。これは『[[スーパーロボット大戦T|T]]』のデータ容量の約2倍であり、PS4版は『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』の約13GBを越えるデータ容量になる。ここに[[DLC]]や更新パッチも加わるため、更にデータ容量は増加する。<br />
**また体験版のデータ容量も同様にQ&AでNintendo Switch版が2.6GB前後、PlayStation4版は3.1GB前後とアナウンスされている。<br />
*2021年10月15日のスパロボチャンネル放送終了後にNintendo Switchとプレイステーション4で体験版が配信された。宇宙ルート・地上ルートそれぞれの4話までプレイ可能で、本編へのセーブデータ引き継ぎも可能。体験版のデータがある場合、特典を受け取ることが出来る<ref>公式サイトQ&Aによると、「体験版のシステムデータの作成」と「第4話までクリアしたセーブデータの作成」の2種類の特典を用意されていると書かれている。</ref>。<br />
**そのため、体験版の間に、[[全滅プレイ]]等で可能な限りレベル上げや[[資金|CREDIT]]・PP稼ぎも可能。逆に4話までの体験版データを引き継がない場合でもクリア特典は入手できる。<br />
**Steam版は体験版がないかわりに1話をクリアするだけで特典を受け取れる。<br />
**体験版では、製品版で実装されるムービーが実装されないなど、いくつか演出の違いが存在する。<br />
*2021年11月17日配信のアップデート適用後に、バグにより[[レッドファイブ]]が加入済みの場合同機体が消失するという事態となった(2021年11月26日配信のアップデートにて修正)。<br />
*本作の発売に関連して、公式Twitterにて本作の出演キャストから記念メッセージが公開されるプロモーションが行われた。現在は公式サイトでもコメントを纏めたものが掲載されている。<br />
**この関連か、本作は主人公キャストが全員新規収録を行なっている(DLCの[[剛健一|健一]]と[[キリコ・キュービィー|キリコ]]と[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]、無料アップデートの[[イルムガルト・カザハラ|イルム]]を除く)。<br />
<br />
==余談==<br />
*2021年10月25日の生スパロボチャンネルではゲスト声優として出演した[[声優:檜山修之|檜山修之]]氏がSwitch版の実機を使った試遊を行っている。だが'''[[声優:阪口大助|阪口大助]]氏の見ている前で(命中率41%を被弾し)[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]を撃墜されてしまう'''という一幕があった。この後の視聴者コメントでは、誰からともなく'''ウッソ・不憫'''などと言われている。また、この試遊ではSwitchが不慣れな檜山氏の操作ミスで'''デモOFFで戦闘デモを飛ばす場面が頻発し'''、出演者や視聴者から幾度も突っ込まれている。<br />
*本作は今までの作品とは異なり、'''本作のオリジナル敵勢力を倒したら、新たなオリジナル敵勢力が出現し、戦いが未だに終わらないどころか更に悪化している状態'''に陥っており、『T』のエキスパンションシナリオ、ないしは新たなシナリオの追加アップデートがあるのではないかと噂されていた。<br />
**DLCシナリオでは上述のように最終話後の戦いが描かれているが、DLC②までの時点で5つある元凶の内の2つしか解消されなかった。<br />
**そして2022年4月20日配信の追加シナリオ「エクストラチャプター」で、最後の戦いが描かれる事となった。<br />
*2022年4月13日のスパロボチャンネルに先駆けて'''公式より無料で[https://srw30-thirty.suparobo.jp/data/ 攻略情報]'''が公開された。公開後に追加されたエキスパンションパック分は、発売1周年の2022年10月28日に更新された。<br />
**本来こういった情報は攻略本にて公開されることがほとんどだが、本作では攻略本が発売されなかった。<br />
**なお、一部のデータは本編未登場の物が記載されており、これらは[[没データ]]の可能性がある。<br />
*メーカー小売価格では、デジタルデラックスエディション並びにデジタルアルティメットエディションがそれまでの最高額だった[[第4次スーパーロボット大戦]]を越えた価格になっている。<br />
**また、2022年4月13日に追加されたエキスパンションパックを含めた総額は'''24,310円(税込)'''<ref>本体9,460円、ボーナスミッションパック1,650円、シーズンパス4,400円(DLC①・②各2,200円)、プレミアムサウンド&データパック4,400円、エキスパンションパック4,400円。</ref><ref>デジタルデラックスエディションでは'''23,650円(税込)'''、デジタルアルティメットエディションでは'''22,550円(税込)'''になる。</ref>と、これまでシリーズ最高額であった前作の[[スーパーロボット大戦T]]<ref>ゲーム本体とDLC総込で税込み16438円。</ref>を越えて歴代SRW<ref>課金要素のある『CC』、『X-Ω』、『DD』除く。</ref>史上最高額になっている。<br />
*[[全話一覧/30|話数]]はキーミッションとサイドミッションを合わせると'''90話'''、さらにエクストラミッションや戦線・遺産ミッションを含めると'''163話'''となる。さらに艦内ミッションが51話、'''DLC'''では'''65話'''のエリアミッションと24話の艦内ミッションが追加されるなど、ボリュームもシリーズ最高峰。<br />
**参戦作品は本体で19作品、DLCを含めると30作品と、こちらもシリーズ最多である。<br />
*発売2ヶ月後の2021年12月には[[スーパーロボット大戦シリーズ|シリーズ]]累計1900万本出荷を記念するミッションが配信された。シナリオのなかで艦長の[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]が「2000万突破を目指したい」と語っている。<br />
**IR資料によると、2020年3月の時点で1910万本、2021年3月には1924万本となっており、本作発売後の2022年3月には2006万本を突破している<ref>[https://www.bandainamco.co.jp/ir/library/integratedreports.html IRライブラリ ファクトブック]株式会社バンダイナムコホールディングス</ref>。<br />
*2022年8月時点で寺田元プロデューサーから「XT30と右肩上がりで売れてるみたいでVよりも売れてるみたいです。ワールドワイドで展開しているからでしょうね。多分…ここ15、16年間で一番結果を出したんじゃないかな…」と明かされた<ref>生スパロボチャンネル質問コーナーより</ref>。<br />
<br />
==資料リンク==<br />
*[https://srw30-thirty.suparobo.jp/ スーパーロボット大戦30 公式サイト]<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{シリーズ一覧}}<br />
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせん30}}<br />
[[カテゴリ:シリーズ一覧|30]]<br />
[[カテゴリ:スーパーロボット大戦30|*すうはあろほつとたいせん30]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=M9D_%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B1&diff=475815
M9D ファルケ
2024-03-16T06:18:37Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優|山口勝平}}(ドラゴンフライ)<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 第三世代型[[アーム・スレイブ]]<br />
| AI = ドラゴンフライ<br />
| 開発 = ジオトロン・エレクトロニクス社ドルトムント工場<br />
| 所属 = [[所属::ミスリル]]<br />
| パイロット = [[パイロット::ベルファンガン・クルーゾー]]<br />
}}<br />
'''M9D ファルケ'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[M9 ガーンズバック|E系列]]とは別系列(D系列)で製作されたM9。<br />
<br />
本編の時系列では2機が作られ、そのうち1機が[[ベルファンガン・クルーゾー]]の愛機となった。もう1機は[[ARX-8 レーバテイン]]の構成パーツに使用されている。もう1機分製造できるだけの予備パーツが存在したため、本編終了後の時系列となるメタリックガーディアンRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』にて再製造され、アルの手配で異世界へと転移したクルーゾーの元へ届けられた。<br />
<br />
頭部形状が大きく異なる他、肩部など一部の装甲の形状が異なる。ガーンズバックのバージョン違いであり、基本性能はペイロードに多少の余裕があることを除いて変わらないが、クルーゾーの操縦スキルにより高い性能を発揮する。<br />
<br />
アーバレストと同様に[[ラムダ・ドライバ]]が搭載される予定だったが、その前に開発者が自殺したため果たされなかった。<br />
<br />
名前の由来は[[ドイツ語]]の隼。ドルトムントはドイツの実在都市である。<br />
<br />
制御AIの名前はドラゴンフライ。クルーゾーが好きな『魔●の宅急便』の登場人物・トンボから取られたものらしい。アニメでは実際にトンボを演じた山口勝平氏が声を担当している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:今回は第37話or第41話で参戦。使い勝手のいいクリムゾンエッジが強力だが、[[合体攻撃]]の不採用やクルーゾーの精神が[[闘志]]止まりなために最大火力では他に譲る。地形適応を補うことも忘れずに。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:他のAS同様陸S宇宙Aになり使い勝手が向上。中盤で妖精の目と最強技のASマーシャルアーツが追加されるが、やはり空B。主力にするならAアダプターがほしい。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:初登場作品。2部も中盤になってからとかなり遅めの参戦。幸い改造段階を[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]から引き継ぐため、十分に改造してあれば戦える性能である。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:他のウルズメンバー同様に13話から加入し、27話で武装が追加される。<br />
:今回も合体攻撃は不採用であり、その為チームで運用した場合、中盤での武装追加までは攻撃力でM9二機にやや劣るが、単機で見たスペックは本機の方が上である。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年6月のイベント「世界を越える情熱」にて実装。大器型SSRアタッカーで、2019年5月に発売されたプラモデルに付属するオリジナル武装「HEATランス」を装備している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2章Part8より参戦。回避特化タイプ。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
[[M9 ガーンズバック|M9]]と別系のM9であるため、基本的に同じ装備を使用する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;AM11 12.7mmチェーンガン<br />
:頭部に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数は1500発である。<br />
;XM18 ワイヤーガン<br />
:両腕部に装備している。『DD』では「ウルズ1コンビネーション」の演出にて使用している。<br />
;IAI 『クリムゾンエッジ』単分子カッター<br />
:刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。グルカナイフのような形状で、M9に装備されているものよりも大型。左腿のハードポイントに鞘ごと懸架される。<br />
:『W』では「単分子カッター」、『第3次Z時獄篇』では「クリムゾンエッジ」名義。大型のためか『W』では射程が少し長い。[[コンボ]](マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。<br />
:『W』では本編で披露した寸勁によるトドメ演出、『第3次Z』ではアクロバティックな格闘コンボとクリムゾンエッジの連続攻撃で寸勁によるトドメ演出がある。<br />
:『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは高機動 I」で、サブアビリティは「運動性アップ I」。<br />
;エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル<br />
:AS用のアサルトライフル。腰のハードポイントに懸架可能。<br />
:『W』ではマルチコンボ対応武器。単分子カッターと性能が被っており、あまり使われない。<br />
:『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタック I」で、サブアビリティは「運動性アップ I」。<br />
;ヒューズVGM-A2(M) 『ヴァーサイルII』 多目的ミサイル<br />
:9連装ミサイルランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。<br />
:『第3次Z』で装備。ALL武器。ECSの効果で[[闘志]]・[[突撃]]がかかった状態から撃つのが定番。<br />
:『DD』では実弾属性のSR必殺技。「ミサイルランチャー」名義。メインアビリティは「[[アタッカー]] II」で、サブアビリティは「運動性アップ II」。<br />
;ロイヤル・オードナンスM1108 対戦車ダガー<br />
:文字通り対戦車用に作られたダガー。炸薬が仕込まれており、目標に刺さると爆発し、内部から破壊する。対戦車用と名前が付いているが、ASは戦車より装甲が薄いため、十分すぎる威力を与えられる。<br />
:本編では特に使用している描写はないが、『DD』では「オン・ザ・エッジ」、「ウルズ1コンビネーション」の演出にて使用している。<br />
;EHI/<オーテギネ>HEATランス<br />
:2019年5月18日発売のプラモデル「HG 1/60 M9Dファルケ Ver.IV」に付属するオリジナル武装。<br />
:先端が成形炸薬弾になっている長槍。炸薬は敵に突き刺してからリリースする。ロケット鉛筆のような構造となっており、リリース後に内部から炸薬弾が補充される。<br />
:『X-Ω』にて初採用。必殺スキルの演出で使用する。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;[[ECS]]<br />
:電磁迷彩システム。不可視の状態になるものの制限が多く、基本的に戦闘中には使用しない。<br />
;妖精の目<br />
:原作終盤、[[トゥアハー・デ・ダナン]]戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。[[ラムダ・ドライバ]]による不可視の力場が発生した際、その発生箇所および力場密度を感知してM9のモニターに転送し、「どこが厚くてどこが手薄か」を表示する装置。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ASマーシャルアーツ<br />
:『第3次Z天獄篇』で追加。クリムゾンエッジを構えて地面に突き刺した後、敵に接近して膝蹴り、背後に回り込んで裏拳、ローキックから抜き手で吹き飛ばし、パラジウム・リアクターを最大稼働して目に止まらぬ連撃を繰り出す。原作最終巻の特攻が元ネタと思われる。<br />
:最強武装なのにカスタムボーナスの対象にならない点が残念だったが、『V』では改善された。<br />
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「パラジウム・リアクター(M9D)」で、攻撃力・運動性、照準値が増加する。気力130以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの防御力・照準値・運動性を減少させる。フィールド上に味方の相良宗介、メリッサ・マオ、クルツ・ウェーバーのいずれかがいるとき、攻撃力・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップ III」。<br />
;HEATランス(コンボ)<br />
:『X-Ω』で採用。クリムゾンエッジでの連続攻撃から、トドメにHEATランスを突き刺す。<br />
;オン・ザ・エッジ<br />
:『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。クリムゾンエッジによる連続攻撃パターン。<br />
:メインアビリティは「セミ・マスター・スレイブ(M9D)」で、攻撃力・運動性が増加し、敵ユニットの弱点属性で攻撃時に、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップ III」。<br />
;ウルズ1コンビネーション<br />
:『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。『Invisible Victory』第9話の戦闘シーンのアレンジ。ラムダ・ドライバで砕かれるクリムゾンエッジや戦場となったコンテナ置き場も再現される。<br />
:メインアビリティは「ドラゴンフライ」で、MAP兵器以外の最大射程が1増加する。攻撃力・照準値・運動性が増加し、戦闘回数に応じて照準値・運動性が増加する。特殊・打撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。周囲4マス内の味方ユニットの攻撃力・運動性が増加する。自分がフィールド上にいるとき、味方のARX-7 アーバレスト(相良宗介)に攻撃力・運動性が増加し、自分のアクション開始時に気力が上昇する効果を付与する。サブアビリティは「運動性アップIII」。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
合体攻撃のみENを消費する。<br />
;ウルズ・スペシャル<br />
:ファルケ、[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]、[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]のコンビネーション攻撃。演出で[[M9 ガーンズバック]]がさらに2機出てくる。マオ機とクルツ機の援護射撃の後、ECSで姿を消していたガーンズバック2機が単分子カッターで突き刺し、ファルケが格闘コンボを叩き込む。最後は吹き飛ばした敵に対戦車ダガーを投げつけて爆殺。実装は『W』のみ。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[ECS]]<br />
:『[[J]]』と『[[W]]』では[[分身]]系能力の一種、『[[第3次Z]]』は「[[閃き]]・[[闘志]]・[[突撃]]の効果を得た状態で出撃」となっている。<br />
;剣装備<br />
:単分子カッターによる[[切り払い|斬り払い]]を発動。<br />
;銃装備<br />
:[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;妖精の目<br />
:『[[第3次Z天獄篇]]』では中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;S<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;運動性+15、『クリムゾン・エッジ』の攻撃力+200<br />
:『第3次Z』。運動性もそうだが攻撃力の底上げにより他のM9より頭一つ抜け出す。前述の通りクルーゾーは攻撃系の精神コマンドが「闘志」止まりなので主力として使うならば取得は必須と言える。<br />
;全ての格闘武器の攻撃力+200、運動性+15<br />
:『V』。格闘武器のASマーシャルアーツも攻撃力が上がるようになった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]<br />
:<br />
;M9D ファルケ改<br />
:スパロボ未登場。TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』にて登場。再建造された後、クルーゾー共々異世界に飛ばされ、激戦の末半壊したファルケを現地のパーツで改修した機体。……と言えば聞こえが良いが、「合うパーツがこれしかなかった」との理由で下半身が[[ジーグ・パーンサロイド|馬型の反重力ユニット]]にされてしまっており、[[テキサスマック (OVA)|パカラッパカラッという効果音と共に空中を移動]]することができてしまう。<br />
:ASの操縦方法が操縦者の動きをトレースするものであるため、二本足の人間が四本足の機体を操縦するのは本来ならば不可能だが、四足型[[ゾイド|マシンザウルス]]のデータを流用したプログラムによりその問題を解決している。<br />
:これ以外にも88mm荷電粒子砲、通称ロングバスターライフルが追加されており、他のプレイヤーから「史上初の[[ビーム兵器]]搭載AS」とも言われている。<br />
:なお、原作者でありクルーゾーのプレイヤーでもある賀東氏からの提案とのこと。ちなみにこのリプレイはTRPG『フルメタル・パニック!RPG』とシステムを共有しているTRPG『メタリックガーディアン』(古今東西のロボット作品をオマージュしたロボットが登場しており、一言で言ってしまうと'''TRPG版スパロボ'''。ちなみに『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』で'''[[パーソナルトルーパー|PT]]っぽいロボットが実装された''')とのクロスオーバーである。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:M9D ふあるけ}}<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=M9D_%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B1&diff=475814
M9D ファルケ
2024-03-16T06:15:14Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優|山口勝平}}(ドラゴンフライ)<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 第三世代型[[アーム・スレイブ]]<br />
| AI = ドラゴンフライ<br />
| 開発 = ジオトロン・エレクトロニクス社ドルトムント工場<br />
| 所属 = [[所属::ミスリル]]<br />
| パイロット = [[パイロット::ベルファンガン・クルーゾー]]<br />
}}<br />
'''M9D ファルケ'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[M9 ガーンズバック|E系列]]とは別系列(D系列)で製作されたM9。<br />
<br />
本編の時系列では2機が作られ、そのうち1機が[[ベルファンガン・クルーゾー]]の愛機となった。もう1機は[[ARX-8 レーバテイン]]の構成パーツに使用されている。もう1機分製造できるだけの予備パーツが存在したため、本編終了後の時系列となるメタリックガーディアンRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』にて再製造され、アルの手配で異世界へと転移したクルーゾーの元へ届けられた。<br />
<br />
頭部形状が大きく異なる他、肩部など一部の装甲の形状が異なる。ガーンズバックのバージョン違いであり、基本性能はペイロードに多少の余裕があることを除いて変わらないが、クルーゾーの操縦スキルにより高い性能を発揮する。<br />
<br />
アーバレストと同様に[[ラムダ・ドライバ]]が搭載される予定だったが、その前に開発者が自殺したため果たされなかった。<br />
<br />
名前の由来は[[ドイツ語]]の隼。ドルトムントはドイツの実在都市である。<br />
<br />
制御AIの名前はドラゴンフライ。クルーゾーが好きな『魔●の宅急便』の登場人物・トンボから取られたものらしい。アニメでは実際にトンボを演じた山口勝平氏が声を担当している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:今回は第37話or第41話で参戦。使い勝手のいいクリムゾンエッジが強力だが、[[合体攻撃]]の不採用やクルーゾーの精神が[[闘志]]止まりなために最大火力では他に譲る。地形適応を補うことも忘れずに。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:他のAS同様陸S宇宙Aになり使い勝手が向上。中盤で妖精の目と最強技のASマーシャルアーツが追加されるが、やはり空B。主力にするならAアダプターがほしい。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:初登場作品。2部も中盤になってからとかなり遅めの参戦。幸い改造段階を[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]から引き継ぐため、十分に改造してあれば戦える性能である。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:他のウルズメンバー同様に13話から加入し、27話で武装が追加される。<br />
:今回も合体攻撃は不採用であり、その為チームで運用した場合、中盤での武装追加までは攻撃力でM9二機にやや劣るが、単機で見たスペックは本機の方が上である。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年6月のイベント「世界を越える情熱」にて実装。大器型SSRアタッカーで、2019年5月に発売されたプラモデルに付属するオリジナル武装「HEATランス」を装備している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2章Part8より参戦。回避特化タイプ。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
[[M9 ガーンズバック|M9]]と別系のM9であるため、基本的に同じ装備を使用する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;AM11 12.7mmチェーンガン<br />
:頭部に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数は1500発である。<br />
;XM18 ワイヤーガン<br />
:両腕部に装備している。『DD』では「ウルズ1コンビネーション」の演出にて使用している。<br />
;EHI/<オーテギネ>HEATランス<br />
;IAI 『クリムゾンエッジ』単分子カッター<br />
:刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。グルカナイフのような形状で、M9に装備されているものよりも大型。左腿のハードポイントに鞘ごと懸架される。<br />
:『W』では「単分子カッター」、『第3次Z時獄篇』では「クリムゾンエッジ」名義。大型のためか『W』では射程が少し長い。[[コンボ]](マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。<br />
:『W』では本編で披露した寸勁によるトドメ演出、『第3次Z』ではアクロバティックな格闘コンボとクリムゾンエッジの連続攻撃で寸勁によるトドメ演出がある。<br />
:『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは高機動 I」で、サブアビリティは「運動性アップ I」。<br />
;エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル<br />
:AS用のアサルトライフル。腰のハードポイントに懸架可能。<br />
:『W』ではマルチコンボ対応武器。単分子カッターと性能が被っており、あまり使われない。<br />
:『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタック I」で、サブアビリティは「運動性アップ I」。<br />
;ヒューズVGM-A2(M) 『ヴァーサイルII』 多目的ミサイル<br />
:9連装ミサイルランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。<br />
:『第3次Z』で装備。ALL武器。ECSの効果で[[闘志]]・[[突撃]]がかかった状態から撃つのが定番。<br />
:『DD』では実弾属性のSR必殺技。「ミサイルランチャー」名義。メインアビリティは「[[アタッカー]] II」で、サブアビリティは「運動性アップ II」。<br />
;ロイヤル・オードナンスM1108 対戦車ダガー<br />
:文字通り対戦車用に作られたダガー。炸薬が仕込まれており、目標に刺さると爆発し、内部から破壊する。対戦車用と名前が付いているが、ASは戦車より装甲が薄いため、十分すぎる威力を与えられる。<br />
:本編では特に使用している描写はないが、『DD』では「オン・ザ・エッジ」、「ウルズ1コンビネーション」の演出にて使用している。<br />
;EHI/<オーテギネ>HEATランス<br />
:2019年5月18日発売のプラモデル「HG 1/60 M9Dファルケ Ver.IV」に付属するオリジナル武装。<br />
:先端が成形炸薬弾になっている長槍。炸薬は敵に突き刺してからリリースする。ロケット鉛筆のような構造となっており、リリース後に内部から炸薬弾が補充される。<br />
:『X-Ω』にて初採用。必殺スキルの演出で使用する。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;[[ECS]]<br />
:電磁迷彩システム。不可視の状態になるものの制限が多く、基本的に戦闘中には使用しない。<br />
;妖精の目<br />
:原作終盤、[[トゥアハー・デ・ダナン]]戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。[[ラムダ・ドライバ]]による不可視の力場が発生した際、その発生箇所および力場密度を感知してM9のモニターに転送し、「どこが厚くてどこが手薄か」を表示する装置。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ASマーシャルアーツ<br />
:『第3次Z天獄篇』で追加。クリムゾンエッジを構えて地面に突き刺した後、敵に接近して膝蹴り、背後に回り込んで裏拳、ローキックから抜き手で吹き飛ばし、パラジウム・リアクターを最大稼働して目に止まらぬ連撃を繰り出す。原作最終巻の特攻が元ネタと思われる。<br />
:最強武装なのにカスタムボーナスの対象にならない点が残念だったが、『V』では改善された。<br />
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「パラジウム・リアクター(M9D)」で、攻撃力・運動性、照準値が増加する。気力130以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの防御力・照準値・運動性を減少させる。フィールド上に味方の相良宗介、メリッサ・マオ、クルツ・ウェーバーのいずれかがいるとき、攻撃力・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップ III」。<br />
;HEATランス(コンボ)<br />
:『X-Ω』で採用。クリムゾンエッジでの連続攻撃から、トドメにHEATランスを突き刺す。<br />
;オン・ザ・エッジ<br />
:『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。クリムゾンエッジによる連続攻撃パターン。<br />
:メインアビリティは「セミ・マスター・スレイブ(M9D)」で、攻撃力・運動性が増加し、敵ユニットの弱点属性で攻撃時に、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。サブアビリティは「運動性アップ III」。<br />
;ウルズ1コンビネーション<br />
:『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。『Invisible Victory』第9話の戦闘シーンのアレンジ。ラムダ・ドライバで砕かれるクリムゾンエッジや戦場となったコンテナ置き場も再現される。<br />
:メインアビリティは「ドラゴンフライ」で、MAP兵器以外の最大射程が1増加する。攻撃力・照準値・運動性が増加し、戦闘回数に応じて照準値・運動性が増加する。特殊・打撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。周囲4マス内の味方ユニットの攻撃力・運動性が増加する。自分がフィールド上にいるとき、味方のARX-7 アーバレスト(相良宗介)に攻撃力・運動性が増加し、自分のアクション開始時に気力が上昇する効果を付与する。サブアビリティは「運動性アップIII」。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
合体攻撃のみENを消費する。<br />
;ウルズ・スペシャル<br />
:ファルケ、[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]、[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]のコンビネーション攻撃。演出で[[M9 ガーンズバック]]がさらに2機出てくる。マオ機とクルツ機の援護射撃の後、ECSで姿を消していたガーンズバック2機が単分子カッターで突き刺し、ファルケが格闘コンボを叩き込む。最後は吹き飛ばした敵に対戦車ダガーを投げつけて爆殺。実装は『W』のみ。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[ECS]]<br />
:『[[J]]』と『[[W]]』では[[分身]]系能力の一種、『[[第3次Z]]』は「[[閃き]]・[[闘志]]・[[突撃]]の効果を得た状態で出撃」となっている。<br />
;剣装備<br />
:単分子カッターによる[[切り払い|斬り払い]]を発動。<br />
;銃装備<br />
:[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;妖精の目<br />
:『[[第3次Z天獄篇]]』では中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;S<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;運動性+15、『クリムゾン・エッジ』の攻撃力+200<br />
:『第3次Z』。運動性もそうだが攻撃力の底上げにより他のM9より頭一つ抜け出す。前述の通りクルーゾーは攻撃系の精神コマンドが「闘志」止まりなので主力として使うならば取得は必須と言える。<br />
;全ての格闘武器の攻撃力+200、運動性+15<br />
:『V』。格闘武器のASマーシャルアーツも攻撃力が上がるようになった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]<br />
:<br />
;M9D ファルケ改<br />
:スパロボ未登場。TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』にて登場。再建造された後、クルーゾー共々異世界に飛ばされ、激戦の末半壊したファルケを現地のパーツで改修した機体。……と言えば聞こえが良いが、「合うパーツがこれしかなかった」との理由で下半身が[[ジーグ・パーンサロイド|馬型の反重力ユニット]]にされてしまっており、[[テキサスマック (OVA)|パカラッパカラッという効果音と共に空中を移動]]することができてしまう。<br />
:ASの操縦方法が操縦者の動きをトレースするものであるため、二本足の人間が四本足の機体を操縦するのは本来ならば不可能だが、四足型[[ゾイド|マシンザウルス]]のデータを流用したプログラムによりその問題を解決している。<br />
:これ以外にも88mm荷電粒子砲、通称ロングバスターライフルが追加されており、他のプレイヤーから「史上初の[[ビーム兵器]]搭載AS」とも言われている。<br />
:なお、原作者でありクルーゾーのプレイヤーでもある賀東氏からの提案とのこと。ちなみにこのリプレイはTRPG『フルメタル・パニック!RPG』とシステムを共有しているTRPG『メタリックガーディアン』(古今東西のロボット作品をオマージュしたロボットが登場しており、一言で言ってしまうと'''TRPG版スパロボ'''。ちなみに『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』で'''[[パーソナルトルーパー|PT]]っぽいロボットが実装された''')とのクロスオーバーである。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:M9D ふあるけ}}<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9C%9F%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC1&diff=475791
真ゲッター1
2024-03-16T01:25:27Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shin Getter 1]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ アーク}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
| 全長 = [[全長::55 m]]<br />
| 重量 = [[重量::290 t]]<br />[[重量::220 t]](ネオゲ)<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = ∞(無限)<br />
| 飛行速度 = 亜光速<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]](ゲッターエネルギーの容量で自在に変化)<br />
| 別形態 = [[真ゲッター2]]<br />[[真ゲッター3]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
*[[流竜馬]]【メイン】<br />[[神隼人]]【サブ】<br />[[車弁慶]]【サブ】<br />
*[[號]]【メイン】<br />[[渓]]【サブ】<br />[[凱]]【サブ】<br />
*[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]【メイン】<br />[[神隼人 (OVA)|神隼人]]【サブ】<br />[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]【サブ】<br />
*[[一文字號]]【メイン】<br />[[橘翔]]【サブ】<br />[[大道剴]]【サブ】<br />
}}<br />
'''真ゲッター1'''は「[[ゲッターロボシリーズ]]」の[[登場メカ|主役メカ]]一つ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 共通設定 ===<br />
[[早乙女博士]]が開発した最強最後の[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]、'''[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]'''の空中用形態。<br />
<br />
今までのゲッターのデザインとは違い、原作者石川賢氏のセンスが生かされており、その姿は「鬼神」「[[天使・悪魔|悪魔]]」を思わせる。背中に装備されたゲッターバトルウイングによる[[加速|加速力]]は亜光速となり、UFOのような物理法則上はありえない動きも行えるが、パイロットに著しいGが掛かる。またテストでは超光速に達したケースもあり、その際に流竜馬の意識は未来の[[地球]]においてある存在と出会っている。<br />
<br />
また他の形態と違いこの形態はあまりデザインの変更はされない。[[ゲッタードラゴン]]と異なりフォルム自体は元祖[[ゲッター1]]に近い。<br />
<br />
主な武装はゲッターレザー、ゲッターブラストキャノン、ゲッタートマホーク、ゲッタービームなど。シリーズを通して単機最強の必殺技は長らく'''「ストナーサンシャイン」'''とされ、スパロボでも長らくそのように扱われていたが、『第3次α』以降の作品では'''「真・シャインスパーク」'''が最強技となっていることが多い(下記参照)。<br />
<br />
作品によっては「真・ゲッター」と区切られることもある。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
メインパイロットは[[流竜馬]]だが、『[[ゲッターロボ號]]』では'''一度しか操縦していない'''。『號』では当初のゲッターバトルウイングは[[ゲッタードラゴン]]のマッハウイングのような形状(コマによっては蝙蝠の羽状に変化している)だったが、最初の同化後に蝙蝠の羽根のような形状に変化、固定されている。『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』では最初から蝙蝠の羽状で固定されている。<br />
<br />
『號』の時点では脚部がシンプルな物<ref>特徴的な緑色の模様は漫画内では無く、単行本第7巻の表紙で描かれたのが初出。</ref>だが頭部は逆に線が多い物になっているなど、『真ゲッターロボ』やOVA版と微妙に異なるデザインになっている。<br />
<br />
『[[ゲッターロボ アーク]]』ではアニメ版にて登場。回想シーンにて活躍が描かれた。また、公式サイトでは『アーク』本編時点での本機から[[真ゲッターロボ タラク]]が分離したと推測されている。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ 世界最後の日]] ===<br />
本作の真ゲッターは従来よりも巨大なゲッターバトルウィングと顎、2箇所から放たれるゲッタービームやゲッターサイトが特徴。また、装甲が異様に脆く、腕を簡単に引きちぎられたり、装甲が削られたりしていた。<br />
<br />
メインパイロットは[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]→[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]→[[號]]→竜馬。<br />
<br />
=== [[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]] ===<br />
本作での真ゲッターのデザインは非常に簡略化されており、従来存在した「瞳」が無いのが特徴。また基本武装も[[ゲッター1]]の延長線のような最低限のものになっており、ストナーサンシャインは使用していないが、設定上は使用できることにはなっている。重量も220tと軽い。<br />
<br />
メインパイロットは[[一文字號]]。<br />
<br />
==== 神ゲッターロボ ====<br />
最終話において、[[巨大ゴール]]の前に絶体絶命の危機に陥った[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]が変化した、[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]の新たなる形態。その戦闘能力は凄まじく、一気に形勢を逆転して[[帝王ゴール (OVA)|ゴール]]を葬り去った。全てが終わった後は元の[[真ゲッター1]]に戻っている(小説版では分離をしている描写に成っており、神ゲッターロボはゴールの遺伝子を宿した卵を変質させた上で他の惑星に運んでいる)。<br />
<br />
変貌する場面は漫画版[[ゲッターロボ號]]にて竜馬が真ゲッター1に同乗していた面々諸共同化した際の物をモチーフにしており、真ゲッター1の顔部に人の鼻と口が浮かび上がったり、號、翔、剴の顔が胴体に浮かび上がるのは同場面の再現。また、三人が機体に取り込まれているのも號がこの場面の後に見た夢の中で自身と剴が取り込まれていた場面の再現になる。<br />
<br />
デザインモチーフとなったのは、『石川賢画集(1)闘神』で描かれた「'''蒼のゲッター1'''」。全身は青く、つま先は先鋭化し、通常時の真ゲッターにはなかった瞳も付くようになる。翼の見た目は真ゲッターよりも[[マジンガーシリーズ|マジンガー系列]]のスクランダーに近くなっている。<br />
<br />
大きさは今までの真ゲッター1と同じように思えるが、重量も従来と同じ290tに増えており、身長は同じでも横幅は今までより大きくなっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
トマホークなどの近接武器使用時に見られる物理法則を無視した無茶苦茶な機動(ニコニコ動画などでは「変態機動」と呼ばれている)が特徴の一つであり、他作品で超高速機動(軌跡を残しつつ一瞬で移動する)を行う機体が出ると必ず比較対象に上がる他、場合によってはその機動自体が「ゲッター機動」と呼ばれたりもする。<br />
<br />
ゲッター1から相変わらず、HP自体は高めだが装甲はそうでもなく、もちろん運動性は控えめなので意外に脆い機体である。3人乗りの利点を活かし隼人の閃きと、武蔵、弁慶の鉄壁・ド根性を駆使してダメージを誤魔化す運用が肝心。<br />
<br />
=== 原作漫画版設定 ===<br />
スパロボでは、TV版設定の竜馬達が原作漫画版の機体に乗っていることが多い。またスパロボでの[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]のデザインは、原作漫画版出典でもシリーズが進むごとに変化しており、デザインのみOVA版設定に準拠している場合もある。<br />
<br />
シリーズ通じて、竜馬のデフォルトでの格闘値が自軍最強クラスに設定されている事が多い為、[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]からの引継ぎ改造を経て強化されている真・ゲッター1とは、抜群の相性の良さを発揮する。<br />
<br />
前述した通り、原作漫画版なので'''真・ゲッター1'''名義である。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:初登場作品。自軍トップクラスの攻撃力を持ち、[[2回行動]]と「[[覚醒]]」・「[[熱血]]」を併せて1ターンで[[バラン=シュナイル]]を撃墜させる事も可能。ただ、武装や燃費のバランスは良いとは言えず、ゲスト兵器の集中攻撃を受ければあっさり撃墜されるのでボス戦用に割り切って使うべき。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:スーパー系の冷遇が著しい本作だが、真ゲッターは地形適応:宇宙A・複数乗り・高火力により、対ボス戦用ユニットとして十二分に役立ってくれる。本作では『第4次』『新』ほどの攻撃力は持たないが、それでもスーパー系としてはトップクラスの攻撃力を誇り、『第4次』と同じく[[熱血]]と[[覚醒]]の併用で[[バラン=シュナイル]]を1ターンで撃破可能。<br />
:本作では1級MSに匹敵する110もの運動性を誇るが、何故かやたらと[[限界反応]]が低くされており、相当テコ入れしないと[[ゲッターチーム]]の能力値についていけなくなる。相変わらず装甲も低く、迂闊に前線に出して狙われると袋叩きにされてしまう。本作では雑魚敵の攻撃力がとんでもない事になっているため、中途半端に改造するよりは、攻撃力だけ強化して対ボス戦用と割り切った方がいいだろう。<br />
:ちなみに本作のゲッター系は、旧ゲッターから真ゲッターまで全て'''何故かサイズMにされている'''。全高52.5mの[[ゴーショーグン]]はおろか、34.6mの[[ダンクーガ]]でさえサイズLなのに、50mの真ゲッター1がサイズMなのは一体どういう事か。[[ルナツー]]内部でのシナリオは「大型ユニットが進入できない」とされているが、サイズMの真ゲッターも出撃不可になっているため、設定ミスの可能性がある<ref>このサイズ設定はしばらく続き、『第2次α』でサイズLに改められた。</ref>。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[新世紀エヴァンゲリオン]]の[[第13使徒バルディエル]]を、ストナーサンシャインの一撃で撃破・浄化するという凄まじい初登場。本作からストナーサンシャインがP属性で[[射程]]1~3となり、使い勝手が向上。[[射撃 (武器属性)|射撃]]武器のゲッターブラストキャノンにより中距離戦でも反撃可能になった。欠点は地形適応の陸Bと、武器の消費ENに対して機体のENが少ないこと。必殺技連発のために積極的に改造を施し、ぜひENボーナスをつけたいところ。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::PS版とほぼ同様だが、[[合体攻撃]]の[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が登場し、最大火力がさらに向上。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:未来世界でも現存し、[[恐竜帝国]]が先に発掘、[[バット将軍]]が操る。バット将軍が駆る真・ゲッター1は味方のものより異常に性能が高く、[[HP回復|HP回復(大)]]・[[EN回復|EN回復(大)]]の能力もあり非常に手強い強敵。イベント後奪回するが、[[ゲッタードラゴン]]との選択次第で入手可能。こちらは移動力、最強武器の射程、火力、HP回復(小)が強み。もちろん[[分離]]、[[援護攻撃]]、[[A-アダプター]]のメリットも健在。武器改造費が高いので真ゲッターを選ぶ場合はなるべくゲッタードラゴンのうちにフル改造しておくこと。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:今回から[[マジンカイザー]]と共にOVA版のデザインに衣替えし、分離不可になった。真・シャインスパークも使用不可。小隊制の本作では[[全体攻撃]]という属性が登場したが、今回は本形態では使用できない。Fダイナミックスペシャルも本作と『第3次α』では、ゲッタードラゴン搭乗時のみの合体攻撃となる。<br />
:全体攻撃がない分、単体攻撃の威力は絶大で、対ボス戦において真価を発揮。[[流竜馬]]が[[援護攻撃]]&[[連携攻撃]]を習得し、[[ダイターン3]]の[[魂]]掛けサンアタックにストナーサンシャインで繋げるコンボは、本作最大最強の威力。ゲッタードラゴンもそうだが、コスト2で3人乗りの時点で魅力的な上に、[[神隼人]]と[[車弁慶]]のSPが養成可能というシステム面の大きな恩恵を受ける。<br />
:『α外伝』に引き続き自軍と敵対するシーンがあり、今度は[[ミケーネ帝国]]の[[地獄大元帥]]がリモコン操縦。[[早乙女博士]]を人質として無理やり乗せ、[[自律回路]]が制御する真・ゲッターが自軍に襲い掛かる。前作の敵仕様と同様に今回もHP・EN回復(大)を所持し、かなりタフ。奪回後は無条件で復帰する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:[[クスハ・ミズハ|クスハ]]ルートでは第1話、その他の主人公でも第3話と序盤から登場。分岐に入る第6話からオーバーホールに出され復帰は中盤となるが、ゲッター自体登場しないシナリオも挟むため、感覚として離脱期間はそれほど長くない。またゲッタードラゴンと相互に改造を引き継ぐため、離脱期間にそちらを改造しても問題ない。中盤のイベントで、真・シャインスパークが全体攻撃となって復活。高EN消費の必殺武器のため引き続き雑魚戦向きではないが、ますます死角が減って他形態のお株を奪う。<br />
:本機に限った話ではないが、今作では[[ギルドローム]]将軍の精神波で味方が操られ敵対してしまうイベントがあり、運が悪いと'''味方時の性能そのままで敵対'''することになる。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:性能が高く、[[改造]]しておけば、竜馬が[[覚醒]]を覚えた場合、単機でラスボスの[[ドン・ザウサー]]を倒すことができる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:竜馬が[[魂]]を習得するパターンの場合、ラスボスを一撃で撃墜することが可能。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:やはり[[ライン・ヴァイスリッター]]との二択で入手できる。バランス調整で単機でボス撃破のような無茶はできなくなった。本作のストナーサンシャインは中射程非P属性で従来とは使用感覚が異なる。全体的に燃費は悪く、売りの高火力も[[改造]]と[[V-UPユニット]]による逆転現象で低燃費ユニットに並ばれてしまうため今回はやや不遇。<br />
:パッケージ絵のセンターに居座っている機体なのに加入が任意というのは前代未聞。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:HP・装甲ともにそれほど高くなく、ゲッターGにあるオープンゲットがこちらにはないため耐久力に不安が残る。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:一人乗りゲッターが多数存在する作品で、真ゲッター1も一人乗り[[ゲッタードラゴン]]との[[合体攻撃]]「ストナーサンシャインスパーク」を有している。Dで「ファイナルゲッタートマホーク」が出るまでは、歴代最強のゲッターの技であった。またオープンゲットが搭載されているため回避率も高い。…のだが、'''ゲッターGの改造を引き継がない'''ことと、'''高い運動性に反して限界値がやけに低い'''ことが問題。前者は真ゲッターの性能で賄えるが、後者はスーパー系の竜馬の能力値ですら頭打ちになりかねない。ただし、他の形態の強化パーツの能力も反映されるため、2周目以降は強化パーツが最大12個分反映される。また、15段階改造が解禁されるため、強化によっては先程の難点を補って余りある性能となる(真・ゲッター2及び3に関しても同様)。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::『[[第2次α]]』・『[[第3次α]]』のストナーサンシャインのグラフィックがパワーアップ。…が演出に難あり。(後述)また、今回はゲッターGの改造(初代ゲッターから引き継ぎされている)を引き継ぐ上、限界値が撤廃されているためかなり使いやすい。また、竜馬のエースボーナスがあればまず避けて当てる。<br />
::代わりに強化パーツが「真ゲッター」で一括りに変更された。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:必殺武器の火力が高い為気づきにくいが、2種のトマホークの性能がぶっ飛んでおり雑魚戦も難なくこなせる。<br />
:さらにHP回復・EN回復・剣装備・分身まで標準装備しているため敵殲滅力&継戦能力のポテンシャルが凄まじい事になっている。<br />
:やはり基本は高い火力と「覚醒」を活かしたアタッカーだが、火力ブースト系の特殊能力が無い為火力に関しては過信は禁物(サイズ差補正である程度追い上げは効くが)。<br />
:搭乗者はTV版の面子だが、なぜかゲッターはカラーリング等に違いがあるもののフォルム的には世界最後の日仕様となっている。これを受けてか後に発売されたスパロボ学園では本作から戦闘アニメを、パイロットカットインを『D』から流用して世界最後の日を参戦作品としていた。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:他と違ってゲッターチームとSRXチームは、地上編・宇宙編どちらを選んでも必ず参入する。機体性能はHP+100・EN+5・運動性-2・移動力-2された事以外は『第4次S』と全く同じ。<br />
:今作ではストナーサンシャインをも上回る破壊力を誇る新規必殺技、真・シャインスパークが装備された。無改造でも6400というバカげた数値を誇り、フル改造時には9400という途方もない攻撃力を発揮するようになる。その代わり戦意(気力)制限140・消費EN130と非常に重いため、[[激励]]やチップ系強化パーツでのフォローは忘れずに行おう。<br />
:ストナーサンシャインは真・シャインスパークが最強武器に設定された都合から、攻撃力が『第4次S』の5900から5500に下方修正されている。その代わり消費ENも120から90に低下しており、改造や強化パーツ次第では4回以上使う事も可能。攻撃力もフル改造すれば8500まで伸びるため、真・シャインスパークを使わずにこちらを改造するのも良い。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が初登場。使い勝手は概ね『F完結編』と同じだが、[[バグ (ゲーム)|バグ]]により限界に悩まされることはない。<br />
<br />
=== 世界最後の日設定 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
このシリーズではとにかく演出のパターン変更が多い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:第40話より登場。原作シナリオが前半しか再現されていないため、最強武器はチェンジアタック。……なのだが、[[號|本来の主人公]]の搭乗を意識しているのか'''トマホークもブーメランも無い'''(真ゲッター2のチェンジアタックでのみトマホークランサーを使う)。<br />
:武器攻撃力がイマイチではあるが、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]のエースボーナスが強力なため、数値以上の与ダメージが期待できる。また、EN消費武器が多い本作において、控えめなEN消費量なのも良点。改造値は[[ゲッター1]]の物を引き継ぐ。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:第44話クリア後からストナーサンシャインが使用可能になる。今回ゲッターサイトは(プロローグを除けば)號が搭乗している間のみ使用できる。同様にゲッタートマホークは竜馬搭乗時のみである。また、パイロットが変更されると'''真ゲッターチェンジアタック以外の演出が大幅に変更される'''。真ドラゴンが使用可能になっても乗り換えできないので注意。<br />
:なお、號搭乗時も『破界篇』からも大きく変更されている(プロローグのものと比べてみるとわかる)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:トマホークが使用時に取りだすのではなく、常時携帯するようになっている。今回はブラックゲッターの改造を引き継ぐ。<br />
:竜馬のエースボーナス含め最強クラスの攻撃力は健在。強化パーツやタッグ相手のエースボーナスによって更なる火力を引き出すことも可能である。<br />
:また、機体の[[地形適応]]の[[陸]]と[[水]]が一段階上昇しており、地上戦でも普通に戦えるようになった(竜馬の陸水適応はB以下なので補強する必要はあるが)。<br />
:何故か本作では真ゲッターチェンジアタックが真ゲッター1専用技になっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:新技「トマホーク・コンビネーション」が追加された。また、真ゲッター1以外の形態でもチェンジアタックが使用可能になった為弾数が1に戻った。<br />
:真シャインスパークは中盤終わり頃から使用可能になる。<br />
:竜馬のエースボーナスで相変わらずのボスキラーぶりは健在。「シングルアタック」を取得することでストナーサンシャインの攻撃力が更に跳ね上がる。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:初の『世界最後の日』仕様。序盤から登場する分、性能は今までより僅かに劣る。2種類のゲッタービーム、簡易[[分身]]のオープンゲット、射程違いトマホークバリエーションが特徴。ストナーサンシャインは中盤から。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:参戦は第27話。『第3次Z』の立ちグラフィックが流用されている為、引き続きトマホークは常時携帯している。パイロットは竜馬固定。<br />
:今回ようやくゲッターレザーが単独兵装として採用された。加えてトマホーク・コンビネーションがトマホーク・トルネードに名称変更されている。<br />
:それまで乗っていたブラックゲッターも、竜馬1人乗りの乗り換えユニットとして残留する。実は、参戦直後はブラックゲッターの武装のほうが(主にカスタムボーナスの「全武器適応S」の恩恵で)強いが、泣き所だった移動力が6に上がる利点はやはり大きい。引き続き武装がEN消費タイプに偏っているのと、射程4以上の武器がいきなりゲッタービームになってしまうため、主力として運用するならEセーブは早めに欲しい。できれば射程も補いたい。<br />
:中盤にストナーサンシャイン、終盤に[[合体攻撃]]のシャインスパークが追加される。残念ながらファイナルゲッタートマホークは第三次Zに引き続き使用不可。<br />
:何故かフィールドアイコンが上半身に寄った外見になっており、他の機体と比べるとずんぐりむっくりの体型に見える。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:参戦は第15話。今作では號たち新チームがそもそも登場しないため、パイロットは竜馬固定。ストナーサンシャインは非正規部隊ルート第31話での追加となる。<br />
:装甲・運動性の若干の上昇と頭部ゲッタービームのカットインが変更された以外『V』と概ね変化無し。カスタムボーナスが変更された為変形の強みは若干下がったが、継戦能力は大幅に上がっている。<br />
:細かい点では『V』の時と比べてフィールドアイコンのバランスが良くなっている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スパロボ学園}}<br />
:ユニットデータとして登場。『W』の流用が響いたのか'''真・ゲッター1名義'''。コストは最大の6ではあるが、'''地上適応Cで武器適応の大半がB・空戦ユニットが殆どリアル系のため劣悪な命中・肝心のパイロットの能力が低い・他のコスト6がみんな強い'''ため、非常に残念な性能となっている。一応オープンゲットは搭載されているがパイロットの技量のせいでほぼあるだけにしかならない。ユニットとしては『W』の流用であるが、胸部の色が変更されている。また、原作設定で真シャインスパークが無い。その上流用のせいでパイロットの台詞が半分ほどおかしい。……正直歴代で最も扱いの悪い真ゲッターである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:原作終了後設定で、號・渓・凱が乗って参戦。第1章ではゲッタービームまでしか使用できず、他の形態と極端な火力の差はない。第4章で旧ゲッターチームが帰還後ストナーサンシャインが追加されてからが本領発揮。<br />
:各形態で唯一両チーム共に担当パイロットがどちらも[[戦意高揚]]持ち。旧チームが乗る場合攻撃力が上がるため火力では竜馬が勝っているが、號は[[精神力]]を取得するため[[援護]]に積極的に参加させるとあっという間にSPを回収できるのが強み。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2017年6月のイベント「光を求める乙女の願い」にて実装。パイロットは竜馬。SRとSSRがあり、どちらもアタッカー。SSRは大器型。HPはもちろんのこと攻撃力が極めて高く、総合力は実装以来1位の座を守ってきた[[グランゾン]]をも越える。装甲は(大器型スーパー系としては)低めだが、アビリティとしてクリティカル以外ダメージ軽減をダブルで持つため数値以上に硬い。運動性も並のリアル系より高いうえ足も速く飛行可能なので、部隊の斬り込み役として活躍できる。なおアビリティの全解放には2回の限界突破が必要。<br />
:2017年10月にSSRファイターが、2018年1月のイベント「平和を創った戦士たちへ…」にΩスキル搭載大器型SSRアタッカーがそれぞれ追加。<br />
:Ωとそれ以外で通常攻撃や必殺スキルが異なり、Ωはゲッタートマホークとストナーサンシャイン、それ以外はゲッターサイトとゲッタービームを使う。アリーナでも完全にリアル寄りの性能で、特にΩは圧倒的な初速に加え命中率や火力も高く、育成次第ではリアル系顔負けの回避能力を持つ。<br />
:2020年10月に號が搭乗したSSRディフェンダー版が登場。XΩスキル対応であり、パートナーは[[真ゲッタードラゴン (大決戦)|大決戦版真ゲッタードラゴン]]。こちらは竜馬搭乗版と比べて運動性が低く装甲が高いスーパー寄りの性能。攻撃力が異様に低く、最初期の大器ユニットと同レベルとなっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2020年5月に追加された第1章Part6より参戦。攻撃特化タイプ。パイロットは竜馬であり、[[ブラックゲッター]]と改造値を共有する。<br />
:ブラックゲッターと比較し通常攻撃が射程2に落ちているほか、サイズがLになったことでスピードも遅くなったので、当初は乗り換え前より尖っていた。2020年6月の調整でスピードがMサイズ並みに引き上げられ、移動力も1上がったことで、射程以外はほぼこちらの方が勝るようになった。<br />
:毎ターンHPを回復できる「ゲッタートマホーク」や、マップ中一度だけ撃墜を無効にして復活できる「真[[ゲッターチェンジアタック]](2)」など、攻撃特化タイプにも関わらず耐久力に秀でた能力が特徴。<br />
:2023年11月開催の「[[クロッシング・パイロット]]R」の対象機体であり、同イベントでは『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』から[[式波・アスカ・ラングレー]]がメイン、[[碇シンジ]]と[[綾波レイ]]がサブパイロットで搭乗する。装備自体はゲッタートマホークを除き[[エヴァンゲリオン]]各機のものを使用する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:サイドミッション「ゲッター線の挑戦」or「血潮燃やして」に登場。PVにて一切登場していなかったが、本作ではまさかの'''マップアイコンのみ'''の登場。<br />
:[[メタルビースト]]の強襲により隼人と弁慶が負傷、真ゲッターも大きなダメージを追ってしまい、竜馬は直後現れた[[真ゲッタードラゴン (大決戦)|大決戦版真ゲッタードラゴン]]に乗り換えるためそのまま離脱し、日本に送られる。<br />
:性能面では[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-|DEVOLUTION]]版の[[ゲッター1 (適者進化態)|適者進化態]]が変形も含めて引き継ぐ形となった。またストナーサンシャインを使った事があるとされており、適者進化態が使用した際にゲッターチームが言及している。<br />
<br />
=== 対ネオゲッターロボ設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:スパロボ初の『対ネオゲッターロボ』仕様。装甲があまり固くないくせに'''最大射程が3'''のため注意が必要。<br />
:巨大ゴール戦で真ゲッターがHP30%以下になると[[隠し要素/R|隠し条件]]で神ゲッターロボに変身。以後、ゲッターファイナルクラッシュと原作では設定のみ存在していたストナーサンシャインが解禁される。<br />
:……つまり、イベントを起こさないとその後ずっと'''必殺技がゲッタービームのみ'''になってしまう。[[ファイナルダイナミックスペシャル]]は使えるため火力自体は確保できるものの、燃費や[[援護攻撃]]などでハンデを抱えることになるので注意。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:今回はストナーサンシャインはなく、ゲッターファイナルクラッシュが単機での最強技になっている。しかし、ゲッターファイナルクラッシュが追加されるまでの火力がスーパー系にしてはかなり低いため注意が必要。但し、射程に関してはトマホークブーメランが移動後不可の中射程武器となったことで改善されている。<br />
:ゲッターファイナルクラッシュを使用した際は戦闘デモの前に神ゲッターロボに変化し、デモの間ずっと固定になっている。<br />
:[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が解禁されれば更なる大火力を得られるが燃費も悪く、[[マジンパワー]]が無い分相方[[マジンカイザー]]にはダメージ効率で劣ってしまうのが残念。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::ファイナルダイナミックスペシャルがグレートを加えた3体での合体攻撃となり、『GC』版FDSは「ダイナミックスペシャル」に名称変更された。<br />
:<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッターレザー<br />
:両腕の鋭利な刃物。伸ばして使用する。威力は大型の[[インベーダー]]を真っ二つにできるほど。<br />
:スパロボでは原作漫画版で使用しなかったため基本的に[[ゲッター1]]が持っている場合でも採用されることがなかったが、『天獄篇』における真ゲッター3のチェンジアタックでようやく採用となり、『V』で初めて単独武装として登場している。<br />
:『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ガッツI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。<br />
;ゲッターバトルウィング<br />
:背部にある基部から生えた蝙蝠のような翼。『世界最後の日』では大気圏離脱の際に本体を覆うほどに展開している。<br />
:また、斬撃武器としても使え、原作では相手の攻撃に対して応戦する際に使うことが多かった。<br />
:『第2次Z』では自分から突っ込んでいく。なお、『破界篇』ではそのまま翼を動かして切り裂き、『再世篇』では機体ごと回転して切り裂く。<br />
:『DD』では斬撃属性のR必殺技。「ゲッターバトルウイング」と「ィ」が「イ」になっている。メインアビリティは「全力攻撃I」で、サブアビリティは「ダメージアップI(斬撃)」。<br />
;ゲッタービーム<br />
:ゲッター炉心直結のゲッタービームであり、ゲッター1同様腹部から放たれる(ゲッターロボ號では胸部から放たれていた)。最大出力発射時には山を吹き飛ばす威力。<br />
:『世界最後の日』では最大出力で数千匹の[[インベーダー]]を一撃で消し飛ばすが、その後30分ほどはゲッタービームを撃てなくなる(その割には'''ストナーサンシャインを2連発していたが''')。<br />
:味方が使用するものは大抵射程1固定の扱いが難しい仕様となっているが、敵が使うと何故か射程が大幅に拡張される不思議な武器。特に『α外伝』の敵仕様のものは'''射程1~6'''とかなり長く、P属性という超性能。<br />
:なお、『[[第4次]]』では'''股間部から青いビームを発射していた'''。腹部のはずなのだが。また『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では胸部から発射しているが、「ゲッターロボ號」での発射場面の再現のため'''間違いではない'''。<br />
:『GC』では射程こそ1~3と長めでファイナルクラッシュ追加前の最強武器なものの、消費EN60と歴代トップクラスの燃費の悪さであり、半分の消費で使えるミラージュドリルとの火力差も僅か…と冷遇気味の性能であった。<br />
:『破界篇』及び『再世篇』での22話と、渓・凱が乗り込んで以降では若干演出が違い、前者では竜馬または號の汎用カットインに続いて真ゲッターの目線カットイン、後者ではパイロット3人のカットインが入る。さらに竜馬・隼人・弁慶になってからは、パイロットスーツの竜馬のカットインに続き、発射口を抱えるように手をかざして撃つ。<br />
:『第3次Z』ではP属性が消滅し、射程1~5の中距離武器になった。<br />
:『X-Ω』では通常アタッカー・ファイター版の必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「ゲッター炉心」で、攻撃力が増加する。ブレイク状態の敵ユニットとの戦闘時、照準値、全ての攻撃の与ダメージ、ゲッタービームの必殺技威力が増加する。反撃時、一定確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「HPアップIII」。<br />
;頭部ゲッタービーム<br />
:頭部から発射するゲッタービーム。『世界最後の日』限定武装。原作では稲妻状だったり、緑だったり、赤だったりと表現が一定しない武器である。<br />
:スパロボでは腹部と比べると射程が長く、威力やEN消費は低く設定されている。Zシリーズでは『第2次Z』の號搭乗時と竜馬搭乗時で演出が違い、前者は回転しながら照射し、後者は連射。『OE』では[[マップ兵器|MAP攻撃]]となっている。<br />
:『DD』では特殊属性のSR必殺技。メインアビリティは「闘争心II」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。<br />
;腕部ゲッタービーム<br />
:文字通り腕を伸ばし握り拳から放つゲッタービーム。漫画版『ゲッターロボ號』で使用しているが、現時点ではSRW未採用。<br />
;スプリットビーム<br />
:前腕部から低出力のビームを連射する。『[[ゲッターロボ大決戦!]]』で採用。SRW未実装。<br />
;ゲッタートマホーク / ダブルトマホークランサー<br />
:もはや、ハルバートな重量感ある両刃で長柄の斧。先端は槍状になっている。圧倒的な威圧感を持ち合わせたゲッターの主力武器。胴体部肩側から飛び出る。<br />
:『対ネオゲッターロボ』では「(ダブル)トマホークランサー」となっており、両肩から柄を取り出して合体させる(両肩から柄を出して合体させるのは『[[ゲッターロボ號]]』の時点で行っている)。<br />
:『第2次Z破界篇』では何と'''使用できない'''。ただし、デモではちゃんと持っている姿が確認できる。『再世篇』では竜馬が再搭乗する44話以降から使用可能。『第3次Z』では常に携帯しており、『OE』では竜馬搭乗時のみ使用可能。<br />
:『X-Ω』ではΩアタッカー・ディフェンダー版の通常攻撃に採用。<br />
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。演出が大きく変化しており、2回斬りの後ゲッター線を纏い高速で後ろに回り込んで連続で斬りつけ最後は唐竹割りを叩き込む。メインアビリティは「ゲッター線」で、必殺技威力が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力が増加する。気力120以上の時、自分のアクション開始時にHPを回復する。気力上限が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。<br />
:スパロボでは上述のように、両刃のロングトマホークでの登場のみだが、『真ゲッターロボ』では出力を1/5にセーブされた状態で出した際には[[ゲッター1]]の片刃のゲッタートマホークが長柄になった外見になっている。<br />
:;ゲッタートマホーク(CP)<br />
::『DD』のアスカ搭乗時の斬撃属性のSR必殺技。演出がレアリティ相応のため、縦に一閃するシンプルな斬撃となっている。メインアビリティは「ガードブレイクII」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。<br />
:;ゲッターサイト<br />
::『世界最後の日』に登場したゲッタートマホークのバリエーション。鎌となっている。<br />
::『D』では射程3の[[コンボ]]武器になっており、射程1で攻撃力のやや高いトマホークと差別化されている。『第2次Z破界篇』ではトマホークが存在しないので、実質主力武装。ただし『再世篇』では號が搭乗している間しか使用することができず、トマホークと入れ替わりになくなる。『破界篇』では高速移動しつつ三連撃を見舞い、『再世篇』ではトマホークの要領で二連撃を見舞う。『OE』でも號搭乗時のみ使用可能。<br />
::『X-Ω』では通常アタッカー・ファイター版の通常攻撃に採用。<br />
:;ゲッターランサー <br />
::『世界最後の日』版のみの武装。トマホーク及びサイトを柄から出さずにそのまま突き刺す。<br />
;ストナーサンシャイン<br />
:原作における、真ゲッター究極の必殺技。「ストナー」は[[英語]]で(石を)投げつける者という意味。最初に登場した[[漫画|漫画版]]『[[ゲッターロボ號]]』ではストナー・サンシャインと中黒が入っていた<ref>この時はメシア=タイール(SRW未参戦)がゲッターロボ自身から名称を聞いたと発言している。</ref><ref>更に時系列では過去にあたる原作漫画版の時点では一度しか使われていない上に、名前も付けられていなかった。</ref>。『ゲッターロボ號』、『真ゲッターロボ』、『世界最後の日』では右構えの状態で形成、発射を行っているが、SRWではアニメーションが採用されている作品では殆ど左構えの状態で行っている。<br />
:操縦者の意識を高め、両腕に[[ゲッター線|ゲッターエネルギー]]を集中させて、巨大なエネルギーの塊を敵にぶつける。最大出力時には都市一つ消滅させるほどの威力(スパロボでは都市部だろうとポンポン撃てるが)。ゲームでも対ボス戦の切り札として使われる。また、両腕さえ健在であれば連続で使用することが可能(『世界最後の日』が最初だと思われがちだが、'''『ゲッターロボ號』及び小説『スーパーロボット大戦』の時点で行っている''')。<br />
:ここまで危険な武器だというのに、'''原作漫画版ではボタン一つで撃てる'''<ref>正確にはボタンを押した後感情を込めパワーを上げる事で撃てる。</ref>(後年、[[グランゾン|ブラックホールクラスター]]がスイッチ一つで撃たれた際に「まるでストナーサンシャインのようだ」とネタにされた)。『α外伝』で[[バット将軍]]が使用できたのも、このボタンを押したからだろう。<br />
:『世界最後の日』初使用時は[[メタルビースト・ドラゴン]]に対して使用したが、破壊したのは[[ドラゴン号]]部分だけである上に崩壊するドラゴンの目の前にいたため'''爆発に巻き込まれている'''。二度目の使用で[[木星]]の衛星ガニメデに対して使用したが質量差で全く通じず、その内部に突入して内部から破壊しようと三度目を放つものの、寄生した[[インベーダー]]に対し'''弾かれた上に放ったエネルギーが自らに当たりそのまま地球まで跳ね飛ばされて大気圏突入、「キラーン」というSEまで付けてお星様になった'''。最終局面ではファイナルゲッタートマホークの反動で両腕が砕けたため使えなくなった。<br />
:『真対ネオ』設定では本編で使用していない為か今のところ『R』のみの採用となっており、同作での使用時には神ゲッターロボに変身する。小説版では撃とうとしたところでゴールに妨害され不発に終わっている。小説『スーパーロボット大戦』では[[剣鉄也|鉄也]]がエネルギーの塊を一目見ただけで戦慄したが、実際は[[ダイアナンA]]を庇った[[ビューナスA]]を戦闘不能にしただけと思いのほか結果が出ていない(ビューナスAを消滅させられても困るが…)。その後、[[マジンガーZ]]とダイアナンAに撃とうした二撃目がゲッタードラゴンのシャインスパークとぶつかり、二つのエネルギーの直撃を受けた真ゲッターが破壊されてしまった。<br />
:スパロボ内での性能もシリーズによって違っており、射程1、移動後有射程の武器の場合と中距離射程武器の場合がある。『第2次Z再世篇』では原作においてはサイズ差に負けて通用しなかった事があるにもかかわらず、'''サイズ差補正無視が付いている'''。『A POTABLE』のとどめ演出では'''分離したゲットマシンがゲッターGのもの'''というミスがある(後述のストナーサンシャインスパークのとどめ演出ではちゃんと真ゲットマシンが登場している為、本当に単なるミスと思われる)。<br />
:戦闘演出としては敵機に直撃させるが、全体攻撃になった『第3次Z』では敵に当たる直前で炸裂させ大爆発をお見舞いするという攻撃になっている。『V』ではSRWでは漸く右構えのアニメーションが採用されたため形成時のカットインが変更され、台詞も一部カットされた。発射後の演出は同じ。<br />
:初出の『第4次』から『新』を除いた『64』までは一枚絵のため右手にエネルギーを収束させて放つ演出、『新』では両腕を頭上に掲げてエネルギーを収束させてから振り下ろすと同時に発射する演出だった。『α』以降はOVA版同様の演出が使われている。『[[ゲッターロボ大決戦!]]』では機体の前面に形成して右掌底で殴りつけて発射する独自の演出になっている。<br />
:『X-Ω』ではΩアタッカー・ディフェンダー版の必殺スキルに採用。竜馬のアタッカータイプは前方に放つ通常版、號のディフェンダータイプは上空から放つ「撃ち下ろし」となっている。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「ゲッターバトルウイング」で、気力上限が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。ステージ中に必殺技スロット1に装備している必殺技の必要アクション数が1減少する。気力140以上のとき、ストナーサンシャインの必殺技威力が増加する。被ダメージの気力上昇量が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。<br />
;真・シャインスパーク<br />
:ドラゴン同様ゲッターエネルギーを纏って高速で突撃する技だが、エネルギーだけをぶつけたドラゴンとは違い、機体ごと突っ込んでオープンゲットで離脱する。<br />
:半スパロボオリジナル技だが、原作でも似た技は使っている<ref>こちらはドラゴン同様にエネルギーをぶつけるタイプだが、高速での突撃を必要とせずエネルギーを直接機体全体から前方に射出する。</ref>。しかし、ゲッターへの素養が低い人間が乗っている状態で使うと最悪ゲッター線に取り込まれる危険性がある(原作漫画版の『ゲッターロボ號』では使用後に渓が脳死状態になり、凱は錯乱状態に陥った)。[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークと名前こそ同じだが、威力は桁違い。その実態は真ゲッターロボの真の能力である「敵との融合」を再現した技だと思われる。亜光速を超えた先の未来([[ゲッターエンペラー]])を垣間見る(三つの心を一つにしているという表現からか作品によっては、竜馬・隼人・弁慶の背後に'''真ゲッター1だけでなく真ゲッター2と真ゲッター3までカットインに入り込む''')。ペダルを踏むタイミングを合わせなければならないのかは不明(『W』では合わせていた)。<br />
:『新』や『W』における真ゲッター1の必殺技となっている。『α』『α外伝』『IMPACT』ではストナーサンシャインより威力が下回る上に射程1固定である為使いにくい他、機体ごと敵の内部に潜り込んで中から破壊するように出てきて離脱するものになっている。『第3次α』では全体攻撃であり、超高速機動で小隊員を貫通して敵小隊長にブチ当たる。<br />
:2や3にはない、[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]由来の武器。<br />
:『X-Ω』では後述のダブルシャインスパークで使用。従来同様のエネルギーをぶつける攻撃となっている。なお、『世界最後の日』の真ゲッター1単体で真シャインスパークを使う描写があるのはこれが初めて。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ゲッターブラストキャノン<br />
:多大な[[ゲッター線]]を消耗する真ゲッター用に装備されたアサルトライフルのような形状のゲッタービーム砲。[[ゲッター1|ミサイルマシンガン]]や[[ゲッタードラゴン|ゲッターレーザーキャノン]]と共に、原作漫画版では1話しか登場していないが、[[ゲッターロボ アーク]]のアニメ化に際して映像作品に登場している。ただし、戦闘中に敵に銃身を切断されており、あくまで手持ち火器程度の扱いとなる。<br />
:外付け装備のはずだが、スパロボではどこからか取り出す(『α』・『α外伝』では振り上げた手からモーフィングにより生み出し、『第2次α』・『第3次α』では振り上げた手の中に転送し、『A PORTABLE』では背中から取り出している)。基本的にOVA版設定では持っておらず、原作漫画版名義で参戦した時のみ装備しているが、必ず装備しているというわけではない。また、真ゲッター1の貴重な遠距離攻撃で、作品によっては'''弾切れすると遠距離に対して無力化してしまう。'''<br />
;プログレッシブナイフ(CP)<br />
:『DD』のアスカ搭乗時の斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。[[第3新東京市]]の兵装ビルに収納されているEVA用の武装。メインアビリティは「シンクロ率上昇(CP)」で、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。<br />
;パレットライフル(CP)<br />
:『DD』のアスカ搭乗時の実弾属性のR必殺技。プログレッシブナイフ同様にEVA用の武装。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。<br />
;ゲッター陽電子砲(CP)<br />
:『DD』のアスカ搭乗時のビーム属性のSSR必殺技。元は[[EVA初号機]]が装備していた陽電子砲をゲッターのエネルギーで撃つ。腹部に増設されたコネクタで本体と陽電子砲を直結し、両腕で持ち上げ構えて発射する。初号機のシチュエーションとは全く異なり、迎撃対象が[[第8の使徒]]というイベントの状況に合わせ、それ準拠の戦闘アニメとなっている。また、コネクタが腹部のゲッタービーム発射口に埋め込まれる形で取り付けられているため、ビーム系の武装は使用不可能という設定。パワー自体はストナーサンシャイン以上のものを注ぎ込んでいたが、それ故かイベント内ではぶっつけ本番に成功した一射で加速器が破損している。また命中自体も本来なら不可能だったとされ、発射のタイミングで直感的にアスカがマニュアルに切り替えて修正したのに加え、3つの心が一つになり真ゲッターが力を貸したことで命中したとされる。<br />
:メインアビリティは「ゲッター線(真ゲッター)(CP)」で、HP・攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・ゲッター陽電子砲(CP)の必殺技威力が増加する。気力120以上のとき、自分のアクション開始時にHPを回復する。ゲッター陽電子砲(CP)命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を回復する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃・照準値(攻撃)(式波・アスカ・ラングレー)」。<br />
:他作品の武装でゲッターのエネルギーを放つというシチュエーション自体は『[[スーパーロボット大戦α|α]]』におけるゲッタードラゴンと[[R-GUNパワード]]のクロスオーバーが初出であるが、あちらはシナリオの都合で不発に終わっていた。また、『DD』内でも該当イベント以外では登場はしないものの、共闘戦内のシナリオでは[[ユニス・エアリー]]が案として話題に出している。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;トマホークブーメラン / ゲッタートマホークブーメラン<br />
:ゲッタートマホークを投げつける。漫画『[[ゲッターロボ號]]』や『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』では一度も使われたことがないため、原作漫画版明記の作品ではSRWオリジナルの技。<br />
:『第4次』では射程6でP属性という当時としては驚異的な性能だったが、弾数わずか2なのが困り所。『W』では「ゲッタートマホークブーメラン」表記であり、なんと射程が2~6と射撃武器並み。代わりに移動後に使えなくなり、先立って『GC』でもほぼ同様の仕様になっている。<br />
;トマホークランサー<br />
:『世界最後の日』版のみの武装。ゲッタートマホークを複数敵に投げつける。<br />
:『D』ではひとつしか投げない。『第2次Z』では単体武装としては使用不可だが、[[真・ゲッター2]]のチェンジアタックの際の最初の攻撃として大量に敵に投げつける。<br />
;トマホーク・コンビネーション / トマホーク・トルネード<br />
:『天獄篇』で追加されたゲッタートマホークによる連続攻撃。トマホークで切り付け、ランサーで突き刺し、そのままサイトに変形させて引き裂く。<br />
;ゲッターファイナルクラッシュ<br />
:『真対ネオ』での真ゲッター1の必殺技。<br />
:「神ゲッターロボ」へと進化した真ゲッターの攻撃。ゲッターエネルギーを集中させた右腕で[[巨大ゴール]]を葬り去った。全てが終わった後は元の真ゲッター1に戻っている。<br />
: 『R』『GC』『XO』では攻撃前にアイコン毎神ゲッターに変化し、『R』では手刀を突きさした後にスパロボオリジナル演出で右腕が巨大化。『GC』『XO』は連続パンチからの手刀で攻撃する。<br />
;真[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:真ゲッター各形態による連続攻撃。作品によってはチェンジする形態が違う。<br />
:『第3次Z』では何故か'''真ゲッター1の状態で無いと使えなくなった'''代わりに弾数が2に増えた。『天獄篇』では他の形態でも使用可能になった影響で弾数1に戻った。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
==== ゲッター系 ====<br />
;ストナーサンシャインスパーク<br />
:真ゲッター1と[[ゲッタードラゴン]]の[[合体攻撃]]。ストナーサンシャインをシャインスパークの代わりに[[ゲッタードラゴン]]が纏い、敵にぶつける。この作品では特に問題が起きないがドラゴンが変な進化しないか心配になる。『A』(GBA版・PSP版双方)のみの登場。『A POTABLE』ではゲッタードリル(+ダブルトマホークブーメラン)→大雪山おろし→ストナーサンシャインスパークの波状攻撃で、ゲーム中最大の攻撃力を誇るが、'''消費EN200の上、ゲッタードラゴンのENが無改造では足りない'''という大問題がある。<br />
;ファイナルゲッタービーム<br />
:『世界最後の日』で登場。[[真ドラゴン]]との[[合体攻撃]]。…なのだが、『D』では'''ストナーサンシャインよりENが10多く必要で、その上真ドラゴンが必要にも関わらず、ストナーサンシャインより攻撃力が低い'''という問題がある。<br />
;ファイナルゲッタートマホーク<br />
:『世界最後の日』で登場。[[真ドラゴン]]のエネルギーを真ゲッター1に集中させ、巨大なエネルギーのトマホークで[[木星]]の衛星ごと[[インベーダー]]を両断する。ただし、原作では反動で真ゲッター1の両腕が砕けた(=ストナーサンシャインが使えなくなった)上に真ドラゴンの炉心の出力が上がらなくなってしまった。どう考えても地球上で使えない(おそらく地球が真っ二つになる)技なのだが、スパロボでは問題なく使用可能。第2次Z再世篇では、演出もより派手になり使用すると毎回惑星が破壊される。しかし攻撃力は'''ストナーサンシャインより威力が低い'''(原作ではストナーは[[ガニメデ]]すら破壊できなかったのに…)。とは言え消費ENが40と低め(Eセーブ込みなら32)なので、総合的に見れば優秀な部類。<br />
;真シャインスパーク<br />
:[[真ドラゴン]]との合体攻撃。『D』では真ドラゴン単体での攻撃だったが、Zシリーズではこの名義での合体攻撃となっている。本来は真ドラゴンの必殺技なのだが、ファイナルゲッタートマホークの反動で炉心の出力が落ちたため、半壊した真ゲッター1<ref>この時両腕を失っていたため、胸部内部から分離ボルトで装甲を吹き飛ばして炉心を露出させている。</ref>の炉心を接続して使用した<ref>『D』では「単独武器」の設定を優先し、『再世篇』では使用時の演出を優先しており、実際に'''真ドラゴンから真ゲッター1に赤いケーブルが伸びて炉心に接続している'''。</ref>。<br />
:[[Zシリーズ]]のこれは'''トドメを刺したか否かが非常に分かりやすい技'''である(トドメ演出では敵が虚無に還る)。なお、『時獄篇』ではトマホーク含め合体攻撃は使用不能。<br />
:『天獄篇』では中盤終わり頃に再び使用可能になるが、『再世篇』と違い両機のエネルギーの開放で発動する描写になっている。<br />
;ダブルシャインスパーク<br />
:[[真ゲッタードラゴン (大決戦)|大決戦版真ゲッタードラゴン]]との合体攻撃。『X-Ω』で実装。<br />
:2体の真シャインスパークで同時に突撃する。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;ダイナミックダブルインパクト<br />
:『W』での[[マジンカイザー]]KSとの合体攻撃。ゲッタートマホークとファイナルカイザーブレードによるコンビネーション攻撃。<br />
;ダイナミックスペシャル<br />
:『XO』での[[マジンカイザー]]KSとの合体攻撃。元となったのは『GC』での[[ファイナルダイナミックスペシャル]]である。<br />
;[[ファイナルダイナミックスペシャル]]<br />
:各ダイナミックプロ系の[[マジンガー]]と[[ゲッターロボ]]による究極の合体攻撃。シリーズによりバリエーションが違う。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。『COMPACT3』等一部作品にて実装。腕のゲッターレザーで切り払う。<br />
;[[変形]]<br />
:[[真・ゲッター2]]や、[[真・ゲッター3]]に変形するため再合体する。『ゲッターロボ號』(漫画版)では分離せず直接モーフィング変形しており、作品によってはそちらが採用されることも。ちなみに、『D』のみ変形時にオープンゲットの演出が入る(マップアイコンが本当に分離⇒再合体している)。<br />
;[[HP回復]](小~大)<br />
:原作漫画版として登場している場合に実装される事が多い。味方側では大抵(小)だが、敵が使うと(大)に強化されるのはお約束。<br />
;[[EN回復]](小~大)<br />
:『R』、『D』等一部作品にて実装。HP回復と同様に敵が使うと(大)に強化されるが、作品によっては(主に[[αシリーズ]])味方のものはEN回復能力そのものが消滅してしまう嫌らしい場合もある。<br />
;[[分離]]<br />
:ゲットマシンに分離する。分離自体が採用されている作品自体が今のところ『[[α]]』と『[[α外伝]]』のみ。<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:一時的にゲットマシンに分離して、敵の攻撃を回避する。モーフィング変形の場合はできない([[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッター]]や[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]が装備している場合でも)。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]性能はゲッターバトルウィングにより亜光速を超えるが、ゲーム中ではさすがにそこまでの性能は再現されていない。また、慣性の法則を無視をした飛行が可能。また地上戦も多くこなしているが、基本的に地上適応はB以下になることが多い。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M、L<br />
:作品によって異なる。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』。主な用法としては、攻撃役として優秀な本形態で攻撃した後、生存性に優れる[[真・ゲッター2]]に変形することで互いの長所を両立することができる。<br />
;移動後に変形可能<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次Z]]』、『V』。上記とタイミングが異なる。真・ゲッター2で移動してから本形態に変形して攻撃することで移動力を補うことはできるが、攻撃後の安全を確保できないため使い所は難しくなった。<br />
;最大EN+50、EN回復(中)を得る<br />
:『T』。効果が大きく変更され、燃費を補う順当な効果となった。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:原作漫画版が出典の場合は基本この[[BGM]]。<br />
;「不滅のマシン ゲッターロボ」<br />
:『COMPACT3』などではこのBGM。<br />
;「STORM」<br />
:『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版BGM。<br />
;「HEATS」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』版BGM。<br />
;「今がその時だ」<br />
:同じく『真ゲッターロボ 世界最後の日』版BGM。こちらは『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』にて初採用。<br />
;「THE ARROW OF DESTINY」<br />
:『α外伝』ではこちら。バット将軍が搭乗する真・ゲッター限定。BGMの優先度が高い。<br />
;「気勢」<br />
:『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』の劇中BGM。『[[OE]]』でストナーサンシャインのBGMに採用。<br />
:実はこのBGMが使われたのは第2部での真ゲッター1の初戦闘時と[[タワー]]から投げ出された[[神隼人 (OVA)|隼人]]が[[真ジャガー号]]に乗り込んだ直後から合体して[[真ドラゴン (第2形態)]]に突入するまでの間で、ストナーサンシャインが使われた際のBGMは「勇壮」である。<br />
;「勇壮」<br />
:同じく「世界最後の日」のBGM。<br />
:『V』では真ゲッターに関するイベントでほとんど流れる。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;復活のインベーダーと謎のゲッター<br />
:『真』第1話。[[巴武蔵 (OVA)|巴武蔵]]の[[ゲッター3]]が復活したインベーダーと戦う最中、突如として、武蔵も[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]も知らない新たなゲッターが出現。インベーダーを倒すとコクピットハッチが開き、弁慶はその中に死んだはずの[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]を目撃する。そして、謎のゲッターはトラック内の3つのカプセルを強奪し、飛び去って行った。<br />
;最後のゲッター<br />
:『真』第2話。[[帝王ゴール (OVA)|ゴール]]と[[ブライ大帝|ブライ]]に追い詰められる[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]と[[神隼人 (OVA)|神隼人]]を救うべく、早乙女博士の命を受けた[[號]]は謎のゲッターのゲッタービームでゴールとブライを攻撃。そして、早乙女は竜馬に謎のゲッターが最後のゲッターである真ゲッターロボであることを明かす。<br />
;日本壊滅!!さらばゲッター!<br />
:『真』第3話。国連が[[真ドラゴン (第1形態)|真ドラゴン]]破壊のために発射したICBMを撃破すべく、竜馬は[[真イーグル号]]、隼人は[[真ジャガー号]]、號は[[真ベアー号]]に乗り込み、真ゲッター1を発進させる。<br />
;出撃!!新たなる戦士たち!<br />
:『真』第5話。ICBM破壊に失敗したために地球がゲッター線で汚染されてから13年後。[[早乙女研究所]]跡地に現れた號の導きにより、[[渓]]は真ジャガー号、弁慶は真ベアー号に乗り込み、號の真イーグル号と合体して、真ゲッター1となり、インベーダーを一掃する。<br />
;ストナーサンシャイン<br />
:『真』第11話。[[真ドラゴン (第2形態)|真ドラゴン]]の内部ゆえに復活可能な[[メタルビースト・ドラゴン]]に苦戦する旧ゲッターチームに號が「ストナーサンシャインを使え」と語りかけ、3人は新ゲッターチームである號と渓と[[凱]]、今は亡き武蔵と[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]の想いも受けて、ストナーサンシャインを放ち、MBドラゴンを復活不能とした。<br />
:この時に流れる「勇壮」がこのシーンを盛り上げてくれたが'''『世界最後の日』ではこれ以降ストナーサンシャインは全く役に立たない'''。<br />
;閃光!!進化の果て!<br />
:『真』第13話。[[コーウェン&スティンガー]]に苦戦する真ゲッターと[[真ドラゴン]]だったが真ゲッターは真ドラゴンのエネルギーでファイナルゲッタートマホークを繰り出し、コーウェン&スティンガーを撃破する。<br />
;切り開け!地球の未来<br />
:『ネオ』第4話。[[巨大ゴール]]に圧倒され、トドメを刺されそうになるが[[一文字號]]たちの気合に機体が反応。[[神ゲッターロボ]]となる。その力はゴールをも完全に圧倒し、ゲッターファイナルクラッシュでゴールの腹部を貫通・撃破した。<br />
;[[ゲッターロボ大決戦!]]<br />
:上空から無差別に降り注ぐゲッタービーム攻撃を止めるため宇宙に出たゲッターチームだったが攻撃衛星は特殊なバリアに守られ攻撃が通用しない。ビームの発射直前、完成したばかりの真ゲッター1が届く。乗り換えた竜馬の一撃によりバリア諸共粉砕される攻撃衛星。一連の流れはフルCGムービーで再現されている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;解かれた封印([[スーパーロボット大戦F完結編]])<br />
:底知れぬ存在である真・ゲッターに[[早乙女博士]]が、竜馬達に乗らないよう説得する。かつて息子である早乙女達人が事故で死亡した過ちを知っていることを思い、踏み止まらせる。しかし、竜馬らゲッターチームの熱き心に[[早乙女博士]]も決心して真・ゲッターを起動させるのであった。その力で追い詰められた[[ブロッケン伯爵]]が[[飛行要塞グール]]で[[新早乙女研究所]]へ[[特攻]]を仕掛けるところ、真・ゲッターが語りかけ、ストナーサンシャインを使うように竜馬に呼びかける。そしてストナーサンシャインの一撃で[[飛行要塞グール|グール]]と[[ブロッケン伯爵]]は散るのであった。<br />
:ちなみにこのマップである[[チート|チート技]]を使って1ターンでクリアすると、「'''おいおい、不正はダメだぞ!'''」とリョウに怒られ、ハヤトに「'''せっかくの俺達の出番なのに‥‥'''」と不満を言われる(ベンケイ「ま、それでも一応クリアだからな‥‥」とプレイヤーの擁護をする)。さらに真・ゲッターが登場する直前の2ターンクリアでも驚愕するゲッターチームが見られるなど芸が細かい。<br />
;東方不敗、再び([[スーパーロボット大戦R]])<br />
:『R』第27話「切り拓け!!地球の未来!」より。デュミナス一派に利用され、最早DG細胞に侵食されゾンビ兵になろうかと言うところまで追い詰められた東方不敗だが、ゴールを葬り去った神ゲッターに呼び寄せられる。刹那、神ゲッターからゲッターエネルギーが照射され、東方不敗を蝕んでいたDG細胞を浄化していく。<br />
:何が起こったのかと心配するドモンに声が響く。'''「男子足るもの、軽々しく泣くものではない」'''<br />
:――ゲッター線が起こした奇跡。天下の英傑は再び、この地球に蘇ったのだ。<br />
;永遠の戦士([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])<br />
:『第3次Z天獄篇』日本ルート第38話「永遠の戦士」より。[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]をかばい、意識不明となった竜馬に対し、號は生命の力を促進させる効果を持つゲッター線を当てることを提案する。竜馬は、虚無の中で倒したはずの[[コーウェン]]と[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]と再び相対し、己の闘争本能を暴走させ、[[ブラックゲッター]]で出撃、見境なしに暴れ回る。[[Z-BLUE]]一同はブラックゲッターを止めようとするが、竜馬は止まらない。そこで甲児はビッグバンパンチを放った。光子力とゲッター線が一つになり、竜馬は目を覚ます。光子力によってゲッター線に自らの意思を同調させることを知った竜馬は、[[真ドラゴン]]と共に真・シャインスパークを放つのであった。<br />
;閃光!!次元の果て!!([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])<br />
:『第3次Z天獄篇』対[[インベーダー]]ルート第54話「閃光!!次元の果て!!」より。インベーダーを全滅させたはいいが、次元の裂け目から現れた太虚に、宇宙が呑まれようとしていく。それを止めるべく向かう真ゲッター1。竜馬の声に応えた真ゲッターは、炎を放つ。そして、竜馬とZ-BLUEは時空を超えて戦うゲッター艦隊の下へ導かれる。様々な世界より集まったゲッターと竜馬の内の一人は、Z-BLUEを一つの扉を開けたと認め、神話の果てこそがZ-BLUEの戦場であるとして、元の世界へと送り返すのであった。<br />
;進化の行き先([[スーパーロボット大戦V]])<br />
:『V』[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]ルート第29話「進化の行き先」より。[[ドラゴン]]の手によってゲッター線を抑え込まれ、急速に出力が低下していく真ゲッター。そこをブロッケンは狙うが、ゲッターに命を預けてきた竜馬達はその程度のトラブルをものともせず、ゲッターの真価を掴み取る。意思の力で、ゲッター線を無限のエネルギーに変える。それこそが真ゲッターの意味。真理を掴んだ竜馬は、新たなる真ゲッター1の力を引き出す。その名はストナーサンシャイン。その一撃はブロッケンのグールを葬り去り、ドラゴン達をも恐れさせるのであった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ゲッター1]]<br />
:<br />
;[[ゲッタードラゴン]]<br />
:<br />
;[[ゲッターエンペラー]]<br />
:<br />
;[[真ゲッタードラゴン]]<br />
:<br />
;プロトタイプ・真ゲッター1<br />
:『[[ゲッターロボ大決戦!]]』における合体シミュレーターに登場する、練習用の機体。外見は真ゲッター1同様だがカラーリングは白黒になっている。SRW未登場。<br />
;[[真ゲッターロボ タラク]]<br />
:アニメ版『[[ゲッターロボ アーク]]』に登場する、[[ブラックゲッター]]を彷彿とさせる黒い真ゲッター。煩悩を超越して進化した真ゲッターから分離した存在とされ、一文字號が搭乗した。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000UYYGBU</amazon><amazon>B00139QNCQ</amazon><amazon>B000MXHKBC</amazon><amazon>B000SB9Q7O</amazon><amazon>B0013K10CI</amazon><br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しんけつたあ1}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%80&diff=475740
アクエリオンスパーダ
2024-03-14T11:14:22Z
<p>天世: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Aquarion Spada]]<ref>[http://aqevol.com/mechanics/index.php MECHANICS]、アクエリオンEVOL、2022年1月15日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::機械天使]]<br />
| エネルギー = 人間の感情<br />
| 別形態 = [[アクエリオンゲパルト]]<br />[[アクエリオンEVOL]]<br />
| エレメント = 【ヘッド】:[[シュレード・エラン]]、[[ゼシカ・ウォン]]、[[ユノハ・スルール]]<br />
}}<br />
'''アクエリオンスパーダ'''は『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
ベクターシロンを上半身とする形態。剣と弓を武器とするなど、[[アクエリオンマーズ]]と[[アクエリオンルナ]]の特徴を併せ持つ。三形態の中で最も俊敏で、高速機動戦闘を得意とする。その分防御力は最も低いが、ベクターマシンの装甲を盾のように持つことで補っている。<br />
<br />
高いエレメント能力と高度な操縦技術を要するため使い手を選ぶが、極めて高い戦闘力を持ち、劇中ではほぼ負けなしを誇った勝利フラグのような存在である。主に[[シュレード・エラン]]が乗っていた機体として印象深く、必殺技の大半はシュレードがヘッドの時に発動している。<br />
<br />
機体名のスパーダはイタリア語で剣を意味している。また、ヘッドの名前であるシロンとはギリシャ文字のイプシロンの事であり、Yを意味する。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;ベクターシロン<br />
:ヘッド<br />
;ベクターイクス<br />
:バック<br />
;ベクターゼド<br />
:下半身<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:初登場作品。原作同様[[シュレード・エラン|シュレード]]と[[ゼシカ・ウォン|ゼシカ]]の他、合体前のベクターシロンに搭乗した[[サザンカ・ビアンカ|サザンカ]]、本編未搭乗だった[[MIX]]の4名。更に、19話のイベント以降は[[ユノハ・スルール|ユノハ]]が、終盤のミカゲとの決戦以降は[[クレア・ドロセラ|クレア]]が追加される。ただし中盤から終盤にかけてMIXが長期離脱する他、通常ルートだと終盤でシュレードが永久離脱するため注意が必要。<br />
:ユニット自体の攻撃力は高く燃費もそこそこいいが、主要武器の射程が軒並み3までとかなり短く、全体攻撃を持たないという欠点もあるので、それらのフォローが必要となる。[[エレメントシステム]]を擁する[[アクエリオン]]は[[再攻撃]]を活用しやすいユニットで、再攻撃のために[[技量]]を育成すると、[[切り払い]]と[[シールド防御]]の発動確率も上がる。そのため、「装甲が薄い」という原作設定に基づき三形態の中で低く設定されている[[装甲]]値とは裏腹に、剣と盾を持つスパーダの総合的な防御力は三形態の中で最も高くなる。パイロットにユノハと[[ジン・ムソウ|ジン]]を選べば[[分身]]と[[バリア]]も付くのでさらに鉄壁となる。<br />
:ミコノを除いた女性エレメント全員がこの機体の担当だが、武装のほとんどがシュレードの必殺技のため彼女たちが使用できる武器は実質エネルギーソードのみ。そのためカットインも存在せず攻撃セリフも少なめで不遇な状態になっている。特にシュレードが離脱してしまう通常ルートだと最終的に武装が'''ソードと邪糾拳だけになる'''と言う酷い事になる。要注意。通常ルートでゼシカとミコノが一時離脱している間は'''ソードだけになる'''。<br />
:ゼシカ一時離脱時は通常ルートはユノハ、ifルートはシュレードが初期メインになり、復帰後は両ルート共にゼシカに戻る。その際直前のシナリオでゼシカが離脱しているため、スパーダの登録が外されておりゼシカをサブオーダーに使う事が可能になっている。<br />
:グラフィックでは盾を持っているにも関わらず、ユニットのデータには盾装備が無かったが、後にアップデートで実装されている。<br />
:トップエースボーナスはゼシカが撃墜数トップの時のみ受けられるが他のメンバーも'''判定には参加する'''。その場合、ボーナスを誰も受けられなくなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:シュレードが生存しているので最初から全ての武器が使用可能。単独の攻撃力は参戦時点ならEVOLより上だが、[[シングルアタック]]のバグにより実ダメージで負ける。また、12話で正式参戦する関係上、エレメント達の初期撃墜数は余り高くなく、周回を重ねても劇的に撃墜数が増加する事は無い。<br />
:他形態と違いALL武器、MAP兵器が無いスパーダは地道に稼いでいかないとエレメントのエースは遠い。[[援護攻撃]]をL2程度養成し、援護陣形を組んで少しでも撃墜の機会を増やそう。<br />
:『時獄篇』同様トップエースボーナスを有効にするならゼシカ以外の撃墜数の上げすぎには注意。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;エネルギーソード<br />
:エネルギーを実体化させた剣。外見は[[アクエリオンマーズ]]の星空剣に酷似している。刀身を鞭のようにする事も可能。<br />
;盾<br />
:左手に持っている盾。ベクターマシンの装甲が変形したもので、本体の打たれ弱さをこれでカバーしている。<br />
:;弓<br />
::盾が変化して構築され、剣が変化した矢を放つ。SRW未登場。<br />
==== エレメントの必殺技 ====<br />
;月下葬送曲(ムーンライトレクイエム / MOONLIGHT REQUIEM)<br />
:アマタの「重力干渉(飛翔)」、ゼシカの「衝撃力」、シュレードの「精神演奏」が合わさる事により発動した最初の必殺技。空中からの落下を利用して、三日月状の斬撃で相手を切り裂く。<br />
;邪糾拳(ノーガードアタック / NO GUARD ATTACK)<br />
:素肌を晒して無防備になることで感覚を研ぎ澄し、グーチョキパーによる三連続パンチをお見舞いする捨て身の一撃。<br />
:第8話においてゼシカがヘッドの時に使用。名前の元ネタは野球拳。<br />
;月下狂詩曲(ムーンライトラプソディ / MOONLIGHT RHAPSODY)<br />
:満月状の斬撃で相手を切り裂く。『第3次Z時獄篇』では月下葬送曲の完全上位互換。<br />
;奏聖葬送曲(そうせいのレクイエム / TRINITY REQUIEM)<br />
:後述のアクエリオンゲパーダに変形し、スパーダとゲパルト両方の武器にエネルギーを集中させ、同時に放つ。[[エンシェントAQ]]の神来無限掌を一蹴した。<br />
:『第3次Z』では終盤に追加されるスパーダ最強の武器。弾数1発だが、[[マジンガーZ (真マジンガー)|他の弾]][[ビッグオー|数1の]]必殺技を持つ機体と違い弾数制の武器がこれだけなので[[Bセーブ]]を付ける意味が全く無い。原作と異なり、シュレードが生存していないと使用できない(原作ではシュレードが残した旋律の力によって生み出された技なので、あながち間違っているというわけではない)。<br />
:『第3次Z天獄篇』では最初から使用可能。この関係で「三位一体拳」解禁まではEVOLより数値上は攻撃力が高い。<br />
<br />
==== SRW未登場の必殺技 ====<br />
;旋律のインテッルツィオーネ<br />
:スパーダの技では貴重な斬撃を飛ばす遠距離技。原作ではミスラ・グニスに使用し、回避されたものの本命の一撃を叩きこむことに成功している。<br />
;漆黒虚指弾(ブラックホール・アロー / BLACK HOLE ARROW)<br />
:[[アンディ・W・ホール|アンディ]]のエレメント能力によって発生したナノブラックホールを弓で放つ技。原作ではこれで地球に続く擬似異次元ゲートを開いた。<br />
;磔刑斬撃剣(クルシフィキシオン・ソード / CRUCIFIXION SWORD)<br />
:分割した盾で相手を磔にして、十文字斬りを浴びせる技。アルテア界に乗り込む際、ゲート内で襲撃してきたケルビム兵を撃破するためにシュレードが使用。実際は磔で拘束してからの唐竹割りだったのだが、撃破仕切れなかったために横一閃で追撃している。この反動によりスパーダの合体が解除されてしまい、ベクターシロンは力尽きたシュレードを乗せたまま次元の向こうに飛び去って行った。<br />
;神融奏(FOR MY BEST FRIENDS)<br />
:今際の際のシュレードが見出した究極のメロディを、ヴァイオリンに見立てた剣と盾で演奏する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。2014年4月24日のソフトアップデートにより追加された。<br />
;[[エレメントシステム]]<br />
:[[気力]]130以上で、3人のパイロットの格闘、射撃、防御、技量、回避、命中を、最も高いキャラクターの数値に統一する。<br />
;[[変形]]<br />
:分離・再合体を行い、[[アクエリオンEVOL]]、もしくは[[アクエリオンゲパルト]]へと変形する。<br />
;エレメントチェンジ<br />
:出撃時に固定されているヘッドを、登録されている他のエレメントを自由に交代できる。ゲパルトとスパーダの搭乗パイロットは各グループ内で経験値と気力、精神ポイント、効果中の精神コマンドを共有する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大HP+1500、EN+50<br />
:『第3次Z』。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「君の神話~アクエリオン第二章」<br />
:<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクエリオンデルタ]]<br />
:[[強攻型アクエリオン]]の第3の形態。<br />
;[[アクエリオンルナ]]<br />
:[[神話型アクエリオン]]の第3の形態。大元となる機体であり弓が主武装。<br />
;[[アクエリオンマーズ]]<br />
:剣を主武装にするコンセプトは、ルナよりもマーズを彷彿とさせる。<br />
;アクエリオンゲパーダ<br />
:バックパックのベクターイクスが[[アクエリオンゲパルト]]の上半身に変形、2つの頭部と4本腕を持つ異形の姿となる特殊形態。<br />
:装甲はスパーダよりさらに脆弱になってしまっているものの、スパーダの身軽さを保ちつつ、ゲパルトの武器も扱えるので火力が増強されている。<br />
:[[第3次Z]]では奏聖葬送曲の演出として登場。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*{{検索|アクエリオンスパーダ}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:あくえりおんすはあた}}<br />
[[Category:登場メカあ行]]<br />
[[Category:アクエリオンEVOL]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%BC%E3%82%A6%E3%82%B9%E7%A5%9E&diff=475659
ゼウス神
2024-03-12T09:57:41Z
<p>天世: /* 関連機体 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::God Zeus]]<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|真マジンガー 衝撃! Z編}}<br />
| 声優 = {{声優|矢島正明|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|竹内進二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[機械神 (マジンガー)|機械神]]<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = オリュンポス<br />
}}<br />
'''ゼウス神'''は『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』の登場キャラクター。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
古代ミケーネの伝承に記された、黄金の鎧を装着した[[神|巨神]]。劇中では単に「ゼウス」と呼ばれることが多い。ちなみに鎧は通常時は黒で、戦闘時に光の力が高まることによって黄金に輝く。<br />
<br />
古代にて他の神々との戦争のため、[[地球]]に前線基地を構築すべくミケーネ人を率いて地球にやってきた。ゼウス自身は[[バードス島]]基地の維持のみを考えており、ミケーネ人側からの地球人抹殺案を却下した。戦争が終わり、大神ウラヌスから地球人抹殺を命じられるが、たった一柱で反乱を起こす。その戦いの際に右腕を切り落とされており、後に[[兜十蔵]]一行がバードス島探索に訪れた際にジャパニウム鉱石化した右腕を発見。この腕は[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]の開発に使われることとなった。ゼウス本人の行方は不明。<br />
<br />
[[神]]でありながらノリが良く、マジンガーZの[[ロケットパンチ]]を見て'''切り落とされた自分の腕を「ロケットパンチ!」と叫びながら[[ハーデス神]]に投げつけたりしている'''。また、第1話では記憶の世界ではない現実の存在としてマジンガーZと対面しているシーンがある。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:[[あしゅら男爵]]の口から存在が語られるのみ。今作では兜邸に[[ギリシア神話]]に関する資料があったらしく、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]もその存在をあらかじめ知っていた可能性がある。 <br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。ビッグバンパンチ使用時の[[カットイン]]や会話イベントでの一枚絵などに登場。<br />
:第26話で部隊が[[聖インサラウム王国]]に飛ばされた際、過去の世界に飛ばされた甲児に助けられていたことが時獄篇で判明した。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:遂にゼウス本人が参戦。担当声優の矢島正明氏も当作品でシリーズ初参加。台詞のパターンは少なく、[[ミケーネ神|ミケーネの面々]]以外への[[特殊戦闘台詞]]は無い。<br />
:本作では'''機械の体を持つ高次元生命体'''という設定になっている。本来の体は失われて右腕はマジンガーになっているため、かりそめの体で登場したという設定。<br />
:通常は[[スポット参戦]]のみだが、IFルートに進むと第54話クリア時に正式加入してくれる。自軍加入時は既に神の力を失っているとのことで、実際に機体性能はスポット参戦時よりも下がってはいるものの、内実はHP-10000、装甲-600、「槍」の攻撃力-1000であとは据え置き、パイロット能力は変化無し。特に[[極]]や[[気力+ボーナス]]など、[[パイロット養成]]で獲得できない上位技能を保有する辺りはさすが[[神]]といったところか。武装こそ2種類しか無いが、いずれも攻撃力は高く、2Lサイズによる火力補正は強力。<br />
:欠点らしい欠点はアシスト武器が無いためサブに回せない事(もっとも、サブに回すのは惜しい性能ではあるが)と、ALL武器がないことか。[[アンチスパイラル]]や[[インベーダー]]のタフな雑魚を刈り取るのに一役買ってくれる。<br />
:参戦後は残された力を温存しながら戦っているため、[[インターミッション]]の会話には出てこない。また、エピローグでは世界に留まれる時間が限界に来ており、[[エタニティ・フラット]]崩壊前の[[尸空]]戦が最後の戦いとなった模様。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は無条件で加入。基本的には時獄篇と同様の使い方が通用するが、槍がアシスト武器に変更されたためにサブでも運用できるようになった。相変わらず全体攻撃はないためボスキラーとしての運用がベターか。<br />
:59話では、神であるが故に人間の中に渦巻く「消滅しようとする力」を理解できず、[[Z-BLUE]]の面々が闇に囚われた中で何も出来なかったという、意外な欠点も見せている。<br />
:[[御使い]]を打倒し、超時空修復が行われた後は、甲児に「'''広い宇宙で待つ'''」と言い残してどこかへと去って行った。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:ビッグバンパンチ使用時のカットや、過去のミケーネでその姿が見られる他、[[暗黒大将軍]]との戦いにおいては[[アイラ]]の身体を借り、甲児に対してアドバイスを送った。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:シナリオ上では名前のみの登場だが、『第3次Z』同様にビッグバンパンチとロケットパンチ100連発の演出でも登場している。ゼウス神の遺志が、この世界に[[マジンガーZERO]]を呼んだらしきことが[[闇の帝王]]の口から語られている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:『第3次Z』や『V』同様にビッグバンパンチとロケット100連発の演出に登場する他、マジンガーZEROに倒されて[[因果地平]]に送られており、同じく送られた甲児と鉄也の前に現れている。<br />
:なお甲児、鉄也には既知の存在だったようである。<br />
:また本作の[[グレートマジンガー]]は、ゼウス神の幻の左腕を用いて建造された設定になっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:イベント「激戦!魔神達への挑戦状!」においてハーデス神に追い詰められている所を[[カイルス]]によって助け出され、共闘している。後に「降臨!異界の神々」にて[[光子力エネルギー|光子力]]、[[ゲッター線]]、[[銅鐸パワー|銅鐸]]の力が限界点に達し共鳴した事で復活を果たす。<br />
:カイルスを苦戦させた[[ミケーネ神]]をあっさりと撃破するなど実力の高さを見せたが、仮初の身体であるためか本来の力を発揮しておらず、[[ハーデス神]]と[[帝王ゴール (OVA)|帝王ゴール]]に押されている。<br />
:その後はカイルスと共に[[アンチスパイラル]]と[[ヒトマキナ]]といった敵対勢力と戦っており、[[スパイラルネメシス]]を引き起こした元凶である[[クレディオ|フルギーロ]]との戦いが終わったあとでもこの世界に留まっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:作品自体が甲児+マジンガーZのみの純粋な[[いるだけ参戦]]ポジションなので名前すら出ない。しかし中盤で追加されるビッグバンパンチの演出では現れるので、それ以後はよく御尊顔を拝する事に。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;槍<br />
:手に持った槍を投げつけ、敵を貫く。<br />
;剣<br />
:剣を携えて敵に接近し、斬撃を繰り出す。[[漫画]]『Zマジンガー』では「ゼウスブレード」という名称を持っていた。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[HP回復]](小)、[[EN回復]](中)、[[対精神攻撃]]<br />
:回復能力はカスタムボーナスで(大)に変わる。こうなると、もはや止まらない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:空は飛べない。<br />
<br />
=== [[サイズ]] === <br />
;2L<br />
:オリュンポスの神々同様超巨大。[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガー]]が肩に乗れる程の大きさである。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;HP回復、EN回復が(大)になる<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]。ただでさえ強いのに、これがつくともはや手が付けられなくなる。<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]では「HP回復(小)がHP回復(大)・EN回復(中)がEN回復(大)になる」と表記が変更されている(効果は同じ)。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
全能力が非常に高レベルで平均化されており、自軍の他のパイロットとははっきり言ってケタが違う。特に[[格闘 (能力)|格闘]]・[[技量]]に優れるインファイター。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])<br />
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[絆]]、[[愛]]、[[勇気]]'''<br />
:サポート寄りのスーパー系といった構成だが、「愛」と「勇気」が被っているのが少々痛い。どっちも消費は50。<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]では、「絆」「愛」「勇気」の消費SPが10増えている。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L7、[[気力+ボーナス]]、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[極]]、[[ガード]]、[[気力限界突破]]'''<br />
:敵専用技能を二つも所持。武器の燃費が少々高いので、[[Eセーブ]]があると安定する。<br />
:素で持っているHP回復で底力が使いにくいため、上書き候補にされやすい。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L7、[[戦意高揚]]、[[極]]、[[ガード]]、[[気力限界突破]]'''<br />
:「気力+ボーナス」と「闘争心」が無くなったが「極」は健在。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自軍フェイズ開始時、自チームのSP+5、気力+3<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。[[SP回復]]と[[戦意高揚]]を自らとパートナーに付加する効果。武器の問題でメインを張ることが多いはずなので、サポート精神の強いキャラと組むと生きる。<br />
:また、SPの回復効果は[[サブパイロット]]にも及ぶため、複数人乗りの機体とチームを組むとより効果的。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]<br />
:第1話にて彼と顔を合わせるシーンがある。<br />
;ウラヌス<br />
:ゼウス神よりも更に高い位に立つ[[神|大神]]。地球人を守護するゼウス神に怒りを露わにする。<br />
;[[ハーデス神]]<br />
:ゼウス神と同格のミケーネ三大神。地球人を守ろうとするゼウス神に戦いを挑むが敗北、「いずれ[[闇の帝王]]として復活する」と言い残して[[バードス島]]と共に沈んでいった。<br />
;ポセイドン<br />
:ゼウス神と同格のミケーネ三大神。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ダイナミック系 ===<br />
;[[帝王ゴール (OVA)]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では、ハーデス神と手を組み、ゼウス神を苦しめる。<br />
;[[アイラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼女の身体を借りて甲児に助言を送った。<br />
;[[マジンガーZERO]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、マジンガーZの中へその存在を呼び寄せた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではZEROとの戦いに敗れ、因果地平の彼方へ葬り去られた。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ズール皇帝]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』にて、甲児との[[戦闘前会話]]からゼウス神の存在を示唆した発言をしている。<br />
;[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では、ゼウス神と同じく正しい[[真化]]を遂げた者達。<br />
;[[アンチスパイラル]]<br />
:[[バアル]]の一種であり、かつて戦った敵対者。<br />
;[[エルドラン]]、[[ゼノン]]、[[ゴーグ]]<br />
:『BX』ではかつて彼らと協力し、ハーデスと戦っていた。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ガイオウ]]<br />
:[[Zシリーズ]]では、[[次元将]]の一人である彼とも協力してバアルと戦った。<br />
;[[AG]]<br />
:[[Dトレーダー]]において、彼から「'''偏平足'''」をネタにされる。<br />
;[[御使い]]<br />
:『第3次Z』では、「命ある者全ての敵」として敵対している。<br />
:ゼウス神すらも、彼等に関して分かっている事が少ないが、'''1億2000万年以上前'''から存在している事だけは理解している。<br />
;[[ファルセイバー]]<br />
:『BX』ではかつて共に戦った戦友。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「人間、面白い技を使うな! ならば私も…ロケットパーンチ!」<br />
:過去の世界にて[[マジンガーZ]]のロケットパンチを見て、自身も切り落とされた腕を飛ばして真似をした。ノリのいい[[神|神様]]である。<br />
:後に明かされた正史によると'''[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]が出ても出なくても、どっちみちロケットパンチはする様子'''。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではロケットパンチこそ実装されていないが、しっかり収録しているらしくご丁寧に'''[[キャラクター事典]]で聞ける'''。<br />
;「我が名はゼウス。しかして、その実態はZマジンガー!」<br />
:記憶の世界で甲児と対面した際の名乗り。『第3次Z時獄篇』では[[DVE]]。『Zマジンガー』は初出作品のタイトルであるが、どうも『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』の世界にも存在したらしく[[錦織つばさ|つばさ]]がその名を知っていた。<br />
:しかしここでマジンガーを名乗ってしまったためか、[[スーパーロボット大戦X|X]]では[[マジンガーZERO]]によって排除されてしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「我が怒りの剣! 受けてみよ!」<BR/>「うおおおっ!」<br />
:剣使用時。パターンはこれ一つのみ。<br />
<br />
=== Zシリーズ ===<br />
=== 時獄篇 ===<br />
;「数千年前…われわれオリュンポスの神々は、[[バアル]]と戦うための前線基地として…」<BR/>「銀河の辺境にありながら、オリジン・ローの満ちる星、すなわち[[地球]]へと降り立った」<BR/>「我々の降りた地、ミケーネの人々は未開ながら、[[神|神々]]が忘れた[[愛]]や[[勇気]]を持っていた」<BR/>「そんな人間達を私は愛した。いつの日か、この未熟な兄弟達が真理に目覚め、共に宇宙を駆ける日が来るのを夢想した」<BR/>「だが、他の神々はそうは思わなかった」<br />
:[[ミケーネ神|ミケーネの神々]]の過去について。[[漫画]]『Zマジンガー』にて[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に語ったオリンポスの神々の過去のアレンジとなっている。<br />
;「それらはいずれわかる。君達は[[太陽]]の輝きの中に……[[真化|シンカ]]の入り口に立っているのだから」<br />
:ゼウス神曰く、人類は「シンカ」の入り口たる「太陽の輝き」の前に立とうとしているとの事。 <br />
;「[[宇宙]]は死と新生を繰り返し、その中で人は少しずつシンカを繰り返す」<BR/>「獣の血、水の交わり、風の行く先、火の文明……それを経て、人は太陽の輝きにたどり着く」<BR/>「そして、その先に待つのは神への道だ」<br />
:第45話「暗黒の神ミケーネ」で語った「シンカ」に対する答えと言ってもいい比喩。<br />
;「そのとおりだ」<BR/>「全ての生物は人から始まり、そして、いずれはシンカを経て、高位生命体へと上っていく」<br />
:第60話「天の光はすべて星」にて、ゼウス神が参戦しているとこの台詞が出る。<br />
:正しくシンカを遂げれば[[渚カヲル|カヲル]]や[[不動ZEN|ZEN]]のように人間の姿を保つか、そうでなくともゼウス神のように面影を残し、偏ったシンカを遂げれば[[ハーデス神]]や[[宇宙魔王]]のように人間とは似ても似つかないバケモノじみた姿になると思われる。<br />
;「ついに自らの殻を破ったか」<BR/>「それでいい! 我々も人類も、この宇宙に共に生きる者だ!」<br />
:同じく第60話「天の光はすべて星」にて、[[不動ZEN]]が現れた時の台詞。<br />
<br />
=== 天獄篇 ===<br />
;「いや、構わん! このゼウス…本音を言えば、頼られて悪い気はしない!」<br />
:天獄篇[[ドラゴンズハイヴ]]ルート第18話「果て無き破壊の化身」で、[[神勝平|勝平]]から「困った時の神頼み」と言われて。<br />
;「礼など不要だ、兄弟よ。我々は宇宙に迫る危機に共に立ち向かう仲間だ」<br/>「いずれ君達も知る事になる。その時が来たら、私は…ぬうっ!」<br/>「これは…!」<br />
:同上。銀河中心に飛ばされた甲児達を地球圏へ戻そうとした直前、何者か(恐らく[[哀しみのサクリファイ]])の干渉を受け失敗してしまう。<br />
;「ハーデスの魂は敗北に呑まれ、奴を力の源とするオリュンポスの神々も滅んだ。そして奴は、完全に暗黒へと堕ちていった」<br/>「甲児よ。それは君の言葉が、奴の魂を砕いたためだ」<br/>「改めて賞賛の言葉を贈ろう。君達こそが鋼の勇者だ」<br />
:天獄篇第59話にて、ハーデス神が今度こそ消滅した時の台詞。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
=== X ===<br />
;「それは… お前達の仲間が理を越え、可能性の扉を開いたからだ」<br/>鉄也「ゼウス神…!」<br/>甲児「何故あんたがここに!?」<br/>「お前達と同じだ。あのマジンガーZEROに敗れ、私も因果の果てへと堕ちた… だが今、お前達の仲間の想いが、この虚無の空間に可能性という光を灯してくれた」<br/>鉄也「可能性…」<br/>「そうだ!それは無限の未来と言ってもいい! くじけない闘志と希望がある限り、未来は無限の可能性を秘めている! 強き者よ、手を伸ばせ! 闇のマジンガーであるZEROが想像も出来ない可能性へ!」<br/>甲児「想像も出来ない可能性…」<br/>「それこそが無限の未来…! それこそが光! 人と鋼が融合した魔神…! ここではない、どこかの世界から新たなマジンガーを呼べ! その名…魔神皇帝!」<br/>甲児「魔神…!」<br/>鉄也「皇帝!」<br />
:第28話「闇と光」、[[マジンガーZERO]]によって[[因果地平|因果の果て]]へ堕とされ、[[ヴィルキス]]と[[νガンダム]]の[[サイコフレーム|サイコ・フレーム]]を通した[[エクスクロス]]の想いによって自分を取り戻した[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]と[[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]]の前に現れて。<br />
:なお同作での出番は、この場面のみと少ない。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]<br />
:『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』ではゼウス神の腕が変異したジャパニウム鉱石から作られており、姿もゼウス神を模したものとしている。<br />
;Zマジンガー<br />
:[[漫画]]『Zマジンガー』に登場するゼウス神の身体を改修した機体。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*モチーフは[[ギリシア神話]]の主神「ゼウス」。<br />
*初登場作品は永井豪氏の[[漫画]]『Zマジンガー』で、こちらでの表記は「Z神」。同作においても自軍の地球人抹殺案に反対して反乱を起こし、戦いの末に眠りに着く。後に現代の世に復活するも、偶然遭遇した兜甲児に自身の身体を託し、その精神は死亡した。<br />
*本来の設定では、Z編の最終回で[[マジンガーZ]]が敗北した後、復活を遂げたゼウス神が[[ミケーネ帝国]]の[[7つの軍団|七大将軍]]を迎え撃ち、希望を繋ぐという展開が用意されていたが、後に控えている(はずだった)グレートが救援に来る流れとの兼ね合いから没となった経緯がある。が、肝心のグレートがやって来る続編が製作されずじまいになってしまった。<br />
**しかし、この展開は[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]において、形を変えて取り入れられることになった。<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:せうすしん}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%BC%E3%82%A6%E3%82%B9%E7%A5%9E&diff=475658
ゼウス神
2024-03-12T09:57:25Z
<p>天世: /* 関連機体 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::God Zeus]]<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|真マジンガー 衝撃! Z編}}<br />
| 声優 = {{声優|矢島正明|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|竹内進二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[機械神 (マジンガー)|機械神]]<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = オリュンポス<br />
}}<br />
'''ゼウス神'''は『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』の登場キャラクター。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
古代ミケーネの伝承に記された、黄金の鎧を装着した[[神|巨神]]。劇中では単に「ゼウス」と呼ばれることが多い。ちなみに鎧は通常時は黒で、戦闘時に光の力が高まることによって黄金に輝く。<br />
<br />
古代にて他の神々との戦争のため、[[地球]]に前線基地を構築すべくミケーネ人を率いて地球にやってきた。ゼウス自身は[[バードス島]]基地の維持のみを考えており、ミケーネ人側からの地球人抹殺案を却下した。戦争が終わり、大神ウラヌスから地球人抹殺を命じられるが、たった一柱で反乱を起こす。その戦いの際に右腕を切り落とされており、後に[[兜十蔵]]一行がバードス島探索に訪れた際にジャパニウム鉱石化した右腕を発見。この腕は[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]の開発に使われることとなった。ゼウス本人の行方は不明。<br />
<br />
[[神]]でありながらノリが良く、マジンガーZの[[ロケットパンチ]]を見て'''切り落とされた自分の腕を「ロケットパンチ!」と叫びながら[[ハーデス神]]に投げつけたりしている'''。また、第1話では記憶の世界ではない現実の存在としてマジンガーZと対面しているシーンがある。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:[[あしゅら男爵]]の口から存在が語られるのみ。今作では兜邸に[[ギリシア神話]]に関する資料があったらしく、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]もその存在をあらかじめ知っていた可能性がある。 <br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。ビッグバンパンチ使用時の[[カットイン]]や会話イベントでの一枚絵などに登場。<br />
:第26話で部隊が[[聖インサラウム王国]]に飛ばされた際、過去の世界に飛ばされた甲児に助けられていたことが時獄篇で判明した。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:遂にゼウス本人が参戦。担当声優の矢島正明氏も当作品でシリーズ初参加。台詞のパターンは少なく、[[ミケーネ神|ミケーネの面々]]以外への[[特殊戦闘台詞]]は無い。<br />
:本作では'''機械の体を持つ高次元生命体'''という設定になっている。本来の体は失われて右腕はマジンガーになっているため、かりそめの体で登場したという設定。<br />
:通常は[[スポット参戦]]のみだが、IFルートに進むと第54話クリア時に正式加入してくれる。自軍加入時は既に神の力を失っているとのことで、実際に機体性能はスポット参戦時よりも下がってはいるものの、内実はHP-10000、装甲-600、「槍」の攻撃力-1000であとは据え置き、パイロット能力は変化無し。特に[[極]]や[[気力+ボーナス]]など、[[パイロット養成]]で獲得できない上位技能を保有する辺りはさすが[[神]]といったところか。武装こそ2種類しか無いが、いずれも攻撃力は高く、2Lサイズによる火力補正は強力。<br />
:欠点らしい欠点はアシスト武器が無いためサブに回せない事(もっとも、サブに回すのは惜しい性能ではあるが)と、ALL武器がないことか。[[アンチスパイラル]]や[[インベーダー]]のタフな雑魚を刈り取るのに一役買ってくれる。<br />
:参戦後は残された力を温存しながら戦っているため、[[インターミッション]]の会話には出てこない。また、エピローグでは世界に留まれる時間が限界に来ており、[[エタニティ・フラット]]崩壊前の[[尸空]]戦が最後の戦いとなった模様。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は無条件で加入。基本的には時獄篇と同様の使い方が通用するが、槍がアシスト武器に変更されたためにサブでも運用できるようになった。相変わらず全体攻撃はないためボスキラーとしての運用がベターか。<br />
:59話では、神であるが故に人間の中に渦巻く「消滅しようとする力」を理解できず、[[Z-BLUE]]の面々が闇に囚われた中で何も出来なかったという、意外な欠点も見せている。<br />
:[[御使い]]を打倒し、超時空修復が行われた後は、甲児に「'''広い宇宙で待つ'''」と言い残してどこかへと去って行った。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:ビッグバンパンチ使用時のカットや、過去のミケーネでその姿が見られる他、[[暗黒大将軍]]との戦いにおいては[[アイラ]]の身体を借り、甲児に対してアドバイスを送った。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:シナリオ上では名前のみの登場だが、『第3次Z』同様にビッグバンパンチとロケットパンチ100連発の演出でも登場している。ゼウス神の遺志が、この世界に[[マジンガーZERO]]を呼んだらしきことが[[闇の帝王]]の口から語られている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:『第3次Z』や『V』同様にビッグバンパンチとロケット100連発の演出に登場する他、マジンガーZEROに倒されて[[因果地平]]に送られており、同じく送られた甲児と鉄也の前に現れている。<br />
:なお甲児、鉄也には既知の存在だったようである。<br />
:また本作の[[グレートマジンガー]]は、ゼウス神の幻の左腕を用いて建造された設定になっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:イベント「激戦!魔神達への挑戦状!」においてハーデス神に追い詰められている所を[[カイルス]]によって助け出され、共闘している。後に「降臨!異界の神々」にて[[光子力エネルギー|光子力]]、[[ゲッター線]]、[[銅鐸パワー|銅鐸]]の力が限界点に達し共鳴した事で復活を果たす。<br />
:カイルスを苦戦させた[[ミケーネ神]]をあっさりと撃破するなど実力の高さを見せたが、仮初の身体であるためか本来の力を発揮しておらず、[[ハーデス神]]と[[帝王ゴール (OVA)|帝王ゴール]]に押されている。<br />
:その後はカイルスと共に[[アンチスパイラル]]と[[ヒトマキナ]]といった敵対勢力と戦っており、[[スパイラルネメシス]]を引き起こした元凶である[[クレディオ|フルギーロ]]との戦いが終わったあとでもこの世界に留まっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:作品自体が甲児+マジンガーZのみの純粋な[[いるだけ参戦]]ポジションなので名前すら出ない。しかし中盤で追加されるビッグバンパンチの演出では現れるので、それ以後はよく御尊顔を拝する事に。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;槍<br />
:手に持った槍を投げつけ、敵を貫く。<br />
;剣<br />
:剣を携えて敵に接近し、斬撃を繰り出す。[[漫画]]『Zマジンガー』では「ゼウスブレード」という名称を持っていた。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[HP回復]](小)、[[EN回復]](中)、[[対精神攻撃]]<br />
:回復能力はカスタムボーナスで(大)に変わる。こうなると、もはや止まらない。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:空は飛べない。<br />
<br />
=== [[サイズ]] === <br />
;2L<br />
:オリュンポスの神々同様超巨大。[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガー]]が肩に乗れる程の大きさである。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;HP回復、EN回復が(大)になる<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]。ただでさえ強いのに、これがつくともはや手が付けられなくなる。<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]では「HP回復(小)がHP回復(大)・EN回復(中)がEN回復(大)になる」と表記が変更されている(効果は同じ)。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
全能力が非常に高レベルで平均化されており、自軍の他のパイロットとははっきり言ってケタが違う。特に[[格闘 (能力)|格闘]]・[[技量]]に優れるインファイター。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])<br />
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[絆]]、[[愛]]、[[勇気]]'''<br />
:サポート寄りのスーパー系といった構成だが、「愛」と「勇気」が被っているのが少々痛い。どっちも消費は50。<br />
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]では、「絆」「愛」「勇気」の消費SPが10増えている。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L7、[[気力+ボーナス]]、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[極]]、[[ガード]]、[[気力限界突破]]'''<br />
:敵専用技能を二つも所持。武器の燃費が少々高いので、[[Eセーブ]]があると安定する。<br />
:素で持っているHP回復で底力が使いにくいため、上書き候補にされやすい。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L7、[[戦意高揚]]、[[極]]、[[ガード]]、[[気力限界突破]]'''<br />
:「気力+ボーナス」と「闘争心」が無くなったが「極」は健在。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;自軍フェイズ開始時、自チームのSP+5、気力+3<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。[[SP回復]]と[[戦意高揚]]を自らとパートナーに付加する効果。武器の問題でメインを張ることが多いはずなので、サポート精神の強いキャラと組むと生きる。<br />
:また、SPの回復効果は[[サブパイロット]]にも及ぶため、複数人乗りの機体とチームを組むとより効果的。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]<br />
:第1話にて彼と顔を合わせるシーンがある。<br />
;ウラヌス<br />
:ゼウス神よりも更に高い位に立つ[[神|大神]]。地球人を守護するゼウス神に怒りを露わにする。<br />
;[[ハーデス神]]<br />
:ゼウス神と同格のミケーネ三大神。地球人を守ろうとするゼウス神に戦いを挑むが敗北、「いずれ[[闇の帝王]]として復活する」と言い残して[[バードス島]]と共に沈んでいった。<br />
;ポセイドン<br />
:ゼウス神と同格のミケーネ三大神。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ダイナミック系 ===<br />
;[[帝王ゴール (OVA)]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では、ハーデス神と手を組み、ゼウス神を苦しめる。<br />
;[[アイラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼女の身体を借りて甲児に助言を送った。<br />
;[[マジンガーZERO]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、マジンガーZの中へその存在を呼び寄せた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではZEROとの戦いに敗れ、因果地平の彼方へ葬り去られた。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ズール皇帝]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』にて、甲児との[[戦闘前会話]]からゼウス神の存在を示唆した発言をしている。<br />
;[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では、ゼウス神と同じく正しい[[真化]]を遂げた者達。<br />
;[[アンチスパイラル]]<br />
:[[バアル]]の一種であり、かつて戦った敵対者。<br />
;[[エルドラン]]、[[ゼノン]]、[[ゴーグ]]<br />
:『BX』ではかつて彼らと協力し、ハーデスと戦っていた。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ガイオウ]]<br />
:[[Zシリーズ]]では、[[次元将]]の一人である彼とも協力してバアルと戦った。<br />
;[[AG]]<br />
:[[Dトレーダー]]において、彼から「'''偏平足'''」をネタにされる。<br />
;[[御使い]]<br />
:『第3次Z』では、「命ある者全ての敵」として敵対している。<br />
:ゼウス神すらも、彼等に関して分かっている事が少ないが、'''1億2000万年以上前'''から存在している事だけは理解している。<br />
;[[ファルセイバー]]<br />
:『BX』ではかつて共に戦った戦友。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「人間、面白い技を使うな! ならば私も…ロケットパーンチ!」<br />
:過去の世界にて[[マジンガーZ]]のロケットパンチを見て、自身も切り落とされた腕を飛ばして真似をした。ノリのいい[[神|神様]]である。<br />
:後に明かされた正史によると'''[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]が出ても出なくても、どっちみちロケットパンチはする様子'''。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではロケットパンチこそ実装されていないが、しっかり収録しているらしくご丁寧に'''[[キャラクター事典]]で聞ける'''。<br />
;「我が名はゼウス。しかして、その実態はZマジンガー!」<br />
:記憶の世界で甲児と対面した際の名乗り。『第3次Z時獄篇』では[[DVE]]。『Zマジンガー』は初出作品のタイトルであるが、どうも『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』の世界にも存在したらしく[[錦織つばさ|つばさ]]がその名を知っていた。<br />
:しかしここでマジンガーを名乗ってしまったためか、[[スーパーロボット大戦X|X]]では[[マジンガーZERO]]によって排除されてしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「我が怒りの剣! 受けてみよ!」<BR/>「うおおおっ!」<br />
:剣使用時。パターンはこれ一つのみ。<br />
<br />
=== Zシリーズ ===<br />
=== 時獄篇 ===<br />
;「数千年前…われわれオリュンポスの神々は、[[バアル]]と戦うための前線基地として…」<BR/>「銀河の辺境にありながら、オリジン・ローの満ちる星、すなわち[[地球]]へと降り立った」<BR/>「我々の降りた地、ミケーネの人々は未開ながら、[[神|神々]]が忘れた[[愛]]や[[勇気]]を持っていた」<BR/>「そんな人間達を私は愛した。いつの日か、この未熟な兄弟達が真理に目覚め、共に宇宙を駆ける日が来るのを夢想した」<BR/>「だが、他の神々はそうは思わなかった」<br />
:[[ミケーネ神|ミケーネの神々]]の過去について。[[漫画]]『Zマジンガー』にて[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に語ったオリンポスの神々の過去のアレンジとなっている。<br />
;「それらはいずれわかる。君達は[[太陽]]の輝きの中に……[[真化|シンカ]]の入り口に立っているのだから」<br />
:ゼウス神曰く、人類は「シンカ」の入り口たる「太陽の輝き」の前に立とうとしているとの事。 <br />
;「[[宇宙]]は死と新生を繰り返し、その中で人は少しずつシンカを繰り返す」<BR/>「獣の血、水の交わり、風の行く先、火の文明……それを経て、人は太陽の輝きにたどり着く」<BR/>「そして、その先に待つのは神への道だ」<br />
:第45話「暗黒の神ミケーネ」で語った「シンカ」に対する答えと言ってもいい比喩。<br />
;「そのとおりだ」<BR/>「全ての生物は人から始まり、そして、いずれはシンカを経て、高位生命体へと上っていく」<br />
:第60話「天の光はすべて星」にて、ゼウス神が参戦しているとこの台詞が出る。<br />
:正しくシンカを遂げれば[[渚カヲル|カヲル]]や[[不動ZEN|ZEN]]のように人間の姿を保つか、そうでなくともゼウス神のように面影を残し、偏ったシンカを遂げれば[[ハーデス神]]や[[宇宙魔王]]のように人間とは似ても似つかないバケモノじみた姿になると思われる。<br />
;「ついに自らの殻を破ったか」<BR/>「それでいい! 我々も人類も、この宇宙に共に生きる者だ!」<br />
:同じく第60話「天の光はすべて星」にて、[[不動ZEN]]が現れた時の台詞。<br />
<br />
=== 天獄篇 ===<br />
;「いや、構わん! このゼウス…本音を言えば、頼られて悪い気はしない!」<br />
:天獄篇[[ドラゴンズハイヴ]]ルート第18話「果て無き破壊の化身」で、[[神勝平|勝平]]から「困った時の神頼み」と言われて。<br />
;「礼など不要だ、兄弟よ。我々は宇宙に迫る危機に共に立ち向かう仲間だ」<br/>「いずれ君達も知る事になる。その時が来たら、私は…ぬうっ!」<br/>「これは…!」<br />
:同上。銀河中心に飛ばされた甲児達を地球圏へ戻そうとした直前、何者か(恐らく[[哀しみのサクリファイ]])の干渉を受け失敗してしまう。<br />
;「ハーデスの魂は敗北に呑まれ、奴を力の源とするオリュンポスの神々も滅んだ。そして奴は、完全に暗黒へと堕ちていった」<br/>「甲児よ。それは君の言葉が、奴の魂を砕いたためだ」<br/>「改めて賞賛の言葉を贈ろう。君達こそが鋼の勇者だ」<br />
:天獄篇第59話にて、ハーデス神が今度こそ消滅した時の台詞。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
=== X ===<br />
;「それは… お前達の仲間が理を越え、可能性の扉を開いたからだ」<br/>鉄也「ゼウス神…!」<br/>甲児「何故あんたがここに!?」<br/>「お前達と同じだ。あのマジンガーZEROに敗れ、私も因果の果てへと堕ちた… だが今、お前達の仲間の想いが、この虚無の空間に可能性という光を灯してくれた」<br/>鉄也「可能性…」<br/>「そうだ!それは無限の未来と言ってもいい! くじけない闘志と希望がある限り、未来は無限の可能性を秘めている! 強き者よ、手を伸ばせ! 闇のマジンガーであるZEROが想像も出来ない可能性へ!」<br/>甲児「想像も出来ない可能性…」<br/>「それこそが無限の未来…! それこそが光! 人と鋼が融合した魔神…! ここではない、どこかの世界から新たなマジンガーを呼べ! その名…魔神皇帝!」<br/>甲児「魔神…!」<br/>鉄也「皇帝!」<br />
:第28話「闇と光」、[[マジンガーZERO]]によって[[因果地平|因果の果て]]へ堕とされ、[[ヴィルキス]]と[[νガンダム]]の[[サイコフレーム|サイコ・フレーム]]を通した[[エクスクロス]]の想いによって自分を取り戻した[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]と[[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]]の前に現れて。<br />
:なお同作での出番は、この場面のみと少ない。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]<br />
:『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』ではゼウス神の腕が変異したジャパニウム鉱石から作られており、姿もゼウス神を模したものとしている。<br />
<br />
;Zマジンガー<br />
<br />
:[[漫画]]『Zマジンガー』に登場するゼウス神の身体を改修した機体。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*モチーフは[[ギリシア神話]]の主神「ゼウス」。<br />
*初登場作品は永井豪氏の[[漫画]]『Zマジンガー』で、こちらでの表記は「Z神」。同作においても自軍の地球人抹殺案に反対して反乱を起こし、戦いの末に眠りに着く。後に現代の世に復活するも、偶然遭遇した兜甲児に自身の身体を託し、その精神は死亡した。<br />
*本来の設定では、Z編の最終回で[[マジンガーZ]]が敗北した後、復活を遂げたゼウス神が[[ミケーネ帝国]]の[[7つの軍団|七大将軍]]を迎え撃ち、希望を繋ぐという展開が用意されていたが、後に控えている(はずだった)グレートが救援に来る流れとの兼ね合いから没となった経緯がある。が、肝心のグレートがやって来る続編が製作されずじまいになってしまった。<br />
**しかし、この展開は[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]において、形を変えて取り入れられることになった。<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:せうすしん}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC&diff=475619
グレートマジンガー
2024-03-11T12:42:26Z
<p>天世: /* マジンカイザー版設定 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー}}([[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|劇場版マジンガーシリーズ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真マジンガー 衝撃! Z編}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|永井豪|マジンガーシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br/>(TV版)<br />
| 分類 = [[分類::マジンガー]]<br />
| 全長 = [[全長::25 m]]<br />
| 重量 = [[重量::32 t]]<br />
| 動力 = [[動力::光子力エンジン]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::光子力エネルギー]]<br />
| 最大出力 = 90万馬力→130万馬力(出力増強)<br />
| 飛行速度 = マッハ4<br />
| 最高飛行高度 = 50,000m<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金ニューZ]]<br />
| 内蔵機体 = [[ブレーンコンドル]]<br />
| 開発者 = [[開発::兜剣造]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|科学要塞研究所}}→統合軍<br />
| パイロット = [[パイロット::剣鉄也]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br/>(OVA版)<br />
| 分類 = [[分類::マジンガー]]<br />
| 全長 = [[全長::23 m]]<br />
| 動力 = [[動力::光子力エンジン]]<br />
| エネルギー = [[光子力エネルギー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金ニューZ]]<br />
| 内蔵機体 = [[ブレーンコンドル]]<br />
| 開発者 = [[開発::兜十蔵]]<br />
| パイロット = [[パイロット::剣鉄也 (OVA)|剣鉄也]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br/>(真マジンガー版)<br />
| 分類 = [[分類::マジンガー]]<br />
| 動力 = [[動力::光子力エンジン]]<br />
| エネルギー = [[光子力エネルギー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金ニューZ]]<br />
| 内蔵機体 = [[ブレーンコンドル]]<br />
| パイロット = [[パイロット::剣鉄也 (真マジンガー)|剣鉄也]]<br />
}}<br />
<br />
'''グレートマジンガー'''は『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』の主役メカ。<br />
<br />
この項目では強化ブースターである「グレートブースター」を装備した形態についても説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 機体概要 ===<br />
[[兜甲児]]の父・[[兜剣造]]博士が、[[ミケーネ帝国]]の地上侵攻を予測し、父・[[兜十蔵]]の設計・開発した[[マジンガーZ]]を超える存在を目指して極秘裏に15年かけて建造した生み出した[[スーパーロボット]]で、'''「偉大なる勇者」'''。<br />
<br />
小型戦闘機・[[ブレーンコンドル]]が頭部にファイヤーオンする事で、そのままコクピットになる。<br />
<br />
マジンガーZが[[Dr.ヘル一派]]と戦っている間も入念に開発と調整が行われていた結果、基本スペックの全てがマジンガーZを圧倒的に上回っている<ref>…のだが、実は開発時期の関係(設計基準が完成時のZ)により、増強前の出力は『マジンガーZ』終盤のマジンガーZより低い(グレート:90万馬力 / Z:95万馬力)。</ref>。また、装甲には[[超合金Z]]以上の強度を誇る[[超合金ニューZ]]が使用されている為、初陣となる戦いでは圧倒的な戦闘力でマジンガーZを破壊した[[戦闘獣]]の攻撃にも無傷で、その強度を生かした攻撃は戦闘獣を容易に撃破している。また、最初から単独で[[飛行]]可能な設計をされており、翼となる「スクランブルダッシュ」は背中に収納可能で、[[ジェットスクランダー]]のように[[合体]]の必要はなかったが、後に攻撃と超高速での飛行を兼ねたグレート専用の強化装備である「'''グレートブースター'''」も開発されている。<br />
<br />
武装の多くはマジンガーZのコンセプトと共通しているが、それらも全てマジンガーZを凌駕し、3万度の高熱を放射するマジンガーZの「ブレストファイヤー」を上回る「ブレストバーン」は4万度の超高熱を放ち、それ以上の破壊力を持った必殺武器として、上空より集めた電気エネルギーを収束して300万ボルトの超高圧電撃を放つ「サンダーブレーク」を備えている。また、これまでのマジンガーZの戦闘記録の解析から、より近接戦闘を意識した機能や武装も備えられており、両腕部にはブレード状の突起が備えられ、更にグレートと同じく超合金ニューZを材質とした剣である「マジンガーブレード」を二本も装備し、後にバックスピンキックやニーインパルスキックといった蹴撃を生かした武装も追加装備している。<br />
<br />
あらゆる点でマジンガーZよりも優れたスーパーロボットとして完成を迎えたグレートマジンガーであるが、実はスクランブルダッシュの収納部に致命的な弱点があり、ここを攻撃されると予備装置が作動して復帰するまでの数秒間全機能がマヒしてしまう。この弱点は、劇場版『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』においてグレートマジンガーが[[ベガ星連合軍]]の[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]に奪われた際、甲児が奪還する為に逆利用しており、その後は甲児が搭乗して円盤獣1体を撃破している。<br />
グレートに初めて乗ったバレンドスが[[グレンダイザー]]と互角に戦えたのはグレートの性能が優れているためである。<br />
<br />
『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では、この他にも統合軍移籍後は各武装が承認制となっているため、場合によっては使用しようとしても承認が下りないという弱点ができた<ref>承認によるタイムラグについては、作中の描写では、鉄也が武装を使用する際に即座に承認/非承認が下りている事から、皆無に等しいと思われる。</ref>。『INFINITY』冒頭ではこのためにグレートブースターが使用できなかった。この戦いでは多数の[[機械獣]]軍団を撃破するも[[Dr.ヘル一派]]に捕らえられ[[INFINITY]]の起動キーにされてしまっていたが、終盤に解放され[[地獄大元帥]]戦に加勢している。<br />
<br />
==== 強化装備形態 ====<br />
;グレートマジンガー(グレートブースター装備)<br />
:グレートマジンガーがグレートブースターを装着した形態。<br />
:スクランブルダッシュを収納した状態で背部に装備される。飛行速度が向上する他、グレートブースターを射出することで強力な必殺武器となる。<br />
<br />
=== [[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]版設定 ===<br />
設計図から[[光子力研究所]]で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機(「旧グレート」というと、こちらを指す)が登場するが、装甲材質が超合金Zであったり、TV版より小型であったり設定が異なる。その為、TV版程マジンガーZとの大きな性能差は無く、[[マジンカイザー]]の圧倒的な力を強調するための前座的役割であった。詳細は「'''[[グレートマジンガー (試作型)]]'''」を参照。<br />
<br />
マジンガーZやマジンカイザーと同じく[[兜十蔵]]が開発したオリジナルのグレートマジンガーが存在する。[[剣鉄也 (OVA)|鉄也]]曰く「本物のグレートマジンガー」であり、通称は「真グレート」。こちらの方は外見が腕と脚が青みがかった、原作に近い配色となっている。能力もプロトタイプとは比較にならないほど高く、武装もオリジナル版同様にドリルプレッシャーパンチ等を使用可能。装甲材質も[[超合金ニューZ]]が用いられている。<br />
<br />
それでも[[ミケーネ帝国]]の戦闘獣軍団には苦戦を強いられ、最終的には半壊しながらも戦闘獣軍団を殲滅、さらに後続の妖機械獣軍団と[[7つの軍団|七大将軍]]のうち[[魔魚将軍アンゴラス]]と[[大昆虫将軍スカラベス]]を撃破したが、蓄積したダメージで戦闘不能に陥っている。<br />
なお死闘!暗黒大将軍では、手足のカラーリングが旧グレートのものとなっており、全長も公式サイトでは20.5mと'''旧グレートのスペックになっている'''が、本作のグレートがどちらだったのかは不明<ref>アトミックパンチ/ドリルプレッシャーパンチ等、区別できる武装を使用していないため</ref>。<br />
<br />
津島直人氏のコミカライズ版ではOVA版よりも格段に良い扱いがなされ、物語終盤で[[ガラダブラMk01]]に苦戦するマジンカイザーの元に援軍として現れ、共闘するシチュエーションも存在する。また、作中の描写から試作型は存在せず最初からこちらに乗っている<ref>序盤の機械獣軍団との戦闘時にマジンガーブレードを握ったままドリルプレッシャーパンチを発射して複数機を破壊している場面やマジンカイザーのターボスマッシャーパンチに対してドリルプレッシャーパンチを発射する場面が存在する。</ref><ref>鉄也がリハビリの為にジュンと共に光子力研究所を離れる際にも、'''グレートマジンガー修理'''と書かれている。</ref>。<br />
<br />
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]版設定 ===<br />
1話と25話にちらりと登場。<br />
<br />
=== [[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]版設定 ===<br />
前半と後半に2種の「グレートマジンガー」が活躍する。<br />
<br />
前半のグレートは、作品世界の[[平行世界|差異次元]]の兜剣造がマジンガーZの魔神化防止を目論み造った機体で、「グレートがいち早く敵を撃退すればマジンガーZに戦闘の必要はなく、魔神化には至らない」という発想に基づき4種の魔神パワー(再生、吸収、強化、変態)の完全制御を果たしており<ref>正確には魔神パワーそのもののコピーではなく、効力が近い物による模倣である。</ref>、グレートブースターも未完成ではあった物の[[グレートマジンカイザー|魔神パワーを強化する装備であった]]。しかしその制御され洗練された強大な力が「マジンガーZの最強を脅かす力」と認識され、眠っていた[[マジンガーZERO|ZERO]]の意識を覚醒させてしまう…。<br />
<br />
後半のグレートは、魔神パワーを搭載していない<ref>剣造もブラックボックスの解析に失敗していると発言している。</ref>いわゆるスパロボでお馴染みのイメージに近いと思われるが、'''操縦自体が常人の身体を破壊する'''<ref>剣造が試運転を行った際に全身が壊死になる程の重症を負っている。</ref>ため、遺伝子レベルで肉体を強化するか[[サイボーグ]]になる以外で操縦することが出来ない代物。ミケーネ軍と戦う最中に現れた[[ベガ星連合軍|ベガ星軍]]を[[暗黒大将軍]]率いるミケーネ軍と共闘して追い払うも、ミケーネ軍にはギリギリの辛勝を重ねていたらしく、パイロットの剣鉄也(達)が'''毎回死ぬまで戦う'''必要があった。こちらはグレートブースターもお馴染みの特攻兵装。<br />
<br />
また前作の『真マジンガーZERO』では'''魔神パワーが生み出された世界'''の剣造が父、十蔵を越えるために造った機体として登場。こちらでの鉄也はテストパイロットであり、正パイロットは甲児だったが、[[ミネルバX (真マジンガーZERO)|ミネルバX]]が時間逆行を行ったために甲児の記憶もそこで止まっている。こちらのグレートは魔神パワーの存在しない世界で製造されたため、上述のような性能ではなく東映版に近い性能だったと思われる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
TV版とOVA版とではやや武装が違うが、基本的にスパロボにおいては[[マジンガーZ]]を上回る総合[[能力]]を持ち、[[グレンダイザー]]と肩を並べる強さを誇る。<br />
<br />
旧シリーズでは[[地形適応]]が[[宇宙]]:Bだったため、宇宙ステージが増える終盤で涙を飲む事も多かったが、近年では他の[[スーパー系]]同様に宇宙:Aであったり、[[強化パーツ]]などで補強できるようになった為、問題にはなっていない。<br />
<br />
マジンカイザーが登場すると流石に一歩譲ることもあるが、マジンガーZ等との[[合体攻撃]]も併せて最終戦まで安定して使っていけるのは大きい。ただし、スパロボオリジナルの後継機[[マジンエンペラーG]]が現れた最近の作品では、その仕様次第で立場が大きく揺れ動いている。<br />
<br />
他面、飛行能力・耐久力・[[射程]]・継戦力(EN+弾数)と、他の[[マジンガー]]系ユニットが何かしら取りこぼしがちなスペックを高いバランスで備え、[[修理装置]]・[[補給装置]]こそ無いものの優秀な[[援護]]要員を務められる[[乗り換え]]機体として、鉄也以外を乗せる選択肢が浮上しやすい事も特徴。主人公機ながらプレイヤーによって運用が大きく変わるポジションに置かれる場合もある。<br />
<br />
=== 旧作版設定 ===<br />
漫画版や、劇場版の要素が含まれる場合もある。<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[νガンダム]]や[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]と同じノリで、今作には登場しない[[剣鉄也]]に代わり[[兜甲児]]が[[マジンガーZ]]から乗り換える。これについては批判が多かったらしく、『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』でネタにされた。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::リメイクに際し、正パイロットである[[剣鉄也]]が搭乗した。グレンダイザーより後にやってくるためか、機体性能は高い。しかし火力面ではサンダーブレークの燃費が悪い上、多用するであろうマジンガーブレードは[[ビームサーベル]]並みの威力しかなく、経戦能力に難がある。ちなみにアトミックパンチは、[[マジンガーZ]]のロケットパンチと違って何故かP属性を持たない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[剣鉄也]]が乗る。[[グレンダイザー]]と同等かそれ以上のスペックで、無消費で射程5、高威力のグレートブーメランが大変使いやすい。ちなみにサンダーブレークはそこまでの威力ではなく、当時はブレストバーンが必殺技扱いだった。<br />
:なお、鉄也の宇宙適性の低さの関係で、終盤の宇宙戦では大抵の場合、適性の高い[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にグレートを奪われる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[マサキ・アンドー|マサキ]]編で登場。鉄也が負傷したため、最初はマリアが乗る。マサキ編においては[[ガンダムF91|F91]]や[[ビルバイン]]とともに最後まで大火力を期待できる強力な機体であり、鉄也の能力も悪くないが、[[幸運]]があり、[[2回行動]]の早いマリアにそのまま機体を占領される場合もある。あるいは[[ひらめき]]を持つ甲児が乗ることも。またこの作品から、ブレストバーンよりサンダーブレークの方が高火力となった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:博物館に置かれていたところを[[ブロッケン伯爵]]に奪われ、その後奪還して[[ロンド・ベル]]に参加する。総合的な強さこそ2人分の精神が使用できる[[スペイザー]]合体の[[グレンダイザー]]には劣るが、火力面ではグレンダイザーをも上回り、最後まで充分使っていける。本作からグレートブースターも実装された。<br />
:なお、敵対時のグレートはほぼ不可能なレベルだが破壊可能であり、専用の会話まで用意されている。<br />
:当時のTVCMではリアル頭身で描かれた新規セル画で、サンダーブレークを発射しているのが印象的である。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::機体性能は装甲値が100底上げされた他、空の地形適応がBからAにアップしている。<br />
::武器はマジンガーZと同じく攻撃力が上方修正されており、ネーブルミサイルとグレートブースター以外の全ての武器の威力が向上している。特にパンチ系とブレストバーン・サンダーブレークの強化が著しく、SFC版以上にロンド・ベルの切り込み役として活躍してくれるだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:原作アニメによる発進デモが用意された。無改造で5段階改造の[[マジンガーZ|マジンガーZ (JS)]]以上の性能。加入時期の早さに対して装甲はトップクラス、攻撃力も軒並み高い高性能な機体。しばらくの間は[[必中]]の使い所さえ誤らなければ十分頼れる。しかし、後から加入される[[マジンカイザー]]には1発限りのグレートブースターしか勝る点は無く、下位互換の謗りは免れない。[[宇宙]]に出てからも運用するなら、相応の[[改造]]と愛は必須。そのマジンカイザーにも言える事だが、当時は[[不屈]]が存在せず[[鉄壁]]の効果が今作のゲームバランスに噛み合わない事から、[[ひらめき]]を持たない甲児や鉄也の場合、大ボス級の高火力から受ける大ダメージを根本的に無効化する手段が存在しない。(無論、反撃を許す前にトドメを刺せば問題ない。)HPの高くないグレートの場合はこの欠点を特に忘れてはならない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:リメイクに伴い武器の性能が『F』に近くなった。『F』と同じくサンダーブレークが主力武器、ブレストバーンが準主力武器となった他、グレートブースターも追加されている。最大攻撃力がSFC版より高くなり、いくつかの武器にP属性が付与される等、使い勝手がSFC版よりも向上している。一方でブレストバーンの燃費が40から60に大幅悪化、サンダーブレークはそれ以上に高い等、下方修正された点も少なくない。特に燃費が悪くなったにも拘わらず、最大ENが255から205に大きく下げられた点は痛い。<br />
:壁役や対ボス要員として主力の一角だが、パイロットの[[宇宙]]適応の低さからゲッタードラゴンや[[グレンダイザー]]には一歩劣ってしまいがち。[[必中]]が多用し辛い本作では、命中率の問題でドリルプレッシャーパンチやグレートブーメランよりマジンガーブレードの強化も一考。また、本機に限らずマジンガー系は武器の改造費が比較的安いので、主力として使うならフル改造してしまいたい。<br />
:『EX』ではマジンガーZほどでは無いにしろパワーダウンが目立ち、爆発的火力の[[オーラバトラー]]や[[マップ兵器]]持ちユニットの前には見劣りしてしまう。それでも乗り換え可能マジンガー系ユニットの中では最も高性能であり、[[鉄壁]]の追加による反撃戦法も取りやすくなった。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:劇場版に準じた登場デモが用意された。本機もαにおいて[[マジンパワー]]を初実装。<br />
:サンダーブレークが有射程になったため遠近問わず強力なのが魅力で、ファイヤーブラスターと同威力な上に有射程のグレートブースターによりマジンガー系の機体の中では最大の火力を持つ。欠点としては正式参戦が遅く、[[マジンカイザー]]や[[マジンガーZ|強化型マジンガーZ]]と比べて主要武器の燃費が悪めで、サンダーブレークもグレートブースターも移動後に使えないのでP武器の火力が低め。<br />
:[[分離]]か撃墜で[[ブレーンコンドル]]に変化。また、ブレストバーンとサンダーブレークはフル改造で[[マップ兵器]]版を追加できる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::武器性能が『α外伝』仕様に変更されたため攻撃力が大幅にアップしており、無改造状態でもやたら強い。外伝とは違いサンダーブレークは[[格闘 (武器属性)|格闘]]属性のまま。追加された合体攻撃も豊富で正式加入後は即戦力となる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:今作は[[剣鉄也|鉄也]]が主役級の扱いということもあり、未来では最初から使用可能で強制出撃も多く、性能の高さとマジンパワーのお陰で未来編の序盤では抜群の存在感を見せる。移動後の攻撃力と射程が強化されており、マジンガー系で唯一[[マップ兵器]]が残っているのも魅力。ただし中盤に鉄也と共に味方時の能力のまま敵対するため早期の改造はリスクがあり、武器改造費が高めで伸びが悪く、主力の通常版サンダーブレークが射撃属性に変更されているため能力的に合わないパイロットが多いのが難点。[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]を満たせば[[マジンガーZ|強化型マジンガーZ]]が[[マジンカイザー]]と同時に入手できるのも悩みどころ。<br />
:パイロットは[[射撃 (能力)|射撃]]の伸び、[[援護]]レベル、[[精神コマンド]]から見て鉄也より[[炎ジュン|ジュン]]の方が最終的には相性が良くなる。ただしグレートブースターは今回の仕様上援護では使用できない。<br />
:鉄也のセリフで桜田版にあった[[自爆]]装置を搭載していることが示唆されている。また、一部バージョンではブレーンコンドル側で武器改造すると改造費が安くあがるという[[バグ (ゲーム)|バグ]]がある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:今回[[ミケーネ帝国]]がシリーズを通して大暴れするため、グレートが主役になる。鉄也の[[小隊長能力]]「ミケーネ帝国への攻撃力20%アップ」とマジンパワーの組み合わせは絶大な攻撃力を誇る。サンダーブレークが射撃武器で、全体攻撃扱いなのは好みに分かれるところか。<br />
:鉄也が[[気迫]]を覚えるため、1ターン目からマジンパワーを発動させて高い装甲に物を言わせた無双スタイルが強み。グレートブースターは地形適応Sを持つ武器で、マジンパワーも合わさり攻撃力数値以上の大ダメージを出す。本作屈指のボスキラーである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作とほぼ同じだが、シナリオ的に前作よりも影が薄い。前作でもそうだが、サンダーブレークが射撃武器で、射程が1~6とそれなりの長さしかないのが難点。本作ではグレートブースターの弾数が3に増えたので、強力な援護攻撃役になったと言える。<br />
<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:最大の見せ場は第24話にて「パリン」と割れる[[光子力研究所]]の[[バリア]]が強化されて手が付けられない所に、グレートブースターを装着して真正面から突撃で打ち破った場面だろう。イベント出番はこのシナリオのみ。<br />
:基本性能は高く扱いやすいが、グレートブースターに[[サイズ差補正無視]]がないので鉄也に特殊技能版を習得させたい。[[マジンガーZ]]とは合体攻撃がある為、同じ小隊に入れて運用した方がいいのだが、その場合どちらかがただの相方止まりになる可能性が高い。鉄也の技量の高さやグレートブースターによる一撃の重さを考えると、鉄也に再攻撃を覚えさせてボスキラーにすると良い。本来の搭乗者で[[ビューナスA]]・[[ボスボロット]]と組むとトライチャージ攻撃にボーナスが付く。[[精神コマンド]]や攻撃・回復・補給のバランスのとれた小隊となるが、ボロットの機動力はテコ入れしてやる必要がある。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2から使用可能。無気力で使える攻撃力の高い武器が魅力的。[[マジンガーZ]]と違い宇宙:Aのため、宇宙ステージでも難なく戦える。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::COMPACT2の影響で、ブレストバーンとグレートブースターに[[カットイン]]が入った。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:他のスーパー系同様同作では空中の適応が低い。[[量産型グレートマジンガー]]を入手する為には本機を地上に残さなくてはならないが、代わりに[[ミネルバX]]が入手不可能になる。当時は[[援護攻撃]]時の武器が選択不可能で、グレートブースターは一発だけなので[[援護]]で使用してくれないのが泣き所。サンダーブレークが地味にP属性1-2な為、重宝する。ただし、マジンガーZと違い強化パーツスロットが2のため、[[V-UPユニット]]の恩恵をあまり受けられない。最大射程が3なのが一番の問題。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:第1部で鉄也を[[宇宙]]に送った場合、またはデータ引継ぎを行なわなかった場合に登場する。第1部で[[バンドック]]を落としておくと若干改造されて登場する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:シーン2~3は離脱する為使用不可能。強化パーツスロット数でマジンガーZに劣り、大車輪ロケットパンチに対抗できる武器もなくマジンガーZより総合面でやや劣る。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:グラフィックはαシリーズのものが流用されているが、[[マジンパワー]]は持っていない。性能はC2と違い遠距離攻撃も可能。特にサンダーブレーク、グレートブースター等は大きく射程が伸びている。装甲値はトップクラスで耐久力重視の本作では重要な戦力。改造段階が高めで攻撃力が伸びやすく安価、[[剣鉄也|鉄也]]が[[統率]]と[[援護攻撃]]の両方を持っているため撤退ボス撃破に便利。但しグレートブースターを除けば射程が5までしかなく、誰も狙撃を習得しない、そのまともな中射程武器のサンダーブレークの燃費が悪いうえに気力120と、3部になると段々と不満が出てくる。地上で使う場合、武器の海C以下が意外と多い点にも気を付ける必要がある。<br />
:[[マジンガーZ]]と[[グレンダイザー]]との[[合体攻撃]]も実装されているが、3機での[[合体攻撃]]が使用できるのは3部に入ってからである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:格闘兵器が有効な本作だが、リアル系の敵が多いため当てられないことが多い。WSでは初の合体攻撃可能。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:序盤に登場するがすぐに抜け、中盤から復帰する。<br />
:アトミックパンチがP属性・射程1-5と非常に扱いやすいのが特徴(ただし合体攻撃に用いられるのは、射程3のドリルプレッシャーパンチ)。 単体攻撃力はグレートブースター以外それほどでもないので、[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]などと豊富な合体技中心にして使うのがベター。ただし、[[剣鉄也|鉄也]]だと宇宙:Bなので宇宙ステージではマリアなどが良い。<br />
:グレートブースターは撤退するボス敵へのサポートアタックで非常に頼れる武器だが、気力が必要なく射程も長い故に雑魚敵へのサポートアタックに使われてしまう事が多々あり、注意が必要。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::GBA版とほぼ同性能。装甲初期値・伸びしろともに高く、さらにフル改造すればダメージ30%カットが付く(ただし改造費はトップクラスの高さ)ので、非常に硬い。<br />
::武器改造の効率も良くこちらもフル改造した場合、グレートブースターが攻撃力8600という単体・非隠し武装では破格の火力を誇る。とはいえ、命中補正が低めで必中無しでは攻撃を当てにくいので、やはり補正に優れる合体技中心の運用がよい。<br />
::また、今回は[[スラスターモジュール]]による宇宙適応の底上げができるため鉄也でも[[宇宙]]でパワーダウンせず使用できる。戦闘グラフィックは『MX』のものがベースになっているが、グレートブースター合体時のリアルカットインは変更されている。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:[[ミケーネ帝国]]の策略によって、鉄也が負傷し、さらに[[光子力エネルギー|光子力]]エンジンが壊れたため参戦が遅れる。能力面では[[マジンパワー]]採用、鉄也の宇宙適応A、合体攻撃のレベル制限排除、周回プレイでの改造累積など『A』よりも強化されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:地上ルートでは比較的早く仲間になる。グレートブースターを翼として最初から装着しているという特殊な状態で登場する(表記は「グレートマジンガー・GB」)。GB状態だと空適応がSとなり、[[移動力]]が1高い。グレートブースターを撃つと通常のグレートになる。補給では回復できないが、[[戦艦]]に搭載すると再装着され、1ターンでGBに戻る。今作の仕様上戦艦に搭載した場合1ターンでHPとENが全回復するため、ENが尽きるorHPが危険水準になったら搭載して次のターンで即攻撃に出るといい。<br />
:なお、システム上反撃で選択されがちなので暴発に注意。<br />
:本作では[[マジンガーZ]]と同様にマジンパワーの存在と武器の高い改造効率により凄まじい攻撃力を発揮する一方、防御力をどう伸ばしても到底複数の敵からの攻撃を耐えられないので、味方に守ってもらいながら敵に痛打を与えることが適任。援護攻撃との相性は抜群。スキルパーツをつける、もしくは高レベルまで修得する脇役を乗せかえるといい。<br />
<br />
==== Scramble Commanderシリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:バランスのとれた強力なユニット。特に耐久力が高いのがありがたい。ただ、何故かマジンガーZより装甲が低い。必殺技はサンダーブレークを差し置いてブレストバーンが採用。SRWでは珍しくマジンガーZの必殺技であるブレストファイヤーより威力が高い。サンダーブレークは使い勝手の良い通常射撃武器というポジションに収まっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:引き続きマジンガーZより装甲が低い。前作では通常攻撃止まりだったサンダーブレークに必殺技版が追加された。ブレストバーンも引き続き必殺技として使用可能。空中形態とは別に飛行形態があり、攻撃はできないが高速で移動することが可能。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:『INFINITY』版。第1話から早速参入するが、承認が下りていないのかサンダーブレークは追加武装。代わりにグレートブースターは最後まで無し。というか、'''序盤から連邦軍と戦闘になっても何の問題もなく承認が下りる'''がいいのだろうか。<br />
:何と'''無改造の時点で運動性115'''と言うとんでもない事になっている。また、『V』・『X』同様サンダーブレークが必殺技らしい高火力になっているが特殊効果が無くなっている。<br />
:ちなみに序盤は全体的に低燃費になっているが、サンダーブレーク追加と同時に'''火力が上がる代わりに全体的な燃費が悪くなる'''ので注意。<br />
:なお従来とは異なり、本作ではサンダーブレークとダブルバーニングファイヤーの'''攻撃範囲が逆になっている'''ため、ベテランユーザーは少し戸惑うかもしれない。<br />
:本作ではマジンガーの運用がモビルスーツよりも前から始まっているため、ネオ・ジオンからも「地球連邦の象徴」扱いされている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。マジンガーチームを選択した場合に自軍ユニットとして運用可能。それ以外は敵として登場する。ブレストバーンを入手すれば、純粋な味方ユニットでは最高クラスの攻撃力を持つ。ただしマジンガーZに比べると対空戦には弱い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:[[マジンガーZ]]との[[合体攻撃]]が採用された。鉄也では宇宙:Bなので本領発揮できない。使うなら超能力のバグにより強キャラとなったマリアがよい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:鉄也とグレートの能力が高く、各必殺技の威力、バリエーションの豊富さから最後まで主力を張れる。しかし初登場時はロボット博物館に収められていたのが原作通り[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]に奪われ敵として登場。ダブルマジンガーが同時に敵として初登場したスパロボ。<br />
:なお、漫画版の設定を取り入れ、終盤1シナリオだけ[[ボス]]の手によって、敵として現れる[[量産型グレートマジンガー]]との区別の為、股間に「'''元祖'''」の文字が書かれる。しかし、当然ながら[[剣鉄也|鉄也]]は怒っていた。この状態になると'''[[強化パーツ]]のスロットが1つ増えるが、[[宇宙]]の機体地形適応は悪化してしまう'''。さらに鉄也の撃墜数が多いと[[ブラック・グレート]]まで手に入る…と、何かとグレート尽くしな作品である。<br />
:ちなみにグレートブースターが作中で完成するので、ミケーネ帝国との戦いはグレートブースターなしで戦い抜いた模様。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦NEO}}<br />
:中盤からの登場。何時も通り[[マジンガーZ]]より全体的に高い数値を誇っているが、Zほど武装が多彩では無い為、捻りの効いた運用には向かない。Zともども[[NEO]]では、全体的に攻撃の回避が困難だが重装甲、気力が上がり易い上に[[マジンパワー]]が強力、とシステムとの相性が良いので扱い易い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:サービス初期から登場。UCとSR、SSRの3段階のレアリティがあり、UCはディフェンダー、SRはアタッカー、SSRはアタッカー、ディフェンダー、シューターの3種が存在する(うちアタッカーは大器型)。装甲と攻撃力が高く、アビリティも攻撃力を上げるものが多い。足は遅いが飛行可能なので移動速度が地形に左右されないうえ、SSRはアビリティのスクランブルダッシュで底上げされる。SSRの必殺スキルはアタッカーとディフェンダーが燃焼付与のブレストバーン、シューターがスタン付与のサンダーブレークと追加効果も強力で、総じて弱点が少なくバランスの良い機体となっている。<br />
:2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRブラスターが追加。排出率は0.001%。<br />
:2020年9月のイベント「蒼き誓い」にて大器型SSRブラスターが追加。必殺スキルにグレートブースターが設定されている。<br />
:2021年1月のイベント「兵たちの足跡」にてSR・大器型SSRファイターが追加。<br />
:2018年1月には『INFINITY』版が期間限定参戦。イベント「平和を創った戦士たちへ…」の報酬ユニットとしてSSRアタッカーが登場した。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『INFINITY』版。基本性能は『T』と同様だが、ブレストバーンとサンダーブレークの消費ENが1.5倍ほどに増加している代わりにグレートブースターが追加された。素の弾数が2発あるため、[[Bセーブ|BセーブEX]]やフルカスタムボーナスの『弾数+1』を組み合わせることで弾数を6発まで増やすことが可能なので、フルカスタムボーナス選びは思案のしどころ。<br />
:『T』同様に甲児やシローを乗せることも可能だが、鉄也が最も好相性なので、戦闘力を優先する場合は特に乗せ換える理由は無い。<br />
:イベントでは、修理を終えたものの本調子ではない[[ダン・オブ・サーズデイ]]に'''サンダーブレークを叩き込んで[[ヴァン]]のオーバーフロウを励起させる'''というとんでもない荒療治を行う。<br />
<br />
==== 関連作品 ====<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:最終章スタート時に登場。[[ゴッドシグマ]]&[[ガンダムF91]]と共に[[ア・バオア・クー]]の防衛任務に就いていたが、復活したガルシアスの奇襲に遭い惨敗。自らも負傷したもののカードメタルの力によって回復し、最終決戦に臨む。各種ステータスのバランスが極めて取れているが、やはり特筆すべきは防御力・[[HP]]の高さ。特に[[コン・バトラーV]]と並ぶ3桁HPは、グレートの大きなセールスポイントである。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:使用ロボットの一体として登場。高いHPに豊富な武器を持ち頼りになるのだが、マジンガーZと比べてややモーションが遅かったりと差別化されている。<br />
:今作ではサンダーブレークをマジンガーブレードに落とす'''サンダーブレード'''(原作漫画版最終回で使った「切り札」的戦術)を必殺技として使用する。<br />
<br />
=== [[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]版設定 ===<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:携帯機では初のOVA版設定。真グレートが登場した後は、新技のダブルサンダーブレークが使用できるようになった。ただし、本作とWでは最強武器はグレートブースターのまま。ゲッターロボが参戦していないので、[[ファイナルダイナミックスペシャル]]は今回ない。爆発力ではさすがに[[マジンカイザー|カイザー]]に劣るが、[[兜甲児 (OVA)|甲児]]専用機であるカイザーと違い、'''[[乗り換え]]可能'''という強みがあり、[[弓さやか|さやか]]や[[ボス]]も乗れるのが強み(もちろん甲児が搭乗することも出来る)。<br />
:新旧2種類存在し、旧バージョンは第29話で破壊され、次の第30話で新バージョンが手に入る。能力が全体的に上昇し、改造も引継がれるが、旧バージョンに付けていた[[強化パーツ]]は新バージョンに引継がれず'''消滅してしまう'''という重大な[[バグ (ゲーム)|バグ]]が存在する。第29話インターミッションでは必ずグレートの強化パーツを外しておく事。<br />
:なお、携帯機シリーズに共通するが、[[剣鉄也|鉄也]]は格闘より射撃の方が僅かに高いのに携帯機シリーズのグレートには射撃武器がない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:OVA版設定。今回、旧グレートはスポット参戦で2回しか使えない。<br />
:J同様、オリジナルのグレートが登場した後にダブルサンダーブレークが使用可能。更に復活した[[ファイナルダイナミックスペシャル]]にも参加でき、乗り換え可能なのも同様。何気に旧グレートは破壊されたわけでもないのに第2部未登場という不遇な扱いである(マジンガーZは第2部にも出てくるのに…)。<br />
:なお本作の真グレートは十蔵博士が建造していなかったらしく設計図のみが発見され、[[メリダ島]]の[[ミスリル]]基地で建造されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}<br />
:Wまでとの大きな違いがグレートブースターの扱いでP属性が無くなった代わりに弾数が4発になり射程は3~8となった。このためマジンガーZとは逆に遠距離戦を得意とするユニットと相性が良い。また、最強武器がグレートブースターからダブルサンダーブレークになっている。<br />
:地味に真グレート初登場時に、'''カイザーと共に宇宙空間から地上に射出されたがこっちも無傷だった'''。<br />
:真グレートの参戦後も旧グレートは残るので、2体のグレートで出撃可能となる。ただし、特に合体攻撃が用意されているわけではない。おまけにマジンガーZ&マジンカイザーと同様、'''[[グレートマジンガー (試作型)|旧グレート]]の[[改造]]は真グレートに引き継がれない'''。真グレートの参戦が遅いため、旧グレートを改造して引き続き前線に立たせるのも手ではあるが、旧グレートは宇宙適応Bである事に注意。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:スパロボ初のOVA版設定。序盤は[[グレートマジンガー (試作型)|旧グレート]]がスポット参戦しマジンガーZと[[合体攻撃]]が出来るが、[[マジンカイザー]]との[[合体攻撃]]は中盤特定のサブシナリオを通って真グレートにならないと使えない。その場合一時離脱するものの、主力にするなら必須。旧グレートよりも全体的に燃費が悪化している事と、カイザー同様M[[サイズ]]な事には注意。なお、本作では[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が実装されているものの参加できない。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::GCでは参加できなかった[[ファイナルダイナミックスペシャル]]に参加できるようになった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:剣鉄也がパイロット。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2019年11月に追加された第1章Part3より参戦。十蔵博士の設計図から弓教授らが作り上げたグレートだが、マジンガーが別世界に転移している間戦い続け登場後限界となる。ユニット入手は第25話だが、シナリオ上で登場するのは第31話から。こちらはオリジナルの真グレートで、攻撃&防御タイプ。<br />
:使い勝手のいいユニットが多い攻撃&防御タイプの中では控えめな性能だが、その分を鉄也の高い能力で補っている。<br />
:第31話では当初は地下帝国に奪われており、[[あしゅらマジンガー]]の代わりで[[あしゅら男爵]]が乗ってくる。撃墜後はブレーンコンドルを引っこ抜いて入れ替えることで鉄也が奪い返し、そのまま味方となる。そのため、本作のグレートは試作型のブレーンコンドルで操縦している状態になっている。'''試作型と真グレートは大きさが異なる'''のは気にしないでおこう。ちなみに[[ロボット大図鑑|ロボット図鑑]]では全長、重量共にデータ無しになっている。2章Part12にて意思を持つかのように鉄也をかばい大破してしまうが、その後もユニットとしては使用可能。3章Part2にてマジンガーZ共々修復中と弓教授が口にしている。<br />
:マジンカイザー版の設定ながら[[量産型グレートマジンガー|量産化]]が構想されているらしい。<br />
<br />
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]版設定 ===<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:原作では一瞬だけの登場だったが「真マジンガー 衝撃! Z編」設定でまさかの参戦。パイロットも同じく真マジンガー版[[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]]。但し原作ではまともな戦闘シーンが無かった為か、戦闘演出は「マジンカイザー」版グレートをベースに、マジンガーZを意識したものを加えた物となっている。<br />
:参戦は第5話。グレートブースターがない為か、サンダーブレークの性能が必殺技らしい高性能に設定されている。<br />
:超合金Zの設定に合わせEN回復を所持してはいるものの、武器の燃費は全体的に悪い方である為注意。<br />
:[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]に帰還した後第26話で一旦離脱し、ZEROに関連する形で一時敵対、第38話と遅めのタイミングで再び自軍に復帰する。<br />
:自部隊と単機で対抗するために光子力エンジンを意図的に暴走させており、最終的には第39話で[[マジンガーZERO]]を滅ぼすために最大まで暴走させ[[自爆]]させられる事で戦線離脱する。なお改造値は[[マジンエンペラーG]]に引き継がれるためある程度改造しておくと、デビュー戦が楽になる(マジンガーZEROが相手になるので)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:今作ではマジンガーZと共にミケーネと戦うために、兜剣造博士がゼウスの幻の左腕を用いて開発した機体となっている。<br />
:24話で加入するが、28話にはマジンエンペラーGが登場するので活躍期間は短い。初登場時の新録DVEが最大の見せ場という声も。能力面は攻撃力が若干上がったくらいでグレートブースターもないまま。<br />
:エンペラーを入手した後も乗り換え可能機体として残る。しかし[[マジンカイザー]]よりも秀でた点のある[[マジンガーZ (真マジンガー)|Z]]とは異なり、グレートがマジンエンペラーGより優れている点はサンダーブレークにサイズ差補正無視がついている程度(エンペラーは合体攻撃を早期に追加できなければ終盤までバリア貫通・サイズ差補正無視付きの武装が無いが、鉄也はサイズ差補正無視L1を習得しているためそれほど優れている訳ではない)で、それ以外はエンペラーがほぼ上位互換であるために、使うのは殆ど趣味の範囲となる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
旧作版、OVA版共に武装はほぼ共通だが、採用される武器は作品ごとに異なる。<br />
<br />
また、近接武装も装備している関係上、マジンガーZと比べると近接戦に長けた機体となっている。<br />
<br />
桜多吾作氏の漫画版では以下の他にも[[自爆]]装置が搭載されている。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;パンチ<br />
:『X-Ω』で通常攻撃に採用。ディフェンダータイプが使用。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;アトミックパンチ<br />
:肘から先を弾頭として発射する、マジンガーZの[[ロケットパンチ]]を発展させた武装。回転を伴うのが特徴で、ロケットパンチよりも優れた威力を発揮する。TV版で初めて使用した武器。OVA版ではレプリカ機が使用。『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』ではマジンパワー「変態」で左肘から先を小型戦闘機のように変化させて発射する。またマジンパワーを搭載していない世界でも、何らかの方法で変化させる事ができ、[[マジンガーZERO]]と戦闘している際に変化させている場面が存在する。<br />
:『NEO』ではガードアーム特性付き。『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。『DD』では打撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「底力I」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップI」。<br />
:;プレッシャーカッター<br />
::ドリルプレッシャーパンチで使用する腕部に4つ内蔵された鋭利な刃物。<br />
;バックスピンキッカー<br />
:バックスピンキックで使用する脛部に内蔵された刃物。マサカリ状の刃物が展開する。<br />
:『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では、飛行時に展開する垂直尾翼並びに脚部をマジンパワー「変態」で刃物に変形させている。<br />
;ニーキッカー<br />
:ニーインパルスキックで使用する膝部に内蔵されたスパイク。バックスピンキッカー共々、脚部が損傷したのを機に取り付けられた。<br />
;グレートタイフーン<br />
:口分スリットから風速150mの嵐を起こす。マジンガーZのルストハリケーンのように酸は含まれてはいないが、より強烈な風圧を発生させて相当の重量物を吹き飛ばす事が可能。<br />
:『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』では投擲したグレートブーメランの軌道をグレートタイフーンで変えるという戦法を使った。<br />
:小隊制作品では全体攻撃。『NEO』では対空特性付き。ただしマジンガーZのルストハリケーン同様に移動後使用不可なのがネック。『X-Ω』ではSSRディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。初期作品では宇宙での使用が出来ないことが多かった。<br />
;ネーブルミサイル<br />
:臍部分から発射するミサイル。威力はTNT火薬800t分に相当する。マジンガーZのミサイルパンチを踏襲した武装。<br />
:OPでも歌われている武装の一つだが、SRWでは専ら支援・牽制用で全体的に火力は低め。作品によっては弾数が99発ある。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。<br />
:OVA版で参戦した際は僅かしか使用していない為、長らく不採用だったが『DD』で後述の演出に組み込まれる形で採用された。<br />
;放熱板<br />
:胸部に装備したブレストバーン発射用の赤い放熱板。マジンガーZのものとは違い左右が繋がりV字状の1枚板になっている。かなりの強度を持ち、これ自体も取り外して斬撃武器としても使える。<br />
:;ブレストバーン<br />
::放熱版から発射される4万度の高熱放射。<br />
::SRWではバランスの問題か、[[マジンガーZ]]のブレストファイヤーと比べるとスペックの上では1万度も高いのに、攻撃力や使い勝手の面で劣っている事が多い。<br />
::『NEO』ではファイア特性付き。<br />
::『T』『30』では『INFINITY』版の設定のため、使用時に承認が下りる演出がある。<br />
::『X-Ω』では必殺スキルに採用。SSRアタッカータイプは目の前にまっすぐ伸びる「直線範囲」、SSRディフェンダー・ファイタータイプは横に伸びる「範囲」となっている。<br />
::『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「光子力エネルギー」で、攻撃力と防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。<br />
:;冷凍光線<br />
::マイナス回路に切り替える事で発射される冷凍光線。SRW未採用。<br />
:;グレートブーメラン<br />
::胸部放熱板を外し、ブーメランとして投擲する。<br />
::OVA『マジンカイザー』ではガラダブラを墜落させ、『死闘!暗黒大将軍』では[[大昆虫将軍スカラベス]]と[[魔魚将軍アンゴラス]]に大ダメージを与えるなど劇中では決して扱いの小さい武器ではない。<br />
::SRWでは大抵の作品でP属性付きの短射程武器だが、『α外伝』のみP属性なし、射程1~5の中距離攻撃武器となっている。<br />
::長年、OVA版で参戦した際は採用されなかったが『DD』で斬撃属性のR必殺技として初登場。過去作で使用されていない家中氏のボイスも初披露された。<br />
::メインアビリティは「全力攻撃I」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。<br />
;サンダーブレーク<br />
:耳のアンテナ部分から300万ボルトの放電で雷を起こし、秒速30万アンペアの超高圧指向性電流を投射する。人差し指か、マジンガーブレードから発射する。OPでも'''「必殺パワー」'''と歌われる、グレートを代表する武器の一つ。<br />
:アンテナから人差し指を経て発射するほか、空に放電して雷雲を呼び寄せ、そこから再度アンテナ、もしくは人差し指に雷を落として発射したり、直接敵機に落雷を叩き込むなど、様々な作品で多彩なパターンが存在する。<br />
:この機構があるため、グレートにはZにあった光子力ビーム=目から発射するビームの発射機構が存在しない<ref>一部の漫画作品や小説では、両方搭載しているグレートマジンガーが存在する。</ref>。このこともあってか、ゲーム的には両者は似たような性質を持つ武器として扱われることが多い。<br />
:なお、『INFINITY』の描写からサンダーブレークとブレストバーンを同時に撃つ事も可能<ref>さすがにブレストバーンを撃ちながらサンダーブレークを指先やマジンガーブレードに落として制御するのは危険と判断してか、作中ではイチナナ式にマジンガーブレードを貸して制御してもらっている。</ref>。<br />
:旧シリーズでは射程1のP武器が多く、近作ではブレストバーンと差別化するためか、長射程非P武器が多い。小隊制作品では[[全体攻撃]]。<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では運動性ダウン効果のある[[特殊効果|特殊武器]]。『[[L]]』では真グレートと[[グレートマジンガー (試作型)|旧グレート]]で何気に演出が違う。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』では通常武器と必殺技の2種類の使い方が出来、前者なら+2秒、後者では範囲内全ユニットに対し+5秒のスタン効果を持つ。<br />
:『X-Ω』ではシューター・ブラスター(2019年10月)タイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「超高圧電流」で、移動力・攻撃力が増加し、気力120以上の時サンダーブレークの必殺技威力が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。<br />
;マジンガーブレード<br />
:両大腿部に収納された超合金ニューZ製のブロードソード。グレートを象徴する武器であり、'''主役アニメロボが初めて装備した"剣"としても有名'''。<br />
:近接武器としてはもちろん、サンダーブレークの避雷針として敵機に突き刺したり、投擲武器として用いられたりと、鉄也のセンスによる多彩な戦法が披露されている。<br />
:OVA版では試作型が数回装備するも、真グレートになってからは使用していない。<br />
:『[[Z]]』では地対地では普通に切り付けるが空対地では2本のブレードを取り出して敵に投げつける。『[[D]]』『[[J]]』『W』では[[コンボ]](マルチコンボ)武器。『NEO』ではヒット&アウェイ特性付き。『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃、UCディフェンダータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガードII」で、サブアビリティは「必殺技威力アップII(斬撃)」。ブレードがグレートの背と同じほどの長剣になっておりSRとは思えぬ戦闘アニメは必見。<br />
;スクランブルダッシュ<br />
:背部に内蔵されている翼部とブースターで構成された飛行装置。普段はフレキシブル構造で収納されている。ブースター部は2基の光子力ロケットエンジンを搭載しており、展開時は蛇腹状になった主翼部が開くと共に2基のブースターの間から尾翼が展開される。また、飛行時は脛部からも垂直尾翼を展開させる<ref>この脛部の尾翼は漫画版等では描かれる事が省かれており、SRWでも『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で描かれるまで省かれていた。</ref>。上述の通り、グレートマジンガー最大の弱点で破壊されると行動不能になる他、グレートブースターとの接続自体不可能になる。<br />
:翼部を展開する動作が「スクランブルダッシュ」、逆に収納する動作は「スクランブルオフ」と呼称される。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ドリルプレッシャーパンチ<br />
:アトミックパンチの強化版。プレッシャーカッターを展開し、回転させながら腕を発射する。OVA版ではオリジナル機が使用。『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では右肘から先をマジンパワー「変態」を使い巨大なドリルに変化させて発射する物になっている。<br />
:『MX』ではグレートタイフーンで敵の動きを封じてから発射する連続技になっている。<br />
:『W』ではマルチ[[コンボ]]対応武器になっている。『NEO』では押し出し特性付き。『X-Ω』ではSRアタッカータイプの必殺スキルに採用。<br />
;バックスピンキック<br />
:バックスピンカッターを展開しての蹴り技だが、技名に反してオーバーヘッドキックで蹴る事も(本来は後ろ回し蹴り)。OVA版では使用しない。<br />
:『X-Ω』ではSSRアタッカータイプの必殺スキルに採用。仕様上、オーバーヘッドキックの再現が難しかった為か、回し蹴りである。<br />
:『DD』ではOVA版設定ながら、打撃属性のSSR必殺技として登場。スクランブルカッター→ネーブルミサイル→飛び蹴り→パンチで殴り飛ばした所で、バックスピンカッターを展開してオーバーヘッドでのバックスピンキックを繰り出す。<br />
:メインアビリティは「超合金ニューZ」で、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。バックスピンキック命中時、自分に「[[根性]]」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃(攻撃・防御)」。<br />
;ニーインパルスキック<br />
:ニーキッカーを展開しての膝蹴り技。OVA版では使用しないが、津島直人氏のコミカライズ版ではマジンカイザー暴走時に使用している。また『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では、膝蹴りの形から膝を中心にマジンパワー「変態」を使い巨大な杭の形に変化して敵を穿つ技になっている。<br />
:バックスピンキック共々、当時映画が公開されて人気を博していたアクション俳優、ブルース・リーの格闘技を劇中に採り入れた技であるとされる。スパロボでは基本的に小技扱いだが、実は原作ではどちらも直撃すると必ず敵を破壊していた強力な技だったりする。<br />
:『[[MX]]』ではマジンガーブレードを相手に突き刺した後、そのブレードの束尻をバックスピンキックで蹴りつけて更に深く押し込み、ニーインパルスキックでトドメを刺す連続技として実装された。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では武装としては非採用だが、[[ダウンロードコンテンツ/30|DLCミッション]]「激突! 勇者VS勇者」にて、イベント内で[[ガオガイガー]]相手に使用し、ドリルニーと互角に打ち合っている。<br />
;スクランブルカッター<br />
:スクランブルダッシュの翼で切りつける。但し、伸縮式の翼で行う戦法である為、スクランダーカッター以上に翼への負担が大きく、威力も低い。OVA版では使用しないが、『DD』では前述の通り「バックスピンキック」の演出に組み込まれた。<br />
;ダブルマジンガーブレード<br />
:マジンガーブレードによる二刀流で戦う戦法。原作ではこの戦闘スタイルによって暗黒大将軍との決戦を挑み壮絶な斬り合いを結んでおり、最終的に暗黒大将軍の顔面に二本のマジンガーブレードを突き刺す形で撃破しているが、同時にグレート本体もまた満身創痍の状態となっており、夕日が刺す中、片脚を失った状態でマジンガーブレードの一本を松葉杖代わりにして立つグレートの悲壮な姿が印象的となっている。<br />
:また『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』ではマジンガーブレードを使用する際にはこの戦法で行っている。また同作での暗黒大将軍との最終決戦では右手のマジンガーブレードで上の頭部の首を切断し同時に胸の顔に左手のマジンガーブレードを突き刺す形で撃破しているが、その直前の攻撃で右脚を切断し機体自体も無数の斬撃痕が見受けられた。<br />
;ダブルサンダーブレーク<br />
:サンダーブレークのバリエーションの一つ。両手から雷を発生させ発射、若しくは敵の真上からぶつける。<br />
:TV版でも度々使用していたが、OVA版でのオリジナルのグレートマジンガーが初登場するシーンでの印象が強いのか、SRWではOVA版設定でのみ採用されている。<br />
:『J』『W』『L』で鉄也がオリジナルのグレートマジンガーで復帰した後に使用可能。『J』『W』では射程1固定の格闘武器となっている。『L』ではグレートブースターを押しのけて最強武器に昇格した。<br />
;サンダーブレード<br />
:サンダーブレークのバリエーションの一つ。相手にマジンガーブレードを投げつけ、それを避雷針として直接雷を落とす。<br />
:『Z』ではサンダーブレークを対地で使った場合、TV版を再現したこの演出になる。『[[リアルロボットレジメント]]』では手に持ったマジンガーブレードに雷を落とし帯電させてから投げつける漫画版を再現した技がスペシャルアタックとして採用された。<br />
;サンダーブースター<br />
:サンダーブレークのバリエーションの一つ。グレートブースターにサンダーブレークを纏わせて発射する。漫画版で使用し、『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』でも[[マジンガーZERO]]に対し切り札として使用している。SRW未登場<ref>双葉社『スーパーロボット大戦W 4コマ戦線』ではOVA仕様のグレートブースターを用いて「グレートサンダーブースター」として使うものの、ブースターが耐電仕様ではなかったから、と自爆する4コマが存在する。</ref>。<br />
;エレクトロサンダースパーク<br />
:サンダーブレークのバリエーションの一つ。原作漫画版のみ使用。SRW未登場。<br />
:相手に両腕の肘関節部分を押し付け高圧電流を直接流し込む。両腕を失いグレートブーメランも無くなりほとんどの武装を使えなくなったグレートマジンガー最後の奥の手。<br />
;サンダーフィールド<br />
:サンダーブレークのバリエーションの一つ。周囲一体に電撃を終始流す。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』でグレートマジンカイザーが存在しない世界でマジンガーZEROに対抗するために使用。SRW未登場。<br />
<br />
==== 追加ブースター ====<br />
;グレートブースター<br />
:グレートマジンガー最大の武器である大型の追加ブースター。[[科学要塞研究所]]から射出される際には外殻でブースター本体を覆っており、ドッキング前にパージしているがSRWで再現されているのは『[[第2次α]]』『[[第3次α]]』のみ。最高速度マッハ5の速さでドッキングして、敵に目掛けて発射する<ref>劇場版の更に漫画版ではスピードが今までの5倍で、ブースターを発射するのではなく先端部の小型水爆並の破壊力を持つブースターミサイルを射出している。同作のブースターは発射後の制御を全く行っていないのか、ドッキングを失敗した場合どこに行くかわからないと剣造が説明している。</ref>。スクランブルダッシュを収納してドッキングするが、ドッキング時のタイミングが命で1度しか合体できないが、'''実は敵に発射した後に戻ってきたブースターとの再合体は可能'''<ref>初登場である劇場版では連射している。また、スクランブルダッシュの収納場面は省略されてスクランブルダッシュと融合しているように見える場面もある。</ref>。ちなみに、最強の武装でありながらTV版最終回では、'''意識を失っている鉄也を助けるべく剣造が遠隔操縦を行なっている'''ためか、デモニカの猛攻の前に呆気なく破壊されている。<br />
:「劇場版マジンガーシリーズ」と共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では再建造されており、[[ヤヌス侯爵]]に操られた[[炎ジュン|ジュン]]の操縦する[[ビューナスA]]にスクランブルダッシュを破壊された際には翼部を掴んでコントロールし、'''敵に目掛けて手投げで発射している'''。TVシリーズの後日談になる『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』でも再建造されているが、グレートが軍属になったため使用の承認が下りず登場しなかった。<br />
:その為、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では実装されなかったが、『T』発売後に『INFINITY』版グレートマジンガーが玩具として立体化された際、映画のメカニックデザイナー柳瀬敬之氏が直々に設定を書き起こしグレートブースターも立体化された。その為、次作である『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では実装され、映画本編では叶わなかった『グレートブースターの使用承認』が降りたのだった<ref>承認画面はブレストバーンの物の流用。</ref>。<br />
:スパロボにおいては『1度しか合体できない』という設定から大抵1発限りの弾数制となっている為、武器の改造システムが個別の場合、改造されない不遇の武器でもある(逆にいえば、改造システムが全体になった時に最も恩恵を受けた武器でもある)。グレートブースターと合体する戦闘アニメ制作が難しかったためか初期の頃は演出がよく変わっており、初登場の『第4次』ではあろうことか、'''戦闘アニメがスクランブルカッターと全く同じ'''<ref>グレートマジンガー自身がそのまま相手に突っ込んで敵と交錯するだけ。なお「IMPACT」を除くCOMPACTシリーズでもほぼ同様だが、こちらにはブースター装備のグレートのリアルカットインが入る。</ref>だったため、原作を知らない人には何故これが1発しか使えないのか理解出来なかったものと思われる。『[[F完結編]]』『[[64]]』では'''どこからともなくグレートブースターを取り出して発射する'''<ref>描写から、『第4次』『F』『64』のグレートは『[[D]]』のようにグレートブースターを常時着用だったのだろうか? その割にはスクランブルカッターも使えるが……。</ref><br />
:『[[A]]』『[[R]]』では'''背後に飛んできたグレートブースターが一瞬停止した後にそのまま敵へ向かって飛んでいく'''。ちゃんとグレートブースターを呼び出して合体する作品の場合は鉄也が「こちら鉄也だ、グレートブースターを射出してくれ」と'''どんな場所からでも'''言うため、これはこれでネタになってしまっている。作品によってはグレートブースター本体からも光線を発射して牽制攻撃を行う。『NEO』では[[突破攻撃]]として採用されている。<br />
:『X-Ω』ではブラスター(2020年9月)タイプの必殺スキルに採用。<br />
:余談であるが、いずれの作品でも科学要塞研究所の無いマップでは[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャー同様に[[母艦]]から射出されていると思われるが、鉄也の台詞パターンに「所長!」と呼ぶパターンがある作品もあり、相当な遠距離からでも科学要塞研究所から飛来していると解釈できる場合もある。『α外伝』のコミカライズ『鋼の救世主』では、未来世界での初戦でグレートブースターが飛来したことから、発進システムが生きていると考えた鉄也たちが、マジンガーの予備パーツを求めて廃虚となった科学要塞研究所を訪れるエピソードが描かれ、下記のマジンガーブースターが発見された。<br />
;グレートブースター(OVA版)<br />
:TV版と比べて巨大なサイズになっており、ドッキングはせずにグレートマジンガーが上に乗って突撃する。OVA劇中では本機は使用せず、[[グレートマジンガー (試作型)|レプリカ機]]が使用。その使用方法もブースター自体を相手にぶつけるというより、「加速をつけて敵を殴る」という要素が主であった。<br />
:漫画版ではグレートではなく[[マジンカイザー]]が上に乗って[[ガラダブラMk01]]にとどめを刺している。<br />
:『GC』ではブースターの衝角だけをぶつけていたが、『J』以降の携帯機作品ではグレートのパンチと衝角の同時攻撃という描写になった。…しかし、演出の都合上'''ブースターよりもグレートの頭突きが当たっているように見えなくもない'''。『L』では弾数が4になり、攻撃後にブースター上に再着地する[[トドメ演出]]が追加。<br />
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技。今回はブースターで加速をつけ、飛びかかって殴りつけた後にブースターが衝突するという演出になった。シナリオでは地下帝国との決戦後に作られたという設定になっている。メインアビリティは「遠隔大型支援機(グレート)」で、攻撃力・防御力が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加。気力が10上昇する毎に、グレートブースターの必殺技威力が増加。グレートブースター命中時、自身に「[[直撃]]」「[[我慢]]」を発動し、敵ユニットに「[[挑発]]」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV(攻撃&防御)(剣鉄也)」。<br />
:また、『DD』ではグレート自身が使用するだけでなく、[[アフロダイA]]が[[マジンカイザー]]および[[マジンエンペラーG]]との合体攻撃「ダイナミック・フォトン・フォーメーション」にて持ち出しフィニッシュを飾るという意外な活躍を見せている。<br />
;マジンガーブースター<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で登場したグレートブースターの発展型。<br />
:グレートだけでなくマジンガーZやマジンカイザーにもドッキングできる機能を持つが、未完成品である為に強度が不十分であり、作中で使用した後に大破してしまった。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
==== マジンガー系 ====<br />
;ダブルマジンガーパンチ / ダブルロケットパンチ<br />
:[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]、[[量産型グレートマジンガー]]、[[ミネルバX]]、[[マジンカイザー]]のいずれかとの組み合わせによる2発同時のロケットパンチ。<br />
;トリプルマジンガーパンチ<br />
:[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]との組み合わせによる3発同時のロケットパンチ。<br />
;ダブルマジンガーブレード<br />
:[[マジンガーZ]]にマジンガーブレードを持たせての連携攻撃。或いは、[[マジンカイザー]]KSのカイザーブレード二刀流や[[グレンダイザー]]のダブルハーケン、[[量産型グレートマジンガー]]のマジンガーブレードとのコンビネーション剣撃。<br />
:ちなみに原作でもグレート単独でマジンガーブレードの二刀流をする際は「ダブルマジンガーブレード」と呼ばれる。<br />
;トリプルマジンガーブレード<br />
:[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]によるマジンガーブレードとダブルハーケンの連携攻撃。<br />
;ダブルバーニングファイヤー<br />
:[[マジンガーZ]]のブレストファイヤーと、グレートのブレストバーンによる同時熱線攻撃。TV版最終回で[[無敵要塞デモニカ]]を、劇場版では[[獣魔将軍]]を葬り、『INFINITY』ではさらに[[イチナナ式]]にマジンガーブレードを貸してサンダーブレークを制御してもらうことでダブルバーニングファイヤーとサンダーブレークの合体攻撃を放ち[[地獄大元帥]]を追い詰めた。スパロボでは64より登場。相方はOVA版では[[マジンカイザー]]でも、作品によっては[[量産型グレートマジンガー]]や[[ミネルバX]]でも使用可能。<br />
;マジンガートルネード<br />
:[[マジンガーZ]]のブレストファイヤー、グレートのブレストバーン、[[グレンダイザー]]の反重力ストームの同時攻撃。スパロボ64より登場。<br />
;ダブルライトニングバスター<br />
:グレートのサンダーブレークと、[[グレンダイザー]]のスペースサンダーの同時攻撃。作品によっては、[[量産型グレートマジンガー]]や[[ブラック・グレート]]のサンダーブレークとも同時に放てる場合もある。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[ファイナルダイナミックスペシャル]]<br />
:MXではマジンガートルネードの組み合わせから、[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークで止めを刺す究極の必殺技。シリーズによってはサンダーブレーク、ゲッタービーム、ファイヤーブラスターなどの各必殺技によるバリエーションがある。<br />
;ダブルサンダー=ビーム<br />
:『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突]]』の[[漫画|漫画版]]で[[ピクドロン]]に止めを指す際に使用。[[ゲッタードラゴン]]のゲッタービームを雷の代わりに使ったサンダーブレークのバリエーション。SRW未登場。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;サンシャインブレーク<br />
:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』のコミックアンソロジーに登場したオリジナル合体攻撃。<br />
:[[ダイターン3]]のサンアタック・[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークのエネルギーを一体化させ、サンダーブレークの要領でグレートマジンガーが射出する。この技で[[ディカステス]]にトドメを刺した。<br />
;マジンガーフェニックス<br />
:グレートのマジンガーブースターと[[サイバスター]]のアカシックバスターによる連携攻撃。<br />
:サイバードの代わりに魔法陣をくぐり抜けたマジンガーブースターがフェニックスを模した炎に包まれて突撃する必殺技。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で披露したコミックオリジナルの合体攻撃である。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:マジンガーブレードで[[切り払い]]を行うことができる。<br />
;[[マジンパワー]]<br />
:[[気力]]130以上(GCなど一部作では120以上)で、攻撃の最終ダメージがアップする。<br />
;[[分離]]<br />
:分離し[[ブレーンコンドル]]になる。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:真マジンガー版。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:スクランブルダッシュによりデフォルトで[[飛行]]可能。<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[海|水]]<br />
:真マジンガー版。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
;3(NEO)<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[ブースター]](移動力+2)<br />
:第2次G。<br />
;受けるダメージ-30%<br />
:A PORTABLE。<br />
;装甲値+300、EN+50。<br />
:V。<br />
;装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。<br />
:X。<br />
;装甲値+200、EN+100。特殊能力「EN回復(小)」を得る。<br />
:T<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;初期:装甲値+150 照準値+5<br>5段階:装甲値+200 照準値+15<br>10段階:装甲値+250 照準値+25<br />
:[[スーパーロボット大戦L|L]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「おれはグレートマジンガー」<br />
:『第2次G』にて初採用。『T』限定版ではこちらが設定されている。<br />
;「勇者はマジンガー」<br />
:<br />
;「鉄也のテーマ」<br />
:<br />
;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
:MX以降、TV版で[[ファイナルダイナミックスペシャル]]を使用した時に流れる。<br />
;「マジンガーZ」<br />
:『初代』『第2次』『第3次』『EX』『第4次』にて。<br />
;「FIRE WARS」<br />
:OVA版のみ。<br />
;「守護神ーthe guardianー」<br />
:真マジンガー版のみ。<br />
;「マジンガーZ(INFINITY version)」<br />
:INFINITY版のみ。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;「偉大なる勇者」<br />
:劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』より。[[ミケーネ帝国]]の暗黒大将軍が差し向けた戦闘獣軍団に、マジンガーZが追い詰められる。そして、[[兜剣造]]はマジンガーZを助けるべくグレートマジンガーを戦闘獣軍団に差し向ける。グレートマジンガーとマジンガーZとのダブルマジンガーより戦闘獣軍団は敗れた。<br />
:[[兜甲児|甲児]]はグレートのことを「偉大」と称え、[[剣鉄也|鉄也]]は「マジンガーの兄弟」と答え、その場を去る。これが事実上のグレートマジンガーの初登場である。<br />
;対[[グラトニオス]]、ビラニアス<br />
:[[マジンガーZ]]を粉砕した両[[戦闘獣]]は、[[光子力研究所]]をも襲う。そこに颯爽と駆けつけたグレートマジンガー。アトミックパンチで、グラトニオスとビラニアスの両者を押し返す。そしてグレートブーメランでグラトニオスの首を刎ね、サンダーブレークで破壊。残るビラニアスをマジンガーブレードを投げつけて串刺しにして破壊。圧倒的かつ鮮烈なデビュー戦であった。<br />
:ロボットアニメでは最初の主役交代劇。しかし、まさかグレート最終回で、これが逆になろうとは誰が予想できただろうか。<br />
;対[[暗黒大将軍]]<br />
:数々の失態を繰り返してきた暗黒大将軍は、自らけじめを付けるべくグレートマジンガーと鉄也との一対一の対決に臨む。互いに剣を交え、あらゆる攻撃手段を出し尽くす。<br />
:互いに死力を尽くし、倒れこんだグレートに猛然を止めを差そうと立ち向かったが暗黒大将軍もまた倒れこみ、その瞬間グレートのマジンガーブレードが突き刺さってしまった。形としてはグレートマジンガーの勝利に終わったが、鉄也は暗黒大将軍を「誇り高き将軍」と評した。<br />
;復活の勇者<br />
:OVA7巻より。[[マジンカイザー]]がマグマに沈み、[[光子力研究所]]も破壊され、大ピンチな[[ボス]]達一行。彼らに迫る[[ガラダブラMk01]]。その時、真紅のブーメランがガラダブラの翼を切断し、2条の雷光が巨体に突き刺さる。雷雲を裂いて現れたのは[[グレートマジンガー (試作型)|試作機]]ではない本物のグレートマジンガー。勇者復活の瞬間であった。<br />
:この後復活したカイザーと共にガラダブラを撃破し、研究所に迫る[[機械獣]]の大軍団をたった一機で全滅させるのだが……物語はカイザーの決戦に焦点が当てられ、グレートの活躍は'''描写されなかった'''。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
=== マジンガー ===<br />
;[[量産型グレートマジンガー]]<br />
:新住日重工が製作したグレートマジンガーの量産型。スクランブルダッシュは無いものの、それ以外の性能はグレートと互角。<br />
;[[ブラック・グレート]]<br />
:[[量産型グレートマジンガー]]の試作型である黒いグレートマジンガー。<br />
;[[グレートマジンガー (試作型)]]<br />
:『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』に登場する、[[光子力研究所]]で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機。本家のグレートより性能は劣り、Zと大差無い。<br />
;[[グレートマジンカイザー]]<br />
:『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』に登場する、グレートの進化系。<br />
;[[マジンガーZ]]<br />
:兄弟機。Zとグレートを合わせ、ダブルマジンガーと称される。<br />
;[[マジンカイザー]]<br />
:マジンガーZのプロトタイプで、グレートにとっても源流と言える機体。最強のマジンガー。<br />
;[[マジンエンペラーG]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V]]』に登場する新たなマジンガー。グレートをベースに設計されており、武装やデザイン面でいくつか共通点が存在する。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ビューナスA]](ジュン機)<br />
:パートナー機。<br />
;[[グレンダイザー]]<br />
:グレートと対等の戦闘力があるが、共演が少ない。Z、グレート、ダイザーでトリプルマジンガーと称される。<br />
;戦闘獣G(SRW未参戦)<br />
:ミケーネ帝国が戦闘獣ファラボス(SRW未参戦)の模擬戦で仮想敵として用意したグレートと瓜二つの[[戦闘獣]]。スクランブルダッシュもなく武器も特にないので特に何も出来ずファラボスに破壊されてしまった。<br />
:名称はシナリオに記載されているのみ。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[グレちゃん]]<br />
:グレートマジンガーの擬人化キャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本機が初めて公式の場に登場したのは1974年に発刊された『テレビマガジン』4月号紙面に掲載された「マジンガーズクラブ」の会員募集の会員証に描かれた顔のイラストが最初。正式発表はその4ヶ月後の同誌の8月号誌上だった。<br />
*通称の「グレート」でも意外と通りがいい。当時アニメの制作に関わっていた団龍彦氏によると、正しくは「'''グレート・マジンガー'''」と表記するとのこと。実際に当時「テレビマガジン」誌上で連載されていた[[漫画]]版では「'''グレート★マジンガー'''」と表記されている。また後に団龍彦氏が筆を執った[[小説]]『スーパーロボット大戦』でも、この表記で通っている。<br />
*団龍彦氏によれば、グレートマジンガーは前身となる企画『ゴッドマジンガー』(80年代の同名アニメとは別企画)の主人公機「ゴッドマジンガー」の試作機であったとされていた。この企画における設定では、敵軍勢に追い詰められた情勢の中でゴッドマジンガー完成までの時間を稼ぐべく、鉄也は自殺行為を承知でグレートの動力源とエンジンを反陽子炉に替え、単独で戦闘獣の大軍に立ち向かい、その力を大いに振るって危機を退ける。その代償として限界に達した反陽子炉が崩壊してグレートは再起不能となり、鉄也は半身不随に陥るほどの重症を負う」という展開が予定されていた。<br />
*「剣」を振るい、「電撃」を操る演出はのちの[[ボルテスV]]が受け継がれ、そのボルテスVが剣と電撃の組み合わせの「剣技」を生み出した。<br />
<!--ヒーローの定番としての創作物への影響力は絶大で、特にファンタジーやロールプレイングゲームなどでは「電撃」や「火」を「剣」に纏う「魔法剣」に派生した。--><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000NQQ1AO</amazon><amazon>B000XQ8WHO</amazon><amazon>B000EHS6KA</amazon><amazon>B000R5HORK</amazon><amazon>B00VDRTFLO</amazon><amazon>B003MTBJSI</amazon><amazon>B00ZR0VIZO</amazon><amazon>B018LSEYSG</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:くれえとましんかあ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%9C%B0%E7%8D%84%E5%A4%A7%E5%85%83%E5%B8%A5&diff=475226
地獄大元帥
2024-03-05T09:31:18Z
<p>天世: /* 真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = じごくだいげんすい<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Great Marshall of Hell]]<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
* {{登場作品 (人物)|グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー}}<br />
* {{登場作品 (人物)|真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍}}<br />
* {{登場作品 (人物)|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}<br />
| 声優 = 神弘無(原作)<br />{{代役 (登場作品別)|富田耕生|神弘無|グレートマジンガー (TV)}}(SRW[[代役]])<br />
| 初登場SRW = <br />
; 旧作版<br />
: {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
; 真マジンガーZERO版<br />
: {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 人間型[[戦闘獣]](元地球人)<br />[[機械獣]](INFINITY)<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = [[所属::ミケーネ帝国]]<br />
| 役職 = 司令官<br />
| 称号 = 大元帥<br />
}}<br />
'''地獄大元帥'''は「[[マジンガーシリーズ]]」の登場キャラクター。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[兜甲児]]の駆る[[マジンガーZ]]との戦いの末に敗れ死亡した'''宿敵・[[Dr.ヘル]]が甦った姿'''。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
Dr.ヘルに似た風貌をした頭部に悪の独裁者を想起させるボディを持った戦闘ロボットの姿をしており、右腕が鋭利で強力なクローアームになっているのが特徴。頭部コックピットには、下半身を失い片目を失明させた<ref>テレビ版は左目であったのに対し、漫画版では右目にアイパッチを掛けている。</ref>ヘル本人の身体が収納されている<ref>当時のテレビマガジンにおいて、両手や下半身を失ったヘルの遺体を載せたグラビアが載せられている。</ref>。<br />
<br />
生粋の武闘派である[[暗黒大将軍]]に比べると、力押しの正攻法よりも情報収集や知略を駆使した頭脳派的な作戦を得意としている。また、科学者としての優秀な頭脳も健在であり、自らの技術を惜しみなく導入して開発した兵器を用いて、憎き甲児だけでなく[[剣鉄也]]の駆る[[グレートマジンガー]]をも何度も窮地に陥れている。<br />
<br />
なお、テレビ版において[[マジンガーZ (TV)|前作]]のDr.ヘル時代と声が違っていたが、スパロボシリーズではDr.ヘルと同じく富田耕生氏が声の担当を務めている。また、登場する作品によって、その姿は[[戦闘獣]]であったり[[機械獣]]であったりと若干設定も異なっている。<br />
<br />
=== 劇中の様相 ===<br />
==== TV版 ====<br />
暗黒大将軍の死後、'''戦闘獣に改造される形'''で蘇り、[[闇の帝王]]直々に[[ミケーネ帝国]]の大幹部の後任に選抜される形で登場。『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』本編における実質的な[[ラスボス]]となる(闇の帝王は、最終的に眠りについている)。<br />
<br />
[[あしゅら男爵]]や[[ブロッケン伯爵]]といった心許せる部下を失い、自身も一度は敗れて命を落とした影響なのか、前作に比べると人間味のある面は失われており、冷酷非道な作戦を躊躇無く実行に移そうとする。一方で、七大将軍達に対し「ミスを犯した者は直ちに処刑」と容赦の無い恫喝を行っているが、あくまでもそれ位の覚悟で挑むよう言い渡しているだけで、最終決戦に至るまで誰も処刑していない。ただし、[[マジンガー]]に対する恨みは前作よりも増していると言え、特に甲児がマジンガーZと共に復帰した直後は、その怒りからマジンガーZを模した等身大の人形を用意して、怒りの咆哮を挙げながら破壊する事で気を鎮めようとした程である。<br />
<br />
飛行訓練や戦闘獣との戦いにおける様子から、鉄也が甲児に逐一反発している事実に気付いた結果、一気に両者を叩く好機であると判断し、マジンガーZとグレートマジンガーを分断させた上で叩く作戦を考案。ミケーネ軍の総力を挙げ、自らも[[無敵要塞デモニカ]]に搭乗して陣頭指揮を執る形で出撃する。作戦は成功し、特に鉄也の方は瀕死の重傷を負わせる形で追い詰めていき、回収しようとしていたグレートブースターも破壊してあと一歩の所までいったのだが、自らの身を挺する形で[[科学要塞研究所]]の司令部を[[特攻]]させた[[兜剣造]]の決死の行動に阻まれる。それでも弱気になっていた部下達を叱咤して反撃に転じようとしたが、そこを駆け付けた甲児のマジンガーZに要塞内部へと突入され大被害を受けてしまう事になり、最後はマジンガーZとグレートマジンガーに加え、[[ビューナスA]]、[[ダイアナンA]]によるマジンガー軍団の総力を挙げた同時攻撃によって、デモニカは完全に破壊。自身も爆発に巻き込まれ、死亡した。<br />
<br />
==== [[漫画|漫画版]] ====<br />
永井豪氏の漫画版では、一貫して「戦闘獣になったDr.ヘル」として描かれる。頑健な身体を手に入れた影響か、たまに「俺」という一人称を使う。また、人質をとり鉄也にグレートの武装解除と決闘を要求し、鉄也がそれに応じれば素直に人質を解放したりと、潔い一面も垣間見せている。<br />
<br />
率いていた戦闘獣部隊が科学要塞研究所の自爆で全滅した結果、戦闘獣としての姿で決戦に挑み、右腕のクローアームと[[超合金ニューZ]]をも容赦なく溶かしてしまう[[地獄王ゴードン]]のような火炎竜巻ヘル・ファイヤー、ビームやミサイルを無効化するバリヤーマント等を駆使してマジンガーチームを苦しめたが、最後はグレートのサンダーブレードで頭部を貫かれ、力及ばず敗れた。<br />
<br />
[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作氏の漫画版]]でも「戦闘獣になったDr.ヘル」として描かれる。着任早々、戦闘獣を将軍たちに無断で出撃させ、それに異を唱える彼らを恫喝し、前作以上の傲慢さを発揮した。しかし、大胆かつ苛烈な戦略で科学要塞研究所の破壊と[[東京]]占領を成し遂げており、部下たちの尊敬と忠誠を獲得する。<br />
<br />
==== [[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]] ====<br />
闇の帝王=遥か過去に[[タイムスリップ]]したDr.ヘルという設定の本作だが、ダブルマジンガーとの決戦に地獄大元帥のボディで前線に立つ。本作での動力源は[[光子力]]によるものになっており、当初は高出力の光子力エンジンを建造できなかったが、本拠地に潜入した[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|甲児]]と闇の帝王が一瞬だけ接触した際に入手した情報を使用して建造している(甲児もこの時の接触により闇の帝王=Dr.ヘルと知ることになったが…)。<br />
<br />
サイズ上はマジンガーZとほぼ同等。他の作品と違い、両腕が通常の腕になっていたり、髭やマントがその高出力によって発生したエネルギーによる産物という特徴が存在する。また闇の帝王が収まる頭頂部はパイルダーのように分離が可能。<br />
<br />
本形態での実際の戦闘描写は非常に少ないが、Dr.ヘルが習得していた[[武術・格闘技|機械道空手]]を駆使する戦闘を行う。とはいえ、魔神パワーの開放が進んだマジンガーZに及ばない事は十分承知しており(ただし第5段階の"変態"までは地獄大元帥の方が性能上は僅かに上だった)、真の狙いは正にそのマジンガーZ……甲児の搭乗により覚醒を惹起させられた'''[[マジンガーZERO]]と接触する事'''にあった。<br />
<br />
==== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ====<br />
本作では'''Dr.ヘルの搭乗する機械獣'''。[[INFINITY]]の眼前にて甲児のマジンガーZと対決する。<br />
<br />
「超合金ニューZを貫通する溶解弾」によってマジンガーZを[[劇場版マジンガーシリーズ|ボロボロの状態にまで追い詰める]]が、[[兜シロー|シロー達]]統合軍の部隊が鉄也とグレートの救出に成功すると状況は一転、3人の[[合体攻撃]]を受けて追い込まれる。しかしバードスの杖にコピーしたグレートの起動コードを用いてINFINITYへのドッキングを敢行した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
TV版設定では戦闘では専ら[[戦艦]]類の機体に搭乗しての参戦であり、暗黒大将軍や[[7つの軍団|七大将軍]]の様に「地獄大元帥」個人としてユニットが出撃したことは無い。『X-Ω』では『真マジンガーZERO』設定での参戦となり、敵ユニットとしても登場する。<br />
<br />
なお、SRWでは、顔グラが戦闘獣の方の顔になっているが、前述でも説明してある通り、あくまで「'''地獄大元帥 = 頭部に収納されているDr.ヘル'''」である。恐らく地獄大元帥そのものがユニットとして登場しないための処置だと思われる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:Dr.ヘルは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では明確に死亡した描写はないが、どうやら一度死亡していたらしく<ref>メディアファクトリー『第2次スーパーロボット大戦α 完全攻略ガイド』(562頁)では、『[[α外伝]]』から『第2次α』の間で[[ロンド・ベル]]に敗れるというストーリーの構想が語られている。</ref>、原作同様にミケーネの重鎮として[[無敵要塞デモニカ]]に乗ってくる。自軍部隊からは完全にDr.ヘルとして扱われる。<br />
:なお[[ゴーゴン大公]]の言によると、諜報軍がヘルの死体を回収したという報告は認識していたが、その亡骸に改造を施した情報までは把握しておらず、生きている事に驚いたリアクションから、誰もヘル=地獄大元帥とは知らなかったようである。更に原作ではゴーゴンが死んだ後に復活した為絡みが無かったが、本作ではゴーゴンを側近に指名し、見事に抹殺した。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:生存しており、[[竜魔帝王]]の側近を務める。[[兜甲児|甲児]]達も生きていたことにかなり驚いていた。決戦後敗走し、「切り札」として捕らえていた[[イルイ・ガンエデン]]を持ち出そうとするも同じくイルイを狙っていた[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の強襲に遭い死亡。しかし[[地球]]を愛していたがゆえに最期は[[αナンバーズ]]にムゲの居場所を教え、事切れた。…が、その後よりによって[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]の手によって甦り、復活ボス軍団の一員として立ちはだかる(皮肉にも彼はムゲのせいで1度死んだのだが)。<br />
:余談だが、彼はαシリーズ内で3回死んで2度生き返っている。最後の決戦の時は『第2次α』以上にヘル扱いされ、最期を目の当たりにした甲児から「Dr.ヘル」と呟かれる。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:音声初収録。原作の神弘無氏が既に故人のため、[[Dr.ヘル]]役の富田耕生氏が[[代役]]を担当。ただし新規収録は行われておらず、Dr.ヘルとしてのボイスをそのまま流用している。<br />
:序盤から[[暗黒大将軍]]とタッグで登場し、Dr.ヘル時の部下である[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]も同時に登場している。第1部の顔見せでは[[飛行要塞グール]]に乗っていたが、[[バードス島]]での最終決戦では[[万能要塞ミケロス]]を駆って挑んでくる。<br />
:なお、リメイク前の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』ではDr.ヘルとして登場しているが、[[剣鉄也]]からは地獄大元帥と呼ばれていた。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[暗黒大将軍]]と共にミケーネ帝国を率いる。ミケーネ勢最後の1人として[[量産型グレートマジンガー|量産型グレート]]を造った。が、[[剛健太郎]]を人質に取るという非道な作戦を敢行したため、甲児達の怒りを高めてしまい敗北。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:『INFINITY』設定。Dr.ヘルの機体としては[[イベント・演出でのみ登場するメカ|マップアイコンのみの登場]]。<br />
:[[INFINITY]]のグラフィックでも確認できる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:初登場作品。甲児が本編中で初めてマジンガーZに乗るというストーリー上からか、Dr.ヘルとしては認識されていない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年7月のイベント「光の先に」において『真マジンガーZERO』設定で初登場。『第3次α』以来の久々の登場となる。<br />
:従来の作品ではパイロットとしての登場だったが、『真マジンガーZERO』設定となったことで敵専用の[[生身ユニット]]としても登場する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『INFINITY』設定。『T』同様にマップアイコン、および[[INFINITY]]のグラフィックにのみ登場。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;雷撃(なぎ払い)<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[加速]]、[[ド根性]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L9、[[闘争心]]、[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L3、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[底力]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[底力]]L8'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;命中率+20%、攻撃力+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[闇の帝王]]<br />
:主君。<br />
;[[暗黒大将軍]]<br />
:原作では対面してないが、SRWでは作品によっては同僚として共演する。<br />
;[[ゴーゴン大公]]<br />
:同じく原作では対面しなかったが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではDr.ヘル時代に裏切られた恨みを晴らした。<br />
;[[7つの軍団|七大将軍]]<br />
:部下たち。<br />
:桜多吾作氏の漫画版では「かつての無能な部下たち」と一緒くたに扱い反感を買うが、実力を示したことで尊敬と忠誠を得る。<br />
;[[アルゴス長官]]<br />
:[[暗黒大将軍|前任者]]とは異なり、対立も信頼も築くことのない冷めた間柄。<br />
:桜多吾作の漫画版では、彼を「間抜け」呼ばわりした。<br />
:『第2次α』ではゴーゴン大公を謀殺しているが、自分を見捨てるよう命令した彼には何もしなかった。<br />
;[[ヤヌス侯爵]]<br />
:アルゴス長官よりも厚遇する。<br />
;[[兜甲児]]<br />
:仇敵その1。<br />
;[[剣鉄也]]<br />
:仇敵その2。<br />
;総理大臣([[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]])<br />
:SRW未登場。[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版『グレートマジンガー』]]における[[日本]]の総理大臣。大元帥の方では総理大臣を「日本政府の最高責任者」と見なしており、科学要塞研究所と所属ロボットの破壊を要求した。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ダイナミック系 ===<br />
;[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]<br />
:Dr.ヘルの頃の部下で、『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では部下として登場。<br />
:桜多吾作氏の漫画版では、「無能な部下」呼ばわりする。<br />
;[[ブライ大帝]]<br />
:複数の作品で同盟関係にある。<br />
;[[竜魔帝王]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では彼の部下になる。<br />
;[[フローラ]]<br />
:『第3次α』では部下。捨て駒扱いにするが、彼女の[[特攻]]を受ける。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[プリンス・ハイネル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では同盟関係。地底城での決戦で共闘する。<br />
;[[剛健太郎]]<br />
:『A』で地底城の工場を破壊しようとした剛博士を捕えて人質にする。<br />
;[[シャピロ・キーツ]]<br />
:『第3次α』では共闘するが、最終的には彼に死に追いやられてしまう。<br />
;[[ムゲ・ゾルバドス]]<br />
:『第3次α』にて彼に復活させられる。本作では元々彼の部下であるシャピロに殺されたのに、彼に復活させられてしまうというのは、何とも皮肉な話である。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[イルイ・ガンエデン]]<br />
:『第3次α』では彼女の力を狙った。<br />
;地獄大元帥([[偽者]])<br />
:SRWオリジナル設定の影武者。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ミケーネルートでのみ登場し[[αナンバーズ]]を罠に嵌めるが、本物が持つ禍々しいまでの怨念が欠落している為、甲児と鉄也には見破られてしまった。本物と大差ない能力を秘め、[[万能要塞ミケロス]]を駆って出陣する。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
==== [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] ====<br />
;「…その顔よ! 手にした勝利が逃げていく事に絶望する貴様達が見たかったのだ!」<br />
:第42話「恐怖! 日本制圧作戦-後編-」より。二重三重の罠を仕掛け、上記の台詞で[[弓弦之助|弓]]・[[早乙女博士|早乙女]]両博士の救出作戦に苦慮する[[αナンバーズ]]を嘲笑した。Dr.ヘル時代よりも陰湿かつ偏執的になった事を示す発言だが、この直後に[[クストース|思わぬ助っ人]]が介入した事で、前述の言葉が皮肉にも自らに返る事態となる。<br />
;「ワシの復讐の対象は兜甲児や剣鉄也だけではない…裏切り者の貴様もその一人だ!」<br />「言い訳は地獄のブロッケン伯爵の前でするがいい!」<br />
:第43話「スーパーロボット軍団、怒りの大反撃!!」より。ゴーゴン大公に積年の恨みを爆発させた瞬間。この後、命乞いをする彼へαナンバーズ殲滅を条件に許す旨の台詞を吐くが当然、彼の敗北を見越した上での発言である事は言うまでも無い。何れにせよ、Dr.ヘルの復讐のひとつは完遂する事となる。<br />
;「ば、馬鹿な…!? 奴らの力がワシの計算を上回るとは…!」<br />「お、おのれ…兜甲児! 剣鉄也! 貴様らを倒すまでワシは……ワシは!!」<br />
:第47話「激突! ミケーネ帝国-後編-」or第51話「抗う力は我にあり-後編-」での撃墜時に於ける怨み節。より悪辣になったとは言え、「計算」云々というDr.ヘル時代からの負け惜しみを口にする辺り、根本的には変わっていない事を証明した台詞だが、怨嗟の言葉すら言い終えない内に[[無敵要塞デモニカ|デモニカ]]は爆散、地獄大元帥は『第2次α』の舞台から姿を消す。<br />
<br />
==== [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] ====<br />
;「見ているか!あしゅら、ブロッケン!このワシがついに兜甲児とマジンガーにとどめを刺す時が来たのだ!」<br />
:第46話地上ルート「さらば父よ、戦士達の旅立ち」にて。<br />
:Dr.ヘル時代の部下である彼らの名を出す辺り、やはり根本的な部分は変わらない。そして、マジンガーにとどめを刺そうとしたその時、[[科学要塞研究所]]のコントロールタワーが分離し…。<br />
;「だが、[[異星人]]に地球人の祖先が造り上げたシステム…[[ガンエデン]]を渡すのも腹立たしい…」<br />「貴様らには[[ムゲ・ゾルバドス]]帝国の秘密基地の場所を教えてやる…」<br />「勘違いするな…。ワシはただこの星を愛し、他の誰にも渡したくないだけだ…」<br />「奴らはアステロイドベルトのポイント1204にいる…」<br />「そんなものは要らん…。ワシはこの地底帝国と共に朽ちていく身だ…」<br />「兜甲児、剣鉄也よ…。先に地獄で待っているぞ…」<br />
:同上、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]が[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]に拉致された後の場面より。最期は地球を愛する者としてのプライドから、間接的にムゲに反発してみせた。<br />
:こうして地底帝国の崩壊と共に地獄大元帥、そして『[[スーパーロボット大戦α|α]]』から続いたDr.ヘルとの長きに渡る因縁も幕を閉じた…はずだったが、よりにもよってこの後その[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]の手で復活する事になる。<br />
:なお、『30』でもDr.ヘルが('''後で再登場する事も含めて''')同じような事をしている。<br />
;「異星人に利用されるのはシャクだが…貴様をこの手で地獄に落とせるなら構わぬ…!」<br />「しかし、こうなった以上は避けられぬ戦いよ。今一度勝負だ、兜甲児!」<br />
:第48話地上・宇宙ルート「失われた者たちへの鎮魂歌」にて採用予定だったと思われる兜甲児との戦闘前没台詞。何らかの手段を用いてフラグを設定すれば発生する。ちなみに他にも帝王ゴール、竜魔帝王、ダリウス大帝にも同様の没会話が用意されていたらしい。<br />
:敵視していたムゲに復活させられた地獄大元帥もといDr.ヘルだったが、彼なりにも折り合いを付け、再び甲児に戦いを挑む…といったシチュエーションだろうか?<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「フフフ…フ…そうだ…ここから始まったのだったな…兜…甲児…」<br />「フフフフ…ハハハハハハハ! 兜よ、会いに行ってやるぞ、ハァーッハッハッハハ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第12話「明日なき総力戦」より。バードス島での最終決戦に敗れ、地獄大元帥=Dr.ヘルは冥府での[[兜十蔵|十蔵博士]]との再会を口にしながら、兜一族との因縁の始まりの地であるバードス島に散った。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[無敵要塞デモニカ]]<br />
:『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』劇中で搭乗。<br />
<br />
;[[INFINITY]]<br />
:『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』劇中にて、制御ユニットにしていた[[グレートマジンガー]]が救出されたため、代わりに地獄大元帥を制御ユニットにする形で搭乗。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[飛行要塞グール]]<br />
:<br />
;[[万能要塞ミケロス]]<br />
:<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しこくたいけんすい}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=475120
グレンダイザー
2024-03-03T01:55:06Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|UFOロボ グレンダイザー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = フリード星防衛用[[スーパーロボット]]<br />
| 全長 = [[全長::30 m]]<br />
| 重量 = [[重量::280 t]]<br />
| 動力 = [[動力::光量子エネルギー]]<br />
| 出力 = [[出力::180万馬力]]<br />
| 装甲材質 = [[宇宙合金グレン]]<br />
| パイロット = [[パイロット::デューク・フリード]]<br />
}}<br />
'''グレンダイザー'''は『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
フリード星の守り神として、フリード星の科学力を結集して造られた[[スーパーロボット]]。支援戦闘[[円盤]][[スペイザー]]と[[合体|ドッキング]]し、円盤型になる。ボディは[[宇宙合金グレン]]製、エネルギー源は光量子を使用している。<br />
<br />
原作第2話での[[宇門源蔵|宇門博士]]と[[デューク・フリード|デューク]]の口振りから「[[ベガ星連合軍]]が造った機体を捕虜となっていたデュークが奪った」という異説もあるが、その前後の幾つかの描写や設定と矛盾する為、現在では「'''グレンダイザー=フリード星の守り神'''」というのが正式な設定として定着している。<br />
<br />
スペイザーとの合体が前提である為、背中に[[飛行]]装備がなく、単独での飛行が不可能。だが、ジャンプ力は350mという凄まじい数値である。<br />
<br />
合体方式はグレンダイザーがスペイザーの中にすっぽりと入り込むという、一風変わったものになっている。しかし、その為合体時は使えない武器も多く、その他様々な弱点を克服するために三つの地球製スペイザーが開発された。<br />
<br />
操縦できるのはフリード星王家の者だけであり、それ以外の者は乗れないどころか自動防衛機能によって近づくと攻撃されてしまう。当初のデュークは戦いを望まない一方で、ベガ星の侵略から[[地球]]を守るためには自分がグレンダイザーに乗って戦うしかないことに葛藤し、苦しんでいた。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
桜多吾作氏の漫画版においては、元々は地球人とベガ人の祖である「シグマ文明」の守護神であり、もしも人間が地球を破滅の危機に陥れることがあれば、人類を滅亡させて地球を守るようにプログラムされていたことが語られている。<br />
<br />
最終話ではベガ大王による地球の核爆弾の誘爆作戦と、それを迎撃しようとした各国の核ミサイル発射を受けて、人類を滅ぼすことを選択。<br />
地球の断層を破壊して地球人類の文明を壊滅させ、デュークと[[グレース・マリア・フリード|マリア]]<ref>地中に潜るグレンダイザーを[[ドリルスペイザー]]で追いかけて搭乗している。</ref>をコールドスリープさせて永い眠りについた。<br />
<br />
=== [[小説]]『スーパーロボット大戦』 ===<br />
TV版[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]&[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターシリーズ]]の後日談を描いた[[小説]]『スーパーロボット大戦』(著:団龍彦)では既に[[デューク・フリード|デューク]]がフリード星に帰還していたため、登場しないと思われていたが、第2巻のラストで黒幕である[[闇の帝王|ギャラハン]]が着こんでいた鎧の中身として姿を見せるという衝撃的な登場を果たした(ご丁寧にも、この時の挿絵は見開き2ページである)。<br />
<br />
事の真相は、未来の世界において[[地球]]の危機にグレンダイザーで駆けつけたデュークの子孫、'''シオン・フリード'''がギャラハンと対決して敗れ、グレンダイザーはそのまま奪われてしまったというものだった。ちなみに、ギャラハンの正体の特性上、グレンの自己防衛機能は役に立たなかったようだ(尤も、[[剣鉄也|鉄也]]や[[神隼人|隼人]]は防衛機能を言及して奪われた可能性を否定した[[兜甲児|甲児]]に対して'''「そんなもの、どうにでもなる」'''と全くあてにしていなかった)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
SRWでは[[スペイザー]]とのドッキング形態は[[変形]]扱いである。また、スペイザー抜きでの単独[[飛行]]が可能な作品も一部ある。地球製スペイザーとの合体は『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[変形]]、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[合体攻撃]]の戦闘演出、その他は[[合体]]となっている。<br />
<br />
デューク以外に[[乗り換え]]できるのは同じフリード王家の人間である[[グレース・マリア・フリード]]のみ。作品によってはデューク専用。<br />
<br />
グレンダイザーの全長30mというのは、SRWだと[[サイズ]]的にMかLか微妙なライン。基本的にはMであることが多いが、一部作品ではLの場合がある。<br />
<br />
なお、宇宙から飛来した「UFOロボ」「宇宙の王者」の異名に違わず、並居る[[スーパーロボット]]達の[[宇宙]]適性が軒並みB相当にされていた初期の頃から高い宇宙適応を持つ稀有な存在であった。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』に出演出来ていたらそれなりに重宝された可能性もあるが…。<br />
<br />
また自動防衛機能によってフリード王家の者以外は近づくことすら出来ない設定だが、SRWでは問題なく改造や強化パーツの取り付けが可能。作業中に大介やマリアが立ち会っているのだろう。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』まで[[マジンカイザー]]と同時に出てこなかったのは偶然であるとの説が有力。その証拠に『Z』では『UFOロボ グレンダイザー』のキャラクターである[[ルビーナ]]の[[没データ|没ボイス]]にカイザーの技を叫んでいるのものが存在している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。FC版では三大スペイザーも変形扱いとなっていた。射程1の武器しかない上攻撃力も命中率も他形態と比べて特別いいというわけではないためこの形態は余り使われない。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::第15話クリア後に追加される[[地球]]製スペイザーは変形扱い。しかし改造に[[バグ (ゲーム)|バグ]]があるので注意。今回のスペースサンダーは本形態専用武器。反重力ストームが低燃費のため雑魚戦もこなせるが、足の遅さとデュークが[[閃き]]を持たない事が難点。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:地球製スペイザーと[[合体]]が可能となった。攻撃力はマジンガー軍団で一番で、最強武器のスペースサンダーの消費ENが30と燃費も良い。ただしデュークに[[熱血]]がないのと、射程が短いのが欠点。後発作品のようにスペイザーと合体して弱点を克服したい。しかし、『第3次』ではサブパイロットは精神が使えないので大した強化にはならない。[[スーパーガンダム]]と同じレベル上げをサブパイロットに施せるので、いっそマジンガー系パイロットのレベル上げ専用機と割り切るのも手。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で使用可能。[[グレートマジンガー]]と同等の性能で、リューネ編ではゲッタードラゴンには及ばないものの高い火力を持つ貴重な存在。普段は反重力ストームでザコを散らし、強敵にはスペースサンダーで対抗しよう。本作ではスペイザーが基本形態になっている。また、今回は三大スペイザーが登場しない<ref>正確には名前のみ登場するが、グレート修理のためにパーツを抜き取られたため運用ができない。</ref>ので合体は出来ない。だがそのためなのか、本作では上記の設定を無視して'''グレンダイザー形態でも飛べる'''。スペイザーの立場が…。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:中盤から参戦。[[マジンガー]]系ではスペイザーとの合体もあってかろうじて終盤まで通用するが、火力はスーパー系の中では強いといえないので、スペースサンダーの改造はしておきたい。それでもマジンガー系お得意の[[鉄壁]]と[[必中]](または集中)による囮戦法は終盤まで有効。本機を使いこなすか否かで終盤の難易度が大きく変わると言えよう。EXよりも反重力ストームの燃費が悪化しているため、通常戦闘ではダブルハーケンか[[ドリルスペイザー]]の武器を使うといい。ダブルスペイザー及びドリルスペイザーのビーム兵器は燃費、射程共に優秀で改造しておけば反撃効率がグッと増す。<br />
:本作でもダイザー単独で飛行可能だが空適応はBなので、地球製スペイザーと合体させれば空Aとなり実質能力の底上げになる(本家スペイザーへの変形ではやはり空B止まり)。なお陸はデュークの適性がBのせいで結局B止まり。<br />
:何故かスクリュークラッシャーの威力がグレンダイザー全形態の中で最も低い(というか本形態のみ他より低い)ため、基本的には変形ないし合体した方が強い。<br />
:なおシナリオ「ビヨン・ザ・トッド」で、[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が搭乗できるユニットが無いと、本機と[[Ζガンダム]]を爆破して逃げ出すため、次のシナリオで出撃できなくなる。…スペースサンダーで攻撃されなかったのだろうか?<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::装甲値が100アップした他、地形適応も空がBからAに、海がDからBにそれぞれ上がっている。デューク自身の地形適応が全てAになった事もあり、使い勝手が良くなった。<br />
::火力面の強化も著しく、ショルダーブーメランは200、ダブルハーケン・反重力ストーム・スペースサンダーに至っては400も向上している。相変わらずスペースサンダーの燃費が悪いが、ダブルハーケンの強化のおかげで通常戦闘がとても楽になった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:ダイザーは『F』には登場しなかったため、リメイクされた本作ではマジンガーやグレート以上にテコ入れがされている。『第2次』では三大スペイザーとの合体がカットされ、『第3次』ではサブパイロットの精神コマンドを使用できるようになり、『EX』では変形or合体しないと飛行不可に変更。ショルダーブーメランとスクリュークラッシャーにはP属性が付与されており、概ね「もし『F』にグレンダイザーが参戦していたら」という性能に調整されている。<br />
:性能的には一長一短といったところ。サブパイロットの精神を使えるようになった事や、P属性の付与は素直に喜ばしいが、スペースサンダーの燃費が極端に悪化しているという大問題がある。反重力ストームの燃費も悪化している他、何故かENも240から220に下げられており、考えなしに使っているとあっという間にガス欠を引き起こす。そのくせひびき洸と違ってデュークが熱血を覚えないという点は変わっておらず、サブパイロットで補おうにも終盤は出撃枠がキツい…と悩ましいものがある。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:今回は[[乗り換え]]不可。[[特殊能力]]に'''ダイザーフルパワー'''が追加され、火力の面でマジンパワーがあるZとグレートに見劣りしなくなった。各種スペイザーとの[[合体]]は[[合体攻撃]]での演出になった。特殊トライチャージもあるため、小隊は各種スペイザーと組むのが無難。対雑魚、対ボスから援護まで何でもこなせる万能機体だが、離脱期間が長く、正式参戦が遅いのが欠点。<br />
:なお、セツコルートで敵として登場する際は空適応がBにもかかわらず空中にいるせいで命中率が低め。とは言えランダムで[[必中]]がかかるため、その時は注意したい。<br />
:今回のダブルハーケンは自分と攻撃する相手の地形によって別物とも言えるほど演出が変わる(後述参照)ので必見。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:スーパー系が少ない宇宙での主力。攻撃力がZ、グレートより低いが、ダブルハーケンの燃費の良さが売り。ダブルハーケンは気力が120必要なので、普段はスクリュークラッシャーパンチで戦う事になる。どちらもENを消費するので、少しは手を加えておこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:攻撃力がグッと上がって、燃費はそのまま。嬉しい限りだが、何があったのか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:今回は第1部で地上編を通った場合、[[キリカ]]を追って降りてくる少しの間使用可能。すぐ[[宇宙]]に帰るがここでの改造は第2部に引き継がれる。第2部では最初からおり、この一時離脱を除いて最後まで使用可能。[[ベガ大王]]との決戦ではスペイザーからの発進ムービーも用意されている。<br />
:特に第2部では火力不足&耐久力命の本作における貴重なダメージソース。武器攻撃力自体はスーパー系にしては高くないが、宇・月Sで、燃費も良好、変形は移動力が上がる上に戦闘もこなせると、およそ必要な物が濃縮された優良機体。<br />
:機体性能と第2部の環境、改造引き継ぎの仕様の結果、第1部の地上ルートでグレンダイザーをフル改造すると第2部の序盤はグレンダイザーを突っ込ませれば無双して楽々攻略できる。速攻攻略とボス撃破で[[集中力]]や精神力+15などの強力なスキルやパーツ、[[熟練度]]獲得にも直結するので、第2部の難易度の鍵を大きく握る。第2部で楽をしたいなら地上ルートを通り、最低でも武器くらいは改造しよう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:中盤に登場。[[マジンガー]]系では最も堅いが、攻撃力のシステムバランスが基本的に「当たったら負け」レベルなので、あまり頼りにはならない。運用する場合は豊富な[[合体攻撃]]を生かして攻めに専念すべき。ただし地球製スペイザーと合体中は基本性能が向上する反面、合体攻撃ができなくなるので要注意。<br />
:本作ではLサイズ。宇宙でも地形適応が高いため後半戦でも渡り合える部類。またデュークが[[魂]]を修得するため、マジンガー系で最も重い一撃を撃てる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::本作では装甲の初期値はかなり高いが8段階しか改造できないため伸び代が少ない。とはいえ、フル改造でマジンガー同様ダメージ30%カットがつくので充分硬くなれる。また、地球製スペイザーとの合体で二人乗り+パーツスロット4+スペイザー側のカスタムボーナスも有効+武装追加で燃費や射程が多少改善、と大幅に強化可能。きっちり投資するかどうかで使い勝手が全面に渡って大きく変わる。適性フル改造費用は両方を合わせて85万程度で、2機分の改造費としては非常に経済的。とはいえ大金であることに変わりは無いので、1周目から主力で、と言うのは少々難しいだろうか。機体・武器共に空・宇適性Sボーナスを入手出来るダブルスペイザーが特に魅力的だが、参入が遅すぎるのが難点。<br />
::戦闘アニメは『MX』のもの+アレンジ。最強武器のダブルハーケンは、トドメ演出にダブルハーケンストーム(MX)のフィニッシュカットが使用されている。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:中盤に登場。本作もLサイズ。マリアが乗る事も可能で、カットインも存在する。デュークを乗せれば[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が使える。<br />
:マジンガー系パイロットの数が豊富であり、各種スぺイザーに乗せて合体すると様々な掛け合いセリフが見られる。<br />
:合体攻撃の燃費が落ちたため、三大スぺイザーとの合体をメインで運用する方が活躍しやすい。敵の攻撃が激しい本作では、二人乗りを生かし[[鉄壁]]を連発できる事がかなりのアドバンテージになる。<br />
:一方本作の[[マジンパワー]]は強力で、それらの無いダイザーは[[マジンガーZ|Z]]と[[グレートマジンガー|グレート]]に火力で一歩劣る調整となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:本作は[[合体攻撃]]が初採用され、[[マジンガー]]系は合体攻撃が豊富なので強力。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:今回は、スーパー系第1話がグレンダイザーの原作第1話同然の為、序盤から使用可能。火力、装甲共に文句無く強力だが、パイロットの[[デューク・フリード|デューク]]が[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えない為、ボス戦では自分から攻撃しづらいか。一応、[[精神コマンド]]の問題は[[ダブルスペイザー]]との合体で解決可能であるが、最強の[[合体攻撃]][[ファイナルダイナミックスペシャル]]や他の合体攻撃も使えなくなるので一長一短。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」にて実装。SSRディフェンダー。同イベントシナリオではファン待望の[[マジンカイザー]]とのクロスオーバーも果たした。<br />
:後に大器型SSRシューターが追加され、2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。<br />
:2020年9月に極型SSRファイターが追加。<br />
:その他、2017年1月のイベント「いつもと違う、わたしとあなた」の報酬ユニットでマリア搭乗のシュータータイプ(R・SR・SSR)が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2019年12月に追加された序章ワールド5より登場。防御・命中タイプ。運動性は従来のシリーズのように低いのだが、今作では攻撃力も非常に低い。<br />
:シナリオ面では豊富な武装や強さが描かれているが、訓練用の機体である[[スレイプニール]]よりも火力が低く、アタッカーにはとてもではないが向かない。<br />
:強固な装甲で敵の攻撃を凌ぎ注意を引きつつ、射程が3と長めの通常攻撃のショルダーブーメランで反撃し、ブレイクゲージの削りやSSRのデバフを狙う運用が良いだろう。加えてイベントではデバフ持ちの敵が多く、自慢の装甲が弱体化してしまうのも逆風。それでもスペックを上げるなら、R武器のハンドビームかショルダーブーメランをSSR+へ昇格をした方が良い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;パンチ<br />
:『[[X-Ω]]』でのディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ダイザーパンチ<br />
:グレンダイザー版[[ロケットパンチ]]。腕を回転させながら放つ。射出後にスクリュークラッシャーに変更可能。<br />
:長らく採用されなかったが、『DD』でスペースサンダーの演出に組み込まれた(後述)。<br />
:;スクリュークラッシャーパンチ<br />
::腕のクラッシャー部分(歯車状の紋様)を前方に展開し、回転させながら撃ち出す。飛ばさずにクラッシャー部分を回転させることで地中を掘り進むこともできる。が、SRWで移動タイプが地中になったことは無い。<br />
::『DD』では打撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「必殺技威力・照準値アップII」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップII」。<br />
:;スクリューパンチ<br />
::クラッシャー部分を半展開させて、回転させながら打ち出す。単独武装としては未だに登録されていないが、『Z』のマリンスペイザーストーム、『DD』のダイザーコンビネーションアタックで使用している。<br />
:<br />
;ダイザービーム<br />
:両眼部から発射されるビーム。<br />
:SRWでは『DD』シナリオ上のイベントでのみ使用されており、武装として未採用。<br />
;ハンドビーム<br />
:手の甲から発射する三条の光線。温度は4万度。マジンガーZの光子力ビームの2倍の威力を持つ。<br />
:企画段階ではミサイルになっていた。<br />
:スーパー系のビームは大抵[[ビーム兵器]]扱いではないが、グレンダイザーも例外に漏れない。ただ、『CB』のみビーム属性が付いていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では移動後に使用可能なトライチャージ武器。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。珍しく原作でよく使われた甲高い効果音が流れる。<br />
:『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「[[ガード]]I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
;反重力ストーム<br />
:胸部から無重力場を発生させる光線を放つ。本来は光線自体に攻撃力はあまり無く、相手を宙に浮かしてから光線を中断して重力によって落下させてダメージを与えるのだが、旧シリーズを筆頭に光線で直接ダメージを与えていることが多かった。<br />
:機能こそ異なるが、部位的にはブレストファイヤーにあたる武器であり、合体攻撃のマジンガートルネードでそれを実感出来る。熱線系の武装ではないためダブルバーニングファイヤーには使用不可。<br />
:SRWでは必殺技と呼べるほどの威力を持つことは少なく、やや扱いに困る武器だったが、一部作品では強力な合体攻撃の使用武器となるため改造推奨な事もある。<br />
:『X-Ω』では通常ディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。原作同様に相手を宙に浮かせて重力落下によってダメージを与える。メインアビリティは「無重力場」で照準値が増加する。被ダメージを軽減する。必殺技命中時、相手の攻撃力を減少させる。斬撃・特殊属性の通常攻撃と必殺技のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。初期威力は低いが、効果・待機アクション数・使用回数共に使い勝手のいい性能。<br />
;スペースサンダー<br />
:角で発生させたエネルギーを電撃として発射する。企画段階では「サンダーフォーカス」名義だった。<br />
:90年代のうちは最強武器だった。[[射程]]1P武器、長射程非P武器、中射程P全体攻撃と作品によって扱いがバラバラ。<br />
:『X-Ω』ではシューター・[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。本作では両腕のダイザーパンチで攻撃した直後にスペースサンダーで攻撃する連続攻撃で、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]のロケットパンチ・コンビネーションに近い物になっている。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー」で、自分のアクション毎に攻撃力・照準値が増加する。被ダメージを軽減する。スペースサンダー命中時、運動性が減少する弱体効果を敵ユニットに付与し、自分に「[[根性]]」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃・防御(防御・命中)」。<br />
;鎌<br />
:両肩に装着した三日月型の刃。<br />
:;ショルダーブーメラン<br />
::鎌を飛ばす。有効射程距離12km。肩から射出するか手で投げるかのバリエーションがあるが、SRWでの演出は前者が多い。<br />
::『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「重装甲I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
:;シングルハーケン<br />
::鎌に柄が付き手持ち武器としたもの。<br />
::武装としては未実装だが、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でシングルハーケンで切ってからダブルハーケンに移行するという演出で採用された事はある。<br />
:;ダブルハーケン<br />
::2つのシングルハーケンを左右結合させ完成する武器。グレンダイザーを象徴する武器。射出時に2つ三日月を想起させる演出が逸品。投げても切っても強い。<br />
::[[旧シリーズ]]などの1990年代は無消費・低威力武器という扱い。SFC版『第3次』までは立ち絵で所持していたが、『EX』以降の戦闘アニメでは武器グラフィックが表示されることがほとんどなくなってしまった。『64』で武器グラフィックが復活。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』以降はエネルギーを消費する高威力武器という原作での活躍に見合ったポジションに置かれている(ダブルハーケンとスペースサンダーはとどめを刺した数は同じである)。<br />
::『Z』では地形によって演出が大きく異なり、地対地ではデュークの勢いあるカットイン、地対空ではスペイザーの機動力を活かした連携攻撃が付くが、空中から攻撃した場合は投げつけるだけだったり自由落下で斬るだけだったりと地味になってしまう。機体の空適応は陸より低いため、この演出差はダメージにも直結していたりする(ただし得意とする宇宙戦での演出も地味バージョン)。<br />
::『X-Ω』ではディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
::『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「フリード星の守護神」で、照準値が増加する。さらにHPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ダブルハーケンブーメラン<br />
:ダブルハーケンを投擲する。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。実装初期は「ダブルハーケンストーム」名義だったが、後に修正が入った。<br />
;ダブルハーケンストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で初実装。反重力ストームで敵を空に打ち上げ、ダブルハーケンブーメランで追撃を与える技。MXスタッフの『グレンダイザーの必殺技はダブルハーケンだ』という拘りから実装された技。<br />
:『X-Ω』では[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルとして採用。<br />
;ダイザーコンビネーションアタック<br />
:『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。飛び蹴り、スクリューパンチ。そして戻ってきた拳で相手を貫き、機体内でクラッシャーを回転させる。そこから更にダブルハーケンブーメラン、シングルダブルを使い分けたハーケンでの連続斬りに繋げ、トドメに反重力ストームで浮かせた敵に両拳のハンドビームの一斉射撃を浴びせる。<br />
:原作で行っていた珍しい攻撃演出を複数繋げた連続攻撃パターン<ref>[https://x.com/takanobuterada/status/1762826173548290431 寺田貴信の2024年2月28日のポスト]</ref>。<br />
:メインアビリティは「宇宙合金グレン」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。周囲4マス内の味方ユニットの防御力・照準値が増加する。斬撃・特殊属性全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。ダイザーコンビネーションアタック命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を1回復する。サブアビリティは「タイプ強化IV・ダメージ増加・ダメージ軽減(防御&命中)(デューク・フリード)」。<br />
<br />
====[[召喚攻撃]]====<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で特殊属性のSSR必殺技として登場。[[ダブルスペイザー]][[グレンダイザー (WS)|と合体]]、ハンドビーム→ダブルカッターの連続攻撃からスペースサンダーとサイクロンビームの一斉射撃に繋げる。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー(WS)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。ダブルスペイザーストーム命中時、敵ユニットの気力を減少させ、敵ユニットに「[[挑発]]」を発動する。斬撃・特殊属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。フィールド上に味方の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]、[[剣鉄也 (OVA)|剣鉄也]]のいずれかがいるとき、攻撃力・防御力・照準値が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV(攻撃&防御)(兜甲児、剣鉄也)」。<br />
:3章Part2ではダブルスペイザーにOVA版甲児が搭乗し、同シナリオ中でのみ甲児とデュークが掛け合う専用の戦闘ボイスが使用される。以降のダブルスペイザーは無人操縦という扱いになるため、武装の使用に関して甲児の出撃の有無は関係しない<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1608772927859879936 寺田貴信の2022年12月30日のツイート、Twitter]</ref>。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
作品によってどの合体攻撃が実装されているかは異なる。殆どの場合、[[スペイザー]]に[[変形]]すると使用できない。<br />
<br />
本来は、[[マジンガーZ]]は18mないしは25m、[[グレートマジンガー]]は25mの設定なので、30mのグレンダイザーは一回り以上大きいロボットなのだが、リアル頭身寄りの攻撃アニメーションでもマジンガーZやグレートと近いサイズに演出されがちになる。<br />
<br />
中威力の胸部光線、必殺技の斬撃武器と他のマジンガーとは武装のバランスが異なるため、同じ合体攻撃でも攻撃力の変動が起きることもある。<br />
<br />
==== マジンガー系 ====<br />
;ダブルマジンガーパンチ<br />
:マジンガーZ、グレートマジンガー、[[量産型グレートマジンガー]]、[[ミネルバX]]のいずれかと共に拳を撃ち出す。<br />
;トリプルマジンガーパンチ<br />
:ダブルマジンガーと共に拳を撃ち出す。<br />
;ダブルマジンガーブレード<br />
:マジンガーZかグレートマジンガーとの同時斬撃。<br />
;トリプルマジンガーブレード<br />
:ダブルマジンガーと繰り出す刃の技。グレンダイザーはダブルハーケンで攻撃に参加。マジンガー系3機の主役機による合体攻撃としては、SRWで最も登場頻度が高い。<br />
:『MX』では3体でのカットイン後スペイザーと合体し敵の上空に飛行、ダブルマジンガーブレードで串刺しにして持ち上げた敵をダブルハーケンの自由落下斬りで一刀両断する。<br />
;マジンガートルネード<br />
:反重力ストーム、マジンガーZのブレストファイヤー、グレートマジンガーのブレストバーンを同時に放つ。<br />
;ダブルライトニングバスター<br />
:グレートマジンガー、量産型グレートマジンガー、[[ブラック・グレート]]のいずれかの機体で可能。スペースサンダーとサンダーブレークを同時に放つ。<br />
;マリンスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[マリンスペイザー]]と合体して攻撃。海適応がSだが、海中に潜る敵は殆どいない。<br />
;ドリルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ドリルスペイザー]]と合体して攻撃。陸適応がS。<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ダブルスペイザー]]と合体して攻撃。空適応がS。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[ファイナルダイナミックスペシャル]]<br />
:ゲッターロボ系まで含めた、ダイナミック企画の各主役級ロボットによる合体攻撃。作品により機体の組み合わせが異なる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:SRWでは、[[スペイザー|フリード製スペイザー]]との合体は変形扱い。『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では地球製スペイザーとの合体も変形扱い。<br />
;[[合体]]<br />
:[[マリンスペイザー|マリン]]、[[ドリルスペイザー|ドリル]]、[[ダブルスペイザー|ダブル]]の各地球製スペイザーと合体する。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルスペイザーしか登場せず、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では合体攻撃の演出のみ。<br />
;[[マジンパワー|ダイザーフルパワー]]<br />
:『Z』で追加。[[マジンパワー]]と同じく、[[気力]]が130以上になると最終ダメージが1.25倍になる。<br />
;[[剣装備]]<br />
:ダブルハーケンで[[切り払い]]を発動する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:飛行できる場合でも陸の方が適応が高い事がある。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:大多数の家庭用作品。『DD』。<br />
;L<br />
:SFC版『EX』、『第4次』、『第4次S』、携帯機シリーズ、『X-Ω』。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[超合金Z]]<br />
:『[[第2次G]]』で採用。装甲+100。<br />
;受けるダメージ-30%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「とべ!グレンダイザー」<br />
:<br />
;「宇宙の王者グレンダイザー」<br />
:<br />
;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
:なお、歌詞に「科学と夢と情熱と '''[[日本]]の頭脳が'''生み出した」とあるが、グレンダイザーはフリード星で作られた[[スーパーロボット]]である。地球製のスペイザーも含めてならギリギリ間違ってないこともないが。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[スペイザー]]<br />
:フリード製スペイザー。<br />
;[[ダブルスペイザー]]<br />
:[[地球]]製スペイザー1号機。<br />
:;[[グレンダイザー (WS)]]<br />
::<br />
;[[マリンスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー2号機。<br />
:;[[グレンダイザー (MS)]]<br />
::<br />
;[[ドリルスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー3号機。<br />
:;[[グレンダイザー (DS)]]<br />
::<br />
;ウルトラサブマリン<br />
:アニメ第67話に登場。マリンスペイザーが潜れない深海でも活動可能になるグレンダイザー用水中バイク。SRW未登場。<br />
::<br />
;[[マジンガーZ]]、[[グレートマジンガー]]<br />
:グレンダイザーと合わせてトリプルマジンガーと称される。<br />
;[[偽グレンダイザー]]<br />
:ベガ星連合軍が開発したグレンダイザーの偽物。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[グレンダさん]]<br />
:グレンダイザーの擬人化キャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇場作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)における主役ロボ「ロボイザー」が原点とも言える存在。支援円盤との合体能力や搭乗者の名前など多くの共通点を持つ。<br />
*『UFOロボ グレンダイザー』の企画が立ち上がる前に『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッドマジンガー』の主役ロボ「ゴッドマジンガー」の腕はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチの原型になっている。<br />
*マブラヴの登場人物にグレンダイザーの髪型と名前をした紅蓮醍三郎が存在する。技の名前も反重力乃嵐(反重力ストームがモチーフ)、宇宙乃雷(スペースサンダーがモチーフ)。<br />
*マンガプロダクションがサウジアラビアの首都リヤドに、現地の企業と協力して全長33.7mの立像を制作。世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻としてギネス世界記録に認定された。(サイズだけなら2017年完成の[[上海]]の[[EVA初号機]]像の40mが勝るが、EVA像は片膝をついているので頭頂高は25mとなっている)<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:くれんたいさあ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=475119
グレンダイザー
2024-03-03T01:54:53Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|UFOロボ グレンダイザー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = フリード星防衛用[[スーパーロボット]]<br />
| 全長 = [[全長::30 m]]<br />
| 重量 = [[重量::280 t]]<br />
| 動力 = [[動力::光量子エネルギー]]<br />
| 出力 = [[出力::180万馬力]]<br />
| 装甲材質 = [[宇宙合金グレン]]<br />
| パイロット = [[パイロット::デューク・フリード]]<br />
}}<br />
'''グレンダイザー'''は『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
フリード星の守り神として、フリード星の科学力を結集して造られた[[スーパーロボット]]。支援戦闘[[円盤]][[スペイザー]]と[[合体|ドッキング]]し、円盤型になる。ボディは[[宇宙合金グレン]]製、エネルギー源は光量子を使用している。<br />
<br />
原作第2話での[[宇門源蔵|宇門博士]]と[[デューク・フリード|デューク]]の口振りから「[[ベガ星連合軍]]が造った機体を捕虜となっていたデュークが奪った」という異説もあるが、その前後の幾つかの描写や設定と矛盾する為、現在では「'''グレンダイザー=フリード星の守り神'''」というのが正式な設定として定着している。<br />
<br />
スペイザーとの合体が前提である為、背中に[[飛行]]装備がなく、単独での飛行が不可能。だが、ジャンプ力は350mという凄まじい数値である。<br />
<br />
合体方式はグレンダイザーがスペイザーの中にすっぽりと入り込むという、一風変わったものになっている。しかし、その為合体時は使えない武器も多く、その他様々な弱点を克服するために三つの地球製スペイザーが開発された。<br />
<br />
操縦できるのはフリード星王家の者だけであり、それ以外の者は乗れないどころか自動防衛機能によって近づくと攻撃されてしまう。当初のデュークは戦いを望まない一方で、ベガ星の侵略から[[地球]]を守るためには自分がグレンダイザーに乗って戦うしかないことに葛藤し、苦しんでいた。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
桜多吾作氏の漫画版においては、元々は地球人とベガ人の祖である「シグマ文明」の守護神であり、もしも人間が地球を破滅の危機に陥れることがあれば、人類を滅亡させて地球を守るようにプログラムされていたことが語られている。<br />
<br />
最終話ではベガ大王による地球の核爆弾の誘爆作戦と、それを迎撃しようとした各国の核ミサイル発射を受けて、人類を滅ぼすことを選択。<br />
地球の断層を破壊して地球人類の文明を壊滅させ、デュークと[[グレース・マリア・フリード|マリア]]<ref>地中に潜るグレンダイザーを[[ドリルスペイザー]]で追いかけて搭乗している。</ref>をコールドスリープさせて永い眠りについた。<br />
<br />
=== [[小説]]『スーパーロボット大戦』 ===<br />
TV版[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]&[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターシリーズ]]の後日談を描いた[[小説]]『スーパーロボット大戦』(著:団龍彦)では既に[[デューク・フリード|デューク]]がフリード星に帰還していたため、登場しないと思われていたが、第2巻のラストで黒幕である[[闇の帝王|ギャラハン]]が着こんでいた鎧の中身として姿を見せるという衝撃的な登場を果たした(ご丁寧にも、この時の挿絵は見開き2ページである)。<br />
<br />
事の真相は、未来の世界において[[地球]]の危機にグレンダイザーで駆けつけたデュークの子孫、'''シオン・フリード'''がギャラハンと対決して敗れ、グレンダイザーはそのまま奪われてしまったというものだった。ちなみに、ギャラハンの正体の特性上、グレンの自己防衛機能は役に立たなかったようだ(尤も、[[剣鉄也|鉄也]]や[[神隼人|隼人]]は防衛機能を言及して奪われた可能性を否定した[[兜甲児|甲児]]に対して'''「そんなもの、どうにでもなる」'''と全くあてにしていなかった)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
SRWでは[[スペイザー]]とのドッキング形態は[[変形]]扱いである。また、スペイザー抜きでの単独[[飛行]]が可能な作品も一部ある。地球製スペイザーとの合体は『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[変形]]、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[合体攻撃]]の戦闘演出、その他は[[合体]]となっている。<br />
<br />
デューク以外に[[乗り換え]]できるのは同じフリード王家の人間である[[グレース・マリア・フリード]]のみ。作品によってはデューク専用。<br />
<br />
グレンダイザーの全長30mというのは、SRWだと[[サイズ]]的にMかLか微妙なライン。基本的にはMであることが多いが、一部作品ではLの場合がある。<br />
<br />
なお、宇宙から飛来した「UFOロボ」「宇宙の王者」の異名に違わず、並居る[[スーパーロボット]]達の[[宇宙]]適性が軒並みB相当にされていた初期の頃から高い宇宙適応を持つ稀有な存在であった。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』に出演出来ていたらそれなりに重宝された可能性もあるが…。<br />
<br />
また自動防衛機能によってフリード王家の者以外は近づくことすら出来ない設定だが、SRWでは問題なく改造や強化パーツの取り付けが可能。作業中に大介やマリアが立ち会っているのだろう。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』まで[[マジンカイザー]]と同時に出てこなかったのは偶然であるとの説が有力。その証拠に『Z』では『UFOロボ グレンダイザー』のキャラクターである[[ルビーナ]]の[[没データ|没ボイス]]にカイザーの技を叫んでいるのものが存在している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。FC版では三大スペイザーも変形扱いとなっていた。射程1の武器しかない上攻撃力も命中率も他形態と比べて特別いいというわけではないためこの形態は余り使われない。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::第15話クリア後に追加される[[地球]]製スペイザーは変形扱い。しかし改造に[[バグ (ゲーム)|バグ]]があるので注意。今回のスペースサンダーは本形態専用武器。反重力ストームが低燃費のため雑魚戦もこなせるが、足の遅さとデュークが[[閃き]]を持たない事が難点。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:地球製スペイザーと[[合体]]が可能となった。攻撃力はマジンガー軍団で一番で、最強武器のスペースサンダーの消費ENが30と燃費も良い。ただしデュークに[[熱血]]がないのと、射程が短いのが欠点。後発作品のようにスペイザーと合体して弱点を克服したい。しかし、『第3次』ではサブパイロットは精神が使えないので大した強化にはならない。[[スーパーガンダム]]と同じレベル上げをサブパイロットに施せるので、いっそマジンガー系パイロットのレベル上げ専用機と割り切るのも手。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で使用可能。[[グレートマジンガー]]と同等の性能で、リューネ編ではゲッタードラゴンには及ばないものの高い火力を持つ貴重な存在。普段は反重力ストームでザコを散らし、強敵にはスペースサンダーで対抗しよう。本作ではスペイザーが基本形態になっている。また、今回は三大スペイザーが登場しない<ref>正確には名前のみ登場するが、グレート修理のためにパーツを抜き取られたため運用ができない。</ref>ので合体は出来ない。だがそのためなのか、本作では上記の設定を無視して'''グレンダイザー形態でも飛べる'''。スペイザーの立場が…。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:中盤から参戦。[[マジンガー]]系ではスペイザーとの合体もあってかろうじて終盤まで通用するが、火力はスーパー系の中では強いといえないので、スペースサンダーの改造はしておきたい。それでもマジンガー系お得意の[[鉄壁]]と[[必中]](または集中)による囮戦法は終盤まで有効。本機を使いこなすか否かで終盤の難易度が大きく変わると言えよう。EXよりも反重力ストームの燃費が悪化しているため、通常戦闘ではダブルハーケンか[[ドリルスペイザー]]の武器を使うといい。ダブルスペイザー及びドリルスペイザーのビーム兵器は燃費、射程共に優秀で改造しておけば反撃効率がグッと増す。<br />
:本作でもダイザー単独で飛行可能だが空適応はBなので、地球製スペイザーと合体させれば空Aとなり実質能力の底上げになる(本家スペイザーへの変形ではやはり空B止まり)。なお陸はデュークの適性がBのせいで結局B止まり。<br />
:何故かスクリュークラッシャーの威力がグレンダイザー全形態の中で最も低い(というか本形態のみ他より低い)ため、基本的には変形ないし合体した方が強い。<br />
:なおシナリオ「ビヨン・ザ・トッド」で、[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が搭乗できるユニットが無いと、本機と[[Ζガンダム]]を爆破して逃げ出すため、次のシナリオで出撃できなくなる。…スペースサンダーで攻撃されなかったのだろうか?<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::装甲値が100アップした他、地形適応も空がBからAに、海がDからBにそれぞれ上がっている。デューク自身の地形適応が全てAになった事もあり、使い勝手が良くなった。<br />
::火力面の強化も著しく、ショルダーブーメランは200、ダブルハーケン・反重力ストーム・スペースサンダーに至っては400も向上している。相変わらずスペースサンダーの燃費が悪いが、ダブルハーケンの強化のおかげで通常戦闘がとても楽になった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:ダイザーは『F』には登場しなかったため、リメイクされた本作ではマジンガーやグレート以上にテコ入れがされている。『第2次』では三大スペイザーとの合体がカットされ、『第3次』ではサブパイロットの精神コマンドを使用できるようになり、『EX』では変形or合体しないと飛行不可に変更。ショルダーブーメランとスクリュークラッシャーにはP属性が付与されており、概ね「もし『F』にグレンダイザーが参戦していたら」という性能に調整されている。<br />
:性能的には一長一短といったところ。サブパイロットの精神を使えるようになった事や、P属性の付与は素直に喜ばしいが、スペースサンダーの燃費が極端に悪化しているという大問題がある。反重力ストームの燃費も悪化している他、何故かENも240から220に下げられており、考えなしに使っているとあっという間にガス欠を引き起こす。そのくせひびき洸と違ってデュークが熱血を覚えないという点は変わっておらず、サブパイロットで補おうにも終盤は出撃枠がキツい…と悩ましいものがある。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:今回は[[乗り換え]]不可。[[特殊能力]]に'''ダイザーフルパワー'''が追加され、火力の面でマジンパワーがあるZとグレートに見劣りしなくなった。各種スペイザーとの[[合体]]は[[合体攻撃]]での演出になった。特殊トライチャージもあるため、小隊は各種スペイザーと組むのが無難。対雑魚、対ボスから援護まで何でもこなせる万能機体だが、離脱期間が長く、正式参戦が遅いのが欠点。<br />
:なお、セツコルートで敵として登場する際は空適応がBにもかかわらず空中にいるせいで命中率が低め。とは言えランダムで[[必中]]がかかるため、その時は注意したい。<br />
:今回のダブルハーケンは自分と攻撃する相手の地形によって別物とも言えるほど演出が変わる(後述参照)ので必見。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:スーパー系が少ない宇宙での主力。攻撃力がZ、グレートより低いが、ダブルハーケンの燃費の良さが売り。ダブルハーケンは気力が120必要なので、普段はスクリュークラッシャーパンチで戦う事になる。どちらもENを消費するので、少しは手を加えておこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:攻撃力がグッと上がって、燃費はそのまま。嬉しい限りだが、何があったのか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:今回は第1部で地上編を通った場合、[[キリカ]]を追って降りてくる少しの間使用可能。すぐ[[宇宙]]に帰るがここでの改造は第2部に引き継がれる。第2部では最初からおり、この一時離脱を除いて最後まで使用可能。[[ベガ大王]]との決戦ではスペイザーからの発進ムービーも用意されている。<br />
:特に第2部では火力不足&耐久力命の本作における貴重なダメージソース。武器攻撃力自体はスーパー系にしては高くないが、宇・月Sで、燃費も良好、変形は移動力が上がる上に戦闘もこなせると、およそ必要な物が濃縮された優良機体。<br />
:機体性能と第2部の環境、改造引き継ぎの仕様の結果、第1部の地上ルートでグレンダイザーをフル改造すると第2部の序盤はグレンダイザーを突っ込ませれば無双して楽々攻略できる。速攻攻略とボス撃破で[[集中力]]や精神力+15などの強力なスキルやパーツ、[[熟練度]]獲得にも直結するので、第2部の難易度の鍵を大きく握る。第2部で楽をしたいなら地上ルートを通り、最低でも武器くらいは改造しよう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:中盤に登場。[[マジンガー]]系では最も堅いが、攻撃力のシステムバランスが基本的に「当たったら負け」レベルなので、あまり頼りにはならない。運用する場合は豊富な[[合体攻撃]]を生かして攻めに専念すべき。ただし地球製スペイザーと合体中は基本性能が向上する反面、合体攻撃ができなくなるので要注意。<br />
:本作ではLサイズ。宇宙でも地形適応が高いため後半戦でも渡り合える部類。またデュークが[[魂]]を修得するため、マジンガー系で最も重い一撃を撃てる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::本作では装甲の初期値はかなり高いが8段階しか改造できないため伸び代が少ない。とはいえ、フル改造でマジンガー同様ダメージ30%カットがつくので充分硬くなれる。また、地球製スペイザーとの合体で二人乗り+パーツスロット4+スペイザー側のカスタムボーナスも有効+武装追加で燃費や射程が多少改善、と大幅に強化可能。きっちり投資するかどうかで使い勝手が全面に渡って大きく変わる。適性フル改造費用は両方を合わせて85万程度で、2機分の改造費としては非常に経済的。とはいえ大金であることに変わりは無いので、1周目から主力で、と言うのは少々難しいだろうか。機体・武器共に空・宇適性Sボーナスを入手出来るダブルスペイザーが特に魅力的だが、参入が遅すぎるのが難点。<br />
::戦闘アニメは『MX』のもの+アレンジ。最強武器のダブルハーケンは、トドメ演出にダブルハーケンストーム(MX)のフィニッシュカットが使用されている。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:中盤に登場。本作もLサイズ。マリアが乗る事も可能で、カットインも存在する。デュークを乗せれば[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が使える。<br />
:マジンガー系パイロットの数が豊富であり、各種スぺイザーに乗せて合体すると様々な掛け合いセリフが見られる。<br />
:合体攻撃の燃費が落ちたため、三大スぺイザーとの合体をメインで運用する方が活躍しやすい。敵の攻撃が激しい本作では、二人乗りを生かし[[鉄壁]]を連発できる事がかなりのアドバンテージになる。<br />
:一方本作の[[マジンパワー]]は強力で、それらの無いダイザーは[[マジンガーZ|Z]]と[[グレートマジンガー|グレート]]に火力で一歩劣る調整となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:本作は[[合体攻撃]]が初採用され、[[マジンガー]]系は合体攻撃が豊富なので強力。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:今回は、スーパー系第1話がグレンダイザーの原作第1話同然の為、序盤から使用可能。火力、装甲共に文句無く強力だが、パイロットの[[デューク・フリード|デューク]]が[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えない為、ボス戦では自分から攻撃しづらいか。一応、[[精神コマンド]]の問題は[[ダブルスペイザー]]との合体で解決可能であるが、最強の[[合体攻撃]][[ファイナルダイナミックスペシャル]]や他の合体攻撃も使えなくなるので一長一短。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」にて実装。SSRディフェンダー。同イベントシナリオではファン待望の[[マジンカイザー]]とのクロスオーバーも果たした。<br />
:後に大器型SSRシューターが追加され、2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。<br />
:2020年9月に極型SSRファイターが追加。<br />
:その他、2017年1月のイベント「いつもと違う、わたしとあなた」の報酬ユニットでマリア搭乗のシュータータイプ(R・SR・SSR)が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2019年12月に追加された序章ワールド5より登場。防御・命中タイプ。運動性は従来のシリーズのように低いのだが、今作では攻撃力も非常に低い。<br />
:シナリオ面では豊富な武装や強さが描かれているが、訓練用の機体である[[スレイプニール]]よりも火力が低く、アタッカーにはとてもではないが向かない。<br />
:強固な装甲で敵の攻撃を凌ぎ注意を引きつつ、射程が3と長めの通常攻撃のショルダーブーメランで反撃し、ブレイクゲージの削りやSSRのデバフを狙う運用が良いだろう。加えてイベントではデバフ持ちの敵が多く、自慢の装甲が弱体化してしまうのも逆風。それでもスペックを上げるなら、R武器のハンドビームかショルダーブーメランをSSR+へ昇格をした方が良い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;パンチ<br />
:『[[X-Ω]]』でのディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ダイザーパンチ<br />
:グレンダイザー版[[ロケットパンチ]]。腕を回転させながら放つ。射出後にスクリュークラッシャーに変更可能。<br />
:長らく採用されなかったが、『DD』でスペースサンダーの演出に組み込まれた(後述)。<br />
:;スクリュークラッシャーパンチ<br />
::腕のクラッシャー部分(歯車状の紋様)を前方に展開し、回転させながら撃ち出す。飛ばさずにクラッシャー部分を回転させることで地中を掘り進むこともできる。が、SRWで移動タイプが地中になったことは無い。<br />
::『DD』では打撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「必殺技威力・照準値アップII」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップII」。<br />
<br />
:;スクリューパンチ<br />
<br />
::クラッシャー部分を半展開させて、回転させながら打ち出す。単独武装としては未だに登録されていないが、『Z』のマリンスペイザーストーム、『DD』のダイザーコンビネーションアタックで使用している。<br />
:<br />
;ダイザービーム<br />
:両眼部から発射されるビーム。<br />
:SRWでは『DD』シナリオ上のイベントでのみ使用されており、武装として未採用。<br />
;ハンドビーム<br />
:手の甲から発射する三条の光線。温度は4万度。マジンガーZの光子力ビームの2倍の威力を持つ。<br />
:企画段階ではミサイルになっていた。<br />
:スーパー系のビームは大抵[[ビーム兵器]]扱いではないが、グレンダイザーも例外に漏れない。ただ、『CB』のみビーム属性が付いていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では移動後に使用可能なトライチャージ武器。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。珍しく原作でよく使われた甲高い効果音が流れる。<br />
:『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「[[ガード]]I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
;反重力ストーム<br />
:胸部から無重力場を発生させる光線を放つ。本来は光線自体に攻撃力はあまり無く、相手を宙に浮かしてから光線を中断して重力によって落下させてダメージを与えるのだが、旧シリーズを筆頭に光線で直接ダメージを与えていることが多かった。<br />
:機能こそ異なるが、部位的にはブレストファイヤーにあたる武器であり、合体攻撃のマジンガートルネードでそれを実感出来る。熱線系の武装ではないためダブルバーニングファイヤーには使用不可。<br />
:SRWでは必殺技と呼べるほどの威力を持つことは少なく、やや扱いに困る武器だったが、一部作品では強力な合体攻撃の使用武器となるため改造推奨な事もある。<br />
:『X-Ω』では通常ディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。原作同様に相手を宙に浮かせて重力落下によってダメージを与える。メインアビリティは「無重力場」で照準値が増加する。被ダメージを軽減する。必殺技命中時、相手の攻撃力を減少させる。斬撃・特殊属性の通常攻撃と必殺技のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。初期威力は低いが、効果・待機アクション数・使用回数共に使い勝手のいい性能。<br />
;スペースサンダー<br />
:角で発生させたエネルギーを電撃として発射する。企画段階では「サンダーフォーカス」名義だった。<br />
:90年代のうちは最強武器だった。[[射程]]1P武器、長射程非P武器、中射程P全体攻撃と作品によって扱いがバラバラ。<br />
:『X-Ω』ではシューター・[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。本作では両腕のダイザーパンチで攻撃した直後にスペースサンダーで攻撃する連続攻撃で、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]のロケットパンチ・コンビネーションに近い物になっている。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー」で、自分のアクション毎に攻撃力・照準値が増加する。被ダメージを軽減する。スペースサンダー命中時、運動性が減少する弱体効果を敵ユニットに付与し、自分に「[[根性]]」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃・防御(防御・命中)」。<br />
;鎌<br />
:両肩に装着した三日月型の刃。<br />
:;ショルダーブーメラン<br />
::鎌を飛ばす。有効射程距離12km。肩から射出するか手で投げるかのバリエーションがあるが、SRWでの演出は前者が多い。<br />
::『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「重装甲I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
:;シングルハーケン<br />
::鎌に柄が付き手持ち武器としたもの。<br />
::武装としては未実装だが、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でシングルハーケンで切ってからダブルハーケンに移行するという演出で採用された事はある。<br />
:;ダブルハーケン<br />
::2つのシングルハーケンを左右結合させ完成する武器。グレンダイザーを象徴する武器。射出時に2つ三日月を想起させる演出が逸品。投げても切っても強い。<br />
::[[旧シリーズ]]などの1990年代は無消費・低威力武器という扱い。SFC版『第3次』までは立ち絵で所持していたが、『EX』以降の戦闘アニメでは武器グラフィックが表示されることがほとんどなくなってしまった。『64』で武器グラフィックが復活。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』以降はエネルギーを消費する高威力武器という原作での活躍に見合ったポジションに置かれている(ダブルハーケンとスペースサンダーはとどめを刺した数は同じである)。<br />
::『Z』では地形によって演出が大きく異なり、地対地ではデュークの勢いあるカットイン、地対空ではスペイザーの機動力を活かした連携攻撃が付くが、空中から攻撃した場合は投げつけるだけだったり自由落下で斬るだけだったりと地味になってしまう。機体の空適応は陸より低いため、この演出差はダメージにも直結していたりする(ただし得意とする宇宙戦での演出も地味バージョン)。<br />
::『X-Ω』ではディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
::『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「フリード星の守護神」で、照準値が増加する。さらにHPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ダブルハーケンブーメラン<br />
:ダブルハーケンを投擲する。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。実装初期は「ダブルハーケンストーム」名義だったが、後に修正が入った。<br />
;ダブルハーケンストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で初実装。反重力ストームで敵を空に打ち上げ、ダブルハーケンブーメランで追撃を与える技。MXスタッフの『グレンダイザーの必殺技はダブルハーケンだ』という拘りから実装された技。<br />
:『X-Ω』では[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルとして採用。<br />
;ダイザーコンビネーションアタック<br />
:『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。飛び蹴り、スクリューパンチ。そして戻ってきた拳で相手を貫き、機体内でクラッシャーを回転させる。そこから更にダブルハーケンブーメラン、シングルダブルを使い分けたハーケンでの連続斬りに繋げ、トドメに反重力ストームで浮かせた敵に両拳のハンドビームの一斉射撃を浴びせる。<br />
:原作で行っていた珍しい攻撃演出を複数繋げた連続攻撃パターン<ref>[https://x.com/takanobuterada/status/1762826173548290431 寺田貴信の2024年2月28日のポスト]</ref>。<br />
:メインアビリティは「宇宙合金グレン」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。周囲4マス内の味方ユニットの防御力・照準値が増加する。斬撃・特殊属性全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。ダイザーコンビネーションアタック命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を1回復する。サブアビリティは「タイプ強化IV・ダメージ増加・ダメージ軽減(防御&命中)(デューク・フリード)」。<br />
<br />
====[[召喚攻撃]]====<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で特殊属性のSSR必殺技として登場。[[ダブルスペイザー]][[グレンダイザー (WS)|と合体]]、ハンドビーム→ダブルカッターの連続攻撃からスペースサンダーとサイクロンビームの一斉射撃に繋げる。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー(WS)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。ダブルスペイザーストーム命中時、敵ユニットの気力を減少させ、敵ユニットに「[[挑発]]」を発動する。斬撃・特殊属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。フィールド上に味方の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]、[[剣鉄也 (OVA)|剣鉄也]]のいずれかがいるとき、攻撃力・防御力・照準値が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV(攻撃&防御)(兜甲児、剣鉄也)」。<br />
:3章Part2ではダブルスペイザーにOVA版甲児が搭乗し、同シナリオ中でのみ甲児とデュークが掛け合う専用の戦闘ボイスが使用される。以降のダブルスペイザーは無人操縦という扱いになるため、武装の使用に関して甲児の出撃の有無は関係しない<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1608772927859879936 寺田貴信の2022年12月30日のツイート、Twitter]</ref>。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
作品によってどの合体攻撃が実装されているかは異なる。殆どの場合、[[スペイザー]]に[[変形]]すると使用できない。<br />
<br />
本来は、[[マジンガーZ]]は18mないしは25m、[[グレートマジンガー]]は25mの設定なので、30mのグレンダイザーは一回り以上大きいロボットなのだが、リアル頭身寄りの攻撃アニメーションでもマジンガーZやグレートと近いサイズに演出されがちになる。<br />
<br />
中威力の胸部光線、必殺技の斬撃武器と他のマジンガーとは武装のバランスが異なるため、同じ合体攻撃でも攻撃力の変動が起きることもある。<br />
<br />
==== マジンガー系 ====<br />
;ダブルマジンガーパンチ<br />
:マジンガーZ、グレートマジンガー、[[量産型グレートマジンガー]]、[[ミネルバX]]のいずれかと共に拳を撃ち出す。<br />
;トリプルマジンガーパンチ<br />
:ダブルマジンガーと共に拳を撃ち出す。<br />
;ダブルマジンガーブレード<br />
:マジンガーZかグレートマジンガーとの同時斬撃。<br />
;トリプルマジンガーブレード<br />
:ダブルマジンガーと繰り出す刃の技。グレンダイザーはダブルハーケンで攻撃に参加。マジンガー系3機の主役機による合体攻撃としては、SRWで最も登場頻度が高い。<br />
:『MX』では3体でのカットイン後スペイザーと合体し敵の上空に飛行、ダブルマジンガーブレードで串刺しにして持ち上げた敵をダブルハーケンの自由落下斬りで一刀両断する。<br />
;マジンガートルネード<br />
:反重力ストーム、マジンガーZのブレストファイヤー、グレートマジンガーのブレストバーンを同時に放つ。<br />
;ダブルライトニングバスター<br />
:グレートマジンガー、量産型グレートマジンガー、[[ブラック・グレート]]のいずれかの機体で可能。スペースサンダーとサンダーブレークを同時に放つ。<br />
;マリンスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[マリンスペイザー]]と合体して攻撃。海適応がSだが、海中に潜る敵は殆どいない。<br />
;ドリルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ドリルスペイザー]]と合体して攻撃。陸適応がS。<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ダブルスペイザー]]と合体して攻撃。空適応がS。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[ファイナルダイナミックスペシャル]]<br />
:ゲッターロボ系まで含めた、ダイナミック企画の各主役級ロボットによる合体攻撃。作品により機体の組み合わせが異なる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:SRWでは、[[スペイザー|フリード製スペイザー]]との合体は変形扱い。『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では地球製スペイザーとの合体も変形扱い。<br />
;[[合体]]<br />
:[[マリンスペイザー|マリン]]、[[ドリルスペイザー|ドリル]]、[[ダブルスペイザー|ダブル]]の各地球製スペイザーと合体する。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルスペイザーしか登場せず、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では合体攻撃の演出のみ。<br />
;[[マジンパワー|ダイザーフルパワー]]<br />
:『Z』で追加。[[マジンパワー]]と同じく、[[気力]]が130以上になると最終ダメージが1.25倍になる。<br />
;[[剣装備]]<br />
:ダブルハーケンで[[切り払い]]を発動する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:飛行できる場合でも陸の方が適応が高い事がある。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:大多数の家庭用作品。『DD』。<br />
;L<br />
:SFC版『EX』、『第4次』、『第4次S』、携帯機シリーズ、『X-Ω』。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[超合金Z]]<br />
:『[[第2次G]]』で採用。装甲+100。<br />
;受けるダメージ-30%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「とべ!グレンダイザー」<br />
:<br />
;「宇宙の王者グレンダイザー」<br />
:<br />
;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
:なお、歌詞に「科学と夢と情熱と '''[[日本]]の頭脳が'''生み出した」とあるが、グレンダイザーはフリード星で作られた[[スーパーロボット]]である。地球製のスペイザーも含めてならギリギリ間違ってないこともないが。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[スペイザー]]<br />
:フリード製スペイザー。<br />
;[[ダブルスペイザー]]<br />
:[[地球]]製スペイザー1号機。<br />
:;[[グレンダイザー (WS)]]<br />
::<br />
;[[マリンスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー2号機。<br />
:;[[グレンダイザー (MS)]]<br />
::<br />
;[[ドリルスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー3号機。<br />
:;[[グレンダイザー (DS)]]<br />
::<br />
;ウルトラサブマリン<br />
:アニメ第67話に登場。マリンスペイザーが潜れない深海でも活動可能になるグレンダイザー用水中バイク。SRW未登場。<br />
::<br />
;[[マジンガーZ]]、[[グレートマジンガー]]<br />
:グレンダイザーと合わせてトリプルマジンガーと称される。<br />
;[[偽グレンダイザー]]<br />
:ベガ星連合軍が開発したグレンダイザーの偽物。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[グレンダさん]]<br />
:グレンダイザーの擬人化キャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇場作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)における主役ロボ「ロボイザー」が原点とも言える存在。支援円盤との合体能力や搭乗者の名前など多くの共通点を持つ。<br />
*『UFOロボ グレンダイザー』の企画が立ち上がる前に『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッドマジンガー』の主役ロボ「ゴッドマジンガー」の腕はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチの原型になっている。<br />
*マブラヴの登場人物にグレンダイザーの髪型と名前をした紅蓮醍三郎が存在する。技の名前も反重力乃嵐(反重力ストームがモチーフ)、宇宙乃雷(スペースサンダーがモチーフ)。<br />
*マンガプロダクションがサウジアラビアの首都リヤドに、現地の企業と協力して全長33.7mの立像を制作。世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻としてギネス世界記録に認定された。(サイズだけなら2017年完成の[[上海]]の[[EVA初号機]]像の40mが勝るが、EVA像は片膝をついているので頭頂高は25mとなっている)<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B003TALTEO</amazon><amazon>B000Q0S4BG</amazon><amazon>B000MQ7G40</amazon><amazon>B001D5M3IS</amazon><amazon>B003479MKA</amazon><amazon>B00BMGUDSK</amazon><amazon>B00WVYNZF0</amazon><amazon>B01G8MBLB0</amazon><amazon>B00CF8KD8O</amazon><amazon>B00N1EU63I</amazon><br />
<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:くれんたいさあ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC&diff=475118
グレンダイザー
2024-03-03T01:51:14Z
<p>天世: /* 必殺技 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|UFOロボ グレンダイザー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = フリード星防衛用[[スーパーロボット]]<br />
| 全長 = [[全長::30 m]]<br />
| 重量 = [[重量::280 t]]<br />
| 動力 = [[動力::光量子エネルギー]]<br />
| 出力 = [[出力::180万馬力]]<br />
| 装甲材質 = [[宇宙合金グレン]]<br />
| パイロット = [[パイロット::デューク・フリード]]<br />
}}<br />
'''グレンダイザー'''は『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
フリード星の守り神として、フリード星の科学力を結集して造られた[[スーパーロボット]]。支援戦闘[[円盤]][[スペイザー]]と[[合体|ドッキング]]し、円盤型になる。ボディは[[宇宙合金グレン]]製、エネルギー源は光量子を使用している。<br />
<br />
原作第2話での[[宇門源蔵|宇門博士]]と[[デューク・フリード|デューク]]の口振りから「[[ベガ星連合軍]]が造った機体を捕虜となっていたデュークが奪った」という異説もあるが、その前後の幾つかの描写や設定と矛盾する為、現在では「'''グレンダイザー=フリード星の守り神'''」というのが正式な設定として定着している。<br />
<br />
スペイザーとの合体が前提である為、背中に[[飛行]]装備がなく、単独での飛行が不可能。だが、ジャンプ力は350mという凄まじい数値である。<br />
<br />
合体方式はグレンダイザーがスペイザーの中にすっぽりと入り込むという、一風変わったものになっている。しかし、その為合体時は使えない武器も多く、その他様々な弱点を克服するために三つの地球製スペイザーが開発された。<br />
<br />
操縦できるのはフリード星王家の者だけであり、それ以外の者は乗れないどころか自動防衛機能によって近づくと攻撃されてしまう。当初のデュークは戦いを望まない一方で、ベガ星の侵略から[[地球]]を守るためには自分がグレンダイザーに乗って戦うしかないことに葛藤し、苦しんでいた。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
桜多吾作氏の漫画版においては、元々は地球人とベガ人の祖である「シグマ文明」の守護神であり、もしも人間が地球を破滅の危機に陥れることがあれば、人類を滅亡させて地球を守るようにプログラムされていたことが語られている。<br />
<br />
最終話ではベガ大王による地球の核爆弾の誘爆作戦と、それを迎撃しようとした各国の核ミサイル発射を受けて、人類を滅ぼすことを選択。<br />
地球の断層を破壊して地球人類の文明を壊滅させ、デュークと[[グレース・マリア・フリード|マリア]]<ref>地中に潜るグレンダイザーを[[ドリルスペイザー]]で追いかけて搭乗している。</ref>をコールドスリープさせて永い眠りについた。<br />
<br />
=== [[小説]]『スーパーロボット大戦』 ===<br />
TV版[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]&[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターシリーズ]]の後日談を描いた[[小説]]『スーパーロボット大戦』(著:団龍彦)では既に[[デューク・フリード|デューク]]がフリード星に帰還していたため、登場しないと思われていたが、第2巻のラストで黒幕である[[闇の帝王|ギャラハン]]が着こんでいた鎧の中身として姿を見せるという衝撃的な登場を果たした(ご丁寧にも、この時の挿絵は見開き2ページである)。<br />
<br />
事の真相は、未来の世界において[[地球]]の危機にグレンダイザーで駆けつけたデュークの子孫、'''シオン・フリード'''がギャラハンと対決して敗れ、グレンダイザーはそのまま奪われてしまったというものだった。ちなみに、ギャラハンの正体の特性上、グレンの自己防衛機能は役に立たなかったようだ(尤も、[[剣鉄也|鉄也]]や[[神隼人|隼人]]は防衛機能を言及して奪われた可能性を否定した[[兜甲児|甲児]]に対して'''「そんなもの、どうにでもなる」'''と全くあてにしていなかった)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
SRWでは[[スペイザー]]とのドッキング形態は[[変形]]扱いである。また、スペイザー抜きでの単独[[飛行]]が可能な作品も一部ある。地球製スペイザーとの合体は『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[変形]]、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[合体攻撃]]の戦闘演出、その他は[[合体]]となっている。<br />
<br />
デューク以外に[[乗り換え]]できるのは同じフリード王家の人間である[[グレース・マリア・フリード]]のみ。作品によってはデューク専用。<br />
<br />
グレンダイザーの全長30mというのは、SRWだと[[サイズ]]的にMかLか微妙なライン。基本的にはMであることが多いが、一部作品ではLの場合がある。<br />
<br />
なお、宇宙から飛来した「UFOロボ」「宇宙の王者」の異名に違わず、並居る[[スーパーロボット]]達の[[宇宙]]適性が軒並みB相当にされていた初期の頃から高い宇宙適応を持つ稀有な存在であった。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』に出演出来ていたらそれなりに重宝された可能性もあるが…。<br />
<br />
また自動防衛機能によってフリード王家の者以外は近づくことすら出来ない設定だが、SRWでは問題なく改造や強化パーツの取り付けが可能。作業中に大介やマリアが立ち会っているのだろう。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』まで[[マジンカイザー]]と同時に出てこなかったのは偶然であるとの説が有力。その証拠に『Z』では『UFOロボ グレンダイザー』のキャラクターである[[ルビーナ]]の[[没データ|没ボイス]]にカイザーの技を叫んでいるのものが存在している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。FC版では三大スペイザーも変形扱いとなっていた。射程1の武器しかない上攻撃力も命中率も他形態と比べて特別いいというわけではないためこの形態は余り使われない。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::第15話クリア後に追加される[[地球]]製スペイザーは変形扱い。しかし改造に[[バグ (ゲーム)|バグ]]があるので注意。今回のスペースサンダーは本形態専用武器。反重力ストームが低燃費のため雑魚戦もこなせるが、足の遅さとデュークが[[閃き]]を持たない事が難点。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:地球製スペイザーと[[合体]]が可能となった。攻撃力はマジンガー軍団で一番で、最強武器のスペースサンダーの消費ENが30と燃費も良い。ただしデュークに[[熱血]]がないのと、射程が短いのが欠点。後発作品のようにスペイザーと合体して弱点を克服したい。しかし、『第3次』ではサブパイロットは精神が使えないので大した強化にはならない。[[スーパーガンダム]]と同じレベル上げをサブパイロットに施せるので、いっそマジンガー系パイロットのレベル上げ専用機と割り切るのも手。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で使用可能。[[グレートマジンガー]]と同等の性能で、リューネ編ではゲッタードラゴンには及ばないものの高い火力を持つ貴重な存在。普段は反重力ストームでザコを散らし、強敵にはスペースサンダーで対抗しよう。本作ではスペイザーが基本形態になっている。また、今回は三大スペイザーが登場しない<ref>正確には名前のみ登場するが、グレート修理のためにパーツを抜き取られたため運用ができない。</ref>ので合体は出来ない。だがそのためなのか、本作では上記の設定を無視して'''グレンダイザー形態でも飛べる'''。スペイザーの立場が…。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:中盤から参戦。[[マジンガー]]系ではスペイザーとの合体もあってかろうじて終盤まで通用するが、火力はスーパー系の中では強いといえないので、スペースサンダーの改造はしておきたい。それでもマジンガー系お得意の[[鉄壁]]と[[必中]](または集中)による囮戦法は終盤まで有効。本機を使いこなすか否かで終盤の難易度が大きく変わると言えよう。EXよりも反重力ストームの燃費が悪化しているため、通常戦闘ではダブルハーケンか[[ドリルスペイザー]]の武器を使うといい。ダブルスペイザー及びドリルスペイザーのビーム兵器は燃費、射程共に優秀で改造しておけば反撃効率がグッと増す。<br />
:本作でもダイザー単独で飛行可能だが空適応はBなので、地球製スペイザーと合体させれば空Aとなり実質能力の底上げになる(本家スペイザーへの変形ではやはり空B止まり)。なお陸はデュークの適性がBのせいで結局B止まり。<br />
:何故かスクリュークラッシャーの威力がグレンダイザー全形態の中で最も低い(というか本形態のみ他より低い)ため、基本的には変形ないし合体した方が強い。<br />
:なおシナリオ「ビヨン・ザ・トッド」で、[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が搭乗できるユニットが無いと、本機と[[Ζガンダム]]を爆破して逃げ出すため、次のシナリオで出撃できなくなる。…スペースサンダーで攻撃されなかったのだろうか?<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::装甲値が100アップした他、地形適応も空がBからAに、海がDからBにそれぞれ上がっている。デューク自身の地形適応が全てAになった事もあり、使い勝手が良くなった。<br />
::火力面の強化も著しく、ショルダーブーメランは200、ダブルハーケン・反重力ストーム・スペースサンダーに至っては400も向上している。相変わらずスペースサンダーの燃費が悪いが、ダブルハーケンの強化のおかげで通常戦闘がとても楽になった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:ダイザーは『F』には登場しなかったため、リメイクされた本作ではマジンガーやグレート以上にテコ入れがされている。『第2次』では三大スペイザーとの合体がカットされ、『第3次』ではサブパイロットの精神コマンドを使用できるようになり、『EX』では変形or合体しないと飛行不可に変更。ショルダーブーメランとスクリュークラッシャーにはP属性が付与されており、概ね「もし『F』にグレンダイザーが参戦していたら」という性能に調整されている。<br />
:性能的には一長一短といったところ。サブパイロットの精神を使えるようになった事や、P属性の付与は素直に喜ばしいが、スペースサンダーの燃費が極端に悪化しているという大問題がある。反重力ストームの燃費も悪化している他、何故かENも240から220に下げられており、考えなしに使っているとあっという間にガス欠を引き起こす。そのくせひびき洸と違ってデュークが熱血を覚えないという点は変わっておらず、サブパイロットで補おうにも終盤は出撃枠がキツい…と悩ましいものがある。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:今回は[[乗り換え]]不可。[[特殊能力]]に'''ダイザーフルパワー'''が追加され、火力の面でマジンパワーがあるZとグレートに見劣りしなくなった。各種スペイザーとの[[合体]]は[[合体攻撃]]での演出になった。特殊トライチャージもあるため、小隊は各種スペイザーと組むのが無難。対雑魚、対ボスから援護まで何でもこなせる万能機体だが、離脱期間が長く、正式参戦が遅いのが欠点。<br />
:なお、セツコルートで敵として登場する際は空適応がBにもかかわらず空中にいるせいで命中率が低め。とは言えランダムで[[必中]]がかかるため、その時は注意したい。<br />
:今回のダブルハーケンは自分と攻撃する相手の地形によって別物とも言えるほど演出が変わる(後述参照)ので必見。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:スーパー系が少ない宇宙での主力。攻撃力がZ、グレートより低いが、ダブルハーケンの燃費の良さが売り。ダブルハーケンは気力が120必要なので、普段はスクリュークラッシャーパンチで戦う事になる。どちらもENを消費するので、少しは手を加えておこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:攻撃力がグッと上がって、燃費はそのまま。嬉しい限りだが、何があったのか。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:今回は第1部で地上編を通った場合、[[キリカ]]を追って降りてくる少しの間使用可能。すぐ[[宇宙]]に帰るがここでの改造は第2部に引き継がれる。第2部では最初からおり、この一時離脱を除いて最後まで使用可能。[[ベガ大王]]との決戦ではスペイザーからの発進ムービーも用意されている。<br />
:特に第2部では火力不足&耐久力命の本作における貴重なダメージソース。武器攻撃力自体はスーパー系にしては高くないが、宇・月Sで、燃費も良好、変形は移動力が上がる上に戦闘もこなせると、およそ必要な物が濃縮された優良機体。<br />
:機体性能と第2部の環境、改造引き継ぎの仕様の結果、第1部の地上ルートでグレンダイザーをフル改造すると第2部の序盤はグレンダイザーを突っ込ませれば無双して楽々攻略できる。速攻攻略とボス撃破で[[集中力]]や精神力+15などの強力なスキルやパーツ、[[熟練度]]獲得にも直結するので、第2部の難易度の鍵を大きく握る。第2部で楽をしたいなら地上ルートを通り、最低でも武器くらいは改造しよう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:中盤に登場。[[マジンガー]]系では最も堅いが、攻撃力のシステムバランスが基本的に「当たったら負け」レベルなので、あまり頼りにはならない。運用する場合は豊富な[[合体攻撃]]を生かして攻めに専念すべき。ただし地球製スペイザーと合体中は基本性能が向上する反面、合体攻撃ができなくなるので要注意。<br />
:本作ではLサイズ。宇宙でも地形適応が高いため後半戦でも渡り合える部類。またデュークが[[魂]]を修得するため、マジンガー系で最も重い一撃を撃てる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::本作では装甲の初期値はかなり高いが8段階しか改造できないため伸び代が少ない。とはいえ、フル改造でマジンガー同様ダメージ30%カットがつくので充分硬くなれる。また、地球製スペイザーとの合体で二人乗り+パーツスロット4+スペイザー側のカスタムボーナスも有効+武装追加で燃費や射程が多少改善、と大幅に強化可能。きっちり投資するかどうかで使い勝手が全面に渡って大きく変わる。適性フル改造費用は両方を合わせて85万程度で、2機分の改造費としては非常に経済的。とはいえ大金であることに変わりは無いので、1周目から主力で、と言うのは少々難しいだろうか。機体・武器共に空・宇適性Sボーナスを入手出来るダブルスペイザーが特に魅力的だが、参入が遅すぎるのが難点。<br />
::戦闘アニメは『MX』のもの+アレンジ。最強武器のダブルハーケンは、トドメ演出にダブルハーケンストーム(MX)のフィニッシュカットが使用されている。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:中盤に登場。本作もLサイズ。マリアが乗る事も可能で、カットインも存在する。デュークを乗せれば[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が使える。<br />
:マジンガー系パイロットの数が豊富であり、各種スぺイザーに乗せて合体すると様々な掛け合いセリフが見られる。<br />
:合体攻撃の燃費が落ちたため、三大スぺイザーとの合体をメインで運用する方が活躍しやすい。敵の攻撃が激しい本作では、二人乗りを生かし[[鉄壁]]を連発できる事がかなりのアドバンテージになる。<br />
:一方本作の[[マジンパワー]]は強力で、それらの無いダイザーは[[マジンガーZ|Z]]と[[グレートマジンガー|グレート]]に火力で一歩劣る調整となっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:本作は[[合体攻撃]]が初採用され、[[マジンガー]]系は合体攻撃が豊富なので強力。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:今回は、スーパー系第1話がグレンダイザーの原作第1話同然の為、序盤から使用可能。火力、装甲共に文句無く強力だが、パイロットの[[デューク・フリード|デューク]]が[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えない為、ボス戦では自分から攻撃しづらいか。一応、[[精神コマンド]]の問題は[[ダブルスペイザー]]との合体で解決可能であるが、最強の[[合体攻撃]][[ファイナルダイナミックスペシャル]]や他の合体攻撃も使えなくなるので一長一短。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」にて実装。SSRディフェンダー。同イベントシナリオではファン待望の[[マジンカイザー]]とのクロスオーバーも果たした。<br />
:後に大器型SSRシューターが追加され、2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。<br />
:2020年9月に極型SSRファイターが追加。<br />
:その他、2017年1月のイベント「いつもと違う、わたしとあなた」の報酬ユニットでマリア搭乗のシュータータイプ(R・SR・SSR)が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2019年12月に追加された序章ワールド5より登場。防御・命中タイプ。運動性は従来のシリーズのように低いのだが、今作では攻撃力も非常に低い。<br />
:シナリオ面では豊富な武装や強さが描かれているが、訓練用の機体である[[スレイプニール]]よりも火力が低く、アタッカーにはとてもではないが向かない。<br />
:強固な装甲で敵の攻撃を凌ぎ注意を引きつつ、射程が3と長めの通常攻撃のショルダーブーメランで反撃し、ブレイクゲージの削りやSSRのデバフを狙う運用が良いだろう。加えてイベントではデバフ持ちの敵が多く、自慢の装甲が弱体化してしまうのも逆風。それでもスペックを上げるなら、R武器のハンドビームかショルダーブーメランをSSR+へ昇格をした方が良い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;パンチ<br />
:『[[X-Ω]]』でのディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ダイザーパンチ<br />
:グレンダイザー版[[ロケットパンチ]]。腕を回転させながら放つ。射出後にスクリュークラッシャーに変更可能。<br />
:長らく採用されなかったが、『DD』でスペースサンダーの演出に組み込まれた(後述)。<br />
:;スクリュークラッシャーパンチ<br />
::腕のクラッシャー部分(歯車状の紋様)を前方に展開し、回転させながら撃ち出す。なお、マリンスペイザーストーム時には、半展開したスクリューパンチの形で使用している。飛ばさずにクラッシャー部分を回転させることで地中を掘り進むこともできる。が、SRWで移動タイプが地中になったことは無い。<br />
::『DD』では打撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「必殺技威力・照準値アップII」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップII」。<br />
:<br />
;ダイザービーム<br />
:両眼部から発射されるビーム。<br />
:SRWでは『DD』シナリオ上のイベントでのみ使用されており、武装として未採用。<br />
;ハンドビーム<br />
:手の甲から発射する三条の光線。温度は4万度。マジンガーZの光子力ビームの2倍の威力を持つ。<br />
:企画段階ではミサイルになっていた。<br />
:スーパー系のビームは大抵[[ビーム兵器]]扱いではないが、グレンダイザーも例外に漏れない。ただ、『CB』のみビーム属性が付いていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では移動後に使用可能なトライチャージ武器。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。珍しく原作でよく使われた甲高い効果音が流れる。<br />
:『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「[[ガード]]I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
;反重力ストーム<br />
:胸部から無重力場を発生させる光線を放つ。本来は光線自体に攻撃力はあまり無く、相手を宙に浮かしてから光線を中断して重力によって落下させてダメージを与えるのだが、旧シリーズを筆頭に光線で直接ダメージを与えていることが多かった。<br />
:機能こそ異なるが、部位的にはブレストファイヤーにあたる武器であり、合体攻撃のマジンガートルネードでそれを実感出来る。熱線系の武装ではないためダブルバーニングファイヤーには使用不可。<br />
:SRWでは必殺技と呼べるほどの威力を持つことは少なく、やや扱いに困る武器だったが、一部作品では強力な合体攻撃の使用武器となるため改造推奨な事もある。<br />
:『X-Ω』では通常ディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。原作同様に相手を宙に浮かせて重力落下によってダメージを与える。メインアビリティは「無重力場」で照準値が増加する。被ダメージを軽減する。必殺技命中時、相手の攻撃力を減少させる。斬撃・特殊属性の通常攻撃と必殺技のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。初期威力は低いが、効果・待機アクション数・使用回数共に使い勝手のいい性能。<br />
;スペースサンダー<br />
:角で発生させたエネルギーを電撃として発射する。企画段階では「サンダーフォーカス」名義だった。<br />
:90年代のうちは最強武器だった。[[射程]]1P武器、長射程非P武器、中射程P全体攻撃と作品によって扱いがバラバラ。<br />
:『X-Ω』ではシューター・[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。本作では両腕のダイザーパンチで攻撃した直後にスペースサンダーで攻撃する連続攻撃で、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]のロケットパンチ・コンビネーションに近い物になっている。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー」で、自分のアクション毎に攻撃力・照準値が増加する。被ダメージを軽減する。スペースサンダー命中時、運動性が減少する弱体効果を敵ユニットに付与し、自分に「[[根性]]」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃・防御(防御・命中)」。<br />
;鎌<br />
:両肩に装着した三日月型の刃。<br />
:;ショルダーブーメラン<br />
::鎌を飛ばす。有効射程距離12km。肩から射出するか手で投げるかのバリエーションがあるが、SRWでの演出は前者が多い。<br />
::『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「重装甲I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。<br />
:;シングルハーケン<br />
::鎌に柄が付き手持ち武器としたもの。<br />
::武装としては未実装だが、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でシングルハーケンで切ってからダブルハーケンに移行するという演出で採用された事はある。<br />
:;ダブルハーケン<br />
::2つのシングルハーケンを左右結合させ完成する武器。グレンダイザーを象徴する武器。射出時に2つ三日月を想起させる演出が逸品。投げても切っても強い。<br />
::[[旧シリーズ]]などの1990年代は無消費・低威力武器という扱い。SFC版『第3次』までは立ち絵で所持していたが、『EX』以降の戦闘アニメでは武器グラフィックが表示されることがほとんどなくなってしまった。『64』で武器グラフィックが復活。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』以降はエネルギーを消費する高威力武器という原作での活躍に見合ったポジションに置かれている(ダブルハーケンとスペースサンダーはとどめを刺した数は同じである)。<br />
::『Z』では地形によって演出が大きく異なり、地対地ではデュークの勢いあるカットイン、地対空ではスペイザーの機動力を活かした連携攻撃が付くが、空中から攻撃した場合は投げつけるだけだったり自由落下で斬るだけだったりと地味になってしまう。機体の空適応は陸より低いため、この演出差はダメージにも直結していたりする(ただし得意とする宇宙戦での演出も地味バージョン)。<br />
::『X-Ω』ではディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。<br />
::『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「フリード星の守護神」で、照準値が増加する。さらにHPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ダブルハーケンブーメラン<br />
:ダブルハーケンを投擲する。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。実装初期は「ダブルハーケンストーム」名義だったが、後に修正が入った。<br />
;ダブルハーケンストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で初実装。反重力ストームで敵を空に打ち上げ、ダブルハーケンブーメランで追撃を与える技。MXスタッフの『グレンダイザーの必殺技はダブルハーケンだ』という拘りから実装された技。<br />
:『X-Ω』では[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルとして採用。<br />
;ダイザーコンビネーションアタック<br />
:『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。飛び蹴り、スクリューパンチ。そして戻ってきた拳で相手を貫き、機体内でクラッシャーを回転させる。そこから更にダブルハーケンブーメラン、シングルダブルを使い分けたハーケンでの連続斬りに繋げ、トドメに反重力ストームで浮かせた敵に両拳のハンドビームの一斉射撃を浴びせる。<br />
:原作で行っていた珍しい攻撃演出を複数繋げた連続攻撃パターン<ref>[https://x.com/takanobuterada/status/1762826173548290431 寺田貴信の2024年2月28日のポスト]</ref>。<br />
:メインアビリティは「宇宙合金グレン」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。周囲4マス内の味方ユニットの防御力・照準値が増加する。斬撃・特殊属性全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。ダイザーコンビネーションアタック命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を1回復する。サブアビリティは「タイプ強化IV・ダメージ増加・ダメージ軽減(防御&命中)(デューク・フリード)」。<br />
<br />
====[[召喚攻撃]]====<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で特殊属性のSSR必殺技として登場。[[ダブルスペイザー]][[グレンダイザー (WS)|と合体]]、ハンドビーム→ダブルカッターの連続攻撃からスペースサンダーとサイクロンビームの一斉射撃に繋げる。<br />
:メインアビリティは「光量子エネルギー(WS)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。ダブルスペイザーストーム命中時、敵ユニットの気力を減少させ、敵ユニットに「[[挑発]]」を発動する。斬撃・特殊属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。フィールド上に味方の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]、[[剣鉄也 (OVA)|剣鉄也]]のいずれかがいるとき、攻撃力・防御力・照準値が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV(攻撃&防御)(兜甲児、剣鉄也)」。<br />
:3章Part2ではダブルスペイザーにOVA版甲児が搭乗し、同シナリオ中でのみ甲児とデュークが掛け合う専用の戦闘ボイスが使用される。以降のダブルスペイザーは無人操縦という扱いになるため、武装の使用に関して甲児の出撃の有無は関係しない<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1608772927859879936 寺田貴信の2022年12月30日のツイート、Twitter]</ref>。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
作品によってどの合体攻撃が実装されているかは異なる。殆どの場合、[[スペイザー]]に[[変形]]すると使用できない。<br />
<br />
本来は、[[マジンガーZ]]は18mないしは25m、[[グレートマジンガー]]は25mの設定なので、30mのグレンダイザーは一回り以上大きいロボットなのだが、リアル頭身寄りの攻撃アニメーションでもマジンガーZやグレートと近いサイズに演出されがちになる。<br />
<br />
中威力の胸部光線、必殺技の斬撃武器と他のマジンガーとは武装のバランスが異なるため、同じ合体攻撃でも攻撃力の変動が起きることもある。<br />
<br />
==== マジンガー系 ====<br />
;ダブルマジンガーパンチ<br />
:マジンガーZ、グレートマジンガー、[[量産型グレートマジンガー]]、[[ミネルバX]]のいずれかと共に拳を撃ち出す。<br />
;トリプルマジンガーパンチ<br />
:ダブルマジンガーと共に拳を撃ち出す。<br />
;ダブルマジンガーブレード<br />
:マジンガーZかグレートマジンガーとの同時斬撃。<br />
;トリプルマジンガーブレード<br />
:ダブルマジンガーと繰り出す刃の技。グレンダイザーはダブルハーケンで攻撃に参加。マジンガー系3機の主役機による合体攻撃としては、SRWで最も登場頻度が高い。<br />
:『MX』では3体でのカットイン後スペイザーと合体し敵の上空に飛行、ダブルマジンガーブレードで串刺しにして持ち上げた敵をダブルハーケンの自由落下斬りで一刀両断する。<br />
;マジンガートルネード<br />
:反重力ストーム、マジンガーZのブレストファイヤー、グレートマジンガーのブレストバーンを同時に放つ。<br />
;ダブルライトニングバスター<br />
:グレートマジンガー、量産型グレートマジンガー、[[ブラック・グレート]]のいずれかの機体で可能。スペースサンダーとサンダーブレークを同時に放つ。<br />
;マリンスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[マリンスペイザー]]と合体して攻撃。海適応がSだが、海中に潜る敵は殆どいない。<br />
;ドリルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ドリルスペイザー]]と合体して攻撃。陸適応がS。<br />
;ダブルスペイザーストーム<br />
:『Z』で登場。[[ダブルスペイザー]]と合体して攻撃。空適応がS。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[ファイナルダイナミックスペシャル]]<br />
:ゲッターロボ系まで含めた、ダイナミック企画の各主役級ロボットによる合体攻撃。作品により機体の組み合わせが異なる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[変形]]<br />
:SRWでは、[[スペイザー|フリード製スペイザー]]との合体は変形扱い。『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では地球製スペイザーとの合体も変形扱い。<br />
;[[合体]]<br />
:[[マリンスペイザー|マリン]]、[[ドリルスペイザー|ドリル]]、[[ダブルスペイザー|ダブル]]の各地球製スペイザーと合体する。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではダブルスペイザーしか登場せず、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では合体攻撃の演出のみ。<br />
;[[マジンパワー|ダイザーフルパワー]]<br />
:『Z』で追加。[[マジンパワー]]と同じく、[[気力]]が130以上になると最終ダメージが1.25倍になる。<br />
;[[剣装備]]<br />
:ダブルハーケンで[[切り払い]]を発動する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:飛行できる場合でも陸の方が適応が高い事がある。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:大多数の家庭用作品。『DD』。<br />
;L<br />
:SFC版『EX』、『第4次』、『第4次S』、携帯機シリーズ、『X-Ω』。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;[[超合金Z]]<br />
:『[[第2次G]]』で採用。装甲+100。<br />
;受けるダメージ-30%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「とべ!グレンダイザー」<br />
:<br />
;「宇宙の王者グレンダイザー」<br />
:<br />
;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
:なお、歌詞に「科学と夢と情熱と '''[[日本]]の頭脳が'''生み出した」とあるが、グレンダイザーはフリード星で作られた[[スーパーロボット]]である。地球製のスペイザーも含めてならギリギリ間違ってないこともないが。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[スペイザー]]<br />
:フリード製スペイザー。<br />
;[[ダブルスペイザー]]<br />
:[[地球]]製スペイザー1号機。<br />
:;[[グレンダイザー (WS)]]<br />
::<br />
;[[マリンスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー2号機。<br />
:;[[グレンダイザー (MS)]]<br />
::<br />
;[[ドリルスペイザー]]<br />
:地球製スペイザー3号機。<br />
:;[[グレンダイザー (DS)]]<br />
::<br />
;ウルトラサブマリン<br />
:アニメ第67話に登場。マリンスペイザーが潜れない深海でも活動可能になるグレンダイザー用水中バイク。SRW未登場。<br />
::<br />
;[[マジンガーZ]]、[[グレートマジンガー]]<br />
:グレンダイザーと合わせてトリプルマジンガーと称される。<br />
;[[偽グレンダイザー]]<br />
:ベガ星連合軍が開発したグレンダイザーの偽物。<br />
<br />
=== 他作品の関連機体 ===<br />
;[[グレンダさん]]<br />
:グレンダイザーの擬人化キャラクター。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇場作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)における主役ロボ「ロボイザー」が原点とも言える存在。支援円盤との合体能力や搭乗者の名前など多くの共通点を持つ。<br />
*『UFOロボ グレンダイザー』の企画が立ち上がる前に『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッドマジンガー』の主役ロボ「ゴッドマジンガー」の腕はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチの原型になっている。<br />
*マブラヴの登場人物にグレンダイザーの髪型と名前をした紅蓮醍三郎が存在する。技の名前も反重力乃嵐(反重力ストームがモチーフ)、宇宙乃雷(スペースサンダーがモチーフ)。<br />
*マンガプロダクションがサウジアラビアの首都リヤドに、現地の企業と協力して全長33.7mの立像を制作。世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻としてギネス世界記録に認定された。(サイズだけなら2017年完成の[[上海]]の[[EVA初号機]]像の40mが勝るが、EVA像は片膝をついているので頭頂高は25mとなっている)<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B003TALTEO</amazon><amazon>B000Q0S4BG</amazon><amazon>B000MQ7G40</amazon><amazon>B001D5M3IS</amazon><amazon>B003479MKA</amazon><amazon>B00BMGUDSK</amazon><amazon>B00WVYNZF0</amazon><amazon>B01G8MBLB0</amazon><amazon>B00CF8KD8O</amazon><amazon>B00N1EU63I</amazon><br />
<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:くれんたいさあ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A3%B0%E5%84%AA:%E5%B3%B6%E6%9C%AC%E9%A0%88%E7%BE%8E&diff=475116
声優:島本須美
2024-03-03T01:24:26Z
<p>天世: 153.199.10.225 (トーク) による版 475114 を取り消し</p>
<hr />
<div>*読み:しまもと すみ<br />
<br />
== 担当キャラクター ==<br />
{{声優・SRWシリーズ|さ行|し}}<br />
{{声優担当キャラクター一覧}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しまもと すみ}}<br />
[[Category:声優]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A3%B0%E5%84%AA:%E6%B8%85%E6%B0%B4%E9%A6%99%E9%87%8C&diff=475115
声優:清水香里
2024-03-03T01:24:05Z
<p>天世: 153.199.10.225 (トーク) による版 475111 を取り消し</p>
<hr />
<div>*読み:しみず かおり<br />
<br />
== 担当キャラクター ==<br />
{{声優・SRWシリーズ|さ行|し}}<br />
{{声優担当キャラクター一覧}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しみす かおり}}<br />
[[Category:声優]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A3%B0%E5%84%AA:%E7%99%BD%E9%B3%A5%E5%93%B2&diff=475113
声優:白鳥哲
2024-03-03T01:23:51Z
<p>天世: 153.199.10.225 (トーク) による版 475110 を取り消し</p>
<hr />
<div>*読み:しらとり てつ<br />
<br />
== 担当キャラクター ==<br />
{{声優・SRWシリーズ|さ行|し}}<br />
{{声優担当キャラクター一覧}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しらとり てつ}}<br />
[[Category:声優]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A3%B0%E5%84%AA:%E5%A1%A9%E5%B1%8B%E6%B5%A9%E4%B8%89&diff=475112
声優:塩屋浩三
2024-03-03T01:23:38Z
<p>天世: 153.199.10.225 (トーク) による版 475109 を取り消し</p>
<hr />
<div>*読み:しおや こうぞう<br />
<br />
== 担当キャラクター ==<br />
{{声優・SRWシリーズ|さ行|し}}<br />
<br />
{{声優担当キャラクター一覧}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しおや こうそう}}<br />
[[Category:声優]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%AE%88%E8%AD%B7%E7%A5%9E%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB&diff=475050
守護神ゴードル
2024-03-02T13:49:21Z
<p>天世: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|超電磁マシーン ボルテスV}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 巨大ロボット<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ボアザン星}}<br />
| パイロット = [[パイロット::プリンス・ハイネル]]<br />
}}<br />
'''守護神ゴードル'''は『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
最終回で[[プリンス・ハイネル]]が搭乗した巨大ロボットで[[ボアザン星]]の守り神。<br />
<br />
「守護神ゴードルの石像に燃えさかっている炎に身を投じたならば国難を救うことが出来る」との古い言い伝えがあり、ハイネルが実際に身を投じたことによって、石像の中に巨大なロボットが隠されていることを知る。そして、ボアザン星に来た[[ボルテスV]]と死闘を繰り広げ、最後は相討ちになる形で双方とも戦闘不能となり、ハイネルと[[剛健一]]の一騎打ちに繋がる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
目立った[[特殊能力]]はないがその分基本性能が高く、まともにやり合うと不利は否めない。<br />
原作ではボアザン星に隠されていたがスパロボでは特段説明なく地底城や[[スカールーク]]から出撃してくる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}})<br />
:ハイネルが乗る。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]で[[スポット参戦]]。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:今回は敵にはならず、スポット参戦のみ。[[隠し要素/第2次α|隠し要素]]の条件を満たすと終盤でスポット参戦。また、イベントで[[大空魔竜]]の突撃を切り払うシーンがある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:再び敵として登場し、ボアザンルートでスポット参戦。ルートによっては一度も見られないが、サブシナリオ「正義の旗の下に」で主役を務めるため、[[ロボット大図鑑]]登録は楽。<br />
:ハイネル死亡後、ボアザン星の平和の象徴として破壊されずに残った。その際、バーム星を現す翼が取りつけられ、融和の証となっている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[地底城]]での決戦時に最後の増援としてハイネルが乗ってくる。それと同時に地底城の素粒子爆弾を起動してくるため、ここから5ターン以内に敵を全滅させないとゲームオーバーになる。最初から[[気力]]150な上に固いので、[[精神コマンド]]は温存させておきたい。<br />
:[[ロンド・ベル]]に撃破されるものの、素粒子爆弾は[[リー・カザリーン|カザリーン]]が停止させており、ゴードルにも密かに脱出装置がつけられていたため、搭乗者のハイネルは生き延びている。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::[[ドン・ザウサー]]や[[ゴッドアーモン]]程ではないが、ゴードルもまた仕様変更に伴いパワーアップを果たした本作の強敵の一体。<br />
::ゴードルの[[HP]]が2017年現在最高値のHP101300。ハイネルの[[底力]]L8により、最終的に[[装甲|装甲値]]3220まで上昇。下手に平均[[レベル]]を高くすると、硬すぎてダメージを与えられず、5ターン以内で決着つかずに、ゲームオーバーになりかねない。<br />
::勝利条件が「敵の全滅」のままなのでゴードルを倒して終わりというわけには行かないのも辛い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:神空剣の性能が高いが、燃費が悪いのですぐエネルギー切れを起こす。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:神の炎に攻撃力ダウンの[[特殊効果]]あり。[[射程]]3~8なので近接戦闘に持ち込むと良い。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。ハイネルが乗り、敵として登場するが、HPが一定以下になると自動回復を行うため、倒すことはできない。<br />
:進め方によっては一時的に自軍に加わる。その後隠しステージにも登場。2つの武装はいずれも射程1だが、無消費・気力条件なしの神空剣が強力。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場するほか、おまけマップでは味方として使用できるが、舞台が宇宙なので武器は神空剣しか使えない。HPの高さを利用して壁役・切り込み役として活躍させよう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:[[ゼロ (電童)|ゼロ]]の手引きによってハイネルに齎される。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;神の炎<br />
:口からエメラルド色の火炎を吐き出す。<br />
;神空剣<br />
:「じんくうけん」。唯一の手持ち武器である両刃剣。<br />
:大抵の作品では手に持っているかどこからともなく取り出すが、Jのみ演出が違い、口から吐いた「神の炎」から取り出す。<br />
;大出力ビーム砲<br />
:フィリピンで放映された実写版で神の炎の代わりに登場した武装。SRW未実装。<br />
:背中から展開した2本の砲身にエネルギーを収束させて放つ必殺武器で、[[ボルト・ボンバー]]の右腕部分を大破させている。一方でパイロットにも大きな負担が掛かる諸刃の剣となっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ボルテスVの歌」<br />
:前期オープニングテーマ。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;vs[[ボルテスV]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本機に内装されたコンピュータの声は長浜忠夫監督自らが演じている。<br />
*[[漫画]]『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではボアザン星の史跡に幾つか隠されていたらしく、健一達と戦ったゴードルとは別の機体を用意したハイネルが、[[ガルーダ|オリジナルガルーダ]]と激闘を繰り広げた。同作者の続編『ゴッドバード』でもハイネルの乗機として復活する。<br />
**『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではハイネルに合わせ片角を折った状態で登場する。また『ゴッドバード』では復活した際にハイネルの角は両方共ある状態で復活しているが、機体の方は片角を折られた状態で登場している。<br />
**同作では神空剣は左腰に鞘に収められて装備している。<br />
{{DEFAULTSORT:しゆこしん こおとる}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:超電磁マシーン ボルテスV]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%AE%88%E8%AD%B7%E7%A5%9E%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB&diff=475049
守護神ゴードル
2024-03-02T13:49:10Z
<p>天世: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|超電磁マシーン ボルテスV}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 巨大ロボット<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ボアザン星}}<br />
| パイロット = [[パイロット::プリンス・ハイネル]]<br />
}}<br />
'''守護神ゴードル'''は『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
最終回で[[プリンス・ハイネル]]が搭乗した巨大ロボットで[[ボアザン星]]の守り神。<br />
<br />
「守護神ゴードルの石像に燃えさかっている炎に身を投じたならば国難を救うことが出来る」との古い言い伝えがあり、ハイネルが実際に身を投じたことによって、石像の中に巨大なロボットが隠されていることを知る。そして、ボアザン星に来た[[ボルテスV]]と死闘を繰り広げ、最後は相討ちになる形で双方とも戦闘不能となり、ハイネルと[[剛健一]]の一騎打ちに繋がる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
目立った[[特殊能力]]はないがその分基本性能が高く、まともにやり合うと不利は否めない。<br />
原作ではボアザン星に隠されていたがスパロボでは特段説明なく地底城や[[スカールーク]]から出撃してくる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}})<br />
:ハイネルが乗る。<br />
:[[隠し要素/α|隠し要素]]で[[スポット参戦]]。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:今回は敵にはならず、スポット参戦のみ。[[隠し要素/第2次α|隠し要素]]の条件を満たすと終盤でスポット参戦。また、イベントで[[大空魔竜]]の突撃を切り払うシーンがある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:再び敵として登場し、ボアザンルートでスポット参戦。ルートによっては一度も見られないが、サブシナリオ「正義の旗の下に」で主役を務めるため、[[ロボット大図鑑]]登録は楽。<br />
:ハイネル死亡後、ボアザン星の平和の象徴として破壊されずに残った。その際、バーム星を現す翼が取りつけられ、融和の証となっている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[地底城]]での決戦時に最後の増援としてハイネルが乗ってくる。それと同時に地底城の素粒子爆弾を起動してくるため、ここから5ターン以内に敵を全滅させないとゲームオーバーになる。最初から[[気力]]150な上に固いので、[[精神コマンド]]は温存させておきたい。<br />
:[[ロンド・ベル]]に撃破されるものの、素粒子爆弾は[[リー・カザリーン|カザリーン]]が停止させており、ゴードルにも密かに脱出装置がつけられていたため、搭乗者のハイネルは生き延びている。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::[[ドン・ザウサー]]や[[ゴッドアーモン]]程ではないが、ゴードルもまた仕様変更に伴いパワーアップを果たした本作の強敵の一体。<br />
::ゴードルの[[HP]]が2017年現在最高値のHP101300。ハイネルの[[底力]]L8により、最終的に[[装甲|装甲値]]3220まで上昇。下手に平均[[レベル]]を高くすると、硬すぎてダメージを与えられず、5ターン以内で決着つかずに、ゲームオーバーになりかねない。<br />
::勝利条件が「敵の全滅」のままなのでゴードルを倒して終わりというわけには行かないのも辛い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:神空剣の性能が高いが、燃費が悪いのですぐエネルギー切れを起こす。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:神の炎に攻撃力ダウンの[[特殊効果]]あり。[[射程]]3~8なので近接戦闘に持ち込むと良い。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。ハイネルが乗り、敵として登場するが、HPが一定以下になると自動回復を行うため、倒すことはできない。<br />
:進め方によっては一時的に自軍に加わる。その後隠しステージにも登場。2つの武装はいずれも射程1だが、無消費・気力条件なしの神空剣が強力。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場するほか、おまけマップでは味方として使用できるが、舞台が宇宙なので武器は神空剣しか使えない。HPの高さを利用して壁役・切り込み役として活躍させよう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:[[ゼロ (電童)|ゼロ]]の手引きによってハイネルに齎される。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;神の炎<br />
:口からエメラルド色の火炎を吐き出す。<br />
;神空剣<br />
:「じんくうけん」。唯一の手持ち武器である両刃剣。<br />
:大抵の作品では手に持っているかどこからともなく取り出すが、Jのみ演出が違い、口から吐いた「神の炎」から取り出す。<br />
;大出力ビーム砲<br />
:フィリピンで放映された実写版で神の炎の代わりに登場した武装。SRW未実装。<br />
:背中から展開した2本の砲身にエネルギーを収束させて放つ必殺武器で、[[ボルト・ボンバー]]の右腕部分を大破させている。一方でパイロットにも大きな負担が掛かる諸刃の剣となっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;L<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ボルテスVの歌」<br />
:前期オープニングテーマ。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;vs[[ボルテスV]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本機に内装されたコンピュータの声は長浜忠夫監督自らが演じている。<br />
*[[漫画]]『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではボアザン星の史跡に幾つか隠されていたらしく、健一達と戦ったゴードルとは別の機体を用意したハイネルが、[[ガルーダ|オリジナルガルーダ]]と激闘を繰り広げた。同作者の続編『ゴッドバード』でもハイネルの乗機として復活する。<br />
**『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではハイネルに合わせ片角を折った状態で登場する。また『ゴッドバード』では復活した際にハイネルの角は両方共ある状態で復活しているが、機体の方は片角を折られた状態で登場している。<br />
<br />
**同作では神空剣は左腰に鞘に収められて装備している。<br />
{{DEFAULTSORT:しゆこしん こおとる}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:超電磁マシーン ボルテスV]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%AB&diff=475048
プリンス・ハイネル
2024-03-02T13:47:56Z
<p>天世: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| タイトル = ハイネル<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|超電磁マシーン ボルテスV}}<br />
| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[ボアザン星人]]<br />
| 性別 = 男<br />
| 出身 = [[ボアザン星]]<br />
| 所属 = [[ボアザン帝国]]<br />
| 役職 = [[地球]]征服軍司令官<br />
| 称号 = プリンス<br />
}}<br />
'''プリンス・ハイネル'''は『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ボアザン帝国]]の[[地球]]征服軍司令官。[[剛健太郎]]ことラ・ゴールと前妻のロザリアとの子で剛三兄弟の異母兄にあたるが、自身も健太郎も最終回までその事実を知らなかった。<br />
<br />
地球人を畜生程度にしか思っていない高慢な[[貴族]]として描かれ、プライドというのも相手が貴族や王族であればの話であり、角を持たない平民や地球人に対しては残虐非道を貫いており、その姿勢は地球人に愛という概念が存在することを信じておらず、最初は冗談だとすら思っていた程である。<br />
<br />
母のロザリアは自身を産んですぐに亡くなり、祖父母の元で育つ。反逆者の息子として迫害を受け、その屈辱を晴らすべくボアザン帝国の忠臣として地球征服軍司令官となったが、それはハイネルを遠さげようとする皇帝[[ズ・ザンバジル]]の謀略であり、幾度となく[[ド・ズール]]や[[ド・ベルガン]]等の皇帝派の将軍に暗殺されそうになった。<br />
<br />
終盤で皇帝派の将軍達の策略により地底城や[[ルイ・ジャンギャル]]を失い、[[リー・カザリーン]]によってボアザン星に帰還するも既に帝国の貴族社会は風前の灯となっていた。最終回においてハイネルは我先に逃げ出そうとする貴族達に激怒し制止しようとするが、逆に銃撃されそれを庇ったカザリーンをも失う事となる。孤立しながらも最後の決着をつけるべく[[守護神ゴードル]]に搭乗し[[ボルテスV]]と戦うも相討ちとなり、[[剛健一]]と[[白兵戦|一騎討ち]]となるが、この時持っていた形見の短剣から自身と健太郎、剛三兄弟との関係を知り、衝撃の余り戦意を喪失、更にその直後に半狂乱となったズ・ザンバジルと対面し、全ての責任を自身に被せる言い逃れをする彼を目の当たりにし、自分が無駄な戦いをしていた事を否応無く悟らされた彼は怒りのままにズ・ザンバジルを殺害。<br />
<br />
最後はザンバジルの落とした爆弾から健一を庇ったものの、命乞い等はせず自分のしてきた事を悔いるように黄金城の崩壊に巻き込まれ、炎の中へと消えていった。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
「誇り高き貴族」としてのキャラクター性が強調され、原作における負の部分は鳴りをひそめている。[[スパロボ補正]]の好例の一つと言えよう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ボアザン星]]が[[ゼ・バルマリィ帝国]]に支配されたため、不本意ながらも母星と皇帝[[ズ・ザンバジル]]のためにバルマー所属の将軍として[[地球]]侵略を謀る。「角がない」バルマー星人に屈服したためか、地球人への蔑視は薄めで、「親子愛」の概念が存在することも他のスパロボよりかは素直に受け入れた。<br />
:普通に進めると終盤に剛兄弟との血縁が発覚しながらも死亡してしまう。[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件次第では終盤にスポット参戦し、生存が以降の正史となる。<br />
:余談であるが、本作では戦闘セリフが『新』からの流用のみであるために[[ボアザン円盤]]や[[スカールーク]]に乗った際叫びながらビームを撃ったり、ドリルを発射するシュールな戦闘シーンが見られる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:『[[α]]』で[[スポット参戦]]したという設定([[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[アナベル・ガトー|ガトー]]・[[ケリィ・レズナー|ケリィ]]も生存したことになっているが、『α』では両者とのスポット参戦は両立しない)。<br />
:中盤からたまに登場するようになり、[[小バーム]]解放時に[[リヒテル]]を救出し、オルバンに撃たれそうになった健一を助ける形で登場。[[小バーム]]解放後は暗黒四天王に特攻して死亡してしまうが、[[隠し要素/第2次α|隠し要素]]の条件を満たせば[[特攻]]する相手は[[ダリウス大帝]]となり、[[リヒテル]]とともに生存して最終話にスポット参戦。後者が正史となっている。ハイネル本人曰く、「正しい事への贖罪のために戦っている」とのこと。<br />
:『α』ではスポット参戦時も健一に「父親を大事にしろ」と言うくらいで(本人としては唐突に弟の存在を知ったためか)、兄らしい姿は見せなかったが、今回は健一らに兄として慕われ、ハイネルも健一たちが兄と呼んでくれることを嬉しく思っているなど、別行動を取っていても強い[[絆]]で結ばれていた。<br />
:本作ではボイスを新規収録。他作品の[[オルバン大元帥]]を名指しする[[DVE]]まで用意されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:親友となった[[リヒテル]]とともに行動。ルート選択によっては一度だけ敵対する。ボアザン解放では状況は違うが、原作通りにザンバジルを殺害するものの、[[アースボム]]を止めるために死亡する。<br />
:最終話で[[αナンバーズ]]を守る霊としてリヒテルと共に登場。また、サブシナリオ「正義の旗の下に」ではかつての行いから信用を得られぬまま、一人戦う姿が描かれている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:序盤[[ガンダル司令]]に引き連れられて、第7話のエンドデモに登場する。ボアザンが[[ベガ星連合軍]]に支配されたため、不本意ながらもベガ星連合軍所属の将軍として[[地球]]侵略を謀る。[[ベガ大王]]からは優遇されているため、αほどは苦労していない。ゆえに「角の無い異星人」に寛容ではなく、地球人に親子愛の概念が存在することを簡単には信じなかった。また角があるという事からか、ベガ星連合軍と同盟を結んでいる[[百鬼帝国]]と一緒に現れる事が多い。<br />
:地底城での決戦後、[[守護神ゴードル]]を破壊されてもなお一矢報いて死なんとするが、彼を死なせたくないカザリーンの手によって麻酔銃で眠らされる。その後は詳しく描写されないが、おそらく[[リー・カザリーン|カザリーン]]と共にどこか遠い星へと逃亡したものと思われる。<br />
:なお、本作では健一達との血縁関係は判明しない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:ボアザン帝国地球征服部隊司令官として登場。地球征服を円滑に進めるべく、[[キャンベル星人]]、[[ミケーネ帝国]]、[[恐竜帝国]]と同盟を結ぶ。<br />
:第27話でカザリーンと[[ラリアー]]の手により、強制的に地球から脱出させられる。その後の消息は不明だが、地球に残したゴードルの中から母の形見の短剣が見つかり、剛父子との血縁が明かされた。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:『A』『R』と比べてボルテス関連の扱いは良いため、終焉の地は地底城とはいえ、最期の一枚絵があったりとそれなりに存在感はある。<br />
:地球人同様に[[グラドス軍|グラドス]]も見下している。最後には原作通り剛父子との血縁が明かされ、そのあまりに皮肉な事実に自身の敗北を悟り、崩壊する地底城と運命を共にした。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[バルマー帝国]]軍に参加している。ボアザン帝国の身分制度にはあまり言及されないため、「バルマー帝国に扱き使われる武将」という印象が強い。<br />
:フラグを立てた場合、[[ド・ズール]]を倒すために数マップの間仲間になり、[[リー・カザリーン|カザリーン]]と共に姿を消す(剛兄弟との血縁関係には全く触れられない)。最後の隠しステージでは味方として加勢してくれる。なんと[[魂]]持ちで、ゴードルも強いため、スポット参戦キャラの中では一番頼りになる。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場する他、おまけマップでは味方として使用できる。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:イベント「ガルーダの逆襲」では[[ガルーダ]]と手を組み、「帝国の陰謀」の中盤にて、[[剛健太郎]]から自身の出生を知り、不退転の覚悟で[[カイルス]]に挑むも事実を聞かされた[[剛健一|健一]]をはじめとする面々から「肉親同士が争う必要はない」と逆に[[説得]]され、ついに剣を収めた。その直後、[[ズ・ザンバジル|ザンバジル]]が乗艦する[[攻撃司令艦ザンタル]]に内蔵された素粒子爆弾からカイルスを守って死亡したと思われたが、部下によって救助される。<br />
:[[ボルテスV]]と共に[[ゼロ (電童)|ゼロ]]にトドメを刺した後はカイルスに入ったようであり、「カイルスの青い夏」では[[ランカ・リー|ランカ]]を見て戸惑ったり、健一に父を連れて逃げるように言うなど人間味と思いやりのあるシーンが描かれた。<br />
:新章では記憶を奪われ別世界に転移され、再び原作同様に侵略者としてガルーダやリヒテルらと共に[[地球]]を攻撃しているが、ザンバジルの奸計によって機体を破壊されMIAとなるも、後に恐竜帝国との決戦で生存が判明、偽りの世界での戦いが佳境に差し掛かった頃にカイルスとしての記憶を取り戻した。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2にて登場。シナリオNPC。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
原作のラスボス&[[ライバル]]だけあってさすがに能力は高い。素の能力なら健一を上回り、正式参戦しないのが惜しいほど強い。逆に敵の時はゴードルの攻撃力と合わせて脅威の一つとなる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[必中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[加速]]、[[ド根性]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[愛]]'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[自爆]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[切り払い]]L8、[[連携攻撃]]L3、[[連携攻撃]]、[[支援攻撃]]、[[気力+ (命中)]]'''<br />
:高い技量に物を言わせ、物理攻撃を次々と切り払ってしまう。イベントだが戦艦の突撃も切り払う。味方の時は援護役としてうってつけの能力となる。<br />
; [[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
: '''[[底力]]L8、[[切り払い]]L6'''<br />
::GBA版では厄介な技能でないが、PSP版では底力と切り払い率が上昇しており、甘く見ていると痛い目をみる。<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[底力]]L8、[[防御]]L6、[[指揮官|指揮]]L4'''<br />
; [[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
: '''[[斬り払い]]、[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4、[[指揮官|指揮]]L4'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;命中率+30%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。<br />
:このおかげで攻撃を外すことがほとんどない。リアル系にとっては脅威となるが、初実装された『第2次α』では敵として戦うことはない。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「ボルテスVの歌」<br />
:オープニングテーマ。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて選曲。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[剛健太郎]]<br />
:父。ただし、当初は剛健太郎=ラ・ゴールという認識はなく、気付くのは最終回になる。<br />
;[[剛健一]]、[[剛大次郎]]、[[剛日吉]]<br />
:宿敵。最終回で異母弟だったことを知る。<br />
;[[リー・カザリーン]]<br />
:部下。乳兄弟でもあり、彼女からは想いを寄せられている。<br />
;[[ルイ・ジャンギャル]]<br />
:部下。その忠義と勇猛さにハイネルも絶大な信頼を寄せ、最期の際には涙するほどにその死を惜しんだ。<br />
;[[ド・ズール]]<br />
:部下。皇帝派の人物で、ハイネル暗殺を謀った。<br />
;[[ド・ベルガン]]<br />
:部下。前任のド・ズールと同じく皇帝派の人物。一時はハイネルに服従していたが、最後はハイネルを見捨てた。<br />
;[[グルル]]<br />
:同僚。皇帝派の人物にして側近。彼の初登場時には反乱分子の鎮圧を急かされ嫌味を言われる事に。<br />
;[[ズ・ザンバジル]]<br />
:主君。ボアザン貴族として、また裏切り者の子と蔑まれながらも自分を地球侵略の司令官に抜擢してくれた恩もあって彼に忠誠を誓っていたが、一方で体よく利用されていることを知らず、最終回で彼の醜悪さを思い知って殺害する。<br />
:[[αシリーズ]]では原作再現が[[α]]~[[第3次α]]で大幅に空いているため、[[第2次α]]ではその野望を挫く一環として地球に来ていた。<br />
;ザキ公爵<br />
:第8話で地底城に皇帝の名代としてやってきたボアザン貴族。ハイネルに対して傲慢かつ挑発的な言動をしてハイネルを怒らせる。同話で戦死にかこつけた彼の暗殺を謀るが、ボルテスの攻撃で死亡した。<br />
;マリーネ<br />
:長谷川裕一の[[漫画]]「第41話 逆襲する貴族」に登場するハイネルの双子の妹。ボアザン星では双子を忌み嫌う風習があり、生まれてすぐ辺境の殖民惑星の領主の娘として育てられた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
ボアザンが他勢力の指揮下にあったり、同盟を組んだりしている作品が多いため、他作品のキャラクターが上司や部下、あるいは同僚であることが多いが、ハイネルのプライドの高い性格や原作の境遇もあってか、あまりしっくりいっていない。<br />
<br />
=== [[長浜ロマンロボシリーズ]]系 ===<br />
;[[葵豹馬]]<br />
:[[α]]ではハイネルが健一と兄弟であったことに驚愕した。<br />
;[[ガルーダ]]<br />
:声が似ている人その1。αでは[[エアロゲイター]]内での[[ライバル]]同士だが、ガルーダが悲劇の最期を遂げた際は[[オレアナ]]らに対して怒りを露にしている。<br />
:[[CC]]でも旧章・新章共に彼と手を組んでいる。<br />
;[[ジャネラ]]<br />
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では共にベガ星連合軍に属し、彼女から連合軍の前線司令官の座を奪う。[[スーパーロボット大戦R|R]]でも同盟者。<br />
;[[ダンゲル]]<br />
:A・[[スーパーロボット大戦R|R]]では味方同士であるが、Rでは彼を小馬鹿にして彼を怒らせる。<br />
;[[リヒテル]]<br />
:声が似ている人その2。[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で救出して以来、相棒的存在に。[[CC]]においてもハイネルの理解者となり、CC新章では共に記憶を奪われ[[カイルス]]と敵対する事態に陥ってしまう。<br />
;[[オルバン大元帥]]<br />
:第2次α終盤の[[小バーム]]攻略戦で、健一を射殺しようとする彼の手を撃ち抜き、窮地を救う。<br />
;[[楯剣人]]<br />
:長谷川裕一の漫画「ビクトリーファイブ」で共演。「ビクトリーファイブ」では境遇が近いためか妙にウマが合い、よく行動を共にしている。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[シャーキン]]<br />
:声が似ている人その3。[[新スーパーロボット大戦|新]]では同じバルマー帝国第8艦隊傘下の将軍。[[デスクロス四天王]]の上役として同列に扱われていたが、ハイネル自身はシャーキンをあまり快く思っていない。<br />
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では単に共演者。<br />
;[[ダリウス大帝]]<br />
:新ではダリウスは名前だけの登場だが、彼の重臣であるデスクロス四天王を指揮下に入れていた。<br />[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では敵として対峙する。<br />
;[[デスクロス四天王]]<br />
:新ではキラーとダンケルが直属の部下となっていたが、裏では見下されており、利害が一致したド・ズールと手を組んでハイネルを失脚に追いやる。<br />
;[[ブライ]]<br />
:Aでは同盟者として共闘している。特に角のある関係からなのか、他の同盟軍に比べて共闘している戦場が強い。<br />
;[[ベガ大王]]<br />
:Aでは彼の[[ベガ星連合軍]]に組み込まれている。彼からは気に入られているが、ハイネル自身は隙あらばと思っている。<br />
;[[地獄大元帥]]<br />
:Aでは同盟者として共闘。<br />
;[[闇の帝王]]<br />
:Rでは同盟者。<br />
;[[ゼロ (電童)|ゼロ]]<br />
:[[CC]]ではボアザンの客将として迎え入れられた彼と共闘するが、ゼロが本性を露にし敵対、ボルテスチームと共に彼を打倒する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:新での上司であるが、不満を持っていた。[[J]]では直接の絡みは無いが、グラドスとは敵対関係にあり、彼を含めたグラドス人を地球人同様に見下している。<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:αでは共にバルマー帝国に加わっている同僚の関係。ハイネル味方フラグを立ててラスト一話前のシナリオでハイネルが味方増援に来た際に会話があり、シロッコに対し、バルマー帝国からの離脱を宣言する。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;ジュデッカ・ゴッツォ<br />
:新での上役。人造人間に偏見があるのか、暗黒四天王よりは優遇してもらえる。<br />
;[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]<br />
:αでの上役。<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:αでの上役。<br />
;[[ラリアー]]<br />
:[[R]]では最終的に、彼とカザリーンの計らいによって命を救われる結末となる。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「この辺境の星、地球を支配する、虫けらのごとき人間どもを、追い払うのだ!」<br />
:第1話「宇宙からの侵略者」冒頭にて。地球人を虫けらと呼びながらも、「殺す」と言わず「追い払う」と表現しているあたり、彼なりの情が感じられなくもない。(メタ的な解釈をしてしまえば、子供番組でそういう表現を避けただけなのかもしれないが。)<br />
;「ぬう…あのようなロボットが地球にあったとは。…ジャンギャル! 報告には無かったが?」<br />
:第1話の[[ボルテスV|ボルテス]]登場後。当初は単なる戦闘機軍団でしかなかった[[ボルトマシン]]が合体し、ボルテスになった姿を見て、[[ルイ・ジャンギャル|ジャンギャル]]を問い詰めてみせる。完全にうろたえ、「は、ははあ…」と頭を下げるしかなかったジャンギャルだが…<br />
;「はっはっはっ!! よい! これも一興! ドクガガに叩き出させい!」<br />
:すぐに笑い飛ばして度量の広さを見せ、ジャンギャルもほっとした表情を見せる。<br />
;「見事だ。見事だ地球人め! だが明日もこうなるとは大間違い。ボアザン星にたてつくものに、この宇宙で生きながらえたものはひとつもないことを、思い知らせてやる!」<br />
:第1話の初陣で敗れたときの台詞。<br />
;「私は裏切り者の子と呼ばれ、蔑みと嘲りの中で生きてきた…」<br />
:第8話でカザリーンに尋ねられ自分の過去を語る。王家の血筋ながら父が犯した大罪により物心ついた時から大人達には陰口を叩かれ同じ子供達には暴力を振るわれていた。<br />
;「陛下は、裏切り者の子と知りながら私を遠征軍の司令官に取り立ててくれたのだ」<br />
;「それゆえ、私はこの戦い勝たなければならぬ!裏切り者の子という汚名を晴らすためにも!ザキ侯爵の蔑みと侮りに対しても!」<br />
:そんな自分に汚名を晴らすチャンスを与えたであろうザンバジルの為にボルテスVへの勝利を誓う。しかしザンバジルはハイネルの死を望んでおり、この裏ではハイネルを戦死みせかけた暗殺計画が進行していた…<br />
:この回ではハイネル達にスポットライトが当てられており、彼の苦悩と戦う理由が明らかになる。実質第二の主人公である。<br />
;「フン! 地球など一粒の星に過ぎん! 私の剣にはボアザン帝国の支配する全宇宙がかかっているのだ!」<br />
:第31話の[[剛健一|健一]]との[[白兵戦|一騎討ち]]の際「私の背中に私の母、そして父、地球100億の人間たちが見えるか!」という叫びに対して、己のプライドを叫ぶ。<br />
;「信じない…余は信じないぞ…」<br />
:第36話「地底城攻撃開始!」より。ベルガンに裏切られ、ボルテスも地底城に侵入。とどめに皇帝陛下の命令でこの状況になっていると知り、さすがに動揺してしまう。<br>SRWではこの台詞が被撃墜台詞として採用されている。<br />
;「ジャンギャル……見事な最期! このハイネル、しかと見届けた……!」<br/>カザリーン「ジャンギャル殿……」<br/>「……惜しい勇者を亡くしてしまった……!」<br />
:第37話「さらば! 敵司令官ハイネル」より。忠烈の猛将・ジャンギャルの最期をモニター越しでカザリーンと共に見届け、ハイネルは落涙した。第22話で裏切りの末に粛清されたズールへの扱いとは天と地の差である。<br />
;「そなたたちは城を見捨て何処へ行かれる気か!?」<br/>「何い!?それでも貴族か!?恥を知れい!」<br/>「卑怯者!ここから逃げ出す者は余はボアザンの名で斬る!」<br />
:第40話「崩れゆく邪悪の塔!!」より。黄金城へ駆けつけたもののハイネルが最初に目にしたのは勝ち目の無くなったザンバジル政権を見捨てて隠し通路から逃げ出す貴族の姿であった。未だボアザン貴族としての矜持を捨てないハイネルは敵前逃亡を企む貴族を一喝する。<br />
:一貫していち貴族としての務めと全うしようとするハイネルに対しボアザン貴族らの情けない姿勢が目立つシーンだが、この逃げ出そうとした貴族は「城に残っているのはせいぜいザンバジルくらいのもの」との発言をしており、この貴族らが虚勢を張ってまだ逃げ出すだけの気力があるのに対し'''ザンバジルはそれすら出来ず玉座で震えているだけだったというザンバジルの卑小さと行動力の無さ、そして人望のなさ<ref>加えてこの直前のシーンでは黄金城から逃げ出して解放軍へ投降する貴族が描かれておりその際は'''「悪いのは全部ザンバジルだから殺さないでくれ」と涙ながらに命乞いをする醜態を晒していた。'''</ref>が露見したシーンでもある'''。<br />
:スパロボでは2行目の台詞がベルガンらのボアザン貴族に対する特殊戦闘台詞として採用されているほか、3行目の台詞は'''「ボアザンの名において、貴様を斬る!」'''とアレンジされ、神空剣使用時の戦闘台詞になっている。<br />
;「我がボアザンの守護神ゴードルよ!答えてくれ……私はどうすれば良いのだ!?このボアザン帝国が、角の無い虫ケラどもに踏みにじられていくのを、黙って見ていろというのか?」<br />
:同話。カザリーンを喪ったハイネルは神像ゴードルに向けて叫ぶ。<br />
;「『国を愛する者は、守護神ゴードルの燃え盛る炎に身を投ずるならば、その時守護神ゴードルは国難を救ってくれる』との昔からの言い伝え。私はその言い伝え通り、この身をゴードル様の聖火に捧げる覚悟!」<br/>「たとえこの身が炎に焼かれようとも、国を救うためなら命を捧げよう!」<br/>「……ボアザン帝国に栄光あれぇーーっ!!」<br />
:既に覚悟を決めていたハイネルは、ゴードルの掌で燃え盛る炎の中へ身を投じる。<br />
;「終わってはおらぬ! 宇宙で最も優れた人種、頭に角をいただくボアザン貴族の戦いは最後の一人まで続くのだ!」<br />
:同話、「戦いはもう終わったんだ」という健一に対して。最後までボアザン貴族として戦うハイネルだったが…。<br />
;「あぁぁぁ…っ!!」<br/>「なんということだ! なんのための戦いだ…! 兄弟同士が血で血を洗う戦いをしてきたというのか!」<br/>健一「に…兄さん…!」<br/>「…嘘だーっ!!」<br />
:同話、健一が兄弟であること、つまり'''血の繋がった肉親には角がない'''という事実を知り、これまでのボルテスVとの戦いも無意味な戦いだった事を悟り泣き崩れる。角のあるボアザン人こそ優れた種族と信じて生きてきたハイネルのアイデンティティが崩れ去った瞬間でもあった。<br />
;「お、伯父上!おやめ下さい! 最後まで…最後までボアザン星の王であることをお忘れめさるなぁ!」<br />
:錯乱しながらも自己保身に奔ろうと足掻く[[ズ・ザンバジル|ザンバジル]]の姿を目の当たりにし諫めようとするも、ザンバジルから返ってきたのは「侵略はハイネルの仕業」という責任転嫁の言だった。<br />
;「くっ…! 余はこんなウジ虫のために戦っていたのか…! 死ねいっ!!」<br />
:その心無い言葉はハイネルの怒りに火を注ぐには十分すぎた。ハイネルは怒りのままに形見の短剣を投げ放ち、ズ・ザンバジルに引導を渡した。<br />
;「お…お父さん…」<br />
:父親からの呼びかけに対して呟いた最期の台詞。それまで親族に対しても貴族らしい言い回しをしていたハイネルだがここでは「父上」ではなく'''「お父さん」'''と貴族らしからぬ言い回しで呟いた。かなりぎこちなく言っているが、これは演じた市川氏が意図してそうなるように演技したため。氏によると、この台詞はスタッフに頼んで数回リテイクさせてもらったらしい。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
==== [[スーパーロボット大戦α|α]] ====<br />
;「ふむ…考えられぬ話ではない。角のない下等生物だとはいえ、あそこまでの文明を作り上げておる連中だからな」<br />
:第24話「ボルテス起死回生」より。[[ド・ズール]]が「地球人は愛情に弱い」と報告してきた時の反応。<br />
:頭ごなしに否定していた原作や他のスパロボとは異なる、この世界観のハイネルを表す台詞とも言える。<br />
;「ええい! 1対1の決闘に割って入るとは…卑怯者め!」<br />
:ゴラオン隊ルート第53話「地球を賭けた一騎討ち」より。健一以外がハイネルを攻撃した場合の台詞。'''正論である。'''[[熟練度]]が一気に10も下がる選択になるため、見ることは少ない。<br />
:この面は「ハイネル達と戦う」を選択しても熟練度が一気に10も下がるため熟練度関連の罠が多いステージとなっている。<br />
;(…肉親が互いを想う情…)<br />(こやつらは帝国監察軍やザンバジル皇帝が忘れた…人間としての心や誇りを持っていると言うのか…?)<br />
:ゴラオン隊ルート第55話「父の胸の中で泣け!」より。スカールークでボルテスVに一騎討ちを仕掛けるも、剛健太郎がスカールークに捕らわれているために健一は攻撃しなかった。この行動でハイネルは健一に親子としての情念がある事を確信し…。<br />
;「そうだ。貴様達の父、剛健太郎…確かに返したぞ!」<br />
:同上。一騎討ちの後、帝国監察軍に合流するために撤退する前、「裏切り者ド=ズールを始末してくれた礼」という名目で健太郎を解放した。<br />
:なお、この展開になるには'''ハイネルを撃破してはならず'''、もし撃破した場合はこの時点でハイネル参戦フラグが折れてしまい、健太郎も戦闘時の爆発に紛れて脱走した事になる。<br />
;「おのれ、オレアナ…ユーゼス…!ただひたすら母星のために戦ってきた我々を何と思っておるのだ…!!」<br />「ガルーダよ…余と母星の命運をかけて幾たびも戦果を争ってきた大将軍よ…」<br />「そなたの無念は余の心にしっかと刻みつけたぞ!」<br />
:第65話「ギア・オブ・ディスティニー」より。[[ガルーダ]]が非業の死を遂げた際に。オレアナとユーゼスの非道な仕打ちに激怒しながら、ガルーダの死を悼んだ。<br />
;「無論だ。余はお前達を倒し、ボアザン星に真の自由を取り戻す!」<br />「剛健一よ!」<br />「余はお前に破れはしたが、ボアザン貴族としてのプライドまで捨て去ったわけでない」<br />「だが、今は互いの母星の命運をかけて共に戦う時だ」<br />
:熟練度45以上ルート第66話「絶望の宴は今から始まる」にて援軍として駆けつけた際に。シロッコに対してエアロゲイターからの離反を宣言。そして互いに守るべき母星のために蟠りを捨て、健一と共闘する。<br />
<br />
==== [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] ====<br />
;「オルバン大元帥、貴様には民を統べる資格はない…!」<br />
:第50話ハマーン休戦ルート「小バームの大攻防戦」or 第53話ハマーン拒絶ルート「許されざる罪」より。[[剛健一|健一]]のピンチにこの言葉と共に乱入。[[DVE|ボイス付き]]なので、聞いただけだと[[リヒテル]]と間違えそうである。<br />
;「贖罪やも知れぬ…」<br />「いや…それよりももっと大きなもの…言うなれば[[正義]]…正しき事への罪滅ぼしだ」<br />
:第51話ハマーン休戦ルート「暗黒の支配者」or 第54話ハマーン拒絶ルート「邪悪な救世主」より。リヒテルに何故[[小バーム]]のために戦ってくれるのか、と問われた際の台詞。<br />
;「黙れ、ダリウス! ザンバジルもオルバンもお前も、その根は一つ…」<br />「民を騙し、統治者の名の下に己の欲望を満たす下衆は、この宇宙に不要の存在なのだ!」<br />
:同上。[[ダリウス大帝]]との戦闘前会話。「'''下衆'''」と断じる辺りが、いかにも彼らしい。<br />
;「[[剛健一|健一]]、[[剛大次郎|大次郎]]、[[剛日吉|日吉]]…。そなたらが余を兄と呼んでくれた今、思い残すことはない…」<br />「お前達にとっても母星であるボアザンの未来とお父さんを頼むぞ…」<br />
:同上。[[自爆]]時に。この台詞もボイス付きである。実際はこの時点ではハイネルは死ななかったが。ちなみに「母星」は「ははぼし」と読む。<br />
<br />
==== [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] ====<br />
;「誇り高き[[ボアザン星人|ボアザン貴族]]と[[キャンベル星人|キャンベル]]の[[アンドロイド]]ごときを一緒にするな、葵豹馬!」<br />
:第39話ボアザン勢力圏ルート「ただ母星のために」に於ける[[葵豹馬|豹馬]]との戦闘前会話より。<br />
:もちろん、αでガルーダの悲劇を知ったハイネルにとってこれは本心からの言葉ではなく、豹馬に本気を出させるための挑発であり、直後に「大将軍ガルーダよ、そなたへの冒涜を許せよ…」と亡きガルーダへ詫びていた。<br />
;(すまぬ、リヒテル…。そなたの生命、決して無駄にはせん…)<br />(そして、地獄で待つがいい。余もすぐに行こう…)<br />
:第46話「崩れゆく邪悪の塔!!」より。最後の力を振り絞って労奴達を激励したリヒテルの姿を見届けた時のモノローグ。<br />
:この時点で自身も死を覚悟していたようである。<br />
;「高らかに歌え、[[GONG|戦いの歌]]を! その熱い想いは、死の波動さえも打ち破るはずだ!」<br />
:最終話「今遥か遠い彼方…」より。霊体となって[[ザ・パワー]]の中から[[αナンバーズ]]を鼓舞する。<br />
:ハイネルが発言したのは「ボルテスVの歌」の3番の歌詞「歌おうよ戦いの歌を」を意識したのだろうか。ちなみに「終焉の銀河」では[[デウス]]が同様の発言をする。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「過去は変えることはできぬ。だが、その悔いを未来に活かす事はできる。そち達が余を救ったようにな」<br />
:[[CC]]でのイベント「宇宙を守って来た者達」より。ガルーダを倒したことを悔やむ豹馬を気遣い、自らの体験を踏まえた[[激励]]を送る。<br />
:このハイネルの言葉に健一は感じ入り、豹馬は勇気付けられたのであった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;「バ、バカな…!?このマスク・ザ・レッドが」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]』における被弾時の台詞。画面上には「バ、バカな…!?」までが表示されており、市川治氏が『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』のマスク・ザ・レッド(SRW未参戦)として音声収録した台詞が、プログラムミスで誤って再生されていると思われる。<br />
:どうやら他の十傑集も登場し、本格的なストーリー再現が予定されていたらしい裏事情が判明するが、結局は実現せず『α』を最後にジャイアントロボの参戦は途絶えてしまった。<br />
;「余はここにはおらぬ。この会話も発生せぬ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』のボアザンルート47話の連戦の最終ステージで、ハイネルを何らかの形で出撃させ、会話フラグを設定した上で戦闘させると発生する台詞。<br />
:本来ハイネルが戦死した後のステージであるため、出撃していること事態はあり得ないのもある。<br />
:それにしても上記のマスク・ザ・レッドの件といい、何故ハイネルはこの手のネタに縁があるのだろうか…?<br />
;「何なんだ、あの熱気は!? あの娘はいったい…!」<br/>[[カムジン・クラヴシェラ|カムジン]]「カイルスに来たばかりのてめえは知らねえか」<br/>カムジン「あれが代役からチャンスを掴みスターの座を駆け上がった…超時空シンデレラ、ランカちゃんだ!」 <br/>「ランカちゃん!?」<br />
:CCでのイベント「カイルスの青い夏」にて、[[ランカ・リー|ランカ]]が出場した際に大いに盛り上がったことに動揺して。<br />
;「この団結力…。 これが地球の文化か」<br/>「我らが敗れた理由が少し分かった気がする…」<br />
:上の続き。一見見るとシリアスなのだが、ランカの「キラッ☆」の後にこの台詞が出てくるため、どうもシュールに感じてしまう。そしてハイネルの貴重なコミカルタッチのシーンでもあり、非常に微笑ましい。<br />
:ハイネルを演じた市川氏は、『[[超時空要塞マクロス]]』にて[[地球]]の「文化」がきっかけで敗れることになった[[ゴルグ・ボドルザー|ボドルザー]]を演じており、これを意識した[[声優ネタ]]の側面、もあるのかもしれない。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[スカールーク]]<br />
:地球赴任時に搭乗。<br />
;獣士ガルゴー<br />
:SRW未登場。第8話でハイネルが搭乗した獣士で、[[地球]]で捕えたベンガルトラをベースとする。<br />
;[[守護神ゴードル]]<br />
:最終話で搭乗したボアザンの守り神である巨大ロボット。<br />
:SRWでは原作と違ってわざわざ地球に送られて搭乗することになる。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ボアザン円盤]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
* 名前の由来はヨーロッパなどで高貴な身分を指す「ユアハイネス(your highness)」から<ref>『<ruby>日本<rp>(</rp><rt>ジャパニーズ</rt><rp>)</rp></ruby>ヒーローは世界を制す』による。</ref>。[[コードギアス 反逆のルルーシュ|この作品]]でも度々使われる言葉である。<br />
*『テレビランド』連載のコミカライズ版では最終決戦で、健一の[[ボルト・クルーザー]]と戦闘機同士によるドッグファイトを展開。決闘の最中、負傷した健一の肩に刻まれた[[ボアザン星人]]の証を示すアザを見て全てを悟り、戦意を喪失。自らクルー・ミサイルの直撃を受けて逝った。<br />
*[[漫画]]『第41話 逆襲する貴族』(スーパーロボットコミック『超電磁ロボコン・バトラーV 超電磁マシーンボルテスV 闘将ダイモス』編・双葉社刊)では辛うじて生きながらえたことになっており、「角なき市民と角ある貴族の間に立つ者」として片方の角を折り、守護神ゴードルを模した鎧をまとい「騎士モノホーン」を名乗り、健一らボルテスチームの協力者となる。『超電磁大戦ビクトリーファイブ』でも第2部にて登場、鎧姿で初登場しオリジナルガルーダと決闘する。オリジナルガルーダとの戦闘で鎧が破損した後は健一達と合流して僅かな時間ながら友好を交わす物の、実は不治の病に侵されていた。同作のラストにおいてオリジナルガルーダと共に落命したが、数十年後を舞台とした[[続編]]『ゴッドバード』では[[バラオ|妖魔大帝バラオ]]によって復活する。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ふりんす はいねる}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:超電磁マシーン ボルテスV]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%B5%81%E7%AB%9C%E9%A6%AC&diff=475033
流竜馬
2024-03-02T07:53:25Z
<p>天世: /* 原作漫画版 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruseslist|[[ゲッターロボシリーズ]]のTV版に登場する流竜馬|OVA版|流竜馬 (OVA)|『[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-]]』|流竜馬 (DEVOLUTION)}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = 流竜馬<br />
| 読み = ながれ りょうま<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ryoma Nagare]]<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボG}}<br />
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボ號}}<br />
*{{登場作品 (人物)|真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボ アーク}}<br />
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
*{{登場作品 (人物)|劇場版マジンガーシリーズ}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|神谷明|ゲッターロボシリーズ|SRW=Y}}(旧作版・大決戦)<br />{{声優 (登場作品別)|石川英郎|ゲッターロボ アーク}}(アーク)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|永井豪|ゲッターロボシリーズ}}・{{キャラクターデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|小松原一男|ゲッターロボ}}(旧作版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|本橋秀之|ゲッターロボ アーク}}(アーク)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 愛称 = リョウ<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::17]]歳 → [[年齢::18]]歳<br />
| 血液型 = [[血液型::O]]型<br />
| 特技 = サッカー・剣道(アニメ版)<br />空手(漫画版)<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|早乙女研究所}}<br />{{所属 (人物)|新早乙女研究所}}<br />{{所属 (人物)|浅間学園}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ゲッターチーム}}<br />
}}<br />
'''流竜馬'''は「[[ゲッターロボシリーズ]]」の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ゲッターチーム]]のリーダーで、[[イーグル号]]及び[[ゲッター1]]をはじめとする空中戦型[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]の[[パイロット]]。<br />
<br />
=== [[ゲッターロボ]] ===<br />
愛称は「'''リョウ'''」。浅間学園に通う高校生で、サッカー部のキャプテンを務める。九州の剣術道場の息子で、[[武術・格闘技|剣術]]の心得もある。<br />
<br />
サッカー部の先輩だった早乙女達人が[[恐竜帝国]]との戦いで戦死した為、その敵討ちを誓い、ゲッター1のパイロットの座を達人から引き継ぐ。<br />
<br />
真面目で責任感の強い性格の熱い優等生タイプだが、一方で融通の利かない頑固な一面も併せ持つ。ゲッターチームのリーダーを務めるが、当初は良きリーダーとして振舞おうと気負う余り、自身がトラブルの種になってしまうなど悪戦苦闘する事も多かった。<br />
<br />
[[巴武蔵]]の爬虫類嫌い同様、高所恐怖症という意外な弱点を抱えており、パイロットの変更も検討される事態を招くが、バンジージャンプを応用した特訓によって克服した後は、[[イーグル号]]やゲッター1でのアクロバティックな空中戦もこなせる様になった。<br />
<br />
運転の困難なサイドカーを駆り、日常生活での足や戦闘時にも使用している。また、メカの知識にも長けており、[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]の故障も或る程度なら自力で修理する事が出来る。<br />
<br />
最終決戦では、切り札であった「ゲッターロケット弾作戦」に失敗し負傷。生命と引き換えに恐竜帝国を壊滅させた武蔵の死に絶叫した。<br />
<br />
九州の実家には「杉の子学園」の教師を勤める父・[[流竜作|竜作]]と、病に倒れた母(その後の病状は不明)が在住。また、ジュンという妹が居たが竜馬が中学1年の時、彼の眼前で交通事故に遭い亡くなっている。<br />
<br />
劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボ]]』では[[剣鉄也]]に対し異様なまでのライバル心を燃やすが、共同戦線を経て和解した。<br />
<br />
=== [[ゲッターロボG]] ===<br />
基本的なパーソナリティは前作同様だが、企画段階でコミカルな要素も付加する事が挙げられており、金銭感覚に煩く女好きな一面も持つキャラへと若干の修正を施された。<br />
<br />
劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突]]』では、前作で確固たる絆を構築した鉄也と絶妙のコンビネーションを発揮。シリーズ最終作『[[劇場版マジンガーシリーズ|決戦!大海獣]]』では脇に徹しながらも、[[ドラゴノザウルス]]へ止めを刺すという大役を果たした。<br />
<br />
=== 原作漫画版 ===<br />
愛称がリョウである点はテレビ版と同様だがテレビ版とは全く正反対の性格。自由奔放で近寄りがたい物腰。言動も荒々しい。敵に対しては全く容赦せず、完膚なきまで倒す。闘いを追求する余りに空手界を追放された空手家・流一岩の息子で第1話では空手大会に乱入し参加者や審査員たちをめった打ちにしていた。<br />
<br />
一方で恐竜帝国の人体実験に使われた被験者を助けるよう発言(隼人は逆に殺すよう発言している)したり、恐竜帝国への復讐を誓う子供達の無謀振りを嗜めたり、武蔵の最期に慟哭したり、細菌兵器の犠牲者となった少年の死に怒りを覚えたり、大人になっても自身の道場の門下生を死なせたヤクザに報復したりという描写が見られるように過激な性格であるだけで悪人という訳ではない。石川賢イズムを体現している[[主人公]]の1人。<ref>アニメと別物となったのは石川氏がアニメ準拠の爽やかなタイプは動かしづらくて苦手と評した他、永井豪氏から「思い切ってアニメと変えよう。俺もデビルマンはアニメと変えたから」とアドバイスを受けた事が『激マン! Z&グレート編』で描かれている。</ref>アニメ版と異なり、武装名も途中からは叫ばずに使用している<ref>このためか、後述の『ゲッターロボ大決戦!』でも武装名を叫ばないで使用している。</ref>。<br />
<br />
恐竜帝国、[[百鬼帝国]]との戦いを経て、謎の侵略者との戦いの結末で[[ゲッター線]]によって、導かれた戦いの果てにゲッターに纏わる未来に直面し、ゲッターロボを降りる。その後は作者の石川賢氏曰く「リョウは弟子を取らない主義(『ゲッターロボ全書』のインタビュー参照)だったらしいがその考えを改めたらしく、廃寺を道場にした烏竜館に門下生を迎え入れ、空手の教えを付けていた。それから15年後、[[一文字號]]との出会いが元でゲッターパイロットに復帰。最終的には[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と一体化した状態で[[火星]]に旅立った。ちなみに烏竜館の経営に関してはひどい貧乏であり、弟子だけでなく、後の押しかけ女房と[[流拓馬|息子]]までその影響を受ける。<br />
<br />
アニメ版『[[ゲッターロボ アーク]]』では回想シーンのみの登場だったが最終回においては真ゲッターと同化した当時と変わらぬ姿で隼人の前に現れ、彼に新たなる旅立ちを告げた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
通常はTV版の流竜馬。[[スーパー系]]の主人公の中では比較的優等生的なイメージで描かれる事が多い。ただ、どちらかといえば旧シリーズの頃はなんとなく偉そうな口調であり、設定上で年上の筈のキャラクターにも何故かタメ口を聞くなど、やや堅物のイメージ。<br />
<br />
但し、TV版は思いのほか蓮っ葉な口調で会話する事が多いのにも関わらず、スパロボでは「'''キレイな言葉遣い'''」に矯正されている事もあり、堅物の優等生キャラとしてユーザーに浸透してしまった節がある。『[[α]]』以降から柔和な雰囲気になった感があり、原作TV版では乗る事の無かった[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]の強大さや、自身の正義の在り方に苦悩する事もある。<br />
<br />
原作漫画版やOVAに関する設定や話題が語られる事もあり、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の武蔵や『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]の言葉から、全ての世界の竜馬は「ゲッター線に選ばれし者」であるという事が判明している。<br />
<br />
またOVAの影響からか、愛称表記が「リョウ」ではなく漢字の「竜馬」になっている場合も存在する(これに関してはハヤト、ムサシ、ベンケイも同様)。<br />
<br />
余談だが、『[[スーパーロボット大戦]]』はパイロットが登場しない作品であるが、ゲッター1の説得時の有名な台詞は、竜馬の体育会系気質を意識しての事かもしれない。なお、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』以降は本作の派生作品(OVA版)の参戦が多くなっているため、過去に比べると参戦回数が減少している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ホワイトベース隊]]に参加する。第1話より使用可能。ゲッター1、[[ゲッタードラゴン]]に乗る。[[胡蝶鬼]]や[[キャプテン・ラドラ]]関連などで出番がある。なお、本作のTV用CMでは『第4次S』に先駆けて神谷明氏が声をアテている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::[[バグ (ゲーム)|バグ]]により隼人と武蔵の[[精神コマンド]]も使用可能で、[[SP]]が'''無限'''というとんでもないキャラになる。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[ロンド・ベル]]隊に所属する。[[プロトゲッター1]]、ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。複数乗りの機体の中ではゲッターのみ他のパイロットの精神が適用される為、彼が担うのは実質[[必中]]と[[ひらめき]]のみである。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:リューネの章に登場する。ゲッタードラゴンに乗る。「[[ヴォルクルス]]」を正しく発音できず「ぼるするく」と言ってしまう。ゲッタードラゴンの性能と併せて十分な実力を持つが、前作と違って二回行動可能のレベルに到達しづらいのが難点。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:最初から[[ロンド・ベル]]隊に所属する。ゲッター1、ゲッタードラゴンに加え、今作で初登場の[[真・ゲッター1]]に乗る。終盤には[[覚醒]]を覚える為、[[真ゲッター1]]の攻撃力と併せて終盤の対ボス戦の切り札となる。惜しむべきは宇宙適応Bであること。宇宙Aなら文句なしで最強だったのだが。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::声が入り、神谷明氏のスパロボ初参加作品となった。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。リアル・スーパー両方で第一話から登場。熱血、必中係。今回隼人が集中を持たないために精神ポイント面での負担が激増してしまった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:『F』では1種類だった顔グラフィックが追加された。ゲッタードラゴン、真ゲッター1に乗る。数少ない宇宙Aのスーパー系パイロット。熱血と必中を自分で使うしかないのは変わらずだが、代わりに覚醒は隼人の担当になっている。真ゲッターに乗り換えてからが勝負。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:攻撃役としての能力は従来通りだが、三部作全てで[[信頼]]を覚える。他に回復役の多い『EX』はともかく、[[スポット参戦]]キャラを除けば『第2次』で他に信頼を覚えるのは後半の[[メリー・キング|メリー]]のみ、『第3次』に至っては竜馬しか使えないレア精神となっている。習得レベルや消費SP量の関係で[[友情]]や[[愛]]が使えない序盤では他者への回復手段として貴重。また、『EX』以外では[[手加減]]も覚えるがこちらもほぼ竜馬専用精神。ただしゲッターチームの[[技量]]は余り高くないので、ネームド敵相手には死に精神となってしまうことも多い。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:スーパー系なら第3話。リアル系なら第6話から他のスーパーロボットと共に登場。ゲッター1、ゲッタードラゴン、真ゲッター1に搭乗する。恐竜帝国が壊滅済みの為、基本的には旧シリーズ同様に[[マジンガー]]絡みの出番が多いが、[[ゴラオン]]隊ルートを通ったときの第55話「父の胸の中で泣け!」では[[タカヤノリコ|ノリコ]]にバスタートマホークとバスターホームランを伝授するイベントが起きる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:第1話から登場し、[[ティターンズ]]の[[新早乙女研究所]]攻撃に対し、隼人不在のため、ゲッター1の武蔵、[[ポセイドン号]]の弁慶と共に[[ドラゴン号]]でティターンズに立ち向かう事になる。未来編では恐竜帝国、そして[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]の復活、シリーズでも珍しい隼人との確執によりイベント及び[[DVE]]が多い。<br />
:なお隼人との確執の原因は[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]と[[キエル・ハイム|キエル]]が入れ替わった秘密を[[ロラン・セアック|ロラン]]と偶然共有してその秘密を隠していたこと(後に解消される)による。また真ゲッター回収後にそのあまりに強大な力をおそれる姿も見せる。機体の強化や[[援護]]の習得が遅いものの、後半は[[覚醒]]で強力な一撃を見舞いつつ援護位置に陣取り、[[変形]]も駆使しての援護につぐ援護が強力。今作より戦闘台詞にて隼人、弁慶との掛け合いが追加された。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:恐竜帝国の登場により、スーパー系の序盤では強制出撃が多く、当初は[[ブラックゲッター]]に乗って参戦することもあり、ルートによっては父・竜作に故郷の九州へ連れ戻されそうになるイベントが発生する。また、武蔵が死亡した時の[[三輪防人|三輪長官]]の冷たい態度に激怒して、殴りかかるイベントも発生する。<br />
:小隊全機を[[空]]適応Aにする[[小隊長能力]]が強力で、[[魚竜ネッサー]]や[[キュベレイMk-II]]など「[[飛行]]可能だが適応が低いユニット」の欠点を補える。また、本作から版権作品も[[パイロット養成]]可能になり、これまでずっと苦手だった地上戦にも対応が可能となった(育成の手間やゲッター側の適応にもテコ入れの必要はある)。[[覚醒]]を覚えたら[[熱血]]は[[車弁慶|弁慶]]に任せよう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:中盤まではクスハ編のストーリーで[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]と剣術修行をするだけで殆どストーリーに関わらないが、ゲッター線と[[イデ]]の関連に興味を示すようになる。なので『[[伝説巨神イデオン]]』に関する分岐では必ず登場する。終盤世紀末の救世主([[メシア]])の言葉に反応する描写があるが、声が同じ北斗神拳伝承者を意識しているのだろう。特殊技能に関しては、ゲッターチェンジアタック及び真・シャインスパークをより有効に使うため、[[集束攻撃]]を修得するのも手。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:現状、完全なTV版ゲッター設定はこの作品が最後となっている。<br />
:ゲッタードラゴンに乗る。今回も百鬼関連で出番があり、また合体システムが同じ[[創聖のアクエリオン|アクエリオン]]勢との絡みが多い。分離ルートでは優等生タイプの為にアウトサイダー組では若干浮き気味だったが、しばらくすると彼らに感化されていく。そのため冗談を口にしたりと他シリーズに比べてずいぶんと柔らかくなった印象を与える。<br />
:相変わらず一撃必殺が強力で、対ボス戦に真価を発揮するタイプ。[[ファイナルダイナミックスペシャル]]→シャインスパークの鬼コンボのために[[再攻撃]]の取得も考慮に入る。空戦の苦手なパイロットの増えた本作でも、適応向上の小隊長能力は健在。なお、最終話のシナリオデモでは[[平行世界]]での[[流竜馬 (OVA)|彼]]を匂わす発言がある。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:ゲッター1、ゲッタードラゴン、条件によっては[[真・ゲッター1]]に乗る。データによっては、[[覚醒]]を覚える。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:メットなしの顔グラフィックになる。ゲッター1が打たれ弱く、地上の敵が多いので飛んでいるボスを撃墜する時以外はあまり出番がない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:条件によっては[[真・ゲッター1]]に乗る。データによっては[[魂]]を覚える。[[気力]]150+魂+フル改造のストナーサンシャインならばラスボスを一撃で撃破することが可能。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部から登場。ゲッター1・[[ゲッターロボG]]・そして条件によっては[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]にも乗る。ちなみに「Gの咆哮」の順番によっては、ゲッターG(AI)VSゲッター1(ゲッターチーム)のムービーが観られるが、十倍の性能差にも関わらず互角の戦いをしているところから実力の高さがわかる。また、『[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]』の参戦により、「[[なぜなにナデシコ]]」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。[[熱血]]習得は早いのだが[[援護防御]]習得がLV38とかなり遅く、デフォルトでは覚えない[[援護攻撃]]を後付けした場合もこのLVまでは解禁されないので注意。本作ではパイロット側の[[地形適応]]が存在しないので、フル[[改造]]ボーナスなどで補ってやれば「地上戦でも全力を出せるゲッター1」なども見ることができる。音声は、ミサイルマシンガン使用時の台詞などが新録されている。攻略本では性格が強気と書いてあるが、ゲームのステータスには超強気になっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッタードラゴンか真ゲッター1のどちらかに乗る。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[百鬼帝国]]関係で説得イベントなど出番が多い。[[ゲッターロボ]]・[[ゲッターロボG]]・[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]に乗る。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::リメイク前と同じ。武蔵との掛け合い台詞が披露された。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:諸々の事情により、『[[フルメタル・パニック!]]』の[[陣代高校]]へ転入する。合コンの誘いに乗れなかったことに少し残念そうにするなど、今まであまり描かれなかった部分が描かれている。<br />
:[[覚醒]]を覚えるので、[[熱血]]は[[車弁慶|弁慶]]に任せるとよい。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:[[変形]]システムが実装されておらず、機体がゲッター1及びゲッタードラゴンに完全固定されている為、他の形態にチェンジ不可能というゲッターロボとして余り意味の無い仕様での参戦となった。戦闘中に喋るのは竜馬のみ。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッターGに乗るが、何故かBGMは『ゲッターロボ』のED「合体!ゲッターロボ」である。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:声は神谷明氏だが、原作漫画版設定で登場する。顔グラフィックは故・石川賢氏の書き下ろしである。真・ゲッターの力に危惧し山にこもっていたようだが、隼人の要請に答えて参戦する。地上編エンディング後は再び山篭りすると発言している。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:当初は[[カラバ]]所属。『F』と同じ感覚で使える。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:今回はゲッタードラゴンに乗る。[[百鬼帝国]]関係や『[[劇場版マジンガーシリーズ]]』関係で出番が多く、特に中盤では劇場版通りに鉄也と対立している(原作の劇場版ほどいがみ合っていないが)。今回のシナリオでは隼人が余りにも目立ち過ぎている為、彼の陰に隠れてしまった感は否めない(印象の薄さを指摘する攻略本もあるほど)。また、近年では聞けない事が多い「マッハウィング」展開時の叫びも収録されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:'''外見及び性格はOVA版'''を踏襲しているが、[[早乙女博士]]を「博士」と呼んだり、早乙女達人の存在を口にしたり(後述)と人間関係はTV版に近く設定されている。<br />
:このためか、2018年12月のイベント「暗躍する「影」」では基本的に『A』作中スピンオフのような状態で進行するが、彼だけ明らかに口調がOVA版準拠で登場している。<br />
:一方、2019年10月開催のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」では[[敷島博士]]についても言及した。<br />
:このような設定の混在具合を見るに、後述のドラマCD『ゲッターロボ対ゲッターロボG』での彼を彷彿とさせなくもない。<br />
:2017年6月には[[流竜馬 (OVA)|OVA版の竜馬]]が参戦。TV版とOVA版で同時参戦となったが、ユニットとしては同一人物扱いで同時編成はできず、シナリオでも共演はしていない。<br />
:メインストーリーでは第24章まではこちらの竜馬が登場。第20章からの[[インベーダー]]との戦いでもこちらの竜馬のままだが、決着後の第25章からはOVA版の竜馬に変わっている。'''一切説明がない'''ので、服を変えた程度の扱いなのかもしれない。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
[[格闘 (能力)|格闘]]が高くボスキラーとして活躍する。他の能力はそれほど高くない。本人、機体ともに[[陸]]の[[地形適応]]が低いため、[[飛行]]ユニット及びボスユニット以外は隼人に任せた方がいい。過去シリーズでは希少な[[宇宙]]:Aのスーパー系パイロットとして重宝した。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
主に[[必中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]を担当する。[[気合]]を修得することも多いが、竜馬自身は[[熱血]]や[[覚醒]]で忙しいため武蔵や弁慶に[[気合]]を担当してもらうのが定石。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:'''[[根性]]、[[信頼]]、[[気合]]、[[底力]]、[[熱血]]、[[友情]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)<br />
:'''[[根性]]、[[信頼]]、[[てかげん]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[愛]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[愛]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[根性]]、[[ド根性]]、[[集中]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[友情]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[根性]]、[[信頼]]、[[てかげん]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[愛]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[根性]]、[[友情]]、[[信頼]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[愛]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[覚醒]]、[[愛]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[友情]]、[[愛]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[必中]]、[[友情]]、[[努力]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[友情]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[努力]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気合]]、[[見切り]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[必中]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[根性]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[根性]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[根性]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[信頼]]、[[必中]]、[[熱血]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
特殊技能はあまり修得しない傾向にある。ゲッター1やドラゴンはトマホークを持っているため、切り払えそうなものだが[[切り払い]]ができる作品は多くない。<br />
<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])、[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦α|α]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]<br />
:'''[[底力]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[底力]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[底力]]、[[援護]]L1'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[気力+ (命中)]]、[[見切り]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[底力]]、[[援護防御]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[切り払い]]L5、[[負けん気]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[底力]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[底力]]L8、[[コンボ|マルチコンボL2]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[戦意高揚]]、[[ブロッキング]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;小隊全機の地形適応「[[空]]」をAにする<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。全機の地形適応を揃えることができるため、地上マップでは役に立つ。隼人と弁慶にも言えるが宇宙では実質ボーナスなしになってしまうのが難点。<br />
;小隊全機の地形適応「[[空]]」をSにする<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。純粋に補正値が強化されたが、3人とも宇宙ではボーナスなしになってしまうのは変わらず。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;パイロット地形適応「空」がS<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。命中・回避に悩まされやすい本作では特にありがたいボーナスだが、やはり宇宙マップでは腐ってしまうのが難点。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:TV版OPテーマ。『G』でも継続して使用されている。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[流竜作]]<br />
:実父。自身の頑迷さは彼譲り。また、彼から叩き込まれた剣術で敵との[[白兵戦]]を演じる事も有る。<br />
;流ジュン<br />
:妹。故人。竜馬が中1の頃に目の前で交通事故死しており、その面影を恐竜帝国の女竜戦士ユンケに利用された事もあった。<br />
;[[神隼人]]<br />
:チームメイト。<br />
;[[巴武蔵]]<br />
:チームメイト。<br />
;[[車弁慶]]<br />
:チームメイト。<br />
;[[早乙女ミチル]]<br />
:TV版ではマネージャー的存在だが彼女を異性として意識している様子は見られず、それどころか機嫌の悪い時には邪険に扱う事すらあった。<br />
:原作漫画版でも基本的な関係は変わらないが、ミチルの手料理をベタ誉めして点数を稼ごうとする武蔵にイラついたり、映画鑑賞のお供に誘われた時は館内の闇に紛れて彼女の手を握ろうと画策したりと、TV版に比べると多少なりとも意識していた節が有る。<br />
;[[早乙女博士]]<br />
:上司にあたる。<br />
;早乙女達人<br />
:自身が所属する浅間学園サッカー部のコーチを務めていた。<br />
;[[神明日香]]<br />
:隼人の実姉。『G』第29話では瀕死の彼女に大量の輸血を行なった事で、[[ドラゴン号]]を飛ばすのが精一杯の状態まで体力を消耗する。<br />
;[[ジャック・キング]]<br />
:アニメではお互いに競い合い認めた仲間。<br />
:スパロボだと付き合いが長い事もある。<br />
;[[鉄甲鬼]]<br />
:アニメの関係から仲間にする事が多く、『Z』では彼が異世界の自分の悩みに相談してくれる。<br />
;[[胡蝶鬼]]<br />
:スパロボでは[[説得]]することが多い。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
;流一岩<br />
:父親。寸止めなどの伝統派空手などを主流とする空手界からは、実際に直接打撃を加える実戦派空手をモットーにしていたため、危険すぎると蔑まれ追放同然にされていた。<br />
:故人であり竜馬の回想にしか登場しないが、竜馬によれば空手の稽古には峻厳な父親で泣こうが喚こうが許してもらえず、拳が腫れ上がれば塩水で浸して巻き藁突きをやらされ、極め付けは子供の時に野良犬とも戦わされたともいう(これには竜馬も生きてるのが不思議と語っている)。<br />
;[[流拓馬]]<br />
:息子。だが、彼が生まれる前に竜馬は消えてしまったため、妻の語る武勇伝や写真でしか竜馬のことを知らなかった。<br />
;流りょう<br />
:妻。押しかけ女房であった様子。<br />
:行方不明になってしまった竜馬の道場を継ぎ、女手一つで拓馬を育てていたが、再会は叶わなかった。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ダイナミック系 ===<br />
;[[兜甲児]]<br />
:劇場版では『[[劇場版マジンガーシリーズ|決戦!大海獣]]』で競演しており、スパロボシリーズにおいては[[旧シリーズ]]以降、物語開始前からの戦友であることが多く、根強い信頼関係がある。甲児が[[兜甲児 (OVA)|OVA版]]の設定で共演した『[[スーパーロボット大戦W|W]]』でも同様。互いの呼称は「甲児君」、「リョウ」である事が殆どだが、性格が[[流竜馬 (OVA)|OVA版]]に近い『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では呼び捨てである。<br />
;[[剣鉄也]]<br />
:初めて競演した劇場作品『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では互いに対抗心を燃やしていがみ合っていたが、同作品の後半にて和解し、以後の劇場版作品では戦友となる。劇場版での競演は甲児よりも多く、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』のように本編に準じて対立イベントが起きる事もあるが、強い信頼関係がある。スパロボでは「鉄也君」が多いが、作品によって「鉄也さん」と、呼び方に統一感が余り無い(実際に劇場版で競演した際の呼び方は「鉄也君」)。<br />
;[[デューク・フリード]]<br />
:『[[劇場版マジンガーシリーズ|決戦!大海獣]]』で彼と共演した際の呼称は「大介君」だったが、スパロボでは概ね「大介さん」で接している。ちなみに旧シリーズでは彼とマリアが[[異星人]]である事を知るのは『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』から。<br />
;[[グレース・マリア・フリード]]<br />
:『MX』では[[ダブルスペイザー]]で出撃し、ぶっつけ本番で[[グレンダイザー]]との「コンビネーションクロス」を行おうとする彼女へ、ドッキングのタイミングを指示し成功に導く。<br />
;[[バレンドス親衛隊長]]<br />
:『MX』では彼が操る[[空魔獣グランゲン|グランゲン]]によって武蔵を殺されているので、因縁の相手であり、戦闘前会話も複数用意されている。<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:小説『スーパーロボット大戦』にて共演済み。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の終盤に彼と対峙した際、彼に[[ザ・データベース]]と接触した事で知った「[[ゲッターエンペラー|前の宇宙のゲッター]]」の存在を仄めかされ、彼らザ・データベースに降るように呼びかけられるが、竜馬達はその勧誘を突っぱねた。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:平行世界の自分自身。『Z』ではその存在がすぐ近くにまで迫って来ている事を感じ取っており、更に[[ジ・エーデル・ベルナル]]によってその存在を示唆される。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ひびき洸]]<br />
:甲児とともに彼の先輩格として仲が良い。共にサッカー部員という共通点もある。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:競演作は多く、大抵は先輩格のポジションになる。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:アムロや甲児と共に彼のよき先輩になることが多く、シンジにとっては大人のアムロ、熱血の甲児に対して真面目で柔和な優等生の先輩格と言った感はあるが、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では君付けでは無く呼び捨てで彼を呼んでおり、対等な戦友として認めている節がある。<br />
;[[タカヤノリコ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で彼女に請われてバスターホームランとバスタートマホークの指導を行った([[DVE]])。『第3次α』でも宇宙怪獣との決戦での最終局面に彼女を助けている。<br />
;[[ピート・リチャードソン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次α]]』でラドラを逃がした際に、彼に咎められる事に。<br />
;[[ボルフォッグ]]<br />
:『第2次α』にて武蔵が戦死した後、彼によって武蔵の遺品のヘルメットを届けられる。<br />
;[[三輪防人]]<br />
:『第2次α』で武蔵が戦死した際に彼の冷たい態度に激怒した。<br />
;[[ユウキ・コスモ]]<br />
:『第3次α』で共演した際は[[無限力]]を持つロボット乗り同士絡む場面が多く、当初こそ啀み合っていたが、やがて共に苦難に立ち向かい、信頼し合う無二の戦友同士となる。<br />
;[[フォルモッサ・シェリル]]<br />
:『第3次α』にて、生き残るために[[イデ]]の力を引き出すべくルゥを利用しようとする彼女のやり方をよしとしなかった。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:『第3次α』の宇宙怪獣との決戦での最終局面にて彼と洸と共にノリコを助ける。<br />
;[[ロール・クラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では初顔合わせの際、戦闘時の豹変振りから彼が「二重人格者なのでは?」との疑問を口にする。<br />
;[[ジミー・オリオン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』では彼の正体が判明した際、真っ先に仲間として認めた。<br />
;[[ノアル・ベルース]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では彼と[[ロンゲーズ]]に合コンに誘われる。<br />
;[[シンクライン皇太子]]<br />
:『W』では[[声優ネタ|声優繋がり]]でか、竜馬の声を「気に入らない」とも「暑苦しい」とも「親しみを持てる」とも言う。一体、どれが本音なのか?<br />
;[[ダイ・バザール大帝王]]<br />
:『W』にて[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と対峙した際、その存在に驚愕する。彼も[[ザ・データベース]]との接触や古文書などから、[[ゲッターエンペラー|前の宇宙のゲッター]]の存在を知っていたようである。<br />
;[[アポロ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では合体ロボの先輩として、彼らエレメントと良く絡む。<br />
;[[天海春香]]、[[高槻やよい]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』イベント「ロボットとアイドル」で共演。TVインタビューしてきた春香に対して普通に返事しただけで、彼女を驚かせてしまう。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:スパロボシリーズにおいては『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』以来の長い付き合い。旧シリーズでは対等な関係であったが、以後の作品ではよき大人として彼を信頼している。<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、最後まで彼を「クワトロ大尉」と呼び続けた。<br />
;[[レイン・ミカムラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では旧知の間柄で、彼女からキョウジのアルティメットガンダム強奪事件を知らされる。<br />
;[[キョウジ・カッシュ]]<br />
:『F』ではレインと同じく旧知の間柄で、彼がアルティメットガンダムを奪った一件に驚愕する。<br />
;[[ロラン・セアック]]<br />
:共に人の手に余るあまりにも強大な力を秘めた機体に乗る者同士。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では彼と共にディアナの正体の秘密を共有してしまう。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では同士討ちのイベントで互いに敵同士の為、会話はあるものの『α外伝』程ではない。<br />
;[[ディアナ・ソレル]]、[[キエル・ハイム]]<br />
:『α外伝』では偶然彼女達の入れ替わりを知ってしまい、その秘密をロランと共有する事になり、ロランとともに彼女の目的に尽力する事になる。<br />
;[[ラクス・クライン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて、実は彼女のファンである事を'''さりげなく'''カミングアウト。<br />
:後の『Z』で、ゲッターチームがAA組と行動を共にする[[ランド・トラビス|ランドルート]]へと振り分けられたのは、この辺りに起因する…というのは穿ちすぎか?<br />
<br />
=== [[マクロスシリーズ]] ===<br />
;[[熱気バサラ]]<br />
:『[[第3次α]]』外宇宙ルートで「[[FIRE BOMBER]]」のライブに足を運ぶ。当初は[[ガムリン木崎|ガムリン]]同様、戦場で歌う彼を邪魔に思っていたらしいが、その揺ぎ無い信念が何時しか伝わったとの事。<br />
;[[ブリタイ・クリダニク]]、[[エキセドル・フォルモ]]<br />
:『[[SC2]]』のEDでは彼らと共に宇宙での復興作業を行っている。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ガラリア・ニャムヒー]]<br />
:『[[EX]]』にて共闘し、後の『[[第4次]]』でも再会を喜んでいる。<br />
;[[ミラウー・キャオ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、地球のメカに興味を示す彼へ軍の機密に抵触する[[モビルスーツ|MS]]などの代わりに、ゲッターを見せる事を快諾する。<br />
;[[相良宗介]]<br />
:『[[W]]』では同級生になる。<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『W』では彼のラーメンを食い逃げした。<br />
;[[アカツキ・ナガレ]]、[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:『W』では彼ら[[ロンゲーズ]]に合コンに誘われる。<br />
;[[白鳥九十九]]<br />
:『W』では[[ハルカ・ミナト|ミナト]]の良妻ぶりに、彼を羨ましがっていた。<br />
;[[アマノ・ヒカル]]<br />
:『W』では漫画の手伝いをさせられてしまう。<br />
;[[ハルカ・ミナト]]<br />
:『W』の第2部では彼女の教え子になる。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[シュウ・シラカワ]]<br />
:旧シリーズの『[[第2次]]』で初対面した際は隼人よりもキザな男と評し、『[[第3次]]』ではシュウ君と呼ぶ等、彼の加入に比較的好意的な態度を示していたが、その為に彼の裏切り行為に動揺していた。αシリーズでは彼の行動を否定する。<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:ゲッターロボとゲッター線を「全宇宙を支配する事すら可能な力」と評する。<br />
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]<br />
:αシリーズでは甲児とともに彼の同年代の戦友。『[[第3次α]]』の序盤に彼に剣術の指導をした。<br />
;[[インファレンス]]、[[クリティック]]、[[アプリカント]]<br />
:ゲッターロボを「宇宙に災厄をもたらす存在」とし、滅ぼそうとする。[[ザ・データベース]]という組織の性質から察すると、おそらく彼らも[[流竜馬 (OVA)|平行世界の竜馬]]の存在を知っているものと思われる。<br />
;[[アサキム・ドーウィン]]<br />
:竜馬を「ゲッター線に選ばれし者」と呼ぶ。前作『第3次α』の武蔵の台詞から推察すると、アサキムもまた[[流竜馬 (OVA)|平行世界の竜馬]]の存在と、その役目を知っているのだろう。<br />
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]<br />
:竜馬に対して[[流竜馬 (OVA)|平行世界の彼]]の存在を示唆した。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ティラノレンジャー]]<br />
:『X-Ω』にて共闘。<br />
;[[バンドーラ]]<br />
:『X-Ω』にて、バンドーラの声を聞いて'''「ハイテンションなバアさん」'''と評した。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== TV版ゲッターロボ ===<br />
;「チェェェェンジ、ゲッター1! スイッチオン!」<br />
:ゲッター1に合体する時の台詞。中盤以降は合体完了後に「とうッ!」というヒーロー然としたシャウトが追加される。ゲッタードラゴンでは「ゲッター1」が「ドラゴン!」になる。『F』の[[中断メッセージ]]でもこの台詞を発するが、「スイッチオン!」でタイミングよくボタンを押すとベンケイの声で「ポチッとな~」というボイスが出る([[声優ネタ]])。<br />
;「オープン・ゲット!」<br />
:お馴染み[[ゲットマシン]]に分散する際のコールだが、本編で実際に呼称するのは第25話からとかなり遅い。<br />
;「何故…何故、お前は恐竜に生まれたんだ…!?」<br />
:[[キャプテン・ラドラ]]の壮絶な最期を目の当たりにして涙する。<br />
;「恐竜帝国め…ミユキさんの仇をとってやるぞ!!」<br />
:[[早乙女ミユキ|ミユキ]]を殺したと嘯く[[早乙女ミユキ|ゴーラ王女]]への激怒。この時点ではゴーラがミユキと同一人物である事など、知る由も無かった…。<br />
;(駄目だ、ゲッターロボは眼を奪われた…!)<br />
:対メカザウルス・ダグ(SRW未登場)戦で妨害電波によりモニターが死んでしまい、愕然と呟いたモノローグ。<br />
;「ゲッターチームのリーダーは俺だ!リーダーの命令には従うんだ!!」<br />
:スタンドプレーに走った結果、[[早乙女研究所]]を窮地に追いやった隼人へ怒りを爆発させる。所謂「'''リーダー風'''」発言。『α外伝』では[[DVE]]。<br />
;「いまだかつて、これほど激しい怒りを感じた事は無い…!」<br />
:ゲッター不在の間に早乙女研究所を襲撃し、更地同然にまで破壊し尽くしたメカザウルス・ゴア(SRW未登場)へ怒りを爆発させ、その全身をメッタ斬りにする。<br />
;「俺達は、恐竜帝国の奴隷にはならん!例え炎に焼き尽くされてもだ!」<br />
:[[帝王ゴール|ゴール]]からの投降勧告を一蹴し、満身創痍のゲッターで[[無敵戦艦ダイ]]に挑む竜馬だったが…。<br />
;「ムサシィィィィィィ!!」<br />「ムサシ、なぜ死んだ…なぜ…」<br />
:武蔵が死亡した時の台詞。『第2次α』ではDVE(但し、スーパー系主人公で武蔵生存条件を満たした場合は発生しない)。<br />
;「フフフ…剣鉄也め、今頃は悔しがってる事だろうよ。ハヤト、ムサシ!ゲッターロボの活躍振りを見せてやろうぜ」<br />
:劇場版作品『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボ]]』の序盤、剣鉄也に先んじて出撃した際の台詞。本作前半に於ける竜馬は、この台詞が象徴するように鉄也への対抗心を剥き出しにしていた(隼人&武蔵は平常通りだが)。『グレート対ゲッター』が再現された『MX』でも竜馬と鉄也の対立はあるが、ここまで悪し様な台詞は言わない。<br />
;「冗談じゃないですよ!こんな事で引き上げたら、剣鉄也に笑われますよ!」<br />
:謎の宇宙船に翻弄され旗色が悪いゲッター1へ、撤退を促す早乙女博士からの指示に上述の反論を吐き棄てるが、形勢逆転に至らず結局は撤退する。博士の撤退指令に不満を爆発させる竜馬だが、功名争いへ躍起になって本来の実力を出し切れない彼に対する博士の反応は、極めて冷淡なものであった。<br />
;「鉄也君、ありがとう!」<br />
:[[ギルギルガン]]撃破後、反目していた鉄也と満身創痍の機体同士で固い握手を交わし、今後も共闘体制を執っていく事を誓い合う。<br />
<br />
=== TV版ゲッターロボG ===<br />
;「ベンケイ、僕達の戦いは喧嘩なんかじゃないんだ。平和を守る為の、止むを得ない防衛手段なんだ」<br />
:第1話でゲッターチームへの加入要請に興味を示さない弁慶へ、自身らのスタンスを明確に述べる。TV版に於ける新早乙女研究所の基本理念を端的に表した台詞でも有る。<br />
;「ベンケイ、鷹に高い牛肉喰わせるなんて勿体無いぜ!」<br />「おばさ~ん、このオムレツ玉ネギばっかしじゃないのォ!?」<br />
:第13話での夕食時、ペットの鷹へ牛肉を振舞う弁慶の溺愛振りに辟易しながらも早乙女夫人のオムレツに舌鼓を打つが、中に肉が入っていなかった事にクレームを付ける。夫人曰く、弁慶が食材の肉を全て鷹に与えてしまったとの事で、隼人ともども唖然とする。前作であまり見られなかった竜馬のくだけた側面が新鮮な一幕。<br />
;「あっ!? 随分と差別すっじゃねーかよぉ!」<br />
:第14話より。大枯文次(SRW未登場)が作ったプールに入る為の料金50円をミチルのみ贔屓してタダにしたことに食って掛った。…50円でそんなピリピリしなくても。スパロボでは殆ど見られない前述の「金銭面にうるさい」一面がよく出ている。<br />
;「ゲーム?…フフフ…いや違うね、君の負けだ!」<br />「その理由が分からない君に、俺達は失望したって事さ…」<br />「君は勝負だけに拘って、傷付いた少年を助けようともしなかった。君は美しい…だが、君は心の冷たい人だ!」<br />
:第15話で遭難した少年の捜索をゲーム感覚で行い、己の「勝ち」を主張する[[胡蝶鬼]]の冷酷さを目の当たりにして、彼女へと突き付けた決定的な敗因。竜馬の指摘にプライドを踏み躙られ錯乱した胡蝶鬼は、[[メカ胡蝶鬼]]を呼び寄せて決戦を挑む事に。<br />
;「君はもう…胡蝶鬼じゃない!美しい胡蝶さんだ…」<br />
:戦闘終了後、角を撃ち抜き自害を図った胡蝶鬼へと駆け寄り、人間の心を取り戻した事を告げるが、[[ヒドラー元帥|ヒドラー]]の遠隔操作によって死期を早められ胡蝶は事切れる。<br />
;「強がりは止せ!お前には二度までも助けられている。今度は…今度は俺がお前を助ける番だ!」<br />「やめろ鉄甲鬼!お前だけは殺したくないッ!!」<br />
:第16話より。満身創痍にも関らず、ゲッターGとの決着をつけようと挑んでくる[[鉄甲鬼]]を必死に制止する竜馬だったが、ドラゴンの左腕を切断する程の気迫を見せ付ける[[メカ鉄甲鬼]]へ、思わずカウンターを入れてしまう。<br />
;「鉄甲鬼よ、今度生まれ変わってくる時には人間として生まれてくるんだぜ…。そして、今度はサッカーで正々堂々と闘おうじゃないか」<br />
:ヒドラーの攻撃から自分達を庇い、傷つきながらも死力を尽くして闘った、鉄甲鬼を悼む。<br />
;「しっかり捕まえろ!おいベンケイ、お前それでもキャッチャーか!?」<br />
:第20話で[[メカ大輪鬼]]の大車輪を受け止めきれず、悪戦苦闘中の弁慶に苛立ち檄を飛ばす。弁慶の凡ミスに関しては殊更手厳しい竜馬であった。<br />
;「紅茶でも飲みながら、静かにブラームスでも聴いていたいンだとさ」<br />
:第23話より。新早乙女研の周辺でビラ配りを行なうサーカス団に不快さを覚え、自室へと引き上げていった隼人を訝しむ弁慶へ、ジョークを交えつつも隼人が彼らに胡散臭いものを感じていた事を察する。長い付き合いに因るものなのか、『G』編の竜馬は隼人ばりにキザな台詞を口にする事が割と多い。<br />
;「子供を殺る訳にはいかない、早いところ追っ払おう!」<br />「おい、百鬼の若いの!強いのは分かった。これぐらいで早く帰れ!」<br />
:第35話に於けるシーフォース防衛戦で、単身仕掛けてくる[[百鬼戦闘機]]を操縦しているのが[[牛餓鬼|少年兵]]である事を知り、その無謀さを諌めて撤退させようとするが、「子ども扱い」した事で却って牛餓鬼を剥きにさせてしまう。<br />
;「そういう態度が、息子を死に追い遣ったんだ!…戦う事しか男の生き方が無いという、そういう考え方が息子を無謀な戦いに駆り立てたんだ!」<br />「息子を殺したのは本当はお前だ!!…お前は息子に、戦う事しか教えなかったんだ!」<br />
:飽くまでも[[メカ牛剣鬼]]との交戦を要求し、「戦いこそが男の本意」と過剰なまでのマッチョイズムを主張する[[牛剣鬼]]に、彼との戦闘を躊躇していた竜馬も遂にブチ切れ、牛剣鬼の歪な父性像を徹底的に糾弾する。<br />
;「勝負は決まった。これ以上戦っても同じ事だ…百鬼帝国へ帰れ!」<br />「馬鹿な百鬼老兵士め…!シャインスパァァァァクッ!!」<br />
:メカ牛剣鬼の大剣を叩き折った事で決着がついたと看做し不器用な父親へ温情を掛けるも、更なる戦いを迫りシャインスパークの使用すら要求してくる牛剣鬼へ、止む無く竜馬はゲッターシャインを発動させる。技名シャウトの直前に竜馬が独り言を呟くケースは、このメカ牛剣鬼戦のみだった。<br />
;「よしてくれ2人とも!そんな話をするのは!」<br />「あのハヤトが死んだりなんかするものか!ハヤトは…ハヤトはきっと生きている!」<br />
:最終回より。行方不明に成った隼人の生存を絶望視する弁慶&ミチルのネガティブ発言を、声を荒げて制止する。<br />
;「見てくれよ、この夕焼けを…」<br />
:最終回ラストに於けるTVシリーズ最後の台詞。奇しくも「瓦礫と化した研究所前で夕陽を見詰める」という前作最終回同様のシチュエーションながら、勝利を収めた事に加え隼人も生還と大団円を迎えた事で、見事なまでに前作と対を成すクロージングと化した。<br />
;「ゲッターロボは甦ったよ。鉄也君、力を合わせて今度こそ奴をブチのめすんだ!」<br />「ようし、死んだムサシの分も相手になってやるぜ!」<br />
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボG]]』で[[ピクドロン]]に追い詰められたグレートを救出した後、瀕死の鉄也へゲッターロボの復活を力強く誇示し、武蔵の弔い合戦とばかりに光波獣への逆襲を開始する。<br />
;「鉄也君、あの星はきっとムサシだぜ。奴はガラに似合わず、気の優しいロマンチックな所が有ったからな…」<br />
:『グレート対ゲッターG』ラストより。鉄也と共に星空を見上げながら、亡き友を偲ぶ。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
;「なんの恨みだか知らねえが来やがれ! 流竜馬一筋縄ではやられねえとこを見せてやる!!」<br />
:早乙女博士によってゲッターパイロットの適正テストの為に仕向けられた殺し屋三人を相手取って。<br />
;「へっ、長雨でイヌまで気がたってやがる」<br />
:隼人をゲッターチームにスカウトに行く途中、野良犬に襲われるも、'''野良犬の首をちぎり飛ばして'''こう呟いた。<br />
:ちなみに、この頃の原作漫画版の登場人物達は(ミチル以外)どいつもこいつも恐ろしくバイオレンスだった。<br />
;「うるせえっ、てめえもおれも早乙女のおににみこまれたんだ。運命だと思ってかくごするんだ。」<br/>「こわいのはてめえだけじゃねえ。なん度かくんれんをうけたおれだってこわいんだ。」<br />
:隼人を無理矢理[[ジャガー号]]に乗せ、学習装置を頭にセットした直後に逃げ出そうとした隼人に対して。この時点で初めての実戦になるためか、竜馬自身も恐怖を覚えている事を漏らしている。<br />
;「合体したゲッターをただのマシンだと思うなよ!!」<br />
:「恐怖の大タツマキ」の回より。後に[[タカヤノリコ#.E5.90.8D.E5.8F.B0.E8.A9.9E|タカヤノリコ]]の台詞として引用された。<br />
;「アバヨ。ダチ公!!」<br />
:同回より。メカザウルスの爆発を至近距離で受けてしまい強化ガラスの破片で重傷を負った後、強制合体解除を行う際に。この時点では「俺は死ぬとはかぎらん」と言っており、仲間達を逃がすために行っている。<br />
;「さあ来い、怪獣共。俺には何が何でも思い出さなけりゃならねぇことがあるんだ。さあっ、来い。これをキッカケに思いだすんだ。来いっ。」<br />「うう……。さあっ、来い。貴様等が何者で、俺が何をやらなければならないかを思い出してやるぞ。」<br />
:早乙女研究所に恐竜帝国が総攻撃を開始した後、記憶喪失になりながらも'''ショック療法を行うために'''自ら戦場の真っ只中に飛び出した際に。<br />
;「ああ!!ああ…ムサシ ムサシー ウワワアア ムサシーッ」<br />
:そして武蔵が恐竜の殆どの戦力を巻き込んで自爆した光景を目の当たりにして…。<br />
;「さあ舞台は出来上がった!!ゴール!!今度は 貴様が恐怖を味わう番だ!! ただじゃ殺さんぞ!! 貴様にたっぷりゲッターの恐ろしさを見せてやる!!」<br />
:その後武蔵の弔い合戦の際に。後述の物と異なり、こちらは正真正銘「ゲッターの恐ろしさ」だけである。<br />
;「ゆるさん! 鬼め!!」<br />
:帝王ゴールとの決着に介入し、彼を惨殺した[[百鬼メカ|百鬼獣]]に逆上した際の咆哮。竜馬にとってもゴールにとっても、非常に悔いの残る結末となった。<br />
;「がんばるとも! あの子たちの未来のためにも!」<br />
:アンドロメダ病原菌によって死亡した少年の姿に悲しみと怒りを露にし、直後に百鬼との戦いに出撃する際に。<br />
:漫画版やOVA版の竜馬はバイオレンスな面が取り上げられがちだが、この台詞からもわかるようにその本質は篤い義侠心と確かな正義感を併せ持った好青年である。しかし、竜馬はこの戦いの後、あまりにも残酷な事実を知る事になる…。<br />
;「きさまらは百鬼一族と同じだ!! いや……それ以下の虫ケラだ!!」<br />
:現代人に代わって再び地球を支配すべく現代人の肉体を手に入れることを目論み、手始めに「簡単にすむ手術」で竜馬達の肉体を手に入れようとするアトランティス人達に対し怒りを露にして。直前、彼らの眠りを妨げてしまったのが人類である事を知り、同時に先ほど自分達を助けてくれた彼らに心から謝罪と感謝の言葉を述べたのだが、直後に拘束された隼人と弁慶の姿を目の当たりにし、そして彼らが身勝手な理屈で現代人に成り代わり[[地球]]を支配しようとしている事を知り、怒りを隠せなかった。<br />
;「今、日本国民が味わっている恐怖感を貴様にも味あわせてやる……ゲッターの恐ろしさをな~~~!!」<br />
:[[日本]]を占領した[[百鬼帝国]]との最終決戦での台詞。スパロボではTV版の竜馬が「貴様にも~」と言っているが、生真面目なTV版の竜馬だとなんだか不釣合いな感じもする。また、この時の漫画版の竜馬は凄く悪そうな笑みを浮かべている。なお、この台詞を見ればわかるが、本来味あわせるのは「ゲッターの恐ろしさ」だけでなく、「日本国民が味わっている恐怖感」なので、スパロボの「貴様にも~」は間違ってはいないが若干ニュアンスが異なる感がある。<br />
;竜馬「おれたちはそう簡単にくたばるほどヤワじゃねえぜ」<br />隼人「危機一髪だったがな」<br />弁慶「悪運が強いってやつだ……」<br />
:原作漫画の復刻版で追加されたシーンにおいて。ゲッターが[[グラー博士]]の百鬼羅王鬼と相討ちになったと思い勝利を確信した[[ブライ大帝]]だったが、太陽を背に、ゲッタードラゴンがその勇姿を現し、[[ブライ大帝]]は顔面蒼白に。この時のゲッターチームは(特に弁慶が)かなり悪そうな顔をしている。<br />
;「…もう俺達にはこいつしか残ってねえんだ」<br />「パワーのちがいは腕でカバーするぜ!」<br />
:恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対抗すべく、浅間山の博物館に展示されていたゲッター1を見上げて。博物館の職員からは「無茶です」と窘められるものの、もはや奪われたゲッターGに対抗できるロボットは旧ゲッターを置いて他に無かった。竜馬達はそれを承知でゲッターGに挑む。<br />
;竜馬「悪いな…俺達は目を瞑っても合体できるんだ」<br />隼人「ゲッターに慣れていないベンケイよりも合体が遅いのが命取りよ。腕の違いだな!」<br />弁慶「わはは、おれより遅いとはお笑いだぜ」<br />
:恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対して旧ゲッターとの間の性能差を「合体のスピードの差」で埋めて。何より凄いのは'''「[[ゲッターチーム]]が目を瞑っても[[合体]]できる」'''という事実だろう。<br />
;「[[愛]]だよ」<br />「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」<br />
:[[早乙女元気|元気]]に「犬の調教がうまい」と評されて。かつて野良犬の首をちぎり飛ばした人間の台詞とは思えない爽やかな発言である。<br />
:しかし、'''この時調教されていた犬は不自然なまでに竜馬にヘコヘコしていた'''りする…。おまけにゲッターの出撃と言う事で自分に寄りついて離れないその犬に対して竜馬は払い腰でぶっ飛ばしている。<br />
:余談ながら、SRWの一部作品では竜馬が[[精神コマンド]]「愛」を所持しているが、'''この台詞の方が後なので元ネタではない'''。<br />
;「こいつが有機体ならぶっ殺す メカなら!! ぶっ壊す!!」<br />
:どっちにしろ叩き潰すから変わらないと言う意味。シンプルな真理である。なお、この台詞は『[[第2次Z]]』で[[流竜馬 (OVA)|チェンゲ版竜馬]]が[[機械獣]]相手に言っている。<br />
;「ふざけるな。おれはこんなものに生かされてるとは思わねえ。おれはおれの力で生きてる。おれの力で未来を作る!!」<br />「誰かが言ってたぜ。運命に従うのも運命なら、運命に逆らうのも運命だってね!!」<br />
:ゲッターを降りる事を決意した際、ゲッターの研究を続けようとする隼人に対して。竜馬の「運命」に対する、独特の考えや強い信念がとても強く表れている台詞である。<br />
;「おまえとおれは根本の所で違うのさ。だから面白い…」<br />
:上記の会話の後の発言。隼人と決別する事を決めながらも、2人の友情は全く揺るがない。原作漫画版の竜馬と隼人の関係を表した発言と言える。<br />
;「ゲッターはここまで来るのか!? おれたちはここまで来るというのか!? おれたちはどこまでバケモノになってゆくんだ!?」<br />
:時空を越えたその先で、[[ゲッターエンペラー]]を目の当たりにして。既にゲッター聖ドラゴンによって支配された世界を目の当たりにしていた事もあり、ゲッターがもたらすそのあまりにも恐ろしい未来の光景に、竜馬は改めてゲッターへの危機感を強める。<br />
;「なんてことだ いったい…なにがなんだってんだ ウォオ―― ゲッター ゲッターロボ ゲッターロボ!! きさまはいったい! なにを考えてる ゲッターロボ きさまはいったいおれたちになにをやらせる気なんだ!!」<br />
:『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』のラスト。全てが終わり、完全に壊滅した新早乙女研究所にて[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]にぶつけた叫び。ゲッターは何も答えず、ただ静かに、新早乙女研究所の地下深くでは、ゲッタードラゴンが胎動していた…。<br />
;「宇宙の原理に身をまかせよう」<br />
:原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話にて。[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]に取り込まれながら呟いた台詞。<br />
;「すばらしいことだよ」<br />
:原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話での台詞。これが隼人と交わした、そして流竜馬としての最後の言葉だった。彼は、この後…。<br />
:ちなみに、この時の竜馬と隼人のやり取りは往年のSF映画『2010』に由来している。同映画の劇中にて、モノリス(ゲッター線の元ネタとされる、異星人のコンピューターである黒い石版)の使者として現れた前作の映画『2001年宇宙の旅』の主人公であるデイビッド・ボーマンが『2010』の主人公であるヘイウッド・フロイド博士の「一体これから何が起きるんだ」という問いに対して、「すばらしいことだ」とこの時の竜馬とほぼ同じ返答をしている。ついでに作品の初出時期は、こちらの映画の方が先である。<br />
;「友よ、また会おう」<br />
:命の種子となって[[火星]]へと飛び去っていく[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]が[[地球]]に向けて送った最後の言葉。竜馬一人の台詞ではないが、きっと竜馬の心からの言葉だろう。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「じじい! 突然こんな所へ連れてきやがって! 一体何の用だ!」<br />
:様々な[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]が共演する派生ゲーム作品『[[ゲッターロボ大決戦!]]』において、竜馬が早乙女博士に対し口走った、最初の台詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「貴様にも味あわせてやる、ゲッターの恐ろしさをなっ!」<BR/>「ストナァァァァァァ・サァァァァンシャァァァァイン!!」<br />
:ストナーサンシャイン使用時。前半部分は「味わわせて」が正解。<br />
:武器名シャウトの方は、実はチェンゲ竜馬とは微妙に違う(こちらは「シャイン」も伸ばすが、向こうは一息に言い切る)。また『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』や一部の作品のテキストでは「シャイィィィンッ!!」と[[ゲッタードラゴン|シャインスパーク]]のシャウトになっている物も存在する。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「くっ! やはりプロトゲッターではパワー不足か!」<br />
:『第3次』第1話「暗雲」で敵と戦闘した後に言う台詞。実際、プロトゲッターの攻撃力はゲッターの半分にしか過ぎず、竜馬の台詞にも説得力がある。<br />
;「行くぞ、ハヤト、ムサシ! …あ…」<br />「そうか…ムサシはもういないんだったな…」<br />
:『第3次』第48話「プルとプルツーと」より、武蔵が死亡した後に出撃した際に言う。<br />
;「ゲストとインスペクターは、どうして同じ異星人同士で、争ったりするんだ?」<br />
:『第4次(S)』「ゲストとインスペクター」より。[[メキボス・ボルクェーデ|メキボス]]と合流しゲストに関する情報を聞かされた時の一言。<br />
:この反応自体は至極当然のものだが、竜馬自身を含めた地球人もそれまで散々地球人同士で戦争を繰り返していたのを失念していたのか、直後にメキボスに「本気で、それ、言ってるのか?」とブーメランを返されている。<br />
:これだけだとただのボケにも見えるが、地球人だろうとそうでなかろうと、生物が集まれば争いが起きるものだという業を再認識させられるセリフ。<br />
;シンジ「あ、甲児さんに竜馬さん。ちょうどよかった、お二人に質問があるんです」<br />「質問?」<br />シンジ「ええ。竜馬さんは、どうしてゲッターに乗ってるんですか?」<br />「どうしてって……正義のためさ」<br />シンジ「正義‥‥正義ってなんなんでしょう?」<br />「おいおい、いきなり哲学的だな。まあ、簡単に言えば、俺の心の中にある良心、だな。正義なんて人によって違うものだから」<br />シンジ「そんなものなんですか? でも、自分が間違ってたら……」<br />「その時は、考えを改めるだけさ。自分が間違ってるかもしれないからといって、何もしないわけにはいかないだろう? 確かに、世の中のすべてを知り尽くせば、なにが正義なのかはわかるかもしれない。けど、すべてを知り尽くすなんて、神でもなければ不可能だよ。だから、人はやれる事をやるだけなのさ」<br />シンジ「やれることを……やるだけ……」<br />「あははは、柄にもない事を言ってしまったかな」<br />
:『F』第19話「ネルフ襲撃」より。シンジに何故戦っているのかを問われた時のやり取り。甲児の返答とは対照的に実に正統派のヒーローらしい正義感溢れる返答である。<br />
:なお、TV版では武蔵からも同様の疑問をぶつけられ、似たようなニュアンスで返答している。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for Dreamcast]])'''<br />
;「黙れ!! 今から貴様らに思い知らせてやる…俺達の怒りと、本当のゲッターロボの力をな!!」<br />
:スーパー系ルート第19話「激突! ゲッターロボVSゲッターロボG」より。武蔵を死に追い遣った(と、この時点では思い込んでいる)[[ゴーゴン大公]]へ抑えきれぬ激情を叩き付ける。<br />
:憤怒の竜馬へ呼応するかの如く、スペック以上のパワーを弾き出すゲッタードラゴンの猛威にゴーゴンは戦慄した。<br />
;「ベンケイ! ムサシはこんな時でも弱音を吐かなかったぞ!!」<br />
:同じくスーパー系ルート第19話より。初出動という事も影響してメカザウルス軍団の包囲網に臆する弁慶へ檄を飛ばし、新生ゲッターチームの初陣を飾るべく戦場に殴り込む。<br />
;「シンジ君、ヤシマ作戦の時はありがとう。君が使徒を撃ち抜いてくれなかったら、俺達はやられていた」<br />
:第26話「紅いエヴァンゲリオン」より。正式に[[ロンド・ベル]]隊へと配属された[[碇シンジ|シンジ]]へ、「[[ヤシマ作戦]]」時に於ける彼の活躍振りを称える。シンジは「単にトリガーを引いただけ」と謙遜するが、他人から褒められる(認められる)事の心地良さを竜馬の言葉から感じていた模様。<br />
;「…ゲッターが……ゲッターが言っている…ストナーサンシャインでお前の中に巣くう悪魔を消し去れ、と…」<br />「そして、お前に新たな命を与えろと…言っている」<br />「ゲッターの力を信じるんだ!」<br />
:ゴラオン隊ルート第45話「神か、悪魔か…」で、[[EVA3号機]]目掛けてストナーサンシャインを放つよう竜馬の脳裏に直接語り掛けてくる真ゲッターからの「意志」を受け、イチかバチかの勝負に打って出る。最後の台詞は[[DVE]]仕様。<br />
;「シンジ君…何かあったら俺達を呼んでくれ。すぐに駆けつける」<br />「それぐらいの権利は俺達にだってあるだろう…?」<br />
:第62話「愛・おぼえていますか」より。シンジフラグを立てていない場合、[[渚カヲル|カヲル]]の死もあって弱気なまま[[ネルフ]]に戻るシンジに失望して怒る甲児を制してシンジに言った言葉。なんだかんだでシンジに目をかけている甲児同様、彼もシンジを信頼している事が分かる台詞。<br />
;「シンジ君…言っただろう。助けがいる場合は俺達を頼れ、と…」<br />
:第64話「Air」でシンジフラグを立てない場合、甲児や洸とともに颯爽と助けに来たときの台詞。上の台詞を正に有言実行した。<br />
;「だから、俺達は真・ゲッターを封印するんだ」<br />「あれをアテにして戦い続ければ…いずれ俺達も力におぼれ、ユーゼスのようになってしまうかも知れない」<br />
:EDで真ゲッターの封印を宣言した時の台詞であるが、次作では皮肉にもなし崩し的に真ゲッターを運用し続ける事となる。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]'''<br />
;「世界と仲間の両方を守ってこそロンド・ベル隊と言えませんか、エマさん…?」<br />
:第18話(ビシニティルート)「機械の獣たち」で隼人と揉めた後の[[エマ・シーン|エマ]]との会話で発した台詞。<br />
<br />
'''[[第2次α]]'''<br />
;「ほ、補充…! そ、それだけなんですか…?」<BR/>「死んでいったムサシにありがとうの一言ぐらい…っ!」<br />
:第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。上述で戦死した武蔵に対して、冷たい態度を取っていた三輪に激怒していた。<br />
:TV版『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]』第30話にて[[アムロ・レイ|アムロ]]が戦死した[[リュウ・ホセイ|リュウ]]の処遇を淡々と述べる連邦軍の士官に対して憤った台詞が元ネタになっている。<br />
;「俺はゲッターが示す未来があるのなら、それを見たい気もする…」<br />「心の中の不安や恐れを越えてな」<br />
:第42話「恐怖!日本制圧作戦!!-後編-」より。[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]に対する漠然とした不安を上記の台詞で払拭する。幾らか漫画版の隼人を思わせるような動機で真ゲッターを受け入れた訳だが、この時点で折り合いを付けた筈の覚悟が後の『[[第3次α]]』では再度、揺らぎ続ける事に…。<br />
;「俺達は心を持った生き物だ! 例えその心が弱くとも、お前達にそれを奪われてたまるものか!」<br />
:第47話「大東京消滅-後編-」or第56話ハマーン休戦ルート「機械仕掛けの世界-後編-」or第51話ハマーン拒絶ルート「機界転生-後編-」に於ける[[パスダー|EI-01]]との[[戦闘前会話]]。人間の[[ゾンダー]]化を「力を与える為」と嘯く[[パスダー]]の詭弁を、真っ向から斬り捨てる。<br />
;「オルバン大元帥、自分の事しか考えられないお前に宇宙に生きる資格はない!」<br />
:第50話ハマーン休戦ルート「小バームの大攻防戦」or 第53話ハマーン拒絶ルート「許されざる罪」より。存在そのものを否定する極めて辛辣な台詞で、[[オルバン大元帥]]の呪詛の言葉を一蹴した。<br />
;「イルイ! 君はムサシの為に泣いてくれた…! あの時の事を思い出してくれ!」<br />「目を覚ましてくれ、イルイ! 人類は自分達の力で未来を創ろうとしているんだ!」<br />「ゲッター線の力じゃない! 未来へ進もうとする意志が、人間を進化させているんだ!」<br />
:最終話での[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]説得イベントより(武蔵死亡の場合)。人類の可能性を説くのと同時に、本来の優しい心を取り戻すよう彼女へ語り掛ける。<br />
;「見ているかムサシ…俺達はお前に貰った生命で、人類の未来を切り開いてみせる…だから、ムサシ…この一撃に力を貸してくれ!」<br />
:同上。[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]との[[戦闘前会話]](武蔵死亡の場合)。亡き友の想いを加たゲッターロボが、4人分の力を発揮して人造神を討つ。<br />
<br />
'''[[第3次α]]'''<br />
;「そのために赤ん坊を危険な目にあわせるなんて…!」<br />「生き残るためとはいえ赤ん坊を戦場に連れ出すなんて…! そんなやり方を俺は認めない…認めるものか!!」<br />「赤ん坊の涙でイデを引き出すようなやり方を俺は認めない…! 俺は…イデの力やゲッター線がなくても…絶対に地球を…みんなを守ってみせる!!」<br />
:第39話惑星キャラルルート「果てに待つもの」より。ルウの純粋な防衛本能でイデの力を引き出そうとしたシェリルのやり方を否定したときの台詞。<br />
;「見ていろ、コスモ! 俺はゲッター線になど負けない! 俺はゲッターと共に運命に立ち向かう!行くぞ、ゲッター!!」<br />
:同上。ゲッター線に対する迷いを払拭し、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]で臨戦態勢に入った際の咆哮。暗に[[ユウキ・コスモ|コスモ]]に対しても、[[イデ]]の意志に屈する事無く抗い続けろと促している。<br />
;「ハヤト、ベンケイ…。俺はもう迷わない…俺はゲッター線に…宇宙の定めた運命に抗ってみせる…! そのための力を貸してくれ!」<br />
:同上。αシリーズでは『α』の頃から[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]の強大過ぎるゲッター線のエネルギーを恐れてその扱いに苦悩していたが、中盤に武蔵の姿をしたゲッター線の思念体と出会うことにより、ゲッター線を受け入れる覚悟をする。<br />
;「シンジ! 君が諦めちゃいけない! 逃げちゃいけないんだ! 思いだせ、俺達と戦った日々を! お前はもう少年じゃない! 地球を守る戦士なんだ!!」<br />
:第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。EVAに取り込まれたシンジと対峙した時の戦闘前会話。『α』とは違い君付けではなく呼びつけであるが、台詞から察するに彼をかつての後輩から対等の戦友として認めているとも考えられる。同様の事がアムロにも言える。<br />
;「お前にゲッターの力を引き出す事は出来ない! それが出来るのは、生きるために戦う俺達3人だけだ!」<br />
:第54話「神に守られし星」に於ける[[エツィーラ・トーラー|エツィーラ]]との戦闘前会話より。[[ゲッターロボ|ゲッター]]に秘められし「[[ゲッター線|無限力]]」を、自らが引き出すと嘯く魔女の戯言を毅然と跳ね除ける。<br />
;「イデは関係ない! お前もαナンバーズなら、一緒に力を合わせるんだ!」<br />「俺達は自分の力で生きるんだ!」<br />
:第57話対バッフ・クランルート「憎しみの環の中で」より。大彗星から離脱する為の一斉射撃を放つ際、[[イデ]]のパワーが上がりきっていない事に戸惑う[[ユウキ・コスモ|コスモ]]へ檄を飛ばし、コスモも迷いを払拭して力強く応じる。<br />
;「ゲッターよ!! 俺達は…俺達は間違っていたのか! 生きるために戦った俺達はこの宇宙の失敗作なのか!!」<br />
:対バッフ・クランルート第58話「発動」、イデエンドルート最終話「銀河に君と」より。バッフ・クランとの戦いの末にとうとうイデが発動。同じ無限力のゲッターに問いかけるが、そんな叫びも虚しく光に包まれる。イデエンドルートではこのまま因果地平の彼方に飛ばされるが…?<br />
;「そうだ、コスモ。俺達の戦いはまだ続くんだ」<br />
:対バッフ・クランルート第58話「発動」、対宇宙怪獣ルート第58話「死闘、未来を懸けて」より。人間達に更なる試練を与えたイデの導きにより、ソロシップや消滅したと思われていたラー・カイラム、アークエンジェル、エターナルと共に生還。生きている事を噛み締め涙するコスモを励ます。<br />
;「君達だけを行かせはしない…! みんなの力を合わせ、みんなで地球へ帰るんだ」<br />
:第59話「果てしなき流れの果てに」より。『[[トップをねらえ!]]』とのクロスオーバー台詞。[[DVE]]仕様である。<br />
;「行くぞ、ケイサル・エフェス! 無限の力はゲッター線じゃない!」<br />「ゲッターと共に戦う俺達の正義の心だーっ!!」<br />「ケイサル・エフェス! ゲッターの力、今こそ思い知れ!」<br />
:最終話「終焉の銀河」or「今遥か遠い彼方…」の逆襲時に於ける[[ケイサル・エフェス]]との戦闘前会話、及び真・シャインスパークで止めを刺した際に発生する[[特殊戦闘台詞]]。[[無限力]]に固執する[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]を、人の想いが打ち砕いた瞬間である。<br />
;(宇宙の果てでお前と再び会えた時、俺達はどんな話をするんだろうな…)<br />
:エンディングで、武蔵の魂へ新早乙女研究所所員として、ゲッター線を追求し続ける道を選択した事を告げるモノローグ。<br />
;「だが、それは誰かの決めた運命じゃない。俺達がそう望むからだ」<br />
:同上。外宇宙へと新たな旅に出るコスモとの別れ際に、再会を望む彼に贈った言葉。この言葉に、コスモも笑顔と共に頷く。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「でも、俺は信じたい…。鬼にだって心を持った奴はいる…。あの牛剣鬼にも家族を愛する心はあった。心ある者同士ならわかりあう道もあるはずだと…」<br />
:『Z』第28話「魂のコスプレイヤー」にて、牛剣鬼を不本意ながら討ち果たしてしまった事で「お互いを受け入れられないのなら戦うしかない」という流れになった自軍部隊に対し、それでも自身の理想を貫こうとする。この姿勢にはコーラリアンとの対話を望むホランドもうなずいていた。<br />
;「最近、感じるんだ…。俺以外の俺を…」<br />「…この世界には俺は俺しかいない。だが、別の世界…別の宇宙には別の俺がいるんだろう…」<br />「その存在を感じるんだ…。それが近くまで来ている事を…」<br />(だが、もう一人の俺が目の前に現れたら、俺は…)<br />
:『Z』最終話より。突如として[[平行世界]]の自分自身の存在を感じ取って。果たして、Z世界の竜馬が感じ取った平行世界の竜馬とは一体誰なのか…?<br />
:そして現れる[[第2次スーパーロボット大戦Z|平行世界の竜馬]]と[[第3次スーパーロボット大戦Z|統合される二つの多元世界]]…『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で明らかになった平行世界のゲッターが集まる領域から、この竜馬はあの艦隊に組み込まれたのかもしれない。後々の辻褄合わせにも聞こえるが、この会話はゲッター艦隊の竜馬が近づいてきているというニュアンスともとれる。<br />
;「そうはさせるか! 俺達は、それを止める為に戦う!世界は未来に向けて進むんだ! 過去からの亡霊は、ここで消えろ!!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』シークレットエピソード第2話「執行者」に於ける[[ターンX]]との戦闘前会話より。自身が「新たな黒歴史を創造する」と嘯く[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の妄執をバッサリ斬り捨てる。<br />
;「だが、俺達は違う!人間の可能性を信じている! だから、こうして戦える! 俺達の声が聞こえるなら、戦いを止めろ! 人間は世界を変えていけるんだ!!」<br />
:『ZSPD』シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於ける[[XAN-斬-]]との戦闘前会話より。「[[エグゼクター|執行者]]」の悲観論に皮肉を漏らす弁慶&隼人らに追従し、執行人たるブラックオーバーマンへ改めて人類の可能性を訴える。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])'''<br />
;「どうした!? み、三輪長官! まだウロウロしていたんですか!?」<br />
:第9話地上ルート「その名も、ザンボット3」or「ザンボット・コンビネーション」より。[[三輪防人|三輪]]が正体のバレた[[リサ (ゲッターロボ)|リサ]]を射殺しようとした場面に出くわして。'''「さっさと帰って欲しかった」'''という本音が透けて見える。<br />
;竜馬「はは、はははは…こいつ、心配かけやがって…!」<br/>隼人「頑丈かよ…ハハハハハ!」<br/>ミチル「ホントに…心配…かけるんだから…」<br />
:第15話「燃える友情」or「集う「G」」より。武蔵の生存フラグが成立した場合、レインから武蔵が「普通なら絶対に死んでいるが、ガンダムファイター並に頑丈なので助かった」と告げられて。<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
;「…うらやましいな、白鳥さんが…」<br />
:第32話「終わるハイスクールライフ」より。ミナトのあまりの良妻ぶりに思わず出た本音。<br />
;「黙れシンクライン! 俺はそんな人を見下したような笑い方はしないぞ!!」<br />
:第40話「勇者の真実」より。シンクラインに声のことで親しみを覚えたと言われて。[[声優ネタ]]であるが、さぞ迷惑であったろう。<br />
;「たとえ、そうだとしても今日この日を世界最後の日にさせはしない! そして、その世界の終わりをお前に見せてやりはしないぞ!!」<br />
:第51話(プラントルート)「進んだ道の先」より。クルーゼに対して言った台詞。わざわざ『[[真ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』と言う辺りにニヤリとしてしまう。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「君が世界を愛する限り、世界は君を拒絶しない…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』第29話「冥王、暁に出撃す」で[[鉄甲龍]]との決着をつけ、己のアイデンティティを確立して戻ってきた[[秋津マサト|マサト]]を、上述の台詞で改めて「仲間」として迎える。<br />
;「俺は…俺達は…ムサシに続いてハヤトまで失ってしまった…!」<br />
:『MX』第42話「神よ、百鬼のために泣け」における百鬼帝国との最終決戦で、隼人が戦死したものと思い込み嗚咽する。<br />
;「お前が科学によって生まれたのなら、俺達は科学の結晶のゲッターロボで…お前を叩き潰してやる!破片ひとつ残さずにな!!」<br />
:『MX』最終話「約束の地」での[[AI1]]との戦闘前会話。2つ目の台詞が何気に過激で、漫画版を彷彿とさせる。<br />
;「くそっ! 馬鹿だ…大馬鹿だ! あの娘は…! レムリアさんも、エレさんも…。仲間の犠牲の上に成り立つ勝利なんて俺達は望んじゃいないのに…!」<br />
:[[SC2]]の中盤で[[エレ・ハンム|エレ]]が[[グラン・ガラン]]を守るために自身が乗っている[[ゴラオン]]で[[ゲア・ガリング]]に特攻してしまい…。<br />
;「達人さんみたいな人間をもう出したくないからですよ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』第1章 16話 エピソード1で、早乙女博士に戦う理由を問われた時の返答。本作の竜馬は[[流竜馬 (OVA)|OVA版]]に近い性格だが、人間関係はTV版に近い事が窺える一幕である。ストーリー改編に伴い、残念ながら現在はこのやり取りを見ることが出来ない。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「ぼるするく?」<br />「ヴォスルクス?」<br />
:『EX』リューネの章第8話「ヴォルクルスの影」より。リューネから「[[ヴォルクルス]]って言葉に聞き覚えない?」と言われた際に返した珍台詞。<br />
;「うそだろ?」<br />隼人「ま、なってんだから現実なんだろ」<br />弁慶「俺達の出番、無かったな…」<br />
:『F完結編』の地上ルート「解かれた封印」にて2ターンでクリアした場合のセリフ。真ゲッターのお披露目のお話で3ターン目に真ゲッターが登場、加入というのが本来の流れだが2ターンで全滅させるとリョウ達が唖然とする。<br />
:しかしこれはまだかわいい方、後述の↓のセリフでは…<br />
;「おいおい、不正は駄目だぞ!」<br />隼人「せっかくの俺たちの出番なのに…」<br />弁慶「ま、それでも一応はクリアだからな…」<br />
:同上の地上ルート「解かれた封印」を1ターンでクリアした場合の'''メタが入っているセリフ'''。上記のセリフの違いは「開発スタッフが想定しているか否か」であり、スタッフも2ターンでのクリアは想定していたが、1ターンでのクリアは想定していなかったことが伺える。<br />
:ちなみにリョウが不正とは言っているが、しっかり機体改造とパイロットのレベルを上げ、バグと裏技を使えばチート(改造コード)を使わなくても'''1ターンクリアは可能'''である。<br />
:ただし、上記のセリフにも当てはまるが、2ターン以内にクリアするとゲッターチームが'''機体ごといなくなり、実質の永久離脱となる'''ため、このセリフを拝むだけにやるならセーブせずにやり直そう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「駄目だ!もっと気合を入れるんだ!いいか、スーパーロボットの技は叫び声が重要なんだぞ!!」<br />「はい、じゃない!ラジャー!もしくは了解だ!!」<br />「違うっ!こうだ!!トマホゥゥゥク・ブゥゥゥメラン!!」<br />
:『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第55話「父の胸の中で泣け!」に於けるバスタートマホークブーメラン猛特訓の一コマ。生真面目な竜馬らしからぬ異様なノリの良さと、『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』CMの神谷教官ネタやDVEまで用いる悪ノリ演出が楽しいが、押さえるべきポイントを端的に説明している為か隼人曰く「教え方は上手い」らしく、教え子の[[タカヤノリコ|ノリコ]]も短時間でマスターする辺り、コーチとしての竜馬は非常に優秀だった事が窺える。<br />
;(…何でガンバスターに専用のバットなんかあるんだ…?)<br />
:同上。[[ガンバスター]]の裏設定を知らないプレイヤー誰もがツッコミそうな疑問を、竜馬も思い浮かべる。<br />
;「ひ・・・ろし・・・・・・」<br /><br />
:『第3次α』第40話ソロ・シップルート「勇者王、最後の刻!」。[[パレッス粒子]]によって戦闘意欲を削がれてしまったαナンバーズ。[[熱気バサラ]]の歌によって再起の兆しが見えるのだが、その中で竜馬が呟いた台詞がこれである。真・シャインスパーク解放直後であるため余計に竜馬のネタ台詞の印象が色濃い。<br />
;コスモ「何て言ったっけなあ…伝説に出てくる世紀末の救世主の名前で…」<br />十三「ケンシ…」<br />竜馬「…違う」<br />
:『第3次α』第58話対バッフ・クランルート「発動」。[[メシア]]の名前が出てこない[[ユウキ・コスモ]]の台詞に対して何か言いたげだった[[浪花十三]]の台詞を即座に遮る。言うまでもなく、竜馬役の[[声優ネタ|神谷明氏の代表作『北斗の拳』のネタ]]である。それ以上いけない。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;「三重県…別に重要な都市や基地があるわけじゃないだろう?」<br />
:『IMPACT』第1部第6話「舞い上がる翼、舞い降りる翼」より。[[薮助治|三重県の人たち]]にとても失礼な発言をしている気がしなくもない。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「フ…俺もボインちゃんが大好きだからな」<br />
:『Z』ランド編第28話「魂のコスプレイヤー」にて。無論ジョークだが、柔らかくなった『Z』の竜馬を象徴するセリフだろう。本来は隼人のセリフだが、こちらはまた神谷明氏の別の代表作の『CITY HUNTER』の声優ネタのように聞こえなくもない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「[[ラミア・ラヴレス|ラミアさん]]と張ってるな」<br />
:『A(AP)』ラミア編(スーパー系)第2話「チームワーク」にてジャックのインチキアメリカ人口調に対して。近くに比較対象(?)がいた為か口走ってしまうが、直後に本人から「それはないんじゃないですの?」と突っ込まれた。もっとも、彼女の変な喋り方は好きでしているわけではないのだが。<br />
;「やめろ、甲児君! 中の人などいない!」<br />
:『W』第32話2週目「決意のパートタイムジョブ」より。[[兜甲児 (OVA)|甲児]]が[[ボン太くん]]の着ぐるみの中の人の正体に言及しようとした時に発した台詞。この時のシナリオは完全にギャグ回。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「スッキリしてきやがった…俺の頭ん中がなぁ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の戦闘中(パイロットパーツ無し)に[[精神コマンド|精神スキル]]「[[覚醒]]」を使用した際の台詞。[[流竜馬 (OVA)|OVA版竜馬]]を思わせる凶悪かつアブナイな台詞だが、'''作品自体の出典は[[ゲッターロボ|TV版]]'''である。<br />
:ちなみにこれはゲッター1限定の台詞であり、ドラゴンの場合は'''「これは…ゲッターの…」'''になる。<br />
;「相変わらず、[[敷島博士|敷島のジジイ]]並に無茶苦茶な奴だな…」<br />
:同じく『X-Ω』の、こちらは2019年10月開催のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」のシナリオで[[ドクター・ウェスト]]を見た竜馬の一言。<br />
:敷島博士は漫画版とOVAのみに登場したキャラなので、今作のTV版の竜馬の設定の混在具合が更に深まる事に…。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]<br />
:<br />
:;[[ゲッター1]]<br />
::『[[ゲッターロボ]]』での乗機。ゲッターロボの空戦形態。<br />
:<br />
;[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]<br />
:<br />
:;[[ゲッタードラゴン]]<br />
::『[[ゲッターロボG]]』での乗機。ゲッターロボGの空戦形態。<br />
:<br />
;[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]<br />
:<br />
:;[[真ゲッター1]]<br />
::『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』での乗機。真ゲッターロボの空戦形態。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[プロトゲッターロボ]]<br />
:<br />
:;[[プロトゲッター1]]<br />
::『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』で搭乗。<br />
;[[ブラックゲッター]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で搭乗。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*初期案では巴武蔵と同じく戦死する事になっており、'''来栖丈(くるす・じょう)'''なる新リーダーのラフデザインも起こされていたが不採用に終わっている。<br />
*2008年にリリースされたパチスロ版ゲッターロボでは漫画版基準のデザインとなっており、[[声優:檜山修之|檜山修之]]氏が声を演じている。ゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』ではほぼ全てのキャラクターがオリジナルのキャスティングとなっているが、竜馬は神谷氏が担当している。<br />
*故・石川賢氏の同名作品をTV版キャストで収録したCDドラマ『ゲッターロボ対ゲッターロボG』に登場する竜馬は、空手に関する発言などから漫画版をベースにしているものの、TV版を彷彿とさせるニュアンスや大枯文次が登場する事などもあってTV版と漫画版の世界観が融合した「'''更に別次元の竜馬'''」である事が示唆されている。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の竜馬もそれに近い存在なのかもしれない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*{{検索|流竜馬}}<br />
<br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:なかれ りようま}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B2%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC1&diff=475031
ゲッター1
2024-03-02T07:45:10Z
<p>天世: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruseslist|主に『[[ゲッターロボ]]』に登場したゲッター1|『[[新ゲッターロボ]]』版|ゲッター1 (新)|『[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-]]』版|ゲッター1 (適者進化態)}}<br />
{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボG}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ 世界最後の日}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|新ゲッターロボ}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|石川賢|ゲッターロボシリーズ}}(原案)<br />{{メカニックデザイン (登場作品別)|山田起生|真ゲッターロボ 世界最後の日}}(世界最後の日)<br />{{メカニックデザイン (登場作品別)|鈴木藤雄|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}(真対ネオ)<br />{{メカニックデザイン (登場作品別)|田中良|新ゲッターロボ}}(新)<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 空中作業用[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]<br />
| 機種 = [[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]<br />
| 全高 = 38 m<br />
| 重量 = [[重量::220 t]]<br />
| 動力 = [[動力::ゲッター炉心]]<br />
| エネルギー = [[エネルギー::ゲッター線]]<br />
| 出力 = 75万馬力<br />
| 最高飛行速度 = マッハ2<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ゲッター合金]]<br />
| 別形態 = [[ゲッター2]]<br />[[ゲッター3]]<br />
| 開発者 = [[開発::早乙女博士]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|早乙女研究所}}<br />
| 乗員人数 = 3名<br />
| 主なパイロット = <br />
;【メイン】<br />
:[[パイロット::流竜馬]]<br />
;【サブ】<br />
:[[パイロット::神隼人]]<br />
:[[パイロット::巴武蔵]]<br />
}}<br />
<br />
'''ゲッター1'''は『[[ゲッターロボシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、『[[ゲッターロボ]]』の主役メカの一形態。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 機体概要 ===<br />
'''[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]'''の[[空|空中戦用]]形態で、背面に内蔵したゲッターウィング<ref>媒体によって「ゲッターマント」「反重力ウィング」「フライウィングス」「反重力マント」「ゲッターフライト」とも呼称される。</ref>を展開して飛行する。<br />
<br />
上から順に、[[イーグル号]]、[[ジャガー号]]、[[ベアー号]]の組み合わせの時にこの形態になる。<br />
メインパイロットは[[流竜馬]]。<br />
<br />
=== 構成機体 ===<br />
;[[イーグル号]]<br />
:上半身を構成。[[流竜馬]]が搭乗。<br />
;[[ジャガー号]]<br />
:腹部を構成。[[神隼人]]が搭乗。<br />
;[[ベアー号]]<br />
:下半身を構成。[[巴武蔵]]が搭乗。<br />
<br />
=== 各媒体ごとの様相 ===<br />
;TV版<br />
:3形態の中で能力的に最もバランスが取れており、空中のみならず[[宇宙]]空間での作戦行動も受け持つなど出番も多いが、それに比例して破損率が非常に高く、特にTV版第30話の[[メカザウルス]]・ダグ戦では頭部を吹き飛ばされる程の大ダメージを受け、一敗地に塗れている。<br />
:当初は、[[リアルロボット]]系に多く見られるモニター視認型の操縦システムだったが、前述のダグ戦では妨害電波により映像が遮断されてしまうという最大の弱点を露呈。以降、それまで胸部に位置していたコックピットブロックが、[[合体]]後はゲッター線強化ガラス製のキャノピーを備えた頭部に移動する、有視界操縦システムへと改善された(この操縦方式は、後継機である[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]にも踏襲される)。<br />
;原作漫画版<br />
:TV版との最大の相違点は、頭部のキャノピーの数と、布のように風に棚引くゲッターウィングの表現<ref>『ゲッターロボ 恐竜帝国潜入作戦』、『ガンバレ!! ムサシ』のみ、原作漫画版の見た目ではなくTV版の物になっている。</ref>。開発コンセプトも、当初から[[恐竜帝国]]の侵攻に対抗する「戦闘用」として明確に位置付けられている。<br />
:TV版と同じく空中戦に特化した形態だが、竜馬曰く「炎の中での戦闘も行い易い」との事。主役機という事もあり出番が多く、[[メカザウルス]]撃墜数も最多を誇るが、破損率が非常に高いのもTV版と共通している。<br />
;[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]<br />
:デザインは原作漫画版準拠。序盤に[[流竜馬 (OVA)|流竜馬(OVA版)]]が乗り、[[量産型ゲッタードラゴン]]の大群を迎え撃った。第8話「死闘!! 血に染まる氷原」からは竜馬が改修した[[ブラックゲッター]]が登場し、ダブルゲッターが実現。<br />
;[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]<br />
:第1話冒頭の[[恐竜帝国]]との戦いで武蔵が乗った。最後には[[自爆]]してしまう。<br />
;[[新ゲッターロボ]]<br />
:第1話にて早乙女達人が乗り、[[鬼]]と戦った。パイロットが違うものの、竜馬・隼人・武蔵が登場する映像作品すべてに唯一出演したゲッターロボである([[武蔵坊弁慶]]を「武蔵」にカウントするならの話ではあるが)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]が登場するまでの[[ゲッターチーム]]の機体という扱いで、設定に準じて空中戦でその真価を発揮するが、バランスに優れた機体の為、地上で戦うことも多い(近年の作品では地上適正が低い)。ゲッタートマホークとゲッタービームを主に使い高威力を誇るゲーム序盤の主力であるが、[[射程]]は短く、スーパー系としては打たれ弱いという難点を持つ。なお打たれ弱いのは後継機でも変わらないため装甲の[[改造]]は必須。旧シリーズの頃は原作からオミットされた戦法が多く、性能に反映されなかっため、多用されたはずのゲッターキックやトマホークによる切り払いは採用されなかった。<br />
<br />
作品によってはゲッターG登場以降、一人乗りのゲッター1を運用できるものもある。ゲッターGへの交替はほぼ必須で、最後までこの形態で自軍に残るのは[[D]]を除けば一人乗り用に残された場合のみである。一人乗りの場合は誰が乗ることになってもゲッター1であり、[[変形]]はオミットされる。唯一の例外は『D』のプロローグ。ここでは[[神隼人 (OVA)|隼人]]と[[巴武蔵 (OVA)|武蔵]]がそれぞれゲッター2とゲッター3に一人乗りする。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:第1話より使用可能だがゲッターG乗り換えと共に棄てられる。実は三形態で一番[[移動力]]が低いが、空を飛べるので地形を気にせず進めるので便利。<br />
:リメイクのGB版では低燃費高威力のゲッタービームが強いが最大攻撃力はゲッター3の方が上。ただし大雪山おろしには[[気力]]制限と対空戦不可という弱点もあるので状況に応じた使い分けが必要となる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::3人乗りであることに起因する[[精神コマンド]]使い放題バグにより序盤から最強ユニットと化す。 それを抜きにしてもゲッタービームが消費EN10と異様に低く、マジンガーZの立つ瀬がない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[プロトゲッターロボ]]から乗り換える。空中はもちろん、宇宙の適応も高い。主力武器のゲッタービームは序盤の武器としては低燃費かつ高威力。しかし4次以降の作品と違いビーム兵器であるため、中盤以降のボス戦では意外と活躍させ辛いのがネック。装甲や回避など防御面でも脆いことに加えて、(おそらくプログラム上)敵から狙われやすく集中砲火を受ける。このため地上戦では(場合によっては宇宙でも)、分身回避のあるゲッター2及び、装甲が高く高威力の近接武器を持つゲッター3の方が生存率が高く、反撃でも使い勝手が良いケースが多い(2と3は対空攻撃手段が乏しいが、3次の地上戦はMSや機械獣など陸戦ユニットが主体のため、問題になる場面が少ない)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:最初期から登場。ゲッタービームの燃費の良さと威力で序盤からボスキラーとして活躍できる。加えて、トマホークブーメランの射程1~5は移動後使用可能な武器としては破格。難点は、残弾2のトマホークブーメラン以外の遠距離武器が一切無い事。<br />
:案の定ゲッターGが帰ってきてまた棄てられるが[[真ゲッター1|今回はなんと…]]。<br />
:それほど打たれ強くはないが、改造が最終盤まで無駄にならないゲッターを早いうちからカチカチにしておくと、装甲に頼れなくなる中盤まではかなり強い。<br />
:なお後継機に改造が引き継がれるようになったのは本作からだが、ENの4段階以上の改造と、ゲッターレザーの改造は最終的に資金の無駄となる。ゲッタービームは燃費が良いので、ENは3段階までの改造(210)でも十分戦っていける。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:リアル系でもスーパー系でも1話で仲間になり、防御力はともかくボスキラーとして活躍する。『第4次』と比較するとゲッタービームの燃費が大きく悪化しており、雑魚戦では気軽に使いにくくなった。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:今作からミサイルマシンガンが追加されたほか、[[ゲットマシン]]への[[分離]]が可能になった。武器の陸適応が全てBに落とされているため、過去作と比べ使い勝手は若干悪くなっている。<br />
:[[ゲッターチーム]]の[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]への乗り換えと共に[[巴武蔵|武蔵]]一人乗りへと変化。パーツスロット4になり機体や武器の各種性能、地形適応などがパワーアップするも火力は何故か低下しており、そのうえ即離脱してしまう。最終盤にようやく復帰するも、性能不足は否めない。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::基本的にはPS版と同じだが、[[マジンガーZ]]との合体攻撃が追加されている。また、演出のみだが[[オープンゲット]]での回避を披露する。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:引き続き武蔵一人乗りで登場。相変わらずパーツスロットも4つあり適応も良いが、火力はやはり少々控え目。しっかり補強すれば使える機体ではあるものの、現代・未来共に参入が遅いのが難点か。<br />
:なお、次作『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』から登場する[[ブラックゲッター]]は本機が改造された機体という設定になっている。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:『D』以来の『世界最後の日』版。久しぶりに竜馬・隼人・武蔵の元祖ゲッターチームが搭乗する。原作ではスクラップ寸前の旧型機という扱いだったが、本作ではゲッターGが開発される前の時間軸なので現役である。<br />
:性能は前作『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のTV版ゲッタードラゴンと大差ない<ref>HPと照準が少し低い・ENが少し高い。</ref>うえ、シャインスパーク抜きならドラゴンよりも攻撃力は上。竜馬のエースボーナス込みだと最終的に'''今作のゲッター1のゲッタービーム>前作のドラゴンのシャインスパーク'''という性能に至る。しかもLサイズなおかげでサイズ補正が有利に働きやすい。また、ゲッターチェンジアタックは追加武装。<br />
:かなり長期間にわたって使用するため改造必須だが、改造段階は[[真ゲッター1]]に引き継がれ、つぎ込んだ資金が無駄にならないので安心して良い。恐らく歴代でもっとも優遇された旧ゲッターかもしれない。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2「大激突」にて自軍参戦。ゲッタービームの燃費EN45と高めなのが欠点。[[EN]]改造は必須だが、ゲッタードラゴンへ引き継がれないため程々に。<br />
:序盤では稀少な宇宙Aスーパー系。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::オリジナル同様。序盤の貴重な宇宙Aのスーパー系。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:ゲッタービームにカットインがついた。最大[[射程]]が3しかなく、無改造状態では必殺のゲッタービームは2発しか撃てない。耐久力も他のスーパー系に比べると若干低い。三形態で一番火力が高いためボス戦を担うが、地形適応の関係で陸の相手には攻撃力が下がるので注意。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部中盤でゲッターGに乗り換えられるため離脱。選択次第では[[百鬼帝国]]に奪われたゲッタードラゴンとの対決ムービーもある。その後条件を満たせば第3部で[[アインスト]]にゲッター線が反応し[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]となる。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:初の[[オープンゲット]]回避能力を得る。これにより結構避けるようになる。が、それでも回避率が高い方とは言えないので、あくまで保険と考え、避けて当てる戦いをしたい時には素直に[[ゲッター2]]に譲ろう。<br />
:ゲッターG登場後は一人乗りに改装され、オープンゲットと引き換えに援護向きのミサイルマシンガンが装備される。更に地形適応がAABAに底上げされる。その為'''地上に降ろして戦う分には武蔵を乗せて問題ない。'''<br />
:なお、この作品のみゲッター1の改造はゲッターGではなく一人乗り用ゲッター1に引き継がれる点に注意。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::大筋ではAと同じだが、ゲッター1の改造がゲッターGに引き継がれるようになったため、安心して序盤から改造していける。逆に言うなら1人用になるとこの機体は最初から改造しなおしとなるが、本作では一人乗りになっても地形適応は変化せず、カスタムボーナスで補強される形となっているため、一人乗り用の本機の運用難度はかなり上昇している。なお、生存させた[[巴武蔵]]を乗せる場合、通常プレイでは彼のエースボーナスがほぼ役立てなくなってしまう(彼の項目を参照)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:『世界最後の日』版が初登場。スパイラルゲッタービームが実装された。プロローグにて竜馬が一人で乗り、その後、[[リガ・ミリティア]]ルートで早乙女研究所から回収された機体(旧式ゆえか3段階改造済み)が弁慶機となる。中盤以降は三人乗りでゲッターチーム単位で乗り換え可能。同じく三人乗りのブラックゲッターと合体攻撃がある。<br />
:本作のゲッターは、一人乗りでもオープンゲット能力があるので、生存確率は高い。しかし、一人乗りであろうと武器の地上への適応が低いのが欠点。正直、真ゲッターを封印してまで使うかは微妙なところだが、[[真ドラゴン]]が来るまでの繋ぎとしてならば、ブラックゲッターよりは変形が出来るこちらの方が(どちらのチームが乗るにしても)三人それぞれの長所を生かしやすい。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:格闘・射撃どちらも使いやすい武器が揃っており、性能のバランスが良く、必殺技もクセが少ない。最初から最後まで使える良ユニット。後半でゲッタードラゴンに乗り換える。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。ゲッターチームを選択した場合に自軍ユニットとして登場する。それ以外は敵ユニットとして登場する。<br />
:[[強化パーツ]]の効果がゲッター2やゲッター3にも及ぶため、実質的に1機分で3機分のパワーアップが図れるのは大きい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:序盤のシナリオ「破滅を導くガンダム」より、[[シャイニングガンダム]]と共に登場。[[マジンガーZ]]との[[合体攻撃]]ツインビームが初登場。相変わらず3人乗りで便利だが、単体ではそれほど強くはない。ただ前述の合体攻撃でボスキラーとなれる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:『世界最後の日』設定。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:サービス開始初期から実装。東映版の設定としては久々の登場。<br />
:UCにアタッカー、SRにシューター・ファイター、SSRに基本3タイプがそれぞれ実装。<br />
:SSRアタッカー版は、地形「陸」でのみ性能が向上するアビリティ「空中戦闘」と、2コアで6マスを攻撃できる必殺スキル「ゲッタービーム」が特徴。道中での雑魚散らしに便利な必殺スキルやバランスの良い精神、飛行持ちという強みから初期は強力なSSRの筆頭として高評価を受けた。後に成長タイプが「大器」に変更されたため基礎パラメータが大幅にアップ。昨今の大器SSRには劣るが、普段使いには十分な性能。<br />
:SSRディフェンダー版はアタッカー版の必殺スキルとタイプが変更されたのみ。必殺スキルは、スパロボシリーズ初登場となる「ゲッターキック」。もう一つの必殺スキル「ゲッタービーム(広範囲)」は消費コア数は増えたものの、3×3マスを攻撃できる。<br />
:SSRシューター版はアビリティはアタッカー・ディフェンダー版と同じだが移動速度のみダウン。ただし必殺スキル「ミサイルマシンガン」は1発の威力こそ低いものの12連射がフルヒットするとバグじみた威力(当時の高威力必殺スキルの約3倍)を弾き出すなど、当時としては規格外の性能であったが2015年10月の初実装以降一度も復刻されず、スパクロ屈指のレアユニットとなっていた。後に運営サイドより性能面の問題から復刻を控えていたことが述べられ、2019年にユニットの復刻と恒常化が決定した。同年10月の「OLD COMERガシャ」にて再実装、アリーナ性能を中心としたパラメータ調整とともに大器型ユニットへ変更されている。2(1)コスの超命中として運用可能だが分身には対応できない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:『世界最後の日』設定で序章ワールド2第1・2話のイベントユニットとして登場。操作は出来ず、すぐに[[ブラックゲッター]]になる。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[シャッフルファイト]]<br />
:辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降はゲッタードラゴンと交代する形で2軍枠に追い遣られがち。ザクバラン帝国の無法にキレ気味の台詞を多く発するなど、原作漫画版の竜馬を思わせる血気盛んなキャラとして描かれている。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:使用ロボットの一体として登場、今回は他の形態に変形できない。中盤に[[ゲッタードラゴン]]に乗り換え。<br />
:必殺技はゲッタービームではなくミサイルマシンガンを使用する。遠近バランスよく武装が揃っているが、ゲッタービームは硬直が長いので乱戦で使用するのは控えたい。また、緊急回避行動でオープンゲットをすることができる。<br />
:奪われたゲッタードラゴンと戦闘するCGムービーが用意されてるのだが、『世界最後の日』の[[真ゲッター1]]vs[[メタルビースト・ドラゴン|ドラゴン]]の再現となっている。(元々漫画版「真ゲッターロボ」にて、恐竜帝国残党に奪われたゲッタードラゴンVS旧ゲッターが展開されるエピソードがあり、「世界最後の日」の戦闘シーンはそちらをオマージュしたものであったため、ある意味本家の再現ともいえる)<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;ゲッターパンチ<br />
:敵をぶん殴る。OPの歌詞でも印象的な技<ref>ただし、OPで歌われる武器は1番が「ゲッターパンチ」、2番が「ゲッタードリル」、3番が「ゲッタービーム」であるため、このゲッターパンチは[[ゲッター3]]を差している可能性もある。</ref>。<br />
:『第2次G』で一番弱い武装として実装されている。<br />
;ゲッターキック<br />
:劇中で多用されていた飛び蹴り。原作アニメではこの技でのトドメも割と多く、印象的な技である。またリョウも技名を叫ぶ。<br />
:スパロボでは長らく再現されていなかったが、『[[X-Ω]]』にてようやく初採用となった。ディフェンダータイプの必殺スキル。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ゲッターレザー<br />
:腕に付いているカミソリ状の刃で切り裂く。『[[ゲッターロボ大決戦!]]』では'''ゲッターカッター'''名義で登録されている。<br />
:近年の作品ではオミットされることが多い。原作では使用されたこともほぼ無く、[[旧シリーズ]]でリョウが武器名を叫ばない唯一の武器となっている。多用されていたゲッターキックを差し置いてこちらが採用された経緯は謎だが、旧シリーズではユニットの立ち絵が動かないため採用された可能性がある。<br />
:『X-Ω』ではディフェンダータイプの通常攻撃に採用。<br />
;ゲッタービーム<br />
:腹部から[[ゲッター線]]を3万度の超高熱に変換して照射する破壊光線。第1話では早乙女博士に「ゲッタービーム砲」と呼ばれていた。その設定とゲッター3の兼ね合いからか[[海]]適応が低めにされがちだが、海中でメカザウルス・ジガ(SRW未参戦)にトドメを刺したりと原作では大過なく運用されている。<br />
:スパロボでは必殺技のイメージが強いが、アニメではメカザウルスがゲッター線対策を備えていたことに加え、[[プロトゲッターロボ]]との戦闘からゲッター線に対する防御を更に強化した[[サキ|メカザウルス・サキ]]に防がれていた。<br />
:それ以降も防がれたり致命傷にならない事が多いがトドメになったこともある。おおむね「他の形態・武装でゲッター線防御装置を破壊」→「ゲッタービームで止め」の流れであり、後のスーパーロボットの必殺技の源流ともいえる様式美がこの時点で出来上がっていたといえる。OVA版では防がれることは少ないまさに必殺武器。<br />
:α以前の旧シリーズはフルアニメーションではない上に人差し指を伸ばしているグラフィックとなっているため、指先から照射しているように見え<ref>一応『第4次』や『F』では指先から微妙にずれた位置からビームが出ており、『64』では左手の位置からビームが出て指先からのビームではないように見せている。また、『COMPACT』および『COMPACT2』では基本的な演出は旧シリーズと同じだが腹部の砲門を展開するカットインが追加されており、指から発射していない事が分かるようになっている(なお、'''ドラゴンおよび真ゲッター1のゲッタービームにカットインはない''')。</ref><ref>余談だが後年、『[[ゲッターロボ アーク]]』のアニメ版にて登場した[[真ゲッターロボ タラク]]が'''本当に指からゲッタービームを出してしまった。'''</ref>、初期の[[アンソロジーコミック]]ではこの錯覚を鵜呑みにして描く漫画家もいた。ゲームでは気力が要らず便利だが、燃費が悪い。一見射撃兵器に見えるがスパロボでは格闘扱いで大抵の作品で[[射程]]1。3次、EXではビーム属性。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。SSRアタッカータイプは横になぐ「なぎ払い」、ディフェンダータイプは長方形範囲に広い「広範囲」、SRシューターは縦に長い「直線」で効果が差別化されている。<br />
;ゲッタートマホーク<br />
:胴体部肩側に収納されている小振りの斧で、厚さ4mの鉄板を容易に斬り裂く。<br />
:上記の通りアニメではゲッタービームが防がれることが多かったため、こちらがトドメに使われることが多かった。<br />
:「ゲッターロボ大全G」に掲載されていた漫画では「'''ゲッター大まほう'''」と誤植されている。もちろん[[魔法]]要素は一切存在しない<ref>この誤植はネームの時点で「トマホーク」の「ト」を「大」、「ーク」が「う」に間違われたためと見られる。</ref>。<br />
:第2次Zではなにげに'''全ゲッター唯一の射程1武器'''である。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ミサイルマシンガン<br />
:漫画版<ref>正確には連載完結後の[[アンソロジーコミック]]『スーパーロボットコミック ゲッターロボ編』収録の『ゲッターロボ 恐竜帝国潜入作戦』。</ref>に登場した[[敷島博士]]自慢の一品。6門の多銃身機関銃(ガトリング砲型)から誘導弾を乱射する、文字通り[[ミサイル]]のマシンガン。敷島博士の台詞からメカザウルスの生体反応で誘導するらしい。<br />
:威力は高く、ゲッターロボ迎撃に出てきたメカザウルスの集団を瞬く間に殲滅するほど。その後放棄されたのか、以後は使われなかった。平成以降に描かれた漫画が初出の為、TVシリーズには存在しない。<br />
:『α』で初実装。ゲッター1の武装の中で最も射程が長く、反撃で手数を出す時に重宝する。使う際に背中から取り出している。基本的にSRWではゲッターチームが乗り換えした後に追加される武装。<br />
:『X-Ω』ではSSRシュータータイプの必殺スキルに採用。<br />
;大型ミサイル<br />
:『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』で隕石迎撃時に装備した大型のミサイル。ランチャーなどは使わずに直接脇に抱えて発射した。SRW未登場。<br />
;ゲッターマシンガン<br />
:『世界最後の日』で使用した二挺の多銃身機関銃。上記のミサイルマシンガンとは違い、普通のマシンガン。普段は腕部に収納されており、使用時には瞬時に展開する(コックピットにも専用のピストル型トリガーのレバーが現れる)。登場時に[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッタードラゴン軍団]]を完膚なきまでに破壊した。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ダブルゲッタートマホーク<br />
:『X-Ω』SSRアタッカー・ファイタータイプの必殺スキル。<br />
;トマホークブーメラン<br />
:ゲッタートマホークを投げ付けて攻撃する技で、有効射程距離は7km。<br />
:大抵の作品では移動後に使える有射程武器として重宝する。また機体の地形適応が陸Bなので、陸の敵を攻撃する時はトマホークよりこちらの方がダメージが大きい場合がある。<br />
:『X-Ω』ではUCアタッカー・シューター・ファイタータイプの通常攻撃に採用。<br />
;スパイラルゲッタービーム<br />
:広げたマントの隙間からゲッタービームを拡散して放つが、劇中は拡散した分威力が低くなっており、[[量産型ゲッタードラゴン]]に対して全く効いていなかった。ゲッターウイングがマント状の原作漫画版を基にした「世界最後の日」版のみが使える。<br />
:SRWではゲッタービームより威力は劣るが射程が長く便利な武装。<br />
;[[ゲッターチェンジアタック]]<br />
:各ゲッターの形態による連続攻撃。<br />
:IMPACTより実装。IMPACTやDではEN制だが、第2次Zでは弾数制(しかも1発)。おまけにIMPACTでは移動後使用不可だった。なお、第2次Zでは他の形態のチェンジアタックと弾数が共有ではないので、他の形態でも遠慮なくチェンジアタックを使おう。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
==== ゲッター系 ====<br />
;ツインゲッタートマホーク<br />
:[[ゲッタードラゴン]]、[[ゲッターQ]]、[[ブラックゲッター]]とのトマホーク同時攻撃。<br />
;ツインゲッタービーム<br />
:[[ゲッタードラゴン]]、[[ゲッターQ]]、[[ブラックゲッター]]とのゲッタービーム同時攻撃。<br />
;トリプルゲッタービーム<br />
:[[ゲッタードラゴン]]、[[ゲッターQ]]との三機でのゲッタービーム一斉攻撃。A PORTABLE では何故かドラゴンが一人乗りになると使用不能になる。<br />
;ゲッタービーム(3機連結)<br />
:「世界最後の日」の前日譚の漫画「クレーターバトル」にて披露した一人乗りのゲッター1・ゲッター2・ゲッター3それぞれの炉心を連結してゲッター3のジャガー号の先端が展開して放つゲッタービーム。武器としては再現されていないが、[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]にてイベントで使用。インベーダーの群れを一掃した。<br />
<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;ツインビーム<br />
:[[マジンガーZ]]の光子力ビーム(攻撃力の基にするのはブレストファイヤー)とゲッタービームの合体攻撃。実装されている作品は少ない。<br />
:『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボ]]』では[[グレートマジンガー]]のブレストバーンやダブルサンダーブレークとの同時攻撃を行っているが、こちらはSRW未実装。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。シリーズによっては不可。原作での切り払い頻度はそこそこといったところか。<br />
;[[変形]]<br />
:[[ゲッター2]]、[[ゲッター3]]へと変形する。<br />
;[[分離]]<br />
:[[オープンゲット]]で[[イーグル号]]、[[ジャガー号]]、[[ベアー号]]に分離する。特殊能力としての採用は一部のみ。<br />
;[[オープンゲット]]<br />
:分離して相手の攻撃を回避し、即座に再合体する。[[気力]]120以上で発動。<br />
;[[EN回復]]小<br />
:Dで装備。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙]]<br />
:ゲッターウイングにより[[飛行]]可能。<br />
:陸Bであることが多いが、TV版ではちゃんと地上戦もこなす。『世界最後の日』に至っては'''地上戦しかない'''のだが…。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:大半の作品ではこちら。<br />
;L<br />
:『第2次Z』。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;ビームバリアジェネレーター……ビーム攻撃を反射する<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』。<br />
;攻撃後に変形可能<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』。3人乗り時。<br />
;機体と武器の地形適応を全てAにする<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』。1人乗り時。実質上陸と海の地形適応を引き上げる形となる。が、機体側の地形適応に関しては搭乗できる各パイロット側の地形適応もあって意味が薄く、[[スクリューモジュール]]を装備すればよくなってしまう。<br />
;移動後に変形可能<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]』。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「ゲッターロボ!」<br />
:TVOPテーマ。「ガン!ガン!ガン!」というフレーズは[[アニメソング]]初のテンポアップのフレーズとして有名。一部作品の[[カラオケモード]]ではこのフレーズと攻撃ヒットの連続爆発がシンクロする演出がある。<br />
;「HEATS」<br />
:OVA「世界最後の日」第2期OPテーマ。…が、第2期にゲッター1は'''その姿を見せていない'''。第2次Zでは「今がその時だ」が(戦闘BGMではないが)追加されているので変更してもいいかもしれない(…が、直後に真ゲッターに乗り換えてしまう)。ちなみに第2期にはゲッター1は登場しないがOPには必ず最初に登場しているのでファンの間ではそちらのイメージが強いかもしれない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[ゲッタードラゴン|ゲッターロボG]](原作漫画版)<br />
:[[恐竜帝国]]の残党に奪われたゲッターロボGに対抗して、リョウ達は浅間山の博物館に修繕・展示されていた旧ゲッターロボで立ち向かう。<br />
:増幅装置を持つゲッターGとのパワーの差は10倍。ゲッターロボの攻撃はことごとく通用しない。しかし、合体所要時間のロスを看破したリョウとハヤトの策により、相手よりも素早くゲッター1にチェンジして、ゲッタードラゴンへの合体に割り込みゲットマシンを分断。各個撃破することで勝利に導く。リョウが「悪いな、俺たちは目を瞑っても合体できるんだ」と呟いた通り、恐竜帝国の残党の駆るゲッターGの合体所要時間は[[ゲッター3]]初搭乗のベンケイより遅く、致命的なミスであったと同時にパイロットの技量差を見せ付けた戦いでもあった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[プロトゲッター1]]<br />
:<br />
;[[ブラックゲッター]]<br />
:<br />
;[[ゲッタードラゴン]]<br />
:<br />
;[[真ゲッター1]]<br />
:<br />
;[[ゲッターノワール1号機]]<br />
:<br />
===他作品の関連機体===<br />
;ゲタゲッターロボ<br />
:『[[VS騎士ラムネ&40炎]]』のオープニングにて登場。デザインは細身のゲッター1であり、腕には槍状の武器を所持している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*SRWでは最後まで使用できる作品は少なく、使えても[[真ゲッター1]]などに性能差をつけられている事が多い。が、PSソフト『[[ゲッターロボ大決戦!]]』では追加武装「ゲッターマシンガン」がSRWで言う所の地点指定型[[MAP兵器]]であり、射程・燃費・威力のバランスの取れた優秀な武器となっている。このため充分最後まで一軍で活躍できる性能となっている。<br />
*最初期の設定ではゲッタービームの砲口の上に装甲を被されており、発射の際に上に上がるものだった。また、ゲッターウィングが剣に変形する物もあったが、こちらは[[グレートマジンガー]]と被るためトマホークに変更されている<ref>双葉社『ゲッターロボ全書』76頁。</ref>。<br />
*故・方倉陽二氏の[[漫画]]『ドラえもん百科』では、ドラえもんの「ロボット」としてのスペックを検証する為の比較対象として[[ダルタニアス]]・『STAR WARS』のR2-D2&C3-PO・『禁断の惑星』のロビーと共に特別出演しているが、恐らくは掲載権が小学館に有るからこそ可能だったパロディと思われる。<br />
**ちなみにゲッター1は顔面キャノピーの数が多い原作漫画版として描かれており、ゲッター2及び3は未登場。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*TV版<br />
<amazon>B000EHS6K0</amazon><amazon>B0002U3EA6</amazon><amazon>B01MYDVTGJ</amazon><amazon>B06XBYMSSH</amazon><amazon>B018LSEYQI</amazon><br />
*OVA版<br />
<amazon>B07D3XW9BM</amazon><amazon>B000TCPT96</amazon><amazon>B000QT6SVK</amazon><amazon>B004WAQ48Q</amazon><amazon>B000L91R7A</amazon><amazon>B000X5H546</amazon><amazon>B00M9UTD8E</amazon><amazon>B01DXXVFZ4</amazon><amazon>B073ZXJCJX</amazon><br />
{{ゲッターロボシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けつたあ1}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=475029
騎士ガンダム
2024-03-02T07:27:01Z
<p>天世: /* 名台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = ナイトガンダム<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝}}<br />
| 声優 = {{声優|松本保典|SRW=Y}}<br />
| モチーフ = [[ガンダムMk-III]]<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = ラクロア王国<br />
| 役職 = 騎士<br />
| HP = 500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなもの(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)。</ref><br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />(フルアーマー騎士ガンダム)<br />
| 読み = フルアーマーナイトガンダム<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| HP = 10000 → 800(炎の剣無し)<br />
}}<br />
'''騎士ガンダム'''は『[[SDガンダム外伝]]』ジークジオン編の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。<br />
<br />
[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物である<ref>『コミックボンボン』連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。<br />
<br />
後にパワーアップし、'''[[バーサル騎士ガンダム]]'''となる。<br />
<br />
=== フルアーマー騎士ガンダム ===<br />
騎士ガンダムが炎の剣、霞の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。<br />
<br />
作中での正式名称というわけではなく、(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。<br />
<br />
『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にゲスト出演した際には、この姿で登場。<br />
<br />
=== 武者頑駄無真悪参(むしゃガンダムマークスリー) ===<br />
騎士ガンダムの正体。[[SDガンダムシリーズ]]の一つ、戦国日本をモチーフにした「SD戦国伝」シリーズの世界の武者。こちらの姿ではSRW未登場。<br />
<br />
元々は天宮(アーク)を守護する光の武者軍団「頑駄無軍団」の一員でありトップクラスの実力者だったが、己の力しか信じない傲慢な性格により武者八人衆の長には[[武者頑駄無]]が選ばれてしまう。これに不満を抱いた真悪参は力を示すべく、頑駄無軍団の伝説の武具である「銀の楯(しろがねのたて)」を奪って脱走<ref>元々持っていた武器は三つ叉の槍。</ref>。そして宿敵であった闇軍団の武者[[ガブスレイ|我怖崇霊]]から闇軍団への誘いを受けるもこれを蹴り、交戦中に「銀の楯」に収められており選ばれし者にしか抜けない「銀狼剣」を抜いた直後に落雷が直撃、姿を消してしまう<ref>この顛末はSDガンダムBB戦士の公式サイトにてコミックワールド版として掲載されている。</ref>。その事を重く見た将頑駄無は、真悪参を頑駄無軍団から除名、武者八人衆は武者七人衆と改められた。<br />
<br />
この時、真悪参はスダ・ドアカワールドの黄金神スペリオルドラゴンの操手に選ばれて召喚されたのだが、黄金神に敵対する覇界神バロックガンの身体の豪虎カイザーティーゲルの横槍により、'''善の心と悪の心が分離してしまう'''。そして悪の心は黄金神の一部であるドラゴンと融合した上で[[闇の皇帝ジークジオン]]に洗脳されて[[ネオブラックドラゴン|魔王サタンガンダム]]と化し、善の心は黄金神の手で騎士ガンダムとしてスダ・ドアカに転生する事になった。<br />
<br />
つまり、騎士ガンダムがあまりにも完成され過ぎた人格を持っていたのはそもそも'''悪の心を持っていなかったから'''であった。また、騎士ガンダムは「自分の名前以外の記憶がない」と発言しているが、本当の名前は「頑駄無真悪参」なので、名前も中途半端にしか覚えていない。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:初登場作品。プロローグにて[[アルガス騎士団]]と共に[[ジオン族]]の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている<ref>ゲーム作品『ナイトガンダム物語2 光の騎士』では加入した時点では三種の神器を纏っている</ref>)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。[[オウストラル島]]に流れ着き、『[[巨神ゴーグ]]』の面々と交流する。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。<br />
:その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放つ。正々堂々を体現したかのような振る舞いもあって、多くのキャラクターに慕われる。スダ・ドアカワールドに住まうガンダム族とは違い兵器として製造された「ガンダム」と、それに搭乗する「勇者たち」とも関わり、リアルガンダムシリーズの主人公達との熱いクロスオーバーも描かれる。<br />
:アタッカーとしては優秀なスペックを持つ。サイズ差無視が必殺武器にしか無いが専用スキルで補える為マイクの「ディスクP」を生かした早期の気力上げを目指そう。またレベル24とヨウタに次いで早く「正義」を習得するのも特徴。ツメスパロボで「連続ターゲット無効」か「先手必勝」を入手していれば、第14話で無限稼ぎが可能になる。但し近年の携帯機シリーズのサイズ差補正は言葉通りサイズ差で決まっており、本作は敵も小型ユニットが多いことからあまり回避できない事も多い為過信は禁物。また[[スーパーロボット大戦UX|前作]]でも[[龍装劉備ガンダム|同じ事]]が出来たことから対策がされており、'''[[プロマキス]]1体当たりトップエース、[[強運]]込みで1700しか稼げなくなった'''。更に本作では撃墜時獲得経験値の最低値が1に変更されたため、この方法でLv99まで上げるのはかなり厳しい。<br />
:第32話で[[ズワウス]]に炎の剣を奪われ、力の盾と霞の鎧を破壊されてしまうが第33話で[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。<br />
:下記の通りフルアーマー騎士ガンダムは武装演出のみだが、ユニットアイコンはズワウスに炎の剣を奪われる場面で登場する。また鎧の修復中の間だけ軽装形態も披露している。<br />
:[[EN回復|EN・MP回復]]は[[アルガス騎士団]]同様にL1なので、連続攻撃やフルアーマー騎士ガンダムで反撃を繰り返すといざというときにMPが足りない事になりかねない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:[[騎士スペリオルドラゴン|騎士ガンダムとしては直接登場しない]]が、[[武者頑駄無]]と[[コマンドガンダム]]が映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』を経た後の設定での参戦となっており、会話で存在について触れられている。<br />
<br />
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] ===<br />
;SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦<br />
:オープニングにてウルトラマンタロウ・仮面ライダーV3と共に消息不明になったことが語られる。<br />
:その後本編にて、何と[[デブデダビデ]]に'''生きたまま分解(解剖?)されて生体部品として組み込まれる'''という衝撃的な物語が展開される<ref>このボスステージの奥にナイトソードとナイトシールドが放置されている。</ref>。そのためデブデダビデを倒せば騎士ガンダムも死んでしまうが、彼は臆せずに自ら諸共敵を倒すようにヒーローたちを諭す。なお本作での一人称は「ぼく」となっている。<br />
:戦闘後に[[戦士ロア|ロア]]が現れ、自らの命と引き換えに騎士ガンダムを蘇生させてくれることでプレイヤーキャラクターとして加入する。<br />
:通常攻撃は電磁スピア投げ、必殺技はナイトソードから斬撃を飛ばすホーミングショット。最後に加入するため最終面でしか使えないが、その分必殺技が[[ダークブレイン|ラスボス]]相手に最も有効。<br />
;バトルドッジボール、バトルドッジボールIII<br />
:「ナイトドラゴンズ」のリーダー。チームメイトは[[剣士ゼータ]]・[[法術士ニュー]]・戦士[[ジェガン]]。<br />
:「II」にはシリーズの後輩にして後の融合者である[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]らが登場する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;ナイトソード<br />
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀狼剣'''」がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。銀狼剣は後に銀の楯と共に天宮に返却されている。</ref>。盾から引き抜くと刀身が伸びて長剣になる(『SDX』では追加パーツにより長刀にすることができる)。『元祖SDガンダム』では「メガ=エクスカリバー」という名前で、強力な震動波を発しているため斬った相手の体がボロボロになる設定だった。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣を取りに不死鳥の棲む岩山に登った際の戦闘で、ジャイアント・ジオングの攻撃によって刀身が折れたために放棄され、『伝説の巨人』編では鍛冶屋テムによって新たに鍛えられた物を使用している。横井孝二氏の漫画版ではブラックドラゴンとの戦闘で破損、鍛冶屋テムにも直せないと言われたため以後は電磁スピアを多用している。<br />
:『BX』では連続斬りからシールドバッシュでぶっ飛ばす。<br />
;電磁スピア<br />
:騎兵槍状のスピア。伸縮自在。名前の通り根元の突起から発した放電を先端に集めて電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。岩に突き刺さっていて伝説の勇者であるガンダムにしか抜けないと言われている。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。<br />
:ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の[[漫画]]版における'''「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」'''という前代未聞のものがある。<br />
:創世の時代、伝説の勇者ガンダムが用いていた。<br />
:『BB戦士』のキットでは、スプリングアクションで[[クロスボーン・バンガード|先端部を射出する]]ギミックが存在した。後の『レジェンドBB』などではオミットされている。<br />
:『BX』では投擲からの連続突きで、運動性低下の[[特殊効果]]がある。なお、電磁スピアと連続攻撃以外の戦闘アニメでは邪魔になるので毎回投げ捨てられるが、'''投げ捨て方が3パターンもある'''。<ref>ナイトソード投げでは背後に投げ捨て、ナイトソードでは足元に投げ捨てるが、フルアーマー騎士ガンダムだと'''画面真正面に向かって全力で投げ飛ばし、行方不明になる'''。</ref><br />
:『SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では連射可能な投擲武器として使用。その姿はカプコンゲーム『魔界村』の主人公・アーサーのごとし。<br />
;ナイトシールド<br />
:左手に持つ盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀の楯'''」(しろがねのたて)がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。「銀の楯」にはその輝きで闇の力を打ち払う効果があり、黒魔神との最終決戦時までに軍団がこの楯を手に入れてさえ居れば、初代頑駄無大将軍は命を落とすことがなかったとまで言われている。後に武者の世界に返還され「新世大将軍」に更なる光の力を与えた。剣(刀)を縦に差し納める意匠、[[ガンダム]]シールドをモチーフとした十字の紋章などはナイトシールドと共通している。ちなみに頑駄無軍団は強化装備を開発することになった際、盗まれた銀の楯のデザインに似せて「武者シールド」という楯を開発したのだが、参考にすべき本物は既になく盗まれるまで誰も銀狼剣を抜いたこともなかったため、収納するのが刀になり本来は剣の柄だった箇所が楯の一部というデザインになってしまい、刀を抜いたあとは楯を上下逆に装備して銀狼剣の柄みたいな形をした爪で殴るという装備になって武者仁宇頑駄無に与えられた。</ref>。ガンダムという名前だけでなく十字の星を象った装飾があるナイトシールドを持っていることもレビル王を驚かせた。ほしの竜一氏の漫画版ではナイトソードと共にラクロア王国から支給されたと思われる節がある(初登場時には両方共持っておらず、最初に出てきたのもラクロア王国から出発した直後)。<br />
:『BX』ではナイトソードの武器演出で打撃にも使用。<br />
;騎士の鎧<br />
:通常装備の鎧。『元祖SDガンダム』では、材質はガンダリウムガンマで、兜に付いている「ファイティングゴーグル」は降ろすと熱源探査や暗視スコープに使える設定だった。<br />
<br />
==== 伝説のアイテム ====<br />
;三種の神器<br />
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。それぞれ十字の星を象った装飾が存在する。<br />
:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。<br />
:ほしの竜一氏の漫画版では全てを身に着けたうえで石版に刻まれていた古の呪文を仲間たちが唱えることで10倍の大きさになっている(これは[[ネオブラックドラゴン|ブラックドラゴン]]が巨大化しているため)。<br />
:OVA版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。装着中に背景に一瞬[[スペースコロニー]]のようなものが映る。<br />
:三種の神器と石版の力を合わせれば装備者の力が10倍にもパワーアップするが、騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからはパワーアップも負担も消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。<br />
:『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の最終決戦の際にスペリオルドラゴンから騎士[[ウイングガンダム]]に託されている。<br />
:『新約SDガンダム外伝 創世超竜譚』にて三種の神器を装着していた伝説の勇者ガンダムの正体は、スペリオルドラゴンの最初の操者となるグラディエータ[[ガンダムエクシア]]だった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では当初は時空転移に巻き込まれた騎士ガンダム達を守るために力を使い果たし、力を蓄えるため異世界のガンダムの中で眠っていた。<br />
:;炎の剣<br />
::炎の力を宿した赤い剣。ほしの竜一氏の漫画版では不死鳥の親子が合体して誕生した。未装備時は腰に抜き身のまま下げている<ref>これは後述の力の盾が鞘としての機能を持っていないのが原因</ref>。<br />
::第一章ラストにて失われ、『第四章 光の騎士』で[[ネオブラックドラゴン]]の手に渡っていた。<br />
::『BX』では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の中で眠りについていた。<br />
:;力の盾<br />
::光の力を宿す緑の盾。ほしの竜一氏の漫画版では最初は岩の中で眠っていたが、二度目は破壊されたナイトシールドが石版に刻まれていた不完全な呪文で再生して誕生した。同作では一時的にサタンガンダムが装備した事がある。その後も変化したままであり、『伝説の巨人』編では常時これを装備している他、火口に落ちかけた[[ドラゴンベビー]]に投げて乗せる形で救っている。<br />
::後に横に真っ二つに切断される形<ref>カードダスでは'''縦に真っ二つに切断'''されているが、騎士ウイングガンダムに託された物は'''横に真っ二つに切断'''された物になっている。</ref>で破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。後に騎士ウイングガンダムに託された際には、その状態で渡されたため両腕に小手のように嵌めている。<br />
::『BX』では[[ユニコーンガンダム]]の中で眠りについていた。<br />
:;霞の鎧<br />
::強固な青い鎧。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣と力の盾がかけらが揃った石版に触れたことでそれぞれの星の装飾に共鳴した石版が変化する形で誕生した。また『伝説の巨人』編では騎士ガンダムが古の呪文を唱えて騎士の鎧が変化する形で装備している(呪文を唱えずに変化させる場面も有る)。創世の時代には、兜のバイザーの側面の羽飾りから本物の羽根が生えていた。<br />
::後に破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。<br />
::モチーフは『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[モビルアーマー|MA]][[エルメス]]。頭部の形状にその影響が見られる。<br />
::『BX』では[[ガンダムAGE-3]]の中で眠りについていた。<br />
:<br />
;石版<br />
:古の呪文が刻まれた石版。現在では大小2つのかけらに割れており、組み合わせると三種の神器の力を使うための呪文が浮かび上がる。<br />
;光の弓、光の矢<br />
:第2部で伝説の巨人サイコゴーレムを倒すために用いた装備。SRW未登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ナイトソード投げ<br />
:ナイトソードを投擲する。『BX』で使用。OVA『第一章 ラクロアの勇者』で初登場時にフラウ姫を救った、騎士ガンダムの一撃の再現。<br />
;連続攻撃<br />
:右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは『光の騎士』編のカード「バーサル騎士ガンダム」に描かれたポーズとほぼ同じになっている。<br />
:なお、これは騎士ガンダムに限らずSD勢は全て同じで、敵も含めて必殺技の際にはキラカード演出が入る。<br />
;フルアーマー騎士ガンダム<br />
:三種の神器を装備しての連続攻撃。第26話のイベントで騎士ガンダムの必殺武器として解禁。OVA版の演出の再現で石版を取り出して三種の神器を召喚・装備、連続攻撃で敵を消滅させる。[[トドメ演出]]はOVA版『第一章 ラクロアの勇者』のラストシーンの再現で「火山灰が雪のように降りしきる中、騎士ガンダムが石版を抱えて歩いてくる」というもの。<br />
;魔法<br />
:一部のRPGゲーム作品などでは魔法を習得する。漫画版では習得しない。<br />
:いくつかの魔法はガンダムシリーズの用語が使われ、特に攻撃魔法の大半はガンダムシリーズの武装がモデルになっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
[[MP]]制ユニット。<br />
<br />
;剣装備、盾装備<br />
:電磁スピアで[[切り払い|斬り払い]]、ナイトシールドで[[シールド防御]]を発動する。<br />
:ナイトソードは通常鞘にしまったままのためか、構えている電磁スピアの方を使う。<br />
;[[HP回復]]L1<br />
:<br />
;[[EN回復|EN・MP回復]]L1<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[空]]は飛べないが、「飛ぶ敵への対策はある」ということらしく対空攻撃に支障はまったくない(どの武器も全て空A)。<br />
:一部作品では「三種の神器」装備時にはバックパックに「天空の翼」が出現し[[飛行]]可能となることもあったがSRW未採用。<br />
:また宇宙空間でも問題なく行動可能。彼に限った話ではなくガンダム族は宇宙でも窒息しないらしい(『機甲神伝説』や『騎士ガンダム聖伝』では[[バーサル騎士ガンダムGP01]]や勇者エックスが普通に宇宙空間に出ている)。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:<br />
:*'''初期段階:格闘武器+100、CRT補正+10'''<br />
:*'''第二段階:格闘武器+150、CRT補正+15、特殊回避15%'''<br />
:*'''第三段階:格闘武器+200、CRT補正+20、特殊回避25%'''<br />
:*'''最終段階:格闘武器+300、CRT補正+30、特殊回避35%、運動性+5'''<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「巨人との戦い」<br />
:通常戦闘[[BGM]]。<br />
;「大決戦」<br />
:必殺技(三種の神器)使用時のBGM。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
格闘・回避・技量に優れるインファイター。文句なしに一線を張れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[正義]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:典型的なスピード系攻撃型の構成。「正義」があるのはさすが。射程がかみ合う[[剣士ゼータ]]か、空適応が貰えるバルキリー辺りと組んで置くのがベター。<br />
:ちなみに最終的なコマンド構成は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[龍装劉備ガンダム|劉備]]と同じ。<br />
:[[MP]]の設定によりLv50以上は最大MPが減るため、劉備以上に正義が後半戦で重要になる。<br />
:何の因果か、彼にも劉備ガンダムと同じく第14話「無重力の谷」では敵の無限増援の中で戦うあるため無限稼ぎができる。習得レベルは24で、該当シナリオまでに3話もあるため(騎士ガンダムが加入するのは第11話「巨神との出会い」)劉備に比べると無理なく習得しやすい。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''光の騎士、[[騎士]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1、[[カウンター]]、[[インファイト]]L3'''<br />
:「光の騎士」は専用スキルで、気力130以上でダメージ1.1倍、サイズ差無視の効果を得る。第44話クリアまで「???」表記だが効果は発動する。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;魔王サタンガンダム / [[ネオブラックドラゴン]]<br />
:同じ名を持つ宿敵。その正体は分離した武者頑駄無真悪参の悪の心…すなわち騎士ガンダムにとっては己の半身とも言える存在であった。<br />
:;[[ドラゴンベビー]]<br />
::ネオブラックドラゴン(サタンガンダム)の息子にして、ネオブラックドラゴンの「肉体」が変化した姿。『BX』では条件を満たす事で騎士ガンダムの[[サブパイロット]]になる。<br />
:<br />
;[[騎士スペリオルドラゴン]]<br />
:騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが融合した状態にして真の姿。<br />
<br />
=== ユニオン族 ===<br />
;騎士[[アムロ・レイ|アムロ]]<br />
:人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。<br />
:ほしの竜一氏の[[漫画]]版における馴れ初めは、サタンガンダムの存在からガンダム族全てが悪魔に魂を売ったと思い込んだため。<br />
;戦士[[ガンキャノン]]、僧侶[[ガンタンク]]、騎士[[セイラ・マス|セイラ]]、武闘家[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、妖精ジムスナイパーカスタム<br />
:仲間。<br />
;騎士[[シャア・アズナブル|シャア]]<br />
:時に対立し、時に共闘する謎の騎士。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:騎士ガンダム達に手を貸す。<br />
;[[フラウ・ボゥ|フラウ]]姫<br />
:スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。<br />
;[[レビル将軍|レビル]]王<br />
:ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。<br />
;[[アルフレッド・イズルハ|アル]]少年<br />
:横井孝二氏の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』にのみ登場。騎士ガンダムに憧れる少年で、サタンガンダム打倒後に彼が元々着ていた鎧を譲り受けた。<br />
:玩具『ガンダムクロス』では、彼が騎士ガンダムの可動素体になっている。<br />
<br />
=== [[ジオン族]] ===<br />
;[[ナイチンゲール|ファントムサザビー]]<br />
:騎士[[サザビー]]の怨念。彼との戦いで力の盾と霞の鎧が破損した。<br />
;[[闇の皇帝ジークジオン]]<br />
:サタンガンダムやサイコゴーレムを操っていた黒幕。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[武者頑駄無]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。真悪参の暴走は武者頑駄無が武者七人衆(当時は真悪参を含めて八人衆)の長に選ばれた事が原因となっており、騎士ガンダムと武者頑駄無との間には深い因縁がある事になるのだが、騎士ガンダムは記憶を失い、再会した時には銀の楯も持っておらず、あまりに性格が違いすぎたためか、武者頑駄無が騎士ガンダム=武者頑駄無真悪参と気付く事はなかった。<br />
;[[コマンドガンダム]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。<br />
;勇者ガンダム<br />
:ラクロア王国に伝わる伝説の勇者。騎士ガンダムとその名を同じくする。<br />
:モチーフは[[ガンダムエクシア]]。カードダスで展開された設定では先代のスペリオルドラゴン「黄金神スペリオルドラゴン00」の昔の姿である。<br />
;頑駄無真駆参(ガンダムマークスリー)<br />
:頑駄無真悪参の子孫。<br />
:'''真駆参大将軍'''<ref>初登場作品の『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』当時は、プラモ化されず、24年後の2017年に初キット化された。「双刃剣(ダブルハーケン)」という武器を装備しており、形状も[[グレンダイザー]]の同名武器と良く似ている。</ref>に変身後は外見の一部に騎士ガンダムとスペリオルドラゴンの意匠が入っている。プラモには真悪参を再現できる先祖の鎧が付属しており、騎士ガンダムの鎧を装備できる設計になっていることも説明書に記載されている。漫画版では子孫ではなくスペリオルドラゴンが銀の楯を返却するために降臨した際に変身した姿という展開になっている。<br />
;[[ガブスレイ|我怖崇霊(ガブスレイ)]]<br />
:頑駄無軍団と敵対していた「闇軍団」の一員。真悪参のライバルであると同時にその力を高く評価し、真悪参が頑駄無軍団を裏切った際には闇軍団への加入を強く奨めていた。<br />
;[[バイアラン|刃威悪乱(バイアラン)]]<br />
:闇軍団の前身である「暗黒軍団」の残党。頑駄無軍団への抵抗を続けていたが占拠した砦を武者八人衆に襲撃され、真悪参によって首を落とされる。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX2|鋭駆主(エックス)]]<br />
:『武者烈伝・零 銀狼の章』に登場。真悪参の遠い子孫。<br />
:彼がかつての真悪参と同じ過ちを繰り返そうとした時に、何者かの意思に導かれたスペリオルドラゴンが騎士ガンダムの姿で天宮に降臨。<br />
:目の前の子孫を見て全てを察した彼は、騎士ガンダムとしてでも、スペリオルドラゴンとしてでもなく、「一度頑駄無軍団を裏切った武者頑駄無真悪参」としてその暴挙を止めるべく立ちはだかる。<br />
;[[GUNDAM:ブルーディスティニー1号機|碧姫(あおいひめ)]]<br />
:2019年に短期連載された『異説 真悪参伝』に登場。真悪参の恋人。彼女との間に息子・真空参(マークスリー)を授かる。<br />
:真悪参は彼女を守る力を欲するあまり銀の盾を奪って出奔することになるが、姫の命懸けの制止により自らの罪と過ちを自覚する。その償いのために自らの魂をも捧げることを叫んだ真悪参の下へ天より雷が降り注ぎ、異世界へ導かれた彼はその言葉通り、魂の限りを尽くして正義のために戦う騎士となる。<br />
:真悪参が異世界へ旅立った後もほんの一瞬だけ彼と邂逅し、互いの絆を確かめ合いそれぞれの未来へ祈りを捧げた。<br />
;殿様ガンダム<ref>元々は『SD戦国伝』とは無関係のSDガンダムオリジナルとして誕生したキャラクター。後に戦国伝に組み込まれた。</ref><br />
:『異説 真悪参伝』に登場。<br />
:碧姫の父にして真悪参のかつての主君。……だったが、闇の力によって支配されてしまい碧姫に襲いかかったため、姫を守ろうとした真悪参によって斬殺された。<ref>ただし横井孝二氏の漫画『元祖!SDガンダム』では、時系列的にこのエピソードよりも後の時期にも顔を見せており、死んでいない可能性もある。</ref><br />
;射駆零(イグレイ) / 真空参(マークスリー)<br />
:真悪参の息子。前者はコミックワールドに名前だけ登場、後者は『異説 真悪参伝』に登場(父よりも本来のガンダムMk-IIIに似ている)。同一人物かどうかは不明。<br />
:なおコミックワールドによると、射駆零は父のことを記した伝記'''「俺が異世界に転生したら勇者だった」'''を執筆した……らしい。しかもこれが一族に代々伝えられ、子孫の真駆参も愛読している。<br />
:何で異世界のこと知ってるんだとか、タイトルが明らかに何かのパロディだろとか、ギャグ漫画なので本気にしないように。ちなみに銀の楯も伝えられているが、伝記には銀の楯を手に修行に出たとあるだけで奪って出奔したことは記されていないようだ。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[バナージ・リンクス]]、[[刹那・F・セイエイ]]、[[キオ・アスノ]]<br />
:異世界のロボットである「ガンダム」のパイロット達。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では共演・共闘を果たし、彼らもまた「[[勇者]]」である事を認めると共に様々な苦境を乗り越えていく。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:『BX』では、共にオウストラル旧島のゲリラとして共闘していた。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[レッド・ウィンドウ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に惑星アーストにて[[マーダル]]に囚われた[[S.M.S]]メンバーの救出作戦の際、彼を信じぬき、その心を動かすことに。<br />
;[[ズワウス]]<br />
:『BX』では惑星アーストの戦いで危機に陥った際、突如現れたこの機体に助けられ、その後も何度か助けられるが[[ネオブラックドラゴン|…]]。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[田神悠宇]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に[[クラゲ型メカ]]の襲撃によって海に投げ出された彼を救出・介抱する。<br />
;[[ゴーグ]]<br />
:『BX』では地球への転移直後に窮地に陥ったところを、彼に救われている。<br />
;[[ホツ・マツア]]<br />
:『BX』では地球に転移後、旧[[オウストラル島]]で彼と接触し信頼を得、ゲリラに協力している。<br />
;[[獅子王凱]]、[[勇者ロボ|勇者ロボ軍団]]<br />
:『BX』にて共演・共闘を果たす別世界の[[勇者]]達。彼らの[[勇気]]にも大きな感銘を受ける。<br />
;[[武田長官]]<br />
:『BX』では[[地球防衛軍|防衛隊]]基地での補給と引き換えに、彼の依頼で防衛隊のイベントの'''「ますこっときゃら」'''を演じた。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[デブデダビデ]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』では彼に殺された上に部品として組み込まれてしまう。しかし完全に死んではおらず、デブデダビデの体内から躊躇わず自分諸共破壊するようにヒーローたちを諭した。<br />
;[[戦士ロア]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』にてデブデダビデに殺されたところを彼の生命をかけた行動によって蘇生した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
OVA『第四章 光の騎士』以降の台詞は、[[バーサル騎士ガンダム #名台詞|バーサル騎士ガンダムの名台詞の欄]]を参照。<br />
;「弱いものいじめは許さん!」<br />
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』における初登場時の台詞でこの台詞と共にフラウ姫を襲っていたモンスターを撃退した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』においても戦闘台詞として採用されている。<br />
;「いくぞ、ブラックドラゴン!」<br />
:『元祖!SDガンダム』で霞の鎧を身につけた際の台詞。<br />
:また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。<br />
:『BX』においては[[バーサル騎士ガンダム]]の特殊戦闘台詞として採用されている(こちらは「いくぞ、ネオブラックドラゴン!」と表記が異なる)<ref>ネオブラックドラゴンはブラックドラゴン(サタンガンダム)と同一人物であるため、OVA『第四章 光の騎士』と『BX』では「サタンガンダム」と呼ぶ事もある。</ref>。<br />
;「オーノホ、ティムサコ、タラーキィィ!!」<br />
:OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚・装備する為に唱えた呪文。<br />
:なお、この呪文はアナグラムであり'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''(OONOHO TIMUSACO TARAKIT⇒TIKARA TO KASUMI TO HONOO)。<br />
;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」 <br />
:ほしの竜一版のエピソード「妖精の精水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対して。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾『伝説の巨人』での台詞。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初の台詞となる。<br />
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」<br />
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、[[闇の皇帝ジークジオン]]に対して。<br />
;「悪が栄えた試しは無し…正義は勝つ! そして、[[正義]]は我にあり!!」<br />
:劇場アニメ『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。<br />
:なお『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』の[[主人公]]である[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]もまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「げぇーっ!?マジで怒ってる!さぁ呼びましょう、ガンダムの皆さーん!」<br />
:『元祖SDガンダム』の催促ビデオ『G-ARMS緊急出動』にて武者頑駄無共々窮地に陥っていたところをコマンドガンダムに助けられ、「ガンダムの仲間を呼べ」と言われたのを渋ってたところ、コマンドガンダムに「いいから早く呼べ!」と言われて。この作品では驚きの余り頭が胴体から離れるわ、敵の攻撃でナイトソードが溶かされるわと(主役がG-ARMSというのもあるが)OVA本編のシリアスさが崩壊するほどコミカルな描写が多い。<br />
:なお、この後次元の壁を越えて騎士ガンダムと武者頑駄無の仲間達が助けに来るのだが、武者頑駄無は武者五人衆という原作を考えれば当然の面々を呼び出したのに対し、騎士ガンダムが呼び出したのはなんと'''[[騎士スペリオルドラゴン|自分]]と[[黄金の騎士|生身の人間]]'''であった……。<ref>ただし、当時は騎士ガンダム=スペリオルドラゴンという設定が作られる前であった。</ref><br />
;騎士グフ「なんてひきょーな武器を!!」<br />
;「BBオリジナルギミックと言って下さい。も一発いかがですか」<br />
:BB戦士コミックワールドより。騎士ガンダムと騎士[[グフ]]が互いに武器を構えて睨み合っていた……と思ったら、騎士ガンダムの持つ'''電磁スピアの先端が突然すっ飛んできた'''。間一髪かわした騎士グフがツッコミを入れたところ、騎士ガンダムはいけしゃあしゃあとメタ発言で切り返す。<br />
;「カスミのヨロイです」<br />
;「しかもこのヨロイで空だって飛べるのです」<br />
;「じゃ、そゆことで」<br />
:同じくコミックワールドより。騎士グフからの反撃もケンタウロス形態と霞の鎧でいなし、さぁいよいよトドメ……と思いきやそのまま空を飛んで帰宅する騎士ガンダム。呆気に取られた騎士グフは'''「ーーで?」'''と返すのが精一杯だった……。<br />
:……このように、コミックワールド版の騎士ガンダムは「悪を倒すのに手段は選ばない」「メタ発言上等」「でも飽きたらさっさと帰る」といった具合に'''フリーダムな外道勇者'''である。ひきょーは彼の代名詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「強い者が弱い者を滅ぼす世界など、私は断じて認めない!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』のPV1で披露された戦闘台詞。[[ネオブラックドラゴン|宿敵]]の台詞である「強い者が弱い者を滅ぼす…それが当たり前の世界だ」に対応。<br />
;「伝説の巨人以上のモンスターのようだな!」<br />
:[[呪術士ビグザム|ゴーストビグザム]]との[[特殊戦闘台詞]]。しかし実際にSFC版『大いなる遺産』をプレイしたプレイヤーにとっては伝説の巨人・サイコゴーレムのほうが強いと感じるだろう。<br />
;「人間達よ![[闇の皇帝ジークジオン|ジークジオン]]の名を称えてはいけない!」<br />
:[[ネオ・ジオン]]との特殊戦闘台詞。ジオン違いです。<br />
;「止まれ、ゴーグ…。お前が[[神]]の使いだというなら、人の願いをなぜ聞き届けようとしない…?」<br />
:『BX』第11話「巨神との出会い」より。悠宇を連れ去ろうとするゴーグに対して。<br />
;「そうだな…。君のAGE-3というガンダム。あれを見ていると、私の中に不思議と何かが沸き上がる。奇縁と呼ぶべきなのだろうか」<br />
: 同上。[[キオ・アスノ|キオ]]の[[ガンダムAGE-3]]に奇縁を感じていることを発言。騎士ガンダムのモチーフがAGE-3と同じガンダムタイプ3号機の[[ガンダムMk-III]]ゆえの発言とも取れる。<br />
;「そうすれば、勝てずとも、大きな敗北を喫する事がないからですか?」<br/>ホツ・マツア「何…?」<br/>「以前にも少しお話しましたが、私がいた世界では、あなた方と同じように侵略の危機に瀕し続けていました。ですが、あの世界の人々は立ち向かった。どんな絶望的な状況でも力を合わせ、平和を取り戻そうとしていたのです」<br/>ホツ・マツア「…掟を守り生きているワシらを臆病と罵るかね…?」<br/>「そんなつもりはありません。ですが、平和を取り戻す為に勇気を持って立ち上がる者がいるならば、私は喜んでその人に力を貸しましょう」<br />
:『BX』第12話「それぞれの決意」より。<br />
;「たとえ出自はどうあれ、相手を疑ってかかってしまっては、見えるものも見えなくなってしまう。それに出自という意味であれば、私もどこで産まれ、どこから来たかも分からぬ天涯孤独の存在だ」<br />
:『BX』第14話「無重力の谷」より。周囲がウィンドウが盗賊と言う事だけで信用しない中ただ一人信じた際に出自に対する自身の告白。<br />
:事実、騎士ガンダム自身の出自は'''武者頑駄無軍団から銀狼剣と銀の楯を盗んだ'''という盗賊さながらのものなのである…。<br />
;「みんなの未来を太陽のように照らす、防衛隊基地へようこそ。記念に私と握手だ」<br />
:『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」より。[[武田長官]]の頼みで防衛隊の「ますこっときゃら」を務めた際のメッセージ。「私と握手」は後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)における[[スーパー戦隊シリーズ|スーパー戦隊]]ショーのCMの主な決め台詞<ref>2020年から数年間は各キャラクター毎に台詞が変わっており、「~と握手」は用いられなかった。</ref>のパロ。「太陽」を口にしたのは、騎士ガンダム役の松本保典氏が『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)で主人公・火鳥勇太郎を演じたことを意識してのことかもしれない。また、『ファイバード』は武田長官が登場する『ライジンオー』と同年に制作されたサンライズ作品でもある。<br />
;「勝負あったな、騎士ランベル」<br />
:『BX』第24話「青き巨神と赤き巨神」にて、ジョジョの[[ガリアン重装改]]と[[ジルムセン・ランベル|ランベル]]が駆る[[ザウエル]]の一騎打ちの決着がついた直後。ナチュラルに「'''ナイトランベル'''」と読んだプレイヤーも結構いるのではなかろうか。<br />
;「[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|変革を与える炎]]…。[[ユニコーンガンダム|可能性を貫く力]]…。そして[[ガンダムAGE-3|全てを包み込む霞]]…伝説の力は常に、我らガンダムと共にあったのだ…!」<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。三機のガンダムの発する光の中に「伝説の力」を垣間見ての呟き。この直後、三機のガンダムから現れた石版より召喚された三種の神器の力でアルガス騎士団の影と[[ドラゴンベビー]]を一蹴した。<br />
:ちなみにこの時対応していたのは炎の剣がダブルオー、力の盾がユニコーン、霞の鎧がAGE-3だが、実はそれぞれの神器の色が各ガンダムが力を発揮した時の色と同じ([[トランザム]]の赤、[[サイコフレーム]]の緑、[[Xラウンダー]]能力の青)。さらに、それぞれのシステムも対応する神器に実に偶然なことに符合している(炎の剣→ライザーソード、力の盾→シールドファンネル、霞の鎧→ウェアシステム)。<br />
;「どれだけ非道を犯そうと人は魔王にはなれない。真の魔王とはもっと邪悪なものなのだ!」<br />
:『BX』第31話キオ救出ルート「生きる願い、宇宙に流れる」に於ける[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]との戦闘前会話。<br />
;「騎士ガンダム怒りの聖剣を受けるがいい!」<br />
:『BX』のキャンペーンマップ「目覚めの儀式」で[[ヴェーダ]]のシミュレーションでデータ化された騎士ガンダムの戦闘前台詞。<br />
:[[剣士ゼータ]]には「少し性格が違う」と言われるが、データ量が少ないためこうなったらしい。<br />
:ちなみにこの台詞はほしの竜一氏の漫画版で騎士サザビーを倒した際の台詞が元ネタ。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;三つの『星』が集う時<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。[[オービットベース]]で新加入メンバーの歓迎と息抜きを兼ねての宴会の最中、たまたま抜け出していた騎士ガンダムと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[キオ・アスノ|キオ]]はジオン族の襲来を察知。彼らはジオン族を撃退するために出撃、瞬く間に圧倒するも、直前に宇宙に上がった際の無理と整備不足がたたり、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]、[[ユニコーンガンダム]]、[[ガンダムAGE-3]]はエネルギー切れに陥り、たちまち窮地に追いやられてしまう。<br />
:騎士ガンダムは単身奮戦するも、ジオン族の物量の前になすすべもなく追い詰められていく。無力な自分に『勇者ガンダム』を名乗る資格はないのか…。そう頭をよぎった時、迷いを振り払ったのは刹那、バナージ、キオの言葉だった。力の象徴だけではない『ガンダム』に選ばれた3人。自分だけでなく、彼らもまたこの世界を守る『勇者ガンダム』なのだと気づいた瞬間、3機のガンダムが異なる光を放ち、瞬く間にエネルギーが回復する。更に溢れる光は形となる。<br />
:光から現れたそれは、三種の神器を呼び出すための石板。<br />
:『選ばれし者の許に三つの星が集う時 大いなる力が十の分身を産むだろう』…石版にはこう刻まれていた。『三つの星』とは、戦うための力だけではない希望をもたらすための力を持つ『ガンダム』達を指していたのだ。変革を与える炎、可能性を貫く力、そして全てを包み込む霞――伝説の力は、来るべき戦いに備えるかのように3機のガンダムの中で眠っていた。異なる時間、異なる場所、異なる歴史を持つ三つの輝きの中で迷いを断ち切った騎士ガンダムは再び集った三種の神器を纏い、フルアーマー騎士ガンダムに変身。その聖なる力でジオン族を一蹴したのだった。<br />
:この名場面は狙ったかのように作られたクロスオーバーだが三種の神器の役割や各色は、'''実は偶然の産物'''であったという。文字通り時間を超越した作品同士が紡いだ、運命めいた縁を感じるクロスオーバーである。<br />
<br />
== 余談 == <br />
*プロフィールに書かれてある通り、騎士ガンダムのモデルはガンダムMk-IIIであるのだが、ガンダムの周囲の人物達が主に初代ガンダムで固められていたため、騎士ガンダムのモデルを初代[[ガンダム]]と勘違いしていた人も少なくない。<br />
*SRW未採用だが脚部やバックパックを展開し、機動力の向上した「ケンタウロスモード」に[[変形]]可能な作品もある。<br />
*横井孝二氏によると、元々は「雑誌の企画で描いた8人目の武者頑駄無である騎士ガンダム(武者Mk-III)」であり、RPGモチーフのカードダスの企画が出たため主役としたとの事。<br />
**元祖ガンダムからのフルアーマー騎士ガンダムのプラモオリジナル装備である「天空の翼」は、Mk-IIIのバインダーを思わせる形状になっている。この天空の翼は、後に公式にカードダス化されている。<br />
**シリーズの初代作品である「ラクロアの勇者」における仲間の大半が[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]のキャラ・MSがモチーフなことに加え、[[フルアーマーガンダム|「フルアーマー」という形態]]もあることから思い込みがちだが、[[ガンダム|RX-78ガンダム]]がモチーフではない<ref>実際にRX-78がモチーフなのは後のシリーズである「円卓の騎士」の主人公・皇騎士ガンダム(後の[[キングガンダムII世]])で、「フルアーマー」はこちらにも存在する。</ref>。<br />
*コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプで、騎士サザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情があるため。</ref>。<br />
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。<br />
**その縁からか、同作に登場する「[[戦国アストレイ頑駄無]]」のコミックワールドにもゲスト出演している<ref>『ガンダムビルドファイターズ』の騎士ガンダム使いのヤジマ・キャロラインと戦国アストレイ使いの[[ニルス・ニールセン]]は後に恋人となり、次作『ガンダムビルドファイターズトライ』では結婚している。</ref>。ただし、性格は相変わらずの外道勇者っぷりである。<br />
**9話で登場した際の見得切りのシーンは、[[リューパラディン・ロードゼファー]]の変身バンクを忠実にオマージュしたものである。<br />
**さらに『GMの逆襲』では、騎士ガンダムの以前の姿である武者頑駄無真悪参も登場し、こちらも女性キャラのネネネが使用した。<br />
*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類と限定仕様の2種類(「騎士ガンダム メタリックVer.」と「フルアーマー騎士ガンダム 伝説の巨人編Ver.」)、そしてバーサル騎士ガンダムの合計9種類が発売された。<br />
*『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の漫画版最終回にも登場。何の説明もなく現れたが、古代神バロックガンの置き土産である[[コロニー落とし|天使族の郷(ピースクラフト)落とし]]を阻止しようとする超鎧闘神ウイングに信じる力を送るようにユニオン軍に指示した。<br />
*『SDガンダムワールドヒーローズ』にはアーサーガンダムMk-IIIが登場。モチーフのガンダムMk-IIIは騎士ガンダムの元ネタで、ある意味原点回帰というところである。<br />
**またアーサーガンダムMk-IIIのデザインは騎士ガンダムの次の主人公である[[キングガンダムII世]]を意識したものになっており<ref>そもそもキングガンダムII世の生い立ちや『円卓の騎士編』のストーリーが『アーサー王伝説』をモチーフとしている。</ref>、『SD外伝』の初代・二代目主人公を合成させたキャラクターとも言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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== 資料リンク ==<br />
*[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - wikipedia]<br />
*[https://dic.pixiv.net/a/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - ピクシブ百科事典]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ないとかんたむ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:生身ユニット]]<br />
[[Category:SDガンダム外伝]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=475024
騎士ガンダム
2024-03-02T06:33:11Z
<p>天世: /* 名台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = ナイトガンダム<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝}}<br />
| 声優 = {{声優|松本保典|SRW=Y}}<br />
| モチーフ = [[ガンダムMk-III]]<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = ラクロア王国<br />
| 役職 = 騎士<br />
| HP = 500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなもの(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)。</ref><br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />(フルアーマー騎士ガンダム)<br />
| 読み = フルアーマーナイトガンダム<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| HP = 10000 → 800(炎の剣無し)<br />
}}<br />
'''騎士ガンダム'''は『[[SDガンダム外伝]]』ジークジオン編の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。<br />
<br />
[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物である<ref>『コミックボンボン』連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。<br />
<br />
後にパワーアップし、'''[[バーサル騎士ガンダム]]'''となる。<br />
<br />
=== フルアーマー騎士ガンダム ===<br />
騎士ガンダムが炎の剣、霞の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。<br />
<br />
作中での正式名称というわけではなく、(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。<br />
<br />
『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にゲスト出演した際には、この姿で登場。<br />
<br />
=== 武者頑駄無真悪参(むしゃガンダムマークスリー) ===<br />
騎士ガンダムの正体。[[SDガンダムシリーズ]]の一つ、戦国日本をモチーフにした「SD戦国伝」シリーズの世界の武者。こちらの姿ではSRW未登場。<br />
<br />
元々は天宮(アーク)を守護する光の武者軍団「頑駄無軍団」の一員でありトップクラスの実力者だったが、己の力しか信じない傲慢な性格により武者八人衆の長には[[武者頑駄無]]が選ばれてしまう。これに不満を抱いた真悪参は力を示すべく、頑駄無軍団の伝説の武具である「銀の楯(しろがねのたて)」を奪って脱走<ref>元々持っていた武器は三つ叉の槍。</ref>。そして宿敵であった闇軍団の武者[[ガブスレイ|我怖崇霊]]から闇軍団への誘いを受けるもこれを蹴り、交戦中に「銀の楯」に収められており選ばれし者にしか抜けない「銀狼剣」を抜いた直後に落雷が直撃、姿を消してしまう<ref>この顛末はSDガンダムBB戦士の公式サイトにてコミックワールド版として掲載されている。</ref>。その事を重く見た将頑駄無は、真悪参を頑駄無軍団から除名、武者八人衆は武者七人衆と改められた。<br />
<br />
この時、真悪参はスダ・ドアカワールドの黄金神スペリオルドラゴンの操手に選ばれて召喚されたのだが、黄金神に敵対する覇界神バロックガンの身体の豪虎カイザーティーゲルの横槍により、'''善の心と悪の心が分離してしまう'''。そして悪の心は黄金神の一部であるドラゴンと融合した上で[[闇の皇帝ジークジオン]]に洗脳されて[[ネオブラックドラゴン|魔王サタンガンダム]]と化し、善の心は黄金神の手で騎士ガンダムとしてスダ・ドアカに転生する事になった。<br />
<br />
つまり、騎士ガンダムがあまりにも完成され過ぎた人格を持っていたのはそもそも'''悪の心を持っていなかったから'''であった。また、騎士ガンダムは「自分の名前以外の記憶がない」と発言しているが、本当の名前は「頑駄無真悪参」なので、名前も中途半端にしか覚えていない。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:初登場作品。プロローグにて[[アルガス騎士団]]と共に[[ジオン族]]の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている<ref>ゲーム作品『ナイトガンダム物語2 光の騎士』では加入した時点では三種の神器を纏っている</ref>)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。[[オウストラル島]]に流れ着き、『[[巨神ゴーグ]]』の面々と交流する。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。<br />
:その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放つ。正々堂々を体現したかのような振る舞いもあって、多くのキャラクターに慕われる。スダ・ドアカワールドに住まうガンダム族とは違い兵器として製造された「ガンダム」と、それに搭乗する「勇者たち」とも関わり、リアルガンダムシリーズの主人公達との熱いクロスオーバーも描かれる。<br />
:アタッカーとしては優秀なスペックを持つ。サイズ差無視が必殺武器にしか無いが専用スキルで補える為マイクの「ディスクP」を生かした早期の気力上げを目指そう。またレベル24とヨウタに次いで早く「正義」を習得するのも特徴。ツメスパロボで「連続ターゲット無効」か「先手必勝」を入手していれば、第14話で無限稼ぎが可能になる。但し近年の携帯機シリーズのサイズ差補正は言葉通りサイズ差で決まっており、本作は敵も小型ユニットが多いことからあまり回避できない事も多い為過信は禁物。また[[スーパーロボット大戦UX|前作]]でも[[龍装劉備ガンダム|同じ事]]が出来たことから対策がされており、'''[[プロマキス]]1体当たりトップエース、[[強運]]込みで1700しか稼げなくなった'''。更に本作では撃墜時獲得経験値の最低値が1に変更されたため、この方法でLv99まで上げるのはかなり厳しい。<br />
:第32話で[[ズワウス]]に炎の剣を奪われ、力の盾と霞の鎧を破壊されてしまうが第33話で[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。<br />
:下記の通りフルアーマー騎士ガンダムは武装演出のみだが、ユニットアイコンはズワウスに炎の剣を奪われる場面で登場する。また鎧の修復中の間だけ軽装形態も披露している。<br />
:[[EN回復|EN・MP回復]]は[[アルガス騎士団]]同様にL1なので、連続攻撃やフルアーマー騎士ガンダムで反撃を繰り返すといざというときにMPが足りない事になりかねない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:[[騎士スペリオルドラゴン|騎士ガンダムとしては直接登場しない]]が、[[武者頑駄無]]と[[コマンドガンダム]]が映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』を経た後の設定での参戦となっており、会話で存在について触れられている。<br />
<br />
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] ===<br />
;SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦<br />
:オープニングにてウルトラマンタロウ・仮面ライダーV3と共に消息不明になったことが語られる。<br />
:その後本編にて、何と[[デブデダビデ]]に'''生きたまま分解(解剖?)されて生体部品として組み込まれる'''という衝撃的な物語が展開される<ref>このボスステージの奥にナイトソードとナイトシールドが放置されている。</ref>。そのためデブデダビデを倒せば騎士ガンダムも死んでしまうが、彼は臆せずに自ら諸共敵を倒すようにヒーローたちを諭す。なお本作での一人称は「ぼく」となっている。<br />
:戦闘後に[[戦士ロア|ロア]]が現れ、自らの命と引き換えに騎士ガンダムを蘇生させてくれることでプレイヤーキャラクターとして加入する。<br />
:通常攻撃は電磁スピア投げ、必殺技はナイトソードから斬撃を飛ばすホーミングショット。最後に加入するため最終面でしか使えないが、その分必殺技が[[ダークブレイン|ラスボス]]相手に最も有効。<br />
;バトルドッジボール、バトルドッジボールIII<br />
:「ナイトドラゴンズ」のリーダー。チームメイトは[[剣士ゼータ]]・[[法術士ニュー]]・戦士[[ジェガン]]。<br />
:「II」にはシリーズの後輩にして後の融合者である[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]らが登場する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;ナイトソード<br />
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀狼剣'''」がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。銀狼剣は後に銀の楯と共に天宮に返却されている。</ref>。盾から引き抜くと刀身が伸びて長剣になる(『SDX』では追加パーツにより長刀にすることができる)。『元祖SDガンダム』では「メガ=エクスカリバー」という名前で、強力な震動波を発しているため斬った相手の体がボロボロになる設定だった。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣を取りに不死鳥の棲む岩山に登った際の戦闘で、ジャイアント・ジオングの攻撃によって刀身が折れたために放棄され、『伝説の巨人』編では鍛冶屋テムによって新たに鍛えられた物を使用している。横井孝二氏の漫画版ではブラックドラゴンとの戦闘で破損、鍛冶屋テムにも直せないと言われたため以後は電磁スピアを多用している。<br />
:『BX』では連続斬りからシールドバッシュでぶっ飛ばす。<br />
;電磁スピア<br />
:騎兵槍状のスピア。伸縮自在。名前の通り根元の突起から発した放電を先端に集めて電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。岩に突き刺さっていて伝説の勇者であるガンダムにしか抜けないと言われている。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。<br />
:ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の[[漫画]]版における'''「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」'''という前代未聞のものがある。<br />
:創世の時代、伝説の勇者ガンダムが用いていた。<br />
:『BB戦士』のキットでは、スプリングアクションで[[クロスボーン・バンガード|先端部を射出する]]ギミックが存在した。後の『レジェンドBB』などではオミットされている。<br />
:『BX』では投擲からの連続突きで、運動性低下の[[特殊効果]]がある。なお、電磁スピアと連続攻撃以外の戦闘アニメでは邪魔になるので毎回投げ捨てられるが、'''投げ捨て方が3パターンもある'''。<ref>ナイトソード投げでは背後に投げ捨て、ナイトソードでは足元に投げ捨てるが、フルアーマー騎士ガンダムだと'''画面真正面に向かって全力で投げ飛ばし、行方不明になる'''。</ref><br />
:『SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では連射可能な投擲武器として使用。その姿はカプコンゲーム『魔界村』の主人公・アーサーのごとし。<br />
;ナイトシールド<br />
:左手に持つ盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀の楯'''」(しろがねのたて)がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。「銀の楯」にはその輝きで闇の力を打ち払う効果があり、黒魔神との最終決戦時までに軍団がこの楯を手に入れてさえ居れば、初代頑駄無大将軍は命を落とすことがなかったとまで言われている。後に武者の世界に返還され「新世大将軍」に更なる光の力を与えた。剣(刀)を縦に差し納める意匠、[[ガンダム]]シールドをモチーフとした十字の紋章などはナイトシールドと共通している。ちなみに頑駄無軍団は強化装備を開発することになった際、盗まれた銀の楯のデザインに似せて「武者シールド」という楯を開発したのだが、参考にすべき本物は既になく盗まれるまで誰も銀狼剣を抜いたこともなかったため、収納するのが刀になり本来は剣の柄だった箇所が楯の一部というデザインになってしまい、刀を抜いたあとは楯を上下逆に装備して銀狼剣の柄みたいな形をした爪で殴るという装備になって武者仁宇頑駄無に与えられた。</ref>。ガンダムという名前だけでなく十字の星を象った装飾があるナイトシールドを持っていることもレビル王を驚かせた。ほしの竜一氏の漫画版ではナイトソードと共にラクロア王国から支給されたと思われる節がある(初登場時には両方共持っておらず、最初に出てきたのもラクロア王国から出発した直後)。<br />
:『BX』ではナイトソードの武器演出で打撃にも使用。<br />
;騎士の鎧<br />
:通常装備の鎧。『元祖SDガンダム』では、材質はガンダリウムガンマで、兜に付いている「ファイティングゴーグル」は降ろすと熱源探査や暗視スコープに使える設定だった。<br />
<br />
==== 伝説のアイテム ====<br />
;三種の神器<br />
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。それぞれ十字の星を象った装飾が存在する。<br />
:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。<br />
:ほしの竜一氏の漫画版では全てを身に着けたうえで石版に刻まれていた古の呪文を仲間たちが唱えることで10倍の大きさになっている(これは[[ネオブラックドラゴン|ブラックドラゴン]]が巨大化しているため)。<br />
:OVA版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。装着中に背景に一瞬[[スペースコロニー]]のようなものが映る。<br />
:三種の神器と石版の力を合わせれば装備者の力が10倍にもパワーアップするが、騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからはパワーアップも負担も消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。<br />
:『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の最終決戦の際にスペリオルドラゴンから騎士[[ウイングガンダム]]に託されている。<br />
:『新約SDガンダム外伝 創世超竜譚』にて三種の神器を装着していた伝説の勇者ガンダムの正体は、スペリオルドラゴンの最初の操者となるグラディエータ[[ガンダムエクシア]]だった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では当初は時空転移に巻き込まれた騎士ガンダム達を守るために力を使い果たし、力を蓄えるため異世界のガンダムの中で眠っていた。<br />
:;炎の剣<br />
::炎の力を宿した赤い剣。ほしの竜一氏の漫画版では不死鳥の親子が合体して誕生した。未装備時は腰に抜き身のまま下げている<ref>これは後述の力の盾が鞘としての機能を持っていないのが原因</ref>。<br />
::第一章ラストにて失われ、『第四章 光の騎士』で[[ネオブラックドラゴン]]の手に渡っていた。<br />
::『BX』では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の中で眠りについていた。<br />
:;力の盾<br />
::光の力を宿す緑の盾。ほしの竜一氏の漫画版では最初は岩の中で眠っていたが、二度目は破壊されたナイトシールドが石版に刻まれていた不完全な呪文で再生して誕生した。同作では一時的にサタンガンダムが装備した事がある。その後も変化したままであり、『伝説の巨人』編では常時これを装備している他、火口に落ちかけた[[ドラゴンベビー]]に投げて乗せる形で救っている。<br />
::後に横に真っ二つに切断される形<ref>カードダスでは'''縦に真っ二つに切断'''されているが、騎士ウイングガンダムに託された物は'''横に真っ二つに切断'''された物になっている。</ref>で破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。後に騎士ウイングガンダムに託された際には、その状態で渡されたため両腕に小手のように嵌めている。<br />
::『BX』では[[ユニコーンガンダム]]の中で眠りについていた。<br />
:;霞の鎧<br />
::強固な青い鎧。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣と力の盾がかけらが揃った石版に触れたことでそれぞれの星の装飾に共鳴した石版が変化する形で誕生した。また『伝説の巨人』編では騎士ガンダムが古の呪文を唱えて騎士の鎧が変化する形で装備している(呪文を唱えずに変化させる場面も有る)。創世の時代には、兜のバイザーの側面の羽飾りから本物の羽根が生えていた。<br />
::後に破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。<br />
::モチーフは『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[モビルアーマー|MA]][[エルメス]]。頭部の形状にその影響が見られる。<br />
::『BX』では[[ガンダムAGE-3]]の中で眠りについていた。<br />
:<br />
;石版<br />
:古の呪文が刻まれた石版。現在では大小2つのかけらに割れており、組み合わせると三種の神器の力を使うための呪文が浮かび上がる。<br />
;光の弓、光の矢<br />
:第2部で伝説の巨人サイコゴーレムを倒すために用いた装備。SRW未登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ナイトソード投げ<br />
:ナイトソードを投擲する。『BX』で使用。OVA『第一章 ラクロアの勇者』で初登場時にフラウ姫を救った、騎士ガンダムの一撃の再現。<br />
;連続攻撃<br />
:右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは『光の騎士』編のカード「バーサル騎士ガンダム」に描かれたポーズとほぼ同じになっている。<br />
:なお、これは騎士ガンダムに限らずSD勢は全て同じで、敵も含めて必殺技の際にはキラカード演出が入る。<br />
;フルアーマー騎士ガンダム<br />
:三種の神器を装備しての連続攻撃。第26話のイベントで騎士ガンダムの必殺武器として解禁。OVA版の演出の再現で石版を取り出して三種の神器を召喚・装備、連続攻撃で敵を消滅させる。[[トドメ演出]]はOVA版『第一章 ラクロアの勇者』のラストシーンの再現で「火山灰が雪のように降りしきる中、騎士ガンダムが石版を抱えて歩いてくる」というもの。<br />
;魔法<br />
:一部のRPGゲーム作品などでは魔法を習得する。漫画版では習得しない。<br />
:いくつかの魔法はガンダムシリーズの用語が使われ、特に攻撃魔法の大半はガンダムシリーズの武装がモデルになっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
[[MP]]制ユニット。<br />
<br />
;剣装備、盾装備<br />
:電磁スピアで[[切り払い|斬り払い]]、ナイトシールドで[[シールド防御]]を発動する。<br />
:ナイトソードは通常鞘にしまったままのためか、構えている電磁スピアの方を使う。<br />
;[[HP回復]]L1<br />
:<br />
;[[EN回復|EN・MP回復]]L1<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[空]]は飛べないが、「飛ぶ敵への対策はある」ということらしく対空攻撃に支障はまったくない(どの武器も全て空A)。<br />
:一部作品では「三種の神器」装備時にはバックパックに「天空の翼」が出現し[[飛行]]可能となることもあったがSRW未採用。<br />
:また宇宙空間でも問題なく行動可能。彼に限った話ではなくガンダム族は宇宙でも窒息しないらしい(『機甲神伝説』や『騎士ガンダム聖伝』では[[バーサル騎士ガンダムGP01]]や勇者エックスが普通に宇宙空間に出ている)。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:<br />
:*'''初期段階:格闘武器+100、CRT補正+10'''<br />
:*'''第二段階:格闘武器+150、CRT補正+15、特殊回避15%'''<br />
:*'''第三段階:格闘武器+200、CRT補正+20、特殊回避25%'''<br />
:*'''最終段階:格闘武器+300、CRT補正+30、特殊回避35%、運動性+5'''<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「巨人との戦い」<br />
:通常戦闘[[BGM]]。<br />
;「大決戦」<br />
:必殺技(三種の神器)使用時のBGM。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
格闘・回避・技量に優れるインファイター。文句なしに一線を張れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[正義]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:典型的なスピード系攻撃型の構成。「正義」があるのはさすが。射程がかみ合う[[剣士ゼータ]]か、空適応が貰えるバルキリー辺りと組んで置くのがベター。<br />
:ちなみに最終的なコマンド構成は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[龍装劉備ガンダム|劉備]]と同じ。<br />
:[[MP]]の設定によりLv50以上は最大MPが減るため、劉備以上に正義が後半戦で重要になる。<br />
:何の因果か、彼にも劉備ガンダムと同じく第14話「無重力の谷」では敵の無限増援の中で戦うあるため無限稼ぎができる。習得レベルは24で、該当シナリオまでに3話もあるため(騎士ガンダムが加入するのは第11話「巨神との出会い」)劉備に比べると無理なく習得しやすい。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''光の騎士、[[騎士]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1、[[カウンター]]、[[インファイト]]L3'''<br />
:「光の騎士」は専用スキルで、気力130以上でダメージ1.1倍、サイズ差無視の効果を得る。第44話クリアまで「???」表記だが効果は発動する。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;魔王サタンガンダム / [[ネオブラックドラゴン]]<br />
:同じ名を持つ宿敵。その正体は分離した武者頑駄無真悪参の悪の心…すなわち騎士ガンダムにとっては己の半身とも言える存在であった。<br />
:;[[ドラゴンベビー]]<br />
::ネオブラックドラゴン(サタンガンダム)の息子にして、ネオブラックドラゴンの「肉体」が変化した姿。『BX』では条件を満たす事で騎士ガンダムの[[サブパイロット]]になる。<br />
:<br />
;[[騎士スペリオルドラゴン]]<br />
:騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが融合した状態にして真の姿。<br />
<br />
=== ユニオン族 ===<br />
;騎士[[アムロ・レイ|アムロ]]<br />
:人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。<br />
:ほしの竜一氏の[[漫画]]版における馴れ初めは、サタンガンダムの存在からガンダム族全てが悪魔に魂を売ったと思い込んだため。<br />
;戦士[[ガンキャノン]]、僧侶[[ガンタンク]]、騎士[[セイラ・マス|セイラ]]、武闘家[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、妖精ジムスナイパーカスタム<br />
:仲間。<br />
;騎士[[シャア・アズナブル|シャア]]<br />
:時に対立し、時に共闘する謎の騎士。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:騎士ガンダム達に手を貸す。<br />
;[[フラウ・ボゥ|フラウ]]姫<br />
:スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。<br />
;[[レビル将軍|レビル]]王<br />
:ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。<br />
;[[アルフレッド・イズルハ|アル]]少年<br />
:横井孝二氏の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』にのみ登場。騎士ガンダムに憧れる少年で、サタンガンダム打倒後に彼が元々着ていた鎧を譲り受けた。<br />
:玩具『ガンダムクロス』では、彼が騎士ガンダムの可動素体になっている。<br />
<br />
=== [[ジオン族]] ===<br />
;[[ナイチンゲール|ファントムサザビー]]<br />
:騎士[[サザビー]]の怨念。彼との戦いで力の盾と霞の鎧が破損した。<br />
;[[闇の皇帝ジークジオン]]<br />
:サタンガンダムやサイコゴーレムを操っていた黒幕。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[武者頑駄無]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。真悪参の暴走は武者頑駄無が武者七人衆(当時は真悪参を含めて八人衆)の長に選ばれた事が原因となっており、騎士ガンダムと武者頑駄無との間には深い因縁がある事になるのだが、騎士ガンダムは記憶を失い、再会した時には銀の楯も持っておらず、あまりに性格が違いすぎたためか、武者頑駄無が騎士ガンダム=武者頑駄無真悪参と気付く事はなかった。<br />
;[[コマンドガンダム]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。<br />
;勇者ガンダム<br />
:ラクロア王国に伝わる伝説の勇者。騎士ガンダムとその名を同じくする。<br />
:モチーフは[[ガンダムエクシア]]。カードダスで展開された設定では先代のスペリオルドラゴン「黄金神スペリオルドラゴン00」の昔の姿である。<br />
;頑駄無真駆参(ガンダムマークスリー)<br />
:頑駄無真悪参の子孫。<br />
:'''真駆参大将軍'''<ref>初登場作品の『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』当時は、プラモ化されず、24年後の2017年に初キット化された。「双刃剣(ダブルハーケン)」という武器を装備しており、形状も[[グレンダイザー]]の同名武器と良く似ている。</ref>に変身後は外見の一部に騎士ガンダムとスペリオルドラゴンの意匠が入っている。プラモには真悪参を再現できる先祖の鎧が付属しており、騎士ガンダムの鎧を装備できる設計になっていることも説明書に記載されている。漫画版では子孫ではなくスペリオルドラゴンが銀の楯を返却するために降臨した際に変身した姿という展開になっている。<br />
;[[ガブスレイ|我怖崇霊(ガブスレイ)]]<br />
:頑駄無軍団と敵対していた「闇軍団」の一員。真悪参のライバルであると同時にその力を高く評価し、真悪参が頑駄無軍団を裏切った際には闇軍団への加入を強く奨めていた。<br />
;[[バイアラン|刃威悪乱(バイアラン)]]<br />
:闇軍団の前身である「暗黒軍団」の残党。頑駄無軍団への抵抗を続けていたが占拠した砦を武者八人衆に襲撃され、真悪参によって首を落とされる。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX2|鋭駆主(エックス)]]<br />
:『武者烈伝・零 銀狼の章』に登場。真悪参の遠い子孫。<br />
:彼がかつての真悪参と同じ過ちを繰り返そうとした時に、何者かの意思に導かれたスペリオルドラゴンが騎士ガンダムの姿で天宮に降臨。<br />
:目の前の子孫を見て全てを察した彼は、騎士ガンダムとしてでも、スペリオルドラゴンとしてでもなく、「一度頑駄無軍団を裏切った武者頑駄無真悪参」としてその暴挙を止めるべく立ちはだかる。<br />
;[[GUNDAM:ブルーディスティニー1号機|碧姫(あおいひめ)]]<br />
:2019年に短期連載された『異説 真悪参伝』に登場。真悪参の恋人。彼女との間に息子・真空参(マークスリー)を授かる。<br />
:真悪参は彼女を守る力を欲するあまり銀の盾を奪って出奔することになるが、姫の命懸けの制止により自らの罪と過ちを自覚する。その償いのために自らの魂をも捧げることを叫んだ真悪参の下へ天より雷が降り注ぎ、異世界へ導かれた彼はその言葉通り、魂の限りを尽くして正義のために戦う騎士となる。<br />
:真悪参が異世界へ旅立った後もほんの一瞬だけ彼と邂逅し、互いの絆を確かめ合いそれぞれの未来へ祈りを捧げた。<br />
;殿様ガンダム<ref>元々は『SD戦国伝』とは無関係のSDガンダムオリジナルとして誕生したキャラクター。後に戦国伝に組み込まれた。</ref><br />
:『異説 真悪参伝』に登場。<br />
:碧姫の父にして真悪参のかつての主君。……だったが、闇の力によって支配されてしまい碧姫に襲いかかったため、姫を守ろうとした真悪参によって斬殺された。<ref>ただし横井孝二氏の漫画『元祖!SDガンダム』では、時系列的にこのエピソードよりも後の時期にも顔を見せており、死んでいない可能性もある。</ref><br />
;射駆零(イグレイ) / 真空参(マークスリー)<br />
:真悪参の息子。前者はコミックワールドに名前だけ登場、後者は『異説 真悪参伝』に登場(父よりも本来のガンダムMk-IIIに似ている)。同一人物かどうかは不明。<br />
:なおコミックワールドによると、射駆零は父のことを記した伝記'''「俺が異世界に転生したら勇者だった」'''を執筆した……らしい。しかもこれが一族に代々伝えられ、子孫の真駆参も愛読している。<br />
:何で異世界のこと知ってるんだとか、タイトルが明らかに何かのパロディだろとか、ギャグ漫画なので本気にしないように。ちなみに銀の楯も伝えられているが、伝記には銀の楯を手に修行に出たとあるだけで奪って出奔したことは記されていないようだ。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[バナージ・リンクス]]、[[刹那・F・セイエイ]]、[[キオ・アスノ]]<br />
:異世界のロボットである「ガンダム」のパイロット達。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では共演・共闘を果たし、彼らもまた「[[勇者]]」である事を認めると共に様々な苦境を乗り越えていく。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:『BX』では、共にオウストラル旧島のゲリラとして共闘していた。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[レッド・ウィンドウ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に惑星アーストにて[[マーダル]]に囚われた[[S.M.S]]メンバーの救出作戦の際、彼を信じぬき、その心を動かすことに。<br />
;[[ズワウス]]<br />
:『BX』では惑星アーストの戦いで危機に陥った際、突如現れたこの機体に助けられ、その後も何度か助けられるが[[ネオブラックドラゴン|…]]。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[田神悠宇]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に[[クラゲ型メカ]]の襲撃によって海に投げ出された彼を救出・介抱する。<br />
;[[ゴーグ]]<br />
:『BX』では地球への転移直後に窮地に陥ったところを、彼に救われている。<br />
;[[ホツ・マツア]]<br />
:『BX』では地球に転移後、旧[[オウストラル島]]で彼と接触し信頼を得、ゲリラに協力している。<br />
;[[獅子王凱]]、[[勇者ロボ|勇者ロボ軍団]]<br />
:『BX』にて共演・共闘を果たす別世界の[[勇者]]達。彼らの[[勇気]]にも大きな感銘を受ける。<br />
;[[武田長官]]<br />
:『BX』では[[地球防衛軍|防衛隊]]基地での補給と引き換えに、彼の依頼で防衛隊のイベントの'''「ますこっときゃら」'''を演じた。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[デブデダビデ]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』では彼に殺された上に部品として組み込まれてしまう。しかし完全に死んではおらず、デブデダビデの体内から躊躇わず自分諸共破壊するようにヒーローたちを諭した。<br />
;[[戦士ロア]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』にてデブデダビデに殺されたところを彼の生命をかけた行動によって蘇生した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
OVA『第四章 光の騎士』以降の台詞は、[[バーサル騎士ガンダム #名台詞|バーサル騎士ガンダムの名台詞の欄]]を参照。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾「伝説の巨人」編での台詞。実は第1弾「ラクロアの勇者」編では彼の台詞が使われていないため、これが初の台詞になる。<br />
;「弱いものいじめは許さん!」<br />
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』における初登場時の台詞でこの台詞と共にフラウ姫を襲っていたモンスターを撃退した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』においても戦闘台詞として採用されている。<br />
;「いくぞ、ブラックドラゴン!」<br />
:『元祖!SDガンダム』で霞の鎧を身につけた際の台詞。<br />
:また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。<br />
:『BX』においては[[バーサル騎士ガンダム]]の特殊戦闘台詞として採用されている(こちらは「いくぞ、ネオブラックドラゴン!」と表記が異なる)<ref>ネオブラックドラゴンはブラックドラゴン(サタンガンダム)と同一人物であるため、OVA『第四章 光の騎士』と『BX』では「サタンガンダム」と呼ぶ事もある。</ref>。<br />
;「オーノホ、ティムサコ、タラーキィィ!!」<br />
:OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚・装備する為に唱えた呪文。<br />
:なお、この呪文はアナグラムであり'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''(OONOHO TIMUSACO TARAKIT⇒TIKARA TO KASUMI TO HONOO)。<br />
;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」 <br />
:ほしの竜一版のエピソード「妖精の精水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対して。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初の台詞となる。<br />
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」<br />
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、[[闇の皇帝ジークジオン]]に対して。<br />
;「悪が栄えた試しは無し…正義は勝つ! そして、[[正義]]は我にあり!!」<br />
:劇場アニメ『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。<br />
:なお『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』の[[主人公]]である[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]もまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「げぇーっ!?マジで怒ってる!さぁ呼びましょう、ガンダムの皆さーん!」<br />
:『元祖SDガンダム』の催促ビデオ『G-ARMS緊急出動』にて武者頑駄無共々窮地に陥っていたところをコマンドガンダムに助けられ、「ガンダムの仲間を呼べ」と言われたのを渋ってたところ、コマンドガンダムに「いいから早く呼べ!」と言われて。この作品では驚きの余り頭が胴体から離れるわ、敵の攻撃でナイトソードが溶かされるわと(主役がG-ARMSというのもあるが)OVA本編のシリアスさが崩壊するほどコミカルな描写が多い。<br />
:なお、この後次元の壁を越えて騎士ガンダムと武者頑駄無の仲間達が助けに来るのだが、武者頑駄無は武者五人衆という原作を考えれば当然の面々を呼び出したのに対し、騎士ガンダムが呼び出したのはなんと'''[[騎士スペリオルドラゴン|自分]]と[[黄金の騎士|生身の人間]]'''であった……。<ref>ただし、当時は騎士ガンダム=スペリオルドラゴンという設定が作られる前であった。</ref><br />
;騎士グフ「なんてひきょーな武器を!!」<br />
;「BBオリジナルギミックと言って下さい。も一発いかがですか」<br />
:BB戦士コミックワールドより。騎士ガンダムと騎士[[グフ]]が互いに武器を構えて睨み合っていた……と思ったら、騎士ガンダムの持つ'''電磁スピアの先端が突然すっ飛んできた'''。間一髪かわした騎士グフがツッコミを入れたところ、騎士ガンダムはいけしゃあしゃあとメタ発言で切り返す。<br />
;「カスミのヨロイです」<br />
;「しかもこのヨロイで空だって飛べるのです」<br />
;「じゃ、そゆことで」<br />
:同じくコミックワールドより。騎士グフからの反撃もケンタウロス形態と霞の鎧でいなし、さぁいよいよトドメ……と思いきやそのまま空を飛んで帰宅する騎士ガンダム。呆気に取られた騎士グフは'''「ーーで?」'''と返すのが精一杯だった……。<br />
:……このように、コミックワールド版の騎士ガンダムは「悪を倒すのに手段は選ばない」「メタ発言上等」「でも飽きたらさっさと帰る」といった具合に'''フリーダムな外道勇者'''である。ひきょーは彼の代名詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「強い者が弱い者を滅ぼす世界など、私は断じて認めない!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』のPV1で披露された戦闘台詞。[[ネオブラックドラゴン|宿敵]]の台詞である「強い者が弱い者を滅ぼす…それが当たり前の世界だ」に対応。<br />
;「伝説の巨人以上のモンスターのようだな!」<br />
:[[呪術士ビグザム|ゴーストビグザム]]との[[特殊戦闘台詞]]。しかし実際にSFC版『大いなる遺産』をプレイしたプレイヤーにとっては伝説の巨人・サイコゴーレムのほうが強いと感じるだろう。<br />
;「人間達よ![[闇の皇帝ジークジオン|ジークジオン]]の名を称えてはいけない!」<br />
:[[ネオ・ジオン]]との特殊戦闘台詞。ジオン違いです。<br />
;「止まれ、ゴーグ…。お前が[[神]]の使いだというなら、人の願いをなぜ聞き届けようとしない…?」<br />
:『BX』第11話「巨神との出会い」より。悠宇を連れ去ろうとするゴーグに対して。<br />
;「そうだな…。君のAGE-3というガンダム。あれを見ていると、私の中に不思議と何かが沸き上がる。奇縁と呼ぶべきなのだろうか」<br />
: 同上。[[キオ・アスノ|キオ]]の[[ガンダムAGE-3]]に奇縁を感じていることを発言。騎士ガンダムのモチーフがAGE-3と同じガンダムタイプ3号機の[[ガンダムMk-III]]ゆえの発言とも取れる。<br />
;「そうすれば、勝てずとも、大きな敗北を喫する事がないからですか?」<br/>ホツ・マツア「何…?」<br/>「以前にも少しお話しましたが、私がいた世界では、あなた方と同じように侵略の危機に瀕し続けていました。ですが、あの世界の人々は立ち向かった。どんな絶望的な状況でも力を合わせ、平和を取り戻そうとしていたのです」<br/>ホツ・マツア「…掟を守り生きているワシらを臆病と罵るかね…?」<br/>「そんなつもりはありません。ですが、平和を取り戻す為に勇気を持って立ち上がる者がいるならば、私は喜んでその人に力を貸しましょう」<br />
:『BX』第12話「それぞれの決意」より。<br />
;「たとえ出自はどうあれ、相手を疑ってかかってしまっては、見えるものも見えなくなってしまう。それに出自という意味であれば、私もどこで産まれ、どこから来たかも分からぬ天涯孤独の存在だ」<br />
:『BX』第14話「無重力の谷」より。周囲がウィンドウが盗賊と言う事だけで信用しない中ただ一人信じた際に出自に対する自身の告白。<br />
:事実、騎士ガンダム自身の出自は'''武者頑駄無軍団から銀狼剣と銀の楯を盗んだ'''という盗賊さながらのものなのである…。<br />
;「みんなの未来を太陽のように照らす、防衛隊基地へようこそ。記念に私と握手だ」<br />
:『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」より。[[武田長官]]の頼みで防衛隊の「ますこっときゃら」を務めた際のメッセージ。「私と握手」は後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)における[[スーパー戦隊シリーズ|スーパー戦隊]]ショーのCMの主な決め台詞<ref>2020年から数年間は各キャラクター毎に台詞が変わっており、「~と握手」は用いられなかった。</ref>のパロ。「太陽」を口にしたのは、騎士ガンダム役の松本保典氏が『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)で主人公・火鳥勇太郎を演じたことを意識してのことかもしれない。また、『ファイバード』は武田長官が登場する『ライジンオー』と同年に制作されたサンライズ作品でもある。<br />
;「勝負あったな、騎士ランベル」<br />
:『BX』第24話「青き巨神と赤き巨神」にて、ジョジョの[[ガリアン重装改]]と[[ジルムセン・ランベル|ランベル]]が駆る[[ザウエル]]の一騎打ちの決着がついた直後。ナチュラルに「'''ナイトランベル'''」と読んだプレイヤーも結構いるのではなかろうか。<br />
;「[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|変革を与える炎]]…。[[ユニコーンガンダム|可能性を貫く力]]…。そして[[ガンダムAGE-3|全てを包み込む霞]]…伝説の力は常に、我らガンダムと共にあったのだ…!」<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。三機のガンダムの発する光の中に「伝説の力」を垣間見ての呟き。この直後、三機のガンダムから現れた石版より召喚された三種の神器の力でアルガス騎士団の影と[[ドラゴンベビー]]を一蹴した。<br />
:ちなみにこの時対応していたのは炎の剣がダブルオー、力の盾がユニコーン、霞の鎧がAGE-3だが、実はそれぞれの神器の色が各ガンダムが力を発揮した時の色と同じ([[トランザム]]の赤、[[サイコフレーム]]の緑、[[Xラウンダー]]能力の青)。さらに、それぞれのシステムも対応する神器に実に偶然なことに符合している(炎の剣→ライザーソード、力の盾→シールドファンネル、霞の鎧→ウェアシステム)。<br />
;「どれだけ非道を犯そうと人は魔王にはなれない。真の魔王とはもっと邪悪なものなのだ!」<br />
:『BX』第31話キオ救出ルート「生きる願い、宇宙に流れる」に於ける[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]との戦闘前会話。<br />
;「騎士ガンダム怒りの聖剣を受けるがいい!」<br />
:『BX』のキャンペーンマップ「目覚めの儀式」で[[ヴェーダ]]のシミュレーションでデータ化された騎士ガンダムの戦闘前台詞。<br />
:[[剣士ゼータ]]には「少し性格が違う」と言われるが、データ量が少ないためこうなったらしい。<br />
:ちなみにこの台詞はほしの竜一氏の漫画版で騎士サザビーを倒した際の台詞が元ネタ。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;三つの『星』が集う時<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。[[オービットベース]]で新加入メンバーの歓迎と息抜きを兼ねての宴会の最中、たまたま抜け出していた騎士ガンダムと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[キオ・アスノ|キオ]]はジオン族の襲来を察知。彼らはジオン族を撃退するために出撃、瞬く間に圧倒するも、直前に宇宙に上がった際の無理と整備不足がたたり、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]、[[ユニコーンガンダム]]、[[ガンダムAGE-3]]はエネルギー切れに陥り、たちまち窮地に追いやられてしまう。<br />
:騎士ガンダムは単身奮戦するも、ジオン族の物量の前になすすべもなく追い詰められていく。無力な自分に『勇者ガンダム』を名乗る資格はないのか…。そう頭をよぎった時、迷いを振り払ったのは刹那、バナージ、キオの言葉だった。力の象徴だけではない『ガンダム』に選ばれた3人。自分だけでなく、彼らもまたこの世界を守る『勇者ガンダム』なのだと気づいた瞬間、3機のガンダムが異なる光を放ち、瞬く間にエネルギーが回復する。更に溢れる光は形となる。<br />
:光から現れたそれは、三種の神器を呼び出すための石板。<br />
:『選ばれし者の許に三つの星が集う時 大いなる力が十の分身を産むだろう』…石版にはこう刻まれていた。『三つの星』とは、戦うための力だけではない希望をもたらすための力を持つ『ガンダム』達を指していたのだ。変革を与える炎、可能性を貫く力、そして全てを包み込む霞――伝説の力は、来るべき戦いに備えるかのように3機のガンダムの中で眠っていた。異なる時間、異なる場所、異なる歴史を持つ三つの輝きの中で迷いを断ち切った騎士ガンダムは再び集った三種の神器を纏い、フルアーマー騎士ガンダムに変身。その聖なる力でジオン族を一蹴したのだった。<br />
:この名場面は狙ったかのように作られたクロスオーバーだが三種の神器の役割や各色は、'''実は偶然の産物'''であったという。文字通り時間を超越した作品同士が紡いだ、運命めいた縁を感じるクロスオーバーである。<br />
<br />
== 余談 == <br />
*プロフィールに書かれてある通り、騎士ガンダムのモデルはガンダムMk-IIIであるのだが、ガンダムの周囲の人物達が主に初代ガンダムで固められていたため、騎士ガンダムのモデルを初代[[ガンダム]]と勘違いしていた人も少なくない。<br />
*SRW未採用だが脚部やバックパックを展開し、機動力の向上した「ケンタウロスモード」に[[変形]]可能な作品もある。<br />
*横井孝二氏によると、元々は「雑誌の企画で描いた8人目の武者頑駄無である騎士ガンダム(武者Mk-III)」であり、RPGモチーフのカードダスの企画が出たため主役としたとの事。<br />
**元祖ガンダムからのフルアーマー騎士ガンダムのプラモオリジナル装備である「天空の翼」は、Mk-IIIのバインダーを思わせる形状になっている。この天空の翼は、後に公式にカードダス化されている。<br />
**シリーズの初代作品である「ラクロアの勇者」における仲間の大半が[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]のキャラ・MSがモチーフなことに加え、[[フルアーマーガンダム|「フルアーマー」という形態]]もあることから思い込みがちだが、[[ガンダム|RX-78ガンダム]]がモチーフではない<ref>実際にRX-78がモチーフなのは後のシリーズである「円卓の騎士」の主人公・皇騎士ガンダム(後の[[キングガンダムII世]])で、「フルアーマー」はこちらにも存在する。</ref>。<br />
*コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプで、騎士サザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情があるため。</ref>。<br />
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。<br />
**その縁からか、同作に登場する「[[戦国アストレイ頑駄無]]」のコミックワールドにもゲスト出演している<ref>『ガンダムビルドファイターズ』の騎士ガンダム使いのヤジマ・キャロラインと戦国アストレイ使いの[[ニルス・ニールセン]]は後に恋人となり、次作『ガンダムビルドファイターズトライ』では結婚している。</ref>。ただし、性格は相変わらずの外道勇者っぷりである。<br />
**9話で登場した際の見得切りのシーンは、[[リューパラディン・ロードゼファー]]の変身バンクを忠実にオマージュしたものである。<br />
**さらに『GMの逆襲』では、騎士ガンダムの以前の姿である武者頑駄無真悪参も登場し、こちらも女性キャラのネネネが使用した。<br />
*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類と限定仕様の2種類(「騎士ガンダム メタリックVer.」と「フルアーマー騎士ガンダム 伝説の巨人編Ver.」)、そしてバーサル騎士ガンダムの合計9種類が発売された。<br />
*『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の漫画版最終回にも登場。何の説明もなく現れたが、古代神バロックガンの置き土産である[[コロニー落とし|天使族の郷(ピースクラフト)落とし]]を阻止しようとする超鎧闘神ウイングに信じる力を送るようにユニオン軍に指示した。<br />
*『SDガンダムワールドヒーローズ』にはアーサーガンダムMk-IIIが登場。モチーフのガンダムMk-IIIは騎士ガンダムの元ネタで、ある意味原点回帰というところである。<br />
**またアーサーガンダムMk-IIIのデザインは騎士ガンダムの次の主人公である[[キングガンダムII世]]を意識したものになっており<ref>そもそもキングガンダムII世の生い立ちや『円卓の騎士編』のストーリーが『アーサー王伝説』をモチーフとしている。</ref>、『SD外伝』の初代・二代目主人公を合成させたキャラクターとも言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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== 資料リンク ==<br />
*[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - wikipedia]<br />
*[https://dic.pixiv.net/a/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - ピクシブ百科事典]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ないとかんたむ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:生身ユニット]]<br />
[[Category:SDガンダム外伝]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=475023
騎士ガンダム
2024-03-02T06:32:05Z
<p>天世: /* 名台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = ナイトガンダム<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝}}<br />
| 声優 = {{声優|松本保典|SRW=Y}}<br />
| モチーフ = [[ガンダムMk-III]]<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = ラクロア王国<br />
| 役職 = 騎士<br />
| HP = 500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなもの(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)。</ref><br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />(フルアーマー騎士ガンダム)<br />
| 読み = フルアーマーナイトガンダム<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| HP = 10000 → 800(炎の剣無し)<br />
}}<br />
'''騎士ガンダム'''は『[[SDガンダム外伝]]』ジークジオン編の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。<br />
<br />
[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物である<ref>『コミックボンボン』連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。<br />
<br />
後にパワーアップし、'''[[バーサル騎士ガンダム]]'''となる。<br />
<br />
=== フルアーマー騎士ガンダム ===<br />
騎士ガンダムが炎の剣、霞の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。<br />
<br />
作中での正式名称というわけではなく、(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。<br />
<br />
『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にゲスト出演した際には、この姿で登場。<br />
<br />
=== 武者頑駄無真悪参(むしゃガンダムマークスリー) ===<br />
騎士ガンダムの正体。[[SDガンダムシリーズ]]の一つ、戦国日本をモチーフにした「SD戦国伝」シリーズの世界の武者。こちらの姿ではSRW未登場。<br />
<br />
元々は天宮(アーク)を守護する光の武者軍団「頑駄無軍団」の一員でありトップクラスの実力者だったが、己の力しか信じない傲慢な性格により武者八人衆の長には[[武者頑駄無]]が選ばれてしまう。これに不満を抱いた真悪参は力を示すべく、頑駄無軍団の伝説の武具である「銀の楯(しろがねのたて)」を奪って脱走<ref>元々持っていた武器は三つ叉の槍。</ref>。そして宿敵であった闇軍団の武者[[ガブスレイ|我怖崇霊]]から闇軍団への誘いを受けるもこれを蹴り、交戦中に「銀の楯」に収められており選ばれし者にしか抜けない「銀狼剣」を抜いた直後に落雷が直撃、姿を消してしまう<ref>この顛末はSDガンダムBB戦士の公式サイトにてコミックワールド版として掲載されている。</ref>。その事を重く見た将頑駄無は、真悪参を頑駄無軍団から除名、武者八人衆は武者七人衆と改められた。<br />
<br />
この時、真悪参はスダ・ドアカワールドの黄金神スペリオルドラゴンの操手に選ばれて召喚されたのだが、黄金神に敵対する覇界神バロックガンの身体の豪虎カイザーティーゲルの横槍により、'''善の心と悪の心が分離してしまう'''。そして悪の心は黄金神の一部であるドラゴンと融合した上で[[闇の皇帝ジークジオン]]に洗脳されて[[ネオブラックドラゴン|魔王サタンガンダム]]と化し、善の心は黄金神の手で騎士ガンダムとしてスダ・ドアカに転生する事になった。<br />
<br />
つまり、騎士ガンダムがあまりにも完成され過ぎた人格を持っていたのはそもそも'''悪の心を持っていなかったから'''であった。また、騎士ガンダムは「自分の名前以外の記憶がない」と発言しているが、本当の名前は「頑駄無真悪参」なので、名前も中途半端にしか覚えていない。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:初登場作品。プロローグにて[[アルガス騎士団]]と共に[[ジオン族]]の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている<ref>ゲーム作品『ナイトガンダム物語2 光の騎士』では加入した時点では三種の神器を纏っている</ref>)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。[[オウストラル島]]に流れ着き、『[[巨神ゴーグ]]』の面々と交流する。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。<br />
:その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放つ。正々堂々を体現したかのような振る舞いもあって、多くのキャラクターに慕われる。スダ・ドアカワールドに住まうガンダム族とは違い兵器として製造された「ガンダム」と、それに搭乗する「勇者たち」とも関わり、リアルガンダムシリーズの主人公達との熱いクロスオーバーも描かれる。<br />
:アタッカーとしては優秀なスペックを持つ。サイズ差無視が必殺武器にしか無いが専用スキルで補える為マイクの「ディスクP」を生かした早期の気力上げを目指そう。またレベル24とヨウタに次いで早く「正義」を習得するのも特徴。ツメスパロボで「連続ターゲット無効」か「先手必勝」を入手していれば、第14話で無限稼ぎが可能になる。但し近年の携帯機シリーズのサイズ差補正は言葉通りサイズ差で決まっており、本作は敵も小型ユニットが多いことからあまり回避できない事も多い為過信は禁物。また[[スーパーロボット大戦UX|前作]]でも[[龍装劉備ガンダム|同じ事]]が出来たことから対策がされており、'''[[プロマキス]]1体当たりトップエース、[[強運]]込みで1700しか稼げなくなった'''。更に本作では撃墜時獲得経験値の最低値が1に変更されたため、この方法でLv99まで上げるのはかなり厳しい。<br />
:第32話で[[ズワウス]]に炎の剣を奪われ、力の盾と霞の鎧を破壊されてしまうが第33話で[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。<br />
:下記の通りフルアーマー騎士ガンダムは武装演出のみだが、ユニットアイコンはズワウスに炎の剣を奪われる場面で登場する。また鎧の修復中の間だけ軽装形態も披露している。<br />
:[[EN回復|EN・MP回復]]は[[アルガス騎士団]]同様にL1なので、連続攻撃やフルアーマー騎士ガンダムで反撃を繰り返すといざというときにMPが足りない事になりかねない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:[[騎士スペリオルドラゴン|騎士ガンダムとしては直接登場しない]]が、[[武者頑駄無]]と[[コマンドガンダム]]が映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』を経た後の設定での参戦となっており、会話で存在について触れられている。<br />
<br />
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] ===<br />
;SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦<br />
:オープニングにてウルトラマンタロウ・仮面ライダーV3と共に消息不明になったことが語られる。<br />
:その後本編にて、何と[[デブデダビデ]]に'''生きたまま分解(解剖?)されて生体部品として組み込まれる'''という衝撃的な物語が展開される<ref>このボスステージの奥にナイトソードとナイトシールドが放置されている。</ref>。そのためデブデダビデを倒せば騎士ガンダムも死んでしまうが、彼は臆せずに自ら諸共敵を倒すようにヒーローたちを諭す。なお本作での一人称は「ぼく」となっている。<br />
:戦闘後に[[戦士ロア|ロア]]が現れ、自らの命と引き換えに騎士ガンダムを蘇生させてくれることでプレイヤーキャラクターとして加入する。<br />
:通常攻撃は電磁スピア投げ、必殺技はナイトソードから斬撃を飛ばすホーミングショット。最後に加入するため最終面でしか使えないが、その分必殺技が[[ダークブレイン|ラスボス]]相手に最も有効。<br />
;バトルドッジボール、バトルドッジボールIII<br />
:「ナイトドラゴンズ」のリーダー。チームメイトは[[剣士ゼータ]]・[[法術士ニュー]]・戦士[[ジェガン]]。<br />
:「II」にはシリーズの後輩にして後の融合者である[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]らが登場する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;ナイトソード<br />
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀狼剣'''」がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。銀狼剣は後に銀の楯と共に天宮に返却されている。</ref>。盾から引き抜くと刀身が伸びて長剣になる(『SDX』では追加パーツにより長刀にすることができる)。『元祖SDガンダム』では「メガ=エクスカリバー」という名前で、強力な震動波を発しているため斬った相手の体がボロボロになる設定だった。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣を取りに不死鳥の棲む岩山に登った際の戦闘で、ジャイアント・ジオングの攻撃によって刀身が折れたために放棄され、『伝説の巨人』編では鍛冶屋テムによって新たに鍛えられた物を使用している。横井孝二氏の漫画版ではブラックドラゴンとの戦闘で破損、鍛冶屋テムにも直せないと言われたため以後は電磁スピアを多用している。<br />
:『BX』では連続斬りからシールドバッシュでぶっ飛ばす。<br />
;電磁スピア<br />
:騎兵槍状のスピア。伸縮自在。名前の通り根元の突起から発した放電を先端に集めて電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。岩に突き刺さっていて伝説の勇者であるガンダムにしか抜けないと言われている。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。<br />
:ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の[[漫画]]版における'''「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」'''という前代未聞のものがある。<br />
:創世の時代、伝説の勇者ガンダムが用いていた。<br />
:『BB戦士』のキットでは、スプリングアクションで[[クロスボーン・バンガード|先端部を射出する]]ギミックが存在した。後の『レジェンドBB』などではオミットされている。<br />
:『BX』では投擲からの連続突きで、運動性低下の[[特殊効果]]がある。なお、電磁スピアと連続攻撃以外の戦闘アニメでは邪魔になるので毎回投げ捨てられるが、'''投げ捨て方が3パターンもある'''。<ref>ナイトソード投げでは背後に投げ捨て、ナイトソードでは足元に投げ捨てるが、フルアーマー騎士ガンダムだと'''画面真正面に向かって全力で投げ飛ばし、行方不明になる'''。</ref><br />
:『SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では連射可能な投擲武器として使用。その姿はカプコンゲーム『魔界村』の主人公・アーサーのごとし。<br />
;ナイトシールド<br />
:左手に持つ盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀の楯'''」(しろがねのたて)がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。「銀の楯」にはその輝きで闇の力を打ち払う効果があり、黒魔神との最終決戦時までに軍団がこの楯を手に入れてさえ居れば、初代頑駄無大将軍は命を落とすことがなかったとまで言われている。後に武者の世界に返還され「新世大将軍」に更なる光の力を与えた。剣(刀)を縦に差し納める意匠、[[ガンダム]]シールドをモチーフとした十字の紋章などはナイトシールドと共通している。ちなみに頑駄無軍団は強化装備を開発することになった際、盗まれた銀の楯のデザインに似せて「武者シールド」という楯を開発したのだが、参考にすべき本物は既になく盗まれるまで誰も銀狼剣を抜いたこともなかったため、収納するのが刀になり本来は剣の柄だった箇所が楯の一部というデザインになってしまい、刀を抜いたあとは楯を上下逆に装備して銀狼剣の柄みたいな形をした爪で殴るという装備になって武者仁宇頑駄無に与えられた。</ref>。ガンダムという名前だけでなく十字の星を象った装飾があるナイトシールドを持っていることもレビル王を驚かせた。ほしの竜一氏の漫画版ではナイトソードと共にラクロア王国から支給されたと思われる節がある(初登場時には両方共持っておらず、最初に出てきたのもラクロア王国から出発した直後)。<br />
:『BX』ではナイトソードの武器演出で打撃にも使用。<br />
;騎士の鎧<br />
:通常装備の鎧。『元祖SDガンダム』では、材質はガンダリウムガンマで、兜に付いている「ファイティングゴーグル」は降ろすと熱源探査や暗視スコープに使える設定だった。<br />
<br />
==== 伝説のアイテム ====<br />
;三種の神器<br />
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。それぞれ十字の星を象った装飾が存在する。<br />
:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。<br />
:ほしの竜一氏の漫画版では全てを身に着けたうえで石版に刻まれていた古の呪文を仲間たちが唱えることで10倍の大きさになっている(これは[[ネオブラックドラゴン|ブラックドラゴン]]が巨大化しているため)。<br />
:OVA版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。装着中に背景に一瞬[[スペースコロニー]]のようなものが映る。<br />
:三種の神器と石版の力を合わせれば装備者の力が10倍にもパワーアップするが、騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからはパワーアップも負担も消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。<br />
:『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の最終決戦の際にスペリオルドラゴンから騎士[[ウイングガンダム]]に託されている。<br />
:『新約SDガンダム外伝 創世超竜譚』にて三種の神器を装着していた伝説の勇者ガンダムの正体は、スペリオルドラゴンの最初の操者となるグラディエータ[[ガンダムエクシア]]だった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では当初は時空転移に巻き込まれた騎士ガンダム達を守るために力を使い果たし、力を蓄えるため異世界のガンダムの中で眠っていた。<br />
:;炎の剣<br />
::炎の力を宿した赤い剣。ほしの竜一氏の漫画版では不死鳥の親子が合体して誕生した。未装備時は腰に抜き身のまま下げている<ref>これは後述の力の盾が鞘としての機能を持っていないのが原因</ref>。<br />
::第一章ラストにて失われ、『第四章 光の騎士』で[[ネオブラックドラゴン]]の手に渡っていた。<br />
::『BX』では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の中で眠りについていた。<br />
:;力の盾<br />
::光の力を宿す緑の盾。ほしの竜一氏の漫画版では最初は岩の中で眠っていたが、二度目は破壊されたナイトシールドが石版に刻まれていた不完全な呪文で再生して誕生した。同作では一時的にサタンガンダムが装備した事がある。その後も変化したままであり、『伝説の巨人』編では常時これを装備している他、火口に落ちかけた[[ドラゴンベビー]]に投げて乗せる形で救っている。<br />
::後に横に真っ二つに切断される形<ref>カードダスでは'''縦に真っ二つに切断'''されているが、騎士ウイングガンダムに託された物は'''横に真っ二つに切断'''された物になっている。</ref>で破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。後に騎士ウイングガンダムに託された際には、その状態で渡されたため両腕に小手のように嵌めている。<br />
::『BX』では[[ユニコーンガンダム]]の中で眠りについていた。<br />
:;霞の鎧<br />
::強固な青い鎧。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣と力の盾がかけらが揃った石版に触れたことでそれぞれの星の装飾に共鳴した石版が変化する形で誕生した。また『伝説の巨人』編では騎士ガンダムが古の呪文を唱えて騎士の鎧が変化する形で装備している(呪文を唱えずに変化させる場面も有る)。創世の時代には、兜のバイザーの側面の羽飾りから本物の羽根が生えていた。<br />
::後に破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。<br />
::モチーフは『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[モビルアーマー|MA]][[エルメス]]。頭部の形状にその影響が見られる。<br />
::『BX』では[[ガンダムAGE-3]]の中で眠りについていた。<br />
:<br />
;石版<br />
:古の呪文が刻まれた石版。現在では大小2つのかけらに割れており、組み合わせると三種の神器の力を使うための呪文が浮かび上がる。<br />
;光の弓、光の矢<br />
:第2部で伝説の巨人サイコゴーレムを倒すために用いた装備。SRW未登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ナイトソード投げ<br />
:ナイトソードを投擲する。『BX』で使用。OVA『第一章 ラクロアの勇者』で初登場時にフラウ姫を救った、騎士ガンダムの一撃の再現。<br />
;連続攻撃<br />
:右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは『光の騎士』編のカード「バーサル騎士ガンダム」に描かれたポーズとほぼ同じになっている。<br />
:なお、これは騎士ガンダムに限らずSD勢は全て同じで、敵も含めて必殺技の際にはキラカード演出が入る。<br />
;フルアーマー騎士ガンダム<br />
:三種の神器を装備しての連続攻撃。第26話のイベントで騎士ガンダムの必殺武器として解禁。OVA版の演出の再現で石版を取り出して三種の神器を召喚・装備、連続攻撃で敵を消滅させる。[[トドメ演出]]はOVA版『第一章 ラクロアの勇者』のラストシーンの再現で「火山灰が雪のように降りしきる中、騎士ガンダムが石版を抱えて歩いてくる」というもの。<br />
;魔法<br />
:一部のRPGゲーム作品などでは魔法を習得する。漫画版では習得しない。<br />
:いくつかの魔法はガンダムシリーズの用語が使われ、特に攻撃魔法の大半はガンダムシリーズの武装がモデルになっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
[[MP]]制ユニット。<br />
<br />
;剣装備、盾装備<br />
:電磁スピアで[[切り払い|斬り払い]]、ナイトシールドで[[シールド防御]]を発動する。<br />
:ナイトソードは通常鞘にしまったままのためか、構えている電磁スピアの方を使う。<br />
;[[HP回復]]L1<br />
:<br />
;[[EN回復|EN・MP回復]]L1<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[空]]は飛べないが、「飛ぶ敵への対策はある」ということらしく対空攻撃に支障はまったくない(どの武器も全て空A)。<br />
:一部作品では「三種の神器」装備時にはバックパックに「天空の翼」が出現し[[飛行]]可能となることもあったがSRW未採用。<br />
:また宇宙空間でも問題なく行動可能。彼に限った話ではなくガンダム族は宇宙でも窒息しないらしい(『機甲神伝説』や『騎士ガンダム聖伝』では[[バーサル騎士ガンダムGP01]]や勇者エックスが普通に宇宙空間に出ている)。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:<br />
:*'''初期段階:格闘武器+100、CRT補正+10'''<br />
:*'''第二段階:格闘武器+150、CRT補正+15、特殊回避15%'''<br />
:*'''第三段階:格闘武器+200、CRT補正+20、特殊回避25%'''<br />
:*'''最終段階:格闘武器+300、CRT補正+30、特殊回避35%、運動性+5'''<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「巨人との戦い」<br />
:通常戦闘[[BGM]]。<br />
;「大決戦」<br />
:必殺技(三種の神器)使用時のBGM。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
格闘・回避・技量に優れるインファイター。文句なしに一線を張れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[正義]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:典型的なスピード系攻撃型の構成。「正義」があるのはさすが。射程がかみ合う[[剣士ゼータ]]か、空適応が貰えるバルキリー辺りと組んで置くのがベター。<br />
:ちなみに最終的なコマンド構成は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[龍装劉備ガンダム|劉備]]と同じ。<br />
:[[MP]]の設定によりLv50以上は最大MPが減るため、劉備以上に正義が後半戦で重要になる。<br />
:何の因果か、彼にも劉備ガンダムと同じく第14話「無重力の谷」では敵の無限増援の中で戦うあるため無限稼ぎができる。習得レベルは24で、該当シナリオまでに3話もあるため(騎士ガンダムが加入するのは第11話「巨神との出会い」)劉備に比べると無理なく習得しやすい。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''光の騎士、[[騎士]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1、[[カウンター]]、[[インファイト]]L3'''<br />
:「光の騎士」は専用スキルで、気力130以上でダメージ1.1倍、サイズ差無視の効果を得る。第44話クリアまで「???」表記だが効果は発動する。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;魔王サタンガンダム / [[ネオブラックドラゴン]]<br />
:同じ名を持つ宿敵。その正体は分離した武者頑駄無真悪参の悪の心…すなわち騎士ガンダムにとっては己の半身とも言える存在であった。<br />
:;[[ドラゴンベビー]]<br />
::ネオブラックドラゴン(サタンガンダム)の息子にして、ネオブラックドラゴンの「肉体」が変化した姿。『BX』では条件を満たす事で騎士ガンダムの[[サブパイロット]]になる。<br />
:<br />
;[[騎士スペリオルドラゴン]]<br />
:騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが融合した状態にして真の姿。<br />
<br />
=== ユニオン族 ===<br />
;騎士[[アムロ・レイ|アムロ]]<br />
:人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。<br />
:ほしの竜一氏の[[漫画]]版における馴れ初めは、サタンガンダムの存在からガンダム族全てが悪魔に魂を売ったと思い込んだため。<br />
;戦士[[ガンキャノン]]、僧侶[[ガンタンク]]、騎士[[セイラ・マス|セイラ]]、武闘家[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、妖精ジムスナイパーカスタム<br />
:仲間。<br />
;騎士[[シャア・アズナブル|シャア]]<br />
:時に対立し、時に共闘する謎の騎士。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:騎士ガンダム達に手を貸す。<br />
;[[フラウ・ボゥ|フラウ]]姫<br />
:スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。<br />
;[[レビル将軍|レビル]]王<br />
:ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。<br />
;[[アルフレッド・イズルハ|アル]]少年<br />
:横井孝二氏の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』にのみ登場。騎士ガンダムに憧れる少年で、サタンガンダム打倒後に彼が元々着ていた鎧を譲り受けた。<br />
:玩具『ガンダムクロス』では、彼が騎士ガンダムの可動素体になっている。<br />
<br />
=== [[ジオン族]] ===<br />
;[[ナイチンゲール|ファントムサザビー]]<br />
:騎士[[サザビー]]の怨念。彼との戦いで力の盾と霞の鎧が破損した。<br />
;[[闇の皇帝ジークジオン]]<br />
:サタンガンダムやサイコゴーレムを操っていた黒幕。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[武者頑駄無]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。真悪参の暴走は武者頑駄無が武者七人衆(当時は真悪参を含めて八人衆)の長に選ばれた事が原因となっており、騎士ガンダムと武者頑駄無との間には深い因縁がある事になるのだが、騎士ガンダムは記憶を失い、再会した時には銀の楯も持っておらず、あまりに性格が違いすぎたためか、武者頑駄無が騎士ガンダム=武者頑駄無真悪参と気付く事はなかった。<br />
;[[コマンドガンダム]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。<br />
;勇者ガンダム<br />
:ラクロア王国に伝わる伝説の勇者。騎士ガンダムとその名を同じくする。<br />
:モチーフは[[ガンダムエクシア]]。カードダスで展開された設定では先代のスペリオルドラゴン「黄金神スペリオルドラゴン00」の昔の姿である。<br />
;頑駄無真駆参(ガンダムマークスリー)<br />
:頑駄無真悪参の子孫。<br />
:'''真駆参大将軍'''<ref>初登場作品の『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』当時は、プラモ化されず、24年後の2017年に初キット化された。「双刃剣(ダブルハーケン)」という武器を装備しており、形状も[[グレンダイザー]]の同名武器と良く似ている。</ref>に変身後は外見の一部に騎士ガンダムとスペリオルドラゴンの意匠が入っている。プラモには真悪参を再現できる先祖の鎧が付属しており、騎士ガンダムの鎧を装備できる設計になっていることも説明書に記載されている。漫画版では子孫ではなくスペリオルドラゴンが銀の楯を返却するために降臨した際に変身した姿という展開になっている。<br />
;[[ガブスレイ|我怖崇霊(ガブスレイ)]]<br />
:頑駄無軍団と敵対していた「闇軍団」の一員。真悪参のライバルであると同時にその力を高く評価し、真悪参が頑駄無軍団を裏切った際には闇軍団への加入を強く奨めていた。<br />
;[[バイアラン|刃威悪乱(バイアラン)]]<br />
:闇軍団の前身である「暗黒軍団」の残党。頑駄無軍団への抵抗を続けていたが占拠した砦を武者八人衆に襲撃され、真悪参によって首を落とされる。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX2|鋭駆主(エックス)]]<br />
:『武者烈伝・零 銀狼の章』に登場。真悪参の遠い子孫。<br />
:彼がかつての真悪参と同じ過ちを繰り返そうとした時に、何者かの意思に導かれたスペリオルドラゴンが騎士ガンダムの姿で天宮に降臨。<br />
:目の前の子孫を見て全てを察した彼は、騎士ガンダムとしてでも、スペリオルドラゴンとしてでもなく、「一度頑駄無軍団を裏切った武者頑駄無真悪参」としてその暴挙を止めるべく立ちはだかる。<br />
;[[GUNDAM:ブルーディスティニー1号機|碧姫(あおいひめ)]]<br />
:2019年に短期連載された『異説 真悪参伝』に登場。真悪参の恋人。彼女との間に息子・真空参(マークスリー)を授かる。<br />
:真悪参は彼女を守る力を欲するあまり銀の盾を奪って出奔することになるが、姫の命懸けの制止により自らの罪と過ちを自覚する。その償いのために自らの魂をも捧げることを叫んだ真悪参の下へ天より雷が降り注ぎ、異世界へ導かれた彼はその言葉通り、魂の限りを尽くして正義のために戦う騎士となる。<br />
:真悪参が異世界へ旅立った後もほんの一瞬だけ彼と邂逅し、互いの絆を確かめ合いそれぞれの未来へ祈りを捧げた。<br />
;殿様ガンダム<ref>元々は『SD戦国伝』とは無関係のSDガンダムオリジナルとして誕生したキャラクター。後に戦国伝に組み込まれた。</ref><br />
:『異説 真悪参伝』に登場。<br />
:碧姫の父にして真悪参のかつての主君。……だったが、闇の力によって支配されてしまい碧姫に襲いかかったため、姫を守ろうとした真悪参によって斬殺された。<ref>ただし横井孝二氏の漫画『元祖!SDガンダム』では、時系列的にこのエピソードよりも後の時期にも顔を見せており、死んでいない可能性もある。</ref><br />
;射駆零(イグレイ) / 真空参(マークスリー)<br />
:真悪参の息子。前者はコミックワールドに名前だけ登場、後者は『異説 真悪参伝』に登場(父よりも本来のガンダムMk-IIIに似ている)。同一人物かどうかは不明。<br />
:なおコミックワールドによると、射駆零は父のことを記した伝記'''「俺が異世界に転生したら勇者だった」'''を執筆した……らしい。しかもこれが一族に代々伝えられ、子孫の真駆参も愛読している。<br />
:何で異世界のこと知ってるんだとか、タイトルが明らかに何かのパロディだろとか、ギャグ漫画なので本気にしないように。ちなみに銀の楯も伝えられているが、伝記には銀の楯を手に修行に出たとあるだけで奪って出奔したことは記されていないようだ。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[バナージ・リンクス]]、[[刹那・F・セイエイ]]、[[キオ・アスノ]]<br />
:異世界のロボットである「ガンダム」のパイロット達。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では共演・共闘を果たし、彼らもまた「[[勇者]]」である事を認めると共に様々な苦境を乗り越えていく。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:『BX』では、共にオウストラル旧島のゲリラとして共闘していた。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[レッド・ウィンドウ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に惑星アーストにて[[マーダル]]に囚われた[[S.M.S]]メンバーの救出作戦の際、彼を信じぬき、その心を動かすことに。<br />
;[[ズワウス]]<br />
:『BX』では惑星アーストの戦いで危機に陥った際、突如現れたこの機体に助けられ、その後も何度か助けられるが[[ネオブラックドラゴン|…]]。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[田神悠宇]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に[[クラゲ型メカ]]の襲撃によって海に投げ出された彼を救出・介抱する。<br />
;[[ゴーグ]]<br />
:『BX』では地球への転移直後に窮地に陥ったところを、彼に救われている。<br />
;[[ホツ・マツア]]<br />
:『BX』では地球に転移後、旧[[オウストラル島]]で彼と接触し信頼を得、ゲリラに協力している。<br />
;[[獅子王凱]]、[[勇者ロボ|勇者ロボ軍団]]<br />
:『BX』にて共演・共闘を果たす別世界の[[勇者]]達。彼らの[[勇気]]にも大きな感銘を受ける。<br />
;[[武田長官]]<br />
:『BX』では[[地球防衛軍|防衛隊]]基地での補給と引き換えに、彼の依頼で防衛隊のイベントの'''「ますこっときゃら」'''を演じた。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[デブデダビデ]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』では彼に殺された上に部品として組み込まれてしまう。しかし完全に死んではおらず、デブデダビデの体内から躊躇わず自分諸共破壊するようにヒーローたちを諭した。<br />
;[[戦士ロア]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』にてデブデダビデに殺されたところを彼の生命をかけた行動によって蘇生した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
OVA『第四章 光の騎士』以降の台詞は、[[バーサル騎士ガンダム #名台詞|バーサル騎士ガンダムの名台詞の欄]]を参照。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾「伝説の巨人」編での台詞。実は第1弾「ラクロアの勇者」編では彼の台詞がカードダスに使われていないため、これがカードダスでは初の台詞になる。<br />
;「弱いものいじめは許さん!」<br />
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』における初登場時の台詞でこの台詞と共にフラウ姫を襲っていたモンスターを撃退した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』においても戦闘台詞として採用されている。<br />
;「いくぞ、ブラックドラゴン!」<br />
:『元祖!SDガンダム』で霞の鎧を身につけた際の台詞。<br />
:また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。<br />
:『BX』においては[[バーサル騎士ガンダム]]の特殊戦闘台詞として採用されている(こちらは「いくぞ、ネオブラックドラゴン!」と表記が異なる)<ref>ネオブラックドラゴンはブラックドラゴン(サタンガンダム)と同一人物であるため、OVA『第四章 光の騎士』と『BX』では「サタンガンダム」と呼ぶ事もある。</ref>。<br />
;「オーノホ、ティムサコ、タラーキィィ!!」<br />
:OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚・装備する為に唱えた呪文。<br />
:なお、この呪文はアナグラムであり'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''(OONOHO TIMUSACO TARAKIT⇒TIKARA TO KASUMI TO HONOO)。<br />
;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」 <br />
:ほしの竜一版のエピソード「妖精の精水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対して。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初の台詞となる。<br />
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」<br />
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、[[闇の皇帝ジークジオン]]に対して。<br />
;「悪が栄えた試しは無し…正義は勝つ! そして、[[正義]]は我にあり!!」<br />
:劇場アニメ『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。<br />
:なお『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』の[[主人公]]である[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]もまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「げぇーっ!?マジで怒ってる!さぁ呼びましょう、ガンダムの皆さーん!」<br />
:『元祖SDガンダム』の催促ビデオ『G-ARMS緊急出動』にて武者頑駄無共々窮地に陥っていたところをコマンドガンダムに助けられ、「ガンダムの仲間を呼べ」と言われたのを渋ってたところ、コマンドガンダムに「いいから早く呼べ!」と言われて。この作品では驚きの余り頭が胴体から離れるわ、敵の攻撃でナイトソードが溶かされるわと(主役がG-ARMSというのもあるが)OVA本編のシリアスさが崩壊するほどコミカルな描写が多い。<br />
:なお、この後次元の壁を越えて騎士ガンダムと武者頑駄無の仲間達が助けに来るのだが、武者頑駄無は武者五人衆という原作を考えれば当然の面々を呼び出したのに対し、騎士ガンダムが呼び出したのはなんと'''[[騎士スペリオルドラゴン|自分]]と[[黄金の騎士|生身の人間]]'''であった……。<ref>ただし、当時は騎士ガンダム=スペリオルドラゴンという設定が作られる前であった。</ref><br />
;騎士グフ「なんてひきょーな武器を!!」<br />
;「BBオリジナルギミックと言って下さい。も一発いかがですか」<br />
:BB戦士コミックワールドより。騎士ガンダムと騎士[[グフ]]が互いに武器を構えて睨み合っていた……と思ったら、騎士ガンダムの持つ'''電磁スピアの先端が突然すっ飛んできた'''。間一髪かわした騎士グフがツッコミを入れたところ、騎士ガンダムはいけしゃあしゃあとメタ発言で切り返す。<br />
;「カスミのヨロイです」<br />
;「しかもこのヨロイで空だって飛べるのです」<br />
;「じゃ、そゆことで」<br />
:同じくコミックワールドより。騎士グフからの反撃もケンタウロス形態と霞の鎧でいなし、さぁいよいよトドメ……と思いきやそのまま空を飛んで帰宅する騎士ガンダム。呆気に取られた騎士グフは'''「ーーで?」'''と返すのが精一杯だった……。<br />
:……このように、コミックワールド版の騎士ガンダムは「悪を倒すのに手段は選ばない」「メタ発言上等」「でも飽きたらさっさと帰る」といった具合に'''フリーダムな外道勇者'''である。ひきょーは彼の代名詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「強い者が弱い者を滅ぼす世界など、私は断じて認めない!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』のPV1で披露された戦闘台詞。[[ネオブラックドラゴン|宿敵]]の台詞である「強い者が弱い者を滅ぼす…それが当たり前の世界だ」に対応。<br />
;「伝説の巨人以上のモンスターのようだな!」<br />
:[[呪術士ビグザム|ゴーストビグザム]]との[[特殊戦闘台詞]]。しかし実際にSFC版『大いなる遺産』をプレイしたプレイヤーにとっては伝説の巨人・サイコゴーレムのほうが強いと感じるだろう。<br />
;「人間達よ![[闇の皇帝ジークジオン|ジークジオン]]の名を称えてはいけない!」<br />
:[[ネオ・ジオン]]との特殊戦闘台詞。ジオン違いです。<br />
;「止まれ、ゴーグ…。お前が[[神]]の使いだというなら、人の願いをなぜ聞き届けようとしない…?」<br />
:『BX』第11話「巨神との出会い」より。悠宇を連れ去ろうとするゴーグに対して。<br />
;「そうだな…。君のAGE-3というガンダム。あれを見ていると、私の中に不思議と何かが沸き上がる。奇縁と呼ぶべきなのだろうか」<br />
: 同上。[[キオ・アスノ|キオ]]の[[ガンダムAGE-3]]に奇縁を感じていることを発言。騎士ガンダムのモチーフがAGE-3と同じガンダムタイプ3号機の[[ガンダムMk-III]]ゆえの発言とも取れる。<br />
;「そうすれば、勝てずとも、大きな敗北を喫する事がないからですか?」<br/>ホツ・マツア「何…?」<br/>「以前にも少しお話しましたが、私がいた世界では、あなた方と同じように侵略の危機に瀕し続けていました。ですが、あの世界の人々は立ち向かった。どんな絶望的な状況でも力を合わせ、平和を取り戻そうとしていたのです」<br/>ホツ・マツア「…掟を守り生きているワシらを臆病と罵るかね…?」<br/>「そんなつもりはありません。ですが、平和を取り戻す為に勇気を持って立ち上がる者がいるならば、私は喜んでその人に力を貸しましょう」<br />
:『BX』第12話「それぞれの決意」より。<br />
;「たとえ出自はどうあれ、相手を疑ってかかってしまっては、見えるものも見えなくなってしまう。それに出自という意味であれば、私もどこで産まれ、どこから来たかも分からぬ天涯孤独の存在だ」<br />
:『BX』第14話「無重力の谷」より。周囲がウィンドウが盗賊と言う事だけで信用しない中ただ一人信じた際に出自に対する自身の告白。<br />
:事実、騎士ガンダム自身の出自は'''武者頑駄無軍団から銀狼剣と銀の楯を盗んだ'''という盗賊さながらのものなのである…。<br />
;「みんなの未来を太陽のように照らす、防衛隊基地へようこそ。記念に私と握手だ」<br />
:『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」より。[[武田長官]]の頼みで防衛隊の「ますこっときゃら」を務めた際のメッセージ。「私と握手」は後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)における[[スーパー戦隊シリーズ|スーパー戦隊]]ショーのCMの主な決め台詞<ref>2020年から数年間は各キャラクター毎に台詞が変わっており、「~と握手」は用いられなかった。</ref>のパロ。「太陽」を口にしたのは、騎士ガンダム役の松本保典氏が『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)で主人公・火鳥勇太郎を演じたことを意識してのことかもしれない。また、『ファイバード』は武田長官が登場する『ライジンオー』と同年に制作されたサンライズ作品でもある。<br />
;「勝負あったな、騎士ランベル」<br />
:『BX』第24話「青き巨神と赤き巨神」にて、ジョジョの[[ガリアン重装改]]と[[ジルムセン・ランベル|ランベル]]が駆る[[ザウエル]]の一騎打ちの決着がついた直後。ナチュラルに「'''ナイトランベル'''」と読んだプレイヤーも結構いるのではなかろうか。<br />
;「[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|変革を与える炎]]…。[[ユニコーンガンダム|可能性を貫く力]]…。そして[[ガンダムAGE-3|全てを包み込む霞]]…伝説の力は常に、我らガンダムと共にあったのだ…!」<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。三機のガンダムの発する光の中に「伝説の力」を垣間見ての呟き。この直後、三機のガンダムから現れた石版より召喚された三種の神器の力でアルガス騎士団の影と[[ドラゴンベビー]]を一蹴した。<br />
:ちなみにこの時対応していたのは炎の剣がダブルオー、力の盾がユニコーン、霞の鎧がAGE-3だが、実はそれぞれの神器の色が各ガンダムが力を発揮した時の色と同じ([[トランザム]]の赤、[[サイコフレーム]]の緑、[[Xラウンダー]]能力の青)。さらに、それぞれのシステムも対応する神器に実に偶然なことに符合している(炎の剣→ライザーソード、力の盾→シールドファンネル、霞の鎧→ウェアシステム)。<br />
;「どれだけ非道を犯そうと人は魔王にはなれない。真の魔王とはもっと邪悪なものなのだ!」<br />
:『BX』第31話キオ救出ルート「生きる願い、宇宙に流れる」に於ける[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]との戦闘前会話。<br />
;「騎士ガンダム怒りの聖剣を受けるがいい!」<br />
:『BX』のキャンペーンマップ「目覚めの儀式」で[[ヴェーダ]]のシミュレーションでデータ化された騎士ガンダムの戦闘前台詞。<br />
:[[剣士ゼータ]]には「少し性格が違う」と言われるが、データ量が少ないためこうなったらしい。<br />
:ちなみにこの台詞はほしの竜一氏の漫画版で騎士サザビーを倒した際の台詞が元ネタ。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;三つの『星』が集う時<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。[[オービットベース]]で新加入メンバーの歓迎と息抜きを兼ねての宴会の最中、たまたま抜け出していた騎士ガンダムと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[キオ・アスノ|キオ]]はジオン族の襲来を察知。彼らはジオン族を撃退するために出撃、瞬く間に圧倒するも、直前に宇宙に上がった際の無理と整備不足がたたり、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]、[[ユニコーンガンダム]]、[[ガンダムAGE-3]]はエネルギー切れに陥り、たちまち窮地に追いやられてしまう。<br />
:騎士ガンダムは単身奮戦するも、ジオン族の物量の前になすすべもなく追い詰められていく。無力な自分に『勇者ガンダム』を名乗る資格はないのか…。そう頭をよぎった時、迷いを振り払ったのは刹那、バナージ、キオの言葉だった。力の象徴だけではない『ガンダム』に選ばれた3人。自分だけでなく、彼らもまたこの世界を守る『勇者ガンダム』なのだと気づいた瞬間、3機のガンダムが異なる光を放ち、瞬く間にエネルギーが回復する。更に溢れる光は形となる。<br />
:光から現れたそれは、三種の神器を呼び出すための石板。<br />
:『選ばれし者の許に三つの星が集う時 大いなる力が十の分身を産むだろう』…石版にはこう刻まれていた。『三つの星』とは、戦うための力だけではない希望をもたらすための力を持つ『ガンダム』達を指していたのだ。変革を与える炎、可能性を貫く力、そして全てを包み込む霞――伝説の力は、来るべき戦いに備えるかのように3機のガンダムの中で眠っていた。異なる時間、異なる場所、異なる歴史を持つ三つの輝きの中で迷いを断ち切った騎士ガンダムは再び集った三種の神器を纏い、フルアーマー騎士ガンダムに変身。その聖なる力でジオン族を一蹴したのだった。<br />
:この名場面は狙ったかのように作られたクロスオーバーだが三種の神器の役割や各色は、'''実は偶然の産物'''であったという。文字通り時間を超越した作品同士が紡いだ、運命めいた縁を感じるクロスオーバーである。<br />
<br />
== 余談 == <br />
*プロフィールに書かれてある通り、騎士ガンダムのモデルはガンダムMk-IIIであるのだが、ガンダムの周囲の人物達が主に初代ガンダムで固められていたため、騎士ガンダムのモデルを初代[[ガンダム]]と勘違いしていた人も少なくない。<br />
*SRW未採用だが脚部やバックパックを展開し、機動力の向上した「ケンタウロスモード」に[[変形]]可能な作品もある。<br />
*横井孝二氏によると、元々は「雑誌の企画で描いた8人目の武者頑駄無である騎士ガンダム(武者Mk-III)」であり、RPGモチーフのカードダスの企画が出たため主役としたとの事。<br />
**元祖ガンダムからのフルアーマー騎士ガンダムのプラモオリジナル装備である「天空の翼」は、Mk-IIIのバインダーを思わせる形状になっている。この天空の翼は、後に公式にカードダス化されている。<br />
**シリーズの初代作品である「ラクロアの勇者」における仲間の大半が[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]のキャラ・MSがモチーフなことに加え、[[フルアーマーガンダム|「フルアーマー」という形態]]もあることから思い込みがちだが、[[ガンダム|RX-78ガンダム]]がモチーフではない<ref>実際にRX-78がモチーフなのは後のシリーズである「円卓の騎士」の主人公・皇騎士ガンダム(後の[[キングガンダムII世]])で、「フルアーマー」はこちらにも存在する。</ref>。<br />
*コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプで、騎士サザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情があるため。</ref>。<br />
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。<br />
**その縁からか、同作に登場する「[[戦国アストレイ頑駄無]]」のコミックワールドにもゲスト出演している<ref>『ガンダムビルドファイターズ』の騎士ガンダム使いのヤジマ・キャロラインと戦国アストレイ使いの[[ニルス・ニールセン]]は後に恋人となり、次作『ガンダムビルドファイターズトライ』では結婚している。</ref>。ただし、性格は相変わらずの外道勇者っぷりである。<br />
**9話で登場した際の見得切りのシーンは、[[リューパラディン・ロードゼファー]]の変身バンクを忠実にオマージュしたものである。<br />
**さらに『GMの逆襲』では、騎士ガンダムの以前の姿である武者頑駄無真悪参も登場し、こちらも女性キャラのネネネが使用した。<br />
*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類と限定仕様の2種類(「騎士ガンダム メタリックVer.」と「フルアーマー騎士ガンダム 伝説の巨人編Ver.」)、そしてバーサル騎士ガンダムの合計9種類が発売された。<br />
*『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の漫画版最終回にも登場。何の説明もなく現れたが、古代神バロックガンの置き土産である[[コロニー落とし|天使族の郷(ピースクラフト)落とし]]を阻止しようとする超鎧闘神ウイングに信じる力を送るようにユニオン軍に指示した。<br />
*『SDガンダムワールドヒーローズ』にはアーサーガンダムMk-IIIが登場。モチーフのガンダムMk-IIIは騎士ガンダムの元ネタで、ある意味原点回帰というところである。<br />
**またアーサーガンダムMk-IIIのデザインは騎士ガンダムの次の主人公である[[キングガンダムII世]]を意識したものになっており<ref>そもそもキングガンダムII世の生い立ちや『円卓の騎士編』のストーリーが『アーサー王伝説』をモチーフとしている。</ref>、『SD外伝』の初代・二代目主人公を合成させたキャラクターとも言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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== 資料リンク ==<br />
*[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - wikipedia]<br />
*[https://dic.pixiv.net/a/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - ピクシブ百科事典]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ないとかんたむ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:生身ユニット]]<br />
[[Category:SDガンダム外伝]]</div>
天世
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騎士ガンダム
2024-03-02T06:31:53Z
<p>天世: /* 名台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = ナイトガンダム<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝}}<br />
| 声優 = {{声優|松本保典|SRW=Y}}<br />
| モチーフ = [[ガンダムMk-III]]<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = ラクロア王国<br />
| 役職 = 騎士<br />
| HP = 500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなもの(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)。</ref><br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />(フルアーマー騎士ガンダム)<br />
| 読み = フルアーマーナイトガンダム<br />
| 種族 = MS族・ガンダム族<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| HP = 10000 → 800(炎の剣無し)<br />
}}<br />
'''騎士ガンダム'''は『[[SDガンダム外伝]]』ジークジオン編の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。<br />
<br />
[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物である<ref>『コミックボンボン』連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。<br />
<br />
後にパワーアップし、'''[[バーサル騎士ガンダム]]'''となる。<br />
<br />
=== フルアーマー騎士ガンダム ===<br />
騎士ガンダムが炎の剣、霞の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。<br />
<br />
作中での正式名称というわけではなく、(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。<br />
<br />
『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にゲスト出演した際には、この姿で登場。<br />
<br />
=== 武者頑駄無真悪参(むしゃガンダムマークスリー) ===<br />
騎士ガンダムの正体。[[SDガンダムシリーズ]]の一つ、戦国日本をモチーフにした「SD戦国伝」シリーズの世界の武者。こちらの姿ではSRW未登場。<br />
<br />
元々は天宮(アーク)を守護する光の武者軍団「頑駄無軍団」の一員でありトップクラスの実力者だったが、己の力しか信じない傲慢な性格により武者八人衆の長には[[武者頑駄無]]が選ばれてしまう。これに不満を抱いた真悪参は力を示すべく、頑駄無軍団の伝説の武具である「銀の楯(しろがねのたて)」を奪って脱走<ref>元々持っていた武器は三つ叉の槍。</ref>。そして宿敵であった闇軍団の武者[[ガブスレイ|我怖崇霊]]から闇軍団への誘いを受けるもこれを蹴り、交戦中に「銀の楯」に収められており選ばれし者にしか抜けない「銀狼剣」を抜いた直後に落雷が直撃、姿を消してしまう<ref>この顛末はSDガンダムBB戦士の公式サイトにてコミックワールド版として掲載されている。</ref>。その事を重く見た将頑駄無は、真悪参を頑駄無軍団から除名、武者八人衆は武者七人衆と改められた。<br />
<br />
この時、真悪参はスダ・ドアカワールドの黄金神スペリオルドラゴンの操手に選ばれて召喚されたのだが、黄金神に敵対する覇界神バロックガンの身体の豪虎カイザーティーゲルの横槍により、'''善の心と悪の心が分離してしまう'''。そして悪の心は黄金神の一部であるドラゴンと融合した上で[[闇の皇帝ジークジオン]]に洗脳されて[[ネオブラックドラゴン|魔王サタンガンダム]]と化し、善の心は黄金神の手で騎士ガンダムとしてスダ・ドアカに転生する事になった。<br />
<br />
つまり、騎士ガンダムがあまりにも完成され過ぎた人格を持っていたのはそもそも'''悪の心を持っていなかったから'''であった。また、騎士ガンダムは「自分の名前以外の記憶がない」と発言しているが、本当の名前は「頑駄無真悪参」なので、名前も中途半端にしか覚えていない。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:初登場作品。プロローグにて[[アルガス騎士団]]と共に[[ジオン族]]の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている<ref>ゲーム作品『ナイトガンダム物語2 光の騎士』では加入した時点では三種の神器を纏っている</ref>)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。[[オウストラル島]]に流れ着き、『[[巨神ゴーグ]]』の面々と交流する。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。<br />
:その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放つ。正々堂々を体現したかのような振る舞いもあって、多くのキャラクターに慕われる。スダ・ドアカワールドに住まうガンダム族とは違い兵器として製造された「ガンダム」と、それに搭乗する「勇者たち」とも関わり、リアルガンダムシリーズの主人公達との熱いクロスオーバーも描かれる。<br />
:アタッカーとしては優秀なスペックを持つ。サイズ差無視が必殺武器にしか無いが専用スキルで補える為マイクの「ディスクP」を生かした早期の気力上げを目指そう。またレベル24とヨウタに次いで早く「正義」を習得するのも特徴。ツメスパロボで「連続ターゲット無効」か「先手必勝」を入手していれば、第14話で無限稼ぎが可能になる。但し近年の携帯機シリーズのサイズ差補正は言葉通りサイズ差で決まっており、本作は敵も小型ユニットが多いことからあまり回避できない事も多い為過信は禁物。また[[スーパーロボット大戦UX|前作]]でも[[龍装劉備ガンダム|同じ事]]が出来たことから対策がされており、'''[[プロマキス]]1体当たりトップエース、[[強運]]込みで1700しか稼げなくなった'''。更に本作では撃墜時獲得経験値の最低値が1に変更されたため、この方法でLv99まで上げるのはかなり厳しい。<br />
:第32話で[[ズワウス]]に炎の剣を奪われ、力の盾と霞の鎧を破壊されてしまうが第33話で[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。<br />
:下記の通りフルアーマー騎士ガンダムは武装演出のみだが、ユニットアイコンはズワウスに炎の剣を奪われる場面で登場する。また鎧の修復中の間だけ軽装形態も披露している。<br />
:[[EN回復|EN・MP回復]]は[[アルガス騎士団]]同様にL1なので、連続攻撃やフルアーマー騎士ガンダムで反撃を繰り返すといざというときにMPが足りない事になりかねない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:[[騎士スペリオルドラゴン|騎士ガンダムとしては直接登場しない]]が、[[武者頑駄無]]と[[コマンドガンダム]]が映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』を経た後の設定での参戦となっており、会話で存在について触れられている。<br />
<br />
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] ===<br />
;SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦<br />
:オープニングにてウルトラマンタロウ・仮面ライダーV3と共に消息不明になったことが語られる。<br />
:その後本編にて、何と[[デブデダビデ]]に'''生きたまま分解(解剖?)されて生体部品として組み込まれる'''という衝撃的な物語が展開される<ref>このボスステージの奥にナイトソードとナイトシールドが放置されている。</ref>。そのためデブデダビデを倒せば騎士ガンダムも死んでしまうが、彼は臆せずに自ら諸共敵を倒すようにヒーローたちを諭す。なお本作での一人称は「ぼく」となっている。<br />
:戦闘後に[[戦士ロア|ロア]]が現れ、自らの命と引き換えに騎士ガンダムを蘇生させてくれることでプレイヤーキャラクターとして加入する。<br />
:通常攻撃は電磁スピア投げ、必殺技はナイトソードから斬撃を飛ばすホーミングショット。最後に加入するため最終面でしか使えないが、その分必殺技が[[ダークブレイン|ラスボス]]相手に最も有効。<br />
;バトルドッジボール、バトルドッジボールIII<br />
:「ナイトドラゴンズ」のリーダー。チームメイトは[[剣士ゼータ]]・[[法術士ニュー]]・戦士[[ジェガン]]。<br />
:「II」にはシリーズの後輩にして後の融合者である[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]らが登場する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 基本装備 ====<br />
;ナイトソード<br />
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀狼剣'''」がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。銀狼剣は後に銀の楯と共に天宮に返却されている。</ref>。盾から引き抜くと刀身が伸びて長剣になる(『SDX』では追加パーツにより長刀にすることができる)。『元祖SDガンダム』では「メガ=エクスカリバー」という名前で、強力な震動波を発しているため斬った相手の体がボロボロになる設定だった。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣を取りに不死鳥の棲む岩山に登った際の戦闘で、ジャイアント・ジオングの攻撃によって刀身が折れたために放棄され、『伝説の巨人』編では鍛冶屋テムによって新たに鍛えられた物を使用している。横井孝二氏の漫画版ではブラックドラゴンとの戦闘で破損、鍛冶屋テムにも直せないと言われたため以後は電磁スピアを多用している。<br />
:『BX』では連続斬りからシールドバッシュでぶっ飛ばす。<br />
;電磁スピア<br />
:騎兵槍状のスピア。伸縮自在。名前の通り根元の突起から発した放電を先端に集めて電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。岩に突き刺さっていて伝説の勇者であるガンダムにしか抜けないと言われている。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。<br />
:ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の[[漫画]]版における'''「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」'''という前代未聞のものがある。<br />
:創世の時代、伝説の勇者ガンダムが用いていた。<br />
:『BB戦士』のキットでは、スプリングアクションで[[クロスボーン・バンガード|先端部を射出する]]ギミックが存在した。後の『レジェンドBB』などではオミットされている。<br />
:『BX』では投擲からの連続突きで、運動性低下の[[特殊効果]]がある。なお、電磁スピアと連続攻撃以外の戦闘アニメでは邪魔になるので毎回投げ捨てられるが、'''投げ捨て方が3パターンもある'''。<ref>ナイトソード投げでは背後に投げ捨て、ナイトソードでは足元に投げ捨てるが、フルアーマー騎士ガンダムだと'''画面真正面に向かって全力で投げ飛ばし、行方不明になる'''。</ref><br />
:『SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では連射可能な投擲武器として使用。その姿はカプコンゲーム『魔界村』の主人公・アーサーのごとし。<br />
;ナイトシールド<br />
:左手に持つ盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ<ref>その正体は武者頑駄無軍団の伝説の武具「'''銀の楯'''」(しろがねのたて)がスダ・ドアカへの転移の際に変化したものと言われているが、定かではない。「銀の楯」にはその輝きで闇の力を打ち払う効果があり、黒魔神との最終決戦時までに軍団がこの楯を手に入れてさえ居れば、初代頑駄無大将軍は命を落とすことがなかったとまで言われている。後に武者の世界に返還され「新世大将軍」に更なる光の力を与えた。剣(刀)を縦に差し納める意匠、[[ガンダム]]シールドをモチーフとした十字の紋章などはナイトシールドと共通している。ちなみに頑駄無軍団は強化装備を開発することになった際、盗まれた銀の楯のデザインに似せて「武者シールド」という楯を開発したのだが、参考にすべき本物は既になく盗まれるまで誰も銀狼剣を抜いたこともなかったため、収納するのが刀になり本来は剣の柄だった箇所が楯の一部というデザインになってしまい、刀を抜いたあとは楯を上下逆に装備して銀狼剣の柄みたいな形をした爪で殴るという装備になって武者仁宇頑駄無に与えられた。</ref>。ガンダムという名前だけでなく十字の星を象った装飾があるナイトシールドを持っていることもレビル王を驚かせた。ほしの竜一氏の漫画版ではナイトソードと共にラクロア王国から支給されたと思われる節がある(初登場時には両方共持っておらず、最初に出てきたのもラクロア王国から出発した直後)。<br />
:『BX』ではナイトソードの武器演出で打撃にも使用。<br />
;騎士の鎧<br />
:通常装備の鎧。『元祖SDガンダム』では、材質はガンダリウムガンマで、兜に付いている「ファイティングゴーグル」は降ろすと熱源探査や暗視スコープに使える設定だった。<br />
<br />
==== 伝説のアイテム ====<br />
;三種の神器<br />
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。それぞれ十字の星を象った装飾が存在する。<br />
:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。<br />
:ほしの竜一氏の漫画版では全てを身に着けたうえで石版に刻まれていた古の呪文を仲間たちが唱えることで10倍の大きさになっている(これは[[ネオブラックドラゴン|ブラックドラゴン]]が巨大化しているため)。<br />
:OVA版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。装着中に背景に一瞬[[スペースコロニー]]のようなものが映る。<br />
:三種の神器と石版の力を合わせれば装備者の力が10倍にもパワーアップするが、騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからはパワーアップも負担も消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。<br />
:『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の最終決戦の際にスペリオルドラゴンから騎士[[ウイングガンダム]]に託されている。<br />
:『新約SDガンダム外伝 創世超竜譚』にて三種の神器を装着していた伝説の勇者ガンダムの正体は、スペリオルドラゴンの最初の操者となるグラディエータ[[ガンダムエクシア]]だった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では当初は時空転移に巻き込まれた騎士ガンダム達を守るために力を使い果たし、力を蓄えるため異世界のガンダムの中で眠っていた。<br />
:;炎の剣<br />
::炎の力を宿した赤い剣。ほしの竜一氏の漫画版では不死鳥の親子が合体して誕生した。未装備時は腰に抜き身のまま下げている<ref>これは後述の力の盾が鞘としての機能を持っていないのが原因</ref>。<br />
::第一章ラストにて失われ、『第四章 光の騎士』で[[ネオブラックドラゴン]]の手に渡っていた。<br />
::『BX』では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の中で眠りについていた。<br />
:;力の盾<br />
::光の力を宿す緑の盾。ほしの竜一氏の漫画版では最初は岩の中で眠っていたが、二度目は破壊されたナイトシールドが石版に刻まれていた不完全な呪文で再生して誕生した。同作では一時的にサタンガンダムが装備した事がある。その後も変化したままであり、『伝説の巨人』編では常時これを装備している他、火口に落ちかけた[[ドラゴンベビー]]に投げて乗せる形で救っている。<br />
::後に横に真っ二つに切断される形<ref>カードダスでは'''縦に真っ二つに切断'''されているが、騎士ウイングガンダムに託された物は'''横に真っ二つに切断'''された物になっている。</ref>で破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。後に騎士ウイングガンダムに託された際には、その状態で渡されたため両腕に小手のように嵌めている。<br />
::『BX』では[[ユニコーンガンダム]]の中で眠りについていた。<br />
:;霞の鎧<br />
::強固な青い鎧。ほしの竜一氏の漫画版では炎の剣と力の盾がかけらが揃った石版に触れたことでそれぞれの星の装飾に共鳴した石版が変化する形で誕生した。また『伝説の巨人』編では騎士ガンダムが古の呪文を唱えて騎士の鎧が変化する形で装備している(呪文を唱えずに変化させる場面も有る)。創世の時代には、兜のバイザーの側面の羽飾りから本物の羽根が生えていた。<br />
::後に破損するも、[[バーサル騎士ガンダム]]のナイトアーマーに鍛え治される。<br />
::モチーフは『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[モビルアーマー|MA]][[エルメス]]。頭部の形状にその影響が見られる。<br />
::『BX』では[[ガンダムAGE-3]]の中で眠りについていた。<br />
:<br />
;石版<br />
:古の呪文が刻まれた石版。現在では大小2つのかけらに割れており、組み合わせると三種の神器の力を使うための呪文が浮かび上がる。<br />
;光の弓、光の矢<br />
:第2部で伝説の巨人サイコゴーレムを倒すために用いた装備。SRW未登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ナイトソード投げ<br />
:ナイトソードを投擲する。『BX』で使用。OVA『第一章 ラクロアの勇者』で初登場時にフラウ姫を救った、騎士ガンダムの一撃の再現。<br />
;連続攻撃<br />
:右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは『光の騎士』編のカード「バーサル騎士ガンダム」に描かれたポーズとほぼ同じになっている。<br />
:なお、これは騎士ガンダムに限らずSD勢は全て同じで、敵も含めて必殺技の際にはキラカード演出が入る。<br />
;フルアーマー騎士ガンダム<br />
:三種の神器を装備しての連続攻撃。第26話のイベントで騎士ガンダムの必殺武器として解禁。OVA版の演出の再現で石版を取り出して三種の神器を召喚・装備、連続攻撃で敵を消滅させる。[[トドメ演出]]はOVA版『第一章 ラクロアの勇者』のラストシーンの再現で「火山灰が雪のように降りしきる中、騎士ガンダムが石版を抱えて歩いてくる」というもの。<br />
;魔法<br />
:一部のRPGゲーム作品などでは魔法を習得する。漫画版では習得しない。<br />
:いくつかの魔法はガンダムシリーズの用語が使われ、特に攻撃魔法の大半はガンダムシリーズの武装がモデルになっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
[[MP]]制ユニット。<br />
<br />
;剣装備、盾装備<br />
:電磁スピアで[[切り払い|斬り払い]]、ナイトシールドで[[シールド防御]]を発動する。<br />
:ナイトソードは通常鞘にしまったままのためか、構えている電磁スピアの方を使う。<br />
;[[HP回復]]L1<br />
:<br />
;[[EN回復|EN・MP回復]]L1<br />
:<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[空]]は飛べないが、「飛ぶ敵への対策はある」ということらしく対空攻撃に支障はまったくない(どの武器も全て空A)。<br />
:一部作品では「三種の神器」装備時にはバックパックに「天空の翼」が出現し[[飛行]]可能となることもあったがSRW未採用。<br />
:また宇宙空間でも問題なく行動可能。彼に限った話ではなくガンダム族は宇宙でも窒息しないらしい(『機甲神伝説』や『騎士ガンダム聖伝』では[[バーサル騎士ガンダムGP01]]や勇者エックスが普通に宇宙空間に出ている)。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:<br />
:*'''初期段階:格闘武器+100、CRT補正+10'''<br />
:*'''第二段階:格闘武器+150、CRT補正+15、特殊回避15%'''<br />
:*'''第三段階:格闘武器+200、CRT補正+20、特殊回避25%'''<br />
:*'''最終段階:格闘武器+300、CRT補正+30、特殊回避35%、運動性+5'''<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「巨人との戦い」<br />
:通常戦闘[[BGM]]。<br />
;「大決戦」<br />
:必殺技(三種の神器)使用時のBGM。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
格闘・回避・技量に優れるインファイター。文句なしに一線を張れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[正義]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:典型的なスピード系攻撃型の構成。「正義」があるのはさすが。射程がかみ合う[[剣士ゼータ]]か、空適応が貰えるバルキリー辺りと組んで置くのがベター。<br />
:ちなみに最終的なコマンド構成は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[龍装劉備ガンダム|劉備]]と同じ。<br />
:[[MP]]の設定によりLv50以上は最大MPが減るため、劉備以上に正義が後半戦で重要になる。<br />
:何の因果か、彼にも劉備ガンダムと同じく第14話「無重力の谷」では敵の無限増援の中で戦うあるため無限稼ぎができる。習得レベルは24で、該当シナリオまでに3話もあるため(騎士ガンダムが加入するのは第11話「巨神との出会い」)劉備に比べると無理なく習得しやすい。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''光の騎士、[[騎士]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1、[[カウンター]]、[[インファイト]]L3'''<br />
:「光の騎士」は専用スキルで、気力130以上でダメージ1.1倍、サイズ差無視の効果を得る。第44話クリアまで「???」表記だが効果は発動する。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;魔王サタンガンダム / [[ネオブラックドラゴン]]<br />
:同じ名を持つ宿敵。その正体は分離した武者頑駄無真悪参の悪の心…すなわち騎士ガンダムにとっては己の半身とも言える存在であった。<br />
:;[[ドラゴンベビー]]<br />
::ネオブラックドラゴン(サタンガンダム)の息子にして、ネオブラックドラゴンの「肉体」が変化した姿。『BX』では条件を満たす事で騎士ガンダムの[[サブパイロット]]になる。<br />
:<br />
;[[騎士スペリオルドラゴン]]<br />
:騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが融合した状態にして真の姿。<br />
<br />
=== ユニオン族 ===<br />
;騎士[[アムロ・レイ|アムロ]]<br />
:人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。<br />
:ほしの竜一氏の[[漫画]]版における馴れ初めは、サタンガンダムの存在からガンダム族全てが悪魔に魂を売ったと思い込んだため。<br />
;戦士[[ガンキャノン]]、僧侶[[ガンタンク]]、騎士[[セイラ・マス|セイラ]]、武闘家[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、妖精ジムスナイパーカスタム<br />
:仲間。<br />
;騎士[[シャア・アズナブル|シャア]]<br />
:時に対立し、時に共闘する謎の騎士。<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:騎士ガンダム達に手を貸す。<br />
;[[フラウ・ボゥ|フラウ]]姫<br />
:スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。<br />
;[[レビル将軍|レビル]]王<br />
:ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。<br />
;[[アルフレッド・イズルハ|アル]]少年<br />
:横井孝二氏の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』にのみ登場。騎士ガンダムに憧れる少年で、サタンガンダム打倒後に彼が元々着ていた鎧を譲り受けた。<br />
:玩具『ガンダムクロス』では、彼が騎士ガンダムの可動素体になっている。<br />
<br />
=== [[ジオン族]] ===<br />
;[[ナイチンゲール|ファントムサザビー]]<br />
:騎士[[サザビー]]の怨念。彼との戦いで力の盾と霞の鎧が破損した。<br />
;[[闇の皇帝ジークジオン]]<br />
:サタンガンダムやサイコゴーレムを操っていた黒幕。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[武者頑駄無]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。真悪参の暴走は武者頑駄無が武者七人衆(当時は真悪参を含めて八人衆)の長に選ばれた事が原因となっており、騎士ガンダムと武者頑駄無との間には深い因縁がある事になるのだが、騎士ガンダムは記憶を失い、再会した時には銀の楯も持っておらず、あまりに性格が違いすぎたためか、武者頑駄無が騎士ガンダム=武者頑駄無真悪参と気付く事はなかった。<br />
;[[コマンドガンダム]]<br />
:映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。<br />
;勇者ガンダム<br />
:ラクロア王国に伝わる伝説の勇者。騎士ガンダムとその名を同じくする。<br />
:モチーフは[[ガンダムエクシア]]。カードダスで展開された設定では先代のスペリオルドラゴン「黄金神スペリオルドラゴン00」の昔の姿である。<br />
;頑駄無真駆参(ガンダムマークスリー)<br />
:頑駄無真悪参の子孫。<br />
:'''真駆参大将軍'''<ref>初登場作品の『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』当時は、プラモ化されず、24年後の2017年に初キット化された。「双刃剣(ダブルハーケン)」という武器を装備しており、形状も[[グレンダイザー]]の同名武器と良く似ている。</ref>に変身後は外見の一部に騎士ガンダムとスペリオルドラゴンの意匠が入っている。プラモには真悪参を再現できる先祖の鎧が付属しており、騎士ガンダムの鎧を装備できる設計になっていることも説明書に記載されている。漫画版では子孫ではなくスペリオルドラゴンが銀の楯を返却するために降臨した際に変身した姿という展開になっている。<br />
;[[ガブスレイ|我怖崇霊(ガブスレイ)]]<br />
:頑駄無軍団と敵対していた「闇軍団」の一員。真悪参のライバルであると同時にその力を高く評価し、真悪参が頑駄無軍団を裏切った際には闇軍団への加入を強く奨めていた。<br />
;[[バイアラン|刃威悪乱(バイアラン)]]<br />
:闇軍団の前身である「暗黒軍団」の残党。頑駄無軍団への抵抗を続けていたが占拠した砦を武者八人衆に襲撃され、真悪参によって首を落とされる。<br />
;[[クロスボーン・ガンダムX2|鋭駆主(エックス)]]<br />
:『武者烈伝・零 銀狼の章』に登場。真悪参の遠い子孫。<br />
:彼がかつての真悪参と同じ過ちを繰り返そうとした時に、何者かの意思に導かれたスペリオルドラゴンが騎士ガンダムの姿で天宮に降臨。<br />
:目の前の子孫を見て全てを察した彼は、騎士ガンダムとしてでも、スペリオルドラゴンとしてでもなく、「一度頑駄無軍団を裏切った武者頑駄無真悪参」としてその暴挙を止めるべく立ちはだかる。<br />
;[[GUNDAM:ブルーディスティニー1号機|碧姫(あおいひめ)]]<br />
:2019年に短期連載された『異説 真悪参伝』に登場。真悪参の恋人。彼女との間に息子・真空参(マークスリー)を授かる。<br />
:真悪参は彼女を守る力を欲するあまり銀の盾を奪って出奔することになるが、姫の命懸けの制止により自らの罪と過ちを自覚する。その償いのために自らの魂をも捧げることを叫んだ真悪参の下へ天より雷が降り注ぎ、異世界へ導かれた彼はその言葉通り、魂の限りを尽くして正義のために戦う騎士となる。<br />
:真悪参が異世界へ旅立った後もほんの一瞬だけ彼と邂逅し、互いの絆を確かめ合いそれぞれの未来へ祈りを捧げた。<br />
;殿様ガンダム<ref>元々は『SD戦国伝』とは無関係のSDガンダムオリジナルとして誕生したキャラクター。後に戦国伝に組み込まれた。</ref><br />
:『異説 真悪参伝』に登場。<br />
:碧姫の父にして真悪参のかつての主君。……だったが、闇の力によって支配されてしまい碧姫に襲いかかったため、姫を守ろうとした真悪参によって斬殺された。<ref>ただし横井孝二氏の漫画『元祖!SDガンダム』では、時系列的にこのエピソードよりも後の時期にも顔を見せており、死んでいない可能性もある。</ref><br />
;射駆零(イグレイ) / 真空参(マークスリー)<br />
:真悪参の息子。前者はコミックワールドに名前だけ登場、後者は『異説 真悪参伝』に登場(父よりも本来のガンダムMk-IIIに似ている)。同一人物かどうかは不明。<br />
:なおコミックワールドによると、射駆零は父のことを記した伝記'''「俺が異世界に転生したら勇者だった」'''を執筆した……らしい。しかもこれが一族に代々伝えられ、子孫の真駆参も愛読している。<br />
:何で異世界のこと知ってるんだとか、タイトルが明らかに何かのパロディだろとか、ギャグ漫画なので本気にしないように。ちなみに銀の楯も伝えられているが、伝記には銀の楯を手に修行に出たとあるだけで奪って出奔したことは記されていないようだ。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[バナージ・リンクス]]、[[刹那・F・セイエイ]]、[[キオ・アスノ]]<br />
:異世界のロボットである「ガンダム」のパイロット達。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では共演・共闘を果たし、彼らもまた「[[勇者]]」である事を認めると共に様々な苦境を乗り越えていく。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:『BX』では、共にオウストラル旧島のゲリラとして共闘していた。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[レッド・ウィンドウ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に惑星アーストにて[[マーダル]]に囚われた[[S.M.S]]メンバーの救出作戦の際、彼を信じぬき、その心を動かすことに。<br />
;[[ズワウス]]<br />
:『BX』では惑星アーストの戦いで危機に陥った際、突如現れたこの機体に助けられ、その後も何度か助けられるが[[ネオブラックドラゴン|…]]。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[田神悠宇]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では序盤に[[クラゲ型メカ]]の襲撃によって海に投げ出された彼を救出・介抱する。<br />
;[[ゴーグ]]<br />
:『BX』では地球への転移直後に窮地に陥ったところを、彼に救われている。<br />
;[[ホツ・マツア]]<br />
:『BX』では地球に転移後、旧[[オウストラル島]]で彼と接触し信頼を得、ゲリラに協力している。<br />
;[[獅子王凱]]、[[勇者ロボ|勇者ロボ軍団]]<br />
:『BX』にて共演・共闘を果たす別世界の[[勇者]]達。彼らの[[勇気]]にも大きな感銘を受ける。<br />
;[[武田長官]]<br />
:『BX』では[[地球防衛軍|防衛隊]]基地での補給と引き換えに、彼の依頼で防衛隊のイベントの'''「ますこっときゃら」'''を演じた。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[デブデダビデ]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』では彼に殺された上に部品として組み込まれてしまう。しかし完全に死んではおらず、デブデダビデの体内から躊躇わず自分諸共破壊するようにヒーローたちを諭した。<br />
;[[戦士ロア]]<br />
:『SDザ・グレイトバトル』にてデブデダビデに殺されたところを彼の生命をかけた行動によって蘇生した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
<br />
OVA『第四章 光の騎士』以降の台詞は、[[バーサル騎士ガンダム #名台詞|バーサル騎士ガンダムの名台詞の欄]]を参照。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾「伝説の巨人」編での台詞。実は第1弾「ラクロアの勇者」編では彼の台詞がカードダスに使われていないため、これがカードダスでは初の台詞になる。<br />
;「弱いものいじめは許さん!」<br />
<br />
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』における初登場時の台詞でこの台詞と共にフラウ姫を襲っていたモンスターを撃退した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』においても戦闘台詞として採用されている。<br />
;「いくぞ、ブラックドラゴン!」<br />
:『元祖!SDガンダム』で霞の鎧を身につけた際の台詞。<br />
:また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。<br />
:『BX』においては[[バーサル騎士ガンダム]]の特殊戦闘台詞として採用されている(こちらは「いくぞ、ネオブラックドラゴン!」と表記が異なる)<ref>ネオブラックドラゴンはブラックドラゴン(サタンガンダム)と同一人物であるため、OVA『第四章 光の騎士』と『BX』では「サタンガンダム」と呼ぶ事もある。</ref>。<br />
;「オーノホ、ティムサコ、タラーキィィ!!」<br />
:OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚・装備する為に唱えた呪文。<br />
:なお、この呪文はアナグラムであり'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''(OONOHO TIMUSACO TARAKIT⇒TIKARA TO KASUMI TO HONOO)。<br />
;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」 <br />
:ほしの竜一版のエピソード「妖精の精水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対して。<br />
;「ラクロアの仇はきっととる!」<br />
:カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初の台詞となる。<br />
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」<br />
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、[[闇の皇帝ジークジオン]]に対して。<br />
;「悪が栄えた試しは無し…正義は勝つ! そして、[[正義]]は我にあり!!」<br />
:劇場アニメ『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。<br />
:なお『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』の[[主人公]]である[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]もまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「げぇーっ!?マジで怒ってる!さぁ呼びましょう、ガンダムの皆さーん!」<br />
:『元祖SDガンダム』の催促ビデオ『G-ARMS緊急出動』にて武者頑駄無共々窮地に陥っていたところをコマンドガンダムに助けられ、「ガンダムの仲間を呼べ」と言われたのを渋ってたところ、コマンドガンダムに「いいから早く呼べ!」と言われて。この作品では驚きの余り頭が胴体から離れるわ、敵の攻撃でナイトソードが溶かされるわと(主役がG-ARMSというのもあるが)OVA本編のシリアスさが崩壊するほどコミカルな描写が多い。<br />
:なお、この後次元の壁を越えて騎士ガンダムと武者頑駄無の仲間達が助けに来るのだが、武者頑駄無は武者五人衆という原作を考えれば当然の面々を呼び出したのに対し、騎士ガンダムが呼び出したのはなんと'''[[騎士スペリオルドラゴン|自分]]と[[黄金の騎士|生身の人間]]'''であった……。<ref>ただし、当時は騎士ガンダム=スペリオルドラゴンという設定が作られる前であった。</ref><br />
;騎士グフ「なんてひきょーな武器を!!」<br />
;「BBオリジナルギミックと言って下さい。も一発いかがですか」<br />
:BB戦士コミックワールドより。騎士ガンダムと騎士[[グフ]]が互いに武器を構えて睨み合っていた……と思ったら、騎士ガンダムの持つ'''電磁スピアの先端が突然すっ飛んできた'''。間一髪かわした騎士グフがツッコミを入れたところ、騎士ガンダムはいけしゃあしゃあとメタ発言で切り返す。<br />
;「カスミのヨロイです」<br />
;「しかもこのヨロイで空だって飛べるのです」<br />
;「じゃ、そゆことで」<br />
:同じくコミックワールドより。騎士グフからの反撃もケンタウロス形態と霞の鎧でいなし、さぁいよいよトドメ……と思いきやそのまま空を飛んで帰宅する騎士ガンダム。呆気に取られた騎士グフは'''「ーーで?」'''と返すのが精一杯だった……。<br />
:……このように、コミックワールド版の騎士ガンダムは「悪を倒すのに手段は選ばない」「メタ発言上等」「でも飽きたらさっさと帰る」といった具合に'''フリーダムな外道勇者'''である。ひきょーは彼の代名詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「強い者が弱い者を滅ぼす世界など、私は断じて認めない!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』のPV1で披露された戦闘台詞。[[ネオブラックドラゴン|宿敵]]の台詞である「強い者が弱い者を滅ぼす…それが当たり前の世界だ」に対応。<br />
;「伝説の巨人以上のモンスターのようだな!」<br />
:[[呪術士ビグザム|ゴーストビグザム]]との[[特殊戦闘台詞]]。しかし実際にSFC版『大いなる遺産』をプレイしたプレイヤーにとっては伝説の巨人・サイコゴーレムのほうが強いと感じるだろう。<br />
;「人間達よ![[闇の皇帝ジークジオン|ジークジオン]]の名を称えてはいけない!」<br />
:[[ネオ・ジオン]]との特殊戦闘台詞。ジオン違いです。<br />
;「止まれ、ゴーグ…。お前が[[神]]の使いだというなら、人の願いをなぜ聞き届けようとしない…?」<br />
:『BX』第11話「巨神との出会い」より。悠宇を連れ去ろうとするゴーグに対して。<br />
;「そうだな…。君のAGE-3というガンダム。あれを見ていると、私の中に不思議と何かが沸き上がる。奇縁と呼ぶべきなのだろうか」<br />
: 同上。[[キオ・アスノ|キオ]]の[[ガンダムAGE-3]]に奇縁を感じていることを発言。騎士ガンダムのモチーフがAGE-3と同じガンダムタイプ3号機の[[ガンダムMk-III]]ゆえの発言とも取れる。<br />
;「そうすれば、勝てずとも、大きな敗北を喫する事がないからですか?」<br/>ホツ・マツア「何…?」<br/>「以前にも少しお話しましたが、私がいた世界では、あなた方と同じように侵略の危機に瀕し続けていました。ですが、あの世界の人々は立ち向かった。どんな絶望的な状況でも力を合わせ、平和を取り戻そうとしていたのです」<br/>ホツ・マツア「…掟を守り生きているワシらを臆病と罵るかね…?」<br/>「そんなつもりはありません。ですが、平和を取り戻す為に勇気を持って立ち上がる者がいるならば、私は喜んでその人に力を貸しましょう」<br />
:『BX』第12話「それぞれの決意」より。<br />
;「たとえ出自はどうあれ、相手を疑ってかかってしまっては、見えるものも見えなくなってしまう。それに出自という意味であれば、私もどこで産まれ、どこから来たかも分からぬ天涯孤独の存在だ」<br />
:『BX』第14話「無重力の谷」より。周囲がウィンドウが盗賊と言う事だけで信用しない中ただ一人信じた際に出自に対する自身の告白。<br />
:事実、騎士ガンダム自身の出自は'''武者頑駄無軍団から銀狼剣と銀の楯を盗んだ'''という盗賊さながらのものなのである…。<br />
;「みんなの未来を太陽のように照らす、防衛隊基地へようこそ。記念に私と握手だ」<br />
:『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」より。[[武田長官]]の頼みで防衛隊の「ますこっときゃら」を務めた際のメッセージ。「私と握手」は後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)における[[スーパー戦隊シリーズ|スーパー戦隊]]ショーのCMの主な決め台詞<ref>2020年から数年間は各キャラクター毎に台詞が変わっており、「~と握手」は用いられなかった。</ref>のパロ。「太陽」を口にしたのは、騎士ガンダム役の松本保典氏が『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)で主人公・火鳥勇太郎を演じたことを意識してのことかもしれない。また、『ファイバード』は武田長官が登場する『ライジンオー』と同年に制作されたサンライズ作品でもある。<br />
;「勝負あったな、騎士ランベル」<br />
:『BX』第24話「青き巨神と赤き巨神」にて、ジョジョの[[ガリアン重装改]]と[[ジルムセン・ランベル|ランベル]]が駆る[[ザウエル]]の一騎打ちの決着がついた直後。ナチュラルに「'''ナイトランベル'''」と読んだプレイヤーも結構いるのではなかろうか。<br />
;「[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|変革を与える炎]]…。[[ユニコーンガンダム|可能性を貫く力]]…。そして[[ガンダムAGE-3|全てを包み込む霞]]…伝説の力は常に、我らガンダムと共にあったのだ…!」<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。三機のガンダムの発する光の中に「伝説の力」を垣間見ての呟き。この直後、三機のガンダムから現れた石版より召喚された三種の神器の力でアルガス騎士団の影と[[ドラゴンベビー]]を一蹴した。<br />
:ちなみにこの時対応していたのは炎の剣がダブルオー、力の盾がユニコーン、霞の鎧がAGE-3だが、実はそれぞれの神器の色が各ガンダムが力を発揮した時の色と同じ([[トランザム]]の赤、[[サイコフレーム]]の緑、[[Xラウンダー]]能力の青)。さらに、それぞれのシステムも対応する神器に実に偶然なことに符合している(炎の剣→ライザーソード、力の盾→シールドファンネル、霞の鎧→ウェアシステム)。<br />
;「どれだけ非道を犯そうと人は魔王にはなれない。真の魔王とはもっと邪悪なものなのだ!」<br />
:『BX』第31話キオ救出ルート「生きる願い、宇宙に流れる」に於ける[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]との戦闘前会話。<br />
;「騎士ガンダム怒りの聖剣を受けるがいい!」<br />
:『BX』のキャンペーンマップ「目覚めの儀式」で[[ヴェーダ]]のシミュレーションでデータ化された騎士ガンダムの戦闘前台詞。<br />
:[[剣士ゼータ]]には「少し性格が違う」と言われるが、データ量が少ないためこうなったらしい。<br />
:ちなみにこの台詞はほしの竜一氏の漫画版で騎士サザビーを倒した際の台詞が元ネタ。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;三つの『星』が集う時<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」より。[[オービットベース]]で新加入メンバーの歓迎と息抜きを兼ねての宴会の最中、たまたま抜け出していた騎士ガンダムと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[キオ・アスノ|キオ]]はジオン族の襲来を察知。彼らはジオン族を撃退するために出撃、瞬く間に圧倒するも、直前に宇宙に上がった際の無理と整備不足がたたり、[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]、[[ユニコーンガンダム]]、[[ガンダムAGE-3]]はエネルギー切れに陥り、たちまち窮地に追いやられてしまう。<br />
:騎士ガンダムは単身奮戦するも、ジオン族の物量の前になすすべもなく追い詰められていく。無力な自分に『勇者ガンダム』を名乗る資格はないのか…。そう頭をよぎった時、迷いを振り払ったのは刹那、バナージ、キオの言葉だった。力の象徴だけではない『ガンダム』に選ばれた3人。自分だけでなく、彼らもまたこの世界を守る『勇者ガンダム』なのだと気づいた瞬間、3機のガンダムが異なる光を放ち、瞬く間にエネルギーが回復する。更に溢れる光は形となる。<br />
:光から現れたそれは、三種の神器を呼び出すための石板。<br />
:『選ばれし者の許に三つの星が集う時 大いなる力が十の分身を産むだろう』…石版にはこう刻まれていた。『三つの星』とは、戦うための力だけではない希望をもたらすための力を持つ『ガンダム』達を指していたのだ。変革を与える炎、可能性を貫く力、そして全てを包み込む霞――伝説の力は、来るべき戦いに備えるかのように3機のガンダムの中で眠っていた。異なる時間、異なる場所、異なる歴史を持つ三つの輝きの中で迷いを断ち切った騎士ガンダムは再び集った三種の神器を纏い、フルアーマー騎士ガンダムに変身。その聖なる力でジオン族を一蹴したのだった。<br />
:この名場面は狙ったかのように作られたクロスオーバーだが三種の神器の役割や各色は、'''実は偶然の産物'''であったという。文字通り時間を超越した作品同士が紡いだ、運命めいた縁を感じるクロスオーバーである。<br />
<br />
== 余談 == <br />
*プロフィールに書かれてある通り、騎士ガンダムのモデルはガンダムMk-IIIであるのだが、ガンダムの周囲の人物達が主に初代ガンダムで固められていたため、騎士ガンダムのモデルを初代[[ガンダム]]と勘違いしていた人も少なくない。<br />
*SRW未採用だが脚部やバックパックを展開し、機動力の向上した「ケンタウロスモード」に[[変形]]可能な作品もある。<br />
*横井孝二氏によると、元々は「雑誌の企画で描いた8人目の武者頑駄無である騎士ガンダム(武者Mk-III)」であり、RPGモチーフのカードダスの企画が出たため主役としたとの事。<br />
**元祖ガンダムからのフルアーマー騎士ガンダムのプラモオリジナル装備である「天空の翼」は、Mk-IIIのバインダーを思わせる形状になっている。この天空の翼は、後に公式にカードダス化されている。<br />
**シリーズの初代作品である「ラクロアの勇者」における仲間の大半が[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]のキャラ・MSがモチーフなことに加え、[[フルアーマーガンダム|「フルアーマー」という形態]]もあることから思い込みがちだが、[[ガンダム|RX-78ガンダム]]がモチーフではない<ref>実際にRX-78がモチーフなのは後のシリーズである「円卓の騎士」の主人公・皇騎士ガンダム(後の[[キングガンダムII世]])で、「フルアーマー」はこちらにも存在する。</ref>。<br />
*コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプで、騎士サザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情があるため。</ref>。<br />
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。<br />
**その縁からか、同作に登場する「[[戦国アストレイ頑駄無]]」のコミックワールドにもゲスト出演している<ref>『ガンダムビルドファイターズ』の騎士ガンダム使いのヤジマ・キャロラインと戦国アストレイ使いの[[ニルス・ニールセン]]は後に恋人となり、次作『ガンダムビルドファイターズトライ』では結婚している。</ref>。ただし、性格は相変わらずの外道勇者っぷりである。<br />
**9話で登場した際の見得切りのシーンは、[[リューパラディン・ロードゼファー]]の変身バンクを忠実にオマージュしたものである。<br />
**さらに『GMの逆襲』では、騎士ガンダムの以前の姿である武者頑駄無真悪参も登場し、こちらも女性キャラのネネネが使用した。<br />
*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類と限定仕様の2種類(「騎士ガンダム メタリックVer.」と「フルアーマー騎士ガンダム 伝説の巨人編Ver.」)、そしてバーサル騎士ガンダムの合計9種類が発売された。<br />
*『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の漫画版最終回にも登場。何の説明もなく現れたが、古代神バロックガンの置き土産である[[コロニー落とし|天使族の郷(ピースクラフト)落とし]]を阻止しようとする超鎧闘神ウイングに信じる力を送るようにユニオン軍に指示した。<br />
*『SDガンダムワールドヒーローズ』にはアーサーガンダムMk-IIIが登場。モチーフのガンダムMk-IIIは騎士ガンダムの元ネタで、ある意味原点回帰というところである。<br />
**またアーサーガンダムMk-IIIのデザインは騎士ガンダムの次の主人公である[[キングガンダムII世]]を意識したものになっており<ref>そもそもキングガンダムII世の生い立ちや『円卓の騎士編』のストーリーが『アーサー王伝説』をモチーフとしている。</ref>、『SD外伝』の初代・二代目主人公を合成させたキャラクターとも言える。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B007EGXYWE</amazon><br />
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<amazon>B00Y66D4Z2</amazon><br />
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== 資料リンク ==<br />
*[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - wikipedia]<br />
*[https://dic.pixiv.net/a/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0 騎士ガンダム - ピクシブ百科事典]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ないとかんたむ}}<br />
[[Category:登場人物な行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:生身ユニット]]<br />
[[Category:SDガンダム外伝]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA&diff=475012
劇場版マジンガーシリーズ
2024-03-02T03:24:52Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場作品概要<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| 原作 = 永井豪とダイナミックプロ<br />
| 監督 = <br />
;対暗黒大将軍<br />
:西沢信孝<br />
;対ゲッターロボ、空中大激突、決戦!大海獣<br />
:明比正行<br />
;グレンダイザー対グレートマジンガー<br />
:葛西治<br />
| シリーズ構成 = <br />
| 脚本 = <br />
| キャラクターデザイン = <br />
| メカニックデザイン = <br />
| 音楽 = 渡辺宙明<br />菊池俊輔<br />
| 制作 = 東映<br />
| 放送局 = <br />
| 配給元 = 東映<br />
| 発売元 = <br />
| 掲載誌 = <br />
| 出版社 = <br />
| レーベル = <br />
| 配信元 = <br />
| 放送期間 = <br />
| 公開日 = 1974年 - 1976年<br />
| 発売日 = <br />
| 発表期間 = <br />
| 配信開始日 = <br />
| 話数 = <br />
| 巻数 = <br />
| 初クレジットSRW = [[スーパーロボット大戦R]]<br />
}}<br />
『'''劇場版マジンガーシリーズ'''』とは、東映制作の劇場アニメ作品シリーズ。<br />
== 概要 ==<br />
1964年から始まった子供向け映画上映企画「東映まんがまつり」で上映された作品のうち、「[[マジンガーシリーズ]]」(並びに「[[ゲッターロボシリーズ]]」)に関連した作品群を指す。異なるアニメ作品のヒーローたちが共演するのが特徴で、当時の子供たちを熱狂させた。彼らが大人になったときに少年時代の郷愁を込めて作り出されたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]であるといって過言ではない。<br />
<br />
以下はその中でも、スパロボに何らかの形で要素が取り入れられたものの抜粋。<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 作品名 !! 上映日<br />
|-<br />
| マジンガーZ対デビルマン || 1973年7月18日<br />
|-<br />
| マジンガーZ対暗黒大将軍 || 1974年7月25日<br />
|-<br />
| グレートマジンガー対ゲッターロボ || 1975年3月21日<br />
|-<br />
| グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突 || 1975年7月26日<br />
|-<br />
| UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー || 1976年3月20日<br />
|-<br />
| グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣 || 1976年7月22日<br />
|}<br />
<br />
なお、『対デビルマン』『対暗黒大将軍』『グレート対ゲッター』『決戦!大海獣』は桜多吾作、『空中大激突』『グレンダイザー対グレート』は石川賢によって[[漫画|漫画版]]が描かれている。この内、『対デビルマン』『対暗黒大将軍』は桜多氏の手がけたTVシリーズのコミカライズに内包される形となるよう独自のアレンジが加えられた内容となっている。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
<br />
=== マジンガーZ対暗黒大将軍 ===<br />
;[[ダンテ]]<br />
:<br />
;[[獣魔将軍]]<br />
:<br />
<br />
=== グレンダイザー対グレートマジンガー ===<br />
;[[バレンドス親衛隊長]]<br />
:<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
<br />
=== マジンガーZ対デビルマン ===<br />
;[[トロスD7]]<br />
:<br />
;[[ブラッガーS1]]<br />
:<br />
;[[飛行要塞ナバローン]]<br />
:<br />
<br />
=== マジンガーZ対暗黒大将軍 ===<br />
;[[アルソス]]<br />
:<br />
;[[ダンテ]]<br />
:<br />
;[[ジャラガ]]<br />
:<br />
;[[獣魔将軍]]<br />
:<br />
<br />
=== グレートマジンガー対ゲッターロボ ===<br />
;[[ギルギルガン]]<br />
:<br />
:*[[ギルギルガン (第1形態)|ギルギルガン(1)]]<br />
:*[[ギルギルガン (第2形態)|ギルギルガン(2)]]<br />
:*[[ギルギルガン (第3形態)|ギルギルガン(3)]]<br />
:<br />
<br />
==== SRWオリジナル ====<br />
;[[メカギルギルガン]]<br />
:[[バンプレストオリジナル|スパロボオリジナル]]。『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』で初登場し、[[ギルギルガン]]破壊後のパワーアップ形態として以後も定着。<br />
<br />
=== グレートマジンガー対ゲッターロボG・空中大激突 ===<br />
;[[ピクドロン|光波獣ピクドロン]]<br />
:<br />
;[[グランゲン|空魔獣グランゲン]]<br />
:<br />
;[[ボング|結合獣ボング]]<br />
:<br />
<br />
=== グレンダイザー対グレートマジンガー ===<br />
;[[グビグビ]]<br />
:<br />
;[[コアコア]]<br />
:<br />
;[[ジンジン]]<br />
:<br />
<br />
=== 決戦! 大海獣 ===<br />
;[[ドラゴノザウルス]]<br />
:<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;[[ロボット博物館]]<br />
:<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;オープニングテーマ<br />
:<br />
:;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
::作詞:保富康午、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会<br />
::『決戦!大海獣』のオープニング。<br />
::『MX』『Z』で採用。出典名義は「グレンダイザー」。スパロボではサビの各ロボの出撃台詞を叫ぶ部分に野田圭一、神谷明、山寺宏一の三氏によるボイスが入っている(原曲ではこの部分もささき氏本人)。<br />
:<br />
;挿入歌<br />
:<br />
:;「戦いの詩」<br />
::作詞:保富康午 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお<br />
::『決戦!大海獣』挿入歌。<br />
<br />
== 登場作と扱われ方 ==<br />
基本的には敵機体が登場するのみだが、『MX』ではシナリオが再現される。なお、参戦作品として表記されていない作品でも公式サイトの参戦作品検索では参戦している扱いとなっている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:『対デビルマン』から[[トロスD7]]と[[ブラッガーS1]]が、『対暗黒大将軍』から[[アルソス]]と[[ジャラガ]]が、『空中大決戦』から[[ボング]]が初登場。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::ブラッガーS1のみ登場が削られた。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:『決戦!大海獣』から[[ドラゴノザウルス]]が初登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:『グレンダイザー対グレート』から[[ジンジン]]が初登場。グレート奪取イベントを[[ブロッケン伯爵]]が行う。『大海獣』のドラゴノザウルスに関わるエピソードが若干見られる。<br />
:現状『対暗黒大将軍』[[獣魔将軍]]の唯一の出演作。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:リメイク元の『第4次』に引き続きトロスD7とダンテが登場するほか、スーパー系第1話が『マジンガーZ対ゲッターロボG』と、VSシリーズを意識したかのようなタイトルになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:『マジンガーZ対暗黒大将軍』が同名のシナリオで再現される。また、[[ギルギルガン]]や[[ピクドロン]]は[[Dr.ヘル]]が『[[トップをねらえ!]]』の[[宇宙怪獣]]を元に開発したという設定になっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:今回は『トップをねらえ!』が参戦していないので、宇宙怪獣関連の設定がなかった事になっている。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:「いざゆけ!ロボット軍団」をBGMに採用。<br />
:また、[[マジンガーZ]]が撃墜される際に『マジンガーZ対暗黒大将軍』のボロボロの外見に一瞬グラフィックが変わる。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]<br />
:敵が登場するのみ。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ギルギルガン]]、[[ピクドロン]]、[[ドラゴノザウルス]]が登場するが、何れも従来のシリーズと比べて弱体化が著しい。ドラゴノザウルスのみ誕生の経緯が[[葉月考太郎|葉月長官]]によって語られている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:本作で初クレジット。'''『グレンダイザー』と『ゲッターロボG』が参戦していない状態で『決戦!大海獣』が参戦している'''というまさかの事態に。本作では[[ミケーネ帝国]]が[[ドラゴノザウルス]]を戦力の中核に据えるべく、様々に画策する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:実質的な初参戦作品(クレジットはなし)。<br />
:大ボスとして『対ゲッターロボ』の[[ギルギルガン]]が、参謀として『空中大激突』の[[ピクドロン]]が登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:ダンテとピクドロンが登場するのみ。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:スパロボで初めて劇場版のシナリオが本格的に描かれている。主だったところは以下の通り。<br />
:*[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]に奪われたグレートと[[グレンダイザー]]の戦い(『グレンダイザー対グレート』)<br />
:*ボング・ピクドロンとの戦いとグレートブースター装着(『空中大激突』)<br />
:*ギルギルガンとの戦い(『グレート対ゲッター』)<br />
:*[[ドラゴノザウルス]]との戦いと[[ボスボロット|ボロット]]の活躍(『決戦!大海獣』)<br />
:またある場面において、『対デビルマン』の話題が少しだけ登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:[[メカギルギルガン]]が登場するが、ギルギルガンは存在を示唆されるのみ。バレンドスが名前のみ登場。<br />
:また2章Part12では『マジンガーZ対暗黒大将軍』での[[兜シロー]]が意識不明の重体に陥り、甲児が輸血を行う展開が再現されている。<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]<br />
:<br />
;[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]<br />
:<br />
;[[ゲッターロボ]]<br />
:<br />
;[[ゲッターロボG]]<br />
:<br />
;[[UFOロボ グレンダイザー]]<br />
:<br />
;[[デビルマン]]、[[シレーヌ]]<br />
: 『[[DD]]』に[[デビルマン (原作漫画版)|原作漫画版]]が参戦したが、劇場版マジンガーシリーズに出演したのはTVアニメ版であり諸々の設定が異なる。主な違いの詳細はリンク先参照。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇場版マジンガーシリーズは『グレートマジンガー対ゲッターロボ』のように各番組の[[正義]]の心を持つ[[主人公]]達が互いに決闘するかのような衝撃的なタイトルが多いが、実際には「序盤に対立こそあるものの、最終的に協力して強大な敵と戦う展開になる」のが基本である。<br />
**「扇情的なタイトルで子供の好奇心を引き寄せつつも、実際の中身は無難な形で納める」という対決タイトル詐欺を行ったのは、何を隠そう劇場版マジンガーシリーズこそが元祖なのだが、原作者の永井豪氏によると「『対』は『たい』ではなく、『'''つい'''』の意味だった」と説明している。他のコラボものでは「'''それぞれの作品の人気が競われている'''という意味だ」と説明されることが多いようだ。<br />
**劇場版マジンガーシリーズ等の影響もあって、現在では逆に「コラボもので対決路線のタイトルの場合、最後は協力するに決まっている」という事が大衆に印象付けられてしまっている。故に、異なる作品が共演するコラボレーション作品において、「対」あるいは「vs」をあえてタイトルに付ける事が定番化している(例:『レイトン教授vs逆転裁判』、『イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W』、『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』)。まぁ「どちらの方が活躍したか」と言う意味では対決だが(なお僅差とは言え、新番組の方が優遇されているのは大人の事情である)。<br />
*[[マジンガー]]と[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッター]]ではどの組み合わせでも[[サイズ]]差があるのだが、[[スーパーデフォルメ|見栄えを重視して横並びになる高さで描写されている]]。<br />
*東映の子供番組(特撮含む)の劇場版は、TV本編と設定が異なっている事が多いが、これも『対デビルマン』の「ジェットスクランダー完成の経緯がTV本編と異なる」から定着した慣例で、現在では視聴者側からも「映画は本編とは違うパラレルワールドのお祭り編」という認識が定着している。<br />
*後年ダイナミックプロが制作した漫画作品『デビルマン対ゲッターロボ』は、『マジンガーZ対デビルマン』の前日譚の設定がある。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== [[DVD]]・[[Blu-ray]] ===<br />
<amazon>B00008KKVI</amazon><amazon>B00008KKVJ</amazon><amazon>B00EV1DBUU</amazon><amazon>B00EV1DBTQ</amazon><br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
;<amazon>4575935654</amazon><br />
:『マジンガーZ対デビルマン』の漫画版を収録。<br />
;<amazon>4575935727</amazon><br />
:『マジンガーZ対暗黒大将軍』の漫画版を収録。<br />
;<amazon>4575935379</amazon><br />
:『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の漫画版を収録。<br />
;<amazon>4886531024</amazon><br />
:『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』の漫画版を収録。<br />
;<amazon>4886530680</amazon><br />
:『UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー』の漫画版を収録。題は「魔神の挑戦」。<br />
;<amazon>488653130X</amazon><br />
:『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』の漫画版を収録。題は「大あばれ!正義のロボット軍団」。<br />
<br />
=== レンタルビデオ・動画配信 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考<br />
|+ レンタルビデオ<br />
|-<br />
| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 TSUTAYA宅配レンタル] || [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0087235748 ○] || <br />
|-<br />
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/rental/-/detail/=/cid=n_618drtd02214/ ○] ||<br />
|-<br />
| [https://rental.geo-online.co.jp/ ゲオ宅配レンタル] ||[https://rental.geo-online.co.jp/series-3372.html ○]|| <br />
|}<br />
煩雑になるのを防ぐため、リンクは『マジンガーZ対デビルマン』のみとする。○表記のものは全作視聴可能。<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考<br />
|+ 動画配信<br />
|-<br />
| [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/artDetail.do?titleID=8000998617 ○] || <br />
|-<br />
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM動画] || [https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/-/detail/=/title_id=072470/ 〇] || <br />
|-<br />
| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/titles/4166/ △] || グレートマジンガー対ゲッターロボ、マジンガーZ対デビルマンのみ可<br />
|-<br />
| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || [https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/072470 〇] || <br />
|-<br />
| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || × ||<br />
|-<br />
| [http://video.unext.jp/ ユーネクスト] || [https://video.unext.jp/title/SID0045406 ○] || 見放題期間あり・2021年12月22日まで配信<br />
|-<br />
| [http://www.videomarket.jp/ ビデオマーケット] || [https://www.videomarket.jp/title/072470 〇]|| <br />
|-<br />
| [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × || <br />
|-<br />
|[https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b/?ie=UTF8&node=2351649051&ref_=nav_cs_prime_video/ Amazonプライムビデオ]|| [https://www.amazon.co.jp/dp/B01LDHBCC8/ 〇] || <br />
|-<br />
|[https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア]|| [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21925 ○] || 見放題期間あり<br />
|-<br />
|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||<br />
|-<br />
|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| [https://www.hulu.jp/watch/100012010 ○] ||<br />
|-<br />
|[https://ch.ani.tv/ あにてれ]||× ||<br />
|-<br />
|[https://www.hikaritv.net/ ひかりTV]||×||<br />
|-<br />
|[https://tv.rakuten.co.jp/ 楽天TV]||×||<br />
|-<br />
|[https://www.videopass.jp/unlimited TELASA]||×||<br />
|-<br />
|[https://linkvod.myjcom.jp/ J:COMオンデマンド]||×||<br />
|-<br />
|[https://front.milplus.jp/ milplus]||×||<br />
|}<br />
<br />
{{ダイナミックプロ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けきしようはんましんかあしりいす}}<br />
[[Category:登場作品]]<br />
[[category:マジンガーシリーズ|*けきしようはんましんかあしりいす]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ|*けきしようはんましんかあしりいす]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA&diff=475011
劇場版マジンガーシリーズ
2024-03-02T03:24:40Z
<p>天世: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場作品概要<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| 原作 = 永井豪とダイナミックプロ<br />
| 監督 = <br />
;対暗黒大将軍<br />
:西沢信孝<br />
;対ゲッターロボ、空中大激突、決戦!大海獣<br />
:明比正行<br />
;グレンダイザー対グレートマジンガー<br />
:葛西治<br />
| シリーズ構成 = <br />
| 脚本 = <br />
| キャラクターデザイン = <br />
| メカニックデザイン = <br />
| 音楽 = 渡辺宙明<br />菊池俊輔<br />
| 制作 = 東映<br />
| 放送局 = <br />
| 配給元 = 東映<br />
| 発売元 = <br />
| 掲載誌 = <br />
| 出版社 = <br />
| レーベル = <br />
| 配信元 = <br />
| 放送期間 = <br />
| 公開日 = 1974年 - 1976年<br />
| 発売日 = <br />
| 発表期間 = <br />
| 配信開始日 = <br />
| 話数 = <br />
| 巻数 = <br />
| 初クレジットSRW = [[スーパーロボット大戦R]]<br />
}}<br />
『'''劇場版マジンガーシリーズ'''』とは、東映制作の劇場アニメ作品シリーズ。<br />
== 概要 ==<br />
1964年から始まった子供向け映画上映企画「東映まんがまつり」で上映された作品のうち、「[[マジンガーシリーズ]]」(並びに「[[ゲッターロボシリーズ]]」)に関連した作品群を指す。異なるアニメ作品のヒーローたちが共演するのが特徴で、当時の子供たちを熱狂させた。彼らが大人になったときに少年時代の郷愁を込めて作り出されたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]であるといって過言ではない。<br />
<br />
以下はその中でも、スパロボに何らかの形で要素が取り入れられたものの抜粋。<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 作品名 !! 上映日<br />
|-<br />
| マジンガーZ対デビルマン || 1973年7月18日<br />
|-<br />
| マジンガーZ対暗黒大将軍 || 1974年7月25日<br />
|-<br />
| グレートマジンガー対ゲッターロボ || 1975年3月21日<br />
|-<br />
| グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突 || 1975年7月26日<br />
|-<br />
| UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー || 1976年3月20日<br />
|-<br />
| グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣 || 1976年7月22日<br />
|}<br />
<br />
なお、『対デビルマン』『対暗黒大将軍』『グレート対ゲッター』『決戦!大海獣』は桜多吾作、『空中大激突』『グレンダイザー対グレート』は石川賢によって[[漫画|漫画版]]が描かれている。この内、『対デビルマン』『対暗黒大将軍』は桜多氏の手がけたTVシリーズのコミカライズに内包される形となるよう独自のアレンジが加えられた内容となっている。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
<br />
=== マジンガーZ対暗黒大将軍 ===<br />
;[[ダンテ]]<br />
:<br />
;[[獣魔将軍]]<br />
:<br />
<br />
=== グレンダイザー対グレートマジンガー ===<br />
;[[バレンドス親衛隊長]]<br />
:<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
<br />
=== マジンガーZ対デビルマン ===<br />
;[[トロスD7]]<br />
:<br />
;[[ブラッガーS1]]<br />
:<br />
;[[飛行要塞ナバローン]]<br />
:<br />
<br />
=== マジンガーZ対暗黒大将軍 ===<br />
;[[アルソス]]<br />
:<br />
;[[ダンテ]]<br />
:<br />
;[[ジャラガ]]<br />
:<br />
;[[獣魔将軍]]<br />
:<br />
<br />
=== グレートマジンガー対ゲッターロボ ===<br />
;[[ギルギルガン]]<br />
:<br />
:*[[ギルギルガン (第1形態)|ギルギルガン(1)]]<br />
:*[[ギルギルガン (第2形態)|ギルギルガン(2)]]<br />
:*[[ギルギルガン (第3形態)|ギルギルガン(3)]]<br />
:<br />
<br />
==== SRWオリジナル ====<br />
;[[メカギルギルガン]]<br />
:[[バンプレストオリジナル|スパロボオリジナル]]。『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』で初登場し、[[ギルギルガン]]破壊後のパワーアップ形態として以後も定着。<br />
<br />
=== グレートマジンガー対ゲッターロボG・空中大激突 ===<br />
;[[ピクドロン|光波獣ピクドロン]]<br />
:<br />
;[[グランゲン|空魔獣グランゲン]]<br />
:<br />
;[[ボング|結合獣ボング]]<br />
:<br />
<br />
=== グレンダイザー対グレートマジンガー ===<br />
;[[グビグビ]]<br />
:<br />
;[[コアコア]]<br />
:<br />
;[[ジンジン]]<br />
:<br />
<br />
=== 決戦! 大海獣 ===<br />
;[[ドラゴノザウルス]]<br />
:<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;[[ロボット博物館]]<br />
:<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;オープニングテーマ<br />
:<br />
:;「いざゆけ!ロボット軍団」<br />
::作詞:保富康午、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会<br />
::『決戦!大海獣』のオープニング。<br />
::『MX』『Z』で採用。出典名義は「グレンダイザー」。スパロボではサビの各ロボの出撃台詞を叫ぶ部分に野田圭一、神谷明、山寺宏一の三氏によるボイスが入っている(原曲ではこの部分もささき氏本人)。<br />
:<br />
;挿入歌<br />
:<br />
:;「戦いの詩」<br />
::作詞:保富康午 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお<br />
::『決戦!大海獣』挿入歌。<br />
<br />
== 登場作と扱われ方 ==<br />
基本的には敵機体が登場するのみだが、『MX』ではシナリオが再現される。なお、参戦作品として表記されていない作品でも公式サイトの参戦作品検索では参戦している扱いとなっている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]<br />
:『対デビルマン』から[[トロスD7]]と[[ブラッガーS1]]が、『対暗黒大将軍』から[[アルソス]]と[[ジャラガ]]が、『空中大決戦』から[[ボング]]が初登場。<br />
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]<br />
::ブラッガーS1のみ登場が削られた。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:『決戦!大海獣』から[[ドラゴノザウルス]]が初登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]<br />
:『グレンダイザー対グレート』から[[ジンジン]]が初登場。グレート奪取イベントを[[ブロッケン伯爵]]が行う。『大海獣』のドラゴノザウルスに関わるエピソードが若干見られる。<br />
:現状『対暗黒大将軍』[[獣魔将軍]]の唯一の出演作。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]<br />
:リメイク元の『第4次』に引き続きトロスD7とダンテが登場するほか、スーパー系第1話が『マジンガーZ対ゲッターロボG』と、VSシリーズを意識したかのようなタイトルになっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]<br />
:<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:『マジンガーZ対暗黒大将軍』が同名のシナリオで再現される。また、[[ギルギルガン]]や[[ピクドロン]]は[[Dr.ヘル]]が『[[トップをねらえ!]]』の[[宇宙怪獣]]を元に開発したという設定になっている。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:今回は『トップをねらえ!』が参戦していないので、宇宙怪獣関連の設定がなかった事になっている。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:「いざゆけ!ロボット軍団」をBGMに採用。<br />
:また、[[マジンガーZ]]が撃墜される際に『マジンガーZ対暗黒大将軍』のボロボロの外見に一瞬グラフィックが変わる。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]<br />
:敵が登場するのみ。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:[[ギルギルガン]]、[[ピクドロン]]、[[ドラゴノザウルス]]が登場するが、何れも従来のシリーズと比べて弱体化が著しい。ドラゴノザウルスのみ誕生の経緯が[[葉月考太郎|葉月長官]]によって語られている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:本作で初クレジット。'''『グレンダイザー』と『ゲッターロボG』が参戦していない状態で『決戦!大海獣』が参戦している'''というまさかの事態に。本作では[[ミケーネ帝国]]が[[ドラゴノザウルス]]を戦力の中核に据えるべく、様々に画策する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:実質的な初参戦作品(クレジットはなし)。<br />
:大ボスとして『対ゲッターロボ』の[[ギルギルガン]]が、参謀として『空中大激突』の[[ピクドロン]]が登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]<br />
:ダンテとピクドロンが登場するのみ。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]<br />
:スパロボで初めて劇場版のシナリオが本格的に描かれている。主だったところは以下の通り。<br />
:*[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]に奪われたグレートと[[グレンダイザー]]の戦い(『グレンダイザー対グレート』)<br />
:*ボング・ピクドロンとの戦いとグレートブースター装着(『空中大激突』)<br />
:*ギルギルガンとの戦い(『グレート対ゲッター』)<br />
:*[[ドラゴノザウルス]]との戦いと[[ボスボロット|ボロット]]の活躍(『決戦!大海獣』)<br />
:またある場面において、『対デビルマン』の話題が少しだけ登場する。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:[[メカギルギルガン]]が登場するが、ギルギルガンは存在を示唆されるのみ。バレンドスが名前のみ登場。<br />
<br />
:また2章Part12では『マジンガーZ対暗黒大将軍』での[[兜シロー]]が意識不明の重体に陥り、甲児が輸血を行う展開が再現されている。<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]<br />
:<br />
;[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]<br />
:<br />
;[[ゲッターロボ]]<br />
:<br />
;[[ゲッターロボG]]<br />
:<br />
;[[UFOロボ グレンダイザー]]<br />
:<br />
;[[デビルマン]]、[[シレーヌ]]<br />
: 『[[DD]]』に[[デビルマン (原作漫画版)|原作漫画版]]が参戦したが、劇場版マジンガーシリーズに出演したのはTVアニメ版であり諸々の設定が異なる。主な違いの詳細はリンク先参照。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*劇場版マジンガーシリーズは『グレートマジンガー対ゲッターロボ』のように各番組の[[正義]]の心を持つ[[主人公]]達が互いに決闘するかのような衝撃的なタイトルが多いが、実際には「序盤に対立こそあるものの、最終的に協力して強大な敵と戦う展開になる」のが基本である。<br />
**「扇情的なタイトルで子供の好奇心を引き寄せつつも、実際の中身は無難な形で納める」という対決タイトル詐欺を行ったのは、何を隠そう劇場版マジンガーシリーズこそが元祖なのだが、原作者の永井豪氏によると「『対』は『たい』ではなく、『'''つい'''』の意味だった」と説明している。他のコラボものでは「'''それぞれの作品の人気が競われている'''という意味だ」と説明されることが多いようだ。<br />
**劇場版マジンガーシリーズ等の影響もあって、現在では逆に「コラボもので対決路線のタイトルの場合、最後は協力するに決まっている」という事が大衆に印象付けられてしまっている。故に、異なる作品が共演するコラボレーション作品において、「対」あるいは「vs」をあえてタイトルに付ける事が定番化している(例:『レイトン教授vs逆転裁判』、『イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W』、『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』)。まぁ「どちらの方が活躍したか」と言う意味では対決だが(なお僅差とは言え、新番組の方が優遇されているのは大人の事情である)。<br />
*[[マジンガー]]と[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッター]]ではどの組み合わせでも[[サイズ]]差があるのだが、[[スーパーデフォルメ|見栄えを重視して横並びになる高さで描写されている]]。<br />
*東映の子供番組(特撮含む)の劇場版は、TV本編と設定が異なっている事が多いが、これも『対デビルマン』の「ジェットスクランダー完成の経緯がTV本編と異なる」から定着した慣例で、現在では視聴者側からも「映画は本編とは違うパラレルワールドのお祭り編」という認識が定着している。<br />
*後年ダイナミックプロが制作した漫画作品『デビルマン対ゲッターロボ』は、『マジンガーZ対デビルマン』の前日譚の設定がある。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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<br />
=== レンタルビデオ・動画配信 ===<br />
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煩雑になるのを防ぐため、リンクは『マジンガーZ対デビルマン』のみとする。○表記のものは全作視聴可能。<br />
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|[https://front.milplus.jp/ milplus]||×||<br />
|}<br />
<br />
{{ダイナミックプロ}}<br />
{{DEFAULTSORT:けきしようはんましんかあしりいす}}<br />
[[Category:登場作品]]<br />
[[category:マジンガーシリーズ|*けきしようはんましんかあしりいす]]<br />
[[Category:ゲッターロボシリーズ|*けきしようはんましんかあしりいす]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BCSKL&diff=474755
マジンカイザーSKL
2024-02-26T07:40:56Z
<p>天世: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruses|ユニットとしてのマジンカイザーSKL|作品概要|マジンカイザーSKL (OVA)}}<br />
{{登場メカ概要<br />
| 読み = マジンカイザースカル<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|野中剛}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::マジンガー]]<br />
| 動力 = [[動力::光子力エネルギー|光子力反応炉]]([[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』)<br />
| 内蔵機体 = スカルパイルダー<br />
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|WSO}}スカルフォース<br />
| 所属部隊 = デスカプリース隊<br />
| 乗員人数 = 2名<br />
| パイロット = <br />
;【格闘担当】<br />
:[[パイロット::海動剣]]<br />
;【射撃担当】<br />
:[[パイロット::真上遼]]<br />
}}<br />
<br />
'''マジンカイザーSKL'''は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。<br />
<br />
この項目では追加ウイングを装備したウイングクロスモードについても説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[神]]をも[[天使・悪魔|悪魔]]をも超える力を持つ巨大ロボット。作中においては基本的に「カイザー」と呼ばれ、「マジンカイザー」や「SKL」といった呼び方はされていない<ref>ただし、終盤で一瞬だけコンソールに「'''MAZINKAISER SKL'''」の文字が映っているので「マジンカイザーSKL」が正式名称ではある模様。</ref>。<br />
<br />
操縦席が前後に並んだ複座式であり、前に出た側の[[パイロット]]が操縦を担当する。ただし、複座と言っても連携操縦をするわけではなく、[[サブパイロット|サブ側]]のコントロールは一切無効。前後の入れ替えは操縦者側の意思で行われ、そのためOVA第2巻でのガイストテレス戦で[[トラウマイベント|情緒不安定]]になった真上を海動が殴って気絶させた際には、そのままメイン側のコントロールを動かしていた。基本デザインは従来の[[マジンガー]]を踏襲しているが、「SKL(スカル)」の名の通り頭部(コックピットとなる[[ホバーパイルダー|スカルパイルダー]])や胸部のドクロが特徴的である。<br />
<br />
OVA第2巻での[[ガイストテレス]]戦で損傷を受け、以降は右目から右口部スリットまでが破損したままになる<ref>コクピット狙いの一撃に対し、海動が咄嗟にレバーを引いて頭を跳ね上げたために右目を直撃した。またEDや[[奇械島]]での戦い以降を描いた[[漫画]]『マジンカイザーSKL ヴァーサス』第3巻においても修復をされていない。</ref>。また、OVA第3巻でのガイストテレスとの戦闘で(不意を突いたとはいえ)[[ガラン]]に致命傷を与えた一撃は右目をブレストリガーの銃剣で貫いたものである。<br />
<br />
OVA第3巻のエピローグでは可変式バイク「SKL-RR」に搭乗している。<br />
<br />
=== 機体の謎 ===<br />
どこで、いつ、誰が、何のために作ったのかは全く以って不明。作中では[[動力]]が[[光子力エネルギー|光子力]]かどうか、[[装甲]]材質が[[超合金Z]](もしくは[[超合金ニューZ|その]][[超合金ニューZα|発展系]])かどうか、それすら明かされていない<ref>ただし、前者については、『魔神大戦21』に掲載された前日譚[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』にて「光子力反応炉」が動力炉だと言われている。</ref><ref>後者にかんしても、『PROJECT KAISER 誕生編』にて本来の装甲材質に欠損部を同様の強度を持つ別の材質で補う構造とされている。またこの仕様ではブラックボックスと連動できないため新造部分はシナプスセンサーで接地面を有機融合させて機体全体に純正素材同様の負荷を掛けて連動出来るようにしている</ref>。<br />
<br />
オープニングでは、[[光子力研究所]]と思しき廃墟に氷漬けで封印されている姿が描写されている。また、どうもSKLはレプリカあるいは模倣に近い存在であり、オリジナルとなった機体が存在するらしい<ref>ただし、この辺りの設定は視聴者の想像に任せられ、公式には明かされていない。</ref>。<br />
<br />
普段はバイザー状のパーツで隠されているが胸部(ブレストリガー部分)に巨大な"顔"が存在している。胸部に顔という特徴的なデザインはミケーネ帝国を連想させるが、これについても詳しい記述は無い<ref>MODEROIDマジンカイザーSKL[https://ameblo.jp/gscrobo/entry-12497581575.html]では「真の顔」と記述されている。</ref>。<br />
<br />
海動によると'''「曰くつきの機体で[[海動剣|俺]]と[[真上遼|真上]]にしか乗れない」'''ようだが、漫画『マジンカイザーSKL ヴァーサス』では操縦する際に途轍もない負荷がかかり、常人では乗ると身体が燃え上がるような幻覚に見舞われ、発狂・自傷を行い自殺してしまうと語られている<ref>そのため同行者を掌に乗せて案内させる場面が存在する。</ref>。この辺りは元祖[[マジンカイザー]]と似ているが、向こうよりも過酷になっている。結果、人として普通でない存在にしか乗れない機体となった。また小説『PROJECT KAISER 誕生編』ではこの負荷に耐えきれるパイロットが搭乗している際は、そのパイロットのリミッターを外している描写が存在する。<br />
<br />
このようにかなり物騒かつ謎の多い機体であるが、軍の施設で十分に整備・補給が可能。<br />
<br />
「SKL」の由来は「Separated Killing Lord(分かたれた殺戮の王)」あるいは「Slum King Legend」の略とされている。後者は野中剛氏による名称案の一つ。<br />
<br />
=== スカルパイルダー ===<br />
マジンカイザーSKLの頭部にドッキングしコクピットになる小型飛行メカ。<br />
<br />
複座式であり、頭蓋骨の意匠が特徴。<br />
<br />
パイルダー・オンの際には両主翼を下方向に折りたたんだ上で前方に基軸を回して翼部を後方に移動させ下顎部を形成、尾翼を前方にスライドさせる形で角にする。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マジンカイザーSKL(ウイングクロス)<br />
:支援機[[ウイングル]]の飛行ユニットを装備することで「ウイングクロスモード」となる。<br />
:飛行能力を獲得するのが最大の特徴だが、もう一つの特徴は内蔵武器の開放。また、漫画『マジンカイザーSKL ヴァーサス』によるとノーマル時は制限されている本体の出力も解放される。これらの武装はデフォルトで装備されているため、裏を返すと'''ノーマルモードでは攻撃能力が半分以下(トルネードクラッシャーパンチと牙斬刀、ブレストリガーのみ)'''と恐ろしく弱体化していることになる。<br />
:このモードではサブ側のコントロールが有効になるため、操縦者の交代無しで武装の操作が出来るようになり、全ての武装を速やかに扱うことが可能(操縦者の交代自体は可能で、[[漫画]]『マジンカイザーSKL ヴァーサス』では[[真上遼|真上]]がメインパイロットを務めたことも)。逆に言えば、全力を出すためにはたとえ地上戦でも常時翼を出す必要がある事になり、地上戦では邪魔な翼を分離あるいは格納して戦闘が出来る歴代マジンガーに劣る点と言えなくもない。なお、このモードになると通常青く光る目が金色に変わる。<br />
:スパロボでは毎シナリオごとにウイングクロスが必要だが、OVAの後日談を描いた漫画『マジンカイザーSKL ヴァーサス』の第3巻では常時ウイングを装着したままになっている(一時的にウイングに損傷を受けた際は取り外されている。このとき、開放された武装が再度封印されている)。<br />
:なお、ウイングクロス前は一貫して武装名を叫ばない(ロケットパンチに相当するトルネードクラッシャーパンチも無言で飛ばす)のだが、ウイングクロス後は視聴者の鬱憤を晴らすかの如く技名を叫びまくる。ウイングクロスで音声入力が解放されるのかもしれない。<br />
<br />
==フォトストーリーにおいて==<br />
「INFINTISM」におけるSKLは、[[マジンカイザー]]の別仕様としてマルチバースの何処かで[[兜甲児]]によって設計されたデータを元に建造された機体として登場。共鳴型認識システムを採用しておりブーストのかかった[[マジンパワー]]を搭乗者の精神力に応じて引き出せる<ref>共鳴するエモーショナルセンサーに搭乗者が耐えられるかは、パイロット次第。</ref>ほか、[[マジンガーZ|二基の光子]][[グレートマジンガー|力エンジン]]<ref>ただしこの機体を建造した時点でこの二機はその世界での存在が消える事になる。</ref>を繋げたグラビティ型光子力縮退炉による超重力を発生させる事もでき、[[マジンガーZERO]]から[[闇の帝王|ある残留思念]]を切り離す切り札として生み出された。<br />
<br />
本作では建造に必要な[[超合金ニューZα|マテリアル]]が足りないため放射板やカイザースクランダーが無い事以外は、マジンカイザーと全く同じ外見で海動単独による操縦になっている。建造されたのは甲児等の居る時代の遙か未来の時代になるが、劇中はカイザースクランダーを未来に送りSKLに接続し現代に再び戻す事で同じ時代に登場した。<br />
<br />
現れたZEROがフォトンビームを発射する寸前で超重力を発生させて、自らとZEROを亜空間に閉じ込めると同時に発生した莫大なエネルギーによって[[ベガ星連合軍]]の軍勢の大半を殲滅させている。その後は亜空間でZEROと激突し、残留思念を解除することには成功したものの戦い自体は実質相打ちとなり、この機体はその後開発されたマルチバースへと転移。廃墟と化した[[光子力研究所]]の地下に出現し、氷漬けの状態で沈黙することになった。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
:初登場作品。パッケージイラストには両眼が健在する状態で描かれている。スカルパイルダーもイベントで登場している(アイコンもある)。<br />
:最大の特徴と言える複座式は[[グレンラガン]]以来の「[[変形|操縦者交代]]」で再現。登場はそこそこ早いが、『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』のシナリオ再現が大分間を開けて行われるのでウイングクロスは当分お預けとなる。しかも主武装に[[空]]適応がないので、出来るだけ空適応ボーナスを適用できるユニットとパートナーを組みたい。武装の[[射程]]がまるで違うが、主兵装の射程は1~2なので、射程がかみ合って空適応も貰える[[ビルバイン]]や[[マークゼクス]]辺りが適当か。<br />
:マジンガー系の割に脆いが、その代わり[[運動性]]が高い。特に真上は本作で[[回避]]の数値が一部の[[MS]]や[[バルキリー]]乗りを抑えてのトップクラスなため、ウイングクロス前に大量の雑魚敵を相手取る際は真上に交代し、'''避けるマジンガー'''として扱うと活躍する。逆に従来のマジンガーと同じ感覚で使うとあっさりと落とされてしまうので注意。<br />
:[[スキルパーツ]]は海動と真上の両方に反映される。特に[[集中力]]と[[SPアップ]]は1つで2回分の効果を発揮するためお得であり、限界まで注ぎ込みたい。また、この仕様のために『UX』では本来できないはずの「[[サブパイロット]]の[[SP]]強化」が行える。<br />
:ウイングクロス後はメインパイロットが海動に固定になるが、能力は2人のいいとこ取りになるため、自軍ユニットの中でも屈指の総合力を持つことになる。このためか、一部キャンペーンマップではSKL組だけレベルが低い等の弱体化が計られている(とばっちりで由木もレベルが低い)。高い最大火力に加え、最終的に海動が「[[熱血]]」、真上が「[[覚醒]]」を分担して発動できるようになり、上記の通りスキルパーツをつぎ込めばサブの真上のSPも非常に豊富になるので頼れるボスキラーとなる。ただし、デフォルトだと[[EN]]を補う手段が特になく、息切れしてしまうこともあるので[[Eセーブ]]取得はもちろん、パートナーによるフォローがあるとなお良い。<br />
:総合的に見るとザコ戦は回避力や射程に優れる真上が担当し、ボス戦では海動に交代(もしくはウイングクロス)して高火力を叩き込む…という運用法はマジンガーよりもむしろ'''[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッター]]に近く'''、そこに気づけば十分な活躍が期待できる。<br />
:「熱血」「覚醒」を連発する戦法上、PUと相性が良く、攻撃力は高いものの「覚醒」を持たない[[デモンベイン]]のようなユニットと組ませればより強力なボスキラーと化す。特に単体攻撃力が最強レベルで射撃武器を強化できる[[リベル・レギス]]との相性は非常にいい。また、劇場版[[マークジーベン]]だとウイングクロス前の空適応と射撃武器の両方がフォローできる上に射程も噛み合っている。<br />
:第31話「Final Count」で原作通り[[アイアンカイザー]]との道連れになりそうになるが、[[リチャード・クルーガー|リチャード]]が割り込んで身代わりとなったことで助かる形となる。本作のカイザーは[[オデュサイト]]によって加速された「意志」が[[異世界]]から呼び寄せた存在である模様。<br />
:余談だが、ウイングクロス後はたとえ真上担当の武器を使用しても撃墜数は全て海動に入る。そのため、撃墜数の差が気になるようなら序盤は意識的に真上を選択しておくと良い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:本作は原作終了後である為、右眼は破壊済み。参戦は共通ルート第10話'''「皇の浮上」'''。<br />
:特に『UX』の時と性能に大きな変化は無く、同じ感覚で使用できる。ただし、今回[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]がいる分、やや装甲が脆い点が目立つので注意。基本的にはやはり回避を主眼に立ち回るのがベスト。<br />
:本作では([[気力]]制限のある要素全般がそうだが)[[マイク・サウンダース13世|ディスクP]]のおかげで早々のウィングクロスが可能。本作のウイングクロスは空Sに加えて、新武装「SKL-RR」によってさらに火力も上昇している。装甲面を除いて弱点という弱点はさほど見当たらない。さらに終盤にマジンガーZとの[[合体攻撃]]が追加されただでさえ高い決定打がさらに高まったため、総合的に見て前作よりはるかに強くなっている。<br />
:一方真上が「[[強襲]]」を習得するようになりブレストリガーが使いやすくなっている為、ウイングクロス実装前の撃墜数は真上の方に偏っていく可能性も。<br />
:プロローグではウィングを持っていたが、[[バイストン・ウェル]]に召喚された時に壊されており(海動の話通りなら[[キバ]]との戦闘時には既に壊れ始めていたらしい)地上に戻った時には既に無い。ウィング復活は中盤頃と遅いが[[ゴッドスクランダー]]の登場と同話で行われるクロスオーバーがある。<br />
:今作においては、「太古の時代に[[ゼウス神]]を模して何者かが造り上げた兵器ではないか」と推測されている。『ヴァーサス』から強烈な負荷などの設定も登場している。今回は本家カイザーの「神を超え、悪魔をも倒す」にちなんで「'''神が恐れ、悪魔すら慄く'''」と表現されている。また、本作のカイザーは発掘品であり、関連機であるアイアンカイザーが[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]のものに使われていたり、[[暗黒大将軍]]が知っているような素振りを見せている事からミケーネ由来の機体である可能性がある。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:「SKL-RR」が初登場。'''「姿が[[ゼウス神]]に似ているのが目障り」'''という理由で、[[ミケーネ神]]に狙われる場面がある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:海動がメインパイロットの牙斬刀装備版、真上がメインパイロットのブレストリガー装備版、海動と真上の二人一組がメインパイロット扱いのウイングクロス装備版の3種類が登場。<br />
:海動版は2017年10月のイベント「新天地!その名は…地獄」の報酬ユニットとしてSSRディフェンダーが登場。2018年4月にはSSRアタッカーが恒常ユニットで実装。<br />
:真上版は2018年1月のイベント「平和を創った戦士たちへ…」にてSSRシューターが実装。2020年2月に大器型SSRシューターが追加。こちらは降臨イベントガシャもしくは気力ガシャでのみ入手が可能。<br />
:ウイングクロス版は2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」にて大器型SSRディフェンダーが実装。2020年5月のイベント「環の結び目」&「遠い宇宙の片隅で」にて大器型SSRブラスターが追加。2020年12月のイベント「世界の行く末」にて必殺スキルにインフェルノギガブラスターを備えた大器型SSRシューターが追加。<br />
:基本的に海動がメインのバージョンは装甲が高く運動性が低いスーパー寄り、真上がメインのバージョンは運動性が高く装甲が低いリアル寄りとなっている。ウイングクロス版も真上寄りで、他のマジンガーとは逆の運用スタイルが求められる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;格闘<br />
:海動操縦時の武器として採用。敵に掴みかかり、蹴り、殴り、頭突きをかます。低燃費・[[射程]]4というメリットがある反面、空適応が無いのが欠点。この攻撃はキバとの戦闘の再現。ウイングクロス時では[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]と同様使えなくなる。<br />
:なお、劇中で頭突きをかました際には[[海動剣|海動]]は[[真上遼|真上]]から咎められている<ref>そもそもカイザーの頭部はコックピット部スカルパイルダーと間近なので、頭突きは大変に危険な行為である。もっとも、頭部にコクピットがあるにも関わらずパイロットが頭突きをしたロボットには[[スレードゲルミル|前例]]があるのだが。</ref>。<br />
:『X-Ω』では海動操縦時の通常攻撃に採用。ウイングクロス版はディフェンダータイプの通常攻撃に採用。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;トルネードクラッシャーパンチ<br />
:SKL版ターボスマッシャーパンチ([[ロケットパンチ]])。[[マジンカイザー]]のターボスマッシャーパンチと同じく側面の刃を回転させながら撃ち出す。なお回転させずに撃ち出すことも可能で、[[アイアンカイザー]]のスマッシャーパンチに対して行い激突した直後に回転させて威力を上げている。<br />
:威力は高く、敵ロボットを数機貫通し一網打尽にするほど。海動曰く「戻ってくるまでがまどろっこしい」。牙斬刀を持ったまま射出して攻撃したり、地面に刺さった牙斬刀を回収するために射出したりと応用の利く武器で、キバ戦では射出後に突き刺さった牙斬刀を回収、戻ってくる際に捕縛用の触手を切断する、という場面も。<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では海動操縦時・ウイングクロス時に使用。一般的なロケットパンチ的な性能の武器。ウイングクロス時は性能が上がり、演出で牙斬刀の回収も再現される。『BX』では汎用[[カットイン]]が追加。<br />
:;鋼の右<br />
::『マジンカイザーSKL ヴァーサス』で披露された技。真上が狙撃の応用でターゲットを捕捉した瞬間に海動に交代し、海動がそれに従ってトルネードクラッシャーパンチを叩き込む。ノーマルモードで唯一両者の連携で使用された技で、相手の挑発にキレた二人が即興で繰り出した。<br />
:;トルネードクラッシュ<br />
::『マジンカイザーSKL ヴァーサス』で披露された技。マジンカイザーのカイザーナックルのように側面の刃を回転させながら撃ち出さずに相手の攻撃を拳で挟んで破壊する攻撃。最終決戦では通常のトルネードクラッシャーパンチをこの名称で使用したが、誤字だったのかは不明。SRW未使用<br />
;牙斬刀<br />
:SKL版カイザーブレード。海動が操縦する時の主武装となる大剣。普段は機体背部に装着されているが、ウイングクロス時は構造上装着できない。<br />
:なお、アイアンカイザーを重力炉に固定する際に使ったために重力炉共々消滅しているが、ラストシーンで所持しているため予備があると思われる。振り回すたびにソニックブームが発生し、普通のロボットではこれに巻き込まれただけで落とされてしまう。振り下ろした際には巨大なクレーターが発生しており、攻撃範囲は見た目に反して広い。<br />
:『UX』『BX』では海動操縦時の必殺技扱いで、ウイングクロス時も使用可能。海動操縦時とウイングクロス時では演出が異なり、海動操縦時の場合はカイザーのカットインの直後の斬り落としで火花を散らし、[[トドメ演出]]で炎の中に立つカイザーのカットインが入って「俺達が地獄だ!」。これは、OVA第1巻で[[爆劉鬼]]を撃破した際のシーンの再現である。<br />
:ウイングクロス時は斬り落としの直後OVAでアイアンカイザーを重力炉に固定する場面が再現されるが、トドメ演出が無いため「俺達が地獄だ!」は無い。『BX』ではトドメ演出が追加されている。<br />
:ノーマルでこの武器を使用しない攻撃を行う場合、一々背中から抜いては地面に突き刺すため、攻撃演出を見ようとすると必ず抜刀から入ることになる<ref>『ヴァーサス』ではマントを纏い牙斬刀を背負ったままブレストリガーを使用する場面が存在する。</ref>。<br />
:逆に、ウイングクロス時でこの武器を使用する攻撃を行う場合は上記の通りトルネードクラッシャーパンチで牙斬刀の回収を行う。これは、そもそも背負えなくなっているのと、原作でウイングクロスを行った際、地面に突き立った牙斬刀を足場にして跳んだため。<br />
:『BX』では原作同様の展開を行っているため失われているはずだが、初登場時に[[ウィル・ウィプス]]に対してこれで攻撃している。[[バイストン・ウェル]]で新造したのか、元々あったものなのかは不明。<br />
:『X-Ω』では海動操縦時の必殺スキルに採用。<br />
:;牙斬刀(薙刀)<br />
::柄の部分を伸ばした形態。投げ槍としても使用する。ウイングクロスの際は地面に投げた薙刀状態の牙斬刀を踏み台にして跳躍を行った。<br />
::『UX』『BX』では海動操縦時に使用。通常の牙斬刀と比べて低威力低消費の武器。<br />
:<br />
;ブレストリガー<br />
:機体胸部に装着された自動式型の二丁拳銃。いわゆるブレストファイヤー部そのもの。[[真上遼|真上]]が操縦する時の主武装となる。使用時にはコンソールから拳銃型のコントローラーが展開され、真上はそれを使って操作をしている<ref>海動と交代する際にはコントローラーを収納している場面も存在する。</ref>。<br />
:様々なギミックが付いた多機能武器で、インフェルノブラスターの発射板にもなる。マジンガーシリーズ史上、最も多機能なブレストファイヤーである(他は[[グレートマジンガー|ブーメラン]]に使われるくらいしかない)。マガジンは腕部のトルネードクラッシャーパンチの刃の部分の下に入っており、後述の乱舞の際に確認できる。<br />
:基本的には両手に持って撃っているが、『ヴァーサス』ではウイングクロス時に右手に牙斬刀を持っているため左手に持って戦う場面や、硬い装甲を破壊するためにトルネードクラッシャー(左腕)と同時に右手のみ使用する場面がある。またノーマル状態で超高速で拳撃を繰り出してくる相手の両拳の全ての指関節を繰り出す刹那の時間で撃ち貫く神業も行っている。<br />
:[[ガイストテレス]]との二戦目では、銃剣部で格闘戦を行っているがSRWでは未だに再現されていない。<br />
:名称は「ブレスト」+「トリガー」の造語。また戦闘中の諸々の動きはアメリカ映画『リベリオン』に出てきた[[武術・格闘技|格闘術]]「ガン=カタ」がモチーフになっている。<br />
:『X-Ω』では真上操縦時の通常攻撃に「ブレストリガー(射撃)」が採用。ウイングクロス版はブラスター・シュータータイプの通常攻撃に採用。<br />
:;ブレストリガー(手斧)<br />
::銃身部分を持ち、マガジン底部の刃で格闘戦を行う。<br />
::『リベリオン』でガン=カタに用いられる銃にも同じくマガジン底部のスパイクで打撃を行う機能が付いている。<br />
::『UX』『BX』では真上操縦時に使用。低燃費・射程1-5のP兵器と非常に取り回しが良いが、格闘モード時の格闘同様に空適応がない。<br />
:;ブレストリガー(連射)<br />
::二丁拳銃で銃撃を行う。<br />
::『UX』『BX』では真上操縦時に使用。<br />
:;ブレストリガー(大戦斧) / ブレストマホーク<br />
::二丁のブレストリガーを連結させることで長い柄が飛び出して変形した大型の戦斧。劇中では対ガイストテレス初戦で使用したが見事に外れた。<br />
::原作の設定では手斧モードもあわせて「ブレストマホーク」という名称がついており、『BX』では大戦斧がこちらの名称になった。ちなみに「トマホーク」は本来小型の手斧であり、大戦斧ではない。<br />
::『UX』『BX』では真上操縦時に使用。<br />
:;ブレストリガー(乱舞)<br />
::いわゆるガン=カタそのもの。敵に接近して舞うような動きで銃撃する。事前に前方にマガジンを投げ、刃の重りで地面に立ったマガジンにジャンプしてリロードするという、まさにガン=カタじみた動きもみせる<ref>実はOVAではこのマガジンを投げる場面は[[キバ軍]]のと二戦目のみで、基本的にマガジンの交換場面はほぼ一瞬で済まされている。</ref>。<br />
::『UX』では真上操縦時に使用。原作では多数の敵に対して行った立ち回りを再現しているので、少々無駄な動きにも見える。こちらもトドメ演出は「俺達が地獄だ!」。<br />
::『BX』でも『UX』と同様だが、所々にカイザーのカットインが入るようになった。『X-Ω』では真上操縦時の必殺スキルに採用。<br />
:;ブレストリガー(パルスビームモード)<br />
::エネルギーをチャージしてビームを連射。ウイングクロス時に開放。[[アイアンカイザー]]のガトリング砲と互角の勝負を行なっているが、実はこの連射は真上の技量に依るものである。<br />
::『UX』『BX』ではウイングクロス時に使用。性能は真上時の連射に近い。なお'''名称に「ビーム」とあるが、[[ビーム兵器]]扱いではない上に弾数制である点に注意'''。<br />
:<br />
;ルストストリーム<br />
:SKL版ルストトルネード(ルストハリケーン)。口部から竜巻を放つ。真上が発射を担当。ウイングクロス時に開放され、アイアンカイザーのアイアントルネードと互角の勝負をしている。<br />
:実は、OVA本編および『ヴァーサス』においてルストストリームが敵機に命中した事は一度も無いため(『ヴァーサス』に至っては逆に返されている)、命中した描写はスパロボオリジナルである。<br />
:『UX』『BX』ではウイングクロス時に使用。前述の理由により、ルストハリケーンのように酸を含むかが不明であるため、酸系武器によくある装甲低下の[[特殊効果]]ではなく、風系武器特有の射程低下の特殊効果となっている。<br />
;トールハンマーブレーカー<br />
:SKL版サンダーブレーク。落雷により牙斬刀に雷を纏わせ、牙斬刀から電撃を放つ(刀身に雷を纏わせたまま斬ることもできるが、原作では使用していない)。牙斬刀を使うためか、[[海動剣|海動]]が発射を担当。ウイングクロス時に開放。<br />
:『UX』『BX』ではウイングクロス時に使用。使用時の台詞に「お楽しみはこれからだ!」があるが、これは本来トールハンマーブレーカーを使った後にアイアンカイザーの頭を掴んだ際の台詞。更にOVA本編では使用時にはトルネードクラッシャーパンチを発射する際のパンクを使いまわしているため、海動のカットインも別の場面から持ってきている。<br />
:『X-Ω』ではウイングクロス版ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。<br />
;インフェルノブラスター<br />
:SKL版ファイヤーブラスター(ブレストファイヤー)。胸部(ブレストリガーを装着した状態)が[[変形]]し、そこから熱光線を放つ。照射後には[[デビルマン|悪魔の顔]]のような刻印が刻まれる。ウイングクロス時に開放。<br />
:『UX』ではウイングクロス時に使用。OVAでの使用シーンを忠実に再現しているため、[[トドメ演出|トドメを刺すと]]毎回まるで爆発に巻き込まれてしまったかのような事態になる。<br />
:また、[[真上遼|真上]]が発射を担当しているためか、ブレストファイヤー系としては珍しく'''射撃属性扱いである'''。<ref>なお、ウイングクロス時は[[エレメント|海動と真上のステータスのいいとこどりになる]]ので、[[海動剣|海動]]の射撃値を気にする必要は無いが、[[スキルパーツ]]による養成で格闘ばかり上げた場合は問題になってくる。</ref><br />
:『BX』では使用可能になったステージのクリア時に「SKL-RR」が解禁されるので、使い所は少なくなる。デモが追加されており、トドメ演出の後本家[[マジンカイザー|カイザー]]よろしく爆発の中から飛行して来る。<br />
:『X-Ω』ではウイングクロス版ブラスタータイプの必殺スキルに採用。<br />
:;インフェルノギガブラスター<br />
::『ヴァーサス』でのみ登場。こちらは海動が発射を担当した(使用前に'''とっておき'''と言っているため存在自体は知っていた)。<br />
::『BX』では「SKL-RR」の演出の一環として使用。爆発が宇宙空間で起こっているのは、原作において相手を宇宙に強引に引っ張った上でギガブラスターを放った事の再現。<br />
::また、『BX』での初使用時はメルトダウンした[[エネルガーZ]]を爆発しても問題無い宇宙空間までぶっ飛ばして撃破したため、演出では無く本当に[[宇宙]]まで吹っ飛ばしている(本来イベント戦闘後に起きる敵ユニットの爆発が無く、デモが終わるとマップからエネルガーZのアイコンが消えている)。<br />
::なお、この武器で敵を倒すと「神が恐れ、悪魔すら慄く…!」または「俺達は、地獄の使いなんかじゃねえ!」と前置きしてからの「'''俺達が、地獄だ!'''」で締める。<br />
::『X-Ω』では単独武装として採用。ウイングクロス版シュータータイプの必殺スキル。<br />
<br />
==== 合体武器 ====<br />
;地獄砲(バスター・ヘル)<br />
:『MODEROID』で追加された、牙斬刀とブレストリガー二丁を合体させたライフル。ブレストリガーを合体させることで牙斬刀の先端部が展開し、銃口が露出する。<br />
:;ファングバースト<br />
::地獄砲から発射するインフェルノブラスターを凌ぐ威力の熱線。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;槍<br />
:原作OVA第3巻のラストシーンで所持していた武器。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではSKL-RRで使用する。<br />
;SKL-RR<br />
:エピローグで搭乗した可変式バイク。骸骨馬形態に変形する。バイクは地上用、馬は山岳地帯踏破用の形態。移動に伴うカイザーのエネルギー消耗を抑えるために用意された。また骸骨で構成された可変翼も備わっており、飛行する事も可能。<br />
:ちなみに設定や名前は全て後付けであり、デザイナーの山根宰氏が勝手に描いて来たものである。名称は『魔神大戦21』で判明。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではイベントで登場し、『BX』では武装としてウイングクロス時に使用可能。必要気力が150と高いが、インフェルノブラスターと比べると'''格闘属性かつ射程も1~3と長く、攻撃力に至っては700も高い'''。火力は[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]のロケットパンチ百連発と同等だが、デフォルトでパイロットがインファイトを持ち、EN消費武器なので弾数1のあちらよりも使いやすい。<br />
:SKL-RRに跨り「ブレストリガー→突進・変形→槍投擲→牙斬刀→インフェルノギガブラスター」の波状攻撃を仕掛ける。勿論、トドメは「俺達が地獄だ!」<ref>しかも、'''[[カットイン]]がズイっと迫ってくる'''。ちなみに、牙斬刀の[[トドメ演出]]と異なり[[海動剣|海動]]と[[真上遼|真上]]の位置が逆だが、これはOVA第3巻のラストカットの再現。また、ブラスター前のカットインはOPの再現である。</ref>。<br />
:『X-Ω』では「インフェルノギガブラスター」の演出で使用。<br />
;地獄の門(ヘルズゲート)<br />
:『MODEROID』版で追加されたギミック。[[マスターガンダム|ヘルウイングクロスの翼を機体を包むように畳み]]、全身を護る鉄壁の防御態勢となる。<br />
:翼の表面には骨のような意匠が施されており、この状態になると巨大な悪魔の髑髏のような、恐ろしい顔が浮かび上がる。<br />
:カイザーの防御力を飛躍的に高める装備であるが、これを使用している時に最も安全なのは、'''寧ろカイザーを攻撃している敵の方であることは言うまでもない'''。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ダイナミック・コンビネーション<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で追加された[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]の[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]との合体攻撃。<br />
:Zのビッグバンパンチの上にカイザーが飛び乗って突撃、Zが突き抜けた後、カイザーのトールハンマーブレーカーを纏った牙斬刀で斬って吹き飛ばし、Zの光子力ビームとカイザーのインフェルノブラスターの挟み撃ちで粉砕する。超必殺技を連続で叩き込み、トドメにトドメを重ねてトドメを刺すという相手に文字通り「地獄」を見せる技である。<br />
:[[トドメ演出]]では見得切りの後三人揃って「'''俺達が地獄だ!'''」。[[マジンガー]]同士のクロスオーバーなのだが、「[[ビルバイン|変形した]]Zの上に[[ダンバイン|飛び乗る]]光景や[[聖戦士ダンバイン|雷跳ねてソードが迸る]]」様はどこか違う既視感を覚えるような攻撃方法となっている。<br />
:なお、解禁時のイベントでは暗黒大将軍に叩き込んでいるが、その戦闘で出たダメージは'''「鉄壁」と「不屈」の上から97740'''である。つまり'''直撃なら3108080ダメージ'''であった計算になる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備 <br />
:[[海動剣|海動]]操縦時、牙斬刀で[[切り払い]]を発動。'''ただし、ウイングクロス時は牙斬刀を直接保持していないため、使用不可な点に注意'''。<br />
;銃装備<br />
:[[真上遼|真上]]操縦時およびウイングクロス時、ブレストリガーで[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[変形|操縦者交代]]<br />
:メインパイロットを交代する。見た目は変わらないが、変形扱い。<br />
;[[合体|ウイングクロス]]<br />
:ウイングルと合体し、ウイングクロス状態になる。[[気力]]120以上で実行可能。合体扱いだが、ウイングユニットを移行するだけなので、ウイングルの本体もそのままユニットとして残る。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:通常時。<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:ウイングクロス時。[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:サイズはマジンガーZと同程度だが、Zよりも脆いため、サイズ差補正によるダメージ増が厳しい。ただし、「避けるマジンガー」として見るならば、利点でもあるが。<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]・[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:<br />
:*'''初期段階:運動性+5 照準値+5'''<br />
:*'''第二段階:運動性+10 照準値+10 装甲値+100'''<br />
:*'''第三段階:運動性+20 照準値+20 装甲値+125'''<br />
:*'''最終段階:運動性+30 照準値+30 装甲値+150 HP+500'''<br />
:「避けるマジンガー」らしく運動性と照準値が上がる。後半になれば、耐久力も多少は強化できる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「The ETERNAL SOLDIERS」<br />
:通常時のデフォルト[[BGM]]。<br />
;「LEGEND of KAISER」<br />
:ウイングクロス時のデフォルトBGM。<br />
:『BX』ではノーマルとBGMが共有であるため、ウイングクロス解禁後も手動で設定しないと流れない。また、[[ボストン]]解放ルートを通らないとBGM自体が表示されない(デフォルト曲に戻すで表示されるようになる)。<br />
:なお、BGMが変更不可のキャンペーンマップではこの曲を流すことができない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[爆劉鬼]]<br />
:第1話クライマックス。キバ軍の長であるキバが操縦する爆劉鬼と戦うマジンカイザーSKL。最終的には、牙斬刀で切り裂いて勝利を収めた。<br />
;ウイングクロス<br />
:キバが搭乗する秘密兵器[[アイアンカイザー]]に苦戦する[[海動剣]]と[[真上遼]]を支援するために、[[由木翼]]は[[ウイングル]]の飛行ユニットを分離させ、マジンカイザーSKLと[[ジェットスクランダー|ドッキング]]させた。こうして翼を得た魔神は、自身の眠れる凄まじき力を解き放つ。<br />
:初代[[マジンガーZ]]の「スクランダー・クロス」の系譜を引く熱い場面。<br />
:なお、真上側のコントロールが効くようになった際にコンソールに一瞬だけ「'''MAZINKAISER SKL'''」の文字が映っている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名場面 ==<br />
;地獄の果てまでも<br />
:『UX』のEDにて。[[ロストバレル]]追撃の任務を遂行するスカルフォースはそれを駆る[[沢渡拓郎|沢渡]]と交戦する。新型ウイングルを相手に「'''地獄の果てまで逃げて見せる'''」と豪語する沢渡だったが、次の瞬間「'''俺達の前ではそんな言葉は通じない'''」と通信が入る。<br />
:そこに現れたのは紅の翼を携えた漆黒の神、それを駆るのは二人の地獄からの使者、いや、地獄。狼狽する沢渡を前に最強の魔神は彼を破滅への奈落に誘うべく、蹂躙を開始した。<br />
;皇(カイザー)の浮上<br />
:『BX』第10話「皇の浮上」より。[[東京]]に現れたドレイク軍を止めるべく出撃する[[ブライティクス|自軍部隊]]だったが、[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]の乗った[[ズワァース]]と増援のオーラバトラーによって窮地に陥る。しかし、黒騎士が何かを感じて手を止め、その答えと言わんばかりにその場に現れたのは[[ショウ・ザマ]]達、ナの国の戦士だった。状況が掴めず混乱する[[ブライティクス|自軍部隊]]を尻目に、同盟相手である[[ゴラオン]]が居ない不利な状態の彼らに軍門に下るよう通告する[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に対し、毅然と「その必要はない」と拒絶する[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]。<br />
:その言葉が合図であるかの様な爆発が[[ウィル・ウィプス]]の甲板から起こる。動揺するドレイク軍、そして自軍部隊のその存在を知る者達は爆発の中心に立つ存在の姿に驚愕する。それはドレイク軍にとってはガロウ・ランにも等しい忌まわしき敵、そして[[由木翼]]にとっては半年前の戦いで消息を絶った最凶の仲間。<br />
:'''「[[神]]に会うては神を斬り」「[[天使・悪魔|悪魔]]に会うてはその悪魔をも撃つ」'''、[[バイストン・ウェル]]と同じく、魂の帰る場所の一つ「地獄」そのものを[[海動剣|名乗る]][[真上遼|男たち]]の駆る'''「魔神の皇」'''が今、地上に浮上した!<br />
;最強の魔神よ、いざ舞え<br />
:『BX』第31話「devil cross kaiser」より。[[エネルガーZ]]の猛攻を前に手も足も出ない[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]達。そんな中、ゼウスの腕からゴッドスクランダーが現れる。<br />
:敵味方問わず驚愕する一同。そんな最中海動が甲児に向かって叫ぶ、「あのスクランダーと合体しろ」と。<br />
:一方の真上も由木にウイングユニットを催促し、彼女もまたそれに応えもう一つの最強の翼を渡す。「'''ウイングクロスだッ!'''」真上の合図で天空にて翼を纏う二体の魔神達。<br />
:今ここに、最強の魔神が最強の翼を身に纏い、[[熱海]]の空に君臨する!<br />
;LEGEND of KAISER'S<br />
:BX37話「降臨!大いなる神の化身!」。激戦に次ぐ激戦の中、降臨してしまった暗黒大将軍。決死の猛攻の末なんとか追い詰めたかに見えたが、暗黒大将軍はこれからが本番と言わんばかりに猛火の如き反撃を繰り出してきた。消耗しきった自軍に対して甲児は「あいつは俺達マジンガーが倒す!」と叫び自軍を逃がす。二対一。勝機は無いに等しかった。しかしそれは「普通に戦えば」の話だった。暗黒大将軍の一撃を受け止めたカイザーが剣を掴んだまま、かつて自らも飛び込んだ『重力炉』へ飛び、マジンガーも後を追う。<br />
:暗黒大将軍が無謀を通り越して気が狂ったかと猛るも、甲児達にとっては関係無かった。神のように利口でも賢くもない、だが、だからこそ神を超える力を発揮するのが人。輝きに包まれていく二体の魔神を見て暗黒大将軍は狼狽える。<br />
:「神か、それとも悪魔か」そのどちらでもない。ミケーネの神は気づいていなかった。神や悪魔も平等に落ちる場所があることを。そして今ここにいる場所こそがそうなのだと。<br />
:開いた翼が魔神を包み込み、神を模した拳が天に翔ぶ。それに恐れず飛び乗るもう一つの魔神が暗黒大将軍に迫る。雷を跳ねて、牙斬刀が奔る。そして魔神達の胸元と両の眼から伸びる炎と煌めく光の波動が暗黒大将軍を重力炉もろとも貫いた。生命一つ残らない大爆発の後、二体のマジンガーは自軍の元へと帰還した。あの世の閻魔大王すらも匙を投げる二体のロボット。曰く『地獄の使い』、『魔神』、あるいは『カイザー』と称える。だが知る者は別の名をもって畏れる。奴らはそんなものではない。神が恐れ、悪魔すら慄く――'''俺たちが、地獄だ!!'''<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ウイングル]]<br />
:本機のサポートメカ。ウイングルのパーツを装着(ウイングクロス)する事で、本機は真の力を発揮する。<br />
;[[アイアンカイザー]]<br />
:兄弟機。外見は全く似ていないが頭部など、一部共通項も見られる。<br />
;SKL-RR<br />
:OVA第3巻エピローグでマジンカイザーSKLが騎乗していたビークル型サポートメカ。バイクと骸骨馬の二形態に可変する機構を有する。<br />
:スパロボではユニットとしての出番はないが、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のイベント「掴み取った平和、そして…」にて由木が「[[クリスマス|クリスマスプレゼント]]」としてカイザーと共に運搬してきた模様。また、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では武装として採用されている。<br />
;[[マジンカイザー]]<br />
:元祖。[[兜甲児]]([[兜甲児 (OVA)|OVA]])が搭乗する「神をも越え悪魔も倒せる」最強の魔神。<br />
:マジンカイザーSKLと外見が似ているため、ファンの間ではオリジナル機ではないかと推測されている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*マジンカイザーSKLについては、本作の構成・脚本を担当した早川正氏が公式サイトで「こんな邪悪なマシンに甲児君を乗せるなんて、そんな酷い事できません。乗る前から悪魔確定ですから」と冗談混じりにコメントしている。<br />
*海動役の浅沼晋太郎氏は公式サイトで「スパロボに出たらかなり活躍するんじゃないでしょうか(笑)」とコメントしていた。その活躍ぶりは実際にプレイしたユーザーならば知っての通りである。<br />
*『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で海動達の辿った「大爆発の爆心地にいた→残骸が確認されず死亡扱い→[[バイストン・ウェル]]召喚で生存→向こうで大活躍」、更に参戦話となる第10話「'''皇'''の浮上」の名前が色々と解釈できるという流れは'''『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の[[羽佐間翔子]]と全く同じで'''、彼女を[[天使・悪魔|天使]]に見立てると、まさに天から地への落差である。ちなみに、ネット上では『UX』での翔子の[[異名|あだ名]]と『[[聖戦士ダンバイン]]』のタイトルに彼らの職業を合わせて、「'''[[俗語・俗称|聖戦士コウムイン]]'''」などと呼ばれている。<br />
**なお、偶然ではあるがマジンカイザーSKLの武装の一部は、どことなく『聖戦士ダンバイン』の主題歌『ダンバイン、とぶ』の歌詞を彷彿とさせる箇所が存在する(「雷が跳ねてソードが奔る」「伸びる炎が[[正義]](?)になれと」等)。特に、[[合体攻撃]]が顕著である。2番以降の「殺し合うのが正義でないと知って闘う戦場だけど」「払う手のひら血のりついても恐れはしない」も、世界観は全く違うのにマジンカイザーSKLとマッチしすぎな歌詞である。<br />
*[[マジンガーシリーズ]]において、'''「二機目の軍属のマジンガー」'''という設定がある<ref>一機目の軍属のマジンガーは、USAマジンガー(MAZINGER U.S.A.Version)に登場する機体になる</ref>。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00OZ5IDBE</amazon><amazon>B015Z9BVIA</amazon><br />
{{DEFAULTSORT:まじんかいさあSKL}}<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
[[Category:登場メカま行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
天世
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=474702
インパルスガンダム
2024-02-25T07:10:03Z
<p>天世: /* 余談&nbsp; */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| タイトル = インパルス<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::IMPULSE GUNDAM]]<ref>[https://www.gundam-seed.net/destiny/mecha/detail.php?id=1 MECHA]、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトより。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::ZGMF-X56S]]<br />
| 全長 = [[全長::17.76 m]](標準時)<br />
| 重量 = [[重量::63.54 t]](標準時)<br />
| 動力 = [[動力::電力バッテリー]]<br />
| 装甲 = [[VPS装甲]]併用<br />
| 開発 = [[ザフト]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|ザフト}}<br />
| パイロット = [[パイロット::シン・アスカ]] ⇒ [[パイロット::ルナマリア・ホーク]]<br />
}}<br />
'''インパルスガンダム'''は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の主役メカの一つ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ユニウス条約において制定された軍縮規定の下で充分な戦力を保有する為に[[ザフト]]が開発した次世代[[モビルスーツ]]シリーズ「セカンドステージシリーズ」の1機。言うなれば、ザフト版[[ストライクガンダム]]。<br />
<br />
開発は連合の[[ストライクガンダム|ストライク]]やザフトの[[リジェネレイトガンダム|リジェネレイト]]、テスタメントが基になっている。<br />
<br />
=== 性能 ===<br />
インパルス本体の機体構造は従来のものとは大きく異なる分離構造で、上半身「チェストフライヤー」、下半身「レッグフライヤー」、コクピット「コアスプレンダー」の3つのパーツから成り立っている。さらに、[[MS]]となった本体に換装式バックパックを装着して戦闘形態となる。出撃時は他のMSと異なり、分離状態で発進して、その後で合体する。この都合上、インパルスの運用母艦である[[ミネルバ]]にはインパルスの各パーツ専用の小型カタパルトが中央に存在するが、発進途中でカタパルトを潰されると不完全な状態での戦闘を強いられるという弱点となっている<ref>本編ではこの弱点が描かれることはなかったが、高山瑞穂氏の漫画ボンボン版第6話で出撃途中のパーツを狙われる事態が発生しており、コアスプレンダー状態のまま奇襲を受けるという窮地に陥っている。</ref>。なおチェストフライヤーとレッグフライヤーは予備が存在し、戦闘中に破損しても即座に換装する事ができる。<br />
<br />
本機の換装式バックパックは「シルエットシステム」と呼ばれ、出撃の際にその時の任務や戦況に合わせて選択されたものを無人牽引機「シルエットフライヤー」の後部に接続して発進させる。その後、合体の際にシルエットフライヤーから切り離され、本体と合体する。<br />
<br />
エネルギーの供給には、「デュートリオンビーム送電システム」が採用されている。これは核動力を用いずにMSの活動時間を延長する為のシステムで、デュートリオンビームと呼ばれる粒子線ビームを機体の受信機に照射する事で、母艦に着艦せずにエネルギー補給を行う。これらの事から、インパルス自体がミネルバとの連携を前提に開発されているのが分かる。さらに、エネルギー供給の効率化を図った新型装甲システム「[[VPS装甲]]」も採用されている。<br />
<br />
額には「X56S SEI」(SEI=イタリア語で数字の6)と刻印されている<ref>他機体では、地球連合軍開発の[[カラミティガンダム|カラミティ]]にも額に「SEI」が刻まれている。</ref>。<br />
<br />
セカンドステージシリーズは[[リジェネレイトガンダム]]で試みられた「母艦や施設による支援を前提としたモビルスーツの運用」「コアとなる部分に武装ユニットを換装することで戦闘力を維持するモビルスーツ」というコンセプトに強く影響を受けており、このインパルスは特にその面が強い。<br />
<br />
本機の合体システムに関しては、ユニウス条約でMSの保有数に制限がかけられたことから、「モビルスーツではなく、合体すればモビルスーツとしても運用可能な戦闘機」として条約の抜け道を狙った…という説が広まっているが、もともとはWikipediaでの無根拠な記述を初出として広まったものであり、公式にこのような記述、解説をしている資料はない。<br />
<br />
例外としてガンダムファクトファイルの用語辞典(インパルスガンダムの解説ページではない)のキャプションにおいて小さく記述はされているるもの、これは前述した当時のWikipediaの記述のほぼまる写しである(Wikipedia記事の方が古い)上、Wikipediaの記述が断定形だった文末を推測形に変更して書かれている。そのため最大限好意的に解釈しても、「そういう噂話が作中世界に存在しているらしい」という程度のことしか言えない。<br />
<br />
=== シルエットシステム ===<br />
インパルスは[[ストライクガンダム|ストライク]]と同様の装備換装システムが取られており、性格の違うモビルスーツに変化できる。これらの装備は必要なエネルギーの量がそれぞれ異なっており、装着したシルエットによってヴァリアブルフェイズシフト装甲のカラーリングが異なる。これは、そのシルエット毎に装甲に掛ける電圧を調整し、エネルギー消費の更なる効率化を図っている為である。<br />
<br />
ストライクのストライカーパックはバッテリーを内蔵していたため、換装するとエネルギーが回復していたが、本機のシルエットはバッテリーを内蔵していないため、換装してもエネルギーは回復しない。<br />
<br />
なお、シルエットシステムの接続プラグはストライカーパックやウィザードシステムとは異なる規格となっている。これは素のインパルスではコアスプレンダーが背部に露出しているため、それを避けて接続するとともにシルエットで覆い保護するための仕様と思われる。<br />
<br />
;[[フォースインパルスガンダム|フォースインパルス]]<br />
:高機動バックパックを搭載し、大気圏内の空中戦にも対応した、汎用性の高い形態。最も多用されたシルエットである。また、ビームサーベルも装備しており、格闘能力も向上させる。<br />
;[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]<br />
:対艦刀を装備し、格闘戦に特化した形態。ビームライフルも装備できる為、中距離戦闘にも対応できる。<br />
;[[ブラストインパルスガンダム|ブラストインパルス]]<br />
:火器を多数装備した、火力重視の形態。対艦攻撃や火力支援に力を発揮する。<br />
これら以外にも、上記3つの特性をまとめた万能装備を目指して作られ、結果的に[[デスティニーガンダム]]を生み出すことになった「デスティニーシルエット」、それに民間企業が独自のコンセプトを加えた「デスティニーRシルエット」が製造されている。当初は空間戦用の「カオスシルエット」、水中戦用の「アビスシルエット」、陸専用の「ガイアシルエット」などのシルエットも構想されたが(これらのシルエットやデスティニーシルエットは、バックパックのみならずチェスト・レッグ両フライヤーも専用の物が使われる)、構想のみで終わり実機が製造される事は無かった。一応書籍等でカオス、アビス、ガイアそれぞれのシルエットを装着した本機を見る事が出来る。<br />
<br />
マルチパックという実験的な拡張装備もあり、これを背部に取り付ければストライカーパック規格の装備も使用可能となる。一見便利だが、コアスプレンダーと排他となるため分離合体が制限され、シルエット用のコネクタも塞がれるので事実上ストライカーしか使えなくなるなど、インパルスの特徴を潰してしまう。そのためか、実戦で使用したのは前述のデスティニーインパルスRのみ。<br />
<br />
将来的にはコアスプレンダーを中心に、全てのパーツをドラグーン・システムでリンクし、母艦に頼らずとも換装・補給を行うことで、単機局地制圧を可能とする構想があったが、実現しなかった。外伝『DESTINY ASTRAY』に登場するMSパイロット、カイト・マディガンはこの話を聞いて「夢物語でしかない」と切り捨てている。<br />
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=== 劇中での活躍 ===<br />
[[シン・アスカ]]の愛機として様々な戦場を駆け巡った。初期の頃はそれほど戦果を挙げることは無かったが、シンの技量が上がるに連れてシルエットシステムによる状況に応じた戦い方で、その性能を発揮。[[フリーダムガンダム]]との戦いではシルエットシステムを最大限生かした戦いで、無敵を誇ったフリーダムを撃墜。<br />
<br />
後にシンが[[デスティニーガンダム]]に乗り換えた為、[[ルナマリア・ホーク]]が搭乗し、多大な戦果を挙げている。[[メサイア]]攻防戦では[[エターナル]]を狙うが、メイリンの説得と[[ドムトルーパー]]のジェットストリームアタックに圧倒され、一時撤退。その後、アスランの∞ジャスティスと交戦するが、一蹴される。さらにその後、∞ジャスティスとデスティニーの戦闘を止めようと2機の間に割り込んで錯乱していたシンのデスティニーに撃墜されそうになるが、∞ジャスティスが間一髪でその攻撃を阻止。直後に撃墜されたデスティニーを追って自らも戦線離脱した。その後、デスティニーと違い、修復が充分に可能だったこの機体がどうなったかは不明である。<br />
<br />
ガルナハンのローエングリン・ゲート攻略作戦でのみ、シルエット装備無しの姿で戦闘を行い、ローエングリン砲台を破壊するなどの戦果を挙げた。<br />
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角川スニーカー文庫版での最終決戦ではインパルスもデスティニーも操縦不能になりながらもシンはメサイア内の[[レイ・ザ・バレル]]救助のためにまだ稼働可能なコアスプレンダーにルナマリアと共に乗り込む展開が描かれたことにより、'''作中でのシン・アスカの乗機はコアスプレンダーに始まり、コアスプレンダーに終わる'''という起承転結となった。<br />
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== 登場作品と操縦者 ==<br />
作中においてシルエットを基本的に装備していたからか、ストライクと異なり「インパルスガンダム」が単体のユニット化されたことは無い。<br />
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複数形態がユニット化されているのは『SC2』『Z』『CC』。それ以外は[[フォースインパルスガンダム]]が基本形態、他形態が登場する場合は武装演出となる。詳細はフォースの記事を参照。<br />
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=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:原作通りに前半は[[シン・アスカ|シン]]、後半は[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が搭乗する([[隠し要素/Z|仲間]]にすれば[[イザーク・ジュール|イザーク]]と[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]も[[乗り換え]]可能に)。<br />
:本作のみシルエットシステムが「[[戦術換装]]」という[[特殊能力]]になっており、'''[[母艦]][[ミネルバ]]が出撃している場合にのみ、1マップ中にそれぞれの形態に1回だけ換装できる'''。その際、デュートリオンビーム送電システムも一緒に使用している設定なのか[[EN]]が全回復する為、意外に重宝する<ref>この影響なのか、デュートリオンビームはイベント限定であり、デュートリオンビームが特殊能力として実装されたことは以降もない。</ref>。当然、ミネルバがいないと戦術換装ができない為、使用する際には必ず一緒に出撃させよう。<br />
:[[デスティニーガンダム]]入手時に本機の改造を引き継ぎつつ本機自体は手元に残るので、早い段階から積極的に改造するとお得。<br />
:本機を始めとしたセカンドステージシリーズの機体、及び[[フリーダムガンダム]]は撃破された際の爆発寸前にフェイズシフトダウンを起こす演出がある。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])<br />
:登場する[[パイロット]]が主役周りに限られた為、本作ではルナマリア専用機として登場する。形態は[[フォースインパルスガンダム]]固定。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦K]] / [[スーパーロボット大戦L]] / [[スーパーロボット大戦UX]]<br />
:共通項として、基本形態はフォース。ソードおよびブラストシルエットは戦闘デモ中に換装する形になった。『K』のみ『Z』同様に改造がデスティニーに引き継がれる。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:序盤に1度シンが乗ってスポット参戦する。その後はメサイア攻略戦まで敵として登場するため敵のイメージが強い。メサイア攻略戦後はルナマリアが乗って使用可能となる。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:フォース固定の単独ユニットとして参戦。合体攻撃でのみ換装する。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:フォースインパルスとブラストインパルスが登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:フォースインパルスが登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:フォースインパルスが登場。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
ビームライフルとシールドが標準装備に含まれ、シルエットがなくともある程度戦える。<br />
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;MMI-GAU25A 20mmCIWS<br />
:胸部に2門内蔵された機関砲。敵機への威嚇・牽制やミサイル迎撃、対人戦に用いられる。有効射界が限定されるという欠点がある。<br />
;M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ<br />
:両腰部に収納されている折りたたみ式ナイフ。ストライクのアーマーシュナイダーを参考にしており、実体剣と振動波を併用、エネルギーをほとんど消費しないうえ、ダガーLの胸部装甲を易々と貫くほどの威力がある。<br />
:ガルナハンでの戦闘で、'''コックピットに直接レイザーを押し込まれる連合兵の無残過ぎる姿'''は・・・「閲覧注意」である。ちなみにこのシーンが描かれた話は解放後の民間人たちの手で連合兵たちが'''集団リンチを受ける'''、'''腕を縛られて動けなくされた上で頭に銃弾を撃ち込まれて殺される'''等、自業自得とはいえ、これでもかと言わんばかりに痛めつけられている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではソード、ブラスト装備時に[[切り払い]]に使用。<br />
;MA-BAR72 高エネルギービームライフル<br />
:フリーダムやジャスティスに装備されたルプスの改良型。エネルギー消費効率が大幅に向上している。セイバーやカオス、ガイアのビームライフルも外観こそ違うが、基本設計は同一である。<br />
;MMI-RG59V 機動防盾<br />
:対ビームコーティングが施された実体盾。上下左右にスライドして有効防御面の拡大と取り回しを両立させている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ガルナハン攻略戦<br />
:第18話より。細い渓谷を塞ぐローエングリン砲台と[[ゲルズゲー]]の鉄壁の防御。難攻不落の要塞に対し、[[ミネルバ]]隊の取った攻略作戦はMSでは通行不能な極細の坑道をコアスプレンダーで奇襲するというものであった。激戦の末にインパルスは爆発寸前の[[ダガーL]]を砲台に放り込み、これを撃破する。<br />
:シルエット非装備の素のインパルスでは珍しい単体での活躍シーン。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
<!-- 本Wikiではスパロボ関連のものを取り上げる。未登場のものについてはガンダムwikiを参照されたし。 --><br />
=== 母艦 ===<br />
;[[ミネルバ]]<br />
:インパルスの運用を前提とし、専用カタパルトやデュートリオンビーム送電システムを備えた運用の要。<br />
<br />
=== セカンドシリーズ ===<br />
;[[カオスガンダム|カオス]]、[[アビスガンダム|アビス]]、[[ガイアガンダム|ガイア]]<br />
:強奪された各機。インパルスにはこれらの機体の特徴を落とし込んだシルエットの構想があった。<br />
<br />
=== サードシリーズ ===<br />
;[[デスティニーガンダム|デスティニー]]<br />
:インパルスの発展形。主要3シルエットを全て1機に集約した機体であり、運用を断念したシルエットの再設計機。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ストライクガンダム|ストライク]]<br />
:主役メカであり換装主体と、性質の似通った機体。<br />
;[[リジェネレイトガンダム|リジェネレイト]]<br />
:パーツ交換の技術がインパルスに活かされている。<br />
<br />
== 余談&nbsp;==<br />
*チェストフライヤーの変形は「ライフルを持ったまま両肩を畳み、曲げた左腕で顔を隠した」'''だけ'''に見える<ref>正確には胸部アーマーの一部も変形しているのだが、機体上方から前方にかけて見ると頭部のほとんどは丸出しのままになっている。</ref>というどこかシュールさを感じさせる独特なデザインとなっている。<br />
*[[SDガンダム]]シリーズにおいては『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』(未参戦)では主人公側の'''騎士インパルスガンダム'''。『SDガンダム ワールドヒーローズ』では主人公である'''悟空インパルスガンダム'''。いずれも主人公側のキャラクターとして描かれているが後期主役機のデスティニーガンダムは逆に敵側として描かれている。更に前者の作品では最終的に「運命(デスティニー)騎士インパルスガンダム」と後期主役機の名前を冠した姿になる。<br />
**なお前者では騎士インパルスガンダムはフォースインパルスが演者で、ソード、ブラストも含めた三兄弟だった設定がある。そしてソードはブラストに殺害され、ブラストが邪竜騎士デスティニーになるというSDガンダム外伝シリーズでもかなり闇深い物になる。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:インパルスガンダム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:いんはるすかんたむ}}<br />
[[Category:登場メカあ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]</div>
天世