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スーパーロボット大戦Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-19T03:38:30Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.35.1
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巽幸太郎
2023-10-27T06:46:50Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = たつみ こうたろう<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ゾンビランドサガ}}<br />
| 声優 = {{声優|宮野真守}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|深川可純}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 人間<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 職業 = プロデューサー<br />
| 所属 = フランシュシュ<br />
}}<br />
'''巽幸太郎'''は『[[ゾンビランドサガ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
フランシュシュのプロデューサーを名乗る謎の青年。存在自体が風前の灯である佐賀県を救うための「ゾンビランドサガプロジェクト」を立ちあげ、さくらたちをゾンビとして目覚めさせた。<br />
<br />
フランシュシュのメンバーとの会議で見せる奇抜な言動・行動の数々から、一見すると終始ノリと勢いだけで行動する無軌道な人物に見えるが、その実フランシュシュのアイドル活動を支えるために東奔西走し、メンバーらの自主性を尊重しつつ計画的に展開を推し進める有能さと、時に体当たりで臨むことも厭わないほどの行動力及び熱意に溢れた男である。なお、フランシュシュの前で見せる態度とは裏腹に、相応しい場では礼節ある常識人として普通に振っている。<br />
<br />
本人曰く「ハリウッド直伝」らしい特殊メイク技能を持っており、ゾンビたちを普通の人間と区別ができないように化粧することができる。また、フランシュシュの楽曲は全て担当しており、ポップスやデスメタル、ラップなどジャンルを問わず制作している。仕事の交渉から作詞・作曲、ダンスの振り付けまで、フランシュシュのマネジメントやプロデュースをほぼ全て一人で手がける多才さを持つ。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2020年12月のイベント「死んでも探したい想い」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[源さくら]]<br />
:ゾンビィ1号。特に煽ることが多い一人で、ボケたり調子に乗ったりするとエスカレートする。<br />
;[[二階堂サキ]]<br />
:ゾンビィ2号。煽ることが多い一人だが、時折やり過ぎて手痛い制裁を食らうことがある。<br />
;[[水野愛]]<br />
:ゾンビィ3号。煽ることが多い一人だが、決まって大小何らかの反撃を食らう。<br />
;[[紺野純子]]<br />
:ゾンビィ4号。特に煽ることが多い一人で、基本的に怯むばかりなのでエスカレートする。<br />
;[[ゆうぎり]]<br />
:ゾンビィ5号。自身の勢いに動じにくいためか、積極的に煽ることは少ない。<br />
;[[星川リリィ]]<br />
:ゾンビィ6号。自身の勢いに動じにくいためか、積極的に煽ることは少ない。<br />
;[[山田たえ]]<br />
:ゾンビィ0号。会話が通じないためか、積極的に煽ることは少ない。胸ポケットに常備しているゲソは主に彼女の暴走への対策。<br />
;ロメロ<br />
:ペットのゾンビィ犬。絶妙なタイミングでフォローを入れてくれる有能な相棒でもある。<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[クライン・サンドマン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「死んでも探したい想い」にて共演。佐賀に興味を持った彼がスポンサーとなり、[[サガ・ザ・グレート7]]を用意してくれた。<br />
<!-- == 名(迷)台詞 == <br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == --><br />
== 余談 ==<br />
*狂言回し的なポジションであるが、エンディングではトップクレジットとなっている。<br />
*外見や言動の破天荒さなどが、演者の宮野がバラエティ番組やイベントなどで見せる芸風とのシンクロ率が高く、視聴者から「'''ただの宮野真守'''」と評判となっている。<br />
{{DEFAULTSORT:たつみ こうたろう}}<br />
[[Category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ゾンビランドサガ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9D%B1%E6%96%B9%E4%B8%8D%E6%95%97%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2&diff=465542
東方不敗マスター・アジア
2023-10-17T05:32:04Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| タイトル = 東方不敗<br />マスター・アジア<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動武闘伝Gガンダム}}<br />
| 声優 = {{声優|秋元羊介|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|島本和彦}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|逢坂浩司}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 本名 = [[本名::シュウジ・クロス]]<br />
| 異名 = [[異名::東方不敗]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](ネオジャパン)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = 未来世紀10年2月22日<br />
| 年齢 = [[年齢::49]]歳<br />
| 身長 = [[身長::193 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::80 kg]]<br />
| 血液型 = [[血液型::AB]]型<br />
| 星座 = 魚座<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|香港|ネオホンコン}}<br />
| 役職 = 「第13回大会[[ガンダムファイト]]」ネオホンコン代表[[役職::ガンダムファイター]]<br />
| 特技 = [[流派東方不敗]]<br>四川料理<br>詩歌<br />
}}<br />
<br />
'''東方不敗マスター・アジア'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 == <br />
荒れ果てた[[新宿]]で[[ドモン・カッシュ]]の前に姿を現した謎の男。その正体はドモンの師匠であり、[[シャッフル同盟]]「キング・オブ・ハート」の前任者。優勝を成し遂げた前回(第12回)大会に引き続き、ネオホンコン代表として第13回大会に参戦している。<br />
<br />
第9〜11回大会におけるチャップマンの3連覇により「射撃武器有利」との予想が多かった第12回大会において、ほぼ格闘のみのスタイルで優勝。彼の目的は、当時蔓延していた重火器有利の風潮を正し、[[ガンダムファイト]]を周囲への無闇な破壊を齎さない「格闘路線」へ戻すことであった。しかし大会の最中、ガンダム同士の代理戦争という国家間のエゴによって傷つき荒廃していく地球の惨状を目の当たりにした彼は深く絶望し、シャッフル同盟を脱退して[[地球]]の自然再生の道を模索することになる。しかし折悪く不治の病に冒され、残された時間が僅かとなった。東方不敗は[[デビルガンダム]]の力に着目、DG細胞が持つ物質再生の力を自然復興に役立てるとともに、その凶悪な性質を帯びた力を利用して自然を破壊し続ける人類を抹殺することを目論むようになる。<br />
<!--デビルガンダムを操っていた際には「デビルガンダム'''様'''」「我が王」などと呼ぶなどまるでカルト宗教の信者のような言動を取り、ドモンも「東方不敗はDG細胞に汚染されている」と考えていたが、実は演技でありマスターガンダムの改造・修理以外には[[DG細胞]]を一切用いていない。--><br />
<br />
当初はデビルガンダムを敵視するドモンと敵対関係となり、[[ギアナ高地]]等で数度の死闘を繰り広げる<ref>死の間際にはドモンの言葉を受け止めて「お前には教えられたよ」と言っているが、漫画版『超級!機動武闘伝Gガンダム』においては自分の行動もまた見方を変えれば悪に成りうる事も理解しており、「もし自分が悪だというのなら、それを止める者が必要」として敵対しつつもドモンの成長を促す行動を取っていた事を明かしている。</ref>。しかしその過程で、愛弟子のドモンは彼自身の想いを受け止めつつ「人間もまた自然の一部だ」と喝破するほどに成長。最期の戦いの舞台となった決勝バトルロイヤルでは、ドモンとの拳と拳による魂のぶつかり合いの末、彼に敗北。地球を想う志と彼の哀しみが受け継がれたこと、また弟子の成長をこの目で確認できたことを満足してこの世を去った。<br />
<br />
初登場時の'''[[デスアーミー]]を生身で破壊'''するという強烈な登場に象徴されるように、非常にインパクトがある人物で、『[[機動武闘伝Gガンダム|Gガンダム]]』を象徴する人物と言える。MSの砲撃を素手で受け止めあまつさえ足場とする、布で鉄骨を縦に両断する、ドモンと協力して地盤沈下した高層建築物を上空へ吹き飛ばす等、人間離れした実力を視聴者へ見せつけた。<br />
個人の武勇に気を取られがちではあるが、戦術面において用兵術や人心掌握術にも長けており、あらゆる局面においての戦闘の天才である。<br />
<br />
尚、東方不敗の乗るガンダム、[[クーロンガンダム]]と[[マスターガンダム]]のモビルトレースシステムは通常の服にセンサー等が内蔵されたものとなっている。これはフィードバック性能が不十分な旧式タイプのものであるが、東方不敗の使用するそれはファイティングスーツタイプと比べて遜色のない反応を見せている(コミックボンボンで連載された漫画版では道着と同じデザインのファイティングスーツを着用している)。<br />
<br />
=== 第7回大会において ===<br />
マスター・アジアの本名は'''シュウジ・クロス'''。[[ガンダムファイト]]第7回大会(ドモンたちの舞台から28年前)ネオジャパン代表の[[大阪|ネオオオサカ]]出身の人物であった。当時、頭髪の色はダークグリーン。彼がネオジャパンに所属していた頃の活躍は漫画『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』(SRW未参戦)で描かれている。<br />
<br />
愛機は[[シャイニングガンダム]]に似た「ヤマトガンダム」。当時使用していた必殺技は「灼熱サンシャインフィンガー」、「超級覇王雷撃弾」、「流派東方不敗奥義 超級覇王日輪弾」、「流派東方不敗最終奥義 石破天驚拳」。<br />
<br />
後に共に[[シャッフル同盟]]となるマックス、ナシウス、トリス、アランと共に、謎の組織「カオス」と戦い、カオスの最終兵器「エレメント・カオス」をサンシャインフィンガーと石破天驚拳で撃破している。<br />
<br />
第7回大会はシュウジが優勝した訳ではなく、シュウジ達がエレメント・カオスと闘っている間、ネオドイツのウォルフ・ハインリヒが決勝バトルロイヤルを勝ち残り優勝している。この時シュウジらは決勝を放棄してカオスと戦っていたため、後に決勝放棄の罪を問われネオジャパンを国外追放処分となった。<br />
<br />
ちなみにこの決勝戦は、カイザーガンダム以外の20機のガンダムは全てカオスの部下であり、バトルロイヤルは20機同時にカイザーガンダムに襲いかかるというアンフェアなものであった。激闘の末、ウォルフは[[ガンダムファイト]]を優勝し、シュウジたちとの再戦を望み、彼らの帰りを待っていた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
敵として登場し作品によっては仲間になる事も。また、スパロボにおける一番最初の[[生身ユニット]]は『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』でのマスター・アジアであり、近年こそ生身ユニットとしての出番は少なくなったものの、スパロボ史には大きな影響を与えた存在である。<br />
<br />
仲間にする条件に[[説得]]が入ることは無く、主にドモンと拳を通しての語り合いが加入条件となっているが、他の隠し要素と二者択一になる事も多い。だが、仲間になった場合は、ドモンを一回り強くしたような能力値と、ドモンとの[[合体攻撃]]により[[エース]]としての活躍が見込める。ただし、F完においては仲間にすると「暁に死す」のイベント(とラブラブ天驚拳)が見られなくなるので、原作ファンとしてはどちらを選ぶか悩みどころ。なお「不治の病」「人類絶滅を企てた[[テロリスト]]だった罪」に関しては仲間になるとスルーされることも多い。<br />
また、敵として登場するときは凄まじい強さの時が多く、並大抵のユニットとパイロットでは一蹴させられることもある。<br />
<br />
一部の作品では仲間として正式参入するのだが、『R』『T』の二回は原作通り死亡した後に復活する(共に終了後参戦であり、原作再現と両立されたことはない)という斜め上の方法で参戦する<ref>終了後参戦の場合でも、実はあの時死んでいなかった。という形で隠し要素として登場するパターンはそれなりにあるものの、流石に実際死んで生き返ったというのはかなり珍しいパターンである。</ref>。あと上記の年齢にもあるが、彼は意外と若く、実はまだ50歳にもなってない。にもかかわらず、見た目や一人称「ワシ」から高齢者扱いされる事も多い。また、生身ユニットで出撃した影響等で小柄に思われがちだが、実際は193cmとドモンより長身である。<br />
<br />
名前表記の略称は、作品によって「東方不敗」と「マスター(マスター・アジア)」の双方が混在している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
:初登場作品。[[スポット参戦]]時を除いて仲間にはならず、[[マスターガンダム]]に搭乗して最後まで敵対する。[[ギアナ高地]]ルートで一定条件を満たすと、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]に石破天驚拳を伝授するイベントが発生する。<br />
:スポット参戦時は、前述のようにスパロボ初の[[生身ユニット]]として登場。該当シナリオでは敗北条件が「東方不敗の撃墜」になっているのだが、シナリオ中では驚異的な[[回避]]能力を以て絶対に撃墜されることがない([[必中]]をかけた味方の[[マップ兵器]]すら回避してしまう)ため、「絶対に敗北することのないシナリオ」になっている。なお生身ユニット状態で空中の敵機への攻撃手段を持たないため、[[飛行]]ユニット攻撃→東方不敗は回避するが反撃できない、という無駄な戦闘シーンを延々と見せられることも。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:ドモンとの出会いにデモが用意された。[[クーロンガンダム]]に搭乗する。今回も生身ユニットとしても登場し、ドモンと共に[[機械獣]]と戦う。『第2次G』の反省からか相手取るのは[[陸]]タイプのみ。[[技量]]初期値は『完結編』含めて全キャラ中最高の'''200'''というぶっちぎりの数値である。技量の低い機械獣相手ならば当たり前の様に[[クリティカル]]が発動する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:『F』では本性をさらけ出したまま終わったので、敵として出現。イベントでの出番は多いが、本格的に交戦する機会はギアナ高地と地上編限定の[[ランタオ島]]でのシナリオのみ。高い[[格闘 (能力)|格闘]]・技量値に[[2回行動]]と[[性格]]「超強気」から一見かなりの難敵だが、実際にはマスターガンダムの短[[射程]]や出現位置等の関係から、[[MAP兵器]]含む必殺技を繰り出させずに倒すのは難しく無い。地上編限定の[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]で後者のシナリオにてドモンのレベルが東方不敗より上であり、倒さず戦えば仲間に出来る。ただし加入時期は最終盤。マスターガンダムの性能や東方不敗本人の強さは味方になっても折り紙つきだが、全くの未[[改造]]な上使えるシナリオが少ないのが非常に惜しい。<br />
:デモムービーに関しては、仲間にする場合「究極石破天驚拳」が見られるが「東方不敗、暁に死す」と「石破ラブラブ天驚拳」は見られなくなる。また「東方不敗、暁に死す」は進め方によっては撃破しても見られないばかりか、'''普通に撤退してその後は消息不明'''となってしまう。この場合、ドモンは東方不敗の真意がついに解からないままという切ない幕切れとなる。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部と第2部で一度だけ[[スポット参戦]]する。何故かレベルが場違いに高く、まだ自軍が成長途上段階の第1部シーン3から襲ってくるので危険。<br />
:また、第1部のラスボスの一人として[[アインストレジセイア]]と共に登場する。精神コマンド無しで倒すのは非常に困難で、底力の効力が高まると[[飛影]]さえも撃墜してしまう事があるほど。<br />
:仲間にするフラグはそれほど難しくは無いが、ドモンで倒してはいけない。また迷彩[[ビルバイン]]を犠牲にするのも悩みどころでもある。<br />
:初回プレイで予備知識がない場合 原作の内容を知っている時ほど失敗しやすいので要注意。<br />
:高レベルの[[底力]]と[[頑固一徹]]を持つため打たれ強いがマスターガンダムの燃費の悪さが難点。SP消費の大きい[[鼓舞]]を活用するなら[[起死回生]]の習得も一考。[[技量]]が高く味方の[[てかげん]][[マップ兵器]]戦法は使いにくいが、[[誘爆]]を持つのでこちらのHP調整に利用できる。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:最初から敵として登場するが、条件次第で自軍に参加する。ただしかなり手間がかかり、宇宙ルートと16話後の分岐ルートのギアナ高地ルート以外の17話の隠し要素を諦め、ドモンの撃墜数を稼いだ上で、終盤に仲間にする事が可能。ドモンと同等かそれ以上の強さを誇り、更にドモンとの[[合体攻撃]]、究極石破天驚拳の演出が一見の価値有り。また、本作では『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』の[[科学者・技術者|科学者]]の[[四ッ谷博士]]とは旧友の設定になっている。愛機[[マスターガンダム]]の性能が敵時と味方時で変化がなく、[[HP]]は9000もある。ちなみに仮に生き残ってもEDには登場せず、ドモンの口から「師匠はまた旅立たれてしまった」という台詞がある程度(死亡の場合はドモンの台詞は「…」のみである)。<br />
:ネオホンコンでは[[NPC]]として一時的に味方になる。……のだが、本作では'''NPCはMAP兵器射程圏内に2機以上の敵がいると味方ユニットが巻き込まれようとお構いなしにMAP兵器を最優先で使用する'''という仕様のため、前に出るとデスアーミーごと超級覇王電影弾で吹っ飛ばされてしまう。特にゴッドガンダムは参入時点で強化パーツがすべて外された状態なので、焦って突っ走るとこれで撃墜されることがある。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::基本的に『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と同じだが、略称が「マスター」から「東方不敗」に変更されている。ドモンとの[[合体攻撃]]がかなり熱い構成だが、悩みどころは同じくかなり熱く再構成されたダブルゲキガンフレアが見れなくなること。<br />
::シナリオでも補完されている箇所があり、生き残ると後の『[[スーパーロボット大戦R]]』の[[伏線]]として[[早乙女博士|とある人物]]との交流が。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:ストーリー開始前に原作同様死亡したが、[[デュミナス]]一派の策略により復活させられ、無理矢理[[デビルガンダム]]の生体ユニットとされてしまう。味方にするのにそこまで手間はかからないが、手順の中に[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]が含まれるという異例の展開。仲間になった場合は[[ゼロ (電童)|ゼロ]]と対決する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:どうやっても仲間にできず死亡してしまうが、「さらば師匠!東方不敗、暁に死す!」の朝焼けのシーンがイベント一枚絵として用意されている。Gガン勢の影が薄い中、[[アークエンジェル]]のイーゲルシュテルンを生身で破壊して、さらに[[ナデシコ]]に飛び乗ったりする(しかも戦闘中のため、明らかにディストーションフィールドを張っていたはず)等、強烈なインパクトを残している。この暴れっぷりから、当該シーンで流れるBGM(当時は名称不明だったが後にOGMDで採用された際に名称が「Close call」と判明)が『'''東方不敗がナデシコの上にいる時のテーマ'''』などと呼ばれていた。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
; {{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:音声新規収録。特殊戦闘台詞や中断メッセージなどが多数追加された。敵として登場するほか、複数回のスポット参戦の機会がある。スポット参戦時は15話という序盤から既に'''精神コマンドを全て習得済み'''である。[[隠し要素/T#マスターガンダム&東方不敗マスター・アジア|隠し要素]]として特定の条件を満たすと47話で正式加入するが、フラグを逃しても隠しルートで無条件加入する。味方時も極、プレッシャーは健在。<br />
:原作通りランタオ島でドモンと戦った後に亡くなり埋葬されていた。しかし'''DG細胞により蘇生させられ、自らの蘇生理由を悟ると改めて意志の力でDG細胞を制御下に置く'''<ref>そのため原作の[[シュバルツ・ブルーダー]]同様の生体アンドロイド、すなわち機械と人間の中間的な存在であるゾンダリアンやエヴォリュダーに近い存在になっている。凱のGストーンの誤認を招くというクロスオーバーもある。</ref>という驚愕の復活を果たし、主人公部隊の前にマスターガンダムとともに姿を現す。<br />
:再び生を得たマスターの目的は、人類の未来を拓くため、「黄昏の時代」における人々の見えない倦怠を吹き飛ばし、閉塞した時代を打破すること。その手段は人々の心に訴える「真のガンダムファイト」により、全人類に流派東方不敗の思想を学ばせる(マスターの言葉を借りれば'''「全人類を自らの弟子にする」<ref>ある意味、シャアの「粛清を通じて全人類をニュータイプにする」という思想をポジティヴ化したものとも言える。</ref>''')ことで、心身を強くすることを図ることだった。その筆頭には成長したドモンを据えれば万全だと考えていたが、肝心のドモンが迷いに囚われていたので、改めて相応しい器に鍛え上げるため、あえて敵を装い乗り越えるべき壁として立ちはだかった。後に多くの仲間たちと共に切磋琢磨し、迷いを乗り越えて新たな強さを得たドモンの成長を大いに喜ぶと共に、「真のガンダムファイト」によって全人類の闘志を呼び覚ました。<br />
:敵として現れた際に「弱いものは滅ぶしかない」と弱肉強食の論理に染まったような口ぶりを見せていたが、これも立場上「人は弱いままでは滅ぶしかない。しかしそのままにするつもりはない」という真意をあえてぼかしていたため。そのため、地球へのコロニー落としを強行しようとするネオ・ジオンに愛する地球を滅ぼそうとする[[ゾンダー]]や[[クラックス・ドゥガチ]]、人に[[幸せの時|歪んだ善意]]を押し付ける[[カギ爪の男]]などに対しては、敵味方の枠を超えて叩き潰しに現れる。全ての行動に一貫性があり、根底にあるのは'''「愛」そのもの'''。人類と地球を愛するゆえに立ち上がり、かつて人類に絶望した自らの行動を正した愛弟子を厳しくも鍛え直し、導いていくなど、情の厚さが強調して描かれている。<br />
:地球人の戦闘能力の高さを評価している[[UND]]のスカウト対象にも当然入っており、多くの版権主人公が「特A級対象」という高いスカウトランクを誇る中でも、東方不敗はUND内部でも知る者の少ない「特S級対象」となっている事が[[ルーディー・ピーシーザルト]]によって明かされている。<br />
:[[ホシノ・ルリ]]同様、スキルラーニングで習得できない3つのスキルを持つがマスターガンダムの武装は全て[[サイズ差補正無視]]が付いているため、同スキルを習得できないようになっている。<br />
:激闘ルートのエンディングではアルティメットガンダムを連れ、[[ゾンダー]]に機界昇華された星々を元に戻す旅に出る。元に戻した後は、去り際に'''『異星人であることを明かすつもりだ』'''という『新』を意識したような発言をしている。<br />
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。インタビュアーは[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]。<br />
:余談だが本作に限らず、スパロボでは会話シーンで新しいキャラクターが入ってくる場合、足音やワープ音などのSEで「近づいてきた」演出が入るのだが、本作の師匠の場合'''何のSEもなく唐突に現れる。<br />
'''<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:本作から声が付いた。地上編のボスとして度々登場するが、どの面でも絶対に倒せない仕様になっている。なお敵パイロットとしての初登場時のみ、顔グラフィックが黒一色のシルエットになっており、名前も伏せられている(ボイスは通常通り)。<br />
:最終的にはドモンと普通に和解して、[[デビルガンダム]]の後始末を任せると姿を消す。<br />
:本作においては、実は'''ダグ星系の[[異星人]]だった……'''という設定になっている(ドモンには'''[[チベット]]周辺の出身'''とこれまた原作とは全く違う事を説明していた)。2017年3月10日配信の『生スパロボチャンネル』によるとこの設定は制作側としてもかなり紛糾したらしく、寺田Pは猛反対したとか<ref>シナリオライターは原作を見たうえで「あんな事するのは人間じゃない」としてこの設定にしたが、寺田Pは「なんで宇宙人になってるんですか、原作は宇宙人じゃない」と猛反対し、一ヶ月に渡って喧嘩したものの力及ばなかったとのこと。寺田Pは「言い訳できないし謝るしかない」と振り返り、後年『Gガンダム』のシナリオを書いた人([[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第680回にて今川監督だと明言された)が、「笑っていた」・「凄いこと考えるね」・「あれは面白かった」と言っていたことを人づての人づてに聞き、漸く憑き物が落ちたとのこと。2019年4月の『生スパロボチャンネル』ではトラウマとまで語っている。</ref>。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。『新』本編で戦闘シーンの無かった[[クーロンガンダム]]でも戦える。<br />
::おまけマップではマスターガンダムに乗りボスとして登場するが、クーロンに乗った「味方版東方不敗」を出撃させていると、ボスが[[ル・カイン]]に差し替えられる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:操作できるシナリオはあるが仲間にはならない。[[衝撃のアルベルト]]との生身対決は解る人にはニヤリな[[声優ネタ]]。イベントの起こし方によっては最後までドモンと分かりあえない場合もある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦リンクバトラー}}<br />
:闇のリーグのマジシャンが生身ユニットを専用キャラとして使用する。HPはダメージ下限を下回る220だが、回避と[[ひらめき]]を多用するためなかなか攻撃を当てられない。[[精神コマンド]]の[[自爆]]・[[祈り]]を利用すれば簡単に倒せる。<br />
:また同じく闇のリーグの[[ラスボス]]であるアマデウスが、東方不敗の乗ったマスターガンダムを専用ユニットとして使う。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:イベント「さらば師匠!デビルガンダム復活」及び振り返りイベント「Cosmic Chronicle 2章」に登場。<br />
:[[コーディネイター]]と[[ナチュラル]]の争いに憤慨し、デビルガンダムによる人類抹殺を目論んでいる。最終的には生き残ってドモンと和解する。<br />
:「偽りの世界」では生身で異星人のメカを圧倒する活躍を見せ、自軍と共闘する。その後、[[バーン・バニングス|バーン]]・[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]・[[リヒテル]]といった[[カイルス]]のメンバーでありながら「偽りの世界」で自軍部隊と敵対していたメンバーを保護していた。<br />
:また、今自分がいる世界を「偽りの世界」と認識しているなど早い段階で記憶を取り戻しており、味方にそれを問われた際はいずれそのことを話すと言っていたが、明かされることなく終わった。<br />
; {{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:イベント「轟き叫べ! 愛の名を!」では『超級!』でのテキーラガンダムのエピソードを参考にしたのか、'''ネオジャパンの開発した特効薬によって病が完治し'''、レイン達に流派東方不敗の手ほどきをしている。同イベントでボイス付きパイロットパーツが登場。'''『Gガンダム』唯一のボイスパーツ実装となった'''(主人公であるドモンはΩスキル演出のみのボイス実装で、パイロットパーツには実装されなかった)。<br />
:2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」では[[生身ユニット]]として登場。SR・SSRファイターでSSRは大器型。『F』以来23年ぶりの生身参戦で、恒常的に味方で使用できる生身ユニットとしては本作が初となる。何気にマスターガンダム搭乗時と精神コマンドが変更されている。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[スーパーヒーロー作戦]]<br />
:DG細胞によって復活したゼットンやパンドンを石破天驚拳で瀕死に追いやる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
ここでは[[生身ユニット]]としての東方不敗について解説する。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;パンチ<br />
:『X-Ω』では「格闘」名義で通常攻撃に採用。<br />
;キック<br />
:<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;マスタークロス<br />
:彼を象徴する武器…というより布。原作ではこれを[[デスアーミー]]に巻きつけて転倒させたり、発射された実弾を掴んで投げ返したりと生身でMSを撃破する超人ぶりを大いに発揮していた。<br />
:流派東方不敗にとって、なんの変哲もない布ですら凶器にすることができるのだ。<br />
:なお、弟子のドモンもハチマキで[[キラル・メキレル|キラル]]のバイザーを砕いており、布を武器にするのはれっきとした[[流派東方不敗]]の技な様子。<br />
:ちなみに『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では計算上、初期レベルでも[[クリティカル]]が出れば'''[[第3使徒サキエル]]の[[A.T.フィールド]]を突き破ってダメージを与える'''ことが可能。ゲーム本編では[[使徒]]と顔を合わせる機会はないが、出会ったら生身のまま使徒を殲滅する姿が拝めたかも知れない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;剣覇千王気炎弾<br />
:連続パンチ攻撃。[[クーロンガンダム]]搭乗時も同名の技を使う。<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではドモンとの演舞の際に見せる打ち合いが元になっている。<br />
;超級覇王電影弾<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[木連]]の会談場から脱出するのにドモンと協力して生身でこの技を使っていた。生身ユニット時の武装としては未採用。<br />
;石破天驚拳<br />
:流派東方不敗が最終奥義。ドモンを襲っていた狼に使った際と、香港シティの地下から脱出の為に岩壁を破壊する際の2度生身で使用している。<br />
:スパロボでは『A』でドモンと共にこの技でボソンジャンプの演算ユニットを破壊しようとしていた。生身ユニット時の武装としては流石に未採用。<br />
;流派東方不敗<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。連続パンチからのマスタークロスといったコンボ攻撃。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:当たり前だが飛べないし海適応もない……と思いきや、移動タイプが陸専用ではないので'''問題なく海に潜る事が可能。'''<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:[[生身ユニット]]の開祖であるため当然SSサイズ。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
[[格闘 (能力)|格闘]]、[[技量]]に関してはどのシリーズにおいても作中トップクラスの高さを誇り、敵時はクリティカルを連発してくる強敵。仲間になった場合も高い格闘値と技量値で自軍の[[エース]]としての活躍が期待出来る。その他の能力も平均以上。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
[[気合]]、[[熱血]]、[[ド根性]]等スーパー系の様な精神コマンドを習得する。また、[[てかげん]]も覚える為、弱い味方パイロットの育成にも一役買う。レベルが低い序盤の時点で'''全ての精神コマンドを習得済み'''の作品も多い。<br />
<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[てかげん]]、[[根性]]、[[気合]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:'''[[熱血]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[加速]]、[[鉄壁]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[気合]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[見切り]]、[[誘爆]]、[[鼓舞]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])、[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[熱血]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[てかげん]]、[[ド根性]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[不屈]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[突撃]]、[[気迫]]、[[魂]]'''<br />
:上記の通り、全ての精神の'''習得Lvが1'''となっており、序盤のスポット参戦の時点でいきなり大立ち回りを繰り広げる。<br />
:開幕「気迫」で極を発動させて敵陣に殴り込み、プレッシャーとの相乗効果で敵兵を蹴散らす姿は流石というほかない。<br />
:概要通り、今作の師匠の行動は人類や地球への愛故だが、その「愛」を習得しないのは愛情のかけ方の不器用さ故か。<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[熱血]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[加速]]、[[ド根性]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[根性]]'''<br />
:マスターガンダム搭乗時のスキル。<br />
:;生身ユニット時・パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[閃き]]、[[不屈]]、[[鼓舞]]'''<br />
::パイロットパーツ装備時はラインナップが変更される。また、生身ユニット時は最初からこちらのラインナップ。<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
「切り払い」や「底力」のLvが初期から高レベルでL9まで伸びる事が多い。また、シャッフル同盟のリーダーを務めていたからか「統率」や「指揮」等を覚える。<br />
<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[明鏡止水]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[統率]]L3、[[底力]]L9、[[頑固一徹]]、[[援護防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[切り払い]]L9、[[カウンター]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[切り払い]]L9、[[カウンター]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[防御]]L5、[[援護攻撃]]L1、[[指揮]]L1、[[カウンター]]L7'''<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[カウンター]]、[[ハイパーモード]]、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4、[[コンボ]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:;敵対時<br />
::'''[[底力]]L6、[[極]]、[[闘争心]]L3、[[プレッシャー]]L3、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]L2、[[地形利用]]'''<br />
::作中初登場の第14話で敵対時でもこれらの技能が勢揃い。意外にも精神耐性がないが、この時点で脱力を連発できる手段はないため、乗機のマスターガンダムの強さと相まって紛れもなく序盤屈指の強敵となる。<br />
:;味方時<br />
::'''[[底力]]L6、[[極]]、[[闘争心]]L3、[[プレッシャー]]L3、[[ヒット&アウェイ]]、[[地形利用]]'''<br />
::第15話のスポット参戦時も同様。条件加入ながら自軍参入キャラでは初のプレッシャー所持者となった。<br />
::闘争心以外の気力関連の技能が無くなった代わりに、ヒット&アウェイが追加。器用に立ち回れる他、技量を鍛えれば恐ろしい程のクリティカル発生率を誇り、プレッシャーによるサポートも可能。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;気力上限200<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。[[ドモン・カッシュ|弟子]]と同じボーナスで、同作では[[気力限界突破]]がないので2人だけ気力が別次元である。その恐ろしさは後に[[ロージェノム|螺旋王]]や[[カミナ]]が証明したように、'''攻撃力・防御力が跳ね上がる'''という一点に尽きる。<br />
:厄介な事に彼を仲間にして、このボーナスを取得させた状態で2周目に進んだ場合、このエースボーナスを引き継いで敵ユニットとして立ちはだかる。この状態で石破天驚拳など喰らった日には、スーパー系でも消し飛んでしまうだろう。<br />
:勿論底力L9との相乗効果もあるため、当てても掠り傷という事態も珍しくなくなる。決死の総力戦あるのみである。<br />
;格闘武器の与ダメージ1.1倍。SPが毎ターン5回復<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。マスターガンダムの全武装が格闘武器なので攻撃力の上昇に繋がる上に、[[SP回復]]とも重複するためTacマネージメントと併せて'''SPが毎ターン13(SP回復ありなら23)回復'''する。『A PORTABLE』とは違いソルジャーメダリオン等の気力上限に手を加える手段がある『T』の環境で強力なボーナスに的確に変更された。<br />
:ソルジャーメダリオン(気力200)+極+プレッシャー+(再攻撃&アタッカー)+プラチナエンブレムで突撃からの石破天驚拳で暴れ回る師匠の姿は、最早天変地異の域。東西南北中央不敗スーパーアジア、ここに極まれり。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;旧シャッフル同盟<br />
:かつての仲間。ブラック・ジョーカー、クイーン・ザ・スペード、ジャック・イン・ダイヤ、クラブ・エースの4名。射撃重視の風潮により本来の趣旨を忘れたガンダムファイトを危惧し、格闘路線への回帰と各国間の緊張感緩和のため、一堂を代表してガンダムファイト第12回大会に参加。その使命を果たした。しかし、それは彼にとって同盟との決別の始まりでもあった。<br />
;[[ドモン・カッシュ]]<br />
:弟子。[[デビルガンダム]]を使った人類抹殺による地球環境再生を目指していたマスターにとっては、最大の障害となる。幾度と無く対決するが、極限の戦いの末に敗北、ドモンの言葉によって自らの過ちに気づき、死にゆく自分に代わって[[地球]]の未来を託した。<br />
;[[シュバルツ・ブルーダー]]<br />
:自らの計画を何度も看破され、自分と同等の戦闘能力を有す為、ドモン以上に警戒している。[[ギアナ高地]]での対決の時点で、その[[キョウジ・カッシュ|正体]]に気付いていた。<br />
;[[風雲再起]]<br />
:愛馬。生身の時も[[モビルファイター|MF]]の時も人馬一体となり、戦場を駆ける。<br />
;[[ウォン・ユンファ]]<br />
:自身の代表国であるネオホンコンの首相。表向きは協力関係にありながら、その実、互いの目的の為に利用しあう関係だった。<br />
:彼の事を内心快く思っていなかったようで、ガンダムファイト決勝戦の時には「政治屋」と罵倒する。<br />
;[[ウルベ・イシカワ]]<br />
:第12回大会において決勝戦で対決するが、一蹴して優勝した。この出来事がウルベを歪ませる一因となった。<br />
:またウルベがミカムラ博士と共謀して起こしたアルティメット(デビル)ガンダム奪取が、結果として余命いくばくもないマスターを『地球回復のための人類抹殺』という狂気に駆り立てる遠因となった。<br />
;ウォルフ・ハインリヒ<br />
:漫画『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』に登場する第7回大会最強のファイターと言われ、優勝を勝ち取ったネオドイツ代表のガンダムファイター。乗機は[[ガンダムシュピーゲル]]似のカイザーガンダム。<br />
:ドモンたちにとってのシュバルツのような立場でシュウジ達を叱咤・激励するほか、その言動にも強い類似性を感じさせる人物。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)<br />
:原作では共に人類に絶望して人類の粛清の為に何らかの行動を起こした者同士である人物。それだけに、『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼の逆襲を予感していたようだ。<br />
:また、メディアミックス作品では「自分の行いに迷いをもった結果、[[ドモン・カッシュ|敵対]][[アムロ・レイ|者]]に自分を食い止める事を託した」という点でも共通しており、『T』では互いの目的を果たすため、密かに連絡を取り合い協力し合っている。<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:『T』では[[UND]]の追っ手としてルーディー達を追う彼と交戦。彼も東方不敗に対しては戦士として一定の敬意と畏怖の念を抱いており、打倒東方不敗に意気込む。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]、[[オウギュスト・ギダン]]、[[プルツー]]<br />
:『T』では死亡したはずの東方不敗が生きている事を彼らにも驚かれている。<br />
;[[クラックス・ドゥガチ]]<br />
:『T』では地球を滅ぼそうとする彼の目論見を叩き潰すべく[[T3]]と彼の決戦の場に現れ、彼の所業を真っ向から非難する。<br />
;[[ムルタ・アズラエル]]<br />
:『J』では彼と手を組んでいる。丁度原作のウォンの立ち位置に当たる人物である。彼からは「イカレている」と評されているが、あちらも充分イカレているような気がしないでもない。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『T』ではドモンからの薫陶を受けたアキトの動きに流派東方不敗の流れがあると看破し、孫弟子とみなしてその腕を見極めんとする。『T』における東方不敗の目的(全人類に流派東方不敗を学ばせる)を考えると自分の目標を最初に達成した人物とも言える。<br />
;[[北辰]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、木連との和平交渉が決裂しかぐらづきから脱出する際に彼が率いる北辰衆と交戦するが、彼らの包囲網をドモンと共に放つ必殺技・超級覇王電影弾を放って一蹴し突破する。<br />
;[[相良宗介]]、[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:『J』では彼らと生身で対決する場面も。素手でデスアーミーを吹っ飛ばしたり、気配を殺して樹上から狙撃の機会を窺っていたクルツの存在を見抜いたりして宗介とクルツを驚愕させた。<br />
;[[バーン・バニングス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では「偽りの世界」で自軍部隊に敗れた彼を保護し、行動を共にしている。<br />
;[[サラ・コダマ]]、[[アナ・メダイユ]]、[[エウレカ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」では旅の途中で出会った彼女達と親しくなり、レインも交えて彼女達に流派東方不敗の稽古をつけている(アナに関してだけは流石に子供なので稽古は応援のみの参加である)。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[Dr.ヘル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』・『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では彼と手を組む。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:『R』では、かつて倒したはずの[[デビルガンダム]]が復活した真相を聞いて、その発端が[[ゲッター線]]によるものである事を語った時に彼から食ってかかられる。<br />
:『CC』では『世界最後の日』版の彼と「掴み取った平和、そして…」にて一旦戦乱が収束した後、彼と共に修行の旅に出る事に。<br />
;[[早乙女博士 (OVA)]]<br />
:『T』では共に人類のために敢えて悪役を演じている者同士であり、協力関係にある。<br />
;[[ゲッター線]]<br />
:『R』にてマスター・アジアを完全復活させる。マスター曰く、「ゲッター線が自身に詫びを入れた」との事らしい。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[衝撃のアルベルト]]<br />
:様々な意味で似たもの同士である漢。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では宿命の[[ライバル]]という設定で、ルートによっては梁山泊にて彼との死闘を繰り広げる。<br />
;[[四ッ谷博士]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では共に自然を愛する者同士、旧友という設定。<br />
;[[ゼロ (電童)|ゼロ]]<br />
:『R』では生身で彼と死闘を演じる。なお対決した時のシナリオタイトルは原作準拠の「GEAR壊滅!」なのだが、大半のプレイヤーは二人の対決の巻き添えで壊滅したと思った事だろう。<br />
;[[ド・ベルガン]]<br />
:『J』では彼と密約を結び、利用した。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:『X-Ω』のイベント「ぶっちぎり魂が繫いだ宇宙の絆」では[[マクー]]を相手に共闘している。<br />
;[[アマチ・アキラ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「ぶっちぎり魂が繫いだ宇宙の絆」にて共闘。彼に修行もつけている。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:『T』では、自らと同様にゾンダーを宿敵とする者として、たびたび気に掛けていた。<br />
;[[腕原種]]<br />
:『T』では彼をはじめとする[[原種]]と敵対関係にあり、その野望を挫き地球を守るべく対峙する。<br />
;[[エルドラメンバー]]<br />
:『T』ではかつて黄金の時代で共に戦った仲。本名のシュウジ・クロスも知っている。<br />
;[[ヴァン]]<br />
:『T』では[[カギ爪の男]]の打倒を託せる人間として彼にも一目置いている。<br />
;[[カギ爪の男]]<br />
:『T』では彼と敵対関係にあり、彼にデビルガンダムを悪用されることを防ぐために、体内にデビルガンダムの核を宿しているレインを拉致・保護したが隙を狙われ[[ファサリナ]]と[[ミハエル・ギャレット|ミハエル]]によって彼女を拉致されてしまう。彼と東方不敗は東方不敗の言葉通り「水と油」そのものであり、思想を植えつけるカギ爪の男と思想を自らの意思で学ばせる東方不敗とでは相容れることはなかった。<br />
<br />
=== その他の版権作品 ===<br />
;[[ギャバン]] / 一条寺烈<br />
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』と『X-Ω』のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」にて共演。<br />
;[[エメラルダス]]<br />
:『T』では旧知の仲であり、[[UND]]に追われるルーディー達に助太刀した際に、彼女からの助力も受ける。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[安西エリ]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではバルマーに拉致された彼女を救出した。<br />
;[[アクセル・アルマー]]、[[ラミア・ラヴレス]]<br />
:『A』において、シャドウミラーより抹殺任務を下された者たち。この時点でアクセルとラミアの素性は明かされていない(その上アクセルの場合は記憶喪失により無自覚である)が、師匠は既に知っており、石破天驚拳伝授の際には彼らに気を付けるようドモンに助言を残した。<br />
;[[デスピニス]]<br />
:『R』では彼女によって復活させられ、[[デビルガンダム]]の生体コアとして利用される。<br />
;[[ルーディー・ピーシーザルト]]<br />
:『T』では[[UND]]を脱走し追っ手に追われる彼女を助けており、その後彼女をシャアに紹介し、彼女とシャアの協力関係を取り持つ。<br />
;[[エイム・プレズバンド]]<br />
:『T』ではエルドラメンバー同様にかつて共に戦った間柄で、今でも旧名の「シュウジ」と呼ばれている。<br />
;[[ダイマ・ゴードウィン]]<br />
:エイム同様、かつて共に戦った間柄。それゆえに最終決戦の際は暴走するダイマをエルドラメンバーのネロと共に論したが、ダイマには受け入れられなかった。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「待ていっ! ここではやたらにガンダムを動かすでないっ!」<br />
:初登場シーン。デスアーミーに追われる'''ドモン達のコアランダーと生身で併走しながら'''<ref>今川作品でよく見られる上半身を全く動かさず足だけで高速走行する、いわゆる[[十傑集]]走り。</ref>のやりとり。ここらへんでもう並の人間じゃない…だがこれは序の口。<br />
;「先に行け! ドモン・カッシュ!」<br />ドモン「俺の名前を!?」<br />「借りるぞぉっ!」<br />
:ドモン達を逃がすと、デスアーミー相手に'''生身で'''大立ち回りを演じるマスター。'''借りた鉢巻を巻き付けてデスアーミーの頭部を破壊し、素手で掴んだ弾丸を銃身に詰めて暴発させ、さらにデスアーミーが乗ったままコンクリートの壁をひっくり返す'''、という生身とは到底思えぬ凄まじいまでの戦闘力を発揮した。この一連のシーンに度肝を抜かれた視聴者も多いはず。<br />
;「[[流派東方不敗]]は 王者の風よ 全新系裂 天破侠乱 見よ! 東方は赤く燃えている!! 」<br />
:「王者の風よ」「系裂」は弟子のドモンが言い、「天破侠乱」以降はドモンと一緒に言う。作中でこの台詞は[[新宿]]でのドモンとの再会、ドモンの修行時代の回想シーン、[[ガンダムファイト]]決勝開会式での[[ゴッドガンダム]]との模範演舞、そして死の間際の計4回登場。<br />
:「この世は常に新しい波乱に満ち溢れている! 嘆きと助けを求める声は天を破らんばかりだ! 見よ、そのため東方は赤く燃えているではないか! 流派東方不敗の役目は王者の風を吹かせ、それを鎮めることなのだ!」という意味が込められている。<br />
:原典の「新一派 東方不敗 王者之風 全新招式 石破天驚 看招 血染東方一片紅」とは意味が異なるが、死の間際の問答後にこちらも登場した。<br />
:『第2次G』や『新』ではマップ上の生身アイコンで、『F』では専用デモで再会の演舞バージョンを再現。『T』ではエーストークであろうことか[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]に続きを促す(そしてラミィも律儀に乗っかる)。<br />
;「つまりはっ、『ハメルンの笛吹き』ッ!」<br />
:新宿にて、デスアーミーの群れを一掃するため、一か所に集めて海に追い落とす作戦を説明した際に放った台詞。作戦内容及びその童話になぞらえた作戦名自体に問題はないが、この台詞の際、東方不敗は'''自らのお下げを横笛に見立てて口元に当てるという大袈裟なジェスチャー'''をしていた。自らの髪型を利用した一発ギャグにも見えてしまうような仕草であり、いわゆる「シリアスな笑い」として扱われやすい迷シーン。このように視聴者にとっては笑ってしまうような場面でも作中では別にギャグとしては扱われておらず、そのまま話が進む。熱がこもりすぎて突飛に見えることを大真面目にやっているのがGガンダムの作風である。<br />
;「この馬鹿者め! このワシの正体に、まだ気づかんのかぁっ!」<br />「ふっふっふっふっ…そうだ! これが東方不敗の真の姿…そう、マスター・ガンダムだ!」<br />
:14話、ドモンを催眠術で仲間に引き入れようとするも、レインの介入によってその策は失敗する。動揺するドモンに追い討ちをかけるかのように、クーロンガンダムの装甲が弾け飛び、漆黒のガンダムが姿を現す……。<br />
;「フッフッフ…驚くのも無理はなかろう。信じられぬのも無理はなかろう。だがこれは事実だ。悲しいかドモン?恐ろしいかドモン?お前の師匠には全てお見通しだ。だからワシを信じろ。されば救われる。さあこの手を取れ。そして立ち上がれ。ワシはいつもお前と一緒だ。ほぉら…あのデビルガンダムが、兄上がお待ちだぞ?」<br />
:絶望するドモンをなおも勧誘する東方不敗。SRWでも正体を明かした後はこのイベントに続くケースが多い。<br />
;「貴様らぁ! 己の命と引き換えに、そいつらを元に戻すつもりか! そんな事をして何になる! このワシを倒す事を諦めたのか!」<br />
:15話、DG細胞に侵された後継者達を救わんと、命の炎を極限まで燃やすシャッフル同盟に対して。かつての仲間の命が燃え尽きる事を、彼は良しとしなかったようだ…。<br />
;「愚かな奴らよ…こんな小僧たちを助けるために、自分の命を投げ出すとはな…ぬぅっ!」<br />
:己の命と引き換えに後継者たるチボデー達をDG細胞の呪縛から解き放ち、シャッフルの同胞達はその命を散らした。命の炎を極限まで燃やし、最早ただの石像となったシャッフル・ジョーカーの頭部を片手に、彼は呟く…。<br />
;「およそ地形には6つの害あり。今奴はその1つ、天羅に向かいつつあり。<br /> そこは草木が密生し、思うがままの行動不可能なり。しかるに、近付くことなかれ。<br /> だがドモンはただ追いかけるのみ。そして、アリ地獄にはまったがごとく奴は我々の思うがままにやってくる。<br /> そう、罠の張られたあの場所へ。これこそ東方不敗は八卦の陣! 一度はまれば抜けられぬ! 覚悟しろ!」<br />
:自分を追ってくるドモンを逆に罠にはめ、抹殺しようとする際の台詞。「東方不敗は八卦の陣!」の所での「八卦盤の中央からニュッと顔を出してキメポーズ」が可笑しすぎる点が突っ込まれることも多いが、三国志演義等で知られる「八門金鎖の陣」を元にしたトラップやその前の「戦いとは詭道なり」で始まる台詞等、またその後ドモンが山頂に向かった際に「生兵法は怪我の元だぞ」と嘲笑するという、三国志演義内での曹仁・李典連合の戦いを思わせるシーンなど、古代中国物のファンならば思わずニヤリとするシーンが続く、名場面である。<br />
;「まさか無事でここから出られるとでも思っていたか? この馬鹿弟子が!」<br />ドモン「そんなガンダムでまだ動けるなんて!」<br />「当たり前だ! ワシの名を忘れたか!? ''未だ負けを知らぬは、東方不敗よぉ!!''」<br />「そうだ…この名に懸けても、貴様だけは許さぁぁぁん!!」<br />
:[[ギアナ高地]]にて、[[明鏡止水]]を会得したドモンに完膚なきまでに叩きのめされ、それでもなおドモンに食らいつかんとする。<br />
;「うるさぁい! 貴様などにわかってたまるかぁ! ワシが何のために闘うかだと? そんな事を貴様に話して何になる!」<br />「ふっふっふっふっ…ワシも哀れよなぁ…まさか自分の育てた弟子に、こうまで逆らわれるとは思ってもみなんだ…」<br />「そうだ…貴様さえ…貴様さえ! あの新宿に現れなんだらどれほど良かったか…」<br />「貴様さえガンダムファイターにならなければ、どれほど良かったか、わからんかぁっ!」<br />「この馬鹿者! 馬鹿者! 馬鹿者! 馬鹿者ォォッ!!」<br />「もう少しで…もう少しでデビルガンダムでこの地球を! この地球をぉぉッ!!」<br />
:「何故俺を倒さなければならない!?」と問うドモンに対して叩きつけた恨み節(よく聞くと自分の目的を言いかけてしまっている)。怒涛の勢いで繰り出される拳にドモンは気圧されそうになるが…。<br />
;「ふん…さっきは言いおったな…! 言いたい事があるならはっきり言えと!」<br />「ならば言ってやろう…そう! だからお前はアホなのだぁ!!」<br />
:ゴッドガンダムに乗り移らんと生身で飛び出したドモンを前にして。直後ディスタントクラッシャーでドモンを狙う。しかし、それを阻んだのは[[シャイニングガンダム|ドモンのかつての愛機]]であった。<br />
:2行目の後半は、数多ある師匠の台詞の中でも特に有名なもの。作中でももう一回口にするが、スパロボを始めとした外部出演でも後述するようによくアレンジされる台詞。<br />
;「最後のパワーで、一気に再生してくれるわぁぁ!! 勝負だドモォォンッ! …ぬぅっ!?」<br />ドモン「お前と遊んでいる暇はない!! 俺はネオホンコンへ…行くッ!!」<br />「うあぁぁぁぁ…ぬおぉぉぉぉぉ!?!」<br />
:ギアナ高地編クライマックス。ゴッドガンダムが起動を果たすが、東方不敗はそれを何するものぞと破損した部分を再生させドモンに立ち向かう。しかしネオホンコンへ急ぐドモンにとってはただの悪足掻きに過ぎなかった。頭部を摑まれ、地面に叩きつけられた挙げ句最大出力のバーニアのバックファイアで引導を渡されてしまう。そんな馬鹿なと言わんばかりにホワイトアウトしていく東方不敗。ここで退場か、と思いきや…。<br />
:この一件から「東方一敗」と呼ぶ人も。<br />
;「うるさぁいっ! 何を寝言を言っておる! ワシはこうしてここにおる。なんの不思議があろうか!」<br />
:どっこい生きてた東方不敗。ギアナ高地での激戦などなかったかのように平然と開会セレモニーに現れ、「確かに俺はあんたを倒したはずなのに…何故!?」と動揺するドモンを一蹴する。<br />
:この一件からファンの間では「ギアナ高地の師匠は偽者」との説を囁かれる事になったが、後に今川監督が「本物」と明かした。この後の戦いぶりからして、何故ギアナ高地で敗れたのかはまるで分からない訳だが…東方不敗の演出だったのだろうか?<br />
:「超級!」ではこの疑問に対する一つの回答として…(後述)<br />
;「だが心してかかれよ。このワシはシード選手として先にあそこで待っておる」<br />「そして、キサマ等全員を叩きのめし、東方不敗ではなく真の王者、''東西南北中央不敗・スーパーアジア''となってくれるわぁっ!」<br />
:第13回大会におけるマスターの優勝宣言。この後、ドモンたちがわざわざ顔アップで「東」「西」「南」「北」「中央不敗だとっ!?」と繰り返してくれる。本当にやりかねないのがまた……。というか、アジアの方を残すんですか……<ref>ドラマCDではあろうことか、[[ストーカー|中の人が同じ人]]からツッコまれてしまった。</ref>。一応、「スーパー」を「超越」の意味で捉えれば、アジアを超えて全方位を制した王者という意味なのだろうと推測はできる。<br />
;(証拠を残すわけにはいかんのでな…)<br />
:第35話より、ネオホンコンの街中に出現した[[デビルガンダムヘッド]]を撃破して。この時は相手をマスタークロスで縛り上げ、それを弾くと同時にバラバラにするという[[オルフェス|どこかの仕事人]]のような技を見せていた。<br />
;「シュバルツの正体が奴に間違いなければ、今のドモンに勝ち目はない…」<br />
:ウォンから次の対戦相手がシュバルツと伝えられて。ギアナ高地でシュバルツの素顔とその卓越した技量から判断してと推察されるが、台詞の言い回しから「シュバルツの正体がDG細胞で作られたキョウジのコピーという事実を知れば、ドモンは動揺して勝てない」となれば、そんな未熟なドモンに石破天驚拳を伝授する理由付けにはならない。もし「シュバルツの正体が、かつての自分が勝てなかった『ガンダムファイターのウォルフ・ハインリッヒ』がDG細胞で復活した存在」とならば、石破天驚拳を伝授する理由にはなる。劇中でシュバルツの前身たる存在は明らかになってはいないが、「ゲルマン忍術の凄腕ファイター」他に思い当たる人物はハインリッヒだけで、その事実を知るのはマスターだけである。<br />
;「馬鹿者っ! 武闘家たる者、一時たりとも拳から気を抜くものでは無いわぁ! でなければ、この石破天驚拳、習得するなど、夢のまた夢ぇっ!」<br />
:ドモンの修行時代、狼に襲われたドモンを助けるために石破天驚拳を放った後の台詞。…それにしてもドモンを救うためとはいえ、狼相手に最終奥義を放つとは少々やり過ぎではなかろうか。<br />
;「笑わせるなぁ! 貴様、『優しい』という言葉を勘違いしておるのではないか!? この政治屋めぇっ!」<br />「よいか! ワシの目的はな…この''地球人類の抹殺''なのだぞ!!」<br />
:ウォンに「デビルガンダムを人と地球に優しいガンダムに…」と投げかけられての返し。彼を痛烈なまでに糾弾し、ついに自分の真意を明かす。ドモンは「デビルガンダムをそんな事のために!」と激怒するが…<br />
;「止めろドモン!貴様、実の兄をその手で殺めるつもりかぁ!!」<br />
:デビルガンダムに飛び移ったシュバルツに促され、とどめの石破天驚拳を放とうとするドモンを必死で制止する。<br />
:デビルガンダムの破壊を食い止めるために情に訴えるという姑息な物言いに聞こえるが、東方不敗の真意を踏まえると、自分自身が加担した陰謀に意図せずして巻き込んでしまった愛弟子に、肉親殺しという重い罪を背負わせたくないという彼の思いが垣間見える一言ともとれる。<br />
;「ドモンよ…デビルガンダムがもともとは地球再生のために造られたという事はシュバルツから聞いたであろう。<br />だが、地球に落下したショックで異変が生じ、地球再生のための三大理論を飛躍させ、ある答えを導き出した。それこそが人類抹殺よ…」<br />ドモン「あ、あんた…!?」<br />「分からぬか? 地球を汚す人類そのものがいなければ、自然は自ずと蘇る。<br />そして最強の力を持ったデビルガンダムさえいればもう誰も地球へ降りられなくなる…。<br />ふははは…はははははは…そうだ…それがいい…! それが一番だ!<br />''そのためならば人類など滅びてしまえぇっ!''うぁっはっはっはっは…!」<br />ドモン「し…師匠…」<br />
:ドモンとウォンにデビルガンダムの真意「人類抹殺」を憂いしく語り、自身の心中を絶望と共に吐露する。小説版の東方不敗の設定がここにある。後半部の狂ったような笑いの中にも彼の哀しみが感じられる。ドモンはあまりの事に言葉を失い、ウォンはその様子を「狂っている」と評した。IMPACTではシュバルツも[[飛影]]に助けられてこの場に居合わせたが、彼ですら東方不敗の真の目的には唖然としていた。Jではあの[[ムルタ・アズラエル]]でさえ「'''イカれている'''」と称している。<br />
;「そうだ…償いだ…犯した罪は償わねばならぬ…この手でな。<br />そう、宇宙に浮かぶ大地、森、山、そして湖。すべてが偽者の世界の中で生きていることも気付かぬ愚か者共から!この地球を取り戻す!」<br />ドモン「だからと言って、人間を抹殺していいはずがない!」<br />「まだ分からんのか! なにがガンダムファイトだ! なにが理想的な戦争よ!」<br />「我が身を痛めぬ勝利が何をもたらす?所詮はただのゲームぞ!」<br />ドモン「だが、無闇に人が死ぬよりは遥かにいいッ!」<br />「だから、お前はアホなのだぁぁぁッ!!」<br />
:心中を吐露した東方不敗は、地球再生・人類抹殺を改めて決意し、再びドモンと激しく拳を交える。人間唯一論の弟子と、自然博愛原理主義者の師匠、互いの主張はどこまでもすれ違う…。<br />
:なお、この「罪と罰」というモチーフは以後の今川監督作品に繰り返し用いられることになる。<br />
;「フン…!ならばワシが正しいか、お前が正しいか、決着をつけてくれるわッ!」<br />
:ドモンに「人類もまた自然の一部」と共存論を叩きつけられ、気圧される東方不敗。それでも尚拳で語り合わんと自身を奮い立たせ、ハイパーモードを発動させる。<br />
:この時、東方不敗には足元に及ばないほど小さい存在だったドモンが恐ろしいほど大きく見えており、ドモンの考えに肯定も否定もしていなかったところから、既に自分の行いの是非を悟っていたのかもしれない。<br />
;ドモン「流派!」<br />東方不敗「東方不敗が!」<br />ドモン「最終!」<br />東方不敗「奥義!」<br />ドモン「石!」<br />東方不敗「破!」<br />二人「天驚ぉぉぉけぇぇぇんっ!」<br />
:上記から。互いに最後の決着をつけるべく、流派東方不敗最終奥義石破天驚拳を放つ。その余波はかなり離れた場所で立ち会うチボデーらの所まで及んだ。この台詞、演出はスパロボでは石破究極天驚拳に流用されている。<br />
;「そこまでか!? 貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのか!? それでもキング・オブ・ハートか!」<br />「足を踏ん張り、腰を入れんか!! そんな事では悪党のワシ一人倒せんぞ!この馬鹿弟子が!!」<br />「何をしておる!? 自ら膝を付くなど、勝負を捨てた者のする事ぞ!立て! 立ってみせい!!」<br />
:ドモンとの最終決戦にて、石破天驚拳の撃ち合いになり、押し込まれたドモンに対し悪態に見せかけた叱咤激励を入れて。自らを「悪党」と断じているところから、己の誤りを認め、ドモンに対し言外に師である自分を超え、討ち果たして見せろと告げている。東方不敗の、弟子への不器用な愛が滲み出る一幕である。<br />
;「よぉし…! ''今こそお前は、本物のキング・オブ・ハート…!''」<br />
:[[ゴッドガンダム]]のフィニッシュホールド「石破天驚ゴッドフィンガー」を受けながら、右手にシャッフルの紋章を浮かべて。ドモンを教え導き、また壁として立ちはだかる師としての役目を果たし、自らを超えたドモンの成長に立ち会えて感無量だったのであろう。その表情は満ち足りた穏やかな笑顔であった。その直後、マスターガンダムは爆発。崩れ落ちるように倒れ、弟子の慟哭が響く中、閃光の中へと消えていった…。<br />
;「何がシャッフル同盟よっ! 何がキング・オブ・ハートよっ!! ぬぉぉぁあああ……!!」<br />
:『平和的な戦争』という名目の[[ガンダムファイト]]が正しい戦いかどうかを確かめるために第12回[[ガンダムファイト]]に出場。優勝を果たし高みに立ってい時、自分の後ろに広がる廃墟を見て[[ガンダムファイト]]の弊害を身をもって思い知り、そしてその一端を自分自身の手で引き起こしてしまったという拭い去れない事実に絶望と共に慟哭する。そのやり場のない後悔の念と憤りが彼を暴走させてしまう。<br />
;「なぁ、ドモンよ…お前には教えられたよ…<br />人類もまた自然の一部…それを抹殺するなど自然を破壊するも同じ…<br />ワシはまた、同じ過ちを繰り返すところであった…」<br />ドモン「師匠…」<br />「ワシをまた、師匠と呼んでくれるのか…」<br />ドモン「俺は今の今になって、初めて師匠の悲しみを知った。<br />なのに俺は、あんたと張り合うことだけを考えていた…。話を聞こうともしなかった! <br />なのにあんたは最後まで、俺の事を…っ!」<br />「何を言う…しょせんワシは大罪人よ…<br />だがな…見てくれ。ワシの体は一片たりともデビルガンダム細胞には侵されておらん…」<br />ドモン「分かっていた…! 分かっていたのに…!」<br />
:師匠と弟子の壮絶な戦いが決し、朝日の昇るランタオ島の浜辺でのやり取り。武闘家故に想いを拳に乗せてでしか語り合えなかったが、最後にお互いを理解し、分かり合えた師匠と弟子の姿が、そこにはあった。<br />
;「あぁ…ドモン…お前と新宿で出会わなければ…お前がガンダムファイターになどならなければ…」<br />「こんな…こんなことにはならなんだのに…」<br />
:自身を超えた弟子に抱えられ、彼は涙を流しながら、ギアナ高地での激闘の際に漏らした恨み言を再び繰り返しながら、後悔の念を吐露する…。本当は戦いたくなどなかった。戦いたくなかったのに、天の悪戯か、弟子であるドモンにまで忌まわしいガンダムファイトの魔の手が及び、不本意ながらも巻き込んでしまった。こんな馬鹿げた覇権争いに弟子だけは関わってもらいたくなかった。なのに神よ、あんまりではないかと言わんばかりに残酷な運命の非道さを東方不敗は呪うしかなかった…。<br />
;東方不敗「美しいな…」<br />ドモン「はい…とても美しゅうございます…!」<br />東方不敗「ならば…!」<br />二人「''流派!東方不敗は!''」<br />ドモン「''王者の風よ!''」<br />東方不敗「''全新!''」<br />ドモン「''系裂!''」<br />二人「''天破侠乱!''」<br />
;二人「''見よ! 東方は赤く燃えているぅぅぅ!!''」<br />東方不敗「あぁぁぁ……」<br />
:共に朝日を眺めながら、最期の合いの言葉を叫ぶ。そして…東方不敗、暁に死す。天下の英傑は、自身を越えた戦士となった弟子に後を託して、彼の腕の中で静かに天に召されていった。<br />
:今川監督は、このシーンでドモンが「東方は赤く」まで言ったところで東方不敗がこと切れ、残りの部分をドモンが独りで叫ぶという流れの方が綺麗としているが、東方不敗なら最後まで言い切ってしまうだろうということでこのような形となった<ref>大日本絵画『ガンダムウォーズIV ファイティングG』191頁。</ref>。ときた洸一の漫画版ではこの言葉どおり、ドモンが「見よ!東方は!」の部分で東方不敗は事切れ、最後の「赤く燃えている!」はドモン一人の絶叫となった。<br />
;「馬鹿者ォッ!ドモンよ、それが貴様の実力か!?」<br />「それでよく流派・東方不敗を背負って行くなどと言ったものよ。」<br />「そうだ。こんなことでこの地球を失うわけには行かんのだ!それとも、ワシらの死を無駄にするのか!?うん?」<br /><br />
:48話より。ウルベが操るグランドマスターガンダムの強さに打つ手をなくし、希望を失いかけたドモンの前に、キョウジ、シュバルツ、ドモンの母・ミキノと共に幻影となって現れ激励する。<br />
;「俺のこの手が唸りをあげる、炎と燃えて全てを砕く! 灼熱! サンシャインフィンガー!!」<br />
:シュウジ・クロス時、灼熱サンシャインフィンガーを放つ際。<br />
;「ふ…おもしろい…かつての仲間であるわしを…倒そうというのか…」<br />「この…バカめらが!!」<br />「そろいもそろって」<br />「片腹痛いわっ!!」<br />
:「超級!」新宿編17話ラスト。TV版本編のように正体を明かした東方不敗の前に、かつての仲間であるシャッフル同盟が舞い降りる。彼らからの誅滅宣言を受けての返し。3行目は丸々見開き1ページに筆文字で描写され、ただならぬ迫力をかもし出している。<br />
;「さすがに…もう…この装置を使っては…」<br />「――このマスターガンダム遠隔コントロールシステムでは― 遊びきれんほどにまでなりおったようです…」<br />「ふっ どうやら私は…弟子を育てる力にも秀でている…ということでしょうかな…?」<br />
:「超級!」ネオホンコン編1話。マスターガンダムの頭を模したヘッドギアを脱ぎ捨てながら。ギアナ高地でのマスターガンダムが偽物ではないのに負けたのは、なんとネオホンコンから'''専用ヘルメットを使って遠隔操作をしていた'''という、ある意味凄まじい設定が追加された。ウォン曰く性能はタイムラグが生じオリジナルより劣るらしいが、ギアナ高地編を読み進めてきた読者も知る通り、ドモンは終始押されていた。さらに搭乗するより疲労するらしいが、遠隔操作でもあれほどの強さを出せるあたり、つくづくこの人が人間離れした存在であることを伺わせる。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「ドモォォォン!」<br />「ド…ドモン!新しいガンダムなぞ、乗れると思うなよ!物事はそう簡単にいかんという事を、このワシが身をもって教えてくれるわぁっ!」<br />「うはははははは! ざまぁみろぉ!」<br />
:シャイニングガンダムという犠牲を払いながらも、なんとかキャリアーの下にたどり着いたドモンだったが、東方不敗は執念深くドモンを追い詰めていく。三行目はドモンが乗り込もうとしたゴッドガンダムのキャリアーを攻撃しながら。実に大人気ない。<br />
;「出てこぉいドモォォン! 決着は生身でつけようぞぉ! そう、''今さらなんでメカに頼ろうものかぁ!!''出ろぉ! 貴様も武闘家ならば、自分の体で闘ってみろぉっ!」<br />
:新型の[[ゴッドガンダム]]に乗り込んだドモンを引きずり出そうと躍起になる。……さり気なくガンダムファイトを、或いはこの作品がロボットアニメだという事を全否定している気がしなくもない。なおメカに頼るなと言いながらこの後に'''メカ(マスターガンダム)の電撃でドモンをあぶり出そうとする'''辺り相当焦っていた様子。<br />
;「くっそぅ…何という映画館だ。椅子はスプリングがへたってギシギシ言うし、前の客が食べ残した菓子や紙コップは落ちとるし…ワシはポップコーンが落ちてると知らずに踏んづけて歩いたこの(床をきゅっきゅっと踏み鳴らす音)っちゅう感覚が大っ嫌いなんじゃ。しかも緑色の非常灯は眩しいし、床はガキがこぼしたモナカアイスでギトギトギトギトギトギトギトギト…ええい喧しい!映画館で騒ぐなこの小僧!!」<br />
:ドラマCD「世界高達骨牌拳」にて、映画館で発した不満。本編ではどうか分からないが、どうも映画を見るときには相当な拘りがある様子。そしていい席を探して館内をドタドタ騒がしく走り回っていたサイ・サイシーに一喝。映画館ではお静かに。<br />
;「誰だぁっ! 今言った奴は! 名前を言えぇいっ!」<br />
:「世界高達骨牌拳」にて、レインの「変態お下げジジイ!」の叫びに反応して思わず飛び出した文句。レインは銀幕の中の東方不敗の台詞と勘違いしてしまった。<br />
;「何ぃぃぃ!?このイカレポンチのクソジジイだとぉぉ!?この烏合の衆めがぁ!束になって掛かってくるがいいっ!」<br />「ぬえええい!誰が用済みの核融合物質じゃぁぁぁ!!」<br />
:上記の映画の中で。ミス・ガンダムの妙竹林(女装したサイ・サイシー)をさらい、本拠地の東京タワーでドモン達を迎え撃とうとする。…が、展望台から地上のドモン達に呼びかけようとしたためこの有様。無茶にも程がある。上段の台詞はレイン曰く「ウゴウゴのシュークリームにタバスコがかかって、あぁマズイとかなんとか」。チボデーからは「ジイさん…すこしイッちまってんじゃねえのか?」と散々な言われようであった。下段はドモンの「貴様はもう袋の鼠だ、覚悟しろ」の叫びを聞き間違えて発したもの。…どうしてそうなった。<br />
:ナレーター曰く'''「互いのコミュニケーションが成立するまでに5時間近くを費やした」'''らしい。何やってんだか。<br />
;「フッフッフッフ……罠とも知らず、雑魚どもが登ってくるわい。この東京タワーにはありとあらゆる仕掛けがしてある…」<br />[[サイ・サイシー|竹林]]「えぇー、ウッソぉー!なんですって~!」<br />「教えてやろう……まず、入り口には120万ボルトの高圧電流!」(電撃の音)<br />「そして廊下には地雷!TNT火薬5000トン!」(爆発音)<br />「階段には200万ガロンの水攻め!」(蛇口を捻る音)<br />「さらに!上がった先には落とし穴!」(落下音)<br />
:同上。東京タワーに過剰ともいえる罠を仕掛けシャッフル同盟を待ち受ける東西(略)不敗。あまりの過剰っぷりに竹林も思わず地声に戻り「ちょっと高すぎんじゃねえか…?」とドン引きしていた。<br />
:…武闘家なのに何とも姑息で大人げない。が、肝心のドモン達は入場料720円(当時)を支払って直通エレベーターで昇ってきたというオチが付いた。<br />
;「ぬぁ!? …誰ってぇそりゃあ…うぅ、ワシがぁ…いーじゃんか! 強いんだから…」<br />
:「世界高達骨牌拳」の中でのひとコマ。ドモンに「東西南北中央不敗」の名前の由来を突っ込まれての返答。ここから登場人物達の悪ノリがさらに加速し、様々な「不敗」が生まれていく。<br />
;「だぁまれ黙れっ! ならば! 貴様等全員を倒しっ、ワシが東西南北天空地底海底宇宙異次元天上天下唯我独尊、とそれから…」<br />「…パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助の中央不敗となって貴様等をぉぉぉぉ…あら?」<br />
:テキトー極まりない「不敗」の量産に業を煮やした東方不敗。落語の「寿限無」の一節まで混ざった長ったらしい称号を考え出すが、その間にシャッフル同盟の必殺技の準備が整ってしまい・・・<br />
;「ヘ、ヘェッ…ヘェックション!エェ…!おのれドモン…!覚えておれよぉぉぉ…!!」<br />
:映画館でのドモンとの一悶着の後に。東方不敗がドモン達に匿名で映画館への招待状を送っていた事が判明するが、映画館はドモンが[[ゴッドガンダム]]を呼び出したせいで破壊され、挙句、請求書の山を映画館から送り付けられるというオチが付いた。<br />
;「石破大驚拳ーッ!!」<br />
:小説「機動武闘伝Gガンダム―綺羅の章」で息絶え絶えの東方不敗が披露した技…というより恐らく誤字。前後に石破天驚拳と明記されながらも、ここの台詞だけ何故か「石破大驚拳」になっている。よりにもよって瀕死状態の東方不敗の最後に披露した技なので読者を非常に困惑させた。<br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
===戦闘台詞===<br />
;東方不敗「我らのこの手が真っ赤に燃える!!」<br />ドモン「悪を倒せと轟き叫ぶっ!!」<br />東方不敗「石破!」<br />ドモン「究極!」<br />同時「天驚けぇぇぇぇぇぇん!!」<br />
:『F完結編』などでの「石破究極天驚拳」使用時の台詞。ファンなら一度は夢見たであろう幻の[[合体攻撃]]である。この掛け合いの前半部分は『A PORTABLE』での「爆熱!究極拳」や『IMPACT』の「ダブルダークネスフィンガー」でも採用されている。<br />
;同時「今こそ! 流派東方不敗が最終奥義!!」<br />東方不敗「せきっ!」<br />ドモン「はぁっ!」<br />同時「究極!! 天驚けぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!」<br />
:『A PORTABLE』での「究極石破天驚拳」使用時の台詞。<br />
;「貴様とワシ、どちらが不死身の存在かな…!?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での、'''[[キリコ・キュービィー|キリコ]]との[[特殊戦闘台詞]]。'''同作で死から蘇った東方不敗ならではの台詞だが、知りたいような知りたくないような…。というか、いつの間に別銀河の存在であるキリコの[[異能生存体|不死身の秘密]]を知ったのだろうか。<br />
;「魔女よ…!人類は絶望になど決して負けんぞ!」<br />
:『T』での、[[デボネア]]との特殊戦闘台詞。上述されているように、かつて人類に絶望した経験がある彼自身が弟子であるドモンや他のガンダムファイターらをはじめ、ドモンのパートナーの[[レイン・ミカムラ|レイン]]など他者の心の強さを感じ取る形で改心している為、自分以外の人間たちもまた絶望から這い上がれる可能性を秘めている事実を知り得た点から、(自身は勿論ながら人類が)負の力の権化であるデボネアが齎す恐怖や絶望には絶対屈しないことをその一言に凝縮している。<br />
:余談だが、東方不敗の担当声優である秋元羊介氏はデボネアの担当声優である[[声優:高畑淳子|高畑淳子]]氏と同じく、特撮ドラマ作品で悪役を演じた経験を持つ共通点がある。<br />
<br />
===[[旧シリーズ]]===<br />
;「…と、こういう事です。おわかりいただけたかな?」<br />
:『[[F]]』第25話<ref>ルート選択によっては第26話</ref>「その名は東方不敗(リアル系)」/「流派東方不敗!マスター=アジア登場!(スーパー系)」にて、機械獣に対してドモンがガンダムを呼ぼうとしたのを制止し、出撃してきたロンド=ベル隊にも手出し無用と言い放つ。当然、ロンド=ベルの面々は何を言われているのか分からず困惑するが、その直後に実際に素手で機械獣を破壊して見せての一言である。ブライトは呆気にとられ、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]は非常識だと叫ぶが、これが現実なので仕方ない。<br />
:その後にあしゅら男爵率いる部隊がやって来たが、今度はロンド=ベルの皆さんのお手並みを拝見したいと言って東方不敗は引き下がってしまったため出撃しなければならなくなったのだが、あまりの事態にブライトはアムロに言われるまで出撃の号令をかけ忘れて固まっていた。<br />
:今でこそ[[生身ユニット]]はそこまで珍しいものではなかったが、『F』当時はまだ生身ユニットは珍しい…というかGガンダム関連の超人の方々しかおらず、プレイヤーにも絶大なインパクトを与えた<ref>生身ユニットの初出はFではなく[[第2次G]]だが、ゲームボーイ故にそちらのプレイ経験がある人はそこまで多くなく、Fでの生身ユニットが初見というプレイヤーは多かった。</ref>。<br />
<br />
;マスター「…ふっ。我がこころの内を読むとはな。…大きくなったなドモン。このワシよりも…」<br />
;ドモン「師匠…」<br />
;マスター「たしかにこの大地は泣いておる。泣いておるが恨みの声は聞こえぬ。地球はまだ人類を愛しておるのかもしれんな…そしてまた人類も地球の一部。まさかお前に教えられるとなは…ドモンよ」<br />
:[[F完結編]]の「悪魔と呼ばれたガンダム」で東方不敗の加入条件を満たした時の会話の一部。<br />
:本編と以降のスパロボシリーズで瀕死になって初めて分かり合う二人が決着がつく前に分かり合えた。東方不敗は自分を超え、自分の嘆きを理解してくれた愛弟子に感動したであろう。<br />
;「おお! ワシに一撃で倒されたあの馬鹿者か。上には上がいることを教えたつもりだったが、歪んだ心を持つに至ったようだな」<br />
:[[F完結編]]の最終話にて[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]と対峙した際、彼の正体を見抜き、この一言で一蹴する。<br />
<br />
===COMPACTシリーズ===<br />
====[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]====<br />
;「わしが言えた義理ではないが…いや! 同じ過ちを犯したからこそ!おぬしの暴走を食い止めて見せようぞ!」<br />
:隠しシナリオにおいて、かつての自分と同じく地球を思うがゆえに業を背負い、人類粛清という過ちを今まさに実行に移さんとするシャアに対する決意表明。<br />
:『A』の没シナリオにおけるテキストで同じ目的を持ちつつその巻き添えで地球を傷つけることへの非難をあからさまにしていたのに対して、こちらは自分とシャアが同じ立場であることを自覚した上で、批判よりもシャアを食い止め地球を守らんとする純粋な使命感が前面に出されている。<br />
:かつて自身の過ちを正してくれた愛弟子と同じように、次は罪を犯した自分が同じ罪を犯さんとする相手を正すことで救って見せるという意思が表れているといえよう。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
====[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])====<br />
;「時間がないのだ…この意味…忘れるでないぞ、四谷」<br />
:第17話各分岐ルート共通の台詞。[[南原コネクション]]を訪れ、自らの計画に協力を求めるが、[[四ッ谷博士]](『A』では通して「ッ」が省略される)に良い返事を貰えず、最後の捨て台詞。既に己の限界を既に知ってのものである。<br />
;ブライト「東方不敗! 我々と共に戦ってくれるというのを…信じてもいいのか!?」<br />「そうでなければ、ロンド・ベル隊の要である貴様を、艦橋ごとつぶしておるわっ!」<br />ブライト「…たしかに」<br />「だが勘違いするな。あくまでも今回限りだ!」<br />
:第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」にて、今まで敵対しておきながら[[NPC]]として現れた際の[[ブライト・ノア]]との問答。確かに言えてしまうが、あまりにも問答無用な行為である。<br />
:なおこのステージ、先述の通り「助けに来た」と言いながら勝手に動き、[[飛影|経験値泥棒]]だけならまだしも下手をすれば超級覇王電影弾で'''敵味方まとめて焼き払ってくる'''上に、強敵に向かったら向かったで[[フォウ・ムラサメ|仲間にする為に]][[ロザミア・バダム|説得が必要な]][[アレンビー・ビアズリー|キャラクター]]を撃墜しかねない、ある意味敵より厄介な存在である。そして同ステージで一番師匠の手を借りたい相手である[[グン・ジェム隊]]は'''海を挟んでほぼ対角線上'''に出現する。<br />
;「わしに勝てる気でいるのか。笑止!」<br />
:同話における[[グン・ジェム]]との戦闘前会話。即ち、師匠が優先的に狙う[[デスアーミー]]を片付け、[[サイコガンダム]]も[[ノーベルガンダム]]も退け、海の先にある[[ギルガザムネ]]をどうにか誘導して漸く見られる台詞。台詞自体は普通だが、それを確認する為に非常に手の込んだ仕込みをしてやっとになってしまう珍しい台詞。<br />
;「最後にひとつだけ忠告しておいてやる。…あやつには気を付けろ」<br />
:同話終了後、ドモンに石破天驚拳を伝授した後。「あやつ」とはドモンを探しに来た主人公の事。自軍でも[[神隼人|怪しむ]][[アムロ・レイ|人物]]はいたが、この時点で東方不敗は[[シャドウミラー|その素性]]にすでに気付いていたようだ。が、この件とここでロンド・ベルと共闘したことで抹殺対象として主人公から狙われることになる。<br />
;「フフ…''狂っておる''、か。…お前もそう思うのか、四谷!」<ref>『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』ではリメイクの際、ウォンの台詞が「思想が歪んでいる」と変更されているため、「狂っておる」が「歪んでおる」に変更されている。</ref><br />「自分の部下には伝えておらなんだか、四谷! お前が…南原に言ったという言葉を!」<br />「お前にわしを責められるのか。責められまい。なぜなら、この地球再生のためには人類滅亡が不可欠というのは、お前の持論なのだからな!」<br />
:第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」。ウォンに「狂っている」と言われた際に、四ッ谷博士にばかり再三話題を振る姿を疑問に思った自軍に2行目以降の事実を明かす。舌戦の中で四ッ谷博士の持論である「地球再生の為に人類滅亡が必要」という共通の思想を指摘し、仲間からの追及に四ッ谷博士もそれを否定することはできなかった…。<br />
;「コロニー落とし、[[マスドライバー]]に核兵器! どれだけ地球を傷つければ気が済むのだ? 代わりが見つかってしまえば、あとはもういいというのか…!?」<br />
:その後、四ッ谷博士の本心の吐露に続けて。地球を愛する彼にとってはまさしく噴飯ものの愚行に映ったのだろう。<br />
;「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れえええいっ! そんな悠長なことを言っていては手遅れなのだ!」<br />「人類は今までいくつコロニーを落とした!? いくつ核を使った!? そしてこれからどれだけ使うのだ!?」<br />
:同話より。他の科学者たちから意見を募っていた四ッ谷に、最終的にデビルガンダムによる地球再生は不可能と結論づけられての台詞。今までの地球破壊の悪行、そして[[アクシズ|後に行われるであろう更なる悪行]]に対して怒りをぶち撒ける。事実、地球を破壊出来るほどの兵器などは一度放たれれば歯止めが効かなくなり、誰も止めなければ気付いた頃にはもう手遅れか気付けないまま破滅するかのどちらかに陥ってしまうものであり、様々な創作作品においても共通している。彼の怒りも尤もである。<br />
;「まだわからんのか! なにが人類の革新だ!? 何が[[ニュータイプ]]だ!? 新しい人間の可能性も、しょせんは戦争の道具、戦争を正当化する理屈に使われるだけだ!」<br />アムロ「……」<br />「コロニー落としやマスドライバーを使った勝利がなんだ。我が身を痛めぬ勝利が何をもたらすというのだ! 再び同じ事が繰り返されることは必定ぞ!」<br />
:その直後、弟子のドモンに人類抹殺を否定され、さらにその怒りを、嘆きをぶつける。現に『A』では[[デラーズ・フリート]]がコロニー落とし、ウォンと結託した[[ギガノス帝国]]が強化人間の運用やマスドライバー攻撃を行っており、その怒り自体への反論はできようもなかった。ニュータイプと謳われる[[アムロ・レイ|アムロ]]の沈黙が間に挟まってしまうのが悲しい。<br />
;「わしはもうしばらく人間を見る。この破壊が人間の業なのか、戦争による悲劇なのかを見極めるためにな」<br />
:生存フラグを立てて彼が自軍に加わった際、(今までの行いが行いだけに)皆から自軍入りの真意を問われて。<br />
;「さよう。そのためにもこの戦争を終わらせねばならん」<br />「…闘争を日常とする世界…そんなものを創り出そうとしている[[シャドウミラー]]を倒してな」<br />
:上記の台詞の後、アムロから「自然破壊が戦争によるものならば、戦争が終われば自然破壊も止まるというわけか」と言われて。<br />シャドウミラーの掲げる大義を自然破壊を助長するものと判断し、あくまで地球と自然を守るために[[ロンド・ベル]]隊に協力する。<br />
;「…志という言葉の意味、わかっておろうな」<br />
:[[マイヨ・プラート|マイヨ]]加入フラグが成立した後、[[シロー・アマダ|シロー]]や[[タップ・オセアノ|タップ]]から「この部隊はわかりあえれば敵味方なんて関係ないと考えている人ばかりだ」という指摘を受けた際に[[鉄甲鬼]]や[[エルピー・プル|プル]]が反応を示す中マイヨに問いかけた台詞。<br />
;「面白い…ドモン、手伝え。二人の石破天驚拳で[[演算ユニット]]など粉みじんにしてくれる」<br />
:[[火星極冠遺跡]]の中に眠る演算ユニットを内部から破壊するという[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の発案を聞いて。<br />この発案にはネルガル[[アカツキ・ナガレ|関係者]][[エリナ・キンジョウ・ウォン|二名]]を除いた全員が賛同し、演算ユニットを破壊するは我にありとばかりに揃いも揃ってお祭り騒ぎのノリで次々と名乗りを上げた。<br />結局、その後[[木連]]が攻めてきたこともあって破壊作戦は行われずじまいだったが、彼とドモンならば本当に粉みじんにしてしまいそうである。…'''実際に破壊したら何が起こるか判らない'''という大問題はさておき。<br />
;「だからといって地球を滅ぼしてなんになる。やはり貴様はアホなのだ!」<br />
:没シナリオでアクシズ落としを企むシャアへの批難。<br />
:原作の「だから~」ではなく「やはり」と断言してしまっている辺り、人類抹殺という同じ思想を抱いていたマスターからしてみてもシャアのやり口は許容できかねるものだったのだろう。確かに、守りたいはずの地球そのものを巻き添えにして破壊するのでは本末転倒である。<br />
<br />
====[[スーパーロボット大戦R|R]]====<br />
;「…騒がしいぞドモン。男子足るもの、軽々しく泣くものではない」<br />
:第27話「切り拓け!!地球の未来!」にて、DG細胞をゲッター線の力で浄化され、呼びかけるドモンに対して。完全復活の瞬間である。嬉し泣きするドモンに泣くなと言う方が無理な話であろう。<br />
;「その必要はなかろう。ゲッター線がわびを入れただけの話よ」<br />「わしは、真ゲッターからゲッター線を受けたとき、全てを知ったのだ。なぜデビルガンダムが復活したのかをな」<br />
:同じく27話にて[[ゲッター線]]に肉体を治してもらった時の台詞。ゲッター線が地上に降り注いだ事で[[デビルガンダム]]を復活させてしまったことに加え、デュミナス一派が東方不敗を利用するチャンスの御膳立てを意図せず調えたため、その詫びとして彼の肉体を治したらしい。<br />
:しかし、だからと言ってあのゲッター線に詫びを入れさせてしまうとは恐るべし、東方不敗。……しかし原作版『ゲッターロボ・サーガ』や石川賢氏の別作品の読者からは「詫びを入れたというよりも'''ゲッター線に目をつけられたのでは?'''」という指摘がなされることも……。<br />
:ちなみにゲッター線が東方不敗に詫びを入れた理由には、『R』におけるデビルガンダム自体がゲッター線ですら警戒する存在であることも含まれる(ゲッター線にとっても危険極まりないと認めているデビルガンダムが、よりにもよって自分自身のせいで復活したのは本当に不本意かつ予想外だったらしい)。<br />
;「ふふふ、あまり手荒い真似はするな。わしは病み上がりならぬ死に上がりなのだぞ」<br />
:同じく27話にて復活の理由を語った際に、そのあまりの突飛さに声を荒げた[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]に対してのセリフ。この台詞を言った直後[[一文字號|號]]から食えないジジイと評される。<br />
;「ふ…死ぬというのは、何度やっても慣れぬものよ…」<br />
:同じく27話にて、仲間に出来なかった場合の彼を葬るイベントにおいての台詞。かつての弟子・ドモンに自らの介錯を願い、彼は一人呟く…。<br />
;ドモン「もちろん師匠も…」<br />「いや、わしはGEARに残るとしよう」<br />ドモン「なぜですか!?」<br />「いつまでもわしの後をついていくお前でもあるまい。それに、GEARロシアを一人で潰したという敵に興味がある」<br />
:第28話「明日の『艦長』は君だ!」にて、宇宙でダリア作戦を開始した[[ネオ・ジオン]]が[[コロニーレーザー]]を用意しているという情報を聞き、弟子のドモンをはじめとする[[シャッフル同盟]]が宇宙へ上がる事になった際に、同行を求められたものの[[ゼロ (電童)|ゼロ]]の強さに興味を示して断った台詞。やはり、紆余曲折を経て蘇生したが何だかんだ言ってドモンの一人立ちを認めていたのである。<br />
:理由も師匠らしく、また自軍入りした東方不敗がルート分岐でGガン勢とは別ルートに進むのはかなり珍しいのだがそのせいで'''風雲再起とは別ルートになり、騎乗はしばらくお預け'''となる。<br />
;「待てい! お主の相手はこのわしぞ!」<br />「貴様のような奴がいるからこそ、ゆっくり死んでおれぬのだ!ゆくぞ!」<br />
:第30話「GEAR壊滅!」にて、アルテアやベガと共にゼロと相対して。ゼロの性格と所業を考えれば、全く以てその通り。<br />
;「神勝平よ、わしもかつてはガイゾックと似た考えを持ち、人類を滅ぼそうとした」<br />「だが、人間もまた地球に生きる生命のひとつであることをドモンに教えられ、さらに完璧ではないにしろ結果を出そうとし、少しでも平和に近づこうとする人間の姿を見るにつれ、やはり人間を滅ぼすのは短絡的な発想だという結論に達したのだ」<br />「自信を持て、神勝平。お前のしたことはつまらぬ事ではない!」<br />
:第31話「ブッチャー最後の日」にて。ブッチャーの語る人類性悪説に意気消沈する勝平を激励した際の台詞。マスターなりに人類を見直したことを告げている。<br />
;「戦争をはじめるのは、常に後方で人の生き死にを目の当たりにせぬ奴らよ。自ら傷つかずに勝利だけを味わおうという輩に、何を言っても無駄なこと」<br />
:第33話「銀河に消えた男」にて、[[ナデシコ・Yユニット|Yナデシコ]]のブリッジにおいて、自分も護衛として同行した地球圏統一国家と[[木連]]の和平交渉が、木連側の陰謀によって決裂し、生き残った[[白鳥九十九]]が木連が新たな火星の古代遺跡を抑えたので途端に和平から戦争継続に切り替わった事により、人間が戦争を起こす根底についてのディスカッションで話した台詞。<br />
:人間の深い業ともいうべき根の深い問題にマスターなりに真理を突いた一言でもある。なお「自ら傷つかずに勝利だけを味わおうという輩」というのは、デビルガンダム事件の際に利害の一致から利用し合った[[ウォン・ユンファ|あの狸男]]に対しての皮肉に聞こえるのは、気のせいだろうか…。<br />
;「これは…素晴らしい。まさに自然の恵みあふれる大地。かつてわしが地球に求めたものがここにある…」<br />
:第35話「嵐の海」にて、ガルファ本星に降り立ち、かつて自分が求めていた「再生された地球」の光景を重ねて、思わず呟く。<br />
<br />
====[[スーパーロボット大戦J|J]]====<br />
;統夜「何だってフューリーと同じ事を言う!?」<br />カティア「あなた、まさか…」<br />東方不敗「愚か者があっ! わしがあのような輩と同類だと思うてか? よいか、わしが人類の抹殺を願うは、全て地球のためよ!」<br />
:41話「涙の兄弟拳!東方不敗暁に死す!」にて。真の目的・人類抹殺を明かした直後のやり取り。どことなく「ダグ星人」ネタを彷彿とさせる。<br />
<br />
===VXT三部作===<br />
====[[スーパーロボット大戦T|T]]====<br />
;「この美しい地球を守る者だ」<br />
:本作で初登場する第14話「最凶の降臨」にて。この見栄を切って[[腕原種]]の前に立ちはだかる。<br />
;「いいだろう、ドモン!そして、その仲間よ!」<br />「この東方不敗が貴様達を全て倒し、シャッフルの紋章を全て手に入れ、エンペラー・オブ・シャッフルを名乗ってくれる!」<br />
:同じく第14話「最凶の降臨」にてシャッフル同盟が勢揃いしたところにこう返す。原作の東西南北中央不敗に続き、言うに事欠いて'''エンペラー・オブ・シャッフル'''なんぞと言い出した。まあ、これも本当にやってしまいそうなのが何とも…<br />
;「遅れるなよ、ドモン!」<br>ドモン「師匠こそ!」<br>「言ってくれるわ! この東方不敗を超えた東方不敗…究極・東方不敗の力を見せてくれよう!」<br />
:第46話「闘志、氷原に燃ゆる」にて、デビルガンダムを倒すために再びドモンと共闘する際に。今度は'''究極・東方不敗'''なんぞと言い出したが、今作の師匠は人類を超越しているため究極の名を戴くに相応しい。<br />
;「ランタオ島での戦いでワシは、お前がガンダムファイターになぞならなければ…と言ったが、それを訂正する」<br />「ドモン!お前がガンダムファイターとなってくれたことを、心から感謝するぞ!」<br />
:同話。世界に真のガンダムファイトを見せる前に。東方不敗がドモンを真にガンダムファイターと認めた瞬間であり、第13回大会とは違う、互いに憎しみ合いのない真の師弟対決というファンならば一度は夢見た感涙の名シーンである。<br />
;バリヨ「まずい…! まずいぞ!」<br />ホセ「このシチュエーション…」<br />ネロ「奴が来る!」<br />東方不敗「そうか! ワシを待っていたか!」<br />ドモン「し、師匠!」<br />アレンビー「引退したんじゃなかったの!?」<br />東方不敗「そのつもりだったが、老いぼれが醜態をさらしていると聞いてな。何より、あの地球を焼け野原にしようとする者を許すわけにはいかんわ!」<br />ドモン「師匠! その力、お借りします!」<br />ホセ「まったく…あの男は…」<br />ネロ「いつも、ここぞという時に出て来おる!」<br />東方不敗「はっはっは! ひがむな、エルドラ! それがこのワシ、東方不敗だ! 行くぞ、クラックス・ドゥガチ! お主も憎しみの全てを吐き出して、若い力を認めるがいい!」<br />
:第47話「鋼鉄の7人」にて、8人目として乱入してきた際に。前の話で引退したかと思ったら即撤回して窮地に殴り込みをかけてくる。<br />
:本作の流派・東方不敗は'''最早人外の域'''であり、あのエルドラメンバーも全員呆れ顔。かつての師匠の暴れぶりが偲ばれる場面である。<br />
;東方不敗「気合が足らん!」<br />[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]「そ…そんな事おっしゃられても私…ファイターじゃなくてただのサラリーマンですんで…」<br />東方不敗「サラリーマンなら仕事に生命を懸けてこそ!この場は究極・東方不敗との言葉による一騎打ち…! 貴様も死力を尽くせ!」<br />ラミィ「し、死力って…」<br />東方不敗「ならば、精神を鍛えるために身体を鍛えてやる!ワシに続け!流派東方不敗は!」<br />ラミィ「お、王者の風よ!」<br />ラミィ(私…何やってるんだろう…)<br />
:エースパイロット認定時の会話にて。やはり'''師匠は師匠である'''。<br />
;「この世界から闘うことを奪うお前と闘いの中に人の本質を求めるワシは相容れぬ存在…」<br />カギ爪の男「そういう古い考え方はそろそろ終わりにしませんか?」<br />「世界は変わる…。だが、変えてはならん事もある」<br />「それがわからんお前はこのワシが引導を渡してくれるわ!」<br />
:51話「タキシードは明日に舞う」/「夢と復讐の果て」における[[カギ爪の男]]との戦闘前会話。流派・東方不敗の代表者として、そして美しい地球を守る者として、その拳を幸せという名の醜いエゴで世界を変えようとする男に向ける。<br />
;「そして、ワシの下へ感謝と共に集う者達に自らの正体が異星人である事を明かし、次の星へと旅立つ…」<br />「痛快であろうな! 胸が躍るわ!」<br />
:激闘ルートエンディングより、アルティメットガンダムを伴い、機界昇華された星々を復興させる旅に出ることを宣言して。<br />
:確かにその星の人間から見れば地球人は異星人なのだが、『新』の異星人発言を連想したプレイヤーも多いだろう。<br />
:『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』での展開を考えると、[[遊星主]]に[[レプリジン]]を作られないか不安だが……。<br />
<br />
===単独作品===<br />
====[[新スーパーロボット大戦|新]]====<br />
;「聞けぇ! わしは、この星の者ではない。わしはダグ星系共和国、今地球を攻撃しているバルマー帝国とは敵対する星からやってきたのだ」<br />
:地上編第34話「石破天驚拳!」にて。まさかの'''「異星人」宣言'''に、顎がはずれそうになったファンも居たはず。<br />
:寺田プロデューサーが猛反対したオリジナル設定だったが、'''原作サイドからは好評だった'''らしい。<br />
<br />
====[[スーパーロボット大戦64|64]]====<br />
;「そこのおぬしら、こちらに来て話さんか?」<br />「フフフ、よい仲間がいるようだな、ドモン」<br />
:第18話「シャッフルの名のもとに」にて。ドモンとの会話を盗み聞きしている[[ルー・ルカ|ルー]]や[[兜甲児|甲児]]の事などお見通しであった。後者はその野次馬が退散した後にドモンへ向けた台詞。<br />
:この時の師匠は原作同様、ドモンを体良く利用する気満々であったが、形はどうあれ、ドモンには自身を気遣ってくれる仲間が出来ている事を諭す気持ちは本物だろう。<br />
<br />
====[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]====<br />
;「そうだ、この地球に人類などは不要なのだ!」<br />「何がナチュラルよ! 何がコーディネイターよ!」<br />「下らぬ人類同士の争いが、この地球に何をもたらした!」<br />
:イベント「デビルガンダム復活」にて。地球を愛する彼からしてみれば人類同士の戦争が余りにも愚かしく見えただろう。その言葉に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[キラ・ヤマト|キラ]]は何も言い返すことができなかった。<br />
;「そうか…[[バーン・バニングス|お前]]にはまだ言っておらんかったな。[[クレディオ|あの敵]]を倒す事こそが、ワシらの為すべき事よ。そう…この偽りの世界を、破壊する為にな…」<br />
===[[リアルロボットレジメント|RRR]]===<br />
;「ん?あぁ、見慣れんものがいくつかおったが…宇宙人どもが攻めてくるご時世だ。珍しくもあるまい」<br />ウォン「ふむ…しかし、一見パーソナルトルーパーに見える[[フリッケライ・ガイスト|あの機体]]…どこかでみた記憶が…」<br />「記憶に残らんものなど、大したものでもあるまい。捨ておけ」<br />
:第3話香港ルートにて、[[カラバ]]が出してきた機体についてウォンと話している際。…'''[[新スーパーロボット大戦|東方不敗が宇宙人扱いだった作品もある]]'''事を考えると何とも言えない台詞。<br />
<br />
==搭乗機体==<br />
;[[マスターガンダム]]<br />
:第13回大会で搭乗したMF。<br />
;[[クーロンガンダム]]<br />
:第12,13回大会で搭乗したMF。<br />
;[[GUNDAM:ヤマトガンダム|ヤマトガンダム]](SRW未登場)<br />
:第7回大会で搭乗したMF。<br />
;[[GUNDAM:シャッフル・ハート|シャッフル・ハート]](SRW未登場)<br />
:マスター・アジアが[[シャッフル同盟]]として行動する際に使用する機体。本編未登場。<br />
<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[デビルガンダム]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』<br />
:;[[デビルガンダム (第2形態)]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦R|R]]』<br />
:;[[デビルガンダム (最終形態)]]<br />
::『[[スーパーロボット大戦R|R]]』<br />
;[[輸送機]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のイベント内でのみ搭乗。<br />
<br />
==余談==<br />
*キャラクターの名前の元ネタは、[[香港]]の武侠[[小説]]作家である金庸の代表作『笑傲江湖』に登場する、去勢した上に[[女装]]した怪人「東方不敗」。より正確には、『笑傲江湖』を映画化した『スウォーズマン』に今川泰宏監督が影響を受けて、東方不敗マスター・アジアが生まれたとされている。<br />
**『スウォーズマン』劇中の東方不敗もまた、荒唐無稽な[[武術・格闘技|武術]]を使う超人として描かれているが、壮年男性のマスター・アジアと異なり、見た目は「妙齢の美女」である。<br />
*演者の秋元羊介氏によれば、東方不敗マスター・アジア役はオーディションではなくオファーでの配役だった。[[衝撃のアルベルト]]を演じたからかもしれない、との事。<br />
**『Gガン』放送当時のアニメ雑誌『アニメージュ』誌上でのインタビューでは「ストレスの残らない、役者冥利に尽きるいい役。楽しんで遊べる役」と、2010年のネットでの本編配信に際しては「マスター・アジアをやった影響が他の作品に出ちゃったくらい頑張った」と、そして『Gガン』放送から20年以上経過した2016年のサンライズフェスティバルでも「[[コンピュータゲーム|ゲーム]]などで収録の機会があるので、彼から離れた気はしない。今も馴染んでいる」と、秋元氏にとっての代名詞となった東方不敗マスター・アジア役を振り返っている。<br />
**東方不敗マスター・アジアが死去した後、『アニメージュ』では巻頭に[[トッド・ギネス #余談|追悼特集が企画される]]ほど読者から人気があった事がわかる。<br />
*あまりアニメーションが無いウィンキースパロボシリーズでは、戦闘画面において全ユニット中最もよく動いている。<br />
*人類粛清、地球に取り残された人々の立場の差を考えず一方的に邪魔者と断じている<ref>本作では力関係は完全にコロニー>地球なので、地球に取り残された人々の立場は、宇宙世紀作品のアースノイドの下流階級出身者以上に弱いと言える。また東方不敗同様、破壊をもたらすガンダムファイトを快く思わない人々も多く存在している。</ref>など、立ち位置をシャアと同じくする東方不敗であるが、シャアの目的には「地球環境の保全」の他に「人類を残らず強制的に宇宙にあげさせ全人類の革新をもたらす」というもう1つの側面があることから、「独善的ながらも人類を見限らずに彼なりに導こうとする意志があった」といえるのに対し、彼の場合は「人類そのものを完全に見限り完全な抹殺を目的としている」というところが決定的に違う点である。<ref>逆に、シャアは人類粛清の手段に[[アクシズ]]落としという甚大な物理的破壊を生じさせる手段を用いているため、'''「荒廃した地球環境の保全という目的に矛盾している」'''という点が東方不敗と大きく異なる。(この点は『R』の没シナリオにおける東方不敗のセリフでも言及されている)</ref><br />
**その一方で、あくまで地球環境を守ることを第一目的としているためか「地球上から人類がいなくなればそれでいい」と考えている節<ref>「人類を地球上から一掃すればデビルガンダムの力で誰も地球に近寄れなくなる」という旨の発言をしている。</ref>もあり、コロニー居住者たちの殲滅まで考えていたかどうかは不明。<br />
**いずれにせよ、仮に暴走したデビルガンダムが地球人類抹殺に成功したとしても、その時点で暴走を止めて本来の目的である地球浄化の役割に立ち返る保証は一切ない。「'''人類を滅ぼしてもなお暴走が止まず、地球上のあらゆる自然物にDG細胞を植え付けようとする可能性も十分にありうる'''」という点では、東方不敗の考えは非常に危うい可能性の上に成り立っていると言える(事実、ネオジャパンコロニーに寄生したデビルガンダムが人類抹殺を完遂していない時点で地球を取り込もうと暴走している)。この点については批判的に見る向きもないわけではないが、不治の病で自身の命の終わりを知っていたマスターが、強く地球を思うあまりに盲目的になっていたがゆえとも言える。<br />
*『新約[[SDガンダム外伝]] 創世超竜譚』では暗黒卿マスターガンダムの人間態として登場している他、その遠い未来が舞台の『SDガンダム聖伝』では'''国王オブハート'''(オブハートが名前)のモデルとなっている。外見がそっくりだが、子孫なのかどうかは不明。後者では娘(王女にして領主)が[[マリア・ピァ・アーモニア|マリア]]、孫娘(姫)が[[ティファ・アディール|ティファ]]という配役。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B00O1F8NA4</amazon><br />
<br />
==資料リンク==<br />
*[[GUNDAM:マスターアジア]]<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:とうほうふはい ますたあ あしあ}}<br />
[[category:登場人物た行]]<br />
[[category:生身ユニット]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動武闘伝Gガンダム]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A4%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB&diff=465304
ヤザン・ゲーブル
2023-10-12T01:33:49Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Yazan Gable]]<ref>[http://www.z-gundam.net/character/titans.html CHARACTER]、機動戦士Zガンダム、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|大塚芳忠|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士Ζガンダム}}(Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ}}(ΖΖ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = 29歳<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ティターンズ}}<br />
| 階級 = 大尉<br />
}}<br />
'''ヤザン・ゲーブル'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]パイロット。ティターンズの理念には関心が無く、戦闘そのものを楽しむ野獣のような男。[[地球連邦軍]]側としては珍しい[[傭兵]]気質であり、「戦場にしか興味はない」と自称する。<br />
<br />
自分の主義と合わない上官の[[ジャマイカン・ダニンガン]]少佐の謀殺を画策し、ジャマイカンの乗り込む[[アレキサンドリア]]を背にして戦い、[[エゥーゴ]]の[[ガンダムMk-II]]の攻撃を寸前で避けてブリッジに命中させるという離れ業で目的を果たす。その後、[[パプテマス・シロッコ]]のスケールの大きさに興味を持ち、その野望に協力するが、これも思想面に共感したわけではなく、あくまでシロッコ当人に興味を持ったため味方した、という雰囲気が窺える。劇場版ではティターンズ首魁となった[[バスク・オム]]を誅殺(ジャマイカンは登場シーンが大幅にカットされた影響もあると思われる)してシロッコ側に寝返るための手土産とした。<br />
<br />
一方で、女性や子供を戦争に巻き込んだり、[[コロニー落とし]]やサイド2への毒ガス攻撃といった無差別虐殺に対しては嫌悪感を顕にしている。また、部下には初出撃に緊張する部下の股間を握って緊張をほぐしたり、色々と的確なアドバイスをしたり、[[ラムサス・ハサ]]の戦死時に彼の名を叫び激昂したりと、敵役ではあるもののはっきりと好漢な一面も持ち合わせており、根っからの悪人ではない。戦い自体が目的でこそあれ、曲がりなりにも共に闘う仲間に対しては思いやりを見せる。<br />
<br />
パイロットとしての腕は一流で、[[ギャプラン]]や[[ハンブラビ]]といった、並のパイロットでは持てあます高機動の機体を常に与えられており、自在に乗りこなす。特にハンブラビに乗りかえてからは、部下のラムサス少尉や[[ダンゲル・クーパー]]少尉<ref>[[ダンゲル・クーパー|ダンゲル]]の項にも記載があるが、「ダンケル」との表記揺れもあり、Ζガンダム本編でヤザンが名を呼ぶ時はそちらが正になっていると思われる。本項では便宜上「ダンケル」表記の作品の話も含め、「ダンゲル」で統一する。</ref>と組み、「クモの巣」などの連携攻撃でエゥーゴのパイロット達を大いに苦しめる。戦いを目的とする「獣」でありながら、獲物を仕留めるための知略も持ち合わせており、[[カミーユ・ビダン]]駆る[[Ζガンダム]]ですら、一方的な展開であと一歩のところまで追いつめた数少ない人物であった。<br />
<br />
『Ζガンダム』最終決戦のグリプス2争奪戦では[[ヘンケン・ベッケナー]]座乗の[[ラーディッシュ]]を撃沈、[[Gディフェンサー]]から分離して尚食い下がる[[カツ・コバヤシ]]を敗死に追いやり、更には[[エマ・シーン]]にも致命傷をもたらしており、作中の敵方パイロット全体としてもずば抜けた戦果をあげた。その直後、仲間たちを殺された怒りでΖガンダムの[[バイオセンサー]]の異能を発動させたカミーユによって乗機ハンブラビは撃墜されるものの、その爆炎のなかコックピットの脱出ポッドが逃れている様が映っている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
前述のグリプス2争奪戦にてカミーユに撃墜された時に脱出に成功していた為、今作の冒頭にてサイド1の[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]にたどり着く。その[[コロニー]]に[[アーガマ]]が入港していることを知り、自分を助けてくれた[[ジュドー・アーシタ]]達をそそのかし、アーガマの[[Ζガンダム]]を奪おうとするが、[[サエグサ]]に重傷を負わせたことでジュドーの怒りを買い、失敗してしまう。その後、ジャンク屋のゲモン・バジャックと協力して、[[モビルスーツ]]・ゲゼで[[アーガマ]]を襲うが、ジュドーのΖガンダムに撃墜される。<br />
<br />
この頃から黒い帽子に黒マントと、『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ティンプ・シャローン]]のような格好をするようになっている。穴に落ちるなどコミカルな描写が多く、『Ζ』の頃の強敵感は影を潜めてしまう。ファンの間では、環境が環境なため、ハンブラビやギャプランのような強いMSが手に入らなかった点や、[[医療・病障害|酸素欠乏症になった]]などという説が語られている。<br />
<br />
特に死亡した描写は無く、そのまま物語からフェードアウトする。<br />
<br />
=== その後 ===<br />
[[宇宙世紀]]0090年(『ΖΖ』の2年後)が舞台となる[[漫画]]『MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に、地球連邦軍の極秘任務に従事する特殊部隊「ナイトイエーガー隊」の中隊長であるヴァースキ・バジャックが登場する。後にゴップ連邦議会議長(元・大将)に召喚され、議長の私兵部隊の隊長となることを要請された際、ゴップはヴァースキを「ヤザン・ゲーブル大尉」と呼んだが、ヴァースキは遠まわしに自分がヤザンであることを認めつつも、あくまで別人であると韜晦している。<br />
<br />
この作品では『ΖΖ』時代のコミカルな部分はなりを潜め、『Ζ』時代を思わせるエースパイロットとして活躍しているが、単なる戦闘狂とは一線を画す落ち着いた部分も見せるなど経験を感じる描写もある。<br />
<br />
なお劇中でヴァースキ=ヤザンと明言される以前に、初登場話が収録された第4巻の帯でヤザンだと明言されている。まあ、かつてティターンズに所属・ハンブラビの搭乗経験があるという経歴に加え、金髪のリーゼント・浅黒い肌の色という風貌で一目瞭然であるが。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
スパロボにおいてもその能力は健在で、[[ニュータイプ]]ではないMSパイロットとしてはかなり手こずらされる。[[オールドタイプ]]としては[[アナベル・ガトー]]と双璧を成す強敵。更に作品によっては[[合体攻撃]]までしてくる。<br />
<br />
『Ζガンダム』は参戦しても死亡後の扱いが多いシロッコやバスク達に比べ、登場回数ははるかに多い。原作では死亡しなかった事や、シロッコ陣営に乗り変えた経緯から様々な陣営に所属する事が多く、特に[[αシリーズ]]では敵パイロットでは部下の二人と共に唯一皆勤賞を果たした。また、原作で死亡描写がなかったキャラが死亡する展開自体が稀なスパロボで度々戦死してしまう、ある意味特に稀有な扱いを受けるキャラの1人となっている。<br />
<br />
なお、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における彼は、スパロボでは未だに再現されていない(VXT三部作で間接的に触れられる程度)。『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』の[[キャラクター事典]]では「宇宙を漂流していた時に酸素欠乏症にでもなっていたのか、この頃のヤザンはギャグが板についていた。」などと評されている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に所属。第14話にしか登場しないが、このMAPにはヤザンお手製のクモの巣が仕掛けてある。クモの巣にかかったユニットは移動できなくなるので要注意。[[ホワイトベース隊]]を見て反応していた。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::[[ハンブラビ]]に乗り、中ボスとして登場。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:DC所属。[[ジャマイカン・ダニンガン]]が登場しないためか、[[バスク・オム]]の部下として一度だけ登場。乗機はハンブラビ、[[ドーベン・ウルフ]]、[[バウンド・ドック]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章にて[[ラカン・ダカラン|ラカン]]共々ドーベン・ウルフで味方[[NPC]]として登場する。[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス]]に雇われていた。カークス軍の同盟相手である[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイル]]軍にいる[[ロンド・ベル]]の面々に気付くと「やっちまうか!?」と好戦的な面を見せるも、ラカンに軽く嗜められ渋々従うシーンが印象的。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。序盤は[[ライラ・ミラ・ライラ]]の部下として[[ジェリド・メサ]]や[[カクリコン・カクーラー]]とともに味方NPCとして登場。敵対後はダンゲルやラムサスと共にハンブラビ、[[バウ]]、ドーベン・ウルフに乗る。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:本作から声が入った。ティターンズ所属。驚異的な性能のハンブラビに乗ってくる。本作では何故か、ジェリドや[[アナベル・ガトー|ガトー]]に比べると控え目な能力値だが[[性格]]が超強気。DCルートで[[アクシズ]]落としをやろうとするシロッコに違和感を覚えてはいたが、結局最期まで付き合うことになった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:基本的な位置付けは旧作と同じ。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
本シリーズにおいてはカミーユよりもリアル系[[主人公]]との因縁が深い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ティターンズ]]所属。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。[[ヒュッケバインMk-II]]奪取のため、リアル系第一話から登場し、途中で[[ジュピトリアン]]側に付いて最終話二話手前まで出続ける。今回は[[ギャプラン]]([[MS]])→[[ハンブラビ]]→[[ドッゴーラ]]と乗り換える。『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[MS]]に乗るという珍しい展開。能力の高さはさすが。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:ティターンズに復帰。最初はギャプラン、その後はハンブラビに乗ってくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:ティターンズ残党のリーダーとして登場。アラド編では序盤は味方として操作可能。その後はもちろん敵対するが。同ルートのみ、[[ビルトファルケン]]共々強奪したGP02Aで[[核ミサイル|核]]を撃とうとしており、原作などで見せた虐殺を嫌う一面は見られなくなってしまったが(ティターンズ壊滅やカミーユや[[αナンバーズ]]打倒の執念でなりふり構わなくなったのだろう)、一方でアラドとは敵対する事になってもその事を気にかけるなど、好漢な一面の描写が皆無となってはいない。カミーユ覚醒イベントに関わる重要な人物である。第38話で彼を撃墜しなかった場合、第39話で敵増援としてヤザン隊が登場する。それ以降は登場しなくなる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:[[ブルーコスモス]]の[[生体CPU]]3人組を率いる戦闘指揮官として登場。CPUの思考がひたすらカミーユに固執するものになっている。第51話にて前半マップでハンブラビ(ヤザン)が生存していた場合、後半マップで敵増援として単機小隊で現れる。同話にて撃墜した場合、戦死する。生体CPU3人組の面倒を見る場面が描かれるなど、相変わらず敵ではあるもののどこか憎めない印象を与える。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:中盤から登場。今回もお約束として、[[Ζガンダム]]の武装イベント追加に関わっている。また、本作では『64』以来の[[合体攻撃]]「クモの巣」を使う。[[ジェイソン・ベック|声優ネタ]]で、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に「不愉快だ」と言われることがある。台詞が大幅に新規収録された。<br />
:死亡しているかは不明瞭な退場の仕方であったが、以後のZシリーズには登場しなかった。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2とシーン5に登場し二度戦う。乗機はずっとハンブラビのままで魔改造もされていないため、終盤は容易く落とされてしまう。能力が高いだけに惜しい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:[[ジェリド・メサ]]と共にティターンズ残党のリーダー格だが、出番はシーン2で一度のみ。乗機の[[ハンブラビ]]も[[一般兵]]の物と変わらない上に、またザコとして能力の高い[[サイコガンダム]]もいるので、かなり印象は薄くなっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:役割は『COMPACT2』と同じ。今回は第1部のみの登場であっさりと退場する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』におけるジュドー達との一件の後、という珍しい設定。序盤はジェリドと組んで登場するが、ジェリドの戦死後はラカンと共に登場する。また珍しく[[バイストン・ウェル]]にも召喚され[[ドレイク・ルフト]]の傭兵となっており、その縁で地上にて[[ガラリア・ニャムヒー]]とも共闘する。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:ジェリドや[[マウアー・ファラオ|マウアー]]、また部下のダンゲル、ラムサスなどシロッコを除いた[[ティターンズ]]の主要人物が殆ど居ない中、彼だけは登場する。そのためか妙に戦う機会も多いが、カミーユとは戦う機会の無いまま戦死する。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:中盤にて[[Gハウンド]]の隊員として登場。搭乗機は[[ハンブラビ]]。『ΖΖ』より後の時間軸で、自力で地球に帰還後連邦軍に復帰しており、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]らシャングリラ・チルドレンとの面識もある。音声も新規収録が行われた。<br />
:ジェリドに比べるとかつて敵対したことでの遺恨は殆どなく、未だに[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に固執するジェリドを傍観している印象が強い。また、争いを好む本質こそ今まで通り持ち合わせてはいるものの、戦闘狂の狂戦士というより、良識ある好漢としての面がこれまでのSRWシリーズ以上に強調して描写されており、どことなく『ジョニー・ライデンの帰還』におけるヴァースキとしての彼を髣髴させる。<br />
:ジェリドと共に操作できるシナリオが存在する。ボーナスシナリオ「死闘のGハウンド」でも操作可能。<br />
:さらに条件を満たしていると第40話でジェリドとセットで自軍に加入する。スパロボで仲間入りするのは今作が初。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pによれば、仲間になる展開はスタッフからの提案。原作でジュドーと仲の良い時期があったことや、面白そうという理由でこの案は採用された<ref>『月刊ガンダムエース』2018年5月号、447頁。</ref>。<br />
:戦力として考える場合、「[[魂]]」を覚えないので最大火力が劣る点と、オールドタイプなので搭乗機は選ぶ点はあるものの、能力的には申し分ない。また、「[[先見]]」を超低コストで使えるので、「戦闘もサポートもこなす万能タイプ」として運用すると良い。搭乗機はそのままハンブラビでも良いが、エースボーナスが「戦闘に参加すると気力+5」であるため、反撃で手数を出せる長射程の武装を持つ機体に乗せるのも良いだろう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:搭乗機は相変わらず[[ハンブラビ]]で、『ΖΖ』より後の時間軸である点も『V』同様。また、非戦闘時の服装が『ΖΖ』のものとなった。いきなりテンガロンハット姿で現れて面食らったプレイヤーも多いのではないだろうか。今作では[[ジット団]]に雇われている。[[異世界]]に飛ばされても全く動じず戦闘狂を貫いており、良くも悪くもその自由すぎる生き方は[[エクスクロス]]メンバーにも呆れを通り越して感心されている。また、最終決戦で自軍に声援を送るという、彼のキャラとしては珍しい役回りもある。そのまま[[アル・ワース]]で生きていくような事を言っていたが、[[グレミー・トト]]が仲間になっていた場合、エクスクロスが元の世界に帰るとなるとラカンと共にちゃっかり合流している。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:[[UND]]に雇われて登場。出番は[[DLC|ボーナスシナリオ]]を除くと第27・28・最終話のみであり、最終話では撃墜されるとそのまま死亡する。『V』や『X』と比べると従来作通りの戦闘狂のような扱いであり、待遇の悪さは否めない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:他のティターンズのメンバーと同様に[[スペシャルズ]]、[[OZ]]に所属。[[合体攻撃]]「クモの巣」を使ってくる。<br />
:ルートと選択肢によっては月面基地攻略戦で味方第3軍として登場する。味方に回っても圧倒的な技量を誇り、敵の攻撃の命中率が集中無しで普通に20%ほどであり、放っておくとクモの巣で2万5千ある[[ムゲ戦艦]]を落としていく様は流石。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にて[[コウ・ウラキ]]の上官となり、彼を導く役回りになるという異色の組み合わせが見られている。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:常にハンブラビに乗り、ダンゲル・ラムサスを率いて登場。特定のマップでのみ味方として操作できる。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode Portable]]<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
上記の通り、オールドタイプ最強説も珍しくないパイロットだけあり、全体的に高水準の能力を誇る。下手なニュータイプ・[[強化人間]]よりも手強く、ガンダムシリーズを代表する強豪である。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[根性]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[威圧]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[威圧]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・[[スーパーロボット大戦α|α]]・[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[加速]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[狙撃]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[必中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[狙撃]]、[[熱血]]'''<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[幸運]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[捨て身]]、[[かく乱]]、[[熱血]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[切り払い]]L7'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[指揮官]]L2、[[シールド防御]]L1'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[切り払い]]L4、[[気力+ (ダメージ)]]、[[ガード]]、[[底力]]L8、[[カウンター]]L6、[[指揮官]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[ブロッキング]]、[[カウンター]]L6、[[闘争心]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[見切り]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[防御]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[切り払い]]L9、[[シールド防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[気力限界突破]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[気力限界突破]]L2'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;反撃時の攻撃力+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。<br />
;小隊攻撃の攻撃力+40%<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;戦闘に参加すると気力+5。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。戦いが好きなヤザンらしいボーナス。撃墜できなくても気力が上がっていくのは地味ながら強力。当然、単機で敵陣に放り込んで削り役を任せれば、デフォルトで持っている気力+(ATK)ともあいまって一気に気力が上がる。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「艦隊戦」<br />
:『第2次α』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
==== [[ティターンズ]] ====<br />
;[[ラムサス・ハサ]]、[[ダンゲル・クーパー]]<br />
:部下。「クモの巣」をはじめとした彼らとの連携攻撃でティターンズの戦線を押し上げた。<br />
;アドル・ゼノ<br />
:SRW未登場。ラムサス、ダンゲルが招集されるより先に、ヤザンの部下についていた新兵。Ζガンダム本編でヤザンに「縮んどるぞぉ!」(後述)と言われたのは彼。[[声優:菊池正美|声優]]はダンゲルと同じ。<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:性格や志向性は全く異なるが、馬が合った者同士。興味深い男。『ジョニー・ライデンの帰還』では、ゴップの「シロッコとはどんな男だった?」との質問に「面白いヤツでしたよ」と述べている。<br />
;[[レコア・ロンド]]<br />
:作中では、まるで身をゆだねるかのように何度攻撃しても、乗機のハンブラビに纏わり付いてくる彼女の乗る[[メタス]]に動揺を隠し切れなかった。後に大破したメタスから彼女を連れてティターンズへ帰る事に。<br />
:劇場版では後に共に出撃してエゥーゴに挑むが、その際には彼女に「日和見主義者」と皮肉めいた言葉をぶつけられている。<br />
;[[ジャマイカン・ダニンガン]]<br />
:上官であるが完全に見下しており、艦砲射撃の巻き添えで部下を殺され自身も危うい目に遭うなど互いの信頼も皆無であった。結果的にヤザンの行動によって死亡する。<br />
;[[バスク・オム]]<br />
:劇場版ではジャマイカンではなく彼に引導を渡す。南無。<br />
;[[ジェリド・メサ]]<br />
:一部の作戦で共闘するが、あまり相性は良くなかった。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では共にGハウンドのエースとして活躍する。<br />
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]、[[カクリコン・カクーラー]]<br />
:原作では特に関わることはない。<br />
:[[旧シリーズ]]では[[DC]]の同僚だが、『第4次』で同じティターンズに鞍替えするまで絡みも無かった。<br />
<br />
==== [[エゥーゴ]] ====<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:作中で何度も激闘を繰り広げる宿敵。最終的にはカミーユの怒りの覚醒によって倒される。戦うことが目的のヤザンには、カミーユから溢れ出る力がわからなかったようである。それでも戦死することはなく、『ΖΖ』までしぶとく生き延びる。<br />
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]<br />
:作中では彼に対し、有利に戦いを進めたこともある。『第2次α』では彼(シャア)が率いる[[ネオ・ジオン]]に属するが、あくまでカミーユたちへの因縁を晴らすためで、ネオ・ジオンの思想などには興味はない模様。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『ΖΖ』では[[アーガマ]]襲撃の際に彼に銃撃される。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:『ΖΖ』ではアーガマ襲撃の際に銃を突きつけて人質にする。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:作中では、何度も交戦した敵。最終決戦では、カツを殺した事で逆上した彼女に可愛い部下のラムサスとダンゲルを撃墜されるが、[[レコア・ロンド|レコア]]が乗っていた[[パラス・アテネ]]の残骸を爆発させ、彼女に致命傷を負わせる。<br />
;[[カツ・コバヤシ]]<br />
:作中では、何度も交戦。最終決戦では、調子に乗って隕石に激突にコントロール不能となった彼の乗る[[Gディフェンサー]]を「ネズミ」と罵って撃墜した。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]<br />
:作中では、最終決戦でエマの[[ガンダムMk-II]]を甚振っている最中に、彼女を庇うべく割って入ってきた彼の指揮する[[ラーディッシュ]]のブリッジを打ち抜いて、撃沈した。<br />
;[[トーレス]]<br />
:『ΖΖ』にてプチモビ同士で交戦し、完全に圧倒した。<br />
;[[サエグサ]]<br />
:『ΖΖ』にて彼に重傷を負わせる。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
==== シャングリラ ====<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:冒頭で彼に助けられる事になり、共に[[Ζ]]強奪を謀るが、すぐに敵対。最終的には敗れる。<br />
;ゲモン・バジャック<br />
:彼と組んでジュドーへのリベンジを謀るが結果的には敗れる。彼に対する台詞からして相当仲が良さそうに見え、ヤザンがヴァースキと名を変えた際には彼のファミリーネームを拝借している。<br />
<br />
==== [[ネオ・ジオン]] ====<br />
;[[マシュマー・セロ]]<br />
:小説版で共闘。彼の死後、手厚く弔う。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:原作では共演の機会はないが、スパロボでは三回ほど手を組んでいる。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではライバル関係。<br />
;[[デザート・ロンメル]]<br />
:小説版で共闘。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[コウ・ウラキ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のシナリオ「宇宙に揺らぐ陽炎」にて[[機動戦士ガンダム0083|過去]]を秘匿にされたコウに興味を持ち、模擬戦を持ちかける。敵襲を受け、コウと共に[[ホワイトアーク]]に身を寄せる。原隊復帰までの少しの間、戦闘行動を共にした。<br />
;[[オサリバン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼と結託し、裏で協力し合っていた。<br />
;[[レーン・エイム]]、[[リディ・マーセナス]]<br />
:『V』ではGハウンドに入隊した彼らの上官。レーンに対しては例のセクハラを行った模様。<br />
;[[キア・ムベッキ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では雇い主。<br />
;[[クリム・ニック]]<br />
:『X』にて、戦闘中、同じ種類の人間と気付く。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では同じネオ・ジオン所属として共闘しているが、ゼクスの経歴もあって裏切りを予感していた。<br />
<br />
==== ガンダムSEEDシリーズ ====<br />
;[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では彼らの上官に。憎まれ口を叩きながらも、彼らのことを心配し、檄を飛ばす。ルート次第では彼らにセクハラを行うシーンも見られる。<br />
;[[ムルタ・アズラエル]]<br />
:『第3次α』では上司。彼からは熟練パイロットと評価されているが、ヤザンの方はアズラエルの方針には無関心である。<br />
<br />
==== 西暦作品 ====<br />
;[[アリー・アル・サーシェス]]<br />
:SRWでの直接の共演はまだだが、『[[第2次Z破界篇]]』ではカミーユが彼と対峙した際、ヤザンを想起するような発言をしている。<br />
:彼は戦いを心胆より楽しむ野獣のごとき強戦士であり悪運が強くしぶとい点はヤザンと共通しているが、同時に手段を選ばない面と一方的な虐殺を嫌うヤザンとで決定的な違いも見られる人物である。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ガラリア・ニャムヒー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』では[[バイストン・ウェル]]に飛ばされた際、[[ドレイク・ルフト]]に傭兵として雇われていた為に彼女と共闘する。地上にヤザンが帰還した際は、彼女も地上に飛ばされており、彼女に共闘を持ち掛ける。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ロジャー・スミス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[声優]]が[[ジェイソン・ベック|ベック]]と同じ為か、彼に不愉快な声と言われてしまう。ヤザンからすればそんなことを言われても困る、とばっちりとしか言いようがない話である。<br />
;[[フェイ・シンルー]]<br />
:『Z』では[[ファントムペイン]]での同僚。女性でありながらも彼女の事を戦士として認め、期待している一面も。スレイ同様、他作品の女性パイロットキャラの中で戦士として認めた人物の一人である。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『V』では[[第6の使徒]]との戦いに臨む彼に陽電子砲を届ける。<br />
;[[カトリーヌ・ビトン]]、[[ホイ・コウ・ロウ]]、[[ショーグン・ミフネ]]、[[ウォルフガング]]<br />
:『X』[[DLC|ボーナスシナリオ]]「大地に生きる」では、本性を現した[[魔従教団]]相手に彼等と共闘する。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[アラド・バランガ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では当初は部下であったが、アラドが[[αナンバーズ]]に入ってしまったために以降は敵対する。なんだかんだ言って彼の事を気に入っていたようであり、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』でも彼の事を気にかけている。アラドもまたヤザンの事が嫌いではなかったようであり、『第3次α』でヤザンが戦死した際には、その死を悼んでいた。<br />
;[[ゼオラ・シュバイツァー]]<br />
:アラド同様に当初は部下であったが、後に敵対。彼女のある意味病的とも言えるアラドへの依存心を察していた。<br />
;[[スレイ・プレスティ]]<br />
:『第2次α』にて「アイビスの打倒」という私怨一心で[[ネオ・ジオン]]に協力を申し出る彼女の申し出を受諾している。珍しく戦士と認めた女。<br />
;[[ルーディー・ピーシーザルト]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼女に[[UND]]に勧誘されるが、彼女がUNDを離反した際は追撃した。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;サマー・ワン<br />
:『[[Another Century's Episode:R]]』では惑星エリアでの協力者だが、同じ戦士として彼の葛藤を見抜いた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 機動戦士Ζガンダム ===<br />
==== TV版 ====<br />
;「戦場では、びびった者が死ぬんだ。覚えておけ!」<br/>「死ぬなよ…」<br />
:出撃の際に、新入りのアドルに声をかけて。戦場では野獣の如く戦いを楽しむヤザンだが、部下を大事にする想いは本物であり、その人柄がよく滲み出ている台詞である。<br />
;「縮んどるぞぉ! まだ出撃前だ。しっかりせい!」<br />
:緊張するアドルに対し、彼の股間を握りながら。手段は非常にアレではあるが、緊張をほぐすためのものであり、前述の台詞通り彼の部下に対する思いやりが強いという一面を如実に表している。なお、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[アラド・バランガ|アラド]]が、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では[[生体CPU]]三人組が、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[レーン・エイム|レーン]]がアドルと同様の被害に遭っている。<br />
;「まだ子供の間合いだな」<br />
:カミーユのΖガンダムとの初戦闘時。ギャプランでΖを圧倒するヤザンの戦闘能力に、カミーユも戦慄する。<br />
:スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「バカな!?このマシーンの弱点を知ってるって言うのか!?」<br />
:[[サラ・ザビアロフ]]が教えた[[ギャプラン]]の死角をカミーユに突かれて。<br />
;「ここは戦場だからな…」<br />
:ジャマイカンを謀殺して。<br />
;「女が戦場に出てくるなんざ気に入らねぇんだよ、消えな!」<br />
:女性に優しく、なんてことはまさか無いだろうが、彼なりの戦いへのポリシーが全面に出ている。<br />
:スパロボでも対女性パイロットの[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。<br />
;「お前もその仲間に入れてやるってんだよォッ!」<br />
:終盤、最終決戦においてヘンケンやエマを討たれて激昂するカミーユに対して。劇場版では'''「お前にもそれを体感させてやるってんだよォッ!」'''に差し替わっている。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』ではカミーユと戦う機会が無いが、[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]に対してこの台詞を言っている。<br />
<br />
==== 劇場版 ====<br />
;「ハイパーボイルをくらえぃ!」<br />
:クモの巣使用時の台詞。『[[スーパーロボット大戦Z|スパロボZ]]』でも採用。<br />
:ボイル(boil)は英語で「煮る」という意味だが、この場合、釣り用語のボイル(肉食魚が小魚を水面へと追い込み捕食する際に、水面が沸騰しているように見える状態)、もしくは平織物を表すvoileだろうか。<br />
;「バカめ、戦況を見てシロッコへの手土産を用意するんだ。こちらから仕掛けたように見せては、後々面倒だろうが…あぁ?」<br />
:シロッコと内通しバスク・オムを裏切ると約束した後、ラムサスとダンゲルに口裏を合わせた際に。<br />
;「そっちに事情があるってことは、こっちにもあるって事だ!!」<br />
:バスク諸共[[ドゴス・ギア]]を沈めて。ごもっともなセリフである。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===<br />
;「またも…ガンダムに敗れたァ… この俺が…!」<br />
:第2話「シャングリラの少年」でジュドーに敗れた際の台詞。この回の時点では『Ζ』の頃の実力が出ていたが、以後は急速に転落してしまう。<br />
;「男には、一度立てた志というものがある!」<br />
:第8話にて、ゲモンと喧嘩した際の台詞。しかし、骨付き肉を咥えながらゲモンとコミカルな痴話喧嘩を繰り広げるヤザンの姿にかつての面影は無い。<br />
;「ティターンズの俺がみじめな生活をしなきゃならなかったのも! ジャンク屋ごときに身分を隠してへーこらしなきゃならなかったのも! どれもこれもみんなお前のせいだ! だいたい、こんなコロニーに来なきゃならなかったのも[[グリプス戦役|前の戦い]]でお前にやられたせいじゃないか!」<br />ジュドー「俺じゃないよ!」<br />「白を切るな! お前のせいで何度死にそうな目にあったと思ってるんだ! 」<br />ジュドー「俺じゃないってば!!」<br />
:同話、ジュドーが乗るΖと交戦した際の恨み節。言うまでもなく、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]のせいである。<br />
;「マシュマーやロンメルたちの墓を建てる。ここは宇宙じゃないから、後始末はキチンとやらなくちゃな。」<br />
:小説版にて。戦死したマシュマーやロンメルを手厚く葬る。仲間に対する優しさはΖ時代から変わらない。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「殺しちゃいかん、壊しちゃいかん、オレの戦場とは勝手が違い過ぎる! 戦争が変わったとでも言うのか?」<br />
:『ジョニー・ライデンの帰還』より。本作は『ΖΖ』から『逆襲のシャア』間の時代のミッシングリンクを描いた作品であり、大規模戦が鳴りを潜め局地戦と軍縮の時代へと変化する過渡期を象徴するセリフのひとつ。<br />
;「迷いが無い…、イングリットは[[シャア・アズナブル]]と言っていたが」「こいつ本当にあの[[百式|金ピカ]]を操っていた男なのか?」<br />
:同上。本作でのシャアは新生ネオ・ジオンを立ち上げた直後の時期にあたり、クワトロ時代にはあまり見られなかった荒々しい戦闘に変化していることを示すセリフ。もっとも、『ファースト』や『逆襲のシャア』での活躍を考えればこちらが本来のスタイルであろう。<br />
;「自分の欲求に正直な者は、信用出来ると思っている」<br />
:連邦議会議長・ゴップと対面し、私兵部隊への参加を持ちかけられた際の返答。ゴップがヤザン(作中ではヴァースキ)に依頼した理由やその腹の内を知り、引き抜きに応じた。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== TV版 ===<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;「こうも簡単にバレるとはな。ティターンズもおしまいだな‥‥」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「野望の果てに」より。逃亡中の[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]が[[香港|ホンコン]]から宇宙へ上がる準備をしている所を[[ロンド・ベル]]にあっさり見つかっての台詞。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]に悪事を暴かれ大義を失い、同盟の[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]も当てにならない最中に追い詰められるティターンズにヤザンも見切りをつけていた様子。…最もこの後シロッコが残党を束ねた事で、この台詞とは裏腹に同シナリオの後からも何度かヤザン隊含むティターンズと戦う事になるが。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;「ああいうタイプはスイッチさえ入れば、化ける。もっとも、奴が生き残ればの話だがな………」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アラド編第3話「約束は炎に消えて」より。ダンゲルもラムサスもアラドの能力を不安視するなか、ヤザンだけはその潜在能力を見抜いていた。<br />
;「いや…気に入った。俺は基本的に女は信用しないが、貴様は別格のようだ。その濁った瞳からは正真正銘の憎しみを感じる」<br />
:『第2次α』第35話「魂、重力に引かれて-前編-」に於けるアイビス編追加場面より。[[アイビス・ダグラス|アイビス]]追撃の為に[[ネオ・ジオン]]への協力を申し出た[[スレイ・プレスティ|スレイ]]への返答。私怨に囚われているこの時期の彼女を、極めて的確かつ端的に象徴した台詞である。<br />
;「物分りが悪いな、カミーユ!言ったはずだ、俺は戦えればそれでいいと! さあ、はじめようぜ!とびっきりの戦いをな!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』宇宙ルート第46話「永遠を信じて」に於けるカミーユとの戦闘前会話。もとより組織の方針について関心など持たない根っからのアウトローであるヤザンに、[[ブルーコスモス]]の実態を説くカミーユの言葉が届く筈も無かった。<br />
;「お前らの素性なんざ俺の知った事じゃねえ…だが、戦争ってのは勝った奴が正義だ。だから、お前達は勝ち続けるんだな。生きていくためにも」<br />
:『第3次α』宇宙ルートで対[[フリーダムガンダム|フリーダム]]&[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]戦を控え、イキがるブーステッドマン3人組を一喝した後、淡々と紡いだ忠告。彼のよき上官としての一面が描写されたワンシーンでもある。戦意を刷り込まれた彼らに、或る種の憐れみを覚えたのだろうか…?<br />
;「楽しかったぜ…カミーユ…。地獄で待ってる………ぜ…」<br />
:『第3次α』第51話にて。死の間際に言った台詞。<br />
:なお、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]が[[主人公]]の場合、ヤザンが死亡した後にかつての部下だったアラドとゼオラは複雑な気持ちで彼の死を見届けた。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;「シャングリラでお前達にやられた後、自力で地球に帰ったんだよ! あの時はよくもやってくれたな! ここで借りを返すぞ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第25話ロンドベルルート「孤立」においてのジュドーとの戦闘前会話。何気にスパロボでは初となる『ΖΖ』序盤でのシャングリラ・チルドレンとの確執に触れている。<br />
:なお、コミカルな面がほとんど見られず順風満帆な状態という事もあってか、ヤザン撤退時にシャングリラ・チルドレンは彼を見直した様子。<br />
;「各機、攻撃開始だ!死ぬなよ!」<br />
:『V』ボーナスシナリオ「死闘のGハウンド」より。<br />
;「ガキは表面的な物事しか見てないようだな。死ぬのを望んでいる人間に手を貸すのも優しさってもんだぜ」<br />
:『V』[[ヤマト]]ルート第45話「人の生きる意味」にて、[[アンジェロ・ザウパー|アンジェロ]]の処遇を巡っての会話において。事実、スパロボにおいては[[アサキム・ドーウィン|不死の呪い]]をかけられたキャラが存在する以上、一面の真理でもある。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;「ガキはキャンディーでも舐めてろってんだ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での戦闘台詞の一つ。「キャンディー」と言う辺り、ヤザンの[[声優]]である大塚芳忠氏が出演した特撮番組『仮面ライダー電王』における大塚氏の役柄を意識した[[声優ネタ]]だろうか。<br />
;「女でしかも子供なんてのが戦場に出てくるなんざ!」<br />
:女性かつ未成年の相手に発生する[[特殊戦闘台詞]]。しかし、『ジョニー・ライデンの帰還』では彼も女で子供のパイロットの面倒を見ることになるのであった…。<br />
;「落とせば、文字通り金星だな!」<br />
:[[百式]]相手に発生する特殊戦闘台詞。<br />
;「ZEUTHには連邦の白き流星がいると聞いていたが、こいつが当たりらしい!」<br />「一年戦争の英雄がどれ程のものか、見せてもらうぞ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』第4話グローリー・スター レポート「涙拭う翼」に於けるアムロとの[[戦闘前会話]]。<br />
;「ザフトのエースパイロットか! どうやら若造のようだな!」<br />「突っ込みが青いんだよ! そんな直線的な動きで、俺をやれると思うなよ!」<br />
:同上。[[シン・アスカ|シン]]との戦闘前会話。猪突猛進的な戦法に傾倒しがちなシンの甘さを鋭く指摘する。<br />
;「ちっ…少し遊びが過ぎたか…。だが、楽しめそうな相手の目星はついた。この連中なら、俺の腕を存分に振るう事が出来そうだ。次は本気でやるぞ…!」<br />
:同上。撤退時の台詞。ヤザンにとっては充実した「小手調べ」だった模様。<br />
<br />
==== [[Another Century's Episode:R]] ====<br />
;「お前は実によく出来た人形だ。鉄面皮を装いながらも、内に秘めた感情がうっすら出ている。もっとも、そう仕組まれているだけなのかも知れんがな」<br />
:サマー・ワンとの会話シーンで。同じ戦いを生きがいとする戦士として、彼の葛藤を見抜いていた。<br />
;(フン……言いはぐらかすなんざ、まるで人間じゃないか。いったい、誰がこんな酔狂な人形を作ったんだ?)<br />
:上記の場面の直後、あくまでもシーズンのシリアルナンバーとしての使命でアーク・アルファ側のイレギュラーと戦う意思を表明するサマー・ワンの言葉を受けて。どう言葉で取り繕っても、戦士としての本能を隠せない彼に、ある種の感心を覚える。<br />
<br />
== 主な搭乗機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== 劇中での搭乗機体 ===<br />
;[[ギャプラン]]<br />
:原作初期における最初の機体。彼が搭乗したギャプランは一般兵士用に調整された機体だが、大急ぎで設計されたため、全天周囲モニターに欠陥が生じてしまった。<br />
:なお『ジョニー・ライデンの帰還』ではゴップ連邦議会議長の手配により、青い機体がヴァースキに用意される。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:原作後期の機体。連携攻撃など様々な戦法で[[エゥーゴ]]のパイロットらを苦しめてきた。<br />
<br />
=== 他作品での搭乗機体 ===<br />
;[[マラサイ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』にて搭乗。<br />
;[[フルアーマーガンダムMk-II]]<br />
:漫画『ジョニー・ライデンの帰還』で搭乗。ガンダムMk-Ⅱは第一次ネオ・ジオン抗争後封印されたが、新造された事が示唆されている。カラーリングはハンブラビを思わせる青。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[バウンド・ドック]]<br />
:『[[第3次]]』。<br />
;[[ケンプファー]]<br />
:『[[第4次]]』。<br />
;[[バウ]]<br />
:『[[第4次]]』。<br />
;[[ドーベン・ウルフ]]<br />
:『第3次』、『[[EX]]』、『第4次』。<br />
;[[ドッゴーラ]]<br />
:『[[α]]』。<br />
;[[ガンダム試作2号機]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で搭乗するが、実はそれ以前に発刊された[[アンソロジーコミック]]で搭乗している。<br />
;[[サラミス改級巡洋艦 (0083)|サラミス改]]<br />
:『第2次α』。まさかの戦艦である。<br />
;[[バーザム]]<br />
:『第2次α』。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*キャラクターデザインは講談社刊『機動戦士Zガンダムヒストリカ』によれば、永野護の描いたデザイン画の服装を面白がった安彦良和が、顔のみを描き直して出来上がった。<br />
**そのヤザンの顔について安彦は「(Zガンダム放映開始と同時期に日本で公開された)映画『デューン/砂の惑星』で、イギリスのロック歌手であるスティングが演じたフェイド・ラウサをモチーフに描いた」という。<br />
**当該映画がテレビ朝日で放映された際には、ヤザン役の大塚氏がラウサの吹き替えを担当している。<br />
*上記の通り、エゥーゴの名だたるパイロット達を死に追いやった実力から、「宇宙世紀におけるオールドタイプ最強のパイロットは誰か?」という議論では[[アナベル・ガトー]]らとともに真っ先に名前が挙がる。<br />
*小説版『ΖΖ』では[[マシュマー・セロ]]とゲモンを加えて[[地球]]に降り立ち、ジュドーに挑むが結局は敗れて砂漠の民として生きることになるという顛末が描かれている。<br />
*コミックボンボン掲載の漫画版『ΖΖ』では全く登場せず、シャングリラ・チルドレンが自分たちの意思でΖ強奪を思い立ったことにされている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ヤザン・ゲーブル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:やさん けえふる}}<br />
[[category:登場人物や行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%B5%B7%E5%8B%95%E5%89%A3&diff=459288
海動剣
2023-07-26T12:25:40Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = かいどう けん<br />
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL}}<br />
| 声優 = {{声優|浅沼晋太郎|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|伊藤岳史}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[サブパイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属組織 = [[WSO]]スカルフォース<br />
| 所属部隊 = デスカプリース隊<br />
| 階級 = [[階級::特務中尉]]<br />
}}<br />
'''海動剣'''は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[マジンカイザーSKL]]のパイロットの一人。国際機関「WSO」の戦闘部隊スカルフォースに所属し、コードネームは「アモン6」。<br />
<br />
口より手が先に出る熱血直情型で、戦いを何より好む。生身で逃げる敵をロボットで踏み潰すなど敵に対しては全く容赦が無く、「[[傭兵]]時代は味方からも恐れられた」と評されるが、[[テロリスト]]からの人質救出といった任務も抜かり無く行い、単なる戦闘狂というわけではない。<br />
<br />
修羅という言葉がふさわしい破天荒な言動や悪人面と、[[マジンガーシリーズ]]としては珍しい軍属であり任務に忠実な点とのギャップから、一部の視聴者からは'''「善良な公務員」'''というこれまたギャップのある (間違ってはいない) 愛称で呼ばれている。<br />
<br />
カイザーの操縦においては格闘戦を担当し、[[生身ユニット|生身の戦い]]においても[[白兵戦|刀やナイフを用いて高い戦闘能力を発揮する]]。海動はあくまでも普通の人間であるが、常人では操縦すらできないカイザーを乗りこなし、生身においても'''何十人もの兵士を物ともせず薙ぎ倒し、全力疾走してくる武装した馬を真正面から受け止めて投げ飛ばす'''など、その身体能力は[[真上遼|特殊な出自がある相方]]にも引けを取らない。なお普段は刀の目釘を緩めており、[[ガラン]]との一騎討ちの際に舌で差し込んでいる場面がある<ref>しかもこの直前まで[[ガラン軍]]の本拠地で何十人の[[ガラン軍兵士]]を斬り倒している上にガランの剣撃を受けているにも関わらず、刃毀れすらしていない。</ref>。<br />
<br />
[[漫画]]『ヴァーサス』では「普通の人間」には操縦できないカイザーのパイロットとしてスカウトされた経緯が描かれている。<br />
<br />
公式ファンブック「魔神大戦21」に掲載された本編の前日譚小説『PROJECT KAISER 誕生編』では、スカウトの理由は漫画版と大差はないが、こちらでは各地の戦場を流れ歩き廃墟の無法地帯となった[[東京]]に現れ、そこに存在していた無法者同士の抗争に首を突っ込んだ事で、'''WSOが介入の必要有りと判断するほどの騒動に発展させた'''。無法者たちを煽動し、彼らが[[特攻]]する様を見た際に狂喜する様子を見せ、地の文で「悪のカリスマ」と呼ばれる才能を持っていると評されるなど、他のメディア作品以上に'''魔神を駆るに相応しい邪悪な存在'''として描写されている。とはいえ、水運びをしていた親子を襲った無法者を本能のままに叩きのめした時に子供がいたから手加減をするなど、本編同様に人間味が見える部分もある。<br />
<br />
OPにて、'''主人公らしからぬイイ笑顔(いわゆる「[[ガン×ソード|オリジナル笑顔]]」を連発する'''。おまけに'''黒い獣が飛び散って海動に姿を変える'''という悪役染みた演出まで用意されている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}<br />
:初登場作品。担当声優の浅沼晋太郎氏は今作品でスパロボ初参加。原作通り過激な台詞が多いが、彼なりの仲間達への気遣いを見せるシーンもある程度見受けられる他、[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[ドクターミナミ|ミナミ]]のような外道には激しい怒りを露わにしている。原作(OVA版、漫画版)同様'''「過激だが、最低限の良識と義侠心は持っている」'''というイメージそのままに描かれていると言える。<br />
:また、[[真上遼|真上]]共々どのような状況でも'''「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」'''というスタンスを全く変えず、[[戦術指揮|戦術指揮官]]達や[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]とは別の方向性で[[アルティメット・クロス|自軍]]を引っ張っている。ウイングクロス後の海動と真上及び合体後の[[忍者戦士飛影|飛影組]]は高い方に能力が統一されるシステムの関係上、第46話「麗しのディストピア」における[[デウスエクスマキナ]]登場時の[[気力]]低下イベントで'''気力が下がらない'''という[[バグ (ゲーム)|バグ]]があるが、海動達の場合はこういった[[性格]]のためデウスの言葉を無視したという演出だと勘違いするプレイヤーが続出した。<br />
:[[スキルパーツ]]で自身の格闘術を直伝してくれるが、当然'''自分自身にも直伝できる'''。スキルパーツは真上と共有するので、どちらにとっても有用なものを優先したい。特に[[集中力]]や[[SPアップ]]は精神コマンドが真上と分担されている関係で凄まじい高効率を発揮する。<br />
:今回はクロスオーバーで、[[ガラン]]の代わりに[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ王]]と[[白兵戦|チャンバラ]]をやらかす。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:プロローグにてOVA第3話でのキバとの決戦が描かれ、その後相棒と乗機共々消息不明となっていたが、なんと'''[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]候補として召喚されており、[[ショウ・ザマ|ショウ]]達と共に反ドレイク勢力の一員として戦っていた'''という驚愕の経緯を辿っており、第10話「皇の浮上」にてバイストン・ウェルの軍勢と共に地上界に浮上し、自軍に参入する。そのため真上ともども『聖戦士コウムイン』などと呼ばれることに…。本作では『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』の物語にクロスオーバーを含めて関わる場面も多い他、バイストン・ウェルに召喚されてから地上に出るまでの描写されてない部分で相当暴れたらしくダンバイン系の敵との戦闘前会話も豊富である。<br />
:スキルアイテムは今回も『UX』と同じく真上と共有。<br />
:第47話「自分達の信じるモノの為に!」では他の主役級キャラ達がジャークドリームにとらわれる中、シナリオデモの中で唯一この二人だけはその描写が無く、戦闘前会話にてジャークドリームが'''そもそも効いていなかった'''というとんでもない事実が発覚した。<br />
:挙句の果てには最終話での[[ジスペル]]との決戦において、イベントで自軍の気力が一斉低下するにもかかわらず、またしても上述した前作のデウス戦同様の仕様によって'''この二人のみ気力の低下が起こらなかった'''。<br />
:その為にプレイヤー間では、'''彼等に対する精神攻撃はもはや通じないレベルにあるのではないか'''という認識が広まった。少なくとも[[人造人間]]である真上と異なり、海動は特異な出自も持たない人間である事がその凄まじさに拍車をかけている。<br />
:ちなみに相方共々他作品キャラの名前を基本的に苗字でしか呼ばず(自軍キャラなどのおおよそ近しい人間相手ほどその傾向が強く、敵キャラクター等は普通に名前で呼ぶ事も多い)、結果的に「[[ショウ・ザマ|ザマ]]」や「[[獅子王凱|獅子王]]」といった他作品では滅多に見られない呼び方を多用している。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:本作では遂に[[マジンカイザー (OVA)|マジンガー]][[真マジンガー 衝撃! Z編|シリーズ]]の[[兜甲児 (OVA)|先]][[剣鉄也 (OVA)|輩]][[兜甲児 (真マジンガー)|達]]や[[真ゲッターロボ 世界最後の日|ゲッター]][[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ|チーム]]、[[鋼鉄神ジーグ|ジーグ]]等の他ダイナミック作品との共演を果たす。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2017年10月のイベント「新天地!その名は…地獄」より参戦。「[[ヘボット!]]」と並び立つという異様なイベントバナーとなった。<br />
:メインストーリーでは第25章、最終決戦前の土壇場で追加戦力として[[H.I.A.W.D]]に合流している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
典型的なスーパー系と言える。真上とは[[格闘 (能力)|格闘]]と[[射撃 (能力)|射撃]]、[[技量]]と[[命中#命中(能力)|命中]]、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]と[[回避#回避(能力)|回避]]が対になっている。立ち位置上射撃は低め…と思いきや、リアル系主人公クラスと並べても問題ない(下手すると上)レベルの射撃能力を持っている<ref>これは[[真上遼|真上]]の格闘も同じ。</ref>。もっとも、通常の海動操縦のカイザーは射撃武器がないのでこの高い射撃値は持ち腐れになるが。<br />
<br />
[[ジェットスクランダー|ウイングクロス]]時は射撃・命中・回避が真上と同値になり、万能型になる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]、[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[不屈]]、[[闘志]]、[[気合]]、[[熱血]]'''<br />
:清々しいほどダメージ変動系に偏る。真上が[[覚醒]]を持っているので、熱血と覚醒を分担することでカイザーの火力も相まって凄まじいダメージを叩き出すことも可能。<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[闘志]]、[[ド根性]]、[[気合]]'''<br />
:;海動/真上名義<br />
::'''[[閃き]]、[[ド根性]]、[[凶悪]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[激闘]]、[[覚醒]]、[[凶悪]]+'''<br />
::海動単独名義と海動/真上名義のパイロットパーツがそれぞれ存在するが、精神スキルは同一。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]<br />
:'''[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[全体攻撃]]L2、[[インファイト]]L3'''<br />
:底力のレベルが高いが、カイザーは甲児機と違ってそんなに硬くないので、被弾時の保険と考えたほうがいい。終盤でボスキラーにするなら[[Eセーブ]]は必須。<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L2、[[インファイト]]L3'''<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[真上遼]]<br />
:相棒。度々いがみ合うが、戦いにおいては息の合った連携を見せる。<br />
;[[由木翼]]<br />
:スカルフォースの同僚(厳密に言うと[[軍階級|軍の階級]]は、正規の中尉である彼女の方が海動より上)。<br />
:堅物な[[性格]]なので疎ましがっている。だが、OVA第3巻では彼女の力量を認めるまでになった。<br />
;[[スカーレット・ヒビキ]]<br />
:上官。一目置いており、彼女が戦死したときは寂しげに「嫌いじゃなかったぜ」と語った。<br />
:なお、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では彼女が死亡しないため、上記の台詞は[[リチャード・クルーガー|別のキャラ]]に対して使用された。<br />
;[[ミスティ]]<br />
:彼女が敵に襲われた時、'''彼女の乗るサイコギアごと敵機をぶった斬る'''という無茶な方法で救助した。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
<br />
=== ダイナミック作品 ===<br />
;[[兜甲児]]、[[剣鉄也]]、[[兜甲児 (OVA)]]、[[剣鉄也 (OVA)]]、[[兜甲児 (真マジンガー)]]、[[剣鉄也 (真マジンガー)]]、[[兜甲児 (真マジンガーZERO)]]<br />
:同じ[[マジンガーシリーズ]]のキャラクターで、原作の[[世界観]]は違えどマジンガーパイロットの先輩とも言える存在。<br />
:東映版([[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]準拠)の甲児と鉄也とは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で、OVA版の甲児や鉄也とは『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』で、『真』版の甲児とは『CC』と『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で、ZERO版の甲児と『真』版の鉄也とは『X-Ω』にて共演し、マジンガーシリーズの敵を相手には度々共闘している。<br />
:『BX』では『真』の甲児に対して先輩分として接し、やがて強い信頼関係で結ばれた戦友となり、共に「地獄」となり強大な敵に立ち向かう。本来この位置にいただろうキャラクターが「勇者'''ブレード'''」なのがニヤリとさせてくれる。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:同じダイナミック作品の主人公で、キャラクター性にも色々と共通点の多い人物。<br />
:『CC』では[[カイルス]]きっての武闘派として共に登場する場面もあり、「宇宙を守ってきた者達」では彼らと模擬戦で対決する場面も。<br />
:『X-Ω』のイベント「平和を創った戦士たちへ…」では彼とは後輩と先輩の関係となっている。<br />
;[[マジンガーZERO]]<br />
:終焉の魔神にして最凶のマジンガー。『X-Ω』では何度か対峙している。<br />
;[[大牙剣]]<br />
:『X-Ω』のイベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」にて共闘。当初は海動の良くも悪くも過激な人間性に対して猛反発するなど彼から快い心証を抱かれてはいなかったが、戦いを通じて少しずつ彼から信頼を得るようになり、最後は彼との連携で[[地獄大元帥]]を打倒。最終的には彼と打ち解け合う間柄となった。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ドクターミナミ]]<br />
:『UX』にて、[[スクラッグ]]に改造された[[キメラ|地球人]]を操るという彼の凶行に怒りを爆発させる。下記のハザード共々、UXで海動を本気で激怒させた敵の一人である。<br />
;[[ハザード・パシャ]]<br />
:『UX』では、自分の欲のために他者を弄び、苦しめる彼を最も嫌い、真上と共に激しい義憤と敵愾心を向ける。<br />
;[[地球防衛組]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」では、彼らのケンカを煽っていた。<br />
;[[星川コウタ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」では彼からザンギャックとガイスターに捕らわれの身となった[[エクスカイザー]]の救出を依頼され、最終的には彼に正義の味方と認識される。<br />
;[[ロジャー・スミス]]<br />
:『X-Ω』のイベント「Closed World」では偽りの[[パラダイムシティ]]の真実を探るべく[[キバの輩]]達を利用しながらも彼と駆け引きを演じ、最終的には共闘する。<br />
;[[シュバルツ・バルト]]<br />
:『X-Ω』のイベント「Closed World」では偽りの[[パラダイムシティ]]の真実を探るべく一時的に彼と手を組んでいた。<br />
<br />
=== バイストン・ウェル関連作品 ===<br />
;[[ショウ・ザマ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではほぼ同じタイミングでバイストン・ウェルに召喚され、その後は共に反ドレイク勢力の一員となり戦う戦友となる。海動達は自分達同様に「'''ザマ'''」と名字で呼び、彼の[[聖戦士]]としての実力やその人間性も認めており、彼からも信頼されている。<br />
;[[マーベル・フローズン]]、[[チャム・ファウ]]、[[ニー・ギブン]]、[[キーン・キッス]]<br />
:『BX』ではバイストン・ウェルより反ドレイク勢力として共に戦ってきた戦友。<br />
;[[シーラ・ラパーナ]]<br />
:『BX』ではバイストン・ウェルで反ドレイク勢力に加わった後は彼女の下で戦っており、彼女からも「地獄からの使い」「良き者」と呼ばれ信頼を得ている。<br />
;[[バーン・バニングス]](黒騎士)<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではガランの客将となった彼と第1部中盤のヨーロッパルートにて対峙する。ガランの代わりに彼と生身で一騎打ちをしたが、前話での負傷もあってか苦戦していた。<br />
:『BX』ではバイストン・ウェルに召喚された海動と真上をドレイク軍の一員に加えようとするも当然反抗し、以来バイストン・ウェルから地上に至るまで、何度も剣を交えている。<br />
;[[ドレイク・ルフト]]、[[ルーザ・ルフト]]<br />
:『BX』ではバイストン・ウェルより彼らの反抗勢力の一員として戦っており、彼らから警戒されている。特にルーザからは「[[バイストン・ウェル#関連用語|ガロウ・ラン]]」呼ばわりされ強い嫌悪を抱かれている。<br />
;[[シンジロウ・サコミズ]]<br />
:『UX』では第1部序盤に彼の居城へ殴り込みをかけた際に対峙。[[バイストン・ウェル#関連用語|ガロウ・ラン]]のようだと例えられた。<br />
:『UX』第40話「桜花嵐」では版権主人公として[[説得]]が可能だが、'''内容は全く説得していない。'''[[隠し要素/UX #オウカオー&サコミズ・シンジロウ|ゲーム的にも「ハズレ」扱い]]になるというトラップと化している。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]、[[鬼牙装関羽ガンダム|関羽ガンダム]]、[[雷装張飛ガンダム|張飛ガンダム]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では共に[[奇械島]]の敵と因縁を持つ者同士であるため、共闘する機会が多く、互いを認め合う間柄でもある。<br />
;[[孔明リ・ガズィ]]<br />
:『UX』第12話「ホウジョウの王」では序盤に[[バイストン・ウェル]]にて彼の策に従い、ホウジョウ軍の本城へと生身で突撃する。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[一条輝]]、[[早乙女アルト]]、[[ハヤテ・インメルマン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「時空を超える歌声」にて共演。輝とは模擬戦にて対決している。<br />
<br />
=== その他の版権作品 ===<br />
;[[ヘボット]]、[[ネジル・ネジール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「新天地! その名は…地獄」では彼らに地獄の特訓を課している。<br />
;[[ゴーカイレッド|ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラス]]<br />
:『X-Ω』のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」にて共演。互いの性格故に何度も衝突するが、ザンギャックやガイスターを相手にしての共闘を経て友情が芽生える。<br />
<br />
=== バンプレストオリジナル ===<br />
;[[リチャード・クルーガー]]<br />
:『UX』第31話「Final Count」にて、海動らの代わりに対消滅を実行する役割を請け負い死亡する。海動は心中で前述のスカーレットに対する台詞を呟き、その死を悼んだ。<br />
;[[フローリア・フランク]]、[[ドルテ・ドリーセン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「薔薇と髑髏」ではテロリストの鎮圧のために共闘する。<br />
;[[ヴィクトラン子爵]]<br />
:『X-Ω』のイベント「薔薇と髑髏」では任務先で出会った際に懐かれてしまい、以来彼と行動を共にしていた。<br />
;[[ベルタ・ベルンシュタイン]]、[[ジギー・スター]]<br />
:『X-Ω』のイベント「真実の先へ」にて、[[H.I.A.W.D]]に合流後最終決戦を控える中、彼らの特訓相手を引き受ける。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== [[OVA|OVA版]] ===<br />
;「あれれ、真上よぉ、由木のやつ気絶しちまったぜ」<br />
;真上「ふん、厄介なやつが生き残ったな」<br />
:OVA第1巻においての最初の台詞。開始から5分ほどの間に色々な出来事を体験したのでは気絶するのは当然なのだが…。<br />
;「懲りねぇな、キバの大将は。替われ、[[真上遼|真上]]!」<br />
:OVA第1巻において、[[キバ]]が突撃してきた際に。この直後、普通に交代している。<br />
;「なんだ、あの捨て台詞? 底抜けの馬鹿タレだな」<br />
:OVA第1巻において、[[ガラン軍]]が動き出した事を知らされたキバが「今度会ったら決着付けてやる! 覚えてやがれ!」と捨て台詞を吐いて撤退した際に。真上曰く'''「お前に言われちゃ…」'''。<br />
;「威力はすげぇんだけどよ、戻ってくるまでがまどろっこしいんだよな」<br />
:OVA第1巻において、トルネードクラッシャーパンチを評した発言。この時操縦桿を指で叩く仕草をしている。'''通常状態の[[マジンカイザーSKL|カイザー]]は腕を使う武装しかない'''ので、そう思うのも致し方ないか。<br />
:[[スーパーロボット大戦UX|UX]]でも、トルネードクラッシャーパンチ使用時に同じようなニュアンスの台詞を言う。<br />
;「おうおう、抜きやがったぜ、キバの大将」<br>真上「刀はお前に任せる。闘うことでしか、生きている実感を掴めない者同士!」<br>「仲良く殺し合うのも悪くねぇ!」<br />
:OVA第1巻において、キバ軍を全滅し、キバとの一騎討ちを行う際の前口上。<br />
;海動「神に会うては神を斬り!」<br>真上「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」<br>海動「戦いたいから戦い!」<br>真上「潰したいから潰す!」<br>海動・真上「「俺達に大義名分など無いのさ!貰ったぁ!」」<br />
:OVA第1巻において、キバにトドメの一撃を加えた際の台詞。いわゆる、[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]のキャッチコピーの一つである「[[神]]を超え、[[天使・悪魔|悪魔]]すら倒せる」のSKL版。<br />
:ちなみに、臨済宗開祖の「殺仏殺祖(一部では'''無一物'''と言ったほうが通りはいいが)」も元にしていると思われる。<br />
:海動&真上の地獄コンビを代表する過激極まりない名台詞であるが、同時に彼らがこの台詞を使ったのは、彼らのセリフを借りれば「闘うことでしか、生きている実感を掴めない者同士」の「殺し合い」だけである。深読みすると「('''お前らも俺たちも''')戦いたいから戦い、潰したいから潰す」→「戦う意思のない相手とは戦わない」という事になる。漫画版やスパロボではその解釈に基づく台詞も存在する。<br />
:『UX』ではイベントでの再現に加えて牙斬刀の演出でも使われるが、[[トドメ演出]]ではないので毎回[[カットイン]]と上記の台詞が入ることになり、テンポが悪いという意見もある。<br />
:なお、『UX』における海動&真上は、なんと'''[[カリ・ユガ|本物の神]]を相手に'''この啖呵を切っている(後述)。<br />
:『BX』では[[シュトロハイム・ハインリッヒ|シュトロハイム]]邸で[[ガミアQ]]と交戦した時の啖呵として使っている('''しかも[[DVE]]''')。…もっとも、'''久々の生身での任務'''だからというとんでもない理由だが…。<br />
;「死んじまったか。嫌いじゃなかったぜ、アイツ…」<br />
:OVA第2巻において[[スカーレット・ヒビキ|スカーレット]]の戦死を聞かされた際の台詞。<br />
;「破れてたりしてなぁ」<br>「安心しろ、骨は拾ってやるぜ。残っていればな」<br />
:放射線防護服を着て重力炉のシステムに介入しようとしている[[由木翼|由木]]に対しての茶化し。もっとも、海動本人曰く'''「あいつが下手撃ちゃ俺達も終わりだ」'''と直後に言っており、彼なりに緊張をほぐすための言葉のようだ。<br />
;「教えてやろうか? 赤いコードをだなぁ…」<br />
:重力炉のシステムに仕掛けられたトラップを解除しようとする由木を茶化すが、逆に「黙ってて!」と言われ、黙り込んでしまう。<br />
;海動「くっそ、近づけねぇぜ!」<br/>真上「どうする?」<br/>海動「へっ、だったら中から行くまでよぉ!」<br />
:ガラン軍本拠地の対空兵器の弾幕にスカルパイルダーが回避一方の状況に苛つきながら。直後に飛行中のスカルパイルダーから飛び降りて、単身乗り込んでいる。<br />
;「俺達に大義名分はねぇ、戦いたいから戦う…潰したいから潰す…それだけだ」<br />
:ガラン軍の本拠地を攻略し、[[ガラン]]と[[ヒミコ]]の前に現れた際の啖呵。<br />
;「くそぉあのオッサン、頭おかしいぜぇ!」<br />
:ガランが[[マジンカイザーSKL|髑髏の魔神]]と闘いたいがために戦闘から離脱し、自らもスカルパイルダーに戻った際の毒付き。すぐに相方から「お前には言われたくないだろう」と皮肉られているが…。<br />
;「さてと…たった今から、ここが地獄の一丁目だぁ!」<br />
:[[ガラン軍]]の本拠地で、本格的な戦闘を開始する際に。<br />
;「バ、バカ野郎……テメーがキレちまったおかげで、俺達が地獄……だ」<br />
:逆上した真上がガランに返り討ちにされた際に。<br />
;「カイザー…親戚か?」<br/>真上「なぜアレがこんな所に…」<br/>「! この気配…」<br/>キバ「ふははは…髑髏…勝負つけようぜ!」<br/>「! キバ!」<br />
:OVA第3巻にて、ガラン軍本拠地が爆発して現れた[[アイアンカイザー]]、そして名前を検索した由木が名称を出した際に。気配だけで、乗っているパイロットが誰かを察している。<br />
;「鬼に金棒てな、野郎…調子こいていられるのも、此処までだぜ!」<br />
:そしてアイアンカイザーとの戦闘の直前に牙斬刀を引き抜き構える際の台詞。「此処までだぜ!」の海動のカットインは、『UX』でトールハンマーブレーカーのカットインに流用されている。<br />
;「良いタマじゃねぇか」<br />
:事態を察しないWSO幹部の唐吉に由木が食ってかかったのを無線で傍受した際の発言。<br />
:また[[ウイングル]]を起動させた件も含めて、海動は由木の事を以前よりは認めるようになる。<br />
;「お前がそれ以外に方法がねえと出した答えなら、俺達に文句はねぇ」<br />
:重力炉の暴走を止める最終手段が命懸けの対消滅であることを告げた由木に対して。<br />
:ちなみに、この直前に由木からの通信に空中戦の真っ最中だった海動は「今てめぇの相手している暇はないんだからな!」と話をぶった切ろうとしていた(ので、真上が代わりに話を聞いた)が、しっかり由木の話を聞いている。煙たく思っていながらも海動の由木への[[信頼]]が窺える。<br />
;「おとなしく止めるより、派手に花火上げて止めたほうが、俺達の性に合ってるってもんだ!」<br />
:海動のこの言葉を受けて、由木も「はい」と答える。<br />
;「頭捕られて騒ぐんじゃねぇ、お楽しみは…これからだぁ!」<br />
:キバが搭乗する半壊したアイアンカイザーの頭部を掴んだ際に「離しやがれ」と罵られた際に。<br />
;「今更何言ってやがる、死にぞこないが! テメエが死ぬか、俺達が先にくたばるか! こういう賭けも、たまには面白れぇ!!」<br />
:重力炉に連れて行った際にキバから「テメーら、死ぬ気か?」と問われた際の返答。<br />
;「あの世もこの世もねぇ……テメエはもう、地獄にいるんだ!」<br />
:キバから「決着をあの世に持ち越そうってつもりか?」に対する返答。この時の海動の顔はなかば「オリジナル笑顔」。<br />
;海動「うおおぉぉぉ、使いじゃねえ!!」<br/>海動・真上「「俺達が、地獄だッ!」」<br />
:OVA第3巻エピローグ。由木から「“地獄からの使い”さん」と茶化されたことに対する返答。この決め台詞で本編(OVA版)は完結する。<br />
:なお、『UX』ではエンディングでの[[DVE]]に採用されており、上記の返しの他に'''「地獄の果てまで逃げ切って見せる」'''と豪語した[[沢渡拓郎|沢渡]]への痛烈な皮肉となっている。<br />
:『BX』では[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]から「頼みますよ、'''地獄の使い'''」と言われた際に、[[ウィル・ウィプス]]を'''牙斬刀で攻撃する際の台詞で使用する'''(しかも'''撃墜していないのに関わらずこの台詞を使う''')。<br />
<br />
=== [[漫画|漫画版]] ===<br />
;「それにコイツぁ俺と同じ制服を着てっから殺しゃしねえ! 殺るのは”敵”だけだ。」<br/>「戦場じゃ白か黒しかねぇ!! ”敵”と名のつく奴は斬って斬りツブす!! それが俺の掟(ルール)!!」<br />
:真上とのケンカの最中に[[スカーレット・ヒビキ|スカーレット]]に武器を取り上げられながら。「神に~」の台詞から、海動を戦闘狂だが最低限の良識は有ると捉えての台詞。<br />
;「勘違いすんな、“殺しゃ”しねぇと言っただけだ」<br />
:直後に煽った真上に奇襲の蹴りを浴びせながら。実際刑務所時代には突っかかってきた囚人と黙認した看守を半殺しにしていた。<br />
;「命をかけた奴らに命をかけて応えたまでだ」<br />
:漫画版での台詞。「命をかけた奴ら」というのは人質を盾にされまともに戦えないスカーレットに対して「私達にかまわず(敵ロボットを)ヤッてくれ」と懇願した人質たちのこと。海動はこの言葉に対して敵ロボットを爆破したうえで、カイザーの身を呈して人質たちをその爆発から守るという形で応えた。海動が戦闘狂でありながらも「善良な公務員」と呼ばれる由縁である。<br />
:また、ダイナミック・プロが関わる[[デビルマン (原作漫画版)|作]][[真ゲッターロボ 世界最後の日|品]]で[[ジンメン|人質を盾]][[オウムガイ型メタルビースト|にする敵]]と対峙した場合'''[[デビルマン|確実に人質]][[ブラックゲッター|が死亡する]]'''ジンクスが存在したが、この時は人質が全員生存しているため破っているケースとなった。<br />
:『BX』でも命を賭けた行動をとった[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に対しても似たような台詞を言っている。<br />
;海動「俺の“剣”が、」<br/>真上「俺の“銃”が、カイザーの“飾り”だと言うのか!?」<br/>海動・真上「「ふざけんな!!」」<br/>海動「所詮カイザー(コイツ)もロボット兵器! 駆る者の腕がコイツを無敵にしてる事を教えてやるぜ!!」<br />
:漫画版にてファウスト(SRW未登場)がカイザーの強さはカイザーそのもので、パイロットである海動と真上の存在はむしろ弱点だという結論に達して、セイレント(SRW未登場)に執拗にパイルダーを狙われた上で罵られた事に激昂して返した言葉。<br />
;海動「“剣”が“銃”が効かねぇだと?」<br/>「言ったハズだ!いつでも死線はこの“腕”で…」<br/>「ぶっちぎってきたってな―――!」<br/>真上「俺が狙い!」<br/>海動「俺がブチ抜く!くらえ!!鋼の右!!」<br />
:直後に真上に交代し巧みな連係で一気に形勢を逆転してからセイレントをゼム(SRW未登場)に投げつけて。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== UX ===<br />
;「ご大層な大義名分並べやがって。戦いたいから戦う、でいいだろ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』における対[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]、対[[加藤久嵩|加藤]]用の[[特殊戦闘台詞]]。<br />
;「へへ…あんたがサコミズ王か。その首、もらいに来てやったぜ!」<br />
:第12話「ホウジョウの王」より。[[孔明リ・ガズィ|孔明]]の策の一環として生身で単身敵城に殴り込み、サコミズと対峙した際に。<br />
:さながら任侠映画の鉄砲玉のごとしであり、サコミズからも「ガロウ・ラン気質の地上人」と評されるが…(後述のスパロボシリーズの迷台詞の欄を参照)。<br />
:ちなみに、原作(OVA第2巻)で[[ガラン]]の城に乗り込んだシーンの再現である。<br />
;海動「それによ、あんまりシメっぽい話ばかりしてると、おっさんが化けて出てくるぜ?」<br/>真上「いや、そもそも俺たちが地獄なんだ。化けて出る必要もあるまい?」<br/>海動「へへ、それもそうか。あのおっさんが地獄行きだってんなら、俺たちとずっと一緒ってことだ」<br />
:第31話「Final Count」より。自分達の身代わりとなって散った[[リチャード・クルーガー|リチャード]]に対して。彼らがただの戦闘狂ではなく、他人への気遣いが感じられる周囲への励ましの言葉。実は終盤にて、その言葉は『UX』の設定的に正しい台詞だったことが判明するのだが、それはまた別の話。<br />
;「散々俺たちに喧嘩を売っておいてよくも助けろだなんて言えたもんだなあ!」<br />
:第38話「防人たち」にて[[ホウジョウ軍]]に襲撃され、「早く我々を助けに来んか」と自分たちに救援を求めた[[ハザード・パシャ|ハザード]]に対していった台詞。<br />
:第一部にて悪事を働いた上に[[アルティメット・クロス|自軍部隊]]を世界の敵に仕立て上げておきながら、何食わぬ顔して自分たちに助けを求めるハザードの態度には、海動も相当腹に据えかねていることがわかる(実際、戦闘中の凄みのある顔グラになっている)。<br />
;「あ、あの野郎ッ…!」<br />
:第39話「蒼穹-そら-」にて自軍部隊諸共[[核ミサイル]]で[[フェストゥム]]を殲滅させようとするハザードに対して。<br />
;海動「御託並べてねえで、とっとと来な! 祝福ってやつをくれてやるからよぉ!」<br/>真上「ただし、貴様に与えられるのは…地獄だッ!」<br />
:同話に於ける[[イドゥン]]との戦闘前会話より。イドゥンのセリフを文字通りぶった斬ってこの台詞をかぶせる。<br />
:'''これほど「[[祝福]]」という言葉が物騒に聞こえるのも珍しい'''。この場合、祝福と書いて地獄と読むべきか。<br />
;「この、ド外道がァァッ!」<br />
:第42話[[ユニオン (00)|ユニオン]]ルート「リザレクション」より。元々は人間だった[[スクラッグ]]兵の自我を消して生物兵器に変貌させた[[ドクターミナミ]]にブチ切れる。<br />
:ミナミに限らず、己の欲を満たすために人道を平気で踏み躙る人物には、この様に怒りを露わにしている。<br />
;海動「ウダウダ悩んでんじゃねえ! 死なねえなら死ぬまでやりゃいいんだよ!」<br/>真上「文字通り骨の髄まで叩き込んでやる。地獄の恐怖をな!」<br />
:同上話に於ける[[ティベリウス]]撃墜後の会話。しぶとく再生を続ける彼を前に二人は立ち向かう。<br />
:このステージに限らず、全体を通してこの地獄コンビはこんな感じ。ここまでくるともう清々しいものである。この後ティベリウスは原作通りの場所に消えるのだが、この台詞から更に地獄の恐怖を味わう前に消えたのは幸か不幸か…。<br />
;「俺たちは戦いたいから戦い、潰したいから潰す! それで戦う相手がいなくなったら…そん時は神や悪魔にでも、喧嘩を売ってやるぜぇぇぇーっ!」<br />
:第46話「麗しのディストピア」に於ける[[デウスエクスマキナ]]との[[戦闘前会話]]。滅びを回避するべく人に「死による想像」を与えようとする「機械仕掛けの神」に骸骨の魔神が牙を剥く。<br />
:後に彼らは[[カリ・ユガ|ユガをリセットしようとする神]]にも喧嘩を売ることになる(後述)。<br />
;「あいつ、やる気がねえなら帰りゃいいのによ」<br />
:第47話「HEAVEN AND EARTH」にて[[ミール]]と感情の板挟みに悩む[[来主操]]に対する[[特殊戦闘台詞]]。戦闘前会話で容赦なく凄んだ後、軽い調子でこう言う。<br />
:身も蓋もない台詞ではあるものの、「戦いたくないなら戦わなければいい」という意味では他のキャラの台詞と大して変わらない。<br />
:これでも一応、戦いをやめるよう海動なりに[[説得]]しているつもりなのかもしれない。<br />
;「話し合うつもりなら、道、間違ってるぜ。こっちは地獄だからな!」<br />
:[[ELS]]および[[バジュラ]]に対する特殊戦闘台詞。上の台詞同様、戦う以外の道もあることも一応理解はしているようだ。<br />
:実際、ELSと対話できるのは脳量子波を持つ人間だけなので、物騒な内容だが正論ではあるし、「対話」を真上と共に「甘い事を言っているが、戦いを終わらせるための手段」と認めている場面もある。むしろ、戦いを終わらせるために奔走する者達のために汚れ役を引き受けている節すらある。<br />
:ちなみに'''対話云々以前に問答無用で滅多切りにしそう'''な『マジンカイザーSKL』組の参戦が確定した時、「対話に失敗するのでは?」と騒ぎになった。<br />
;海動「襲ってくる分には、倒しちまって構わねえんだよな?」<br/>真上「嬉しそうじゃないか」<br/>海動「てめえこそ」<br />
:ELSおよびバジュラに対する特殊戦闘台詞。こちらの台詞では嬉々として迎撃する。<br />
;「それになぁ、退屈なんだよ…みんなお手々繋いで仲良くじゃ、戦う相手がいなくなるからなぁ!」<br />
:第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」における[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話にて。<br />
:彼ら[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団の黒幕]]はインプラントによる思考連結を目論んでいるのだが、それを拒否する理由がコレ。とことんブレない男である。<br />
:これは「戦う相手が居ない平和な世界だからといって、自分から戦火を広げるような真似はしない」という事でもあり、[[漫画|漫画版]]の最終決戦でも似たニュアンスの発言をしている。<br />
;海動「けっ、そんな御託は聞き飽きたぜ! 要するに、アイツは俺達を消そうとしてるんだろ!?」<br/>葵「ええ…だったら、答えは一つしかないわよね!!」<br/>海動「神に逢うては、神を斬り!!」<br/>真上「悪魔に逢うては、その悪魔をも撃つッ!!」<br />
:最終話「命の始まり」にて[[カリ・ユガ]]の出現に自軍が動揺する中で。[[チームD]]の同調を受けて、二人の地獄が世界をリセットする機械の神に「地獄逝き」を言い渡す。<br />
:「神に逢うては、神を斬り」「悪魔に逢うては、その悪魔をも撃つ」二人に、迷いなど無い。<br />
;真上「そういうことだ。俺たちに大義名分など意味はない! 俺たちは戦いたいから、戦い! 潰したいから、潰す!」<br/>海動「俺たちは地獄! テメエをこの世から滅ぼす、魔神・カイザーだぁぁぁ!」<br />
:同上話。カリ・ユガとの戦闘前会話にて。最後の最後までブレない。<br />
<br />
=== BX ===<br />
;「地獄(ヘル)の手で蘇ったってんなら、地獄の手で死ぬのもまた一興だろ!」<br />
:対[[あしゅら男爵]]、対[[ブロッケン伯爵]]専用の特殊戦闘台詞。<br />
;「インフェルノギガブラスタァァァァッ!!」<br />
:SKL-RRの〆にギガブラスターを放つ際のシャウト。<br />
:字面だと普通だが、[[カットイン]]と相まって'''非常に楽しそうに叫んでいる'''。玩具を与えられた子供のようである。乗機の動きもノリにノっているので是非とも実機で見て、聞いていただきたい。<br />
:ちなみに、本来射撃武器の音声入力担当は真上であるがこの技に限り漫画版準拠で海動が叫んでいる。<br />
;海動「神が恐れ、悪魔すら慄く……!」<br/>二人「俺達が、地獄だ!!」<br />
:SKL-RRの[[トドメ演出]]時。本家カイザーは「神を倒し、悪魔すら超える」のに対し、地獄の方は神も悪魔も戦う前に逃げ出すらしい。<br />
;海動「何を言ってやがる。俺たちは地獄!」<br/>真上「そういうのは、[[兜甲児 (真マジンガー)|あいつ]]のほうがお似合いだ!」<br />
:第21話「脅威!古代ミケーネの遺産!」で葬ったはずの[[キバ]]と邂逅した際に「[[正義]]の味方様」呼ばわりされた返しで。地獄の戦いに大義名分はいらないのである。<br />
;「ヘッ、戦いに集中できないってんなら、俺達の邪魔になるだけだからな。休んでたっていいんだぜ」<br />
:第30話ボストンの解放作戦に同行するルート「灼熱のユニオン」より。<br />
;海動「テメエのことだ。どうせミケーネのために戦う気なんかねえんだろ?」<BR/>キバ「へッ、テメエらこそ、俺の答えを気にしてるわけじゃねえんだろう!?」<BR/>真上「ああ! 神に逢うては神を斬り……」<BR/>海動「悪魔に逢うてはその悪魔をも討つ!!」<BR/>キバ「そうだ! そうだぜ! 戦いたいから戦い、潰したいから潰すッ!!」<BR/>海動「俺達に大義名分はないのさ! 行くぜ、キバァァァ――ッ!!」<br />
:第37話「降臨!大いなる神の化身!」より、キバとの[[戦闘前会話]]。命を懸けてぶつかり合うのに大義名分はいらない。鋼の闘志に衝き動かされるままに、二体のカイザーがバードス島で激突する。何気にキバ含めた3人で口上を言っているのがポイント。<br />
;「……あばよ、キバの大将」<br />
:第37話にて、自分達と同じく戦いを求める修羅の境地で戦いを挑んできたキバの最後を目にして。ずっと戦ってきた相手だけに思う所があったようで、珍しく神妙に呟く。<br />
;「見とけ、暗黒大将軍! 俺達のカイザーはテメエが知ってるカイザーより何百倍も危険な存在だぜッ!」<br />
:同ステージに於ける[[暗黒大将軍]]との戦闘前会話。カイザーを知っているそぶりを見せる暗黒大将軍を気に入らないと吐き捨てた真上に続いて言い放った啖呵。暗黒大将軍が知る別の者が駆るカイザーと、海道と真上が駆る地獄の魔神カイザーは別物だという意味合いだと思われる。<br />
;真上「ジャークドリームだったな? あれは俺達には見せてくれないのか?」<br/>海動「まさかとは思うが、あんなのが悪夢とは言わねえよなぁ?」<br/>皇帝ワルーサ「ほぅ…打ち破るどころか、ジャークドリームが効かぬ人間がいるとは…」<br />
:第47話「自分達の信じるモノの為に!」における[[皇帝ワルーサ]]との戦闘前会話。<br />
:この直前のシナリオデモにおいて、[[ブライティクス|BX]]の面々はジャークドリームによって悪夢を見せられてしまい苦しめられる事になった……が、各作品の主役級のキャラ達が次々に悪夢に苦しむ、或いは悪夢を打ち破る描写がされる中において、この二人だけはそれが全く無かった。<br />
:多くの修羅場を潜り抜けた地獄にとって悪夢のような出来事は日常茶飯事だったらしく、悪夢を打ち破る以前に'''ジャークドリームが通用しなかった'''のである。皇帝ワルーサも台詞からして打ち破られる可能性は考えていたようだが、それ以前に一切通用しない人間が現れるのは予想していなかったようだ。<br />
:特に真上は「[[エルプスユンデ|自身の出自]]に関連する悪夢」を見させられていたかもしれないが、それを「見せてくれなかった」と発言した事からこの二人のタフさが伺える。<br />
;海動「俺達に大義名分はねえ! あるのは目の前の奴とどう戦うかだ!」<br/>真上「境界の力は二の次だ! 貴様を倒したあとに他の奴らが好きにすればいい!」<br />
:最終話「君と共に」/「受け継がれた未来」における[[バルギアス]]との戦闘前会話。本作でも最後までブレない二人である。<br />
;「大体、さっきから聞いてりゃあの状態の[[ジョルディ・ボーダー|ジョジョ]]のほうが強いってのが腑に落ちねえな」<br/>「あんなのは強いと言ってもただ強いってだけだ」<br/>「俺が戦うとしたら、普段のあいつのほうが面倒だってだけの話だ」<br />
:DLC「過去の幻影を超えて」でジョジョがあえて自我を消した状態で戦闘を行った後、周りがあくまで強さだけでみるなら普段のジョジョより強かったという会話をしている最中での反論。言葉が具体性に欠けていたため真上には馬鹿にされて喧嘩に発展しかけたものの、海動がジョジョの本当の強さを理解している上で認めている事がわかる。<br />
;海動「……なんか今、イヤ~な女を思い出しちまったぜ……」<BR/>真上「ああ……同感だ」<br />
:DLC「最強は誰だ!」にて、一番強いのは誰の機体かでモメるパイロット達をスカーレット仕込の啖呵で怒鳴りつけた由木を見て。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;海動「遊びたいから遊び」<br>真上「続けたいから続ける!」<br>海動・真上「「スパロボを遊ぶのに、大義名分など必要ないのさ!」」<br />
:[[中断メッセージ/UX|『UX』におけるゲーム中断時の発言]]。上記の台詞のパロディ。ごもっともである。昨今は色々と揶揄されたりするが、この地獄コンビの様に楽しもう。<br />
;「ガロウ・ラン…なんだそりゃ? ガンダムのパイロットか?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第12話「ホウジョウの王」における先述の名台詞の後、[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]から[[バイストン・ウェル#関連用語|ガロウ・ラン]]と言われた際に返した台詞。[[ガロード・ラン|確かに似ているが違う]]。<br />
;「そりゃあ良かったな、あばよ!」<br />
:『UX』第18話「流れるは血、失うは涙」IMデモで[[中島宗美|宗美]]を紹介された時に。そのあんまりな返答に[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]から「途中で勝手に終わらせるな!」と突っ込まれる。<br />
:なおこの時は宗美が忍者だと思われ、忍者が見つかったからエルシャンクの旅が終わったと解釈され、別れる事に対する「あばよ!」である。例え本当に宗美が忍者だったとしてももう少しいい返答があるのではなかろうか…。<br />
;「理由なんざ、どうだっていい! あの野郎をブチのめすチャンスだ!」<br />
:『UX』第21話「朋友-おかえり-」にてのイドゥン戦での発言。<br />
:攻撃が全く効かなかった[[イドゥン]]にダメージを与える事に成功した時の台詞であるため、内容自体は至極真っ当なのだが、言い回しが[[ミスト・レックス|どこかで聞いた]]ような……。<br />
;「へえ、そいつは便利だな。何回でも人生やり直せるってか」<br />
:『UX』第24話「A wakening」にて。[[皆城総士|総士]]から「[[イノベイド]]は肉体を失っても、[[ヴェーダ]]に記憶がある限り再生できる」という説明を聞いた際の海動の感想。<br />
:間を入れずに、[[真上遼|真上]]から「フン、おめでたいヤツだ。お前のように希薄な人生など、やり直す価値もなかろう?」と辛辣なツッコミを受けて、案の定キレることに。<br />
;「…なんだありゃ? 要するに、ハダカになってんのか?」<br />
:『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」にて、軽装モードの[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]を見ての反応。一方の真上はというと、「まったく理解できん」と混乱していた。<br />
:なおSDガンダムの軽装モードは別に全裸というわけではなく、(プラモを見る限り)肌着のような衣服を身に纏っている状態である。……それはそれで海水浴には適していない気がするが。<br />
:しかし、さも当然の様に海水浴に参加している地獄コンビというのもそれはそれでシュールである。ちなみに、この時の顔グラは何気に海動、真上ともどもに制服の部分が無い(つまり水着)と言う細かい描写がある。<br />
;クラウディウス「カリグラぁ! おめーがボヤっとしてる間に、奴らに近付かれてんじゃねーか!」<br/>カリグラ「だっラら迎え撃って、破壊するダケだ。その程度もワカらなイのか、クラウディウス?」<br/>真上「行くぞ、海動! お前の取り柄は戦うことくらいだ、ミスなどするなよ!」<br/>海動「いちいち指図するんじゃねえ! てめえこそ、俺の足を引っ張んじゃねえぞ!」<br />
:『UX』第33話[[アーカムシティ]]ルート「THE CROW」にての[[カリグラ]]・[[クラウディウス]]戦での[[戦闘前会話]]。双方「喧嘩するほど仲がいい」コンビだからか、敵ではなく相方に喧嘩を売っている。<br />
;海動「ヘッ、テメエを説き伏せるのに、言葉はいらねえよな!」<br/>真上「戦場にてまみえた以上、語る術はただひとつ…!」<br/>サコミズ「そうであろう! 己が意志を貫くのであれば、その剣をもってしてのみ! いざ参る! 地獄へ落ちる覚悟はできているか!?」<br/>海動「誰に言ってやがる! 覚悟もなにも、俺たちが地獄なんだよ!」<br />
:『UX』第40話「桜花嵐」にての対[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]戦での戦闘前会話……'''ではなく、[[説得]]時の台詞'''。見ての通り、どう見ても説得していない(剣と剣の語り合いと言えなくもないが…)。<br />
:案の定、ハズレ扱い(最低値とは言え、それでも1ポイント入るが)である。普通に考えれば、この地獄コンビに説得させようと考えた事自体がプレイヤーの選択ミスなのだが…。まぁ、全プレイヤーが予想していた事だろう。<br />
:ついでに、この後に[[隠し要素/UX #オウカオー&サコミズ・シンジロウ|フラグ成立]]を狙うならば、サコミズの説得を担当する残り二人はショウor刹那orエイサップのいずれかにすること。<br />
;「軍のいざこざなんざ、俺達には知ったこっちゃねえ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』での軍隊系への特殊戦闘台詞。こう言っている海動達も一応はWSOの所属、'''つまりれっきとした軍人なのだが…'''。まぁ、彼らにとっては軍のいざこざなどあってもなくても敵対する者と戦うことにはなんら影響をもたらさないのだろうが。<br />
;「へへ、盛り上がってきたな! おら、そこだ! もっとやれ!」<br/>由木「海動特務中尉! あおらないで!」<br />
:『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」にて、UFOと宇宙人(正体は[[ウーズベン]]とその[[円盤 (ガリアン)|パトロール艇]])の存在を巡って喧嘩をする[[地球防衛組]]を見た際の一言。一方の真上は「くだらん…」と切り捨てた。<br />
:ちなみに喧嘩の様子はゲーム中では口論のみで描写されてないが、原作では雑巾を投げ合っていた。<br />
;「へっ、テメエがお望みなら、いくらでも相手になってやるぜ」<BR/>真上「『世界最高』など、地獄ではまったく意味がない称号だと教えてやろう」<br />
:『BX』第21話日本での防衛任務に就くルート「脅威!古代ミケーネの遺産!」より。甲児との決着がついて味方として復帰した[[ローレライ]]が'''「もう一体のマジンガーみたいなロボットとは決着がついてない」'''と言い出した時の反応。直後に由木が割って入ったので有耶無耶に終わったが。<br />
:一方、中断メッセージではローレライにカイザーを評価されて、真上と2人で気を良くしている微笑ましい(?)場面も。<br />
;「悪いな、ちょっと邪魔するぜ」<br />
:『BX』第26話「三つの星が集う時」インターミッションより。一番星コンテスト中の食堂の手伝いを抜けようとしたボス達に呆れた[[イタチの安|安さん]]に「先生方」と呼ばれ真上と[[船長]]と共に現れた時の台詞。<br />
:この時BGMで流れていた([[ミーナ・フォルテ|ミーナ]]が歌っていた)「プラネット・クレイドル」を乗っ取って'''「THE ETERNAL SOLDIERS」'''が流れるためこの落差が本当に酷く、てっきり[[先生|別の先生]]と思いきや、この'''地獄'''なので余計にプレイヤーの笑いを誘うこととなってしまった。心温まる光景があったコンテストと打って変わって地獄の開幕ときたものだから、更に爆笑を誘うシーンである。なお、海動は公務員メンバーなので、'''出勤'''と揶揄されることも。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[マジンカイザーSKL]]<br />
:パイロット。格闘戦を担当。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『マジンカイザーSKL』公式サイトにて、海動剣役の[[声優]]である浅沼晋太郎氏は[http://www.mazinkaizer-skl.com/cast_comment.html#asanuma 「(マジンカイザーSKLは)スパロボに出たらかなり活躍するんじゃないでしょうか(笑)」]とコメントしていた。<br />
*「海動」という姓は「カイザー」をもじったもので、名付け親は永井豪氏。<br />
**更に言えば、同氏が嘗て連載していた[[漫画]]『バイオレンスジャック』に「海堂」という人物が登場している。<br />
*ダイナミック作品では「剣」という名前の主人公が[[大牙剣|もう一人]]いるが、これについては偶然の一致と思われる。<br />
*海動剣のコードネームである「アモン6」は永井豪氏作の漫画『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』に登場する[[天使・悪魔|デーモン]]の勇者「アモン」([[主人公]]・[[不動明]]と[[合体|融合]]して[[デビルマン]]になる)から取られている。<br />
**この事から、海動という苗字の「動」は、『デビルマン』の主人公である不動明から取ったものと思われる。<br />
**海動役の浅沼氏は後に『サイボーグ009VSデビルマン』にて不動明を演じている(制作スタッフが『マジンカイザーSKL』と共通しており、デビルマン側のキャストは『マジンカイザーSKL』の[[真上遼|主役]][[由木翼|陣]]となっている)。<br />
***なお、'''『マジンガーZ対暗黒大将軍』にて[[剣鉄也]]を演じた田中亮一氏はデビルマンも演じていた'''という経緯があるため、海動の「剣」という名前は鉄也の姓から引用されたとも受け取れる。<br />
*書籍『魔神大戦21』のインタビュー記事によれば、キャラクターの原型は『ガクエン退屈男』の主人公の一人・早乙女門土とのこと(より厳密には『バイオレンスジャック』登場時か)。<br />
**なお、海動剣と同様に早乙女門土をベースとしたキャラクターには『[[鋼鉄神ジーグ]]』の[[早乙女門子]]がいる。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{マジンガーシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かいとう けん}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:マジンガーシリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF&diff=457699
オルガ・サブナック
2023-06-28T00:03:46Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}<br />
| 声優 = {{声優|涼平|涼平(現・小田井涼平)|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[ナチュラル]]・[[ブーステッドマン]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::19]]歳<br />
| 身長 = [[身長::173 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::65 kg]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|地球連合軍}}<br />
| 階級 = [[階級::少尉]]<br />
| 趣味 = [[小説|ジュブナイル小説]]<br />
}}<br />
'''オルガ・サブナック'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連合軍]]所属の[[ブーステッドマン]]の一人で、[[カラミティガンダム]]に搭乗する。<br />
<br />
好戦的な[[シャニ・アンドラス]]&[[クロト・ブエル]]に比べると、強化による精神面の破綻がそれほど進行していない為、ブーステッドマンの中では比較的落ち着いている方で、三人の中ではリーダー格であり、命令に対しても忠実で、無理な突撃はしない。趣味は[[小説|ジュブナイル小説]]を読む事。<br />
<br />
三人は一応チームで行動しているが、お互い戦功を競い合う[[性格]]なのか連係プレーなどは見られず、単独で戦闘を行うことが多かった。ただ、残る二人の実力は認めているのか、[[ヤキン・ドゥーエ]]における最終局面でシャニが戦死した時は信じられない様子であった。その後自身も[[ジャスティスガンダム]]の[[ミーティア]]のサーベルで乗機を両断されて戦死した。今まで[[キラ・ヤマト]]や[[アスラン・ザラ]]を何度も苦戦させたはずなのだが、その最期はあまりにも呆気なかった。<br />
<br />
なお、[[続編]]である『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』冒頭の回想シーンにおいて、[[オーブ連合首長国|オーブ]]での[[フリーダムガンダム|フリーダム]]との戦闘の際にこの戦いに巻き込まれてしまった(当時[[民間人]]だった)[[シン・アスカ]]の家族の命を奪ってしまった事が明らかになっている<ref name="Shinn's family">ちなみに『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』冒頭の回想シーンは、元々は'''「[[カラミティガンダム|カラミティ]]が[[空|空中]]にいたフリーダムに向かって射撃し、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が[[陸|地上]]にいたカラミティに向かって射撃する状況下で、地上にいた[[シン・アスカ|シン]]の家族が巻き添えに遭った」'''という内容である。ところが、作品中盤においてフリーダムの映像が削除された結果、'''「カラミティの対空射撃によって、地上にいたシンの家族が巻き添えに遭った」'''という不自然さを覚える描写になっている。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初参戦作品。担当声優の涼平氏も本作でSRW初参加。<br />
:原作通り[[オーブ解放作戦]]から登場。特殊技能として[[生体CPU]]を持っている為、中々手強い。死に際は原作と同じタイミング。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:ほぼ原作どおりの扱い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:第2部から登場。共通ルートで数回戦う機会があり、その後はルート選択によっては登場しない。<br />
:第50話で登場した際に先に[[ドミニオン]]を撃墜すると、次の第51話で狂った状態で敵増援として現れる(第50話で撃墜した場合は死亡する)。なお、そこでも撃墜しないと、死亡描写も無いまま以降登場しない(おそらく、アスランの放った[[ジェネシス]]により死亡したものと思われる)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』以来久々の登場。シャニ&クロトと共に[[アークエンジェル隊]]に立ちはだかる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:レアリティSRのサポートユニット。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
; [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
: '''[[直感]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[かく乱]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
; [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
: '''[[生体CPU]]L7、[[シールド防御]]L6、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[Eセーブ]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
: '''[[撃ち落とし|撃ち落し]]、[[シールド防御]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[生体CPU]]、[[援護攻撃]]L4'''<br />
; [[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
: '''[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[生体CPU]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L4、[[コンボ|マルチコンボ]]L2'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
; マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1<br />
: 『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;カラミティのパイロット<br />
:SR。状態異常の敵に対してダメージ大アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===<br />
==== [[地球連合軍]] ====<br />
;[[シャニ・アンドラス]]、[[クロト・ブエル]]<br />
:仲間。戦闘中に仲間割れする事もあったが、意外と(?)面倒見が良かった。<br />
;[[ムルタ・アズラエル]]<br />
:上司(…と言っても、彼に対して敬意を持って接してはいないのだが)。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:上官。<br />
<br />
==== 三隻同盟 ====<br />
;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]<br />
:オーブ解放作戦から幾度となく彼らと刃を交えるが、最終決戦において彼らのコンビネーション攻撃の前に敗れ去った。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===<br />
;[[シン・アスカ]]<br />
:作品冒頭の回想シーンにおいて、彼の両親と[[マユ・アスカ|妹]]が[[カラミティガンダム|カラミティ]]と[[フリーダムガンダム|フリーダム]]との戦闘の巻き添えに遭い、死亡した事が語られる<ref name="Shinn's family" />。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』での上官。反抗的な態度をとりつつも、その実力と為人を認めていた様子も見せる。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では対峙した際に「着ぐるみ」とバッサリと一蹴する([[#スパロボシリーズの名(迷)台詞|後述]])。<br />
;[[モーガン・シュバリエ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では一応オルガ達の上司的な立場として共に出撃する。<br />
;[[叢雲劾]]<br />
:『W』では戦うためだけに利用され続けて戦死を遂げたオルガ達に対し、「一歩間違えれば俺も同じだった」とその境遇に同情を抱いていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「ああ?」<br />「うっせーよ、お前ら!」<br />
:第38話より。[[オーブ解放作戦]]にて[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]から出撃を命じられた際の記念すべきオルガの初台詞。仲間である[[シャニ・アンドラス|シャニ]]、[[クロト・ブエル|クロト]]に対しては、いつもこんな調子である。<br />
;「へへ…。何遊んでんだよ、お前ら!」<br />「うっせーよ!」<br />「うざいんだよ!」<br />「シャニ! てめえもうぜえっ!」<br />
:第39話より。[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]との戦闘に乱入し、さらに味方であるシャニやクロトと仲間割れして。<br />
:ちなみに、[[アスラン・ザラ|アスラン]]は仲間割れする三人組を見て「こいつら…。味方も平気で!」とコメントしている。『SEED』の戦闘シーンの中で珍しいコミカルな場面である。<br />
;「今は退くんだよ! また苦しい思いをしたいのか!!」<br />
:第44話より。錯乱するシャニに対し投薬の効果が切れることを危惧し、不服ながらも引き上げるよう促した台詞。この台詞からも、シャニやクロトと比べれば人格は比較的まともな模様。<br />
;「しょうがねぇ。殺されるより殺す方がマシってね」<br />
:第45話より。アズラエルからシャニやクロトと共に再出撃を命じられた際に。ある意味、戦場に置かれた兵士の心理を物語る台詞であると言える。<br />
;「また、コイツらのお守りかよ」<br />
:第49話より。アズラエルから「奴等を呼び戻して道を開かせろ」という命令に対する愚痴。要は「ピースメーカー隊の[[核ミサイル]]部隊を護衛しろ」という事だが、本人は不満気味。<br />
:一番精神的に安定している様な描写が多くても、やはり本質的には戦闘狂である事を窺わせる。<br />
;「うわああああっ!」<br />
:断末魔。[[デュエルガンダム|デュエル]]によってシャニが討たれた後、オルガはカラミティを駆ってフリーダムのビームソードを回避するも、背後からジャスティスのビームソードを受けてしまい、あっけなく討ち取られてしまった。<br />
<br />
=== 他媒体 ===<br />
;「祭りだ祭りだ!! とっととおっぱじめようぜ!!」<br />
:[[漫画]]コミックボンボン版『機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘』(作画:高山瑞穂氏)より。オルガ初登場時の好戦的な台詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「けっ! 俺もバカにされたもんだぜ! こんな着ぐるみが相手とはな!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』の第47話(宇宙ルート)で[[ボン太くん]]と対峙した際の台詞。<br />
;「お前ら避けな! こいつらだけは許さねえ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のCosmic Chronicle 第4章「舞い降りる剣」において[[カイルス|自軍部隊]]と交戦した際に。<br />
:一見何でもない普通の台詞に思えるが、元ネタは幼児向け雑誌『たのしい幼稚園』に掲載されていた特撮番組『仮面ライダー龍騎』の記事内での仮面ライダーゾルダの台詞'''「みんなよけろ。おうじゃ(仮面ライダー王蛇)だけは ゆるせない!」'''<ref>本来は他のライダー達に避ける事を勧めるどころか、ゾルダが「こういう、ゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」と他のライダーごと纏めて吹き飛ばそうとしたシーンなのだが、件の記事内においては読者層に合わせてか、悪のライダーである王蛇だけを倒そうとしたという風に台詞が大きく改変されており、その本編との強烈なギャップから特撮ファンの間では度々ネタにされている。</ref>から。<br />
;「俺達は戦わなければ生き残れないんだよ!」<br />
:『CC』のオーブでの戦闘にて、力の在り方を説く[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]に対して。<br />
:こちらも元ネタは、特撮番組『仮面ライダー龍騎』のキャッチコピー「'''戦わなければ生き残れない!'''」から。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[カラミティガンダム]]<br />
:[[バスターガンダム]]を発展させた長距離砲撃戦に特化したガンダム。なお、ファンからは'''「[[俗語・俗称|ガンダムゾルダ]]」'''と呼ばれる事も。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*名字はソロモン72柱の[[天使・悪魔|悪魔]]「サブナック」に由来する。<br />
*オルガ・サブナックの声優である涼平(現・小田井涼平)氏は、2022年まで4人組男性歌謡コーラス・グループ『純烈』のメンバーとして活動していたことでも有名だが、歌手ではなく本職の俳優。『機動戦士ガンダムSEED』と同年に制作された特撮番組『仮面ライダー龍騎』では北岡秀一/仮面ライダーゾルダ役で出演していた。<br />
**仮面ライダーゾルダは「'''体色は緑色で大量の重火器を装備'''」した仮面ライダーであり、どこかオルガの乗機・カラミティガンダムを想起させる。ちなみにゾルダの方が登場はカラミティより先である。<br />
** 「元々サンライズのロボットアニメが好き」な上、仮面ライダーとガンダムへの出演がきっかけで模型雑誌での連載をもった他、『純烈』メンバーとして「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」にゲスト出演した際は、オルガが(鈴村演じる)シン・アスカの家族を殺してしまった事を謝罪した。<br />
*[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|後年の作品]]において「[[オルガ・イツカ]]」というキャラクターが登場した影響で、ネット上においてにわかに注目を浴び、同じファーストネームを持つ彼と絡ませられる事が有る。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:オルガ・サブナック]]<br />
{{DEFAULTSORT:おるか さふなつく}}<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF&diff=457462
オルガ・サブナック
2023-06-23T22:20:11Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}<br />
| 声優 = {{声優|涼平|涼平(現・小田井涼平)|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人([[ナチュラル]]・[[ブーステッドマン]])<br />
| 性別 = 男<br />
| 年齢 = 19歳<br />
| 身長 = 173 cm<br />
| 体重 = 65 kg<br />
| 所属 = [[地球連合軍]]<br />
| 階級 = 少尉<br />
| 趣味 = [[小説|ジュブナイル小説]]<br />
}}<br />
'''オルガ・サブナック'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連合軍]]所属の[[ブーステッドマン]]の一人で、[[カラミティガンダム]]に搭乗する。<br />
<br />
好戦的な[[シャニ・アンドラス]]&[[クロト・ブエル]]に比べると、強化による精神面の破綻がそれほど進行していない為、ブーステッドマンの中では比較的落ち着いている方で、三人の中ではリーダー格であり、命令に対しても忠実で、無理な突撃はしない。趣味は[[小説|ジュブナイル小説]]を読む事。<br />
<br />
三人は一応チームで行動しているが、お互い戦功を競い合う[[性格]]なのか連係プレーなどは見られず、単独で戦闘を行うことが多かった。ただ、残る二人の実力は認めているのか、[[ヤキン・ドゥーエ]]における最終局面でシャニが戦死した時は信じられない様子であった。その後自身も[[ジャスティスガンダム]]の[[ミーティア]]のサーベルで乗機を両断されて戦死した。今まで[[キラ・ヤマト]]や[[アスラン・ザラ]]を何度も苦戦させたはずなのだが、その最期はあまりにも呆気なかった。<br />
<br />
なお、[[続編]]である『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』冒頭の回想シーンにおいて、[[オーブ連合首長国|オーブ]]での[[フリーダムガンダム|フリーダム]]との戦闘の際にこの戦いに巻き込まれてしまった(当時[[民間人]]だった)[[シン・アスカ]]の家族の命を奪ってしまった事が明らかになっている<ref name="Shinn's family">ちなみに『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』冒頭の回想シーンは、元々は'''「[[カラミティガンダム|カラミティ]]が[[空|空中]]にいたフリーダムに向かって射撃し、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が[[陸|地上]]にいたカラミティに向かって射撃する状況下で、地上にいた[[シン・アスカ|シン]]の家族が巻き添えに遭った」'''という内容である。ところが、作品中盤においてフリーダムの映像が削除された結果、'''「カラミティの対空射撃によって、地上にいたシンの家族が巻き添えに遭った」'''という不自然さを覚える描写になっている。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初参戦作品。担当声優の涼平氏も本作でSRW初参加。<br />
:原作通り[[オーブ解放作戦]]から登場。特殊技能として[[生体CPU]]を持っている為、中々手強い。死に際は原作と同じタイミング。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:ほぼ原作どおりの扱い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:第2部から登場。共通ルートで数回戦う機会があり、その後はルート選択によっては登場しない。<br />
:第50話で登場した際に先に[[ドミニオン]]を撃墜すると、次の第51話で狂った状態で敵増援として現れる(第50話で撃墜した場合は死亡する)。なお、そこでも撃墜しないと、死亡描写も無いまま以降登場しない(おそらく、アスランの放った[[ジェネシス]]により死亡したものと思われる)。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』以来久々の登場。シャニ&クロトと共に[[アークエンジェル隊]]に立ちはだかる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:レアリティSRのサポートユニット。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
; [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
: '''[[直感]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[かく乱]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
; [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
: '''[[生体CPU]]L7、[[シールド防御]]L6、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[Eセーブ]]'''<br />
; [[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
: '''[[撃ち落とし|撃ち落し]]、[[シールド防御]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[生体CPU]]、[[援護攻撃]]L4'''<br />
; [[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
: '''[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[生体CPU]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L4、[[コンボ|マルチコンボ]]L2'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
; マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1<br />
: 『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;カラミティのパイロット<br />
:SR。状態異常の敵に対してダメージ大アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===<br />
==== [[地球連合軍]] ====<br />
;[[シャニ・アンドラス]]、[[クロト・ブエル]]<br />
:仲間。戦闘中に仲間割れする事もあったが、意外と(?)面倒見が良かった。<br />
;[[ムルタ・アズラエル]]<br />
:上司(…と言っても、彼に対して敬意を持って接してはいないのだが)。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:上官。<br />
<br />
==== 三隻同盟 ====<br />
;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]<br />
:オーブ解放作戦から幾度となく彼らと刃を交えるが、最終決戦において彼らのコンビネーション攻撃の前に敗れ去った。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===<br />
;[[シン・アスカ]]<br />
:作品冒頭の回想シーンにおいて、彼の両親と[[マユ・アスカ|妹]]が[[カラミティガンダム|カラミティ]]と[[フリーダムガンダム|フリーダム]]との戦闘の巻き添えに遭い、死亡した事が語られる<ref name="Shinn's family" />。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ヤザン・ゲーブル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』での上官。反抗的な態度をとりつつも、その実力と為人を認めていた様子も見せる。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では対峙した際に「着ぐるみ」とバッサリと一蹴する([[#スパロボシリーズの名(迷)台詞|後述]])。<br />
;[[モーガン・シュバリエ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では一応オルガ達の上司的な立場として共に出撃する。<br />
;[[叢雲劾]]<br />
:『W』では戦うためだけに利用され続けて戦死を遂げたオルガ達に対し、「一歩間違えれば俺も同じだった」とその境遇に同情を抱いていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「ああ?」<br />「うっせーよ、お前ら!」<br />
:第38話より。[[オーブ解放作戦]]にて[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]から出撃を命じられた際の記念すべきオルガの初台詞。仲間である[[シャニ・アンドラス|シャニ]]、[[クロト・ブエル|クロト]]に対しては、いつもこんな調子である。<br />
;「へへ…。何遊んでんだよ、お前ら!」<br />「うっせーよ!」<br />「うざいんだよ!」<br />「シャニ! てめえもうぜえっ!」<br />
:第39話より。[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]との戦闘に乱入し、さらに味方であるシャニやクロトと仲間割れして。<br />
:ちなみに、[[アスラン・ザラ|アスラン]]は仲間割れする三人組を見て「こいつら…。味方も平気で!」とコメントしている。『SEED』の戦闘シーンの中で珍しいコミカルな場面である。<br />
;「今は退くんだよ! また苦しい思いをしたいのか!!」<br />
:第44話より。錯乱するシャニに対し投薬の効果が切れることを危惧し、不服ながらも引き上げるよう促した台詞。この台詞からも、シャニやクロトと比べれば人格は比較的まともな模様。<br />
;「しょうがねぇ。殺されるより殺す方がマシってね」<br />
:第45話より。アズラエルからシャニやクロトと共に再出撃を命じられた際に。ある意味、戦場に置かれた兵士の心理を物語る台詞であると言える。<br />
;「また、コイツらのお守りかよ」<br />
:第49話より。アズラエルから「奴等を呼び戻して道を開かせろ」という命令に対する愚痴。要は「ピースメーカー隊の[[核ミサイル]]部隊を護衛しろ」という事だが、本人は不満気味。<br />
:一番精神的に安定している様な描写が多くても、やはり本質的には戦闘狂である事を窺わせる。<br />
;「うわああああっ!」<br />
:断末魔。[[デュエルガンダム|デュエル]]によってシャニが討たれた後、オルガはカラミティを駆ってフリーダムのビームソードを回避するも、背後からジャスティスのビームソードを受けてしまい、あっけなく討ち取られてしまった。<br />
<br />
=== 他媒体 ===<br />
;「祭りだ祭りだ!! とっととおっぱじめようぜ!!」<br />
:[[漫画]]コミックボンボン版『機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘』(作画:高山瑞穂氏)より。オルガ初登場時の好戦的な台詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「けっ! 俺もバカにされたもんだぜ! こんな着ぐるみが相手とはな!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』の第47話(宇宙ルート)で[[ボン太くん]]と対峙した際の台詞。<br />
;「お前ら避けな! こいつらだけは許さねえ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のCosmic Chronicle 第4章「舞い降りる剣」において[[カイルス|自軍部隊]]と交戦した際に。<br />
:一見何でもない普通の台詞に思えるが、元ネタは幼児向け雑誌『たのしい幼稚園』に掲載されていた特撮番組『仮面ライダー龍騎』の記事内での仮面ライダーゾルダの台詞'''「みんなよけろ。おうじゃ(仮面ライダー王蛇)だけは ゆるせない!」'''<ref>本来は他のライダー達に避ける事を勧めるどころか、ゾルダが「こういう、ゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」と他のライダーごと纏めて吹き飛ばそうとしたシーンなのだが、件の記事内においては読者層に合わせてか、悪のライダーである王蛇だけを倒そうとしたという風に台詞が大きく改変されており、その本編との強烈なギャップから特撮ファンの間では度々ネタにされている。</ref>から。<br />
;「俺達は戦わなければ生き残れないんだよ!」<br />
:『CC』のオーブでの戦闘にて、力の在り方を説く[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]に対して。<br />
:こちらも元ネタは、特撮番組『仮面ライダー龍騎』のキャッチコピー「'''戦わなければ生き残れない!'''」から。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[カラミティガンダム]]<br />
:[[バスターガンダム]]を発展させた長距離砲撃戦に特化したガンダム。なお、ファンからは'''「[[俗語・俗称|ガンダムゾルダ]]」'''と呼ばれる事も。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*名字はソロモン72柱の[[天使・悪魔|悪魔]]「サブナック」に由来する。<br />
*オルガ・サブナックの声優である涼平(現・小田井涼平)氏の本職は俳優。『機動戦士ガンダムSEED』と同年に制作された特撮番組『仮面ライダー龍騎』では北岡秀一/仮面ライダーゾルダ役で出演していた。<br />
**仮面ライダーゾルダは「'''体色は緑色で大量の重火器を装備'''」した仮面ライダーであり、どこかオルガの乗機・カラミティガンダムを想起させる。ちなみにゾルダの方が登場はカラミティより先である。<br />
** その後4人組男性歌謡コーラス・グループ『純烈』のメンバーとして「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」にゲスト出演した際、自分の演じたキャラが鈴村演じるシン・アスカの家族を殺してしまった事を謝罪した。<br />
*[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|後年の作品]]において「[[オルガ・イツカ]]」というキャラクターが登場した影響で、ネット上においてにわかに注目を浴び、同じファーストネームを持つ彼と絡ませられる事が有る。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:オルガ・サブナック]]<br />
{{DEFAULTSORT:おるか さふなつく}}<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9B%B8%E8%89%AF%E5%AE%97%E4%BB%8B&diff=455877
相良宗介
2023-05-24T04:27:33Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = さがら そうすけ<br />
| 外国語表記=[[外国語表記::Sousuke Sagara]]<ref>[http://fullmetal-panic.jp/character/ 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト]、2022年3月25日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック!}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック?ふもっふ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|関智一|フルメタル・パニック! シリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|四季童子|フルメタル・パニック! シリーズ}}(原作小説版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|堀内修|フルメタル・パニック!}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]]だと思われる)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = 不明<br />
| 年齢 = 不明<br />
| 髪色 = 黒<br />
| 所属組織 = <br />
*[[ミスリル]]<br />
*[[陣代高校]]、同校生徒会<br />
| 所属部隊 = 西太平洋戦隊陸戦ユニットSRT<br />
| 学年 = 2年4組<br />
| 階級 = [[階級::軍曹]]<br />
| 役職 = ゴミ係兼傘係、安全保障問題担当・生徒会長補佐官(陣代高校)<br />
| コールサイン = ウルズ7<br />
| 趣味 = 釣り<br />読書<br />
}}<br />
'''相良宗介'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 来歴 ===<br />
幼少期、母親<ref>発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない。</ref>と共に北極海に墜落した旅客機に乗り合わせ、秘密作戦中にもかかわらず現地に駆け付けたソ連軍により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけた[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]によって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。<br />
<br />
「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「'''さがらそうすけ'''」という名前らしきモノに、元駐日ソ連大使館員で日本語を解するカリーニンが漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない。後にカリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった。<br />
<br />
彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、非常に優秀な成績を収め、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、[[暗殺]]に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として戦場で名を馳せ生きていくこととなる。<br />
<br />
戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は[[傭兵]]として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、本編開始の1年2年ほど前、中米の小国ベリーズに設置された[[ミスリル]]の訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。この時は書類に記載された「ソウスキー・セガール」で呼ばれていたが、日本語の名前を聞き間違えられたのか偽名として自分で名乗ったのかは不明。<br />
<br />
宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。[[日本]]の女子高生[[千鳥かなめ]]の護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は'''囮'''。<br />
<br />
===人物===<br />
幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手。具体的には喜びや悲しみなどを感じはするが、笑う・泣くことが出来ない。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分のナイフで済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。ただし、人間らしさを身に着けていくにつれ、自分の生きてきた酷い経歴<ref>生きるために、泣いて命乞いする捕虜を殺すといった非道な行為を平然と行ってきたため。</ref>について考え、自分の居場所は平和な世界ではないという考えも出てきた。<br />
<br />
作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、短編シリーズでかなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、英語および理数系科目は得意。また、軍人としての経験により長距離走は彼の独壇場となっている。逆に日本人としての文化的背景・感性を要する国語(特に古文)・日本史が苦手。<br />
<br />
長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながら、選りすぐりを集めたミスリルの中でも、更に選りすぐりが集まるSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、[[アーム・スレイブ|AS]]の操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲した[[Rk-92 サベージ|サベージ]]に乗ってソ連軍と戦っていたため、世界有数の実力を持っている。幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(人を殺める兵士としての)才能が無い」と言われ、驚いていた(宗介自身は技能として才能がないと思っていた。)<br />
<br />
自分がどう呼ばれるかについてはあまり頓着しておらず、アフガニスタン時代の仲間やガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。[[メリッサ・マオ]]が、ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて宗介と初めて出会った際には、先述した通り書類に書かれていた「ソウスキー・セガール」と呼んでいた。ミスリルに入る以前からの知り合いにも「セガール」と呼ぶものがいる。<br />
<br />
少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、[[英語]]、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手なのは先述通り。またそもそもしゃべる日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。発音も日本育ちのドイツ人であるクルツに比べても流暢ではないようだ。<br />
<br />
知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆に[[ラムダ・ドライバ]]のような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。ちなみに武器が使えないと戦闘に支障が出るという事もなく、前述のようにアフガン時代のろくな装備も無かった戦闘経験から不利な戦況での戦いになれており、原作小説では素手で武装した男を倒すことはおろか、手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。<br />
ASに置いての戦闘ではいかに戦況が不利な状況でも互角以上に闘い抜き勝利しており、特にサベージ搭乗時の戦果は凄まじく、度々作中では第二世代ASとしては前例がないほどのほとんど不可能な戦果を挙げている。本編中盤以降は単身・生身という圧倒的不利な状況で戦うことが多く、単身で多数のアマルガムの兵士や等身大AS[[アラストル]]を撃破しており、生身での戦闘能力に置いても非凡さが窺える。<br />
<br />
ちなみにスパロボやふもっふでは愛銃であるグロック19を発砲しているシーンが豊富にあるものの、原作小説における本編シリーズではハンドガン程度ではどうにもならない事が多く、当然高威力高レートのカービン銃やアサルトライフルを好んで使うため、所謂サイドアームでしかないグロック19はあまり発砲した事がなかったりする。<br />
<br />
このグロッグ19だが、信頼性や即応性は確かにあるのだが、その特殊な仕様故「セーフティが解除されてないぞ?」や「弾切れでハンマーだけガチガチ鳴る」等のありがちなネタが出来ないため、持たせたのは失敗だったと賀東は語っていた。<br />
<br />
===[[小説|小説版]]での動向===<br />
物語初期は任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、中盤からはこれを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。<br />
<br />
ブルーノから聞き出した情報によりアマルガムの動向を掴んだミスリルは、先手を打つべく作戦を開始した。しかし、これをさらに先読みしていたレナードは、陣代高校に現れ宗介とかなめに警告を送る。そしてその日、アマルガムの総攻撃によりミスリルは壊滅し、民間人をも巻き込みながら東京で逃げ続けていたが、陣代高校も襲撃を受ける。クラスメイト達にも被害が出る中、宗介はたった一人アーバレストで迎撃に出るが、レナードの乗る[[プラン1055 ベリアル]]に惨敗を喫し、アーバレストを破壊されてしまう。さらにかなめも、これ以上の被害を出さないため自らレナードの誘いに乗り、姿を消した。<br />
<br />
何もかもを失った宗介だが戦う意志は消しておらず、単独でアマルガムを追って東南アジアの街・ナムサクを訪れる。その後、成り行きでAS闘技場のチーム「クロスボウ」の専属搭乗者となり、この際に[[ナミ]]や[[ミシェル・レモン]]と出会う。その後アマルガムの尻尾を掴みかけるが、[[クラマ]]によってナミが射殺され、自らも腹部を撃たれ生死の境を彷徨うことになった。何とか一命を取り留めた後は、DGSEのエージェントだったレモンの協力のもとリハビリに励みながらアマルガムを追い続け、ついにレナードの拠点を探り当てる。しかし、米軍の介入やアマルガムのAS部隊の出現、さらに離反したカリーニンの存在もあり、かなめとの再会は出来ず終わる。だがその戦闘中、新たな身体[[ARX-8 レーバテイン]]で復活したアル、そしてクルツ、マオ、テッサらトゥアハー・デ・ダナンの面々と再会。かなめと互いの気持ちを確認し合い、戦意を確かにする。<br />
<br />
各地に散ったミスリルの仲間達と合流していく中、モスクワに潜入したレモンとレイスから、ヤムスク11に関する情報が入る。そこへ向かう道中で、かつて救出したウィスパードの少女[[クダン・ミラ]]と再会した。ヤムスクではレナードと出くわして戦闘になるが、施設の崩壊で生き埋めになったため一時停戦。脱出作業の中で世界の真相とそのやり直しについての計画を聞かされる。結局その場ではレナードを撃てず、施設の最深部でようやくかなめと再会するが、この時彼女は既に「ささやき」に乗っ取られて自我を喪失しており、カリーニンの妨害もあってまたも離別になってしまった。<br />
<br />
最終的に、レナードの計画実行地であるメリダ島にフル装備のレーバテインで単身突入、作戦の火蓋を切る。持てる技能を駆使してアマルガムの部隊を排除し、激闘の末にレナードの撃破にも成功。その中、作戦の失敗を悟りかなめを連れ去ろうとしたカリーニンを阻止し、その最期を看取った。このため、核弾頭の迫るメリダ島からの脱出が不可能となり、当初は達観していたものの、ミラから渡されたクラスメイト達のメッセージを見るうちに感情が呼び起こされ、ひたすら生還を願い涙した。それを受けたアルに「自分は機械か、人間か」と問われ、「自分で決めることだ。人間はみんなそうしている」と返したところ、アルはそれを受けて「自分で決めたのだから、自分は人だ」と定義し、単独でラムダ・ドライバを駆動。核弾頭の防御に成功した。<br />
<br />
その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。<br />
<br />
その後の動向は、彼とかなめが直接登場せず関係者が語る形のため<ref>原作者・賀東招二は後述する25周年新作を発表する以前、その後の宗介とかなめが直接登場する物語を書いていない理由を問われた際、「直後の三日間なら書けるが、'''書いても甘々ラブラブにしかならないので腹立つ'''」と冗談とも本気ともつかないような回答をしている。</ref><ref>短編「テッサの墓参り」では本編エピローグの三ヶ月後が舞台になっているが、テッサは彼と電話等の連絡しか取っておらず直接会っていない事を愚痴にする場面が存在する。</ref>詳細は明らかになっていないが、弱体化したとはいえ依然存在するアマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移っていると思われ、かなめを救い出しても彼の戦いは当分終わることがなさそうである。ちなみに戸籍も学籍もミスリルが偽装したことが日本政府にバレているため使う事はできない。身体的にはナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。アルコールも一生摂取できないと診断されているが、宗介は飲む気がない<ref>イスラム教の戒律云々以前に、彼が「アルコールは脳細胞を破壊する」と考えていることと、実際に香港で一口飲んで辟易したため。</ref>ので意に介していない。<br />
<br />
続編『アナザー』でも直接の登場こそないが、宗介の起こした事件や騒動が陣代高校の伝説となっていることが語られている。また劇中ある元ミスリル関係者の娘が、「セガールみてぇに強い<ref>読者にとってフルメタに登場する「セガール」といえば、一部の登場人物の宗介の呼び名(短編では自身でも名乗ったりしている)だが、ここではフルメタの世界に我々の現実同様に存在(『アナザー』主人公の発言による)する、'''格闘技の素養を生かした超人的な役を演じる、スティーヴン・セガールという名のアクション俳優'''を指している。</ref>パパの昔の仲間たち」なる人々に協力をして貰おうとするも止められており、ファンにはニヤりとする表現になっている。<br />
<br />
そして連載開始から25周年を迎える2023年、本編の続編が発表されることとなり、そこではかなめとの再会後20年ほどを経過し、40歳近くになった宗介とかなめが夫婦となって登場する。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
原作小説版が参戦する以前はシリアス長編とふもっふの短編がストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち(キャラが崩壊しているレベルではないが)。また、ロボットアニメトップクラスの悲惨な境遇ではあるが、触れられることもない。彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。<br />
<br />
原作小説版の宗介の結末は上記の通りかなめとの再会は果たせたものの、幸せとは言い難く身体的にも立場的にもかなり過酷な状況のまま物語を終えているが、スパロボではその辺りがうまく改変されZシリーズでは無事に学校を卒業、『V』においても復学できているなどいずれの作品でも最後は平穏な生活を送れることが示唆されている<ref>原作では先述の通り決着後も米軍に追われている上、身体に後遺症が残っている。また戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校は退学処分になっている上に日本にも居る事はできない。</ref>。<br />
<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:音声初収録。『W』以来7年ぶりの参戦。今作では宗介のモデルとなった[[キリコ・キュービィー]]と共演。<br />
:シナリオでは[[ヒビキ・カミシロ|主人公]]の親友ポジションとなっており、2話以降友情を育む事となる。アルトや甲児といった学生の面子以外にも、Wに続いてヒイロとも絡み、初共演となったキリコとの絡みも多く、キリコからは原作小説での宗介の今後の過酷な戦いを示唆する心配を掛けられている。<br />
:なお、助っ人ルート9話「やりすぎのウォークライ」においては、原作で使用したマオ仕込みの罵りが放送禁止用語部分をうまく避けてほぼすべてDVEで使用されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は原作小説版後半の当時アニメ未放映だったシナリオが進む為、中盤からはアニメ未登場の愛機・レーバテインに搭乗する事になる。原作小説版後半の内容が非常に暗い展開なことや『ふもっふ』が完全ないるだけ参戦なので、時獄篇や携帯機シリーズに比べるとコミカルな場面は減少、シリアスな一面が全編通して多い。ある意味、参戦作品で一番原作の雰囲気に近い宗介と言える(時獄篇以前までは「ふもっふ」と統合されていた関係で、実質スパロボ独自のキャラ付けがなされていた)。41話以降は一転、恋愛について熱く語るシーン等もあったりするが…。<br />
:ちなみにナムサクで味方に助けられたためか、上記のような過酷な重荷を背負うことはなくエンディングで無事に陣代高校をかなめやヒビキと共に卒業したのでスパロボ補正により原作とは180度違う幸せな結末を迎えた。<br />
:[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備|ブースター装備]]を活用しようとすると、素の状態では空陸ともにユニット地形適応がBという難点がある。宗介の空をAまたは陸をSに養成するか、強化パーツで補おう。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:初登場作品。[[性格]]は被弾すると[[気力]]が下がる「[[冷静]]」であるにも関わらず[[援護防御]]持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、[[気力]]が下がると効果が下がる[[ラムダ・ドライバ]]付の[[アーバレスト]]で隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]]と仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第2部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化した[[テンカワ・アキト]]が宗介の後押しをしていた。また、宿敵の[[ガウルン]]とも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は[[援護防御]]はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って[[合体攻撃]]でカバーするとよい。<br />
:余談だが、Wでの初戦闘の際、彼が乗っていたのは、なんと[[ボン太くん]]である。(つまり、パイロットとして初登場するのもボン太くんとして、である。それでいいのか。)<br />
<br />
===VXT三部作===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:一部ウルズチームメンバーと共に、初登場は13話。今作ではフルメタの時系列が『TSR』以後からであり、『ふもっふ』が空気参戦なため、天獄篇同様ギャグ要素は少なめで原作の雰囲気に近い。<br />
:今作では陣代高校が閉校になっているのと、レナード率いるアマルガムの襲撃にクラスメートが巻き込まれず自身の正体が露見しなかったことが幸いし困難ルートEDでは普通に復学している。<br />
:また、平行世界の一つである新正暦世界の宗介はかなめと結婚したが戦争によって命を落としてしまい、その事がその世界のかなめが「世界改変」を目論む原因となっている事が語られている。<br />
:アーバレスト大破後の展開が変更されており、表向きは'''重傷を負って入院している'''事でアマルガムの目を誤魔化して、実際は軽傷のままナムサクに向かっている。さらにナムサクでは原作とは違い'''無傷で生還'''。これは自部隊のメンバーもテッサなどの数名を除いては知らなかったため、サベージに乗って現れた際に驚かれていた。<br />
<br />
===単独作品===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:M9 ガーンズバック、アーバレスト、レーバテイン、[[ボン太くん]]、[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]に搭乗。<br />
:SSRの中では実戦力的にトップクラスとは言い難いが、本家以上に所有ユニットが数少ない「[[強運]]」(ドロップ率アップ)アビリティ持ちの代表格であり、存在感は強い。<br />
:2018年10月にはΩスキル搭載のレーバテインが登場。演出で声がついた。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド3より参戦。本作では最初からアーバレストに搭乗。<br />
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・クルーザー]]を担当し、メインパイロットとなる。音声が新規収録されており、各種武装名を叫んでくれる<ref name="CP04">2020年12月4日の「生スパロボチャンネル」によれば、寺田プロデューサーが作成した収録台本では「宗介は健一のように叫んだりしないだろう」との考えから「ボルテスバズーカ」と語尾を伸ばさない形でセリフが記載されていたが、リアルタイムで『ボルテスV』を視聴していた関智一氏が'''本家本元ばりにバズーカの後を伸ばしたイントネーションでの叫び声を自然としていたらしい'''。この時天空剣Vの字斬りの台詞を聞いた出演者達も「この宗介は絶対に'''わかっている'''」と評している。</ref>。なお、武装名を叫ぶことについては「必要ならば適応する」ということで普通に叫んでくれる<ref>[[左近寺公三|左近寺博士]]によれば必須というよりは、気合入れのようなものらしいが。</ref>。<br />
<br />
===関連作品===<br />
;[[Another Century's Episode:R]]<br />
:お台場で[[クガヤマ・タクマ]]の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]を破壊した直後、[[クルツ・ウェーバー]]・[[メリッサ・マオ]]・[[テレサ・テスタロッサ]]・[[千鳥かなめ]]とともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。<br />
<br />
==パイロットステータス==<br />
===[[能力|能力値]]===<br />
[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]が高めに育つ典型的リアル系射撃寄りパイロット。乗機にバリアがあるため不意の被弾にも耐えやすいが『J』・『W』では[[性格]]は冷静であるため、被弾は禁物。『第3次Z』では原作終盤の展開を意識してか[[強運]]を持っている。<br />
<br />
===[[精神コマンド]]===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[突撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[閃き]]、[[直感]]、[[魂]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[挑発]]、[[必中]]、[[奇襲]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[突撃]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[直感]]、[[集中]]、[[魂]]'''<br />
<br />
===[[特殊スキル]]===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L8、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L5、[[強運]]、[[カウンター]]L6、[[サイズ差補正無視]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[強運]]、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[サイズ差補正無視]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''ウルズ7'''<br />
:与ダメージと照準値、運動性に補正がかかる。<br />
:'''ゲリラ戦法'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。<br />
:'''[[集中力]](宗介)'''<br />
:運動性に補正がかかる。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。<br />
:'''チームワーク(ミスリル)'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力上限20増加(重複不可。効果最大のもののみ有効。LV20時に追加。)。<br />
:期間限定ミッションでのみ入手可能。<br />
<br />
===[[エースボーナス]]===<br />
;[[射撃]]、[[格闘]]、[[技量]]、[[命中]]+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねて[[PP]]が溜まるごとにうまみが消えていく。<br />
;すべての能力+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。『時獄篇』のボーナスに[[防御]]、[[回避]]が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも『天獄篇』は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。<br />
;出撃時、気力が+10され、SPに最大値の20%が足される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第3次Z』とは全く別のボーナスになった。SPボーナスのおかげでアルと精神コマンドを上手く使い分けていけば戦いやすくなる。気力+10も気力が大きく影響するラムダ・ドライバ搭載機に乗る宗介にとっては有難いボーナス。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===ミスリル===<br />
;[[テレサ・テスタロッサ]]<br />
:上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。<br />
;[[メリッサ・マオ]]<br />
:同僚。チームリーダーを務めることが多い。<br />
;[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。<br />
;[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]<br />
:本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物。ミスリルが偽造した宗介の身分証明でも養父として記載され、宗介も実の父親の様に慕っていた。後半ではカリーニンがアマルガムに与するため敵対関係となってしまい最後は宗介自身の手で引導を渡すことになった。<br />
;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]<br />
:上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。宗介本人からすればとんだとばっちりとも言えなくもない。<br />
;[[ゲイル・マッカラン]]<br />
:元上官。ミスリルを裏切ったグェンとダニガンらの手により殺害される。<br />
;[[ベルファンガン・クルーゾー]]<br />
:上官。「ファルケ」で[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]を圧倒するほどの技量を持つ。折り合いはあまり良くはなかったが最終的には打ち解けている。<br />
;[[アル]]<br />
:[[ARX-7 アーバレスト]]に搭載されている[[AI]]。初期は普通のAIとなんら変わらないごく普通のAIだったが、原作小説5巻及び、『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』終盤で自我に目覚め、宗介にとって大切な仲間・相棒になる。<br />
;[[レイス]]<br />
:[[千鳥かなめ]]の'''本命の'''護衛。宗介の初期の奇行の原因。<br />
<br />
===陣代高校===<br />
;[[千鳥かなめ]]<br />
:護衛対象でクラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。<br />
;[[林水敦信]]<br />
:生徒会長。宗介を安全保障問題担当・生徒会長補佐官に任命した。やたらと高い才能を持つ変わり者同士だからか、宗介と馬が合う。<br />
;[[風間信二]]<br />
:クラスメート。宗介すら感心するほどの軍事マニアであり、宗介とも仲が良かった。<br />
;[[常盤恭子]]<br />
:クラスメート。かなめの親友であるため、彼女とも一緒にいる事が多い。<br />
;稲葉瑞樹<br />
:SRW未登場。同級生。かなめの友人であるため、彼女とも交流がある。一度だけ彼女の恋人のふりをさせられたことがある。<br />
;[[椿一成]]<br />
:同級生。『ふもっふ』において、かなめに惚れたあげく、宗介に対して一方的なライバル心を抱く。もっとも、宗介の天然ボケや卑劣な戦法のおかげでどうにも空回りすることが多い。<br />
;佐伯恵那<br />
:SRW未登場。陣代高校の生徒で、『ふもっふ』にて宗介に一目惚れし、ラブレターを下駄箱に忍ばせておくが'''下駄箱ごと爆破された挙句、脅迫状と思われて待ち伏せされ、おまけに銃を突きつけられて脅される'''など散々な目に遭い、すっかり幻滅してしまった。<br />
;阿久津万里<br />
:SRW未登場。陣代高校や硝子山高校等の学校の不良を束ねるリーダー格。とある一件で彼女の部下達を返り討ちにした報復としてかなめを人質に宗介を脅すが、逆に宗介に彼女の弟である芳樹を人質にされ(実際はブラフであったが)脅される羽目に。<br />
;[[郷田優]]、[[石原]]<br />
:生徒会活動の一環で支援した陣代高校ラグビー部の部員。『[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]』にて、「精神面の弱さが(試合に勝てない)理由」として、彼らを訓練(と称して洗脳)。結果、彼は戦闘マシーンと化す。<br />
;[[神楽坂恵里]]<br />
:担任で生徒会顧問。宗介の騒動でよく被害を被っているが、真面目な生徒だという事は理解しており、宗介の退学届けを自分の立場が悪くなることを承知で校長に届けず保持していたこともある。<br />
;[[大貫善治]]<br />
:陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。<br />
;小暮一郎<br />
:SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。<br />
;水星庵<br />
:SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。<br />
<br />
===敵・その他===<br />
;[[ガウルン]]<br />
:アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。<br />
;[[ザイード]]<br />
:アニメ版における兄貴分。幼少期に別れたが、戦場にて再開し対峙する事となる。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:ガウルン亡き後の最大の強敵の一人…なのだが、互いに宿敵やライバルといった意識はなく、基本的にはただの邪魔物もしくは障害物と見なし合う程度の関係である。<br />
;[[赤城龍之介]]<br />
:アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。<br />
;シロ<br />
:一時期(猫と偽って)飼っていた[[虎|トラ]]。後に[[メリダ島]]に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。<br />
;マジード将軍<br />
:「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。<br />慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。<br />実在したアフガンゲリラの司令官、アフマド・シャー・マスード氏がモデルと思われる。<br />
;[[クラマ]]<br />
:原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。<br />
;[[ナミ]]<br />
:ナムサクで出会ったチーム"クロスボウ"の整備士の少女。彼女の元でチームのAS操縦者として活躍していくと共に彼女と親交を深めていくが、クラマの放った凶弾により悲しい別れを告げる。<br />
;ジョン・ジョージ・コートニー<br />
:短編で「テッサの護衛」(という名目の飲み会)を通じて知り合い、ナムサクの一件で重傷でアマルガムから狙われる身となった際に彼を頼った。その際にリハビリという名目の海兵隊式訓練を施される。<br />
:初対面では'''悪酔いしたマオ'''と双方に大変失敬な印象を抱いた。<br />
;ロイ・シールズ<br />
:コートニーと同時に知り合い、レナード邸に乗り込む際に彼から'''軍からちょろまかした'''M6A3ダークブッシュネルを提供された。<br />
:初対面では'''カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない'''とこれまた大変失敬な印象を抱いた。<br />
<br />
==他作品との人間関係==<br />
===[[ガンダムシリーズ]]===<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:似たような経歴なので気が合う。『[[W]]』ではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。『[[第3次Z]]』ではヒイロには刹那、宗介にはヒビキと互いに相棒がいるため、序盤をのぞけばWほどの絡みはない。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『[[J]]』では軍人として厳しい態度で臨む彼女に対して、同じ軍人として理解を示していた。<br />
;[[オルガ・サブナック]]<br />
:『J』では、[[カラミティガンダム|カラミティ]]の火力にものを言わせ、機体性能に頼った彼の戦い方を、傭兵としての視点から「'''迂闊な戦い方'''」と冷徹に評した。<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:『J』ではクルツと共に生身で彼と対決する場面も。<br />
;[[ラクス・クライン]]<br />
:『W』にて直接絡むことはないが、クラスの自己紹介で好きな[[歌|歌手]]にラクスを挙げる。だが、ラクスは地上では無名に近かったため恭子から「誰?」と言われてしまった。これはクルツが薦めたから偶々知っていただけで、宗介が彼女のファンというわけではない。<br />
;[[イザーク・ジュール]]<br />
:中の人繋がり。『W』では彼に[[ガンダムファイト|G同士のファイト]]を挑まれたと勘違いされる場面も。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』で共演。「中東でゲリラとして活動していた事がある」「[[ロックオン・ストラトス|三木眞一郎声のスナイパー]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|が相棒]]」など、共通点が多い。ちなみに、『時獄篇』の宗介と刹那は同年代である。なお、新世時空振動以前のADWで、ZEXIS加入前の彼やヒイロと交戦していた可能性が示唆されている。<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では彼からアドバイスを送られる。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:『V』のスペシャルシナリオ「潜航のハサウェイ」で地獄の特訓に放り込む。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:『V』では彼女達に勉強を教えたり、遊び相手になっていたようだが、作中で具体的な描写は無く、果たしてどのような遊びだったのか、勉強をきちんと教えられたのかは甚だ疑問である。<br />
<br />
===リアル系===<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『[[W]]』前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。<br />
;[[アクア・クリムゾン]]<br />
:『W』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、[[ナデシコ]]を攻撃するバイトをさせられてしまう。<br />
;[[アマノ・ヒカル]]<br />
:『W』では彼女に漫画の原稿を手伝わされてしまう。モールス信号の打ち方を応用し、見事な点描の技術を見せるが、その内容は「ハヤク カエリタイ」だった…。<br />
;[[ハルカ・ミナト]]<br />
:『W』の第2部では彼女の教え子になる。<br />
;[[ウリバタケ・セイヤ]]<br />
:『[[J]]』では彼にASを宇宙戦闘用に改造してもらい、非常にハイテンションなやり取りを見せる。<br />
;[[北辰]]<br />
:『W』では当初は彼を「油断ならない敵」と見ていたが、最後は「勘違いだった」と訂正し、「三流」と一蹴した。<br />
;[[早乙女アルト]]<br />
:『第3次Z』では対面当初男か女かわからないなど、ズレた発言をしてはたびたび彼を振り回す。その後もかなめやヒビキから宗介の面倒を見させられるなど、苦労の多い一方で互いに戦友として仲が良くなっていった。『天獄篇』ボーナスシナリオ「対決、傭兵団」でも言われているが「[[YF-29 デュランダル|魔]][[ARX-8 レーバテイン|剣]]の名前を冠し、赤と白のカラーリングで、思いを力に変えるシステムを搭載している機体に乗っている、という点も共通している。<br />
:『[[Another Century's Episode:R|ACE:R]]』では、彼が「アルト姫」というあだ名を付けられて嫌がっているのに対し「本来は高貴な身分の出だが、それを隠してS.M.Sに参加している」と大真面目に解釈した(一応アルトは歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りではあるが、それを隠しているわけではない)。また、「お前は(性的な意味ではなく、戦いの動作が)美しい」と誤解を招きかねない発言をする。<br />
;徳川喜一郎、[[シェリル・ノーム]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではクラスの自己紹介で好きな歌手として挙げた。ただし、これはクルツの受け売りを述べただけであり、宗介は何の知識も持ち合わせていなかった。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:宗介のモチーフとなった人物。『第3次Z時獄篇』での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして'''沈黙のまま動けずにいた'''(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]<br />
:昔馴染みの武器商人で彼を通して[[ボン太くん]]のパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SWR未登場)の立ち位置に当たる。<br />
;[[枢木スザク]]<br />
:『第3次Z』では似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:『第3次Z』ではかなめの友人である彼女とも関わることが多くなる。自身の何気ない彼女に対する見解が彼女を激怒させることもしばしば。<br />
;[[レド]]<br />
:ムッツリ系の同類。「戦いばかりで日常を知らない」「AIの相棒がいる」など共通点も多い為度々絡みがある。<br />
;[[ヴィヴィアン]]<br />
:『V』にて、似たような生い立ちを持つ事と朗らかな性格と相まってか、宗介の戦争ボケに妙に馴染んでいた。<br />
<br />
===スーパー系===<br />
;兜甲児([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー]])、[[弓さやか]]、[[ボス]]、[[ヌケ]]、[[ムチャ]]<br />
:以上の5人は『[[J]]』、『[[W]]』、『[[第3次Z]]』共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。<br />
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]<br />
:以上の3人は『W』で甲児たちと共に同じ学校に転入してくる。ちなみに、[[ヴェルター]]上層部にそれを申請したのは他ならぬ宗介である。<br />
;[[天海護]]<br />
:『W』では彼の素性を知らず、当初は敵が送りこんできた刺客と勘違いしたが、誤解が解けた後はやはり素性を知らないにも関わらず少年である彼を「戦士」と評した。<br />
;[[初野華]]<br />
:『W』ではルートによっては彼女に[[ボン太くん]]に対する底知れぬトラウマを植えつけてしまう。<br />
;[[號]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。声優も同じく関智一氏である。<br />
<br />
===[[バンプレストオリジナル]]===<br />
;[[紫雲統夜]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼と同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。<br />
;[[カティア・グリニャール]]、[[フェステニア・ミューズ]]、[[メルア・メルナ・メイア]]<br />
:『J』のEDにて、後輩になる。<br />
;[[ジュア=ム・ダルービ]]<br />
:彼を「兵士として失格」と評し、更に放送禁止用語を使って挑発し、彼を激怒させた。<br />
;[[クリティック]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ボン太くん]]に入っている場合、彼は自分を「ゴミ」と罵倒されたと勘違いする。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて同級生となるが、初日に認識の行き違いからいきなり殴り合いに。ちなみに生身の戦闘能力は宗介とタメ(操縦に関しては宗介から「素人」と評されている)。その後、ヒビキの提案で周囲の目を誤魔化すために「友達」となるが行動を共にする内に友情を深め、ヒビキから友達になれて良かったと言われた際には喜んでいた。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』においても、互いに気にかける場面が多く見られ、かなめ救出を期してのクルーゾーの長時間の超スパルタ訓練([[早乙女アルト|アルト]]と[[レド]]が開始2時間で脱落するレベル)を一緒にこなし、ヒビキが人事不省になった時も必ず立ち上がることを誰よりも信じているなど深い絆が描かれている。<br />
;[[ヴェルターブ・テックスト]]<br />
:あまりの恋愛面での鈍さに、「ひどい男」と断言している。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===アニメ化エピソード===<br />
;「肯定だ」<br />
:物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ」)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか[[自衛隊]]などの[[日本]]の防衛組織の関係者でも使用しない言葉である。<br />
; 「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」<br />
:素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。<br />
;「痛いじゃないか、千鳥」<br />「なかなか痛いぞ」<br />
:[[千鳥かなめ]]にハリセンで叩かれた時によく言う台詞。消火器で殴られるとか常人であれば明らかに痛いじゃすまないような場合もあるが…ちなみに'''実は内心ムカついていたらしく、最終決戦時には普段の彼からも想像できないほど不平不満をぶちまけていた'''。<br />
;「相良宗介軍曹であります!」<br />
:第1話、[[陣代高校]]に転入し自己紹介する際にいつもの調子で名乗る。当然、クラスは白け直後に「忘れてください」と弁解するのであった。<br />
;「獲物を前に舌舐めずり、三流のする事だな」<br />
:[[クガヤマ・タクマ]]に対して発した言葉。『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』ではこの言葉が[[夏玉蘭]]と対峙したかなめに[[勇気]]を与えた。また、『[[W]]』では[[北辰]]に対してや、回避時の汎用台詞、また原作通りタクマに対して発言している。<br />
;「カシム、カシムと……馴れ馴れしいんだよォ、クソ野郎ォォォォ!!」<br />
:第1期最終話で[[ガウルン]]を倒した時のセリフ。普段は冷静な宗介が珍しく激昂した場面。<ref>原作では小さく吐き捨てるだけだった。</ref><br />
:『第3次Z時獄篇』ではDVEであり、しかも二度ある。<br />
;「テロリスト、か…」<br />
:「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。<br />
;(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)<br />「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」<br />「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」<br />
:『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。<br />
:ちなみに、散髪はこの後でかなめにやってもらうのだが、宗介は途中で寝ており、宗介にとってかなめの存在が特別である事が上記のシーンの対比でよく分かる。<br />
;「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。<br />
;宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」<br />アル「いいえ、行けます。軍曹」<br />宗介「そうだ、いくぞ!」<br />
:上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。<br />
:「普通なら逃げるところだが…」以降は『第3次Z時獄篇』や『W』で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。<br />
;「俺か。知りたいなら教えてやろう……[[ミスリル]]なんぞはどうでもいい」<br />「俺は東京都立[[陣代高校]]2年4組、出席番号41番! ゴミ係兼カサ係の………相良宗介だぁぁぁぁっ!!」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でクルーゾーを人質にした[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]に「貴様一体何者なんだ!?」と聞かれた時の台詞。<br />
:これと共に[[ラムダ・ドライバ]]が発動した後、彼は「ミスリルの傭兵」ではなく「陣代高校生徒」として生きることを選び、ゲイツの乗る[[プラン1058 コダールi|コダール]]を撃破した。なお、原作小説および漫画版『Σ』では「二学期もゴミ係の…」である。<br />
:『第3次Z時獄篇』ではイベント戦闘台詞として採用。<br />
;宗介「いいですか、将軍――」<br />宗介「俺は<[[ミスリル]]>に魂まで売った覚えはない。あんたらのやり方がおかしければ、俺は俺なりのやり方を貫かせてもらう。それだけの話だ。これからも<[[アーバレスト]]>には乗ってやる。仲間のためなら命を賭ける。そして、あの学校にも通わせてもらう。何もかもがこれまで通りだ。しかも東京にいるときはノーギャラでいい。それに何か不満が?」<br />アミット「言葉遣いに気をつけろ、軍曹!」<br />宗介「軍曹? 俺はただの傭兵だ。渡り鳥に何を言う。階級など知ったことか。そう言う台詞は自分の飼い犬に言うことだな」<br />
:『TSR』最終話の、上記の香港でのゲイツ(原作ではミスタ・K)らとの戦いの後日、それまでの問題行動だらけだった宗介に対する、ミスリル情報部のアミット将軍による査問会の席上で。<br />
:およそ己の不始末を糾弾する組織の上役に対する言葉遣いではないが、それまでの“好悪に関わらず命令を粛々とこなす、組織の歯車たる『兵士』”から、“己の人生と戦い全てに自分で責任を持ち、己の意思で行動する『戦士』”へと宗介が脱皮した事を示す啖呵である。ここまでいくといっそ清清しいまでの啖呵に上役の一部には逆に気に入られた様子である。<br />
;「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に言ってくれ。力になる」<br />
:同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。<br />
:なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。ディスク版ではこの後テッサがはしゃぎすぎてずっこける場面まできちんと入っている。<br />
:ちなみに、当のテッサはOVA版「わりと暇な戦隊長の一日」冒頭にて、この時の記憶で発令所の人員が全員宗介になって「好きだ」と連呼される夢を見る等、しばらくお花畑状態が続いていた様子。<br />
<br />
===原作小説版===<br />
;「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」<br />
:短編「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。<br />
;「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」<br />「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」<br />
:『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…<br />
;宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」<br />レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」<br />宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」<br />
:『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。<br />
;「アル。回線E2の暗号化を解除しろ。すべての緊急周波数で公開発信。デコイもすべて同じ設定に」<br />アル《敵に通信内容を?》<br />「傍受させてやれ。この機体がラジオ局、俺がDJだ」<br />
:『ずっとスタンド・バイ・ミー』上巻ラスト、メリダ島に突入成功した後、デコイを撒いた直後に燻っていた疑問と迷いを直前の戦闘ではっきりしてきた気がしたため、かなめに呼びかけるためにアルに命令をする際の会話。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!?」<br />「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」<br />「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」<br />(中略)<br />「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」<br />「答えてみろ、千鳥!」<br />
:原作最終巻『ずっとスタンド・バイ・ミー』下巻にて、メリダ島襲撃時にかなめに対しての呼びかけ。<br />
:宗介曰く「野暮な言い方しかできない」との事だが、その内容は日々感じてきた不満をぶちまけた恨み節に近い内容だった。しかし、かなめの性格故か効果はあり、ソフィアの中から彼女の意識を呼び起こす事に成功する。<br />
:『第3次Z天獄篇』では、[[中断メッセージ]]にてこの台詞を元にしたものがある。のだが…(後述)。<br />
;宗介「だからレナードの計画に乗ったのか? あんたほどの男が、あんな女々しい絵空事に!」<br />カリーニン「私を…無敵の男だとでも思っていたのか?」<br />宗介「親父というのはそういうものだろう!?」<br />
:原作最終巻にて、致命傷を負った[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|カリーニン]]に何故[[アマルガム]]に寝返ったかを問い、それが『亡き妻と子供を生き返らせる』ことだったのを知って。<br />
;「死にたくない……」<br />「死にたく……ないっ」<br />「いやだ……っ 俺は……死にたく……ない……っ」<br />
:原作最終巻にて、コクピットがTAROSごと破壊されてラムダ・ドライバが起動できず、[[核ミサイル|核弾頭]]による逃れる事の出来ない死に対して、当初は達観していた宗介だが、ミラに託されたメモリーチップに記録されていたクラスメイト達のメッセージを見て態度が一変、今まで涙を見せなかった彼が初めて涙を流す。<br />
:動画メッセージを全て見終える時間すら残されていない事に彼は絶望し、ひたすら死にたくないと呟き、かなめと共に陣代高校に帰りたいと願った。そこに、アルの問いが届く。「'''私は人間ですか? 機械ですか?'''」<br />
;「おまえが……」<br />「自分で決めることだ……。人間はみんな……そうしている」<br />
:核弾頭による死の20秒前、[[アル]]の問いへの返答。宗介のこの言葉に、アルは宗介の意志を介在せず自ら[[ラムダ・ドライバ]]の起動を試みる。そして……。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではアルの台詞を含めてDVE。<br />
;「さあ、どうだ! 約束通り彼女を連れ帰ったぞ!?」<br />
:原作エンディングにて。'''メリダ島決戦での核攻撃を凌いだ後、拘束されていた沖縄基地からアルを奪ってその日のうちに制服に着替えて陣代高校へ戻り、'''全校生徒の前で約束を果たした。最後の最後まで無茶苦茶な男である…<br />
:かなめより遅れて到着してこの台詞なので若干格好が付いていないが、この場面でそれを言うのは野暮にもほどがあるので誰もつっこんでいない。<br />
;「君さえいれば、武器などいらない」<br />
:原作最後の台詞。この台詞にてこの物語は幕を閉じる。幼少から戦火の中で生きてきた男はこの瞬間、何より守るべき人を得て普通の人間へと戻った…。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではかなめの台詞も含めてDVEで収録されており、戦いの決着を〆てくれる。<br />
:『V』では困難ルートEDで発言しているが『V』最後のDVEは[[沖田十三|沖田艦長]]に譲ったため声なしである。<br />
<br />
==迷台詞==<br />
名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。もっとも、ボケているようにしか見えない言動は裏を返せば[[カノン・メンフィス|幼いころから戦い漬けの日々を送った事で]][[人類軍|「平和な日々」を知らないから]]というあまり笑えないものでもある。<br />
<br />
===長編===<br />
;「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」<br />
:第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は'''女子'''ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。<br />
;宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」<br />かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」<br />宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」<br />
:文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に'''学校がテロリストに制圧されてしまう'''とは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?<br />
;「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」<br />
:テロリストに追われ、カーチェイス中、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。<br />
;宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」<br />恵理「何を言っているんですか、あなたは……」<br />宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」<br />恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」<br />宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」<br />
:「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…ちなみに二度目をやったのは、他ならぬ'''ミスリルの面々だったりする'''。<br />
;「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」<br />
:「つどうメイク・マイ・デイ」にて、クルツが曹長になったと聞いて。いくらなんでも酷すぎるだろう。<br />
;「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」<br />アル《なんでしょう?》<br />「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりに[[ECS]]を付けるべきだ」<br />
:レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)'''デッドウェイトだらけの欠陥M9'''にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。<br />
;「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」<br />「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」<br />
:最終決戦を目前に控えて、うろ覚えのセクハラ発言。彼なりにマオを元気付けようとしたのだろうが、当の彼女の対応は初めて珍獣を見たかのような視線だった。<br />
<br />
===短編===<br />
;「君は甘い」<br />「こういう形のテロこそ、安全な国での最大の脅威なのだ。つい最近もアメリカで、海軍の退役大佐が自宅の郵便受けを開けて、上半身を吹き飛ばされる事件があった。俺とて油断は許されない」<br />「俺を恨んでいる者は多いからな。ソ連KGBの暗殺者かもしれんし、麻薬カルテルの傭兵かもしれん。イスラム原理主義のテロリストという可能性も……」<br />
:『南から来た男』において、靴箱を誰かが開けた痕跡を見つけ、爆発物が仕掛けられたと見なして検査作業をしている際の釈明。これを聞いたかなめは「よほど後ろめたい人生を送ってきたのね」「変わった友達が多い」と皮肉った。<br />
:ちなみにアニメ版では「アメリカ」部分が効果音で消されていた。<br />
;「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」<br />「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」<br />
:『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った'''不良グループのリーダー阿久津万里の弟である芳樹を人質にした'''宗介。吊り下げられた芳樹を支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作では'''芳樹にも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからない'''という超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、'''その前に一般常識を学ぶべきである'''。<br />
:なお、実際は芳樹と合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた<ref>かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけて芳樹に助力を依頼したことが芳樹自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる。</ref>。なお、協力してくれた芳樹への報酬は当人の要望によりラジコン(原作では[[コン・バトラーV|光る超電磁ヨーヨー]])である。<br />
:余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。<br />
:第3次時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。<br />
;「誰にでも大切なものはある」<br />「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」<br />「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」<br />「それから……おまえだ、伊達悠太」<br />「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」<br />「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」<br />
:同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する阿久津万里に対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、万里の面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。<br />
:これらは全て林水が以前から調べ上げた情報であり、林水は相手の流儀に合わせるという名目で宗介に教えた。<br />
;「何事も平和的解決が一番だ」<br />
:かなめの救出に成功し、種明かしをした後で爽やかに断言した。助けてもらったのは事実であり、何より'''いつもの解決方法と比べたら'''嘘ではないことも確かなので、かなめは視聴者の心境を代弁するかの如くこの発言に首を傾げはしたものの怒りはしなかった。<br />
;「コッペパンを要求する!」<br />「おとなしくコッペパンを出せ! さもなくば…射殺する!!」<br />
:『すれ違いのホスティリティ』において、「購買でパンを買うためには[[気迫]]を見せろ」というかなめのアドバイスを、何をどう勘違いをしたか、購買のおばちゃんを脅迫してしまった台詞。<br />
:ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。<br />
:ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ'''「相良軍曹はコッペパン好き」'''としても有名になっていたりする。<br />
;「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」<br />「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」<br />
:同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は'''気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする'''陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。<br />
:本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。<br />
;「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」<br />「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」<br />
:で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。<br />
:というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物<ref>かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ。</ref>と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物<ref>吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。</ref>と余りにもヤバイものであるため。<br />
:…まあ、かかった小暮の方はというと、(学校内での)宗介の信頼を失墜させるためにパンの入ったケースに'''イナゴの足やら下剤を仕込もうとした'''ので珍しくトラップが役に立ったと言える。<br />
:ちなみに宗介の方はトラップに引っかかったのが小暮とは知らなかったので、本気で彼の事を心配していた<br />
;「残念だ。 立派な先生だったんだが…」<br />
:十日後、パン屋の業務が完了した一方、[[常盤恭子|恭子]]から小暮が休職したことを知って。<br />
:…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに'''対トラップ用装備一式<ref>ゴム手袋とガスマスクを着用。</ref>を着用した状態で裁縫針<ref>なお、アニメでは上の2回も含めて何故か毎回蚊に纏わりつかれて叩き潰すシーンがあり、この時も纏わりつかれていたのだが裁縫針を指の間に挟んでいたので'''蚊と一緒に自分の頬を裁縫針で刺してしまう大ボケをかます'''。</ref>をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃された'''ことであった(なお、かなめに注意された為、トラップは仕掛けられなかった)。<br />
:宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。<br />
;「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」<br />
:『善意のトレスパス』にて、[[大貫善治|大貫さん]]の暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。<br />
;宗介「もちろんだ。大丈夫だ。安心がよくわかった。事情した」<br />恭子「そう? なんか言葉がヘン…」<br />宗介「とにかく偵察は終了したのだから帰還しよう。退路を確保、足跡を消す。爆薬はここで放棄。常磐はデ・ダナンへ連絡しろ。ランデヴーはポイントA(アルファ)。ヘリのETAを聞くのを忘れるなよ」<br />恭子「かなり動揺してるみたいだね…」<br />
:『一途なステイク・アウト』([[ボン太くん]]初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。<br />
:原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。<br />
;かなめ「義理と人情、漢気溢れる任侠の世界…」<br />宗介「おんどれも吐いた唾ぁ飲んどけよ?」<br />かなめ「堪えて堪えて堪えぬいて」<br />宗介「一発でコロッと逝きよりますけぇ」<br />かなめ「心を濡らす細雪…」<br />宗介「この喧嘩、ワシに任すのですか任さんのですか」<br />かなめ「うるさい!」<br />宗介「次回、『仁義なきファンシー』。この作品を、故・深作欣二監督に捧げます」<br />かなめ「やめなさい、迷惑でしょうが」<br />
:『ふもっふ』より、『仁義なきファンシー』の次回予告全文('''原文ママ''')。確かに[[ボン太くん|アレ]]を見たら深作欣二も墓の下で引きつけ起こしそうである…。<br />
;「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」<br />
:『仁義なきファンシー』にて、ボン太くん&量産型ボン太くん6体の計7体でヤクザの事務所に殴り込みをかけ、あっという間に制圧していく様を見て呟いた一言。確かに性能は目を見張るものがあるが、売れなかったのは見た目というそれ以前の問題である事に気付いていない。<br />
;「いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!」<br />
:『やりすぎのウォークライ』にて。ラグビー部の面々への罵倒の一部。本来はまだまだあるのだが、長すぎるため割愛。<br />
:[[メリッサ・マオ|マオ]]直伝のこの罵倒と過酷な訓練によって、部員達はどんどん「出来上がっていく」ことに……。『W』でも再現されたが、CEROに配慮してか伏字の数が多くなっている。<br />
:時獄篇ではなんと'''ほぼ全文がDVEで登録されている'''が、こちらは伏字を使わない程度の改変がなされている。さらに、この時に流れる[[BGM]]は元ネタにちなんだ「特攻野郎?」である。<br />
;宗介「今この時をもって、貴様らはウジ虫を卒業する。貴様らはラガーマンだ」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />宗介「さて……貴様らはこれから、最大の試練と戦う。もちろん逃げ場はない。すべてを得るか、地獄に落ちるかの瀬戸際だ。どうだ、楽しいか?」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />
:雨が降りしきる中、野戦服に身を包み異様な雰囲気で現れたラグビー部と宗介。ドン引きするかなめをよそに彼らは野戦服を脱ぎ捨てる。ぴかぴかのユニフォームをさらけ出した面々に、宗介が語りかける。彼らは見事に「出来上がってしまった」のだった。地味に[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]の[[次回予告]]ネタが紛れているのだが、[[ワイズマン|すべてを得るか、地獄に落ちるか]]ってそういう意味じゃなかったはずだが…。そして…<br />
;宗介「野郎どもぉ! 俺たちの特技はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「この試合の目的はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「俺達は学校を愛しているか? ラグビー部を愛しているかぁぁぁぁ!!」<br />部員『ガンホー! ガンホー! ガンホォォォォ!!』<br />
:洗脳した[[郷田優|郷田]]らラグビー部に対し、戦意を高揚させんと声を張り上げる宗介。ラグビー部の面々は目を爛々と光らせながらそれに応える<ref>原作小説では「殺せ」「ガンホー」の部分が大文字となっていて、インパクトも一層ある。</ref>のであった。その光景はまさに'''「やりすぎのウォークライ」'''と呼ぶに相応しいものだった…。<br />
:この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。英語音声版は流石本場と言うべきか、完全に強襲作戦前の海兵隊状態。こうして試合は始まった。<br />
:なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。<br />
;「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」<br />
:郷田たちの試合を見終えた後の感想。'''洗脳しておいてこの言い草'''なので、当然かなめにハリセンではたかれた。<br />
;「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」<br />「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」<br />
:ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて。<br />
:曰く、細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという'''別の意味でヤバい代物だった'''ため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。<br />
:オチからして馬鹿馬鹿しいことこの上ないエピソードではあるが、'''実は長編『つづくオン・マイ・オウン』の伏線にもなっており'''、結果的にこの騒動のおかげで[[陣代高校]]の生徒たちが助かることとなった。<br />
;「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」<br />
:アニメ版で追加されたシーン<ref>原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。</ref>。人気のない廊下で通信回線を介して[[ミスリル]]本部に助けを求めようとするも、生徒に見つかってしまい、エンドカードも'''「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」'''のシーンで締めくくられた。<br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ。単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」<br />
:[[中断メッセージ]]にて、かなめの挨拶に割り込んで。そういう「あり得ん」ことが普通に起こるのがスパロボクオリティだし、スパロボの宗介は[[ボン太くん]]で巨大ロボットに挑むという「あり得ん」事を率先してやっている気もするが…。<br />
:確かに初登場の[[スーパーロボット大戦J|J]]では単分子カッターに空適正が無かったのだが、第3次ZではBとはいえ空適正があるので、宗介の方が現実を見ていない可能性も…。<br />
:そもそも原作でもワイヤーガンを駆使して船の上に次々と飛び移りながら落としていくと言うアルにさえ「想定されていないナンセンスな戦術」と言われる事を平気でやってのけているので全然説得力がない。<br />
:そして[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて[[ガンシップ|戦闘ヘリ]]と[[エスクワィアー|戦車]]が[[ガンダム]]や[[バルキリー]]はおろか[[スーパーロボット]]と渡り合っているという絵面的にも「あり得ん」事になっているのだが……。<br />
;「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」<br />
:中断メッセージで[[リチャード・ヘンリー・マデューカス|マデューカス]]から「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。<br />
:確かに[[トゥアハー・デ・ダナン|ダナン]]は[[海]]でしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか[[宇宙]]でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。<br />
;「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」<br />
:中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でも採用されているがVの宗介は陣代高校が閉鎖されているため、もうすぐテストどころか学生ですらない。役に立ったんだろうか。『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では「いい箱」表記でTSRのシナリオ再現が行われた2章Part8で用いられている。<br />
:余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は諸国に守護・地頭を設置する権限を得た1185年とする説が2006年頃からは優勢となっている。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。<br />
;「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」<br />「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」<br />
:第8話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。ハイジャック事件後で[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、'''『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面'''。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた[[虚憶]]でもあったのだろうか。<br />
:なお、後の第4期アニメIVでもかなめにカロリーメイトを出すシーンがあるが、やはりフルーツ味である。割と珍しいスパロボからアニメへの逆輸入ネタである。<br />
;「いったい、あれは何だ…? 兵器としては不確実過ぎる…!」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[アクエリオンEVOL]]の無限拳を見ての驚き。なんだか[[第2次Z破界篇|前々作]]で[[ティエリア・アーデ|見たような気がする台詞]]である。困惑する宗介にカレンからは「素直に喜んどけばいいんだよ」と返された。<br />
;「…俺の理解の範囲を超えている…」<br />
:同上。アクエリオンEVOLが新たにゲパルトとスパーダという二つの形態を合体変形して、もう一機のアブタクターの隊長機を倒した際の独白。[[キラ・ヤマト|上手く説明できないけど、あれがアクエリオン]]なので仕方がない。<br />
;(手始めにロケットランチャーを背面に装備し、両手にはガトリングガンをそれぞれ2丁ずつ…。さらにプロペラントタンクを増設して…)<br />
:第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。ボン太くんの強化プラン。何気に[[フルアーマー・ユニコーンガンダム|ユニコーンガンダムのフルアーマー・バージョンの装備]]そのまんまである。<br />
;「勝った!」<br />
:19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。<br />
;「そうだ、どんどん来い!」<br />「お前らも今日で見納めにしてやる! 」<br />
:アルの[[サブパイロット]]加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。<br />
;「兵士は生還する事が最大の任務だ。お前はそれを果たした」<br />
:第24話ネオ・ジオンの調査に向かうルート「パラオ急襲」シナリオエンドデモより。無事に帰還したバナージに対して。生粋の軍人である宗介らしい台詞でヒビキも「宗介なりに歓迎しているつもりなんだ」とフォローも入れている。<br />
;(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)<br />
:ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。<br />
;宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」<br />ゲイツ「その敵とは!?」<br />宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」<br />
:第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。<br />
:無論、それを聞いたゲイツは'''「何だ、そりゃぁぁ!!」'''と仰天することに。<br />
:これを'''9月7日'''に言っているのが宗介らしい。別ルートの[[竹尾ワッ太|小学生]]は8月末に強引に終わらせているのだが。<br />
;宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」<br />グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」<br />宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」<br />グーラ「何故、そうなる!?」<br />宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」<br />
:第51話にてグーラと戦う際に。<br />
;「それが何だ!俺はいつだって俺だ!もうお前ごときの言葉に惑わされんぞ!」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」よりガウルンと対峙した際に、「お前は変わった」とガウルンに言われて。<br />
;「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」<br />「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」<br />
:第57話「BEYOND THE TIME」に於けるフロンタルとの戦闘前会話。[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]では[[シナンジュ]]を止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。<br />
:「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして[[陣代高校]]がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。<br />
;「下らんな」<br />「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」<br />「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」<br />「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」<br />
:ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。<br />
:宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。<br />
;「だが、誰かに祝ってもらうのは悪いものではない。礼を言うぞ、AG」<br />
:エーストークにて。祝ってくれるAGに対して敢えて自身の傭兵哲学を説くも、直後にこの言葉で感謝の気持ちを伝えた。AGも宗介の誠意を汲んで「兵士最大の任務である、無事の帰還をこれからもお待ちしております」と粋な言葉で返した。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「三流の安セリフだな」<BR />AT乗り「何っ!?」<BR />「挑発のつもりなら、[[ヒビキ・カミシロ|俺の友人]]を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」<BR />「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」<br />
:宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。<BR />ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。<br />
;(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)<BR />(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)<BR />(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)<br />
:「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。<br />
;「…時獄戦役の時、自分も最悪の状況に落ち込みました」<BR />「今のヒビキと自分を比べるのは無理があるかも知れませんが、自分はヒビキが壁を乗り越える事を信じます」<BR />「あいつは自分の中から希望を見つけられる男です」<br />
:第32話にて。実際この時のヒビキはZ-BULEの中で誰よりも宗介が立ち直る事を信じていた。そして、宗介もまた、ヒビキが立ち直る事を信じている。ヒビキとの友情を感じさせる台詞。<br />
;(待っているぞ、ヒビキ。お前が再び立ち上がるのを)<br />
;(俺の信じる男が、そんなヤワなはずがないからな)<br />
:同話にて、出撃に向かう前のモノローグ。友の復帰を信じて、宗介は戦場へと向かう。<br />
;「だが、お前は生きている!!」<br />
:ヒビキの過去を知ったZ-BLUEの皆の中で真っ先に呼びかける。<br />
;「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?」<br />
;「残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ」<br />
:第41話にて。かなめを叱咤しながらソフィアをコケにしている場面にて挟まれた一言。「涙声で説得」する場面はガンダムシリーズでは数多くみられるが、やはり声優ネタと見るべきか。<br />
;「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」<br />
:第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」<ref>[[バーグラリードッグ]]の「アサルト・コンバット」。</ref>を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。<BR />悪魔の心臓に食い込んだ'''「もう一つの折れた針」'''がレナードを追い詰める。<br />
;「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」<br />
:対ミカゲ。言うまでもなく[[ドモン・カッシュ|声優ネタ]]である。<br />
;「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」<br />
:最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。<br />
;「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」<BR />「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」<BR />「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」<br />
:最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」<br />
:第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。<br />原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。<br />
;「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」<br />
:第49話「憎悪の果て」シナリオデモより。[[ジェネシス]]が発射されれば[[地球]]の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を(情報を漏らさないため)殺したこともあり、作戦で100人以上殺していると書かれている。あくまで「必要でない」「殺すための殺し」は、ということである。<br />
;「戦場では冷静な者が生き残る。貴様は失格だ」<br />
;「挑発にも乗りやすい。気を付けろ。今の貴様など○××○△(ピーーー)だ」<br />
:第50話「百億の夜と千億の闇」より。発狂した[[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]に対しての戦闘前会話。「ピー」音が入るほどの規制交じりの発言で、ジュア=ムは「なっ…!こ、この野郎ぉぉぉぉぉぉっ!!」と怒りを露わにしたが、一体何を言われたのだろうか…。<br />
;「仲間や部下を死なせ、あげくに孤立。既に退路も断たれている。戦略レベルでのミスだ、諦めるんだな」<br />
:最終話「冷たい世界 後編」より。地球に移住する計画が失敗に終わった[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]]に対して。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
;「いや…俺はフルーツ味しか食わん」<br />
:第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。ハイジャック事件にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。<br />
;ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」<BR />宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」<br />
:第10話「赤と白の悪魔」より。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇の[[ムッツリ5]]&[[貧乏クジ同盟]]に通ずるものがある一幕。<br />
;「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」<br>「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」<br>「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」<br />
:第26話「勇気ある戦い」に於ける[[Zマスター]]との戦闘前会話。平和な日常を通して変わっていく彼らしい台詞となっている。<br />
;「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」<br />「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」<br />
:Wで[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対して言い放った台詞。言うまでもなく[[声優ネタ]]であり、[[ガンダムファイト]]ネタである。<br />
;「いいだろう、俺も賛成だ」<br />「ガウルン! これで終わりだ!!」<br />
:第44話火星の後継者を追うルート「帰るべきデイ・バイ・デイ」より。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。<br />
;「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」<br />
:第47話「黒衣の復讐鬼の最期 」より。[[テンカワ・アキト|アキト]]と[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の新婚旅行を邪魔しただけでなく、アキトの五感の殆どを潰した[[火星の後継者]]を潰す気満々である[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]に追随して。<br />
:これまた[[ドモン・カッシュ|宗介と声が似たガンダムファイター]]を[[声優ネタ|彷彿させる台詞]]となっており、ノアルはそれに感心している。<br />
<br />
===VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「兵士から漫画家への転職か…。なかなかに異色だな」<br />かなめ「兵士と高校生の掛け持ちのあんたが言うのもアレだけどね…」<br />
:第18話「迫るデンジャラスゴールド」より、[[アマノ・ヒカル]]の自己紹介を受けて。確かにその通りである。<br />
:ちなみに現実にも『バキシリーズ』の作者である自衛隊に所属していた経歴を持つ漫画家・板垣恵介氏のような例が実在する。<br />
;「ぐずぐずしているな!ケツに卵の殻をつけたヒヨッコ共が!」<br />「貴様等の目と耳は何のためにある!?手と足はなんのためについている!?このヒヨコ未満のタマゴ共が!」<br />「敵は目の前にいるんだぞ!ケツを蹴り飛ばされたくなければ、さっさと己の任務を果たせ!」<br />
:第31話「灼熱のダカール」より、[[ロニ・ガーベイ]]や[[マリーダ・クルス|バンシィのパイロット]]の暴走で部隊やダカールに被害が起こり事態を打開するために[[シャンブロ]]を破壊することを突きつけられた[[バナージ・リンクス]]と[[ハサウェイ・ノア]]に投げつけた言葉。<br />
;宗介「それよりもだ…ハサウェイ、バナージ!」<br />バナージ「!」<br />ハサウェイ「は、はい!」<br />宗介「兵士の任務は、勝利だ!お前達はそれを放棄する気か!?」<br />バナージ「俺は…兵士じゃありません!」<br />宗介「ならば、勝利を放棄する腰抜けか!?」<br />ハサウェイ「何が言いたいんです!?」<br />宗介「この場合の勝利とは、敵の戦略を叩く事…!敵兵の生死は問わん!」<br />ハサウェイ「あ…」<br />
:そして色々なやり取りの後、改めてバナージとハサウェイに対して。<br />
<br />
===単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「超電磁ゴマァァァ!!」<br />「ボルテスバズーカー!!」<br />「天くぅぅぅ剣!!」<br />「天空剣! Vの字斬りぃぃぃ!!」<br />
:[[ボルテスV]]搭乗時の台詞の数々。本家本元と同じイントネーションが特徴的だが、当初の収録台本からは変更されているらしい<ref name="CP04" />。<br />
;「自分は推定十代だ」<br />
:2章Part14「激突! 機界四天王」より。浮上する第2世界の東京に潜入して[[天海護]]らを救出しようとした際、(護はいなかったが)その場に居た[[数納鷹泰]]に「おじさん」と言われての返し。子供に言うことではないが、宗介自体も正式な年齢が分かっていないのでこう返すしかなかった。第3世界では絶対に吐けないであろう台詞。なお2章Part8ではマオから原作通りに偽装年齢と混同されて17歳と呼ばれているので、原作設定を知らないプレイヤーは混乱するかもしれない。<br />
<br />
==スパロボシリーズの迷台詞==<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「お前は男と女…どっちだ?」<br />
:第3話「預けられた背中」シナリオエンドデモより。改めて[[早乙女アルト|アルト]]に対して。当然アルトは怒った。<br />
;「郷田! お前の好きなアイドルは誰だ!」<br />郷田「ラ、[[ランカ・リー]]であります! サー!」<br />「お前も走れ! それともランカ・リーがアバズレだと証明するか!」<br />
:第7話助っ人を引き受けるルート「やりすぎのウォークライ」に於けるラグビー部の特訓にて。この言葉を耳にしたアルトは「ランカを何だと思ってやがる!」と激怒していたが、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に「部員にやる気を出すためだから」とフォローされていた。<br />
:もし、この場にいなかったランカの大ファンの一員の[[シモン]]や[[オズマ・リー|オズマ]]、[[ブレラ・スターン|ブレラ]]のランカの兄たちがこの台詞を聞いていたら宗介の命はなかったかもしれない…。<br />
:また、ランカ本人もその場に居合わせていたら宗介に対してドン引きしていただろう…。<br />
;「この世界には一夫多妻を認めている文化はいくらでもある」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]の[[三角関係]]の事で[[アマタ・ソラ|アマタ]]や[[MIX]]からは'''二股男'''と呼ばれ、[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]や[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]から弄られるアルトに対してのフォロー…のつもりなのだろうが全くフォローになっておらず、アルトからは「そうじゃねえだろ!!」とツッコまれる事に。確かに宗介が幼少期を過ごしたイスラム圏では一夫多妻制を認めている国が多数だが…。<br />
;「……頼めるか、アマタ?」<br />
:「誠意のカタチ」のエンドデモにて、「アマタに謝罪の仕方を習っておけ」と言われたのを受け、「土下座でも足りない時が来るかもしれない」とカレンに言われて。顔グラは完全に狼狽している辺り、自覚はあったらしい。<br />
;「!!!!」<br />
:「後の祭のフェスティバル」にて、[[ボン太くん]]を[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が着込んでいたのを見てのリアクション。もう一つのルートで同じように着込んでいたヒイロが出てきた時とは比べ物にならない程の驚きようを見せている。<br />
;「た、助かる…」<br />
:上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。'''冷や汗ダラダラ'''の緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。<br />
;ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」<br />甲児「カレンの本性を知らないからな」<br />宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」<br />
:初対面の[[紅月カレン|カレン]]に対して照れる[[ジン・ムソウ|ジン]]を見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。<br />
;宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」<br />クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」<br />宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」<br />
:「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。<br />
;アル「はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました」<br />宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」<br />
:援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。<br />
;(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)<br />
:「暗黒の神ミケーネ」のトレーダーにて、[[號]]を見て。なんだかんだでZ-BLUEにもすっかり馴染んだようだが、気にするのはそこではないだろう、宗介。ちなみに声も同じ。<br />
;「二人の女性に、ここまでの想いを寄せられるとはな。羨ましく思うぞ、アルト」<br />
:「1万2千年の愛」/「光の闘神Z」にて、アルトに対して。なのだが、宗介も想いの強さはともかく、[[千鳥かなめ|3人]][[テレサ・テスタロッサ|の女]][[佐伯恵那|性]]から想いを寄せられているのだが(しかもその内の一つは気づく間もなくぶっ壊している)。<br />
;「ボランティア部のみんなとか?」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の[[赤木駿介|赤木]]もドン引きしていた。<br />
;「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」<br />「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」<br />
:「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中[[キリコ・キュービィー|違う人]]が混じっているが。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「…とポンコツ曹長殿も言っている。では、またな」<br />
:天獄篇中断メッセージにて。曹長面をして命令してくるも、マオとクルーゾーの横槍で弱気になったクルツを横目に。<br />
;(まずい…。言おうとした事を全部言われた…)<br />
:同じく中断メッセージにて、ムッツリ仲間と共演。したはいいのだが、言おうとした事を全部言われてしまって。そこは無難に別れの挨拶辺りで〆れば良いだろうに。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた。たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」<br />
:同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り'''完全にノリが短編コメディのものと化している'''。しかも、次はプレイヤーのところへ'''「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」'''をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において[[ダレ・コチャック|24時間連続プレイをやらかして爆死した男]]がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。<br />
; 「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />
:序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。[[キリコ・キュービィー|仲間内では]][[ヒイロ・ユイ|これで通じた男達]]もいたが、今度ばかりは流石に無理だったので結局、かなめが交代する事となった。<br />
;「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」<br />
:22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、[[貧乏クジ同盟]]加盟させられた時の発言なので……。<br />
;かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」<BR />「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」<br />
:第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。<br />
:直後にヒビキからも'''「お前の言う台詞かよ!」'''と逆襲されるが。<br />
;宗介「これでお前も俺と同じく、時空震動帰りの異名を名乗る資格を得た」<br />かなめ「誰もそんな名前、欲しがらないって…」<br />
:終盤のマクロスルートにて、九死に一生を得て無事帰還したアルトに対して。…[[Z-BLUE]]のメンバーの多くが当てはまる気がしないでもない。というより、まず本作での親友・ヒビキが真っ先に該当するのがどうにも。<br />
:ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから[[時空振動弾]]へと変更されたため、そこから来ている。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」<br />
:第33話「対決! デビルガンダム軍団」より。アキトとボスが毒を盛られて倒れた、と聞いて。……実際はユリカの手料理を食ったのが原因だったが、彼の戦争ボケぶりがいかんなく発揮されている。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
<br />
;「問題ない。少なくとも毒性は感じられない」<br />
:第12話(1週目)「放送不可のウォークライ」より。[[テンカワ・アキト]]の失敗作のラーメンを食べながら。他の面子はあまりのマズさに残してしまったのだが、宗介だけは平然と食べ続けた。なお宗介は原作の描写では料理を振る舞われることを基本的に喜んでいたり、かなめの手料理への執着心も強いなど、決して味音痴ではない。ただ同時に「'''M'''eals, '''R'''arely '''E'''dible (とても食べられたものじゃない食べ物)」の略…とまで言われ、世界で一番まずい戦闘糧食と評される米軍の簡易レーションMREを普通に喰ったと思われる描写があるなど、戦場育ちで粗食でも気にならない、非常に広い許容範囲の持ち主である。[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|もっと酷い『特製ボルシチ』]]を知っているからかもしれないが。<br />
;「これだけの高い士気だ! 実力以上の力が出せるっ!! 行くぞっ!! な、なんだ…俺とした事が戦闘中に叫び声を上げるとは…」<br />
:熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた[[木連]]の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方の[[ヒイロ・ユイ|ムッツリコンビの相方]]が完全に付いていけなかったのとは対照的である。[[ダイゴウジ・ガイ|中の人が同じであるナデシコのキャラ]]の性格が乗り移ったのだろうか?<br />
<br />
===VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「そうだな…射撃訓練と格闘訓練、どっちがいい?」<br />かなめ「それがあんたにとっての遊びか…」<br />
:第15話アルゼナルルートにてヴィヴィアンから「何? ソースケが遊んでくれるの?」と言われて。どう見ても遊びではない内容だが、ヴィヴィアンは突っ込んだり引くこともなく受け応えるなど、妙に馴染んでいた。<br />
;「シミュレーターでのお前の戦闘データをアルと千鳥に分析してもらったが…」<br />「お前の腕では、[[Ξガンダム|あの機体]]のスペックを引き出す事は出来ん」<br />
:DLC「潜航の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]」にて。これはハサウェイの腕以上にメンタル的な部分が大きく、実際それを克服したシナリオ上では宗介もハサウェイの腕を認めている。<br />
:…のだが、今作ではΞガンダムをハサウェイよりパイロット能力に優れているが、デフォルト機体の性能が低い[[キンケドゥ・ナウ|他パイロット]]に[[乗り換え|奪われ]]がちなのでシャレになっていない…。<br />
;「ぐずぐずするな、千鳥!それとも本当に拷問されたいのか!?」<br />「言っておくが、手加減はなしだ!これも君の言う、『あなたのためを思って』のもの!言わば、愛のムチだ!」<br />「それならば、俺はどこまでも残酷になれる!君を奪ったソフィアが、泣いて許しを請おうが俺は電流の出力を最大にする!」<br />「その後は、器具を使い…」<br />
:第50話より、かなめを取り戻すためなら拷問でもエクソシストでも何でもやると豪語した際の具体的な拷問の内容。もちろん、この後目覚めたかなめにツッコミを入れられる。<br />
<br />
===単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「拘束が目的ならば、腰骨を砕く必要はない。搬送に支障をきたす上、高度な治療を要するからな」<br />「だが…万一、そのような事態になれば、俺は必ず千鳥の所に駆け付け、守ってみせる」<br />「護衛役として、当然の義務だ」<br />
:第1章Part7第3話『キラとアスラン』より。ベッドに縛り付けてでもかなめを戦わせないという宗介に、クルツが「そのまま腰砕けにしちまうのも手だぜ」と軽口を叩いた際の発言。腰砕けで一つの言葉(クルツの発言なので当然性的な隠語)なのだが、字面通り腰を砕いてどうする。<br />
:しかし、2行目の発言で少しは期待できるかと思った矢先、トドメの最下段の台詞でやはりクルツの期待も空振りに終わり、「ちょっとでも期待した俺が馬鹿だったぜ…」と呆れ果ててしまうのだった。<br />
;「蒼斧…だったな。高校生活とアルバイトの両立は難しい。その覚悟はあるか?」<br />「学業との両立は、お前が思っている何倍も困難な道のりだ。現に俺は古文や歴史という苦手科目を勉強する時間を捻出するのに苦労している」<br />「先達として助言させてもらえば、学校生活それ自体にも罠が存在する。生徒会勤務を命じられたり、美術のモデルになったり…」<br />「[[郷田優|ラグビー部を鍛えなおしたり]]、[[千鳥かなめ|仲間を人質に取られたり]]、爆弾を仕掛けられたり、[[ぽに男|変質者を捕まえたり]]、大変なことが多い」<br />「挙げ句の果てには[[大貫善治|人知を超えた用務員]]と死闘を演じたこともあった。まったく、学校生活とは油断がならない」<br />
:第2章Part9第4話『ラプラスの呼び声』より。ディバイン・ドゥアーズに参加した蛍汰に対して、学校生活とパイロットの両立の困難さを説く。前半はまだ正論だが後半になるにつれてどんどんおかしくなっていく。聞いていたカミーユからも「お前だけだ」と突っ込まれ、当の蛍汰も頷くことに。<br />
<br />
==搭乗機体==<br />
;[[Rk-92 サベージ]]<br />
:カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で搭乗している。ちなみに、作中で初めて搭乗した機体はサベージの前身であるRk-89シャムロック(SRW未登場)であるとされていたが、途中で設定変更されRk-91となった。<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:[[ミスリル]]に入ってからの搭乗機。アニメでも第1話で搭乗している。<br />
;[[ARX-7 アーバレスト]]<br />
:本編前半の搭乗機。ただし最重要機密かつ不安定な機体だったため、作戦によってはM9も使用している。<br />
;[[サベージ (クロスボウ)]]<br />
:『燃えるワン・マン・フォース』にて搭乗。AS闘技場チーム「クロスボウ」によりカスタマイズされた白い初期型のサベージ。<br />
;[[M6 ブッシュネル|M6A3 ダーク・ブッシュネル]]<br />
:原作にてアーバレストを失っていた時期、敵地潜入のため使用。M6A3はSRW未登場。<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]([[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備]])<br />
:本編後半に搭乗したアーバレストの後継機。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:遊園地「ボン太くんランド」(「[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]」では「ふもふもランド」)のマスコットキャラクターの着包みを改造した強化服。<br />
:上述のように'''盗品を改造した物'''なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。<br />
<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[ボルテスV]]([[ボルト・クルーザー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。<br />
<br />
==余談==<br />
*原作者・賀東招二氏によると、宗介のモデルは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公、[[キリコ・キュービィー]]との事。両者とも干し肉が好物で酒が苦手であり、飲酒した際の反応も似通っている。<br />
*宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が'''1984年7月7日'''と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、本編中では彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾する設定となっている。<br />
**作者曰く、雑誌のカラー特集でプロフィールを求められた際に出したもので、裏設定では『自分でも誕生日が分からないので陣代高校に潜入する時、偽造書類に適当に書いた。ウルズ7なので7月7日にした』となっている。'''7月7日は上述したキリコ・キュービィーの誕生日でもあるが、これは単なる偶然であった'''<ref>[https://twitter.com/gatosyoji/status/1412789551689437186 2021年7月8日、賀東招二氏のtwitterより]</ref>。生年月日不明だったのは、宗介も[[ウィスパード]]だった(=1981年12月24日生まれ)という案を考えていたためだったが、ご都合主義だったためという理由で没になっている。<br />
**また、アニメ版の住民票(偽造)では昭 58.7.7(=上記のドラゴンマガジンでの記述より更に1年前)と記載されている。なおどちらの誕生日も同級生であるかなめと年齢が一致しないことになるので、偽造書類としては不適切と言わざるを得ない。<br />
**上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な[[年齢]]も不明であるが、原作[[小説]]『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が'''4、5歳くらいに見えた'''との記述がある。<br />
*同じく角川版権・京都アニメーション制作の『らき☆すた』では度々作中作のキャラとして登場しており、12話では同じ関智一氏演じるアニメ店長が「3年前からブロマイドが売れ残ってる」「[[テレサ・テスタロッサ|大佐]]なんか即日完売した」と自虐ネタを発している。<br />
*[[ぽに男]]のモデルである漫画家の井上よしひさ氏が手掛けた漫画『おじいちゃんは少年探偵』には、宗介をモデルにした傭兵犬'''「ソース(サハラ犬尉)」'''が、賀東氏の了承のもと登場している。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:さから そうすけ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9B%B8%E8%89%AF%E5%AE%97%E4%BB%8B&diff=455876
相良宗介
2023-05-24T04:25:18Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = さがら そうすけ<br />
| 外国語表記=[[外国語表記::Sousuke Sagara]]<ref>[http://fullmetal-panic.jp/character/ 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト]、2022年3月25日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック!}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック?ふもっふ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|関智一|フルメタル・パニック! シリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|四季童子|フルメタル・パニック! シリーズ}}(原作小説版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|堀内修|フルメタル・パニック!}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]]だと思われる)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = 不明<br />
| 年齢 = 不明<br />
| 髪色 = 黒<br />
| 所属組織 = <br />
*[[ミスリル]]<br />
*[[陣代高校]]、同校生徒会<br />
| 所属部隊 = 西太平洋戦隊陸戦ユニットSRT<br />
| 学年 = 2年4組<br />
| 階級 = [[階級::軍曹]]<br />
| 役職 = ゴミ係兼傘係、安全保障問題担当・生徒会長補佐官(陣代高校)<br />
| コールサイン = ウルズ7<br />
| 趣味 = 釣り<br />読書<br />
}}<br />
'''相良宗介'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 来歴 ===<br />
幼少期、母親<ref>発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない。</ref>と共に北極海に墜落した旅客機に乗り合わせ、秘密作戦中にもかかわらず現地に駆け付けたソ連軍により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけた[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]によって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。<br />
<br />
「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「'''さがらそうすけ'''」という名前らしきモノに、元駐日ソ連大使館員で日本語を解するカリーニンが漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない。後にカリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった。<br />
<br />
彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、非常に優秀な成績を収め、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、[[暗殺]]に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として戦場で名を馳せ生きていくこととなる。<br />
<br />
戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は[[傭兵]]として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、本編開始の1年2年ほど前、中米の小国ベリーズに設置された[[ミスリル]]の訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。この時は書類に記載された「ソウスキー・セガール」で呼ばれていたが、日本語の名前を聞き間違えられたのか偽名として自分で名乗ったのかは不明。<br />
<br />
宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。[[日本]]の女子高生[[千鳥かなめ]]の護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は'''囮'''。<br />
<br />
===人物===<br />
幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手。具体的には喜びや悲しみなどを感じはするが、笑う・泣くことが出来ない。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分のナイフで済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。ただし、人間らしさを身に着けていくにつれ、自分の生きてきた酷い経歴<ref>生きるために、泣いて命乞いする捕虜を殺すといった非道な行為を平然と行ってきたため。</ref>について考え、自分の居場所は平和な世界ではないという考えも出てきた。<br />
<br />
作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、短編シリーズでかなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、英語および理数系科目は得意。また、軍人としての経験により長距離走は彼の独壇場となっている。逆に日本人としての文化的背景・感性を要する国語(特に古文)・日本史が苦手。<br />
<br />
長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながら、選りすぐりを集めたミスリルの中でも、更に選りすぐりが集まるSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、[[アーム・スレイブ|AS]]の操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲した[[Rk-92 サベージ|サベージ]]に乗ってソ連軍と戦っていたため、世界有数の実力を持っている。幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(人を殺める兵士としての)才能が無い」と言われ、驚いていた(宗介自身は技能として才能がないと思っていた。)<br />
<br />
自分がどう呼ばれるかについてはあまり頓着しておらず、アフガニスタン時代の仲間やガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。[[メリッサ・マオ]]が、ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて宗介と初めて出会った際には、先述した通り書類に書かれていた「ソウスキー・セガール」と呼んでいた。ミスリルに入る以前からの知り合いにも「セガール」と呼ぶものがいる。<br />
<br />
少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、[[英語]]、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手なのは先述通り。またそもそもしゃべる日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。発音も日本育ちのドイツ人であるクルツに比べても流暢ではないようだ。<br />
<br />
知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆に[[ラムダ・ドライバ]]のような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。ちなみに武器が使えないと戦闘に支障が出るという事もなく、前述のようにアフガン時代のろくな装備も無かった戦闘経験から不利な戦況での戦いになれており、原作小説では素手で武装した男を倒すことはおろか、手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。<br />
ASに置いての戦闘ではいかに戦況が不利な状況でも互角以上に闘い抜き勝利しており、特にサベージ搭乗時の戦果は凄まじく、度々作中では第二世代ASとしては前例がないほどのほとんど不可能な戦果を挙げている。本編中盤以降は単身・生身という圧倒的不利な状況で戦うことが多く、単身で多数のアマルガムの兵士や等身大AS[[アラストル]]を撃破しており、生身での戦闘能力に置いても非凡さが窺える。<br />
<br />
ちなみにスパロボやふもっふでは愛銃であるグロック19を発砲しているシーンが豊富にあるものの、原作小説における本編シリーズではハンドガン程度ではどうにもならない事が多く、当然高威力高レートのカービン銃やアサルトライフルを好んで使うため、所謂サイドアームでしかないグロック19はあまり発砲した事がなかったりする。<br />
<br />
このグロッグ19だが、信頼性や即応性は確かにあるのだが、その特殊な仕様故「セーフティが解除されてないぞ?」や「弾切れでハンマーだけガチガチ鳴る」等のありがちなネタが出来ないため、持たせたのは失敗だったと賀東は語っていた。<br />
<br />
===[[小説|小説版]]での動向===<br />
物語初期は任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、中盤からはこれを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。<br />
<br />
ブルーノから聞き出した情報によりアマルガムの動向を掴んだミスリルは、先手を打つべく作戦を開始した。しかし、これをさらに先読みしていたレナードは、陣代高校に現れ宗介とかなめに警告を送る。そしてその日、アマルガムの総攻撃によりミスリルは壊滅し、民間人をも巻き込みながら東京で逃げ続けていたが、陣代高校も襲撃を受ける。クラスメイト達にも被害が出る中、宗介はたった一人アーバレストで迎撃に出るが、レナードの乗る[[プラン1055 ベリアル]]に惨敗を喫し、アーバレストを破壊されてしまう。さらにかなめも、これ以上の被害を出さないため自らレナードの誘いに乗り、姿を消した。<br />
<br />
何もかもを失った宗介だが戦う意志は消しておらず、単独でアマルガムを追って東南アジアの街・ナムサクを訪れる。その後、成り行きでAS闘技場のチーム「クロスボウ」の専属搭乗者となり、この際に[[ナミ]]や[[ミシェル・レモン]]と出会う。その後アマルガムの尻尾を掴みかけるが、[[クラマ]]によってナミが射殺され、自らも腹部を撃たれ生死の境を彷徨うことになった。何とか一命を取り留めた後は、DGSEのエージェントだったレモンの協力のもとリハビリに励みながらアマルガムを追い続け、ついにレナードの拠点を探り当てる。しかし、米軍の介入やアマルガムのAS部隊の出現、さらに離反したカリーニンの存在もあり、かなめとの再会は出来ず終わる。だがその戦闘中、新たな身体[[ARX-8 レーバテイン]]で復活したアル、そしてクルツ、マオ、テッサらトゥアハー・デ・ダナンの面々と再会。かなめと互いの気持ちを確認し合い、戦意を確かにする。<br />
<br />
各地に散ったミスリルの仲間達と合流していく中、モスクワに潜入したレモンとレイスから、ヤムスク11に関する情報が入る。そこへ向かう道中で、かつて救出したウィスパードの少女[[クダン・ミラ]]と再会した。ヤムスクではレナードと出くわして戦闘になるが、施設の崩壊で生き埋めになったため一時停戦。脱出作業の中で世界の真相とそのやり直しについての計画を聞かされる。結局その場ではレナードを撃てず、施設の最深部でようやくかなめと再会するが、この時彼女は既に「ささやき」に乗っ取られて自我を喪失しており、カリーニンの妨害もあってまたも離別になってしまった。<br />
<br />
最終的に、レナードの計画実行地であるメリダ島にフル装備のレーバテインで単身突入、作戦の火蓋を切る。持てる技能を駆使してアマルガムの部隊を排除し、激闘の末にレナードの撃破にも成功。その中、作戦の失敗を悟りかなめを連れ去ろうとしたカリーニンを阻止し、その最期を看取った。このため、核弾頭の迫るメリダ島からの脱出が不可能となり、当初は達観していたものの、ミラから渡されたクラスメイト達のメッセージを見るうちに感情が呼び起こされ、ひたすら生還を願い涙した。それを受けたアルに「自分は機械か、人間か」と問われ、「自分で決めることだ。人間はみんなそうしている」と返したところ、アルはそれを受けて「自分で決めたのだから、自分は人だ」と定義し、単独でラムダ・ドライバを駆動。核弾頭の防御に成功した。<br />
<br />
その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。<br />
<br />
その後の動向は、彼とかなめが直接登場せず関係者が語る形のため<ref>原作者・賀東招二は後述する25周年新作を発表する以前、その後の宗介とかなめが直接登場する物語を書いていない理由を問われた際、「直後の三日間なら書けるが、'''書いても甘々ラブラブにしかならないので腹立つ'''」と冗談とも本気ともつかないような回答をしている。</ref><ref>短編「テッサの墓参り」では本編エピローグの三ヶ月後が舞台になっているが、テッサは彼と電話等の連絡しか取っておらず直接会っていない事を愚痴にする場面が存在する。</ref>詳細は明らかになっていないが、弱体化したとはいえ依然存在するアマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移っていると思われ、かなめを救い出しても彼の戦いは当分終わることがなさそうである。ちなみに戸籍も学籍もミスリルが偽装したことが日本政府にバレているため使う事はできない。身体的にはナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。アルコールも一生摂取できないと診断されているが、宗介は飲む気がない<ref>イスラム教の戒律云々以前に、彼が「アルコールは脳細胞を破壊する」と考えていることと、実際に香港で一口飲んで辟易したため。</ref>ので意に介していない。<br />
<br />
続編『アナザー』でも直接の登場こそないが、宗介の起こした事件や騒動が陣代高校の伝説となっていることが語られている。また劇中ある元ミスリル関係者の娘が、「セガールみてぇに強い<ref>読者にとってフルメタに登場する「セガール」といえば、一部の登場人物の宗介の呼び名(短編では自身でも名乗ったりしている)だが、ここではフルメタの世界に我々の現実同様に存在(『アナザー』主人公の発言による)する、'''格闘技の素養を生かした超人的な役を演じる、スティーヴン・セガールという名のアクション俳優'''を指している。</ref>パパの昔の仲間たち」なる人々に協力をして貰おうとするも止められており、ファンにはニヤりとする表現になっている。<br />
<br />
そして連載開始から25周年を迎える2023年、本編の続編が発表されることとなり、そこではかなめとの再会後20年ほどを経過し、40歳近くになった宗介とかなめが夫婦となって登場する。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
原作小説版が参戦する以前はシリアス長編とふもっふの短編がストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち(キャラが崩壊しているレベルではないが)。また、ロボットアニメトップクラスの悲惨な境遇ではあるが、触れられることもない。彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。<br />
<br />
原作小説版の宗介の結末は上記の通りかなめとの再会は果たせたものの、幸せとは言い難く身体的にも立場的にもかなり過酷な状況のまま物語を終えているが、スパロボではその辺りがうまく改変されZシリーズでは無事に学校を卒業、『V』においても復学できているなどいずれの作品でも最後は平穏な生活を送れることが示唆されている<ref>原作では先述の通り決着後も米軍に追われている上、身体に後遺症が残っている。また戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校は退学処分になっている上に日本にも居る事はできない。</ref>。<br />
<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:音声初収録。『W』以来7年ぶりの参戦。今作では宗介のモデルとなった[[キリコ・キュービィー]]と共演。<br />
:シナリオでは[[ヒビキ・カミシロ|主人公]]の親友ポジションとなっており、2話以降友情を育む事となる。アルトや甲児といった学生の面子以外にも、Wに続いてヒイロとも絡み、初共演となったキリコとの絡みも多く、キリコからは原作小説での宗介の今後の過酷な戦いを示唆する心配を掛けられている。<br />
:なお、助っ人ルート9話「やりすぎのウォークライ」においては、原作で使用したマオ仕込みの罵りが放送禁止用語部分をうまく避けてほぼすべてDVEで使用されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は原作小説版後半の当時アニメ未放映だったシナリオが進む為、中盤からはアニメ未登場の愛機・レーバテインに搭乗する事になる。原作小説版後半の内容が非常に暗い展開なことや『ふもっふ』が完全ないるだけ参戦なので、時獄篇や携帯機シリーズに比べるとコミカルな場面は減少、シリアスな一面が全編通して多い。ある意味、参戦作品で一番原作の雰囲気に近い宗介と言える(時獄篇以前までは「ふもっふ」と統合されていた関係で、実質スパロボ独自のキャラ付けがなされていた)。41話以降は一転、恋愛について熱く語るシーン等もあったりするが…。<br />
:ちなみにナムサクで味方に助けられたためか、上記のような過酷な重荷を背負うことはなくエンディングで無事に陣代高校をかなめやヒビキと共に卒業したのでスパロボ補正により原作とは180度違う幸せな結末を迎えた。<br />
:[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備|ブースター装備]]を活用しようとすると、素の状態では空陸ともにユニット地形適応がBという難点がある。宗介の空をAまたは陸をSに養成するか、強化パーツで補おう。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:初登場作品。[[性格]]は被弾すると[[気力]]が下がる「[[冷静]]」であるにも関わらず[[援護防御]]持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、[[気力]]が下がると効果が下がる[[ラムダ・ドライバ]]付の[[アーバレスト]]で隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]]と仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第2部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化した[[テンカワ・アキト]]が宗介の後押しをしていた。また、宿敵の[[ガウルン]]とも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は[[援護防御]]はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って[[合体攻撃]]でカバーするとよい。<br />
:余談だが、Wでの初戦闘の際、彼が乗っていたのは、なんと[[ボン太くん]]である。(つまり、パイロットとして初登場するのもボン太くんとして、である。それでいいのか。)<br />
<br />
===VXT三部作===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:一部ウルズチームメンバーと共に、初登場は13話。今作ではフルメタの時系列が『TSR』以後からであり、『ふもっふ』が空気参戦なため、天獄篇同様ギャグ要素は少なめで原作の雰囲気に近い。<br />
:今作では陣代高校が閉校になっているのと、レナード率いるアマルガムの襲撃にクラスメートが巻き込まれず自身の正体が露見しなかったことが幸いし困難ルートEDでは普通に復学している。<br />
:また、平行世界の一つである新正暦世界の宗介はかなめと結婚したが戦争によって命を落としてしまい、その事がその世界のかなめが「世界改変」を目論む原因となっている事が語られている。<br />
:アーバレスト大破後の展開が変更されており、表向きは'''重傷を負って入院している'''事でアマルガムの目を誤魔化して、実際は軽傷のままナムサクに向かっている。さらにナムサクでは原作とは違い'''無傷で生還'''。これは自部隊のメンバーもテッサなどの数名を除いては知らなかったため、サベージに乗って現れた際に驚かれていた。<br />
<br />
===単独作品===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:M9 ガーンズバック、アーバレスト、レーバテイン、[[ボン太くん]]、[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]に搭乗。<br />
:SSRの中では実戦力的にトップクラスとは言い難いが、本家以上に所有ユニットが数少ない「[[強運]]」(ドロップ率アップ)アビリティ持ちの代表格であり、存在感は強い。<br />
:2018年10月にはΩスキル搭載のレーバテインが登場。演出で声がついた。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド3より参戦。本作では最初からアーバレストに搭乗。<br />
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・クルーザー]]を担当し、メインパイロットとなる。音声が新規収録されており、各種武装名を叫んでくれる<ref name="CP04">2020年12月4日の「生スパロボチャンネル」によれば、寺田プロデューサーが作成した収録台本では「宗介は健一のように叫んだりしないだろう」との考えから「ボルテスバズーカ」と語尾を伸ばさない形でセリフが記載されていたが、リアルタイムで『ボルテスV』を視聴していた関智一氏が'''本家本元ばりにバズーカの後を伸ばしたイントネーションでの叫び声を自然としていたらしい'''。この時天空剣Vの字斬りの台詞を聞いた出演者達も「この宗介は絶対に'''わかっている'''」と評している。</ref>。なお、武装名を叫ぶことについては「必要ならば適応する」ということで普通に叫んでくれる<ref>[[左近寺公三|左近寺博士]]によれば必須というよりは、気合入れのようなものらしいが。</ref>。<br />
<br />
===関連作品===<br />
;[[Another Century's Episode:R]]<br />
:お台場で[[クガヤマ・タクマ]]の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]を破壊した直後、[[クルツ・ウェーバー]]・[[メリッサ・マオ]]・[[テレサ・テスタロッサ]]・[[千鳥かなめ]]とともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。<br />
<br />
==パイロットステータス==<br />
===[[能力|能力値]]===<br />
[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]が高めに育つ典型的リアル系射撃寄りパイロット。乗機にバリアがあるため不意の被弾にも耐えやすいが『J』・『W』では[[性格]]は冷静であるため、被弾は禁物。『第3次Z』では原作終盤の展開を意識してか[[強運]]を持っている。<br />
<br />
===[[精神コマンド]]===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[突撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[閃き]]、[[直感]]、[[魂]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[挑発]]、[[必中]]、[[奇襲]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[突撃]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[直感]]、[[集中]]、[[魂]]'''<br />
<br />
===[[特殊スキル]]===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L8、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L5、[[強運]]、[[カウンター]]L6、[[サイズ差補正無視]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[強運]]、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[サイズ差補正無視]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''ウルズ7'''<br />
:与ダメージと照準値、運動性に補正がかかる。<br />
:'''ゲリラ戦法'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。<br />
:'''[[集中力]](宗介)'''<br />
:運動性に補正がかかる。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。<br />
:'''チームワーク(ミスリル)'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力上限20増加(重複不可。効果最大のもののみ有効。LV20時に追加。)。<br />
:期間限定ミッションでのみ入手可能。<br />
<br />
===[[エースボーナス]]===<br />
;[[射撃]]、[[格闘]]、[[技量]]、[[命中]]+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねて[[PP]]が溜まるごとにうまみが消えていく。<br />
;すべての能力+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。『時獄篇』のボーナスに[[防御]]、[[回避]]が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも『天獄篇』は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。<br />
;出撃時、気力が+10され、SPに最大値の20%が足される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第3次Z』とは全く別のボーナスになった。SPボーナスのおかげでアルと精神コマンドを上手く使い分けていけば戦いやすくなる。気力+10も気力が大きく影響するラムダ・ドライバ搭載機に乗る宗介にとっては有難いボーナス。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===ミスリル===<br />
;[[テレサ・テスタロッサ]]<br />
:上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。<br />
;[[メリッサ・マオ]]<br />
:同僚。チームリーダーを務めることが多い。<br />
;[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。<br />
;[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]<br />
:本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物で、宗介も実の父親の様に慕っていたが後半ではカリーニンがアマルガムに与するため敵対関係となってしまい最後は宗介自身の手で引導を渡すことになった。<br />
;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]<br />
:上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。宗介本人からすればとんだとばっちりとも言えなくもない。<br />
;[[ゲイル・マッカラン]]<br />
:元上官。ミスリルを裏切ったグェンとダニガンらの手により殺害される。<br />
;[[ベルファンガン・クルーゾー]]<br />
:上官。「ファルケ」で[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]を圧倒するほどの技量を持つ。折り合いはあまり良くはなかったが最終的には打ち解けている。<br />
;[[アル]]<br />
:[[ARX-7 アーバレスト]]に搭載されている[[AI]]。初期は普通のAIとなんら変わらないごく普通のAIだったが、原作小説5巻及び、『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』終盤で自我に目覚め、宗介にとって大切な仲間・相棒になる。<br />
;[[レイス]]<br />
:[[千鳥かなめ]]の'''本命の'''護衛。宗介の初期の奇行の原因。<br />
<br />
===陣代高校===<br />
;[[千鳥かなめ]]<br />
:護衛対象でクラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。<br />
;[[林水敦信]]<br />
:生徒会長。宗介を安全保障問題担当・生徒会長補佐官に任命した。やたらと高い才能を持つ変わり者同士だからか、宗介と馬が合う。<br />
;[[風間信二]]<br />
:クラスメート。宗介すら感心するほどの軍事マニアであり、宗介とも仲が良かった。<br />
;[[常盤恭子]]<br />
:クラスメート。かなめの親友であるため、彼女とも一緒にいる事が多い。<br />
;稲葉瑞樹<br />
:SRW未登場。同級生。かなめの友人であるため、彼女とも交流がある。一度だけ彼女の恋人のふりをさせられたことがある。<br />
;[[椿一成]]<br />
:同級生。『ふもっふ』において、かなめに惚れたあげく、宗介に対して一方的なライバル心を抱く。もっとも、宗介の天然ボケや卑劣な戦法のおかげでどうにも空回りすることが多い。<br />
;佐伯恵那<br />
:SRW未登場。陣代高校の生徒で、『ふもっふ』にて宗介に一目惚れし、ラブレターを下駄箱に忍ばせておくが'''下駄箱ごと爆破された挙句、脅迫状と思われて待ち伏せされ、おまけに銃を突きつけられて脅される'''など散々な目に遭い、すっかり幻滅してしまった。<br />
;阿久津万里<br />
:SRW未登場。陣代高校や硝子山高校等の学校の不良を束ねるリーダー格。とある一件で彼女の部下達を返り討ちにした報復としてかなめを人質に宗介を脅すが、逆に宗介に彼女の弟である芳樹を人質にされ(実際はブラフであったが)脅される羽目に。<br />
;[[郷田優]]、[[石原]]<br />
:生徒会活動の一環で支援した陣代高校ラグビー部の部員。『[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]』にて、「精神面の弱さが(試合に勝てない)理由」として、彼らを訓練(と称して洗脳)。結果、彼は戦闘マシーンと化す。<br />
;[[神楽坂恵里]]<br />
:担任で生徒会顧問。宗介の騒動でよく被害を被っているが、真面目な生徒だという事は理解しており、宗介の退学届けを自分の立場が悪くなることを承知で校長に届けず保持していたこともある。<br />
;[[大貫善治]]<br />
:陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。<br />
;小暮一郎<br />
:SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。<br />
;水星庵<br />
:SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。<br />
<br />
===敵・その他===<br />
;[[ガウルン]]<br />
:アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。<br />
;[[ザイード]]<br />
:アニメ版における兄貴分。幼少期に別れたが、戦場にて再開し対峙する事となる。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:ガウルン亡き後の最大の強敵の一人…なのだが、互いに宿敵やライバルといった意識はなく、基本的にはただの邪魔物もしくは障害物と見なし合う程度の関係である。<br />
;[[赤城龍之介]]<br />
:アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。<br />
;シロ<br />
:一時期(猫と偽って)飼っていた[[虎|トラ]]。後に[[メリダ島]]に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。<br />
;マジード将軍<br />
:「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。<br />慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。<br />実在したアフガンゲリラの司令官、アフマド・シャー・マスード氏がモデルと思われる。<br />
;[[クラマ]]<br />
:原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。<br />
;[[ナミ]]<br />
:ナムサクで出会ったチーム"クロスボウ"の整備士の少女。彼女の元でチームのAS操縦者として活躍していくと共に彼女と親交を深めていくが、クラマの放った凶弾により悲しい別れを告げる。<br />
;ジョン・ジョージ・コートニー<br />
:短編で「テッサの護衛」(という名目の飲み会)を通じて知り合い、ナムサクの一件で重傷でアマルガムから狙われる身となった際に彼を頼った。その際にリハビリという名目の海兵隊式訓練を施される。<br />
:初対面では'''悪酔いしたマオ'''と双方に大変失敬な印象を抱いた。<br />
;ロイ・シールズ<br />
:コートニーと同時に知り合い、レナード邸に乗り込む際に彼から'''軍からちょろまかした'''M6A3ダークブッシュネルを提供された。<br />
:初対面では'''カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない'''とこれまた大変失敬な印象を抱いた。<br />
<br />
==他作品との人間関係==<br />
===[[ガンダムシリーズ]]===<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:似たような経歴なので気が合う。『[[W]]』ではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。『[[第3次Z]]』ではヒイロには刹那、宗介にはヒビキと互いに相棒がいるため、序盤をのぞけばWほどの絡みはない。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『[[J]]』では軍人として厳しい態度で臨む彼女に対して、同じ軍人として理解を示していた。<br />
;[[オルガ・サブナック]]<br />
:『J』では、[[カラミティガンダム|カラミティ]]の火力にものを言わせ、機体性能に頼った彼の戦い方を、傭兵としての視点から「'''迂闊な戦い方'''」と冷徹に評した。<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:『J』ではクルツと共に生身で彼と対決する場面も。<br />
;[[ラクス・クライン]]<br />
:『W』にて直接絡むことはないが、クラスの自己紹介で好きな[[歌|歌手]]にラクスを挙げる。だが、ラクスは地上では無名に近かったため恭子から「誰?」と言われてしまった。これはクルツが薦めたから偶々知っていただけで、宗介が彼女のファンというわけではない。<br />
;[[イザーク・ジュール]]<br />
:中の人繋がり。『W』では彼に[[ガンダムファイト|G同士のファイト]]を挑まれたと勘違いされる場面も。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』で共演。「中東でゲリラとして活動していた事がある」「[[ロックオン・ストラトス|三木眞一郎声のスナイパー]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|が相棒]]」など、共通点が多い。ちなみに、『時獄篇』の宗介と刹那は同年代である。なお、新世時空振動以前のADWで、ZEXIS加入前の彼やヒイロと交戦していた可能性が示唆されている。<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では彼からアドバイスを送られる。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:『V』のスペシャルシナリオ「潜航のハサウェイ」で地獄の特訓に放り込む。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:『V』では彼女達に勉強を教えたり、遊び相手になっていたようだが、作中で具体的な描写は無く、果たしてどのような遊びだったのか、勉強をきちんと教えられたのかは甚だ疑問である。<br />
<br />
===リアル系===<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『[[W]]』前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。<br />
;[[アクア・クリムゾン]]<br />
:『W』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、[[ナデシコ]]を攻撃するバイトをさせられてしまう。<br />
;[[アマノ・ヒカル]]<br />
:『W』では彼女に漫画の原稿を手伝わされてしまう。モールス信号の打ち方を応用し、見事な点描の技術を見せるが、その内容は「ハヤク カエリタイ」だった…。<br />
;[[ハルカ・ミナト]]<br />
:『W』の第2部では彼女の教え子になる。<br />
;[[ウリバタケ・セイヤ]]<br />
:『[[J]]』では彼にASを宇宙戦闘用に改造してもらい、非常にハイテンションなやり取りを見せる。<br />
;[[北辰]]<br />
:『W』では当初は彼を「油断ならない敵」と見ていたが、最後は「勘違いだった」と訂正し、「三流」と一蹴した。<br />
;[[早乙女アルト]]<br />
:『第3次Z』では対面当初男か女かわからないなど、ズレた発言をしてはたびたび彼を振り回す。その後もかなめやヒビキから宗介の面倒を見させられるなど、苦労の多い一方で互いに戦友として仲が良くなっていった。『天獄篇』ボーナスシナリオ「対決、傭兵団」でも言われているが「[[YF-29 デュランダル|魔]][[ARX-8 レーバテイン|剣]]の名前を冠し、赤と白のカラーリングで、思いを力に変えるシステムを搭載している機体に乗っている、という点も共通している。<br />
:『[[Another Century's Episode:R|ACE:R]]』では、彼が「アルト姫」というあだ名を付けられて嫌がっているのに対し「本来は高貴な身分の出だが、それを隠してS.M.Sに参加している」と大真面目に解釈した(一応アルトは歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りではあるが、それを隠しているわけではない)。また、「お前は(性的な意味ではなく、戦いの動作が)美しい」と誤解を招きかねない発言をする。<br />
;徳川喜一郎、[[シェリル・ノーム]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではクラスの自己紹介で好きな歌手として挙げた。ただし、これはクルツの受け売りを述べただけであり、宗介は何の知識も持ち合わせていなかった。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:宗介のモチーフとなった人物。『第3次Z時獄篇』での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして'''沈黙のまま動けずにいた'''(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]<br />
:昔馴染みの武器商人で彼を通して[[ボン太くん]]のパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SWR未登場)の立ち位置に当たる。<br />
;[[枢木スザク]]<br />
:『第3次Z』では似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:『第3次Z』ではかなめの友人である彼女とも関わることが多くなる。自身の何気ない彼女に対する見解が彼女を激怒させることもしばしば。<br />
;[[レド]]<br />
:ムッツリ系の同類。「戦いばかりで日常を知らない」「AIの相棒がいる」など共通点も多い為度々絡みがある。<br />
;[[ヴィヴィアン]]<br />
:『V』にて、似たような生い立ちを持つ事と朗らかな性格と相まってか、宗介の戦争ボケに妙に馴染んでいた。<br />
<br />
===スーパー系===<br />
;兜甲児([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー]])、[[弓さやか]]、[[ボス]]、[[ヌケ]]、[[ムチャ]]<br />
:以上の5人は『[[J]]』、『[[W]]』、『[[第3次Z]]』共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。<br />
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]<br />
:以上の3人は『W』で甲児たちと共に同じ学校に転入してくる。ちなみに、[[ヴェルター]]上層部にそれを申請したのは他ならぬ宗介である。<br />
;[[天海護]]<br />
:『W』では彼の素性を知らず、当初は敵が送りこんできた刺客と勘違いしたが、誤解が解けた後はやはり素性を知らないにも関わらず少年である彼を「戦士」と評した。<br />
;[[初野華]]<br />
:『W』ではルートによっては彼女に[[ボン太くん]]に対する底知れぬトラウマを植えつけてしまう。<br />
;[[號]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。声優も同じく関智一氏である。<br />
<br />
===[[バンプレストオリジナル]]===<br />
;[[紫雲統夜]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼と同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。<br />
;[[カティア・グリニャール]]、[[フェステニア・ミューズ]]、[[メルア・メルナ・メイア]]<br />
:『J』のEDにて、後輩になる。<br />
;[[ジュア=ム・ダルービ]]<br />
:彼を「兵士として失格」と評し、更に放送禁止用語を使って挑発し、彼を激怒させた。<br />
;[[クリティック]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ボン太くん]]に入っている場合、彼は自分を「ゴミ」と罵倒されたと勘違いする。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて同級生となるが、初日に認識の行き違いからいきなり殴り合いに。ちなみに生身の戦闘能力は宗介とタメ(操縦に関しては宗介から「素人」と評されている)。その後、ヒビキの提案で周囲の目を誤魔化すために「友達」となるが行動を共にする内に友情を深め、ヒビキから友達になれて良かったと言われた際には喜んでいた。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』においても、互いに気にかける場面が多く見られ、かなめ救出を期してのクルーゾーの長時間の超スパルタ訓練([[早乙女アルト|アルト]]と[[レド]]が開始2時間で脱落するレベル)を一緒にこなし、ヒビキが人事不省になった時も必ず立ち上がることを誰よりも信じているなど深い絆が描かれている。<br />
;[[ヴェルターブ・テックスト]]<br />
:あまりの恋愛面での鈍さに、「ひどい男」と断言している。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===アニメ化エピソード===<br />
;「肯定だ」<br />
:物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ」)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか[[自衛隊]]などの[[日本]]の防衛組織の関係者でも使用しない言葉である。<br />
; 「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」<br />
:素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。<br />
;「痛いじゃないか、千鳥」<br />「なかなか痛いぞ」<br />
:[[千鳥かなめ]]にハリセンで叩かれた時によく言う台詞。消火器で殴られるとか常人であれば明らかに痛いじゃすまないような場合もあるが…ちなみに'''実は内心ムカついていたらしく、最終決戦時には普段の彼からも想像できないほど不平不満をぶちまけていた'''。<br />
;「相良宗介軍曹であります!」<br />
:第1話、[[陣代高校]]に転入し自己紹介する際にいつもの調子で名乗る。当然、クラスは白け直後に「忘れてください」と弁解するのであった。<br />
;「獲物を前に舌舐めずり、三流のする事だな」<br />
:[[クガヤマ・タクマ]]に対して発した言葉。『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』ではこの言葉が[[夏玉蘭]]と対峙したかなめに[[勇気]]を与えた。また、『[[W]]』では[[北辰]]に対してや、回避時の汎用台詞、また原作通りタクマに対して発言している。<br />
;「カシム、カシムと……馴れ馴れしいんだよォ、クソ野郎ォォォォ!!」<br />
:第1期最終話で[[ガウルン]]を倒した時のセリフ。普段は冷静な宗介が珍しく激昂した場面。<ref>原作では小さく吐き捨てるだけだった。</ref><br />
:『第3次Z時獄篇』ではDVEであり、しかも二度ある。<br />
;「テロリスト、か…」<br />
:「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。<br />
;(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)<br />「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」<br />「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」<br />
:『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。<br />
:ちなみに、散髪はこの後でかなめにやってもらうのだが、宗介は途中で寝ており、宗介にとってかなめの存在が特別である事が上記のシーンの対比でよく分かる。<br />
;「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。<br />
;宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」<br />アル「いいえ、行けます。軍曹」<br />宗介「そうだ、いくぞ!」<br />
:上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。<br />
:「普通なら逃げるところだが…」以降は『第3次Z時獄篇』や『W』で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。<br />
;「俺か。知りたいなら教えてやろう……[[ミスリル]]なんぞはどうでもいい」<br />「俺は東京都立[[陣代高校]]2年4組、出席番号41番! ゴミ係兼カサ係の………相良宗介だぁぁぁぁっ!!」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でクルーゾーを人質にした[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]に「貴様一体何者なんだ!?」と聞かれた時の台詞。<br />
:これと共に[[ラムダ・ドライバ]]が発動した後、彼は「ミスリルの傭兵」ではなく「陣代高校生徒」として生きることを選び、ゲイツの乗る[[プラン1058 コダールi|コダール]]を撃破した。なお、原作小説および漫画版『Σ』では「二学期もゴミ係の…」である。<br />
:『第3次Z時獄篇』ではイベント戦闘台詞として採用。<br />
;宗介「いいですか、将軍――」<br />宗介「俺は<[[ミスリル]]>に魂まで売った覚えはない。あんたらのやり方がおかしければ、俺は俺なりのやり方を貫かせてもらう。それだけの話だ。これからも<[[アーバレスト]]>には乗ってやる。仲間のためなら命を賭ける。そして、あの学校にも通わせてもらう。何もかもがこれまで通りだ。しかも東京にいるときはノーギャラでいい。それに何か不満が?」<br />アミット「言葉遣いに気をつけろ、軍曹!」<br />宗介「軍曹? 俺はただの傭兵だ。渡り鳥に何を言う。階級など知ったことか。そう言う台詞は自分の飼い犬に言うことだな」<br />
:『TSR』最終話の、上記の香港でのゲイツ(原作ではミスタ・K)らとの戦いの後日、それまでの問題行動だらけだった宗介に対する、ミスリル情報部のアミット将軍による査問会の席上で。<br />
:およそ己の不始末を糾弾する組織の上役に対する言葉遣いではないが、それまでの“好悪に関わらず命令を粛々とこなす、組織の歯車たる『兵士』”から、“己の人生と戦い全てに自分で責任を持ち、己の意思で行動する『戦士』”へと宗介が脱皮した事を示す啖呵である。ここまでいくといっそ清清しいまでの啖呵に上役の一部には逆に気に入られた様子である。<br />
;「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に言ってくれ。力になる」<br />
:同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。<br />
:なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。ディスク版ではこの後テッサがはしゃぎすぎてずっこける場面まできちんと入っている。<br />
:ちなみに、当のテッサはOVA版「わりと暇な戦隊長の一日」冒頭にて、この時の記憶で発令所の人員が全員宗介になって「好きだ」と連呼される夢を見る等、しばらくお花畑状態が続いていた様子。<br />
<br />
===原作小説版===<br />
;「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」<br />
:短編「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。<br />
;「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」<br />「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」<br />
:『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…<br />
;宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」<br />レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」<br />宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」<br />
:『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。<br />
;「アル。回線E2の暗号化を解除しろ。すべての緊急周波数で公開発信。デコイもすべて同じ設定に」<br />アル《敵に通信内容を?》<br />「傍受させてやれ。この機体がラジオ局、俺がDJだ」<br />
:『ずっとスタンド・バイ・ミー』上巻ラスト、メリダ島に突入成功した後、デコイを撒いた直後に燻っていた疑問と迷いを直前の戦闘ではっきりしてきた気がしたため、かなめに呼びかけるためにアルに命令をする際の会話。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!?」<br />「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」<br />「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」<br />(中略)<br />「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」<br />「答えてみろ、千鳥!」<br />
:原作最終巻『ずっとスタンド・バイ・ミー』下巻にて、メリダ島襲撃時にかなめに対しての呼びかけ。<br />
:宗介曰く「野暮な言い方しかできない」との事だが、その内容は日々感じてきた不満をぶちまけた恨み節に近い内容だった。しかし、かなめの性格故か効果はあり、ソフィアの中から彼女の意識を呼び起こす事に成功する。<br />
:『第3次Z天獄篇』では、[[中断メッセージ]]にてこの台詞を元にしたものがある。のだが…(後述)。<br />
;宗介「だからレナードの計画に乗ったのか? あんたほどの男が、あんな女々しい絵空事に!」<br />カリーニン「私を…無敵の男だとでも思っていたのか?」<br />宗介「親父というのはそういうものだろう!?」<br />
:原作最終巻にて、致命傷を負った[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|カリーニン]]に何故[[アマルガム]]に寝返ったかを問い、それが『亡き妻と子供を生き返らせる』ことだったのを知って。<br />
;「死にたくない……」<br />「死にたく……ないっ」<br />「いやだ……っ 俺は……死にたく……ない……っ」<br />
:原作最終巻にて、コクピットがTAROSごと破壊されてラムダ・ドライバが起動できず、[[核ミサイル|核弾頭]]による逃れる事の出来ない死に対して、当初は達観していた宗介だが、ミラに託されたメモリーチップに記録されていたクラスメイト達のメッセージを見て態度が一変、今まで涙を見せなかった彼が初めて涙を流す。<br />
:動画メッセージを全て見終える時間すら残されていない事に彼は絶望し、ひたすら死にたくないと呟き、かなめと共に陣代高校に帰りたいと願った。そこに、アルの問いが届く。「'''私は人間ですか? 機械ですか?'''」<br />
;「おまえが……」<br />「自分で決めることだ……。人間はみんな……そうしている」<br />
:核弾頭による死の20秒前、[[アル]]の問いへの返答。宗介のこの言葉に、アルは宗介の意志を介在せず自ら[[ラムダ・ドライバ]]の起動を試みる。そして……。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではアルの台詞を含めてDVE。<br />
;「さあ、どうだ! 約束通り彼女を連れ帰ったぞ!?」<br />
:原作エンディングにて。'''メリダ島決戦での核攻撃を凌いだ後、拘束されていた沖縄基地からアルを奪ってその日のうちに制服に着替えて陣代高校へ戻り、'''全校生徒の前で約束を果たした。最後の最後まで無茶苦茶な男である…<br />
:かなめより遅れて到着してこの台詞なので若干格好が付いていないが、この場面でそれを言うのは野暮にもほどがあるので誰もつっこんでいない。<br />
;「君さえいれば、武器などいらない」<br />
:原作最後の台詞。この台詞にてこの物語は幕を閉じる。幼少から戦火の中で生きてきた男はこの瞬間、何より守るべき人を得て普通の人間へと戻った…。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではかなめの台詞も含めてDVEで収録されており、戦いの決着を〆てくれる。<br />
:『V』では困難ルートEDで発言しているが『V』最後のDVEは[[沖田十三|沖田艦長]]に譲ったため声なしである。<br />
<br />
==迷台詞==<br />
名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。もっとも、ボケているようにしか見えない言動は裏を返せば[[カノン・メンフィス|幼いころから戦い漬けの日々を送った事で]][[人類軍|「平和な日々」を知らないから]]というあまり笑えないものでもある。<br />
<br />
===長編===<br />
;「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」<br />
:第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は'''女子'''ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。<br />
;宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」<br />かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」<br />宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」<br />
:文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に'''学校がテロリストに制圧されてしまう'''とは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?<br />
;「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」<br />
:テロリストに追われ、カーチェイス中、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。<br />
;宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」<br />恵理「何を言っているんですか、あなたは……」<br />宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」<br />恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」<br />宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」<br />
:「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…ちなみに二度目をやったのは、他ならぬ'''ミスリルの面々だったりする'''。<br />
;「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」<br />
:「つどうメイク・マイ・デイ」にて、クルツが曹長になったと聞いて。いくらなんでも酷すぎるだろう。<br />
;「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」<br />アル《なんでしょう?》<br />「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりに[[ECS]]を付けるべきだ」<br />
:レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)'''デッドウェイトだらけの欠陥M9'''にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。<br />
;「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」<br />「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」<br />
:最終決戦を目前に控えて、うろ覚えのセクハラ発言。彼なりにマオを元気付けようとしたのだろうが、当の彼女の対応は初めて珍獣を見たかのような視線だった。<br />
<br />
===短編===<br />
;「君は甘い」<br />「こういう形のテロこそ、安全な国での最大の脅威なのだ。つい最近もアメリカで、海軍の退役大佐が自宅の郵便受けを開けて、上半身を吹き飛ばされる事件があった。俺とて油断は許されない」<br />「俺を恨んでいる者は多いからな。ソ連KGBの暗殺者かもしれんし、麻薬カルテルの傭兵かもしれん。イスラム原理主義のテロリストという可能性も……」<br />
:『南から来た男』において、靴箱を誰かが開けた痕跡を見つけ、爆発物が仕掛けられたと見なして検査作業をしている際の釈明。これを聞いたかなめは「よほど後ろめたい人生を送ってきたのね」「変わった友達が多い」と皮肉った。<br />
:ちなみにアニメ版では「アメリカ」部分が効果音で消されていた。<br />
;「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」<br />「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」<br />
:『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った'''不良グループのリーダー阿久津万里の弟である芳樹を人質にした'''宗介。吊り下げられた芳樹を支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作では'''芳樹にも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからない'''という超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、'''その前に一般常識を学ぶべきである'''。<br />
:なお、実際は芳樹と合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた<ref>かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけて芳樹に助力を依頼したことが芳樹自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる。</ref>。なお、協力してくれた芳樹への報酬は当人の要望によりラジコン(原作では[[コン・バトラーV|光る超電磁ヨーヨー]])である。<br />
:余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。<br />
:第3次時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。<br />
;「誰にでも大切なものはある」<br />「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」<br />「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」<br />「それから……おまえだ、伊達悠太」<br />「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」<br />「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」<br />
:同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する阿久津万里に対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、万里の面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。<br />
:これらは全て林水が以前から調べ上げた情報であり、林水は相手の流儀に合わせるという名目で宗介に教えた。<br />
;「何事も平和的解決が一番だ」<br />
:かなめの救出に成功し、種明かしをした後で爽やかに断言した。助けてもらったのは事実であり、何より'''いつもの解決方法と比べたら'''嘘ではないことも確かなので、かなめは視聴者の心境を代弁するかの如くこの発言に首を傾げはしたものの怒りはしなかった。<br />
;「コッペパンを要求する!」<br />「おとなしくコッペパンを出せ! さもなくば…射殺する!!」<br />
:『すれ違いのホスティリティ』において、「購買でパンを買うためには[[気迫]]を見せろ」というかなめのアドバイスを、何をどう勘違いをしたか、購買のおばちゃんを脅迫してしまった台詞。<br />
:ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。<br />
:ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ'''「相良軍曹はコッペパン好き」'''としても有名になっていたりする。<br />
;「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」<br />「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」<br />
:同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は'''気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする'''陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。<br />
:本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。<br />
;「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」<br />「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」<br />
:で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。<br />
:というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物<ref>かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ。</ref>と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物<ref>吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。</ref>と余りにもヤバイものであるため。<br />
:…まあ、かかった小暮の方はというと、(学校内での)宗介の信頼を失墜させるためにパンの入ったケースに'''イナゴの足やら下剤を仕込もうとした'''ので珍しくトラップが役に立ったと言える。<br />
:ちなみに宗介の方はトラップに引っかかったのが小暮とは知らなかったので、本気で彼の事を心配していた<br />
;「残念だ。 立派な先生だったんだが…」<br />
:十日後、パン屋の業務が完了した一方、[[常盤恭子|恭子]]から小暮が休職したことを知って。<br />
:…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに'''対トラップ用装備一式<ref>ゴム手袋とガスマスクを着用。</ref>を着用した状態で裁縫針<ref>なお、アニメでは上の2回も含めて何故か毎回蚊に纏わりつかれて叩き潰すシーンがあり、この時も纏わりつかれていたのだが裁縫針を指の間に挟んでいたので'''蚊と一緒に自分の頬を裁縫針で刺してしまう大ボケをかます'''。</ref>をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃された'''ことであった(なお、かなめに注意された為、トラップは仕掛けられなかった)。<br />
:宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。<br />
;「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」<br />
:『善意のトレスパス』にて、[[大貫善治|大貫さん]]の暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。<br />
;宗介「もちろんだ。大丈夫だ。安心がよくわかった。事情した」<br />恭子「そう? なんか言葉がヘン…」<br />宗介「とにかく偵察は終了したのだから帰還しよう。退路を確保、足跡を消す。爆薬はここで放棄。常磐はデ・ダナンへ連絡しろ。ランデヴーはポイントA(アルファ)。ヘリのETAを聞くのを忘れるなよ」<br />恭子「かなり動揺してるみたいだね…」<br />
:『一途なステイク・アウト』([[ボン太くん]]初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。<br />
:原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。<br />
;かなめ「義理と人情、漢気溢れる任侠の世界…」<br />宗介「おんどれも吐いた唾ぁ飲んどけよ?」<br />かなめ「堪えて堪えて堪えぬいて」<br />宗介「一発でコロッと逝きよりますけぇ」<br />かなめ「心を濡らす細雪…」<br />宗介「この喧嘩、ワシに任すのですか任さんのですか」<br />かなめ「うるさい!」<br />宗介「次回、『仁義なきファンシー』。この作品を、故・深作欣二監督に捧げます」<br />かなめ「やめなさい、迷惑でしょうが」<br />
:『ふもっふ』より、『仁義なきファンシー』の次回予告全文('''原文ママ''')。確かに[[ボン太くん|アレ]]を見たら深作欣二も墓の下で引きつけ起こしそうである…。<br />
;「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」<br />
:『仁義なきファンシー』にて、ボン太くん&量産型ボン太くん6体の計7体でヤクザの事務所に殴り込みをかけ、あっという間に制圧していく様を見て呟いた一言。確かに性能は目を見張るものがあるが、売れなかったのは見た目というそれ以前の問題である事に気付いていない。<br />
;「いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!」<br />
:『やりすぎのウォークライ』にて。ラグビー部の面々への罵倒の一部。本来はまだまだあるのだが、長すぎるため割愛。<br />
:[[メリッサ・マオ|マオ]]直伝のこの罵倒と過酷な訓練によって、部員達はどんどん「出来上がっていく」ことに……。『W』でも再現されたが、CEROに配慮してか伏字の数が多くなっている。<br />
:時獄篇ではなんと'''ほぼ全文がDVEで登録されている'''が、こちらは伏字を使わない程度の改変がなされている。さらに、この時に流れる[[BGM]]は元ネタにちなんだ「特攻野郎?」である。<br />
;宗介「今この時をもって、貴様らはウジ虫を卒業する。貴様らはラガーマンだ」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />宗介「さて……貴様らはこれから、最大の試練と戦う。もちろん逃げ場はない。すべてを得るか、地獄に落ちるかの瀬戸際だ。どうだ、楽しいか?」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />
:雨が降りしきる中、野戦服に身を包み異様な雰囲気で現れたラグビー部と宗介。ドン引きするかなめをよそに彼らは野戦服を脱ぎ捨てる。ぴかぴかのユニフォームをさらけ出した面々に、宗介が語りかける。彼らは見事に「出来上がってしまった」のだった。地味に[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]の[[次回予告]]ネタが紛れているのだが、[[ワイズマン|すべてを得るか、地獄に落ちるか]]ってそういう意味じゃなかったはずだが…。そして…<br />
;宗介「野郎どもぉ! 俺たちの特技はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「この試合の目的はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「俺達は学校を愛しているか? ラグビー部を愛しているかぁぁぁぁ!!」<br />部員『ガンホー! ガンホー! ガンホォォォォ!!』<br />
:洗脳した[[郷田優|郷田]]らラグビー部に対し、戦意を高揚させんと声を張り上げる宗介。ラグビー部の面々は目を爛々と光らせながらそれに応える<ref>原作小説では「殺せ」「ガンホー」の部分が大文字となっていて、インパクトも一層ある。</ref>のであった。その光景はまさに'''「やりすぎのウォークライ」'''と呼ぶに相応しいものだった…。<br />
:この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。英語音声版は流石本場と言うべきか、完全に強襲作戦前の海兵隊状態。こうして試合は始まった。<br />
:なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。<br />
;「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」<br />
:郷田たちの試合を見終えた後の感想。'''洗脳しておいてこの言い草'''なので、当然かなめにハリセンではたかれた。<br />
;「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」<br />「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」<br />
:ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて。<br />
:曰く、細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという'''別の意味でヤバい代物だった'''ため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。<br />
:オチからして馬鹿馬鹿しいことこの上ないエピソードではあるが、'''実は長編『つづくオン・マイ・オウン』の伏線にもなっており'''、結果的にこの騒動のおかげで[[陣代高校]]の生徒たちが助かることとなった。<br />
;「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」<br />
:アニメ版で追加されたシーン<ref>原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。</ref>。人気のない廊下で通信回線を介して[[ミスリル]]本部に助けを求めようとするも、生徒に見つかってしまい、エンドカードも'''「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」'''のシーンで締めくくられた。<br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ。単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」<br />
:[[中断メッセージ]]にて、かなめの挨拶に割り込んで。そういう「あり得ん」ことが普通に起こるのがスパロボクオリティだし、スパロボの宗介は[[ボン太くん]]で巨大ロボットに挑むという「あり得ん」事を率先してやっている気もするが…。<br />
:確かに初登場の[[スーパーロボット大戦J|J]]では単分子カッターに空適正が無かったのだが、第3次ZではBとはいえ空適正があるので、宗介の方が現実を見ていない可能性も…。<br />
:そもそも原作でもワイヤーガンを駆使して船の上に次々と飛び移りながら落としていくと言うアルにさえ「想定されていないナンセンスな戦術」と言われる事を平気でやってのけているので全然説得力がない。<br />
:そして[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて[[ガンシップ|戦闘ヘリ]]と[[エスクワィアー|戦車]]が[[ガンダム]]や[[バルキリー]]はおろか[[スーパーロボット]]と渡り合っているという絵面的にも「あり得ん」事になっているのだが……。<br />
;「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」<br />
:中断メッセージで[[リチャード・ヘンリー・マデューカス|マデューカス]]から「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。<br />
:確かに[[トゥアハー・デ・ダナン|ダナン]]は[[海]]でしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか[[宇宙]]でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。<br />
;「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」<br />
:中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でも採用されているがVの宗介は陣代高校が閉鎖されているため、もうすぐテストどころか学生ですらない。役に立ったんだろうか。『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では「いい箱」表記でTSRのシナリオ再現が行われた2章Part8で用いられている。<br />
:余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は諸国に守護・地頭を設置する権限を得た1185年とする説が2006年頃からは優勢となっている。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。<br />
;「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」<br />「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」<br />
:第8話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。ハイジャック事件後で[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、'''『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面'''。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた[[虚憶]]でもあったのだろうか。<br />
:なお、後の第4期アニメIVでもかなめにカロリーメイトを出すシーンがあるが、やはりフルーツ味である。割と珍しいスパロボからアニメへの逆輸入ネタである。<br />
;「いったい、あれは何だ…? 兵器としては不確実過ぎる…!」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[アクエリオンEVOL]]の無限拳を見ての驚き。なんだか[[第2次Z破界篇|前々作]]で[[ティエリア・アーデ|見たような気がする台詞]]である。困惑する宗介にカレンからは「素直に喜んどけばいいんだよ」と返された。<br />
;「…俺の理解の範囲を超えている…」<br />
:同上。アクエリオンEVOLが新たにゲパルトとスパーダという二つの形態を合体変形して、もう一機のアブタクターの隊長機を倒した際の独白。[[キラ・ヤマト|上手く説明できないけど、あれがアクエリオン]]なので仕方がない。<br />
;(手始めにロケットランチャーを背面に装備し、両手にはガトリングガンをそれぞれ2丁ずつ…。さらにプロペラントタンクを増設して…)<br />
:第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。ボン太くんの強化プラン。何気に[[フルアーマー・ユニコーンガンダム|ユニコーンガンダムのフルアーマー・バージョンの装備]]そのまんまである。<br />
;「勝った!」<br />
:19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。<br />
;「そうだ、どんどん来い!」<br />「お前らも今日で見納めにしてやる! 」<br />
:アルの[[サブパイロット]]加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。<br />
;「兵士は生還する事が最大の任務だ。お前はそれを果たした」<br />
:第24話ネオ・ジオンの調査に向かうルート「パラオ急襲」シナリオエンドデモより。無事に帰還したバナージに対して。生粋の軍人である宗介らしい台詞でヒビキも「宗介なりに歓迎しているつもりなんだ」とフォローも入れている。<br />
;(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)<br />
:ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。<br />
;宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」<br />ゲイツ「その敵とは!?」<br />宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」<br />
:第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。<br />
:無論、それを聞いたゲイツは'''「何だ、そりゃぁぁ!!」'''と仰天することに。<br />
:これを'''9月7日'''に言っているのが宗介らしい。別ルートの[[竹尾ワッ太|小学生]]は8月末に強引に終わらせているのだが。<br />
;宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」<br />グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」<br />宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」<br />グーラ「何故、そうなる!?」<br />宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」<br />
:第51話にてグーラと戦う際に。<br />
;「それが何だ!俺はいつだって俺だ!もうお前ごときの言葉に惑わされんぞ!」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」よりガウルンと対峙した際に、「お前は変わった」とガウルンに言われて。<br />
;「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」<br />「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」<br />
:第57話「BEYOND THE TIME」に於けるフロンタルとの戦闘前会話。[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]では[[シナンジュ]]を止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。<br />
:「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして[[陣代高校]]がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。<br />
;「下らんな」<br />「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」<br />「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」<br />「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」<br />
:ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。<br />
:宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。<br />
;「だが、誰かに祝ってもらうのは悪いものではない。礼を言うぞ、AG」<br />
:エーストークにて。祝ってくれるAGに対して敢えて自身の傭兵哲学を説くも、直後にこの言葉で感謝の気持ちを伝えた。AGも宗介の誠意を汲んで「兵士最大の任務である、無事の帰還をこれからもお待ちしております」と粋な言葉で返した。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「三流の安セリフだな」<BR />AT乗り「何っ!?」<BR />「挑発のつもりなら、[[ヒビキ・カミシロ|俺の友人]]を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」<BR />「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」<br />
:宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。<BR />ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。<br />
;(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)<BR />(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)<BR />(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)<br />
:「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。<br />
;「…時獄戦役の時、自分も最悪の状況に落ち込みました」<BR />「今のヒビキと自分を比べるのは無理があるかも知れませんが、自分はヒビキが壁を乗り越える事を信じます」<BR />「あいつは自分の中から希望を見つけられる男です」<br />
:第32話にて。実際この時のヒビキはZ-BULEの中で誰よりも宗介が立ち直る事を信じていた。そして、宗介もまた、ヒビキが立ち直る事を信じている。ヒビキとの友情を感じさせる台詞。<br />
;(待っているぞ、ヒビキ。お前が再び立ち上がるのを)<br />
;(俺の信じる男が、そんなヤワなはずがないからな)<br />
:同話にて、出撃に向かう前のモノローグ。友の復帰を信じて、宗介は戦場へと向かう。<br />
;「だが、お前は生きている!!」<br />
:ヒビキの過去を知ったZ-BLUEの皆の中で真っ先に呼びかける。<br />
;「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?」<br />
;「残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ」<br />
:第41話にて。かなめを叱咤しながらソフィアをコケにしている場面にて挟まれた一言。「涙声で説得」する場面はガンダムシリーズでは数多くみられるが、やはり声優ネタと見るべきか。<br />
;「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」<br />
:第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」<ref>[[バーグラリードッグ]]の「アサルト・コンバット」。</ref>を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。<BR />悪魔の心臓に食い込んだ'''「もう一つの折れた針」'''がレナードを追い詰める。<br />
;「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」<br />
:対ミカゲ。言うまでもなく[[ドモン・カッシュ|声優ネタ]]である。<br />
;「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」<br />
:最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。<br />
;「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」<BR />「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」<BR />「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」<br />
:最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」<br />
:第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。<br />原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。<br />
;「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」<br />
:第49話「憎悪の果て」シナリオデモより。[[ジェネシス]]が発射されれば[[地球]]の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を(情報を漏らさないため)殺したこともあり、作戦で100人以上殺していると書かれている。あくまで「必要でない」「殺すための殺し」は、ということである。<br />
;「戦場では冷静な者が生き残る。貴様は失格だ」<br />
;「挑発にも乗りやすい。気を付けろ。今の貴様など○××○△(ピーーー)だ」<br />
:第50話「百億の夜と千億の闇」より。発狂した[[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]に対しての戦闘前会話。「ピー」音が入るほどの規制交じりの発言で、ジュア=ムは「なっ…!こ、この野郎ぉぉぉぉぉぉっ!!」と怒りを露わにしたが、一体何を言われたのだろうか…。<br />
;「仲間や部下を死なせ、あげくに孤立。既に退路も断たれている。戦略レベルでのミスだ、諦めるんだな」<br />
:最終話「冷たい世界 後編」より。地球に移住する計画が失敗に終わった[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]]に対して。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
;「いや…俺はフルーツ味しか食わん」<br />
:第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。ハイジャック事件にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。<br />
;ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」<BR />宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」<br />
:第10話「赤と白の悪魔」より。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇の[[ムッツリ5]]&[[貧乏クジ同盟]]に通ずるものがある一幕。<br />
;「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」<br>「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」<br>「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」<br />
:第26話「勇気ある戦い」に於ける[[Zマスター]]との戦闘前会話。平和な日常を通して変わっていく彼らしい台詞となっている。<br />
;「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」<br />「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」<br />
:Wで[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対して言い放った台詞。言うまでもなく[[声優ネタ]]であり、[[ガンダムファイト]]ネタである。<br />
;「いいだろう、俺も賛成だ」<br />「ガウルン! これで終わりだ!!」<br />
:第44話火星の後継者を追うルート「帰るべきデイ・バイ・デイ」より。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。<br />
;「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」<br />
:第47話「黒衣の復讐鬼の最期 」より。[[テンカワ・アキト|アキト]]と[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の新婚旅行を邪魔しただけでなく、アキトの五感の殆どを潰した[[火星の後継者]]を潰す気満々である[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]に追随して。<br />
:これまた[[ドモン・カッシュ|宗介と声が似たガンダムファイター]]を[[声優ネタ|彷彿させる台詞]]となっており、ノアルはそれに感心している。<br />
<br />
===VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「兵士から漫画家への転職か…。なかなかに異色だな」<br />かなめ「兵士と高校生の掛け持ちのあんたが言うのもアレだけどね…」<br />
:第18話「迫るデンジャラスゴールド」より、[[アマノ・ヒカル]]の自己紹介を受けて。確かにその通りである。<br />
:ちなみに現実にも『バキシリーズ』の作者である自衛隊に所属していた経歴を持つ漫画家・板垣恵介氏のような例が実在する。<br />
;「ぐずぐずしているな!ケツに卵の殻をつけたヒヨッコ共が!」<br />「貴様等の目と耳は何のためにある!?手と足はなんのためについている!?このヒヨコ未満のタマゴ共が!」<br />「敵は目の前にいるんだぞ!ケツを蹴り飛ばされたくなければ、さっさと己の任務を果たせ!」<br />
:第31話「灼熱のダカール」より、[[ロニ・ガーベイ]]や[[マリーダ・クルス|バンシィのパイロット]]の暴走で部隊やダカールに被害が起こり事態を打開するために[[シャンブロ]]を破壊することを突きつけられた[[バナージ・リンクス]]と[[ハサウェイ・ノア]]に投げつけた言葉。<br />
;宗介「それよりもだ…ハサウェイ、バナージ!」<br />バナージ「!」<br />ハサウェイ「は、はい!」<br />宗介「兵士の任務は、勝利だ!お前達はそれを放棄する気か!?」<br />バナージ「俺は…兵士じゃありません!」<br />宗介「ならば、勝利を放棄する腰抜けか!?」<br />ハサウェイ「何が言いたいんです!?」<br />宗介「この場合の勝利とは、敵の戦略を叩く事…!敵兵の生死は問わん!」<br />ハサウェイ「あ…」<br />
:そして色々なやり取りの後、改めてバナージとハサウェイに対して。<br />
<br />
===単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「超電磁ゴマァァァ!!」<br />「ボルテスバズーカー!!」<br />「天くぅぅぅ剣!!」<br />「天空剣! Vの字斬りぃぃぃ!!」<br />
:[[ボルテスV]]搭乗時の台詞の数々。本家本元と同じイントネーションが特徴的だが、当初の収録台本からは変更されているらしい<ref name="CP04" />。<br />
;「自分は推定十代だ」<br />
:2章Part14「激突! 機界四天王」より。浮上する第2世界の東京に潜入して[[天海護]]らを救出しようとした際、(護はいなかったが)その場に居た[[数納鷹泰]]に「おじさん」と言われての返し。子供に言うことではないが、宗介自体も正式な年齢が分かっていないのでこう返すしかなかった。第3世界では絶対に吐けないであろう台詞。なお2章Part8ではマオから原作通りに偽装年齢と混同されて17歳と呼ばれているので、原作設定を知らないプレイヤーは混乱するかもしれない。<br />
<br />
==スパロボシリーズの迷台詞==<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「お前は男と女…どっちだ?」<br />
:第3話「預けられた背中」シナリオエンドデモより。改めて[[早乙女アルト|アルト]]に対して。当然アルトは怒った。<br />
;「郷田! お前の好きなアイドルは誰だ!」<br />郷田「ラ、[[ランカ・リー]]であります! サー!」<br />「お前も走れ! それともランカ・リーがアバズレだと証明するか!」<br />
:第7話助っ人を引き受けるルート「やりすぎのウォークライ」に於けるラグビー部の特訓にて。この言葉を耳にしたアルトは「ランカを何だと思ってやがる!」と激怒していたが、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に「部員にやる気を出すためだから」とフォローされていた。<br />
:もし、この場にいなかったランカの大ファンの一員の[[シモン]]や[[オズマ・リー|オズマ]]、[[ブレラ・スターン|ブレラ]]のランカの兄たちがこの台詞を聞いていたら宗介の命はなかったかもしれない…。<br />
:また、ランカ本人もその場に居合わせていたら宗介に対してドン引きしていただろう…。<br />
;「この世界には一夫多妻を認めている文化はいくらでもある」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]の[[三角関係]]の事で[[アマタ・ソラ|アマタ]]や[[MIX]]からは'''二股男'''と呼ばれ、[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]や[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]から弄られるアルトに対してのフォロー…のつもりなのだろうが全くフォローになっておらず、アルトからは「そうじゃねえだろ!!」とツッコまれる事に。確かに宗介が幼少期を過ごしたイスラム圏では一夫多妻制を認めている国が多数だが…。<br />
;「……頼めるか、アマタ?」<br />
:「誠意のカタチ」のエンドデモにて、「アマタに謝罪の仕方を習っておけ」と言われたのを受け、「土下座でも足りない時が来るかもしれない」とカレンに言われて。顔グラは完全に狼狽している辺り、自覚はあったらしい。<br />
;「!!!!」<br />
:「後の祭のフェスティバル」にて、[[ボン太くん]]を[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が着込んでいたのを見てのリアクション。もう一つのルートで同じように着込んでいたヒイロが出てきた時とは比べ物にならない程の驚きようを見せている。<br />
;「た、助かる…」<br />
:上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。'''冷や汗ダラダラ'''の緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。<br />
;ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」<br />甲児「カレンの本性を知らないからな」<br />宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」<br />
:初対面の[[紅月カレン|カレン]]に対して照れる[[ジン・ムソウ|ジン]]を見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。<br />
;宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」<br />クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」<br />宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」<br />
:「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。<br />
;アル「はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました」<br />宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」<br />
:援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。<br />
;(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)<br />
:「暗黒の神ミケーネ」のトレーダーにて、[[號]]を見て。なんだかんだでZ-BLUEにもすっかり馴染んだようだが、気にするのはそこではないだろう、宗介。ちなみに声も同じ。<br />
;「二人の女性に、ここまでの想いを寄せられるとはな。羨ましく思うぞ、アルト」<br />
:「1万2千年の愛」/「光の闘神Z」にて、アルトに対して。なのだが、宗介も想いの強さはともかく、[[千鳥かなめ|3人]][[テレサ・テスタロッサ|の女]][[佐伯恵那|性]]から想いを寄せられているのだが(しかもその内の一つは気づく間もなくぶっ壊している)。<br />
;「ボランティア部のみんなとか?」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の[[赤木駿介|赤木]]もドン引きしていた。<br />
;「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」<br />「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」<br />
:「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中[[キリコ・キュービィー|違う人]]が混じっているが。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「…とポンコツ曹長殿も言っている。では、またな」<br />
:天獄篇中断メッセージにて。曹長面をして命令してくるも、マオとクルーゾーの横槍で弱気になったクルツを横目に。<br />
;(まずい…。言おうとした事を全部言われた…)<br />
:同じく中断メッセージにて、ムッツリ仲間と共演。したはいいのだが、言おうとした事を全部言われてしまって。そこは無難に別れの挨拶辺りで〆れば良いだろうに。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた。たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」<br />
:同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り'''完全にノリが短編コメディのものと化している'''。しかも、次はプレイヤーのところへ'''「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」'''をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において[[ダレ・コチャック|24時間連続プレイをやらかして爆死した男]]がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。<br />
; 「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />
:序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。[[キリコ・キュービィー|仲間内では]][[ヒイロ・ユイ|これで通じた男達]]もいたが、今度ばかりは流石に無理だったので結局、かなめが交代する事となった。<br />
;「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」<br />
:22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、[[貧乏クジ同盟]]加盟させられた時の発言なので……。<br />
;かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」<BR />「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」<br />
:第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。<br />
:直後にヒビキからも'''「お前の言う台詞かよ!」'''と逆襲されるが。<br />
;宗介「これでお前も俺と同じく、時空震動帰りの異名を名乗る資格を得た」<br />かなめ「誰もそんな名前、欲しがらないって…」<br />
:終盤のマクロスルートにて、九死に一生を得て無事帰還したアルトに対して。…[[Z-BLUE]]のメンバーの多くが当てはまる気がしないでもない。というより、まず本作での親友・ヒビキが真っ先に該当するのがどうにも。<br />
:ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから[[時空振動弾]]へと変更されたため、そこから来ている。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」<br />
:第33話「対決! デビルガンダム軍団」より。アキトとボスが毒を盛られて倒れた、と聞いて。……実際はユリカの手料理を食ったのが原因だったが、彼の戦争ボケぶりがいかんなく発揮されている。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
<br />
;「問題ない。少なくとも毒性は感じられない」<br />
:第12話(1週目)「放送不可のウォークライ」より。[[テンカワ・アキト]]の失敗作のラーメンを食べながら。他の面子はあまりのマズさに残してしまったのだが、宗介だけは平然と食べ続けた。なお宗介は原作の描写では料理を振る舞われることを基本的に喜んでいたり、かなめの手料理への執着心も強いなど、決して味音痴ではない。ただ同時に「'''M'''eals, '''R'''arely '''E'''dible (とても食べられたものじゃない食べ物)」の略…とまで言われ、世界で一番まずい戦闘糧食と評される米軍の簡易レーションMREを普通に喰ったと思われる描写があるなど、戦場育ちで粗食でも気にならない、非常に広い許容範囲の持ち主である。[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|もっと酷い『特製ボルシチ』]]を知っているからかもしれないが。<br />
;「これだけの高い士気だ! 実力以上の力が出せるっ!! 行くぞっ!! な、なんだ…俺とした事が戦闘中に叫び声を上げるとは…」<br />
:熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた[[木連]]の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方の[[ヒイロ・ユイ|ムッツリコンビの相方]]が完全に付いていけなかったのとは対照的である。[[ダイゴウジ・ガイ|中の人が同じであるナデシコのキャラ]]の性格が乗り移ったのだろうか?<br />
<br />
===VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「そうだな…射撃訓練と格闘訓練、どっちがいい?」<br />かなめ「それがあんたにとっての遊びか…」<br />
:第15話アルゼナルルートにてヴィヴィアンから「何? ソースケが遊んでくれるの?」と言われて。どう見ても遊びではない内容だが、ヴィヴィアンは突っ込んだり引くこともなく受け応えるなど、妙に馴染んでいた。<br />
;「シミュレーターでのお前の戦闘データをアルと千鳥に分析してもらったが…」<br />「お前の腕では、[[Ξガンダム|あの機体]]のスペックを引き出す事は出来ん」<br />
:DLC「潜航の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]」にて。これはハサウェイの腕以上にメンタル的な部分が大きく、実際それを克服したシナリオ上では宗介もハサウェイの腕を認めている。<br />
:…のだが、今作ではΞガンダムをハサウェイよりパイロット能力に優れているが、デフォルト機体の性能が低い[[キンケドゥ・ナウ|他パイロット]]に[[乗り換え|奪われ]]がちなのでシャレになっていない…。<br />
;「ぐずぐずするな、千鳥!それとも本当に拷問されたいのか!?」<br />「言っておくが、手加減はなしだ!これも君の言う、『あなたのためを思って』のもの!言わば、愛のムチだ!」<br />「それならば、俺はどこまでも残酷になれる!君を奪ったソフィアが、泣いて許しを請おうが俺は電流の出力を最大にする!」<br />「その後は、器具を使い…」<br />
:第50話より、かなめを取り戻すためなら拷問でもエクソシストでも何でもやると豪語した際の具体的な拷問の内容。もちろん、この後目覚めたかなめにツッコミを入れられる。<br />
<br />
===単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「拘束が目的ならば、腰骨を砕く必要はない。搬送に支障をきたす上、高度な治療を要するからな」<br />「だが…万一、そのような事態になれば、俺は必ず千鳥の所に駆け付け、守ってみせる」<br />「護衛役として、当然の義務だ」<br />
:第1章Part7第3話『キラとアスラン』より。ベッドに縛り付けてでもかなめを戦わせないという宗介に、クルツが「そのまま腰砕けにしちまうのも手だぜ」と軽口を叩いた際の発言。腰砕けで一つの言葉(クルツの発言なので当然性的な隠語)なのだが、字面通り腰を砕いてどうする。<br />
:しかし、2行目の発言で少しは期待できるかと思った矢先、トドメの最下段の台詞でやはりクルツの期待も空振りに終わり、「ちょっとでも期待した俺が馬鹿だったぜ…」と呆れ果ててしまうのだった。<br />
;「蒼斧…だったな。高校生活とアルバイトの両立は難しい。その覚悟はあるか?」<br />「学業との両立は、お前が思っている何倍も困難な道のりだ。現に俺は古文や歴史という苦手科目を勉強する時間を捻出するのに苦労している」<br />「先達として助言させてもらえば、学校生活それ自体にも罠が存在する。生徒会勤務を命じられたり、美術のモデルになったり…」<br />「[[郷田優|ラグビー部を鍛えなおしたり]]、[[千鳥かなめ|仲間を人質に取られたり]]、爆弾を仕掛けられたり、[[ぽに男|変質者を捕まえたり]]、大変なことが多い」<br />「挙げ句の果てには[[大貫善治|人知を超えた用務員]]と死闘を演じたこともあった。まったく、学校生活とは油断がならない」<br />
:第2章Part9第4話『ラプラスの呼び声』より。ディバイン・ドゥアーズに参加した蛍汰に対して、学校生活とパイロットの両立の困難さを説く。前半はまだ正論だが後半になるにつれてどんどんおかしくなっていく。聞いていたカミーユからも「お前だけだ」と突っ込まれ、当の蛍汰も頷くことに。<br />
<br />
==搭乗機体==<br />
;[[Rk-92 サベージ]]<br />
:カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で搭乗している。ちなみに、作中で初めて搭乗した機体はサベージの前身であるRk-89シャムロック(SRW未登場)であるとされていたが、途中で設定変更されRk-91となった。<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:[[ミスリル]]に入ってからの搭乗機。アニメでも第1話で搭乗している。<br />
;[[ARX-7 アーバレスト]]<br />
:本編前半の搭乗機。ただし最重要機密かつ不安定な機体だったため、作戦によってはM9も使用している。<br />
;[[サベージ (クロスボウ)]]<br />
:『燃えるワン・マン・フォース』にて搭乗。AS闘技場チーム「クロスボウ」によりカスタマイズされた白い初期型のサベージ。<br />
;[[M6 ブッシュネル|M6A3 ダーク・ブッシュネル]]<br />
:原作にてアーバレストを失っていた時期、敵地潜入のため使用。M6A3はSRW未登場。<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]([[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備]])<br />
:本編後半に搭乗したアーバレストの後継機。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:遊園地「ボン太くんランド」(「[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]」では「ふもふもランド」)のマスコットキャラクターの着包みを改造した強化服。<br />
:上述のように'''盗品を改造した物'''なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。<br />
<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[ボルテスV]]([[ボルト・クルーザー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。<br />
<br />
==余談==<br />
*原作者・賀東招二氏によると、宗介のモデルは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公、[[キリコ・キュービィー]]との事。両者とも干し肉が好物で酒が苦手であり、飲酒した際の反応も似通っている。<br />
*宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が'''1984年7月7日'''と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、本編中では彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾する設定となっている。<br />
**作者曰く、雑誌のカラー特集でプロフィールを求められた際に出したもので、裏設定では『自分でも誕生日が分からないので陣代高校に潜入する時、偽造書類に適当に書いた。ウルズ7なので7月7日にした』となっている。'''7月7日は上述したキリコ・キュービィーの誕生日でもあるが、これは単なる偶然であった'''<ref>[https://twitter.com/gatosyoji/status/1412789551689437186 2021年7月8日、賀東招二氏のtwitterより]</ref>。生年月日不明だったのは、宗介も[[ウィスパード]]だった(=1981年12月24日生まれ)という案を考えていたためだったが、ご都合主義だったためという理由で没になっている。<br />
**また、アニメ版の住民票(偽造)では昭 58.7.7(=上記のドラゴンマガジンでの記述より更に1年前)と記載されている。なおどちらの誕生日も同級生であるかなめと年齢が一致しないことになるので、偽造書類としては不適切と言わざるを得ない。<br />
**上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な[[年齢]]も不明であるが、原作[[小説]]『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が'''4、5歳くらいに見えた'''との記述がある。<br />
*同じく角川版権・京都アニメーション制作の『らき☆すた』では度々作中作のキャラとして登場しており、12話では同じ関智一氏演じるアニメ店長が「3年前からブロマイドが売れ残ってる」「[[テレサ・テスタロッサ|大佐]]なんか即日完売した」と自虐ネタを発している。<br />
*[[ぽに男]]のモデルである漫画家の井上よしひさ氏が手掛けた漫画『おじいちゃんは少年探偵』には、宗介をモデルにした傭兵犬'''「ソース(サハラ犬尉)」'''が、賀東氏の了承のもと登場している。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:さから そうすけ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%8A&diff=455078
ジャン・ポール・ロッチナ
2023-05-10T14:02:34Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 幻影篇}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|銀河万丈|ボトムズシリーズ}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|塩山紀生|ボトムズシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[NPC]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 人間([[アストラギウス銀河]]出身)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = ギルガメス歴2301年11月17日<br />
| 年齢 = 42歳 → 44歳(TVシリーズ)<br>76歳(『赫奕たる異端』以降)<br />
| 身長 = 190cm前後<br />
| 髪色 = ブロンド<br />
| 瞳の色 = グリーン<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ギルガメス連合メルキア軍}} → {{所属 (人物)|バララント同盟軍}} → {{所属 (人物)|汎銀河宗教結社マーティアル}}<br />
| 階級 = [[階級::大尉]](ギルガメス軍) → [[階級::大佐]](バララント軍)<br />
}}<br />
'''ジャン・ポール・ロッチナ'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
様々な勢力に所属しながら、[[キリコ・キュービィー]]を監視し続ける謎の男。[[ボトムズシリーズ]]の狂言回しともいえる人物<ref>ボトムズシリーズのナレーション担当はロッチナ役の銀河万丈氏であり、「『ボトムズシリーズ』はロッチナが語るキリコの物語」と解釈することもできる。</ref>である。<br />
<br />
現状、'''キリコを敵に回して生き残った唯一の存在'''であるが、その後の残りの生涯を尽くキリコを追いかけ、探求することばかりに費やしている(本人曰く「'''キリコの毒がまわった'''」)。さらに、本編の数十年後を描いた『赫奕たる異端』においては、皺だらけの老人の風体となってなお、その毒に冒され続けていた(というか、むしろ悪化の一途を辿っている)。すなわち「生き残った」こと自体が、キリコを敵に回した報いであると考えられなくもない。<br />
<br />
本編以前の物語である『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]』には、ロッチナに瓜二つの人物「コッタ・ルスケ」が登場している。劇中ではルスケがロッチナに改名することを示唆するに留まっており具体的な関連性には触れられていないが、DVD最終巻収録のインタビューによればスタッフは2人を同一人物として制作していたという。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。[[NPC]]で声は無し。キリコが[[ヨラン・ペールゼン|ペールゼン]]を打倒した後、何者かとコンタクトをとっている。<br />
:[[キャラクター事典]]ではルスケについても触れられている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:クメン編のシナリオにおいては原作と異なり、最後に僅かに顔見せする程度の出番に留まっている。クエント編のシナリオでの活躍は概ね原作通りで、最後はワイズマンの基地だけを[[自爆]]させた。<br />
:ちなみに本作では[[アロウズ]]に所属しているが、本人曰く本隊とは別管轄で行動しているとの事。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:前作に引き続き登場。ただし、原作では老化していた『赫奕たる異端』部分でもTV版時代の若いままである。<br />
:ちなみに『赫奕たる異端』基準の老人姿のグラフィックも[[没データ]]として存在する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:前作に引き続き登場。こちらでも若いまま。出番は再現の終盤に[[ワイズマン]]を追い詰める役を担当する。ほぼ味方サイドだが、キリコには当然ながら信用されていなかった。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:バララント軍人の姿で登場。[[声優ネタ]]で『[[ガン×ソード]]』との絡みもある。<br />
:キャラクター事典ではルスケとは同一人物であったとしている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:第4章より登場だが、コッタ・ルスケの名を使わずロッチナとしてウォッカムの部下となっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:シナリオNPC。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:所属陣営を変えながら、彼を監視し続ける。<br />
;ディーテル・ロイル・バッテンタイン<br />
:表向きの上司。<br />
;フェドク・ウォッカム<br />
:現在の名と経歴を得る前の上官。忠実な副官を演じていたがキリコの存在によって土壇場で裏切った。<br />
;[[ヨラン・ペールゼン]]<br />
:「キリコの毒」をロッチナに感染させた張本人。<br />
;[[ゴン・ヌー]]<br />
:クメン編終盤、クメン王国とメルキア政府が和睦を結んだ際に彼と接触、素体(フィアナ)の身柄の確保・引渡しを条件にメルキア軍への移籍を約束するが、これをクメン王国の意向を受けたバッテンタインの指示により反故にし、配下の傭兵もろとも抹殺する。<br />
;[[アルベルト・キリイ]]<br />
:同じくワイズマンの啓示を授かり仕える同志。また、ギルガメス軍所属時代からの顔見知りでもある。終盤ワイズマンの英知に目が眩んだキリィによって裏切られ、処刑されかける。しかし、ワイズマンにとっては両者共キリコを迎え入れるための手駒に過ぎなかった。<br />
;[[ジェル・ボーソン]]<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]]』に登場。[[パーフェクトソルジャー]]のテストを任せた部下。<br />
;キーク・キャラダイン<br />
:外伝作品『[[機甲猟兵メロウリンク]]』に登場。直接の面識は無いが、ロッチナ更迭後の素体捜索の任を引き継いだ。<br />
;[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ]]<br />
:彼女の心の奥に潜むフィアナへの嫉妬を見抜き、指摘する。小説版『[[装甲騎兵ボトムズ 孤影再び]]』では彼女と行動を共にする。<br />
;[[ワイズマン]]<br />
:真の主(あるじ)。彼に代わってキリコを監視する「神の目」の役割を果たす。クエント星消滅後も、その関係は続いている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』中盤でキリコと接触するべく[[斑鳩]]に来訪し、ゼロも交えた三名で会談を行なう。その席上で自身が現在は[[アロウズ]]の情報将校の座に就いている事と、真の目的であるキリコと[[イプシロン]]の決闘に関する要求を告げる。<br />
;[[カギ爪の男]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では終盤、[[T3]]の面々に彼の正体を説明した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TVシリーズ ===<br />
;「どうかね。ふるさとの星へ帰る気分は」<br>キリコ「メルキアは、酷くやられたのか」<br />「ああ。人口の3/4が死んだよ。だからあと一人ぐらい死んでもどうってことはない。フフフ……」<br />
:第1話、味方の裏切りによって宇宙に放り出されたキリコを拾いメルキア星への帰還途中、独房に収容されているキリコとの監視カメラ越しの会話。<br />
;「結構です閣下。閣下のお望みどおり、わたくしを更迭してもらいましょう。閣下の、小さな野望達成に協力させていただきます。わたくしも、ギルガメスの組織だけではキリコを追いきれないと感じ始めていたところです。では」<br />
:第30話、バッテンタイン中将からキリコ追跡の任を解かれた際の台詞。<br />
;「そうだな、『神の国』から来た男……とでも思ってもらおうか」<br />
:第37話、バララント軍[[指揮官]]として再びキリコの前に現れたロッチナ。正体を訝しむキリコの問いに、こう返した。<br />
;「私は違う!」<br />
:第48話より。[[秘密結社]]に用済みとされ、処刑を待つ身のロッチナだったが、利害の一致した[[バニラ・バートラー|バニラ]]達と協力することで脱出。[[ワイズマン]]に導かれるキリコを追うが、道中で結社の兵士達に足止めされる。「[[アルベルト・キリィ|キリィ閣下]]に急ぎの伝令がある」と誤魔化そうとするも、そこへ別の兵士と銃撃戦となったバニラ達が合流してしまい、まとめて脱走者として殺されそうになってこの台詞。自分だけは助かろうと足掻くが、元々処刑宣告を受けていたこともあり、彼の言葉を聞く兵士はいなかった。<br />
;「せっかくの権利を捨てて、卑しい道を選んだのは恐怖からだ! 支配することのあまりの大きな重さに、お前は怯えたのだ! 私があれほど望んだ力を、お前は殺したのだ! 私が異能者であったなら……私が異能者であったなら!」<br />
:最終回、キリコの「神殺し」を目の当たりにしたロッチナは、半ば錯乱状態になりながら[[キリコ・キュービィー|キリコ]]と[[フィアナ]]に呪詛の言葉をぶつける。この後ロッチナはクエント星の[[自爆]]システムを起動、星と運命を共にした。<br />
<br />
=== OVAシリーズ ===<br />
※便宜上、『ペールゼン・ファイルズ』のコッタ・ルスケの台詞も記す。<br />
<br />
==== ペールゼン・ファイルズ ====<br />
;ウォッカム「ル、ルスケ……」<br>ルスケ「その名前は……今後記録から消えるでしょう」<br />
:ウォッカムを射殺した際のコッタ・ルスケの台詞。キリコを追い続け、彼の探求に生涯を費やす男、ジャン・ポール・ロッチナが誕生した瞬間である。<br />
<br />
==== 赫奕たる異端 ====<br />
;「奴について知った風な口を聞くなッ! 特にこのロッチナの前ではな!」<br />
:初登場時、テイタニアにキリコについて「思っていたほどの男ではなかった」と言われた際に。ある意味完全に風貌が変わってしまったロッチナの自己紹介の台詞とも言える。<br />
:『第3次Z時獄篇』では時間軸の都合上ワイズマンの一件からそれほど過ぎていない為、原作よりは多少語気が落ち着いている。<br />
;「では聞こう。お前は確信しているか、キリコは死んだと!」<br />
:「大規模宇宙プラントごとマナウラ星に落下したキリコが生き延びていると思うか?」というテイタニアの問いに対して。<br />
;「フフフフフ……お前もいよいよキリコの毒が回ってきたようだな」<br />
:キリコに惹かれてゆくテイタニアを評して。お前「も」と言っているあたり、ロッチナ自身自覚があることが伺える。<br />
;「フハハハハ……キヒヒヒヒ……キリコだ、奴に間違いない。奴は有害なバクテリアだ、猛毒を持つ細菌だ。アレギウムは二度と栄光に輝くことはない、奴の侵入を許した以上……。そこの若いの、解るかな? ククククク……」<br />
:何者かに連れ去られたフィアナがマーティアル教団の本拠地「アレギウム」にいる事を突き止めたキリコは、マナウラ星で知り合ったゴディバと共に殴り込みを掛ける。テイタニアがキリコ迎撃に向かう中、キリコの侵入を確信したロッチナは、居合わせたゴディバにキリコという人物と、彼に要らぬ手出しをしたらどうなるのかを解り易く例えている。この言葉どおり、マーティアル教団はその権威を大きく失墜させる事となる。<br />
:…が、それはそれとして'''この場面のロッチナはどう見てもアブない人にしか見えない'''。<br />
;(フィアナ……お前こそが、『触れ得ざる者』だったのかも知れんな……)<br />
:最終話、フィアナの死を見届けた後に。先ほどまでの狂乱っぷりが嘘のようにただただ哀しげにフィアナを見つめ、彼女を載せたカプセルを宇宙へと射出するのであった。<br />
;(しかし、キリコ復活の真の意味を理解した者はいるのだろうか? 愛する者を喪ってなお、渇き切ったこの世を流離わなければならないキリコのさだめとは? その問いの答えは誰も知らない。 いや、キリコ自身でさえも……)<br />
:最終話、キリコ復活の記述を書き終えた後、ロッチナは心中で答えなき自問をする。フィアナの死を見届けた際の様子といい、TV本編から30年以上経ったこの時代では、ロッチナもキリコの悲惨な境遇には同情の念を抱いていたようにも思える。この独白と共に『赫奕たる異端』は幕を閉じる。<br />
<br />
==== 幻影篇 ====<br />
;(モンテ=ウェルズめ、お前の胸の内はこのワシにも見通すことができる。”神の子”の養育者として、地に墜ちた教団の権威を再び高らしめようというのか。だが……)<br />
:「神の子」を手中に収めるべく美辞麗句を以ってワイズマンに取り入ろうとする法王モンテ=ウェルズの姿を、物陰から伺いながらの独白。<br />
:ロッチナにしてみれば、モンテ=ウェルズの野望が絶対に叶わない事が解っているだけに、権力にしがみ付き続ける彼の姿がさぞかし滑稽に映ったことだろう。<br />
;「神はサイコロを振らず。強かだ」<br />
:キリコが復活した[[ワイズマン]]の「『神の子』を自分の元で育てる」という意向に反抗して再び殺したことに対して。嫉妬と憎悪に駆られて錯乱したTV版とは対照的に、ワイズマンがキリコの「他者による支配を徹底的に拒む」人格を利用して「(たとえ自分が殺されることになっても)キリコが絶対に神の子を守る行動を取るよう仕向ける」ようにしたという彼の真意を見抜き、不敵な笑みを浮かべて見届けている。<br />
;「花……紛うことなき花! クエント三千年の終焉が生み出した異能の花だ。しかし、この私は……。この先も見届けねばなるまい」<br />
:最後の台詞。全てが終わり、崩れゆくゴモルの塔から脱出したロッチナが見たのは、巨大な花のオブジェとなった塔の残骸であった。<br />
:死せる神が己が後継者へ手向けた祝福の花。ロッチナは自らの「神の目」としての役目が終わった事を悟ったが、「キリコの毒」に全身を侵された彼に、「キリコの監視を止める」という選択肢は存在しなかった。これからもロッチナはキリコを追い続ける。己の全てを懸けて。<br />
:彼の旅路は幻影篇の続篇である小説『装甲騎兵ボトムズチャイルド 神の子篇』においてもまだ続いている。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「そう、新作が作られ続けるのは、何も[[ガンダムシリーズ|ガン○ム]]だけではないということだ。いずれまた、お目にかかる事もあろうさ……」<br />
:『野望のルーツ』の予告編にて、スタッフのお遊びでやらかした内輪ネタ。そちらの[[ギレン・ザビ|大物悪役]]の[[声優ネタ]]の可能性も。ちなみにロッチナは'''『野望のルーツ』には出ていない'''(故に「またお目にかかる事も~」となる)。<br />
;「誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる」「お前も、お前も、お前も。だからこそ、俺のために死ね!」<br />
:『ペールゼンズファイル』における銀河万丈氏の予告[[PV]]。<br />
:「兄弟家族」の下りはムーザのその後。「'''お前も'''」の下りからはザキ、バーコフ、コチャックを殴るガリーと映像が綴られる。ロッチナが登場することで、予告のテンションが『野望のルーツ』より高揚しているのが特徴。<br />
;「あの日、あの時、あの場所で、出逢ってしまった物語。銀河を駆ける物語」「だが、出会ったのはあの[[キリコ・キュービィー|2]][[フィアナ|人]]だけではない。ゴウトも、バニラも、ココナも…いや、あんたも、あんたも、あんたもだ!!」<br />
:2021年2月25日に発売された『装甲騎兵ボトムズ [[Blu-ray]] [[パーフェクトソルジャー|Perfect Soldier]] Box』の銀河万丈氏の販促PVを[[次回予告]]のように言い放つ様はロッチナが言ってると思わせるのには十分すぎる語り口である。「'''あんたも'''」の下りからはテイタニアとペールゼンがサングラス姿とそうでない姿が二度も出ており、ロッチナの恨み節が聞こえてきそうな雰囲気である。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
===[[第3次Z時獄篇]]===<br />
;「奴に手を出した者は、必ずこうなる」<BR/>「それは奴個人の仕業ではない。キリコによって少しだけ歪められた運命は、やがて全てを巻き込んで崩壊する」<BR/>「キリコ・キュービィー……奴こそは全てを飲み込む炎の最初の火花だ」<br />
:ミスリルルート第39話「触れ得ざる者」のエンドデモで。<br />
;「君も薄々とは気づいているだろう。新たな時代がもうすぐ始まることを」<BR/>「そう、神の世紀だ」<br />
:同シナリオのエンドデモにて、ゼロとの通信。キリコの存在に囚われ、今なお暗躍を続けるワイズマンの目・ロッチナ。彼は、ワイズマンは、何を知っているのか……。<br />
<br />
===[[第3次Z天獄篇]]===<br />
;(キリコ・キュービィー。奴はアストラギウス銀河の……いや、この宇宙における最大の謎のひとつだ。アストラギウスの神、ワイズマン……銀河3000年の歴史に君臨した存在を以ってしても奴は支配し得なかった。キリコを語る言葉は少なくない。生まれながらのPS、異能生存体、触れ得ざる者……そのどれもが奴であり、そうでないと言える)<br />
:第38話「幻影」冒頭にて。『幻影篇』OPの銀河万丈氏によるナレーションそのままである。<br />
;「ワイズマン…。果たして、あなたは運命を司る存在でしょうか?」<br />
:同シナリオより。「運命さえも支配する存在」と豪語するワイズマンに対して。<br />
;「その力は想像を絶するもの…。確かに神と呼ぶに相応しい…ですが、あなたもキリコに取り込まれたのです。私と同様に」<br/>「確かにフィアナの生命を救ったのは、あなただ。だが、その行動を決定づけたのは、キリコの存在だ。そして、あなたはキリコに接触するために野心家のモンテ=ウェルズに目をつけ、マーティアルを動かした。つまり、あなたの運命はキリコという存在に動かされているのです」<br />
:同シナリオより。アストラギウスの民ごと自身を地球へと転移させたワイズマンの力を認めつつも、キリコを利用した時点で既にワイズマンとキリコの主従関係が逆転している事実を指摘した。<br />
;「私は公正な第三者だ。肩入れも敵対もする事なく、キリコ・キュービィーの行き先を見届けるだけだよ」<br />
:同シナリオクリア後に、ある意味キリコの側についたことを[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]]から驚かれて。<br />
:本人はあくまで中立を主張しているが、傍から見ると「キリコの毒」がまわったことがプラス方向に働いた結果と言えよう。<br />
;「やはり、そうか」<br/>「ここで私を頼るようではキリコ・キュービィーではないしな」<br />
:Z-BLUEとして戦い続けることを決めたキリコに対し、フィアナを預かることを申し出たものの断られて。ロッチナ当人もキリコが乗るとは思っていなかったらしい。<br />
<br />
===[[T]]===<br />
;(見事だ、キリコ…)<br/>(そして、宇宙の果てのおとぎの国、[[エンドレス・イリュージョン]]からの来訪者よ…)<br />
:自由遊撃隊ルート第19話「ビッグバトル」にて、キリコと[[アルカディア号]]の勝利を見届けて。<br />
:ロッチナ役の銀河万丈氏が『[[ガン×ソード]]』の[[ナレーション]]を担当していたことからの[[声優ネタ]]である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しやん ほおる ろつちな}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:ボトムズシリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E8%A3%85%E7%94%B2%E9%A8%8E%E5%85%B5%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%BA&diff=455075
装甲騎兵ボトムズ
2023-05-10T13:55:59Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場作品概要<br />
| 読み = そうこうきへいボトムズ<br />
| 外国語表記 = Armored Trooper VOTOMS<br />
| 原作 = 矢立肇<br/>高橋良輔<br />
| 監督 = 高橋良輔<br />
| シリーズ構成 = <br />
| 脚本 = 吉川惣司 他<br />
| キャラクターデザイン = 塩山紀生<br />
| メカニックデザイン = 大河原邦男<br />
| 音楽 = 乾裕樹<br />
| 制作 = 日本サンライズ(現:サンライズ・第1スタジオ)<br />
| 放送局 = テレビ東京系列<br />
| 配給元 = <br />
| 発売元 = <br />
| 掲載誌 = <br />
| 出版社 = <br />
| レーベル = <br />
| 配信元 = <br />
| 放送期間 = 1983年4月1日 -<br />1984年3月23日<br />
| 公開日 = <br />
| 発売日 = <br />
| 発表期間 = <br />
| 配信開始日 = <br />
| 話数 = 全52話<br />
| 巻数 = <br />
| シリーズ = [[ボトムズシリーズ]]<br />
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
}}<br />
『'''装甲騎兵ボトムズ'''』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。<br />
== 概要 ==<br />
高橋良輔氏が『[[太陽の牙ダグラム]]』に続いて手掛けた[[リアルロボット]]アニメ。<br />
<br />
土埃舞う戦場のイメージ漂う乾いた舞台設定、主人公キリコを始めとする一癖も二癖もある登場人物たち、そして登場するロボット「[[アーマード・トルーパー]]」(略称AT)と呼ばれるそれが、「兵器としてのロボット」を非常に良く体現しており、これらのミリタリー色の強い作風が主に高齢層の支持を集めた。「'''[[リアルロボット]]アニメの最高峰'''」と評されることも多い。TV放映終了後もOVAや小説などで派生作品が断続的に作られ続け、いわゆる「[[ボトムズシリーズ]]」としてリアルロボットアニメ界で一つの地位を獲得した。<br />
<br />
本作がそれまでのロボットアニメと決定的に異なっていたのは、'''出てくるロボットはほぼ全て[[量産型|規格品・量産品]]であり「主役ロボット」という概念が存在しない'''ことである。[[スコープドッグ]]は本作の看板ロボットであるが、[[やられメカ|ヤラレ役]]という面も合わせ持つ。また、主人公キリコは操縦に慣れたドッグ系[[AT]]を好んで使うものの、破損すればあっさり乗り捨ててしまう。この辺り、現実における'''戦争兵器'''というカラーが色濃く押し出されていると言える。万能たる愛機(ないし2号機)に長らく乗り続けるというロボットアニメの伝統的なフォーマットを排除し、無骨を徹底的に貫いた作風に仕上がっている。<br />
<br />
ストーリーの面では第1クール「ウド編」、第2クール「クメン編」、第3クール「サンサ編」、第4クール「クエント編」の4部構成で1クール毎に舞台が大きく変わるのが特徴である。<br />
<br />
TV本放送52話中で女性キャラが'''実質4人'''しか登場しないので非常に男臭い面が目立つが、物語の骨子の1つは「'''男女の愛'''」であり、キリコとフィアナの間で曇り無い純愛ストーリーが繰り広げられる。<br />
<br />
また、本作は[[次回予告]]のナレーションの質が非常に高いのも特徴で、高橋監督が全話分書いたナレーションを、ロッチナ役の銀河万丈氏がさながら詩あるいは散文の詠唱のごとく、謳うように読み上げる。好評のあまり、この予告編だけをまとめたビデオソフトが発売されるほど。この予告スタイルは後のOVA(外伝は除く)や各種CMでも継続されることになり、今や[[ボトムズシリーズ]]の「伝統」となっている。スタッフ曰く、この作品における監督の主な仕事は「'''予告のセリフを考える事'''」らしい。<br />
<br />
== ストーリー ==<br />
ギルガメス連合とバララント同盟。[[アストラギウス銀河]]をニ分する両陣営は、始まった原因も既にわからなくなっている銀河規模の戦争を100年も続けていた。その[[百年戦争]]の最末期、味方の基地を襲撃するという不可解な作戦に参加させられたギルガメス兵[[キリコ・キュービィー]]は、作戦中に己の運命を狂わせることになる「あれ」を目撃する。カプセルの中で眠る「彼女」を見た時から、キリコの果ての無い戦いが始まった。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
<br />
=== キリコと仲間たち ===<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:[[主人公]]。<br />
;[[フィアナ]](ファンタム・レディ)<br />
:[[ヒロイン]]。ギルガメス軍が創った「素体」と呼ばれる生体兵器で、キリコと運命的な出会いをする。<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]<br />
:地下都市「ウド」の闇商人・マッチメーカー([[バトリング]]の興行師)・武器商人を一手に担う商人であり、キリコと出会い数奇な運命を辿る事に。とてもがめついが面倒見のいい「とっつぁん」でもある。<br />
;[[ココナ]]<br />
:ウドに住んでいた戦災孤児で、天真爛漫なおてんば娘。キリコに密かに恋心を抱いていたが、それが実ることはなかった。<br />
;[[バニラ・バートラー]]<br />
:元メルキア空軍パイロットで、退役後ウドで闇商人を営んでいた。天性の陽気さを持つお調子者であり、キリコとは良き親友となる。<br />
;[[ル・シャッコ]]<br />
:長命種族・[[クエント人]]の寡黙な傭兵。クメン内乱でキリコと共に戦い、後に互いに信頼する仲間となった。<br />
<br />
=== [[秘密結社]] ===<br />
;[[イプシロン]]<br />
:素体(=フィアナ)を奪取した秘密結社が新たに作り出した、[[パーフェクトソルジャー|PS]]第2号「プロト・ツー」。PSであることに過剰な誇りを持っていて、兵士としては問題がある。<br />
;[[ギムアール・イスクイ]]<br />
:元ギルガメス軍特務工作部少佐。PSに必要なヂヂリウムを確保するため、死亡したウドの治安警察署長の後任として送り込まれた。<br />
;[[セルジュ・ボロー]]<br />
:元ギルガメス軍情報部少佐で、ファンタム・レディ(フィアナ)やイプシロンのお目付け役。劇中の風体から、フィアナからは「ボロー司祭」と呼ばれていた。<br />
;[[アロン・シュミッテル]]、[[グラン・シュミッテル]]<br />
:PS製造に関わる双子の技術者で、2人ともオカマ言葉で喋る。<br />
;[[アルベルト・キリイ]]<br />
:秘密結社の首魁で、元ギルガメス軍少将。ワイズマンからの直接指揮を受ける数少ないメンバーの1人。<br />
;[[クダル・コニン]]<br />
:元ギルガメス軍少尉。小惑星リドでのPS素体強奪作戦でAT部隊の指揮を執った。<br />
<br />
=== クメン王国([[アッセンブルEX-10]]) ===<br />
;[[ゴン・ヌー]]<br />
:クメン王国の将軍で、傭兵基地「アッセンブルEX-10」の責任者。<br />
;[[カン・ユー]]<br />
:アッセンブルEX-10のAT部隊長。パイロットとしての実力はあるが、隊長にふさわしくない卑劣漢。<br />
;[[ポル・ポタリア]]<br />
:アッセンブルEX-10に所属する傭兵。元はクメン王国の正規軍人で、カンジェルマンとも親交があった。<br />
;[[ブリ・キデーラ]]<br />
:アッセンブルEX-10に所属する傭兵の一人。典型的な傭兵気質で金に汚い面があるが、仲間に対しては親切。<br />
<br />
=== 神聖クメン王国(ビーラーゲリラ) ===<br />
;[[ヒロラム・カンジェルマン]]<br />
:クメン王国の第3王子で改革派だったが、突然クメン王国の性急な近代化路線に異を唱えて反乱を起こし、「神聖クメン王国」を建国した。しかし、この反乱には別の目的があった。<br />
;[[モニカ・マーカス]]<br />
:神聖クメン王国の私設軍「ビーラーゲリラ」のメンバーで、ポタリアの幼なじみ。<br />
<br />
=== 惑星サンサの住人 ===<br />
;ゾフィー・ファダス<br />
:惑星サンサの中古兵器ブローカー。かつてのサンサ星攻略戦で家族を失っており、レッドショルダーに対して激しい憎しみを抱いている。<br />
<br />
=== 惑星クエントの住人 ===<br />
;テダヤ、[[メジ]]<br />
:シャッコが属するクエント人部族の長老。テジメは齢100歳、メジは齢200歳を越える長寿である。<br />
:なお、二人の名前はサンライズアニメ企画部の共同ペンネーム「矢立肇(やたて はじめ)」から取られている。<br />
<br />
=== ギルガメス軍 ===<br />
;[[ジャン・ポール・ロッチナ]]<br />
:ギルガメス軍大尉で情報将校。当初は「素体」の行方を知っているであろうキリコを追跡・監視し続けていたが、次第に不可解な行動を取るようになる。<br />
;ディーテル・ロイル・バッテンタイン<br />
:ギルガメス軍中将で、PS計画の最高責任者。ロッチナに素体奪還を命じるが、事態が思うように進まないことに焦り、彼を更迭する。<br />
:外伝作品『機甲猟兵メロウリンク』では、主人公メロウリンクの運命を狂わせた黒幕となっている。<br />
;[[ギルガメス兵]]<br />
:<br />
<br />
=== ??? ===<br />
;[[ワイズマン]]<br />
:アストラギウス銀河を影で動かしていた、'''「神」'''と呼ばれる謎の存在。<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
<br />
=== [[AT]] ===<br />
*[[スコープドッグ]](緑)<br />
**スコープドッグ(メルキア軍カラー)<br />
**[[スコープドッグRM|スコープドッグ ラウンドムーバー装備]]<br />
**[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]<br />
**[[ストロングバックス]]<br />
**[[パープルベアー]]<br />
**[[ブルーティッシュドッグ]]<br />
**[[マーシィドッグ]]<br />
**[[スコープドッグII]]<br />
*[[スタンディングトータス]]<br />
**[[スタンディングトータスMk-II]]<br />
**[[スタンディングタートル]]<br />
**[[スナッピングタートル]]<br />
*[[ダイビングビートル]]<br />
*[[ベルゼルガ]]<br />
**[[ベルゼルガDT]]<br />
*[[ストライクドッグ]]<br />
**[[ラビドリードッグ]]<br />
*[[ツヴァーク]]<br />
*[[ファッティー]]<br />
<br />
=== その他 ===<br />
*[[治安警察戦闘ヘリ]]<br />
*[[治安警察装甲車ガーシム]]<br />
*[[ファイアーパロット]]<br />
*[[ATフライ]]<br />
*[[スカラベ]]<br />
*[[汎用戦闘機|バララント両用戦闘機]]<br />
*[[地上戦艦|バララント地上戦艦]]<br />
*[[レスリオン級宇宙戦艦]]<br />
*[[ギーガ級宇宙戦艦]]<br />
<br />
=== [[オリジナル設定]] ===<br />
*[[スコープドッグ (エイジ機)]]<br />
*[[スコープドッグ (30)]]<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;[[アストラギウス銀河]]<br />
:<br />
;[[アッセンブルEX-10]]<br />
:<br />
;[[百年戦争]]<br />
:<br />
;[[アーマード・トルーパー]]<br />
:<br />
;[[バトリング]]<br />
:<br />
;[[レッドショルダー]]<br />
:<br />
;[[クエント人]]<br />
:<br />
;[[異能生存体]]<br />
:<br />
;[[パーフェクトソルジャー]]<br />
:<br />
;[[治安警察]]<br />
:ウドの街の公安組織。裏で秘密結社とつながっている。<br />
;[[秘密結社]]<br />
:ワイズマンが自らの目的(後継者探し)と野望達成(アストラギウス銀河の完全支配)のために、アルベルト・キリイに命じて作らせた組織。ただし、「秘密結社」の名前は便宜上のもので、正式名称は不明。<br />
;アーマーマグナム<br />
:キリコが腰に下げている銃で、正式名称は'''バハウザーM571アーマーマグナム'''。銃身を切り詰めた散弾銃のような外観をしており、口径20mmの対AT用徹甲弾を発射することができる。<br />
:いちおうハンドガンではあるのだが、全長450mm・重量7Kg弱ととてつもなく大きく、銃身が極端に短いために有効射程距離・命中精度も低く、発砲時の反動も大きいので、お世辞にも良い銃とは言えない。あくまでもAT相手の護身用であるが、キリコはこれを対人で使った事がある。<br />
:この銃のせいでATは「'''ハンドガンにも負けるロボット'''」という誇れない肩書きを背負うこととなっている。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
「TETSU」の名前で主題歌を担当したのは、後に1990年代のヒット曲の仕掛け人となったシンガーソングライター・織田哲郎氏。氏によれば駆け出しの頃に覆面歌手として歌った作品の1つである。<br />
;オープニングテーマ<br />
:<br />
:;「炎のさだめ」<br />
::作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU<br />
::サビ後の間奏の終わり際はサブタイトル画面のBGMとしても用いられている。<br />
::「炎の匂い染みついて、'''むせる'''」という歌詞が有名。また、アニメの主題歌としては割と珍しく、曲中に英語やカタカナ語が一切使われていない。尚、炎の女性形であるFianaとかけて「フィアナの運命」を示唆している曲名でもある。<br />
::2009年には『ペールゼンファイルズ 劇場版』の主題歌として歌いなおされたが、織田氏は2001年にスペインで強盗に襲われ喉を痛めたため、全盛期のような声は出せていなかった。<br />
::『第2次Z』『OE』『第3次Z』『T』『30』で採用。『T』限定版には原曲を収録。<br />
:<br />
;エンディングテーマ<br />
:<br />
:;「いつもあなたが」<br />
::作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU<br />
::こちらは『孤影再び』で歌いなおされ、同作品のEDになった。<br />
::『T』限定版には原曲を収録。<br />
:<br />
;劇中BGM<br />
:<br />
:;「THE UNIVERSE END M-14」<br />
::『第2次Z破界篇』で採用。<br />
:;「SCRAMBLE M17」<br />
::『OE』でステージBGMとして採用。<br />
<br />
== 登場作と扱われ方 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
当シリーズにおける[[ボトムズシリーズ]]のキャラクターたちは「次元振動の影響を受けたアストラギウス銀河からやってきた者たち」という設定であるが、主人公キリコが所属しているギルガメス軍はその中で'''組織自体をそのまま傭兵として運用している'''。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]<br />
:初参戦作品。間のエピソードである『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』と前日譚である『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』と併せての参戦。<br />
:序盤の舞台であるウドは[[エリア11]]のシンジュクゲットーに組み込まれている。『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』との絡みが多いほか、[[レッドショルダー]]隊員をはじめ、ボトムズシリーズの各キャラクターたちが、雇われの傭兵として各勢力の手先として登場する。<br />
:原作のストーリーはウド編と『ザ・ラストレッドショルダー』までが展開される。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]<br />
:クメン編以降のストーリーが描かれる。ただし、サンサ編は[[イプシロン]]との決着部分のみ描かれ、ゾフィーは登場しない。本作では版権の関係で使用出来ないと思われる「レッドショルダーマーチ」をオリジナル曲「戦騎達の行進」で代用している。対策も兼ねてか微妙に違った曲調となっているものの、雰囲気がとてもそっくりでファンからは好評である。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:後日談である『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』と併せての参戦。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:『時獄篇』で参戦した2作に加えて、続編である『[[装甲騎兵ボトムズ 孤影再び|孤影再び]]』『[[装甲騎兵ボトムズ 幻影篇|幻影篇]]』と併せての参戦。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:同時参戦の『ラストレッドショルダー』『ビッグバトル』共々、Switch版は初の任天堂製プラットフォームへの参戦となる。<br />
:本作では自軍部隊が[[アストラギウス銀河]]へと訪れる設定となっている。[[フィアナ]]の寿命について触れられているなど『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』の要素も含まれている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:TVシリーズの味方機体は第5章より登場。キリコの[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]に、ル・シャッコの[[ベルゼルガ]]とバニラの[[ATフライ]]の三機でグループとなる。<br />
:ストーリーはウド編(正確には[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]])までで、エンディングでフィアナを探してクメン王国に向かうことが語られている。他、ボトムズ関連のミッションではサブタイトルでのBGMが再現される。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:サービス開始当初からの参戦作品の一つ。ストーリークエストへの登場は第4章から。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:ワールド4の構成作品。キリコが護衛の依頼を受けて地球圏にやってきており、現状では彼以外のキャラは登場していない。<br />
:現状では時系列は不明。ウド編からクメン編の間の時系列のような描写がある一方<ref>第1章Part5にてキリコがフィアナの名前を心境で呼ぶ場面がある。</ref>、TV版終了後を思わせる描写もある<ref>第2章Part5にて[[ナディ・雪之丞・カッサパ]]のOVA版を連想するような発言に対して微妙な顔をする場面がある。</ref>。<br />
;[[スーパーロボット大戦30]]<br />
:「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。機体&パイロットのみ参戦。本作では[[オリジナル設定|新規書き起こしのオリジナル装備]]をした[[スコープドッグ]]が登場する。<br />
:また、『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』の[[スコープドッグTC・LRS]]も本作名義にて登場する。<br />
<br />
== 各話リスト ==<br />
{| class="wikitable"<br />
! 話数 !! サブタイトル !! 舞台 !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ<br />
|-<br />
| 第1話 || 終戦 || rowspan="13"|ウド編 || || || [[第2次Z破界篇]]<br />
|-<br />
| 第2話 || ウド || || || <br />
|-<br />
| 第3話 || 出会い || || || <br />
|-<br />
| 第4話 || バトリング || || || <br />
|-<br />
| 第5話 || 罠 || || || <br />
|-<br />
| 第6話 || 素体 || || || <br />
|-<br />
| 第7話 || 襲撃 || || || <br />
|-<br />
| 第8話 || 取引 || || || <br />
|-<br />
| 第9話 || 救出 || || || <br />
|-<br />
| 第10話 || レッド・ショルダー || || || <br />
|-<br />
| 第11話 || 逆襲 || || || <br />
|-<br />
| 第12話 || 絆 || || || <br />
|-<br />
| 第13話 || 脱出 || || || <br />
|-<br />
| 第14話 || アッセンブルEX-10 || rowspan="15"|クメン編 || || アイキャッチ変更 || [[第2次Z再世篇]]<br />
|-<br />
| 第15話 || 疑惑 || || || <br />
|-<br />
| 第16話 || 掃討 || || || <br />
|-<br />
| 第17話 || 再会 || || || <br />
|-<br />
| 第18話 || 急変 || || || <br />
|-<br />
| 第19話 || 思惑 || || || <br />
|-<br />
| 第20話 || フィアナ || || 総集編 || <br />
|-<br />
| 第21話 || 溯行 || || || <br />
|-<br />
| 第22話 || 触発 || || || <br />
|-<br />
| 第23話 || 錯綜 || || || <br />
|-<br />
| 第24話 || 横断 || || || <br />
|-<br />
| 第25話 || 潜入 || || アイキャッチ変更 || <br />
|-<br />
| 第26話 || 肉迫 || || || <br />
|-<br />
| 第27話 || 暗転 || || || <br />
|-<br />
| 第28話 || 運命 || || 総集編 || <br />
|-<br />
| 第29話 || 二人 || rowspan="12"|サンサ編 || || || <br />
|-<br />
| 第30話 || 幻影 || || || <br />
|-<br />
| 第31話 || 不可侵宙域 || || || <br />
|-<br />
| 第32話 || イプシロン || || || <br />
|-<br />
| 第33話 || 対決 || || || <br />
|-<br />
| 第34話 || 惑星サンサ || || || <br />
|-<br />
| 第35話 || 死線 || || || <br />
|-<br />
| 第36話 || 恩讐 || || || <br />
|-<br />
| 第37話 || 虜 || || || <br />
|-<br />
| 第38話 || 暗闇 || || || <br />
|-<br />
| 第39話 || パーフェクト・ソルジャー || || || <br />
|-<br />
| 第40話 || 仲間 || || 総集編 || <br />
|-<br />
| 第41話 || クエント || rowspan="12"|クエント編 || || || <br />
|-<br />
| 第42話 || 砂漠 || || || <br />
|-<br />
| 第43話 || 遺産 || || || <br />
|-<br />
| 第44話 || 禁断 || || || <br />
|-<br />
| 第45話 || 遭遇 || || || <br />
|-<br />
| 第46話 || 予感 || || || <br />
|-<br />
| 第47話 || 異変 || || || <br />
|-<br />
| 第48話 || 後継者 || || || <br />
|-<br />
| 第49話 || 異能者 || || || <br />
|-<br />
| 第50話 || 乱雲 || || || <br />
|-<br />
| 第51話 || 修羅 || || || <br />
|-<br />
| 第52話 || 流星 || || || <br />
|}<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*監督の高橋良輔氏、メカデザイナーの大河原邦夫氏、キャラクターデザインの故・塩山紀生氏、音楽を担当した故・乾裕樹氏、そして[[主人公]]の[[キリコ・キュービィー]]の声を演じた[[声優:郷田ほづみ|郷田ほづみ]]氏が、それぞれ「(自身の)代表作の一つ」として挙げるほど、製作に関わった関係者たちの評価も高い。<br />
*恐ろしい事に、'''内戦中のカンボジア(クメン編のモデル)でも放送されていた'''らしい……カンボジアの人々はクメン編を見てどう思ったのだろうか。<br />
*ATが弱かったり、作品全体に漂う泥臭い戦争描写(特にクメン編)ゆえに勘違いされがちであるが、実は作中の文明は、'''銀河レベルでの戦争が可能な領域に達している'''ので、スパロボ参戦作品の中でも屈指の技術力と戦力を保有していることになる。<br />
**例を挙げれば、ギルガメス軍のギーガ級宇宙戦艦は'''約2週間で13万光年を移動可能'''という描写があり、惑星破壊作戦に用いることが可能なミサイルも存在している。比較として『[[マクロスF]]』におけるフロンティア船団の第七次超長距離フォールドの移動距離は、かなりの準備(数日~一週間前後)を経た上でも'''約800光年'''という描写であった。また、『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』に例えるなら[[地球]]~[[イスカンダル]]間を'''1ヶ月ちょっとで往復出来てしまう性能'''である。レベルが違う……。<br />
**ギルガメスとバララントの戦力も桁違いであり、その気になれば'''億単位の兵員を動員する'''ことも可能である(流石に、毎回出来る訳ではないが)。参戦作品でこれに匹敵する戦力を持つのは、『[[伝説巨神イデオン]]』の[[バッフ・クラン]]ぐらいである。<br />
**そんな非常に高度な技術を持った文明でありながら、なぜATのような欠陥品で戦っているのかといえば、ATが登場した背景には「資源の奪い合い」という理由があるからである。惑星ごと破壊してしまっては資源が得られないため、前時代的な地上戦闘に先祖返りしているのである。高度な文明を持っても戦争をやめられない哀しき人間の業と性(さが)を描いているともいえる。<br />
*『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の放送当時、プラモデル連動企画の中に、「[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]隊の隊員となり、その証である'''右肩がオレンジ色の[[ザクウォーリア|ザク]]'''をプレゼント」というものがあった。これが本作のレッドショルダーそのまんまだったので盗作疑惑が持ち上がったが、真相は闇の中。もっとも当時とは体制が変わっているとはいえ同じ会社内の作品で盗作もなにもない(要するに何をしても身内ネタなだけ)訳だが。ちなみに、キャンペーンが告知された翌週にハイネが戦死してしまうというネタとしては締まりの悪いオチを迎えている。<br />
*アイドル育成シミュレーションゲーム『[[アイドルマスターシリーズ|THE IDOL M@STER(アイドルマスター)]]』のアーケード版に、「メルキアX1」というプロデューサー率いる「レッドショルダー」という明らかに本作を意識したネーミングのアイドルユニットがNPCとして登場したことがある。その名に恥じぬ強さでできれば出会いたくないキャラとなっている。参加店舗はギルガメス青森店。<br />
*なかま亜咲氏の[[漫画]]『[[健全ロボ ダイミダラー]]』のキャラクターである[[喜友名霧子]]・南風原良輔・當間ほづみは本作品のキャラクター及びスタッフから名前を取っている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== [[DVD]] ===<br />
*DVD-BOX<br />
<amazon>B0002ZMAPG</amazon><amazon>B002TVFGHA</amazon><amazon>B002TVFGSY</amazon><amazon>B002TVFGT8</amazon><br />
*単巻<br />
<amazon>B000I0RBX6</amazon><amazon>B000I0RBXG</amazon><amazon>B000I0RBXQ</amazon><amazon>B000I0RBY0</amazon><amazon>B000IJ745W</amazon><br />
<amazon>B000IJ7466</amazon><amazon>B000IJ746G</amazon><amazon>B000JMKBX0</amazon><amazon>B000JMKBXA</amazon><amazon>B000JMKBXK</amazon><br />
<amazon>B000KJT9FS</amazon><amazon>B000KJT9G2</amazon><amazon>B000KJT9GC</amazon><br />
<br />
===[[Blu-ray]]===<br />
<amazon>B08KTLP593</amazon><br />
<br />
=== 書籍 ===<br />
<amazon>4943966047</amazon><amazon>4877770399</amazon><amazon>483545040X</amazon><br />
<br />
=== 音楽 ===<br />
<amazon>B00005F8O4</amazon><amazon>B0047R1YNE</amazon><amazon>B00078RSDM</amazon><br />
<br />
=== ゲーム ===<br />
<amazon>B00006LJK1</amazon><amazon>B000VPIQ3W</amazon><br />
<br />
=== レンタルビデオ・動画配信 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考<br />
|+ レンタルビデオ<br />
|-<br />
| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 TSUTAYA宅配レンタル] || [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0081034143&pT=null 〇] || <br />
|-<br />
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/rental/ppr/-/detail/=/cid=n_609bcba2641/?i3_ref=search&i3_ord=11 〇] ||<br />
|-<br />
| [https://rental.geo-online.co.jp/ ゲオ宅配レンタル] || [https://rental.geo-online.co.jp/series-3120.html 〇 ]|| <br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考<br />
|+ 動画配信<br />
|-<br />
| [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || × || サービス終了<br />
|-<br />
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM動画] || [https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/-/detail/=/title_id=300357/?i3_ref=search&i3_ord=1 〇] || 総集編も可<br />
|-<br />
| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/titles/125/ 〇] || 見放題対象の時期あり、総集編も可<br />
|-<br />
| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || [https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/300357 〇] || 総集編も可<br />
|-<br />
| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || × ||サービス終了<br />
|-<br />
| [http://video.unext.jp/ ユーネクスト] || [https://video.unext.jp/title/SID0013152 〇] || 見放題対象の時期あり<br />
|-<br />
| [http://www.videomarket.jp/ ビデオマーケット] || [https://www.videomarket.jp/title/300357?ra=TitleResultKeyword 〇]|| 総集編も可<br />
|-<br />
| [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × || <br />
|-<br />
|[https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b/?ie=UTF8&node=2351649051&ref_=nav_cs_prime_video/ Amazonプライムビデオ]|| [https://www.amazon.co.jp/dp/B00FYKAFPG/ 〇] || 第一話無料、見放題対象の時期あり、再編集版も可<br />
|-<br />
|[https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア]|| [https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=20211 〇] || 配信期限あり<br />
|-<br />
|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||<br />
|-<br />
|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| × ||<br />
|-<br />
|[https://ch.ani.tv/ あにてれ]||× || サービス終了<br />
|-<br />
|[https://www.hikaritv.net/ ひかりTV]||×||<br />
|-<br />
|[https://tv.rakuten.co.jp/ 楽天TV]||[https://tv.rakuten.co.jp/content/15880/ ○]||<br />
|-<br />
|[https://www.videopass.jp/unlimited TELASA]||×||見放題期間あり<br />
|-<br />
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|-<br />
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|-<br />
|[https://www.animehodai.jp/ アニメ放題]|| [https://www.animehodai.jp/title/SID0013152 ○] ||<br />
|}<br />
<!-- == 話題まとめ == --><br />
<!-- == 資料リンク == --><br />
{{DEFAULTSORT:そうこうきへいほとむす}}<br />
[[Category:登場作品]]<br />
[[Category:ボトムズシリーズ|*そうこうきへいほとむす]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3&diff=455073
ガリアン
2023-05-10T13:51:58Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::GALIENT]]<ref>[http://www.galient.net/mechanic/01.html メカニック]、機甲界ガリアン 公式Web、2022年1月21日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機甲界ガリアン}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::機甲兵]]<br />
*[[分類::鉄巨人]](パンツァーブレード)<br />
| 生産形態 = 発掘<br />
| 全長 = <br />
;【飛装型】<br />
:8.04 m<br />
| 全高 = 12.48 m<br />
;【飛装型】<br />
:6.81 m<br />
| 翼長 = <br />
;【飛装型】<br />
:14.37 m(展開時)<br />
| 重量 = [[重量::26.26 t]]<br />
| 動力 = [[動力::静流子ジェネレーター]]×2<br />
| 推力 = <br />
;【飛装型】<br />
:1.25 G(32,825 kg)<br />
| 最小旋回半径 = <br />
;【飛装型】<br />
:926 m<br />
| 最高速度 = 107 km/h(滑走時)<br />
;【飛装型】<br />
:1,900 km/h(マッハ1.6)<br />
| 最大滑走斜度 = 20.6度(ローラーダッシュ時)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガリオネット]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|白い谷}}<br />
| 乗員人数 = 1名<br />
| パイロット = [[パイロット::ジョルディ・ボーダー]]<br />
}}<br />
'''ガリアン'''は『[[機甲界ガリアン]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ジョルディ・ボーダー]]が「白い谷」の奥深くで見つけた、惑星アーストに伝わる伝説の赤い[[機甲兵]]。<br />
<br />
機甲兵では唯一の可変機構を有し、[[飛行]]形態への[[変形]]が可能。その他の機甲兵と一線を画す性能によりパイロットのジョジョともども反マーダル勢力のフラグシップとなる。マーダル軍の機甲兵が土中に埋まっている機体を文字通り「発掘」しているのに対し、ガリアンは洞窟奥の地下基地の中に安置されている状態で発見されており、古代から特別な機体だったことがうかがえる。<br />
<br />
元々は他の機甲兵同様、古代アースト文明の遺産であり、「'''静粒子(スタティコン)'''」という素粒子によって駆動している。本来は他の機体同様、静粒子を帯びることで硬化する「バイオニウム」と呼ばれる素材を用いた装甲が使われるはずだったが、ガリアンは唯一他の機甲兵とは違う勢力によって開発されており、ジェネレーター2基の出力に対してバイオニウムでは機体管制に問題が発生することが判明したため、スタティコンを帯びない性質を持った無重力合金ガリオネットによる装甲を持たされている。<br />
<br />
=== 飛装型 ===<br />
移動用の飛行形態でビッグファルコンとも呼ばれる。前傾姿勢で両腕が翼となり、[[バルキリー|ガウォーク]]のような姿になる。ただし、武器が剣しかないためこの状態だと事実上戦闘不能となる。その弱点を突かれる形で第8話の戦闘にて大破し、「[[ガリアン重装改]]」へと改修を受ける。総集編では[[ハイ・シャルタット用ウィンガル・ジー]]との戦闘中に[[モノコット]]軍団から集中砲火を受け、修理もままならないまま[[ザウエル]]戦で敗れ改修という流れになっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:初登場作品。参戦は第13話。第23話で[[ザウエル]]との一騎討ちにより大破し、翌話で重装改に改修される。<br />
:[[陸]]Sに加えて高い運動性となかなかの耐久性能を持つが、武装面を反映し最大でも射程3というリーチの短さが欠点。必然的に敵陣への突貫運用が主となる。<br />
:なお、'''[[宇宙]][[地形適応|適応]]はA'''である。宇宙戦を想定している全天周囲モニターが採用されているが故か。なお飛装型への変形はオミット(戦闘アニメでの再現もなし)。<br />
:今作においては[[ゴーグ]]と共に遠い昔、クレセント銀河で交流を持っていたアースト人と[[マノン]]たち[[異星人 (ゴーグ)|異星人]]が、互いの繁栄と平和を願って共に造り上げた兄弟機の片割れであり、異星人の造り上げた機甲兵である、という設定になっている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2017年8月のイベント「信じる心」にて実装。SSRディフェンダー。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;体当たり<br />
:足裏に装備された「ダッシュローラー」を利用して高速接近し、パンチからショルダータックルをぶちかます。『BX』ではガリアンの武装で唯一[[空]]適応が無く、重装改には受け継がれない。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;ガリアンソード<br />
:唯一にして最大の武装である剣。「ガリアンブレード」と呼称される事もある。[[#余談|余談]]にもある通り、その特異な構造と運用で非常に知名度が高い武器である。<br />
:その刀身はバイオニウム製の細かく分かれた蛇腹構造となっており、静粒子を帯びることで刀身を接着硬化・直結させた長剣型と、分割した鞭型に使い分けることが可能。<br />
:一般的に剣はそのリーチ以上の距離からの攻撃手段を持つ敵に対して不利になるが、ガリアンの場合鞭状態で剣以上のリーチを生かした攻撃が可能。更に鞭状態で絡みつかせ、引っ張ることでチェンソーのように相手を斬るということも出来る。<br />
:普段は左腕に鞭状態で収納されており、右手で柄をつかんで引き抜く。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では通常形態とウイップの2種類が存在する。『X-Ω』では長剣型が通常攻撃に採用。<br />
:;ガリアンソード(ウィップ)<br />
::鞭型にしての攻撃。[[移動力]]低下の[[特殊効果]]つき。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;連続攻撃<br />
:ガリアンソードの2形態を活かした連続攻撃。[[トドメ演出|トドメ]]は一閃の後に、リアル頭身[[カットイン]]が入る。<br />
;ガリアンソード(乱舞)<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] === <br />
特殊能力としての[[変形]]は持っていない。<br />
<br />
;剣装備<br />
:[[切り払い]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] === <br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== 機体ボーナス ===<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:*'''初期段階:格闘武器+100 照準値+5'''<br />
:*'''第二段階:格闘武器+150 照準値+10 運動性+5'''<br />
:*'''第三段階:格闘武器+200 照準値+20 運動性+10'''<br />
:*'''最終段階:格闘武器+300 照準値+30 運動性+20 移動力+1'''<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM == <br />
;「ガリアン・ワールド」 <br />
:『BX』。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ガリアン重装改]]<br />
:改修型。ガリアンソード以外に砲撃装備を加えたことで火力面が大幅に強化された他、「飛装改」「自走改」の2つのメカへと[[分離]]可能。<br />
;[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E7%94%B2%E5%85%B5#鉄巨神(鉄の紋章) 鉄巨神](SRW未登場)<br />
:TVシリーズとは大きく世界観が異なる[[OVA]]『鉄の紋章』に登場するガリアン。<br />
;XFT-B-01 エアキャバリア<br />
:『サンライズ英雄譚』シリーズに登場した[[フライングトルーパー|FT]]。本機をモチーフにしており、「ダブルブレードウィプスター」というガリアンソードに似た剣を二刀流で使用する。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*唯一他の機甲兵とは違う勢力によって開発された設定どおり、ガリアンのみ大河原氏、それ以外のすべての機甲兵を出渕裕氏がデザインしている。なお、わざわざ大河原氏へ発注した理由については、監督である高橋良輔氏の「主役メカを描ける人がいない」という判断だったとされている。<br />
*ガリアンが所持する剣の特異なギミックは、高橋監督がしばしば自身へのインタビューや、ガリアンのデザイナー大河原氏との対談で語っている通り、監督の「(通常の)剣は直線的な動きしか出来ない。そのために描写が単調になっては困る。そこで、流麗な動きが欲しい」というアイディアによって生まれたものである。<br />
**元ネタは、高橋監督曰く「(高橋監督自身が)若い頃に見た地元の不良が喧嘩の際に用いていたバイク用のギアチェーンと、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の主人公のインディー・ジョーンズ教授が使っている鞭」である。<br />
**その特徴的な形状と使用法から後のアニメやゲームなどに様々なフォロワーを生んでおり、今日では「蛇腹剣」と呼ばれ、刀剣系統の武器の一大ジャンルにまでなっている。スパロボにおいても[[ペインキラー]](原作漫画版)のムチ、[[楠舞神夜]]の護式・斬冠刀、[[雀武王]]の黒蛇刀がこの形状。そのあまりのフォロワーの多さから「ガリアンは知らない/見たことはないが、ガリアンソードは知っている」と言う人も多い。<br />
**ガリアンが所持する剣は、一般的に「ガリアンソード」や「ガリアンブレード」と呼ばれているが、これは便宜上付けられたものであり、本来固有の設定名称を持っていない('''あえて言えば、設定画上にもある「ガリアンの剣」が正式名称''')。<br />
***高橋監督は「製作スタッフはそのギミックから『'''ジャラジャラ剣'''』と呼んでいた」と回想しているが、当時の模型雑誌(例えば『ホビージャパン』)でもその名で表記されていた例がある。<br />
***監督の別作品である『[[装甲騎兵ボトムズ]]』において登場した、近接戦用兵器「パイルバンカー」も現在では武器の一大ジャンルを築き上げており、巨大な剣に対する「ザンバー」という名称を産み出した富野監督と併せ、現在のフィクション作品史においてサンライズのロボットアニメが多大な影響を与えている事が解る。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E7%94%B2%E5%85%B5#鉄巨人_ガリアン ウィキペディア]<br />
{{DEFAULTSORT:かりあん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:機甲界ガリアン]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC&diff=446784
サムライ・キャリバー
2022-12-08T04:34:18Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋良輔|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = アシストウェポン<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::33]]歳<br />
| 身長 = 182cm<br />
| 体重 = 65kg<br />
| 所属 = 新世紀中学生<br />
| 趣味 = カフェ巡り<br />
}}<br />
'''サムライ・キャリバー'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[グリッドマン]]をサポートする「新世紀中学生」の一人。黒いスーツを身に纏った猫背の男性で、吃音気味な口調で喋る。背中には4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を背負っている。<br />
<br />
いかにも不審者といった風貌だが、他者を気遣う優しさの持ち主。建物に入る時に背中の太刀を入り口で引っ掛けるなど、所々で抜けた所があるのが玉に瑕。<br />
<br />
「新世紀中学生」の中ではいち早く登場しており、[[響裕太]]からは当初宇宙人と思われていた。<br />
<br />
その正体は人間ではなく、[[グリッドマン]]を支援する「アシストウェポン」。本来の姿は大型剣の「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」。ジャンクの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールする事で変身する。同じアシストウェポンである[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]と共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。<br />
<br />
生身での運動神経や戦闘力も高く、六花や裕太、[[内海将]]の3人を担いで軽々と飛び去ったり、人間態の[[アンチ]]とも激闘を繰り広げてもいる。<br />
<br />
=== 電撃大斬剣グリッドマンキャリバー ===<br />
サムライ・キャリバーの変身する、グリッドマンの身長も越える大型剣型アシストウェポン。<br />
<br />
剣の鍔の部分に備わっているアックスブレードはフルパワーグリッドマンに合体する際には胸部にプロテクターとして装着される他、パワードゼノン時には剣先に移動してグリッドマンキャリバー・アックスモードとなる。<br />
<br />
また、[[グリッドナイト]]が手にした際には刀身が赤い「グリッドナイトキャリバー」へと変化するが、出力サイズを絞ったフルパワーグリッドマンから手渡された為、グリッドマンキャリバーと比較してアックスブレードが無い事とサイズを絞った分小振りになっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。自軍にはジャンクを調整するエンジニアという名目で同行。<br />
:[[グリッドマン]]の戦闘演出に登場する。担当声優の高橋良輔氏は今作でSRW初出演。<br />
:本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、'''[[フルパワーグリッドマン]]のサブパイロットとして記載'''されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。<br />
:体験版では最初の変身の際にアクセプターを使用している立ち絵が登場して話題になった。その後販売された製品版では修正された…のだが、アップデートVer.1.3で復活している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[激励]]'''<br />
:公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:同じアシストウェポンに変身する仲間。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:彼の支援者。<br />
;[[響裕太]]、[[内海将]]<br />
:当初はキャリバーの素性を怪しむが、後に頼りにする。<br />
;[[宝多六花]]<br />
:普段は影ながら彼女の護衛に当たっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:彼女の店に入り浸ることから世話になる。何故か妙に気に入られ、彼女から「キャリちゃん」と呼ばれている。<br />
;[[アンチ]]<br />
:人間態の彼と度々戦い、気に掛けるようになる。<br />
;久月姫<br />
:スピンオフ[[漫画]]『姫とサムライ』の主人公。ツツジ台の異変を調査している彼女と出会い、パートナーとなる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、自軍に参加した際内心「よくわからないの」と思われ、刀を背負っている事にも不審がられる(直後内海が「コスプレ」と誤魔化した)。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「じ、時間が無い……」<br />
:彼の口癖。<br />
;「お、俺はサムライ・キャリバー」<br />裕太「サムライ?」<br />内海「絶対宇宙人だろ」<br />「き、危機が迫っている。だから、俺達は来た」<br />
:第2回より。六花ママの店で自己紹介するが、明らかに不審人物扱いされる。<br />
;六花「なんとかならないんですか?」<br />「ならない」<br />六花「うそ…グリッドマンの知り合いなら、グリッドマンを助けてください!」<br />「それなら出来る」<br />「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!!」<br />
:同上。六花からグリッドマンを助けて欲しいと言われ、アシストウェポンに変身する。<br />
:『30』では二行目が[[DVE]]で再現。だが体験版では原作では最終回で使用したアクセプターを初登場時から持っているというかなりネタバレなミスがあった。製品版ではアップデートにより別の画像に差し替えられる形で修正された。<br />
:以後本編中におけるサムライキャリバーは'''アシストウェポンとして自分からは進んで出撃しない'''と言うスタンスを維持する。<br />
;「だ、だがお前がやらなければ、もっと死んでいた」<br />「これからも、やれることを、やれ」<br />
:同上。裕太の「きっと守れなかった人もいるんだよね」という言葉に彼を励ます。<br />
;「グ、グリッドマンは復旧して待機状態だ。あの怪獣がまた現れたら奇襲攻撃で倒す」<br />「だが、だがいくら待っても出てこない」<br />
:第3回より。ボラーの早く帰ってこいと言う呼びかけに戻らない理由を説明する。<br />
;「電話は命と繋がっている」<br />
:同上。アンチ戦後、その戦闘の経緯を振り返るように。元ネタは『電光超人グリッドマン』第3話のナレーションから。<br />
;「時間が、あ、あり過ぎる」<br />
:第5回より。店で待機中の台詞。本当に暇そうである……。<br />
;「裕太が止めた気がした」<br />
:第8回。生身の裕太をアンチ襲撃時に、何故追わなかったとマックスから聞かれて。<br />
;「や、やはり原因はあれか」<br />「怪獣に触れることもできないが、同時に被害も出ない」<br />「ただ、三人は眠ったままだ」<br />
:第9回。眠る裕太達の異変と街に佇むバジャックの関連性に確信を抱く。<br />
;アンチ「あの怪獣はいなくなった。何故グリッドマンは現れない!」<br />「その必要がないからだ」<br />「グ、グリッドマンはお前の相手なんかしない」<br />アンチ「何故だ!?」<br />「お前が心を持った生き物だからだ」<br />
:同話より。アンチをもう単なる普通の怪獣ではないと断じる。<br />
;「き、霧、じゃない」<br />「人の記憶に細工してるなら神経性の毒ガスだ」<br />
:第10回。霧の怪獣の特性を考察した際の台詞。<br />
;「勝ってどうするつもりだ?」<br />アンチ「ッ!」<br />「その顔、考えたこともないようだな」<br />「人間と怪獣の間でぶれてる奴が勝てると思うな」<br />
:同話より 生きていなければグリッドマンに勝てないと話すアンチに対して。<br />
;「あいつは人間を学習し、人間に近付き過ぎた」<br />「今はもう心を持った生き物だ」<br />マックス「グリッドマンは生き物の命は奪えない」<br />
:同話より。グリッドマンがアンチに止めを刺さなかった疑問への返答。<br />
;「い、いや、今のあいつは、”本物”だ」<br />
:同話より。グリッドナイトとなったアンチの姿を見てその覚悟に気付く。<br />
;「一緒に来て下さい」<br />
:第11回。裕太が目覚めない理由に気付き、六花ママを連れてジャンクショップへ向かう。<br />
;「頑張れ、アンチ」<br />
:最終回。アカネを救うために戦うグリッドナイトを応援する。<br />
;「あいつは来ない。借りを返せなくなった」<br />
:同話より。ハイパーワールドへ帰還前に六花へアンチは一緒に行かないと告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;六花「準備いいですか、キャリバーさん!」<br />「ま、まかせろ…」<br />
:『30』の戦闘台詞。スパロボにおいても「誰かに促されて初めて出撃する」と言うスタンスを維持するキャリバー。しかし…。<br />
;「お、俺がいく…」<br />ボラー「おいおい!ここは俺だろうが!」<br />
:バスターグリッドマン使用時の台詞パターン。せっかくやる気を出したのにこの扱いである。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*サムライ・キャリバーを演じる高橋良輔は東宝の特撮ドラマや舞台などでの活躍が知られる俳優で、「[[ボトムズシリーズ]]」などで知られる[[スタッフ (登場作品)/監督#.E3.81.9F|高橋良輔]]監督とは[[多義語|同姓同名]]の別人。2018年より声優業にも進出し『SSSS.GRIDMAN』への出演は初のメインキャラクター担当であった。2020年に新型コロナウイルス禍で中止となった『GRIDMAN』舞台版の公演では、舞台俳優としてもサムライ・キャリバーを演じる予定だった。<br />
**本作品後に円谷プロ作品では特撮の『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』にて闇の巨人(悪のウルトラマン)の一人・ヒュドラムの声優を担当している。<br />
*原典である『電光超人グリッドマン』では「電光雷撃剣グリッドマンソード」として登場している。<br />
**「バリアーシールド」と「プラズマブレード」を合体させた両手剣であり、組み替えることでサンダーアックスにも変形する。ただし、『グリッドマン』では他のアシストウェポン同様に人格はなく、人間の姿になる事もない。<br />
*キャラモチーフは映画『トランスフォーマーロストエイジ』に登場するダイナボットの一員「スラッグ」。肩の模様や複数の剣を持つ設定が共通する。<br />
*黒いスーツによれよれのネクタイという服装・伸びきった髪の毛と無精ひげ・猫背に鋭い眼光という容姿は、雨宮監督からキャラクターデザイナーの坂本へ、ロックバンド『エレファントカシマシ』のボーカルである歌手・宮本浩次と、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光の二人を掛け合わせたような感じにしてほしいとの注文があったからとされる。特にその服装は、宮本のステージ衣装を容易に連想させる。<br />
<!-- == 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
{{DEFAULTSORT:さむらい きやりはあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446783
グリッドマン
2022-12-08T04:26:29Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた次元犯罪者を倒すため、異世界からやってきた正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった現実世界の少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界にグリッドマンの姿で現れていくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格の一部は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿り、グリッドマン本人は記憶を失うことになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、その物語でグリッドマンと合体するヒカリ・カイザキが持つ、彼女の亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にグリッドマンが作り出した防御力特化型の強化形態。しかしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなっているため、単純に最強形態とも言いづらい。<br />
:アニメ本編では、機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっているため、単独ではむしろ弱体化していると言える。グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になった。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネの心を癒すことでアレクシスを葬り去り、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref>。<br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂したグリッドマンの人格データがグリッドマンの武器に宿ったもので、要は分身。面々の風貌から想像し難い「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」、すなわち『電光超人グリッドマン』の世界で共に戦ってくれた面々に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前に雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
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<br />
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<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446756
グリッドマン
2022-12-07T05:08:40Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた次元犯罪者を倒すため、異世界からやってきた正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった現実世界の少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界にグリッドマンの姿で現れていくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格の一部は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿り、グリッドマン本人は記憶を失うことになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、その物語でグリッドマンと合体するヒカリ・カイザキが持つ、彼女の亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にグリッドマンが作り出した防御力特化型の強化形態。しかしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなっているため、単純に最強形態とも言いづらい。<br />
:アニメ本編では、機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっているため、単独ではむしろ弱体化していると言える。グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になった。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネの心を癒すことでアレクシスを葬り去り、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref>。<br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前に雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
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<br />
<amazon>B07G3CTYC8</amazon><amazon>B096LJKVQG</amazon><br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC&diff=446455
サムライ・キャリバー
2022-11-30T02:25:33Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋良輔|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = アシストウェポン<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::33]]歳<br />
| 身長 = 182cm<br />
| 体重 = 65kg<br />
| 所属 = 新世紀中学生<br />
| 趣味 = カフェ巡り<br />
}}<br />
'''サムライ・キャリバー'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[グリッドマン]]をサポートする「新世紀中学生」の一人。黒いスーツを身に纏った猫背の男性で、吃音気味な口調で喋る。背中には4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を背負っている。<br />
<br />
いかにも不審者といった風貌だが、他者を気遣う優しさの持ち主。建物に入る時に背中の太刀を入り口で引っ掛けるなど、所々で抜けた所があるのが玉に瑕。<br />
<br />
「新世紀中学生」の中ではいち早く登場しており、[[響裕太]]からは当初宇宙人と思われていた。<br />
<br />
その正体は人間ではなく、[[グリッドマン]]を支援する「アシストウェポン」。本来の姿は大型剣の「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」。ジャンクの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールする事で変身する。同じアシストウェポンである[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]と共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。<br />
<br />
生身での運動神経や戦闘力も高く、六花や裕太、[[内海将]]の3人を担いで軽々と飛び去ったり、人間態の[[アンチ]]とも激闘を繰り広げてもいる。<br />
<br />
=== 電撃大斬剣グリッドマンキャリバー ===<br />
サムライ・キャリバーの変身する、グリッドマンの身長も越える大型剣型アシストウェポン。<br />
<br />
剣の鍔の部分に備わっているアックスブレードはフルパワーグリッドマンに合体する際には胸部にプロテクターとして装着される他、パワードゼノン時には剣先に移動してグリッドマンキャリバー・アックスモードとなる。<br />
<br />
また、[[グリッドナイト]]が手にした際には刀身が赤い「グリッドナイトキャリバー」へと変化するが、出力サイズを絞ったフルパワーグリッドマンから手渡された為、グリッドマンキャリバーと比較してアックスブレードが無い事とサイズを絞った分小振りになっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。自軍にはジャンクを調整するエンジニアという名目で同行。<br />
:[[グリッドマン]]の戦闘演出に登場する。担当声優の高橋良輔氏は今作でSRW初出演。<br />
:本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、'''[[フルパワーグリッドマン]]のサブパイロットとして記載'''されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。<br />
:体験版では最初の変身の際にアクセプターを使用している立ち絵が登場して話題になった。その後販売された製品版では修正された…のだが、アップデートVer.1.3で復活している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[激励]]'''<br />
:公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:同じアシストウェポンに変身する仲間。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:彼の支援者。<br />
;[[響裕太]]、[[内海将]]<br />
:当初はキャリバーの素性を怪しむが、後に頼りにする。<br />
;[[宝多六花]]<br />
:普段は影ながら彼女の護衛に当たっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:彼女の店に入り浸ることから世話になる。何故か妙に気に入られ、彼女から「キャリちゃん」と呼ばれている。<br />
;[[アンチ]]<br />
:人間態の彼と度々戦い、気に掛けるようになる。<br />
;久月姫<br />
:スピンオフ[[漫画]]『姫とサムライ』の主人公。ツツジ台の異変を調査している彼女と出会い、パートナーとなる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、自軍に参加した際内心「よくわからないの」と思われ、刀を背負っている事にも不審がられる(直後内海が「コスプレ」と誤魔化した)。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「じ、時間が無い……」<br />
:彼の口癖。<br />
;「お、俺はサムライ・キャリバー」<br />裕太「サムライ?」<br />内海「絶対宇宙人だろ」<br />「き、危機が迫っている。だから、俺達は来た」<br />
:第2回より。六花ママの店で自己紹介するが、明らかに不審人物扱いされる。<br />
;六花「なんとかならないんですか?」<br />「ならない」<br />六花「うそ…グリッドマンの知り合いなら、グリッドマンを助けてください!」<br />「それなら出来る」<br />「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!!」<br />
:同上。六花からグリッドマンを助けて欲しいと言われ、アシストウェポンに変身する。<br />
:『30』では二行目が[[DVE]]で再現。だが体験版では原作では最終回で使用したアクセプターを初登場時から持っているというかなりネタバレなミスがあった。製品版ではアップデートにより別の画像に差し替えられる形で修正された。<br />
:以後本編中におけるサムライキャリバーは'''アシストウェポンとして自分からは進んで出撃しない'''と言うスタンスを維持する。<br />
;「だ、だがお前がやらなければ、もっと死んでいた」<br />「これからも、やれることを、やれ」<br />
:同上。裕太の「きっと守れなかった人もいるんだよね」という言葉に彼を励ます。<br />
;「グ、グリッドマンは復旧して待機状態だ。あの怪獣がまた現れたら奇襲攻撃で倒す」<br />「だが、だがいくら待っても出てこない」<br />
:第3回より。ボラーの早く帰ってこいと言う呼びかけに戻らない理由を説明する。<br />
;「電話は命と繋がっている」<br />
:同上。アンチ戦後、その戦闘の経緯を振り返るように。元ネタは『電光超人グリッドマン』第3話のナレーションから。<br />
;「時間が、あ、あり過ぎる」<br />
:第5回より。店で待機中の台詞。本当に暇そうである……。<br />
;「裕太が止めた気がした」<br />
:第8回。生身の裕太をアンチ襲撃時に、何故追わなかったとマックスから聞かれて。<br />
;「や、やはり原因はあれか」<br />「怪獣に触れることもできないが、同時に被害も出ない」<br />「ただ、三人は眠ったままだ」<br />
:第9回。眠る裕太達の異変と街に佇むバジャックの関連性に確信を抱く。<br />
;アンチ「あの怪獣はいなくなった。何故グリッドマンは現れない!」<br />「その必要がないからだ」<br />「グ、グリッドマンはお前の相手なんかしない」<br />アンチ「何故だ!?」<br />「お前が心を持った生き物だからだ」<br />
:同話より。アンチをもう単なる普通の怪獣ではないと断じる。<br />
;「き、霧、じゃない」<br />「人の記憶に細工してるなら神経性の毒ガスだ」<br />
:第10回。霧の怪獣の特性を考察した際の台詞。<br />
;「勝ってどうするつもりだ?」<br />アンチ「ッ!」<br />「その顔、考えたこともないようだな」<br />「人間と怪獣の間でぶれてる奴が勝てると思うな」<br />
:同話より 生きていなければグリッドマンに勝てないと話すアンチに対して。<br />
;「あいつは人間を学習し、人間に近付き過ぎた」<br />「今はもう心を持った生き物だ」<br />マックス「グリッドマンは生き物の命は奪えない」<br />
:同話より。グリッドマンがアンチに止めを刺さなかった疑問への返答。<br />
;「い、いや、今のあいつは、”本物”だ」<br />
:同話より。グリッドナイトとなったアンチの姿を見てその覚悟に気付く。<br />
;「一緒に来て下さい」<br />
:第11回。裕太が目覚めない理由に気付き、六花ママを連れてジャンクショップへ向かう。<br />
;「頑張れ、アンチ」<br />
:最終回。アカネを救うために戦うグリッドナイトを応援する。<br />
;「あいつは来ない。借りを返せなくなった」<br />
:同話より。ハイパーワールドへ帰還前に六花へアンチは一緒に行かないと告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;六花「準備いいですか、キャリバーさん!」<br />「ま、まかせろ…」<br />
:『30』の戦闘台詞。スパロボにおいても「誰かに促されて初めて出撃する」と言うスタンスを維持するキャリバー。しかし…。<br />
;「お、俺がいく…」<br />ボラー「おいおい!ここは俺だろうが!」<br />
:バスターグリッドマン使用時の台詞パターン。せっかくやる気を出したのにこの扱いである。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*サムライ・キャリバーを演じる高橋良輔は東宝の特撮ドラマや舞台などでの活躍が知られる俳優で、「[[ボトムズシリーズ]]」などで知られる[[スタッフ (登場作品)/監督#.E3.81.9F|高橋良輔]]監督とは[[多義語|同姓同名]]の別人。2018年より声優業にも進出し『SSSS.GRIDMAN』への出演は初のメインキャラクター担当であった。2020年に新型コロナウイルス感染で中止となった『GRIDMAN』舞台版の公演では、舞台俳優としてもサムライ・キャリバーを演じる予定だった。<br />
**本作品後に円谷プロ作品では特撮の『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』にて闇の巨人(悪のウルトラマン)の一人・ヒュドラムの声優を担当している。<br />
*原典である『電光超人グリッドマン』では「電光雷撃剣グリッドマンソード」として登場している。<br />
**「バリアーシールド」と「プラズマブレード」を合体させた両手剣であり、組み替えることでサンダーアックスにも変形する。ただし、『グリッドマン』では他のアシストウェポン同様に人格はなく、人間の姿になる事もない。<br />
*キャラモチーフは映画『トランスフォーマーロストエイジ』に登場するダイナボットの一員「スラッグ」。肩の模様や複数の剣を持つ設定が共通する。<br />
*黒いスーツによれよれのネクタイという服装・伸びきった髪の毛と無精ひげ・猫背に鋭い眼光という容姿は、雨宮監督からキャラクターデザイナーの坂本へ、ロックバンド『エレファントカシマシ』のボーカルである歌手・宮本浩次と、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光の二人を掛け合わせたような感じにしてほしいとの注文があったからとされる。特にその服装は、宮本のステージ衣装を容易に連想させる。<br />
<!-- == 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
{{DEFAULTSORT:さむらい きやりはあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%AE%9D%E5%A4%9A%E5%85%AD%E8%8A%B1&diff=446435
宝多六花
2022-11-29T14:40:07Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = たからだ りっか<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|宮本侑芽|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポーター]]<br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = 2002年12月5日<br />
| 星座 = いて座<br />
| 年齢 = [[年齢::15]]歳<br />
| 身長 = 155cm<br />
| 血液型 = O型<br />
| 所属 = ツツジ台高校<br />
| 好きな物 = チーズフォンデュ<br />
| 嫌いな物 = 炭酸飲料<br />
}}<br />
'''宝多六花'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』のヒロインの一人。<br />
== 概要 ==<br />
[[響裕太]]のクラスメイトである少女。<br />
<br />
少しクールで気怠げな雰囲気を見せるが、クラスメイトとの仲は良く、怪獣騒ぎに巻き込まれた友達を心配したり、記憶喪失の裕太を介抱して家まで送り届けたり、出会った[[アンチ]]に世話を焼いたりと、心優しい性格の持ち主。<br />
<br />
普段は友人の[[なみこ]]や[[はっす]]といることが多く、[[新条アカネ]]とも親友関係。[[内海将]]とは異なり、特撮にはあまり興味を示していないなど、良くも悪くも今時の女子高生らしい趣味嗜好を持つ。怪獣と戦う裕太と[[グリッドマン]]に対しては、初めは現状に理解が追いつかなかったが、将と共に彼らを支えていく。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。最速登場は地上ルート「覚・醒」。サポーターコマンド要員。[[グリッドマン]]の掛け合い及び[[中断メッセージ/30|中断メッセージ]]にも登場するため、ボイスが収録されている。担当声優の宮本侑芽氏は今作でSRW初出演。<br />
:体験版「覚・醒」では原作と違い「~わよ」と普通の女子の口調になっている場面が散見されたが、製品版では修正されている。但しその後もちょくちょく見られる。またアップデートVer.1.3で前述の場面も復活してしまっている。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
=== サポーターコマンド ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 名称<br />
! style="width: 50px;" | 作品<br />
! 名義<br />
! style="width: 50px;" | S-SP<br />
! 使用時<br />
! パッシブ<br />
|-<br />
! グリッドマン同盟<br />
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
| [[内海将|内海]]&六花<br />
| style="text-align: center;" | 30<br />
| 「[[応援]]」「[[友情]]」をかける<br />
| 「[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]」の消費ExCを-1<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:母親。ジャンクショップ「絢」を経営している。<br />
:思春期の女子高校生らしく鬱陶しがることもあるが、基本的に仲は良好であり、彼女の仕事や趣味に合わせる形で生活していたらキーボードのタイピング速度が速くなるなど、数多くの武勇伝を持つようになったとのこと。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:クラスメイト。物語開始時に記憶を失った彼を介抱する。記憶を失う前の彼から何かを告げられたらしいが……?<br />
;[[内海将]]<br />
:クラスメイト。彼の特撮好きにはあまり理解を示しておらず、意見の相違から口論になる事もあった。<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:一緒に戦う仲間。家にある中古パソコン「ジャンク」に宿っている事もあり、必然的に協力者となった。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンと共に戦う仲間。<br />
<br />
=== ツツジ台高校 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:クラスメイトで、特に仲の良い友人。<br />
;[[なみこ]]、[[はっす]]<br />
:親しい友人達。<br />
;[[問川さきる]]<br />
:クラスメイト。彼女の死(クラスからの消失)に動揺する。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[アンチ]]<br />
:街に出ていた彼と偶然出会い、気に掛けるようになる。<br />
<!-- == 他作品との人間関係 == --><br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「ねえ…記憶がない、ってことはさ、今日のこと全部覚えてない、ってこと?」<br />「そっか…でも、もし記憶喪失のフリだったら最悪だかんね」<br />
:第1回より。記憶喪失だとわかった裕太を病院に連れて行く道すがらの意味深な台詞。記憶喪失になる前の裕太との間に何かあったらしいが、裕太は当然覚えておらず、ただ困惑する羽目に。<br />
;裕太「なんで俺、女子の家で寝てたの?」<br />「女子、じゃなくて宝多六花」<br />「私の名前。響君、家の前で倒れて寝ちゃって起きなかったんだよ?」<br />
:同上。記憶喪失の裕太に状況を説明する。<br />
;「…学校の方だ」<br />
:同上。[[グールギラス]]の火球が落ちた先を察して。<br />
;内海「裕太がジャンクに食われちまった…」<br />「…昔のパソコンって、こわ~」<br />
:同上。ジャンク内に吸い込まれた裕太を見ての発言。どこかズレているような気もするが…。<br />
:なお、将の台詞は特撮版にも同様のものがあり、そちらのオマージュとなっている。<br />
;「私、やってみるよ。内海君の言葉を、私が響君に伝えてみる」<br />
:同上。キーボードを素早くタイピングして裕太とグリッドマンに敵の弱点を伝えた。<br />
;「私達、こんなとこにずっと住んでたんだ」<br />
:第2回より。将と共にグリッドマンの声が聞こえ、霧の怪獣の姿が見えるようになって。<br />
;「なんで…みんな死んじゃったことになってるの」<br />「昨日元気だったじゃん」<br />
:同上。問川達の死を知ったことで、ショックを受ける。<br />
;「ありがとう」<br />
:同上。デバダダンとの戦いが終わりなみことはっすの無事を確認後、彼女達に直接会う前に一言告げる。<br />
;「これ、食べます?」<br />
:第3回より。雨の中、一人でいたアンチを見つけ、弁当を差し出す。<br />
;「確かめて、もし、響君が、ずっと前に死んだことになってたら?」<br />「問川や、といこみたいに」<br />「だから誰にも聞けなかった。みんなが、響君のこと忘れてたらって…」<br />「怖いから、私は無理!」<br />
:同上。戻ってこなかった裕太を確かめるため自宅へ向かうが、怖さから逃げ出してしまう。<br />
;「生きてるなら連絡しなよ」<br />裕太「あ、いや。電話通じるなんて…」<br />「私、響君の電話出なかった…ごめん!」<br />
:同上。裕太の帰還に安堵し、電話に出なかったことを謝罪する。<br />
;「怪獣だ。3人が消えてリセットされてるんだ」<br />「…でもなんで昨日の人達が狙われた?」<br />
:第4回より。4人組の「Arcadia」の面子が1人なのに友人達が疑問に思わないのを怪獣の仕業だと気付く。<br />
;「一旦切ればいいんじゃん」<br />
:同上。ジャンクがフリーズし、コンセントを抜き将から叱られるも…結果的には上手くいった。<br />
:言うまでもなく、パソコンに不具合を与えかねない行為であるため、やるにしても最終手段にしておくこと。<br />
;「なんで私の周りばかり、怪獣が出てくるんだろ」<br />「私のせい、かな?」<br />
:同上。バスに乗った後の独り言。<br />
;「あーもうなんとでも言って下さい」<br />
:第5回より。水着姿で裕太達と一緒にいたことを、なみことはっすにからかわれて顔を赤らめる。<br />
;「まああの人達お金無さそうだしね」<br />
:第6回。母からジャンクをまた店で買い取ったと聞かされる。新世紀中学生…。<br />
;「アンチ君は、ちゃんと学校行ってるー?」<br />アンチ「学校?」<br />「あ…なんか複雑な事情ある感じ?」<br />
:同上。アンチを風呂で洗いながらの問いかけ。<br />
;「いやないでしょ?女子高生怪獣なんか興味ないから」<br />
:第7回。裕太からアカネが怪獣好きかもしれないという話を振られて。<br />
;「戦うより、先にやることがあると思う」<br />
:第8回。アカネと戦うことに乗り気な裕太と内海に対し、説得できないかと意見を述べる。<br />
;「あの人、私から謝るなんて、考えて無さそうじゃん?」<br />
:同話より。説得失敗後、酷いことを言った内海に自分から先に謝りたいと裕太に話す。<br />
;「似合ってんね?それ」<br />
:同上。内海と互いに謝罪し、彼が着るメイド服を見ての台詞。ちなみに六花のコスプレは海軍服。<br />
;「宇宙人?めっちゃ燃えてるんですけど…」<br />
:第9回 夢の中の世界でアカネからアレクシスを紹介され、その姿に唖然とする。<br />
;「神様には神様の世界があるんじゃない?」<br />「アカネは神様の世界から逃げて来たのかも」<br />裕太「そんな弱い人には見えないけど」<br />「弱い、とかじゃなくて、アカネは繊細なんだよ」<br />
:第10回。アカネは神様なのに、どこか窮屈そうと話す裕太に対して。<br />
;「なんか強すぎない…?」<br />
:同話より。フルパワーグリッドマンを翻弄するナナシBの強さに焦る。<br />
;「やっぱりアカネを探すしかない」<br />「理由があったって、こんなことは許されないから」<br />
:第11回。裕太が刺され入院した後、様子を見てくると向かった学校に着いた際に。<br />
;「私はアカネの友達。私はそれ以外に生まれてきた意味なんていらないよ」<br />「アカネは私のこと、どう思ってるの?」<br />
:同話より。六花には関係ない、そう設定しただけと突き放すアカネに本心をぶつける。<br />
;「悲しいかどうかは、私達が決める!」<br />
:最終回。六花を作り物のくせに悲しいねえと蔑むアレクシスに反論する。<br />
;「都合の良い時だけ一般人とかさ、グリッドマン同盟はどこいったんだよ」<br />
:同話より。自分はただの一般人だからと意気消沈する内海へのツッコミ。<br />
;「アカネ…あの中に!?」<br />
:同話より。アカネが巨大化したアレクシスの中に取り込まれていると察する。<br />
;「だから私達を頼って欲しい。信じて欲しい。そのための関係だから」<br />
:同話より。フィクサービーム後のアカネに向けた励まし。<br />
;アカネ「定期入れ…?どっか行っちゃえってこと?」<br/>「違うよ。どこへ行っても、私と一緒」<br />
:同話より。アカネへ定期入れを差し出す。「どっか行っちゃえ」にはアカネ本来の繊細さが見出だせる。片道ではなく'''複数回の往復'''が前提の「定期」入れなのがミソ。<br />
:ただし、後述するようにこの世界に再びアカネが来ることを良しとしておらず、永遠の友情の証+願望の象徴と思われる。<br />
:なお、この定期入れは現実世界で目覚めたアカネの机の上に同じデザインのものが置かれている。<br />
;「アカネはさ、どこへ行ったって堂々としてないと」<br />「私達の神様なんだから」<br />アカネ「うん…そうする」<br />「だから神様、最後にお願い聞いてくれませんか?」<br />アカネ「…うん」<br />「私はアカネと一緒にいたい。どうかこの願いがずっと叶いませんように」<br />
:同話より。アカネと手を繋ぎながら自分の願いを彼女へ伝える。アカネが現実逃避の産物であるこの世界に戻らないように、と。<br />
:アカネがこの世界にいることはどうあがいても現実の彼女の足を引っ張ることにしかならないことを理解しての、絶対に同居しえない2つの願いである。<br />
:この直後、家具を含むそこに人がいた痕跡の全てとともにアカネはこの世界を去った。<br />
;「まあ神様と同じクラスには通えないよね」<br />「神様には神様の世界があるんだし」<br />
:同話より。アカネとの語らいの後の独白。<br />
;内海「なんで裕太にグリッドマンが宿っちゃったんだろ」<br />「んー響君はアカネの隣の席だったし」<br />内海「…そんな理由があるかよ」<br />「たぶんそれだけじゃないと思うけど」<br />
:同話より。裕太とグリッドマンの繋がりに対して自分の考えを述べる。この時六花が思い浮かべていたのは、クラスの皆がアカネに注目する中、その隣の席で一人だけ自分のことを見つめていた裕太と目が合った瞬間のことだった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「…私!?」<br />
:最終回。グリッドマンから裕太の六花への想いは変らないと教えられ、赤面して動揺してしまう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「あれと一緒になるなんてイヤに決まってんじゃん…」<br>[[内海将|内海]]「うわ…考えただけで鳥肌立ってきた…」<br />
:『30』で、[[グリッドマン]]が[[カギ爪の男]]の戦闘の際に発生する掛け合い台詞。'''普通の人間から見たカギ爪が目論む『[[幸せの時]]』の異常性について、これでもかと言わんばかりに端的に分かりやすく言い表した評価'''である。<br />
;「その何でもウルトラシリーズを引き合いに出すの…やめなよ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』地上ルート第4話「覚・醒」エンドデモより。[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]の要請で[[ドライストレーガー]]に乗艦する際に内海がウルトラシリーズを引き合いに出したことに呆れての一言。<br />
;「そうね、濡れてる捨て猫を見た時の気分に近いかな…」<br />
:『30』アズ地上ルート「定められた運命」にて、仲間と共にアズのことを語るシーン。主人公版アズはなかなか相手に心を開かないが、普段の真面目な行動もあって印象は当初から悪くなく、同年代メンバーや女性陣ほぼ全員からは捨て猫のように放っておけない少女と認識していた。<br />
:アズ宇宙ルートの場合では、シュラク隊の感想をウッソが代弁する展開に変更されている。<br />
;「何よ、それ…?おっさんっぽいよ、アズ」<br />
:『30』アズルートエーストークより。表情と言い方はエッジルートと違うが、こちらも年齢に反して達観した主人公をおっさん扱いする。<br />
;「(あの怪獣…アンチ君なんだよね…)」<br />
:『30』で、人間態のアンチと邂逅した後での、グリッドマンとアンチとの戦闘の際の掛け合いの中で。実際に口に出しているわけではなく、'''心の中で思った言葉が戦闘アニメ内で表示されている'''という、スパロボでも非常に珍しい特殊戦闘台詞である。<br />
<br />
==余談==<br />
*キャラクターデザイン及び本編アニメでは、制服のスカートの丈が上から着たニットカーディガンとほとんど同じくらい短く描かれている<ref>キャラクターデザインの坂本が自身のtwitterで公開した「Ver.4」という初期のラフ案では、制服の上にパーカーを羽織り、スカートの丈も今よりは少し長く、おとなしめなイメージで描かれている。</ref>。視聴者からは剥き出しになっている脚について特に話題にされており'''「太ももの擬人化」「グリッドマンの下半身担当<ref>言うまでもなく上半身担当は新条アカネである。</ref>」'''といったぶっ飛んだ渾名も多い。<br />
**声優の宮本侑芽氏もイベントやライブ配信において脚について言及している。<br />
*劇中未登場ではあるが、ボイスドラマでは父親と兄の存在について語られている<ref>おそらく彼女のイメージは『電光超人グリッドマン』のヒロイン井上ゆかと思われこちらも両親と兄の4人家族設定(ただし、六花の母はジャンクショップと喫茶店経営だが、ゆかの母は専業主婦)で店舗経営という設定は『電光超人グリッドマン』のメインキャラ馬場一平の両親(インテリアショップ経営)と思われる。</ref>。このうち、父(六花パパ)は、本編終了後のライブイベントの朗読劇で登場した(演者は[[声優:稲田徹|稲田徹]]氏)。<br />
*デザインモチーフはトランスフォーマーシリーズの公式創作作品『トランスフォーマー シャッタード・グラス<ref>いわゆる「'''善悪逆転もの'''」で自警団チーム「ディセプティコン(デストロン※本来は悪)」が残虐非道な「オートボット(サイバトロン※本来は正義)」と戦う。</ref>』(Transformers Shattered Glass)のメガトロン<ref>原典では残虐非道な悪の親玉だが、シャッタード・グラスでは仲間達を愛する学校の先生となっている。</ref>であると言われている。<br />
*後に放送されたウルトラシリーズには、「六花製菓」や「チョコリッカ」など彼女の名前を冠した小道具が逆輸入されている。また、作品としてのつながりはないが、単に[[声優ネタ]]として『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』にも「'''Rikka Coffee'''」のロゴが記載された自動販売機が登場している。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
{{DEFAULTSORT:たからだ りっか}}<br />
[[Category:登場人物た行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC&diff=446434
サムライ・キャリバー
2022-11-29T14:33:53Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋良輔|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = アシストウェポン<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::33]]歳<br />
| 身長 = 182cm<br />
| 体重 = 65kg<br />
| 所属 = 新世紀中学生<br />
| 趣味 = カフェ巡り<br />
}}<br />
'''サムライ・キャリバー'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[グリッドマン]]をサポートする「新世紀中学生」の一人。黒いスーツを身に纏った猫背の男性で、吃音気味な口調で喋る。背中には4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を背負っている。<br />
<br />
いかにも不審者といった風貌だが、他者を気遣う優しさの持ち主。建物に入る時に背中の太刀を入り口で引っ掛けるなど、所々で抜けた所があるのが玉に瑕。<br />
<br />
「新世紀中学生」の中ではいち早く登場しており、[[響裕太]]からは当初宇宙人と思われていた。<br />
<br />
その正体は人間ではなく、[[グリッドマン]]を支援する「アシストウェポン」。本来の姿は大型剣の「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」。ジャンクの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールする事で変身する。同じアシストウェポンである[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]と共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。<br />
<br />
生身での運動神経や戦闘力も高く、六花や裕太、[[内海将]]の3人を担いで軽々と飛び去ったり、人間態の[[アンチ]]とも激闘を繰り広げてもいる。<br />
<br />
=== 電撃大斬剣グリッドマンキャリバー ===<br />
サムライ・キャリバーの変身する、グリッドマンの身長も越える大型剣型アシストウェポン。<br />
<br />
剣の鍔の部分に備わっているアックスブレードはフルパワーグリッドマンに合体する際には胸部にプロテクターとして装着される他、パワードゼノン時には剣先に移動してグリッドマンキャリバー・アックスモードとなる。<br />
<br />
また、[[グリッドナイト]]が手にした際には刀身が赤い「グリッドナイトキャリバー」へと変化するが、出力サイズを絞ったフルパワーグリッドマンから手渡された為、グリッドマンキャリバーと比較してアックスブレードが無い事とサイズを絞った分小振りになっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。自軍にはジャンクを調整するエンジニアという名目で同行。<br />
:[[グリッドマン]]の戦闘演出に登場する。担当声優の高橋良輔氏は今作でSRW初出演。<br />
:本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、'''[[フルパワーグリッドマン]]のサブパイロットとして記載'''されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。<br />
:体験版では最初の変身の際にアクセプターを使用している立ち絵が登場して話題になった。その後販売された製品版では修正された…のだが、アップデートVer.1.3で復活している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[激励]]'''<br />
:公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:同じアシストウェポンに変身する仲間。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:彼の支援者。<br />
;[[響裕太]]、[[内海将]]<br />
:当初はキャリバーの素性を怪しむが、後に頼りにする。<br />
;[[宝多六花]]<br />
:普段は影ながら彼女の護衛に当たっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:彼女の店に入り浸ることから世話になる。何故か妙に気に入られ、彼女から「キャリちゃん」と呼ばれている。<br />
;[[アンチ]]<br />
:人間態の彼と度々戦い、気に掛けるようになる。<br />
;久月姫<br />
:スピンオフ[[漫画]]『姫とサムライ』の主人公。ツツジ台の異変を調査している彼女と出会い、パートナーとなる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、自軍に参加した際内心「よくわからないの」と思われ、刀を背負っている事にも不審がられる(直後内海が「コスプレ」と誤魔化した)。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「じ、時間が無い……」<br />
:彼の口癖。<br />
;「お、俺はサムライ・キャリバー」<br />裕太「サムライ?」<br />内海「絶対宇宙人だろ」<br />「き、危機が迫っている。だから、俺達は来た」<br />
:第2回より。六花ママの店で自己紹介するが、明らかに不審人物扱いされる。<br />
;六花「なんとかならないんですか?」<br />「ならない」<br />六花「うそ…グリッドマンの知り合いなら、グリッドマンを助けてください!」<br />「それなら出来る」<br />「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!!」<br />
:同上。六花からグリッドマンを助けて欲しいと言われ、アシストウェポンに変身する。<br />
:『30』では二行目が[[DVE]]で再現。だが体験版では原作では最終回で使用したアクセプターを初登場時から持っているというかなりネタバレなミスがあった。製品版ではアップデートにより別の画像に差し替えられる形で修正された。<br />
:以後本編中におけるサムライキャリバーは'''アシストウェポンとして自分からは進んで出撃しない'''と言うスタンスを維持する。<br />
;「だ、だがお前がやらなければ、もっと死んでいた」<br />「これからも、やれることを、やれ」<br />
:同上。裕太の「きっと守れなかった人もいるんだよね」という言葉に彼を励ます。<br />
;「グ、グリッドマンは復旧して待機状態だ。あの怪獣がまた現れたら奇襲攻撃で倒す」<br />「だが、だがいくら待っても出てこない」<br />
:第3回より。ボラーの早く帰ってこいと言う呼びかけに戻らない理由を説明する。<br />
;「電話は命と繋がっている」<br />
:同上。アンチ戦後、その戦闘の経緯を振り返るように。元ネタは『電光超人グリッドマン』第3話のナレーションから。<br />
;「時間が、あ、あり過ぎる」<br />
:第5回より。店で待機中の台詞。本当に暇そうである……。<br />
;「裕太が止めた気がした」<br />
:第8回。生身の裕太をアンチ襲撃時に、何故追わなかったとマックスから聞かれて。<br />
;「や、やはり原因はあれか」<br />「怪獣に触れることもできないが、同時に被害も出ない」<br />「ただ、三人は眠ったままだ」<br />
:第9回。眠る裕太達の異変と街に佇むバジャックの関連性に確信を抱く。<br />
;アンチ「あの怪獣はいなくなった。何故グリッドマンは現れない!」<br />「その必要がないからだ」<br />「グ、グリッドマンはお前の相手なんかしない」<br />アンチ「何故だ!?」<br />「お前が心を持った生き物だからだ」<br />
:同話より。アンチをもう単なる普通の怪獣ではないと断じる。<br />
;「き、霧、じゃない」<br />「人の記憶に細工してるなら神経性の毒ガスだ」<br />
:第10回。霧の怪獣の特性を考察した際の台詞。<br />
;「勝ってどうするつもりだ?」<br />アンチ「ッ!」<br />「その顔、考えたこともないようだな」<br />「人間と怪獣の間でぶれてる奴が勝てると思うな」<br />
:同話より 生きていなければグリッドマンに勝てないと話すアンチに対して。<br />
;「あいつは人間を学習し、人間に近付き過ぎた」<br />「今はもう心を持った生き物だ」<br />マックス「グリッドマンは生き物の命は奪えない」<br />
:同話より。グリッドマンがアンチに止めを刺さなかった疑問への返答。<br />
;「い、いや、今のあいつは、”本物”だ」<br />
:同話より。グリッドナイトとなったアンチの姿を見てその覚悟に気付く。<br />
;「一緒に来て下さい」<br />
:第11回。裕太が目覚めない理由に気付き、六花ママを連れてジャンクショップへ向かう。<br />
;「頑張れ、アンチ」<br />
:最終回。アカネを救うために戦うグリッドナイトを応援する。<br />
;「あいつは来ない。借りを返せなくなった」<br />
:同話より。ハイパーワールドへ帰還前に六花へアンチは一緒に行かないと告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;六花「準備いいですか、キャリバーさん!」<br />「ま、まかせろ…」<br />
:『30』の戦闘台詞。スパロボにおいても「誰かに促されて初めて出撃する」と言うスタンスを維持するキャリバー。しかし…。<br />
;「お、俺がいく…」<br />ボラー「おいおい!ここは俺だろうが!」<br />
:バスターグリッドマン使用時の台詞パターン。せっかくやる気を出したのにこの扱いである。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*サムライ・キャリバーを演じる高橋良輔は東宝の特撮ドラマや舞台などでの活躍が知られる俳優で、「[[ボトムズシリーズ]]」などで知られる[[スタッフ (登場作品)/監督#.E3.81.9F|高橋良輔]]監督とは[[多義語|同姓同名]]の別人。2018年より声優業にも進出し『SSSS.GRIDMAN』への出演は初のメインキャラクター担当であった。2020年に新型コロナウイルス感染で中止となった『GRIDMAN』舞台版の公演では、舞台俳優としてもサムライ・キャリバーを演じる予定だった。<br />
**本作品後に円谷プロ作品では特撮の『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』にて闇の巨人(悪のウルトラマン)の一人・ヒュドラムの声優を担当している。<br />
*原典である『電光超人グリッドマン』では「電光雷撃剣グリッドマンソード」として登場している。<br />
**「バリアーシールド」と「プラズマブレード」を合体させた両手剣であり、組み替えることでサンダーアックスにも変形する。ただし、『グリッドマン』では他のアシストウェポン同様に人格はなく、人間の姿になる事もない。<br />
*キャラモチーフは映画『トランスフォーマーロストエイジ』に登場するダイナボットの一員「スラッグ」。肩の模様や複数の剣を持つ設定が共通する。<br />
*黒いスーツによれよれのネクタイという服装・伸びきった髪の毛と無精ひげ・猫背に鋭い眼光という容姿は、雨宮監督からキャラクターデザイナーの坂本へ、ロックバンド『ネクタイエレファントカシマシ』のボーカルである歌手・宮本浩次と、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光の二人を掛け合わせたような感じにしてほしいとの注文があったからとされる。特に服装は宮本のステージ衣装を連想させる。<br />
<!-- == 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
{{DEFAULTSORT:さむらい きやりはあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446408
グリッドマン
2022-11-29T02:50:11Z
<p>アホウドリ売り: /* 各形態 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた次元犯罪者を倒すため、異世界からやってきた正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった現実世界の少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界にグリッドマンの姿で現れていくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、その物語でグリッドマンと合体するヒカリ・カイザキが持つ、彼女の亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にグリッドマンが作り出した防御力特化型の強化形態。しかしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなっているため、単純に最強形態とも言いづらい。<br />
:アニメ本編では、機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっているため、単独ではむしろ弱体化していると言える。グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になった。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネの心を癒すことでアレクシスを葬り去り、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B07MXC82FK</amazon><amazon>B081TB46CY</amazon><amazon>B089SXZDTP</amazon><amazon>B07L6HWDWL</amazon><br />
<br />
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<br />
<amazon>B07G3CTYC8</amazon><amazon>B096LJKVQG</amazon><br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A4%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB&diff=446381
ヤザン・ゲーブル
2022-11-28T11:21:05Z
<p>アホウドリ売り: /* その後 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Yazan Gable]]<ref>[http://www.z-gundam.net/character/titans.html CHARACTER]、機動戦士Zガンダム、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| 声優 = {{声優|大塚芳忠|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士Ζガンダム}}(Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ}}(ΖΖ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = 29歳<br />
| 所属組織 = {{所属 (人物)|地球連邦軍}}<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ティターンズ}}<br />
| 階級 = 大尉<br />
}}<br />
'''ヤザン・ゲーブル'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]パイロット。ティターンズの理念には関心が無く、戦闘そのものを楽しむ野獣のような男。地球連邦軍側としては珍しい傭兵気質であり、「戦場にしか興味はない」と自称する。<br />
<br />
自分の主義と合わない上官の[[ジャマイカン・ダニンガン]]少佐の謀殺を画策し、ジャマイカンの乗り込む[[アレキサンドリア]]を背にして戦い、[[エゥーゴ]]の[[ガンダムMk-II]]の攻撃を寸前で避けてブリッジに命中させるという離れ業で目的を果たす。その後、[[パプテマス・シロッコ]]のスケールの大きさに興味を持ち、その野望に協力するが、これも思想面に共感したわけではなく、あくまでシロッコ当人に興味を持ったため味方した、という雰囲気が窺える。劇場版ではティターンズ首魁となった[[バスク・オム]]を誅殺(ジャマイカンは登場シーンが大幅にカットされた影響もあると思われる)してシロッコ側に寝返るための手土産とした。<br />
<br />
一方で、女性や子供を戦争に巻き込んだり、[[コロニー落とし]]やサイド2への毒ガス攻撃といった無差別虐殺に対しては嫌悪感を顕にしている。また、部下には初出撃に緊張する部下の股間を握って緊張をほぐしたり、色々と的確なアドバイスをしたり、[[ラムサス・ハサ]]の戦死時に彼の名を叫び激昂したりと、敵役ではあるもののはっきりと好漢な一面も持ち合わせており、根っからの悪人ではない。戦い自体が目的でこそあれ、曲がりなりにも共に闘う仲間に対しては思いやりを見せる。<br />
<br />
パイロットとしての腕は一流で、[[ギャプラン]]や[[ハンブラビ]]といった、並のパイロットでは持てあます高機動の機体を常に与えられており、自在に乗りこなす。特にハンブラビに乗りかえてからは、部下のラムサス少尉や[[ダンゲル・クーパー]]少尉と組み、「クモの巣」などの連携攻撃でエゥーゴのパイロット達を大いに苦しめる。戦いを目的とする「獣」でありながら、獲物を仕留めるための知略も持ち合わせており、[[カミーユ・ビダン]]駆る[[Ζガンダム]]ですら、一方的な展開であと一歩のところまで追いつめた数少ない人物であった。<br />
<br />
『Ζガンダム』最終決戦のグリプス2争奪戦では[[ヘンケン・ベッケナー]]座乗の[[ラーディッシュ]]を撃沈、[[Gディフェンサー]]から分離して尚食い下がる[[カツ・コバヤシ]]を敗死に追いやり、更には[[エマ・シーン]]にも致命傷をもたらしており、作中の敵方パイロット全体としてもずば抜けた戦果をあげた。その直後、仲間たちを殺された怒りでΖガンダムの[[バイオセンサー]]の異能を発動させたカミーユによって乗機ハンブラビは撃墜されるものの、その爆炎のなかコックピットの脱出ポッドが逃れている様が映っている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
前述のグリプス2争奪戦にてカミーユに撃墜された時に脱出に成功していた為、今作の冒頭にてサイド1の[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]にたどり着く。そのコロニーに[[アーガマ]]が入港していることを知り、自分を助けてくれた[[ジュドー・アーシタ]]達をそそのかし、アーガマの[[Ζガンダム]]を奪おうとするが、[[サエグサ]]に重傷を負わせたことでジュドーの怒りを買い、失敗してしまう。その後、ジャンク屋のゲモン・バジャックと協力して、[[モビルスーツ]]・ゲゼで[[アーガマ]]を襲うが、ジュドーのΖガンダムに撃墜される。<br />
<br />
この頃から黒い帽子に黒マントと、『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ティンプ・シャローン]]のような格好をするようになっている。穴に落ちるなどコミカルな描写が多く、『Ζ』の頃の強敵感は影を潜めてしまう。ファンの間では、環境が環境なため、ハンブラビやギャプランのような強いMSが手に入らなかった点や、[[医療・病障害|酸素欠乏症になった]]などという説が語られている。<br />
<br />
特に死亡した描写は無く、そのまま物語からフェードアウトする。<br />
<br />
=== その後 ===<br />
[[宇宙世紀]]0090年(『ΖΖ』の2年後)が舞台となる[[漫画]]『MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に、地球連邦軍の極秘任務に従事する特殊部隊「ナイトイエーガー隊」の中隊長であるヴァースキ・バジャックが登場する。後にゴップ連邦議会議長(元・大将)に召喚され、議長の私兵部隊の隊長となることを要請された際、ゴップはヴァースキを「ヤザン・ゲーブル大尉」と呼んだが、ヴァースキは遠まわしに自分がヤザンであることを認めつつも、あくまで別人であると韜晦している。<br />
<br />
この作品では『ΖΖ』時代のコミカルな部分はなりを潜め、『Ζ』時代を思わせるエースパイロットとして活躍しているが、単なる戦闘狂とは一線を画す落ち着いた部分も見せるなど経験を感じる描写もある。<br />
<br />
なお劇中でヴァースキ=ヤザンと明言される以前に、初登場話が収録された第4巻の帯でヤザンだと明言されている。まあ、かつてティターンズに所属・ハンブラビの搭乗経験があるという経歴に加え、金髪のリーゼント・浅黒い肌の色という風貌で一目瞭然であるが。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
スパロボにおいてもその能力は健在で、[[ニュータイプ]]ではないMSパイロットとしてはかなり手こずらされる。[[オールドタイプ]]としては[[アナベル・ガトー]]と双璧を成す強敵。更に作品によっては[[合体攻撃]]までしてくる。<br />
<br />
『Ζガンダム』は参戦しても死亡後の扱いが多いシロッコやバスク達に比べ、登場回数ははるかに多い。原作では死亡しなかった事や、シロッコ陣営に乗り変えた経緯から様々な陣営に所属する事が多く、特に[[αシリーズ]]では敵パイロットでは部下の二人と共に唯一皆勤賞を果たした。また、原作で死亡描写がなかったキャラが死亡する展開自体が稀なスパロボで度々戦死してしまう、ある意味特に稀有な扱いを受けるキャラの1人となっている。<br />
<br />
なお、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における彼は、スパロボでは未だに再現されていない(VXT三部作で間接的に触れられる程度)。『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』の[[キャラクター事典]]では「宇宙を漂流していた時に酸素欠乏症にでもなっていたのか、この頃のヤザンはギャグが板についていた。」などと評されている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に所属。第14話にしか登場しないが、このMAPにはヤザンお手製のクモの巣が仕掛けてある。クモの巣にかかったユニットは移動できなくなるので要注意。[[ホワイトベース隊]]を見て反応していた。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::[[ハンブラビ]]に乗り、中ボスとして登場。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:DC所属。[[ジャマイカン・ダニンガン]]が登場しないためか、[[バスク・オム]]の部下として一度だけ登場。乗機はハンブラビ、[[ドーベン・ウルフ]]、[[バウンド・ドック]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章にて[[ラカン・ダカラン|ラカン]]共々ドーベン・ウルフで味方[[NPC]]として登場する。[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス]]に雇われていた。カークス軍の同盟相手である[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイル]]軍にいる[[ロンド・ベル]]の面々に気付くと「やっちまうか!?」と好戦的な面を見せるも、ラカンに軽く嗜められ渋々従うシーンが印象的。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。序盤は[[ライラ・ミラ・ライラ]]の部下として[[ジェリド・メサ]]や[[カクリコン・カクーラー]]とともに味方NPCとして登場。敵対後はダンゲルやラムサスと共にハンブラビ、[[バウ]]、ドーベン・ウルフに乗る。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:本作から声が入った。ティターンズ所属。驚異的な性能のハンブラビに乗ってくる。本作では何故か、ジェリドや[[アナベル・ガトー|ガトー]]に比べると控え目な能力値だが[[性格]]が超強気。DCルートで[[アクシズ]]落としをやろうとするシロッコに違和感を覚えてはいたが、結局最期まで付き合うことになった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:基本的な位置付けは旧作と同じ。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
本シリーズにおいてはカミーユよりもリアル系[[主人公]]との因縁が深い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[ティターンズ]]所属。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。[[ヒュッケバインMk-II]]奪取のため、リアル系第一話から登場し、途中でジュピトリアン側に付いて最終話二話手前まで出続ける。今回は[[ギャプラン]]([[MS]])→[[ハンブラビ]]→[[ドッゴーラ]]と乗り換える。『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[MS]]に乗るという珍しい展開。能力の高さはさすが。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:ティターンズに復帰。最初はギャプラン、その後はハンブラビに乗ってくる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:ティターンズ残党のリーダーとして登場。アラド編では序盤は味方として操作可能。その後はもちろん敵対するが。同ルートのみ、[[ビルトファルケン]]共々強奪したGP02Aで[[核ミサイル|核]]を撃とうとしており、原作などで見せた虐殺を嫌う一面は見られなくなってしまったが(ティターンズ壊滅やカミーユや[[αナンバーズ]]打倒の執念でなりふり構わなくなったのだろう)、一方でアラドとは敵対する事になってもその事を気にかけるなど、好漢な一面の描写が皆無となってはいない。カミーユ覚醒イベントに関わる重要な人物である。第38話で彼を撃墜しなかった場合、第39話で敵増援としてヤザン隊が登場する。それ以降は登場しなくなる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:[[ブルーコスモス]]の[[生体CPU]]3人組を率いる戦闘指揮官として登場。CPUの思考がひたすらカミーユに固執するものになっている。第51話にて前半マップでハンブラビ(ヤザン)が生存していた場合、後半マップで敵増援として単機小隊で現れる。同話にて撃墜した場合、戦死する。生体CPU3人組の面倒を見る場面が描かれるなど、相変わらず敵ではあるもののどこか憎めない印象を与える。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:中盤から登場。今回もお約束として、[[Ζガンダム]]の武装イベント追加に関わっている。また、本作では『64』以来の[[合体攻撃]]「クモの巣」を使う。[[ジェイソン・ベック|声優ネタ]]で、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に「不愉快だ」と言われることがある。台詞が大幅に新規収録された。<br />
:死亡しているかは不明瞭な退場の仕方であったが、以後のZシリーズには登場しなかった。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シーン2とシーン5に登場し二度戦う。乗機はずっとハンブラビのままで魔改造もされていないため、終盤は容易く落とされてしまう。能力が高いだけに惜しい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:[[ジェリド・メサ]]と共にティターンズ残党のリーダー格だが、出番はシーン2で一度のみ。乗機の[[ハンブラビ]]も一般兵の物と変わらない上に、またザコとして能力の高い[[サイコガンダム]]もいるので、かなり印象は薄くなっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:役割は『COMPACT2』と同じ。今回は第1部のみの登場であっさりと退場する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』におけるジュドー達との一件の後、という珍しい設定。序盤はジェリドと組んで登場するが、ジェリドの戦死後はラカンと共に登場する。また珍しく[[バイストン・ウェル]]にも召喚され[[ドレイク・ルフト]]の傭兵となっており、その縁で地上にて[[ガラリア・ニャムヒー]]とも共闘する。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:ジェリドや[[マウアー・ファラオ|マウアー]]、また部下のダンケル、ラムサスなどシロッコを除いた[[ティターンズ]]の主要人物が殆ど居ない中、彼だけは登場する。そのためか妙に戦う機会も多いが、カミーユとは戦う機会の無いまま戦死する。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:中盤にて[[Gハウンド]]の隊員として登場。搭乗機は[[ハンブラビ]]。『ΖΖ』より後の時間軸で、自力で地球に帰還後連邦軍に復帰しており、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]らシャングリラ・チルドレンとの面識もある。音声も新規収録が行われた。<br />
:ジェリドに比べるとかつて敵対したことでの遺恨は殆どなく、未だに[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に固執するジェリドを傍観している印象が強い。また、争いを好む本質こそ今まで通り持ち合わせてはいるものの、戦闘狂の狂戦士というより、良識ある好漢としての面がこれまでのSRWシリーズ以上に強調して描写されており、どことなく『ジョニー・ライデンの帰還』におけるヴァースキとしての彼を髣髴させる。<br />
:ジェリドと共に操作できるシナリオが存在する。ボーナスシナリオ「死闘のGハウンド」でも操作可能。<br />
:さらに条件を満たしていると第40話でジェリドとセットで自軍に加入する。スパロボで仲間入りするのは今作が初。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pによれば、仲間になる展開はスタッフからの提案。原作でジュドーと仲の良い時期があったことや、面白そうという理由でこの案は採用された<ref>『月刊ガンダムエース』2018年5月号、447頁。</ref>。<br />
:戦力として考える場合、「[[魂]]」を覚えないので最大火力が劣る点と、オールドタイプなので搭乗機は選ぶ点はあるものの、能力的には申し分ない。また、「[[先見]]」を超低コストで使えるので、「戦闘もサポートもこなす万能タイプ」として運用すると良い。搭乗機はそのままハンブラビでも良いが、エースボーナスが「戦闘に参加すると気力+5」であるため、反撃で手数を出せる長射程の武装を持つ機体に乗せるのも良いだろう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:搭乗機は相変わらず[[ハンブラビ]]で、『ΖΖ』より後の時間軸である点も『V』同様。また、非戦闘時の服装が『ΖΖ』のものとなった。いきなりテンガロンハット姿で現れて面食らったプレイヤーも多いのではないだろうか。今作では[[ジット団]]に雇われている。[[異世界]]に飛ばされても全く動じず戦闘狂を貫いており、良くも悪くもその自由すぎる生き方は[[エクスクロス]]メンバーにも呆れを通り越して感心されている。また、最終決戦で自軍に声援を送るという、彼のキャラとしては珍しい役回りもある。そのまま[[アル・ワース]]で生きていくような事を言っていたが、[[グレミー・トト]]が仲間になっていた場合、エクスクロスが元の世界に帰るとなるとラカンと共にちゃっかり合流している。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:[[UND]]に雇われて登場。出番は[[DLC|ボーナスシナリオ]]を除くと第27・28・最終話のみであり、最終話では撃墜されるとそのまま死亡する。『V』や『X』と比べると従来作通りの戦闘狂のような扱いであり、待遇の悪さは否めない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:他のティターンズのメンバーと同様に[[スペシャルズ]]、[[OZ]]に所属。[[合体攻撃]]「クモの巣」を使ってくる。<br />
:ルートと選択肢によっては月面基地攻略戦で味方第3軍として登場する。味方に回っても圧倒的な技量を誇り、敵の攻撃の命中率が集中無しで普通に20%ほどであり、放っておくとクモの巣で2万5千ある[[ムゲ戦艦]]を落としていく様は流石。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にて[[コウ・ウラキ]]の上官となり、彼を導く役回りになるという異色の組み合わせが見られている。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:常にハンブラビに乗り、ダンゲル・ラムサスを率いて登場。特定のマップでのみ味方として操作できる。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode Portable]]<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
上記の通り、オールドタイプ最強説も珍しくないパイロットだけあり、全体的に高水準の能力を誇る。下手なニュータイプ・強化人間よりも手強く、ガンダムシリーズを代表する強豪である。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[根性]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[威圧]]、[[熱血]]、[[激怒]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[威圧]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・[[スーパーロボット大戦α|α]]・[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[加速]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[狙撃]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[必中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[狙撃]]、[[熱血]]'''<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[幸運]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[捨て身]]、[[かく乱]]、[[熱血]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[切り払い]]L7'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[指揮官]]L2、[[シールド防御]]L1'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[切り払い]]L4、[[気力+ (ダメージ)]]、[[ガード]]、[[底力]]L8、[[カウンター]]L6、[[指揮官]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[底力]]L9、[[ブロッキング]]、[[カウンター]]L6、[[闘争心]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[見切り]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[防御]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[切り払い]]L9、[[シールド防御]]L3'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[気力限界突破]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[気力限界突破]]L2'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;反撃時の攻撃力+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。<br />
;小隊攻撃の攻撃力+40%<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;戦闘に参加すると気力+5。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。戦いが好きなヤザンらしいボーナス。撃墜できなくても気力が上がっていくのは地味ながら強力。当然、単機で敵陣に放り込んで削り役を任せれば、デフォルトで持っている気力+(ATK)ともあいまって一気に気力が上がる。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「艦隊戦」<br />
:『第2次α』で採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
==== [[ティターンズ]] ====<br />
;[[ラムサス・ハサ]]、[[ダンゲル・クーパー]]<br />
:部下。「クモの巣」をはじめとした彼らとの連携攻撃でティターンズの戦線を押し上げた。<br />
;アドル<br />
:SRW未登場。ヤザン隊の新入り。劇中ヤザンに初めてセクハラされたのは彼である。<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:性格や志向性は全く異なるが、馬が合った者同士。興味深い男。『ジョニー・ライデンの帰還』では、ゴップの「シロッコとはどんな男だった?」との質問に「面白いヤツでしたよ」と述べている。<br />
;[[レコア・ロンド]]<br />
:作中では、まるで身をゆだねるかのように何度攻撃しても、乗機のハンブラビに纏わり付いてくる彼女の乗る[[メタス]]に動揺を隠し切れなかった。後に大破したメタスから彼女を連れてティターンズへ帰る事に。<br />
:劇場版では後に共に出撃してエゥーゴに挑むが、その際には彼女に「日和見主義者」と皮肉めいた言葉をぶつけられている。<br />
;[[ジャマイカン・ダニンガン]]<br />
:上官であるが完全に見下しており、艦砲射撃の巻き添えで部下を殺され自身も危うい目に遭うなど互いの信頼も皆無であった。結果的にヤザンの行動によって死亡する。<br />
;[[バスク・オム]]<br />
:劇場版ではジャマイカンではなく彼に引導を渡す。南無。<br />
;[[ジェリド・メサ]]<br />
:一部の作戦で共闘するが、あまり相性は良くなかった。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では共にGハウンドのエースとして活躍する。<br />
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]、[[カクリコン・カクーラー]]<br />
:原作では特に関わることはない。<br />
:[[旧シリーズ]]では[[DC]]の同僚だが、『第4次』で同じティターンズに鞍替えするまで絡みも無かった。<br />
<br />
==== [[エゥーゴ]] ====<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:作中で何度も激闘を繰り広げる宿敵。最終的にはカミーユの怒りの覚醒によって倒される。戦うことが目的のヤザンには、カミーユからあふれ出る力がわからなかったようである。しかし、死亡せずにしぶとく生き延びる。<br />
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]<br />
:作中では彼に対し、有利に戦いを進めた事もある。『第2次α』で彼が率いるネオ・ジオンに属しているが、あくまでもカミーユ達への因縁の為に彼の思想関連はどうでもいいようである。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『ΖΖ』ではアーガマ襲撃の際に彼に銃撃される。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:『ΖΖ』ではアーガマ襲撃の際に銃を突きつけて人質にする。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:作中では、何度も交戦した敵。最終決戦では、カツを殺した事で逆上した彼女に可愛い部下のラムサスとダンゲルを撃墜されるが、[[レコア・ロンド|レコア]]が乗っていた[[パラス・アテネ]]の残骸を爆発させ、彼女に致命傷を負わせる。<br />
;[[カツ・コバヤシ]]<br />
:作中では、何度も交戦。最終決戦では、調子に乗って隕石に激突にコントロール不能となった彼の乗る[[Gディフェンサー]]を「ネズミ」と罵って撃墜した。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]<br />
:作中では、最終決戦でエマの[[ガンダムMk-II|Mk-II]]を甚振っている最中に、彼女を庇うべく割って入ってきた彼の指揮する[[ラーディッシュ]]のブリッジを打ち抜いて、撃沈した。<br />
;[[トーレス]]<br />
:『ΖΖ』にてプチモビ同士で交戦し、完全に圧倒した。<br />
;[[サエグサ]]<br />
:『ΖΖ』にて彼に重傷を負わせる。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
==== シャングリラ ====<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:冒頭で彼に助けられる事になり、共に[[Ζ]]強奪を謀るが、すぐに敵対。最終的には敗れる。<br />
;ゲモン・バジャック<br />
:彼と組んでジュドーへのリベンジを謀るが結果的には敗れる。彼に対する台詞からして相当仲が良さそうに見え、ヤザンがヴァースキと名を変えた際には彼のファミリーネームを拝借している。<br />
<br />
==== [[ネオ・ジオン]] ====<br />
;[[マシュマー・セロ]]<br />
:小説版で共闘。彼の死後、手厚く弔う。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:原作では共演の機会はないが、スパロボでは三回ほど手を組んでいる。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではライバル関係。<br />
;[[デザート・ロンメル]]<br />
:小説版で共闘。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[コウ・ウラキ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のシナリオ「宇宙に揺らぐ陽炎」にて[[機動戦士ガンダム0083|過去]]を秘匿にされたコウに興味を持ち、模擬戦を持ちかける。敵襲を受け、コウと共に[[ホワイトアーク]]に身を寄せる。原隊復帰までの少しの間、戦闘行動を共にした。<br />
;[[オサリバン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼と結託し、裏で協力し合っていた。<br />
;[[レーン・エイム]]、[[リディ・マーセナス]]<br />
:『V』ではGハウンドに入隊した彼らの上官。レーンに対しては例のセクハラを行った模様。<br />
;[[キア・ムベッキ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では雇い主。<br />
;[[クリム・ニック]]<br />
:『X』にて、戦闘中、同じ種類の人間と気付く。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では同じネオ・ジオン所属として共闘しているが、ゼクスの経歴もあって裏切りを予感していた。<br />
<br />
==== ガンダムSEEDシリーズ ====<br />
;[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では彼らの上官に。憎まれ口を叩きながらも、彼らのことを心配し、檄を飛ばす。ルート次第では彼らにセクハラを行うシーンも見られる。<br />
;[[ムルタ・アズラエル]]<br />
:『第3次α』では上司。彼からは熟練パイロットと評価されているが、ヤザンの方はアズラエルの方針には無関心である。<br />
<br />
==== 西暦作品 ====<br />
;[[アリー・アル・サーシェス]]<br />
:SRWでの直接の共演はまだだが、『[[第2次Z破界篇]]』ではカミーユが彼と対峙した際、ヤザンを想起するような発言をしている。<br />
:彼は戦いを心胆より楽しむ野獣のごとき強戦士であり悪運が強くしぶとい点はヤザンと共通しているが、同時に手段を選ばない面と一方的な虐殺を嫌うヤザンとで決定的な違いも見られる人物である。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ガラリア・ニャムヒー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』では[[バイストン・ウェル]]に飛ばされた際、[[ドレイク・ルフト]]に傭兵として雇われていた為に彼女と共闘する。地上にヤザンが帰還した際は、彼女も地上に飛ばされており、彼女に共闘を持ち掛ける。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ロジャー・スミス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[声優]]が[[ジェイソン・ベック|ベック]]と同じ為か、彼に不愉快な声と言われてしまう。ヤザンからすればそんなことを言われても困る、とばっちりとしか言いようがない話である。<br />
;[[フェイ・シンルー]]<br />
:『Z』では[[ファントムペイン]]での同僚。女性でありながらも彼女の事を戦士として認め、期待している一面も。スレイ同様、他作品の女性パイロットキャラの中で戦士として認めた人物の一人である。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『V』では[[第6の使徒]]との戦いに臨む彼に陽電子砲を届ける。<br />
;[[カトリーヌ・ビトン]]、[[ホイ・コウ・ロウ]]、[[ショーグン・ミフネ]]、[[ウォルフガング]]<br />
:『X』[[DLC|ボーナスシナリオ]]「大地に生きる」では、本性を現した[[魔従教団]]相手に彼等と共闘する。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[アラド・バランガ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では当初は部下であったが、アラドが[[αナンバーズ]]に入ってしまったために以降は敵対する。なんだかんだ言って彼の事を気に入っていたようであり、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』でも彼の事を気にかけている。アラドもまたヤザンの事が嫌いではなかったようであり、『第3次α』でヤザンが戦死した際には、その死を悼んでいた。<br />
;[[ゼオラ・シュバイツァー]]<br />
:アラド同様に当初は部下であったが、後に敵対。彼女のある意味病的とも言えるアラドへの依存心を察していた。<br />
;[[スレイ・プレスティ]]<br />
:『第2次α』にて「アイビスの打倒」という私怨一心で[[ネオ・ジオン]]に協力を申し出る彼女の申し出を受諾している。珍しく戦士と認めた女。<br />
;[[ルーディー・ピーシーザルト]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼女に[[UND]]に勧誘されるが、彼女がUNDを離反した際は追撃した。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;サマー・ワン<br />
:『[[Another Century's Episode:R]]』では惑星エリアでの協力者だが、同じ戦士として彼の葛藤を見抜いた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 機動戦士Ζガンダム ===<br />
==== TV版 ====<br />
;「戦場では、びびった者が死ぬんだ。覚えておけ!」<br/>「死ぬなよ…」<br />
:出撃の際に、新入りのアドルに声をかけて。戦場では野獣の如く戦いを楽しむヤザンだが、部下を大事にする想いは本物であり、その人柄がよく滲み出ている台詞である。<br />
;「縮んどるぞぉ! まだ出撃前だ。しっかりせい!」<br />
:緊張するアドルに対し、彼の股間を握りながら。手段は非常にアレではあるが、緊張をほぐすためのものであり、前述の台詞通り彼の部下に対する思いやりが強いという一面を如実に表している。なお、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[アラド・バランガ|アラド]]が、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では[[生体CPU]]三人組が、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[レーン・エイム|レーン]]がアドルと同様の被害に遭っている。<br />
;「まだ子供の間合いだな」<br />
:カミーユのΖガンダムとの初戦闘時。ギャプランでΖを圧倒するヤザンの戦闘能力に、カミーユも戦慄する。<br />
:スパロボでは回避時の台詞に採用。<br />
;「バカな!?このマシーンの弱点を知ってるって言うのか!?」<br />
:[[サラ・ザビアロフ]]が教えた[[ギャプラン]]の死角をカミーユに突かれて。<br />
;「ここは戦場だからな…」<br />
:ジャマイカンを謀殺して。<br />
;「女が戦場に出てくるなんざ気に入らねぇんだよ、消えな!」<br />
:女性に優しく、なんてことはまさか無いだろうが、彼なりの戦いへのポリシーが全面に出ている。<br />
;「お前もその仲間に入れてやるってんだよォッ!」<br />
:終盤、最終決戦においてヘンケンやエマを討たれて激昂するカミーユに対して。劇場版では'''「お前にもそれを体感させてやるってんだよォッ!」'''に差し替わっている。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』ではカミーユと戦う機会が無いが、[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]に対してこの台詞を言っている。<br />
<br />
==== 劇場版 ====<br />
;「ハイパーボイルをくらえぃ!」<br />
:クモの巣使用時の台詞。『[[スーパーロボット大戦Z|スパロボZ]]』でも採用。<br />
:ボイル(boil)は英語で「煮る」という意味だが、この場合、釣り用語のボイル(肉食魚が小魚を水面へと追い込み捕食する際に、水面が沸騰しているように見える状態)、もしくは平織物を表すvoileだろうか。<br />
;「バカめ、戦況を見てシロッコへの手土産を用意するんだ。こちらから仕掛けたように見せては、後々面倒だろうが…あぁ?」<br />
:シロッコと内通しバスク・オムを裏切ると約束した後、ラムサスとダンゲルに口裏を合わせた際に。<br />
;「そっちに事情があるってことは、こっちにもあるって事だ!!」<br />
:バスク諸共[[ドゴス・ギア]]を沈めて。ごもっともなセリフである。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===<br />
;「またも…ガンダムに敗れたァ… この俺が…!」<br />
:第2話「シャングリラの少年」でジュドーに敗れた際の台詞。この回の時点では『Ζ』の頃の実力が出ていたが、以後は急速に転落してしまう。<br />
;「男には、一度立てた志というものがある!」<br />
:第8話にて、ゲモンと喧嘩した際の台詞。しかし、骨付き肉を咥えながらゲモンとコミカルな痴話喧嘩を繰り広げるヤザンの姿にかつての面影は無い。<br />
;「ティターンズの俺がみじめな生活をしなきゃならなかったのも! ジャンク屋ごときに身分を隠してへーこらしなきゃならなかったのも! どれもこれもみんなお前のせいだ! だいたい、こんなコロニーに来なきゃならなかったのも[[グリプス戦役|前の戦い]]でお前にやられたせいじゃないか!」<br />ジュドー「俺じゃないよ!」<br />「白を切るな! お前のせいで何度死にそうな目にあったと思ってるんだ! 」<br />ジュドー「俺じゃないってば!!」<br />
:同話、ジュドーが乗るΖと交戦した際の恨み節。言うまでもなく、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]のせいである。<br />
;「マシュマーやロンメル達墓を建立てる。ここは宇宙じゃないから、後始末はキチンとやらなくちゃな。」<br />
:小説版にて。戦死したマシュマーやロンメルを手厚く葬る。仲間に対する優しさはΖ時代から変わらない。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「殺しちゃいかん、壊しちゃいかん、オレの戦場とは勝手が違い過ぎる! 戦争が変わったとでも言うのか?」<br />
:『ジョニー・ライデンの帰還』より。本作は『ΖΖ』から『逆襲のシャア』間の時代のミッシングリンクを描いた作品であり、大規模戦が鳴りを潜め局地戦と軍縮の時代へと変化する過渡期を象徴するセリフのひとつ。<br />
;「迷いが無い…、イングリットは[[シャア・アズナブル]]と言っていたが」「こいつ本当にあの[[百式|金ピカ]]を操っていた男なのか?」<br />
:同上。本作でのシャアは新生ネオ・ジオンを立ち上げた直後の時期にあたり、クワトロ時代にはあまり見られなかった荒々しい戦闘に変化していることを示すセリフ。もっとも、『ファースト』や『逆襲のシャア』での活躍を考えればこちらが本来のスタイルであろう。<br />
;「自分の欲求に正直な者は、信用出来ると思っている」<br />
:連邦議会議長・ゴップと対面し、私兵部隊への参加を持ちかけられた際の返答。ゴップがヤザン(作中ではヴァースキ)に依頼した理由やその腹の内を知り、引き抜きに応じた。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== TV版 ===<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;「こうも簡単にバレるとはな。ティターンズもおしまいだな‥‥」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「野望の果てに」より。逃亡中の[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]が[[香港|ホンコン]]から宇宙へ上がる準備をしている所を[[ロンド・ベル]]にあっさり見つかっての台詞。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]に悪事を暴かれ大義を失い、同盟の[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]も当てにならない最中に追い詰められるティターンズにヤザンも見切りをつけていた様子。…最もこの後シロッコが残党を束ねた事で、この台詞とは裏腹に同シナリオの後からも何度かヤザン隊含むティターンズと戦う事になるが。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;「ああいうタイプはスイッチさえ入れば、化ける。もっとも、奴が生き残ればの話だがな………」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アラド編第3話「約束は炎に消えて」より。ダンケルもラムサスもアラドの能力を不安視するなか、ヤザンだけはその潜在能力を見抜いていた。<br />
;「いや…気に入った。俺は基本的に女は信用しないが、貴様は別格のようだ。その濁った瞳からは正真正銘の憎しみを感じる」<br />
:『第2次α』第35話「魂、重力に引かれて-前編-」に於けるアイビス編追加場面より。[[アイビス・ダグラス|アイビス]]追撃の為に[[ネオ・ジオン]]への協力を申し出た[[スレイ・プレスティ|スレイ]]への返答。私怨に囚われているこの時期の彼女を、極めて的確かつ端的に象徴した台詞である。<br />
;「物分りが悪いな、カミーユ!言ったはずだ、俺は戦えればそれでいいと! さあ、はじめようぜ!とびっきりの戦いをな!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』宇宙ルート第46話「永遠を信じて」に於けるカミーユとの戦闘前会話。もとより組織の方針について関心など持たない根っからのアウトローであるヤザンに、[[ブルーコスモス]]の実態を説くカミーユの言葉が届く筈も無かった。<br />
;「お前らの素性なんざ俺の知った事じゃねえ…だが、戦争ってのは勝った奴が正義だ。だから、お前達は勝ち続けるんだな。生きていくためにも」<br />
:『第3次α』宇宙ルートで対[[フリーダムガンダム|フリーダム]]&[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]戦を控え、イキがるブーステッドマン3人組を一喝した後、淡々と紡いだ忠告。彼のよき上官としての一面が描写されたワンシーンでもある。戦意を刷り込まれた彼らに、或る種の憐れみを覚えたのだろうか…?<br />
;「楽しかったぜ…カミーユ…。地獄で待ってる………ぜ…」<br />
:『第3次α』第51話にて。死の間際に言った台詞。<br />
:なお、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]が[[主人公]]の場合、ヤザンが死亡した後にかつての部下だったアラドとゼオラは複雑な気持ちで彼の死を見届けた。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
;「シャングリラでお前達にやられた後、自力で地球に帰ったんだよ! あの時はよくもやってくれたな! ここで借りを返すぞ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第25話ロンドベルルート「孤立」においてのジュドーとの戦闘前会話。何気にスパロボでは初となる『ΖΖ』序盤でのシャングリラ・チルドレンとの確執に触れている。<br />
:なお、コミカルな面がほとんど見られず順風満帆な状態という事もあってか、ヤザン撤退時にシャングリラ・チルドレンは彼を見直した様子。<br />
;「各機、攻撃開始だ!死ぬなよ!」<br />
:『V』ボーナスシナリオ「死闘のGハウンド」より。<br />
;「ガキは表面的な物事しか見てないようだな。死ぬのを望んでいる人間に手を貸すのも優しさってもんだぜ」<br />
:『V』[[ヤマト]]ルート第45話「人の生きる意味」にて、[[アンジェロ・ザウパー|アンジェロ]]の処遇を巡っての会話において。事実、スパロボにおいては[[アサキム・ドーウィン|不死の呪い]]をかけられたキャラが存在する以上、一面の真理でもある。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;「ガキはキャンディーでも舐めてろってんだ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での戦闘台詞の一つ。「キャンディー」と言う辺り、ヤザンの[[声優]]である大塚芳忠氏が出演した特撮番組『仮面ライダー電王』における大塚氏の役柄を意識した[[声優ネタ]]だろうか。<br />
;「女でしかも子供なんてのが戦場に出てくるなんざ!」<br />
:女性かつ未成年の相手に発生する[[特殊戦闘台詞]]。しかし、『ジョニー・ライデンの帰還』では彼も女で子供のパイロットの面倒を見ることになるのであった…。<br />
;「落とせば、文字通り金星だな!」<br />
:[[百式]]相手に発生する特殊戦闘台詞。<br />
;「ZEUTHには連邦の白き流星がいると聞いていたが、こいつが当たりらしい!」<br />「一年戦争の英雄がどれ程のものか、見せてもらうぞ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』第4話グローリー・スター レポート「涙拭う翼」に於けるアムロとの[[戦闘前会話]]。<br />
;「ザフトのエースパイロットか! どうやら若造のようだな!」<br />「突っ込みが青いんだよ! そんな直線的な動きで、俺をやれると思うなよ!」<br />
:同上。[[シン・アスカ|シン]]との戦闘前会話。猪突猛進的な戦法に傾倒しがちなシンの甘さを鋭く指摘する。<br />
;「ちっ…少し遊びが過ぎたか…。だが、楽しめそうな相手の目星はついた。この連中なら、俺の腕を存分に振るう事が出来そうだ。次は本気でやるぞ…!」<br />
:同上。撤退時の台詞。ヤザンにとっては充実した「小手調べ」だった模様。<br />
<br />
==== [[Another Century's Episode:R]] ====<br />
;「お前は実によく出来た人形だ。鉄面皮を装いながらも、内に秘めた感情がうっすら出ている。もっとも、そう仕組まれているだけなのかも知れんがな」<br />
:サマー・ワンとの会話シーンで。同じ戦いを生きがいとする戦士として、彼の葛藤を見抜いていた。<br />
;(フン……言いはぐらかすなんざ、まるで人間じゃないか。いったい、誰がこんな酔狂な人形を作ったんだ?)<br />
:上記の場面の直後、あくまでもシーズンのシリアルナンバーとしての使命でアーク・アルファ側のイレギュラーと戦う意思を表明するサマー・ワンの言葉を受けて。どう言葉で取り繕っても、戦士としての本能を隠せない彼に、ある種の感心を覚える。<br />
<br />
== 主な搭乗機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== 劇中での搭乗機体 ===<br />
;[[ギャプラン]]<br />
:原作初期における最初の機体。彼が搭乗したギャプランは一般兵士用に調整された機体だが、大急ぎで設計されたため、全天周囲モニターに欠陥が生じてしまった。<br />
:なお『ジョニー・ライデンの帰還』ではゴップ連邦議会議長の手配により、青い機体がヴァースキに用意される。<br />
;[[ハンブラビ]]<br />
:原作後期の機体。連携攻撃など様々な戦法で[[エゥーゴ]]のパイロットらを苦しめてきた。<br />
<br />
=== 他作品での搭乗機体 ===<br />
;[[マラサイ]]<br />
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』にて搭乗。<br />
;[[フルアーマーガンダムMk-II]]<br />
:漫画『ジョニー・ライデンの帰還』で搭乗。ガンダムMk-Ⅱは第一次ネオ・ジオン抗争後封印されたが、新造された事が示唆されている。カラーリングはハンブラビを思わせる青。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[バウンド・ドック]]<br />
:『[[第3次]]』。<br />
;[[ケンプファー]]<br />
:『[[第4次]]』。<br />
;[[バウ]]<br />
:『[[第4次]]』。<br />
;[[ドーベン・ウルフ]]<br />
:『第3次』、『[[EX]]』、『第4次』。<br />
;[[ドッゴーラ]]<br />
:『[[α]]』。<br />
;[[ガンダム試作2号機]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で搭乗するが、実はそれ以前に発刊された[[アンソロジーコミック]]で搭乗している。<br />
;[[サラミス改級巡洋艦 (0083)|サラミス改]]<br />
:『第2次α』。まさかの戦艦である。<br />
;[[バーザム]]<br />
:『第2次α』。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*キャラクターデザインを行った安彦良和氏によれば、ヤザンは映画『デューン/砂の惑星』で、イギリスのロック歌手であるスティングが演じたフェイド・ラウサがモチーフになっているという。<br />
**当該映画がテレビ朝日で放映された際には、ヤザン役の大塚氏がラウサの吹き替えを担当している。<br />
*小説版『ΖΖ』では[[マシュマー・セロ]]とゲモンを加えて[[地球]]に降り立ち、ジュドーに挑むが結局は敗れて砂漠の民として生きることになるという顛末が描かれている。<br />
*コミックボンボン掲載の漫画版『ΖΖ』では全く登場せず、シャングリラ・チルドレンが自分たちの意思でZ強奪を思い立ったことにされている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ヤザン・ゲーブル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:やさん けえふる}}<br />
[[category:登場人物や行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446300
グリッドマン
2022-11-27T05:04:35Z
<p>アホウドリ売り: /* 各形態 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた次元犯罪者を倒すため、異世界からやってきた正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった現実世界の少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界にグリッドマンの姿で現れていくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっていることに加え、グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、ヒカリ・カイザキとその亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にした防御力特化型の強化形態であり、元々は電光超人の弱体化形態というわけではない。実際にこの状態では生存性が大きく上がる。その代わり、グリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなっている。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になった。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネの心を癒すことでアレクシスを葬り去り、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B07MXC82FK</amazon><amazon>B081TB46CY</amazon><amazon>B089SXZDTP</amazon><amazon>B07L6HWDWL</amazon><br />
<br />
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<br />
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<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC&diff=446299
サムライ・キャリバー
2022-11-27T05:02:59Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋良輔|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = アシストウェポン<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::33]]歳<br />
| 身長 = 182cm<br />
| 体重 = 65kg<br />
| 所属 = 新世紀中学生<br />
| 趣味 = カフェ巡り<br />
}}<br />
'''サムライ・キャリバー'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
[[グリッドマン]]をサポートする「新世紀中学生」の一人。黒いスーツを身に纏った猫背の男性で、吃音気味な口調で喋る。背中には4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を背負っている。<br />
<br />
いかにも不審者といった風貌だが、他者を気遣う優しさの持ち主。建物に入る時に背中の太刀を入り口で引っ掛けるなど、所々で抜けた所があるのが玉に瑕。<br />
<br />
「新世紀中学生」の中ではいち早く登場しており、[[響裕太]]からは当初宇宙人と思われていた。<br />
<br />
その正体は人間ではなく、[[グリッドマン]]を支援する「アシストウェポン」。本来の姿は大型剣の「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」。ジャンクの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールする事で変身する。同じアシストウェポンである[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]と共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。<br />
<br />
生身での運動神経や戦闘力も高く、六花や裕太、[[内海将]]の3人を担いで軽々と飛び去ったり、人間態の[[アンチ]]とも激闘を繰り広げてもいる。<br />
<br />
=== 電撃大斬剣グリッドマンキャリバー ===<br />
サムライ・キャリバーの変身する、グリッドマンの身長も越える大型剣型アシストウェポン。<br />
<br />
剣の鍔の部分に備わっているアックスブレードはフルパワーグリッドマンに合体する際には胸部にプロテクターとして装着される他、パワードゼノン時には剣先に移動してグリッドマンキャリバー・アックスモードとなる。<br />
<br />
また、[[グリッドナイト]]が手にした際には刀身が赤い「グリッドナイトキャリバー」へと変化するが、出力サイズを絞ったフルパワーグリッドマンから手渡された為、グリッドマンキャリバーと比較してアックスブレードが無い事とサイズを絞った分小振りになっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。自軍にはジャンクを調整するエンジニアという名目で同行。<br />
:[[グリッドマン]]の戦闘演出に登場する。担当声優の高橋良輔氏は今作でSRW初出演。<br />
:本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、'''[[フルパワーグリッドマン]]のサブパイロットとして記載'''されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。<br />
:体験版では最初の変身の際にアクセプターを使用している立ち絵が登場して話題になった。その後販売された製品版では修正された…のだが、アップデートVer.1.3で復活している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[激励]]'''<br />
:公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:同じアシストウェポンに変身する仲間。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:彼の支援者。<br />
;[[響裕太]]、[[内海将]]<br />
:当初はキャリバーの素性を怪しむが、後に頼りにする。<br />
;[[宝多六花]]<br />
:普段は影ながら彼女の護衛に当たっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:彼女の店に入り浸ることから世話になる。何故か妙に気に入られ、彼女から「キャリちゃん」と呼ばれている。<br />
;[[アンチ]]<br />
:人間態の彼と度々戦い、気に掛けるようになる。<br />
;久月姫<br />
:スピンオフ[[漫画]]『姫とサムライ』の主人公。ツツジ台の異変を調査している彼女と出会い、パートナーとなる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、自軍に参加した際内心「よくわからないの」と思われ、刀を背負っている事にも不審がられる(直後内海が「コスプレ」と誤魔化した)。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「じ、時間が無い……」<br />
:彼の口癖。<br />
;「お、俺はサムライ・キャリバー」<br />裕太「サムライ?」<br />内海「絶対宇宙人だろ」<br />「き、危機が迫っている。だから、俺達は来た」<br />
:第2回より。六花ママの店で自己紹介するが、明らかに不審人物扱いされる。<br />
;六花「なんとかならないんですか?」<br />「ならない」<br />六花「うそ…グリッドマンの知り合いなら、グリッドマンを助けてください!」<br />「それなら出来る」<br />「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!!」<br />
:同上。六花からグリッドマンを助けて欲しいと言われ、アシストウェポンに変身する。<br />
:『30』では二行目が[[DVE]]で再現。だが体験版では原作では最終回で使用したアクセプターを初登場時から持っているというかなりネタバレなミスがあった。製品版ではアップデートにより別の画像に差し替えられる形で修正された。<br />
:以後本編中におけるサムライキャリバーは'''アシストウェポンとして自分からは進んで出撃しない'''と言うスタンスを維持する。<br />
;「だ、だがお前がやらなければ、もっと死んでいた」<br />「これからも、やれることを、やれ」<br />
:同上。裕太の「きっと守れなかった人もいるんだよね」という言葉に彼を励ます。<br />
;「グ、グリッドマンは復旧して待機状態だ。あの怪獣がまた現れたら奇襲攻撃で倒す」<br />「だが、だがいくら待っても出てこない」<br />
:第3回より。ボラーの早く帰ってこいと言う呼びかけに戻らない理由を説明する。<br />
;「電話は命と繋がっている」<br />
:同上。アンチ戦後、その戦闘の経緯を振り返るように。元ネタは『電光超人グリッドマン』第3話のナレーションから。<br />
;「時間が、あ、あり過ぎる」<br />
:第5回より。店で待機中の台詞。本当に暇そうである……。<br />
;「裕太が止めた気がした」<br />
:第8回。生身の裕太をアンチ襲撃時に、何故追わなかったとマックスから聞かれて。<br />
;「や、やはり原因はあれか」<br />「怪獣に触れることもできないが、同時に被害も出ない」<br />「ただ、三人は眠ったままだ」<br />
:第9回。眠る裕太達の異変と街に佇むバジャックの関連性に確信を抱く。<br />
;アンチ「あの怪獣はいなくなった。何故グリッドマンは現れない!」<br />「その必要がないからだ」<br />「グ、グリッドマンはお前の相手なんかしない」<br />アンチ「何故だ!?」<br />「お前が心を持った生き物だからだ」<br />
:同話より。アンチをもう単なる普通の怪獣ではないと断じる。<br />
;「き、霧、じゃない」<br />「人の記憶に細工してるなら神経性の毒ガスだ」<br />
:第10回。霧の怪獣の特性を考察した際の台詞。<br />
;「勝ってどうするつもりだ?」<br />アンチ「ッ!」<br />「その顔、考えたこともないようだな」<br />「人間と怪獣の間でぶれてる奴が勝てると思うな」<br />
:同話より 生きていなければグリッドマンに勝てないと話すアンチに対して。<br />
;「あいつは人間を学習し、人間に近付き過ぎた」<br />「今はもう心を持った生き物だ」<br />マックス「グリッドマンは生き物の命は奪えない」<br />
:同話より。グリッドマンがアンチに止めを刺さなかった疑問への返答。<br />
;「い、いや、今のあいつは、”本物”だ」<br />
:同話より。グリッドナイトとなったアンチの姿を見てその覚悟に気付く。<br />
;「一緒に来て下さい」<br />
:第11回。裕太が目覚めない理由に気付き、六花ママを連れてジャンクショップへ向かう。<br />
;「頑張れ、アンチ」<br />
:最終回。アカネを救うために戦うグリッドナイトを応援する。<br />
;「あいつは来ない。借りを返せなくなった」<br />
:同話より。ハイパーワールドへ帰還前に六花へアンチは一緒に行かないと告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;六花「準備いいですか、キャリバーさん!」<br />「ま、まかせろ…」<br />
:『30』の戦闘台詞。スパロボにおいても「誰かに促されて初めて出撃する」と言うスタンスを維持するキャリバー。しかし…。<br />
;「お、俺がいく…」<br />ボラー「おいおい!ここは俺だろうが!」<br />
:バスターグリッドマン使用時の台詞パターン。せっかくやる気を出したのにこの扱いである。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*サムライ・キャリバーを演じる高橋良輔は東宝の特撮ドラマや舞台などでの活躍が知られる俳優で、「[[ボトムズシリーズ]]」などで知られる[[スタッフ (登場作品)/監督#.E3.81.9F|高橋良輔]]監督とは[[多義語|同姓同名]]の別人。2018年より声優業にも進出し『SSSS.GRIDMAN』への出演は初のメインキャラクター担当であった。2020年に新型コロナウイルス感染で中止となった『GRIDMAN』舞台版の公演では、舞台俳優としてもサムライ・キャリバーを演じる予定だった。<br />
**本作品後に円谷プロ作品では特撮の『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』にて闇の巨人(悪のウルトラマン)の一人・ヒュドラムの声優を担当している。<br />
*原典である『電光超人グリッドマン』では「電光雷撃剣グリッドマンソード」として登場している。<br />
**「バリアーシールド」と「プラズマブレード」を合体させた両手剣であり、組み替えることでサンダーアックスにも変形する。ただし、『グリッドマン』では他のアシストウェポン同様に人格はなく、人間の姿になる事もない。<br />
*キャラモチーフは映画『トランスフォーマーロストエイジ』に登場するダイナボットの一員「スラッグ」。肩の模様や複数の剣を持つ設定が共通する。<br />
*黒いスーツによれよれのネクタイ・伸びきった髪の毛と無精ひげ・猫背に鋭い眼光というキャラクター造形は、ロックバンド『ネクタイエレファントカシマシ』のボーカルである歌手・宮本浩次と、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光の二人を参考にしているとされる。<br />
<!-- == 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
{{DEFAULTSORT:さむらい きやりはあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC&diff=446298
サムライ・キャリバー
2022-11-27T05:02:09Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|高橋良輔|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = <br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = アシストウェポン<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::33]]歳<br />
| 身長 = 182cm<br />
| 体重 = 65kg<br />
| 所属 = 新世紀中学生<br />
| 趣味 = カフェ巡り<br />
}}<br />
'''サムライ・キャリバー'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
グリッドマンをサポートする「新世紀中学生」の一人。黒いスーツを身に纏った猫背の男性で、吃音気味な口調で喋る。背中には4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を背負っている。<br />
<br />
いかにも不審者といった風貌だが、他者を気遣う優しさの持ち主。建物に入る時に背中の太刀を入り口で引っ掛けるなど、所々で抜けた所があるのが玉に瑕。<br />
<br />
「新世紀中学生」の中ではいち早く登場しており、[[響裕太]]からは当初宇宙人と思われていた。<br />
<br />
その正体は人間ではなく、[[グリッドマン]]を支援する「アシストウェポン」。本来の姿は大型剣の「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」。ジャンクの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールする事で変身する。同じアシストウェポンである[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]と共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。<br />
<br />
生身での運動神経や戦闘力も高く、六花や裕太、[[内海将]]の3人を担いで軽々と飛び去ったり、人間態の[[アンチ]]とも激闘を繰り広げてもいる。<br />
<br />
=== 電撃大斬剣グリッドマンキャリバー ===<br />
サムライ・キャリバーの変身する、グリッドマンの身長も越える大型剣型アシストウェポン。<br />
<br />
剣の鍔の部分に備わっているアックスブレードはフルパワーグリッドマンに合体する際には胸部にプロテクターとして装着される他、パワードゼノン時には剣先に移動してグリッドマンキャリバー・アックスモードとなる。<br />
<br />
また、[[グリッドナイト]]が手にした際には刀身が赤い「グリッドナイトキャリバー」へと変化するが、出力サイズを絞ったフルパワーグリッドマンから手渡された為、グリッドマンキャリバーと比較してアックスブレードが無い事とサイズを絞った分小振りになっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。自軍にはジャンクを調整するエンジニアという名目で同行。<br />
:[[グリッドマン]]の戦闘演出に登場する。担当声優の高橋良輔氏は今作でSRW初出演。<br />
:本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、'''[[フルパワーグリッドマン]]のサブパイロットとして記載'''されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。<br />
:体験版では最初の変身の際にアクセプターを使用している立ち絵が登場して話題になった。その後販売された製品版では修正された…のだが、アップデートVer.1.3で復活している。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[激励]]'''<br />
:公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:同じアシストウェポンに変身する仲間。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:彼の支援者。<br />
;[[響裕太]]、[[内海将]]<br />
:当初はキャリバーの素性を怪しむが、後に頼りにする。<br />
;[[宝多六花]]<br />
:普段は影ながら彼女の護衛に当たっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:彼女の店に入り浸ることから世話になる。何故か妙に気に入られ、彼女から「キャリちゃん」と呼ばれている。<br />
;[[アンチ]]<br />
:人間態の彼と度々戦い、気に掛けるようになる。<br />
;久月姫<br />
:スピンオフ[[漫画]]『姫とサムライ』の主人公。ツツジ台の異変を調査している彼女と出会い、パートナーとなる。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[兜甲児]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、自軍に参加した際内心「よくわからないの」と思われ、刀を背負っている事にも不審がられる(直後内海が「コスプレ」と誤魔化した)。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「じ、時間が無い……」<br />
:彼の口癖。<br />
;「お、俺はサムライ・キャリバー」<br />裕太「サムライ?」<br />内海「絶対宇宙人だろ」<br />「き、危機が迫っている。だから、俺達は来た」<br />
:第2回より。六花ママの店で自己紹介するが、明らかに不審人物扱いされる。<br />
;六花「なんとかならないんですか?」<br />「ならない」<br />六花「うそ…グリッドマンの知り合いなら、グリッドマンを助けてください!」<br />「それなら出来る」<br />「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!!」<br />
:同上。六花からグリッドマンを助けて欲しいと言われ、アシストウェポンに変身する。<br />
:『30』では二行目が[[DVE]]で再現。だが体験版では原作では最終回で使用したアクセプターを初登場時から持っているというかなりネタバレなミスがあった。製品版ではアップデートにより別の画像に差し替えられる形で修正された。<br />
:以後本編中におけるサムライキャリバーは'''アシストウェポンとして自分からは進んで出撃しない'''と言うスタンスを維持する。<br />
;「だ、だがお前がやらなければ、もっと死んでいた」<br />「これからも、やれることを、やれ」<br />
:同上。裕太の「きっと守れなかった人もいるんだよね」という言葉に彼を励ます。<br />
;「グ、グリッドマンは復旧して待機状態だ。あの怪獣がまた現れたら奇襲攻撃で倒す」<br />「だが、だがいくら待っても出てこない」<br />
:第3回より。ボラーの早く帰ってこいと言う呼びかけに戻らない理由を説明する。<br />
;「電話は命と繋がっている」<br />
:同上。アンチ戦後、その戦闘の経緯を振り返るように。元ネタは『電光超人グリッドマン』第3話のナレーションから。<br />
;「時間が、あ、あり過ぎる」<br />
:第5回より。店で待機中の台詞。本当に暇そうである……。<br />
;「裕太が止めた気がした」<br />
:第8回。生身の裕太をアンチ襲撃時に、何故追わなかったとマックスから聞かれて。<br />
;「や、やはり原因はあれか」<br />「怪獣に触れることもできないが、同時に被害も出ない」<br />「ただ、三人は眠ったままだ」<br />
:第9回。眠る裕太達の異変と街に佇むバジャックの関連性に確信を抱く。<br />
;アンチ「あの怪獣はいなくなった。何故グリッドマンは現れない!」<br />「その必要がないからだ」<br />「グ、グリッドマンはお前の相手なんかしない」<br />アンチ「何故だ!?」<br />「お前が心を持った生き物だからだ」<br />
:同話より。アンチをもう単なる普通の怪獣ではないと断じる。<br />
;「き、霧、じゃない」<br />「人の記憶に細工してるなら神経性の毒ガスだ」<br />
:第10回。霧の怪獣の特性を考察した際の台詞。<br />
;「勝ってどうするつもりだ?」<br />アンチ「ッ!」<br />「その顔、考えたこともないようだな」<br />「人間と怪獣の間でぶれてる奴が勝てると思うな」<br />
:同話より 生きていなければグリッドマンに勝てないと話すアンチに対して。<br />
;「あいつは人間を学習し、人間に近付き過ぎた」<br />「今はもう心を持った生き物だ」<br />マックス「グリッドマンは生き物の命は奪えない」<br />
:同話より。グリッドマンがアンチに止めを刺さなかった疑問への返答。<br />
;「い、いや、今のあいつは、”本物”だ」<br />
:同話より。グリッドナイトとなったアンチの姿を見てその覚悟に気付く。<br />
;「一緒に来て下さい」<br />
:第11回。裕太が目覚めない理由に気付き、六花ママを連れてジャンクショップへ向かう。<br />
;「頑張れ、アンチ」<br />
:最終回。アカネを救うために戦うグリッドナイトを応援する。<br />
;「あいつは来ない。借りを返せなくなった」<br />
:同話より。ハイパーワールドへ帰還前に六花へアンチは一緒に行かないと告げる。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;六花「準備いいですか、キャリバーさん!」<br />「ま、まかせろ…」<br />
:『30』の戦闘台詞。スパロボにおいても「誰かに促されて初めて出撃する」と言うスタンスを維持するキャリバー。しかし…。<br />
;「お、俺がいく…」<br />ボラー「おいおい!ここは俺だろうが!」<br />
:バスターグリッドマン使用時の台詞パターン。せっかくやる気を出したのにこの扱いである。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*サムライ・キャリバーを演じる高橋良輔は東宝の特撮ドラマや舞台などでの活躍が知られる俳優で、「[[ボトムズシリーズ]]」などで知られる[[スタッフ (登場作品)/監督#.E3.81.9F|高橋良輔]]監督とは[[多義語|同姓同名]]の別人。2018年より声優業にも進出し『SSSS.GRIDMAN』への出演は初のメインキャラクター担当であった。2020年に新型コロナウイルス感染で中止となった『GRIDMAN』舞台版の公演では、舞台俳優としてもサムライ・キャリバーを演じる予定だった。<br />
**本作品後に円谷プロ作品では特撮の『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』にて闇の巨人(悪のウルトラマン)の一人・ヒュドラムの声優を担当している。<br />
*原典である『電光超人グリッドマン』では「電光雷撃剣グリッドマンソード」として登場している。<br />
**「バリアーシールド」と「プラズマブレード」を合体させた両手剣であり、組み替えることでサンダーアックスにも変形する。ただし、『グリッドマン』では他のアシストウェポン同様に人格はなく、人間の姿になる事もない。<br />
*キャラモチーフは映画『トランスフォーマーロストエイジ』に登場するダイナボットの一員「スラッグ」。肩の模様や複数の剣を持つ設定が共通する。<br />
*黒いスーツによれよれのネクタイ・伸びきった髪の毛と無精ひげ・猫背に鋭い眼光というキャラクター造形は、ロックバンド『ネクタイエレファントカシマシ』のボーカルである歌手・宮本浩次と、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光の二人を参考にしているとされる。<br />
<!-- == 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
<!-- == 商品情報 == --><br />
{{DEFAULTSORT:さむらい きやりはあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446181
グリッドマン
2022-11-25T05:53:03Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた次元犯罪者を倒すため、異世界からやってきた正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった現実世界の少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界にグリッドマンの姿で現れていくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。フィクサービームの他に機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっていることに加え、グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、ヒカリ・カイザキとその亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にした防御力特化型の強化形態であり、元々は電光超人の弱体化形態というわけではない。実際にこの状態では生存性が大きく上がる。ただしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になった。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネの心を癒すことでアレクシスを葬り去り、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B07MXC82FK</amazon><amazon>B081TB46CY</amazon><amazon>B089SXZDTP</amazon><amazon>B07L6HWDWL</amazon><br />
<br />
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<br />
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<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446122
グリッドマン
2022-11-24T06:17:22Z
<p>アホウドリ売り: /* 各形態 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた、次元犯罪者を倒すためにやって来た正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界でグリッドマンの姿でいくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。フィクサービームの他に機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっていることに加え、グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、ヒカリ・カイザキとその亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にした防御力特化型の強化形態であり、元々は電光超人の弱体化形態というわけではない。実際にこの状態では生存性が大きく上がる。ただしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たち、更に[[グリッドナイト]]=アンチを加えた6人が腕に現れたアクセプターで一斉にアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になる。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネとアレクシスの心を癒し、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B07MXC82FK</amazon><amazon>B081TB46CY</amazon><amazon>B089SXZDTP</amazon><amazon>B07L6HWDWL</amazon><br />
<br />
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<br />
<amazon>B07G3CTYC8</amazon><amazon>B096LJKVQG</amazon><br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446094
グリッドマン
2022-11-23T12:54:38Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた、次元犯罪者を倒すためにやって来た正義のエージェント。本体は高エネルギー体で実体はなく、その姿(『電光超人グリッドマン』)はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。その犯罪者を倒したのちも、様々な世界でグリッドマンの姿でいくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。フィクサービームの他に機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっていることに加え、グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、ヒカリ・カイザキとその亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にした防御力特化型の強化形態であり、元々は電光超人の弱体化形態というわけではない。実際にこの状態では生存性が大きく上がる。ただしグリッドマンのグリッドマンたる所以であるフィクサービームが、追加装甲によって使用できなくなる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。特撮番組『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンの姿と同一。アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たちが、アクセプターで一斉にアクセスフラッシュしたことで覚醒した。<br />
:アンチを含む6人全員でアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になる。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネとアレクシスの心を癒し、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマル・ファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮『電光超人グリッドマン』に登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
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<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3&diff=446064
グリッドマン
2022-11-23T07:24:05Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gridman]]<ref>[https://gridman.net/character/#/gridman 登場人物|SSSS.GRIDMAN] 2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|後藤正行}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 超人<br />
| 全高 = 50m<ref>ミクロから70mの間で調節可能。</ref><br />
| 重量 = 44000t<ref>0から60000tの間で調節可能。</ref><br />
| 所属 = グリッドマン同盟<br />
}}<br />
'''グリッドマン'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[主人公]]の一人。<br />
<br />
この項目では主に「イニシャル・ファイター」「プライマル・ファイター」について説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[宝多六花]]の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた旧式の[[パソコン]]「ジャンク」に宿る超人。自らを「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗り、[[響裕太]]に己の使命を思い出すように呼び掛ける。だが、自身も[[記憶喪失]]であり、「危機から街を守る」という使命以外は思い出せずにいる。<br />
<br />
怪獣が出現した際は裕太がプライマルアクセプターをジャンクに向け「'''アクセスフラッシュ'''」とコールする事で[[合体]]し、一定時間だけ実体化することが出来る。自由にサイズを変化させることが可能だが、サイズの大きさに比例してエネルギーの消耗も激しくなるため戦闘可能時間も短くなってしまう。グリッドマンのエネルギーはジャンクと連動しており、活動時間が短くなると額のビームランプが点滅し、ジャンクの稼働状態にも影響が及ぶ<ref>具体的には、ジャンクに備えつけられた赤いランプが警報音と共に点滅、火花と煙を吐くようになる。これは原典である実写版『電光超人グリッドマン』でもお馴染みの光景で、「ジャンクがパワーダウンするとグリッドマンは消滅してしまう」と説明されていた。</ref>。グリッドマンが戦うには裕太とジャンクの両方が必要不可欠であり、裕太とジャンクが引き離された場合は戦えないという弱点もある<ref>そのため、第5回で裕太たちが山奥での校外学習中に怪獣と遭遇した時、彼とジャンクを引き合わせる為に新世紀中学生がジャンクショップから'''ジャンク本体を買い取り裕太の下に運ぶ'''という力技を行っている。</ref>。<br />
<br />
新世紀中学生が変身するアシストウェポンと合体することで戦闘能力を向上させることが可能で、様々な戦場に対応可能。ただし、複数のアシストウェポンと一度に実体化するとジャンクの処理が追い付かずにフリーズしてしまう(この問題は後に解決法を思いついたことで解決した)。<br />
<br />
基本的に真面目で勇敢、正義感が強い[[性格]]であり、記憶の大半を失いながらも、唯一覚えている「使命」を果たすことを第一に考えている。しかし、若干天然ボケな面もあり、恋に悩む裕太に頓珍漢な応援をしたり、[[内海将|内海]]に「(六花ママの前では)喋るな」と言われたそばから反射的に名乗ってしまったりしている。<br />
<br />
その正体は、かつて現実世界の破壊をもくろんでコンピューターワールドに現れた、次元犯罪者を倒すためにやって来た正義のエージェント。本体は高エネルギー体で、その姿はコンピューターワールドで戦う際に、協力者となった少年の描いたCGヒーロー・グリッドマンの姿と名を借りたもの。『電光超人グリッドマン』としてその犯罪者を倒したのちも、様々な世界でいくつかの事件に関わって来た。アレクシス・ケリヴを追って再びコンピューターワールドを訪れたが、不死不滅の存在であったアレクシスを倒すことができず、敗北。その人格は新世紀中学生と、根幹の部分をなす二つに分かれてしまい、その二つのうち一つはジャンクに、もう一つは創造主であるアカネの「設定」を外れ始めていた裕太に宿ることになった。<br />
<br />
=== 各形態 ===<br />
;Initial Fighter(イニシャル・ファイター)<br />
:裕太と初めてアクセスフラッシュした際の形態。能力が著しく制限され、カラーリングも水色、紫、灰色を基調としていた。<br />
;Primal Fighter(プライマル・ファイター)<br />
:[[サムライ・キャリバー]]がジャンクを最適化した事でInitial Fighterから変化した形態。能力が向上し、カラーリングも赤、青、白を基調とした物に変化した。<br />
:前日談小説『ダイアクロンVSグリッドマン』によれば、電光超人の弱体化形態ではなく、ヒカリ・カイザキとその亡弟が空想したヒーロー「シルバークラティオン」を元にした防御力特化型の強化形態である。この状態では生存性が大きく上がる代わり、フィクサービームが使用できなくなる。<br />
:フィクサービームの他に機能の大部分が新世紀中学生として本体と隔絶されて使用不可能となっていることに加え、グリッドマンが活動する舞台がコンピューターであることを考慮すると、一般的なPCでいう「セーフモード」に相当する状態と考えられる。<br />
;電光超人グリッドマン<br />
:Primal Fighterから外装が弾け飛び、その中から現れたグリッドマンの真の姿。『電光超人グリッドマン』におけるグリッドマンと同じ姿。<br />
:アレクシス・ケリヴとの最終決戦にて、自分が「響裕太に宿ったグリッドマン自身」であることに気付いた裕太と新世紀中学生たちが、アクセプターで一斉にアクセスフラッシュしたことで覚醒した。<br />
:アンチを含む6人全員でアクセスフラッシュを行い、ジャンクに戦闘コード「GRIDMAN」を入力することでこの形態になる。ジャンクに表示されるパラメータは全て100%。<br />
:その本質は全てを癒し、修復する「グリッドフィクサービーム」にあり、アレクシス・ケリヴとの最終決戦ではこの技でアカネとアレクシスの心を癒し、ツツジ台を修復した。<br />
<br />
=== 強化装備形態 ===<br />
;マックスグリッドマン<br />
:[[マックス|バトルトラクトマックス]]と合体した姿。剛力合体超人。腕部が強化される他、タンカーキャノンによって遠距離戦にも対応出来る。<br />
:剛腕にはブースターも内蔵されており、超電撃キックの際に上昇や加速に使用された。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|バスターボラー]]と合体した姿。武装合体超人。ガトリング砲や各種ミサイルによって火力が大幅に強化される。<br />
:目立つドリルは突進ではなくグリッドビーム強化に使われる。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:[[ヴィット|スカイヴィッター]]と合体した姿。大空合体超人。脚部にブースターが装備され、飛行能力を得る。<br />
;[[フルパワーグリッドマン]]<br />
:全アシストウェポンと合体した姿。超合体超人。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作では[[MAGINE]]の一種として扱われる。<br />
:地上ルートでは「覚・醒」、宇宙ルートでは「破・壊」から参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。裕太と一体化した為かグリッドマンは男性パイロット扱いで、「秘密のディスク」の効果対象になる。<br />
:イニシャルファイター状態は初登場時の[[スポット参戦]]のみで、武装の消費ENがそれぞれ+10されている。それ以降はプライマル・ファイターとなり、電光超人グリッドマンは[[フルパワーグリッドマン]]の武装、個別コマンドとして登場。<br />
:加入時にはジャンクを'''自軍が買い上げて[[ドライストレーガー|母艦]]内に設置する'''<ref>原作第5話では3万7429円であることが明かされたが、CREDITは消費されない。</ref>という大胆な形で自軍と行動を共にする。このため、原作第5回のように場所に困るという事態にはならない。<ref>ボーナスミッション「走れ!常夏のヒーロー」では、[[ドライストレーガー]]からジャンクを持ち出す展開が描かれ、近くに電源が無かったため'''内海による[[ハイパーデンドーデンチ|自転車発電で電力を賄う]]'''という荒業も行われた。</ref><br />
:各アシストウェポンは[[召喚攻撃]]として再現され、グリッドキャリバーエンド以外はグリッドマン(とジェイデッカー・ビルドタイガー)の撃墜数で解放されるサイドミッションや艦内ミッションをクリアすると一つずつ追加される。<br />
:格闘とグリッドビームはEN制だが威力が並、各アシストウェポンは高威力だが全て弾数制かつグリッドキャリバーエンド以外は各2発ずつとやや極端。ハイパーエージェント発動のために単機駆けを狙うなら攻撃力を上げて格闘で雑魚を制圧できるようにするか、Bセーブやカートリッジ・光子力3Dプリンター等で弾数を補填したい。ある程度余裕ができたら覚醒や決意マルチアクションを活かせる[[援護攻撃]]を修得するのも有効。どのみち武器の追加が継戦力・対応力の向上に繋がるため、グリッドマンを主力にするならサイドミッションの攻略は積極的に行いたい。<br />
:キーミッション「炎の合体」にてそれまで手に入れてこなかったアシストウェポンが全て追加されると共に、イベントを進めると[[フルパワーグリッドマン]]に合体可能になる。<br />
:だが合体すると武装の癖が非常に強くなる為、ステージ序盤はグリッドマンのまま立ち回るなど工夫が必要。また、強化パーツやスキルプログラム、カスタムボーナス、エースボーナス、ドライストレーガーの強化などで、出撃時に既に合体可能な気力になってしまうと気力上昇時の合体可能カットインが見れなくなってしまう。<br />
:各武装にはジャンクの画面に敵機体が表示される演出があるのだが、Switch版の場合編集時点でのバージョンでは敵画像の解像度が極端に落ちる。不具合なのかハード的な都合なのかは不明。<br />
:アレクシスとの最終決戦で獲得できる強化パーツ「戦闘コード:SSSS」は、[[S-アダプター]]に加えてグリッドマンが装備している時のみ攻撃力アップ+装甲アップ+射程+2という強力な効果を持つ。S-アダプター効果はおそらく'''タイトルのSSSSにかけたジョーク'''と思われるが、覚醒したグリッドマンは特撮空間からアニメ空間まで踏破しているので、あながち間違ってもいない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:主に打撃や投げなどの肉弾戦が主体。<br />
:『30』ではジャンプからのキックを行う。<br />
:通常はそのまま蹴り飛ばすが、[[トドメ演出]]では蹴り抜け、グリッドライトセイバースラッシュで背後から追撃する。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;電撃大斬剣グリッドマンキャリバー<br />
:[[サムライ・キャリバー]]が変身したアシストウェポン。大型の片刃剣。<br />
:『30』では[[召喚攻撃]]の演出として登場。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;グリッドビーム<br />
:両腕を交差させてエネルギーをチャージし、左腕のプライマルアクセプターを敵に向けて放つ必殺ビーム。<br />
:『30』では第1話の一連の流れを再現。<br />
;グリッドライトセイバースラッシュ<br />
:プライマルアクセプターから光の刃を伸ばし、敵を切り裂く。<br />
:『30』では格闘のトドメ演出で使用。<br />
;フィクサービーム<br />
:胸部から腹部にかけて位置するクリスタル「トライジャスター」から放つ治癒光線。本来はコンピューターワールドを修復し、現実世界に及んだ影響を消すための技だが、副次効果として人の精神への治癒作用がある。<br />
:プライマルファイターではトライジャスターが装甲で覆われているため使用できない。<br />
;グリッドハイパービーム<br />
:特撮電光超人グリッドマンに登場。アニメ未登場。ジャンクにある全エネルギーをアクセプターに集中して放つグリッドマン最大の破壊光線。その威力はコンピューターワールドを消滅させるほどで、グリッドマン自身が消滅する可能性があった。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;グリッドキャリバーエンド<br />
:特殊な空間を形成し、背中のスラスターを吹かせて敵に突撃しながらグリッドマンキャリバーで敵を空間ごと一刀両断する。<br />
:立ち位置としては加入ミッションのイベントですぐ追加される初期必殺技。<br />
:他3つと比べて威力は少し低いが使用条件が気力120と軽く弾数も4あり、アシストウェポンが揃ってくれば少し硬めの雑魚戦にも使いやすくなる。<br />
;マックスグリッドマン<br />
:マックスグリッドマンに合体し、両拳とタンカーキャノンから放つマックスグリッドビームで攻撃。トドメ演出では更に超電撃キックで追撃する。<br />
:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」またはキーミッション「勇者の魂」で追加。<br />
:極太ビームによる攻撃だが格闘属性で移動後可能1~2と近接戦闘向けの性能。<br />
;バスターグリッドマン<br />
:バスターグリッドマンに合体し、キャタピラユニットを前面に展開しバスターグリッドミサイルとガトリングビームガンで攻撃。トドメ演出では更にツインバスターグリッドビームで追撃する。<br />
:『30』では艦内ミッション「砲・撃」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:グリッドマン最長の射程を持つがアシストウェポンの中では唯一の射撃属性。そのため格闘に偏らせて育てているとこちらの攻撃力は伸び悩む。<br />
;スカイグリッドマン<br />
:スカイグリッドマンに合体し、背部の二問ビーム砲で攻撃。トドメ演出では更に[[ミサイル|アンプレーザーサーカス]]で追撃する。<br />
:なお、劇中でのアンプレーザーサーカスはスカイヴィッター単独で使用するのみであり、スカイグリッドマン状態で使用するのはSRWオリジナルとなる。<br />
:『30』では艦内ミッション「飛・翔」またはキーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:マックスグリッドマン同様ビーム射撃の演出だが格闘属性。手元に穴がある変わりに最長射程が長く、移動後攻撃可能な事も含めて互いを補い合う性能。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;超合体<br />
:キーミッション「炎の合体」で追加。<br />
:気力130以上で[[フルパワーグリッドマン]]に[[合体]]可能。アシストウェポンはユニット扱いではないため単独で発動可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:飛行可能だが空適応はB。ビル街や水上戦ではパーツで適正を補いたい<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1L<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;グリッドマンの出撃時の気力+10。EN+50、移動力+1、装甲値+100。<br />
:『30』で採用。基本能力値を浅く広く高め、出撃時の気力も高める。<br />
:初期から闘争心L2を持つため、これに加えてエース獲得or闘争心L3に追加育成すれば開幕からグリッドキャリバーエンドを使えるようになり利便性が高まる。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「UNION」<br />
:『30』で採用。OP。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[信頼]]、[[気迫]]、[[決意]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''<br />
:気迫があるため育成無しでもアシストウェポンや超合体を開幕から発動でき、勇気のおかげでグリッドビームやバスターグリッドマンも使いやすい。<br />
:終盤は覚醒を交えた大技ラッシュも非常に強力。そのため魂を付与する消費系強化パーツを持たせる意義もより強い。<br />
:その分集中・鉄壁が無く機体側も防御系技能が皆無で、防御面には難がある。フルカウンター習得の有力候補といえるだろう。<br />
:或いは、決意からのマルチアクションや覚醒で先手必勝を心掛よということなのかもしれない。これならばハイパーエージェントも発動させやすくなる。<br />
:イニシャルファイター時は覚醒を習得できないが、この姿で出撃するのは初登場のスポット参戦時のみなので実プレイには影響しない。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''ハイパーエージェント、HEROL9、[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''<br />
:「ハイパーエージェント」と「HERO」はグリッドマン専用スキル。前作の[[勇者|ヒーロー]]とは別物。<br />
:「ハイパーエージェント」は、「戦術マップ中、敵を5機以上撃墜すると、与ダメージ1.1倍、命中率+10%の効果を得る」というもの。<br />
:「グリッドマンが」撃墜する必要があるため、マルチアクションによる進撃や反撃狩りで意図的に撃墜数を稼がせないと発動しないままミッションが終わることもしばしば。<br />
:「HERO」は「スキルレベルに応じて、装甲値、クリティカル率が上昇し、武器消費ENが軽減される」というもの。レベル9まで育つとクリティカル率+20%、装甲値+250、EN消費量80%となる。消費軽減効果は[[Eセーブ]]とも重複するため、L2では64%、EXだと40%まで下げることが出来る。<br />
:グリッドマン状態では主要武装が軒並み弾数制なのであまり恩恵を感じないため、これに関してはフルパワーグリッドマンになってからが本番。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「ハイパーエージェント」の効果が、与ダメージ1.2倍、最終命中率+20%に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。厳しい条件自体は緩和されないものの、リターンが高まり、発動時に活躍させやすくなる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:アクセスフラッシュし共に戦う少年。同時に、彼に「使命」を思い出すよう促す。<br />
;[[内海将]]、[[宝多六花]]<br />
:グリッドマン同盟のメンバー。ジャンクを介してサポートしてもらう。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。共に戦う仲間。<br />
:正体はアレクシスに敗れた際に分裂した人格データで、要は分身。「中学生」の総称は、マックス曰く「かつて世界を救った中学生たち」に肖ったものらしい。<br />
<br />
=== 敵対者 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:邪魔者としてグリッドマンの正体を探ろうとする。<br />
;[[アンチ]]<br />
:打倒グリッドマンを存在意義とする彼に追われ続けていた。それらが全て失敗に終わり、生きる意味を失った末、グリッドマンの全てをコピーした新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」へと変身した。作中最後のアクセスフラッシュにも参加し、彼とも一体化した。<br />
;[[アレクシス・ケリヴ]]<br />
:嘗て彼に一度敗北した事が示唆されている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:ジャンクは彼女の店に置かれている。<br />
:ボイスドラマではうっかり彼女に挨拶してしまい、「'''めっちゃかっこいい声'''」と評された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== ウルトラシリーズ ===<br />
;ウルトラマン<br />
:M78星雲光の国の戦士。『30』では[[早田進次郎|進次郎]]と共闘した際に彼の事を知っているかのように語っている。どこかで会ったのか、それとも誰かに聞いたのかは定かではない。<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:裕太の友人という事もあり、ヒーローを目指す彼を密かに見守っていた。ウルガルとの最終決戦では彼の持つヒーローとしての素質を認め、エールを送る。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマン」<br/>「思い出してくれ、君の使命を」<br />
:第1回より。裕太への語り掛け。なお、二度目に同じように語り掛けた際には「それはもう聞いたっす」と途中で遮られてしまっている。<br />
:Primal Fighterになってからはこの問いかけをしなくなった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]及び[[中断メッセージ]]で発してくれる。<br />
;「裕太、君の使命を果たすんだ」<br />裕太「え、たった今やったんじゃ」<br />「全ては始まったばかりだ」<br />
:同上。グールギラスの撃破に安堵した裕太だったが、それは始まりに過ぎなかった…。<br />
:この言葉もそうだが、Initial Fighterの時は記憶の欠落が強調されており、使命が『何』なのか、『何』が始まったのか、いわゆる『主語』を全く話さないという特徴がある。<br />
;「それが、私と君のプライマルアクセプター。君の意思で私とアクセスフラッシュしてくれ」<br />
:第2回より。今後も合体出来るよう、裕太へプライマルアクセプターを装着させる。<br />
;「ならばもう迷いはない。私がお前を倒す!」<br />
:第3回より。自分は怪獣だと名乗り、グリッドマンを倒すのが使命だというアンチに対して。<br />
;「彼らは新世紀中学生。私と君達の味方だ」<br />
:同上。六花ママの店に集まったマックスやボラー、ヴィットを裕太達へ紹介する。<br />
;「どうした裕太。苦しそうだな」<br />
:第4回より。六花が合コンに行くと知り、彼女は年上好みじゃないか?と疑う裕太への問いかけ。<br />
;「私でも感知できなかった怪獣…」<br />
:同上。ゴングリーの出現が分からなかったことに肩を落とす。<br />
;「ここはどこだ…!?」<br />
:第5回より。裕太達が校外学習へ出かけたため、新世紀中学生が急遽ジャンクを購入。現地で電源を入れた際、連れてこられた場所に困惑する。<br />
;「私は最大出力サイズでも、70mが限界だ」<br />「そして、大きければそれだけエネルギーの消費が早く、裕太とのアクセスフラッシュを維持出来ない」<br />
:同上。裕太へ自身のサイズの限界と巨大化した際の欠点を伝える。<br />
;「おかしい、このUFO自体に意思を感じない」<br />
:第7回。何度でも復活するヂリバーUFOに違和感を覚える。<br />
;「この街に迫る危機の根源は、新条アカネと、そのアレクシス・ケリヴと名乗る者か」<br />
:同話より。裕太達の話と今まで判明した事実から、黒幕を断定する。<br />
;「どちらの意見も正しい。だからこそぶつかってしまうのかもしれない」<br />
:第8回。六花と内海の言い争いの際に。ボラーから当たり障りの無いことを言うなと叱られる。<br />
;「ああ!信じて待っていたぞ、みんな!」<br />
:第9回。夢の世界から覚めて自らの所へ駆けつけたグリッドマン同盟の皆を出迎える。<br />
;裕太「ありがとうグリッドマン。君のおかげで、俺達帰って来られた」<br/ >「だがまだ一人、目覚めさせなければならない人間がいる」<br />
:同話より。裕太達へアカネを救うことを提案する。<br />
;「新条アカネは、この世界の神なのか?」<br />
:第10回。裕太達も、街も、怪獣も、記憶も全てが創られた物なのかと悩む皆に対し。<br />
;「それは新条アカネにとって住みやすい環境、安らぎを求めたのだろう」<br />
:同話より。どうしてアカネはこの街を創ったのかという裕太への返答。<br />
;「怪獣は新条アカネの悪意のようなもので、生き物としての活動はしていない」<br />裕太「でも、あいつは最初からグリッドマンを憎むように生まれてきた」<br />「きっと怪獣である以上に生き物になってしまったのだ」<br />
:同話より。怪獣は生き物じゃないのかという六花達に、アンチの異質さを語る。<br />
;「私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」<br />
:第11回。裕太と同一存在という真実に達し、行くのを止めようとする内海へ決意を示す。<br />
;「そんなものは命では無い!!」<br />
:最終回。限りある命では無限の命を持つ私には勝てないと言うアレクシスに対して。<br />
;「そうか…私の力は、倒すためだけの力ではなく、私の本当の力は…!」<br />
:同話より。アレクシスに追い詰められた末にグリッドフィクサービームを放つ。ここから主題歌「UNION」をバックにグリッドマンの逆転劇が始まる。<br />
;「フィクサービームとはこの世界を修復する力!」<br />「この世界を創った、新条アカネの心を救う力だ!」<br />
:同話より。フィクサービームでアカネの心を癒して直し、街の修復を果たす。<br />
;「これが、命ある者の力だぁぁぁぁ!!!」<br />
:同話より。人間が持つ可能性の力を信じると、アレクシスへ止めの一撃を叩き込む<ref>余談だがこの台詞は『[[ポプテピピック]]』第14話において緑川氏版の[[ポプ子]]によってパロディされている。</ref>。<br />
;「ハイパーエージェントを代表して、君達の協力に感謝する」<br />「アレクシス・ケリヴは封印した。私達はハイパーワールドに帰還しなければならない」<br />「私達の使命は終わったのだ」<br />
:同話より。六花と内海へこれまでの感謝と別れを告げる。<br />
;「私は本当に信頼できる友達を持つことの大切さを、改めて思い知った」<br />
:同話より。六花と内海に礼を述べ、彼は新世紀中学生達と去って行った。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「裕太、どんなに敵が巨大でも、逃げずに立ち向うのだ!」<br />
:第4回より。六花達の合コンの相手が大学生と知った時の頓珍漢な応援。確かに相手は年上の男だが……。<br />
;「ところで、ここはいったい…」<br />
:第5回より。戦闘は無事に終わったものの、連れてこられた場所が最後まで分からず、困惑してしまう。この後説明されたのだろうか…。<br />
;「すまない…」<br />
:ボイスドラマ第2.2回「この人、空気に乗らない人」より。六花ママに話しかけられた際、思わず挨拶してしまい、裕太に注意された際の謝罪。<br />
;「君も私のことは言えないな」<br />
:同上。六花ママに対しその場に居合わせたキャリバーのことを「'''心強い武器'''」(直後に内海が武士と訂正)と言ってしまった裕太に対しての苦言。<br />
;「あ、はい!」<br />
:ボイスドラマ第5.5回「グリッドマンは悪くない」より。ジャンクごと運び込まれたファミレスで、店員に「グ、グリッドマン様ー?」と呼ばれて、反射的に裕太と声を揃えて返事してしまう。裕太がファミレスの順番待ちの用紙に「グリッドマン」と書いたのが原因なのだが、妙に明るい声で律儀に返事をしているところが笑いを誘う。<br />
;「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように」<br />
:最終回。目が覚めた本来の裕太からはまた記憶が失われてしまうのかと六花に問われた際の返答。一見良い台詞なのだが、よくよく考えると'''裕太が六花の事を好きだと勝手にバラしてしまっている'''。それでいいのかヒーロー……<br />
:ちなみに裕太がグリッドマンだった時の記憶は「残っている」とのこと。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「裕太の友人である君のことをずっと見てきた…。そして、君がヒーローになるという夢を持っていることも知っている」<br/>イズル「でも、僕は…なれないみたいです。大事な戦いなのにここで見ている事しか出来ないし」<br/>「君が、そう決めたのならば、そうだろう」<br/>イズル「でも…」<br/>「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」<br/>イズル「どうして、それを僕に?」<br/>「もし、裕太と出会わなかったら君と一つになっていたかもしれない」<br/>イズル「僕と?」<br/>「決断する、諦めない。そして、仲間を信じる…。君はヒーローになれる何かを持っているから…」<br />
:「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。ウルガルとの最終決戦を前に身体に変調をきたし、出撃を禁じられたイズル。ドライクロイツの苦戦を前にいてもたってもいられなくなったイズルに対し、グリッドマンは精神世界でエールを送る。グリッドマンの台詞の一部には『電光超人グリッドマン』のOPテーマ「夢のヒーロー」の歌詞が引用されている。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;覚醒<br />
:最終話より。本来の姿を取り戻した電光超人グリッドマン。[[新条アカネ]]を取り込んだ[[アレクシス・ケリヴ]]と対決する。一度は連続攻撃で圧倒するが、アレクシスは何度倒してもすぐに復活、逆に追い込まれてしまう。絶体絶命の窮地の中、本来の力を思い出したグリッドマンは起死回生のグリッドフィクサービームを発射。かつて何度となくコンピューターワールドを修復してきた光がツツジ台を、アカネの心そのものを癒していく。[[宝多六花|六花]]たちの後押しもあり、アカネが現実と向き合う覚悟を決めたことで融合が維持できなくなるアレクシス。なおも悪あがきを続けようとする退屈な不死の怪物に、命あるもの…グリッドマンの鉄拳が炸裂する。<br />
:スパロボ30では、部分的にしか映像化されないのもあって、知らない人が見るとやや話しの繋がりが分かりづらい面も。<br />
<br />
==余談==<br />
*各合体形態の呼称は[[勇者シリーズ]]で使用された合体名にちなむ。<br />
**剛力合体は『勇者指令ダグオン』のパワーダグオン、武装合体は『太陽の勇者ファイバード』の武装ファイバード、大空合体は『黄金勇者ゴルドラン』のスカイゴルドラン。いずれもSRW未参戦。<br />
*担当声優である緑川光氏は原典である『電光超人グリッドマン』においてもグリッドマンの声を担当していた。<br />
**企画段階では特撮版とは別人にする案もあったが、雨宮監督が緑川氏のCVを希望したことで、特撮版と同一人物とした上で、物語に謎を残すために記憶喪失に設定された経緯がある。<br />
*『電光超人グリッドマン』のグリッドマンも含めて、「鋼の超感謝祭2021」における緑川氏の発言にもある通りグリッドマン本人はロボットではない。<br />
**しかし、原典のグリッドマンは実体を持たないエネルギー体がただのCGイラストであった「グリッドマン」の名と姿を借りている(形態としては[[エクスカイザー]]などに近い)状態であるため、立ち位置的にもロボットに近い珍しいタイプの変身ヒーローと言える。<br />
*原典『電光超人グリッドマン』放送終了後に存在した雑誌企画『電光超人グリッドマン魔王の逆襲』では、グリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」が登場している。『SSSS.GRIDMAN』やその続編『SSSS.DYNAZENON』にはシグマは登場しないが、その要素は[[グリッドナイト]]に引き継がれている。<br />
*アニメ放送開始前からこのアニメ版デザインの着ぐるみが製作されており、各種イベントに出演している。<br />
*最終話において本来の姿を披露し、それまでボカされていた全貌が明らかになるという構成は、『SSSS.GRIDMAN』の脚本を担当した長谷川圭一氏が過去に手掛けた特撮『ウルトラマンネクサス』でも採用されている。また「過去シリーズの戦士が別世界で弱体化して記憶を失い、自身の正体と世界の謎を解き明かしていく」という点も同じく長谷川氏のメインライターを務めた『ULTRASEVEN X』との共通点が指摘されており、セルフオマージュの類であると思われる。<br />
**上記のアニメ版着ぐるみも特撮版着ぐるみと共演(自分自身との共演)している。この同一人物の共演は『ウルトラセブン』と『ULTRASEVEN X』、『ウルトラマンネクサス』とその前日談の『ULTRAMAN』でも行われた。<br />
**「主人公がアニメオリジナルの姿で登場し、最終話で原作と同じ姿に戻る」という演出は、『SSSS.GRIDMAN』以前にT雨宮哲氏が監督(シリーズディレクター)を務めたTRIGGER制作のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(SRW未参戦)でも用いられており、こちらを想起した視聴者も多い。<br />
*SSSSという名称は特撮版をアメリカでローカライズした際に追加された呼称で、「Superhuman Samurai Syber Squad」の略。アニメ版では「才色兼備、才貌両全、最強女子、新条アカネ」を暗示し、最終話で明示された際は、「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別な署名)」となっている。<br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
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<br />
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<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりつとまん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%9B%B8%E8%89%AF%E5%AE%97%E4%BB%8B&diff=436724
相良宗介
2022-06-11T23:47:55Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = さがら そうすけ<br />
| 外国語表記=[[外国語表記::Sousuke Sagara]]<ref>[http://fullmetal-panic.jp/character/ 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト]、2022年3月25日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック!}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック?ふもっふ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|関智一|フルメタル・パニック! シリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|四季童子|フルメタル・パニック! シリーズ}}(原作小説版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|堀内修|フルメタル・パニック!}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]]だと思われる)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = 不明<br />
| 年齢 = 不明<br />
| 髪色 = 黒<br />
| 所属組織 = <br />
*[[ミスリル]]<br />
*[[陣代高校]]、同校生徒会<br />
| 所属部隊 = 西太平洋戦隊陸戦ユニットSRT<br />
| 学年 = 2年4組<br />
| 階級 = [[階級::軍曹]]<br />
| 役職 = ゴミ係兼傘係、安全保障問題担当・生徒会長補佐官(陣代高校)<br />
| コールサイン = ウルズ7<br />
| 趣味 = 釣り<br />読書<br />
}}<br />
'''相良宗介'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 来歴 ===<br />
幼少期、母親<ref>発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない。</ref>と共に旅客機の墜落事故に合い、現地に駆け付けたソ連軍により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけた[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]によって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。<br />
<br />
「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「'''さがらそうすけ'''」という名前らしきモノに、カリーニンが漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない。後にカリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった。<br />
<br />
彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、非常に優秀な成績を収め、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、[[暗殺]]に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として戦場で名を馳せ生きていくこととなる。<br />
<br />
戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は[[傭兵]]として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、本編開始の1年2年ほど前、中米の小国ベリーズに設置された[[ミスリル]]の訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。この時は書類に記載された「ソウスキー・セガール」で呼ばれていたが、日本語の名前を聞き間違えられたのか偽名として自分で名乗ったのかは不明。<br />
<br />
宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。[[日本]]の女子高生[[千鳥かなめ]]の護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は'''囮'''。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手。具体的には喜びや悲しみなどを感じはするが、笑う・泣くことが出来ない。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分のナイフで済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。ただし、人間らしさを身に着けていくにつれ、自分の生きてきた酷い経歴<ref>生きるために、泣いて命乞いする捕虜を殺すといった非道な行為を平然と行ってきたため。</ref>について考え、自分の居場所は平和な世界ではないという考えも出てきた。<br />
<br />
作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、短編シリーズでかなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、英語および理数系科目は得意。また、軍人としての経験により長距離走は彼の独壇場となっている。逆に日本人としての文化的背景・感性を要する国語(特に古文)・日本史が苦手。<br />
<br />
長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながら、選りすぐりを集めたミスリルの中でも、更に選りすぐりが集まるSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、[[アーム・スレイブ|AS]]の操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲した[[Rk-92 サベージ|サベージ]]に乗ってソ連軍と戦っていたため、世界有数の実力を持っている。幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(人を殺める兵士としての)才能が無い」と言われ、驚いていた(宗介自身は技能として才能がないと思っていた。)<br />
<br />
自分がどう呼ばれるかについてはあまり頓着しておらず、アフガニスタン時代の仲間やガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。[[メリッサ・マオ]]が、ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて宗介と初めて出会った際には、先述した通り書類に書かれていた「ソウスキー・セガール」と呼んでいた。ミスリルに入る以前からの知り合いにも「セガール」と呼ぶものがいる。<br />
<br />
少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、[[英語]]、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手なのは先述通り。またそもそもしゃべる日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。発音も日本育ちのドイツ人であるクルツに比べても流暢ではないようだ。<br />
<br />
知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆に[[ラムダ・ドライバ]]のような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。ちなみに武器が使えないと戦闘に支障が出るという事もなく、前述のようにアフガン時代のろくな装備も無かった戦闘経験から不利な戦況での戦いになれており、原作小説では素手で武装した男を倒すことはおろか、手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。<br />
ASに置いての戦闘ではいかに戦況が不利な状況でも互角以上に闘い抜き勝利しており、特にサベージ搭乗時の戦果は凄まじく、度々作中では第二世代ASとしては前例がないほどのほとんど不可能な戦果を挙げている。<br />
本編中盤以降は単身・生身という圧倒的不利な状況で戦うことが多く、単身で多数のアマルガムの兵士や等身大AS[[アラストル]]を撃破しており、生身での戦闘能力に置いても非凡さが窺える。<br />
<br />
ちなみにスパロボやふもっふでは愛銃であるグロック19を発砲しているシーンが豊富にあるものの、原作小説における本編シリーズではハンドガン程度ではどうにもならない事が多く、当然高威力高レートのカービン銃やアサルトライフルを好んで使うため、所謂サイドアームでしかないグロック19はあまり発砲した事がなかったりする。<br />
<br />
このグロッグ19だが、信頼性や即応性は確かにあるのだが、その特殊な仕様故「セーフティが解除されてないぞ?」や「弾切れでハンマーだけガチガチ鳴る」等のありがちなネタが出来ないため、持たせたのは失敗だったと賀東は語っていた。<br />
<br />
=== [[小説|小説版]]での動向 ===<br />
物語初期は任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、中盤からはこれを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。<br />
<br />
ブルーノから聞き出した情報によりアマルガムの動向を掴んだミスリルは、先手を打つべく作戦を開始した。しかし、これをさらに先読みしていたレナードは、陣代高校に現れ宗介とかなめに警告を送る。そしてその日、アマルガムの総攻撃によりミスリルは壊滅し、民間人をも巻き込みながら東京で逃げ続けていたが、陣代高校も襲撃を受ける。クラスメイト達にも被害が出る中、宗介はたった一人アーバレストで迎撃に出るが、レナードの乗る[[プラン1055 ベリアル]]に惨敗を喫し、アーバレストを破壊されてしまう。さらにかなめも、これ以上の被害を出さないため自らレナードの誘いに乗り、姿を消した。<br />
<br />
何もかもを失った宗介だが戦う意志は消しておらず、単独でアマルガムを追って東南アジアの街・ナムサクを訪れる。その後、成り行きでAS闘技場のチーム「クロスボウ」の専属搭乗者となり、この際に[[ナミ]]や[[ミシェル・レモン]]と出会う。その後アマルガムの尻尾を掴みかけるが、[[クラマ]]によってナミが射殺され、自らも腹部を撃たれ生死の境を彷徨うことになった。何とか一命を取り留めた後は、DGSEのエージェントだったレモンの協力のもとリハビリに励みながらアマルガムを追い続け、ついにレナードの拠点を探り当てる。しかし、米軍の介入やアマルガムのAS部隊の出現、さらに離反したカリーニンの存在もあり、かなめとの再会は出来ず終わる。だがその戦闘中、新たな身体[[ARX-8 レーバテイン]]で復活したアル、そしてクルツ、マオ、テッサらトゥアハー・デ・ダナンの面々と再会。かなめと互いの気持ちを確認し合い、戦意を確かにする。<br />
<br />
各地に散ったミスリルの仲間達と合流していく中、モスクワに潜入したレモンとレイスから、ヤムスク11に関する情報が入る。そこへ向かう道中で、かつて救出したウィスパードの少女[[クダン・ミラ]]と再会した。ヤムスクではレナードと出くわして戦闘になるが、施設の崩壊で生き埋めになったため一時停戦。脱出作業の中で世界の真相とそのやり直しについての計画を聞かされる。結局その場ではレナードを撃てず、施設の最深部でようやくかなめと再会するが、この時彼女は既に「ささやき」に乗っ取られて自我を喪失しており、カリーニンの妨害もあってまたも離別になってしまった。<br />
<br />
最終的に、レナードの計画実行地であるメリダ島にフル装備のレーバテインで単身突入、作戦の火蓋を切る。持てる技能を駆使してアマルガムの部隊を排除し、激闘の末にレナードの撃破にも成功。その中、作戦の失敗を悟りかなめを連れ去ろうとしたカリーニンを阻止し、その最期を看取った。このため、核弾頭の迫るメリダ島からの脱出が不可能となり、当初は達観していたものの、ミラから渡されたクラスメイト達のメッセージを見るうちに感情が呼び起こされ、ひたすら生還を願い涙した。それを受けたアルに「自分は機械か、人間か」と問われ、「自分で決めることだ。人間はみんなそうしている」と返したところ、アルはそれを受けて「自分で決めたのだから、自分は人だ」と定義し、単独でラムダ・ドライバを駆動。核弾頭の防御に成功した。<br />
<br />
その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。<br />
<br />
その後の動向は明確にされていない<ref>原作者・賀東招二はその後の宗介とかなめの物語を書いていない理由を問われ、「直後の三日間なら書けるが、'''書いても甘々ラブラブにしかならないので腹立つ'''」と冗談とも本気ともつかないような回答をしている。</ref><ref>短編「テッサの墓参り」では本編エピローグの三ヶ月後が舞台になっているが、テッサは彼と電話等の連絡しか取っておらず直接会っていない事を愚痴にする場面が存在する。</ref>が、弱体化したとはいえ依然存在するアマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移っていると思われ、かなめを救い出しても彼の戦いは当分終わることがなさそうである。ちなみに戸籍も学籍もミスリルが偽装したことが日本政府にバレているため使う事はできない。身体的にはナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。アルコールも一生摂取できないと診断されているが、宗介は飲む気がない<ref>イスラム教の戒律云々以前に、彼が「アルコールは脳細胞を破壊する」と考えていることと、実際に香港で一口飲んで辟易したため。</ref>ので意に介していない。<br />
<br />
続編『アナザー』では直接の登場こそないが、宗介の起こした事件や騒動が陣代高校の伝説となっていることが語られている。また劇中ある元ミスリル関係者の娘が、「セガールみてぇに強い<ref>読者にとってセガールといえば一部の登場人物の宗介の呼び名(短編では自身でも名乗ったりしている)だが、『アナザー』主人公の発言によれば、フルメタの世界には我々の現実同様'''格闘技の素養を生かした超人的な役を演じる、スティーヴン・セガールという名のアクション俳優'''が存在している。</ref>パパの昔の仲間たち」なる人々に協力をして貰おうとするも止められており、ファンにはニヤりとする表現になっている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
原作小説版が参戦する以前はシリアス長編とふもっふの短編がストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち(キャラが崩壊しているレベルではないが)。また、ロボットアニメトップクラスの悲惨な境遇ではあるが、触れられることもない。彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。<br />
<br />
原作小説版の宗介の結末は上記の通りかなめとの再会は果たせたものの、幸せとは言い難く身体的にも立場的にもかなり過酷な状況のまま物語を終えているが、スパロボではその辺りがうまく改変されZシリーズでは無事に学校を卒業、『V』においても復学できているなどいずれの作品でも最後は平穏な生活を送れることが示唆されている<ref>原作では先述の通り決着後も米軍に追われている上、身体に後遺症が残っている。また戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校は退学処分になっている上に日本にも居る事はできない。</ref>。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:音声初収録。『W』以来7年ぶりの参戦。今作では宗介のモデルとなった[[キリコ・キュービィー]]と共演。<br />
:シナリオでは[[ヒビキ・カミシロ|主人公]]の親友ポジションとなっており、2話以降友情を育む事となる。アルトや甲児といった学生の面子以外にも、Wに続いてヒイロとも絡み、初共演となったキリコとの絡みも多く、キリコからは原作小説での宗介の今後の過酷な戦いを示唆する心配を掛けられている。<br />
:なお、助っ人ルート9話「やりすぎのウォークライ」においては、原作で使用したマオ仕込みの罵りが放送禁止用語部分をうまく避けてほぼすべてDVEで使用されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回は原作小説版後半の当時アニメ未放映だったシナリオが進む為、中盤からはアニメ未登場の愛機・レーバテインに搭乗する事になる。原作小説版後半の内容が非常に暗い展開なことや『ふもっふ』が完全ないるだけ参戦なので、時獄篇や携帯機シリーズに比べるとコミカルな場面は減少、シリアスな一面が全編通して多い。ある意味、参戦作品で一番原作の雰囲気に近い宗介と言える(時獄篇以前までは「ふもっふ」と統合されていた関係で、実質スパロボ独自のキャラ付けがなされていた)。41話以降は一転、恋愛について熱く語るシーン等もあったりするが…。<br />
:ちなみにナムサクで味方に助けられたためか、上記のような過酷な重荷を背負うことはなくエンディングで無事に陣代高校をかなめやヒビキと共に卒業したのでスパロボ補正により原作とは180度違う幸せな結末を迎えた。<br />
:[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備|ブースター装備]]を活用しようとすると、素の状態では空陸ともにユニット地形適応がBという難点がある。宗介の空をAまたは陸をSに養成するか、強化パーツで補おう。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:初登場作品。[[性格]]は被弾すると[[気力]]が下がる「[[冷静]]」であるにも関わらず[[援護防御]]持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、[[気力]]が下がると効果が下がる[[ラムダ・ドライバ]]付の[[アーバレスト]]で隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]]と仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第2部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化した[[テンカワ・アキト]]が宗介の後押しをしていた。また、宿敵の[[ガウルン]]とも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は[[援護防御]]はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って[[合体攻撃]]でカバーするとよい。<br />
:余談だが、Wでの初戦闘の際、彼が乗っていたのは、なんと[[ボン太くん]]である。(つまり、パイロットとして初登場するのもボン太くんとして、である。それでいいのか。)<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:一部ウルズチームメンバーと共に、初登場は13話。今作ではフルメタの時系列が『TSR』以後からであり、『ふもっふ』が空気参戦なため、天獄篇同様ギャグ要素は少なめで原作の雰囲気に近い。<br />
:今作では陣代高校が閉校になっているのと、レナード率いるアマルガムの襲撃にクラスメートが巻き込まれず自身の正体が露見しなかったことが幸いし困難ルートEDでは普通に復学している。<br />
:また、平行世界の一つである新正暦世界の宗介はかなめと結婚したが戦争によって命を落としてしまい、その事がその世界のかなめが「世界改変」を目論む原因となっている事が語られている。<br />
:アーバレスト大破後の展開が変更されており、表向きは'''重傷を負って入院している'''事でアマルガムの目を誤魔化して、実際は軽傷のままナムサクに向かっている。さらにナムサクでは原作とは違い'''無傷で生還'''。これは自部隊のメンバーもテッサなどの数名を除いては知らなかったため、サベージに乗って現れた際に驚かれていた。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:M9 ガーンズバック、アーバレスト、レーバテイン、[[ボン太くん]]、[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]に搭乗。<br />
:SSRの中では実戦力的にトップクラスとは言い難いが、本家以上に所有ユニットが数少ない「[[強運]]」(ドロップ率アップ)アビリティ持ちの代表格であり、存在感は強い。<br />
:2018年10月にはΩスキル搭載のレーバテインが登場。演出で声がついた。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド3より参戦。本作では最初からアーバレストに搭乗。<br />
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・クルーザー]]を担当し、メインパイロットとなる。音声が新規収録されており、各種武装名を叫んでくれる<ref name="CP04">2020年12月4日の「生スパロボチャンネル」によれば、寺田プロデューサーが作成した収録台本では「宗介は健一のように叫んだりしないだろう」との考えから「ボルテスバズーカ」と語尾を伸ばさない形でセリフが記載されていたが、リアルタイムで『ボルテスV』を視聴していた関智一氏が'''本家本元ばりにバズーカの後を伸ばしたイントネーションでの叫び声を自然としていたらしい'''。この時天空剣Vの字斬りの台詞を聞いた出演者達も「この宗介は絶対に'''わかっている'''」と評している。</ref>。なお、武装名を叫ぶことについては「必要ならば適応する」ということで普通に叫んでくれる<ref>[[左近寺公三|左近寺博士]]によれば必須というよりは、気合入れのようなものらしいが。</ref>。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[Another Century's Episode:R]]<br />
:お台場で[[クガヤマ・タクマ]]の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]を破壊した直後、[[クルツ・ウェーバー]]・[[メリッサ・マオ]]・[[テレサ・テスタロッサ]]・[[千鳥かなめ]]とともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]が高い。『J』・『W』では[[性格]]は冷静であるため、被弾は禁物。『第3次Z』では原作版を意識してか[[強運]]を持っている。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[突撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[閃き]]、[[直感]]、[[魂]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[挑発]]、[[必中]]、[[奇襲]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[突撃]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[直感]]、[[集中]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦J|J]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L8、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L5、[[強運]]、[[カウンター]]L6、[[サイズ差補正無視]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[強運]]、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[サイズ差補正無視]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''ウルズ7'''<br />
:与ダメージと照準値、運動性に補正がかかる。<br />
:'''ゲリラ戦法'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。<br />
:'''[[集中力]](宗介)'''<br />
:運動性に補正がかかる。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。<br />
:'''チームワーク(ミスリル)'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力上限20増加(重複不可。効果最大のもののみ有効。LV20時に追加。)。<br />
:期間限定ミッションでのみ入手可能。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;[[射撃]]、[[格闘]]、[[技量]]、[[命中]]+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねて[[PP]]が溜まるごとにうまみが消えていく。<br />
;すべての能力+10<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。『時獄篇』のボーナスに[[防御]]、[[回避]]が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも『天獄篇』は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。<br />
;出撃時、気力が+10され、SPに最大値の20%が足される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第3次Z』とは全く別のボーナスになった。SPボーナスのおかげでアルと精神コマンドを上手く使い分けていけば戦いやすくなる。気力+10も気力が大きく影響するラムダ・ドライバ搭載機に乗る宗介にとっては有難いボーナス。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== ミスリル ===<br />
;[[テレサ・テスタロッサ]]<br />
:上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。<br />
;[[メリッサ・マオ]]<br />
:同僚。チームリーダーを務めることが多い。<br />
;[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。<br />
;[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]<br />
:本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物で、宗介も実の父親の様に慕っていたが後半ではカリーニンがアマルガムに与するため敵対関係となってしまい最後は宗介自身の手で引導を渡すことになった。<br />
;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]<br />
:上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。宗介本人からすればとんだとばっちりとも言えなくもない。<br />
;[[ゲイル・マッカラン]]<br />
:元上官。ミスリルを裏切ったグェンとダニガンらの手により殺害される。<br />
;[[ベルファンガン・クルーゾー]]<br />
:上官。「ファルケ」で[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]を圧倒するほどの技量を持つ。折り合いはあまり良くはなかったが最終的には打ち解けている。<br />
;[[アル]]<br />
:[[ARX-7 アーバレスト]]に搭載されている[[AI]]。初期は普通のAIとなんら変わらないごく普通のAIだったが、原作小説5巻及び、『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』終盤で自我に目覚め、宗介にとって大切な仲間・相棒になる。<br />
;[[レイス]]<br />
:[[千鳥かなめ]]の'''本命の'''護衛。宗介の初期の奇行の原因。<br />
<br />
=== 陣代高校 ===<br />
;[[千鳥かなめ]]<br />
:護衛対象でクラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。<br />
;[[林水敦信]]<br />
:生徒会長。宗介を安全保障問題担当・生徒会長補佐官に任命した。やたらと高い才能を持つ変わり者同士だからか、宗介と馬が合う。<br />
;[[風間信二]]<br />
:クラスメート。宗介すら感心するほどの軍事マニアであり、宗介とも仲が良かった。<br />
;[[常盤恭子]]<br />
:クラスメート。かなめの親友であるため、彼女とも一緒にいる事が多い。<br />
;稲葉瑞樹<br />
:SRW未登場。同級生。かなめの友人であるため、彼女とも交流がある。一度だけ彼女の恋人のふりをさせられたことがある。<br />
;[[椿一成]]<br />
:同級生。『ふもっふ』において、かなめに惚れたあげく、宗介に対して一方的なライバル心を抱く。もっとも、宗介の天然ボケや卑劣な戦法のおかげでどうにも空回りすることが多い。<br />
;佐伯恵那<br />
:SRW未登場。陣代高校の生徒で、『ふもっふ』にて宗介に一目惚れし、ラブレターを下駄箱に忍ばせておくが'''下駄箱ごと爆破された挙句、脅迫状と思われて待ち伏せされ、おまけに銃を突きつけられて脅される'''など散々な目に遭い、すっかり幻滅してしまった。<br />
;阿久津万里<br />
:SRW未登場。陣代高校や硝子山高校等の学校の不良を束ねるリーダー格。とある一件で彼女の部下達を返り討ちにした報復としてかなめを人質に宗介を脅すが、逆に宗介に彼女の弟である芳樹を人質にされ(実際はブラフであったが)脅される羽目に。<br />
;[[郷田優]]、[[石原]]<br />
:生徒会活動の一環で支援した陣代高校ラグビー部の部員。『[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]』にて、「精神面の弱さが(試合に勝てない)理由」として、彼らを訓練(と称して洗脳)。結果、彼は戦闘マシーンと化す。<br />
;[[神楽坂恵里]]<br />
:担任で生徒会顧問。宗介の騒動でよく被害を被っているが、真面目な生徒だという事は理解しており、宗介の退学届けを自分の立場が悪くなることを承知で校長に届けず保持していたこともある。<br />
;[[大貫善治]]<br />
:陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。<br />
;小暮一郎 <br />
:SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。<br />
;水星庵<br />
:SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。<br />
<br />
=== 敵・その他 ===<br />
;[[ガウルン]]<br />
:アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。<br />
;[[ザイード]]<br />
:アニメ版における兄貴分。幼少期に別れたが、戦場にて再開し対峙する事となる。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:ガウルン亡き後の最大の強敵の一人…なのだが、互いに宿敵やライバルといった意識はなく、基本的にはただの邪魔物もしくは障害物と見なし合う程度の関係である。<br />
;[[赤城龍之介]]<br />
:アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。<br />
;シロ<br />
:一時期(猫と偽って)飼っていたトラ。後にメリダ島に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。<br />
;マジード将軍<br />
:「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。<br/>慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。<br/>実在したアフガンゲリラの司令官、アフマド・シャー・マスード氏がモデルと思われる。<br />
;[[クラマ]]<br />
:原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。<br />
;[[ナミ]]<br />
:ナムサクで出会ったチーム"クロスボウ"の整備士の少女。彼女の元でチームのAS操縦者として活躍していくと共に彼女と親交を深めていくが、クラマの放った凶弾により悲しい別れを告げる。<br />
;ジョン・ジョージ・コートニー<br />
:短編で「テッサの護衛」(という名目の飲み会)を通じて知り合い、ナムサクの一件で重傷でアマルガムから狙われる身となった際に彼を頼った。その際にリハビリという名目の海兵隊式訓練を施される。<br />
:初対面では'''悪酔いしたマオ'''と双方に大変失敬な印象を抱いた。<br />
;ロイ・シールズ<br />
:コートニーと同時に知り合い、レナード邸に乗り込む際に彼から'''軍からちょろまかした'''M6A3ダークブッシュネルを提供された。<br />
:初対面では'''カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない'''とこれまた大変失敬な印象を抱いた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:似たような経歴なので気が合う。『[[W]]』ではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。『[[第3次Z]]』ではヒイロには刹那、宗介にはヒビキと互いに相棒がいるため、序盤をのぞけばWほどの絡みはない。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『[[J]]』では軍人として厳しい態度で臨む彼女に対して、同じ軍人として理解を示していた。<br />
;[[オルガ・サブナック]]<br />
:『J』では、[[カラミティガンダム|カラミティ]]の火力にものを言わせ、機体性能に頼った彼の戦い方を、傭兵としての視点から「'''迂闊な戦い方'''」と冷徹に評した。<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:『J』ではクルツと共に生身で彼と対決する場面も。<br />
;[[ラクス・クライン]]<br />
:『W』にて直接絡むことはないが、クラスの自己紹介で好きな[[歌|歌手]]にラクスを挙げる。だが、ラクスは地上では無名に近かったため恭子から「誰?」と言われてしまった。これはクルツが薦めたから偶々知っていただけで、宗介が彼女のファンというわけではない。<br />
;[[イザーク・ジュール]]<br />
:中の人繋がり。『W』では彼に[[ガンダムファイト|G同士のファイト]]を挑まれたと勘違いされる場面も。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』で共演。「中東でゲリラとして活動していた事がある」「[[ロックオン・ストラトス|三木眞一郎声のスナイパー]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|が相棒]]」など、共通点が多い。ちなみに、『時獄篇』の宗介と刹那は同年代である。なお、新世時空振動以前のADWで、ZEXIS加入前の彼やヒイロと交戦していた可能性が示唆されている。<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では彼からアドバイスを送られる。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:『V』のスペシャルシナリオ「潜航のハサウェイ」で地獄の特訓に放り込む。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:『V』では彼女達に勉強を教えたり、遊び相手になっていたようだが、作中で具体的な描写は無く、果たしてどのような遊びだったのか、勉強をきちんと教えられたのかは甚だ疑問である。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『[[W]]』前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。<br />
;[[アクア・クリムゾン]]<br />
:『W』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、[[ナデシコ]]を攻撃するバイトをさせられてしまう。<br />
;[[アマノ・ヒカル]]<br />
:『W』では彼女に漫画の原稿を手伝わされてしまう。モールス信号の打ち方を応用し、見事な点描の技術を見せるが、その内容は「ハヤク カエリタイ」だった…。<br />
;[[ハルカ・ミナト]]<br />
:『W』の第2部では彼女の教え子になる。<br />
;[[ウリバタケ・セイヤ]]<br />
:『[[J]]』では彼にASを宇宙戦闘用に改造してもらい、非常にハイテンションなやり取りを見せる。<br />
;[[北辰]]<br />
:『W』では当初は彼を「油断ならない敵」と見ていたが、最後は「勘違いだった」と訂正し、「三流」と一蹴した。<br />
;[[早乙女アルト]]<br />
:『第3次Z』では対面当初男か女かわからないなど、ズレた発言をしてはたびたび彼を振り回す。その後もかなめやヒビキから宗介の面倒を見させられるなど、苦労の多い一方で互いに戦友として仲が良くなっていった。『天獄篇』ボーナスシナリオ「対決、傭兵団」でも言われているが「[[YF-29 デュランダル|魔]][[ARX-8 レーバテイン|剣]]の名前を冠し、赤と白のカラーリングで、思いを力に変えるシステムを搭載している機体に乗っている、という点も共通している。<br />
:『[[Another Century's Episode:R|ACE:R]]』では、彼が「アルト姫」というあだ名を付けられて嫌がっているのに対し「本来は高貴な身分の出だが、それを隠してS.M.Sに参加している」と大真面目に解釈した(一応アルトは歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りではあるが、それを隠しているわけではない)。また、「お前は(性的な意味ではなく、戦いの動作が)美しい」と誤解を招きかねない発言をする。<br />
;徳川喜一郎、[[シェリル・ノーム]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではクラスの自己紹介で好きな歌手として挙げた。ただし、これはクルツの受け売りを述べただけであり、宗介は何の知識も持ち合わせていなかった。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:宗介のモチーフとなった人物。『第3次Z時獄篇』での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして'''沈黙のまま動けずにいた'''(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]<br />
:昔馴染みの武器商人で彼を通して[[ボン太くん]]のパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SWR未登場)の立ち位置に当たる。<br />
;[[枢木スザク]]<br />
:『第3次Z』では似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:『第3次Z』ではかなめの友人である彼女とも関わることが多くなる。自身の何気ない彼女に対する見解が彼女を激怒させることもしばしば。<br />
;[[レド]]<br />
:ムッツリ系の同類。「戦いばかりで日常を知らない」「AIの相棒がいる」など共通点も多い為度々絡みがある。<br />
;[[ヴィヴィアン]]<br />
:『V』にて、似たような生い立ちを持つ事と朗らかな性格と相まってか、宗介の戦争ボケに妙に馴染んでいた。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;兜甲児([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー]])、[[弓さやか]]、[[ボス]]、[[ヌケ]]、[[ムチャ]]<br />
:以上の5人は『[[J]]』、『[[W]]』、『[[第3次Z]]』共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。<br />
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]<br />
:以上の3人は『W』で甲児たちと共に同じ学校に転入してくる。ちなみに、[[ヴェルター]]上層部にそれを申請したのは他ならぬ宗介である。<br />
;[[天海護]]<br />
:『W』では彼の素性を知らず、当初は敵が送りこんできた刺客と勘違いしたが、誤解が解けた後はやはり素性を知らないにも関わらず少年である彼を「戦士」と評した。<br />
;[[初野華]]<br />
:『W』ではルートによっては彼女に[[ボン太くん]]に対する底知れぬトラウマを植えつけてしまう。<br />
;[[號]]<br />
:『第3次Z時獄篇』ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。声優も同じく関智一氏である。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[紫雲統夜]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼と同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。<br />
;[[カティア・グリニャール]]、[[フェステニア・ミューズ]]、[[メルア・メルナ・メイア]]<br />
:『J』のEDにて、後輩になる。<br />
;[[ジュア=ム・ダルービ]]<br />
:彼を「兵士として失格」と評し、更に放送禁止用語を使って挑発し、彼を激怒させた。<br />
;[[クリティック]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ボン太くん]]に入っている場合、彼は自分を「ゴミ」と罵倒されたと勘違いする。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて同級生となるが、初日に認識の行き違いからいきなり殴り合いに。ちなみに生身の戦闘能力は宗介とタメ(操縦に関しては宗介から「素人」と評されている)。その後、ヒビキの提案で周囲の目を誤魔化すために「友達」となるが行動を共にする内に友情を深め、ヒビキから友達になれて良かったと言われた際には喜んでいた。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』においても、互いに気にかける場面が多く見られ、かなめ救出を期してのクルーゾーの長時間の超スパルタ訓練([[早乙女アルト|アルト]]と[[レド]]が開始2時間で脱落するレベル)を一緒にこなし、ヒビキが人事不省になった時も必ず立ち上がることを誰よりも信じているなど深い絆が描かれている。<br />
;[[ヴェルターブ・テックスト]]<br />
:あまりの恋愛面での鈍さに、「ひどい男」と断言している。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== アニメ化エピソード ===<br />
;「肯定だ」<br />
:物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ」)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか[[自衛隊]]などの[[日本]]の防衛組織の関係者でも使用しない言葉である。<br />
;「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」<br />
:素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。<br />
;「痛いじゃないか、千鳥」<br />「なかなか痛いぞ」<br />
:[[千鳥かなめ]]にハリセンで叩かれた時によく言う台詞。消火器で殴られるとか常人であれば明らかに痛いじゃすまないような場合もあるが…ちなみに'''実は内心ムカついていたらしく、最終決戦時には普段の彼からも想像できないほど不平不満をぶちまけていた'''。<br />
;「相良宗介軍曹であります!」<br />
:第1話、[[陣代高校]]に転入し自己紹介する際にいつもの調子で名乗る。当然、クラスは白け直後に「忘れてください」と弁解するのであった。<br />
;「獲物を前に舌舐めずり、三流のする事だな」<br />
:[[クガヤマ・タクマ]]に対して発した言葉。『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』ではこの言葉が[[夏玉蘭]]と対峙したかなめに[[勇気]]を与えた。また、『[[W]]』では[[北辰]]に対してや、回避時の汎用台詞、また原作通りタクマに対して発言している。<br />
;「カシム、カシムと……馴れ馴れしいんだよォ、クソ野郎ォォォォ!!」<br />
:第1期最終話で[[ガウルン]]を倒した時のセリフ。普段は冷静な宗介が珍しく激昂した場面。<ref>原作では小さく吐き捨てるだけだった。</ref><br />
:『第3次Z時獄篇』ではDVEであり、しかも二度ある。<br />
;「テロリスト、か…」<br />
:「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。<br />
;(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)<br/>「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」<br/>「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」<br />
:『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。<br />
:ちなみに、散髪はこの後でかなめにやってもらうのだが、宗介は途中で寝ており、宗介にとってかなめの存在が特別である事が上記のシーンの対比でよく分かる。<br />
;「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。<br />
;宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」<br />アル「いいえ、行けます。軍曹」<br />宗介「そうだ、いくぞ!」<br />
:上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。<br />
:「普通なら逃げるところだが…」以降は『第3次Z時獄篇』や『W』で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。<br />
;「俺か。知りたいなら教えてやろう……[[ミスリル]]なんぞはどうでもいい」<br />「俺は東京都立[[陣代高校]]2年4組、出席番号41番! ゴミ係兼カサ係の………相良宗介だぁぁぁぁっ!!」<br />
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でクルーゾーを人質にした[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]に「貴様一体何者なんだ!?」と聞かれた時の台詞。<br />
:これと共に[[ラムダ・ドライバ]]が発動した後、彼は「ミスリルの傭兵」ではなく「陣代高校生徒」として生きることを選び、ゲイツの乗る[[プラン1058 コダールi|コダール]]を撃破した。なお、原作小説および漫画版『Σ』では「二学期もゴミ係の…」である。<br />
:『第3次Z時獄篇』ではイベント戦闘台詞として採用。<br />
;宗介「いいですか、将軍――」<br />宗介「俺は<[[ミスリル]]>に魂まで売った覚えはない。あんたらのやり方がおかしければ、俺は俺なりのやり方を貫かせてもらう。それだけの話だ。これからも<[[アーバレスト]]>には乗ってやる。仲間のためなら命を賭ける。そして、あの学校にも通わせてもらう。何もかもがこれまで通りだ。しかも東京にいるときはノーギャラでいい。それに何か不満が?」<br />アミット「言葉遣いに気をつけろ、軍曹!」<br />宗介「軍曹? 俺はただの傭兵だ。渡り鳥に何を言う。階級など知ったことか。そう言う台詞は自分の飼い犬に言うことだな」<br />
:『TSR』最終話の、上記の香港でのゲイツ(原作ではミスタ・K)らとの戦いの後日、それまでの問題行動だらけだった宗介に対する、ミスリル情報部のアミット将軍による査問会の席上で。<br />
:およそ己の不始末を糾弾する組織の上役に対する言葉遣いではないが、それまでの“好悪に関わらず命令を粛々とこなす、組織の歯車たる『兵士』”から、“己の人生と戦い全てに自分で責任を持ち、己の意思で行動する『戦士』”へと宗介が脱皮した事を示す啖呵である。ここまでいくといっそ清清しいまでの啖呵に上役の一部には逆に気に入られた様子である。<br />
;「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に言ってくれ。力になる」<br />
:同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。<br />
:なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。<br />
<br />
=== 原作小説版 ===<br />
;「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」<br />
:短編「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。<br />
;「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」<br />「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」<br />
:『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…<br />
;宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」<br/>レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」<br/>宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」<br />
:『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。<br />
;「アル。回線E2の暗号化を解除しろ。すべての緊急周波数で公開発信。デコイもすべて同じ設定に」<br/>アル《敵に通信内容を?》<br/>「傍受させてやれ。この機体がラジオ局、俺がDJだ」<br />
:『ずっとスタンド・バイ・ミー』上巻ラスト、メリダ島に突入成功した後、デコイを撒いた直後に燻っていた疑問と迷いを直前の戦闘ではっきりしてきた気がしたため、かなめに呼びかけるためにアルに命令をする際の会話。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!?」<br />「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」<br />「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」<br />(中略)<br />「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」<br />「答えてみろ、千鳥!」<br />
:原作最終巻『ずっとスタンド・バイ・ミー』下巻にて、メリダ島襲撃時にかなめに対しての呼びかけ。<br />
:宗介曰く「野暮な言い方しかできない」との事だが、その内容は日々感じてきた不満をぶちまけた恨み節に近い内容だった。しかし、かなめの性格故か効果はあり、ソフィアの中から彼女の意識を呼び起こす事に成功する。<br />
:『第3次Z天獄篇』では、[[中断メッセージ]]にてこの台詞を元にしたものがある。のだが…(後述)。<br />
;宗介「だからレナードの計画に乗ったのか? あんたほどの男が、あんな女々しい絵空事に!」<br />カリーニン「私を…無敵の男だとでも思っていたのか?」<br />宗介「親父というのはそういうものだろう!?」<br />
:原作最終巻にて、致命傷を負った[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|カリーニン]]に何故[[アマルガム]]に寝返ったかを問い、それが『亡き妻と子供を生き返らせる』ことだったのを知って。<br />
;「死にたくない……」<br />「死にたく……ないっ」<br />「いやだ……っ 俺は……死にたく……ない……っ」<br />
:原作最終巻にて、コクピットがTAROSごと破壊されてラムダ・ドライバが起動できず、[[核ミサイル|核弾頭]]による逃れる事の出来ない死に対して、当初は達観していた宗介だが、ミラに託されたメモリーチップに記録されていたクラスメイト達のメッセージを見て態度が一変、今まで涙を見せなかった彼が初めて涙を流す。<br />
:動画メッセージを全て見終える時間すら残されていない事に彼は絶望し、ひたすら死にたくないと呟き、かなめと共に陣代高校に帰りたいと願った。そこに、アルの問いが届く。「'''私は人間ですか? 機械ですか?'''」<br />
;「おまえが……」<br />「自分で決めることだ……。人間はみんな……そうしている」<br />
:核弾頭による死の20秒前、[[アル]]の問いへの返答。宗介のこの言葉に、アルは宗介の意志を介在せず自ら[[ラムダ・ドライバ]]の起動を試みる。そして……。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではアルの台詞を含めてDVE。<br />
;「さあ、どうだ! 約束通り彼女を連れ帰ったぞ!?」<br />
:原作エンディングにて。'''メリダ島決戦での核攻撃を凌いだ後、拘束されていた沖縄基地からアルを奪ってその日のうちに制服に着替えて陣代高校へ戻り、'''全校生徒の前で約束を果たした。最後の最後まで無茶苦茶な男である…<br />
:かなめより遅れて到着してこの台詞なので若干格好が付いていないが、この場面でそれを言うのは野暮にもほどがあるので誰もつっこんでいない。<br />
;「君さえいれば、武器などいらない」<br />
:原作最後の台詞。この台詞にてこの物語は幕を閉じる。幼少から戦火の中で生きてきた男はこの瞬間、何より守るべき人を得て普通の人間へと戻った…。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではかなめの台詞も含めてDVEで収録されており、戦いの決着を〆てくれる。<br />
:『V』では困難ルートEDで発言しているが『V』最後のDVEは[[沖田十三|沖田艦長]]に譲ったため声なしである。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。最も、ボケているようにしか見えない言動は裏を返せば[[カノン・メンフィス|幼いころから戦い漬けの日々を送った事で]][[人類軍|「平和な日々」を知らないから]]というあまり笑えないものでもある。<br />
<br />
=== 長編 ===<br />
;「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」<br />
:第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は'''女子'''ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。<br />
;宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」<br/>かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」<br/>宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」<br />
:文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に'''学校がテロリストに制圧されてしまう'''とは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?<br />
;「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」<br />
:テロリストに追われ、カーチェイス中、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。<br />
;宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」<br/>恵理「何を言っているんですか、あなたは……」<br/>宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」<br/>恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」<br/>宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」<br />
:「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…ちなみに二度目をやったのは、他ならぬ'''ミスリルの面々だったりする'''。<br />
;「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」<br />
:「つどうメイク・マイ・デイ」にて、クルツが曹長になったと聞いて。いくらなんでも酷すぎるだろう。<br />
;「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」<br />アル《なんでしょう?》<br />「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりに[[ECS]]を付けるべきだ」<br />
:レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)'''デッドウェイトだらけの欠陥M9'''にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。<br />
;「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」<br/>「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」<br />
:最終決戦を目前に控えて、うろ覚えのセクハラ発言。彼なりにマオを元気付けようとしたのだろうが、当の彼女の対応は初めて珍獣を見たかのような視線だった。<br />
<br />
=== 短編 ===<br />
;「君は甘い」<br />「こういう形のテロこそ、安全な国での最大の脅威なのだ。つい最近もアメリカで、海軍の退役大佐が自宅の郵便受けを開けて、上半身を吹き飛ばされる事件があった。俺とて油断は許されない」<br />「俺を恨んでいる者は多いからな。ソ連KGBの暗殺者かもしれんし、麻薬カルテルの傭兵かもしれん。イスラム原理主義のテロリストという可能性も……」<br />
:『南から来た男』において、靴箱を誰かが開けた痕跡を見つけ、爆発物が仕掛けられたと見なして検査作業をしている際の釈明。これを聞いたかなめは「よほど後ろめたい人生を送ってきたのね」「変わった友達が多い」と皮肉った。<br />
:ちなみにアニメ版では「アメリカ」部分が効果音で消されていた。<br />
;「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」<br />「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」<br />
:『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った'''不良グループのリーダー阿久津万里の弟である芳樹を人質にした'''宗介。吊り下げられた芳樹を支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作では'''芳樹にも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからない'''という超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、'''その前に一般常識を学ぶべきである'''。<br />
:なお、実際は芳樹と合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた<ref>かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけて芳樹に助力を依頼したことが芳樹自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる。</ref>。なお、協力してくれた芳樹への報酬は当人の要望によりラジコン(原作では[[コン・バトラーV|光る超電磁ヨーヨー]])である。<br />
:余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。<br />
:第3次時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。<br />
;「誰にでも大切なものはある」<br />「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」<br />「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」<br />「それから……おまえだ、伊達悠太」<br />「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」<br />「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」<br />
:同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する阿久津万里に対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、万里の面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。<br />
:これらは全て林水が以前から調べ上げた情報であり、林水は相手の流儀に合わせるという名目で宗介に教えた。<br />
;「何事も平和的解決が一番だ」<br />
:かなめの救出に成功し、種明かしをした後で爽やかに断言した。助けてもらったのは事実であり、何より'''いつもの解決方法と比べたら'''嘘ではないことも確かなので、かなめは視聴者の心境を代弁するかの如くこの発言に首を傾げはしたものの怒りはしなかった。<br />
;「コッペパンを要求する!」<br />「おとなしくコッペパンを出せ! さもなくば…射殺する!!」<br />
:『すれ違いのホスティリティ』において、「購買でパンを買うためには[[気迫]]を見せろ」というかなめのアドバイスを、何をどう勘違いをしたか、購買のおばちゃんを脅迫してしまった台詞。<br />
:ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。<br />
:ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ'''「相良軍曹はコッペパン好き」'''としても有名になっていたりする。<br />
;「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」<br/>「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」<br />
:同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は'''気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする'''陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。<br />
:本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。<br />
;「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」<br/>「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」<br />
:で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。<br />
:というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物<ref>かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ。</ref>と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物<ref>吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。</ref>と余りにもヤバイものであるため。<br />
:…まあ、かかった小暮の方はというと、(学校内での)宗介の信頼を失墜させるためにパンの入ったケースに'''イナゴの足やら下剤を仕込もうとした'''ので珍しくトラップが役に立ったと言える。<br />
:ちなみに宗介の方はトラップに引っかかったのが小暮とは知らなかったので、本気で彼の事を心配していた<br />
;「残念だ。 立派な先生だったんだが…」<br />
:十日後、パン屋の業務が完了した一方、[[常盤恭子|恭子]]から小暮が休職したことを知って。<br />
:…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに'''対トラップ用装備一式<ref>ゴム手袋とガスマスクを着用。</ref>を着用した状態で裁縫針<ref>なお、アニメでは上の2回も含めて何故か毎回蚊に纏わりつかれて叩き潰すシーンがあり、この時も纏わりつかれていたのだが裁縫針を指の間に挟んでいたので'''蚊と一緒に自分の頬を裁縫針で刺してしまう大ボケをかます'''。</ref>をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃された'''ことであった(なお、かなめに注意された為、トラップは仕掛けられなかった)。<br />
:宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。<br />
;「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」<br />
:『善意のトレスパス』にて、[[大貫善治|大貫さん]]の暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。<br />
;宗介「もちろんだ。大丈夫だ。安心がよくわかった。事情した」<br />恭子「そう? なんか言葉がヘン…」<br />宗介「とにかく偵察は終了したのだから帰還しよう。退路を確保、足跡を消す。爆薬はここで放棄。常磐はデ・ダナンへ連絡しろ。ランデヴーはポイントA(アルファ)。ヘリのETAを聞くのを忘れるなよ」<br />恭子「かなり動揺してるみたいだね…」<br />
:『一途なステイク・アウト』([[ボン太くん]]初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。<br />
:原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。<br />
;かなめ「義理と人情、漢気溢れる任侠の世界…」<br/>宗介「おんどれも吐いた唾ぁ飲んどけよ?」<br/>かなめ「堪えて堪えて堪えぬいて」<br/>宗介「一発でコロッと逝きよりますけぇ」<br/>かなめ「心を濡らす細雪…」<br/>宗介「この喧嘩、ワシに任すのですか任さんのですか」<br/>かなめ「うるさい!」<br/>宗介「次回、『仁義なきファンシー』。この作品を、故・深作欣二監督に捧げます」<br/>かなめ「やめなさい、迷惑でしょうが」<br />
:『ふもっふ』より、『仁義なきファンシー』の次回予告全文('''原文ママ''')。確かに[[ボン太くん|アレ]]を見たら深作欣二も墓の下で引きつけ起こしそうである…。<br />
;「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」<br />
:『仁義なきファンシー』にて、ボン太くん&量産型ボン太くん6体の計7体でヤクザの事務所に殴り込みをかけ、あっという間に制圧していく様を見て呟いた一言。確かに性能は目を見張るものがあるが、売れなかったのは見た目というそれ以前の問題である事に気付いていない。<br />
;「いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!」<br />
:『やりすぎのウォークライ』にて。ラグビー部の面々への罵倒の一部。本来はまだまだあるのだが、長すぎるため割愛。<br />
:[[メリッサ・マオ|マオ]]直伝のこの罵倒と過酷な訓練によって、部員達はどんどん「出来上がっていく」ことに……。『W』でも再現されたが、CEROに配慮してか伏字の数が多くなっている。<br />
:時獄篇ではなんと'''ほぼ全文がDVEで登録されている'''が、こちらは伏字を使わない程度の改変がなされている。さらに、この時に流れる[[BGM]]は元ネタにちなんだ「特攻野郎?」である。<br />
;宗介「今この時をもって、貴様らはウジ虫を卒業する。貴様らはラガーマンだ」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />宗介「さて……貴様らはこれから、最大の試練と戦う。もちろん逃げ場はない。すべてを得るか、地獄に落ちるかの瀬戸際だ。どうだ、楽しいか?」<br />部員『サー、イエッサーっ!!』<br />
:雨が降りしきる中、野戦服に身を包み異様な雰囲気で現れたラグビー部と宗介。ドン引きするかなめをよそに彼らは野戦服を脱ぎ捨てる。ぴかぴかのユニフォームをさらけ出した面々に、宗介が語りかける。彼らは見事に「出来上がってしまった」のだった。地味に[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]の[[次回予告]]ネタが紛れているのだが、[[ワイズマン|すべてを得るか、地獄に落ちるか]]ってそういう意味じゃなかったはずだが…。そして…<br />
;宗介「野郎どもぉ! 俺たちの特技はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「この試合の目的はなんだぁぁぁ!!」<br />部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』<br />宗介「俺達は学校を愛しているか? ラグビー部を愛しているかぁぁぁぁ!!」<br />部員『ガンホー! ガンホー! ガンホォォォォ!!』<br />
:洗脳した[[郷田優|郷田]]らラグビー部に対し、戦意を高揚させんと声を張り上げる宗介。ラグビー部の面々は目を爛々と光らせながらそれに応える<ref>原作小説では「殺せ」「ガンホー」の部分が大文字となっていて、インパクトも一層ある。</ref>のであった。その光景はまさに'''「やりすぎのウォークライ」'''と呼ぶに相応しいものだった…。<br />
:この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。英語音声版は流石本場と言うべきか、完全に強襲作戦前の海兵隊状態。こうして試合は始まった。<br />
:なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。<br />
;「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」 <br />
:郷田たちの試合を見終えた後の感想。'''洗脳しておいてこの言い草'''なので、当然かなめにハリセンではたかれた。<br />
;「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」<br/>「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」<br />
:ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて。<br />
:曰く、細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという'''別の意味でヤバい代物だった'''ため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。<br />
:オチからして馬鹿馬鹿しいことこの上ないエピソードではあるが、'''実は長編『つづくオン・マイ・オウン』の伏線にもなっており'''、結果的にこの騒動のおかげで[[陣代高校]]の生徒たちが助かることとなった。<br />
;「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」<br />
:アニメ版で追加されたシーン<ref>原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。</ref>。人気のない廊下で通信回線を介して[[ミスリル]]本部に助けを求めようとするも、生徒に見つかってしまい、エンドカードも'''「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」'''のシーンで締めくくられた。。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ。単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」<br />
:[[中断メッセージ]]にて、かなめの挨拶に割り込んで。そういう「あり得ん」ことが普通に起こるのがスパロボクオリティだし、スパロボの宗介は[[ボン太くん]]で巨大ロボットに挑むという「あり得ん」事を率先してやっている気もするが…。<br />
:確かに初登場の[[スーパーロボット大戦J|J]]では単分子カッターに空適正が無かったのだが、第3次ZではBとはいえ空適正があるので、宗介の方が現実を見ていない可能性も…。<br />
:そもそも原作でもワイヤーガンを駆使して船の上に次々と飛び移りながら落としていくと言うアルにさえ「想定されていないナンセンスな戦術」と言われる事を平気でやってのけているので全然説得力がない。<br />
:そして[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて[[ガンシップ|戦闘ヘリ]]と[[エスクワィアー|戦車]]が[[ガンダム]]や[[バルキリー]]はおろか[[スーパーロボット]]と渡り合っているという絵面的にも「あり得ん」事になっているのだが……。<br />
;「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」<br />
:中断メッセージで[[リチャード・ヘンリー・マデューカス|マデューカス]]から「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。<br />
:確かに[[トゥアハー・デ・ダナン|ダナン]]は[[海]]でしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか[[宇宙]]でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。<br />
;「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」<br />
:中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でも採用されているがVの宗介は陣代高校が閉鎖されているため、もうすぐテストどころか学生ですらない。役に立ったんだろうか。<br />
:余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は1185年とする説が2006年頃からは優勢となっている。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。<br />
;「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」<br/>「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」<br />
:第8話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。ハイジャック事件後で[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、'''『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面'''。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた[[虚憶]]でもあったのだろうか。<br />
:なお、後の第4期アニメIVでもかなめにカロリーメイトを出すシーンがあるが、やはりフルーツ味である。割と珍しいスパロボからアニメへの逆輸入ネタである。<br />
;「いったい、あれは何だ…? 兵器としては不確実過ぎる…!」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[アクエリオンEVOL]]の無限拳を見ての驚き。なんだか[[第2次Z破界篇|前々作]]で[[ティエリア・アーデ|見たような気がする台詞]]である。困惑する宗介にカレンからは「素直に喜んどけばいいんだよ」と返された。<br />
;「…俺の理解の範囲を超えている…」<br />
:同上。アクエリオンEVOLが新たにゲパルトとスパーダという二つの形態を合体変形して、もう一機のアブタクターの隊長機を倒した際の独白。[[キラ・ヤマト|上手く説明できないけど、あれがアクエリオン]]なので仕方がない。<br />
;(手始めにロケットランチャーを背面に装備し、両手にはガトリングガンをそれぞれ2丁ずつ…。さらにプロペラントタンクを増設して…)<br />
:第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。ボン太くんの強化プラン。何気に[[フルアーマー・ユニコーンガンダム|ユニコーンガンダムのフルアーマー・バージョンの装備]]そのまんまである。<br />
;「勝った!」<br />
:19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。<br />
;「そうだ、どんどん来い!」<br/>「お前らも今日で見納めにしてやる! 」<br />
:アルの[[サブパイロット]]加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。<br />
;「兵士は生還する事が最大の任務だ。お前はそれを果たした」<br />
:第24話ネオ・ジオンの調査に向かうルート「パラオ急襲」シナリオエンドデモより。無事に帰還したバナージに対して。生粋の軍人である宗介らしい台詞でヒビキも「宗介なりに歓迎しているつもりなんだ」とフォローも入れている。<br />
;(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)<br />
:ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。<br />
;宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」<br/>ゲイツ「その敵とは!?」<br/>宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」<br />
:第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。<br />
:無論、それを聞いたゲイツは'''「何だ、そりゃぁぁ!!」'''と仰天することに。<br />
;宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」<br/>グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」<br/>宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」<br/>グーラ「何故、そうなる!?」<br/>宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」<br />
:第51話にてグーラと戦う際に。<br />
;「それが何だ!俺はいつだって俺だ!もうお前ごときの言葉に惑わされんぞ!」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」よりガウルンと対峙した際に、「お前は変わった」とガウルンに言われて。<br />
;「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」<br/>「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」<br />
:第57話「BEYOND THE TIME」に於けるフロンタルとの戦闘前会話。[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]では[[シナンジュ]]を止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。<br />
:「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして[[陣代高校]]がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。<br />
;「下らんな」<br/>「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」<br/>「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」<br/>「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」<br />
:ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。<br />
:宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。<br />
;「だが、誰かに祝ってもらうのは悪いものではない。礼を言うぞ、AG」<br />
:エーストークにて。祝ってくれるAGに対して敢えて自身の傭兵哲学を説くも、直後にこの言葉で感謝の気持ちを伝えた。AGも宗介の誠意を汲んで「兵士最大の任務である、無事の帰還をこれからもお待ちしております」と粋な言葉で返した。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「三流の安セリフだな」<BR/>AT乗り「何っ!?」<BR/>「挑発のつもりなら、[[ヒビキ・カミシロ|俺の友人]]を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」<BR/>「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」<br />
:宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。<BR/>ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。<br />
;(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)<BR/>(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)<BR/>(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)<br />
:「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。<br />
;「…時獄戦役の時、自分も最悪の状況に落ち込みました」<BR/>「今のヒビキと自分を比べるのは無理があるかも知れませんが、自分はヒビキが壁を乗り越える事を信じます」<BR/>「あいつは自分の中から希望を見つけられる男です」<br />
: 第32話にて。実際この時のヒビキはZ-BULEの中で誰よりも宗介が立ち直る事を信じていた。そして、宗介もまた、ヒビキが立ち直る事を信じている。ヒビキとの友情を感じさせる台詞。<br />
;(待っているぞ、ヒビキ。お前が再び立ち上がるのを)<br />
;(俺の信じる男が、そんなヤワなはずがないからな)<br />
: 同話にて、出撃に向かう前のモノローグ。友の復帰を信じて、宗介は戦場へと向かう。<br />
;「だが、お前は生きている!!」<br />
: ヒビキの過去を知ったZ-BLUEの皆の中で真っ先に呼びかける。<br />
;「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?」<br />
;「残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ」<br />
:第41話にて。かなめを叱咤しながらソフィアをコケにしている場面にて挟まれた一言。「涙声で説得」する場面はガンダムシリーズでは数多くみられるが、やはり声優ネタと見るべきか。<br />
;「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」<br />
:第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」<ref>[[バーグラリードッグ]]の「アサルト・コンバット」。</ref>を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。<BR/>悪魔の心臓に食い込んだ'''「もう一つの折れた針」'''がレナードを追い詰める。<br />
;「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」<br />
:対ミカゲ。言うまでもなく[[ドモン・カッシュ|声優ネタ]]である。<br />
;「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」<br />
:最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。<br />
;「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」<BR/>「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」<BR/>「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」<br />
:最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」<br />
:第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。<br/>原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。<br />
;「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」<br />
:第49話「憎悪の果て」シナリオデモより。[[ジェネシス]]が発射されれば[[地球]]の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を(情報を漏らさないため)殺したこともあり、作戦で100人以上殺していると書かれている。あくまで「必要でない」「殺すための殺し」は、ということである。<br />
;「戦場では冷静な者が生き残る。貴様は失格だ」<br />
;「挑発にも乗りやすい。気を付けろ。今の貴様など○××○△(ピーーー)だ」<br />
:第50話「百億の夜と千億の闇」より。発狂した[[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]に対しての戦闘前会話。「ピー」音が入るほどの規制交じりの発言で、ジュア=ムは「なっ…!こ、この野郎ぉぉぉぉぉぉっ!!」と怒りを露わにしたが、一体何を言われたのだろうか…。<br />
;「仲間や部下を死なせ、あげくに孤立。既に退路も断たれている。戦略レベルでのミスだ、諦めるんだな」<br />
:最終話「冷たい世界 後編」より。地球に移住する計画が失敗に終わった[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]]に対して。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
;「いや…俺はフルーツ味しか食わん」<br />
:第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。ハイジャック事件にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。<br />
;ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」<BR/>宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」<br />
:第10話「赤と白の悪魔」より。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇の[[ムッツリ5]]&[[貧乏クジ同盟]]に通ずるものがある一幕。<br />
;「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」<br>「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」<br>「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」<br />
:第26話「勇気ある戦い」に於ける[[Zマスター]]との戦闘前会話。平和な日常を通して変わっていく彼らしい台詞となっている。<br />
;「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」<br />「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」<br />
:Wで[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対して言い放った台詞。言うまでもなく[[声優ネタ]]であり、[[ガンダムファイト]]ネタである。<br />
;「いいだろう、俺も賛成だ」<br/>「ガウルン! これで終わりだ!!」<br />
:第44話火星の後継者を追うルート「帰るべきデイ・バイ・デイ」より。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。<br />
;「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」<br />
:第47話「黒衣の復讐鬼の最期 」より。[[テンカワ・アキト|アキト]]と[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の新婚旅行を邪魔しただけでなく、アキトの五感の殆どを潰した[[火星の後継者]]を潰す気満々である[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]に追随して。<br />
:これまた[[ドモン・カッシュ|宗介と声が似たガンダムファイター]]を[[声優ネタ|彷彿させる台詞]]となっており、ノアルはそれに感心している。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「兵士から漫画家への転職か…。なかなかに異色だな」<br />かなめ「兵士と高校生の掛け持ちのあんたが言うのもアレだけどね…」<br />
:第18話「迫るデンジャラスゴールド」より、[[アマノ・ヒカル]]の自己紹介を受けて。確かにその通りである。<br />
:ちなみに現実にも『バキシリーズ』の作者である自衛隊に所属していた経歴を持つ漫画家・板垣恵介氏のような例が実在する。<br />
;「ぐずぐずしているな!ケツに卵の殻をつけたヒヨッコ共が!」<br/>「貴様等の目と耳は何のためにある!?手と足はなんのためについている!?このヒヨコ未満のタマゴ共が!」<br/>「敵は目の前にいるんだぞ!ケツを蹴り飛ばされたくなければ、さっさと己の任務を果たせ!」<br />
:第31話「灼熱のダカール」より、[[ロニ・ガーベイ]]や[[マリーダ・クルス|バンシィのパイロット]]の暴走で部隊やダカールに被害が起こり事態を打開するために[[シャンブロ]]を破壊することを突きつけられた[[バナージ・リンクス]]と[[ハサウェイ・ノア]]に投げつけた言葉。<br />
;宗介「それよりもだ…ハサウェイ、バナージ!」<br/>バナージ「!」<br/>ハサウェイ「は、はい!」<br/>宗介「兵士の任務は、勝利だ!お前達はそれを放棄する気か!?」<br/>バナージ「俺は…兵士じゃありません!」<br/>宗介「ならば、勝利を放棄する腰抜けか!?」<br/>ハサウェイ「何が言いたいんです!?」<br/>宗介「この場合の勝利とは、敵の戦略を叩く事…!敵兵の生死は問わん!」<br/>ハサウェイ「あ…」<br />
:そして色々なやり取りの後、改めてバナージとハサウェイに対して。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「超電磁ゴマァァァ!!」<br />「ボルテスバズーカー!!」<br />「天くぅぅぅ剣!!」<br/>「天空剣! Vの字斬りぃぃぃ!!」<br />
:[[ボルテスV]]搭乗時の台詞の数々。本家本元と同じイントネーションが特徴的だが、当初の収録台本からは変更されているらしい<ref name="CP04"/>。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''<br />
;「お前は男と女…どっちだ?」<br />
:第3話「預けられた背中」シナリオエンドデモより。改めて[[早乙女アルト|アルト]]に対して。当然アルトは怒った。<br />
;「郷田! お前の好きなアイドルは誰だ!」<br />郷田「ラ、[[ランカ・リー]]であります! サー!」<br />「お前も走れ! それともランカ・リーがアバズレだと証明するか!」<br />
:第7話助っ人を引き受けるルート「やりすぎのウォークライ」に於けるラグビー部の特訓にて。この言葉を耳にしたアルトは「ランカを何だと思ってやがる!」と激怒していたが、[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に「部員にやる気を出すためだから」とフォローされていた。<br />
:もし、この場にいなかったランカの大ファンの一員の[[シモン]]や[[オズマ・リー|オズマ]]、[[ブレラ・スターン|ブレラ]]のランカの兄たちがこの台詞を聞いていたら宗介の命はなかったかもしれない…。<br />
:また、ランカ本人もその場に居合わせていたら宗介に対してドン引きしていただろう…。<br />
;「この世界には一夫多妻を認めている文化はいくらでもある」<br />
:第16話「開かれる新世界」より。[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]の[[三角関係]]の事で[[アマタ・ソラ|アマタ]]や[[MIX]]からは'''二股男'''と呼ばれ、[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]や[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]から弄られるアルトに対してのフォロー…のつもりなのだろうが全くフォローになっておらず、アルトからは「そうじゃねえだろ!!」とツッコまれる事に。確かに宗介が幼少期を過ごしたイスラム圏では一夫多妻制を認めている国が多数だが…。<br />
;「……頼めるか、アマタ?」<br />
:「誠意のカタチ」のエンドデモにて、「アマタに謝罪の仕方を習っておけ」と言われたのを受け、「土下座でも足りない時が来るかもしれない」とカレンに言われて。顔グラは完全に狼狽している辺り、自覚はあったらしい。<br />
;「!!!!」<br />
:「後の祭のフェスティバル」にて、[[ボン太くん]]を[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が着込んでいたのを見てのリアクション。もう一つのルートで同じように着込んでいたヒイロが出てきた時とは比べ物にならない程の驚きようを見せている。<br />
;「た、助かる…」<br />
:上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。'''冷や汗ダラダラ'''の緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。<br />
;ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」<br/>甲児「カレンの本性を知らないからな」<br/>宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」<br />
:初対面の[[紅月カレン|カレン]]に対して照れる[[ジン・ムソウ|ジン]]を見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。<br />
;宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」<br/>クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」<br/>宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」<br />
:「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。<br />
;アル「はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました」<br/>宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」<br />
:援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。<br />
;(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)<br />
:「暗黒の神ミケーネ」のトレーダーにて、[[號]]を見て。なんだかんだでZ-BLUEにもすっかり馴染んだようだが、気にするのはそこではないだろう、宗介。ちなみに声も同じ。<br />
;「二人の女性に、ここまでの想いを寄せられるとはな。羨ましく思うぞ、アルト」<br />
:「1万2千年の愛」/「光の闘神Z」にて、アルトに対して。なのだが、宗介も想いの強さはともかく、[[千鳥かなめ|3人]][[テレサ・テスタロッサ|の女]][[佐伯恵那|性]]から想いを寄せられているのだが(しかもその内の一つは気づく間もなくぶっ壊している)。<br />
;「ボランティア部のみんなとか?」<br />
:第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の[[赤木駿介|赤木]]もドン引きしていた。<br />
;「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」<br/>「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」<br />
: 「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中[[キリコ・キュービィー|違う人]]が混じっているが。<br />
<br />
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''<br />
;「…とポンコツ曹長殿も言っている。では、またな」<br />
:天獄篇中断メッセージにて。曹長面をして命令してくるも、マオとクルーゾーの横槍で弱気になったクルツを横目に。<br />
;(まずい…。言おうとした事を全部言われた…)<br />
:同じく中断メッセージにて、ムッツリ仲間と共演。したはいいのだが、言おうとした事を全部言われてしまって。そこは無難に別れの挨拶辺りで〆れば良いだろうに。<br />
;「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた。たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」<br />
:同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り'''完全にノリが短編コメディのものと化している'''。しかも、次はプレイヤーのところへ'''「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」'''をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において[[ダレ・コチャック|24時間連続プレイをやらかして爆死した男]]がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。<br />
;「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />
:序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。[[キリコ・キュービィー|仲間内では]][[ヒイロ・ユイ|これで通じた男達]]もいたが、今度ばかりは流石に無理だったので結局、かなめが交代する事となった。<br />
;「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」<br />
:22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、[[貧乏クジ同盟]]加盟させられた時の発言なので……。<br />
;かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」<BR/>「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」<br />
:第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。<br />
:直後にヒビキからも'''「お前の言う台詞かよ!」'''と逆襲されるが。<br />
;宗介「これでお前も俺と同じく、時空震動帰りの異名を名乗る資格を得た」<br />かなめ「誰もそんな名前、欲しがらないって…」<br />
:終盤のマクロスルートにて、九死に一生を得て無事帰還したアルトに対して。…[[Z-BLUE]]のメンバーの多くが当てはまる気がしないでもない。というより、まず本作での親友・ヒビキが真っ先に該当するのがどうにも。<br />
:ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから[[時空振動弾]]へと変更されたため、そこから来ている。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''<br />
;「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」<br />
:第33話「対決! デビルガンダム軍団」より。アキトとボスが毒を盛られて倒れた、と聞いて。……実際はユリカの手料理を食ったのが原因だったが、彼の戦争ボケぶりがいかんなく発揮されている。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''<br />
<br />
;「問題ない。少なくとも毒性は感じられない」<br />
:第12話(1週目)「放送不可のウォークライ」より。[[テンカワ・アキト]]の失敗作のラーメンを食べながら。他の面子はあまりのマズさに残してしまったのだが、宗介だけは平然と食べ続けた。なお宗介は原作の描写では料理を振る舞われることを基本的に喜んでいたり、かなめの手料理への執着心も強いなど、決して味音痴ではない。ただ同時に「'''M'''eals, '''R'''arely '''E'''dible (とても食べられたものじゃない食べ物)」の略…とまで言われ、世界で一番まずい戦闘糧食と評される米軍の簡易レーションMREを普通に喰ったと思われる描写があるなど、戦場育ちで粗食でも気にならない、非常に広い許容範囲の持ち主である。[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン|もっと酷い『特製ボルシチ』]]を知っているからかもしれないが。<br />
;「これだけの高い士気だ! 実力以上の力が出せるっ!! 行くぞっ!! な、なんだ…俺とした事が戦闘中に叫び声を上げるとは…」<br />
:熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた[[木連]]の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方の[[ヒイロ・ユイ|ムッツリコンビの相方]]が完全に付いていけなかったのとは対照的である。[[ダイゴウジ・ガイ|中の人が同じであるナデシコのキャラ]]の性格が乗り移ったのだろうか?<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''<br />
;「そうだな…射撃訓練と格闘訓練、どっちがいい?」<br />かなめ「それがあんたにとっての遊びか…」<br />
:第15話アルゼナルルートにてヴィヴィアンから「何? ソースケが遊んでくれるの?」と言われて。どう見ても遊びではない内容だが、ヴィヴィアンは突っ込んだり引くこともなく受け応えるなど、妙に馴染んでいた。<br />
;「シミュレーターでのお前の戦闘データをアルと千鳥に分析してもらったが…」<br/>「お前の腕では、[[Ξガンダム|あの機体]]のスペックを引き出す事は出来ん」<br />
:DLC「潜航の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]」にて。これはハサウェイの腕以上にメンタル的な部分が大きく、実際それを克服したシナリオ上では宗介もハサウェイの腕を認めている。<br />
:…のだが、今作ではΞガンダムをハサウェイよりパイロット能力に優れているが、デフォルト機体の性能が低い[[キンケドゥ・ナウ|他パイロット]]に[[乗り換え|奪われ]]がちなのでシャレになっていない…。<br />
;「ぐずぐずするな、千鳥!それとも本当に拷問されたいのか!?」<br/>「言っておくが、手加減はなしだ!これも君の言う、『あなたのためを思って』のもの!言わば、愛のムチだ!」<br/>「それならば、俺はどこまでも残酷になれる!君を奪ったソフィアが、泣いて許しを請おうが俺は電流の出力を最大にする!」<br/>「その後は、器具を使い…」<br />
:第50話より、かなめを取り戻すためなら拷問でもエクソシストでも何でもやると豪語した際の具体的な拷問の内容。もちろん、この後目覚めたかなめにツッコミを入れられる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「拘束が目的ならば、腰骨を砕く必要はない。搬送に支障をきたす上、高度な治療を要するからな」<br/>「だが…万一、そのような事態になれば、俺は必ず千鳥の所に駆け付け、守ってみせる」<br/>「護衛役として、当然の義務だ」<br />
:第1章Part7第3話『キラとアスラン』より。ベッドに縛り付けてでもかなめを戦わせないという宗介に、クルツが「そのまま腰砕けにしちまうのも手だぜ」と軽口を叩いた際の発言。腰砕けで一つの言葉(クルツの発言なので当然性的な隠語)なのだが、字面通り腰を砕いてどうする。<br />
:しかし、2行目の発言で少しは期待できるかと思った矢先、トドメの最下段の台詞でやはりクルツの期待も空振りに終わり、「ちょっとでも期待した俺が馬鹿だったぜ…」と呆れ果ててしまうのだった。<br />
;「蒼斧…だったな。高校生活とアルバイトの両立は難しい。その覚悟はあるか?」<br/>「学業との両立は、お前が思っている何倍も困難な道のりだ。現に俺は古文や歴史という苦手科目を勉強する時間を捻出するのに苦労している」<br/>「先達として助言させてもらえば、学校生活それ自体にも罠が存在する。生徒会勤務を命じられたり、美術のモデルになったり…」<br/>「[[郷田優|ラグビー部を鍛えなおしたり]]、[[常盤恭子|仲間を人質に取られたり]]、爆弾を仕掛けられたり、[[ぽに男|変質者を捕まえたり]]、大変なことが多い」<br/>「挙げ句の果てには[[大貫善治|人知を超えた用務員]]と死闘を演じたこともあった。まったく、学校生活とは油断がならない」<br />
:第2章Part9第4話『ラプラスの呼び声』より。ディバイン・ドゥアーズに参加した蛍汰に対して、学校生活とパイロットの両立の困難さを説く。前半はまだ正論だが後半になるにつれてどんどんおかしくなっていく。聞いていたカミーユからも「お前だけだ」と突っ込まれ、当の蛍汰も頷くことに。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[Rk-92 サベージ]]<br />
:カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で搭乗している。ちなみに、作中で初めて搭乗した機体はサベージの前身であるRk-89シャムロック(SRW未登場)であるとされていたが、途中で設定変更されRk-91となった。<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:[[ミスリル]]に入ってからの搭乗機。アニメでも第1話で搭乗している。<br />
;[[ARX-7 アーバレスト]]<br />
:本編前半の搭乗機。ただし最重要機密かつ不安定な機体だったため、作戦によってはM9も使用している。<br />
;[[サベージ (クロスボウ)]]<br />
:『燃えるワン・マン・フォース』にて搭乗。AS闘技場チーム「クロスボウ」によりカスタマイズされた白い初期型のサベージ。<br />
;[[M6 ブッシュネル|M6A3 ダーク・ブッシュネル]]<br />
:原作にてアーバレストを失っていた時期、敵地潜入のため使用。M6A3はSRW未登場。<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]([[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備]])<br />
:本編後半に搭乗したアーバレストの後継機。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:遊園地「ボン太くんランド」(「[[フルメタル・パニック?ふもっふ|ふもっふ]]」では「ふもふもランド」)のマスコットキャラクターの着包みを改造した強化服。<br />
:上述のように'''盗品を改造した物'''なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ボルテスV]]([[ボルト・クルーザー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*原作者・賀東招二氏によると、宗介のモデルは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公、[[キリコ・キュービィー]]との事。両者とも干し肉が好物で酒が苦手であり、飲酒した際の反応も似通っている。<br />
*宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が'''1984年7月7日'''と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、本編中では彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾する設定となっている。<br />
**作者曰く、雑誌のカラー特集でプロフィールを求められた際に出したもので、裏設定では『自分でも誕生日が分からないので陣代高校に潜入する時、偽造書類に適当に書いた。ウルズ7なので7月7日にした』となっている。'''7月7日は上述したキリコ・キュービィーの誕生日でもあるが、これは単なる偶然であった'''<ref>[https://twitter.com/gatosyoji/status/1412789551689437186 2021年7月8日、賀東招二氏のtwitterより]</ref>。生年月日不明だったのは、宗介も[[ウィスパード]]だった(=1981年12月24日生まれ)という案を考えていたためだったが、ご都合主義だったためという理由で没になっている。<br />
**また、アニメ版の住民票(偽造)では昭 58.7.7(=上記のドラゴンマガジンでの記述より更に1年前)と記載されている。なおどちらの誕生日も同級生であるかなめと年齢が一致しないことになるので、偽造書類としては不適切と言わざるを得ない。<br />
**上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な[[年齢]]も不明であるが、原作[[小説]]『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が'''4、5歳くらいに見えた'''との記述がある。<br />
*同じく角川版権・京都アニメーション制作の『らき☆すた』では度々作中作のキャラとして登場しており、12話では同じ関智一氏演じるアニメ店長が「3年前からブロマイドが売れ残ってる」「[[テレサ・テスタロッサ|大佐]]なんか即日完売した」と自虐ネタを発している。<br />
*[[ぽに男]]のモデルである漫画家の井上よしひさ氏が手掛けた漫画『おじいちゃんは少年探偵』には、宗介をモデルにした傭兵犬'''「ソース(サハラ犬尉)」'''が、賀東氏の了承のもと登場している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:さから そうすけ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:フルメタル・パニック! シリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%B3&diff=436453
ギャバン
2022-06-07T07:06:24Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙刑事ギャバン}}<br />
| 俳優 = {{声優|大葉健二|SRW=Y}}<br />
; スーツアクター<br />
: 村上潤、山口仁<ref>アクションシーンでは村上氏が、アップシーンでは山口氏がスーツアクターをそれぞれ務めていた。</ref><br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|村上克司}}(スーツデザイン)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 別名= '''一条寺 烈'''<br />
| 種族 = バード星人と地球人のハーフ<br />
| 性別 = 男<br />
| 年齢 = <br />
| 所属 = 銀河連邦警察<br />
| 役職 = 宇宙刑事<br />
}}<br />
<br />
'''ギャバン'''は『[[宇宙刑事ギャバン]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
銀河連邦警察に所属する[[警察官|宇宙刑事]]の一人。<br />
<br />
[[地球]]担当の宇宙刑事だったバード星人ボイサーと、地球人一条寺民子との間に地球で生まれた星間混血児。「ギャバン」とはバード星人としての本名<ref>後年の作品では、「ギャバン」をコードネームとして与えられた後輩捜査官が登場している。これは本編後もギャバン/一条寺烈が数々の功績を残し、結果的に「ギャバン」という名がエース捜査官として認知されるようになったためと理由が描かれている。</ref>。地球では母の苗字から'''「一条寺 烈(いちじょうじ・れつ)」'''と名乗り<ref name="retsu">ただしギャバンは地球生まれなので、出生時の名前だった可能性もある。</ref>、救った少年の縁で紹介されたアバロン乗馬クラブで働いている<ref>ただし、宇宙刑事の任務を優先する為に仕事をサボりがちであり、それが理由で月給を'''たった3000円'''しか貰えなかった事もあった。</ref>。<br />
<br />
4歳の頃に母を地球に残し、宇宙刑事としての訓練を受けるために父と共に[[宇宙]]へ旅立つ。成長した彼は銀河連邦警察の捜査官となるが、父は宇宙犯罪組織[[マクー]]の捜査中に失踪してしまう。捜査官として成長したギャバンに、ボイサーの親友でもある銀河連邦警察のコム長官は地球担当の宇宙刑事として、マクーの地球での活動阻止とボイサー捜索の任務を与える。生まれ故郷であり亡き母の故郷である地球に捜査官として帰還したギャバンは、マクーとの死闘を繰り広げていく。<br />
<br />
子供好きでノリの良く明るい[[性格]]であり、ひょうきんな振る舞いで周囲の人物を元気付ける一方、マクーの悪事には敢然と立ち向かう正義漢。しかし、パートナーのミミーら周囲の人物から[[借金]]をしたり<ref>性格的なものもあるが、元々地球で育ったわけではない彼には、当時の地球人の常識である財布や現金を持ち歩くという習慣がない。</ref>女心を理解できない等、情けない一面も見られる二枚目半な性格でもある。その反面、既に母を亡くしていることもあってか行方不明の父に対する思慕の念は非常に強く、人知れず激情を滾らせる事も有った。<br />
<br />
また、後輩の宇宙刑事たちとは違い物語開始時点で相応のキャリアを積んでおり、生身でも超人的なジャンプ力やアクロバティックな格闘術を駆使して高い戦闘能力を示す上に、敵相手におどけたりカマを掛けてみたりするなどちょっとした「遊び心」に走る余裕すら見せる。<br />
<br />
物語終盤で念願だった父・ボイサーの救出に成功するも、マクーの過酷な拷問による影響で程なくして父は落命。束の間の再会に終わった哀しみを糧に怨敵[[ドン・ホラー]]を討ち倒したギャバンは、マクー撃破の功績により「'''銀河パトロール隊太陽系地区隊長'''」昇進の辞令を受け、後任の地球地区担当宇宙刑事・シャリバン=伊賀電をサポートするべくバード星へと帰還した。<br />
<br />
=== 宇宙刑事ギャバン ===<br />
[[変身]]システム「'''蒸着'''」により、戦闘強化服'''コンバットスーツ'''を身に付けた姿。<br />
<br />
コンバットスーツとは銀河連邦警察所属の宇宙刑事に支給されるもので、ギャバンが使用するものは特殊金属「グラニュウム合金」で作られており、メインカラーは銀色。「ターボプロテクター」という[[異名]]を持つ。<br />
<br />
動力は内蔵された「バードニウムエナジー」。また[[太陽]]エネルギー吸収装置も(なぜか股間部分に)設けられている。<br />
<br />
宇宙服としての機能も持ち、宇宙空間は勿論魔空空間のような異次元空間内での活動も可能となる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2018年9月のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」より実装。SR・SSRアタッカーでSSRは大器型。同イベントにてボイス付きパイロットパーツも実装され、俳優・大葉健二氏は本作でスパロボ初参加となる。肖像権が絡むためか烈としては登場せず、常時コンバットスーツを装着している。<br />
:2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」の報酬ユニットとしてSSRブラスターが登場。報酬ユニット専用パイロットパーツに対応した初のユニットとなる。<br />
:大器型アタッカーは2019年9月にレアリティ覚醒ユニットとしても追加。[[マジンガーZ]](ディフェンダー)に続く2機目の覚醒可能な大器型ユニットとなった。<br />
:2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。合わせて、パイロットパーツがライブカットイン対応となった。Ω版ギャバンダイナミックは特殊装甲・バリア貫通、タフネス・装甲・防御無効、特殊回避以外には命中という非常に強力な性能を有し、同月実装の極型[[ランスロット・ハイグレイル]]の隣接必中バフにより更に猛威を振るう。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[スーパーヒーロー作戦]]<br />
:早い段階でパーティキャラとなり、ラストバトルまで同行する。<br />
:戦闘中は常に蒸着後の姿となる。<br />
:;スーパーヒーロー作戦 スペシャルディスク(予約特典)<br />
::彼が初登場するシナリオの体験版が収録されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
以下はコンバットスーツに内蔵されているもの。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;レーザーZビーム<br />
:指先から放つ強力な破壊光線。巨大な戦闘機も粉砕できる威力がある。Zというのは番組企画初期のタイトルである『宇宙刑事Z』の名残。<br />
:『X-Ω』ではブラスター・ディフェンダータイプの必殺スキルとして採用。<br />
;シルバービーム<br />
:同じく指先から放つ破壊光線。作中ではレーザーZビームとの違いは不明瞭であったが、書籍によれば「威力で劣る代わりに即射性で勝る」との事。<br />
:それでも再生ベム怪獣を3体同時に撃破していた。<br />
:『X-Ω』ではブラスタータイプの通常攻撃として採用。<br />
;レーザーブレード<br />
:コンバットスーツの左腕に内蔵されている剣で、両拳を合わせることで出現させる。普段は金属製の剣だが、エネルギーを注入すると発光し、触れた者を瞬時に感電させる。<br />
:コム長官曰く「[[気力]]・体力は勿論、精神を極限まで絞り込まないと使いこなせない武器」。<br />
:現在使用しているのは柄に黄色と黒の縞模様が入った日本刀のような形状の物だが、ごく初期の頃はバード星の紋章をあしらった装飾が施された西洋剣のような形状の物を使用していた<ref>この西洋剣型の方は撮影中のアクシデントで折れてしまったため日本刀型に変更されている。</ref><ref>西洋剣型の方は後にレーザーブレード・オリジンという設定が追加されて再登場している。</ref>。<br />
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』では、ブレードを発光させる行動が「レーザーブレード起動」という特殊能力として採用。使用すると以後その戦闘中では攻撃力がアップするほか、ギャバンダイナミック使用時の消費TPが軽減される。<br />
;ギャバンバリヤー<br />
:体の前面に[[バリア|光の壁]]を作り出し、攻撃を弾き返す防御技。<br />
;レーザースコープ<br />
:スーツのゴーグル部に内蔵されている装置で、透明化した敵を見破る。<br />
:透視・索敵のみならず、ギャバンの「怒り」を表現する為の演出として点灯する事も多かった。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ギャバンパンチ<br />
:厚さ10cmの鋼鉄をも貫くパンチ。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの通常攻撃として採用。<br />
;ディメンションボンバー<br />
:両腕を伸ばして空中を飛び、パンチを浴びせる技。<br />
;スパイラルキック<br />
:飛び蹴り技。<br />
;ギャバンダイナミック<br />
:発光させたレーザーブレードで敵を脳天から真っ二つにする必殺技。中盤以降は斬撃寸前に空中回転を加える事で威力を増した。後輩たちが巨大怪獣を同スケールのマシンで倒すのに対し、ギャバンはドルで戦った後自らの手でトドメを刺す。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの必殺スキルとして採用。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ギャバンマーベラスダイナミック<br />
:映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で登場したゴーカイレッド、カンゼンゴーカイオーとの合体技。ドルの頭にギャバンとゴーカイレッド、背中に[[カンゼンゴーカイオー]]を乗せた状態で、ギャバンダイナミック、ゴーカイスラッシュ、カンゼンドリルによる同時攻撃を行う。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;SS<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[ド根性]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[熱血]]、[[愛]]、[[勇気]]'''<br />
::主題歌の歌詞「愛ってなんだ」「よろしく勇気」にちなんだ構成だろう。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;背中を見せない男<br />
:SSR。クリティカル率大アップ、クリティカル倍率アップ。<br />
:ネーミングは挿入歌「チェイス!ギャバン」の歌詞の一節より。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== TVシリーズ ===<br />
;ボイサー<br />
:父親。父ボイサーの消息を追う事も目的の一つ。<br />
;一条寺民子<br />
:母親。地球でボイサーとギャバンの帰りを待っていたが病死。作中では回想シーンに登場するのみ。自身の[[偽名]]<ref name="retsu"></ref>は彼女の姓から取られている。<br />
;ミミー<br />
:パートナー。ギャバンに好意を持つ。<br />
;コム長官<br />
:銀河連邦警察最高責任者であり、ボイサーの親友である。元宇宙刑事で剣術にも秀でており、ギャバンの特訓相手を務める事も有った。ミミーの父親。<br />
;伊賀電 / シャリバン<br />
:銀河連邦警察の後輩。『ギャバン』終盤において共闘し、[[続編|次回作]]『宇宙刑事シャリバン』においても彼をサポートする。<br />
;沢村大 / シャイダー<br />
:銀河連邦警察の後輩。ギャバン本人の競演は最終回特別編のみだが、PS2『宇宙刑事魂』や漫画『宇宙刑事ギャバン 黒き英雄』では登場してシャリバン(電)と3人で共闘した。<br />
:『スーパーヒーロー作戦』ではギャバン自らが宇宙刑事にスカウトしたという設定になっており、シャリバンを加えた3人で行う合体攻撃技「宇宙刑事連続斬り<ref>『宇宙刑事ギャバン 黒き英雄』での名称は『'''宇宙刑事デルタダイナミック'''』。また、これの派生型としてギャバンtypeG他次世代宇宙刑事3人が愛用機の砲撃と共に光刃を飛ばす『'''スペースシェリフトリプルダイナミック'''』も登場する(なお「スペースシェリフ」は「宇宙刑事」の英訳)。</ref>」も登場した。<br />
;アラン<br />
:ギャバン同様「ベテラン」の部類に入る宇宙刑事。<br />
;大山小次郎<br />
:歴代宇宙刑事との親交を持つ地球人。彼からは'''「烈ちゃん(れっちゃん)」'''と呼ばれている。<br />
;ハンターキラー<br />
:元宇宙刑事。ボイサーを手土産にマクーに寝返った。ギャバンの宿敵の1人。<br />
;[[ドン・ホラー]]<br />
:宇宙犯罪組織マクーの首領。結果的にギャバン個人にとっても「怨敵」と化した。<br />
<br />
=== 派生作品 ===<br />
;十文字撃 / ギャバンtypeG<br />
:シャトル事故の際に烈に救われ、烈の本名「ギャバン」をコードネームとして名乗ることになった宇宙刑事。『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて大ベテラン捜査官となった烈と共演。同じコードネーム故かコンバットスーツもデザインは大部分が共通している。『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』では彼にレーザーブレ―ドオリジンを託して戦闘員と戦った。<br />
;[[ゴーカイレッド|キャプテン・マーベラス / ゴーカイレッド]]<br />
:烈は幼少期の彼を救った事が有り、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて再会した。マーベラスにとってギャバンは父親のような存在であり、彼の前では誰にも見せたことの無い穏やかな笑顔を見せている。<br />
;曙四郎 / バトルケニア、青梅大五郎 / デンジブルー<br />
:それぞれ『バトルフィーバーJ』、『電子戦隊デンジマン』の登場戦士であり、大葉が演じた人物。映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて共演。なお、烈より彼らの方が先輩戦士<ref>『バトルフィーバー』は1979年、『デンジマン』は1980年、『ギャバン』は1982年に放映された作品である。</ref>という事もあってか敬語で話している。映画本編では彼等がギャバンと間違えられるという中の人ネタの他に、二人のレンジャーキーがマクー空間を開く力となっている。物語終盤では3人の共演を果たし、3人同時変身を披露した(これはシャイダーの最終回特別編で見せたギャバン、シャリバン、シャイダーの同時変身のオマージュと思われる)。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[レイナ・ストール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」にて、一時帰郷したミミーの代わりにパートナーを務める。<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:『X-Ω』にて共演。銀河連邦警察の事も把握している。<br />
<br />
=== ガンダムシリーズ ===<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』『X-Ω』にて共演。<br />
;[[コマンドガンダム]]、[[武者頑駄無]]、[[四代目頑駄無大将軍]]、[[バーサル騎士ガンダムGP01]]<br />
:『X-Ω』にて、自身と共に悪に立ち向かったガンダム達。<br />
;[[騎士スペリオルドラゴン]]<br />
:『X-Ω』にて、彼の協力を得て[[ドアクダー]]の姿をした悪の想念を討ち破った。<br />
<br />
=== メタルヒーローシリーズ ===<br />
;剣流星 / メタルダー<br />
:メタルヒーローシリーズにおける「後輩」。『[[スーパーヒーロー作戦]]』で共演。<br />
:造り手である古賀博士の形見を手渡し「博士は遠い所に行ってしまった」と告げる。<br />
<br />
=== ウルトラマンシリーズ ===<br />
;ハヤタ・シン / 初代ウルトラマン<br />
:『スーパーヒーロー作戦』にて共演。彼が[[ガイアセイバーズ]]の隊長を務める事に、烈は不満を漏らす。<br />
:また、同作で地球を訪れたのは、ウルトラマンの調査も兼ねていた。<br />
<br />
=== その他の特撮作品 ===<br />
;早川健 / 快傑ズバット<br />
:『スーパーヒーロー作戦』にて共演。初対面の際、烈は彼を'''ビーズ星担当の宇宙刑事アラン'''と間違えた。同じ宮内洋氏が演じていることから来る「中の人ネタ」である。<br />
:なお同シーンで烈は「お前はアラン!」と叫んでいたが、原作番組ではアランを「あなた」と呼んでいた。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]<br />
:『スーパーヒーロー作戦』では相棒だったが、後に袂を分かつ。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「''蒸着!''」<br/>「宇宙刑事、ギャバン!!」<br />
:変身時に叫ぶ決め台詞。<br />
:なお、[[バンクシーン|変身バンク]]は上記の台詞を放ったと同時にスーツとなったギャバンが映し出された後、'''「宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、わずか0.05秒に過ぎない! では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」'''と、[[声優:政宗一成|政宗一成]]氏の[[ナレーション]]が掛かって宇宙刑事ギャバンへの[[変身]]の詳細が描かれている。ちなみに0.05秒は蒸着後の決めポーズまで込みである<ref>銃を撃たれた瞬間に蒸着して弾丸をキャッチする場面で、'''しっかり決めポーズをしてからキャッチしている'''。</ref>。<br />
:『X-Ω』ではイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」およびユニットクエストで[[DVE]]。また、イベント「第3回スパクロフェスティバル」では肖像権絡みで変身前の姿が出せない事を逆手に取り、'''変身シーンの前まで遡り蒸着の瞬間を見逃してしまう'''[[ギャグイベント|ギャグシーン]]が描かれた。<br />
;「行くぞ!!」<br />
:怪人戦におけるクライマックス時、レーザーブレードを発光させた後、両眼を光らせこう叫ぶ。<br />
;「ギャバン…ダイナミック!!」<br />
:[[必殺武器|必殺技]]「ギャバン・ダイナミック」を放つ際の決め台詞。<br />
;「チュウウウ!」<br />
:ギャバン独特の掛け声。ちなみに空耳とかではなく本当に「チュウ!」であり、宇宙刑事の宙に由来する。<br />
:『X-Ω』では精神スキル使用時のボイスに設定されている。<br />
;「よろしく勇気!」<br />
:印象的なフレーズの多い番組主題歌の歌詞からの引用。『宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集』の語りや、他作品への客演などで口にしている。<br />
:このことからか『スーパーヒーロー作戦』での烈は、宇宙刑事シリーズの歌詞ネタを何度か口にしている。<br />
;「お父さん、お母さん、これから地球へ行ってマクーと対決します。護って下さい…」<br />
:第1話で地球に向かう途上、両親の写真が収められた[[ペンダント]]を見詰め想いを馳せる<ref>この演出は、当時大葉が所属していた「ジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)」の創設者・千葉真一のゲスト出演を示唆するものである。</ref>。<br />
;(父さんに逢いたい…俺はここで死ぬ訳にはいかんのだ…!)<br />
:第11話で父・ボイサーからのSOS信号を装ったハンターキラーの罠に掛かり、[[ダブルマン]]・ダブルガール・ベム怪獣らに包囲された絶望的状況下でのモノローグ。<br />
;「どーんと来いマクー!俺は戦って戦って、戦い抜いて見せるぞ!!」<br />
:第13話ラストより。新戦力・ダブルモンスターの出現で戦いが更に苛烈なものと化す事を覚悟しつつ、夕陽に向かって咆哮する。<br />
;「マクー! 人の命を…何だと思ってるんだ!!」<br />
:第28話より。モニカを殺害したハッコツダブラーに向け、怒りに満ちた叫びを上げる烈。<br />
;「大きくなったなぁ。立派な男になった!」<br>マーベラス「海賊だぜ?」<br>「見た目じゃない!いい男だ。嬉しいよ」 <br />
:『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて。かつて救った少年の成長を目の当たりにした事で喜びをあらわにした。<br />
;「ただ能力だけを複製したブートレグが、人間の心を持った俺に勝てるわけがない!!」<br />
: 『ゴーカイジャーVSギャバン』にて。アシュラーダが送り込んだ刺客ロボット『ギャバンブートレグ』との決戦。お互いレーザーブレ―ドを展開して切り結ぶが一瞬の隙をつき剣を跳ね飛ばして腹部にレーザーブレ―ドを刺して言った一言。完全ともされたロボットであったブートレグ(海賊版)でも人としての心を持ったギャバンの一撃にかなうはずはなく最後はギャバンダイナミックで一刀両断されて破壊された。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「オッス♪」<br />
:第15話で托鉢僧に化けたクラッシャー集団から追い回された挙句、袋小路へと追い詰められ取り敢えずボケてみるが、如何せんユーモアが通用する相手では無かった。<br />
;「な~んだ! そういう訳だったのか! 長官、一思いに結婚させてやりますか!」<br />
:第17話より。コム長官から「ミミーが恋をした」と聞かされて。この後「それは乱暴すぎる」との返答に「'''じゃあ別れさせるんですね?'''」と両極端な意見を吐く。<br />
;「許してくれ、母なる星よ…!」<br />
:映画『スーパーヒーロー大戦Z』において、魔法の力で宇宙を荒らすスペースショッカーを'''本拠地の地球ごと超次元砲で殲滅する作戦'''の発動時に苦渋の表情で呟く。烈自身も本心では望んでいない作戦であり、宇宙刑事の資格を剝奪されながらも独断で現地調査を続行していた十文字撃の発射延期要請に応じているが、撃の奮闘むなしくタイムリミットまでに発射を止められるだけの情報を報告することはできなかった。<br />
:組織内での立場上仕方がないとはいえ発射を烈が行ったこと、スペースショッカーに魔法を与えたマドーの軍師レイダーの存在を察知できずに仮面ライダーウィザードとビーストを疑っていたこと、そして超次元砲の発射を読んでいたレイダーに作戦として利用されるという物語上の展開から、本作での烈の扱いを非難するファンもいる<ref>原典のキャラ設定を完全無視したかの如き烈の'''改悪'''ぶりに関しては、'''嘗てのTVシリーズに一切関わっていない新規スタッフが創作したもの'''である事に留意されたし。また、この映画の話題を挙げられる事に不快感を示す古参のファンも存在するので避けた方が無難。</ref>。<br />
<br />
== スパロボ シリーズの名台詞 ==<br />
;「あいつら、曙と青梅の力、うまく使っているようだな」<br />
:『X-Ω』のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」にて。バトルケニア(曙四郎)とデンジブルー(青梅大五郎)に豪快チェンジした[[ゴーカイグリーン]]と[[ゴーカイブルー]]を見て発したセリフ。<br />
:二人とも大葉が演じたキャラクターであることに由来する中の人ネタ。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;『再会』<br />
:第43話にて。鬼首島のマクー基地に乗り込んだギャバンは、牢に捕らわれている瀕死の父ボイサーを発見する。無言で己と母の写真が納められたロケットを差し出すギャバンを息子の成長した姿と知り、その手を握るボイサー。こうして父子は再び巡り合えた。しかし再会の時は短く、やがて父は力尽きてしまう…。<br />
:なお本エピソードでの特撮パートは、変身したギャバンが各マシンで敵基地を攻撃しているシーンのみで、ギャバン自身の格闘シーンは存在しない。<br />
:余談だが、ボイサーが臨終の間際に語った'''「元気になったら一緒にマクーと戦おう」'''という言葉をボイサー自身は叶えられなかったが、瀕死の重傷を負いバード星に搬送されていた伊賀電が回復し宇宙刑事シャリバンとして最終決戦に駆けつけたことで願いが果たされたという演出が取られている。<br />
<br />
== 搭乗・関連機体 ==<br />
;超次元光速機ドルギラン<br />
:活動拠点となる超光速宇宙船。上部のギラン円盤と下部の「ドルユニット」で構成されている。<br />
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』ではガイアセイバーズの初期の母艦として活躍する。<br />
:;電子星獣ドル<br />
::ギラン円盤から分離したドルユニットが変形したもので、青い龍型のロボット。戦闘時にはドルの頭上に乗って指令を出す。<br />
::『スーパーヒーロー作戦』では武装のドルレーザーとドルファイヤーが、ギャバン自身の全体攻撃技として採用されている。<br />
;サイバリアン<br />
:ドルギラン内部に格納されている赤い専用マシン。形状はサイドカーに近いが、側車に人を載せる事はできない。<br />
:主に魔空空間へ突入するために使われる。<br />
:『スーパーヒーロー作戦』では敵全員に体当たりを浴びせる「サイバリアンスピン」が、ギャバン自身の全体攻撃技として採用されている。<br />
;高次元戦闘車ギャビオン<br />
:専用宇宙戦車。内部に乗り込むのではなく機体上部に立って使用する。<br />
;スクーパー<br />
:専用ドリルタンク。ギャビオンに搭載されている。<br />
;ギャバンブートレグ<br />
:映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』に登場。<br />
:ザンギャックと宇宙警察の技術で作り上げた[[アンドロイド]]で、[[偽物|全盛期のギャバンの能力をコピーしており、姿もコンバットスーツを模している。]]<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『ギャバン』はフランス映画の名作に名を遺した名優、ジャン・ギャバン(1904-1976)に因んだものだが、元ネタが「Gabin」であるのに対し本作では「GAVAN」と綴りを変えている。<br />
*「蒸着」という変身時のコールは、素材の表面に蒸発させた金属などで皮膜をつくる技法そのものの用語であり、実際にアップ用のコンバットスーツはFRP素材に対しアルミを真空蒸着して作られた。<br />
**変身シーン自体も、体に金属粒子が吹き付けてコンバットスーツ姿になっていくような演出になっている。<br />
*その「メタルヒーロー」の名に相応しい煌びやかかつスタイリッシュなデザインは現在でも高い人気を誇り、'''米国の映画『ロボコップ』の[[主人公]]「ロボコップ」のデザインに引用されている'''程。<br />
**その『ロボコップ』のロボット刑事設定は、メタルヒーローシリーズ第8作目『機動刑事ジバン』の制作に大きな影響を与えた。両方共に[[サイボーグ]]の設定も共通している。<br />
*[[漫画]]『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の登場人物・宇宙探偵556(コゴロー)の元ネタでもある。一例としてコゴローの普段着は一条寺烈の衣装そのものである。<br />
*イベントショーにおいては『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー/デカマスターの親友とされていた。その後『スペース・スクワッド』など映像作品でもドギーと共演する機会は増えたものの、特にその設定には触れられていない。なおドギー役の稲田徹氏はこの設定で『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』への登場を熱望したとの事。<br />
**そのショーにおける設定では、数々の功績により'''「宇宙警視総監」'''に出世している。<br />
*ギャバンの髪型と演技、特に二枚目半というキャラクター性は、大葉がファンである寺沢武一の漫画『COBRA』の主人公・コブラを意識したものになっている。<br />
**『シャイダー』最終回のスペシャルにゲスト出演した際は、映画『コータローまかりとおる!』の天光寺輝彦役での出演が決まり、天光寺や当時出演していた時代劇「影の軍団」での役作りのために'''スキンヘッド'''の姿で登場した。劇中では後輩二人に突っ込まれ「ちょっとな」と照れ笑いをしている<ref>設定上は「弛んでいたのでコム長官に渇を入れられて丸坊主にされた」。</ref>。<br />
**『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』では金髪で登場。撮影当時大葉が金髪に染めていたのをそのまま活かしたためだが、彼は雑誌『宇宙船』でのインタビューにおいて、ギャバンの髪の色は本来金髪であり、地球赴任の際に日本人に合わせて黒く染めていたと解釈していると語っている。なお『コブラ』の主人公も金髪。<br />
*『忍風戦隊ハリケンジャー』では「シュリケンジャーゲスト」と称される歴代の戦隊OBが、正体不明の6人目の戦士・シュリケンジャーの変装した姿として多数登場し、大葉もその一人として登場した。この時歴代OBは自身が過去に演じた戦隊ヒーローを元にした変身ポーズを披露する中、彼だけはバトルケニア、デンジブルーではなく蒸着のポーズで変身<ref>ギャバンが大葉の代表的キャラクターであるのと同時に、スーパー戦隊の初期作品であるバトルフィーバー隊には明確な変身ポーズがなく、デンジマンはアイテムが指輪で目立たないことなども影響している。</ref>している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
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<!-- == 資料リンク == --><br />
<!-- == リンク == --><br />
{{DEFAULTSORT:きやはん}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:生身ユニット]]<br />
[[Category:宇宙刑事ギャバン]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0Mk-II&diff=436318
ガンダムMk-II
2022-06-04T14:30:55Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Mk-II]]<ref>[http://www.z-gundam.net/ms/index.html#ms01 Mobile Suit]、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}(ベースデザイン)<br />{{メカニックデザイン|藤田一己}}(クリンナップ)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RX-178]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::18.5 m]]<br />
| 本体重量 = 33.4 t<br />
| 全備重量 = 54.1 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,930 kw<br />
| スラスター推力 = 20,300 kg×4(背部)<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 11,300 m<br />
| 開発者 = フランクリン・ビダン<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 主なパイロット = <br />
*1号機:[[エマ・シーン]]<br />
*2号機:[[カクリコン・カクーラー]]<br />
*3号機:[[ジェリド・メサ]] → [[カミーユ・ビダン]] → [[エマ・シーン]] → [[エル・ビアンノ]]<br />
}}<br />
'''ガンダムMk-II'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の前半[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ティターンズ]]が開発した汎用試作型[[モビルスーツ]]。フランクリン・ビダン大尉(主人公・[[カミーユ・ビダン]]の父親)が開発責任者を務める。<br />
<br />
[[一年戦争]]で地球連邦軍の機体として猛威を振るった[[ガンダム|RX-78ガンダム]]がベースになっており、[[アースノイド]]の[[スペースノイド]]への示威も兼ねて開発された為に、開発には全て連邦系の技術が使用され、ジオン系の技術及び技術者は排除されている。<br />
<br />
本機体は運動性向上を目指して、装甲や推進器などの外装部と、駆動機器などの内装類を内骨格パートとして分離させ可動範囲を広げた「ムーバブル・フレーム」という革新的な技術<ref>この設定は、Zガンダムの前番組である『[[重戦機エルガイム]]』でメカデザインを担当した永野護が、エルガイムの劇中世界に登場する巨大ロボット([[ヘビーメタル]])の統一規格として「ムーバルフレームという内部骨格に装甲を付ける」と設定・デザインした事に端を発するものとされている。なお全天周囲モニターもエルガイム由来。</ref>を宇宙世紀のモビルスーツでは初めて全面的に採用している。これはガンダムを含め、それまでのモビルスーツの大半の機体構造の常識が、装甲の一部にも骨格としての役割を持たせるモノコック構造であったものを覆した、最大の特徴とも言える。「稼働する骨格に装甲を被せる」という構造上、コクピットに関してはガンダムのようなコアブロックシステムを排したが、代わりに全天周囲モニターとリニアシートが採用されている。また構造の複雑化を避けるため、「ビーム兵器用のエネルギーを腕部・手部から供給する」という、同時期の機体に存在するエネルギーサプライシステムは廃されており、他機体のビーム兵器を鹵獲して使用する事は出来ない。<br />
<br />
ただし、本機の開発に使用された技術はともかく、基本性能自体は[[エゥーゴ]]で運用されていた[[リック・ディアス]]と同程度(=高級量産機レベル)である<ref>本機Mk-IIは加速性能など「攻撃的性能」に長け、リック・ディアスは運動性など「防御的性能」に長けていて、総合的に見ると対称的な性能であるとする設定も存在する。</ref>。総合的には高性能な機体として完成しているが、開発責任者のフランクリンも決して満足しておらず、Mk-IIを「実験機」と評して奪われた事に関心も持てなかった程<ref>ただし、自分が作り全てを知り尽くしているMk-IIより、未知の技術の集合であるリック・ディアスが魅力的に見えたというフランクリンの主観が多分に入っていることも事実である。</ref>。また、装甲材にはチタン合金セラミック複合材が用いられる<ref>アニメ本編では、この機体の装甲関係を管轄していたヒルダ・ビダンが「次はガンダリウム合金を使う様にしましょう」と発言し、チタンセラミック複合材の採用は、過渡的なものであった可能性を示唆するシーンがある。</ref>等、旧式の技術が使われている部分も少なくなく、出力が高いのに反して動きが直線的で小回りが利き難いという欠点も抱えていた。<br />
<br />
1~4号機までが存在しており、その内、1~3号機は[[エゥーゴ]]に奪取され、3号機が改修を施されて運用された。残りの2機は1号機が月面の[[アナハイム・エレクトロニクス]]本社工場にて構造の研究に使用され、2号機が部品取り機体としてアーガマ内で解体されている。4号機はエゥーゴによる強奪事件が起こる前に行われたテストで墜落事故を起こし、こちらも2号機同様パーツ取り用の「ハンガークイーン」化していたとされる。これらの事が原因となり、ティターンズは本機の量産計画を断念した。<br />
<br />
先述の旧式技術の部分により、本機は革新的技術を全面採用したいわゆる「第二世代モビルスーツ」に該当する要件を満たしておらず「第1.5世代機」等とも称されたり強奪したエゥーゴからも期待外れ扱いされていた<ref>元々エゥーゴがMk-IIの強奪を計画したのは「1年戦争時のRX-78の様に画期的装甲材や強力で先進的な火器類が採用されている」事を見込んでの事である為、装甲材や火器類が大した物でない事に不満を示していた</ref>が、その機体構造などは[[Ζプロジェクト]]に携わっていたエンジニアがフレーム構造の先進性に気づいた事で可変機能を持った「第三世代モビルスーツ」の発展にも大きく貢献した。機体自体も、エゥーゴ側の様々な強化策などで[[グリプス戦役]]と[[第1次ネオ・ジオン抗争]]を戦い抜いた。そのため「第二世代機の先駆けとなった傑作機」と言える。<br />
<br />
[[量産機]]には本機のノウハウが生かされており、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]や[[バーザム]]、[[ジムIII]]、[[ジェガン]]にもその影響を受けた部分が幾つもある。<br />
<br />
なお、ティターンズが運用していた時は黒に近い濃紺のティターンズカラーだったが、エゥーゴが奪取してからは白に塗り替えられている。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
==== [[機動戦士Ζガンダム]] ====<br />
[[グリプス戦役]]では、コロニー「[[グリーンノア]]」にてMk-IIが開発され、劇中の冒頭でティターンズによる起動テストが行われていたのだが、前述の「小回りが利かない」という欠点が災いし、テスト飛行中に、[[ジェリド・メサ]]中尉の搭乗する機体がティターンズ本部ビルに突っ込んでしまっていた。その後、新型機の情報を得た[[シャア・アズナブル]]らによってグリプス2に住んでいたカミーユの協力の元に奪取されている。なお、第1話では[[アポリー・ベイ]]から新型のガンダムとして、'''ニューガンダム'''と呼ばれていた。<br />
<br />
強奪以降は、機体の色がティターンズカラーである黒から白に変更され、[[アーガマ]]に配備。カミーユや元・ティターンズのパイロットであった[[エマ・シーン]]が搭乗して、[[エゥーゴ]]の主戦力として利用される事になる。しかし、後に続々と投入される[[ティターンズ]]の新型MSに対し、性能が追い付けない事を指摘されると、合体による連携が可能な支援戦闘機の[[Gディフェンサー]]が開発され、[[スーパーガンダム]]への合体機能を獲得。火力、機動力、装甲の強化に成功するものの、元々の欠点であった運動性の低さに関しては改善出来なかった。<br />
<br />
グリプス戦役の終盤では、エマの搭乗した機体がティターンズに寝返った[[レコア・ロンド]]の駆る[[パラス・アテネ]]と交戦。撃破する事に成功するものの、搭乗していたエマはコックピットから出た際の負傷で死亡してしまい、主を失った機体は、[[ファ・ユイリィ]]の駆る[[メタス]]の元にまで流れ着き、回収されている。なお、劇場版では[[コロニーレーザー]]に巻き込まれ消失している<ref>劇場版の『Ζ』が『ΖΖ』には繋がらない事を示唆した演出なのかもしれない。</ref>。<br />
<br />
TV版21話までは主にカミーユが搭乗。前期オープニングやアイキャッチでも本機がフィーチャーされ、主役機として活躍した。ガンダムシリーズにおいては初となる“'''前半の主役メカ'''”である。主人公のカミーユ以外にも数多くのパイロットが搭乗しており、ティターンズではジェリドや[[カクリコン・カクーラー]]、フランクリンが、エゥーゴではエマが乗っていた。また、TV版ではシャア、[[カツ・コバヤシ]]も乗っている。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時にも、中盤に[[ラビアンローズ]]で再調整が行われた上でアーガマに再配備される。ちなみに、この時のMk-IIは装甲が[[ガンダリウム合金]]製の物に換装されていたという説もある。また、Gディフェンサーに代わる新たな支援戦闘機として、宇宙と陸上の双方で運用出来る[[メガライダー]]が同時配備されている。主に[[エル・ビアンノ]]がパイロットを務め、[[ガンダム・チーム]]の戦力として宇宙と地上の双方で活躍した。<br />
<br />
最後は[[アクシズ]]内部における[[クィン・マンサ]]との戦闘でメガ粒子砲を避けられず、両腕を破損されて岩盤に叩きつけられた際にバックパックも作動不能となったため、そのまま同じく作動不能となった[[Ζガンダム]]と共に放棄された。<br />
<br />
本作では[[ガンダム・チーム]]の一員として主にエルが操縦しているが、状況によって[[エルピー・プル]]や[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]も乗った事がある。また、一時的ではあるがアーガマの捕虜となったネオ・ジオンの士官である[[キャラ・スーン]]が脱出するために、セシリアを人質にしてMk-IIに乗って[[脱走イベント|脱走]]した事がある。なお、途中で降りた為、奪われる事は無かった。<br />
<br />
そもそもは威圧的なイメージ戦略も兼ねてティターンズに手掛けられた当機が、敵するエゥーゴ、それも[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]出身者達により宇宙勢力([[ネオ・ジオン]])に対して本願以上に終戦まで奮闘しており、皮肉にして数奇な運命を辿ったガンダムと言える。しかし破損と修復を繰り返しながらも、グリプス戦役最序盤から第1次ネオ・ジオン抗争終結まで(特にGディフェンサーの強化が無くなっても)戦い抜いた点で、充分「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の名を持つに相応しい名機といえるだろう。<br />
<br />
==== 漫画版 ====<br />
[[漫画]]『機動戦士ガンダム1/2 vs. ガンダムMK-II』ではエドガー・エドモンド・スミスがテストパイロットを務め、カン・ウーの駆る「ハーフガンダム」と模擬戦を繰り返す。このMk-IIが何号機にあたるのかは不詳。<br />
<br />
=== 強化バリエーション ===<br />
;[[スーパーガンダム]]<br />
:性能不足を見越して考案された強化プランの一種。ガンダムMk-II用の支援戦闘機である[[Gディフェンサー]]と[[合体]]した形態。<br />
;[[フルアーマーガンダムMk-II]]<br />
:『[[MSV|Z-MSV]]』に登場するフルアーマー仕様。ガンダリウム製増加装甲による強化プラン。[[Gディフェンサー]]との競合に敗れたが数年後実戦配備されることになる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
性能は[[ガンダム]]のやや上程度だが、拡散バズーカが[[マップ兵器]]だったり、[[スーパーガンダム]]への[[合体]]でレベル上げに貢献したりと、地味に活躍している。カミーユの乗機として登場することはあまり多くない。また、[[宇宙世紀]]ガンダム系パイロットの他、[[∀ガンダム]]系パイロットも搭乗可能である。近年では[[Gディフェンサー]]が登場せず最後までガンダムMk-IIというパターンも増えてきて、機動力の低さを克服し難い悩みはのしかかるものの、劇場版の武装が追加され[[スーパーガンダム]]に劣らない火力で戦うことができる。<br />
<br />
SRWだと直ぐに白くなる、あるいは最初から白というパターンが多くティターンズカラーの濃青バージョンはやや影が薄い。本来のカラーは勿論こちらである。作品によっては量産されて雑魚として登場したり、ジェリドなどが乗る中ボス機扱いのことも。原作終了後設定ではカミーユの囚われている施設に何故か置いてあるのもよくある事。<br />
<br />
なお、[[アムロ・レイ]]を演じた古谷徹氏はエゥーゴカラーよりティターンズカラーの方が好きとの事。これが関係しているかどうかは不明だが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて条件を満たせばアムロが本機に搭乗して仲間になる。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。エゥーゴカラーのみ出演。<br />
:[[隠し要素/第3次|隠し要素]]で[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属のエマを[[説得]]すると、後に彼女が本機に乗って現れ、仲間に加わる。彼女を仲間にしないと、入手もできない。中盤に入るまでそこそこの戦力になり、[[Gディフェンサー]]入手後はスーパーガンダムになれる。<br />
:[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|リメイク版]]では敵の時はティターンズカラーに差し換えられたが、味方になるとすぐに白くなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:横向きのグラフィックに変更された。<br />
:旧シリーズでは唯一、白黒両機が出演。黒はマサキ編で何故か[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]が乗って味方に参入する。この時相方の[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]は[[ザク]]に乗ってきたため、[[マサキ・アンドー|マサキ]]に「(どっちも敵っぽい機体なので)ややこしい」と突っ込まれた。<br />
:妙に移動力が高く、[[オーラバトラー]]に対して相性の良いハイパーバズーカを持つ。が、流石に[[ガンダムF91]]には及ばない。<br />
:白の方はリューネ編でエマと共に加入するが、同時に[[エルピー・プル|プル]][[プルツー|姉妹]]&[[キュベレイMk-II]]・[[ドライセン]]も仲間になるため大抵はパイロット共々即[[二軍]]行き。<br />
:ガンダムMk-II同士で性能を比較すると、HP・運動性では白、装甲・移動力では黒の方が優れる。総合的には[[改造]]で弄れない移動力にアドバンテージを持つ黒の方がやや有利か。<br />
:またどういうわけか修理費用も異なっており、黒は'''白の1/10以下'''と非常に安価。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:『第3次』でエマが味方になった流れを踏襲し、最初から所持している。エマが最初から乗っているが、最初から自軍にあるMSの中では最強且つアムロが既にガンダムの[[限界反応]]を突破しているので、[[リ・ガズィ]]あたりを入手するまでのアムロの乗機になるだろう。<br />
:本機でも無改造では限界突破してしまうが、どうせ改造するなら将来的に強制廃棄処分となるガンダムよりは、最後まで残るMk-IIを強化した方がいいだろう。ただしルート選択次第では[[Gディフェンサー]]が加入せず[[スーパーガンダム]]になれないので注意。<br />
:[[ヘビーメタル]]と戦う機会が多い序盤では実弾兵器が役に立つため、Gディフェンサーを入手するなら改造する価値はある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:『第4次』同様に最初から自軍におり、エマが搭乗。全体的に貧弱なMSの中にあっては強い部類。しかし「[[ガンダリウム合金]]製ではない」という原作設定に準拠したらしく、装甲はガンダムより低くなっている。<br />
:スーパー系主人公編なら早期にGディフェンサーが入手できるので、アムロか[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]を乗せて積極的に改造していこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:高性能なMSが次々登場するため、活躍の機会は序盤までだろう。Gディフェンサーを使ったレベル上げをしてもいいが、『完結編』では敵がかなり強いのであまり前に出させないようにする事。ちなみに拡散バズーカのフル改造で[[マップ兵器]]追加という誰得なオマケ要素あり。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:原作同様の流れで手に入る。Mk-IIとしては貧弱なユニットだが、[[スーパーガンダム]]は2人乗りで[[強化パーツ]]も4つ付けられるため、改造すれば支援機としてなら終盤でも十分活躍できる。火力はかなり見劣りするが、使う価値はある。[[MAP兵器]]版拡散バズーカが採用された最後の作品。<br />
:中盤以降はティターンズカラーが[[モビルドール]]として大量に登場し、第64話「Air」では大量のガンダムMk-IIが襲い掛かってくるのだが、[[EVA弐号機]]の新武器・[[A.T.フィールド]]の試し撃ちに使われてしまうという何とも言えない展開に。Mk-II同士の対決もあるせいか、敵バージョンのグラフィックは味方バージョンの反転ではなく新規。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::原作通り肩にナンバーが記されている。カミーユ搭乗のものは3号機、その他敵として登場する機体は全て1号機。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:[[ルー・ルカ]]が搭乗。今作からMAP兵器版拡散バズーカが無くなった。武器改造のシステムの変更で戦闘要員を乗せても最後まで活躍できる。今作も[[Gディフェンサー]]と合体すると2人乗りになるため、サブには[[精神コマンド]]要員を乗せておこう。[[スーパーガンダム]]になれば飛行できるが、こちらに[[ミノフスキークラフト]]をつければ、武器の[[地形適応]]向上のほか、[[Gディフェンサー]]の[[援護]]が受けられるのでそう運用しても面白い。<br />
:第3話でジェリドと[[カクリコン・カクーラー]]も[[ティターンズ]]カラーに搭乗しており、序盤で敵側にいるエマもこれに乗っている(シナリオ終了時に破棄したのか登場しない)。エマやカクリコンらは[[援護]]を持っているので注意したい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:エマ機と[[エル・ビアンノ|エル]]機で2機入手できる。性能はどちらも一緒だがGディフェンサーが1機しかない為、必然的にどちらか片方はどうしても[[スーパーガンダム]]になれない。[[全体攻撃]]も[[特殊能力]]も持っておらず空も飛べず、その上パーツスロットも2しかないという困った機体なので、余程の思い入れがなければ後半で余る[[リ・ガズィ]]に乗り換える方が色々と融通が利く。<br />
:[[没データ]]としてティターンズカラーが存在する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:『第2次α』と同様。スーパーガンダムは優秀だが、換装パーツはひとつしか手に入らないという点も前作と同じ。[[全体攻撃]]の有無とパーツスロット数の関係で、量産機の[[ジム・カスタム]]や[[ジム・キャノンII]]の方が優秀という不遇の機体。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:劇場版での参戦に伴い演出面が大幅強化。歴代最強のMk-IIと思われる。序盤はカミーユ、後半はエマが乗るのは原作通り。αシリーズと違い拡散バズーカが[[全体攻撃]]武器になっている。ガルバルディ戦で使用したフライングアーマーを利用しての格闘戦が「フライングアーマー突撃」として再現された。単体火力は[[スーパーガンダム]]より優秀。[[Gディフェンサー]]は[[Ζガンダム]]加入と同時期に追加。今回は[[改造]]が[[Ζガンダム]]に引き継がれ、Mk-IIも残るので積極的に[[資金]]を投入するべき。[[オープニング戦闘デモ]]では[[カミーユ・ビダン]]が乗っている。<br />
:ティターンズカラーは[[セツコ・オハラ|セツコルート]]でのみ敵として登場し、条件を満たせば[[アムロ]]が[[リック・ディアス (クワトロ専用)]]の代わりに乗ってくる。こちらはフライングアーマー突撃が無いが、代わりに一部武器の威力や弾数が向上している。3段階改造済みだが、順調に進めば[[ディジェ]]、[[リ・ガズィ]]、[[νガンダム]]と手に入るので、アムロを乗せ続けて改造するのは気が引けてしまう。「盾装備」という利点と「汎用性」という事を活かすのならば、小隊員機としては申し分ない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:序盤でエマが搭乗して参戦する。復活に伴いグラフィックが一新されたが、反面武装が大幅に削除されスーパーガンダム化もなし。<br />
:性能は[[リゼル]]と同程度ではあるが、こちらには全体攻撃のロングライフルがあるのが強み。<br />
:そのままエマを乗せておいてもいいが、今回はUCガンダム系の主力機がなかなか参入しないため、とりあえず序盤はPV1のようにカミーユ、Z入手後はアムロ、νが来たら[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]辺りを乗せておくといい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:前作同様にエマが登場して第一話から参戦する。『時獄篇』とは変化がない為運用は前回と同じ。<br />
:今回は序盤からUCガンダム系の主力機が続々と参入するためそのままエマが乗っている場合が多い。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:最初から使える。射撃武器がガンダムより少し強いので、アムロは本機か[[NT-1アレックス]]へ乗り換えることになるだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:敵として一度だけ、サイコガンダムと共に登場する。ティターンズ残党を率いるジェリドの軍で使用されているが、カラーは白。かなり改造はされているが、周りの敵MSと比べても大して強くはない。命中補正の高い拡散バズーカのみ注意。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:白は第1話からエマが、黒は第5話から[[サウス・バニング]]が乗る。黒が後半のステージ選択順次第でスーパーガンダムに強化される。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:黒は何故か(容量の関係?)消滅してしまい、白のみ。参入時で既に機体1段階、武器2段階改造されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:カミーユが復帰時に乗ってくる。[[スーパーガンダム]]としてならまだ使い道はあるが、Mk-II単体では非常に厳しい性能。[[強化パーツ]]スロットが2で[[V-UPユニット]]でのテコ入れが出来ないのが痛すぎる。ちなみに乗ってきたステージのみ1人乗りスーパーガンダムで、このステージが終わると誰か[[Gディフェンサー]]に乗せないと合体できない。<br />
:ティターンズカラーは敵専用でティターンズ残党が使用するが数は少ない。『C2』と違いHPのみやたらと高いが他は味方機と大差なく、陸A止まりなので弱い。第2部では出なくなった。なお、[[没データ]]として自軍用も存在する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:半病人であったカミーユが、[[ガンダム試作2号機]]が[[宇宙]]に打ち上げられたショックで復活して乗ってくるというちょっと強引な展開。しかも、この時Mk-IIはジオン残党の基地にあった訳で、防衛戦力に使えよと突っ込むのは野暮なのか。もっとも、ガンダムMk-IIは純連邦系の技術の塊だったため、[[ジオン軍]][[ジオン兵|人]]が持て余していた可能性はあるが。その後宇宙ルートで一人乗りの[[スーパーガンダム]]に強化される。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::グラフィックは『MX』のスーパーガンダムからGディフェンサーを取り除いたもの。[[ビームサーベル]]のアニメでサーベルを引き抜いているにもかかわらず背中に柄が残ったままになっているミスがある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:最初はカミーユが乗っている。正確にはMk-IIではなくて一人乗りのスーパーガンダムなので、[[分離]]しないと姿が見られない。利点は[[シールド防御]]が可能になるだけなので、分離する意味はほとんどない。[[Ζガンダム]]を入手してからはルーが乗っている事が多いと思われる。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:武装・グラフィック共にバルカンポッドが追加され、シールドランチャーが削除されたこと以外は『第3次Z』と同様。<br />
:『機動戦士ガンダムΖΖ』名義での参戦だが『劇場版Ζ』とのハイブリッドでもあるため、ロングライフルは引き続き装備している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:マナの国ルート第16話で加入。仕様は『[[スーパーロボット大戦V|V]]』とほぼ同様だが、[[隠し要素/X#ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)&ヤクト・ドーガ (クェス専用)|条件]]を満たすと5話程で[[ヤクト・ドーガ]]が入手できるため[[百式]]共々お役御免に……。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:出典が『Ζ』に変更されている。最初はΖΖがメンテナンス中のジュドーも搭乗し、ΖΖ復帰後はエルがパイロットに変更される。カスタムボーナスによりロングライフルの攻撃力が500も上がるが、20段階改造時の攻撃力は8000とそれなり。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:リアル系ではカミーユが強奪し、スーパー系ではエマの説得か、もしくは経緯不明でカミーユが乗ってくる。割とMS不足に悩まされる本作では、改造段階の高さもあって長く使える。<br />
:近接武器の戦闘アニメでユニットが斜め画面手前に移動する演出のされる本作だが、ガンダムMk-IIのグラフィックは真横を向いているため、ビームサーベル使用時にも真横に移動する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:ユニットとしては登場せず、[[合体]]後の[[スーパーガンダム]]として登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:エマが搭乗。フル改造すればなかなか攻撃力は高い。2機手に入り、後から片方がスーパーガンダムになる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::特定の乗り換えで可能な[[合体攻撃]]が追加。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:カミーユ機(白)、エマ機(黒・白)が登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:カミーユ搭乗機がR・SRシューターとして登場。<br />
:ティターンズカラーは敵ユニットとして量産機みたいな扱いで登場するほか、操作可能ユニットとしては期間限定イベント「ジェリド・メサと言う男」にてジェリド搭乗機が入手できた。レアリティRのシューター。2個目のアビリティは「自分以外の味方ユニットの攻撃力を下げる」という効果のため、習得させるメリットは一切ない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2から登場するエネミーユニット。バランスタイプ。ジェリドがティターンズ仕様機に乗る。<br />
:原作終了後でありながらMk-IIという時代遅れな機体ではあるが、ボス仕様に調整されているため歴代最強クラスに強い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:カミーユの初期搭乗機。<br />
:基本的な性能は『T』と同様だが、隠し要素としてシリーズ初登場の[[フルアーマーガンダムMk-II]]への換装パーツを手に入れることが可能。<br />
:フルアーマーMk-IIが装甲が高い代わりに運動性と射程が低めとリアル系にしては癖がある性能のため、カミーユを典型的なリアル系として運用したいなら換装無しも選択肢に入る。<br />
:本機に乗っている期間は長めだがフルアーマーMk-IIの性能が中々高い上に[[Ζガンダム]]に引き継がれるので躊躇わず改造しても構わない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:本機自体は登場しないが、アムロ用の防具として「mk-IIシールド」が登場する。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:白黒両機が登場。性能は同一。<br />
:前者の名称表記は「ガンダムMk-II 白」。序盤で[[ミデア]]を防衛すれば入手できるほか、ルート次第ではエマ機も入手でき、2機まで所有できる。<br />
:後者の名称表記は「ガンダムMk-II 黒」。カクリコンが常に搭乗しているほか、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートでジェリドとエマも乗り、敵として登場。エマ機は条件次第で入手できる。<br />
:Gディフェンサーは未登場なのでスーパーガンダムにはなれない。<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:使用可能ロボットの一体として登場。[[G-3ガンダム]]とそこまで変わらない性能。タメ攻撃で拡散バズーカなどを撃つことができるが、全体的な性能不足が目立つ。<br />
:中盤でカミーユがZガンダムに乗り換えるのでそこでお役目御免となる。(フリーモードでは続けて使用可能)<br />
:必殺技はライフルを数発連射したあとにハイパーバズーカを撃つ連続攻撃。<br />
:黒い機体はジェリド機やカクリコン機として中ボスとしても登場する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;VCU-505EX-Gry/Ver.009 バルカン・ポッド<br />
:オプション化・外装式にしたバルカン砲。ヘッドホンに近い要領で頭部に取り付ける。砲門は左側に2門備えられ、右側はマガジンになっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以降照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;RX・M-Sh-VT/S-00018 シールド<br />
:スライド伸縮機能を持つ盾。左腕部にマウントを介して装着される物で手持ち機能は無い。表面には対ビームコーティングが施されている。裏側に[[ビームライフル]]の予備エネルギーパックを2つまで装着可能。<br />
:機動戦士Zガンダムの最終決戦では失った左腕の変わりに体に直接装着された。<br />
:機動戦士ガンダムZZ17話ではスライドさせて縮めた状態で右腰にマウントしているシーンがある。<br />
:;シールド・ランチャー<br />
::シールドの裏側に装備されたミサイルランチャー。劇場版でのみ登場。<br />
;XB-G-1048L ビーム・サーベル<br />
:バックパックに左右2本マウントされている。グリップの形状は四角柱になっている。腕部エネルギー供給経路を持たないMk-II用にグリップ部は独力で稼動可能な動力部を有する。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
;BAUVA・XBR-M-8C2 ビーム・ライフル<br />
:本機の主兵装。やや小ぶりなライフルでEパック方式を採用し本体からのエネルギー供給無しで使用可能<ref>これは本機が一般のMSには存在するビーム兵器用エネルギー経路を腕部や手部に配されていない為の特別仕様である。</ref>。ライフル本体はパック内に充填されたメガ粒子の出力(使用量)を配されたスイッチで変更する事が可能でパック一つに付き標準状態の2.6MWで7発、最大出力6.07MWで3発発射可能だがSRWでは威力調節機能は未採用。横腰部にマウント可能。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。『DD』ではビーム属性の通常攻撃に採用。<br />
;Baz-85-Gry/Ver.045 ハイパー・バズーカ<br />
:通常弾・散弾と弾種を撃ち分け発射可能な単砲身ロケットランチャー。主に地上で使用されていた。後腰部にマウント可能。予備弾倉は主に左側サイドアーマーにマウントされていた。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプ(ジェリド機)の必殺スキル。『DD』では実弾属性の必殺技に採用。<br />
:;拡散バズーカ<br />
::目標の前で爆発し散弾を撒き散らす仕様のロケット弾を発射する場合のハイパーバズーカ。<br />
::『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』から『[[スーパーロボット大戦α|α]]』まではMAP兵器版の拡散バズーカも採用されていたが、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』より削除された。『Z』では全体攻撃武器。<br />
::『X-Ω』では「ハイパー・バズーカ(拡散)」名義でアタッカータイプの必殺スキルに採用。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;フライングアーマー<br />
:大気圏突入用オプション及びサブフライトシステム。カミーユが考案したウェイブライダーの大気圏突入機能をテストする為に開発された。劇場版ではティターンズから奪取したことになっている。<br />
:降下中は身動きが取れないバリュートと違い、大気圏突入中でもライフルを放ったりとある程度機体を動かせる。またホバーとしての機能も持っており、ジャブロー降下後に河の水上をボードのようにして移動するシーンもあった。<br />
:グリプス戦役後にもアーガマの格納庫に保管されていたらしく(『Z』で上記のホバー移動の後、敵機にぶつけて失われているためジャブローの自爆前に自軍が回収していたのでなければ、劇場版同様複数存在していた様子)、『機動戦士ガンダムZZ』23話で[[サダラーン]]の地球降下阻止作戦の際にエルが使用している。<br />
;ロング・ライフル<br />
:[[Gディフェンサー]]の武装。劇場版では[[スーパーガンダム|合体]]せずに使用している。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では全体攻撃として扱われている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では『ガンダムΖΖ』版の扱いだが使用している。<br />
;ハイパー・メガ・ランチャー<br />
:『機動戦士Zガンダム』33話で百式を救出する際にエマが使用。ランチャー自体にジェネレーターを搭載しているので発射は問題なかった様子。<br />
;ビーム・マグナム<br />
:一発でEパック1つ分のメガ粒子を全て消費するものの威力は1発で通常のビーム・ライフル4発分に相当し、並のMSであれば掠めただけで撃破してしまうほどの威力を持つ大型ライフル。<br />
:本来は[[ユニコーンガンダム]]の装備だが、漫画『機動戦士ガンダムUC 獅子の帰還』にて登場するメガラニカ所属機が装備しており、機体そのものも[[シルヴァ・バレト・サプレッサー|本銃を撃つ為に右腕部を大幅に改修]]している。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フライングアーマー突撃<br />
:『Z』で初登場。劇場版での攻撃を再現した。フライングアーマーに乗って集中射撃を行い、格闘戦に持ち込んで最後にフライングアーマーをぶつける必殺攻撃。射撃に用いているのはビームライフルのみだが、『Z』では[[ビーム兵器]]としては扱っていない。これがビームだったら、フォウ仲間フラグを満たすのが少し面倒になっていたに違いない。<br />
:武器にするよりも、'''本来の用途通りに飛行や水上ホバーの移動に使いたい'''…と思ってもそれは禁句だろう。<br />
:使い勝手が良い必殺技なのだが、残念ながら『Z』以外では採用されていない。<br />
;ビーム・ライフル(連射)<br />
:『X-Ω』でのシュータータイプ(カミーユ機)必殺スキル。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;シンデレラ・フォウ<br />
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』にて、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を搭乗させたMk-IIと[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を搭乗させた[[リ・ガズィ]]による本作だけの合体攻撃。まずカミーユがビームライフルで敵を牽制している間に、フォウがビームサーベルを抜いて相手に接近し斬撃を加えた後、入れ替わるような形でカミーユもビームサーベルで敵を斬りつける。名称はTV版第19話サブタイトル「シンデレラ・フォウ」、あるいは敵に接近戦を仕掛ける際に2機とも踊りを踊っているかのようにクルクル回るアクションからかもしれない。<br />
;ニュータイプの修羅場<br />
:『XO』にて実装。[[エル・ビアンノ|エル]]搭乗時専用。[[ΖΖガンダム]]([[ジュドー・アーシタ|ジュドー]])、[[Ζガンダム]]([[ルー・ルカ|ルー]])との一斉攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[合体]]<br />
:[[Gディフェンサー]]と合体、[[スーパーガンダム]]となる。<br />
;[[換装]]<br />
:合体できない作品では、Gディフェンサーは換装パーツ扱いとなる。<br />
:『30』ではフルアーマーパーツを換装、[[フルアーマーガンダムMk-II]]となる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;全武器を[[切り払い]]無効にする<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;『ロング・ライフル』の攻撃力+300<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。<br />
;最終命中率+10%。『ロング・ライフル』の攻撃力+300<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。<br />
;最終命中率+10%。『ロング・ライフル』の攻撃力+500<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。ここに来てロング・ライフルの攻撃力が200も上がった。<br />
;運動性+10。『ロング・ライフル』の攻撃力+500。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。命中率アップから運動性強化に変更されている。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて。<br />
;「水の星へ愛をこめて」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』にて。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて。<br />
;「サイレント・ヴォイス」<br />
:『[[V]]』にて。限定版では原曲バージョンが設定される。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;黒いガンダム<br />
:グリプスに潜入した[[シャア・アズナブル|クワトロ]]の前に姿を現す黒いガンダム。第1話のサブタイトルにもなり、それまでガンダムといえば「白」だった視聴者に大きなインパクトを与えた。<br />
;カミーユの逆襲と旅立ち<br />
:ティターンズの取り調べに対する復讐。<br />
:その後、カミーユはカクリコンの乗る2号機を拘束、クワトロの後を追い半ば成り行きでエゥーゴへ身を投じる事となる。<br />
;対[[ガルバルディβ]]([[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ機]])<br />
:カミーユが白いMk-IIに乗るようになってからの初戦闘で、サイド1宙域で交戦。苦戦するも初めて敵を撃墜。<br />
:劇場版では大気圏での戦闘となっており、フライングアーマーから降りての回し蹴りが印象深い。<br />
;対[[マラサイ]]([[ジェリド・メサ|ジェリド機]])<br />
:ジャブロー攻略作戦において戦った。ジェリドが元来得手としていた地球重力下での戦いに加え、ライラとカクリコンの敵討ちに燃える彼の奮戦の前に宇宙戦時とは打って変わって苦戦させられ、一進一退の攻防を繰り広げた。<br />
:この際、両機が同時に放ったビームライフルのメガ粒子ビームがぶつかり合って爆発を引き起こしており、シリーズを通しても珍しい描写となっている。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0Mk-II#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
;[[バーザム]]<br />
:Mk-IIをベースとした量産モデル。ただし、デザインはMk-IIとは似ても似つかない。<br />
;[[Gディフェンサー]]<br />
:本機の支援用に造られた戦闘機。合体する事により[[スーパーガンダム]]になる。<br />
;[[ガンダム]]<br />
:本機はこの機体の後継機として、またアースノイドのスペースノイドに対する示威の象徴として作られた。しかし、エゥーゴによってその思惑は大きく外されることとなる。<br />
;[[百式]]<br />
:アナハイムが独自に開発したムーバブルフレームにより可変MSとして開発されていた機体で、Mk-IIのムーバブルフレーム技術を取り入れて非変形MSとして完成した。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:エゥーゴが本機の奪取によってムーバブルフレーム技術を手に入れた事等が理由で開発が進展し可変MSとして完成した新型ガンダム。<br />
;[[ガンダムMk-III]]<br />
:エゥーゴが本機の後継として開発した機体。<br />
;[[ジムIII]]<br />
:バックパック等がガンダムMk-IIと同型。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。<br />
;[[メガライダー]]<br />
:MS支援マシンで、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』では主にMk-IIを乗せて用いられていた。<br />
<br />
=== 他作品の関連人物 ===<br />
;[[嵐騎士ガンダムマークII]]、[[闇騎士ガンダムマークII]]<br />
:『[[SDガンダム外伝]]』に登場した、ガンダムMk-IIがモチーフのキャラクター達。<br />
:余談に有るように兄弟関係設定がある(闇騎士の方が兄)。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機甲武装Gブレイカー|サンライズ英雄譚2]]』では初代ガンダムに似たカラーのアムロ専用機と赤色のシャア専用機が登場する。アムロ専用機はスーパーガンダムにすることが可能だが、シャア専用機は不可能。<br />
**また、アムロ専用機に関しては同ゲームの応募特典としてアクションフィギュアが抽選でプレゼントされ、2017年にはWeb通販限定でRG仕様のプラモデルが受注された。<br />
*ティターンズカラー版は初代「黒いガンダム」という事もあり、[[SDガンダムシリーズ]]では[[ライバル]]や強敵ポジションを務める事も少なくない。また、エゥーゴカラー版とは兄弟の関係な作品もあり、ティターンズカラー版の方は敵側によって洗脳されている事もある。<br />
*漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、アニメと違い、カミーユ用とエマ用に2機が実戦に投入されるが、双方とも本史とは異なる運命を辿っているのが大きな特徴である。カミーユ機は[[香港|ホンコン・シティ]]で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の乗る[[サイコガンダム]]との戦いで撃破され<ref>その後、脱出ポッドで放り出された所を、間一髪で駆け付けたスミレ・ホンゴウが乗って来た[[Ζガンダム]]に[[乗り換え]]ている。</ref>、エマ機は[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の[[マラサイ]]との戦いで大破されるが、その後回収され[[アナハイム・エレクトロニクス|AE]]の技術を取り入れて、各部スラスターが追加装備された事により、瞬発力と旋回性能が向上し、機動力を大幅に強化された『'''ガンダムMk-II×II'''』へと進化を遂げた。<br />
*[[ガンダム+Gファイター|Gファイターとの連携]]が多彩な[[ガンダム]]、機体自体が変形合体する[[Ζガンダム|Ζ]]や[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]などと比較すると、玩具的ギミックという点では単体のMk-IIは歴代の主役[[ガンダムタイプ]]の中でもシンプルな部類に入る。スーパーガンダムへの合体やGフライヤーへの変形時もMk-II本体はほぼ人型を保ったままである。<br />
*実は宇宙世紀作品に登場するガンダムタイプでは一番息が長い機体で、乗り込んだパイロットの人数も一番多い。漫画『ジョニー・ライデンの帰還』ではアナハイムに保管されていた4号機が登場し、[[ヤザン・ゲーブル]]が搭乗している。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
*1/144<br />
<amazon>B001JSRMG2</amazon><amazon>B000V24850</amazon><amazon>B0009P7WSY</amazon><amazon>B0009P7WVG</amazon><amazon>B007EAIF6A</amazon><br />
*1/100<br />
<amazon>B002DLQ25G</amazon><amazon>B00030EV7K</amazon><amazon>B000ARCKM4</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B001JSTOMW</amazon><amazon>B000K7SDY8</amazon><amazon>B0026B4QMY</amazon><amazon>B000UGURQQ</amazon><br />
<br />
=== フィギュア他 ===<br />
<amazon>B000Q749AO</amazon><amazon>B0002U3I0M</amazon><amazon>B0002U3FNW</amazon><amazon>B00096J5W4</amazon><amazon>B000BOBGTY</amazon><amazon>B000ELJ894</amazon><amazon>B0007NOMV8</amazon><amazon>B000FI9JQ8</amazon><amazon>4894252007</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ガンダムMk-II]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:かんたむMk-II}}<br />
[[category:登場メカか行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%86%85%E6%B5%B7&diff=436275
内海
2022-06-04T01:31:32Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruseslist|『[[機動警察パトレイバー]]』の登場人物|『[[SSSS.GRIDMAN]]』の登場人物|内海将}}<br />
{{登場人物概要<br />
| 読み = うつみ<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|機動警察パトレイバー}}<br />
| 声優 = {{声優|鈴置洋孝}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|ゆうきまさみ}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|高田明美}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[NPC]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|シャフト・エンタープライズ}}<br />
| 役職 = [[役職::企画7課・課長]]<br />
}}<br />
'''内海'''は『[[機動警察パトレイバー]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
巨大多国籍企業・シャフトの日本法人「シャフト・エンタープライズ・ジャパン」で、アーケードゲーム機やゲームソフトの製品企画や市場調査を行う部署である企画7課の課長。ただし企画7課本来の仕事は高度専門技術者と工作員で構成されるシャフト内の裏仕事部隊であり、内海も本来は非合法活動を組織的に行うエージェントのリーダーである。<br />
<br />
普段は背広を着こみ、ふちの大きな眼鏡をかけ、常にへらへらした笑顔で飄々とした風貌が特徴。頭の回転の早い切れ者だが、万事能天気で「自分の楽しいと思うことしかしない」という快楽主義者で子供っぽい[[性格]]。課の開発した[[レイバー]]「[[グリフォン]]」を率いて、ゲーム感覚なのか愉快犯なのかわからない破天荒さで特車二課に戦いを引き起こす。またグリフォンも実は「'''自分が楽しむための趣味'''」のおもちゃ扱いだったり、レイバー同士の格闘戦を無邪気に喜ぶなど、目的そっちのけの言動を見せており、「'''手段のためには目的を選ばない'''男」とも言われている。<br />
<br />
漫画版では物語早々に登場。[[AV-98イングラム|イングラム]]に対抗できる高性能機種の開発を目指すSEJ上層部に対し、「(そのためには)イングラムのデータそのものを入手したい」「軍用なのに実戦を経験していない[[ブロッケン]]のテストにもなる」という大義名分を掲げながら、自社製品とはいえ軍用レイバーのブロッケンを日本に持ち込み、反社会勢力に譲渡して警察に挑戦させるという破天荒ぶりを発揮。アニメ版では同様にイングラムのデータ入手の意図で黒崎達部下が策動した無人レイバー・ファントムに関わる事件の後に登場し、どちらでもイングラムとの対戦で得たデータをもとに、グリフォンで特車2課に挑戦してくる。<br />
<br />
各メディア版では、上司たちには悩みの種となる破天荒さ、優秀な技術者たちが喜んで下で働くカリスマ性、裏仕事専門部隊のリーダーなのに「血を見るのが嫌いだから、人が目の前で死ぬのはイヤ(=相手の殺害が避けられないなら自分の目の範囲外でやってくれ<ref>手駒として使ったテロリストの殺害を提案した黒崎をたしなめ、熊耳を銃撃した部下も叱責している。後述するSSSに対し爆殺という手段をとったのも「目の前で死なないから」。</ref>)」と言ってしまうなど不思議な魅力が描かれているが、漫画版とアニメ版では人物像が若干異なる。前者では本質的にはワルで、緊迫した事態になると、表情や発声が一転して険しくなり言葉遣いも急に荒くなることがある他、企画7課を邪魔しようとしたシャフト・セキュリティー・システム(通称「SSS」。シャフト・エンタープライズの私兵的警備会社)の関係者を排除するためには、自ら爆弾を仕掛けて爆殺する等も厭わなかった。対して後者では笑顔を絶やさない余裕のある憎めない悪役としてのキャラクター性が強調され、発声にドスを利かせた場面も非常に少なく、その時も言葉遣いは変わらない。また人が死ぬような行為は極力避けていた節もある。<br />
<br />
[[香港]]支社に所属していた時は「リチャード・王」と名乗っていたが、詳細は不明。そもそもどちらかが本名なのか、また国籍や民族など、素性は劇中では語られない<ref>漫画版では、後藤隊長との電話で美味しい中華の店を紹介すると言ったり、「いわゆる日本人という民族」のメンタルについてよく理解した台詞(名台詞参照)を残している。</ref>。<br />
<br />
アニメ版では黒崎と二人仲良く逃亡に成功してまんまとフェードアウトしたが、漫画版では[[特車二課]]に敗北後、誘拐した熊耳込みで海外逃亡を企てるが元シャフト・セキュリティー・システムのジェイク鮫島に刺されて絶命<ref>直接的な描写はないが、刺された直後でありながら大量出血していたこと、松井刑事が指紋からの身元判明と話していること、別の場面で熊耳の精神状態について言及があったこと等から推測される。</ref><ref>ちなみに、漫画版作者であるゆうきまさみ氏はこの結末について「少年誌だからこそ、内海は殺しておかなければと考えた」との趣旨で説明している。</ref>するという自業自得の最期<ref>シャフト・セキュリティ・システムは内海のせいで散々な目に遭った上に死人まで出ている。</ref>を迎えた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。当初は原作同様特車二課や[[コネクト・フォース]]と敵対するが、後にシャフト上層部の意向によりバドと[[グリフォン]]をコネクト・フォースに出向させ、まさかの味方化。裏方での工作・交渉等でコネクト・フォースを支援する。<br />
:エンディングにて後藤に逮捕されそうになるが、[[日本]]に到着する前に黒崎と共に逃亡した。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[バドリナート・ハルチャンド]]<br />
:部下。児童売買組織に注文して用意したようだが、漫画版でもアニメ版でも、少なくとも表面的には「遊び相手」のような接し方をしている。<br />
;[[黒崎]]<br />
:部下。漫画版作者のゆうきまさみは「忠犬」と評した。<br />
:ちなみに黒崎を含め内海の部下で名の出ているメンバーの名字は、全員色を表す文字が入っている。<br />
;[[後藤喜一]]<br />
:敵対関係だが、ウマが合うところも。<br />
;熊耳武緒<br />
:昔の恋人。現在は特車二課に所属。破局しても未だに両想い。内海の方はアニメ版ではある程度割り切ろうとしていた節を見せたが、漫画版では未練を拗らせて最終的に誘拐した。<br />
;徳永<br />
:シャフト・エンタープライズ・ジャパン専務で内海の上司。最後は警察に逮捕されてしまう。内海との関係は終始最悪であったが、内海は徳永のことを内心尊敬していた。<br />
;平光<br />
:シャフト・エンタープライズ・ジャパン取締役。査察部長を使って企画7課の資金の不正運用を調べ上げ、解散に追い込んだ。徳永よりは内海とウマが合っていた模様。<br />
;地球防衛軍<br />
:[[テロリスト]]。データ収集のため変装して彼らに[[ブロッケン]]を提供するなど支援していた。<br />
;ジェイク<br />
:SSSから内海の監視役に派遣された男。しかし、彼等の横槍でグリフォンのデモンストレーションが失敗したため、内海はSSSのメンバーを爆殺。生き残ったジェイクは最終話で雪辱を果たすが、彼も黒崎に撃たれ死亡した。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
; 「ば、バカ!なぜ撃った!?」<br />
: 自分の事を知る熊耳を撃った部下に対する𠮟責。めったに見せない真剣な表情をしていることを考えると彼女に未練があることが窺える。<br />
: 傍目から見れば恋愛感情とは言えないだろうが、内海本人は漫画版では誘拐した熊耳に向かって「君を愛しているから(誘拐した)」とか「君を手に入れるためなら何人死んだっていい」と臆面もなく言い放っている。<br />
;「[[バドリナート・ハルチャンド]]!! いい加減にしろ! 引き上げどきを間違えるな! このまま警察の手に落ちる気か!!」※漫画版<br />「バドリナート・ハルチャンドちゃん。いい加減になさぁい、引き上げどきを間違えるんじゃない! このまま警察の手に落ちる気なの?」※アニメ版<br />
:予定外のアクシデントでダメージを受けたグリフォンが捕縛されそうになって。普段は友達のように接しているバドをフルネームで呼び、漫画版では叱責して離脱を命令する一方、アニメ版では母親の様な口調で離脱を命令する。<br />
;「高度が取れていない。これでは海に落ちるぞ!」※漫画版<br />「高度が取れてない。これじゃ海にドボンだ。」※アニメ版<br />
:上記の一件の後、何とか離脱に成功したバドだが、ダメージを受けた影響でグリフォンの高度が取れない状態になっているのを見届けて。こちらも漫画版・アニメ版とで台詞が異なっている。<br />
=== 漫画版 ===<br />
;「や、どーも。」「いや参った参った! 新しい受付嬢と話をしてたらなかなか離してくれませんで、いやー、本当に参った。」<br />
:漫画版の初登場シーン。呼び出しそっちのけで受付嬢と話し、幹部を待たせておいてこのセリフ。「悪の無責任男」の本領発揮である。<br />
;「週刊誌の作り方知ってるかい?」<br />「強きをけなし弱きを笑う。勝者のアラ探しで庶民の嫉妬心をやわらげ、敗者の弱点をついて大衆にささやかな優越感を与える」<br />「これが日本人の快感原則にいちばん合うんだな」<br />黒崎「''卑しい国民だ''」<br />「だから、独裁者も革命家も出現しないんだよ。いい国じゃないか、まったく」<br />
:漫画版第14話「嵐の到来その2」より。悪徳週刊誌『パトス』に食いつかれた[[特車二課]]の記事を見ての皮肉。<br />
:冷やかさに満ちた黒崎の一言に、ドキリとさせられた読者は少なくないであろう。<br />
:マスメディアや大衆の愚かな部分を辛辣に皮肉る内海と黒崎の会話シーンは、漫画版において最も有名な場面の一つとなっている。<br />
;「ぼくの留守中、何をすればいいかわかってるね?」<br />黒崎「わかってますよ。なにもしなければいいんでしょ?」<br />「その通り!楽しいことは全部残しといてくれよ。」<br />
:「快楽主義者」の内海、「忠犬」の黒崎を象徴するセリフ。<br />
;「やれやれ、不粋なもんだよ。せっかくの巨人の格闘に飛び道具を持ち出すかね」<br />「バドもバドだ。ロマンってもんがわかってないんじゃないか?」<br />
:AVS-98(SRW未参戦)から拳銃を奪って発砲したグリフォンに対して。派手好きな彼には不満だったようで「帰ってきたらお仕置きだ」と怒っていたが、直後に銃を捨てて再び格闘戦に移ると一転して大喜びしていた。<br />
;「黒崎くん、自分が不利の状況で頭を下げるのは下策だよ。頭は優位に立ったときこそ下げるもんだ!」<br />
:シャフト内の勢力争いでグリフォンを取り上げられそうになるが、巧みな立ち回りで対抗勢力を翻弄して。<br />
:この後も「対抗勢力の別荘敷地内にグリフォンを隠す」「相手の目の前でグリフォンを爆破する<ref>予備機は用意しており、以後登場するグリフォンは3機目。</ref>」など破天荒な行動を繰り返す。<br />
;「こいつ…どうしてこんなことを……」<br />
:漫画版ラスト、死亡時の台詞。まさか自分が不意討ちを、よりにもよって'''忠臣と愛する人の目の前で食らう羽目になった<ref>しかも相手は散々虚仮にした連中の生き残り、という皮肉極まりないスペシャルオプション付き。</ref>'''ことに対する心境が滲み出ている。一方で、あれだけのことをしておきながら、'''刺された理由を本当にわかっていない<ref>内海を刺したジェイク鮫島からも「わからないのか?まあいい。あんたはそういう人間だからな」と言われている。あるいは、既に自身の身柄がシャフトのアジア方面のトップ極東マネージャー預りになったことでSSSが自分を追う理由も無く、謂わば「業務外」の私怨でジェイクが自分を刺したことが理解できなかったのかもしれないが、内海自身も鬱憤晴らしの私怨でSSS隊員を爆殺している。</ref>'''とも取れる。<br />
:あちこちに大迷惑をかけながらも人死にを極力避け、熊耳への未練もある程度自制して最終的に逃亡・成功したアニメ版とは違い、人死に込みでやりたい放題で熊耳への未練もタラタラだった漫画版では、このような悲惨な最期は必然だったのかもしれない。<br />
=== アニメ版 ===<br />
;「そうだねぇ……『[[黒騎士|黒の騎士]]』、とでも呼んでもらおうか。ウフフフフ」<br />
:非番の日、ゲームセンターで『パトレイバー』なるゲームを見つけて挑戦するも、てこずる[[泉野明|野明]]と[[篠原遊馬|遊馬]]。そこに「[[エルザム・V・ブランシュタイン|その役目は私に任せてもらおう]]」とカッコつけて声をかけてきたメガネの男は、遊馬の「あんた、誰?」との問いにニコニコしながら猫なで声のようなソフトなしゃべりで自己紹介。<br />
:漫画版でも全く同じシチュエーションで登場するが、この台詞はテレビアニメ版で追加されたもの。<br />
:素晴らしい腕前で全面クリアして見せた後、遊馬に自身がシャフトの社員で、自社開発の『パトレイバー』(ゲーム開発も内海ら7課の仕事なので嘘ではない)の視察に来たと明かす。なお全面クリアまで猛練習したことがバドとの会話で読者には明らかになる。<br />
;「内海でございまぁす♪」<br />
:携帯電話越しに発した第一声。アニメ版『サザエさん』風のイントネーションである。<br />
;後藤「あのう…火、貸してもらえませんか?」<br>内海「ヒ?Fire?」<br>後藤「ええ、すみません…」<br>内海「アメナラアリマス…」<br>後藤「飴…?」<br>内海「タバコヨリカラダニイイッスヨ?」<br>後藤「匂いがしたんですけどねぇ…?」<br>内海「タバコノ?」<br>後藤「火です…」<br>内海「ニオイダケデハ、シカタアリマセンネェ…?」<br>後藤「匂いだけではねぇ…?」<br><br />
:TV版35話にて後藤が成田空港にて[[香貫花・クランシー|香貫花]]を見送った後、内海に話しかけた時のやり取り。この時の内海は頭にターバンを巻き、付け髭を付けて外国人のように片言で話しており(隣にいた[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]もインド人のような民族衣装を着ていた)、内海は上手くやり過ごそうとするが後藤の「匂いがした」という台詞に付け髭が取れてしまう程激しく動揺していた。後藤も目の前にいる男が内海ではないかと疑うも証拠がないことから見逃した。<br />
:この場面は当時連載中だった漫画版よりも先んじていたが、漫画版では後藤と内海は電話でのやり取りに終始したため、結果的にこの場面が後藤と内海が面と向かって話す最初で最後の機会となった。<br />
;徳永「ついさっき、ここに刑事が来たよ…?」<br>内海「日本ノ警察優秀デスカラネー?イヤァー侮レナイナァー?危ナイナァ…?」<br>徳永「ふざけてる場合じゃないっ!!」<br>内海「ホニャー!」<br>徳永「いいかね内海!?君は晴海の件以来依然としてマークされておるのだ!!」<br>内海「だからこうして船の中に隠れているんじゃありませんかぁ…健気でしょ?」<br>徳永「念のために言っておくが、君のやっていることは犯罪以外の何物でもない!くれぐれも本社に迷惑の及ぶことがないようにな…!!それともう一つ!健気とはどういう意味か、辞書で調べておきたまえ…!!」<br>内海「おうおう、言う言う…でもね?専務、そういうあなたの一言一言が…内海を益々手の付けられない者にしてるって事も理解しなければいけませんよ…?」<br />
:新OVA版第3話(現在発売されているDVD等では第2話)「逆襲のシャフト!」にてシャフトジャパン本社にいる徳永専務とさんぐりあ号にいる内海との電話でのやり取り。冒頭の片言風の日本語等、終始ふざけている口調の内海とは対照的に、徳永は常に怒りっぽく、怒りのあまり電話機を落としてしまう場面も。内海が徳永では制御し切れない存在であると共に、両者が上手くいっていないことを端的に示す場面である。電話が切れた後一瞬見せる内海の本性にも注目。<br />
;黒崎「課長、バドは危険だと申し上げたはずですよ…?」<br>内海「危険に見合うだけの事は十分してくれたじゃないか…」<br>黒崎「今までの話ですそれは…」<br>内海「黒崎君?言っておくがその起爆スイッチは使えないよ…」<br>黒崎「え?」<br>内海「伊豆内から電話があってね?ぜーんぶ聞いちゃった…」<br>黒崎「全部…ご存知…」<br>内海「内緒でそういうことをしちゃいけないなぁ…?」<br>黒崎「それじゃ一人でドキドキしてた僕は一体なんだったんです?」<br>内海「詰めが甘いな?黒崎君…大体ね?これを使うのならば、みんなにバドの声を聞かれる前でなければ意味がないんだ…今からじゃ逆効果だよ?」<br>黒崎「しかし…!」<br />
:新OVA版第7話(現在発売されているDVD等では第4話)「GAME OVER」にて[[グリフォン]]のパイロットが[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]であると野明たちに分かってしまった直後のホテルの一室での内海と黒崎のやり取り。黒崎はグリフォンに仕掛けた爆弾を爆発させる起爆スイッチを用意するが、黒崎の企みは内海に見抜かれていた。黒崎は狼狽するもすぐに冷静さを取り戻し、素直に内海へ起爆スイッチを手渡す。一計を案じた黒崎ではあったが、策士としては内海の方が一枚上手だった。悪党同士とはいえ、清々しいやり取りである。<br />
;黒崎「車を入れるなという命令は頑固に守るが、出ていく車はノーマーク…日本のお巡りさんは謹厳実直、理路整然…」<br>内海「ディーラーたちは、大丈夫かなぁ…?」<br>黒崎「他の客に紛れて、脱出しているはずです…」<br>内海「さすがにシャフトはもう使えないな…?」<br>黒崎「パイプを残そうとした私の計画も、無駄に終わりました…」<br>内海「ま、楽しめたし、それで良しとしようじゃないか…?」<br>黒崎「しかし、あれを残しておくのはまずいんじゃありませんか…?それは使えないと…!」<br>内海「ウ・ソ…!」<br />
:同上、新OVA版「GAME OVER」にて。クリーニング店の店員に変装して内海と黒崎は脱出に成功した時の車内でのやり取り。先述の起爆スイッチが使えないというのは実は内海のハッタリだった。内海が黒崎に比べて策士として二枚も三枚も上手だったことを如実に示している。漫画版にて内海はジェイクに刺殺されるという最期を遂げるが、アニメ版では脱出に成功。このやり取りがアニメ版における内海と黒崎の最後の出番となった。<br />
== 余談 ==<br />
* 担当声優の鈴置洋孝氏の死去後に発表された『CR機動警察パトレイバー』では、氏の持ち役を多く引き継いだ[[声優:成田剣|成田剣]]氏が代役を担当している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:うつみ}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
アホウドリ売り
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ラルさん
2022-05-28T07:38:25Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ral-san]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|ガンダムビルドファイターズ}}<br />
| 声優 = {{声優|広瀬正志}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|大貫健一}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = 青い巨星<br />大尉<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = 35歳(自称)<br />
}}<br />
'''ラルさん'''は『[[ガンダムビルドファイターズ]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
イオリ模型の常連客。店長のタケシとは旧知の仲。非常に高いガンプラ製作の腕前を持ち、またガンプラバトル歴も長いらしく有名プレーヤーたちとの繋がりもある。<br />
<br />
劇中ではその深い造詣でバトルに詳しくない[[コウサカ・チナ|チナ]]や[[イオリ・リン子|リン子]]の解説役をしたり、[[イオリ・セイ|セイ]]や[[レイジ]]にアドバイスを行う役回り。渋いおやじ然とした佇まいの人物だが、意外に茶目っ気もある他、女子には結構甘かったりミーハーだったりもする。ただし、'''本名<ref>イオリ・タケシは「ランバ」と呼ぶが、「ビルドファイターズ世界の『ランバ・ラル』本人」なのか([[#余談|余談]]を参照)、「ガンダムに登場する[[ランバ・ラル|青い巨星]]に似ている人なのでついた[[異名|あだ名]]」なのかは不明。</ref>・経歴・職業・家族については一切劇中では明かされていない等々、謎も多い'''。唯一[[年齢]]はアニメ版『機動戦士ガンダム』でのラルの設定年齢である「35歳」と本人が述べているのだが、'''「年のせいか朝に弱い」'''とぼやく他、[[続編]]の『ガンダムビルドファイターズトライ』でも'''7年経過しているはずなのに35歳と称している'''ので、真の年齢も不明。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダム]]』の名キャラクター、[[ランバ・ラル]]に酷似した独特の髭など、風貌<ref>身長は177センチの設定なので、小男に描かれた原作アニメのランバ・ラルではなく、安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』版の彼の外見に近い。</ref>、口調、更に[[声優|声]]そのもの等あらゆる点でラルに似ている。ラルの名文句そのものや似たような言葉をしばしば口にするが、それを他人に先に言われると狼狽する事があり、『機動戦士ガンダム』のラルに自分が似ている事を自覚した上で、意識的にラルっぽい台詞を使用しているような節もある。<br />
<br />
またラルの代名詞的存在の[[グフ]]をこよなく愛しており、劇中では観賞用に作る[[ガンプラ]]もビルドファイターとしての愛機もほぼ全てグフ。旧キット<ref>関節の可動部が少ない「ベストメカコレクション」。これでも相手の攻撃を避けるぐらいはできる。</ref>からオリジナルの改造機まで乗りこなす。歴戦の強者たちからはその高い実力で一目置かれており、その風貌とグフを愛用するスタイルから、尊敬を込めてラルの[[軍階級|階級]]である「大尉」、またはラルの二つ名「青い巨星」の[[異名]]で呼ばれている。<br />
<br />
『ガンダムビルドファイターズトライ』では、その知識を買われ、聖鳳学園ガンプラバトル部に外部コーチとして招かれている他、新たな愛機としてカスタム[[改造]]の上で青く塗られた[[ドム]](ドムR35)を披露した。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。SRのサポートユニット。<br />
:2019年8月のイベント「夢があるから頑張れる」からはパイロットとして参戦。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[ド根性]]、[[加速]]、[[鉄壁]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
:: '''[[挑発]]、[[気迫]]、[[激闘]]'''<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;謎のガンプラファイター<br />
:SR。クリティカル倍率アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== イオリ模型関係者 ===<br />
;[[イオリ・セイ]]<br />
:常連のため彼とも知り合い。ガンダム談義が出来る数少ない友人。<br />
;[[レイジ]]<br />
:彼のファイターとしての才能を見抜き、修行に連れて行ったり、アドバイスを行う等、何かと気にかけている。<br />
;[[イオリ・リン子]]<br />
:セイの母親。'''イオリ模型に足繁く通うのは彼女目当てもある模様'''。温泉旅行の際は車を出す等、親密にしている。<br />
;イオリ・タケシ<br />
:リン子の夫。世界大会準優勝者である彼とも旧知の仲で、互いに「タケシ」「ランバ」と呼んでいる。<br />
;[[コウサカ・チナ]]<br />
:彼女の学校に突然現れ、バトルの解説を行うが、彼女自身は知らなかったため教師ではない様子。<br />
<br />
=== ビルドファイター達 ===<br />
;珍庵<br />
:ガンプラ心形流の師範。古い知り合いらしく、巨大アリスタ破壊作戦では共に無双していた。<br />
;[[ユウキ・タツヤ]] / 三代目メイジン・カワグチ<br />
:彼の事もよく知っている模様。<br />
;[[リカルド・フェリーニ]]<br />
:彼からも名を知られている。<br />
;[[アイラ・ユルキアイネン]]<br />
:彼女を見て「[[ルイス・ハレヴィ|乙女]]」と称した。<br />
;サザキ・ススム<br />
:彼に対し、「いい目をしている」と評価した。<br />
;ジョン・エアーズ・マッケンジー<br />
:年上のガンプラファイターで敬意を称している。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;カミキ・セカイ、ホシノ・フミナ、コウサカ・ユウマ<br />
:[[続編]]『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)の主役である「トライファイターズ」の三人。彼等の戦いをサポーターとして陰ながら支援する。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[天領イッキ]]、[[メタビー]]、[[天海護]]、[[戸田突太]]<br />
:『X-Ω』期間限定イベント「友情と絆のメダロット」では、彼らの為にロボトル用対戦型シミュレータを用意している。<br />
:表向き[[メダロット (ロボット)|メダロット]]の大会に向けての特訓ということで、[[リカルド・フェリーニ]]と共に特訓をサポートしていたが、ラルさんはその裏に不穏な事件の気配があることに感づいていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 無印 ===<br />
;「ほう、いい目をしているな。自信と野心に彩られた目だ。度胸もある。しかし、戦場に『絶対』は無いぞ、少年」<br />
:第1話より。セイとサザキのバトルのジャッジを引き受けた際、サザキを見ての感想。やはりと言うか、この手の[[ランバ・ラル|パロディ]]が非常に多い。<br />
;(さすがレイジくん…ボールで歴戦の猛者達を打ち倒すとは)<br />
:第3話より。歴戦の猛者が集まるガンプラ・バーに連れて行ったレイジが[[ボール]]で勝利した姿を見て感心する。<br />
;「戦士とは、苦難に立ち向かい乗り越えてこそ、成長するものだ」<br />
:第4話より。セイ達の[[キララ]]とのバトル後に発した言葉。セイ達だけでなく、キララに対しても言っている様子が見てとれる。<br />
;「この勝負、ラルがあずかった! 二人の想像の中だけで終わらせるには、あまりにも惜しい戦いだ。君たち二人が雌雄を決するのは、想像の中ではなく輝ける舞台…そう、世界大会こそ相応しい!」<br />
:第5話より。セイとマオが互いのガンプラを見せ合い、想像の中で繰り広げた戦いに割って入る。…彼には二人の想像が見えていたのだろうか?<br />
;「別に、辞めても構わんのだよ。[[ガンプラ]]作りもガンプラバトルも趣味の領域。『[[機動戦士ガンダム]]』の作中のように戦争状態でもなければ、命の駆け引きをする必要もない。所詮は遊び、その通りだ。しかし、いや、だからこそ、人はガンプラにもバトルにも夢中になれる。好きだからこそ本気になれる。私は君の中に本気を見ている。…ん? そう、あの男と同じように…」<br />
:第6話より。突然、タツヤが出場辞退した事で不貞腐れ、ガンプラバトルを所詮は遊びだと言うレイジを諭す。二人の前にタツヤが現れ、レイジは気持ちを新たにする。<br />
<br />
=== ガンダムビルドファイターズトライ ===<br />
;「刻むしかないようだな……コウサカ・ユウマと言う名を」<br />
:ユウマのライトニングガンダムとの模擬戦後に呟いた一言。<br />
:何気無いように見えるが、脚本を担当した黒田洋介氏の代表作『[[スクライド]]』主人公の一人である[[劉鳳]]の台詞のセルフパロディ。<br />
:なお、「名を刻んだ事で物語が動き出す」のは、こちらも同じであった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
=== 無印 ===<br />
;「いえいえ、喜んで務めさせていただきますよ」<br />
:予選大会優勝の副賞が温泉旅行だったため、運転手を買って出た際の言葉。完全に頬が緩み切っている。<br />
;「うぅう~ケツがかゆい!」<br />
:主に登場人物の色恋沙汰に対してのオーバーリアクション。[[ゴステロ|声の似たグラドス軍の大尉殿]]を彷彿とさせる。<br />
:[[イオリ・リン子|リン子]]への態度といい、このリアクションといい、'''ラルさんには[[クラウレ・ハモン]]に相当する連れ合いの女性はいないのだろうか?'''<br />
;「地雷原に飛び込んだか!」<br />
:[[レイジ]]の失言に対しての感想。まさにその通りです。<br />
<br />
=== ガンダムビルドファイターズトライ ===<br />
;「言わせてくれよぉ~!」<br />
:いつものように名台詞オマージュを言おうとした際にフミナに横取りされた際の台詞。やはり、意識して言っているようだ。<br />
;「うむ、R35とは『ラル35歳』の略だ!」<br />
:セカイに自身の愛機・グフR35の由来を聞かれた際の返し。前作『ビルドファイターズ』の時点で設定年齢が「35歳(自称)」なので明らかに矛盾が生じている。<br />
:'''ラルさんは一体、何歳なのだろうか?'''<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「目標に向かって走り出す少年たち…実に美しいじゃないか!」<br />「と素直に評価したいところだが…君は…どう思うかね?」<br />
:『X-Ω』期間限定イベント「友情と絆のメダロット」より。共に子供たちの特訓に付き合っていた[[リカルド・フェリーニ]]に対して。ラルさんは特訓以後は同イベントに登場しないため、その後の動向は不明だが、ラルさんも既に不穏なものは感じており、子供達を守る役目はフェリーニに頼んでいる。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[グフ]](旧キット)<br />
:ベストメカコレクション版。レイジの特訓のために使用するが、'''無改造のため関節がほとんど動かなかった'''。<br />
;[[グフR35]]<br />
:HGUC グフを[[改造]]した[[ガンプラ]]。ちなみに'''R35は「ラル35歳」の略'''であるが、他にもジオン軍の高機動型MSを示す「R」も由来の一つと言われている。<br />
;[[GUNDAM:ドムR35|ドムR35]](SRW未登場)<br />
:[[続編]]『ガンダムビルドファイターズトライ』で搭乗したグフR35の後継機。<br />
:「ランバ・ラルが専用の[[ドム]]を受領していたら」というif設定でラルさんが製作した。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*声は原作アニメの[[ランバ・ラル]]役、[[声優:広瀬正志|広瀬正志]]氏が起用されている。<br />
**広瀬氏の演技も「[[ギャグイベント|ギャグシーン]]を除けば、ランバ・ラルそのまま」というパロディにも程があるキャラクターだが、単純にスターシステムや受け狙いで誕生したわけではない。<br />
**これはスポンサー側から「メインターゲットであるティーン世代にアピールする作品である事は勿論、シリーズを愛してきた親の世代にも親しみを持ってもらえるような内容にして欲しい」の要望があり、主人公達を導き世代間の橋渡しを担うキャラクターを模索した結果、『機動戦士ガンダム』本編において敵でありながら[[アムロ・レイ]]を導いた大人の男性であるランバ・ラルが選ばれ、オリジナル声優と共に登場した、という経緯を持つ。<br />
**なお、広瀬氏は病気療養のため[[続編]]の『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)第4話で降板。同作第5話以降は[[声優:宝亀克寿|宝亀克寿]]氏が担当している。<br />
*ヤサカ・マオ役の声優・藤井美波氏は「長崎健司監督から聞いたお話ですが、'''『ビルドファイターズ』の[[世界観|世界]]ではガンダムシリーズに登場する全てのキャラクターが幸せに暮らしている'''」との裏設定がある事をtwitterで明かしており、これまでのガンダム作品に出てきたキャラクター、例えばカッシュ一家やエヴィン一家、バーニィとクリス、ハマーンとミネバなど、これまでの作品のキャラがモブとしてが楽しくお祭りを過ごす1シーンがあった。'''イオリ・タケシが「ランバ」とラルさんを呼ぶ事を考えると、彼が「ビルドファイターズ世界のランバ・ラル」である可能性は有る'''。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00I9AYISS</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ラルさん]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:らるさん}}<br />
[[Category:登場人物ら行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:ガンダムビルドファイターズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%A8%E5%8E%9F%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%82%AD&diff=434912
木原マサキ
2022-05-19T09:32:37Z
<p>アホウドリ売り: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = きはら マサキ<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}}<br />
| 声優 = {{声優|関俊彦|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|菊池通隆}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|鉄甲龍}} → 単独行動<br />
}}<br />
'''木原マサキ'''は『[[冥王計画ゼオライマー]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
かつて[[鉄甲龍]]に所属していた[[科学者・技術者|科学者]]で、機械工学のみならず生物工学にも才能を発揮した天才的技術者。<br />
<br />
しかしその実態は、傲慢不遜で冷酷非情なサディストであり、自分以外の他人全てを見下し、己の目的の「道具」として利用し犠牲にする事を一切躊躇わない卑劣漢である。<br />
<br />
自らが冥府の王−−「冥王」に君臨し世界を支配するという野心の実現の為、鉄甲龍を裏切って[[天のゼオライマー]]を奪い、物語の「真の元凶」として暗躍を重ねていく。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
==== 生前 ====<br />
15年前、世界制覇を目論む秘密結社「鉄甲龍」の技術者として活躍していたマサキは、[[ルラーン]]と共に8体の[[八卦ロボ]]を開発し、更には異次元から無尽蔵のエネルギーを供給するシステムである[[次元連結システム]]も独自に開発。まさに組織の最大の功労者としてマサキは名声を欲しいままにしていた。<br />
<br />
しかしマサキは、最初からルラーンや鉄甲龍という組織全体を自らの野望の為に利用していただけに過ぎず、ゼオライマーの完成を機に反逆しゼオライマーを『双鳳凰』に積み他の八卦ロボ全てを技術解析や追撃に使えない様破壊工作し、組織から脱走した。<br />
<br />
その後、[[日本]]政府に保護と見返りを要求するのだが、その危険な野心を見抜いていた政府側は[[沖功]]に抹殺を命令し、ゼオライマーを日本に持ち込んだマサキは、自身の[[クローン]]受精卵を提供した直後、沖によって射殺される事となった。<br />
<br />
==== 本編 ====<br />
マサキの死後から15年後、長い年月を経て八卦ロボの修復をほぼ完了させ、世界制覇に向けての準備を整えた鉄甲龍は、指導者である[[幽羅帝]]の指示の下、[[耐爬]]の駆る[[風のランスター]]に出撃を命じる形で活動を開始。対する日本政府は、里親に預けていた[[秋津マサト|マサキのクローン]]を拉致し、[[氷室美久]]と共に、強制的にゼオライマーで出撃させるのだが、ゼオライマーにはある細工が仕込まれていた。<br />
<br />
実は15年前、自分がどこに行ったとしてもいずれは殺される将来を把握していたマサキは、ゼオライマーのパイロット認証システムに自身の遺伝子を登録しておき、自身が受精卵を提供したクローンがゼオライマーに搭乗すると同時にデータ化した自身の人格と記憶がプログラミングされるようセットしていた。これは他の八卦ロボのパイロット達の場合も同様で、ゼオライマーの搭乗者になる予定だった幽羅帝だけでなく[[八卦衆]]のメンバー達もまた、全員が「マサキの遺伝子から造られたクローン」だった。<br />
<br />
マサキは日本政府と鉄甲龍のいずれかが世界を制し、その鍵はゼオライマーにあると計算しており、彼らの内の誰が勝利してもゼオライマーに搭乗した時点で結局はマサキの人格が上書きされてしまうという、悪意に満ちたシナリオを仕組んでいたのである。<br />
<br />
かくしてゼオライマーに搭乗したマサトに人格と記憶がプログラミングされる形で、木原マサキは復活する。ほぼ完全にマサトの身体を掌握したマサキの人格は欲望のままに行動し、八卦衆の良心を逆手に取る目的も兼ねて一般市民に大きな巻き添えを出しながら彼らを蹂躙していく。しかし、[[ラスト・ガーディアン]]本部を直接襲撃してきた塞臥達3人の愛情関係がもたらした[[三角関係]]を見た結果、消滅したと思っていたマサトの良心が突き動かされ、最終的に彼らを葬ったものの、マサキの人格はマサトの強靭な意思によって押さえつけられてしまった。<br />
<br />
最後は全てに決着をつけるべく、自らの意志で出撃したマサトと美久、そして同じ決意で待ち構えていた幽羅帝の3人の意志によって、マサキの邪悪な人格もまた全てを巻き込んだメイオウ攻撃によって消滅。その歪んだ野心は完全に終止符を打たれるのだった。<br />
<br />
なお、マサトに宿っていたマサキは、あくまでも「秋津マサト」という人間にゼオライマーに登録された「木原マサキ」の人格と記憶のデータを無理矢理上書きしたものでしかなく、本当にマサキが生き返っていた訳では無い。予めプログラムされたものであっても最後までその想いを切り捨てず散ったロクフェルの様に、15年の時間と経験を蓄積して培われたマサトの優しい「心」もまた、マサキの人格と記憶が植え付けられただけでは失われず、優れた頭脳と技術を持ちながらも、人間の心を理解せず、自身のゲームを楽しむ為の玩具として利用し軽視し続けるだけだった時点で、マサキの野望が潰えるのは必然だったのかもしれない。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
いずれの作品でも最期はマサトに人格を押さえられる結末を迎えている。<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:同じ声で対極的な存在である[[ラウ・ル・クルーゼ]]との対決が期待されたが、実現せず。今回、ある発言(後述)のために'''ツンデレ'''と評された。なお、今回はマサトと性格以外は同一ステータス。また、今作ではオリジナル敵勢力の[[フューリー]]とも深い因縁を持っていた。<br />
:ルラーンや『[[フルメタル・パニック!]]』のカリーニンの台詞によって、彼が[[ウィスパード]]である可能性も示されていたが、原作小説においてのウィスパードの定義に明らかに当てはまらないので、この世界に置いても[[次元連結システム]]はやはり彼の天才的な才覚によって開発されたということなのだろう。そちらの方がよほど驚異的だが。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:初登場作品。本作では[[ゼーレ]]と深い因縁があり、[[人類補完計画]]や[[セカンドインパクト]]にも関係していた。基本的にイベントにおける[[NPC]]だが、マサトが参入する前にマサキが自軍を巻きこみかねない攻撃を行う為、そのとばっちりでマサトが他作品の仲間たちからしばらく白い目で見られてしまう。<br />
:初期のマサトより能力値が高く、マサトが弱気なのに対して超強気である(原作シナリオが終了すると、マサトの能力はマサキと同値になり、性格が強気になる)。[[月のローズセラヴィー|ローズセラヴィー]]戦にて一時的ではあるが、マサキを操作可能。<br />
:本作においては冥王計画遂行の理由として「自分以外存在しない、全てが失われた世界に安らぎを求めた」と人格合一後のマサトが語っている。少なくとも、この作品においてはそれが真実なのだろう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スパロボ学園}}<br />
:天のゼオライマーのグー属性版のメインパイロットとして参戦。戦闘アニメ元である『[[J]]』と同様に、ステータスはマサトと同じ。しかし精神コマンドが異なり、必中を持たない代わりに覚醒を使える。必中なしでメイオウが当たるスーパー系相手なら、マサトよりも強力。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年1月のイベント「唸れ!滾るリビドーと魂!」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
マサトより能力値が上昇(人格融合後のマサトの能力値)。劇中の自信に満ち溢れた振る舞いから、[[性格]]が超強気になる場合もある。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[EXPアップ]]'''<br />
:マサトと共有なのでこのラインナップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「覚醒、ゼオライマー」<br />
:<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[秋津マサト]]<br />
:[[日本]]政府に残した[[クローン]]。しかし彼自身の思惑とは違う方向へ成長するに至り、自身の野望を打ち破る。<br />
;[[八卦衆]]<br />
:全員が同一遺伝子から作られたクローン。彼らの愛を嘲笑い、原型を残さぬほどに踏みにじる。それぞれが彼の思惑通りに果てていくが、逆にそれは自らの人格が乗っ取っていたマサトの良心を突き動かす事になった。<br />
;[[幽羅帝]]<br />
:[[鉄甲龍]]に残した[[クローン]]。自らの野望を代わって遂行させたが、ルラーンの最後の行動が、彼女もまた変える事になった。<br />
;[[氷室美久]]<br />
:[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[次元連結システム]]として創造。いわく「成長するガラクタ」で、ゼオライマーを動かすパーツか、欲望の捌け口としか見ていなかった。<br />
;[[沖功]]<br />
:かつて自分を射殺した人物。<br />
;[[ルラーン]]<br />
:鉄甲龍時代の同僚。鉄甲龍の乗っ取りを彼に持ちかけ共謀していたが脱走する事で裏切った。その為ルラーン本人も複雑な感情を抱えている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ゼーレ]]<br />
:MXではかつて彼らと結託していたが、利用されていたことに気付き、裏切る。本作では[[ゼーレ]]は[[次元連結システム]]を用いて[[ガフの扉]]を開こうとしていたので、彼に裏切られたため[[セカンドインパクト]]を起こさざるを得なくなったという事情があり、結果的に本作ではマサキは[[セカンドインパクト]]を引き起こした原因の一人である。現代に甦った後は、彼らへの復讐を目論む。<br />
;葛城博士<br />
:[[MX]]では彼と共に[[NERV]]の前身組織であるゲヒルンに関わっていた。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:Jでは彼女になにかと絡む場面もあり、彼が'''ツンデレ'''と評される一因に。<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:Jではマサキの冥王計画を継ぎ、世界を滅ぼそうとするも、クルーゼ自身は言外にマサキの所業を嫌悪する様子を見せている。[[CC]]においては冥王計画に興味を示しつつもマサキの所業については嫌悪し、マサキの被害者である[[塞臥]]に手を差し伸べている。<br />
;[[フューリー]]<br />
:[[J]]では彼らを17年前から知っており、互いに倒すべき敵と認識していた。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]<br />
:[[CC]]では二重人格つながりか、ちょっとした絡みがある。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「…勝てる」<br />
:初登場時の台詞。この後、メイオウ攻撃を発動して[[風のランスター]]を消滅させる。<br />
;「くっくっく……勝ったぞ……勝った……!」<br />
:ランスターを消滅させたのち、愉快気に呟く。この後唐突に引っ込み、マサトの人格に戻ってしまう。<br />
;「くっくっくっくっ……その必要はないっ!」<br />「むしろ、奴らが市民のことを考え、動きを鈍らせれば好都合」<br />
:美久の被害拡大を防ぐために樹海に誘導するべきという進言をこの台詞で却下する。マサトと好対照のダークヒーローの面目躍如たる台詞である。<br />
;「茶番は……終わりだ」<br />
:シ姉妹の和解を見て吐き捨てた台詞。この後、メイオウ攻撃によって二人とも消滅させる。<br />
;「ゼオライマーよ、パーツを呼び戻せ! お前の次元連結システムをな!!」<br />
:[[葎]]との戦闘時。美久の不在によって窮地に追い込まれていたが、この台詞の後、一気に逆転する。MXでは台詞回しの都合からか「パーツ」が「奴」に変わっている。<br />
;「チャージなどさせるものか…」<br />
:Jカイザーをチャージする[[月のローズセラヴィー]]に対して。気象を操る衛星兵器「月の子」を全て破壊してチャージを阻止した。そして……。<br />
:『X-Ω』ではHi-ERo粒子をチャージする[[ダイミダラー超型・孝一]]へ向けて言う。『ダイミダラー』の作品カラーのせいか何か違う意味に聞こえてしまうのは気のせいだろう。<br />
;「俺は木原マサキ! 父などではない!」<br />
:ローズセラヴィーをメイオウ攻撃で消し飛ばしたのち、葎が最後に呟いた「…お父さん…」をこう言って否定した。<br />
;「俺がそんな善人に見えるか?」<br />
:最終話において美久から、天のゼオライマーを奪ったのはハウドラゴンの計画を阻止するためではないのかと言われて。そりゃ見えないだろう。更に直後……。<br />
;「だが、鉄甲龍にいようとそこから逃げようと、志半ばで殺されることも予想していた」<br />「だから俺は、自分の死後目覚める、あるいくつもの布石を打った」<br />「成長するガラクタ! お前もその一つだ…」<br />
:ラスト・ガーディアンにて自身の計画の一部を語る。清々しいほどの外道っぷりである。<br />
;「また俺を殺すのか、沖?」<br />
:[[八卦衆]]の迎撃にいかないマサキに業を煮やして、洗脳という手段を使ってまで戦わせようとする沖への皮肉。流石に良心がとがめていたのか、沖は動揺する。<br />
;「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」<br />
:生身のマサキがポケットにある装置から力場を発生させ、沖や美久らを吹き飛ばした際の台詞。何でもありの便利機能「[[次元連結システム]]」および[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を象徴するような台詞である。<br />原作未見のプレイヤーはなぜマサキが常に自信たっぷりなのか疑問に思う人もいるだろうが、それはこのような自衛手段を用意してあるがゆえである。<br />
;「黙れぇっ!! やめろ、やめろぉっ!!」<br />「愛だと…!? ふざけるな、八卦ども! 貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」<br />「同じ受精卵に手を加えた…いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物! 俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」<br />
:終盤、[[祗鎗]]・[[塞臥]]・[[ロクフェル]]が痴話喧嘩を始めたのを見て激怒した際の台詞。<br/>シ姉妹や葎との戦いで愛情を見せられることに激怒しているような素振りを見せているが、それを踏まえてもこの場面の取り乱しっぷりは異様であり、何かしらのトラウマがあるように見える。祗鎗と塞臥はこの言葉に動揺するが……。<br />
;「それも全てプログラムに過ぎない…!」<br />
:たとえ造られた存在であったとしても塞臥への愛は本物だと突撃するロクフェルを否定する。<br />
;「はぁっ、はぁ… 造物主に…逆らうとは……!!」<br />「ぐ、ううっ……ぐあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」<br />
:祗鎗、塞臥を相手にメイオウ攻撃を発動しようとした時の台詞。頭痛は収まるどころか激しさを増し、それが限界を超えたその時「木原マサキ」という人格は消滅した……。<br />
;「チャージなどさせるかっ!!」<br />
:バラエティ[[ドラマCD]]『大冥界』でチャージしようとする葎に対して。瞬間的にマサキの性格が表れ、それを阻止した。<br />上記のチャージを阻止する際の台詞のセルフパロディで原作アニメではぼそっと呟く程度だったのだが、ドラマCDではかなり高いテンションで叫んでおり、今ではこっちが有名になってしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />
;「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />
;「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />
:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさや関氏の怪演ぶりからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。<br />
;「フフフッ…ハハハッ…ハァーッハッハッハッハッハッハ!!!」<br />
:『J』ではメイオウ攻撃命中時の台詞としてこれが追加。この高笑いとともに炸裂するメイオウ攻撃は圧巻の一言。<br />
:三段階で徐々に笑い声のテンションが上がっていくのがポイント。この「三段高笑い」は今日では悪役のテンプレとして親しまれている。<br />
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />
;マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />
;美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />
;マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />
;美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />
;マサキ「任せておけ。''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…''」<br />
;美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />
;マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />
;美久「あ…ずるい…」<br />
;マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />
;マサキ「''せいぜい楽しむがいい…''」<br />
:『[[MX]]』の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。<br />
;「なんだと? この俺にふざけた口を……何者だ!?」<br />
;「冥王たるこの俺に、よくそんな口が利ける……出て来い、誰だ?」<br />
:『[[MX]]』における没ボイス。セリフから察するにロムとの会話であるDVEだと思われる。余談だが、敵ユニットのゼオライマーもデータに存在しているらしく、『[[IMPACT]]』の裏ボスである[[シャア・アズナブル]]のようにマサキを裏ボスとして自軍と戦うイベントがあったのかもしれない。<br />
;「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />
;「どうした。俺に気を取られているような余裕が、お前たちにあるのか。あわせてやると言っているんだぞ」<br />
;「言ったはずだぞ、ナタル・バジルール。俺に命令するなと」<br />
;「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br />
;「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」<br />
:『[[J]]』での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるようになった。<br />
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />
;「無駄、無駄、無駄ァ!!」<br />
:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。<br />
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br />
;「二体揃わねば役に立つまいが!」<br />
;「月の光は天までは届かん!」<br />
;「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br />
;「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br />
;「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br />
;「八卦の愚か者共がぁ…! 消え失せろ!」<br />
:『MX』で[[八卦衆]]に向けて放った暴言の数々。[[DVE]]あるいは[[特殊戦闘台詞]]として全て声付きで聞ける。<br />
:八卦衆は其々強力な八卦ロボを持っているが、どれもこれもゼオライマーには敵わない為全て一蹴している。<br />
:『J』でも八卦衆への特殊戦闘台詞として採用されている。ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[山のバーストン]]<br />
:木原マサキが開発した八卦ロボのアーキタイプ。<br />
;[[雷のオムザック]]、[[月のローズセラヴィー]]<br />
:次元連結システムのプロトタイプを搭載して開発した。<br />
;[[天のゼオライマー]]<br />
:次元連結システムを搭載した搭乗機。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[グレートゼオライマー]]<br />
:『J』『X-Ω』<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*彼の名前を逆から読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。<br />
*オリジナルである技術者・木原マサキの顔はOVA本編中や設定画では出ていない。B-CLUBスペシャルの折り込みイラストで横顔のみ確認出来る。<br />
*どうしようもない極悪人で劇中での所業はあまりにも卑劣で痛烈なのだが、その傍若無人・唯我独尊という終始一貫した強烈な個性に加え、彼を演じた関俊彦氏の熱演もあり、ファンからの人気は高いキャラクターである。敵軍どころか味方陣営にここまで清々しい悪役(アンチヒーロー)がいる事も珍しく、ある意味非常に貴重な人物と言える。<br />
**その関氏によれば、『ゼオライマー』当時は、その清々しい快活な声質を評価されて主役を張るようになってからまだ日の浅かった時期で、それを生かせるマサトと真逆のマサキの二役を担当したことは演技の転機となり、不良少年や悪役などのオファーも増えるきっかけにもなったという。<br />
*スパロボユーザー間では『[[スーパーロボット大戦J|J]]』以降は、同作での迷言の数々から'''ツンデレ'''として幅広く認知されるようになり、'''ツンデレ冥王'''の渾名で親しまれるようにもなった。<br />
*原作漫画の相当キャラクターの名前は「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためか「長年の計画が全て無駄に終わった末に最終的に部下に裏切られて射殺される」という、より情けない末路を辿っている。なお、SRWユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いが、これもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合はそれぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。<br />
**こちらの若槻魔沙樹と秋津マサキは、肉体的に同一人物でOVAのようにクローンではない。<br />
**上記の末路を辿った若槻魔沙樹はのちに原作漫画の続編にあたる『冥王計画ゼオライマーΩ(オメガ)』にて意外な形で再登場しており、こちらも最終的に志半ばで主人公に敗北するものの、前作と比べるとほんの少し救われた安らかな最期を迎えている。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:きはら まさき}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%A8%E5%8E%9F%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%82%AD&diff=434666
木原マサキ
2022-05-16T09:43:53Z
<p>アホウドリ売り: /* スパロボシリーズの名(迷)台詞 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = きはら マサキ<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}}<br />
| 声優 = {{声優|関俊彦|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|菊池通隆}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|鉄甲龍}} → 単独行動<br />
}}<br />
'''木原マサキ'''は『[[冥王計画ゼオライマー]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
かつて[[鉄甲龍]]に所属していた[[科学者・技術者|科学者]]で、機械工学のみならず生物工学にも才能を発揮した天才的技術者。<br />
<br />
しかしその実態は、傲慢不遜で冷酷非情なサディストであり、自分以外の他人全てを見下し、己の目的の「道具」として利用し犠牲にする事を一切躊躇わない卑劣漢である。<br />
<br />
自らが冥府の王−−「冥王」に君臨し世界を支配するという野心の実現の為、鉄甲龍を裏切って[[天のゼオライマー]]を奪い、物語の「真の元凶」として暗躍を重ねていく。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
==== 生前 ====<br />
15年前、世界制覇を目論む秘密結社「鉄甲龍」の技術者として活躍していたマサキは、[[ルラーン]]と共に8体の[[八卦ロボ]]を開発し、更には異次元から無尽蔵のエネルギーを供給するシステムである[[次元連結システム]]も独自に開発。まさに組織の最大の功労者としてマサキは名声を欲しいままにしていた。<br />
<br />
しかしマサキは、最初からルラーンや鉄甲龍という組織全体を自らの野望の為に利用していただけに過ぎず、ゼオライマーの完成を機に反逆しゼオライマーを『双鳳凰』に積み他の八卦ロボ全てを技術解析や追撃に使えない様破壊工作し、組織から脱走した。<br />
<br />
その後、[[日本]]政府に保護と見返りを要求するのだが、その危険な野心を見抜いていた政府側は[[沖功]]に抹殺を命令し、ゼオライマーを日本に持ち込んだマサキは、自身の[[クローン]]受精卵を提供した直後、沖によって射殺される事となった。<br />
<br />
==== 本編 ====<br />
マサキの死後から15年後、長い年月を経て八卦ロボの修復をほぼ完了させ、世界制覇に向けての準備を整えた鉄甲龍は、指導者である[[幽羅帝]]の指示の下、[[耐爬]]の駆る[[風のランスター]]に出撃を命じる形で活動を開始。対する日本政府は、里親に預けていた[[秋津マサト|マサキのクローン]]を拉致し、[[氷室美久]]と共に、強制的にゼオライマーで出撃させるのだが、ゼオライマーにはある細工が仕込まれていた。<br />
<br />
実は15年前、自分がどこに行ったとしてもいずれは殺される将来を把握していたマサキは、ゼオライマーのパイロット認証システムに自身の遺伝子を登録しておき、自身が受精卵を提供したクローンがゼオライマーに搭乗すると同時にデータ化した自身の人格と記憶がプログラミングされるようセットしていた。これは他の八卦ロボのパイロット達の場合も同様で、ゼオライマーの搭乗者になる予定だった幽羅帝だけでなく[[八卦衆]]のメンバー達もまた、全員が「マサキの遺伝子から造られたクローン」だった。<br />
<br />
マサキは日本政府と鉄甲龍のいずれかが世界を制し、その鍵はゼオライマーにあると計算しており、彼らの内の誰が勝利してもゼオライマーに搭乗した時点で結局はマサキの人格が上書きされてしまうという、悪意に満ちたシナリオを仕組んでいたのである。<br />
<br />
かくしてゼオライマーに搭乗したマサトに人格と記憶がプログラミングされる形で、木原マサキは復活する。ほぼ完全にマサトの身体を掌握したマサキの人格は欲望のままに行動し、八卦衆の良心を逆手に取る目的も兼ねて一般市民に大きな巻き添えを出しながら彼らを蹂躙していく。しかし、[[ラスト・ガーディアン]]本部を直接襲撃してきた塞臥達3人の愛情関係がもたらした[[三角関係]]を見た結果、消滅したと思っていたマサトの良心が突き動かされ、最終的に彼らを葬ったものの、マサキの人格はマサトの強靭な意思によって押さえつけられてしまった。<br />
<br />
最後は全てに決着をつけるべく、自らの意志で出撃したマサトと美久、そして同じ決意で待ち構えていた幽羅帝の3人の意志によって、マサキの邪悪な人格もまた全てを巻き込んだメイオウ攻撃によって消滅。その歪んだ野心は完全に終止符を打たれるのだった。<br />
<br />
なお、マサトに宿っていたマサキは、あくまでも「秋津マサト」という人間にゼオライマーに登録された「木原マサキ」の人格と記憶のデータを無理矢理上書きしたものでしかなく、本当にマサキが生き返っていた訳では無い。予めプログラムされたものであっても最後までその想いを切り捨てず散ったロクフェルの様に、15年の時間と経験を蓄積して培われたマサトの優しい「心」もまた、マサキの人格と記憶が植え付けられただけでは失われず、優れた頭脳と技術を持ちながらも、人間の心を理解せず、自身のゲームを楽しむ為の玩具として利用し軽視し続けるだけだった時点で、マサキの野望が潰えるのは必然だったのかもしれない。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
いずれの作品でも最期はマサトに人格を押さえられる結末を迎えている。<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:同じ声で対極的な存在である[[ラウ・ル・クルーゼ]]との対決が期待されたが、実現せず。今回、ある発言(後述)のために'''ツンデレ'''と評された。なお、今回はマサトと性格以外は同一ステータス。また、今作ではオリジナル敵勢力の[[フューリー]]とも深い因縁を持っていた。<br />
:ルラーンや『[[フルメタル・パニック!]]』のカリーニンの台詞によって、彼が[[ウィスパード]]である可能性も示されていたが、原作小説においてのウィスパードの定義に明らかに当てはまらないので、この世界に置いても[[次元連結システム]]はやはり彼の天才的な才覚によって開発されたということなのだろう。そちらの方がよほど驚異的だが。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:初登場作品。本作では[[ゼーレ]]と深い因縁があり、[[人類補完計画]]や[[セカンドインパクト]]にも関係していた。基本的にイベントにおける[[NPC]]だが、マサトが参入する前にマサキが自軍を巻きこみかねない攻撃を行う為、そのとばっちりでマサトが他作品の仲間たちからしばらく白い目で見られてしまう。<br />
:初期のマサトより能力値が高く、マサトが弱気なのに対して超強気である(原作シナリオが終了すると、マサトの能力はマサキと同値になり、性格が強気になる)。[[月のローズセラヴィー|ローズセラヴィー]]戦にて一時的ではあるが、マサキを操作可能。<br />
:本作においては冥王計画遂行の理由として「自分以外存在しない、全てが失われた世界に安らぎを求めた」と人格合一後のマサトが語っている。少なくとも、この作品においてはそれが真実なのだろう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スパロボ学園}}<br />
:天のゼオライマーのグー属性版のメインパイロットとして参戦。戦闘アニメ元である『[[J]]』と同様に、ステータスはマサトと同じ。しかし精神コマンドが異なり、必中を持たない代わりに覚醒を使える。必中なしでメイオウが当たるスーパー系相手なら、マサトよりも強力。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年1月のイベント「唸れ!滾るリビドーと魂!」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
マサトより能力値が上昇(人格融合後のマサトの能力値)。劇中の自信に満ち溢れた振る舞いから、[[性格]]が超強気になる場合もある。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[EXPアップ]]'''<br />
:マサトと共有なのでこのラインナップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「覚醒、ゼオライマー」<br />
:<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[秋津マサト]]<br />
:[[日本]]政府に残した[[クローン]]。しかし彼自身の思惑とは違う方向へ成長するに至り、自身の野望を打ち破る。<br />
;[[八卦衆]]<br />
:全員が同一遺伝子から作られたクローン。彼らの愛を嘲笑い、原型を残さぬほどに踏みにじる。それぞれが彼の思惑通りに果てていくが、逆にそれは自らの人格が乗っ取っていたマサトの良心を突き動かす事になった。<br />
;[[幽羅帝]]<br />
:[[鉄甲龍]]に残した[[クローン]]。自らの野望を代わって遂行させたが、ルラーンの最後の行動が、彼女もまた変える事になった。<br />
;[[氷室美久]]<br />
:[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[次元連結システム]]として創造。いわく「成長するガラクタ」で、ゼオライマーを動かすパーツか、欲望の捌け口としか見ていなかった。<br />
;[[沖功]]<br />
:かつて自分を射殺した人物。<br />
;[[ルラーン]]<br />
:鉄甲龍時代の同僚。鉄甲龍の乗っ取りを彼に持ちかけ共謀していたが脱走する事で裏切った。その為ルラーン本人も複雑な感情を抱えている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ゼーレ]]<br />
:MXではかつて彼らと結託していたが、利用されていたことに気付き、裏切る。本作では[[ゼーレ]]は[[次元連結システム]]を用いて[[ガフの扉]]を開こうとしていたので、彼に裏切られたため[[セカンドインパクト]]を起こさざるを得なくなったという事情があり、結果的に本作ではマサキは[[セカンドインパクト]]を引き起こした原因の一人である。現代に甦った後は、彼らへの復讐を目論む。<br />
;葛城博士<br />
:[[MX]]では彼と共に[[NERV]]の前身組織であるゲヒルンに関わっていた。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:Jでは彼女になにかと絡む場面もあり、彼が'''ツンデレ'''と評される一因に。<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:Jではマサキの冥王計画を継ぎ、世界を滅ぼそうとするも、クルーゼ自身は言外にマサキの所業を嫌悪する様子を見せている。[[CC]]においては冥王計画に興味を示しつつもマサキの所業については嫌悪し、マサキの被害者である[[塞臥]]に手を差し伸べている。<br />
;[[フューリー]]<br />
:[[J]]では彼らを17年前から知っており、互いに倒すべき敵と認識していた。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]<br />
:[[CC]]では二重人格つながりか、ちょっとした絡みがある。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「…勝てる」<br />
:初登場時の台詞。この後、メイオウ攻撃を発動して[[風のランスター]]を消滅させる。<br />
;「くっくっく……勝ったぞ……勝った……!」<br />
:ランスターを消滅させたのち、愉快気に呟く。この後唐突に引っ込み、マサトの人格に戻ってしまう。<br />
;「くっくっくっくっ……その必要はないっ!」<br />「むしろ、奴らが市民のことを考え、動きを鈍らせれば好都合」<br />
:美久の被害拡大を防ぐために樹海に誘導するべきという進言をこの台詞で却下する。マサトと好対照のダークヒーローの面目躍如たる台詞である。<br />
;「茶番は……終わりだ」<br />
:シ姉妹の和解を見て吐き捨てた台詞。この後、メイオウ攻撃によって二人とも消滅させる。<br />
;「ゼオライマーよ、パーツを呼び戻せ! お前の次元連結システムをな!!」<br />
:[[葎]]との戦闘時。美久の不在によって窮地に追い込まれていたが、この台詞の後、一気に逆転する。MXでは台詞回しの都合からか「パーツ」が「奴」に変わっている。<br />
;「チャージなどさせるものか…」<br />
:Jカイザーをチャージする[[月のローズセラヴィー]]に対して。気象を操る衛星兵器「月の子」を全て破壊してチャージを阻止した。そして……。<br />
:『X-Ω』ではHi-ERo粒子をチャージする[[ダイミダラー超型・孝一]]へ向けて言う。『ダイミダラー』の作品カラーのせいか何か違う意味に聞こえてしまうのは気のせいだろう。<br />
;「俺は木原マサキ! 父などではない!」<br />
:ローズセラヴィーをメイオウ攻撃で消し飛ばしたのち、葎が最後に呟いた「…お父さん…」をこう言って否定した。<br />
;「俺がそんな善人に見えるか?」<br />
:最終話において美久から、天のゼオライマーを奪ったのはハウドラゴンの計画を阻止するためではないのかと言われて。そりゃ見えないだろう。更に直後……。<br />
;「だが、鉄甲龍にいようとそこから逃げようと、志半ばで殺されることも予想していた」<br />「だから俺は、自分の死後目覚める、あるいくつもの布石を打った」<br />「成長するガラクタ! お前もその一つだ…」<br />
:ラスト・ガーディアンにて自身の計画の一部を語る。清々しいほどの外道っぷりである。<br />
;「また俺を殺すのか、沖?」<br />
:[[八卦衆]]の迎撃にいかないマサキに業を煮やして、洗脳という手段を使ってまで戦わせようとする沖への皮肉。流石に良心がとがめていたのか、沖は動揺する。<br />
;「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」<br />
:生身のマサキがポケットにある装置から力場を発生させ、沖や美久らを吹き飛ばした際の台詞。何でもありの便利機能「[[次元連結システム]]」および[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を象徴するような台詞である。<br />原作未見のプレイヤーはなぜマサキが常に自信たっぷりなのか疑問に思う人もいるだろうが、それはこのような自衛手段を用意してあるがゆえである。<br />
;「黙れぇっ!! やめろ、やめろぉっ!!」<br />「愛だと…!? ふざけるな、八卦ども! 貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」<br />「同じ受精卵に手を加えた…いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物! 俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」<br />
:終盤、[[祗鎗]]・[[塞臥]]・[[ロクフェル]]が痴話喧嘩を始めたのを見て激怒した際の台詞。<br/>シ姉妹や葎との戦いで愛情を見せられることに激怒しているような素振りを見せているが、それを踏まえてもこの場面の取り乱しっぷりは異様であり、何かしらのトラウマがあるように見える。祗鎗と塞臥はこの言葉に動揺するが……。<br />
;「それも全てプログラムに過ぎない…!」<br />
:たとえ造られた存在であったとしても塞臥への愛は本物だと突撃するロクフェルを否定する。<br />
;「はぁっ、はぁ… 造物主に…逆らうとは……!!」<br />「ぐ、ううっ……ぐあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」<br />
:祗鎗、塞臥を相手にメイオウ攻撃を発動しようとした時の台詞。頭痛は収まるどころか激しさを増し、それが限界を超えたその時「木原マサキ」という人格は消滅した……。<br />
;「チャージなどさせるかっ!!」<br />
:バラエティ[[ドラマCD]]『大冥界』でチャージしようとする葎に対して。瞬間的にマサキの性格が表れ、それを阻止した。<br />上記のチャージを阻止する際の台詞のセルフパロディで原作アニメではぼそっと呟く程度だったのだが、ドラマCDではかなり高いテンションで叫んでおり、今ではこっちが有名になってしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />
;「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />
;「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />
:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさや関氏の怪演ぶりからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。<br />
;「フフフッ…ハハハッ…ハァーッハッハッハッハッハッハ!!!」<br />
:『J』ではメイオウ攻撃命中時の台詞としてこれが追加。この高笑いとともに炸裂するメイオウ攻撃は圧巻の一言。<br />
:三段階で徐々に笑い声のテンションが上がっていくのがポイント。この「三段高笑い」は今日では悪役のテンプレとして親しまれている。<br />
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />
;マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />
;美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />
;マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />
;美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />
;マサキ「任せておけ。''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…''」<br />
;美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />
;マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />
;美久「あ…ずるい…」<br />
;マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />
;マサキ「''せいぜい楽しむがいい…''」<br />
:『[[MX]]』の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。<br />
;「なんだと? この俺にふざけた口を……何者だ!?」<br />
;「冥王たるこの俺に、よくそんな口が利ける……出て来い、誰だ?」<br />
:『[[MX]]』における没ボイス。セリフから察するにロムとの会話であるDVEだと思われる。余談だが、敵ユニットのゼオライマーもデータに存在しているらしく、『[[IMPACT]]』の裏ボスである[[シャア・アズナブル]]のようにマサキを裏ボスとして自軍と戦うイベントがあったのかもしれない。<br />
;「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />
;「どうした。俺に気を取られているような余裕が、お前たちにあるのか。あわせてやると言っているんだぞ」<br />
;「言ったはずだぞ、ナタル・バジルール。俺に命令するなと」<br />
;「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br />
;「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」<br />
:『[[J]]』での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるようになった。<br />
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />
;「無駄、無駄、無駄ァ!!」<br />
:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。<br />
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br />
;「二体揃わねば役に立つまいが!」<br />
;「月の光は天までは届かん!」<br />
;「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br />
;「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br />
;「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br />
;「八卦の愚か者共がぁ…! 消え失せろ!」<br />
:『MX』で[[八卦衆]]に向けて放った暴言の数々。[[DVE]]あるいは[[特殊戦闘台詞]]として全て声付きで聞ける。<br />
:八卦衆は其々強力な八卦ロボを持っているが、どれもこれもゼオライマーには敵わない為全て一蹴している。<br />
:『J』でも八卦衆への特殊戦闘台詞として採用されている。ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[山のバーストン]]<br />
:木原マサキが開発した八卦ロボのアーキタイプ。<br />
;[[雷のオムザック]]、[[月のローズセラヴィー]]<br />
:次元連結システムのプロトタイプを搭載して開発した。<br />
;[[天のゼオライマー]]<br />
:次元連結システムを搭載した搭乗機。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[グレートゼオライマー]]<br />
:『J』『X-Ω』<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*彼の名前を逆から読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。<br />
*オリジナルである技術者木原マサキの顔はOVA本編中や設定画では出ていないがB-CLUBスペシャルの折り込みイラストで横顔のみ確認出来る。<br />
*どうしようもない極悪人で劇中での所業はあまりにも卑劣で痛烈なのだが、その傍若無人・唯我独尊という終始一貫した強烈な個性に加え、彼を演じた関俊彦氏の熱演もあり、ファンからの人気は高いキャラクターである。敵軍どころか味方陣営にここまで清々しい悪役(アンチヒーロー)がいる事も珍しく、ある意味非常に貴重な人物と言える。<br />
**声を担当した関氏によれば、その清々しい快活な声質を評価されて主役を張るようになってからまだ日の浅かった時期に、それを生かせるマサトと真逆のマサキの二役を担当したことは演技の転機となり、不良少年や悪役などのオファーも増えるきっかけにもなったという。<br />
*スパロボユーザー間では『[[スーパーロボット大戦J|J]]』以降は、同作での迷言の数々から'''ツンデレ'''として幅広く認知されるようになり、'''ツンデレ冥王'''の渾名で親しまれるようにもなった。<br />
*原作漫画の相当キャラクターの名前は「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためか「長年の計画が全て無駄に終わった末に最終的に部下に裏切られて射殺される」という、より情けない末路を辿っている。なお、SRWユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いが、これもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合はそれぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。<br />
**こちらの若槻魔沙樹と秋津マサキは、肉体的に同一人物でOVAのようにクローンではない。<br />
**上記の末路を辿った若槻魔沙樹はのちに原作漫画の続編にあたる『冥王計画ゼオライマーΩ(オメガ)』にて意外な形で再登場しており、こちらも最終的に志半ばで主人公に敗北するものの、前作と比べるとほんの少し救われた安らかな最期を迎えている。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:きはら まさき}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%A8%E5%8E%9F%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%82%AD&diff=434665
木原マサキ
2022-05-16T09:40:33Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = きはら マサキ<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}}<br />
| 声優 = {{声優|関俊彦|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|菊池通隆}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|鉄甲龍}} → 単独行動<br />
}}<br />
'''木原マサキ'''は『[[冥王計画ゼオライマー]]』の登場人物。<br />
== 概要 ==<br />
かつて[[鉄甲龍]]に所属していた[[科学者・技術者|科学者]]で、機械工学のみならず生物工学にも才能を発揮した天才的技術者。<br />
<br />
しかしその実態は、傲慢不遜で冷酷非情なサディストであり、自分以外の他人全てを見下し、己の目的の「道具」として利用し犠牲にする事を一切躊躇わない卑劣漢である。<br />
<br />
自らが冥府の王−−「冥王」に君臨し世界を支配するという野心の実現の為、鉄甲龍を裏切って[[天のゼオライマー]]を奪い、物語の「真の元凶」として暗躍を重ねていく。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
==== 生前 ====<br />
15年前、世界制覇を目論む秘密結社「鉄甲龍」の技術者として活躍していたマサキは、[[ルラーン]]と共に8体の[[八卦ロボ]]を開発し、更には異次元から無尽蔵のエネルギーを供給するシステムである[[次元連結システム]]も独自に開発。まさに組織の最大の功労者としてマサキは名声を欲しいままにしていた。<br />
<br />
しかしマサキは、最初からルラーンや鉄甲龍という組織全体を自らの野望の為に利用していただけに過ぎず、ゼオライマーの完成を機に反逆しゼオライマーを『双鳳凰』に積み他の八卦ロボ全てを技術解析や追撃に使えない様破壊工作し、組織から脱走した。<br />
<br />
その後、[[日本]]政府に保護と見返りを要求するのだが、その危険な野心を見抜いていた政府側は[[沖功]]に抹殺を命令し、ゼオライマーを日本に持ち込んだマサキは、自身の[[クローン]]受精卵を提供した直後、沖によって射殺される事となった。<br />
<br />
==== 本編 ====<br />
マサキの死後から15年後、長い年月を経て八卦ロボの修復をほぼ完了させ、世界制覇に向けての準備を整えた鉄甲龍は、指導者である[[幽羅帝]]の指示の下、[[耐爬]]の駆る[[風のランスター]]に出撃を命じる形で活動を開始。対する日本政府は、里親に預けていた[[秋津マサト|マサキのクローン]]を拉致し、[[氷室美久]]と共に、強制的にゼオライマーで出撃させるのだが、ゼオライマーにはある細工が仕込まれていた。<br />
<br />
実は15年前、自分がどこに行ったとしてもいずれは殺される将来を把握していたマサキは、ゼオライマーのパイロット認証システムに自身の遺伝子を登録しておき、自身が受精卵を提供したクローンがゼオライマーに搭乗すると同時にデータ化した自身の人格と記憶がプログラミングされるようセットしていた。これは他の八卦ロボのパイロット達の場合も同様で、ゼオライマーの搭乗者になる予定だった幽羅帝だけでなく[[八卦衆]]のメンバー達もまた、全員が「マサキの遺伝子から造られたクローン」だった。<br />
<br />
マサキは日本政府と鉄甲龍のいずれかが世界を制し、その鍵はゼオライマーにあると計算しており、彼らの内の誰が勝利してもゼオライマーに搭乗した時点で結局はマサキの人格が上書きされてしまうという、悪意に満ちたシナリオを仕組んでいたのである。<br />
<br />
かくしてゼオライマーに搭乗したマサトに人格と記憶がプログラミングされる形で、木原マサキは復活する。ほぼ完全にマサトの身体を掌握したマサキの人格は欲望のままに行動し、八卦衆の良心を逆手に取る目的も兼ねて一般市民に大きな巻き添えを出しながら彼らを蹂躙していく。しかし、[[ラスト・ガーディアン]]本部を直接襲撃してきた塞臥達3人の愛情関係がもたらした[[三角関係]]を見た結果、消滅したと思っていたマサトの良心が突き動かされ、最終的に彼らを葬ったものの、マサキの人格はマサトの強靭な意思によって押さえつけられてしまった。<br />
<br />
最後は全てに決着をつけるべく、自らの意志で出撃したマサトと美久、そして同じ決意で待ち構えていた幽羅帝の3人の意志によって、マサキの邪悪な人格もまた全てを巻き込んだメイオウ攻撃によって消滅。その歪んだ野心は完全に終止符を打たれるのだった。<br />
<br />
なお、マサトに宿っていたマサキは、あくまでも「秋津マサト」という人間にゼオライマーに登録された「木原マサキ」の人格と記憶のデータを無理矢理上書きしたものでしかなく、本当にマサキが生き返っていた訳では無い。予めプログラムされたものであっても最後までその想いを切り捨てず散ったロクフェルの様に、15年の時間と経験を蓄積して培われたマサトの優しい「心」もまた、マサキの人格と記憶が植え付けられただけでは失われず、優れた頭脳と技術を持ちながらも、人間の心を理解せず、自身のゲームを楽しむ為の玩具として利用し軽視し続けるだけだった時点で、マサキの野望が潰えるのは必然だったのかもしれない。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
いずれの作品でも最期はマサトに人格を押さえられる結末を迎えている。<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:同じ声で対極的な存在である[[ラウ・ル・クルーゼ]]との対決が期待されたが、実現せず。今回、ある発言(後述)のために'''ツンデレ'''と評された。なお、今回はマサトと性格以外は同一ステータス。また、今作ではオリジナル敵勢力の[[フューリー]]とも深い因縁を持っていた。<br />
:ルラーンや『[[フルメタル・パニック!]]』のカリーニンの台詞によって、彼が[[ウィスパード]]である可能性も示されていたが、原作小説においてのウィスパードの定義に明らかに当てはまらないので、この世界に置いても[[次元連結システム]]はやはり彼の天才的な才覚によって開発されたということなのだろう。そちらの方がよほど驚異的だが。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:初登場作品。本作では[[ゼーレ]]と深い因縁があり、[[人類補完計画]]や[[セカンドインパクト]]にも関係していた。基本的にイベントにおける[[NPC]]だが、マサトが参入する前にマサキが自軍を巻きこみかねない攻撃を行う為、そのとばっちりでマサトが他作品の仲間たちからしばらく白い目で見られてしまう。<br />
:初期のマサトより能力値が高く、マサトが弱気なのに対して超強気である(原作シナリオが終了すると、マサトの能力はマサキと同値になり、性格が強気になる)。[[月のローズセラヴィー|ローズセラヴィー]]戦にて一時的ではあるが、マサキを操作可能。<br />
:本作においては冥王計画遂行の理由として「自分以外存在しない、全てが失われた世界に安らぎを求めた」と人格合一後のマサトが語っている。少なくとも、この作品においてはそれが真実なのだろう。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スパロボ学園}}<br />
:天のゼオライマーのグー属性版のメインパイロットとして参戦。戦闘アニメ元である『[[J]]』と同様に、ステータスはマサトと同じ。しかし精神コマンドが異なり、必中を持たない代わりに覚醒を使える。必中なしでメイオウが当たるスーパー系相手なら、マサトよりも強力。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2019年1月のイベント「唸れ!滾るリビドーと魂!」期間限定参戦。シナリオNPC。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
マサトより能力値が上昇(人格融合後のマサトの能力値)。劇中の自信に満ち溢れた振る舞いから、[[性格]]が超強気になる場合もある。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[EXPアップ]]'''<br />
:マサトと共有なのでこのラインナップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「覚醒、ゼオライマー」<br />
:<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[秋津マサト]]<br />
:[[日本]]政府に残した[[クローン]]。しかし彼自身の思惑とは違う方向へ成長するに至り、自身の野望を打ち破る。<br />
;[[八卦衆]]<br />
:全員が同一遺伝子から作られたクローン。彼らの愛を嘲笑い、原型を残さぬほどに踏みにじる。それぞれが彼の思惑通りに果てていくが、逆にそれは自らの人格が乗っ取っていたマサトの良心を突き動かす事になった。<br />
;[[幽羅帝]]<br />
:[[鉄甲龍]]に残した[[クローン]]。自らの野望を代わって遂行させたが、ルラーンの最後の行動が、彼女もまた変える事になった。<br />
;[[氷室美久]]<br />
:[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[次元連結システム]]として創造。いわく「成長するガラクタ」で、ゼオライマーを動かすパーツか、欲望の捌け口としか見ていなかった。<br />
;[[沖功]]<br />
:かつて自分を射殺した人物。<br />
;[[ルラーン]]<br />
:鉄甲龍時代の同僚。鉄甲龍の乗っ取りを彼に持ちかけ共謀していたが脱走する事で裏切った。その為ルラーン本人も複雑な感情を抱えている。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[ゼーレ]]<br />
:MXではかつて彼らと結託していたが、利用されていたことに気付き、裏切る。本作では[[ゼーレ]]は[[次元連結システム]]を用いて[[ガフの扉]]を開こうとしていたので、彼に裏切られたため[[セカンドインパクト]]を起こさざるを得なくなったという事情があり、結果的に本作ではマサキは[[セカンドインパクト]]を引き起こした原因の一人である。現代に甦った後は、彼らへの復讐を目論む。<br />
;葛城博士<br />
:[[MX]]では彼と共に[[NERV]]の前身組織であるゲヒルンに関わっていた。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:Jでは彼女になにかと絡む場面もあり、彼が'''ツンデレ'''と評される一因に。<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:Jではマサキの冥王計画を継ぎ、世界を滅ぼそうとするも、クルーゼ自身は言外にマサキの所業を嫌悪する様子を見せている。[[CC]]においては冥王計画に興味を示しつつもマサキの所業については嫌悪し、マサキの被害者である[[塞臥]]に手を差し伸べている。<br />
;[[フューリー]]<br />
:[[J]]では彼らを17年前から知っており、互いに倒すべき敵と認識していた。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]<br />
:[[CC]]では二重人格つながりか、ちょっとした絡みがある。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「…勝てる」<br />
:初登場時の台詞。この後、メイオウ攻撃を発動して[[風のランスター]]を消滅させる。<br />
;「くっくっく……勝ったぞ……勝った……!」<br />
:ランスターを消滅させたのち、愉快気に呟く。この後唐突に引っ込み、マサトの人格に戻ってしまう。<br />
;「くっくっくっくっ……その必要はないっ!」<br />「むしろ、奴らが市民のことを考え、動きを鈍らせれば好都合」<br />
:美久の被害拡大を防ぐために樹海に誘導するべきという進言をこの台詞で却下する。マサトと好対照のダークヒーローの面目躍如たる台詞である。<br />
;「茶番は……終わりだ」<br />
:シ姉妹の和解を見て吐き捨てた台詞。この後、メイオウ攻撃によって二人とも消滅させる。<br />
;「ゼオライマーよ、パーツを呼び戻せ! お前の次元連結システムをな!!」<br />
:[[葎]]との戦闘時。美久の不在によって窮地に追い込まれていたが、この台詞の後、一気に逆転する。MXでは台詞回しの都合からか「パーツ」が「奴」に変わっている。<br />
;「チャージなどさせるものか…」<br />
:Jカイザーをチャージする[[月のローズセラヴィー]]に対して。気象を操る衛星兵器「月の子」を全て破壊してチャージを阻止した。そして……。<br />
:『X-Ω』ではHi-ERo粒子をチャージする[[ダイミダラー超型・孝一]]へ向けて言う。『ダイミダラー』の作品カラーのせいか何か違う意味に聞こえてしまうのは気のせいだろう。<br />
;「俺は木原マサキ! 父などではない!」<br />
:ローズセラヴィーをメイオウ攻撃で消し飛ばしたのち、葎が最後に呟いた「…お父さん…」をこう言って否定した。<br />
;「俺がそんな善人に見えるか?」<br />
:最終話において美久から、天のゼオライマーを奪ったのはハウドラゴンの計画を阻止するためではないのかと言われて。そりゃ見えないだろう。更に直後……。<br />
;「だが、鉄甲龍にいようとそこから逃げようと、志半ばで殺されることも予想していた」<br />「だから俺は、自分の死後目覚める、あるいくつもの布石を打った」<br />「成長するガラクタ! お前もその一つだ…」<br />
:ラスト・ガーディアンにて自身の計画の一部を語る。清々しいほどの外道っぷりである。<br />
;「また俺を殺すのか、沖?」<br />
:[[八卦衆]]の迎撃にいかないマサキに業を煮やして、洗脳という手段を使ってまで戦わせようとする沖への皮肉。流石に良心がとがめていたのか、沖は動揺する。<br />
;「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」<br />
:生身のマサキがポケットにある装置から力場を発生させ、沖や美久らを吹き飛ばした際の台詞。何でもありの便利機能「[[次元連結システム]]」および[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を象徴するような台詞である。<br />原作未見のプレイヤーはなぜマサキが常に自信たっぷりなのか疑問に思う人もいるだろうが、それはこのような自衛手段を用意してあるがゆえである。<br />
;「黙れぇっ!! やめろ、やめろぉっ!!」<br />「愛だと…!? ふざけるな、八卦ども! 貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」<br />「同じ受精卵に手を加えた…いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物! 俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」<br />
:終盤、[[祗鎗]]・[[塞臥]]・[[ロクフェル]]が痴話喧嘩を始めたのを見て激怒した際の台詞。<br/>シ姉妹や葎との戦いで愛情を見せられることに激怒しているような素振りを見せているが、それを踏まえてもこの場面の取り乱しっぷりは異様であり、何かしらのトラウマがあるように見える。祗鎗と塞臥はこの言葉に動揺するが……。<br />
;「それも全てプログラムに過ぎない…!」<br />
:たとえ造られた存在であったとしても塞臥への愛は本物だと突撃するロクフェルを否定する。<br />
;「はぁっ、はぁ… 造物主に…逆らうとは……!!」<br />「ぐ、ううっ……ぐあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」<br />
:祗鎗、塞臥を相手にメイオウ攻撃を発動しようとした時の台詞。頭痛は収まるどころか激しさを増し、それが限界を超えたその時「木原マサキ」という人格は消滅した……。<br />
;「チャージなどさせるかっ!!」<br />
:バラエティ[[ドラマCD]]『大冥界』でチャージしようとする葎に対して。瞬間的にマサキの性格が表れ、それを阻止した。<br />上記のチャージを阻止する際の台詞のセルフパロディで原作アニメではぼそっと呟く程度だったのだが、ドラマCDではかなり高いテンションで叫んでおり、今ではこっちが有名になってしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />
;「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />
;「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />
:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。<br />
;「フフフッ…ハハハッ…ハァーッハッハッハッハッハッハ!!!」<br />
:『J』ではメイオウ攻撃命中時の台詞としてこれが追加。この高笑いとともに炸裂するメイオウ攻撃は圧巻の一言。<br />
:三段階で徐々に笑い声のテンションが上がっていくのがポイント。この「三段高笑い」は今日では悪役のテンプレとして親しまれている。<br />
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />
;マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />
;美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />
;マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />
;美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />
;マサキ「任せておけ。''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…''」<br />
;美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />
;マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />
;美久「あ…ずるい…」<br />
;マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />
;マサキ「''せいぜい楽しむがいい…''」<br />
:『[[MX]]』の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。<br />
;「なんだと? この俺にふざけた口を……何者だ!?」<br />
;「冥王たるこの俺に、よくそんな口が利ける……出て来い、誰だ?」<br />
:『[[MX]]』における没ボイス。セリフから察するにロムとの会話であるDVEだと思われる。余談だが、敵ユニットのゼオライマーもデータに存在しているらしく、『[[IMPACT]]』の裏ボスである[[シャア・アズナブル]]のようにマサキを裏ボスとして自軍と戦うイベントがあったのかもしれない。<br />
;「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />
;「どうした。俺に気を取られているような余裕が、お前たちにあるのか。あわせてやると言っているんだぞ」<br />
;「言ったはずだぞ、ナタル・バジルール。俺に命令するなと」<br />
;「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br />
;「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」<br />
:『[[J]]』での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるようになった。<br />
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />
;「無駄、無駄、無駄ァ!!」<br />
:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。<br />
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br />
;「二体揃わねば役に立つまいが!」<br />
;「月の光は天までは届かん!」<br />
;「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br />
;「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br />
;「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br />
;「八卦の愚か者共がぁ…! 消え失せろ!」<br />
:『MX』で[[八卦衆]]に向けて放った暴言の数々。[[DVE]]あるいは[[特殊戦闘台詞]]として全て声付きで聞ける。<br />
:八卦衆は其々強力な八卦ロボを持っているが、どれもこれもゼオライマーには敵わない為全て一蹴している。<br />
:『J』でも八卦衆への特殊戦闘台詞として採用されている。ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[山のバーストン]]<br />
:木原マサキが開発した八卦ロボのアーキタイプ。<br />
;[[雷のオムザック]]、[[月のローズセラヴィー]]<br />
:次元連結システムのプロトタイプを搭載して開発した。<br />
;[[天のゼオライマー]]<br />
:次元連結システムを搭載した搭乗機。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[グレートゼオライマー]]<br />
:『J』『X-Ω』<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*彼の名前を逆から読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。<br />
*オリジナルである技術者木原マサキの顔はOVA本編中や設定画では出ていないがB-CLUBスペシャルの折り込みイラストで横顔のみ確認出来る。<br />
*どうしようもない極悪人で劇中での所業はあまりにも卑劣で痛烈なのだが、その傍若無人・唯我独尊という終始一貫した強烈な個性に加え、彼を演じた関俊彦氏の熱演もあり、ファンからの人気は高いキャラクターである。敵軍どころか味方陣営にここまで清々しい悪役(アンチヒーロー)がいる事も珍しく、ある意味非常に貴重な人物と言える。<br />
**声を担当した関氏によれば、その清々しい快活な声質を評価されて主役を張るようになってからまだ日の浅かった時期に、それを生かせるマサトと真逆のマサキの二役を担当したことは演技の転機となり、不良少年や悪役などのオファーも増えるきっかけにもなったという。<br />
*スパロボユーザー間では『[[スーパーロボット大戦J|J]]』以降は、同作での迷言の数々から'''ツンデレ'''として幅広く認知されるようになり、'''ツンデレ冥王'''の渾名で親しまれるようにもなった。<br />
*原作漫画の相当キャラクターの名前は「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためか「長年の計画が全て無駄に終わった末に最終的に部下に裏切られて射殺される」という、より情けない末路を辿っている。なお、SRWユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いが、これもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合はそれぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。<br />
**こちらの若槻魔沙樹と秋津マサキは、肉体的に同一人物でOVAのようにクローンではない。<br />
**上記の末路を辿った若槻魔沙樹はのちに原作漫画の続編にあたる『冥王計画ゼオライマーΩ(オメガ)』にて意外な形で再登場しており、こちらも最終的に志半ばで主人公に敗北するものの、前作と比べるとほんの少し救われた安らかな最期を迎えている。<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:きはら まさき}}<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%88&diff=434518
アルベルト・ビスト
2022-05-15T02:19:20Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Alberto Vist]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/character/05.html CHARACTER]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| 声優 = {{声優|高木渉|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|高橋久美子}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]])<br />
| 性別 = 男<br />
| 年齢 = 33歳<br />
| 所属 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]<br />[[ビスト財団]]<br />
}}<br />
'''アルベルト・ビスト'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム社]]の重役を務める男性。<br />
<br />
[[カーディアス・ビスト]]と正妻エレン・ビストとの間に生まれた息子であり、[[バナージ・リンクス]]の異母兄にあたる。<br />
<br />
叔母マーサから表と裏の仕事両方を任されるなど、能力そのものは優秀ではあるが父カーディアスのようになれない自分にコンプレックスを抱いている。定期的にかかり付けのカウンセラーに診療されたり、カーディアス銃撃を引き摺ったりとメンタル面は弱い人物であり、そこを付け込まれマーサの走狗としていいように使われている面はある<br />
<br />
物語序盤でUC計画におけるアナハイム及びビスト財団のお目付け役として登場し、[[ネェル・アーガマ]]に同乗する。そこで、戦闘時の被弾により艦から放り出されかけた際に捕虜となっていたマリーダに助けられたことで彼女に特別な思いを抱くようになる。地上に降りてからは再調整されたマリーダのマスターとして設定され、叔母の意向に従い命令を下していくが、彼の本心は彼女を手元に置いておきたいというものであり彼女の体を気遣うなど甘さも見せた。<br />
<br />
=== [[小説|原作小説版]] ===<br />
マリーダに相当に熱をあげており、彼女に再び会うために周囲の反対を押しきりリディに同行して宇宙に上がる。また、荒れているリディの暴力を身を挺して止めたり、自身のふがいなさから自ら[[強化人間|強化]]を望む彼に対して「強化で強い心が手に入るなら自分がとっくにやっている」と自分の経験を基に諭すなど、マリーダを得たいというごく私的な動機とはいえ自分自身の行動目的を持ち、叔母の言いなりになっていたころとは異なる芯のある態度を見せるようになる。最終決戦時にはほぼ最前線といって言い場所に赴き、マリーダの死亡時にも付近にいたため「私を愛してくれた人」としてマリーダの思念と邂逅している。この時、マリーダの思念に直接触れたことでリディ同様自身を見つめ直し、ラストの[[コロニーレーザー]]阻止の場面ではバナージを助けるために付近の宙域に元々はリディの援護として用意していた「ユニコーンがもう一機つくれる」ほどの大量の[[サイコフレーム]]を危険を顧みずにばらまくなど遺恨を乗り越えて異母弟に対して彼にできる最大限の助力をした。<br />
<br />
=== [[OVA|OVA版]] ===<br />
終盤には宇宙に上がらずマーサにくっついて地上でコロニーレーザーを発射する側にいる。マリーダの死を知って落胆するも、発射を止めようとマーサやローナンを説得を試みるがあっさりと失敗。彼が戦場にリディが居る、という一言を放った時には既に手遅れであった。その後マリーダの死に加えてコロニーレーザーを止めたバナージの光を見たことでなにかが吹っ切れたらしくマーサを諭して、彼女を退かせた。その時の彼の表情や言動は小説版のような激しい変化こそなかったものの一連の騒動でしっかりと成長したことを感じさせるものであった。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:初登場作品。[[NPC]]。原作とは違い、長期に亘って[[Z-BLUE]]と行動を共にする。<br />
:今作ではマリーダに助けられるシーンがないため、マリーダに惹かれた理由が「他人の勝手に翻弄される強化人間の宿命に、自分自身の生き方を重ねた」と『天獄篇』で語られている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:NPCだが音声が収録されており、同じ声優の[[ガロード・ラン|ガロード]]と[[中断メッセージ]]で会話する。<br />
:[[クロノ]]のスキャンダルが発覚した後は[[サイデリアル]]に管理されている現状を疑問に思わず、己の保身に執着するマーサを明確に見限り自分なりのやり方で世界と戦うことを決意、Z-BLUEを支援する立場になる。最終話では連邦政府のZ-BLUE支援側の人々と共にZ-BLUEを激励した。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:概ね原作アニメ版準拠の役回り。<br />
:原作再現が微妙なところからなので必然的に[[ブライティクス|BX]]との関わりも薄くなっているが、その分、原作終了後にも[[ローナン・マーセナス|ローナン]]と共に奔走している姿が描かれるなどちらほら登場する。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:原作や従来のスパロボと比べるとコンプレックスの部分が薄く、理性的に立ち回っている。<br />
:原作同様に捕虜になった[[マリーダ・クルス|マリーダ]]を連れてロンド・ベルを離脱するも、その後のマリーダとの関わりを機に彼女を救いたいという想いからやがて戦争を平和的な手段で解決したいと願い、[[ウォン・リー]]を介して[[カミーユ・ビダン]]と接触、更に彼を介し[[ラプラス (組織)|ラプラス]]に参加しており、[[エルピー・プル|プル]]、[[プルツー]]とマリーダの会話を[[オットー・ミタス|オットー]]、[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]と見守りながら彼等とも和解している。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:Rサポートユニット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2から登場。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;並々ならぬ執着心<br />
:R。命中率アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[カーディアス・ビスト]]<br />
:実父。序盤に彼を銃撃し、この傷がもとで彼は命を落とす。<br />
;[[サイアム・ビスト]]<br />
:曾祖父にあたる。<br />
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]<br />
:叔母。当初は彼女の忠僕として動いていた<ref>原作小説では、アルベルトと近親相姦関係にあるという設定。</ref>が、次第に良心の呵責に苛まれ、最終的には目論見が失敗してもなおも足掻こうとする彼女を諭している。<br />
:スパロボでは、より明確に彼女を見限っている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では「家に縛られ、血に縛られ、権力に縛られた」と評しているが、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「また、始めましょう。あの頃のように最初から…」とやや好意的である。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:異母弟。彼が幼少の頃に数回会った事がある程度だったため、序盤では彼の顔を忘れていた。素性を知った際に嫉妬心を抱く。OVA版では小説版のシーンがいくつかバッサリカットされたため、バナージはアルベルトを兄弟だと知らないままに終わった。<br />
;[[リディ・マーセナス]]<br />
:原作小説版では終盤でバナージへの憎しみを抱く者同士の共犯関係じみた繋がりになるが、同時に奇妙な友情も芽生えることに。<br />
;[[マリーダ・クルス]]<br />
:彼女に助けられた事で、彼女に想いを寄せるようになる。彼女との出会いと関わりが、アルベルトが大きく成長するきっかけとなる。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼に情報をリークし、マーサを告発した。<br />
;[[スベロア・ジンネマン]]<br />
:共にマリーダに救われた者。原作ではあまり絡まなかったが『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではそれについての会話がある。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 == <br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]』の時点で、彼から本性は良心を持った人物であることを見抜かれており、「根は悪い人ではない」と評される。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ウォン・リー|ウォン]]を介して彼と接触し、彼の誘いを受けてラプラスへと参加する。<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』の中断メッセージで中の人繋がりで共演(ストーリー中は特に関わりはない)。<br />
;[[フリット・アスノ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では政敵で、ロストロウランでの戦いが終わった直後、彼と顔を合わせた際に面と向かって嫌味を浴びせるが、逆に痛烈な皮肉を返される。<br />
;[[キャプテン・アッシュ]]<br />
:『BX』では彼にマーサの不正の証拠をリークした。<br />
;[[アローン・シモンズ]]<br />
:『BX』では利害が一致しての協力関係で、彼の「功績」の実態も把握している。<br />
;[[ジョニー・バーネット]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では初対面時にいきなり(アルベルトの聴いていない所でではあるが)「権力で自分の物事を押し通す人間」と痛烈な評価を下されてしまう。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;悪いのは百年続いた秩序を乱そうとした あの男だ。そうだ 元凶はあの男。私は悪くない。何も…悪くないんだ。<br />
:PS3版『機動戦士ガンダムUC』でのモノローグ「自負」における〆。この後のモノローグでも自身を「狡知を身に付けた」と評しているところに、この男の非情になり切れない弱さが見て取れる。<br />
;「なんで…ぼくじゃなかったんだ」<br />
:マーサに「引き返せない道」と言われ、自身が父親を撃った時の感触を忘れられず更に父親が自分ではなく異母弟を選んだことを思い出して…。<br />
;「艦長、世話になった。副長も」<br/>「調査を見届けられないのは、心苦しいが……艦の武運長久をお祈りする。それでは」<br />
:ネェル・アーガマから離れる際にオットーに対する別れの言葉。OVA版ではそのまま再会することはなかったが、原作小説版では終盤に再び戦場で邂逅することになる。<br />
;「終わったのです、また始めましょう」<br />
:OVA版最終話、拘束されたマーサをこの言葉で諭す。この時の表情は非常に穏やかなもので、彼もまた戦いの中で成長してきたことを示す確かな証であった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;(世界が終るかもしれないというのにいったい私は何をしているんだ…)<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第47話([[メリダ島]]ルート)冒頭、マーサから通信で指示を受け取った後、良心の呵責に苛まれて心中で吐露する。<br />
;「あああ! 目が、目がっ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第25話にて[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]が乱入した際に。『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐を思わせる台詞である。<br />
;(頼むぞ、バナージ・リンクス…お前の言う可能性の先を夢を忘れた古い人間達に見せてくれ)<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第37話(宇宙ルート)にて、マーサの拘束後。「夢を忘れた古い人間」というのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』の前半主題歌「アニメじゃない」の歌詞から。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*前述するように原作小説とOVAで終盤の行動が大きく異なり、特に小説版ではその活躍が鮮烈であったこともあって、小説とOVAの違いを論じる上でファンの間ではしばしば「一番割を喰った人物」の候補として上げられる<ref>福井晴敏氏は、「元々アルベルトはギャグキャラでいく予定だった」「小説では当初の予定になく大幅に出番が増えた」「OVA版では出番が削られたがこれくらいが当初の彼の出番」という旨の発言をしている</ref>。<br />
**尤もあくまで「割を喰った候補」であり、[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]やトライスターの面々に比べれは一応、見せ場も成長描写もあっただけマシという声もある。<br />
*「ガンチャン」の登録者105万人突破と劇場版[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|ハサウェイ]]公開記念に際し、かつてのガンダム作品でメインキャラクターを演じた声優インタビュー動画企画が実施された際、『[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]』の主役[[ガロード・ラン]]の声優でもあることから高木渉が登場した。その際アルベルトについて「UCの音響監督の木村絵理子からオファーが来た」「当初はガンダムではガロードでいたいという思いから1度オファーを断った」「木村から『ガンダムXを悪くするような作品にならない』と説得され引き受けた」「演じていく中でガロードからアルベルトへシフトチェンジ出来るようになり音響監督に感謝している」と裏話を披露している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:アルベルト・ビスト]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あるへると ひすと}}<br />
[[category:登場人物あ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムUC]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%B3&diff=434516
ボルジャーノン
2022-05-15T02:04:23Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Borjarnon]]<ref>[http://www.turn-a-gundam.net/mobilesuit/05.html Mobile Suit]、∀ガンダムWeb、2022年1月12日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[マウンテンサイクル]]より発掘<br />
| 全高 = 17.5m<br />
| 動力 = 核融合炉<br />
| 装甲材質 = 超硬スチール合金<br />
| 主なパイロット = [[ギャバン・グーニー]]<br />
}}<br />
'''ボルジャーノン'''は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ルジャーナ領で発掘された[[モビルスーツ]]。機体名はルジャーナ領の領主ボルジャーノ候の名から命名される。<br />
<br />
見た目は往年の名機[[ザク|ザクII]]であり、事実地球に帰化した[[ムーンレィス]]の子孫たちで構成されるレット隊の面々は「ザク」と呼ぶ。他の機体との交戦状況を見る限り、性能的にそれほど劣る機体ではないようである。[[カプル]]同様にコクピットのシステムが異なるほか、[[ドム]]のようにホバー走行ができたことからレプリカと思われる。<br />
<br />
大量に発掘されたことからルジャーナ・[[ミリシャ]]の機械人形部隊であるスエサイド部隊の主力機となった。同部隊はこの機体による集団戦を得意とする。[[ギャバン・グーニー|ギャバン]]も[[ボルジャーノン (ギャバン機)|隊長機]]が破壊されたあとはこちらの一般機を使用していた。<br />
<br />
強いて言えば目玉(モノアイ)が若干大きい程度で、見た目こそ前述の通りザクそのものだが、性能はそれなりで、かつ味方側としてカプル同様[[∀ガンダム]]の脇を固める名脇役機といった位置づけであり、原作・SRW共に敵側のやられ役の代名詞だったザクとは違い、性能・作中での扱い共にかなり優遇されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:初登場作品。その姿に現代組が驚く場面もある。[[ジョゼフ・ヨット|ジョゼフ]]と[[ボルジャーノン (ギャバン機)|専用機]]未入手時の[[ギャバン・グーニー|ギャバン]]の搭乗機として最大2機入手する。武器のCT補正は高めで改造後の威力も十分あるが、空適応の悪さが欠点。機体性能も今一つなので、使うならしっかり補強したい。<br />
:[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]からは終始ザクと呼ばれていた。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:序盤から登場。ジョゼフの他、ギャバンも最初からこちらに乗っている(専用機は出てこない)。小隊員向けの機体性能だが、装甲が低いので、防御要員としてはあまり過信できない。[[ブロッキング]]持ちを乗せよう。その場合、運動性より装甲を強化した方がいい。なお、パーツスロットや武器改造コストが素晴らしく、改造次第では最後まで戦い抜ける。中盤のセツコ単独ルートにおいては、[[壇闘志也|闘志也]]の小隊にジョゼフ及びギャバンを組み入れ、ブロッキングを活かすと共にゴッドシグマ搭乗者の「[[加速]]・[[直撃]]」等のSPを節約するのも良い。その場合、[[強化パーツ]]を使用しない限り、飛行不可になる点は注意。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;スパイク<br />
:ザクと同様、左肩アーマーに固定装備。<br />
;シールド<br />
:ザクと同様、右肩に固定装備。<br />
;クラッカー<br />
:投擲用の手榴弾。<br />
;ヒートホーク<br />
:高熱で溶断する手斧。<br />
;ボルジャーノン・マシンガン<br />
:上部にドラムマガジンを持つ構造のマシンガン。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではP-TRI版もあり、中々優秀。<br />
;ボルジャーノン・バズーカ<br />
:通常弾頭を用いるバズーカ。射程は長めで援護も一応可能。<br />
<br />
==== 技 ====<br />
;ショルダータックル<br />
:左肩のスパイクアーマーを使用したタックル。ザクの伝統と言うべき格闘スタイルは本機でも健在。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[スモー]]<br />
:ギャバン指揮下のスエサイド部隊の機体が、ソレイユを護衛する親衛隊機と交戦している。先遣の戦闘機部隊によるソレイユへの爆撃阻止に追われている隙を突き、地の利を活かしたゲリラ的奇襲と集中砲火で1機を撃墜している。しかし、これは親衛隊がディアナの命により敵機体への直接的な反撃が禁じられていたが故に成功したものであり、歴然たる性能差から、本来はまずまともに戦える相手ではなかった。このため、追撃に逸る部下たちを抑え、ギャバンも戦果を挙げた後は即座に撤退している。<br />
;対[[マヒロー]]<br />
:ギンガナム艦隊の襲撃時、緒戦で多くの機体が降下してきたマヒロー隊と交戦した。しかし、機動力が高く空が飛べ、高出力のビーム砲にビームマシンガンまで備えたマヒロー相手に先制を受けてまともに戦えるはずもなく、一方的に撃破されていた。しかし、ディアナ・カウンターとの共同作戦による反撃では、数の多さを活かした連携とパイロットの実戦経験の差で互角に渡り合う様子も見せた。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ボルジャーノン (ギャバン機)]]<br />
:<br />
;[[ザク]]<br />
:<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ボルジャーノン]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ほるしやあのん}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:∀ガンダム]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%A2&diff=434415
シュナイゼル・エル・ブリタニア
2022-05-14T14:19:14Z
<p>アホウドリ売り: /* 人物 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}<br />
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版}}<br />
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 復活のルルーシュ}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|井上倫宏|コードギアスシリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|木村貴宏|コードギアスシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人(ブリタニア人)<br />
| 性別 = 男<br />
| 生年月日 = 皇暦1990年1月12日<br />
| 年齢 = 27歳<br />
| 身長 = 201 cm<br />
| 血液型 = AB型<br />
| 星座 = 山羊座<br />
| 髪色 = 金髪<br />
| 所属 = [[神聖ブリタニア帝国]]<br />
| 役職 = 宰相<br />外交官<br />
}}<br />
'''シュナイゼル・エル・ブリタニア'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 == <br />
[[神聖ブリタニア帝国]]第2皇子。卓越した頭脳と常に先を見据えた行動力により、ブリタニアの次期皇帝候補に最も近い人物とされる。<br />
<br />
[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]として反逆を起こした弟の[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]からも、自身を超える政治・軍事的策略と決断力を持った強敵と見られており、チェスの勝負では常にシュナイゼルの方が勝っていた程である。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
外交などを行い、国家関係を円滑に進める穏やかな人柄の持ち主。また、物腰や言動は柔らかく、周囲からの信頼も厚い。反面、敵を糾弾する手段は問わないなど、政治家としての顔も見える。<br />
<br />
このシュナイゼルの性格は、学生時代の頃には備わっていたらしく、イラストドラマで描かれた[[貴族]]学校時代は、優等生で決して私情を挟むような行動は起こさなかったとされている反面、温厚さの裏に厳格さを合わせ持った姿勢で学園の生徒達を束ね挙げ、監督生として寄宿舎内の秩序を完璧なものにしようとしている。また、当時学校内の不良グループのリーダー格で誰に対しても食って掛かる[[カノン・マルディーニ]]に対しては、顔面に鞭で打ち据えるという普段からは想像出来ない程のとんでもなく苛烈な制裁を加えている。<br />
<br />
一見非の打ち所の無い完璧な人格者に見えるが、その裏には自身を含め全てに対する執着を一切持たない虚無があり、何らかの行動を起こすのも、自身が望んでいるからではなく、'''「他人が自分にそうすることを望むから」'''で、他者が望むのであれば「[[神]]」にもなろうとする。他人はおろか自分自身にさえも執着を持たないが故に、他者が望んで自らが起こすと決めた目的を達成させる為ならば、手段を一切選ばず、他人であろうが身内であろうが使い捨てにする事も厭わない、ある意味でシャルル以上に危険な一面を持っており、本人からもその事で危険視されていた。端的に言えば「自己保身と利益追求のみ長け、他者への自制心の無い人物」といえよう<ref>[[小説|ノベライズ版]]では、この性格から[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]から毛嫌いされており、[[C.C.]]にはシュナイゼルの方も同じくらいにマリアンヌを嫌悪していただろうと推察されていた。</ref>。<br />
<br />
=== 来歴 ===<br />
==== 第一期 ====<br />
長兄の[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]の政治家としての能力が凡庸であった為に、殆どの実務をシュナイゼルが請け負っている。政治家として敏腕を振るい、[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]の死後は、彼の部下であった[[バトレー・アスプリウス]]を傘下に加え、思考エレベーター等の研究も引き継いでいる。<br />
<br />
妹の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]の提唱した「[[行政特区日本]]」の設立に関しては、政治的な利用価値があると判断して賛成している。しかし、「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[ギアス]]」の暴走という予想外の事態によって、ユーフェミアの日本人虐殺を映像越しで目の当たりにする事になり、普段冷静なシュナイゼルも、妹がし得ないこの無残な光景には、驚愕の表情を隠せずにいた。このユーフェミアの事件に関しては、シュナイゼル自身も強く疑問を抱いていた様で、事件が起こる直前にユーフェミアと二人で会談を行っていたゼロについて、秘密裏に独自の調査を行う事になった模様。<br />
<br />
==== R2 ====<br />
前作と変わらず、政治家及び策略家として優秀な能力を発揮。また、[[ブラックリベリオン]]の際に、アッシュフォード学園で爆発騒動を引き起こした[[ニーナ・アインシュタイン]]が独自に編み出したウランの核分裂、ウラン濃縮の理論に目をつけ、彼女を自らの研究チーム「インヴォーク」のチーフに抜擢し、最強の殲滅兵器「フレイヤ」の開発に成功させている。<br />
<br />
E.U.との戦争を優位に進めつつ、中華連邦との宥和外交も急速に進展させ、長兄のオデュッセウスと[[天子]]の政略結婚によって、中華連邦との同盟を締結させようと、特派やラウンズのメンバーを率いて中華連邦に赴く。結婚式の前日に開かれたパーティーにて対面したゼロとチェスの勝負を行うが、この時のゼロの駒の動かし方から、彼の正体について、看破したかのような素振りを見せている。しかし結婚式当日、[[黎星刻]]達のクーデターに乗じて襲撃してきたゼロに天子を誘拐され、自ら天子奪還の指揮を取る事になるが、天子を平気で使い捨ての道具に扱う大宦官達のあまりにも醜い私利私欲に走る様が、民衆達に通信で知れ渡ってしまった結果、民衆達の暴動が起こった上に大宦官達も抹殺された事で、中華連邦が黒の騎士団側についた事を悟り、手を引く事になる。<br />
<br />
第二次トウキョウ決戦直前、密かに[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]や[[グラストンナイツ]]にスザクの尾行をさせる事で、[[ルルーシュ・ランペルージ]]の捕獲に成功。彼の正体がゼロである事を確信する。第二次トウキョウ決戦後は、ルルーシュの元から脱出した[[コーネリア・リ・ブリタニア]]も同行させて、黒の騎士団の旗艦である斑鳩に来訪。これまで集めた資料のデータを基に、ゼロの正体が自分と同じブリタニアの皇子である事や、彼の持つ「ギアス」について暴露。更にはギアスに掛けられたユーフェミアを始めとする被害者リストを見せて、自身もギアスに操られているかもしれないという恐怖を演じて、黒の騎士団のルルーシュへの不信や怒りを増大させ、[[扇要|扇]]の「日本返却」の要求を呑む(実際のところ日本返却の是非は皇帝の権利であり、またこれは黒の騎士団では無く超合集国評議会の管轄である)ことで、ルルーシュの捕獲には失敗したが、黒の騎士団から追放し、孤立させる事には成功した。[[枢木スザク]]の提案によって、兼ねてより父・シャルルの皇帝としての責任力の無さに不満を抱いていたシュナイゼルは、シャルルを抹殺して自らが皇帝の座に就く事を決意。「ナイトオブワン」の称号を与える事を条件に、スザクにシャルルの[[暗殺]]を命令する。スザクが「Cの世界」に向かっている間、[[シャルル・ジ・ブリタニア]]や[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]の同志であった[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]に、シャルルの計画の完遂後はブリタニアを自由にして良いと言われていたが、ルルーシュとスザクの二人にシャルルとマリアンヌが抹殺された事で計画は頓挫。皇帝の座はルルーシュの手に渡り、自らが皇帝の座に就く事は叶わなかった。<br />
<br />
コーネリア、[[カノン・マルディーニ]]、[[ディートハルト・リート]]、[[アーニャ・アールストレイム]]らと共にブリタニアから離反した後、カンボジアのトロモ機関へと身を移していたが、皇帝となったルルーシュが日本で超合衆国と会談を行っている隙を突いて、多数のフレイヤを搭載した巨大天空要塞「[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]」を起動させ、ブリタニアの首都・[[ペンドラゴン]]をリミッターを解除したフレイヤで殲滅。首都で暮らす民衆はおろか、ルルーシュの傀儡に成り下がった異母兄弟達殆どをも抹殺してしまった。その後、全世界をダモクレスに搭載されたフレイヤの射程圏内におく作戦を計画し、人々を恐怖で従属させることで世界平和を実現するものになろうとする。更には、第二次トウキョウ決戦時に、密かに救出していた[[ナナリー・ランペルージ]]を、対ルルーシュの切り札として次期ブリタニアの皇帝に擁立させようとするが、世界を恐怖で支配しナナリーまで政治の道具として利用しようとする自身のやり方にコーネリアが異を唱えた事で、銃撃して彼女を退陣させる。そして、超合衆国の首脳陣を人質に取られ身動きが出来なくなった[[黒の騎士団]]のメンバーをも自らの傘下に収め、ルルーシュ率いるブリタニア軍との決戦に移る。その際に、アーニャには記憶を戻すと嘘をつき戦力として使う。<br />
<br />
アヴァロンにフレイヤを撃たない事を条件に、全ての指揮権を得たシュナイゼルは、その卓越した戦略眼でルルーシュのブリタニア軍を追い詰め、黒の騎士団が敗北してからはフレイヤを用いて仕上げにかかるが、ルルーシュとスザクのフレイヤ・エリミネイターを用いた連携によって隙が生じてしまい、ダモクレスへの侵入を許してしまう。そこで、シュナイゼルはカノンとディートハルトを連れ、ナナリーを囮にしてルルーシュをダモクレスごと抹殺しようとするが、管制室を制圧したルルーシュに先手を打たれてしまう。シュナイゼルはルルーシュが自身の命を奪う事を確信し、自らの生命活動に連動してダモクレスを自爆させるよう仕組んでいたが、その考えすらもルルーシュに読まれてしまっており、最後は「自身の抹殺」ではなく「ゼロに仕えよ」という「ギアスによる服従」によってルルーシュに敗北するという死よりも屈辱的な結末となった。ダモクレス攻防戦後、ブリタニアへの反乱分子の代表格として、ナナリー同様晒し者にされる形で処刑を待つ身となっていたが、皇帝ルルーシュが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれた事で、解放された。<br />
<br />
エピローグでは、ゼロとなったスザクに仕える政治家として(ルルーシュが「シュナイゼルはゼロに仕える」とスザクに述べている)、彼と新たなブリタニアの代表に就任したナナリーを支える事になった。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]や[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]との会話が多い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:概ね原作通りの流れで、終盤に[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]で[[ZEXIS]]の前に立ちはだかる。それに伴って声が付き、井上倫宏氏はこの作品でスパロボ初参加となった。だが以降新録をする事なく2022年2月28日に死去したため、当作品が最初で最後のスパロボ参加となった。<br />
:[[ゼロレクイエム]]ルートの末路はほぼ原作通りルルーシュの[[ギアス]]に掛かり服従させられてしまうが、後に[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]が「ギアスをすべて解除した」と明言しているので、シュナイゼルのギアスも解除されていると思われる。<br />
:[[黒の騎士団]]ルートに進んだ場合、原作における「皇帝ルルーシュ」の役どころを一部担うが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]])に完敗を喫し、敗北を認め、自身の考えを改める。<br />
:最終的には亡きトレーズ達の遺志を継ぎ、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の監察院議長として妹達や[[レディ・アン]]らと共に連邦の改革に尽力するという、良い意味で[[スパロボ補正]]の働いた結末を迎えている(シュナイゼルの[[性格]]を考えれば、これもまた彼らしい形なのかもしれない)。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:直接の登場はしないが、「[[UCW]]と[[ADW]]が統合した[[蒼の地球|新世界]]の連邦政府においても引き続き要職に就いている」とDLCシナリオ中で語られている。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:名前のみの登場。[[セルリック・オブシディアン|ある人物]]を見たルルーシュやC.C.がシュナイゼルを思い出していた。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の死後、第48話「二人の帝」オープニングにて[[神聖ブリタニア帝国]]の新皇帝の座へ就き、[[黒の騎士団]]含む[[カイルス]]の面々を[[ダモクレス要塞]]で迎え撃つ。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:SRサポートユニット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:1章Part4から登場するシナリオNPC。<br />
:2020年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」では、直接登場しないがルルーシュが送った[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロ]]の設計データを元に[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]を開発させた。<br />
;[[スーパーロボット大戦30]]<br />
:『復活のルルーシュ』設定。[[月虹影帥]]の開発に関わった者として名前のみの登場。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
『R2』の実質ラスボスだけあって、射撃・技量・防御・命中・[[SP]]が高い。[[格闘]]もそこそこ。[[回避]]は低め。<br />
<!-- === [[精神コマンド]] === --><br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:'''[[指揮官]]L4、[[天才]]、[[見切り]]、[[カウンター]]L9、[[ガード]]、[[援護攻撃]]L4、[[再攻撃]]'''<br />
:高レベルの指揮スキルを標準に、自身の高い能力を向上させる天才・見切り・ガードと厄介なラインナップを持つ。シュナイゼルの技量が高めな事もあって、強力な連続攻撃を叩き込まれると並のユニットでは耐え切れない。一方で執着というものがないためか[[底力]]は持っていない。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;精神コマンド『[[脱力]]』『[[分析]]』の効果無効<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。脱力や分析が無効化されるという恐ろしいボーナス。単純に脱力や分析が無効化されるという事は、[[気力]]の低下による攻撃力・防御力の減少を期待出来なくなり(一応[[ネゴシエイター|裏道]]はあるが、焼け石に水レベルである)、分析による与ダメージ底上げも不可能になってしまう。<br />
:残念ながらゲーム本編では習得する事は一度も無いが、実装されていたならば、より厄介な敵になっていたに違いない。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;執着なき皇子<br />
:SR。戦艦搭載中、味方全体の攻撃力アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]]<br />
:皇帝であり、父親。政治に興味を示さない彼には以前から不信を抱いており、最終的にはクーデターを敢行し、自らが皇帝になろうと謀った。<br />
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]<br />
:第2皇女。正反対のやり口ながら信頼は厚い。しかし、フレイヤを用いた恐怖による平和統治のやり方を非難されて剣を向けられた際に彼女を仕掛けていた自動銃で撃った<ref>後に彼女が生存して蓬莱島にいる事が疑問視されたが、『R2 The Complete』では「シュナイゼルに放逐される」と記載があり、『ノベライズ版』ではシュナイゼルが腹心のカノンに一任して、シュナイゼルの許可を得てから助けている。『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ]]』では、カノンが独断で[[ノネット・エニアグラム]]に連絡を取り安全な場所に避難させて治療して欲しいと頼んだことになっている。なお、シュナイゼルはカノンの行動も想定済みだったのか、待機を指示していたグリンダ騎士団が現れた理由を理解しており、カノンを咎めることも、ノネット達がダモクレス内に突入する邪魔もしなかった。</ref>。<br />
:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは一時的に拘束するという展開になっており、ルルーシュとの決戦後、彼女とも協力して地球連邦政府の改革に尽力する。<br />
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]<br />
:第3皇女。彼女の政治姿勢に何かと援助している。彼女の性格を熟知している。それ故に彼女が虐殺命令を出したことを知った時には驚愕の表情を見せた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では原作準拠のため死亡してしまうが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の黒の騎士団ルートではなんと生存していた事が判明する。その後、シュナイゼルは彼女と他の妹達と共に[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の改革に尽力する。<br />
;[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]<br />
:第3皇子。ルルーシュに殺害されてしまう。彼の研究を引き継ぐ意志を見せている。ドラマCD『帝国の兄妹』にて、エリア11就任を決めた彼に「優しさは美徳ではないよ。上に立つ者にとっては」と忠告している。<br />
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]<br />
:同じ皇族。マリアンヌの死後、シャルルから遺体を運び出す事を命令されており、殺害事件に関して独自の調査を進めている。<br />
:ノベライズ版では、正反対の性格であるマリアンヌの方からはとにかく嫌われている(明言されていないが、[[C.C.]]の推測ではシュナイゼルの方も同じらしい)。<br />
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]<br />
:元・第11皇子。ルルーシュはシュナイゼルを警戒しており、チェスで一度もシュナイゼルに勝った事が無い。<br />
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートでは敗北を認め、彼の事を認めると共に、自身の考えを改める。<br />
;[[ナナリー・ランペルージ]]<br />
:ルルーシュの妹。相続上兄に当たり、ルルーシュの皇帝即位後、彼女を次期皇帝として擁立した。その後、ルルーシュ達がダモクレス内に突入して来たので、フレイヤで彼らをダモクレスごと消すために脱出を決める。その事を知らせずに置き去りにして見捨てた。<br />
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートでは共に地球連邦政府の改革に尽力する。<br />
;[[枢木スザク]]<br />
:能力のある彼を重宝している。<br />
;[[カノン・マルディーニ]]<br />
:腹心の部下であり、その能力を買っている。イラストドラマでは貴族学校時代からの付き合いであった事が語られている。しかし、当時不良グループのボス的存在であった彼から反発されており、完璧な秩序を求めていたシュナイゼルは、彼に対し'''顔面に鞭で打ち据える'''といった過激な懲罰を行っていた。カノンが見せしめとなったおかけで以降は誰も鞭打つ必要は無かった。以降、強い興味を持たれて心酔されている。<br />
;[[ロイド・アスプルンド]]<br />
:ロイドが主管となる特派の総責任者をシュナイゼルが務めている。シュナイゼルはKMF[[ガウェイン]]のドルイドシステムで遺跡の謎を解明する際にロイドを同行させた。<br />
:本質を見抜かれているのか、ロイドからは「あまり近づきたくない」と思われている。<br />
;[[バトレー・アスプリウス]]<br />
:クロヴィスの側近。クロヴィス暗殺の後、責任を押し付けられて純血派に本国へ護送されたが、シュナイゼルの計らいで彼の部下となる。<br />
;[[扇要]]<br />
:彼を始めとする[[黒の騎士団]]のメンバーに、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]がブリタニア皇子のルルーシュで、ギアスを使う事を告発し、様々な証拠を提出する。黒の騎士団の面々は半信半疑であったが、扇の煽動のおかげでゼロを黒の騎士団から切り離すことに成功した。<br />
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]]<br />
:彼女の擁するグリンダ騎士団に最新のKMFや実験的な装備を配備するように手配している。後に見境いの無い虐殺を繰り返す姿勢を危険視して忠告するが、却って反発されてしまう。<br />
;[[ノネット・エニアグラム]]<br />
:マリーベルへの監視役としてエリア24に派遣する。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』における盟友で同志。彼と人類の行く末について語り合うことが多く、彼からは同志と認められているが、一方で「本当の同志にはなれない」とも独白されている。<br />
:これは、'''トレーズが「敗者」となる道を望んだのに対し、シュナイゼルは「勝者」となる事を望んでいた'''が故である。一方で、シュナイゼルもまた「トレーズが真の盟友にはなれない」と判断したようである。なお、トレーズの一時的失脚は、シュナイゼルの差し金もあった模様。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の[[ゼロレクイエム]]ルートでは最終的に袂を別ってしまう事になるが、黒の騎士団ルートでは彼の最期の戦いを地上から見届け、彼やゼクス、そしてゼロ(ルルーシュ)の行動から改めて彼らの覚悟と信念の重さを改めて知り、トレーズの遺志を継ぐ事を誓う。<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートにおいて共に連邦の重鎮となる。<br />
;[[レディ・アン]]<br />
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートでは、トレーズ亡き後、共にトレーズの志を継いで地球連邦政府を改革していく事に。<br />
;[[アレハンドロ・コーナー]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では[[国連]]の重鎮として彼ともトレーズ共々よく会談を行なっている…が、アレハンドロの迂闊な言動を咎める事も多く、内心ではアレハンドロの器を見限っている。このあたりお互いに器を認め合ったトレーズとは対照的である。<br />
;[[パング・ハーキュリー]]<br />
:『第2次Z再世篇』では彼のクーデターに裏で協力しており、シュナイゼルの恐ろしさを察した彼は、死の間際に[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]にその事を伝えようとしていた。<br />
;[[リボンズ・アルマーク]]<br />
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートではトレーズと共に起こしたクーデターによって、彼から地球連邦政府の主導権を奪還する。<br />
;[[クワトロ・バジーナ]]([[シャア・アズナブル]])<br />
:『第2次Z再世篇』ではトレーズに彼の事を聞かされていたらしく、彼と対峙した際にはあえて彼を「シャア・アズナブル」と呼ぶ。<br />
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では、「偽りの世界」において彼女に[[アロウズ]]の悪行の証拠をリークし、アロウズ崩壊の遠因となった。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[幽羅帝]]<br />
:『CC』では彼女と手を組む。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[エルガン・ローディック]]<br />
:『第2次Z』では[[国連]]および[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]での上司。<br />
:『第2次Z破界篇』終盤で「オペレーション・デイブレイク」が発動するタイミングに合わせて彼を招聘し、アレハンドロの動向を黙認するエルガンの意思を確認した。<br />
;[[アサキム・ドーウィン]]<br />
:『第2次Z破界篇』では[[神根島]]の遺跡の前で突然現れた彼から「それに触れるべきではない」と忠告される。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 共通 ===<br />
;「悲しいね」<br />
:口癖。大抵の場合、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]や[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]に呼びかける形で使う。<br />
<br />
=== 第一期 ===<br />
;「コーネリア、少しは盾突く力を残してやるべきだよ」<br>「反抗したいという意思はね、それ自体が資源なんだよ。刈り取りすぎてはエリアの活力が失われてしまう。」<br />
:ドラマCD『帝国の兄妹』より。一期の約3年前の話にあたる。エリア14の反乱鎮圧を成してきたコーネリアに対しての言葉。<br />
:『R2』では戦争をする国にフレイヤを撃ち恒久的平和を成そうとする。それは嘗て資源と称したものを刈り取る行為だろう。<br />
;「私です、セシルさん。ハドロン砲もね、あの状況で忘れてならないことは優先順位です。そして、イレギュラーが起これば彼が助かる可能性もあった。<br>そこに賭けたのです。ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである枢木スザク君に」<br />
:19話より。ゼロを仕留めるためにスザクに犠牲を強いる作戦をとったのは殿下かとセシルに問われての返答。<br />
;「わかってあげなよユフィ。こんな時だからコーネリアにも余裕がないんだよ」<br />
:20話より。副総督には何もさせるなという総督の命令に渋るユフィに対して。<br>物言いは優しいけれど、その言葉の意味は優しくなく、彼女を傷つけるものだった。<br />
;「本当さ。戦場での君は、舞踏会のどんな花や蝶より美しく輝いているよ。そう、閃光のようにね」<br />
:21話より。マリアンヌに憧れているコーネリアにとって「閃光」に例えられる事はこれ以上ない賛辞で、恐れ多いことだったようで動揺を誘った。<br />
;「エリア11の治安が落ち着いてからだよ。そのための行政特区だ。感謝しないとね。ユーフェミアには」<br />
:第22話より。[[バトレー・アスプリウス|バトレー]]に[[神根島]]の遺跡の調査について問われた際の返答。<br />
:シュナイゼルは[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]のように理想のためではなく、現実に有効だと判断したため彼女の政策を認めたことが覗える。<br />
:しかし、当のユーフェミアはこの時、既にルルーシュの暴走した[[ギアス]]に支配されていた。そして・・・。<br />
;「な、なんだこれは…!?」<br />
:[[行政特区日本]]の式典会場での日本人虐殺を実況中継で観たときの言葉。常に冷静沈着の彼もユーフェミアが絶対に起こさない惨劇を引き起こしたことで、劇中で初めて驚愕の表情を見せた。<br />
;(また、あそこか……?)<br />
:24話より。エリア11で発生した大規模反乱「[[ブラックリベリオン]]」により、日本中の各租界が次々に通信が途絶する中で皇帝[[シャルル・ジ・ブリタニア]]が不在との発言を受けた際のモノローグ。<br />
:どこまでシャルルの目的を掴んでいたのかは不明だが、少なくとも古代遺跡に関する情報はある程度認識していたと思われる。<br />
<br />
=== R2 ===<br />
;「皇帝陛下なら迷わずとっただろう。ゼロ、君がどういう人物か少し解ったよ」<br />
:第9話より。中華連邦でのパーティ会場にて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]とのチェス勝負において、迷わずキングを前線に出すなどでゼロを困惑させる。<br />
:結局、ゼロはキングを取らず直後にこの台詞を放った(ちなみに、勝負は[[ニーナ・アインシュタイン|ニーナ]]の乱入で中断となった)。<br />
;「偽りの劇場を気取られますか、父上!」<br />
:第16話より。[[超合集国]]決議の際にモニターに割り込んだ[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]に対して明確な反発心を見せる。<br />
;「現実を、今日という日を大事にしていると思うかい?彼が」<br />
:第18話より。皇帝が戦場に来ない理由をこのように評した。皇帝で父親である相手を彼呼ばわりである。<br />
;「では、なるとしよう。私が皇帝に。それなら、問題はないだろう?」<br />「『俗事』と仰ったそうだよ。陛下は、黒の騎士団との戦争のことをね」<br />「コーネリアも知ってるだろう? 父上は危険な研究にのめり込み、度々玉座を離れた。そう、政治を、戦争をゲームとして扱ったんだよ。この世界に―今日という日に興味を失い、みんなが苦しんでいるのをただ眺めているだけの男に、王たる資格はない」<br />
:第20話より。[[枢木スザク|スザク]]に「自分をナイトオブワンにしてくれるのか」と迫られる中、ついに明確にクーデターを宣言。この言葉に[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]や[[セシル・クルーミー|セシル]]は絶句する。一方で、「他人から迫られたためにそうなろうとする」というシュナイゼルの性格も表している。<br />
;「それが何か?」<br />
;コーネリア「で、では……[[ペンドラゴン]]の住民は…?」<br />
;「消えてもらったよ。その方が幸せじゃないのかな?ルルーシュに忠誠を誓う人生よりは」<br />
:第23話より。ブリタニア帝都ペンドラゴンにいる人々を全て消滅させたことをこともなげに語る。押し付けがましいが、ギアスで意思や思いを捻じ曲げられ操られた人生よりは死ぬ方がましだと思う人もいるだろう。ただ帝都にいる人間全てにルルーシュが服従ギアスを使ったのかは定かではなく、少なくとも居住していた一般市民は完全に巻き添えを受けてしまっている。それにしても、シュナイゼル自身も死を選びたいのなら後にかけられるギアスは皮肉である。<br />
;「平和というのは幻想だよ。戦うことが人の歴史。幻想を現実にするためには躾が必要では?」<br />
:心があり、主義主張があり、欲があるから争いは起こる。平和を現実にするにはシステムと力で闘争の根幹を抑え込むしかないと考えを述べた。<br />
;「だったら神になろう。人々が私に平和を望むのなら」<br />
:人類を教育するなど神でもなければ許されないとコーネリアに反発されてあっさりと神になると宣言。<br />
;「いや、いけないな。これは欲だ」<br />
:黒の騎士団にも消えてもらう好機だと考えるが、それは欲だと自身を窘めた。<br />
;「矛盾だよ。他人の意思を否定し続けた君が、ここにきて人の意思を存在を肯定しようというのは。もういい、私を殺したまえ。ただし君もフレイヤで消える。私達の命で世界を平和に」<br />
:第24話より。不幸に抗う人々、未来を求める人々を何度も見てきた。皆が幸せを願い抗い続けたと述べるルルーシュに対しての返答。ギアスで人の意思を捻じ曲げ続けてきたルルーシュの言い分を切り捨て、話を切り上げようとしたその時、何者かが彼の肩に手を叩き―――。<br />
;「君は、最初から私を殺すのではなく……っ!」<br />
:上記の直後。「ゼロに仕えよとの言葉をプレゼントしよう」とルルーシュに[[ギアス]]をかけられる。あらゆる戦術・戦略でルルーシュを上回る能力を示し続けたシュナイゼルだったが、最後の最後で思考パターンを読み尽くされ、ルルーシュに敗れた瞬間であった。<br />
;「何なりとお申し付けください。ゼロ様」<br />
:ルルーシュにギアスを掛けられ、そのまま彼の前に跪いた際の台詞。シュナイゼルのこれまでの意思は失われ、ゼロの傀儡と化した。なお、「'''ルルーシュにではなく、ゼロに仕えよ'''」と条件付けられた事が戦後の彼の行動を決定付ける事になる。<br />
;「では、完璧に叩き潰してみせようかな。ご期待通りに……」<br />
:ピクチャードラマにて、[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]に[[ギャンブル]]勝負を挑まれた際に。<br />
:[[カノン・マルディーニ|カノン]]とロイドから「勝負ごとに弱い指揮官では兵達も士気が上がらない」「ボコボコにして見せた方がいい」と言われ、狼狽するジノに向けてこう言い放つ。恐らくジノはボロ負けしたと思われるが……。<br />
<br />
===他媒体===<br />
;「そうやってギアスを使う時間を与えてなんになると?」<br />
:劇襦袢『III 皇道』より。ゼロの話を聞きたい、撃つのを待ってほしいと言う扇に淡々と言い放つ。テレビシリーズだと、黒の騎士団達のゼロ銃撃を傍観していたが、映画版の彼らはゼロを見限れておらず、シュナイゼルが連れてきたブリタニア兵達がゼロを銃撃する形となっている。<br />
;「じつはタレイラン・チルドレンにはまだ残党がいるという噂があったんだよ。そこにこの公試の話が持ち上がった。そこで私と枢木卿とで、計画を練り上げたのさ」<br />
:『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスにて、作戦の内容をマリーベルに語る。己を囮に残党を誘い出し徹底的に根絶やしにした。皇帝を倒して内部から国を改革しようとする動きはシュナイゼルによって止めを刺された。<br />
<br />
==迷台詞==<br />
;「男か女かなんていうのはついているかついていないかの差だよ」<br />
:[[ドラマCD]]で、ルルーシュ側とスザク側が(シュナイゼルはスザク側にいた)同じ部屋で鉢合わせ、さらに[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]の手違いとスザクが連れて行くはずだった女性が[[シャルル・ジ・ブリタニア|横巻きロールの声のデッカいおじさま]]に取られてしまったので、結果的に男だけで合コンをする羽目になってしまった時の発言。<br />
:しかも、幹事を任されたルルーシュは「器の大きさは[[ランスロット]]の小指の先ほどの大きさもない」と挑発されてしまい、男だけの合コンの幕が上がってしまった…。しかし、この発言は[[大宦官]]にとっては大問題となる…(更に付け加えるとSRWでは[[あしゅら男爵]]等の人物に対しても問題になる)。<br />
;「おお、はるか気高き金色の毛に覆われし姫君よ」<br />
:殺し文句という話題で詩を読み出すが、'''毛'''という部分に当然ながら総ツッコミを入れられる。詩なのはいいとして、なぜその詩を選んだ……。<br />
;「すざきゅん」<br />
:殺し文句というより感想(スザクもそう思っている)である「わあ、君の炊いたご飯って本当に真っ白だね」というスザクの言葉にロイド共々落とされた際の台詞。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「この世界に神はいない…。だから、我々は行動を起こした。アレハンドロ…仕方がなかったなどという言葉を我々は口にしてはならない」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第23話「新世界の幕開け」シナリオエンドデモより。[[新帝国インペリウム]]の起こした惨劇を目にして、「予測できなかったのは仕方が無い」と慰めを言う[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]に対して。<br />
;「怒りは私にぶつけるんだ、コーネリア。彼等に世界を預けた責任の一端は私に有る」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』終盤、ゼロの所属する[[ZEXIS]]が[[イマージュ]]の脅威を排除した事で、彼に借りを作ってしまう結果となった事に憤りを隠せない[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]の胸中を察する。<br />
;「…君達は、きっとこの選択を後悔する事になるだろう」<br/>「…帰ろう、コーネリア」<br />「では、失礼させてもらうよ、ZEXIS…そして、ゼロ…」<br />「この瞬間から私と君たちの本当の戦いが始まったと言えよう」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第49話 「ゼロとルルーシュ」にて。『ゼロを信じる』を選択した場合、シュナイゼルにしては珍しく想定外な結果を迎える事になる。<br />
;「だけど、私にはどうにも彼が……ユーサー・インサラウムが信用できなくてね」<br />「あの目は破滅に向かう者の目だ。そう……我が弟ルルーシュと同じだよ」<br />
:第52話[[黒の騎士団]]ルート「決死のエンドゲーム」IMにて。[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]の真意をわずかながらに察し、警戒する。<br />
;「フ……どうやら私は完全に負けたようだ」<br />
:「決死のエンドゲーム」にて。単身乗り込んできたゼロに対し、[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質に降伏を迫ったが、自らを目標に[[ZEXIS]]の攻撃を促し、スザク達との連携で[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]を制圧したゼロの前に、ついにシュナイゼルは自らが敗れたことを悟る。<br />
;「薄々ではありますが……だが、心のどこかでそれを夢想だとも思っていました」<br />「彼らの崇高な理念は、決して市民に届くことはないと」<br />
:<br />
;「コーネリア……君まで彼らの語る夢物語に囚われるとはね」<br />「……私もだよ。今、初めて私は命を懸ける意味というものを知った気がする」<br />「これがゼロの言っていた、幸福への願いだったんだろう」<br />
:『第2次Z再世篇』第53話黒の騎士団ルート「最後の勝利者」のエンドデモより。コーネリア達を前に[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]の戦いについて語り、彼らの真意とその覚悟の重さを改めて知る。<br />
;「ピースクラフト王とトレーズ司令の亡き今、彼らの意思を形にするのは残された者の責務でしょう」<br />「それを成さなくては、いつか彼らと再会した時、友人を名乗ることは許されませんから」<br />「コーネリア、ユフィ、ナナリー……私を助けてくれるかい?」<br />
:ゼロの、トレーズの、ミリアルドの真意を知り、自らの考えを改めたシュナイゼルは妹たちと共に新たな世界を進む。<br />
:だが、その胸中には、未だ残る脅威への疑念があり、『第2次Z破界篇』の終盤と同じく、人類の未来をZEXISに託す事に。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;レクレール<br />
:アヴァロン就航以前の座乗艦。<br />
;[[アヴァロン]]<br />
:船体を強力なシールドで覆っている大型戦艦。シュナイゼルの旗艦である。原作では搭載している大型KMF[[ガウェイン]]のハドロン砲(未完成)でゼロを倒す為に襲い掛かった。<br />
;[[ダモクレス要塞]]<br />
:極秘に建造した超大型の要塞。要塞の全域に展開する強力な[[ブレイズ・ルミナス]]の高い防御能力に加え、搭載されているKMFの一斉攻撃・多数のフレイヤによる圧倒的な火力を持つ。<br />
<br />
=== SRWでの関連機体 ===<br />
;[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』にて、シュナイゼルの指示で開発された[[オリジナル設定|SRWオリジナル機体]]。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
谷口監督は『皇道』のビジュアルコメンタリーで、担当声優の井上に「(シュナイゼルは)感情がどっか死んじゃってる人」とは伝えていたこと、また改めてその人となりを「自分自身も含めて全てをある種、将棋とかチェスの駒というか、そういう形の所に置いちゃっている人」と評している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しゆないせる える ふりたにあ}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:コードギアスシリーズ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB&diff=434414
フル・フロンタル
2022-05-14T14:13:03Z
<p>アホウドリ売り: /* 宇宙世紀作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Full Frontal]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/character/03.html CHARACTER]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| 声優 = {{声優|池田秀一|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|高橋久美子}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = シャアの再来<br />
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]]、[[強化人間]])<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = [[ネオ・ジオン]]([[袖付き]])<br />
| 役職 = 首魁<br />
| 階級 = 大佐<br />
}}<br />
'''フル・フロンタル'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ネオ・ジオン]]の残党を糾合した組織、通称「[[袖付き]]」の首魁を務める[[仮面キャラ|謎の仮面の男]]。「丸裸」を意味するその名とは裏腹に、真意を容易につかませない謎めいた言動と行動でバナージ達を翻弄する。<br />
<br />
[[一年戦争]]時における[[シャア・アズナブル]]を彷彿とさせる外見や声を持ち、'''「シャアの再来」'''と呼ばれている。仮面の下の素顔もシャアに酷似しており、額には一年戦争末期において[[アムロ・レイ]]との死闘で負った傷と同じものがある。また、モビルスーツのパイロットとしての能力や技術もシャア同様に非常に優秀で、[[アナハイム・エレクトロニクス]]との裏取引で奪取した、[[サイコフレーム]]搭載機である真紅のMS[[シナンジュ]]を駆る。<br />
<br />
かつての指導者であったシャアが戦闘中に行方不明となり、ジオン独立の理想が消えつつあったネオ・ジオンの残党兵達にとっては、外見も実力もシャアの生き写しのような彼は希望の象徴ともいえる存在になっており、絶大なカリスマ性を発揮している。<br />
<br />
地球連邦の存続事態を脅かし得る程の強大な「力」を持った「[[ラプラスの箱]]」やその鍵を握る[[ユニコーンガンダム]]を巡り、[[バナージ・リンクス]]や[[ロンド・ベル]]と激突を繰り返す事になる。箱の利用方針に関しては、[[ザビ家]]三男[[ドズル・ザビ]]の遺児であり、シャアとも縁深い[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])と対立している。<br />
<br />
謎めいた言動の多い掴み所の無い人物で、時には味方にとっても理解しきれない部分を見せる事がある一方、シャア本人にしか知りえない独白や経験を知っている節を見せる事もある。実質的な「スペースノイドの希望」であることから自身を「宇宙民の意志を受け入れる『器』」と称している。また、仮面で素顔を隠してはいるが、自らがシャアの代替の存在ということから仮面=シャア・アズナブルの記号でしかないと捉えており、バナージの依頼であっさりと外したこともある。<br />
<br />
人格的にどこか青臭さや未熟さを残したシャアと異なり遙かに強かな[[性格]]で、大人であるということを平然と武器にしてくる。いわば、シャアから人間的な部分を全て取り去った「赤い彗星という機械」、とも見られる。<br />
<br />
外伝作品『戦後の戦場』では、シナンジュの原型であるシナンジュ・スタイン強奪時における経緯が語られている。<br />
<br />
誰もフロンタルが戦う姿を見た事がなかった為に、当初はアンジェロや親衛隊からも本当に「赤い彗星の再来」と呼べる力を持っているのか疑念を抱かれていた。そんな中、想定外の襲撃がありながらも<ref>この時、襲撃を行ったプロト・スタークジェガンに搭乗していた中央情報局のカルロス・クレイグ大尉は、[[ジオン公国軍#旧ジオン軍の残党|ジオン残党軍]]の起こしたテロによって妻子を失っており、連邦の上層部とアナハイムがUC計画の為の『敵』を欲して[[袖付き]]に新型モビルスーツを強奪に見せかけて譲渡する事実を知った事で、ダコタ・ウィンストンに協力を頼み、越権行為を承知の上で、新たに起ころうとしていた戦争を未然に防ぐべく取引をぶち壊しにしようとしていた。</ref>、赤く塗装された[[ギラ・ドーガ]]でジェガン隊を翻弄しつつ、予め立てられていた予定通りにクラップ級宇宙巡洋艦「ウンカイ」へと取り付き、シナンジュ・スタインを強奪。更にはウンカイとそれに同行していたクラップ級であるラーデルスの2隻を共に撃沈し、これによってフロンタルは「赤い彗星」としての信頼を得るに至り、特にアンジェロからは「棄民の王」として崇拝されるまでに至っている。<br />
<br />
=== その素性 ===<br />
その正体はジオン残党軍をひそかに支援していたジオン共和国のモナハン・バハロ国防大臣らが用意した'''(一年戦争時の)[[シャア・アズナブル]]を模して作り上げられた[[強化人間]]'''である。<br />
<br />
“赤い彗星”という絶対的指導者を失った後、[[ネオ・ジオン]]残党が数だけの烏合の衆となり始めたことを危惧した「袖付き」のスポンサーたちは、シャアに代わるカリスマとしてシャアそっくりに整形手術を行い製造した「シャアの偽物」を送り込んだというわけである。フロンタルは連邦側からの完全独立を画策していたバハロ国防大臣らの操り人形であり(自身を『器』と称しているのも、そういった立場を意識してかもしれない)、外見や雰囲気をシャアに似せているのもプロパガンダの手段に過ぎない。なおこの計画でシャアの代役候補として用意された強化人間はフロンタルだけではなく、『[[機動戦士ガンダムUC]]』の続編『[[機動戦士ガンダムNT]]』で、失敗作とされたものの一人である[[ゾルタン・アッカネン]]が登場する。<br />
<br />
フロンタル、そして彼を用意したモハナンの目的は、地球の経済活動が宇宙居住民の生産活動に依存している点を逆手に取り、宇宙で唯一自治権を有するジオン共和国主導の下で月と7つのサイドを中心として、地球を排除した経済圏を作り上げる「サイド共栄圏」の確立と、これによる地球連邦の孤立と衰退である。ラプラスの箱を求めるのも、サイド共栄圏構想を実現させるべく、「箱」を連邦政府との交渉材料にしてジオン共和国の自治権返還を延期させ、共栄圏実現までの時間稼ぎをするためであった。<br />
<br />
しかし、その理想を語る姿はバナージ曰く「他人事のような」どこか冷めた印象を与えており、また本物のシャアを実の父親の様に慕っているオードリー(ミネバ)からは、ネオ・ジオンの民達が望むならシャアを演じようとする姿勢に対し「空っぽな人間」とまで嫌悪され、サイド共栄圏構想についても、結局は強引にアースノイドとスペースノイドの立場を逆転させるだけで、人類の革新を願ったジオン・ズム・ダイクンの理想(ジオニズム)や、アクシズ落としという凶行に走ってでも人類を宇宙へ上げて地球から自立させようとしたシャアの思想(エレズム)とは程遠い物であると酷評されている。これは、フロンタル自身が「人類はどうやっても、もはや変わることはない」と諦観しているためであり、「人類はどんな手を使ってでもニュータイプにならねばならない」としたシャアの思想とは真反対である。そのため、「人は変われる、分かり合える」と叫び続けるバナージの理想を、「人類に叶いもしない希望を与える存在」として危険視している。<br />
<br />
その役回りや立ち位置は、他作品に散見される「シャアのコピー」ではなく、むしろその逆、シャアを演じることで彼の考えや理想と、逆説的にそのライバルたるアムロや自身の宿敵たるバナージをも全否定する、いわば「'''シャアの負の鏡像'''」でも言うべき存在。シャアは人類に絶望しつつもどこかで人の革新を諦めきれなかったのに対し、フロンタルは最初からそれらの可能性を完全に否定し「虚しいだけ」と断じる、虚無的といえるほどのリアリストであるという点で対照的である。また、シャアのアクシズ落としの動機の一つは「アムロと決着をつけたい」という私情であったが、フロンタルはこのような個人的動機を一切持っているようには見えず、「器は考えることはしません。注がれた人の総意に従って行動するだけ」と言い切る点でもまた対照的である。<br />
<br />
フロンタルの存在を一言で表現するなら「スペースノイドが理想として持つ『赤い彗星』像の体現」であり、本人もその理想に自らを合わせる形で振舞っている。<br />
<br />
フロンタルはシャア本人にしか知りえない独白や経験を知っていると思しき一面も見せており、当人は「アクシズ・ショックを経てもなお変わらなかった人類に絶望した、[[サイコフレーム]]に宿るシャアの意思がその模写である自らに宿ったゆえである」と語っている。どういった経緯でシャアの思念が宿ったのか、またそもそも彼の主張の真偽も判然としないが、宿っているとしてもそれはシャアの思念の一部分でしかなく、しかしフロンタルはその背景からシャアとは全くの別人でもない。[[バナージ・リンクス]]がフロンタルの中に見た「虚無」の正体がまさにこれで、肉体を動かしているのはフロンタルでありながら、その根幹にあるのはシャアという別の人間の記憶や経験、という不協和音である。<br />
<br />
OVA版においては、特にEP7で小説版と違う人物像になっている。行動自体は小説版と大きく違わないが、意思は明確にシャアそのものであるような描写がされており、また器と自称しながらも彼自身の意思で行動しているようにも見える。最終決戦でもバナージを説得することにこだわった結果、対話によって敗北するという結末を迎える。<br />
<br />
OVA版ではモナハン・バハロは登場せず誰がフロンタルを作ったのかを、小説版とは異なり最後まで明らかにしなかったが、後に外伝作品である『戦後の戦争』において、シナンジュ・スタインを奪取したフロンタルと[[アルベルト・ビスト]]との通信によるやり取りで、アルベルトからモナハンの名前が出ている為、原作小説と同様、フロンタルを用意したのはジオン共和国のモナハンであったのは確かなようである。<br />
<br />
=== 結末 ===<br />
ラプラスの箱を求めて立ち回ったことと、その行動の内容は小説・OVAともほぼ同じで、最終的にバナージに敗れ死亡するのも同じだが、その状況は大きく異なっている。<br />
<br />
小説版ではメガラニカ内部で自らの抱える虚無に衝き動かされるままバナージ、ミネバと相対。バナージと撃ち合い'''左目を撃ち抜かれる'''という明らかな致命傷を負いながらも彼を猛追、血みどろの白兵戦を繰り広げた<ref>一時はバナージを殺す寸前まで追い詰めている。</ref>。<br />
さらにはその致命傷を負ったまま中破した[[シナンジュ]]に搭乗してユニコーンガンダム<ref>最終的にはユニコーン、バンシィ、ジェスタ2機の計4機</ref>と互角に戦うが、残留思念も込めたサイコミュ・ジャックの前にシナンジュが停止し、撃墜された。最後の最後まで考えは変わらず、人類の可能性を否定し続けたままであった。<br />
<br />
OVA版最終巻と同時期に発表された「不死鳥狩り」では上記の戦闘を行いながら、別の地点で[[ネオ・ジオング]](コアユニットとして[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]を使用)のパイロットの[[強化人間]]にその虚無が乗り移って[[フェネクス]]と激戦を繰り広げている。<br />
<br />
OVA版ではシャアの思念ではなく、「自らを器と定義して、そのように振る舞う男」としての個我が成立している。ラプラスの箱の強奪に失敗した後にメガラニカを脱出、ネオ・ジオングに搭乗してバナージと戦うも、あくまでも自らの論理を以ってバナージを引き込もうと、砲火を交わしつつ論戦を繰り広げた。<br />
<br />
最終的にはネオ・ジオングのサイコシャードとユニコーンのサイコ・フレームの共鳴を介し、バナージと共にかつてのアムロとララァのように“刻”を形象として感じ取り、その果てに虚無の世界を見る。それを提示しバナージを自分と同じ諦念へと誘うが、それを見てもなお諦めないバナージの叫びに呼応し、ユニコーンガンダムが発した“暖かな光”によって「残留思念」が浄化。それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。フロンタルの中の“シャアの絶望”はシャア本人に回収され、フロンタルの代わりにシャアは先の可能性をバナージへ託した。<br />
<br />
小説版・OVA版共にシナンジュのコクピットブロックは残っており、生き残ったアンジェロが発見しハッチを開くも既にフロンタルは息を引き取った後だった<ref>小説版では上記の致命傷を受けた際の影響かバイザーが割れている。一方OVA版以降は割れていない。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:初登場作品。今回はフロンタルが「敗北した人間」と評するシャアその人と共演することになる。<br />
:「シャア不在時の[[偽物|影武者]]として活動し、声や姿もシャアそっくりに作られた人間」という原作ネタバレに近い設定で登場している。シャアと似たような声、ということで戦闘画面も聴き比べてみると徹底的に演技分けがされている。<br />
:シャアに似ている一方で、「シャアより大人である」という印象が、本人と共演することでより如実に表れているが、自らの手で業を全うしようとするシャアとは対照的に、フロンタルは目的の為に手段を選ばない傾向が強く、アムロからも「シャアから迷いを取り払った存在」と見なされている。邪魔なアムロの暗殺を謀り、自己保身を優先して[[Z-BLUE]]との戦いを避けようとする等、姑息な行いを繰り返し、本物のシャアを「[[偽者]]」呼ばわりまでする等の図々しさから、シャアのみならず、彼をよく知るアムロやカミーユからも、シャア・アズナブルでも無ければ赤い彗星ですらないと、全面否定される事になった。<br />
:今作においては'''特異点であったシャアと対の存在'''という設定になっている。その結果、本物のシャアが起った事で身を引いてからしばらくした後、終盤で自分こそが真の赤い彗星と豪語し、自身の派閥を率いて反乱に等しい行動に出ており、シャアに取って代わって[[パラダイムシティ]]として模倣されている「アクシズの落下した『正しい』世界」へ導くべく、シャアがアクシズ落としに見せかけて行おうとした時空修復の妨害を目論む。また、後述にもあるように原作のシャアの負の面を担っているのみならず、独断で[[アマルガム]]や[[ジェミニス]]と裏で結託し暗躍、アムロの暗殺も企てるなど、原作以上に「悪役」らしいキャラクターとして描写されている。<br />
:[[特異点]]+[[ニュータイプ]]という文字通りに特異な存在であるゆえか、シャア共々[[黒の英知]]に接触した節があり、歴代スパロボの並行世界におけるシャアの動向を掴んでいる。しかし、基本的には原作どおり「スペースノイドの希望たる赤い彗星」を演じているに過ぎないため、彼自身の意図がどういったものかは不明。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]からネオ・ジオン総帥の座を譲り受けており、事実上ネオ・ジオンのトップとなっている。Zシリーズにおけるフロンタルの素性は[[UCW]]のジオニズム信奉の一派が、「赤い彗星」の絶対的カリスマを求めて作り上げた[[クローン]]の一体に<ref>[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の口からシャアのクローンであると説明されている。</ref>、前作で発生した[[新世時空震動]]で[[並行世界]]のシャアの意識が流れ込んでいた、というもの。<br />
:[[サイデリアル]]([[新地球皇国]])に協力する一方で[[アマルガム]]主導の時空修復でサイデリアルのない地球を作り上げようとするなど暗躍するが、[[マーサ・ビスト・カーバイン|新地球皇国およびサイデリアルに対して地球を売った裏切り者]]・[[レナード・テスタロッサ|最終的な目的がただの逃げ]]と複数の小物臭い部分を併せ持つことになってしまった。<br />
:今回はシナンジュはルート分岐でしかお目にかかれない。終盤は[[ネオ・ジオング]]に搭乗する。<br />
:インダストリアル7での最終決戦においてガンダムパイロット達の「熱」に触れ、[[ララァ・スン|ララァ]]に導かれてその魂は浄化され、ガンダムのパイロット達に未来を託して消えていった。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:登場こそするものの、今作では他に宇宙世紀作品が参戦していないためにクロスオーバーが少なめで、UCの原作再現が中盤からな上にルート分岐によっては終盤まで殆ど登場せず、味方側に因縁のあるキャラクターが少ない事もあって『第3次Z』と比べると影が薄い。<br />
:能力こそ高いが『第3次Z』のように精神コマンドの使用等はしてこない事に加えルーチンの関係でHPの多い機体ばかり狙うので、シナンジュ搭乗時に共通ルートで戦う際はリディのバンシィ・ノルンだけを狙い続けるため、さほど強くは感じられないかもしれない。<br />
:最終決戦時にはネオジオングに搭乗するも、全回復を乱発するBXのボス勢の中で50%程しか回復しない彼は良心的に見える。また、プレッシャーとガードを持つものの、同時期に登場するボスクラスの敵が持つ底力を持たないため、相対的に脆く感じるかも。登場マップは敗北条件に指定されている機体が多く、彼の機体も他のボス機体同様、圧倒的な射程と範囲のMAP兵器を搭載しているのでそこだけは注意したい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:原作同様、ラプラスの箱を巡って戦う。しかし今回はなんと'''和解が成立して生存する'''。シャア・アズナブルの器ではなく、フル・フロンタル個人としての自我を完全に確立する。条件を満たせば(残り1、2話とはいえ)'''ネオ・ジオングに乗って仲間入り'''を果たすという展開に。<br />
:原作と異なり、[[ジオン公国]]が存続しているため首相も兼任している。また、自我を確立してからはシャアの器の象徴たる仮面を(戦闘時以外は)外すようになり、フランクな印象でアムロやバナージと接するようになる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:シナンジュ、およびネオ・ジオングのパイロット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『NT』設定なので故人。カミーユの特殊戦闘台詞にフロンタルの名前を挙げるものがある。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
影とはいえ「赤い彗星」と呼ばれるだけあり、すべての能力が高水準の強敵。特に[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[気迫]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[直撃]]、[[魂]]''' <br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[直感]]、[[自信]]、[[閃き]]+'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[強化人間]]L9、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3([[精神耐性]])、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[気力+ボーナス|気力+ボーナス]]、[[ガード]]、[[2回行動]]'''<br />
:[[ネオ・ジオング]]に乗り換えるとサイズ補正無視が精神耐性に変更。<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[強化人間]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[援護攻撃]]L3、[[気力限界突破]]、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:;敵対時<br />
::'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[ガード]]L2、[[2回行動]]'''<br />
:;味方時<br />
::'''[[強化人間]]L8(→[[ニュータイプ]]L9)、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[ガード]]L2、[[フルカウンター]]'''<br />
:初戦では2回行動が「???????」名義になっているため機能していない。また、味方になるとフルカウンターに変わる。<br />
:サイズ差補正無視はネオ・ジオングに乗り換えても所持しているが、敵対時の[[地球艦隊・天駆|プレイヤー部隊]]には3Lの機体は存在せず、正式参戦後も3Lの敵機体が登場しないため'''実質死にスキル'''。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;反撃時の与ダメージ1.2倍、命中率+20%<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。『時獄篇』・『天獄篇』とも、表記は違うがこのボーナス。<br />
;スキル「強化人間」が「ニュータイプ」になり、レベル+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。仲間時に習得するため、一個人として完全に目覚めたという意味では面白いボーナスである。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;人の総意の器<br />
:SSR。攻撃力大アップ、命中率、クリティカル率アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ|オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)]]<br />
:「[[ラプラスの箱]]」を利用する方針に関して彼女とは対立する。また、彼女からはシャア・アズナブルを演じようとする姿勢を嫌悪されており、「空っぽな人間」と酷評されている。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:[[ユニコーンガンダム]]を巡って対立はするものの、フロンタル自身は彼個人にも色々と興味を持ち、自分とともに来るように誘ったこともある。<br />
;[[アンジェロ・ザウパー]]<br />
:親衛隊の隊長で腹心的存在。絶望的な状況から救った事で、個人的にも心酔されているが、フロンタルがバナージに興味を持った事に大きく嫉妬する事になる。またそのような境遇から、フロンタルを「シャアの再来」ではなく、「フル・フロンタル」として見ている貴重な人物。<br />
;[[ロニ・ガーベイ]]、[[ヨンム・カークス]]<br />
:連邦への復讐に燃える彼らに対し、襲撃作戦の許可を与えた。<br />
;モナハン・バハロ<br />
:原作小説ではフロンタルをネオ・ジオンの残党に送り込んだ張本人であり、黒幕の1人。OVA版では未登場。<br />
;[[アルベルト・ビスト]]<br />
:OVAの外伝作品である「戦後の戦争」では、通信でのやり取りをしており、フロンタルがジオン共和国のモナハン・バハロによって用意された存在である事実を知っていた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== 宇宙世紀作品 ===<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:演じている存在。当然ながら両者の外見や声等はそっくり。前述のとおり、小説版とOVA版においては彼のシャアの捉え方はやや異なっているものになっている。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z時獄編]]』では彼と共演。フロンタルの立ち位置は「シャア不在の間の[[偽物|影武者]]」という設定になっており、シャアの帰還後は退いている。終盤では、スペースノイドの旗頭ではなく人類すべてを救おうとした彼を「赤い彗星の偽者」と断じ、自らを真の赤い彗星としてアクシズ落としを行う。シャア本人も、初対面より自身の嫌な部分を見せ付けるかのような存在である、文字通りの「道化」のフロンタルには良い印象を持ってはおらず、後に似た者同士呼ばわりされた際は、「不愉快」と拒絶している。<br />
:『時獄篇』の[[戦闘前会話]]ではフロンタルの出自に気付いているが、上述の通りOVA版にはモナハンは登場しなかったため、天獄篇ではそれについて深く言及されなかった。<br />
;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]<br />
:前者は[[一年戦争]]当初から、後者は[[グリプス戦役]]当初から、本物のシャアと関わって来た男達。『第3次Z時獄編』ではシャアの模倣であり、同時にその意志を否定するフロンタルに対しては激しい敵意を向けている。また、アムロに対しては自身の手を汚さず暗殺者に始末させようまでしており、その結果、彼からはシャア・アズナブルでも無ければ赤い彗星でも無いと断じられた。カミーユも、戦闘デモではシャアと相対した時以上の剣幕で全否定しており、相当腹に据えかねたことが伺える(が、逆に言えば二人ともそれほどまでに本物のシャアを理解し、信じているとも言える)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、グリプス戦役の最終戦で人の意志を集めたカミーユを「星(地球)を継ぐ者」の在り方と見て、自らの器としての在り方を決めることになったが、カミーユからは「そんなものになる必要はない」と、第3次Zとは違う形で否定されている。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:『第3次Z時獄編』では彼女とも共にネオ・ジオンを率いる立場にあるが、彼女からも快く思われていない。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼女からネオ・ジオン総帥の座を譲られるが、最終的にはZ-BLUEに加わった彼女とも敵対する。<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:OVA版、ならびに『第3次Z天獄篇』では彼女に導かれ、バナージに希望を託してこの世を去った。<br />
;[[ギュネイ・ガス]]、[[クェス・パラヤ]]、[[レズン・シュナイダー]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では目下の同僚だが、三人全員から不信感と嫌悪を抱かれており、特にクェスからはアムロの暗殺未遂の黒幕であると早い段階で勘付かれていた。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではクェスが最初からシャアに付いて去り、ギュネイとレズンはフロンタルの部下となるも中盤でシャア派の将兵共々離反される。<br />
<br />
=== [[コズミック・イラ]]作品 ===<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』ではクロノの暗部が生んだ生贄と認識しており、それ故に彼の憎しみについても理解の意図を示していた。<br />
;[[ミーア・キャンベル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では既に故人であるため、直接の絡みはないが、自分と同じく影武者として生きてきた彼女を自分と比較していた。<br />
;[[レイ・ザ・バレル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では同盟を結び彼の率いる[[ザフト]]の強硬派と共に連邦軍やZ-BLUEと敵対するが、彼からは本心では信頼されておらず、最終的にはZ-BLUEに加わった彼とも敵対する。<br />
<br />
=== 西暦作品 ===<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼がイノベイドであることは見抜いていたが、ヴェーダの一時的な緊急停止権を持っていたことは気づいておらず、コード「CHRONO H」を発動されたことにより、状況は一変。最終的には撤退する羽目となった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも、彼によってネェル・アーガマのシステムを奪還され、反撃を許す事になった。<br />
<br />
=== SDガンダムシリーズ ===<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[ドラゴンベビー]]の企みを破って姿を現した際に、その姿に大きな反応を見せる(後述)。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ガウルン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄編]]』では中盤に密かに結託したアマルガムより派遣された彼を[[Z-BLUE]]足止めのために利用する。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では彼と結託しており、天獄篇では共に[[サイデリアル]]に擦り寄りつつ、自らの目的を果たすために暗躍する。<br />
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ]])<br />
:『第3次Z時獄篇』では「シャアを演じる」「アクシズの落下によって他者や自分が死んでも興味がない」と言い切る姿に、ゼロは[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と同じ「虚無」を持っていると評した。<br />
:実際シュナイゼルとフロンタルの2人は「己」が存在せず、生命への執着が(自他含めて)無きに等しく、行動原理も自らの意志に依るものでは無く「他者が望むから」という共通点を持っており、ゼロが彼をシュナイゼルと同類と見たのも自然の流れと言える。<br />
;[[グレムト・ゲール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ザビーネ・シャル|ザビーネ]]の仲介によって手を組むが、内心では「俗物」と見下していた。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ノノ]]([[バスターマシン7号]])<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』におけるフロンタルとの最終決戦において、'''彼女の決め台詞に口を挟む'''という掟破りを平然と行う(後述)。<br />
;[[アンチスパイラル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではアクシズでの決戦の際、[[エタニティ・フラット]]の完成を目論むフロンタルとの利害が一致することで、フロンタルに助力して[[ムガン]]の軍勢を増援に送る。<br />
;[[レイディ・リンクス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』における協力者。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[アドヴェント]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼から[[ラプラス事件]]の真相と箱の真実を伝えられた。が、その全てを見下した態度には「気に入らんな」と不快感を露わにしていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
「シャアの再来」と言われるだけあって、「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]と似ている(が、よく考えると彼本人とは違う意味合いの)台詞が多い。<br />
<br />
;クレイグ「貴様…何者だ!?」<br />フロンタル「他の誰とも変わらない。与えられた役を演じる者…それだけだ」<br />クレイグ「与えられた役だと…!?」<br />フロンタル「そうだ。全ての人間には与えられた役回りがある。それを拒めば、今のあなたの様になる…」<br />クレイグ「連邦とネオ・ジオンの出来レースを黙認して軍の雇用と経済を維持する役回りか…。そんなもの…くそ食らえと言いたいな…!」<br />フロンタル「では…その対価を支払って頂く…」<br />
:シナンジュの強奪事件が語られる外伝作品『戦後の戦場』にて、新たな戦争を防ぐべくプロト・スタークジェガンにダコタと共に搭乗して介入したクレイグと、シナンジュ・スタインを奪い取ったフロンタルのやり取り。新たな戦争を防ぐべく奔走したクレイグやダコタに対し、フロンタルは自らがシャアの悪を演じる事に何の疑念も抱く事無く、彼らの搭乗するプロト・スタークジェガンを撃墜。戦争を止めようとした男達の願いは、その命と共に無残にも砕け散る事になった…。<br />
;「テスト機と言うだけあって、この機体は操作系が硬い。磨く前の原石の様な物だ。改良すれば、もうお前に苦労をかけることも無いだろう」<br />「お前はただ見ていれば良い。それが私の力になる」<br />
:シナンジュ・スタインを強奪し、帰投するフロンタルがアンジェロに言った言葉。一見すると、今まで苦労をかけたアンジェロに対し気遣っているかのように見えるが、見方によれば、アンジェロが望む様な自分を演じる事で、彼がより自分に依存するよう手懐けているようにも見える。<br />
;アルベルト「お前は…何だ?」<br />フロンタル「フル・フロンタル…名前の通り、隠し立てするものは何も無い…。人が望む通りの役を演じる者…それだけです」<br />アルベルト「赤い彗星…」<br />フロンタル「それも良いでしょう。赤い彗星…シャア・アズナブルの再来…。響きは悪くない…」<br />
:シナンジュ強奪直後、グラナダから直接連絡を入れてきたアルベルトが、予定よりも暴れすぎていた事態に「『後始末』が大変だ」と言った言葉に対し、'''クラップ級二隻を撃沈(と、その乗員達全員も抹殺)して証拠を隠滅させた'''フロンタルが言った言葉。この言葉を聴いたアルベルトは、フロンタルの中に言いようのない禍々しさを感じ取り、彼を「赤い彗星」と評した。そして、それをも受け入れたフロンタルの駆るシナンジュ・スタインは、'''信号弾の赤い光に照らされて、白い機体を禍々しさすら感じさせる赤へと染める'''のだった。<br />
;「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ」<br />
:OVA版第2巻より。シャアの名台詞「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを…」と対を成している。<br />
:若さを自嘲していたシャアと異なり、「したたかな大人」であることを武器にするフル・フロンタルを象徴する台詞の一つ。一方でこの台詞は思考を停止して、過ちをただ割り切ることでそこから何かを感じ取るという感性を放棄することであり、ニュータイプを人工的に模倣して作られた強化人間という存在であるフロンタルが、ニュータイプの象徴たる感性を否定している構図になっている。<br />
;「見せてもらおうか…新しいガンダムの性能とやらを!」<br />
:同第2巻より。[[シナンジュ]]を駆って、[[シャア専用ザク|通常の3倍の速度]]で[[ネェル・アーガマ]]に急接近していく。<br />
:シャアの名台詞「見せてもらおうか…連邦のモビルスーツの性能とやらを!」のオマージュ。<br />
;「当たらなければどうということはない」<br />
:同第2巻より。[[ユニコーンガンダム]]の(掠っただけでも撃破に至る程の威力を持つ)ビームマグナムを最小限の動きだけで回避して。シャアと同じ台詞を口にしている。<br />
;「私は……君を殺す」<br />
:バナージに対して。これまたシャアの台詞のオマージュだが、シャアはアムロに対して「ニュータイプという存在を、まだ人が受け入れることが出来ないから」であり、フロンタルはバナージに対して「ニュータイプなどという幻想を人が受け入れてしまうから」である。根本的にはシャアと正反対であることがわかる。<br />
;「これはファッションのようなもので、プロパガンダと言ってもいい。君のように素直に言ってくれる人がいないので、つい忘れてしまう。すまなかった」<br />
:同第2巻より。フル・フロンタルと面会したバナージが顔を見せてほしいと言い、怒るアンジェロを押しとどめてマスクを取るフロンタル。このような洗練された冷静な態度も彼の特徴である。<br />
:なお、自らの仮面を「ファッション・プロバガンダのようなもの」と評しているのは小説版『機動戦士ガンダム』におけるシャアの発言から。<br />
;「今の私は自らを器と規定している。宇宙に捨てられた者の想い…ジオンの理想を継ぐ者たちの宿願を受け止めるための器だ。」<br />「彼らが望むなら私はシャア・アズナブルになる。このマスクはそのためのものだ」<br />
:同第2巻より。[[バナージ・リンクス|バナージ]]に「あなたはシャア・アズナブルなんですか!?」と問われて。この『器』という考えがフロンタルの根底になっている。<br />
;「もし、シャア・アズナブルが生きているとすれば……それはもう、人ではなくなっているのではないかな?」<br />
:ネェル・アーガマ制圧後のジンネマンとの会話にて。あまりにも無機的なその言葉は、ジンネマンをして「こいつは何'''物'''だ?」と思わしめた。<br />
:尤も、ガンダムシリーズ全体を見渡すと'''[[黄金の騎士|ある意味本当に人ではなくなっているシャア]]がいたりもするが'''。<br />
;「ニュータイプになれば、あの温かな光を以て、時間さえ支配出来る? それは夢だ。地球を包んだあの虹を見ても人は変わらなかった。これからも変わることはない」<br />「真理からは遠く、光を超える術すら手に入れられず、届く範囲のスペースで増えては滅ぶ……それが人間だ」<br />「導く必要はなく、その価値もない……ならば、私は器になろう」<br />
:<br />
;「カラになったこの身体に人の総意を引き受け、彼らが願うところを願うとしよう」<br />「ニュータイプ……可能性 はもう要らない。無為な存在ならそれに相応しく、小さく自足できる環境をくれてやろう」<br />「……おかしなものだ。これではまるで、復讐を誓っているようではないか。誰の為の復讐だ? シャア……それもいい。人がそう望むなら、私はシャアになろう」<br />
:<br />
;「熱……暖かな光……こんなものがいくら集まっても、何も……そう、何も……!」<br />
:刻の涙の先にあった虚無のイメージの中、バナージの「可能性」を前になおもそれを否定する。フロンタルに宿ったシャアの怨念は、ララァと共に迎えに来たシャアの魂により回収されることになる。<br />
<br />
=== 原作小説版 ===<br />
;「冗談ではない!」<br />
:第5巻より、ラプラスの残骸に仕掛けたトラップでメインカメラを破壊し、なおも妨害してくる[[ダグザ・マックール|ダグザ]]に対して。台詞も含めてシャアがジャブロー内でウッディにメインカメラを破壊された時のオマージュ。<br/>OVA版ではこの台詞がカットされている。<br />
;「それは独り善がりというものだ。バナージくん」<br />「自分の想いを他者に完全に伝達できるとしたら、洗脳だよ。アンジェロを壊した時のことを思い出せ」<br />「触れるだけで人を壊せるニュータイプ……。今度は、世界を壊すつもりか?」<br />
:メガラニカ内部でバナージ、ミネバと相対した際にバナージに対する発言。ニュータイプの認識が、OVA版とは全く違う事を代表する言葉でもある。<br />
;「…………人の想いが、光になって地球を包むのを見た。光に巻かれて、地球圏の外に押し出された。この目で、宇宙の深遠を覗きもした。そのような奇跡を目の当たりにしても、人は変わらなかった。変わっても意味がないと識った。ここより先には何もない。どこまで行っても同じ暗黒が続くだけだ。たとえ銀河の外に漕ぎ出す術を得ようと、いつかすべては暗黒に帰る…」<br />
:メガラニカでの独白。この時のフロンタルは'''バナージの銃撃で左目を撃ち抜かれている'''という普通に考えても即死するはずのダメージを受けており、バナージを戦慄させた。<br />
;「奇妙な感覚だ。昔、いまと同じことを考えていたような気がする。ニュータイプといえども、肉体を使った戦いには訓練と要する。だから『ガンダム』のパイロットをおびき出して、生身で決着を――」<br />
:メガラニカにてバナージの白兵戦の直前の独白。『昔』と言っているのは[[ア・バオア・クー]]内部でのシャアとアムロの白兵戦の事を指しているが決着は着かずに終わった。また、『肉体を使った戦いには訓練と要する』は[[∀ガンダム_(TV)|作者がかつて書いた作品の原作]]での[[ギム・ギンガナム|皮肉とも]][[ロラン・セアック|取れる言葉]]である。<br />
;「残留思念という言葉を知っているはずだ」<br />「サイコフレームは人の意思に反応する性質を持つが、同時に人の意思を吸い取りもする。星をも動かすほどの力を発動させたサイコフレームは、その代償に[[シャア・アズナブル|核となった人間の意志]]を吸収し尽くした」<br />「その者の意識が、戻る場所を失って宇宙をさまよっていたのだとしたら……。たまたま現れた似姿に宿っても、不思議はあるまい。君が言うとおり、人は他者の中に自己を見出す生き物だからな」<br />
:メガラニカにて、バナージを相手に白兵戦を行いながら。原作のフロンタルもOVA同様、強化人間の中にシャアの意識が入り込んだ存在らしい。<br />
;「オールドタイプの枠組み……義務や責任と言った観念に縛られている君だ。ニュータイプにはニュータイプの世界との関わり方がある、と言っても承知しないだろう」<br />「変わろうとしない者には、変わらないなりの未来を与えておけばいい。『箱』はそのために使わせてもらう。それが、ニュータイプを否定した人類への報いだ」<br />
:シナンジュに乗り込んで。これを聞いたバナージは、フロンタルの本質が「何もない自分を哀れむ誰かが世界を憎み、拾い物の言葉に自分の感情を載せている、偽者ですらないシャアの紛い物」だと直感した。<br />
;「じきに分かる。究極の感応を得ることが、どういうことか……。真のニュータイプとなる代償に、君はそのマシーンに喰われる。バナージ・リンクスという遺伝子の器は失われる。究極のニュータイプの完成だよ」<br />「言ったろう?。君はもう、“みんな”の中には帰れないと」<br />
:小説版最後の台詞で、フロンタル流のニュータイプの定義。分かり合うことの目的は融和だが、その究極の形は「一つになった意志」であるという。[[人類補完計画]]や[[イデ]]に通じるものがある。事実、この直後にフロンタルを葬ったバナージは……[[ユニコーンガンダム|。]]<br />
:ちなみにこれらの台詞はOVA版では若干ニュアンスが変わっており、現実を突きつけようとする小説版とは異なり、バナージに対してフロンタルなりの論理を説明するものになっている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「私とて赤い彗星と言われた男だ……やってみせよう!」<br />「君の生まれの不幸を呪いたまえ」<br />
:「連続攻撃」の台詞パターンの一つ。言うまでもないが元ネタは[[一年戦争]]で[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]を謀殺した際のシャアの名言。<br />
;「シャア・アズナブルを消去すれば、私は……」/「赤い彗星は一人でいい!」<br />
:シャアとの特殊戦闘台詞。<br />
;「フル・フロンタル、お前らしくないな……!」<br />
:撃墜時。自身の敗北という事象を、まるで他人事のように評する。フロンタルとは要するに、一人の強化人間にシャアの思念が宿った存在であるが、わかりやすく言い換えれば「ゲームの主人公とそのプレイヤー」の関係に近い。その中でこのセリフは、フル・フロンタルという男をもっとも端的に表現したものと言える。<br />
;「プロト・プル・トゥエルブ……クローニングによる人工ニュータイプ計画……その12番目の試作品である彼女……マリーダ・クルス中尉に敬意を表しよう」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』調査ルート第24話「パラオ急襲」/静観ルート第25話「猛るユニコーン」にて。本来の設定とは異なり、Zシリーズでは12番目の'''試作品'''となっている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』での参戦ラインナップを見るに、どうやら『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』を「出さない」ための改変だったらしい(元の設定のままだと、オリジナルに当たるプルの顛末をどこかで描かねばならない)。<br />
;「待っていたよ、Z-BLUE。だが、これは変えてはならないことなのだ」<br />
:フィフス落下の阻止に現れたZ-BLUEに対して。「変えてはならない」の意味は後に明らかとなる。<br />
;「それが正しいことだとしてもですか?」<br />
:『第3次Z時獄篇』宇宙ルート第37話「フィフス・ルナ攻防戦」より、フィフス放棄を決定したシャアに対して。多くの歴史、およびCCA正史ではシャアはフィフス・ルナ落下を実行し、完遂しているのがミソである。<br />
;「そういう言い方は嫌いですな…。大人っぽくて」<br />
:『第3次Z時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」より。[[エタニティ・フラット]]を前向きに肯定した事を評価したシャアに対して[[ララァ・スン]]の言葉を使って反応し、不快感を抱かせる。同時に正体についてシャアとプレイヤーに疑念を抱かせる伏線でもある。<br />
;「誤解しないでもらおう。私こそがスペースノイドの希望を体現する者、つまりは真の赤い彗星だ」<br />「だから、私は正しく世界を導くために、真のシャア・アズナブルの行為であるアクシズ落下を行うのだよ」<br />
:『第3次Z時獄篇』第57話「BEYOND THE TIME」より。フロンタルにとって「赤い彗星」とはスペースノイドの希望「でなければならない」存在であり、その希望に応えなかったシャアではなく、それに応える自分こそが「真の赤い彗星」であると言っているのである。<br />
:メタなことを言うと、'''アクシズ落としの場面なのにシャアが原作どおりに動かないので、代わりにシャアとして原作どおりに動いている'''という話である。<br />
;「そうではないよ、アムロ。私こそが真の赤い彗星なのだ」<br />
:同話にて自ら前線に出張ってきたのを「シャアの物真似」と評したアムロの言葉を受けて。<br />
;「今、宇宙に必要なのは新しい秩序を打ち立てられる強力な指導者だ。だが彼は、何かを捨てるという強い意志が足りなかった」<br />「棄民であるスペースノイドの持つアースノイドへの憎しみは、より直接的な行為でしか、晴らすことは出来ない。そう、このアクシズ落としのような手だ」<br />「それがスペースノイドが赤い彗星に望んだことだよ」<br />
:同ステージのイベントにて。ポイントは「私に望んだこと」とは言っていない点で、フロンタルはあくまで「スペースノイドが赤い彗星に望んだ事」を、それを成そうとしないシャアに代わって「赤い彗星」として実行しているのであり、そこから逆に「スペースノイドが赤い彗星にアースノイドへの粛清を望んでいる→アースノイドを粛清する者が赤い彗星である→アクシズ落下を行う自分こそが真の赤い彗星」という思想に至ったらしい。シャアは性急と呼ばれても人の革新という形で人類全体のことを考えていたのと比べると、大きな違いであり、フロンタルが機械的に見えるシーンである。<br />
;「そこまで悲観する必要はない。そこで人は理性で自らを律し、より良き社会を築けばいい」<br />「人間の生命は永遠になるのだ。そこには新たな価値や意味が生まれるだろう」<br />「面白い、面白くないの問題ではないのだよ。我々は理性を以って、運命を受け入れるだけだ」<br />「人間としての尊厳、矜持、意地……そんなものでは人類は救えない」<br />
:エタニティ・フラットに対しての見解。こうして見るとわかるのだが、時獄篇におけるフロンタルの行動・言動には彼自身の意志というものが全く介在しておらず、アムロをして「'''シャアから迷いを取り去った、誰も愛していない空っぽの存在'''」と言わしめている。<br />
;「アムロ…」<br />「君は、私を迷いを捨てたシャアと言ってくれた。ならば、その言葉に応えよう」<br />
:直後、アンチスパイラルの意を受けたニアが差し向けた手勢が加わったのを見てフロンタルは自分は宇宙の意思に認められたと増長する。そして、アムロの言葉をそのまま形にするかのようにフロンタルはアクシズへと撤退するという狡猾な手段を取った。<br />
:戦わずしてアクシズが落ちるのを傍観するという暴挙……それは、戦略的には理にかなった行動であり、同時にどこまでも「戦士」であるシャアが決してとるはずのないものであった。これを見たアムロ(あるいは逃げたフロンタルに対してプレイヤーも)はとうとう堪忍袋の尾が切れ、フロンタルをシャア・アズナブルでも赤い彗星でもないと断じた。<br />
;「さあ、改めて始めよう」<br />「''アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!''」<br />
:アースノイドの粛清と「時の牢獄」の構築を目論むフロンタルは高らかに言い放った。歯車が違えばシャアその人が口にしていたであろう「あの言葉」を。<br />
:2人のシャアの関係や[[アクシズ]]落としの事情も原作と異なる為か、名台詞はそのままフロンタルに取られた上で[[DVE]]並びに戦闘台詞にも採用された。<br />
:一方で池田氏の演技力の凄まじさを表すDVEでもあり、微妙なイントネーションや音域の違いで'''「シャアの名台詞を模倣するフロンタル」'''を見事に表現しており、相当のこだわりがあってこそ成し得る演技である。<br />
;「…様々な世界に存在するキャスバル・レム・ダイクンは様々な運命をたどった…[[A|ある]][[F|者は]][[COMPACT|クワトロ・]][[COMPACT3|バジーナの]][[GC|まま]][[XO|戦い]][[OE|続]][[30|け]]、[[64|ある者は最後に]][[COMPACT2|シャアと]][[IMPACT|して]][[第2次α|世界の敵となり]]、[[新|ある者は人類を守るために]][[T|異星人に恭順の意を示した…]]そのどれもに共通しているのは、あなたという存在は世界の在り方を決めるものだった」<br />「その中で私は真のシャア・アズナブルとしてアクシズを落下させることを選択した。つまり、今の私は赤い彗星そのものなのだ」<br />
:シャアがZ-BLUEに加勢した後の台詞の一部、数多の並行世界…というよりは歴代スパロボ版シャアの未来か。何気に、「[[D|シャアとして地球のために戦った]]」「[[R|キャスバルとして]][[MX|政治の世界に進出した]]」未来については全く語っていないのがミソ。<br />
:共通項としてはフロンタルの言うとおり、存在する世界の進む道に大きな影響を与えている、という点か(クワトロであり続けた場合は「逆襲のシャア」の物語が始まらない=別の歴史が始まる、という影響が現れていることになる)。<br />
;「並行世界間の同一人物は基本的に同じ世界には存在しないそうですよ」<br />
:シャアとの[[戦闘前会話]]の一部。これを言われたシャア本人からは「不快だな」と、断言されている。自分に都合の良い形でシャア・アズナブルという人間を曲解しているフロンタルの態度には、流石のシャアも腹に据えかねていただろう。<br />
;シャア「違うな、フロンタル。お前は未来など求めていない!」<br />フロンタル「だから?」<br />シャア「ようやく生の感情を見せたな」<br />フロンタル「そうまでして私を怒らせたいか、シャア・アズナブル!!」<br />
:同上。あくまでもフロンタルを「己の中にある『シャア・アズナブル』を模倣しているに過ぎない」と断ずるシャアに激昂。本作でようやく'''フロンタルの素が出た'''場面である。<br />
;「口が達者な分だけ可愛げというものがない……!」<br />
:ヒビキとの戦闘前会話において。時獄篇のフロンタルは原作に比べやや感情的な面が強い。<br />
:フロンタルの言うとおり、ヒビキが敵と見做した相手に対しては容赦無く不遜かつ辛辣な態度をとるキャラであるのも事実ではあるが。<br />
;シャア「不思議だ……こんな状況なのに恐怖は感じない。むしろ暖かくて、安心を感じるとは……」<br />フロンタル「だが、この暖かさを持った人間が感情を制御しきれず、自滅の道を歩んでいる……ならば、よりよき世界に導く指導者が必要になる!」<br />アムロ「わかってるよ! だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」<br />
:「BEYOND THE TIME」クリア時のやり取り。ある意味、時獄篇におけるフロンタルの立ち位置を明確にした場面である。<br />
:ここからわかるとおり、本作のフロンタルは原作におけるシャアの負の部分を担当している形になっている。<br />
;「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告及び第40話「赤い彗星の未来」にて、[[ラプラスの箱]]を評して曰く。フロンタルの思惑の真意を知るため、自ら捕らわれの身となったシャアに対して、彼はラプラスの箱の真の意味、そして自らの本当の目的について淡々と語り出す。<br />
; シャア「フル・フロンタル!」(打撃音)<br />フロンタル「ぐっ!シャアめ!」(打撃音)<br />シャア「殴り返してきたか!どうやら、まだ完全に器になったというわけではないようだな!」<br />フロンタル「私を挑発しているのか、シャア!」「ならば、相手をしてやる![[サザビー]]に乗れ!」<br />
:同じく『第3次Z天獄篇』ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアと'''生身で殴りあって'''。<br />
:逆上して殴り返したり「シャア!」と感情的に言い捨てるなど、前作に引き続き'''フロンタルの素が出た'''場面であり、自らを冷たく「器」と言い続けてきた彼の、血の通った偽らざる「地」が垣間見えるシーン。<br />
;「たわ言に付き合っている暇はないな」<br />「君達の得意とするポジティブな絵空事は聞き飽きたよ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第45話「虹の彼方に」における、ノノ(バスターマシン7号)との[[戦闘前会話]]。'''決め台詞に口を挟んだ挙句「たわ言」と切り捨てる'''。<br />
;「私は、君のような少年を……ガンダムに乗って奇跡を起こす少年を何人も見てきた」<br />「奇跡もまた、繰り返す……そして、何も変わらない」<br />「バナージ君! 君に刻の涙を見せよう!」<br />
:『第3次Z天獄篇』第45話「虹の彼方に」で撃墜され、追って来たバナージと対峙して。「刻の涙」は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の次回予告で使用されたフレーズで、「ヒトがより良き未来へ進む過程で遭遇する苦難や悲劇」のことである。<br />
;「どうだろうな。だが、私は確かに絶望を味わった」<br />「人の心の光を見せてもなお、変わらない人類……だが、それは彼ら自身のせいではない……所詮、人は神にはなれないし、神を超えることも出来ない」<br />
:「虹の彼方に」クリア時、「刻の果ての虚無」の中でバナージに対して。フロンタルのこの言は、「人はどこまで行っても変わらない」という諦念の表れでありながら、同時に「'''人はどこまで行っても人でしかない'''」という真理を突いた台詞でもある。<br />
;「これが火の文明……人が自ら生み出したものは人に新たな力を与える……それは誰かと共に希望を信じる力……」<br />
:虚無の世界に集った「ガンダム」達を見て。真化への最後の階梯、火の文明……その真理は、自ら生み出したものによって力を手に入れ、その力によって何かを生み出しながら進化していくこと。一人で背負うのではなく、誰かと共によりよき明日を信じ、続く戦いの中に「それでも」希望を見つけようとする力。いつの世も、その先駆けとなったのは「ガンダム」だった。<br />
;「バナージ君……ガンダムに導かれた者達……そして、シャア・アズナブル……君達ならば、私が超えられなかった絶望の向こうに虹を見つけられるかも知れない」<br />「そして、それすら超えた向こうに未来を見つけてくれ」<br />「君に……託す……。為すべきと……思ったことを……」<br />
:最期。ララァの導きにより絶望を払われた「赤い彗星」は、ガンダムに導かれた少年達、そしてもう一人の自分自身に可能性を委ね、刻の彼方へ去っていった。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「可能性を信じた開拓民を切り捨て、劣悪な環境に生きる人々を敵とするのとどちらが非道でしょうか?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第32話より。地球を見捨てる事を前提とした共栄圏を否定した[[ブライティクス]]の面々に対する反論。<br />
;「戦場であのような姿をさらすとは、ただ者ではないと見える…!」<br />
:同じく『BX』第32話にて、突如戦場に姿を現した[[黄金の騎士]]を前に驚嘆しての台詞。携帯機シリーズの[[スーパーロボット大戦L|前々作]]においても[[ギルバート・デュランダル|フロンタルと声がそっくりな議長]]が似たような発言をしている。<br />
;「ふ、ふふ…人の熱が、宇宙を温める、か…」<br/>「そうだな…潮時なのだろう…」<br/>「ああ…伝わったと…思いたいな…」<br />
:『BX』第38話にて、ネオ・ジオング撃破時。彼が語り掛けていたのは一体誰だったのか…。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「そうではない…。私は…未来がわからなくなっただけだ。だから、確かめたい。ラプラスの箱が何であるかを…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』宇宙ルート第38話「託された未来」にて、箱の解放前にロンド・ベルと戦闘し、虚無の空間でアムロに説得され、現実世界に戻って来た後に。<br />
;「…私はシャア・アズナブルではありません。ですが、箱を拒絶した彼の気持ちは理解できます」<br/>「100年近く前の過去に囚われ、どちらかが滅びるまで戦う…そんな馬鹿げた結末は願い下げだな。地球と宇宙の戦いに決着をつけるのなら、それは今、生きている人間の想いでやるべきだろう」<br>バナージ「決着を望むんですか?」<br/>「その先に待つのは、あの刻の終わりの完全なる虚無なのだろう…。私は、それを望まない。そして、ネオ・ジオンの未来がそんなものであってほしくない」<br/>ミネバ「フロンタル…」<br/>「シャア・アズナブルは死の瞬間に希望と絶望の両方を味わった…。その絶望に囚われたのが、かつての私なのだろう。だが私は、サイコ・フレームの見せる刻の果てに人の心の光を見つけられた。あの熱…温かさはシャアに与えられたものではない。私が自分の手でつかんだものだ。だから…今はそれを信じたい」<br />
:同話にて、ラプラスの箱を前にして。[[ジェニオン|希望と絶望を乗り越えた]]赤い彗星は、自分の手で未来を築くために過去を断ち切ることを決意する。<br />
;「私も共に戦おう」<BR/>「人々は君たちの帰りを信じ、絶望と闘っている。だから、負けることは許されない」<BR/>「私も未来を望む人間だ。全力でやるさ」<br />
:『V』通常ルート第51話/困難ルート第50話にて、援軍で現れた際の台詞。<br />
;「地球艦隊・天駆は我々の期待に応え、33万6000光年の旅から帰って来てくれた……あとは彼らを迎えるだけだ。そのために私も全力を尽くそう! ''人の可能性を信じる者として!''」<br />
:同ステージにおける戦闘前台詞。遥か[[イスカンダル]]から希望を運んで帰ってきた勇者達を迎えるため、人の可能性を繋ぐため、「赤い彗星」は人類の敵に立ち向かう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;「仮面の私と着ぐるみの君…。まさか、こんな形で巡り会うとはな」<br />「なるほど…。いわゆる中の人…つまり、意思がある自分は私と違うと言いたいか…」<br />「だが君は、誰かに望まれたから、そんなもので出撃している…。つまり、スペースノイドの願いを集めた私と同じだよ」<br />「いいだろう! 私を否定するのなら、君の意志というものを見せてもらおう!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第57話「BEYOND THE TIME」、ボン太くんとの戦闘前会話。'''言っていることを大体把握した上で'''大真面目に対話している。しかもある意味メタ発言に走っている。可愛さに全力で揺らいでいる[[シャア・アズナブル|片割れ]]とは大違いである。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リバウ|リバウ]](SRW未登場)<br />
:総帥専用機となる予定だったが、[[シナンジュ]]の強奪に成功したため、他のパイロットが運用する。<br />
;[[GUNDAM:フロンタル専用ギラ・ドーガ|フロンタル専用ギラ・ドーガ]](SRW未登場)<br />
:シナンジュ強奪時に搭乗していた赤い専用機。フル・フロンタル用に改修された機体だが、機体バランスは劣悪だったという。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:専用機。<br />
:;[[ネオ・ジオング]]<br />
::OVA7巻に登場する専用機。最終決戦時に搭乗。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ギラ・ドーガ]]<br />
:『第3次Z天獄篇』のDLC「多元戦争追想」で搭乗。マップアイコンとしてのみの登場で戦闘はしない。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*フル・フロンタルという名前の日本語訳にちなんで、視聴者からは「'''全裸'''」というあだ名で呼称される事がある。<br />
**『UC』のepisode 7公開に伴い、公式で「epiosde1-6ダイジェスト 100秒でわかる! 機動戦士ガンダムUC」([[ナレーション]]は[[マリーダ・クルス]]役の甲斐田裕子氏)という動画が公開されたのだが、そこでの紹介文に「'''実は全裸という意味!'''」と書かれてしまっている。<br />
***また、『NT』の公式PV「[[ゾルタン・アッカネン|ゾルタン]]様の3分でわかる宇宙世紀!」においても「'''名前は和訳しない方が良い'''」と注釈されてしまっている。<br />
*「シャアの後継者として望まれ造られた存在」という立ち位置は、富野由悠季氏の小説版『ガイア・ギア』の主人公である「アフランシ・シャア」によく似ている。アフランシは宇宙で反地球連邦政府組織の指導者となるが、与えられた役割を演じるだけだったフロンタルとは反対に「(組織が望む)カリスマ性を持ったシャアという人物」を演じるのではなく「アフランシ」という「個」に固執し最終的には組織から抜け恋人と一緒に添い遂げる道を選んでいる。<br />
*雑誌『Febri』のインタビューで池田秀一が語ったことによると、フロンタル役に決まった時点で役作りのためにあえて原作を読まないようにしており、途中までは自身もフロンタルの正体をよく知らないまま演じていたという。ただEP5の頃には小説を最後まで読んでしまっており、描写について酒の席で原作者の福井晴敏に不満を言ってしまい、それがEP7の描写変更の遠因となったのではないかと語っている。EP7は自らの希望でアフレコも一人だけで行っており、フロンタル役への思い入れは相当に強いことが伺える。<br />
*OVA最終話のフロンタルの描写について、監督の古橋氏は「父性を付与したい」と言い出し、それに対し原作者の福井氏は猛反論。果ては宗教論争までに議論が発展し、最終的には福井氏の意見が通る形になったらしい。そのあたりが小説版とOVA版において大きくフロンタルの描写が変わった理由であるかもしれない<br />
*余談だが、4コマ漫画家の松田円氏はスパロボの[[アンソロジーコミック|4コマ]]で、機体の偽物が多数登場した流れで「そのうちシャアの偽物も現れるかもしれない」と予想されるという、ある意味彼の登場を予言した内容のネタを描いた事がある<ref>ちなみにオチは、それを聞きつけたクワトロがうっかり自分が本物(のシャア)である事を認めてしまう、という物。</ref>。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:フル・フロンタル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふる ふろんたる}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムUC]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB&diff=434413
フル・フロンタル
2022-05-14T14:09:48Z
<p>アホウドリ売り: /* その素性 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Full Frontal]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/character/03.html CHARACTER]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
| 声優 = {{声優|池田秀一|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|高橋久美子}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = シャアの再来<br />
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]]、[[強化人間]])<br />
| 性別 = 男<br />
| 所属 = [[ネオ・ジオン]]([[袖付き]])<br />
| 役職 = 首魁<br />
| 階級 = 大佐<br />
}}<br />
'''フル・フロンタル'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ネオ・ジオン]]の残党を糾合した組織、通称「[[袖付き]]」の首魁を務める[[仮面キャラ|謎の仮面の男]]。「丸裸」を意味するその名とは裏腹に、真意を容易につかませない謎めいた言動と行動でバナージ達を翻弄する。<br />
<br />
[[一年戦争]]時における[[シャア・アズナブル]]を彷彿とさせる外見や声を持ち、'''「シャアの再来」'''と呼ばれている。仮面の下の素顔もシャアに酷似しており、額には一年戦争末期において[[アムロ・レイ]]との死闘で負った傷と同じものがある。また、モビルスーツのパイロットとしての能力や技術もシャア同様に非常に優秀で、[[アナハイム・エレクトロニクス]]との裏取引で奪取した、[[サイコフレーム]]搭載機である真紅のMS[[シナンジュ]]を駆る。<br />
<br />
かつての指導者であったシャアが戦闘中に行方不明となり、ジオン独立の理想が消えつつあったネオ・ジオンの残党兵達にとっては、外見も実力もシャアの生き写しのような彼は希望の象徴ともいえる存在になっており、絶大なカリスマ性を発揮している。<br />
<br />
地球連邦の存続事態を脅かし得る程の強大な「力」を持った「[[ラプラスの箱]]」やその鍵を握る[[ユニコーンガンダム]]を巡り、[[バナージ・リンクス]]や[[ロンド・ベル]]と激突を繰り返す事になる。箱の利用方針に関しては、[[ザビ家]]三男[[ドズル・ザビ]]の遺児であり、シャアとも縁深い[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])と対立している。<br />
<br />
謎めいた言動の多い掴み所の無い人物で、時には味方にとっても理解しきれない部分を見せる事がある一方、シャア本人にしか知りえない独白や経験を知っている節を見せる事もある。実質的な「スペースノイドの希望」であることから自身を「宇宙民の意志を受け入れる『器』」と称している。また、仮面で素顔を隠してはいるが、自らがシャアの代替の存在ということから仮面=シャア・アズナブルの記号でしかないと捉えており、バナージの依頼であっさりと外したこともある。<br />
<br />
人格的にどこか青臭さや未熟さを残したシャアと異なり遙かに強かな[[性格]]で、大人であるということを平然と武器にしてくる。いわば、シャアから人間的な部分を全て取り去った「赤い彗星という機械」、とも見られる。<br />
<br />
外伝作品『戦後の戦場』では、シナンジュの原型であるシナンジュ・スタイン強奪時における経緯が語られている。<br />
<br />
誰もフロンタルが戦う姿を見た事がなかった為に、当初はアンジェロや親衛隊からも本当に「赤い彗星の再来」と呼べる力を持っているのか疑念を抱かれていた。そんな中、想定外の襲撃がありながらも<ref>この時、襲撃を行ったプロト・スタークジェガンに搭乗していた中央情報局のカルロス・クレイグ大尉は、[[ジオン公国軍#旧ジオン軍の残党|ジオン残党軍]]の起こしたテロによって妻子を失っており、連邦の上層部とアナハイムがUC計画の為の『敵』を欲して[[袖付き]]に新型モビルスーツを強奪に見せかけて譲渡する事実を知った事で、ダコタ・ウィンストンに協力を頼み、越権行為を承知の上で、新たに起ころうとしていた戦争を未然に防ぐべく取引をぶち壊しにしようとしていた。</ref>、赤く塗装された[[ギラ・ドーガ]]でジェガン隊を翻弄しつつ、予め立てられていた予定通りにクラップ級宇宙巡洋艦「ウンカイ」へと取り付き、シナンジュ・スタインを強奪。更にはウンカイとそれに同行していたクラップ級であるラーデルスの2隻を共に撃沈し、これによってフロンタルは「赤い彗星」としての信頼を得るに至り、特にアンジェロからは「棄民の王」として崇拝されるまでに至っている。<br />
<br />
=== その素性 ===<br />
その正体はジオン残党軍をひそかに支援していたジオン共和国のモナハン・バハロ国防大臣らが用意した'''(一年戦争時の)[[シャア・アズナブル]]を模して作り上げられた[[強化人間]]'''である。<br />
<br />
“赤い彗星”という絶対的指導者を失った後、[[ネオ・ジオン]]残党が数だけの烏合の衆となり始めたことを危惧した「袖付き」のスポンサーたちは、シャアに代わるカリスマとしてシャアそっくりに整形手術を行い製造した「シャアの偽物」を送り込んだというわけである。フロンタルは連邦側からの完全独立を画策していたバハロ国防大臣らの操り人形であり(自身を『器』と称しているのも、そういった立場を意識してかもしれない)、外見や雰囲気をシャアに似せているのもプロパガンダの手段に過ぎない。なおこの計画でシャアの代役候補として用意された強化人間はフロンタルだけではなく、『[[機動戦士ガンダムUC]]』の続編『[[機動戦士ガンダムNT]]』で、失敗作とされたものの一人である[[ゾルタン・アッカネン]]が登場する。<br />
<br />
フロンタル、そして彼を用意したモハナンの目的は、地球の経済活動が宇宙居住民の生産活動に依存している点を逆手に取り、宇宙で唯一自治権を有するジオン共和国主導の下で月と7つのサイドを中心として、地球を排除した経済圏を作り上げる「サイド共栄圏」の確立と、これによる地球連邦の孤立と衰退である。ラプラスの箱を求めるのも、サイド共栄圏構想を実現させるべく、「箱」を連邦政府との交渉材料にしてジオン共和国の自治権返還を延期させ、共栄圏実現までの時間稼ぎをするためであった。<br />
<br />
しかし、その理想を語る姿はバナージ曰く「他人事のような」どこか冷めた印象を与えており、また本物のシャアを実の父親の様に慕っているオードリー(ミネバ)からは、ネオ・ジオンの民達が望むならシャアを演じようとする姿勢に対し「空っぽな人間」とまで嫌悪され、サイド共栄圏構想についても、結局は強引にアースノイドとスペースノイドの立場を逆転させるだけで、人類の革新を願ったジオン・ズム・ダイクンの理想(ジオニズム)や、アクシズ落としという凶行に走ってでも人類を宇宙へ上げて地球から自立させようとしたシャアの思想(エレズム)とは程遠い物であると酷評されている。これは、フロンタル自身が「人類はどうやっても、もはや変わることはない」と諦観しているためであり、「人類はどんな手を使ってでもニュータイプにならねばならない」としたシャアの思想とは真反対である。そのため、「人は変われる、分かり合える」と叫び続けるバナージの理想を、「人類に叶いもしない希望を与える存在」として危険視している。<br />
<br />
その役回りや立ち位置は、他作品に散見される「シャアのコピー」ではなく、むしろその逆、シャアを演じることで彼の考えや理想と、逆説的にそのライバルたるアムロや自身の宿敵たるバナージをも全否定する、いわば「'''シャアの負の鏡像'''」でも言うべき存在。シャアは人類に絶望しつつもどこかで人の革新を諦めきれなかったのに対し、フロンタルは最初からそれらの可能性を完全に否定し「虚しいだけ」と断じる、虚無的といえるほどのリアリストであるという点で対照的である。また、シャアのアクシズ落としの動機の一つは「アムロと決着をつけたい」という私情であったが、フロンタルはこのような個人的動機を一切持っているようには見えず、「器は考えることはしません。注がれた人の総意に従って行動するだけ」と言い切る点でもまた対照的である。<br />
<br />
フロンタルの存在を一言で表現するなら「スペースノイドが理想として持つ『赤い彗星』像の体現」であり、本人もその理想に自らを合わせる形で振舞っている。<br />
<br />
フロンタルはシャア本人にしか知りえない独白や経験を知っていると思しき一面も見せており、当人は「アクシズ・ショックを経てもなお変わらなかった人類に絶望した、[[サイコフレーム]]に宿るシャアの意思がその模写である自らに宿ったゆえである」と語っている。どういった経緯でシャアの思念が宿ったのか、またそもそも彼の主張の真偽も判然としないが、宿っているとしてもそれはシャアの思念の一部分でしかなく、しかしフロンタルはその背景からシャアとは全くの別人でもない。[[バナージ・リンクス]]がフロンタルの中に見た「虚無」の正体がまさにこれで、肉体を動かしているのはフロンタルでありながら、その根幹にあるのはシャアという別の人間の記憶や経験、という不協和音である。<br />
<br />
OVA版においては、特にEP7で小説版と違う人物像になっている。行動自体は小説版と大きく違わないが、意思は明確にシャアそのものであるような描写がされており、また器と自称しながらも彼自身の意思で行動しているようにも見える。最終決戦でもバナージを説得することにこだわった結果、対話によって敗北するという結末を迎える。<br />
<br />
OVA版ではモナハン・バハロは登場せず誰がフロンタルを作ったのかを、小説版とは異なり最後まで明らかにしなかったが、後に外伝作品である『戦後の戦争』において、シナンジュ・スタインを奪取したフロンタルと[[アルベルト・ビスト]]との通信によるやり取りで、アルベルトからモナハンの名前が出ている為、原作小説と同様、フロンタルを用意したのはジオン共和国のモナハンであったのは確かなようである。<br />
<br />
=== 結末 ===<br />
ラプラスの箱を求めて立ち回ったことと、その行動の内容は小説・OVAともほぼ同じで、最終的にバナージに敗れ死亡するのも同じだが、その状況は大きく異なっている。<br />
<br />
小説版ではメガラニカ内部で自らの抱える虚無に衝き動かされるままバナージ、ミネバと相対。バナージと撃ち合い'''左目を撃ち抜かれる'''という明らかな致命傷を負いながらも彼を猛追、血みどろの白兵戦を繰り広げた<ref>一時はバナージを殺す寸前まで追い詰めている。</ref>。<br />
さらにはその致命傷を負ったまま中破した[[シナンジュ]]に搭乗してユニコーンガンダム<ref>最終的にはユニコーン、バンシィ、ジェスタ2機の計4機</ref>と互角に戦うが、残留思念も込めたサイコミュ・ジャックの前にシナンジュが停止し、撃墜された。最後の最後まで考えは変わらず、人類の可能性を否定し続けたままであった。<br />
<br />
OVA版最終巻と同時期に発表された「不死鳥狩り」では上記の戦闘を行いながら、別の地点で[[ネオ・ジオング]](コアユニットとして[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]を使用)のパイロットの[[強化人間]]にその虚無が乗り移って[[フェネクス]]と激戦を繰り広げている。<br />
<br />
OVA版ではシャアの思念ではなく、「自らを器と定義して、そのように振る舞う男」としての個我が成立している。ラプラスの箱の強奪に失敗した後にメガラニカを脱出、ネオ・ジオングに搭乗してバナージと戦うも、あくまでも自らの論理を以ってバナージを引き込もうと、砲火を交わしつつ論戦を繰り広げた。<br />
<br />
最終的にはネオ・ジオングのサイコシャードとユニコーンのサイコ・フレームの共鳴を介し、バナージと共にかつてのアムロとララァのように“刻”を形象として感じ取り、その果てに虚無の世界を見る。それを提示しバナージを自分と同じ諦念へと誘うが、それを見てもなお諦めないバナージの叫びに呼応し、ユニコーンガンダムが発した“暖かな光”によって「残留思念」が浄化。それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。フロンタルの中の“シャアの絶望”はシャア本人に回収され、フロンタルの代わりにシャアは先の可能性をバナージへ託した。<br />
<br />
小説版・OVA版共にシナンジュのコクピットブロックは残っており、生き残ったアンジェロが発見しハッチを開くも既にフロンタルは息を引き取った後だった<ref>小説版では上記の致命傷を受けた際の影響かバイザーが割れている。一方OVA版以降は割れていない。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:初登場作品。今回はフロンタルが「敗北した人間」と評するシャアその人と共演することになる。<br />
:「シャア不在時の[[偽物|影武者]]として活動し、声や姿もシャアそっくりに作られた人間」という原作ネタバレに近い設定で登場している。シャアと似たような声、ということで戦闘画面も聴き比べてみると徹底的に演技分けがされている。<br />
:シャアに似ている一方で、「シャアより大人である」という印象が、本人と共演することでより如実に表れているが、自らの手で業を全うしようとするシャアとは対照的に、フロンタルは目的の為に手段を選ばない傾向が強く、アムロからも「シャアから迷いを取り払った存在」と見なされている。邪魔なアムロの暗殺を謀り、自己保身を優先して[[Z-BLUE]]との戦いを避けようとする等、姑息な行いを繰り返し、本物のシャアを「[[偽者]]」呼ばわりまでする等の図々しさから、シャアのみならず、彼をよく知るアムロやカミーユからも、シャア・アズナブルでも無ければ赤い彗星ですらないと、全面否定される事になった。<br />
:今作においては'''特異点であったシャアと対の存在'''という設定になっている。その結果、本物のシャアが起った事で身を引いてからしばらくした後、終盤で自分こそが真の赤い彗星と豪語し、自身の派閥を率いて反乱に等しい行動に出ており、シャアに取って代わって[[パラダイムシティ]]として模倣されている「アクシズの落下した『正しい』世界」へ導くべく、シャアがアクシズ落としに見せかけて行おうとした時空修復の妨害を目論む。また、後述にもあるように原作のシャアの負の面を担っているのみならず、独断で[[アマルガム]]や[[ジェミニス]]と裏で結託し暗躍、アムロの暗殺も企てるなど、原作以上に「悪役」らしいキャラクターとして描写されている。<br />
:[[特異点]]+[[ニュータイプ]]という文字通りに特異な存在であるゆえか、シャア共々[[黒の英知]]に接触した節があり、歴代スパロボの並行世界におけるシャアの動向を掴んでいる。しかし、基本的には原作どおり「スペースノイドの希望たる赤い彗星」を演じているに過ぎないため、彼自身の意図がどういったものかは不明。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]からネオ・ジオン総帥の座を譲り受けており、事実上ネオ・ジオンのトップとなっている。Zシリーズにおけるフロンタルの素性は[[UCW]]のジオニズム信奉の一派が、「赤い彗星」の絶対的カリスマを求めて作り上げた[[クローン]]の一体に<ref>[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の口からシャアのクローンであると説明されている。</ref>、前作で発生した[[新世時空震動]]で[[並行世界]]のシャアの意識が流れ込んでいた、というもの。<br />
:[[サイデリアル]]([[新地球皇国]])に協力する一方で[[アマルガム]]主導の時空修復でサイデリアルのない地球を作り上げようとするなど暗躍するが、[[マーサ・ビスト・カーバイン|新地球皇国およびサイデリアルに対して地球を売った裏切り者]]・[[レナード・テスタロッサ|最終的な目的がただの逃げ]]と複数の小物臭い部分を併せ持つことになってしまった。<br />
:今回はシナンジュはルート分岐でしかお目にかかれない。終盤は[[ネオ・ジオング]]に搭乗する。<br />
:インダストリアル7での最終決戦においてガンダムパイロット達の「熱」に触れ、[[ララァ・スン|ララァ]]に導かれてその魂は浄化され、ガンダムのパイロット達に未来を託して消えていった。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:登場こそするものの、今作では他に宇宙世紀作品が参戦していないためにクロスオーバーが少なめで、UCの原作再現が中盤からな上にルート分岐によっては終盤まで殆ど登場せず、味方側に因縁のあるキャラクターが少ない事もあって『第3次Z』と比べると影が薄い。<br />
:能力こそ高いが『第3次Z』のように精神コマンドの使用等はしてこない事に加えルーチンの関係でHPの多い機体ばかり狙うので、シナンジュ搭乗時に共通ルートで戦う際はリディのバンシィ・ノルンだけを狙い続けるため、さほど強くは感じられないかもしれない。<br />
:最終決戦時にはネオジオングに搭乗するも、全回復を乱発するBXのボス勢の中で50%程しか回復しない彼は良心的に見える。また、プレッシャーとガードを持つものの、同時期に登場するボスクラスの敵が持つ底力を持たないため、相対的に脆く感じるかも。登場マップは敗北条件に指定されている機体が多く、彼の機体も他のボス機体同様、圧倒的な射程と範囲のMAP兵器を搭載しているのでそこだけは注意したい。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:原作同様、ラプラスの箱を巡って戦う。しかし今回はなんと'''和解が成立して生存する'''。シャア・アズナブルの器ではなく、フル・フロンタル個人としての自我を完全に確立する。条件を満たせば(残り1、2話とはいえ)'''ネオ・ジオングに乗って仲間入り'''を果たすという展開に。<br />
:原作と異なり、[[ジオン公国]]が存続しているため首相も兼任している。また、自我を確立してからはシャアの器の象徴たる仮面を(戦闘時以外は)外すようになり、フランクな印象でアムロやバナージと接するようになる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:シナンジュ、およびネオ・ジオングのパイロット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『NT』設定なので故人。カミーユの特殊戦闘台詞にフロンタルの名前を挙げるものがある。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
影とはいえ「赤い彗星」と呼ばれるだけあり、すべての能力が高水準の強敵。特に[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[気迫]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[直撃]]、[[魂]]''' <br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[直感]]、[[自信]]、[[閃き]]+'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[強化人間]]L9、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3([[精神耐性]])、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[気力+ボーナス|気力+ボーナス]]、[[ガード]]、[[2回行動]]'''<br />
:[[ネオ・ジオング]]に乗り換えるとサイズ補正無視が精神耐性に変更。<br />
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]<br />
:'''[[強化人間]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[援護攻撃]]L3、[[気力限界突破]]、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:;敵対時<br />
::'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[ガード]]L2、[[2回行動]]'''<br />
:;味方時<br />
::'''[[強化人間]]L8(→[[ニュータイプ]]L9)、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[ガード]]L2、[[フルカウンター]]'''<br />
:初戦では2回行動が「???????」名義になっているため機能していない。また、味方になるとフルカウンターに変わる。<br />
:サイズ差補正無視はネオ・ジオングに乗り換えても所持しているが、敵対時の[[地球艦隊・天駆|プレイヤー部隊]]には3Lの機体は存在せず、正式参戦後も3Lの敵機体が登場しないため'''実質死にスキル'''。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;反撃時の与ダメージ1.2倍、命中率+20%<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。『時獄篇』・『天獄篇』とも、表記は違うがこのボーナス。<br />
;スキル「強化人間」が「ニュータイプ」になり、レベル+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。仲間時に習得するため、一個人として完全に目覚めたという意味では面白いボーナスである。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;人の総意の器<br />
:SSR。攻撃力大アップ、命中率、クリティカル率アップ。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ|オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)]]<br />
:「[[ラプラスの箱]]」を利用する方針に関して彼女とは対立する。また、彼女からはシャア・アズナブルを演じようとする姿勢を嫌悪されており、「空っぽな人間」と酷評されている。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:[[ユニコーンガンダム]]を巡って対立はするものの、フロンタル自身は彼個人にも色々と興味を持ち、自分とともに来るように誘ったこともある。<br />
;[[アンジェロ・ザウパー]]<br />
:親衛隊の隊長で腹心的存在。絶望的な状況から救った事で、個人的にも心酔されているが、フロンタルがバナージに興味を持った事に大きく嫉妬する事になる。またそのような境遇から、フロンタルを「シャアの再来」ではなく、「フル・フロンタル」として見ている貴重な人物。<br />
;[[ロニ・ガーベイ]]、[[ヨンム・カークス]]<br />
:連邦への復讐に燃える彼らに対し、襲撃作戦の許可を与えた。<br />
;モナハン・バハロ<br />
:原作小説ではフロンタルをネオ・ジオンの残党に送り込んだ張本人であり、黒幕の1人。OVA版では未登場。<br />
;[[アルベルト・ビスト]]<br />
:OVAの外伝作品である「戦後の戦争」では、通信でのやり取りをしており、フロンタルがジオン共和国のモナハン・バハロによって用意された存在である事実を知っていた。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== 宇宙世紀作品 ===<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:演じている存在。両者の外見や声等があまりにもよく似ている。前述のとおり、小説版、OVA版においては彼のシャアの捉え方はややことなっているものになっている<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z時獄編]]』では彼と共演。フロンタルの立ち位置は「シャア不在の間の[[偽物|影武者]]」という設定になっており、シャアの帰還後は退いている。終盤では、スペースノイドの旗頭ではなく人類すべてを救おうとした彼を「赤い彗星の偽者」と断じ、自らを真の赤い彗星としてアクシズ落としを行う。<br />
:シャア本人も、初対面より自身の嫌な部分を見せ付けるかのような存在である、文字通りの「道化」のフロンタルには良い印象を持ってはおらず、後に似た者同士呼ばわりされた際は、「不愉快」と拒絶している。<br />
:『時獄篇』の[[戦闘前会話]]ではフロンタルの出自に気付いているが、上述の通りOVA版にはモナハンは登場しなかったため、天獄篇ではそれについて深く言及されなかった。<br />
;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]<br />
:前者は[[一年戦争]]当初から、後者は[[グリプス戦役]]当初から、本物のシャアと関わって来た男達。『第3次Z時獄編』ではシャアの模倣であり、同時にその意志を否定するフロンタルに対しては激しい敵意を向けている。また、アムロに対しては自身の手を汚さず暗殺者に始末させようまでしており、その結果、彼からはシャア・アズナブルでも無ければ赤い彗星でも無いと断じられた。カミーユも、戦闘デモではシャアと相対した時以上の剣幕で全否定しており、相当腹に据えかねたことが伺える(が、逆に言えば二人ともそれほどまでに本物のシャアを理解し、信じているとも言える)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、グリプス戦役の最終戦で人の意志を集めたカミーユを「星(地球)を継ぐ者」の在り方と見て、自らの器としての在り方を決めることになったが、カミーユからは「そんなものになる必要はない」と、第3次Zとは違う形で否定されている。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:『第3次Z時獄編』では彼女とも共にネオ・ジオンを率いる立場にあるが、彼女からも快く思われていない。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼女からネオ・ジオン総帥の座を譲られるが、最終的にはZ-BLUEに加わった彼女とも敵対する。<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:OVA版、ならびに『第3次Z天獄篇』では彼女に導かれ、バナージに希望を託してこの世を去った。<br />
;[[ギュネイ・ガス]]、[[クェス・パラヤ]]、[[レズン・シュナイダー]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では目下の同僚だが、三人全員から不信感と嫌悪を抱かれており、特にクェスからはアムロの暗殺未遂の黒幕であると早い段階で勘付かれていた。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではクェスが最初からシャアに付いて去り、ギュネイとレズンはフロンタルの部下となるも中盤でシャア派の将兵共々離反される。<br />
<br />
=== [[コズミック・イラ]]作品 ===<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』ではクロノの暗部が生んだ生贄と認識しており、それ故に彼の憎しみについても理解の意図を示していた。<br />
;[[ミーア・キャンベル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では既に故人であるため、直接の絡みはないが、自分と同じく影武者として生きてきた彼女を自分と比較していた。<br />
;[[レイ・ザ・バレル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では同盟を結び彼の率いる[[ザフト]]の強硬派と共に連邦軍やZ-BLUEと敵対するが、彼からは本心では信頼されておらず、最終的にはZ-BLUEに加わった彼とも敵対する。<br />
<br />
=== 西暦作品 ===<br />
;[[ティエリア・アーデ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼がイノベイドであることは見抜いていたが、ヴェーダの一時的な緊急停止権を持っていたことは気づいておらず、コード「CHRONO H」を発動されたことにより、状況は一変。最終的には撤退する羽目となった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも、彼によってネェル・アーガマのシステムを奪還され、反撃を許す事になった。<br />
<br />
=== SDガンダムシリーズ ===<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[ドラゴンベビー]]の企みを破って姿を現した際に、その姿に大きな反応を見せる(後述)。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ガウルン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄編]]』では中盤に密かに結託したアマルガムより派遣された彼を[[Z-BLUE]]足止めのために利用する。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では彼と結託しており、天獄篇では共に[[サイデリアル]]に擦り寄りつつ、自らの目的を果たすために暗躍する。<br />
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ]])<br />
:『第3次Z時獄篇』では「シャアを演じる」「アクシズの落下によって他者や自分が死んでも興味がない」と言い切る姿に、ゼロは[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と同じ「虚無」を持っていると評した。<br />
:実際シュナイゼルとフロンタルの2人は「己」が存在せず、生命への執着が(自他含めて)無きに等しく、行動原理も自らの意志に依るものでは無く「他者が望むから」という共通点を持っており、ゼロが彼をシュナイゼルと同類と見たのも自然の流れと言える。<br />
;[[グレムト・ゲール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ザビーネ・シャル|ザビーネ]]の仲介によって手を組むが、内心では「俗物」と見下していた。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[ノノ]]([[バスターマシン7号]])<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』におけるフロンタルとの最終決戦において、'''彼女の決め台詞に口を挟む'''という掟破りを平然と行う(後述)。<br />
;[[アンチスパイラル]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではアクシズでの決戦の際、[[エタニティ・フラット]]の完成を目論むフロンタルとの利害が一致することで、フロンタルに助力して[[ムガン]]の軍勢を増援に送る。<br />
;[[レイディ・リンクス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』における協力者。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[アドヴェント]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼から[[ラプラス事件]]の真相と箱の真実を伝えられた。が、その全てを見下した態度には「気に入らんな」と不快感を露わにしていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
「シャアの再来」と言われるだけあって、「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]と似ている(が、よく考えると彼本人とは違う意味合いの)台詞が多い。<br />
<br />
;クレイグ「貴様…何者だ!?」<br />フロンタル「他の誰とも変わらない。与えられた役を演じる者…それだけだ」<br />クレイグ「与えられた役だと…!?」<br />フロンタル「そうだ。全ての人間には与えられた役回りがある。それを拒めば、今のあなたの様になる…」<br />クレイグ「連邦とネオ・ジオンの出来レースを黙認して軍の雇用と経済を維持する役回りか…。そんなもの…くそ食らえと言いたいな…!」<br />フロンタル「では…その対価を支払って頂く…」<br />
:シナンジュの強奪事件が語られる外伝作品『戦後の戦場』にて、新たな戦争を防ぐべくプロト・スタークジェガンにダコタと共に搭乗して介入したクレイグと、シナンジュ・スタインを奪い取ったフロンタルのやり取り。新たな戦争を防ぐべく奔走したクレイグやダコタに対し、フロンタルは自らがシャアの悪を演じる事に何の疑念も抱く事無く、彼らの搭乗するプロト・スタークジェガンを撃墜。戦争を止めようとした男達の願いは、その命と共に無残にも砕け散る事になった…。<br />
;「テスト機と言うだけあって、この機体は操作系が硬い。磨く前の原石の様な物だ。改良すれば、もうお前に苦労をかけることも無いだろう」<br />「お前はただ見ていれば良い。それが私の力になる」<br />
:シナンジュ・スタインを強奪し、帰投するフロンタルがアンジェロに言った言葉。一見すると、今まで苦労をかけたアンジェロに対し気遣っているかのように見えるが、見方によれば、アンジェロが望む様な自分を演じる事で、彼がより自分に依存するよう手懐けているようにも見える。<br />
;アルベルト「お前は…何だ?」<br />フロンタル「フル・フロンタル…名前の通り、隠し立てするものは何も無い…。人が望む通りの役を演じる者…それだけです」<br />アルベルト「赤い彗星…」<br />フロンタル「それも良いでしょう。赤い彗星…シャア・アズナブルの再来…。響きは悪くない…」<br />
:シナンジュ強奪直後、グラナダから直接連絡を入れてきたアルベルトが、予定よりも暴れすぎていた事態に「『後始末』が大変だ」と言った言葉に対し、'''クラップ級二隻を撃沈(と、その乗員達全員も抹殺)して証拠を隠滅させた'''フロンタルが言った言葉。この言葉を聴いたアルベルトは、フロンタルの中に言いようのない禍々しさを感じ取り、彼を「赤い彗星」と評した。そして、それをも受け入れたフロンタルの駆るシナンジュ・スタインは、'''信号弾の赤い光に照らされて、白い機体を禍々しさすら感じさせる赤へと染める'''のだった。<br />
;「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ」<br />
:OVA版第2巻より。シャアの名台詞「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを…」と対を成している。<br />
:若さを自嘲していたシャアと異なり、「したたかな大人」であることを武器にするフル・フロンタルを象徴する台詞の一つ。一方でこの台詞は思考を停止して、過ちをただ割り切ることでそこから何かを感じ取るという感性を放棄することであり、ニュータイプを人工的に模倣して作られた強化人間という存在であるフロンタルが、ニュータイプの象徴たる感性を否定している構図になっている。<br />
;「見せてもらおうか…新しいガンダムの性能とやらを!」<br />
:同第2巻より。[[シナンジュ]]を駆って、[[シャア専用ザク|通常の3倍の速度]]で[[ネェル・アーガマ]]に急接近していく。<br />
:シャアの名台詞「見せてもらおうか…連邦のモビルスーツの性能とやらを!」のオマージュ。<br />
;「当たらなければどうということはない」<br />
:同第2巻より。[[ユニコーンガンダム]]の(掠っただけでも撃破に至る程の威力を持つ)ビームマグナムを最小限の動きだけで回避して。シャアと同じ台詞を口にしている。<br />
;「私は……君を殺す」<br />
:バナージに対して。これまたシャアの台詞のオマージュだが、シャアはアムロに対して「ニュータイプという存在を、まだ人が受け入れることが出来ないから」であり、フロンタルはバナージに対して「ニュータイプなどという幻想を人が受け入れてしまうから」である。根本的にはシャアと正反対であることがわかる。<br />
;「これはファッションのようなもので、プロパガンダと言ってもいい。君のように素直に言ってくれる人がいないので、つい忘れてしまう。すまなかった」<br />
:同第2巻より。フル・フロンタルと面会したバナージが顔を見せてほしいと言い、怒るアンジェロを押しとどめてマスクを取るフロンタル。このような洗練された冷静な態度も彼の特徴である。<br />
:なお、自らの仮面を「ファッション・プロバガンダのようなもの」と評しているのは小説版『機動戦士ガンダム』におけるシャアの発言から。<br />
;「今の私は自らを器と規定している。宇宙に捨てられた者の想い…ジオンの理想を継ぐ者たちの宿願を受け止めるための器だ。」<br />「彼らが望むなら私はシャア・アズナブルになる。このマスクはそのためのものだ」<br />
:同第2巻より。[[バナージ・リンクス|バナージ]]に「あなたはシャア・アズナブルなんですか!?」と問われて。この『器』という考えがフロンタルの根底になっている。<br />
;「もし、シャア・アズナブルが生きているとすれば……それはもう、人ではなくなっているのではないかな?」<br />
:ネェル・アーガマ制圧後のジンネマンとの会話にて。あまりにも無機的なその言葉は、ジンネマンをして「こいつは何'''物'''だ?」と思わしめた。<br />
:尤も、ガンダムシリーズ全体を見渡すと'''[[黄金の騎士|ある意味本当に人ではなくなっているシャア]]がいたりもするが'''。<br />
;「ニュータイプになれば、あの温かな光を以て、時間さえ支配出来る? それは夢だ。地球を包んだあの虹を見ても人は変わらなかった。これからも変わることはない」<br />「真理からは遠く、光を超える術すら手に入れられず、届く範囲のスペースで増えては滅ぶ……それが人間だ」<br />「導く必要はなく、その価値もない……ならば、私は器になろう」<br />
:<br />
;「カラになったこの身体に人の総意を引き受け、彼らが願うところを願うとしよう」<br />「ニュータイプ……可能性 はもう要らない。無為な存在ならそれに相応しく、小さく自足できる環境をくれてやろう」<br />「……おかしなものだ。これではまるで、復讐を誓っているようではないか。誰の為の復讐だ? シャア……それもいい。人がそう望むなら、私はシャアになろう」<br />
:<br />
;「熱……暖かな光……こんなものがいくら集まっても、何も……そう、何も……!」<br />
:刻の涙の先にあった虚無のイメージの中、バナージの「可能性」を前になおもそれを否定する。フロンタルに宿ったシャアの怨念は、ララァと共に迎えに来たシャアの魂により回収されることになる。<br />
<br />
=== 原作小説版 ===<br />
;「冗談ではない!」<br />
:第5巻より、ラプラスの残骸に仕掛けたトラップでメインカメラを破壊し、なおも妨害してくる[[ダグザ・マックール|ダグザ]]に対して。台詞も含めてシャアがジャブロー内でウッディにメインカメラを破壊された時のオマージュ。<br/>OVA版ではこの台詞がカットされている。<br />
;「それは独り善がりというものだ。バナージくん」<br />「自分の想いを他者に完全に伝達できるとしたら、洗脳だよ。アンジェロを壊した時のことを思い出せ」<br />「触れるだけで人を壊せるニュータイプ……。今度は、世界を壊すつもりか?」<br />
:メガラニカ内部でバナージ、ミネバと相対した際にバナージに対する発言。ニュータイプの認識が、OVA版とは全く違う事を代表する言葉でもある。<br />
;「…………人の想いが、光になって地球を包むのを見た。光に巻かれて、地球圏の外に押し出された。この目で、宇宙の深遠を覗きもした。そのような奇跡を目の当たりにしても、人は変わらなかった。変わっても意味がないと識った。ここより先には何もない。どこまで行っても同じ暗黒が続くだけだ。たとえ銀河の外に漕ぎ出す術を得ようと、いつかすべては暗黒に帰る…」<br />
:メガラニカでの独白。この時のフロンタルは'''バナージの銃撃で左目を撃ち抜かれている'''という普通に考えても即死するはずのダメージを受けており、バナージを戦慄させた。<br />
;「奇妙な感覚だ。昔、いまと同じことを考えていたような気がする。ニュータイプといえども、肉体を使った戦いには訓練と要する。だから『ガンダム』のパイロットをおびき出して、生身で決着を――」<br />
:メガラニカにてバナージの白兵戦の直前の独白。『昔』と言っているのは[[ア・バオア・クー]]内部でのシャアとアムロの白兵戦の事を指しているが決着は着かずに終わった。また、『肉体を使った戦いには訓練と要する』は[[∀ガンダム_(TV)|作者がかつて書いた作品の原作]]での[[ギム・ギンガナム|皮肉とも]][[ロラン・セアック|取れる言葉]]である。<br />
;「残留思念という言葉を知っているはずだ」<br />「サイコフレームは人の意思に反応する性質を持つが、同時に人の意思を吸い取りもする。星をも動かすほどの力を発動させたサイコフレームは、その代償に[[シャア・アズナブル|核となった人間の意志]]を吸収し尽くした」<br />「その者の意識が、戻る場所を失って宇宙をさまよっていたのだとしたら……。たまたま現れた似姿に宿っても、不思議はあるまい。君が言うとおり、人は他者の中に自己を見出す生き物だからな」<br />
:メガラニカにて、バナージを相手に白兵戦を行いながら。原作のフロンタルもOVA同様、強化人間の中にシャアの意識が入り込んだ存在らしい。<br />
;「オールドタイプの枠組み……義務や責任と言った観念に縛られている君だ。ニュータイプにはニュータイプの世界との関わり方がある、と言っても承知しないだろう」<br />「変わろうとしない者には、変わらないなりの未来を与えておけばいい。『箱』はそのために使わせてもらう。それが、ニュータイプを否定した人類への報いだ」<br />
:シナンジュに乗り込んで。これを聞いたバナージは、フロンタルの本質が「何もない自分を哀れむ誰かが世界を憎み、拾い物の言葉に自分の感情を載せている、偽者ですらないシャアの紛い物」だと直感した。<br />
;「じきに分かる。究極の感応を得ることが、どういうことか……。真のニュータイプとなる代償に、君はそのマシーンに喰われる。バナージ・リンクスという遺伝子の器は失われる。究極のニュータイプの完成だよ」<br />「言ったろう?。君はもう、“みんな”の中には帰れないと」<br />
:小説版最後の台詞で、フロンタル流のニュータイプの定義。分かり合うことの目的は融和だが、その究極の形は「一つになった意志」であるという。[[人類補完計画]]や[[イデ]]に通じるものがある。事実、この直後にフロンタルを葬ったバナージは……[[ユニコーンガンダム|。]]<br />
:ちなみにこれらの台詞はOVA版では若干ニュアンスが変わっており、現実を突きつけようとする小説版とは異なり、バナージに対してフロンタルなりの論理を説明するものになっている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「私とて赤い彗星と言われた男だ……やってみせよう!」<br />「君の生まれの不幸を呪いたまえ」<br />
:「連続攻撃」の台詞パターンの一つ。言うまでもないが元ネタは[[一年戦争]]で[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]を謀殺した際のシャアの名言。<br />
;「シャア・アズナブルを消去すれば、私は……」/「赤い彗星は一人でいい!」<br />
:シャアとの特殊戦闘台詞。<br />
;「フル・フロンタル、お前らしくないな……!」<br />
:撃墜時。自身の敗北という事象を、まるで他人事のように評する。フロンタルとは要するに、一人の強化人間にシャアの思念が宿った存在であるが、わかりやすく言い換えれば「ゲームの主人公とそのプレイヤー」の関係に近い。その中でこのセリフは、フル・フロンタルという男をもっとも端的に表現したものと言える。<br />
;「プロト・プル・トゥエルブ……クローニングによる人工ニュータイプ計画……その12番目の試作品である彼女……マリーダ・クルス中尉に敬意を表しよう」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』調査ルート第24話「パラオ急襲」/静観ルート第25話「猛るユニコーン」にて。本来の設定とは異なり、Zシリーズでは12番目の'''試作品'''となっている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』での参戦ラインナップを見るに、どうやら『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』を「出さない」ための改変だったらしい(元の設定のままだと、オリジナルに当たるプルの顛末をどこかで描かねばならない)。<br />
;「待っていたよ、Z-BLUE。だが、これは変えてはならないことなのだ」<br />
:フィフス落下の阻止に現れたZ-BLUEに対して。「変えてはならない」の意味は後に明らかとなる。<br />
;「それが正しいことだとしてもですか?」<br />
:『第3次Z時獄篇』宇宙ルート第37話「フィフス・ルナ攻防戦」より、フィフス放棄を決定したシャアに対して。多くの歴史、およびCCA正史ではシャアはフィフス・ルナ落下を実行し、完遂しているのがミソである。<br />
;「そういう言い方は嫌いですな…。大人っぽくて」<br />
:『第3次Z時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」より。[[エタニティ・フラット]]を前向きに肯定した事を評価したシャアに対して[[ララァ・スン]]の言葉を使って反応し、不快感を抱かせる。同時に正体についてシャアとプレイヤーに疑念を抱かせる伏線でもある。<br />
;「誤解しないでもらおう。私こそがスペースノイドの希望を体現する者、つまりは真の赤い彗星だ」<br />「だから、私は正しく世界を導くために、真のシャア・アズナブルの行為であるアクシズ落下を行うのだよ」<br />
:『第3次Z時獄篇』第57話「BEYOND THE TIME」より。フロンタルにとって「赤い彗星」とはスペースノイドの希望「でなければならない」存在であり、その希望に応えなかったシャアではなく、それに応える自分こそが「真の赤い彗星」であると言っているのである。<br />
:メタなことを言うと、'''アクシズ落としの場面なのにシャアが原作どおりに動かないので、代わりにシャアとして原作どおりに動いている'''という話である。<br />
;「そうではないよ、アムロ。私こそが真の赤い彗星なのだ」<br />
:同話にて自ら前線に出張ってきたのを「シャアの物真似」と評したアムロの言葉を受けて。<br />
;「今、宇宙に必要なのは新しい秩序を打ち立てられる強力な指導者だ。だが彼は、何かを捨てるという強い意志が足りなかった」<br />「棄民であるスペースノイドの持つアースノイドへの憎しみは、より直接的な行為でしか、晴らすことは出来ない。そう、このアクシズ落としのような手だ」<br />「それがスペースノイドが赤い彗星に望んだことだよ」<br />
:同ステージのイベントにて。ポイントは「私に望んだこと」とは言っていない点で、フロンタルはあくまで「スペースノイドが赤い彗星に望んだ事」を、それを成そうとしないシャアに代わって「赤い彗星」として実行しているのであり、そこから逆に「スペースノイドが赤い彗星にアースノイドへの粛清を望んでいる→アースノイドを粛清する者が赤い彗星である→アクシズ落下を行う自分こそが真の赤い彗星」という思想に至ったらしい。シャアは性急と呼ばれても人の革新という形で人類全体のことを考えていたのと比べると、大きな違いであり、フロンタルが機械的に見えるシーンである。<br />
;「そこまで悲観する必要はない。そこで人は理性で自らを律し、より良き社会を築けばいい」<br />「人間の生命は永遠になるのだ。そこには新たな価値や意味が生まれるだろう」<br />「面白い、面白くないの問題ではないのだよ。我々は理性を以って、運命を受け入れるだけだ」<br />「人間としての尊厳、矜持、意地……そんなものでは人類は救えない」<br />
:エタニティ・フラットに対しての見解。こうして見るとわかるのだが、時獄篇におけるフロンタルの行動・言動には彼自身の意志というものが全く介在しておらず、アムロをして「'''シャアから迷いを取り去った、誰も愛していない空っぽの存在'''」と言わしめている。<br />
;「アムロ…」<br />「君は、私を迷いを捨てたシャアと言ってくれた。ならば、その言葉に応えよう」<br />
:直後、アンチスパイラルの意を受けたニアが差し向けた手勢が加わったのを見てフロンタルは自分は宇宙の意思に認められたと増長する。そして、アムロの言葉をそのまま形にするかのようにフロンタルはアクシズへと撤退するという狡猾な手段を取った。<br />
:戦わずしてアクシズが落ちるのを傍観するという暴挙……それは、戦略的には理にかなった行動であり、同時にどこまでも「戦士」であるシャアが決してとるはずのないものであった。これを見たアムロ(あるいは逃げたフロンタルに対してプレイヤーも)はとうとう堪忍袋の尾が切れ、フロンタルをシャア・アズナブルでも赤い彗星でもないと断じた。<br />
;「さあ、改めて始めよう」<br />「''アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!''」<br />
:アースノイドの粛清と「時の牢獄」の構築を目論むフロンタルは高らかに言い放った。歯車が違えばシャアその人が口にしていたであろう「あの言葉」を。<br />
:2人のシャアの関係や[[アクシズ]]落としの事情も原作と異なる為か、名台詞はそのままフロンタルに取られた上で[[DVE]]並びに戦闘台詞にも採用された。<br />
:一方で池田氏の演技力の凄まじさを表すDVEでもあり、微妙なイントネーションや音域の違いで'''「シャアの名台詞を模倣するフロンタル」'''を見事に表現しており、相当のこだわりがあってこそ成し得る演技である。<br />
;「…様々な世界に存在するキャスバル・レム・ダイクンは様々な運命をたどった…[[A|ある]][[F|者は]][[COMPACT|クワトロ・]][[COMPACT3|バジーナの]][[GC|まま]][[XO|戦い]][[OE|続]][[30|け]]、[[64|ある者は最後に]][[COMPACT2|シャアと]][[IMPACT|して]][[第2次α|世界の敵となり]]、[[新|ある者は人類を守るために]][[T|異星人に恭順の意を示した…]]そのどれもに共通しているのは、あなたという存在は世界の在り方を決めるものだった」<br />「その中で私は真のシャア・アズナブルとしてアクシズを落下させることを選択した。つまり、今の私は赤い彗星そのものなのだ」<br />
:シャアがZ-BLUEに加勢した後の台詞の一部、数多の並行世界…というよりは歴代スパロボ版シャアの未来か。何気に、「[[D|シャアとして地球のために戦った]]」「[[R|キャスバルとして]][[MX|政治の世界に進出した]]」未来については全く語っていないのがミソ。<br />
:共通項としてはフロンタルの言うとおり、存在する世界の進む道に大きな影響を与えている、という点か(クワトロであり続けた場合は「逆襲のシャア」の物語が始まらない=別の歴史が始まる、という影響が現れていることになる)。<br />
;「並行世界間の同一人物は基本的に同じ世界には存在しないそうですよ」<br />
:シャアとの[[戦闘前会話]]の一部。これを言われたシャア本人からは「不快だな」と、断言されている。自分に都合の良い形でシャア・アズナブルという人間を曲解しているフロンタルの態度には、流石のシャアも腹に据えかねていただろう。<br />
;シャア「違うな、フロンタル。お前は未来など求めていない!」<br />フロンタル「だから?」<br />シャア「ようやく生の感情を見せたな」<br />フロンタル「そうまでして私を怒らせたいか、シャア・アズナブル!!」<br />
:同上。あくまでもフロンタルを「己の中にある『シャア・アズナブル』を模倣しているに過ぎない」と断ずるシャアに激昂。本作でようやく'''フロンタルの素が出た'''場面である。<br />
;「口が達者な分だけ可愛げというものがない……!」<br />
:ヒビキとの戦闘前会話において。時獄篇のフロンタルは原作に比べやや感情的な面が強い。<br />
:フロンタルの言うとおり、ヒビキが敵と見做した相手に対しては容赦無く不遜かつ辛辣な態度をとるキャラであるのも事実ではあるが。<br />
;シャア「不思議だ……こんな状況なのに恐怖は感じない。むしろ暖かくて、安心を感じるとは……」<br />フロンタル「だが、この暖かさを持った人間が感情を制御しきれず、自滅の道を歩んでいる……ならば、よりよき世界に導く指導者が必要になる!」<br />アムロ「わかってるよ! だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」<br />
:「BEYOND THE TIME」クリア時のやり取り。ある意味、時獄篇におけるフロンタルの立ち位置を明確にした場面である。<br />
:ここからわかるとおり、本作のフロンタルは原作におけるシャアの負の部分を担当している形になっている。<br />
;「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告及び第40話「赤い彗星の未来」にて、[[ラプラスの箱]]を評して曰く。フロンタルの思惑の真意を知るため、自ら捕らわれの身となったシャアに対して、彼はラプラスの箱の真の意味、そして自らの本当の目的について淡々と語り出す。<br />
; シャア「フル・フロンタル!」(打撃音)<br />フロンタル「ぐっ!シャアめ!」(打撃音)<br />シャア「殴り返してきたか!どうやら、まだ完全に器になったというわけではないようだな!」<br />フロンタル「私を挑発しているのか、シャア!」「ならば、相手をしてやる![[サザビー]]に乗れ!」<br />
:同じく『第3次Z天獄篇』ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアと'''生身で殴りあって'''。<br />
:逆上して殴り返したり「シャア!」と感情的に言い捨てるなど、前作に引き続き'''フロンタルの素が出た'''場面であり、自らを冷たく「器」と言い続けてきた彼の、血の通った偽らざる「地」が垣間見えるシーン。<br />
;「たわ言に付き合っている暇はないな」<br />「君達の得意とするポジティブな絵空事は聞き飽きたよ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第45話「虹の彼方に」における、ノノ(バスターマシン7号)との[[戦闘前会話]]。'''決め台詞に口を挟んだ挙句「たわ言」と切り捨てる'''。<br />
;「私は、君のような少年を……ガンダムに乗って奇跡を起こす少年を何人も見てきた」<br />「奇跡もまた、繰り返す……そして、何も変わらない」<br />「バナージ君! 君に刻の涙を見せよう!」<br />
:『第3次Z天獄篇』第45話「虹の彼方に」で撃墜され、追って来たバナージと対峙して。「刻の涙」は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の次回予告で使用されたフレーズで、「ヒトがより良き未来へ進む過程で遭遇する苦難や悲劇」のことである。<br />
;「どうだろうな。だが、私は確かに絶望を味わった」<br />「人の心の光を見せてもなお、変わらない人類……だが、それは彼ら自身のせいではない……所詮、人は神にはなれないし、神を超えることも出来ない」<br />
:「虹の彼方に」クリア時、「刻の果ての虚無」の中でバナージに対して。フロンタルのこの言は、「人はどこまで行っても変わらない」という諦念の表れでありながら、同時に「'''人はどこまで行っても人でしかない'''」という真理を突いた台詞でもある。<br />
;「これが火の文明……人が自ら生み出したものは人に新たな力を与える……それは誰かと共に希望を信じる力……」<br />
:虚無の世界に集った「ガンダム」達を見て。真化への最後の階梯、火の文明……その真理は、自ら生み出したものによって力を手に入れ、その力によって何かを生み出しながら進化していくこと。一人で背負うのではなく、誰かと共によりよき明日を信じ、続く戦いの中に「それでも」希望を見つけようとする力。いつの世も、その先駆けとなったのは「ガンダム」だった。<br />
;「バナージ君……ガンダムに導かれた者達……そして、シャア・アズナブル……君達ならば、私が超えられなかった絶望の向こうに虹を見つけられるかも知れない」<br />「そして、それすら超えた向こうに未来を見つけてくれ」<br />「君に……託す……。為すべきと……思ったことを……」<br />
:最期。ララァの導きにより絶望を払われた「赤い彗星」は、ガンダムに導かれた少年達、そしてもう一人の自分自身に可能性を委ね、刻の彼方へ去っていった。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「可能性を信じた開拓民を切り捨て、劣悪な環境に生きる人々を敵とするのとどちらが非道でしょうか?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第32話より。地球を見捨てる事を前提とした共栄圏を否定した[[ブライティクス]]の面々に対する反論。<br />
;「戦場であのような姿をさらすとは、ただ者ではないと見える…!」<br />
:同じく『BX』第32話にて、突如戦場に姿を現した[[黄金の騎士]]を前に驚嘆しての台詞。携帯機シリーズの[[スーパーロボット大戦L|前々作]]においても[[ギルバート・デュランダル|フロンタルと声がそっくりな議長]]が似たような発言をしている。<br />
;「ふ、ふふ…人の熱が、宇宙を温める、か…」<br/>「そうだな…潮時なのだろう…」<br/>「ああ…伝わったと…思いたいな…」<br />
:『BX』第38話にて、ネオ・ジオング撃破時。彼が語り掛けていたのは一体誰だったのか…。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「そうではない…。私は…未来がわからなくなっただけだ。だから、確かめたい。ラプラスの箱が何であるかを…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』宇宙ルート第38話「託された未来」にて、箱の解放前にロンド・ベルと戦闘し、虚無の空間でアムロに説得され、現実世界に戻って来た後に。<br />
;「…私はシャア・アズナブルではありません。ですが、箱を拒絶した彼の気持ちは理解できます」<br/>「100年近く前の過去に囚われ、どちらかが滅びるまで戦う…そんな馬鹿げた結末は願い下げだな。地球と宇宙の戦いに決着をつけるのなら、それは今、生きている人間の想いでやるべきだろう」<br>バナージ「決着を望むんですか?」<br/>「その先に待つのは、あの刻の終わりの完全なる虚無なのだろう…。私は、それを望まない。そして、ネオ・ジオンの未来がそんなものであってほしくない」<br/>ミネバ「フロンタル…」<br/>「シャア・アズナブルは死の瞬間に希望と絶望の両方を味わった…。その絶望に囚われたのが、かつての私なのだろう。だが私は、サイコ・フレームの見せる刻の果てに人の心の光を見つけられた。あの熱…温かさはシャアに与えられたものではない。私が自分の手でつかんだものだ。だから…今はそれを信じたい」<br />
:同話にて、ラプラスの箱を前にして。[[ジェニオン|希望と絶望を乗り越えた]]赤い彗星は、自分の手で未来を築くために過去を断ち切ることを決意する。<br />
;「私も共に戦おう」<BR/>「人々は君たちの帰りを信じ、絶望と闘っている。だから、負けることは許されない」<BR/>「私も未来を望む人間だ。全力でやるさ」<br />
:『V』通常ルート第51話/困難ルート第50話にて、援軍で現れた際の台詞。<br />
;「地球艦隊・天駆は我々の期待に応え、33万6000光年の旅から帰って来てくれた……あとは彼らを迎えるだけだ。そのために私も全力を尽くそう! ''人の可能性を信じる者として!''」<br />
:同ステージにおける戦闘前台詞。遥か[[イスカンダル]]から希望を運んで帰ってきた勇者達を迎えるため、人の可能性を繋ぐため、「赤い彗星」は人類の敵に立ち向かう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;「仮面の私と着ぐるみの君…。まさか、こんな形で巡り会うとはな」<br />「なるほど…。いわゆる中の人…つまり、意思がある自分は私と違うと言いたいか…」<br />「だが君は、誰かに望まれたから、そんなもので出撃している…。つまり、スペースノイドの願いを集めた私と同じだよ」<br />「いいだろう! 私を否定するのなら、君の意志というものを見せてもらおう!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第57話「BEYOND THE TIME」、ボン太くんとの戦闘前会話。'''言っていることを大体把握した上で'''大真面目に対話している。しかもある意味メタ発言に走っている。可愛さに全力で揺らいでいる[[シャア・アズナブル|片割れ]]とは大違いである。<br />
<br />
== 搭乗機体・関連機体 ==<br />
;[[GUNDAM:リバウ|リバウ]](SRW未登場)<br />
:総帥専用機となる予定だったが、[[シナンジュ]]の強奪に成功したため、他のパイロットが運用する。<br />
;[[GUNDAM:フロンタル専用ギラ・ドーガ|フロンタル専用ギラ・ドーガ]](SRW未登場)<br />
:シナンジュ強奪時に搭乗していた赤い専用機。フル・フロンタル用に改修された機体だが、機体バランスは劣悪だったという。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:専用機。<br />
:;[[ネオ・ジオング]]<br />
::OVA7巻に登場する専用機。最終決戦時に搭乗。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ギラ・ドーガ]]<br />
:『第3次Z天獄篇』のDLC「多元戦争追想」で搭乗。マップアイコンとしてのみの登場で戦闘はしない。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*フル・フロンタルという名前の日本語訳にちなんで、視聴者からは「'''全裸'''」というあだ名で呼称される事がある。<br />
**『UC』のepisode 7公開に伴い、公式で「epiosde1-6ダイジェスト 100秒でわかる! 機動戦士ガンダムUC」([[ナレーション]]は[[マリーダ・クルス]]役の甲斐田裕子氏)という動画が公開されたのだが、そこでの紹介文に「'''実は全裸という意味!'''」と書かれてしまっている。<br />
***また、『NT』の公式PV「[[ゾルタン・アッカネン|ゾルタン]]様の3分でわかる宇宙世紀!」においても「'''名前は和訳しない方が良い'''」と注釈されてしまっている。<br />
*「シャアの後継者として望まれ造られた存在」という立ち位置は、富野由悠季氏の小説版『ガイア・ギア』の主人公である「アフランシ・シャア」によく似ている。アフランシは宇宙で反地球連邦政府組織の指導者となるが、与えられた役割を演じるだけだったフロンタルとは反対に「(組織が望む)カリスマ性を持ったシャアという人物」を演じるのではなく「アフランシ」という「個」に固執し最終的には組織から抜け恋人と一緒に添い遂げる道を選んでいる。<br />
*雑誌『Febri』のインタビューで池田秀一が語ったことによると、フロンタル役に決まった時点で役作りのためにあえて原作を読まないようにしており、途中までは自身もフロンタルの正体をよく知らないまま演じていたという。ただEP5の頃には小説を最後まで読んでしまっており、描写について酒の席で原作者の福井晴敏に不満を言ってしまい、それがEP7の描写変更の遠因となったのではないかと語っている。EP7は自らの希望でアフレコも一人だけで行っており、フロンタル役への思い入れは相当に強いことが伺える。<br />
*OVA最終話のフロンタルの描写について、監督の古橋氏は「父性を付与したい」と言い出し、それに対し原作者の福井氏は猛反論。果ては宗教論争までに議論が発展し、最終的には福井氏の意見が通る形になったらしい。そのあたりが小説版とOVA版において大きくフロンタルの描写が変わった理由であるかもしれない<br />
*余談だが、4コマ漫画家の松田円氏はスパロボの[[アンソロジーコミック|4コマ]]で、機体の偽物が多数登場した流れで「そのうちシャアの偽物も現れるかもしれない」と予想されるという、ある意味彼の登場を予言した内容のネタを描いた事がある<ref>ちなみにオチは、それを聞きつけたクワトロがうっかり自分が本物(のシャア)である事を認めてしまう、という物。</ref>。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:フル・フロンタル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふる ふろんたる}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムUC]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB&diff=434383
デュオ・マックスウェル
2022-05-14T10:23:48Z
<p>アホウドリ売り: /* 新機動戦記ガンダムW */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Duo Maxwell]]<ref>[http://www.gundam-w.jp/tv/character/03.html CHARACTER]、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}}<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW Endless Waltz}}<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|関俊彦|新機動戦記ガンダムW,新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|村瀬修功|新機動戦記ガンダムW,新機動戦記ガンダムW Endless Waltz}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::死神]]<br />
| 種族 = 地球人(アメリカ系)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::15]]歳 → [[年齢::17]]歳<br />
| 身長 = [[身長::156 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::43 kg]]<br />
| 髪色 = ブラウン<br />
| 瞳の色 = コバルトブルー<br />
| 出身 = L2コロニー群<br />
| 所属 = L2コロニー群<br />
| 役職 = [[ガンダムデスサイズ]]・パイロット<br />
}}<br />
<br />
'''デュオ・マックスウェル'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』および『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 新機動戦記ガンダムW ===<br />
[[プロフェッサーG]]の指示で行動していたガンダムのパイロットで、L2コロニー群近くの「スイーパーグループ」と呼ばれる宇宙遊牧民の出身。<br />
<br />
孤児だったため、戦乱の中で出会った浮浪児達のリーダー「ソロ(独奏)」が病死した際の遺言にちなんで「デュオ(二重奏)」の名を、後に自身の生活拠点となった教会(コロニー革命家に強引に拠点として利用され、連合と[[OZ]]に制圧・焼き討ちされた)にちなんで「マックスウェル」の姓を名乗る。<br />
<br />
「逃げも隠れもするが嘘はつかない」が信条。また、浮浪児であった育ちや、上述の教会制圧により家族同然だった人々を失ったことから、「戦争はやりたいヤツや自分のようなドブ臭いヤツがやればいい」「平和に暮らしているだけの人々を巻き込んではいけない」という考えを持つ。<br />
<br />
スイーパーグループで受けた訓練により工作員として卓越した手腕を備え、5人中最も宇宙空間の戦闘に長けているとされる。MDトーラス数十機の全方位からの数百にも及ぶ射撃を高速シャトルでほぼ全てを回避する凄まじいまでの反応速度と技量を持つ。その一方で工作員らしからぬ天性の明るさを持ち、人なつこく楽天家。しばしばワルな台詞や皮肉も口にするが、嫌らしさを与えにくいのもその明るさ故か。腿まで伸びた三つ編みがトレードマークで、服装は本人自身が「[[死神]]」を自称している為か、はたまた教会で育った為か、牧師服を思わせる上着にニッカポッカ風のズボンという全身黒のコーディネート。<br />
<br />
事あるごとに「死神」を名乗るが、本人曰く「奇跡は見たことがないが、死人はいっぱい見たから」である。戦いに明け暮れる境遇については心中複雑な想いを持っているようだが、その思いは口にしない。良い意味で言えば我慢強く、悪く言えば強情。この性格はスイーパーグループ内の生活で形成された。<br />
<br />
地球降下後は[[ハワード]]教授のサポートを受け、サルベージ船を移動手段としての破壊工作を進行中に[[ヒイロ・ユイ]]に出会う。数々の任務をこなすが、ヒイロに自分のガンダムの部品を盗まれたり、[[OZ]]に潜入した[[トロワ・バートン]]に自分のガンダムを破壊されたり、[[老師O]]にフルボッコにされたり等、何かと[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引く事が多い。<br />
<br />
デスサイズを爆破された後に潜入したOZの基地で志願兵だった[[ヒルデ・シュバイカー]]と出会い、[[ガンダムデスサイズヘル]]を受け取った後は彼女と主にL2コロニーに潜伏。その後は彼女を残して戦いへと戻り、最終決戦ではOZと[[ホワイトファング]]の決戦に介入し、[[リーブラ]]を破壊して戦争を終結させることに成功した。<br />
<br />
番組放送開始前のアニメ誌では[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]ではなく彼がまとめ役になると紹介されており、ボンボン版ではトロワとカトルに指示を出している。また、5人のガンダムパイロットの中でも親しみやすい性格設定である為か人気が高い(放映当時は主役のヒイロよりも高かった)。<br />
<br />
愛機[[ガンダムデスサイズ]]のことを「相棒」と呼び大事にしている([[ヒイロ・ユイ|どこかの主人公]]とは大違いである)。<br />
<br />
=== 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ===<br />
本作においても貧乏クジ役であった。[[ヒイロ・ユイ]]と共に[[L3 X18999 コロニー|X-18999コロニー]]に潜入した際、彼に殴れと言われ殴ったものの、その直後、ボディーブローを鳩尾(みぞおち)に叩き込まれ気絶させられ、[[トロワ・バートン]]に捕まった捕虜役にさせられてしまう<ref>小説版『EW』では、物語開始以降ほとんど不眠不休で動いていたデュオを休ませる意味合いもあったとされている。</ref>。その後独房に入れられるが自力で脱獄し、トロワおよび市民の救助のため潜入していた[[サリィ・ポォ]]と共に脱出した。<br />
<br />
コロニー脱出後は、トロワと[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]共に[[地球]]に降下し、ゼクス達に合流後、[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]の大部隊と戦闘を繰り広げる。<br />
<br />
戦後は[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]を爆破させ、ヒルデと共にジャンク屋を営んでいる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
その明るい性格から、他の作品のキャラと仲良くなることが多い。原作通り[[ヒイロ・ユイ]]には貧乏クジを引かされてばかり。<br />
<br />
また、比較的参戦の遅いW系の中では早い段階で自軍に参戦するため、主人公のヒイロより使用できる期間が長い。<br />
<br />
仲間になった場合、自身の高い格闘と回避と愛機デスサイズの性能もあり主力として使っていける能力を有している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:初登場作品。デスサイズはビームサイズよりバスターシールドの方が主力のため、デュオも格闘より射撃の方が高い。シナリオ「浮上」から敵として登場する。[[回避]]が高く、[[切り払い]]Lvが高いため当てるのに苦労する。[[ガンダムデスサイズ|デスサイズ]]の移動後[[射程]]が長いため、迂闊な行動はバスターシールドの餌食になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:序盤「ティターンズの悪意」にて、[[マ・クベ|マ=クベ]]によって晒し者となった[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]を救出する形で戦場に現れる。[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]でその後カトルで[[説得]]すれば仲間にする事が可能。ただし、ヒイロ、カトル、トロワと違い、序盤~中盤にかけて説得を経て仲間にしなくとも、DCルート「ファイナル・オペレーション」、ポセイダルルート「さまよえる運命の光」にて加入する。シナリオ「敗者への凱歌」では出撃させると台詞がある。[[集中]]も[[必中]]も覚えないため、戦力としては厳しい。<br />
:ちなみに回避値がオールドタイプ最高クラスであり、なんと東方不敗に次いで高い。しかしそれ以外の能力値は[[二軍]]に毛が生えたレベルであり、デスサイズ・デスサイズヘルの加入時期の関係から結局二軍落ちしやすい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ロンド・ベル隊を内偵する目的で序盤で数マップ仲間になるが、すぐ離脱する。本格的に仲間になるのは中盤から。本作のW勢は皆[[回避]]が低いが、その中でデュオは回避がずば抜けて高く、乗機の運動性の高さと[[分身]]も持っていることから回避能力は味方中でもトップクラス。[[ガンダムデスサイズ|デスサイズ]]や[[ガンダムデスサイズヘル|デスサイズヘル]]時代にバスターシールドを使っていると[[射撃]]が上がってしまうが、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]になるとバスターシールドが無くなって無意味になるので、なるべく[[格闘]]重視で育てるといい。[[魂]]があるのも良い。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::PS版より[[格闘]]が高くなっているが、『α外伝』に準じてか[[魂]]が無くなってしまった為、パンチ力が落ちた。あげく代わりに覚えた精神が[[隠れ身]]……<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:現代編では序盤の宇宙ルートにて原作に準じてヒイロと共に[[リーオー]]に乗って登場。未来編においてもヒイロと共に行動しており、[[フォートセバーン]]で合流する。また、[[ガンダム試作2号機]]絡みで[[剣鉄也]]と喧嘩する事も。愛機[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]は、[[底力]]のおかげでデュオより[[クリティカル]]を連発させやすい[[張五飛]]に取られる事も多々。また、デュオだけではないが主人公のヒイロとその[[ライバル]]の[[ゼクス・マーキス]]以外は、この作品から[[魂]]を習得しなくなってしまった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:台詞に新規収録が入った。[[成長タイプ]]がスーパー系主人公と同しタイプなので[[回避]]が伸び悩み、おまけに[[ひらめき]]の習得が遅い。とは言えデスサイズヘルの機体性能が高く、集中も最初から覚えているため、しっかりと運動性を改造しておけばポンポン被弾するような事態にはならない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作から成長タイプが見直され、なんとヒイロやゼクスはおろかアムロよりも回避値が高い。当然NTではないのでアムロには及ばないが、機体の分身とジャミング機能によりNTレベルの回避率を発揮する。当然の事ながら技量も高く、小隊長能力や武器の補正も相まってクリティカルをほぼ確実に発生させる。思いのほか命中値が低いが、必中を覚える上に武器の命中補正が高いため問題にはならない。これまで以上に切り込み隊長として活躍してくれる。<br />
:作中で「[[ザフト]]驚異の技術力」と言ったのは彼。残念ながら声が同じ[[ラウ・ル・クルーゼ]]との絡みはない。セレーナルートに於ける[[Zマスター]]打倒記念の祝勝会では、ヒイロとの漫才(?)が拝めるのでファン必見。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:久々のTV版での出演。序盤からヒイロと共に自軍に参加。能力は高く主力になり得る。また、海の[[地形適応]]も愛機デスサイズ共に高く、地味に役立つ。[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]と共にヒイロと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の面倒見に手を焼かされる。なお、[[スーパーロボット大戦Z|前作]]のメンツを見た際にはいちいち「[[ZEUTH]]か?」と確認する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:序盤から[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と一緒に自軍に加入。本作でも[[クロウ・ブルースト|クロウ]]、[[青山圭一郎|青山]]と仲が良く、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|二代目ロックオン]]とも仲が良くなる。原作同様に[[ウイングガンダムゼロ]]に乗せられ暴走するが、[[トランザム]]のリミッターを解除した刹那の呼び掛けによって我に返っている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:比較的序盤から加入する。サイズ差補正無視を初期習得しているのが心強い。いつも通り切り込み役でも良いが、デスサイズがアシスト武器も優秀なのでスーパー系サブに据えてもいい。水中戦で頼りになるのもいつも通り。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:最速参戦は蒼の地球・日本ルート、相変らず使い勝手がいい。久々に新録が追加されたので、援護スキルを習得させて対『W』の仲間や対クロウへの専用台詞を聞くのもあり。<br />
:Zシリーズの最終作だが、今回も少々不吉な迷場面(要するに『Frozen Teardrop』ネタ)が用意される。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:EW版として初登場。シーン3のシナリオ「プリベンター」から使用可能。[[格闘]]が高く、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]、[[張五飛|五飛]]と似たような[[能力]]。ただし、[[ニュータイプ]]・[[聖戦士]]等の[[特殊技能]]補正がないため[[回避]]力が今一つ。安全に接近戦を行うためには攻撃力にさらに磨きをかけ一撃離脱できるようにするといい。2回行動レベルが56と絶望的なのが残念。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[熱血]]、[[魂]]。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::オリジナルと変わらないが、[[援護]]が使え、[[2回行動]]が廃止されたため幾分かマシになった。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[かく乱]]。[[命中]]アップの[[精神コマンド]]を修得しないパターンが存在するため、その場合は「命中率+20%」の付加を薦める。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:愛機[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]がかなり強い。[[インファイト|豪腕]]を修得し[[格闘]]や[[回避]]、[[防御]]も高くかなりの実力者なのだが、残念ながら[[熱血]]を取得しないため、対ボス戦では[[熱血]]が使用できる五飛に軍配が上がる。しかし、雑魚掃討ではこちらが上。また、本作では久しぶりに[[格闘]]より[[射撃]]が高めに設定されていた。そのため、[[射撃]]主体の[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]等でも問題なく使えるが、[[インファイト|豪腕]]が生かせないのと[[射撃]]武器は本作では使いづらいため、[[射撃]]主体ユニットに乗り換えるメリットはない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘル(EW版)]]固定パイロット。何度かスポット参戦をした後加入するが今回は珍しいことには他の作品と比べると仲間になるのがかなり遅い。本人の[[能力]]と[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]との[[能力]]がマッチし、[[エース]]になり得る実力を秘める。[[カウンター]]技能とビームシザースの[[クリティカル]]補正が合わさり、クリティカルを連発する。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。[[成長タイプ]]が例によりスーパー系寄りな為、[[回避]]値が伸び悩む。しかし実際は、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]の高い[[運動性]]とハイパージャマーとカスタムボーナス(分身の発生率+10%)、自身の[[エースボーナス]](回避率+15%)とそれ以外の部分では完璧な回避能力なので案外問題ない。連続ターゲット補正の新たに追加された不屈によりカバー可能と隙がない。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:デスサイズヘルカスタム固定パイロット。今回の[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]の運動性は平凡だが、ビームシザースの性能が良いので使いやすさは変わらず。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:[[ネオ・ジオン]]ルートの序盤から使用可能。ほぼR同様の[[能力]]値と思いきや、TV版[[ガンダムデスサイズヘル|デスサイズヘル]]のバスターシールドのためか[[射撃]]が上昇。[[防御]]も上昇したが、自慢の[[回避]]が下げられてしまった。今回は[[コンボ]]武器で活躍してくれる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。第1話より登場し、[[カズマ・アーディガン|カズマ]]と仲がいい。TV放映分のアニメ本編で自分の名前を使われていた意趣返しにヒイロの名前を[[偽名]]として使うが、かつてのコロニー独立の英雄の名前は偽名にするには有名すぎた……第2部でも『W』勢で一番復帰が早い。デスサイズに[[MAP兵器]]が追加されたが、これでゼクスもしくはトロワを巻き込んで攻撃した場合、専用の攻撃台詞が何故か用意されている。このMAP兵器と声故にプレイヤーから「[[天のゼオライマー|冥王様]]」という[[俗語・俗称|俗称]]を付けられる事も。前半でも後半でもヒイロよりも参戦が早いのでカトル共々最後まで一軍で使うプレイヤーも多い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}<br />
:ドイツでEVA2号機の調整を手伝っていた。一話で名前は出るものの登場自体が全体の半分を過ぎたあたりとW勢の中でも一番遅い。しかしWのガンダムパイロットの中では2番目に早く加入するため、これでも早い方。戦力的にはいつも通り問題なく強いが、肝心のデスサイズヘルが通常武器の最長射程2(MAPW含めて3)・シザース二種の空適応Bという大問題を抱えている。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:マナの国ルート第16話より登場。音声が新規収録された。<br />
:「死神」繋がりで、[[デス・ゴッド]]との似た者対決を行う場面がある。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:ルートによってはヒルデの[[説得]]イベントが用意されている。ヒルデを説得すれば隣接で恋愛補正(攻撃力+30%)も受けられる。愛機のカスタム化を見据えた格闘と射撃の逆転など、能力値は『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』から見直されている。F完結編同様に集中や必中がないが、自機のカスタムにより大した問題にはならない。『ガンダムW』チームの共通事項として[[2回行動]]が現実的なLvで可能となったため、『F完結編』より使い勝手がよい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:EW版。ガンダムデスサイズヘルのパイロット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:EW版。2017年4月のイベント「青い空と虹」よりパイロット参戦。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:EW版。1章Part9より参戦。ヒイロと同時にワールド05に転移していたが、湖に落下したデスサイズの不調で連絡が取れず、置いてきぼりにされていた。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[スーパーヒーロー作戦]]<br />
:デスサイズに乗り、中ボスとして、或いはスポット参戦の味方として登場する。最終的にはデスサイズヘルに乗り、味方に。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
全体的に高めの能力を持ち、特に[[格闘 (能力)|格闘]]と[[回避#回避(能力)|回避]]に秀でる。<br />
<br />
初参戦の『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[射撃]]判定のバスターシールド重視であったが、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]がビームシザース(またはビームサイズ)の性能に特化していった為、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』からは[[能力]]が見直され格闘重視のキャラとなった。<br />
<br />
『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』等の一部の作品では[[成長タイプ]]がスーパー系寄りの場合があり、持ち前の回避力が伸び悩む(代わりに[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]が高い)。このためゲームが進むにつれて避けられなくなる。その場合は[[技量]]を強化し、[[分身]]の発生確率を上げるとよい。<br />
<br />
機体あるいはパイロットのボーナスが[[クリティカル]]率補正である事が多いのも特徴で、ビームシザース/ビームサイズの高いクリティカル補正と合わせると数値以上の攻撃力を持つ。原作で水中戦を行うことが多かったためか、最近の作品では機体の海適性が高く設定されていることが多いので、水中戦のエキスパートとしても頼りになる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
他のW系パイロット同様、[[自爆]]を持つ傾向がある。また[[隠れ身]]、[[かく乱]]といった、搭乗機のデスサイズを思わせるものを覚える傾向にあった。また、[[集中]]、[[ひらめき]]([[不屈]]の場合もあり)とリアル系に需要の高いコマンドを習得するため使いやすい。<br />
<br />
参戦当初の『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[集中]]など命中アップの精神コマンドを覚えなかったため、使用するのが難しかった。また、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』以降からは[[魂]]を習得しなくなった。<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[自爆]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[ひらめき]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[加速]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[根性]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[気合]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気迫]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[閃き]]、[[集中]]、[[必中]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[自爆]]、[[加速]]、[[集中]]、[[かく乱]]、[[威圧]]、[[脱力]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[自爆]]、[[奇襲]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]、[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[自爆]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[自爆]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[闘志]]、[[熱血]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦L|L]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[闘志]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[閃き]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[必中]]、[[加速]]、[[熱血]] '''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[自爆]]、[[隠れ身]]、[[魂]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[熱血]]、[[集中]]、[[奇襲]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[不屈]]、[[加速]]、[[直撃]]'''<br />
;[[DD]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[奇襲]]、[[集中]]、[[魂]]、[[神速]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
参戦当初は[[切り払い]]が最大レベルまで成長する傾向があった。武闘家の五飛よりも[[カウンター]]を習得していることが多い。また、EW版で参戦するにつれ[[シールド防御]]を習得しなくなった。<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]、[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]<br />
:'''[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[援護]]L2、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L3'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[サイズ差補正無視]]L2、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[サイズ差補正無視]]L2、[[カウンター]]L6、[[ポジショニング]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[インファイト|豪腕]]、[[カウンター]]'''<br />
:デュオに豪腕や怪力といったイメージはあまりないが、[[格闘]]重視の機体に乗るので相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[切り払い]]L5、[[カウンター]]L7、[[援護防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[切り払い]]L5、[[カウンター]]、[[援護防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[カウンター]]L6<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2、[[カウンター]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]L2、[[コンボ|マルチコンボ]]L2<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[見切り]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[サイズ差補正無視]]L1'''<br />
;[[DD]]<br />
:'''死神'''<br />
:攻撃力が上昇し、気力上限が10増加する(レベルが上がると30まで増加)。<br />
:'''[[闘争心]](デュオ)'''<br />
:運動性が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度だけ「[[集中]]」(レベル20で「[[熱血]]」が追加される)がかかる。<br />
:'''隠密(デュオ)'''<br />
:気力が10増加する毎に、運動性が増加する。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;クリティカル率+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
回避率やクリティカル率に関する補正が多いのが特徴。回避能力、攻撃力により一層磨きがかかるので、斬り込み隊長としても十分使っていける。<br />
;[[回避]]率+15%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。機体能力と併せて回避のスペシャリストとして磨きがかかる。<br />
:同作では[[ライト・ニューマン]]と同じボーナスだが、あちらは支援機の自衛用であるため、そのボーナスを活かす用途は大きく異なる。<br />
;[[クリティカル]]率+30%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。ハイパージャマー攻撃は元からCRT率が高く、エースボーナスを加えれば技量差に関係無くクリティカルを連発できる。<br />
;回避率+20%、クリティカル率+20%<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。前作から効果幅が落ちた反面『AP』の回避率増加が合算され、反撃戦への適正が更に増した。<br />
;[[移動力]]+1。最終回避率+10%、クリティカル率+20%。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。回避率補正が落ちた代わりに移動力増加が加わり、進軍から反撃の位置取りまで幅広く貢献する。<br />
:[[見切り]]をL3まで伸ばすと、合計で最終回避率+25%・クリティカル率35%となるため、後は搭乗機の射程を伸ばせば囮・削り役として非常に強力。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;忍び寄る死神<br />
:SSR。回避率、移動速度大アップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「JUST COMMUNICATION」<br />
:前期OPテーマ。 初登場の『F』、『64』などで採用。<br />
;「思春期を殺した少年の翼」<br />
:劇中[[BGM]]。 <br />
;「LAST IMPRESSION」<br />
:「Endless Waltz」劇場版テーマ。『第2次α』、『COMPACT3』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== コロニー反連合・Gチーム===<br />
;[[プロフェッサーG]]<br />
:ガンダムデスサイズの開発者。デュオが12歳の時、彼が完璧に作ったピースミリオン級のセキュリティ・システムを解除して侵入した際に出会う。以来、彼からコンピュータープログラミング、最新ECM理論、モビルスーツ工学を学び、セキュリティ解除技術の更なる向上を遂げ、わずか3年でデスサイズに関連した事項だけとはいえ、プロフェッサーGと同等の技術・知識を身に付けるに至った。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:愛機への愛着の温度差だけでなく、過去を忘れようとしないデュオとは対照的に過去の全てを切り捨てていくヒイロと何かと対照的。デュオはそんなヒイロの性格と行動に終始振り回されっぱなしだったがなんだかんだで名コンビ。<br />
;[[トロワ・バートン]]<br />
:貧乏クジ仲間。潜入工作のためとはいえ、デスサイズを破壊されたり、小型投影機を渡すためとはいえ、腹を殴られたりとヒイロ同様にトロワにも何かと酷い目に遭わされてもいる。ちなみに記憶喪失状態のトロワと最初に接触したガンダムパイロットでもある。<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:Gチームの中では常識人同士。コロニーが人質に取られ、ヒイロが自爆した敗戦の後、行動を共にして、親しくなる。<br />
;[[張五飛]]<br />
:同時期に改造された愛機や性格の相性で一緒に突撃役を担う。ツバロフの独断で月面基地牢獄の酸素を止められ、同じ牢獄の五飛と共に死にかけた際には諦めない五飛の姿に感化される。<br />
:なお、Gチームの中では「'''結婚したが後に妻と離別した'''」という共通点があるため、スパロボでもたまにそれを意識した会話をしている事がある。…ただしその経緯があまりに違い過ぎて、結婚を重要視する五飛と結婚を軽視するデュオという対比になってしまっているが。<br />
<br />
=== 支援者 ===<br />
;[[ハワード]]<br />
:プロフェッサーGの勧めで彼を頼り、地球での活動をサポートしてもらい、宇宙でも世話になる。<br />
;[[ヒルデ・シュバイカー]]<br />
:宇宙で出会った。最初は敵同士だったが対話を繰り返すうちに和解し、コロニーでの潜伏生活時は共同でジャンク屋を営んでいた。EWのEDでも仲良く共同生活を送っている様子が描かれている。<br />
:小説『Frozen Teardrop』においてはシスター・ヒルデとして、1人でデュオが出奔した後の教会と孤児を支えていた。デュオとは結婚もしたのだが…(スパロボシリーズの迷台詞参照)<br />
<br />
=== 地球 ===<br />
;[[リリーナ・ドーリアン]]<br />
:ヒイロに殺されそうになった彼女を助けるためにヒイロに発砲するもリリーナからは責められることに。とはいえ、嫌われたわけではなく、後に再会した際には親しげではあった。<br />
<br />
=== OZ ===<br />
;[[レディ・アン]]<br />
:宇宙で捕虜になった際、彼女の思惑で生かされ、ツバロフの独断で殺されかけた際には助けてもらう。<br />
;トラント<br />
:OZの特士。ウイングガンダムゼロとゼロシステムを使いこなそうとする彼にコロニーの件で脅され、ウイングゼロを操縦する羽目になったことでゼロシステムの恐ろしさを体感する。ガンダムデスサイズヘルでトラントのウイングゼロと交戦した際にはトラントがゼロシステムで自滅したために勝ちを拾う。<br />
:漫画版ではヒルデの幼なじみでもある彼を助けようとして、逆にやられそうになるがゼロシステムで自滅したことに涙した。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
人懐こく人当たりの良い性格のせいか、主人公なのに無愛想であるヒイロよりも他作品キャラとの交友関係や絡みは多い。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:殆どのシリーズでは、上官。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では仲間になった際に、ガンダム乗りとして尊敬していたようである。<br />
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[シャア・アズナブル|シャア]]だと見抜いており、彼に接近する任務のため[[エゥーゴ]]への協力を装って[[アーガマ]]へ潜入した。<br />
;[[黒い三連星]]([[ガイア]]、[[オルテガ]]、[[マッシュ]])<br />
:『α』で、地球降下の際彼らと対峙した際、死神が亡霊退治と皮肉っていた。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:『α』では、序盤で彼に[[30バンチ事件]]の真相を明かす。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:『α』では、序盤で彼女に30バンチ事件の真相を明かす。また、その際に彼女のような人間が[[ティターンズ]]のトップだったら、30バンチ事件は起こらなかったと語っている事から、[[アースノイド]]を信用していなかったデュオが信頼していた数少ない地球育ちのメンバーでもあった。<br />
;[[アストナージ・メドッソ]]<br />
:『α』で、愛機の[[ガンダムデスサイズ]]を見て、趣味的な姿と評した上で[[Ζプロジェクト|Ζ計画]]も負けていられないと、メカニック魂に火を付ける。<br />
;[[バスク・オム]]<br />
:『α』序盤では彼が指揮する部隊に奇襲をかける。また、[[30バンチ事件]]を起こした首謀者である彼に対して凄まじい憎悪を抱いていた。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、[[ヘリオポリス]]で5機のガンダムが極秘裏で開発されている事を調査している事を話した際、彼から盗む気なんじゃないかと疑われていた。ちなみに、2人ともジャンク屋をやっているという共通点がある。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:『F完結編』では、[[マ・クベ]]によって見せしめで[[ロンド・ベル]]隊の眼前に放り出された彼女達を救出するべく、敵対していたロンド・ベルと一時的に共同戦線を張る。<br />
;[[モーラ・バシット]]<br />
:『F完結編』では、訳あってロンド・ベル隊を抜ける際に、彼女にいつでも帰っておいでと声をかけられる。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、市長官邸から脱出する際彼を自分の愛機である[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘル]]に同乗させた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、市長官邸から脱出する際彼女をヒイロの乗る[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]に同乗させた理由について、無口な者同士気が合うんじゃないかと評していた。<br />
;[[カリス・ノーティラス]]<br />
:『α外伝』において、[[フォートセバーン]]で彼に出会った際、自分は自然発生した[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]を何人も知っていると発言して、彼の信じていた[[ノモア・ロング|ドーラット博士]]のニュータイプ発生論を根底から覆した。<br />
;[[ノモア・ロング]]<br />
:『α外伝』において、未来世界に飛ばされヒイロと2人でバルチャーとして活動していた頃、一時的に彼に雇われる。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『第3次α』では原作通りに民間人である[[ラクス・クライン|ラクス]]を人質にとって[[ザフト]]を撤退させた彼女を批判していた。<br />
;[[イザーク・ジュール]]<br />
:『第3次α』と『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて、何故か[[ガンダムファイト]]をデュオから仕掛けられる。<br />
;[[シャニ・アンドラス]]<br />
:『第3次α』では共に鎌を得物とするガンダムを駆るという事もあり、彼に対抗心を抱かれる。ちなみに、彼の戦死の際に手向けの言葉を言うのもデュオ。<br />
;[[レイ・ザ・バレル]]<br />
:声の似ている人。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』で競演。『L』では敵対峙に彼から「死神」と名指しされる専用の戦闘台詞がある。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』中盤で、後述するビリーの策により彼の[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]と激突。対決の最中ゼロシステムに取り込まれるも、刹那が[[トランザム]]を発動させた事で自我意識を取り戻す。後の[[アザディスタン王国]]戦では自身の経験を踏まえ、ヒイロとゼクスの暴走を止めるべく刹那にトランザムの使用を促した。<br />
;[[ビリー・カタギリ]]<br />
:『第2次Z再世篇』中盤では、彼からウイングゼロに搭乗してダブルオーと対決する事を強要させられる。カトル&五飛を人質に取られている為、この要求をデュオも呑まざるを得なかった。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ティンプ・シャローン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界に飛ばされた際に仲間と合流するべく、一時期彼や[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と共に[[バルチャー]]として活動していた。<br />
;[[熱気バサラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、[[バンパイア]]にさらわれた[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]を救出するべく、彼と行動を共にする。<br />
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]<br />
:『D』では意気揚々と出撃する彼女を歳の事で心配するが、それは無駄な心配だったという事を味わう。<br />
;[[ガムリン木崎]]<br />
:『D』では仲が良く、彼の気苦労を労わる場面も。<br />
;[[矢作省吾]]<br />
:『D』では気が合う場面もあり、親しく話をしている場面も。<br />
;[[アクア・クリムゾン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、[[ナデシコ]]を攻撃するバイトをさせられてしまう。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤で調査の為に[[アッシュフォード学園]]へと編入した際、カレンが学園内で演じている「病弱なお嬢様」設定を知り、それ以降は何かと彼女を弄り回す事に。<br />
;[[C.C.]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』序盤では彼女やカトル&カレンを含めた4人で行動を共にしていた。[[シンガポール]]における対[[ブランチメンバー]]戦では、お尋ね者の身でありながら「人助け」に励む状況に愚痴をこぼす彼女をやんわりと窘めた。<br />
;[[エンブリヲ]]<br />
:中の人が同じ。『X』シナリオ上では絡まないが、デュオ側の特殊台詞がある。<br />
;[[スレイン・トロイヤード]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では、わだつみを追跡していた彼と一時行動を共にする。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[兜甲児]]<br />
:スーパー系では一番仲がよい。アンソロジーでは「二人で年頃」なネタが多い。<br />
;[[弓さやか]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』では破棄した筈の[[ウイングガンダムゼロ|ウイングゼロ]]が極東基地へやってきた事に'''三つ編みが解ける程の衝撃を受け盛大にパニくる'''が、彼女に結い直して貰った事で平常心を取り戻す。しかし、緊急事態にそぐわぬ呑気な遣り取りはカトルからのお叱りを受ける事に。<br />
;[[剣鉄也]]<br />
:甲児と比べるととっつき辛いせいか、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではリリーナにやや無愛想な態度を取った彼に憤り、未来編では[[ガンダム試作2号機]]がムーンレィスに奪われそうになった際、2号機を把握しながらトロワ達の救援を行ったカトルを鉄也が非難した為に喧嘩となっている。彼とヒイロをどこか似た者同士であると評した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』においては、[[グラキエース]]への憎悪と嫉妬に駆られる彼を諭した。<br />
;[[巴武蔵]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、甲児と同じく彼からも愛機の[[ガンダムデスサイズ]]を「'''機械獣みたいなガンダム'''」と呼ばれてしまう。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼と兵左衛門と共に生身で[[バンドック]]に突入した。<br />
;[[三輪防人]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではカトルやトロワと共に彼の不正を暴いた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では無茶苦茶な事ばかり言う三輪長官の通信をタイミング良く切っている。<br />
;[[ボルフォッグ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼とコンビを組み、北米のネオ・ジオン部隊を追跡する<br />
;[[トン助]]<br />
:『D』では、タワーで初邂逅した際に'''戦艦の中にブタがいる'''事にぶったまげる。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて一人前の戦士の貫禄が付いた彼を「言うようになったな」と感慨深く思っていた。<br />
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]<br />
:甲児と同じように喧嘩などしている。彼女が[[式波・アスカ・ラングレー|新劇場版設定]]で登場する『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではドイツにてヒルデと共にEVA2号機の調整を手伝っており、共に[[LOTUS]]に合流する。また、お互いに特殊援護台詞が存在する。同時期のロボットアニメの2号機目のパイロットという共通事項が絡んでいるのかもしれない。余談だが、デュオ役の関俊彦氏はアスカの父親役も演じている。<br />
;[[神北兵左衛門]]<br />
:『R』では妙に仲が良く、意気投合している場面も見られた。<br />
;[[ディック・アルカイン]]<br />
:『L』にて「死神」仲間として合流時に彼から声をかけられる。デュオ自身は「死神はもう返上したい」と言っていたものの、後にディックが一回死にかかった時は「死神が俺1人になるかと思った」とも言っている。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では彼の事を「キング」と呼んでいる。<br />
;[[天海護]]<br />
:『W』では同じ[[プリベンター|秘密]][[GGG|組織]]の隊員として行動を共にする事があったらしく、互いに面識がある。<br />
;[[火麻激]]<br />
:『W』では生身でテッカマンと戦う彼を見て「シルバーピューマ」時代の彼の武勇伝を思い出していた。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではかつて共にOZと戦った戦友同士。<br />
;[[クォヴレー・ゴードン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の序盤では彼の振る舞いに対して、「昔のヒイロ」と評した。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:その脅威の身体能力を高く評価している。物語序盤では、ヒルデと共に彼女の監視役を担当。<br />
;[[カズマ・アーディガン]]<br />
:トレイラーを宇宙海賊と同一視していた事で衝突するが、その後は良き友人となる。第1話からの登場で非常に長い付き合いとなるため、版権キャラクターの中ではカズマの第一の友人として挙げられることも多い。<br />
:カズマはデュオの友人である事を指して「死神のダチが死んだら洒落にならない」との冗談を言った事もある。<br />
;[[シホミ・アーディガン]]、[[アカネ・アーディガン]]<br />
:カトルと同じように彼女達に気に入られていた。<br />
;[[ブレスフィールド・アーディガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では序盤から彼のお世話になる。彼の度量には感服している。<br />
;[[クロウ・ブルースト]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では貧乏クジを引きやすい体質から[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]、[[青山圭一郎|青山]]と合わせて[[貧乏クジ同盟]]の一員に数えられる。<br />
:もっとも、デュオ自身は割と不本意らしいが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では完全に受け入れたようである。<br />
:また、『天獄篇』ではクルツを期待の新人としてクロウに紹介する。<br />
;[[エスター・エルハス]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では序盤から彼女と行動を共にする。何かと気遣うカトルに対し自分にはぞんざいに接してくるなど、彼女の温度差の有りすぎる対応に不満の様子。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TV版 ===<br />
;「こちらデュオ。メインモーター破壊任務終了! あとは撤収時、斬って斬って斬りまくるぅっ!!」<br />
:第1話より。[[ガンダムデスサイズ]]初任務時の台詞。<br />
;「死ぬぜぇ……俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞぉ!」<br />
:本編で初めて[[OZ]]のMSを破壊したときの台詞。スパロボに限らず、様々なゲームで多用される台詞。<br />
;「迂闊に俺に近づく奴は、死ぬぜ…!」<br />
:スパロボにおいても攻撃時のセリフに使用されている。<br />
;「信じられねぇ、あいつ大した奴だぜ! 一晩で直しやがった!」<br />
:魚雷で破損したウィングガンダムを一晩で直そうとしていたヒイロに呆れていたデュオだったが、翌朝本当にウィングが飛び立つのを見て感心した際の台詞。<br />
:しかし、直後にデュオの整備士から「やられた! [[ガンダムデスサイズ|こっから]]部品取りやがった!」と悲鳴が上がり、首が外れて腕が切断状態になっている愛機を見て今度はデュオが絶叫するのであった。<br />
;「逃げも隠れもするが、嘘はつかない、デュオ・マックスウェルだ」<br />
:[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に自己紹介した時のセリフ。<br />
;「[[死神]]が舞い戻ってきたぜ!!」<br />
:月面基地脱出後、[[ガンダムデスサイズヘル]]でOZのMSに襲い掛かった時の台詞。<br />
;「あんまり期待しない方がいいぜ。なんせ、すぐ浮気するタチだからよ」<br />
:第39話より。[[ピースミリオン]]部隊に合流する時の軽口。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではカトルに説得され、ロンド・ベル隊に加入する際にDVEで披露。<br />
;「どんなに上手く真似しても、所詮はお人形さんなんだよ…!」<br />「人形ごときに負けててガンダムのパイロットが務まるかよ!!」<br />
:[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[トロワ・バートン|トロワ]]のデータがコピーされた[[ヴァイエイト]]&[[メリクリウス]]に翻弄されながらも、パターンを読んで撃破する際に。この後、「今度造る時は俺のデータも入れるんだな」と呟いた。<br />
;「おいおい…一体なんてもんを見つけちまったんだよ、俺は!?」<br />
:第47話より。リーブラに潜入し、監禁されたガンダム開発者達を見て。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])』では「もん」を「もの」に変えて、[[キャラクター事典]]の一言モードで収録され、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[ウイングガンダムゼロ]]を発見した際にDVEで披露。<br />
;「おらおら! 死神と疫病神のお通りだ!」<br />
:第48話より。ガンダム開発者達を[[ピースミリオン]]に送り届けることを要請され、彼らを疫病神と評した上でモビルドール部隊に突撃する。<br />
:スパロボでは死神に「様」、疫病神の部分を抜いて戦闘台詞に採用。<br />
;「やったな、ヒイロ!」<br />
:第49話より。リーブラを破壊し、帰還するヒイロを前に一番に叫ぶ。<br />
<br />
=== Endless Waltz ===<br />
;「へいへい、ぞっこんって奴ね」<br />
:第1話、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]救出のためヒイロがさっさと行ってしまった時の台詞。もちろん聞かれていないことを前提にしている。<br />
;「…嬉しいこと言ってくれるぜ!」<br />
:第1話、ヒイロから「最初からおまえの技術を当てにしている」と言われて。ただし小説版では喜んだのもつかの間「技術だけを当てにされているのでは?」と勘ぐった。<br />
;「これで何もかも終わりだ…」<br />
:第2話、オペレーション・メテオ決行時の回想で、デスサイズに爆弾を仕掛けてスイッチを押す時に呟いた台詞。劇場版では「あばよ相棒」という台詞に変わっている。<br />
:相棒であるデスサイズを大量殺戮の英雄にしたくないという思いで、ガンダムに関わった人物を自分含めて道連れにするためにやろうとしたと語っている。小説版では幼い頃を過ごした孤児院のあったコロニーを落とすと聞いて、それに反対していたためという理由も追加されている。<br />
;「死神か…大量殺戮の英雄より遙かにマシだな…」<br />
:同上、プロフェッサーGにデスサイズの爆破を阻止されたあと、彼から去り際にかけられた言葉に対する独り言。<br />
:元ネタはチャップリンの「独裁者」での一節「一人殺せば殺人者、百万人殺せば英雄になれる」、ひいてはジャン・ロスタンの「一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ」より。<br />
:『敗者たちの栄光』ではこの後にデスサイズを盗むまでの過程が描かれており、多数仕掛けられたプロテクト(直前にプロフェッサーGによって書き換えられていた)を突破しデスサイズを起動させたところで、プロフェッサーGから「最初の任務」を言い渡された。<br />
;「地獄への道連れは、ここにある兵器と戦争だけにしようぜ!」<br />
:最終話。窮地に陥る[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の救援に駆けつけた時に。彼らしい言葉で不殺の戦いへ臨む覚悟を見せる。<br />
;「撤退するくらいなら、最初から逃げてるぜ。さすがにこれ以上戦うのはきついけどな」<br />
:同上。救援に来たはいいものの、消耗戦に持ち込まれ、ゼクスから「撤退しろ」と言われ、カトルが「僕達が来た意味がないじゃないですか!?」と反論し、ノインからも「だが、これ以上は無駄死にになる!」と言われたときの反論。<br />
:こういった場面でも軽口を叩くのがデュオらしいが、やはり限界が近かったようだ。<br />
;「まあそんな気にすんなよ。これでも、「負け続ける戦い」は得意でねぇ!!」<br />
:その後トロワの「こいつらは、嘗ての俺達と同じだ。己の存在意義をデキムの口車に踊らされているだけなんだ」という台詞に、ノインが「しかし!」と反論した際もこの言葉で反論する。<br />
;(――また、死神に戻るか……)<br />
:劇場版のX-18999コロニーに向かう途中のシーンで追加された台詞。この後に上述のオペレーション・メテオ決行時の回想に入る。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「かあー、どいつもクライヤツだぜっ」<br />
:『コミックボンボン』版♯2「動き出したOZの野望」より。ロサンゼルス基地に集結したガンダムパイロット達を見て。<br />
;「いいかげんにしろよ! 弱かったら戦って強くなりゃぁいいだろ!!」<br/>「気力をなくして勝てるもんかっ! 心を強くもてっ!!」<br />
:『コミックボンボン』版♯4「さまよえる少年たち」より。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との決闘に戦意喪失する[[張五飛|五飛]]と[[シェンロンガンダム]]にミサイルが襲い掛かる。デュオはバスターシールドを犠牲にして彼を守り、この台詞で励ます。<br />
;「そうかね? パイロットよりジャンク屋のほうがリッパな仕事だと思うがね」<br />
:『コミックボンボン』版♯6「モビルドールの脅威」より。OZの目をかいくぐり、[[ヒルデ・シュバイカー|ヒルデ]]のいるコロニーにデスサイズヘルを隠し、ジャンク屋として潜伏するデュオ。<br />
:OZで立身出世に燃えるトラントは、故郷でジャンク屋を営む幼馴染のヒルデの心配を聞き入れず、「みじめったらしい仕事なんてやってられるか」と不満げに言うが、デュオは彼に対してこの台詞を言う。<br />
;(バカはオマエだよ オマエはガンダムのパイロットには――なれない――)<br />「ガンダムに乗るという意味は 軽くはないんだ。 なあ、そうだろ。 <ruby><rb>相棒</rb><rt>デスサイズ</rt></ruby>」<br />「自爆するくらいの覚悟がなきゃあ ガンダムに乗る資格はない!!」<br />「あいつは元気でやっているかナァ――ヒイロは――」<br />
:同上。<br />
;「ウイングガンダム0(ゼロ)……人の心を支配するガンダムなんて……てめェ、何様だ――」<br />
:コミックボンボン版第7話「悪魔のゼロシステム」より。[[ウイングガンダムゼロ]]を、そして[[ゼロシステム]]を使いこなせないことに焦るトラントの策略で強制的にゼロに乗せられるデュオ。<br />
:ゼロシステムの導き出す未来・戦術に翻弄され、支配されかけるデュオは自爆しようと試みるが、結局トラントにコックピットから放り出されてしまう。ヒルデに助けられるまで、宇宙を漂いながらデュオはゼロの、そしてゼロシステムの恐ろしさに憤りを感じるのだった。<br />
;「だからやめろって言ったんだ…人間には、こえちゃいけない限界があるんだよ……」<br />「バカやろう―――っ!!!」<br />
:同じく、第7話より。ゼロシステムの未来に翻弄されて発狂、勝利を確信しながら死亡したトラント。その最期を目の当たりにし、デュオの慟哭が宇宙に木霊する。<br />
;「宇宙(コロニー)育ちがいけないっていうのかよ! そいつのせいで死んじまったヤツもいるんだぜ!!」<br />「ガンダムはコロニーの味方だろっ!?」<br />
:コミックボンボン版第8話「結成!ガンダムチーム」より。<br />
;「オレ、お前のそういうところ好きだぜ♪ わかりやすくてよ!!」<br />
:コミックボンボン版第10話「最終決戦への序曲」より、「宇宙で戦いを望む者はオレの敵だ!!」とL3宙域に出撃する五飛を見て。デュオも同じ気持ちだったのか、同時に出撃する。<br />
;「死神は亡霊退治としゃれこむぜ。 ヒイロとトロワの力を持ったMDのな」<br />
:コミックボンボン版第11話「激震の宇宙」より。この後ヴァイエイト&メリクリウスとの戦闘になるのだが、そのシーンが描かれる事なく、'''一コマの一撃で二体揃って一蹴される。'''<br />
;「よう、奇遇だナァ。 MS開発用のコンピューターデータはオレのほうで潰しておいたぜ。 んじゃ、一緒にふけるとしようぜ。 ヒイロくん♪」<br />
:外伝漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(シナリオ:千葉克彦、作画:ときた洸一。SRW未参戦)での初登場時の台詞。<br />
;「くそっ………どいつもこいつも――どうしておとなしく暮らせねェんだ!!」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より。<br />
;「へっ、うさんくさいとは思ったが――とんだ平和主義者(パシフィスト)じゃねェか」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より、平和主義団体であるP3(ピーキューブ/パーフェクト・ピース・ピープル)総帥ビクター・ゲインツの演説を見ながら。この時、正気に戻ったカトルから催眠処置を行ったのが彼の仕業だと聞かされ、テレビで演説する様を見届けながらデュオは皮肉げに呟く。<br />
;「……オレたちは信じている――信じているから、ガンダムはもう、いらないってことか」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』ラスト、資源衛星ウルカヌス内にて、武器を持つ他者を信じられないP3の理念を悟り、MDとガンダムを破棄することを決意したカトルの言葉を受けて。<br />
;「兵器は人の命を奪う物だが、それを作ってる奴には金を生む。兵器商人って奴は、いつの時代にも生き残っちまうんだよ」<br />
:[[ドラマCD]]『BLIND TARGET』にて。黒幕の企業の秘密工場に爆弾を仕掛けに来たとき、「[[正義]]のない戦いをする奴らはなぜなくならない!?」と憤る五飛に対してなだめるように答えたセリフ。現実、創作問わず、いわゆる死の商人のことを的確にあらわした名言である。<br />
;オレは《死に神》と呼ばれている。だから、右手には鎌がある。人の生命を奪う得物だ。じゃあ、左手にはなにを持てばいいんだ?<br/>~中略~<br/>こういう答えはどうだろう?左手は、君を守るためにあるってのは。ちょっとすかしすぎかね?<br />
:『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、冒頭部分のモノローグ。ちなみにこの質問を(右手に鎌の変わりに銃に変えて)仲間達に聞いたところ、それぞれの答えは、[[ヒイロ・ユイ|「銃」]][[トロワ・バートン|「照準が狂わないように添えるだろうが、状況次第だ」]][[カトル・ラバーバ・ウィナー|「拳銃も持ちたくはない」]][[張五飛|「銃は嫌いだ。俺は素手で倒す」]]であった。<br />
;「どうやるんだ。こっちは拳銃一丁だぜ。よもや、指をはじいたらガンダムが来るとかいうんじゃねぇだろうな」<br />
:『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、自分達を追ってきたOZの小型ホバーを「墜とす」と答えた五飛に対して。[[機動武闘伝Gガンダム| 前作ネタ]]であろうか?<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「やれやれ、死神がジオンの亡霊退治をする羽目になるとはね…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で、[[黒い三連星]]を繰り出して大気圏突入直前の[[アーガマ]]撃墜を狙う[[ザンジバル]]を見据えながら発した皮肉。<br />
;「他人をすぐに信用できるなんて…育ちがいいんだな、お前は」「俺が育った所では、他人を信用した奴から死んでいった」「アースノイドと戦うことで俺は…俺達コロニーの人間は今日まで生き延びて来たんだ」<br />
:『α』リアル系ルート第6話「対決、極東基地」単独先行しマジンガー・ゲッターチームと一触即発。「デュオを止める」を選択した場合、心情を打ち明けα主人公は戦いにはやるやり方に説得を試みる。<br />
;「ま、神様から見りゃあ…俺達は頼りないのかも知れねえが…」<br />「今まで何とかやって来れたんだし、そうそう捨てたモンじゃないだろ?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』最終話での、ヒイロに便乗した[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]への[[説得]]。あくまでポジティブ思考で、フランクに語りかけるのがデュオ流のやり方。<br />
;「だがよ、さっきみたいなことは勘弁してもらいたいな」<br />「敵とは言え、民間人を盾にするような真似をするなってことさ」<br />「ああいうことをすれば、敵に余計な大義名分を与えちまう。かえって自分の首を絞めることになるぜ」<br />「二度目はねえってこった。下手すりゃ、ザフトに事実をバラされて泥沼だぜ?」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]編第11話「君と戦場で」より。[[αナンバーズ]]に協力しようとした[[マリュー・ラミアス|マリュー]]達に釘を刺した時の台詞。戦況が不利だったとはいえ、民間人であるラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルのやり方に憤りを隠せなかった。原作でもOZのプロパガンダに痛い目に合わされたデュオらしい台詞。<br />直後に[[ナタル・バジルール|ナタル]]から「これ以上の泥沼がどこにある?」と反論されたが、デュオは「あんたが同じことをやろうってんなら、こっちにも考えがあるからな」とカウンターで返した。<br />
;「違いないぜ! αナンバーズにいる連中は損得も考えない馬鹿ばっかりだからな!」<br />
:第46話宇宙ルート「永遠を信じて」より。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の所謂「馬鹿」発言へ、「お前もその一人」と突っ込むヒイロに同調して発した台詞。結局、「みんな大馬鹿」という結論に辿り着く。<br />
;「…お前には既に[[死神]]がついていたってことさ…。あばよ…」<br />
:『第3次α』第51話「終わらない明日へ」にて、[[シャニ・アンドラス|シャニ]]死亡時に発した手向けの言葉。彼の乗る[[フォビドゥンガンダム]]は、鎌と翼のような対ビーム装備を有しているなど、デュオのガンダムデスサイズヘルに類似した特徴を有している。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「お嬢様なんだから、そこは『承知いたしましたわ』だろ?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第7話[[エリア11]]ルート「その名はゼロ」より。[[アッシュフォード学園]]に転入生として潜入時、学園では病弱なお嬢様の設定である[[紅月カレン|カレン]]を面白がってからかう。<br />
;「今までみたいに日本人のため…だけじゃやっていけないって事さ」<br />
:『第2次Z破界篇』第14話「信頼と覚悟と」より。[[ZEXIS]]の一員として戦う意思を示すカレンへ、打倒すべき勢力が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]だけでは無い事を告げ覚悟を促す。<br />
;「…使う人間によれば、ATは恐るべき戦闘マシンとなるぜ。そして、あのキリコって男はそれだけの能力を持っている」<br />
:『第2次Z破界篇』第15話「世界を覆う影」にて非力な汎用兵器と認識されがちな[[アーマード・トルーパー|AT]]の秘めたるポテンシャルと、それを最大限に引き出せる[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の能力の高さを、実状に疎い面々へと解説する。<br />
;「約束を破った時には、それ相応の事をしてやるまでだ」<br />
:同上。「コロニーと地球との話し合いの場を設ける」と約束した[[エルガン・ローディック|エルガン]]を一応は信用するものの、彼への牽制を放つ事も忘れてはいなかった。<br />
;「だから、言ったろ? あいつは無口だから、任務に忠実に見えるが、本当は好き放題の暴走野郎だってよ」<br />
:『第2次Z破界篇』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の監視役に就いていた筈が、逆に彼を焚き付ける行動をとったヒイロに面喰らうZEXISの面々へ、腐れ縁ならではの観察眼で彼の人物像を語る。<br />
;「鬼か、悪魔か、正真正銘の死神だってのかよ!」<br />
:『第2次Z破界篇』第23話「新世界の幕開け」より。素手で[[マクロス・クォーター]]へとダメージを与えた[[ガイオウ]]の猛威に戦慄して発したもの。<br />
;「なあ、あんたもZEUTHの人間なのか?」<br />
:『第2次Z破界篇』のエリア11ルートの第27話で[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に問う台詞であるがアサキムは[[ZEUTH]]の敵である。<br />
;「だが、正義がないのはブリタニアも同じだ。って言うより、戦争なんだから、どっちが正義ってもんじゃないしな」<br />
:『第2次Z破界篇』第35話エリア11ルート「囚われの心」より。アッシュフォード学園で[[枢木スザク|スザク]]に出会い、ゼロに正義はあるのかと聞かれて。この後、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]も「相手を非難するより自分の信じた道を進めよ」と続き、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』IFルートへの布石となる。<br />
;「あのとんでもなくデカいロボットもZEUTHの一員か」<br />
:『第2次Z破界篇』第36話エリア11ルート「血染めのユフィ」より。[[ダイターン3]]を見ると[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に聞く。もっとも、後にZ-BLUEでは[[ガンバスター|彼等以上に]][[超銀河グレンラガン|デカイ機体が]][[天元突破グレンラガン(ガンメン)|何体か]][[ダイバスター|控えているのだが。]]<br />
;「やる事が極端なんだよ! 一つで全てを判断するなよ!」<br />「ええい、くそっ! ダチ相手に死神になれって言うのかよ!」<br />
:『第2次Z再世篇』第23話宇宙ルート「悲しみのカトル」に於けるカトル搭乗のウイングゼロとの戦闘前会話より。<br />
;「お互いに自称だってのが、さらに笑いを誘うな」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』最終話「果てなき世界」に於ける聖アドヴェントとの戦闘前会話より。アドヴェントが自身との戦いを「神と死神の戦い」と評したのを受けて。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「おらおらおら! 死神様のお通りだ! ついでに死にぞこないと疫病神、貧乏神もセットでつけるぜ! かかって来やがれっ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」にて、トロワとカトルを疫病神と貧乏神としてセットでつけて登場した際の台詞。<br />
:もっとも、原作では貧乏神(ヒイロ。デスサイズのパーツを奪われた)と疫病神(5人の技術者。最終決戦でうっかり発見してしまい、激戦宙域を5人を連れて単機突破する羽目になった)にとりつかれているのでデュオ1人でまかなえそうな気もする。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「あんたみたいな男にだけはなりたくねぇな、エンブリヲさんよ!」<br />「偉そうにふんぞり返るのもここまでだ、エンブリヲ!」<br />
:『X』における対エンブリヲ特殊台詞。中の人が同じである[[声優ネタ]]。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「チェッ、男のヒステリーはみっともないぜ」<br />
:『64』にて。癇癪を起こしかけた矢先機体の整備を手伝うといって逃げるように去っていったカミーユを指して皮肉る。しかしながら[[エマ・シーン|どこかで聞いたようなセリフである。]]<br />
;デビルマン「あっさり逃げたな。最初から俺が出りゃ良かったんじゃねえのか?」<br />デュオ「後で本物が出て来るってのが、絶大な心理効果を生むんだよ」<br />デビルマン「だから、オチが奴だってえのか」<br />
:『DD』第1章part10「希望の灯火」にて、マスード・ラフマディーを拉致していた傭兵たちへの対処に出向いた際の台詞。自称死神のデュオは一番槍を務め、悪魔そのままの[[デビルマン]]が二番手に現れたことで傭兵が逃げ出した際のやり取り。そして、デビルマンの話している「オチ」とは[[ディド]]。すっかりビビってしまった傭兵に追い打ちをかけるかのごとく[[ディーダリオン|巨人]]が現れ、傭兵たちの悲鳴が周囲に響き渡った…。同情の余地のない相手とはいえ、えげつない作戦である。<br />
;「別の世界にめっちゃ喋るヒイロがいたら、会ってみたいぜ」<br />「あと、必殺技名を連呼するシンジとか、無口でおしとやかな[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]とか」<br />
:『DD』第2章Part2「ウェイト・アンド・シー」より。平行世界の同一人物の話題になった際、性格の違う同一人物の例を出す。確かに見てみたいような気はするが、[[碇シンジ|シンジ]]の方は[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION|ユーザーにとっては]][[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』|別の意味で見てみたい話]]であろう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
原作の明朗な性格を反映して、平時・戦闘時問わずコミカルな台詞が多めなのもデュオの特徴である。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「そいつは俺だって同じだぜ。なんせ、俺のデスサイズ、何回ぶっ壊された事か。修理代だってバカにならねえんだぜ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「[[ティターンズ]]の悪意」より。[[ロンド・ベル]]に加わった際、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]から「あんたに何度も襲われてどれだけ苦労したか」と突っかかられて。修理費を持ち出す辺り懐事情も苦しかったのだろうが、正当防衛していた側からすれば知った事では無いだろう。アスカも「'''自業自得よ!!'''」とバッサリ切り捨てている。ちなみに作中で確認できる限りぶっ壊された回数は4回、修理費用は[[資金]]にして6000とまあまあ高い。また、[[ヒイロ・ユイ|部品を1度盗まれている]]。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「な、何ぃ? 言うに事欠いて機械獣だと!?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』リアル編第6話「対決、極東基地」orスーパー編第6話「アーガマ撃墜命令」より。[[兜甲児|甲児]]に愛機の[[ガンダムデスサイズ]]の第一印象を「'''[[機械獣]]みたいなガンダム'''」と呼ばれた時の反応。死神ならともかく、まさかデュオも機械獣に例えられるとは思ってもいなかったのだろう。後に[[流竜馬|竜馬]]や[[巴武蔵|武蔵]]からも同じような事を言われ凹む事に。<br />
;「シャアザクかよ!?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第36話月ルート「涙のデビルジャガー」より。[[サコン・ゲン|サコン]]のIQが[[暗黒ホラー軍団]]に洗脳された影響で常人の3倍にまで跳ね上がったことを聞いて。通常の3倍と聞いて真っ先に[[シャア専用ザク]]を思い浮かべるのはもはやお約束であろうか。<br />
;「あぁ、新型は高く売れるからな…って、お前じゃねぇんだよ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』クォヴレー編第7話「崩壊の大地」より。中立コロニーの[[ヘリオポリス]]で、極秘裏に[[モルゲンレーテ社]]が開発した[[ストライクガンダム|ストライク]]、[[イージスガンダム|イージス]]、[[デュエルガンダム|デュエル]]、[[バスターガンダム|バスター]]、[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]の5機である「GAT-Xシリーズ」を調査していた理由に、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]から「盗む気だったのか!?」と疑われ、思わずノリツッコミしてしまった台詞。<br />
:お互い普段はジャンク屋同士なのか、考えてる事が手に取るように分かるようである。もしこれが任務じゃなかったら、本当に盗んで売りさばいていたかもしれない。<br />
;「おいおい…この無口な鉄面皮のどこが変わったって言うんだよ!」<br />
:『第3次α』[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]編第28話「いつか星の海へ」での祝勝会に於ける一コマ。出会った当初に比べて、ヒイロ達5人が変わった(柔和になった)と指摘するヒルデへの抗議。「無口な鉄面皮」が[[ヒイロ・ユイ|誰]]の事を指すのかは、推して知るべし。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;(話題を変えるぞ、カトル…! このまま進めば、取り返しがつかない所に踏み込む!)<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第1話「ファイティング・ガール」に於ける[[エスター・エルハス|エスター]]との初対面時より。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との関係についてデレまくりながら説明しようとする彼女のただならぬ雰囲気を察して、カトルと撤退の算段を交わす。<br />
;五飛「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじる者は許せない」<br />デュオ「そういうもんかね…」<br />
:『第2次Z再世篇』第17話「朱禁城の花嫁」より。五飛が天子を政略結婚から救った事に驚いた際の会話。『Frozen Teardrop』におけるデュオの状況(ヒルデと結婚後二・三ヶ月で離婚、ちなみに結婚の理由が「新しい相棒(バイク)のエンジンを組み上げる為の費用捻出」。費用はヒルデからの借金という形になった)を考えるとここでデュオが五飛の結婚論を理解できていないのは、スタッフ側も狙ったネタとも受け取れる。<br />
;「んな、わけないだろ!」<br />
:『第2次Z再世篇』第31話「ジ・アンブレイカブル」より。[[アクシオ|アクシオ・スコートSPII]]に乗ってきたクロウに対し'''「それが新しいブラスタ…」'''とボケたヒイロに対してのツッコミ。<br />
;「いやいや…大きな犬を踏みつけ、素手でライオンを絞め殺すような女だった」<br />
:『第2次Z再世篇』第40話で、ヒルデにリリーナの雰囲気を聞かれた際に放ったジョーク。続けて真面目に「堂々としたオーラがあった」と補足している。<br />
:ちなみに「大きな犬を~」のくだりは'''「リリーナ様のPV」'''と言われたTV版のエンディング映像(サファリルックの彼女が、仰向けになった大きな犬の腹を足の爪先でいじり、片手で大人のオスライオンの首を掴んで持ち上げる)が元ネタ。<br />
;「さすが同じような立場の人間には優しいねぇ、マルさん」<br />
:『第2次Z再世篇』の[[ゼロレクイエム]]ルートにて、ゼロが追放された後の場面。「黒の騎士団にもZEXISにも所属したつもりはない」と言いながらも、その両方と行動を共にしている理由をクロウに問い詰められた[[ヴィレッタ・ヌゥ|ヴィレッタ]]を擁護した[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]に対して。<br />
:直後に当のマルグリットからは「そのマルさんというのはやめろ」とツッコミを入れられた。<br />
;「何やってんだよ、お前等は? 黙りこくってたって何もならないだろうがよ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』「戦うボーイ・ミーツ・ガール」にて、[[相良宗介|宗介]]・[[キリコ・キュービィー|キリコ]]・[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の三者が揃って一言も口にせず対峙している最中に介入して。至極真っ当なツッコミなのだが、ところが…?<br />
;「脳量子波でも使ったのか?」<br />
:で、デュオが各々のメンバーを紹介した後にキリコが陽動に動き宗介が[[千鳥かなめ|かなめ]]救出に動いた事に対しての台詞がこれ。ヒイロは「そんなものは必要ない」と返す。ムッツリはムッツリを知ると言う事なのだろうか…。<br />
;デュオ「やっぱり、女にはサプライズとインパクトが効くな。手渡しの招待状を破り捨てたり、いきなり、殺し文句を決めてみたり…」<br/>[[バナージ・リンクス|バナージ]]「殺し文句って?」<br/>デュオ「そのものズバリだよ。『お前を殺す』ってな」<br />
:『第3次Z時獄篇』より。TV版でリリーナが誕生パーティーにヒイロを誘ったときの対応であり、第2次Zではその場にいたので当然知っている。なお、この行動はリリーナはもちろん当時の視聴者にも絶大なインパクトを与えているので、あながち間違いではない。<br />
:アンチスパイラルとの決戦前には、リリーナに手紙を出す様にカトルから薦められて立ち去るヒイロに「手紙を破られない事を祈るばかりだな」と引き合いに出している(というか、'''TV版でヒイロは最終話ラストシーンでリリーナに手紙を破られている'''のでそちらのネタと思われる)。<br />
;「やれやれ…。こうやって特攻野郎が量産されるってわけか」<br />
:『第3次Z時獄篇』25話、シンからバナージへの「迷った時は身体を動かせ」というアドバイスを聞いたトロワとカトルの感想を聞いて。<br />
:唯でさえデュオの周りは[[ヒイロ・ユイ|特]][[トロワ・バートン|攻]][[カトル・ラバーバ・ウィナー|野]][[張五飛|郎]][[ゼクス・マーキス|達]]ばかりな為か、やれやれと言わんばかりに呟いた。<br />
;デュオ「大丈夫だ。角がついてないから、ネオ・ジオンじゃねえ!」<br/>ヒイロ「お前は何を言っている…」<br />
:『第3次Z時獄篇』27話「涙の行方」にて、エヴァ二号機を見て。重要なのはそこではないだろうが。だが、ネオ・ジオンには[[ヤクト・ドーガ_(クェス専用)|角がついてない赤い機体も存在するのだが…]]。<br />
;「[[キリコ・キュービィー|この]][[ヒイロ・ユイ|面子]][[刹那・F・セイエイ|と]]戦ってきた俺達の前でその台詞が言えるか?」<br />
:宗介のボケとも天然ともつかない発言に「日頃の俺の苦労がわかるだろ?」とぼやいた[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]に対し、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]と共に返した台詞。<br />
:この三人が相手ではさすがに分が悪かったらしく、クルツも素直に負けを認めた。そして…<br />
;「記憶が戻ったおかげで[[クロウ・ブルースト|思い出したくないもの]]まで思い出しちまった…。要するにお前は俺達と同じ[[貧乏クジ同盟|属性グループ]]ってわけだ」<br />
:ある意味プレイヤーの期待を裏切らない同族認定。貧乏クジ同盟新メンバー誕生の瞬間である。<br />
;「あいつ! 死神を音楽で追い払いやがったか!」<br />
:『第3次Z時獄篇』ifルート50話「ephemera」にて、[[シュレード・エラン|シュレード]]が運命を覆した際の発言。直後[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に「お前の言う台詞かよ!」とプレイヤーの心境をそのまま言われる。<br />
;「ああ、そうだ。通称、鬼の哭く街だ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』救出ルート20話にて、[[スコート・ラボ]]を紹介する時の説明。このあと、カレンから'''「泣いてるのはクロウだけだよ!」'''とそれはそれで酷いツッコミを返される。<br />
:元ネタは恐らく漫画『北斗の拳』の牢獄の街カサンドラだが、[[翠星のガルガンティア|参戦作品]]のせいか、[[機神咆吼デモンベイン|ニトロプラス]]販売のノベルゲーム『鬼哭街』をも連想させる。<br />
;デュオ「どうにもあいつは貧乏クジ同盟の血を騒がせる何かがあるみたいだからな」<br/>クロウ「否定はできねえな」<br/>デュオ「そういうわけだ、大将。新入隊員のクルツを紹介するぜ」<br />
:『第3次Z天獄篇』救出ルート21話。クロウとヒビキの試合結果を聞き、さらにクロウがヒビキを気にかけているところから、こちらに話が飛ぶ。貧乏クジ同盟新メンバーが正式加入した瞬間である。<br />
;「ムッツリ組も天然のフリーダム王子もマイペースなのは似たようなもんだからな」<br />
:『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第38話「[[ハマーン・カーン|ハマーン]]のためらい」にて、[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]の「[[キラ・ヤマト|キラ]]さんはあんまり顔に出ないから何を考えているかわからない」という発言に同調して。今回出なかった[[マシュー|彼]]に代わって「フリーダム王子」を命名した。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「あともう一人、二人、技術屋を頼むぜ」<br />「…できりゃムサい男よりもカワイコちゃんがいいな」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』第12話(「アーガマにとどまる」ルート)「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」にて、[[星の屑作戦]]による[[コロニー落とし]]阻止のために[[コロニー]]の破壊工作に乗り込む際、アシスタントとしてオペレーターやエンジニアを募集した際に。この後、実際に「カワイコちゃん」が志願してはきたのだが……(後述)。<br />
;「…いや、あの、カワイコちゃんなのはいいとして…」<br />「ちょっと若すぎるんですけど」<br />
:上述のやり取りの後「私が行きます」と志願してきた[[ホシノ・ルリ|カワイコちゃん]]を見ての一言。さしものデュオも、'''ここまで若い子(当時11歳)が志願してくる'''とは思いもよらなかったようだ。<br />
;「やれやれ、どうして俺のまわりのじじいは元気なのばっかりなんだ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第8話「バンドック現る!」にて[[神北兵左衛門|兵左衛門]]に対しての台詞。TV版で苦労させられた5人の技術者を思い出したのであろう。その後[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]に「安心しな。おめえだけじゃねえよ」と言われる。<br />
;「…俺達…似たもの同士ってわけだ。ここは手を結ぼうぜ」<br/>カズマ「了解だ。ここはお互いに見なかったことにすっか!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第2話「白き鉄騎士たち」にて、カズマが航海日誌を記入している場面を見たことから、互いの当番をサボっていた事を認識して。<br />
;「はいはい…わかったわかった」<br />
:『W』第35話「熱砂に吹く風」より。カガリに呆れ果てて。<br />
;「ガンダム同士のファイトだ! レディーゴーだぜ!」<br />「今日は受けてもらうぜぇ…ガンダム同士のファイトをよぉ…!」<br />「何だよ…。やっぱり、こいつはガンダム同士のファイトが好きなんだな」<br />
:『W』でイザークに吹っかける[[ガンダムファイト]]ネタの数々。ちなみに[[イザーク・ジュール|イザーク]]の中の人は[[ドモン・カッシュ|あの人]]の声優である。<br />
;「またお前と戦わなきゃならないとはねぇ……これで一体何度目だ?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第26話「それぞれの願い」に於ける五飛との[[戦闘前会話]]より。しかし、この会話をした時点ではデュオと五飛は『L』では初対決である。スパロボにEW版が参戦するたびに敵に回る五飛に対してのメタ発言のようにも聞こえる。なおこの後、五飛は「何度目だろうと構わん!」と返した。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「死神!?」<br />
:『X』17話で[[スケルバット]]を見たときの反応。当然の如く真っ先に反応したわけだが、だからお前が言うなと。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ガンダムデスサイズ]]<br />
:地上でゲリラ戦を繰り広げた。後にOZに捕まった際、見せしめとしてトロワによって爆破させられている。<br />
:;[[ガンダムデスサイズヘル]]([[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル(EW版)]])<br />
::宇宙用に強化改修が行われ、後半の宇宙での戦闘を本機で行っており、ヒイロとトロワの力を持つ[[メリクリウス]]と[[ヴァイエイト]]と交戦し勝利を納めている。<br />
;[[ウイングガンダムゼロ]]<br />
:トラントの目論見により無理やり乗せられるが、[[ゼロシステム]]に耐えきれずに自ら降りる。<br />
;[[リーオー]]<br />
:X-18999コロニー潜入時に使用。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*関俊彦氏は[[ゼクス・マーキス]]役でオーディションを受けたが、オーディション会場でデュオ役に決められた。その縁ゆえか、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で[[仮面キャラ]]である[[ラウ・ル・クルーゼ]]を演じている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:デュオ・マックスウェル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:てゆお まつくすうえる}}<br />
[[Category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:新機動戦記ガンダムW]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%AE%9D%E5%A4%9A%E5%85%AD%E8%8A%B1&diff=432766
宝多六花
2022-04-29T04:09:58Z
<p>アホウドリ売り: /* 余談 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = たからだ りっか<br />
| 外国語表記 = <br />
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}}<br />
| 声優 = {{声優|宮本侑芽|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポーター]]<br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = 2002年12月5日<br />
| 星座 = いて座<br />
| 年齢 = [[年齢::15]]歳<br />
| 身長 = 155cm<br />
| 血液型 = O型<br />
| 所属 = ツツジ台高校<br />
| 好きな物 = チーズフォンデュ<br />
| 嫌いな物 = 炭酸飲料<br />
}}<br />
'''宝多六花'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』のヒロインの一人。<br />
== 概要 ==<br />
[[響裕太]]のクラスメイトである少女。<br />
<br />
少しクールで気怠げな雰囲気を見せるが、クラスメイトとの仲は良く、怪獣騒ぎに巻き込まれた友達を心配したり、記憶喪失の裕太を介抱して家まで送り届けたり、出会った[[アンチ]]に世話を焼いたりと、心優しい性格の持ち主。<br />
<br />
普段は友人の[[なみこ]]や[[はっす]]といることが多く、[[新条アカネ]]とも親友関係。[[内海将]]とは異なり、特撮にはあまり興味を示していないなど、良くも悪くも今時の女子高生らしい趣味嗜好を持つ。怪獣と戦う裕太と[[グリッドマン]]に対しては、初めは現状に理解が追いつかなかったが、将と共に彼らを支えていく。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。最速登場は地上ルート「覚・醒」。サポーターコマンド要員。[[グリッドマン]]の掛け合い及び[[中断メッセージ/30|中断メッセージ]]にも登場するため、ボイスが収録されている。担当声優の宮本侑芽氏は今作でSRW初出演。<br />
:体験版「覚・醒」では原作と違い「~わよ」と普通の女子の口調になっている場面が散見されたが、製品版では修正されている。但しその後もちょくちょく見られる。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
=== サポーターコマンド ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 名称<br />
! style="width: 50px;" | 作品<br />
! 名義<br />
! style="width: 50px;" | S-SP<br />
! 使用時<br />
! パッシブ<br />
|-<br />
! グリッドマン同盟<br />
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
| [[内海将|内海]]&六花<br />
| style="text-align: center;" | 30<br />
| 「[[応援]]」「[[友情]]」をかける<br />
| 「[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]」の消費ExCを-1<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 家族 ===<br />
;[[六花ママ]]<br />
:母親。ジャンクショップ「絢」を経営している。<br />
:思春期の女子高校生らしく鬱陶しがることもあるが、基本的に仲は良好であり、彼女の仕事や趣味に合わせる形で生活していたらキーボードのタイピング速度が速くなるなど、数多くの武勇伝を持つようになったとのこと。<br />
<br />
=== グリッドマン同盟 ===<br />
;[[響裕太]]<br />
:クラスメイト。物語開始時に記憶を失った彼を介抱する。記憶を失う前の彼から何かを告げられたらしいが……?<br />
;[[内海将]]<br />
:クラスメイト。彼の特撮好きにはあまり理解を示しておらず、意見の相違から口論になる事もあった。<br />
;[[グリッドマン]]<br />
:一緒に戦う仲間。家にある中古パソコン「ジャンク」に宿っている事もあり、必然的に協力者となった。<br />
<br />
=== 新世紀中学生 ===<br />
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]]<br />
:アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンと共に戦う仲間。<br />
<br />
=== ツツジ台高校 ===<br />
;[[新条アカネ]]<br />
:クラスメイトで、特に仲の良い友人。<br />
;[[なみこ]]、[[はっす]]<br />
:親しい友人達。<br />
;[[問川さきる]]<br />
:クラスメイト。彼女の死(クラスからの消失)に動揺する。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[アンチ]]<br />
:街に出ていた彼と偶然出会い、気に掛けるようになる。<br />
<!-- == 他作品との人間関係 == --><br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「ねえ…記憶がない、ってことはさ、今日のこと全部覚えてない、ってこと?」<br />「そっか…でも、もし記憶喪失のフリだったら最悪だかんね」<br />
:第1回より。記憶喪失だとわかった裕太を病院に連れて行く道すがらの意味深な台詞。記憶喪失になる前の裕太との間に何かあったらしいが、裕太は当然覚えておらず、ただ困惑する羽目に。<br />
;裕太「なんで俺、女子の家で寝てたの?」<br />「女子、じゃなくて宝多六花」<br />「私の名前。響君、家の前で倒れて寝ちゃって起きなかったんだよ?」<br />
:同上。記憶喪失の裕太に状況を説明する。<br />
;「…学校の方だ」<br />
:同上。[[グールギラス]]の火球が落ちた先を察して。<br />
;内海「裕太がジャンクに食われちまった…」<br />「…昔のパソコンって、こわ~」<br />
:同上。ジャンク内に吸い込まれた裕太を見ての発言。どこかズレているような気もするが…。<br />
:なお、将の台詞は特撮版にも同様のものがあり、そちらのオマージュとなっている。<br />
;「私、やってみるよ。内海君の言葉を、私が響君に伝えてみる」<br />
:同上。キーボードを素早くタイピングして裕太とグリッドマンに敵の弱点を伝えた。<br />
;「私達、こんなとこにずっと住んでたんだ」<br />
:第2回より。将と共にグリッドマンの声が聞こえ、霧の怪獣の姿が見えるようになって。<br />
;「なんで…みんな死んじゃったことになってるの」<br />「昨日元気だったじゃん」<br />
:同上。問川達の死を知ったことで、ショックを受ける。<br />
;「ありがとう」<br />
:同上。デバダダンとの戦いが終わりなみことはっすの無事を確認後、彼女達に直接会う前に一言告げる。<br />
;「これ、食べます?」<br />
:第3回より。雨の中、一人でいたアンチを見つけ、弁当を差し出す。<br />
;「確かめて、もし、響君が、ずっと前に死んだことになってたら?」<br />「問川や、といこみたいに」<br />「だから誰にも聞けなかった。みんなが、響君のこと忘れてたらって…」<br />「怖いから、私は無理!」<br />
:同上。戻ってこなかった裕太を確かめるため自宅へ向かうが、怖さから逃げ出してしまう。<br />
;「生きてるなら連絡しなよ」<br />裕太「あ、いや。電話通じるなんて…」<br />「私、響君の電話出なかった…ごめん!」<br />
:同上。裕太の帰還に安堵し、電話に出なかったことを謝罪する。<br />
;「怪獣だ。3人が消えてリセットされてるんだ」<br />「…でもなんで昨日の人達が狙われた?」<br />
:第4回より。4人組の「Arcadia」の面子が1人なのに友人達が疑問に思わないのを怪獣の仕業だと気付く。<br />
;「一旦切ればいいんじゃん」<br />
:同上。ジャンクがフリーズし、コンセントを抜き将から叱られるも…結果的には上手くいった。<br />
:言うまでもなく、パソコンに不都合を与えかねない行為であるため、やるにしても最終手段にしておくこと。<br />
;「なんで私の周りばかり、怪獣が出てくるんだろ」<br />「私のせい、かな?」<br />
:同上。バスに乗った後の独り言。<br />
;「あーもうなんとでも言って下さい」<br />
:第5回より。水着姿で裕太達と一緒にいたことを、なみことはっすにからかわれて顔を赤らめる。<br />
;「まああの人達お金無さそうだしね」<br />
:第6回。母からジャンクをまた店で買い取ったと聞かされる。新世紀中学生…。<br />
;「アンチ君は、ちゃんと学校行ってるー?」<br />アンチ「学校?」<br />「あ…なんか複雑な事情ある感じ?」<br />
:同上。アンチを風呂で洗いながらの問いかけ。<br />
;「いやないでしょ?女子高生怪獣なんか興味ないから」<br />
:第7回。裕太からアカネが怪獣好きかもしれないという話を振られて。<br />
;「戦うより、先にやることがあると思う」<br />
:第8回。アカネと戦うことに乗り気な裕太と内海に対し、説得できないかと意見を述べる。<br />
;「あの人、私から謝るなんて、考えて無さそうじゃん?」<br />
:同話より。説得失敗後、酷いことを言った内海に自分から先に謝りたいと裕太に話す。<br />
;「似合ってんね?それ」<br />
:同上。内海と互いに謝罪し、彼が着るメイド服を見ての台詞。ちなみに六花のコスプレは海軍服。<br />
;「宇宙人?めっちゃ燃えてるんですけど…」<br />
:第9回 夢の中の世界でアカネからアレクシスを紹介され、その姿に唖然とする。<br />
;「神様には神様の世界があるんじゃない?」<br />「アカネは神様の世界から逃げて来たのかも」<br />裕太「そんな弱い人には見えないけど」<br />「弱い、とかじゃなくて、アカネは繊細なんだよ」<br />
:第10回。アカネは神様なのに、どこか窮屈そうと話す裕太に対して。<br />
;「なんか強すぎない…?」<br />
:同話より。フルパワーグリッドマンを翻弄するナナシBの強さに焦る。<br />
;「やっぱりアカネを探すしかない」<br />「理由があったって、こんなことは許されないから」<br />
:第11回。裕太が刺され入院した後、様子を見てくると向かった学校に着いた際に。<br />
;「私はアカネの友達。私はそれ以外に生まれてきた意味なんていらないよ」<br />「アカネは私のこと、どう思ってるの?」<br />
:同話より。六花には関係ない、そう設定しただけと突き放すアカネに本心をぶつける。<br />
;「悲しいかどうかは、私達が決める!」<br />
:最終回。六花を作り物のくせに悲しいねえと蔑むアレクシスに反論する。<br />
;「都合の良い時だけ一般人とかさ、グリッドマン同盟はどこいったんだよ」<br />
:同話より。自分はただの一般人だからと意気消沈する内海へのツッコミ。<br />
;「アカネ…あの中に!?」<br />
:同話より。アカネが巨大化したアレクシスの中に取り込まれていると察する。<br />
;「だから私達を頼って欲しい。信じて欲しい。そのための関係だから」<br />
:同話より。フィクサービーム後のアカネに向けた励まし。<br />
;アカネ「定期入れ…?どっか行っちゃえってこと?」<br/>「違うよ。どこへ行っても、私と一緒」<br />
:同話より。アカネへ定期入れを差し出す。「どっか行っちゃえ」にはアカネ本来の繊細さが見出だせる。片道ではなく'''複数回の往復'''が前提の「定期」入れなのがミソ。<br />
:ただし、後述するようにこの世界に再びアカネが来ることを良しとしておらず、永遠の友情の証+願望の象徴と思われる。<br />
:なお、この定期入れは現実世界で目覚めたアカネの机の上に同じデザインのものが置かれている。<br />
;「アカネはさ、どこへ行ったって堂々としてないと」<br />「私達の神様なんだから」<br />アカネ「うん…そうする」<br />「だから神様、最後にお願い聞いてくれませんか?」<br />アカネ「…うん」<br />「私はアカネと一緒にいたい。どうかこの願いがずっと叶いませんように」<br />
:同話より。アカネと手を繋ぎながら自分の願いを彼女へ伝える。アカネが現実逃避の産物であるこの世界に戻らないように、と。<br />
:アカネがこの世界にいることはどうあがいても現実の彼女の足を引っ張ることにしかならないことを理解しての、絶対に同居しえない2つの願いである。<br />
:この直後、家具を含むそこに人がいた痕跡の全てとともにアカネはこの世界を去った。<br />
;「まあ神様と同じクラスには通えないよね」<br />「神様には神様の世界があるんだし」<br />
:同話より。アカネとの語らいの後の独白。<br />
;内海「なんで裕太にグリッドマンが宿っちゃったんだろ」<br />「んー響君はアカネの隣の席だったし」<br />内海「…そんな理由があるかよ」<br />「たぶんそれだけじゃないと思うけど」<br />
:同話より。裕太とグリッドマンの繋がりに対して自分の考えを述べる。この時六花が思い浮かべていたのは、クラスの皆がアカネに注目する中、その隣の席で一人だけ自分のことを見つめていた裕太と目が合った瞬間のことだった。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「…私!?」<br />
:最終回。グリッドマンから裕太の六花への想いは変らないと教えられ、赤面して動揺してしまう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
;「あれと一緒になるなんてイヤに決まってんじゃん…」<br>[[内海将|内海]]「うわ…考えただけで鳥肌立ってきた…」<br />
:『30』で、[[グリッドマン]]が[[カギ爪の男]]の戦闘の際に発生する掛け合い台詞。'''普通の人間から見たカギ爪が目論む『[[幸せの時]]』の異常性について、これでもかと言わんばかりに端的に分かりやすく言い表した評価'''である。<br />
;「その何でもウルトラシリーズを引き合いに出すの…やめなよ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』地上ルート第4話「覚・醒」エンドデモより。[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]の要請で[[ドライストレーガー]]に乗艦する際に内海がウルトラシリーズを引き合いに出したことに呆れての一言。<br />
;「そうね、濡れてる捨て猫を見た時の気分に近いかな…」<br />
:『30』アズ地上ルート「定められた運命」にて、仲間と共にアズのことを語るシーン。主人公版アズはなかなか相手に心を開かないが、普段の真面目な行動もあって印象は当初から悪くなく、同年代メンバーや女性陣ほぼ全員からは捨て猫のように放っておけない少女と認識していた。<br />
:アズ宇宙ルートの場合では、シュラク隊の感想をウッソが代弁する展開に変更されている。<br />
;「何よ、それ…?おっさんっぽいよ、アズ」<br />
:『30』アズルートエーストークより。表情と言い方はエッジルートと違うが、こちらも年齢に反して達観した主人公をおっさん扱いする。<br />
;「(あの怪獣…アンチ君なんだよね…)」<br />
:『30』で、人間態のアンチと邂逅した後での、グリッドマンとアンチとの戦闘の際の掛け合いの中で。実際に口に出しているわけではなく、'''心の中で思った言葉が戦闘アニメ内で表示されている'''という、スパロボでも非常に珍しい特殊戦闘台詞である。<br />
<br />
==余談==<br />
*キャラクターデザイン及び本編アニメでは、制服のスカートの丈が上から着たニットカーディガンとほとんど同じくらい短く描かれている。視聴者からは剥き出しになっている脚について特に話題にされており'''「太ももの擬人化」「グリッドマンの下半身担当<ref>言うまでもなく上半身担当は新条アカネである。</ref>」'''といったぶっ飛んだ渾名も多い。<br />
**声優の宮本侑芽氏もイベントやライブ配信において脚について言及している。<br />
*劇中未登場ではあるが、ボイスドラマでは父親と兄の存在について語られている<ref>おそらく彼女のイメージは『電光超人グリッドマン』のヒロイン井上ゆかと思われこちらも両親と兄の4人家族設定(ただし、六花の母はジャンクショップと喫茶店経営だが、ゆかの母は専業主婦)で店舗経営という設定は『電光超人グリッドマン』のメインキャラ馬場一平の両親(インテリアショップ経営)と思われる。</ref>。このうち、父(六花パパ)は、本編終了後のライブイベントの朗読劇で登場した(演者は[[声優:稲田徹|稲田徹]]氏)。<br />
*デザインモチーフはトランスフォーマーシリーズの公式創作作品『トランスフォーマー シャッタード・グラス<ref>いわゆる「'''善悪逆転もの'''」で自警団チーム「ディセプティコン(デストロン※本来は悪)」が残虐非道な「オートボット(サイバトロン※本来は正義)」と戦う。</ref>』(Transformers Shattered Glass)のメガトロン<ref>原典では残虐非道な悪の親玉だが、シャッタード・グラスでは仲間達を愛する学校の先生となっている。</ref>であると言われている。<br />
*後に放送されたウルトラシリーズには、「六花製菓」や「チョコリッカ」など彼女の名前を冠した小道具が逆輸入されている。また、作品としてのつながりはないが、単に[[声優ネタ]]として『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』にも「'''Rikka Coffee'''」のロゴが記載された自動販売機が登場している。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B07SVNF88T</amazon><amazon>B082KY6WHF</amazon><amazon>B07PRH1ZD1</amazon><amazon>B07QQWW6HJ</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:たからだ りっか}}<br />
[[Category:登場人物た行]]<br />
[[Category:SSSS.GRIDMAN]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_XENOGLOSSIA&diff=432745
アイドルマスター XENOGLOSSIA
2022-04-29T02:50:34Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場作品概要<br />
| タイトル = アイドルマスター<br />XENOGLOSSIA<br />
| 読み = アイドルマスター ゼノグラシア<br />
| 外国語表記 = IDOLM@STER XENOGLOSSIA<ref>公式サイトにおける表記。「[[アイドルマスターシリーズ]]」での英語表記には発音しない「THE」が付いているのだが、本作のみ付いていない。</ref><br />
| 原作 = 矢立肇<br />
| 原案 = バンダイナムコゲームス「[[アイドルマスターシリーズ|THE IDOLM@STER]]」<br />
| 監督 = 長井龍雪<br />
| シリーズ構成 = 花田十輝<br />
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:竹内浩志|竹内浩志]]<br />
| メカニックデザイン = 阿久津潤一<br />大河広行<br />
| 音楽 = 斉藤恒芳<br />
| 制作 = サンライズ(第8スタジオ)<br />
| 放送局 = テレビ東京 他<br />
| 放送期間 = 2007年4月3日 - <br />2007年9月25日<br />
| 話数 = 全26話<br />
| シリーズ = [[アイドルマスターシリーズ]]<br />
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
}}<br />
『'''アイドルマスター XENOGLOSSIA'''』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
キャッチコピーは'''「あなたの、アイドルになりたい」'''。ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)のアイドルプロデュース体験ゲーム『[[アイドルマスターシリーズ|THE IDOLM@STER(アイドルマスター)]]』を原案とするアニメ作品。だが原案及び原案を同じくする後続の各アニメ作品とストーリーは全く異なり、意思を持つロボット「iDOL(アイドル)」と、そのパイロットである少女「アイドルマスター」の関係を描くものとなっている。また、こういった関係性から原案とはキャラクターの諸々の設定が大きく異なり、それは[[声優]]のキャスティングにまで及んでいることも特徴である<ref>ただし、『XENOGLOSSIA』に登場するキャラクターの[[誕生日]]および血液型は、本家の『THE IDOLM@STER』における同名のキャラクターのものと同じ設定になっている。</ref>。<br />
<br />
制作はサンライズの第8スタジオが担当。このためスタッフやキャスティングなどは同スタジオが手掛けた『[[舞-HiME]]』シリーズの流れを汲んだものとなっている。<br />
<br />
タイトルの「XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)」は本来「習ったことがないはずの[[言語]]を話す現象」を指す言葉だが、本作品のプロデューサー古里尚丈氏は「[[妖精]]や精霊という意味と、[[神]]や[[宇宙]]の言葉がわかる巫女的存在という意味」と説明している。<br />
<br />
上で述べられているように、『XENOGLOSSIA』は「人類とは異なる知性体とのコミュニケーションのありかたを問いかける」というSF色の濃い作品である。故に、難解な専門タームや概念が頻出する上に、[[トラウマイベント|人間の心が持つ醜い部分がさらけだされるシリアスで重い展開]]も頻発する。<br />
<br />
=== 制作経緯 ===<br />
企画そのものは2005年の時点で決定していた。そのため、それ以後に発売された[[Xbox360]]版に登場する星井美希などのキャラクターは登場しない。<br />
<br />
『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第467回にてアイマス総合プロデューサーの坂上陽三氏は、「アニメ製作の話はアーケード版が正式稼動する以前より始まっていて、当時はバンダイとナムコが経営統合した時期でもあり両者のコラボレーション的作品を作ろうという話が持ち上がっていた。その結果、(ナムコの)『アイドルマスター』という言葉をキーワードに、サンライズ・バンダイビジュアルでロボットアニメを作ろう、といった経緯でこの作品が製作された。当時は『アイドルマスター』という言葉をキーワードに他の色々な展開も行う予定だったが、結果として『XENOGLOSSIA』のみが残った」と語っている。<br />
<br />
サンライズの古里尚丈プロデューサーは、『THE IDOLM@STER』のアニメ化企画を持ち込まれた際にロボットアニメになった理由として「『原作の魅力には勝てない、同じ土俵には立てない』から、『ゲームのキャラで[[舞-HiME]]を作ってくれという依頼』だと好意的に解釈した」と述べている<ref>アニメ雑誌『アニメージュ』2007年2月号より。</ref>。古里プロデューサーは公式ラジオで「サンライズにとっての『アイドル』とは何だろうと考えた結果、『ロボット』に行き着いた」「自分たち(サンライズ)が得意なロボット物の要素を加えることで、ゲームとはまた違う世界が広がると考えた」とも述べている<ref>なお、この時期を境としてサンライズは今まで手掛けなかった多様なジャンルの作品にも携わるようになった。その後、サンライズは『XENOGLOSSIA』の制作で得られた教訓等を踏まえて、『ラブライブ!』や『[[アイカツ!]]』といったメディアミックス系アイドルコンテンツのアニメ化をロボット等を無理に出さずに成功させている。特に、TVアニメ版『ラブライブ!』は『XENOGLOSSIA』の制作チーム(第8スタジオ)によるもので、シリーズ構成も花田十輝氏で共通している。</ref>。<br />
<br />
監督を務めた長井龍雪氏はオファー時は監督未経験であった。更にサンライズからのオーダーが「ロボット物」と「恋愛物」であり、ストーリーや設定などもすべて預けられて途方に暮れたと当時の状況を述べている。製作中はそのような状況のため原作について気にかける余裕はなかったが、第1話の試写会で原作ゲームのスタッフ陣に挨拶した際には怖くて顔が見られなかったという<ref name="電撃1">[https://dengekionline.com/elem/000/001/589/1589936/ 『アイドルマスター XENOGLOSSIA』誕生秘話を長井龍雪監督&坂上陽三氏がトーク。『スパクロ』の情報も(電撃オンライン、2017年9月13日)]</ref>。<br />
<br />
=== スーパーロボット大戦への参戦の経緯 ===<br />
『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第467回にて、本作品のスパロボ参戦秘話が明かされている(本頁の[[#余談|余談]]の欄も参照)。<br />
<br />
寺田貴信プロデューサーは「アイマス(アイドルマスターの略称)がスパロボに絡むとは思わなかった」「『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』制作のオオチプロデューサーから『XENOGLOSSIA』を出したいと言われて、『何言ってんだ』と思った」「快諾してもらえるとは思わなかった」と発言している。<br />
<br />
これに対し、アイマス総合プロデューサーの坂上陽三氏も「『XENOGLOSSIA』を拾ってあげたいと考えていたが、ロボットアニメという事で悩んでいたところにスパロボ参戦の話をもらい、『その手があったか』と思い、快諾した。むしろ、どんどん出してほしい」「アイマスとスパロボは同じ会社(バンダイナムコ)なのに、『XENOGLOSSIA』のスパロボ参戦は思いつかなかった」と発言している。<br />
<br />
なお、『X-Ω』参戦以前も『XENOGLOSSIA』はスパロボ参戦作品候補に挙げられていたが、寺田プロデューサー曰く「スパロボに出すにしても、本家アイマスがTVアニメ化した後にしたい」という配慮で、スパロボへの参戦を後回しにされていたとの事。<br />
<br />
なお、オオチプロデューサーからすれば、'''『XENOGLOSSIA』の参戦は[[無尽合体キサラギ|別の作品]]を参戦させるための布石でもあった'''という衝撃の事実が、その作品の参戦発表と共に明らかになった。<br />
<br />
== ストーリー ==<br />
[[月]]の崩壊「ロスト・アルテミス」から100年余り経った復興歴107年。月の破片「ドロップ」落下の危機に晒される世界において、他の国が[[核ミサイル|核兵器]]でドロップを迎撃する中、非核三原則によって核兵器を持たない[[日本]]は意思を持つ巨大ロボット「iDOL」によってドロップを除去していた。<br />
<br />
芸能オーディションに合格して[[東京|上京]]した天海春香は、iDOLを巡って争う[[組織]]「モンデンキント」と「トゥリアビータ」の戦いに巻き込まれる。窮地に陥った春香はモンデンキントのiDOL「インベル」に救われ、モンデンキントに保護される。そして、「オーディションがアイドルではなく、iDOLのパイロット『アイドルマスター』を探しだすためのものだった」と知らされた春香は呆気に取られるが、モンデンキントの格納庫でインベルと再会し、アイドルマスターになることを決意する。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]<br />
<br />
=== モンデンキント / アイドルマスター課 ===<br />
;[[天海春香]]<br />
:[[主人公]]。インベルのアイドルマスター。<br />
;[[萩原雪歩]]<br />
:春香と同じアイドルマスター候補生。適正不十分だったためオペレーターとなる。…が、その正体はトゥリアビータの[[スパイ]]であり、幼少の頃の出来事から千早を狂信的なまでに慕っている。<br />
;[[水瀬伊織]]<br />
:アイドルマスター。ネーブラのアイドルマスターの座を真と競い合った末に譲るが、後に真を追い越して再びネーブラのアイドルマスターとなる。<br />
;菊地真<br />
:ネーブラのアイドルマスターだったが、後にネーブラに拒絶されアイドルマスター資格を剥奪される。その後はモンデンキントを出奔しトゥリアビータに[[裏切りイベント|寝返り]]、新たに開発されたヒエムスのアイドルマスターとなる。<br />
;双海亜美<br />
:TVなどで活躍している人気アイドル。元はテンペスタースのアイドルマスターであったが、双子の妹・真美とテンペスタースが行方不明になった事が切っ掛けでモンデンキントを離れる。<br />
;双海真美<br />
:亜美の双子の妹。テンペスタースのアイドルマスターであったが、本編が開始される7年前にテンペスタースと共に行方不明となる。<br />
;ジョセフ・真月<br />
:アイドルマスター課の課長。<br />
;[[三浦あずさ]]<br />
:アイドルマスター課の主任。元ネーブラのアイドルマスター。<br />
;宗方名瀬<br />
:アイドルマスター課の管制官(リーダー)。<br />
;大道楢馬<br />
:アイドルマスター課の管制官(データ解析担当)。課長(と、後に加わる朔)を除けば、アイドルマスター課唯一の男性。<br />
;鈴木空羽<br />
:アイドルマスター課の管制官(伝達担当)。<br />
:なお、管制官三人組の名前を並べると''「なぜ・ならば・それは」''になる(次回予告でもネタにされている)。<br />
;[[秋月律子]]<br />
:インベルの[[科学者・技術者|整備責任者]]。アイドルマスターの住居「十六夜寮」の寮長も務める。<br />
;源千佳子<br />
:整備班のチーフで、ネーブラの整備責任者。<br />
;安原蛍<br />
:アイドルマスター課の[[医療・病障害 #医療に関わる人物|医務員]]。<br />
;七草整備士<br />
:整備班の仲良し七人組。その呼び名の通り、春の七草にちなむ名前を持つ(せりか、なずな、ごじょう、はこべ、ほとけ、すずな、すずしろ)。<br />
;朔響<br />
:モンデンキント本部直属のiDOL調査チームのリーダーで、物語中盤からアイドルマスター課課長補佐に就任する。<br />
<br />
=== トゥリアビータ ===<br />
;[[如月千早]]<br />
:ヌービアムのアイドルマスター。春香を[[ライバル]]視し、インベルに対して[[三角関係|強い執着心を抱いている]]。<!-- 胸のサイズは(72である原典とは異なる)'''89'''を誇る。 --><br />
;リファ<br />
:千早と行動を共にする謎の少女。<!-- エピメテウス・ワンのアイドルマスター。 --><br />
;テル・ロ・ウ<br />
:トゥリアビータの顧問を務める老女であり、元モンデンキントの[[科学者・技術者|研究者]]。<br />
:千早やリファ、カラスなどからは「お母様」と呼ばれる。<br />
;カラス<br />
:テル・ロ・ウの御世話係を務める青年。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[高槻やよい]]<br />
:下積み中のアイドルの卵。春香の親友。<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]<br />
<br />
=== プロメテウスシリーズ ===<br />
;[[インベル]]<br />
:プロメテウスシリーズ1体目のiDOL。本編から16年前に起きた「夜明けの紫月事件」以来、活動を停止していたモンデンキント所属のiDOL。<br />
;[[ネーブラ]]<br />
:プロメテウスシリーズ2体目のiDOL。本編開始時に唯一稼働していたモンデンキント所属のiDOL。現在のアイドルマスターは伊織と真だが、一度拒絶したマスターは'''どんな事があっても絶対に搭乗させない'''。<br />
;[[ヌービアム]]<br />
:プロメテウスシリーズ3体目のiDOL。本編から16年前に強奪され、トゥリアビータの所属となっているiDOL。アイドルマスターは千早だが、後に雪歩が後任となる。<br />
;テンペスタース<br />
:プロメテウスシリーズ4体目のiDOL。本編から7年前に、本機体のアイドルマスターである真美と共に行方不明となっている。<br />
;ヒエムス<br />
:プロメテウスシリーズ5体目のiDOL。第11話「ニヴルヘイム」にて、[[ヨーロッパ|北欧]]アイスランドに所在するグリムス山のマグマ溜まりで眠っているコアが発見される。唯一戦闘用として開発されたiDOLで、アイドルマスターはネーブラに拒絶された真が勤める。<br />
<br />
=== エピメテウスシリーズ ===<br />
;エピメテウス・ワン<br />
:プロメテウスシリーズを模した人造のiDOL。<!-- アイドルマスターはリファ。 -->なお、リファから「'''エピちゃん'''」という[[異名|あだ名]]で呼ばれている。<br />
:;量産型エピメテウス<br />
::エピメテウスシリーズの[[量産型]]。他のiDOLと異なって、アイドルマスターを必要としない無人機である。<br />
<br />
== 組織 ==<br />
;モンデンキント<br />
:[[国連]]によって設立された、ロスト・アルテミス災害からの復興を目的とした国際組織。組織名は、[[ドイツ語]]で「月の子」の意。<br />
:主に地球に落下するドロップの除去やコンペイトウの軌道予測、被災地の復興事業などを行う。半官半民の[[企業|多国籍企業体]]で、ジュネーブに統轄本部を持ち、世界各地に7つの部門がある。<br />
:[[日本]]以外の支部では基本的に[[核ミサイル|核兵器]]を用いてドロップ除去が行われているが、日本には非核三原則があるためiDOLによる破砕作業が行われている。<br />
;アイドルマスター課<br />
:春香達が所属するモンデンキントJP(日本)の一部門。正式名称は「特殊隕石対策実行係」で、「アイドルチーム」とも呼ばれる。<br />
:iDOLが対外的には「次世代の対ドロップ用ロボット」という位置づけであり、その運用試験を行う部署という理由から、日本支部の一部門でありながらモンデンキント本部直轄の実験組織として運用されており、高い独立性を持つ。そのため、一応は上部組織であるはずのモンデンキントJPとは折り合いが悪い。<br />
:なお、iDOLの存在は広く世間一般に知られているが、それを運用するアイドルマスター課の存在は秘匿されている。そのため、表向きは普通の学校である「玉兎高等学校」の地下に基地を持ち、所属スタッフも学校の関係者という扱いになっている。<br />
;トゥリアビータ<br />
:本編開始から16年前にモンデンキントから離反した[[組織]]。モンデンキントが所有するiDOLの奪取を目論む。組織名は、ギリシア語で「三つの命」の意。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;ロスト・アルテミス<br />
:本編の107年前に起きた月の崩壊と、それに伴う未曾有の大災害。<br />
:砕けた[[月]]の破片が隕石となって[[地球]]に降り注ぎ地表を破壊。また、地球と月との間で保たれていた重力均衡に異常が起こり、潮汐が失われ海面上昇によって多くの都市が[[海]]に沈んだ。その結果、地球の人口の約4分の1が失われた。<br />
:なお、このロスト・アルテミスが起きた年を元年として、[[西暦]]に代わって「[[暦・年号|復興暦]]」が制定される。<br />
;コンペイトウ<br />
:ロスト・アルテミスによって砕けた月の破片の一部によって形成された、地球を取り巻く4つのオービタルリング。<br />
:オービタルリングは[[太陽光エネルギー|太陽光]]や[[空|大気]]との干渉によってたびたび磁気嵐を発生させ、地球上に[[ジャミング機能|通信障害]]等の影響を及ぼしている。<br />
;ドロップ<br />
:コンペイトウから外れ、地球へ降り注ぐ隕石。大きさによって8段階の区分<ref>危険度の低いものから順に、ミルク・ミント・メロン・レモン・ピーチ・オレンジ・チェリー・ストロベリーと呼称される。</ref>がなされており、地表へ被害を及ぼす恐れがあるものには破壊等の対処がなされる。<br />
;iDOL(アイドル)<br />
:復興暦57年に地球へ落下した隕石から発見された膨大なエネルギーを内包する未知のシリコン構造体、およびそれをコアとして開発された「隕石除去人型重機」のこと。<br />
:iDOLという名は「遺産相続人の永遠の守護者('''i'''mmortal '''D'''efender '''O'''f '''L'''egatee)」の頭文字から取られており、個々の機体名は月の海(月における平原部)の[[地名]]に由来する。<br />
:慣性制御能力を持ち、隕石の破壊や飛行能力は元より、人型の維持でさえこの慣性制御によって成り立っている。<br />
:なお、iDOLは一部の若い女性にしか反応を示さず、自身の[[パイロット|搭乗者]](アイドルマスター)を選ぶ。それ故、iDOLを運用するアイドルマスター課はその殆どが女性で構成されている。<br />
;アイ<br />
:アイドルマスター各人に支給される、キーホルダー状のiDOL起動キー。<br />
:iDOLの感覚器のような機能も持っているらしく、これを通してアイドルマスターを観察したり、iDOLの反応に伴い発光する等の現象も見える。<br />
:ただし、iDOLはアイが無くとも勝手に動き出す場合もあるので、必ずしも起動に必要というわけではないようである。<br />
;ハーモナイズ<br />
:iDOLの調整作業の一種。ハーモナイザーという専用機器を用いてiDOLの出力特性を「音」として捉え、コアとフレーム、アイドルマスターとの同調を行う。<br />
:「演奏者に合わせての楽器の調律」に比喩される繊細な作業で、なおかつiDOLの出力特性を「音」として認識できる人間は極めて少ない為、この作業は極一部の人間にしか行えない。<br />
:この作業を繰り返しハーモナイズ数値を向上させることで、iDOLの出力容量増大・性能向上を図ることが出来る。<br />
;夜明けの紫月事件(ドーン・オブ・パープルムーン)<br />
:本編から16年前の復興暦91年に起きたiDOL強奪事件。紫月夜事件とも。モンデンキントから離反した一派がiDOLの一機であるヌービアムを強奪し、対抗組織トゥリアビータを結成した。<br />
:また、この事件においてインベルは幸い強奪を免れたが以降一切の反応を示さなくなり、春香が上京するまでの16年間、モンデンキントJP・アイドルマスター課の第7格納庫の内部で引き籠る事となる。<br />
:なお、この際の戦闘によって市街地にも被害が及び多数の死者・負傷者が発生するも、表向きは「極小ドロップの落下による被害」として処理された。当時は『紫月』と呼ばれる7年周期の大規模電波障害が起きており、その為ドロップへの対応が遅れたと発表されている。事件名もこの現象に由来する。<br />
;アウリン<br />
:失われた月に替わり、地球圏の重力を安定させている巨大重力源。<br />
:その正体は「iDOL達の故郷たる[[異世界|別宇宙]]へのゲート」であり、このゲートの出現によって月の崩壊が引き起こされた。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;オープニングテーマ<br />
:<br />
:;「微熱S.O.S!!」(第2話~第15話)<br />
::作詞:畑亜貴 / 作曲:黒須克彦 / 編曲:大久保薫 / 歌:橋本みゆき<br />
::第26話では挿入歌として使用された。<br />
::余談だが、上記の曲は『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第90回の「[[歌魂歌唱曲一覧 #第51回~第100回|歌魂のコーナー]]」でも歌われており、遠藤正明氏の熱唱によって「もはや、微熱じゃなくて『'''灼熱S.O.S!!'''』である」とリスナーから評されている。<br />
::『X-Ω』では復刻参戦に合わせて採用。ボーカル付きの原曲となっている。<br />
:;「残酷よ希望となれ」(第16話~第25話)<br />
::作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:虹音 / 歌:結城アイラ<br />
::第26話ではEDとして使用された。<br />
:<br />
;エンディングテーマ<br />
:<br />
:;「悠久の旅人〜Dear Boy」(第1話~第25話)<br />
::作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:前澤寛之 / 歌:Snow*<br />
::上記の曲のCDジャケットおよびED映像は「両腕で膝を抱えている一糸まとわぬ姿の春香」という、多少気まずい思いをしかねないものになっている。<br />
::Webラジオでは「インベルによる妄想」であることが明かされており、背景などはインベルの目のディティールを表しているらしい。<br />
:<br />
;キャラクターソング<br />
:元がアイドルプロデュース作品でサンライズ制作のロボットアニメである故か、幾つかのサンライズ作品の主題歌をカバーしたキャラクターソングアルバムが存在している。<br />
:スパロボ参戦済み作品では以下のものがカバーされている。一度聴いてみるのも良いだろう。<br />
:;「ドリーム・シフト」([[絶対無敵ライジンオー]])<br />
::歌:天海春香(声:井口裕香)<br />
:;「炎のさだめ」([[装甲騎兵ボトムズ]])<br />
::歌:菊地真(声:喜多村英梨)<br />
:;「Shining☆Days」([[舞-HiME]])<ref>中原氏が『舞-HiME』で主人公・[[鴇羽舞衣]]を演じていることによる[[声優ネタ]]。ドラマトラックでも関連したネタがある。</ref><br />
::歌:秋月律子(声:中原麻衣)<br />
:;「ダンバインとぶ」([[聖戦士ダンバイン]])<br />
::歌:如月千早(声:清水香里)<br />
:;「微熱S.O.S!! 〜TV size〜」(アイドルマスター XENOGLOSSIA)<br />
::歌:天海春香(声:井口裕香)<br />
:;「アイアンリーガー~限りなき使命~」([[疾風!アイアンリーガー]])<br />
::歌:水瀬伊織(声:田村ゆかり)<br />
:;「メロスのように-LONELY WAY-」([[蒼き流星SPTレイズナー]])<ref>ちなみに、隠しトラックに『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』OP風の本編予告入りVer.が収録されている。</ref><br />
::歌:萩原雪歩(声:堀江由衣)<br />
:;「疾風ザブングル」([[戦闘メカ ザブングル]])<br />
::歌:双海真美(声:斎藤桃子)<br />
:;「エルガイム-Time for L.GAIM-」([[重戦機エルガイム]])<br />
::歌:三浦あずさ(声:櫻井智)<br />
:;「悠久の旅人〜Dear boy 〜TV size〜」(アイドルマスター XENOGLOSSIA)<br />
::歌:天海春香(声:井口裕香)<br />
<br />
== 登場作と扱われ方 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:初参戦作品。『X-Ω』初の期間限定参戦作品であり、2015年12月のイベント「ロボットとアイドル」にて参戦。[[天海春香|春香]]と[[高槻やよい|やよい]]がアイドルの仕事として、ロボットのパイロットたちにインタビューを行っていくという内容。これまでのイベントはクロスオーバーが全く無い、あるいは申し訳程度に他作品と関連がある程度だったが、同イベント以降は他作品のキャラクター同士が積極的に絡んでいくようになった。<br />
:なお、このようなイベントは冒頭で[[ナイアーラ|謎の人物]]によって「『X-Ω』本編とは無関係の[[平行世界]]である」事が明言されているが、なぜか同イベントのみそれが無い(理由は不明)。<br />
:2017年9月に復刻参戦。『[[無尽合体キサラギ|キサラギ]]』『[[アイドルマスター シンデレラガールズ|鋼鉄公演]]』と共演することとなった。ゼノグラシアと本家シリーズのキャラクターが公式で共演するのは本作が初。<br />
<br />
== 各話リスト ==<br />
{| class="wikitable"<br />
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ<br />
|-<br />
|1||上京ペンギン|| || ||<br />
|-<br />
|2||アイドルのマスター|| || ||<br />
|-<br />
|3||アイドルとマスター|| || ||<br />
|-<br />
|4||餃子とアメリカンドッグ|| || ||<br />
|-<br />
|5||冷たい手、温かい手|| || ||<br />
|-<br />
|6||高度二万米|| || ||<br />
|-<br />
|7||ただいま。おかえり。|| || ||<br />
|-<br />
|8||コンペイトウ夜話|| || ||<br />
|-<br />
|9||鍵盤|| || OP映像における[[インベル]]のカラーを変更 ||<br />
|-<br />
|10||不協和音【雑音】|| || ||<br />
|-<br />
|11||ニヴルヘイム|| || ||<br />
|-<br />
|12||ムスペルヘイム|| || ||<br />
|-<br />
|13||501号室|| || ||<br />
|-<br />
|14||なんか うごき づらい|| || ||<br />
|-<br />
|15||格納庫天国|| || ||<br />
|-<br />
|16||アイドルとアイドル|| || OPを変更 ||<br />
|-<br />
|17||迷子の兎|| || ||<br />
|-<br />
|18||夜|| || ||<br />
|-<br />
|19||サヨナラ|| || ||<br />
|-<br />
|20||かえりみち|| || ||<br />
|-<br />
|21||最後の・プリン|| || ||<br />
|-<br />
|22||鍵とバット|| || ||<br />
|-<br />
|23||RUN!|| || ||<br />
|-<br />
|24||復興暦百八年|| || ||<br />
|-<br />
|25||春の雪|| || ||<br />
|-<br />
|26||月とペンギン|| || ||<br />
|}<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*原案のゲームとは異なる設定のロボットアニメとして制作された『アイドルマスター XENOGLOSSIA』であったが、原案シリーズ中においても、ロボットが登場する『'''[[無尽合体キサラギ]]'''』『'''[[アイドルマスター シンデレラガールズ|鋼鉄公演 きらりんロボ]]'''』が製作されている(あくまで劇中劇の延長ではあるが)。<br />
*『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は『'''ゼノグラシア'''』と[[略語|略称]]されたり、あるいは『THE IDOLM@STER』の公式略称である『アイマス(IM@S)』にちなんで『'''ゼノマス'''』という[[俗語・俗称|俗称]]で呼ばれる場合もある。また、2011年に原案ゲームを元にした本家のTVアニメ版『THE IDOLM@STER』が制作・放送される前までは『'''アニマス'''』(アニメのアイマス)とも呼ばれていた。本家のアニメ放送後はアニマスはそちら側の略称として使われている。<br />
**なお、本作に登場するキャラクターは、本家の『THE IDOLM@STER』における同名のキャラクターと区別する意味で、「'''ゼノ~'''」という接頭語を付けて呼ばれる事が多い(一例を挙げれば、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』における[[天海春香]]を「ゼノ春香」と呼称する等)。<br />
*『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の第1話が放送された(2007年)4月3日は、本作品の[[主人公]]である天海春香の[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日|誕生日]]である。<br />
*原案とは全く別路線になってしまった本作は、ファンの間で賛否両論が激しく、放映から長らく経っても論争が続いていた。また、原案サイドも公式サイトやイベントで本作の存在に言及しないため、一時は「ゼノグラシアはアイマス原案サイドからも[[黒歴史]]扱いされている」という通説があった。<br />
**しかし、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』への参戦に当たり、アイマス総合プロデューサーの坂上陽三氏が公式ブログにて「10周年にあたってどこかでゼノグラシアにスポットを当てたいと思っていた」「スーパーロボット大戦への参戦が非常に嬉しい」と述べており、この通説は否定されている。<br />
**本作の10周年記念上映イベントにおいて、坂上氏は「当時はゲーム側も家庭版の開発作業で忙しく、アニメに関してはおまかせ状態だった」「最初からロボットアニメと聞いていたため割と受け入れており、毎回白箱<ref>アニメ含む映像作品の完成時にスタッフなどに配布される確認用映像のこと。</ref>が届くのを楽しみにしていた」といった旨の事を語っており、世間一般が思うほど原案側は抵抗が無かったことが伺える<ref name="電撃1" />。<br />
*本作では双海亜美・真美姉妹が、以降のシリーズ作品とは異なり亜美が'''姉'''で真美が'''妹'''となっているが、これはアーケード版の初代アイマスが原案だからである。Xbox 360版以降は姉と妹の設定が逆になったため、無尽合体キサラギのアミ・マミではアミが'''妹'''でマミが'''姉'''である。<br />
*[[スタッフ:オオチヒロアキ|オオチP]]は本作を『X-Ω』の期間限定参戦第1弾に決めたことを「スパクロ5年6カ月のサービスの中で最も印象深かったこと」として挙げている。<ref name="30記念1">[https://dengekionline.com/articles/109232/ 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】] 2022年1月22日閲覧。</ref><br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== DVD ===<br />
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<br />
=== 書籍 ===<br />
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<br />
=== 音楽 ===<br />
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<br />
=== レンタルビデオ・動画配信 ===<br />
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|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||<br />
|-<br />
|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| [https://www.hulu.jp/watch/100014367 ○]|| <br />
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|}<br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[http://www.sunrise-inc.co.jp/idolmaster/ アイドルマスター XENOGLOSSIA 公式サイト]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:あいとるますた あせのくらしあ}}<br />
[[category:登場作品]]<br />
[[category:アイドルマスターシリーズ|*]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB&diff=431422
デュオ・マックスウェル
2022-04-21T08:42:00Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Duo Maxwell]]<ref>[http://www.gundam-w.jp/tv/character/03.html CHARACTER]、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}}<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW Endless Waltz}}<br />
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|関俊彦|新機動戦記ガンダムW,新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|村瀬修功|新機動戦記ガンダムW,新機動戦記ガンダムW Endless Waltz}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::死神]]<br />
| 種族 = 地球人(アメリカ系)<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 年齢 = [[年齢::15]]歳 → [[年齢::17]]歳<br />
| 身長 = [[身長::156 cm]]<br />
| 体重 = [[体重::43 kg]]<br />
| 髪色 = ブラウン<br />
| 瞳の色 = コバルトブルー<br />
| 出身 = L2コロニー群<br />
| 所属 = L2コロニー群<br />
| 役職 = [[ガンダムデスサイズ]]・パイロット<br />
}}<br />
<br />
'''デュオ・マックスウェル'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』および『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 新機動戦記ガンダムW ===<br />
[[プロフェッサーG]]の指示で行動していたガンダムのパイロットで、L2コロニー群近くの「スイーパーグループ」と呼ばれる宇宙遊牧民の出身。<br />
<br />
孤児だったため、戦乱の中で出会った浮浪児達のリーダー「ソロ(独奏)」が病死した際の遺言にちなんで「デュオ(二重奏)」の名を、後に自身の生活拠点となった教会(コロニー革命家に強引に拠点として利用され、連合と[[OZ]]に制圧・焼き討ちされた)にちなんで「マックスウェル」の姓を名乗る。<br />
<br />
「逃げも隠れもするが嘘はつかない」が信条。また、浮浪児であった育ちや、上述の教会制圧により家族同然だった人々を失ったことから、「戦争はやりたいヤツや自分のようなドブ臭いヤツがやればいい」「平和に暮らしているだけの人々を巻き込んではいけない」という考えを持つ。<br />
<br />
スイーパーグループで受けた訓練により工作員として卓越した手腕を備え、5人中最も宇宙空間の戦闘に長けているとされる。MDトーラス数十機の全方位からの数百にも及ぶ射撃を高速シャトルでほぼ全てを回避する凄まじいまでの反応速度と技量を持つ。その一方で工作員らしからぬ天性の明るさを持ち、人なつこく楽天家。しばしばワルな台詞や皮肉も口にするが、嫌らしさを与えにくいのもその明るさ故か。腿まで伸びた三つ編みがトレードマークで、服装は本人自身が「[[死神]]」を自称している為か、はたまた教会で育った為か黒い牧師服を普段着としている。<br />
<br />
事あるごとに「死神」を名乗るが、本人曰く「奇跡は見たことがないが、死人はいっぱい見たから」である。戦いに明け暮れる境遇については心中複雑な想いを持っているようだが、その思いは口にしない。良い意味で言えば我慢強く、悪く言えば強情。この性格はスイーパーグループ内の生活で形成された。<br />
<br />
地球降下後は[[ハワード]]教授のサポートを受け、サルベージ船を移動手段としての破壊工作を進行中に[[ヒイロ・ユイ]]に出会う。数々の任務をこなすが、ヒイロに自分のガンダムの部品を盗まれたり、[[OZ]]に潜入した[[トロワ・バートン]]に自分のガンダムを破壊されたり、[[老師O]]にフルボッコにされたり等、何かと[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引く事が多い。<br />
<br />
デスサイズを爆破された後に潜入したOZの基地で志願兵だった[[ヒルデ・シュバイカー]]と出会い、[[ガンダムデスサイズヘル]]を受け取った後は彼女と主にL2コロニーに潜伏。その後は彼女を残して戦いへと戻り、最終決戦ではOZと[[ホワイトファング]]の決戦に介入し、[[リーブラ]]を破壊して戦争を終結させることに成功した。<br />
<br />
番組放送開始前のアニメ誌では[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]ではなく彼がまとめ役になると紹介されており、ボンボン版ではトロワとカトルに指示を出している。また、5人のガンダムパイロットの中でも親しみやすい性格設定である為か人気が高い(放映当時は主役のヒイロよりも高かった)。<br />
<br />
愛機[[ガンダムデスサイズ]]のことを「相棒」と呼び大事にしている([[ヒイロ・ユイ|どこかの主人公]]とは大違いである)。<br />
<br />
=== 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ===<br />
本作においても貧乏クジ役であった。[[ヒイロ・ユイ]]と共に[[L3 X18999 コロニー|X-18999コロニー]]に潜入した際、彼に殴れと言われ殴ったものの、その直後、ボディーブローを鳩尾(みぞおち)に叩き込まれ気絶させられ、[[トロワ・バートン]]に捕まった捕虜役にさせられてしまう<ref>小説版『EW』では、物語開始以降ほとんど不眠不休で動いていたデュオを休ませる意味合いもあったとされている。</ref>。その後独房に入れられるが自力で脱獄し、トロワおよび市民の救助のため潜入していた[[サリィ・ポォ]]と共に脱出した。<br />
<br />
コロニー脱出後は、トロワと[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]共に[[地球]]に降下し、ゼクス達に合流後、[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]の大部隊と戦闘を繰り広げる。<br />
<br />
戦後は[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]を爆破させ、ヒルデと共にジャンク屋を営んでいる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
その明るい性格から、他の作品のキャラと仲良くなることが多い。原作通り[[ヒイロ・ユイ]]には貧乏クジを引かされてばかり。<br />
<br />
また、比較的参戦の遅いW系の中では早い段階で自軍に参戦するため、主人公のヒイロより使用できる期間が長い。<br />
<br />
仲間になった場合、自身の高い格闘と回避と愛機デスサイズの性能もあり主力として使っていける能力を有している。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:初登場作品。デスサイズはビームサイズよりバスターシールドの方が主力のため、デュオも格闘より射撃の方が高い。シナリオ「浮上」から敵として登場する。[[回避]]が高く、[[切り払い]]Lvが高いため当てるのに苦労する。[[ガンダムデスサイズ|デスサイズ]]の移動後[[射程]]が長いため、迂闊な行動はバスターシールドの餌食になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:序盤「ティターンズの悪意」にて、[[マ・クベ|マ=クベ]]によって晒し者となった[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]を救出する形で戦場に現れる。[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]でその後カトルで[[説得]]すれば仲間にする事が可能。ただし、ヒイロ、カトル、トロワと違い、序盤~中盤にかけて説得を経て仲間にしなくとも、DCルート「ファイナル・オペレーション」、ポセイダルルート「さまよえる運命の光」にて加入する。シナリオ「敗者への凱歌」では出撃させると台詞がある。[[集中]]も[[必中]]も覚えないため、戦力としては厳しい。<br />
:ちなみに回避値がオールドタイプ最高クラスであり、なんと東方不敗に次いで高い。しかしそれ以外の能力値は[[二軍]]に毛が生えたレベルであり、デスサイズ・デスサイズヘルの加入時期の関係から結局二軍落ちしやすい。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ロンド・ベル隊を内偵する目的で序盤で数マップ仲間になるが、すぐ離脱する。本格的に仲間になるのは中盤から。本作のW勢は皆[[回避]]が低いが、その中でデュオは回避がずば抜けて高く、乗機の運動性の高さと[[分身]]も持っていることから回避能力は味方中でもトップクラス。[[ガンダムデスサイズ|デスサイズ]]や[[ガンダムデスサイズヘル|デスサイズヘル]]時代にバスターシールドを使っていると[[射撃]]が上がってしまうが、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]になるとバスターシールドが無くなって無意味になるので、なるべく[[格闘]]重視で育てるといい。[[魂]]があるのも良い。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::PS版より[[格闘]]が高くなっているが、『α外伝』に準じてか[[魂]]が無くなってしまった為、パンチ力が落ちた。あげく代わりに覚えた精神が[[隠れ身]]……<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:現代編では序盤の宇宙ルートにて原作に準じてヒイロと共に[[リーオー]]に乗って登場。未来編においてもヒイロと共に行動しており、[[フォートセバーン]]で合流する。また、[[ガンダム試作2号機]]絡みで[[剣鉄也]]と喧嘩する事も。愛機[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]は、[[底力]]のおかげでデュオより[[クリティカル]]を連発させやすい[[張五飛]]に取られる事も多々。また、デュオだけではないが主人公のヒイロとその[[ライバル]]の[[ゼクス・マーキス]]以外は、この作品から[[魂]]を習得しなくなってしまった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:台詞に新規収録が入った。[[成長タイプ]]がスーパー系主人公と同しタイプなので[[回避]]が伸び悩み、おまけに[[ひらめき]]の習得が遅い。とは言えデスサイズヘルの機体性能が高く、集中も最初から覚えているため、しっかりと運動性を改造しておけばポンポン被弾するような事態にはならない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作から成長タイプが見直され、なんとヒイロやゼクスはおろかアムロよりも回避値が高い。当然NTではないのでアムロには及ばないが、機体の分身とジャミング機能によりNTレベルの回避率を発揮する。当然の事ながら技量も高く、小隊長能力や武器の補正も相まってクリティカルをほぼ確実に発生させる。思いのほか命中値が低いが、必中を覚える上に武器の命中補正が高いため問題にはならない。これまで以上に切り込み隊長として活躍してくれる。<br />
:作中で「[[ザフト]]驚異の技術力」と言ったのは彼。残念ながら声が同じ[[ラウ・ル・クルーゼ]]との絡みはない。セレーナルートに於ける[[Zマスター]]打倒記念の祝勝会では、ヒイロとの漫才(?)が拝めるのでファン必見。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:久々のTV版での出演。序盤からヒイロと共に自軍に参加。能力は高く主力になり得る。また、海の[[地形適応]]も愛機デスサイズ共に高く、地味に役立つ。[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]と共にヒイロと[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の面倒見に手を焼かされる。なお、[[スーパーロボット大戦Z|前作]]のメンツを見た際にはいちいち「[[ZEUTH]]か?」と確認する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:序盤から[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と一緒に自軍に加入。本作でも[[クロウ・ブルースト|クロウ]]、[[青山圭一郎|青山]]と仲が良く、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|二代目ロックオン]]とも仲が良くなる。原作同様に[[ウイングガンダムゼロ]]に乗せられ暴走するが、[[トランザム]]のリミッターを解除した刹那の呼び掛けによって我に返っている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:比較的序盤から加入する。サイズ差補正無視を初期習得しているのが心強い。いつも通り切り込み役でも良いが、デスサイズがアシスト武器も優秀なのでスーパー系サブに据えてもいい。水中戦で頼りになるのもいつも通り。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:最速参戦は蒼の地球・日本ルート、相変らず使い勝手がいい。久々に新録が追加されたので、援護スキルを習得させて対『W』の仲間や対クロウへの専用台詞を聞くのもあり。<br />
:Zシリーズの最終作だが、今回も少々不吉な迷場面(要するに『Frozen Teardrop』ネタ)が用意される。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:EW版として初登場。シーン3のシナリオ「プリベンター」から使用可能。[[格闘]]が高く、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]、[[張五飛|五飛]]と似たような[[能力]]。ただし、[[ニュータイプ]]・[[聖戦士]]等の[[特殊技能]]補正がないため[[回避]]力が今一つ。安全に接近戦を行うためには攻撃力にさらに磨きをかけ一撃離脱できるようにするといい。2回行動レベルが56と絶望的なのが残念。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[熱血]]、[[魂]]。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::オリジナルと変わらないが、[[援護]]が使え、[[2回行動]]が廃止されたため幾分かマシになった。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[かく乱]]。[[命中]]アップの[[精神コマンド]]を修得しないパターンが存在するため、その場合は「命中率+20%」の付加を薦める。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:愛機[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]がかなり強い。[[インファイト|豪腕]]を修得し[[格闘]]や[[回避]]、[[防御]]も高くかなりの実力者なのだが、残念ながら[[熱血]]を取得しないため、対ボス戦では[[熱血]]が使用できる五飛に軍配が上がる。しかし、雑魚掃討ではこちらが上。また、本作では久しぶりに[[格闘]]より[[射撃]]が高めに設定されていた。そのため、[[射撃]]主体の[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]等でも問題なく使えるが、[[インファイト|豪腕]]が生かせないのと[[射撃]]武器は本作では使いづらいため、[[射撃]]主体ユニットに乗り換えるメリットはない。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘル(EW版)]]固定パイロット。何度かスポット参戦をした後加入するが今回は珍しいことには他の作品と比べると仲間になるのがかなり遅い。本人の[[能力]]と[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘルカスタム]]との[[能力]]がマッチし、[[エース]]になり得る実力を秘める。[[カウンター]]技能とビームシザースの[[クリティカル]]補正が合わさり、クリティカルを連発する。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。[[成長タイプ]]が例によりスーパー系寄りな為、[[回避]]値が伸び悩む。しかし実際は、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]の高い[[運動性]]とハイパージャマーとカスタムボーナス(分身の発生率+10%)、自身の[[エースボーナス]](回避率+15%)とそれ以外の部分では完璧な回避能力なので案外問題ない。連続ターゲット補正の新たに追加された不屈によりカバー可能と隙がない。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:デスサイズヘルカスタム固定パイロット。今回の[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]の運動性は平凡だが、ビームシザースの性能が良いので使いやすさは変わらず。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:[[ネオ・ジオン]]ルートの序盤から使用可能。ほぼR同様の[[能力]]値と思いきや、TV版[[ガンダムデスサイズヘル|デスサイズヘル]]のバスターシールドのためか[[射撃]]が上昇。[[防御]]も上昇したが、自慢の[[回避]]が下げられてしまった。今回は[[コンボ]]武器で活躍してくれる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。第1話より登場し、[[カズマ・アーディガン|カズマ]]と仲がいい。TV放映分のアニメ本編で自分の名前を使われていた意趣返しにヒイロの名前を[[偽名]]として使うが、かつてのコロニー独立の英雄の名前は偽名にするには有名すぎた……第2部でも『W』勢で一番復帰が早い。デスサイズに[[MAP兵器]]が追加されたが、これでゼクスもしくはトロワを巻き込んで攻撃した場合、専用の攻撃台詞が何故か用意されている。このMAP兵器と声故にプレイヤーから「[[天のゼオライマー|冥王様]]」という[[俗語・俗称|俗称]]を付けられる事も。前半でも後半でもヒイロよりも参戦が早いのでカトル共々最後まで一軍で使うプレイヤーも多い。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}<br />
:ドイツでEVA2号機の調整を手伝っていた。一話で名前は出るものの登場自体が全体の半分を過ぎたあたりとW勢の中でも一番遅い。しかしWのガンダムパイロットの中では2番目に早く加入するため、これでも早い方。戦力的にはいつも通り問題なく強いが、肝心のデスサイズヘルが通常武器の最長射程2(MAPW含めて3)・シザース二種の空適応Bという大問題を抱えている。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:マナの国ルート第16話より登場。音声が新規収録された。<br />
:「死神」繋がりで、[[デス・ゴッド]]との似た者対決を行う場面がある。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:ルートによってはヒルデの[[説得]]イベントが用意されている。ヒルデを説得すれば隣接で恋愛補正(攻撃力+30%)も受けられる。愛機のカスタム化を見据えた格闘と射撃の逆転など、能力値は『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』から見直されている。F完結編同様に集中や必中がないが、自機のカスタムにより大した問題にはならない。『ガンダムW』チームの共通事項として[[2回行動]]が現実的なLvで可能となったため、『F完結編』より使い勝手がよい。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:EW版。ガンダムデスサイズヘルのパイロット。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:EW版。2017年4月のイベント「青い空と虹」よりパイロット参戦。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:EW版。1章Part9より参戦。ヒイロと同時にワールド05に転移していたが、湖に落下したデスサイズの不調で連絡が取れず、置いてきぼりにされていた。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[スーパーヒーロー作戦]]<br />
:デスサイズに乗り、中ボスとして、或いはスポット参戦の味方として登場する。最終的にはデスサイズヘルに乗り、味方に。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
全体的に高めの能力を持ち、特に[[格闘 (能力)|格闘]]と[[回避#回避(能力)|回避]]に秀でる。<br />
<br />
初参戦の『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[射撃]]判定のバスターシールド重視であったが、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]がビームシザース(またはビームサイズ)の性能に特化していった為、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』からは[[能力]]が見直され格闘重視のキャラとなった。<br />
<br />
『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』等の一部の作品では[[成長タイプ]]がスーパー系寄りの場合があり、持ち前の回避力が伸び悩む(代わりに[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]が高い)。このためゲームが進むにつれて避けられなくなる。その場合は[[技量]]を強化し、[[分身]]の発生確率を上げるとよい。<br />
<br />
機体あるいはパイロットのボーナスが[[クリティカル]]率補正である事が多いのも特徴で、ビームシザース/ビームサイズの高いクリティカル補正と合わせると数値以上の攻撃力を持つ。原作で水中戦を行うことが多かったためか、最近の作品では機体の海適性が高く設定されていることが多いので、水中戦のエキスパートとしても頼りになる。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
他のW系パイロット同様、[[自爆]]を持つ傾向がある。また[[隠れ身]]、[[かく乱]]といった、搭乗機のデスサイズを思わせるものを覚える傾向にあった。また、[[集中]]、[[ひらめき]]([[不屈]]の場合もあり)とリアル系に需要の高いコマンドを習得するため使いやすい。<br />
<br />
参戦当初の『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[集中]]など命中アップの精神コマンドを覚えなかったため、使用するのが難しかった。また、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』以降からは[[魂]]を習得しなくなった。<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[自爆]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[ひらめき]]、[[友情]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[隠れ身]]、[[加速]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[根性]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[気合]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気迫]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[かく乱]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[閃き]]、[[集中]]、[[必中]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[自爆]]、[[加速]]、[[集中]]、[[かく乱]]、[[威圧]]、[[脱力]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[自爆]]、[[奇襲]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]、[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[自爆]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[自爆]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[幸運]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[闘志]]、[[熱血]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦L|L]]<br />
:'''[[不屈]]、[[集中]]、[[加速]]、[[闘志]]、[[熱血]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[閃き]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[必中]]、[[加速]]、[[熱血]] '''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[自爆]]、[[隠れ身]]、[[魂]]'''<br />
;[[X-Ω]]<br />
:'''[[熱血]]、[[集中]]、[[奇襲]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[不屈]]、[[加速]]、[[直撃]]'''<br />
;[[DD]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[奇襲]]、[[集中]]、[[魂]]、[[神速]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
参戦当初は[[切り払い]]が最大レベルまで成長する傾向があった。武闘家の五飛よりも[[カウンター]]を習得していることが多い。また、EW版で参戦するにつれ[[シールド防御]]を習得しなくなった。<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]、[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]<br />
:'''[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[援護]]L2、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L3'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]<br />
:'''[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[サイズ差補正無視]]L2、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[サイズ差補正無視]]L2、[[カウンター]]L6、[[ポジショニング]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[インファイト|豪腕]]、[[カウンター]]'''<br />
:デュオに豪腕や怪力といったイメージはあまりないが、[[格闘]]重視の機体に乗るので相性は良い。<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[切り払い]]L5、[[カウンター]]L7、[[援護防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[切り払い]]L5、[[カウンター]]、[[援護防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[防御]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[カウンター]]L6<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2、[[カウンター]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦W|W]]<br />
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]L2、[[コンボ|マルチコンボ]]L2<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[底力]]L6、[[見切り]]L2、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[サイズ差補正無視]]L1'''<br />
;[[DD]]<br />
:'''死神'''<br />
:攻撃力が上昇し、気力上限が10増加する(レベルが上がると30まで増加)。<br />
:'''[[闘争心]](デュオ)'''<br />
:運動性が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度だけ「[[集中]]」(レベル20で「[[熱血]]」が追加される)がかかる。<br />
:'''隠密(デュオ)'''<br />
:気力が10増加する毎に、運動性が増加する。<br />
<br />
=== [[小隊長能力]] ===<br />
;クリティカル率+20%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
回避率やクリティカル率に関する補正が多いのが特徴。回避能力、攻撃力により一層磨きがかかるので、斬り込み隊長としても十分使っていける。<br />
;[[回避]]率+15%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。機体能力と併せて回避のスペシャリストとして磨きがかかる。<br />
:同作では[[ライト・ニューマン]]と同じボーナスだが、あちらは支援機の自衛用であるため、そのボーナスを活かす用途は大きく異なる。<br />
;[[クリティカル]]率+30%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。ハイパージャマー攻撃は元からCRT率が高く、エースボーナスを加えれば技量差に関係無くクリティカルを連発できる。<br />
;回避率+20%、クリティカル率+20%<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。前作から効果幅が落ちた反面『AP』の回避率増加が合算され、反撃戦への適正が更に増した。<br />
;[[移動力]]+1。最終回避率+10%、クリティカル率+20%。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。回避率補正が落ちた代わりに移動力増加が加わり、進軍から反撃の位置取りまで幅広く貢献する。<br />
:[[見切り]]をL3まで伸ばすと、合計で最終回避率+25%・クリティカル率35%となるため、後は搭乗機の射程を伸ばせば囮・削り役として非常に強力。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;忍び寄る死神<br />
:SSR。回避率、移動速度大アップ。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
;「JUST COMMUNICATION」<br />
:前期OPテーマ。 初登場の『F』、『64』などで採用。<br />
;「思春期を殺した少年の翼」<br />
:劇中[[BGM]]。 <br />
;「LAST IMPRESSION」<br />
:「Endless Waltz」劇場版テーマ。『第2次α』、『COMPACT3』にて採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== コロニー反連合・Gチーム===<br />
;[[プロフェッサーG]]<br />
:ガンダムデスサイズの開発者。デュオが12歳の時、彼が完璧に作ったピースミリオン級のセキュリティ・システムを解除して侵入した際に出会う。以来、彼からコンピュータープログラミング、最新ECM理論、モビルスーツ工学を学び、セキュリティ解除技術の更なる向上を遂げ、わずか3年でデスサイズに関連した事項だけとはいえ、プロフェッサーGと同等の技術・知識を身に付けるに至った。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:愛機への愛着の温度差だけでなく、過去を忘れようとしないデュオとは対照的に過去の全てを切り捨てていくヒイロと何かと対照的。デュオはそんなヒイロの性格と行動に終始振り回されっぱなしだったがなんだかんだで名コンビ。<br />
;[[トロワ・バートン]]<br />
:貧乏クジ仲間。潜入工作のためとはいえ、デスサイズを破壊されたり、小型投影機を渡すためとはいえ、腹を殴られたりとヒイロ同様にトロワにも何かと酷い目に遭わされてもいる。ちなみに記憶喪失状態のトロワと最初に接触したガンダムパイロットでもある。<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:Gチームの中では常識人同士。コロニーが人質に取られ、ヒイロが自爆した敗戦の後、行動を共にして、親しくなる。<br />
;[[張五飛]]<br />
:同時期に改造された愛機や性格の相性で一緒に突撃役を担う。ツバロフの独断で月面基地牢獄の酸素を止められ、同じ牢獄の五飛と共に死にかけた際には諦めない五飛の姿に感化される。<br />
:なお、Gチームの中では「'''結婚したが後に妻と離別した'''」という共通点があるため、スパロボでもたまにそれを意識した会話をしている事がある。…ただしその経緯があまりに違い過ぎて、結婚を重要視する五飛と結婚を軽視するデュオという対比になってしまっているが。<br />
<br />
=== 支援者 ===<br />
;[[ハワード]]<br />
:プロフェッサーGの勧めで彼を頼り、地球での活動をサポートしてもらい、宇宙でも世話になる。<br />
;[[ヒルデ・シュバイカー]]<br />
:宇宙で出会った。最初は敵同士だったが対話を繰り返すうちに和解し、コロニーでの潜伏生活時は共同でジャンク屋を営んでいた。EWのEDでも仲良く共同生活を送っている様子が描かれている。<br />
:小説『Frozen Teardrop』においてはシスター・ヒルデとして、1人でデュオが出奔した後の教会と孤児を支えていた。デュオとは結婚もしたのだが…(スパロボシリーズの迷台詞参照)<br />
<br />
=== 地球 ===<br />
;[[リリーナ・ドーリアン]]<br />
:ヒイロに殺されそうになった彼女を助けるためにヒイロに発砲するもリリーナからは責められることに。とはいえ、嫌われたわけではなく、後に再会した際には親しげではあった。<br />
<br />
=== OZ ===<br />
;[[レディ・アン]]<br />
:宇宙で捕虜になった際、彼女の思惑で生かされ、ツバロフの独断で殺されかけた際には助けてもらう。<br />
;トラント<br />
:OZの特士。ウイングガンダムゼロとゼロシステムを使いこなそうとする彼にコロニーの件で脅され、ウイングゼロを操縦する羽目になったことでゼロシステムの恐ろしさを体感する。ガンダムデスサイズヘルでトラントのウイングゼロと交戦した際にはトラントがゼロシステムで自滅したために勝ちを拾う。<br />
:漫画版ではヒルデの幼なじみでもある彼を助けようとして、逆にやられそうになるがゼロシステムで自滅したことに涙した。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
人懐こく人当たりの良い性格のせいか、主人公なのに無愛想であるヒイロよりも他作品キャラとの交友関係や絡みは多い。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:殆どのシリーズでは、上官。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では仲間になった際に、ガンダム乗りとして尊敬していたようである。<br />
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[シャア・アズナブル|シャア]]だと見抜いており、彼に接近する任務のため[[エゥーゴ]]への協力を装って[[アーガマ]]へ潜入した。<br />
;[[黒い三連星]]([[ガイア]]、[[オルテガ]]、[[マッシュ]])<br />
:『α』で、地球降下の際彼らと対峙した際、死神が亡霊退治と皮肉っていた。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:『α』では、序盤で彼に[[30バンチ事件]]の真相を明かす。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:『α』では、序盤で彼女に30バンチ事件の真相を明かす。また、その際に彼女のような人間が[[ティターンズ]]のトップだったら、30バンチ事件は起こらなかったと語っている事から、[[アースノイド]]を信用していなかったデュオが信頼していた数少ない地球育ちのメンバーでもあった。<br />
;[[アストナージ・メドッソ]]<br />
:『α』で、愛機の[[ガンダムデスサイズ]]を見て、趣味的な姿と評した上で[[Ζプロジェクト|Ζ計画]]も負けていられないと、メカニック魂に火を付ける。<br />
;[[バスク・オム]]<br />
:『α』序盤では彼が指揮する部隊に奇襲をかける。また、[[30バンチ事件]]を起こした首謀者である彼に対して凄まじい憎悪を抱いていた。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、[[ヘリオポリス]]で5機のガンダムが極秘裏で開発されている事を調査している事を話した際、彼から盗む気なんじゃないかと疑われていた。ちなみに、2人ともジャンク屋をやっているという共通点がある。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:『F完結編』では、[[マ・クベ]]によって見せしめで[[ロンド・ベル]]隊の眼前に放り出された彼女達を救出するべく、敵対していたロンド・ベルと一時的に共同戦線を張る。<br />
;[[モーラ・バシット]]<br />
:『F完結編』では、訳あってロンド・ベル隊を抜ける際に、彼女にいつでも帰っておいでと声をかけられる。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、市長官邸から脱出する際彼を自分の愛機である[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘル]]に同乗させた。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『α外伝』では、市長官邸から脱出する際彼女をヒイロの乗る[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]に同乗させた理由について、無口な者同士気が合うんじゃないかと評していた。<br />
;[[カリス・ノーティラス]]<br />
:『α外伝』において、[[フォートセバーン]]で彼に出会った際、自分は自然発生した[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]を何人も知っていると発言して、彼の信じていた[[ノモア・ロング|ドーラット博士]]のニュータイプ発生論を根底から覆した。<br />
;[[ノモア・ロング]]<br />
:『α外伝』において、未来世界に飛ばされヒイロと2人でバルチャーとして活動していた頃、一時的に彼に雇われる。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『第3次α』では原作通りに民間人である[[ラクス・クライン|ラクス]]を人質にとって[[ザフト]]を撤退させた彼女を批判していた。<br />
;[[イザーク・ジュール]]<br />
:『第3次α』と『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて、何故か[[ガンダムファイト]]をデュオから仕掛けられる。<br />
;[[シャニ・アンドラス]]<br />
:『第3次α』では共に鎌を得物とするガンダムを駆るという事もあり、彼に対抗心を抱かれる。ちなみに、彼の戦死の際に手向けの言葉を言うのもデュオ。<br />
;[[レイ・ザ・バレル]]<br />
:声の似ている人。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』で競演。『L』では敵対峙に彼から「死神」と名指しされる専用の戦闘台詞がある。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』中盤で、後述するビリーの策により彼の[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]と激突。対決の最中ゼロシステムに取り込まれるも、刹那が[[トランザム]]を発動させた事で自我意識を取り戻す。後の[[アザディスタン王国]]戦では自身の経験を踏まえ、ヒイロとゼクスの暴走を止めるべく刹那にトランザムの使用を促した。<br />
;[[ビリー・カタギリ]]<br />
:『第2次Z再世篇』中盤では、彼からウイングゼロに搭乗してダブルオーと対決する事を強要させられる。カトル&五飛を人質に取られている為、この要求をデュオも呑まざるを得なかった。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ティンプ・シャローン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、未来世界に飛ばされた際に仲間と合流するべく、一時期彼や[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と共に[[バルチャー]]として活動していた。<br />
;[[熱気バサラ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、[[バンパイア]]にさらわれた[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]を救出するべく、彼と行動を共にする。<br />
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]<br />
:『D』では意気揚々と出撃する彼女を歳の事で心配するが、それは無駄な心配だったという事を味わう。<br />
;[[ガムリン木崎]]<br />
:『D』では仲が良く、彼の気苦労を労わる場面も。<br />
;[[矢作省吾]]<br />
:『D』では気が合う場面もあり、親しく話をしている場面も。<br />
;[[アクア・クリムゾン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、[[ナデシコ]]を攻撃するバイトをさせられてしまう。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤で調査の為に[[アッシュフォード学園]]へと編入した際、カレンが学園内で演じている「病弱なお嬢様」設定を知り、それ以降は何かと彼女を弄り回す事に。<br />
;[[C.C.]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』序盤では彼女やカトル&カレンを含めた4人で行動を共にしていた。[[シンガポール]]における対[[ブランチメンバー]]戦では、お尋ね者の身でありながら「人助け」に励む状況に愚痴をこぼす彼女をやんわりと窘めた。<br />
;[[エンブリヲ]]<br />
:中の人が同じ。『X』シナリオ上では絡まないが、デュオ側の特殊台詞がある。<br />
;[[スレイン・トロイヤード]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では、わだつみを追跡していた彼と一時行動を共にする。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[兜甲児]]<br />
:スーパー系では一番仲がよい。アンソロジーでは「二人で年頃」なネタが多い。<br />
;[[弓さやか]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』では破棄した筈の[[ウイングガンダムゼロ|ウイングゼロ]]が極東基地へやってきた事に'''三つ編みが解ける程の衝撃を受け盛大にパニくる'''が、彼女に結い直して貰った事で平常心を取り戻す。しかし、緊急事態にそぐわぬ呑気な遣り取りはカトルからのお叱りを受ける事に。<br />
;[[剣鉄也]]<br />
:甲児と比べるととっつき辛いせいか、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではリリーナにやや無愛想な態度を取った彼に憤り、未来編では[[ガンダム試作2号機]]がムーンレィスに奪われそうになった際、2号機を把握しながらトロワ達の救援を行ったカトルを鉄也が非難した為に喧嘩となっている。彼とヒイロをどこか似た者同士であると評した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』においては、[[グラキエース]]への憎悪と嫉妬に駆られる彼を諭した。<br />
;[[巴武蔵]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、甲児と同じく彼からも愛機の[[ガンダムデスサイズ]]を「'''機械獣みたいなガンダム'''」と呼ばれてしまう。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼と兵左衛門と共に生身で[[バンドック]]に突入した。<br />
;[[三輪防人]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではカトルやトロワと共に彼の不正を暴いた。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では無茶苦茶な事ばかり言う三輪長官の通信をタイミング良く切っている。<br />
;[[ボルフォッグ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼とコンビを組み、北米のネオ・ジオン部隊を追跡する<br />
;[[トン助]]<br />
:『D』では、タワーで初邂逅した際に'''戦艦の中にブタがいる'''事にぶったまげる。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて一人前の戦士の貫禄が付いた彼を「言うようになったな」と感慨深く思っていた。<br />
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]<br />
:甲児と同じように喧嘩などしている。彼女が[[式波・アスカ・ラングレー|新劇場版設定]]で登場する『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではドイツにてヒルデと共にEVA2号機の調整を手伝っており、共に[[LOTUS]]に合流する。また、お互いに特殊援護台詞が存在する。同時期のロボットアニメの2号機目のパイロットという共通事項が絡んでいるのかもしれない。余談だが、デュオ役の関俊彦氏はアスカの父親役も演じている。<br />
;[[神北兵左衛門]]<br />
:『R』では妙に仲が良く、意気投合している場面も見られた。<br />
;[[ディック・アルカイン]]<br />
:『L』にて「死神」仲間として合流時に彼から声をかけられる。デュオ自身は「死神はもう返上したい」と言っていたものの、後にディックが一回死にかかった時は「死神が俺1人になるかと思った」とも言っている。<br />
;[[獅子王凱]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では彼の事を「キング」と呼んでいる。<br />
;[[天海護]]<br />
:『W』では同じ[[プリベンター|秘密]][[GGG|組織]]の隊員として行動を共にする事があったらしく、互いに面識がある。<br />
;[[火麻激]]<br />
:『W』では生身でテッカマンと戦う彼を見て「シルバーピューマ」時代の彼の武勇伝を思い出していた。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではかつて共にOZと戦った戦友同士。<br />
;[[クォヴレー・ゴードン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の序盤では彼の振る舞いに対して、「昔のヒイロ」と評した。<br />
;[[セレーナ・レシタール]]<br />
:その脅威の身体能力を高く評価している。物語序盤では、ヒルデと共に彼女の監視役を担当。<br />
;[[カズマ・アーディガン]]<br />
:トレイラーを宇宙海賊と同一視していた事で衝突するが、その後は良き友人となる。第1話からの登場で非常に長い付き合いとなるため、版権キャラクターの中ではカズマの第一の友人として挙げられることも多い。<br />
:カズマはデュオの友人である事を指して「死神のダチが死んだら洒落にならない」との冗談を言った事もある。<br />
;[[シホミ・アーディガン]]、[[アカネ・アーディガン]]<br />
:カトルと同じように彼女達に気に入られていた。<br />
;[[ブレスフィールド・アーディガン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では序盤から彼のお世話になる。彼の度量には感服している。<br />
;[[クロウ・ブルースト]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では貧乏クジを引きやすい体質から[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]、[[青山圭一郎|青山]]と合わせて[[貧乏クジ同盟]]の一員に数えられる。<br />
:もっとも、デュオ自身は割と不本意らしいが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では完全に受け入れたようである。<br />
:また、『天獄篇』ではクルツを期待の新人としてクロウに紹介する。<br />
;[[エスター・エルハス]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では序盤から彼女と行動を共にする。何かと気遣うカトルに対し自分にはぞんざいに接してくるなど、彼女の温度差の有りすぎる対応に不満の様子。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== TV版 ===<br />
;「こちらデュオ。メインモーター破壊任務終了! あとは撤収時、斬って斬って斬りまくるぅっ!!」<br />
:第1話より。[[ガンダムデスサイズ]]初任務時の台詞。<br />
;「死ぬぜぇ……俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞぉ!」<br />
:本編で初めて[[OZ]]のMSを破壊したときの台詞。スパロボに限らず、様々なゲームで多用される台詞。<br />
;「迂闊に俺に近づく奴は、死ぬぜ…!」<br />
:スパロボにおいても攻撃時のセリフに使用されている。<br />
;「信じられねぇ、あいつ大した奴だぜ! 一晩で直しやがった!」<br />
:魚雷で破損したウィングガンダムを一晩で直そうとしていたヒイロに呆れていたデュオだったが、翌朝本当にウィングが飛び立つのを見て感心した際の台詞。<br />
:しかし、直後にデュオの整備士から「やられた! [[ガンダムデスサイズ|こっから]]部品取りやがった!」と悲鳴が上がり、首が外れて腕が切断状態になっている愛機を見て今度はデュオが絶叫するのであった。<br />
;「逃げも隠れもするが、嘘はつかない、デュオ・マックスウェルだ」<br />
:[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に自己紹介した時のセリフ。<br />
;「[[死神]]が舞い戻ってきたぜ!!」<br />
:月面基地脱出後、[[ガンダムデスサイズヘル]]でOZのMSに襲い掛かった時の台詞。<br />
;「あんまり期待しない方がいいぜ。なんせ、すぐ浮気するタチだからよ」<br />
:第39話より。[[ピースミリオン]]部隊に合流する時の軽口。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではカトルに説得され、ロンド・ベル隊に加入する際にDVEで披露。<br />
;「どんなに上手く真似しても、所詮はお人形さんなんだよ…!」<br />「人形ごときに負けててガンダムのパイロットが務まるかよ!!」<br />
:[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[トロワ・バートン|トロワ]]のデータがコピーされた[[ヴァイエイト]]&[[メリクリウス]]に翻弄されながらも、パターンを読んで撃破する際に。この後、「今度造る時は俺のデータも入れるんだな」と呟いた。<br />
;「おいおい…一体なんてもんを見つけちまったんだよ、俺は!?」<br />
:第47話より。リーブラに潜入し、監禁されたガンダム開発者達を見て。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])』では「もん」を「もの」に変えて、[[キャラクター事典]]の一言モードで収録され、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[ウイングガンダムゼロ]]を発見した際にDVEで披露。<br />
;「おらおら! 死神と疫病神のお通りだ!」<br />
:第48話より。ガンダム開発者達を[[ピースミリオン]]に送り届けることを要請され、彼らを疫病神と評した上でモビルドール部隊に突撃する。<br />
:スパロボでは死神に「様」、疫病神の部分を抜いて戦闘台詞に採用。<br />
;「やったな、ヒイロ!」<br />
:第49話より。リーブラを破壊し、帰還するヒイロを前に一番に叫ぶ。<br />
<br />
=== Endless Waltz ===<br />
;「へいへい、ぞっこんって奴ね」<br />
:第1話、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]救出のためヒイロがさっさと行ってしまった時の台詞。もちろん聞かれていないことを前提にしている。<br />
;「…嬉しいこと言ってくれるぜ!」<br />
:第1話、ヒイロから「最初からおまえの技術を当てにしている」と言われて。ただし小説版では喜んだのもつかの間「技術だけを当てにされているのでは?」と勘ぐった。<br />
;「これで何もかも終わりだ…」<br />
:第2話、オペレーション・メテオ決行時の回想で、デスサイズに爆弾を仕掛けてスイッチを押す時に呟いた台詞。劇場版では「あばよ相棒」という台詞に変わっている。<br />
:相棒であるデスサイズを大量殺戮の英雄にしたくないという思いで、ガンダムに関わった人物を自分含めて道連れにするためにやろうとしたと語っている。小説版では幼い頃を過ごした孤児院のあったコロニーを落とすと聞いて、それに反対していたためという理由も追加されている。<br />
;「死神か…大量殺戮の英雄より遙かにマシだな…」<br />
:同上、プロフェッサーGにデスサイズの爆破を阻止されたあと、彼から去り際にかけられた言葉に対する独り言。<br />
:元ネタはチャップリンの「独裁者」での一節「一人殺せば殺人者、百万人殺せば英雄になれる」、ひいてはジャン・ロスタンの「一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ」より。<br />
:『敗者たちの栄光』ではこの後にデスサイズを盗むまでの過程が描かれており、多数仕掛けられたプロテクト(直前にプロフェッサーGによって書き換えられていた)を突破しデスサイズを起動させたところで、プロフェッサーGから「最初の任務」を言い渡された。<br />
;「地獄への道連れは、ここにある兵器と戦争だけにしようぜ!」<br />
:最終話。窮地に陥る[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の救援に駆けつけた時に。彼らしい言葉で不殺の戦いへ臨む覚悟を見せる。<br />
;「撤退するくらいなら、最初から逃げてるぜ。さすがにこれ以上戦うのはきついけどな」<br />
:同上。救援に来たはいいものの、消耗戦に持ち込まれ、ゼクスから「撤退しろ」と言われ、カトルが「僕達が来た意味がないじゃないですか!?」と反論し、ノインからも「だが、これ以上は無駄死にになる!」と言われたときの反論。<br />
:こういった場面でも軽口を叩くのがデュオらしいが、やはり限界が近かったようだ。<br />
;「まあそんな気にすんなよ。これでも、「負け続ける戦い」は得意でねぇ!!」<br />
:その後トロワの「こいつらは、嘗ての俺達と同じだ。己の存在意義をデキムの口車に踊らされているだけなんだ」という台詞に、ノインが「しかし!」と反論した際もこの言葉で反論する。<br />
;(――また、死神に戻るか……)<br />
:劇場版のX-18999コロニーに向かう途中のシーンで追加された台詞。この後に上述のオペレーション・メテオ決行時の回想に入る。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;「かあー、どいつもクライヤツだぜっ」<br />
:『コミックボンボン』版♯2「動き出したOZの野望」より。ロサンゼルス基地に集結したガンダムパイロット達を見て。<br />
;「いいかげんにしろよ! 弱かったら戦って強くなりゃぁいいだろ!!」<br/>「気力をなくして勝てるもんかっ! 心を強くもてっ!!」<br />
:『コミックボンボン』版♯4「さまよえる少年たち」より。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との決闘に戦意喪失する[[張五飛|五飛]]と[[シェンロンガンダム]]にミサイルが襲い掛かる。デュオはバスターシールドを犠牲にして彼を守り、この台詞で励ます。<br />
;「そうかね? パイロットよりジャンク屋のほうがリッパな仕事だと思うがね」<br />
:『コミックボンボン』版♯6「モビルドールの脅威」より。OZの目をかいくぐり、[[ヒルデ・シュバイカー|ヒルデ]]のいるコロニーにデスサイズヘルを隠し、ジャンク屋として潜伏するデュオ。<br />
:OZで立身出世に燃えるトラントは、故郷でジャンク屋を営む幼馴染のヒルデの心配を聞き入れず、「みじめったらしい仕事なんてやってられるか」と不満げに言うが、デュオは彼に対してこの台詞を言う。<br />
;(バカはオマエだよ オマエはガンダムのパイロットには――なれない――)<br />「ガンダムに乗るという意味は 軽くはないんだ。 なあ、そうだろ。 <ruby><rb>相棒</rb><rt>デスサイズ</rt></ruby>」<br />「自爆するくらいの覚悟がなきゃあ ガンダムに乗る資格はない!!」<br />「あいつは元気でやっているかナァ――ヒイロは――」<br />
:同上。<br />
;「ウイングガンダム0(ゼロ)……人の心を支配するガンダムなんて……てめェ、何様だ――」<br />
:コミックボンボン版第7話「悪魔のゼロシステム」より。[[ウイングガンダムゼロ]]を、そして[[ゼロシステム]]を使いこなせないことに焦るトラントの策略で強制的にゼロに乗せられるデュオ。<br />
:ゼロシステムの導き出す未来・戦術に翻弄され、支配されかけるデュオは自爆しようと試みるが、結局トラントにコックピットから放り出されてしまう。ヒルデに助けられるまで、宇宙を漂いながらデュオはゼロの、そしてゼロシステムの恐ろしさに憤りを感じるのだった。<br />
;「だからやめろって言ったんだ…人間には、こえちゃいけない限界があるんだよ……」<br />「バカやろう―――っ!!!」<br />
:同じく、第7話より。ゼロシステムの未来に翻弄されて発狂、勝利を確信しながら死亡したトラント。その最期を目の当たりにし、デュオの慟哭が宇宙に木霊する。<br />
;「宇宙(コロニー)育ちがいけないっていうのかよ! そいつのせいで死んじまったヤツもいるんだぜ!!」<br />「ガンダムはコロニーの味方だろっ!?」<br />
:コミックボンボン版第8話「結成!ガンダムチーム」より。<br />
;「オレ、お前のそういうところ好きだぜ♪ わかりやすくてよ!!」<br />
:コミックボンボン版第10話「最終決戦への序曲」より、「宇宙で戦いを望む者はオレの敵だ!!」とL3宙域に出撃する五飛を見て。デュオも同じ気持ちだったのか、同時に出撃する。<br />
;「死神は亡霊退治としゃれこむぜ。 ヒイロとトロワの力を持ったMDのな」<br />
:コミックボンボン版第11話「激震の宇宙」より。この後ヴァイエイト&メリクリウスとの戦闘になるのだが、そのシーンが描かれる事なく、'''一コマの一撃で二体揃って一蹴される。'''<br />
;「よう、奇遇だナァ。 MS開発用のコンピューターデータはオレのほうで潰しておいたぜ。 んじゃ、一緒にふけるとしようぜ。 ヒイロくん♪」<br />
:外伝漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(シナリオ:千葉克彦、作画:ときた洸一。SRW未参戦)での初登場時の台詞。<br />
;「くそっ………どいつもこいつも――どうしておとなしく暮らせねェんだ!!」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より。<br />
;「へっ、うさんくさいとは思ったが――とんだ平和主義者(パシフィスト)じゃねェか」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より、平和主義団体であるP3(ピーキューブ/パーフェクト・ピース・ピープル)総帥ビクター・ゲインツの演説を見ながら。この時、正気に戻ったカトルから催眠処置を行ったのが彼の仕業だと聞かされ、テレビで演説する様を見届けながらデュオは皮肉げに呟く。<br />
;「……オレたちは信じている――信じているから、ガンダムはもう、いらないってことか」<br />
:『BATTLEFIELD OF PACIFIST』ラスト、資源衛星ウルカヌス内にて、武器を持つ他者を信じられないP3の理念を悟り、MDとガンダムを破棄することを決意したカトルの言葉を受けて。<br />
;「兵器は人の命を奪う物だが、それを作ってる奴には金を生む。兵器商人って奴は、いつの時代にも生き残っちまうんだよ」<br />
:[[ドラマCD]]『BLIND TARGET』にて。黒幕の企業の秘密工場に爆弾を仕掛けに来たとき、「[[正義]]のない戦いをする奴らはなぜなくならない!?」と憤る五飛に対してなだめるように答えたセリフ。現実、創作問わず、いわゆる死の商人のことを的確にあらわした名言である。<br />
;オレは《死に神》と呼ばれている。だから、右手には鎌がある。人の生命を奪う得物だ。じゃあ、左手にはなにを持てばいいんだ?<br/>~中略~<br/>こういう答えはどうだろう?左手は、君を守るためにあるってのは。ちょっとすかしすぎかね?<br />
:『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、冒頭部分のモノローグ。ちなみにこの質問を(右手に鎌の変わりに銃に変えて)仲間達に聞いたところ、それぞれの答えは、[[ヒイロ・ユイ|「銃」]][[トロワ・バートン|「照準が狂わないように添えるだろうが、状況次第だ」]][[カトル・ラバーバ・ウィナー|「拳銃も持ちたくはない」]][[張五飛|「銃は嫌いだ。俺は素手で倒す」]]であった。<br />
;「どうやるんだ。こっちは拳銃一丁だぜ。よもや、指をはじいたらガンダムが来るとかいうんじゃねぇだろうな」<br />
:『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、自分達を追ってきたOZの小型ホバーを「墜とす」と答えた五飛に対して。[[機動武闘伝Gガンダム| 前作ネタ]]であろうか?<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「やれやれ、死神がジオンの亡霊退治をする羽目になるとはね…」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で、[[黒い三連星]]を繰り出して大気圏突入直前の[[アーガマ]]撃墜を狙う[[ザンジバル]]を見据えながら発した皮肉。<br />
;「他人をすぐに信用できるなんて…育ちがいいんだな、お前は」「俺が育った所では、他人を信用した奴から死んでいった」「アースノイドと戦うことで俺は…俺達コロニーの人間は今日まで生き延びて来たんだ」<br />
:『α』リアル系ルート第6話「対決、極東基地」単独先行しマジンガー・ゲッターチームと一触即発。「デュオを止める」を選択した場合、心情を打ち明けα主人公は戦いにはやるやり方に説得を試みる。<br />
;「ま、神様から見りゃあ…俺達は頼りないのかも知れねえが…」<br />「今まで何とかやって来れたんだし、そうそう捨てたモンじゃないだろ?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』最終話での、ヒイロに便乗した[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]への[[説得]]。あくまでポジティブ思考で、フランクに語りかけるのがデュオ流のやり方。<br />
;「だがよ、さっきみたいなことは勘弁してもらいたいな」<br />「敵とは言え、民間人を盾にするような真似をするなってことさ」<br />「ああいうことをすれば、敵に余計な大義名分を与えちまう。かえって自分の首を絞めることになるぜ」<br />「二度目はねえってこった。下手すりゃ、ザフトに事実をバラされて泥沼だぜ?」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]編第11話「君と戦場で」より。[[αナンバーズ]]に協力しようとした[[マリュー・ラミアス|マリュー]]達に釘を刺した時の台詞。戦況が不利だったとはいえ、民間人であるラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルのやり方に憤りを隠せなかった。原作でもOZのプロパガンダに痛い目に合わされたデュオらしい台詞。<br />直後に[[ナタル・バジルール|ナタル]]から「これ以上の泥沼がどこにある?」と反論されたが、デュオは「あんたが同じことをやろうってんなら、こっちにも考えがあるからな」とカウンターで返した。<br />
;「違いないぜ! αナンバーズにいる連中は損得も考えない馬鹿ばっかりだからな!」<br />
:第46話宇宙ルート「永遠を信じて」より。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の所謂「馬鹿」発言へ、「お前もその一人」と突っ込むヒイロに同調して発した台詞。結局、「みんな大馬鹿」という結論に辿り着く。<br />
;「…お前には既に[[死神]]がついていたってことさ…。あばよ…」<br />
:『第3次α』第51話「終わらない明日へ」にて、[[シャニ・アンドラス|シャニ]]死亡時に発した手向けの言葉。彼の乗る[[フォビドゥンガンダム]]は、鎌と翼のような対ビーム装備を有しているなど、デュオのガンダムデスサイズヘルに類似した特徴を有している。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「お嬢様なんだから、そこは『承知いたしましたわ』だろ?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第7話[[エリア11]]ルート「その名はゼロ」より。[[アッシュフォード学園]]に転入生として潜入時、学園では病弱なお嬢様の設定である[[紅月カレン|カレン]]を面白がってからかう。<br />
;「今までみたいに日本人のため…だけじゃやっていけないって事さ」<br />
:『第2次Z破界篇』第14話「信頼と覚悟と」より。[[ZEXIS]]の一員として戦う意思を示すカレンへ、打倒すべき勢力が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]だけでは無い事を告げ覚悟を促す。<br />
;「…使う人間によれば、ATは恐るべき戦闘マシンとなるぜ。そして、あのキリコって男はそれだけの能力を持っている」<br />
:『第2次Z破界篇』第15話「世界を覆う影」にて非力な汎用兵器と認識されがちな[[アーマード・トルーパー|AT]]の秘めたるポテンシャルと、それを最大限に引き出せる[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の能力の高さを、実状に疎い面々へと解説する。<br />
;「約束を破った時には、それ相応の事をしてやるまでだ」<br />
:同上。「コロニーと地球との話し合いの場を設ける」と約束した[[エルガン・ローディック|エルガン]]を一応は信用するものの、彼への牽制を放つ事も忘れてはいなかった。<br />
;「だから、言ったろ? あいつは無口だから、任務に忠実に見えるが、本当は好き放題の暴走野郎だってよ」<br />
:『第2次Z破界篇』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の監視役に就いていた筈が、逆に彼を焚き付ける行動をとったヒイロに面喰らうZEXISの面々へ、腐れ縁ならではの観察眼で彼の人物像を語る。<br />
;「鬼か、悪魔か、正真正銘の死神だってのかよ!」<br />
:『第2次Z破界篇』第23話「新世界の幕開け」より。素手で[[マクロス・クォーター]]へとダメージを与えた[[ガイオウ]]の猛威に戦慄して発したもの。<br />
;「なあ、あんたもZEUTHの人間なのか?」<br />
:『第2次Z破界篇』のエリア11ルートの第27話で[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に問う台詞であるがアサキムは[[ZEUTH]]の敵である。<br />
;「だが、正義がないのはブリタニアも同じだ。って言うより、戦争なんだから、どっちが正義ってもんじゃないしな」<br />
:『第2次Z破界篇』第35話エリア11ルート「囚われの心」より。アッシュフォード学園で[[枢木スザク|スザク]]に出会い、ゼロに正義はあるのかと聞かれて。この後、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]も「相手を非難するより自分の信じた道を進めよ」と続き、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』IFルートへの布石となる。<br />
;「あのとんでもなくデカいロボットもZEUTHの一員か」<br />
:『第2次Z破界篇』第36話エリア11ルート「血染めのユフィ」より。[[ダイターン3]]を見ると[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に聞く。もっとも、後にZ-BLUEでは[[ガンバスター|彼等以上に]][[超銀河グレンラガン|デカイ機体が]][[天元突破グレンラガン(ガンメン)|何体か]][[ダイバスター|控えているのだが。]]<br />
;「やる事が極端なんだよ! 一つで全てを判断するなよ!」<br />「ええい、くそっ! ダチ相手に死神になれって言うのかよ!」<br />
:『第2次Z再世篇』第23話宇宙ルート「悲しみのカトル」に於けるカトル搭乗のウイングゼロとの戦闘前会話より。<br />
;「お互いに自称だってのが、さらに笑いを誘うな」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』最終話「果てなき世界」に於ける聖アドヴェントとの戦闘前会話より。アドヴェントが自身との戦いを「神と死神の戦い」と評したのを受けて。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「おらおらおら! 死神様のお通りだ! ついでに死にぞこないと疫病神、貧乏神もセットでつけるぜ! かかって来やがれっ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」にて、トロワとカトルを疫病神と貧乏神としてセットでつけて登場した際の台詞。<br />
:もっとも、原作では貧乏神(ヒイロ。デスサイズのパーツを奪われた)と疫病神(5人の技術者。最終決戦でうっかり発見してしまい、激戦宙域を5人を連れて単機突破する羽目になった)にとりつかれているのでデュオ1人でまかなえそうな気もする。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「あんたみたいな男にだけはなりたくねぇな、エンブリヲさんよ!」<br />「偉そうにふんぞり返るのもここまでだ、エンブリヲ!」<br />
:『X』における対エンブリヲ特殊台詞。中の人が同じである[[声優ネタ]]。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「チェッ、男のヒステリーはみっともないぜ」<br />
:『64』にて。癇癪を起こしかけた矢先機体の整備を手伝うといって逃げるように去っていったカミーユを指して皮肉る。しかしながら[[エマ・シーン|どこかで聞いたようなセリフである。]]<br />
;デビルマン「あっさり逃げたな。最初から俺が出りゃ良かったんじゃねえのか?」<br />デュオ「後で本物が出て来るってのが、絶大な心理効果を生むんだよ」<br />デビルマン「だから、オチが奴だってえのか」<br />
:『DD』第1章part10「希望の灯火」にて、マスード・ラフマディーを拉致していた傭兵たちへの対処に出向いた際の台詞。自称死神のデュオは一番槍を務め、悪魔そのままの[[デビルマン]]が二番手に現れたことで傭兵が逃げ出した際のやり取り。そして、デビルマンの話している「オチ」とは[[ディド]]。すっかりビビってしまった傭兵に追い打ちをかけるかのごとく[[ディーダリオン|巨人]]が現れ、傭兵たちの悲鳴が周囲に響き渡った…。同情の余地のない相手とはいえ、えげつない作戦である。<br />
;「別の世界にめっちゃ喋るヒイロがいたら、会ってみたいぜ」<br />「あと、必殺技名を連呼するシンジとか、無口でおしとやかな[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]とか」<br />
:『DD』第2章Part2「ウェイト・アンド・シー」より。平行世界の同一人物の話題になった際、性格の違う同一人物の例を出す。確かに見てみたいような気はするが、[[碇シンジ|シンジ]]の方は[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION|ユーザーにとっては]][[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』|別の意味で見てみたい話]]であろう。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
原作の明朗な性格を反映して、平時・戦闘時問わずコミカルな台詞が多めなのもデュオの特徴である。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「そいつは俺だって同じだぜ。なんせ、俺のデスサイズ、何回ぶっ壊された事か。修理代だってバカにならねえんだぜ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「[[ティターンズ]]の悪意」より。[[ロンド・ベル]]に加わった際、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]から「あんたに何度も襲われてどれだけ苦労したか」と突っかかられて。修理費を持ち出す辺り懐事情も苦しかったのだろうが、正当防衛していた側からすれば知った事では無いだろう。アスカも「'''自業自得よ!!'''」とバッサリ切り捨てている。ちなみに作中で確認できる限りぶっ壊された回数は4回、修理費用は[[資金]]にして6000とまあまあ高い。また、[[ヒイロ・ユイ|部品を1度盗まれている]]。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「な、何ぃ? 言うに事欠いて機械獣だと!?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』リアル編第6話「対決、極東基地」orスーパー編第6話「アーガマ撃墜命令」より。[[兜甲児|甲児]]に愛機の[[ガンダムデスサイズ]]の第一印象を「'''[[機械獣]]みたいなガンダム'''」と呼ばれた時の反応。死神ならともかく、まさかデュオも機械獣に例えられるとは思ってもいなかったのだろう。後に[[流竜馬|竜馬]]や[[巴武蔵|武蔵]]からも同じような事を言われ凹む事に。<br />
;「シャアザクかよ!?」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第36話月ルート「涙のデビルジャガー」より。[[サコン・ゲン|サコン]]のIQが[[暗黒ホラー軍団]]に洗脳された影響で常人の3倍にまで跳ね上がったことを聞いて。通常の3倍と聞いて真っ先に[[シャア専用ザク]]を思い浮かべるのはもはやお約束であろうか。<br />
;「あぁ、新型は高く売れるからな…って、お前じゃねぇんだよ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』クォヴレー編第7話「崩壊の大地」より。中立コロニーの[[ヘリオポリス]]で、極秘裏に[[モルゲンレーテ社]]が開発した[[ストライクガンダム|ストライク]]、[[イージスガンダム|イージス]]、[[デュエルガンダム|デュエル]]、[[バスターガンダム|バスター]]、[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]の5機である「GAT-Xシリーズ」を調査していた理由に、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]から「盗む気だったのか!?」と疑われ、思わずノリツッコミしてしまった台詞。<br />
:お互い普段はジャンク屋同士なのか、考えてる事が手に取るように分かるようである。もしこれが任務じゃなかったら、本当に盗んで売りさばいていたかもしれない。<br />
;「おいおい…この無口な鉄面皮のどこが変わったって言うんだよ!」<br />
:『第3次α』[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]編第28話「いつか星の海へ」での祝勝会に於ける一コマ。出会った当初に比べて、ヒイロ達5人が変わった(柔和になった)と指摘するヒルデへの抗議。「無口な鉄面皮」が[[ヒイロ・ユイ|誰]]の事を指すのかは、推して知るべし。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;(話題を変えるぞ、カトル…! このまま進めば、取り返しがつかない所に踏み込む!)<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第1話「ファイティング・ガール」に於ける[[エスター・エルハス|エスター]]との初対面時より。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との関係についてデレまくりながら説明しようとする彼女のただならぬ雰囲気を察して、カトルと撤退の算段を交わす。<br />
;五飛「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじる者は許せない」<br />デュオ「そういうもんかね…」<br />
:『第2次Z再世篇』第17話「朱禁城の花嫁」より。五飛が天子を政略結婚から救った事に驚いた際の会話。『Frozen Teardrop』におけるデュオの状況(ヒルデと結婚後二・三ヶ月で離婚、ちなみに結婚の理由が「新しい相棒(バイク)のエンジンを組み上げる為の費用捻出」。費用はヒルデからの借金という形になった)を考えるとここでデュオが五飛の結婚論を理解できていないのは、スタッフ側も狙ったネタとも受け取れる。<br />
;「んな、わけないだろ!」<br />
:『第2次Z再世篇』第31話「ジ・アンブレイカブル」より。[[アクシオ|アクシオ・スコートSPII]]に乗ってきたクロウに対し'''「それが新しいブラスタ…」'''とボケたヒイロに対してのツッコミ。<br />
;「いやいや…大きな犬を踏みつけ、素手でライオンを絞め殺すような女だった」<br />
:『第2次Z再世篇』第40話で、ヒルデにリリーナの雰囲気を聞かれた際に放ったジョーク。続けて真面目に「堂々としたオーラがあった」と補足している。<br />
:ちなみに「大きな犬を~」のくだりは'''「リリーナ様のPV」'''と言われたTV版のエンディング映像(サファリルックの彼女が、仰向けになった大きな犬の腹を足の爪先でいじり、片手で大人のオスライオンの首を掴んで持ち上げる)が元ネタ。<br />
;「さすが同じような立場の人間には優しいねぇ、マルさん」<br />
:『第2次Z再世篇』の[[ゼロレクイエム]]ルートにて、ゼロが追放された後の場面。「黒の騎士団にもZEXISにも所属したつもりはない」と言いながらも、その両方と行動を共にしている理由をクロウに問い詰められた[[ヴィレッタ・ヌゥ|ヴィレッタ]]を擁護した[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]に対して。<br />
:直後に当のマルグリットからは「そのマルさんというのはやめろ」とツッコミを入れられた。<br />
;「何やってんだよ、お前等は? 黙りこくってたって何もならないだろうがよ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』「戦うボーイ・ミーツ・ガール」にて、[[相良宗介|宗介]]・[[キリコ・キュービィー|キリコ]]・[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の三者が揃って一言も口にせず対峙している最中に介入して。至極真っ当なツッコミなのだが、ところが…?<br />
;「脳量子波でも使ったのか?」<br />
:で、デュオが各々のメンバーを紹介した後にキリコが陽動に動き宗介が[[千鳥かなめ|かなめ]]救出に動いた事に対しての台詞がこれ。ヒイロは「そんなものは必要ない」と返す。ムッツリはムッツリを知ると言う事なのだろうか…。<br />
;デュオ「やっぱり、女にはサプライズとインパクトが効くな。手渡しの招待状を破り捨てたり、いきなり、殺し文句を決めてみたり…」<br/>[[バナージ・リンクス|バナージ]]「殺し文句って?」<br/>デュオ「そのものズバリだよ。『お前を殺す』ってな」<br />
:『第3次Z時獄篇』より。TV版でリリーナが誕生パーティーにヒイロを誘ったときの対応であり、第2次Zではその場にいたので当然知っている。なお、この行動はリリーナはもちろん当時の視聴者にも絶大なインパクトを与えているので、あながち間違いではない。<br />
:アンチスパイラルとの決戦前には、リリーナに手紙を出す様にカトルから薦められて立ち去るヒイロに「手紙を破られない事を祈るばかりだな」と引き合いに出している(というか、'''TV版でヒイロは最終話ラストシーンでリリーナに手紙を破られている'''のでそちらのネタと思われる)。<br />
;「やれやれ…。こうやって特攻野郎が量産されるってわけか」<br />
:『第3次Z時獄篇』25話、シンからバナージへの「迷った時は身体を動かせ」というアドバイスを聞いたトロワとカトルの感想を聞いて。<br />
:唯でさえデュオの周りは[[ヒイロ・ユイ|特]][[トロワ・バートン|攻]][[カトル・ラバーバ・ウィナー|野]][[張五飛|郎]][[ゼクス・マーキス|達]]ばかりな為か、やれやれと言わんばかりに呟いた。<br />
;デュオ「大丈夫だ。角がついてないから、ネオ・ジオンじゃねえ!」<br/>ヒイロ「お前は何を言っている…」<br />
:『第3次Z時獄篇』27話「涙の行方」にて、エヴァ二号機を見て。重要なのはそこではないだろうが。だが、ネオ・ジオンには[[ヤクト・ドーガ_(クェス専用)|角がついてない赤い機体も存在するのだが…]]。<br />
;「[[キリコ・キュービィー|この]][[ヒイロ・ユイ|面子]][[刹那・F・セイエイ|と]]戦ってきた俺達の前でその台詞が言えるか?」<br />
:宗介のボケとも天然ともつかない発言に「日頃の俺の苦労がわかるだろ?」とぼやいた[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]に対し、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]と共に返した台詞。<br />
:この三人が相手ではさすがに分が悪かったらしく、クルツも素直に負けを認めた。そして…<br />
;「記憶が戻ったおかげで[[クロウ・ブルースト|思い出したくないもの]]まで思い出しちまった…。要するにお前は俺達と同じ[[貧乏クジ同盟|属性グループ]]ってわけだ」<br />
:ある意味プレイヤーの期待を裏切らない同族認定。貧乏クジ同盟新メンバー誕生の瞬間である。<br />
;「あいつ! 死神を音楽で追い払いやがったか!」<br />
:『第3次Z時獄篇』ifルート50話「ephemera」にて、[[シュレード・エラン|シュレード]]が運命を覆した際の発言。直後[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に「お前の言う台詞かよ!」とプレイヤーの心境をそのまま言われる。<br />
;「ああ、そうだ。通称、鬼の哭く街だ」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』救出ルート20話にて、[[スコート・ラボ]]を紹介する時の説明。このあと、カレンから'''「泣いてるのはクロウだけだよ!」'''とそれはそれで酷いツッコミを返される。<br />
:元ネタは恐らく漫画『北斗の拳』の牢獄の街カサンドラだが、[[翠星のガルガンティア|参戦作品]]のせいか、[[機神咆吼デモンベイン|ニトロプラス]]販売のノベルゲーム『鬼哭街』をも連想させる。<br />
;デュオ「どうにもあいつは貧乏クジ同盟の血を騒がせる何かがあるみたいだからな」<br/>クロウ「否定はできねえな」<br/>デュオ「そういうわけだ、大将。新入隊員のクルツを紹介するぜ」<br />
:『第3次Z天獄篇』救出ルート21話。クロウとヒビキの試合結果を聞き、さらにクロウがヒビキを気にかけているところから、こちらに話が飛ぶ。貧乏クジ同盟新メンバーが正式加入した瞬間である。<br />
;「ムッツリ組も天然のフリーダム王子もマイペースなのは似たようなもんだからな」<br />
:『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第38話「[[ハマーン・カーン|ハマーン]]のためらい」にて、[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]の「[[キラ・ヤマト|キラ]]さんはあんまり顔に出ないから何を考えているかわからない」という発言に同調して。今回出なかった[[マシュー|彼]]に代わって「フリーダム王子」を命名した。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「あともう一人、二人、技術屋を頼むぜ」<br />「…できりゃムサい男よりもカワイコちゃんがいいな」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』第12話(「アーガマにとどまる」ルート)「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」にて、[[星の屑作戦]]による[[コロニー落とし]]阻止のために[[コロニー]]の破壊工作に乗り込む際、アシスタントとしてオペレーターやエンジニアを募集した際に。この後、実際に「カワイコちゃん」が志願してはきたのだが……(後述)。<br />
;「…いや、あの、カワイコちゃんなのはいいとして…」<br />「ちょっと若すぎるんですけど」<br />
:上述のやり取りの後「私が行きます」と志願してきた[[ホシノ・ルリ|カワイコちゃん]]を見ての一言。さしものデュオも、'''ここまで若い子(当時11歳)が志願してくる'''とは思いもよらなかったようだ。<br />
;「やれやれ、どうして俺のまわりのじじいは元気なのばっかりなんだ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第8話「バンドック現る!」にて[[神北兵左衛門|兵左衛門]]に対しての台詞。TV版で苦労させられた5人の技術者を思い出したのであろう。その後[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]に「安心しな。おめえだけじゃねえよ」と言われる。<br />
;「…俺達…似たもの同士ってわけだ。ここは手を結ぼうぜ」<br/>カズマ「了解だ。ここはお互いに見なかったことにすっか!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第2話「白き鉄騎士たち」にて、カズマが航海日誌を記入している場面を見たことから、互いの当番をサボっていた事を認識して。<br />
;「はいはい…わかったわかった」<br />
:『W』第35話「熱砂に吹く風」より。カガリに呆れ果てて。<br />
;「ガンダム同士のファイトだ! レディーゴーだぜ!」<br />「今日は受けてもらうぜぇ…ガンダム同士のファイトをよぉ…!」<br />「何だよ…。やっぱり、こいつはガンダム同士のファイトが好きなんだな」<br />
:『W』でイザークに吹っかける[[ガンダムファイト]]ネタの数々。ちなみに[[イザーク・ジュール|イザーク]]の中の人は[[ドモン・カッシュ|あの人]]の声優である。<br />
;「またお前と戦わなきゃならないとはねぇ……これで一体何度目だ?」<br />
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第26話「それぞれの願い」に於ける五飛との[[戦闘前会話]]より。しかし、この会話をした時点ではデュオと五飛は『L』では初対決である。スパロボにEW版が参戦するたびに敵に回る五飛に対してのメタ発言のようにも聞こえる。なおこの後、五飛は「何度目だろうと構わん!」と返した。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;「死神!?」<br />
:『X』17話で[[スケルバット]]を見たときの反応。当然の如く真っ先に反応したわけだが、だからお前が言うなと。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ガンダムデスサイズ]]<br />
:地上でゲリラ戦を繰り広げた。後にOZに捕まった際、見せしめとしてトロワによって爆破させられている。<br />
:;[[ガンダムデスサイズヘル]]([[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル(EW版)]])<br />
::宇宙用に強化改修が行われ、後半の宇宙での戦闘を本機で行っており、ヒイロとトロワの力を持つ[[メリクリウス]]と[[ヴァイエイト]]と交戦し勝利を納めている。<br />
;[[ウイングガンダムゼロ]]<br />
:トラントの目論見により無理やり乗せられるが、[[ゼロシステム]]に耐えきれずに自ら降りる。<br />
;[[リーオー]]<br />
:X-18999コロニー潜入時に使用。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*関俊彦氏は[[ゼクス・マーキス]]役でオーディションを受けたが、オーディション会場でデュオ役に決められた。その縁ゆえか、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で[[仮面キャラ]]である[[ラウ・ル・クルーゼ]]を演じている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:デュオ・マックスウェル]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:てゆお まつくすうえる}}<br />
[[Category:登場人物た行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:新機動戦記ガンダムW]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9&diff=417158
アズ・セインクラウス
2021-12-28T11:17:55Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Az Sainklaus]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| 声優 = {{声優|相沢舞|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|糸井美帆}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]<br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 誕生日 = 4月20日<br />
| 年齢 = [[年齢::16]]歳<br />
| 血液型 = A型<br />
| 所属 = A機関→なし→ドライストレーガー<br />
}}<br />
'''アズ・セインクラウス'''は『[[スーパーロボット大戦30]]』の[[主人公|女主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[第30士官学校]]に流れ着いた謎の家出少女。成り行きで[[ヒュッケバイン30]]のパイロットとなり、万能戦闘母艦[[ドライストレーガー]]に乗艦する事になる。<br />
<br />
寡黙な性格で、自分から他人に働きかける事は少ないが、接触してくる相手を拒む事はない。口数が少ないだけで感情自体は豊かで、多感な少女の一面を見せる。背が低めで子どもに見られがちだが、子ども扱いされることを嫌う。また、'''お金'''には謎の執着を見せる「お金好き」でもある。<br />
<br />
ドライストレーガー乗艦前の経歴については一切不明で、本人も自らの過去を話すことを避けている。初めて搭乗する筈のヒュッケバイン30を直ぐに乗りこなす等、パイロットとしての腕は立ち、機動兵器の操縦に関しては専門的な訓練を受けていた事が推測されている。<br />
<br />
=== 素性 ===<br />
[[ファイクス・ブラックウッド]]が設立したA機関の被験体の一人、認識番号1054、コード:AZ<ref>非常に才能があるため「最初から最後まで=全て」という意味。</ref>。自身の才能を隠して機関の人間が興味を失った隙に[[エッジ・セインクラウス|EDGE]]と共に機関を脱走し、その後は彼と約1年間、兄妹として過ごしていた。<br />
<br />
アズという名前は上記のコードネームに由来するものであり、本名は不明。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:本作の女主人公。地上ルート1話では[[機械獣]]、宇宙ルート1話では[[ザンスカール帝国]]が第30士官学校を襲撃した際にヒュッケバイン30を発見、自身の搭乗機体とする。<br />
:パイロット能力としては、特殊スキルの「???」およびエースボーナスの与ダメージ上昇の効果が強力。[[ヒュッケバイン30th]]に乗り換え後には、特殊スキル「???」が「ギフト」に変更されさらに強化される為、火力面がかなり伸びる。<br />
:なお、[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]を主人公とした場合は「黄金の遺産 終章」にてヒュッケバイン30の2号機と一緒に加入。その場合は特殊スキルは「???」のままで「ギフト」に変化しない。能力値、初期スキル、精神コマンドはデフォルト誕生日のメイン主人公版と同じ。<br />
:今作のエーストークは主人公とミツバ担当だが、性格の違いもあって、ミツバとエッジ以外の相手でもアズに温和な対応を取るが多い(一部の元敵パイロットを除く)。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
:格闘・射撃は完全に同じ。回避が高く防御が低い、典型的なリアル系の傾向。 <br />
:最終的な能力値指標はほぼ[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と同水準かつ、固有スキルの効果で更に増加するためトータルではトップエース級。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[気合]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
:女性主人公のデフォルト誕生日における構成。自身の固有スキル・エースボーナス・機体との相性は完璧で、武装追加後はボスキラーとしても活躍できる。<br />
:特に「突撃」を覚えるのはエッジ・アズのデフォルト誕生日及びしし座・AB型の三パターンのみな事もあり、下手にこだわるならデフォルトのままのほうが活躍させやすい。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''???(ギフト)、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[サポートアタック]]'''<br />
:歴代主人公同様援護に特化したスキル構成を持ち、底力の初期レベルも高めの水準。<br />
:「ギフト」は序盤は「???」名義で、気力140以上で発動し、すべての能力が5上昇するうえ、与ダメージが1.1倍になるという効果。<br />
:その後地上ルート「定められた運命」 / 宇宙ルート「進むべき道の先に」にて「ギフト」に変化。気力上昇に応じて全ての能力と与ダメージが増加する。気力151以上で最大効果となり、全能力+10、与ダメージ1.15倍となる。<br />
:その特性上、最大効果を得るには[[気力限界突破]]などを追加育成して気力上限を上げる必要がある。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。主人公キャラの定番。<br />
:発動条件が重なる固有スキルとの相乗効果で1.2倍以上の倍率となる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[エッジ・セインクラウス]]<br />
:男主人公。A機関の脱走者仲間で、一時的には仲良しの兄妹として共同生活していたが、アズがA機関にいた頃のトラウマを思い出させたくないエッジの意向により別れる。彼のことは「お兄ちゃん」と呼んでいるが、他の人がいる時は「兄さん」と呼んでいる(エッジには「兄離れのため」と主張している)。<br />
:お金好きやお人好しなど性格の共通点は、エッジの教えによるものである。また、アズの髪型と服装は彼がコーディネートした。<br />
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]<br />
:アズが主人公の場合、[[ドライストレーガー]]の初陣に居合わせたことで彼女に拾われる。その後は姉妹や友人のように親密な関係になり、戦うことしかできないアズは彼女なりのやり方でミツバを支えて続ける。<br />
:普段のアズはミツバの名前を公然と呼び捨てにしないが、「審判」後の激励シーンにて敢えて呼び捨てにしている。<br />
;[[レイノルド・ハーディン]]<br />
:副長の職務およびオルキダケア対策のため、主人公とミツバの動向を見守る人物、オルキダケアへの反逆成功後も引き続き彼女たちを補佐する。<br />
:アズが主人公の場合、「可憐だ…」と呟きながらアズに見惚れる場面が度々あり、気に入られている様子。<br />
;[[リアン・アンバード]]<br />
:アズルートにおける、最初に出会った第30士官学校の生徒。その後は友人同士になり、アズがサブ主人公の場合でもリアンと知り合ったと語られている。<br />
;[[ファイクス・ブラックウッド]]<br />
:自身とエッジが過酷な経験をすることになったA機関の設立者であるため、エッジ程ではないがあまり快く思っていない。<br />
:一方ファイクスはアズの弱点を気付き、敢えて厳しい態度で彼女に戦う理由を掴むと促す。<br />
;[[カールレウム・ヴァウル]]<br />
:ライバルキャラクター。中盤まではミツバに馴れ馴れしく近づく敵としか認識しないが、抹消ルートの展開によっては彼のことを多少理解できるようになる。<br />
;[[オルキダケア]]<br />
:ドライストレーガー乗組員を操り、アズの心も支配しようとした黒幕。アズの精神面はエッジより脆いため、一度オルキダケアの囁きによって心折れたが、ミツバの激励によって乗り越えた。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:アズルート1話で[[ドライストレーガー]]とその乗組員達の窮地を救った結果、ミツバからその戦いぶりをアムロと同じだと高く評される。<br />
:後にシャイアン基地で、実際本人の戦いぶりを見て'''「全身に目があるみたい」'''と驚嘆している。<br />
;[[シュラク隊]]<br />
:宇宙ルートでは彼女達に可愛がられる。特に[[ジュンコ・ジェンコ|ジュンコ]]とは大切な人がいる者同士として意気投合する場面がある。<br />
;[[ヨナ・バシュタ]]<br />
:施設被験者の繋がりで、どちらのルートでも一足先に主人公の過去を知ることになり、アズルートの場合ではその後も彼女のことを気にかけている。<br />
;[[三日月・オーガス]]<br />
:彼とオルガの信頼関係を自身とミツバの関係を重ねて、親近感を覚える。<br />
:[[クギミヤ・ケイ|ケイ]]曰く「何となく(アズと三日月の)雰囲気が似てる」とのこと。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[ヒタチ・イズル]]<br />
:宇宙ルートでは同年代であることからチームラビッツのメンバーとは比較的早く打ち解け、彼の描く漫画のモデルに選ばれる。彼の漫画とヒーローにまつわる夢を追う事については素直に応援しているが、その画力の余りのザンネンさには「ありえない」の一言も満足に出ないほどの衝撃を受けたようで、'''物凄い形相の顔'''で凍り付く場面も(エッジルートと共通する内容だが、リアクションが露骨なアズの方がより印象的)。<br />
;[[ダバ・マイロード]]<br />
:[[クワサン・オリビー|義兄妹]]を取り戻そうとするダバへ積極的に協力する姿勢を見せている。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[宝多六花]]<br />
:同年代の友人の一人。地上ルートでは彼女がアズの印象を「濡れてる捨て猫」と語ってる。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「戦場では臆病なぐらいがいいから」<br />
:回避台詞。[[カイ・シデン|彼]]が聞いたら真っ先に頷くだろう。<br />
;「連携で戦うって、いい感じ…」<br />
:援護攻撃時台詞。この言葉から仲間と手を取り合うことは嫌いではない模様。<br />
;「艦長のためにも…!」<br />
:メイン主人公時の対ミツバ援護攻撃台詞、30thに乗り換えた後も変化無し。<br />
:性格違うの故にこれくらいしか言えないが、作中のアズもアズなりにミツバのことを重視している。序盤とサブ主人公ではミツバへの台詞パターンが出ない、エッジの場合でも同様。<br />
;「艦長と約束したんだから!」<br />
:30th搭乗後の対ミツバ援護防御台詞。内容と時期は不明だが、兄妹どちらも「約束」を言及している。<br />
;「艦長のためにも、自分のためにも…!」<br />
:30th搭乗後の大ダメージ台詞。ミツバの激励を受け、自身のことも考えるようになったが、やはりミツバを守ることを最優先する。<br />
;「どいて、兄さん!邪魔!」<br />
:対エッジ援護攻撃時台詞の一つ。他の対エッジ援護台詞は真っ当な兄妹ものに対して、[[ララァ・スン|これだけが冷たい内容となってる。]]目上の相手であるためか、主人公時でも名前を呼び捨てにする台詞パターンが確認されていない。<br />
;「ネコの目だけど可愛くない…!」<br />
:対[[ザンスカール帝国]]系MS台詞の一つ、少女視点の猫目カメラネタといったところか。[[ザンネック]]などの後半ネームド機にも言うことがある。<br />
;「うねうねして気持ち悪い…!」<br />
:対[[ドッゴーラ]]。<br />
;「あの機体、売ったらいくらになるんだろう…」<br />
:対[[オージェ]]。少女キャラとは思えないお金好き台詞だが、これでもエッジ版よりテンション低い。<br />
;「やだ…可愛い…」<br />
:対[[巨大サンユン]]。すっかりメロメロ状態である。<br />
;「ちょっと色っぽいからって調子に乗って…!」<br />
:対[[ファサリナ]]。ファサリナはよく誘惑や甘言を行うため、同性からすれば気に食わないと思われても仕方ないだろう。<br />
;「オルドナ・ポセイダル! あなたは女性の敵です!」<br />
:対[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]。<br />
<br />
=== シナリオデモ ===<br />
;「は、はい! [[加速]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[突撃]]、[[気合]]、[[熱血]]の精神で頑張ります!」<br />
:[[獅子王凱|凱]]のエーストークにて。[[勇気]]で掛かる精神コマンドを全て挙げている。ちなみに、説明文では突撃と熱血の順番が逆である。<br />
;「恥ずかしいけど、私も出ていますから、こっそり見てくださいね」<br />ランディ「何ぃぃぃっ!?そ、それはダメだ!!」<br />
:[[ランディ・マクスウエル|ランディ]]のエーストークにて、アズが用意されたビデオに関する怪しい紹介。<br />
:もちろんそれは倫理的にあぶない物ではなく、アズが友人と一緒にネコカフェに行った時の映像である。<br />
;「[[ジェイデッカー]]…。かっこいい…」<br />
:ジェイデッカーの初合体を見ての呟き。地上ルートを選んだ場合、体験版の時点の序盤でこの台詞を見ることができた。クールに見えて内面は多感であることが既に伺える。<br />
;「艦長が突っ込めと言ったら、命懸けで突撃します…」<br />「艦長が盾となれと言ったら、ためらう事なく前に出ます…。だから…!」<br />
:「戦いの宇宙へ」または「戦いの大地へ」開始前会話より。エッジルートと同じくミツバを守る決意を表明するシーンだが、アズルートのものは彼よりも物騒な内容となっている。<br />
:ちなみにアズルートのミツバもオルキダケアの影響か(あるいはライターのミスか)、アズが単身でカールレウムを追撃する提案を許し、結果的には二人どちらも有言実行した。<br />
;「やりましょう、艦長! 出来る事を精一杯!」<br />
:「戦いの宇宙へ」または「戦いの大地へ」出撃後、未だ自信喪失状態のミツバに対して。<br />
:公然と名前を呼び捨てはせず、あくまでアズなりの精一杯な激励だが、それ故にミツバだけでなくリアンとレイノルドもアズの行動に好感を持った。<br />
;「ごめんなさい、艦長…。 私…自分のために戦います」<br />「でも、それに気づかせてくれた艦長のためにも戦いたいんです!」<br />
:「進むべき道の先に」または「定められた運命」より。ミツバの激励を受け、アズなりの戦う理由を見つけた後の台詞。<br />
:「ミツバの為」という理由は捨てることなく、信頼関係が強くなっていく。<br />
;「私を見て、ミツバ!」<br />「私もそうだった…。全てが怖くて、目をそらしていた…」<br /> 「誰とも関わりたくないのに、誰かに優しくしてほしかった…。そんな時にあなたに会ったんです」<br />「そして、私は変わる事が出来た…。だから今度は、私があなたを変わるためのお手伝いをします」<br />
:「審判」クリア後、ミツバへの激励シーンの冒頭。エッジの場合は既に男女として親密な関係になっていたため簡単に激励できたが、あくまで友人兼部下であるアズも、彼女なりに一生懸命にミツバを説得する。顔グラこそ普段と同じだが、後にこの時のアズは泣いていたと判明している。<br />
;「艦長…。改めて誓います」<br />「私は艦長と共に戦います。艦長を守り、艦長が守ろうとするものを一緒に守るために」<br />
:同じく「審判」におけるアズルート版の誓いシーンより。再起したミツバに、改めてアズなりに精一杯の決意表明とする。<br />
;「もう…! 艦長って意外にイジワルだったんですね…!」<br />
: 同上。ミツバの「二人っきり時の呼び捨て許可」に対して、恥じらうアズは未だミツバの名前を呼び捨てにしてないが、どちらも大事な友人の前に本来の一面を晒すことができた。<br />
;「すごい…。後ろにも…ううん、全身に目があるみたい…」<br />(どんなに訓練したって、あんな風にはなれないと思う…)<br />
:サイドミッション「白き流星の軌跡」でドライクロイツ登場後、[[アムロ・レイ|アムロ]]が[[ギラ・ドーガ]]を撃破した場面を見ての呟き。実際にアムロの活躍を見て、他のキャラクターが魅入られる場面は珍しくないが、魅入られながらも彼の戦いぶりを言葉で表現するキャラはアズが初めてかもしれない。<br />
:またかつてアムロが[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に向かって'''「後ろにも目をつけるんだ!」'''と言ったことを考慮すると、'''パイロットとしてまた更にアムロが強くなった'''といえる。<br />
;(せっかく、水着を着る決心したのに戦闘になるなんて…!)<br />「許さない! 私の勇気を返してよ!」<br />
:サイドミッション「陽炎、再び」における初戦闘時の戦闘前会話。<br />
:皆がバカンスに興じる中、一人水着を着るのに躊躇していたところ、遊ぶ前に戦闘が発生してしまったことでおじゃんになり、敵に怒りをぶつける。こういう所は真っ当な年頃の少女である。<br />
;「…そう? あれくらい普通じゃない?」<br />
:キーミッション「新しい翼」にて、[[クギミヤ・ケイ|ケイ]]のケーキが甘すぎると言う話題に対する反応。どうやらケイと同等の甘党らしい。<br />
:余談だが、エッジの場合は「スルガとキャオと一緒にナンパする予定」なのでケーキと味覚の話題が出ない。<br />
;「モデルにするのはいいけど、もう少し可愛く女の子が描けるようになってよね…」<br />
:キーミッション「新しい翼」にて。せっかくの休息だったところを、[[ヒタチ・イズル]]に頼み込まれて漫画のモデルにされていた中のぼやき。[[リアン・アンバード|リアン]]達とパフェを食べに行く予定だったのを断らざるを得なくなったため、かなり不機嫌。しかし、可愛く描いてもらいたいと年頃相応に思っているのか、はたまた'''単にイズルの画力がザンネンなだけ'''なのか…。<br />
;「生きていくには、お金がかかる…! だから、生きるためにお金を稼ぐ!」<br />「お金は生命の証…! だから、私はお金を稼いで生きていく!」<br />
:遺産ミッション「黄金の遺産」(中南米エリア)における初戦闘時の戦闘前会話。このミッションでは'''お金好き'''という設定のもと調査への協力を願われていたが、その背景になかなか厳しいものの一端が伺える台詞。<br />
;「そんなたくさんのお金がこの世に存在しているなんて夢みたい…」<br />
:同上。クリア時、無事に大量の金(きん)を手に入れ、部隊に資金が加わった時のリアクション。<br />
;ミツバ「でも、得られた資金は部隊全体のものだから、ボーナスとかも出せないわよ」<br />アズ「ええっ!?」<br />
:その後、別の遺産の調査の話題になった時のシーン。レイノルドも直後に突っ込んだが、いつになくリアクションが大きい…。<br />
;(ありがとう、お兄ちゃん…。助けにきてくれて、うれしかった…)<br />(私…もっと強くなる…。お兄ちゃんに頼らなくてもやっていけるように…)<br />(だから、お兄ちゃんもお兄ちゃんの幸せを見つけてね…)<br />
: アズルート「黄金の遺産・終章」クリア後の兄離れ独白。エッジルートは[[三角関係]]から身を引く宣言に対して、こちらは純粋にエッジの幸せを祈る内容となっている。<br />
:なお、主人公版アズもミツバにエッジのことを紹介するが、サブ版エッジとミツバの絡みは同話のみなので進展は不明である。<br />
;(かわいい…)<br/>(かわいい…! かわいい! かわいいっ!!)<br/>(かわいすぎて、滅茶苦茶にしたくなっちゃう!)<br />
:サイドミッション「ファーレンの皇女」における巨大サンユンとの戦闘前会話。照れた顔をしながらとんでもないことを考えている。<br />
;「…イズルがおかしいって今さらじゃない?」<br/>「メイヴィー主任を呼んで頭の中を調べてもらった方がいいんじゃ…」<br />
:DLCミッション「ヒーロー覚醒」にて、「イズルの様子がおかしい」という相談をラビッツから持ちかけられて。'''元からおかしいと思っていた'''上に豹変したイズルを見て脳の異常を疑いだすなど酷い扱い(アズだけではないが)。<br />
;「…危なかった…。[[C.C.]]さんの気分次第じゃ私もメンバーだった…」<br/>(でも、ちょっと選ばれたかったかも…)<br />
: DLCミッション「始動、連邦軍アイドル化計画」で、アイドルグループのメンバーではなかった事に対して。<br />
;「だったら、みんなに発破をかけてください。ミツバンバン! って」<br />
: 同上。ドライストレーガー初攻撃時の戦闘前会話の一部。エッジも同じようにミツバを揶揄うが、アズがミツバを揶揄うのは滅多に見られないシーン。<br />
;(女の子だけの世界…)<br/>(ちょっとステキかも…)<br />
: DLCミッション「清く正しく美しく、そして強く」で、アズ初攻撃時の戦闘前会話。本編ではサート・スターと管理人の[[フル・フラット]]を警戒していたが、少なくとも「女の子だけの世界」に興味ないわけではない模様。<br />
;(い、いいのかな、あれ…)<br/>(もしかして、チェーンさん…アムロ大尉からカミーユさんに乗り換えて…)<br/>(確かにカミーユさんもかっこいいけど、年齢はチェーンさんの方がそこそこ上だし…)<br/>(あ…でも、男の人って年上の女の人に甘えたいって願望があるって聞くし…)<br/>(でも、そうだとしたら、この部隊で私の事をいいな…って思ってくれるのってごく限られた子になるんじゃ…)<br />
:DLCミッション「二人の光」にて、[[チェーン・アギ|チェーン]]が[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を伴って外出する様子を見送りながらの内心。恋人が欲しいお年頃の少女であるが…。<br />
;リアン「アズ…?」<br/>アズ「な、何でもない!別に私、モテたくないから!」<br/>リアン「はぁ…」<br />
:様子がおかしいアズを見かねて話しかけたリアンに対して。<br />
;([[ジークン・リュー|ジークン]]さんに頼んで、ヒュッケバインも二人乗りにしてもらおうかな…。相手がいないけど…)<br />
:DLCミッション「我等ニ敵無シ」にて、[[クスハ・ミズハ|クスハ]]と[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]の関係を羨ましく思っての独白。<br />
;(私にとってのミツバ艦長が、三日月さんにとってのオルガさんなのね…)<br/>(そう思うと何か親近感が湧くな…)<br />
:DLCミッション「鉄の絆」クリア後の独白より、彼とオルガの信頼関係を自身とミツバの関係を重ねる。<br />
;(ごめんなさい、艦長、お兄ちゃん…。あれを飲んだら、私… 今までの私でいられないかも知れない…)<br />
:クスハエーストーク最後の独白。エッジと同じくクスハ汁を飲む前に終了したが、大切な二人への遺言のような内容となっている。<br />
;「ええ…。指輪やバッジ、コンパクトとか」<br />
:[[ディド]]のエーストークより。アズルートの内容は彼の変身方法を尋ねるが、アズが言った変身アイテムの例はほとんど変身ヒロインの物である(一応[[ACE (ULTRAMAN)|指輪やバッジはウルトラマンシリーズに使われていた]])。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ヒュッケバイン30]]<br />
:ルートにより状況は異なるが、敵の襲撃から逃れるために自ら乗り込み、以降は愛機とする。本機を見て自身の境遇に重ね合わせており、愛着を見せる時もある。<br />
;[[ヒュッケバイン30th]] <br />
:キーミッション「定められた運命」or「進むべき道の先に」でこちらに強化される。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:あす せいんくらうす}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9&diff=417156
エッジ・セインクラウス
2021-12-28T11:15:48Z
<p>アホウドリ売り: /* 人間関係 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Edge Sainklaus]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| 声優 = {{声優|杉田智和|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]<br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 誕生日 = 4月20日<br />
| 年齢 = [[年齢::21]]歳<br />
| 血液型 = O型<br />
| 所属 = A機関→なし→ドライストレーガー<br />
}}<br />
'''エッジ・セインクラウス'''は『[[スーパーロボット大戦30]]』の[[主人公|男主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[第30士官学校]]に流れ着いた謎の風来坊。成り行きで[[ヒュッケバイン30]]のパイロットとなり、万能戦闘母艦[[ドライストレーガー]]に乗艦する事になる。<br />
<br />
大雑把な性格をしており、お金とおごりとナンパを愛する。しかし、その一方で物事への執着心が薄く、時折投げやりな態度を見せる事も多い。<br />
<br />
人当たりはよく、特に自分の力で物事を解決しようと努力する人を老若男女問わず尊敬する。<br />
<br />
ドライストレーガー乗艦前の経歴については一切不明で、本人も自らの過去を話すことを避けている(しかし、家族に妹がいることが唯一語られている)。また、初めて搭乗する筈のヒュッケバイン30を直ぐに乗りこなす等、パイロットとしての腕は立ち、機動兵器の操縦に関しては専門的な訓練を受けていた事が推測されている。<br />
=== 素性 ===<br />
[[ファイクス・ブラックウッド]]が設立したA機関の被験体の一人、「'''認識番号1542、コード:EDGE'''」。自身の才能を隠して機関の人間が興味を失った隙に[[アズ・セインクラウス|AZ]]と共に機関を脱走し、その後は彼女と約1年間、兄妹として過ごしていた。<br />
<br />
エッジという名前は上記のコードネームに由来するものであり、本名は不明。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2021年12月より開催される第9回制圧戦「流離の刃」にてゲスト参戦。乗機は[[ヒュッケバイン30]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:本作の男主人公。地上ルート1話では[[機械獣]]、宇宙ルート1話では[[ザンスカール帝国]]が第30士官学校を襲撃した際にヒュッケバイン30を発見、自身の搭乗機体とする。<br />
:パイロット能力としては、特殊スキルの「???」およびエースボーナスの与ダメージ上昇の効果が強力。[[ヒュッケバイン30th]]に乗り換え後には、特殊スキル「???」がギフトに変更されさらに強化される為、火力面がかなり伸びる。<br />
:なお、選ばなかった場合は「黄金の遺産 終章」にて加入するが、その場合は特殊スキルは「???」のままで、「ギフト」に変化しない。<br />
:エーストークでは、女性が惹かれる男性や女性陣に対して[[AG|欲望丸出しの発言]]をしてしまい、相当警戒されてしまっている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
<!-- === [[能力|能力値]] === --><br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[不屈]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[直感]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
:男性主人公のデフォルト構成。機体との相性が良い「突撃」を覚えるのは、エッジとアズのデフォルト構成及びしし座・AB型の三つのパターンのみ。<br />
:アズのデフォルト誕生日との違いは集中を持たない代わりに不屈がある点。搭乗機がリアル系の性能なので惜しい所ではあるが、直感ではSP消費が勿体ない時の大技対策に優れる。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[アタッカー]](エッジ)'''<br />
:気力が10上昇する毎に、攻撃力・運動性が増加する。<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''???(ギフト)、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[サポートアタック]]'''<br />
:歴代主人公同様援護に特化したスキル構成を持ち、底力の初期レベルも高めの水準。<br />
:「ギフト」は序盤は「???」名義で、気力140以上で発動し、すべての能力が5上昇するうえ、与ダメージが1.1倍になるという効果。<br />
:その後地上ルート「定められた運命」or宇宙ルート「進むべき道の先に」にて「ギフト」に変化。気力上昇に応じて全ての能力と与ダメージが増加する。気力151以上で最大効果となり、全能力+10、与ダメージ1.15倍となる。<br />
:その特性上、最大効果を得るには気力限界突破などを追加育成して気力上限を上げる必要がある。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。主人公キャラの定番。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[アズ・セインクラウス]]<br />
:女主人公。同じA機関からの脱走者で、別れる前は兄妹として生活していた。<br />
:彼女のことは特に大切に思っており、シスコン全開で接する。しかしアズは兄離れしようとしているため、その事について悲観している。<br />
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]<br />
:彼女の「できることを精一杯」の言葉に感化され戦いを始める。<br />
:その後もお互いを支え合い、最終的には相思相愛と言っていいほどの関係となる。<br />
;[[レイノルド・ハーディン]]<br />
:当初は不審者として信用されておらず、後にはミツバを巡る[[三角関係|恋のライバル]]となる。だが、最終的にはエッジとミツバの仲を認めている。<br />
;[[ジークン・リュー]]<br />
:エッジルートにおける、最初に出会った第30士官学校の生徒。<br />
;[[ファイクス・ブラックウッド]]<br />
:自身とアズが過酷な経験をすることになったA機関の設立者であるためか、彼のことは強い憎悪を抱いている。<br />
;[[カールレウム・ヴァウル]]<br />
:ライバルキャラクター。当初はミツバを苦しめる原因として激しく敵視していたが、彼の人となりを知ってからは仲間とは認めずとも一定の信頼を寄せることになる。<br />
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]<br />
:クスハとブリットの関係を羨ましがっており、[[声優ネタ|'''声が似ている''']]とのことで何かと当たりが強い。<br>ちなみに二人には「'''主人公'''」「'''声が杉田智和'''」「'''エッジ(刃)とブリッド(弾丸)と正反対の名前'''」「'''[[ヒュッケバインシリーズ]]のパイロット'''」「'''恋愛に関してはかなり奥手だが意中の女性に対しては一途で情熱的'''」「'''恋人となる女性がおしとやかで芯が強い巨乳美女'''」と数多くの共通点がある。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[ヨナ・バシュタ]]、[[ミシェル・ルオ]]<br />
:「運命の子供たち」と呼ばれていた彼らに、「自分だけ過去を話さないのはフェアじゃない」という理由から自身の過去を明かす。<br />
:以後、リタを取り戻そうと足掻くヨナを何かと気に掛ける。<br />
;[[ノルバ・シノ]]<br />
:エーストークにて彼を誘ってナンパをしようとするも、彼からは望みが薄そうだと落胆される。ちなみに、'''ミツバと結ばれた後もエッジの方からナンパを誘う。'''<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[獅堂光]]<br />
:彼女の前向きさを評価しており、エーストーク時にその人柄を褒める場面がある。また、[[炎神レイアース]]にも祝いの一言を述べようと提案してその場で呼び出されそうになり、慌てふためく様子を見せる。<br />
;[[鳳凰寺風]]<br />
:エーストーク時に彼女の礼儀正しさを評価しているが、その際に風が発したコメントから戦慄を覚えている。本人曰く「(風の前では)'''俺も礼儀正しくした方がよさそうだぜ…'''」とのこと。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「出来る事を精一杯…ってな!」<br />
:攻撃時。ミツバの言葉の受け売りであるが、序盤から既に戦闘台詞に入っており、その意味は後に明かされる。<br />
;「素直にミスを認めます…」<br />
:被弾時。何故か敬語。<br />
;「アズ…頑張ってくれちゃって…」<br />
:アズへの援護攻撃時の台詞の一つ。とても嬉しそうである。<br />
;「その眠そうな目をこじ開けてやるぜ!」<br />
:[[モビルスーツ]]([[ザンスカール帝国]]機)との[[特殊戦闘台詞]]。総じて糸目型のカメラアイを持つザンスカール製モビルスーツの特徴を皮肉った台詞である。<br />
;「戦場でハイになる奴は怖いな…!」<br />
:[[ゾルタン・アッカネン]]との特殊戦闘台詞の1つ。<br />
;「金に汚ねえ男は、みっともねえな!」<br />
:[[ベルク・バトゥム・ビトゥル]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「子供は帰って、歯ぁ磨いて寝ろ!」<br />
:[[カロッサ]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「やばい! 色気にKOされそうだ…!」<br />
:[[ファサリナ]]との特殊戦闘台詞。普段の彼らしい台詞だが'''ミツバと結ばれた後も発生する'''。<br />
;「見るからに高そうな機体が来た!」<br />
:[[オージェ]]との特殊戦闘台詞。明らかにテンションの上がった声色になっているのが印象的。<br />
;「駄目だ…! まともに見ると力が抜ける…!」<br />
:[[巨大サンユン]]との特殊戦闘台詞。<br />
<br />
=== シナリオデモ ===<br />
概要の通り、女好きで軟派な一面を見せる二枚目半な言動が多め。<br />
<br />
==== エッジルート ====<br />
;「おめでとさん」<br/>「おめでとうございます」<br />
:エースパイロットへの祝辞。目上の人物に対しては後者になる。<br />
;「あ~…金が欲しい…。眠い、腹減った、モテたい…」<br/>「な、何だよ…。休憩中ぐらい独り言をつぶやいたっていいだろ…?」<br/>「え…ヒーローにあるまじきセリフだって? …まあ、おっしゃる通りだ」<br/>「だが、そんな俺でも出来る事を精一杯やってる」<br/>「というわけで、あんたも俺と一緒に頑張ろうぜ。じゃあ、またな」<br />
:中断メッセージ「休憩中のつぶやき」での発言。この台詞欄だけでエッジという人物がどういうキャラなのかがわかるだろう。<br />
;「俺の望んだハーレムはこんなんじゃないです…」<br />
:[[コニー・フランシス]]のエーストーク内のオチ発言。コニーだけではなく、同席したシュラク隊にお祝いの言葉を送ろうとするも、「[[ケイト・ブッシュ|新しい服が欲しい]]」「[[マヘリア・メリル|化粧品が欲しい]]」「[[ヘレン・ジャクソン|エッジのおごりでパーティー]]」とおごられそうになってしまう。<br />
;「どうすれば、女にモテるか教えてくれ!」<br/>大神「いいっ!?」<br/>「頼む! 俺も大神さんみたいにみんなに頼られ、あわよくば女にモテモテの人生を送りたいんだ!」<br />
:[[大神一郎]]のエーストーク内での発言。ド直球の願望丸出し発言である。<br />
;「だから、守ってやる」<br/>「俺だって不安ばかりだ…。ロクな生き方もしてきてないし、明日をも知れない…」<br/>「だが、新しい世界の扉を開いてくれたお前は俺が守る」<br/>「だから、負けないでくれ。俺にとって、お前は[[希望]]なんだ」<br/>「それしか、俺に出来る事はない…。だが…頼む」<br />
:「戦いの宇宙へ」or「戦いの大地へ」開始時の会話にて。ドライクロイツ司令という立場に押しつぶされそうなミツバに対して、彼女の「出来る事を精一杯」という言葉に感化されてこれまで戦ってきた事を明かして。この時点でエッジにとってミツバは単なる雇い主以上の大切な存在に変わってきており、その思いは終盤で彼女の心を救うことになる。<br />
;「…わからないなら、これから探しゃいい」<br/>「俺も、そうさ。ラボから逃げ出した時は何もかも失っていたからな」<br/>「だから、手探りで色んなものを見つけていった。だから、今の俺がいる」<br/>「そのよ…お前は全てを失ったわけじゃねえ…」<br/>「だって、俺がいるんだからな」<br/>「あ、俺だけじゃねえぜ! 副長やリアンやジークン達もいる!」<br/>「ドライストレーガーのクルーだけじゃねえ! ドライクロイツのみんながいるさ!」<br />
:「審判」クリア後の会話にて。どこまでが自分の意志でどこまでがオルキダケアの支配の影響だったのか悩むミツバに対して。ミツバを励まそうとして勢い余って告白してしまっているが、その照れ隠しをする為に仲間の名前を羅列する。しかし、ミツバの返答によって両想いであることが明らかになり…。<br />
;「そうか…。だったら、改めて誓うぜ、ミツバ」<br/>「俺はお前を守るために戦う。これからもずっとだ」<br />
:上記の会話の続き。戦うために作られた生体兵器である彼がようやく手にした愛する女性への想い。彼に妹以外に大切な女性ができた瞬間だった。<br />
;「言っておく! 俺が絶望に屈しないのは[[ミツバ・グレイヴァレー|お前よりずっといい女]]に希望をもらったからだ!」<br/>「そいつの前で格好悪い真似は出来ねえんだよ! だから、お前に負けはしねえのさ!」<br />
:[[デボネア]]戦の戦闘前会話にて。愛を苦手とするデボネアに対して真っ向からノロケで切り返して攻めかかる。ずっと生きる意味を求めてフラフラしていた彼だが、守るべきミツバが傍にいる今、怖いものなど何もなかった。<br />
<br />
==== アズルート ====<br />
;「りょう~かい、俺は陰からお前の生き様を見守らせてもらうわ」<br />
:アズルート「黄金の遺産・終章」クリア後会話より。サブ主人公である故に軟派やミツバとのエピソードは無くなったが、この場合3人の関係が悪くなく、アズを見守る者としての立場も大人しく受け入れた。<br />
;「見てて楽しい、放っておけない、頼りになる、お金にうるさい所も可愛い…。色んな話が聞けたぜ」<br />
:アズルート艦内会話ミッション「妹と兄」より。エッジルートは交友関係絡みの内容に対して、アズルートでは仲間からのアズへの評価を勝手に調べている。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ヒュッケバイン30]]<br />
:<br />
;[[ヒュッケバイン30th]]<br />
:<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:えつし せいんくらうす}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9&diff=417155
エッジ・セインクラウス
2021-12-28T11:15:13Z
<p>アホウドリ売り: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Edge Sainklaus]]<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| 声優 = {{声優|杉田智和|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]<br />
}}<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 誕生日 = 4月20日<br />
| 年齢 = [[年齢::21]]歳<br />
| 血液型 = O型<br />
| 所属 = A機関→なし→ドライストレーガー<br />
}}<br />
'''エッジ・セインクラウス'''は『[[スーパーロボット大戦30]]』の[[主人公|男主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[第30士官学校]]に流れ着いた謎の風来坊。成り行きで[[ヒュッケバイン30]]のパイロットとなり、万能戦闘母艦[[ドライストレーガー]]に乗艦する事になる。<br />
<br />
大雑把な性格をしており、お金とおごりとナンパを愛する。しかし、その一方で物事への執着心が薄く、時折投げやりな態度を見せる事も多い。<br />
<br />
人当たりはよく、特に自分の力で物事を解決しようと努力する人を老若男女問わず尊敬する。<br />
<br />
ドライストレーガー乗艦前の経歴については一切不明で、本人も自らの過去を話すことを避けている(しかし、家族に妹がいることが唯一語られている)。また、初めて搭乗する筈のヒュッケバイン30を直ぐに乗りこなす等、パイロットとしての腕は立ち、機動兵器の操縦に関しては専門的な訓練を受けていた事が推測されている。<br />
=== 素性 ===<br />
[[ファイクス・ブラックウッド]]が設立したA機関の被験体の一人、「'''認識番号1542、コード:EDGE'''」。自身の才能を隠して機関の人間が興味を失った隙に[[アズ・セインクラウス|AZ]]と共に機関を脱走し、その後は彼女と約1年間、兄妹として過ごしていた。<br />
<br />
エッジという名前は上記のコードネームに由来するものであり、本名は不明。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2021年12月より開催される第9回制圧戦「流離の刃」にてゲスト参戦。乗機は[[ヒュッケバイン30]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:本作の男主人公。地上ルート1話では[[機械獣]]、宇宙ルート1話では[[ザンスカール帝国]]が第30士官学校を襲撃した際にヒュッケバイン30を発見、自身の搭乗機体とする。<br />
:パイロット能力としては、特殊スキルの「???」およびエースボーナスの与ダメージ上昇の効果が強力。[[ヒュッケバイン30th]]に乗り換え後には、特殊スキル「???」がギフトに変更されさらに強化される為、火力面がかなり伸びる。<br />
:なお、選ばなかった場合は「黄金の遺産 終章」にて加入するが、その場合は特殊スキルは「???」のままで、「ギフト」に変化しない。<br />
:エーストークでは、女性が惹かれる男性や女性陣に対して[[AG|欲望丸出しの発言]]をしてしまい、相当警戒されてしまっている。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
<!-- === [[能力|能力値]] === --><br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[不屈]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[直感]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[直感]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
:男性主人公のデフォルト構成。機体との相性が良い「突撃」を覚えるのは、エッジとアズのデフォルト構成及びしし座・AB型の三つのパターンのみ。<br />
:アズのデフォルト誕生日との違いは集中を持たない代わりに不屈がある点。搭乗機がリアル系の性能なので惜しい所ではあるが、直感ではSP消費が勿体ない時の大技対策に優れる。<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[アタッカー]](エッジ)'''<br />
:気力が10上昇する毎に、攻撃力・運動性が増加する。<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''???(ギフト)、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[サポートアタック]]'''<br />
:歴代主人公同様援護に特化したスキル構成を持ち、底力の初期レベルも高めの水準。<br />
:「ギフト」は序盤は「???」名義で、気力140以上で発動し、すべての能力が5上昇するうえ、与ダメージが1.1倍になるという効果。<br />
:その後地上ルート「定められた運命」or宇宙ルート「進むべき道の先に」にて「ギフト」に変化。気力上昇に応じて全ての能力と与ダメージが増加する。気力151以上で最大効果となり、全能力+10、与ダメージ1.15倍となる。<br />
:その特性上、最大効果を得るには気力限界突破などを追加育成して気力上限を上げる必要がある。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。主人公キャラの定番。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[アズ・セインクラウス]]<br />
:女主人公。同じA機関からの脱走者で、別れる前は兄妹として生活していた。<br />
:彼女のことは特に大切に思っており、シスコン全開で接する。しかしアズは兄離れしようとしているため、その事について悲観している。<br />
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]<br />
:彼女の「できることを精一杯」の言葉に感化され戦いを始める。<br />
:その後もお互いを支え合い、最終的には相思相愛と言っていいほどの関係となる。<br />
;[[レイノルド・ハーディン]]<br />
:当初は不信者として信用されておらず、後にはミツバを巡る[[三角関係|恋のライバル]]となる。だが、最終的にはエッジとミツバの仲を認めている。<br />
;[[ジークン・リュー]]<br />
:エッジルートにおける、最初に出会った第30士官学校の生徒。<br />
;[[ファイクス・ブラックウッド]]<br />
:自身とアズが過酷な経験をすることになったA機関の設立者であるためか、彼のことは強い憎悪を抱いている。<br />
;[[カールレウム・ヴァウル]]<br />
:ライバルキャラクター。当初はミツバを苦しめる原因として激しく敵視していたが、彼の人となりを知ってからは仲間とは認めずとも一定の信頼を寄せることになる。<br />
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]<br />
:クスハとブリットの関係を羨ましがっており、[[声優ネタ|'''声が似ている''']]とのことで何かと当たりが強い。<br>ちなみに二人には「'''主人公'''」「'''声が杉田智和'''」「'''エッジ(刃)とブリッド(弾丸)と正反対の名前'''」「'''[[ヒュッケバインシリーズ]]のパイロット'''」「'''恋愛に関してはかなり奥手だが意中の女性に対しては一途で情熱的'''」「'''恋人となる女性がおしとやかで芯が強い巨乳美女'''」と数多くの共通点がある。<br />
<br />
== 版権作品との人間関係 ==<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[ヨナ・バシュタ]]、[[ミシェル・ルオ]]<br />
:「運命の子供たち」と呼ばれていた彼らに、「自分だけ過去を話さないのはフェアじゃない」という理由から自身の過去を明かす。<br />
:以後、リタを取り戻そうと足掻くヨナを何かと気に掛ける。<br />
;[[ノルバ・シノ]]<br />
:エーストークにて彼を誘ってナンパをしようとするも、彼からは望みが薄そうだと落胆される。ちなみに、'''ミツバと結ばれた後もエッジの方からナンパを誘う。'''<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[獅堂光]]<br />
:彼女の前向きさを評価しており、エーストーク時にその人柄を褒める場面がある。また、[[炎神レイアース]]にも祝いの一言を述べようと提案してその場で呼び出されそうになり、慌てふためく様子を見せる。<br />
;[[鳳凰寺風]]<br />
:エーストーク時に彼女の礼儀正しさを評価しているが、その際に風が発したコメントから戦慄を覚えている。本人曰く「(風の前では)'''俺も礼儀正しくした方がよさそうだぜ…'''」とのこと。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「出来る事を精一杯…ってな!」<br />
:攻撃時。ミツバの言葉の受け売りであるが、序盤から既に戦闘台詞に入っており、その意味は後に明かされる。<br />
;「素直にミスを認めます…」<br />
:被弾時。何故か敬語。<br />
;「アズ…頑張ってくれちゃって…」<br />
:アズへの援護攻撃時の台詞の一つ。とても嬉しそうである。<br />
;「その眠そうな目をこじ開けてやるぜ!」<br />
:[[モビルスーツ]]([[ザンスカール帝国]]機)との[[特殊戦闘台詞]]。総じて糸目型のカメラアイを持つザンスカール製モビルスーツの特徴を皮肉った台詞である。<br />
;「戦場でハイになる奴は怖いな…!」<br />
:[[ゾルタン・アッカネン]]との特殊戦闘台詞の1つ。<br />
;「金に汚ねえ男は、みっともねえな!」<br />
:[[ベルク・バトゥム・ビトゥル]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「子供は帰って、歯ぁ磨いて寝ろ!」<br />
:[[カロッサ]]との特殊戦闘台詞。<br />
;「やばい! 色気にKOされそうだ…!」<br />
:[[ファサリナ]]との特殊戦闘台詞。普段の彼らしい台詞だが'''ミツバと結ばれた後も発生する'''。<br />
;「見るからに高そうな機体が来た!」<br />
:[[オージェ]]との特殊戦闘台詞。明らかにテンションの上がった声色になっているのが印象的。<br />
;「駄目だ…! まともに見ると力が抜ける…!」<br />
:[[巨大サンユン]]との特殊戦闘台詞。<br />
<br />
=== シナリオデモ ===<br />
概要の通り、女好きで軟派な一面を見せる二枚目半な言動が多め。<br />
<br />
==== エッジルート ====<br />
;「おめでとさん」<br/>「おめでとうございます」<br />
:エースパイロットへの祝辞。目上の人物に対しては後者になる。<br />
;「あ~…金が欲しい…。眠い、腹減った、モテたい…」<br/>「な、何だよ…。休憩中ぐらい独り言をつぶやいたっていいだろ…?」<br/>「え…ヒーローにあるまじきセリフだって? …まあ、おっしゃる通りだ」<br/>「だが、そんな俺でも出来る事を精一杯やってる」<br/>「というわけで、あんたも俺と一緒に頑張ろうぜ。じゃあ、またな」<br />
:中断メッセージ「休憩中のつぶやき」での発言。この台詞欄だけでエッジという人物がどういうキャラなのかがわかるだろう。<br />
;「俺の望んだハーレムはこんなんじゃないです…」<br />
:[[コニー・フランシス]]のエーストーク内のオチ発言。コニーだけではなく、同席したシュラク隊にお祝いの言葉を送ろうとするも、「[[ケイト・ブッシュ|新しい服が欲しい]]」「[[マヘリア・メリル|化粧品が欲しい]]」「[[ヘレン・ジャクソン|エッジのおごりでパーティー]]」とおごられそうになってしまう。<br />
;「どうすれば、女にモテるか教えてくれ!」<br/>大神「いいっ!?」<br/>「頼む! 俺も大神さんみたいにみんなに頼られ、あわよくば女にモテモテの人生を送りたいんだ!」<br />
:[[大神一郎]]のエーストーク内での発言。ド直球の願望丸出し発言である。<br />
;「だから、守ってやる」<br/>「俺だって不安ばかりだ…。ロクな生き方もしてきてないし、明日をも知れない…」<br/>「だが、新しい世界の扉を開いてくれたお前は俺が守る」<br/>「だから、負けないでくれ。俺にとって、お前は[[希望]]なんだ」<br/>「それしか、俺に出来る事はない…。だが…頼む」<br />
:「戦いの宇宙へ」or「戦いの大地へ」開始時の会話にて。ドライクロイツ司令という立場に押しつぶされそうなミツバに対して、彼女の「出来る事を精一杯」という言葉に感化されてこれまで戦ってきた事を明かして。この時点でエッジにとってミツバは単なる雇い主以上の大切な存在に変わってきており、その思いは終盤で彼女の心を救うことになる。<br />
;「…わからないなら、これから探しゃいい」<br/>「俺も、そうさ。ラボから逃げ出した時は何もかも失っていたからな」<br/>「だから、手探りで色んなものを見つけていった。だから、今の俺がいる」<br/>「そのよ…お前は全てを失ったわけじゃねえ…」<br/>「だって、俺がいるんだからな」<br/>「あ、俺だけじゃねえぜ! 副長やリアンやジークン達もいる!」<br/>「ドライストレーガーのクルーだけじゃねえ! ドライクロイツのみんながいるさ!」<br />
:「審判」クリア後の会話にて。どこまでが自分の意志でどこまでがオルキダケアの支配の影響だったのか悩むミツバに対して。ミツバを励まそうとして勢い余って告白してしまっているが、その照れ隠しをする為に仲間の名前を羅列する。しかし、ミツバの返答によって両想いであることが明らかになり…。<br />
;「そうか…。だったら、改めて誓うぜ、ミツバ」<br/>「俺はお前を守るために戦う。これからもずっとだ」<br />
:上記の会話の続き。戦うために作られた生体兵器である彼がようやく手にした愛する女性への想い。彼に妹以外に大切な女性ができた瞬間だった。<br />
;「言っておく! 俺が絶望に屈しないのは[[ミツバ・グレイヴァレー|お前よりずっといい女]]に希望をもらったからだ!」<br/>「そいつの前で格好悪い真似は出来ねえんだよ! だから、お前に負けはしねえのさ!」<br />
:[[デボネア]]戦の戦闘前会話にて。愛を苦手とするデボネアに対して真っ向からノロケで切り返して攻めかかる。ずっと生きる意味を求めてフラフラしていた彼だが、守るべきミツバが傍にいる今、怖いものなど何もなかった。<br />
<br />
==== アズルート ====<br />
;「りょう~かい、俺は陰からお前の生き様を見守らせてもらうわ」<br />
:アズルート「黄金の遺産・終章」クリア後会話より。サブ主人公である故に軟派やミツバとのエピソードは無くなったが、この場合3人の関係が悪くなく、アズを見守る者としての立場も大人しく受け入れた。<br />
;「見てて楽しい、放っておけない、頼りになる、お金にうるさい所も可愛い…。色んな話が聞けたぜ」<br />
:アズルート艦内会話ミッション「妹と兄」より。エッジルートは交友関係絡みの内容に対して、アズルートでは仲間からのアズへの評価を勝手に調べている。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;[[ヒュッケバイン30]]<br />
:<br />
;[[ヒュッケバイン30th]]<br />
:<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:えつし せいんくらうす}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC/30&diff=407489
ネタバレ/30
2021-11-13T09:40:43Z
<p>アホウドリ売り: /* オリジナル */</p>
<hr />
<div>== 公式公開情報 ==<br />
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<!--- ここからネタバレ情報を書いてください。---><br />
=== 全般 ===<br />
*全何話?<br />
<font color=fffff></font><br />
*今回の世界観はどうなっているの?<br />
::<font color=fffff>ナイツ&マジックの主人公エルの転生前の地球は、本作の舞台となる地球とは別の地球だと判明しています。</font><br />
:::<font color=fffff>また、SSSS.GRIDMANの新条アカネにとっての現実世界は、エルの転生前と同じ地球だと判明しています。(ミッション「炎の合体」、「陽炎、再び」より)</font><br />
:::<font color=fffff>その地球には、ウルトラシリーズはフィクションであり、ガンダムシリーズなどは存在しないようです。</font><br />
::<font color=fffff>時系列としてはZシリーズよりも未来、αシリーズとは同じくらいの時期の模様。</font><br />
*終盤の隠しルートはある?<br />
::<font color=fffff>ミッション中にカールレイムからミツバに問われる5回の質問の結果でクエスターズとの決戦ミッションが変化し、片方では条件を満たすとカールレイムの状況も変更されます。</font><br />
*隠し要素はなに?<br />
::<font color=fffff>現在確認されているのは、「ランスロット・アルビオンゼロ&スザク早期加入」「カゲロウ&シャドウ丸追加合体攻撃」「巨大サンユン&アスカ」「オリファーがV2ガンダムの2機目を乗ってくる」など。また、隠し要素の解放条件の中には、撃破機体が指定されている等従来の方法の他に、ミッションのクリア順が関与してくるものも存在します。</font><br />
::<font color=fffff>第3次Z天獄篇のラストボスである至高神Zの軍勢と戦える隠しミッションが用意されています。なおアドヴェントの戦闘ボイスは全て新録です。</font><br />
<br />
=== 参戦作品 ===<br />
*新規参戦作品の扱いはどんな感じ?(家庭用初参戦含む)<br />
:覇界王 ガオガイガー対ベターマン<br />
::<font color=fffff>原作とは異なり、ベターマン側の敗北に終わりますが条件を満たせば自部隊にそのまま参加します。また、ゴルディーマーグ以外の勇者ロボは直接の登場はしません。</font><br />
:勇者警察ジェイデッカー<br />
::<font color=fffff>主要エピソードは一通り再現されます。ブレイブポリスの合体攻撃も全て実装されており、隠し要素のカゲロウとシャドウ丸にはオリジナル合体攻撃まで用意されています。またビクティムが破壊されずに自部隊に加入します。</font><br />
:ナイツ&マジック<br />
::<font color=fffff>原作再現は少なめですが、エル君の存在感は強めで空気にはなっていません。</font><br />
:SSSS.GRIDMAN<br />
::<font color=fffff>原作再現、戦闘アニメともに優遇されています。ドライクロイツがツツジ台に迷い込んだのは、ドライストレーガーの中枢で眠るオルキダケアの仕業であることが終盤で明らかになります。</font><br />
:機動戦士ガンダムNT<br />
::<font color=fffff>原作で死亡したミシェル、ブリックは生還します。また、ミネバがジン・ジャハナムの一人となっています。</font><br />
:コードギアス 復活のルルーシュ<br />
::<font color=fffff>原作シナリオは前半のミッションで終了しますが、「ガン×ソード」のカギ爪の男がギアス嚮団と繋がりを持っているというクロスオーバーが行われており、原作シナリオ終了後にシャリオとビトゥルは、カギ爪の集団に合流して逆襲を狙うオリジナル展開になります。ユニットの参戦は3機だけですが、扇やジェレミア達がサポーターとして参加します。</font><br />
:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス<br />
::<font color=fffff>ラビッツの面々の存在感は強めで、主要エピソードも一通り再現され、戦闘アニメも優遇されています。</font><br />
<br />
*再参戦作品の扱いは?<br />
:機動戦士Vガンダム<br />
::<font color=fffff>原作の主だったイベントはほぼ再現されています。</font><br />
:重戦機エルガイム<br />
::<font color=fffff>原作の主だったイベントはほぼ再現されています。またクワサン・オリビーはミアン・クゥ・ハウ・アッシャーによってマインド・コントロールを解かれるため、精神崩壊をせずに自部隊に参加します。</font><br />
:超電磁ロボ コン・バトラーV<br />
::<font color=fffff>いるだけ参戦ですが、チームメンバーが随所で目立つため存在感は濃い方です。</font><br />
<br />
*原作で死んだキャラクターの生死、敵対人物の加入は?<br />
::<font color=fffff>「エルガイム」のネイ・モー・ハンがオージェと共に加入。</font><br />
::<font color=fffff>ウッソの母親、ミューラ・ミゲルは生存確認。また本編で死亡したシュラク隊の面々も生存し、女王マリアもルート次第で生存します。</font><br />
::<font color=fffff>原作ではレイに殺害されたカロッサ、メリッサがヨロイを奪われるだけに変更されて生存します。</font><br />
*版権作品最後の敵は?<br />
::<font color=fffff>ルートによって真のポセイダルかアレクシス・ケリヴか異なります。</font><br />
<br />
=== オリジナル ===<br />
*エッジとアズの関係は?<br />
::<font color=fffff>血の繋がらない兄妹です。「奇跡の子供たち」への反応から示唆されますが、元々はドライクロイツの支援者であるファイクス・ブラックウッド准将の設立したA機関にいました。機関の過酷な環境から逃げ出し放浪生活を送っていました。またそれぞれの名前はA機関での被検体名から持ち出されているため、本名も不明です。</font><br />
*今作のオリジナル敵組織は?<br />
::<font color=fffff>真理の探求者を自称する集団、クエスターズでカールレウムはその行動隊長です。クエスター打倒後にエトランゼと呼ばれる勢力が現れますが、『T』同様にエキスパンションシナリオへの伏線になるかは現時点では不明です。ちなみに、クエスターズとエトランゼは『第3次Z』のサイデリアル及び御使いが運用した兵器を使用しています。</font><br />
*ヒュッケバイン30の後継機は?<br />
::<font color=fffff>追加武装を施され、ブラックホールエンジンを開放したヒュッケバイン30th(サァティエス)です。</font><br />
*選ばなかった方の主人公の扱いは?<br />
::<font color=fffff>遺産ミッション「黄金の遺産 終章」進行中にヒュッケバイン30(2号機)と共に加入します。</font><br />
*ドライストレーガーは最終的にどうなる?<br />
::<font color=fffff>とてつもなく強くなる。</font><br />
*ラスボスは誰?<br />
::<font color=fffff>ルートによってクエスターかカールレウムか異なります。ただし後者の方も、一度クエスターと戦います。</font><br />
<br />
== DLC関連 ==<br />
*DLC参戦組はどのような形で自軍へ加入する? 加入後の本編シナリオに変化はある?<br />
::<font color=fffff>初回生産同梱・DL版予約特典のSRX&リュウセイ・ダテとサイバスター&マサキ・アンドーについては、参戦タイミングになるとタクティカル・エリア・セレクトで該当ミッションを選択出来るようになり、そのミッションをクリアする事で自軍へ加入します。通常参戦のキャラクター達とのやり取りがインターミッションやマップ中や戦闘前会話で用意されているので、大きな影響こそないものの本編シナリオが変化します。マサキが同じく異世界から転移してきた『ナイツ&マジック』の敵に反応を示すといった、ボイス付きの特殊セリフも用意してあります。なお、DLC1とDLC2の参戦組が同様の扱いなのかどうかは現状では不明です。</font><br />
----<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ねたはれ 30}}<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]<br />
[[Category:ネタバレ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC/30&diff=407486
ネタバレ/30
2021-11-13T09:07:23Z
<p>アホウドリ売り: /* 参戦作品 */</p>
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<div>== 公式公開情報 ==<br />
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<!--- ここからネタバレ情報を書いてください。---><br />
=== 全般 ===<br />
*全何話?<br />
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*今回の世界観はどうなっているの?<br />
::<font color=fffff>ナイツ&マジックの主人公エルの転生前の地球は、本作の舞台となる地球とは別の地球だと判明しています。</font><br />
:::<font color=fffff>また、SSSS.GRIDMANの新条アカネにとっての現実世界は、エルの転生前と同じ地球だと判明しています。(ミッション「炎の合体」、「陽炎、再び」より)</font><br />
:::<font color=fffff>その地球には、ウルトラシリーズはフィクションであり、ガンダムシリーズなどは存在しないようです。</font><br />
::<font color=fffff>時系列としてはZシリーズよりも未来、αシリーズとは同じくらいの時期の模様。</font><br />
*終盤の隠しルートはある?<br />
::<font color=fffff>ミッション中にカールレイムからミツバに問われる5回の質問の結果でクエスターズとの決戦ミッションが変化し、片方では条件を満たすとカールレイムの状況も変更されます。</font><br />
*隠し要素はなに?<br />
::<font color=fffff>現在確認されているのは、「ランスロット・アルビオンゼロ&スザク早期加入」「カゲロウ&シャドウ丸追加合体攻撃」「巨大サンユン&アスカ」「オリファーがV2ガンダムの2機目を乗ってくる」など。また、隠し要素の解放条件の中には、撃破機体が指定されている等従来の方法の他に、ミッションのクリア順が関与してくるものも存在します。</font><br />
::<font color=fffff>第3次Z天獄篇のラストボスである至高神Zの軍勢と戦える隠しミッションが用意されています。なおアドヴェントの戦闘ボイスは全て新録です。</font><br />
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=== 参戦作品 ===<br />
*新規参戦作品の扱いはどんな感じ?(家庭用初参戦含む)<br />
:覇界王 ガオガイガー対ベターマン<br />
::<font color=fffff>原作とは異なり、ベターマン側の敗北に終わりますが条件を満たせば自部隊にそのまま参加します。また、ゴルディーマーグ以外の勇者ロボは直接の登場はしません。</font><br />
:勇者警察ジェイデッカー<br />
::<font color=fffff>主要エピソードは一通り再現されます。ブレイブポリスの合体攻撃も全て実装されており、隠し要素のカゲロウとシャドウ丸にはオリジナル合体攻撃まで用意されています。またビクティムが破壊されずに自部隊に加入します。</font><br />
:ナイツ&マジック<br />
::<font color=fffff>原作再現は少なめですが、エル君の存在感は強めで空気にはなっていません。</font><br />
:SSSS.GRIDMAN<br />
::<font color=fffff>原作再現、戦闘アニメともに優遇されています。ドライクロイツがツツジ台に迷い込んだのは、ドライストレーガーの中枢で眠るオルキダケアの仕業であることが終盤で明らかになります。</font><br />
:機動戦士ガンダムNT<br />
::<font color=fffff>原作で死亡したミシェル、ブリックは生還します。また、ミネバがジン・ジャハナムの一人となっています。</font><br />
:コードギアス 復活のルルーシュ<br />
::<font color=fffff>原作シナリオは前半のミッションで終了しますが、「ガン×ソード」のカギ爪の男がギアス嚮団と繋がりを持っているというクロスオーバーが行われており、原作シナリオ終了後にシャリオとビトゥルは、カギ爪の集団に合流して逆襲を狙うオリジナル展開になります。ユニットの参戦は3機だけですが、扇やジェレミア達がサポーターとして参加します。</font><br />
:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス<br />
::<font color=fffff>ラビッツの面々の存在感は強めで、主要エピソードも一通り再現され、戦闘アニメも優遇されています。</font><br />
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*再参戦作品の扱いは?<br />
:機動戦士Vガンダム<br />
::<font color=fffff>原作の主だったイベントはほぼ再現されています。</font><br />
:重戦機エルガイム<br />
::<font color=fffff>原作の主だったイベントはほぼ再現されています。またクワサン・オリビーはミアン・クゥ・ハウ・アッシャーによってマインド・コントロールを解かれるため、精神崩壊をせずに自部隊に参加します。</font><br />
:超電磁ロボ コン・バトラーV<br />
::<font color=fffff>いるだけ参戦ですが、チームメンバーが随所で目立つため存在感は濃い方です。</font><br />
<br />
*原作で死んだキャラクターの生死、敵対人物の加入は?<br />
::<font color=fffff>「エルガイム」のネイ・モー・ハンがオージェと共に加入。</font><br />
::<font color=fffff>ウッソの母親、ミューラ・ミゲルは生存確認。また本編で死亡したシュラク隊の面々も生存し、女王マリアもルート次第で生存します。</font><br />
::<font color=fffff>原作ではレイに殺害されたカロッサ、メリッサがヨロイを奪われるだけに変更されて生存します。</font><br />
*版権作品最後の敵は?<br />
::<font color=fffff>ルートによって真のポセイダルかアレクシス・ケリヴか異なります。</font><br />
<br />
=== オリジナル ===<br />
*エッジとアズの関係は?<br />
::<font color=fffff>血の繋がらない兄妹で、ドライクロイツの支援者であるファイクス・ブラックウッド准将の設立したA機関にいましたが、機関の過酷な環境から逃げ出し放浪生活を送っていました。またそれぞれの名前も本名ではなくA機関での被検体名から持ち出されているため、本名も不明。</font><br />
*今作のオリジナル敵組織は?<br />
::<font color=fffff>真理の探求者を自称する集団、クエスターズでカールレウムはその行動隊長です。クエスター打倒後にエトランゼと呼ばれる勢力が現れますが、『T』同様にエキスパンションシナリオへの伏線になるかは現時点では不明です。ちなみに、クエスターズとエトランゼは『第3次Z』のサイデリアル及び御使いが運用した兵器を使用しています。</font><br />
*ヒュッケバイン30の後継機は?<br />
::<font color=fffff>追加武装を施され、ブラックホールエンジンを開放したヒュッケバイン30th(サァティエス)です。</font><br />
*選ばなかった方の主人公の扱いは?<br />
::<font color=fffff>遺産ミッション「黄金の遺産 終章」進行中にヒュッケバイン30(2号機)と共に加入します。</font><br />
*ドライストレーガーは最終的にどうなる?<br />
::<font color=fffff>とてつもなく強くなる。</font><br />
*ラスボスは誰?<br />
::<font color=fffff>ルートによってクエスターかカールレウムか異なります。ただし後者の方も、一度クエスターと戦います。</font><br />
<br />
== DLC関連 ==<br />
*DLC参戦組はどのような形で自軍へ加入する? 加入後の本編シナリオに変化はある?<br />
::<font color=fffff>初回生産同梱・DL版予約特典のSRX&リュウセイ・ダテとサイバスター&マサキ・アンドーについては、参戦タイミングになるとタクティカル・エリア・セレクトで該当ミッションを選択出来るようになり、そのミッションをクリアする事で自軍へ加入します。通常参戦のキャラクター達とのやり取りがインターミッションやマップ中や戦闘前会話で用意されているので、大きな影響こそないものの本編シナリオが変化します。マサキが同じく異世界から転移してきた『ナイツ&マジック』の敵に反応を示すといった、ボイス付きの特殊セリフも用意してあります。なお、DLC1とDLC2の参戦組が同様の扱いなのかどうかは現状では不明です。</font><br />
----<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ねたはれ 30}}<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]<br />
[[Category:ネタバレ]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4&diff=407430
アムロ・レイ
2021-11-13T06:38:23Z
<p>アホウドリ売り: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::アムロ 嶺]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Amuro Ray]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}({{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン}})<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|古谷徹|ガンダムシリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}(逆シャア)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = [[異名::白い悪魔]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]](日系人・[[種族::アースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = 宇宙世紀0063年11月4日<br />
| 星座 = さそり座<br />
| 年齢 = [[年齢::15]]~[[年齢::16]]歳<br />[[年齢::23]]歳(Ζ)<br />[[年齢::29]]歳(逆シャア)<br />
| 没年月日 = 宇宙世紀0093年3月12日(行方不明)<br />
| 身長 = [[身長::168 cm]]<br />[[身長::172 cm]](逆シャア)<br />
| 髪色 = 茶色<br />
| 出身 = [[日本]]・山陰地方<ref>北米のプリンスルパートという説も存在する。</ref><br />
| 所属組織 = 民間人 ⇒ {{所属 (人物)|地球連邦軍}}<br />{{所属 (人物)|カラバ}}(Ζ)<br />{{所属 (人物)|地球連邦軍}}(逆シャア)<br />
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ホワイトベース隊}}<br />{{所属 (人物)|ロンド・ベル}}(逆シャア)<br />
| 最終学歴 = 中卒<br />
| 役職 = [[役職::MS隊隊長]](逆シャア)<br />
| 階級 = [[階級::曹長]]→[[階級::准尉]]→[[階級::少尉]]<br />[[階級::大尉]](Ζ以降)<br />[[階級::中佐]] (UC以降 MIAによる二階級特進)<br />
| 主な搭乗機 = <br />
| 特技 = メカ弄り<br />
| 好きな食べ物 = ハンバーガー<br />
}}<br />
<br />
'''アムロ・レイ'''は、『[[機動戦士ガンダム]]』『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の[[主人公]]。<br />
<!-- 彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。 --><br />
== 概要 ==<br />
[[一年戦争]]時、成り行きで[[地球連邦軍]]の新型[[モビルスーツ]]である[[ガンダム|RX-78ガンダム]]に搭乗し、戦い抜いた少年(青年)。<br />
<br />
戦いを通じて[[ニュータイプ]]に覚醒し、その後も[[グリプス戦役]]や[[第1次ネオ・ジオン抗争]]、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]等で戦い、宿命のライバルである[[シャア・アズナブル]]とは敵・味方として何度も共闘したり戦う事になっていく。<br />
<br />
地球連邦軍及び[[ガンダムタイプ]]のパイロットの中でもトップクラスの実力を持ったエースであり、[[ジオン公国軍]]からは「'''白い悪魔'''」の異名で恐れられ、連邦軍では「'''白き流星'''」の異名で呼ばれている。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
日系人で、地球連邦軍の技術士官であるテム・レイの息子として生まれた。少年時代の一人称は「僕」であったが、大人時代は「俺」に変わっている。ただしTV版『Zガンダム 』では、「僕」と呼ぶシーンも多々見受けられる。<br />
<br />
機能不全家族の中で育ち、父親は仕事にしか頭になく、母親であるカマリアも情夫との密会を繰り返して育児放棄に近い仕打ちを受けていたアムロは、内向的な少年へと育っている。苛立ちやストレスを募らせていってしまうと爪を噛んでしまう癖があり、これは20代前半の時期まで治らなかった模様。また、興味のある事に関しては熱中する傾向がある半面、逆に興味の無い事に関しては無頓着になってしまう傾向があり、身の回りの物を片付けなかったり、自室はパンツとシャツだけの姿だったりと、プライベートでは冴えない面が目立ち、それを心配した隣家に住んでいた幼馴染みの[[フラウ・ボゥ]]とその家族によく面倒を見てもらっていた。<br />
<br />
父親の仕事を何度か見ていた影響なのか、自身もコンピューターや機械を弄る事が趣味であり、フラウと行動を共にしている[[ガンダムシリーズ]]の名マスコットでもあるAIロボットの[[ハロ]]もアムロが自作した物である等、技術者としての資質は非常に高い。この面に関しては大人になってからも変わらなかった様で、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』では、自らの専用モビルスーツとして[[νガンダム]]の設計にも携わり、更に新たに自作したハロを[[ハサウェイ・ノア]]にプレゼントしたりもしている。<br />
<br />
モビルスーツパイロットとしての資質は非常に高く、搭乗していたガンダムが最新鋭の機体で教育型コンピューターのサポートもあったとはいえ、訓練もせずに初めて乗った状態で、2機の[[ザクII]]を撃破してしまう戦果を挙げており、やむを得ない状況から[[ガンキャノン]]に乗り換えた際も、難無く乗りこなしている。また戦いを通じてニュータイプとして覚醒したのを機に、その卓越した能力はさらに加速していき、戦う相手のモビルスーツがガンダムよりも上であったとしても自らの技量によって圧倒し撃破する等、超人的な戦果を挙げている。7年近くの間軟禁状態に追い込まれていた『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の時期も、当初は恐怖心に捉われてモビルスーツに搭乗すら出来なかったが、すぐにかつての覇気を取り戻していき、後輩となる[[カミーユ・ビダン]]の先輩の一人として導いている。また、この当時は銃を持った相手にも臆する事無く肉弾戦を挑んで倒す等、身体能力の高さも見せている。<br />
<br />
一方、民間人の身から成り行きでガンダムのパイロットとして戦う事になってしまった上に、親から満足に愛情を得られず放任されて育った事で大人に対する不信感や[[反骨心]]も非常に強かった為か、戦いを拒否して周囲に反抗的な態度を見せる事も多く、特に[[ブライト・ノア]]とは、暴力で強制されたり苦労を省みられずガンダムのパイロットを降ろされそうになった事で脱走してしまう程険悪になっていたが、様々な出会いと別れを経ていった事で人間的に成長していく。また、ブライトとの関係も『[[機動戦士ガンダム|初代ガンダム]]』の時期は上官と部下であったのにし、『Ζガンダム』以降は対等な関係となり、互いに呼び捨てで名前を呼び合う良き戦友となっている。<br />
<br />
なお、『初代ガンダム』の冒頭で既に[[スペースコロニー]]に居住している為、視聴者からは[[スペースノイド]]だと誤解される事が多いが、生まれたのは[[地球]]の[[日本]]であり、れっきとした[[アースノイド]]である。幼少期にて母・カマリアと別れ、父・テムと共に宇宙の[[サイド7]]へ移民している。また、階級に関しては、『初代ガンダム』で曹長(劇場版では少尉)、『Ζガンダム』以降は大尉となっているが、士官学校は出ていない為に大尉止まりとなっている。ただし、『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』では、MIA認定された結果、二階級特進で中佐として扱われている。<br />
<br />
=== 劇中の様相 ===<br />
==== [[機動戦士ガンダム]] ====<br />
年齢は15歳。地球圏で[[一年戦争]]が勃発する中、地球連邦軍の技術士官である父、テム・レイと共にスペースコロニーの『サイド7』に居住しており、自身もメカ弄りの得意な少年として面識のない[[ミライ・ヤシマ]]にも知られていた。サイド7に侵入してきたジオン公国軍のザクII2機の暴挙に怒りを覚えた結果、爆風で飛んできた操縦マニュアルを持って連邦軍の試作モビルスーツであるRX-78-2ガンダムに搭乗。2機のザクIIを撃破する事になるのだが、これを機になし崩し的に[[ホワイトベース]]に乗船してガンダムのパイロットを務めさせられる事になる。<br />
<br />
サイド7の脱出から宇宙を経て地球へ降下した後もシャアの執拗な追撃や[[ガルマ・ザビ]]率いる部隊の猛攻を受けた結果、次第にアムロの厭戦意識が高まっていく。反抗的な態度を向けてもブライトに[[修正]]される形で結局は戦わされ、ガルマの死後に遭遇した[[イセリナ・エッシェンバッハ]]に「仇」呼ばわりされて銃を向けられ、再会した母・カマリアにまでモビルスーツで戦うのを「情けない」と罵られてしまう等、元々内向的であったアムロの精神は摩耗していく一方となり、遂にはこれまでの苦労も顧みられずいきなりガンダムから降ろす事をブライトに宣言された結果、我慢の限界を迎えたアムロはガンダムごと脱走してしまう<ref>ブライトがアムロをガンダムから降ろそうとしたのは、「アムロがガンダムで活躍した事で思い上がるようになった」とされているが、実際はアムロが想像以上の力量を見せていくのをブライトが個人的に恐れたのが理由である。</ref>。<br />
<br />
しかし、ジオン公国軍のエースである[[ランバ・ラル]]との出会いが精神的な変化をもたらす事になり、戦場での彼との直接対決を経た事で、ただ生き残る為以外の戦う意味を見出す。そして、信頼できる人物であった[[リュウ・ホセイ]]や初恋の女性である[[マチルダ・アジャン]]との別れ、強敵である[[黒い三連星]]や再び相見えたシャアとの戦いも経て人間としての成長を見せていったアムロは、ガンダムのパイロットとして戦い続ける中でニュータイプとしての覚醒の兆しも見せ始め、後にアムロのニュータイプ能力の成長に合わせて、ガンダムには[[マグネットコーティング]]を施されている。<br />
<br />
再びホワイトベースは宇宙へ上がり、アムロの駆るガンダムは[[ソロモン]]で[[ドズル・ザビ]]の駆る[[ビグ・ザム]]を撃破するも、その後の戦いでテキサスコロニーで出会ったニュータイプの少女、[[ララァ・スン]]と戦場で再会。彼女とニュータイプ同士による共鳴を引き起こし、そこへ割り込んできたシャアの駆る[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]を圧倒しトドメを刺そうとするが、誤ってシャアを庇ったララァの乗る[[エルメス]]を撃破してしまい、アムロとシャア両者の対立が決定的となる。<br />
<br />
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では、シャアが新たに受領したニュータイプ専用のモビルアーマーである[[ジオング]]と対峙。激しい攻防戦の末にモビルスーツ戦では相打ちで終わり、ア・バオア・クー内での生身での対決にまで発展するが、そこへ[[セイラ・マス]]が駆けつけて戦いを制止。それによってアムロとシャアの決着はつかずに終わり、最終的には自らの思念波によってセイラやブライト達ホワイトベースのクルーに脱出を促した後、自らもまたア・バオア・クーから脱出。同じく脱出に成功していたホワイトベースのクルー達と無事に再会し、アムロの一年戦争は終わりを迎えた。<br />
<br />
最終的にアムロは、シャアとは対極的に、軍人として深く考えない方向を選んだ。<br />
<br />
==== [[機動戦士Ζガンダム]] ====<br />
年齢は24歳。一年戦争の後、英雄的扱いを受けていたものの、ニュータイプを危険視する上層部の意向によって地球で事実上の軟禁状態に置かれてしまう。<br />
<br />
7年間の中で覇気を失った状態となっていたが、再会したフラウの養子となっていた[[カツ・コバヤシ]]に[[説得]]され、再び戦場に戻る事になり、かつての友人・[[ハヤト・コバヤシ]]がリーダーとなっている反政府組織[[カラバ]]に参加する。しかし、当初は自分よりも若い[[カミーユ・ビダン]]を[[ガンダムMk-II]]に乗せている事を自分への当てつけだと被害妄想に駆られたり、7年間のブランクもあって戦いへの恐怖に駆られてモビルスーツに乗れない等、頼りない部分が目立っていたが、[[ベルトーチカ・イルマ]]との出会いを機に精神的に変化が生まれ、その後は[[リック・ディアス]]に搭乗し、宇宙へ行くカツに餞別として自らの銃を渡し、カミーユの窮地を救っている。<br />
<br />
その後、ララァを失った哀しい記憶から宇宙には上がらなかったが、[[香港|ホンコンシティ]]に赴いた時には、罠である事を承知の上で再会したミライ親子を助ける為に単独で乗り込んだり、[[フォウ・ムラサメ]]の駆る[[サイコガンダム]]襲撃の際には冷静な状況判断能力を見せる等、かつての一年戦争の英雄に相応しい精悍さを取り戻している。<br />
<br />
カミーユ達が二度目に地球に降りてきた際には、ティターンズのキリマンジャロ基地攻略戦に参加し、リック・ディアスのカスタマイズ機である[[ディジェ]]に搭乗。作戦は成功させるものの、カミーユは再会したフォウを目の前で失ってしまう悲劇に見舞われ、かつての自分やシャアと同じ悲劇を彼が経験してしまった事に、やるせなさを抱かずにはいられなかった様である。<br />
<br />
作中での乗機はリック・ディアスとその陸戦型カスタム機であるディジェ。また、カラバが開発した[[Ζガンダム]]の[[量産機]]ΖプラスA1やΖガンダム3号機、[[シュツルム・ディアス]]に乗っていたとする説があるが、これらの情報の相違については、カラバの手による情報操作や影武者の存在があったと思われる。<br />
<br />
劇場版ではカミーユ達は1度だけ地球に降りるため、カミーユが宇宙に打ち上げ後出番はほぼ無く、特に第3部作「星の鼓動は愛」ではEDの新規カット以外で登場しない。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====<br />
TV版ではOPとブライトの回想シーンのみの出番で直接登場はしなかったが、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]時にはブライトとハヤトの会話から、宇宙に上がっていたようだ。<br />
<br />
グリプス戦役の終盤で姿を晦ましてしまったシャアの今後の行動が気掛かりになっていたらしく、第1次ネオ・ジオン抗争以降は、数年に渡ってシャアの行方を追った内偵を行っている。<br />
<br />
また、第1次ネオ・ジオン抗争直後の戦いでは、新規製造されたΖガンダム3号機に搭乗し、「'''ホワイト・ユニコーン'''」のコードネームで呼ばれていたとされている。<br />
<br />
==== 機動戦士ムーンガンダム(SRW未参戦) ====<br />
地球連邦政府によるスペースノイド達の支配・管理に対しては決して賛同していないアムロであったが、人の可能性を信じようとしていた彼は地球連邦の内部改革を望んでいた為、連邦軍のパイロットとして復帰する道を選び、ブライトが指揮官となる宇宙世紀0090年に結成された外郭新興部隊「ロンド・ベル」の一員となり、反連邦活動を取り締まりつつ、シャアの足取りを追っていた。<br />
<br />
『逆シャア』の前夜と言える宇宙世紀0092年においては、『ムーンガンダム』の主人公、ユッタ・カーシムと戦場で出会うことになる。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====<br />
年齢は29歳。行方を晦ませていたかつての宿敵であるシャア・アズナブルが、新成[[ネオ・ジオン]]の総帥として決起。地球にしがみつく人々の存在に絶望して人類の粛正を目論む彼の思惑を察知したアムロは、ブライトやロンド・ベルのメンバーと共に、最後の決着をつけるべく戦いを挑む事になる。<br />
<br />
劇中の冒頭で起こった[[フィフス・ルナ]]を巡る戦いにて、[[リ・ガズィ]]に乗っていたアムロの前に、赤く塗装された最新鋭のニュータイプ専用モビルスーツである[[サザビー]]に搭乗したシャアが姿を現し、激突。モビルスーツの圧倒的な性能差の前に太刀打ち出来なかったアムロは、フィフス・ルナの落下を阻止出来ずに終わる。このままではシャアに勝てないと判断したアムロは月の[[アナハイム・エレクトロニクス]]へ向かい、自らが設計に携わったνガンダムを受領。開発に関わった[[チェーン・アギ]]と共にロンド・ベルに合流する。その後、コロニー「[[ロンデニオン]]」にてハサウェイと[[クェス・パラヤ]]の二人と交流する中、連邦政府高官である[[アデナウアー・パラヤ]]と裏取引を行っていたシャアと再会。掴み合いとなり、シャアを自らの手で撃とうとするも、同行していたクェスに妨害され、彼女はシャアと共に去ってしまう事になった。<br />
<br />
ネオ・ジオンによって奪取された[[アクシズ]]が地球へ向かう中、νガンダムでシャアの駆るサザビーと直接対決する事となり、途中でアクシズ内で生身の直接対決を演じつ、再びモビルスーツ戦を展開。お互いに武装の全てを駆使し、徒手空拳での格闘戦の末にシャアのサザビーを撃破したアムロは、脱出したシャアをポッドごと捕獲して、分断されて地球に落ちていくアクシズの一部を押し返そうとする。<br />
<br />
アムロの行動に惹かれ、地球連邦軍、ネオ・ジオン双方のパイロット達も自らの意志で協力してアクシズを押し返そうとする中、最後は人の可能性を最後まで信じようとする想いを貫いたアムロのニュータイプとしての能力と[[サイコフレーム]]の力でもって地球への落下の阻止に成功するが、その後、消息不明となる。<br />
<br />
本作が直接アムロが登場する最後の作品となっている。なお、同作の発表当時は「アムロももう30歳」という見出しが複数のメディアで見られたものだが、時間軸の設定上厳密には29歳の時点で行方不明となっている。<br />
<br />
==== その後 ====<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』ではアクシズでの戦闘でMIA(作戦行動中行方不明)とされている。愛機であったνガンダムのコクピットは無人となっており、連邦軍の公式記録でも戦死という事になっているが、彼の生存を信じ続けた者も少なくなかったという。なお、MIA認定された事で、階級は二階級特進となり、最終階級は中佐となっている。<br />
<br />
OVA版『UC』第7話において、[[フル・フロンタル]]の肉体からシャアやララァと共に残留思念の状態で現れている様子が描かれており、同作においてはアムロがシャアと共に、'''[[第2次ネオ・ジオン抗争]]終盤でサイコフレームに命を吸われる形で死亡した'''と解釈されている模様。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムF90]]』ではシャアと共に意外な形で物語に関わる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 1st設定 ===<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。攻撃を受けた際に「たかがメインカメラがやられただけだ」というセリフを連発する。乗機は[[ガンダム]]だが、途中で[[νガンダム]]に乗りかえる。今作の顔グラフィックでは正確な年代は不明だが、カミーユはアムロをかなり年上のように見て丁寧に敬語で話す。[[兜甲児|甲児]]や[[流竜馬|リョウ]]は普通に名前を呼び捨てている。<br />
:PS版では顔グラフィックが分かりやすく1st時のものになっており、音声も1st時のものが収録されている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::第1話からガンダムに乗って登場する。[[熱血]]・[[幸運]]を覚えるので、[[ΖΖガンダム]]に乗り換えた方が活躍できる。[[集中]]が死に精神となっている本作で[[ひらめき]]が無いのが後半のボス戦では致命的なため、そういう意味でもΖΖガンダムでMAP兵器に専念するのは正解。<br />
::理由は不明だが、顔グラフィックが一年戦争時の物になっている場合と、『第4次』で使用された『逆襲のシャア』時の物になっている場合がある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:序盤はガンダムに乗って登場する。本作から「[[乗り換え]]」が可能となったため、νガンダムの入手までは[[ガンダムMk-II]]や[[ディジェSE-R]]あたりが主な乗機となる。<br />
:能力値的には攻撃力が低い反面、全キャラトップの直感・命中に加え、反応もトップクラス。極めて高い命中率と回避率を誇り、敵陣へ単騎で飛び込んで回避しながら反撃で削るという戦法が強い。しかし全体で見ると、攻撃力や精神ポイントはジュドーに劣り、[[集中]]を含むと回避はクワトロに劣り、カミーユは幸運を覚えるためレベル差を付けられて結果的に若干能力が劣り、シーブックにひらめきがある…総括すると能力値以外の面で、他主役ニュータイプに差を付けられている。尤も、最後まで主力として運用できる実力は充分すぎるほどあるため、深く考えずに普通に使えばよい。早期に[[友情]]を覚えるのも地味ながら好ポイント。<br />
:PS版では、顔グラフィックが『Ζ』時のものになり、音声も『Ζ』時のものが収録されている。また、PS版では希少なひらめきを覚えるため、カミーユやジュドーとは異なった運用ができる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:リューネの章に登場。[[ゲッターチーム]]と共に主力を任される。最初から[[2回行動]]が可能で、νガンダムの[[射程]]が長いので[[ヴォルクルス]]の削り役をやらされることが多い。愛機νガンダムはビーム兵器主体でないため、[[ビーム吸収]]持ちの敵も怖くない。[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]におじさん呼ばわりされてしまう。<br />
:PS版では、顔グラフィックが『逆襲のシャア』時のものになるため、『第2次』から『EX』の7~8ヶ月間で1stから『逆シャア』間の14年分という驚異的な歳の取り方をしている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:かなり久々に1st設定での登場。序盤が[[一年戦争]]の展開を辿っているため、原作でお馴染みの台詞がバンバン出てくる。[[狙い撃ち]]技能持ちのためか、リュウに敵機を[[捕獲]]するために[[部位]]攻撃するよう頼まれるシナリオがある。[[性格]]が[[気力]]の上がりにくい「普通」のため、撃墜より部位攻撃ばかりしているとボス戦で[[合体攻撃]]用の気力が足りない…となりかねないので序盤は注意。今回[[νガンダム]]はサブシナリオを通らないと入手できないため、最短クリアを目指したりすると攻撃力の高い[[NT-1アレックス|アレックス]]辺りに乗せることになるだろう。序盤は原作通り弱気な戦闘台詞が多いが、宇宙に戻るころには勇ましい戦闘台詞が増えている。これも原作再現の一種か。また、『OE』が配信終了になった関係上、今でも購入してプレイできる中で、1st設定での最新出演作は『XO』を含めた本作となっている。<br />
:;[[スーパーロボット大戦XO]]<br />
::『GC』の移植版なので基本的に『GC』と違いはない。インターミッションでの会話が増えたのに伴って、カミーユやジュドーとの会話も増加している。戦闘台詞の傾向が変わるのと同時にカットインも勇ましいものに変更される。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初代アムロが『ガンダムW』以降のアナザーガンダムと共演するのはスパロボでは初である。また、『OE』の地球は[[ガンダムファイト]]が行われている世界観なので、アムロは数多いガンダム「RX-78」のパイロットという扱いになる(後述の『T』とは違い、軍用兵器としてのガンダムも[[ガンダムエクシア]]や[[ウイングガンダムゼロ]]が同時期に存在する)。<br />
:序章で登場して次の登場時はオデッサ戦直前なので、問題行動を取る場面は見受けられない。ララァが登場すらしないためシャアとの因縁は深刻化せず、ランバ・ラルやガルマは戦死を免れ、更にマチルダ、リュウ、スレッガー達も登場しないので、結果的には[[トラウマイベント|トラウマ]]的成長が多分に回避されている。シャアとの戦士としての決着は、最終的には[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]・[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と共に「3対3のガンダムファイト」により図られる。しかし、EDでは他のガンダム主人公達がそれぞれの道を歩む中、アムロは原作通り軟禁生活に入ることが示唆されて終了するという暗い結末になってしまった…。<br />
:珍しい原作再現要素としては、初登場時に「[[ニュータイプ]]技能のないアムロ」という貴重なものを見ることができる(レベルアップで習得する)。精神コマンドは単独でも十分戦える構成になっており、DLC限定の[[νガンダム]]に乗ることによってグループから切り離されても特に問題はない。『GC(XO)』とは異なり、全編を通じて弱気な戦闘台詞と強気な戦闘台詞の両方をしゃべる。<br />
<br />
==== 関連作品 ====<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:少年の姿で登場。本作のメイン主人公で、別名は「白い流星」。戦闘中はガンダム、νガンダムの姿となる。<br />
:ゲーム開始時は少尉だが、ゼウス機関に参加するにあたり二階級特進し大尉になっている。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ファースト版の設定で第1面から味方として登場。ルート確定後はハヤトの戦死に耐えきれず脱走する。<br />
:能力は高いが、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・ロシュルートでは後半まで離脱したまま。<br />
<br />
=== Ζ・逆シャア設定 ===<br />
SRWでは基本的に『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』~『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]』時代の設定で登場することが多い。多くの作品で、クワトロ(シャア)と並んで'''自軍最強の能力値を誇り'''、作品によっては敵からもその能力を評価されたり、警戒されることもある。原作では1機だけ突出しすぎて、味方機にフォローされるシーンなどがあるが、SRWでは歴戦の戦士として、[[ガンダムシリーズ]]のみならず他作品のキャラからも信頼も厚く、部隊の[[まとめ役]]という立場で描かれる事が多い。<br />
<br />
また、激務の合間の息抜きも兼ねてか、少年時代からの趣味である機械弄りの腕も所々で披露。扱う物は家電製品から他作品のマスコットキャラ的ロボットまでと幅広い。人間関係についてはシャアやカミーユのパイロット同士の会話、ベルトーチカとチェーンとの三角関係による、ガンダムスタッフ曰く「'''ニュータイプの修羅場'''」が見られる。<br />
<br />
==== [[旧シリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}<br />
:先述の通り、『第3次』では『Ζ』時・『EX』では『逆シャア』時のアムロとして参戦。明確に『Ζ』設定のアムロが参戦したのはこれが初。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:顔グラフィックが年をとったものに変更される<ref>『Ζ』版なのか『逆襲のシャア』版なのかは厳密には不明。出典も『[[機動戦士ガンダム]]』であるため、正確な判別は不能。ただし『第4次S』で設定されたパイロットBGMが『逆シャア』の「MAIN TITLE(本作では「逆襲のシャア」名義)」なので、少なくとも『S』の方は『逆シャア』版アムロであるという説が有力。</ref>。そのため、[[マサキ・アンドー|マサキ]]に「暫く見ない内に老けた」と言われてしまう。序盤はブライトの代理で[[ロンド・ベル]]隊のリーダーとして活躍。ロンド・ベルを率いるという都合上からか、階級が「少佐」である。そんな激務を行う羽目になったせいか、過労で倒れて出撃出来なくなるシナリオがある。武装が縮小されているため、最初は[[ガンダム]]に乗って登場し、[[νガンダム]]は後半入手することになる。<br />
:書籍『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|一生楽しむ本]]』のスタッフインタビューで明言されている通り、実用性だけを重視した精神コマンドを設定されているため<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』124頁。</ref>「幸運」持ちであり、[[マップ兵器]]を持つ[[百式]]や[[ΖΖガンダム]]に乗り敵を壊滅させたり[[てかげん]]でレベル上げのサポートをしたりと大活躍。第1話から最終話まで参戦し、名実ともにロンド・ベルのエースとして君臨する。<br />
:EDでは、軍の材質研究部へ異動。テストパイロットと研究者の二足の草鞋を履いている様子。しかし、相変わらず女性関係は優柔不断で、ベルトーチカとチェーン2人に二股をかけている。<br />
:『S』ではシリーズで初めて音声を収録。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:今度は甲児に「すっかり老け込んじまった」と言われてしまう。今回から戦闘時の顔グラフィックが複数用意されたため、攻撃時や被弾したときは顔がかわる。能力はリアル系最高峰。NT能力も相成り、射撃・命中・回避・反応・技量とトップクラスで精神コマンドも粒揃い。2回行動も味方パイロット中で最速な事から、今作も名実共に終始[[ロンド・ベル]]の[[エース]]パイロットである。ただし、てかげんは健在だが幸運を覚えない為削り役に回されやすく、覚醒も使えないのが玉にキズ。更に『F』では機体に恵まれず、カミーユとジュドーの三人で[[Ζガンダム]]と[[リ・ガズィ]]の取り合いになりがち。<br />
:[[声優ネタ]]で、[[葛城ミサト]]とフラグが立ちかけた(しかし二股かけていることを知られ、呆れられる)。本作でも少佐に昇進しているが、ミサトより階級が下にならないための処置だったのだろう(『第4次』を引き継いだ可能性の方が高いが)。[[碇シンジ|シンジ]]が目の前でブライトに[[修正]]される様を見てどう思ったかは不明。新規音声収録をしていないため、[[キャラクター事典]]でも戦闘台詞になっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の[[説得]]、[[セイラ・マス|セイラ]]の発見など、味方キャラの加入に関わってくる。MSが充実し始め、機体不足がようやく解消。当然、[[νガンダム]]に乗せても鬼の様な強さを発揮する。他エースと比較して覚醒の代わりにてかげんを持つため、圧倒的な技量値も相まって他パイロットのレベリングにも大活躍する。資金はかさむが、これのためにマップ兵器版フィンファンネルの追加も悪くない。<br />
<br />
==== [[αシリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:『Ζ』初登場時に着用していた連邦軍一般士官用のベージュ色制服で初登場し、フラウやカツに叱咤激励されるイベントがある。[[カツ・コバヤシ|カツ]]に「地下に[[モビルスーツ]]が隠してあるとぐらい言って下さい!」と原作で言われたとおり、そんな彼の期待に見事応えて地下に[[ガンダム]](条件を満たせば[[G-3ガンダム]]に変化)が隠してあった。仲間になってからは『逆襲のシャア』バージョンのロンド=ベルのパイロット制服になる。<br />
:その後の乗り替えはリ・ガズィ→νガンダム(条件を満たすとHWS装着型に強化される)。<br />
:今回の見所として、仲間が[[マクロス]]艦内と外の宙域に分かれて戦闘するステージでアムロは艦内居残り組。居残り組は[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]のコンサートを楽しみにしていたメンツで、寺田P曰く「アムロの心情を汲み取ってやってください」とのこと。本作ではアムロの[[2回行動]]レベルも60近くとかなり高くなった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:当初はブライトと共に[[ティターンズ]]に拘束された状況で、第6話にて参戦。第6話では味方増援の際に[[熟練度]]によって乗ってくる機体が違っている。今回は地上戦が多く、[[νガンダム]]の地形適応などがいまいちなのもあり、最後まで別の機体に乗り続けることにもなりうる。その際は[[援護]]がなく[[2回行動]]が廃止された中で[[覚醒]]を持っているため、[[マップ兵器]]が強力なユニットに乗せたい。また、ルートによっては多忙なアストナージに変わってアーガマの洗濯機の修理を行い、ブライトから「アムロも大変だな…」と言われる一幕が見られる。[[黒歴史]]が暴露される場面では自分の戦闘記録を発見した。<br />
:本作では乗り換え台詞や武器台詞などが大幅に新規収録。[[ギム・ギンガナム]]への[[DVE]]などもある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:最初は[[量産型νガンダム]]に乗っている。今回はシャアが敵対するため、[[ネオ・ジオン]]軍がらみで結構出番が多く、『逆襲のシャア』を再現した[[DVE]]が多い。[[Hi-νガンダム]]に乗せると鬼のように強くなる。<br />
:『冒険王』連載の漫画版に因むネタ「'''ギレン・ザビの演説にキレて、モニターを素手で叩き割った'''」という武勇伝をオリジナルキャラの[[ツグミ・タカクラ|ツグミ]]から聞かされ、あんなのは架空のお話の中のことだと戸惑うシーンも。しかしこの後、[[破嵐万丈|万丈]]の「(その種のゴシップ記事は)70%以上は史実に基づいていると聞くけどね」という台詞が続くため、モニターについてはともかく「くそっしょうがねえな」が『α』世界における若きアムロの名台詞だった可能性も示唆されてしまった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:最初から[[νガンダム]]に乗っている。νガンダムが鬼の強さであり、抜きん出て強い。『逆襲のシャア』の話は終わっているものの、同作のカミーユほど深刻には悩んでいないようだがシャアのことを持ち出す言動が多い。年上&大尉&経験豊富からか、いつも通りに部隊のリーダー的立場で、今作で初登場の[[キラ・ヤマト|キラ]]に対してもアドバイスしている。ガンダム系主人公や副主人公クラスに援護台詞がある。全ての戦いが終わった後は、軍に籍は置いているものの以前のように現場の戦場に行く事はなく、主にテストパイロットをやっている様子である。また、恋人の[[チェーン・アギ|チェーン]]や仲間であったカミーユの働いている[[アナハイム・エレクトロニクス]]にもちょくちょく顔を出している。<br />
<br />
==== [[Zシリーズ]] ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』設定で参戦。クワトロと同じく、部隊のまとめ役になることが多い。今回は原作通り[[リック・ディアス]]⇒[[ディジェ]](隠し)⇒[[リ・ガズィ]]⇒[[νガンダム]]の順番で搭乗するが、条件次第で最初に黒い[[ガンダムMk-II]]に乗る(ちなみに黒いMk-IIは古谷氏が好きなMSとして挙げた機体でもある)。初期技能に[[再攻撃]]、[[小隊長能力|隊長効果]]に回避率10%とクリティカル率20%を持ち、ライフルやサーベルでも大ダメージ。[[νガンダム]]の[[気力]]130で[[サイコフレーム]]が発動すれば、もはや手が付けられない。[[熱血]]と[[覚醒]]の消費SPも優秀。後半でνガンダムと共にアムロの大ファンの「[[チェーン・アギ|彼女]]」から白と赤のツートンのパイロットスーツの差し入れで衣替えし、劇場版Ζ顔の逆シャアアムロが誕生。終盤では、彼とνガンダムの[[サイコフレーム]]が重要な役割を果たす。本作では珍しく[[魂]]を習得しない。また、初めてスパロボで[[ディジェ]]に搭乗する事も可能。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:顔グラフィックが追加されている。続投キャラの中では正式加入は遅め。こちらの世界に転移してからはクワトロと共にトレーズに保護されていた。本作でも[[魂]]を習得しない。一方で[[突撃]]を習得するようになり、νガンダムのフィン・ファンネルの射程が恐ろしい事となる。戦闘前会話でクワトロが主人公扱いされなくなったが、アムロは前作に続き主人公扱いされている。『Ζガンダム』では脇役なのだが、『逆襲のシャア』が参戦作品に入っているためだろうか?<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:アムロと同じ古谷氏が演じるガンダムキャラクター、[[リボンズ・アルマーク]]との本格的な共演が遂に実現。ファンの期待通り、彼と大きく関わる事になる。彼との対話からイオリア計画の目的を察知し、リボンズらとは違い、イオリアの目的に誰よりも深い理解を示す。ゼクスやトレーズには人類の為とはいえ、その方法を強く否定しており、彼らに対して殺気だっている印象が強い。<br />
:本作でも参戦は中盤からだが、愛機の[[νガンダム]]共々非常に強力なステータスを持ち、即戦力として活躍できる。自身の技量の高さにいわせた再攻撃をはじめ、νガンダムに最初からサイコフレームがある事やエースボーナスの変更により(元々弱くはなかった)『破界篇』と比較してまるで別物のように強いのが特徴で数値以上の戦果をもたらしてくれる。カミーユやシンらと同様にカットインが書き直されているが、「フィン・ファンネルのトドメ演出は前作までのカットインの方が合っていた」との声も(変更後のカットインはオーソドックスな左向きカットインとなっている。トドメ演出では機体が正面を向いてRX-78のラストシューティングを彷彿とさせるポーズをとるので、以前の正面向きカットインとの親和性が高かった)。<br />
:シナリオ面では『ガンダムW』や『ガンダム00』の物語にも大きく関わり、[[ZEUTH]]のメンバーの中でも特に目立つ。前作がガンダム先輩なら、今回は'''ニュータイプ先輩'''といったところ。刹那を導き、新たなるステージへと登らせる導き手として活躍する。今回はクワトロの迷いに関してあまり干渉することはなかったものの、終盤のIMでしっかりと釘を刺している。だが……(名台詞の項も参照)。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:コンシューマの完全新作としては『第3次α』以来実に約9年ぶりに『逆襲のシャア』設定での登場となる(『Ζガンダム』版も冒頭で登場する)。ボイスが新録され、中断メッセージにも登場(『逆襲のシャア』でのアムロは初)。<br />
:初期搭乗機体は[[リ・ガズィ]]だが、リ・ガズィはBWS装備状態では地上戦が不得手である為、同時に入手できる[[デルタプラス]]を回した方が戦いやすいだろう(当人は搭乗を嫌がっているようだが)。相変わらず強いが、νガンダムに乗り換えてからが本領発揮。この時点でエースになっていれば、前作と同じように殆どの敵に再攻撃が適用されるため一気に手数が増す。今作ではシステムの関係上、前作より強く感じるはず。今回は宿敵だけではなく、その[[フル・フロンタル|そっくりさん]]まで相手にするので、最終決戦に備えて育成はできる限り行っておくようにしよう。<br />
:Zシリーズでは初めて[[魂]]を習得したが、本作では魂の効果が「最終与ダメージ2.2倍」なので熱血とあまり使用感が変わらない。<br />
:第37話終了時にνガンダムを持ち出したベルトーチカの通信から、チェーンも登場し、久々の修羅場が展開されている。このことにブライトから「家庭を持たないのか?」と茶化される場面もある。<br />
:ちなみにZシリーズのアムロは極めつけに特殊な存在のようで、今作において先駆者と呼ばれる一幕があった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:第一話からリ・ガズィで登場。νガンダムが紛失したという展開だが、序盤で奪還。前作終盤から続くシャアとのタッグは健在で、[[ラプラスの箱]]やネオ・ジオンを巡る展開を盛り上げてくれる。<br />
:今作でついに、ニュータイプやイノベイターとは異なる「先駆者」と呼ばれることとなった理由が判明。'''「ガンダム」という文明の利器を最初に使った人物'''であり、文明の象徴であるために先駆者と呼ばれていた。彼の存在が、火の文明の先にある太陽の輝きに至るために必要なキーとなっている。運用は前作と同様で、中盤の中頃で追加される新武装で更に猛威を振るうことになる。<br />
<br />
==== COMPACTシリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:最初から登場。序盤~中盤にかけては機体に恵まれないが、[[2回行動]]も早くやはり自軍のエースとして活躍。ララァもチェーンもクェス(条件付き)も仲間になり、クワトロもいる。修羅場となる、珍しいパターン。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}<br />
::『COMPACT』とほぼ同様。[[集中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]を必ず覚えるため、どの[[精神コマンド]]パターンになってもエースとして使って行ける。データによっては[[奇跡]]を覚えるので、その場合は[[ガンダム試作2号機]]に乗せると良い。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}<br />
:[[ガンドール]]隊に所属する。今度は[[リ・ガズィ]]を地下に隠していたらしい。今回は珍しくブライトとは別部隊になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:ようやく[[νガンダム]]に搭乗できる。隠しステージでのみ、シャアが逆襲する。出現させないほうがある意味ハッピーな展開か。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1部前半で[[ガンドール]]隊に合流する。『COMPACT2』の時と同様、無人島で[[ノリス・パッカード|ノリス]]率いる部隊の援助とテスト飛行を兼ねて向った[[アイナ・サハリン|アイナ]]の乗る[[アプサラス]]を[[リ・ガズィ]]で追ってやってきた。[[G-3ガンダム]]の性能が神がかっているため[[νガンダム]] or [[νガンダムHWS装備型|HWS]]が来るまでリ・ガズィではなく改造されたG-3ガンダムに搭乗している可能性が高い。下手をすればそのまま隠しシナリオまでνガンダムに乗らない可能性もある。今作では攻撃時にビームサーベルやメガビームキャノンなどの武器の名前を口にするなど、更に戦闘台詞が増加した。『A』に続き[[奇跡]]を覚えるが習得レベルは66と最終盤でギリギリ使えるかどうかといった所。とはいえ[[キョウスケ・ナンブ|他の]][[ミア・アリス|習得者]]と違い[[修理]]・[[補給]]ユニットに乗れるので時間さえかければレベル上げは容易。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:中盤にチェーンと共に参戦。νガンダムは結構強いのだが、[[射撃]]が本作は通じにくいので使い辛く、[[ヤルダバオト]]の前に霞んでしまう。今回も[[奇跡]]を覚える。<br />
<br />
==== 携帯機シリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:『逆襲のシャア』設定で登場。グリプス戦役では宇宙に上がっていなかったらしい。[[ロンド・ベル]]隊所属としてリアル系主人公の場合は第1話から、スーパー系主人公の場合は第4話から登場する。<br />
:初期搭乗機体は[[リ・ガズィ]]ではなく初代[[ガンダム]]。だが、今作では[[Gファイター]]との合体or[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]化するため、[[νガンダム]]に乗り換えずガンダムのまま最終決戦まで戦うことができる。本作で[[奇跡]]を習得できるのは、彼と[[フォウ・ムラサメ]]のみ。習得レベルも31と非常に早いのが特徴。殆どのリアル系主役各が[[魂]]を習得しなくなった本作だが、アムロだけは好待遇。<br />
:なお、主人公(ラミアorアクセル)の元いた[[平行世界]]のアムロは小説版ガンダムの史実に沿ったらしく、[[ア・バオア・クー]]での戦いの中で戦死している(そのため階級が曹長)。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::[[精神コマンド]]「[[奇跡]]」そのものが無くなったので、代わりに[[魂]]を覚え、こちらの方が使い勝手がいい。エースボーナスは「ガンダム」と名の付くユニットに乗せた場合、運動性が+10%。1st時代に言ったあの台詞を再現しているのだろうか。[[Gファイター]]でも効果が発生するが、ガンダムもどきの[[リ・ガズィ]]では発生しない。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:初登場時は『逆襲のシャア』バージョンだがすぐに永久離脱。[[主人公]]が過去の世界にタイムスリップしてからは『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』バージョンで登場し自軍参入する。なぜか過去でも最初からリ・ガズィに搭乗している。『ガンダムX』のシナリオ、特にティファがらみで登場し、一緒に捕まることもしばしば。最初から本人の能力は高いが、[[νガンダム]]は序盤合体攻撃が使えない上に、過去では終盤のみ使用可能なので乗せる機体に困る。[[ガンダムタイプ]]に乗る、または相手にすると専用セリフがある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:いきなり[[OZ]]のクーデターで失脚した上、ブライト共々[[ネオ・ジオン]]に軟禁され、[[アクシズ]]落下作戦を傍観するしかないと冴えない登場。しかし、[[地球]]消滅で[[アクシズ]]落下作戦が失敗し、シャアの要請を受けて渋々ネオ・ジオンに参加。他作品と比べ、剣呑な事を部隊内でよくよく口走りがちなシャアや[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]へのツッコミ・諌め役を務める。シャアがアクシズ落としを行った事を絶対に許すつもりはなく、その件を度々面と向かって批判もするが、内心ではシャアの気持ちを理解し、彼の努力や活躍を認めている。シャアと[[合体攻撃]]が可能なのは、その象徴なのかも知れない。アムロ・カミーユ・ジュドー・シャア(クワトロではなく)の四者が膝を交えて話す様は、歴代スパロボを通じても珍しい光景である。<br />
:今回もベルトーチカとチェーンとの[[三角関係]]。なお時系列(本作では一年戦争が本編の16年前の出来事になっている)を考えると、本作のアムロは30代。<br />
;[[スーパーロボット大戦BX]]<br />
:今回は『UC』のみ参戦である為、既に故人。その為名前のみの登場となっている。また、並行世界の人物である『[[SDガンダム外伝]]』の騎士アムロも若干ながら、存在自体を表している。<br />
<br />
==== Scramble Commanderシリーズ ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:『逆襲のシャア』版だが、序盤は[[ガンダム]]に搭乗。後半で[[νガンダム]]に乗り換える。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:劇場版設定とはいえ、かなり久しぶりの『Ζ』設定で登場。着ている服も[[カラバ]]の時のものを最後まで着用する。まだブライトのことを「ブライトさん」と呼ぶ。<br />
<br />
==== VXT三部作 ====<br />
全て『逆襲のシャア』設定。<br />
<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:シリーズ作品を除けばSRW初となる『逆シャア』終了後設定の登場となる。アクシズ・ショックの際に[[世界観/V#西暦世界|西暦世界]]へ転移しており、[[火星の後継者]]に囚われて[[演算ユニット]]に[[サイコフレーム]]を用いてアクセスするための実験体にさせられていた。そのため救出された後に同じく転移していたジュドーらに驚かれている。また、[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]では[[一年戦争]]が15年前に勃発し、更に[[第2次ネオ・ジオン抗争]]も1年前に行われているため今作では30代になっている。<br />
:[[世界観/V#新正暦世界|新正暦世界]]のアムロはアクシズ・ショックで完全に行方不明となっているが、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート|スカルハート]]』の原作通り、[[木星帝国]]に戦闘データを回収されて[[アマクサ]]に搭載された[[バイオ脳]]にデータを移植されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:今作ではアクシズでの最終決戦の最中にシャア共々[[アル・ワース]]に転移した設定で決着はついていない。<br />
:異世界なのでロンド・ベルでの階級は気にしていないが、シャアがネオ・ジオン総帥として振る舞っている為、ロンド・ベル時代の制服を[[ホープス]]に用意してもらって着用している(初登場時は『逆襲のシャア』劇中で着ていたスーツ姿)。ベルリ達のいたリギルド・センチュリーが、自分たちがいた宇宙世紀の遥か未来であることをシャア共々見抜いている。<br />
:軍人という立場から解放されたことで、自分自身の生き方を見つめ直す機会を得ている。その流れを汲んでいるボーナスシナリオ「アムロ・レイの夢」は(課金等が必要だが)一見の価値あり。<br />
:本作では3人しか習得しない[[覚醒]]の使い手で、アムロは唯一のメインパイロットでの習得者である(残りの2人の[[シルキー・マウ|シルキー]]と[[龍神丸]]は共にサブパイロットである)。精神コマンドの[[期待]]による覚醒の連発はアムロの特権。デフォルトで[[再攻撃]]を習得していることもあり手数の多さは本作トップクラス。<br />
:イベントで[[Hi-νガンダム]]に乗り換えるが、νガンダムの最強武器がアムロ専用なため、νに乗せ続けたほうが自軍の総合的戦力は増す。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:今回は[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が行方不明になった事に塞ぎ込んでおり、参戦は何と正規部隊ルート第30話と主人公の中では最も遅い。また、[[世界観/T|今作の世界観]]では本編の50年前に第1回[[ガンダムファイト]]が開催されているため、アムロは「軍用兵器としてのガンダムの初のパイロット」となっている。<br />
:『α』のように[[カツ・コバヤシ|カツ]]の「地下にモビルスーツを隠してある~」という言葉に今更ではあるが応えて、本作ではνガンダムを隠していた。『ベルトーチカ・チルドレン』の設定も取り入れられており、終盤では[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]が子供を身ごもった事を示唆する描写がある。<br />
:本作でも終盤にHi-νガンダムが入手でき、更にデフォルトで[[ヒット&アウェイ]]を習得したため長射程武器が充実しているあちらとの相性が良くなっているが、『X』同様νガンダムと性能が大差ないうえに最強武器も[[ニュータイプ]]であれば誰でも扱えるため、拘りが無ければやはりアムロはνガンダムに乗せ続けたほうが戦力的には良い。<br />
:また、本作では唯一「[[てかげん]]」と[[マップ兵器]]を両立できるパイロットなので、シャアと乗機を交換してマップ兵器持ちの[[ナイチンゲール]]に乗せる手もある。アムロが「[[突撃]]」を使えることもあり、『てかげん+マップ兵器』『突撃+ファンネルの移動後長射程攻撃』という、二重の意味で相性が良い。<br />
:甲児や竜馬にはフランクな口調で話したり、ボーナスシナリオ『十年越しの三人』では甲児たちと共に無断出撃しジェットストリームアタックや推力全開の大ジャンプを披露するなど、少年時代に戻ったような珍しい一面も描かれている。<br />
<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:『第4次』発売後に初となる逆襲のシャアイベントが再現され、顔グラフィックも『逆襲のシャア』バージョンになる。[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と共に宇宙編におけるロンド・ベルの主力。オリジナルキャラの[[アヤ・コバヤシ]]に言い寄られている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトル、おまけマップに登場。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:最初は『Ζ』のストーリーのため、[[グリプス戦役]]時代の黒いジャケットで登場。部隊名に[[マーチウィンド]]を提案する。終盤、シャアが逆襲するので青い連邦軍制服へ替わるが、首から上は『Ζガンダム』時代のままである<ref>今作では一年戦争が本編の3年前となっているため、本編の時点ではアムロはまだ10代の可能性すらある。もっとも、ガンダムキャラ全体に似たようなことが言えるのだが……。</ref>。ベルトーチカとチェーンの出番が強化されているため、旧シリーズ以上に[[三角関係]]で困る場面も。『F』に続き、本作でも[[2回行動]]最速男。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:シャアが裏切らないためほぼオリジナルの展開といえる。[[νガンダム]]の組み立てに必要な[[サイコフレーム]]は[[ネルガル重工]]から提供される。[[デビルガンダム]]事件の際には[[ガンダム|初代ガンダム]]を駆ってガンダム連合に参戦していたようだが、あまりの数のガンダムに暫くの間、うなされていたとか。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:『逆シャア』仕様で参戦。[[νガンダム]]と[[Hi-νガンダム]]に搭乗。<br />
:2016年8月のイベント「アクシズの攻防」ではボイス付きパイロットパーツが登場。<br />
:2021年1月のイベント「兵たちの足跡」では『Ζ』設定の立ち絵が登場した。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:『逆襲のシャア』設定。序章ワールド2より参戦。デフォルト搭乗機はνガンダムで、1章Part13からはHi-νガンダムに搭乗。<br />
:2019年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]」では、なんと版権を超えて[[マジンガーZ]]に搭乗。プレイアブルユニットとして使用できる。ボイスも新規収録された専用のものが用意されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『逆襲のシャア』設定。古谷氏のツイッターにて音声が新規収録されている旨が投稿されている。<br />
:アクシズ・ショック後、生存していたところを連邦軍に救助され、人知を越えた現象の当事者として危険視され、[[シャイアン基地|シャイアン]]で軟禁されていた。襲撃を受けた際、手慰みとして整備していたレプリカの[[ガンダム]]に乗って再び戦場に立つ。<br />
:今作では一年戦争が本編の10年前になっているため、26歳前後の設定で珍しく年齢に言及される会話もある。『T』と同じく甲児や竜馬とは10年来の戦友。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
==== 単独作品 ====<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:1stではガンダムとガンダム(最終決戦仕様)、『Z』ではディジェ、『逆襲のシャア』ではνガンダムに搭乗している。<br />
<br />
==== 関連作品 ====<br />
;[[リアルロボットレジメント]]<br />
:ストーリー及び[[G-3ガンダム]]に搭乗する際は『Z』のカラバの姿で、[[νガンダム]]に搭乗する際は『逆襲のシャア』のパイロットスーツの姿になる。<br />
:ストーリーでは使用出来ないが隠しキャラの[[ガンダム]]ではファースト時代のアムロが搭乗しているので、'''3作品のアムロが揃っている'''という珍しい事に。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
[[射撃]]、[[回避]]、[[命中]]、[[技量]]はトップクラス。逆に[[防御]]はリアル系としても下位の傾向にあり、ニュータイプ技能も相まって回避前提のバランスとなっている。[[格闘]]は低い事が多かったが、『[[逆襲のシャア]]』では格闘戦にてシャアを圧倒していたこともあり近年では格闘も高めになりつつある(『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では格闘値が甲児や竜馬に匹敵するほど高く成長する)。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
[[集中]]、[[覚醒]]を修得する傾向にあるため、リアル系として申し分ない。[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]以降は[[てかげん]]を覚える事が多いのも特徴。また、ガンダムシリーズ初代主人公ということもあり強力な精神コマンド[[奇跡]]を覚える作品も多い。旧シリーズでは[[幸運]]や[[加速]]を覚える事もあった。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:'''[[根性]]、[[気合]]、[[必殺]]、[[疾風]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[友情]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]<br />
:'''[[集中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[幸運]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[友情]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[ひらめき]]、[[友情]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[信頼]]、[[威圧]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]](PS版)<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[友情]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[集中]]、[[加速]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]/[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])<br />
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])<br />
:'''[[集中]]+、[[てかげん]]、[[直感]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[てかげん]]、[[加速]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[誘爆]]、[[奇跡]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[加速]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[奇跡]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[奇跡]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:覚醒・てかげん・突撃というラインナップは、MAP兵器と非常に相性が良い。<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[幸運]]、[[加速]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[てかげん]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[必中]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
::'''[[閃き]]+、[[覚醒]]、[[奇跡]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[ひらめき]]、[[加速]]、[[根性]]、[[覚醒]]、[[集中]]、[[魂]]'''<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]'''<br />
<br />
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===<br />
ニュータイプレベルは8~9まで。切り払いや[[シールド防御]]も高レベル。また、再攻撃が採用されているのは『第2次』(FC版)と『Z』で、その両作品とも技量の高さから発動率が高い。『α外伝』や一部の携帯機シリーズでは[[指揮官]]を修得する。愛機のνガンダムが長射程非P武器が主力になるのでヒット&アウェイがある作品で養成できるなら早めに習得したい。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L8、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L7、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L2、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[ブロッキング]]、[[再攻撃]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[再攻撃]]、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[再攻撃]]、[[カウンター]]L6'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[再攻撃]]、[[シングルアタック]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[統率]]L3、[[防御]]L8、[[援護攻撃]]L1'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L9、[[シールド防御]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:<br />
:;過去<br />
::'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1、[[指揮官|指揮]]L2'''<br />
:;現代<br />
::'''[[ニュータイプ]]L8、[[防御]]L4、[[指揮官|指揮]]L2'''<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[指揮官|指揮]]L2、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[再攻撃]]、[[サイズ差補正無視]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[再攻撃]]、[[サイズ差補正無視]]L2、[[ヒット&アウェイ]]'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L8、[[統率]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護]]L1、[[シールド防御]]、[[狙い撃ち]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]<br />
:'''[[底力]]:CT率、[[ニュータイプ]]、[[見切り]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[ニュータイプ|ニュータイプ(アムロ)]]'''<br />
:必殺技威力と照準値、運動性に補正がかかる。<br />
:'''一年戦争の英雄'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[ひらめき]]」(レベルが上がると「[[奮起]]」も追加される)がかかる。<br />
:'''[[ロンド・ベル]]のエース'''<br />
:全ての攻撃の与ダメージが増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。<br />
:'''精密攻撃(アムロ)'''<br />
:攻撃力が上昇。敵ユニットの弱点属性で攻撃した際に自身の照準値が増加する。<br />
:期間限定必殺技でのみ入手可能。<br />
:'''[[集中力]](アムロ)<br />
:運動性が増加する。気力上限が増加する。<br />
:'''[[見切り]](アムロ)'''<br />
:気力が10上昇する毎に、運動性が増加する。<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]、[[再攻撃]]'''<br />
<br />
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===<br />
;回避率+10%、クリティカル率+10%(20%)<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。『Z』のみ第44話以降クリティカル率が20%に上昇する。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;[[ガンダムタイプ|ガンダムと名の付くユニット]]に搭乗した場合に運動性+10%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
:1stガンダムにおける名台詞(詳しくは[[#機動戦士ガンダム 4|後述]])が元になっていると思われる。ちなみに[[リ・ガズィ]](リファイン・ガンダム・ゼータ)は対象外。<br />
;ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合、運動性・照準値+10<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。<br />
:『第2次Z』ではアムロが乗り換え出来るUC系モビルスーツが少なく、更にガンダム系のモビルスーツは3機しかないので、大抵発動しているはず(ちなみに[[百式]]は対象外)。<br />
;ニュータイプ専用武器の射程+1、技量+20<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
:νガンダムのカスタムボーナス(フィン・ファンネルの攻撃力+400、射程+1)もつけ、更に精神コマンドを駆使すれば数値以上の活躍を見せてくれる。また、技量+20によって元々高い技量がさらに高くなる。アムロはデフォルトで再攻撃を習得しており、ABを習得すればほとんどの敵に対して再攻撃が発動するので実際の数値以上に高い攻撃力を持つ。『第3次Z』では[[ニュータイプ]]がLv9まで上がるので射程が+3上がるが、νガンダムのカスタムボーナスが変更されたため『再世篇』と変わらない。<br />
;命中<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。命中+20%軽減。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;歴戦のニュータイプ<br />
:SSR。敵戦艦に対してダメージ大アップ。<br />
:『逆襲のシャア』出典。<br />
<br />
== パイロットBGM ==<br />
=== 機動戦士ガンダム ===<br />
;「翔べ! ガンダム」<br />
:OPテーマであるが、採用されたのは初代スパロボと、ファミコン版『第2次』など。採用率は低い。<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『第4次』まで採用。本来はシャアのテーマであるが、原作ではシャア未登場でも流れる。<br />
;「灼熱」<br />
:原作で戦闘BGMとして採用された。<br />
;「哀・戦士」<br />
:劇場版第2部のメインテーマ。<br />
;「めぐりあい」<br />
:劇場版第3部のメインテーマ。<br />
<br />
=== 機動戦士Ζガンダム ===<br />
;「モビルスーツ戦~交戦~」<br />
:Ζガンダム時代の機体に乗るとこのテーマ。<br />
<br />
=== 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ===<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘BGMとして数多くの作品で扱われている。<br />
;「SegmentIII SALLY(出撃)」<br />
:扱いは少ないが、「MAIN TITLE」に共にファンの認識が高い[[BGM]]。<br />
;「SegmentIV GUNDAM(ニュー・ガンダム)」<br />
:初期の旧シリーズではこちらを採用している。<br />
;「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」<br />
:本作品のメインテーマソング。νガンダム単体では使用せず、イベント用に扱われる事も多い。後継機のHi-νではこちらを採用。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
==== 家族等 ====<br />
;[[GUNDAM:テム・レイ|テム・レイ]]<br />
:父親(本人はSRW未登場だが[[テム=レイの回路]]は登場する)。第1話で離ればなれになり、後に酸素欠乏症にかかった父の姿を見たときは衝撃を受けた。<br />
:現実と向き合おうとしない一面があり、その事にアムロは苛立ちを感じていたようである。アムロ自身はテムを嫌っていたわけではなく、自分が機械いじりが好きなのは父からの遺伝だと理解しており、父が設計したガンダムのマニュアルを目にした時も「親父が熱中するわけだ。」とあっさり納得している。<br />
;カマリア・レイ(SRW未登場)<br />
:母親。アムロ及びテムとは別居して地上に残っており、アムロと再会した時は軍人となって銃を構える彼に衝撃を受けていた。<br />
:その後の消息は不明で、アムロがもう一度会ったかは定かではない。<br />
:[[小説]]版や没になった富野監督が切った絵コンテでは、夫とは別に情夫がおりアムロが小さいころから不倫をしていた事が描写されている。<br />
;[[ハロ]]<br />
:アムロが作った自律型ロボットの玩具であり、[[フラウ・ボゥ|フラウ]]にプレゼントしている。<br />
;[[フラウ・ボゥ]]<br />
:アムロの幼馴染。<br />
:共にホワイトベース隊で戦うことになり、彼女に励まされて奮起する場面もあるが、アムロがニュータイプとして覚醒していくのにつれて次第に距離が遠くなっていった。<br />
:しかし、『Ζ』においてもその信頼関係は変わらず、彼の再起に影響を与える事になる。さらには別れ際には人妻になった彼女と口づけまで交わしている。<br />
<br />
==== ホワイトベース隊 ====<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:[[一年戦争]]時は[[ホワイトベース]]の艦長として、シャアの反乱時は[[ラー・カイラム]]の艦長としてアムロと一緒に戦った。[[一年戦争]]時は「ブライトさん」だったがいつの間にか「ブライト」と呼び捨てるようになった(もしくは「艦長」)。関係も、シャアの反乱時には、一年戦争時代からは考えられないフランクなものになっており、文字通り「戦友」といえる間柄となっている。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の冒頭では、「ブライト大佐と呼ぶべきか」というアムロに対しブライトは「よしてくれ、いつも通りで頼む。」と返している。<br />
:『機動戦士ガンダムUC』の時代には、ラー・カイラムの艦長室にアムロの遺影が飾られている。<br />
;[[リュウ・ホセイ]]、[[スレッガー・ロウ]]<br />
:立場や性格こそ違えど、共にアムロたち新兵にとっての良き兄貴分といえる立ち位置を担う。<br />
;[[ハヤト・コバヤシ]]<br />
:アムロの幼馴染の少年。戦果を上げるアムロを羨望と嫉妬の対象としていたが、『[[Ζ]]』時代は良き戦友関係。<br />
;[[ミライ・ヤシマ]]<br />
:高圧的なブライトがムチなら、彼女はアメのような存在でアムロも彼女に対しては従順であり、彼女もアムロを信頼していた。『[[Ζ]]』でも、[[香港]]で再会する。<br />
;[[カイ・シデン]]<br />
:皮肉屋であるが、彼もまた成長してアムロ達のバックアップをする。パイロットとして戦った仲間ではあったが、それ以上の関係は築くことはなく互いに一定の距離を置いた間柄となっている。<br />
:彼が一度ホワイトベースを降りた際に、アムロは正直に「あなたの事は特に好きだったわけではない。」と前置きしたうえで惜別の言葉を贈っており、カイも同じような言い回しで礼を返している。実は『[[Ζ]]』TVシリーズの物語上では顔を合わせたことはない。<br />
;[[セイラ・マス]]<br />
:アニメにおいてはあくまでも仲間であるが、小説版では大人の関係を結んでいる。<br />
:『Ζ』時代に会う事はなかったが、[[シャイアン基地]]を訪問したフラウが「まだセイラさんのこと好きなんでしょう?」と揶揄われていた事から、アムロも未だ彼女に好意を抱いていたようである。<br />
;[[カツ・コバヤシ]]<br />
:『[[Ζ]]』では[[ハヤト・コバヤシ]]の養子として、軟禁状態のアムロに会い叱咤。再起のきっかけとなる。1st時代からカツはアムロを尊敬し、目指すべき相手としていた。<br />
:その後カツは宇宙に上がった後にアムロと再会する事無く死亡するが、アムロがその事実をどう捉えたかは描かれなかった。<br />
:彼の「地下にMSが隠してあるくらい言って下さい」というセリフは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』および『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』、『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』で実現されることになる。<br />
;[[レツ・コバヤシ]]、[[キッカ・コバヤシ]]<br />
:カツと共にファースト時代から慕われており、『[[Ζ]]』でも再会している。<br />
<br />
==== 地球連邦軍 ====<br />
;[[レビル将軍]]<br />
:ベルファストにて会うが、逆に自分らの厳しい現状を突きつけられる事になる。<br />
;[[ワッケイン]]<br />
:初めてルナツーで出会った際は快く思わなかったが、後にワッケインはアムロの資質を認めるようになる。<br />
;[[マチルダ・アジャン]]<br />
:少年アムロにとっては初恋ともいうべき憧れの大人の女性。<br />
;ウッディ・マルデン<br />
:SRW未登場。マチルダの婚約者である連邦の技術大尉で、アムロがそれを知った時は自分がガンダムをうまく使えていれば(マチルダは死なずに済んだ)と謝罪したが、逆に、戦争はガンダム一機でどうとできるものではないと諭される。この後のシャア率いるMS部隊の襲撃においてマチルダが守ったホワイトベースを守るためにファンファンで出撃し、シャアの攻撃により死亡する。<br />
<br />
==== [[ジオン公国軍]] ====<br />
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)<br />
:[[日本]]アニメ史上最も有名な[[ライバル]]関係のひとつで、アムロを戦争へと導き[[ニュータイプ]]へと覚醒させるきっかけを作った張本人。<br />
:[[グリプス戦役]]では共闘するが[[第2次ネオ・ジオン抗争]]において再び対峙、シャアの気持ちを理解しつつもその考えを真っ向から否定した。<br />
:とはいえ、シャアとアムロの共闘は多くのファンの望んだ展開だったからか、『機動戦士ガンダム 新ギレンの野望』ではなんと、アムロがシャアのネオ・ジオンに合流する形で共闘が実現することになった。<br />
;[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]、[[デニム]]<br />
:共に[[ザク]]のパイロットで'''[[宇宙世紀]]史上最初のMS同士の戦い'''にもなった、アムロの初陣の相手。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:地球降下以降彼の部隊と幾度となく交戦。<br />
;[[ランバ・ラル]]<br />
:シャアに次ぐ強敵で、アムロにとっては最大の理解者になってくれたかも知れない人物。脱走中に彼と出会った事と戦いによって戦士として成長する事になる。最後は彼の部隊がホワイトベースに白兵戦を仕掛けてきた際に、追い詰められた彼が手榴弾を抱いてガンダムの掌の上で自決する様子をその目に焼き付けられる事に。<br />
;[[クラウレ・ハモン]]<br />
:ラルと同じく彼女からも気に入られる事になるが、最後は敵対する事になる。<br />
;[[マ・クベ]]<br />
:TV版では彼の乗る[[アッザム]]と交戦し撃退。第37話にて[[ギャン]]に搭乗した彼と交戦し、ビームサーベルの二刀流で撃破した。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:TV版では18話で[[マ・クベ]]と共に彼女の乗った[[アッザム]]と交戦。<br />
:なお、この時の戦闘でガンダムの性能を目の当たりにした彼女はテスト中のモビルスーツの実戦配備を急ぐようになり、ジオン軍の戦力増強を促してしまう結果となった。<br />
;[[ガイア]]、[[オルテガ]]、[[マッシュ]]<br />
:「[[黒い三連星]]」の異名を持つ[[ドム]]のパイロット達。ジェットストリームアタックに苦戦するもこれを下した。<br />
;[[ドレン]]<br />
:シャアの副官であり、序盤から何度も交戦。<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:ニュータイプとして心を通わせたが、シャアとアムロの板ばさみになってしまう。最期はアムロの攻撃からシャアを庇って死亡。この死がアムロとシャアを長く苦しめる事になり、逆シャアにおいても夢の中で登場する。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;[[イセリナ・エッシェンバッハ]]<br />
:TV版ではガルマの仇を討つ目的で彼女が搭乗していた[[ガウ]]を撃墜するが、撃墜後にガウから出てきた死に際の彼女に仇と呼ばれて衝撃を受ける。そのせいか次の話では気の抜けた状態になった。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
==== エゥーゴ・カラバ ====<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:『[[Ζ]]』の[[主人公]]。当初は[[ガンダムMk-II]]に乗る彼を見てハヤトに怒りを燃やす事もあったが、先輩として良きアドバイザーとなる。<br />
:ただし『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』ではアムロの方が一年戦争時の設定のため、同年代どころか彼より年下という事態になり、タメ口をきかれる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:原作では会っていない。<br />
:スパロボでは部下であり、カミーユよりも早く合流している事が多い。<br />
;[[エマ・シーン]]<br />
:幽閉時代に友人と旅行中であった学生だった頃の彼女と出会う。<br />
:スパロボでは部下になることも。<br />
;[[ベルトーチカ・イルマ]]<br />
:『Ζガンダム』にて登場。鬱屈していたアムロを奮起させ、やがて恋仲に落ちた。<br />
:『逆襲のシャア』では制作スタッフの意見により別れてしまったが、小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)ではアムロの子を身篭る。<br />
:スパロボではアムロを巡ってチェーンと火花を散らすことが多い。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]<br />
:原作で会うことは無い。<br />
:スパロボではブライト同様に仲が良い。<br />
<br />
==== ティターンズ ====<br />
;[[フォウ・ムラサメ]]<br />
:原作では、彼女の乗る[[サイコガンダム]]と幾度となく交戦。カミーユには自分とシャアの経験した過ちを味わって欲しくないという思いから、再三再四彼女に近づくなと警告する。しかし、現実はアムロとシャアの努力を嘲笑するかのように二人の眼前で七年前の悲劇は繰り返されてしまい、彼女は第二のララァとなってしまうのだった。<br />
:生存する事の多いスパロボでは部下。また、カミーユで彼女を説得させる時でも、なにかしらアムロが絡んでいる事が非常に多い。<br />
;[[ロザミア・バダム]]<br />
:TV版では、特に面識も交戦もしていないが、劇場版では彼女の操る[[ギャプラン]]と激戦を繰り広げる。<br />
;[[ジェリド・メサ]]<br />
:原作では面識は特になく、数回交戦した程度。<br />
:スパロボでは彼に一方的に敵愾心を燃やされる事も。<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:原作では面識はない。<br />
:スパロボシリーズではニュータイプ同士という事で対決する場面が多々ある。シャアと同じく過去の時代の遺物と断じられる事も。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:ブライトの息子。『[[逆襲のシャア]]』ではハサウェイにとっての良き大人であったが、付き合いが短かった。恋人のチェーンを逆に殺害した張本人だが、アムロはそれを知る機会は無かった。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:原作では面識が無かったが、スパロボにおいては絡む事も多い。大抵の場合『逆襲のシャア』時のシャアのように、強大なニュータイプでありながら、いちパイロットの身分のままでいるアムロが気に入らない様子。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]](オードリー・バーン)<br />
:ハマーン同様に原作では絡みは無く、スパロボでも大きな絡みは無いが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では『[[機動戦士ガンダムUC]]』の成長したミネバことオードリーと対面。父である[[ドズル・ザビ|ドズル]]の仇と言うこともあってか、頑なな態度で接されている。<br />
:この時のアムロは父ドズルの命がけの行為に[[スレッガー・ロウ]]もまた命を懸け、そしてスレッガーの死を悲しむミライ…という「戦争の現実」を直視しているのだが、それをアムロもシャア含む他人さえも口にしたことはスパロボ含む他の媒体でも取り上げられないのはファンの救いともいえる。<br />
:逆に『[[ヒーロー戦記]]』においては仲間達と共にミネバを保護し、彼女に懐かれた。…『ヒーロー戦記』においてミネバがアムロに懐いた切欠であるムンゾのたこ焼きを、『第3次Z』ではアムロに頑なな態度を示すオードリーが話に出しているというのは皮肉としか言いようがない。<br />
:一方、[[スーパーロボット大戦V|V]]では、シャアの関係もあってか、良好な関係を築いている。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
==== エゥーゴ ====<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:原作ではTV版では共演せず、小説版や一部の漫画作品で共演。スパロボではカミーユと同様に将来を期待している。<br />
;[[エルピー・プル]]<br />
:小説版において、ジュドーには当初、つまらない大人扱いをされたアムロだが、彼女には好意的に見られ、「このおじちゃん好き」(でもジュドーのがもっと好き、と続く)と言われベルトーチカにからかわれる。<br />
:[[旧シリーズ]]でおじちゃん扱いされたのはこの小説版が元ネタかもしれない。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[エル・ビアンノ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[ニュータイプ]]だからという事でついつい調子に乗る彼らを一喝する。<br />
<br />
==== [[ネオ・ジオン]] ====<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、過去世界において彼の管轄するアルタネイティブ社のラボに、[[ティファ・アディール|ティファ]]と共に捕えられていた。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;[[エマリー・オンス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、彼女が艦長代理を務める補給ドック艦[[ラビアンローズ]]で、[[νガンダム]]の最終調整を行っていた。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===<br />
==== [[ロンド・ベル隊]] ====<br />
;[[チェーン・アギ]]<br />
:『逆襲のシャア』でのアムロの恋人。クェスを殺した事で逆上したハサウェイに殺されてしまうが、アムロはチェーンの持っていた[[サイコフレーム|何か]]を見て「チェーンか?」と言っていたが、彼女が戦死していたことを把握していたかは不明。<br />
:スパロボではアムロを巡ってベルトーチカと火花を散らすことが多い。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:部下。<br />
<br />
==== ネオ・ジオン ====<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:アムロに興味津々だったが、チェーンを愛するアムロに愛想を尽かしてしまい、シャアを選ぶ。アムロにとっては単に「煩わしい子供」程度の認識であったが、彼女が父性を求めていた事は察していた。<br />
:特に古めのスパロボでは、原作とは違った趣の絡みが多い。<br />
;[[ギュネイ・ガス]]<br />
:アムロに対抗心を燃やしている。最期はアムロのνガンダムが武器を放り投げたのに気をとられた一瞬の隙を突かれ撃破された。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
初代ガンダム[[主人公]]という立場から、他の[[ガンダムシリーズ]]の主人公との交流は恒例。勿論援護専用セリフも用意されている。また、リアル系、スーパー系を問わず、多くの作品のキャラと絡む事が多く、よき先輩として後輩キャラを導いていく事も多い。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
モビルスーツ部隊隊長という役職柄、宇宙世紀作品で階級が下の場合は、アムロの部下になる人物が多い。但し直属かどうかは作品によってまちまち。<br />
<br />
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====<br />
;[[クリスチーナ・マッケンジー]]<br />
:本来自分の専用機になる予定だった[[NT-1アレックス]]のパイロット。本来の宇宙世紀ではクリスの方が年上であるが、二人の年齢差が忠実に再現されているのは『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』や『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』くらいで、基本的にアムロの方が年上でクリスはアムロの部下という設定が多い。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、幽閉されていたシャイアン基地で部下の彼女と共に新しいガンダムの開発に携わっていた。<br />
;[[コウ・ウラキ]]<br />
:本来の[[宇宙世紀]]世界では同世代だが、ゲーム作品では部下であることが多く、尊敬されている。<br />
;[[サウス・バニング]]<br />
:共にチームの[[まとめ役]]であり、お互いを信頼し合っている事が多い。<br />
;[[ジョン・コーウェン]]<br />
:[[旧シリーズ]]では信頼できる上司という役柄。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:原作では交戦していないが、スパロボ等のクロスオーバー作品においては多くの同胞を討った仇敵として憎まれている。ただし共闘する作品も一部あり、旧シリーズではアムロ殿と呼んで評価している。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:ニュータイプパイロットの大先輩として、ニュータイプパイロットとして年少者である彼を導く事も多い。[[ハロ]]つながりで絡むこともある。<br />
;[[シャクティ・カリン]]<br />
:『α』では、彼女と[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]が焼いたキャロットケーキを食べて美味しいと絶賛した。<br />
;[[オリファー・イノエ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では共にチームのまとめ役という事もあり、彼とも仲が良い。<br />
;[[シロー・アマダ]]<br />
:『逆襲のシャア』設定では階級上部下であるのだが、一年戦争設定の『GC(XO)』や『OE』では彼が上官である。その性格ゆえか、ファースト時代のアムロも彼にはブライトほど反発してはいない。<br />
;[[エレドア・マシス]]、[[ミケル・ニノリッチ]]<br />
:『GC(XO)』では彼らとともに脱走する事になる。<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では大先輩として時には厳しく彼を導いている。<br />
;[[リディ・マーセナス]]<br />
:『第3次Z』ではロンド・ベルでの上官として、彼の危うさを警戒していた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼が[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を撃とうとした際に静止した。<br />
;[[フル・フロンタル]]<br />
:[[シャア・アズナブル|自身の宿敵]]のそっくりさん。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では宿敵に似ている部分があったため、一時は一人の宿敵と認めていたが、密かに自身を暗殺しようとしていたことが判明したことやアクシズ落としを確実にするために前線から離脱する事を決めるという「宿敵ならば絶対に取らない行為」をした事で決別。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』でも戦闘時特殊台詞で強く非難していたので、相当腹に据えかねたことが伺える。<br />
:『V』では『第3次Z』と違い彼を強く否定的に見ることは無く、彼を「シャアの再来」「赤い彗星」以前に「フル・フロンタル」という一人の人間として見ており、対峙の度に、彼にシャアに捉われる事無く一人の人間として生きるように訴えており、最終的には「シャアの亡霊」から開放され、「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間として人の可能性を信じて生きていく道を選んだ彼と完全に和解する。<br />
;[[ザビーネ・シャル]]<br />
:『V』ではニュータイプを戦争の道具にしかならないと否定されるも、その在り方を自分の意志で決めるべく彼が用意した[[バイオ脳]]の軍団と戦う。<br />
;[[ウモン・サモン]]<br />
:『第2次α』では年齢が離れすぎている気もするが、「ソロモンで肩を並べて戦った仲」……もちろんアムロ側の認識は無い。<br />
<br />
==== アナザーガンダムシリーズ ====<br />
;[[ドモン・カッシュ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では暴走するアレンビーと対峙し、戸惑う彼に檄を飛ばし、救出のためにアドバイスする。<br />
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではアムロもかつての[[デビルガンダム]]との決戦の際に、ガンダム連合に参加していた。余談だが寺田Pはこの時、同作に参戦していない[[シロー・アマダ]]や[[コウ・ウラキ]]もガンダム連合に参加していたと述べている。<br />
;[[アレンビー・ビアズリー]]<br />
:[[声優ネタ]]の影響か、彼女の[[ノーベルガンダム]]に興味津々だった。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:彼から敬意を表されており、アムロも彼に一目置いている。尚、彼の名前の由来はアムロの名前から。<br />
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では彼の[[説得]]において重要な役割を果たす。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でも味方に回った際に最初に信用した。<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:ライバルのシャアと良く似た人物その1。彼やシャア(クワトロ)と共に部隊を引っ張る事になる事も多い。<br />
;[[ルクレツィア・ノイン]]<br />
:携帯機シリーズではよくアムロやブライトと共に行動している。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では部隊名に「マーチウィンド」を提案しようとした際に、彼女に止められた。<br />
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』でクワトロ、アポリー、ロベルトらと時空転移に巻き込まれた後、彼によって保護されていた。以後は暫しの間、彼の許でZEXIS世界の情勢を見届ける事に。<br />
;[[ガロード・ラン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』ではアルタネイティヴ社の施設にティファと共に捕らわれていたところを彼に救出される。その後のフォートセバーンでも囚われていたところを彼と竜馬に救出された。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:ニュータイプ同士なので共鳴する場面も。『R』では2人一緒に拉致されてしまう。<br />
;[[ジャミル・ニート]]<br />
:似たような境遇故か、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』においての別れでジャミルに声をかけたのは彼である。『R』や『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でも、アムロに対して[[ニュータイプ]]の意味を問う事がある。<br />
;[[カリス・ノーティラス]]<br />
:『R』ではティファと一緒に彼に拉致されてしまう。<br />
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])<br />
:自身が優れた[[ニュータイプ]]であるが故に、彼らからも憎悪されている。『Z』ではジ・エーデルに吹き込まれた彼らに「世界に破滅をもたらす者」呼ばわりされる。<br />
;[[デマー・グライフ]]<br />
:『R』では白にまつわる[[異名]]を持つ者としてライバル視されている。アムロも彼には異質なものを感じていた。<br />
;[[カロン・ラット]]<br />
:『R』では、彼女が所長を務める[[ニュータイプ]]研究所に脅迫され投降する。<br />
;[[アベル・バウアー]]<br />
:『R』では、[[ニュータイプ]]に覚醒しフラッシュシステムを起動させた彼の放つ禍々しい波動を感じ取り、彼の力を「邪気の塊」と評する。<br />
;[[ランスロー・ダーウェル]]<br />
:原作での立ち位置が互いに似通っている。『Z』ではわりと親しく話をしていた。<br />
;[[D.O.M.E.]]<br />
:『X』世界のファーストニュータイプ。アムロもまた彼の[[ニュータイプ]]論を受け入れている。また、初期案では彼の声優をアムロの声優である古谷徹が演じるプランもあったのは有名な話。<br />
<br />
==== 正暦作品 ====<br />
;[[グエン・サード・ラインフォード]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた彼に[[黒歴史]]の終焉に自分とシャアの戦いが勃発する事を彼から告げられる。<br />
;[[ギム・ギンガナム]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[黒歴史]]の英雄として敬意を表され、アムロやクワトロ(シャア)と刃を交えられる事を心から喜んでいた。しかしアムロ自身は彼の横暴を否定している。<br />
<br />
==== ガンダムSEEDシリーズ ====<br />
;[[キラ・ヤマト]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではシンジと同様、昔の自分と重ね合わせている部分があり(初対面にいきなりブライトから彼へのアドバイスを任されたのもあるが)、彼に幾度となく助言を行った。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼とシンの和解を助ける一幕も。<br />
;[[アスラン・ザラ]]<br />
:悩むアスランに度々アドバイスをしては、彼を導いている。<br />
;[[ムウ・ラ・フラガ]]<br />
:『第3次α』では出会う前から共にエースとしての実力を認め合っていた。<br />
;[[ナタル・バジルール]]<br />
:『第3次α』では彼女の実力を認め信頼しているものの、一方で厳格すぎる面を危惧し、敵に回った際はブルーコスモス派に毒された連邦軍に従い続ける彼女の行動を否定している。<br />
;[[サイ・アーガイル]]<br />
:『第3次α』では彼の心根の強さを認め、「君のような友人がいればキラも大丈夫」と労いの言葉をかけた。<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:『第3次α』にて激突。身勝手な私怨の為に世界を破滅へと導こうとする彼に対して怒りを露にした。<br />
;[[シン・アスカ]]<br />
:[[Zシリーズ]]では彼のよき先輩になる。また、初登場時に彼の暴走を食い止めた。彼とキラの和解を助ける一幕も。<br />
;[[ルナマリア・ホーク]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』にて大気圏突入に際して疲れを特に示さないアムロとシンを「二人は特別」と評した。<br />
;[[ギルバート・デュランダル]]<br />
:『SC2』では彼のまわりくどいところをクワトロと似ていると評した。<br />
:『Z』ではメサイア攻防戦にて対峙する。その際、やはりジ・エーデルに吹き込まれた彼に黒歴史の終末の戦いを示唆される。<br />
<br />
==== 西暦作品 ====<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では彼に人生およびガンダムに乗る先輩としてニュータイプの概念や敵と解り合うことなどへのアドバイスを送った。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では変革しようとする彼に気づき、導く。彼もまた、アムロに対して『再世篇』ではより素直に敬意を表している。『再世篇』ではガンダム先輩ではなく、'''ニュータイプ先輩'''という側面が強い。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではアムロが1st設定のため、逆に刹那に気後れする場面も見られる。<br />
;[[ロックオン・ストラトス]]<br />
:『第2次Z』では異世界とはいえガンダムに乗る先輩として彼から一目おかれている。<br />
;[[イオリア・シュヘンベルグ]]<br />
:未知の生物とも相互理解のできる進化を目指した彼のやろうとしていることに誰よりも深い理解を示し、後を継いだかのように真のイノベイターの誕生を見届けた。<br />
;[[リボンズ・アルマーク]]<br />
:古谷氏が「蒼月昇」の名で演じているキャラ。『第2次Z再世篇』ではファンの期待通り濃い絡みが描かれた。『再世篇』開始に前後して転属させられたのは彼のもとで、そこで軟禁される。彼と未知なるものとの対話方法、世界の行く末について論議を繰り返す。彼からは自身の同志となり、共に人類を導くことができる者として認められていたが、当然アムロは彼を否定して敵対する事になる。自分の願い=人類の革新というエゴを剥き出しにして人類を見下す彼を必ず倒す事を誓う。最終決戦では論破し、ニュータイプの貫禄を見せつける。声優ネタも多分に含まれているだろうが、重大な伏線も含まれていることも。<br />
;[[ルイス・ハレヴィ]]<br />
:『第2次Z再世篇』において、直接の絡みはないがクワトロ、カミーユと共に[[ララァ・スン|過去]]の[[フォウ・ムラサメ|悲劇]]の[[ロザミア・バダム|再来]]を危惧していた。また、リボンズの彼女への仕打ちが彼への敵意を強めることにもなっている。<br />
<br />
==== Gのレコンギスタ ====<br />
;[[ラライヤ・マンディ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではシャアと共に彼女に優しく接している事が[[ノレド・ナグ|ノレド]]から語られている。<br />
;[[クンパ・ルシータ]]<br />
:『X』ではアムロの兵士としての力に目をつけ争いを加速させる事を目論む彼から[[Hi-νガンダム]]を提供されるが、彼の思想については否定している。そのため彼から「所詮は一兵士」と失望されるが、戦争の手を引き操ろうとする彼をアムロが認めるはずがなかった。<br />
<br />
==== ガンダムビルドファイターズ ====<br />
;[[イオリ・セイ]]、[[レイジ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「銀河を創る想像力!」では彼らとも協力し、アクシズの落下を阻止する。その後には[[アンチスパイラル]]との決戦にも駆け付けている。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
==== [[マクロスシリーズ]] ====<br />
;[[ロイ・フォッカー]]<br />
:共にリアル系パイロットのリーダー格として部隊を引っ張っていく事も多い。<br />
;[[リン・ミンメイ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では彼女のコンサートを楽しみにしていた。<br />
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では彼女とマックスの冷めた仲を見て、何も知らなかったためブライトと共に「公私の区別が徹底している」と評した。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではアムロは彼女にとって真っ先に再会できた戦友の一人で、再会をお互い喜び合った。<br />
;[[ガムリン木崎]]<br />
:『D』の中盤、ヒイロにチェーンと二人で出かけていた事をベルトーチカにバラされてしまい非常に居辛い雰囲気でいたところ、彼が仲間に出撃を促してくれたので彼に感謝するが、事情を知らない彼は首を傾げてしまう。<br />
;[[金竜]]<br />
:『D』では共にチームのまとめ役ということで、オリファーと同じく仲が良い。<br />
<br />
==== その他のリアル系 ====<br />
;[[シーラ・ラパーナ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では地上に出てきた際には、自分達への協力を惜しまずに申し出た彼女に感謝を示した。<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』及び『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第1部では、嵐の玉に捕えられていた彼女を救出した。<br />
;[[ジェリル・クチビ]]<br />
:『IMPACT』で[[ハイパー化]]した彼女の悪しき[[オーラ力]]を「人の憎しみの光」と評し、必ず仕留めなければならない敵である事を周囲へと主張する。<br />
;[[ダバ・マイロード]]、[[リリス・ファウ]]、[[ミラウー・キャオ]]、[[ファンネリア・アム]]<br />
:『F』のリアル系ルート序盤から、[[ポセイダル軍]]に反抗する反乱軍の彼らを救助し仲間に加える。なお、リリスを初めて見た際に[[ラ・ギアス事件]]で知り合った[[チャム・ファウ|チャム]]にそっくりな彼女を見てびっくりする事に。<br />
;[[エイファ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼女にララァの面影を重ね、親切にした。<br />
;[[ケーン・ワカバ]]、[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』及び『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では年下で部下。自分と同じような状況に放り込まれたが、自分とは違う彼らの軽いノリに、『A』では意味深な反応をする。<br />
:一年戦争時の設定の『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では同じサイド7の住人になり、年上である彼らに振り回される。<br />
;[[マイヨ・プラート]]<br />
:彼もまた、ライバルのシャアと良く似た人物。『MX』では彼にシャアと並んで尊敬されている。<br />
;[[ワイズマン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『BX』ではアムロの著書を読んだことがあり、それを引き合いに[[フル・フロンタル|フロンタル]]の態度を批判する。<br />
;[[イネス・フレサンジュ]]<br />
:『V』ではアクシズショックの際、彼女との入れ違いで[[西暦世界]]へと転移する。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『V』では[[ヴィルキス]]のモードチェンジを使いこなすために竜馬と共に彼女のコーチ役を引き受ける。しかし観念的な教えは彼女には難しかったようで「よくわからない」と言われてしまっていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では互いの機体で、因果の果てに飛ばされた甲児と鉄也を救うための大きな役割を果たす。ミスルギ皇国との決戦に勝利した際には、皇国の市民達へ真実の暴露を試みるアンジュを止めようとするも、彼女が聞くはずもなく振り切られてしまう。<br />
;[[サラマンディーネ]]<br />
:『V』では彼女の口から自分達の世界が彼女達のおかげで守られていた事実を知って、事情を知らなかったとはいえ彼女達と戦ってしまったことを、謝罪するとともに共闘を申し出ている。<br />
;[[エルヴィラ・ヒル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、サイコフレームと[[カップリングシステム]]の類似性に気付いた彼女の研究にサイコフレームの情報を提供。後に研究は大きな力として結実する。<br />
;[[スバル・イチノセ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「BY NECESSITY」ではコックピット依存症を発症し苦しむ彼を見かね、格納庫まで連れていくのに手を貸している。<br />
;[[エルネスティ・エチェバルリア]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、転移されたにもかかわらず直ぐに現状把握した彼を見て只者ではないと察する。またアムロ自身が機械弄りを趣味とする事もあってか、エルのロボットへの情熱に少なからず理解を示している。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
==== ダイナミック系 ====<br />
;[[兜甲児]]<br />
:スパロボシリーズにおいては、『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』以来の長い付き合いである。特に[[旧シリーズ]]ではタメ口で呼ばれているのだが、アムロだけが数ヶ月で成長しているので『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』や『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では変な雰囲気に。<br />
:甲児が『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』設定で登場した『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では互いに一年戦争や[[Dr.ヘル]]との戦いを経験した親友同士であり、[[ホワイトベース隊]]の一員でもあった事が語られている。<br />
;[[弓さやか]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、彼女から[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共に[[ニュータイプ]]を[[超能力]]か何かと誤解されていた。<br />
;[[剣鉄也]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、戦死したシャアの分まで背負い込もうとするアムロを気遣う。<br />
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]<br />
:スパロボシリーズにおいては、甲児と並んで『第2次』以来の長い付き合いである。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』ではフォートセバーンに囚われていたところを彼とガロードに救出された。<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではアムロの女性関係に微妙に呆れていた。<br />
:『T』では甲児や[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[巴武蔵 (OVA)|武蔵]]と共に十年来の戦友。<br />
;[[車弁慶 (OVA)]]、[[シュワルツ]]<br />
:『D』では部隊の纏め役同士という事で、オリファーや金竜と同じく彼らとも仲が良い。<br />
;[[コーウェン]]、[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。<br />
;[[司馬宙]]<br />
:無印TV版では、声優がアムロと同じ。ただし初対面時以外、直接的な絡みは余り無い。戦闘台詞は特殊なものがある。<br />
;[[マジンガーZERO]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、戦闘前会話で'''「ガンダムの始原パイロット」'''と呼ばれ、新たな可能性を生む者として敵視される。<br />
<br />
==== ガイナックス系 ====<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:アムロといくつもの共通点を持つキャラクターであり、スパロボで共演した際には彼の人生の先輩的存在となる。かつての自分と重ねている部分があり、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』ではブライトに修正されたシンジをフォローしている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではそこまで絡まないが、シンクロ率400%になって溶けたシンジに精神世界で最後に語りかけたのはアムロであり、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』においても昔の自分と重ね合わせている。<br />
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]<br />
:『F』では、彼女の毒舌が原因で[[兜甲児|甲児]]と喧嘩になった際に仲裁に入り、両者を諭す。<br />
;[[葛城ミサト]]<br />
:声優同士が某美少女戦士アニメで共演した故か、[[声優ネタ]]絡みで絡む部分が多く、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[ベガ]]と[[紫東遙]]も加わっている。『F』ではその関連もあってか好意を寄せている節もあるが、スパロボでは基本的に仲の良い同僚という関係に落ち着いている。<br />
;[[赤木リツコ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、彼女から自分や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の持つ[[ニュータイプ]]能力を、非論理的と断じられ信じてもらえなかった。<br />
;[[碇ゲンドウ]]<br />
:『第3次α』では人が互いの領域に踏み込む事で傷付く事を自身とシャアの関係を引き合いに出されて語られ、[[人類補完計画]]への理解を求められるが、アムロは彼の補完計画を真っ向から否定した。<br />
;[[ニコラス・バセロン]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にてあがり(トップレス能力の喪失)への焦りから荒れる彼を一年戦争時にガンダムのパイロットを下ろされそうになった自分と重ね合わせ、冷静に諭し立ち直るきっかけを作った。<br />
<br />
==== その他のスーパー系 ====<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:初共演の『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』以来数多くの作品で共演しており、互いに強い信頼関係で結ばれている。<br />
;[[ギャリソン時田]]<br />
:[[破嵐万丈|万丈]]の執事であるため、彼とも数多くの作品で共演している。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、彼から[[ティターンズ]]が[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]たちと手を組んだという情報を知らされる。<br />
;[[ドン・ザウサー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、彼から深い悲しみの心を感じ取っていた。<br />
;[[グッドサンダーチーム]]([[北条真吾]]、[[キリー・ギャグレー]]、[[レミー島田]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[ラ・ギアス事件]]で彼らの[[ゴーショーグン]]と共闘したため、再会した時は驚いていた。<br />
;[[OVA (ゴーショーグン)|OVA]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、彼女のメンテナンスまで行う面倒見の良さを発揮。<br />
;[[イザベル・クロンカイト (ゴーショーグン)|イザベル・クロンカイト]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて[[αナンバーズ]]への密着取材を切望する彼女の申し出に戸惑うが、報道も効果的な戦術になり得る事を理解し許可を出す。<br />
;[[獣戦機隊]]([[藤原忍]]、[[結城沙羅]]、[[式部雅人]]、[[司馬亮]])<br />
:殆どのシリーズでは部下。<br />
:『F』で初めて会った時は柄にもなく緊張するリーダーの忍を和ませ、彼から尊敬を意を受ける。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では、珍しくアムロが[[一年戦争]]時の設定であるため先輩にあたる。[[ガンダム]]を無断で持ち出した時は彼らから一喝される。<br />
;[[シャピロ・キーツ]]<br />
:『GC(XO)』においては優れたニュータイプとして覚醒した自身の力を認められていたが、アムロは彼を「力を誤った方向に向ける者」として否定する。<br />
;[[ベガ]]、[[紫東遙]]<br />
:やはり中の人繋がりか、仲が良い。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では3人で飲みに行く場面も(ミサトも参加する予定だったが、急遽欠席)。ちなみに、その際アムロの仕事は全てクワトロに押し付けられてしまった。<br />
;[[ゼロ (電童)|ゼロ]]<br />
:『R』終盤にて散々自分達を見下す態度を取っていながらいざ[[フェニックスエール]]の出現で激昂した彼の態度を見苦しいと一蹴する。<br />
;[[エルフィ・ハディヤット]]<br />
:『MX』中盤では[[神名綾人|綾人]]の身を案じるが故に、[[ラーゼフォン]]を凍結すべきと主張する彼女の心情を理解しつつも、気負い過ぎぬよう諭す。また、[[ヴァーミリオン]]が[[ドーレム]]に近い存在である事も敏感に感じ取った。<br />
;[[猿渡ゴオ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』では共に前大戦の英雄同士。彼やクワトロ・ゼクス・フォッカーの前大戦の英雄仲間の五人で一緒に仲良く天津飯を食べている場面もある。<br />
;[[真夏ダイチ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「時代を継ぐ者」にて共闘。次の時代を任せられる若者の一人として、彼に期待を寄せている。<br />
;[[蒼斧蛍汰]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で共演。今作では同年代設定で、大脳生理学研究所で被検体となっていた時に偶然出会っており、[[彩火乃紀|火乃紀]]を護ろうと研究員に食ってかかっていた彼の姿に励まされたと礼を言っている。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[ギリアム・イェーガー]]<br />
:『[[ヒーロー戦記]]』ではゼウスでの仲間であり、最後の敵であった。そのため、[[虚憶|旧シリーズはギリアムの名前を聞くと動揺する]]。<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではアムロは[[アインスト]]空間から脱出するため、自身のνガンダムに搭載された[[サイコフレーム]]を使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。そしてギリアムもまた、アインスト空間から脱出するため、自身の[[XNガイスト|乗機]]に搭載されていた[[システムXN]]を使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。『ヒーロー戦記』を深くプレイした人には感涙する名場面である。<br />
;[[アヤ・コバヤシ]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではアムロに好意を抱き、チェーンと[[三角関係]]を形成する。<br />
;[[アイビス・ダグラス]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』序盤に於ける彼女のナーバスな態度を嗜めつつも、その姿に自らの若かりし頃を重ねたようで、ある程度の理解を示す。<br />
;[[エルマ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で共演。[[ハロ]]に似ているので、彼にも興味津々である。<br />
;[[バラン・ドバン]]<br />
:アムロがハンマー使いだったことを見抜く。そしてアムロはハンマーの弱点を突く。『第3次α』には肝心の[[ガンダム|初代ガンダム]]が無いのが残念。<br />
;[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ]]<br />
:『第3次α』では、高圧的な態度を崩さない発言が多い中でアムロに対しては「強者」とその実力を高く評価。アムロもまた、[[ゼ・バルマリィ帝国]]の防人たる使命を全うしようという彼の信念に一定の理解を示す。<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:先輩として、彼の相談を聞いたり、状況に振り回される彼にアドバイスを送る。<br />
;[[エルデ・ミッテ]]<br />
:彼女にも「最強の兵士」と呼ばれるが、アムロは一人の人間として彼女を否定した。<br />
;[[セツコ・オハラ]]<br />
:シミュレーターで熱心に彼女を指導した。<br />
;[[レーベン・ゲネラール]]<br />
:本性を現した彼に[[カイメラ]]に来るように招かれるが、当然アムロは蹴る。<br />
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では皮肉にも彼によってニュータイプ研から救出されている。彼がアムロを助けた理由は、[[黒歴史]]の終末に起こるアムロとシャアの戦いを見たいが為である。彼に吹き込まれた事によって、[[フロスト兄弟]]やデュランダル、グエンは[[黒歴史]]の終末に起こるアムロとシャアの戦いを知る事になる。<br />
;[[アサキム・ドーウィン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』後半の[[ヴォダラ宮]]での戦闘で、[[ブラスタ]]に止めを刺そうとする彼に奇襲を仕掛け、撤退に追い込む。<br />
;[[クロウ・ブルースト]]<br />
:『第2次Z破界篇』にてヴォダラ宮での戦闘で彼の窮地を救い、[[ZEXIS]]と合流する。彼から「'''ガンダム先輩'''」と独自の呼称をされ、面喰らう一幕も。<br />
;[[ガイオウ]]<br />
:『第2次Z再世篇』最終話で、彼から'''銀河レベルで見ても最強の戦士になれる資質がある'''と高評価される。<br />
;[[ガドライト・メオンサム]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて、彼からも自身の実力とニュータイプ能力を強く警戒された。<br />
;[[叢雲総司]]、[[如月千歳]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではヤマトのクルーやトビア、キンケドゥと同様に、彼らにとってもアムロは100年以上前の伝説の英雄である、アムロとの対面時には非常に驚いている。<br />
<br />
=== ロボットアニメ以外の作品 ===<br />
;モロボシ・ダン / ウルトラセブン<br />
:『ウルトラセブン』の[[主人公]]。『[[ヒーロー戦記]]』ではゼウスでの仲間。<br />
;南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(仮面ライダーBLACK RX)<br />
:『仮面ライダーBLACK』及び『仮面ライダーBLACK RX』の[[主人公]]。『[[ヒーロー戦記]]』ではゼウスでの仲間。<br />
;[[ヤマト]]クルーの面々<br />
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼らにとってアムロは100年以上前の伝説の英雄であり、その伝説の英雄が目の前に現れたことに、誰もが驚きを隠せないでいた。<br />
;[[アベルト・デスラー]]<br />
:『V』では交戦時にアムロの卓越したパイロットとしての実力を瞬時に見抜き、良き戦士であるとし自身の部下に迎えたいと認めるなど高く評価していた。一方のアムロは理想のために道をも踏み外してしまい尚も[[地球艦隊・天駆]]に挑む彼を「正気を失っている」と評した。<br />
;オータム・フォー<br />
:『[[Another Century's Episode:R]]』の[[主人公]]。記憶を失っている彼女を度々導いていく事になり、彼女からも深い信頼を寄せられると共に、彼女の心に「人の心の光」への希望も芽生えさせる事に。また、彼女を見ていると、ハロを思い出すらしい。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
当時のアムロが内向的な[[性格]]であった事は言わずもがなであるが、'''内向的であっても決して気が弱いというわけではなく、言う事はしっかり言う'''し、ブライトに対しても何度も反発している(気が弱ければ、そもそも反発など出来るはずもない)。<br />
<br />
;「ハロ、今日も元気だね」<br />
:アムロの第一声。自分でそう作っておきながら、ぼやく様に言い放つ。メカいじりに没頭する様と合わせてアムロの元々の性格がよく出ている。<br />
:古谷氏にとっても司馬宙のような熱血ヒーローからの脱却の切っ掛けとなった台詞として記憶に残っているとのこと。<br />
;「父さん! 人間よりモビルスーツの方が大切なんですか!」<br />
:第1話で、[[民間人]]の安全より軍の都合を優先させる父テム・レイに対して。<br />
;「こいつ……動くぞ!?」<br />
:[[ガンダム]]に初めて乗り込み、コクピットを見て驚いた際の台詞。ちなみに、ガンダムに乗った際の初台詞は上記の台詞ではなく、マニュアルを見て呟いた「同じだ」というもの。<br />
;「すごい、五倍以上のエネルギーゲインがある」<br />
:同じくガンダムに初めて乗った時に言った台詞。実は「エネルギーゲイン」という単語自体には特に意味が無く、わかりやすく「他のメカよりすごい」という印象を持たせたかった、との事。<br />
;「アムロ、行きまーす!!」<br />
:有名なガンダム発進時の台詞。[[声優:古谷徹|古谷徹]]氏もお気に入りの台詞。『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』のボイス編集でも聴くことができる。<br />
:後のガンダムシリーズ作品でも[[声優ネタ|アムロに声が非常に良く似た]][[リボンズ・アルマーク|あるキャラクター]]が似たような台詞を発言している他、同じく古谷氏が演じる『[[ビデオ戦士レザリオン]]』の主人公・[[香取敬]]もこの台詞を放つ。今ではもうすっかり敵味方キャラ問わず発進時にこれと類似した台詞と共に出撃するのがシリーズのお約束となった。<br />
:ただし、実際は類似する台詞(「ガンダム、行きまーす!」や単に「行きまーす!」等)こそ劇中に度々登場するものの、この台詞は全43話中第21話の1回だけしか登場せず、しかもその1回でアムロが乗っていたのはガンダムではなく[[コアファイター]]である<ref>「トニーたけざきのガンダム漫画」第3巻による調査等</ref>。<br />
:余談だが、2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』では、アバターの一人「ダイトウ」がガンダムへの[[変身]]時に'''「俺はガンダムで行く(I choose the from of Gundam)!」'''と(英語ではなく)日本語で叫ぶ、というガンダムシリーズファンならばニヤリとさせられる場面が存在している<ref>本来は別の英語の台詞が用意されていたが、監督の一存で急遽日本語に変更することになり、しかも現場にはダイトウを演じた森崎ウィン氏以外の日本人がいなかったことから森崎氏自身が台詞を考えたという。ちなみに考えた台詞の中には'''「ダイトウ、行きまーす!」'''という直球のものもあったらしい。</ref>。<br />
;「相手がザクなら人間じゃないんだ!」<br />
:第2話でザクに[[ビームライフル]]の照準を合わせつつ発した台詞。<br />
:TV版ではこの前に「生身のシャア一行に向けてビームライフルを撃ったが、あまりに目標が小さすぎて全然当たらなかった」というシーンが描かれており、「今度は人間のような小さな目標ではないから当てられる」という意味が込められているが、劇場版ではそのシーンがカットされている為、あたかも「ザクは人間ではないから人殺しにあたらない」とパイロットのことを無視して自己正当化しているような印象を受ける。ただし後者の解釈だとしても、'''なし崩しで戦争に参加した15歳の少年がそう思い込むことで自己を保っている'''とも取れるため、そう不自然でもない。<br />
;「こ、これが、た、戦い…」<br />
:[[シャア・アズナブル|シャア]]に先手を打たれ武者震いした台詞。<br />
;「わあああああああああ!!」<br />
:少年時のアムロはビームサーベルで斬りかかる際に大声を出して相手に立ち向かっていく癖があった。もはやそれは絶叫のレベルに近い。叫び自体は大人しいが、SRWでも戦闘台詞で再現されている。<br />
:似たような言葉に'''「やあああああああああ!!」「かあああああああああ!!」「このおおおおおおお!!」'''など。<br />
;[[ブライト・ノア|ブライト]]「ガンダムの性能を当てにしすぎる。戦いはもっと有効に行うべきだ」<br />「な、何?」<br />ブライト「甘ったれるな! ガンダムを任されたからには、貴様はパイロットなのだ。この船を守る義務がある」<br />「い…言ったな!」<br />ブライト「こう言わざるを得ないのが、現在の我々の状態なのだ。やれなければ、今からでも[[サイド7]]に帰るんだな」<br />[[フラウ・ボゥ|フラウ]]「ブライトさん!」<br />「やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ。僕にはあなたが!」<br />ブライト「憎んでくれていいよ。ガンダムの整備をしておけ。人を使ってもいい。アムロ、君が中心になってな」<br />
:[[シャア専用ザク|シャアのザクII]]を退け、[[ホワイトベース]]に帰艦したアムロだったが、ブライトに「ガンダムの性能を当てにしすぎる」と非難されてしまう。<br />
;「あなた方は自分のことしか考えられないんですか!?」<br />「誰が自分だけの為に戦うもんか! 皆さんがいると思えばこそ戦ってるんじゃないか!! 僕はもうやめますよ!?」<br />
:第7話で、[[ホワイトベース]]に収容していた避難民たちが騒ぎ出した時の台詞。ホワイトベースのクルー全員の心情を代弁した台詞とも言える。<br />
;「やめてくださいよ!そんなにガンダムを動かしたいなら、あなた自身がやればいいんですよ!」<br />
:第9話で、度重なる戦闘で溜まり溜まった疲労とストレスからか、部屋に篭ってダダをこねている所に、ブライトに無理矢理立たせ様とされて言った台詞。<br />
:当然、ブライトは操縦など出来ない為、「それが出来ればやっている。貴様に言われるまでもなくな」と開き直るしかなく、アムロも「僕だって出来るからやっているんじゃありません」と売り言葉に買い言葉で返した。そして、ついに。<br />
:余談だが、「Gジェネ」のアンソロジーコミックには'''この台詞を受けて本当にブライトがガンダムに乗ってしまい、後のアムロの名場面を全てブライトが奪ってしまう'''というネタがあった。<br />
;「殴ったね……」<br />「ぼ、僕がそんなに安っぽい人間ですか!」<br />「二度もぶった……! 親父にもぶたれた事ないのに!!」<br />
:上記の台詞の続きでブライトに[[修正|鉄拳制裁]]を受けた時に言った言葉。激怒したアムロは「誰が二度とガンダムになんか乗るものか」と当時のロボットアニメではまずあり得ない台詞を吐いて戦闘を拒否するが、[[フラウ・ボウ|フラウ]]からの叱責を受け「悔しいけど、僕は男なんだな…」と意を決してジオンとの戦いに向かうこととなる。 <br />
:この台詞はガンダムシリーズの中では有名であり、他作品でもよくパロディやオマージュに使われる事が多い。ファーストの姿で出ている『[[リアルロボット戦線]]』ではルート次第だが、よりにもよって[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に修正されてこの台詞を発する。<br />
;「ぼ、僕が……かたき……」<br />
:第11話にて、見も知らぬ人間である[[イセリナ・エッシェンバッハ|イセリナ]]から、突如「[[ガルマ・ザビ|ガルマ様]]のかたき」呼ばわりされて茫然とする。<br />
:イセリナの実際の仇とすべき人物は、[[シャア・アズナブル|婚約者であるガルマの友人]]だったのだが。<br />
;「これからもお達者で、お母さん」<br />
:第13話にて、母カマリアの眼前でジオン公国軍兵を銃撃したことから、アムロは非難されてしまう。そこで、自分の状況を理解してくれない母に失望し、もう遠い存在になっていた事を思い知る。その後他人行儀な挨拶で別れを告げるのだが、もしかすると母に向けた最後の優しさだったのかもしれない。しかし、カマリアにとっては自身への拒絶でしかなく、両者は最後まですれ違ったままであった。<br />
:ぎこちなく敬礼をし、自分の元から立ち去って行った息子の姿にカマリアは何を思ったのか…。<br />
;「あなたの体に染み付いている戦いの匂いが、追跡者を引き付けるんじゃないんでしょうか?」<br />
:第15話で、[[ジオン公国軍]]の[[脱走イベント|脱走兵]]であるククルス・ドアンは、島の子供たちの親を殺してしまったという過去があった。そして、その贖罪のために軍を抜け、子供たちを守るべく戦い続けてきたことをアムロは知る。<br />
;「いいぞ、ハヤト。この程度の地上基地ならこの[[ガンタンク]]の機動力と火力で十分に対抗できる」<br />「用兵の問題はまだブライトさんには分かりゃしない。なんでもかんでもガンダムで戦わせればいいってものじゃない」<br />
:第17話で、アムロは「ガンダムで出ろ」というブライトの命令を無視し、こう言いながらガンタンクで出撃する。確かに鉱山基地の攻略'''だけ'''ならガンダムは不要というアムロの判断自体は間違いではないのかもしれない。<br />
:だが、命令を無視されたブライトがどう思うか、組織の一員としての行動をまったく考えておらず、明らかにブライトのことを軽視していることがこの発言から見て取れる。<br />
:この後ギャロップも戦場に現れたことでガンダムへの乗り換えを余儀なくされ、「兵士には作戦全体を見通す事ができる訳ないんだ」とブライトからの手痛い一言が待っていた。<br />
;「僕、乞食じゃありませんし」<br />
:第19話にて、ホワイトベースから脱走、放浪中に食堂で[[ランバ・ラル]]夫妻と出会い、ラルの「おごらせてくれないか」という好意をこの台詞で断った。ラルは敵国の軍人を目の前にしても動じないアムロの態度を気に入る。<br />
:ちなみに当時は問題なかったものの現代では「乞食」は差別用語として扱われているが、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では原文そのままに再現してしまっている。さすがにまずかったのか、リメイクの『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では「物乞い」に修正された。<br />
;「僕が一番、ガンダムを上手く使えるんだ……!」<br />「一番…一番上手く使えるんだ!!」<br />
:ランバ・ラルの[[グフ]]を撃破し、ホワイトベースに戻ってきたアムロだったが、ブライトらによって独房に入れられてしまう。この処分に対し、アムロは自分がガンダムを一番うまく使えると叫び続けた。<br />
:自分で言ってしまうのは傲慢でしかないのだが、そんなことすら気づかない。アムロの未熟さの表れだが、勝てたのはガンダムの性能のおかげだというラルへの言葉への反発から飛び出した言葉でもあった。<br />
:恐らく上記のエースボーナスの効果の元になった台詞と思われる。<br />
:『GC』では戦闘中でも「僕が一番、こいつを上手く扱えるんだ!」と喋る事があり、さらに『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではレベルアップ時の台詞に。<br />
;「僕は……あの人に勝ちたい!」<br />
:上記の台詞の直後に発した台詞。ラルから「自分の実力ではなく、ガンダムの性能のおかげで勝ったに過ぎない」と言われた事を思い出して。<br />
;「むふふ…………やっほーーう!!」<br />
:第24話にて、マチルダと撮った写真を見つめて。カイがマチルダと写真を撮る事を思い付いたのに彼もそれに便乗した格好であり、実際のところ写真はマチルダ以外に多数の少年兵も参加したため集合写真の様相を呈しており、アムロの位置もマチルダから離れたフレーム右端だったのだが、憧れのマチルダと一緒に写真に写れたことで文字通り飛び上がって歓喜するのだった。<br />
:この時期のアムロにしては珍しい全身で喜びを表現するシーンである。<br />
;(に、二階級特進?二階級特進で。二階級特進……) <br />「そ、それ、だけ、なんですか?」<br />「二階級特進だけで……それだけで、おしまいなんですか!」<br />「戦っている時はなんにもしてくれないで、階級章だけで」<br />「リュウさんやほかの人にありがとうの一言ぐらい・・・」<br />
:第30話で、戦死した[[リュウ・ホセイ|リュウ]]の処遇を聞いての憤り。<br />
:実際の所、戦死時の階級に下駄を履かせることで戦死見舞金や遺族年金の査定額が引きあがるため、「それだけ」というほど冷たい処遇ではない。<br />
:ちなみに、士官相手に反抗的な態度を見せたためか、この直後に手痛い暴力を受ける羽目に。<br />
;「小さい子が人の殺しあい見るの……いけないよ……」<br />
:同上。カツ・レツ・キッカを連れていくかジャブローに残していくかの議論で、ボソッと呟く。何度もの死線をくぐり抜けてきたアムロだからこそ言える、重みある一言。<br />
;(こ、こんな古い物を……父さん、酸素欠乏症にかかって……)<br />
:酸素欠乏症にかかって精神に異常をきたしたテム・レイからガンダムの部品を渡されて。<br />
;「あ、圧倒的じゃないか……!!」<br />
:第36話で、[[ビグ・ザム]]の絶大な力を見て戦慄。<br />
;「ラ……ラァ?」<br />
:第37話、テキサス・コロニーで[[マ・クベ]]の[[ギャン]]を撃破した後で、近くに[[シャア・アズナブル|シャア]]と共にいる[[ララァ・スン|ララァ]]の存在を感じ取って。[[ニュータイプ]]としての素養が開花し始めていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB]]』の『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では[[DVE]]。<br />
;「ララァ! なら、なぜ戦う!?」<br />
:第41話で、シャアの[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]、ララァの[[エルメス]]と交戦した時、互いのニュータイプ能力が共鳴。アムロはこの台詞でララァに戦う理由を問うた。<br />
:[[プレイステーション|PS]]版の『第2次』ではDVE。<br />
;「ラ……ララァ……! 取り返しのつかない事を……取り返しのつかない事をしてしまった……! うぅ……」<br />
:心ならずもララァを討ってしまい、号泣するアムロ。以降のアムロとシャアにとって、この出来事は[[トラウマイベント|一生消えない心の傷]]となった。<br />
:なおSFC版のSRWでは[[バグ (ゲーム)|バグ]]等による'''セーブデータ破損時のメッセージ'''として採用。<br />
;「僕は……取り返しのつかない事をしてしまった…。僕はララァを殺してしまった……」<br />
:劇場版でのララァを討ってしまった台詞はこちら。<br />
;「やるしかないのか…。な! なぜ出てくるっ!」<br />
:ア・バオア・クーの戦場にて。ガンダムとジオングが相対する中、間に突っ込んできた[[ジオン兵|学徒兵]]のザクを返り討ちにしながら。<br />
;「こう近づけば[[オールレンジ攻撃|四方からの攻撃]]は無理だな、シャア!」<br />「…なぜ、ララァを巻き込んだのだ!? ララァは戦いをする人ではなかった!」<br />
:[[ア・バオア・クー]]攻略戦でシャアの乗る[[ジオング]]と交戦し、ララァを結果的に自ら殺すハメになった事を責める。<br />
;「まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ!」<br />
:ジオングに頭部を破壊された時の台詞。<br />
:ニュータイプとしてアムロの研ぎ澄まされた感覚の前には、メインカメラの有無は関係無かったのかもしれない。ガンダムに無断搭乗してメインカメラを破壊された[[セイラ・マス|セイラ]]は大いに混乱していた事を考えると、すでに人間の域を超えている。<br />
:この台詞を含めたジオングとの交戦は、後に『[[機動戦士ガンダム F90]]』でオマージュされる。<br />
;「ごめんよ…。まだ僕には、帰れるところがあるんだ…。こんなにうれしい事はない…。わかってくれるよね? ララァには、いつでも会いに行けるから……」<br />
:『機動戦士ガンダム』の最終話を締めくくった台詞。ここだけを見ると完全に吹っ切ったように思えるのだが、シャアほどではないにしろ13年間も取り憑かれるハメに。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) ===<br />
;「なんだ? 今の光は……。誰だ? 誰が呼んだんだ?」<br />
:第6話で、待ちに待った久々の登場。サングラスをかけているなど、[[機動戦士ガンダム|ファースト時代]]のイメージを吹っ飛ばすようなインパクトのある登場である。<br />
:寝そべりながら、空を見上げるその姿は未だ断ち切れずにいる[[宇宙]]への想いが溢れている。<br />
;「ここの生活は地獄だよ…」<br />
:第13話にて、[[カツ・コバヤシ|カツ]]から「あなたは、ここの生活がなくなるのが怖くって、軍の言いなりになってるんでしょ?」と問い詰められて答えた返答。<br />
:実際、アムロもカツの言う通り現状に不満を抱きながらも、結局はこの生活が崩れるのが嫌なのである。<br />
;「下がってろ、シャア!」<br />
:第14話にて、操縦していた輸送機を[[アッシマー]]にぶつけるという離れ業を披露する直前のセリフ。<br />
:アッシマーの近くにいた[[百式]]に向けて警告を発するという普通のセリフに見えるが、実はこの言葉を発した時点では'''アムロは百式に誰が乗っているのか知らない'''のである。<br />
;「確か「シャア」って言ったな…。俺は」<br />
:上記のセリフの直後、輸送機から脱出したのち発したセリフ。<br />
:無意識に紡がれたかつての宿敵の名前を反芻するように呟く。そして、百式のコックピットハッチが開き、その人物が姿を現す……。<br />
:『'''アムロ再び'''』Zガンダム屈指の名シーンである。<br />
;(俺に対しての当てつけなんだ。シャアもハヤトも、ガンダムを若いヤツに使わせて、俺を無視して)<br />
:第15話にて、[[アウドムラ]]の自室の浴室で[[シャワーシーン|シャワー]]を浴びながら呟いた独白。7年という歳月による軟禁生活は、シャアやハヤトに対してさえ被害妄想を抱いてしまう程、アムロの心を屈折させてしまっていた。<br />
;「俺は…ガンダムのパイロットだったんだ…!」<br />
:同上。無断出撃してしまったカツを追って出撃しようとしたアムロをハヤト達が止めた際に発した台詞。しかし、実際は数年間もモビルスーツに乗っていなかったブランクから、戦う恐怖に駆られて動けなくなってしまい、彼の復活にはまだ時間が必要である事を物語っていた。<br />
;「行きたくはない。あの無重力帯の感覚は怖い」<br />
:第16話より。クワトロから「君も宇宙に来ればいい」と勧められた時の返答。すかさず、クワトロに「[[ララァ・スン|ララァ]]に会うのが怖いのだろう?」と言われると、頭の中ララァを殺してしまった記憶の蘇ったアムロは、「喋るな!」と立腹するのであった。<br />
;「守って見せる!クワトロ大尉は宇宙でやる事が山ほどあるはずだ!」<br />
:カツと共に[[リック・ディアス]]に乗ったアムロ。クワトロ達を宇宙へ上げる為に遭遇した[[ブラン・ブルターク|ブラン]]の部隊と交戦し、次第にかつての精悍さを取り戻していったアムロは、カツを送り届けた後、シャトルを心配するクワトロに必ず守る事を断言した。アムロ、復活の瞬間であった…。<br />
;「後ろにも目を付けるんだ!」<br />
:同上。カミーユと共にブランが駆る[[アッシマー]]と戦闘した際のカミーユに対するアドバイスの一つ。戦士として、NTとしての卓越した感性を示す台詞ではある<ref>アムロ自身はかつてガンダムに乗り始めて間もない頃に'''シャアと戦いながら後ろに迫ってきたザクを撃墜する'''くらいの事はやってのけていた。</ref>が、常人からしてみたら「[[アンジュ|観念的でわからない]]」と言いたくもなるだろう…。<br />
:現実世界でも確かに後ろを意識するのは重要であり、戦闘機乗りの合言葉の中には「Check Six」<ref>時計盤の12時を進行方向とした時「6時=真後ろを確認せよ」という意味になる。</ref>という物もある。<br />
:なお、この戦闘においてアムロはリック・ディアスで敵機アッシマーを難無く撃墜させている。アムロファン必見の名場面であると言えよう。<br />
;「カミーユ、危険だ。その女には近付かない方がいい」<br />
:第19話で、カミーユから偶然出会った「[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]」という少女の事について聞かされた時に。<br />
;「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」<br />
:TV版第20話でのみ発した(フォウの助力の元で)カミーユを宇宙に戻そうとした時におけるアムロの台詞。<br />
;「人は同じ過ちを繰り返す……まったく……!」<br />
:TV版第36話でのみ発したフォウの死にララァの最期をだぶらせたアムロの台詞。この台詞が出た後、以後の[[宇宙世紀]](というより[[ガンダムシリーズ]])の[[世界観|世界]]でも同じ過ちは繰り返され続けるのだった。<br />
;「人身御供の家系かもな」<br />
:TV版第37話でのみ発したアムロの台詞。[[ダカール演説]]の後「これで私は自由を失った」と寂しそうにつぶやくシャアに「誰かが人身御供にならなければならないんだ」と言い、さらに「私は人身御供か?」と冗談めかして返すシャアをからかって。良い意味で遠慮のない会話であり、この直後にはお互い微笑を浮かべながら乾杯する等、視聴者に二人の和解を印象付けたシーンだったのだが、後に決別することになる。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===<br />
;「エゴだよ、それは!」<br />
:[[フィフス・ルナ]]での戦闘時、人類の粛正を掲げるシャアに投げかけた否定の言葉。<br />
:「エゴ」とは他人が蒙る被害を考えずに自らの考えを押し通す事であるが、後年の作品ではシャア以外の敵に対してもよく使っており、「~伊達じゃない!」と共に『逆襲のシャア』時代のアムロを象徴する台詞となっている。いわゆる「富野節」の代表格。<br />
:なお本来の「エゴ」は自己や自我という意味。「エゴイズム」の略として「エゴ」とするのは和製英語である。この台詞で広まったのではないのかという意見もある。<br />
;「チェーンがチャーミングすぎるからさ」<br />
:オクトバーにラー・カイラムのクルーだと信じてもらえなかったのをアムロに愚痴るチェーンに対して。<br />
:かつて女性に奥手だった少年は、今や息をするように女性を口説く大人の男へと成長していた。<br />
;「シャアは否定しろ!」<br />
:夢の中で「永遠にアムロとシャアといたい」と言ったララァに対して。<br />
;シャア「地球は人間のエゴ全部を飲み込めやしない!」<br />アムロ「人間の知恵は、そんなものだって乗り越えられる!」<br />シャア「ならば今すぐ愚民ども全てに英知を授けてみせろ!」<br />アムロ「貴様を殺ってからそうさせてもらう!」<br />
:[[ロンデニオン]]でシャアと鉢合わせたアムロは、殴り合いの末、シャアに対して銃を向ける。これが原因で[[クェス・パラヤ|クェス]]はシャアの元へ行った。<br />
;「世直しの事、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない。しかし、革命の後では、気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に呑み込まれていくから、インテリは、それを嫌って世間からも政治からも身を引いて、世捨て人になる。だったら!」<br />
:シャアに対する痛烈な批判。小説『ベルトーチカ・チルドレン』では、「だったら!」ではなく、「それがあんたのことだってわかってるのかい?」と、明確にシャアのことだと断言している。富野流の革命・インテリ批判の代表例として採り上げられる事がある。「革命=人類の革新」と解釈するのであれば、ニュータイプの代表たるアムロ直々のニュータイプ批判として読む事が出来るであろう。<br />
:これは、[[貴族]]でありながらコスモ貴族主義を批判した[[ベラ・ロナ]]や、後の[[D.O.M.E.]]の発言を先取りするものと言えるかもしれない。<br />
;「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」<br />
:[[アクシズ]]を押し返す時の台詞。スパロボでは味方全員で押す時もある。<br />
;「[[νガンダム]]は伊達じゃない!」<br />
:[[アクシズ]]を押し返す時の台詞。後に『[[機動戦士ガンダムUC]]』の主人公[[バナージ・リンクス]]も同じ台詞を言っている(ただしバナージ本人がこの台詞を知っている可能性は低く、著者の遊び心だと思われる)。<br />
;「貴様ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」<br />
:<br />
;「だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!」<br />
:[[サイコフレーム]]の光が広がっていく中、シャアに対して。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、EDにおいて人がまた過ちを起こす事を不安がるシャアに対して言った台詞となっており、原作とはまた違った、希望のある台詞となっている。<br />
:また、ときた洸一氏による[[漫画|漫画版]]では、この発言の後のシャアとのケンカがカットされた為、こちらも希望のあるシーンとなっている。<br />
;「お母さん……? ララァが!? ……うわっ!!」<br />
:シャアに戦闘で勝利し、口論でも論破し続けてきたアムロだったが、シャアの動機の一つである性癖の暴露に対してはただただ驚き、オウム返しするしかできなかった。<br />
:直後、コックピットをサイコフレームの光が包み、驚きの声を上げる。これを最後に、アムロとシャアは歴史からその姿を消したのであった……。<br />
:'''「『相互理解力に優れている』とされる最高の[[ニュータイプ]]達の最期の台詞が、相手を真に理解できていなかった・理解が追いつかない」という断絶の言葉である'''という事実は、皮肉でしかない。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]] ===<br />
;「両親に見放されたぼくが、ひとりの子供の親になれるなんて思いもしなかった」「…ぼくは幸せな男だ。いい子を産んでくれ」<br />
;「ぼくにはベルトーチカとお腹の赤ちゃんがいる。この違いは絶対的な力だ」<br />
:以上、ベルトーチカに妊娠している事実を知らされ、最後の出撃前に交わした台詞の一部。<br/>アムロはシャアの心情を理解して、それを甘んじて受け止めて乗り越えることで真に父親になれるのだと信じ、出撃するのであった。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムUC]] ===<br />
;アムロ「もう、いいのか?」<br />シャア「後は彼らに任せよう」<br />ララァ「ウフフフフ……」<br />
:OVA版の第7話ラストにて、[[バナージ・リンクス|バナージ]]との語らいのさなか、[[フル・フロンタル|フロンタル]]の肉体から出てきた残留思念からは、かつての[[第2次ネオ・ジオン抗争]]より消息不明となったアムロやシャア、そして[[一年戦争]]で散ったララァの三人が語り合う声が聞こえた。<ref>ファンたちの間では「UCでアムロとシャアの死亡が確定した」と言われているが、UCスタッフ談によると「アムロとシャアが死んだことにしたくなかったからあくまで精神体での登場にした」とあり、公式設定としてはUCにおいては二人は「消息不明」のままである</ref><ref>OVA最終巻の作中クレジットにおいては「アムロ」「ララァ」の表記でなく声優名(古谷徹・潘恵子)のみの表記であり、作中でも顔を一切見せないためあくまで「それらしい誰か」に留めた扱いとなっている。</ref><br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;アムロ「ハヤト、ガンキャノンの弾は残っているか?」<br />ハヤト「今ので最後だ」<br />アムロ「よし、援護を頼むぞ」<br />
:1st第22話。ハヤトの[[ガンキャノン]]と共に戦っていたアムロだが、接近戦に持ち込むためにハヤトに支援を要請する。が、'''ガンキャノンの弾が切れていたことを聞いていたにもかかわらず援護を頼んでしまう。'''アムロの無茶振りにハヤトは近くにあった巨大な岩を抱え上げ、敵に向かって投げつけることで応える。アムロも岩に隠れる形で敵に強襲、なんだかんだで良好なコンビネーションを見せ付け敵の撃破に成功している。<br />
:確かにガンキャノンの弾が切れてしまっていれば、遠距離への打撃力が落ちるため、アムロが懐に飛び込むか、二人揃って引かない限り戦況は打開しないのではあるが…。一般解は「ガンキャノンの弾が残っている間にアムロが突っ込む」なので、アムロの判断ミスといえば判断ミス。<br />
;「ええい、このスイッチだ!!」<br />「ざまあみろ!!」<br />「くそっ、しょうがねえな」<br />「きさまらの思い通りにはさせんぞ!ガンダムが相手だ!」<br />「僕の力が必要だとわかったんですね」<br />「ガンダム、ゴ――――ッ!!」<br />「敵をバラバラにするんだ!」<br />「来るなら来いジオン軍、ガンダムがあるかぎり平和な宇宙をオマエたちの勝手にはさせんぞ!!」<br />
:以上、漫画版(冒険王版)における迷台詞の数々。作者自身が原作を見ていなかったことと、それにも関わらず資料収集を行わなかった為、アニメの「内向的な少年」設定から見ると別人に近い、[[司馬宙|これまでのロボットアニメの主人公キャラ]]同様の熱血漢(?)然とした性格になっている。なおこの熱血漢なアムロの発言・行動は、ネタとしてスパロボにも時折登場する。<br />
;「うお――――っ!!」<br />「負けんぞ………絶対にキサマらなどに負けるものか…!!」<br />
:同じく『冒険王』の漫画版にて。ギレン・ザビの演説を聞いて怒りのあまりモニターを素手で叩き割った際のセリフ。ちなみに同シーンは作者の意向から復刻版で削除されていたが、マンガショップ版では復活。<br />
:しかし実は、同シーンはTVアニメ本編でも脚本段階では存在していた(セリフは「吹っ切れたよ」という一言だけだが)。<br />
:このシーンは『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でもネタにされた。<br />
;「そいつはどうした!?どんな武器を使った!?」<br />キティ「武器?ねぇアムロ、とりあえず落ち着いてお話しよ?」<br />「来るな!こ、こないでくれーーっ!!」<br />
:ガンダムvsハローキティプロジェクト3話「愛・戦士」より。戦場(宇宙)に現れたキティがゲルググのビームを防ぎ、挙句の果てに'''謎の光線でゲルググをSD化させ、お友達になる光景を目の当たりにして'''。キティを問い詰めても要領を得ず、「お話しよ?」と迫ってくる彼女に対するあまりの恐怖に、ガンダムで文字通り白い流星となって全力逃走してしまった。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[特殊戦闘台詞]] ===<br />
;「行け!フィン・ファンネル!!」<br />「フィン・ファンネル!」<br>「フィン・ファンネルはまだ保つはずだ!行けっ!」<br />
:フィン・ファンネル使用時にお約束のように使われる台詞だが、'''実は原作ではこの台詞を言っていない。'''スパロボ以外のゲームで叫ぶ事も少なくなく、シャアを始めとした他の[[ニュータイプ]]達がこの台詞を叫んだり、ゲームによっては[[オールドタイプ]]、果ては[[宇宙世紀]]以外のキャラが叫ぶ事も。ちなみに同じくスパロボにおけるフィン・ファンネル使用時の台詞である「フィン・ファンネルなら勝てる!」は原作でも出撃前に同様の台詞を発言している。<br />
:基本的には『Z』『逆シャア』時代が準拠だが、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]/[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では終始一年戦争時代のため、古谷氏の演技も少年時代のアムロに合わせたものとなっている。<br />
:また『T』では甲児らスーパーロボット乗りの影響を受けて叫ぶようになったという理由付けが書かれている(後述)。<br />
;「Hi-νガンダムは伊達じゃない!」<br />「このHi-νガンダムで突破してみせる!」<br />「Hi-νガンダムで敵の動きを止める!」<br/>「このHi-νガンダムならやれるはずだ!」<br/>「Hi-νガンダムの機動性についてこられるものか!」<br />
:[[Hi-νガンダム]]搭乗時の戦闘台詞各種。<br />
;「こちらの火力ならば、仕留められるはずだ!」<br/>「直撃させるっ!!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのHi-νガンダムのハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを使用した際の台詞。<br />
;「光の翼を使う!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』及び『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』において、アムロを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼([[MAP兵器]]バージョン)を使用した際の台詞。古谷徹氏による音声で収録されている。音声はないが、携帯ゲームの『[[スーパーロボット大戦D|D]]』でも似たようなバリエーションがいくつかある。なお、『α』・『α外伝』で、ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。<br />
;「僕らの帰る所を守るんだ!」<br />
:[[援護防御|戦艦援護防御]]の際のセリフ。<br />
;「機体性能はガンダムと同クラスか…!」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』での[[GN-X]]、および『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』での疑似太陽炉搭載機との戦闘台詞。<br />
;「リボンズ! 俺とお前は違う!」<br/>「リボンズ・アルマーク! 人の革新の意味を履き違えるか!」<br />
:『第2次Z再世篇』でのリボンズとの戦闘時台詞。ついにやってきた最終決戦。エゴを剥き出しにして目的を果たそうとするリボンズに対し、アムロは革新者を導く者として偽りのイノベイターに鉄槌を下す。<br />
;「まがい物の分際で赤い彗星を名乗るなど!」<br />「容れ物だけの男が仮面を被ったところで!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』における対フロンタル台詞。シャアではないことを強調して否定していることを考えると、相当腹に据えかねていることが分かる。<br />
;「敵意!?サイコミュ的な何かか!?」<br/>「何だ!?この機体の発するプレッシャーは!?」<br />
:『第3次Z天獄篇』および『[[スーパーロボット大戦V|V]]』における[[バンシィ]]、[[バンシィ・ノルン]]との特殊戦闘台詞。アムロなりの感覚でバンシィの危険性を感じ取る。<br />
;「この感覚…!何なんだ、あれは…!?」<br/>「何だ?意思のようなものが感じられる…!」<br/>「互いが理解できる時が来るまで、希望は捨てない!」<br />
:『第3次Z天獄篇』や『V』での[[ELS]]との特殊台詞。3行目の台詞は[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が対話を試みるシナリオのみに発生する。<br />
;「押し付けるだけの愛など!」<br />
:[[トワノ・ミカゲ]]、[[エンブリヲ]]との特殊台詞。それぞれ別作品のキャラ相手ながら本質を言い当てている台詞。<br />
;「装備に頼り過ぎるのも良くないが…」<br />
:[[バリア]]等で、敵の攻撃を完全に防いだ際の台詞。<br />
;「モビルスーツと同じように扱ってみせる…!」<br />「同じ人型ならば、やりようはある!」<br />
:『DD』での[[マジンガーZ]]搭乗時の台詞。<br />
;「この拳で!」<br />「フィン・ファンネルと要領は違うが…!」<br />
:同じくマジンガーZ搭乗時の[[ロケットパンチ]]使用時。「鉄の塊を直接相手にぶつける」点がガンダムハンマーと似ているらしい<ref>余談だが、外伝漫画作品『逆襲の[[イデオン|ギガンティス]]』のアムロはロケットパンチによく似た武器を持ったガンダムに乗っている。</ref>。<br />
;「焼き尽くす!」<br />
:同じくマジンガーZ搭乗時のブレストファイヤー使用時の台詞。なお、マジンガー搭乗時のセリフは全て新録されてはいるのだが、残念ながらマジンガーの武装名など、固有名詞に類するものは口にしない。<br />
;「さすがの耐久性だ」<br />「確かに頑丈な機体だ」<br />「今のでも軽傷か」<br />
:マジンガーZ搭乗時の被弾台詞。鉄の城の強固な装甲に操縦するアムロ自身が驚いている。<br />
;「機体サイズがほぼ同じだと、扱いやすい」<br />
:マジンガーZ搭乗時の回避台詞。ガンダムとマジンガーZの全高が同じという設定を拾った、ファンならニヤリとする台詞である。<br />
;「装甲に頼るつもりはない」<br />
:同じくマジンガーZ搭乗時の回避台詞。作品の枠を乗り越えた乗り換えでもさすがアムロといったところ。<br />
;「頼むぞ、ガンダム…!」<br />「こいつは、ただの旧式じゃないぞ…!」<br />「こいつの事は、俺が一番よく分かっている…!」<br />「気恥ずかしくもあるが、今は…!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』での[[ガンダム]]搭乗時の専用台詞各種。三行目は'''「僕が一番、ガンダムを上手く使えるんだ……!」'''を意識したと思われる。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:<br />
:;「…だから、プル、おじさんはやめてくれって」<br />
::「リューネの章」第10話「捕虜救出」にてプルに「アムロおじさん」と言われて。確かにファーストガンダム時代の顔でおじさん呼ばわりされたらかなりキツイものがあるだろう(逆襲のシャア時代の顔をしているCB版ならまだしも)。<br />
:<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:<br />
:;「管理職なんて、性に合わない事をやらされたからね。君達もそうだったろうが、こっちも大変だった」<br />
::第27(『S』では28)話「グランゾンの謎」にてたった2ヶ月の間にずいぶん老けたことを[[マサキ・アンドー|マサキ]]に指摘されて。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]<br />
:<br />
:;「調子に乗るな! そんな事では戦場で早死にするぞ!! ニュータイプが万能だなどと思うな!」<br />
::リアル系ルート第3話「シャングリラ・チルドレン」のシナリオエンドデモにて、自分達はニュータイプだからと調子づく[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]と[[エル・ビアンノ|エル]]を一喝した台詞。<br />
:;「シンジ君、君がエヴァに乗りたくないと言うのなら、せめてこの戦いが終わってからネルフの人たちに相談するんだ」<br />「ただし、その前に自分自身でよく考えてみてくれ。なぜ、きみがエヴァに乗っていたのか…なぜ戦っていたのかね」<br />
::第19話「ネルフ襲撃」のシナリオデモにて、ブライトから[[修正]]を受けたシンジをフォローした台詞。<br />
::この言葉により、シンジは戦う事を決意する。<br />
:;「そうか。俺で良ければいつでも言ってくれ。相談くらいには乗るよ」<br />
::上記と同じく「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後にて。これでもかというほどシンジにとっての良き先輩像を描いており、その言葉はシンジに深い影響を与えた。<br />
:;「それだけ苦労したんだよ。アスカ、君がプライドを守りたいからと言って、そう他人を見下していちゃダメだ。それじゃ疲れるだけだぞ」<br />
::上記と同じく「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後の台詞。甲児に『第2次』~『F』の変化を老けたなと突っ込まれての返答で。<br />
:;「……誤解があるようだな。ニュータイプだからって人の心を読めるわけじゃない。それじゃ[[超能力]]者だ。今のは、人生の先輩としての助言だよ。他人の価値を認めたって、自分の価値が下がるわけじゃないんだ。少しでいい、考えてみてくれ」<br />
::上記の台詞の後、なおも自分の非を認めないアスカを諭した台詞。<br />
:;「ふう、時間がかかりそうだな」<br />
::上記の台詞の後、面白くなさそうに去っていったアスカの背中を眺めながら呟いた台詞。<br />
:;「ああ。前回の戦いの時には、かなり万丈君に財政的に助けてもらったからな…破嵐財閥に倒産されては、我々もつらくなる」<br />
::第20話「ドクーガの野望」のシナリオデモで、ブライトと共に[[破嵐財閥]]の経営の為復帰が遅れている万丈について話して。<br />
:;マチルダ「久しぶりですね、アムロ大尉。あ、今は少佐だったかしら」<br />「いえ、いいんですよ。階級なんて気にしないでください。それよりマチルダさん、近々結婚されると聞いたんですが、どうなったんです?」<br />マチルダ「戦争が始まってしまったから、しばらくは延期ね。そういうアムロ君はどうなの? 恋人がいるってウワサだけど、結婚は?」<br />「そんな、まだそんな気はないですよ」<br />
::第23話「目覚めよ超獣機神」または「合体!!超獣機神ダンクーガ」のシナリオエンドデモにおいて、[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]と再会した時のやり取り。[[一年戦争]]の頃と比べていくらか大人になり階級も上にはなったが、やはりいくつになっても彼女には頭が上がらない様子。マチルダの方も戦争が起こってからはゆっくり休む暇もないのか、ウッディと中々結婚できずお互い苦労している様子である。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]<br />
:<br />
:;「わかりました。でも、スタッフ・オフィサーとしての参加をお願いします」<br />ギリアム「おいおい、こき使う気か?」<br />「一人だけ楽なんてさせませんよ」<br />
::リアル編「うずまく悪意」orスーパー編「フロンティア4の危機(前)」より。[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]が[[ロンド・ベル]]に同行する事となるが、今回はパイロットではなくオブサーバーとして参加する事を聞いて。ギリアムも苦笑しながらも承諾する。<br />
::スタッフ・オフィサーとは、軍の指揮系統の上位・下位の線上にあるライン・オフィサーとは異なり、線上から外れてはいるものの上級指揮官をサポートする人達の事を言う。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:<br />
:;「少尉、モビルスーツの出撃準備をさせてくれ。[[NT-1アレックス|NT-1]]と地下格納庫の[[ガンダム|あ]][[G-3ガンダム|れ]]を出そう」<br />
::第10話ジャブロールート「アムロ再び」で味方がシャイアン基地に着いた時のイベントでの台詞。幼馴染からの影響を受け遂に戦場へ赴く決意をし、かつて自分が乗っていた機体(じゃない場合もあるが)と共に再び戦場という名の大地に立つ。<br />
:;「だからと言って、我々は何もしないわけにはいかない。助けを待っている人達がいるのも事実なんだ」<br />
::第11話ジャブロールート「白いモビルスーツ」のシナリオエンドデモにて。[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の[[ロンド・ベル]]に対して顰蹙を買うような発言に対して。<br />
:;「シンジ君…君には帰れる所があるんだ」<br />
::第47話「男の戦い」にて。覚醒した初号機に取り込まれたシンジへの呼びかけ。言うまでもなく、1stラストシーンのセリフが元。<br />
:;シンジ「…でも、僕はもうEVAには乗らないって決めたんです…」<br />アムロ「だが、君は自分の意志でEVAに乗った」<br />シンジ「!」<br />アムロ「君はEVA初号機に乗ったことによって、ロンド=ベル隊のみんなと出会うことができた」<br />「そのことを…EVAに乗っていた事実を…今までの自分を否定することは出来ない」<br />シンジ(………)<br />アムロ「これから自分がどうするか…それは君が決めろ」<br />シンジ「…僕は…」<br />
::同上。シンジに呼びかける他作品キャラの中で、アムロは最も台詞が多い。さすがと言うべきか。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:<br />
:;「[[黒歴史]]の再来は人類の破滅と同意義だ! 何故、それがわからない? ギム=ギンガナム!」<br />
::第38話「月光蝶」より。[[ギム・ギンガナム]]との決戦におけるクロスオーバー[[DVE]]。<br />
:;「…俺達は…また同じ過ちを…!」<br />
::第39話「決戦!Xポイント」より。暴走する[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が止む無く討ち、結果彼女が命を落としたのを目の当たりにして。遥か未来の世界でもニュータイプの悲劇がまた繰り返されてしまった事に打ちひしがれる。<br />
::幸いαシリーズの正史は「ロザミィ生存」であるため、ロザミィに関しては同じ過ちが繰り返される事は阻止された。<br />
:<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:<br />
:;「クェス…君は俺とシャアの間で犠牲になったのか…」<br />「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまった…」(または「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまったのか…」)<br />
::第54話(休戦ルート)「逆襲のシャア」or(ハマーン拒絶ルート)「忌まわしい記憶と共に」より。クェス死亡後の台詞。<br />
:;「目を覚ませ、イルイ!お前は神じゃない、人間なんだ!」<br />「人間が神を造る事は出来ない!ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」<br />
::最終話での[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]説得イベントより。[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]による封印を「エゴ」と断じた上で、上述の台詞をぶつける。ちなみに、劇場版第3作主題歌『めぐりあい』の歌詞から引用したような説得も行っている。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:<br />
:;「君のような友人がいればキラは大丈夫だろう…」<br />
::第23話地上部隊へ編成するルート「エモーション・ハイ」より。「…サイ、君は強いな」に続いてサイに言った台詞だが、キラ云々は兎も角、サイ自体は原作よりも救われたと言える。<br />
:;「正論だな。だが、それだけでは人を動かす事はできないな」<br />
::第29話「押された烙印」より。アスランとの戦いで行方不明になったカガリをMIA認定し、[[ザフト]]の勢力圏内であることを理由に捜索を打ち切ろうとするナタルに釘を差した言葉。軍人としてナタルの言い分が間違っている訳ではないと理解しつつも、人としての冷たさを感じて諫言したものと思われる。<br />
:;「…帰る場所を失う事で、人は新たな何かを見つける事が出来るかも知れない…」<br />「シャアの見つけたかった未来もな…」<br />
::第37話「果て無き旅路の始まり」より。同胞達の手で地球を追われ再度、ナーバスな状態に陥ろうとしていたカミーユへ上述の言葉を贈り、人類の新たな可能性を示唆する。<br />
:;「各機、深追いはするな。さっさと片付けて帰ろう」<br />「やあ…宙…君も来ていたのか」<br />
::第40話惑星キャラルルート「勇者王、最期の刻!」より。[[レプリ地球]]にて、[[パレッス粒子]]の影響を受け戦う意思を奪われてしまった状態の台詞。もはや、歴戦の戦士としての面影は欠片もない。この後、キレた[[熱気バサラ|バサラ]]によって正気に戻される。<br />
:;ジュドー「駄目だ…!」<br />
:;カミーユ「それは…その憎しみは…!」<br />
:;「放たれてはいけない!!」<br />
::第51話「終わらない明日へ」前半マップより、射出直前の[[ジェネシス]]を見て。三者共に、[[ソーラ・レイ]]に対するアムロの反応のオマージュとなっている。<br />
:;「あの光を見てもなおお前は闇を広げるというのか!」<br />「シャアはそこまで絶望しちゃいない!絶望するとしたら、貴様のようなエゴの塊の人間ばかりとなった世界にだ!」<br />「戦いのメビウスの環は、あの[[シャア・アズナブル|男]]が断ち切ったはずだ!」<br />
::第51話「終わらない明日へ」後半マップより、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]との戦闘前会話。曲がりなりにも一度は人類の為に戦い、結果的に人類に絶望して粛清へと走ってしまったシャアの想いを否定はすれど誰よりも理解していたアムロにとって、シャアとは異なり完全に私怨で人類を滅ぼそうとしながら、自身をシャアと重ねるように語るクルーゼのエゴが許せなかったのだろう。<br />
:;「シンジ…君は昔の俺と同じだ。周囲におびえ、自らのカラの中で独りの世界を創る…」<br />「だが、俺は信じているぞ。この試練を乗り越えたら、また君が一つ強くなることを!」<br />
::第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。[[EVA初号機]]に取り込まれたシンジに心の中で語りかけて。アムロもまたシンジの成長を認め、彼の再起と復活を信じていた。<br />
:;ゲンドウ「君ならわかるだろう。ヒトは互いの領域に入り込めば互いに傷ついていくことを…」<br />「そう…君と赤い彗星のように…」<br />アムロ「………」<br />ゲンドウ「だから、私は最初からその壁を取り払い、全てのヒトが一つになる方法を選んだ…」<br />アムロ「あなたはわかっていない…」<br />ゲンドウ「………」<br />アムロ「確かにヒトは互いを傷つけ合うかも知れない…。だが、それゆえに互いを理解しようと務める…」<br />「その一つの形がニュータイプであるはずだ!」<br />「だから、俺はあなたの計画を認めない!ヒトはまだ先に行けることを信じて!」<br />
::同上。[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]と対峙した際の戦闘前台詞。あっさりと人類の可能性を諦め、逃避のみに走ろうとする補完計画を、散っていったシャア達の想いを汲んで戦うアムロは認めなかった。<br />
:;「シンジ…君の選択が正しかったかを決めるのは他の誰でもない…」<br />「君自身が決めるしかないんだ」<br />
::同上。シナリオエンドデモで、長きに亘る因縁による親子の相克を乗り越えたものの、結局父も自分と同じで周りから傷付けられるのを恐れるあまり自分の殻に閉じこもっていただけだったのだと分かり、そんな父を否定して死に追いやったシンジが自分の行いを後悔するのをフォローした台詞。<br />
:;「シャア…俺は今でもお前のやり方を認めていない…」<br />「だが…俺達のやり方では確かに遅すぎたようだ…!」<br />
::イデENDにて。シャアを否定しながらも行動に理解を示している。<br />
:;「それは違う…!俺達の戦いは、そこから抜け出てよりよき未来を創る為のものだった!」<br />「お前のように憎しみの環に生きてる者を引き摺り込もうとする事と同じだと思うなよ!」<br />
::最終話「今遥か遠い彼方…」or「終焉の銀河」における[[ケイサル・エフェス]]との戦闘前会話。アムロを「嘗ては憎しみの環の中に居た」、自分と同類の存在と見做す[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]からの指摘を、真っ向から否定する。<br />
:;「人に罰を与える者だと言うのか、貴様が!」<br />「貴様もシャアと同じだ…!人の死に乗った世直ししか出来ない!」<br />「ケイサル・エフェス!貴様のエゴで、この銀河を滅ぼさせはしない!」<br />
::同・特殊戦闘台詞の数々。2番目の台詞は、この戦いを直に見守っている筈のシャアに複雑な思いを抱かせたのでは…? やはり信念はともかくそのやり方は認められなかったらしい。<br />
:;「さよなら…。そして、ありがとう…。俺達を守ってくれた魂達……」<br />「またいつか…会える日が来るさ、きっと…」<br />「そう…いつか遠い彼方で…」<br />
::最終話のラストシーン、最後の戦いが終わり、無事に地球へと帰還した際、最後の戦いで自分達を助けてくれた[[シャア・アズナブル|ライバル]]、[[ララァ・スン|大切な人]]、そして多くの英霊たちの魂を想い、彼方へと呟いた台詞。<br />
:;(見えるか、シャア…。俺達はそれぞれの道を歩んでいくぞ…)<br />(お前の望んだ未来の中をな…)<br />
::エンディングにて。ついに真の平和を取り戻し、希望に満ちた未来が幕を開ける中、心の中でシャアの魂へと語りかける。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:<br />
:;「懐かしい武器だが…威力は折り紙つきだ!」<br />
::[[∀ガンダム]]搭乗時におけるガンダムハンマーの使用時の台詞。宇宙世紀の世界観を考えれば確かにこれほど思い切った武器は[[ガンダム|初代ガンダム]]以来であろう。<br />
:;「人工的なものか…!? 違和感が拭えん!」<br />
::[[強化人間]]からの攻撃を回避した際の戦闘台詞。次回作以降も[[ソーマ・ピーリス]]や[[イノベイド]]からの攻撃回避時にこの台詞を言う。<br />
:;「チッ、邪気がきたか!」<br />
::『[[逆襲のシャア]]』で御馴染の台詞だが、こちらはZでキングゲイナーの[[シンシア・レーン|シンシア]]、エウレカセブンの[[アネモネ]]、アクエリオンの[[双翅]]との特殊戦闘台詞である。子供っぽい敵用の台詞というところか。<br />
:;「頭を冷やせ! 君は人殺しをやりたいのか!?」<br />
::第18話太平洋ルート「血に染まる瞳」より。後退態勢に入っていたザムザザーをも撃墜しようとした[[シン・アスカ|シン]]を咎めて。なお、このシナリオでのアムロは[[ザムザザー]]の[[陽電子リフレクター]]の死角を突いて攻撃した他、[[SEED]]が発動した[[シン・アスカ|シン]]の攻撃を、汎用機の[[リック・ディアス]](もしくは[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]])で切り払うという神業を披露している。<br />
:;「確かに速い…!だが、動きに殺気がない以上、恐れる事はない!」<br />「説得力のない幼稚な理想論に付き合っていられるか!消えてもらうぞ!」<br />
::セツコ編第30話「罪の在処」に於けるキラとの[[戦闘前会話]]より。キラ達の行動の矛盾ぶりを指摘する台詞でもあるが、「消えてもらうぞ!」と言うあたりアムロにしては上記のシャアへの発言同様珍しく殺気立った台詞である。<br />
:;「パプテマス・シロッコ…!そのプレッシャーを止める!」<br />「シロッコ!一握りの天才だけで変えられるほど、世界は小さくない!」<br />
::[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と戦闘した際に、発生する特殊戦闘台詞。互いにトップクラスのニュータイプではあるが、ニュータイプとしての自分の力を過信し地球圏を掌握を目論むシロッコをいかに危険視しているかがわかる。<br />
:;「グラディス艦長が言っていただろう。人は想いと力を持つって」<br />「人はわかりあえる…」<br />「それは幻想かも知れないが、その努力もしないのなら、俺達は滅んでも仕方のない生物かも知れない」<br />
::第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」シナリオエンドデモより。本作の名場面の一つである[[アーガマ]]のMSデッキで、互いを誤解しすれ違いを繰り返した[[シン・アスカ|シン]]・[[アスラン・ザラ|アスラン]]・[[キラ・ヤマト|キラ]]の3人が和解する場面で、彼らを後押しするような形で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共にフォローを入れた台詞。<br />
::ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督の「人はわかりあえる」「ニュータイプとは人間と人間とが誤解なく分かり合える人」、ガンダムSEEDシリーズの監督である福田己津央監督の「想いと力」「言葉を介さなければ人間は分かり合えない」という2大監督が提示した、歴代ガンダムにおける究極的なテーマが一つに融和した名シーンでもある。これによって刃を向け合っていた3人の心は一つになったのである。<br />
:;「戦いをやめろ、シン!自分の意志で戦っていない君を討つ気はない!」<br />「目を覚ませ、シン!今の君はすがるものを求めて泣いている子供と同じだ!お前には、まだ帰る所がある!それを思い出すんだ!!」<br />
::第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」に於けるでシンとの戦闘前会話より。アムロなりに彼を心配した台詞と言える。原作とは違い『Z』では[[ZEUTH]]のような存在がある分、まだ救われていたのかもしれない。<br />
:;「人は過ちを繰り返す…。人類全体でも個人でもな」<br />「だが、それに気づけば、やり直す事はできるはずだ。…違うか、キラ?」<br />
::の原作ルートでシンが自軍に戻り、キラと出会って彼から謝罪された際、自分の過ちを認めながらも自分やレイが貫いてきた信念による戦いも完全に否定する事が出来ずに苦悩するシンとキラにかけた言葉。この言葉によって互いに苦悩してきたシンとキラの二人が和解する事になる。<br />
:;「あの男は過去の傷をエーデル・ベルナルにすがる事で癒そうとした」<br />「奴の凶行は弱さの裏返しだ。そんなものは覚悟でも信念でも無い…」<br />
::ランド編第59話「塗り潰される明日」より。[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]が戦死した後の台詞。<br />
:;「見せて欲しいな…。シャア・アズナブルの逆襲ではなく、今のあなたの望む未来を」<br />
::同上。カイメラの不正を告発しようとする[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を後押しして。わざわざ『逆襲』と言うのはスタッフの遊び心だろう。<br />
:;「何より、あのふざけた男が3人もいるとは!」<br />
::最終話「俺の未来、お前の未来」より。ジ・エーデルが並行世界の自分を呼び出した際の台詞。確かに常人には理解しがたい性格を持つジ・エーデルが3人もいたことで悪態をついてしまう。しかし、[[スーパーロボット大戦V|後々の]][[スーパーロボット大戦X|作品で]][[エンブリヲ|実によく似た力と人間性を持つ男]]が、同じ芸当を見せる時が来ようとは…。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]<br />
:<br />
:;「たとえ、この世界が守るべき価値が無いのだとしても、世界を守ってから変えていけばいいさ」<br />
::バックストーリー メモリー第3話「この世界の真ん中で」より。時空修復作業まで6時間を切る中、安定した世界に対して期待と不安交じりで思いを馳せるZEUTHクルーへ前向きに捉えるよう促す。<br />
:;「言っている事は理解出来るが、そんな事を人間が人間に行う事が許されるものか…!」<br />「その場に居ない人間が、無差別に人を裁くなどあってはならない…!」<br />
::シークレットエピローグ第2話「執行者」より。[[エグゼクター|エグゼクターシステム]]の意図が「地球再生」を免罪符とする人類の淘汰である事を知り、システムを仕掛けた黒歴史時代の開発者へ怒りを募らせるが、傍らにはアムロの怒りを沈黙を以って見守るクワトロの姿が有った。<br />
:<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:<br />
:;「何もしゃべる必要はない、クワトロ大尉。あなたが迷っているのなら、俺が目を覚まさせるまでだ…!」<br/>「自分が正しいと思うのならば、俺を力でねじ伏せてみろ!」<br />
::第34話宇宙ルート「白き牙」に於けるクワトロとの戦闘前会話。'''説得する気ゼロどころか、殴り飛ばす気満々である'''。おそらくこの後、多くのプレイヤーのνガンダムが百式に鉄拳制裁を行ったであろう。<br />
:;リボンズ「やっとこの時が来たね、アムロ!決着をつけようじゃないか!」<br/>アムロ「哀れだな、リボンズ。戦いの勝敗でしか、己の存在を示す術を知らないとは」<br/>リボンズ「僕の力を前にして敗北の言い訳かい?」 <br/>アムロ「イオリア・シュヘンベルグの望みは人類が力を獲得する事ではない!人と人がわかり合う事で新たな時代を創り出す事だ!お前のように他人を支配する事で自己を確立するような者の存在などイオリアも世界も望んでいない!」<br/>リボンズ「そうまでして僕を怒らせたいのかい?」 <br/>アムロ「まだ理解できないのか、リボンズ!お前が真に人類の未来を望むのなら、その力を世界のために使え!それこそがお前に与えられた使命のはずだ!」<br/>リボンズ「そうやって人間に仕えるために僕は生まれたんじゃない!」 <br/>アムロ「それは違う、リボンズ…!」<br/>リボンズ「黙れ、アムロ!僕はリボンズ・アルマーク!この世界を導くイノベイターだ!」 <br/>アムロ「孤立した魂…。これだけの力を持ちながらもお前はイノベイターにはなれない…もう俺の声も届かないなら、その業をこの手で掃ってやる!」<br />
::第56話ゼロ・レクイエムルート「BEYOND」、第58話黒の騎士団ルート「革新」に於けるリボンズとの戦闘前会話。自らの有用性を証明しようと、人間を支配しようとするリボンズをそれでも導こうとするアムロ。だが、リボンズは自身の存在の優位性が揺らぐことを恐れるように、否定を続ける。平行線にもならない、もはや違えるだけとなったこの関係に決着をつけるべく、純粋種のイノベイターと同じ存在であるニュータイプが仮初の支配者に牙を剥く。この一連のセリフは、主人公である刹那のセリフより遥かに長い。<br />
:;「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者…。その資格をお前は持っていない」<br />「お前は[[イノベイター]]ではない。そして、人間でもない…!」<br />
::第32話「メメントモリ攻略戦」より。自身を神と称し、人も他のイノベイターも同列に見下してのぼせ上がる[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対して。自分以外を駒としか見做せず、独裁者の如き物言いを繰り返すリボンズを痛烈に批判する。<br />
::かつて自身が[[ソーラ・レイ]]で感じた「人の命が溶けていく感覚」の話をリボンズが一笑に付したことで、完全に彼の器を見限ったと思われる。<br />
:;「奴等に教えてやるんだ! 人の意思が一つになる事の本当の形を!」<br />
::第58話黒の騎士団ルート「革新」より。イノベイター、バジュラを操るグレイスとの決戦。無理矢理に意思を統合させ、猛威を奮うグレイスにアムロとヒイロは刹那にトランザムを使えと促す。そして、緑色の粒子が宇宙を伝わった時――一つの奇跡が生まれた。<br />
:;「いい機会だから、はっきり言っておく」<br />「俺は何かを犠牲にした変革も誰かが人の在り方を強いるのも認めるつもりはない」<br />
::エンディングより。トレーズの事で思いを馳せるクワトロに対して。『第2次Z』ではクワトロの迷いに積極的には干渉しなかったアムロだが、やはり思うところはあったようでしっかり釘を刺し、クワトロも「その言葉を覚えておく」と笑顔で返した。[[シャア・アズナブル|そして……。]]<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:<br />
:;「カミーユにヒイロにシンにキラに刹那…おかしい、後[[ガロード・ラン|2人ぐらい]][[ロラン・セアック|ガンダムのパイロット]]がいたはずなのに…」<br />
::ガンダム勢が集まった時に発した衝撃発言。これは[[哀しみのサクリファイ]]の手によって彼らに関する記憶を封印されてしまったため。正確には[[ジャミル・ニート|もう]][[ウィッツ・スー|3人]][[ロアビィ・ロイ|ほど]]いるのだが。<br />
:;「シャア…これがお前の答えなのか!!」<br />
::[[ネオ・ジオン]]の新たな代表として就任したシャアを見ての激昂。机を叩くようなSEと『Z』・『第2次Z』でのシャアの動向を思えば、その失望感がよく解る。<br />
:;「忘れるな、バナージ。ユニコーンを殺戮のマシンにするか、しないかはお前にかかっている事を」<BR/>「それと目の前で誰かを死なせたくなかったら強くなるんだ」<BR/>バナージ「大尉も、そうだったんですか?」<BR/>「…今ここにこうして俺がいるのは、多くの人が生命を捨てて俺を助けてくれたからだ」<BR/>「リュウさん、マチルダさん、ウッディ大尉、スレッガーさん…」<BR/>「今でも、その人達の事を思い出す事がある」<br />
::ボーナスシナリオ「新世代とニュータイプ」より。バナージに対して。<br />
:;「人類は文明を手にした…それはプロメテウスの火なのか…」<BR/>「だが、それによって人は世界を広げ、冷たく暗い宇宙さえも生活の場としていった…。そして、人は新たな可能性を見つけた…」<BR/>「その先に何がある…! 教えてくれ、ララァ!!」<br />
::第32話「忘却の霧の中」でパラダイムシティに飛ばされる中でのうわ言。己の手に余る科学を手にした人類は、その力によって宇宙へと進出し、新たな生活圏を求め、そして宇宙での身体たるモビルスーツが生まれた。暗く冷たい宇宙で生きていくために人はわかりあうことを求め、そして彼のような存在が生まれた。それをなさしめたのは、鍛冶の神に準えられ、地球を離れて尚発展を続ける人類――――「火の文明」。<br />
:;「ずっと気になっていた。君の事を知っているような気がして」<BR/>「だけど、俺が知っていたのは君じゃなかった。誇りのため、信じた未来のため……そして、君のためにソロモンで最後まで戦ったあの人だった」<br />
::メリダ島ルート46話にてオードリーに対して。ところで、容姿はどう考えても[[ドズル・ザビ|その人物]]の面影なんか影も形もないはずだが、さすがはニュータイプというところか。<br />
:;「甘ったれるな!」<br/>「彼女を止める気も救う気もないのなら、この場から消えろ!」<br />
::メリダ島ルート48話にて、暴走した[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]と[[シャンブロ]]を撃つことをためらうバナージに対して。撃たなければ多くの人が死ぬ、かといってロニを止めて救うそぶりも見せないバナージの中途半端さを、先輩として、大人として厳しく叱責する。この言葉の先に、バナージに何をさせるかはプレイヤー次第である。<br />
:;「お前は…確かにシャアだ…」<br />「お前は…強い。お前はシャアから迷いを取り去ったような男だからな」<br />「だが、弱さを持たないお前に…誰も愛していないお前に世界を背負う事は出来ない!」<br />
::第57話「BEYOND OF THE TIME」より。シャアに変わってアクシズを落とそうとするフロンタルに対し、一度は彼をもう一人のシャアとして認めるが…。<br />
:;「訂正するぞ。フル・フロンタル。やはり、お前はシャアではない…! それどころか、赤い彗星でもない!お前のような男に世界を任せるわけにはいかない!」<br />
::直後に、フロンタルがアクシズ落としを確実にするために前線から離脱する事を決めるという「シャアならば絶対に取らない行為」をした事で、決別。改めて世界を守るために戦うことを誓う。<br />
:;「来たか…!」<br />
::アクシズ落としのタイムリミットが迫る中、フロンタルを抑えられない面々。猛攻が続く中、アムロはかつて感じた波長を感じ取る。それは最大の敵であり、戦友でもある男――ジオンの赤い彗星。この後、地球へ落ちゆくアクシズを舞台に、流星と彗星が共闘する。<br />
:;(だが子供だからこそ、クェスは素直に自分を出せた。それがお前との違いだ、ハマーン…!)<br />
::同シナリオにてクェスの参戦条件を満たしていた時。シャアに馴れ馴れしくするクェスを「小娘」と毒づくハマーンに対して。<br />
:;「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」<br />
::地球へと落下をはじめるアクシズに張りつき、時空修復のための時間を稼ごうとするアムロたち。この後、地球と宇宙に祈りのための時間が訪れる。男は女たちを護るために、女たちは男たちの戦場へ祈りを捧げるのだった。祈りを捧げているキャラクターの比率が女性に傾いているのが、このイベント最大の見所。女性のみなら丁度『哀・戦士』の歌詞ピッタリだった。なお、[[DVE]]である。<br />
:;アムロ「俺は見てみたいんだ。人が向かう先を。いつか本当に、人が時間さえも支配できる日が来るのかを」<br/>シャア「ララァとの出会いがきっかけか……」<br/>アムロ「昔の話だ」<br/>シャア「お互い、過去は捨て切れんようだな」<br/>アムロ「過去じゃない。大切な思い出だ。それと共に前に進んでいくさ。俺達も、人類もな」<br />
::「決戦の銀河」シナリオデモにおけるシャアとの会話。1万2000年の環を廻る戦いの中、アムロが望んでいるのは、人の進化の行きつく先を見ること……人が時間さえも支配する、その時を見ること。いつか来るべき日のために、白き流星と赤い彗星は思いを新たにする。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:<br />
:;「俺達は……文明を手にした…そして、道具を…ガンダムを手にした…ガンダムは…戦争の中で生まれ、世界を焼き、その中で俺達は数え切れない罪を犯しながら、前へと進んでいく…世界を炎に包みながら、人は進化していく…それが…火の…文明…」<br />
::中盤のマクロスルート第20話「未知なる恐怖」にて、謎の空間でのうわごと。「火の文明」とは、人が自ら造り上げた力により、戦い、傷つき、その果てに得る進化のことであるらしい。そしてアムロは、最初に[[ガンダム|火の文明の利器]]を振るった…。<br />
:;アムロ「いい加減に気付け、フロンタル!そのアンジェロこそが、お前がシャアとは違う事の証だ!」<br/>フロンタル「何?」<br/>アムロ「お前とシャア…アンジェロとギュネイ…。そこには大きな違いがある。ギュネイはシャアの背中を追いかけた。いつか、それを超えようとするために」<br/>[[アンジェロ・ザウパー|アンジェロ]]「子飼いにまで反抗されるとは哀れな男だ」<br/>「そうじゃない。それは、シャアがギュネイに未来を示した結果だ! だが、フロンタル!お前はアンジェロを肯定しただけだ! お前はアンジェロに今を与えたが、それは奴を成長させる事にはならない! 奴は永遠にお前の下にいるだけの男だ!」<br />
::[[ネオ・ジオン]]ルート第40話「赤い彗星の未来」にて。<br />
::ただただ肯定して下に置くだけで、理解しあう事も先に進ませることもさせなかったフロンタルと、それを当然のものと甘受し続け、自分で考えることを放棄したアンジェロに対し、何度も正面からぶつかり合い、だからこそ最終的には理解しあい認め合うことが出来たシャアやギュネイたちと彼らとの決定的な差を「証」として突き付け、切り捨てる。<br />
:;「人間は火という力を手にして文明を築いた。だが、初めて火に触れた人間は、その熱さに恐れ戦いただろう…」<BR/>「それを乗り越えた時、人は進化を…未来を手に入れた! 現状を維持するだけのお前達はこれより先に進むことは出来ない!」<br />
::上記のセリフののち、フロンタルたちに対して切った啖呵。<br />
::先導者たる男は語る。火とは大いなる力。扱い方を間違えれば全てを焼き尽くす熱。その恐怖を乗り越え、火を使いこなしたことによって人は進化し、未来を手に入れた。そうして生まれた人の手による力……それこそがガンダム。人の手による力は、人を生かし、また滅ぼしもする。人は人である以上、戦うことからは逃げられない。しかし、そうして戦い続け、血を流し続けた先に、確かに未来がある。<br />
::獣の血は争うことで進化し、水の交わりは融和することで進化し、風の行き先は切り開くことで進化していく。そして、その先にある火の文明―――己の創りしものと共に、己の手によって進化する文明。ガンダムの存在はいつだって、時代の先駆けだった。文明の利器といえるガンダムを最初に使い、今も進化を続けるアムロはガンダムと共に駆け上がっていく。現状維持に終始するフロンタルでは、決してたどり着くことのない場所―――太陽の輝きへ。<br />
:;「放っておけばいい」<br/>「年がら年中、世話を焼くだけが親切じゃない。特にニコラにはな」<br />
::第42話「炎」の開幕時、あがりの恐怖に怯える[[ニコラス・バセロン|ニコラ]]の荒れた言動が元で和の乱れた[[トップレス]]たちを気遣うバナージたちに対して。<br />
::一見、子供に付き合っていられるかとばかりに冷たく突き放している風であり、クェスにもそれを指摘されるが…(後述)<br />
:;(ニコラの焦りと苛立ち…。[[一年戦争]]の頃、ブライトにガンダムを降ろされそうになった時の俺と同じだ…)<br/>(今となれば、笑い飛ばす事も出来るが、あの時は自分の全てを否定されたように思えた)<br/>(結果として、俺は[[リュウ・ホセイ|リュウさん]]を失った…。あの後悔をあいつにさせたくないな…)<br />
::上記の直後の[[戦闘前会話]]でのモノローグ。<br />
::かつて、増長の末にアイデンティティを喪失しかけ、そして大切な仲間をも喪った悲しみと後悔を、あがりの恐怖に怯え苦しむニコラに重ねており、同じ過ちを繰り返させまいと考えていることがわかる。<br />
::もっとも、極限状態も同然の状況で戦い続けたにもかかわらず、それを省みないばかりか自らを個人的に恐れ[[ガンダム]]から降ろそうとしていた当時の[[ブライト・ノア|ブライト]]の器量の小ささにも問題があったと言え、一概にアムロが悪いとは言えないが…。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]<br />
:<br />
:;「敵意が無邪気すぎる…君は?」<br />クェス「敵…」<br />「来るんだ! 君はそこにいてはいけない! 人の死によってしか目的を果たせないような者に利用されれば、君も死人に引っ張られるぞ!」<br />クェス「あ…わかる、わかるよ。あなたの言おうとしている意味が…。あたし、クェス。あなたは?」<br />「アムロだ。クェス、一緒に来るんだ」<br />クェス「うん!」<br />
::シーン6「ペンタゴナワールド編」第29~30話「ジオンの血」のクェスとの[[説得]]台詞。本作では原作と違ってクェスが素直な性格なのか、説得もすんなりうまくいっている。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:<br />
:;「…僕も、そしてカミーユも…かつてジオンのパイロットに心を奪われた時があった」<br />「結果は…想像に任せるよ。だけど、覚悟はしておいた方がいい。これは…戦争だからだ」<br />
::第1部地上激動篇シーン3「世界編」終了後。[[アイナ・サハリン|アイナ]]を追って消息を絶っていたシローが[[ガンドール]]隊へと戻った際、彼の行為を咎める事無く自らの経験を静かに語り、覚悟を促す。「想像に任せる」という言い回しから、アムロが決して拭いきれないトラウマを抱えている事をシローも悟った。<br />
:;「ぼくたちは死にに行くわけじゃない。このくらい明るい方が、ちょうどいいかもしれない」<br />
::第1部地上激動篇シーン4「魂の故郷編」自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ドレイク城に攻め込む直前、[[エル・フィノ|エル]]&[[ベル・アール|ベル]]が同行する事になり一気に[[ガンドール]]隊が賑やかな雰囲気になった事で、思わず苦笑しながら発した台詞。<br />
:;「シャア…次、会う時は…敵同士かもしれないな」<br />
::第3部銀河決戦篇エンディングより。去り際のクワトロを敢えて「シャア」の名で呼び止め発した不吉な予測。この発言に、傍らで聞いていたチェーンは激しく動揺する。<br />
:;「邪気が…消えた!?」<br />
::第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。クェス死亡時の台詞。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「ホワイトベースにも難民はいた。だが、俺は彼らほど明るくは振舞えなかった…」<br />
::リアル系ルート第1話「異邦人」or「スパイ」より。ケーン達の軽いノリを目の当たりにし、自分が初めてガンダムに乗った時のことと対比してブライトにこうこぼした。呆れているようにも、ある種うらやましく思っているようにも見える。<br />
:;「修正の後、営倉行きか。何年かすれば、これも笑い話になる。…僕にも経験があるからね」<br />
::リアル系ルート第2話「妹たちの戦い」or「ギガノス包囲網」より。台詞通りの処分となったケーン達を見て、一年戦争当時の騒動を思い出しての発言。が、当事者のブライトの居る前で迂闊に発言してしまったせいで、即座に当時の事情をばらされてしまう。<br />
:;「必要ない。僕のあとは、カミーユが、ジュドーが、ルーが…若い世代が引き継いでいく…!俺も奴も、そのための礎になれればいい…!」<br />
::最終話。[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]の「闘争を日常とする世界であれば君も再び輝かしいニュータイプへの道を歩める」という言葉を否定して。<br />なお「奴」が指す人物をヴィンデルは見抜けず「奴…?」と呟いている。<br />
::だがアムロと同年代で、彼が「奴」と呼ぶニュータイプ、と言えば…[[シャア・アズナブル|ガンダムファンやスパロボプレイヤーなら容易に想像がつくだろう]](というよりも、[[あちらの世界]]では当人の名前の事情により、ヴィンデルが分からなかった事もある)。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:<br />
:;「鉄也君達がうらやましいな。僕は、戦ってお礼をもらった事なんてないから」<br />
::第7話「危うしマジンガーチーム!!」にて、星見アミューズメントパーク戦で[[剣鉄也|鉄也]]が負傷しながらも守り抜いた少女が、お礼に少ないお小遣いで安い花ばかりの花束をくれたのを目の当たりにして。原作でも誰かの命を守るために戦った事はあれど、それに対しては明確なお礼を一つも貰えた記憶はないため、本心から羨望を抱いているのが分かる。<br />
:;「いや、こんな事になってしまったのは、ニュータイプとして戦果を残した僕にも責任があるような気がしてね」<br />
::第20話「ダブルエックス起動!」のシナリオデモにて。[[ニュータイプ]]研究所に[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[エルピー・プル|プル]][[プルツー|姉妹]]が捕えられていると聞き、誤解なく分かり合える人類である筈のニュータイプが戦争の道具として軍事利用されてばかりいる現状に悲観に暮れた台詞。[[一年戦争]]の頃に成り行きで[[ガンダム]]に乗って、大切な人や仲間達を守りそして生きるために必死で戦い、たまたま多大な戦果を上げたばかりに、軍部が戦闘力のみに注目してこのような事態を引き起こしてしまったため、責任を感じずにはいられなかった。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:<br />
:;「…シャア、俺に殺されにきたのか」<br />
::第1話「惑乱の宇宙で」にて、軟禁を解きに来たシャアに向けて言い放った台詞。アムロにしては珍しく殺気立っており、「地球が消滅した」と話すシャアやゼクスの話をすぐには信じようとせず、彼らに対してかなり怒っている。この後、シャアから協力を要請され更に激昂してしまうが、結局、渋々シャアの要請を受ける事に。<br />
:;「冗談じゃない! 貴様たちがやろうとしたことと、たいした違いなどありはしない! シャア、貴様まさか、このままやらせようなどと考えているんじゃないだろうな!?」<br />
::第22~24話(ルートにより変動)「壮絶!巨大ローラー作戦!」にて、ベスパの地球クリーン作戦に肯定的な意見を出したゼクス達に対して敵意をあらわにする。<br />
:;「これが…破滅の、力だというのか、これが…くっ」<br />
::最終話「デザイア」にて、[[ルイーナ]]との最終決戦で、何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]に勝機を見出せず、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ'''恐怖のあまり震え出した'''台詞。今までのシリーズで様々な作品のメンバーを率いて陣頭に立っていたアムロも、これには戦慄せざるを得なかったのである。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:<br />
:;「だが、これだけは言えるな。あいつはシャアではないし、シャアになる必要もないと思っている」<br />
::ロンド・ベルルート第24話、独自ルート第25話のファクトリーイベントより。Zシリーズと異なり、[[フル・フロンタル]]を1人の人間として見ている事が伺える。<br />
:;「俺が…君のお父さんの生命を奪った事を知っているんだな…」<br />ミネバ「はい… …戦争だったのです。あなたのせいではありません」<br />「そう言ってもらうと救われた気持ちになる。だから俺は…君の言葉を信じ、シャアを否定する君の理想を後押ししたい」<br />
::第36話の冒頭。ミネバに対して彼女の父ドズルにとどめを刺したことに対する会話。Zシリーズとは異なる二人の関係を表している。<br />
:;「フル・フロンタル!カミーユの言葉を理解しろ!」<br>フロンタル「そうやって私を否定するのか?」<br>「そうじゃない、フロンタル!お前にはお前の役割があるはずだ!誰かのために生きる必要はない!」<br />
::第36話より。完全否定したZシリーズとは正反対の対応である。<br />
:;(エンブリヲと同一視された事に怒ったのか…?)<br />
::第50話より。ジュドーから「[[エンブリヲ]]と同じように遊び半分なのか!?」と過去改変をする理由について問われた[[レナード・テスタロッサ|レナード]]の反応を見た時の心中の呟き。<br />
:;「そして、戦うのは俺達だけじゃないようだ」<br />
::通常ルート第51話「因果の果てに」より。フロンタルが加入する為の条件を満たした際のシーン。邪神たちを迎え撃つ際にフロンタルが現れるのを予感して微笑む。<br />
:;「ヒステリー…なのか?」<br />
::通常ルート最終話イベントより。威厳に満ちていた姿から、突如感情的になった[[ネバンリンナ]]の様子を見て、呆気に取られた際の言葉。<br />
:;「俺も愛というものを本当は分かってないかもしれない」<br/>「大丈夫だ、チェーン」<br/>「誰かが誰かを想う気持ちが世界と人を前に進ませる…。その事は信じられる」<br />
::最終話における[[ネバンリンナ]]との戦闘前会話より。[[ララァ・スン|かつて心を通わせた人]]からも'''「人を愛していない!」'''と言われてしまったことがあるためか、少なからず「人を愛していない」ことに対して自覚していたように捉えられる。<br />
::だが3行目の台詞で、まさに愛とは何かについてアムロなりに説いている。<br />
::直後ネバンリンナはアムロとまるで心を通わせてしまったかのように、'''「それが人の進む先…」'''と呟いていた。<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:<br />
:;「こうしてエースの称号を得て、祝福されると何だか不思議な気分になる」<br/>「それはあくまでアムロ・レイ大尉の軍功であり今の状況とは違う」<br/>「そうだな…。気分としては学生の頃に何かをやって表彰された時の気分に近いのだろう」<br />
::エーストークにて。軍人の立場から解放された形でエースの祝福を受けた際の率直な感想を述べている場面。<br />
:;「悪趣味だな…。別の世界に来たというのに、そんな服を着るとは…」<br />
::宇宙ルート第21話「未知の宇宙」より。異世界に召喚されたにもかかわらずネオ・ジオンの総帥服を着るシャアを見て。シャア曰く「私なりの責任の取り方」。後に地上での別働隊と合流した際に、ホープスにロンド・ベルの制服を用意してもらう。<br />
:;「君はキンケドゥ・ナウから…未来のシーブックからアル・ワースに転移した話を聞いた事があったか?」<br>「もし、君の知るキンケドゥがここにいるシーブックならば、初めて君に会った時、その存在に驚いたはずだ」<br>「未来は不確定だ…。ここにいるシーブックが、君の知るキンケドゥになるとは限らないんだ」<br />
::宇宙部隊ルート第22話クリア後のファクトリーでの[[トビア・アロナクス|トビア]]との会話。<br />
:;「人類の未来を語りながら、あくまで個人のエゴで働く…。そういう男だ、シャアは」<br>「シャア…。ララァの生命を奪った俺の後悔をお前も繰り返すつもりなのか?」<br />
::対ミスルギルート第33話「シャアの迷い」より。迷いを断つ為にかつて自分達が将来を期待していたカミーユを討とうとするシャアの姿は、かつて自分が[[トラウマイベント|起こしてしまった悲劇]]を繰り返す事以外何物でもなかった。そして[[シーブック・アノー|シーブック]]からの真っ直ぐな批判を受けて、新たな決意を胸に、自分達と共に戦うシャアに期待を寄せる。<br />
:;「面白い存在だろ?」<br />
:;「呆れんばかりのバイタリティだろ?」<br />
::対ミスルギルート第34話「完全な世界」にて。和解したシャアと共に未来の若者達に早速、興味や期待を抱く。<br />
:;「どういう意図かはわからないがむざむざやられるつもりはない」<br/>「敵が俺を狙ってくるのなら囮役をやるまでだ」<br>甲児「大丈夫なんですか、それ!?」<br>鉄也「あの人には野暮な質問だろうな」<br>[[シモン]]「了解だ、アムロさん!その代わり、あんたに近付く連中は片っ端から叩き潰す!」<br>[[アンジュ]]「あなたの光に惹かれてきた奴等は飛んで火に入る夏の虫って奴ね!」<br>[[クリム・ニック|クリム]]「このクリム・ニックを無視した報いをあいつ等には与えねばなるまい」<br>[[イオリ・アイオライト|イオリ]]「連中に教えてやるさ…!エクスクロスは、アムロさんだけじゃないってのを!」/[[アマリ・アクアマリン|アマリ]]「あの人達に教えてあげましょう!エクスクロスは、アムロさんだけじゃないって事を!」<br>「頼んだぞ、みんな」<br />
::第35話「さらなる高みへ」にて、ミスルギに協力するモビルスーツパイロット達と戦う直前での仲間達とのやりとり。自ら囮役を担うアムロに対し、[[エクスクロス|仲間達]]もそれぞれ[[サンソン|合点]][[ハンソン|承知]]と言わんばかりに戦いに赴く。異世界に飛ばされても最強パイロットとして強い存在を持つアムロであった。<br />
:;「この勢いと強い意思…!これが若さか…!?」<br />
::同話での[[マスク]]との戦闘前会話。…相手に若さを感じて、思わず呟いてしまう展開はもはやお約束か?<br />
:;([[Hi-νガンダム]]…。本来の歴史の中で、俺はこの機体に乗ったのだろうか…)<br/>(今は考えない…。俺が今やるべき事は、この無意味な戦いを終わらせる事だ…!)<br />
::同話にて、Hi-νガンダムに乗り換えてからの初戦闘時。遥かな未来からの来訪者から受け取った、さらなる高みへと至ったνガンダムと共に、最強の兵士が[[アル・ワース]]を駆け抜ける。<br />
:;「不思議な感覚だ…。もう親父は、俺の人生から完全に消えたと思っていたのに…」<br/>「まさか、こんな所でその名前を聞く事になるなんて」<br />
::ボーナスシナリオ「アムロ・レイの夢」にて、[[ハッパ]]からヘルメスの薔薇の設計図の、[[ガンダムタイプ|G系]]の始まりの技術者としてテム・レイの名前を見つけたと聞いた際に。<br />
:;「家庭を顧みなかった親父の事なんてもう関係ないと思っていたが、やっぱり、俺はその血を引いているらしい」<br/>「元の世界に帰り、そこが平和の世界になったら、本気で考えてみるのも悪くないな…」<br/>「戦いから離れて、メカと共に生きる自分ってものを…」<br />
::同話より。ちなみに第4次や第3次αなど、平和になった世界でアムロが戦場から身を引き、テストパイロットや研究者という形で「メカと共に生きる」という結末を迎えたスパロボはこれまでにも存在する。<br />
:;「何だ、あの女のエゴは…」<br />
::第46話「新たなる皇帝」で、[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に対して。分かり合うための能力を持っているだけに、己の目的と欲望に何処までも忠実なマリアンヌに、引いてしまう。<br />
:;「それがわからないから、お前は滅びる!」<br />
::通常ルート最終話「ここにある世界」で、因果応報の末路を辿るにもかかわらず、未だに往生際の悪さを見せる[[魔獣エンデ|エンデ]]に向けての至言を言い放つ。<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:<br />
:;「竜馬か…! 随分と…その…ワイルドになったな」<br />
::第33話「誓いのガンダムファイト」冒頭にて、竜馬と再会した際の台詞。<br />
::OVA版の竜馬を初めて見たプレイヤーの意見を代弁するかのような台詞である。<br />
:;「そりゃな。ブライトがお前達に感化されて、殴ってきた時の事は忘れられない」<br />
::第43話シャア共闘ルート「シャアの思惑」より、竜馬の励ましが分かりにくいと言ったところ、甲児から「俺達流の気合の入れ方は嫌だろ?」と返されて。<br />
:;「おかげで、この歳になってもファンネルを使う時には声が出てしまう」<br />
::同上、あの頃のロボット乗りはみんな気合と根性でやってたと言われ、自分の場合は甲児と竜馬の影響も大きいと答えて。<br />
:;「って言うが、竜馬…。人間離れしたお前に普通を語られてもなぁ…」<br />
::同上。ニュータイプでも普通の人間と変わらないと言われて。<br />
::元々シリーズでも成熟した姿で登場することが多くしっかりとした振る舞いが目立つアムロが、珍しくフランクに喋っている。<br />
:;「お前がどれだけ絶望を振りまこうとも俺とベルトーチカには希望がある!」<br/>「お前のような奴に教えられるか!」<br/>(今わかったよ、ララァ…。守るべきもののために戦う事の意味が…)<br />
::第49話「果てしなく広がる未来へ」における[[デボネア]]との戦闘前会話。絶望を突き付けるデボネアに対してその一言を断ち切るように言い放つ。それは「自身が守るべきもののために命を懸けて戦うこと」が一体何であるのかを初めて理解した瞬間でもあった。<br />
::シンプルな台詞であるものの、その言葉には意志の強さと不屈の精神、そしてベルトーチカと共に歩む未来への希望が表れていることが確認出来る。<br />
:;「人の事をわかったような口の利き方…。それにすがる者もいるだろうが、俺は好きになれない」<br/>「何よりお前は俺の事を何一つわかっちゃいない…!」<br/>「俺は苦しみの果てに希望を見つけた! だから、俺は戦える!」<br/>「そして、その希望を守るためにお前の計画をここで止めてみせる!」<br />
::第51話A「タキシードは明日に舞う」および第51話B「夢と復讐の果て 」における[[カギ爪の男]]との戦闘前会話。まるでアムロの全てをわかった気になったように同情の言葉をかけるカギ爪の男に不快感を露わにすると共に、彼がアムロの本質を何も見ていない事を突き付ける。[[ララァ・スン|大切な人]]を失った悲しみをはじめ、長く苦しんできたアムロも、今では[[ベルトーチカ・イルマ|愛する人]]を得て、旧友や後輩達と共に在り、ライバルとも和解する事ができた。そして、愛する人との間に、新しい命が芽生えようとしている。新しい命と希望を守るために、アムロは世界から希望も可能性も奪おうとする人の形をしたエゴの塊に銃口を向ける。<br />
:;「Dr.ヘル! お前の10年越しの野望は俺達が終わらせる!」<br/>「それは、これまでの話だ…! 俺の人生は、まだその先がある!」<br/>「そうはさせるか! 俺にだって未来に進む権利はあるはずだ!」<br/>「終わらせるぞ、Dr.ヘル! お前の野望と俺の少年期を!」<br />
::第52話A「無限の光」および第52話B「可能性を越えて」における[[Dr.ヘル]]との戦闘前会話。世界を否定しリセットを企てる十年越しの仇敵との決着を着けるべく、「子供」から「大人」になったアムロは少年時代にやり残した因縁を清算する戦いに臨む。<br />
:;「モコナがチャーミングだからさ」<br/>「光がチャーミングだからさ」<br />
::ボーナスシナリオ「妖精達の午後」にて、活躍した[[モコナ]]に対してと、その後に自分にもとねだった[[獅堂光|光]]に対して。<br />
::かつてCLAMPのもこな氏がTwitterで発言した要望が元ネタであると思われる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:<br />
:;「目的を果たさずに死ぬつもりか、ドモン・カッシュ!?」<br />
::バーサーカーモードにて暴走するアレンビーに戸惑うドモンに対しての檄を飛ばす。<br />
:;アムロ「俺達と同じにはならなかったか…。余計な心配だったようだな」<br />クワトロ「ああ…。そうでなくては、人の未来に期待など持てんよ…」<br />
::カミーユが無事にフォウの救出に成功してのやり取り。原作では見られなかった、どこか温かな光景である。この時点ではクワトロもまだ人の未来に希望を持てていたようだが……<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「艦長代理、あまりブライトを困らせないでやってくれ」<br />「奴はああ見えても恐妻家っぽい所があるんだ」<br />
::第16~17話「Blue meets White」にて、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]&[[レイン・ミカムラ|レイン]]のロマンスに自分と[[ブライト・ノア|ブライト]]の関係をダブらせ、シンパシーを寄せる[[エマリー・オンス|エマリー]]へ苦笑交じりに釘を刺す。何気に、[[ブライト・ノア|ノア]][[ミライ・ヤシマ|夫妻]]間のパワーバランスを熟知しているような台詞でもある。<br />
:;「そうであるなら、俺からは言うことはない。また頼りにさせてもらうぞ、シャア」<br />
::第18話「火星からの逃亡者」 でクワトロと再会した際に。シャアがハマーンとの戦いから迷いを抱き始めた事を見抜きつつも、それでも逆襲ではなく一人のパイロットとしてギガノスとの戦いに臨む決意を固めた事を認め、全幅の信頼を口にする。『MX』ではシャアは最後まで人類への希望を捨てないのでアムロとシャアも物凄く良好な関係になっている。<br />
:;「人間の可能性を甘く見るな…!お前が自分の興味のためだけに全ての人間の未来を閉ざすなら…」<br />「俺は一人の人間としてお前のやろうとすることを否定してやる!」<br />
::最終話「約束の地」にて、「人間の力で[[AI1]]を止める事は不可能」と嘯くエルデに対し、その傲慢さを断罪する。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:<br />
:;「…わかりました」<br />「でも、中尉を死なせたりしません」<br />「ここまで来たんです。誰一人欠ける事なくこの戦いに勝つんです」<br/>「うちの隊長の口癖です。…約束ですよ、スレッガー中尉」<br />
::第18話「ソロモン攻略戦(前編)」の追加場面より。「悲しいけどこれ、戦争なのよね」とおなじみのセリフを残し[[ビグ・ザム]]に特攻を仕掛けようとする[[スレッガー・ロウ]]に対して。隊長とはもちろん[[シロー・アマダ]]のこと。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:<br />
:;([[刹那・F・セイエイ]]…そして[[キラ・ヤマト]]と[[三日月・オーガス]]…)<br />(どこの世界でもガンダムと少年に縁があるのは、何の因果なのか…)<br />
::第一章1話「箱庭」冒頭シナリオデモより、別ワールドのガンダムパイロットたちを見て胸中想う。<br />
:;「常に勝利をもたらすガンダム神話か。そんなモノは偶然に過ぎないというのに」<br />
::第一章22話「飛べ、宇宙に向けて」冒頭シナリオデモより。直後の刹那の沈黙が示すように、[[ソレスタルビーイング|ガンダムは絶対に勝利をもたらすものではない]]。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記]]<br />
:<br />
:;「コール!ガンダム!!」<br />
::初めての戦闘にて、ガンダムを転送する際、叫んだ台詞。νガンダム乗り換え後は呼称もそれになる。何気に[[ドモン・カッシュ|後輩]]より先に「呼べば出てくる[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」を実現させている。<br />
:;「……かなしい人ですね」<br />
::ダンに復讐の虚しさを説かれ、それを理解しつつも親友の敵討ちを止める事ができない風見志郎を見て。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
=== 旧シリーズ ===<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:<br />
:;「ああ、そうか。あまりややこしいから、そのあたりは省いていたんだ」<br />
::第13話(『S』では第14話)「浮上」より。[[バイストン・ウェル]]について、報告書では何も書かれていなかったというブライトの指摘に対して。確かに異世界に飛ばされた先でさらに別の異世界の住民と出会ったというのはあまりにややこしい話である……が、省いてしまっていいのだろうか。<br />
::ちなみに『[[スーパーロボット大戦F|F]]』ではちゃんと報告書に書いたようで、ブライトもバイストン・ウェルについて把握していた。<br />
:;「管理職なんて、性に合わない事をやらされてたからね。君達もそうだったろうが、こっちも大変だった」<br />
::第27話(『S』では第28話)「グランゾンの謎」より。マサキから「(EXから)2か月くらいしか経っていないのに老けた」と驚かれて。さらっと流しているが、'''15~16歳だった少年が2か月で20代前半~後半まで年取ってた'''のだから驚かれて当然である。ちなみにアムロが管理職をやってたのはブライトが左遷されたため。つまり、'''アムロが数か月で老け込むほどの激務をブライトは常日頃こなしている'''事になる……。ブライトと違い正規の軍教育を受けておらず、デスクワークに必要な教養が欠けているという点は考慮する必要があるとは思うが。<br />
<br />
=== αシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]<br />
:<br />
:;「赤いザク…!? まさか…」<br />「ジュ、ジュドーか…脅かすな」<br />
::第43話「プルとアクシズと」にて[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が隠しユニットの[[シャア専用ザク]]に乗って現れた時の台詞。<br />
::その狼狽はシャアの裏切りを予感したのか、はたまたこんなレシプロ同然の機体が現存していたことに対する純粋な驚きか。<br />
:<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:<br />
:;「ハヤト…また太ったか?」<br />
::第26話「相容れぬ存在」と「謀略の大地」にて。[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]の通信からの再会の台詞。<br />
::確かにハヤトの言う通り、見た目で思ったことを本人に言うと失礼であるがアムロも大人であるため、冗談だと切り替えた。<br />
<br />
=== Zシリーズ ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
:<br />
:;「ガンダム先輩って…」<br />
::第43話宇宙ルート「ロゼの決意」より。刹那に忠告を送っている際に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]にガンダム先輩と呼ばれたことに唖然とした表情を浮かべる。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:<br />
:;「火消しの風のはずが、今日は煽られて大炎上だな」<br />
::第17話依頼を受けるルート「善意のトレスパス」より。ノインに問い詰められるゼクスを見て。うまい事を言ったものである。<br />
:;アムロ「ん?」<BR/>カミーユ「アムロさん……もしかして、あの人…」<BR/>アムロ「言うな…!」<BR/>カミーユ「でも…」<BR/>アムロ「何も言うな…!」<br />
::第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。[[赤城龍之介]]のスピーチを聞いてのリアクション。赤城の元ネタでもある[[シャア・アズナブル|自身のライバル]]の若き日の台詞回しに、白き流星は何を思ったのか。<br />
:;カミーユ「あの台詞も…」<BR/>アムロ「言うな!」<br />
::同上。撃破された赤城の「認めたくないものだな」を聞いて。なお、アムロとカミーユはこの少し前のステージで'''[[シナンジュ|通常の3倍のスピードで飛び回る赤いモビルスーツ]]に乗った[[フル・フロンタル|シャアを思わせる謎の男]]と戦っている'''のがミソ。<br />
:;「何度目だろうな、この台詞……」<br />
::第38話宇宙ルート「沸きあがれ、いのち」より。無限芭蕉実拳が発動、それに対しヒビキが「アクエリオンのトンデモ」と言ったのに続き、桂が「こういう展開なら大歓迎」と言ったのを受けて。<br />
:<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:<br />
:;AG「成長しましたね、アムロ様」<BR/>アムロ「な、何だ…?」<BR/>AG「ワタシ…てっきり、νガンダムを取り戻しにいくのは自分のオモチャをとられた子供の心理かと思いましたよ。それとも、あれですか?僕が一番うまくガンダムを使えるんだ…ってやつかと…」<BR/>アムロ「参ったな…。昔の話を出されると何も言えない」<BR/>AG「またまた…!そんな大人ぶったことを言わずに時には昔の激しいアムロ様を見せてくださいよ。ギレン・ザビの演説に切れてモニターを素手で叩き割ったり…[[セイラ・マス|パツキンさん]]とシクヨロやったりしていた頃のアムロ様はどこにいったんです?」<BR/>アムロ「何の話だ、それは…?一年戦争の時の俺に関するトンデモ本の内容か?」<BR/>AG「これは失礼しました!ワタシ…色々と勘違いしていました!」<BR/>アムロ「勘違いって…」<BR/>AG「先ほどの発言は忘れてください!ビーム・バズーカの直撃なんてありませんから!」<BR/>アムロ「ちょっと待て…!何の話だ、それは!?」<BR/>AG「申し訳ありません!そろそろDトレーダーの開店時間ですので!」<BR/>アムロ「そんな強引な話題の変え方をしたら、余計に気になるだろうが!」<br />
::蒼の地球ルート6話クリア後のDトレーダーでのAGとのやり取り。「うまくガンダムを~」の辺りまではアムロ本人も覚えがあるようだがそれ以降のAGのいう「激しいアムロ様」が取った行動には本作のアムロには覚えがなく、さらにそれが勘違いだとわかるや否やAGはすぐに強引に話題を切り替えてしまう。最後のアムロの台詞の際彼の'''顔グラが相当取り乱したものになっている。'''<br />
::上述のとおり、元ネタは岡崎優の漫画版と富野監督直々による小説版である。ついでに言うと、漫画版ネタは[[第2次スーパーロボット大戦α|以前にも]][[ツグミ・タカクラ|振られた事がある]]。<br />
::…そしてスパロボもこうしてアムロのトンデモエピソードを増やしているような気が…?<br />
:;「俺は…アストナージのサラダを食ったから」<br />
::DLC「戦わざるもの食うべからず」にて、シモンが再現したニアの手料理を拒否する際の台詞。それは[[死亡フラグ|ある意味]]ニアの手料理よりも遥かに危険な気がするが…。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:<br />
:;「大尉、打ち合わせをしよう」<br />クワトロ「名案だ」<br />
::第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」で[[左近寺公三|左近寺博士]]のスパルタなランニングに、歴戦の勇士である二人はちゃっかりと打ち合わせの名を借りてバックれ、[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にも「あ!ずるい!」と非難されてしまった。<br />
::…ただし、アムロにとってはランニング逃れの方便だけというわけではなく、共に戦ううちに薄々気づき始めたクワトロの[[シャア・アズナブル|正体]]やその真意を問いただすため、という理由もあった(しかし、クワトロの方は本気でバックれるためだけに打ち合わせに賛成したとも受け取れる発言をしている)。<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:<br />
:;「なら、こういうのはどうだい。[[マーチウィンド|マーチ・ウィン]]…」<br />
::「結成 特殊独立戦隊」より。部隊名を決める際のアムロ案。[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]に「そ、それは、色々と問題が…」と止められてしまう。某作の権利問題と、担当シナリオライターが同じであることをネタにしたものと思われる。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:<br />
:;「ここで中断とはいい判断だ。疲労はつまらないミスを生むものだからな」<br/>「ゆっくり休んだ後で再開して欲しいが、その前に一ついい事を教えよう」/「ゆっくり休んだ後で再開して欲しいが、その前に一つ忠告がある」<br />
::中断メッセージにて。ここまでは何らおかしくないが、本作のアムロは台詞が新録されておらず、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』からこのメッセージを使い回しているので、前者では[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]を呼びつけて説明させる、後者では「こんな戦いを続けていたら、本気で人類はもたないぞ…!」と、無理矢理な繋がりになってしまっている。<br />
::『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』ではタッグバトルとDトレーダー会話の解説だったため他作品に流用が効かず、(アムロは中断メッセージに登場する機会が意外に少ないため)他の中断メッセージから流用することもできない影響だと思われる。<br />
::ちなみに『X』『T』でも古谷氏の新録がされなかったため、そのまま流用されている。特に『T』では古谷氏が[[フェーダー・ゾーン|別口で収録に参加]]していたにもかかわらず、アムロは新録がなかった。加えて、音声の新録があった『30』でも流用されている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:;「真面目だな。案外、政治家に向いてるんじゃないのか? ヒゲでも生やせば、それらしく見えそうだ」<br />
::1章Part7「ディスインフォメーション」でブリーフィング用の原稿を用意するブライトに対して。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』や『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]]』ネタだが、ブライトは「これ以上の気苦労を背負いたくない」と言った上で「'''髭は一度生やしてみたが、ハサウェイやチェーミンに不評だった'''」と返している。<br />
::ちなみに『[[SDガンダム外伝]]』世界には実際に髭を生やしている「船長ブライト」が存在するが、'''恐ろしく似合っていない'''。<br />
<br />
== 主な搭乗機体・関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4#.E6.90.AD.E4.B9.97.E6.A9.9F.E4.BD.93.E3.83.BB.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムwiki]を参照。<br />
<br />
=== 劇中での搭乗機体 ===<br />
;[[ガンダム]]<br />
:説明不要の元祖ガンダム。パイロット共々伝説となった。<br />
:;[[コアファイター]]<br />
::<br />
:<br />
;[[ガンキャノン]]<br />
:セイラが無断でガンダムで出撃した時に乗った。<br />
;[[ガンタンク]]<br />
:序盤でハヤトと一緒に乗る事も。<br />
;[[リック・ディアス]]<br />
:復帰後初機体となった[[モビルスーツ]]。復帰戦で[[ブラン・ブルターク|ブラン]]の[[アッシマー]]を撃墜するという凄腕を披露した。<br />
;[[ディジェ]]<br />
:[[リック・ディアス]]の地上戦闘型。追加設定で「[[ガンダムタイプ]]」にしたかったとか。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』で搭乗。<br />
;[[リ・ガズィ]]<br />
:『[[逆襲のシャア]]』序盤に搭乗。シャア以外には優勢だったものの、シャア搭乗の[[サザビー]]には歯が立たなかった。<br />
;[[νガンダム]]<br />
:此方も説明不要のアムロが自ら設計した専用機。パイロットと合わせてUC90年代最強のガンダムとされる。<br />
;[[Hi-νガンダム]]<br />
:『ベルトーチカ・チルドレン』のνガンダム。<br />
:『[[MSV|CCA-MSV]]』では、νガンダムの発展型。<br />
<br />
=== 他作品での搭乗機体 ===<br />
;[[ジム]]<br />
:『THE ORIGIN』で搭乗。<br />
;[[G-3ガンダム]]<br />
:小説版にて搭乗。<br />
;[[フルアーマーガンダム]]<br />
:ガンダム(もしくはG-3ガンダム)に増加装甲を施したMS。漫画『機動戦士ガンダム0079』で搭乗。<br />
;[[シュツルム・ディアス]]<br />
:小説版ΖΖで搭乗。[[プルツー]]の乗る[[サイコガンダムMk-II]]を撃破する。<br />
;[[ガーディアル]]<br />
:『サンライズ英雄譚』で搭乗。<br />
<br />
=== 関連機体 ===<br />
;[[NT-1アレックス]]<br />
:NTのアムロ用に開発されたが、アムロが搭乗する事はなかった。<br />
;[[νガンダムHWS装備型]]<br />
:[[νガンダム]]に追加装甲をした形態。反乱の早期終結のためプラン中止となった。 <br />
;[[アマクサ]]<br />
:アムロ搭乗機の学習型コンピュータの戦闘データを基にするバイオ脳をパイロットとして搭載した無人機。<br />
<br />
=== SRWでの搭乗機体 ===<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のセツコ編ではフラグ次第で黒い機体に搭乗する。<br />
;[[ディジェSE-R]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』にて搭乗。<br />
;[[量産型νガンダム]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での参入時に搭乗。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でもサブミッション「荒野を一人往く」で久々に搭乗している。<br />
;[[マジンガーZ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』にて搭乗。シナリオ上ではアムロが操縦し、同乗している甲児がアドバイスする形になっている。<br />
<br />
== 声優について ==<br />
*アムロ・レイの[[声優]]である[[声優:古谷徹|古谷徹]]氏は'''「内向的なメカいじりの好きな少年というアムロの人物像は、ロボットアニメの主人公としては本放送当時類例の無いタイプだった」'''と回想しているように、暗中模索しながらキャラクターを作り上げたこと、それ故か思い入れが非常に強いことをしばしば述べている。<br />
**故に、ファンサービスも込めてかイベント等でもアムロになりきった発言をする事もあり、度々ファンを沸かせる。<br />
*古谷氏は[[ガンダムシリーズ]]においては「アムロ以外のキャラは演じない」事を信条としていたが(『[[機動新世紀ガンダムX]]』において、当初は[[D.O.M.E.]]を古谷氏が演じる案もあったが、監督の高松氏の意向で取りやめになっている)、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で[[シャア・アズナブル|シャア]]の声優である[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏が[[ギルバート・デュランダル]]を演じたのを契機に、『[[機動戦士ガンダム00]]』にて「古谷徹」として[[ナレーション]]を担当している。<br />
**さらに、『機動戦士ガンダム00』では、[[イノベイド|イノベイター]]の首魁にして[[ラストボス|本作のラスボス]]である[[リボンズ・アルマーク]]を演じた。ただし、同作の水島精二監督の意向で「蒼月昇」名義でクレジットし、番組終了後のイベントで古谷氏である事を公式にアナウンスした。<br />
*アムロは声付きのスパロボ作品では、他キャラクターと比べて新規収録の回数がとても多い。<br />
**ほぼ毎回新規収録が行われる理由として、アムロ・レイが世間一般にロボットアニメヒーローとして認知されている事、そして新規参戦する新しい[[ガンダムシリーズ]]との共演で、それらのキャラクターとの掛け合いが収録されているからである。<br />
**原作と違ってアムロが[[νガンダム]]搭乗時に「行け! フィン・ファンネル!」と叫ぶのが、先述のように古谷氏の発案である事は有名な話である。<br />
*古谷氏が自身の演じたキャラクターに敬意を込めて製作したトリビュートアルバム『HEROES〜to my treasure〜』収録のアムロのトリビュート曲「眠ったままでは」と「ララの夜想曲-nocturne-」は、富野由悠季監督(井萩麟名義)が作詞を手掛けた。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機動戦士ガンダム]]』の企画当初の段階では、アムロ・レイの名前は「'''本郷東'''」であった。まるで、[[地名]]か某改造人間の様な名前である。<br />
**『機動戦士ガンダム』放映直前に玩具屋向けに配布された資料である『クローバー製品カタログ1979年前期版』において、アムロ・レイは「'''アムロ峰'''」という名前で紹介されていた。<br />
*富野由悠季監督は『Ζ』でアムロをガンダムに乗せなかった理由については「'''アムロをガンダムに乗せてしまったら、本作の主役であるカミーユの存在感が薄れてしまうから'''」とコメントしている。『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』で[[兜甲児|前作主人公]]が[[マジンガーZ|前作主人公機]]に乗って登場し、[[剣鉄也|本来の主人公]]の存在を喰ってしまった例が過去にあったり、「次回作にガンダムに乗った前回作主人公を出した」という事例としては『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』や『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』が挙げられるが、特に後者は結果的に富野氏の危惧がそのまま的中してしまっている(前者の場合はそもそも序盤は[[トビア・アロナクス|「本来の主人公」]]はガンダムに乗っていない新兵同然なので[[キンケドゥ・ナウ|「前作の主人公」]]が目立つのは当然と言えば当然であり、むしろ、「前作主人公」[[ベラ・ロナ|「前作ヒロイン」]][[ザビーネ・シャル|「前作主人公のライバル」]]がすべて揃っている状況でありながら最後まで一貫して「本来の主人公」の冒険譚としても描かれている。そもそも『クロスボーン・ガンダム』は「ダブル主人公方式」と考える事も可能。)事を考えると、作劇面では間違った判断ではなかったと言える。ただし、『Ζ』におけるアムロの扱いに不満を感じるファンも存在しており、商業面ではこれを「アムロの持つ人気を商売に活かせず持ち腐れにしてしまった」という見方をすることもできる<ref>一部の媒体で『Ζ』時代のアムロがガンダムタイプのMSに乗るような設定や描写がされているのは、このことに対するフォローなのかもしれない。</ref>。(上述の『SEED DESTINY』は商業的な成功を重要視して企画されており、「新旧三人の主役の対立を描く」という趣旨のもと前作主人公を主役兼ライバルキャラとして続投させたのは、作劇と商業のバランスを考慮した故と思われる。結果はともかくとしてだが)。<br />
*『冒険王』で連載された[[漫画|漫画版]]ファーストにおいては、アニメ版に比べて[[熱血|熱血漢]]的な描写が目立っている。<br />
*[[小説|小説版]]ファーストでは、[[民間人]]ではなく連邦軍曹長、及びパイロット候補生になっている([[カイ・シデン]]、[[ハヤト・コバヤシ]]も同様)。また年齢も引き上げられ<ref>U.C.0080年時点で20歳。</ref>、さらには[[セイラ・マス|セイラ]]とも付き合っていた。TV版と同じくニュータイプとして覚醒、終盤ではシャアとも分かり合うもののルロイ・ギリアム(未参戦)搭乗の[[リック・ドム]]に撃墜され、戦死している。しかし死した後も彼の思念は仲間を導いた。<br />
*小説版『ΖΖ』ではアウドムラのクルーとして行動しており、[[ベルトーチカ・イルマ]]と共に登場し、[[ジュドー・アーシタ]]達と言葉を交わしている。この際は[[カラバ]]のパイロットとして、[[シュツルム・ディアス]]に乗ってダカール襲撃やダブリンからのアーガマクルー打ち上げの防衛に参加した。そして、[[ハヤト・コバヤシ|戦友であり幼馴染]]の死を目の前で見ることになる。こちらでも前作同様宇宙に上がることはなかったが、行方不明になった[[シャア・アズナブル]]が何らかの行動を起こす事を確信しており、彼との決着のためにいずれ宇宙へ上がる決意を固めていた。<br />
* 『U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ』に付属する映像特典『機動戦士ガンダム 光る命 Chronicle U.C.』においては案内役を務めた。ララァによって遥か未来に導かれたアムロの思念は、[[∀ガンダム|蝶の翼を広げた一機のガンダム]]が文明を終わらせる光景を目の当たりにする。埋葬され灰に沈む地球を見つめながら、アムロが「自分たちが生きて来た時代の意味は何であったのか」を問い直すという形で宇宙世紀作品のダイジェスト映像が展開していく。<br />
*[[歌|歌手]]の安室奈美恵女史曰く「[[多義語|私と同じ『アムロ』という名前]]を持つアムロ・レイには、愛着が沸きますね」との事。<br />
**2009年、安室女史の強い要望によって自身の曲「Defend Love」(アルバム『PAST<FUTURE』収録)のミュージックビデオにおいて'''「二人のアムロの共演」が実現'''している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0002YM73C</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:アムロ・レイ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:あむろ れい}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
アホウドリ売り
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93&diff=407428
ミネバ・ラオ・ザビ
2021-11-13T06:29:10Z
<p>アホウドリ売り: /* 機動戦士ガンダムUC */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mineva Lao Zabi]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムNT}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|伊藤美紀|機動戦士Ζガンダム,機動戦士ガンダムΖΖ}}(TV版Ζ・ΖΖ)<br />平本亜夢(劇場版Ζ)<br />{{声優 (登場作品別)|藤村歩|機動戦士ガンダムUC,機動戦士ガンダムNT|SRW=Y}}(UC・NT)<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士Ζガンダム}}(Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|高橋久美子|機動戦士ガンダムUC}}(UC)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|金世俊|機動戦士ガンダムNT}}(NT)<br />
| 初登場SRW = <br />
; ミネバ<br />
: {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
; オードリー<br />
: {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]<br />[[ユニットパーツ]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 偽名 = '''オードリー・バーン'''<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::スペースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::女]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0079年<br />
| 年齢 = [[年齢::0]]歳(1st)<br />[[年齢::7]]歳(Ζ)<br />[[年齢::16]]歳(UC)<br />
| 出身 = サイド3<br />
| 所属 = {{所属 (人物)|ネオ・ジオン}}軍<br />
}}<br />
'''ミネバ・ラオ・ザビ'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の登場人物。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ドズル・ザビ]]の娘で、[[ザビ家]]直系最後の生き残り。'''ミネバ・ザビ'''とミドルネームを省略する場合が多い。<br />
<br />
=== 1st - 逆襲のシャア ===<br />
『[[機動戦士ガンダム]]』において母親ゼナ・ザビに抱かれた赤ん坊として登場。[[ソロモン]]攻防戦で母と共に脱出。敗残兵と共に小惑星帯にある[[アクシズ]]に向かい、そこで育つ。母親はしばらくして病死している。<br />
<br />
『[[機動戦士Ζガンダム]]』にて7歳に成長した姿で登場。ジオン復興の旗頭として、アクシズの名目上の君主となって[[地球]]圏に帰還した頃には、[[ハマーン・カーン]]の傀儡として歪んだ教育を受けた少女になっており、その姿に[[シャア・アズナブル|シャア]]はハマーンに激昂している。ただし、シンタとクムの前では子供らしいそぶりを見せたことに加え、大人の本心を見抜くほどの感受性も持ち合わせるなど、決して芯まで毒されはしなかったことが窺える。また、シャアやハマーンとの関わりが深い事もあってか、時折の言動を見ても、実は[[ニュータイプ]]として高い資質の持ち主であった可能性が高い。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも同じくハマーンの傀儡としてまつられていたが、最終回でそのミネバが影武者だったことが判明する。本物のミネバは『Ζ』終盤の[[グリプス戦役]]決戦時の混乱の最中、シャアによって連れ出されており、ハマーンはそれを周囲に隠すために替え玉をすげていたのである。しかし、ハマーンは本物のミネバの捜索はあえてしなかったらしく、彼女がミネバを本心ではどう思っていたのか、疑問を浮かばせる<ref>ジュドー達が人質にとった(影武者)ミネバの身柄を見捨てるような強硬な発言をしたときもある。その際はジュドーが譲歩した。</ref>。劇場版『Ζ』では逆に、エピローグでハマーンの手配で[[地球]]に留学している。<br />
<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時には[[ネオ・ジオン]]の象徴として利用する事を良しとはしないシャアの意向で、密かに匿われていたようだ。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムUC]] ===<br />
[[宇宙世紀|UC]]0096年となり、16歳に成長。<br />
[[バナージ・リンクス]]と出会った際にとっさに「'''オードリー・バーン'''」と名乗った。その由来は往年の名女優「'''オードリー・ヘプバーン'''」から(OVA版第1巻では映画『ローマの休日』のリバイバル上映がされており、この名前を名乗る前に一瞬そのポスターに目を向ける演出がされている)。<br />
<br />
自身がジオン総帥として様々な大罪を犯した伯父[[ギレン・ザビ]]の姪である事を強く自覚している為か、誰に対しても毅然とした態度を崩さずにいる。しかしそれはあくまでミネバ・ラオ・ザビとして接しなければならない相手や状況の場合であり、親しくなってからのバナージなど、気を遣わなくて良い相手や状況では年頃の女の子らしい面を覗かせる。<br />
<br />
解放されれば地球連邦政府が崩壊すると言われる[[ラプラスの箱]]を[[ビスト財団]]当主[[カーディアス・ビスト]]が[[袖付き]]に譲渡しようとしていることを知り、それを阻止するため、彼との交渉に工業コロニー「インダストリアル7」に向かった輸送艦[[ガランシェール]]に密航する。「インダストリアル7」への到着後、秘かに船を離れることに成功するが、誤って[[コロニー]]内に弾き飛ばされ、落下しているところを[[バナージ・リンクス]]に助けられる。<br />
<br />
カーディアスとの接触までの下りは原作小説版とOVA版以降で異なり、原作小説版では助けられた後一旦バナージと別れて単独でカーディアス邸に向かっており[[マリーダ・クルス]]との邂逅で追われている事を知ったバナージに再度助けられて共に向かうことになる。OVA版以降は助けられた後も彼にカーディアス邸に案内されており、後述のホットドッグや上述のポスターを見て偽名を名乗る場面もこの時に追加された物。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:リアル系限定でのルート次第で終盤に登場。[[ノイエDC]]の旗頭にされていたが、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の元から逃げ出したところを[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]に助けられた。その後、追ってきたハマーンも[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の[[説得]]に応じてミネバの今後はミネバ自身の意思に任せる旨を伝えて姿を消したため、最終的にはジュドーに引き取られた。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:死んだはずの父[[ドズル・ザビ|ドズル]](の[[クローン]])と再会するが、本能的(NT能力で?)にそれを察したのか、拒絶する。しかし、終盤DCルートで自分を庇ったドズルを父として受け入れる(その直後に再びドズルは死ぬが…)。その後、ハマーンの説得に成功するとハマーンと共に[[ロンド・ベル]]に保護される。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ほぼ原作と同じ流れで行方不明に。本作では生きている父[[ドズル・ザビ|ドズル]]との会話はないが、遠く離れた彼の死を感じ取る。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:前作で行方不明になったままである。前作の状況から[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がどこかに匿っていると思われるが、ハマーン自身もミネバを立てずに自身のカリスマで[[ネオ・ジオン]](ハマーン派)を立ち上げている。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:[[アクシズ]]が[[地球]]圏に出現したときに少しだけ登場。実際は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が動かしているからか、後はほぼ出てこない。<br />
:続編の『第3次Z時獄篇』にて判明するが、このミネバは影武者である為に本物のミネバは『Z』には実は未登場である。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』が初参戦した事で、'''オードリー・バーン'''として初登場。[[NPC]]だが担当声優の藤村氏が[[MIX]]と[[兜シロー]]の2人も担当しているため、[[中断メッセージ]]用に音声収録が行なわれている。藤村氏は初の版権作品への参戦となる。<br />
:今作ではスパロボであまり活かされなかったミネバの影武者設定が使われ、'''子供のミネバは[[偽物]]だと劇中で仄めかされている'''(つまり、[[ホシノ・ルリ|成長期]]や[[マクシミリアン・ジーナス|時空]][[ミリア・ファリーナ・ジーナス|の]][[シモン|歪み]]によるものではない)。その為、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』に出てきたミネバとは別人という事になる。<br />
:中盤で原作通り正体が自軍に露見して、[[Z-BLUE]]から離脱する。離脱するまでは他作品の仲間たちとの交流が描かれることも多く、シナリオ上での扱いも悪くない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:『Ζ』名義の影武者と『UC』名義の本物が両方登場。今回は終始本名で通され、オードリーの名はバナージやヒビキが使うのみだが、EDでは改めてバナージも「ミネバ」と呼んでいる。今回は中断メッセージとDVEでボイスがある。<br />
:オードリーは顔グラフィックが全面的に変えられており、原作終盤の姿になっている…が、原作再現がまだ中盤であるにもかかわらず変えられているため違和感が大きくなっている。<br />
:影武者の方もまた、ハマーンのシャアに対する感情を見抜くという見せ場がある。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]<br />
:名前のみの登場。ネオ・ジオンとの決戦前にハマーンとミネバの関係が説明され、[[マリーメイア・クシュリナーダ|マリーメイア]]と[[デキム・バートン|デキム]]のようなものかと言われる。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:名前のみの登場。第15話で[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]がネオ・ジオンとの調停にアクシズに訪れた時は、ハマーンは「体調が思わしくなく、療養中」と説明していた。一方第17話でノモアに会いに来たグレミーは「コロニーの清涼な環境下で、きわめて御健勝」と正反対の説明をしていた。<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:登場しないが、ハマーンが仲間になった時に[[シャア・アズナブル|シャア]]に「ミネバ様はどうしたのだ?」と訊ねている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:『UC』設定。中断メッセージとDVEでボイスがある。<br />
:今作では[[ブレラ・スターン|ブレラ]]に[[ユニコーンガンダム]]の元に導かれるため[[カーディアス・ビスト|カーディアス]]の最期に立ち会うことになる。第38話以降は、[[戦術指揮]]を担当。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:『UC』設定のNPC。ミネバ・ラオ・ザビ名義で、オードリーとしては[[キャラクター事典]]に登録されない(その為、本編登場前にオードリー名義で登場する[[中断メッセージ]]を見ても登録はされず、事典に飛ぶこともできない)。<br />
:今回は人質にされるイベントがないので、正体が露見しない。後半、[[ナナイ・ミゲル]]の立ち上げた反戦組織[[ラプラス (組織)|ラプラス]]に所属し、戦争以外で戦いを終わらせる方法を模索する。<br />
:自分のために戦ったバナージの目の前で、ジュドーにユニコーンに乗ってみないかと聞くという失言をしてしまう(しかもロンド・ベルルート第24話ではこの件が原因でバナージはNT-Dに心を呑まれかけた)。彼女としてはバナージが無理に戦う必要はない、という気遣いのつもりであったが、逆効果であった。<br />
:色々拗らせたリディに「バナージさえ居なければ俺と一緒にいてくれたはず」とまで言われるが、原作と変わらず彼女の方はリディに全く恋愛感情がない。<br />
:困難ルートEDではネオ・ジオンをフロンタルやナナイに完全に任せた上でザビ家も捨てることを語り、今後の事をバナージと模索する事になる。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:名前が出てくるだけだが、[[一年戦争]]の設定に沿って'''まだ赤ん坊'''である。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が彼女の代理人としてジオンを統率するのは、原作通り。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:『UC』設定。レアリティSSRのサポートユニット。<br />
:2020年10月のイベント「夢と希望の魔法少女」では『Ζ』設定で初登場。ハマーンと共に[[ミンキーモモ]]と共演する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:『UC』設定。支援ユニットパーツとして登場。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:[[アクシズ]]の[[女王]]であったが、テロリストのクーデターで国を追われ、摂政の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]と共に[[ジオン公国]]に隠れ住む。勝手に街に出掛けて迷子になった所を[[アムロ・レイ|アムロ]]達に保護された。その際に買ってもらったタコヤキが大好きになり、アムロにもなつく。<br />
:……なお、それを目撃したハマーンはアムロ達をミネバ誘拐犯と勘違いし、襲いかかってくる。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:シロッコルートにのみ登場。[[ナイチンゲール]]のサブパイロットとして、味方扱いでスポット参戦。[[隠れ身]]や[[復活]]を使える。名称表記は「ミネバ・ザビ」。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[隠れ身]]、[[復活]]、[[愛]]、[[かく乱]]、[[激励]]、[[脱力]]'''<br />
<br />
=== [[戦術指揮]] ===<br />
;精神耐性、精神ポイント20上昇、獲得経験値10%上昇<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で採用。同作屈指の強力な効果である「精神ポイント20上昇」の持ち主で、かつ[[ランカ・リー|他の]][[天海護|2人]]より早いタイミングでその恩恵に与れるのがアドバンテージとなっている。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;箱を求める少女<br />
:SSR。セットしたシューターの攻撃力アップ、回避率大アップ。<br />
:「オードリー・バーン」名義。<br />
;ジオンの遺児<br />
:SSR。攻撃力大アップ。<br />
:「ミネバ・ラオ・ザビ」名義。<br />
<br />
=== 支援効果 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応<br />
|-<br />
!高貴なる祈り<br />
|ビーム軽減III||タイプ強化III(攻撃・回避)||[[突撃]]||[[ユニコーンガンダム]]<br />([[バナージ・リンクス]])<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== [[機動戦士ガンダム]] ===<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:父。ドズル死亡時にはあまりにも幼かったため、記憶に残っていない。『[[F完結編]]』では彼のクローンと対面する。<br />
;ゼナ・ザビ<br />
:母。ミネバがまだ幼い時に他界している。SRW未登場。<br />
;[[デギン・ソド・ザビ]]、[[ギレン・ザビ]]、[[キシリア・ザビ]]、[[ガルマ・ザビ]]<br />
:直接の面識はないが、それぞれ祖父、伯父、叔母、叔父にあたる。<br />
<br />
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===<br />
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)<br />
:[[アクシズ]]時代、ミネバの養育係を務めた。亡き実父のドズルに代わって父親的な存在であった為、非常に慕っており、[[グリプス戦役]]時の再会時に、彼の前でバイオリン演奏をして褒めてもらった事が、心に強く残っている。シャアが[[ネオ・ジオン]]総帥となっていた際には、彼によって匿われていた模様<ref>PSゲーム『機動戦士Ζガンダム』クワトロ編のEDで百式から脱出し姿をくらましたクワトロ=シャアの元にミネバが連れてこられるカットがあり、上述の「ΖΖ以降のミネバはシャアが保護した」という設定はここから発展したものとみられる。</ref>。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にて再会した際には、幼い頃から自分を支えてくれた彼に感謝の意を示しており、シャア自身も彼女の父親代わりとして責任を果たすと誓っている。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:[[ネオ・ジオン]]の摂政。原作ではミネバはハマーンとの保護と養育に関して感謝はしているが、[[ザビ家]]の血を引く自分を利用しているのに本能で気付いているのか、どこか恐れている様子もある。<br />
:一方、劇場版では関係にやや変化があり、ハマーンは子供であるミネバを戦場に置きたくないと気遣っているし、ミネバもハマーンを慕っているようである。スパロボでの両者の関係もどちらかと言うと劇場版に近い。<br />
:『V』では彼女を数少ない友人と呼んでいた。<br />
;ラミア<br />
:ミネバの侍女の一人。SRW未登場。<br />
;シンタ、クム<br />
:サイド2のコロニー内部の湖で一緒に遊んだ仲。SRW未登場。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:『ΖΖ』本編では関わりがほとんど無いが、『逆襲のギガンティス』では[[イデオン|巨神]]のパイロットとして利用されていたミネバを助け出した。<br />
;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]]<br />
:原作では関わりが無いが、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では二人がミネバと友達になって[[アクシズ]]を脱出するシナリオがある。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:原作では関わりが無いが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではハマーンの計らいでミネバの世話役となった。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムUC]] ===<br />
;[[バナージ・リンクス]]<br />
:工業コロニー「インダストリアル7」にて命を救われる。一度はバナージの願いを拒絶するが、やがて彼と惹かれあっていく。<br />
:なお、バナージはオードリーをけっして本名の「ミネバ」で呼ばず、専ら[[偽名]]である「オードリー」の方で呼んでいる。これは君が誰だって構わない(出自や身分は関係ない)というバナージの想いを表している。 <br />
;[[リディ・マーセナス]]<br />
:オードリーの素性を知らないまま、彼女に一目惚れする。<br />
:基本的にオードリー側はリディの事を異性として意識していないのだが、家柄に縛られたもの同士という一種のシンパシーを感じてはいる。『V』では'''バナージさえ居なければミネバは自分と共に歩む道を選ぶことができた'''というかなり拗らせた発言をされているが、前述の通り'''どっちにしろ脈はない'''。<br />
;[[フル・フロンタル]]<br />
:「[[ラプラスの箱]]」を狙う彼を危険視している。<br />
:かつてはその姿に縋ったこともあると述懐しているが、彼自身が実の父親の様に慕っていたシャアを演じようとする姿勢に嫌悪を感じており、フロンタルの真意を知った後には「空っぽな人間」と酷評している。<br />
;[[スベロア・ジンネマン]]<br />
:長年逃亡生活を続けるオードリー(ミネバ)を守り、支えてきた。<br />
;[[マリーダ・クルス]]<br />
:部下だが、彼女の場合はあくまでもジンネマンの方針に従っているだけという印象が強い。<br />
:しかし、物語終盤には昏睡状態にあったマリーダがミネバの呼びかけで覚醒したり、最期の瞬間にも戦死によってこれ以上付き従えなくなったことをミネバに謝罪するなど、ただの部下以上の信頼関係を結んでいたことがうかがえる。<br />
;ダイナーの老主人<br />
:[[地球]]に降りたオードリーと対話したダイナー(食堂の一種)の老主人。<br />
:'''「(初めは善意から始まったことが後に悪い結果を招く場合もあるが、それでも)善意を否定してしまったら、この世は闇だよ」'''という彼の言葉は、オードリーのその後の行動に大きな影響を与えた。<br />
:余談だが、ダイナーの老主人を演じた[[声優]]は、オードリーことミネバの叔父である[[ガルマ・ザビ]]役[[声優:森功至|森功至]]氏である。<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において彼が客のオードリーに対して淹れた「'''ダイナーのコーヒー'''」という[[スキルパーツ|スキルアイテム]]が登場する。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダムNT]] ===<br />
;モナハン・バハロ<br />
:ジオン共和国の外務大臣。彼の計らいでジオン共和国内に匿われているが、彼の目的を快く思ってはいない。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で対面した際には[[ドズル・ザビ|父]]の仇と言うこともあってか頑なな態度を示しており、流石のアムロも負い目を感じずにはいられなかった様である。しかし、後にあることが切っ掛けで和解した。『V』では戦争で人が死ぬのは兵士の責任ではないという考えで最初から良好な関係になっている(これは[[スレッガー・ロウ]]に配慮したといえるだろう)。<br />
;[[クレア・ドロセラ]]<br />
:『第3次Z時獄篇』で幼い外見(年齢不詳)で指導者をする彼女に自分を重ね思い悩む。<br />
;[[フリット・アスノ]]<br />
:『BX』では、[[ヴェイガン]]への憎しみと救世主たらんとする意志が強すぎるあまり、アスノ家が銀の盃条約で廃棄された技術の一部、すなわちAGEシステムを密かに受け継いできた真の意義に気づいていない事を指摘、[[EXA-DB]]とAGEシステムの真実に関する[[サイアム・ビスト|サイアム]]の遺言を伝える。<br />
;[[ブレラ・スターン]]<br />
:『BX』では、彼の手引きによりカーディアスとの対面と脱走に成功、世界を見ていく。<br />
;[[矢沢永吉郎]]<br />
:『BX』では、彼が原作におけるダイナーの老主人の役割を受け持つ。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『V』では、彼女のダグザへの言動に感銘を受ける。<br />
;[[ベルナデット・ブリエット]]、[[モモカ・荻野目]]<br />
:『V』では、彼女達からオードリー自身の雰囲気や振る舞い、言動から高貴な身分の人間ではないかと尋ねられる。<br />
;南光太郎<br />
:『[[ヒーロー戦記]]』では彼に助けてもらい、タコヤキを奢ってもらい、以来タコヤキが大好きになった。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== Ζガンダム ===<br />
;「あぁ! やはりシャア・アズナブルだ! 変わりないようだ! また会えて嬉しい! 遊んでくれたの、覚えているよ」<br />
:2歳頃のことを覚えているかのように、用意した筋書き通りに喋らされ、それを見抜いた[[シャア・アズナブル|シャア]]は激昂する。<br />
;「シャアにもそばにいてほしいものだ。お前は私をいちばんよく分かってくれる気がする」<br />
:バイオリンの演奏を披露した時の台詞。シャアに対して無上の信頼を表わした瞬間。<br />
;「気持ちが悪いのだ。ざらざらする。どこにも行かないでほしい」<br />
:[[エゥーゴ]]によるメールシュトローム作戦決行の直前、ミネバが不穏な空気を感じ取って[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に打ち明けた時の台詞。<br />
:どうやらこの時点で既に[[ニュータイプ]]能力が芽生えている様子。<br />
<br />
=== UC ===<br />
;「私、こんな風に食べるの初めて」<br />
:OVA版第1巻より。コロニービルダーへ[[バナージ・リンクス|バナージ]]と向かう際、生まれて初めてホットドッグを口にした際の台詞。<br />
:良家の育ちであるため、「手づかみで食べ物を食べることははしたない事」と教育されていたのか、少し頬を赤らめていた。俗っぽいことを知らずに育ったお嬢様らしさが見られるシーンである。<br />
;「フル・フロンタルは、あのシャア・アズナブルかもしれないと言われている男です。 ジオン・ダイクンの遺児が、親の敵であるザビ家の末裔を大事にするはずがない」<br />
:OVA版第2巻より[[フル・フロンタル|フロンタル]]が登場する[[シナンジュ]]の脅威により[[ネェル・アーガマ]]が撃沈の危機がさらされ、[[ダグザ・マックール|ダグザ]]はオードリーを人質にとって対抗した。<br />
:その際のジオンの希望の星たるミネバを見捨てるはずがないと言うダグザらに対しての発言。この時期のミネバは恐らくシャア(と言うよりもダイクン家)とザビ家との因縁を知るに至っているものの、その上でシャア個人に対する信頼は変わっていなかったようである。<br />
;「ジオンの武人は貴公等ほど甘くはないぞ。ジオンの軍人なら、この間に[[ラプラスの箱]]につながるものは処分することを考える」<br />「連邦の軍人の矜持、見せてもらおう、ダグザ・マックール中佐。その勇気があるなら、鍵を壊し、私を殺すがいい。さすれば、鍵と私の喪失によって、[[ネオ・ジオン]]に打撃を与えることはできる。あるいは、このまま何もせずに全てを奪われるか。もう猶予はないぞ……!」<br />
:OVA版第2巻より。オードリーは「ミネバ・ラオ・ザビ」として、ダグザが突き付けた銃にも一切表情を変えず、毅然と振る舞う。<br />
:ちなみに、この会話は回線を通じてフロンタルにも聞かせており、彼の翻意を誘うことも意図していたと思われるが、フロンタルには通用しなかった。<br />
;(バナージ、やめて…!)<br />
:自らを守るため、素人同然でありながらフロンタル率いる袖付きにユニコーンガンダムで立ち向かおうとするバナージをブリッジのモニターで見ながら、心の中で叫んだ制止の声。<br />
:自分が人質にされている時にも毅然とした表情のままだったオードリーだが、この時にはモニターに映るユニコーンの背中を、悲痛な表情を浮かべて見つめていた。<br />
;「私にも、生まれついた家というものがあります。[[一年戦争]]の悪名を背負った家です」<br />「私は、政治と無関係ではいられない。また同じ過ちが繰り返されようとしているなら、命に代えても止める義務と、責任があります」<br />
:正体を知った[[リディ・マーセナス|リディ]]から、「なぜ一人で行動を起こしたのか?」と尋ねられた際の回答。<br />
;「リディ、私とあなたの行く道は違う」<br />リディ「そんなこと言ってる場合か!」<br />「私は[[ザビ家]]の女です」<br />「この目でラプラスの箱の正体を見極めます。歪んだ秩序でも、戦争よりはマシだと信じてきましたが、それが人を窒息させるだけのものなら……」<br />リディ「ミネバ……」<br />「[[ドズル・ザビ|父]]や[[デギン・ソド・ザビ|祖父]]のように大罪を犯すことになるのかもしれない……でも私は……」<br />リディ「一人で世界と戦うつもりか!!」<br />「!」<br />リディ「誰も世界が変わるなんて信じちゃいない。みんな自分がいない100年後の世界なんてどうでもいいんだ! そんな奴らのために、そいつらを敵に回して、そうまでして何の意味が……」<br />「一人ではありません」<br />
:OVA版第5巻より。飛行中の[[ガルダ級]]から脱出中に爆発に巻き込まれ[[空]]に落下しかけたところにリディが助けに現れるが、オードリーはそれを拒絶する。<br />
:「一人ではありません」とは、言うまでもなく"自分にはバナージがいる"ということであり、リディの彼女に対する想いはこれで完全に破れる。<br />
;「受け止めなさい、バナージ!」<br />
:リディの助けを拒んで別れを告げ、'''飛行中のガルダ級から[[空]]へダイブ'''した後の台詞。その“声”を聞いたバナージは、ユニコーンを駆ってオードリーを保護した。<br />
:乗っているものこそMSだが、完全に'''「お姫様のもとに白馬に乗って駆けつける王子様」'''という構図である。<br />
:OVA版第5巻のこのシーンでは、自分のところに向かってくるユニコーンを本当に嬉しそうに見つめるミネバの表情が描かれていた。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』・『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[DVE]]。<br />
;「私の知る[[シャア・アズナブル]]は、本当に死んだな」<br />
;「赤い彗星の再来…その力強さにすがった時もあった。連邦に追い詰められた私たちには、他に何もなかった」 <br/>「でも、お前はシャアではない。私の知っているシャア・アズナブルは、人の可能性を信じていた」 <br />
:OVA版第6巻より。一行目は[[フル・フロンタル|フロンタル]]が「サイド共栄圏」構想を披露した際の台詞、二・三行目は交渉決裂後のネェル・アーガマのデッキにて。<br />
:シャアは凶行に走っても、[[ニュータイプ|人の革新]]という普遍的な目標を完全には捨てられなかった(実際の所、シャアの心の奥底にある本当の動機はもっと個人的で身勝手とすらいえるものだったが、あくまでも優先順位の問題という側面が強い)。それに対して、フロンタルは[[アースノイド]]を完全に見捨てるという「現実的」な姿勢に終始したため、オードリーを完全に失望させた。<br />
:『第3次Z天獄篇』ではシャア本人が健在であるため、「シャアはいつでも人の可能性を信じている」と、本人に対して現在進行形で語った。<br />
;「無理よ」<br />「独りじゃ、無理……」<br />「私ひとりじゃ、言葉なんて生まれない。信じて、響きあって……支えてくれるものがなければ、なにも……」<br />「……約束しなさい。必ず戻る、私を独りにしないって」<br />
:OVA版第7巻より。「ラプラスの箱」の処遇は君に決めて欲しい、とバナージに言われたオードリーは、その重い責任を独りきりでは背負えない、と他の誰にも見せなかった弱音を洩らす。<br />
:バナージは無意識に「ミネバ・ラオ・ザビ」に責任を押し付けようとしていたことに気付き、自省の念と共に彼女を弱音ごと抱きしめ、オードリーと二人で「ラプラスの箱」と向き合うことを決意した。<br />
:戦いが佳境を向かえ、ミネバとして振舞わざるを得ない彼女にとって、バナージはオードリー…ただの少女として振る舞い、弱音も言える唯一無二の存在になっていた。<br />
;「私たちはここに残ります」<br />バナージ「オードリー!?」<br />「自信があるのでしょう?やってみなさい。そして、必ず帰ってきて。約束を違えることは許しません!」<br />
:OVA版第7巻より。メガラニカがコロニー・レーザーで狙われるにあたり、ユニコーンのサイコ・フィールドでコロニー・レーザーを防ぐことになったとき、バナージからメガラニカから退避することを勧告されたときにこう返す。バナージに対する信頼と、彼を想う心が、その毅然とした口ぶりの中に感じられる。微塵も疑うことなく彼を一途に信じている。サイアムの言うとおり、バナージもいい連れ合いを持ったものである。<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
;「うん」<br />
;「よく覚えているよシャアが22歳で、ハマーンがピチピチの15歳の時だろ?」<br />
;「あの頃のハマーンはシャアのことで頭がいっぱいで、シャアの方はというと――」<br />
:『機動戦士ガンダム ハイブリット4コマ大戦線』より。<br />
:本編通りにクワトロが「2歳のことを覚えていらっしゃいますか?」と尋ねた瞬間に、笑顔のまま、'''当時のシャアとハマーンの関係を赤裸々に暴露'''し始める。<br />
:クワトロはドン引きし、ハマーンは顔を真っ赤にして制止していることからこちらでは本当に覚えていらっしゃる模様。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;「お父様…!? い…いや!! お父様じゃない!!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「ガラスの王国」より。クローンとして蘇ったドズルに拒否感を示す。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;「お父様の声が…お父様の声が聞こえた……」<br/>「う、嘘だ…。 お父様が死んだりするものか…」」<br/><br />
:『α』第53話にて、父ドズルが生死不明になった事を感じ取る。そして、その事実にミネバは狼狽するのだった……。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;「何だろう、胸がキュンキュンする…」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第17話「善意のトレスパス」/「後の祭りのフェスティバル」より。[[ボン太くん]]を見た時のコメント。[[エルピー・プル|それ違う人です]]。<br />
;「いえ、タコヤキはムンゾに限ります」<br />「昔、そんな話を読んだんです」<br />
:『第3次Z時獄篇』第17話「後の祭のフェスティバル」のエンドデモより。後述の『[[ヒーロー戦記]]』のネタである。<br />
:同作のミネバはこの一件で[[アムロ・レイ|アムロ]]になついていたのだが、こちらでは関係性は真反対でネタだけが拾われているという構図に皮肉が利いている。<br />
;「そういった遠まわしに他人の心を探る権利があなたにあるのですか? それはロボットも人間も関係ありません。恥ずべき行為であると知りなさい」<br />
:『第3次Z時獄篇』第23話「次代を担う者」より。隊内で唯一オードリーの正体を知る[[AG]]が鎌をかけてきたのに対して、毅然と叱責する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;「その気もない癖に、それらしい振る舞いをする…。この声の主、好きにはなれませんね」<br />
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第12話「それぞれの決意」より。[[ロッド・バルボア|ロッド]]と対峙した際に。ロッドの声が[[フル・フロンタル|あの男]]と同じである事に由来する[[声優ネタ]]の一種である。<br />
:さらに言えば、ロッドの本性は粗暴な口調の持ち主なので、彼の本質を見事に衝いた台詞でもある。<br />
;「ガンダムの姿をした生命体…。そんなモノが存在するなんて…」<br />
:『BX』第13話「ガリアンの目覚め」より。[[騎士アレックス]]を見たときの反応。実はスパロボ内で初めてSDガンダムを初見で「生命体」として見たシーンである。今作でも初見の人物達から「[[リオン・榊|超小型のガンダム]]」や「[[田神悠宇|中に人が入っているのでは?]]」と思われているので、オードリーの観察眼の鋭さが分かる一幕。<br />
;「ホットドッグとタコ焼き…バナージへのお土産をどちらにしようかと…」<br />
:『BX』の[[DLC|キャンペーンマップ]]「ハイスピードチェイサー」エンドデモにて、夜店の屋台に関する[[チャム・ファウ|チャム]]と[[地球防衛組]]のやり取りを見ながらの思案。<br />
:[[ヒーロー戦記|いつかどこかで食べた記憶でもある]]のか、タコ焼きに心惹かれるものがあるようだ。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;「・・・ありがとう、モモ」<br />
;「モモのおかげで、自分には及びもつかないものがまだ世の中にはあるのだと知れた」<br />
;「私は・・・今日のことを忘れない」<br />
:『X-Ω』期間限定参戦イベント「夢と希望の魔法少女」最終話「いつかまた会える日まで」より。<br />
:魔法の暴走によってコロニーまで転移しきたモモと出会い会話を交わして立ち去った後、元いた場所へ帰ろうとする彼女の元へ別れのあいさつに駆けつけて。<br />
:戦争という夢も希望もない現実を生きざるを得ない中、ザビ家再興というお仕着せの夢ではなく、魔法や異世界という純粋な夢をモモたちとの出会いを通じて見られたことに感謝の意を述べ、年相応の少女らしい笑顔を見せながらモモたちのことを忘れないと約束する。その純粋な思いが、争乱が絶えず夢も希望も希薄な世界ゆえに弱まっていたモモの魔法を活性化させるのだった。<br />
<br />
=== ヒーロー戦記 ===<br />
;「なに、アカッシと…それはいかん。タコ焼きはムンゾに限る」<br />
:『ヒーロー戦記』のエンディングにて、ハマーンにタコ焼きを作るよう頼んだところ、'''タコ焼きが熱すぎるからとドライアイスで冷ましたものを食べさせられ'''、「アカッシのタコ焼き」であると聞かせられた際に。<br />
:元ネタは落語の「目黒の秋刀魚」。ちなみに、ムンゾとは[[サイド3]]の別名だが、『ヒーロー戦記』においてはアムロ達にタコ焼きを買ってもらったのがムンゾ市だったのでこの発言になる。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『UC』以前の漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』、『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』においても成長したミネバが登場しているが、まだガンダムの公式設定が固まっていなかった頃の作品である為、『UC』とは繋がらない内容となっている<ref>『UC』ではUC0096年の時点で既に0100年にジオン共和国の自治権返上が決まっているが、『ムーンクライシス』では作中の0099年に起きた事件の影響で自治権を返上する、など。</ref>。<br />
**UC0091年を舞台とする『逆襲のギガンティス』では12歳。ハマーンの死後ネオ・ジオン残党によって[[イデオン|巨神]]操縦者に仕立て上げられたため精神的に不安定であり、彼女の恐怖と生きたいという意思に応えた巨神が目覚める中、ハマーンを殺したジュドーとの対話を行うことになるなど、まだ幼い少女として描かれている。<br />
**UC0099年を舞台とする『ムーンクライシス』では19歳。こちらでは「'''メイファ・ギルボード'''」という偽名を名乗っている。もうすぐ妙齢ということもあり、落ち着きのある穏やかな性格となっているが、反面、ジオンの再興のために行った汚い手段を黙認したり、終盤、戦乱の責任を負って死ぬことも厭わなかったり(最終的には主人公らに説得されて生き延びているが)と、ハマーンの傀儡ではなく、自らの意思で指導者として在るための強い意思と覚悟も併せ持っている。また、どこかでレクチャーを受けているらしく[[モビルスーツ]]の操縦もでき、作中でも何度かモビルスーツ戦を行なっている。<br />
*『UC』以後では漫画『機動戦士ムーンガンダム』にUC0092年のミネバが登場しているが、現状では本物なのか影武者なのかは不明となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ミネバ・ラオ・ザビ]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:みねは らお さひ}}<br />
[[category:登場人物ま行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムUC]]</div>
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